キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
1 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/13(日) 21:25:45 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。
キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。
前スレ
【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334326233/
【前回までのあらすじ】
県大会準決勝、大友中との決戦。
中山と浦辺が身につけた能力【化身】に一時は苦しめられるものの、
みなとが敵の攻撃を止め、森崎が鉄壁を見せ、あゆみや祐一がボールを運ぶ。
後半には石崎が連続で顔面ブロックしたことにより交代、怪我を押して翼が出場。
終わってみれば、5-0という圧勝で南葛は勝利を収めた。
だが、次の対戦相手「帝国学園」は今まで以上の強さを誇る。
果たして、帝国学園との試合まで南葛選手はパワーアップすることができるのか!?
523 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 00:03:01 ID:6oN3eqcI
滝「はぁ…はぁ…なかなか…ハードな特訓だったな…」
中里(♀)「LV2となると、キツイものがあるで御座るな…って、石崎殿?大丈夫でござるか?」
石崎のみにつけているがくしゅうそうちは装着しているものの脳に多大な情報をおくる。
その情報を処理しながら特訓するのは、お世辞にもあまりオツムが良いとはいえない石崎には負荷が高かったようで…
石崎「ぜぇ…ぜぇ…なんだか…体力もそうだけど…知恵熱おこしそうなくらい頭がいたいぜ…
なんなんだこのそうち…」
中里(♀)「(やはり、石崎殿にはちょっとキツイものがあるかもしれぬな、あの装置…)」
滝「さて、午前中は無事終わりだ!祐一達が待ってるだろ!とっととサッカーコートに集まろうぜ!」
石崎「ぜえ…そうだな、はやく冷たい飲み物がのみたいもんだぜ…」
そういって、二人はロックが解除された扉をあけ、重い足を引きずって廊下にでる。
中里(♀)「(それにしても…なんなのだろう、この【邪気】のような…不吉な感覚は…
望まぬ来訪者でもいるとでもいうのか?)」
524 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 01:06:23 ID:6oN3eqcI
このように、午前中彼らの特訓は一部を除き無事終わることが出来た。
そしてこれは祐一があゆみをなだめ、話を聞いている最中…
みなとに起こった出来事のはなしである。
みなと「はぁ…はぁ…はぁ…!!」
少女は走った。とにかく走った。
地下から地上へと繋ぐ階段を走りぬけ、外にでる。
太陽の日差しが、まるで自分を責め立てるかのようにみなとの目に突き刺さる。
…まるで、お前に価値などないと言っているかのように。
みなと「ぐ…ぐぅ…!!」
涙を堪えきれず、人気のいない校舎裏に彼女は走る。
周りを見渡し、誰もいないことを確認すると…
彼女はその場でくずれ、泣き叫んだ。
525 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 01:13:28 ID:6oN3eqcI
みなと「う…うわあぁぁぁぁああああああああああああ!!」
先程、あゆみから言われた言葉が再び彼女の脳裏で反復する。
「あなたは、私に対して。そしてセンパイに対して。何を求めているんですか?」
祐一の事をどう思っているか。
憧れの…人。
頑張っている先輩の後ろ姿を見ているだけで、心が救われるきがする。
とっても強い人。努力する人。
自分なんかに優しく手を差し伸べてくれる人。
そんな人の側に…いや、側にいられなくても、背中を支えられる人になりたかった。
自分なんかに目を向けなくてもいい。ただ、彼の笑顔が見られるだけで…私はそれでいい。
あゆみの事をどう思っているか。
同じく、憧れの人。
自分にとって、女性の理想像。
優しく、明るく、そして他人をいたわれる人。
周りに知らずしらずのうちに元気を与え。
誰よりも相手の事を考えて行動する人。
そして…私の大好きな人の側に一番近く、そしてお互いにそれが似合う人。
…そう思っていた。
現実に…私は拒絶された。特別ななにかを、私は求めすぎていた。
あゆみ先輩は、「先輩後輩の間柄」と言った。
それなら、祐一先輩も…そのようにしか見えてないのだろう。
526 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 01:23:54 ID:6oN3eqcI
みなと「う…うぐっ…ぐす…」
そのような結論に至った時、みなとの心の中で何かが壊れるような音がした。
みなと「苦しい…ぐすっ…うっぐ…なんで…こんなに…苦しいの…」
そして同時に、彼女の心の奥底から今までにない黒い感情が沸き上がってくる。
無意識のうちに抑えこんでいたその感情は…徐々にみなとを侵食していく。
みなと「あぁ…苦しい…私なんて…どうせ…もう…すべて…壊れちゃえばいいのに…」
そのみなとを…影で見ているものがいた。
その影の正体とは…
★CAUTION!! → ! card ★
ダイヤ → 古株「お嬢ちゃん、何を泣いとるのかね?」
ハート → 春奈「えっと…みなと…さん?」
スペード → 黒フードを被った男達が…
クラブ → グラサンを掛けた怪しいオッサンが… ??「また私の仕業か」
JOKER → 祐一が来た!
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
527 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 01:24:32 ID:???
★CAUTION!! →
ダイヤ10
★
528 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 01:29:46 ID:???
ここでダイヤ引き…やっぱり、某所で言われたように女運というか恋愛関係の引きが異常ですね。
最悪のパターンは免れました。
…まだまだフラグは残ってますけど。
今日のところはこの辺りで。
それでは、参加していただいた皆様お疲れ様でした。
P.S
関係ない話ですが、サガフロのクーン編でメイレンを鍛えてて泣いたのは自分だけじゃないはず。
スパロボEXでサフィーネ様が敵になるとは思わなかったのは自分だけじゃないはず。
…乙でした!(ぉ
529 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 01:44:36 ID:???
乙でした
質問なんですけど円堂たちは南葛の面々にタメ口で話してるのってこのスレでは三年生の設定になってるからですか?
そうだった場合、綱海が登場しないかもしれないんで(円堂がその綱海にタメ口なのは本人がイイって言ってるから)
530 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 01:57:00 ID:6oN3eqcI
>>529
さん
3年生がまったくいないっておかしくね!?て当時からちょっと思ってたので…
このスレでは円堂たちは3年生設定ですね。
(あまりアニメやゲームでも2年生設定生かされてなかった気がしますし。)
それ以外は基本学年はかわりません!なので、綱海とかが出たとしても何も問題ありません(キリリッ
海の広さに比べれば、ちっぽけな話さ!
