キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 22:35:11 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
迷い込んだ森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

全日本ユース代表選抜特別試合は2対2の互角の展開を繰り広げ延長戦へと突入した!
熾烈な戦いの最中、眠れる才能を次々と覚醒させていく森崎率いるAチームの仲間たち。
勝利を狙う翼が放つ『サイクロン』をリンダの魔法ブーストでさらに強化した最強のシュートを、
森崎はポストとの衝突を利用した『頑張竜セービング』で見事防ぐ。
そしてPA外からのシュートは絶対に通さない伝説を持つ鉄壁セービングを、
過去にシュートをことごとく失敗してきたアベルが延長後半終了間際に見事得点し、試合を決めたのだった。

ワールドユースへ出場するため、そして世界最高のGKを目指すために森崎はブラジルへ。
アカネイア大陸を復興するため、そしてサッカーリーグを設立するためにマルスは祖国アリティアへ。
二人の若者は歩き出す。それぞれの夢へと向かって。今は別々の道も再び交わることを夢見て。
いつかまた一緒にサッカーをしようという新たな約束を『炎の紋章』に誓うのだった。

それから時は流れ……日本のサッカーは強大な力を手に入れた協会のもとで大きく変貌していた。
日本がサッカー後進国という話はすでに過去のものとなっていたのである。
アジア予選、そして本戦予選リーグにて圧倒的な実力を示す全日本ユースの姿がそこにあった。

今、新たな物語が動き出す。『進化』の力を授けられ、成長を司る数多の『星』に導かれし英雄の手によって。 

☆前スレ
【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1302883824/l50

651 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:05:06 ID:???
本スレではこうならないように祈ります・・・

652 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:17:33 ID:???
>>650-651
本スレではまもなくドイツ戦が始まりますね。楽しみです!
============
形勢逆転→ クラブ5
>クラブ→ミューラーが意地のパンチングでサイクロンを弾き返す!勝負は延長戦へ


ミューラー「(この大会、この試合に俺たちドイツユースがどれだけの気持ちで臨んでいるかお前たちにはわかるまい)」

4年前の大会。jrユース大会にて全日本に敗れたドイツjrユースチームは
サッカー後進国に敗れた弱小チーム…とまで言われないものの、
この世代の選手たちには期待が大きかっただけに落胆の声があちこちから囁かれた。

ミューラー「(中には『皇帝』の名を継がせることなどおこがましいにもほどがある。
      ネームバリューだけご立派な、由緒あるドイツサッカーに泥を塗った弱者と
      盛大に罵る記事を書かれることもあった。その逆境を跳ね除け…
      そして東ドイツとの合併で新たな力を蓄えた俺達は……!)」

グアアアァァァッ……ガコォンッ!!

ミューラー「お前たちにリベンジするためだけに全てを賭けて戦ってきたんだ!!」

翼「そ…そんなァ!!」

絶対に負けられないという強い気迫がミューラーの未熟な精神を確固たる自信へ変貌させる。
荒れ狂う竜巻状に迫ってくるシュートの中心をしっかりと捉えた豪腕が、ボールをゴールラインの外へと弾き返した。

ピッピッピイイィィィッ!!

放送「ここで後半終了の笛!勝負は延長戦へと突入します!
   やはりこの因縁の対決はそう簡単に決着はつかないのか〜〜!?」

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:18:34 ID:???
森崎「(翼の奴め…ほんっとうにここぞというときに勝負弱い奴め……)」

実際のところ森崎もあまり目立った活躍はできてないのだが、
心の中での翼への悪態は小学生の頃からずっと続けてきた森崎の悲しい習慣になっていた。

※森崎現ガッツ670/760→760/760


そして延長戦。全日本はシュートの連打による日向、翼の疲労が少しずつ現れ始める。
さらには守備の要でもある次藤のスタミナがついに尽き、早田をDFに下げさらに若島津も投入し4バックとなる。
しかし体力が苦しいのはドイツにも言えたことで、最大の得点力があるシュナイダーの動きは明らかに鈍っていた。
彼を補佐するようにカペロマンやポブルセンが攻めるものの、守備的MFの三杉や松山が中盤でしっかりと奪い返す。
それぞれのエースの負担を軽くするためにチーム全体が一丸となってボールを追い続ける。
緊迫した互角の戦いが続く中、延長前半終了間際、ついにゲームが動き出した。


総力戦の果てに→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→松山が絶好の位置でフリーになった!
ハート→岬がセンタリングのチャンスを手に入れた!
スペード→カペロマンへとボールが渡る!得意のサイドアタックを仕掛ける!
クラブ→ポブルセンがマークを振り切りメッツァからボールを受け取る!
JOKER→なんとオーバーラップに成功した森崎がミューラーと一対一に!

654 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:19:13 ID:???
総力戦の果てに→ クラブA

655 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:20:13 ID:???
なにィ!?ここでマモノ!?

656 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:29:37 ID:???
まじで神社か教会いった方が良くね

657 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:31:41 ID:???
これは森崎が活躍でポイントゲットさせてくれる幸運のマモノだよ、森崎がダイスじゃなければだけど

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:33:42 ID:???
総力戦の果てに→ クラブA
>クラブ→ポブルセンがマークを振り切りメッツァからボールを受け取る!

メッツァ「(パスしか取り柄がない僕だけど〜。こういう互いに苦しい状況ほど
     僕みたいな一芸タイプが活躍できたりするんだよね〜)」

体力が厳しくなるとどうしても攻め方が蛋白になってしまうものだ。
そこで彼のような正確なパスが出来る選手がいると
所謂『放りこみサッカー』が意外な形に好転する場合がある。

バコッ!シュルルル…ぽーんぽん。

ポブルセン「しめたっ!フリーで抜け出せたぜ!」

岬「しまった!いつのまにあんな位置に!」

松山「くそっ…マークが甘かったか!」

放送「ここでポブルセンくんが単独で抜け出す!
   体力が切れてしまった次藤くんを欠いている状態の全日本、ここを守り切ることが出来るのか!?」

ポブルセン「くくくく…しぶとい連中だ。だがそれでこそ潰し甲斐があるってものだぜぇ!!」

森崎「げっ!ここで奴をフリーにしてしまうのかよ!?しっかりしろよ中盤共〜〜!!」

ポブルセン「見ていろジャパニーズ!俺がここでテメェらに引導を渡してやる。ありがたく思いな!」

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:35:04 ID:???
復讐の狂炎→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→フリーでマーダーショットを撃ってくる!
スペード・クラブ→ドリブルでさらに接近してくる!
JOKER→マーダーショットを撃とうとしているところにシュナイダーが走りこんできて…?

660 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:35:17 ID:???
復讐の狂炎→ スペードJ

661 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 01:46:56 ID:???
復讐の狂炎→ スペードJ
>スペード・クラブ→ドリブルでさらに接近してくる!

ポブルセン「あのデカブツがいないならこっちのものだ。散れぇえええええっ!!」

森崎「ドリブルで突っ込んでくる気か?」

早田「こっちは今4バックになってるんだ。一気に取り囲んでタックルしちまえば!」

石崎「なんとか耐え凌いで前半を乗り切ろうぜみんな!」

中山「(あいつも……森崎を貶めた……敵)」

若島津「指示をくれ森崎。奴を食い止めるにはどう動けばいい」


☆どうしますか?

早田→
石崎→
中山→
若島津→

※ポブルセンに向かわせたいキャラの矢印の右に「タックル」と記入して下さい。
※タックルに向かわなかったキャラは待機状態になり、ブロックやフォローに備えます

『同じ組みわせが2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

662 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:47:54 ID:???
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→

663 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:48:02 ID:8GeGFFEE
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→タックル

664 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:48:58 ID:yrP3lUXk
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→

age忘れすみません。

665 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 01:51:05 ID:yLPFFGqM
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→



666 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:00:23 ID:???
早田→タックル
石崎→
中山→タックル
若島津→


森崎「早田と中山の二人でタックルに向かってくれ!」

早田「ん?二人か。まぁこぼれ球のフォローがいたほうが何かと助かるしな」

中山「(こぼれ球なんてさせない。確実に奪い…確実に…………)」

ダダッ!!

