キャプテン森崎 Vol. II ~Super Morisaki!~
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【ヤベッチュ外伝も】Another-CⅡ_4【超よろしく】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:38:17 ID:CDkNFWHk
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry
2 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:39:04 ID:???
このスレはガラスの貴公子こと三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きる物語です。
キャプ森本編とは、フランス国際で全日本Jrが優勝し、森崎と翼がブラジルに旅立った展開まで基本共通。
ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの判定結果によって変化しながら進行します。
※ この物語の半分はスレ主の偏見で出来ております。
※ この物語はキャプテン森崎のアナザーストーリーですが、パラレルワールドかも知れません。
※ ストーリーはキャプテン翼5~覇者の称号カンピオーネ~を参考に、オリジナルで展開します。
※ この世界にはWユースという大会は存在しません、御注意ください。
※ 各キャラクターのイメージが変わる事を望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※ 各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※ 同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※ 風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※ サッカー以外の要素は予定されておりませんでした。(過去形)
3 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:40:46 ID:???
【あらすじ】
ガラスの天才、三杉淳…彼は伝説のコーチ・ジョアンの導きで心臓病を完治させ、イタリアへと渡っていた。
似た境遇、訳有りな境遇の仲間達と共に二年間の修練を経て、公式のカップ戦に出場、優勝を遂げる。
激闘の中で三杉は自らの夢・目標を明確に見出し、またその通過点としてフィオとのトップ契約も勝ち取った。
しかし絶頂はそこまでであった。 戦術の師でもある監督が病床に臥せ、技術の師・ジョアンもチームを去り…
果てにフィオレンティーナというチーム自体が経営難により消滅してしまったのである。
その後、フィオレンティーナは、フロレンティア・ヴィオラと名を変えセリエC2からの再出発となった。
イタリア(U19)で頂点を掴んだとは言え、今の三杉達はたかだかプロ4部チームの選手に過ぎない…
改めてWトーナメントの出場資格を得るにはFIFAのお墨付きが必要であり、当然実力証明を求められる。
しかしその為にトレイゼが用意していた遠征試合の相手チーム…バルサ、マンU、ハンブルガーらからは
軒並み黙殺されるという八方塞がりに追い込まれていた。
そんな三杉にとって思わぬチャンスが訪れようとしていた。 ローマのフィッツウォルタからもたらされた
手紙によると、旧師ジョアンはブラジル・サンパウロFCとの試合を実現すべく手を打っていてくれたのだ。
ブラジルの強豪と互角以上の結果を残せば欧州の強豪だって無視は出来ない。
つまりフロレンティア・ヴィオラがWトーナメントへ出場する為の足がかりとなる重要な試合となる。
…物語はいま大きく動き出そうとしていた。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1336747926/l50
【それ以前の過去ログや攻略の指針など】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/80.html
【関連スレの過去ログ】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/64.html
4 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:41:54 ID:???
【主な登場人物】
~フロレンティア・ヴィオラの選手達~
☆三杉 淳
本編の主人公で現在はフロレンティア・ヴィオラに所属、トップのリザーブチームで中心選手を担っている。
プリマヴェーラでの激闘を経て、日本サッカーの未来を切り拓く道を歩む黄金の精神に目覚めた。
その後カンピオーネ戦にて力不足を痛感、その夢の途方も無さに一旦は心折られてしまう…。
しかし一度輝いた魂は砕け散る事は無く、再び夢に向けて歩き出そうとしている。
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 65 605 3/2
覚醒P:10 貴公子P:99 最大ガッツ:890
ドリブル技[5、3、2、-/芸術的、華麗な、やや華麗な]
パス技[3、3、-、-/バックスピン×2]
シュート技[UKボレー/+4、1/2でDF-2付与、消費150][ドライブシュート/+6吹飛4、消費200]
浮き球(攻)[ハイパーオーバーヘッド/高シュ+4、消費250、OHポスト/高パス+2、消費80]
タックル技[3、2、-、-/クリップ、ディレイド]
パスカット技[2、-、-、-/スプリット]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
スキル[地上ポストプレイ+1][頭脳的なドリブルLV1(ドリブル勝利時1/2で次行動+1)]
[レジスタLV1/特定条件で味方に+補正)]、[異能生存体/怪我無効、偶発的な死を回避]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]、[逆境に強い/ピンチの際、判定で炎の三杉モードになる]
作戦[ファストブレイク/ボールを奪われるまで全選手の行動+2、1試合中1回のみ]
[オフサイドトラップ/三杉の位置により、バイタルエリアへの縦パスを牽制、特定条件で防止判定が発生]
低シュートフラグE、トラップフラグJ、特殊フラグ
5 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:43:51 ID:???
☆シンプラサート・ブンナーク (LV40)
鋼鉄の肉体と豆腐メンタルを併せ持つムエタイサッカー選手…何を言っているか分からないと思うが(ry
自陣だろうが敵陣だろうが、ゴール前に立たせれば敵チームにとって脅威と成り得る存在。
敵として三杉と闘いたいと思う日もあったが、結局は今も共に歩む道を進んでいる。
絶対的なゴールゲッターとして君臨するという当初の目標が既に達成されつつある怪物。
ドリブル技[3、3、2、、-/ムエタイアタック(吹飛2)、ごういん(吹飛4)×2]
パス技[F、-、-、-/アトミック(吹飛4)]
シュート技[アトミックショット/+6吹飛3、消費200]
浮き球(攻)[ブンナークキャノン/高シュ+4吹飛2、消費220][ハイパワーポスト/高パス+2、消費100]
タックル技[3、3、-、-/ムエタイディフェンス(吹飛2)×2]
ブロック技[4、-、-、-/サンド(消費150)]
Secret[ブンナークキャリバー/高シュ+6吹飛2、消費270]※味方が必殺シュートを3連続で止められると使用可
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
特殊シュートフラグ、パスフラグA
☆新田 瞬 (LV39)
世界に通じるFWを目指し、今日も羽ばたくフィレンツェの隼。
ジョアンからボールタッチ技術を学び、かつて俊足だけしか武器を持っていなかった頃とは大変身を遂げた。
シャドウストライカーとしては完成に近付き、今度は原初の夢でもあるストライカーへ夢を馳せる。
成長の階段を3段跳び…いや滑空ののち急上昇してゆく彼を誰も止められない。
ドリブル技[4、4、-、-/芸術的、高速(発展フラグF)]
シュート技[隼シュート/+4、消費150][ファルコンクロウ/+7、消費220]
浮き球(攻)[隼ボレー/低シュ+2、消費200]※1/2でNRV隼シュートに特別変化
[ノートラップランニングボレー隼シュート/低シュ+4、消費250]※敵クリアを条件でキャンセル
タックル技[2、2、-、-/隼×2]
1対1シュート[時間差ファルコン/近シュ+6]消費200
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]、[????/????]
パスカットフラグD、シュートフラグB(覚醒率上昇中)、特殊シュートフラグ、特殊フラグ
6 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:44:55 ID:???
☆ジャン=マリー・ラムカーネ (LV??)
人智を超える反射神経、瞬発力を持つGK。前半はほぼ無敵だが、スタミナ不足(建前)で後半は無力。
実はベルギーの反政府組織により戦闘マシーンとして育て上げられた過去を持ち、頭の中にはZEROシステム
という未来予測システムを植え付けられている。 しかし漆黒の意志を求めるデヤンとの対決、更には砂漠の
心を聴くオワイランの存在などが、ラムカーネのメンタルに少しずつ変化を与えようとしていた。
セービング技[シャドーシールド/キャッチ+10、消費300]
スキル[ZEROシステム/前半全行動+5だが…]、[1対1補正+3]、[ガッツペナ軽減Lv0/????]
フラグA[???]
ZEROシステム(前半の行動回数で分岐)
※0回:前半+5、後半10分まで±0、20分まで-3、30分まで-5、ラストまで-7
※1回:前半+5、後半5分まで±0、15分まで-3、30分まで-5、ラストまで-10
※2回:前半+5、後半5分まで-! dice/2、20分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10
※3回:前半+5、後半5分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10
☆アルフレッド・ミュラー (LV37)
元アメフト選手で紳士的な少年。体格は決して恵まれていないが、判断力に優れた柔のDF。
チェスをアイデアにした技を幾つか発案、他人の協力で補正を得るダニッシュ・ギャンビット等が得意。
また最近はフィードの精確性が彼の活躍の場を広げつつある。
アメフト時代に勝つ事を諦める程の敵がいたらしく、その時の逃避を引きずっているらしい。
パス技[パンツァーフィード/長パス+2吹飛4、消費80]
浮き球(守)[キャスリング/高クリア+2、消費100]※Kで敵のバランスを崩す(敵行動-2付与)
[ダニッシュギャンビット/クリア+2~4、消費100~150]※味方クリア人数で変化
ブロック技「4、-、-、-/ラインズスピリッツ(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
7 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:47:53 ID:???
☆マルコ・オジオ (LV38)
小柄な選手で身体能力は大きく劣るが、分析力が高くボールコントロールや目も優れたMF。
ローマの10番であるフィッツウォルタをライバル視していたが、彼との対決を機に才能の一部が開花した。
プレイスタイルはほぼ定まったが、守備が軽い事が今後の課題になりそう。
ACミランのトップチームで活躍するヨハン・ニスケンスに、判断が見事だと注目された。
ドリブル技[3、-、-、-/ジャグリングターン]
パス技[4、4、4、-/センチメートル(消費100)×3]
カット技[1、-、-、-/鋭い]
タックル技[5、1、、-、-/頭脳的、鋭い]
スキル[地上ポストプレイ+1][マーク+1][深視力/クリアボール後の競り合い+2]
[解析LV2/後半全能力+1、カードがJ以上で相手の必殺技無効(同等の補正が付与)]
[データサッカーキャンセラー/データサッカーによるペナを無効化]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]
タックルフラグA、ドリブルフラグB、特殊フラグ、フラグZ
☆イヴァン・スペルマン (LV38)
サッカーの技術は未熟だが、身体能力に高い素養を持つDF。
以前イタリアのクラブチームに所属していたが、解雇されてチンピラ紛いの事をしていた経歴を持つ。
そのクラブチームに所属する以前…母国での彼を知る者は、今のところチーム内に誰も居ない。
シーザーによると、どうやら正しい身体の使い方を知っているらしい。
以前にやっていた他のスポーツが影響しているとのことだが…?
タックル技[-、-、-、3/チンピラ殺法(クラブ発動、吹飛3、敵もクラブで反則確定)]
浮き球(守)[アンカークラッシュ/低クリ+2、消費80]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
8 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:50:17 ID:???
☆ヴェネチアーノ・レントゥルス (LV38)
幼い頃にオーストリアの貴族のもとに雑用係として売られた経歴をもつ。
姓は違うがダラピッコラとは血の繋がった兄弟であり、息の合ったパスワークを展開できる。
北イタリア男子のヘタレっぷりを象徴するかのようなヘタレ。 でも何故かいい感じの活躍をしちゃう。
ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要ダラピッコラ]
タックル技[2、2、-、-/シッポ・ディ・ベニス×2]
パスカット技[2、-、-、-/ホワイトフラッグ]
マーク技[チャオ・ベッラ/+2、消費100]
スキル[マーク+1][ヘタレーダー/フォロー率アップ、無意識に守備の死活点を押さえている]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]
☆ロマーノ・ダラピッコラ (LV37)
幼い頃にスペインのマフィアの元に売られた経歴を持つレントゥルスの実兄。
タックル能力がチームで1,2位を争い、しかもまだ伸び代を残す逸材。
さらに他の分野でも才能の種が撒かれており、全て回収されたらレクイエムが発動しそう。
あとダラピの作るパスタ料理は父親譲りで絶品らしい。
ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要レントゥルス]
タックル技[3、2、-、-/セックス・ピストルズ(吹飛4)、エアロ・スミス]
パスカット技[2、-、-、-/パープル・ヘイズ]
スキル[タックル+2]、[ガッツペナ軽減Lv0/????]
ブロックフラグA、タックルフラグB、パスフラグD
9 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:59:42 ID:???
☆ミハエル・ドノヴァン (LV39)
元ユーベのドリブラー&ゲームメイカーで実はジョアンの弟子でもあった。 プリマヴェーラ大会に
元々負担の大きかった膝のダメージが爆発…リタイヤとなり、大会での決勝トーナメント1回戦敗退
の戦犯にされてユヴェントスから解雇宣告を受ける事となった。 失意のリハビリ生活のなかBJの
計らいで三杉と再会、その熱意ある勧誘によりヴィオラへと入団する。
ガリンシャと同じドリブルは失われ、ボールを蹴る技術、感覚に後遺症を残したが、シーザーに薦め
られた新たな練習法によって以前とは違った新たな境地を開こうとしている。
ドリブル技[2、2、-、-/ローズダンサー×2]
トラップ技[ローズトラップ/+2、消費80]
タックル技[2、2、-、-/ローズスティール×2]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
ワンツーフラグ(with三杉)
☆マーク・オワイラン (LV36)
フィオレンティーナに入団を希望してフィレンツェに訪れてい少年。 実力はプリマヴェーラ内で並、
クラブチームに所属した経験も無いらしい。 しかしセンスもやる気も十分なのは間違いない。
この度、入団した事がフロントからの発表で明らかになった。 色々と謎なところの多いメンバー。
ドリブル技[2、2、-、-/未完成前転フェイント]
1対1シュート[アラビアンナイト/近シュ+5、消費160]
タックル技[4、2、2、-/クロスクラッシャー、ショーテル×2]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
ブロック技[4、4、-、-/ハイボレー(消費100)、ダイビング(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
各種フラグ(詳細は秘密)
10 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:00:51 ID:???
~ライバル達~
[サンパウロ]
☆大空 翼
日本が生んだ世界に誇るサッカー小僧…という形で宣伝されている期待の星。
ブラジルにて環境に恵まれたか、キャプ森本編の同時期と比べてやさぐれ度は低く…
むしろバンビーノに名キャプテンと思わせる程に安定している。
☆チェザーレ・ストラット
バンビーノに引退寸前の大怪我を負わせて責任も取らず、当時付き合ってた女を一方的に捨て、
逃げに逃げた果てのブラジル・サンパウロにおいてサッカーに縋っている少年。
しかしブラジルに訪問してきたバンビーノと実力を見せ合い、憎しみや後悔を空へ融かす事が出来た。
ちなみにシュート力に関しては他の追随を許さぬ程度の能力を持つ。
☆石崎 了
小学生時代からの翼の親友兼チームメイト。 現在は日本サッカー協会の奨めでサンパウロに留学中。
当然ながら彼の実力に依るものでなく、メンタルに不安のあった翼への鎮静剤として送り込まれたのが実情。
ただし彼自身の翼への友情は本物であり、またひたむきさがチーム内に受け入れられつつある。
☆ジョゼ・ロドリゴ・タハマタ(ペペ)
サンパウロのシャドーストライカー。 ブラジル人特有の柔らかい足首とアウトサイドを利用した
南米式のドリブルを得意とする他、ダイレクトシュートも侮れない威力を持つ。
病みかけの頃の翼に対しても積極的に交流を図った所から、間違いなく気の好い少年と思われる。
11 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:02:08 ID:???
☆エセキエル・バビントン
巧みなドリブルと正確なパスが武器のMF。 長髪色白なイケメンで女性の視線を惹き付ける。
ただし直接的な交際は持たずにラッキースケベ的な状況を好む…その理由は不明。
☆マウリシオ・セザール・レイス・ペレイラ
年齢は一つ下だが、それを感じさせない伏兵テクニシャン。 特に独特なフォームで放たれるシュートは
ほとんど回転せず、GKの手前でぶれる厄介な代物。 二重人格が疑われる程のツンデレでもある。
☆ワグネル・ソアレス・アマラウ
にっくきコンドルクリア。
「フン! くだらんなあ~~ 一対一の決闘なんてなあ~~~~っ。
このアマラウの目的はあくまでもコンドルクリア! あくまでも究極クリア生物になること!!
ツバサのようなファンタジスタになるつもりもなければ、ロマンチストでもない……
どんな手をつかおうが……最終的に…ヘディングに勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」
☆マグノ・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ(ドトール)
ゆるしがたきコブラタックル。
「私は常に『心の平穏』を願って生きてる人間。
『勝ち負け』にこだわったり、頭をかかえるような『ドリブル』とか、夜も眠れなくなる『シュート』を
撃たせない…というのが私のサッカーに対する姿勢であり、それが自分の幸福だという事を知っている…
もっとも、撃たせたとしても私は負けんがね。」
☆レナート
御利益のある有り難~いキリストのレプリカ石像。 ポストよりはマシ(ストラット談)
12 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:03:14 ID:???
[ハンブルガーSV]
☆テオドール〝ハンス=ヨセフ〟カペロマン
聖人ヨハネ、更にはヤコブの子に因んだ洗礼名を与えられた少年。しかし口癖は「この世界に神はいない」
かつてはアメフトの天才テールバックだったとの噂がある。
☆二ールス・アンドレアス・メッツァ
名前の特徴の通り、デンマークとの国境に近い街で生まれ育った少年。合言葉は「狙い撃つ」
かつてはアメフトの天才クォーターバック件キッカーだったとの噂がある
[カンピオーネ]
☆アルシオン
ジョアンを信じる事をやめ、取り巻く世界に絶望した最強プレイヤー…真の才能はシュートではないらしい。
キックコントロールに乱れが生じているらしく、全力のシュートが枠を外してしまう程。
宇佐美蓮子に「サッカーを楽しんでいるか」と問われ、動揺する姿を晒した。
☆ナムリスさん
ヒドラ(笑)
☆トーマス・ヘルマー
死ぬぜぇ…オレの姿を見た奴はみんな死んじまうぞぉ…?
ドイツ軍 特殊機密機関のエージェントだったかも知れない。
13 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:05:33 ID:???
~登場するかもな選手~
☆アルミ箔の両腕
マモノさんが召喚するかも知れない異次元生物。 又の名を仮面の忍者ブル影と云う。
☆リュストゥ・ヤベッチュ
トルコNo.1GK…と書くと凄いのかどうか判らなくなるが、かなりの実力者。
現在はニートだが、持ち前の明るい脱力感で草サッカーに参加しようとしている。
☆マルコ・チェリーブロッサム・ピーチ・チャイルド
元イタリアJrユース代表MF。 あだ名はチビマルコ。
☆ブルー・スプリング・スクールの方々
カワムラ…オレの好物はうな茶(うなぎ茶漬け)だ。
☆AK(アトベキングダム)の方々
オレ様のビキニ良いな。
14 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:06:46 ID:???
~ライバル選手以外の人物~
☆シュワーボ・アンザーニ
フィオレンティーナの〝元〟監督で名伯楽。 選手たちの心の支えとなるほど信頼されていた。
しかし心臓疾患由来の脳梗塞で緊急搬送され、監督としてはリタイアを余儀なくされた。
現在、意識は取り戻したが未だ半昏睡状態。
☆シーザー・ツェペリ
本名カエサル・ツェペリ。
以前、三杉に〝スーパーストライカー〟ジャイロの逸話を聞かせたオッサンで、ヴィオラの新コーチ。
かつて存在した法治国家・ネアポリス王国で法務官を担っていた一族と同性を名乗っている。
現在はアフレコ中という専らの噂。
☆アーバックル
ヴィオラの誇る So Cute 新監督……兼ミハエルの飼い猫。
☆ロベルト・本郷・ジ・アンドラーデ(トスタン)
白いペレと称賛された、かつてのブラジル代表10番。 サッカーを失ったショックより一時期は
露出狂にまで堕ちたが、現在はサンパウロ・ジュニオールの監督として社会復帰を果たしている。
フロレンティア・ヴィオラとの試合を決め、現在手続きに追われている。
15 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:08:05 ID:???
☆青葉 弥生
何故だかこのスレのお色気担当。 エッチなのはいけないと思いますがヒロインなら仕方ない。
試合の前にアドバイスをくれたり、覚醒P使用タイムの時に現れる。
☆宇佐美 蓮子
カンピオーネのマネージャー。 姿を消したマエリベリー・ハーンを捜し求めている。
星を見ただけで今の時間が判り、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力を持つ。
アルシオンと少しだけ語り合う時間を持ち、その時にピクシーというあだ名を付けた。
☆マエリベリー・ハーン
フロレンティア・ヴィオラのマネージャー。
☆マスター・アンパイア
ちょっと危険な香りのする弊スレの主審。 拳法の達人の雰囲気を垣間見せる。
☆隣の人
フィオレンティーナの熱烈なサポーター。 観る目は鈍いがヴィオラのどんな試合にも駆けつける(?)
16 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:09:35 ID:???
【相互関係の一部】 ※気が向いたら増えます
三杉 →(婚約)← 弥生
三杉 →(次はライバルとして)← 中山、バンビーノ
三杉 →(悪い人じゃないけど面倒臭い)→ 片桐
三杉 →(説教)→ ブンナーク
イスラス →(殺す!)→ ジェンティーレ
イスラス、ディッテンベルガ →(自らの手で倒したい)→ カンピオーネ
クスタ →(絶望から戻って来ると信じている)→ ジョアン
カステッリーニ →(殺す!)→ ダラピッコラ
中山 →(YMS!)→ 三杉
ジェンティーレ →(妬ましい!)→ 中山
岬 →(排除対象)→ 三杉
フィッツウォルタ →(好敵視、期待)→ 三杉
カルバリョ →(口説く)→ 蓮子
蓮子 →(スルー)→ カルバリョ
バンビーノ →(名将)→ ロベルト
バンビーノ →(名主将)→ 翼
シーザー → (闘う馬鹿) → 三杉&ヴィオラ
クラウディア →(兄さんナウ!)→ バンビーノ
ピエトロ →(惚れてる)→ クラウディア
17 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:10:52 ID:???
【ルールについて】
キャプ森本編と違う部分がありますのでひととおり御確認下さい。あと今回はかなり変更・追記があります。
書いてない部分については本スレと共通と思ってください。バランス調整の為に急なルール変更や
必殺技能力の変更の可能性があります。ゲームの面白さを損なわぬ為どうか御了承下さい。
<貴公子ポイント>
三杉の人望というか人気というかカリスマというか…彼が貴公子的な行動を取ると上昇する数値。
20ポイント貯まると覚醒ポイントが1上昇するシステム。
<三杉の成長(練習編)>
9項目の能力から3項目を選んで2D6を振り、規定値以上であれば能力1上昇。 規定値は以下
〝上がり易い、やや上がり易い、普通、やや上がり難い、上がり難い、上がらない〟の6段階に区別。
練習に失敗しても、上がらなかった項目の合計値の1/2(端数切り捨て)は次回該練習に加算。
この練習は一ヶ月に2セット行われる。
<三杉の成長(覚醒編)>
TSUBASA DUNKさんのシステムをお借りした覚醒ポイント制を採っています。
JOKER、6ゾロ、K、或いは貴公子ポイントによって覚醒ポイントが貯まり、そのポイントを使用する
事で任意の能力を上げる事が可能。 JOKERが+5、6ゾロが+3、K(≧2勝利)で+3、K(≦1)で+1。
必要ポイント数は前項の6段階の上昇率によって変わる。 まだバランス調整が必要と考えている項目。
易:1P、やや易:2P、普通:3P、やや難:6P、難:8P、無:12P
18 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:12:03 ID:???
<三杉以外の成長(練習編)>
2D6を振り、レベルに応じた規定値まで積算させる事でLVが1アップ(全能力1上昇)。
ただし物語の進行を律速としたLV及び能力値限界が設定されている。
こちらの練習は一ヶ月に1セットのみ。
<三杉以外の成長(覚醒編~能力値上昇~)>
勝負判定判定のカードKを出し、攻撃側は≧2以上の勝利、守備側は最低でもこぼれ球に出来た場合、
その行動に応じた能力値が1上昇。 JOKERの場合は完全敗北しなけれLVが1上がり、全能力について
1ずつ上昇します。 ただし物語の進行を律速としたLV限界、及び能力値限界が設定されており、
それ以上には成長できない。 こちらは第三部から経験値取得にしたいです。
<三杉以外の成長(覚醒編~新技取得~)>
勝負判定の2D6で6ゾロを出す度、その行動に応じた必殺技のフラグを獲得。 もう一度同じ行動で
6ゾロを出すと、フラグを回収しスキルや必殺技を習得。 JOKERが出た場合は一発でその行動に応じた
スキルや必殺技を習得。 これらは行動の成否に関わらないが、覚醒数が各選手毎の規定数を超えた
時点でフラグも技も得られなくなる。
19 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:13:14 ID:???
<マーク(守備コマンド)について>
マークについては、タックルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
時間稼ぎを目的とし、0以上で成功、-1以下では振り切られて敗北となる。 成功した場合、攻撃側の
次回行動はバックパスか強引突破かの2択を迫られ、バックパスなら-1、強引突破なら該敗北数値差分
のペナルティを受ける事になる。 また時間を稼いだ事で味方が布陣を整えられ、敵の速攻作戦を強制
終了させる副次的効果が得られる事もある。
<マーク(設定)について>
要注意選手に対してマーク選手を付ける事を意味。 マークする選手は対象に対し+1補正を得るが、
その他の選手に対し-1補正を受ける(ただしタックル・パスカットに限る)。
<ポストプレイについて>
ヘッドで落とす空中ポスト。 能力については前者が[(競り合い+パス)/2]を使用する。
<キープについて>
前線でボールをキープして味方のマークを減らしたり、パスの隙を窺うコマンド。
ドリブルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
0以上で成功、-1以下ではボールを奪われて敗北となる。 成功した場合、守備側は次回行動時に
おいて該敗北数値差分のペナルティ+判定によって更に不利な状況を強いられる事になる。
<スルーについて>
スキル[スルー+…]を有する選手のみ可能な特殊コマンドで、能力値はトラップを使用する。
成功した場合、判定によって相手に不利な状況を強いる場合がある。
20 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:14:15 ID:???
<クリア(フィード)について>
ゴール前で守備側がチェックされた際に選択可能な、中盤での競り合いに誘導する奪われない為の行動。
カットに行く選手は通常のカット能力に対して距離に応じたペナを強いられるが、基本的には落下地点
での競り合いに…。 フィード技のある選手はパスとして狙いをつける事が可能。
<サイドアタックについて>
サイドライン際ギリギリのドリブルについて通常+1の補正を与える。
ただしライン際でボールを受ける、或いは敵のチェック前にライン際へボールを運ぶ必要あり。
またSB、SH、WBあるいはWGの一部の選手はこの補正を無効化する事がある。
ちなみにサイドを最終ラインまで抉りきったマイナスクロスは、シューターに+1補正を与える。
一部の選手には+3補正だったり、対象がドリブルに限らなかったりする。
<オーバーラップについて>
SB(サイドバック)、リベロ、ボランチより下ラインの選手が前線に上がる場合、オーバーラップとして
ボランチならば30、DFならば60のガッツ消費をする。 逆に前線のFW達が、自ゴール付近まで
下がる場合にも同様のガッツ消費が起こる。
<ワンツーリターンについて>
2人のカードのマークが一致で両者に+2の補正、例外としてクラブ一致は-2ペナ。
カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。
また相互補正による恩恵を受ける。
21 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:15:21 ID:???
<複数人での地上行動と空中行動について>
地上行動は基本的に記載された順の行動となるが、結果はMax値を出した選手の行動が反映される。
ちなみにMax値を出した選手以降の行動はキャンセルされガッツ消費無し、覚醒もキャンセル。
…対して空中行動は全選手同時行動。 Max数値の結果よりも反則が優先される事になる。
<ダイレクトシュートについて>
サイドからのクロスで撃つ事が可能で、基本的に縦の浮き球では不可。
ただしパスを放つ人物にフライスルー系のパスを出す素養あり、シュートの系統が『ダイビング』、
或いは『スカイラブ』系である場合については縦パスからでも撃てる。
ヴィオラで現状それが可能なのはオジオと三杉の2人だけ。
<ブロック失敗時のシュート威力減少>
シュートをブロックしきれなかった場合でも、シュート力-ブロック力=1だった場合にシュートの威力
を-2、また=2~5の場合は-1だけ威力減衰させる。 これは数値達成ブロッカーの人数分重複する。
尚、便宜上ダイレクトシュートに対するクリアも威力減少を発生させられる。
威力減少についてはGKのみが恩恵を受け、同行動中のブロッカーが受ける事はないので注意。
<瞬間フリー補正について>
ダイレクトシュートはクリアーで競り合う相手が居ない場合、瞬間フリー補正+1が付く。
つまり守備側は最低一人はクリアーに人数を割いた方が有利。
グラウンダーシュートについては、守備側にGKしか居ない場合のみ該瞬間フリー補正が付く。
22 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:16:21 ID:???
<人数補正について>
守備側の選手達は、判定に参加した人数に応じて有利な補正を受ける。 具体的には2~3人で+1、
4人で+2、5~6人で+3、7人以上で+4となる。 またクリアとブロックは別行動扱いで、互いに
補正はされない。 GKは飛び出した場合のみクリアと同行動として補正が付く。
<距離補正について>
ロングシュート或いはロングパスを撃った場合、その距離に応じて守備側に補正が付与される。
具体的には50m距離補正+7、40m距離補正+5、30m距離補正+3、20m距離補正+1。
<信頼(相互)補正について>
各選手毎の連携熟練度による補正の総称。
LV1でワンツーに+1、LV2でワンツーに+2、LV3で守備の人数補正に+1の補正。
日々の交流によって上下する可能性がある。
<PA内の反則について>
アドバンテージを一切取らず、シューターと守備の全行動キャンセル(全員ガッツ消費なし)、FK
またはPKに移行。 クリアや競合いで守備側の反則が発生 → 数値上はシューターがゴールゲット
…という場合でも得点は無効になるので注意。
<ケガの発生について>
発生率は本スレ準拠。 ただし怪我は基本的にその試合終了後に完治し、次の試合に影響しない。
<レッドカード、イエローカードでの退場について>
カードの効果はその試合でのみ有効、大会時の累積も無し。
23 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:17:22 ID:???
<カードの強弱及びJOKERの扱い>
カードの強弱はダイヤ>ハート>スペード>クラブとしており、数字はそのまま13~1として
様々な判定に使用。 JOKERは特に注釈が無い場合はダイヤの15扱いとなる。
カードと2D6が同時に使われる判定では2D6の合計が能力値に加算され、カードはマーク毎の必殺技
判定にのみ使用される。この際にJOKERが出た場合はカードがダイヤ、2D6の合計が14の扱い。
<スキル・ファンタジスタについて>
特別な選手だけが持つスキルで、攻撃時にメリットを、守備時に各人固有のデメリットを引き起こす。
チーム内にファンタジスタが複数居る場合、悪影響は相乗されていく。
<スキル・クラッキについて>
ブラジルの特別な選手だけが持つスキルで、抜いた人数によってドリブルとシュートに補正。
1~2人抜きで+1、3~4人抜きで+2、5人抜きで+3。
<スキル・レジスタについて>
特別な選手だけが持つスキルで、攻撃の基点として味方に補正を付与する。
発動するには条件が必要だが、スキルLVが上がる事で条件緩和されたり効果アップしたり。
24 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 02:21:16 ID:???
…と、長い長いテンプレは以上です。
大事な変更がある場合がありますので、一応ルールやらの確認は推奨とさせて頂きます。
またスレタイ案の投稿を下さった皆さまには感謝、この場で改めてお礼を申し上げます。
正直に言いまして【ボクの心臓は今もうごいている】【あの頃僕達は少年だった】には惚れました。
見た瞬間に溶けてしまうかと思いました。
…だが断る!
今回のスレタイは【ヤベッチュ外伝も超よろしく!】っす!
このスレに限ってはスレ末外伝は
>>900
から始めるので、皆さんもそのつもりで!
それではマイナー路線ドンと来いな方や隠れMな方はドンと来い!
…あとこのスレはサザエボンみたいなゲリラパクリキャラが蔓延しております。
キャラのイメージはこのスレ独自ですので、皆様には割り切って観て頂けますとオレがガンダムだ。
25 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 02:23:24 ID:???
なにィ!?このスレタイが採用されただとォ!?
新スレヤベッチュ乙です!w
26 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 08:49:21 ID:???
新スレ乙です
まさかの矢部ッチュスレタイ化w
ミュラーとカペロマンの因縁や三杉と翼の対決はどこいったんだw
27 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 12:32:35 ID:???
おまけです
28 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/07/09(月) 19:19:02 ID:???
新スレ乙です!
ミュラーの紳士ぶりと、登場していないのに、存在感抜群のヒドラ(笑)南無栗鼠さんに癒された前スレでした。
サンパウロ戦といえば、ストラットの登場ですね!
登場早々バンビにぶっ壊されたのには、死ぬほど笑いましたがw
翼、石崎の位置を見るのが、今から楽しみです。
今スレも、一読者、一参加者として、楽しみながら応援しています。
29 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 20:43:03 ID:???
ミハエルのローズダンサーの補正は(+3)で、浮き球(攻)技[ローズピルエット(低シュ+4、消費250)]と
三杉との連続ワンツー[デュエット・デル・フィオ―レ(+2、消費80×2)]の習得が抜けていませんか?
30 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 20:49:48 ID:???
ヤベッチュ外伝も超よろしく!って言っているくらいだ
たぶんこのスレはヤベッチュが本編で
アナザーカンピオーネがスレ末(キャプ森)外伝に違いないな新スレ乙です
31 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 21:58:56 ID:???
>>29
YES! 全力で抜けてます!
手持ちデータではちゃんと存在してますのでお許しを~
>>霧雨スレ
YES! 全力で待ってました!
岡山姉の出番…岡山姉のしゃべくり…あれは良いものだ。
だが、まだまだあんなもんじゃ私はお腹いっぱいになりませんよ?
取り敢えずこんな一言だけを取り敢えず取り敢えず…
今夜は更新出来ないと思いますが、もしかしたら後で少しだけ投下するかもです。
32 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 22:14:31 ID:???
乙
やっぱメッツァは狙い撃つが口癖でしたか
カルツも西尾というもう一つの人格を持ってたりするのだろうか
33 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 22:24:26 ID:???
脳静岡市波www
34 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 23:41:01 ID:???
西尾人格が存在したらスナイパーさんが来ちゃうw
35 :
キャプテン岩見
:2012/07/12(木) 00:42:09 ID:???
新スレ乙です。
ついにヤベッチュの時代が来るんですね。
楽しみに待っていますよ
36 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/12(木) 00:43:33 ID:???
Yキートン「本日の更新はここまでー。 あす以降に続くー。」
37 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 00:44:54 ID:???
合衆国シヅオカのエースパルス…助っ人はJOKER出して
完成されたスーパーエース・リグルか西尾?が来ると見たw
オーツでしたー
38 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2012/07/12(木) 01:13:23 ID:???
新スレおめでとうございます!
ヴィオラの後半の強さはもはや神の領域に達していますねw
新田JOKER→ミハエルJOKERとか、中山さんの連続JOKERの流れは正に神の引きでした!
しかし、覚醒を続けるFW陣とは対照的に、若干砂漠の王子の影が薄くなりつつある気が……w
アナカンさんのスレはストーリーの進み方が現実のサッカークラブ等の事情も考えており、
非常に良く練り上げられているなぁといつも感心しながら拝見しています。
自分は基本的にいきあたりばったりなので(爆)。
このクオリティを維持するのは大変だと思いますが、頑張って下さい!
このスレでも、三杉達とヴィオラの活躍をお祈りしております!
(後、現在進行形で頑張っているヤベッチェさんも応援しています)
39 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/07/12(木) 16:39:41 ID:???
遅ばせながら新スレ乙ホームラン!!
やっぱりFWがしっかり活躍するチームって見ててスカッとするなぁと思ったミラン戦でございました。
ブンブン新田ミハは好きなキャラなんで大活躍して嬉しいですはい。
まあこれでヴァレンティノカントク襲来みたいなんで次に会った時のバンビーノ達はえらいことになっちゃってそうですが。
中山さんがいなくなった事で今まで若干影薄めだったミュラーやスペルマンにもスポットが当たり始めましたし、今後が楽しみです。
そしてオジオ、新技覚えたのはいいけどちゃんと試合で発動させて! 今度の相手も強いんだから!
一方のヤベッチュ外伝ですが敵が桁外れ過ぎて笑いました。
サナダやユキムラ、トオヤマ、ギンがいるとしたらアメリカ最強じゃないですかーwフットボーノレまじ怖い。
で、助っ人にはオオエノキやヤベッチュ顔見知りのホリイケが来るんですねわかります。
合衆国民として後半からの三羽烏の活躍に早くも期待。
ついでにヤベッチュ主役なんだしFC繋がりでナナミも呼んじゃっていいのよ!
といった感じでこのスレも応援しております。
40 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 17:10:00 ID:???
オジオは必殺技が強いから十分活躍できる…そう思っていた時代が僕にもありました。
41 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 19:48:03 ID:???
>>38
よく見たらシュナイダーならぬシャナイダーに続くキャラが出現した件について
42 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 19:52:17 ID:???
>>41
甘いな、9スレ163の時点でもういるのぜ
43 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2012/07/13(金) 23:00:33 ID:???
遅れましたが新スレ乙です。
フィオレンティーナVSサンパウロのカード実現で、注目を集める試合になりそうですね!
サッカーの天才率いる南米のクラブとの試合で勝って、実績と注目を集めて飛躍を期待!
強盗のタックルは、もっと貴公子の極み目を充血させて恐竜を絶滅させる勢いで弾き飛ばしてほしかったところ!
そんな外伝の世界がいつ本編を侵食するのか、暖かく見守らせていただきます!
44 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2012/07/14(土) 02:13:26 ID:???
今更ながらに新スレ乙です。
様々な背景を持ったキャラたち、そして因縁の対決の結末は…!
うん、実に熱い展開ですね!
しかしなんでこうも身震いするようなハードモードの予感が…wキノセイデスヨネ?
ヤベッチュ外伝も本編には出てきそうもない(いい意味で)キャラたち乱舞で楽しませてもらってますw
このスレも三杉達の戦いを追わせていただきたいと思います!応援は岡山姉に任せる方向で…w
45 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/14(土) 14:40:07 ID:???
皆さんコメントや乙に感謝です。
体調の不良やスケジュールのすし詰めによりまだ数日は更新をお休みいたします。
新スレ建てておいて申し訳ありませーンヌ。
けれど今後とも参加者の皆さんが楽しめ、スレ主自身も楽しんで書いていける物語作りを
意識していきますので
、生ぬるくお待ち頂きけるようお願いします。
46 :
森崎名無しさん
:2012/07/14(土) 14:50:42 ID:???
見舞いの
鮭茶漬け
です。お大事に乙
47 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:42:18 ID:???
こんばんわ。 少しだけ更新させていただきます。
ただ、レスについては大変失礼ですが、どうか明日に回させて下さい。
皆さまの乙やコメ、お見舞いには感謝の極みでありますれば…
48 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:43:28 ID:???
Episode2 OPテーマ
[ONE VOW]
http://www.youtube.com/watch?v=elGX9rQesrI
RIDER バチ当たりなLife has started.
STRIKER Beat Strike makes some cut cut.
Fire Now運命が訪れる瞬間だ想いだけ抱いていけばいいさ
FIGHTER 輝ける星の尖ったとこで刺せ
PRIMER ARH降り注ぐLight and junk gut gut.
A BRIGHTER BRIGHTER HEARTで悩んで再び越えて
Be a Big Boy Yo ,stand up!
Break恐れずにBreak
むせかえる無数の花 闇を暴けMy Days
誰も知らねぇ明日の意味づけなんざBust it Just say Hey!
I go wild deep inside of my heart〝ONE VOW〟
今 俺達 やるせない叫びもそのままで
愛がREALかどうかOne more try,YEA! AH YEA!
吹き荒れる風
夢みてるさ また再びお前に逢うために
49 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:44:37 ID:???
[9月 自由行動パート AM~PM
フィレンツェ ヴェッキオ橋周辺]
ミュラー「さて、ランチも楽しめたそろそろ宿舎に戻りましょうか。」
三杉「そうだね、気付けば昼食時も過ぎた時間だし。」
ミュラー「そうだ、もし良かったら午後はボクの部屋へ来ませんか?
アメフト時代の友人からビデオレターが届いてまして…
それを見ながらでしたら、もっと色々と話す事も出てくると思います。」
三杉「おや、そうなのかい? それじゃあ、どうしようか…」
今日の昼、三杉とミュラーの二人は軽食をテイクアウトし、ヴェッキオ橋の縁(へり)に座りながら食べた。
食べながら、三杉はミュラーの過去…即ちアメフト時代の事を尋ね、今現在の悩みに通ずる話まで聞いていた。
その上で三杉は彼を励まし、これから先に何が必要かを再認識させる事が出来たと言える。
> A 午後の自由行動を消費して、ミュラーの部屋を伺う。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(アドバイスは一応したつもりではある…それをミュラーも受け留めてくれたとも思う…。
キャプテンとしてメンバーをケアするという義務は、一先ず果たし終えたと考えて良い筈だ。)
しかしそう考える一方で、三杉はミュラーの話を更に聞いてみたいとも思っていた。
それはキャプテンとしてどうこうではなく、同じ釜の飯を食べる仲間として、友人としての興味であった。
50 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:50:12 ID:???
三杉「うん、では迷惑じゃなければ午後はお邪魔させて貰おうかな。
君の昔の話もまだまだ聞いてみたいと思うしね。」
ミュラー「はは、そっちの方は本当に大した事はもう何もないですがね。
しかし折角ですからアプフェル・ザフト・ショーレを用意しましょう、この暑さにはピッタリですから。」
三杉「アプフェル・ザフト・ショーレ…?」
ミュラー「アップルジュースと強いソーダ水を3:2で割った飲み物ですよ。
甘くなりすぎない爽快な口当たりで、ドイツでは夏に欠かせません。」
三杉「へぇ…それは魅力的だね、遠慮なくご馳走になりたいところだよ。」
ミュラー「一日二杯までですよ、ドイツ産アップルジュースは手に入り難いので。」
三杉「ふふ、了解だ。」
冗談っぽく交わし合いながら、三杉とミュラーは午後も時間を供する事を約束した。
三杉もミュラーに対しては以前と比べて少々無遠慮な物言いになったと言える。
言い換えれば、そこまで気安い間柄になっている証明でもあったが。
51 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:51:47 ID:???
こうしてミュラーの部屋を訪れる事になった三杉だが…
まずはミュラーの計画通りと言うべきか、出されたアップルソーダ(アプフェル・ザフト・ショーレ)に舌鼓を打たされた。
三杉「むむ…確かにこれは夏の暑さにはまるね。」
ミュラー「そうでしょう。 これにシチリアレモンを数滴落とすと、更に鮮烈さも加わって最高なんですけどね。」
『生憎シチリアレモンが手元にない』と言わずとも伝わる苦笑とジェスチャーに、三杉も残念そうに笑みを返す。
間もなくミュラーは机の方から一本の8mmビデオテープを取り出し、TVの方でゴソゴソとし始める。
ミュラーが接続に手をかけている間、三杉はグラスに満たされた美しい琥珀色の液体をマジマジと眺めた。
『この有り触れた様な素晴らしいドリンクがドイツで愛されるのは何故であろうか…』と些細な疑問を楽しむのだ。
三杉(ビールと似通った色をしている事も理由の一つだったりしてね。)
爽快さ、味は勿論だが、きっと色合いもドイツ人に愛されやすいのではないか…
そんな詰まらぬ仮説を立てている間に準備が整ったようだ。
ミュラー「お待たせしました。 見ても面白い物じゃないとは思いますが…」
三杉「おや、十分に興味あるよ。 君の旧友の言葉が入っているんだろう?」
52 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:52:51 ID:???
ミュラー「まあ恐らく。」
三杉(恐らく…という事は、ミュラー自身もまだ見ていなかったのか。)
どうやらミュラーは自身にとって初見にも関わらず、一緒に見る事を許してくれたようだった。
これには三杉も畏まり、姿勢を正してTVの画面へと向き合う。
そして数秒の砂嵐の後…画面には一人の男の姿が映し出された。
長髪を後ろで一本にまとめた、眼鏡の似合う知的な美男子である。
ミュラー「ヴィリーだ…久しいな。」
ヴィリー『久し振りだね、アルフレド。 キミがオーバーフラッグスを離れてもうすぐ3年かな?
先日コッパ・イタリア・プリマヴェーラでキミのチームが優勝した事を聞いてね。
嬉しくなって、皆でこうしてビデオレターを送る事にしたんだ。』
ミュラー「………ありがたい。」
三杉「そのようだね。」
ヴィリー『こちらはと言えば、ボクは相変わらず主務としてチームの裏方をやっているよ。
チームの方は好調だ、キミの穴は小さくないけれどボクと彼らで上手くやっている。』
ヴィリーと呼ばれた男が視線を横に流すと、それに準ずるようにカメラも水平に移動した。
今度は二人の男達が満面の笑みをこちらに向けていた。
53 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:55:30 ID:???
ミュラー「ダリル、ハワード…!」
ハワード『キャプテン、サッカー大会での優勝おめでとうございます!』
ダリル『オーバーフラッグスは大丈夫っす! キャプテンの作ったチームっすからね!
アメフト界はオレ達に任せてキャプテンはデカい世界を飛んで下さいね!』
感涙を今にも零しそうなミュラーに追い打ちをかけるかのように、
それからも暫く旧チームメイトからの激励の言葉がミュラーに投げかけられ続けた。
共に見ていた三杉は、このビデオがミュラーの人となりその物であると理解しつつ…
無粋にならぬよう、ただ沈黙して聞いていた。
当然思い浮かぶ大きな疑問が一つあったが、それについては口にしなかったのである。
やがて最後のメンバーまで回り終えたか、画面には最初の男が再び写された。
ヴィリー『さて、御覧の通りさアルフレド。 キミの性格からして、過去を全て払拭するのは難しかろう。
けれど今年のオーバーフラッグスは地区大会で優勝し、全国大会に向けての士気も上がってる。
大丈夫、キミが居なくともボク達はやれるよ。 キミの居場所はもうここにはない。』
痛烈にも思える言葉だった。 しかしそこに恨みの念がない事は確認するまでもない。
今、ミュラーが置かれている栄光の後の挫折を知った上で。彼等は前を向くようエールを送っているのだろう。
54 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:57:22 ID:???
三杉「かなりアッパーな仲間達だね。」 チラ
ミュラー「頼れる友です。」
三杉「ふふ、仲間達のコメントも一通り回ったようだし…これでお終いかな。」
ミュラー「そうですね。 …あ、いや…どうやらまだのようです。」
ビデオを止めようとしたミュラーの手が止まった。
画面が突如として切り替わったのである。
それまでは部室か何処か…屋内の背景であったが、急に外の風景へと変わった。
そしてその屋外の風景は、どう見てもサッカースタジアムに違いなかった。
ミュラー「これは…」
三杉「サッカーの試合みたいだが、対戦カードは一体…?」
55 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:59:17 ID:???
先着で
★ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ブレーメン(シェスタ-、マーガス達)
《ダイヤ数字》 ボルシア(チャ、イ等)
《ハート》 バイヤーレバークーゼン(鋼の薬師)
《スペード、クラブ》 カマセムント
《JOKER》 ???
56 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:00:55 ID:???
★ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→
ダイヤQ
57 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:01:03 ID:???
ドルトムントがwww
58 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 01:01:09 ID:???
非常に短い更新で申し訳ありませんが本日はこれだけで終わります。
コメレス等含め、明日からまた頑張ります(なるべく)。
それではおやすみなさい
59 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:29:41 ID:???
乙です
やっぱチーム名や仲間達はフラッグ隊か
ますますミュラーがとんでもなくなりそうだ。中山さんから武士系の本貰ってたし、色々付箋があったんだな
60 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:37:53 ID:???
>>25
遅れ馳せとかそんなレベルじゃない乙感謝です。
熱いスレタイは次回でも全然間に合うぜ的判断ですw
あとヤベッチュがどうしてもって私にお願いしてきましたので。
>>26
ー27
乙感謝でした。
ヤベッチュの浸食はじまったな。
主役はミュラーじゃない、まして三杉でもない…ヤベッチュだったんだよー!
な、なんだってー!?
>>28
ジノさん乙感謝でありがとうグラッツェ。
ストラットとバンビの怨恨はスレ主ですらコントロール出来ない領域でしたよ。
控室における彼らのギスギス感ハンパないですこわい。
ナムリス「なに…? 前スレの何処にオレの痕跡があると言うのだ?」
フィッツウォルタ「さて、何処だろうねえ…」
>>30
夏休みだよヤベッチュ大増刊号!
そんなつもりで夏休み中にこのスレをラスまで持っていきたいと願うのです。
あと乙感謝です。
61 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:38:57 ID:???
>>32-34
カルツ「これは…ニシオ、お主か!?」
ニシオ「脳静岡市波はオレが遮断してやったぜ。」
カルツ「そうか…ならばワシも生きにゃならんのう。」
ニシオ「よく言った、見せつけてやろうぜカルツ。 あの女に真の静岡名誉市民って奴をよっ!」
カルツ「緑茶とビールの融合じゃ!」
マリー「貴様は静岡名誉市民などではないっ!」
カルツ「マリーちゃん!」
シュナ「妹から離れろ、カルーーーツ!!」
スレ主「収拾がつかないことになったのでここで打ち切りとします。」
>>35
岩見さん乙感謝です。
ヤベッチュの時代…そんな物が果たしてあるのか……?
いや、今はそんなことはいいんだ、重要なことじゃあない
うちのスレはこんなですが、も岩見さんのとこのキン肉マン編は熱くGoスパークでしたw
>>37
乙感謝であります、どもww
取り敢えずJoker前提で考える癖はなんとかした方が良いと思います、推奨しておりませんww
大人になったやけに冷静なリグルとか大人になったやけに淑女なチルノなら登場しても良いかなー。
62 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:40:09 ID:???
>>38
ウィッシュ! 霊夢さんごあいさつ感謝ですお!
ヴィオラさんの後半は確かにおかしいです、異変レベルです。
後半に強くなるような下地も多少はありますが、そんなのを軽く超越してます、おかしい。
頭の中で計算していた事がぶっ飛び過ぎて困るを超越しました。
色々な所に配慮が足りなかったり更新速度がダダ遅の私ですが、シナリオだけは頑張ってます!
なので霊夢さんに感心して貰えて光栄の極みです。
逆に私は兎さん達のような爆発的に愛されるキャラを書けないので、その辺うらやまに思ってます。
今後もお互い更新がんばりまっしょい!
>>39
こちらこそバーニング波動乙感謝!(負けフラグ)
全力の60%までって言ったじゃないですかー!!
さてさて、穴だらけだった新チームでしたが、FW達がヤバすぎて一気に強いチームになってしまいました。
スコアはともかくとして、内容はこんな筈じゃなかったミラン戦でしたわー。
中山さんの後釜に一級選手が入らなかった事で、なんとかバランスが保てているようなどーな。
捨てキャラを作らなかったのが、いつの日か致命的な失敗になりそうでgkbrです。
アトベ「フットボーノレも宜しく頼むぜ、なあカバヂ。」
カバヂ「うす。」
マルコ「やめて!」
>>40
オジオの必殺技は発動しないもの。
そんな風に考えていた時代が私にもありました。
それは今です。
63 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:41:21 ID:???
>>41-42
私も全然気付かなかったのぜ。
>>42
すごい!と褒め称えてみる!
>>43
こちらこそ遅れすぎて申し訳ございま乙感謝。
VSサンパウロは第二部最終戦だととっても盛り上がりそうな予感でいました、諸事情によりこの位置に来ました。
アナカンでは第二試合が一番キツイ伝統をこれからも繋げていこうと思います、なんて。
強盗さんの正体がボーノレ会の奴らだったとしたら、既に「半分やんけ」展開ですよ。
三杉の胴体が。
>>44
乙感謝です魔理沙神!
うちのスレはドMまたは隠れM推奨ですよ、その寒気イエスだね!
ヤベッチュ外伝はもうギャグメインで突き抜ける覚悟です、目指せブルノ越え的なノリでいきます。
あと岡山姉ラブです、愛してます。
>>57
んー? 間違えたかなぁーーー?
>>59
乙感謝でーす。
お察しの通りオーバーフラッグスです、でもジョシュアの事はスルーです。
伏線については色んなとこでばら撒いている気がします。
そのせいでガンジー絡めになるやも知れませんのでこわいですw
64 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:42:52 ID:???
> ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→ ダイヤQ
> 《ダイヤ絵柄》 ブレーメン(シェスタ-、マーガス達)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
突如映し出されたサッカーの試合、その対戦カードを気にした三杉であったが…
一方のチームについてはユニフォームに覚えがあり、速やかにチーム名まで記憶検索が為された。
三杉「一方はハンブルガーSVのようだね。」
ミュラー「ハンブルガー…というと、やはりドイツのチームですね。」
それは中学生時代、三杉が全日本Jrユースとして対戦した(西)ドイツのハンブルガーであった。
カール・ハインツ・シュナイダー、ヘルマン・カルツ、若林源三を擁した西ドイツJrクラス最強チーム。
だが皇帝シュナイダーがミュンヘンへ移籍した事により、今は別チームとなっている筈であった。
また更に三杉にはハンブルガーの中に気になっている選手がもう一人存在している。
その選手の姿を目で探そうとするが…その人物とは異なる、記憶に刻まれた別の選手を先に発見してしまった。
三杉「あれはフランツ・シェスタ―か…? …と言う事は、ハンブルガーの相手はブレーメンなのか。」
65 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:44:38 ID:???
――――
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
チャーリー「さあここでブレーメンが素早くボールをインターセプト!
ハンブルガーに反撃の目を与えない、フランツ・シェスタ―くんの好反応です!」
「シェスタ――!!!」「キャーーーー!」「愛してるわーーーー!!」「結婚してーーー!!」
「フン、あの連中分かってないわね。」「真のシェスタ―ファンの掛け声を見せるわよ!」「「「おう!!」」」
「キャー!! オヤカタサマー!!」「オシタイモウシテオリマスーーーーー!」「ぜひコンギをばーーーー!!」
非常に多いシェスタ―の女性ファンと、一部のコアな女性ファンの対立図……は、どうでもよく…
たった今、そのフランツ・シェスタ―がハンブルガーのカウンターアタックを未然に防ぐカットを見せていた。
シェスター(決まった… これぞニンポー[螺旋眼(スパイラルパスカット)]なり。)
フランシス(チィッ……あのヤロウ、相変わらず厄介な目をお持ちのようだなぁ。
人の事は言えないかも知れないが…オレは堂々と言うぜ!)
華麗な着地と共に広いスペースへとボールを流したシェスタ―を、フランスのエマニュエル・フランシスが睨む。
ボルドーからのレンタル移籍でハンブルガーに所属しているフランシス…
彼だけは、シェスタ―の高精度なパスカットの秘密を正しく理解していた。
66 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:47:56 ID:???
フランシス(あの異常に広い視野、そこから生まれる鋭い予測はオレの悪魔の瞳(ユウ・ド・ディアブル)に通ずる…
性質が異なるゆえに利用できるシーンも異なる……ヤツはパスカット、オレはタックル。
棲み分けが出来ているっつっても気に入らないねえっ!)
ダダダッ!
チャーリー「おおーーーっと、シェスタ―くんのパスにより再び訪れるかと思われたブレーメンのチャンス!
しかしフランシスくんの守備範囲も相変わらずのデタラメさ、これに追い付こうとしている、しかし…!」
(三杉「むっ、彼は…!」)
ビクトリーノ「ヒャッホー! オレを止めたきゃ、せめて万全の体勢でかかってきやがれよ!!」
フランシス「クッ、もどかしいぜ…!(動きは見えているってのによっ!)」
シェスタ―のパスを疾走しながら受け取ったのはウルグアイJrユースのラモン・ビクトリーノであった。
フランス国際Jrユース大会においてウルグアイは西ドイツに大敗したが、キャプテンのビクトリーノの実力はこの通りである。
今の三杉の目にも、ビクトリーノの走る姿はしなやかな黒豹のように映っていた。
67 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:49:43 ID:???
チャーリー「さあビクトリーノくん、フランシスくんの守備網にかかる前に潜り抜け、再びハンブルガーゴールに迫る!
しかしそれでもゴールシーンを臨めるかどうかは分かりません、何故ならば…!」
若林「落ち着いてゴール前を埋めろ、マーガスへのマークは一人でいい!」
ビクトリーノ「チッ、そう何度もオレからゴールを守れると思うなよ!?」 ブワァァァァァ
強烈なスピードのドリブルからのランニングシュートが飛び出そうとしていた。
ウルグアイJrユースでエースストライカーを務めたビクトリーノのミドルシュート…
並みのキーパーならば恐れ戸惑うシチュエーションに違いなかったであろう。
しかしハンブルガーのゴールキーパーは並みではなかった。
ビクトリーノ「喰らえ、パンサーファング!!」
バシュゥッ!!!!
若林「 止 め る !」 ダッ
ガシィッ!!!
高速でありながらも強烈なカーブを描くビクトリーノのミドルシュート〝パンサーファング〟。
しかしこの若林源三はそれを事も無げにキャッチしてみせていた。
68 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:50:52 ID:???
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「SGZW!SGZW!」「Super Gros Ziel Warter(ズーパーグロースツィールヴォーター)!!」
チャーリー「止めたあーーーーー! 若林くん、ビクトリーノくんの鋭いシュートを危なげなくキャッチングー!!」
ビクトリーノ「クソッ、あのGKめ…!」
シェスタ―(恐るべしはゲンゾー・ワカバヤシか。)
マーガス(シーズンの半分を終えても未だ失点ゼロは伊達じゃないぜ。)
――――
ミュラー「凄いキーパーですね、ハンブルガーの1番は…」
三杉「ああ、僕も驚いているよ。 若林源三…これ程のキーパーだったとはね。」
三杉の記憶する若林は、体躯や読みの鋭さなど確かに才能に恵まれた選手であった。
しかし本番でその実力を発揮しきれないメンタルの弱点もあったのだ。
傲慢な性格から顕在化していた連携の悪さ、そして判断ミス……
その結果、Jrユース時代においては大量失点する姿を三杉は何度か目にした。
69 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:52:51 ID:???
三杉(しかし今のセービングを見る限りにおいては、そのような翳(かげ)りすら見えなかった。
ジノ・ヘルナンデスと同様、彼もフランス国際をバネに大きく実力伸ばしたという訳か…。)
トレイゼ・ゴーリが交渉していた欧州ビッグネームとのテストマッチ遠征。
予定されていた対戦相手の中にハンブルガーの名があった事も三杉は思い出していた。
その会話が再実現化するとしたら、三杉達はこの若林を擁するハンブルガーと遣り合わなければならない事になる。
勝てないとは言わぬまでも相当に苦戦するだろう事は、この時点での感想でも疑いようがなかった。
先着で
★ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ダイヤ数字》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《ハート》 カルツがロビングシュートを見せる。
《スペード、クラブ》 ヤラ「おいお前、オレにセンタリング上げろ。」
《JOKER》 ???
※※※※※※※※※
ご飯とお風呂のため一旦ここまでです。
70 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 20:54:46 ID:???
一旦乙です
>ヤベッチュ
さすがタグの男は格が違った
>逆に私は兎さん達のような爆発的に愛されるキャラを書けないので、
いやあ主人公より20票以上ももらった同時開催を含めても票数一位の人気物がいるじゃないですかw
>うちのスレはドMまたは隠れM推奨ですよ、その寒気イエスだね!
だがなぜか逆の属性のブンナークファンが集まってしまったという
>
>>41-42
>私も全然気付かなかったのぜ。
惜しいwスレタイ案の人がやらかしていたらうっかりスレタイになったのにw
71 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 20:55:06 ID:???
★ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→
スペード6
72 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 21:58:48 ID:???
よしみんなきけ 乙ヤラないか?
73 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:12:31 ID:???
そりゃあ乙ヤラないわけないでしょう
74 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:14:44 ID:???
ウホッ!いい乙!
75 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:17:29 ID:???
なんとなく関連スレ3の
>>367-370
を思い出したw
76 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:45:13 ID:???
>>70
どもども、なんて言いますか私は色々迂闊なのでコメント突っ込まれちゃうとgkbrなのぜ。
しかしまあ本当にブンナークのせいで非推奨なドSが集まってしまったものです。
奴の人気ははるか昔に私の手を離れて行ってしまいました。
>>72
ウホ、乙感謝です。
>>73
お前、オレの過去スレしゃぶり尽くせよ。
>>74
それよりこの乙感謝を見てくれ、こいつをどう思う?
>>75
そんな昔のスレの事を話題に出すなんて、嬉しい事してくれるじゃないの。
77 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:46:37 ID:???
> ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→ スペード6
> 《スペード》 ヤラ「おいお前、オレにセンタリング上げろ。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チャーリー「さあ今日もバイエルンのゴールネットは揺れる気配がありません…
これ程までに豪華なブレーメン攻撃陣を前にその印象が変わらない、このハンブルガーの風格!
当然ながらユースリーグでもハンブルガーはトップをひた走っています!」
実況の煽りが観客の熱を目に見えて加速していく。
若林がキャッチでプレイを切った為、ハンブルガーが仕切り直しの攻めを見せる番だった。
カルツ「(さてとゆっくりとパスで回してもええんじゃが……)ここは勢いをつけさせて貰うとするかのうっ!」
ダダッ!!
低い位置でパスを回していたハンブルガー。
しかしここでヘルマン・カルツがリズムを変えて中央を抉りにかかった。
当然ながら慌てて阻止に入るブレーメン勢であるが…
78 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:47:48 ID:???
カルツ「どけ! 今のわしに近寄るんじゃねえっ!!」
ドガガァッ!!
マーガス「ガハッ!!」
ザコMF「ウギョッっぷ!!」
まるで日本の合気道をモチーフとしているかのようなカルツの妙技〝ハリネズミドリブル〟は簡単には止められない。
パワーに勝る筈のマーガス、それから、えーと……劣っているザコMFが次々にコースから弾きだされ、ぽっかり穴が開く。
シェスター「クッ、やるなカルツ!」 ザッ
カルツ「おんしの相手は御免じゃ。」 ポン
シェスター「チィッ、不覚なり!(じゃなくて当然そう来る場面だろうけど不覚って言いたいから不覚って言うぞボクは)」
中盤の守備を要として背負うシェスターが開いたコースを素早く塞ぎにかかる…が。
それを待っていたかのようにカルツはボールを手放した。
ワザ師、クセ者…カルツを形容するあだ名その物といったプレイである。
そしてこのパスがサイドのあの選手に渡ろうとしていた。
79 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:49:04 ID:???
――――
ミュラー「うん? あの選手………」
三杉(確かハンス=ヨセフ・カペロマン…異常な軌道のシュートを放つ選手だった筈だ。
この試合、あのシュートが放たれるシーンはあるのだろうか?
もしあるとしたら、記録された映像が手元に存在するという事になる………。)
――――
チャーリー「さあボールはサイドアタックの申し子の足元に渡りました!
ここからの早くてシンプルな攻撃こそがハンブルガーの強みです。
カルツくんのドリブルで中央へ固まりかけていたブレーメン守備陣にとっては怖い展開だが…!?」
ザッ!
カペロマン「…!?」
ビクトリーノ「ヘッ、驚いてんじゃねーよ。 オレの俊足を相手に好き勝手やれるなんて思うのが間違いだぜ?」
今の今まで目の前に手薄な荒野が広がっていた筈の右サイド。
しかし〝黒豹〟ラモン・ビクトリーノの手にかかれば2秒前は既に過去の状況である。
ボールを受けたカペロマンの目の前にはビクトリーノのフェイスチェックが入っていた。
80 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:51:27 ID:???
カペロマン「速いな…」
ビクトリーノ「言われるまでもねーさ。」
カペロマン「だが見切られなければスピードも無意味だ。 エクスシアイ…守備網を掻い潜る。」 ダダッ!
ビクトリーノ「させねえよっ!」 ダッ!
――――
ミュラー「まさかっ… いやっ、そんな事が………!」
三杉「レッグオフフェイク、チェンジ・オブ・ペース、そしてクロスオーバーステップ!?
