キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 21:25:45 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334326233/

【前回までのあらすじ】

県大会準決勝、大友中との決戦。

中山と浦辺が身につけた能力【化身】に一時は苦しめられるものの、
みなとが敵の攻撃を止め、森崎が鉄壁を見せ、あゆみや祐一がボールを運ぶ。
後半には石崎が連続で顔面ブロックしたことにより交代、怪我を押して翼が出場。

終わってみれば、5-0という圧勝で南葛は勝利を収めた。

だが、次の対戦相手「帝国学園」は今まで以上の強さを誇る。
果たして、帝国学園との試合まで南葛選手はパワーアップすることができるのか!?

234 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/17(木) 22:36:34 ID:???
>>231さんにご指摘されたせりあいの能力値アップは以下のようになっています。
>>135参照
滝 易 → せりあい+2
来生 普 → せりあい+3
中里 普 → せりあい+2
>>173参照
祐一 難 →  なし
みなと 普 → +1
石崎 普 → +1
>>209参照
祐一 難 → なし
みなと 難 → +1
石崎 普 → +1

となります。
せりあい技の覚醒フラグにつきましては、今回の特訓では無しという形でお願い致します。
大変ご迷惑おかけしました。

セービングがない理由は…これからイベントでその理由がわかりますのでお待ち下さい。
それではちょっと休憩してきます。

235 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/17(木) 23:42:59 ID:???
そして皆必死だった特訓を、機械が止まる音が終わりを告げた。
それと同時に、扉からロックが外れる音が聞こえる。

〜体力特訓部屋〜

石崎「みなとちゃん、大丈夫か?」
みなと「むぎゅー…フラフラする…」

そう言うみなとの足取りはたどたどしい。
それを見かねた祐一は、みなとの側に近寄り…

祐一「頑張ったな…みなと…」

すぅ…と軽々しくみなとを持ち上げる。お姫様だっこで。

みなと「え?え、え!?///」
石崎「な、ななななな…」

祐一「しっかり捕まってろ、みなと。俺だってそんなに体力は残ってないんだ。
    落ちないように、ぎゅっと掴んでろな」

みなと「う…うん…(ぎゅう」

石崎「あ、あがががが…(空いた口が塞がらない」

何が恐ろしいといえば、祐一のこの行為は自然に、天然に
「疲れたみなとに対する行為」として普通にやってのけるあたりだろうか。
【好意】ではなく、【行為】。
下心がない分だけ、数百倍性質が悪い。

石崎「相沢祐一…恐ろしい子…!!」

236 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/17(木) 23:46:50 ID:???
〜攻撃特訓部屋〜

滝「はぁ…はぁ…」
来生「おやおや…あれだけでへばったのか、滝?俺はまだまだいけるぜぇ?」

ネイ「(こやつ…ぬけぬけと…!!)」
滝「(いや、ネイ…これは来生なりの励ましだよ。そうカリカリするなって)
   へ…俺だってまだまだいけるぜぇ?なんなら、今すぐにだって…」

来生「ご、ごほん!!いやぁ、お腹がすいたなぁ…腹が減っては戦はできぬっていうし。
    先に言ってるぜ!滝!!
    遅れたらお前の分のおかず、全部もらってやるからな!!
    喰っちゃうぞ!絶対に喰っちゃうからな!!だから早く来んなよ!!じゃあな!!」

ヒュン!!

滝「は…ははは!ああいうやつなんだよ、来生ってやつは…」
ネイ「(なんというツンデレ…いや、頭の中が小学生の思春期のレベルで止まっているのか?)」

237 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 00:01:51 ID:???
〜守備特訓部屋〜
あゆみ「はぁ…はぁ…はぁ…」
中里「あゆみ殿?大丈夫でござるか?」
あゆみ「はは…いや、情けない所お見せしちゃって…ははは…」

汗でぐっしょりの練習着。
それはあゆみの豊満とはいえないが健康的な体のライン。
そして、下着の線までくっきりと見えてしまっている。
赤い顔をして、息を乱している少女が目の前にいるのだ。
【健全な青少年】ならば、この状況に興奮しないほうがおかしいだろう。

中里「(ぐ…ぐぬぬぬ…!!)
   あゆみ殿、これを…」

そう言って、中里はどこからともなくタオルを出し、あゆみの肩にバサッっと羽織らせる。

中里「駄目で御座るよ。あゆみ殿は【れでぃー】なのだから、もうちょっとご自分の体に気を…」

言われて初めてあゆみは自分の服の惨状に気づき、顔が真っ赤になる。

あゆみ「あ、あ、あわわわわ…す、すいません!!」

中里「い、いや…むしろこちらこそなんだか申し訳ないでござる…
   それでは拙者は先に行ってるゆえ。あゆみ殿はもうしばらくここで休んでるでゴザル。では…」

シュウンと扉をあけ、中里はこの場からいたたまれないといった感じで去っていく。

あゆみ「あ、中里先輩…。このタオル、洗って返さないと…ってあれ?
    このタオル、妙に可愛らしい女の子っぽいタオルね…中里先輩に、妹さんかお姉さんいたっけ?
    そういえば私を見ていた視線もよくよく考えると【異性】を見る目じゃなくて【女の子】をみるような目だった気が…」

あゆみ「…気のせいよね、きっと。うん…」

238 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 00:03:03 ID:???
今日はこの辺りで。

参加していただいた皆様、お疲れ様でした!

239 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 18:57:24 ID:ZRui6aZU
疲れた体を引きずりながらも、祐一たちは最初にいたサッカーコートの所へ集まる。

中里、来生、滝は先についていたらしく「体にしみるようだぜ!」とジュースをがぶ飲みしている。

祐一「あれ、あゆみちゃんはどうしたんだ、中里?」

中里「あ、お疲れ様でござる、祐一…ブホッ!!」
来生「あぁん?もったいねぇな中里…お前、何驚いて…ブホッ!!」
滝「お前ら仲良く…いったい何を…ブホッ!!」

祐一の方を振り向くと、皆一斉にジュースを吹き出す。
それもそうだろう。何故みなとが祐一にお姫様抱っこされているのか。
事情を知らない3人は驚くことしかできない。

みなと「先輩…恥ずかしくなってきた…降ろして…///」
祐一「フラフラなやつ降ろせるかよ。ったく」

石崎「(本当に恐ろしいやつだな…こいつ…)」

中里「ゴ…ゴホッ、ゴホッ!!
   あ、あゆみ殿は少しやすんでから来るそうでござる…と、とにかく!!みなと殿を降ろしてくだされ!
   あゆみ殿に見られたら…!!」
みなと「うん…私はもう大丈夫だから…」

祐一「そ、そうか。じゃあ…ヨイショっと。まだきつい時は、遠慮なく言えよ」

ネイ「(遠慮無く言えるおなごがいるとは思えないのだが…(汗)」

240 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:06:55 ID:ZRui6aZU
中里たちが用意してくれたジュースを祐一たちも頂くことにする。
一息ついていると雷門マネージャーの夏未、秋、春奈とあゆみが一緒に歩いてくるのが見えた。

祐一「あゆみちゃん、お疲れ様!マネージャーさんたちも一緒だけどどうしたんだい?」
春奈「えーっとですね、今から夜ご飯を作るんですけど…
   お疲れの所悪いんですけど、皆さんも一緒に手伝ってくれませんか?」
石崎「料理って言っても…俺ら簡単なのしか…」
秋「カレーですから、料理下手な人でも大丈夫です♪
  味付けは私達がやりますので、材料を切ってただけると…」

祐一「(く、これじゃあ皆からおかず貰えない…!
    って、違う違う!!まぁ別に手伝ってもいいよな)」

A 皆で手伝う
B 手伝う人を決める(選択)
C 悪いけど、休ませてもらう
D その他

先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

241 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:08:13 ID:TPWpXm9c
B

242 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:11:48 ID:n5yxAk9E
B

243 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:21:39 ID:ZRui6aZU
B 手伝う人を決める(選択)

