キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/09(月) 01:38:17 ID:CDkNFWHk



この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。


恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry




601 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 09:48:23 ID:???
スペイン語ではジョゼの愛称がぺぺらしいよ、わけわからんが……w

602 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 09:49:44 ID:+htuxTAQ
A オジオッ!君の意見を聞こうッ!

603 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 12:40:28 ID:???
ジョゼップ、ジュゼッペ→べッぺ
からだと思う。

大体が名前や、特徴から渾名が決まるのが一般的。
特に同姓同名が多い南米では、出身地をつけたり、渾名での登録が多いらしい。

マグロン→やせっぽち
マラレッチェ→腐った牛乳(スラング→ドグサレ)
パウリスタ→サンパウロの人
カリオカ→リオっ子

コネホ(ハビエル・サビオラ)→うさぎさん ̄(=∵=) ̄

604 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/24(金) 13:00:15 ID:???

G>>593に1票、Aに2票と未決なのでコメレス症候群。

>>559
スレのテーマとも言うと大袈裟かも知れませんが、
そうやって勝っていかねばならないマゾい話だとは思います。
まあ三杉も十分に強いですが。

>>564ー565
リグル信者の脅威

>>566-567
後に言われている通り、華麗ではなく南米式ドリブル持ちですね。
翼先輩マジヤベっす

>>568ー569
そのグローバルな発想はなかったでぇすww

>>570
どうやったらその判定まで持っていけるのでしょうかねえ?
話がグローバルすぎておいらの両手にゃ負えそうもないわぁ

605 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/24(金) 13:01:17 ID:???

>>571ー572
ブンナーク信者の脅威。
そしてアナカンにおける大喜利レベルの高さときたらw

>>580
スレ主は中二なので格好良く書きたい症候群です。
サンパウロの悪夢をリベンジできるでしょうか?
正直三杉はじめた頃からどうなるものかと想像してました

>>581
だめーっ

>>582
左右対称の美しいフォーメーションで且つ攻守に実利的と言うのは求めて求めて手に入らぬ物です。
サッカーとは丈の足りない毛布みたいなものだとは良く言った物です。

>>583
ぺぺはだいぶ強いですよ

>>591
安定のブンナークネタw
そろそろ遊びを入れるべきでしょうか?

606 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/24(金) 13:02:57 ID:???

>>593-598
戦術案感謝です。

>>599
そう言えばなんでしたっけー? と思ったら>>601さんで終了してた。
それはともかくとして、ブラジル人の愛称ってよーわからんものが多いですよね。

>>601
そうそう、確かそんな理由で決めたんだったと思います。

ちなみにスレ主はPが頭につく単語は神聖な言葉が多そうとゆー偏見持ってます。
そんな方面から想像して調べてみますと…
スペインの人名は聖書中の聖人を語源としている物が多いそうで、その中でもジョゼの語源はヨセフと特に神聖です。
キリストの戸籍上の父ヨセフは即ち養父=Padre Putativoとなり、その頭文字をとってPP=ぺぺと呼ぶようになった説。
後はブラジルでよくある幼児の残念発音からきてる説もあるそうです。 それならホセはポセじゃないかと思いますけどww
・・って事を書いてるうちに>>602さんが書いてくれていましたね。

>>602
詳細感謝致しますw 勉強になるわぁ

607 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 13:11:01 ID:X/i4M7gA


608 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 13:28:52 ID:???
>>603 勉強になりますわー

609 :森崎名無しさん:2012/08/24(金) 22:58:39 ID:???
ううサイクロンとかジャイロが気になる
あと前にマッハシュートとか振れてたからコインブラも期待していいんですかね
今後楽しみ

610 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:09:32 ID:???

> A もう一歩、頭の中でまとまらない…オジオ、先に君の意見を聞きたい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

サンパウロの選手データやフォーメーションもある程度は掴めたと思って良い。
しかし対策という物は、図や文章を目で見てホイホイ出てくる物でもなく…

三杉「いや…悔しいがもう一歩見えて来ないな。
    オジオ、もし良ければ先に君の意見を聞かせて貰えないか?」

オジオ「ボクの…? 良しきた、それじゃあ幾つか案を挙げるよ。」

済まなそうに話を振り返した三杉だったが、オジオはこれを待ってましたとばかりに頷いた。
どうやら情報収集の場面で満足のいく仕事が出来なかった事が少々口惜しかったらしい。

オジオ「たとえば相手との人数差を考えるのならば、3−4−3や3−5−2が望ましいと思うよ。
     サンパウロのFWは2人でMFが3人だから、それぞれ+1人でこちらは3−4−3…
     或いは敵MFが人数以上に強力そうだから、中盤は更に+1で3−5−2とかね。
     そういう基本な考えでもって…」

611 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:12:20 ID:???