(サイドギリギリの狭い場所でよくも器用にやってのける! この選手、予想以上に出来る!)」
81 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:52:39 ID:???
――――
ビクトリーノ「オレが振り切られただとっ!?」
カペロマン「掻い潜ると言った!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
チャーリー「抜いたーーー! カペロマンくんが煙の如くビクトリーノくんの守備をすり抜けて行ったーーー!!!
続けざまに高い位置のカマセサイドバックも難なく抜き去り…出るか、必殺の!」
ヤラ「おいカペロマン、お前オレの中にセンタリングを入れろ。」
カペロマン「…………」 スパァァンッ
チャーリー「出ないーーー! カペロマンくん、ここは定石通りにクロスを上げた!!」
サイドアタックに成功したカペロマンはマイナスの角度で中にボールを入れた。
そこに走り込むのはFWのネイキッド・ナイキック・ヤラ。
不敵で不気味な笑みを浮かべつつ、身体を捻りながらの跳躍―――!
82 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:54:01 ID:???
ヤラ「ハッハッハ、このシュートを見てくれ…こいつをどう思う?」
ヘフナー「知った事か…」
ヤラ「なら…手取り足取り教えてやるぜ? こいつがクソミソテクニカルシュートだっ!」
ペシイィィィィィッ!!!
自信に満ち溢れたヤラの気合い一閃!
形の良いヤラの〝尻〟はクロスボールを見事にジャストで捉えた。
所謂(いわゆる)ヒップアタックのようなフォームでシュートが放たれた訳である。
ボールは高速で揺らぎながらブレーメンゴールを襲うが…
ヘフナー「そんな恥ずかしいシュートに決めさせるかよっ!!」
バババッ!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
チャーリー「止めたぁぁぁぁっ!!! タイミングピッタリの強烈なシュート(?)を見事にダイビングキャッチィィッ!
ハンブルガーに若林くんがいるように、ブレーメンにも彼が居ます! カズィーギー・ラオ・ヘフナー!!」
83 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:55:14 ID:???
――――
三杉「ほう、ブレーメンのGKもなかなかの実力者のようだね。
これは実に興味深い試合になりそうだよ。 なあミュラー?」
ミュラー「……………」
三杉「(うん…?)ミュラー?」
ミュラー「ふふ…ふふ、目を疑った、目を疑いました。」
三杉(…!?)
ミュラー「まさかですよ…よもや全く違う舞台、サッカーというステージでキミに巡り合えようとは…。
乙女座のボクにはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられませんね………。」
どうやら三杉の声がミュラーには全く聞こえていないようだった。
三杉の声など耳に入らぬ程、ミュラーは目の前に映し出された映像に食い入っていたのだ。
その理由を三杉は察する筈もなく、ただただミュラーの突然の豹変に戸惑うしかなかった。
84 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:56:19 ID:???
先着で
★ダイジェスト:プラン曖昧→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ダイヤ数字》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《ハート》 カルツがロビングシュートを見せる。
《スペード》 シェスターがドリブル突破からのスルーパス。
《クラブ》 マーガスへのシンプルなロングボール。
《クラブA》 ………ここで映像が途切れた。
《JOKER》 ???
85 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 23:56:34 ID:???
★ダイジェスト:プラン曖昧→
スペードA
>こいつがクソミソテクニカルシュートだっ!
ネーミングがひどすぎるwww
86 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 00:00:48 ID:???
>>85
え、何の事? 私にはわかりませ~ん。
…と、本日はここで終わりにします、
早ければ明日の昼に一更新出来ればなあと夢だけ見ています。
それじゃあお休みなさい。
87 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:01:59 ID:???
クソミソテクニカル乙だっ!
88 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:16:30 ID:???
乙でした
ネーミングのひどさがわからないということはアナカンさんにとって普通ということ
……まさかアナカンさんソッチ系の趣味が!?
89 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:20:33 ID:???
なるほど、だから元男の岡山姉に惹かれたのか…!
90 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:23:04 ID:???
しかも娘さんも男の子に間違えられるリグルだしね
91 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:47:57 ID:???
カペロマンはゴール決めたらユニフォーム脱いで上半身裸になりそうだw
92 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 12:15:52 ID:???
ミュラーは中山さんの大和魂のゲルマンverを近い内に覚えられそうだな
戦うことになったらタックルで勝負させたいが流石にキツいか
ところでポブポブ何処いった。やっぱカードもらって謹慎中なのかな
93 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 12:29:45 ID:???
そういやフランシスの話には出てなかったな
元から居なかったのか
94 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:00:20 ID:???
> ダイジェスト:プラン曖昧→ スペードA
> 《スペード》 シェスターがドリブル突破からのスルーパス。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チャーリー「さあ一進一退の攻防が続いております。 中盤の粒が揃っているのはハンブルガー…ですがブレーメンは
シェスタ―くんが要所要所を押さえており、困窮した時も縦に入れてマーガスくんに任せる手があります。
流石にシーズン前半の1位と2位、一方が優勢になる展開にはなかなかなりません。」
マーガス(1位と2位ね…)
ビクトリーノ(勝利の名を冠するオレがいながらこの体たらく…!)
シェスタ―(その原因の大半は……ワカバヤシ、彼奴(きゃつ)に由来する。)
---------
ビクトリーノ「…で、どーするよ? また0得点で競り負けじゃあ、いい加減格好がつかないぜ。」
マーガス「特にFWのオレ達2人は…な?」
ビクトリーノ「チッ、言いたかねーけどその通りだ…。」
シェスタ―「…………」
95 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:01:21 ID:???
マーガス、ビクトリーノ、そしてシェスタ―…
試合の前日、ブレーメン・ユースの主要メンバーである3人はカフェに連れ立ち、ハンブルガー対策を練っていた。
…と言っても相手の戦力や戦術はとうに見知っており、互角以上に戦うための基本対策は立っている。
それは相手にとっても同条件であり、故にこそ高いレベルでの互角の争いになるのであるが…
問題はFWの2人がぼやく通りにゴールを奪えないこと…即ち若林の牙城を崩せない所にあった。
シェスタ―「ワカバヤシに明確な弱点は皆無だ、しかし圧倒的に強い場面とそうでない場面があるのも事実…」
マーガス「……」
ビクトリーノ「つまり…?」
シェスタ―「狙いはPA内オンリー…それですら分の良い勝負ではないかも知れないが、最もマシな事に違いはない。
マーガスの頭、ビクトリーノの足元。 ボクがピンポイントで合わせてみせる…何度でも。」
ビクトリーノ「後は数の勝負って訳か…。」
マーガス「悔しいが仕方ない…今のワカバヤシは確かにそれ程のヤツだ。」
沈痛な面持ちの中、3人は大きくない希望に賭ける目で宙を睨んだ。
妙案は無し。 何度でも挑んで、挑んで、ひたすらに挑んでこじ開ける…それだけであった。
96 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:02:26 ID:???
---------
カルツ「ここは通さんぜよ!」
チャーリー「さあサイド寄りの位置でボールを持ったシェスタ―くん! …ですが、カルツくんがすぐさまチェックをかける!
シェスタ―くんを自由にさせない事でブレーメンへ大きなプレッシャーをかけるのか!?」
若林の鉄壁にバリエーションの多い中盤の支配力、そして隠し持った奥の手。
笛が鳴るまで焦る事なく淡々と闘うハンブルガーには、間違いなく王者たる貫禄があった。
ここでも仕事師たるカルツがブレーメンのCPUとも言うべきシェスタ―を抑えにかかった。
シェスタ―「妨碍(ぼうげ)だな、カルツ!」
カルツ「わしもキャプテンじゃからのう…ドリブルでのチャンスメークだけっちゅうわけにもいかんのじゃ!」
かつてはドリブルにのみ利用してきた、ハリネズミの象形を模した体捌き。
だが今のカルツはタックル(チャージ)にも応用できるよう修練を積んできていた。
ヘルマン・カルツはまさしくハンブルガーの小さな巨人と呼ばれるに相応しい存在になっていた。
しかし…
ベニヅルトビ
シェスタ―「ニンポー[紅鶴跳び(フラミンゴクリップ)]!!」
カルツ「な、なにぃっ!?(そんな常識はずれな跳躍ありかよ!?)」
シェスタ―はカルツと一切接触する事なく、頭の上を跳び越えてしまった。
これではカルツの体捌きも意味をなさず、突破を許してしまう事となったのだ。
97 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:03:36 ID:???
シュスター(さあ約束の通り…いくぞマーガス!)
マーガス(オーライ!)
スパァァァァァァァァン!!
チャーリー「おっと、ここでアーリークロス! シェスタ―くん、僅かに外へ膨らんだと思えば速度を落とさず上げた―!!
しかもそんな蹴り方にも関わらず、マーガスくんの打点へピタリだぁぁぁぁぁ!!」
先着で
★マーガスの選択→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ???
《ダイヤ数字、ハート》 ポストプレイ
《スペード、クラブ》 ヘディング
《JOKER》 ???
※※※※※※※※※
今はこれだけです。 失礼ながらコメレスは夜にさせて下さい。
98 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 13:16:23 ID:???
★マーガスの選択→
スペード2
99 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:02:00 ID:???
ヘディングってことはブラストヘッド未修得?
それとも、ダイヤ絵札が新技なのか?
マーガス「アトミックヘッドだあっ!」
ブンブン「オレノワザダ」
100 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:03:08 ID:???
ダイヤ絵札はスルーかも。普通にいったら勝率低いし
101 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:44:41 ID:???
JOKERは新技・108式波頭球かも。普通にいったら殺せる確率低いし
102 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:48:39 ID:???
>シュスター(さあ約束の通り…いくぞマーガス!)
誰だお前w
103 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:50:56 ID:???
忍法入れ替わりの術だってばよ
104 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:53:55 ID:???
>>88
そういえば某スレでも性愛に反応していたな
105 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:56:30 ID:???
アッー!
106 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:58:43 ID:???
>>99
まんま普通のヘディングではなくて、必殺ヘディング撃つでしょ
ポストプレイの場合も同様で
107 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:24:15 ID:???
>>88
乙感謝です。
ふふ。 いいのかい、そんなこと言って?
オレは参加者だって構わず食っちまうような人間なんだぜ?
>>89
私は岡山姉の為ならば自身をどんな属性にだって変化させちまうような人間なんだぜ?
岡山姉が男なら女に、岡山姉が女ならば男に、岡山姉が巫女なら神主にだってなってみせますとも。
>>90
この頃はやりの男の娘
天然無礼な男の娘
こっちを向いてよリグ―(ル)
だってなんだか、だってだってなんだもーん
>>91
カペロさんもちょっと変な人ですよ。
変じゃない人自体このスレにあんまし居ませんが。
108 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:27:27 ID:???
>>87
ノンケだろうが構わず乙感謝だぜ?
>>92
ミュラーにもスポットが当たりそうな流れです。
乗るしかない、このビッグウェーブに。
>>93
ポブについては何処で何をしていることやら
ロクでもない事は確かです(グッ
>>99
ブッブー
ブンナーク「オレの技をパクろうなんて許さねえ…ハリケーンアッパー!!」
>>100
ピンポーン
鋭い人がおるー
>>101
ふひひ、当たらずとも遠からずですのう
109 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:28:58 ID:???
>>102
ベルント・シュスター「私の事を知らないのか?」
フランツ・シェスター「これぞニンポー[変わり身の術(フェイスブック)]!!」
>>103
シェスター「キミとは宿命の好敵手(トモ)になれそうでゴザルな、ニンニン!」
>>104-105
よし、それじゃあとことん楽しませてやるからな。
ああ、いや、ストーリーをですよ。
>>106
フォローあじゃじゃしたー。
110 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:29:58 ID:???
> マーガスの選択→ スペード2
> 《スペード》 ヘディング
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
若林(ブラストヘッドか、それともビクトリーノに落としてくるか…
ふん、いずれにせよ俺のゴールを脅かすには役者不足だぜ!) チラッ
マイヤー(ヘイヘイ、今日も変わらず飛ばされ要員ってね。) シュバッ
ハンブルガーのゴール前ではマーガスのマークであるマイヤーが負けじと競合いを挑み…(ややこしい)
GKである若林はと言えばドッシリと身構えていた。
そこには小細工を弄するならばやって見せろと言わんばかりの重厚さが醸し出されており…
〝核弾頭〟マンフレート・マーガスは、真正面から挑む以外の選択肢を持たなかった。
マーガス「(行くしかない!)喰らえ、ブラストヘッドだあっ!!!」
ガコオォォォォッ!!!!
マイヤー「あーれー」
競り合いの相手が弾け飛び、マーガス渾身の弾頭が降下した。
速度も然ることながら、重みと回転力で腕を弾き飛ばす威力のブラストヘッドである。
しかし…
111 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:31:10 ID:???
若林「通すかあっ!!!」
ガシィッッッッ!!!!
ダイビングキャッチでボールをがっちりと抑える若林。
そう、〝SGGK〟若林の鋭い読み、鍛え抜かれた腕力を出し抜くにはそれでも力不足であった。
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
チャーリー「抑えたあーーーー! SGGK…いや、ドイツではこちら、SGZW若林源三!!
序盤のビクトリーノくんのパンサーファングに引き続き、ブラストヘッドもキャッチングーーー!
取られても決しておかしくなかった2本の好シュートをファインセーブ、これはハンブルガーの流れが来る!」
先着で
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ハート》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《スペード、クラブ絵柄》 カルツがロビングシュートを見せる。
《クラブ数字》 なんとこんなイイ所で映像が途切れた
《JOKER》 ???
112 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 22:32:04 ID:???
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→
スペード3
113 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 22:32:11 ID:???
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→
ハート9
114 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 23:57:46 ID:???
> ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→ スペード3
> 《スペード》 カルツがロビングシュートを見せる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実況の言葉通り、若林の連続ファインセーブは試合の天秤をハンブルガーへと傾けた。
頼りとなる筈のビクトリーノ、マーガスのウイニングショットがキャッチで完璧に抑えられた事で、ブレーメン側の戦意が
萎えたのである。 シェスターら中心選手は懸命にゲームを保たせようとしていたが、実力の劣るメンバーは引き分け
で凌ごうという意識を振り払う事が出来ず、ブレーメンの守備ラインが徐々に下がっていく事態は避けられなかった。
ビクトリーノ「くっそ、こんな調子じゃ…!」
マーガス「だがオレ達も下がらざるを得ない!」
シェスター(クッ…! こちらのラインが下がれば、カルツがもっと前に出てくる!)
なんという事でしょう。
そこにはシェスターの懸念通り、のびのびと前線でプレイするカルツの姿があったのです。
カルツは高いラインでプレッシャーをかけ、効果的な上がり下がりでブレーメンのフォーメーションを翻弄…
そして試合を決定づけるハイライトも彼の物となった。
115 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 23:59:08 ID:???
カルツ「さぁて、そろそろ試合を決めにかかるかのう…・」 プッ
メッツァ(おっと、カルツが楊枝を捨てたか…それじゃこっちもボチボチ仕事しますかねえ。)
ダダダッ…!
フランシス「甘いぜっ!!!」 ザシュゥゥゥッ!
チャーリー「ブレーメンのサイドアタックは成らずー!! フランシスくん、相手を吹き飛ばす豪快なタックル!
ボールは再びハンブルガーへ……すぐさま中央へと戻されます!
さあ、カルツくんが高い位置に上がっている為、この位置にはニールス・アンドレアス・メッツァくん!」
…トッ
グラウンダーのパスをトラップしつつ、同時にルックアップで主要な選手の位置を瞬時に把握するメッツァ。
イーグルアイを持つ彼には立っているフィールドが俯瞰で見えている。
メッツァ(テオドール位置は…あそこか、シェスターとビクトリーノの相対位置も把握。
これならば狙いは決まっているも同然だな。)
切れ長の目を不敵に細め、メッツァは目標を見定めた。
DFの裏へと走り込む素振りを見せるキャプテンのカルツ…
クセ者、仕事師のイメージから、デコイでしかないと思われがちであるが…故にこそである。
116 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:00:14 ID:???
メッツァ「狙い撃つぜ… オフサイドラインを掠め抜けてなぁっ!」 ブワアアア…
ギャラアァァァァァン!!!
高速、しかもブレーメン守備陣の隙間をピンポイントに避けて通るパスが蹴り出された。
シェスター「この球速…!? これは…! 不覚、届かない!」
パスカットの名手であるシェスターの横をすり抜け、ボールは最終ラインに届こうとしていた。
そしてボールはここでようやくワンバウンド…
ガシュリュウッ!!!
芝を引き千切るようなトップスピン回転。
ボールはほとんどバウンドせず、速度を増して前方へと跳ね転げた。
ブレーメンの守備が追いつけず、ボールは最終ラインの裏へと抜けてGKがフォローする場面となる…
…筈が、絶妙なタイミングでDFの裏へと抜けだす小さな影があった。
117 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:03:11 ID:???
カルツ「流石…やるのう、メッツァ。」 ダダッ
ヘフナー「カルツっ!!!」 ダッ
このボールに追いついて見せたのはやはりヘルマン・カルツ、彼はデコイでは終わらなかった。
それに対し、ブレーメンGKヘフナーは慌てて飛び出し、1対1の勝負に臨もうとする。
しかしこのヘフナー、弱点はまさに1対1であった。
カルツ「(わしはシュナちゃんみたいに強いシュートは撃てんがの…)こういう駆け引きならお手のもんじゃ!」 スイッ
ヘフナー(低い体勢…ハリネズミドリブルか!) クッ
ドリブルに備えるため、適性距離で急ブレーキをかけたヘフナー。
サイドのどちらへ振れても…或いは股下を通そうとしても反応出来る自信が彼にはあった。
しかしボールはそのどのコースも通らなかった。
トーーーーーーーン!
ヘフナー「なっ…!?」
カルツ「確かにおんしは平面にゃ強い、けど相変わらずこういう騙し合いは苦手なようじゃな!」
118 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:04:22 ID:???
ドリブルからいつ切り替わったのか…?
フォームからはおよそ判別出来ない自然なチップキックによって、ボールはヘフナーの頭上を越えていく。
ヘフナー「クソっ、まだっ…!」
慌てて振り返るも時は遅し。
放物線は既に刹那の後にはゴールラインを越える位置にある。
ボールがバウンドした…と同時に審判は迷いなくゴールインの判定を下すのであった。
ピイィィィィィィィィィィ!!!
先着で
★ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 カペロマンに見せ場。
《JOKER》 ???
《それ以外》 お終いです、ミュラーの心配をしてあげて。
119 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 00:04:33 ID:???
★ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→
ハートJ
120 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:07:18 ID:???
本日はここまでと致します。
次回は再び三杉とミュラーに焦点が戻ります。
おやすみなさーい
121 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 12:22:53 ID:???
> ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→ ハートJ
> 《それ以外》 お終いです、ミュラーの心配をしてあげて。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(結局…カルツのループシュートが決勝点になるか。)
ハンブルガーの先制はそのまま試合の大勢を決する物となっていた。
動揺により歯車に狂いが生じ始めたブレーメンに対し、落ち着き払ったハンブルガーは更にボールが繋がるようになった。
また時間経過に伴い、ハンブルガー守備陣はビクトリーノのスピードに(あくまでそれなりにだが)慣れ始め…
攻撃を僅かに遅らせる事で、エマニュエル・フランシスを中心とした包囲網が形成され易くなったのだ。
こうなるとブレーメンはシェスタ―の突破とマーガスへのロングボールに頼るしかなくなり、
それだけではカルツや若林を焦らせる事にもならなかったのである。
三杉「強い…」
ミュラー「………」
三杉にとっても勝つ事に慣れているチームの揺るぎないメンタルを見せられ、舌を巻く思いであった。
またミュラーに至っては一言も発する事なく、画面へと注視がされていたのだった。
122 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 12:23:54 ID:???
ピッ ピッ ピイィィィィィィィッ!!
審判の最後の笛が鳴り、試合終了が宣言されると、そこで画面が切り替わった。
初めに出てきたヴィリーという男の姿が再び映し出されたのだ。
ミュラー「ヴィリー・カタギリ…・・…」
ヴィリー『驚いているかい、アルフレド? 正直ボク達も目を疑ったし、今でも動揺を否めない。
けれどハンブルガーの中にブーフホルツ・ソレスタルビーイングだった連中が居る…それは確かな事実だ。』
三杉「ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…?(と言うと…)」
A 三杉(celestial being……。 英語で天空…いや天上の存在という意味か?)
B 三杉(ブーフホルツ…。 確かドイツにそんな名前の都市が幾つもあったかな?)
C 三杉(ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…。 アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名か。)
D 三杉(そんな事はどうでもいい、ハンブルガーとブレーメンの戦力について考えなければ。
E その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
123 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:29:46 ID:DfsHTngI
C
124 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:39:49 ID:jxBX8wEQ
C
125 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:56:18 ID:J7+bCY5A
C
ヴィリー・カタギリ……三杉の知る片桐さんと何か関係が?
126 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 16:58:44 ID:???
苗字は元ネタと同じか
年齢や元ネタ的に甥っぽいけど片桐さん妹しかいないんだよね
127 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 20:02:04 ID:???
E 元キャプテン三杉(そんな事はどうでもいい、岡山姉について考えなければ。)
128 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 20:05:32 ID:???
三杉
「ブーツホルツというサイボーグレーサーは聞いたことがあるが
サイボーク化の理由など、何かと謎の多い人物らしい
それらに関係する組織なのだろうか?(違)」
129 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 21:03:46 ID:???
昨日作った豚汁。
今朝、冷蔵庫に入れ忘れて仕事に行ったせいで大惨事です。
大惨事です。(大事なry
今夜の更新は出来ません
捜さないで下さい。
アナカン
130 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 21:42:06 ID:???
豚汁放置でスッパーもツラいけど、
昨日炊いたご飯二合を保温切って放置するのもダメージがあるで(ニッコリ
131 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 12:51:03 ID:???
ドンマイドンマイw
ほんのさっき、かびだらけになっていた焼き鳥を気付かずに食べてしまい、慌てて喉に指突っ込みましたw
なんか変な味だなー、とは思いましたが……フフフ………(Тωヽ)
132 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 12:56:20 ID:???
炊飯器で米炊いて、炊いたものは冷蔵庫に放り込んだあとジャーは放置したら、
ジャーにわずかに残ったカピカピご飯がうっすらと黄色くなっていた俺が通りますよ。
133 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 21:11:39 ID:???
今日はこれから大移動なのでゆるゆる更新になると思います。
コメレスは後ほどさせて頂きますのでお待ちください。
============================================
> C 三杉(ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…。 アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名か。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブーフホルツ・ソレスタルビーイングという言葉は三杉淳にも聞き覚えがあった。
何故ならば、それは先ほどヴェッキオ橋でミュラーから聞かされた物だったからである。
三杉(アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名…それがブーフホルツ・ソレスタルビーイングだった。)
疑問、懸念、憂慮…三杉はこの件について直ぐにでもミュラーへ言葉をかけたいと感じた。
しかし今のミュラーが画面の中の人物と、更には自身の過去と語り合っている事は確認せずとも明らかである。
ゆえに三杉は目の前の欲求を一先ず慎み、画面に映ったヴィリーなる人物の言葉を頭に刻み入れる事とした。
ヴィリー『彼らが何を考えているか…そんな事は判らないし、正直どうでも良いとボクは思う。
…ただ、ハンブルガーに彼等が居る。 その事実だけは有価であり、キミにとって重大である筈だ。』
ミュラー「…………」 コクリ
134 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 21:12:48 ID:???
ヴィリー『借りを二度と返せなくなったと思ったあの日の無念…。
ボクらオーバーフラッグスは、結局あの日感じたままになってしまったようだよ、アルフレド。』
ミュラー「…………」
ヴィリー『彼らが今サッカーをやっていて、かつて我々の代表だったキミが…誰よりも自分を恥じてたキミがサッカーに
足を染めている…。 ボクは乙女座ではないけれど、キミと彼らの間に因縁めいた物を感じている。
いや…もしかしたらキミの執念こそが彼らをサッカーへと呼び寄せたのかも知れないね。』
ミュラー「…………」 ゴゴゴゴゴゴ
ヴィリー『だから〝当然キミが果たすであろう〟リベンジに、ボク達オーバーフラッグスは乗っからせて貰うとするよ。
及ばずながらバックアップを申し入れたい。 …畑違いゆえに力になれるかは判らないけれどね。
ボクの…いや、ボクたちの話は以上で全てだ。 キミと次に会える日を楽しみにしているよ、アルフレド。』
ヴィリーという男がそれで言葉を切ると、やがて画面はブラックアウトし、更に数秒後には砂嵐へと変わった。
もうこれ以上は映像も何も入っていないと判断して良いのだろう…
そう考えると、三杉はチラリと隣のミュラーの様子を窺った。
ミュラー「ヴィリー・カタギリ……。」
頭を俯かせ、垂れた髪によって表情は見えない。
だが小声で呟かれた先の男の名前…そこには言い知れぬ感情が乗っていると感じさせられた。
A ミュラーに声をかけるなう
B まだ暫し沈黙して待つなう
C ミュラーがアメフトを止めた理由について考えてみるなう
D ハンブルガーの戦力について考えてみるなう
E ミュラーに今から練習しないかと提案するなう(要5票)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。
135 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:15:55 ID:46B80dVU
A
136 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:16:55 ID:Kl5Pnrrk
A
三杉淳!目標と対話する!
137 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:19:57 ID:f/kdRfig
A
138 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:40:31 ID:???
> A ミュラーに声をかけるなう
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ミュラー。」
ミュラー「…………なんでしょう…」
三杉「橋で聞いた話だと、君はブーツホルツ・ソレスタルビーイングから逃げた筈だったね。」
ミュラー「そうです…。」
三杉「うん。 …けれど今のビデオメールの話の限り、君が彼等から逃げてサッカーを始めたように聞こえなかった。
そして僕の知る君という人間も、やはり仲間達を切り捨てて逃げ出すような男ではないように思う。」
ミュラー「…何が言いたいんです?」
三杉「君は過去の事を、自身がさも卑怯者だったかのように話したんだろう?」
ミュラー「そんな……。 そんな事をしてボクに何の得があると言うんです?」
三杉「さてね…そこまでは判らない。 けれど、一つだけ判っている事があるよ。」
ミュラー「なんでしょう…………」
三杉「君は逃げたんじゃない。 それどころか、ずっと彼等と戦う事を望んでいたんだ。」
ミュラー「………………」
139 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:41:59 ID:???
黙りこむミュラーは三杉の言葉を暗に肯定しているように思われた。
三杉「…戦えるかも知れないと言ったら?」
ミュラー「!?」
それまで伏し目がちであったミュラーが突如として顔を上げ、目をカッと開いた。
今ほど呟いた三杉の言葉が彼にとって重要であった事は雄弁に示されていた。
ミュラー「ハンブルガーと試合できる機会がある…と? プロ4部チームに過ぎない我々が?」
三杉「ああ。 …まだ、綱渡りのような細い道かも知れないけれどね。」
ミュラー「…詳しく聞かせて貰いたいものです。」
三杉「近々、ブラジルの名門クラブであるサンパウロと試合を出来る可能性があるんだ。
僕らの為に、裏でそういう取り計らいをしてくれている人たちが居て…ね。」
ジョアン、フィッツウォルタ、バンビーノらの顔が三杉の脳裏に浮かぶ。
更には失踪したヴィットーリオ・トレイゼ・ゴーリやエムスカ・ジェニオ・ジャーニ・ラピュタ評議員…
自分達が周囲の人間の尽力によって夢を永らえている事実が三杉の胸を締め付けた。
三杉「…もし南米の雄であるサンパウロ相手に互角以上の勝負が出来たら、
欧州のビッグネームであるハンブルガーがこちらの試合要請を受ける可能性は高い。
ついでに言えば、うち(ヴィオラ)の上の方もその気が満々であるみたいだ。」
ミュラー「………なるほど。 確実ではない、しかし道はある…。
そしてその為には、前提として先ずサンパウロに勝つ事が求められる…と。」
三杉「そういう事だ。」
140 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:43:08 ID:???
…スクッ
三杉の言葉を理解してか、ミュラーは腰掛けていた椅子から立ち上がった。
何をしようというのか、三杉には薄々想像がついていた。
三杉「休息日の練習は禁じられているよ、ミュラー。」
ミュラー「知っています。」
三杉「ならばまず座るべきだ。 無軌道に動いても今は仕方ない、いやむしろ逆効果だ。
怪我の懸念も考えたら、キャプテンとしては看過出来ない。」
ミュラー「ミスギ…本当のボクという人間は、我慢弱く、落ち着きのない男なのですよ。」
三杉「思いもよらなかった事実だね。」
ミュラー「……ウォーキングだけです。 ナンセンスかも知れませんが、今はジッとしていられません。」
三杉「そうか……うん、分かった。 散歩ならミケランジェロの丘がお勧めだよ。
それじゃあ、そう言う事なら僕もそろそろ退散させて貰うとしよう。」
ミュラー「…ありがとうございます。」
三杉は一足先にミュラーの部屋を後にした。
そしてミュラーが抱えている過去に残したしこりについて思うのだった。
自分が大空翼との再戦に向ける気持ちと照らし合わせながら…
※来月の練習時、ミュラーにイベントが発生する事になりました。
141 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:44:53 ID:???
☆三杉の練習(9月度2回目/全2回)を実施します。
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
普通 : 競り合い
やや上がり難い : ドリブル、パス(判定+2)、シュート、タックル、パスカット、トラップ、クリア
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 65 605 3/2
☆7/21 0:00から投票開始☆
今回練習したい項目を、上記〝ドリブル~競り合い〟から[3]項目選ぶ為に投票してください。
お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票に達した項目から順に確定となります(投票はメル欄空白で。)
142 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:52:00 ID:???
本日はここまでとなるでしょう。
亀更新ですみません。
>>126
それについては現状ノーコメントで…
意味のある展開を今のところ見いだせておりませんのでね。
>>127
岡山姉の事はスレ主たる私が考えているから三杉は別にいいのです。
>>128
その世界観ではイスラスがゼロの領域に到達してアカン事になります。
>>131-132
皆さんも結構地獄を見ていらっしゃるようですね…
夏はマジ怖いです、お腹こわい
143 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 23:55:28 ID:???
>>142
いやいや元キャプテン三杉さんはアナザーカンピオーネさんのことですよ乙でした
144 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:58:42 ID:???
>>143
そういえばそうでした。
三杉さんとか呼ばれてた時代が私にもありました。
あと果汁グミのスイカ味はすっごく不味いです。
皆さん気をつけて。
145 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 23:59:41 ID:Kl5Pnrrk
パス、タックル
146 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:00:45 ID:i8zf+9HQ
パス、タックル
147 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:00:56 ID:OZBCoylA
パス 競り合い
148 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:01:02 ID:ZN6ak93Y
競り合い タックル
149 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:02:26 ID:wwRXM9VI
ドリブル パスカット
150 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/21(土) 08:47:51 ID:???
> パス(やや難)、タックル(やや難)、競り合い(普通)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉のパス練習(! dice + ! dice)+(前回失敗分+2)≧9で1上昇★
★三杉のタックル練習(! dice + ! dice))≧9で1上昇★
★三杉の競り合い練習(! dice + ! dice)≧7で1上昇★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【備考】
上昇率〝やや上がり難い〟未満の項目は6ゾロで2段階上昇。
上がらなかった場合、各合計値の1/2(端数切り捨て)を次回該練習に加算。
151 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 08:52:41 ID:???
★三杉のパス練習(
2
+
4
)+(前回失敗分+2)≧9で1上昇★
152 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 08:54:56 ID:???
★三杉のタックル練習(
2
+
6
))≧9で1上昇★
153 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 08:57:22 ID:???
★三杉の競り合い練習(
6
+
3
)≧7で1上昇★
154 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 12:55:55 ID:???
いちたりない「練習のお手伝いしました!」
155 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/21(土) 13:48:04 ID:???
> 三杉のパス練習( 2 + 4 )+(前回失敗分+2)≧9で1上昇 → キープ(パス値69)
> 三杉のタックル練習( 2 + 6 ))≧9で1上昇 → キープ(タックル値68)
> 三杉の競り合い練習( 6 + 3 )≧7で1上昇 → アップ!(競り合い値66)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※ 三杉の成長状態が以下のようになりました。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 66 606 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
やや上がり難い : ドリブル、パス(判定+4)、シュート、タックル(判定+4)、
. パスカット、トラップ、クリア、競り合い
9月も中盤を過ぎ、残暑は少しずつではあるが緩和されてきた。
三杉達フロレンティア・ヴィオラの選手達にとっても身体の動かし易い時期に近付いている。
ジョアンの指導を2年も受けてきた故に、伸び代も残り少ないのではないか…そう感じていた
メンバー達も、新コーチ・シーザの新たなアプローチにより自身の新たな境地が見え始めている。
ジョアンから指導されたのは技術であるならば、今シーザーに指導されているのは肉体改造…
いや動作改造と言うべき物であろうか?
156 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/21(土) 13:49:32 ID:???
いずれにせよ、メインである動作改造の合間にジョアンが構築した練習プランを組み入れる事で
ヴィオラはチーム全体の実力が底上げされている途上にあった。
しかしキャプテンである三杉は、ここに至り若干のスランプに陥っていた。
彼は軸取りなどのバランスに対する向上は自身でも認めていたが、それ以外の分野については
確かと言えるほど伸びを感じられていなかった。
それは彼が自身の動作・テクニックを余りに知りすぎていた事に起因する。
サッカーとはミスのスポーツである。
精度の高いプレイと言っても、同じ動作を続けて再現する事は不可能に近いのだが…
シーザーの動作改造は体軸を安定させ、それによってプレイの精度を上げる効果があると言える。
しかし元々固有の感覚と動作の反復によって高精度なプレイを可能にしてきた三杉にとって、
この急激なるプレイ感覚の変化は逆に戸惑いを生んでいた。
他の選手たちよりずっとプレイに高い再現性を求めてきた三杉ゆえの壁である。
この壁を越えれば、恐らく三杉は再び他の選手よりも高い所へと到達するのだろうが…
どうやらそれにはまだ時間を要しそうである。
157 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/21(土) 13:52:22 ID:???
[味方イベント]
9月も間もなく末日。
初頭に三杉が暴漢(引ったくり)の被害にあった以降、特に何もない平和な日々が続いている。
悪い事がないのは良いが、彼らにとっては良いニュースがないというのが大問題であった。
事態の親展が変える様なニュースが、4部チームでしかない彼らには必要なのだから。
こうしてボンヤリとした不安が選手達の平常を緩やかに圧迫する…そんな日々が続いていた。
だがこの日はいつもの日常とは少しだけ趣が違っていたようである。
…少なくともこの人物の周辺にとっては。
先着で
★だれのイベント?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《K》 シーザー
《Q、J》 ラムカーネ
《10、9》 オワイラン
《8、7》 スペルマン
《6、5》 ミュラー
《4、3》 ミハエル
《2、1》 ???
《JOKER》 ???
158 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 13:52:44 ID:???
★だれのイベント?→
スペードA
159 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/21(土) 13:53:32 ID:???
本日の更新は以上です。
明日も夜に一更新できるかどうかという予定です。
それではお付き合いくださりありがとうございました。
160 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 15:20:25 ID:???
乙でしたー
161 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/22(日) 23:47:43 ID:???
>>154
ヤメテ!
>>160
乙感謝ですのぜw
============================================
> だれのイベント?→ スペードA
> 《1》 ???
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
月末のこの日、三杉淳はクラブハウスへ訪れた。
普段は寮とグラウンド、或いはウォーキングコースを往復するだけの日々だが、
キャプテンである彼には月に数回クラブハウスへ行かなければならなかった。
クラブ内の細々とした連絡を受けたり、メンバー達の代表としてチームへ意見を述べたり…
そしてその結果をメンバー達に伝えなければならないのだ。 ハッキリ言って雑務である。
三杉(けれど、これも今月までで済みそうだな。)
三杉は大きな安堵と小さな寂しさの入り混じった思考でファイルを眺めた。
基本的に今月度に関しては三杉はほとんど手を出していない。
マネージャーとして就任したマエリベリー・ハーンに業務の引き継ぎを行っただけである。
メリー「キャプテン、何か不足している点はありましたか?」
三杉「いや、何もないよ。 満点だ。」
メリー「そうですか、良かった。」
162 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/23(月) 00:00:44 ID:???
ニコリとした微笑がメリーから返ってくる。
自信があったのか、安堵したという印象を三杉は彼女から受けなかった。
可愛らしくて若干ノホホンとした様子のメリーではあるが、その実とても数学的に優秀である事は疑いなかった。
データを収集し、そのインプット情報を組み合わせて新たな思考に発展させる能力は三杉も感心する程だった。
三杉「これならば来月はもう僕が確認する必要もないと思うけれど、大丈夫かい?」
メリー「ええ、これくらいの内容でしたら。 でも分からない事があれば、相談はさせて欲しいです。」
三杉「勿論、その時は遠慮なく寮の方へ連絡して欲しい。」
メリー「ありがとうございます。」
この辺りのメリーの根回しの良さも三杉にとっては好印象であった。
単なる自信家であれば、ただ得意気に『任せて下さい』と言うだけだろう。
しかし彼女は『何か不慮な事があれば相談させて欲しい』と添えた。
そこには自分の能力を誇示する事よりも、仕事を間違いなくこなしたいと考えている意思が窺える。
またついでに言えば、前任者を立てる一歩下がった女性の細やかな配慮の言葉でもある。
三杉(可愛くて有能で配慮も出来る…二物も三物も与えられた人間と言うのは居るものかな。)
そんな考えておいて三杉は直後に否定した。
こう言うのは自身の意志でそうあろうとしなければ到底やっていけないこと…
外見はともかく、それ以外についてただ与えられたと考えるのは彼女に対して失礼だと三杉は思ったのである。
163 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/23(月) 00:05:12 ID:???
三杉「さて、それじゃ僕は寮に戻るよ。 そろそろ日も暮れて来たしね。」
メリー「はい、それではお気をつけて。」
最後にそう交わし、三杉はファイルを鞄にしまいながら席を立った。
そのままクラブハウスの入り口へと向かおうとするが…
メリー「あっ、キャプテン待って下さい。」
三杉「うん?」
振り返るとメリーはトテテテと小走りで三杉の方に走り寄って来ていた。
何だろうと首を傾げる三杉に対し、メリーはこんな事を言ってきた。
先着で
★メリーのお話→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 私ももう帰るので、良かったら途中までご一緒させて下さい。
《ハート》 宜しければ今から夕飯ご一緒しませんか?
《スペード、クラブ》 耳寄りな最新情報があったんです。
《JOKER》 キャプテン、最近練習で調子宜しくなかったりしません?
164 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:05:32 ID:???
★メリーのお話→
クラブ9
165 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/23(月) 00:11:41 ID:???
特に何事もなく今回の味方ランダムイベントは終了となります。
次回は月が明けて10月に入るところから…
ちなみに皆さん、ヴィオラのメンバーに控えって必要だと思っています?
166 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:14:39 ID:???
今の11人のままで良いとは思いますが、名無しと五飛互換は微妙に欲しいかなあとも思ったりしますw
167 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:16:05 ID:???
五飛互換いつ出るか、誰なのか?気になってたんだよね乙
168 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:19:32 ID:???
可能ならキーパーがほしい、できればヤベッチュが欲しい、は本音ですね。
ただゲームバランスを壊しちゃうのも目に見えてるので……と。
フィールダーはあんまり必要だと思ってないですね、メンバーとっかえひっかえするチームじゃないですし。
169 :
sage
:2012/07/23(月) 00:20:05 ID:/UIHyjjQ
「カンピオーネに正義はないっ!!」
的な五飛は味方に欲しいかなぁw
厨二病みたいなキャラでひとつ。
真面目な話、偏った控えキャラが入ると戦術的に考えたりが楽しくなる気がします!!
170 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:21:22 ID:???
うわあ、すごい台詞似合ってるw
171 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:21:50 ID:???
俺はサブキーパーだけは反対かな。
このチームで最大のタブーだと思う。
172 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:24:02 ID:???
トロワ互換はもういるんだっけ?
173 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:24:41 ID:???
フライハイトがトロワ互換だっけ?
174 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 00:56:39 ID:???
ドラゴンハング的な意味で五飛互換はGK?
175 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/23(月) 23:18:00 ID:???
こんばんちゃー
アンケートですらない呟きに反応下さりありがとうございました。
今後の参考にさせて頂きますと共に、
レスは無粋と思ったので失礼ながら今回は避けさせて頂こうと思います。
どうもありがとうございました。
176 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/23(月) 23:19:09 ID:???
> メリーのお話→ クラブ9
> 《スペード、クラブ》 耳寄りな最新情報があったんです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
メリー「まだ正式発表はされていないんですけど、どうやら大口のスポンサーがついたらしいんです。」
三杉「えっ…!? それは本当か!!?」
余りに驚くべき、そして喜ぶべきニュースが飛び出し、三杉は思わず語気が荒くなったのを自覚した。
直後に自ら戒め、突然の大声にメリーが驚いたり怯えたりしていないかを気にしたが…
メリーはまるでこの反応を予想していたかのように、満面の笑顔を三杉の方へ向けていた。
彼女が反応を愉しんだ結果の笑顔か、それとも三杉と感情を供しての笑顔かは、瞬間に判断がつかなかった。
それを確認する為…の遥か前提段階の話として、三杉はこのニュースの真偽をメリーに再び問いかける。
三杉「…っと、大声を上げて済まない。 えぇと、そのニュースは確かなのかい?」
メリー「ええ、キャトレールE.N.(エネルジェ・ヌーヴォ)Coというエネルギー開発機構だそうです。
…オーナー(エムスカ評議員)が私に愚痴交じりに漏らした話ですので、まだ内緒でお願いしますね。」
☆三杉(うん…?)
A 三杉「ヌーヴォ…というとフランスの企業なのかい?」
B 三杉「愚痴交じりとはどういう事だい?」
C その他
2票選ばれた選択肢で続行します。
177 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 23:20:02 ID:flv0O0zY
B
178 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 23:23:17 ID:O1BIjxWY
B
179 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/24(火) 00:25:12 ID:???
> B 三杉「愚痴交じりとはどういう事だい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉はメリーの言葉の端にて理屈に合わない物を感じた。
そして彼は生じた疑問をそのままにしておく質(たち)の人種ではない。
故にこの場はストレートに疑問を口にしていた。
三杉「今の話だけど、愚痴交じりとはどういう事だい? スポンサー…しかも大口のスポンサーがつく事で、
評議員その人やヴィオラというチームにとって悪い話は一つもないと思えるのだけれどな。」
メリー「ああ、それなら単純な話です。 現オーナーが求めていたのはスポンサー以上に新オーナーですから。
今回の会社(キャトレールE.N.)がオーナー会社になれるの規模があったのに、スポンサーとしての出資
に留まったのが、評議員にとっては少々残念だったという事だと思います。」
三杉「ああ、そういう事か。」
疑問に対するメリーの回答は実に尤もらしく筋が通っていた。
評議員の本職はあくま公務員であり、たとえ設立の立役者だとしてもチームの中枢である事を望まない…
確かにエムスカとはそういう人物であったし、何より新オーナーが早く見つかって欲しいとは三杉も聞いていたのだ。
180 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/24(火) 00:26:20 ID:???
呆気ないと言えるほど簡単に単純に疑問が氷解すると、あとは一定の安堵が三杉を包んだ。
大口のスポンサーがついたとあらば、数か月で清算(解散)するような事態は〝取り敢えず〟避けられたからである。
三杉(ふむ、確かに耳寄りなニュースには違いなかった。)
安心の後にはやがて高揚が訪れてくる。
三杉は自分の進む道が少しずつではあるが確実に拓かれていく実感を得て少々興奮した。
またそんなグッドニュースを伝えてくれたのがこの美しいマネージャーである事は、
ニュースその物の価値(喜び)を一、二割増しにしてくれている効果があったのかも知れない。
それに依ってかどうなのか、三杉にはキャトレールE.N.という会社に対して何か追求するような疑問を抱く事はなかった。
…こうしてこの年の9月は終わった。
街(フィレンツェ)に全く何も事件がない訳ではなかったが、それでも大きな揺らぎが生じるような事はなかった。
しかしヴィオラの未来、その道の大筋を決定づける10月は間もなく始まろうとしていた。
181 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/24(火) 00:27:27 ID:???
すみません半端なとこですがここで本日は失礼します
眠たくて自分が何を書いているのか半ばわからんちん
おやすみなさい
182 :
森崎名無しさん
:2012/07/24(火) 01:27:03 ID:???
おやすみおつー
183 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:15:50 ID:???
>>182 乙感謝ですたーーーん
============================================
某年10月
10月…日本では八百万の神々が出雲へ集まり一年の事を話し合うとして、
陰暦においては出雲以外に神が居なくなる月、即ち神無月と呼ばれる。
またイタリアでは10月をOttobreと呼び、ラテン語で8番目に相当するOctが語源となっている。
(※西洋文化圏では3月を起算とするローマ歴が基準であった為。)
遠く離れた東洋と西洋で、全く同種の伝承が語り継がれている場合はそこに真理があるとされる。
しかし8という数字は東方の文化圏では聖なる数とされ、一方で西洋では不吉な数とされる。
即ち〝8〟を冠する物についてはその根源にすら矛盾を孕んでいる事になるのだ。
偶然か、それとも必然か。
三杉達の物語が再び加速の時を迎えるその始まり…
それは全ての側面を映し出す、8を冠する月に在った。
184 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:16:54 ID:???
<イタリア・フィレンツェ>
シーザー「よう、指示した通りやってるかガキども。」
「ん?」「おっ、コーチだ。」「んだとっ!?」「どのツラ下げて来やがった!」「ふう………」
月が更新された頃、コーチであるシーザーがひょっこり顔を出した。
ほぼ一カ月の間、丸々留守にしていた…と言うかコーチ業を放棄していた事になる。
実際に練習での指示は的確で、確かにチームレベルアップが図れていた。
しかし選手達にとって見れば、このシーザーのふてぶてしい態度が面白い筈がなかった。
三杉(拝啓、弥生。 グラウンドの雰囲気が最悪だよ。)
ブンナークやダラピッコラなど気性の激しい選手はテメーコノ状態。
オジオやミハエルなどドライな気質の選手からは、これ見よがしに失望の溜息を吐く。
ミュラーや新田のような直向(ひたむ)きな選手は黙ってアップを続けているが、不機嫌なオーラがダダ漏れだ。
スペルマン、レントゥルス、それからオワイランとラムカーネについては感情が読めないが、好印象という事は有り得まい。
185 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:18:18 ID:???
表面上に映るシーザーの飄々とフザケた態度から想像し難い、内面の使命感を三杉は見ているが…
それでも『これはいけない』と直感し、シーザーの側に走り寄って一言苦言を呈するより他なかった。
三杉「コーチ…一カ月も職場を放棄しておいて、流石にその調子は頂けません。」
シーザー「まっ、そりゃあそうだろう。 だが心配するな、オレだって遊びで留守にしていた訳じゃない。
三杉「…と言うと?」
シーザー「焦るなって、今からそれを説明する。 先ずは選手達を集めてくれ。」
三杉「了解です……」 フゥ…
相変わらずの一方的なトップダウンに三杉からも思わず溜息が飛び出した。
このコーチの指導には理があり、物事の本質には流石と思えるほど精通している人物と理解しているつもりである。
また大事な場においては人一倍真剣になり、いい加減さを嫌うような人物である事も判っている。
しかし普段の行動や口調については中々着いて行くのは難しかった。
186 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:19:21 ID:???
ザワザワザワ…
三杉の招集により、選手達は練習のアップを一旦やめてベンチに集まった。
ただし目に見えて不服な顔をする者も少なくない上、一人一人のボヤキが集合してざわめきにランクアップしていた。
シーザー「さて…先ずは一カ月も空けてすまなかったな。 特にキャプテンであるミスギには迷惑をかけたと思う。」
三杉「いえ、問題ありません。(真面目モードだ…ずっとそのままで居てくれたらいいのに。)」
シーザー「まあお前ならばあの程度の説明でも理解し、不足なくやってくれると判断してだ。
そんな事よりもお前達に連絡が二つある。 一つはオレが不在であった理由だが…」
一旦言葉を切り、グルリと選手達に向けて視線を流す。
ざわめきは止んでおり、全員がシーザーに注目を寄せているのは確認せずとも判った。
こういう時のシーザーは信じて良い…各選手達も直感的にそう感じているのは明らかだった。
ON-OFFの使い方の巧みさと言うべきか…こういう人心掌握術もあるのだな、と三杉は内心舌を巻く。
187 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:20:30 ID:???
シーザー「実は控え選手を入れる事を考えている。」
三杉「!」
ザワッ
三杉を含め、ヴィオラ選手達は重い一撃を食った気分であろう。
当然必要な事ではあるのだが、それが為されずにここまで闘い抜いてこれた経験が、彼らにそれを衝撃と思わせたのだ。
シーザー「その候補のリストアップの為に一カ月飛び回っていたって訳だ。
この件については現オーナーが全て了承済みの話になっているから、そのつもりで受け入れろ。
でかい舞台で闘っていくには必要な事…そしてメンバー加えるならば早い方が良い。」
三杉(突然の話に驚いたが、言っている事は正論だ。 しかし…)
控え選手が加わる事に、三杉は基本的に賛成であった。
しかし個性が強すぎたり、自己中心的すぎる性質の選手の場合、実力があっても戦術を壊す懸念があった。
つまりはヴィオラのチームカラーは既に定まっており、それに従えない者は逆に不安要素になるという事。
ゆえに三杉はこの時点では喜べもせず、落胆も出来なかったと言える。
けれど、その三杉の懸念は次のシーザーの言葉で大半が解消される事となった。 …取り敢えずだけれど。
188 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:21:31 ID:???
シーザー「…ただし言っておく、即戦力となる選手は居ないぜ。 まあセリエC2だからな、旨味も少ないし当然の話だ。
ついでに言えば無個性、一つの分野のスペシャリストだとかって事もない。 現時点では人数合わせに過ぎない。」
周囲から落胆とも安堵とも取れるような息が漏れた。
シーザーの言っているのは、詰まるところ今回控えメンバーを入れるのは補強ではないという事だった。
緊急事態において10人で試合に臨むよりはマシな環境を作るという意味なのである。
シーザー「まっ、そうは言っても単なるボンクラって訳でもない。
指示にはキッチリ従うだろうし、化けるだけの素質はオレの見立てでは有ると思っている。」
『今の状況じゃ最後まで化けない可能性の方が高いだろうがな。』と笑いながら話を一旦締め、脇のファイルを手に取った。
そしてそのファイルを三杉に向けて差し出す。 メンバーのリストを見ろという事だろう。
三杉はファイルを受け取ると、パラパラと中を眺めてみた。
その内容は以下のような物であった。
189 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:22:37 ID:???
☆候補A:マスクド・H
北の大地からの刺客かも知れない。 しかし今は無個性であり、マスクの下にどんな顔が隠れているか謎。
H(ヘル)なマスクを脱いだ時にこそ真価を発揮するかも知れないが、そんな時はそう簡単には来ないだろう。
発言についてはネガティブな物が多くなると予想される。
☆候補B:ミスターQ
白い布を上から被った、まさにQ(クエスチョン)な存在。 白い布の下にどんなクールな姿が隠されているのか?
きっとメンバーの事を〝ちゃん〟付けで呼ぶフレンドリーさを見せるだろうが、大飯喰らいの懸念あり。
☆候補C:М沢くん
ドラム缶のような円筒形の金属を頭から被った男。 М沢のМはどうやらマゾヒストのMではないもよう。
そのドラム缶の中にどんな漢気のある姿が隠されているのか、まさにM(ミステリアス)な存在。
☆候補D:アバレオレンジ
アバレ○ジャーの中にオレンジ色なんて無かったので関連性はない筈。 しかし身に纏ったオレンジ色のタイツの中(ry
意味不明瞭な言葉で荒ぶる癖があり、ぶっちゃけコミュニケーションは取り辛いだろう。 ただし任務には忠実。
オレンジ色だがオレンジと呼んだら怒る理不尽なキャラの可能性がある。
☆候補E:サルバトーレ・ビアンキ(交渉中)
例外的にある意味即戦力となる選手。 守備はしない、言う事を聞かない、ポリシーを曲げない半コミュ障。
しかしゴールへの嗅覚は本物。 戦術を崩しても1点が欲しい、でも攻め手が無い事態においてはJokerと成り得る。
☆候補F:捜索中
詳細はまだ言えない。
190 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/25(水) 14:23:41 ID:???
三杉「……………」
ぶっちゃけ三杉の感情は怪訝や困惑を一回転して〝無〟であった。
シーザー「どうだ?」
三杉「……これを見て、僕にコメントしろと?」
シーザー「別にコメントは要らねえ。 ただ控えメンバーはお前が選べ、実質的にお前が兼任監督だ。
…と言っても今の時点で選べるのはA~Dの四名の中から一人だけだがな。」
三杉「〝選べ〟と!」 ガビーン
シーザー「ああ、任せた!」 キラーン
互いのテンションの相違によって、やるせない気持ちに包まれる三杉。
想像していたよりも遥かに残念なリストにもう一度だけ目を通し、三杉はもう思い切って決めてしまった。
☆控え選手を選択してください。
A マスクド・H
B ミスターQ
C M沢くん
D アバレオレンジ
E いや、どうしてもトト(ビアンキ)が欲しい。 テメェー今月も交渉して来やがれ。
F どいつもこいつも要らねえよ。
[5]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
5票も集まらない事も予想されるので7/25 20:00を締切として設けます。
その場合、は最多最速到達票で続行します。
191 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 15:18:29 ID:WSI8q3b2
A
おおっビアンキ、好きなキャラだ…と思ったら、ほぼ同名の別キャラか。
(私が好きなのは『Jドリーム』の「サルバドーレ・ビアンキ」)
前に出たことがあるのね。
192 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 15:33:40 ID:nD96Hbsg
C
FWは飽和してるしトトはミランで頑張って下さいませ
193 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 15:47:39 ID:mq/YqZCA
D
194 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 15:55:09 ID:Tfsgzn9g
A
トトはイベントで強制入団しそうな感じがする。
195 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 15:58:44 ID:+k5YE0/+
B
196 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 16:09:44 ID:???
c
197 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 16:11:16 ID:pqz4fIUo
すみませんメール欄を空白にしてませんでした。もう一度
C
198 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 16:18:27 ID:pqz4fIUo
C
将来は映画版みたいに足が何メートルにも伸びたり、M沢ビームを
かましてくれるでしょう。
199 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 17:28:35 ID:s2aOzuxY
B
200 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 17:32:41 ID:KfZKEa3A
B
201 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 18:54:02 ID:AxSJZRig
C 迷ったけどこれで
202 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 18:56:58 ID:???
ブルノはいないのね
203 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 19:30:42 ID:BiTEjGm6
C
204 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 19:50:40 ID:???
怪我しない代わりに故障するんですね
205 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 20:20:36 ID:???
B Qさん四兄弟
うーんダイスじゃ無意味か
206 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 20:30:12 ID:???
D
我が忠義の嵐ッ!
207 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:23:29 ID:PXFzL692
C
208 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/26(木) 00:38:37 ID:???
沢山の御投票ありがとうございました。
そして更新出来ず申し訳なかとでした。
来月のスケジュールを立てていたらアッと言う間でだったんです。
それでは明日頑張りますという感じで今日のところはおやすみなさい。
209 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 21:44:15 ID:???
必殺ブロック候補はフルメタルブロックですねわかります
210 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/30(月) 12:08:56 ID:???
> C M沢くん
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
根拠は特にない。
と言うより根拠に出来るだけの情報が無い。
そんな状況に置かれ、三杉が冷たい選んだのはM沢くんであった。
三杉「それじゃ、このM沢くんとやらにしましょう。 …強いて言うなれば撃たれ強そうだ。」
シーザー「ふむ、いいだろう。 それじゃあ早速紹介するかな。」
三杉の選択を受け、シーザーは満足げに頷くと…
そのまま後ろへ身体を向けつつ、とんでもない事を口走った。
メリーは選手達大半の片眉がピクリと上がるのを見た。
三杉「………ちょっと待って下さい。 何故僕が選んだ直後に紹介という流れになるのですか?」
シーザー「あん? …………変か?」
三杉「変どころの話じゃないんと思います、業界の常識として。」
211 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/30(月) 12:10:55 ID:???
シーザー「うーん…だが実際問題あっちで待っているしな。」
三杉「ほう、既にこの場に居ると仰る。 しかし普通はリストアップされた中から選手や条件を上層部にて検討・選択。
然る後に該当選手とチーム代表が交渉し、合意を得られてから初めてチームに合流するのが筋となります。」
シーザー「なるほど、勉強になるな。」
三杉「いくらカルチョ素人と言えど、この程度は知っておいて下さいね。」 ニコ
『プロフェッショナルの分野が違うのだから仕方ない。』
マネージメント業務には確かに頂けない所もあるが、コーチとしての指導や人を見る目には驚くべき物がある。
恐らくは縁の下の力持ち的役割よりも、当事者として前面に立ってきた人物なのだろうと…
三杉はシーザーのそういう点に理解を示しつつ、大人になったつもりで懇懇と説いた。
その内容はスレ主がウイイレで仕入れた知識なので、細かい所は気にしないで欲しいと三杉は思った。
そう思ったのは三杉であり、スレ主ではない。
シーザー「ああ。 だが、それはそれとして紹介する。 M沢!」
三杉「………………」
212 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/30(月) 12:12:30 ID:???
ヒョッコリ
M沢「M沢アルファだ、よろしく頼む。」
ヴィオラ選手「「「「 …………… 」」」」
確かにドラム缶のような円筒形の金属を頭から被ったシュールな男(?)だった。
いや…頭から被っているだけでなく、円筒形の胴体から生えた腕や足も金属だった。
つまりは全身金属なわけである。
M沢「正直現状では実力の面で足手まといな面は否めないと思う…。
だが皆に追いつけるよう努力するし、新入りらしく雑用も率先してやっていくつもりだ。」
ヴィオラ選手「「「「 ………… 」」」」
☆三杉(さて、どう返すべきだろうか?)
A 「宜しくM沢、チームメイトとしてこれから頼りにさせて貰う。」 普通に受け入れる
B 「礼儀正しくて恐れ入るね、こちらこそ宜しく。」 友好的に受け入れる。
C 「身体……固そうだね。」 柔軟性について心配してみる
D 「……………(なんも言えねえ)」 絶句としか言いようがない
E 「ガンダムシリーズって知ってる?」 遠まわしにメカの話題に触れてみる
F 隣の選手に『あれってどう見てもロボットだよね?』とヒソヒソしてみる 相談
G 「えっと………君って人間なのかい?」 ど真ん中ストレート
H 「えっと………君ってロボットなのかい?」 ど真ん中デッドボール
I 「えっと………君ってザンボットなのかい?」 ど真ん中斜め上パスボール
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
213 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 12:16:28 ID:ca25AJCg
B
214 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 12:19:29 ID:oWgTyW3A
B
215 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/30(月) 12:57:45 ID:???
> B 「礼儀正しくて恐れ入るね、こちらこそ宜しく。」 友好的に受け入れる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ギュインギュインギュイン… チーン!
目の前のM沢くんという存在に対してどう接するか…三杉の脳内CPUはフル稼働の後に解答をはじき出した。
ツッコミ所は存在するが、でも今は、そんな事はどうでもいいんだ、重要な事じゃあない。
重要なのは控え選手が加入した事実であり、そして何より今は練習の時間なのである。
三杉「礼儀正しくて恐れ入るね、こちらこそ宜しく。」
M沢「いや、これは、キャプテン直々に恐れ入りますなあ。」
ヴィオラ選手「「「 !!? 」」」
にっこりと微笑み、三杉はM沢に対して握手を求めた。
その対応にヴィオラのメンバー達の幾人かはギョッとして目をひん剥いたが…
ブンナーク「オレも歓迎するぜ! 頑丈そうだし競り合いの相手としては持ってこいだろうぜ!」
ヴィオラ選手((( ブンナーク、お前もか! )))
彼の場合は恐らく本気で言っているだろう。 ブンナークもM沢を歓迎した。
そして内心で絶叫を響かせるメンバーをよそに、仲間達は次々にM沢を歓迎していった。
216 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/30(月) 12:59:12 ID:???
オジオ「M沢、キミは身体が硬そうだから怪我には気を付けないとね。」
M沢「ああ、ストレッチは苦手なんだよ。 よく判ったな。」
ヴィオラ選手((( そりゃあそうだろう! )))
レントゥルス「M沢ー、オレの部屋のTVの調子がおかしいんだけど直せるー?」
M沢「いや、オレちょっと機械は苦手なんだ。 他の奴に頼んでくれ。」
ヴィオラ選手((( それはギャグで言っているのか!? )))
ダラピッコラ「おっしゃ、新入りは歓迎してやらないとな! 今度特製のオリーブオイルとアンチョビのパスタを作ってやるよ!」
M沢「グラッツェ! …ああ、でも済まないがオリーブオイルは抜いて欲しい。 オイル関連は身体に合うのが決まっていてな…」
ヴィオラ選手((( 当然鉱物油の事でいらっしゃいますよね!? )))
そして最後に現状を把握できない常識人(?)二人が残った。
先着で
★その二人とは?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 新田とミハエル
《ハート》 ミュラーとスペルマン
《スペード》 新田とミュラー
《クラブ》 ミハエルとスペルマン
《JOKER》 二人? すまんそりゃ嘘だ、誰も居ない。 みんな仲良しフロレンティア・ヴィオラ。
217 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 13:07:58 ID:???
★その二人とは?→
スペード9
218 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 18:39:25 ID:???
もう笑うしかないwww
219 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 23:38:22 ID:???
メカラッタ!
220 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 23:56:19 ID:???
これは友達のフレディとゴリラのサポーター登場もあるかな?乙
221 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:01:51 ID:???
> その二人とは?→ スペード9
> 《スペード》 新田とミュラー
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
仲間達が次々とM沢を迎え入れる言動を見せる中、新田とミュラーだけはどうにも目の前の事態を受け入れられなかった。
ミュラーのゲルマン民族由来である生真面目で我慢弱い気性はうやむやを嫌い…
そして人生経験の少ない新田は右からやって来た何かを左へ受け流す事が出来なかったのである。
(三杉と齢一歳しか違わないのに人生経験がどうとかpgrですが、そこは大人な皆さん、右から左へ受け流して下さい。)
新田「ミュラーさん。 あれ、どう見てもロボットですよね?」
ミュラー「おや、奇遇ですね。 敢えて言うならばボクにも彼がロボットにしか見えません。」
二人は互いの認識が同一である事を確認すると、顔を見合わせて怪訝な瞳を交わした。
両者ともに笑みを浮かべているが、口許がヒクヒクと混乱を誤魔化す為の笑いである事が明らかだ。
そこに来て先ほどのレントゥルスとM沢の会話である。
レントゥルス「M沢ー、オレの部屋のTVの調子がおかしいんだけど直せるー?」
M沢「いや、オレちょっと機械オンチなんだよな。 他の奴に頼んでくれ。」
レントゥルス「そっかー、何となくM沢はメカに強そうな気がしてさ。」
新田(機械オンチなわけないだろ!)
222 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:03:05 ID:???
M沢「メカに強そうかぁ…それは単なる先入観ってヤツだろう。 あのさ、いま世の中じゃポケベルが急激に伸びているだろ?
あれってのは元々営業ビジネスマンや医療関係者、経営者の緊急連絡用に開発された物だけどよ…」
ミュラー(なにやら薀蓄語り始めましたが…どう話を繋げていくつもりでしょうか?)