_, . _,-'´. / \
ノ'´ ._,-'´ / /// / / /i ト. .i ! ! ,, `‐-、、
/) -、_ _,-‐イ ./ // / ! i ! {i_,`、 il ! ! -‐‐=-二、::::::::/
///) \_,‐'´ イ //\! ! i i _,,-'l i .il ! ! `‐、、 _
/,.=゙''"/ _ノ !イ/i _,-=、`‐-⊥l ',=‐-、_.i il ! ! ``/
/ i f ,.r='"-‐'つ ! ! i..... ,i!j ....... l il !\l /
/ / _,.-‐'~ `-、、__ / ! i:::::::: ` :::::::::::l!ヽ、il/ l -、_ _,,-''
/ ,i ,二ニ⊃  ̄`‐// ! i i--‐‐─ニニニi _!!// i  ̄ こまけぇこたぁ
/ ノ il゙フ /// ! `、 i ̄ ,-‐' ̄`i _,'::"i i \\\> いいんだよ!!
,イ「ト、 ,!,! `く./ .i`、 \/ / _,‐'/::::i \ \\/
/ iトヾヽ_/ィ". {l´ ,-‐'::::::\ `‐-‐'` _.,‐''::l{::::::::::\ `、 /
基本このスレはこんな感じですので、あしからず。
それでは、おやすみなさいです。
531 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 05:16:26 ID:???
乙でしたー
532 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 12:37:37 ID:6oN3eqcI
★CAUTION!! → ダイヤ10 ★
ダイヤ → 古株「お嬢ちゃん、何を泣いとるのかね?」
泣いているみなとを影から見ていた人物…
それは、祐一たちをここまで送ってくれたバスの運転手でもあり、
そしてこの学校の用務員もしている古株さんだった。
古株「お嬢ちゃん、何を泣いとるのかね?」
みなと「ひっぐ…?」
古株「ほらほら、お嬢ちゃん。そんなにベソかいてたら可愛い顔が台無しじゃぞ。
ささ…ほら、このハンカチで顔を拭いなさい。」
みなと「…(ふきふき」
古株「それに、こんな暗いところじゃ気が滅入ってしょうがあるまい。
用務員室でお茶でも出してあげるから、ちょっと遊びにこないかね?
大丈夫、練習の息抜きと思えば良いんじゃよ」
みなと「はい…」
??「チッ…邪魔が入ったか…」
533 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 12:43:05 ID:6oN3eqcI
そうして用務員室に来たみなと。
お茶を飲み一息つくと、不思議とさっきの事が嘘のように落ち着いてきた。
みなと「あの…」
古株「おっと、ワシャ余計な詮索はせんぞ。
お嬢ちゃんが話したいのなら別じゃがな。どれ、ちょっとお菓子も持ってきて上げよう。
うーん、貰い物のお菓子、どこにおいたかのう…?」
みなとが泣いた理由を自分から深くは聞くことはないようだ。
だが、その大人の対応というか年の功というのだろうか。
逆に、それが今のみなとには一層の安心感を抱かせる。
古株はみなとに背を向け、棚をごそごそと漁っている。
みなと「(どうしよう…)」
★相談します? → ! card ★
ダイヤ → 古株さんに自分の悩みを相談する
ハート → 古株さんに自分の悩みを相談する(恋愛事)
スペード、クラブ → 「ごちそうさまでした、美味しかったです」お茶を飲んで立ち去る
JOKER → ????
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
534 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 12:56:08 ID:???
★相談します? →
クラブ5
★
535 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 12:59:09 ID:???
ここから先は祐一の役目ってことかね
536 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:24:06 ID:6oN3eqcI
★相談します? → クラブ5 ★
スペード、クラブ → 「ごちそうさまでした、美味しかったです」お茶を飲んで立ち去る
眼の前にいる、人生の大先輩に相談することも一瞬考えたが…
先程声をかけてもらった時、一筋の光が自分にすぅっと入った気がした。
みなと「(自分の気持ちに蹴りをつけるのは…自分よね)
おじさん!お茶、ごちそうさまでした!
私…練習に戻ります!」
ダッ!!
古株「おや、もう言っちゃうのか…
お嬢ちゃん、悩んだ時はいつでも相談に乗ってあげるよ。
だから、そう深く悩まないようにね」
みなと「…はい!また来ます!」
古株「ふむ…若い子はええのう…。
悩めば悩んだ分…そのあとの日差しが気持よく感じる。
がんばりなさい、お嬢さん」
??「一人っきりになったな…今がチャンスだ!」
537 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:33:23 ID:6oN3eqcI
用務員室の外にでたみなと。
先ほどまで自分を責め立てるように感じていた日差しが、今はなんだか包んでくれるように感じる。
みなと「えーっと…そういえば、道に迷っちゃいましたかね…?」
雷門中は全校生徒合わせて数千人のマンモス校である。
敷地内はとても広くイナビカリ修練所への入り口もどこにあるのか…
土地勘のないみなとにはさっぱりだった。
恥ずかしいが、もう一度古株さんの所へ戻り道を聞こうと思った時…
??「君、サッカーのユニフォーム着てるけど…ここのサッカー部の子かい?」
みなと「え?あなたは…?」
みなとの目の前には、透き通るような白い肌。
燃えるような赤い色の髪をした、中性的な男の子が立っていた。
そして、みなとに爽やかな表情で…こういった。
??「あぁ、怪しい者じゃないよ。僕の名前は基山ヒロト。
ここのサッカー部のキャプテン、円堂守の大ファンなんだ」
538 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 13:37:24 ID:???
何する気だろう、こいつは裏工作するタイプじゃないと思うんだが
539 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:40:12 ID:6oN3eqcI
みなと「ヒロト…さん?」
ヒロト「ヒロト、でいいよ。
えっと…ちょっとバツが悪いというか…ごめんね。
さっき、君の泣いている所を見るつもりはなかったんだけど…」
みなと「え!?あ!?え…っと…
は、恥ずかしい所を見せちゃって…」
ヒロト「泣いている君の感情が、僕の心に直接響くような…
さっき、そんな感覚になったんだ。
よかったら、ちょっとお話できるかな?」
みなと「え…?」
みなとだって、女の子だ。
普通だったらいくら相手がイケメンだろうと、初対面の人に付いて行ったりはしない。
だが、そのヒロトの眼を見ていると…
スゥ…
みなと「はい…それじゃあ…あちらで…」
ヒロト「(この娘の心の影は確かに素晴らしい…
けど、本当に…それでいいのか?グラン?
