キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】

1 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/05/13(日) 21:25:45 ID:???
このスレはPS2版キャプテン翼の「もうひとつの物語」モードのように、
主人公 相沢祐一が南葛中に転校して中学サッカー界の頂点を目指すお話です。

キャプ森世界をベースに進行していきたいと思いますが、
Kanonやイナイレ、ひぐらし等他アニメのキャラなども登場するごった煮クロスオーバー作品です。

前スレ
【春のキーパー】もうひとつの物語3【JOKER祭】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334326233/

【前回までのあらすじ】

県大会準決勝、大友中との決戦。

中山と浦辺が身につけた能力【化身】に一時は苦しめられるものの、
みなとが敵の攻撃を止め、森崎が鉄壁を見せ、あゆみや祐一がボールを運ぶ。
後半には石崎が連続で顔面ブロックしたことにより交代、怪我を押して翼が出場。

終わってみれば、5-0という圧勝で南葛は勝利を収めた。

だが、次の対戦相手「帝国学園」は今まで以上の強さを誇る。
果たして、帝国学園との試合まで南葛選手はパワーアップすることができるのか!?

855 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:15:19 ID:ARus5f9g
謎の声「肉体を極限まで収縮させその反動を利用し伸長させる…君の鍛えてきた技術だ。
     だが、【目覚めた】君になら出来るはずだ…
     己の肉体だけではない。
     風を、大地を、気配を…そして人すらもその視野に入れることが出来る状態ならば…な」

森崎「お、おい!?そ、それって…」


謎の声「ハッキリと言おう。君には中山、浦辺、翼、三杉、若林…
     彼らのような【素質は無い】。
     が、なんてことはない。君には素質などいらないのだ」

森崎「…?」

謎の声「君のその誇り高き【汗の結晶】は…そのような素質を凌駕する可能性を秘めている。
     その黄金の精神を忘れぬ限り…君はもう迷わないだろう」

パァァァアアアア…

森崎「うっ…!?」

謎の声「さぁ、目覚め、立ち向かえ…男の世界へ。
     そして、乗り越えるのだ…」

856 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:19:59 ID:ARus5f9g


……

………

翼「う…ここは…」

まるで仄暗い水の底のような、暗く暗く暗く…そして深いところ。
翼の意識はそのようなところにあった。

翼「俺は…何も出来なかったのか…?才能に自惚れていたのか?
  運がなかったのか?努力が足りなかったのか?
  俺には…何が足りなかった…?」

パァァァアアアア…

翼「う…!?」

謎の声「もう、迷わないのだろう…大空翼」

翼「…?」

謎の声「下を向いてばかりだから、このような地の底にまで沈んできたのだ」

857 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:24:28 ID:ARus5f9g
謎の声「上をむいてみろ。一筋の光が見えるだろう?」

翼が上を向くと、確かに針の先のように細い…だが、光り輝く星のようなものが見える。

謎の声「お前には翼がある。誰にも邪魔をされず、大空を自由に羽ばたける翼が。
     縛られてはいけないのだ、お前は。
     自由気ままに…誰にも干渉されずに、干渉せずに。
     ただただ大空を舞うがいい」

翼「でも…それは…」

謎の声「大丈夫だ。お前が飛んだ後の道をしっかりとついてきてくれる仲間がいる。
     恐れるな、自分の力を!」

翼「…!!」

謎の声「さぁ、羽ばたけ!羽ばたくんだ、大空翼!!
     その狭き体から…解き放たれろ!!」

翼「!!」

パァァァアアアア…

858 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:30:29 ID:ARus5f9g
ガバッ!!

森崎「ハッ!?」
翼「ハッ!?」

森崎と翼は同時に目を覚まし、体を飛び上がらせる。

冷静になり周りを見渡すと、どうやらここは小屋の中のようだ。

パチパチパチ…と薪が爆ぜる音が暖炉のほうから聞こえてくる。
プゥーン…と食欲をそそるパンの匂いと、心がホッと休まるようなシチューの香りが漂っている。
二人はどうやら、この小屋の主に助けられ…そして、ベッドで寝かせられていたようだ。

森崎「翼…どうやら、お互い悪運が強いようだな…」
翼「まったくだ…ここが地獄か天国かはわからないが、まだお前の顔を拝めるとはな…」

悪態を付き合いながら、内心互いが無事であることにホッっとする二人。

その時入り口がギィ…とあき、おそらく小屋の主であろう白髭を生やした、ダンディズムあふれる壮年の男性が中に入ってくる。

??「なんだ、もう起きたのか…よほどタフな体をしているようだね…」

859 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:37:34 ID:ARus5f9g
翼「あ、あなたは…?」

??「俺の名前はリンゴォ・ロードアゲイン。
    君たちがここに来たということは…乗り越えるべき壁を乗り越えに来た。違うかね?」

森崎「…」

??「何もとってくおうというわけじゃない。
   怪しむのは勝手だが、こちらは名を名乗ったのだ。君たちの名前を聞かせてもらおう」

翼「大空…翼です」
森崎「森崎 有三です」

??「よろしい!!『神聖さ』は『修行』だ。
    ここに来た目的を…君たちの口から聞きたいのだが」

翼「中山という友人に…ここに来れば力を得られると聞いて…」
森崎「俺はどうしてもそいつの言う力が欲しい。例え、どんな手を使ってでもだ」

??「…ウソはないようだな。
   いかにも、俺が彼らにキッカケを与えてあげた。ただ、あくまでもキッカケなだけだ

翼「なんの…ですか?」

??「男の…世界」

860 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:41:46 ID:ARus5f9g
男は続けて言う。

??「【公正なる「果し合い」は自分自身を人間的に生長させてくれる】
    【漆黒なる意志による決闘は、未熟な者を聖なる領域へと高めてくれる 】
    俺の持論だ…」

