キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 22:35:11 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

全日本ユース代表選抜特別試合は2対2の互角の展開を繰り広げ延長戦へと突入した!
熾烈な戦いの最中、眠れる才能を次々と覚醒させていく森崎率いるAチームの仲間たち。
勝利を狙う翼が放つ『サイクロン』をリンダの魔法ブーストでさらに強化した最強のシュートを、
森崎はポストとの衝突を利用した『頑張竜セービング』で見事防ぐ。
そしてPA外からのシュートは絶対に通さない伝説を持つ鉄壁セービングを、
過去にシュートをことごとく失敗してきたアベルが延長後半終了間際に見事得点し、試合を決めたのだった。

ワールドユースへ出場するため、そして世界最高のGKを目指すために森崎はブラジルへ。
アカネイア大陸を復興するため、そしてサッカーリーグを設立するためにマルスは祖国アリティアへ。
二人の若者は歩き出す。それぞれの夢へと向かって。今は別々の道も再び交わることを夢見て。
いつかまた一緒にサッカーをしようという新たな約束を『炎の紋章』に誓うのだった。

それから時は流れ……日本のサッカーは強大な力を手に入れた協会のもとで大きく変貌していた。
日本がサッカー後進国という話はすでに過去のものとなっていたのである。
アジア予選、そして本戦予選リーグにて圧倒的な実力を示す全日本ユースの姿がそこにあった。

今、新たな物語が動き出す。『進化』の力を授けられ、成長を司る数多の『星』に導かれし英雄の手によって。 

☆前スレ
【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1302883824/l50

301 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 22:58:49 ID:???
パスカル「だっ…めだ!俺はまだ……!俺はディアスのパートナーなんだ……
     こんなところで…俺だけ負傷退場なんて……」

ディアス「パスカル。無理はするな。ここはおとなしく下がってるんだ」

パスカル「ディアス…?だ、だが俺はお前の――」

そこまで言いかけてパスカルは言葉を飲み込んだ。パートナー。幼い頃からディアスとパスカルは常に同じチームで戦ってきた。
だが、周囲が声高らかに称える『アルゼンチンゴールデンコンビ』の呼称はパスカルにとっては大きなプレッシャーとなっていた。
jrユースの時点で既に自覚しかけていた相棒との力量の差が、このユースチームになったことでさらに大きく感じてきていた。
全力のプレイについていくことが出来ないだけでなく、自分の未熟さが
ディアスにブレーキを踏ませているのではないかという自己嫌悪にも陥ったこともある。

そもそもアルヘンチノスのスカウトに目が止まった時に、ディアスが自分と同じチームでなければ
契約しないと言わなければこうして一緒にボールを蹴ることなど出来なかっただろう。
パートナー。これまで大好きだったこの単語が、パスカルは口にすることも恐ろしくなっていたのだ。

ディアス「大丈夫さ。俺は天才ファン・ディアス!俺がいる限りアルゼンチンは負けたりしない!
     お前のとってくれたこのフリーキックでまずは先制点を奪ってやるさ。
     だからお前は安心してベンチで怪我を見てもらえよ。な?」

パスカル「……」

泣きそうだった。きっとディアスは退場していく自分のことを気にかけてくれているのだろう。
だが、パスカルはその自分に対する気遣いですら申し訳ないと感じてしまっていた。
自分の存在がディアスに迷惑をかけている。負担にさせてしまっている。
そしてそれを否定出来ない自分がいる。パスカルは顔を俯かせながら、チームスタッフが運んできた担架へと乗せられた。
目を覆うほどの長い前髪のお陰で、涙が見られなかったのは彼の唯一の幸福だっただろう。

そしてフリーキックを蹴る前に、ディアスはチームメイトを呼びつけ作戦の指示を出す。
パスカルが抜けたことでチーム力が低下した今、少しでも明確な戦術のビジョンを伝えるためである。

302 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:00:19 ID:???
ディアス「いいかみんな。パスカルの分まで俺がボールを運ぶ。サトルステギ!攻撃はひとまずお前に任せた」

サトルステギ「アイアイサー!まっかせとくれやディアっさん」

ディアス「そして…バビントン!お前がパスカルの代わりに俺のフォローを担当してくれ。
     日本の中盤は得意な守備が分かれている。岬と三杉がカット、松山がタックルを得意としている。
     そのことをしっかりと頭に入れて、俺と一緒にゲームを組み立てるんだ」

バビントン「う、うん…わ、わかった……」

大丈夫。サンパウロでゲームメイクしてきたように、このチームでも司令塔の動きができるはずだ。
バビントンはそう自分にしっかりと言い聞かせると、こくりと首を縦に振った。

バビントン「(だけど……本当に僕にパスカルの代わりが務まるのか…?
      もしもこの大事な場面でミスなんてしたら……!)」

彼の中には、まだアルセナル時代に抱いていたディアスに対する劣等感が残っていた。
互角と評判を受けていたのはディアスが調子を落としていたからで。
代表チームとして合流し、一緒に練習を重ねてきたことでその気持ちはさらに大きくなる。

ディアス「(絶対にここでリードを奪っておきたい。見ていろパスカル。お前のプレイ、絶対に無駄にはさせん)」

パスカルの負傷。そしてバビントンの葛藤。嫌な雰囲気が漂うこの状況を一蹴すべく、
アルゼンチンの至宝。天才ディアスがボールを地面に置き日本ゴールを見据える。

森崎「(ちっ、いきなりフリーキックを与えちまったか。まぁパスカルが消えてくれたことで
   間違いなくアルゼンチンの攻撃力はダウンした。このピンチを乗り切り、一気に試合を頂きに行くぞ)」

シュートを撃ってくるにはまさに絶妙な距離。おそらくディアスのドライブシュートが襲ってくることだろう。
森崎は入念に壁役へと指示を出すと、相手に先制させまいとセービングを選択する。

303 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:02:15 ID:???
☆どのセービングで行きますか?

Aキャッチング     消費20
Bパンチング      消費40  +2 1/4で+3
Cがんばりダイビング  消費150 +7 味方のフォロー率UP
Dがんばりセービング改 消費200 +9
Eがんばりヒップアタック消費100〜400 +10 バランス矯正 マークにより消費変化
Fカウンターパンチ   消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ
G頑張竜セービング   消費320 +15


・森崎のガッツ760/760
・森崎のセーブ力60


ディアス ドライブシュート70+(フリー補正+2)(吹っ飛び係数5)


次藤 ブロック58+(人数補正+3)
石崎 ブロック54+(人数補正+3)
中山 ブロック52+(人数補正+3)


2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

304 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:03:38 ID:yQzxGxUA
G
ドライブでこれはきっついのう

305 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:08:07 ID:OyjcUTRA
F

306 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:11:46 ID:MQfHJqkY
F

307 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:13:05 ID:???
勇気あるなあw

308 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:23:56 ID:???
>Fカウンターパンチ 消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ


森崎「(フリーキックでいつも以上に相手のシュートには勢いがかかるだろう。
   ……だが、まだ試合は序盤。むやみにガッツを消費してはまた若林と交代しなくてはいけない)」

試合終了まで自分が残っていられることを考慮すれば、なるべくならば体力を温存しておきたい。
森崎は拳をディアスの方に向けると、腰を落として息を吐き、神経を集中させる。

ディアス「いけェ!ドライブシュートォ!!」

放送「ディアスくん軽い助走から足を大きく振り上げ……こ、この体制は!」

グアアァァ……ずっどぉぉぉおおおおおんっ!!

放送「ドライブシュートです!大きな弧を描きながら日本ゴールへと向かっていきます!」

次藤「よし、このタイミングで跳ぶタイ!」

石崎「翼とのブロック練習でそのシュートには慣れっこよォ!」

中山「(森崎の体力を温存させなければ…!)」

ブロッカーがタイミングを合わせてシュートコースを堰き止めにかかる。

森崎「自分のシュートで吹っ飛びやがれ!うおおぉぉぉ!!」

そして森崎も必殺の拳を固め、上空から襲いかかる凶弾に向かって飛び込んだ。

309 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:25:40 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。


ディアス→! card+ ドライブシュート70+(フリー補正+2)=
============
次藤→! card+ ブロック58+(人数補正+3)=
石崎→! card+ ブロック54+(人数補正+3)=
中山→! card+ ブロック52+(人数補正+3)=
============
森崎→! card+ カウンターパンチ70=


!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(バビントンがフォロー)(早田がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→ブロック成功!ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→森崎が吹っ飛びアルゼンチンが先制点を奪う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(サトルステギがねじ込みに。森崎は倒れている)(ラインを割ってアルゼンチンのCK)(早田がフォロー)
≦−2→森崎がパンチ!ディアスが吹っ飛んだ!