本当にこの娘に…この石を渡して…いいのか?)」
540 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:45:09 ID:6oN3eqcI
〜回想〜
??「いいかい、ヒロト。
君の見込んだ人に、この石を与えてくるんだ。
そうすれば…その与えた人達は、いつか必ず君の力になってくれる。
なぁに、ヒロト…お前はその人達を救っているのだよ…
この石は、人の嫌な気持ちを吸収してくれる。
気に病むことはない…さぁ、行って来なさいヒロト…」
〜〜〜〜
ヒロト「(父さん…。一体、父さんは何をしたいんだ…
僕にはまだ…)」
みなと「ヒロト…さん?」
ヒロト「あぁ、ごめんごめん。それで、君の話なんだけど…」
541 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:49:49 ID:6oN3eqcI
〜一方、イナビカリ修練所の祐一達…〜
あゆみ「私…みなとちゃんに酷い事をいっちゃったんです…
てっきり、ああいう関係を望んでいると私は思い込んじゃって…
あなたとは、先輩後輩の間柄でしかないって…」
祐一「…」
あゆみ「私…あゆみちゃんに…なんて謝ったらいいんでしょう…
どうすれば…」
祐一「…」
A 「自分の口で、本当の気持ちを伝えてあげれば伝わるよ」あゆみちゃん一人で謝らせる
B 「俺も一緒にいてあげる。だから、勇気をもって謝りに行こう」二人で謝りに行く
C 「確かに、君は少し言い過ぎた」叱る
D 「あゆみちゃん、みなとは…どこに行った?」みなとを探しに行く
E その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
542 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 13:50:50 ID:???
>>538
さん
ヒロトくん自体は裏工作するようなタイプじゃないですが、
その裏にいる黒幕たちに利用されるタイプですので…(笑
543 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 14:17:29 ID:2ZBN8Uq2
B
さっき抱きしめてたのと合わさってあゆみといっしょに行くとみなとにあらぬ誤解を招きそうだが、
一人だけでヒロトの所に向かうのも危険な感じがするのでこの選択肢で
544 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 14:20:01 ID:51azwPBc
B
545 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 14:31:37 ID:???
>>542
そういえば黒幕のあの親子と今は沖縄にいるであろう酔いどれ監督は名字が同じなんだよなとふと思った。
546 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 14:42:43 ID:6oN3eqcI
B 「俺も一緒にいてあげる。だから、勇気をもって謝りに行こう」二人で謝りに行く
祐一「あゆみちゃん?」
あゆみ「…はい?」
祐一「一人で苦しいなら、一人で悩まないでくれ。後ろに俺がいる。決して、一人じゃないんだ。
みなとだってそう思ってたはず。あゆみちゃんだって…そうだったんだろ?」
あゆみ「…」
祐一「ちゃんと本心を伝えてあげるんだ。いきなり仲よかった人に拒絶の言葉をかけられたら…
俺だってびっくりして、傷付くさ」
あゆみ「…はい」
祐一「じゃ、あゆみちゃん。みなとを探しに行こう!」
あゆみ「…はい!」
そう言ってあゆみの手をとる祐一。
その時…中里が一瞬のうちに二人の目の前に現れる。
シュン!!
中里(♀)「おや、これはちょうど間が悪い時に失礼…」
547 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 14:47:57 ID:6oN3eqcI
祐一「う、うわわわ!な、中里!?」
中里(♀)「おっと、そんなところではござらん。
祐一殿、今この雷門中に『不吉なおーら』を垂れ流している輩がいるでござる。
拙者、見回りに行ってこようかと思うので御座るが…
あれ…みなとは?あゆみ殿と一緒だったのでは?」
あゆみ「あ、えー、えっと…」
祐一「(不吉なオーラってのがなんだか気になる…
さっきフレデリカも変なことを言っていた…!
俺にできることは限られているだとか、最善の選択肢なんてないだとか。
もしかして、そいつが関わっているからか!?)
中里…」
中里(♀)「むっ?なんでござろう?」
A 「中里…気をつけて見回りに行ってこい。俺も嫌な予感がする」偵察を頼む
B 「中里…偵察はいい。俺達と一緒にきてくれ」同行を頼む
C 「中里…あゆみちゃんを頼む」あゆみちゃんに付き添ってもらう
D その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
548 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 14:53:06 ID:JwPC6lZw
A
549 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 15:18:01 ID:2ZBN8Uq2
A
550 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 15:21:49 ID:6oN3eqcI
A 「中里…気をつけて見回りに行ってこい。俺も嫌な予感がする」偵察を頼む
中里(♀)「むっ…それでは、先に失礼。御免ッ!!」
シュパッ!!
あゆみ「昨日本人からお話を聞きましたが…本当に忍者なんですね…」
祐一「(さて、中里にはああ言ったが…俺はどうする…?)」
A 「あゆみちゃん、ここで待っててくれ」一人でみなとを探しに行く
B 「あゆみちゃん。俺たちも行こう」二人でみなとを探しに行く
C 「あゆみちゃん…」このままもう少しこうしている
D その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
551 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 15:31:22 ID:51azwPBc
B
552 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 15:40:37 ID:2ZBN8Uq2
B
553 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 15:51:07 ID:6oN3eqcI
B 「あゆみちゃん。俺たちも行こう」二人でみなとを探しに行く
祐一「あゆみちゃん、俺達もいこう」
あゆみ「は、はい…」
グイッ…
あゆみ「(この手を…私は離したくない。
このぬくもりを知っているのに…私は、みなとちゃんを突き放してしまった…)
ごめんね、みなとちゃん…今行くから!!」
こうして二人で外に飛び出したはいいが、雷門中は広い為どこにいるか検討がつかない。
あてもなく探す二人だが…
★祐一、あゆみの捜索 → ! card ★
★中里の捜索 → ! card ★
★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
〜祐一達〜
ダイヤの絵札 → みなとと一緒にいる男を発見!
それ以外 → 古株さんを発見
JOKER → ????
〜中里〜
ダイヤ → みなとと一緒にいる男を発見!
ハート、スペード → 発見できず…
クラブ → 「くっ、何奴!?」怪しい男と遭遇!(バトル発生)
JOKER → ????
554 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:06:54 ID:???
★祐一、あゆみの捜索 →
ダイヤ5
★
555 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:07:46 ID:???
★中里の捜索 →
ハートQ
★
556 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 16:22:37 ID:6oN3eqcI
クイーンオブハートということで中里(♀)さんにちょっとボーナス。
★祐一、あゆみの捜索 → ダイヤ5 ★
それ以外 → 古株さんを発見
★中里の捜索 → ハートQ ★
ハート→ 発見できず…が?