森崎「(もしかして…中山の奴が俺に1対1を挑んできた理由…
    そして【能力のことを話す】といったのは…これが理由か!?)」

??「君たちの行動は、この小屋からのぞかせてもらっていたよ…
    【受身の対応者】ではなく…【漆黒の意思】を見せてもらったよ。
    素質は十分のようだ…どれ、外へ出なさい」

翼「何を…するんですか?」

??「決闘だ。サッカーの…な」

森崎「!!」

861 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 22:49:33 ID:ARus5f9g
リンゴォ「形はどんな方法でもいい。君たちが望む勝負で、だ。
    君たちは、私を超えなければならない」

そういってリンゴォはいつのまに出したのか、サッカーボールを足で転がす。

翼「…」
森崎「…」

ポン!!とリンゴォはサッカーボールを翼に蹴り…

リンゴォ「さぁ、覚悟が決まったものからかかってくるといい…」

と、挑発する。

翼「(この男…サッカーの実力は未知数だが…凄い迫力だ…!)」
森崎「(なんだ…この男の一挙一動…こいつ…!手強い!!)」

リンゴォ「どうした?ただ黙りこくっていても時間は過ぎていくばかりだ。
     さぁ、どうするのかね?」

翼「…」
森崎「…(どうする?)」

A GKとして挑む!PK勝負だ!
B リンゴォ!お前を抜いてみせる!得意のドリブル勝負だ!
C ボールをリンゴォに蹴り返す。ボールを奪取してみせる!
D 「翼!二人でかかるぞ!」ワンツーで突破してみせる!
E 何もサッカーで勝負ばかりが決闘じゃない。コイントスで勝負だ!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

862 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:53:19 ID:OBWXyhuo
B

863 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 22:56:02 ID:MX8KXZeU
B

864 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:16:38 ID:ARus5f9g
B リンゴォ!お前を抜いてみせる!得意のドリブル勝負だ!

森崎「翼…ボールを貸せ!!」

バッ!!

翼「も、森崎!?」

森崎「望みどおり…勝負だ!リンゴォ!!」

リンゴォ「…」

★森崎→ドリブル 48+! card = ★
★リンゴォ→タックル ??+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。

※森崎のカードのマークがダイヤでヒールリフト(1/4でドリブル力+4)、
ハートでやや華麗なドリブル(1/4でドリブル力+2)が発動します

※少々特殊な勝負です。パラメータ、結果が明記無いのは仕様です。

865 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:18:14 ID:???
★森崎→ドリブル 48+ ダイヤ7 = ★

866 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:18:51 ID:???
★リンゴォ→タックル ??+ ダイヤK = ★

867 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:26:06 ID:???
あんたが覚醒してどうすんだよw

868 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:27:17 ID:ARus5f9g
★森崎→ドリブル 48+(ヒールリフト+4)+ ダイヤ7 = 59★
★リンゴォ→タックル ??+ ダイヤK = ??★

森崎「うぉぉおおおお!!」

翼「(ただガムシャラに突っ込むだけでは…森崎!!)」

リンゴォ「ただのドリブルでは…」
森崎「そんなワケ…あるかよ!」

森崎は素早くボールを足ではさみ、それを背中越しに宙に浮かせる。
ボールはリンゴォの頭を超え、森崎はリンゴォの横を抜いていく。

森崎「…よし!!」

リンゴォ「まだまだ…だな」

そう言ってリンゴォは腕時計をいじる仕草を見せる。
すると…

スゥ…

翼「!?」
森崎「??」

869 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:31:55 ID:ARus5f9g
抜いたはずのリンゴォが森崎の目の前にいる。
当然、森崎は困惑するが…

森崎「な!?俺は…確かに抜いたはずじゃ!?」
翼「ち、ちがう森崎…!!あいつが動いたんじゃない!!
  『お前が元の位置に戻った』だけだ!!」
森崎「!?」

リンゴォ「中々良い動きだが…私にそれで【勝てる】つもりかな?」

森崎「ぐっ…!!」
翼「(この男…何か意図があるのか…?何が目的だ…!?)
   気を付けろ、森崎!!」

森崎「(冷静になれ…冷静になれ…!!」
 
   リンゴォ「決闘だ。サッカーの…な」

森崎「(そもそもこいつは決闘とはいったが…サッカーの…何かがまだあるのか?
    ただ抜くってことじゃないのか?どういうことだ!?)」

   リンゴォ「形はどんな方法でもいい。君たちが望む勝負で、だ。
         君たちは、私を超えなければならない」

森崎「(超える…?)」

870 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:32:55 ID:ARus5f9g
森崎「…(どうする?)」

A GKとして挑む!PK勝負だ!
B もう一度!ドリブル勝負だ!
C ボールをリンゴォに蹴り返す。ボールを奪取してみせる!
D 「翼!二人でかかるぞ!」ワンツーで突破してみせる!
E 超モリサキを発動させる!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

871 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:33:07 ID:OBWXyhuo
A

872 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:41:41 ID:MX8KXZeU
E

873 :森崎名無しさん:2012/06/16(土) 23:42:34 ID:jFZ+eAmg
E

874 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:55:40 ID:ARus5f9g
E 超モリサキを発動させる!

スゥ…
      キッ  !  !