ポブルセン「ん?さっきカペロマンにいいようにされた雑魚どもか。はっ、俺も舐められたものだな!」

早田「るせぇっ!その減らず口を黙らせてやるぜ!」

中山「(もっと力を……あいつを止める力を……吹き飛ばす力を……!!)」

667 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:01:46 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。


ポブルセン→! card+ ドリブル60=
============
早田→! card+ タックル56+(人数補正+2)
中山→! card+ タックル52+(?????+10)+(人数補正+2)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ポブルセンが突破!奇数でシュート、偶数でドリブル
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(マーガスがフォロー)(石崎がフォロー)(若島津がフォロー)
≦−2→全日本がボールを奪う!

【補足・補正】
ポブルセンのカードがダイヤ・ハートで『フレームドリブル』で+4(吹っ飛び係数1)
早田のカードがクラブ以外で『カミソリタックル』で+2(吹っ飛び係数3)
中山のカードがダイヤ・ハートで『シャドータックル』で+4(吹っ飛び係数4)
その他は>>15を参照してください。

668 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:02:27 ID:???
ポブルセン→ スペード3 + ドリブル60=

669 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:02:43 ID:???
早田→ クラブ5 + タックル56+(人数補正+2)
中山→ スペード6 + タックル52+(?????+10)+(人数補正+2)=


670 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:15:12 ID:???
ポブルセン→ スペード3 + ドリブル60=63

早田→ クラブ5 + タックル56+(人数補正+2)=63

【攻撃側】−【守備側】
=0→ボールはこぼれ球に。石崎がフォロー
============
ポブルセンは一つ大きな勘違いをしていた。
カペロマンがあっさりと早田と中山に勝利したのは彼が得意としているサイドライン付近だったからであり、
ここまで日本の勝利に貢献してきた、決して見くびってはいけない相手であることに彼は気がつけないでいた。

ポブルセン「ふん、テメェらなんかこれくらいのフェイントでじゅうぶ……」

早田「うおおおぉぉっ!!」

ガガッ!!

ポブルセン「な…なにィ!」

石崎「ナイスタックルだぜ早田!そうりゃ、クリアーだァ!」

早田の闘志の篭ったタックルにより、なんとかピンチを脱した全日本。
だが、守備の機会を逸した中山は一人立ち尽くし自己嫌悪に浸っていた。

中山「(……俺は、何をしようとしていたんだ……あの選手を吹き飛ばす?
   ち、ちがう!俺はそんなことのために力を求めたんじゃ……)」

自分はただ森崎と一緒に試合に出たかっただけ。最初はそれで満足できると思っていたのに。
試合に勝ち進んでいくたびに心の底から新しい夢…欲望が湧き出では止まらないのだ。
終いにはボールを奪うのではなく選手を吹き飛ばしたいという狂気にとらわれつつある自分に恐怖する。
これでは目の前にいるあの粗暴な男と同じではないか。中山は首を首を横に振って湧き出した愚かな感情を払う。

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:17:42 ID:???
そして延長戦は後半へと突入。前半休んでいた翼や日向がようやく動き出し、俄然日本の動きが良くなる。
対するドイツもシュナイダーをいかにフィニッシュに持っていくことだけに集中することで
残り少ない体力の中でもプレイの精度を上げて対抗してくる。

放送「いよいよこの勝負も決着の時が近づいてきました。
   延長後半も残すところ後僅か!果たして明日の決勝戦、ブラジルと戦う権利を掴むチームは
   ドイツユースか?それとも我らが全日本ユースか?いったいどっちが勝つんだ〜〜〜!?」


勝負を決めるのは…→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→翼と日向がゴール前に同時に駆け込む!
ハート→日向と松山がゴール前に同時に駆け込む!
スペード→決着つかず!勝負はPK戦に!
クラブ→やはり最後はこの男!シュナイダーがネオファイヤーショットを撃ってくる!
JOKER→なんとオーバーラップに成功した森崎がミューラーと一対一に!

672 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:18:18 ID:???
勝負を決めるのは…→ ハート3

673 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:41:59 ID:???
勝負を決めるのは…→ ハート3
>ハート→日向と松山がゴール前に同時に駆け込む!


カルツ「翼だ!翼にボールが渡ったぞ!」

シェスター「マークに付け!足を止めるな!」

先ほどミューラーが辛うじて止めたものの、やはりドイツユースの心には
サイクロンの恐怖が色濃く残っており、彼にだけはボールを持たせないように指示が飛び交う。
だが、この自分にマークが集中する状況こそ、勝ち越しを狙う翼が仕掛けた策だった。

翼「(いいぞ……もう少し、あと2人くらいは引きつけられる!)」

ポブルセン「さっきからちょこまかちょこまかと……
      生意気なんだよジャッポネーゼ!くたばりやがれええぇぇぇっ!!」

ポブルセンの凶悪なタックルが翼の足首へとはなたれる。
だが、その足から羽根でも生えたかのようにふわりと翼はジャンプで突撃をやり過ごした。

翼「思い切りの良いタックルだ。ちゃんとボールに向かっていたらきっと取られていたよ」

ポブルセン「なっ……なぁっ……!!」

怒りで顔を赤くするポブルセンをかわし、翼は守備形態が崩れたドイツ陣営へとドライブパスを放り込む。

翼「いけェ!日向くん、松山くん!決めてくれ!」

バコォ!ドシュルルルル…!

鋭いドライブ回転のかかったこのパスに駆け込むのは一頭と一羽の獰猛な獣たち。
かつてアカネイアカップにて森崎の前に強敵として立ちふさがった猛獣コンビである。

674 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 02:43:18 ID:???
日向「わざわざ言われんでも決めてやるさ!松山ァ!ちゃんと合わせろよ!」

松山「俺にそんな岬のような器用な真似が出来ると思ってるのか?いいから全力で蹴ろ!お互いにな!」

日向「フン…生意気な。テメェの足が砕けようとも俺の知ったこっちゃねぇぞ」

松山「雪国で鍛えた俺の強靭な足腰を砕けるものなら砕いてみろよ」

日向「ククク……クハハハッ!テメェは本当にあの松山か?随分肝が座りやがって。
   だったらお望みどおりに砕いてやる!!盛大になぁ!!」

松山「その言葉そっくりお前に返すぜ日向!ぬおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

日向「うおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

森崎「あれは…!アカネイアカップで俺に撃ってきた…!」

放送「こ……これは!日向くんのライトニングタイガーと松山くんのネオ・イーグルショットが
   同時に放たれようとしているのでしょうか!?」

ミューラー「(ツインシュート。複数のキックによりボールが無数にブレる錯覚をみせる小手先シュートか。
      サイクロンの変化に比べれば……止めるのは容易い!)」


虎に鷲→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→イーグルタイガーツインがミューラーを吹き飛ばし日本が決勝進出!
スペード→シュートはミューラーを吹き飛ばすがポストに当たる!そこへ新田が駆け込み…
クラブ→それでもミューラーが止める!勝負はPK戦に!
JOKER→なんとシュナイダーが戻ってきておりカウンターシュートを成功させる!森崎に絶好の出番到来!

675 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:43:42 ID:???
虎に鷲→ スペード6

676 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:43:43 ID:???
虎に鷲→ スペードK

677 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 02:45:22 ID:???
このJOKER絶好の出番というより活躍ポイント0&優勝できないフラグじゃないですかw

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 03:00:23 ID:???
>>677
後ろ向きに考えてしまう気持ちも分からなくはないですが…w
============
虎に鷲→ スペード6
>スペード→シュートはミューラーを吹き飛ばすがポストに当たる!そこへ新田が駆け込み…


松山「ここだ!ここで決めるんだ!」

日向「走れイナズマ!うおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!!」

バッギョオオオオオォォォォオオオオン!!ズブリュルルルルブシャアアアアアッ!!

ミューラー「(ぐっ……!?馬鹿な!これほどまでの威力が……!?)」

単純なシュート力ならば全日本でチーム1.2位を争う松山と日向。
彼らの持つ強力な必殺シュートが合わさったことにより
そのツインシュートはただボールがブレるだけでなくそれ相応の威力も兼ね備えているのである。

ドガアッ!!

ミューラー「がはああぁぁっ!!」

放送「ミューラーくん吹き飛ばされた!こ、これはついに日本が念願の勝ち越し点を――」

ゴォインッ!!