M沢「今年度からDwCwMwではプッシュ信号によって自由に数桁の数字を送れるサービスが開始、
それにより一般女性の普及率が急増しているんだ。 女は機械に弱いと先入観が働きがちだが、
事実としてポケベルを使いこなしてるのは女だ。 『14106』=『愛してる』を最初に使いだしたのも女だし。」
レントゥルス「ほえー………」
新田(やっぱり機械オンチじゃねえじゃんか…)
M沢「けどさ、オレはそういう機械に頼り過ぎてデジタル化された世界ってあまり好きじゃ無いんだよな。」
こののままじゃあオレ達………機械に支配されちまうぜ?」
ミュラー・新田(それはギャグで言っているのか…?)
通信会社の回し者かと疑いたくなる程、デジタル界の最先端薀蓄を披露したかと思えば、それを一転して否定…
その流れでの『機械に支配されちまうぜ』発言である。
ロボットの発言でさえなければ『なるほど』と思わず頷いてしまいそうだった。
223 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:04:07 ID:???
唖然とする新田とミュラーだが状況は一向に覆らなかった。
常日頃から演技ぶった言動を取っており、真意を量り辛いこの男も…
ミハエル「フフン、宜しくお願いしマス。」
M沢「こちらこそ。」
ミハエル「しかしその特徴的なボディですが…」
M沢「うん?」
新田(おおっ! いよいよツッコミが入るのか!?)
ミュラー(グッジョブです、ミハエル・ドノヴァン!)
ミハエル「So Cuteですネ、まるでジャパニーズ茶筒のようです。 アーバックルもそう思うだろう?」
アバ様「ニャー」
M沢「いやあ…照れるぜ。」
ミュラー(違う! 何故その流れでキュートとか言い出すんですか!?」
新田(何で日本の茶筒の話になってるのか…! 意味不明だよ、流石アメリカだよ!)
…この始末である。
224 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:05:07 ID:???
更には無口・不愛想の象徴、ミハエル以上に真意を量り辛いと言えるこの男も…
ラムカーネ「………………」 ザッ
M沢「………………」
新田(遂に最終兵器ラムカーネが動いた…)
ミュラー(彼ならば…彼ならばきっと、真実を見抜く目を持っている筈。)
ラムカーネ「………………」
M沢「………………」
ラムカーネ「………………」
M沢「………………」
グッ…
新田(握手しちゃったよ…)
ミュラー(この互いに解かり合った感の漂う空気…解せません。)
225 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:06:10 ID:???
そんな身をよじりたくなる違和感に曝された状況下の新田とミュラー。
先ほどから期待させられてはハズレが続く、パチンコで言えばハマりの状態である。
このままでは二人の精神は間もなく限界を迎えてしまうかと思われた。
だがここに来て一筋の光明が訪れる…
ブンナーク「なあM沢、実はさっき言えなかったんだが気になってる事があんだよ。」
M沢「えっ?」
新田「!?」
ミュラー(ブンナークの復活リーチですと!?)
先ほど何の疑いも抱いた気配なくM沢を歓迎したシンプラサート・ブンナーク。
彼が何やらM沢に物申す事があると言うのである。
言うなれば一旦ハズれてからの復活演出と言うべきであろうか?
ともかくとして、新田とミュラーの瞳は一瞬にして輝きを取り戻した。
ブンナーク「……ああ、やっぱりそうだ。 なあM沢、お前………」
新田・ミュラー(遂にツッコむのかっっ!!!!)
226 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:07:17 ID:???
M沢の方をジッと観察・確認し、間違いないと頷いてから話し出したブンナークに二人の期待は高まる。
勿体ぶるブンナークの調子にヤキモキしつつ、それでも彼等にとっては至福の時を待つ如しであった。
一秒が一分にも一時間にも感じられるこの瞬間…まさに彼等は今、相対性の概念を感じたのである。
――――
――――――――
――――――――――――――――
ブンナーク「お前、スパイクの紐がほどけてるぞ…」
M沢「えっ…あ、ホントだ。」
新田・ミュラー(そうじゃねェだろッッッッッ!!!!)
二人の無言のツッコミが悲しく精神世界に響き渡った。
※ 新田とミュラーの相互感情が2上昇。(この描写により2人が練習に身が入らないとかって事はありません。)
※ 新田のM沢に対する感情が[ロボットだよな…]になりました。
※ ミュラーのM沢に対する感情が[ええ、ロボットの筈です……]になりました。
227 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/31(火) 13:10:33 ID:???
一旦ここまでです。
コメレスや続きは(出来れば)今夜に。
228 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 21:01:34 ID:???
控え選手なのに、かなり濃いキャラだwww
229 :
森崎名無しさん
:2012/08/01(水) 01:24:51 ID:???
完成されたサッカーサイボーグかw
230 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/02(木) 00:32:44 ID:???
>>218
笑って頂ければ嬉しいですw
>>219
M沢「弟のβの登場予定はないぜ。」
>>220
隣の人がビビる事になりそうですね。
>>228
登場時点のネタが特別豊富なキャラを選ぶから…
>>229
金属茶筒の中からサンターナ登場…ですと?
231 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/02(木) 00:33:52 ID:???
…少々騒がしい事にはなったが、ともかくとしてM沢はヴィオラの控え選手として受け入れられた。
早速の契約を交わす為、マネージャーに伴われクラブハウスへと向かった事で選手達の喧騒も収まり…
コーチであるシーザーは二つあると言っていた連絡のもう一方について話し始める。
シーザー「さて、新規加入選手との顔合わせも済んだ所で二つ目の連絡をさせて貰うぜ。
ズバリ、今回もありがたい事にテストマッチのオファーが来ていてだな…。」
三杉(おや、もしや…)
シーザーの言葉に対し、三杉には瞬時にピンと思い当たる話があった。
言わずもがな、バンビーノらが手を尽くしてくれたであろうサンパウロの件である。
ふと見れば、その可能性(及び今後の展望)について多少知っているミュラーも強張った表情をしていた。
…恐らく彼も三杉と同様に直感を抱いたのであろう。
シーザー「今度の相手はブラジルのサンパウロFCのユースチームだ。 記載されている経歴によれば、
強豪ひしめくサンパウロ州選手権にて最多優勝回数を誇る超強豪チームらしい。」
レントゥルス「ん…? 州選手権?」
ブンナーク「えっ、なんだ?」
232 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/02(木) 00:35:47 ID:???
ダラピッコラ「超強豪っつー割にブラジル全土で一番二番って訳じゃねーのか…って言ってんだよ」
レントゥルス「そう、それ。」
ブンナーク「ああ……なるほど。 ………つまりどういう事だってばよ?」
フゥ…という溜息が何処からともなく漏れる。
相変わらず行間の読めないブンナークに少々呆れ気味というわけだ。
シーザー「ブラジルはインフラの関係で全国リーグってもんが実現できなくてな…基本的に州単位での
リーグが最大規模となっている。 そんな環境下において、ブラジル国内でNo.1はどのチームか
という話題になった時、リオのフラメンゴFCと並んで必ず名前が挙がるチームがサンパウロFCだ。
つまりブラジルで1,2を争う超強豪ってこった。 …って書いてある。」
最後にボソッと付け加えたシーザーも、選手たちから微妙な表情がこぼれるのを避けられなかった。
…とは言え、この説明でサンパウロのクラブチームとしての規模が明らかになったわけである。
これによって選手たちから発せられる空気も強張った物になっていた。
三杉(そして、そんなチームを相手に僕達は善戦…いや、勝たなければならないという事だ。
これまでと違って全く参考データが無い強豪が相手。 判っているのは翼くんが相手という事だけだ。)
今の時点でフォーメーションや戦術を考える事は、三杉でも到底不可能である。
どうにかして何かしらの戦力情報を入手したい所だが…
233 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/02(木) 00:37:20 ID:???
☆対策の為には敵を知らんと………どうしようね?
A 今それを考えても仕方ない、取り敢えず練習練習。
B 休日を使ってどうにか情報を得る努力をする。
C 後でオジオに調べられる当てがないか聞いておく。
D 今この場で、シーザーにサンパウロの戦力情報を得られないか聞いてみる。
E いや、ヴィオラだったら相手のデータなくても戦えるんじゃない?
F その他。
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
234 :
森崎名無しさん
:2012/08/02(木) 00:38:40 ID:j8dJH6BI
C
235 :
森崎名無しさん
:2012/08/02(木) 00:41:27 ID:???
もしサポーターでゴリラとフレディが登場するなら隣の人を挟み撃ちにして座るのかー?w
236 :
森崎名無しさん
:2012/08/02(木) 00:43:08 ID:wZ06+p8Q
C
237 :
森崎名無しさん
:2012/08/02(木) 00:47:29 ID:???
ついさっき知ったけどメカ沢くんってボンボンで主役やってたのかw
238 :
森崎名無しさん
:2012/08/02(木) 00:51:43 ID:hVIobFlk
C
239 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:09:26 ID:???
> C 後でオジオに調べられる当てがないか聞いておく。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(現時点じゃ何の当てもないからな…。 仕方ない、後でオジオにでも相談してみよう。)
取り敢えず三杉にはこのような案しか浮かばなかったが、正直な所ダメな成算の方が大きいと想像していた。
何故ならばオジオが有能であるのは目の前に在る情報を解析するという点にあり、収集という所にはないからだ。
情報を収集するには情報屋やコネクションのような物が必要であり、彼が海外ブラジルのチームを対象にそれを
有しているかという話では、期待するのは甘いと考えざるを得ないと言えよう。
三杉(けれどダメで元々という言葉もある、期待薄と言って何も動かないよりは…。)
そこまで考えて、三杉は一旦この件を頭から排した。
先ずは今から行われる練習に集中しようという事である。
シーザー「さて、お前達は2ヶ月間アクセル筋を使ったウォーキング中心のメニューをこなしてきた訳だが…
この結果、普段の歩き方にも変化が見られている物とオレは判断するぜ。
即ち、身に染み付きつつあるって事だ。 サマになって来ているぜ、お前達。」
選手達はこの言葉に苦笑を湛えながら頷く。
ミケランジェロ丘まで3往復…およそ40㎞弱のウォーキングを週に数度もやっていれば、流石に習慣も変わるというもの。
240 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:10:31 ID:???
腿裏で歩く事の効果を理屈で説明されても、何だかんだで懐疑的であった選手達だが…
しかし事実として身体の変化を感じられるようになると、その疑いも頭の隅に追いやれた。
三杉もフィジカルの向上を何故か感じられたのは大きな変化であったと言えよう。。
その代わりとして、感覚の変化がボールの扱いへの変化に追い付かず、元々の得意分野で伸び悩んでいるのだが…
シーザー「歩き方が変わった訳だが、お前達は他にも何か変化を感じられている筈だ。
歩き方一つで何故そんな変化が起こったか、今日はそれについて説明する。」
三杉(腿裏をメインに使った歩き方で、所謂アクセル筋であるハムストリングが鍛えられるようになった。
しかしアクセル筋に馴染む事で変わるのは、スピードや疲労蓄積程度の物…
フィジカルが向上し、当たりに強くなる事とは理屈に沿わないが……さて?)
シーザー「筋肉には拮抗筋という物がある。 運動をするに当り、主動となる筋肉の働きを補助し、動作をスムーズに
運ばせる役割を持つ筋肉の事だ。 そしてアクセル筋であるハムストリングの拮抗筋は腸腰筋とその周辺…
即ち人体の体幹を構成する深層筋に該当する部位となっている。 感覚の鋭いヤツは気づいているかも
知れんが……腿裏を使って歩くと腹の底、おおよそヘソ下辺りにも力が入っている筈だ。」
レントゥルス「ふえー?」
オジオ「………本当だ。」
シーザーの言葉を聞き、三杉を含めた何人かはその点を気にしながら試しに腿裏で歩いてみた。
すると確かにシーザーが言った部位が力むのを感じる事が出来た。
選手達の実践して確認する様に満足げな笑みを浮かべ、シーザーは更に饒舌に言葉を紡いでいく。
241 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:13:39 ID:???
シーザー「そこがいわゆるヘソ下の丹田と呼ばれる場所…腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)、上下双子筋、方形筋、横隔膜
などの深層筋郡と腹直筋、腹斜筋、腰背筋などの浅層筋郡が長球状の構造を形成している、その中心だ。
つまり腿裏を意識したウォーキングでは、アクセル筋であるハムストリングと同時に、運動能力に直結する
腸腰筋をメインとした人体の体幹部が鍛えられる事になる訳だ。 ドゥーユーアンダスタン?」
三杉(なるほど、〝歩く〟という行為にあれ程の時間をかけたのはその為か…!)
ただ歩いていただけにも関わらず、自らのフィジカルが向上したと感じられた理由…
それはアクセル筋の基本的な使い方を覚えると同時に、無意識に体幹部が鍛えられていた事に由来すると言うのだ。
胡散臭さをどうしても否めなかった指示の裏側には、計算し尽くされ理に則った基礎トレーニングが在ったわけである。
これは三杉にとって背筋に震えが走る衝撃であった。 感動したと言っても良いだろう。
更にシーザーは2ヵ月の成果について言及を続けた。
シーザー「付け加えるならばお前達は人本来の自然な歩き方を得た。 つまりは僅かだが共縮から解放された事になる。」
オジオ「共縮?」
シーザー「ああ…そうだな、例を挙げて説明するとしようか。」
242 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:15:43 ID:???
シーザー「ええと……なにか力を使うような動作をする場合を想像してみろ。
このような場合、大抵は2種以上の筋肉が相互に必要な役割を持って使われるものだ。
主動となる筋肉は主に収縮し、他はその補助として弛緩するのが自然な動作と呼べるのだが…
普通ならば反射的に為される自然な動作を、間違った知識・経験による不自然な動作が妨げる事がある。
そうなると弛緩しなければならない筋肉が収縮するなどし、筋肉や神経に多大な緊張が強いられる。
この状態を共縮と呼び、自然状態よりも疲れやすく怪我もしやすくなると言えるだろう…。」
三杉「なるほど…その共縮から解放されるという事は、相対的に言えば相手よりも疲れにくくなるという事ですね。」
シーザー「ああ、その通りだ。 恐らく…恩恵はそろそろ見られてくる頃だろうと思うぜ。」
そこまで述べ終えてドヤ顔を見せるシーザー・ツェペリ。
自信満々な顔で偉そうに口を利くだけの物が、どうやらこのコーチにはあるようだ。
※各選手のスキル[ガッツペナ軽減]がLV1に上昇、通常ガッツ300以下で開始されるペナの発動が250以下からとなります。
243 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:16:44 ID:???
シーザー「さて、そんじゃ今回の指導だが…… うーむ、なぁにすっかなあ…・……。」
ブンナーク「決まってねーのかよ!?」
ミハエル「オーっ…… 今し方極めて多大な尊敬の念を抱きましたが、取り消さざるを得ませン……」
オワイラン「まあまあ二人とも。 こう言っていますが、このコーチはいい加減な事を言わないと思いますよ。」
ブンナーク「そうかねえ…?」
シーザー「チッ、無知なガキが一丁前に抜かしやがる。 何するか決まらないのは、お前等がそれだけダメ過ぎって事なんだぜ。」
ブンナーク「んがっ!」
シーザー「まあいい。 おい三杉、どんな成果を挙げたいかお前の視点で言ってみろ。」
三杉「むっ……どんな成果を挙げたいか、ですか?」
シーザー「ああ、気になってる事やイメージが何もないってんなら、こっちで勝手に決めるが?」
三杉「そうですね………挙げたい成果を考えるならば…」
244 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 00:17:50 ID:???
☆今回の練習で後押しとなる項目を選んで下さい。(ちなみに無効再選択となる項目もあります。)
A 三杉自身の伸び悩みを解消したい
B 停滞しているミハエルのドリブル・シュート力を僅かでも改善したい
C 新田の決定力をもう少し向上させたい
D 現状使えないスペルマンをどうにかしたい
E 現状使えないオワイランをどうにかしたい
F 最近パッとしないレントゥルスをどうにかしたい
G 必殺技が全然発動しないオジオをどうにかしたい
H ブンナークをキレイなブンナークにしたい
I メリーとデートしたい
J その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
245 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:19:50 ID:dvAU3S/Y
B 丹田の話は聞いたことありマース
246 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:20:27 ID:y/9PNXFs
E
守備強化狙いで
247 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:21:22 ID:???
J M沢くんを強化改造したい
248 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:21:59 ID:???
のったw
J M沢くんを強化改造したい
249 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:25:10 ID:3VtwV5o+
A 正直三杉が翼に潰されそうで怖い
250 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:27:30 ID:cr3UF/bg
B 次の試合点のとりあいかも
251 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:29:48 ID:GPxgD/5I
A 翼対策で鍛えておきたい
252 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 00:31:53 ID:ldOYSdnA
A
253 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 01:06:14 ID:???
I
254 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 01:23:20 ID:???
I ブンナークとデートしたい
255 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 01:49:51 ID:???
J リグルを登場させたい
256 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 01:54:24 ID:???
リグル登場させたら今話題の翼くんが発狂しちゃうわ!
257 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 08:01:00 ID:???
J 岡山姉を登場させたい
258 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 08:04:25 ID:???
J
M沢と関係のありそうな元ドイツ軍将校登場ッ!
259 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 20:38:03 ID:???
過去スレ読み返してたら三杉のトラップフラグJ回収されてたっぽいんだが
アナカンの方じゃなくて三杉スレの不遇キャラのってところで
260 :
森崎名無しさん
:2012/08/03(金) 21:01:24 ID:???
不遇技の復讐劇
261 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:49:04 ID:???
なんと言いますか、安定のおまえらという感じでとても安心且つ癒されますw
>>245
割と知られている話ですよね、丹田呼吸法の話とか。
波紋=仙術である事から、波紋呼吸法とは丹田呼吸法を飛躍させた物であるかも知れません。
>>246
オワイランさん、登場時の期待感は何処かへ消え失せたまま…
>>247-248
なかなか面白い案ですね。
ガッツの強化は1段階ごとに2000ユーロ、4000ユーロ、8000ユーロ……と大金が必要です。
攻撃や守備に関してはこのレートの5~10倍とお考えください、フィオ破産。
262 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:50:31 ID:???
>>249-251
バンビも現時点で翼のが上って言ってましたしね。
>>253
私はそんな貴方の勇気ある行動に敬意を表する
>>254
吐き気をもよおす邪悪とは…
>>255
ハッハァー!! 私もリグル大好き。
>>256
翼なんぞの嫁にやるものか! 貴様は早苗ちゃんと仲良くしてればいーんだ!
プンスカだぜ!
263 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:52:21 ID:???
>>257
岡山姉は私の隣で寝息を立ててますが何か?
さっきから『巫女世界、巫女世界』と寝言が大変ですが。
>>258
彼は今ミラノでブティックを経営してますw たまにモニカが顔を出すみたいです。
しかしM沢を開発したのがドイツだったとは…
>>259-260
フルーチェ・ヴィ・スレヌシが命ずる……全力で私を見逃せ!
いや、はい、ちょっと、確認とかしときますんで、はい、すみません
私は正直すっげー迂闊なんで指摘頂き助かるでございますゆえ
264 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:53:48 ID:???
> A 三杉自身の伸び悩みを解消したい
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今の三杉の視点でチームにとって必要な成果という物は絞られている。
その中で何を重要視するべきかというのが主旨なのであるが…
それを決める為には、次の試合相手の事を考える必要があった。
三杉(サンパウロFC…翼くんとの対決が決まった、その事は良い。
しかし今時点、伸び悩みの途上に在る僕の実力で彼に対抗する事が出来るだろうか?)
サンパウロとの試合の報を聞かされた時、三杉淳が真っ先に考えたのはこれであった。
無論チームが勝てさえすれば、三杉がプレイヤーとして翼を絶対に上回らなければならない理由はないが…
それを言うのならば、ヴィオラが勝つ為のヴィジョンが明確化されて然るべきであると言えよう。
ヴィオラはどんな敵を相手にしても、強みを封じて弱点を突く柔軟な戦術で対抗しようとするだろう。
それは確かに強みである。 順調にチームが成熟すれば安定した強さを発揮できるだろう。
強い選手を11人集めたチームが勝つとは限らない…
どれほど強力な個が相手でも戦術で圧倒すれば負けない…
チームの強さとは個人技や突出した一人に頼る物ではない…
このイタリアで三杉が培い、そして確信にまで至ったシンプルな信念である。
しかしこれらの信念は一度、無惨にも砕け散っていた。
〝フィオレンティーナ〟の強さが通用しない相手も居る…そう思い知らされた経験を言っているのだ。
265 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:54:50 ID:???
三杉(チームのエースが全く対抗できないほど別格な選手の存在か…)
フィオレンティーナのエースであった三杉を歯牙にもかけない程、圧倒的存在感を示した選手が居た…
大空翼が彼以上とは流石に思わないが、少なくとも三杉は翼と勝負出来るだけの実力が必要だった。
何故ならば、フロレンティア・ヴィオラは未だ成長途上の未完成なチーム。
現時点で強豪を圧倒できるほどに戦術に機能を持たせられる訳ではないのだ。
…となれば、少なくとも現時点で三杉には敵のエースクラスと潰し合えるくらいの実力が求められるというもの。
またユースクラスという年齢制限の中に在る今、選手自体も成長途上と考えれば、
各選手の質としての分布も収束には程遠く、その裾野は非常に大きく広がっているであろう。
それはいずれクラブチームとナショナルチームの優劣に大きな影響を与えると確信されるが…
少なくとも今回の相手は、ブラジルというプレイ人口の分母が世界一とおぼしき国の超強豪である。
構成するメンバーが、該裾野の高水準側に偏っているだろう事は想像に難くなかった。
そこまで考えて、三杉は次の試合がどれほど苦しい試合に物になるかを正しく理解した。
三杉(カンピオーネレベルと言わぬまでも、近い水準を相手にするのだと考えるべきだろう。
しかも今度は無様な敗北が許されない、僕達の強さを世界の一端に見せつけなければならないんだ。)
そして目前に現れた試合に勝つ為、いま何が必要かも理解し得た。
フィッツウォルタの言葉を借りれば、それはヴィオラというチームのデータにAよりも上の…
即ちSとなる項目を一つでも増やす事であった。
266 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:56:07 ID:???
三杉(現時点、ヴィオラを短期間でオールAのチームにするのは不可能だ。
それは長い視点で達成させるべき目標であり、今勝つ為に必要なのは…。)
ズバリ、中盤の要となる三杉が評価Sに相応しい実力者となる事である。
つまりは相手のチャンスを潰し、味方のチャンスを演出するという話だ。
目指すチームの理想像としては逆行する事になるが、それも致し方ない。
どんな形でも、先ずは目の前の閉ざされた門を突き破らなければ未来はないのだから。
(ここまでの思考で5秒経過)
三杉「コーチ。 僕が望む成果…それは僕自身の伸び悩みの解消になります。
アクセル筋を使い始めた事で確かにフィジカルに関するプレイは向上しました。
しかしテクニックやスピードに関わるプレイは停滞したままです。」
シーザー「ほう…?」
267 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:57:11 ID:???
三杉「僕は今後とも敵チームのエースとマッチアップする機会が多くなると思います…
それに競り勝つ事でチャンスを増やし、チームを上の世界へ押し上げる原動力とならなければなりません。
だのに、今のままでは到底……」
シーザー「なるほど、言いたい事は分かった。 ふむ……いいぜ、お前の希望に沿うようにやってやる。」
三杉「ありがとうございます。」
シーザー「ならば話は早いな。 おいミハエル! ミハエル・ドノヴァン!」
ミハエル「オー、喧しい事ですネ…二度呼ばずとも返事くらいしますヨ。」
シーザー「んなこたぁイイんだよ…お前、今回はレクチャー役を担え。」
ミハエル「………パードゥン?」
シーザー「お前が2ヵ月で学んだ事を他の奴らに伝えてみせろと言っている。
垂軸と体軸の二項目でいい、それで十分問題は解決されるだろうからな。」
ミハエル「いや、そうではなく…… 何故ボクがコーチ紛いをしなければならないのかと聞いてますガ?」
268 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/03(金) 23:58:53 ID:???
シーザー「新しく得た知見というのは、自らの言葉で他者に伝える事が出来てようやくお前の物になる。
今のままでは時間が経てば薄れていく生兵法でしかない、故にやってみせろ。」
ミハエル「あぁ……そう……」 フゥ
強引に話を推し進めるシーザーに、思わずミハエルは溜息に溜息を重ねるというコンボを決めてしまう。
しかし言っている事には一理があると踏んだか、気が乗らなそうな表情とは裏腹に話を承諾したのだった。
☆三杉の練習(10月度1回目/全2回)を実施します。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 66 606 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
やや上がり難い : ドリブル、パス(判定+4)、シュート、タックル(判定+4)、
. パスカット、トラップ、クリア、競り合い
今回練習したい項目を、上記〝ドリブル~競り合い〟から[3]項目選ぶ為に投票してください。
お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票に達した項目から順に確定となります(投票はメル欄空白で。)
[※ 投票は間もなく、8/4 0:00開始と致します。]
[※ 今回の練習に関してのみ必ず能力が1上昇します。]
269 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:05:34 ID:???
>必ず能力が1上昇
判定にプラス補正のあるパスとタックルは次回に回した方が良いのかな?
270 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:06:26 ID:???
>>263
某スレ主さんは参加者のWiki更新に対して
「自分がフラグを忘れていないかの確認の為にも非常に助かります」
と言っていた。
つまりだ、みんなアナカンさんのためにもWiki活用しようぜ!
271 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:14:56 ID:YIE2b70o
ドリブル
パスカット
272 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:15:54 ID:z5HQG08c
ドリブル パスカット
補正の無いやつを選んだほうがよさそうだし。
273 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:17:43 ID:VBjim48w
シュート
アップキックボレーが勝利の鍵だ
274 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:18:19 ID:xM3rcs7M
シュート
>翼なんぞの嫁にやるものか!
よーしじゃあ前スレ
>>511
ルートで中山さんのお嫁さんで!(コラコラ)
275 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:24:19 ID:???
せいあい
>なんと言いますか、安定のおまえらという感じでとても安心且つ癒されますw
よかったのか↑と書いてきて俺はメル欄空白指定だってかまわないでsageでネタ投票しちまう人間なんだぜ
276 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:33:14 ID:???
性愛
277 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 00:41:10 ID:???
人間観察
性愛
278 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 01:39:36 ID:???
メカラッタ
279 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 11:52:47 ID:???
ブロックの数値だけが寂しいことになってますなあ…
280 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 13:05:42 ID:???
某おぜうと比べればマシなのぜ
281 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 13:43:11 ID:???
翼対策ならこれしかあるまい
ツッコミ
282 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 14:31:25 ID:???
三杉「君は何を言っているんだ」
283 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:49:40 ID:???
>>270
Wiki更新されていますとなんかwktkしますよw
それに「自分がフラグを忘れていないかの確認の為にも非常に助かります」はありますねー。
>>274
中山「俺にもそろそろロマンスエピソードがあっても良いと思うんだ。」
スレ主「一応初期には予定していたけどスルーになったお」
中山「なにぃっ!?」
>>275
よしっ、それじゃあとことん喜ばせてやるからな。
>>276
アーっ!
>>277
公園のベンチに座って人間観察ですねわかります
>>278
どさくさに紛れてβまで……
>>279-280
おぜうのドリブルは至宝。 勝てる気がしません。
>>281-282
スレ主「このスレの参加者達は何を言っているんだ」
284 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:52:11 ID:???
> ドリブル、シュート、タックル
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今月の練習においての主題はミハエルがレクチャー役を担うとあり、選手たちはある意味興味津津であった。
何故ならば、ミハエルはこの2ヶ月間において他の選手達と別メニューだったからである。
また別メニューについて問い質しても、ミハエルが答えてくれなかったのも気になる要因であった。
ミュラー「そもそもミハエルはウォーキングの日は我々と別メニューでしたが、その間は一体何を……?」
オワイラン「ボクには何となく想像がつきますよ、ミュラー。」
ミュラー「…と言うと?」
オワイラン「舞踏の類ではないかと思います。 だってほら、彼はこの2ヵ月で姿勢がとても美しくなっていますから。」
ミュラー「舞踏ですか………ふむ、なるほど?」
スペルマン(正解………多分ね。)
彼の別メニューを知らないと言えど、選手の中にはかなり確信的な所まで突いている者も居た。
とは言っても、それがサッカーにおいて何の役に立つようになるかまでは中々想像出来るものではない。
ミハエルがレクチャーするというのは、それらの疑問がハッキリスッキリするという事なのであった。
285 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:53:12 ID:???
シーザー(2ヵ月前の時点でミハエルの奴は膝に大きなダメージを残していた。 故にこそ先に〝重力との
折り合いをつける垂軸〟と〝体勢を楽に保てるようになる体軸〟を修得する必要があったわけだ。)
ミハエル「さて…それでは気が進みませんが、このボクが諸君らへ指導してさしあげましょウ。
まずは詰まらない事を気にしている者が居るようなので、最初に伝えておきマス。
ボクがこの2ヶ月間、別メニューとして学んでいたのはクラシックバレエです。」
ダラピッコラ「ほー、バレエねえ……」
レントゥルス「シャレオツー」
ピンと来ないのか、多くの選手たちはこの二人のようにポカンとした反応をする。
しかしミハエルは気にする様子もなく本題へ入った。
ミハエル「バレエを学ぶに当たり最初に教わったのは、操り人形のように天井から吊られる感覚の取得でス。
地球の中心から発した一直線のピアノ線が、身体の中心を貫いて宇宙まで抜けてゆくような…。」
三杉「天井から吊られる感覚…。」
ミハエル「フフン、バレエダンサーとは軽やかであり、観客に体重を感じさせてはいけませんからネ。
ハッキリ言って、この感覚を自分のモノにしなければ、基本の姿勢すら保つ事が出来ませン。」
286 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:55:12 ID:???
そう言ってミハエルは足の置き方を独特な物にした。
両の踵をピッタリくっつけたまま、爪先と膝を外側に180度開いたのである。
これはバレエで云う所のポジシオン・デ・ビエの一番に相当する形である。
ミハエル「これが基礎の基礎…しかしこのポジションで立ち続ける事すら、今のユー達には難しいでしょう。」
言われるが儘に三杉はミハエルの足の形を真似してみた。
確かにミハエルの言葉通り簡単ではなく、身体は直ぐにグラリとふらつき始める。
周囲を見渡せば、他のメンバー達も同様に苦戦中だった。
三杉「確かに…」
ミハエル「シュア。 それも仕方ありませン、キミには先程話した感覚…垂軸を意識出来ていないのだかラ。」
三杉「垂軸…?」
ミハエル「ええ、しかし言葉については後にしましょウ…先ずは体感しなければ何も始まりませン。
その為にユー達全員、ボクの言う通りにしてみなさイ。」
287 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:56:13 ID:???
ミハエルの指示は、以下のように段階を追う意識でポジションを取るよう試みる事だった。
① 足の5本の指を平均に床を踏みつける。 床の上に置いて立つのではなく、床を踏んで上に伸びるようにして立つ。
② 両膝は真っ直ぐに伸びる。
③ 両骨盤は床と平行に保つ。
④ 臀部(おしり)と腹部は無限にしまう。しめるのではなく、しまう。
⑤ 脊髄(背骨)は真っ直ぐにし、全体の筋肉の焦点は腰に集める。 胸部は中にしまう。
⑥ 両肩は下にさげ、より首を長くみせる。
⑦ 首を長くみせるため、あごを平らに保つ。 あごの下にリンゴ1個分くらいのスペースをつくる。
ブンナーク「むっ…! ぬぬ………」
新田「これなら確かに姿勢を保っていられるけど…」
三杉(疲れるな、こいつは…… 長時間続けられるとはとても思えない。)
ミハエル「ここで注目すべきは、この姿勢を取っている事で、やはり腹筋のヘソ下部分に力が入っている事デス。
シーザーコーチの言葉を借りれば、丹田と言うのでしょうか?」
シーザー「うむ、まさしくそうだな。」
確かに気にしてみれば、三杉も丹田部位に最も力を入れている事が意識出来ていた。
どうやら人体の中でも、丹田という部位は何かしら重要な物を秘めていると確信される。
288 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:57:17 ID:???
続いてミハエルは更に指示を付け加えてきた。
⑧ 中心となる丹田から外側(両肩)に向け、身体に縦割りの感覚(想像)を入れる。
⑨ ここから、丹田を貫く軸だけを残すよう、身体の余分な力を削いでいく。 丸太のように立っている身体の力を
外側から順に削いでゆき、身体の中心にある一本の細い垂直軸を削りだすようなイメージを忘れない。
具体的には両体側、つまり、くるぶし・大転子・肩を貫く垂直ラインの力を抜き、次に胸・腹面と背中の面の力を抜く。
⑩ 更に内観できる限り、丹田を通っている体軸に向かって、足首から下の足裏部も含め、力を垂直に力を抜く。
重要なのは、足の5本指の力を抜く事で、拮抗する丹田周囲の力も抜ける事。
ミハエル「ここまでの段階を追う事で、ユー達の身体は小さく揺れ始めているでしょウ。
しかし丹田の周辺には感覚が残っているでしょう…この段階で垂軸は体感出来ていまマス。
丸太のように身体を維持している状態から、細い軸で姿勢を支えている状態へ変わったのデス。」
新田「おお…なんかヤジロベエみたいですね、三杉さん。」
三杉「ふむ、言い得て妙だ。 それに先程のような疲労感もない…これならば長い時間も立っていられそうだ。」
ミハエル「この感覚…いや、適度な脱力と言うべきでしょうカ。
これを有していると、不思議と全ての動作スタートがスムーズで軽やかになるんですヨ。
垂直に通る軸の感覚を日常生活においても常に意識する事デス。」
三杉(動作スタートがスムーズに…か。)
シーザー(それこそがBeginingu Movement Load Theory…即ち〝初動負荷理論〟の基本だ。)
289 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/04(土) 17:58:27 ID:???
ミハエル「続いては体軸…ポーズをキープした時、姿勢をキレイに保つ為の、身体の中心を貫く軸を言いマス。」
ブンナーク「よっしゃ、どんと来い!」
ミハエル「やる気があるのは良いですが、キミには適性がなそうデース。」
ブンナーク「なにいっ!?」
シーザー(…しかし流石にこんな話ばかりでは読者も退屈じゃあないのかね?)
スレ主(そうかなあ?)
☆まだ体軸の説明がありますが…
A 全部描写する
B スキップ(かくかくしかじかで三杉達は聞いた事になる)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白じゃないと青つなぎの男にロックオンされます。)
290 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 17:58:42 ID:HZ/HLm6+
A
291 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 18:01:37 ID:bUGEsDv2
A
292 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 18:04:09 ID:z5HQG08c
A
293 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 18:04:25 ID:tAmEL5Bk
C そんなことより
>>263
で岡山姉が寝息を立てる前までを全部描写する
なに?選択肢にない?仕方がないので
Aで
294 :
森崎名無しさん
:2012/08/04(土) 23:37:15 ID:???
A そう何度もロックオンされてたまるかぁ!
295 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/05(日) 01:36:41 ID:???
>>293
岡山姉の寝顔はなかなか凄いですよ。 口が開いてて軽く変顔してます。
だがそんなところも可愛いのです。
>>294
えっ!? 前にロックオンされちゃった事あるんですか!?
============================================
> A 全部描写する
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル「さて、先程は重力と折り合いをつける垂軸の話でしたが…
今度は地面との折り合いをつける体軸の話になりまス。」
三杉「ポーズを取った時、姿勢を楽に保つための軸と言っていたかな?」
ミハエル「そう、例えば…」
バッ
ミュラー「おお…」
オワイラン「凄いですね。」
自らの身体で例を示すと言わんばかりに、ミハエルは派手なポーズをとる。
片足で立ち、もう一方の足をまっすぐ後方に伸ばして、両腕も調和するように広げた。
軸足の方の手を前に、反対の手を横に伸ばし、上半身は起こして、まっすぐ指先を見ている。
296 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/05(日) 01:38:19 ID:???
ミハエル「このポーズはバレエ用語で〝アラベスク〟と呼ばれる物デス。
一本足で立ち、もう一本の足を後方へ上げるバランス取りの難しいワザですが…」
確かに見るからにバランスの取り辛そうな、直ぐにグラつき始めてしまいそうなポーズ。
しかしミハエルの姿勢は全く安定しており、その平衡状態が優雅さを醸し出している。
三杉(これはまた……見事な物だな……)
ミハエル「ボクがこのポーズを保っていられるのは、足元から股関節までに至る3つの関節が一直線だからです。
踵も膝も、外や内に揺らぐ事なくピタリと定まっている…
それ故に大地に対してのベクトルが釣り合い、安定を見せているのです。」
言わばシュートの為に足を後方へ振り上げた時のようなポーズのアラベスク。
真横から見てミハエルの身体には三つの直線が生まれており、YとTの中間のような形となっていた。
この中で地面と作用・反作用をしている軸足…これこそが体軸と言っているのだろうか?
297 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/05(日) 01:40:46 ID:???
ミハエル「また上体についても水平に近い軸が出来ている筈…これも体軸の形成に大きく貢献しているのです。
元々人間には自然にバランスを取ろうとする反射作用があり、姿勢を安定させようと働きますが…
背筋や首が曲がっていれば、それだけ全身が揺らぎやすく、それを矯正しようと余分な力が働きます。
そうなると無駄な緊張や疲労が生まれやすく、また大きな揺らぎに対しては安定を壊されてしまうでしょウ。」
三杉(全ての直線に意味があり、この一つ一つが体軸という事か……)
主軸となっている足元だけが重要ではない…ミハエルはそういう事を言っていると、三杉は理解した。
理屈的な納得は、ここまで耳と目によってそれなりに得られたと言える。
しかし体感し修得するにはこれだけでは不十分…何らかの実践が必要となってくる。
ブンナーク「なんとなく言っている事は分かるけどよ…それを理解する為、オレ達にそのポーズを取れってか?」
レントゥルス「難しいねえー」 コテン
ミハエル「だから適性がなさそうだと言ったでしょウ?」
ブンナーク「グギギ…」
只の素人が真似するには、このアラベスクというポーズは難しすぎる代物のようだった。
同じような姿勢から体軸を体感しようとするのは、少々厳しい様子である。
ブンナークやレントゥルスなどは既に実際に試している物の、てんで巧くいっていない。
298 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/05(日) 01:41:57 ID:???
☆ これ、どうしたもんかねえ?
A 感覚の体験が出来れば良いならば、ここはもっと簡易的なポーズで出来る筈…
B いや、出来る出来る絶対に出来るどうしてそこで諦めるんだアラベスクくらい出来るって頑張れ
C 出来ない人の事は放っといて、今は自分(三杉)がアラベスクのポーズを取れるよう頑張る
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白じゃないと青つなぎの男にロックオンされます。)
299 :
森崎名無しさん
:2012/08/05(日) 01:43:45 ID:7XFwwczY
A
300 :
森崎名無しさん
:2012/08/05(日) 01:57:15 ID:uc6CQb56
A
301 :
森崎名無しさん
:2012/08/05(日) 04:43:51 ID:f3pZnObs
A
302 :
森崎名無しさん
:2012/08/05(日) 09:47:44 ID:???
B 気持ちの問題だ!
303 :
森崎名無しさん
:2012/08/05(日) 23:24:59 ID:???
>メル欄空白じゃないと青つなぎの男にロックオンされます。
スレ主さんやっぱりそういう趣味があるのか
304 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 12:04:32 ID:???
>>302
お米食べろ! イカスミリゾットうまいぞ!
>>303
マジレスするとスレ主はドノーマルでその手の趣味は一切ございません。
============================================
> A 感覚の体験が出来れば良いならば、ここはもっと簡易的なポーズで出来る筈…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
少々面倒な事態となりそうに思えたが、このような場合に必要なのは当初の目的からブレない事と言える。
目的とは人体動作における軸の体感と、それを活用しての三杉のスランプ脱出…
即ちラベスクのポーズをとる事などでは決してなく、それは手段の為の目的に過ぎないのである。
故にこそ三杉は発想を素早く転換し、それを提案したのだった。
三杉「ミハエル……もう少し簡易的に軸を体感出来る体勢はないものだろうか?」
ミハエル「ほう…?」
305 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 12:06:15 ID:???
三杉「アラベスクのポーズは僕達には難しく、これを練習するだけで一カ月は軽く要してしまいそうだ。
この体勢を維持出来るようになるのが目的ならばそれでも構わないのだが、僕達にとっては違うからね。」
ミハエル「ふむ、確かに……ここはスタジオではありませンしね。 アラベスクの練習には初めはバーが必要です。
バーに掴まりつつ、感覚を養っていく段階を踏まなければならないが、ここでそんな環境は在りえませン。
別のポーズで疑似体感が出来るならば、それが望ましい事でしょウが…。」
結論に到るまでの思考経路は異なるものの、どうやらミハエルも三杉の言に同意した模様である。
しかしそれはそれで今から考えねばならない事が出来てしまった訳なのだが…
先着2名様で
★みすぎくんかんがえた→! card★
★ミハエルくんかんがえた→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
いずれかのカードが…
《Joker、ダイヤ》 自力で思いつき、仲間達に敬意を抱かれる。
《それ以外》 ギブアップ、シーザーが助け舟。
306 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 12:10:39 ID:???
★みすぎくんかんがえた→
スペード10
★
307 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 12:13:18 ID:???
★ミハエルくんかんがえた→
スペード2
★
308 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 13:00:31 ID:???
意外に投票じゃなかったね
309 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:24:53 ID:???
> みすぎくんかんがえた→ スペード10
> ミハエルくんかんがえた→ スペード2
> 《それ以外》 ギブアップ、シーザーが助け舟。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
取り敢えず二人してあーでもない、こーでもないと色々な体勢をとってみるが…
元々軸について理解しようとしている三杉には当然適正な案を出せる筈もない。
ミハエルにしても、既に先入観としてのアラベスクが強く印象づき過ぎており、簡単で適正なポーズはなかなか出ない。
暫し悩んでいた二人だったが、最終的にこの状態でいたずらに時間を浪費するのは宜しくないと判断するしかなかった。
ミハエル「ヘイ、一昔前ハンサムコーチ!」
シーザー「あん? 誰が一昔前ハンサムだ…? 控えめに見てもオレはバリバリ現役のハンサムだろ。」
ミハエル「それはどっちだっていいデース。 恥ずかしながら今日の所はこの辺りが限界……ギブアップを宣告しまス。
今後は学んだ事を他者に共有させるつもりで取り組みまとめる事にするとして、今この場をなんとかして下さイ。」
シーザー「ふむ………ま、いいだろ。 唐突な割にはよくやった方だ。」
ミハエルは自分の未熟を理解し、シーザーへ降参の意を示した。
これを受け、シーザーは体軸についてのレクチャーを引き継ぐ事を了承したのだった。
310 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:25:57 ID:???
シーザー「スプリント(短距離走)のスタートフォームにはスタンディング・スタートと呼ばれる物がある。
主に小学生以下の年代で使われる簡易的なスタートだが、あれを少々崩した物が都合良かろう。」
そう言ってシーザーは三杉達に言葉と実践にて要求される体勢を示した。
① 片脚を前に出し、重心をかける。
② 肩の力を抜いて腕をダラリとたらし、けれど背筋はピンと伸ばす。
③ 顔は上げないで、腰から頭頂まで一直線になるようにする。
その状態で垂軸の話の時のように全身を外側から順に脱力していく。
④ 正面から見て、爪先・膝・股関節までが二次元的に見て一直線を示していれば、それが体軸の根元となる。
足首の方向が左右にぶれていたり、膝が内外に抜けていると、それは軸足らない状態と言える。
シーザー「どうだ?」
三杉(………)
説明をされ、確かにこれならば誰でも簡単にポーズをとれるだろう、と三杉は頷いた。
先ほどのアラベスクとは余りに違いすぎるため、若干拍子抜けと言うか、軽い不安を覚えるが…
実際シーザーの人体に関する造詣は大した物で、この後の説明に三杉は感嘆を漏らす事になった。
311 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:27:47 ID:???
シーザー「さて、全員問題なくポーズをとれたようなので、話を次に進める。 この体勢をとった際、背筋が
丸まっていたり、胸を無闇に反り過ぎていると体勢をキープするのが難しい。 敏感な物ならば、
その状態で上体を変えてみれば気付くだろうが、これで後ろ足を浮かせた時は更に顕著となる。」
三杉(むっ…背筋を丸めると身体がふらつき、反っていると上体の筋肉が強く張って疲労が溜まるな。
なるほど、これは軸の無いヤジロベエを立たせようと無理な力を働かせている状態か。)
何でもない事をやっているようで、今まで意識した事のないような体感があった。
先程と言い、今と言い、今日は目から鱗のバーゲンセールである。
三杉は自分が、自分の身体についてどれほど知らないかに絶句する。
シーザー「いいか? 実際にこの体勢から腿裏を意識して走り出した時、頭頂から踵までが一直線になっている筈だ。
これこそが本当の意味における体軸の完成を示している。
ダイナミックであり、且つ身体に余計な緊張が入っていない、安定なバランスが取れる状態。
切り返しなどの瞬間などにも、体軸さえ作れていれば負担も少なく身体が流れる事もなかろう。」
三杉(体軸とサッカーの関連性はバランスを取り易く、保ち易くする為か…。
そして垂軸は動き出しをよりスムーズにい、いずれも筋肉の緊張状態を抑制するのが目的…。)
312 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:29:07 ID:???
ここまでの説明により、二軸がサッカーに関わる影響を実感出来たと言える。
後はこれらが三杉のスランプをどう解消するのか…という話である。
それについてもシーザーに抜かりはなかった。
三杉が何故伸び悩んでいるか、その理由をかのコーチは確かに把握していたのだ。
シーザー「ミスギ、お前のプレイにおける精度の高さは、同じ動作を高い再現性で繰り返せる点にあった。
しかしハムストリングやインナーマッスルを急に使い始めた事により、同じ動作でも少しずつ身体
の使用感がぶれるようになった…それが伸び悩みの主な原因だ。」
三杉「動作を再現しても、プレイが再現される訳ではないと…?」
シーザー「そういう事だな。 動作の再現が出来るって事は、それ自体はなかなかすげぇー事だろう。
だが身体の変化が大きいと感覚による微調整が往々として追いつかなくなる。それだけお前は
自分の身体のポテンシャルを使い損ねて来たって事だ。」
三杉「なるほど……。」
シーザー「〝筋肉〟は信用できない。 人が一生同じ体格を維持できるならばその限りではないが、鍛えたり減量する
事により、打点も強さも絶えず微妙に変化してしまう。 それは肉体ではコントロールしきれない感覚だ。
動作は〝軸〟で再現する。 軸は大地を踏むベクトルや体重を感じ、全身の感覚を記憶している。
それは信用できる固定だ。」
三杉「!!」
313 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:30:15 ID:???
今まで考えてもみなかった話である。
三杉はこれまでどのような角度、どのような深さから、どの程度の強さで蹴り出すかなどを考えていた。
そのやり方は、時にミリ単位のミクロの動作として彼のテクニックを再現させてきたものだが…
本当の精度ある動作とは概念が違うのだと、今高らかに告げられたのである。
それは確かなショックであった。
三杉(だが人体について、筋肉について、僕はこのコーチに比べて圧倒的に素人だ。 それは認められる。
ならば余計なプライドは一切捨てなければならない。 新たな視点で僕は壁を乗り越えるんだ。)
状況がそうさせたか、三杉はシーザーの言を素直に受け入れた。
目の前の壁を乗り越えるためには、ブレイクスルーを生み出すためには既存の概念を引っ繰り返さねばならぬ時もある。
日本サッカーの未来について、彼がやろうとしている事も同じように既存の常識を叩き壊す所業ゆえにも…。
※ 三杉のドリブル、シュート、パスカットがそれぞれ1上昇しました。
※ これにより、後ほどの描写で必殺技にも一部変更が発生します。
314 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/06(月) 22:31:19 ID:???
※ 三杉の成長状態が以下のようになりました。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
70 69 68 68 71 63 67 67 66 609 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
やや上がり難い : パス(判定+4)、パスカット、トラップ、クリア、競り合い
上がり難い : ドリブル、シュート、タックル
☆続いて他の選手達の練習判定を実施します。
先着5名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのDF練習補助(! dice + ! dice)/3=★
★新田〝LV39〟の練習(! dice + ! dice)+7≧18でLVアップ
ミハエル〝LV39〟の練習(! dice + ! dice)+10≧18でLVアップ★
★オジオ〝LV38〟の練習(! dice + ! dice)≧14でLVアップ
レントゥルス〝LV38〟の練習(! dice + ! dice)+4≧14でLVアップ★
★ダラピッコラ〝LV37〟の練習(! dice + ! dice)+9≧12でLVアップ
ミュラー〝LV37〟の練習(! dice + ! dice)+11≧12でLVアップ
スペルマン〝LV38〟の練習(! dice + ! dice)≧14でLVアップ
オワイラン〝LV36〟の練習(! dice + ! dice)+8≧10でLVアップ★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
315 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:31:55 ID:???
★ブンナークのDF練習補助(
1
+
4
)/3=★
316 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:32:48 ID:???
★新田〝LV39〟の練習(
4
+
3
)+7≧18でLVアップ
ミハエル〝LV39〟の練習(
6
+
3
)+10≧18でLVアップ★
317 :
303
:2012/08/06(月) 22:33:31 ID:???
おろ?マジレスされたのぜ
★オジオ〝LV38〟の練習(
5
+
6
)≧14でLVアップ
レントゥルス〝LV38〟の練習(
4
+
1
)+4≧14でLVアップ★
318 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:33:38 ID:???
★ダラピッコラ〝LV37〟の練習(
4
+
2
)+9≧12でLVアップ
ミュラー〝LV37〟の練習(
2
+
5
)+11≧12でLVアップ
スペルマン〝LV38〟の練習(
4
+
3
)≧14でLVアップ
オワイラン〝LV36〟の練習(
5
+
3
)+8≧10でLVアップ★
「いい数字引くなら俺に任せろー!」バリバリ
319 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:34:11 ID:???
★ダラピッコラ〝LV37〟の練習(
5
+
5
)+9≧12でLVアップ
ミュラー〝LV37〟の練習(
1
+
4
)+11≧12でLVアップ
スペルマン〝LV38〟の練習(
5
+
2
)≧14でLVアップ
オワイラン〝LV36〟の練習(
2
+
6
)+8≧10でLVアップ★
320 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:38:57 ID:???
三杉の上昇率のタクルにあった(判定+4)はなくなっちゃったんですか?
321 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:43:31 ID:???
M沢とラムカーネは練習に参加してないのかな?
322 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:44:05 ID:???
先着5名ということはあと一つ隠し判定があるのか(違)
323 :
322
:2012/08/06(月) 22:45:06 ID:???
>>321
うおっ!それだ!
324 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:46:56 ID:???
>>320
そもそも
やや上がり難い : パスカット
上がり難い : タクル
が逆な気がする
325 :
森崎名無しさん
:2012/08/06(月) 22:47:59 ID:???
確かにタクルが68で上がりづらいなのは変ですよねえ
326 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/07(火) 01:02:00 ID:???
失礼しました、タックルの+4は消えておりませぬ。
上昇率の所をパスカットとタックルを逆にしてしまい申した。
次回に修正分を記載し直させて頂きます。
なお、以前にとっくに開眼しておりました三杉のトラップ技もここで改めて習得させます。
ご指摘下さりました
>>259
殿に御感謝申し上げます。
またラムカーネについては完全にスレ主管理となっております。
M沢親分に関しては契約の為と称して今どっか行ってるんじゃないかと思います。
327 :
森崎名無しさん
:2012/08/07(火) 01:06:45 ID:???
M沢くんと一緒にアラベスクしたかった乙
328 :
森崎名無しさん
:2012/08/08(水) 01:18:46 ID:???
ヤベッチュ外伝の敵チーム内ではシャチハタがブーム!
いやむしろシャチハタが最強らしい、何を言っているか分からないと思うが(ry
329 :
アナカン@愚痴
◆lphnIgLpHU
:2012/08/08(水) 01:33:36 ID:???
仕事で疲れ果てながらも自分へのご褒美(笑)を買って帰り、夕飯を終えての一人ゆっくりした時間。
熟れた桃にヱビスビールを堪能して元気を補充。
さあ書こうと思った矢先に罰ゲーム長電話スタートでストマッハ。
気づけば睡眠時間まで浸食。
ちくせう。
おやすみなさい。
330 :
森崎名無しさん
:2012/08/08(水) 01:36:02 ID:???
ということは電話の相手は岡山姉じゃなかったわけですねおやすみなさい
331 :
森崎名無しさん
:2012/08/08(水) 21:25:13 ID:???
>>329
隠しメッセージを仕込むとは流石ですな。
だが解読しちゃったのぜ。
キーはレス番329
まず、最初の3行はそれぞれ3、2、9文字目を抜き出す。
次の3行も3、2、9文字目を抜き出したいが、6行目は9文字もないので、
ひっくり返して9、2、3文字目を抜き出す。
抜き出した文字は「でれたまくす」。
このスレ主さんは以前「タクル」と書いたように「ッ」を抜いてしまうので
補って「でれたまッくす」。
分かりやすいように片仮名に直して「デレたマックス」
マックスにデレる相手といえば一人しかいない。
つまりアナカンさんは嫁とデレデレ長電話していたんだよ!
332 :
森崎名無しさん
:2012/08/08(水) 21:26:18 ID:???
な、なんだってー!
333 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:52:00 ID:???
ブンナークのDF練習補助( 1 + 4 )/3=1(端数切り捨て)
新田〝LV39〟の練習( 4 + 3 )+(前回分+7)≧18でLVアップ → Expキープ
ミハエル〝LV39〟の練習( 6 + 3 )+(前回分+10)≧18でLVアップ → LVアップ ※二次限界到達
オジオ〝LV38〟の練習( 5 + 6 )≧14 → Expキープ
レントゥルス〝LV38〟の練習( 4 + 1 )+(前回分+4)≧14 → Expキープ
ダラピッコラ〝LV37〟の練習( 4 + 2 )+(前回分、補助+10)≧12でLVアップ → LVアップ
ミュラー〝LV37〟の練習( 2 + 5 )+(前回分、補助+12)≧12でLVアップ → LVアップ
スペルマン〝LV38〟の練習( 4 + 3 )+(補助+1)≧14 → Expキープ
オワイラン〝LV36〟の練習( 5 + 3 )+(前回分、補助+9)≧10でLVアップ → LVアップ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フロレンティア・ヴィオラの選手達は順調に練習の成果を挙げていたが、一部例外もあった。
新田瞬とヴェネチアーノ・レントゥルスである。
新田などは積み重ねた物が試合中にブレイクする事が多いためか、最近は一見して変化がない。
とは言え、新田はプリマヴェーラ杯において潜在していた才能のストックを開放し尽くした感がある。
後は身体能力の向上次第の緩やかな成長を見込むべきかも知れなかった。
レントゥルスについては完全に停滞気味と言って良く、三杉と同様にスランプであった。
元々が危険察知能力の鋭さによりチーム全体のポジショニングの穴を埋める事に長けた彼である。
必要とされる最低限の役割はどんな形であってもこなせている訳であるが…
チーム全体のレベルが上がり、彼の危険察知が最大限引き出される場面が減じた事がスランプと無関係とは言えまい。
334 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:53:18 ID:???
一方で、人一倍に練習が捗(はかど)っている者達も居た。
その中の一人がアルフレッド・ミュラーである。
ビデオレターにてハンブルガーに仇敵とも言うべき相手が所属していると知って以来、彼は練習に気迫を以って臨んでいた。
不得意と認識されていたグラウンダーでの攻防には特に力が入り、実力に底上げが見られている。
そして三杉淳も…
彼は二軸のレクチャーにより、それまで陥っていたスランプから脱した。
プレイの再現をするために注意を払うのではなく、常に身体の軸を意識する事で精度が向上したのである。
それは瞬間的にミクロの意識を要する作業ではなく、恒常的にマクロな意識を保つ作業への変化だった。
ただそれは懸命に精度を上げようと動かずとも、軸さえ決まれば自然に精度が上がるスタイル…
三杉のように幼少のフィジカル成長が緩やかで、急激なフィジカルの変化に経験がない者にとって、
後者のスタイルがより好相性となるのは当然かも知れなかった。
三杉(垂軸を意識する事で脱力が生まれ、それはスムーズな動き出しを可能にする。 ならば…) ダッ
ポンッ
マッチアップの相手が出したパスを、三杉はクイックネスのあるダッシュで飛び込みカットした。
彼が元々有していた深い読みに、実質として反応が加味された結果である。
335 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:54:20 ID:???
更に…
スパーーーーーーン!!
三杉「ここはボクが!」 バッ
ゴール前に上げられたハイボールの場面、三杉は攻撃手の一人だった。
ボールの軌道に合わせ、身体を捻りながらの跳躍は得意のオーバーヘッドの構え。
ハイパーオーバーヘッド、或いはオーバヘッドの体勢からポストプレイを繰り出すと思われた。
しかしこの場は違った。
ピタッ
スペルマン「!!」
ミュラー「えっ?」
三杉(出来た!) クルン
三杉はピタリとタイミングを合わせ、勢いを瞬間的に殺して足の甲と足首とでボールを挟み込んだ。
ボールを足でキープしたままバック宙の要領で地上へと着地し、反転しながらシュートを放ってみせたのだった。
※ ミュラーがLVアップとは関係なくタックル、パスカット、ブロックにそれぞれ+1
※ 三杉が[クイックダッシュカット/+3(確率1/4)]、および[オーバヘッドフェイク/トラップ+2、消費100]を取得。
336 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:55:56 ID:???
<イベント発生>
しかし最も成果を挙げていたのはまた違う…ミュラーでもなく三杉でもなく、この男である。
レントゥルス「わわっ!?」
ミハエル「ヘイ坊や、甘いですよっ!」
ミハエル・ドノヴァンが他の選手達と別メニューを課されたのは、3ヶ月前に爆発した膝の爆弾のせいだった。
その傷自体はBJの手によりとうに治療も済み、リハビリまで完了している。
しかしミハエルは無意識にこの古傷を気にし、それを庇う動作によって他の箇所に負担をかけていたのである。
このような状態で長時間、長距離と歩き続ける事は、新たな爆弾を生成してしまう可能性が大きく…
それ故にシーザーはクラシックバレエによる軸の矯正、動作の補正、体幹の強化を狙ったのである。
シーザー(ミハエル・ドノヴァンか…)
結果として、クラシックバレエはミハエルにとって非常に水が合っていたと言える。
バレエによるトレーニングを受けるミハエルは、一を教わって十を身に付ける如し…
最初からバレエ(こちらの方)が天性だったのではないかとバレエ指導者に言わせる程であった。
337 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:56:58 ID:???
2ヶ月間、彼は身体の柔軟性を大きく向上させると共に、軸の感知によって正しい脱力を得るに到った。
この結果として彼の動きは、以前に有していた繊細でしなやかな強さをほぼ取り戻したと言える。
また彼はバレエの動きを新たにプレイへ取り入れ、リズム感覚を向上させるなど、副産物も数多かったと言える。
三杉(ミハエル……全く、呆れたヤツだよ。 合流したばかりの頃は間違いなく二線級だったというのに。)
二か月、たった二ヶ月間の話である。
多くを失ったミハエルに対し、三杉は1年でもリハビリをしていくよう勧めた経緯がある。
そして二か月前、ヴイオラに入団した当時の彼は、確かにかつての魔法のようなプレイをすっかり失っていた。
実力は贔屓目なしにヴィオラの選手達の中でも中堅かそれ以下…平凡としか言えぬプレイヤーとなったのだ。
バンビーノの抜けた穴はそうそう埋まらない、と三杉も長期的に考えようとしたものである。
だが以降のミハエルは全く平凡ではなかった。
普段の態度から想像できぬほど練習時には鬼気迫り、試合では能力不足を集中力・工夫・視野でカバーした。
いや、カバーするだけでとはとても言えない。 勘を取り戻すかの如く、彼は試合中に輝きを取り戻していったのだ。
結果彼はヴィオラのほとんどの選手に追い付き、追い越して行った。
気迫のこもった練習風景も然る事ながら、三杉をして『ミハエルはモノが違った』と断ずるを得ない所であった。
338 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:58:15 ID:???
だがそれでも、ミハエルにはサッカー選手としての大きな後遺症がいまだ残っていた。
それは損傷の激しかった軟骨を接ぎ合わせた大手術による代償…
膝関節の可動域が狭まり、かつて身に付けたボールタッチ技術の一切を喪失してしまった事である。
ゆえに以前持っていた感覚を捨て去り、新たな技術構築を求め続けているミハエル・ドノヴァンだが…
スパイクに吸いつくようなタッチは取り戻せておらず、シュート性のキックもゴールを脅かせる威力がない。
特に元々キック力がある訳ではなかったミハエルにとって、関節の可動域が狭まった事は絶望的と言えた。
蹴り足のバネ係数の低下…単純な威力は言うまでもない、ボールに回転もかけ辛くなっている。
無理に回転をかけようとすれば、今度はコントロールが覚束なくなる始末…
無数にあるバラの品種になぞえ、変幻自在の回転やチェンジ・オブ・ペースで相手を幻惑したローズ・バスター。
もはやミハエルはそのようなシュートは到底放つ事が出来なかった。
ミハエル「(…けれど、それならそれでやりようもありマス) 何故ならボクは… 大 天 才 ですから!」
現在に至り、ミハエルはようやく過去の技術と本当に決別する覚悟が完了した。
どれほど過去に固執しても、出来ない物は出来ないのだと受け入れたのである。
彼の心を切り替えさせる切っ掛けとなったのは、ミラン戦で思い付き、ぶっつけで披露してみせたローズピルエット。
自身を一個の軸と化し、身体を独楽のように回転させたヒールショットなら、膝関節とキック力に影響しなかった。
339 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 12:59:39 ID:???
しかしこの蹴り方は出来る場面が限定されすぎるきらいがあった。
もっと…可能ならばいつでも、全場面で撃てるようなシュートが必要だとミハエルが考えるのは当然の話である。
先着で
★ほんじゃあどーするの?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《スペード~クラブ》 トーキックを利用すれば良いとミハエルは考えた
《ハート》 トーキックを利用すれば良いと新田がアドバイスした
《ダイヤ》 ハートの結果に更に三杉が口を出した
《JOKER》 ミハエル「フフン、自分で浮き球の場面を作り出せれば問題は解決ですね。」
三杉「その発想はちょっと早すぎるんじゃないかな、まずはトーキックの方をだね…」
340 :
森崎名無しさん
:2012/08/09(木) 13:00:11 ID:???
★ほんじゃあどーするの?→
ハート3
341 :
森崎名無しさん
:2012/08/09(木) 13:00:35 ID:???
★ほんじゃあどーするの?→
スペード6
JOKERはサイクロンかなんか?
342 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/09(木) 13:00:40 ID:???
一旦ここまでとなります。
失礼ながらコメレス等は夜に…
343 :
森崎名無しさん
:2012/08/09(木) 13:48:06 ID:???
>>341
ホーリークロスでしょ
344 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:23:32 ID:???
>>327
乙感謝です。 アラベスクとか出来たらすげぃ。 M沢親分できるのかな?
>>328
今月の新テニプリはげワロw キテレツくん、絶対に後でもう一回裏切るパターンだこれw
そんでブン太も実はそれ知ってて演技してるパターンね。
彼等はテニスなんかより演劇部入って劇団俳優目指した方がいい、月影先生も驚愕してますよ
>>330
ニヨリ
>>331
これがキャプ森住人のポテンシャル…
やはり天才か
>>332
私も『な、なんだってー!?』な気持ちですw
345 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:24:46 ID:???
