キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 22:35:11 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

全日本ユース代表選抜特別試合は2対2の互角の展開を繰り広げ延長戦へと突入した!
熾烈な戦いの最中、眠れる才能を次々と覚醒させていく森崎率いるAチームの仲間たち。
勝利を狙う翼が放つ『サイクロン』をリンダの魔法ブーストでさらに強化した最強のシュートを、
森崎はポストとの衝突を利用した『頑張竜セービング』で見事防ぐ。
そしてPA外からのシュートは絶対に通さない伝説を持つ鉄壁セービングを、
過去にシュートをことごとく失敗してきたアベルが延長後半終了間際に見事得点し、試合を決めたのだった。

ワールドユースへ出場するため、そして世界最高のGKを目指すために森崎はブラジルへ。
アカネイア大陸を復興するため、そしてサッカーリーグを設立するためにマルスは祖国アリティアへ。
二人の若者は歩き出す。それぞれの夢へと向かって。今は別々の道も再び交わることを夢見て。
いつかまた一緒にサッカーをしようという新たな約束を『炎の紋章』に誓うのだった。

それから時は流れ……日本のサッカーは強大な力を手に入れた協会のもとで大きく変貌していた。
日本がサッカー後進国という話はすでに過去のものとなっていたのである。
アジア予選、そして本戦予選リーグにて圧倒的な実力を示す全日本ユースの姿がそこにあった。

今、新たな物語が動き出す。『進化』の力を授けられ、成長を司る数多の『星』に導かれし英雄の手によって。 

☆前スレ
【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1302883824/l50

601 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 22:33:16 ID:???
☆どうしますか?

Aてめぇ…わざと俺の胸に蹴りこみやがったな!(シュナイダーに因縁をつける)
B相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!(ドイツを称えつつ勝利を誓う)
Cまだだ、まだ同点だ。焦るなみんな!(動揺する味方を励ます)
D三杉!早田!どうしてあんなにあっさりと抜かれるんだ!(中盤の守備を叱咤する)
E中山!お前があそこで止めないで誰が止めるんだ!(中山を叱咤する)
F次藤!石崎!ここでブロック出来なくていつブロックするんだよ!(DF陣を叱咤する)
G無言でボールを前線に送りキックオフを促す(すぐに試合再開)
H見上監督に交代を志願する(若林と交代する)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

602 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:34:06 ID:EGr4oo9U
B

603 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:34:57 ID:Ppau1+mg
G

604 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 22:35:11 ID:+2DpXS62
B


Fとか超地雷だなw

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:08:47 ID:???
>B相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!(ドイツを称えつつ勝利を誓う)


森崎「ぐっ…だ、大丈夫だ中山。ちょっとボールが胸に強く当たっただけだ。大したことはない」

そしてシュナイダーの方を見つめ、森崎はこう言った。

森崎「相変わらず強いな…だが、俺達はまだ負けたわけじゃない!」

ワールドユースなど自分の夢の通過点。そう思っていたのが間違いだったのだ。
ドイツは強い。シュナイダーは強い。相手がどれだけ真剣に勝負に打ち込んでいるのかを身を持って思い知らされた。
だが、世界一の称号を得るためにはこんなところで負けるわけにはいかないのだ。
森崎は最後に勝つのは自分たちなのだと強い意志でシュナイダーに言い放った。
それに対しシュナイダーも鋭い眼光をこちらに向けながら淡々と言葉を返してくる。

シュナイダー「残り10分。俺達がもう1点奪い、それでこの勝負を終わらせる。
       モリサキ。この試合…いや、この大会を制するのは俺たちドイツユースだ」

そう言い残すとシュナイダーはすぐさま自陣へと引き返していく。
森崎も心配そうな中山を尻目にボールをセンターサークルへ蹴り返し、キックオフへと備える。

中山「森崎、本当に大丈夫なのか?アイツ、わざとお前の体にボールをぶつけて…!」

森崎「…中山。シュナイダー相手にそんな言葉は通用しねぇんだよ。
   互いの体が砕けようとも全力を尽くしてぶつかり合う。4年前の大会からそうだった。
   次こそ止めてみせる。心配かけて悪かったな。ほら、お前も守備に戻れよ」

中山「……ああ。分かった……。
   (カール・ハインツ・シュナイダー。あれが森崎が認めている最大のライバルの力なのか。
   俺はあの男を止めなくてはいけない。これ以上森崎を傷つけさせない。……絶対に!)」

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:09:54 ID:???
中山はシュナイダーに強い対抗意識を芽生えさせていた。
それは森崎が失点したのにもかかわらず手放しで称えたことに対しての驚きと戸惑いの感情という複雑なものも混ざっていた。
自分が力を取り戻したのは森崎と一緒にもう一度フィールドに立つため。
しかし中山は既にそれだけでは満足できなくなっていた。森崎の助けになりたい。森崎を守りたい。
同じく目立たぬ存在だった自分を評価し、一緒に戦ってきてくれた親友を支えてやりたい。
平々凡々な自分が世界トップクラスのストライカー相手に挑むことなど無謀にもほどがあるかもしれない。
だが、今の中山には力がある。強い願いがより強い力を授けてくれる。あの黒いローブの男はそう言った。
最後にもう一度シュナイダーの方を睨みつけると、中山は自分の守備位置へと戻っていった。

中山「(シュナイダー…お前のシュートは俺が止める。森崎を、俺の親友をこれ以上傷つけさせるものか!)」


※中山の?????がパワーアップしました。


そして日本のキックオフで試合が再開される。
同点に追いつかれてしまったことで、さすがの全日本のメンバーにも動揺が走っていた。
追うものと追われるものとでは追うほうがより多くの精神力を疲弊してしまうもの。
jrユース大会で勝利し、これまで優勢に試合を運んできた日本は
ここにきて一気にドイツに追い込まれたことで焦りが隠せなくなってくる。
それだけドイツがこのリベンジ戦に強い思いを抱いてきたのだろう。


デッドヒート→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→しかし全日本ユースも多くの修羅場をくぐり抜けてきた。得点チャンス!
スペード・クラブ→ついに借りを返す時が来たのだ。ドイツユースがボールを奪う!
JOKER→さらに雨が激しくなってきた。ドイツユースが選手交代してくるぞ!

607 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:11:23 ID:???
デッドヒート→ スペード3

608 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:14:29 ID:???
やばいやばい、ここで得点されたら負ける

609 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:24:03 ID:???
デッドヒート→ スペード3
>スペード・クラブ→ついに借りを返す時が来たのだ。ドイツユースがボールを奪う!


同点に追いつかれ焦りと困惑が顕になりプレイに安定が無くなってきた全日本ユースに対し、
同点に追いつき、良い流れを持続させ一気に力を盛り返してきたドイツユース。
日本に絶対に勝つという明確な意志がチーム全体の士気を盛り立てているのだ。
中盤でのボール争いで、ついにドイツが日本を圧倒し始める。

バコッ!ガガッ!……バシィッ!!