祐一とあゆみは手当たり次第周辺を探してみるが…
みなとの気配は無い。
学校の外にでてしまったのか…?そんな不安もよぎるが…
古株「うん?どうしたんだい、君たち?」
ちょうど庭木の手入れをしていた古株さんを発見する。
もしかすると…と一抹の期待を胸に古株さんに尋ねる。
祐一「あ、あの!人を探しているんですけど…」
あゆみ「私達と一緒にきた、ちっちゃな女の子がいなくなっちゃって…」
古株「あぁ、あの娘か。それならさっきまで用務員室で私とお茶を飲んでいたが…」
557 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 16:26:03 ID:6oN3eqcI
祐一「!!…で、今みなとはどこに!!!」
古株「いやぁ、さっさとお茶を飲んで出ていってしまってね…
10分くらい前かな?多分、用務員室近くからそう離れていないんじゃないかな?」
あゆみ「センパイ…!」
祐一「ああ…その、用務員室はどっちの方ですか!?」
古株「ああ、あっちのほうだよ。なんだか訳ありだったみたいだね。
あの娘の事励ましてあげなよ、君。あの娘…なにか悲しそうな目だったからね」
祐一「ッ…!ご協力、ありがとうございます!行こう、あゆみちゃん!!」
ダダダッ…!!
古株「命短し恋せよ乙女…か。ふふっ…いいもんじゃのう…」
558 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 16:30:24 ID:6oN3eqcI
一方、中里の方は…
シュパッ!!シュパッ!!
中里(♀)「くっ…ここまであからさまな邪気を発しているというのに…!!
逆に強すぎて、細かい気配がつかめないでござる…ッ!!」
学校の屋上から下を見回す中里。
気配は先程より強く感じられるのだが、学校全体を包むようにまで強くなっているため明確な位置をつかむことが出来ない。
中里(♀)「昔聞いたことがある…【くいーん・おぶ・はーと】。
習得すれば、空気の流れや相手の筋肉の動きに至るまであらゆることを見通し、壁すらも透視できる…
1キロメートル先の本が読めたり、飛んでくる弾丸も捉えることも可能らしい…
中の里に伝わるお伽話かと思っていたが…
今は、そんなものにすら頼りたくなるで御座るな…」
キッ!!
中里(♀)「奇跡を信じて…やってみるしかない…!!」
★中里の心眼 → ! card ★
★と★に囲まれた間を先着1名様で引いて下さい。
クイーン・オブ・ハート → 開 眼 !
Q、もしくはハート → 少しだけ見えた気がする!
それ以外 → 気のせいですよねー
JOKER → 「力がほしいか…?」違うのがキター!
559 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:32:02 ID:???
★中里の心眼 →
クラブ7
★
560 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 16:45:08 ID:6oN3eqcI
★中里の心眼 → クラブ7 ★
それ以外 → 気のせいですよねー
スゥゥ…と集中して、全神経を眼に集中させるが…
その眼にうつる光景は何も変わらず。
中里(♀)「むっ…。いかんいかん。
私としたことが、あのような口伝を信じるとは…
いまはそんなことに頼っている場合ではない。
さっさとこの目で正体を見極めなければ…」
シュパッ…!!
★祐一、あゆみの捜索 → ! card ★
★中里の捜索 → ! card ★
★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
〜祐一達〜
ダイヤ、ハート → みなとと一緒にいる男を発見!
それ以外 → 発見できず…
JOKER → ????
〜中里〜
ダイヤ → みなとと一緒にいる男を発見!
ハート → 発見できず…
スペード、クラブ → 「くっ、何奴!?」怪しい男と遭遇!(バトル発生)
JOKER → ????
561 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:48:28 ID:???
★祐一、あゆみの捜索 →
ダイヤ8
★
562 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:50:37 ID:???
★中里の捜索 →
ダイヤ8
★
563 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 16:51:37 ID:???
おおう!?カード一致!?
564 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 17:12:12 ID:6oN3eqcI
綺麗に同時発見、と言ったところですかね。
ですが、若干時間はかかっていますので…
★祐一、あゆみの捜索 → ダイヤ8 ★
★中里の捜索 → ダイヤ8 ★
ダイヤ → みなとと一緒にいる男を発見!
みなとは初対面であるはずのヒロトに、先程まで抱いていた自分の感情を事細かく話した。
なぜ話そうと思ったのか。自分でもよくわからない。
だがヒロトの目を見ていると、自分の意思とは関係なく口が…言葉がでてしまう。
ヒロト「そうか…君も…苦しんだんだね…痛がってたんだね…」
みなと「…」
ヒロト「君は一方的に彼女達に傷付けるだけで…
彼女たちは苦しんでいない、傷付いていない、…痛がっていない」
みなと「…」
ヒロト「だから、君も彼女たちに同じ思いを味わってもらうんだよ。
それが…
愛し合うと言うことなんじゃないかなぁ?」
みなと「!!」
565 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 17:15:47 ID:6oN3eqcI
ヒロト「(ここまで揺さぶれば大丈夫だろう…)
さぁ、そんな君に…僕からプレゼントをあげるよ。
…綺麗な石だろう?」
みなと「…」
ヒロト「この石は苦しいことも…痛いことも…なにもかも、君の代わりに受け止めてくれる石なんだ。
肌身離さず、もっていてくれるね?」
みなと「…はい」
ヒロト「よぉし…いい子だ…」
その時、ちょうど祐一とあゆみ、中里(♀)がその現場を目撃する。
祐一と中里(♀)は先程から放たれるドス黒いオーラが、その男から出ている事に感づき、語尾を荒げる。
祐一「お前ッ…!!みなとから離れろぉ!!」
中里(♀)「貴様…ッ!!みなと殿に何をした!!」
あゆみ「みなとちゃん!」
566 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 17:19:47 ID:6oN3eqcI
だが、当のヒロトは何のことやら?といった表情ですっとぼける。
ヒロト「…彼らが君がさっき話してくれた迎えの人たちだね。
どうやら、僕が君と一緒にいることが気に食わないみたいだ。
僕はこれで失礼させていただくよ」
祐一「てめぇ…待てって言ってるんだよ!!」
ヒロト「おいおい…僕は彼女に何も…」
祐一「何もしてなくってもな…てめえのことが…俺は気に食わねぇんだよ!!」
ヒロト「ふぅん…じゃあ、どうするつもりだい?女の子の前でケンカでもおっぱじめようってのか?」
祐一「ぐっ…!!」
中里(♀)「ゆ、祐一殿…!」
ヒロト「フフ…面白いなぁ。それじゃあ、サッカーで勝負だ」
567 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 17:21:55 ID:6oN3eqcI
ポンッ…といつの間に彼の足元にはボールが転がっていた。
中里(♀)「い、いつの間に…ッ!!」
祐一「(なんだ…今のは…催眠術や超能力じゃあるまいし!!)」
ヒロト「君たちは3人がかりでいい…
僕から見事、ボールを奪ってみなよ。
ね…愛しのナイト君?」
祐一「き…きさまぁ!!」
ダッ!!
