キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【最終】ファイアーモリブレム33【試験】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/07/31(日) 22:46:18 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

第七小隊の従騎士たちを正騎士に昇格させるため、森崎の教官の日々は続いていく。
行軍任務の最中、訓練でお世話になった村がサムシアンの残党たちに襲われるという事件発生!
訓練を放棄してまでも助けに向かいたいというクリスたちの意向を飲んだ森崎は、
同じく任務放棄をして村の救助に回ったセシルと共に村の危機を救ったのだった。
その後訓練を放棄したことが大きな減点対象となってしまいクリスたちには罰が申し付けられた。
セシルは第九小隊を退団され、クリスは理不尽な対応に声を大にして怒りを叫ぶ。
だが、実のところはセシルはクリス達第七小隊に編入されただけに過ぎず、
さらにはマルス直々に全員が正騎士になった暁には近衛騎士団を設立するという好待遇まで与えられたのだった。

全員揃って正騎士、そして近衛騎士に!新たな仲間を加えた第七小隊の戦いはこれからだ!


☆前スレ
【第七小隊】ファイアーモリブレム32【育成中】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1309365528/l50

☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

581 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 20:54:19 ID:???
>>580 第三小隊の皆さんは予想以上にライバルとして頑張ってくれました…!
============
セシル ソシアルナイト レベル7
     成長率
H 20 40+ 11 =51
力  7 40+ 05 =45
技  8 60+ 89 =149→1上がった
速 10 60+ 11 =71
運  7 40+ 91 =131→1上がった
武  9 70+ 43 =113→1上がった
守  9 20+ 27 =47
魔  0 3+ 89 =92

セシル ソシアルナイト レベル7 EXP10 0戦0勝0敗
       成長率
HP20/20    40
力  7      40
技  9      60
速 10       60
運  8      40
武 10      70
守  9      20
魔  0      3

以上のようになりました

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 20:55:37 ID:???
傭兵「俺を止められるものなどもういない!」

カタリナ「いいえ、私たちの力を結集させれば…」

ゴウッ!!

セシル「止められないものも止められるのよ!」

ボシュウウウウッ!!バシィッ!!

カタリナの炎の魔法を足に纏い、煙を上げながらスライディングタックルを仕掛けるセシル。
セシルのパワー不足を魔法ブーストで補うことで、推進力が高く力強い理想的なタックルが完成する。

傭兵「ぐっ……ば、馬鹿な!」

セシル「(あちち、なんとか奪えたけど魔法ブーストでさすがに体力が尽きてきたかも……)」

※セシルのガッツが200を切りました。全補正に-2されます。

マルス「第七小隊の決死のチームプレイタックル!セシルが火の玉のように突き進みボールを奪った!」

リフ「残り時間は……なんと28分!?残念ながらこれはもう決まりですかな…」

森崎「(くそっ!どう足掻いても追いつけねぇのか!?いや、まだ何か手があるはずだ。何か…!)」

583 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 20:57:16 ID:???
☆どうしますか?

A シーダ姫を信じろ!今一度ボールを放り込んでパワープレイだ!
B いちかばちかだ!ルークにカタリナのブーストを掛けてロングシュートを打たせろ!
C まだ慌てるような時間じゃない。ロディにパスして左サイドから攻めさせろ!
D 来い!俺に持って来い!オーバーラップだ!
E セシルの判断に任せる

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

584 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 20:58:05 ID:QOiIkit6
c

585 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 20:58:43 ID:???
>リフ「残り時間は……なんと28分!?

なんだまだまだ時間あるじゃん

586 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 20:58:48 ID:???
C

残り28分あればねぇ

587 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 20:59:48 ID:yim/M9eA
C

588 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:13:06 ID:???
>>585-586 すみません、正しくは『後半28分』ですねw
============
>C まだ慌てるような時間じゃない。ロディにパスして左サイドから攻めさせろ!


森崎「セシル、ロディにパスを出せ!まだあわてるような時間じゃない。左サイドから攻めさせろ!」

セシル「そ、そうね。こんな時だからこそ落ち着いて……うっ…!」

カタリナ「セシル!?まさか私の魔法ブーストのせいで…!」

セシル「私のことよりはやくボールをロディに…!ライアン、あなたが私の代わりにパスを出すのよ」

ライアン「ぼ、僕が…!」

カタリナ「本来ライアンはパサーですからね。メンバーの都合で今回はサイドバックを任されていますが…
     心の準備は出来てますね。ロディへのパスがカットされたら…おそらく私たちにもう勝ち目はありません」

ライアン「……僕、やります。僕にしかできないことを……ついに証明できるチャンスが来たんですから!」

ザザザッ!!

589 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:15:07 ID:???
マルス「ここでボールはセシルから…オーバーラップするライアンへ!」

リフ「カタリナ殿も並走するように走っております。これは魔法ブーストを使うのでしょう」

カタリナ「仄白く光る灯火よ。私たちの勝利の道を照らしたまえ…!ファイヤー!」

ライアン「ロディさん!あとは…あとは任せました!」

ロディ「(ライアン、来い。まだ私たちの勝利への可能性は閉ざされていない!)」

マルス「だがこのパスコースにはアテナがいる。彼女のスピードを超えるパスをライアンは送り出せるのか!」

アテナ「このパスを止めて、アテナたちの勝ちだ。なかなか楽しかったぞ」

先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ライアン→! card+ パス26+(ファイヤー+2)=
============
アテナ→! card+ パスカット26=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ロディにボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ルークがフォロー)(トーマスがフォロー)(剣士がフォロー)
≦−2→アテナがボールを奪う!

【補足・補正】
ライアンのカードがダイヤで『ピンポイントパス』で+5
アテナのカードがダイヤで『クイックダッシュカット』で+2
その他は>>10を参照してください。

590 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:15:46 ID:???
ライアン→ ハート2 + パス26+(ファイヤー+2)=

591 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:16:31 ID:???
アテナ→ スペード4 + パスカット26=


592 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:16:43 ID:???
アテナ→ クラブK + パスカット26=

593 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:32:12 ID:???
ライアン→ ハート2 + パス26+(ファイヤー+2)=30

アテナ→ スペード4+(不利-2) + パスカット26=28

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ロディにボールが渡る!
※ライアンに20の経験値が入ります
============
ライアン「いっけぇ〜〜〜〜っ!!」

ドコォッ!!

距離の長いグラウンダーのパス。対するは屈指の俊足を持つアテナのカット。
ライアンの脚力では満足な勢いが繰り出せず、楽々とパスコースに割って入られる。が…

ポシュッ!!

アテナ「うっ…!?」

リフ「は、跳ねた!魔法ブーストで炎の力を封じ込められたボールが噴射するように跳ねましたぞ!」

マルス「ボールは無事にロディのもとへと届けられたね。残された時間はロスタイムのみ。第七の最後の反撃だ!」

ロディ「(皆の力を結集させたこのボール…なんとしてでも第三のゴールへ!)」

ルーク「待てよロディ!お前一人だけにいいカッコはさせねぇぜ!」

ロディ「ルーク!……よし。一気にゴール前まで突き進むぞ。ついてこい!」

ルーク「く〜〜〜っ!これ以上にない燃える展開だぜ!ここで決めてこそヒーローってもんだろ!」

バコッ!バシーン!ダダダッ!バシーン!