カルツ「ワシも本気でいかせてもらうぜよ!!」

放送「このこぼれ球をキープしたのはカルツくん!
   シェスターくんとのコンビプレーで素早く日本陣営へと攻め込みます!」

岬「し…しまった!(やばいやばいやばい。さすがにここで点を取られたら…)」

松山「くそっ…あと少し、あと少しで俺達の勝ちが見えていたのに!」

放送「ボールは前方のメッツァくんへ渡ります。そしてこのすかさず前方へとパスを繋ぐ!」


全日本絶体絶命→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→この苦しい状況を打破するのはやはりこの男、大空翼だった。
ハート→先ほど良い働きをしたカペロマンへと渡される
スペード→この試合好調のポブルセンへと渡される
クラブ→シュナイダーへと渡される。マーガスを伴いさらに迫ってくるぞ!
JOKER→そのころドイツユースベンチでは…

610 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:24:31 ID:???
全日本絶体絶命→ クラブA


611 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:26:11 ID:???
ここで防げるかが勝負の分かれ目だな

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:34:45 ID:???
全日本絶体絶命→ クラブA
>クラブ→シュナイダーへと渡される。マーガスを伴いさらに迫ってくるぞ!


バスッ!

放送「つながった!メッツァくんのトップスピンパスがシュナイダーくんへと繋がってしまったァ!!」

シュナイダー「いくぞマーガス!全日本ユースの守備陣の弱点はこれまでの試合で浮き彫りになっている」

マーガス「ああ。フランスユースのワンツー攻勢。パスカットに長けたDFがいないのが日本の唯一にして最大の弱点なんだ!」

バコッ!バーン!シュタタッ、バコーン!!

森崎「くっ…よりにもよってワンツーで攻めてきやがった!」

次藤「おそらくわしらのブロックを警戒してるタイ。下手に防ぎすぎたことで相手に強い意識を産ませてしまったタイ」

石崎「ど、どうすんだよ!ドリブルできてくれるならまだなんとか止めようがあったってのにぃ!」

中山「(次藤も石崎もブロックに長けたDFだ。俺もパスカット技はあるにはあるが…)」

森崎「(ちいっ…残り時間を考えればここでの失点は負けを意味するかもしれねぇ。
   だが、相手はこの機会での勝ち越しを狙いすぎて前がかりになっている。
   ここで止めることが出来れば一気にカウンターを仕掛けられるチャンスかも知れない。
   ……なんとしてでも止めなければ。俺は世界一のGKになるんだ。ここで負けるわけには…いかないんだ!!)」

613 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/14(土) 23:36:23 ID:???
☆どうしますか?

A全員カットに向かえ!PAに入り込まれる前にボールを奪え!
B次藤はカットに、石崎と中山は待機だ!
C石崎はカットに、次藤と中山は待機だ!
D中山はカットに、次藤と石崎は待機だ!
E次藤と石崎はカットに、中山は待機だ!
F次藤と中山はカットに、石崎は待機だ!
G石崎と中山はカットに、次藤は待機だ!
H全員待機!しっかりと構えを取れ!
I俺に任せろ!ゴールから飛び出してカットに向かう!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:37:46 ID:jShmPLcY
H

615 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:39:41 ID:Qka7OAzg
A

616 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:45:22 ID:p+aFRpts


617 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:46:49 ID:l99sMDh+


618 :森崎名無しさん:2011/05/14(土) 23:47:55 ID:oP+yL0Ok


619 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/15(日) 11:47:29 ID:???
>D中山はカットに、次藤と石崎は待機だ!


森崎「中山はあの二人を止めに向かってくれ!次藤と石崎は空中戦に備えて待機だ!」

中山「ああ…俺が止める!止めるんだ!(見てろよシュナイダー。お前を森崎には近づけさせない!)」

ダッ!

放送「ここで中山くんが飛び出す!シュナイダーくんとマーガスくんのワンツーパスを止めに向かった!」

シュナイダー「マーガス、前から来るぞ」

マーガス「たった一人で俺たちを止めるつもりか。舐められたもんだ」

中山「(闇のオーブよ…俺の願いに応えてくれ。俺は…俺はもうただ試合に出るだけじゃ満足できない。
   身の丈に合わない望みだというのは分かっている。それでも俺は活躍したい。
   活躍して森崎の助けになりたい。あの頃のように。南葛SCの頃のように……!)」

ボウッ…ギュンッ!!

中山の足元に映るブラジルの燦燦と照りつける太陽が生み出した影がゆらりと動いた。
スパイクから足首へと伸びていく灰色のオーラが中山の御世辞にも速くないスピードをみるみるうちに加速させていく。

シュナイダー「! 速度が上がった…!?」

マーガス「こいつ…!シュナイダー、こっちも飛ばしていくぞ!」

シュナイダー「ああ!(この男……何処を見ている?パスコースでもボールでもない……)」

中山「俺は…俺は森崎の……森崎のためにぃ〜〜〜〜〜っ!!」

620 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/15(日) 11:49:42 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


シュナイダー→! card+ ワンツー61=
マーガス→! card+ ワンツー56=
============
中山→! card+ パスカット52+(?????+10)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーとマーガスが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンがフォロー)(早田がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→中山がボールを奪う!さらにそのままドリブルでカウンターを仕掛ける!

【補足・補正】
中山のカードがハート・スペードで『シャドーパスカット』で+4
その他は>>15を参照してください。

621 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:51:14 ID:???
シュナイダー→ ハートA + ワンツー61=
マーガス→ JOKER + ワンツー56=

622 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:52:15 ID:???
中山→! card+ パスカット52+(?????+10)=

623 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:53:21 ID:???
中山→ スペード10 + パスカット52+(?????+10)=

624 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:54:18 ID:???
まさかのマーガス

625 :森崎名無しさん:2011/05/15(日) 11:59:15 ID:???
二部は中山さんがどうにかなって助けるために戦う展開か?

626 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 19:57:55 ID:???
>>624
意外な伏兵が活躍できるのがこのシステムのいいところですよね。
>>625
それも目的の一つになるかもしれません。
============
シュナイダー→ ハートA + ワンツー61=62
マーガス→ JOKER + ワンツー56=☆

中山→ スペード10 + パスカット52+(?????+10)=72

【攻撃側】−【守備側】
≧2→シュナイダーとマーガスが突破!
※マーガスの技と速さが+1されました。
============
中山「(よくも…よくも森崎を…!よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも)」

シュナイダー「(この男……俺を見ているのか)」

カットに向かってくる中山という選手の視線の先。
それはシュナイダーとマーガスを結ぶパスコースでも、
その二人の間を素早く行き来するボールでもなく。
先ほど森崎の胸に強烈なシュートを叩き込み、同点に追いついたシュナイダーという
憎しみの感情一杯に囚われるほどの存在のみに向けられたものだった。

マーガス「シュナイダー、こっちだっ!」

中山の悍ましいほどの眼力に一瞬動揺仕掛けたシュナイダーだったが、
マーガスの声に我に返ると、冷静に中山のプレスに対して動きを合わせる。

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 19:59:05 ID:???
シュナイダー「(先程のプレイに激昂するお前の気持ちは分からんでもない。
       だが…それは俺達が出会い、戦ってきた世界の頂点を賭ける試合の中では極ありふれた物。
       この選手は4年前には代表には入っていないようだから、このことを知らないのは当然か。
       無知は罪ではない。だが……知らぬことで生まれる弱さを認められないことは大きな罪だ)」

中山「シ ュ ナ イ ダ ァ 〜 〜 〜 〜 〜 ! !」

シュナイダー「マーガス!走れェ!!」

バコッ!!