日向「なっ…!?」

松山「(そういえばアカネイアカップでもポストだったか。やはり翼と岬のようにはいかないか)」

放送「ああ〜〜!!無常にもこれはポスト!惜しくも渾身のイーグルタイガーは外れてしまい…い、いや、まだだ!」

679 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 03:01:39 ID:???
新田「ここは絶対に決める!決めなくてはいけない!」

岬「新田!(相変わらずこぼれ球への反応はピカイチだな。そのスピードには素直に感心するよ)」

三杉「押し込め新田!あせるなよ!」

新田「大丈夫ですって先輩方!ここで外すなんてそれこそポストと恋人じゃなきゃ出来ない芸当ですよ」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ヒーローは→ ! card
============
新田→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※マーク一致で ポ ス ト となりPK戦突入。それ以外で決勝点となり日本の勝利となります。
============
ようやくドイツ戦が決着といったところで今夜はここまで。
このスレだけで幕間編と人気投票の結果発表を終える予定でしたがちょっと溢れてしまうかも?
遅くまで更新にお付き合いいただきありがとうございます。それでは次回の更新でお会いしましょう。

680 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:02:29 ID:???
ヒーローは→ ハート5

681 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:04:40 ID:???
新田→ JOKER
決めろ!

682 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:08:12 ID:???
さすが第二部のキーパーソン(の一人…の予定?)やで…

683 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:08:22 ID:???
…ジョーカーはオールマイティーだったりするのカナ?カナ?

684 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 03:15:19 ID:???
延長戦はJOKERで決着がつく法則が完成しつつあるのか

685 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:32:48 ID:???
>>682-683
ここでJOKERを出してくるとは…このスレの新田は何か持っているのでしょうか?
特にボーナスなどは考えていませんが、次の試合の活躍の確率を上げてみたいと思います。
>>684
アベルのラストシュートもそうですが、絶妙なタイミングでJOKERが出てくれますねw
============
ヒーローは→ ハート5
新田→ JOKER
※新田がねじ込んでゴールを決める。日本が延長戦を制し決勝進出!


ミューラーは先程の日向と松山のシュートに吹き飛ばされ、まだ起き上がれないでいる。
ドイツのDF陣もカバーには間に合わず、あとは新田自身が落ち着いて枠内へこのこぼれ球を押しこむだけだった。

新田「でやああぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」

国際試合でのシュートを撃った場数が少ないことから、
この土壇場でのボールコントロールに不安を抱かれていた時期もあったが、
サンパウロでの研修の成果は彼に技術だけでなくタフなハートも身に付けさせていた。
この状況で彼がシュートを外すことなど万が一にも起こり得ることなどなかったのだ。
そしてそれは日本のドイツへの勝利を意味することとなった。

バゴッ!ドッシュウウウゥゥッ!!

ポストに跳ね返ったボールをダイレクトで飛び込み直接ゴールへと蹴り返す。
一瞬彼の周りの時間が止まったかのように、その姿は芸術的な美しさを放っていた。

ズサッ!ピピイイィィィッ!ピッピッピイイィィィッ!!

放送「決まった!ゴーーーーーーール!!全日本3点目!待望の勝ち越し点をもぎ取ったァ!
   そしてここで試合終了のホイッスル!勝った!勝ちました日本!
   強敵ドイツユースを破り決勝戦進出だ〜〜〜〜っ!!!」

686 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:33:59 ID:???
約100分もの激闘を乗り切った選手たちは疲労困憊を顕にしフィールド内で座り込むものもいた。
観客席にて後輩たちを見守るドイツのトップの選手たちは
最後まで激闘を繰り広げたユースチームに敬意を表し拍手を送っていた。

ユルゲン「ナイスゲームだった。敗れはしたが、互いに全てを出し尽くした充実感溢れる試合だった。
     特に日本の次藤選手。彼の献身的な守備が何度もあったからこそ、日本が勝利したと行っても過言ではないな」

ミッターマイヤー「あの選手一人にシュナイダーくんはほとんど動きを封じられてしまいましたからね」

ヘルマー「最後の判断は明らかなミスだったな。奴に空中戦を挑みさえしなければ…まぁ、まだまだ奴も青二才ってこった」

エッフェンベルク「結果論だけどね。いずれにしても今日の試合の日本の守備力はイタリア以上だったかも。
         加えてドイツに匹敵する多彩な攻撃力も持っている。明日のブラジル戦…どうなるか今から楽しみだよ」

ユルゲン「確かに彼らは未熟で若い。しかしそれ故成長するのも早い。試合を重ねるたびに驚くほどの力を身に付けている。
     昨今の世代では最も目のある選手が多いと注目されているこのユース大会。
     明日の決勝戦はまさにその集大成となるだろうな」


シュナイダー「モリサキ!」

森崎「ん…ああ、シュナイダーか」

熱戦の興奮覚めやらぬ中、シュナイダーが森崎の方へと歩み寄ってくる。
カルツやシェスターが松山や岬とユニフォーム好感をしている中、
彼は特に何をするわけでもなく森崎に向かって話しかける。
4年前の大会で保留したユニフォーム交換は今回も彼はするつもりはないようだ。

シュナイダー「お前との対決がまさかたった一度きりになるとは思いもしなかったな」

森崎「ふん。その一度きりの対決に勝利したのはお前だろうに」

687 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:35:06 ID:???
シュナイダー「だがこの試合に勝利したのはお前たち全日本ユースだ。
       ……俺は勝ち逃げをするつもりなど無い。この決着はプロのグラウンドで付けよう。
       モリサキ。ブンデスリーガへ来い。お前の実力ならばすぐにトップチームへと上がってこれるはずだ」

森崎「プロ……か」

この大会後、森崎は日本サッカー協会の指示でどこかのプロクラブへ入団することを半ば義務付けられている。
アカネイア大陸の不思議な力を用い、私的にチームの内情をいいように扱う彼らにあまり良い感情は持てないが、
夢である世界一のGKを目指すからには、やはり彼らの後ろ盾のもとで海外リーグへと挑戦するのが最も手っ取り早いのは確かだ。
シュナイダーの誘いのもと、ブンデスへ挑戦するのも悪くはないと森崎は思い始める。

シュナイダー「今回もユニフォーム交換は預けておく。それがお互いのためだろう」

森崎「……そうだな」

両者とも、今回の試合の自分の内容には納得できないでいた。
森崎はシュナイダーとの一対一に敗れ、さらにはポブルセンに力負けし2失点。
そしてシュナイダーもリベンジを賭けて挑んだのにもかかわらず結局またも日本に敗れてしまった。
互いを最大のライバルと認め合った二人の戦いの決着はさらに先へと持ち越されることになりそうである。

森崎「ふぅ……苦しい戦いだったがなんとか勝てたか。今日は次藤がいなければあわや負けていただけに気が気じゃなかったぜ。
   とにかくいよいよ明日は決勝戦、ブラジルユースとの試合だ。がんばるぞ!」

688 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 20:36:46 ID:???
そして、決戦の時が来た…
最大の敵ブラジルユースを前にし、サッカー世界一への夢を賭けた
森崎率いる全日本ユースのファイナルゲームが始まろうとしていた。


〜ワールドユース本戦決勝戦 日本対ブラジル〜

放送「さァついに来ました!フィナーレを飾る決勝戦!両チームベンチで最後のミーティングに入っています。
   決勝のカードは今回優勝候補ナンバーワンブラジルユースと
   激戦グループに入りながらも多彩な攻撃力とチーム一丸となった守備力で勝ち抜いてきた
   全日本ユースとの間で行われます!果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか!?運命のキックオフまであと5分!」


そのころ全日本のベンチでは…



ついに決勝戦→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→シュナイダーがとっておきの情報を提供するべく控え室を訪れていた
ハート→対ブラジル戦に備え入念に作戦会議を行っていた
スペード・クラブ→ドイツ戦後突如体調を崩した中山が地元の病院に搬送されていた
JOKER→なんと特別試合に召集されたアカネイア同盟軍のメンバー全員が激励に現れた!?