> ほんじゃあどーするの?→ ハート3
> 《ハート》 トーキックを利用すれば良いと新田がアドバイスした
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル(限られたシーンでなく、どんなタイミングでもゴールを狙える決定力が欲しい…
攻撃のバリエーションが多彩であってこそ、このチームは輝くからには。)
ある程度の高さまでは確かに登ってこられた。
しかしながら、そこで満足などしていられるミハエルではなかった。
誰にも真似の出来ない高き地平を見た人間に〝もう十分だろう〟という思考はないのである。
…とは言っても目の前の壁が高い事は否めない事実だった。
だがミハエルと同様、自らの成長について非常に貪欲な一人の選手が、まさにミハエルの様子を気にしていた。
新田(………)
新田瞬……彼はユヴェントス戦でミハエルが崩れ落ちる姿を見ていた。
その時の負傷が尾を引き、以前に見せたプレイを今は出来ない事に気付いている。
喉から手が出るほど欲しい武器がなく、それでも夢(もくひょう)を見定めて足掻くミハエルの姿…
新田はミハエルの感じているだろう歯痒さが、少なからず他人事に思えないでいた。
『…かと言って、ミハエルと自分は資質が異なる…役に立てるような実践的なアドバイスなど到底思い付く筈なし。』
自身をそのように評価していた新田は、これまで彼の様子を気にするだけ…何も行動を起こす事はなかった。
346 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:26:32 ID:???
しかし先程のヴィオラ新規加入選手の話、そしてその候補リスト…
候補リストの中にあった一人の選手の名が、新田に行動を起こさせる切っ掛けとなった。
新田「(サルバトーレ・ビアンキ、あいつは確か…) なあミハエルさん!」
ミハエル「…ワット? ああ、ニッタボーイですか。 何ごとです?」
新田「キック力…シュートの事について悩んでいるんだったら、試して欲しいキックがあるんだ。」
ミハエル「ほう…?」
憎まれ口が多く、協調性もあるとは自身でも思っていないミハエル。
彼は自身がチームにちゃんと受け入れられていると考えていなかった為、
今回の新田の行動は、間違いなくミハエルの事を驚かせた。
新田「トーキック、トーキックだよ!」
ミハエル「トーと言うと…… オー、ポワントの事ですか?」
347 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:27:57 ID:???
新田がミハエルに進めたのはトーキック…
サルバトーレ・ビアンキがランニングドリブルから予備動作もほとんどなしに放った高等技術。
そのシーンを観た時、ビアンキのキック技量の高さに誰よりも衝撃を受けたのが、何を隠そうこの新田だった。
新田も自身のキック力の弱さを嘆き、トーキックを練習した時期があったのだ。
しかしトーキックをまともにコントロールするには高いテクニック・センスが必要であり…
新田「(…俺にはそんなセンス、全くなかった。 けどミハエルなら…)
そう、スパイクの爪先を使ったトーキックなら、キック力が弱くても強いシュートが撃てる。
打点が狭くてコントロールが難しいし、軸足の位置も普通のシュートとは変わってくるけど…
でも、ただ悩んでいるくらいなら練習してみればイイと思う、何か思い付く切っ掛けになるかもだし。」
ミハエル「…………」
新田「……なに、その沈黙?」
ミハエル「いえ、少々驚きました。 チームメイトから技術的なアドバイスを受けた経験がないのでネ。
……それと、少なからず嬉しい気分でもありマース。」
新田「えっ…?」
ミハエル「サンキューベリーマッチ、早速プラクティスしてみるとしますよ。」
348 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:31:21 ID:???
神妙な言葉で微笑を返され、逆に新田が戸惑い引く場面となった。
新田としては一笑に附される事も想像していた為、ミハエルの素直な御礼の言葉は一周して気味悪かった為だ。
そしてその笑みがいつもの皮肉めいた物でなく、柔らかく美しさまで想わせる微笑だった事も理由の一つに入る。
新田(正直あの笑顔は反則だと思った…のは、何かの間違いに違いないさ。)
だが、それはミハエルが幼少時にスラムの人々へ勇気と清涼を与えていた、
文字通り天使の笑みであった事を新田が知る筈もなかった。
※ 二次限界到達ボーナス、ミハエルがシュート技[ローズバスター(新)/+6、消費200]を覚えます。
もしかしたら次の試合までに。 更にミハエルの低い浮き玉補正が1上昇。
※ ついでに新田とミハエルの相互感情が3上昇。
349 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:32:58 ID:???
…こうして、ヴィオラの10月度前半2週間の練習は非常に実りある物となる。
その初日であったこの日は三杉にとって格別に成果を得られたと言える。
ガション ガション
定時を越え、練習をそろそろ切り上げようという時、遠くから金属音が聞こえてきた。
入団契約処理の為にクラブハウスへと行っていたM沢とマエリベリーがグラウンドへ戻って来たのである。
M沢「いや、相済まん。 初日なのに練習に参加できなかった。」
三杉「まあ気にする事はないさ、契約に時間がかかる事は皆知っているからね。
そんな事よりも、改めてこれから共に頑張っていこう。」
M沢「こちらこそ宜しく頼むよ。」
再度二人の手と手(?)がギュッと握られた。
M沢の手(ギミックハンド)は間違いなく金属の冷たさがあったが、三杉は知らんぷりを押し通した。
350 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:33:58 ID:???
シーザー「さて、解散の前に…ミスギ、オレが留守の間に就いたマネージャーを紹介してくれ。」
三杉「えっ? はい?」
シーザーの言葉に感嘆詞のみで応えながら、三杉はチラリと横眼でマエリベリーの姿を確認した。
いきなり紹介してくれとはどういう事かと理解が追いつかないのだ。
シーザー「オレも今朝書類を見て初めて知ったくらいでな。
お前等へのコーチングなんか放り出し、あの可愛らしいマネージャーとお茶でもと思ったが…
まあ真剣にやると約束したからには、コーチの方を優先する事にした。」
三杉「はあ…そうですか? 何を言っているのか話が見えてきません。」
シーザー「キャプテンとして、マネージャーとコーチを職務上で引き会わせろと言っている。
でないとオレは仕事後に私人としてあの子にファーストインプレッションするぞ、いいのか?」
三杉「……………」
どうやらシーザーはちゃんと線引きしておきたいという事らしかった。(額面通り信じるならば)
シーザーのヤンエグっぷりは三杉もサン・シーロにてその目で見ている。
英雄かどうかは分からないが、このコーチが色を好む人間性なのは明らかと言えた。
…ならばコーチとして、マネージャーとして、互いを紹介した方が良いというのは道理かも知れない。
そして監督が(実質)不在ならば、その役目はいずれの事も知るキャプテンが担うのも道理…なのか?
351 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:35:20 ID:???
三杉「分かりましたよ……。 マネージャーを紹介するんで、ちゃんと線引きして下さいね。」
シーザー「あいあい、マンマミア。」
三杉(やれやれだ…)
三杉は肩を竦め、向こうで片づけをしているマエリベリーの方を振り返った。
バカバカしいと思っているが、『より面倒くさい事態を避けるため』と自分を強引に言い聞かせつつ…
三杉「おぉい!」
メリー「え…?」
三杉は作業中のマエリベリーを手招きし、こちらへと呼び寄せた。
☆マネージャーを紹介してください。
A こちらはマネージャーのマエリベリー・ハーンさんです。
B こちらがマネージャーのメリーです。 名はマエリベリーですが、愛称がメリーなのでそう呼ぶと良いかと。
C こちらがマネージャーAです。 クラブAとは別に仲良くありません。(※要5票)
D こちらがマネージャーの天狗Aです。 不渡り手形とか持ってます。(※要10票)
E 紹介すると言ったけど…すまん、ありゃ嘘だった。
F その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
352 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 00:37:06 ID:H8mRIHRQ
A
353 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 00:38:56 ID:???
本日はここまでと致します。
毎度毎度の亀更新で済みませんが、どうぞこのペースに慣れて下さい。
あと私は別に戦術とか詳しくないよ霊夢さん、大体だよ大体。
私にとってもキャプテン翼がサッカールールだよ。
GKは三角飛びの練習をするもの、フィールダーはスカイラブハリケーンの練習をするもの
そんなの常識ー
354 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 00:40:51 ID:j6CIa1E6
B
355 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 00:41:35 ID:IWanzQqU
A オーバーヘッドフェイクって原作でシュナイダーがやっていた技ですか乙
356 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 00:55:13 ID:omTJj9/E
A
357 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 08:55:14 ID:???
D10票→JOKERなんてことになったらどうなるんだよw
358 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 09:12:42 ID:???
「実況の給料が悪いので出稼ぎに来ました」
359 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 15:43:18 ID:???
このロリコンめ!
360 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 19:05:23 ID:???
一瞬だけ
>>357
のD10がDioに見えてしまった私は病人
361 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 23:09:26 ID:???
ファストブレイクの新効果が
ボールを奪われるまで全選手の行動+2、1試合中1回のみ、とされていますが
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1301912077/536
では違うものとなっていますが一体どっちの方が正しいのでしょうか?
一応効果違いで勝負結果が変わるといった事は、どうやらないみたいですが
362 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 23:31:41 ID:???
>>355
ピンポンパン。 そうです、決勝で全日本から先取点取った時のあのイメージです。
>>357
どうなるんですかね?
どうにかなります
どうにかします
>>358
かわいそうに、薄給って辛いね
>>359
び、ビックベアード様…おゆるしを
>>360
いいじゃないですか。 ええ、夢と希望がムンムン湧いてくるじゃないですか。
363 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 23:37:32 ID:???
>>361
ファストブレイクの効果は+2で試合中1回が正しいです、今のテンプレの通りになりますね。
当時のそれは間違いです、すみません。
============================================
> A こちらはマネージャーのマエリベリー・ハーンさんです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
話が話である以上、無暗に距離が近づくような砕けた紹介は避けておこう。
線引きをすると言っていても、所詮男は仲良くなりすぎてしまえばどうなるか分かった物ではないのだから。
そんなように考えた三杉は、殊更堅苦しくなるような紹介の仕方を選ぶ事にした。
三杉「作業中なのに済まないマエリベリー、順序が遅れたがうちのチームのコーチを紹介しようと思ってね。」
メリー「そうでしたか、でもそういう事でしたら謝らないで下さい。 仕事の内ですし、私は全く構いませんわ。」
そう言ってメリーは凛として顔を上げ、背筋を伸ばした。
柔らかく可愛い雰囲気が自然と醸し出される彼女から、少々緊張感を想わせる空気が発せられる。
どうやらメリーの方は三杉が気を回さずとも十分にお堅い雰囲気のようである。
三杉「こちらがコーチのシーザー・ツェペリ氏だ。 身体能力に関する指導に優れていると思う。」
シーザー「シーザーだ。 宜しく、お嬢さん。」
メリー「こちらこそ。」
364 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/10(金) 23:39:47 ID:???
三杉「それからコーチ、こちらがマネージャーのマエリベリー・ハーンさんです。
事務仕事については彼女に任せておけばほぼ間違いないと言えるくらい優秀です。」
メリー「マエリベリーです、どうぞお見知りおきを。」
シーザー「……………」
三杉(おや…?)
只今三杉はメリーを紹介し、メリー自身からも宜しくの言葉が出た。
当然ながら、続いてはシーザーから一言…場合によっては歯の浮く言葉の一つも飛び出す物と思っていた。
しかしシーザーは目を何度か瞬(まばた)かせ、少しばかり怪訝そうに眉をひそめるのである。
三杉「どうしましたか、コーチ?」
思わず三杉が尋ねると、シーザーは…
先着で
★それからどうなる→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 シーザー「ハーン…?」
《スペード、クラブ》 シーザー「ハーンって珍しい姓だなおい。」
《JOKER》 ???
365 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 23:40:27 ID:???
★それからどうなる→
ダイヤ9
366 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 23:53:56 ID:???
ハーンさんって向こうに実際にいるのか、まあ違うと思うけどね
367 :
森崎名無しさん
:2012/08/10(金) 23:57:07 ID:???
アリー・ハーン
チンギス・ハーン
チャー・ハーン
368 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 00:04:02 ID:???
元ネタは「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)」じゃね? おや、八雲…?w
あとまあ、ドイツやオランダのあたりにもハーン姓はあるらしい。
369 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 00:38:59 ID:???
マネージャーといえば、キャプ翼2だと石崎がマネージャーやってるカオスな話もあったなあw
370 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 00:42:48 ID:???
シーザーの方に出てくるハーンはモンゴル人だな、ラフカディオはアメリカ人だけど
ちなみにラフカディオと肩を並べられるモラエスはポルトガル人…ってまあ誰も知らないと思うけど
371 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:18:20 ID:???
>>366-368
だいたい367さんや368さんの仰るとおりですね、欧州圏ならドイツやオランダに。
ハーン→はうん→八雲 ってな説もあるようですね。
>>369
あれは割と衝撃的でしたね。
石崎「みんな、きょうのスコアメモよ」
なんでしょうね、このガッカリ感。
>>370
ドット・ハーンさんの事ですね、サンドマンにやられたドット・ハーンさん。
あとモラエスの事は知らんかったでしたね。
ヴァンなんとか・モラエスさん。 偉大な日本紹介者としてハーンと並び立つ…
なかなか興味深そうではあります。
372 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:19:35 ID:???
> それからどうなる→ ダイヤ9
> 《ダイヤ》 シーザー「ハーン…?」
============================================
シーザー「ハーン…?」
そうシーザーが呟いたのを聞き取り、三杉は『なるほど』と思った。
欧州圏でハーンという姓は珍しい。 ドイツやオランダで多少聞く程度の物。
それよりもアジア…モンゴルやインドの方でメジャーと言える姓だ。
かのチンギス・ハーン、フビライ・ハーンなどの名は、欧米人でもよく知っているだろうから。
シーザーがハーンという姓を聞き返したのは、そういう部分に違和感を感じたのだろう。
場合によってはメリーがハーフである可能性まで考えたかも知れない。
そのように三杉は考えつき、それ以上はもう考える必要がないと思った。
しかし、どうやらそういう事ではなかった。
シーザー「え? お前、そんな名前か?」
三杉「はえ?」
メリー「………」
なまじ頭が回り、常人より予測が鋭い分、全く想像しなかったシーザーの言葉に三杉は素っ頓狂な声を上げた。
想像から離れていた事もあるが、『そんな名前か?』とはどういう事なのか…
三杉淳にはシーザーの言葉の意味が判らなかった。
373 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:21:09 ID:???
三杉「(だが、考えても知らない事が解る筈もない。)コーチ、『そんな名前か?』とは、どういう事でしょう?」
シーザー「ん? ああ… いや、オレの思い違いやも知れない。」
三杉「思い違い…?」
シーザー「クラブハウスに登録されている選手やスタッフの一覧名簿があってな。
今朝、マエリベリーのページもチラリと目に入ったのだが…ハーンという姓ではなかった気がしてなあ。」
三杉「えっ?」
何事が言われているのか、三杉には意味がよく解らなかった。
それが問題であるのかどうかも、単なるシーザーの勘違いなのかどうかも。
ともかくとして、三杉は思わず反射でマエリベリーの方へ顔を向けた。
マエリベリーには戸惑った様子も困った様子もなく、先程と同じように微笑を湛えている。
三杉「メリー、コーチが言っている事の意味が分かるかい?」
メリー「ええ、覚えがあります。」
三杉「どういう事だい? なにか問題のある事だったりするのかな?」
メリー「いいえ、そういう事にはならないと思います。
ただ名簿に登録している名前と周知されている名前に少々齟齬があるだけです。」
シーザー「ああ、やっぱり違ったか。 確かにハーンなんて姓ではなかった筈だ。」
374 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:22:57 ID:???
三杉「ええと……? どう…すれば良いのかな、僕は。」
メリー「キャプテン、頭を悩ませる必要は何もありませんよ。
私の姓名は、正式に言えば『マエリベリー・ド・ハイム・レーン』と言うのです。
でも私、仰々しいこの名があまり好きではなくて…それで名はスペリングの頭部分からメリー、
姓は父方のハイム、母方のレーンとを合わせ、語呂良くハーンとして口にしているんです。」
三杉「へえ、なるほど…。」
シーザー「ふむ、まあ良し。 いや、つまらん事を気にして済まなかったな、フロイライン・メリー。
お詫びにどうだろう? 今夜一緒に食事でも……」
メリー「うふふ、 D.O.S。(ドブに 落ちて 氏ね)」
シーザー「ははっ、そいつは残念だ。」
三杉(D.O.S?) ブルッ
上品な笑顔から繰り出された暗号のようなスペリング、D.O.S。
三杉にはこれまた意味が解らなかったが、何やらドス黒い物を感じた気がした。
375 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:24:01 ID:???
三杉「さてと……あっ、そうだ。」
コーチとマネージャーの紹介は終わり、練習も間もなく終了…流れ解散という形になった。
三杉はタオルで汗を拭きながら、晩の食事の事などを考えていたが…
一応やっておかなければならない事が一つある事を思い出した。
その思い出した事を今すぐ為しておくべく、三杉はオジオへと声をかける。
三杉「オジオ、ちょっといいかい?」
オジオ「んー、なんだい?」
三杉「今度の試合の事なんだけれど…かくかくしかじか。」
オジオ「ふむふむ、なるほど。 サンパウロ・ジュニオールのデータが無くて戦術が立てられないかぁー。」
三杉「うむ、相手のフォーメーションも戦力も全く不明…判っているのは中盤に強力なエースが居る事のみ。
せめてメイン戦術とかフォーメーションとか、はたまた選手データ…その辺りのどれか一つでもあればね。」
376 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:25:44 ID:???
オジオ「うん…幾つか可能性を予想立てて、実際の場面で選択していく事も出来るかも知れない。
三杉が言っているのは、その指針も全く立てられないほど何も情報がないって事なんだよね?」
三杉「そう言う事さ。 …で、どうだろう? オジオの方で調査出来る当てとかないだろうか?」
オジオ「うーん…」
先着で
★唸るオジオ。いや、これは中々難問です→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 オジオ「フォーメーションとレギュラーくらいなら分かるかも。」
《ダイヤ10以下》 オジオ「よく使うフォーメーションくらいは分かるかも。」
《ハート~クラブ》 オジオ「相談してくれるのは嬉しいけれど、流石にそれは無茶振りだよ。」
《JOKER》 オジオ「自信あります、人脈あります。」
377 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 01:26:01 ID:???
★唸るオジオ。いや、これは中々難問です→
ダイヤ6
378 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 01:26:15 ID:???
★唸るオジオ。いや、これは中々難問です→
ハートA
379 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/11(土) 01:28:31 ID:???
無茶ぶりでもデータの事となればそれなりに頑張るオジオ。
その引きは試合で見せてくれ。
そんな事を思いつつ今夜はおしまいです、お休みなさい。
380 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 01:30:10 ID:???
やっぱ敵は普通にこっちのデータを持ってるのかー?
乙でしたー
381 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 01:35:22 ID:???
乙でしたー
やっぱ素直にバンビーノに聞けばよかったかな
この時期ってもうすでに相対してストラットが何かすんごいメガロなタックル覚えたんだっけ?
382 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 01:38:52 ID:???
今頃クラブ活動レクイエムを盛大に楽しんでいるのかなー?
まあストラットとぶつかりそうになったら可能ならパス絡めた方がいいよね
383 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 02:55:32 ID:???
情報が分からなくても「誰に聞けば分かるか?」ということは
教えてくれるんじゃないかなあ
384 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 10:57:12 ID:???
翼とストラット、要は日本かイタリアの関係者から情報を得るのは解りやすいヒントだが
逆に向こうも片桐兄妹がいるからな、森崎みたいに何らかの情報を得ているだろうな
385 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 11:02:52 ID:???
翼の新田評価がJYのままだとラッキーだったんだけどなぁ
今の新田を舐めるのは自殺行為たい
386 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 12:09:19 ID:???
これがサンパウロのデータだ
エース:リグル
マネージャー:石崎
ないすぼうと:ストラット
イケメン:バビ様
監督:手羽先
387 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 12:16:48 ID:???
ペペがどうなるかで難易度多少変わりそう
ツートップがそれなりになると面倒くさい
388 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 12:32:33 ID:???
ブラジルだからサイド攻撃はサイドバックにやらせるとかあるのかな?
389 :
森崎名無しさん
:2012/08/11(土) 12:34:58 ID:???
サンパウロのサイドバックは穴だから、やってくれたら逆にありがたいです
390 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 01:26:43 ID:???
やってみたいことがあるとすれば
サイドにレジスタ発動のために前もってアーリークロスの指示、それから三杉のOHポスト、フェイクからのアトミッククロウボレーかな
アマラウさんとドトールは強敵だし、両FWのシュートになるだけクリアーはさせたくないし
シュートが出来れば後は石崎とレナトゥというポストとブルノだ
391 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:27:34 ID:???
>>381-383
バンビとスト様のクラブ活動は9月で、今は10月なので既にもう色々あれですね。
10月に入って各国各チームとも公式リーグ始まってますからね。
バンビと連絡を取れるかどうかは運次第かにゃー
>>384
チームデータの取得についての確実性はこんな感じですかね。
自分の目で見る>見た人、知ってる人に聞く>雑誌などで読む
>>385
新田さんがここまで成長が早いとは想像出来なかったスレ主
ヘルナンデス相手に先取点取った時から兆候が見えてたのかもですねえ
>>386
素晴らしい! これさえあれば十分です!
しかしエースが超強力ですね、勝てる気しないお
>>387
ぺぺの存在は大きいですね。
点を取れるのがスト様と翼の二人から三人になるだけで選択肢広がりますしおすし
392 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:28:39 ID:???
>>388-389
まあどんな形であれ相手は全力で勝ちに来ますよ、プロ4部に負けたくはないでしょうし。
>>390
三杉のゴール前でのハイボール処理能力は確かに面白い事になっています。
全て同じオーバーヘッドの体勢から、3つの選択肢を持てるとか普通じゃないですね。
まあ主人公だし三杉淳なのでOKと言う事にひとつ…
============================================
> 《ダイヤ10以下》 オジオ「よく使うフォーメーションくらいは分かるかも。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
眉間に皺を寄せ、どうしたものかと唸るオジオ。
この様子からして、大きく期待して縋るのは彼にとっても迷惑だろうと思えた。
オジオ「どうかな…分からないけれど、よく使うフォーメーションくらいは分かる…かも。」
三杉「本当かい?」
393 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:31:04 ID:???
オジオ「うん、確か…思い出せないけど、何カ月か前の月刊誌に、南米のクラブチームの特集があったと思うんだ。
まずバックナンバーを手に入れないといけないんだけれど、その上でサンパウロのジュニオールの事が書かれて
いる事を祈るしかないなあ……。 うん、今の時点だとそれくらいしか当てがないや。」
三杉「そうか…でも、それだけでも知ると知らないとじゃ大違いだ。 フォーメーションが判ればチームの特徴も推察出来る。
申し訳ないけれどオジオ、その雑誌をどうにか入手して貰えないかな?」
オジオ「分かったよ、どうにか手配してみる。」
という事で、思いもよらずオジオからサンパウロのデータが手に入りそうな事になった訳である。
しかしながらそれで十分と言える訳でもなく、三杉は他にも調べる余地がないかをその後も考えるのだった。
そんな形でフロレンティア・ヴィオラは練習漬けの10月前半を過ごして行く。
394 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:33:31 ID:???
[ チェンジ To ―カンピオーネ・サイド― ]
夢をみていた。
小さかった頃の夢だと思う。
何故ならば、あの隅っこでボールを蹴っているのが幼きオレの姿だからだ。
だが、これが記憶なのかどうかは分からない。
ここが何処なのかが分からない。
故郷のニシュの風景じゃない。
見覚えは全くないが、何故だか懐かしいような気分になってくる……
向こうに見える奇妙な建物…
やはり見た事のないおかしな形だが、何やら荘厳な雰囲気だ。
そして建物と、あのП(ペー(ロシア文字))のようなオブジェとの間を繋げる石畳。
周囲は緑に囲まれ、心が穏やかな気持ちになってくる。
ヒュルルルルル
ああ、風が涼しい。
照りつけられる太陽、求め続けている太陽。
その厳しい日差しを風が柔らかく包んでくれる。
今は夏……いや、初夏か。
そこな咲く紫陽花(ヒドランジア)のブルーが、今は初夏であると教えてくれている…
395 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:36:52 ID:???
これが遠い記憶なのか願望なのか…そんな事はもうどうでも良い。
今はこの心地よさを感じていよう。
オレは自由になりたい。
そして今だけは自由だ、全てのしがらみも圧力もオレには届かない…
???「ふうん…少しは解ってきたんじゃない?」
むっ…
誰だ、誰が話しかけて来ている…?
???「ご挨拶じゃない、忘れちゃったの?」
お前は………
???「まっ、仕方ないか。 外の人間はここに来ると外の事を忘れちゃうし、
その逆もまた然りで当然と言えば当然ね。
でもそんな事より…ダメじゃない、またこんな所に来て。」
396 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:38:18 ID:???
オレは、以前にもここに来た事がある…?
これは夢ではないのか?
???「ここは存在を忘れ去られ、そしてまた自らを忘れ去ろうとする者が訪れる…いわば全てを断ち切る場所。
あんたの場合はきっと...存在意義を見失いかけているんでしょうね。」
アイデンティティ…… そうだな、オレは何のために生きているのか最早分からない。
知りたかった事を知った時、夢に見るほど望んでいた物を全てを失った後だと思い出した。
これから先、何を求めていけばいいのかも見えない。
???「下らないわ。」
なにっ!?
???「そんな事に縛られて……随分見ない間につまんない人間になったものね。
…とは言え、精神の偉大さは苦悩の深さで決まる、か。 あたしには一生分からない事だけれど。」
397 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:39:51 ID:???
お前は…お前は一体?
???「昨日を求めても何も得られないわ。
今日を維持しようとしても、それは緩やかに死んでいくだけのこと。
明日を求めなさいな、生きてるんだったら……がむしゃらにさ。」
明日を………
???「もう戻りなさい、本当に帰れなくなっちゃうわよ。」
…………
???「じゃあね」
…………
……………………
………………………………
398 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:40:58 ID:???
???「全く、世話の焼けること。」
子供「ねえ、あれを教えてよ!」
???「(こっちもか……)えー、また? あんたには無理よ。」
子供「できるよ! できなくってもやる! ボクだって空を飛んでみたいもん!」
???「飛んでるわけじゃないんだけどねえ。」
そう言うと、???は子供のボールを翳め取り、空高くへと蹴り上げた。
そしてボールを追うように自らも跳躍……高く高く、青い空へと届くほど。
バシュウウウウウウウウウウウ!
ズギャギャーーーン!!
大空から蹴り下ろした弾頭は、むき出しの地面へとめり込んだ。
399 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:41:59 ID:???
子供「わーーー、やっぱすげーー!」
???「ふふん。」
子供「で、どうやってやんの!?」
???「自由になるのよ。 そう、重力から…全てのしがらみから自由になるだけのこと。」
子供「それがわかんない。」
???「ふふ、でもアンタ十分にフリーダムよ。 意外に出来るようになっちゃうかもね。」
子供「えへへー。」
???「あはは。」
――――――――――
―――――――
――――
400 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:44:11 ID:???
チュンチュン…
蓮子「あれ…中東にスズメっているのかしら?」
朝に目が覚めて真っ先に口にしたのは下らない疑問だった。
うら若き乙女が異国の地で、しかもこんなスイートルームで朝を迎えている…にも関わらずこのざま。
しかして宇佐美蓮子自身は『このざま』などとは思っていなかった。
一般的な女子の感覚とは少々…だいぶかけ離れていると言わざるを得ない。
親友の姿が消失してから既に2ヵ月…いや、更に半月が経過している。
暦は10月に入り、四季としては完全に秋真っ盛りだ。
大学の長いサマーバケーションも9月末で終了し、後期課程が始まってしまっている。
蓮子「このまんまじゃいけないか…流石に。」
蓮子はベッドから起き出すと、手際良く服を着替え、最低限のメイクをして人前に出る用意を整えた。
起き出してから30分程度と、年頃の女子としては驚異的なスピードで部屋から飛び出し、
蓮子はある場所へと向かった。
コンコン
扉をノックすると、数秒も待つことなく『入っていいぞ』という言葉が返ってきた。
これまでの関係から反射的に『偉そうに』と思う蓮子が、彼がこの巨大施設の主という事実がある。
感覚的な部分でいまだ慣れないが、ともかくとして生じた感情をポポイッと霧散させ、蓮子はドアを開けた。
401 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:46:11 ID:???
ナムリス「おや、蓮子先輩でしたか。」
蓮子「うん、おはよ。」
ナムリス「おはようございます。 どうしました? 朝食はいつもの場所に用意させていますが。」
蓮子「うん、それはいいの。 それより私さ、一旦日本に戻ろうと思うの。」
ナムリス「ほう………どうかしましたか?」
蓮子「なによ、顔をしかめて? 大学が始まったから、顔を出さなきゃいけないでしょ?
休学するにせよ何にせよ、放っぽっとく訳にはいかないのよ、普通は。」
ナムリス「ふむ、そういう理由でしたか。」
蓮子「どんな理由だったら拙いっての?」
ナムリス「いえ……先程アルシオンもこちらに来ましてね。
ブラジルと、それから日本へ行きたいと言い出しまして…」
蓮子「アルシオンが? ブラジルはともかく日本へ? なんで?」
ナムリス「来年ブラジルではリオカップというサッカーの大会が、そして日本でもジャパンカップというのが開催されます。
それで、試合が予定されているスタジアムや風土を下見しておきたい…という話のようです。」
蓮子「へえ…マメなのか、それともそれを口実に観光したいのか。
後者だったらなかなか抜け目のないヤツね。」
ナムリス「そういう事に関心を持つようなヤツではない筈ですけどね。」
402 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:47:13 ID:???
蓮子「それはいいけど、アンタはいいの? 大学の事もあるし一度日本に戻ったら?」
ナムリス「そうしたいのも山々ですが…残念ながら父の遺した事が予想以上に重く、もう暫し身体動きません。
場合によっては休学ではなく退学とするべきかも知れません。」
蓮子「そうなんだ…大きな家に生まれるのも大変なのね。
まっ、とにかく私の用事はそれだけ。 早ければ明日にでも帰国するからね。
連絡先はあのアパートだから、なんかあったり日本に来るなら連絡して。」
ナムリス「分かりました。」
必要な事を告げ、蓮子はナムリスの私室を後にした。
『これから少しばかり忙しくなる…』そう呟きながら、確実な未来を前に頭の中を整理する。
まず何よりも一番初めにやらなければいけない事だけはハッキリしていた。
蓮子「朝バイキング食べにいかなきゃ。」
なかなか豪勢に品揃えされている食堂へと速足に向かった。
この〝おぶれっくふぁーすと〟と暫しお別れなのは心から残念ざますと、蓮子は小さく溜息をついた。
403 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:48:17 ID:???
[ リターン To ―ヴィオラ・サイド― ]
フロレンティア・ヴィオラ 10月 自由行動1
三杉(サンパウロとの…翼くんとの試合が確実になったわけだけど、ジッとしているのが辛いな。
しかし休みの日は切り替えて全力で休まなくちゃね…)
☆オフ日(AM)の行動を決めて下さい。
A ブンナークを訪ねる
B 新田を訪ねる
C オジオを訪ねる
D ミハエルを訪ねる
E レントゥルスを訪ねる
F ダラピッコラを訪ねる
G スペルマンを訪ねる
H ミュラーを訪ねる
I オワイランを訪ねる
J ラムカーネを訪ねる
K 一人で過ごす
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
404 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 02:50:48 ID:???
そんなところでお休みなさい
キリンのソルティライチ(^ρ^ ウマウマ
寝ると見せかけて今からハッシュドビーフ・ハンバーグを作る事にします
405 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 03:05:21 ID:RsuzbSyE
J
406 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 06:29:17 ID:icdpenHg
I
407 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 07:52:11 ID:Nx8vQGMc
I
408 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 08:53:12 ID:4OYVe4ok
J
409 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 09:23:04 ID:8dShcP4A
G
410 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 09:57:15 ID:A3xfBY0I
G
411 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 10:02:16 ID:kB07FhEI
I
412 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 10:46:30 ID:???
唐突に始まるバイオリンとフルートのセッション!?
413 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 10:47:52 ID:???
ええい!なぜM沢くんを訪ねるがない!?w
414 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 21:02:40 ID:???
>>412
鋭いです。
>>413
M沢くんちょっと恥ずかしがり屋さんみたいで…
============================================
> I オワイランを訪ねる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(オワイランと交流を持ってみるか、意外に話す機会も少ない事だし。)
監督代理として事務作業に従事するようになって以来、仲間と個人的に過ごす時間がめっきり減っており…
その流れで三杉は新しく加入したメンバーとの交流が疎かになってしまっている。
元々互いに知見のあったミハエルはともかくとして、オワイランとはまだ深い話なども一度とてなかった。
三杉(悪い人物じゃない。 むしろ素直で真っ直ぐな人柄なのは何となく分かる。
けれど、あまりに接触がなければ『受け入れていない』などと誤解するかも知れない。)
不意な思い付きであったが、考えてみると少々ネガティブな材料が揃っている。
もしかすると、これを考えたこその吉日やも知れないと、三杉はオワイランと交流する気を固めた。
415 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 21:04:27 ID:???
早速自室を出て、三杉はオワイランの部屋へ尋ねに向かう。
そのさなか、何やら外から騒がしさが耳に飛び込んできた。
窓から外を見降ろすと、子供たちが街の中心へと駆けて行く姿が映った。
街の中心からはドンドンと太鼓のような響きが聞こえてくる。
三杉「祭りでもあるのかな?」
それだけ呟くと三杉はすぐに興味を元の目的へと戻し、オワイランの部屋へと歩きだした。
先着で
★オワイランくんいるー?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 不在
《ハート》 不在だけどダラピが行き先を教えてくれる
《スペード、クラブ》 おったー
《JOKER》 なんと、どうやらイタリアに居ないみたいだ。 マネージャーが教えてくれた。
416 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 21:06:29 ID:???
★オワイランくんいるー?→
ハート6
417 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 21:35:40 ID:???
この判定の逆転は何を意味しているのか・・・
418 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 21:43:46 ID:???
> オワイランくんいるー?→ ハート6
> 《ハート》 不在だけどダラピが行き先を教えてくれる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「………………」
何度目かのノックにも、部屋の中から何の反応もなかった。
どうやら朝も早くから出掛けてしまったという事らしい。
オワイランの行きそうな場所に心当たりもなく、三杉としては溜息が洩れるところである。
しかしここで救いの神が登場する。
ダラピッコラ「あれ…どしたよミスギ、オワイランに用だったか?」
三杉「むっ……ああ、ダラピッコラか。 うん、そうだったんだけど、どうやら留守のようでね。
ダラピッコラ、君は彼が何処に居るか知らないか?」
ダラピッコラ「ああ、きっと共和国広場に行ってる筈だぜ。」
三杉「広場へ?」
ダラピッコラ「巡業のサーカスが来てるんだとさ。 公演は夕方から、ミケランジェロ丘公園であるらしくって…
今日は朝早くから広場で宣伝っつーか客引きをやるらしい。」
三杉「サーカスが…」
419 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 21:45:37 ID:???
そこで三杉はピンと来た。
先程街の中心から聞こえてきた騒々しさの正体は、どうやらダラピッコラの言うサーカスだったようだ。
三杉「なるほど、それでオワイランもそこへ行っているのかい?」
ダラピッコラ「多分なぁー…。 団員の中に旧友が居るみたいな話もしてたし。」
三杉「そうか、どうもありがとう。 しかしダラピッコラはオワイランと仲良かったんだな?」
ダラピッコラ「うん、そうな…。 あいつ、ああ見えて意外に野性味っつか凄みあるし…うん、嫌いじゃないぜ。」
三杉「なんだい、妙な言い方だね。 ツンデレというやつか?」
ダラピッコラ「バッ…! 何言ってやがる!」
三杉「ふふ、冗談だ。 ディ・モールト・グラッツェ。」
ダラピッコラに向かって礼の言葉を投げ、三杉は玄関へと駆けだした。
少々ガラの悪いダラピッコラと、真面目そうなオワイラン…
今一つ接点の想像し難い意外な組み合わせに、『人の相性とは分からない物だ』と思う三杉であった。
420 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 21:46:40 ID:???
三杉は速足で街の中心部を目指して歩いた。
間もなく共和国広場へと到着しようとするところだが、喧騒は徐々に大きくなるのが分かる。
歴史の深い情緒溢れるフィレンツェの街並みが、サーカスによって若々しさを取り戻すかの如くであった。
ただ…人が集まり、騒がしくなれば、トラブルも発生しやすくなるのが常というものだ。
先着で
★トラブルシューティング!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 女の子が妙な雰囲気の男に話しかけられている…。 ピンと来たぜ、ありゃスリだ。
《ハート》 女の子がガラの悪そうな男に絡まれてるぜ! 貴公子としちゃ黙っておれん!(…よね?)
《スペード》 あり? 子供が泣いてるぜ! 貴公子としちゃ黙っておれん!(…よね?)
《クラブ》 なんもないぜ! オワイランを発見!
《JOKER》 ダイヤの結果。 …と、急に天気が崩れ始めた
421 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 21:47:57 ID:???
★トラブルシューティング!→
スペードA
422 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 22:48:20 ID:???
> トラブルシューティング!→ スペードA
> 《スペード》 あり? 子供が泣いてるぜ! 貴公子としちゃ黙っておれん!(…よね?)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
足早に進む三杉…しかし彼は急に足を止めた。
見過ごしたくない物が目に入ったからである。
子供「うぇぇん……」
三杉(…っと、迷子か?)
何やら理由は知れぬども、幼児が顔を覆って泣いているのである。
そこらのイパーンピープルならば気にせず行く所だが、三杉はそれが出来なかった…
何故ならば貴公子だからである。
三杉「どうしたんだい坊や、迷子かい?」
子供(……)フルフルフル
首を振り、子供は迷子である事を否定した。
どうやら自分の足でここまで来て、帰る事も出来るという事のようだ。
それでは何故泣いているのか、という事になるが…
423 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 22:49:40 ID:???
子供「ヒック…あれ………」
三杉「えっ…? ああ、風船か…。」
子供が指さす方を見上げて三杉は事情を把握した。
ピーキーな緑色をした風船が、近くに立つ木の枝に引っかかっていたのである。
きっとサーカスの関連で貰ったのを、迂闊にも手放して飛ばしてしまったのであろう。
三杉「大丈夫だ、お兄ちゃんが風船を取ってやるから。」
子供「ほんと…?」ヒック
三杉「ああ、だから泣きやむんだ。」
子供「うん…」
こうして三杉は子供を泣き止ませる事に成功した。
そこまでは良いが、風船をちゃんと回収しなければ貴公子ミッションはクリアとはならない。
ミッションがインポッシブルであれば、結局のところ子供は再び泣き出してしまうだろう。
三杉(ふん、この貴公子がそのようなミスをしてなるものか。)
424 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 22:51:31 ID:???
☆さあどうする?
(場合によっては判定が行われ、難易度が変化したりミッションインポシッぶる事があります)
A 定番だが木に登って回収するしかないか。
B 木登りの得意な人が周囲にいたりしないかな?
C フッ、今こそハイパーオーバヘッドの出番だ!
D 身体を使うのは下民の仕事よ…。 金の力で風船を買ってくればいいじゃない。
E あの風船…おそらく中身はヘリウム。 ふん、大気の組成を軽水素にすれば良かろうなのだ。
F こんな時こそブンナークよ。 奴が木を蹴り倒せば風船の回収は造作もない。
G なんでこんなバカな選択肢ばかりなんだ…その他、その他をもてい!
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
425 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 22:53:41 ID:4hn5mnhk
A
426 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 22:54:40 ID:icdpenHg
A
427 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 22:54:55 ID:Nx8vQGMc
A
地道にいこう‥‥‥‥‥! キラン…
428 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 22:55:06 ID:???
ブンブンなら選ばなければいけないなw
F
429 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 22:58:47 ID:???
G よし、緑甲羅だ! って割ってどうすんの!?
430 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:00:41 ID:???
G サッカーボールを買ってきてプレゼントする
431 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:01:31 ID:???
G
????「「ウキキッ!」」
三杉「キ、キミ達はーーーっ?!」
432 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:04:56 ID:???
オーバーヘッドで取ってやる!って書き込もうとしたら選択肢にあったでござるの巻き
実際に有りそうだな、いや現実じゃなくてサッカー漫画の展開の意味で
433 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:06:36 ID:???
G ここでリグルの出番だ!
434 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:14:00 ID:???
G いや普通に飛べばいいでしょ
キャプ翼のジャンプ力を考えると届くと思うんだw
435 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:18:44 ID:???
G 前スレ613の人に助けを求める
ジャンプといえばこの人
436 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 23:21:15 ID:???
>>428
ブンナークの歪みねえ人気に嫉妬w
>>429
これは座布団一枚。
クッパとかマリオとかこの街には居ますものねえ。
>>430
予想の斜め上www
むしろW杯開催予定国の硬貨でも良いかも知れません
>>431
な、何故君達がここに居るう!?
>>432
キャプ翼の世界では余裕で現実ですよねー
>>433
はっはぁー!このエースに任せて貰おうかぁー!
>>434
ですよねー
437 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 23:23:41 ID:???
>>435
ジャンプした反動で建物とかブチ壊さないといいのですけどねww
============================================
> A 定番だが木に登って回収するしかないか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「まあ……あまり変な事は考えない方が良いかな。」
どのようにして風船を取るべきか考えを巡らせた三杉だが、結局は最初に浮かんだ案を選択する事にした。
なんて事はない、自ら木に登って風船を取ってくるという力技である。
そもそも三杉はその身体ゆえに木登りのような遊びを幼少時にやって来なかった。
背景としては決して得意ではないが…
先着で
★ウッドクライミング、スレ主は子供の頃やりませんでした→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 見事にミッションコンプリート、風船は回収して無事に降りてこれた。
《ハート、スペード》 風船は回収。 しかし降りるところで足を滑らせて…しかし!(数値がAで軽傷)
《クラブ》 この木肌はツルツルしてて出来そこないだ、登れないよ。
《JOKER》 ???
438 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:24:22 ID:???
★ウッドクライミング、スレ主は子供の頃やりませんでした→
スペード5
439 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 23:27:22 ID:???
最近板全体でもスペードが多い気がします。
…という所で本日はここで終わりにします。
次回はサーカス団員の少年が登場する予定です。足を滑らせた三杉を助けてくれます。
Aが出なくて良かったです。
440 :
429
:2012/08/12(日) 23:28:35 ID:???
元は某JOKER分岐のミスギカートネタなんですけどねw
441 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:28:41 ID:???
返り血と火薬の匂いの中乙
442 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:31:07 ID:???
忘れられているけど三杉ってブンナークのパワーアップフラグを折って手に入れたスキル:異能生存体で怪我無効じゃなかったっけ?
443 :
森崎名無しさん
:2012/08/12(日) 23:33:40 ID:???
そうだった自爆しても死なないんだった
444 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/12(日) 23:35:04 ID:???
>>442
すみません、これだけ。
無効なのは一応試合中の怪我でして、日常については突発的な死から免れる事になってます。
今回もAですと頭から落ちて……な所が軽傷で済むとお考え下さい。
445 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 22:59:25 ID:???
>>417
判定の逆転は、オワイランとフライハイトの会話に出くわす可能性でした。
普通の接触では彼らの立ち入った会話を三杉が知る事はそうそうありません。
>>440
存じておりますとも!w
>>441
迂闊な乙は死に繋がる感謝
============================================
> ウッドクライミング、スレ主は子供の頃やりませんでした→ スペード5
> 《ハート、スペード》 風船は回収。 しかし降りるところで足を滑らせて…(数値がA、4で軽傷)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「っしょ…(どうなるかと… 思ったが… 意外に… 登れるものだな…!) ふぅ…」
脚力が一般人よりもかなり鍛え上げられており、最近では体幹も強くなっている三杉。
両の足の力を一杯に使い、手は後ろへ引っ繰り返らないよう支える事で、存外危なげなく登ってゆけた。
446 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:02:43 ID:???
三杉「(よしっ、これで…)ふぅ、届いた。」
子供「わぁ、やったー!」
三杉は5m程の高さまで登り、腕を伸ばして見事目的の風船を回収してみせた。
眼下では子供が満面の笑みで飛び跳ねているのが見え、三杉は口元を綻(ほころ)ばせる。
貴公子として云々以前に、あのような笑顔を見られたならば、慣れぬ木登りをした甲斐もあったと思えた。
三杉(さて、後は無事に地面へ降りて任務完了といこう。)
ここまで登ってきたのと反対に、下へ下へと降り始める三杉。
しかしこれが中々難しかった。
木登りは一般的にも登るより降りる方が難しいと言われているが…
今の三杉は片手に風船の紐を巻き付けており、またその風船自体が木の出っ張りなどに引っかかって
割れたりしないか注意を払っている状態……難度としては登る行為より遥か高い物となっていた。
それでも少しずつ、ゆっくりと下を目指していたのだが…
ズルッ
三杉「あっ!」
叫んだ時には遅かった。
風船の紐を巻き付けていたのと逆の手が、幹のくぼみを掴み損ねてしまった。
背中側へ倒れ込まないように支えていた手が離れ、三杉は背中から地面へと真っ逆さま!
『しまった』と反射的に思いながら、三杉はせめて後頭部から落ちないようにと足も木から離して受け身を狙う。
突然の身の危険であったが、意外と反応できる物だと自嘲しながら…。
447 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:05:29 ID:???
ガシッ!
三杉「えっ!?」
思い切り背中から叩きつけられるのを想像していた三杉だが、衝撃は然程なかった。
どうやら誰か受け止めてくれた人が居たらしい。
三杉「あ、ありがとうございます…!」
目まぐるしい事態に暫し思考停止に陥りそうになったが、反射的に三杉はその人物に向けて礼を口にした。
すると背中から『フウ…』と安堵の吐息が漏れる音が聞こえた。
???「どうやら頭は打ったなかったようだな…不幸中の幸いだ。
…しかし間に合ったから良かったものの、あまり慣れない事はしない方が良い。」
身を案ずる言葉と、こちらを窘(たしな)める言葉が続いて飛んでくる。
それを聞くと、三杉は急に頭が回り出し、気恥ずかしさが押し寄せてきた。
三杉「あっ……いや、お恥ずかしい。 迷惑とご心配をおかけしました。」
背中に預けていた体重を自らに取り戻し、慌てて謝りながら振りかえると…
そこには柔和な顔をした線の細い少年がこちらを見ていた。
ただ、長い前髪が顔の半分を覆い隠すという妙な特徴も、同時に三杉へ強く印象付けられた。
ぶっちゃけると、遠目から一見すると陰気な印象を持ちかねない感じである。
448 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:07:02 ID:???
???「おや…」
子供「おにちゃん、だいじょうぶ!?」
ここで風船の持ち主である子供が駆け寄ってきた。
申し訳なさそうに、こちらを心配する顔をしている。
三杉「あ…うん、大丈夫だよ。 坊やにも余計な心配かけちゃったね、はい風船。」
子供「わあ…どうもありがとう! めいわくかけてごめんね、でもありがとう。」
三杉「今度は気を付けるんだよ?」
子供「うん!!」
タタタッと駆けて行く子供の背中を見送ると、気恥ずかしい思いもしたが、結果として三杉は満足を覚えていた。
※ 貴公子Pが上昇。 (現在値99+
6
+(スレ主の気分ボーナス+1) → 次回120到達で覚醒Pに+1)
449 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:10:12 ID:???
???「あれはウチの風船…なるほど、そういう事だったか。」
三杉「ええ、まあ。 …でもご迷惑をかけた事には変わりません。」
???「そうか…どうやらイイ人のようだ、アンタは。」
三杉「……君もね。」
柔和な顔が一層柔らかく微笑むのを見て、三杉はこの少年の人となりを把握した。
考えるまでもなく善意の人間だと確信したのである。
オワイラン「おおーーーい、ヴォルフーーー………!」
三杉(おや、この声は…)
この時、離れた場所から誰かを捜し呼ぶ声が聞こえてきた。
その声色は何処となく三杉にとって聞き覚えがあり…………(具体的には折笠愛ボイスで…)
瞬間、三杉は色々と察する所となった。
ダラピッコラの言っていた、サーカス団員に所属しているらしきオワイランの友人とは…
450 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:11:16 ID:???
???「マーク、ここにいる!」
オワイラン「あっ、そこに居たんだね。 …って、あれ?」
三杉「やはりオワイラン、君の声だった。」
オワイラン「えっ…」
???「ほう……」
???、オワイラン「二人は知り合い(か、なの)?」
折笠愛と中原茂の美しきボイスハーモニー。
思わず聞き惚れてしまう所だが、三杉は顔に出す事をしなかったテヘペロ
替わりに苦笑を浮かべてこう口にする。
三杉「ハハ、まあ慌てないで。 ここは順番に話そうじゃないか。」
オワイラン「あー…そうだね。」
451 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:12:29 ID:???
まず三杉はオワイランに今の状況を説明した。
たまのオフに交流しようと追ってきたら、子供が風船を飛ばされて泣いていた。
木に登って風船を取ってやったが、降りる時に足を滑らせ…そこを彼に助けられたのだと。
三杉を助けた少年は、名をヴォルフガング・フライハイトと言った。
彼はサーカス一座の団員であり、今日はフィレンツェの巡業という事でこの地にやってきたそうだ。
オワイランとはかつて巡業の地で知り合い、互いに気の合う性質だったらし、く今も交流を持っているとのこと。
三杉とオワイランの関係は今更言うまでもなくサッカーのチームメイトである。
フライハイトはオワイランがイタリアのサッカーチームに所属している事を元々知っていたのか、
直ぐに合点のいった様子を見せたのだった。
452 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:13:37 ID:???
オワイラン「それにしても…意外と無茶するんですね、ミスギは。」
三杉「うん、まあ…こんな事もあるさ。 早く忘れてくれ。」
フライハイト「フッ、照れ隠しが下手だな。」
オワイラン「うん、そういう所も意外ですよ。」
三杉「参ったな…。(でもまあ、オワイランとはこれで距離を縮められただろうな。)」
元々オワイランと交流を持ち、深い話の一つでもしようと思っていたのがそもそもである。
行動の結果、以前から彼が交流のある友人と出会い、互いに好印象の知見を得られたのだ。
言ってみれば、他の選手の知らぬオワイランの一面に接触する事に成功したのである。
逆にオワイランも、三杉の私生活の中に、意外に無鉄砲な優しさを見た事で印象を深めた筈だ。
今後話題を振る時にせよ何にせよ、距離は近づいたと言えるのではないか?
三杉(口にすると興醒めだけれど…まあ一石二鳥だったかな。)
※ 三杉とオワイランの相互感情が3上昇。 また三杉とフライハイトの相互感情も上昇。
453 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/13(月) 23:15:21 ID:???
フライハイト「それではマーク、オレはそろそろ行く。」
オワイラン「あっ、もうリハーサルの時間かい?」
フライハイト「そういう事だ、遅れると姉さんに悪いからな。 ミスギもそれじゃあな、大して話せず残念だ。」
三杉「こちらこそ。 でも知り合えて良かった。」
オワイラン「夕方の公演は観に行くから、頑張ってね。」
フライハイト「ああ、またな。」
どうやらサーカス団員としてやるべき事が色々あるらしく、フライハイトは去って行った。
今日のところは印象的に最後まで悪い所が見られなかった。
三杉(さてと…結構色々とあったけど、今の時間は、と…)
先着で
★オフ自由行動、午前のパートだったはず→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 もう少しで昼か…折角だからオワイランと話しながら寮へ戻るとしよう。
《スペード、クラブ》 おっと、もう間もなく昼だ。 寮に戻って昼食を食べないと。
《JOKER》 おや、意外にまだ早い時間だ。 ここはオワイランとコーヒーでも飲んでこうか。
454 :
森崎名無しさん
:2012/08/13(月) 23:15:52 ID:???
★オフ自由行動、午前のパートだったはず→
スペードQ
やっぱり三杉とフライハイトにも相互感情みたいなのあるのね
455 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 00:20:34 ID:???
>>454
お察しの通りです。 まあ順当に進んでいけば…
えっ? ごひ互換ですか? あめぇーこと言ってんじゃねぇっすよ、ズール皇帝こそが正義じゃないですか。
============================================
> オフ自由行動、午前のパートだったはず→ スペードQ
> 《スペード》 おっと、もう間もなく昼だ。 寮に戻って昼食を食べないと。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(ふむ………)
街の中心部に立つ時計台を眺めてみて、三杉は落胆した。
気付けばもう間もなく正午となろうとしているではないか。
ゆっくりしている暇などなく、速足で寮に戻らなければならなかった。
三杉(それにしても、うちの寮の食事提供システムは不便だ…)
寮食が必要な者は朝のうちに申請し、それに則って材料が配送される為、急に外で食べるという事が実にやり辛い。
456 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 00:23:07 ID:???
三杉も数度ばかり急なキャンセルをした事があるのだが、その時は食事係のお婆ちゃんメイドにジトリと睨まれ、
ついでに孫メイドには涙ぐまれと、散々な目に遭っているのだ。
しかも味が悪くなく、当たりの日は非常に美味しかったりするので文句も言えない。
むしろ申し訳なさが先に立つというのが、更にキャンセルし辛い事になっていた。
三杉「さっ、早くもどらなきゃねオワイラン。」
オワイラン「そうですね、今日のランチは何でしょうか? 実はいつも楽しみなんですよね。」
三杉「ハハ、僕もだ。」
こうして二人は大急ぎで寮へと駆け戻る事となった。
何事か立ち行った会話など出来るわけがなかったのは言うまでもない。
…ついでに言えばこの日のランチは当たりであった。
457 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 00:25:08 ID:???
フロレンティア・ヴィオラ 10月 自由行動2
三杉(ふう…ジェノベーゼにカボチャのポタージュ、カリカリベーコンのサラダ……堪能したな。
悔しいがうちの寮食はツボに嵌まれば下手なトラットリアよりも相当美味しい。
当然だが日本のサイゼ○アなど比較にはならないから、そのつもりでひとつ。)
☆誰に言っているのか分からないけど、そんな事よりオフ日(PM)の行動を決めて下さい。
A ブンナークを訪ねる
B 新田を訪ねる
C オジオを訪ねる
D ミハエルを訪ねる
E レントゥルスを訪ねる
F ダラピッコラを訪ねる
G スペルマンを訪ねる
H ミュラーを訪ねる
I オワイランを訪ねる
J ラムカーネを訪ねる
K 一人で過ごす
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
458 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:26:26 ID:nUmiumac
K
459 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:26:37 ID:6NuxMctI
J
460 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 00:26:44 ID:???
本日の更新はここまでです。
明日以降は更新が滞りますので宜しくお願い致します。
もう少しでサンパウロ戦に辿り着くのににゃー
461 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:28:10 ID:???
ヘビーアームズは玉切れの時のパカパカ音が好き
そしてそこからのナイフ無双が本番乙
462 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:30:45 ID:XveW7Ho6
J
463 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:35:03 ID:dZ1npf/s
I 倍プッシュだ!
464 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 00:37:17 ID:RRLqekE2
I
465 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 01:01:29 ID:nUmiumac
やっぱりJに変更お願いします
プッシュ!ガンダムWプッシュ!
466 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 11:01:11 ID:???
ブッピガン
467 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 12:59:09 ID:???
M沢くんをガンダムに改造する任務を開始する
468 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 14:21:18 ID:???
段ボールにGUNDAMって書いて着ている外人みたいになりそうだ
469 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 14:42:32 ID:???
自爆スイッチは押すんじゃないぞ~絶対だぞ~
470 :
森崎名無しさん
:2012/08/14(火) 14:45:17 ID:???
なんせ死ぬほど痛いからな(キリッ
471 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 23:56:59 ID:???
ガンダムW同窓会会場はここですか?スレ主は『屍に埋もれた平和をさがして』が好きです。
細かいレスはいずれと言う事にさせて下され…
============================================
> J ラムカーネを訪ねる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「そうだな……いつまでも彼の事を知らないままでは居られないか。」
ジャン・マリー=ラムカーネ
。
フロレンティア・ヴィオラのGK。
常人離れした瞬発力とパワーを持ち、小さい体躯からは想像もつかないようなセーブを見せる。
しかしそれは前半に限った話であり、後半からはパフォーマンスがガクンと落ちる。
スタミナ不足による…と原因に銘打たれてはいる物の、それが虚偽である事はとうに気が付いている。
三杉(最初は薬物によるものかと疑ったが、どうやら違うらしい。
年間を通し、内外のドーピング検査で一度も引っ掛からないのだから、流石に疑う余地はない…)
…しかし、その事はラムカーネの事を理解したのとイコールではなかった。
ただ得体の知れない人間であると感想を抱くだけの事だったのである。
472 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/14(火) 23:58:25 ID:???
無論、三杉はラムカーネという人物を嫌っているわけでも、危険視しているわけでもない。
ラムカーネはこれまでに幾度か、何ごとかに苦しんでいる仲間へ助言をし、導いてくれていた。
その中には三杉も例外なく含まれており、その時には三杉は彼の中に凄みのような深みのような物を感じている。
このような経緯の中、三杉は形だけでなく、本心からラムカーネの事を仲間であると認識するに至ったわけだ。
しかしこれから厳しさを増して行くだろう闘いの中において、
現在のように後半全く当てに出来ないようなスタイルは甚だ厳しいと感じざるを得ない所でもある。
前半は良いとして、後半…置き物となる後半においてラムカーネのパワーアップが些少でも望めれば、
それはそのままヴィオラを勝利へと近づかせる事となるであろう、が…・…
その為に自分がどうすべきか…・…三杉は解をいま以って知らずに居た。
三杉(ゆえに先ずは知るべきなんだろう…ラムカーネの事を。 状況で判る上辺の事ではない。
彼の置かれている立場、彼の身体、そしてラムカーネと言う人物が今在る理由を。)
三杉は色々と心を固め、ラムカーネと交の流を計る事とした。
10月のオフ日、午後。
ジャン・マリー=ラムカーネは陽の当たるテラスに居た。
誰と居るでもない、たった一人で本を読んでいた。
473 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/15(水) 00:00:08 ID:???
三杉「ラムカーネ?」
ラムカーネ「………」
言葉を発せず、顔を動かしてこちらを窺うだけの反応である。
これは無視ではなく、拒絶といわけでもない事は付き合いの経験によって知れている。
彼はこちらに積極的関心を寄せる理由がないだけで、それがダイレクトに行動へ反映されているのだ。
こちらの言葉へ対応する気はあり、今はそれを待っている訳だが…
三杉「さてと……」
☆どのように話しかけますか? 完全記述で回答選択ください。
雑談ではなく回答・投票の場合は最初に記号『A』を書いてからお願い致します。
『2』票選ばれた選択肢で話を構成していきます。(メル欄は空白でお願い致します。)
※あんまりにアレですと2票でも採用しかねる場合があり、その際は告知致します。
474 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/15(水) 00:06:31 ID:???
とりまスレ主はおやすみしますので、ゆっくりしていってね☆
475 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 00:46:50 ID:???
A 君は天才じゃない、戦士だ。文字通り命を削って戦っている、ように僕には見える。
そのような選手生命、いや寿命を削るようなスタイルは仲間として放ってはおけない。
そのスタイルを変える手伝いを僕にさせてくれ。語ってくれないかい?チームにくるまでのことを
みたいな感じで話を進めて必要な情報をもらっていく。
……都合のいいこと考えすぎてる気がして上手くいく自信全くなし…orz
476 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 06:36:22 ID:???
最初に話しかけるのがそれだと流石に不自然じゃ…
少し互いの事を話さないか?
何を読んでるんだ?
君の事を知りたい
まずはこんなとこじゃない?
477 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/15(水) 14:27:57 ID:???
ここまで自由にすると反応はなかなか得られないのですねえ、ふむ。
一応20日の0:00くらいを締め切りに設けておきます。
ちなみにこのラムカーネがゼロシステムという物の影響を受けている事、
それは参加者の皆さまご承知の通りです。
しかし、それで三杉に何が出来るかというのは恐らく分からない事でしょう。
具体的に言ってしまえば、直接三杉が手伝える事はありません。
しかし三杉がラムカーネの深い部分を知る事で、少しずつ展開に変化が生まれます。
必要な情報が他の重要人物に伝達される、若しくは積極的に伝達し頼むという形で。
ちなみにここのラムカーネはヒイロ・ユイと同一ではありません。
表層的なモチーフであり、キャラクターの半分以上を占めていますが、彼が今に至るまでの物語は別にあります。
…という裏話を少しさせて貰いましたー。
ではでは、夏休みドロン。
478 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 17:56:36 ID:???
ごひ「カンピオーネこそが正義だ!」ですね。わかります。
スパロボでの彼の扱いは不遇としか…。
ラムカーネに対してなんと言ったらよいか…。自由すぎて悩みます。
479 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 19:35:28 ID:qyAdNLMs
A単刀直入に言おう。君のプレーは人間離れしてる時がある様に思う。まるで命を削るかのようにだ。
僕は君がいつかサッカーが出来なくなるどころではなく命そのものが失くなるのではないだろうかと思うときがある。
それがただの思い過ごしであって欲しいと思う。
もし君に心当たりが有るのであれば、君を失うと悲しむ人間が少なくとも此処に一人いるそれだけはわかって欲しい。
だからもし誰かの助けが必要だと思った時、出来る事が有るなら僕に手伝わして欲しい。
480 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 20:30:00 ID:???
そろそろ二人の関係を深めるいい時期じゃないかな……と思わせぶりに言ってみる
481 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 20:32:30 ID:???
そろそろ二人の関係を深めるいい時期じゃないかなアッー
482 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 22:14:37 ID:cJGfrW5A
Aここしばらくのコーチの指導だけど、君のスタミナ不足に何かの効果や影響はありそうかい?
483 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 23:42:36 ID:RTRI2wKc
Aここしばらくのコーチの指導だけど、君のスタミナ不足に何かの効果や影響はありそうかい?
484 :
森崎名無しさん
:2012/08/15(水) 23:46:21 ID:???
A マジックテープについて語り合わないかい?ブンナークもバリバリ混ぜて
485 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/19(日) 23:35:59 ID:???
>
>>482
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ここしばらくのコーチの指導だけど、君のスタミナ不足に何かの効果や影響はありそうかい?」
ラムカーネ「…………」
口にしてみて、話の切っ掛けとしてなかなか巧い事を言ったものだと、三杉は自画自賛した。
シーザーがコーチに就いてからの練習は(厳密に言えば正確ではないが)身体能力向上に主眼を置いた物だ。
生物として自然なる動作を知る事で、最小の負荷で最大のエネルギー(瞬発力、パワー)を得る…
それは長じて見れば燃費の向上にも繋がる筈である。
三杉(スタミナ不足が後半に失速する原因ならば、シーザーの指導によってラムカーネのそれは改善する。
しかし改善しないだろう事は僕も薄々気づいているんだ。 何故ならば、それはスタミナ不足ではないのだから。)
このような経緯の上で、ラムカーネは一体どう答えるのか?
それだけでも三杉にとっては興味であった。 しかし…
ラムカーネ「……現状、効果を得られているとは言えない。」
三杉「むっ…そうか。」
486 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/19(日) 23:38:03 ID:???
ラムカーネは虚偽を混ぜるでもなく、希望的観測を加えるでもなく、端的に事実を述べた。
それは三杉にとって何の面白みもない回答だったのは言うまでもない。
しかし三杉としても多くを考え、意を決して話しかけた事だ。
これだけでは引き下がれる物ではない。
三杉「いや、ふむ……ラムカーネ、それはどうしてだろうか?
コーチの指導は経験と理論に基づいたトレーニング法だと僕は思っている。
現に他の選手達の中には大きな成果を挙げている者もチラホラいる。」
ラムカーネ「そうだな。」
三杉「確かに練習法の合う、合わないという事もあるだろうが…」
ラムカーネ「ジュン・ミスギ。」
ここでラムカーネが三杉の言葉を遮るようにこちらを見た。
普段と同様に冷静で座った目をしている。
三杉「…なんだい?」
ラムカーネ「それはオレにスタミナ不足をどうにかしろというキャプテン命令か?」
三杉(むむ………)
487 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/19(日) 23:39:56 ID:???
☆なんと答えますか?
