キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 21:25:45 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334326233/

【前回までのあらすじ】

県大会準決勝、大友中との決戦。

中山と浦辺が身につけた能力【化身】に一時は苦しめられるものの、
みなとが敵の攻撃を止め、森崎が鉄壁を見せ、あゆみや祐一がボールを運ぶ。
後半には石崎が連続で顔面ブロックしたことにより交代、怪我を押して翼が出場。

終わってみれば、5-0という圧勝で南葛は勝利を収めた。

だが、次の対戦相手「帝国学園」は今まで以上の強さを誇る。
果たして、帝国学園との試合まで南葛選手はパワーアップすることができるのか!?

813 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:10:03 ID:JIAyMx76
新田

814 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:12:18 ID:QIh0dE5o
〜名字候補〜
A オワイラン → 【尾張】
B 肖俊光 → 【肖】
C 和夫 → 【橘】 (被り防止)
D 翼 → 【鳥羽】(被り防止)

〜名前候補〜
1 肖俊光 → 【俊光】(としみつ)
2 ビクトリーノ → 【勝利】(かつとし)
3 和夫 → 【一雄】 (読み違い)
4 翼 → 【つばさ】 


【名字候補】+【名前候補】で投票してください。

例) A + 1

メール欄空白で、先に2票入った名前を決定とします。

P.S
ぐーぐる日本語さんで『つばさ』っていったら、
【椿咲】【都芭早】
なんていうキラキラネームも出て参りました。
流石に読めません…(;´Д`)

815 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:13:28 ID:j67AbsmM
B+2

816 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:14:10 ID:???
おっと、こちらの方でフライングしちゃいましたね(;´Д`)

〜名字〜
E 新田 → 【新飯田】(にいだ)

〜名前〜
5 新田 → 【旬】(しゅん)

も追加で願いします。

817 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:23:05 ID:Ny4tIDLs
B+2


818 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:31:52 ID:QIh0dE5o
B+2 肖 勝利 (しょう かつとし)

古尾谷監督がペラペラとめくった先に、その名前はあった。

古尾谷「【肖 勝利】…か。名前だけみると凄い男だな…
     さて、名前負けしないほどの男になれるかどうか…」


そして、窓辺からふと未だ連絡もない「森崎」と「翼」の二人の事が頭をよぎる。
大友中との試合後、彼らはそのままどこかへ行ってしまった。


古尾谷「まぁあいつらのことだ…明日なんともない顔をして来てくれるだろう…」


〜悪魔の手のひら〜

森崎「へっくし!?」
翼「なんだ…誰か噂…ヘックシ!?」

森崎「そういうお前だってクシャミ…してんじゃねーかよ…たく…」
翼「ぶーぶー言うのは無しといったはずだ…体力を無駄に使うだけだぞ」

819 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:41:24 ID:QIh0dE5o
森崎「早いもんだな…えーっと、大友中との試合が終わって2回夜が明けたから…」
翼「今日なんとかここから出られないと…明日は試合日だぞ」
森崎「中山も、まったく大層な場所を教えてくれたもんだぜ…」
翼「確かに、空気が薄い野山なだけにひたすら歩きまわされてスタミナや基礎体力はあがったが…
  だが、まだそれだけだ。
  中山や浦辺の言っていた【力】とやらの片鱗すら見当たらないな」

森崎「【力】…か…」

この山ごもりをする前に中山がこっそり話してくれたことを思い出す森崎。
中山はそういえば、あんなことをいっていた…

中山「そこで力を開花させるかは…その人の【素質】、そして【意思の強さ】が関わってくる。
    正直な話…翼にその素質があるかどうか…俺にはわからなかった」

森崎「認めたくないが、あいつはサッカーの天才だぜ?それで素質が無いだと?」

中山「これはサッカーの素質とは別の問題なんだ。
    そしてこの【力】は同じような力をもったものを引き寄せる性質があるらしい。
    森崎…お前は俺とは違うベクトルの力ではあるがその片鱗を見せてもらったよ」

森崎「…」

820 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:46:47 ID:QIh0dE5o
中山「だが、翼には俺はその手の類を感じなかった。
    むしろ感じたのは…来生、滝、あとMFの女の子。そのぐらいだったよ」

森崎「(来生、滝、それにあゆみちゃんだと?)
    …。期待してもらって悪いが、俺だってどうにかなるかわからねえよ」

中山「…そうだな。だが、何かつかめることはあるはずだ。頑張ってくれ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

森崎「(確かに…なんとなくその力のイメージのようなものが俺の頭にうすらボンヤリと浮かんではきているが…
    翼の焦りを見ていると、こいつはどうやら…)」

翼「森崎、どうした?ボーッとして」

森崎「あ、ああ…今何時くらいかな…って…」

翼「腕時計がクルッてるからな…まだ太陽は沈んでいない。帰るなら今のうちだな」

そう言って空を見上げる翼。
翼は森崎の目線から、なんとなくを察していた。

翼「(俺にはわからなかった中山や浦辺の秘密…
   森崎にはどうやらみえているらしい…そして今も…
   くそっ…!!俺だけ置いて行かれるのは…こりごりだ!!)」

821 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:48:58 ID:QIh0dE5o
森崎「なら、休憩は終わりにするか。日が沈む前に動き出そう」

翼「…ああ」


森崎「(とはいっても…このままじゃ埒があかないのは事実だ…どうする…)」


A とりあえず外に出ることを先決させよう
B あえて、奥深くを目指そう
C 翼、ここからは二手に別れよう
D その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

822 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:49:55 ID:Ny4tIDLs
B

823 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:51:38 ID:JIAyMx76
B

824 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 20:59:11 ID:???
翼はジャイロポジションなのか?