祐一「(うーん…余りにも不器用な奴とかは居ても逆に迷惑になるだけのような気が…)
    コホンッ!えーっと、この中で料理得意な人!」
あゆみ「ま、まぁ…一応作れはしますけど…」
石崎「お、俺は家の手伝いとかしないから…」
来生「料理?食べれればいいんだよ!」
滝「カレー程度ならまぁ大丈夫だが」
中里「ニン!料理ならお任せくだされ!」
みなと「私…料理作ったこと無くて…(´・ω・`)」

祐一「(そういう俺もあまり料理経験ないんだよな…食べれればいいってレベルだし…
    とりあえず、誰が美味いのかもうちょっと聞いてから選別しよう…)」

★祐一 料理経験(1)+ ! dice + ! dice =
中里  料理得意(4)+ ! dice + ! dice =
あゆみ 料理上手(3)+ ! dice + ! dice =
来生 壊滅的(−2)+ ! dice + ! dice = ★
★滝  料理経験(1)+ ! dice + ! dice =
石崎  料理経験無し(−2)+ ! dice + ! dice =
みなと  料理経験無し(−2)+ ! dice + ! dice = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

〜料理の腕〜
0〜4 → 壊滅的
5〜9 → 普通
10〜 → アマプロ並

244 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:22:43 ID:???
★祐一 料理経験(1)+  1  + 1  =
中里  料理得意(4)+  4  + 6  =
あゆみ 料理上手(3)+  6  + 3  =
来生 壊滅的(−2)+  6  + 1  = ★

245 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:22:48 ID:???
★祐一 料理経験(1)+  4  + 4  =
中里  料理得意(4)+  2  + 5  =
あゆみ 料理上手(3)+  6  + 4  =
来生 壊滅的(−2)+  1  + 3  = ★

246 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:24:22 ID:???
★滝  料理経験(1)+  6  + 3  =
石崎  料理経験無し(−2)+  1  + 4  =
みなと  料理経験無し(−2)+  6  + 5  = ★

ゆwwwうwwwいwwwちwww

247 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:34:29 ID:ZRui6aZU
ここでピンゾロとか凄いな主人公…
★祐一 料理経験(1)+  1  + 1  = 3 (壊滅的)
中里  料理得意(4)+  4  + 6  = 14 (セミプロ並)
あゆみ 料理上手(3)+  6  + 3  = 12 (セミプロ並)
来生 壊滅的(−2)+  6  + 1  = 5★ (普通)
★滝  料理経験(1)+  6  + 3  = 10 (セミプロ並)
石崎  料理経験無し(−2)+  1  + 4  = 3 (壊滅的)
みなと  料理経験無し(−2)+  6  + 5  = 9★ (普通)

ネイ「(あ、父上殿、父上殿…)」
祐一「(ん、なんのようだ?ネイ?)」
ネイ「(誠に勝手ながら、皆の記憶をのぞきみて、それぞれの料理の腕前、素質を見てみたのだが…
    父上殿…あなたの料理は叔母のジャムより酷いものがあるな…)」
祐一「(えぇ!?俺、そんなに料理下手なの!?)」
ネイ「(と…、とりあえず、今父上殿にまぁ料理の腕前を数字化したものを送っておいた。
    参考にしてくだされ…)」

ピィーン!!

祐一「うわ…」
来生「どうした、祐一?」
祐一「(俺の腕前、来生より下手なのかよ…未経験の石崎よりも…)」

248 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:38:25 ID:ZRui6aZU
ブンブンッ!!

祐一「(れ、冷静に考えろ…食べるなら勿論、おいしいカレーの方が良い!それは間違いない!!
    だが、何人投入すれば美味しいカレーが?あと、下手な奴がいたら間違いなく足を引っ張る!!
    それを考えて…誰を料理当番にする!?)」

【中里】 14 (セミプロ並)
【あゆみ】 12 (セミプロ並)
【滝】 10 (セミプロ並)
【みなと】 9 (普通)
【来生】 5 (普通)
【祐一】 3 (壊滅的)
【石崎】 3 (壊滅的)

料理当番に選出する人を投票してください。
先に2票入った人を料理当番にします。
先着【3名様】、【一回につき何名でも】投票可能です。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※美味しいカレーであればあるほど、良いことが起きます

249 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:45:08 ID:mRD0WrTs
中里 あゆみ 滝


250 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:46:29 ID:n5yxAk9E
中里 あゆみ 滝

251 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:46:52 ID:???
おっと、言葉足らずでしたかね?

例)
中里 3
あゆみ 3
滝 2
みなと 1
来生 2
のような投票結果になった場合、2票以上の中里、あゆみ、滝、来生が料理当番になります。

あと、料理当番にならなかった人たちはまた違う仕事が待っていますので…(笑

252 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:47:52 ID:???
もう決定しちゃいましたけど、とりあえず後一名様投票どうぞ〜。

253 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:48:43 ID:???
中里さんは修行で野草とか食べてたと予想
少しでも美味しくすべくうでを上げたと

254 :森崎名無しさん:2012/05/18(金) 19:57:03 ID:TPWpXm9c
中里 あゆみ 滝

255 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 19:58:34 ID:???
>>253さん
兵糧丸とかも調べてみると、今で言うインスタント味噌汁のようにお湯でとかすものなど様々なものがあったみたいで。
自衛隊もそうですが、忙しい人達って同じような料理で飽きちゃうから自然と飽きないように料理上達してくんでしょうね。

中里、あゆみ、滝の3人が料理当番!というところでちょっと自分も夜御飯作ってきます。
さ…流石に祐一ほど壊滅的じゃないよ!
興味がある方はツイッターを覗いてもらうとたまに写真うpしてますので(ステマ

それでは、更新再開まで少々お待ち下さい。

256 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:13:05 ID:ZRui6aZU
>>中里 あゆみ 滝
合計 36 → 美味しいカレー

祐一「えーっと、じゃあ腕に自身の有りそうな中里、あゆみちゃん、滝に頑張ってもらおうか。
   残った俺らは…」

春奈「あ、それじゃあ今日寝てもらうのは学校の体育館になりますので、
   そちらの方をうちの1年生たちと一緒にふとんとか敷いてもらっていいですかね?」

石崎「ま、まぁ…料理よりはいっかな。じゃああゆみちゃん!美味しいカレー楽しみにしてるぜ!」
来生「ヒャッホー!カレーだカレーだぁ!」
みなと「(私もお姉ちゃんに料理教わろっかな…)」
祐一「あ、じゃあ俺らそういうことで頑張ってくるわ。そっちも頑張ってね」

あゆみ「任せてください!愛情込めて作りますよ!」
中里「任せるで御座る」
滝「まぁ、美味しく作るよう努力するわ」




257 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:23:41 ID:???
(おまけ)
すごく美味しいカレーを作るために必要な合計値 40以上+セミプロ並3人
おいしいカレーを作るのに必要な合計値 35以上
普通のカレーを作るのに必要な合計値 30以上、or壊滅的な人がいてセミプロがいる
…なカレー 30以下、もしくは壊滅的がいて、セミプロ並がいない

そうして、料理当番の3人は学校の調理室に案内される。
そこでは主に上級生組が材料をこしらえていた。

円堂「おう!あゆみちゃんたちが手伝ってくれるのか!!あれ、祐一は?」
あゆみ「センパイは体育館で寝床の準備ですね。あら、大体材料とかは切り終わってますね」
中里「むむ…滝殿。ここにある材料で美味しく作るにはアレしかなさそうで御座るな…」
滝「市販のルー、特にこった材料もない。逆にそれを逆手にとる、か」

春奈「な、なんだか凄そうな方たちですね…」
秋「本格的なの作りそうね…」
夏未「(カレーって、一体どうやって作るのかしら…)」

258 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:29:33 ID:ZRui6aZU
中里「それでは、あゆみ殿に材料を炒めてもらってもよろしいだろうか?
   このバターを使って、タマネギをあめ色になるまで炒めてくだされ」