594 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:33:39 ID:???
マルス「第七小隊のソシアルコンビがワンツーパスで突破を図る!彼らの前に立ちふさがるのは……」

ジョルジュ「ふふっ…そうこなくてはな。互いの実力を満足の行くまで出しきってこその訓練だからね」

リフ「得点を決めただけでなく完璧に近いゲーム作りをし、華麗な守備もこなしてきたジョルジュ将軍ですぞ〜〜!」

ルーク「まさにボスキャラにピッタリな御人だぜ!絶対に抜き去ってやらァ!!」

ロディ「(私は弱い。とてもジョルジュ将軍に太刀打ち出来る力など無い。だがルーク。お前がいるのなら…!)」


先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。

ロディ→! card+ ロクショウコンビ26=
ルーク→! card+ ロクショウコンビ27=
============
ジョルジュ→! card+ パスカット27=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ロディ&ルークが突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(トーマスがフォロー)(シーダと海賊が競り合い)(剣士がフォロー)
≦−2→ジョルジュがボールを奪う!

【補足・補正】
ジョルジュのカードがダイヤで『ムーンサルトパスカット』で+4
その他は>>10を参照してください。

595 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:34:35 ID:???
ロディ→ ダイヤ8 + ロクショウコンビ26=
ルーク→ スペードA + ロクショウコンビ27=

596 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:34:59 ID:???
ジョルジュ→ ダイヤ3 + パスカット27=

597 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:45:29 ID:???
ロディとルークの数値が逆になっていました。修正致します。
============
ロディ→ ダイヤ8 + ロクショウコンビ27=35
ルーク→ スペードA + ロクショウコンビ26=27

ジョルジュ→ ダイヤ3 + パスカット27+(ムーンサルトパスカット+4)=34

【攻撃側】−【守備側】
=1→ボールはこぼれ球に。トーマスがフォロー
============
従騎士試験の初期の頃から常につるんで修練に励んできた二人。
豪快でイケイケなルークを、冷静なロディがフォローする。
そんなデコボココンビが放つワンツーパスはジョルジュの判断を遅らせる。

ジョルジュ「(なるほど。荒削りだが抜群のコンビネーションを誇っている。
      だが、これではまだ僅かな光しか発しない原石でしかない。
      ここからアリティアを代表する聖騎士になるかどうかは……)」

空中で華麗に身を翻しながら、ジョルジュは第七のゴール前に立つ青年に目を向ける。

ジョルジュ「(彼の手腕にかかっているだろう。人を動かし、人を導いてきたあの青年の手に…)」

バチィッ!!

ロディ「なっ…」

ルーク「なにィ〜〜〜っ!!」

マルス「だが抜けない!ジョルジュ将軍のテクニックを突破するにはまだ経験不足なのか!」

リフ「おっとしかーし!このこぼれ球をフォローしたのは第七の選手、トーマス殿ですぞ!」

598 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:50:56 ID:???
トーマス「よくここまで運んできたァ!あとは俺に任せな!」

ギュワアァァッ!!

トーマスは自分の利き足の足首を掴むと、弓を引き絞るように鋭く引く。

トーマス「アカネイア弓兵の恐ろしさを見せてやる!アローショットだァ!!」

フレイ「…マリク殿!」

マリク「はい。悪いけど練習試合とは言え加減はしない。エクスカリバーブーストを抜けられるかな?」

剣士「私もブロックに飛びますよ。最後ぐらいボールに触れさせろっての!」

ドーガ「行けっ、トーマス!お前のパワーを見せてやれ!」

森崎「トーマス〜〜〜っ!決めろ!決めてくれ〜〜〜っ!!」

599 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:52:38 ID:???
先着『3名』様でブロックごとに判定をお願いします。

トーマス→! card+ アローショット31=
============
剣士→! card+ ブロック21=
============
フレイ→! card+ パンチング29+(エクスカリバー+6)=

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧5→そのままキーパーとの対決へ
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了
≦−2→ブロック成功!試合終了

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≧2→第七チームが同点に追いつく!試合終了
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。試合終了
≦−2→フレイがパンチング!試合終了

【補足・補正】
その他は>>10を参照してください。

600 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:53:04 ID:???
トーマス→ クラブ2 + アローショット31=


601 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:53:13 ID:???
トーマス→ ハート6 + アローショット31=

602 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:54:13 ID:???
フレイ→ ハート4 + パンチング29+(エクスカリバー+6)=

603 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:54:25 ID:???
剣士→ スペード8 + ブロック21=
トーマス…。

604 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:54:27 ID:???
剣士→ ハート9 + ブロック21=

605 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:55:08 ID:???
フレイ→ クラブ6 + パンチング29+(エクスカリバー+6)=

606 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:55:29 ID:???
フレイ→ ハート2 + パンチング29+(エクスカリバー+6)=

607 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 21:56:50 ID:???
反省会タイム…とりあえず競り合いできないトーマスに縦ポンはやめようの巻

608 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/08(月) 21:59:39 ID:???
>>607
次のサッカーパートは割と近く、しかも長期にわたって開催されます。
今回試合に参加した選手たちの特色を覚えておくと有利になるかもしれません。
============
トーマス→ クラブ2 + アローショット31=33→32

剣士→ スペード8 + ブロック21=29>減衰

【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー)
≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ

フレイ→ クラブ6 + パンチング29+(エクスカリバー+6)=41

【攻撃側】−【守備側】(キーパー)
≦−2→フレイがパンチング!試合終了
※フレイに20の経験値が入ります
============
一旦ここまで。試合経験値を習得後、会話パートを一度挟み最終試験へと移行します。
チームは負けてしまいましたが、練習試合なのでそこまで失うものはありません。
気を撮り直して、次のイベントへと進みましょう!それではまた。

609 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 08:39:23 ID:???
乙でした!

610 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 19:43:54 ID:???
>>609 乙感謝です。ありがとうございます!
============
トーマスの剛力で引かれた足に充填されたバネの力が解放される。
だが、芝に深く突っかかってしまいボールのインパクトに失敗してしまう。

ガヅッ!

トーマス「や、やべぇ…!」

満足に威力を乗せられなかったボールはフワリと浮き、ブロックに入った剣士の肩に当たりさらに減速する。
こうなってしまえばマリクのブースと云々関係なくフレイの敵ではなかった。

フレイ「ジョルジュ将軍の顔に泥を塗るつもりか?情けない奴め」

バゴォッ!!

怒りの拳で大きく弾かれたボールがサイドラインを割った瞬間、ジェイガンが試合終了の笛を吹いた。

ピッピッピイイイィィイイイイッ!!