825 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 20:59:42 ID:QIh0dE5o
B あえて、奥深くを目指そう

翼と別行動を取るという名目で【翼を置いていく】ことも脳裏をよぎった森崎。
だが、森崎はその思考を頭をブンブンと振りかき消す。

森崎「(確かにそれが一番良い結果が訪れる…
    そう俺の中の何かが確信している…!
    だが、それは同時にとんでもなくヤバイものを呼び覚ますような気配もする!!
    翼には目を光らせてないとな…)
    翼、奥地に向かうぞ」

翼「…!!あそこはどうみたって出口なんかじゃ…!!
  太陽光でさえ遮るほどの密林に行くってのか!?
  そんなの正気の沙汰じゃ…」

森崎「俺は中山の言葉を信じる。俺達に何かを期待していたような眼を、な。
    いいぜ、怖いんなら…」

826 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:04:11 ID:QIh0dE5o
翼「駄目だ…」

森崎「うん?」

翼「お前だけ、抜け駆けはさせない!!」

森崎「…なら、はぐれるんじゃねーぞ。本当に真っ暗闇だからな…」

翼「(普段ならうるさく感じる森崎の言葉ひとつひとつに…
   不思議な…光明を感じる…!!
   クソッ…なにからなにまで憎たらしい…が…
   これを乗り越えられた時…俺も何かが…つかめるような気がする…)」

二人は意を決して森の奥の深部へと足を踏み入れていった…

〜森の奥地〜
進むごとにガッツ-100

現在ガッツ 森崎 850
        翼  850

★奥へ進む 1(森崎) → ! card★
★奥へ進む 1(翼) → ! card ★

JOKER、Kで…?
翼がクラブを引いた場合、森崎とはぐれます。

827 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:05:46 ID:???
★奥へ進む 1(森崎) →  ダイヤ5

828 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:05:48 ID:???
>>824さん
特に意識はしてないで書いてますw
素質的には森崎の方は【力に近づく為の技術】なのでジャイロっぽいような気がしますが…w

829 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:05:56 ID:???
★奥へ進む 1(森崎) →  ハート9

830 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:06:58 ID:???
★奥へ進む 1(翼) →  スペード9  ★

831 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:17:10 ID:QIh0dE5o
書き忘れていました…
どちらかがダイヤ、ハートで奥へ進めます。

★奥へ進む 1(森崎) →  ダイヤ5 ★
★奥へ進む 1(森崎) →  ハート9 ★

〜森の奥地〜
進むごとにガッツ-100

現在ガッツ 森崎 750
        翼  750

スブッ…ズブッ…と足元はじめじめと湿気を帯びていて、どうも足場が安定しない。
足腰には自身のあった翼だが…それを意に介せず進む森崎を見て驚愕する。

翼「(森崎を後ろから見ているとよくわかる…
   まったくバランスを崩していない、それは足腰が強いからとかそういうのじゃない…
   この足場をまるで熟知しているように歩いているんだ…無意識の内に!!)」

ズブッ…ズブッ…

832 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:20:14 ID:QIh0dE5o
翼「(まるで行く先がわかっているかのよう…不思議だ、こいつといればなんとかなる…
   そう感じさせるこの感覚は一体…?)」

森崎「予想通りだ…風の流れがこちらから吹いていると思ったぜ…

翼「…ウッ!?」

暗い森の中から一転、今度は今までどこにあったのかわからないような草原が広がっている。

遙か彼方のように感じる先には、ちっぽけな小屋が見える。

森崎「あの小屋を目指すぞ、翼。遅れるなよ」

翼「あ、待て、森崎!!」

ダダッ!!

〜草原(1)〜
進むごとにガッツ-200

現在ガッツ 森崎 750
        翼  750

★奥へ進む 1(森崎) → ! card★
★奥へ進む 1(翼) → ! card ★

どちらかがダイヤで2、ハートで1進みます。
小屋までたどり着くには(5)必要です。
JOKER、Kで…?

833 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:21:59 ID:???
★奥へ進む 1(森崎) →  スペード6

834 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:23:00 ID:???
★奥へ進む 1(翼) →  スペードA  ★

835 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:29:24 ID:QIh0dE5o
書いておいてあれですが、ガッツ200は厳しいですね…
申し訳ありませんが、150でお願いします。

〜草原(1)〜
ガッツ150消費地帯

現在ガッツ 森崎 600
        翼  600

★奥へ進む 1(森崎) →  スペード6 ★
★奥へ進む 1(翼) →  スペードA  ★
スペード → その場から進まず…

森崎「ハァ…ハァ…な、なんだ!?全然近づいてこねぇ…」

翼「ハァ…だから…待てって…ハァ…
  今までから考えるに…あれは蜃気楼の類じゃないか?
  原理はよくわからんが…方向が間違ってるんじゃ…」





836 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:30:24 ID:QIh0dE5o
森崎「方向が間違ってるかどうかなんて進まなきゃわからないだろ…
   とにかく、前へ進むぞ!」

翼「気楽に言ってくれる…!」


★奥へ進む 1(森崎) → ! card★
★奥へ進む 1(翼) → ! card ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

どちらかがダイヤで2、ハートで1進みます。
小屋までたどり着くには(5)必要です。 → 現在(0)
JOKER、Kで…?