310 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:25:59 ID:???
ディアス→ スペードK + ドライブシュート70+(フリー補正+2)=

311 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:26:56 ID:???
【補足・補正】
『ドライブシュート』(吹っ飛び係数5)
ディアスは『ファンタジスタ』でAが15扱いに。
次藤のカードがダイヤで『ハイパワーブロック』で+8
次藤のカードがハート・スペードで『パワーブロック』で+3
石崎のカードがダイヤで『がんめんブロック』で+18
石崎のカードがクラブ4〜Aで『大チョンボ』でオウンゴールします。
中山のカードがダイヤで『デスペレイトブロック』で+8(減衰効果+4)
中山のカードがハート・スペードで『シャドーブロック』で+4
森崎のカードがクラブで『幼き頃のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

312 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:27:05 ID:???
次藤→ JOKER + ブロック58+(人数補正+3)=
石崎→ ダイヤ5 + ブロック54+(人数補正+3)=
中山→ ハートK + ブロック52+(人数補正+3)=
ディアスっていつもこうな

313 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:27:15 ID:???
次藤→ ダイヤQ + ブロック58+(人数補正+3)=
石崎→ クラブK + ブロック54+(人数補正+3)=
中山→ ハートJ + ブロック52+(人数補正+3)=

こりゃきつい


314 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:27:19 ID:???
次藤→ クラブ8 + ブロック58+(人数補正+3)=
石崎→ ハートQ + ブロック54+(人数補正+3)=
中山→ ダイヤ8 + ブロック52+(人数補正+3)=

315 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:28:27 ID:???
この大会は次頭の大会か?w

316 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:28:39 ID:???
森崎→ クラブ3 + カウンターパンチ70=

次藤が凄すぎて凄すぎてw

317 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:28:49 ID:???
森崎→ ハート9 + カウンターパンチ70=

とめおったw

318 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:28:54 ID:???
YZS
(やっぱり 次藤君は すごいや!)

319 :312:2011/05/03(火) 23:29:18 ID:???
やったぜ俺!

320 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:30:08 ID:???
ところで主人公くん、そのクラブ3はいったい何だね

321 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:30:22 ID:???
JYだとオブストラクションやろうとしたことを気付かれすらしなかったのに……
よくぞここまで……

322 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:30:37 ID:???
森崎の活躍が減るとかいうんじゃなくて
むしろ森崎の失態を帳消しにしてくれてるんだよな

323 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:33:27 ID:???
しかしこれだと活躍ポイントがマイナスになってもおかしくないなあ
二部のステータスだけを考えたら正GKにならない方がマシだったかもしれない

324 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:34:14 ID:???
実は中山さんも必殺で止めてるな

325 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:37:55 ID:???
このスレのモリサキのいらない子っぷりはどうにかならんのかw

326 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:42:02 ID:???
せ、戦場では大活躍だよ!
【守護】があるからシスターも安心して戦場にいけるよ!

327 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:46:45 ID:???
強い味方を有効に使うのはFEの主人公らしいともいえる

328 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:50:42 ID:???
新田次藤と意外なところが活躍するなー

329 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:51:12 ID:???
戦場パートだけなら森崎は居るだけでいいんだよな
でもサッカーでGKだと足を引っ張ってしまう

330 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:52:55 ID:???
リアルラックは誰にもどうにもならんからなー
他のスレならダイスを推すが、さすがにこのスレではよういわんw

331 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:53:36 ID:???
いっそのことクリスをGKとして鍛えてフィールダーに

332 :森崎名無しさん:2011/05/03(火) 23:57:58 ID:???
あとまあ、森崎の真価は支援と指揮なので、それがまるっと評価されないこの大会はしょうがないっちゃしょうがない

333 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/03(火) 23:59:00 ID:???
ディアス→ スペードK + ドライブシュート70+(フリー補正+2)=85

次藤→ JOKER+(ハイパワーブロック+8) + ブロック58+(人数補正+3)=☆

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功!ボールを奪った!
※次藤が『ブロック+2』になりました。
 そして『フルパワーブロック+12(消費380)(減衰効果+2)(減衰範囲-2)』を習得しました。
============
全日本ユースがここまで強くなれたのは、確かに海外遠征を経験した選手が多いことも理由の一つである。
だが、そこからさらにもうワンランク上を目指すのであればもっと練習を積みかさなければならない。

次藤「(代表落ちした佐野の分まで、ワシは世界で活躍すると誓ったとね!!)」

世界の強豪たちのシュートを防ぐには、キーパーだけに任せる守備ではあまりにも不安すぎる。
jrユース大会で森崎に頼りっぱなしだった自分を省み、
次藤は合同練習後も一人で何度も何度も何度もブロックの練習に励んでいたのである。

次藤「(ワシの武器はなんといってもこの体格と高さ。そしてフィジカルの強さ。
   じゃが、それだけではドイツでもアメリカでも通用しなかった。
   ワシの頭を軽々超えていく者はそれこそ星の数のようにいたし、
   ワシよりも一歩も二歩も速くボールへ向かって飛び込み、
   ワシが守備へ動こうとする間もないほどの速いシュートを撃つものもいた。
   ……悔しかったタイ。ただのデブは壁にすらなることが出来ないと落ち込んだこともあった。
   ワシの守備で試合を作る。守備から良い攻撃へと繋ぐにはどうするべきか。もう一度頭を冷やして考え直した。
   そして気づいた。優秀なDFとなるためにはただ堅く、強くなるだけではだめだった。
   いくら頑丈な盾でも相手の攻撃を防ぐためには狙われた場所へ素早く動かさなくてはならない。
   ……そう。堅い、強い、速い。この守備の三拍子が揃わなければいかんと気付かされた……タイ!)」

ギュウルルルッ!!

次藤「このタイミング…… タ イ ッ ! ! 」

334 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 00:00:18 ID:???
ズムウウゥゥゥゥッ!!

ディアス「そ……そんな馬鹿な!この俺のシュートが完璧にブロックされただとォ!?」

放送「と…止めたァ!!次藤くんの鋭い、なおかつ力強いブロックがディアスくんのドライブシュートをブロック!」

次藤「物体は速く動くほど大きな力が働くタイ。まさかワシほどの重量級がここまで速い動きが出来るとは思わなかったタイね!」

石崎「す……すげぇ!すげぇや次藤!お前こそまさに全日本の守護神だぜぇ!!」

中山「おいおい石崎。それは森崎に少し失礼じゃないのか?」

森崎「(ははは……まさかディアスのフリーでのシュートをああもあっさり受け止めるとは……)」

次藤「いい攻撃はいい守備から生まれるタイ。そらっ!先制はワシたち全日本タイ!」

ドゴォッ!!

ディアス「し…しまった!戻れ!戻って守るんだァ!」

シュートを弾かれてこぼれ球にされてもすぐに押し込めるよう、少々前がかりになっていたことが裏目に出た。
次藤の大きなロビングは日向へと渡り、ここから全日本の怒涛の攻撃が始まるのである。

日向「なかなかいい根性を見せてくれるじゃねぇか次藤の奴。くくっ、俺も負けていられんなぁ!!」

ギンッ!!

バビントン「うっ…!こ、ここは通さない!通してたまるものかぁ!」

獲物を捉えた虎のような鋭い目線を向けられつつも、バビントンは勇気を振り絞ってタックルへと向かう。

335 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 00:01:22 ID:???
全日本優勢ムード→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート・スペード→日向が圧倒的なパワーで突破!そのままライトニングタイガーで先制だ!
クラブ→バビントンが身を呈して日向を止める!しかしこぼれ球を新田がカバー。
JOKER→「バビントーン!頑張ってー!」観客の謎の声援がバビントンに奇跡を起こす!

336 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:02:28 ID:???
全日本優勢ムード→ ダイヤ4

337 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:03:23 ID:???
アーダン「ギギギ」

338 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:03:45 ID:???
…おや、観客席にウサミミが見えたような?

339 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:12:59 ID:???
森崎に必要なのはうどんジスタな気がしてきた

340 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 00:41:56 ID:???
>>337
戦場パートではまた違ってきますから。やっつけ負けしないことも重騎士には重要なことですよ!
>>338
某スレのように愛の奇跡はそう頻繁には起こりませんね…
>>339
このスレの森崎は一番カードを引く数が多いはずなのにあまり覚醒に恵まれませんでしたからね…
============
全日本優勢ムード→ ダイヤ4
>ダイヤ・ハート・スペード→日向が圧倒的なパワーで突破!そのままライトニングタイガーで先制だ!

日向「どけっ!雑魚が!」

ドゴォッ!!

バビントン「(雑魚……か。はは……これじゃあそう言われても文句は言えないよね……)」

絶対的な先制のチャンスを跳ね返されたことで、この両者のメンタルの差が露骨に出た。
日向の何者が立ちはだかろうとも絶対に得点を奪おうとする気迫の前では、
使命感の重さに足取りが遅くなったバビントンでは勝負にならなかったのである。

放送「日向くんそのままドリブルで中央突破!そしてこの位置からの……」

日向「くらえアルゼンチンユース!俺のライトニングタイガーをお見舞いしてやるぜ!!」

グウウオオォォォッ!!ドッギャアアアアアアァァァァン!!