超モリサキ「これでいいのか、リンゴォ…?」
翼「(森崎の雰囲気が…変わった?)」

リンゴォ「半分正解で半分ハズレだ。
      方向はあってはいるが…だが、それは君の元々もっていた能力だろう?
      ここには何をしに来たのだね?」

超モリサキ「(中山と勝負した時のあの感覚の事をいっているのか…でも何を…?)」

    リンゴォ「【公正なる「果し合い」は自分自身を人間的に生長させてくれる】
          【漆黒なる意志による決闘は、未熟な者を聖なる領域へと高めてくれる 】
          俺の持論だ…」

超モリサキ「(【果し合い】、そして【漆黒の意思】ってやつか?)
       なんとなく…わかってきたぜ…」

リンゴォ「ほう…」

※森崎にとらせる行動を明記してください。
明記の際、メール欄を空白にしてIDがわかるように書き込んでください。

875 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/16(土) 23:58:07 ID:???
と、今日のところはこのへんでー。
正直描写に苦しい、拙い部分も沢山ございますが…

特に期日は設けていませんが、明日の更新時の際に回答を参考にさせていただきます。
(無しでも一応話はすすみますが、あった場合の方が結果は良い方へ行くようにします)

それではお疲れ様でした〜

876 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 04:42:06 ID:???
お疲れ様でしたー

877 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:24:47 ID:???
このままだと何もなさそうですねー
でわでわ、選択肢投下しておきます。

A 改めて1対1の決闘を申し込む(勝負方法明記)
B 翼と2対1で挑む(勝負方法明記)
C 翼に勝負を託す(勝負方法はランダム)
D 翼に勝負を託し…こっそり後ろから挟み撃ちだ!(2対1)
E リンゴォの能力について訪ねてみる
F あー、負け負け。降参だ
G あー、負け負け。降参だ…の振りをして…!?

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


878 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:30:44 ID:ZzKBUjTE
C

879 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:32:36 ID:ZzKBUjTE
っとすいません
A セービング
に変更します

880 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:33:11 ID:???
現在

A セービング 1票

ですね。
引き続きお待ちしております。

881 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:34:41 ID:j4Rdtd8U
A タックル

882 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:34:51 ID:AXYgCyaU
E

883 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:41:15 ID:???
現在

A セービング 1票
A タックル 1票
E

ですね。

884 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:51:27 ID:a1aVAVqs
A セービング
森崎なら多分、これか一対一だと思うんだが

885 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 22:58:26 ID:3WfBJhqI
A 改めて1対1の決闘を申し込む (セービング)

超モリサキ「リンゴォ!改めて勝負を挑む!!決闘だ!!」

リンゴォ「ふむ…」

超モリサキ「俺の本職はGK…PKで勝負だ!!」

リンゴォ「その前に一つ教えてもらおう。
      今の貴様のその能力…それは一体何なのだ?」

超モリサキ「(超化の事をいってるのか?いえば不利になりそうだが…)」

A 言うもんか!
B 正直に答える
C その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

886 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:59:02 ID:j4Rdtd8U
B

887 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 22:59:31 ID:ZzKBUjTE
B

888 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:06:50 ID:3WfBJhqI
B 正直に答える

超モリサキ「この状態のことを…俺は超化と呼んでいる…
       極限まで反射能力が高まる反面…体への負担が大きい」

翼「(森崎のたまに見せる超反応は…このことだったのか!?)」

リンゴォ「ふむ。どうやら君の瞳を見る限り嘘は言っていないようだ。
      俺もさきほどの能力について話そう。
      俺のスタンド能力…【マンダム】。
      『腕時計の秒針を戻すことで時間を6秒戻す事ができる』能力だ。
      そして、『時間を戻しても記憶は戻らず、時間が戻される前のことを覚えている』」

超モリサキ「ってことは、さっきのは…!!」

翼「まて、森崎!!PK勝負はあまりにも無謀すぎるッ!!
  今の話が本当なら、こいつは『何度でもシュートコースを変えることが出来る』ってことだぞ!
  それでも…お前、勝てるっていうのか!?」

リンゴォ「そこにいる彼の言うとおりだ。例え最初のシュートを君が防いだとしても、時を戻せばいいだけの話だ」

超モリサキ「…」

A それでも構わん!勝負だ!!
B ちょ、ちょっとタンマ…!策を練らなきゃ!!
C やっぱり違うので!
D オメエの出番だ!ツバサ!
F その他

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

889 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:09:05 ID:j4Rdtd8U
A

890 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:10:15 ID:SaRRCzSM


891 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:24:58 ID:3WfBJhqI
A それでも構わん!勝負だ!!

超モリサキ「6秒戻せる…といったな、リンゴォ」

リンゴォ「確かに俺はそういった。だがそれが…」

超モリサキ「例えどんなシュートを放とうと…俺はそのすべてを止めてみせる!!」

翼「な!?」

リンゴォ「面白い事を言う…それならば、早速勝負といこう。ついてきたまえ」

そう言ってリンゴォは背中を向け、小屋の裏側へと歩いて行く。

小屋の裏側にはゴールがひとつ、ポツンと置いてあった。

リンゴォ「今度は【正式な決闘】だ。ルールは簡単…私のシュートを阻止したら勝ち。
     だが、私は【スタンド能力】を使う。言っている意味が…わかるかな?」

超モリサキ「何度でも蹴りなおすってことだろ?ちなみに、戻るのは【記憶だけ】なんだよな?」

リンゴォ「そうだ。体力などは6秒前の世界と同じだ」

超モリサキ「なら、なんの問題もない!」

892 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:39:13 ID:3WfBJhqI
翼「(も、森崎…お前は一体…どうするつもりだ!?
   PKでは実力が五分五分だとしても1/3で決まってしまうんだぞ!?)」

超モリサキはもっていたボールをリンゴォへ渡す。

そして、右手の中指をくいくいっと動かしリンゴォを挑発する。

リンゴォ「準備はいいようだな…では、いくぞ!!」

超モリサキ「(俺の読みが正しければ…!あの声が正しければ!!
        俺の全身全霊よ!!答えてみせろ!!)」


〜PKについて〜
先に、JOKERが出た場合相手がJOKER以外で勝利確定です。
PKが得意なGKは【ダイヤ】、【ダイヤ以外の場合はマーク一致】でセービング判定に持ち越すことが出来ます。
(理屈上では 7/16 ≒ 約1/2 でセービング判定に)
普通のGKは【マーク一致】でセービング判定になります。
(4/16 ≒ 1/4の確率)

森崎は超モリサキ時にPK○付加、祐一は持っていません。

893 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:41:40 ID:???
翼くん、日本語おかしいですね(;´Д`)