837 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:30:33 ID:???
★奥へ進む 1(森崎) →  ダイヤ6

838 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:31:40 ID:???
★奥へ進む 1(翼) →  ダイヤ3  ★

839 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 21:35:14 ID:QIh0dE5o
〜草原(1)〜
ガッツ150消費地帯

現在ガッツ 森崎 450
        翼  450

★奥へ進む 1(森崎) →  ダイヤ6 ★
★奥へ進む 1(翼) →  ダイヤ3  ★
ダイヤ → 2進む!(2/5)

〜草原(3)〜
ガッツ150消費地帯

翼「先程より…近く感じないか…?」
森崎「ああ…どうやら方向は間違っていないようだが…」
翼「(体力が持つかどうか、だな…)」
森崎「(たどり着いてギリギリだな…クソッ!)」

★奥へ進む 3(森崎) → ! card★
★奥へ進む 3(翼) → ! card ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

どちらかがダイヤで2、ハートで1進みます。
小屋までたどり着くには(5)必要です。 → 現在(3)
JOKER、Kで…?

840 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:36:00 ID:???
★奥へ進む 3(森崎) →  クラブJ

841 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:36:20 ID:???
★奥へ進む 3(森崎) →  ダイヤJ

842 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 21:37:02 ID:???
★奥へ進む 3(翼) →  クラブ6  ★

843 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 22:31:54 ID:???
すいません、二日ぶりのせいか誤字脱字酷いですね(;´Д`)
×小屋までたどり着くには(5)必要です。 → 現在(3)
○小屋までたどり着くには(5)必要です。 → 現在(2)

★奥へ進む 3(森崎) →  クラブJ ★
★奥へ進む 3(翼) →  クラブ6  ★
クラブ → 進めず…

〜草原(3)〜
ガッツ150消費地帯

現在ガッツ 森崎 300
        翼  300

翼「はぁ…はぁ…」
森崎「(正直やばい気がプンプンしてきたぜ…なんとかしてたどり着かないと!!)」

★奥へ進む 3(森崎) → ! card★
★奥へ進む 3(翼) → ! card ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

どちらかがダイヤで2、ハートで1進みます。
小屋までたどり着くには(5)必要です。 → 現在(2)
JOKER、Kで…?

844 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 22:32:45 ID:???
★奥へ進む 3(森崎) →  スペード3

845 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 22:33:43 ID:???
★奥へ進む 3(翼) →  スペード5  ★

846 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 22:38:23 ID:???
この時点でたどり着くのが不可能になってしまったのですが…
ここまでダイヤ、クラブ、スペード一致引いてるので救済策を考えているのですがどうでしょうか?

ちょっとご意見よろしくお願いします。

A イイヨ!
B ダメ!
C ちょっと俺の意見を聞いてもらおうか(ご明記ください)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

ちなみに、Bでも別にパワーアップイベント自体が失敗というわけではありません。
ですが…明日は試合ですよね?ということです。


847 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 22:40:31 ID:sYWxlucI
A

848 :森崎名無しさん:2012/06/15(金) 22:41:30 ID:JIAyMx76
A

849 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 22:45:45 ID:QIh0dE5o
A イイヨ!
というわけで救済イベント発生です。

★奥へ進む 3(森崎) →  スペード3 ★
★奥へ進む 3(翼) →  スペード5  ★
スペード → 進めず…

〜草原(3)〜
ガッツ150消費地帯

現在ガッツ 森崎 150
        翼  150

翼「はぁ…う…」 ガクッ
森崎「くそ…」 ガクッ

二人は体力の限界が見えて、思わず膝をつく。
目の前に見える小屋までの距離は先程までと変わらず…
体は無意識の内に、自分たちの気力体力を振り絞ったとしても届かない距離だと悟ってしまったのだ。

翼「(ここで…俺は死ぬのか…)」
森崎「(こんな所で…俺は何もなさずに…)」

850 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 22:51:21 ID:QIh0dE5o
二人の頭の中に走馬灯が駆け巡る。

物心ついた時の記憶。
初めてサッカーをした時の記憶。
試合に負けて悔し涙を流したこと。
見事リベンジ出来た時の嬉し涙。
南葛SCの全国優勝。
その後の南葛中のV2。

どこをどう間違ったのか。

ふと頭をよぎるその疑問に、答えはない。

翼「そうだ…」 ぐぐぐ…
森崎「間違ってなんて…ない!!」 ぐぐぐ…

翼、森崎「俺達の進む道は、何もまちがっちゃあいない!それを証明するために、ここにいるんだ!!」
心の奥底からでたこの言葉に嘘偽りはない。

そして、それを証明するためには、この男は手段を選ばない。

森崎「翼ァ…肩をかせ…這いつくばっても…たどり着いてみせる…!お前は余裕なんだろ?あぁ?」

そして、この男も。どんな状況でも虚勢を張ることを忘れはしない。

翼「あぁ…貸してやるよ、森崎。重くなったら、いつでも捨ててやるからな」

ガシ!!


851 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/15(金) 23:02:27 ID:QIh0dE5o
グラッ!!

翼「く…!?」

森崎「へ…何強がってるんだか…お前だってぎりぎりなんだろ…くくく…」

翼「わ…笑ってる場合か!?…ったく、離すんじゃないぞ」
森崎「…お前こそな」

そう言って、不器用なこの男たちはお互いにお互いの体を支えあい前へ進んでいく。
もう何も迷うことはないと、まっすぐに【こちら】を見据えて進んでくる。

??「ふふ…いい目をしている…。
    二人共「漆黒の意思」を感じるよ…
    能力は解除した…さぁ…こちらへおいで…」

To Be Continued!