放送「き、決まったァ!!前半9分、日本が早々に先制点を叩き込んだ!
   強敵アルゼンチン相手にも決して見劣りしないこのチーム!
   黄金世代と称される彼らならば本当にやってくれるかもしれません!」

日向「この程度で満足させねぇよ。もっと……もっと味合わせてやらんとな」

341 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 00:43:10 ID:???
新田「これで一気に勢いづいたはず、よし、俺も積極的にゴールを狙うぞ!」

サトルステギ「ぐぅぅ…まだ試合は始まったばかりだ!すーぐに俺が同点にしてやるっての!」

ディアス「(キーパーにすら届かなかった……くそっ、こんな屈辱は久しぶりだ!見ていろ日本め!)」

バビントン「(パスカルはボール捌きも、そして守備もこなせる器用さがあった。
      でも僕にはそれがない。あの状況で軽々と相手を素通しさせることしか出来なかった……)」



ディアスのシュートを防がれ、そこから流れるように点を奪われたことでアルゼンチンの士気は明らかに落ちていた。
その様子を観客席から眺める二人の男は実に残念そうな口調で呟いた。

????「これはいけない。このままでは一気に流れを奪われかねないねカージャレくん」

?????「サッカーはメンタルなスポーツだからね。気を強く持たないと危ないよねバティンくん」

隣同士の席でぴったりと肩を寄せ合いながらチームの見解を語り合うこの二人は
アルゼンチンA代表のツートップを務める世界的なストライカーコンビ、カージャレとバティンである。
カージャレは丁寧に切りそろえられた前髪を触りながら、気落ちするアルゼンチン陣営を眺めて呟く。

カージャレ「パスカルくんの存在は思った以上にこのチームでは大きかった…
      高い位置でのボールコントロール、守備。ディアスくんが攻撃的な分だけ、
      彼が引き気味にいることでうまくチームのバランスが保たれていたんだね」

バティン「うんうん。彼が負傷退場したことで舵取りができなくなったんだ。
     いくらディアスという強力な大砲が備わっていたとしても…
     いまこのアルゼンチンという名の大きな船には船頭がいない……困った。実に困った」

342 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 00:45:10 ID:???
そんなカージャレの言葉に相槌を打ちながら、肩までかかりそうな長髪を弄りつつバティンは応える。

カージャレ「しかしよい機会だ。彼には、ディアスくんには学んでほしい。
      これまで自分を支えてきた目に見えぬ存在を。
      大事なパートナーを失ったとき、一人で何が出来るか、何処まで出来るのかをね」

バティン「そうだねカージャレくん。これは天才と呼ばれ続けてきた彼にはいい薬になりそうだね」

プロの先輩たちのそんな考えなど露知らず、ディアスはすっくと立ち上がるとボールをセンターサクルに置く。

ディアス「(…さっきのはマグレさ。俺のシュートがそう何度も止められるわけ……ないさ!)」

ピピイィィィィッ!

ディアス「俺は……俺は天才!ファン・ディアスだ!!いくぞ全日本ユース!」

誰であろうと自分の上に立とうとするものは認めない。
この傲慢とも思える態度が彼をここまでの選手へと育て上げてきたのだ。
負けるわけがない。絶対に勝てる。この確固たる自信が折れぬ限り、
このディアスという男は戦い続けることが出来るのである。


天才の逆襲→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→血迷ったかディアス!キックオフシュートだとォ!?
ハート→よし、いくぞ!単独ドリブルで中央突破を狙う!
スペード→バビントンとワンツーで駆け上がる。しかしなかなか息が合わず…?
クラブ→バビントンにボールを託して自分は上がる。だがどうもバビントンの足取りが怪しい…
JOKER→そのころアルゼンチのベンチでは…

343 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:45:34 ID:???
天才の逆襲→ クラブ5

344 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 00:50:17 ID:???
コーウェンくんスティンガーくんみたいな会話すんなw

345 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 01:33:42 ID:???
>>344
第2部では彼らのような先輩キャラたちが結構活躍してくれます。応援してあげてくださいね!
============
天才の逆襲→ クラブ5
>クラブ→バビントンにボールを託して自分は上がる。だがどうもバビントンの足取りが怪しい…


ディアス「バビントン!ボールを前線まで運んでくれ!そして俺に、俺に渡すんだ!」

バコッ!

バビントン「えっ……あ、う、うん!」

放送「ディアスくん、ここはバビントンくんにボールを託し、自分はするすると前線へ上がります!
   そしてボールを奪おうと日向くんと新田くんがバビントンくんへ向かっていく!」

日向「もう一度吹き飛ばされたくなかったらおとなしくボールを寄越しな!」

新田「バビントンさん!俺はそんな乱暴なことはしませんからね!だから俺にボールを渡してください!」

バビントン「(しっかりしろバビントン!いつものように、サンパウロで司令塔をこなせばいいだけなんだ)」

自分はディアスからパスカルの代理を任されているんだ。その期待に応えなくてはいけないんだ。

バビントン「このボールをディアスに……届けるんだ……!」

震える足に喝を入れるように、バビントンは力強いステップでボールを蹴る。

346 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 01:35:30 ID:???
跳ね除けろプレッシャー→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→バビントンの美しい南米式ドリブルが日向と新田を抜き去る!
ハート・スペード→日向のタイガータックルが無常にもバビントンを跳ね飛ばす!
クラブ→新田の隼タックルが素早くボールを掠め取る!
JOKER→そのころアルゼンチンのベンチでは…

347 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:35:53 ID:???
跳ね除けろプレッシャー→ JOKER

348 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:37:12 ID:???
またきたよwwwww
パスカル復活かな

349 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:37:26 ID:???
張り込みしてた甲斐があったなジジイ

350 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:37:30 ID:???
またかよw

351 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 01:38:52 ID:???
現在アロハシャツから黒ローブにマッハで着替えてますので
もう少々おまちください

352 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:41:06 ID:???
>>348-350
イベント判定でよくJOKERが出ますねw
>>351
出番が来るまでは純粋にサッカー観戦を楽しむお爺さんとかむねあつですw
============
跳ね除けろプレッシャー→ JOKER
>JOKER→そのころアルゼンチンのベンチでは…


パスカル「痛ッ!も、もっと優しく治療はできないのかマネージャー!」

そのころアルゼンチンのベンチでは、チームマネージャー兼メディカルスタッフの
セレインが先ほど負傷退場したパスカルの治療を行っていた。

セレイン「いい年の男がいちいち騒がないの。ほら、包帯巻くからそこの台に足乗せなさい」

パスカル「(まぁ、腕がいいのは確かなんだけどな。優秀な医者の師匠がいるとか言ってたっけ)」

セレイン「それにしても……手ごわいわね、全日本ユース。
     ディアスくんのシュートを簡単に止める選手がいるだなんて…予想外だったわ」

パスカル「ガルバンがついていながらあっさりと先制されちまったしな…くそっ、俺の足がこんなことにならなけりゃあ…」

いや。なったとしても今の自分ではディアスの役には立てないだろう。
先程のように要らぬ心配をかけさせてはディアスの動きを鈍らせることしかできない。

セレイン「大丈夫よ。きっと彼が……あなたの分までやってくれるから」

パスカル「ああ。ディアスならきっとすぐに同点に追いついてくれるさ。なにしろあいつは天才だから――」

セレイン「ちがーう!バビントンのことよ。あなたの代わりのポジションを勤めてるバビントン!」

353 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:43:05 ID:???
パスカル「おいおい、自分のボーイフレンドだからってちょっと贔屓目に見過ぎじゃないかい?」

セレイン「んなっ…!」

ぼんっ!と音が立つほど瞬間的に赤面する彼女を見てパスカルは苦笑する。

パスカル「(マネージャーの見立ても悪くはない。あいつも足元の技術はディアス並の力は持っているはずなんだ。
     ただ、いかんせんプレッシャーに弱すぎる。何かコンプレックスでも抱えてるのか…
     はは、そのことに関しては俺が言えた義理じゃあないけどな)」

現在自分の代わりのポジションを務めるバビントンも、決して弱い選手ではないが
やはり日向や翼などの相手チームの一流選手相手では分が悪い。
加えて日本には岬、松山、三杉など優秀な中盤プレイヤーが揃っているのだ。
さすがに彼一人ではボールを回すことすら難しいとパスカルは分析する。

セレイン「……バビントンは試合前に私にこう言ってくれたもの。
     いざとなったら僕には凄い秘密兵器がある。きっとアルゼンチンに勝利をもたらすって」

パスカル「秘密兵器?なんだそれは、聞いてないぞ?」

セレイン「何言ってるのよ。秘密にしているから秘密兵器なんじゃない」

パスカル「あ、それもそうか。はっはっは。
     (だが…なんだか胸騒ぎがするな。バビントン。こんなキュートな彼女の期待を無下にするようなことはするなよ…)」



日向「さっさとボールを俺に寄越せ!」

新田「相変わらず巧いドリブルですね。だけど、キープし続けられるのも時間の問題ですよ!」

ガッ!ガガッ!ガガガッ!