689 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 20:37:32 ID:???
ついに決勝戦→ ダイヤA

690 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 21:04:51 ID:???
ついに決勝戦→ ダイヤA
>ダイヤ→シュナイダーがとっておきの情報を提供するべく控え室を訪れていた


見上「…というわけでブラジルユースの多くのものがロングシュートをもっており――」

モロドフ「(森崎殿、森崎殿、ちょっとちょっと)」

森崎「(なっ…モロドフさん!?なんでこんなところに!)
   す、すみません監督!俺急に腹の具合が悪くなったんでちょっとトイレに!」

三杉「(大事な試合前に突然何を……くっ、嫌な思い出が蘇る……)」

全日本ユースの最後のミーティングの最中、森崎は突然モロドフに呼び出されトイレへと連れだされる。
いったい何事かと向かったその先にいたのは
昨日準決勝を戦ったドイツユースのキャプテンである皇帝シュナイダーである。

森崎「おいおい、随分いきなり突拍子のない行動に出たなシュナイダーよ。で、一体何の用事なんだ?」

シュナイダー「モリサキ。昨日俺は君たちに3点取られた。その借りを返す代わりにいいことを教えるよ」

森崎「ん?いいことだって?」


ライバルからの激励→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→ブラジルユースのキーパーゲルティスが突如負傷し、今日は控えのキーパーが出場するらしい。
スペード→ブラジルの控え選手であるコインブラという選手のことだが…
クラブ→ブラジル対ウルグアイ戦のビデオを見て気がついたことがあるんだが…
JOKER→テレフォンインフォメーション秘密の店ホットラインは558-132-0334で受け付けているよ

691 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:06:29 ID:???
ライバルからの激励→ ダイヤA

692 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:12:01 ID:???
連続ダイヤAか
マーク分岐でよかったぜ

693 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:13:32 ID:???
さっそく出てくるか、黒森崎

694 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:15:28 ID:???
>>693
いや、レナートさんだろ
未来予知でもこうだったし

695 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:35:40 ID:???
特殊コマンド待てw

バヤシさんもキラキラフラグですね(笑)

696 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:40:07 ID:???
あ、そういう予知あったね…忘れてた。そりゃダイヤだわw

697 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:47:03 ID:???
>JOKER
なんのこっちゃ!

698 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 21:57:50 ID:???
レナートは人気投票上位の強敵だぞw

699 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:06:30 ID:???
>>692-694
ここで伏線(?)回収!本当に未来予知の通りになってしまいましたねw
>>695
若林が『光のオーブ』担当になったのは例の特殊コマンドが由来になっています。
>>696-698
 558-132-0334
『ここは-ひみつの-おみせよ』で覚えてくださいね!
念の為に言っておきますが間違っても電話はかけないように!
何気に引きの強さに定評のあるレナートですからね。油断はできません…w
============
ライバルからの激励→ ダイヤA
>ダイヤ・ハート→ブラジルユースのキーパーゲルティスが突如負傷し、今日は控えのキーパーが出場するらしい。

シュナイダー「これは俺の知り合いのある選手からの情報なんだがな、
       今日の決勝戦、ブラジルユースの正GKのゲルティスが出場不能になっているらしい」

森崎「な……なんだってぇっ!?」

シュナイダー「昨日通り雨があっただろう?あれに当てられて風邪でも引いたのか、
       今日になって高熱でダウンしたらしい。
       噂では煙が全身から吹き出て倒れたとかとんでもない話になっているそうだ」

森崎「(体から煙…?はは、まさかあのゲルティスってやつも若島津みたいに機械の体だったりしてな)」

シュナイダー「ブラジルのゴールは予選からずっとゲルティスが守ってきていて、
       今日この日になっての大舞台にいきなり出場したとなると
       その控えのキーパーには悪いがあまり良い動きは期待できないとの見方をされている」

森崎「なるほど。だったら今日はガンガンミドルからシュートを撃たせて積極的に得点を狙う作戦が良さそうだな。
   だがシュナイダー。何故そんな有益な情報をいきなり俺に教えてくれたんだ?」

シュナイダー「言っただろう?借りを返しに来ただけだ。それ以上でもそれ以下でもない」

700 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:08:04 ID:???
モロドフ「ほっほっほ。森崎殿、今日は私も観客席からシュナイダーくんと一緒に応援させてもらいますぞ
     それと、覚えていますかな?決勝戦に森崎殿のためにとある『企画』を用意していると」

森崎「ん?企画?」

モロドフ「おっと、これ以上は試合が始まってからのお楽しみとしておきましょうか。
     それでは森崎殿。この決勝戦に勝利し見事世界一の栄光を手に入れてくだされ!」

シュナイダー「俺たちを倒したんだ。優勝しなければ容赦はせんぞ」

モロドフとシュナイダーはそう言い残すと観客席の方へと去って行った。
森崎も急いで控え室に戻ると、今日は多少距離が空いていようと積極的にシュートを狙うようにと作戦の指示を出す。

701 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:09:28 ID:???
シュナイダー「…モロドフさん、でしたっけ。チームメイトのカルツがいつかお世話になったそうですね」

モロドフ「いえいえ。彼には本当に感謝しておりますよ。偶然に近い確率にもかかわらず
     我々アカネイア大陸のために力を貸してくれたのですからね」

シュナイダー「彼から色々と話は聞かされています。あなた方の大陸では一風変わったサッカーをなさっているとか」

モロドフ「ええ。君の放つ炎の弾丸シュート…あの日の試合でもそれに模倣したシュートを撃つために
     『魔法』といったあなた方の世界ではあまり知られていない技術を使っていたりしますね」

シュナイダー「『魔法』ですか。マリーが聞いたら実に喜びそうな話だ。
       ……それで、先ほどの話というのは本当のことなんですか?」

モロドフ「ええ。現在各国で次々と発生している将来有望な選手の失踪事件。
     今回私が日本サッカー協会の一員としてこの大会に同伴してきたのは
     この一連の事件の手がかりを探りに来たためなのです。
     先程の話のとおり、ドイツユースの中からも失踪者が現れぬよう、注意をはらうよう心がけてください。
     我々の大陸の問題をあなた方を巻き込んでしまうことは大変不本意なことだとは思うのですが…」

シュナイダー「……その問題の原因が少なからず俺達にもあるのだから、それは仕方ないことだと思っていますよ」

モロドフ「…そう思っていただけるのならばありがたい事です。本来ならばあってはならぬことなのですが…
     もしかすればいずれあなたの力が必要になる時が来るかもしれません。
     その時にまた連絡をしますよ。カール・ハインツ・シュナイダーくん」

シュナイダー「(……そうだ。これは本来あってはならない、ありえないことなんだ……)」

脳裏をかすめる二つの景色にシュナイダーは思わず拳を握り締めていた。
自分の流儀に誇りを抱いてこれまで生きてきたつもりだ。この借りは絶対に返さなければならない。

702 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/17(火) 22:11:34 ID:???
ミーティングを終えた選手たちが掛け声と共にフィールドへと散っていく。
キックオフまで残り1分。コイントスを終え、ボール権を獲得した森崎は
高鳴る心臓を抑えつつ、自軍のゴール前へと戻り今一度ブラジルのゴールへと眼を向ける。

森崎「(レナート…まさかお前とこの決勝の舞台でもう一度戦うことになろうとはな。
   あのとき俺が見た光景は本当に未来を予知していたのか)」

だが、彼には悪いがここまで無失点記録を打ち立て、今大会1GKの名を欲しいままにしていた
ゲルティスの不在は日本の勝利に大きく貢献してくれそうなことは否めない。
万が一にもレナートがゲルティスと同等の実力を身に付けていたとしても
この大舞台にいきなり出場し平常心でプレイすることなどよほどの度胸がない限り無理なことだろう。

森崎「(長いようで短かったこの大会も今日で最後だ。悔いを残さぬように…全力でいくぞ!)」

勝利をこの手にせんがため、最後に大きく深呼吸して周囲を見渡した。
と、そのとき。森崎の耳にふと懐かしい声が聞こえてくる。
ああ――そうか。これがきっとモロドフさんの言っていた楽しみにとっていた『企画』だったのだろう。


勝利を呼ぶ声援→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→「森崎!頑張れ!」自分と同じデザインのキャプテンマークを肩に巻いた青髪の青年が目に止まった
ハート→「勝て!森崎!」チームの皆に暴露させられた恋焦がれる相手でもある赤髪の女性の姿が目に止まった
スペード→「森崎く〜〜ん!」いつも近くで自分を助けてくれた大事な親友、見かけ以上に頼りになる青年が目に止まった
クラブ→「いけェ森崎ィ〜〜!」異世界で初めて出会った、自分にとって運命を感じる緑髪の青年が目に止まった
JOKER→なんと特別試合に召集されたアカネイア同盟軍のメンバー全員集合だ!