原作のここらへんを流し読みしかしていないので??さんの台詞がイマイチ思い出せないよ!
というわけで今日はこのあたりで。お疲れ様でした。

852 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 02:00:34 ID:???
よくわからないけど、熱い展開にwktk

853 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:01:26 ID:ARus5f9g
翼「…」
森崎「…」

ビュゥウウウ!!と砂利が混じった強風が二人の行く手を阻むように吹き荒れる。

だが、満身創痍でありながらも二人は一歩づつ前へ進んでいく。

翼「(もう迷わない…!例え何があろうとも…証明してみせる!俺の選んだ道の正しさを!!)」
森崎「(報われない努力があってたまるか…!!流した汗は嘘をつかない…!!
    その汗の結晶は、例えどんな困難であろうとも砕かせん!!)」

【覚悟】と【勇気】を胸に秘め、彼らは目の前の小屋へと向かう。

だが、現実は非常である。

翼「くそっ…!!」

バタッっと翼は突っ伏して地面へ倒れる。
肩を化していた森崎も、それに釣られて地面へ倒れこむ。

森崎「つ…翼…く、くそっ…!!俺も…もう一歩も動けんッ…!!」

ビュゥウウウ!!

翼「…」
森崎「ち…ちくしょう…」

そうしてかすれゆく意識の中…森崎はまぶたをゆっくりとおろしていった…

854 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:08:22 ID:ARus5f9g


……

………

遠くから自分の名を呼ぶような声が聞こえる。

森崎はぼんやりとした意識化の中で、その声に耳を傾けていた。


謎の声「君の気高い覚悟ッ!そしてその勇気を私は見せてもらった。
     君が言う【努力の汗の結晶】…。
     その恵まれているわけでもない体でよくぞここまで技術の極地に達したものだ」

森崎「どういうことだ…?」

謎の声「君は達したのだ…次のステージへ!!
     上り詰めるがいい…自分のその限界まで!!
     そこでまた、私は待っている…」

森崎「ちょ、ちょっと待てよ!?」

855 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:15:19 ID:ARus5f9g
謎の声「肉体を極限まで収縮させその反動を利用し伸長させる…君の鍛えてきた技術だ。
     だが、【目覚めた】君になら出来るはずだ…
     己の肉体だけではない。
     風を、大地を、気配を…そして人すらもその視野に入れることが出来る状態ならば…な」

森崎「お、おい!?そ、それって…」


謎の声「ハッキリと言おう。君には中山、浦辺、翼、三杉、若林…
     彼らのような【素質は無い】。
     が、なんてことはない。君には素質などいらないのだ」

森崎「…?」

謎の声「君のその誇り高き【汗の結晶】は…そのような素質を凌駕する可能性を秘めている。
     その黄金の精神を忘れぬ限り…君はもう迷わないだろう」

パァァァアアアア…

森崎「うっ…!?」

謎の声「さぁ、目覚め、立ち向かえ…男の世界へ。
     そして、乗り越えるのだ…」

856 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:19:59 ID:ARus5f9g


……

………

翼「う…ここは…」

まるで仄暗い水の底のような、暗く暗く暗く…そして深いところ。
翼の意識はそのようなところにあった。

翼「俺は…何も出来なかったのか…?才能に自惚れていたのか?
  運がなかったのか?努力が足りなかったのか?
  俺には…何が足りなかった…?」

パァァァアアアア…

翼「う…!?」

謎の声「もう、迷わないのだろう…大空翼」

翼「…?」

謎の声「下を向いてばかりだから、このような地の底にまで沈んできたのだ」

857 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:24:28 ID:ARus5f9g
謎の声「上をむいてみろ。一筋の光が見えるだろう?」

翼が上を向くと、確かに針の先のように細い…だが、光り輝く星のようなものが見える。

謎の声「お前には翼がある。誰にも邪魔をされず、大空を自由に羽ばたける翼が。
     縛られてはいけないのだ、お前は。
     自由気ままに…誰にも干渉されずに、干渉せずに。
     ただただ大空を舞うがいい」

翼「でも…それは…」

謎の声「大丈夫だ。お前が飛んだ後の道をしっかりとついてきてくれる仲間がいる。
     恐れるな、自分の力を!」

翼「…!!」

謎の声「さぁ、羽ばたけ!羽ばたくんだ、大空翼!!
     その狭き体から…解き放たれろ!!」

翼「!!」

パァァァアアアア…

858 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:30:29 ID:ARus5f9g
ガバッ!!

森崎「ハッ!?」
翼「ハッ!?」

森崎と翼は同時に目を覚まし、体を飛び上がらせる。

冷静になり周りを見渡すと、どうやらここは小屋の中のようだ。

パチパチパチ…と薪が爆ぜる音が暖炉のほうから聞こえてくる。
プゥーン…と食欲をそそるパンの匂いと、心がホッと休まるようなシチューの香りが漂っている。
二人はどうやら、この小屋の主に助けられ…そして、ベッドで寝かせられていたようだ。

森崎「翼…どうやら、お互い悪運が強いようだな…」
翼「まったくだ…ここが地獄か天国かはわからないが、まだお前の顔を拝めるとはな…」

悪態を付き合いながら、内心互いが無事であることにホッっとする二人。

その時入り口がギィ…とあき、おそらく小屋の主であろう白髭を生やした、ダンディズムあふれる壮年の男性が中に入ってくる。

??「なんだ、もう起きたのか…よほどタフな体をしているようだね…」

859 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:37:34 ID:ARus5f9g
翼「あ、あなたは…?」