354 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:44:28 ID:???
バビントン「くうう…!」

放送「二人の激しいプレスをなんとかいなすバビントンくん!だが、このままではいずれボールをとられてしまうぞ!」

ガルバン「バビントン、こっちだ!一旦ボールを戻せ!」

日向「ちっ…そうはさせるかよ!食らえ!タイガータックル!!」

新田「隼タックルだ〜〜〜っ!!」

放送「日本のFW二人のタックルがバビントンくんに迫る!これは万事休すか〜〜〜っ!!」

バビントン「(……もう躊躇っている状況じゃないんだ。僕は……もっと力が…欲しい!!)」


この試合の前日。バビントンは練習中に黒いローブを身に付けた謎の老人と出くわしていた。
彼はいきなりバビントンからボールを奪い去ると、自分に勝負を挑んでくる。
まともな身動きが取れそうもないその格好からは考えられないほどのボール捌きをする
その老人の能力に驚くバビントンに対し、老人は穏やかな甘い声で彼の腕を皺だらけの手で握りしめる。
そして彼の手首に巻かれているマネージャーからのミサンガへ指をそっとなぞらせる。

????「ふぇふぇふぇ…たったいまそのミサンガに不思議なまじないをかけてやった。
     今より更なる力を必要とするのなら……迷わずそのミサンガを断ち切るのじゃ。
     その暁にはお主はあの天才ディアス以上の力を手に入れられるじゃろう」

バビントン「ディアス以上の……力……?」

????「信じるも信じないもお主次第じゃ。じゃが、わしのような老いぼれにボールを奪われ翻弄されているようでは
     とてもじゃないが明日の日本戦には勝ち目がないじゃろうなぁ……」

バビントン「そ、そんなことはない!僕達アルゼンチンにはディアスやパスカル、
      それにサトルステギやガルバンだっている!日本は手強いかもしれないけど、決して勝ち目が無いわけじゃない!」

355 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:45:42 ID:???
????「ふふふ……その強い心こそ力強いプレイを生み出す源じゃ。
     ならば言い方を変えようか。もしも心に不安を感じたとき…チームの役に立ちたいと思ったとき…
     そのミサンガを断ち切るのじゃ。さすれば、きっとお主はチームを救う救世主となるじゃろうて」

そう言い残すと、その老人は影に溶けるように消えていった。
直後、バビントンは自分の頬をつねる。……痛い。どうやら夢ではないらしい。

バビントン「(夢、じゃない。じゃあ……本当にこのミサンガに……魔法が?)」

アリティアカップにてアカネイア同盟軍の者たちが使っていた不思議な力、魔法。
彼にとって幸か不幸か。未知の力に慣れていたことが、この不思議な出来事を容易に受け入れる原因となったのだ。



バビントン「(ごめんねセレイン。できれば自然に切れてくれることを願っていたけど……
      待っているだけじゃだめなんだ。僕は今、今こそ大きな力を手に入れなくちゃいけないんだ!!)」

ババッ!!

ボールを足の裏を使い器用に後ろへと下げる。そうして出来た僅かな時間を使い、
バビントンは左手首に巻かれた瑠璃色のミサンガに手をかける。

バビントン「う……おおおぉぉぉぉぉおおおおおおあああああっ!!」

ぶ……ちぃんっ!!



日向「な……いったいなにが…ぐわぁっ!!」

新田「み、見えない…?バビントンさんが消え…がはぁっ!!」

356 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:48:19 ID:???
ガルバン「な…?バ、バビン……トン……?」

彼のプレイを唯一はっきりと間近で見ていたガルバンは思わず顔が固まった。
見てしまったのだ。審判の死角の位置に素早く潜り込み、瞬時に二人をボール越しながら鋭い蹴りをお見舞いしているのを。

ガルバン「(あのバビントンが……反則スレスレのあんなプレイをするなんて……)」

放送「こ…これはいったいどうしたことでしょう!勢いよくタックルに向かったはずの
   日向くんと新田くんが激しく空中に吹き飛ばされました!
   対するバビントンは微動だにしていません!なんという強靭な足腰なのでしょうか!」

中山「! こ、この……気配は……」

石崎「中山?おい、なんだか顔色が悪いぜ?トイレでも行き忘れたのか?」

中山「大丈夫だ。気にしないでくれ。
   (この感じ……オランダのイスラスのときも感じた。
   体全身から熱が逃げていくような…この悪寒。まさか、まさかアルゼンチンにもあの人が?)」

ちらりとアルゼンチンのベンチの方へ眼を向ける中山。だが、そこには半裸の監督が腕を組んでどっしりと座っているだけである。

中山「(……どうして彼は服を脱いでいるのだろうか?)」

謎の老人の存在よりも、半裸にグラサンという危険極まりないあの監督の方に意識がいってしまう中山だった。


バビントン「(す…すごい!体の奥底から力が……大きな何かが溢れてくるよ!はは…はははははははははは)」

ズダダダダダダダダッ!!

放送「ボールをキープしたバビントンくん、そのままフィールドを中央突破だ!
   加速し続けるそのドリブルに対し、全日本の選手たちはまったくついていけてない!」

357 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:49:25 ID:???
翼「(動きがまるで別人だ。いったい彼に何が…?)」

松山「くそっ!あのドリブルスピード、ディアス以上じゃないか!?」

三杉「アリティアカップでは器用な選手だがここまで力強いプレイはしてこなかったはずなのに…」

岬「過去のデータがまったく参考にならないようだね。やっぱりサッカーはこうでなくちゃ!(あーあーめんどくさい相手だなー…)」

森崎「おいおいおい、バビントンの奴、まるで日向みたいな激しいドリブルしやがるじゃねぇか」

中山「気をつけるんだ森崎!今のあいつは…ディアスより手強いかもしれないぞ!」

石崎「はぁ?中山、お前さっきからやっぱりおかしいぜ?ディアス以上の強敵がアルゼンチンにいるものかよ」

次藤「まぁどんな奴が来たところでワシのパワーディフェンスで吹き飛ばしてやるたタイ」

森崎「(中山の言うことも一理あるな。あの見るからに温厚なバビントンのまるで別人のようなパワープレイ。
   もしかすれば本当に何か隠し玉を用意しているかもしれん。
   かといってディアスやサトルステギをフリーにするわけにもいかんな。……どうする?)」

358 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 02:50:35 ID:???
☆どうしますか?

A全員バビントンにタックルだ!パスを出される前にボールを奪え!
B次藤はタックルに、石崎と中山はセンタリングに備えて待機だ!
C石崎はタックルに、次藤と中山はセンタリングに備えて待機だ!
D中山はタックルに、次藤と石崎はセンタリングに備えて待機だ!
E次藤と石崎はタックルに、中山はセンタリングに備えて待機だ!
F次藤と中山はタックルに、石崎はセンタリングに備えて待機だ!
G石崎と中山はタックルに、次藤はセンタリングに備えて待機だ!
H全員センタリングに備えて待機だ!
I俺がオーバーラップしてあいつからボールを奪ってやる!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

359 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 02:53:49 ID:QV3U1URA


360 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:01:30 ID:3pHWlG+2
D

361 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:05:03 ID:3sW0sg5+
D

362 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 03:49:55 ID:???
>D中山はタックルに、次藤と石崎はセンタリングに備えて待機だ!


森崎「それじゃあ中山を前に、次藤と石崎はゴール前に待機だ!」

中山「わかった!(俺の感が正しければ…あの選手も!)」

ダヒュンッ!!

石崎「(あれ…?おかしいな。なんだかいつもより中山の足が早く見えるような…)」


放送「たった一人で日本の厚い中盤を突破したバビントンくん、素晴らしいドリブルを見せてくれます!
   これに対し全日本のDF中山くんがチェックに向かいます!」

バビントン「どいてよ。邪魔しないで。怪我しても知らないよ?」

中山「怪我…?怪我が怖くてサッカーが出来ると思っているのかお前は!」

幾多の怪我に運命を狂わされながらも、ようやく世界でも戦える力を手に入れた中山は激しくぶつかろうとする。

バビントン「ははははは、やめたほうがいいのになぁ。今の僕はもう……ディアスよりも強いんだよ?」

実に楽しそうに高笑いするバビントンの足元を中山は見る。
南米の暑い太陽が生み出す光で生まれる影から、実に禍々しい顔の模様なものが見て取れた。
この力の正体を中山は知っていた。なぜなら、この狂気じみた力こそ――
彼が森崎と共にもう一度世界の舞台に立つために欲した力なのだから。

中山「(彼も俺と同じ…何かに悩み、苦しみ、力を欲した選手だというのか……)」

自身の影の闇色をさらに濃くしながら、中山はさらに加速するバビントンへ向かっていく。

363 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 03:51:22 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


バビントン→! card+ ドリブル59+(?????+5)=
============
中山→! card+ タックル52+(?????+5)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→バビントンが突破!クラブ以外でそのままドリブル。クラブでディアスにパス。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ディアスがフォロー)(サトルステギと次藤が競り合い)(石崎がフォロー)
≦−2→中山がボールを奪う!