訂正 →   PKでは実力が五分五分だとしても2/3で決まってしまうんだぞ


※ちなみに翼のこの発言ですが、現実的に考えてのお話です。
キーパーが【正面】を選択した所で、【右】か【左】に蹴られたらおしまいということが翼くんはいいたかったのです。


894 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/17(日) 23:49:50 ID:3WfBJhqI
〜PKルールその2〜
キッカーは地上シュートを発動可能です。
GKも必殺セービングが発動可能です。
(必殺セービングの中にはPK○が付いているようなセービングもあります)



リンゴォ「では行くぞ…森崎!!勝負だ!!」

超モリサキ「かかってきやがれ!!
       (全神経を集中させろ…!!リンゴォの呼吸、風の流れ、大地の脈動!!すべてを見極めろ!!)」

★シュート方向 → ! card
リンゴォ→シュート 60+! card ★
★覚醒判定 → ! card
セービング方向 → ! card
超モリサキ→がんばりセービング・改 59+! card ★

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※覚醒判定の札が赤、もしくはJOKERの場合…?
※森崎のカードのいずれかがJOKERの、Kの場合…?
※森崎のカードが【ダイヤ】、【ダイヤ以外の場合はマーク一致】でセービング判定に持ち越すことが出来ます。

895 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:01 ID:???
★シュート方向 →  スペードK
リンゴォ→シュート 60+ ダイヤQ


896 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:13 ID:???
★シュート方向 →  クラブ2
リンゴォ→シュート 60+ クラブ7

897 :森崎名無しさん:2012/06/17(日) 23:51:20 ID:???
★覚醒判定 →  スペード2
セービング方向 →  スペードK
超モリサキ→がんばりセービング・改 59+ スペード3

898 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:01:33 ID:TZ1pUmYo
>>★シュート方向 →  スペードK
>>リンゴォ→シュート 60+ ダイヤQ = 72★
>>★覚醒判定 →  スペード2
>>セービング方向 →  スペードK
>>超モリサキ→がんばりセービング・改 59+ スペード3 = 62★
→シュート方向とセービング方向が一致!セービング判定へ
≧1 リンゴォのシュートが決まった…!? (森崎、K引き)

リンゴォ「(この勝負、貰ったも当然だ。まずは軸足を右に向け…」
超モリサキ「(軸足をゴール左へ向けた?こっちに蹴るのか!?)」

リンゴォ「(そしてまずは素直にこのまま軸足の方向へ蹴る!
      防がれたら…時を戻し、逆へ蹴ればいい。それだけだ)」
超モリサキ「(このまま軸足の方へ蹴る…?)」

ドガガガガッ!!
バシュゥウウウウウ!!!

リンゴォの放ったシュートは日向の弾丸シュート以上の威力でゴールの左端へ向かっていく。
超モリサキはそのコースを読み切るが…

899 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:12:57 ID:TZ1pUmYo
超モリサキ「(くそ!!!コースが読みきった所で…【このシュートには届かない】!
        そう…ハッキリと分かる…くそ、くそ、くそぉ!!
        いくら頭を使っても…体を鍛えあげても…越えられない壁があるってのかよ…!!)」

超モリサキの目には、ゴールへ突き刺さるリンゴォのシュートがはっきりと予測できた。

超モリサキ…「超化」…。
一流のアスリートが垣間見るという「ZONE」「フロー」「無我の境地」などととよばれるその領域に入る事を指している。
この領域に入ることは決してたやすいものではなく、尚且つ「自らの意思で」入ることは、
超一流選手でさえ難しいであろう。
その「極限の集中」を耐えまぬがんばりで会得することができた森崎。

だが…だからこそ、その努力の限界を超えるこの現実に…彼は苦悩した。


超モリサキ「(どうすればいい…どうすれば…!?くそ…力が…力がほしい!!)」

900 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 00:15:02 ID:???
描写の途中ですが、明日早いので今日はこの辺りで…
大変申し訳ありません!!
明日、自分のできる限りの力で描写させてください!

お疲れ様でした〜

901 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:34:25 ID:TZ1pUmYo
思考をフル回転し、それでも尚限界を超えるほど頭を働かせる。

極限の域まで達した時…

先程聞いた謎の声の言葉を刹那に思い出す。

      【目覚めた】君になら出来るはずだ…
     己の肉体だけではない。風を、大地を、気配を…


超モリサキ「!!!」

その言葉の真意をハッキリと今…言葉ではなく…心で、体で理解した超モリサキは…

今、その内に秘めた努力の結晶を…【開花】させる!!


       キラキラバシュゥゥゥン!!

森崎「…これだぁ!!!!!」

翼「!?」
リンゴォ「!?」

902 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:39:23 ID:TZ1pUmYo
森崎は、迷いもせず…

ボールとは【反対方向】へ跳躍する。

それを見ていた翼は「何を血迷って!?」と思った。
もちろん、リンゴォもそうである。

リンゴォ「(期待していたより、大したことはなかったようだな…
      この勝負、俺の勝ちだ!!)」

リンゴォのシュートは【ゴール端ぎりぎり】をしっかり捉え…
森崎は反対方向へ飛ぶ。

誰が見てもこのシュートは止められない。

だが、森崎自身もそれを理解したから反対方向へ迷いなく飛んだのだ…

「自分が止める必要がない」ということを悟って!!

森崎「いけぇええええええええ!!!」

903 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:42:56 ID:TZ1pUmYo

              ガイイイイイイインンン!!!

翼「な、なにィ!?」
リンゴォ「な、なんだと!?」


森崎は反対方向へ飛んで…思いっきり【ゴールポストを蹴り飛ばした】のだ。

リンゴォのシュートは枠ギリギリを捉えていたため、ゴールポストが動いた分そのコースはずれ…


ガィィィイイイインン!!!