??「俺の名前はリンゴォ・ロードアゲイン。
    君たちがここに来たということは…乗り越えるべき壁を乗り越えに来た。違うかね?」

森崎「…」

??「何もとってくおうというわけじゃない。
   怪しむのは勝手だが、こちらは名を名乗ったのだ。君たちの名前を聞かせてもらおう」

翼「大空…翼です」
森崎「森崎 有三です」

??「よろしい!!『神聖さ』は『修行』だ。
    ここに来た目的を…君たちの口から聞きたいのだが」

翼「中山という友人に…ここに来れば力を得られると聞いて…」
森崎「俺はどうしてもそいつの言う力が欲しい。例え、どんな手を使ってでもだ」

??「…ウソはないようだな。
   いかにも、俺が彼らにキッカケを与えてあげた。ただ、あくまでもキッカケなだけだ

翼「なんの…ですか?」

??「男の…世界」

860 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:41:46 ID:ARus5f9g
男は続けて言う。

??「【公正なる「果し合い」は自分自身を人間的に生長させてくれる】
    【漆黒なる意志による決闘は、未熟な者を聖なる領域へと高めてくれる 】
    俺の持論だ…」

森崎「(もしかして…中山の奴が俺に1対1を挑んできた理由…
    そして【能力のことを話す】といったのは…これが理由か!?)」

??「君たちの行動は、この小屋からのぞかせてもらっていたよ…
    【受身の対応者】ではなく…【漆黒の意思】を見せてもらったよ。
    素質は十分のようだ…どれ、外へ出なさい」

翼「何を…するんですか?」

??「決闘だ。サッカーの…な」

森崎「!!」

861 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:49:33 ID:ARus5f9g
リンゴォ「形はどんな方法でもいい。君たちが望む勝負で、だ。
    君たちは、私を超えなければならない」

そういってリンゴォはいつのまに出したのか、サッカーボールを足で転がす。

翼「…」
森崎「…」

ポン!!とリンゴォはサッカーボールを翼に蹴り…

リンゴォ「さぁ、覚悟が決まったものからかかってくるといい…」

と、挑発する。

翼「(この男…サッカーの実力は未知数だが…凄い迫力だ…!)」
森崎「(なんだ…この男の一挙一動…こいつ…!手強い!!)」

リンゴォ「どうした?ただ黙りこくっていても時間は過ぎていくばかりだ。
     さぁ、どうするのかね?」

翼「…」
森崎「…(どうする?)」

A GKとして挑む!PK勝負だ!
B リンゴォ!お前を抜いてみせる!得意のドリブル勝負だ!
C ボールをリンゴォに蹴り返す。ボールを奪取してみせる!
D 「翼!二人でかかるぞ!」ワンツーで突破してみせる!
E 何もサッカーで勝負ばかりが決闘じゃない。コイントスで勝負だ!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

862 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:53:19 ID:OBWXyhuo
B

863 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:56:02 ID:MX8KXZeU
B

864 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:16:38 ID:ARus5f9g
B リンゴォ!お前を抜いてみせる!得意のドリブル勝負だ!

森崎「翼…ボールを貸せ!!」

バッ!!

翼「も、森崎!?」

森崎「望みどおり…勝負だ!リンゴォ!!」

リンゴォ「…」

★森崎→ドリブル 48+! card = ★
★リンゴォ→タックル ??+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

※森崎のカードのマークがダイヤでヒールリフト(1/4でドリブル力+4)、
ハートでやや華麗なドリブル(1/4でドリブル力+2)が発動します

※少々特殊な勝負です。パラメータ、結果が明記無いのは仕様です。

865 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:18:14 ID:???
★森崎→ドリブル 48+ ダイヤ7 = ★

866 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:18:51 ID:???
★リンゴォ→タックル ??+ ダイヤK = ★

867 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:26:06 ID:???
あんたが覚醒してどうすんだよw

868 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:27:17 ID:ARus5f9g
★森崎→ドリブル 48+(ヒールリフト+4)+ ダイヤ7 = 59★
★リンゴォ→タックル ??+ ダイヤK = ??★

森崎「うぉぉおおおお!!」

翼「(ただガムシャラに突っ込むだけでは…森崎!!)」

リンゴォ「ただのドリブルでは…」
森崎「そんなワケ…あるかよ!」

森崎は素早くボールを足ではさみ、それを背中越しに宙に浮かせる。
ボールはリンゴォの頭を超え、森崎はリンゴォの横を抜いていく。

森崎「…よし!!」

リンゴォ「まだまだ…だな」

そう言ってリンゴォは腕時計をいじる仕草を見せる。
すると…

スゥ…

翼「!?」
森崎「??」

869 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:31:55 ID:ARus5f9g
抜いたはずのリンゴォが森崎の目の前にいる。
当然、森崎は困惑するが…

森崎「な!?俺は…確かに抜いたはずじゃ!?」
翼「ち、ちがう森崎…!!あいつが動いたんじゃない!!
  『お前が元の位置に戻った』だけだ!!」
森崎「!?」

リンゴォ「中々良い動きだが…私にそれで【勝てる】つもりかな?」

森崎「ぐっ…!!」
翼「(この男…何か意図があるのか…?何が目的だ…!?)
   気を付けろ、森崎!!」

森崎「(冷静になれ…冷静になれ…!!」
 
   リンゴォ「決闘だ。サッカーの…な」

森崎「(そもそもこいつは決闘とはいったが…サッカーの…何かがまだあるのか?
    ただ抜くってことじゃないのか?どういうことだ!?)」

   リンゴォ「形はどんな方法でもいい。君たちが望む勝負で、だ。
         君たちは、私を超えなければならない」

森崎「(超える…?)」

870 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:32:55 ID:ARus5f9g
森崎「…(どうする?)」

A GKとして挑む!PK勝負だ!
B もう一度!ドリブル勝負だ!
C ボールをリンゴォに蹴り返す。ボールを奪取してみせる!
D 「翼!二人でかかるぞ!」ワンツーで突破してみせる!
E 超モリサキを発動させる!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

871 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:33:07 ID:OBWXyhuo
A

872 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:41:41 ID:MX8KXZeU
E

873 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:42:34 ID:jFZ+eAmg
E

874 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:55:40 ID:ARus5f9g
E 超モリサキを発動させる!