あゆみ「はぁい♪」

滝「じゃあ俺は先に軽く肉を炒めておこう。カレー粉くらいはあったはずだよな?」

中里「準備に時間をかけてはいられぬ以上、じゃがいも、人参は今のうちに電子レンジで蒸しておくでござる。
    学校ゆえ、大量に電子レンジが置いてあるのは助かるで御座るな。あと、お湯も張っておいて…」

円堂「な、なんだか本格的だな…」
染岡「こいつらの手さばき、本当に中学生か!?」
豪炎寺「いや、毎日料理してるとあんなもんだぞ」
半田「そ、そうなのか…」


259 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:38:02 ID:???
中里「仕上げに…とうがらしとにんにく、そして砂糖を味を見ながら…
    うむ!!後は火を止めて、少し味をこならせれば充分かと」

円堂「どれどれ、ちょっと味見させてくれよ!」
他の上級生組やマネージャーたちもこれを味見に来る。

ペロッ…

秋「うわ、すっごく美味しい!なんていうか…ご飯によく合うカレーだわ!」
春奈「こう、ほっとするというか、無難で美味しいというか…」
夏未「私はもっと上品な感じのカレーが好きだけども…こういうのも悪くないわね」
染岡「うお…!これなら何杯でもおかわりしたくなる感じだぜ!」
豪炎寺「うむ…この材料でこれは、大したものだ…」
円堂「よし、じゃあ1年生たちを呼んでこれを配膳するぞ!よーし、飯だ飯だー!!」

260 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:44:35 ID:???
祐一「ふぅ…ひと通り布団は敷き終わったかな…?」

壁山「お疲れ様です!わざわざ手伝ってもらってすいませんっす!」
栗松「いやぁ、でも助かりましたでやんスよ。俺達だけで何十人分はしんどいでやんす…」

石崎「俺たちは泊めてもらうみだからさ、こんくらいやって当然よ!」
あゆみ「そういえば…お風呂どうするのかな…」
来生「あ…そうだな。さすがに汗だくのまま寝るのはやだな…」

宍戸「近くにおっきな銭湯があるんで、そこ案内しますよ!」
少林「案内っていっても、どのみち俺らもいくんじゃ…」

そのような他愛の無い話をしていると、皆を呼びに円堂がきて…

円堂「みんな!ご飯が出来たぞ!!配膳手伝ってくれ!!」

一同「「「「わかりましたー!!」」」」

みなと「ご飯…お腹すいた…」
祐一「俺もだよ、みなと。さぁ、明日の練習のためにもいっぱい食べるぞ!」

261 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:52:10 ID:???
みんなでワイワイおしゃべりを楽しみながら食べる夕食は思いのほか楽しかった。

中里たちが頑張ったカレーは非常に好評で、大量に作ったはずなのだがご飯とルーはすぐカラになってしまった。


(美味しいカレーを食べました!ガッツ 300回復!)


カレーを食べ終わった後、食器の片付けや近場の銭湯に行って汗を流したりした。

湯船につかりながら、「なぜセービングを特訓する機械がないのか」気になり円堂に聞いてみた。

カポーン…
  カポーン…

円堂「別に隠していたわけじゃないんだが…
    俺が最初に使った時、あちこち傷だらけになって次の日大変なことになったんだ。
    まず体力づくりが先決だと思って、祐一には言わなかったんだ…
    でも、今のお前の体付きを見ていると大丈夫そうだな!明日使いたかったら、俺が一緒に付き合うぜ?」
祐一「お、それはありがたいな…。
    あれ、そういや中里がいないな…?」
染岡「なんだぁ?女湯のほうが騒がしいけど…?」

262 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 22:56:54 ID:ZRui6aZU
〜女湯〜

春奈「うわぁ、夏未さんもあゆみさんもおっきくて柔らかそうですねぇ!!
   ね、みなとちゃん?」
みなと「羨ましい…」

夏未「そ、そんなジロジロみられると…恥ずかしいんだから!みないで!!」
あゆみ「そ、そうかな…?」
秋「(あれ?私に対しての感想は?)」

ススッ…        中里「…」

あゆみ「(ん?気配を感じます…)
     あー、ちょっと私忘れ物しちゃったみたいで…みなさん、先に入っててください!」

春奈「え、あ、はい。わかりました。じゃあお先に失礼しますねー」

ガラガラガラッ!!
     タッタッタッタ…

あゆみ「中里先輩…そこにいるんでしょう?恥ずかしがってないでこっちにきたらどうです?」

中里「…」

あゆみ「今更何を遠慮してるんですか?中里先輩…【おんなじ女の子】なんですから、さっさと出てきてください」

263 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 23:07:10 ID:ZRui6aZU
中里(♀)のイメージ図はこちら↓
https://twitter.com/#!/mkanata/status/203485014791421952/photo/1

そのあゆみの言葉に観念したのかすっと、どこからともなくどこか中性的な感じの女の子が現れる。
普段の変装というか男性姿とは体格や声もまったく違うため、中里だと言わないと気づかないだろう。

中里「う…い、いつから拙者のことを【おなご】だと!?」

あゆみ「うーん…女の直感!ってのが8割くらいですけど…
     扉を押した時もそれほど力があるってわけでもなかったですし、
     私やみなとちゃんを見る目も女の子を見る目は見る目なんですが、【同性】にみられてる感じだったんですよね。
     それに、先程貸していただいたタオル…女の子の匂いがしましたよ」

中里「むむ!?そ、そんなにタオルに匂いがしみついてたでござるか!?」

あゆみ「いや多分フェロモンというか、そういう類のだと思いますけど…
     まぁ今更いいづらいですよね。実は【女の子】でしたって。
     でも、なんで今まで隠してたんですか?それにあんな凄い変装というか、それは一体…」

中里「バレてしまっては仕方がないでござる…。
    拙者…いや、私の家系は世間一般で言う【忍者】の里なのでござる。
   幼少の頃からそのような訓練をつまされることは別段苦にしなかったのでござるが…その…」

あゆみ「その?」

264 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 23:13:00 ID:ZRui6aZU
中里「男だと「しのび」でござるが、おなごだと「くのいち」になるのは時代劇などでわかるはず。
   私は…女であることを捨ててまで「くのいち」になる覚悟は無かったので御座る…
   このような色気も感じられないような体では色仕掛けもままならぬ。
   もっとも、たとえ出来たとしても、自分の意に反してまで【女であることを武器にする】というのが
   私にはとても耐えられなかった…」

あゆみ「…。」

中里「両親はそんな私を見かねていっそそれならば、と変化の術を教えて下さった。
    それから、私…いや、拙者は男として生活するようになったで御座る。
    しかし端からみて男でもそうみせかけているだけ。
    だんだん体の方がついていけないというか…。女であることを隠すことに限界を感じるようになってきたので御座る…」

あゆみ「確かに…それは…」

中里「もう…もう、あんなけむくじゃらで、だらしのないものをぶらぶらさせている人がたくさんいる…
   そんな男湯に変装してまで入るのが…耐え切れなくなったので御座るよぉ…うっぐ…ひっぐ…」

あゆみ「ちょ、ちょっと先輩!こんなところで泣かないで…」

265 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 23:20:44 ID:ZRui6aZU
ガラガラッ!!