703 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 22:12:19 ID:???
勝利を呼ぶ声援→ スペードK

704 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 22:14:01 ID:???
ダイヤ連続してたけど落ちがついたか

705 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:14:24 ID:???
カシムならいいじゃないか…
クラブAでボアとかだったら目も当てられんw

706 :森崎名無しさん:2011/05/17(火) 23:38:01 ID:???
むしろそこはリフだろw

707 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 00:33:27 ID:???
逆支援でもつくのかw

708 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 16:40:21 ID:???
>>704-707
今回は支援(3)のマルス、カシム、アベルの3人と森崎の好意がはっきりとしたミネルバの4人を登場させました。
============
勝利を呼ぶ声援→ スペードK
>スペード→「森崎く〜〜ん!」いつも近くで自分を助けてくれた大事な親友、見かけ以上に頼りになる青年が目に止まった


???「森崎く〜〜ん!」

森崎「!!」

観衆が満員で溢れかえっているのにもかかわらず、その青年の声はまっすぐに森崎の耳へと届いた。
王族や騎士など誇れる立場ではなくとも、最後までアカネイア同盟軍の主力として
その自慢の腕力を用い弓を引いて仲間たちを助けてきた島国の極平凡な猟師。

カシム「森崎くん!応援に来たよ!がんばれ……がんばれ〜〜〜〜〜っ!!」

森崎「カシム…まさか…いや、確かにカシムだ!このマラカナン・スタジアムにカシムが…」

彼は自分によく似ている。決して華やかさはないものの、努力を重ね結果を残し、そして武勲を勝ちとった。
たとえ生まれが平凡でも直向さを失わず精進すれば大成するということを実証したのだから。
だから彼の声援は森崎にとって大きな勇気を生み出すものへと変わる。
いつかタリスでカシムの妹から受け取った粗末なお守りのことを思い出す。
確かに見てくれは綺羅びやかではないが、家族の無事を祈るというかけがえの無い真心が篭った印だ。

カチッ……カチッ!

時計の短針と長針がゆっくりと一つに重なりあう。
ワールドユース本戦決勝戦。日本対ブラジルのファイナルゲームの開始を知らせる時間。
ホイッスルが高らかに鳴らされる。それと同時に森崎の心臓も高らかに鳴らされた。

森崎「カシム!俺が世界一の栄光を掴みとるところを……よーく見ていろよな!」

709 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 16:41:45 ID:???
ピピイイィィィッ!!

放送「さァ、ついに始まりましたワールドユース決勝戦日本対ブラジル!
   まずは日本の立ち上がり、中盤の位置から素早くパスをつないでいきます!」

翼「(森崎の提示した作戦では積極的にミドルレンジからシュートを狙っていけと言っていた。
  ……たしかに今日はゲルティスが出場していない。いったい何があったのかは知らないけれど……
  でも、容赦はしない。俺はこの試合に勝ってロベルトに会って話をしなければいけないんだ!)」

グアアァァァッ!!

放送「翼くん大きく足を振り上げた!出るか!十八番のドライブシュート!」

サンタマリア「そう簡単には撃たせんぞツバサ!」

トニーニョ「ゲルティスがいない今、易々とシュートさせるわけには…!」

レナート「(焦るな…落ち着け!俺は強い俺は賢い俺は逞しい俺は素晴らしい俺は……俺はァ!!)」

翼「いけぇ〜〜〜〜〜っ!!」

森崎「駄目だ翼!あいつは……あいつにはドライブシュートは…!」


未来予知では止められたが…→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→未来とは常に移り変わっていくもの。翼のドライブシュートがコーナー隅に突き刺さる!
スペード・クラブ→サンパウロトップチームの実力を舐めるな!レナートががっちりキャッチ!
JOKER→そのころブラジルユースベンチでは…

710 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 16:42:17 ID:???
未来予知では止められたが…→ ハート5

711 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 16:44:31 ID:???
対森崎戦の時、星の力でシュート覚醒しちゃったからだな

712 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:46:33 ID:???
>>711
森崎は敵チームの覚醒にも結構貢献していましたからねぇ。
============
未来予知では止められたが…→ ハート5
>ダイヤ・ハート→未来とは常に移り変わっていくもの。翼のドライブシュートがコーナー隅に突き刺さる!


森崎はレナートと初めて出会ったときの握手による未来予知で見た光景を思い出していた。

森崎「そうだ。たしかあの時は翼のドライブシュートががっちりとキャッチされて……」

レナート「(舐めるなよツバサ!ブラジルにはドライブシュートを撃てる選手なんて
     それこそ山のようにいるんだ。そんな環境で鍛えてきた俺には通用せん!)」

ギュワワァァッ!!

レナート「ここで落ちてくる!はあぁぁっ!!」

チームメイトたちとの練習試合でトニーニョやジェトーリオが撃ってきたものと同じ軌道がレナートの脳内に鮮明に描かれる。
両腕を伸ばして急降下してくるボールに対しバッチリタイミングを合わせることが出来た…かのように見えた。

ギュウゥン!!ズバッ!!

だが、翼のドライブシュートは単純な真下への急降下を生み出すものだけではなかった。
ボールへの回転を僅かにずらすことで斜め方向へ鋭く落とすことも可能としているのである。
レナートの伸ばした手よりもさらに外側へと曲がっていくボールはそのままサイドネットへと突き刺さった。

放送「決まった!ゴーーールッ!!先制点はなんとおおかたの予想を覆す全日本だ〜〜!
   今日はこれまでゴールを死守し無失点記録を重ねてきた守護神ゲルティスくんが欠場しているブラジルユース!
   急遽スタメン出場したレナートくんも決して悪いキーパーではないのでしょうが
   ここまで強豪国を次々と打ち破ってきた怒涛の攻撃を防ぐにはいたらな〜〜〜〜い!」

713 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:47:37 ID:???
レナート「ぐ……ぐぬぬ……こ、こんなはずでは…こんなはずでは〜〜〜!!」

アマラウ「(なぁドトール、やっぱりこいつじゃゲルティスの代役は難しいんじゃ…)」

ドトール「(かといってもう一人のキーパーであるグレミオのメオンはダイレクトシュートに全く手が出ない。
     空中戦にも長けている全日本相手では到底任せきれない。
     ここはレナートの調子が軌道に乗ってくるのを気長に待つしか無い)」

レナートとは幼なじみでありサンパウロの同僚でもあるアマラウとドトールは
調子の波が激しいものの、軌道に乗りさえすれば相当なセーブ力を持つレナートのポテンシャルを信じていた。
だがその悠長な考え方もブラジルが2点取られても3点取り返せると思える攻撃力があるからであった。

カルロス「……これしきの事で俺たちブラジルユースが揺らぐことはない。勝負はこれからだぞツバサ!」

早い時間帯で先制点をとれた日本陣営はゴールを決めた翼を囲み喜びの声を上げていた。

岬「ナイスシュート翼くん!」

松山「いい流れだ。今の俺達ならばやれるぞ!」

三杉「相手国には悪いがあのキーパーがいなければはっきり言ってドイツ以下だ。
   この調子で積極的にシュートを狙って撃っていこう」

日向「アリティアカップでも奴は大したことがなかった。どんどん俺達にボールを回していけ」

新田「よーし!俺だってこの決勝の舞台でゴールを決めてみせるぞ!」

翼「(まだだ……この程度でロベルトが納得するわけがない。
  小学生の頃、俺を置いて一人でブラジルへと行ってしまった時のようにはさせない。
  俺という存在を認めさせるんだ。二度と……二度とキャプテンになれないなどと言わせないほどに!)」