スゥ…
      キッ  !  !

超モリサキ「これでいいのか、リンゴォ…?」
翼「(森崎の雰囲気が…変わった?)」

リンゴォ「半分正解で半分ハズレだ。
      方向はあってはいるが…だが、それは君の元々もっていた能力だろう?
      ここには何をしに来たのだね?」

超モリサキ「(中山と勝負した時のあの感覚の事をいっているのか…でも何を…?)」

    リンゴォ「【公正なる「果し合い」は自分自身を人間的に生長させてくれる】
          【漆黒なる意志による決闘は、未熟な者を聖なる領域へと高めてくれる 】
          俺の持論だ…」

超モリサキ「(【果し合い】、そして【漆黒の意思】ってやつか?)
       なんとなく…わかってきたぜ…」

リンゴォ「ほう…」

※森崎にとらせる行動を明記してください。
明記の際、メール欄を空白にしてIDがわかるように書き込んでください。

875 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:58:07 ID:???
と、今日のところはこのへんでー。
正直描写に苦しい、拙い部分も沢山ございますが…

特に期日は設けていませんが、明日の更新時の際に回答を参考にさせていただきます。
(無しでも一応話はすすみますが、あった場合の方が結果は良い方へ行くようにします)

それではお疲れ様でした〜

876 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 04:42:06 ID:???
お疲れ様でしたー

877 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:24:47 ID:???
このままだと何もなさそうですねー
でわでわ、選択肢投下しておきます。

A 改めて1対1の決闘を申し込む(勝負方法明記)
B 翼と2対1で挑む(勝負方法明記)
C 翼に勝負を託す(勝負方法はランダム)
D 翼に勝負を託し…こっそり後ろから挟み撃ちだ!(2対1)
E リンゴォの能力について訪ねてみる
F あー、負け負け。降参だ
G あー、負け負け。降参だ…の振りをして…!?

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


878 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:30:44 ID:ZzKBUjTE
C

879 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:32:36 ID:ZzKBUjTE
っとすいません
A セービング
に変更します

880 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:33:11 ID:???
現在

A セービング 1票

ですね。
引き続きお待ちしております。

881 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:34:41 ID:j4Rdtd8U
A タックル

882 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:34:51 ID:AXYgCyaU
E

883 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:41:15 ID:???
現在

A セービング 1票
A タックル 1票
E

ですね。

884 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:51:27 ID:a1aVAVqs
A セービング
森崎なら多分、これか一対一だと思うんだが

885 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:58:26 ID:3WfBJhqI
A 改めて1対1の決闘を申し込む (セービング)

超モリサキ「リンゴォ!改めて勝負を挑む!!決闘だ!!」

リンゴォ「ふむ…」

超モリサキ「俺の本職はGK…PKで勝負だ!!」

リンゴォ「その前に一つ教えてもらおう。
      今の貴様のその能力…それは一体何なのだ?」

超モリサキ「(超化の事をいってるのか?いえば不利になりそうだが…)」

A 言うもんか!
B 正直に答える
C その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

886 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:59:02 ID:j4Rdtd8U
B

887 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:59:31 ID:ZzKBUjTE
B

888 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:06:50 ID:3WfBJhqI
B 正直に答える

超モリサキ「この状態のことを…俺は超化と呼んでいる…
       極限まで反射能力が高まる反面…体への負担が大きい」

翼「(森崎のたまに見せる超反応は…このことだったのか!?)」

リンゴォ「ふむ。どうやら君の瞳を見る限り嘘は言っていないようだ。
      俺もさきほどの能力について話そう。
      俺のスタンド能力…【マンダム】。
      『腕時計の秒針を戻すことで時間を6秒戻す事ができる』能力だ。
      そして、『時間を戻しても記憶は戻らず、時間が戻される前のことを覚えている』」

超モリサキ「ってことは、さっきのは…!!」

翼「まて、森崎!!PK勝負はあまりにも無謀すぎるッ!!
  今の話が本当なら、こいつは『何度でもシュートコースを変えることが出来る』ってことだぞ!
  それでも…お前、勝てるっていうのか!?」

リンゴォ「そこにいる彼の言うとおりだ。例え最初のシュートを君が防いだとしても、時を戻せばいいだけの話だ」

超モリサキ「…」

A それでも構わん!勝負だ!!
B ちょ、ちょっとタンマ…!策を練らなきゃ!!
C やっぱり違うので!
D オメエの出番だ!ツバサ!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

889 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:09:05 ID:j4Rdtd8U
A

890 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:10:15 ID:SaRRCzSM


891 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:24:58 ID:3WfBJhqI
A それでも構わん!勝負だ!!