中里(♀)「く、祐一殿!!挑発にのっては…クソッ!!」
あゆみ「なんだかわかりませんが…許せませんよ!!」
ババッ!!
みなと「…」
ヒロト「(ここで、無様に負けを見れば…この娘はもっと…フフフ…)」
568 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 17:35:47 ID:6oN3eqcI
★ヒロト→ドリブル 60+! card = ★
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+! card =
中里→タックル 45+補正合計(+2)+! card =
あゆみ→タックル 44+人数補正(+1)+! card = ★
★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ヒロト、余裕でボールキープ!
=0→ ボールはこぼれ球に!
≦−1→祐一達、ボールを奪う!
※ヒロトのマークがスペード、クラブで慢心が発動します(それぞれ-5、-10)
※祐一のマークがJOKER、もしくは数字Kだった場合…?
※あゆみのマークがダイヤでウィングタックル(+3)が発動します
※中里のマークがダイヤで疾風迅雷脚(+2)が発動します
569 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 17:38:14 ID:???
★ヒロト→ドリブル 60+
ハート3
= ★
570 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 17:39:17 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
クラブ2
=
中里→タックル 45+補正合計(+2)+
ハート2
=
あゆみ→タックル 44+人数補正(+1)+
ダイヤ8
= ★
カッパにいいようにあしらわれてたヤツには負けんぞ!
571 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 17:39:17 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
クラブ7
=
中里→タックル 45+補正合計(+2)+
ダイヤ5
=
あゆみ→タックル 44+人数補正(+1)+
スペード9
= ★
572 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 17:40:46 ID:???
引きも能力も弱い祐一が完全にどうしようもない件
573 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 18:01:43 ID:???
ちょっと用達に出かけてきます。
祐一はここで練習したことといえば必殺技に体力の特訓ですからね。
午後からはGKの特訓ですから、他の基礎値は違うところで補うしか…
引きは魔法で補うくらいしかありませんねぇ。
【奇跡の魔法】使用できますが…
使用する意見-使用しない意見 (メール欄空白で)
が2を超えたら使用とします。
午後の体力を考えたらあれですが…勝てばリターンも…です、はい。
574 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 18:10:36 ID:???
期限きめてないとあれですよねー。
暫定として今日の21:00まで受け付けます。
使わない!という意見が先に二票入りましたら、そのまま更新させて頂きます
575 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 18:17:38 ID:qJZqnq6s
奇跡の魔法を使う
576 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 18:46:40 ID:RvxjlC4+
奇跡の魔法を使う
577 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 19:30:14 ID:???
それでは、魔法使用ということで…
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+! card =★
★と★に囲まれた間を
祐一のマークがJOKER、もしくは数字のKが引くまで引いてください(10回まで)
パワーウェイトをつけているため、
タックル消費60、現在ガッツが600のため10回まで引けます。
578 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 19:33:22 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
クラブQ
=★
確率的に出ない数字ではないんだけど、そう出る数字でもない、と
579 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 19:35:41 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
スペード10
=★
580 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 19:37:01 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
ダイヤK
=★
581 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 19:37:13 ID:???
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+
ハート7
=★
582 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 19:58:10 ID:6oN3eqcI
4/53、だいたい10%前後ですので…
って、3回目でひくのは強いですねぇ。
★ヒロト→ドリブル 60+ ハート3 = 63★
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+ クラブ2 = 46
中里→タックル 45+補正合計(+2)+ ハート2 = 49
あゆみ→タックル 44+人数補正(+1)+疾風迅雷脚(+2)+ ダイヤ8 = 55★
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ヒロト、余裕でボールキープ!
…が、祐一の奇跡の魔法『絶対という名の奇跡』発動!
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+ クラブQ =56★
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+ スペード10 =54★
★祐一→タックル 42+補正合計(+2)+ ダイヤK = 57★ 【????】、さらに覚醒フラグ回収!
ヒロトのボールキープは、今まで3人が経験したことの無かったものだった。
ヒロト「ほうら、とってご覧…」
シュンッ!
祐一「なっ!?」
あゆみ「は、早すぎる!!」
中里「疾風迅雷…なに!?」
583 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 20:03:17 ID:6oN3eqcI
祐一「(く、くそぅ!!
俺は…俺は…みなとの前で…ただ、負けるわけには…いかないんだ!!
結果は変わらない!?勝てっこない!?
そんなことはわかってる!!!
それでも…意地があんだよ!男の子にはなあ!)」
キィィィイイイイン!!
ヒロト「期待はしていなかったけど…こんなもの…?」
ポン…ポン、ポン、ポン…
ヒロト「…なに?」
ボールを完全にキープしていたはず。
それにもかかわらず、ボールはヒロトの足からこぼれ、ボールはテンテンとみなとの方へ転がっていく。
みなと「え…?今…何が起きたの?」
ギィン!!と鋭い眼光をむき出しにし、ヒロトは祐一へ視線を向ける。
ヒロト「貴様の仕業か…ッ!!」
祐一「へへ…さあね…。ボールは奪えなかったが…【ボールをこぼすことぐらい】はできたようだな」
584 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 20:06:49 ID:6oN3eqcI
祐一「(それにしても…今の俺じゃ運良く零すのが精一杯…
それも、俺自身の力じゃなく、あくまで偶然のレベル…
こいつの実力、ただもんじゃねえ…!!)」
ヒロト「フン…貴様のその気迫に免じて、ここはおとなしく引き下がろう。
だが…」
スゥ…とヒロトはみなとに近づき、その手をとる。
そして、手の甲に軽く口付けをし…去っていく。
みなと「!!」
祐一「!!」
ヒロト「必ず迎えに来るよ…みなとちゃん。
精々、それまで敵から守ってあげる事だね。ナイトの…祐一くん」
祐一「て、てめぇ!!」
あゆみ「せ、センパイ!!もうやめて…!」
ヒロト「お姫様の言うことは聞かないとだめだよ。それじゃあ、また機会があれば…フフフ…」
585 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 20:12:00 ID:6oN3eqcI
中里(♀)「祐一殿…あやつ…」
祐一「ああ…対峙してわかったぜ。あいつがそのどす黒いオーラを出していた相手じゃない。
逆に、清々しいほどの【圧倒的な暴力】ってやつを感じたぜ…。
でも、そうなるとお前の感じてたやつってのは…」
中里(♀)「いや、今その気配は完全に消えてしまったようでござる…」
そのような会話をしている二人を置いて、あゆみはみなとの所へ駆け寄る。
あゆみ「ごめんね、みなとちゃん…私、酷いこと言って…
みなとちゃんが出ていって、私すっごい心配したんだよ…」
うっ…と、またあゆみは泣きそうになるのを必死でこらえてみなとの手をとり、そう答える。
だが、みなとの反応は…
みなと「そんな事言って…どうせ、わたしをさっきみたいに拒絶するのでしょう…?