【補足・補正】
バビントンのカードがダイヤ・ハートで『シャドードリブル』で+4(吹っ飛び係数4)
中山のカードがハート・スペードで『シャドータックル』で+4(吹っ飛び係数4)
その他は>>15を参照してください。
============
あの温厚だったバビントンにいったい何が?暗躍する謎の老人の正体とは?
JOKERが起こす怪奇に全日本は果たして勝利することが出来るのか?
といったところで今夜の更新はここまで。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました〜

364 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 03:52:42 ID:???
〜アカネイア王宮〜

ミディア「残すところあと3日!ついに佳境となった人気投票のリンク先はこちらよ!
     森崎くんがようやくトップに躍り出たわね。目立たないとか引きが弱いとか散々な言われようだけれど
     主人公の面目躍如ってところかしら。でも、これだけは言わせてね。誰でも光り輝く権利は持っているの。
     たとえ今回順位が低くても、票を入れてくれた人、コメントを入れてくれた人の思いは
     こうしてちゃんと形に残ってくれているのだから。…ね?」


第三回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2n/bbs.cgi

第二回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2o/bbs.cgi

アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2p/bbs.cgi

第二回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2q/bbs.cgi


ミディア「うーん。思った以上に『幕間』でページをかけてしまいそうね。
     はたして綺麗にこのスレで終われるのかしら…?」

ガチャッ。

ニーナ「お疲れ様ミディア。遅くまでご苦労様です」

ミディア「こ、これはニーナ様!わざわざこんな所までお越しいただけるなんて」

365 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:53:21 ID:???
バビントン→ クラブK + ドリブル59+(?????+5)=


366 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/04(水) 03:53:44 ID:???
ニーナ「ふふ、そんなにかしこまらないでミディア。
    何だか寝付けなくて。久しぶりにあなたとゆっくり話がしたいの」

ミディア「恐れ入ります。…ところでボア殿はまた懲りずに婚姻の話を?」

ニーナ「ええ。確かに国のことを思えば、私の体に流れるこのアカネイア王家の血を絶やすわけにはいきません。
    父様や母様。多くの兵士たちが命がけで守ってくれた……私の使命は分かっているつもりです」

ミディア「だとしてもあのマルス王子をアカネイア皇帝の座に推薦するとは…デリカシーがないにもほどがありますよね」

ニーナ「暗黒戦争を率い、ファイアーエムブレムを携え勝利を飾った英雄王……
    ボアの気持ちもわかります。彼が私のもとへ来ることになったのならば
    アカネイアの威信は天へも登るものとなりましょう。
    宗主国として、各国の民をいち早く安心させるためには最適なことかもしれません。でもそれは……」

ミディア「それはさすがに困りますよね。なんといってもマルス王子にはシーダ王女がいるのですし。
     噂では既に婚約を結び、復興が終わった暁にはアリティア王への即位とともに婚姻を行うらしいですしね」

ニーナ「あ……そ、そうね。そうよ。マルス王子にはシーダ王女がいるのですから。
    ボアは昔からそういった女性への心配りが足りていなくて困っているのです……」

ミディア「(ニーナ様…?もしやニーナ様の心の中には……まだあのグルニアの黒騎士が……)」

ニーナ「ミディア。私たちは確かに平和という大きな光を手に入れることができました。
    ですが、それは多くの犠牲の上で手に入れたものであることを忘れてはいけません。
    そう……忘れてはならないのです。それが――この炎の紋章を持つ者へ課される『アルテミスの宿命』なのですから」

ミディア「はっ……。
     (かの英雄アンリも、互いに愛し合っていたアルテミスとは結ばれることのなかった逸話…
     私も……アストリアを失うことは運命だったとでも言うのかしら……)」

367 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:54:32 ID:???
中山→ スペードK + タックル52+(?????+5)=

368 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:56:33 ID:???
KかJOKERじゃないとだめなところでちゃんと引くとは

369 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:56:56 ID:???
バビントン怪我したなwwww

>バビントン「どいてよ。邪魔しないで。怪我しても知らないよ?」

これがフラグだったとは

370 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 03:59:53 ID:???
まあ、バビ様はれいせ…じゃなかったセイレンちゃんとイチャイチャすればよろしいw

371 :森崎名無しさん:2011/05/04(水) 08:20:09 ID:???
ルナティックレッドアイズを持たぬ者にはわかるまい……

372 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:47:17 ID:???
>>368
抜かれると失点のピンチでしたからね。グッジョブです。
>>369
すみません。中山の『シャドータックル』の発動カードはダイヤ・ハートの間違いでした。
>>370
JOKERの効力でイスラスとバビントンはストーリー掘り下げ&彼女持ちとさせていただきました。
ちなみにオランダマネージャーのシャルさんとアルゼンチンマネージャーのセレインさんには元ネタがあります。
シャルは観客席にいた某ポーランドの選手の名前の一部から、セレインは某外伝のヒロインを参考にさせていただきました。
バビントンスレの再開、そして発展をモリブレムはひっそりと願っています。
>>371
ちなみに外見が似ているだけなのでうさ耳は生えてませんし空も飛べません。
============
バビントン→ クラブK + ドリブル59+(?????+5)=73

※三すくみが関与せず数値の低い中山のカードが3倍

中山→ スペードK→39 + タックル52+(?????+5)=96

【攻撃側】−【守備側】
≦−2→中山がボールを奪う!


バビントン「(足が羽のように軽い。ボールが磁石のように吸いつく。
      ツバサやディアスはいつもこんな気持ちよくボールを蹴っているのかなぁ)」

夢見ごこちで舞い上がるような良い気分でバビントンはドリブルを続ける。
だが、スピードを増していく動きに比例していくようにバビントンの中性的で整った顔は痩けていた。

中山「(分からない…有名なクラブで司令塔を務めることが出来るだけの君がどうしてこんな力を……)」

中山は焦点のあっていない淀んだ瞳でこちらを見てくるバビントンの姿を憐れみながら、あの日のことを思い返す。

373 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:48:54 ID:???
BJから辛い現実を突きつけられ、途方にくれていた中山は後輩の山森に心ないことを言って傷つけてしまう。
その自責の念の苦しみから逃れるように、南葛高校を飛び出し、街道を駆けていく。

中山「(俺はもうあの頃の輝きを取り戻すことは出来ないのか。
   森崎や翼たちのように世界へ挑戦し、一流の選手が眺められる景色を見ることはもう出来ないのか)」

そして悩みに悩んだ挙句、BJから紹介されている肉体改造専門の病院を訪ねようとする。
だが、直前になり体が震える。これまで多くの負担をこの平凡な体に施してきた。
その反動により自分は選手生命を失いかけ、辛いリハビリを強いられることになり、
そして今、二度と栄光を掴むことが出来ないという絶望を背負われてしまっているのである。

中山「(BJ先生のおかげで俺が努力を怠らなければ普通の選手としてならば活躍出来る保証はあるんだ。
   その際は全力でバックアップしてくれると約束もしてくれている。
   俺は……感謝こそすれ、BJ先生を恨むことなんてできるはずがないんだ。……でも……)」

彼ならば自分のこの悩みをなんとかしてくれると期待していたのも事実であった。
そしてその期待ももろくも崩れ去った今、彼が頼れる人物はもはやこの病院の中にいる医者しかいないのだ。

中山「(だが……もしも失敗したらどうするんだ?肉体改造に失敗し、二度とボールが蹴れない体になってしまうかもしれないんだぞ?)」

親からもらった大事な体を使いものにならないものにしてしまうかもしれないという恐怖。
もう一度フィールドに戻り、一流の選手として友と共にボールを蹴りたいという欲望。
次々と海外遠征を成功させ、プロへの階段を順調に登り続けているチームメイトたちへの嫉妬。
平均より少し背が高いだけという中山の平凡な体に、泣き出したいくらいの負の感情が凝縮していく。

そして……そのとき扉は開かれた。自分の手で扉を開けたのか、それとも勝手に開いたのかは覚えてはいない。
だが、その先の見えない闇の中のトンネルの奥に僅かに見える小さな光は、
絶望に打ちひしがれる中山にとっての唯一の希望に思えたのである。

中山「(病院にしては随分薄暗くて湿気があるところだなぁ。それに医者の姿も見えない……)」

ぽん。

374 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:50:04 ID:???
中山「ひっ…!?」

キョロキョロと建物の中を進む中山に、突如背後から手が伸び肩へと置かれる。

????「ようこそ……お主が来るのを待っておったよ。ずっと……ずっとな……」

おおよそ医者には見えない黒いローブに身を包むシワだらけの老人に、中山は個室へと案内される。


中山「では、その『闇のオーブ』の力を使えば俺も以前の才能を取り戻せるんですか!?」

????「取り戻す…というのは少し違う。もともとお主には恵まれた才能など皆無じゃった。
     新たに力を手に入れるといったほうが正しいじゃろうて」

中山「……はい」

その黒いローブの医者から伝えられた一言に中山は一瞬顔を輝かせ、そして沈ませた。
残酷な一言が心の奥に突き刺さる。やはり自分には元から優れた才能があったわけではなかったのだ。

????「お主の気持ちはわしにも分かる。どれだけ努力を重ねたとて、決して天性の才能を持つ者には敵わない。
     一切の評価をされず、暗い闇の中で影の存在として生き続けるしか無い…お主の抱える苦しみはわしにも分かるよ」