超モリサキ「6秒戻せる…といったな、リンゴォ」

リンゴォ「確かに俺はそういった。だがそれが…」

超モリサキ「例えどんなシュートを放とうと…俺はそのすべてを止めてみせる!!」

翼「な!?」

リンゴォ「面白い事を言う…それならば、早速勝負といこう。ついてきたまえ」

そう言ってリンゴォは背中を向け、小屋の裏側へと歩いて行く。

小屋の裏側にはゴールがひとつ、ポツンと置いてあった。

リンゴォ「今度は【正式な決闘】だ。ルールは簡単…私のシュートを阻止したら勝ち。
     だが、私は【スタンド能力】を使う。言っている意味が…わかるかな?」

超モリサキ「何度でも蹴りなおすってことだろ?ちなみに、戻るのは【記憶だけ】なんだよな?」

リンゴォ「そうだ。体力などは6秒前の世界と同じだ」

超モリサキ「なら、なんの問題もない!」

892 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:39:13 ID:3WfBJhqI
翼「(も、森崎…お前は一体…どうするつもりだ!?
   PKでは実力が五分五分だとしても1/3で決まってしまうんだぞ!?)」

超モリサキはもっていたボールをリンゴォへ渡す。

そして、右手の中指をくいくいっと動かしリンゴォを挑発する。

リンゴォ「準備はいいようだな…では、いくぞ!!」

超モリサキ「(俺の読みが正しければ…!あの声が正しければ!!
        俺の全身全霊よ!!答えてみせろ!!)」


〜PKについて〜
先に、JOKERが出た場合相手がJOKER以外で勝利確定です。
PKが得意なGKは【ダイヤ】、【ダイヤ以外の場合はマーク一致】でセービング判定に持ち越すことが出来ます。
(理屈上では 7/16 ≒ 約1/2 でセービング判定に)
普通のGKは【マーク一致】でセービング判定になります。
(4/16 ≒ 1/4の確率)

森崎は超モリサキ時にPK○付加、祐一は持っていません。

893 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:41:40 ID:???
翼くん、日本語おかしいですね(;´Д`)

訂正 →   PKでは実力が五分五分だとしても2/3で決まってしまうんだぞ


※ちなみに翼のこの発言ですが、現実的に考えてのお話です。
キーパーが【正面】を選択した所で、【右】か【左】に蹴られたらおしまいということが翼くんはいいたかったのです。


894 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:49:50 ID:3WfBJhqI
〜PKルールその2〜
キッカーは地上シュートを発動可能です。
GKも必殺セービングが発動可能です。
(必殺セービングの中にはPK○が付いているようなセービングもあります)



リンゴォ「では行くぞ…森崎!!勝負だ!!」

超モリサキ「かかってきやがれ!!
       (全神経を集中させろ…!!リンゴォの呼吸、風の流れ、大地の脈動!!すべてを見極めろ!!)」

★シュート方向 → ! card
リンゴォ→シュート 60+! card ★
★覚醒判定 → ! card
セービング方向 → ! card
超モリサキ→がんばりセービング・改 59+! card ★

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※覚醒判定の札が赤、もしくはJOKERの場合…?
※森崎のカードのいずれかがJOKERの、Kの場合…?
※森崎のカードが【ダイヤ】、【ダイヤ以外の場合はマーク一致】でセービング判定に持ち越すことが出来ます。

895 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:01 ID:???
★シュート方向 →  スペードK
リンゴォ→シュート 60+ ダイヤQ


896 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:13 ID:???
★シュート方向 →  クラブ2
リンゴォ→シュート 60+ クラブ7

897 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:20 ID:???
★覚醒判定 →  スペード2
セービング方向 →  スペードK
超モリサキ→がんばりセービング・改 59+ スペード3

898 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:01:33 ID:TZ1pUmYo
>>★シュート方向 →  スペードK
>>リンゴォ→シュート 60+ ダイヤQ = 72★
>>★覚醒判定 →  スペード2
>>セービング方向 →  スペードK
>>超モリサキ→がんばりセービング・改 59+ スペード3 = 62★
→シュート方向とセービング方向が一致!セービング判定へ
≧1 リンゴォのシュートが決まった…!? (森崎、K引き)

リンゴォ「(この勝負、貰ったも当然だ。まずは軸足を右に向け…」
超モリサキ「(軸足をゴール左へ向けた?こっちに蹴るのか!?)」

リンゴォ「(そしてまずは素直にこのまま軸足の方向へ蹴る!
      防がれたら…時を戻し、逆へ蹴ればいい。それだけだ)」
超モリサキ「(このまま軸足の方へ蹴る…?)」

ドガガガガッ!!
バシュゥウウウウウ!!!

リンゴォの放ったシュートは日向の弾丸シュート以上の威力でゴールの左端へ向かっていく。
超モリサキはそのコースを読み切るが…

899 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:12:57 ID:TZ1pUmYo
超モリサキ「(くそ!!!コースが読みきった所で…【このシュートには届かない】!
        そう…ハッキリと分かる…くそ、くそ、くそぉ!!
        いくら頭を使っても…体を鍛えあげても…越えられない壁があるってのかよ…!!)」

超モリサキの目には、ゴールへ突き刺さるリンゴォのシュートがはっきりと予測できた。

超モリサキ…「超化」…。
一流のアスリートが垣間見るという「ZONE」「フロー」「無我の境地」などととよばれるその領域に入る事を指している。
この領域に入ることは決してたやすいものではなく、尚且つ「自らの意思で」入ることは、
超一流選手でさえ難しいであろう。
その「極限の集中」を耐えまぬがんばりで会得することができた森崎。

だが…だからこそ、その努力の限界を超えるこの現実に…彼は苦悩した。


超モリサキ「(どうすればいい…どうすれば…!?くそ…力が…力がほしい!!)」

900 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:15:02 ID:???
描写の途中ですが、明日早いので今日はこの辺りで…
大変申し訳ありません!!
明日、自分のできる限りの力で描写させてください!

お疲れ様でした〜

901 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:34:25 ID:TZ1pUmYo
思考をフル回転し、それでも尚限界を超えるほど頭を働かせる。

極限の域まで達した時…

先程聞いた謎の声の言葉を刹那に思い出す。

      【目覚めた】君になら出来るはずだ…
     己の肉体だけではない。風を、大地を、気配を…


超モリサキ「!!!」

その言葉の真意をハッキリと今…言葉ではなく…心で、体で理解した超モリサキは…

今、その内に秘めた努力の結晶を…【開花】させる!!