中山「なっ…!!」

眼の色を変えて驚くほどのスピードでシュナイダーに向かったまではいいものの、
そのあまりにも分り易すぎる動きはパスカットをするに当たってはあまりにもお粗末すぎた。

マーガス「やれやれ。闇雲に突っ込んでくるなんて……猪みたいなやつだな」

シュナイダー「(強い感情が好プレイに繋がることは多々ある。だがあの選手は色々と根を詰め込みすぎだ)」

中山「(くそっ……どうして……何故だ!!俺は力を……手に入れたんじゃ……なかったのか……!)」

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:00:31 ID:???
ガーネフ「ふぇっふぇっふぇ…見てて痛々しいのう。あれほど忠告したというのにさらに力を求めおって。
     残り2試合とはいえ、さすがにこれ以上はあの男の脆弱な肉体ではもたぬかのう?」

周囲の観客にうまく溶け込むために、半袖のアロハシャツで決めるガーネフは隣のラムカーネへと顔を向ける。

ラムカーネ「ちっ……それもこれもあの『まがい物』がしっかり活躍しねぇからだ。
      仮にも俺と同じ能力を持っている分際で…いったいなにをチンタラやってるんだ!」

ガーネフ「くくく……まぁいざとなればすぐにでも向かえを飛ばすから心配はいらぬよ。
     お主のたっての頼みじゃからな。しかし……分からぬな。
     あの夢焦がれる凡人をわざわざ強化して配下に加えずとも他にも多くの手練がいるじゃろうに」

ラムカーネ「……あいつは特別なんだ」

ガーネフ「ふふ……散々人に甘い甘いと言いつつも、お主もなかなか甘いところがあるのじゃのう」

ラムカーネ「うるせぇ。俺はただやりたいようにやってるだけだ。ガーネフの爺さんもそうだろう」

ガーネフ「ああ……そうだとも。じゃからわしらはこうして出会った。互いの隙間を埋めるべくして……のう」

ラムカーネ「(中山……あと少しの辛抱だ。そうすればお前は俺と一緒に……)」

629 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:01:50 ID:???
放送「中山くんを突破したドイツユースのツートップはそのまま日本ゴールへと突き進みます!」

シュナイダー「ダンケシェーンマーガス。さっきは助かった」

マーガス「あの程度の奴にあそこまで接近されるなんてらしくないぜ」

シュナイダー「(確かに先程の選手は代表選手としてはあまりにも動きが雑だった。
       だがプレイとは何か別の……俺を飲み込まんとする負の感情が溢れていた)」

マーガス「で、ここからはどう攻める?さっきのようにドリブルで突っ込むか?
     それとも浮き球を使って派手に決勝点を上げてくるか?」

シュナイダー「そうだな…」


FinishHim→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→バイシクルファイヤーで行く。マーガス、高い球を頼む。
ハート・スペード→やはり一度は全力であいつと戦いたい。ネオファイヤーショットで行く!
クラブ→もう一度ドリブルで仕掛ける。徹底的に一対一を狙っていく。
JOKER→マーガス!あの技を試すぞ!

630 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:04:47 ID:???
FinishHim→ ダイヤ10


631 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:04:52 ID:???
FinishHim→ ハート9


632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:09:01 ID:???
FinishHim→ ダイヤ10
>ダイヤ→バイシクルファイヤーで行く。マーガス、高い球を頼む。

シュナイダー「俺もポブルセンも奴らのブロックの前にシュートを防がれてしまった。
       だからここは相手のブロックを封じていく」

マーガス「つまり…ダイレクトで勝負するってことか。任せな!」

バコォッ!!

シュナイダー「(この時間帯でゴールを奪えれば俺たちドイツの勝利はほぼ確実のものとなる……決める!)」

放送「ああっ!前方高く上げられたボールにシュナイダーくんがオーバーヘッドの態勢で飛び込んだ!」

次藤「jrユースの借りを返したいのはおまんらだけじゃないってことを教えてやるタイ!」

石崎「くそったれ〜〜〜〜っ!!来るならきやがれってんだ〜〜〜〜っ!!」

森崎「こんなところで…世界一のGKの称号を掴む前に負けてられるかぁーーーっ!!」


☆どうしますか?

A飛び出す 消費40 65+(人数補正+3)
Bカウンターパンチで飛び出す 消費220 73+(人数補正+3)
C身構える(さらに分岐)

森崎 670/760

シュナイダー バイシクルファイヤー 71

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:10:45 ID:PutZVUHE
B
セービングだと75が限界だし

634 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:15:00 ID:hoOw8a4s


635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:23:43 ID:???
>Bカウンターパンチで飛び出す 消費220 73+(人数補正+3)

森崎「(ここは人数差を最大限に利用させてもらうぜ!)」

森崎はボールをクリアーに向かう次藤と石崎に続くように拳を固めて飛び上がる。

シュナイダー「このシュートを決めて……俺達が勝つ!イクゾモリサキィ!!」

森崎「勝つのは俺だ!俺たち全日本ユースだ〜〜〜〜っ!!」

放送「シュナイダーくん、次藤くん、石崎くん、そして森崎くんが一つのボールへ飛び込む!
   はたしてこの空中決戦に勝利するのは誰だ〜〜〜〜!」


先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

シュナイダー→! card+ バイシクルファイヤー71=
============
次藤→! card+ クリアー62+(人数補正+3)=
石崎→! card+ クリアー55+(人数補正+3)=
============
森崎→! card+ カウンターパンチ73+(人数補正+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

636 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:24:33 ID:???
シュナイダー→ ダイヤ4 + バイシクルファイヤー71=


637 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/16(月) 20:24:45 ID:???
【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがフォロー)(ポブルセンがフォロー)(早田がフォロー)
≦−2→クリアー成功!松山がフォロー

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ドイツユースが森崎を吹き飛ばしつつ3点目を奪う!残るはロスタイムのみ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ポブルセンがねじ込みに。ゴールは空っぽ)(ラインを割りドイツのCK)
≦−2→森崎が弾いたボールがシュナイダーに直撃!早田がフォロー

【補足・補正】
『バイシクルファイヤー』(吹っ飛び係数2)
次藤のカードがダイヤで『ハイパワークリアー』で+8(吹っ飛び係数3)
次藤のカードがハート・スペードで『パワークリアー』で+3(吹っ飛び係数3)
石崎は『大チョンボ』でクラブ4〜Aでオウンゴール
森崎のカードがクラブで『幼き頃のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