翼を中心に活気に湧く選手たちを見て、ブラジルのベンチ内ではロベルトがじっと視線を送っていた。

714 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:48:46 ID:???
ロベルト「……分かるかコインブラよ。あれが翼だ。大空翼。
     誰よりもサッカーを愛し、愛されてきた存在にもかかわらず……」

コインブラ「誰よりもサッカーを嫌い、サッカーに嫌われ続ける存在……ですか」

複雑な感情をはらんだ眼差しをサングラス越しに向けるロベルトの横で、
褐色の肌と黒みがかった金髪が印象的な青年が静かに口を開いた。

ロベルト「あの者の話が本当ならば……これ以上『奴』を野放しにするわけにはいかない。
     手遅れにならないうちに、私は翼に教えてやらなければならない」

コインブラ「……俺にとっては誰が誰であろうと構わない。ただ……」

ロベルト「ただ……なんだね?」

コインブラ「何故『彼』が選ばれたのかが俺には理解出来ない。
      そしてその『彼』のために何故多くの者が貶められ、
      動かされ続けなければならないのかがどうしても分からない。
      …不可能だったとは思えない。他にやり方がなかったのでしょうか」

ロベルト「それには私も同意だ。だが『彼』を目立たせ、輝かせるためにはどうしても必要なことだったのかもしれないな」

コインブラ「あなたはそれで満足なんですか、ロベルト本郷。もしも俺があなたの立場ならば……」

ロベルト「それは言わぬ約束だ。今はただ……『奴』を、翼を倒してこい」

コインブラ「……はい」

翼を倒せ。そうロベルトに言われたはずのコインブラだったが、
その視線は日本のゴール前。森崎有三のもとへと向けられていた。

コインブラ「(……持たざる者、か。いや……持たされた者、か)」

715 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:50:34 ID:???
日本の1点リードのまま、前半戦は中盤で激しいボール争いが展開されていた。
パルメイラスの名ドリブラー・ネイが巧みな消えるフェイントを披露すれば、
カミソリファイター・早田がキレのあるカミソリタックルでボールを奪う。
ガラスの貴公子・三杉が華麗なドリブルで突破を図れば
サントスの巨神ディウセウが豪快なタックルでこぼれ球にする。
右往左往するボールを制し、ようやく試合が動き出したのは前半20分を過ぎたあたりであった。


どちらに傾く?→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→岬が見事なインターセプト!前方へ駆け込む新田へとパスを送る!
ハート→松山がイーグルタックルでボール奪取!そのままミドルシュートを狙う!
スペード→サントスのストライカー・ザガロが豪快に右サイドをドリブルで上がる!
クラブ→ブラジルユースキャプテン・カルロスが僅かな隙を抜け出し攻めこんでくる!
JOKER→そのころブラジルユースベンチでは…

716 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 20:52:06 ID:???
どちらに傾く?→ ダイヤA

717 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 21:08:43 ID:???
どちらに傾く?→ ダイヤA
>ダイヤ→岬が見事なインターセプト!前方へ駆け込む新田へとパスを送る!


岬「(リベリオ、ザガロ、ネイと優れたシューターが揃っているブラジルだけど…やはり最後は)」

サンタマリア「カルロス、頼んだ!」

岬「彼に頼らざるをえないみたいだ!それっ!」

くるっ…バムゥッ!!

サンタマリア「し…しまった!」

カルロス「(ちいっ…的確にパスコースを呼んでくる。タロー・ミサキ。彼はなかなか手強いぞ)」

岬「行くぞ新田!走れ!」

バコォッ!

新田「きたきたきたぁ!チャンス来たァ!いくぞぉおおおおっ!!」

放送「岬くん、美麗なムーンサルトパスカットでインターセプト成功!
   そのまま空中からダイレクトに新田くんへとパスを繋ぐ!」

718 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 21:10:40 ID:???
自慢の俊足でバイタルエリアへと駈け込むと、新田は右足を大きく振り上げた。

新田「レナートさん!悪いけど日本の2点目を取らせてもらいます!」

レナート「来たか新田!たとえお前だろうとこれ以上ブラジルのゴールは割らせんぞ!」

新田「くらえっ、ここだァ!ファルコンクロウ〜〜〜〜っ!!」


サンパウロ対決→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→新田のファルコンクロウが2点目をたたき出す!
スペード・クラブ→とるっ!ようやくエンジンがかかってきたレナートががっちりキャッチ!
JOKER→そのころブラジルユースベンチでは…

719 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:11:52 ID:???
サンパウロ対決→ ハート7

720 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:13:14 ID:???
2分の1でいいとこ引くなw

721 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:18:55 ID:???
森崎が選ばれた理由ほんと気になる
早くシナリオ進めたくなるね

722 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 22:02:28 ID:???
>>720
ドイツ戦の引きが悪かった反動でしょうか?
試合形式でしっかりと判定していたらどうなっていたか気になりますねw
>>721
その質問の内容が第2部に色々と関わってくる…?
============
サンパウロ対決→ ハート7
>ダイヤ・ハート→新田のファルコンクロウが2点目をたたき出す!


翼のような鋭い縦回転はないものの、蹴り足の速さから相手にシュートコースをすぐに悟られず
隼が獲物を刈り取るかのようにゴールネットへと放たれる必殺技、ファルコンクロウ。
レナートも新田のこの技はクラブで何度か受けたことがあるが、
アカネイアとの特別試合で覚醒を繰り返した新田の成長したキック力はまったくの想定外のことだった。

ブン…ギュルルッ、ズバァッ!!

レナート「え……あ……」

アマラウ「あっちゃ〜こいつはちょっとやばいかもな」

ドトール「予想以上に日本の中盤の層が厚い。そこさえ抜け出せればすぐに点を返せると思うのだが…」

カルロス「2点差……これまで無失点で決勝まで勝ち上がってきた俺達が……!」

あっという間に劣勢に立たされるブラジルユース。その様子を観客席から眺めるのは
サンパウロトップチームのキャプテン、そして現在のブラジルA代表のキャプテンでもあるオリベイラ。
そして長年彼の相方としてブラジルで愛され続けてきた名ストライカー、ナシメント。
二人は苦しい表情を浮かべるカルロスを見下ろしながら口を開く。

723 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 22:04:15 ID:???
ナシメント「思ったより苦戦してるな。これはちょっとやばいんじゃないか?」

オリベイラ「これまで楽に勝ち進めてきたことが仇となったか。
      激戦続きだった日本と違い、試合による成長を重ねられなかったのは苦しいな」

ナシメント「そうだな。どれだけ練習したかだなんて大した差が出るわけがない。
      だって何処の国も練習するのは当たり前なんだから。要は実践でどれだけ力を発揮できるかどうか。
      日本は恵まれてるねぇ。なんせこの決勝トーナメントだけで
      イングランド、アルゼンチン、ドイツとの強豪3連戦と来たものだ。
      大会前の下馬評なんてとっくに覆されていてもなーんにもおかしくないぜ」

オリベイラ「(…カルロス・サンターナ。この程度で挫けていてはいけない。
      君には期待しているのだから。将来のブラジルを背負う新たな『キャプテン』として…)」


その後試合は日本の優勢ムードで流れていく。圧倒されるブラジルも
ジェトーリオの果敢なディフェンスなどからなんとか反撃に転じるが
多くの厳しい戦いを乗り越え成長を繰り返してきた日本の厚い中盤を超えることができない。
前半も残り5分弱となった頃。このままではいけないとやや遠い位置ながらも
ブラジルはロングシュート攻勢へと打って出てきた。


必殺シュート王国ブラジル→ ! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→サンタマリアのバナナシュートが襲いかかる!
ハート→ネイとトニーニョのブースターシュートが襲いかかる!
スペード→ザガロのダブルイールが襲いかかる!
クラブ→カルロスのファントムシュートが襲いかかる!
JOKER→おっと、ここでフリーキックを得たブラジル選手交代だ!

724 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 22:05:09 ID:???
必殺シュート王国ブラジル→ ハートQ

725 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 23:32:06 ID:???
必殺シュート王国ブラジル→ ハートQ
>ハート→ネイとトニーニョのブースターシュートが襲いかかる!