ジェイガン「そこまで!今回の練習試合は1対0で第三小隊の勝ちとする!」



第七チーム 0−1 第三チーム

         前半7分 ジョルジュ

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 19:46:31 ID:???
森崎「(くそっ…俺がついていながら負けちまうとは…!)」

いくら練習試合とは言え、やはり敗北は気持ちのいいものではない。
それにこれまで面倒を見てきた第七小隊のしょぼくれた顔を見ていると悔しさはひとしおである。

森崎「(こういうとき、教官としてどんな言葉をかけてやるべきだろうか。
   南葛SC時代も中学時代も負け試合なんてほとんどなかったからなぁ…)」

ふと小学時代に世話になった城山監督や中学の顧問だった古尾谷監督の顔が浮かぶ。
思えば彼らからまともな指示や指導を受けた記憶などあまりない。
そんな自分が事情が少々複雑とは言え今や教える側の立場にいるのだ。不思議なものである。


☆どうしますか?

A とにかく明るく振る舞う。敗戦は気にせず、明日のことをポジティブに考えさせる
B とにかく反省させる。何がいけなかったのか、何処を改善させればいいのかを考えさせる
C とにかく怒る。敗北はすべてを失うという現実の厳しさを今のうちに叩きこませる
D ここは褒める。負けはしたが良いプレイは何度も見せたはず。こいつらは褒めて伸びるタイプだ
E 第七小隊の出来よりもあまり活躍できなかった講師陣の不甲斐なさを指摘する
F 自分の失点が全ての敗因なのだと周囲に謝り倒す
G その他(好きな台詞や行動をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

612 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 19:47:33 ID:lPyI7FG+
B
森崎がしくじってないならCなんだけどなー。

613 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:03:24 ID:zSU9dSAY
C

614 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:08:00 ID:iVLtuCcs
B

615 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 20:25:23 ID:???
>B とにかく反省させる。何がいけなかったのか、何処を改善させればいいのかを考えさせる


森崎「(敗北を悔しいことだけにするんじゃなく、次に繋がる糧にする。
   俺がアカネイア大陸で学んだことの一つだな)」

森崎は肩を落として集まってくる第七小隊の面子に対し、淡々とした口調で語る。

森崎「今日の試合の敗戦の原因は様々な要因が合わさって出来てしまったものだ。
   お前たちはその原因を自分たちで考え、それを改善させていくという課題ができた。
   最終試験前の貴重な課題だ。その答えを出したときお前たちはさらに強くなれるはずだ」

森崎の言葉を聞き、顔をしかめて渋くするクリスたち。
自分たちに何が足りなかったのか?どうすれば勝てていたのか?その答えを模索する。


反省してまーす→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→単純に自分たちの力不足が原因だ
ハート→ポジションや作戦が悪かったのが原因だ
スペード→指揮能力の高い選手が少なかったのが原因だ
クラブ→森崎さんがあそこで失点しなければ…ボソッ
JOKER→使っている道具が悪いせいだ。『パンサー』にクレームをつけに行こう!

616 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:26:02 ID:???
反省してまーす→ スペードK


617 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:29:33 ID:???
クラブ怖いよw

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 20:41:28 ID:???
反省してまーす→ スペードK
>スペード→指揮能力の高い選手が少なかったのが原因だ


カタリナ「一つ原因を上げるとすれば、ハーフタイムに森崎さんがおっしゃったように
     第三チームにはジョルジュ将軍やフレイ殿など優れた指揮官がいたことでしょうか」

ロディ「一理あるな。中盤や後方から的確な指示が何度も飛んでいた。
    そのおかげで第三の従騎士たちも実力以上のものを出せていたのだろう」

森崎「(比べてしまうのは悪いが、トーマスはジョルジュさんの下位互換だし
   ドーガもカインに比べればワンランク落ちる。シーダ姫もマルスがいないとそこまで強くないし
   なによりもオグマが期待はずれな動きを連発していたからなぁ…)」

指揮力が足りない分、もっと洗練された動きを期待していたのだが、
ここぞという場面で全て相手方に流れを持って行かれたフシがある。
カタリナやロディの言い分はもっともだ。森崎もそう思いかける。その時…


反省の行方→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→もっと指揮力をつける方法を勉強しよう!第七小隊の臨時の指揮レベルアップ判定だ!
ハート→講師として相応しい指揮力をつけなければ!講師陣の臨時の指揮レベルアップ判定だ!
スペード→クリス「ごめんなさい。私のメンバー選びが悪かったせいで…」なんとクリスが落ち込んでしまう!
クラブ→スペード+さらにそのセリフが講師陣のひんしゅくを買うことに…
JOKER→ダイヤ+ハート

619 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:42:11 ID:???
反省の行方→ ハートQ

620 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:42:24 ID:???
反省の行方→ ダイヤ8

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 20:52:52 ID:???
反省の行方→ ハートQ
>ハート→講師として相応しい指揮力をつけなければ!講師陣の臨時の指揮レベルアップ判定だ!


従騎士たちの素直な反省に感化されたのか、今回第七小隊の講師を務めた
シーダ、オグマ、トーマス、ドーガ、そして森崎は改めて自分の力不足を反省する。

シーダ「(マルス様のパートナーとして生きて行く上で、私はもっと周囲を見る力が必要だわ)」

オグマ「(今日の試合でつくづく分かった。個人の力で戦況を変えられるなんて稀だってことがな)」

トーマス「(俺は何のためにアリティア騎士団に研修に来たんだ?もっと立派なアカネイア騎士になるためだろーが!)」

ドーガ「(今の自分の力で満足しては駄目なんだ。ジェネラルとなるべく、少しでも上を目指すんだ)」

森崎「(ったく、教えるつもりが教えられるハメになるとはな。俺もまだまだ力不足。敗北を認め糧にするんだ!)」

622 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 20:54:03 ID:???
先着【1名】様で一気に判定をお願いします。

森崎(2)→! card
オグマ(1)→! card
ドーガ(1)→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

【森崎】
K→指揮レベル2→3
JOKER→指揮レベル2→3 さらに『指揮官個別スキル』習得!
それ以外→変化なし

【オグマ・ドーガ】
K〜Q→指揮レベル1→2
JOKER→指揮レベル1→2 さらに『指揮官個別スキル』習得!
それ以外→変化なし

※シーダ、トーマスは指揮レベルが0だったので無条件で(1)となります。

623 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:54:19 ID:???
森崎(2)→ ハート6
オグマ(1)→ クラブ7
ドーガ(1)→ スペードJ

624 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 20:57:40 ID:???
シーダとトーマス+1はおっきいなあ。まあ十分か。

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 21:05:22 ID:???
森崎(2)→ ハート6
オグマ(1)→ クラブ7
ドーガ(1)→ スペードJ
※今回指揮レベルは上昇しませんでした
============
午後の訓練を終えた従騎士たちは兵士寮へと一旦帰っていく。
夜間に部隊長だけ集合がかかり、明日の最終試験の詳しい予定が発表されるらしい。


森崎「というわけでまた少し空き時間ができたな。何をして時間を潰そうか?」


☆どうしますか?