夏未「ちょっと、あゆみさん?いくらなんでも遅いから心配して…?」
春奈「はやく入らないと、私達のぼせちゃいますよーって、あれ?」
秋「あゆみさん、大丈夫…って、その子は?」
みなと「…?あゆみ先輩、なんでその子泣いて…」

あゆみが中々入りに来ないので心配して戻ってきてくれた女性陣。
バスタオル1枚で前を隠す程度の、一糸程度の姿である。

中里「え、あ、あわわわわ…///」

ブシュー!という鼻血が吹き出る古典的な音とともに、中里はその場に倒れこむ。

あゆみ「あ、あわわ!!だ、大丈夫ですか!?」

中里「ほ、ほとんど他人の裸をみたことないから…なんだか…(ガクリッ」

あゆみ「(中里さーーーーーん!!!)」

秋「ちょ、ちょっと、大丈夫ですか!!」
みなと「鼻に…ティッシュ詰めるといい…」

中里「(こ…ここは極楽でござるか…)」


…これが、女風呂が騒がしかった理由である。

266 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/18(金) 23:24:16 ID:???
今日はちょっと早いですがこのあたりでー。

なんだかすごい勢いで女キャラが増えていってるような…

ちなみに石崎はみなと派、中里はあゆみ派な理由ですが、
石崎 → ロリコン気味
中里 → (自分が貧相なので)女らしい体に憧れ
といった理由からでした。

中里のイメージ写真の服装ですが、
街中で個性を消して気配を悟られないようにする服装…といった感じのイメージです。(没個性感)
いや、実際いたら結構目立ちそうな感じはしますがw

それでは、お疲れ様でした〜

267 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 22:22:07 ID:???
ライブハウスに強制的に拉致られたりとか通夜やらなんやらで更新できる暇が中々ありませんでした。
それでは、更新再開させていただきます。

268 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 22:35:07 ID:lv8BWMAc
そして銭湯からあがり、雷門中に戻った頃には19時を少し回った時間になっていた。
就寝時間はまだ中学生ということで21時には寝床につくこと、と円堂に言われた。
あゆみとみなとは雷門マネージャーの秋の家にお世話になることになった。
その時間まで、イナビカリ修練所にある休憩室で過ごすことにした祐一達。
…だが、銭湯に言った後のあゆみと中里の様子がなんだかおかしい。

石崎「そういえば…中里、お前お風呂入ったか?見かけなかったような…」
中里「あ、いや…はははは、入ったのはいいのでござるがちょっとのぼせて先に上がっていたでござる」
みなと「そういえば…女風呂のほうに鼻血だして倒れていた女の子…どうしたの、あゆみ先輩?」
あゆみ「あ、大丈夫だって帰って行きましたよ。いやぁ、様子がおかしいと思ったら倒れるんですからねぇ…(ということにしておこう)」

祐一「ふーん…」

来生「まぁ、なんでもいいや!俺先行ってジュースでも飲んでるぜ!」
滝と石崎もそれに同意し、先にタッタッタッタとその場から去っていく。

祐一「あ、何もそんなに急いで…。まぁ、俺達も行くか」
あゆみ「あ、あの…センパイ、ちょっとお話が…」
祐一「うん?あっちで話すんじゃ駄目?」
あゆみ「え、ええ…まぁ…」
中里「…(モジモジ」
みなと「?」

祐一「(な、なんだこの空気…?よくわからないが、どうしたらいいんだ…?)」

A 「みなと、中里、悪いけど先にいっててくれる?」とりあえずあゆみちゃんと話そう
B 「みなと、先に行って準備しててくれ」中里とあゆみちゃんを残す
C 「そういえば中里、今日練習前に俺に用事があるとかいってなかったっけ?」
D 「用件だけ、聞かせてくれない?」先にちょろっと聞こう

先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

269 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 22:38:28 ID:1KOsVBXM
B

270 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 22:38:35 ID:1/WTXzdg
B

271 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 22:46:11 ID:lv8BWMAc
中里はなんだかあゆみちゃんの後ろに隠れるようにしているのが気になる。
きっと、中里の異変についてのことだろうと(めずらしく)直感が働く祐一。

祐一「みなと、ちょっと先に言ってて準備しておいてくれ」
みなと「…。先輩はアリアリだっけ?」
祐一「うん。砂糖多めでな」
みなと「じゃあ…先に行ってる…」

タッタッタッタ…

祐一「で、あゆみちゃん。おそらく…だけど、中里が変な理由のことで話があるんだろう?」

あゆみ「…よくわかりましたね(めずらしく)。まぁ、私の口からはなすのもあれなんで。
     さ、中里先輩!」

そう言って、後ろに隠れている中里をぐいっと祐一の前に引っ張りだす。
いつもとはまったく様子の違う中里に、祐一も少々不安というか緊張が走る。

祐一「な、中里…?なんだ、改まって話って…(ま、まさかな…ガクブル)」
中里「そ、その…祐一殿…」

★中里(♀)ちゃん言えるかな? → ! card ★

★と★に囲まれた間を、先着1名様で引いて下さい。

ダイヤ →  「そ、その拙者…実は女の子で…その…」 ↓+さらに何か伝えたいことが…
ハート、スペード → 「じ、実は…拙者、女の子なのでござる!!」 カミングアウト!!
クラブ → 「(顔を真っ赤にして)し、しからば御免!(ドロンッ」 と、逃亡したぁ!?
JOKER → ????

272 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 22:47:37 ID:???
★中里(♀)ちゃん言えるかな? →  ダイヤQ

273 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 22:48:03 ID:???
★中里(♀)ちゃん言えるかな? →  ハートQ

274 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 22:48:44 ID:???
ホント祐一はこういう引きには強いよねーw

275 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 22:54:08 ID:lv8BWMAc
ダイヤにしろハートにしろ、Q(クイーン)引きなあたりこの主人公は…w
★中里(♀)ちゃん言えるかな? →  ダイヤQ ★
ダイヤ →  「そ、その拙者…実は女の子で…その…」 さらに何か伝えたいことが…

中里「き、聞いて驚かないでくださると約束してくだされ!」
祐一「はぁ?」
中里「い、いいから「ハイ」というでござる!!」
祐一「は…はい」

スゥー…ハァー…

中里「じ、実は拙者…」
祐一「実は…?」

そう言って中里は顔に手をかける。
何をする気だ…?と祐一は見ていると…

バリバリバリッ!!と顔の変装がとれる音と共に、中性的な顔立ちがそこから現れた。

祐一「うぇ!?」
中里(♀)「私…実は、女の子なんです!!!」

276 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:04:38 ID:lv8BWMAc
祐一「え…あぁ…うん。そっか」
あゆみ 中里「え、えええぇぇぇぇ!!!??? リアクション、それだけですか!?(でござるか!?)」

祐一「いや、もう正直何がなんだか…ってのが本音だけど。
   もういろんな不思議な事みてきてるからそれだけじゃ驚かないっていうか…」

あゆみ「い、いったいどんな不思議な事…って、まぁそれは置いといて!」
中里「ご、ごほん!!
   え、えーっとですね…。私がなぜ今このタイミングでカミングアウトしたかなんですけど…」

ゴニョゴニョ… (自分の体が男として誤魔化すことに限界がきているということ)
  ゴニョゴニョ… (むさ苦しい男と一緒にお風呂やら寝たりするのがとてもじゃないが耐え切れないということ)

祐一「えーっと…それは…なんだ?いってみれば、今思春期真っ盛りです、ってことか?それ」
あゆみ「ちょ、ちょっと!!もうちょっとオブラートに包んであげてください!女の子なんですから!!」
祐一「え、あ、なんかゴメン…」
中里「い、いえ…私のほうも今まで誤魔化してきたのがわるいのですから…」

祐一「とりあえず…。目下としては今日俺達と一緒に寝るのが耐え切れない!ってことだな。
    さて、どうするかな…。男で通してるからあゆみちゃんたちと一緒にマネージャーさんちに泊まるのは無理だしな…
    ううん…」

【男の人多数と一緒に雑魚寝を回避する方法】を回避する策を何かご提案ください。
【奇跡の魔法】使用可能です。使用した場合、こちらでご都合展開にさせていただきます。

先着2名様まで、メール欄を空白にしてIDを出して投票してください

※奇跡ゲージ 【2/2】

277 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:06:44 ID:1KOsVBXM
【奇跡の魔法】使用

278 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:07:03 ID:VNV30QHI
もーめんどいしバラしちゃおうぜ と思ったが