[案1…3−4−3]
−−−−−−−
−−−J−−− Jブンナーク
−Q−−−F− Q新田 Fミハエル
−−−−−−− 
−−L−I−− Lレントゥルス I三杉
G−−−−−B Gオジオ Bダラピッコラ
−−−ー−−−
−E−C−N− Eスペルマン Cミュラー  Nオワイラン
−−−@−−− @ラムカーネ

オジオ「こんなのとか…」

三杉「うん、バランスが取れていると思う。 攻め方もバリエーションがありそうだ。」


[案2…3−5−2]
−−−J−−− Jブンナーク
−−Q−−−− Q新田
−−−−−−−
−−I−F−− I三杉 Fミハエル
−−−−−−−
G−−L−−B Gオジオ Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−E−C−Nー Eスペルマン Cミュラー  Nオワイラン
−−−@−−− @ラムカーネ

オジオ「若しくは、こんなのとか?」

612 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:13:42 ID:???

三杉「ふむ……」

オワイラン「これは後者ですと攻める時にクロスを上げ辛そうですね。」

オジオ「うん、そうだね。 その場合は2列目の選手のいずれかがサイドに開いて上がるしかない。
     そうしたら、カウンターを受けると中央部がやや厳しくなるのは当然だと思う。」

三杉「サイドが開くのも良いが、ブンナークへのポストプレイを利用したい形でもある。
    僕が上げて新田、或いはミハエルへ落とさせるもよし…オジオが少し高めに位置して上げるもよし。」

オジオ「ふふ。 それと、少々変わった形だけれど…2バックというのはどうかな?」

オワイラン「DFが2人…ですか?」

オジオ「うん。 相手のFWはCFWが1、WGが1と実質は1トップに近い形だと思う。
     それならば人数差セオリーとしてCBは2人居れば良いし、中盤の人数差を極端に6対3に出来る。」

613 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:16:14 ID:???

−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−G−−−F− Gオジオ Fミハエル
−−−I−−− I三杉
N−−L−−B Nオワイラン Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ

オジオ「…こんな形とかね。」

三杉「…………」

オジオ「またはダラピッコラ辺りを完全にWGマークへ絞らせるという手もある。
     その場合はトップを一枚落として…」


−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−−−F−−− Fミハエル
−−−−−−−
G−L−I−N Gオジオ Lレントゥルス I三杉 Nオワイラン
−−−−−−B Bダラピッコラ(※マーク)
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ

オジオ「こんな風にもなる。」

614 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:17:45 ID:???

三杉「…なるほど、参考になったよ。」

こうしてオジオからは、スタンダードな物から一般的に言って奇手となる物まで4例挙げられた。
三杉は興味深く相槌を打ちながらこれを聞き、そして考えの参考とする事が出来た。

オワイラン「さてミスギ、それじゃあこの辺で結論を出しましょうか?」

三杉「うん、そうだね。」

オジオ「あっ、選手の配置については取り敢えず思い付いたままだから、修正があれば言って?」

三杉「了解だ、ありがとう。」

☆三杉(さて、オジオの意見を聞いた上で…)

A そのまま使いたいフォーメーションがあった。
B 選手配置を入れ替えて使いたいフォーメーションがあった。
C この中には理想的なフォーメーションがなく、全く違う形を考えたい。
D オジオのを参考に、僕なりに案が構築出来た。(要具体記述)

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でなければ生き残れない)

615 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:19:33 ID:utcsdRdk
A
バビントンのセットプレイが得意という特徴は
ゲームのアルゼンチンのセットプレイのキッカーがバビントンなのを反映したんですか

616 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:20:13 ID:Z4iHdL66


617 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:20:47 ID:???

>>609
ご期待アーリアリアリアリアリアリアリアリアリアリありがとうございます。
でもサイクロン話やコインブラ話は今回の試合ではまだ進む予定では……
ぜひカードの薄いとこ引いちゃって下さい! スレ主困るけどそしたら頑張っちゃいます!w

618 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:25:43 ID:???
A

619 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:28:42 ID:???
>>618
メル欄空白でなければ生き残れない
ですぞ

620 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:29:18 ID:???
メル欄空白でなければ生き残れない、つまり一人脱落かw

621 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:34:24 ID:???
無難にA
>サイクロンやコインブラ
と、ブラジル選手達の話題が出たのでつい話題にしてしまいました
気長に待ってます

622 :621:2012/08/25(土) 00:36:34 ID:???
メル欄いれたままにしてた・・・orz
ちょっとベンチに下がってくる

623 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 00:38:16 ID:wW1mEZXA


624 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:57:17 ID:???