A 兵士寮に行って従騎士たちに会いに行く(更に分岐)
B 王宮に戻り講師陣に会いに行く(更に分岐)
C アベルのお店『パンサー』に行く
D 見知らぬ場所を探してぶらりとうろつく
E こういう時でも一人戦闘訓練だ!
F こういう時でも一人サッカーの練習だ!
G 自室に戻って寝よう。嫌な予感がする。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

626 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:09:45 ID:zSU9dSAY
B

627 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:16:39 ID:lPyI7FG+
B

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 21:22:51 ID:???
>B 王宮に戻り講師陣に会いに行く(更に分岐)


森崎「さっきの試合や明日の訓練についてちょっと話をしたいな。王宮へ行こう」


【マルス・シーダ・リフ・トーマス・ジョルジュ・アテナ
 カイン・ノルン・マリク・オグマ・ドーガ・フレイ・ジェイガン】

※上記の中から会いに行くキャラを『1人』選択してください

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

629 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:24:12 ID:zSU9dSAY
オグマ

630 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:24:43 ID:jDk1he0w
マルス

631 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:29:58 ID:0/sF4aoo
オグマ

632 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 21:38:33 ID:???
>オグマ


王宮に戻った森崎は、オグマが使っている客間へと向かった。

オグマ「おう、森崎じゃないか。ひとりぶらついてどうしたんだ?」

前大戦からの気のあった戦友ということもあり、快く迎えてくれるオグマに対して森崎は…


☆どうしますか?

A さっきの試合についてちょっと話したくてな(試合の話題)
B 明日の最終試験のことについてちょっと話したくてな(試験の話題)
C 堅苦しい話は無しだ。互いの近況を語り合おうぜ(主に雑談)
D マルスから聞いたんだが一時期タリスで反乱があったんだって?(過去の事件)
E 久々に手合わせしようぜ。戦闘訓練だ!
F まだまだ物足りねぇ。サッカーの練習しようぜ!

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

633 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:42:23 ID:lPyI7FG+
D
仮面の情報があればいいんだが。。

634 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 21:42:52 ID:6SpzgMSI


635 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 22:23:37 ID:???
>D マルスから聞いたんだが一時期タリスで反乱があったんだって?(過去の事件)


森崎「マルスから聞いたんだが、一時期タリス島で反乱騒ぎがあったらしいじゃないか」

オグマ「……ああ。タリスはもともと複数の部族が集まった島国だってのは知ってるよな。
    国としての歴史が浅いせいか、よからぬ野心を企てる連中もまだまだ多くてな」

タリス王国の周辺部族による反乱。森崎がワールドユース大会に出場している最中に起こった事件の一つである。

オグマ「俺はバーツやマジを引き連れてすぐさま反乱の鎮圧に向かった。
    道中で手練の傭兵親子を味方につけたりと、こちらの戦力は充実していた。
    これはすぐに片が付くかとおもいきや、そうはいかなかったんだ」

森崎「オグマやバーツが揃っていても苦戦する相手だと?」

オグマ「反乱の首謀者は様々な大陸から大量の傭兵を雇っていてな。
    その中に……ナバールがいやがった。
    奴め、俺との決着を付けるために懲りもなく賊なんかと契約しやがって……」

森崎「ナバールが敵軍にいたのか!?それで…どうなったんだ?」

オグマ「騒ぎを聞きつけ救援に来てくれたアリティア軍の中にシーダ姫も紛れ込んでいてな。
    前大戦同様、体を張った無茶な説得でなんとか剣を収めさせることはできたな」

森崎「ははは…相変わらずだなシーダ姫も。それで反乱事件はなんとか収まったんだな」

オグマ「一応はな。だがモスティン王はこの反乱事件がタリス本国だけではなく
    他国の何者かによる干渉があったのではと睨んでいるらしい。
    ドルーアが滅んだ今、他国を侵そうとする輩など存在しないはずなのだがな」

636 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/09(火) 22:24:46 ID:???
カダインで起こったドルーア軍の残党騒ぎ、アカネイア領サムスーフ周辺で起こった盗賊たちの小競り合い、
そして今回のタリス島での反乱事件。これらの小規模紛争が連続で起こったのは偶然とは思えない。
今回オグマがアリティアへ講師として訪れたのは、各国への視察の途中なのだという。

オグマ「いずれにせよ平和に見えるこの世界だが裏で誰かが動いている。少なくとも俺はそう睨んでいる。
    何かあった時のためにもあのアリティアの見習いたちには早いところ一人前になって欲しいものだな」

森崎「(…やはり復活したガーネフやもう一人の俺であるラムカーネが暗躍してるのか?それともまったく別の連中が?)」

既にブレーメンとプロ契約した身である以上、自分がこの大陸で出来ることは限られてくるだろう。
まさか契約を破棄してまで、自分の夢を捨ててまでこの世界に残るわけにもいかない。
そのためにも、自分の代わりになるべき存在を育て上げなければならないのだ。
森崎は改めて第七小隊の育成に励むことを決意すると、もう一つ話題を広げる。


☆どうしますか?

A そういえばバーツやサジは今どうしてるんだ?
B その道中で仲間にした傭兵親子って何者なんだ?
C 反乱を鎮圧したあと、ナバールはどうしたんだ?
D 他国を侵略しようとしている国……心当たりがあるかもしれないぞ
E オグマにも言っておこう。こちら側の世界でガーネフと出会ったことを…

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637 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 22:26:25 ID:jDk1he0w
A

638 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 22:30:54 ID:lPyI7FG+
E
Dの心当たりはあるんだが、今の段階でそれを口にするわけには行かねえなあw

639 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 22:32:19 ID:0/sF4aoo
E

640 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/11(木) 02:47:45 ID:???
>>638
原作をプレイした方ならば今後の展開はほぼ予測できちゃいますかね?
============
>E オグマにも言っておこう。こちら側の世界でガーネフと出会ったことを…


森崎「(しっかりとした確証が得られていない以上、あまり大事にしないほうがいいとマルスには言われているが…)」

自分だけでなく、多くのものが信用を置いている傭兵オグマならば話してしまってもいいかもしれない。
森崎はこれまで自分が関わってきたガーネフやラムカーネに関する経歴をオグマに語った。

オグマ「お前の成長を促進させていた要因が、逆に成長を抑制させるようになってきた。
    その原因を取り除くためにガトー司祭に助力を仰いだ。その結果生まれたのが…」

森崎「俺と同じ姿をした男。ガーネフはそいつのことを『ラムカーネ』と呼んでいた。
   俺がjrユース時代や中学時代、もしかすればもっと過去から頼り続けてきた感情とでもいうのかな」