ポン…ポンポン…

シュートはゴールポストに阻まれ、森崎は見事【シュートを防いだ】のだ。



904 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:54:12 ID:TZ1pUmYo
森崎「リンゴォ…文句はないな…この決闘…俺の勝ちだ!!」

翼「も、森崎!?お前、今のは反則…」

森崎「いいや…それはリンゴォ、お前はこの結果に納得しているはずだ。
    お前のシュートを阻止したら勝ちって自分でいったよな。(>>891
    形はどうであれ…俺はお前のシュートを止めてみせたぜ(>>861)」

翼「だ、だが…リンゴォの能力で時を…」

リンゴォ「私の【負け】…
      いや…森崎、君の【勝利】だ。
      勝つためには目的を選ばず…だが、卑劣ではない純粋なその飽くなき勝利への飢え…
      そしてその結果たどり着いた【自分を捨てる】行為。
      例え何度やり直したとしても…今の俺では【開花した君】からゴールを奪えないだろう」

森崎「リンゴォ…」

リンゴォ「ようこそ…『男の世界』へ…」


※森崎の汗と技術と努力の塊が【開花】しました!!
 能力の詳細はまた後で…

905 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/18(月) 22:55:41 ID:???
翼の勝負はまた明日ということで!

今日はここで終わらせて頂きます。お疲れ様でした。

906 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/19(火) 23:42:07 ID:???
今日の更新はお休みさせて頂きます。

907 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 00:03:27 ID:???
乙です

908 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 19:54:54 ID:SdvF5a2A
目の前で森崎の「男」となった横顔を見ていて…

少し前までの翼だったら悔しがっていた…あるいは焦りからの妬みになっていたかもしれない。

だが…

翼「今度は俺の番だな、リンゴォ」
森崎「(うん…?なんだかこいつもいつもと雰囲気が違うな…)」

リンゴォ「さて、君のお仲間は辿りつけたようだが…
      …君は来ることができるかね?先ほどまで動くこと無く傍観していた君に」

翼は先程森崎が結果的に防いだボールを拾い…
そして、ギンッ!と鋭い眼光をリンゴォへ向け、言い放つ。

先ほどまでの自分との決別…そして、自分だけの道を切り開くために!!

翼「それを決めるのは…」

翼は迷いなくリンゴォへドリブルを仕掛けに行く。

翼「あなたじゃない!!」
リンゴォ「…Good!!」

909 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:01:59 ID:SdvF5a2A
★翼、覚醒なるか? →! card
翼→ドリブル 47+! card = ★
★リンゴォ→タックル 55+! card = ★

★と★に囲まれた間を先着2名様で引いて下さい。
MAX【翼】−MAX【リンゴォ】

≧2 翼、リンゴォを抜き去る!
=それ以外 リンゴォ、時を戻す

※翼のカードがダイヤでクリップジャンプ(+5)、ハートでヒールリフト(+4)、スペードで華麗なドリブル(+3)が発動します
※覚醒、ドリブル共にカードがダイヤ、JOKER、Kの場合強制勝利!能力覚醒!!
※覚醒のカードがハートの場合…?

910 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:05:09 ID:???
★翼、覚醒なるか? → スペードK
翼→ドリブル 47+ スペードJ = ★

911 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:06:17 ID:???
★リンゴォ→タックル 55+ ハートJ = ★

912 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 20:10:08 ID:???
決着完了!

913 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:17:22 ID:SdvF5a2A
★翼、覚醒なるか? → スペードK
翼→ドリブル 47+華麗なドリブル(+3)+ スペードJ = 61★
★リンゴォ→タックル 55+ ハートJ = 66★
MAX【翼】−MAX【リンゴォ】
=それ以外 リンゴォ、時を戻す…が、翼覚醒!

翼「…!!」

ダダッ!!

森崎「(翼は勝てない相手になんの策もなく突っ込むやつじゃない…!
    あいつ、どうやって勝つつもりだ!?)」
リンゴォ「(この目…いったい何をやらかしてくる!?)」

普段から意識しあっている森崎の翼へのイメージ。
草原の所から見ているリンゴォのイメージ。

今までの翼は確かに、「傍観者」「策士」だったかもしれない。
それは森崎と同様に【絶対なる勝利】の為に確かに必要不可欠なものではあるだろう。

だが、今の翼はそれらを全て捨てていた。

翼「…!!」

ダダダダダダッ!!!

914 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:25:36 ID:SdvF5a2A
森崎「(なんだ!?いつものテクニックを使ったドリブルじゃないのか!?
    強引に体格差を跳ね返すつもりか、日向のように!?
    だが、相手は大人…それもガタイの良さは半端じゃない!
    お前のそのスピードでも…無理だ、翼!!)」

森崎と同じ思考へリンゴォも辿り着く。
ならば、とリンゴォもそれに向かうべくおもいっきりチャージを仕掛けに行く。

リンゴォ「些か…無謀過ぎないかね?この勝負、俺の勝ちだ!!」

ダッ!!


翼とリンゴォが接触するか否か…その刹那の瞬間。
文字通り【覚醒】する。

翼「この瞬間をっ!待っていたんだ!!」

翼の両足が地面をダダッ!っと踏んだ瞬間…リンゴォの知覚を超えるスピードで横を振り切る。
まるでその背中に羽が生えたかのように…

リンゴォ「な、なんと!?」
森崎「な、なにィ!?」

915 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:37:54 ID:SdvF5a2A
翼の狙いは至って簡単だった。
「相手を超えるスピードで抜き去ればいい」。
至ってシンプルな、たったひとつの答えだった。

…だが、現実としてそれは不可能に近い。
なぜならば、人はおおよその予測を無意識のうちに立て目で追う。
時速何百kmという速度がでていても、人は新幹線や飛行機を目で追えないことはないはずだ。

…確かに、意識をしないで流していてみればそれらを見落とすことはあるかもしれない。
だが、サッカーの試合で…しかもエースクラスの選手を視界から追いやることは考えられるだろうか?
翼は逆に考えたのだ。それならば限界ギリギリまで引き付けてしまえばいい、と。