       キラキラバシュゥゥゥン!!

森崎「…これだぁ!!!!!」

翼「!?」
リンゴォ「!?」

902 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:39:23 ID:TZ1pUmYo
森崎は、迷いもせず…

ボールとは【反対方向】へ跳躍する。

それを見ていた翼は「何を血迷って!?」と思った。
もちろん、リンゴォもそうである。

リンゴォ「(期待していたより、大したことはなかったようだな…
      この勝負、俺の勝ちだ!!)」

リンゴォのシュートは【ゴール端ぎりぎり】をしっかり捉え…
森崎は反対方向へ飛ぶ。

誰が見てもこのシュートは止められない。

だが、森崎自身もそれを理解したから反対方向へ迷いなく飛んだのだ…

「自分が止める必要がない」ということを悟って!!

森崎「いけぇええええええええ!!!」

903 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:42:56 ID:TZ1pUmYo

              ガイイイイイイインンン!!!

翼「な、なにィ!?」
リンゴォ「な、なんだと!?」


森崎は反対方向へ飛んで…思いっきり【ゴールポストを蹴り飛ばした】のだ。

リンゴォのシュートは枠ギリギリを捉えていたため、ゴールポストが動いた分そのコースはずれ…


ガィィィイイイインン!!!

ポン…ポンポン…

シュートはゴールポストに阻まれ、森崎は見事【シュートを防いだ】のだ。



904 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:54:12 ID:TZ1pUmYo
森崎「リンゴォ…文句はないな…この決闘…俺の勝ちだ!!」

翼「も、森崎!?お前、今のは反則…」

森崎「いいや…それはリンゴォ、お前はこの結果に納得しているはずだ。
    お前のシュートを阻止したら勝ちって自分でいったよな。(>>891
    形はどうであれ…俺はお前のシュートを止めてみせたぜ(>>861)」

翼「だ、だが…リンゴォの能力で時を…」

リンゴォ「私の【負け】…
      いや…森崎、君の【勝利】だ。
      勝つためには目的を選ばず…だが、卑劣ではない純粋なその飽くなき勝利への飢え…
      そしてその結果たどり着いた【自分を捨てる】行為。
      例え何度やり直したとしても…今の俺では【開花した君】からゴールを奪えないだろう」

森崎「リンゴォ…」

リンゴォ「ようこそ…『男の世界』へ…」


※森崎の汗と技術と努力の塊が【開花】しました!!
 能力の詳細はまた後で…

905 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:55:41 ID:???
翼の勝負はまた明日ということで!

今日はここで終わらせて頂きます。お疲れ様でした。

906 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/19(火) 23:42:07 ID:???
今日の更新はお休みさせて頂きます。

907 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 00:03:27 ID:???
乙です

908 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 19:54:54 ID:SdvF5a2A
目の前で森崎の「男」となった横顔を見ていて…

少し前までの翼だったら悔しがっていた…あるいは焦りからの妬みになっていたかもしれない。

だが…

翼「今度は俺の番だな、リンゴォ」
森崎「(うん…?なんだかこいつもいつもと雰囲気が違うな…)」

リンゴォ「さて、君のお仲間は辿りつけたようだが…
      …君は来ることができるかね?先ほどまで動くこと無く傍観していた君に」

翼は先程森崎が結果的に防いだボールを拾い…
そして、ギンッ!と鋭い眼光をリンゴォへ向け、言い放つ。

先ほどまでの自分との決別…そして、自分だけの道を切り開くために!!

翼「それを決めるのは…」

翼は迷いなくリンゴォへドリブルを仕掛けに行く。

翼「あなたじゃない!!」
リンゴォ「…Good!!」

909 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:01:59 ID:SdvF5a2A
★翼、覚醒なるか? →! card
翼→ドリブル 47+! card = ★
★リンゴォ→タックル 55+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
MAX【翼】−MAX【リンゴォ】

≧2 翼、リンゴォを抜き去る!
=それ以外 リンゴォ、時を戻す

※翼のカードがダイヤでクリップジャンプ(+5)、ハートでヒールリフト(+4)、スペードで華麗なドリブル(+3)が発動します
※覚醒、ドリブル共にカードがダイヤ、JOKER、Kの場合強制勝利!能力覚醒!!
※覚醒のカードがハートの場合…?

910 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:05:09 ID:???
★翼、覚醒なるか? → スペードK
翼→ドリブル 47+ スペードJ = ★

911 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:06:17 ID:???
★リンゴォ→タックル 55+ ハートJ = ★

912 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:10:08 ID:???
決着完了!

913 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:17:22 ID:SdvF5a2A
★翼、覚醒なるか? → スペードK
翼→ドリブル 47+華麗なドリブル(+3)+ スペードJ = 61★
★リンゴォ→タックル 55+ ハートJ = 66★
MAX【翼】−MAX【リンゴォ】
=それ以外 リンゴォ、時を戻す…が、翼覚醒!

翼「…!!」

ダダッ!!

森崎「(翼は勝てない相手になんの策もなく突っ込むやつじゃない…!
    あいつ、どうやって勝つつもりだ!?)」
リンゴォ「(この目…いったい何をやらかしてくる!?)」

普段から意識しあっている森崎の翼へのイメージ。
草原の所から見ているリンゴォのイメージ。

今までの翼は確かに、「傍観者」「策士」だったかもしれない。
それは森崎と同様に【絶対なる勝利】の為に確かに必要不可欠なものではあるだろう。

だが、今の翼はそれらを全て捨てていた。

翼「…!!」

ダダダダダダッ!!!

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0ch BBS 2007-01-24