目的のためならば手段は選ばない。場合によっては他人を蹴落としどん底に叩き落すようなこともやってきた。
そうでなければ自分は前に出てこれない現実。そしてそれが許されるとさえ思えてしまう周囲の人間の環境。
何者かによって授けられた『リセット』の力も相成り、森崎は常に勝利の中心に君臨する存在となった。

森崎「……ガトー司祭からガーネフについての話を前大戦中に聞いたんだ。
   天才と称される他の者たちへの嫉妬や劣等感に狂い
   禁じられた闇魔法を会得しドルーア帝国を自分の復讐の傀儡としたと」

オグマ「なるほどな。ガーネフがお前に言った『仲間』とは言い得て妙だな。
    自分の分身のような存在を手中に収めたことで復活したというのなら話も合う」

森崎「俺がかつて抱いていた感情がガーネフの復活を協力してしまったというのなら、これほど腹立たしいことはない。
   ……だけど同時に思うんだ。俺が今の立場にいられるのは間違いなく『ラムカーネ』の力のおかげでもあったから」

641 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/11(木) 02:49:18 ID:???
今の森崎の力の源は仲間と協力し、自身の足りない才能や力を補いあって高めることによるものだろう。
自分の野心のための駒としてではなく、大事な仲間として共に助けあってゆく力は森崎に新たな力をもたらした。
しかし、ワールドユース大会をそこそこの活躍で終えた森崎は
かつての自分を中心に降り注ぐ喝采の味を懐かしく感じるようになってしまった。

森崎「どちらの思考も間違いなく俺のものなんだ。ガーネフと一緒にいるラムカーネはいわばもう一人の俺。
   自分の夢に正直に生き、相手の夢を躊躇なく砕く。…もしかすれば、今も俺の中にその心は残っているかもしれない」

オグマ「頂点に立てる人間はどこの世界でも一握りさ。真に強い存在というのは確かにお前の言うような非情な選択をとれる人間だろう。
    例え自分より優れた才能を持った者が相手だとしても、やりようによっては圧倒できることもある」

脇役ですらおこがましいほどの自分が、数多くの才人を押しのけ主役の座に君臨してきてはや数年。
数々の裏工作の果てに掴んだ栄光の輝きは、眩い色なのか濁った色なのかは今の森崎には判断できなかった。

森崎「…とにかく心に留めておいてくれないか?ガーネフがまたこの大陸の平和を脅かすかもしれないことを」

オグマ「分かった。だが、このことはあまり他言しないほうがいい。
    どこの国も前大戦を乗り越えて復興に勤しみ疲れきっている。
    そんな時にガーネフが復活しているかもと言われては要らぬ混乱を招くだけだ」

森崎「ああ、分かってるさ。マルスにも釘を刺されている。……オグマは信用できる相手だったから話したんだ」

オグマ「……フッ。暫くの間あの世に出張に出ていたのにもかかわらず、変わらぬ信頼ありがとうよ」

森崎「当たり前さ。なんせ大枚叩いて銀の大剣を買い与えてやるくらいだからなァ」

オグマ「そこが基準かよ、おい」

※オグマの評価が上がりました

642 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/11(木) 02:50:25 ID:???
その夜。森崎は講師陣の一人として、明日の最終試験の軍議の場へと出席していた。

ジェイガン「配布した資料にも書いてある通り、明日の最終試験は講師陣と協力しながら砦を制圧する実技とする」

森崎「(今日の午前中の集団模擬戦と同じものか)」

ジェイガン「最終試験に相応しい試験官たちを用意している。誰が来るかは明日、自分たちの目で確かめるといい。
      全ての砦をいち早く制圧し、さらに戦場の離脱者の少ない小隊から高順位をつけていく。
      これまでの訓練の成績を加味した上で、正騎士昇格か現状維持か、はたまた落第かを判断する。
      特に質問がなければこのまま解散とするが……」

そのとき、一人の従騎士が手を挙げて言う。

従騎士「ジェイガン様、第七小隊のクリスの姿が見えないのですが…」

森崎「なにィ!」

ジェイガン「むむむ……結局最後の最後まであやつの遅刻グセは改善することはなかったか。
      森崎殿、すまぬがこの資料をクリスへ届けてやってはくれぬか?」

森崎「俺がですか?」

ジェイガン「これまで第七小隊の教官を最も多く勤めてきたのはお主であろう。
      大事な教え子たちの面倒をみるのも教官の勤めの一つだ」

手荒くばさばさと渡された資料に目を落としつつ、森崎は仕方なしに兵士寮へと向かう森崎。
クリスの部屋の前でノックをして応対を待つ。だが、扉の奥からはまったく反応が帰ってこない。

森崎「(あいつ…明日が試験に備えてもう眠っちまったのか?)」

643 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/11(木) 02:51:41 ID:???
だが、軍議を無視してまで気合を入れて眠るのはどうにも彼女らしくない。
訓練に遅刻することはあっても、サボることは決してしなかった彼女がである。
ドアには鍵がかけられており、彼女が部屋にいるのか外に出ているのかは分からない。

☆どうしますか?

A 俺の用事はあくまで資料を届けることだ。ドアの間に資料を挟めて自室に戻る
B 外に出ているのだろうか?辺りを探してこよう

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644 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 03:26:14 ID:IeU0pJ8o
B
だいたい予想はできてるけど、暗黒皇帝が誰かだけわからないかなー。
一番ストレートなのはラムカーネなんだろうけど、いきなり皇帝になるのはちょっと無理があるw

645 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 05:41:58 ID:HOaqxJoo


646 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 09:13:17 ID:???
乙でした。

647 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 19:26:41 ID:???
>>644
はたして誰がどんな展開で暗黒皇帝の座につくのでしょうか?お楽しみに!
>>646
乙ありがとうございます。
============
>B 外に出ているのだろうか?辺りを探してこよう


森崎「まったく、こんな大事なときにアイツはいったいどこで何を…」

そこまで言いかけた森崎だったが、自分も学生時代は模範的生徒とは
言いがたい行動ばかりしていたのを思い出し口を噤む。

森崎「自室にいないってことは別の場所にいるってことだよな。ちょっと探してみるか」


☆クリスはどこにいるかな?

A カタリナの部屋 
B ルークの部屋
C ロディの部屋
D ライアンの部屋
E セシルの部屋
F 森崎の部屋
G 王宮の屋上
H その他(好きな場所をお書きください)

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648 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 19:30:39 ID:zm9fNW96
G
遥かな昔、マルスが暗黒皇帝になってハーディンがこれに立ち向かう話
を書いた黒歴史が脳内にポップアップしてきたでござる(切腹

649 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 19:37:23 ID:fyCdyA0g


650 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 19:50:15 ID:???
>>648
マルスが暗黒皇帝になるIF展開の二次創作はよく耳にしますよね。
============
>G 王宮の屋上


森崎「(他の小隊メンバーの部屋か…?いや、違う。軍議をほっぽり出すわけだから
   誰にも見つからない、一人になれるような場所にいる筈…)」

森崎は月がよく見える王宮の屋上のバルコニーに続く階段を急いでかけ登っていった。



森崎「…クリス、いるのか?クリス!」

穏やかな夜風の流れを感じながら、森崎は薄暗い周囲を見渡した。


ここにいるかな→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→クリスを発見!一人でぼんやりと月を見上げている…
スペード→クリスを発見!だが他にも人影が…?
クラブ→誰もいない!別の場所を探してみよう!
JOKER→誰もいない!その時森崎の背後に悍ましい黒い影が…?