638 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:26:12 ID:???
次藤→ ダイヤK + クリアー62+(人数補正+3)=
石崎→ ハートJ + クリアー55+(人数補正+3)=

639 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:27:08 ID:???
森崎→ スペード6 + カウンターパンチ73+(人数補正+3)=

次藤さん手加減してください

640 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:28:15 ID:???
もう次藤キャプテンでいいんじゃないかな

641 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:33:08 ID:???
最近は、完璧にキャプテン次藤ですねw


642 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 20:41:43 ID:???
まあいいよ、優勝ボーナスさえもらえれば。
第二部がきつくなるだろうけど、森崎のこの引きじゃあぜいたくは言えない

643 :森崎名無しさん:2011/05/16(月) 21:32:58 ID:YQgHe0lU


644 :643:2011/05/16(月) 21:35:23 ID:???
誤爆です。すみませぬ

645 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 00:48:29 ID:???
>>640-641
これは大会MVPに選ばれてもおかしくない活躍ですね…w
>>642
初期値が低くなると言っても序盤の相手はそれほど強くありませんし、
順調にレベルアップを重ねられればすぐに取り戻せるでしょう。
============
シュナイダー→ ダイヤ4 + バイシクルファイヤー71=75>吹っ飛び

次藤→ ダイヤK+(ハイパワークリアー+8) + クリアー62+(人数補正+3)=86

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→クリアー成功!松山がフォロー
※次藤が『インファイト』(接触プレイ時+2)を習得しました
============
ズキンッ!!

次藤「(ぐっ……!また…か、タイ)」

腹の奥から鈍痛が響く。空中にあるボールがブレて見える。
シュナイダーのネオファイヤーショット、ポブルセンのマーダーショット。
二つの凶弾を受け止めたことでのダメージは確実に蓄積されていた。
今の次藤は全力のディフェンスが出来ないほど消耗していた。

見上「(あれだけの破壊力のあるシュートを受け続けてきたんだ。
   一度蓄積されたダメージはそう簡単に回復するものではない。
   この試合、あるいは次藤はもう……)」

がくっ…

石崎「え…?」

森崎「次藤!?」

646 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 00:49:49 ID:???
シュナイダー「(あれだけ俺達のシュートを防いできたんだ。倒れてしまわないだけ立派なものだ)」

疲労が限界を迎えたのか、次藤はガクリと膝を曲げてしまう。
たった一人だけこの空中の競り合いから脱落してしまった。

次藤「(ぐ……これしきの痛みで身動きが取れなくなるほど…ワシは軟弱じゃなか!!)」

ストリートファイトに明け暮れていた時も。サッカーという新たな戦いの場に魅入られた時も。
西ドイツjrユースに手も足も出なかった時も。そして今現在。自分の活躍でドイツユースに善戦している時も。

次藤「(ワシは…次藤洋は、この程度ではやられん……タイ!!)」

次藤一人だけがジャンプのタイミングを遅らせる中、
空中ではシュナイダーが石崎に競り勝ちバイシクルシュートを撃とうとしていた。

シュナイダー「これで終わりだ!もらったぜ全日本!」

次藤「そうはいかんターーーーーーーーイ!!」

今大会ではあまり披露していないが、立花兄弟の空中技の発射台として
次藤は度々前線にあがり約60kgもの政夫と和夫を片足だけで空高く飛ばす脚力を持っている。
つまり両足で一気に120kgの物体を撃ち出す脚力があると言っても良い。
次藤の現在の体重は83kg。そう。スカイラブツインで足にかかる負担は約3/4でしかない。

ぐっ…バッゴォォォォッ!!

シュナイダー「なにィ!?ぐわあああぁぁぁっ!?」

石崎「す…すげぇや次藤!お前のおかげでいなかったらいったい何点取られていたか…」

森崎「(次藤ってこんなに速く、高く飛べたのか?つーか石崎の奴何気に俺に失礼なこと言ってないか?)」

647 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 00:50:49 ID:???
次藤が体制を崩したのは足腰に力が入らなかったからではない。
自らをその強力な発射台で射出するため、膝を曲げてバネの力を蓄えていたのである。
ロケット砲のように飛んだ次藤は頭突きでボールを打ち据えシュナイダーを見事はじき飛ばしたのである。

次藤「(隙がないなら隙を作ればいいだけ。あえて飛ぶタイミングをずらすことで
   シュナイダーの空中の動きを制限させた。油断大敵とはこのことタイ!)」

最も背が高く空中戦に有利な次藤はそれだけ相手に警戒されやすい。
アカネイア同盟軍との特別戦でもマルスに華麗に身を翻され、自慢の守備が空回りに終わったこともある。
今回は遅れてクリアーに向かうことで自分への警戒を削ぎ落したのである。

放送「次藤くんのパワーディフェンスの前にドイツの皇帝が無残にも吹き飛ばされた〜〜!!」

次藤「松山いけタイ!この残り時間で勝ち越し、勝利するのはワシたち全日本タイ!」

松山「わかったぜ次藤!みんな!次藤が創りだしてくれたこのチャンス、必ずモノにするぞ!
   みんなあがれ!なだれ攻撃だ〜〜〜〜っ!!」

クリアボールをフォローした松山は後半終了間際ということもあり、
全員での一斉攻撃。通称『雪崩攻撃』を発動させる。
前がかりになっていたドイツ陣営相手には相当効果のある作戦だった。

シェスター「し、しまった!まさかシュナイダーがあの状況で決められないなんて思わないよ普通は!」

カルツ「嘆いていても始まらん…といっても、さすがにこの状況では…」

人数差が圧倒的に有利な状況を利用し、次々と突破されていく状況にカルツは舌打ちしつつも追っていく。
少しでも進行を遅らせ、なんとか同点で折り返すことが今彼らにできる唯一の事だった。

648 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 00:51:55 ID:???
松山「それっ!三杉!」

三杉「いいぞ松山!岬くん!」

岬「ナイスパスだ二人とも!よし、ここだ!決めてくれ翼くん!」

だがカルツやシェスターの奮闘もむなしく、全日本のカウンターアタックは最高の形で最終地点へと繋がる。

翼「みんなで守り、みんなで繋いだこのボール……日本のサッカーの未来がかかったこのボールだけは!!」

ミューラー「くそぉぉぉっ!!俺は…俺はサイクロンを止めるために…この大会に臨んできたんだ〜〜〜!!」


形勢逆転→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→翼のサイクロンがミューラーを吹き飛ばし日本が決勝進出!
クラブ→ミューラーが意地のパンチングでサイクロンを弾き返す!勝負は延長戦へ
JOKER→そのころドイツユースのベンチでは…

649 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:52:16 ID:???
形勢逆転→ クラブ5

650 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 00:53:03 ID:???
げっ、まさか入らないとは
まぁ活躍の機会が来たと思っておこう