どうせ、後輩を心配してるだけなんだ…」
あゆみ「み、みなとちゃん…!!」
祐一「(!!)」
祐一に取らせたい行動を募集します。
先着2名様まで募集したいと思います。
586 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 22:36:10 ID:BryMKOTc
みなとを叩いて叱る
587 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 22:43:30 ID:JwPC6lZw
みなとの、さっきと逆の手の甲に軽く口付け
588 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 22:50:30 ID:6oN3eqcI
特に相反しているわけでもないので、両方の行動をとらせて頂きます。
>>みなとを叩いて叱る
>>みなとの、さっきと逆の手の甲に軽く口付け
つかつか…
中里(♀)「祐一殿?」
祐一はみなとが投げた言葉に敏感に反応し、みなとの脇へ歩み寄る。
そして…
祐一「みなと…ごめんな」
と謝ったあと、みなとの頬をピシャッっと叩いた。
みなと「えっ…」
あゆみ「せ、センパイ…!?」
祐一「みなと…。今お前はあゆみちゃんになんて言った。
本当に拒絶する奴が、こうやって目を真っ赤にして泣きべそかいてると思うのか!?」
あゆみ「…」
589 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 22:55:18 ID:6oN3eqcI
みなと「で、でも…あゆみ先輩は…さっき…!?」
その言葉が言い終わる前に、祐一はさっきあゆみにやってあげたように優しく抱いてあげる。
父が娘に、愛情を伝えるように…
祐一「もう一度…ゆっくり、あゆみちゃんの言葉を聞いてみろ。
じっくりと目を見て、だ。嘘か本当か、目を見ればわかるだろ?」
みなと「…」
祐一「それと、左手…だしな」
みなと「は、はい…」
スゥっと出した左手に先程ヒロトが行なったように…
いや、行為は同じだがまったく意味内容が違う…
手の甲へ、スゥ…と唇を当てる。
みなと「せ、せんぱい…///!?」
祐一「俺はお前が守ってやる。だから…苦しくなったら、俺を頼れ。
な、お姫様…
…さて、今度は女王様のお話だな。あゆみちゃん」
590 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 23:00:12 ID:6oN3eqcI
あゆみ「さっきの言葉…ごめんなさい、みなとちゃん。
私…言葉の意味、誤解してて…」
みなと「…」
あゆみ「先輩後輩の関係って言ったけど…
違う、そんなんじゃない!
上手く言えないけど…
わ、わ…私も!!」
そう言ってあゆみはみなとの左手を取り、その甲にキスをする。
みなと「あ、あゆみ先輩…!?」
あゆみ「好きに呼んでいいのよ…『みなと』。
私も、あなたを守ってあげるから…
だから、一人で苦しまないで…悩まないで…
私達が側にいるから…」
みなと「う…う…うわああああん!!」
591 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 23:04:14 ID:6oN3eqcI
先程の涙とは違った涙を流しながら、ガバッとあゆみに抱きつくみなと。
それらを見ていた中里(♀)は、少しバツが悪そうに言う。
中里(♀)「先に戻って準備をしているでござる…
祐一殿は、二人が落ち着いたら一緒にくるといい」
祐一「すまないな、中里…」
中里(♀)「なぁに。久しぶりに、『絆』という良い物を見せてもらえたでござるからな…では!!」
シュパッ!!とその場からいなくなる中里。
祐一は抱き合っている二人を見たあと、天を仰ぐ。
祐一「(今まで、この二人は俺の背中を…横を支えていてくれた。
今度は俺が強くなって…この二人を守るんだ!!
ヒロト…とか言ったな…この借りは必ず返すぞ…!!いつか…待っていろ!!)」
だが、祐一やあゆみは気づかない。
さっきヒロトがみなとに「ある石が着いたペンダント」を渡したことに…
※祐一、あゆみ、みなとの相互補正が上がりました!!
※祐一に強化フラグが立ちました!
※みなとが「ペンダント」を装備しました(強制装備アイテム)
※みなとに????フラグが立ちました…
592 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/03(日) 23:13:20 ID:???
ちょっとリアルに休憩してから、
休憩→午後の特訓パートに移りたいと思います。
ほぼ最善ともいえる行動で、なんとか最悪のパターンを逃れられてよかったです!
考えようによっては、みなとの強化…といえば強化ですし。
それでは、また後ほど。
593 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 23:26:07 ID:???
みなとがあのチームに入ることになったとしたらリストラされるのはたぶん西垣だろうな・・・
594 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 00:46:33 ID:JmEKMlCs
あゆみとみなとが泣きやみ、落ち着いた頃合いを見計らって他の選手と合流する祐一達。
石崎「お前ら3人で何やってたんだ、この、この〜!」
来生「祐一!お前のおかずねーから!」
滝「お前は一体何を言っているんだ」 (←だが止めない
中里(♀)「(この3人にはとくに気づかれてないようで御座るよ)」
祐一「(あ、あぁ…ありがとな、中里)」
あゆみ「あら、本当にセンパイのおかずがないですね…」
みなと「ねーねー…先輩におかず分けてあげようよ」
あゆみ「そうですねぇ。じゃあ、みなとからいいですよ。ささっ、食べさせてあげなさい」
石崎「(うん?ねーねー?)」
みなとはおかずのハンバーグを箸できりわけ、それを祐一の口へ運ぼうとする。
みなと「はい、先輩…あーん」
祐一「な、なんだか改めてやられると恥ずかしいな…あーん」
パクッ。
595 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 00:50:33 ID:JmEKMlCs
あゆみ「あ、じゃあ今度は私の番ですね!