強豪ひしめくブラジルリーグにて、抜群のコンビプレーを持つ二人組がいた。
パルメイラスユースチームのキャプテンであるトニーニョ。そしてストライカーのネイ。
軟派な性格のネイを、生真面目なトニーニョがうまくコントロールをしつつ、
時には逆にネイがトニーニョを引っ張り攻撃のリズムを作っていく。
互いが互いの長所を伸ばし欠点を補う、まさに理想型なコンビ。それがこの二人である。

ネイ「(そろそろあの技を仕掛けていくか)」

トニーニョ「(タイミングはお前に任せる。なんとか1点差で前半を折り返すぞ)」

ネイ「(オーケイベイビー。そんじゃまぁ……いくぜぇっ!!!)」

グアァァッ…ドゴォッ!!

放送「ネイくんのシュート…い、いや、これは!!
   パルメイラスコンビの得意とする『ブースターシュート』だ〜〜〜っ!!」

森崎「あの距離からシュート…?いや、違う!これは…!」

トニーニョ「いまだっ!はあああぁぁぁぁっ!!」

ギュオオォォッ……ズッドオオオォォオオオオン!!

ネイから放たれたシュートは日本のゴールとは全くの見当違いの方向へと飛んでいく。
その先に走りこむのは彼の相棒のトニーニョ。ネイの送り込んだボールを
強烈なボレーシュートで直接森崎たちに向かって蹴りこんだのである。

石崎「ウルグアイのパンティーストッキングに似ているな!」

726 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 23:34:05 ID:???
中山「…石崎、それはわざと間違えているのか?それとも本気で間違えているのか?」

次藤「こいつアホタイ」

森崎「ええーい!とにかくお前たちはブロックに飛べ!」

森崎はDFたちにブロックの指示を出すと、自分もこの強力なシュートに備えて構える。


☆どのセービングで行きますか?

Aキャッチング     消費20
Bパンチング      消費40  +2 1/4で+3
Cがんばりダイビング  消費150 +7 味方のフォロー率UP
Dがんばりセービング改 消費200 +9
Eがんばりヒップアタック消費100〜400 +10 バランス矯正 マークにより消費変化
Fカウンターパンチ   消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ
G頑張竜セービング   消費320 +15


・森崎のガッツ760/760
・森崎のセーブ力60+(カシムの声援+3)

ネイ ブースターシュート71
トニーニョ ブースターシュート71
※『ブースターシュート』(吹っ飛び係数4 ツイン系ではないのでポスト判定は通常通りです)

次藤 ブロック60+(人数補正+3)
石崎 ブロック54+(人数補正+3)
中山 ブロック54+(人数補正+3)+(?????+5)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

727 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:35:28 ID:yHFs0/h6
F
カシムの応援つええ

728 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:35:47 ID:eh5V09DI
G
前半終了近いし堅実に

729 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:37:59 ID:JEpZY+zM
F

730 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 23:47:08 ID:???
中山のブロック数値は52でした。訂正いたします。
============
>Fカウンターパンチ 消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ


森崎「(見ていてくれカシム!俺のカウンターパンチで奴のシュートを直接殴り返すという高等テクニックを!)」

森崎は拳を固めて身構えると、息のあった二人分のシュート力が加算された豪速球に狙いをつける。


先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ネイ→! card+ ブースターシュート71=
トニーニョ→! card+ ブースターシュート71=
============
次藤→! card+ ブロック60+(人数補正+3)=
石崎→! card+ ブロック54+(人数補正+3)=
中山→! card+ ブロック52+(人数補正+3)+(?????+5)=
============
森崎→! card+ カウンターパンチ70+(カシムの声援+3)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

731 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:47:41 ID:???
ネイ→ スペード9 + ブースターシュート71=
トニーニョ→ ダイヤ3 + ブースターシュート71=

人数多いと必殺こわいな

732 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 23:48:09 ID:???
【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カルロスがフォロー)(ザガロがフォロー)(早田がフォロー)
≦−2→ブロック成功!ボールを奪った!

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→ブラジルユースが森崎を吹き飛ばしつつ1点を返す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カルロスがねじ込みに。森崎は倒れている)(ザガロがねじ込みに。森崎は倒れている)(ラインを割りドイツのCK)
≦−2→森崎が弾いたボールがトニーニョに直撃!早田がフォロー

【補足・補正】
『ブースターシュート』(吹っ飛び係数4)
『ブースターシュート』はツイン系ではないのでポスト判定は通常通り
次藤のカードがダイヤで『フルパワーブロック』で+12(減衰範囲+2減衰効果-2)
次藤のカードがハートで『ハイパワーブロック』で+8
次藤のカードがスペード・クラブで『パワーブロック』で+3
石崎のカードがダイヤで『がんめんブロック』で+18
石崎は『大チョンボ』でクラブ4〜Aでオウンゴール
中山のカードがダイヤで『デスペレイトブロック』で+8(減衰範囲+4減衰効果+4)
森崎のカードがクラブで『幼き頃のトラウマ』で-3
その他は>>15を参照してください。

733 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:48:24 ID:???
次藤→ ダイヤJ + ブロック60+(人数補正+3)=
石崎→ ハートJ + ブロック54+(人数補正+3)=
中山→ ハート5 + ブロック52+(人数補正+3)+(?????+5)=

734 :TSUBASA DUNK ◆lZDB0C.cMg :2011/05/18(水) 23:49:22 ID:???
森崎→ スペードA + カウンターパンチ70+(カシムの声援+3)=

735 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:49:30 ID:AZ8lLiSc
森崎→ スペード10 + カウンターパンチ70+(カシムの声援+3)=


736 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:50:16 ID:???
次藤さんがいなければ親友の前で即死だった

737 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:50:40 ID:???
ダイス崎さんガンバレー

738 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:50:40 ID:???
次藤がいなかったら失点してたなw

739 :森崎名無しさん:2011/05/18(水) 23:52:28 ID:???
次スレからファイアージトブレムでいいんじゃないかな。
ストリートファイターだから戦乱のアカネイア大陸でも活躍できるよ!

740 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:50:54 ID:???
>>736-738
次藤さんが本当に頼りになりますね!森崎の活躍ポイントがまったく得られないのは少し厳しいですが…
>>739
速さの成長率が低そうなので後半は魔法系の相手には要注意ですね。…ってそんなことはしませんよ!?
============
>ネイ→ スペード9 + ブースターシュート71=80
トニーニョ→ ダイヤ3 + ブースターシュート71=74

次藤→ ダイヤJ+(不利-2)+(フルパワーブロック+12) + ブロック60+(人数補正+3)=84

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≦−2→ブロック成功!ボールを奪った!
============
ブースターシュートのもっとも恐ろしいところは、ボールの速度が一気に加速することである。
一見それほど驚異とは思えないが、守備に動く側からすれば
目の前から迫ってくる自転車が一瞬で自動車に変わったように思えてしまう。
いくら脳がスピードの対応に追いつけたとしても、肝心の体のほうがすぐには動いてくれない。
予め後から撃つ方、つまりトニーニョに合わせた守備ができるかどうかがこのシュートを止める鍵となるのだ。
そしてこの次藤という男は後輩の佐野とのコンビプレイで何度も似たような体験をしており、
トニーニョの動きを完全に予測し、対応していたのであった。

次藤「このワシがいる限りゴールは奪えるとは思わぬことタイ!!ふんぬうううおおおおああぁぁぁっ!!」

ドッギャアアアアアアアンッ!!