不意に暖かな口調に変わる医者の言葉に、中山は心を落ち着かせていく。
言葉のとおり、きっと彼も自分やそれ以上の苦労を重ねてきたのだろう。

中山「それでお聞きしたいのですが、具体的にどうやってその力を使えばいいんですか?」

????「ああ。それは単純じゃ。お主が心の中で強く念じればいいだけじゃ。
     望む気持ちが強ければ強いほど、発揮される力も大きくなっていく。
     しかし、ここで一つ注意が必要じゃ。大きな力を使うにはそれ相応の燃料が必要になってくる。
     身の丈に合わぬ、己の器を度外視した力はその身を滅ぼしかねん事を覚えておくことじゃ」

375 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:51:49 ID:???
中山「……大丈夫です。俺は多くは望みません。ただもう一度友人と一緒にフィールドに戻って…
   一流の選手にしか眺めることの出来ない世界の舞台から見る景色を見てみたい。それだけです」

????「(くくく……分かっておらぬな。人の持つ『欲望』というものはそれこそ無限に沸き立つ泉のごとく溢れ出るものじゃ。
     たとえその夢がかなおうとも、いずれそれ以上の欲望が生まれてくる。現に……
     新たな力を手にした瞬間、お主は思い描いたはずじゃ。ただ一緒に試合に出るだけではなく……
     その友人の助けになりたい。力となりたい、とな……)」

中山は黒ローブの医者に礼を言うと、意気揚々と南葛高校へと戻っていった。
契約書と共に飲み込んだ『闇のオーブ』のかけらが体の中から熱を生み出す。
その熱は弱さを打ち消し強さを生み出す。もう何も怖くはない。恐れるものなど無いのだ。

中山「よしっ!やるぞぉ!まずは中高一貫で全国大会V6達成を目指すぞぉぉぉぉっ!!」

やる気充分に暮れなずむ夕日に叫びながら去っていく背中を、闇の中から眺める人影がいた。
先ほど中山に闇のオーブのかけらを渡した黒ローブの医者、そして彼に力を貸し与えられし若者である。

????「ふぇふぇふぇ…健気なものじゃのう。いずれはお主のために命さえ投げ打つかもしれぬぞ。あの若者は。
     止めなくてよかったのかえ?お主の……親友ではなかったのか?」

?????「……力を得るにはそれ相応の犠牲が必要ってことさ。アンタの台詞だぜ?」

????「ふむ。スターライトによって失ったわしの体はこの『闇のオーブ』の力なくして形成できぬ。
     そして精神体という不安定な存在となったお主のその仮初めの体もそうじゃ。
     じゃが、この欲望にまみれた世界からは、若く、それも活力に満ちたエーギルが容易く手に入ることじゃろうて。
     わしらが本格的に活動できるようになるのも時間の問題といったところじゃろう」

?????「ああ。その通りだな。俺の周囲の人間だけでも常識をひっくり返したような狂った連中ばかりいた。
      きっと世界中にはもっともっとアンタの力を欲する奴らがわんさかいるはずさ。
      それに……中山に関してはもう一つ、重要な仕事を任せるつもりさ」

????「ほう……?」

376 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:53:33 ID:???
?????「俺は絶対に全てを取り戻してやる。あのまがい物の精神を消し去って俺の本来の体を手に入れる。
      そのためにはどうしてもやっておかなくちゃならないことがあるんだよ」

????「ふむう……そうじゃな。ガトーに導かれし星々の守られたあの者の存在も我らの野望には厄介じゃ……」

?????「まぁ見てな。俺がどうやってこの腕一本でのし上がってこれたか、ちゃーんと証明してやるさ、ガーネフの爺さんよぉ」

ガーネフ「くくく…楽しみにしておるぞ、超モリサキ……いや、ラムカーネよ!
     忌々しきアンリの末裔共よ、つかの間の平和に酔いしれるが良い。
     真の支配者に相応しき存在は誰なのかをいずれ、思い知らせてやるわ……ふぇっふぇふぇっ……」

ラムカーネ「俺がこれまで築き上げたものをそう簡単に渡しはしねぇよ。
      絆だの信頼だの不抜けた感情を持ってしまった『偽物』なんかに……俺は負けねぇ!!」



中山「(有名クラブで活躍できるだけの才能と運が備わっているくせに……!
   どうしてその力を身に付けている!その力は……俺のようなものにこそ相応しいはずなんだ!!)」

ゴワッ…ズッシャアアアァァァッ!!バシィッ!!

バビントン「なっ……なんでだよ!なんでボールが奪われるんだ!なんで!?」

放送「ここで中山くんがボールを奪った!闘志あふれる見事なスライディングタックルです!」

中山「(ぐっ……足が急激に重くなった!?たったこれだけのプレイですら俺にとっては高望みな欲望だとでも言うのか…?)」

決勝トーナメント準々決勝にて敵の司令塔の華麗なドリブルを強烈なタックルで止め見事にピンチを防ぐ。
頭の中で今自分が起こした行動を整理し、中山は小さくため息を付いた。

中山「(…………高望み、なのかもな。だけど、俺はそれでも――)」

377 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 00:54:46 ID:???
森崎と。もう一度一緒にボールを蹴りたかった。世界を相手に戦ってみたかった。
小さな器から溢れて零れ出てしまう欲望の渦が中山を取り囲んでいく。

中山「それでも俺は……後悔はしていない!!」

バコォッ!!

岬「ナイスパスだ中山!(海外遠征をしていない君がまさかここまでのプレイが出来るだなんて……)」

放送「ここで一気に全日本のカウンターアタックだ!ここで2点差とし、
   強豪アルゼンチン相手に一気に優位に立ちたいところです!」

ガルバン「日向と翼だ!あの二人をマークしろ!全日本はあの二人の得点力が半端無く高いんだ!」

岬「(しっかりとデータは取られているみたいだね。だけど……残念だけど君たちのチームのキーパー相手なら
  翼くんや小次郎以外でも充分得点は狙えるんだよね……)」

自分の予想以上に成長し続ける日本のサッカーの強さに嬉しさと恐れが混じった興奮を感じながら、岬はボールを蹴り出した。



既に優勝候補の一角、全日本→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→松山のネオイーグルショットで2点目を奪う!
ハート→新田のファルコンクロウで2点目を奪う!
スペード→三杉のハイパーオーバーヘッドで2点目を奪う!
クラブ→ガルバンが岬のパスを根性でカットする!
JOKER→そのころアルゼンチンのベンチでは…

378 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 00:55:01 ID:???
既に優勝候補の一角、全日本→ ダイヤ6

379 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 00:57:22 ID:???
一つはっきり聞きたいです。
このラムカーネが、本編にあたるところの森崎なんですか?

380 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 01:29:02 ID:???
>>379
すみませんがラムカーネの正体は今ははっきりとは言えません。
なぜならばモリブレム森崎もラムカーネもキャプテン森崎本編の森崎とは既に別次元の存在だからです。
BJが治すことが出来なかった『眠り続けるベルギー人の少年』も後々物語に関わってくることでしょう。

一つ不安を感じていることは、本編の森崎を悪役に貶めていると勘違いされてしまっているのではないかということです。
超モリサキもといラムカーネがモリブレムの森崎にとっては大きな壁となる存在であることは確かですが、
決して本編の森崎の行動を強く否定するような物語にはいたしません。ここだけははっきりと伝えておきたいです。
============
既に優勝候補の一角、全日本→ ダイヤ6
>ダイヤ→松山のネオイーグルショットで2点目を奪う!

岬「(松山がうまく相手の裏に駆け込めそうだ)よしっ!」

バコォッ!シュルルルル……バムゥッ!

松山「ナイスパスだ岬!ぬおおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜っ!!」

ズアッ…ドゴオォォッ!!ドバシュルルルルッ!

ガルバン「ば…馬鹿な……!日本にここまでの攻撃力があっただなんて……」

放送「き、決まったゴーーーーールッ!!
   松山くんの豪快な地を這うミドルシュートが日本に大きな追い風を生み出します!
   2対0!前半も半分を過ぎ去ろうとする今、全日本は完全に試合の流れをものにしています!」

森崎「アルゼンチンも攻撃力は怖いが守備に関しては安心だな。
   今の俺達の攻撃力ならワンサイドゲームも期待できそうだぜ」

ディアス「これが……これがサッカー後進国のサッカーだというのか……?
     俺達がまるで手玉に取られている……こんな……この天才ファン・ディアスが……」

381 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 01:31:05 ID:???
バビントン「(む、胸が……体が熱い……く、苦しい……い、いったい僕になにが……?)」

ガルバン「バビントン……ディアス……もう頼れるのはお前たちだけだというのに……」

完全に全日本に試合が傾いてしまった瞬間だった。
パスカルの負傷、ディアスの不調に続きバビントンの動きが明らかに鈍りつつある。
ガルバンが守備陣を纏め上げてなんとか前半戦はこの点差で凌ぎきれたものの、
ハーフタイムを挟んでもこの悪い流れはそう簡単に切り替わるものではなかった。


ぼろぼろのアルゼンチン→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→翼とディアスの因縁の天才対決!翼が競り勝ち完全にディアスの心を折る!
ハート→日向が自分の庭のようにアルゼンチン陣営を蹂躙。そこにバビントンが立ちはだかる!
スペード→三杉がバビントンの執拗なマークに追われる。だがバビントンは苦しそうだ…
クラブ→翼とディアスの因縁の天才対決!ディアスが競り勝ち反撃の望みを掴みとる!!
JOKER→そのころアルゼンチンのベンチでは…

382 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 01:31:52 ID:???
謎なままか
解明楽しみにしてます!