A その通りだ
B そうではない(※ではどういう意味で言ったのか、意図記述が必須)
C その他
『2』票選ばれた選択肢で話を構成していきます。(メル欄は空白でお願い致します。)
日付変更により投票は一旦リセットされますのでご了承ください。
コメレス等は暫しお待ちください。
488 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 00:42:29 ID:d57Xyjug
B
なぜなら君が抱えている後半の失速が、本当にただのスタミナ不足からきているのか疑問に思うからだ
今僕たちはコーチの指導のもとで練習をしている。しかしそれでも君には効果を得られてない。
君は何か別の事が原因としてあるはずじゃないかと思う
僕はそれが何かは分からない。だが君はそれが何か分かっているかもしれない
つまり、どうしてそんな問題が起こるのか……それを僕は知りたい
489 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 00:52:10 ID:66NyP4xE
色々と突っ込み所は多いと思うが、ひとまず案を出してみる
B
「いや、先ほどの問いの答えが聞きたかったんだ。
その言葉でわかったことが幾つかある。
一つ、君のスタミナ不足が、通常の選手が行うトレーニングでどうにかなる物ではないこと。
二つ、君がスタミナ不足という言葉では足りない、より大きな『問題』を体内に抱えているということ。
……ラムカーネ、僕も君についてはまだ、分からないことが多いままだ。
だが、共にフィオレンティーナにあって、コッパ・プリマヴェーラでの激戦を戦ってきた戦友だ。
その戦友が悩みを抱えているならば、少しでもいいから分けて、共有して、楽にさせたい……そう思っている。
聞かせてくれないか? チームに来るまでのことを、その『問題』を抱えるに至った経緯を」
490 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 00:56:05 ID:9qsgzQdM
B
>>489
491 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 01:56:29 ID:???
今すぐ、聞きにかかるべきか
もうワンクッションおいてからにすべきか
難しくて判断できんな
492 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 16:59:28 ID:???
>>478
ごひ「そのために、俺は『悪』になる!!」かも知れません。
あと第二次Zの五飛はちゃんとウーフェイしてますよ!
>>480
ー481 :森崎名無しさん:2012/08/15(水) 20:32:30 ID:???
君達のブレないところ、先生はとても良い所だと思います。 はなまる。
>>482
非常に面白い記述でした、感謝致します。
>>484
まさかここでブンナークと繋げてくるとは…おぬしやるのう。
>>479
>>488
ー489
難しい場面にもかかわらず、好く考え回答して頂きありがとうございました。
>>491
ラムカーネについては比較的難易度も高く、ある程度時間もかけなければなりません。
けれども行動が丸無駄になる事はそうそうなく、展開は進行して行きますので、どうぞお付き合いください。
493 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 17:00:39 ID:???
> B
>>489
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「いや、そうじゃない。」
ラムカーネ「では何だ?」
三杉「僕は純粋に疑問の答えを知りたかっただけさ、君の口から。」
ラムカーネ「そうか…ならば残念だったな。」
本心が何処にあるかは別として、三杉は自らの言葉の所以(ゆえん)がラムカーネの失速にないと言った。
そうではなく、ラムカーネの弱点が所作を好くする訓練によっても改善されない理由を知りたいのだと。
それに対するラムカーネの返答はやはり否定の完了形に外ならなかった。
しかし三杉は引かない。
三杉「それでも、今日までの事と今…突きつめて考えれば判る事も幾つかある。」
ラムカーネ「そうか。」
494 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 17:01:45 ID:???
三杉「一つ、君のスタミナ不足が、通常の選手が行うトレーニングでどうにかなる物ではないこと。」
ラムカーネ「………」
三杉「二つ、君がスタミナ不足という言葉では足りない、より大きな『問題』を体内に抱えているということ。」
ラムカーネ「………」
三杉の言に対するラムカーネの反応は一切見られなかった。
動揺に肩を震わせる事も、仮定ばかりの決めつけを笑う事もなく…
ただこちらの目を注視したまま黙って聞いていた。
三杉(その筈だ……。)
印象ばかりが先行し、裏付けの欠けた言である自覚はあった。
しかしラムカーネの不自然さ…自分の言葉が全くの妄言であるなどと、俯瞰で考えてみても三杉にはそう思えない。
急ぎ過ぎとの念を振り払い、三杉はラムカーネの視線を受け止め、反対に見つめ返してみせた。
495 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 17:03:18 ID:???
三杉「……ラムカーネ、僕も君についてはまだ、分からないことが多いままだ。
だが、共にフィオレンティーナにあって、コッパ・プリマヴェーラでの激戦を戦ってきた戦友だ。
その戦友が悩みを抱えているならば、少しでもいいから分けて、共有して、楽にさせたい……そう思っている。
聞かせてくれないか? チームに来るまでのことを、その『問題』を抱えるに至った経緯を。」
ラムカーネ「………………なるほど。」
三杉(!)
ようやくラムカーネから反応が見られた。
目を伏せ、『なるほど』と三杉の言葉を噛み砕くような反応である。
たったこれだけの事だったが、これが初めてであった。
これまで一方的に発言するだけだったラムカーネが、他者の言葉を(一顧に過ぎないやも知れぬが)受けたのは。
ラムカーネ「お前の意図は理解した。」
三杉「ラムカーネ…」
ラムカーネ「なんの偶然か…オレも少々昔の事を考えていた所だ。」
三杉は自らの顔がパァっと明るくなる実感があった。
タイミングの為せる業だったとしても、それはそれで構わないと思うほどの達成感…
496 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 17:04:19 ID:???
しかしそこまでであった。
ラムカーネ「…だが、お前のその行為は無意味だ。」
三杉「…なんだって?」
失望を受け入れたくない余り、三杉は耳を疑った。
疑って、そして聞き返すしかなかった。
ラムカーネ「仮にお前がそれを知ったとして、出来る事は何一つとしてない。 故に無意味だ。
オレは無意味な事をするつもりはない。」
三杉「ラムカーネ……しかし!」
ラムカーネ「オレはジョアンにサッカーを勧められ、それを受け入れた結果として此処に居る…それ以上の事はない。
だが此処に居続ける為に必要であるならば、オレはこの弱点を乗り越える為に命を賭ける。」
三杉(クッ………)
強情…と言うよりも強固であった。
彼は一切の外圧に対し、自分の意思を何ら曲げようとはしないのだろう…
しかも十中八九、ラムカーネの言葉という物には確かさがある。
即ち三杉がラムカーネについて彼是(あれこれ)口を出し、重要な事を知ったとしても何もならないという事実。
以前からも薄々解っていた事かも知れないが、三杉は改めてラムカーネという人間を知った思いだった。
497 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 17:06:06 ID:???
三杉(ラムカーネは直接口にしない物の、僕の言葉のほぼ全てを肯定した。 多くは間違っていない筈なんだ。
だが何かが足りない、恐らく……。 クッ、今ここで彼に言える事はもうないのか…?)
☆何かラムカーネに言う事はありますか?(完全自由記述、時間制限)
本日20日の21:00を締め切りにして記述回答を求めます。
一つの回答に対して他2名から同意を得られたら(即ち3票で)採用として進めます。
3票に達する回答がなければ、こちらが用意した展開で進めます。
498 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 19:19:26 ID:66NyP4xE
言いたいことを詰めていたら、やたら長くなった……2レスに分けます。
「そしてその果てに、君が命を失う様を黙って見ていろと言うのかい?
悪いが、それだけは絶対に出来ないし、許さない。
人間には、望む目的のため、叶えたい夢のために、
時に怪我を押して、命を燃やしてでも、行動を遂行せねばならないことはあるのはよくわかる。
現に、フィオ・ヴィオラの面々……中山やバンビーノ、ミハエルや僕自身もそうしてきたし、
イスラスやフィッツウォルタら、今まで戦った強敵もそうだろう。
だが、ラムカーネ、君の場合は違う。
体に抱えた『問題』のため、人よりも早く限界が来てしまう。
常時命を削って戦っているならば、自分の限界……いや、超えてはいけない領域は理解しているはずだ」
499 :
489
:2012/08/20(月) 19:28:46 ID:66NyP4xE
(続き)
「僕も元々は心臓病持ちでね。命を削って戦うのはいつものことだったし、それ故に限界も見えていた。
だが、君はこの上更に命を賭けると平然と言い放った。
君自身が、君の命に無頓着でなければ、そんな発言は絶対にしない。
ラムカーネ、君の体の『問題』について話すかどうかは君に任せる。
だが、このチームのGKは君ただ一人だ。
それ即ち、君の命がなくなった時は、フロレンティア・ヴィオラが終わる時だ。
君が命を粗末にすることは、ジョアン監督の希望を裏切り、
チームを崩壊へと導き、チームメイトやスタッフの思いを踏みにじり、今まで戦ってきた日々を全て無に帰す行為だと心得ておけ。
そして、一人ではどうにも出来ないのならば、他人を頼れ。
サッカーは一人でやるものではない。十一人が助け合ってやるものだ。
そして、ファンやスタッフが支えているものの上に成り立つものなのだから」
500 :
489=498=499
:2012/08/20(月) 19:32:30 ID:66NyP4xE
そして名前のレス番ミスった……しまらねえ……
501 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 19:34:49 ID:9qsgzQdM
>>498-499
に同意します
精神コマンド「自爆」は許可しないィィィィィィィーーーッ!!
502 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 20:06:40 ID:2wG7hIWs
>>498-499
に同意します
503 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 20:20:28 ID:???
三票集まったようですね。
なかなか熱く面白い記述です。
面白いので二点ばかり指摘致します。
常時命を削っているというのは三杉というか
>>498
さんの思い込みです。
命に無頓着という表現はモチーフであるヒイロ・ユイから考えたのか、会話の流れでそう思い込んだのかは不明ですが…
この辺りはヒイロの性質としても三杉の性質としても的外れであまり宜しくありません。
まあこれは私のキャラ主観に依るものかも知れませんが…
基本的にこのキャラは誤解される事を恐れない故に反論もしません。
しかし印象としては呆れ的な意味でマイナスになるでしょう。
この辺りを踏まえた訂正の機会を設けようと思います。
多分書き始められるのが九時半杉になると思いますので、その辺りまでに。
504 :
498ー499
:2012/08/20(月) 21:27:52 ID:66NyP4xE
では、訂正版を投下します。連レスご容赦下さい。
「そしてその果てに、君が倒れ、サッカーが出来なくなるのを黙って見ていろと言うのかい?
悪いが、それだけは絶対に出来ないし、許さない。
人間には、望む目的のため、叶えたい夢のために、
時に怪我を押して、命を燃やしてでも、行動を遂行せねばならないことはあるのはよくわかる。
現に、フィオ・ヴィオラの面々……中山やバンビーノ、ミハエルや僕自身もそうしてきたし、
イスラスやフィッツウォルタら、今まで戦った強敵もそうだろう。
だが、ラムカーネ、君の場合は違う。
体に抱えた『問題』のため、人よりも早く限界が来てしまう。
自分の限界……いや、超えてはいけない領域は理解しているはずだ」
505 :
498ー499
:2012/08/20(月) 21:29:33 ID:66NyP4xE
(続き)
「理解しているからこそ、あのプレイスタイルで倒れずに済んでいたんだろう。
それを、この上更に命を賭けるような負担をしては君は倒れてしまう。
……僕も元々は心臓病持ちでね。身を削って戦うのはいつものことだったし、
それ故に限界も見えていたから、負担を掛け過ぎないようにプレイしていた。
ただある大会の試合中、チームの勝利の為に僕は限界を超えてプレイして……そして、倒れた。
医者が言うには、選手生命どころか、本当に死ぬところだったらしい。
あの時は、ここで死んでも構わないと思った。
だが、今は……自分の夢を叶える為に生きたいと思っている」
506 :
498ー499
:2012/08/20(月) 21:31:21 ID:66NyP4xE
(続き)
「今このチームで、サッカーをしたいと思っているからこその発言だったと思うが
そうであるならば、君がサッカーが出来なくなる事態にはしたくないんだ。
ラムカーネ、君の体の『問題』について話すかどうかは君に任せる。
だが、このチームのGKは君ただ一人だ。
即ち、君が倒れた時は、フロレンティア・ヴィオラが終わる時。
チームメイトやスタッフ、ジョアン監督やライバルたちの思いが、
今まで戦ってきた日々が無くなる時だと心得てくれ。
そして、一人ではどうにも出来ないのならば、他人を頼れ。
サッカーは一人でやるものではない。十一人が助け合ってやるものだ。
そして、ファンやスタッフが支えているものの上に成り立つものなのだから」
507 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 21:38:22 ID:d57Xyjug
常時命を削っているっていうのが三杉らの思い込みなら
ラムカーネが弱点を命を懸けて克服しようとするのに対して反応するんじゃないか?
もしそれがマイナスになるなら訂正として
下の方にサッカーが一人でやるもんでもないってあるし、問題にもそう取り組もうとするっていうだけ伝えたら良いんじゃないかと思う
決まった事よりいい案浮かばないからあくまで付け加え的に書くけど
508 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 21:44:18 ID:???
いやあ、完全自由記述は強敵でしたなあ
509 :
498ー499
:2012/08/20(月) 21:47:24 ID:???
>>507
ご指摘、感謝します。
うーん……どうしても粗がボロボロ出るな……
510 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 21:56:09 ID:???
書き始めておりますので、正式にここで止めさせて頂きます。
皆さんご参加どうもありがとうございました。
>>509
粗があっても良いのですよ、伝えるべき事をしっかり伝えられれば。
思い込みが他者の矜持を侮辱する事さえ避ければ、感情が余って暴走するのも悪い事ではありません。
感情のままに行動する事は人間にとって正しい生き方だそうですから。
511 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 22:28:36 ID:???
GM、考えた人達乙でした
512 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 22:34:36 ID:???
乙です。この難題に立ち向かったのは凄いと思います。
513 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 22:47:12 ID:???
>>509
乙かれさまー差し入れの
青汁
よ
514 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 22:48:23 ID:???
青汁w
515 :
509
:2012/08/20(月) 23:30:03 ID:???
コメント・差し入れありがとうございます。
普段、文章を考えることなどないので、本当に身を削る思いで考えました。
これからもアナカンさんと作品を応援します。
>>513
の青汁は
(あまり美味いものではないけど、健康と某選手汁のことを考えれば……)
と思いながら頂きましたw
516 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:41:17 ID:???
>>508
ぶっちゃけ相当強敵設定でした。
しかしラムカーネですから仕方ない。
>>511
考えて下さった方々に私からも乙を。
>>512
私用により間があきましたが、このように面白く仕上がってスレ主としても大満足です。
>>513-514
口内炎が出来て辛いので私にも青汁を…
ビタミン取れば治るとしんじてる
>>515
本当にお疲れさまでした。
今後ともどうぞご参加頂きたくお願い申し上げます。
517 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:42:22 ID:???
>>504-506
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『もう話すべき事はない、終わりだ。』
…そう言わんばかりにラムカーネは視線を戻し、立ち去ろうとしていた。
三杉(違う…………。)
その刹那に過ぎない僅かな時間、三杉は頭をフルドライブさせて掛ける言葉を探した。
しかし三杉は知らない…知らないのだ。
探して見つかるような物ではないと、もう一人の俯瞰で見ている自分が呟いた。
三杉(そう………違うよね。)
そうする事で、三杉は自らの言うべき事をようやく見つけ当てた。
理屈も何も後回し、キャプテンが選手を説得するという行為にも該当しないかも知れない……
それは即ち感情の発露に外ならなかった。
三杉「そして…その果てに君が倒れ、サッカーが出来なくなるのを黙って見ていろと言うのかい?
悪いがそれだけは絶対に出来ないし、許さない。」
ラムカーネ「なに…?」
518 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:43:36 ID:???
突然現れ出てきた普段の三杉らしからぬ論調。
そのせいなのか、ラムカーネは動きを止めた。
三杉「人間には望む目的の為、叶えたい夢の為に、時に怪我を押して、命を燃やしてでも、
遂行せねばならない行動があると言うのは僕にも理解できる。
現に、フロレンティア・ヴィオラの面々……中山やバンビーノ、ミハエルや僕自身もそうしてきたし、
イスラスやフィッツウォルタら、今まで戦った強敵もそうだろう。 」
ラムカーネ「…………」
立ち去ろうと一旦は背中を向けたラムカーネだが、ここで振り返った。
再び三杉の話を聞こうとする意思を持ったという事だろう。
しかし三杉にはそれすら見えていなかった。
三杉「だが、ラムカーネ、君の場合は違う。」
ラムカーネ「ほう?」
三杉「体に抱えた『問題』のため、人よりも早く限界が来てしまう。
自分の限界……いや、超えてはいけない領域を君は理解している筈だ。
そして理解しているからこそ、あのプレイスタイルで倒れずに済んでいたんだろう。
それをこの上、更に命を賭けるような負担をしては君は倒れてしまう。」
ラムカーネ「……」
519 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:44:37 ID:???
目を微かに伏せ、気付かぬ程度に首を振るラムカーネ。
『それは勘違いだ、間違っているぞ。』…恐らくそういう類の言葉の代わりであろう。
しかしそんな事は今の三杉には些細な事だった。
思うがまま…感情のままに、自分の伝えたい事をラムカーネへと伝えなければならない。
このとき三杉はそういう観念に支配されていたのだ。
三杉「……僕も元々は心臓病持ちでね。 身を削って戦うのはいつものことだったし、
それ故に限界も見えていたから、負担を掛け過ぎないようにプレイしていた。
しかしある大会の試合中、チームの勝利の為に僕は限界を超えてプレイして……そして、倒れた。」
ラムカーネ「………」
三杉「医者が言うには、選手生命どころか、死んでもおかしくなかったらしい。
あの時は、ここで死んでも構わないと思った。
だが今は違う……自分の夢を叶える為、生きたいと思っているんだ。」
ラムカーネ「……そうか。」
ここまで言って、ラムカーネの頷きを目にして、ようやく三杉は少し冷静になった。
何をラムカーネに伝えたいのか、目的を頭の中で反芻し、そして再び口を開いた。
520 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:45:55 ID:???
三杉「ラムカーネ、先程の『命を賭ける』という言葉は、君が現在進行形で、このヴィオラで
サッカーをしたいと思っているからこその発言だったと思う。
しかしそうであるならばこそ、君がサッカーが出来なくなる事態にはしたくないんだ。」
ラムカーネ「理解した。」
三杉「ラムカーネ、君の体の『問題』について話すかどうかは君に任せる…。
だが、事実としてこのチームのGKは君ただ一人だ。 君が倒れた時はフロレンティア・ヴィオラが
終わる時となる…。 チームメイトやスタッフ、ジョアン監督やライバル達の思いが…
今まで戦ってきた日々が終わる時と心得てくれ。」
ラムカーネ「………」
三杉「そして1人ではどうにも出来ないのならば…誰でも構わない、他人を頼れ。
サッカーは1人でやるものではない、11人が共に助け合ってやる物であり…
更に言えば、僕達はファンやスタッフが支えている物の上に立たせて貰っているのだから。」
『ふう…』と三杉はようやく大きく息をついた。
ここで言うべき事を全て言い切ったという感覚が三杉を満たしていた。
しかし結果はそれが伝わるか、伝わらないかという事に収束される。
決して満足などではないのだと自らに言い聞かせた。
521 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:47:08 ID:???
ラムカーネ「成し遂げる事の代償としては、命なんて安いものだ。 特にオレの命は…。」
三杉「ラムカーネ……」
彼には何も伝わらなかったのかと、三杉は一瞬にして脱力感に包まれそうになった。
しかしそれこそが早合点であった。
ラムカーネ「…だが、サッカーが11人で行う競技である以上、そんな言葉は通用しない。
ジュン・ミスギ、お前の言葉でオレはその事を理解した。」
三杉「そうか…。 良かった………良かった、本当に。」
言葉のニュアンスから、互いの感覚に相当のズレがある事が、今の三杉には理解できた。
それこそが自身とラムカーネの生きてきた背景の差であるのかも知れない、とも…。
しかしそれでも構わなかった。
結論の終着点が共通であるならば、それでも構わないと思ったのだ。
ラムカーネ「感情のままに行動する事は人間として正しい生き方だ。」
三杉「…それは以前に聞いた事があるね。」
ラムカーネ「オレの行動理念を成す言葉だ。 それともう一つ…」
三杉「うん、聞こう。」
522 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:49:39 ID:???
ラムカーネ「人間は何にだって成れる、それこそかいぶつにも………。
故にこそ、かいぶつになど成ってはいけない。」
三杉「怪物…?」
先の言葉(感情云々)は三杉にも何となく分かる気がした。
しかし後の言葉(怪物云々)は全く理解が及ばなかった。
色々と深みが隠された言葉なのだろうとは、薄々は想像がつくが…
三杉(どんな意図があるのだろうか?)
いつもの癖の如く、口に指を添えて思考しようとする三杉。
しかしラムカーネの行動によってそれは遮られた。
彼は三杉の目の前に、この部屋で一人読んでいた本を差し出して来たのだ。
523 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:51:38 ID:???
ラムカーネ「これを。」
三杉「名前のないかいぶつ… 著者:ヤコブ・ファベロック…… いずれも僕の知らない名だ。」
ラムカーネ「オレの中には怪物がいる…。 はじめはオレ自身が怪物だと思っていたが、そうではなかった。」
三杉「えっ…? それにはどういう意味が…?」
ラムカーネ「その本こそがオレのルーツに当たる。 …悪いがそれ以上の事を話すつもりはない。」
三杉「そうか……」
本を受け取りながら、三杉はラムカーネの言葉を今度こそ受け入れた。
滅多な事はもう考えたりはしないだろうと、それだけは確信出来ていたからである。
ラムカーネ(今ならば、サッカーチームに所属する事をドクターJが任務とした理由が判る気がする。)
ボソリとラムカーネが呟いた言葉は三杉の耳には届かなかった。
彼は背を向けて部屋を後にして行った。
三杉はラムカーネから手渡された本の表紙をジッと見つめていた。
※ 三杉とラムカーネの相互感情が…… またラムカーネに立っている一部フラグが進行しました。
524 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:53:28 ID:???
☆三杉の練習(10月度2回目/全2回)を実施します。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
70 69 68 68 71 63 67 67 66 609 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
やや上がり難い : パス(判定+4)、タックル(判定+4)、トラップ、クリア、競り合い
上がり難い : ドリブル、シュート、パスカット
今回練習したい項目を、上記〝ドリブル~競り合い〟から[3]項目選ぶ為に投票してください。
お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票に達した項目から順に確定となります(投票はメル欄空白で。)
日付が変わったら投票開始とします。
まあパスとタクルは確定でしょうから、あと一つどれにするかって事になるんでしょうね。
525 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 23:55:15 ID:9qsgzQdM
パス、タックル
526 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/20(月) 23:55:50 ID:???
恐らく本日の更新はここで終わります。
筆が遅く、毎度お待たせして申し訳ありません。
527 :
森崎名無しさん
:2012/08/20(月) 23:58:18 ID:???
>>525
日付変わってからの投票でござるよ
528 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 00:00:20 ID:UyzoVuCs
パス、タックル
乙でしたー
529 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 00:02:25 ID:C8SpjOSY
クリア パス
530 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 00:10:30 ID:RPafgCa+
タックル 競り合い
531 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 00:16:12 ID:maEnurc6
クリア
532 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 09:25:55 ID:???
キャプシュナでMONSTERが1つのテーマになっていたけれど
ラムカーネに関わってくるとはw
533 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/21(火) 12:09:04 ID:???
>>532
私がスパロボを好きなのは皆さまご存知と思いますが、私は特に多作品によるクロスオーバーが好きなのです。
そんな感じで色々な所からちょっとずつパク…インスパイアして話を作っていきたいと思っています。
ちなみにMONSTERについても比較的大きな規模で世界観や設定に絡ませておりますよ。
============================================
> パス(やや難)、タックル(やや難)、クリア(やや難)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉のパス練習(! dice + ! dice)+(前回失敗分+4)≧9で1上昇★
★三杉のタックル練習(! dice + ! dice)+(前回失敗分+4)≧9で1上昇★
★三杉のクリア練習(! dice + ! dice)≧9で1上昇★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【備考】
上がらなかった場合、各合計値の1/2(端数切り捨て)を次回該練習に加算。
534 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 12:09:47 ID:???
★三杉のパス練習(
6
+
3
)+(前回失敗分+4)≧9で1上昇★
535 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 12:19:08 ID:???
★三杉のタックル練習(
6
+
6
)+(前回失敗分+4)≧9で1上昇★
536 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 12:25:06 ID:???
★三杉のクリア練習(
1
+
3
)≧9で1上昇★
537 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 12:26:53 ID:???
やる気ありすぎると思っていたら最後でオチがついたでござる
538 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 12:27:52 ID:???
逆で無くて良かったと思おう
539 :
森崎名無しさん
:2012/08/21(火) 18:48:51 ID:???
6ゾロ引くと通常より上がるのかー?
540 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/21(火) 23:56:10 ID:???
>>537
そこまで全て上手くいっていたら驚愕ですねえ。
>>538
まっこと仰る通りです。
成功した部分を喜ぶのが精神衛生上にも良いはず。
>>539
残念ながら現テーブルではそのようなサービスがございません…
普通以下の項目でしたら2上昇だったのですけれどね。
さて、申し訳ありませんが今夜の更新はございません。
口内炎が痛くて…というのは冗談で、本日は忙しくて疲れましたので。
明日は必ず(拘束されない限り)更新致しますので宜しくお願い致します。
541 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 00:27:01 ID:???
お疲れ乙ー
542 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/22(水) 12:40:29 ID:???
>>541
乙どもですーーーー
============================================
> 三杉のパス練習( 6 + 3 )+(前回失敗分+4)≧9で1上昇 → アップ!(パス値70)
> 三杉のタックル練習( 6 + 6 )+(前回失敗分+4)≧9で1上昇 → アップ!(タックル値69)
> 三杉のクリア練習( 1 + 3 )≧9で1上昇 → キープ(クリア値67)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※ 三杉の成長状態が以下のようになりました。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
70 70 68 69 71 63 67 67 66 611 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
やや上がり難い : トラップ、クリア(判定+2)、競り合い
上がり難い : ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット
543 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/22(水) 12:41:29 ID:???
一分野のエキスパートに留まらず、全てのプレイを高レベルに並べる三杉はユーティリティ・プレイヤーと呼ぶに相応しい。
『高杉よ、これがユーティリティ(笑)だ。』とハリウッッッドが言い出さんばかりだった。
そんな三杉にもまだ弱点があった…ストレートに身体を張るという類のプレイである。
特にゴール前における敵シュートのブロックについては空っきしと言えた。
だがこれは三杉が現時点での在り方を割り切った結果であった。
三杉(テクニックで誤魔化せない、純粋なフィジカル頼りの場面では僕は無力…
いずれ集中的に鍛えなければならないが、今はこのテクニックを武器に何とでもする。)
フィジカルの集中的向上はまだ後の話、今は身体の幹の部分を少しずつ変えてゆくに留める…
ゴール前という一分野を捨てる事で、残りの分野でレベルを高水準に引き上げ、
中盤の底から上であれば何処ででも一級のプレイを出来るようにしようという意図による物であった。
三杉(あらゆる場面で顔を出し、常に先手を取り続けるくらいのつもりでないと。
まだ見ぬブラジルサッカーと、ブラジルサッカーに育まれた翼くん…警戒は最大限であるべきだ。)
月の初頭において、三杉は身体を支える軸の事を学んだ。
これによって成長を妨げていた物は取り払われ、今の三杉はまさしく飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
また間もなく訪れるライバルとの再会も、それを後押ししているであろう事は言うまでもなかった。
544 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/22(水) 12:43:10 ID:???
そしてもう一つ、ヴィオラというチーム全体にも更なる成長があった。
レントゥルス(ペロ…このパスはリターン?) パシュッ
三杉(よし、このリターンで守備は右辺に片寄る…。) バッ
オジオ(そこにスペースが出来るわけだね?) スパンッ!
ミラン戦で三杉が得た最大の収穫…即ちパスを利用した目的意識の共有である。
ファストブレイクのように最初から目的を明確に定めているのとは違い、その場その場で目的を設定する行為…
以前の三杉はゴールへと繋がる絵を一人で脳裏に描き、現実化させるべく味方を動かすパスを出してきた。
意志を乗せたパスを味方へと送り続けてきたのである。
しかしファルコーニのプレイ、そして新田のプレイにより、それだけでは足りない事に気がついた。
三杉(言葉は発信者が一方的に発するだけではダメ…受け手にも理解する努力が必要なんだ。
パスによる会話も、信頼も…全ては双方向からのアプローチがなければ噛み合う筈がない。)
一人で頑張ったところで意志は繋がらない…三杉はミラン戦でそれを理解した。
理解した事によって、いま三杉は仲間達にパスに込められた言葉を読み解く事を求めている。
それは安定には未だ遠いながら、一定の効果が得られているよう思われた。
545 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/22(水) 12:44:29 ID:???
だが味方全体を意識共有のステージに乗せた事で、三杉は一段階上の問題が生じているのを自覚していた。
結局全ての舵取りを担うのは三杉なのだと…仲間の意識改革も必要だったが、最後はそこへ却ってくる物なのだと。
※三杉のスキル[レジスタLV1]が[レジスタLV2]にレベルアップ。 発動条件が緩和されました。
まだ試合開始直後から常時発動という事にはなりません。 まだまだ。
<選手寮・三杉の自室>
コンコン…
10月も中程が過ぎたある日の晩、自室で休んでいた三杉を訪ねる者がいた。
礼儀通りに叩かれたドアのノック音から、三杉は警戒なく相手へと応える。
三杉「どうぞ、開いているよ。」
先着で
★訪ねてきたのは…?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 オジオとオワイランだった
《ハート》 オジオとマエリベリーだった
《スペード、クラブ》 オジオだった
《JOKER》 返事がない、ただのコンコンダッシュのようだ
546 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 12:49:33 ID:???
★訪ねてきたのは…?→
ダイヤ9
547 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 12:51:59 ID:???
JOKERならブンブンとの追いかけっこがスタートしたのだろうか……w
548 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 13:25:13 ID:???
カウンターシュートがあるならともかく
ブロックはいらない子ですしね
549 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 17:20:43 ID:???
苦手な能力も上げれば、全体的に成長率が緩和されるならともかくとしてもね
550 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 18:39:09 ID:???
ブロック技がないのにブロック鍛えようとは思わんなあ
551 :
森崎名無しさん
:2012/08/22(水) 19:21:05 ID:???
よし、必殺ブロック「たすけてブンナーク!」だ!
552 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 08:22:55 ID:???
マグアナック隊の調査によりサンパウロは丸裸というわけだぁ
553 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 21:56:11 ID:???
>>547
さてどうでしょう? Jokerに相応しいレベルの最終的メリットが思い付かんとですw
>>548
ー550
当然の考え方ですよね。
でも皆さんが気にする事もなく、全体的にバランスの取れた能力値に成長してると思います。
三杉がブロックする場面て今まで対キックオフシュートしかないですしおすし
>>551
その発想はなかったですw
>>552
その発想はありました。
しかし今回はそれだと良すぎる結果なので…
554 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 21:57:31 ID:???
> 訪ねてきたのは…?→ ダイヤ9
> 《ダイヤ》 オジオとオワイランだった
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ガチャ…
三杉(おや?)
オジオ「やあ。」
オワイラン「お邪魔します。」
部屋の扉を開けて入ってきたのは、オジオとオワイランの二人であった。
珍しい取り合わせのように思えたので、三杉は僅かに首を傾げた。
三杉「(…まあいいか。)いらっしゃい、今日は?」
オジオ「お願いされていた件だよ。 ほら、サンパウロの…」
三杉「あっ、チームデータの件か!」
サンパウロとの練習試合が決まった時、オジオに調査のお願いをした件…
三杉はまるで今思い出したかのように、喜びと驚きを混じらせた声をあげた。
当然三杉はこの事を忘れていなかったが、オワイランが同席するとは思っていなかった為、今回は少々演技ぶった。
555 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 21:58:39 ID:???
三杉「それで…どうだろう、何か判ったかい?」
オジオ「あはは……まあ白状するとボクの方はどうにもならなくてね。
南米のクラブチームの特集が組まれた雑誌を手に入れたまでは良かったのだけど…
トップチームの記事のおまけに、隅っこに写真一枚掲載されている程度の物だったんだ。」
三杉「ふむ……そっか、やっぱりか。 ユースチームの事まで言及され雑誌なんてそうは無いものなんだね。」
オジオ「そういう事だね。 でもね、オワイランのお陰でこれがどうにかなったんだよ。」
三杉「オワイランが…?」
オジオ「そそ。 彼、こう見えて研究熱心な気質だったみたい。」
オワイラン「いや、そんな! 現地の雑誌を偶然持っていただけですよ。」
三杉「現地って…ブラジルのだよね? それは偶然でもなかなか持っているものじゃあない…。」
この一連を三杉は驚きながら聞いた。
オワイランは偶然持っていただけと言うが、国内雑誌のバックナンバーを揃えるだけでも十分熱心と言える。
…ゆえに、わざわざ国外の雑誌まで手に入れているなんて人間は相当にマニアかつ研究熱心に違いなかった。
556 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 22:00:23 ID:???
三杉「うん…凄いよ、素晴らしいよ。」
オジオ「だよね?」
オワイラン「いや、あはは……まあそんな事よりも…」
三杉もオジオもサッカーに関してはマニアな部類に入るため、そこは素直にオワイランを褒め称える。
オワイランは少々照れ臭そうにして、そんな事より早く中身を確認するよう勧めるのだった。
パラリ…
特集記事のページを開いてみると、まず選手達の写真がでかでかと目に飛び込んできた。
その中でも、それぞれページの半分ずつを占める大きな写真を使われている2選手…
一方については三杉の良く知る選手であった。
557 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 22:02:16 ID:???
[Tsubasa Ozora]
監督であるトスタンの愛弟子であり、サンパウロにとっては文字通りの大黒柱。 その技量は
攻守共にまさに最高峰と言って良いだろう。 特にドリブルは素晴らしく、南米特有の柔らかいタッチ、
アクロバティックなヒールリフトを使いこなし、更には一瞬で跳び越える瞬発力・跳躍力・判断力を
兼ね備えた圧巻のレベル。 またMFながら得点力もエースストライカーレベルである。
一流選手の登竜門とされるドライブシュートをジュニユースの頃にマスター、バイタルエリアの何処から
でも撃てるよう磨きをかけている。 また空中戦、1対1などあらゆる場面で得点が期待できる選手。
[Cesare Stllat]
イタリアが産んだ規格外のストライカーであり、ゴールを挙げる為に神から遣わされた男。
その剛脚が一振りされるたびに敵チームのGKが泣き、サポーターが絶叫し、ゴールネットが引き裂かれ、
ネット製造元は喜び、綾波がポカポカし、弐号機がビーストし、月からエヴァ6号機が舞い降りると言われる。
それは冗談としても、彼のメガロゾーンシュートは真実として圧巻そのもの。 しかもそれが一試合に4,5発
は軽々と放ってくるものだから、対戦相手にとっては堪まった物ではないだろう。 ストラット恐いよストラット。
558 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 22:04:12 ID:???
三杉(…なるほど、これが翼くんの現地での評価か。 流石と言わざるを得ないな。)
オジオ「ミスギ、このオオゾラという選手は日本人のようだけれど、キミは知っているかい?」
三杉「ああ、勿論さ。 断言するけれど僕の世代の日本人で最高の素質を持ったプレイヤーだね。
世界レベルで見ても10指……いや、5指に入るかもしれない。」
オワイラン「それ程の……」
オジオ「キミよりも上手い選手(プレイヤー)と思うべきかな?」
☆三杉「そうだねえ…」
A いや、僕の方が上だよ。
B うん、僕より上と思ってくれた方がいい。
C 一選手としてはそうかも知れないが、チームを勝たせるキャプテンとしては僕の方が上だ。
D そんな事よりも記事の内容の差が気になる。
E いやいや…そんな事よりも、上手いとか下手だとか最初に言い出したのは誰なのかしら?(要5票)
F 駆け抜けていく。 三杉のメモリアルが。(要5票)
G その他
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
559 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:06:13 ID:OLpYjHhs
C
これがこのスレのテーマだと信じてる。
560 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:08:07 ID:reWzSwoo
B
561 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:10:36 ID:b7Z+VzbU
C
562 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:14:43 ID:5PzT6Neg
C
563 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:14:46 ID:yZHzVrNs
C
564 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:16:48 ID:???
G そんな事よりも真のエースリグルの記事が無いのが気になる。
565 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:17:58 ID:???
G そんな事よりも真のエースリグルの記事が無いのが気になる。
566 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:20:47 ID:???
やっぱ翼は華麗な、ヒールリフト、クリップジャンプを持ってるか
キープしないか頭脳的系スキルを持ってないならまだ差はついてないと思いたいが
567 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:22:41 ID:???
翼の技は華麗を削除して南米式ドリブルじゃないかな?
568 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:24:48 ID:???
G いや、グローバルDFターク・ハルの方が上だよ。 そういえば異世界ではサンパウロ相手で出場していたね。
569 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:26:10 ID:???
ということはヴィオラにターク・ハルがゲスト参加ですか!w
570 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:29:38 ID:???
なにィ!?もし参戦判定がるならこれは引き当てなきゃいかんなw
571 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:43:05 ID:???
G ブンナークの方が(人気が)上(で票数も多く入)手(するメンタルが脆)い選手と思うべきだね
572 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 22:46:16 ID:???
G ブンナークの方が(人気が)上(で票数も多く入)手(するメンタルが脆)い選手と思うべきだね
573 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:45:45 ID:???
> C 一選手としてはそうかも知れないが、チームを勝たせるキャプテンとしては僕の方が上だ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「そうだね、一選手としてはそうかも知れない。」
オジオ「うわっ、それは確かかな…?」
三杉「翼くんは確実に名選手だ。 素質は僕も同等かも知れないが、ジュニア時代からの負債が僕にはあった。
心臓病による練習量の限界、身体の成長の阻害…それは特にフィジカル面で浮き彫りになったんだ。
病気を治し、このイタリアの地でジョアンコーチから最高の指導を受ける事が出来たけれど、彼もブラジルという
サッカー王国で揉まれて来ている…。 貧弱になったフィジカルを元に戻す時間を考慮すれば、彼は僕以上
のプレイヤーとなっているのは極自然な事と思えるよ。」
オジオ「そうかぁ……」 フゥ…
オワイラン「頭が痛い事になりそうだね。」
翼が三杉(自分)より上かという質問に対し、ガッツリと肯定で答えた三杉。
聞いた2名は、その返答が意味する事の重さを噛み占め、思わず溜息を吐く。
だが溜息を吐かせて終わるつもりは三杉にはなかった。
574 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:47:10 ID:???
三杉「けれど勝つのは僕達、フロレンティア・ヴィオラだ。」
続けざまにピシャリと言い放った三杉。
その言葉には虚勢ではない強さが込められていた。
三杉「僕は試合に出れない時でも、練習が出来ない時でも常に頭を働かせ、僕なりにサッカーへ取り組んできた。
サッカーは身体と同じく…いや、それ以上に頭を使うスポーツ。 故にこそ、僕には翼くんより上回る物がある。」
オジオ「ミスギ……」
オワイラン(強い意志を感じる……この言葉はハッタリじゃないな。)
かつて三杉は心臓病を憎悪し、足枷としかみてこなかった。
しかしサッカーの在り方が変わろうとしていく時代を知り、ジョアンを知り、アンザーニを知り…
三杉は立ち止まっていた筈の、ハンデの時間こそに価値があったのだと思い至っていた。
ミハエルがこの場に居たとしたら、目を見開いて驚いていた事だろう。
互いに感じていたシンパシーはやはり確かな物だったのだ…と。
575 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:48:40 ID:???
三杉「(あの頃に本当に立ち止まっていたら、僕は有り触れた並のプレイヤーで終わっていた事だろう…けど、)
翼くんがどれほどの技量を持つ選手だとしても、チームを勝利に導くキャプテンとしては僕の方が上だ。
それを今度の試合で証明してみせる。」
オジオ「そっか……うん、分かった。 信じてるし、頼りにもしている。」
オワイラン「その言葉、ボクも心強く思いました。」
強く言い放った三杉には、確かにリーダーとして仲間達を導く資格を強く感じさせた。
それは選手たちの士気を上げる為に必要な物であり、キャプテンの証明とも言えた。
三杉(そう、証明してみせる……僕自身の為にも。)
自分に言い聞かせるかの如く、三杉は強く両の拳を握るのだった。
576 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:49:42 ID:???
三杉「それそうとオジオ…このストラットという選手の事を知らないかい?
(恐らくバンビーノの言っていた元親友の凄腕ストライカーだとは思うけれど…。)」
オジオ「うん、知っているよ。 彼もイタリアでは世代No.1のストライカーとして有名だったからね。
まあ色々と事件があったみたいだけれど…。」
三杉「その辺りはバンビーノから多少聞いている。」
オジオ「うん、じゃあプレイヤーとしての特徴だけ簡潔に言うね。 …とにかくキック力が凄まじい選手だった。
まさしくシュートを撃つために生まれてきたんじゃないかって思うほど、そこに才能が集中していたよ。
当時から得意だったオーバーヘッドは勿論、なんでもないシュートだって彼が放てば必殺クラスだったからね。
この記事を見る限り、更に研鑽をねっているようだし、最大限の警戒が必要だろうね。」
オワイラン「中盤のツバサ・オオゾラ、FWのチェザーレ・ストラット…」
三杉「なるほど…手強いな、サンパウロは……間違いなく。」
577 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:50:48 ID:???
サンパウロの二大中心選手の事を知った彼等は、次にメインのフォーメーションを確認した。
選手紹介の後の戦術紹介にて以下のように図で示されていた。
サンパウロ(5-3-2)
-------
---⑨--- ⑨チェザーレ・ストラット
⑪------ ⑪ジョゼ・ロドリゴ・タハマタ(ペペ)
---⑩--- ⑩ツバサ・オオゾラ
-⑦---⑧- ⑦エセキエル・バビントン ⑧マウリシオ・セザール・レイス・ペレイラ
-------
-④-⑤-⑥- ④リマ ⑤マグノス・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ(ドトール) ⑥マリーニ
--②-③-- ②リョー・イシザキ ③ワグネル・ソアレス・アマラウ
---①--- ①レナート
三杉(おや……石崎? えっ、まさか…… いやいやいや、何故!?)
オジオ「フォーメーションは5-3-2、攻め手と守り手が綺麗に分かれているね。」
オワイラン「中盤が3人だけなんて、余程MFが粒揃いという事でしょうか。」
三杉「ふむ………。 記事の中で紹介されてはいないだろうか?(出来れば石崎についても…)」
578 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/23(木) 23:52:10 ID:???
先着で
★選手の紹介どーぞー、薄いとこ引いて下さいね→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 中心選手がほぼ紹介されている。
《ダイヤ数字》 残りMFとDFのうち2名が紹介されている。
《ハート》 DFのうち2名が紹介されている。
《スペード》 今季からスタメンとなった2名が紹介されている。
《クラブ》 特になし
《JOKER》 出たら考えるけまあ色々書いてあるはず
579 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 23:52:27 ID:???
★選手の紹介どーぞー、薄いとこ引いて下さいね→
ダイヤA
580 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 23:54:55 ID:???
三杉かっこよすぎでしょ
サンパウロ戦は、パルメイラスの時ミラクルなカウンターシュートでやられた過去を勝利で上書きしたいね
攻めは⑧のエリア重点的に突くべきだな
581 :
森崎名無しさん
:2012/08/23(木) 23:56:59 ID:???
これも《ダイヤ絵柄》ですよねwww
582 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 00:05:13 ID:???
>>577
⑪の反対側にも人がいると左右対称で綺麗だよね
…はっまさかpさんがいるのか
583 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 00:33:39 ID:???
ということはペペの紹介がなしか。やはり他の面子よりは落ちるのね
584 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:10:10 ID:???
> 選手の紹介どーぞー、薄いとこ引いて下さいね→ ダイヤA
> 《ダイヤ数字》 残りMFとDFのうち2名が紹介されている。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再び選手紹介の記事までページを戻してみると…
求めていた通りにMFの選手達の事が書かれていた。
[バビ様]
サンパウロきってのハンサムガイ。 アルゼンチン出身なのが実に妬ましいところ。
サッカーの方では有能なパサーであり、またトラップも正確でキープ力も粘り強い。
すなわち基本となるテクニックを確実に押さえてたプレイヤー。
最近はどうやら成長著しく、特にセットプレイには力を入れている様子。
[マウマウくん]
今季ジュニオールに昇格し、早速スタメンの座を奪ったルーキープレイヤー。
ジンガのリズムで踊るようなステップワークのドリブルは、なかなかに掴みどころがない。
またミドルレンジから積極的にシュートを撃ってくるが、これも癖のある軌道で守備陣を困らせる。
将来はトリックスターとして大成するのでは、と今から期待花丸印。
585 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:11:30 ID:???
他に大きく紹介されている選手はあと2名いた。
そのいずれもゴール前の中央のラインを守るブラジル人DFであった。
[珈琲屋]
〝コブラ〟の異名を持ち、世代を代表する名ストッパー。 特にタックルの鋭さは対戦相手にとって危険域。
蛇腹で擦り寄るような、彼の特徴的な接近技術を真似できる者は居ない程度。
だがドリブル自慢へ更なる恐怖を与えるべく研鑽を緩めないとかどうこう。
[コンドルクリア野郎]
〝コンドル〟の異名を持ち、世代を代表するCB。 特にクリアの高さ、強靭さはヘディンガーにとって悩みの種。
ナチュラルな足腰から生み出される雄大なジャンプは、ゴール前で他の追随を許さない程度。
しかもそんな現状に飽き足らず、ゴール前を制覇する為に究極のクリアを目指しているとかなんとか。
586 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:12:55 ID:???
オジオ「なるほど…中盤はツバサ・オオゾラ含め、いずれも手練れって事だね。」
オワイラン「けれど書かれている内容は攻撃についてばかりです。
守備の方はそこまで得意でないという事でしょうかね?」
三杉「ブラジル現地の雑誌だからね…攻撃の事を主に書きたいって事も考えられるよ。」
オワイラン「なるほど…」
三杉「その上で大きく紹介されているCBの二人だ。 余程強くないとこうはならないんじゃないかな?」
オジオ「タックルとクリアが得意な中央の2選手かぁ…。 アシスト狙いのパサーにとっては目の上のタンコブだなあ。」
オワイラン「確かに…でもブンナークのヘディングが抑えられる物かどうか興味があります。」
オジオ「ああ、そうだね。 あれが通用しないシーンはなかなか想像出来ないや。」
三杉「ふふ。 あとこの珈琲チェーン店みたいな名のストッパー…僕達中盤も努々(ゆめゆめ)気をつけないとね。」
587 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:16:02 ID:???
…と、特集で書かれている記事はこれでほぼ全てであった。
何も情報なし、或いはフォーメーションが判れば良い方と思っていたのに比べれば、十分すぎるデータが得られた。
フォーメーションだけでもチーム事情は多少分かるが、更に選手の特徴が判れば裏付けも得られるという物…
オワイラン「さて、これである程度は対策を練れますかね?」
三杉「うん、そのようだ。 ありがとうオワイラン、君のお陰だよ。 オジオも、助かったよ。」
オジオ「ボクは今回ほとんど力になれなかったけれどね。
解析や対策を一緒に考える方が性質(しょう)に合っているよ。」
三杉「そうか、ハハ。」
オジオ「それでどうだい? 今度はこちらから聞くけれど、戦い方は見えてきた?」
得られた情報から今度はヴィオラの戦術を決めてゆこうという段階に移る。
相手は5-3-2と中盤が薄いが、どうやらいずれも実力者のようである。
ここをどう対処するかでフォーメーションも選手の配置も決まってゆくのだが…
588 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:17:22 ID:???
☆三杉(ふむ、そうだな…)
A もう一歩、頭の中でまとまらない…オジオ、先に君の意見を聞きたい。
B もう一歩、頭の中でまとまらない…オワイラン、先に君の意見を聞きたい。
C オーソドックスな形…4-4-2で戦えるんじゃないかな?
D 攻撃的に3トップで押しまくるのが手かな。
E とにかく守備だね、5バックを前提に考えよう。
F C~E以外の形のフォーメーションを考えよう。
G その他(戦術、フォメ詳細など具体的記述歓迎。)
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
589 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:18:42 ID:???
本日の更新はここで終了と致します。
コメレスが疎かになり申し訳ござる所存。
明日にいっぺんにさせて頂きマウスー おやすみなさい
590 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 01:19:39 ID:???
次籐
「おやすみなさい」
591 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 01:23:30 ID:???
G もう一歩、頭の中でまとまらない…ブンナークを呼んで意見を聞きたい。
乙でしたー
592 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 01:23:59 ID:???
次籐が標準語を!?
そうそう、あとtotoの試験をやろうかと思います。
色々考えましたが点差だとやっぱりアレなので…
翼、ストラット、ぺぺ、バビ様、マウマウくんの5人について、
それぞれ何点決められてしまうかtotoカルチョ!
…なんてどうでしょうか?
593 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 01:28:02 ID:M4KKyQ+s
G スペルマンでストラット個人マーク
ストラットの位置、ゴール前で混戦になると競り合いかねじこみかになりやすい場所
というわけで今回のマークマンはフィジカルとタックル両方が欲しい。
ダラピッコラはマンマーカーというよりはストッパーであり、別の場所で使いたい
よってスペルマン、駄目かな?
594 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 01:30:13 ID:???
またダラピッコラをボランチまで上げて数の暴力で中盤を制するのもいいかも
595 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 02:29:48 ID:???
レナート君がザルなら前半中にひたすら攻撃したほうがいいような
守備はラムカーネ任せで どうせ後半はラムカーネお荷物だし
596 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 05:43:10 ID:???
--⑪-- ⑪ブンブン
-----
⑱-⑧-⑦ ⑱新田 ⑧オジオ ⑦ミハエル
-----
-③-⑩- ③ダラピ ⑩三杉
-----
⑮⑬-④⑥ ⑮オワイラン ⑬レント ④ミュラー ⑥スペルマン
--①-- ①ラムカーネ
レントでストラットのマークする以外は変わったことはしない
後はダラピと三杉の出来しだいで
597 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 07:44:07 ID:???
レントゥルスはマーク技持ってるけど個人のマークには向いてないぜ…
単純にヘタレーダーが死ぬから
598 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 07:55:48 ID:???
とりあえずAでオジオに聞いてみてもよくね?
599 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 09:04:28 ID:???
しかしジョゼ・ロドリゴ・タハマタでどうやったら愛称がペペになるんでしょうね?
600 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 09:39:46 ID:cddCG1QQ
A
601 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 09:48:23 ID:???
スペイン語ではジョゼの愛称がぺぺらしいよ、わけわからんが……w
602 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 09:49:44 ID:+htuxTAQ
A オジオッ!君の意見を聞こうッ!
603 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 12:40:28 ID:???
ジョゼップ、ジュゼッペ→べッぺ
からだと思う。
大体が名前や、特徴から渾名が決まるのが一般的。
特に同姓同名が多い南米では、出身地をつけたり、渾名での登録が多いらしい。
マグロン→やせっぽち
マラレッチェ→腐った牛乳(スラング→ドグサレ)
パウリスタ→サンパウロの人
カリオカ→リオっ子
コネホ(ハビエル・サビオラ)→うさぎさん ̄(=∵=) ̄
604 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 13:00:15 ID:???
G
>>593
に1票、Aに2票と未決なのでコメレス症候群。
>>559
スレのテーマとも言うと大袈裟かも知れませんが、
そうやって勝っていかねばならないマゾい話だとは思います。
まあ三杉も十分に強いですが。
>>564
ー565
リグル信者の脅威
>>566-567
後に言われている通り、華麗ではなく南米式ドリブル持ちですね。
翼先輩マジヤベっす
>>568
ー569
そのグローバルな発想はなかったでぇすww
>>570
どうやったらその判定まで持っていけるのでしょうかねえ?
話がグローバルすぎておいらの両手にゃ負えそうもないわぁ
605 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 13:01:17 ID:???
>>571
ー572
ブンナーク信者の脅威。
そしてアナカンにおける大喜利レベルの高さときたらw
>>580
スレ主は中二なので格好良く書きたい症候群です。
サンパウロの悪夢をリベンジできるでしょうか?
正直三杉はじめた頃からどうなるものかと想像してました
>>581
だめーっ
>>582
左右対称の美しいフォーメーションで且つ攻守に実利的と言うのは求めて求めて手に入らぬ物です。
サッカーとは丈の足りない毛布みたいなものだとは良く言った物です。
>>583
ぺぺはだいぶ強いですよ
>>591
安定のブンナークネタw
そろそろ遊びを入れるべきでしょうか?
606 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/24(金) 13:02:57 ID:???
>>593-598
戦術案感謝です。
>>599
そう言えばなんでしたっけー? と思ったら
>>601
さんで終了してた。
それはともかくとして、ブラジル人の愛称ってよーわからんものが多いですよね。
>>601
そうそう、確かそんな理由で決めたんだったと思います。
ちなみにスレ主はPが頭につく単語は神聖な言葉が多そうとゆー偏見持ってます。
そんな方面から想像して調べてみますと…
スペインの人名は聖書中の聖人を語源としている物が多いそうで、その中でもジョゼの語源はヨセフと特に神聖です。
キリストの戸籍上の父ヨセフは即ち養父=Padre Putativoとなり、その頭文字をとってPP=ぺぺと呼ぶようになった説。
後はブラジルでよくある幼児の残念発音からきてる説もあるそうです。 それならホセはポセじゃないかと思いますけどww
・・って事を書いてるうちに
>>602
さんが書いてくれていましたね。
>>602
詳細感謝致しますw 勉強になるわぁ
607 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 13:11:01 ID:X/i4M7gA
A
608 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 13:28:52 ID:???
>>603
勉強になりますわー
609 :
森崎名無しさん
:2012/08/24(金) 22:58:39 ID:???
ううサイクロンとかジャイロが気になる
あと前にマッハシュートとか振れてたからコインブラも期待していいんですかね
今後楽しみ
610 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:09:32 ID:???
> A もう一歩、頭の中でまとまらない…オジオ、先に君の意見を聞きたい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サンパウロの選手データやフォーメーションもある程度は掴めたと思って良い。
しかし対策という物は、図や文章を目で見てホイホイ出てくる物でもなく…
三杉「いや…悔しいがもう一歩見えて来ないな。
オジオ、もし良ければ先に君の意見を聞かせて貰えないか?」
オジオ「ボクの…? 良しきた、それじゃあ幾つか案を挙げるよ。」
済まなそうに話を振り返した三杉だったが、オジオはこれを待ってましたとばかりに頷いた。
どうやら情報収集の場面で満足のいく仕事が出来なかった事が少々口惜しかったらしい。
オジオ「たとえば相手との人数差を考えるのならば、3-4-3や3-5-2が望ましいと思うよ。
サンパウロのFWは2人でMFが3人だから、それぞれ+1人でこちらは3-4-3…
或いは敵MFが人数以上に強力そうだから、中盤は更に+1で3-5-2とかね。
そういう基本な考えでもって…」
611 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:12:20 ID:???
[案1…3-4-3]
-------
---⑪--- ⑪ブンナーク
-⑱---⑦- ⑱新田 ⑦ミハエル
-------
--⑬-⑩-- ⑬レントゥルス ⑩三杉
⑧-----③ ⑧オジオ ③ダラピッコラ
---ー---
-⑥-④-⑮- ⑥スペルマン ④ミュラー ⑮オワイラン
---①--- ①ラムカーネ
オジオ「こんなのとか…」
三杉「うん、バランスが取れていると思う。 攻め方もバリエーションがありそうだ。」
[案2…3-5-2]
---⑪--- ⑪ブンナーク
--⑱---- ⑱新田
-------
--⑩-⑦-- ⑩三杉 ⑦ミハエル
-------
⑧--⑬--③ ⑧オジオ ⑬レントゥルス ③ダラピッコラ
-------
-⑥-④-⑮ー ⑥スペルマン ④ミュラー ⑮オワイラン
---①--- ①ラムカーネ
オジオ「若しくは、こんなのとか?」
612 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:13:42 ID:???
三杉「ふむ……」
オワイラン「これは後者ですと攻める時にクロスを上げ辛そうですね。」
オジオ「うん、そうだね。 その場合は2列目の選手のいずれかがサイドに開いて上がるしかない。
そうしたら、カウンターを受けると中央部がやや厳しくなるのは当然だと思う。」
三杉「サイドが開くのも良いが、ブンナークへのポストプレイを利用したい形でもある。
僕が上げて新田、或いはミハエルへ落とさせるもよし…オジオが少し高めに位置して上げるもよし。」
オジオ「ふふ。 それと、少々変わった形だけれど…2バックというのはどうかな?」
オワイラン「DFが2人…ですか?」
オジオ「うん。 相手のFWはCFWが1、WGが1と実質は1トップに近い形だと思う。
それならば人数差セオリーとしてCBは2人居れば良いし、中盤の人数差を極端に6対3に出来る。」
613 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:16:14 ID:???
-------
--⑱-⑪-- ⑱新田 ⑪ブンナーク
-------
-⑧---⑦- ⑧オジオ ⑦ミハエル
---⑩--- ⑩三杉
⑮--⑬--③ ⑮オワイラン ⑬レントゥルス ③ダラピッコラ
-------
--④-⑥-- ④ミュラー ⑥スペルマン
---①--- ①ラムカーネ
オジオ「…こんな形とかね。」
三杉「…………」
オジオ「またはダラピッコラ辺りを完全にWGマークへ絞らせるという手もある。
その場合はトップを一枚落として…」
-------
--⑱-⑪-- ⑱新田 ⑪ブンナーク
-------
---⑦--- ⑦ミハエル
-------
⑧-⑬-⑩-⑮ ⑧オジオ ⑬レントゥルス ⑩三杉 ⑮オワイラン
------③ ③ダラピッコラ(※マーク)
--④-⑥-- ④ミュラー ⑥スペルマン
---①--- ①ラムカーネ
オジオ「こんな風にもなる。」
614 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:17:45 ID:???
三杉「…なるほど、参考になったよ。」
こうしてオジオからは、スタンダードな物から一般的に言って奇手となる物まで4例挙げられた。
三杉は興味深く相槌を打ちながらこれを聞き、そして考えの参考とする事が出来た。
オワイラン「さてミスギ、それじゃあこの辺で結論を出しましょうか?」
三杉「うん、そうだね。」
オジオ「あっ、選手の配置については取り敢えず思い付いたままだから、修正があれば言って?」
三杉「了解だ、ありがとう。」
☆三杉(さて、オジオの意見を聞いた上で…)
A そのまま使いたいフォーメーションがあった。
B 選手配置を入れ替えて使いたいフォーメーションがあった。
C この中には理想的なフォーメーションがなく、全く違う形を考えたい。
D オジオのを参考に、僕なりに案が構築出来た。(要具体記述)
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でなければ生き残れない)
615 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:19:33 ID:utcsdRdk
A
バビントンのセットプレイが得意という特徴は
ゲームのアルゼンチンのセットプレイのキッカーがバビントンなのを反映したんですか
616 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:20:13 ID:Z4iHdL66
A
617 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:20:47 ID:???
>>609
ご期待アーリアリアリアリアリアリアリアリアリアリありがとうございます。
でもサイクロン話やコインブラ話は今回の試合ではまだ進む予定では……
ぜひカードの薄いとこ引いちゃって下さい! スレ主困るけどそしたら頑張っちゃいます!w
618 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:25:43 ID:???
A
619 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:28:42 ID:???
>>618
メル欄空白でなければ生き残れない
ですぞ
620 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:29:18 ID:???
メル欄空白でなければ生き残れない、つまり一人脱落かw
621 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:34:24 ID:???
無難にA
>サイクロンやコインブラ
と、ブラジル選手達の話題が出たのでつい話題にしてしまいました
気長に待ってます
622 :
621
:2012/08/25(土) 00:36:34 ID:???
メル欄いれたままにしてた・・・orz
ちょっとベンチに下がってくる
623 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 00:38:16 ID:wW1mEZXA
A
624 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:57:17 ID:???
>>615
バビ様は3でCKやPK担当とされていましたが、前後作でもそうでしたっけ?
ともかくバビ様はCKで平気でシュートしてきて若林からゴールを奪う猛者ですからね。
アナカンでは勿論超A級エース格とは言いませんが普通に準エース格以上です。
>>618-622
まさか本当に犠牲者が出てしまうとは………南~無~
>>621
いえいえ、楽しみにして下さっていて嬉しいであります。
その期待に沿えるかが心配ですがw
625 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:58:38 ID:???
> A そのまま使いたいフォーメーションがあった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまで得られた情報やフォーメーション案を頭の中で反芻し、三杉は目を瞑って展開を想像してみた。
『こう打てばそう返され、ああ打てばこう返される…』と言ったように、三杉の頭の中ではさながら将棋盤上で
何手も何手も棋譜が展開され…そして一定の予想が導き出された。
三杉「……うん、やっぱりそうするか。」
オジオ「まとまったかい?」
三杉「ああ。 今回はオジオが出してくれた案をそのまま使わせて貰おうと思う。」
オジオ「そっか…嬉しい反面、責任重大で少し怖いものだね。」
オワイラン「その重圧を三杉はこれまで単身で担ってきたんですね。」
オジオ「あっ、そうか…! なるほど…大変な負担だよ、これ。」
三杉「まあまあ。 流石に慣れてきたし、そこまで心配する必要はないさ。
それよりフォーメーションだけれど…」
626 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 00:59:53 ID:???
☆どんなフォーメーションにしますか? 以下より選択して下さい。
A [3-4-3]
-------
---⑪--- ⑪ブンナーク
-⑱---⑦- ⑱新田 ⑦ミハエル
-------
--⑬-⑩-- ⑬レントゥルス ⑩三杉
⑧-----③ ⑧オジオ ③ダラピッコラ
---ー---
-⑥-④-⑮- ⑥スペルマン ④ミュラー ⑮オワイラン
---①--- ①ラムカーネ
B [3-5-2]
---⑪--- ⑪ブンナーク
--⑱---- ⑱新田
-------
--⑩-⑦-- ⑩三杉 ⑦ミハエル
-------
⑧--⑬--③ ⑧オジオ ⑬レントゥルス ③ダラピッコラ
-------
-⑥-④-⑮ー ⑥スペルマン ④ミュラー ⑮オワイラン
---①--- ①ラムカーネ
(→続きます)
627 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 01:01:18 ID:???
(続き→)
C [2-6-2]
-------
--⑱-⑪-- ⑱新田 ⑪ブンナーク
-------
-⑧---⑦- ⑧オジオ ⑦ミハエル
---⑩--- ⑩三杉
⑮--⑬--③ ⑮オワイラン ⑬レントゥルス ③ダラピッコラ
-------
--④-⑥-- ④ミュラー ⑥スペルマン
---①--- ①ラムカーネ
D [3-5-2? 2-6-2? 何フォーメーションなんだ?]
-------
--⑱-⑪-- ⑱新田 ⑪ブンナーク
-------
---⑦--- ⑦ミハエル
-------
⑧-⑬-⑩-⑮ ⑧オジオ ⑬レントゥルス ⑩三杉 ⑮オワイラン
------③ ③ダラピッコラ(※マーク)
--④-⑥-- ④ミュラー ⑥スペルマン
---①--- ①ラムカーネ
628 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 01:03:17 ID:???
A [3-4-3]オジオスパイラル
B [3-5-2]オジオスペシャル
C [2-6-2]オジオファンタスティック
D [謎フォーメーション]オジオinワンダーランド
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※ これ以外のフォーメーションは選べまてん。
629 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:04:53 ID:utcsdRdk
Cファンタスティック!
630 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:08:24 ID:wW1mEZXA
A
631 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:08:50 ID:Z4iHdL66
B
632 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:13:22 ID:QeO1sQww
A
633 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:14:25 ID:EVahbs+6
D
634 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:32:11 ID:OaIred3E
A
635 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 01:40:57 ID:???