石崎「ナイスブロックだぜ次藤〜〜!」

中山「お前はやっぱり頼りになる男だぜ!」

森崎「(う〜ん……出番が全く来ない。何だか拍子抜けだぜ。
   これじゃあ準決勝のドイツ戦のほうがどれだけ辛かったか……)」

741 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:54:01 ID:???
この『星のオーブ』による『進化』の力とは大したものだと森崎は思った。
あのサッカー王国ブラジル相手でさえもかなり一方的な試合展開に持って行けている。
それも特に目立って活躍しているのはあの翼はもとより新田や次藤など
4年前のjrユース世界大会ではそれほど功績を残せていない者たちばかりだ。

森崎「(確かに日本のサッカーは世界を楽に相手に出来るくらい大きく、強く進化した。
   だが……それに比例するかのごとく、俺は……)」

4年前。森崎が大会MVPにまで選ばれたのは当然優勝チームのキャプテンということもあるが
世界の強豪相手のシュートを何本も止め、チームの危機を救ってきたからでもある。
だが、今はどうだ。相手のエースのシュートを防いでいるのはほとんど次藤であり、
大会関係者の話ではほぼ間違いなくベストイレブン、さらには大会MVPの候補にまで上がっているらしいではないか。

森崎「(俺がこうして目立ち、強くなれたのは……日本が世界に比べてある程度『劣っていた』からじゃないのか……?)」

未熟な仲間たちを率い、それでもなお強豪相手に勝利をおさめる。
周囲のあまりの至らなさを自分が必死にカバーしてきたことで、相対的に森崎の評価は鰻登りとなったのではないのだろうか。
今、日本のサッカーは大きく変わりつつある。組織プレイも発達し、
個人プレイに走ることもたまにあれど、チームを乱す行動にまで発展することなどまったくない。
翼、日向、岬、松山、三杉など海外リーグで力をつけた選手たちが集まる全日本ユースは強い。
だがその強さによって、これまで自分に当たっていたスポットライトの光は
徐々に弱く、薄くなっていくことに森崎は気付き始めていた。

森崎「(俺は……)」

742 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:55:23 ID:???
翼や若林が目立つことを嫌い、何とかして自分が活躍せんと様々な策略を張り巡らしてきた少年時代。
弛まぬ努力と練習を重ね、強豪校の正GKとして恥じぬ実力を身に付けた中学時代。
キャプテン争いに勝利し、見事大会MVPを獲得し栄光の真っ只中にいたjrユース時代。
そして現在。このままいけば森崎は世界一のユースチームのキャプテンとして再び栄光を手に入れられる。
だがそれは果たしてこれまで手に入れてきた、様々な試練や苦難を乗り越えて得てきたものと比べてどうなのだろうか。
翼を初めとする他の選手がここまで強く育ち、立派になったことで自分の価値が少しずつ損なわれてきているのではないか。

森崎「(世界一のGK……世界一のチーム……だけど俺の、俺の存在価値は――)」

ネイ「ちくしょう!キーパーにさえ届けば何とかなりそうだったのにィ!」

トニーニョ「あの皇帝シュナイダーのシュートさえ彼は完璧に止めたんだ。今のは仕方がない…」

最高のディフェンスをした次藤を称え、悔しがるブラジル選手の声が聞こえた。
彼らが恐れているのは自分ではない。次藤だ。森崎ではなく日本全体を恐れてしまっているのだ。

森崎「(違う……何かが違う。俺は主役になるために……主人公になりたくてここまで戦ってきたはずなのに……)」


ピピイイィィィッ!!

放送「ここで前半終了〜〜!なんと日本が2点のリードで前半戦を終えることが出来ました!
   あと35分!後半戦を乗り切った瞬間に全日本が世界一の栄光を手にすることが出来るのです!」

明らかな日本の優勢ムードで前半は終了した。
開催国、ひいては大会優勝候補筆頭のブラジルサポーターたちは
目の前の出来事が信じられないと言わんばかりにどよめいている。
そんな様子を気分良く眺めながら、日本ベンチでは選手たちが後半戦の展望を語っていた。

743 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:56:50 ID:???
日向「フン、手応えのねぇ連中だぜ。苦し紛れのパス回ししかできちゃいねぇ」

岬「キーパーの負担をDFが必要以上に請け負っているからね。
  後半は更に攻めやすくなるんじゃないかな?」

松山「中盤の守りは俺たちに任せて、翼たちはガンガン攻めて行ってくれよ」

早田「初めは奴らのトリッキーな技に翻弄されていたが、もう十二分に目が馴れてきたからな!」

三杉「油断は禁物。だが心にゆとりを持たなくては思わぬところでミスを誘発する。
   ……いいムードだ。とても決勝戦を戦っているチームとは思えないほどにね」

次藤「ここまで来たらブラジル相手に無失点ゲームをキメこんでやるタイ!」

石崎「おうともよ!今の俺達なら不可能なことじゃねぇぜ!」

中山「ああ……そうだな。(あと少しの辛抱だ。あと少しで俺は……)」

翼「(おかしい……ロベルトが監督として率いるブラジルユースというチームは
  俺の考えうる限りこの世代で最強の力を身に付けているはずなんだ。
  確かに俺達もこの大会に備えて練習を重ねてきた。だけど……)」

あまりにも歯ごたえがなさすぎる。もちろん正GKが欠場しているというもっともな理由があるにしてもだ。

翼「(ロベルト。俺が納得出来る答えを用意していてくれよ。
  どうして……どうして俺を置いていこうとしたかを。
  どうして俺がキャプテンになれないとあんなにもはっきりと言い切ったのかを……!)」

各々が後半戦に様々な想いを馳せる中、森崎はというと…

744 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 00:59:14 ID:???
☆どうしますか?

Aチームメイトの誰かに話しかける
B観客席にいるはずのカシムの姿を探してみる
C監督にメンバー交代の案を持ちかけてみる
D監督に自分と若林を交代するよう進言する
Eこっそりとブラジルの控え室へと忍びこむ

※Aの場合は以下の中から話しかける選手を『1人』お選びください

翼・日向・若林・岬・新田・石崎
松山・三杉・早田・次藤・政夫・和夫
若島津・中山・井沢・滝・来生・高杉
中里・山森・反町

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

745 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:01:26 ID:82ouNMrc
A 次藤

746 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:01:48 ID:2QQpiQ8+
E

747 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:02:04 ID:5HB7eejQ
B

748 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:02:36 ID:BTvmQ+OE
A中山

749 :森崎名無しさん:2011/05/19(木) 01:16:57 ID:e9G/mj5w
E

750 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 21:52:20 ID:???
>Eこっそりとブラジルの控え室へと忍びこむ


森崎は特に他の仲間との会話の輪に入ることはなく、一人控え室の端の方にて
先ほど自分の中に生まれた心の葛藤に頭を悩ませていた。

森崎「(サッカーはチームスポーツだ。11人で戦っているうちは
   今回のような個人の活躍が偏ってしまうことだってあるだろう。
   だが、俺はそもそも周りを全く顧みずに目立つことしか考えていない
   翼や若林に業を煮やして色々と行動に出たはずなんだ……)」

常にチームの中心にて輝かしい活躍をする者たち。
いつの頃からか彼らに憧れ、彼らのようになりたいと思い、
そして彼らに成り代わりたいと願うようになった森崎。
数奇な運命の果てにこうしてユースチームのキャプテンの座を手に入れたものの、
この試合でより目立ち、より活躍しているのは少なくとも自分ではない。他の選手達だ。

森崎「(俺は結局は翼や若林のような主役にはなれないって言うのか……)」

大空翼のようにたった一人で何人もの選手を容易くいなすこともできず、
若林源三のように相手チームのシュートを全て防ぎ貫禄を示すこともできず。
このまま『強豪国のキャプテン』というそれなりの存在に落ち着いてしまうだけなのではないか。
幼い頃自分が憧れたかつての『主役像』に比べ、どこか違う現状に森崎の心は揺れていた。

森崎「(……ちょっと頭を冷やしてくるか。こんなんじゃ集中してセービングなんてできやしねぇ)」

控え室をでた森崎は、この鬱憤をはらすべく少し大胆な行動に出ることを決意する。
ブラジルの控え室へ忍びこみ、なにか役に立ちそうな後半戦の情報を得るのだ。
凡人にはやってのけないことをやってこそヒーローではないか。
森崎は周囲の気配を察知しつつ、ブラジルユースの選手たちが使っている部屋へと足音を立てないように近づく。

森崎「さて……とりあえずここまで来たものの、これからどうするかな?」

751 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/19(木) 21:54:41 ID:???
☆どうしますか?

Aドアに耳を欹ててブラジルのミーティングを盗み聞きだ!
Bドアを少しだけ開けてブラジルのミーティングを盗み見だ!
C「火事だー!」と叫び声を上げて選手たちを混乱させてやろう!
D男なら正面突破!堂々とノックして入室だ!
Eスタッフに変装して特製下剤入りドリンクをプレゼントしてやれ!
F何だか嫌な予感がするので回れ右して帰る
Gその他(好きな行動をお書きください)

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