奇跡の魔法使用

279 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:17:57 ID:lv8BWMAc
>>【奇跡の魔法】使用

祐一「(うーん、もうなんだか頭がクラクラするってのが本音だな。
    というか、男どもと寝るのが嫌ならもっと先に…)」

そう思っていた矢先、どこからかクスクスクスと女性の笑い声が聞こえる。

フレデリカ「あらぁ、まったく…こんなことで使っちゃうなんてアナタらしいというか…クスクスクス…」

人気のいないこの暗闇の中で、気配すら感じさせずにぬっ…と突如現れたフレデリカ。
あまりにも見事な出現に、忍である中里がフレデリカに警戒の気を隠せないでいる。

中里「な!…こ、こやつは!?祐一殿!?」
祐一「えーっと、フレデリカさん…これは唐突なお出迎えで…で、一体何のようです?」
あゆみ「えと、このおば…お姉さんと祐一さん、お知り合いなんですか?」
フレデリカ「うふふ…お ね え さ んよ。お嬢ちゃん。
      何の用って。あなた、今助けを呼んだでしょ?だから出てきてあげたのに…」
祐一「そ、それってどういう…」

フレデリカはキッっと中里の方に目を向ける。
中里はそのするどい眼光から目をそむけられないでいる。

280 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:24:35 ID:lv8BWMAc
フレデリカ「あなた…中里っていったわね。
       さぞかし…苦労したでしょう。あなたのその目があなたの過去を語ってくれているわ」
中里「…くっ!!」
フレデリカ「そんなに敵意を向けないで。少なくとも、私はあなたの敵ではないわ。
       ふぅ…。こういうのはラムダの方が得意なんだけどもね…
       あなたに覚悟があるのなら、次の2つのどちらかを選びなさい」
中里「…?」

そう言ってフレデリカはそっと中里に近づき、優しく…そして甘い声で中里にささやく。

フレデリカ「あなたは【女の子になりたい】?それとも、【男である女の子】のままでありたい?
      ふふ…あなたに選ばせてあげる。
      女の子のままでいられたあなたと。今までのように男と女を隔離させるのかを…」

中里「う、うぐ…!!」

祐一「な、中里…?」

歯を食いしばって必死に考える中里。その思考の末、中里が出した結論は…

中里「わ、わたしは…」

A 「あゆみちゃんやみなとちゃんと同じ、【女の子】である事を望みます!」
B 「皆の前ではこのまま中里正人を貫きたいです!でも…」
C その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

281 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:34:24 ID:VNV30QHI


282 :森崎名無しさん:2012/05/20(日) 23:36:00 ID:1KOsVBXM
A

283 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:44:59 ID:lv8BWMAc
A 「あゆみちゃんやみなとちゃんと同じ、【女の子】である事を望みます!」

中里「わたしは…わたしは…」

中里は必死に答えようとする。
だが、その自分の出した決断に踏ん切りが中々つかない。
…それもそうだ。今までやってきた自分の正しいと思ってきたことの否定、冒涜。

でも、それでも。あぁ、だからこそ。

自分が「普通の女の子であったら」との思いが捨て切れない。

そして、中里は涙を目に貯めならがら…必死にその口から自分の真なる想いを吐き出す。

中里「わたし…わたしも!!
    あゆみちゃんやみなとちゃんと同じ、【女の子】である事を望みます!
    性別を偽らず…どうどうと、女の子でありたい!!」
フレデリカ「…いい答え。なにより、あなたの強い意思。気に入ったわ」

フレデリカは目をつぶり、すぅ…と手を広げ…その瞬間、世界の何かが弾けるような感覚がした。

フレデリカ「もう、あなたは後戻りはできないわよ。【決断が間違いではなかった】と言い聞かせ続けなさい。
      …それと、自分に嘘を着くことはやめなさい。
      たとえ忍びであっても、あなた自身までを捨てる必要はないのだから…」

そういうと、フレデリカはくるっと振り返る。

祐一「ちょ、ちょっと待ってくれよ!」
フレデリカ「もうこの世界はその娘が臨んだ世界に変わっている…早く、仲間の所へいってあげなさい。
      待ちくたびれて、寝ちゃうかもよ?クスクスクス…」

その言葉を最後に、フレデリカは闇へと消え去っていった…

284 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:52:12 ID:lv8BWMAc
祐一「…、フレデリカを信じるか。中里、お前はそのまま…。女の子の格好のままでこい」
中里「え、ええ?で、でも…」
あゆみ「そうですよ!祐一さんがさっきのおば…お姉さんの何を信じているかわかりませんけど…」
祐一「じゃあ、俺を信じてくれ。もし、中里に不都合なことがあったら、俺が全部責任をとってやる」

そう言ってグイッっと中里の手を引っ張る祐一。

「あ…」と中里は驚きはするものの、そのまま祐一に手をとって連れて行っていかれてしまう。

あゆみ「…。なんだか猛烈に嫌な予感がしますね。
     はぁ…。ライバルはみなとちゃんだけだと思ってたんですけど…
     ったく、私を置いて行かないでくださいよー、センパーイ!!」

手を引っ張られながら、中里はさっき言おうと思いつつも言えなかった言葉を口にしようとする。

中里「ゆ、祐一殿…」
祐一「ん、なんだ?」
中里「な…なんでもないでござる///」
祐一「あん?変なやつだなぁ?」

中里「(今ならハッキリとわかるでござる…この胸のドキドキが…)」

そう心のなかでつぶやいて、中里は握られている手をギュッっと握り返した。

285 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/20(日) 23:56:32 ID:???
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| (     )  どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /
 ___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ )  どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /

 ___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ  どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、   レ´`ヽ   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
|    | ( ./     /

 ___        ♪  ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄||         _ ヽ( ^ω^ )7  どうしてこうなった!
|.....||__||         /`ヽJ   ,‐┘   どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三  / ̄ ̄ ̄/  ´`ヽ、_  ノ
|    | ( ./     /      `) ) ♪

今日はとりあえずこのあたりまでー。
先程ダイヤを引かなければ中里の好意対象は別の方に行ってたはずなのですが…
(現在 その人物<祐一 という状態なだけ。フラグ次第ではわかりません)

奇跡の魔法の消費ですが、前スレから言っているオマケ分として扱わせて頂きます。
(フレデリカさんが肩代わり)
なので、今日はまだ無消費(=明日は全回復なのでもったいない…?)ということをチョロっとだして。

それでは、参加者の皆様お疲れ様でした〜

286 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/22(火) 20:59:51 ID:8lEiGZ3c
祐一に手を握られ、連れて行かれる中里(♀)。
「だ、駄目でござるよ…」と言いながらも、素直についてくる。
そして、イナビカリ修練所の休憩室の扉をバン!と開け、
「遅くなってゴメンな!」と祐一は何事もなかったかのように入る。
当の中里は、あ、あわわわ…とパニクっているが…

石崎「あん?何やってるんだ中里?さっさとこっちこいよ」
来生「何鳩が豆鉄砲食らったような顔してるんだ?」
中里「え…あれ?え、えっと…」

自分の女顔を見るのは皆初めてのはずだ。なのにもかかわらず、ここにいる皆はそれが当然のように振る舞っている。
中里は混乱するが…

みなと「中里さん?何やってるんですか?せっかくの美人顔が台無しですよ?」
中里「ふ、ふぇ!?び、美人!?」
滝「おいおいみなとちゃん!中里におべっか使うのも程々にしとけよ!いつもは仏頂面なんだからさ」
みなと「滝先輩酷い…私、本当のこと言っただけなのに…」
中里「あ、えっと…あ、ありがとうでござる、みなと殿…」
みなと「あれ?いつもみたいにみなとちゃんって言ってくれないんですか?」