651 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:05:06 ID:???
本スレではこうならないように祈ります・・・

652 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:17:33 ID:???
>>650-651
本スレではまもなくドイツ戦が始まりますね。楽しみです!
============
形勢逆転→ クラブ5
>クラブ→ミューラーが意地のパンチングでサイクロンを弾き返す!勝負は延長戦へ


ミューラー「(この大会、この試合に俺たちドイツユースがどれだけの気持ちで臨んでいるかお前たちにはわかるまい)」

4年前の大会。jrユース大会にて全日本に敗れたドイツjrユースチームは
サッカー後進国に敗れた弱小チーム…とまで言われないものの、
この世代の選手たちには期待が大きかっただけに落胆の声があちこちから囁かれた。

ミューラー「(中には『皇帝』の名を継がせることなどおこがましいにもほどがある。
      ネームバリューだけご立派な、由緒あるドイツサッカーに泥を塗った弱者と
      盛大に罵る記事を書かれることもあった。その逆境を跳ね除け…
      そして東ドイツとの合併で新たな力を蓄えた俺達は……!)」

グアアアァァァッ……ガコォンッ!!

ミューラー「お前たちにリベンジするためだけに全てを賭けて戦ってきたんだ!!」

翼「そ…そんなァ!!」

絶対に負けられないという強い気迫がミューラーの未熟な精神を確固たる自信へ変貌させる。
荒れ狂う竜巻状に迫ってくるシュートの中心をしっかりと捉えた豪腕が、ボールをゴールラインの外へと弾き返した。

ピッピッピイイィィィッ!!

放送「ここで後半終了の笛!勝負は延長戦へと突入します!
   やはりこの因縁の対決はそう簡単に決着はつかないのか〜〜!?」

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:18:34 ID:???
森崎「(翼の奴め…ほんっとうにここぞというときに勝負弱い奴め……)」

実際のところ森崎もあまり目立った活躍はできてないのだが、
心の中での翼への悪態は小学生の頃からずっと続けてきた森崎の悲しい習慣になっていた。

※森崎現ガッツ670/760→760/760


そして延長戦。全日本はシュートの連打による日向、翼の疲労が少しずつ現れ始める。
さらには守備の要でもある次藤のスタミナがついに尽き、早田をDFに下げさらに若島津も投入し4バックとなる。
しかし体力が苦しいのはドイツにも言えたことで、最大の得点力があるシュナイダーの動きは明らかに鈍っていた。
彼を補佐するようにカペロマンやポブルセンが攻めるものの、守備的MFの三杉や松山が中盤でしっかりと奪い返す。
それぞれのエースの負担を軽くするためにチーム全体が一丸となってボールを追い続ける。
緊迫した互角の戦いが続く中、延長前半終了間際、ついにゲームが動き出した。


総力戦の果てに→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→松山が絶好の位置でフリーになった!
ハート→岬がセンタリングのチャンスを手に入れた!
スペード→カペロマンへとボールが渡る!得意のサイドアタックを仕掛ける!
クラブ→ポブルセンがマークを振り切りメッツァからボールを受け取る!
JOKER→なんとオーバーラップに成功した森崎がミューラーと一対一に!

654 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:19:13 ID:???
総力戦の果てに→ クラブA

655 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:20:13 ID:???
なにィ!?ここでマモノ!?

656 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:29:37 ID:???
まじで神社か教会いった方が良くね

657 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:31:41 ID:???
これは森崎が活躍でポイントゲットさせてくれる幸運のマモノだよ、森崎がダイスじゃなければだけど

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:33:42 ID:???
総力戦の果てに→ クラブA
>クラブ→ポブルセンがマークを振り切りメッツァからボールを受け取る!

メッツァ「(パスしか取り柄がない僕だけど〜。こういう互いに苦しい状況ほど
     僕みたいな一芸タイプが活躍できたりするんだよね〜)」

体力が厳しくなるとどうしても攻め方が蛋白になってしまうものだ。
そこで彼のような正確なパスが出来る選手がいると
所謂『放りこみサッカー』が意外な形に好転する場合がある。

バコッ!シュルルル…ぽーんぽん。

ポブルセン「しめたっ!フリーで抜け出せたぜ!」

岬「しまった!いつのまにあんな位置に!」

松山「くそっ…マークが甘かったか!」

放送「ここでポブルセンくんが単独で抜け出す!
   体力が切れてしまった次藤くんを欠いている状態の全日本、ここを守り切ることが出来るのか!?」

ポブルセン「くくくく…しぶとい連中だ。だがそれでこそ潰し甲斐があるってものだぜぇ!!」

森崎「げっ!ここで奴をフリーにしてしまうのかよ!?しっかりしろよ中盤共〜〜!!」

ポブルセン「見ていろジャパニーズ!俺がここでテメェらに引導を渡してやる。ありがたく思いな!」

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:35:04 ID:???
復讐の狂炎→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→フリーでマーダーショットを撃ってくる!
スペード・クラブ→ドリブルでさらに接近してくる!
JOKER→マーダーショットを撃とうとしているところにシュナイダーが走りこんできて…?

660 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:35:17 ID:???
復讐の狂炎→ スペードJ

661 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:46:56 ID:???
復讐の狂炎→ スペードJ
>スペード・クラブ→ドリブルでさらに接近してくる!

ポブルセン「あのデカブツがいないならこっちのものだ。散れぇえええええっ!!」

森崎「ドリブルで突っ込んでくる気か?」

早田「こっちは今4バックになってるんだ。一気に取り囲んでタックルしちまえば!」

石崎「なんとか耐え凌いで前半を乗り切ろうぜみんな!」

中山「(あいつも……森崎を貶めた……敵)」

若島津「指示をくれ森崎。奴を食い止めるにはどう動けばいい」


☆どうしますか?

早田→
石崎→
中山→
若島津→

※ポブルセンに向かわせたいキャラの矢印の右に「タックル」と記入して下さい。
※タックルに向かわなかったキャラは待機状態になり、ブロックやフォローに備えます

『同じ組みわせが2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

662 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:47:54 ID:???
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→

663 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:48:02 ID:8GeGFFEE
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→タックル

664 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:48:58 ID:yrP3lUXk
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→

age忘れすみません。

665 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:51:05 ID:yLPFFGqM
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→



666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:00:23 ID:???
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→


森崎「早田と中山の二人でタックルに向かってくれ!」

早田「ん?二人か。まぁこぼれ球のフォローがいたほうが何かと助かるしな」

中山「(こぼれ球なんてさせない。確実に奪い…確実に…………)」

ダダッ!!

ポブルセン「ん?さっきカペロマンにいいようにされた雑魚どもか。はっ、俺も舐められたものだな!」

早田「るせぇっ!その減らず口を黙らせてやるぜ!」

中山「(もっと力を……あいつを止める力を……吹き飛ばす力を……!!)」

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:01:46 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


ポブルセン→! card+ ドリブル60=
============
早田→! card+ タックル56+(人数補正+2)
中山→! card+ タックル52+(?????+10)+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ポブルセンが突破!奇数でシュート、偶数でドリブル
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがフォロー)(石崎がフォロー)(若島津がフォロー)
≦−2→全日本がボールを奪う!