野球で投手が投げたボールを「消えた」と表現するバッターがいる。
それは「予想を上回る変化や速度」もあるだろうが、
「ギリギリまで視線を外すことのない動体視力」もその原因の一つとしてあるだろう。

「視野をギリギリまで引きつけそこからの最高加速で知覚をぶっちぎる」。

サッカーの天才、大空翼は…
それを理屈でも感覚でもなく…無意識でそれを今やり遂げたのだ。

916 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 20:48:23 ID:SdvF5a2A
自分の目の前から人が消えたように見えれば、
誰だってその行方を知らず知らずのうちに目で追ってしまう。

端から見ていた森崎は何事もないように目で追えたが(それでも翼の加速に驚きはしたが)、
当事者であるリンゴォはそれに困惑する。

リンゴォ「(なんだ、何をした!?これがやつのスタンド能力か!?
      姿形を隠す能力…?それとも私の認識能力を奪う能力か!?
      そ、そんな馬鹿な!?たった今自分のスタンドの能力を理解したというのか!?)」

そして困惑するリンゴォに対し、翼が取った行動は。

ポンポンとリンゴォの肩を後ろから叩き…

翼「6秒たってるはずだよ、リンゴォさん。俺の…勝ちだね」

ビク!とリンゴォは背中に冷たいものが走り…
手をあげ、降参の意を示す。

森崎「(つ、翼…!!まさか、その為にわざわざ…
    ドリブルで抜くのはもちろんのこと…
    『時を戻すタイミングを忘れさせるために』わざわざそんな派手な行動に出たってのか!?)」

リンゴォ「…負けたよ、大空翼。完敗だ…
      ようこそ、『男の世界』へ…」

翼「ようやく追いついたよ…森崎!」

※翼の才能と素質が【覚醒】しました!
 能力詳細はまた後ほど…

917 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 22:47:46 ID:SdvF5a2A
二人の決着が終わった頃には、夕日が山へ沈む頃合いだった。

リンゴォは「今から帰るのは危険だ」と言って、小屋へ一泊することを提案した。

森崎と翼にとっても野宿をするのは正直もうこりごりなこともあり、
その提案を受け入れることにした。

二人は早速水浴びをさせてもらい、(もちろん交互にだ)
二日間山や森をかけめぐって流れでた汗を流す。
その後、休んでいた時に良い匂いがしていた暖かいパンとシチューをご馳走になる。

お腹がいっぱいになった二人は今までの野営生活から解放されたせいか…
緊張の糸が解けたせいで急に眠たくなり、リンゴォの勧めるままに暖かいベッドにその身を委ねた。

リンゴォの「ゆっくり休みなさい…今この時だけは、戦いのことを忘れるといい」と言う言葉を聞いた後、
二人の意識はスゥ…と深い眠りについた。

918 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 22:53:55 ID:SdvF5a2A


……

………

遠くから自分の名を呼ぶような声が聞こえる。

森崎はぼんやりとした意識の中で、以前にも聞いたその声に耳を傾けていた。

謎の声「ようやく…辿り着いたようだな。俺の背中まで」

森崎「俺の…?」

謎の声「俺はお前。お前は俺。
     俺は…お前の中に眠っていた【お前の信じるお前】そのものだ」

森崎「言っている意味がよくわからん…」

謎の声「わからなくていい。わからなくても、もう俺はお前だし、お前は俺なんだ。
      さぁ…一緒につかみとろうぜ!」
森崎「ああ…俺の…いや、俺たちの努力が…信じていたものが正しいことを証明してみせる!」

919 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/20(水) 23:00:20 ID:SdvF5a2A
謎の声「感じるな…俺の事を?」

森崎「自分の事のように…手に取るようにわかるよ」

謎の声「なら、俺の名を改めて呼ぶといい…
     俺はいつでも…お前の傍に立っている(Stand by me)」


〜森崎のスタンド能力詳細〜
・任意発動の場合ガッツを300消費
※任意での発動条件は、超モリサキ状態で行動を起こした後に発動可能
・覚醒中はガッツ回復量が半分
・全行動に(+3)補正、マーク一致時さらに(+2)、怪我判定を無効化
・覚醒中、PK◎(PKの読みを外さない)、1対1◎(1対1の読みを外さない)付与
・さらに…?

森崎のスタンド名を決めてください。
まずは候補名を決めたいと思います。
【メール欄空白】で【5名様】まで受け付けます。

イマイチ思いつかねーな…という方は
★! tarot★
を引いてください。

920 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:02:14 ID:fqXVFJbo
杯A

921 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:02:47 ID:oWzIU3EE
金貨5

922 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:03:22 ID:rxYSNz0o
金貨9

923 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:07:59 ID:???
杯6

924 :森崎名無しさん:2012/06/20(水) 23:10:16 ID:???
杖ペイジ
大アルカナでないなー

925 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 00:32:54 ID:ucHIflEc
今のところ盃に金貨、杖って…少なすぎですねwww
あんまりタロット詳しくないのですが、ちょっとWikiで調べてきました。

★ 杯A ★ トランプのハートに相当し、四大元素の水を司る。
カップのエース  「カップの1」とも。喜び、満足。

★ 金貨5 ★ トランプのダイヤに相当し、四大元素の地を司る。
コインの5 物質的な面でのトラブル、貧困。

★ 金貨9 ★
コインの9 物質的な豊かさ、達成。

★ 杯6 ★
カップの6 過去を振り返る、幸福、楽しみ。

★ 杖ペイジ ★ トランプのクラブに相当し、四大元素の火を司る。
ワンドのペイジ  若い男性、忠実、外交使節、郵便。

このまま大アルカナでないのもなんだかなーと思うので。

☆正位置 → ! arcana☆
☆逆位置 → ! arcana☆
を先着2名様でお願いします。

出たカードで名前考えます。こういう名前良くない?とかありましたら気軽に言ってください。
あと、次は翼くんのスタンド名となりますので、そっちの方もなにか良い案がありましたらお願いします。