中里「(いつもみたい!?こ、これはもしや、先程のあの御仁の力…?)」

祐一に視線を送ると、「そういうことだろ」って顔をしている。

中里「(これが…拙者…。いや、【わたし】の望んだ世界…)」

※フレデリカの魔法により、中里が元々(♀)だったという世界に移動しました!
※中里の性別が(♀)になったメリットは…後ほど。

287 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/22(火) 21:10:03 ID:8lEiGZ3c
あゆみ「は、速いですよ!センパイに中里さん!もう…置いて行かないでください!!」

そう言って遅れてあゆみちゃんも休憩室にやってきた。
これで、南葛の選手は全員休憩室にやってくたことになる。

時計を見ると、消灯の時間まではまだまだ余裕はある。
明日の予定を決めるミーティングは雑談などが終わってからでいいと思い辺りを見回す。

だいたい皆ジュースを飲んでテレビでも見てくつろいでいるようだ。
今日の特訓の体にかける負担は相当なものだったため、皆どこか疲労の色は出ているが…

祐一「(別に練習ってわけじゃないから皆各々の判断に任せようとは思うけど…
    俺は何をしようかな?)」

(2回まで行動できます)
A 円堂のおじいちゃんが残したノートを見る (誰かと一緒に見ることもできます)
B 雑談する (決定後明記してください)
C ジュース飲んでくつろぐ (ガッツが少々回復します)
D その他 (したいことがあれば明記、質問どうぞ)

先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

祐一の現在のガッツ 520/790

※夜の就寝時に回復するガッツは200です。

288 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 21:23:31 ID:zBL1qF7Q
A 石崎

289 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 22:17:24 ID:3aRL7etw
A 来生

290 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 22:18:48 ID:PzuroMwI
A 来生

291 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 22:28:45 ID:???
来生の持つ独創すぎるセンスは地球を呼び覚ますことができるのだろうか?

292 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/22(火) 22:47:29 ID:8lEiGZ3c
A 来生

円堂の祖父が書き記したノート。円堂達はそれを秘伝書と呼ぶ。
伝説の天才キーパーであり、そして幻のプロ選手とも呼ばれていた(らしい)。
なぜ幻なのか。それはプロ選手として大成したすぐ後、プロサッカー界から姿を消してしまったせいである。

来生「その経歴だけ聞くと、まるで明和FCの吉良だかって言うおっさん監督を思い出すな」
祐一「吉良?明和FCは知ってるけど…」
滝「日向小次郎、若島津健…そして沢田をしごきあげた鬼監督だよ。まぁ、実際にみないとわからんか」

そして、その伝説のサッカー選手が残した数々の必殺技をまとめたノート(のコピー品だが)が今眼の前にある。
帝国との対決において、少しでも力になればいいのだが…

祐一「来生、こっち来て一緒に見てくれ」
来生「おう、いいけど…って、これめっさ字が汚いな…子供の落書きだと思ったぜ」

伝説のプロがまとめたそのノートは…
大人が書いたにしては余りにも字が汚すぎる。

祐一「なんでも…中学生の時に書いてたノートらしいけど…ホントに読む気に慣れんな…」
来生「付箋が張っておいてくれてるからなんとかドリブル技、シュート技、ディフェンス技、GKの必殺技とジャンルはわかるけど…」
祐一「精々1枚解読するのがやっとだな…さて…」

〜テンプレ〜
祐一 → 【ドリブル】or【シュート】or【ディフェンス】or【GK】 
来生 → 【ドリブル】or【シュート】or【ディフェンス】or【GK】

祐一、来生がそれぞれ読んでみたいジャンルを1つ記入し投票してください。
先に2つ投票されたものから決定します、メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

293 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/22(火) 22:50:23 ID:???
追記忘れ…

※来生にGKがありますが、間違いではありません。
イナイレ原作の立向居もMF→GKに転向できましたし、理解or覚えることは可能です
※あくまでも【読んだ本人】だけしか理解できません。
 解読に成功しても、他人に伝授といったことはできません。

来生はスキル【ニュータイプ】、祐一は【奇跡の魔法】で解読に補正が入ります

294 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 22:50:54 ID:zBL1qF7Q
祐一 →【GK】 
来生 →【シュート】

295 :森崎名無しさん:2012/05/22(火) 22:55:54 ID:PzuroMwI
祐一 →【GK】 
来生 →【シュート】

296 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 00:32:00 ID:H9Rol7BU
>>祐一 →【GK】 
>>来生 →【シュート】

祐一「じゃあ、俺はGKの欄を見てみるわ…」
来生「俺はもちろん、シュートだな!!」

適当にめぼしいページを見つけ、
祐一と来生は自分の持っている知識や直感をフルに活用する。

数分後…

祐一「(く…めまいがしてきたぜ…全然わかる気がしない…!!
    もうちょっと粘ればまぁなんとか行けそうな気がするが…
    それでも五分五分ってとこか!?
    なにより、読めた所でこのページに書かれている必殺技が役に立つかどうかすらまだわからねぇ…
    使うか…?奇跡の魔法を!)」

A 奇跡の魔法を使う(解読は100%成功します)
B 使わない

祐一の奇跡ゲージ 【2/2】

297 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:33:15 ID:hNCJZjNE
A

298 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:33:34 ID:FeWRhwVI


299 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:33:40 ID:wSJhOGBY
A

300 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 00:50:32 ID:H9Rol7BU
何名までとかの記入漏れ多すぎですよ、あたい…
この場合の魔法は1消費です。
今後とも、特に記述がなければ魔法消費は【1】とお考えください。

A 奇跡の魔法を使う(解読は100%成功します)(1消費)

※現在の祐一の奇跡ゲージ【1/2】

祐一は目の前にある書物に全神経を傾け、些細な情報も見落とさないようにする。
【1%でも】解読できる可能性があるのなら…今の祐一にはそれが可能なのだ!!

ピキーンッ!!!

祐一「(急に頭にイメージが入ってきたぞ!!このページに書かれているもの。
    その必殺技は…!!)」

★ページの中身 → ! card ★

ダイヤ → マジン・ザ・ハンド?
ハート → トリプルディフェンス
スペード → ゴッドハンド
クラブ → ばくれつパンチ
JOKER → 擦れていてよく読めないが…?

★と★に囲まれた間を、メール欄空白で先着1名様で引いて下さい。

301 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 00:52:51 ID:???
★ページの中身 →  スペード10

302 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 01:05:02 ID:???
トリプルディフェンスって偶然できた技だったと記憶してるんだが(アニメ版では)

303 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 01:09:12 ID:H9Rol7BU
★ページの中身 →  スペード10 ★
>>スペード → ゴッドハンド

祐一「この内容は…見覚えがあるぞ!!そう…これはゴッドハンド!!」

祐一が解読に成功した横で、来生はこの暗号のようなノートに四苦八苦していた。
そして、来生はこのノートを…

★来生、理解できるか!? → ! card + ニュータイプ補正(! dice) = ★
★そして、そのノートの内容は!? → ! card ★

★と★に囲まれた間を、メール欄空白で先着2名様で引いて下さい。

マークがダイヤで+4、ハートで+2されます。
値が10を超えると解読成功、15以上だとさらに理解したことになります。

〜ノートの内容〜

ダイヤ → ほのおのかざみどり
ハート → ダークトルネード
スペード → クロスドライブ
クラブ → フリーズショット
JOKER → ん…?禁断の…?

304 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 01:09:35 ID:???
★来生、理解できるか!? →  ダイヤK  + ニュータイプ補正( 3 ) = ★

305 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 01:10:02 ID:???
★そして、そのノートの内容は!? →  ダイヤ6  ★


306 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 01:11:17 ID:???
さすがKISUGI。

307 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 01:11:18 ID:???
>>302さん
今Wikiって来ましたが「大介さんノートに無い円堂たちのオリジナル技」とありました。
ま、まぁ…その原型のようなものがあったとうことで!!