383 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 01:32:13 ID:???
ぼろぼろのアルゼンチン→ スペード4

384 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 01:58:35 ID:???
>>382
(ノ´∀`)
============
ぼろぼろのアルゼンチン→ スペード4
>スペード→三杉がバビントンの執拗なマークに追われる。だがバビントンは苦しそうだ…


バビントン「らああぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」

ガガッ!ガギギッ!

三杉「(くうっ……随分タイトな守備ができるじゃないか。
   本当に彼はあのアリティアカップで戦ったサンパウロのバビントンなのか?)」

後半戦も日本がやはり押し気味なものの、
バビントンの豊富な運動量でなんとか中盤のラインで持ちこたえていた。

バビントン「(パスカルよりも…ディアスよりも……もっと、もっと強い力が欲しい……!!)」

三杉「(そういえばオランダ戦でのイスラスも普段のプレイスタイルよりさらに凶暴性が増していた。
   あの後、オランダはイスラスを欠いたことでフランスに敗れ予選リーグ敗退を喫している。
   ……なにかがおかしい。この舌がざらつくような不快感は……なんだ……!)」

体格的にはほぼ互角でありながら、圧倒的に力負けしつつある現状を打破するため、
三杉は側にフォローによってきた松山とワンツーパスで振り切ろうとする。

松山「大丈夫か三杉!」

三杉「心配無用。今はとにかく、このしつこい彼を振り切ろう」

バビントン「ソウハ……サ・セ・ナ・イ……ッ!!」

385 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 01:59:44 ID:???
バビ様に忍び寄る影→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→三杉と松山のパスワークで一気に振り切った!
ハート・スペード→突如バビントンが苦しみだして倒れてしまう。松山は慌ててボールを外に蹴り出した。
クラブ→バビントンがインターセプト。ディアスへとパスを出すが、足がもつれて倒れこみ…
JOKER→松山&三杉「「これが俺・ボクたちの新戦術だ!」」

386 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 02:00:00 ID:???
バビ様に忍び寄る影→ ハート3

387 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:20:09 ID:???
バビ様に忍び寄る影→ ハート3
>ハート・スペード→突如バビントンが苦しみだして倒れてしまう。松山は慌ててボールを外に蹴り出した。


バビントン「(どうしてボールが奪えない?どうしてもっと活躍できない?
      僕は力を手に入れたはずなのに…まだ、まだ足りないというのか?)」

????「そうだ…それほどまでにお前の前に立ちはだかる全日本の者たちは強いのだ。
     今のお前では勝てん。もっと速く、もっと強い力を欲するのだ……」

バビントン「(もっと……もっと……もっともっともっともっともっともっとも―――――)」

プツン。

脳の奥へと語りかけられるあの老人の声が響いた瞬間――バビントンの意識は途絶えた。

バタァッ!!

三杉「なっ…?」

松山「ど、どうしたバビントン!!こ…これはいけない!」

バコッ!

松山はすぐにボールを外に蹴り出しゲームを切ると、色白の顔をさらに蒼白にし、
倒れこんだバビントンのもとへと駆け寄る。

三杉「待て松山!無闇に動かしては危険だ!」

松山「あっ……す、すまん!」

388 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:21:27 ID:???
三杉は抱き起こそうとした松山を制すると、生気を失いかけたバビントンの顔を見て愕然とする。
それは以前に心臓の病で苦しんだ自分を鏡で見ているかのような悲惨な顔だった。
泡を吹き白目を向き、意識は途絶えているはずなのに体はボールを蹴ろうとなんとかもがき動こうとしている。
それは明らかな異常な状態であった。そして三杉は確信する。
アカネイア同盟軍の者たちが使っていた『魔法ブースト』に類似した何か別の力が彼に働いていたことを。

三杉「(そうだ…程度の差はあるとは言え、彼らの使う『魔法』は体力を犠牲にして運動能力を高めていた。
   だが、それは僕達の世界とは本来無縁の不思議な能力のはず。
   この会場の何処かから……彼になにか力を施した存在が……いるのか!?)」

突如背後におぞましい悪寒を感じ、三杉は観客席の方を鋭い眼差しで振り向く。
だがそこには試合が止まったことによりどよめく観客の熱気に包まれた人波があるだけだった。

バビントンが抜けたことでチーム力の差はさらに広がった。
貴重な司令塔をこなせる選手を失ったアルゼンチンの士気は一気に地の底へと落ちた。

ディアス「そんな……パスカルだけでなく、バビントン、お前まで……」

サトルステギ「サッカーの神様…俺たち、なにかしたか?どうしてこうも次から次へと不幸が振りかかるんだ〜〜!!」

すぐさまバビントンは担架で運ばれ、狼狽し泣き叫ぶチームマネージャーと共にベンチの奥へと引っ込んでいった。

岬「(……日本のサッカーの発展の裏で必ず起こっている他国への明らかな不備の事態。
  これはあくまで僕の推測で絶対に信じたくないけれど……協会はなにかよからぬことを行っているのか…?)」

早田「(確かに楽に勝ち進めるのにこれ以上嬉しいことはないけどよ……
   どうしてこうも……すっきりしねぇ試合展開ばかり続きやがるんだ……)」

森崎「……終わったか。だが、どうせならお互い全力を出し切った上で決着をつけたい相手だったぜ」

ピッピッピイィィィィッ!!

389 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:30:15 ID:???
放送「試合終了〜〜〜!!2対0で全日本、アルゼンチンを下し準決勝進出だ!
   先ほど試合を終えたブラジル、そしてウルグアイの大会ベスト4がついに出揃いました〜〜!!」

カージャレ「いくら天才といえどもひとりきりではなにもできないよねバティんくん」

バティン「そうだねカージャレくん。パスカルが退場した時点でもう負けが決まっていたのかもね」

カージャレ「それにしても……聞いたかいバティんくん?ミランカルテットが話しているあの噂を」

バティン「ああ、あの有能な若手選手が次々と謎の失踪を遂げているって言うあれだねカージャレくん」

カージャレ「一応目を配っておかなくちゃあね。将来僕達の大事な後輩になるんだし……」

バティン「きっと今のディアスは敗北も苦しみも、そして国民からの罵声も
     たったひとりきりで受けなくちゃいけなくなりそうだからね。要注意だよ…」

多くの人々を引きつけるカリスマを持つ恵まれた者たちは少ない。
そしてどんなことをしても様々な解釈から許されてしまう真のカリスマを持つものはさらに少ない。
アルゼンチンの至宝、天才ファン・ディアスの持つカリスマは前者か後者か。
A代表の互いをくんづけで呼び合う変人コンビは稀代の天才をバッシングから守るための行動を密かに始めるのだった。

390 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:32:09 ID:???
未だ興奮覚めやらぬ観客席の端の端。一人の老人と一人の青年は
あまり納得のできない勝利をゆっくりと噛み締める全日本ユースを見下ろしながら呟く。

ガーネフ「ふぇふぇふぇ……実に良いエーギルじゃ。しかしまだ足りぬ……
     特にラムカーネ。お主の実体化にかかるための分はもう少し必要じゃ。
     これから行う計画を滞り無く遂行するためには、やはりもっと頑丈な体が必要じゃろう?」

手のひらに濁った光を放つ漆黒の宝玉を掲げる黒ローブの老人。
彼こそ暗黒戦争にて森崎達アカネイア同盟軍を苦しみ続けた魔王ガーネフである。

ラムカーネ「今の状態じゃ全力で動いたら40分持つかどうかだからな。
      そこからは魔力を失い崩れる体をかばうためにどうしても力を抑えなくちゃいけねぇ」

ガーネフ「もう少し……もう少しの辛抱じゃて。お主はこのわしの考えに唯一共感してくれた同士。
     必ずや最高の部隊を用意してしんぜよう……ふぇっふぇっふぇっふぇっ……」

ラムカーネ「(あと2試合、か。……中山。もう少しの辛抱だぜ。あと少しでお前も俺も……ふ、ふふふふ…くはははははは……)」

391 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 03:32:24 ID:???
せっかくパワーアップしたのに森崎まで一度も届かなかったなw

392 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:34:00 ID:???
〜ワールドユース大会決勝トーナメント準決勝 全日本対ドイツ〜