それでは、今日のところはお疲れ様でした。

926 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 00:35:27 ID:???
☆正位置 →  0愚者
乙でした

927 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 00:41:44 ID:???
☆逆位置 →  20審判

928 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 21:07:26 ID:???
☆正位置 →  0愚者 ☆
自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才。

☆逆位置 →  20審判 ☆
悔恨、行き詰まり、悪い報せ。

とりあえず無い頭を捻って名前を考えました。


A フール・オン・ザプラネット
B シンライン(紙一重)
C ドン・キホーテ
D ザ・フールズ
E その他

メール欄空白で、先に2票入った名前を決定とします。

929 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:08:09 ID:zKJPcl+k
A

930 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:09:53 ID:unm2qrsQ
B

931 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:19:29 ID:HA/Yeedo


932 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 21:30:39 ID:???
A フール・オン・ザプラネット

謎の声「名前は決まったようだな」

森崎「ああ…頭の中にこう…ぼぅっと浮かんできた」

謎の声「それでいい…それで。
     俺の暗示は「愚者」だ。まさに…お前にピッタリってやつだ。
     さて、そろそろ目覚めるとするか…相棒」




スゥゥゥゥ…

933 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 21:33:42 ID:ucHIflEc


……

………

翼「ここは…さっき見たところと…全く違うぞ?」

翼が夢の中で見た景色は先ほどまでの地の底のようなところではなく…
地平線の向こう側まで…
いや、厳密に言えば地平線がない崖のようなところに立っていた。

どんなに目を凝らしても先が見えない。
そんな場所に翼は立っていた。

謎の声「怖くなったか?大空翼」

翼「…!!」

謎の声「今からお前が羽ばたく世界は…この向こう側の先の先だ」

934 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 21:37:48 ID:ucHIflEc
謎の声「一度でも墜落したら這い上がるのは不可能だ。
     お前が挑む世界はこのくらい険しい」

翼「俺は…いつまで飛べばいいんだ?」

謎の声「その翼が力尽きるまで、だよ。終わりなんて無い」

翼「…」

謎の声「お前の心の声くらいわかるよ。それでも、お前は自分の限界まで飛んでいたいんだ。
     自分がどれだけ通用するのかを」

翼「…」

謎の声「なら、簡単な話だ。終わりが無いのは、まだ誰も終わりまでたどり着いていないからだ。
     お前が…この先に見える場所にたどり着けばいい。
     その覚悟があるのだろう」

翼「…。ああ!!」

謎の声「ならば、お前の翼…俺の名を呼ぶがいい!
     立ち向かう (stand up to)者よ!!」

935 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 21:43:38 ID:ucHIflEc
翼のスタンド名を考える参考にしますので、

☆正位置 → ! arcana☆
☆逆位置 → ! arcana☆

を先着2名様でお願いします。

また、翼のスタンド名で何かよいものがありましたらお気軽におっしゃってください。

〜翼のスタンド能力詳細〜
・発動方法
一定回数勝負で勝った場合発動 or 後半開始時ビハインドor負けている場合発動
・ボールを持っている時の行動に(+1)、さらに対戦相手の数だけ数値に+α
・スキル【俊足】状態になります
(マークを引き離すことが可能、フィールドの移動速度がアップ等)
・行動時に確率で発動する専用技の追加
・翼の行動でボールを奪取された場合、発動解除(反則含む)

936 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:44:51 ID:???
☆正位置 →  8力

937 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:44:53 ID:???
☆正位置 →  5法皇

938 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 21:48:18 ID:???
☆逆位置 →  12吊られた男

939 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 23:13:20 ID:ucHIflEc
☆正位置 →  8力 ☆
力量の大きさ、強固な意志、不撓不屈、理性、自制、実行力、知恵、勇気、冷静、持久戦。
☆逆位置 →  12吊られた男 ☆
徒労、痩せ我慢、投げやり、自暴自棄、欲望に負ける。

【翼】+力を感じられるようなものをとりあえず考えてみました。


A ウィング・マイ・ウェイ
B ワード・オン・ア・ウィング
C タイム・ハズ・ウィング
D セイバー・ウィング
E その他

メール欄空白で、先に2票入った名前を決定とします。


940 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:14:17 ID:unm2qrsQ
E 手羽先

941 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:15:03 ID:4QYZrEmQ
A

942 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:17:12 ID:pgFQ+Aic
E 手羽先
これって英語もしくはラテン語だとなんて呼称なんだろう?

943 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 23:27:41 ID:???
まさかの手羽先ちゃんにwww

ちょっと調べます、お待ちを…

944 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/21(木) 23:43:05 ID:ucHIflEc
「wing」、「wing-tip」らしいですね。
採用するなら【ウィングチップ】でしょうけど…

E ウィングチップ

を追加して、もう一度…



A ウィング・マイ・ウェイ
B ワード・オン・ア・ウィング
C タイム・ハズ・ウィング
D セイバー・ウィング
E ウィングチップ
F その他

メール欄空白で、先に2票入った名前を決定とします。

945 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:45:22 ID:HA/Yeedo


946 :森崎名無しさん:2012/06/21(木) 23:57:06 ID:pgFQ+Aic
E

947 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 00:50:08 ID:???
翼くんのスタンド名も決まった所で更新!
…といいたいところですが、日曜日まで決行予定がキツキツです。
更新ペースは遅くなりますと思いますが、よろしくお願いします。

あと、このスレも残り少なくなって来ましたので、
ついでにスレタイの募集もしたいと思います。
次スレではいよいよ県大会決勝、帝国学園との対決!の予定です。

【】もうひとつの物語5【】

それでは、参加者の皆様お疲れ様でした。

948 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 21:56:09 ID:vSkHcH3I
E ウィングチップ