651 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 19:53:09 ID:???
ここにいるかな→ ダイヤ3

652 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 20:15:44 ID:???
ここにいるかな→ ダイヤ3
>ダイヤ・ハート→クリスを発見!一人でぼんやりと月を見上げている…

森崎「(いやがった)」

クリスはバルコニーの手摺に捕まり、稽古場でもフィールドでも見せること無い儚げな表情で夜空を仰いでいた。
月のあかりが照らす彼女の顔はあどけなさの中にも神秘さが垣間見え、森崎は一瞬目を奪われる。

森崎「(おっと、見とれてる場合じゃねぇや。早いところ用事を済まさねぇと)
   おい、クリス!こんなところで何をしてるんだ!」

クリス「も、森崎さん…!」

突然現れた森崎に驚くクリス。バツの悪そうな顔を少しうつむかせ、立ちすくむ。

森崎「明日の最終試験の予定表を配るって連絡が入っていたはずだぞ。ほれ」

クリス「す、すみません。わざわざ持ってきて頂くなんて」

森崎「そのまま部屋のドアに挟んでおくこともできたんだがな。
   これまで曲がりなりにも部隊長としてやってきたお前が軍議に顔を出さないとは何かあったと思ってな」

クリス「…ちょっと一人で考え事をしてました。気がついたらこんな時間になっちゃってて…」

森崎「試合に負けたことだったら、もうみんなで反省したんだろ?
   あまり考えすぎるのも問題だ。気持ちを切り替えて前を見ることだって大事なことだぞ」

クリス「……はい。わかっています」

クリス空返事にも聞こえる力のない声が返ってくる。これに対して森崎は…

653 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 20:17:46 ID:???
☆どうしますか?

A 明日に備えて早めに休め。最終試験、がんばれよ
B お前の持っている鋼の槍、根元のほうが壊れかけてたぞ。修理しておけよ
C ひょっとして午前の戦闘訓練でなにかあったのか?
D ひょっとして午後のサッカーの試合でまだ気になることがあるのか?
E 部下の悩みを改善してやるのも教官の勤めだ。話してみろよ
F 人気のない場所に二人きり。これはひょっとしてチャンスなのでは?

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

654 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:20:05 ID:zm9fNW96
E

655 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:26:39 ID:7eKb6nbM
D

656 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:29:29 ID:cJGfrW5A
b

657 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:34:07 ID:RlsYypjQ
E

658 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:06:38 ID:???
>E 部下の悩みを改善してやるのも教官の勤めだ。話してみろよ
============
快活明朗な彼女らしくない返事に、森崎は不安を覚える。
これでは明日の最終試験を大事なところで落としてしまうかもしれない。
優れた素質を持ちながらも、メンタル的な弱さが目立つ問題児集団とジェイガンに銘打たれていた第七小隊。
初めのうちは観光のついでという半端な気持ちで面倒をみるつもりだったが
今になってみれば彼女たちへの指導に自分でも驚くほどの熱を込めていた。

森崎「(俺の持つ『進化』の力は他人の資質や成長力を高める効果があるらしいが…)」

仲間と心を通わせ、力を合わせる戦い方を選んだ自分にとって
自分の成長よりも他者を鍛えあげることに価値を見いだしそうになっている思考に森崎は少し笑ってしまう。

森崎「(どうかしてるな。いくら『破滅のツボ』を押したからといって、俺のサッカー人生はまだまだこれからだってのに)」

将来的に指導者になるのも悪くはない。これまでの実績的にも意外とうまくこなせていけるだろう。
だが、それはおそらくまだまだ先の遠い未来の話。そうなってくれることを願いつつ、森崎はクリスにこう語った。

森崎「部下の悩みを改善してやるのも教官の勤めだ。話してみろよ」

クリス「……森崎さん」

森崎「一人で考え事をしてたからこんな暗くなるまで時間がかかっちまったんだろ?
   このままじゃ明日の試験にも影響が出る。俺が相談に乗ってやるからさ」

クリスはしばらく唸るようにして悩んでいたが、すっと顔を上げると森崎に悩みを打ち明ける。

659 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:08:31 ID:???
悩めるクリス→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→森崎さんにはなにがあっても絶対に叶えたい夢ってありますか?
スペード→アリティアの王宮騎士になるのがおじいちゃんと約束した私の小さい頃からの夢なんです。でも…
クラブ→私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです…
JOKER→実は私、どうしても気になってしまう人がいるんです…

660 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:09:03 ID:???
悩めるクリス→ クラブ2

661 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:09:14 ID:???
悩めるクリス→ クラブ5

662 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:41:19 ID:???
悩めるクリス→ クラブ2
>クラブ→私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです…


クリス「私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです…」

森崎「(こいつがこんなに落ち込んだのは第九小隊との模擬戦で負けたとき以来だな…)」

セシルの巧みな戦術に(第九小隊の講師陣の頑張りもあったが)逆転負けを喫し、
クリスは自分の判断ミスで仲間の期待を裏切ってしまったと悔いたことがある。
だが、森崎の励ましもあり彼女は前向きに立ち直ると次の訓練からメキメキと頭角を表していったはずだ。

森崎「おい、お前またちょっと負けたくらいで自分の所為だとかぬかしてるんじゃないだろうな」

クリス「違います!あ……い、いえ……すみません。そうではないんです」

クリスの言い分では、自分の実力自体には自信がないわけではないらしい。
仲間との連携も発展し、この第七小隊はどんな相手でも戦っていけると信じているという。

森崎「じゃあどうしてそんなに不安そうな顔をする。隊長であるお前が不安がっていてはその空気が周りにも伝わるぞ」

クリス「……私が不安なのは、私が正騎士になったことで他の人が正騎士になれなくなってしまうことなんです」

森崎「……なに?」

自分の予想とは違うクリスの悩みの言葉に対し、森崎の返事は気の抜けたものだった。

クリス「他の小隊との競合訓練はこれまで色々とありました。今回のサッカーの試合だってそうです。
    でも……今日はっきりと分かったんです。他の小隊の人たちも自分の夢に向かって精一杯戦っているんだって」

森崎「それはそうだろうさ。他の小隊の連中も正騎士になるために従騎士の門を叩きにきたんだろ?」

663 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:43:35 ID:???
クリス「例えばの話ですよ。例えば……家の生活が苦しくて、家族を養うためにと給金の高い仕事につきたい人がいるとします。
    でも、その仕事につける人数は限られていて……誰かを蹴落とさなければならない状況だとしたら。
    森崎さんだったらどうしますか?自分のせいで他人を不幸にするかもしれないと分かったら…どうするんですか!?」

森崎「クリス…?」

言葉の最後の方はとても例え話とは思えないほどに感情がこもったものだった。
きっとこの話は例え話でもなんでもなく、他の小隊の従騎士がそういう不幸な境遇の出ということなのだろう。

クリス「教えてください。私は……私はこのままじゃ……」

他人を守るために騎士になろうとしていた自分。だが今の自分は他人の夢を壊してその夢を叶えようとしている。
描いてきた理想と比べるには相応しくない苦しい現実を目の当たりにしたクリスは、迷える指針を森崎に委ねようとしているのだ。



☆どうしますか?