ゲームだとマジンより強かったんですけどね。
アニメだとやっぱり地味だったからかなぁ…

308 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 01:17:40 ID:H9Rol7BU
KISGIさんあなた引きが異常です。
ほとんどパーフェクトじゃないですか…(滝汗

あまりにも酷い引きをみたので…

★来生さんのNTレベル → ! card ★

ダイヤ → タラララッタッター!(LV2)
JOKER → ( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー (おや、来生の様子が…)
それ以外 → 見える…私にも敵の動きが見えるぞ!(LVが1.5)

309 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 01:17:53 ID:???
★来生さんのNTレベル →  ハート2  ★

310 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 01:29:54 ID:H9Rol7BU
来生さんがイノベイターにならなくて正直安心しました。
(イノベイターで波紋使いとかどこのアルティメット・シイング…)

★来生さんのNTレベル →  ハート2  ★
それ以外 → 見える…私にも敵の動きが見えるぞ!(LVが1.5)

★来生、理解できるか!? →  ダイヤK  + ニュータイプ補正( 3 ) = 19★
15以上→理解…可能!!
★そして、そのノートの内容は!? →  ダイヤ6  ★
ダイヤ → ほのおのかざみどり

来生はこのノートの読めない文字列を見て「こりゃ駄目だ」と諦めていた。

来生「あーあ。こんなの読めるわけねーだろ!!」

と、思わずそれを机にたたきつけてしまう。
ノートは叩かれた勢いでクルクルっと回転する。
それを見た来生に、ある閃きが脳裏を貫いた。

来生「これ…もしかして!!やっぱり!!縦書きかと思ったら横書きか!!
   ってことは…ふむふむ!!うんうん!!
   理解(わかる)ぞ!この人の覚悟が!「言葉」でなく「心」で理解できた!」

祐一「なんだかよくわからんが…どういうことだ?」

来生「ここにはよぉ、炎の風見鶏っていうすっげぇシュートの打ち方が書いてあるんだよ!これは…わくわくするぜぇ!!」

311 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 01:42:37 ID:H9Rol7BU
祐一「(来生が何言ってるかようわからんが…
    とりあえず、俺の方のゴッドハンドのほうをまとめておこう…)」

【ゴッドハンド】
キャッチ属性 セーブ+10 ガッツ消費 200

祐一「で、肝心のその技の極意ってのは…えっと、なになに…?」

1.挫けない!諦めない!
2.その気持ちを右手にぐっとを集中!!
3.それをガッとしてグワァッっと上げてグッっとしてキャッチ!!
4.以上!!

祐一「なんとも抽象的な…。だけど円堂や確かたまごろうって子もゴッドハンドを使っていた。
   コツみたいなのを聞けたらもしかしたら…」

312 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 02:00:57 ID:H9Rol7BU
祐一「で、来生!さっき言ってた炎の風見鶏ってやつを教えてくれよ」

来生「へ!この技はな…」

【炎の風見鶏】
シュート(サポート)技 ※1
地上シュート力+8、高シュート+6 ガッツ消費 250 サポート 50
ロングシュート補正付き (距離減衰ペナが1軽減される)
吹っ飛び係数 2

来生「で、その撃ち方なんだが…」

1.スピードがビューン、ジャンプ力がビヨヨーンの選手が2人。
2.ボールをお互いの足でクロス!!浮き上がった所をクルンとビョーンでバシューン!!
3.お互いの呼吸が大事!ボールを中心に同じ距離、同じスピードがコツ。

※1
シュートを撃つ選手と、それを補助する選手が必要なシュート。
カードとシュート補正を受けるのは使用者。
サポートする者はガッツ消費無し、もしくは少々。

313 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 02:05:00 ID:H9Rol7BU
祐一「ん…?」

来生「あ?なんだよ祐一!これすっごいシュートだろ!!な、な!!」

祐一「いや、凄いシュートだってはわかったんだが…。
   言ってみれば、これは変形的なツインシュートだろ。
   ほら、ここに【お互いの呼吸が大事】って書いてある」

来生「そうだな」

祐一「【スピードがビューンでジャンプがビヨヨーン】で。
    尚且つ、お前と動きを合わせられる奴。誰がいるんだよ」

来生「いるだろう?俺達はこの3年間修哲トリオって呼ばれて…」

滝「来生…。今、井沢はいないぞ」

来生「あ…。」

祐一「(折角良いシュートを見つけたと思ったらパートナーがいない…か。
    身体的条件だけなら山森や翼も一致はするが…。
    【お互いの息が大事】なんだろ。多分失敗する確率のほうが高いな…)」

314 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 02:06:49 ID:H9Rol7BU
※祐一に【ゴッドハンド】のフラグが立ちました!
※来生に【炎の風見鶏】のフラグが立ちました!

祐一「(ゴッドハンド…明日にでも練習してみるか!
    さて、時間も刻々と過ぎてあと1時間も無いってところか?
    どうするかな?)」

A 円堂のおじいちゃんが残したノートを見る (誰かと一緒に見ることもできます)
B 雑談する (決定後明記してください)
C ジュース飲んでくつろぐ (ガッツが少々回復します)
D その他 (したいことがあれば明記、質問どうぞ)

先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


315 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 02:10:08 ID:???
と、ここまで投下してそろそろお休みします。
今週末はちょいと忙しくなりそうなので更新はちょっときついかも、です。
それでは皆様お疲れ様でした。

316 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 02:15:51 ID:???
お疲れ様でしたー

来生の進化が止まらない…けど、変な方向に行ってるような気も少々
彼は本当にどこに行ってしまうんだろうか

317 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 05:43:46 ID:82EAywHg
C

318 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 08:03:36 ID:/qR0xSZw


319 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 18:59:01 ID:H9Rol7BU
C ジュース飲んでくつろぐ (ガッツが少々回復します)

祐一「ふーっ。なんだか頭が痛くなってきた…ちょっとジュースでも飲んで休憩してよう…」

(特に記述はしていませんでしたが、先程のターンは祐一、来生以外はゆっくり休んでいてガッツが50回復しています)

辺りを見回して、他の人が何をしているのか様子を見てみると…

〜女性陣〜
★あゆみ ! card
みなと ! card
中里 ! card★
〜男性陣〜
★来生 ! card
滝 ! card
石崎 ! card★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

〜女性陣〜
ダイヤ → 大介さんノートの解読を試みるようだ
ハート → こっちに近づいてきたぞ?
スペード、クラブ → まったり休憩
JOKER → ????
〜男性陣〜
ダイヤ → 大介さんノートの解読を試みるようだ
JOKER → ????
それ以外 → まったり休憩

320 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 19:01:02 ID:???
★あゆみ  クラブ8
みなと  スペードK
中里  クラブA

321 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 19:04:58 ID:???
★来生  クラブJ
滝  スペードJ
石崎  スペード10

322 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 19:06:29 ID:???
カードが黒いな

323 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 19:29:03 ID:???
全員、奇抜な特訓で疲れはててるってことじゃねw

324 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:17:40 ID:???
〜女性陣〜
★あゆみ  クラブ8
みなと  スペードK
中里  クラブA ★
スペード、クラブ → まったり休憩
〜男性陣〜
★来生  クラブJ
滝  スペードJ
石崎  スペード10 ★
それ以外 → まったり休憩

祐一「ん…?妙に静かだなと思っていたら…」

今日の特訓で心身ともに疲れ果てたのだろう。
皆こくんこくんと居眠りをしていた。
皆気持ちよさそうに寝ているので起こすのもちょっと悪いか…と思い、端っこにあったブランケットを皆にかけてあげることにする。

あゆみ「すー…すー…」
みなと「うーん…おねえちゃん…」
中里「Zzzz…Zzzz…」

祐一「はは…女の子たちは仲良く固まって寝てらぁ…皆いい顔で寝てるな…」

来生「ぐがー…ぐがー…」
石崎「ぐおー…ぐおー…」
滝「すぅ…すぅ…」

祐一「お前らもよく弱音をはかないで頑張ったもんだよ。流石全国優勝は伊達じゃないってことか」

325 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:21:52 ID:H9Rol7BU
皆を起こさないといけないのに自分は眠っていたら話にならない。
暇つぶしにでも…っと思いテレビのリモコンに手を伸ばす。

祐一「ん?これ、HDD付きの最新型のやつか?すげぇな…なんか番組録画してたのか?」

ピッっと今まで録画したものの一覧を見ていると…

祐一「こ…これは…!
   帝国VS雷門の練習試合!!それに円堂たちの日常の練習風景か!?
   ぐぬぬ…見てみたいが…時間的にどちらか1つってところか…?」

A 帝国VS雷門の練習試合のビデオを見る
B 日常の練習風景のビデオを見る
C いや、勝手に見るのは悪いよな。見ない!