謎の声「おいおい…そんな名前で大丈夫か?」

翼「今の自分の程度などたかが知れている…!
  だが、だからといって負けはせん!」

謎の声「覚悟が決まってるなら問題ないか…
     よし…まずは日本の中学サッカーで暴れようぜ…俺!!」




スゥゥゥゥ…


949 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:00:20 ID:vSkHcH3I
チュンチュンチュンチュン…

森崎「うん…もう朝…って、あれ?
    お、おい!?翼、起きろってば!」

翼「う…うーん…もうちょっとだけ…」

森崎「何甘えたこといってやがる!さっさと起きろ!!恥ずかしいだろ!!!」

翼「う…うん?」

眠気まなこをこすりながら目を開けると、リンゴォの小屋ではなく…

クスクスクス…

翼「…あれ?」

掃除のおば…お姉さん「まったく、坊や達…いったいどこから忍び込んできたのやら…クスクスクス…
               でも、感心しないわよ。あなたたち未成年でしょ。
               いくら同性愛が認められる世の中になっていったからって…
               もうちょっとくらい我慢できなかったのかしら?」

森崎「ち…違います!!!」

950 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:05:19 ID:vSkHcH3I
翼「森崎…ここどこ?」

状況が把握できない翼に、森崎は顔を真っ赤にしながら言い放つ。

森崎「な、なんでかしらないけど…!!
    このピンク色に染まった部屋!!
    変な形をしたベッド!!
    お前、これらを見て正常でいられるかぁぁぁ!!!
    お、俺は先に出るからな!!くそぉぉぉおおおお!!!」

ダダダダッっとすごい勢いで出ていく森崎。

言われて初めて周りを見回して…
事の重大さにやっと気がつく翼。

翼「…ここって?」

お姉さん「ラ○ホテルよ…それも、男同士の方専用の…」

ベッドの脇に置いてあるライターを見てみると、そこには
「男の世界」とこのホテルの名前だろうか…そんなライターがあった。

翼「狐にでも馬鹿にされたかな…すいません、ここの住所って?」

お姉さん「やだわぁ、坊やたち家出?ここはS県S市○○のはずれよぉ」

翼「(中山が案内してくれた所と近いな…あながち、あの夢の様な出来事は夢じゃない…か)」

951 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:08:52 ID:vSkHcH3I
お姉さんに例を言って、外へでる翼。

外に出ると、森崎が少し離れた所で待っていた。

翼「あんな顔して出ていったからもうとっくに帰ったと思ってたぞ」

森崎「べ…別にお前を待っていたわけじゃねーよ!!
   タクシー使えば、割り勘できるからだよ!」

翼「(ツンデレかよ…)まぁいいや。確かにこの時間じゃタクシーで南葛中に向かったほうがよさそうだ」

そうして、車通りが多いところへ出る二人。
タクシーを止めようとする間、森崎はボソッ…と呟いた。

森崎「なぁ…あれって…夢だったのかな…」

翼「夢…だろ」

森崎「…そうだよな」

翼「俺達の…夢、だろ。頂点に立つって夢は」

森崎「…ケッ」

952 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:17:00 ID:vSkHcH3I
森崎と翼が南葛中に着いたのは午前9時を回ったところだった。

二人が部室へ向かうと滝や来生、山森やあゆみにみなとたちが監督が来るまで談話をしていた
たった二日程度離れていたくらいなのにもかかわらず、懐かしい顔ぶれのように思えてきた。
それは彼らも例外ではなく、特に女子マネの早苗と久美は翼のことを心配していたようだ。

山森「キャプテン!翼さん!!どこへ行ってたんですか!?」
早苗「そうよ翼くん!病院に行ってるのかと思ったらそういうわけでもなかったみたいだし…
    心配したんだから!」
久美「翼先輩!怪我は大丈夫ですか?」
翼「ああ…そういえば、いつのまにか怪我が治ってるな…全然痛くもなんともないよ。ホラ…」

森崎「け…翼の心配ばっかりかよ…」
あゆみ「そ、そんなことないですよキャプテン!!」
みなと「なんだか…二人共雰囲気が前と違う…」
中里(♀)「森崎殿。以前と気配がぜんぜん違うでござるな。男として一皮むけたでござるか?(ウリウリ」

森崎「(あれ…中里…だよな?あれ、こんなに可愛い子だったっけ…?うーん…)」

そんな会話をしていると、ガラガラガラっと監督が入ってくる。
森崎はすかさず「監督に注目!」とキャプテンらしく号令をかける。

953 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:20:37 ID:vSkHcH3I
古尾谷「翼に森崎…お前たちがこの二日間どこに行っていたのかはわからんが…
     とりあえず無事で何よりだ。
     だが、ご家族は気が気でなかったんだぞ。連絡ぐらいはいれておけ、な」

翼「はい」
森崎「すいませんでした」

古尾谷「…コホン。とりあえず【祐一以外】は皆いるようだな。
     それでは早速今日の試合について話そう」

翼「祐一?あれ、祐一は?」

古尾谷「雷門中の皆さんと時間ギリギリまで特訓するようだ。
     今朝も連絡があったがどうやら順調のようだな。
     あと滝に中里。お前たちに「ヨロシク」と言伝を頼まれていたんだが…」

滝「あ、はい。なんとなくわかりました…」
中里「(すっかり忘れかけていたで御座るな…あとで調べることにするでござるか)」

古尾谷「さて…じゃあ学、手伝ってくれ!!」

954 :もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/06/22(金) 22:36:55 ID:???
…っと、試合前の作戦会議に入る予定だったのですが…

帝国のフォーメーション「F-デスゾーン」で3-5-2なのは覚えてるんですが…
誰がどの位置だったかちょっと把握できていなかったり(汗
というわけで今日はこの辺で…

誰か覚えていらっしゃる方がいましたら教えて下さいまし。
それではお疲れ様でした。

引き続き、スレタイも募集しています。

955 :森崎名無しさん:2012/06/23(土) 21:52:22 ID:???
【表と裏の】もうひとつの物語5【最強】

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