この試合から猫監督、M沢くん、美人マネージャーのトリオがベンチに揃い踏み乙
636 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:22:55 ID:???
> A [3-4-3]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「今回は3-4-3で行こう。」
オジオ「これね。」
オワイラン「中盤は守備よりも攻撃の展開の多さを取る…と、そういう訳だね。」
三杉「ああ、ラムカーネの奮闘も見込んで、少なくとも前半は攻撃を重視していこうと思う。
もちろんこれで翼くんの中盤を潰せるというのならば、それに越した事はない。
これでも敵が中盤でボールを持った時は2人で当たり易い配置になっているからね。」
オワイラン「確かに…」
オジオ「…となると、前半のうちでリードは必須だね。 望むならば2点差以上…」
三杉「ああ、だから敵ゴール前の堅さによってはねじ込み要員を2人取る事も想定する。
その場合は僕がアーリークロスを上げる為に右へ開く展開が考えられる…」
637 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:23:55 ID:???
オジオ「そういう状況なら、逆に左の場合はボクが前進して上げに行かなければならないかな。」
三杉「そういう事になるね。」
…と、これにてサンパウロ戦での大まかな戦い方が定まった。
中盤で抑えられなかった時はその時で、その場合はDFとラムカーネに賭ける。
代わりに攻撃のバリエーションを広く取れる形を取ったのだから、点に結びつける。
この思い切りが吉と出るか凶と出るか…
三杉「ところで、この試合はどこで行われるのだろうか?」
オワイラン「えっ?」
ここで突然の話。 三杉は肝心な事を知らない自分に気付いた。
試合が行われるのは確定事項。 しかしイタリアとブラジル、いずれで行われるかを聞いていないのだ。
かなりの移動距離であり、フライト時間もかなりの物。
飛行機(ただしエコノミーに限る)が大嫌いな三杉にとっては、なるたけイタリアでやって欲しい所ではある。
638 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:25:59 ID:???
三杉(…しかしブラジルでは州リーグ(ジュニオールver)が始まっている筈だ。
体調管理や疲労蓄積を考えれば、長期遠征など呑むとは思えない。)
オジオ(けれど、うちも財政難が重荷だよね… 。往復の移動費、宿泊費を考えると、
やっぱりプロ4部チームが地球の裏側まで遠征だなんて無茶だよなあ…)
冷静に考えてみれば、いずれのチームも出向くのを出来る限り避けたい状況にあるのだ。
この辺りについては窓口での交渉が今も為されているのであろうと想像するが…
ここで衝撃発言が飛び出した。
オワイラン「それでしたら、ブラジル・サンパウロ市で行われる事に決まったようですよ。」
三杉「はえっ?」
オジオ「そうだったの!?」
オワイラン「ええ、昨日ようやく話がまとまったそうなんです。」
639 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:27:28 ID:???
オジオ「へえ……それにしても、うちによくそんなお金があったね。
いや、無理なんじゃないかって心配してたよ。」
オワイラン「先月に海外から大口のスポンサーが入りましたからね。
そちらの方面から、この件について援助されたらしいです。」
三杉「ちょっと待って………なんでオワイランがそんな事まで知っているんだい?」
オワイラン「?」
三杉としてはちょっとした衝撃だった。
通常ならばキャプテン(実質的に監督兼務)である自分が、マネージャーを通して真っ先に知らされる筈…
またはコーチ役のシーザーから合同連絡でチームメンバーに伝えられる筈なのだ。
それなのに、三杉に先んじてオワイランがこのような重大情報を知っている事実。
三杉としては首を傾げない筈がなかった。
640 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:28:34 ID:???
三杉(マネージャーから先に教えて貰ったとか……えっ、そんなに仲が発展してる? この短期間で?)
オワイラン「昨日クラブハウスに用事で出向いたのですが、その時にオーナーに掴まりまして…。 その時に、
ご機嫌そうに話してくれたんですよ。 ミスギにはマネージャー経由で話がいくと聞いてましたから、
てっきりもうご存知なのだと思っていましたよ。」
三杉「えっ、ああ、そう……。 まあそういう事もあるのかな。」
オジオ「とにかく、こちらからブラジルへ向かうわけなんだね……体調には気をつけないと。」
オワイラン「そうですね。 フライトは疲れますし、エコノミー症候群も嫌な物ですから。」
三杉(それはその通り…)
いまいち釈然としなかったが、それを三杉は取り敢えず忘れ…このオワイランの言に同意した。
選手達には早めに告知し、体調管理に特別気を遣わせる事にするよう決めるのだった。
部外者も含め、何人もの人間が関わり、実現を求めたサンパウロ戦…
それはもう間もなくまで迫っていた。
641 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:29:40 ID:???
<ブラジル・サンパウロ市>
陽子「…と、こんな所かな?」
翼「なるほど…。」
ブラジルの中でもトップクラスに都会であるサンパウロ市、その中心街。
大きくはないが、清潔にされた喫茶店に大空翼は居た。
同席しているのは片桐陽子。
日本サッカー協会にて若くして発言力を持つ片桐宗政を兄に持ち…
自身も日本サッカー協会の海外派遣エージェントを担っている、うら若き女性であった。
翼(これが三杉くんのチーム、フロレンティア・ヴィオラ…)
陽子(こうして説明してみると、やっぱり驚きだわ。 セリエC2…4部リーグのチームだなんてとても思えない。)
翼が陽子と合っているのは、別におデートしている訳ではない。
今度のテストマッチに際し、相手チーム情報の提供を受けていると、そういう理由だけである。
そしてこの情報を得た所で、そういう桃色な頭になる要素は翼にとって一片たりともなかった。
642 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:32:27 ID:???
翼「元とは言え、流石にセリエAユースクラスでNo.1になっただけありそうですね。」
陽子「ええ。 その実力はチーム、三杉くん個人を問わず、兄さんも大きく評価していたわ。」
翼「片桐さんも…。」
小学生の頃から自分に対して注目し、中学時代には『翼にライバルなし』と公に言った人物。
その人物が大きく評価すると言ったならば、翼にとってはやはり複雑に違いなかった。
翼(三杉くん…小学生時代、俺が勝てないと一度は諦めた相手。
心臓病のハンデが無くなれば、やはり周囲は俺よりも君を上だと思うのか?)
既に克服したと思われていた翼の悪いメンタル…傲慢さがここで顔を出していた。
この傲慢さは決して天然な物ではなく、育んだのは周囲の弱さと、彼を持ちあげる大人達に違いなかった。
しかしブラジルの地においては、翼はライバルに困るという事がなかった。
また宿敵とも言える森崎とも何度も何度も試合をし、勝利と敗北のいずれも経験している。
一時はスランプや周囲との折り合いに苦しむ事もあったが、石崎やペペらの力でそれも解消されている。
即ち翼はブラジルにやってきた事で、技術だけでなく精神面も大きく成長する事が出来たと言える。
それなのに今、翼の胸の中ではかつて巣食われていたような感情の破片が、何かを主張しようと蠢いていた。
643 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/25(土) 20:33:36 ID:???
カラン…
ここで喫茶店の古めかしい主動ドアが開く音がした。
普通ならばそんな事は気にも留める事でもないが、陽子が手を上げたのを見て、翼は振り返った。
先着で
★誰か来たぞー→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 森崎
《スペード、クラブ》 石崎
《JOKER》 豚みたいな臭気を放つ男。 ポルコ(紅の豚)みたいなイケメンではない。
644 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 20:33:53 ID:???
★誰か来たぞー→
ハート3
645 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 20:34:01 ID:???
★誰か来たぞー→
クラブJ
646 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 20:35:51 ID:???
やっぱり森崎も観戦するのね。
超ニッタの力を見せてしんぜよう…
647 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 20:41:53 ID:???
「これは何かの悪い夢」と言いたくなるような覚醒っぷりだもんな…。
648 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 20:44:33 ID:???
しかし新田の変貌振りに驚きこそすれ、まだまだ森崎には勝てないんだろうな…
脅威を与えたいのならシュートフラグの回収が見たいところですなあ
649 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 21:04:33 ID:???
そういや新田もこの試合に賭ける物は三杉と同じくらいあるのだろうな
650 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 21:32:52 ID:???
森崎もそうだけど、翼のJYでの新田評も能無しだったからなあ。
この辺でしっかりと新田の名誉挽回させとこか
651 :
森崎名無しさん
:2012/08/25(土) 22:23:35 ID:???
陽子さんを思う気持ちは石崎より森崎の方が強かったというわけか・・・
いや本編ではこの時点で恋愛関係にないけど
652 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:33:58 ID:???
> 誰か来たぞー→ ハート3
> 《ハート》 森崎
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
陽子「やっほー、森崎くん。」
森崎「よっ、来たぜ陽子さ…ん?」
翼「………」
森崎「………」
先客が居た事に…と言うよりも、先客の人物が誰かと言う所で森崎は顔をしかめた。
翼も同様にバツの悪い顔で軽い溜息を漏らす。
試合では時々敵としてまみえるが、こうしてプライベートで出くわすのは相当ぶりだった。
森崎「(へっ、まあいいか…)こうして顔を合わせるのは久しぶりだな、元気にやってるみたいじゃねえか。」
翼「…そっちも。 近くで見ると背も伸びたみたいだ。」
森崎「おう、流石に成長期はもう終わってるだろうけどな。」
653 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:35:09 ID:???
翼「お互い無事にジュニオールへ昇格できたね。」
森崎「当然ってトコだ、カッコ悪く日本に帰る訳にもいかないしな。」
翼「また今季も対戦があるかと思うと少し気が重い。」
森崎「おっ? ふふん、俺に恐れをなしての発言か?」
翼「まさか。 奇行ってのは傍で見てる方も疲れるってだけさ。」
公の場で喧嘩をするつもりはないか、当たり障りなく会話を繰り広げる二人。
しかし徐々に会話内容に棘が含まれ始め、互いの微笑は氷のようになっていた。
陽子(あーあ、一応笑顔は保ってるけど……毒々しくなってきたワァ。)
当然ながら陽子の頬はヒクついている。
これ以上二人の世界で会話を続けさせるのは、正直宜しくないだろう。
陽子は頭の中を整理し、言うべき事をそらで再確認すると…
陽子「コホン。 それでは、二人揃った所で本題に入ります。」
森崎「ん?」
翼「本題?」
654 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:36:25 ID:???
陽子「まずは(ry」
目を丸くする翼と森崎に対し、陽子は事務的な口調で全日本サッカー協会からの祝辞を述べた。
祝辞とは二人が共にプロ予備軍〝ジュニオール〟に昇格し、あまつさえキャプテン就任した事に対してである。
正直二人が昇格してから時間が経っているが、恐らく二人揃った席で伝える事が決まっていたのだろう。
森崎「…話ってのはそんだけかい?」
陽子「ううん…話はここからよ。 二人には来年、Wトーナメントの代表になって貰う予定がほぼ確定してるけれど…
その前に、全日本ユースの強化試合の相手となって貰うのも予定されています。」
翼「強化試合?」
陽子「具体的には、年明けに開催される全国大会〝リオカップ〟にて、より優秀な成績を収めたチームに
来年2月に日本で開催される〝ジャパンカップ〟に参加し、全日本ユースと戦ってもらいます!」
森崎「な、なにィ! 全日本ユースとだぁ!?」
翼「ジャパンカップだって…!?」
655 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:37:52 ID:???
陽子「ええ。 規模は小さいですが、一応FIFAにも認定を貰ったユースクラスの国際大会です。
そして目的の第一は国内組に世界と自分達の実力差を認識させる所にあります。」
森崎「ほほぅ…」 ニヤリ
弱者を甚振(いたぶ)るビジョンでも見えたのか、森崎は悪そうにほくそ笑んだ。
翼の方は特に何も口を挿まずに耳を傾けている。
陽子「パルメイラスかサンパウロ、どちらかのチームにブラジルのレベルをみせつけてもらう訳ですが…
更に西ドイツからハンブルガーSV…若林源三くんが所属するチームの招待が決まっています。」
森崎「ハンブルガーSV…!」
翼「若林くんも…!」
ハンブルガーSVについては過去に対戦歴があり、因縁のあるチーム。
そして若林源三については今更言うまでもなく良く知る相手である。
流石にこれは小さくないニュースだったか、森崎だけでなく翼も思わず言葉を漏らした。
だが陽子の衝撃発言は更に加速する。
656 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:39:04 ID:???
陽子「翼くん、本当はこれに三杉くんのチームも招待される筈だったのよ?」
翼「!!」
森崎「はっ? 三杉?」
どういう事かと言わんばかりに森崎は二人の顔を交互に行き来させた。
陽子「森崎くんは知らなかったようね。 まあ私も翼くんから聞かされて初めて知った事だし、仕方ないか。」
森崎「どういう事だよ翼。」
翼「どういう事も何もないさ。 三杉くんは心臓病を治し、今はイタリアでプロ予備軍に所属している。」
森崎「なっ、なんだってーーー!?」
陽子(素直な反応ね。)
やはり三杉淳が心臓病を治した事、更にはイタリアでプロ予備軍である事は森崎にとっても大きかったようだ。
そんな森崎の反応を満足気に見詰め、陽子はコーヒーを一口すすった。
657 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:40:19 ID:???
陽子「プロジェクト・カウンターウィングの事は覚えている? 翼くんと森崎くんを競い合わせ、日本サッカーの
レベルを劇的に上げる為のヒーローを作り出す計画…あれの一環で、森崎くんにも伝えておくわ。
今度サンパウロが三杉くんのチーム、フロレンティア・ヴィオラと練習試合を行うの。」
翼「………」
森崎「な、なにぃーっ!?」
陽子「どういう経緯でそうなったか私は知らされていないし、日本サッカー協会もこれに関わってないわ。
でも三杉くんとの試合で、翼くんだけが刺激を受けるのはプロジェクト的にも宜しくない…と言うのが上の判断。
森崎くんにも試合をぜひ観戦して貰いたいみたいなのよ。」
森崎「(チッ、相変わらずお偉いさん達の勝手な言い草だな。 だが…)
確かに蚊帳の外ってのは気分が悪い。 是非とも観戦させて貰いたいぜ? まさか…」
森崎は横目で翼を見た。
翼も気重そうに横目を向けていたらしく、二人の視線が交差した。
森崎「文句はないよなぁ、翼?」
658 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:41:52 ID:???
翼「…別に無いよ。 スタンドで大人しくしてくれるんならね。」
森崎「へっ、抜かせよ。」
陽子(ふう、どうやら任務完了みたいね。 どうなる物かと思ったけど、なんとかなったわ。)
正直この話をする事で森崎が激昂する懸念があったが、どうやらそんな事態にはならなかった。
翼についても少々ヘソを曲げたかも知れないが、それだけである。
陽子は結果に満足し、安堵の息をつく事が出来た。
森崎「…しかしアレだ、あの三杉が心臓病を治したってんなら、そいつは面白い話だぜ。
あの憎たらしく思えるくらい完璧なドリブルが久々に見れるかも知れねえのか。」
翼「やっぱり…」
森崎「あん?」
翼「やっぱり三杉くんの存在は森崎にとっても大きいようだね。」
森崎「うん? ああ、まぁな。 …って、どうしたお前?」
659 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:43:36 ID:???
クール…というのを越えた、ドンヨリしたオーラが翼から発せられているのを森崎は気付いた。
恐らく過去に翼をよく観察し、その性質を知り抜いているが故の敏感さだったに違いない。
森崎(弱気…いや、嫉妬か? こいつが? …いや、まさか。)
カップに手を伸ばし、コーヒーをすする翼。
そんな翼の一挙手一投足に森崎は目が離せなかった。
『俺の知ってる翼と違う…』そんな心積もりであったのだろう。
森崎「お前…そんなんだったら、その試合に出るんじゃねーよ。」
翼「はぁっ? 一体何だ突然。」
森崎「気が乗んないまま試合に出て、無様なプレー見せられたら俺様が困る。
そんな無様なお前と俺が競い合ってるって思われたら、俺の評価まで下がって迷惑なんだよ。」
陽子「ちょっ…!」
660 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:44:52 ID:???
翼「お前にそんな事を言われる筋合いはないし、気が乗らないとか勝手に決め付けるな!」
森崎「だったら試合で見せてみやがれよ! 三杉がどんだけ成長してるか知らねえが…
俺だってブラジルで3年間、血反吐を吐く思いでプロ目指してきたんだ!
その俺の顔を潰す事は許されねえ!」
翼「なっ…! 勝手な事を!! お前の為になんかやる筈がないだろう!
俺は俺の為に全力を尽くす! この3年間の成果を見せつけてやるのさ!」
森崎「へっ、どうだかな。」
ガタっ
翼も更に激昂の構えを見せたが、森崎はその前にコーヒーをグイッと一気飲みして席から立ち上がった。
陽子(あら…これって。)
661 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:46:02 ID:???
森崎「…ご馳走さん。 陽子さん、さっきのジャパンカップのオファーの話だけどさ。
もしパルメイラスとサンパウロが同じ順位で終わってしまったらどうなるんだ?」
陽子「え? うーん…そうね…その場合は互いのクラブチームとの交渉条件で決まるんじゃないかしら。
実はサンパウロともパルメイラスともまだ交渉中で、完全に参加が決まったって言う訳じゃないのよ。
と言っても日本サッカー協会はお金だけは有り余ってるから、断られる事は無いと思うけどね。」
森崎「分かった、そんじゃあ俺はこれで失礼させてもらうぜ。」
翼「待てよ森崎、好き勝手言うだけ言って逃げるのか?」
森崎「ケッ、いつだって相手になってやるよ。 取り敢えず3ヶ月後にはリオカップで叩き潰すけどな。」
翼「それはこっちのセリフだよ。 三杉くんに勝ってみせて、リアカップへは勢いをつけて望むさ。」
語気は多少和らいだが、互いの眼光は先程よりも鋭くなっている。
バチバチと音が聞こえそうな程に熱視線が向き合うが…
662 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:47:14 ID:???
陽子「あの~、二人とも…熱血は時と場所を選ばないと変な噂が立つわよ?」
森崎・翼「…あ」
周囲を見回すと、喫茶店のマスターがニヤニヤと聞き耳を立てているし、
他の客についても全員がこちらに大注目していた。
森崎は入ってきた時よりもバツが悪そうに、そそくさと店を出て行った。
翼もその後ぶつくさと森崎への文句を零したが、間もなく帰路へとついた。
陽子は翼を見送ると、疲れた顔で伸びをした。
陽子「う、うーーーん。 …やっぱりあの二人が揃うと大変なのね。
南葛や全日本ジュニアユースでチームメイトだった子達の苦労が偲ばれるワァ…」
しかし仕事が終わった解放感からか、すぐに彼女の顔には眩しい笑顔が戻った。
陽子(…でも、なかなか好いトコあるじゃない、森崎くん。)
彼女も足早にその場を去って行った。
恐らくこれから一杯やるのだろうが、それについては直ちに描写する予定がございません。
そしてそれから数日後…
663 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:48:42 ID:???
<ブラジル・グアルーリョス国際空港>
レントゥルス「着いたーーー!」
ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」
三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…)
フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。
フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であるのだが、
ちなみに…
キンコーーーーーーーン
係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」
M沢「そんな事を言われてもな…」
約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。
シーザー「チッ、仕方ねえ……悪いがM沢、お前次の復路便で帰れ。」
M沢「そっ、そんなぁーーー!」
シーザー「次回からお前には船便のチケットを用意してやるから。」
664 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:49:51 ID:???
オワイラン(これはひどい。)
スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。)
オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。)
新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!)
ミュラー(解せぬ…)
押し問答した物の、今回M沢くんはイタリアへ送り返される事になった。
取り敢えず戦力には大きな影響なしという事で、選手達はこの件を見て見ぬ振りするしかなかった。
三杉「さてメリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」
メリー「ええ、飛行機の到着が時間通りだったので、もう来ていると思いますけれど…」
周囲を見回すが、どうやらそれらしい人物は見当たらない。
遅れているのだろうかと、二人は肩を竦めて顔を見合わせる。
そんな中、ミハエル・ドノヴァンが二人の側に寄った。
665 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:51:02 ID:???
ミハエル「ソーリー。 ミスギ、申し訳ないですが数分席を外しますヨ。」
三杉「えっ? ああ…数分でちゃんと戻って来てくれよ?」
ミハエル「了解。」
三杉(トイレ…かな? ハッキリ言えば良いのに。)
ブンナーク「ふう、出た出た。 気持ち良いくらいに出たぜ。」
三杉(ここまでハッキリ言う必要は全然無いけどね。)
ブンナーク「なあミスギ、M沢ってトイレで何が出るんだろうな?」
三杉「氏ね…」
メリー「D.O.S.I.M.S(ドブに落ちて死んで生き返ってまた落ちて氏ね)」
ブンナーク「な、なにぃっ!?」
そんな血も涙もない凄惨な光景が繰り広げられるのだった。
666 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:52:19 ID:???
それから数分後…ミハエルが歩いて行った方向がやけに騒がしくなった。
何かあったのかと、三杉は怪訝な顔でそちらを凝視していると…
三杉(おや、あれは…)
トイレに向かった筈のミハエル。
見覚えのない少女が、彼を強引に腕を引かれている姿が三杉の目に飛び込んだ。
何が起こったか想像もつかないが、とにかく三杉は反射的にミハエルの名を呼んでいた。
三杉「ミハエル! 一体どうしたんだ!?」
ミハエル「OH…」
少女「あっ!」
三杉の声に反応したのはミハエルだけではなかった。
彼の腕を引いている少女もこちらへ反応を示し、しかも近づいて来るのである。
少女は見た所どうやら日本人であり、ミハエルだけでなくもう一人腕に引いていた。
そのもう一人の方は三杉も知っていた。
667 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:53:27 ID:???
三杉「石崎か…?」
石崎「おっ、み、三杉じゃねえか!」
ミハエル「このヤマザルを知ってるんですか、ミスギ!?」
ミハエルと石崎が同時に声を上げ、三杉の耳をつんざく。
この両者の間でトラブルがあった事だけは三杉にも把握出来た。
取り敢えず二人の事はスルーして…
三杉「君は?」
陽子「初めまして、私は片桐陽子…日本サッカー協会の者です。」
三杉「宜しく。 …で、何があったんだい?」
石崎「この野郎が陽子さんに不埒な事をしやがったんだ!」
ミハエル「黙りなさいこのヤマザル! テキトーな事を言っていると許しませんよっ!!」
石崎「にゃにおう!?」
陽子「ああ、もう…二人とも!」
三杉(……これは参った。)
668 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 07:54:54 ID:???
どうやら状況はこんがらがって最悪なようである。
しかも石崎とミハエルの両者ともが興奮気味でまともに話が出来ない。
猿頭の石崎はともかく、ミハエルがこれ程感情を顕わに怒るのが三杉を不可解にさせていた。
三杉(普段のミハエルはこんな風に怒らない…相手に敵意を向けられても颯爽とかわす筈だ。
以前僕に対して敵意を向けた時も、こんな様子は全く見せなかった。
まさか演技…? …となると、石崎の言った言葉が正しいのか? いや、そんなまさか…)
不埒な行為を働いたと石崎は言ったが、それこそミハエルの印象には有り得なかった。
しかし普段の様子と違いすぎるミハエルの様子に三杉は困惑を隠せず…
☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!)
A これは石崎が悪かったに違いない!
B 残念だが様子的にミハエルの方が悪かった可能性の方が高い!
C いや、きっとこの片桐陽子とかいう女が悪いんだ!
D いや、実は犯人は僕なんだ!(かま夜的に)
E その他
3票選ばれた選択肢で続行します(メル欄空白じゃないと美樹本が殺人ミッキーになっちゃうYo。)
669 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:04:55 ID:vmYG5mV2
E
貴公子スマイル全開で陽子さんにご挨拶。
手を取ってキス、する寸前で
「……と、こんなところだろう?」と二人を見る。
670 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:08:52 ID:0k37RiV+
E
>>669
それだ!
671 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:42:01 ID:hbzGTOWU
E
>>669
672 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:45:06 ID:???
なにィ!?M沢がいないだとォ!?
これは代わりにタークを呼ぶしかあるまい
673 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:47:05 ID:???
そ、そんなぁ…M沢くんがぁ……代わりにタークが呼ばれるんですねわかります
674 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 08:51:21 ID:???
E いや、実は犯人はブンナークなんだ!
675 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 09:01:29 ID:???
E いや、犯人はそこに隠れている森崎だ!石崎もミハエルも彼のカラオケを聞いて狂ってしまったんだ!
676 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 09:09:40 ID:???
E
>>675
+ここだ、ここでタークの歌声で正気に戻すんだ!
677 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 09:14:20 ID:???
E
>>676
+ついでにタークに助っ人を依頼する
よし、ターク参戦に繋がった!
678 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:35:07 ID:???
> E
>>699
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(……まっ、ミハエルが公衆で不埒を働く筈がないか。 大方…)
三杉は石崎とミハエルを視線から外し、陽子と名乗った少女の方を見た。
片桐と言う名字にもしやと思う所があったが、今はそれを考えずに彼女の方へ一歩前に踏み込んだ。
陽子「えっ?」
三杉「彼等の事もありますが、一先ずこちらの挨拶が遅れた事をお詫びします。」
陽子「一先ずって…!」
三杉「フロレンティア・ヴィオラのキャプテン、三杉淳。 以後どうぞお見知りおきを。」 ニコリ
柔和でキラキラとした笑顔を陽子に向け、三杉は改めて自己紹介した。
そしてそのまま陽子の手をサッと取り…
679 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:36:08 ID:???
陽子「ちょ、ちょっと!」
手の甲へとキスすべく、三杉は跪きながら陽子のか細い手に顔を近づける。
三杉「………」
陽子(なっ、なにするのこの子ー!?)
ミハエル「………?」
石崎「みみみみみ、三杉ーーー! テメェ何やってんだぁーーーー!!!」
ピタッ
絶叫に近い石崎の怒号が聞こえて三杉は動きを止め、石崎達の方へ顔を向ける。
三杉「…と、君の言っている不埒ってこんな所だろ?」
ニヤリと自信ありげな表情をたたえ、三杉は彼等にそう言ってのけた。
680 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:37:33 ID:???
石崎「はあぁー!?」
陽子(あっ、そういう事ね。 でも…。)
石崎「全然違うっつーーの!!! って言うかお前も陽子さんの手を離せ!!」
三杉「えっ?」
てっきり三杉はミハエルが陽子にこのような事をしたのだと思ったわけだが…どうやら話は違ったらしい。
石崎は冷静になるどころか、馴れ馴れしく陽子の手を取った三杉に対してもヒートアップの様相を見せる。
三杉「じゃ、じゃあ何があったって言うんだい?」
石崎「その野郎はなあ! 有ろう事か陽子さんを無理やりに抱き寄せて抱擁しやがったんだーーー!!」
三杉「ええっ!?」
絶叫の如く言い放った石崎の言葉に、三杉は仰天するしかなかった。
681 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:39:38 ID:???
陽子「ちがーーーーう!!! それがそもそも違うっ!!」
ミハエル「ふう…バカバカしい!」 クルリ
石崎「てっ、テメェ逃げるかっ!!!」
ミハエル「ヤマザル…貴様がボクに対して言った事、決して忘れませんよ。 それからミスギ!」
三杉「な、なんだい…」
ミハエル「お見通しなつもりで的外れな事を言うのはおよしなさい、間抜けですよ!」
三杉「グッ…!(た、確かに不用意だったか……)」
※ 三杉とミハエルの相互感情が減少。 補正LVが無くなりました。
682 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:42:18 ID:???
先程の心頭から一転して冷え切ってしまったか、ミハエルは悲しげな背中でこの場を離れて行く。
そして未だ頭に血が昇りっぱなしの石崎はミハエルを追いすがろうとするが…
石崎「クソっ、待ちやが…」
陽子「このっ…」
いきり立って走りだそうとする石崎の目の前に、陽子は素早く回り込み…
一瞬キョトンとした石崎に向け、彼女は腕を引き絞った。
バチィィィィィィン!!!!
石崎「ぶほっ!!!」
頬を思い切り張り倒した。
陽子「バカっ! なんで話を聞かないのよ!」
石崎「よ、陽子さん!? だだ、だってあのヤロウが…」
陽子「何が『だって』よ!? あれは……」
683 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:45:25 ID:???
~ 回想に限りなく近い数分前 ~
ミハエル(ええと…あっ、WCはあそこですネ?)
案内図からトイレの位置を確認し、悠々と歩き始めるミハエル。
空港入口に近いその方向に、周囲を見回しながら危なっかしそうに歩いている少女が一人。
ミハエルは然程も気にする事なくWCのある方向へと向かっていた。
陽子「あっれぇ…? 石崎くんったら何処かしら?」 ヨタヨタ
距離が縮まり、ようやくミハエルも危なっかしそうな少女の存在に気がついた。
ぶつからないようと方向を僅かに転換させて通り過ぎようとした時…
陽子「キャッ…」 グラリ
ミハエル「…っと!」 スッ
少女が転倒しそうになったのに気付き、ミハエルは思わずスッと距離を縮め…
みっともなく転倒するより前に、少女の事を抱き支えて見せた。
素早い動き出しに、瞬時の出来事でも女性の体重を抱えられる腕の力…バレエスクールの賜物であろう。
684 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:47:19 ID:???
ミハエル「大丈夫ですカ?」
陽子「あっ、ど、どうも済みません!」
ミハエル「ふふ、気をつけなさイ。」
陽子「ありがとうございます…って、あれ?」 グッ
それでミハエルは彼女の身体を離してWCへ向かうつもりだった。
しかし相手の少女の方はジッとこちらを凝視し、またミハエルの胸襟から手を放そうとしなかった。
当然ながらミハエルは戸惑う事となったが、力任せに引き剥がすという事も躊躇われた。
ミハエル(ワット?)
陽子「貴方、確か…」
怪訝な顔をするミハエルに向けて少女が何か言おうとした時、
奥にあるWCの方向から、如何にも下品そうな声が聞こえてきた。
685 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:49:04 ID:???
石崎「ふう、出た出た。 身も心も軽いぜ。 って、あっ、ああーーーー!?」
陽子「えっ、この声…」
ミハエル(オーッ…下品な声、そして下品な顔……。 ボクの最も好まない雰囲気です。)
WCから出てきたその男の顔を確認し、ミハエルはげんなりとした顔をした。
出来る事なら人生レベルで関わらずに居たいと思う感想であった。
石崎「てててて、テメェーーー! なに陽子さんを抱きしめてやがる!
うらやま…いや、けしからん! こんの変態ヤロ――!!」
ミハエル「はっ…?」
陽子「えっ? あっ…… キャッ!」 ドン
石崎の叫びにキョトンとするミハエルと、傍目から見た自分の体勢に気がつき、慌てて離れる陽子。
その『キャッ』という言葉に石崎のブロークンハートは更にヒートアップである。
686 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:50:32 ID:???
石崎「こ、このヤロウ…嫌がる陽子さんを無理やり…!」
ミハエル「何を言っているのか分かりませン。 それよりもトイレから出たばかりの汚い手で服に触らないで下さイ。」
陽子「ちょ、ちょっと石崎くん! この人は私を助けて…」
石崎「んのやろ…。 陽子さん、もう安心ですよ。 このオカマ変態ヤロ―は俺がきっちり叩きのめしてやりま…」
ミハエル「お、オカマ!? しかも変態…!? い、言いマシタねこの類人猿!!!!」
冷静だったミハエルも突然激昂した。
どうやら興奮した石崎の言葉が彼の逆鱗に触れてしまったようである。
陽子「ふ、二人とも話を聞いて!」
…と必死に止める陽子の言葉は全く聞こえていないようだった。
687 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:51:51 ID:???
石崎「る、類人猿だぁーー!?」
ミハエル「いや、類人猿は上等過ぎマス! キミにはヤマザルがお似合いデース!!」
石崎「こ、こいつぅ…もう許さねえぞ!?」
陽子「やめて――――!!!!!」
大声を上げながら、二人の間に割って入る陽子。
元はと言えば彼女の不用意さが原因であったが…それにしてもこんなトラブルはない。
そして騒ぎを聞きつけたか、どんどん人が集まって来ており、これでは晒し物である。
陽子「とにかくこっち!」
見世物になって空港の係員に取り押さえられるような問題は流石に拙い。
ともかく陽子は強引に二人の腕を取ってその場を離れるしかなかった。
~ 回想に限りなく近い数分前終わり ~
688 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:53:56 ID:???
三杉「なるほど…」
石崎「うえっ……そ、そうだったの? それならそうと…」
陽子「言ったじゃない、何度も何度も…! なのに全然聞いてくれなくて、最低最悪よ!!」
石崎「そ、そんなぁーーー」
三杉(失敗した。 と言うか…)
どうやら事実はミハエルが完全な被害者であったらしい。
彼は些少もやらかした事実なく、一方的に言いがかりをつけられただけだったのだ。
それなのに、三杉はミハエルが陽子に少しでも何かやらかしたのだと思った事になる。
…今回の件で真っ白だったミハエルとしては当然不愉快に思った事であろう。
三杉(浅はかな思い込みでミハエルを傷つけてしまった?
…しかも試合前に! 僕はなんと言う迂闊!)
陽子「はぁ………三杉くん。」
三杉「なんでしょうか…」
689 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/26(日) 19:56:48 ID:???
陽子「ごめん、私も色々迂闊だったわ。 こんな事になるなんて…」
三杉「いえ…いや、そうかも知れませんが…」
陽子「でも貴方もそうよ? キャプテンとして流石にアレは…」
三杉「………分かっています。」
陽子「今日の所は、石崎くんと私は引き上げるわ。 ちょっと、交流どころじゃないみたいだし…。」
☆三杉「ええと…」
A 仕方ありません、お引き取り下さい。
B ダメです、二人ともこのまま帰すわけにはいきません。
C ダメです、石崎だけ帰して下さい。
D ダメです、石崎は残して貴女だけ帰って下さい。
E その判断はそちらの好きにして下さい。
F その他
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します)
690 :
669
:2012/08/26(日) 20:02:27 ID:???
戦犯の私にはとても選べぬ~
他の方にお任せっ
691 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:03:46 ID:???
すまねえ…
692 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:06:10 ID:???
いやむしろこんな所で投げっぱなしジャーマンで任されても困る
693 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:17:38 ID:???
どこのスレでもアホなことすると碌な事にならないな
貴公子ではなく奇行子だなこりゃ
694 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:19:59 ID:uJEVXCiM
E
695 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:34:13 ID:tLP1UCuk
D
696 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 20:49:32 ID:aSh/mz4o
A
うーん、予想を外したのは事実だけど、そこまで変だったとも思わないなあ。
ホームランを狙えば空振りも増える、それだけのことだろう。
697 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 21:29:31 ID:9l2D0aKM
A
698 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 21:31:26 ID:1FutrZe+
E 自らがどうするかであって、他人の判断は他人の判断じゃないかな。
699 :
森崎名無しさん
:2012/08/26(日) 21:33:14 ID:RGm2QyNM
E
700 :
森崎名無しさん
:2012/08/27(月) 01:37:38 ID:???
>696
要するにチームメイトに何らかの疑いやトラブルがあった時に
キャプテンとしてチームメイトを最後まで信じられるか、護ろうとするかという試金石だったんじゃないかな
ミハエルが無実を主張するならたとえ状況証拠が揃っていたとしても
「彼がやっていないというなら信じる」と言うぐらいの姿勢がキャプテンには必要だったんじゃないかな
実際今回のイベントでもミハエルは最後悲しそうな背中で去っていってる
これは三杉が三杉個人としてもキャプテン三杉としても、自分の無実を信じてくれなかったことへの悲しみと失望の現れなんじゃないだろうか
701 :
森崎名無しさん
:2012/08/27(月) 02:59:35 ID:???
直前のM沢とブンブンでお笑いの空気ができてたからな
キャラ視点で物を考えるのは難しい
702 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/27(月) 10:50:37 ID:???
こんにちは、少々今回の件についてコメントさせて頂きます。
今回のトラブルに際しては特別難しい問題でした。
と言うのは、犯人当てのような問題の出し方をしておいて、その実は全く異なる意図の問題だったからです。
今回、犯人を当てる為の手掛かりや証拠がほぼ皆無と言って良いほど提示しておりませんでした。
かろうじて判るのは、ミハエルが普段のミハエルの様子と違い、逆上気味に口汚くなっているということ。
このような状態になりつつあるミハエルが描写されているのは、過去にも一度だけ。
その時も(冗談ぽくではありましたが)、とある単語が引き金となっていました。
つまりミハエルは後ろめたさを隠す演技ではなく、彼にとってタブーとなる言葉で罵られた事にプッツンしていたのです。
そこに気付かずとも、ここがほぼノーヒントである事から三杉が取れる行動は限られてきます。
①
>>700
さんの仰る通り、
>>668
の選択でB以外を選び、どういう経緯であろうとキャプテンとしてミハエルを守るか。
②
>>668
の選択でD(犯人は僕)を選び、どういう経緯であろうと悪いのは自分…トラブルの責任はキャプテンである
自分にあるのだと宣言し、ミハエルの頭を良い意味で覚まさせるか。(ネタ選択肢と見せて実はこれがベストでした。)
③
>>668
の選択でどうにか陽子から事情を聞き出せるようなその他選択肢を考えだすか。
このような問題であった事に加え、それまでの流れに非現実的なギャグを盛り込んでしまった事から、
どういう選択であったのかを参加者の皆さまにすっかりズレて認識させてしまう事になったのが非常に良くなかったです。
私にとって非常に大きなミスでしたし、シリアスとギャグの共存の難しさを気付かされました。
またこれは私が参加者の皆さんと同じ高さの視野を持つ意識を忘れてしまった証明でもあります。
深く反省致します。…と同時に、この先をどうするか少々考えさせて下さい。
703 :
森崎名無しさん
:2012/08/27(月) 20:42:51 ID:???
>>668
の
>☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!)
の後に「ここの判断は重要だぞ…!」とか「判断を誤ったら大変なことになるかも…!」
とあれば無難にいけたでしょうね。
試合前or試合中にでも挽回イベントがあると嬉しい。
704 :
696
:2012/08/27(月) 20:57:05 ID:???
個人的には「ホームランを狙えば空振りが増える」の意見で変わりません。
ギャグの空気に乗ってカッコよくキメようとしたらズレてた、ということでしょうから。
ただまあ、ご自身が反省されておられるなら、挽回の機会をいただけたら嬉しいですねw
そこはゲームの公平性とかそういうのは置いといて、みんなが楽しく参加するために。
705 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/27(月) 21:37:27 ID:???
すみません、書けなくなりましたので暫し休みます。
多分すぐに戻ると思いますがお約束は致しません。
登場人物が動かないとはこういう事かと実感しています、いやはや。
706 :
森崎名無しさん
:2012/08/28(火) 22:52:05 ID:???
いやこれは寄行でミハエルから評価ダウンしたが陽子さんとフラグたったのではなかろうか
前向き前向き
707 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/29(水) 18:42:39 ID:???
> E その判断はそちらの好きにして下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「その判断はそちらの好きなようにして下さい、石崎も含めて。」
正直な事を言えば、三杉は目の前の女性の言葉を無責任に感じた。
本来の仕事が何だったかは知らないが、問題を引き起こしておいて。
しかしながら、それを口に出して指摘するような時間も精神面での余裕も、今の三杉には存在しなかった。
…無いように思えていた。
三杉(つい数日前、オジオやオワイランの前で『僕はキャプテンとしては翼くんより僕の方が上』と言った…
けれど…クッ! それはとんでもない思い上がりでしかなかった…!)
いま三杉は自身に激しく失望していた。
それは目の前の失言動に留まらず、自らのキャプテンへの資質に対して失望していた。
そしてキャプテンの自信という物は、チームが機能するか否かに直結する重要なファクターであった。
この後、三杉はミハエルを追いかけて謝った。 自らの失態について謝った。
しかしヴィオラにミハエルが来て以来、三杉が彼にキャプテン足らぬ行動を見せたのは少なくとも2度目…
ミハエルは『気にしていない』と微笑を見せたが、その目が笑っていないと察する事は今の三杉でも容易であった。
それゆえに三杉はこの件から頭を切り替える事が出来ずに終わった。
708 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/29(水) 18:44:33 ID:???
.…晩のミーティングにおいて、ミハエルは突然『今の三杉はキャプテンに相応しくない』と発言した。
周囲はこのミハエルの発言に反発して騒いだが、三杉はこれに対して何も言えなかった。
正直に言えば、この発言を聞いて三杉は頭の中が真っ白になってしまい、以後の事をちゃんと把握していない。
だが『その通りかもしれない』と妙に納得してしまったのは確かな事実であった。
そしてミハエルが反発する仲間達に何某か説明し、皆納得を得て終わった事も理解出来た。
サンパウロとの試合当日。
三杉はキャプテンとして全く機能せず、その結果ヴィオラは敗れる事となった。
敗北の責を感じ、三杉はコーチやオーナーにキャプテンを辞す旨を伝えたが、それは何故か受け入れられなかった。
翌月からチームに正式な監督が就任し、三杉達はセリエA、Bのユースクラス相手に試合をこなすと共に…
トップチームのレギュラーに混ざってセリエC2のリーグ戦にも出場するようになった。
これによって個々の実力は充実し、またチームとしても完成へ近づく実感を得られるようになっていたが…。
しかし欧州ビッグネームからの対戦要請はなく、こちらの要請に相手が応える事もなかった。
709 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/29(水) 18:45:48 ID:???
翌年、三杉達はセリエC2のリーグ戦で見事に優勝を果たし、特例にてセリエBまで飛び石昇格を成し遂げた。
…と同時にクラブは〝フィオレンティーナ〟の商標権を買い戻し、三杉達は再びフィオレンティーナの名で闘う事が許された。
さらに翌年はセリエBという急激なレベル変化の前に戸惑い苦戦するも、昇格プレーオフ件に到達…
セリエA下位クラブを相手にも勝利し、フィオレンティーナは3季ぶりにセリエA復帰を果たしたのだった。
また三杉はその頃にはセリエAでなんとか闘えるレベルに達しており、その端正で儚げな容姿、理論的でありながら独創にも
富んだプレイスタイルから、Giovane nobile in Firenze(フィレンツェの貴公子)の名で市民に呼ばれるようになっていたのである。
…結局三杉はWトーナメントに参加する事なく、旧来の日本サッカーの在り方を変えるという目標も叶えられなかった。
さらにW杯についても縁遠くなり、内紛を恐れた日本サッカー協会は2002年まで三杉を召集するのを避け続けた。
しかし2002大会で日本はW杯ベスト8まで勝ち残り、三杉は確かに天才であった事を日本人に思い出させたのである。
2004年、三杉は引退し、その後はコーチとしてイタリアに留まった。
そのサッカー人生は当時の日本人としては考えられない成功だった。
しかしそれは世界的に見れば一流に届かぬ物と言わざるを得ない。
果たした功績は決して小さくなかったが、その範囲は『フィレンツェ市民にとって』と限定せざるを得ないからである。
三杉淳はフィレンツェの天才ではあったが、歴史を変える英雄ではなかったという事であろう。
アナザーカンピオーネ 完
[ NORMAL END 〝フィレンツェの貴公子〟 ] → Return to
>>663
710 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/29(水) 18:47:54 ID:???
こんにちは。
どうしても、どうしてか、スレ主の中でリセット出来ず、また止まっていてもどうにも変りそうもない為、
大変恥ずかしく、また申し訳ありませんが、このような形で一旦仕切り直させて頂きます。
後にwikiの方にも発言や行動の指針等をもう少し細かく追記致しますのでご確認下さい。
それから三杉のごく近い距離に現実離れしたギャグを置き過ぎました。
個人的な趣味や皆さまに笑って頂きたいというつもりで今日までギャグを交えてきましたが、
気がつけば元々書きたかった物を破綻させてしまう勢いでやり過ぎてしまっていると気付きました。
今後私の力量で処理できない事がドンドン起こる可能性が考えられる為、この辺に手を加えさせて頂きます。
取り敢えずM沢くんをただのモブにし、最低限の役割として予定されていた、退場時の人数合わせに徹底します。
他にも多々出てくるかも知れませんが、まあ完了した世界をなるべく壊さないようには考えます。
それではまた。
711 :
森崎名無しさん
:2012/08/29(水) 18:50:42 ID:???
サンパウロ戦だからサプライズでファンタジスタからディディー登場かなー
クラッキ持ちなんだろうなーとかおもいつつ開いたら
マジですかっΣ(°д°
うう・・・面白かっただけに残念だけど気長に待ってます。今はゆっくりお休みください
712 :
森崎名無しさん
:2012/08/29(水) 18:52:32 ID:???
やっぱり自分の納得いくもの書きたいものを書くのがいいと思います。
乙です。
713 :
森崎名無しさん
:2012/08/29(水) 22:51:42 ID:???
うーん……ギャグで進めたい場面と、シリアスで進めたい場面で食い違うこともままありますね。
乙です。 しばしゆっくりされてリフレッシュしてきてくださいー
714 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/31(金) 13:11:57 ID:???
711
温かい言葉と楽しみにして下さった旨、大変勿体無く思います。
もう既に何日もこれで休みましたから、いい加減切り替えて再開致します。
>>712
乙感謝です。
お言葉通り、私には納得のいかないまま書き続けるのは無理でした。
結果、皆さまには大変ご迷惑とご心配をおかけしました。
>>713
こんなにスレ主と参加者の間で意識の差があるとは思わなかった!
…と言うのはギャグですが、正直こういう意識の差はないと思い込んでいました。
そこは私の驕りだったんですねえー。
715 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/31(金) 13:13:37 ID:???
>>663
から再開
============================================
<ブラジル・グアルーリョス国際空港>
レントゥルス「着いたーーー!」
ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」
三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…)
フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。
フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であり、
ちなみに…
キンコーーーーーーーン
係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」
M沢「そんな事を言われてもな…」
約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。
716 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/31(金) 13:14:45 ID:???
ミハエル(これはひどい。)
スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。)
オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。)
新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!)
ミュラー(解せぬ…)
押し問答するM沢くんの醜態に見て見ぬ振りをする選手達。。
取り敢えず戦力には大きな影響は出ない為、それも当然と思われた。
しかし話は意外な展開を見せる。
シーザー「チッ、仕方ねえ……M沢、お前の真の姿を見せてやれ。」
M沢「そ、そんなぁー…」
新田(真!)
ミュラー(の!)
オジオ(姿!?)
もう訳がわからないよ。
そんな選手達の心の声が聞こえてきそうだった。
中の人などいない!…なんて事は、どうやらなかったのである。
717 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/31(金) 13:15:45 ID:???
M沢「仕方ない、パージ…」 プシュー
なんという事でしょう。
M沢くんの身体かと思われていたドラム缶のような金属。
それらが音を立てて分解し、中から何の特徴もない少年が出てきたではありませんか。
新田(中身は普通だ…)
ミュラー(わけがわからないよ…)
シーザー「さあこれで入国できるぞM沢アルファ、いや…モブα!」
モブα「……完全なる無個性になっちゃったじゃないですかー!
せめて次回人気投票までは待ってくれても良かったのに…」
シーザー「諦めろ… 登場キャラってのはネットに弾かれたボールなんだ。」
選手達((( わけがわからないよ… )))
こうして一個の存在が抹消され、もう一つの新たな命が生まれた。
それは確かに無個性な魂なのかも知れない。
しかしそれでも彼は生きているのだ、ギャグではないのである。
718 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/08/31(金) 13:17:13 ID:???
―――――――――
シーザー「にょほほ。 それじゃあモブαに微かな個性を作り出すとしようか。
…と言っても設定はもう付けない、能力値でしか反映させないのは決定済みだ。」
モブα「実に残念です…。 取り敢えず、今のボクの能力評価値はこんな感じです。
比較としてキャプテンのも提示しておきます。」
[モブα]
突破力:C 得点力:C フィジカル:C 空中戦:C ボールカット:C キックコントロール:C
[三杉]
突破力:A 得点力:B フィジカル:D 空中戦:B ボールカット:A キックコントロール:A
シーザー「さて、このモブαの評価において、1項目だけBに上げてやれる物がある。
総合的にはとても戦力に数えられないが…その分野であれば敵ザコの普通~苦手分野相手に戦える。」
モブα「どうぞ…全然出番ないと思いますが何卒…」
☆モブαに愛の手を(強化する分野を一つ選んで下さい。)
A 突破力
B 得点力
C フィジカル
D 空中戦
E ボールカット
F キックコントロール
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
719 :
森崎名無しさん
:2012/08/31(金) 13:25:19 ID:7TinmcKU
E
まあ、タックルの人数合わせくらいには。
720 :
森崎名無しさん
:2012/08/31(金) 13:42:49 ID:Q3/DsHxM
E
721 :
森崎名無しさん
:2012/08/31(金) 13:44:44 ID:B+eC7ASE
E
722 :
森崎名無しさん
:2012/08/31(金) 18:15:58 ID:???
中に人がいたってのもちゃんと原作ネタだよね
クロマティじゃなくて課長バカ一代の方だけど
723 :
森崎名無しさん
:2012/08/31(金) 20:20:06 ID:???
G M沢くんまさかのヤベッチュ外伝出演
724 :
森崎名無しさん
:2012/09/01(土) 20:07:22 ID:???
>>711
本編一年くらい前ならどっちかというとサンパウロならレオナウドじゃね?
とファンタジスタ好きから指摘してみる
なにはともあれ作者様今後も期待してます
725 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:32:32 ID:???
こんばんは、週末更新できず申し訳なかとでした。
ついでに今週末も更新できませんので平日更新頑張ります。
今回の話の展開ですが、仕切り直しにあたってややマイルドにする事にしました。
今日は悪い結果にはなりにくい仕様で進めますのでご了承ください。
(かと言って良い結果になりやすいという訳ではないので大きな期待は勘弁です)
>>722
奇跡の超覚醒が起きたら中の人が出てくるようにするつもりでした。
課長バカ一代は確か2巻までしか見たが事なく、そこまでにそのネタは無かったと思います。
偶然そうなったって事でひとつ。
>>723
外伝はフリーダムな場ですから、それが良かったかもしれません。
>>724
サンパウロ→インテルな選手がレオナウドでしたね。
正直サパァーっと彼の事は忘れていました。
何気に今季からレオナウドはインテル所属かも知れません、良かったねルーベンさん。
あとディディーはシニョーリと被りますねww 所属チームは何処でしょうかね? やっぱフラメンゴ?
726 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:35:31 ID:???
> E ボールカット
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シーザー「はい決定。」
モブα「ボールカットですか…無難ですね、安心しました。」
シーザー「以上でお前の大きな出番は終了だから。 サパッと舞台裏に回って貰うぜ。」
モブα「分かってますよ、自分の立ち位置くらい…」
こうしてαはボールカットに微妙に秀でたモブとして確定した、さらばメカ沢くん。
そんななかで三杉はと言えば、徐々に奇妙な出来事が起こっていた事も知らぬかのように、
キャプテンとして今後のスケジュール諸々を確認していた。
今日はこのままホテルに宿泊、休息を取り、試合は明日実施される。
コンディション的にはヴィオラにとって悪条件と言えるだろう。
その代わりとして、サンパウロはそれなりの便宜を図ってくれる話になっていた。
三杉「メリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」
メリー「ええ、今日はバスでホテルまで送迎してくれるとかで。 もう来ている筈ですが…」
周囲を見回すが、どうやらそれらしいプレートを掲げた人物は見当たらない。
どうした物かと二人は揃って肩を竦め、顔を見合わせる。
727 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:37:00 ID:???
三杉「まあ焦る事ないか、下手に動くよりは黙って待っていた方が良いだろう。」
メリー「ですね。」
三杉「それじゃ…トイレに行く者は今のうちに行っておけ! ただし10分以内には必ず戻ってくる事!」
選手達「「 了ー解 」」
こうして何人かがこの場から散って行った。
案内ディスプレイもマップもそこら中にあり、そうそう迷子になる事はあるまいと三杉は想像する。
シーザー「いいねいいね、そんな感じでうまく引率頼むぜ。」
三杉「コーチ。 あの……唯一の大人なんですから、出来れば引率はお任せしたいのですけど?」
シーザー「実質的な監督はお前の筈だぜ? ゆえにこれもお前の仕事だ。」
三杉「ああ…そうですね…。」 フゥ・・・
コーチとしての優秀さとはかけ離れた放任主義…三杉はやれやれと溜息をついた。
本当に問題が起こりそうになった時、このコーチが責任もって動いてくれるのは分かっている。
そういう放任が有り難い時もあるが、面倒な時だって当然ある。
ロングフライトに疲れ果てている今はまさに後者であった。
728 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:38:20 ID:???
それから5分が経ったが、サンパウロの人間はまだ姿を見せなかった。
トイレ等で散ったヴィオラ選手達もパラパラと戻ってくる中…
ミハエル「チッ…ガッデムです。」
妙にむくれた顔で悪態をついているミハエルの様子が三杉には気になった。
三杉「どうしたんだミハエル? やけに顔つきが厳しいようだが。」
ミハエル「先ほど妙な類人猿に因縁をつけられましてね。」
三杉「類人猿?」
忌々しげ呟いたミハエルに対して三杉は問い直すが…
しかしこの単語が飛び出すや否や、過敏に反応してくる男がここに居た。
ブンナーク「あんっ!? いま類人猿つったか!?」
強張った形相で、頭を瞬間沸騰させたシンプラサート・ブンナークである。
今日までにミハエルから幾度となく類人猿呼ばわりされた彼は、今も自分の事を言われたのではないかと思ったのである。
ブンナークが先に興奮し、ミハエルがさらに燃料を注ぐいつものパターンになりそうかと思われ、
三杉は『やれやれ』と二人を止める方法を頭に巡らせる…。 しかし今回それは懸念で済んだ。
729 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:39:29 ID:???
ミハエル「違いますよブンナーク。 むしろユーには失礼だったと謝りたいくらいです。
本当の類人猿とは、もっと酷い…そう、頭のおかしな狂人です。」
ブンナーク「お、おう? そうか、分かりゃいいんだ。」
三杉「…………!」
なんとミハエルはブンナークを上げる発言をしたのである。
逆に言えば、それ程ミハエルの気分を害する何かがあったのだと予想出来るが…
この状況、取り敢えず三杉は黙っておくメリットを取る事にした。
ミハエル「これまでの事は深く反省し、これからはユーの事をドンキーコングと呼ぶ事にします。」
ブンナーク「へへっ、まあ気にすんなって。」
三杉(ドンキーはマヌケ、コングは巨大なゴリラ…いや、悪化しているぞブンナーク。
…それともアメリカ的に愛されていそうな、あの商標の意味で言っているのか?)
いずれにしてもゴリラと言っているので、類人猿より退化している事には違いない。
だがブンナークの気分は悪くなさそうなのも事実…
迷った三杉の辿り着いた結論は、たった二言三言で過去の事を水に流せてしまうブンナークは大物だという事だった。
※ 脈絡もなくブンナークとミハエルの相性が(多少)改善されました。
730 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:40:49 ID:???
石崎「あそこに沢山いるのそうじゃないですか、陽子さん!」
陽子「あっ、そうね! きっとそう!」
新田「あれっ…もしかして日本語?」
三杉「うん、どうやら余計なのが来たようだ。」
遠くから聞こえてくる日本語に新田は意外そうに聞き返すが、三杉はこれだけで大方を察した。
大空翼が所属するチームとの試合に日本サッカー協会が顔を出して来ない筈がないと。
それはほぼほぼ正しかったが、少しだけ予想の斜め上な話もあった。
石崎「うぉっ、やっぱりだぜ! 間違いなく三杉のチームですよ、陽子さん!」
陽子「大きな声出さなくても判るわよ、石崎くん。」
日本人は二人居り、一人は見覚えのない、しかしまあまあ綺麗な女性であった。
問題はもう一方…勢いよく顔を前に突き出して大声を出した男については実によく知った顔だったのだ。
731 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:42:15 ID:???
新田「…って、石崎さん!?」
石崎「よう、久し振りだな新田! 三杉も!」
新田「な、なんでこんな所にいるんですか!? 学校は!?」
石崎「へっへっへ、聞いて驚けよ。 なーんと俺もサンパウロに研修で仮入団してんだよ、翼のチームメイトとしてな!」
新田「マジか…………」
全く予想していなかった再会に、新田はなんとも信じられずに軽く放心する。
三杉「(オワイランの持っていた雑誌に書かれていた名前…まさかと思ったが、本当に彼だったとはね。)
石崎。 …と言う事は、君がこちらの聞いているサンパウロの使者という事になるのか?」
石崎「おうっ、そういう事だぜ。 そしてこちらのカワイコちゃんが…」
陽子「日本サッカー協会の片桐陽子です、どうぞ宜しく。」
三杉「こちらこそ。」
取り敢えずこれで、キャプテンと相手チームの使者の間で通り一遍の挨拶は済ませされた事になる。
732 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/03(月) 22:43:16 ID:???
☆これからどーしますか?
A 石崎と話す
B 陽子と話す
C こいつらと個人的に話す用は無い、サッサとホテルに送らせてポイよポイ
D その他
3票選ばれた選択で続行します(メル欄空白がいいです。)
733 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 22:43:50 ID:9BsMKzgE
A
734 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 22:54:36 ID:j2tSnDxo
A
735 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 22:56:51 ID:/99qy9Mc
B
736 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 22:57:10 ID:nOLnEWSQ
A
737 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 23:16:52 ID:???
D エースのリグルと話す
738 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 23:19:28 ID:???
D そんなことよりタークに助っ人依頼だ
739 :
森崎名無しさん
:2012/09/03(月) 23:25:20 ID:???
リグルVSタークだと勝つのはどっちなんでしょうね?
740 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 00:09:53 ID:???
> A 石崎と話す
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「(折角だ、石崎と少し話してみるのも良いだろう。)
まあ何はともあれ久し振りといった所かな、石崎?」
石崎「おう、お前の事は陽子さんから聞いたけど、正直驚いたぜ!
心臓病が完治したってのもだけど、イタリアに渡ってサクッとユースNo.1だって言うじゃねえの!」
三杉「まあ…しかしそれはもう過去の事だよ。」
石崎「またまたぁ~。 しっかしこれがイタリアで最強メンバーかぁ…流石にt」
三杉(うん・・?)
それまで勢いよく言葉をひり出していた石崎だったが、ここで突然口ごもる。
何事かあったのかと三杉は首を捻り…
三杉「どうしたんだ?」
石崎「あっ、いやー………」
問い質してみても意味ならざる言葉を呟いて、気まずそうな苦笑を浮かべるだけ。
不審に思い、彼の視線の先を追ってみると、一人の選手が冷やかにこちらを見ているのが判った。
741 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 00:12:27 ID:???
三杉(ミハエル?)
ミハエル(フン…)
振り向き見ている三杉の視線に気づいたようで、ミハエルは小さく鼻を鳴らして顔を背けた。
この態度に三杉はますます首を傾げる思いだが…
先着で
★何ごとか三杉は分からない→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 いや、聡明な三杉さんはピンときた
《ハート》 石崎「いや、そのぉー……さっきは悪かったって。」 石崎が突然ミハエルに謝りだした。
《スペード、クラブ》 特に何もないし三杉は首を捻るばかり。
《ダイヤ、JOKER》 聡明な三杉さんにはピンと来た上にイイ感じでこの場を収められる三杉さんマジ天使。
742 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 00:12:48 ID:???
★何ごとか三杉は分からない→
スペードJ
743 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 00:27:30 ID:???
> 何ごとか三杉は分からない→ スペードJ
> 《スペード》 特に何もないし三杉は首を捻るばかり。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一体ミハエルのあの態度は何事か…
判らずに三杉は内心で首を捻るばかりであった。
☆ この状況において三杉は…
A 三杉「何かあったのかい、石崎?」
B 三杉「何かあったのかい、ミハエル?」
C 三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)
D その他
3票選ばれた選択で続行します(メル欄空白がいいです。)
※下手打つとペナありガメオベラやもっと酷い事になるかも知れません。
744 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 00:29:10 ID:W7jSwsOc
B
745 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 00:30:51 ID:???
本日はここまでと致します。
久々にニコニコ開いちゃって、ついつい一番好きな歌い手さんサーフィンしちゃいました。
ironyさん好き。
それではまた。
746 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 00:32:45 ID:dZMljXB2
C
この2人の事は感情絡みっぽいし関わりたくないでござる
747 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 00:33:17 ID:???
AはないとしてBも「なんで分からないんだ!?」とか思われそうで危険な感じがするんだよな
深読みしすぎかもしれんけど
ここは余計な波風は起こさせない方が良いのかね
748 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 00:33:23 ID:wNGiYkKo
C
749 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 02:40:36 ID:wOHsbm3s
B
750 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 02:42:22 ID:???
三杉と石崎って親しくもなんともないよな
ここは適当に切り上げて、後でミハにそれとなく聞くのがベターなんかな
むしろミハがこの場で何か言いたいかどうかかな
751 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 02:43:11 ID:KXF7dXCQ
C
752 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 12:42:55 ID:???
>>750
ほぼ最上の考え方だと思います。
特に最後の一文がキャプテンというかまとめ役として理想的に思えました(私には)
============================================
> C 三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(…………)
ミハエルの様子は確かにおかしいが、考えてみれば彼は別段口を開いてはいない。
ただ冷やかな視線を向けていたのと小さく鼻を鳴らしただけと言えばそれだけである。
三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)
空港という人多き場を騒がしたくないのか、別に何かアクションする程の事でもないのか…
ミハエルが何を思っているかは不明だが、少なくとも彼は何もしようとしていない。
それならば、今この場において余計な干渉で騒ぎ立てるべきではない…と三杉は結論に至る。
三杉(うん、ミハエルの事はしばらく気にかけておくとしよう。
もしもずっと様子がおかしいようなら、その時に改めて聞いてみれば良い。)
そうと決めると三杉は石崎に向けて全く違う話題…大空翼の近況などを尋ねつつ、バスへの誘導を急かした。
753 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/04(火) 12:46:42 ID:???
☆石崎に聞きたい事、聞き出してみたい事、話したい話題等ありますか?
A サンパウロでの成果
B サンパウロメンバーについて
C 陽子について
D サンパウロに所属するに至る経緯
E むしろこちらの事を積極的に話す
F その他
G 特になし
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
本日18時で投票締め切り、未決の場合はGで進行します。
754 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 12:53:12 ID:SnxbQXSk
A
これから対戦する相手だし、チームの戦力についてはそうそう話してはくれないかもだけど
自分のことなら気持ち良くうたってくれそうな気がするw
755 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 13:00:15 ID:wOHsbm3s
A
756 :
森崎名無しさん
:2012/09/04(火) 13:10:05 ID:lmg0ZHB2
A
757 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/05(水) 12:55:55 ID:???
> A サンパウロでの成果について聞いてみる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ところで石崎、サンパウロの練習に参加しての手応えはどう?」
石崎「手応えっつーと?」
三杉「成果は挙がっているかって事さ。 その辺、自分でどう感じているんだい?」
石崎「うーん…そうだなぁ、やっぱ南葛でやってた頃とレベルがダンチなもんでさぁ…
とにかく来たばっかりの頃は本当にさっぱり通用しなかったんだよ。
俺なんかが頑張っても、到底ついていけるレベルじゃないって思ったね…。」
三杉「………」
石崎「けどよ、練習に付き合ってくれるイイ奴もいてさ。
そのお陰でなんとか今日までやって来れたし…我ながら上手くなっているような気はしてるぜ。」
三杉「へえ…持ち前のガッツが実を結びつつあるって所かな?
とにかく良かったじゃないか、僕達としてもどうやら油断出来ないようだ。」
石崎「へへ、よせやい。 三杉みたいな天才に警戒されるようなレベルじゃないって。」
そう言って否定しつつも石崎は表情を綻(ほころ)ばせる。
多少お調子者な様子である物の、その態度に不安や傲慢の色はあまり感じられない。
相対的な部分は分からないが、少なくなくとも石崎個人の実力として絶対値が上がっている事は間違いなさそうだ。
758 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/05(水) 12:57:07 ID:???