森崎率いる全日本対シュナイダー率いるドイツの試合は第2試合目だった。
先程行われたブラジル対ウルグアイは前評判通り、圧倒的な力量差でブラジルが勝利を収めた。

キャプテンであるカルロス・サンターナのミラージュシュートを皮切りに、
怒涛のシュート連打でウルグアイの守備はあっという間に疲弊に追い込まれる。
乱暴鰻ザガロのダブルイール、パルメイラスコンビのネイ、トニーニョによるブースターシュート。
司令塔サンタマリアのバナナシュート、攻撃的DFジェトーリオのドライブシュートが容赦なく襲いかかる。

対するウルグアイはビクトリーノが奮起するが、彼を頼りにしすぎた作戦が裏目に出てしまい、
後半始まってすぐにパフォーマンスが明らかな低下を見せる。
彼に変わってツートップの片割れのダ・シルバが懸命に攻めるものの
サンパウロのDFコンビのドトール、アマラウ、そして巨漢ディフェンダーディウセウの守りがそれを阻む。

ビクトリーノ「俺は……俺は諦めないぜ!最後まで絶対に勝負を捨てたりはしねぇ!いくぞダ・シルバ!」

ダ・シルバ「分かった!いっけぇぇぇ!パンサーストリーーーーームゥッ!!」

試合終了間際。せめて一矢報いようとビクトリーノとダ・シルバが決死のパンサーストリームを仕掛ける。
絶対に途中で試合を捨てない強い精神を身に付けたビクトリーノのこのシュートは
これまで堅守を誇っていたブラジルDF陣を蹴散らし、ゴールネットの隅へと突き刺さるものだと誰もが思っていた。ところが……

ガシィッ!!

ビクトリーノ「ば……馬鹿な!?」

ゲルティス「…………」

南米予選、予選リーグ、決勝トーナメント。これまでのすべての試合を無得点に押さえてきた
若干19歳にしてセリエAインターミランの正ゴールキーパーを務める『キーパーマシン』の異名を持つこの青年こそ――

393 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:35:07 ID:???
放送「試合終了〜〜!!3対0でブラジルがウルグアイを圧倒!
   ウルグアイ最後の猛攻もこの男が実に涼しい顔でシャットアウトしてしまった〜〜!!
   その名もエウゾ・ゲルティス!!開催国の誇りにかけて、そして優勝候補筆頭の誇りにかけて、
   世界一と共に大会ナンバーワンGKの座をその手に収めんと躍動します!!」

森崎「ウルグアイが……」

ダ・シルバ「ま、まけた……」

日向「ふん、牙の抜けた黒豹じゃあ所詮あの程度さ。
   森崎相手にオウンゴールでしか点を取れない二流ストライカーの割には頑張ったほうだろう」

翼「やっぱりブラジルは凄い……リオカップで活躍したメンバーが集まっているだけじゃなく
  あのロベルトが監督として率いているんだ。早く…このブラジルと戦いたい!」

森崎「その前に俺達は4年前の因縁にケリを付けなくちゃいけないみたいだぜ。
   ……シュナイダー。ついにこのときが来たようだな!」

シュナイダー「モリサキ。jrユースでの借りはここで返させてもらうぜ。
       東と西。統合した真のゲルマン魂をお前たちに見せてやろう」

jrユース戦で惜しくも日本に敗れ、リベンジに燃えるドイツユースは
各国に精鋭選手を派遣し、さらなる力を身に付けさせていた。
だが、それは巨大な権力を手にした日本サッカーも行っていたことだった。
フランスやオランダ、イングランドといった強豪国相手にも圧倒的な強さを見せてきた全日本。
彼ら『黄金世代』と呼ばれる選手たちの実力は、たとえドイツユースといえども
決して油断できない力量を持っているのであった……

394 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:36:34 ID:???
皇帝の挑戦→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→シュナイダーがキックオフ直後にネオファイアーショットを撃ってくる!
スペード→カルツに松山が、シェスターに岬が付き、そしてカペロマンにボールが渡り日向がマークに付く!
クラブ→俺の力を思い知れ!何故か日本人に強い恨みを持つポブルセンが無謀にも突っ込んでくる!
JOKER→雨が降ってきたぞ…?そしてここで選手交代のお知らせが!
============
いよいよこの幕間パートも準決勝ドイツ戦へと突入しました!
徐々に明るみとなるガーネフの野望、そして再び巻き起こる戦乱の世感。
裏で暗躍する影の正体を知らぬ森崎はいったいこれからどうなるのか?
といったところで一旦ここまで。今夜も遅くまでお付き合いいただきありがとうございます。

395 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 03:36:46 ID:???
皇帝の挑戦→ ハート8

396 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 03:38:14 ID:???
第三回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2n/bbs.cgi

第二回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2o/bbs.cgi

アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2p/bbs.cgi

第二回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2q/bbs.cgi


ボア「うむうむ。近々このアカネイア大陸全土で行われる
   大規模なトーナメント大会の準備も着々と進んでおりますなぁ。
   なにしろこの大会には前人未踏の空前絶後、天下無双の針小棒大、
   驚天動地の五里霧中、我田引水自画自賛したくなる
   とにかくすんばらしい賞品を用意していますからなぁ!
   きっとニーナ様もお喜びになってくれることでしょう……むふふ。
   さて、いよいよ大詰めとなった春の人気投票祭りは各所とも盛り上がっておるようじゃのう!
   この企画に負けないよう、わしもこの大会に命をかける所存ですぞ!ニーナ様〜〜〜っ!!」

397 :森崎名無しさん:2011/05/05(木) 08:11:31 ID:???
乙でした

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 18:16:28 ID:???
>>397
乙ありがとうございます。
============
皇帝の挑戦→ ハート8
>ダイヤ・ハート→シュナイダーがキックオフ直後にネオファイアーショットを撃ってくる!


ピピイイィィィッ!!

放送「ワールドユース大会準決勝第2試合、全日本ユースを迎え撃つのは皇帝シュナイダー率いるドイツユース!
   いま、試合開始のホイッスルが吹かれました!」

マーガス「頼んだぜキャプテン…!」

ポンッ、ボムッ…

ツートップの片割れ、マーガスがシュナイダーの前方へと軽くボールを蹴り出す。
そしてそのボールをキープし、ゆったりとした動作でシュナイダーはドリブルを開始する。

シュナイダー「俺達はこの大会に備えて世界中で腕を磨いてきた……」

ダダッ…

日向「チンタラやってんじゃねぇ!」

新田「油断している今がチャンス!」

傍からみると全くの無防備に見えるシュナイダーに向かい、日向と新田がタックルに向かう。
だが、シュナイダーの視線は勢い良く飛び込んでくる二人ではなく、
はるか先に映る白きゴール。これから自分がボールを蹴り込み勝利をつかむための場所に向かっていた。

399 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 18:18:48 ID:???
シュナイダー「カルツは歴史あるイギリスのサッカーを!
       シェスターはシャンペンサッカーと呼ばれるフランスの個人技を学んだ!
       カペロマンはメキシコでスタミナを養い必殺シュートに磨きをかけた!」

グウォオオンッ!!

これまでのゆったりとしたドリブルからは考えられないほどに速く、シュナイダーは右足を高く振り上げた。

翼「! みんな、気をつけろ!ブロックに飛ぶんだ!」

松山「4年前のハンブルグ戦のようにはいかないぞ!」

次藤「そげな無茶が簡単に通るはずないタイ!」

森崎「(ファイヤーショットか。空気の摩擦か、グローブとの摩擦か、
   本当に燃えているかのごとくボールが焦げ臭く感じたな……。
   シュナイダー。お前はこの4年間でいったいどれほどの腕を上げたんだ?
   にわかには信じられないだろうが、俺はアカネイアという地球上にない大陸に遠征に出されてな。
   いきなり海賊たちに襲われたり、騎士団に力を貸すことになったりと様々なことを体験してきた。
   多くの仲間との出会いと別れ。そのことが直結してるかどうかは俺にも分からないが……
   少なくともなにか大きな壁を一枚破り、俺は確実に前へと進んだと思う)」

推定距離は約45メートル。この距離と周囲の沸き立つ歓声にかき消され、決して届くことはないだろう。
だが、はっきりとその宿敵と視線を結んだことを確認し――両雄は叫んだ。

森崎「来いシュナイダー!止めてやる!!」

シュナイダー「ゲルマン民族の誇りにかけて、この勝利、渡さん!!」

400 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/05(木) 18:19:48 ID:???
☆どのセービングで行きますか?

Aキャッチング     消費20
Bパンチング      消費40  +2 1/4で+3
Cがんばりダイビング  消費150 +7 味方のフォロー率UP
Dがんばりセービング改 消費200 +9
Eがんばりヒップアタック消費100〜400 +10 バランス矯正 マークにより消費変化
Fカウンターパンチ   消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ
G頑張竜セービング   消費320 +15


・森崎のガッツ760/760
・森崎のセーブ力60+(距離補正+3)


シュナイダー ネオファイヤーショット73(吹っ飛び係数2)

翼 ブロック56+(人数補正+3)
松山 ブロック57+(人数補正+3)+(距離補正+1)
次藤 ブロック58+(人数補正+3)+(距離補正+2)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

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