【補足・補正】
ポブルセンのカードがダイヤ・ハートで『フレームドリブル』で+4(吹っ飛び係数1)
早田のカードがクラブ以外で『カミソリタックル』で+2(吹っ飛び係数3)
中山のカードがダイヤ・ハートで『シャドータックル』で+4(吹っ飛び係数4)
その他は>>15を参照してください。

668 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:02:27 ID:???
ポブルセン→ スペード3 + ドリブル60=

669 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:02:43 ID:???
早田→ クラブ5 + タックル56+(人数補正+2)
中山→ スペード6 + タックル52+(?????+10)+(人数補正+2)=


670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:15:12 ID:???
ポブルセン→ スペード3 + ドリブル60=63

早田→ クラブ5 + タックル56+(人数補正+2)=63

【攻撃側】−【守備側】
=0→ボールはこぼれ球に。石崎がフォロー
============
ポブルセンは一つ大きな勘違いをしていた。
カペロマンがあっさりと早田と中山に勝利したのは彼が得意としているサイドライン付近だったからであり、
ここまで日本の勝利に貢献してきた、決して見くびってはいけない相手であることに彼は気がつけないでいた。

ポブルセン「ふん、テメェらなんかこれくらいのフェイントでじゅうぶ……」

早田「うおおおぉぉっ!!」

ガガッ!!

ポブルセン「な…なにィ!」

石崎「ナイスタックルだぜ早田!そうりゃ、クリアーだァ!」

早田の闘志の篭ったタックルにより、なんとかピンチを脱した全日本。
だが、守備の機会を逸した中山は一人立ち尽くし自己嫌悪に浸っていた。

中山「(……俺は、何をしようとしていたんだ……あの選手を吹き飛ばす?
   ち、ちがう!俺はそんなことのために力を求めたんじゃ……)」

自分はただ森崎と一緒に試合に出たかっただけ。最初はそれで満足できると思っていたのに。
試合に勝ち進んでいくたびに心の底から新しい夢…欲望が湧き出では止まらないのだ。
終いにはボールを奪うのではなく選手を吹き飛ばしたいという狂気にとらわれつつある自分に恐怖する。
これでは目の前にいるあの粗暴な男と同じではないか。中山は首を首を横に振って湧き出した愚かな感情を払う。

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:17:42 ID:???
そして延長戦は後半へと突入。前半休んでいた翼や日向がようやく動き出し、俄然日本の動きが良くなる。
対するドイツもシュナイダーをいかにフィニッシュに持っていくことだけに集中することで
残り少ない体力の中でもプレイの精度を上げて対抗してくる。

放送「いよいよこの勝負も決着の時が近づいてきました。
   延長後半も残すところ後僅か!果たして明日の決勝戦、ブラジルと戦う権利を掴むチームは
   ドイツユースか?それとも我らが全日本ユースか?いったいどっちが勝つんだ〜〜〜!?」


勝負を決めるのは…→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→翼と日向がゴール前に同時に駆け込む!
ハート→日向と松山がゴール前に同時に駆け込む!
スペード→決着つかず!勝負はPK戦に!
クラブ→やはり最後はこの男!シュナイダーがネオファイヤーショットを撃ってくる!
JOKER→なんとオーバーラップに成功した森崎がミューラーと一対一に!

672 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:18:18 ID:???
勝負を決めるのは…→ ハート3

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:41:59 ID:???
勝負を決めるのは…→ ハート3
>ハート→日向と松山がゴール前に同時に駆け込む!


カルツ「翼だ!翼にボールが渡ったぞ!」

シェスター「マークに付け!足を止めるな!」

先ほどミューラーが辛うじて止めたものの、やはりドイツユースの心には
サイクロンの恐怖が色濃く残っており、彼にだけはボールを持たせないように指示が飛び交う。
だが、この自分にマークが集中する状況こそ、勝ち越しを狙う翼が仕掛けた策だった。

翼「(いいぞ……もう少し、あと2人くらいは引きつけられる!)」

ポブルセン「さっきからちょこまかちょこまかと……
      生意気なんだよジャッポネーゼ!くたばりやがれええぇぇぇっ!!」

ポブルセンの凶悪なタックルが翼の足首へとはなたれる。
だが、その足から羽根でも生えたかのようにふわりと翼はジャンプで突撃をやり過ごした。

翼「思い切りの良いタックルだ。ちゃんとボールに向かっていたらきっと取られていたよ」

ポブルセン「なっ……なぁっ……!!」

怒りで顔を赤くするポブルセンをかわし、翼は守備形態が崩れたドイツ陣営へとドライブパスを放り込む。

翼「いけェ!日向くん、松山くん!決めてくれ!」

バコォ!ドシュルルルル…!

鋭いドライブ回転のかかったこのパスに駆け込むのは一頭と一羽の獰猛な獣たち。
かつてアカネイアカップにて森崎の前に強敵として立ちふさがった猛獣コンビである。

674 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:43:18 ID:???
日向「わざわざ言われんでも決めてやるさ!松山ァ!ちゃんと合わせろよ!」

松山「俺にそんな岬のような器用な真似が出来ると思ってるのか?いいから全力で蹴ろ!お互いにな!」

日向「フン…生意気な。テメェの足が砕けようとも俺の知ったこっちゃねぇぞ」

松山「雪国で鍛えた俺の強靭な足腰を砕けるものなら砕いてみろよ」

日向「ククク……クハハハッ!テメェは本当にあの松山か?随分肝が座りやがって。
   だったらお望みどおりに砕いてやる!!盛大になぁ!!」

松山「その言葉そっくりお前に返すぜ日向!ぬおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

日向「うおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

森崎「あれは…!アカネイアカップで俺に撃ってきた…!」

放送「こ……これは!日向くんのライトニングタイガーと松山くんのネオ・イーグルショットが
   同時に放たれようとしているのでしょうか!?」

ミューラー「(ツインシュート。複数のキックによりボールが無数にブレる錯覚をみせる小手先シュートか。
      サイクロンの変化に比べれば……止めるのは容易い!)」


虎に鷲→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→イーグルタイガーツインがミューラーを吹き飛ばし日本が決勝進出!
スペード→シュートはミューラーを吹き飛ばすがポストに当たる!そこへ新田が駆け込み…
クラブ→それでもミューラーが止める!勝負はPK戦に!
JOKER→なんとシュナイダーが戻ってきておりカウンターシュートを成功させる!森崎に絶好の出番到来!