はい、センパイ!あーん…」
祐一「あ、あーん…(いや、連続で入れられたらご飯食べられないって!!)」
パクッ。
むぐむぐ…
祐一「ふ、ふだんよりおいしくかんじるなー(棒」
あゆみ「やったね、みなとちゃん♪」
みなと「うん♪」
中里(♀)「さっきまでのはなんだったんだか…やれやれでござるな…」
ネイ「(どうやら、雨降って地固まるってやつのようだな。
主も、ああやって食べさせてもらいたいのか?)」
滝「(俺は孤独に食べたいんだ。
誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・)」
円堂「あいつ、モテるよなー!!羨ましいぜ!」
豪炎寺「え、円堂…お前、本気でそれ言ってるのか…!?」
※祐一のガッツが250回復!他の選手は200回復!
596 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 01:02:20 ID:???
ちょっと酔っ払っちゃったので今日のところはこのへんで。
お疲れ様でした〜
597 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 01:03:21 ID:???
乙でした
598 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 18:27:41 ID:JmEKMlCs
祐一「ふぅ…昼飯食って体力は回復したけど…。
えーっと、予定では…」
−−−−−−予定表−−−−−−−
【午後1】 【午後2】
祐一 (GK) 続(GK) ガッツ 650/810 ア:パワーウェイト
あゆみ (体) 続(体) ガッツ 余裕 ア:しあわせたまご
みなと (攻) 続(攻) ガッツ 満タン
滝 (攻) 続(攻) ガッツ ほぼ満タン
来生 (攻) 続(攻) ガッツ 余裕
石崎 (攻) 続(攻) ガッツ 若干余裕 ア:がくしゅうそうち
中里 (攻) 続(攻) ガッツ 余裕
−−−−−−−−−−−−−−−−
祐一「どうしよう、何か指示することとかあるかな?」
A 練習スケジュールの変更
B アイテム関連の指示
C A、B両方
D 特に無い!
E その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
599 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 18:36:30 ID:28JbeUrY
D
600 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 18:37:37 ID:Omorh6gA
B
601 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 18:54:25 ID:L3+/3SyM
B
602 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 19:02:42 ID:JmEKMlCs
B アイテム関連の指示
祐一「えっと、今のアイテムは…」
---特訓時のアイテム効果---
〜使い捨て〜
・超神水 (????)
〜装備品〜
・パワーウェイト (特訓時のガッツ消費量増加(小)。1日の特訓終了時に最大ガッツが増える)
・しあわせタマゴ (特訓時のガッツ消費量増加(小)。
・基礎能力値をあげる特訓時 → Kでそれに対応したフラグが発生)
・必殺技フラグの特訓時 → 通常より判定がやや優しくなります
・がくしゅうそうち (特訓時のガッツ消費量増加(大)。
同じ場所で特訓している選手の覚醒フラグを自分も得ることができる)
祐一「で装備してるのが…」
祐一 → 【パワーウェイト】 (今日1日つけないと効果はありません)
あゆみ → 【しあわせタマゴ】
石崎 → 【がくしゅうそうち】
祐一「えーっと、どんな指示をしよっか…?」
A 装備者を変える
B ○○特訓時は外す、などの具体的な指示をだす
C A、B両方
D その他
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
603 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 19:06:49 ID:HK9MuLPw
B 祐一は超神水を使用する
604 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 19:14:35 ID:GrFHE+kU
B 祐一は超神水を使用する
605 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 20:23:56 ID:JmEKMlCs
B 祐一は超神水を使用する
祐一「…」
かろうじて「超神水」と読めるボロボロのラベル…
外からは何色かわからない怪しい液体。
このどうみても怪しい劇薬のようなものに目を惹かれるのはなぜだろうか。
先程、ヒロトと対峙した際に感じた自分の力不足。
それをなんとかしてでも…力を欲していた。
中里(♀)「祐一殿、なにを…って、そ…それは!?」
祐一「なぁ、中里。これの効能を聞いても構わないだろ?」
中里(♀)「お、教えるのは確かに構わぬが…
それを聞いたら、絶対にそれを飲まないといけないというルールがありましてな…
それでもよかったら、拙者は構わぬが…」
祐一「…」
A あぁ、飲む!だから教えてくれ!!
B や、やっぱりやめとこう…
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
606 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:24:53 ID:9srO+K4Y
A
607 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:28:24 ID:CvDrrbfI
A
608 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:30:33 ID:???
効能を知っているということは中里(♀)も飲んだことあるのかな
609 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 20:34:23 ID:JmEKMlCs
A あぁ、飲む!だから教えてくれ!!
祐一「あぁ…飲む!!だから…教えてくれ、中里!!」
そう言って祐一は中里(♀)の両肩をがしっとつかむ。
急につかむものだから、中里(♀)も流石にこれはびっくり…
中里(♀)「ゆゆゆゆゆゆ祐一殿!?ははははは離して下さらんか!?」
祐一「あ、ああ…ご、ごめん…(でも、何もそんなに驚かなくても…)」
中里(♀)「ふ…ふぅ。
その超神水でござるのだが、…拙者も言い伝えでしか聞いたことがないで御座る。
【体の中に隠れ持っている潜在能力を引き出すことができる水】と伝えられているので御座るが…」
祐一「うん?それじゃあいいことだけ…」
中里(♀)「だが、それはとても強い毒性を持っていて…
【強靭な体力】【強い精神力】【運】がないと、死んでしまう…
そう、強く言われ続けてきたので御座る。」
祐一「…で、なんでこれを聞いたら絶対に飲まないといけないんだ?」
610 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 20:40:21 ID:JmEKMlCs
中里(♀)「先程言った、【強い精神力】というのは…
1つ目は長年の修行で培う。
2つ目は今の効能を聞いて【覚悟】を決めた時のみ。
祐一殿は、今力が欲しいのでござろう…
覚悟が揺らがぬうちに、それを飲まねば…耐えられないでござろう。
拙者は…母上殿に、無茶してはならぬと止められもうしたが…
あ、成功したものでも、【丸一日】苦しんだという云われが…」
祐一「(実質、チャンスは今だけ…ってやつか。
うん…?【強い精神力】、【覚悟】?
どこか、【奇跡の魔法】に通じるものがあるな…)」
A グイッっと一気飲みだ!!