三杉(どうやら中学時代とは別と考えた方が良さそうかな。 スタメンで出て来た場合、単純に穴と考えてはいけないな。)
…と疑問もなく素直にそう思ってしまったが、直後に三杉は自分の考えに少々驚いた。
中学時代の全国大会、フランス国際と、三杉は石崎のプレイを目にする機会は少なくなかったが…
その頃の彼のプレイは到底三杉が(心臓病というハンデを持っていても)気にする物でなく、また現に記憶の端にも残っていない。
記憶に残っている物を敢えて挙げるとすれば、お調子者な言動と、翼を賛美し森崎に反発する言葉の数々…
それからシュートコースに顔面を割り込ませる事だけがやたらと上手かった事くらいである。
三杉(それなのに、彼の口調の感じだけで僕は石崎の確かな成長を確信した。 これはどういう事だろう…?)
内心で首を傾げる三杉だが、よく考えてみれば石崎が順調に実力を上げられる事には確かな理由があると分かった。
石崎にサッカーの才能があったか否か…恐らく、残酷に言ってしまえば〝無かった〟に相違ない。
しかし彼は小学生時代からずっと、翼の実力…才能を目の当たりにし続けてきた身なのである。
そしてその才能の差に腐るでもなく、嫉妬するでもなく…ただひたすらに、がむしゃらに追い縋った結果が今なのだ。
三杉(磨かない銀よりも、磨き続けた銅の方が輝くのは至極当然の現象…
努力を続けられるというのは間違いなくある種の才能だし、逆境や壁を前にそれを出来るとなれば尚更。
着実な成長を遂げて当然だったんだ、石崎は。 むしろ逆境に放り込む事でそれが際立って然るべきなんだ。)
そうして三杉は石崎の事を改めて視た。
自分達と実力が拮抗しているか、それとも上なのか、下なのか…それについて今知る術はない。
しかし彼を雑魚と侮る事は決して許されないと、その心の内に留めたのである。
※ 三杉の石崎に対する印象が(底なしの努力家)になりました。
759 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/05(水) 12:58:26 ID:???
そうこう石崎と話し込んでいる間にバスは市内ホテルへと到着した。
これで石崎らは一旦別れ、また明日の適時に迎えにくるという話になる。
石崎「ほんじゃあゆっくり休んでくれよな、明日はお手柔らかに頼むぜ。」
三杉「そうはいかない、全力で向かわせて貰うよ。 何しろこちらはプロ4部のチャレンジャーだからね。」
石崎「へへ、翼がそれを聞いたら喜びそうだ。 ちゃんと伝えておくからよ。」
ブロロロロロロロロロ…
エンジン音を響かせてサンパウロのバスは行ってしまった。
これからチェックインし、一休みしてからミーティング…その後に本格的な休息時間が与えられる。
今日の明日で試合という強行軍だが、それはいた仕方ない話。
疲れを残さぬ為にも今回は管理外の外出を禁止するという事にしている。
三杉(さて、いよいよ正念場が近付いてきた。)
フロレンティア・ヴィオラがこれから浮上出来るかどうかが、明日の試合でほぼ確定してしまう。
他の道に芽がある可能性もゼロとは言わないが、少なくとも今の三杉には見えていない。
無様にやられるだけの試合にしてはいけない、そう三杉はプレッシャーと向き合ったのだった。
760 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/05(水) 12:59:55 ID:???
ミーティングについては以前にオジオ、オワイランと決めた物を周知する事が主となった。
オワイランから提供を受けた雑誌のコピーを各自に配布し、自分達と相手のフォーメーション確認と共に、
敵主要選手の特徴を各自が把握するという作業が間に入り…
ミーティング終盤には、少なくとも前半中はバリエーション多彩に攻撃を繰り広げる展望を共通の物とした。
攻撃>守備として試合のペースを早めに握る…その展望通りにいかせたい物と誰もが願った。
(※詳細は
>>554-637
)
[休息時間]
ミーティングが終了して解散と相成った。
夕食はホテル内のレストランで取るルールで、外出についてはマネージャー管理の時間厳守。
それ以外の事は、疲労を抜くために寝るもバスタイムを長く楽しむも自由であった。
☆ 三杉「さて、どうしようかな」
A 本場のコーヒーを味わう為にカフェへ行こう。(単身)
B 本場のコーヒーを味わう為にカフェへ行こう。(誰かを誘って)
C 街の雰囲気や気候に慣れるため、ぶらりと散歩してこよう。(単身)
D 街の雰囲気や気候に慣れるため、ぶらりと散歩してこよう。(誰かを誘って)
E いや、全力でバスタイムだ。
F 自室でTVでも視ていよう。
G 誰かの部屋を訪ねよう。
H 僕は寝るぞ、全力で寝るぞ。
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄は空白がルール…それが世界の選択か、ラ・ヨダソウ・スティアーナ)
761 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 13:15:14 ID:CBS6Unyo
A
762 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 13:39:37 ID:PPRwEjOE
A
763 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 13:40:57 ID:rEzPRQeY
B
764 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 14:30:55 ID:???
I 段ボール神社に行こう。
765 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 14:40:06 ID:ssNFJ1EM
C
766 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 15:21:27 ID:3J8C/r/A
D
767 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 15:55:50 ID:hvnD/q+6
B
768 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 16:05:29 ID:+2pnBc1g
C
769 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 16:25:48 ID:O4dCJSPo
C
770 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 18:24:24 ID:???
唐突にアドベンチャーパートSTART!
771 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 18:33:55 ID:???
いいカードを引いたら隣の人あたりと出会えたりして
772 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/05(水) 23:20:38 ID:???
スレ主としての引き際に関するインフォメーションです。
少々マジレスになりますので、アナカンではなくアナカンの中の人の発言として受け取って下さい。
私は既婚の身でして、しかし更新する時間に多少困る物の楽しく書かせて頂いております。
しかしタイムリミットもある物と考えています。
具体的に言えば、子供が出来た後はもう続けられないと思っています。
あと1年か、1年半か…そんな程度ではないかと想像しています。
おそらく今のペースでは最後まで物語を書ききる事は出来ないでしょう。
その時になってみなければ分かりませんが、物語を受け継いでくれる方を募集する事も以前から想像しています。
そういう認識をどうぞ持っておいて頂きたく思います。
773 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 23:44:25 ID:???
自分はこのスレが一番好きだから実際に終わったらすごく残念だと思うんでしょうけど
子供は宝物、当然。立派な子供を育ててくださいね乙
774 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 23:48:08 ID:???
一年って遠くに見えて近いからな。
775 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 23:48:59 ID:???
パルマ戦で追いついてから逆転するまでの流れは最高に楽しかったなー
776 :
森崎名無しさん
:2012/09/05(水) 23:50:56 ID:???
まだ終わってないからね。
777 :
森崎名無しさん
:2012/09/06(木) 02:03:58 ID:???
>>中の人へ
まぁこればっかりは,仕方がないといいますか,
できれば続けて欲しいとは思いつつ,
諸般の事情から継続できなく事があることは,
森崎板の各スレを読んでいる人ならみんな分かっていることだと思います。
実際にも,過去にも本当にきれいな形で完結できた作品は少なく,
スレ主さんが続けられなくなったときには,多少強引にまとめられて終えられるか,
残念ながら未完という形になってしまっている方が多いですよね。
ただ,私個人としては,できれば,続けられなくなったときには,
そのことを一言言っていただけると,ありがたいなぁとは思っています。
なので,アナカンの中の人にも,できるところまで頑張っていただいて,
続けるのが無理な状況になってしまったときには,
その旨の告知(+後継者の募集?)をしていただけると嬉しいなぁと
思っています。
778 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 00:48:44 ID:???
>>764
残念、そこには私と嫁しかいません。
>>770
この世はでっかい宝島なのできっとスリルショックサスペンスな事が起こる筈です
>>771
採用w
>>773
そう仰って下さって幸せです。
まだ先の話ですが、いずれ必ずその時が来ると思います。
その時の事をリアルに想像するようになりましたので、言っておくべきかと考えた次第です。
>>774
あっと言う間なんですよねー、本当に。
>>775
私の手汗もすごかったです、あのとき
>>776
もうちょっとだけ続くんじゃ的なー
>>777
ご丁寧にありがとうございます。
私も森崎板でも色々な完を見ましたし納得してきましたが、自分の作品はやはり別ですね。
出来ればやりきって完結したいとは思います。
その時までまだ時間ありますし、色々な道を考えておきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致しまする。
779 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 00:49:53 ID:???
> C 街の雰囲気や気候に慣れるため、ぶらりと散歩してこよう。(単身)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「それじゃ済まないが出掛けてくる。 ちょっとだけ宜しく頼んだよ。」
メリー「夕食の時間までには必ず戻って下さいね。
戻らなかったり、こちらで何かトラブルが起こった場合はポケベルに連絡を入れますから。」
三杉「了解。 こちらでトラブルがあった場合はホテルへ連絡するから。」
三杉はマネージャーと必要な連絡を交わして外出する事とした。
時間に制限があると言っても、夕食までは2時間弱と十分にある。
本格的な観光ならいざ知らず、周辺を見てまわる分には問題無い筈である。
三杉(さて、それじゃあ適当に歩き回ろう。 …と言っても。)
正直サンパウロという都市の予想を超える大都市ぶりに、三杉は少々呆れ気味であった。
イタリアの地元フィレンツェなど当然比べ物にならず、ミラノですら不足していると思われるこの光景…
乱立する高層ビルの数々から醸し出される活気は、東京銀座やニューヨークなどのパワー都市に匹敵すると思えた。
780 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 00:53:53 ID:???
先着で
★三杉「とにかく歩いてみようか」→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《Joker》 翼と遭遇し…
《K》 ロベルト本郷と遭遇
《Q》 翼と遭遇
《J》 おっと森崎と遭遇だと?
《10、9》 薔薇の香りのする、とある男と遭遇
《8~6》 とある男男と遭遇
《5~2》 とある男女と遭遇
《A》 突然声をかけられた(マークの色により分岐)
781 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 00:54:46 ID:???
★三杉「とにかく歩いてみようか」→
ハート10
782 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 00:54:56 ID:???
★三杉「とにかく歩いてみようか」→
ハート4
783 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 02:18:12 ID:???
> 三杉「とにかく歩いてみようか」→ ハート10
> 《10、9》 薔薇の香りのする、とある男と遭遇
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(さて、好奇心を丸出しにして歩く訳にもいかないし、目的地を定めないとな。)
多少なりとも下調べをしてきた三杉は、周囲を無為にキョロキョロする事なく歩き始めた。
ブラジル・サンパウロはフィレンツェ等に比べても、お世辞にも治安が良いとは言えない。
土地勘もルールも知らない日本人が一人で歩いているとなれば、街の中でも危険を呼び寄せる事だろう。
ぶらつくにしても、気の向くまま風の向くままとはいかないのが、よそ者としての在り方という物。
三杉(確かすぐ先にパウリスタ通りとやらが……あった、あれか。)
街のメインストリートであるパウリスタ通りまで来た。
大通りとあって、広い車線にはタクシーがビュンビュンと行き交っている。
それらはまるで競争しているかのようであり、スピード違反の概念がないのかと三杉を半笑いにさせた。
そうこう歩き続け、三杉は目的地に到着した。
大通りに面した、近代的でドデカい真っ赤な建築物。
三杉「これがサンパウロ美術館ね…。 なかなかファンキーな造形だ。」
784 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 02:19:45 ID:???
チケットを購入し、三杉は美術館の中に入った。
ヒンヤリした空気が館内に適度な緊張感をめぐらせている。
この時期のサンパウロは初夏よりも前であり、空調が無くても問題ない程度だが、この辺りは流石美術館と言えた。
ここがストリートでない事を実感し、ようやく三杉の神経はリラックスした。
先程までのきびきびした歩調を、気分任せのぶらりとした物に変え、廊下を無作為に歩き回る。
三杉(モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、モジリアーニ、ピカソ…思っていたよりも遥かに名画揃いだな。
確かどこぞの新聞社の社主が、第一次世界大戦後に買い集めた絵画を寄付したという話だったか…。
ふふ、ミュラーかオワイラン辺りを連れくるべきだったかな…。 彼らならきっと楽しめるだろう。)
そんな事を考えつつも、三杉を思考をなるべく抑え、インスピレーションに任せて絵を見て回った。
長旅の疲れと時差からくる朦朧感はあったが、むしろそれがストレートに刺激を与えてくれていた。
そんな折、突如として三杉は鼻腔をくすぐる香りに気が付きハッとした。
これは薔薇の香りである。
香水ではなく自然の薔薇に近い香りに思えたが、周囲に花は飾られていない。
三杉(うん…? 近い筈だけれど…なんだ? 何処にも見当たらない…)
匂いの発信源が何となく気になった三杉。
より目を凝らして周囲を見渡してみるが、やはり花自体もそれらしき物も見当たらない。
785 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 02:22:07 ID:???
三杉(!?)
…と、ここで急にその匂いが強くなり、同時に人の視線を感じた。
美術館なので当然他にも何人かの客が居るが、これは意識的な視線と思われた。
警戒心を強めた三杉…
???「おっ、やっぱり三杉淳じゃねえか!」
三杉「えっ…!?」
驚いて思わず声を上げるも、三杉はこの声を何処かで聞いた気がした。
それほど遠い記憶ではないように思われたが、答えは振り返った目の前にあった。
三杉「えっ…ええっ!?」
賀茂「3ヶ月ぶりってとこだな。 …って、俺の事は覚えているか?」
この野太い声の主を、確かに三杉は知っていた。
むさ苦しいヒゲ面、粗暴な雰囲気に加え、ラフを通り越した汚らしい服装…。
そう、イタリアで片桐と一緒に三杉を訪ねてきた日本サッカー協会の男に間違いなかった。
間違いないように見えたが…
786 :
アナカンの中の人
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 02:23:10 ID:???
三杉(えっ、だって… 薔薇? 豚じゃなくて!?)
賀茂「どうした?」
三杉「あっ、ええっと…」
A 三杉「無論覚えていますよ、賀茂さんでしたよね?」
B 三杉「知らない、貴方(の匂い)は僕の記憶にない!」
C 三杉「無論覚えていますヨ。 (「・ω・)「ガオー」さんでしたっけ?」
D 三杉(いけない…ロングフライトの疲れが嗅覚をおかしくしたらしい。早々に帰って休まねば…)
E 三杉(そうか、手術だ。)
F 三杉(そうか、夢なんだ。)
G その他
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※多少はっちゃけても何とかします。
787 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 02:27:17 ID:???
G 三杉(そうか、賀茂に変装しきれなかったスリだな。)
788 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 03:00:47 ID:???
カモに変装したかもとはこれイカも?
789 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 03:34:23 ID:rAqxFXc+
A
790 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 05:12:10 ID:UCxBWDXQ
A
791 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 08:38:56 ID:7o12uy2E
A
792 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 13:36:12 ID:???
> A 三杉「無論覚えていますよ、賀茂さんでしたよね?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
嗅覚から入ってくる情報は、目の前の人物が賀茂という男である事を否定している。
三杉の知る彼(か)の人物の体臭は、豚の如き家畜が放つ酷い悪臭であったのだ。
にもかかわらず、今この賀茂から発せられている体臭…いや香気はバラのフレグランスであった。
三杉(香水で体臭を駆逐する事は出来ない…。 基本的に悪臭+芳香≠GOODなんだ。
例外が起こるのは元々の悪臭が非常に微量な場合…スカトール添加やインドール添加が例に挙がるのみ。)
…と、そんな事を三杉は深刻考えてしまう。
しかしやがて『別にどうだって良い、悪い事じゃない』と思い直した。
三杉「(そう、今はそんなことはいいんだ、重要なことじゃあない。
悪臭がフレグランスへ変わったのなら、僕だってこの人とコミュニケーションを取れますよ、片桐さん。)
無論覚えていますよ、賀茂さんでしたよね? お久しぶりです。」
以前に見せた刺々しい対応ではなく、三杉は通常運転で賀茂へ挨拶を返した。
この判断は気楽に考えて良かったと言えるだろう。
事の真相としては、賀茂はとある食品会社から試験サンプルとして貰ったガムを食べたのである。
それは後の世に〝オ○コ香る〟という名で商標登録される臭化学の結晶…
香気成分が血液を通じて体外に排出される経験則を基に、薔薇に含まれる成分・ゲラ二オールが経口摂取により皮膚から
放出される事に対し定量性を見出し(※)、気軽に口に出来るガムという手段で売り出す事へと発展させた人類の叡智である。
対象のメインを加齢臭が気になる中年男性とし、ビジネスマンが商談前に気軽に取れるという所がまさに慧眼であったと言えよう。
ちなみに該商品を同時に大量摂取すると、尿までもが薔薇の香りとなるらしい。
尿と血液の関係を考えれば当然の理屈ではあるが、あまり想像したくないし試してみたくもない話である。
※ちなみこの研究技術が確立されるのは、本当はもっとずっと後の世の話ですのでご注意ください。
793 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 13:37:36 ID:???
賀茂「おっ。 なんだ、今日は手厳しさがないな?」
三杉「ええ、別に貴方に警戒(と生命の危険)を感じる理由が既にありませんので。」
賀茂「ふうん? まあ話が早くて助かると言っておこうか。」
三杉「?」
何やら思わせ振りな物言いの賀茂に、三杉の不信感は少々刺激された。
偶然ではなく三杉に要件があって、このサンパウロ美術館に居るという事であろうか?
考えてみれば、そもそも賀茂の外見的印象から、およそ美術を嗜む人物とは思えない。
☆三杉「…………」
A 三杉「賀茂さん、貴方は何故この美術館に?」
B 三杉「賀茂さん、貴方が何故ブラジルに?」
C 三杉「おお賀茂、貴方はどうして賀茂なの?」 ※要5票
D 三杉「それじゃ、僕はこれで。」
E 三杉(やはりこの男…日本サッカー協会の人間とは名ばかりの詐欺師か…)
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
794 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 14:07:17 ID:7yU6fo9Y
B
795 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 14:09:04 ID:qdSizZFA
B
796 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 14:20:51 ID:rAqxFXc+
A
797 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 14:48:40 ID:rKxqm/Go
A
ブラジルにいる理由が試合のチェックなのは自明・・・だよね?
798 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 15:03:06 ID:???
AとBのどちらでもまあ妥当ではあるとは思うんだけど、Aにすると
「貴方が美術館に居ること自体がおかしい」って言ってるみたいで良くないじゃないかな、貴公子的に
799 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 15:18:25 ID:uNWfnu+Q
A
800 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 15:21:02 ID:???
>>798
その辺は聞き方次第じゃないかな
>>793
の三杉の内心でも美術館にいることをまず疑問に思っているし
素直に聞いて良いところかと。
801 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 19:28:54 ID:???
薔薇の香りでガモウだったので
ガモウさんが薔薇族に転身したのかと誤解したアッー
802 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 21:46:50 ID:???
ノーパソの設定を失念していてマウスなしじゃ動かせません…
貴重な更新時間が無駄になっていまいました(´・ω・`)
せめてケータイからコメレスだけさせて下さい。
ついでに行動の成否だけ判るようにしておきます。
>>797
それは自明と言っても差し障りありません。
陽子さんのお陰で協会が知っている事も明らかですし。
>>798-799
賀茂に対しては初対面時にもっと酷い態度を取っているので、相対的にはたいした事ありません(笑)
それに三杉には状況を警戒するに足る義務も材料もありますので。
>>801
それは斜め上でした。
何しろ私はノーマルですのでw
803 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 22:03:45 ID:???
賀茂への初期印象をメリー風に言えば、BBI(豚は豚小屋へ逝け)だったし、今更な気はするw
804 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 22:14:05 ID:???
BBI!BBI!
805 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 22:37:36 ID:???
狼は生きろ、豚は死ね
806 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 22:57:01 ID:???
色々食い下がったらノーパソさんが折れてくれたから更新するヨ!
============================================
> A 三杉「賀茂さん、貴方は何故この美術館に?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
賀茂がブラジルに居る事に疑問はなかった。
当然ヴィオラvsサンパウロのテストマッチを視察する事が目的であろう。
空港にて日本サッカー協会所属の片桐陽子という女が挨拶に来た事からも、
同様の組織に所属する賀茂が知っていて何ら不思議はない。
加えて言えば、協会はこの試合を注目しており、陽子だけでは不足と考えて賀茂を派遣したとも考えれる。
三杉(それはいい。 問題は僕とこの人が偶然美術館に居合わせ、そして向こうから近付いて来た事だ。
先ほどの言葉から、どうやらこの人は僕に用がある。 だがそうなると、ここで会った事が偶然でなくなる。
偶然を装って近付いてきた事になる。 通常のアポの取り方をしない人間は警戒した方が良い…)
試合の前日にトラブルに巻き込まれるなど、キャプテンでなくとも当然避けなければならない。
最悪を想定すれば、決別し宣戦布告までした三杉を日本サッカー協会が疎んで…というのも有り得ない事ではない。
その判断をする為、三杉は相応の問い方を考え、慎重に言葉へ変えた。
807 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 22:58:04 ID:???
三杉「賀茂さん、貴方は何故この美術館に?」
賀茂「うん? 何故かって…?」
三杉「……………」
賀茂「ガッハッハッハッハ! 俺に美術館は似合わないってか!?」
三杉「な゛っ…!」
賀茂は数秒の沈黙から急に大声で笑い出し、三杉を慌てさせた。
不審だどうだと言う以前のTPOという物がある。
他の客からの視線があまりにも鋭利で、三杉は針の筵の気分にさせられた。
三杉「声のトーンを下げてください…!」
賀茂「いやいや、すまんすまん…。 しかしまあ、そりゃ当然だわな。
こんな恰好のオッサンが芸術の世界に浸るなんてそぐわない話だな、確かに。」
三杉「いや、そういう訳では…(あるけれど…)」
まだクックッと残り笑いを漏らしながら、賀茂は今の行為を謝った。
調子を崩された三杉は、困惑しながらも今の話題を濁そうとするが…
808 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 22:59:20 ID:???
賀茂「まあ確かに? 俺にゃあ芸術に何の造詣も関心もない。」
三杉「ああ、やっぱり……。 それでは改めて、何故この美術館へ?」
賀茂の言動に三杉は完全にペースを崩され、もはや呆れ気味に本音を言い始める。
面倒な手間をかけてまで誰かを陥れようとする人間から垣間見れる、
あの仄(ほの)暗い調子が賀茂からは一切感じられないのも大きな理由であったが。
賀茂「まあ言っちまえば、俺はどの国の都市に行っても美術館や博物館を訪問する事に決めているってだけだ。」
三杉「何故です…? 美術に興味ない人間が何を理由に美術館へ足を運ぶと?」
賀茂「美術館や博物館を見れば、その国々文化度が測れる。」
三杉「文化度ですか・・?」
賀茂「ああ、なんと言っても我が日本は文化的な意味で先進国だからな。 尺度としては十分だろう。」
三杉「ふむ…確かに、それはあるかも知れません。 けれど…」
賀茂の言葉にはある種の一理を感じられる気はした。
しかしてやはり三杉にとっては今一つ納得に欠ける回答だった。
興味を持つにしても、そんなのは三杉の感覚ではよく分からないとしか言えない。
三杉としては賀茂の個人的な趣味・興味なのかと首を傾げるしかなかった。
809 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:00:47 ID:???
賀茂「納得がいかない顔をしてやがるな。 まあ俺が本当に興味があるのは、美術館の創設時期が文化度と
かけ離れているような例についてだけだ。 ちなみに三杉、お前はこの美術館の創設については知ってるか?」
三杉「ええ、確かどこぞの新聞社の社主が、買い集めた絵画を寄付したとか…」
賀茂「そう。 正確には第一次大戦後の時代に、新聞社の社主が欧州で売りに出された絵画を買い漁った品々に、
市民へ呼びかけて集めたコレクションを加えて作られたものだ。」
三杉「ほう…詳しいんですね。」
賀茂「まあ聞け。 重要なのは財界のコレクターが果たしてきた役割の大きさだ。
日本で言えば、松方・大原コレクションみたいな物がそれに相当するが…
彼等はベンチャー・キャピタル的発想で、将来文化的に発展の余地の大きな都市へ投資した訳だ。」
三杉「ベンチャーですか…。 それは面白い、というか非常に興味深い見方です。
美術館へ来てそんな事を考える人が居るとは、正直に目から鱗ですね。」
今度は褒め言葉となったが、これは三杉の本心である。
普通の物の見方とは違う視野を持つ人間、そしてその発想は三杉に興味を抱かせた。
そしてどうやら、それは賀茂にとってもそうだったようだ。
810 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:02:31 ID:???
賀茂「ふん…見立て通り、お前はそう言うだろうと思っていたぜ。」
三杉「ほう?」
賀茂「そう、ベンチャー的な物の見方ってのは重要だ…。
特に既存の常識を捨て、新たに道を拓こうって考えるバカには特にな。」
三杉「それって…」
ここで三杉は賀茂の言葉にピンと来る物を感じた。
三杉の考えている日本サッカーを変える事は、ある意味ベンチャー・キャピタルであると賀茂は言っているのだ。
そして『日本サッカーを変える』という言葉ただ一点において、発想や着地点は違えど片桐らは三杉と志を共通している。
賀茂「片桐からお前の目指す所は聞いた。 ハッキリ言って面白いぜ、三杉淳。
俺らは俺らで世界レベルへ続く最短の道を模索しているつもりだった…。」
三杉「ええ、それはこちらも理解しています…。」
賀茂「森崎と翼は鎬を削り合い、プロジェクト・カウンター・ウイングは順調そのもの。
W杯招致、プロリーグ創設についても難儀ではあるが実現が見えている。
状況はほぼ俺や片桐、見上の思惑通りに進んでいると言えるが…。
お前の存在は例外だ。 俺の予想の上をお前は歩いていやがる。」
三杉「それは評価されていると受け取って?」
賀茂「当然だ。 見上あたりにゃ目障りだろうが、俺個人としちゃお前みたいなヤツが出てくるのは大歓迎だ。」
三杉「――!」
811 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:03:37 ID:???
もろ手を上げる評価を真正面から受け、三杉は絶句してしまった。
当然悪い意味での絶句ではなく、考えていなかった〝大人〟からの初めて絶賛が嬉しかったのだ。
賀茂「…だが」
三杉「え…?」
賀茂「日本サッカー協会はお前をバックアップしない。 むしろ邪魔者として見る。」
三杉「ああ…しかしそれは当然。 止むを得ない事です。 僕もそのつもりで片桐さんとは話しましたから。」
賀茂「そう。 ゆえに俺は俺個人がお前とフィオレンティーナをバックアップする事を宣言するぜ。
まっ、出来る事と言えば情報の横流しと…有名なクラブチームのデータ提供くらいだが。」
三杉「それは! 凄く…有り難い話です…!」
思いもよらぬ賀茂からの提案。
喉から手が出るほど欲しい、情報を入手する当てが転がり込んできた訳である。
特にクラブチームのデータは、これから先に絶対必要となる項目の一つだった。
ただし必要になるのは明日のサンパウロ戦で無様な敗北をしなかった場合…と但し書きが添えられるが。
812 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:04:42 ID:???
賀茂「ただ、代わりと言っちゃなんだが、お前にも一つ俺の計画に付き合って貰いたい。」
三杉「計画…?」
賀茂「ああ。 まっ、お前の目的を邪魔するようなもんじゃあない、Jカップについてだ。」
三杉「ほう…」
賀茂「フィオレンティーナはJカップに出場する事はない。 協会が招待しない旨を決定し、覆る事はない。」
三杉「…そうでしたね。」
片桐からハッキリ告げられた言葉が三杉の脳裏に思い出された。
あの時は仕方のない話と理解しつつも絶望を振り払えなかったものである。
三杉「けれど僕は全日本ユースに召集されるつもりはないですよ。 Wトーナメントについては特に。」
賀茂「ンな事は分かってる、お前はそれでいい。
俺がお前に協力を求めるのは、全日本ユースの乗っ取りに関してだ。」
813 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:07:12 ID:???
これまた思いもよらぬ提案であった。
全日本ユースを乗っ取るなどと言う型破りな話を持ちかけられ、三杉は苦笑を漏らしてしまう。
三杉「乗っ取り? いや、物騒な話ですね。」
賀茂「名付けてRJ計画…とでも言っておくか。 どうだ、興味ねえか?」
☆三杉「………」
A 詳しく話を聞く
B 聞くまでもなく話に乗っかる
C 聞くまでもなくだが断る
D 話はサンパウロ戦の後にする事を提案する
E その他
3票選ばれた選択肢で進めます。(メル欄は空白でお願いいたします)
※割と大事な選択かも知れません
814 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 23:22:31 ID:ZddKGYwE
A
815 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 23:23:36 ID:7yU6fo9Y
D
816 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 23:25:18 ID:rKxqm/Go
A
817 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/07(金) 23:44:25 ID:???
本日の更新を終わります。
週末については以前に言った通り更新出来ません。
また来週宜しくお願い致します。
今週は色々お騒がせして済みませんでしたー(o_ _)o
818 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 23:44:55 ID:UCxBWDXQ
D
819 :
森崎名無しさん
:2012/09/07(金) 23:45:22 ID:uNWfnu+Q
D
820 :
森崎名無しさん
:2012/09/08(土) 17:42:10 ID:???
ここは大事な場面だな。
まず優先すべきは試合である以上、Dがベターじゃないかと思うんだが…。
821 :
森崎名無しさん
:2012/09/08(土) 17:48:40 ID:???
RJのメンバー気になりますねえ
822 :
森崎名無しさん
:2012/09/08(土) 18:12:45 ID:???
RJのメンバーを見ると、そこには大好きな三杉のために帰化までした蚊茄亜苦(ブンナーク)の姿が!w
823 :
森崎名無しさん
:2012/09/08(土) 21:36:43 ID:???
どういう形になるんだろうね。
824 :
森崎名無しさん
:2012/09/08(土) 23:23:37 ID:???
ここでA選んでたら追加のサンパウロ情報もらえた?
825 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 01:49:02 ID:???
見える…美味しい所(どう美味しいか、敢えて言わない)を颯爽と持っていく、南無栗鼠さんの姿が………w
826 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 02:09:51 ID:???
人気投票1位と2位の歩守止さんと武流乃がRJでようやく再登場か…
827 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 10:24:34 ID:???
悲報!矢部ッチュ緊急入院!
828 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 21:38:45 ID:???
スマホに替えたので書き込みテスト。
難易度高いです。
三点リーダの打しかたがわかりません(>_<..)
829 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 23:11:16 ID:???
> D 話はサンパウロ戦の後にする事を提案する
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
賀茂の提案に三杉は興味持たないでもなかった。
この言葉だけでは何も分からない為、返事をするには全容を聞かねばならなかったが。
しかし三杉としては他の理由により、今ここで詳細を聞く事も避けたかった。
三杉「話は明日のサンパウロ戦を終えた後にしましょう。」
賀茂「むむっ……そうか。」
肩を透かせてしまったか、賀茂は少々渋い顔を見せる。
しかしすぐに表情を戻し、再びニンマリと皮肉味のある笑みを浮かべる。
賀茂「ふん。 今は試合に集中したいって所か?」
三杉「それもありますが、一番の理由は新田ですよ。」
賀茂「おお………なるほどな。」
三杉は賀茂の回答に満足した。
同じ境遇の新田瞬の事を考えると、今ここで返事をする事は当然出来ない。
そして自分だけに出されるオファーというのであれば、それもまたある意味で考えものである。
830 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 23:12:26 ID:???
三杉「納得してくれたという事は、新田もこの席に入れるべきという事ですよね?」
賀茂「その通りだ。」
三杉「ならば話は新田も交えて。 そして試合に妙な影響を与えさせない為にも、また後日と言う事で…」
賀茂「OK、いいだろう。」
三杉「ではこの場は失礼します。 興味深い話を聞けましたよ。」
賀茂「ふん、調子のイイやつだな。」
三杉は賀茂に一礼して美術館を後にした。
もう穏やかに絵画を楽しむような気はなかった。
高揚によってやや紅潮した顔を二、三度叩き、現実へと意識を戻す。
三杉(この高揚は明日の試合で出すべき物だ…。 今は忘れよう。)
美術館の外へ出ると、湿度と気温の落差でむせる思いだった。
しかしそんな環境でも三杉はホテルまでの帰路を走り出す。
まだ早い興奮を、今少しでも発散させておくために。
そして三杉達は翌日まで英気を養うのであった―――
831 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 23:21:47 ID:???
先着で
★サンパウロ側のエピソード→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ数字》 ロベルトがジョアンの手紙を読んでいる。
《ハート》 バビントンが何を目的とするでもなく満月を見詰めている。(Kで何かが起こる?)
《スペード》 ストラットが電話をしている(奇数でバンビーノ、偶数でミアータ)
《クラブ》 ドトールとアマラウ、そして石崎が話をしている。
《ダイヤ絵柄、JOKER》 ロベルトの部屋のドアを翼が叩いた。
832 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 23:22:05 ID:???
★サンパウロ側のエピソード→
スペードK
833 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 23:22:51 ID:???
>>820
その通り、Dはベターでした。
試合の事もありますが、新田的な意味でも。
>>821
少々ネタばれをしても良いですよ。
ただし賀茂の口からになりますが。
>>822
そこまで…どんだけだよブンブンてば。
>>823
賀茂の思惑がどうか、という意味を考えるのは大事です。
>>824
そういう話にはなりませんでしたね。
>>825
あまり入れたくないメンバーですw
>>826
遂に最終兵器SGGKとSGGPが…
>>827
いやはや驚きました。 早い回復をお祈りしております。
834 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 23:23:15 ID:???
バビ様……スート違いです……無念w
835 :
森崎名無しさん
:2012/09/09(日) 23:23:23 ID:???
マーク違いだよォ
836 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/09(日) 23:24:05 ID:???
あと一回更新できるか微妙な感じです~。
837 :
森崎名無しさん
:2012/09/10(月) 00:22:13 ID:???
> ★サンパウロ側のエピソード→ スペードK
> ストラットがバンビーノと電話をしている
バンビーノ「次のクラブ(負傷)活動いつにしようか?」
ストラット「オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーッ!!」
838 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/11(火) 13:04:36 ID:???
済みません、ご迷惑をおかけしました。
それ以外に言葉がございません。
>>834-835
バビ様的にも無念でしょうが、今回のスペードの結果的にもきっと皆さまは後悔すると思います。
スト様のトラウマ再び。
>>837
終わりのないのが終わり。 それがクラブAレクイエム。
============================================
> サンパウロ側のエピソード→ スペードK
> 《スペード》 ストラットが電話をしている(奇数でバンビーノ)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ストラット「いよいよ明日に迫ったよ。」
バンビーノ『ああ。 無事試合が行われる事になって、オレも安堵している。』
試合前日の夜…
サンパウロのエースストライカー、チェザーレ・ストラットは親友に電話をかけた。
数年前に大怪我を負わせ、ブラジルまで逃げて来る切っ掛けとなった親友・バンビーノへと。
あの日、バンビーノが訪ねて来るまでの日々はストラットにとって苦難であった。
過去の罪に懺悔を想うも、それでもカルチョにすがるしかない自分を呪う日々。
夢も希望もない、まさに後悔ばかりしかなかった。
839 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/11(火) 13:05:38 ID:???
しかしストラットはようやく拾い掬われつつある。
明日、三年振りにイタリアのクラブチームとカルチョができる。
これは彼にとって他に替えられぬ幸福であり、また恐怖でもあった。
万感胸に迫るという言葉は、今の彼の心情を表わすに相応しいであろう。
自然と口数も少なくなるが…。
バンビーノ『フフ、大丈夫かストラット。 フロレンティア・ヴィオラは手強いぞ?
感傷に心を奪われていると無惨な事になる程度にな。』
それを察したバンビーノはストラットへ注意を喚起した。
バンビーノにとっても思う所のあるカードだが、今回は親友を応援すると決めていた。
なにしろ今回の試合はストラットがジョカトーレとして再び認められるかに係わっている。
ストラット「忠告感謝するさ。 相手がコッパ・イタリア・プリマヴェーラで優勝したチームって事も調べた。
ジノ、ジェンティ―レ、ランピオン達全員を破った奴ら相手に感傷を抱く余裕なんてないだろうな。」
バンビーノ『解かっているのなら良い。 ジェンティ―レ達が悔しがるような結果を聞かせてくれ。
実力によって過去を清算する機会を手に入れるためにも…な。』
ストラット「………」
そう、フロレンティア・ヴィオラとの試合はストラットにとって感傷を刺激するだけの物ではない。
今後再びイタリアの地に立つ事が出来るか、ミラノの青空の下を歩けるかに係わる試合であった。
840 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/11(火) 13:07:11 ID:???
世代の主柱となる選手が誰も勝てなかったチームをストラットが破ったとなれば、これは大ニュースとなる。
つまり圧倒的名門、強豪、新進気鋭を破った古豪チームの名は、ストラットの汚名を塗り潰すのに格好なのだ。
現実的なバンビーノはその事を敢えて口にしたのである。
しかしストラットの頭の中にそういう打算は皆無だった。(←賢者モード)
ストラット「なあバンビーノ。」
バンビーノ『なんだ?』
ストラット「オレの過去は後いばかりでしかなかった。」
バンビーノ『理解している。』
ストラット「だがそんな日々でも、シュートを磨き続けた時間だけは裏切らない。 これだけがオレの誠意なんだ。」
バンビーノ『………… ああ、そうだな。』
ストラット「だからこのシュートだけは皆に捧げたい。
シュート一本一本がオレの償いだ…償いにする。」
バンビーノ((ストラット…))
841 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/11(火) 13:08:44 ID:???
バンビーノにはこのストラットの言葉が青臭く聞えていた。
苦しいリハビリを超え、カルチョへの渇望と共に生き、人生を左右する決断を繰り返してきたバンビーノ。
あまつさえ怨恨から解放され、許しを与えた彼は、今のストラットよりずっと大人になっていたのだ。
しかし、故にこそバンビーノはストラットの気持ちを汲む事にした。
バンビーノ『お前がそうしたいなら、そうすればいい。』
ストラット「ああ。」
バンビーノ『誰が何を言おうとも、オレだけはお前のその気持ちを知っている。』
ストラット「ありがとう、ジョバンニ。」
間もなく電話の回線を切り、ストラットは本格的に明日の試合へ精神を集中し始める。
その胸にはかつてないほどの勇気が宿っていたのだった。
※明日の試合限定でストラットに特殊スキル[勇気]が付きます。
【勇気の効果】
必中:一試合通してポスト・枠外無効
不屈:一度だけ被負傷無効
加速:一度だけ高速ドリブル(+4)を任意使用
気合:全行動においてダイヤで+1
熱血・直撃:シュート行動において一度だけダイヤで+2(上記+1とは重複して実質+3)
※一旦ここまでです。 ちなみにミアータと話していたら特殊スキル[愛]が付いてました。
842 :
森崎名無しさん
:2012/09/11(火) 13:14:23 ID:???
乙です。
明日の試合前やハーフタイム中に森崎がホイホイ訪ねてこないかしら
843 :
test
:2012/09/12(水) 13:30:52 ID:???
>>842
乙感謝です、取り敢えずそこは判定次第ってことで
======================================
~ vsサンパウロ 試合当日 ~
夜が明け、ついにサンパウロとの試合の日が訪れた。
現状を見渡す限り、フロレンティア・ヴィオラと三杉の未来を決める大事な試合だ。
到着から中一日と空かないスケジュールだが、選手達は時差ボケのないよう、確かな休息を取った。
一方のサンパウロは州リーグの合間を縫ったスケジュールであり、
コンディション的には両チームのいずれにも優位性がないと言えるだろう。
午後からのキックオフという事で、三杉達がホテルを発ったのは10時そこそこ。
昨日の石崎の言葉通り、ホテルの玄関にサンパウロの手配したバスが送迎にやってきた。
無論だが、今朝はバスの中に石崎の姿がない。
試合に向けてミーティングなりコンディション調製なりが行われているのだろう。
ブロロロロロロロ………
NOxやCO2をガンガンに排気しながら、快調にバスは走っている。
しかし何人かの選手達は何となく元気がなかった。
アウェイのスタジアムへのバス移動…
数か月前に行われた、フィオレンティーナとしてのラストマッチと近いシチュエーションである。
もしかすると、あの時の惨憺たる大敗北を無意識のうちに連想してしまっているのかも知れなかった。
844 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/12(水) 13:32:49 ID:???
――15分ほど走った所でバスは停車した。
目的地であるエスタジオ・ド・バカエンブーへ到着したのだ。
サンパウロの中心街にデンとそびえるこのスタジアムは、サンパウロFC所有のものではない。
バカエンブーは市が所有する多目的スタジアムである。
ビッグクラブであるサンパウロFCは本拠地モルンビーにスタジアムを所有しているが、
収容人数8万人と大きすぎる為、今回は半分弱規模のバカエンブーで行われる事になったのだ。
三杉「…と言ってもこの規模か。 アルテミオ・フランキ(ヴィオラの本拠地)より大きいくらいだ…
流石は世界一のサッカー大国と思うべきかな。」
降車して目の前のバカエンブーを見上げつつ、三杉はこの国のサッカーへの深淵に舌を巻く。
ただ、そうは言っても諸手を上げて降参などと考えるつもりはない。
オジオ「市内にはあと二つも大きなスタジアムがあるらしいよ。」
ダラピッコラ「うへえっ、マジかよ!?」
ミュラー「流石はブラジルという事ですか。」
三杉「ふふ、そうウンザリとする事も無いさ。 確かに国としての力の入れ具合は、ブラジルが
世界一かも知れない。 けれど戦術面やマーケットの大きさはセリエAが世界一…
設備の規模や数の差が戦力の決定的な差でない事を、この都市の人間に教えてやろう。」
ミハエル「フフン。」
ブンナーク「へっ、その通りだぜ。」
同じように圧倒されつつある仲間達を、三杉は自らの言葉によって鼓舞した。
ミハエルやブンナークといった強気な選手達もこれに同調し、チームの雰囲気を押し上げる。
845 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/12(水) 13:33:52 ID:???
シーザー「ほれほれ、行くぞ。 午前だからと言ってジッとしてたら太陽にスタミナを削られちまう。」
ミハエル「アーバックルも少々グッタリしてますし。」
メリー「キャプテン、コーチの仰るとおりです。」
三杉「ああ、了解。」
コーチとマネージャーに促され、三杉はスタジアム入口へ選手達を誘導する。
屋内に入ると、多少はヒンヤリした空気がまとわれた。
観戦目当てで既に会場入りしている人もポツポツと見られるが…
先着で
★誰か声をかけてきたりしないか?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 森崎現る
《ハート》 おっと、丁度サンパウロも到着したとこだった
《スペード》 賀茂と陽子がいた
《クラブ》 誰も声かけて来ないけれど、何故か視線を感じる(複数)
《クラブ5以下》 誰も声かけて来ないけれど、何故か強い視線を感じる(単独)
《JOKER》 森崎+パルメイラスの選手がいた
846 :
森崎名無しさん
:2012/09/12(水) 13:34:31 ID:???
★誰か声をかけてきたりしないか?→
ハートQ
847 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 00:57:31 ID:???
> 誰か声をかけてきたりしないか?→ ハートQ
> 《ハート》 おっと、丁度サンパウロも到着したとこだった
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
観戦目当てで既に会場入りしている人もポツポツと見られるが、当然ながら三杉の知った顔はない。
また今日のカードの一方である三杉達ヴィオラが会場入りしたのに何の反応もない。
…いや、正確に言えば視線は感じる物がないわけではない。
しかしそれが決して良い意味での注目でない事は、三杉には容易に想像がついた。
三杉(サンパウロ市民にとって、僕達はイタリアの4部チームに過ぎない認識というわけだ。
彼等は今日、サンパウロがイタリアの弱小チームをいたぶるのを観に来ている…)
プリマヴェーラ杯は腐っても自国民同士、しかもユースクラスの話。
トップのリーグ戦に見られるサポーターの苛烈さは抑えられていた。
しかし今日は国外…しかも南米ブラジルの名門チームが相手である。
ぶっちぎりにアウェーでの戦いであると改めて認識し、自然と気が引き締まる思いだった。
ざわざわ…
…と、ここで急に後方がざわつき始めた。
何事かと考えるまでもない、今日の主役と認識されるべき者達だ。
ヴィオラ(三杉達)に僅かに遅れ、サンパウロが会場入りしようというのであろう。
848 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 00:58:46 ID:???
クルリと首を後ろに振り向かせると、丁度相手チームのキャプテンと目が合った。
距離の開いた3年ぶりの邂逅であった。
そして6年ぶりの再対決までもう間もない。
三杉(翼くん…。)
翼(三杉くんだ…。)
ド ク ン
――瞬間、二人は互いに相手の実力に思いを馳せた。
三杉(背が伸びて線もガッチリしたみたいだ。 …これはフィジカル勝負は厳しいかも知れない。)
翼(小学生の頃から組織プレイを使いこなして来た三杉くん。
きっとイタリアサッカーは水が合っていたんだろうな…。
けれど今の俺は君に遅れを取る事はないよ、たとえ心臓病が完治してるとしてもね。)
警戒と自信…そして驚くほどの胸の高まりが全神経を支配した。
『ああ、これほどに自分は彼との勝負を望んでいたのか』と始めて知るみたいであった。
今この時の二人は互いに恋焦がれていた相手に出会えた乙女と同じ感覚になっていた。
849 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 00:59:55 ID:???
僅かな時間だったが、いずれのキャプテンも時が止まった空気の中…
この場は三杉と翼以外の人間が動きを見せる。
先着で
★誰のターン?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ:奇数/偶数》 シーザー/ロベルト
《ハート:奇数/偶数》 ブンナーク/ストラット
《スペード:奇数/偶数》 新田/ドトール
《クラブ:奇数/偶数》 ダラピッコラ/アマラウ
《クラブA/2》 アーバックル/ミハエル
《JOKER》 甘い! ここで森崎のターン!
850 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:01:47 ID:???
★誰のターン?→
クラブJ
851 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:01:47 ID:???
★誰のターン?→
ダイヤ5
852 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 01:03:27 ID:???
岡山姉のパラメータ高すぎて流石ラスボスです。
853 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:03:35 ID:???
なにィ!?リグル分岐がないだと
854 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:04:00 ID:???
タークの分岐もないだとぉ!?
855 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:07:43 ID:???
>>852
いやあ、あなたの能力(特にカット、クリアー、競り合い)もなかなかじゃないですか
しかもコンビシュート使えるみたいですし
856 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 01:14:49 ID:???
(引き当てた場合)この試合の実況の
>>351
のDさん分岐もないだとォ!?
857 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 07:27:54 ID:???
森崎なら……森崎ならJOKERでしれっとヴィオラ控え室やベンチに座っていたり
ハーフタイム中に一人セービングをやって観客を湧かせたりしてくれるはずっw
858 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 13:07:39 ID:???
>>853
三杉が振り返る時の擬音がクルリではなくグルリだったら…
>>854
森崎が登場してカラオケ大会が始まってブラックさんまで登場していたら…
>>855
基本はアマラウ互換で岡山姉の強化パーツとして生きる覚悟です。
>>856
クラブAが3連くらいしていれば…
>>857
森崎が不敵というか無敵過ぎて宇宙がやばい
859 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 13:10:15 ID:???
> 誰のターン?→ クラブJ
> 《クラブ:奇数》 ダラピッコラ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダラピッコラ「よう、あんたがサンパウロのエースプレイヤーだろ?」
翼「えっ…?」
三杉(ダラピッコラ!?)
ズイッと一歩前に出たダラピッコラが、三杉と翼の視線に割って入った。
三杉も翼もこれには一瞬ギョッとする。
ダラピッコラ「オレはロマーノ・ダラピッコラ。 ツバサ・オオゾラ、今日の試合ではあんたとの対決を
楽しみにしてる。 …なんでもワンダーなドリブラーって話しじゃねーの?」
翼「そう言う君はタックルの腕に覚えありって顔をしているね。」
挑戦的な目を向けるダラピッコラ。 彼は記事の選手論評に『特にドリブルは素晴らしく、南米特有
の柔らかいタッチ、アクロバティックなヒールリフトを使いこなし、更には一瞬で跳び越える瞬発力・
跳躍力・判断力を兼ね備えた圧巻のレベル。』と書かれていた翼に強い興味を抱いていたようだ。
これに対する翼の反応は、無視ではないがあくまで冷静に受け流す類。
こういう相手にガンガン挑戦するのがダラピッコラの好むところであり、彼としては十分に闘志を
刺激された形だ。 言葉はこれだけ、後は試合で…と収めるのが互いとして理想的だったろう。
しかし大空翼を直に名指しした行為は、サンパウロの一部選手の逆鱗に触れる物だった。
860 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 13:11:24 ID:???
ぺぺ「ツバサとの勝負が楽しみだって? イタリア人は男相手でもジョークでナンパすんのかね。」
ダラピッコラ「なにっ?」
翼と同じくサンパウロではドリブラーとして技量高いぺぺがダラピッコラに咬みついた。
自分を眼中に入れてない事、尊敬と信頼を抱く翼に噛みついた事がお気に召さなかったらしい。
ぺぺ「ジョークじゃないとしたら、とんだ身の程知らずだぜ。 知らない事とは言え、な。」
ダラピッコラ「ブラジル人も存外口が上手えじゃねえの…。 テメェの名は?」
ぺぺ「ジョゼ・ロドリゴ・タハマタ…まあ短慮なヤツにゃ長すぎて覚えられないか。 ぺぺでいいぜ?」
ダラピッコラ「確かにぺぺの方がいいな。 …ジョゼ・ロドリゴなんてお前にゃ立派すぎる。」
三杉「ダラピッコラ、そこまでだ。」
翼「ぺぺもその辺にしておくんだ。」
緩やかにエスカレートを始めている両者の舌戦をキャプテン二人が制する。
よくよく見れば、他の選手達も互いに相手を見定めて睨み合いを始めているではないか。
861 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 13:13:38 ID:???
アマラウ(フフ…どうやら今日の生け贄はこのデカブツか。)
ブンナーク(野郎…一丁前に喧嘩売ってやがんのか?)
ドトール(美味そうな脚だ。 触れればポキリと折れてしまいそうじゃないか。)
新田(なんだアイツ…嫌な目をしてるな。)
ミハエル(フフン、今日はサッカーとは何たるかを教えてあげますよ、ヤマザルくん。)
石崎(チッ、まだ根に持ってるってんなら仕方ねえ! やってやんよ!)
アーバックル「Hello. How are you? Can't pizza be got? 」
バビントン「おやおや、キミ可愛いね。 後でうちに来ない? ご飯奢るからさ。」
これ以上はそっちの方の導火線にも飛び火させてしまう事が予想された。
そうなれば(乱闘まがいに発展する事はないだろうが)流石に収集がつかなくなる。
そんな理由でダラピッコラとぺぺの舌戦を強引に中断させたが、当然敵意までは断てない。
後は試合中の勝負で続きをやる事になるだろう。
※ダラピッコラとぺぺのが互いに[やってやんよっ!!]になりました。
※一旦ここまでです。 今週末の三連休は更新を精いっぱい頑張ります。
862 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 19:14:45 ID:???
こういう熱い展開好きだなあ、って見てたら猫監督で癒されたw
863 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 20:30:15 ID:???
>>848
うわー情景が目に浮かぶようだわ~
864 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 20:34:31 ID:???
>今週末の三連休は更新を精いっぱい頑張ります。
ということはスレ頭外伝アナカンをさくっと終わらせて
ヤベッチュ本編の更新を頑張るわけですね
865 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 21:09:13 ID:???
【アナカン外伝も】リュストゥ・ヤベッチュ本編Ⅱ_5【超よろしく】
866 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/13(木) 22:43:45 ID:???
【】Another-CⅡ_5【】
すみませんがスレタイ募集をかけさせて下さい。
次回の内容は全編サンパウロ戦なのでよろしくお願い致します。
867 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 22:57:08 ID:???
【夢の対決】Another-CⅡ_5【キックオフ】
【未来への】Another-CⅡ_5【扉】
868 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 22:59:42 ID:???
【6年目の対決……】Another-CⅡ_5【サンパウロにて】
【求めるは】Another-CⅡ_5【絶対勝利】
【大空を舞う翼を】Another-CⅡ_5【撃ち落とせ!!】
869 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 23:07:07 ID:???
【翼の野望】Another-CⅡ_5【三杉の使命】
870 :
森崎名無しさん
:2012/09/13(木) 23:27:59 ID:???
【フィールドの貴公子VS】Another-CⅡ_5【サッカーの申し子】
871 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 00:26:35 ID:???
【天才二人】Another-CⅡ_5【再び】
【リベンジと】Another-CⅡ_5【リベンジ】
【下剤無しで】Another-CⅡ_5【ガチンコで】
【森崎が】Another-CⅡ_5【見てる】
872 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 00:34:44 ID:???
【森崎「誰か忘れちゃ】Another-CⅡ_5【いませんかっ」】
【森崎「あのキーパー中々やるなァ】Another-CⅡ_5【オレほどじゃないけど」】
873 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 22:55:10 ID:???
>>862
展開を気に入って頂けて光栄です。
ぬこ監督で落ちをつくるのは個人的に凄く楽しいですw
>>863
こんなシーンになりそうな気がしまして。
私と
>>863
さんの思い描く、『キャプテン翼ってこうだよなぁー』が似ているんだと思います。
>>864
今回のスレ頭外伝は長かったですねえ。
本編を書くまでにこれほど苦労するとは考えてませんでした。
>>865
熱いスレタイ感謝ですwwわろたww
>>867-872
素晴らしいスレタイ感謝です。
明日にでも新スレを立てるかと思います。
さて明日はちょっと昼~夕方くらいまで用事がありますので、夜からの更新となります。
スレタイ案を思い付いた方は、その辺りまでにお願い致します。
どうぞよろしくです。
874 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 22:56:16 ID:???
<エスタジオ・ド・バカエンブー 観客席>
二時間と少々の後、バカエンブーのスタンドは8割近くが埋まっていた。
実数にして2万7、8千人というところか。
ユースのテストマッチでこれだけの人数が集まるところに、サンパウロの人気が窺い知れる。
今は両チームがピッチでのアップを終え、控え室へと戻ったばかり。
キックオフまではあと一時間弱といったところだ。
スタジアムに着いたばかりの賀茂は、渡されていたチケットの席を探していた。
賀茂「よっと、ここだったか。」
陽子「あっ、お久しぶりです賀茂さん。 例のガムはちゃんと食べているようですね。」
賀茂「まあな。(食べなけりゃ一切行動を共にしないとまで言われちゃあな…。)」
目的のシートには連絡の通りに陽子が待っており…再会して何よりも先ず、郵送で大量に
送ってきたあのガムを食べているかどうかの確認をしてきて、賀茂は思わず苦笑する。
陽子「ブラジルには今日着いたんですか?」
賀茂「いや、昨日のうちに着いてたぜ。」
875 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 22:58:16 ID:???
陽子「あら、それなら連絡をくれれば良かったのに。」
賀茂「まっ、いいじゃねえか。 俺だってたまにはブラブラしてえんだ。」
陽子(年中ブラブラしてるくせに…)
賀茂「ところで森崎は何処だ? 一緒に観戦しねえのか?」
陽子「ええ、森崎くんはパルメイラス(自分のチーム)のメンバーと観るそうです。
どうやら恋人も一緒みたいですしね。 爆発すればいいのに。」
賀茂「なんだお前、森崎のこと好きだったのか?」
陽子「いや全然。 ただ、普通に恋愛出来る人たちがちょっと妬ましいだけです。」
賀茂「ふうん。(やれやれ、財閥の娘ってのも面倒くせえもんだな。)」
特に毒にも薬にもならない雑談をしつつ、賀茂達はキックオフの時を待つのだった。
彼等にとっては仕事である以上に、この試合に対して強い関心があるのは言うまでもない。
876 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 22:59:44 ID:???
<サンパウロ控室前>
アップを終えて控え室へと戻ってきたサンパウロの選手達。
その控室の扉の前では彼らを待っている者達が居た。
アレクセイ「よう、観に来たぜ。」
ストラット「ティアーゴ。」
翼「それから……(フゥ) 悪いけどみんな先に控え室でクールダウンしてくれ。」
森崎「…んだよ。 なんか文句あんのか?」
同じ都市のチームとしてダービー戦を繰り広げるライバルチーム、パルメイラスの選手。
その中枢を担うティアーゴ・アレクセイ・トーレスと森崎有三…と、その関係者であった。
友好的に笑んでいるアレクセイに対して森崎は仏頂面であり、
『何をしに来たのか…』と翼は溜め息交じりに応対する事になった。
翼「この前も言ったけど、別に文句はないよ…。
ただ、観戦するからには大人しくしておいてくれ、それが約束だった筈だ。
…尤も、今の時点で既に〝大人しく〟から逸脱していると思うんだけどね。」
森崎「チッ…相変わらず胸糞悪いヤロ―だ。」
特別喧嘩を売るつもりはないが、相手が相手だけについ厳しい物言いになる両者。
この簡単に澱みはじめる空気に、アレクセイがやれやれとフォロー役を買って出る。
877 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:02:34 ID:???
アレクセイ「モリサキ、お前がブスっとしてるのが悪いぜ。 …ついでに言えば顔の造りもな。」
森崎「うっせ!」
イリアーヌ「ふふ。 私はモリサキの顔好きよ?」
森崎「と言う訳だ! 思い知ったかこのシスコン兄さん!」
しかしこのフォローにを大人しく受け入れる森崎の筈がなく、勝手気ままに喋くり続ける。
翼「…なあ、用が無いなら何処かへ行ってくれないか? こっちは試合前なんだよ。」
アレクセイ「…っと、悪いなツバサ。 別に嫌がらせに来たわけじゃねえ。 お前達は敵だが、
今日はヨーロッパの気取った奴らが相手だからな。 いつもの因縁は忘れて応援
してやるって言いに来たんだ。 だからまあ、おめおめ負けたりするなよ。」
翼「ティアーゴ…。 ありがとう、元よりそのつもりさ。」
ちゃんと激励の意を伝えてきたアレクセイに、翼もようやく落ち着きを取り戻す。
878 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:04:00 ID:???
森崎「俺はお前が無様にやられるシーンを観に来たんだがな。
お前じゃ三杉相手は荷が重いぜ。 俺の方があいつと遣り合いたかったくらいだしな。」
翼「…悪いけどその希望には全面的に沿えないな。
三杉くんは俺が倒すよ。 6年前(あの時)と違って、1プレイヤーとしてもね…。」
森崎(ふぅん…なんだ、通常運転じゃねえか。 …………ツマンネ。)
一応アレクセイの目的である激励を伝え終えると、後引く事なく控え室前から退散した。
試合間近の翼に時間を取らせ過ぎるのも宜しくないと判断したのだ。(アレクセイが)
アレクセイ「こうい立場に立ってみると頼もしいもんだな。 ライバルチームってのも悪くないぜ。
…だからお前もたまには素直に激励ぐらいしたらどうだ、なあ?」
イリアーヌ「兄さん、モリサキにそんな風に諭そうとしても無駄よ?」
森崎「そうそう、俺はいつだって自分の感情に素直なんだよ。」
イリアーヌ(そういう意味ではないんだけどね。)
879 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:06:20 ID:???
<ところ変わってリオ・デ・ジャネイロ>
ジェトーリオ「あれ、レオだけ? カルロスは?」
サンタマリア「今日は朝からサンパウロに行ってるよ。」
ジェトーリオ「ふーん…。 あっ、噂の試合は今日だったっけ? なんでもパルメイラスと互角
のサンパウロFCが、イタリアのユースで実質最強のクラブと遣り合うってやつ。
なるほど…って、レオは一緒に行かなかったんだ?」
サンタマリア「ああ、練習があるしな。 …もっと強くならなくちゃいけないんだ、オレ達は。
噂のユーゾー・モリサキ抜きのパルメイラスに負けてるようじゃダメなんだ。
もっと…カルロスの実力を引き出せるようにならなきゃ…。」
ジェトーリオ(煮詰まってるなあ…)
<再びエスタジオ・ド・バカエンブー 観客席>
カルロス「パルメイラスと互角に闘うサンパウロFC。 そのキャプテン、ツバサ・オオゾラ。
雑誌でも噂でも凄腕という評価で持ち切りだが、今日はこの目で確かめさせて貰う。
ふふ、今から楽しみだな。 お前もそう思うだろ、ナットー?」
隣の人(gkbr………なんだかサッカーボールに話しかけてるおかしな人がいます……
こえぇ、こえぇよサッカー王国ブラジル………)
※このスレにナトゥレーザは登場致しません。名前のみ参考とさせて頂きます。
880 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:07:43 ID:???
<フロレンティア・ヴィオラ 控え室>
三杉「よしみんなきけ。 今日の相手はサンパウロFC、ブラジルでトップクラスのチームだ。」
試合開始前の最終確認として、三杉はまず主要選手の情報を再度周知する事にしていた。
既に何度目かの繰り返しであるが、メンバーは真剣に耳を傾けている様子である。
三杉「キャプテンでOMFの翼くんは攻撃の選択が非常に広く、またどれもトップレベル。
守備についての情報は特にないが、少なくとも3年前は高レベルでまとまっていた。」
新田(翼さんとの対決…。 へっ、俺が今どのくらいの場所にいるのか確かめる良い機会だ!)
三杉「エースストライカーのストラットは、とにかく強烈なシュートを撃ち込んで来るらしい。
撃たせずに敵の攻撃をシャットアウトする、いつもの僕達の闘い方が重要になる筈だ。」
ミュラー(今のボク…いや、私で止められるだろうか?)
スペルマン(やれるだけの事をやるだけ…。)
三杉「またMFには他にバビントンにマウリシオという2選手がいて、いずれも要注意だ。
前者はパス、トラップ、キープ力に優れているらしく、中継選手として恐い存在、
後者はドリブル突破や思い切ったロングシュートと、伏兵的な恐さのある選手。
いずれにせよ、彼らが機能する事で翼くんが楽になる。 そうなると僕達の勝ちの目は
なかなかに厳しい物となるだろう。」
オジオ(マッチアップするしたらマウリシオの方だね…。
彼の突破を潰し、逆にパスを通すのがボクの仕事だ。)
881 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:08:45 ID:???
三杉「守備ではストッパーとしてドトールという選手が恐いらしい。 ドリブルでボールを運ぶ者は
僕含めて要注意だ。 それから空中戦にはアマラウという選手が絶対の自信を持っている。
ミドルシュートを撃たせる前に止めるドトール、ヘディングを叩き落とすアマラウ……。
いずれもブンナークが敵ゴール破る際の障害となるだろうと予想される。
しかしブンナークなら負けない…と、僕は信じているからな?」
ブンナーク「へへ、いいねえそういうの。」
三杉「ここまで名が挙がってない選手についても油断は厳禁だ。
あくまで情報が入手出来なかっただけで、同様に実力者揃いという見込みで相手をすること。」
選手達「「「 お う ! 」」」
選手の名前とポジション、そして警戒すべきポイントを端的にまとめて伝え終えた。
各選手とも自ら気になる選手、マッチアップする選手への対応を頭に思い浮かべる。
三杉「続いてフォーメーションや戦術については根本的な変更はない。
少なくとも前半の間は3-4-3で攻撃の広がりを重視、守備はベーシックなゾーンでいく。
詳細については各自が
>>610-637
、特に
>>636
ー637を見返し、再確認しておくこと。
強いて付け加える事があるとすれば…」
882 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/14(金) 23:09:47 ID:???
☆なんかありますか?