675 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:43:42 ID:???
虎に鷲→ スペード6

676 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:43:43 ID:???
虎に鷲→ スペードK

677 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:45:22 ID:???
このJOKER絶好の出番というより活躍ポイント0&優勝できないフラグじゃないですかw

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 03:00:23 ID:???
>>677
後ろ向きに考えてしまう気持ちも分からなくはないですが…w
============
虎に鷲→ スペード6
>スペード→シュートはミューラーを吹き飛ばすがポストに当たる!そこへ新田が駆け込み…


松山「ここだ!ここで決めるんだ!」

日向「走れイナズマ!うおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

バッギョオオオオオォォォォオオオオン!!ズブリュルルルルブシャアアアアアッ!!

ミューラー「(ぐっ……!?馬鹿な!これほどまでの威力が……!?)」

単純なシュート力ならば全日本でチーム1.2位を争う松山と日向。
彼らの持つ強力な必殺シュートが合わさったことにより
そのツインシュートはただボールがブレるだけでなくそれ相応の威力も兼ね備えているのである。

ドガアッ!!

ミューラー「がはああぁぁっ!!」

放送「ミューラーくん吹き飛ばされた!こ、これはついに日本が念願の勝ち越し点を――」

ゴォインッ!!

日向「なっ…!?」

松山「(そういえばアカネイアカップでもポストだったか。やはり翼と岬のようにはいかないか)」

放送「ああ〜〜!!無常にもこれはポスト!惜しくも渾身のイーグルタイガーは外れてしまい…い、いや、まだだ!」

679 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 03:01:39 ID:???
新田「ここは絶対に決める!決めなくてはいけない!」

岬「新田!(相変わらずこぼれ球への反応はピカイチだな。そのスピードには素直に感心するよ)」

三杉「押し込め新田!あせるなよ!」

新田「大丈夫ですって先輩方!ここで外すなんてそれこそポストと恋人じゃなきゃ出来ない芸当ですよ」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ヒーローは→ ! card
============
新田→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※マーク一致で ポ ス ト となりPK戦突入。それ以外で決勝点となり日本の勝利となります。
============
ようやくドイツ戦が決着といったところで今夜はここまで。
このスレだけで幕間編と人気投票の結果発表を終える予定でしたがちょっと溢れてしまうかも?
遅くまで更新にお付き合いいただきありがとうございます。それでは次回の更新でお会いしましょう。

680 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:02:29 ID:???
ヒーローは→ ハート5

681 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:04:40 ID:???
新田→ JOKER
決めろ!

682 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:08:12 ID:???
さすが第二部のキーパーソン(の一人…の予定?)やで…

683 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:08:22 ID:???
…ジョーカーはオールマイティーだったりするのカナ?カナ?

684 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:15:19 ID:???
延長戦はJOKERで決着がつく法則が完成しつつあるのか

685 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:32:48 ID:???
>>682-683
ここでJOKERを出してくるとは…このスレの新田は何か持っているのでしょうか?
特にボーナスなどは考えていませんが、次の試合の活躍の確率を上げてみたいと思います。
>>684
アベルのラストシュートもそうですが、絶妙なタイミングでJOKERが出てくれますねw
============
ヒーローは→ ハート5
新田→ JOKER
※新田がねじ込んでゴールを決める。日本が延長戦を制し決勝進出!


ミューラーは先程の日向と松山のシュートに吹き飛ばされ、まだ起き上がれないでいる。
ドイツのDF陣もカバーには間に合わず、あとは新田自身が落ち着いて枠内へこのこぼれ球を押しこむだけだった。

新田「でやああぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」

国際試合でのシュートを撃った場数が少ないことから、
この土壇場でのボールコントロールに不安を抱かれていた時期もあったが、
サンパウロでの研修の成果は彼に技術だけでなくタフなハートも身に付けさせていた。
この状況で彼がシュートを外すことなど万が一にも起こり得ることなどなかったのだ。
そしてそれは日本のドイツへの勝利を意味することとなった。

バゴッ!ドッシュウウウゥゥッ!!

ポストに跳ね返ったボールをダイレクトで飛び込み直接ゴールへと蹴り返す。
一瞬彼の周りの時間が止まったかのように、その姿は芸術的な美しさを放っていた。

ズサッ!ピピイイィィィッ!ピッピッピイイィィィッ!!

放送「決まった!ゴーーーーーーール!!全日本3点目!待望の勝ち越し点をもぎ取ったァ!
   そしてここで試合終了のホイッスル!勝った!勝ちました日本!
   強敵ドイツユースを破り決勝戦進出だ〜〜〜〜っ!!!」

686 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:33:59 ID:???
約100分もの激闘を乗り切った選手たちは疲労困憊を顕にしフィールド内で座り込むものもいた。
観客席にて後輩たちを見守るドイツのトップの選手たちは
最後まで激闘を繰り広げたユースチームに敬意を表し拍手を送っていた。

ユルゲン「ナイスゲームだった。敗れはしたが、互いに全てを出し尽くした充実感溢れる試合だった。
     特に日本の次藤選手。彼の献身的な守備が何度もあったからこそ、日本が勝利したと行っても過言ではないな」

ミッターマイヤー「あの選手一人にシュナイダーくんはほとんど動きを封じられてしまいましたからね」

ヘルマー「最後の判断は明らかなミスだったな。奴に空中戦を挑みさえしなければ…まぁ、まだまだ奴も青二才ってこった」

エッフェンベルク「結果論だけどね。いずれにしても今日の試合の日本の守備力はイタリア以上だったかも。
         加えてドイツに匹敵する多彩な攻撃力も持っている。明日のブラジル戦…どうなるか今から楽しみだよ」

ユルゲン「確かに彼らは未熟で若い。しかしそれ故成長するのも早い。試合を重ねるたびに驚くほどの力を身に付けている。
     昨今の世代では最も目のある選手が多いと注目されているこのユース大会。
     明日の決勝戦はまさにその集大成となるだろうな」


シュナイダー「モリサキ!」

森崎「ん…ああ、シュナイダーか」

熱戦の興奮覚めやらぬ中、シュナイダーが森崎の方へと歩み寄ってくる。
カルツやシェスターが松山や岬とユニフォーム好感をしている中、
彼は特に何をするわけでもなく森崎に向かって話しかける。
4年前の大会で保留したユニフォーム交換は今回も彼はするつもりはないようだ。

シュナイダー「お前との対決がまさかたった一度きりになるとは思いもしなかったな」

森崎「ふん。その一度きりの対決に勝利したのはお前だろうに」

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:35:06 ID:???
シュナイダー「だがこの試合に勝利したのはお前たち全日本ユースだ。
       ……俺は勝ち逃げをするつもりなど無い。この決着はプロのグラウンドで付けよう。
       モリサキ。ブンデスリーガへ来い。お前の実力ならばすぐにトップチームへと上がってこれるはずだ」

森崎「プロ……か」

この大会後、森崎は日本サッカー協会の指示でどこかのプロクラブへ入団することを半ば義務付けられている。
アカネイア大陸の不思議な力を用い、私的にチームの内情をいいように扱う彼らにあまり良い感情は持てないが、
夢である世界一のGKを目指すからには、やはり彼らの後ろ盾のもとで海外リーグへと挑戦するのが最も手っ取り早いのは確かだ。
シュナイダーの誘いのもと、ブンデスへ挑戦するのも悪くはないと森崎は思い始める。