先に2票入った選択肢から決まります。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください



326 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 20:24:35 ID:wSJhOGBY
A
ジャッジスルー対策とかしとかないとな

327 :森崎名無しさん:2012/05/23(水) 20:25:04 ID:nPZRPgB+
A

328 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:32:48 ID:H9Rol7BU
A 帝国VS雷門の練習試合のビデオを見る

祐一「日付を見るとだいぶ古いな…だけど、この前みた時とどのくらい変わっているのか…参考にはなるか」

ピッ…

(内容はイナズマイレブン2話の試合です)

その内容は、今の祐一にはあまりにも衝撃的だった。

祐一「こ、これは…円堂たちの動きが今に比べて余りにも悪いというのはあるけれども…
   それにしたって!!なんだよ…これ…」

円堂から軽々とロングシュートを決める帝国。
それだけではなく、はたから余りにも無謀なシュートも多いように感じるが…

祐一「これ…わざと相手の顔面にシュートを撃ちこんでないか!?
   それで…前半だけで10対0だと…
   尚且つ…雷門はあれだけ動きまわっているのにもかかわらず帝国の運動量はまったくない…
   まったくないにもかかわらず、あのキープ量…あのゴーグルをつけたMF…あいつの指示か!?」

329 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:42:15 ID:H9Rol7BU
そして後半。

帝国はこの前祐一達の目の前で見せたデスゾーンを放つ。

祐一「クッ…!!これは…あからさまに手加減してこの威力だぁ!?
   本当にふざけてやがる…!!」

後半になって次々と出し惜しみなく技を繰り出す帝国学園。

強烈な風圧で相手からボールを離す「サイクロン」。
何度もボールを蹴ることで威力を増す「百裂ショット」。
そしてボール越しに反則ギリギリのタックルやチャージをする「ジャッジスルー」。
それらを食らった雷門中の面々は体がズタボロになって地に伏せている。

祐一「あいつらの技…!ふっ飛ばしたり、ダメージを食らわす技が多い…多すぎる…!
   これは勝利するためのサッカーじゃない…相手を痛めつけるサッカー…!!」

試合は20対0。
そこから豪炎寺が途中から出場。
円堂はデスゾーンをゴッドハンドで見事止め、そのボールを豪炎寺がファイアートルネードでゴールに叩きこむ。
それを見た帝国は試合を放棄。この練習試合は雷門の勝ちということになった。

330 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:47:58 ID:H9Rol7BU
見ていたのが自分一人だった…というのが不幸中の幸いだったかもしれない。
この試合内容は、とてもじゃないが見せられるものではない。

祐一「く…これは今すぐにでも対策を練らないと…!!」
ネイ「父上…。今のは本当にサッカーなのか?」

祐一「ん、ネイ…って、うわ!?お前、体が…!!??」

ネイの声がしたので振り返ってみると、妖麗な雰囲気を漂わす美女が後ろに立っていた。

ネイ「なに…主が眠っているのでな。寝ている間が一番魔力を貯めこむものでな。
   ただ貯めるのももったいないだろう?こうして現界するのも気持ちがいいものだ」

うーん…といった感じで手足や背筋を伸ばすネイ。
元々マモノであるからであろうか。やることなすこといちいちが色っぽい。

祐一「で、わざわざ出たからってことは…今のを見て、何か対抗策みたいなものがあるってことなんだろ?」
ネイ「流石に父上は察しが良い。我の能力…覚えているであろう?」
祐一「因果律の反転…か?」

331 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 20:54:09 ID:H9Rol7BU
ネイ「果たして今の主の力でどれだけ結界を形成できるかどうかはわからないが…
   マイナスをプラスに変える結界があってだな…」

かくかくじかじか…

祐一「うんうん…。えーっと、つまりはこういうことでいいのか?」

〜マイナスをプラスに変える結界〜
・クラブのマークをダイヤに強制的に変更する(敵味方問わず)
・結界を維持するために、一定時間ごとに滝の体力が削られていく
・怪我、ふっ飛ばしの判定は無効となる

ネイ「主が心配しているのは【怪我】や【傷めつけられる】ことなのだろう?
   それならば、この結界は好都合とも言えるが…」

祐一「…、候補のひとつとして考えておくよ。ありがとう、ネイ」

祐一「(思わぬところから解決策の一つがでてきたが…
    あゆみちゃんやみなと…中里はまぁ忍者だから大丈夫だろうけど…
    あいつら女でも容赦無く仕掛けてくるだろう。それを考えて…どうする?)」

332 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:02:56 ID:H9Rol7BU
祐一「冷静になってまとめよう。
   さっき見たビデオと、この前目の前で見た試合からえた情報でわかることは…」

        〜帝国の特徴〜

1.怪我やふっ飛ばしを伴った技をもつ選手が非常に多い
2.鬼道の指示は的確かつ冷静、冷酷。
  彼の戦略眼は凄まじく、パスコースを的確に呼んで体力をなるべく使わずにボールを奪う。
3.ドリブル突破をしかけようにも、接触時に無傷でいられるとは限らない。
4.相手の攻撃パターンは基本的にはパスワークでの攻め。
  だが強引に相手へボールをぶつけ、体力を奪ってくることもある。
5.反則ギリギリの行為に気をつける。
6.FW、MF、GKと縦にエースが並んでいるような陣形。
  若干他のポジションに比べるとDFは手薄か…?
7.ラフプレーなどが目立つが、基本的な実力も全国クラスと引けをとらない。

※ちょっとネタバレ。
原作のジャッジスルーはドリブルの必殺技ですが、この話では攻撃、守備時両方で使えるスキル扱いです。

祐一「本当に頭が痛くなってくるな…
    ちょっとジュースでも飲んで落ち着こう…」

333 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:56:11 ID:H9Rol7BU
祐一「ん…そろそろ時間か。おい皆、おきろー」

あゆみ「うーん…もっと寝たい…むにゃむにゃ…」

祐一「今もっと寝たら夜寝れなくなるぞ。さ、あゆみちゃん、起きて。
   みなと、中里も…お前ら、あっちのマネージャーさんところにお世話になるんだろ?
   …おい、来生!石崎、滝!!起きやがれ!!」

来生「うわっ!?」
石崎「お、おぉ!?もう朝か?」
滝「うーん…まぶたが重い…」

祐一「さぁ、寝るのは体育館に行ってからもう一眠りしな!
   女の子たちは、秋さんの家に迷惑をかけないようにな」

みなと「うん…わかった…ぐー…」
中里「おっとっと、みなとちゃんたら…責任もって、わたしがちゃんと送りますよ。安心してください」

祐一「(中里、女だと普通の口調じゃないか…。そうとう無理してキャラ作ってたんだろうなぁ)」

334 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/23(水) 21:58:17 ID:H9Rol7BU
こうして、雷門中へ特訓をしに来た1日目は無事に終了することが出来た。

明日の特訓で、どれだけ帝国学園に近づけるか…

眠りに落ちながら、祐一はそのことだけを考えていた…

※パワーウェイトの効果!祐一の最大ガッツが+20されました!
※就寝!ガッツそれぞれ200回復!

〜イナビカリ修練所特訓 1日目終了〜

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