A 攻撃についてモノ申す。(要記述)
B 守備についてモノ申す。(要記述)
C 個人指名での指示って事でモノ申す。(要記述)
D その他でとにかくモノ申す。(要記述)
E 特になし
3票選ばれた選択肢で続行します。(スレ主の名において命ずる! メル欄を空白にせよ!)ギアスキュピーン
※既に定まっているフォーメーションなどの変更は無効です、あくまで付け加える形でお願い致します。
883 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 23:14:03 ID:CfjiHy82
E
884 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 23:27:30 ID:???
ミハエルに何か言っておいた方が良いのかな
前スレで連続ワンツー「デュエット・デル・フィオ―レ」を習得しているし上手く使いたいところ
885 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 23:29:27 ID:f6OHSm/I
E
886 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 23:33:39 ID:???
C ああ、マネージャー。試合中の監督の餌やり係よろしく
887 :
森崎名無しさん
:2012/09/14(金) 23:40:26 ID:ObTY358I
E
888 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 00:55:42 ID:???
D 中の人の今年の9/14の岡山姉へのプレゼントについて
889 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 01:39:08 ID:???
【ボクの心臓は】Another-CⅡ_5【今もうごいている】
【あの頃僕達は】Another-CⅡ_5【少年だった】
折角だから前スレの良スレタイ案使わせてもらっちゃいます
これを候補に入れないのは勿体無い気がしたので
890 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 01:43:50 ID:???
ありがとう。
自分で載せるのは流石に気恥ずかしかったw
891 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:03:27 ID:???
>>886
ぬこ監督の愛されっぷりに嫉妬!
>>888
青で☆でTですかぁ…
青でTだったり、青で☆だったりするのはありますが、全部を含む下着はなかなかないでしょう…
結論:岡山姉ラブラブファイヤーエンドレスナイト (スレ主は一応健常者です。)
>>889
敢えて言いましょう、gjであると。
>>890
そのセンスに嫉妬(ぱるぱる)します。
892 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:04:32 ID:???
> E 特になし
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「強いて付け加えるとすれば……」
そこまで口にしたが、現状で考えられる事は何もなかった。
実際に目でプレーを観たらまた何か気付く事もあるかも知れないが、今は机上の情報しかない。
だからこそ今ここで三杉が出来るのは、チームの士気を上げる何かを言う事だけだった。
三杉「強いて付け加える事があるとすれば、サポーターの存在を忘れないこと。」
ザワ…
ここまで戦術的な話を理屈で説いていた三杉が、急に毛色の変わった事を口にした。
何人かはその意外さに小さく驚嘆の声を上げるが、これに力強く頷く者も少なくなかった。
三杉「今日は完全なアウェイ…サポーターの存在は皆無と言って良いだろう。
しかし、だからこそ僕達はサポーターの為にこそ戦おう。
今日ここに居ないフィレンツェの人達も、必ず僕達の勝利を願ってくれている筈だから。」
「へっ、当然だ」「この場になくとも気持ちは伝わっている」「オレ達は孤独じゃないんだ」
選手達はこれに同調し、自然と自らを励ます言葉を口にする。
結果としてフロレンティア・ヴィオラの士気は試合に臨むに十分な盛り上がりとなった。
三杉「よし、みんな行こう! Forza Fiorentina!」
選手達「「「 Forza Fiorentina!! 」」」
893 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:06:00 ID:???
☆青葉弥生のワンポイントアドバイス☆
スレ主「今回の弥生ちゃんコーナーは日が悪いという理由で中止となります。
その替わり、皆様には弥生ちゃんのランジェリー姿を楽しんで頂きたく思います。
9月14日にちなみ、フリフリのピンク下着〝のみ〟を身にまとった弥生ちゃんの
あられもない姿を、皆さまどうぞお楽しみ下さい。(※)」
※当スレではNFBシステム(脳内フィードバックシステム)を採用しております。
皆さんの想像力によって…ほら、見えるだろ? 弥生ちゃんのR18なギャラリーの数々…
弥生「ストーーーーーーーーップ!!! ウソウソ、ウソです! 脳内再生禁止!!!
ハァッ、ハァッ…! み、皆さんこんにちは、青葉弥生です。
ついに翼くんの所属するサンパウロFCとの試合が始まります。
スレ主の予定では、本当は翼くんは第二部の最後の試合に持って行きたかったそうです。
ボス戦の相手に相応しい強豪ですし、皆さんの心持ちとしてもそうだろうと思っていましたので。
結局シナリオの都合で2戦目の相手となりましたが…実際にはボスチームレベルの強豪です。」
⇒続きます
894 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:07:27 ID:???
弥生「MFから上の人数はちょっと少なめですが、2.5列目までの選手が全員名有り。
しかも絶対的なエースの翼くん、絶対的なストライカーのストラットくんを擁します。
その破壊力たるは、キャプ森本編のサンパウロ戦経験者ならば語るまでもない筈です。
ラムカーネくんばかりに頼った守備では最終的に積むかも知れませんね。
守備については撃たせる前に止めるドトールくん、撃たせないアマラウくん、撃たせて止める
石崎くんと、それぞれ特徴が重複しない実力者を保有しており、なかなか堅いゴール前でしょう。
そして何よりレナートくんは悟りセービング持ち。 実力では到底敵わないシュートをも止める
可能性を持っており、皆さんは彼ごときに最後まで安心できない事でしょう。
これらを踏まえ、本当にボス戦のつもりでの諦めない姿勢を宜しくお願い致します。」
【チームガッツ:信頼補正(LV)】
残り/最大
780/780 ⑱新田[ブンブン(1)、三杉(1)]
900/900 ⑨ブンナーク[三杉(1)、新田(1)]
800/800 ⑦ミハエル[三杉(1)]
890/890 ⑩三杉[ブンブン(1)、新田(1)、ミハエル(1)、ダラピ(1)、ミュラー(1)]
790/790 ⑧オジオ[スペル(1)]
770/770 ⑬レントゥルス[ダラピ(1)]
720/720 ③ダラピッコラ[三杉(1)、レント(1)、スペル(1)]
720/720 ⑥スペルマン[オジオ(1)]
850/850 ⑮オワイラン[ミュラー(1)]
790/790 ④ミュラー[オワイラン(1)]
880/880 ①ラムカーネ[???]
895 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:10:25 ID:???
【サンパウロ(5-3-2)】
---①--- ①レナート
--③-②-- ③ワグネス・アマラウ ②石崎 了
-⑥-⑤-④- ⑥マリーニ ⑤マグノ・オリベイラ ④リマ
-------
-⑧---⑦- ⑧マウリシオ・ペレイラ ⑦エセキエル・バビントン
---⑩--- ⑩大空 翼
ー-----⑪ ⑪ジョゼ・タハマタ
---⑨--- ⑨チェザーレ・ストラット
-------
===◎===
-------
---⑪--- ⑪ブンナーク
-⑱---⑦- ⑱新田 ⑦ミハエル
---ー---
ーー⑬ー⑩ーー ⑬レントゥルス ⑩三杉
⑧--ー--③ ⑧オジオ ③ダラピッコラ
---ー---
ー⑥-④-⑮ー ⑥スペルマン ④ミュラー ⑮オワイラン
---①--- ①ラムカーネ
【フロレンティア・ヴィオラ(3-4-3)】
[チームBGM]
・ヴィオラ:キャプテン翼5 味方チーム イタリア・カルチョフェスタ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628
(4:01~5:24)
・サンパウロ:キャプテン翼2 敵チーム ブラジル・リオカップ決勝
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14266393
(33:34~34:35)
※再生、もしくはNFBシステムでお楽しみ下さい。
896 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:11:30 ID:???
翼「よし行こう! 行こうぜ、みんな!」
選手達「「「 お う ! 」」」
同じ時刻、サンパウロでも翼が号令をかけていた。
これに対してスタメン選手達の気合が部屋の中に響き渡る。
文字通りに耳が痛くなるほどの掛け声そのままに、選手達は控え室を飛び出した。
ロベルト「翼…。」
翼「えっ?」
例外でなく翼も部屋を出ようとした、まさにその瞬間。
監督でもあるロベルト本郷がその翼を呼び止めたのだった。
ロベルト「今日の試合だが…・…」
翼(今日の試合…? なにかアドバイスをくれるのかい、ロベルト?)
ロベルト「今日の試合、三杉の…」
翼(……!)
897 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:12:37 ID:???
何かアドバイスを言ってくれるのかと期待した翼。
ロベルトの口から三杉の名が直に飛び出て、その期待は一瞬で大きく膨らむ。
しかし…
ロベルト「…………。 いや、何でもない。 怪我にだけは気をつけろ。」
翼「えっ………」
ロベルトはそのまま口ごもり、結局ろくなアドバイスも言わずにお茶を濁す。
翼は少なからず落胆しなければならなかった。
ロベルト「オレからは以上だ、さあ行け翼。」
翼「う、うん。」
会話の形として非常に不自然さがあったが、翼としてはそれを追及する事は出来なかった。
翼はキャプテンとして目の前の試合に集中するため、その言葉を今は文字通りに受け止める。
898 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:13:59 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
実況「さあ、いよいよ選手達が入場して参りました!
白地に胸の赤・黒のラインがご存知サンパウロFC、紫の方がイタリアのフロレンティア・ヴィオラ!
この試合で両者がどんな展開を見せてくれるのか、非常に楽しみでございます!」
「サンパ!サンパ!サンパ!」「ツバサ!ツバサ!ツバサ!」「気合い入れていけー!!」
「どっちが勝つのかなあ?」「さてな…まあロベルト本郷の弟子の方に分が有りそうに思えるが。」
実況の声をかき消す絶叫。
翼も三杉も3万人強の観客に見守られながら入場する事となった。
尤も、三杉達を応戦する人間は皆無と言って良い程であるが…
三杉(構わない。 そんな事より、僕達はこの場に居ないサポーターの為に…)
アウェーとして戦う覚悟を完了している三杉達は揺れる事がなかった。
入場、整列と何事もなく済み、まもなく代表者によるコイントスが行われる。
ヴィオラの代表はもちろん三杉、サンパウロも予想通り翼であった。
899 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:15:40 ID:???
三杉「………」
翼「………」
色々と語れる事はあったし、実際に多くの言葉を交わしてみたかった。
しかし三杉はその欲求を抑え込み、少なくとも今は端的な挨拶だけで終わらせる。
まず語るべきはプレイであると自ら言い聞かせて…。
審判「ふん…貴様達。 いずれも戦士に相応しき眼をしておるま。
…ならばいずれが先手か、早々に決めるが良かろうな。」
不敵でも満足気でもある笑みを浮かべて審判が前に出る。
ポケットからコインを取り出し、いつものように弾く構えを取った。
900 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:18:44 ID:???
【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】
特別チャレンジイベント発生!!
ここで翼たちサンパウロにボールを譲った場合、ストラットがキックオフ・メガロゾーンシュート
を初っ端に放ってきます!
キャプ森本編にて止められなかった同シチュエーションのリベンジをするチャンス!
リベンジ成功した場合には三杉に覚醒ポイントのボーナス! 最大+10Pのチャンスです!
【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】【!INFORMATION!】
A このイベントに参加。
B 参加しない、普通にコイントス。
3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄は空白でシュドゥビタッチヘンシーン)
901 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 04:20:41 ID:???
それでは本日のところはお休みなさい。
また今晩にでもお会いしましょうー。
902 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 05:32:51 ID:UPoxHHhk
A
903 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 06:23:56 ID:Q4kztR0w
B
904 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 07:37:45 ID:3cbhn2pY
A
905 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 07:47:50 ID:P9dojFM2
A
906 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 07:55:59 ID:OjOyoTa6
A
距離・人数補正もかかるし、
なにより後半はボールを持ってスタートしたい
907 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 17:54:30 ID:???
オワイラン辺りがJOKER覚醒してくれれば儲けものだけどな
908 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 18:38:05 ID:???
本編の時はcardならではの波乱って感じだったけど、このスレではどうなるかな。
909 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 18:56:21 ID:???
亀ですがシャバドゥビタッチヘンシーンだと思いますです
910 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 20:38:43 ID:???
この熱々な状況の中で申し訳ありませんが、スレ主さんに伺いたいことがあります。
…スレの中で度々名前が挙がり、スレ主さんが並々ならぬ敬意を注いでいる、
岡山姉とはどのような方でしょうか?元男だったということぐらいしかわからず、
元ネタがあるかどうかも全く見当がつきません。それほど素晴らしいキャラクターなのでしょうか?
911 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 20:44:36 ID:???
『 次 回 予 告 』
サッカー王国ブラジルの地で、ついにキックオフの笛が鳴り響いた。
サッカーの天才児、大空翼。
途方もなく強大なストライカー、チェザーレ・ストラット。
究極クリア生物、ワグネル・ソアレス・アマラウ。
完全なる神経毒、マグノ・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ。
そしてペペ、バビントン、マウリシオ、石崎……。
かつて少年だった二人の熱き闘いの記憶…その続きが目の前に繰り広げられる。
ジョアンの手紙に揺り動かされたロベルトは、過去の記憶へ問い詰める。
変えることを望む人々は、運命の奴隷である事から目覚める事が出来るのか
次回 アナザーカンピオーネ エピソード2 ~第五幕~
【あの頃僕達は】Another-CⅡ_5【少年だった】
時は流れて時代も変わっていく
だが大人はいつに時代も子供達に希望を残してやらなくてはいけない
912 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 20:50:35 ID:???
>>910
「キャプテン霧雨」スレの脇役。
元は「主人公のチームメイト(それが「岡山」)の兄」という程度の存在だったのが、
なんか色々会った末に性転換、「巫女世界の実現」を目指す愉快なキャラクターとして化して、
主人公が率いる宗教団体の幹部をやっている。
スレ内では真のラスボスとの噂も高いが(発信源:俺)、ただの噂である。
913 :
森崎名無しさん
:2012/09/15(土) 20:56:31 ID:???
脇役じゃなくて主人公だろ常識的に考えて…
914 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/15(土) 21:15:44 ID:???
新スレたてました、どうか今後も宜しくお願い致します。
【あの頃僕達は】Another-CⅡ_5【少年だった】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1347709558/l50
このスレの残りはヤベッチュの物らしいですが、皆さまで色々書いて下さっても構いません。
質問、感想、ネタなどなんでもどうぞ。
ただしコメレスは今書いて下さってるのも含めて次スレです。
あと次スレのテンプレでヴィオラの選手が保有しているガッツペナ軽減スキルのLVが
0のままになってますが、ちゃんと内部データ的にLVアップしてます。
ミスして済みません。
915 :
森崎名無しさん
:2012/09/16(日) 18:32:49 ID:???
>>912
ありがとうございます。色々と良い意味で香ばしそうな方ですね。
916 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:47:27 ID:???
モニカ「皆さんおこんにちは、お久しぶりのモニカです。
恥ずかしながらこの度、対戦済みチームのデータ開示のオペレーターに任命されました。」
ブルノ「はっはっは、そーゆー訳でお前らにとくと教えてやるぜ! 泣いて感謝するがいい!」
モニカ「え、ちょっ…ど、どなたですか?」
ブルノ「おう、キミがアシスタントというか秘書か! 宜しく頼むぜ!
ちなみにオレはブルノ、このスレの有機物で一番人気がある男だ!」
モニカ(えええーーーー! 台本にないし聞いてもいないんですけど………)
ブルノ「フッ、まあ美男美女で似合いのオレ達。 2人の未来に乾杯は後でやるとして…
それじゃあ今回のチームデータ、カウントォォォォォ…ダウン!!!」
モニカ(何言ってるのこの人!? 2人の未来とか超勘弁して下さいーー!!
あとその煽り文句は全力でアウトですからあぁぁぁぁぁぁ!!!!)
917 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:49:07 ID:???
ACミラン・プリマヴェーラ
[フォーメーション:変形3-5-2)]
----⑨-- ⑨マッシモ・ディ・サントス
--⑪---- ⑪ロデオ・ストラーロ
-----⑦- ⑦ピエトロ・バルタリ
-⑧-⑩--- ⑧バンビーノ ⑩デヤン・プロシネツキ
-------
--⑥-⑤-- ⑥ディノ・シルベストリ ⑤アンドレア・ファルコーニ
-------
-③-④-②- ③フィリッポ ④ステファノ ②ダニエラ
-------
---①--- ①アントニオ・ダンテ
[パラメーターリスト]
. ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低 ガッツ LV
67 67 66 66 66 64 66 65 65 592 2/2 800 38 ⑪ロデオ
66 67 67 65 65 67 66 66 67 596 2/1 800 38 ⑨マッシモ
67 66 66 65 66 64 67 66 66 593 1/2 780 38 ⑦ピエトロ
69 68 68 67 67 65 67 66 67 604 2/3 920 38 ⑩デヤン
69 68 67 66 68 66 67 65 65 601 3/3 830 38 ⑧バンビーノ
69 69 67 69 68 67 68 66 67 610 2/2 860 39 ⑥ファルコーニ
66 66 65 66 68 67 65 66 67 596 2/2 950 38 ⑤ディノ
65 67 65 66 67 68 66 68 68 600 1/1 700 39 ④ステファノ
65 65 64 67 66 66 65 66 66 590 1/1 700 38 ③フィリッポ
64 65 64 66 67 67 65 66 67 591 1/1 700 38 ②ダニエラ
フィールダー合計:5973
パンチ:71 キャッチ:69 競合い:70 高/低:2/2 1対1:+3 800 38 ①アントニオ
918 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:51:29 ID:???
[技・スキルリスト]
⑪ロデオ
ジャンピングボレー(低シュート+3)消費160
スキル・スルー+2
スキル・キープ゚+1
スキル・1対1+2
⑨マッシモ
ハイタワーポスト(高パス+2)消費80
パワーヘッド(高シュート+3)消費200
⑦ピエトロ
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3)
バナナシュート(シュート+4)消費150
⑩デヤン
コルト1874(3/4でドリブル+2)
ロードアゲイン(FK専用シュート+6、スキル・マンダム(後述)100%発動)消費250
5歩股抜き(1対1シュート+5)消費160
スキル・マンダム(結果が2差以上の勝利でない、且つカードがAの場合、判定をやり直す)
スキル・フェアプレイ(絶対に反則しない、相手に押し付ける)
919 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:52:56 ID:???
⑧バンビーノ
芸術的ドリブル(1/4でドリブル+4)
ショットガンドリブル(1/2でドリブル+3吹飛3)
ショットガンタックル(1/2でタックル+3吹飛3)
タックルフラグ*1、1対1シュートフラグ*1
⑥ファルコーニ
タロンファンタジア(1/4でドリブル+5)
銀色のキープ゚(キープ+2)消費100
ピンポイントパス(パス+2)消費80
キラースルーパス(1/4でパス+2)、
レジスタLv3(攻撃の起点としてのパス成功時、その後全選手+1補正、プレイが途切れるまで有効)
タックルフラグ
⑤ディノ
ハードタックル(1/2でタックル+3)
フェイスガード(マーク+3)消費120
スキル・ダイナモ(ガッツ100以下になるまでペナ発生しない)
パスカットフラグ
④ステファノ
ポストブロック(1/4でブロック+4、2差以上勝利でもこぼれ球)150消費
①アントニオ
延髄斬り(1/4でパンチ+3)
ナックルパート(1/2でパンチ+2)
シャー、ンナロー!(1/4で飛び出し+3)
920 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:55:37 ID:???
モニカ「今回開示させて頂きましたのは、第二部の1~3スレ目で対戦したACミラン・プリマヴェーラです。
フィオレンティーナの戦力ダウンや第二部初戦と言う事で、低めの難易度設定で……」
ブルノ「一言で言えば、中盤の展開力はそこそこだが決定力も守備力もカスな雑魚チームだ。」
モニカ「(ちょっとーーーー!!!! な、なんでそんな言い方するの!? もう新田くんしちゃうから!)
ええと今回のミランのチーム原型となっているのは、漫画FANTASISTAのミランです。
確か該コミックスの16~20巻当たりがミラン編で、メンバーの何人かを確認出来ますよ。」
ブルノ「ファンタジスタ? 知ってる、バイエビッチってのオレがモデルなんだろ?
金髪で適当な長さでイケメンで大人気だし。」
モニカ「それではまず攻撃面の話を…最若年組に位置するピエトロやロデオは一流選手に比べ、
能力的にかなり物足りないです。 しかしロデオは懐の深いプレイ(搦め手)が得意で、
攻撃力不足をあの手この手で補足出来る選手、味方で使うと味があるかも知れません。
それからマッシモさんは彼らの一つ上(でも三杉さんより下)、火力のあるヘディングと
ポストプレイを持ち、フィジカル面で多少優遇されていますね。
それでもフィオの守備力を破るには相当力不足と言えるでしょう。」
ブルノ「ハッ、雑魚ども…オレの無失点記録の錆にしてやんよ。」
スレ主「(やれやれ…)ロデオはジスタで早々に解雇されちゃう不遇キャラだったんだけどね。
このスレでは第一部の活躍により、不遇回避が成功しています。 作中でアナウンス
されていた懐の深いプレイってなんぞ?と困ったスレ主ですが、攻撃にバリエーション
を持たせられるようなスキルを幾つか与えてみました。」
モニカ「残念ながらそれの辺りを演出させられませんでしたね。」
スレ主「GMとして修行が足りませんw」
921 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:57:01 ID:???
モニカ「中盤は一転して強力になります。 ジスタ主人公の轍平くんは居ませんが、恐い恐いドリブ
ラーのバンビーノさん、総合力に優れたデヤンさんが2列目で仁王立ちです。
判る人は判りますが、デヤンさんの名前とプレイスタイルのモチーフは、ユーゴスラビアの
デヤン・サビチェビッチ氏とロベルト・プロシネチキ氏です。また言動や特殊スキルについて
はSBRからリンゴォ・スターロードを参考にしました。 しかし残念ながら試合では目立った
活躍が出来ず、男の世界を見せつけるに至りませんでした。」
ブルノ「うーん、マンダム。 しかしバンビーノもダサいな、あれだけ攻め込んどいて点を取れないとかw
大体においてシュート値が低すぎるし、そもそも1対1シュート技もないってのが欠陥よ欠陥。
お前、それでどうやって点を取るってんだよwww」
スレ主「デヤンについては完全にハッタリキャラみたいな形で終わってしまって無念ですね。
三杉やラムカーネといまいち絡ませられなかったのが悔やまれます。
FKも蹴る機会がなく、何気なくチーム火力最高値な様を見せられませんでした。」
モニカ「スレ主のJoJo好きには呆れます。 モニカ編でもガツガツ登場させて来ましたし…」
スレ主「書いててとても楽しかったですともー!」
モニカ「別に褒めてません。」
スレ主「はい。(三杉以外にはCoooooolなんだから…)」
ブルノ「…………」
922 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:58:16 ID:???
モニカ「そしてボランチの位置にはこのチームの目玉、アンドレア・ファルコーニが居ます。
能力は控え目に設定していましたが、あれよあれよと数珠繋ぎ覚醒でチーム1の実力者に。
元々は強キープと強パスでチームにレジスタの恩恵を与えるだけの選手だった筈ですが。
それからディノもロデオや轍平世代です。 数値は低めですが粘りのマークは強力…
また迂闊なパスもスパッと狩り取ってくる、対戦相手にしてみれば実に嫌なボランチでした。」
ブルノ「銀の隼ねぇ~~~? 大層な二つ名が生意気だぜ! オレなんかアルミ箔の両腕だぞ!?
もういっそ取り換えよう、アルミ箔の隼と銀色の両腕! これで万事気持ち良く収まるって!」
スレ主「ディノについては皆さんが考えて選択して下さったロングボール攻撃が実に有効でしたね。
あれで彼のストロングポイントを発揮できる場が大分制限されました。」
モニカ「クリアや競り合いは並のようですからね、浮き球処理では彼の力が発揮されません。
これはアンドレアについても同様で、この辺を戦術に盛り込めればフィオは有利に闘えます。」
スレ主「しかしファルコーニは強かったですね。 シナリオ的にもよく動いてくれて想像以上でした。
ディアスの後ろ向きドリブルを参考にしたドリブル技も覚醒の末にゲットしちゃいましね。
彼の判定では毎カード毎カード『一番イイのを頼む』って聞こえてくるような気がしました。
流石は滝さんお気にキャラなだけあります。」
モニカ「ジスタのキャラは滝スレでも登場してるんですよね?」
スレ主「そう、既に登場している沖田とか沖田とか沖田とか…要チェックやで。」
ブルノ「…………」
923 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/19(水) 23:59:23 ID:???
モニカ「最後に控えしゴール前。 …ここは残念ながら大分貧弱でしたね。」
ブルノ「惰弱な…。この雑魚どもに一言だけ言いたい事がある。 ポストの方がまだマシだぜ!!」
ステファノ「ポストと聞いてすっ飛んできました。」←覚醒してポストブロック持ちに
ブルノ「…………」
モニカ「アントニオは弱くはありませんが、決して強いとも言えません。
少なくともブンナークくんレベルのキャラを抑えるのは、頑張っても厳しかったみたいです。」
スレ主「競合いが得意な点や確率技の豊富さから、若島津くんの微劣化キャラと言えるでしょうね。
ジスタではGKにクローズアップされる事が少ないですし、そ確実にの煽りを喰っています。
スレ主としては書きやすいキャラでしたので、結構お気に入りです。」
モニカ「…とまあ、ミランの戦力へのコメントはこんな感じでしょうかね?」
スレ主「はい。」
モニカ「ところでどうして急にチームデータ開示を始めようと思ったんですか?」
スレ主「第一部の頃はカンピオーネ戦を控えていましたしね。 全容を掴めない意味合いの
脅威を残すため、選手達のデータを未公開にしておきたかったんですよね。
ついでに言えば成長システムも全然未完成だったので、正直に自信もなかったです。」
ブルノ「ダッセぇwwwww」
モニカ「まあそれでは今回はこんなところで…」
スレ主「失礼いたしましょう。 次回の開示からはモニカにちゃんとした
パートナー或いはゲストを付けたいと思います、どうぞお楽しみに。」
924 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/20(木) 00:01:55 ID:???
ブルノ「チッ、このオレを最後まで無視か…。 調子に乗りやがって、スレ主や5位風情がよおっ!
…だが第二回人気投票も遠くない、オレの存在を再び世間に知らしめてやるぜっ!
覚悟しとけよ、ハァーッハッハッハッハ!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
???「………」 チョンチョン
ブルノ「ん? 誰だよ、肩を突くんじゃ…」
バギューーーーーーーン!!!
ブルノ「あびょぶぇっ!!!!!」(即死)
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
デヤン「………」 カチリ
925 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/20(木) 00:03:06 ID:???
ブルノ「…ハッ! い、いま一体何が!?」
デヤン「ここは現実世界ではない。」
ブルノ「な、なにぃっ!? お、お前は…!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
デヤン「ほんの〝6秒〟それ以上長くもなく、短くもなく…キッカリ6秒だけ〝時〟を戻す事が出来る。
それがこの時空でオレに与えられている能力。」
ブルノ「な、なにを…」
デヤン「さっ、お前達はどうする?」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
バンビーノ「アントニオに委託かな。」
ファルコーニ「右に同じ…」
ロデオ「ボクも…」
ディノ「そうだね、それくらいはね。」
ピエトロ「ひっひっひ…ブルノ、あんたは滅びずにいられるかな?」
ブルノ「………!」
926 :
埋めアナカン(ヤベッチュごめん)
◆lphnIgLpHU
:2012/09/20(木) 00:04:23 ID:???
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
アントニオ「延髄斬り、卍固め、ボウ&アロー、チョークスリーパー、ナックルパート.etc.....
それじゃあ行ってみようかーーーー! 元気があれば生き残れる!!」
ブルノ「…・…・…・…」 ガタガタガタガタガタガタ…
_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__
__,ノ
). オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
ノ.
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y´`
.. /⌒i /`l _ ,、
_,,..、 .| / ,..-、 ,、. l |/ 〉 .〈 .| ,.-、
l l | /´ l,、_ノ ,l | l |レ' _,,」 .`'´ 〉 _,,..、 ,..、
| i' '´_,,、 ,! L.-ヾ=,' l、_,.. 、 「Zノ ヽ `ー、 / ア
.| し''´ 」 _,.-'´ _, - '_´ ゙l_,〉 ヽ、 'l / /
.| ,,.-''´ (_,.- '´| L-'´ _) `ー',/ /
| .| ,.-'´ ,.-'" / /´
..l、_ノ {,.- '´| | 「 /
|,i `''"
、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
_) (_
_) うっぎゃあああああああああああああああああ!! (_
) (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
⇒ To Be Continued After VSサンパウロ
927 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/09/20(木) 00:06:07 ID:???
悪ノリすみませんw
ヤベッチュの出番はこのあと!(もうちょっと待って下さい)
928 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:09:46 ID:???
, - ―‐ - 、
/ \
/ ∧ ∧ , ヽ
./ l\:/- ∨ -∨、! , ',
/ ハ.|/ ∨|,、ヘ やぁみんなー
|ヽ' ヽ ● ● ノ! l チビマルコ外伝が始まるよー
. 〈「!ヽハ._ __ _.lノ |
く´ \.) ヽ. ノ (.ノ  ̄
\ `'ー-、 ___,_ - '´
` - 、 ||V V|| \
| || || l\ ヽ
/⌒v⌒\
/ 彡人ミ \
/ /// \\ ヽ
/ノノノ ヽヽ |
〈////== ===)人リ
(レイ-=・=ヽ/ =・=/イ)
ヽ| i |ノ …………
|人 ∨ ノリ
Y| __ /イ …もうそれでえーわ
从\ ̄ /从
_|`ー-イ_
/ ヽ__ノ \
ピーヒャラ ピーヒャラ(ry
929 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:13:17 ID:???
マルコ「あーあ、正味4カ月ぶりってところかねえ…」
ヤベッチュ「せやなぁ…」
マルコ「そしてあたしゃ人気投票47位……はは、人生世知辛いもんだねえ。
ヤベちゃんの4位なんて雲の上のそのまた上だよぉ…」
Yキートン「項目があっただけでも感謝すべきである。」
ヤベッチュ「まあその辺は仕方ないとして、取り敢えずボクらで出来ることしよ。」
マルコ「えぇー、なんかもうスレ主もおざなりだし、後回しだし。
なんだかなあって感じなのにやるのぉー?」
Yキートン「この辺りが4位と47位の差である。」
ヤベッチュ「ええーと、前回どの辺で終わっとったやろか…
せや、アメリカの高校生とAK(アトベキングダム)の連合チームと試合すんのよ。」
マルコ「そう言えばそんな気もしたねぇ…ま、仕方ない。
今回はいっちょ頑張ってスレ主の鼻を明かしてやるとしようか、ヤベちゃん?」
ヤベッチュ「まあボクはいつだって縁の下やけどね。
みんなができるだけハッピーになれるようやったりますか?」
マルコ「えい、えい、おー!」
930 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:14:20 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
Yキートン「さァ審判のフエの鳴ったところで試合開始ー、と言う所から再開ー。
まずはキックオフのボールが右サイドへと流される。」
ハナワ「ベイビー、ボクのドリブルを見せてあげるよぉ。」
ポンッ
ダダダッ
Yキートン「ハナワくん、テンプレ通りにサイドをドリブルで上がろうとする。
しかし世の中そう甘くはない。」
オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサン...」
シシド「ふん、待ってろチョータロー。 そんなドリブル……オレが攻めに変えてやるよ!」
931 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:16:59 ID:???
ハナワ ドリブル( ハートA )61 +( 4 + 1 )+(エビのコキールダンサー+3)=69
シシド タックル( ハート6 )66+( 4 + 2 )+(ダッシュタックル+2)=72
【攻撃Max】-【守備Max】≦-2 → 激ダサだな。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ズバシャアッ!!
ハナワ「オーノー、これは一体どういう事だぁ~い?」
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::∧:::∧::::∧::::::::::::ヽ
.|::::::/V V V V\::::::|
|::::::|三 \ / |:::::::|
.|::::::|三 ⊂⊃ ⊂⊃ :|:::::::|
|;;;;(|三 |);;;;;|
ヽ三 (⌒⌒) ノ は、ハナワくんがあんなにアッサリ!?
`ー――――´
/||:|(_乂_)|:||\
//||:| |:||\\
⊂l_/ ||:| |:|| \lつ
スピードに任せたタックルが軽~くボールを奪う。
ハナワに取って見れば幻覚とか催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃ…
シシド「超スピードだよ、悪かったな! ともかく激ダサだぜ!」
Yキートン「どうやらチャチと言われて傷付いたようである。」
932 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:18:25 ID:???
シシド「クッ、この恨み晴らさでジェラシット!!」←滝さんサーセン
Yキートン「どうやらこのままドリブル突破を狙うようだ。」
マルコ「ちょ、ちょっと不味いよ! 止めなきゃ…!」
マルオ「ズバリ任せるでしょう!」
ヤベッチュ(これはアカンかもわからん。)
実力的には抜けている物の、生来のヘタレ感から慌てふためくマルコ。
無駄に堂々と振舞っているマルオと共にシシドの行く手を塞ぐ。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★シシド ドリブル(! card)65 +(! dice + ! dice)=★
★マルコ タックル(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
マルオ タックル(! card)60+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】-【守備Max】
≧2 → オオトリ「┌(┌^o^)┐サスガシシドサン...」
=1~-1 → 左から順に(オオイシがフォロー、スローイン、タマちゃんがフォロー)
≦-2 → オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサンマケナイデ...」
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
シシドのマークがダイヤ・ハートで[テレポートダッシュ(+3)]が発動。
933 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:18:50 ID:???
★シシド ドリブル(
ハートA
)65 +(
2
+
3
)=★
キター!サンパウロ戦も超面白いけど外伝も超待ってましたー!
934 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:19:04 ID:???
★シシド ドリブル(! card)65 +(
6
+
6
)=★
935 :
森崎名無しさん
:2012/11/13(火) 20:19:49 ID:???
★マルコ タックル(
クラブK
)67+(
5
+
3
)+(人数補正+1)=
マルオ タックル(
ハート8
)60+(
3
+
3
)+(人数補正+1)=★
47位47位言っているがマルコの順位は46位である
936 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/13(火) 20:24:16 ID:???
埋もれた46位よりも単独47位の方が目立つ・・・
これが後の世のステマである。
みょうにちへつづくー
937 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 14:07:59 ID:???
◎シシド ドリブル( ハートA )65 +( 2 + 3 )+(テレポートダッシュ+3)=[73]
◎マルコ タックル( クラブK )67+( 5 + 3 )+(人数補正+1)=[76]
マルオ タックル( ハート8 )60+( 3 + 3 )+(人数補正+1)=67
【攻撃Max】-【守備Max】≦-2 → オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサンマケナイデ...」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ダダダダッ
そこそこ速いドリブルだったが、ある瞬間から更に加速。
シシドの最速、それがテレポートダッシュである。
(オオトリ「┌(┌^o^)┐チナミニシシドサンハアッチノホウモハヤイッス」)
しかし激戦地セリエAプリマヴェーラに以前所属していた現在は合衆国シヅオカのシミズ・エースパルスに
所属するチビなマルコにとっては速いだけのドリブルなど恰好の的でしかない。
力には技 技にはスピード スピードには力 そんなのは常識である。
マルコ「というわけで力任せにいくよぉっ!」
ザシュウッ!!
シシド「取られただと!?」
マルコ「やった! やったよぉっ!」
ホナミ「すごいマルちゃん!」
オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサンマケナイデ...」
938 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 14:09:49 ID:???
アトベ「あいつはやっぱり2軍がお似合いだ。 なあカバヂィ?」
カバヂ「ウス。」
Yキートン「自分で選んどいてひどい言い草である。」
ベンチでの不穏な会話は置いといて、今度はこちらの攻撃である。
ハナワが抜かれ、マルコは右寄りで少し下がっている。
☆ヤベッチュ(さて采配でもしてみたろか)
A 行けぇ、雪崩攻撃だ!
B マルコ、鳥かご好きか?
C ボールは友達、怖くあらへんよ!
D ドリブルで攻め上がるんや!
E 逆サイドのケンタを使え!
F ワテや、ワテに持って来い!(要5票)
G 当分暇やし涅槃のポーズでも取っとくか。
H 取り敢えずスーパーヤベッチュモードになっておこう。
I その他
3票決でGo
939 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 14:23:05 ID:7fsTK6dk
E
940 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 14:34:04 ID:HATvQBvs
E
941 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 14:40:47 ID:RBJq3Gi6
E
942 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 16:52:24 ID:mB4Bm5lA
D
お前らw
943 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 16:53:40 ID:???
っとすまん。オーバーラップに票が入ってると勘違いしてた
すまん
944 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 17:09:51 ID:???
> E 逆サイドのケンタを使え!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤベッチュ「ふーん。 結構みんな真面目な選択するんやね。
>>943
まあ気にせんといてえぇよ。」
Yキートン「あまりメタな発言はしないで貰いたい。」
ヤベッチュ「(ま、ともかく…)逆サイ逆サイ! ケンタや、ケンタにパスや!」
マルコ「え? ケンタくんに?」
ヤベッチュ「そうや、そろそろ話題振らんと忘れ去られてまうねん!
早くしろー! 幻想境に受け入れられても知らんぞー!」
マルコ「わわわ、分かったよ! ケンタくんお願い!」
パシュン!!
大わらわな感じでのサイドチェンジである。
しかしテクニックはやはり確かなのか、いい塩梅にボールは弧を描く。
ケンタ「よし! 任せてマルコくん!」
945 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 17:11:26 ID:???
Yキートン「だが、そうは問屋が卸さない。」
マムシ「フシュー…(ふん、オレのサイドを簡単に通らせやしねえぞ…)」
エチゼン「カイドー先輩、悪いっすけど先輩の出番はないっすよ。」
マムシ「なに!?」
このパスに対して敵チームの⑩番、エチゼンがカットを向かう。
ケンタを蛇のようにマークしているマムシにとっては面白くないようである。
マルコ「あわわ…カットされたらどうしよう…」
ヤベッチュ(ふーむ。 敵さんも只の素人やなそうやね。
でもチームとしてのまとまりがなさそーやし、案外イイ勝負かも分からん。)
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★マルコ ドリブル(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
★エチゼン パスカット(! card)65+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】-【守備Max】
≧2 → ケンタにボールが届いた。
=1~-1 → 左から順に(セキグチがフォロー、スローインで遅攻へ、マムシがフォロー)
≦-2 → エチゼンが見事なインターセプト。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マルコのマークがダイヤ・ハートで[鋭いパス(+1)]が発動。
エチゼンのマークがダイヤ・ハートで[スプリットパスカット(+2)]が発動。
946 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 17:17:08 ID:???
★マルコ ドリブル(
ダイヤJ
)68 +(
2
+
3
)=★
947 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 17:24:44 ID:???
★エチゼン パスカット(
ハート5
)65+(
5
+
1
)=★
948 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 18:21:35 ID:???
マルコ ドリブル( ダイヤJ )68 +( 2 + 3 )+(鋭いパス+1)=74
エチゼン パスカット( ハート5 )65+( 5 + 1 )+(スプリットパスカット+1)=72
【攻撃Max】-【守備Max】≧2 → ケンタにボールが届いた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
エチゼン「!?」
ヒュンッ!
エチゼンはスプリットステップの要領で、素早くコースに寄せていた。
しかしマルコのパスは彼の予想を超える伸びを見せ、紙一重で通っていく。
ケンタ「ナイスパス、流石はマルコくん!」
エチゼン「ふーん、やるじゃん。」
ヤベッチュ(まあ高校生全国クラスならこんなもんやろ。
言ってもマルコはプロ予備軍クラス、まともにやればそうそう負けへん。)
Yキートン「全日本ユースの実力が窺い知れるというものだ。」
さて、トニーニョや石崎を思わせるケンタにパスが渡った。
上手いサイドチェンジで左は十分なドリブルスペースが出来ていた。
問題はしつこそうなマーカーがケンタを見張っている事である。
949 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 18:23:23 ID:???
マムシ「フシュー…(まずは歪んだ陣形を立て直させる…)」
ケンタ「……」
しかしケンタもボールを持つと人が変わる。
柔和な表情を捨て、グッとシリアスな空気を身に纏うのだ。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ケンタ ドリブル(! card)66 +(! dice + ! dice)+(サイドアタッカー+2)=★
★マムシ スネークマーク(! card)67 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】-【守備Max】
≧0 → ケンタが振り切って突破。
≦-1 → マムシが張り付いて前に進まない!(止む無くバックパスで遅攻判定)
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マムシのマークがクラブで反則。
950 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 18:24:26 ID:???
★ケンタ ドリブル(
ダイヤ5
)66 +(
5
+
3
)+(サイドアタッカー+2)=★
951 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 18:25:02 ID:???
★マムシ スネークマーク(
クラブK
)67 +(
5
+
1
)=★
952 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 18:48:52 ID:???
ケンタ ドリブル( ダイヤ5 )66 +( 5 + 3 )+(サイドアタッカー+2)=76
マムシ スネークマーク( クラブK )67 +( 5 + 1 )=73
【攻撃Max】-【守備Max】≧0 → ケンタが振り切って突破。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぐにゃあり…
モモシロ「出たぜ、マムシのスネークマーク!
ケンタ「グッ…」
長い腕を相手の身体に腕を巻きつけ、突破を阻止するマムシの必殺マークである。
流石のケンタも苦しそうだ。
ハマヂ「あんな堂々と腕を使いやがって!」
ブータロー「ブー! 反則だブー!」
アトベ「なぁに温いこと言ってやがる。 ボール越しなら場外に吹き飛ばしても
反則じゃねえのがフットボーノレだろ。 なあカバヂィ?」
カバヂ「ウス。」
Yキートン「そうは言ってもカルチョではどう見ても反則だ。
当然審判は笛に手をかける。」
アトベ「なにぃっ!?」
953 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/14(水) 18:51:02 ID:???
唖然とするアトベを余所に、審判は無慈悲に反則を宣告しかけるが…
しかし笛に手がかかるより早く、先にケンタの気合が火を吹いた。
ケンタ「この程度のラフプレイに負けてたまるか!」 ダダァッ
マムシ「なにぃっ!?」 ガッ
Yキートン「おっと、どうやらケンタがマムシの腕を弾き飛ばして突破だ。
スレ末外伝なのでここは判定なしに審判も流す。」
シュタタタタタッ
マムシを強引に振り切った後はライン際を巧みに上がる。
しかしDFのイヌイが牽制に向かう。
突破か、クロスか、はたまたシュートか。
ケンタの選択や如何に?
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★みょうにちへつづくー→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ケンタ「一日に何本のクロスを上げてきたと思ってる!」※山波補正
《ハート、スペード》 ケンタ「サイドアタックがボクの仕事だ!」 イヌイ「…する確率、60%。」
《クラブ》 イヌイ「データは嘘をつかないよ」※データサッカー始動
《JOKER》 ケンタ「喰らえ、これがボクの45度弾丸ショットだっ!!」
954 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 18:51:34 ID:???
★みょうにちへつづくー→
ダイヤ2
★
おつー
955 :
森崎名無しさん
:2012/11/14(水) 18:53:23 ID:???
左サイドのスペシャリスト乙
956 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 12:59:39 ID:???
>>948
今気づいた
ケンタに「パス」したと思ったら
「ドリブル」して直接ケンタに渡しに行っているじゃないかw
957 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 14:13:23 ID:???
スカイダイブパスフラグですねわかります
958 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 15:02:27 ID:???
>>955
ヤマネ「外見的にはボクの方が〝左サイドのスペシャリスト〟っぽいのに…
やっぱり胃腸が弱いとサッカー選手なんて無理だよね。」
>>956
ワイルドだろぉ~?
>>957
サイドチェンジで蹴り出したておきながらダッシュ→追いついてトラップ→ショートパス
須臾を操る程度の能力かザ・ワールド持ってないと無理な所業でした(テヘペロ
========================================
> みょうにちへつづくー→ ダイヤ2 ★
> 《ダイヤ》 ケンタ「一日に何本のクロスを上げてきたと思ってる!」※山波補正
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
イヌイ(左足クロス60%、ドリブル突破35%、虚を突いたミドルシュート5%…。)
迂闊にクロスを出せない距離まで近付き、ケンタに合わせて相対的に前後する…
このイヌイの寄せは的確であり、ケンタとしては非常に心地の悪い守備だった。
しかしこの程度でへこたれるケンタではなかった。
959 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 15:04:44 ID:???
ケンタ(見ろ、アメリカ野郎! これが本当のサイドアタックさ!) ザッ
イヌイ「むっ…(バックステップ?)」 ダッ
ジリジリと前に進むだけだったケンタが、ここで突如バックステップを見せた。
イヌイとの距離を取ろうとしたのだろうが、当然イヌイも対応して詰めてくる。
だがここで重要だったのは、ケンタは〝この程度の妨害を過去に散々している〟という点だ。
『ポジションのスペシャリスト』というのは、このような対人経験値も含めて言うのである。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ケンタ ケンタリング(! card)69 +(! dice + ! dice)+(スペシャリストの信念+1)=★
★イヌイ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】-【守備Max】
≧2 → ハマヂの頭にピッタリ合わせる
=1~-1 → 左から順に(セキグチがフォロー、ハナワがフォロー、オオイシがフォロー)
≦-2 → イヌイがボールを奪う
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
イヌイのマークがクラブ以外で[データ守備(+2)]、クラブで[理屈じゃない…!(-2)]が発動。
960 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 16:14:26 ID:???
★ケンタ ケンタリング(
スペード3
)69 +(
2
+
6
)+(スペシャリストの信念+1)=★
961 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 16:23:34 ID:???
★イヌイ パスカット(
クラブ3
)65 +(
1
+
1
)=★
962 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 17:03:40 ID:???
これはひどいw
963 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 18:31:06 ID:???
ケンタ ケンタリング( スペード3 )69 +( 2 + 6 )+(スペシャリストの信念+1)=78
イヌイ パスカット( クラブ3 )65 +( 1 + 1 )+(理屈じゃない…!-2)=65
【攻撃Max】-【守備Max】≧2 → ハマヂの頭にピッタリ合わせる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
同じデータ使いだが、残念ながらイヌイはフィッツウォルタより格下と言わざるを得ない。
それは相手がデータを上回るプレイを見せた時、パニクる姿に見て取れる。
ギィン!
イヌイ「なに…?(まさか…いや、この体勢でクロスを上げられる筈がない。 ドリブルだ。)」
ケンタの鋭い眼光に不安を覚えつつも、机上の論理を優先して可能性を即座に否定。
踏み込む事をせずにドリブルへの対応を決め込んだ。
しかし本気の人間はデータ通りには動かない。
それどころか、熱ければ熱い男ほどチャンレンジしてしまうものだ。
ケンタ「こんな不利くらい!」
バシュゥウウウッ!!!!
ケンタは体勢を崩しながらもボールを蹴り込むが、それでステーンと転んでしまう。
しかしキックバランスは気合で補ったようで、確かな弾道でボールが上がった。
振り返りながら、驚愕の表情でイヌイがうめく。
964 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 18:33:06 ID:???
イヌイ「理屈じゃない…!」
ケンタ「いけーーーっ!」
このケンタリングはPAラインを巻きながら、1トップのハマヂへピタリと合う。
アマチュアながら、このミスのスポーツでケンタが見せたクロスは、まさに信念のクロスだ。
(ヤベッチュ「もうこれケンタ外伝でえーんとちゃう?」)
ハマヂ「よーし、1点貰ったぜー!」
フジ「おやおや、先にシュートを撃たれちゃったね。」
テヅカ「フジ、手筈通りいこう。」
フジ「悪いけど、今回もキミまで回らないと思うよ。」 ニコ
965 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 18:34:09 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ハマヂ ヘディング(! card)60+(! dice + ! dice)=★
★フジ ブロック(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
カバヂ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★テヅカ キャッチ(! card)69+(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。
【シュート】-【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5~1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0~-1 → 左から順に(ハナワがフォロー、オオイシがフォロー)
≦-2 → ヴィオラボールに。
【シュート】-【セービング】
≧2 → ゴールに突き刺さった!
=1~-1 → 左から順に(ハナワがフォロー、セキグチがフォロー、オオイシがフォロー)
≦-2 → テヅカがセービング成功。 ボールをがっちり掴んだ。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
フジのマークがクラブ以外で[羆落とし(+5)]が発動。
カバヂのマークがダイヤで[パワーブロック(+4)]が発動。
テヅカのマークがダイヤで[テヅカファントム(自動勝利)]、ハート・スペードで[テヅカゾーン(+3)]が発動。
966 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 18:35:55 ID:???
★ハマヂ ヘディング(
ハート8
)60+(
4
+
5
)=★
967 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 18:54:57 ID:???
★フジ ブロック(
スペード6
)64+(
4
+
2
)+(人数補正+1)=
カバヂ ブロック(
クラブJ
)67+(
5
+
4
)+(人数補正+1)=★
サッカーでテヅカファントムされたら絶対に得点できねえwww
968 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 18:57:52 ID:???
★テヅカ キャッチ(
クラブJ
)69+(
4
+
1
)=★
969 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 18:58:20 ID:???
★テヅカ キャッチ(
ハート9
)69+(
4
+
4
)=★
恐竜が滅亡しちまう!(笑)
970 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 19:24:28 ID:???
◎ハマヂ ヘディング( ハート8 )60+( 4 + 5 )=[69]
フジ ブロック( スペード6 )64+( 4 + 2 )+(羆落とし+5)+(人数補正+1)=76
◎カバヂ ブロック( クラブJ )67+( 5 + 4 )+(人数補正+1)=[77]
【シュート】-【クリアorブロックMax】≦-2 → BS・AK連合ボールに。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ハマヂ「えい!」 ペコン
カバヂ「ばああああああああああああああう!!!!」
ドドガーーーーン!!
フジ(フフ、カウンターに変えようと思ったんだけどな。 まあいいか。)
ヤベッチュ(プレイの雰囲気がまるで違うわ。 同じ世界を生きてるとは思えへん。)
ヤベッチュが半笑いをするほどに、ハマヂとカバヂでは色々と違った。
当然ながらハマヂのヘディングはカバヂにブロックされてしまった訳である。
ハマヂ「ちぇー、惜しかったぜ。」
セキグチ「ドンマイドンマイ! 締まっていこー!」
Yキートン「それは野球の掛け声である。」
ヤベッチュ(……) イラッ
まるで実力差を理解出来ていないマルコチームにヤベッチュは若干の苛立ちを覚える。
一方テニヌチームは深刻そうだ。
971 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 19:25:59 ID:???
フジ「どうやら失点の心配はそうそうなさそうだね。 でも、彼らはちょっと厄介かな。」
テヅカ「マルコ・チェ(ry とケンタ・ハセガーニャか。 確かにいい攻撃だ。
出来るだけ奴等を避けて攻撃を組み立てるのがベターだろう。」
フジ「うん。 その辺はオオイシの得意分野だね。」
ヒュイーーーーン!
オオイシ「ムーンボレー!!!」
マルコ「うわわわわ…! フライスルーばっかり、ずるいよぉっ!」
自分達よりも格上の選手がいる事をいち早く把握し、テニヌチームは即座に対応した。
具体的にはタマゴ坊主による半円軌道の絶妙な縦パスを多用したのだ。
シシド「オラァッ、今度こそアシストだ!」
ホナミ「わーー! マルちゃーーん!!」
Yキートン「ピンチである。」
ヤベッチュ(しゃあない、がんばろ…。)
972 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 19:27:37 ID:???
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★その前にシシドのラスパスである→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 エチゼンへ
《ハート》 キクマルへ
《スペード》 モモシロへ
《クラブ》 チョータローへ
《JOKER》 おや、思いもよらない場所へ…
973 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 19:27:50 ID:???
★その前にシシドのラスパスである→
スペードJ
★
974 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 19:56:03 ID:???
> その前にシシドのラスパスである→ スペードJ
> 《スペード》 モモシロへ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今度はシシドのサイドアタックである。
瞬間移動のようなダッシュからクロスを上げた。
シュパアァァァァァァァン!
モモシロ「へへ…いけねーなぁ、いけねーよ。」 ダダッ
ヤベッチュ(なに言うとんの、この子?)
高いボールにもかかわらず、モモシロはまだクロスの到達位置に着いていない。
まだ走りこんでいる途上なのだが、彼は不敵に笑んでいた。
まさかもう勝った気という訳だろうか?
ザッ! バアァァァァァッ!!!
Yキートン「なんとも高いジャンプである。」
975 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 19:57:57 ID:???
モモシロ「ダーンク…」
ブータロー「ぶ、ブー…!」
ナガサワ「おい、フジキくん。 キミがブロックにいけよ。」
フジキ「えぇー! な、ナガサワくんこそブロックにいけばいいじゃないか…」
ナガサワ「こないだ家が火事になったボクに怪我までしろって?
どれだけキミは卑怯で思い遣りのないヤツなんだ。」
フジキ「そ、そんなぁ…」
ヤベッチュ(さあて、どんなレベルやろか?)
☆ヤベッチュのセービングを選んで下さい。
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
A キャッチ(73) 消費40 ※1/2で+2
通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。
B パンチング(75) 消費80 ※1/2で+3
キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手く弾けば高確率でマイボールです。
C 飛び出し(75) 消費60
撃たれるよりも早くボールを押さえます。 完全に成功しないとゴールが空っぽに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
モモシロのダンクスマッシュの威力:71+(瞬間フリー+1)
976 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:00:28 ID:bkvNe+PQ
C
977 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:01:17 ID:X9YvOzQ6
C
火事をネタに出来る辺りこのナガサワ君は随分余裕があるなw
978 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:05:22 ID:GPV86I6k
C
979 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 20:13:06 ID:???
> C 飛び出し(75) 消費60
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★モモシロ ダンクスマッシュ(! card)71+(! dice + ! dice)=★
★ヤベッチュ 飛び出し(! card)75+(! dice + ! dice)=★
★ブータロー ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
フジキ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ナガサワ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。
【シュート】-【クリアorブロック、飛び出しMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5~1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0~-1 → 左から順に(キクマルがねじ込み、エチゼンがフォロー)
≦-2 → マルコチームボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
モモシロのダンクスマッシュは吹飛係数3を有す。
フジキのマークがクラブで[逃亡(-5)]が発動。
ナガサワのマークがクラブ以外で[動かない(自動敗北、吹飛無効)]が発動。
980 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 20:14:09 ID:???
Yキートン「今日はここまでー」
981 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:14:15 ID:???
★モモシロ ダンクスマッシュ(
クラブ8
)71+(
4
+
2
)=★
982 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:14:45 ID:???
★ヤベッチュ 飛び出し(
ハート3
)75+(
3
+
2
)=★
983 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:19:55 ID:???
★ブータロー ブロック(
クラブ5
)67+(
5
+
5
)+(人数補正+1)=
フジキ ブロック(
クラブK
)67+(
4
+
3
)+(人数補正+1)=
ナガサワ ブロック(
ハートK
)67+(
1
+
6
)+(人数補正+1)=★
984 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:20:36 ID:???
★ブータロー ブロック(
スペード3
)67+(
5
+
4
)+(人数補正+1)=
フジキ ブロック(
スペード4
)67+(
2
+
2
)+(人数補正+1)=
ナガサワ ブロック(
ダイヤ4
)67+(
3
+
4
)+(人数補正+1)=★
985 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/15(木) 20:23:58 ID:???
あっ
結果に影響ないですが、ブータロー達はもっと弱弱です。
数値間違えますた(´・ω・`)
986 :
森崎名無しさん
:2012/11/15(木) 20:25:49 ID:???
ヤベッチュ…やはり格が違う(そりゃそうだ)
ただ、孤独なツッコミはやはり個性に欠けるよなー。
彼がオ・カムラーネさんと出会うのはいつになるのか…。
987 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 10:40:17 ID:???
>>944
>早くしろー! 幻想境に受け入れられても知らんぞー!」
幻想の境…境界に受け入れられる?
ああ、スキマ妖怪に受け入れられるということね
988 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 17:47:06 ID:???
◎モモシロ ダンクスマッシュ( クラブ8 )71+( 4 + 2 )=[77]
◎ヤベッチュ 飛び出し( ハート3 )75+( 3 + 2 )=[80]
ブータロー ブロック( クラブ5 )58+( 5 + 5 )+(人数補正+1)=69
フジキ ブロック( クラブK )58+( 4 + 3 )+(逃亡-5)+(人数補正+1)=61
ナガサワ ブロック( ハートK )58+( 1 + 6 )+(動かない)+(人数補正+1)=×
【シュート】-【クリアorブロック、飛び出しMax】≦-2 → マルコチームボールに。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先程のハマヂのヘディングと同じく、モモシロも高いクロスへのヘディングを狙う。
しかしモモシロとハマヂのヘディングでは、モノが大きく違っている。
ハマヂのヘディングは、取り敢えず位置を合わせた垂直跳びで、ボールへ当てに行くだけである。
しかしモモシロのそれはダイビングヘッド並みに長距離を跳び越えてくる。
なのに高さは通常以上の高さであり、地面に突き刺す勢いでハイアングルに落としてくるのだ。
垂直方向と水平方向のダブルでエネルギー要素を有したこのヘディング…
本人が個人的な趣味で『ダンクスマッシュ』と名付けていた。
フジキ「わ、わーーーっ!! 殺されるぃーーー!」 ダァッ
ブータロー「ブッ!? フジキどこ行くんだブー!」
ナガサワ(バカだなフジキくん…。 逃げるにしても、もっとバレないようなやり方があるのに。
だからキミは卑怯と蔑まされるんだ。)
常人とは思えないジャンプ力と、そこから打ち下ろされるだろうヘディング。
どう考えても、彼等の想像の斜め上を行く威力が叩き出されるとしか思えない。
マルコチームのゴール前は完全にパニック状に陥った。
989 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 17:48:50 ID:???
ヤベッチュ「はい、アカンよー。」 ガッ
モモシロ「にゃにっ!?」
モモシロのインパクトよりも早いヤベッチュの捕球。
直後にモモシロが頭を叩きつけるが、ガッチリ掴まれたボールはビクとも動かなかった。
マルコ「やるねぇ、流石はヤベっちゃん!」
マルオ「ズバリ、決められたと思ったでしょう!」
マムシ「マジか…!」
イヌイ(流石はトルコのカラオケバカと呼ばれるヤベッチュだ。)
テヅカ「いい判断だ。」
ヤベッチュ「そらっ、今度はこっちの攻めや! 地道にまずは1点取ったろっ!」 ブンッ
着地と共にロングスローで一気に中盤までボールを戻す。
一先ずピンチの後のチャンスになるかと思われた。
Yキートン「だが後方ではグズグズと醜い言い争いが繰り広げられている。」
990 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 17:52:22 ID:???
ブータロ「守ったから良かったけどブー、フジキずっこいブー!」
フジキ「うえぇ…ごめんよ、つい怖くなって…」
ナガサワ「全く、キミはとことん卑怯者だな。」
フジキ「ごめんよ、ごめんよぉー。」
ナガサワ(フフ、良いスケープゴートだよ。)
ヤベッチュ(草試合とは言え、味方が攻めとんのに自分ら何やっとんねん?)
Yキートン「心中お察しする。」
そんなこんなで、マルコチームはマルコとケンタ中心にボールを展開しようとする。
しかしテニヌチームもバカではない。(ある意味バカだが。)
決まった選手に集めるとあらば、当然そこに人数をかけてくる。
止む無くマルコはハナワやマルオといった伏兵を使ってみるも、彼等は所詮部活レベル。
アメリカのハイスクールで敵無しのテニヌ軍団には中々通用しない。
ヤベッチュ(アカンな~、こりゃ戦力不足にも程があるわ。)
Yキートン「そう言っている間にもシュートはドンドン飛んでくる。」
ヤベッチュ「孤立無援って感じやね。 相方が居らんと精神的にも参るわ。」
991 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 17:53:32 ID:???
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ヤベッチュさん苦労かけます→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 判定1回、他のシュートは全部ヤベッチュのコーチングで防いだ。
《ハート》 判定2回、他のシュートは相手の自滅が目立った。
《スペード》 判定3回+1対1勝負、流石に厳しいなあ。
《クラブ》 判定3回+1対1勝負+PK1回、こらアカンわ。
《JOKER》 マルコ「お爺ちゃん助けてー!!」 審判「テニヌチームにレッドカードじゃ。」
992 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 17:53:52 ID:???
★ヤベッチュさん苦労かけます→
スペード5
★
993 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 18:11:54 ID:???
先着4名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★オオトリ スカッドサーブ(! card)72+(! dice + ! dice)=
ヤベッチュの判断(! card)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(! card)75/73+(! dice + ! dice)=★
★エチゼン ドライブB(! card)72+(! dice + ! dice)=★
ヤベッチュの判断(! card)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(! card)75/73+(! dice + ! dice)=★
★モモシロ ジャックナイフ(! card)70+(! dice + ! dice)=
ヤベッチュの判断(! card)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(! card)75/73+(! dice + ! dice)=★
★キクマル ドリブル(! card)66+(! dice + ! dice)=
ヤベッチュの判断(! card)→ダイヤ~スペードで対ドリブル、クラブで対シュート
ヤベッチュ 対ドリブル/対シュート(! card)75/75+(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。
【それぞれの攻撃】-【それぞれの守備】
≧2 → ゴールに突き刺さった!
=1~-1 → バランスを崩して追加判定!
≦-2 → ヤベッチュがゴールを守る!
【それぞれ基本ルール以外の補正・補足・備考】
オオトリのスカッドサーブは吹飛係数2。
モモシロのジャックナイフは吹飛係数2。
ヤベッチュは[1/2でパンチ+3(鋭いツッコミ)]、[1/2でキャッチ+2(熱い抱擁)]。
キクマルは[1/2でドリブル+4(分身ドリブル)]
GKは1対1勝負で判断をミスると-3ペナ。
994 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:13:40 ID:???
★オオトリ スカッドサーブ(
スペード8
)72+(
6
+
4
)=
ヤベッチュの判断(
スペード4
)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(
クラブ4
)75/73+(
6
+
2
)=★
995 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:19:46 ID:???
★エチゼン ドライブB(
クラブJ
)72+(
2
+
6
)=★
ヤベッチュの判断(
ハートQ
)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(
クラブ6
)75/73+(
5
+
6
)=★
996 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:20:03 ID:???
エチゼン ドライブB(
ダイヤ9
)72+(
2
+
5
)=★
ヤベッチュの判断(
ハートA
)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(
クラブ7
)75/73+(
1
+
1
)=★
997 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:24:05 ID:???
★モモシロ ジャックナイフ(
スペード10
)70+(
3
+
2
)=
ヤベッチュの判断(
クラブ4
)→赤でパンチ、黒でキャッチ
ヤベッチュ パンチ/キャッチ(
ダイヤK
)75/73+(
2
+
5
)=★
998 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:24:57 ID:???
★キクマル ドリブル(
クラブ9
)66+(
2
+
5
)=
ヤベッチュの判断(
ハートQ
)→ダイヤ~スペードで対ドリブル、クラブで対シュート
ヤベッチュ 対ドリブル/対シュート(
スペード6
)75/75+(
3
+
5
)=★
999 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/11/16(金) 18:28:51 ID:???
最後に追加判定で、描写は次スレに続くー。
>>996
今回は影響ないですが、★~★全部コピらないと無効になります。 ご注意。
先着1名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★キクマル アクロバティックボレー(! card)70+(! dice + ! dice)=
ヤベッチュ パンチ(! card)75+(! dice + ! dice)+(バランス崩し-3)=★
と書き込んで下さい。マークと数値で分岐します。
【それぞれの攻撃】-【それぞれの守備】
≧2 → ゴールに突き刺さった!
=1~-1 → 倒れて追加判定!
≦-2 → ヤベッチュがゴールを守る!
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ヤベッチュは[1/2でパンチ+3(鋭いツッコミ)]。
1000 :
森崎名無しさん
:2012/11/16(金) 18:31:42 ID:???
★キクマル アクロバティックボレー(
クラブ8
)70+(
1
+
6
)=
ヤベッチュ パンチ(
ハート6
)75+(
4
+
1
)+(バランス崩し-3)=★
1001 :
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