A そんなの簡単だ。躊躇なく蹴落とせ。お前はそれを覚悟してここまでたどり着いたはずだ。
B 他人に気を使える立場かよ。笑わせるんじゃねぇ。今のお前には部隊長はとても任せられんな!
C その従騎士の言葉が本当のことかどうかなんて分からんぞ?お前を油断させるために騙しているかもしれん。
D 譲りたいなら譲っちまえ。お前の正騎士に対する思いは所詮その程度だったってことさ。
E 俺の知り合いにも似たような境遇の奴がいてな。よし、そいつの話をしてやろう。
F お前は今その従騎士に対してどれだけ失礼なことを考えているのか分かっているのか!?

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

664 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:46:32 ID:PRWqj2/o
F

665 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:47:13 ID:kYf8JBLo
E
そんな奴いたっけ?

666 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:48:01 ID:zm9fNW96
F

667 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:55:42 ID:???
カシムならどう思うかっていう話じゃないの?

668 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 22:22:55 ID:???
>>665.667
カシムか日向かの選択式の予定でしたね。
============
F お前は今その従騎士に対してどれだけ失礼なことを考えているのか分かっているのか!?


森崎「…他人の夢を壊す、か。なるほど。確かにお前たち第七小隊が正騎士になることで
   他の小隊が割を食ったりする可能性は十分に考えられるな」

クリス「私たち同様、彼らもこれまでの苦しい訓練や試験を乗り越えてきてるんです。
    ……甘いと笑われるかもしれません。でも、私は彼の夢を壊したくない」

森崎「…………」

クリス「彼は自分の両親を楽にさせてあげたいという素晴らしい夢を持っていました。……それに比べて私は……」

森崎「ふ ざ け ん な ! !」

クリス「え…?」

突然の堰を切ったような森崎の激昂にクリスは驚愕の顔で固まった。森崎自身も自分がこれだけ怒声を張れたのかと驚くほどだった。

森崎「お前は今、その従騎士に対して、その従騎士の夢に対して!どれだけ失礼なことを考えているのか分かっているのか!?」

クリス「しつれ……ち、違います!私はただ……」

森崎「いいかよく聞け。そんなの優しさでも何でもねぇ。それを優しさと思っているのならとんだ偽善者だ。
   今のお前は相手が本気で抱えて本気で叶えようとしている夢と正面から向き合えない臆病者だ!」

クリス「私……わたしは……」

669 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 22:25:28 ID:???
森崎「いいんだよ壊したって。いいんだよ壊れたって!自分が本気で叶えたいと信じる夢はどれだけ壊そうとしても壊れねぇ!
   たとえ壊れたとしてもすぐに復活して前よりもさらに頑丈でデカイ夢に生まれ変わる。
   そういうのを夢っていうんだよ。お前が怖がっているのは相手の夢を壊そうとしてる自分じゃない。
   相手に夢を壊されてしまっても立ち上がれない弱い自分を怖がっているんじゃないのか!?」

クリス「……!!」



ドリームドリーム→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→森崎さんはそうやって……他人の夢を壊してここまで来たってことですよね……?
ハート→森崎さんは自分の夢が壊されそうになっても、本当に平気でいられるんですか…!?
スペード・クラブ→クリスは森崎に一言も言い返せずうなだれる…
JOKER→なんと第三小隊の戦士がいきなりバルコニーに入ってきて…?

670 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 22:26:15 ID:???
ドリームドリーム→ ハート3
うーん、クリスにはちょっとキツかったか。でもこれ必要だよな。

671 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 22:44:44 ID:???
>>670
このスレではクリスは森崎よりも4つも下の年代ですからね。実力的にもメンタル的にもまだ未熟なのです。
============
ドリームドリーム→ ハート3
>ハート→森崎さんは自分の夢が壊されそうになっても、本当に平気でいられるんですか…!?
============
クリス「だったら……」

森崎「(お、言い返してくるか。それくらいの気質も無いようじゃ隊長はやっていけないよな)」

ゆらりと顔を上げて睨みつけてくるクリスに、森崎は不思議なことに心を踊らせていた。
今まで彼の人生の中でなかなか経験できなかったこと。自分よりも下の世代たちからの滾るような挑戦心や反抗心である。
新田や山森、佐野、沢田などの年下組もいるにはいたが、自分と同じポジションではなかったために
そこまで大きな衝突や問題など起こさず、この年まで生きてきたのだから。

クリス「だったら言わせてもらいますけど。森崎さんは自分の夢が誰かに壊されそうになっても平気でいられるんですか?」

森崎「なに…?」

クリス「森崎さんの言うとおり、私は夢を叶えられなかった後のことを怖がっています。
    亡くなったおじいちゃんとの約束。それだけじゃない、第七小隊のみんなと一緒に
    正騎士に、そしてマルス様の近衛騎士になるんだって……この夢が無くなってしまうのが怖いです。
    森崎さんはどうなんですか?どれだけ失敗して夢を壊されたとしても、本当に平気でいられるんですか!?」

森崎「(くっ……くくっ。なかなか痛いところをついてくるじゃねぇかよ…!)」

森崎自身に自覚はないものの、彼は何者かにより与えられた『リセット』の力で
取り返しの付かない失敗や敗北を無かったことにしてここまできたのだ。
ガトーの屋敷で見た過去の自分の成れの果てを見る限り、おそらく何度かは大きな挫折を味わってきているはずなのだろうが。

672 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 22:46:50 ID:???
☆どうしますか?

A 平気さ。なんせ俺の夢は絶対に途中で叶わなくなるようなことはないからな!
B 平気さ。たとえ夢が破れようともすぐに新しい夢になって生まれ変わるだろうからな!
C 平気さ。自分の夢が壊される前に相手の夢を壊してしまえばいいだけの話だからな!
D 平気さ。……無理やり平気なようにさせられているんだ。そう言うしか無いじゃないか……
E そんなの実際に挫折を味わってみないと分かるようなことじゃないな。
F ……無理だ。俺の負けだクリス。お前の言い分が正しいよ……

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673 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 22:51:31 ID:zm9fNW96
B

674 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 22:57:18 ID:IQO8WCFo
B

675 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/16(火) 00:35:31 ID:???
>B 平気さ。たとえ夢が破れようともすぐに新しい夢になって生まれ変わるだろうからな!