B 命は大事だよー
C 【奇跡の魔法】使ってやる! 消費【1】
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
奇跡ゲージ 残り【1】
611 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:41:16 ID:9srO+K4Y
C
612 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:54:14 ID:L3+/3SyM
C
613 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 20:54:17 ID:HK9MuLPw
C
614 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:08:53 ID:JmEKMlCs
C 【奇跡の魔法】使ってやる! 消費【1】
祐一「(強く…強く…念じろ!!耐えられる…俺は…あんな屈辱はもう…沢山なんだ!!)」
グィィィィイイイイ!!
中里(♀)「ゆ、祐一殿!?」
…
……
………
祐一「な、なんだ。ただの水じゃないか…驚かせ…」
ドクンッ!!
祐一「!?」
ドクンッ!!ドクンッ!!
祐一「な…なに…!?」
615 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:13:59 ID:JmEKMlCs
祐一「ぐ…ぐわっ…!!」
バタン!!
中里(♀)「ゆ、祐一殿!?し、しっかり!!」
祐一が倒れたのを後片付けをしていたあゆみ、みなとは遠くでそれを見てしまい、
二人は後片付けを他の3人に押し付け、祐一の側に駆け寄る。
あゆみ「せ、センパイ!?どうしたんですか!?」
みなと「祐一先輩!!しっかり!!」
祐一「ぐぅ…ぐぉぉおおお!!
(なんだこれ…!!まるで…俺の中に…大量の人が入ってきたような感覚…!)」
超神水。
中里が伝えられたのは猛毒とのことだったが…
それは、死に至るような猛毒の類ではなく…
精神に揺さぶりをかける類の幻覚剤に近いようなものだった。
祐一は意識が深く深く、自分の底に落ちていくような感覚に陥る。
616 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:18:32 ID:JmEKMlCs
〜祐一の意識の中〜
「体を…よこせェ!!」
「苦しい…助けて…」
「あぁ…あぁ…妬ましい!!」
「なんで俺だけ…くそぉお!!」
「力があれば…力があれば…!!」
「なぜ俺はこんな所に…!」
「あんたって人はァァァァァ!!!」
激しい意識の渦に襲われる祐一。
祐一に伝わってくる感情は…
妬み、苦しみ、痛み、絶望、虚無、後悔。
様々な負の感情が強く強く祐一に押しかかってくる。
祐一「ぐぅ…く…苦しい…もう…こんな苦しい思いをするなら…俺は…」
あまりの息苦しさにさきほどまで強く持っていたはずの決意を、
ガリガリと削れていくのがわかる。
苦しみから解放されたい。
そう思った時、どこか遠くから声が聞こえてくる。
617 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:22:19 ID:JmEKMlCs
『センパイ!!』
『祐一先輩!!』
『祐一殿!!』
祐一「この声は…誰だ…くっ、思い出せない…
大事な約束が…あったはずなのに…」
グォォォォォオオオオオオオオオオオ!!!
激しい激情の渦に翻弄され、自分の意識がどんどん遠くなっていくのがわかる。
もう、どうなってもいい…
そう思った瞬間…
??『約束・・・だよ・・・』
祐一「!!!!」
618 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:25:17 ID:JmEKMlCs
その誰ともわからない一言で。
祐一は自分に科した約束を…鮮明に思い出す!
祐一「あぁ…約束した…誰でもない…自分自身に!!
強くなって…守るんだ!!今度こそ!!必ず!!きっと!!」
グォォォォォオオオオオオオオオオオ!!!
祐一「うるせぇ!!てめえらまとめて…俺が…受け止めてやる!!
だから力を!!想いを実現する力を!!奇跡を起こしうる力を!!
俺に…貸せぇぇぇええええええええええ!!!」
グワァァァァァアアアアアアア!!!!!
619 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:28:51 ID:JmEKMlCs
祐一「ハッ!?」
意識が鮮明になったと思った途端、目に映るは3人の少女。
それぞれ、心配そうな表情をして祐一を覗き込んでいる。
中里(♀)「祐一殿!?体は…!?」
あゆみ「せ、センパイ!?」
みなと「祐一先輩…!?」
祐一「俺は…あれ?何を…」
みなと「心配…させないでください!!この馬鹿!!」
あゆみ「守るって…いったのに…倒れてちゃ駄目だよ…先輩…グスッ…」
祐一「あぁ…ごめんな…二人共…」
中里(♀)「(強烈な自我で押し込めた…?
いや、その見込は限りなく薄かったはず…。
想いの力が奇跡を生んだのであろうか…?)
祐一殿、体調は?」
祐一「なんだか…すっごい吐き気はするけど…とりあえず大丈夫そうだ…」
620 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:32:59 ID:JmEKMlCs
中里(♀)「今はまだ…かろうじて毒性を押さえ込んでいるのに過ぎぬ。
練習するな、とは申しませぬ。ただ、少し休んでくだされ。
じゃないと…」
あゆみ「少し横になっててください!絶対ですよ!」
みなと「(コクンコクン」
祐一「そうだな、二人に…怒られちゃうな。
じゃあ、俺は午後イチの練習はちょっと休んでるわ…
中里…こいつらの事、頼んだぜ。」
中里(♀)「承知した。しばしゆっくり休んでいなされ」
※祐一のガッツが400減少!
また、今日一日行動を起こすたびにガッツ-50!!
※祐一が超神水の毒性に耐えることが出来ました!
耐え切った後にパワーアップします。
ガッツ 270/810
621 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:36:04 ID:JmEKMlCs
祐一を休憩所のソファーに寝かせ、中里たちは午後の特訓を始める。
石崎「なぁ、祐一本当に大丈夫なのか?」
中里(♀)「寝ていればよくなるでござるよ(しかし、明日の試合に…間に合えばいいのだが)」
来生「俺たちは俺たちのできることをする!それがあいつにとっても一番だ!」
滝「き…来生がすっごい真面目なことをいってる…!!」
あゆみ「私はフィジカル特訓ですね。みなとちゃん、頑張ってね」
みなと「ねーねーも…怪我しないようにね」
そう言って、それぞれ別の部屋に分かれ…午後の特訓が始まった。
622 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/06/04(月) 21:39:02 ID:JmEKMlCs
〜フィジカルの特訓〜
あゆみ「さて、これを身に着けているとなんだかちょっと体がだるいのですが…
どうしますかねぇ。」
【上がりやすさ】
ガッツ 普
せりあい 易
【ガッツ】
あゆみ 満余裕
A LV3、女は度胸!
B LV2、がんばりますよ!!
C LV1、怪我したら意味無いですし…
先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
※練習レベル(LV1、LV2、LV3の3つがあります。)
疲労度、怪我発生率 3>>2>1
上昇確率 3>2>1
623 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 21:43:43 ID:???
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