シュナイダー「今回もユニフォーム交換は預けておく。それがお互いのためだろう」

森崎「……そうだな」

両者とも、今回の試合の自分の内容には納得できないでいた。
森崎はシュナイダーとの一対一に敗れ、さらにはポブルセンに力負けし2失点。
そしてシュナイダーもリベンジを賭けて挑んだのにもかかわらず結局またも日本に敗れてしまった。
互いを最大のライバルと認め合った二人の戦いの決着はさらに先へと持ち越されることになりそうである。

森崎「ふぅ……苦しい戦いだったがなんとか勝てたか。今日は次藤がいなければあわや負けていただけに気が気じゃなかったぜ。
   とにかくいよいよ明日は決勝戦、ブラジルユースとの試合だ。がんばるぞ!」

688 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:36:46 ID:???
そして、決戦の時が来た…
最大の敵ブラジルユースを前にし、サッカー世界一への夢を賭けた
森崎率いる全日本ユースのファイナルゲームが始まろうとしていた。


〜ワールドユース本戦決勝戦 日本対ブラジル〜

放送「さァついに来ました!フィナーレを飾る決勝戦!両チームベンチで最後のミーティングに入っています。
   決勝のカードは今回優勝候補ナンバーワンブラジルユースと
   激戦グループに入りながらも多彩な攻撃力とチーム一丸となった守備力で勝ち抜いてきた
   全日本ユースとの間で行われます!果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか!?運命のキックオフまであと5分!」


そのころ全日本のベンチでは…



ついに決勝戦→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シュナイダーがとっておきの情報を提供するべく控え室を訪れていた
ハート→対ブラジル戦に備え入念に作戦会議を行っていた
スペード・クラブ→ドイツ戦後突如体調を崩した中山が地元の病院に搬送されていた
JOKER→なんと特別試合に召集されたアカネイア同盟軍のメンバー全員が激励に現れた!?

689 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 20:37:32 ID:???
ついに決勝戦→ ダイヤA

690 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 21:04:51 ID:???
ついに決勝戦→ ダイヤA
>ダイヤ→シュナイダーがとっておきの情報を提供するべく控え室を訪れていた


見上「…というわけでブラジルユースの多くのものがロングシュートをもっており――」

モロドフ「(森崎殿、森崎殿、ちょっとちょっと)」

森崎「(なっ…モロドフさん!?なんでこんなところに!)
   す、すみません監督!俺急に腹の具合が悪くなったんでちょっとトイレに!」

三杉「(大事な試合前に突然何を……くっ、嫌な思い出が蘇る……)」

全日本ユースの最後のミーティングの最中、森崎は突然モロドフに呼び出されトイレへと連れだされる。
いったい何事かと向かったその先にいたのは
昨日準決勝を戦ったドイツユースのキャプテンである皇帝シュナイダーである。

森崎「おいおい、随分いきなり突拍子のない行動に出たなシュナイダーよ。で、一体何の用事なんだ?」

シュナイダー「モリサキ。昨日俺は君たちに3点取られた。その借りを返す代わりにいいことを教えるよ」

森崎「ん?いいことだって?」


ライバルからの激励→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ブラジルユースのキーパーゲルティスが突如負傷し、今日は控えのキーパーが出場するらしい。
スペード→ブラジルの控え選手であるコインブラという選手のことだが…
クラブ→ブラジル対ウルグアイ戦のビデオを見て気がついたことがあるんだが…
JOKER→テレフォンインフォメーション秘密の店ホットラインは558-132-0334で受け付けているよ

691 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:06:29 ID:???
ライバルからの激励→ ダイヤA

692 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:12:01 ID:???
連続ダイヤAか
マーク分岐でよかったぜ

693 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:13:32 ID:???
さっそく出てくるか、黒森崎

694 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:15:28 ID:???
>>693
いや、レナートさんだろ
未来予知でもこうだったし

695 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:35:40 ID:???
特殊コマンド待てw

バヤシさんもキラキラフラグですね(笑)

696 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:40:07 ID:???
あ、そういう予知あったね…忘れてた。そりゃダイヤだわw

697 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:47:03 ID:???
>JOKER
なんのこっちゃ!

698 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:57:50 ID:???
レナートは人気投票上位の強敵だぞw

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:06:30 ID:???
>>692-694
ここで伏線(?)回収!本当に未来予知の通りになってしまいましたねw
>>695
若林が『光のオーブ』担当になったのは例の特殊コマンドが由来になっています。
>>696-698
 558-132-0334
『ここは-ひみつの-おみせよ』で覚えてくださいね!
念の為に言っておきますが間違っても電話はかけないように!
何気に引きの強さに定評のあるレナートですからね。油断はできません…w
============
ライバルからの激励→ ダイヤA
>ダイヤ・ハート→ブラジルユースのキーパーゲルティスが突如負傷し、今日は控えのキーパーが出場するらしい。

シュナイダー「これは俺の知り合いのある選手からの情報なんだがな、
       今日の決勝戦、ブラジルユースの正GKのゲルティスが出場不能になっているらしい」

森崎「な……なんだってぇっ!?」

シュナイダー「昨日通り雨があっただろう?あれに当てられて風邪でも引いたのか、
       今日になって高熱でダウンしたらしい。
       噂では煙が全身から吹き出て倒れたとかとんでもない話になっているそうだ」

森崎「(体から煙…?はは、まさかあのゲルティスってやつも若島津みたいに機械の体だったりしてな)」

シュナイダー「ブラジルのゴールは予選からずっとゲルティスが守ってきていて、
       今日この日になっての大舞台にいきなり出場したとなると
       その控えのキーパーには悪いがあまり良い動きは期待できないとの見方をされている」

森崎「なるほど。だったら今日はガンガンミドルからシュートを撃たせて積極的に得点を狙う作戦が良さそうだな。
   だがシュナイダー。何故そんな有益な情報をいきなり俺に教えてくれたんだ?」

シュナイダー「言っただろう?借りを返しに来ただけだ。それ以上でもそれ以下でもない」

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:08:04 ID:???
モロドフ「ほっほっほ。森崎殿、今日は私も観客席からシュナイダーくんと一緒に応援させてもらいますぞ
     それと、覚えていますかな?決勝戦に森崎殿のためにとある『企画』を用意していると」

森崎「ん?企画?」

モロドフ「おっと、これ以上は試合が始まってからのお楽しみとしておきましょうか。
     それでは森崎殿。この決勝戦に勝利し見事世界一の栄光を手に入れてくだされ!」

シュナイダー「俺たちを倒したんだ。優勝しなければ容赦はせんぞ」

モロドフとシュナイダーはそう言い残すと観客席の方へと去って行った。
森崎も急いで控え室に戻ると、今日は多少距離が空いていようと積極的にシュートを狙うようにと作戦の指示を出す。

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