森崎「そうだな。お前の言うとおり、夢を諦めるほどの挫折を味わったら俺もタダじゃ済まないだろう」

クリス「そ、そうですよ!自分の夢が失われて平気な人なんているわけがないんです!」

森崎「……でもな、クリス」

実際に、森崎は自分の体の違和感に危機感を感じ始めている。
特にどれだけ鍛えあげても身につかない持久力は問題だ。
学生サッカーとは違い長いスパンで試合が続くプロ選手としては致命的な弱点とも言えるだろう。
そうでなくとも激しい接触プレイなどで選手生命を失うほどの怪我に見舞われるかもしれない。
さらにはチームメイトやフロントと折が会わず契約を打ち切られてしまうかもしれない。
これから森崎が挑むプロの世界というのはかくも厳しいものだということは森崎自身が一番自覚しているのだ。

森崎「(世界一のGKになるという夢を諦めることになったとしたら、俺は――)」

一瞬拳が震える。自分の夢が叶わなくなるほどの挫折など想像するだけでも恐ろしい。
今なら中山の気持ちが痛いほどにわかる。どんな手を使おうとも自分の選手生命を長らえようとするかもしれない。
だが、自分は今教えてやらなくてはならない。進むべき道を見失い、助けを求める後輩に対して。
夢が壊れ立ちすくも事になろうとも、決して自分から前に進む足を止めてはいけないということを。

森崎「平気さ。たとえ夢が破れようともすぐに新しい夢になって生まれ変わるだろうからな!」

クリス「……森崎、さん……」

森崎「ライバルの夢さえも心配し気遣えるお前のその優しさは俺には到底持てないものだ。
   だからお前の悩みを俺は完璧に取り除いてやることはできない。
   だがこれだけは言える。お前も、お前の仲間たちも、自分の夢を諦めてもすぐに違う夢を持てる強さを持っている」

クリス「…本当に、そうでしょうか…」

676 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/16(火) 00:36:47 ID:???
森崎「あ〜やっぱ違うか。こんな弱気な隊長の小隊メンバーなんてとてもじゃないがそんな強さはないか」

森崎の馬鹿にするような言動にクリスは眉を吊り上げて反論する。

クリス「なっ…!ち、違います!カタリナもセシルも…ロディもルークもライアンだってそんな弱くはありません!」

森崎「だろうな。他の小隊の連中もそれくらいの強さは持ってるものなんだよ。
   その両親思いの従騎士も、お前に敗れたくらいじゃ夢が壊れることなんてないんだよ」

クリス「(……そうか。私、自惚れてたんだ。他人を心配するようで、実は他人を見下してたんだ……)」

改めて相手に対して失礼なことを考えていると怒った森崎の言葉をクリスは噛み締めていた。
誰もが自分の夢に対して誇りを持ち、真剣に叶えようと歩き続けている。
その道は交わることはあれど平行に伸びることはない。
どちらかが迂回を余儀なくされる場合、どちらがより前に進みたいか競いあう必要があるのだ。
自分はその勝負から逃げようとしていた。これ以上相手に失礼のある行動などあるだろうか。

クリス「相談に乗ってくれてありがとうございました。……失礼します」

誰かを蹴落とし蹴落とされる恐怖よりも、自分の夢や信念をぶつけ合う競争心を持とう。
たとえそれで自分の夢が壊されたとしても悔いはない。きっとその砕けた欠片から新たな夢が生まれるだろうから。
何処か悟ったような凛とした顔を向けて、クリスは森崎の横を通り過ぎていった。
彼女の去りゆく姿を見送りつつ、森崎は自分の境遇と夢についてもう一度考えていた。

森崎「(今の俺の夢は…日本サッカー協会の世界一のナショナルチームになるという夢に乗っかっているだけにすぎない。
   世界一のキーパー。それは世界一のチームのキーパーじゃない。世界で一番優れたキーパーでなくてはならないんだ…!)」

全日本ユースの頼れる仲間たちの存在は確かに嬉しいものであったが、
仲間が活躍するほどに自分の存在が脇に追いやられている現実に打ちひしがれる思いもあった。

森崎「(この迷いや答えは…ブンデスリーガで見つけることが出来るのだろうか。それとも…?)」

677 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/16(火) 00:40:23 ID:???
サムスーフ山近郊の寂れているものの非常に立派な館のような砦。
突如アカネイア大陸に呼び寄せられた中山はルームメイトのストラットたちと談笑していた。
普段つけている不気味な造形の仮面は外しており、モデル顔負けの整った顔立ちを露出している。(約一名除く)

ストラット「だからさ、俺は言ってやったね。
      『なんだ貴様!ゴールにつったってるだけでキーパーをやろうってか!?
      ポストのほうがまだましだぜ!』ってなァ」

中山「うわぁ…それはまたエグいことを」

バビントン「僕がトップに昇格する前にそんなことがあったのか。どおりでレナートがストラットを目の敵にするわけだよ」

イスラス「実際にポストはどんなシュートだろうと跳ね返すからな。あれはいったい何の材質で作られてるんだ?」

中山「噂だと日本にある工学機関や研究所で開発されてる未知数の材質で作られてるらしいぞ」

ストラット「ははっ、一度作られている行程を見学してみたいところだぜ」

バビントン「日本かぁ。新田や石崎は今どうしてるのかな?僕達は…これからどうなるんだろう」

イスラス「……少なくとも、このままここにいるだけじゃ何の解決にもならんだろうな」

中山「(どうしてガーネフさんは俺たちをこの大陸に呼びつけたんだろう。
   森崎に聞いてみてもいずれ詳しい事情を話してやるの一点張りだし……)」

ワールドユース大会前の特別試合を経験していることで、アカネイア大陸の存在を知っていた中山はまだ心に落ち着きを持っていた。
だが、イスラスの言うとおりこのままここで謎の仮面の集団の一味としているだけでは事態は何も動かない。

ストラット「ま、まぁとりあえず先のことは先に考えることにしてだな。飯でも食おうぜ」

バビントン「そうだね。僕もお腹がすいてきたよ。今日のご飯の当番は誰だったっけ?」

678 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/16(火) 00:41:40 ID:???
仲良し四人組?→! card

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→中山が日本料理を皆に振る舞うぞ!
ハート→バビントンがアルゼンチン料理を皆に振る舞うぞ!
スペード→イスラスがオランダ料理を皆に振る舞うぞ!
クラブ→ストラットがイタリア料理を皆に振る舞うぞ!
JOKER→????「今日の当番は俺のはずだぜ?」ゲーッ!お、お前はー!
※数字が多ければ多いほど料理の出来栄えは立派です。

679 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 00:41:50 ID:???
仲良し四人組?→ クラブJ

680 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 00:42:14 ID:???
仲良し四人組?→ クラブ5

681 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 21:42:45 ID:???
進化の力と同じで単に判定の結果森崎が伸び悩んでも
全部破滅のツボのせいになってちょっと申し訳ない気持ちになるなw

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