>>615
バビ様は3でCKやPK担当とされていましたが、前後作でもそうでしたっけ?
ともかくバビ様はCKで平気でシュートしてきて若林からゴールを奪う猛者ですからね。
アナカンでは勿論超A級エース格とは言いませんが普通に準エース格以上です。

>>618-622
まさか本当に犠牲者が出てしまうとは………南〜無〜

>>621
いえいえ、楽しみにして下さっていて嬉しいであります。
その期待に沿えるかが心配ですがw

625 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:58:38 ID:???

> A そのまま使いたいフォーメーションがあった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここまで得られた情報やフォーメーション案を頭の中で反芻し、三杉は目を瞑って展開を想像してみた。
『こう打てばそう返され、ああ打てばこう返される…』と言ったように、三杉の頭の中ではさながら将棋盤上で
何手も何手も棋譜が展開され…そして一定の予想が導き出された。

三杉「……うん、やっぱりそうするか。」

オジオ「まとまったかい?」

三杉「ああ。 今回はオジオが出してくれた案をそのまま使わせて貰おうと思う。」

オジオ「そっか…嬉しい反面、責任重大で少し怖いものだね。」

オワイラン「その重圧を三杉はこれまで単身で担ってきたんですね。」

オジオ「あっ、そうか…! なるほど…大変な負担だよ、これ。」

三杉「まあまあ。 流石に慣れてきたし、そこまで心配する必要はないさ。
    それよりフォーメーションだけれど…」

626 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 00:59:53 ID:???

☆どんなフォーメーションにしますか? 以下より選択して下さい。

A [3−4−3]
−−−−−−−
−−−J−−− Jブンナーク
−Q−−−F− Q新田 Fミハエル
−−−−−−− 
−−L−I−− Lレントゥルス I三杉
G−−−−−B Gオジオ Bダラピッコラ
−−−ー−−−
−E−C−N− Eスペルマン Cミュラー  Nオワイラン
−−−@−−− @ラムカーネ

B [3−5−2]
−−−J−−− Jブンナーク
−−Q−−−− Q新田
−−−−−−−
−−I−F−− I三杉 Fミハエル
−−−−−−−
G−−L−−B Gオジオ Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−E−C−Nー Eスペルマン Cミュラー  Nオワイラン
−−−@−−− @ラムカーネ

(→続きます)

627 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 01:01:18 ID:???

(続き→)

C [2−6−2]
−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−G−−−F− Gオジオ Fミハエル
−−−I−−− I三杉
N−−L−−B Nオワイラン Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ

D [3−5−2? 2−6−2? 何フォーメーションなんだ?]
−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−−−F−−− Fミハエル
−−−−−−−
G−L−I−N Gオジオ Lレントゥルス I三杉 Nオワイラン
−−−−−−B Bダラピッコラ(※マーク)
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ

628 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 01:03:17 ID:???

A [3−4−3]オジオスパイラル
B [3−5−2]オジオスペシャル
C [2−6−2]オジオファンタスティック
D [謎フォーメーション]オジオinワンダーランド

[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

※ これ以外のフォーメーションは選べまてん。

629 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:04:53 ID:utcsdRdk
Cファンタスティック!

630 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:08:24 ID:wW1mEZXA


631 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:08:50 ID:Z4iHdL66


632 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:13:22 ID:QeO1sQww
A

633 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:14:25 ID:EVahbs+6


634 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:32:11 ID:OaIred3E
A

635 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 01:40:57 ID:???
この試合から猫監督、M沢くん、美人マネージャーのトリオがベンチに揃い踏み乙

636 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:22:55 ID:???

> A [3−4−3]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「今回は3−4−3で行こう。」

オジオ「これね。」

オワイラン「中盤は守備よりも攻撃の展開の多さを取る…と、そういう訳だね。」

三杉「ああ、ラムカーネの奮闘も見込んで、少なくとも前半は攻撃を重視していこうと思う。
    もちろんこれで翼くんの中盤を潰せるというのならば、それに越した事はない。
    これでも敵が中盤でボールを持った時は2人で当たり易い配置になっているからね。」

オワイラン「確かに…」

オジオ「…となると、前半のうちでリードは必須だね。 望むならば2点差以上…」

三杉「ああ、だから敵ゴール前の堅さによってはねじ込み要員を2人取る事も想定する。
    その場合は僕がアーリークロスを上げる為に右へ開く展開が考えられる…」

637 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:23:55 ID:???

オジオ「そういう状況なら、逆に左の場合はボクが前進して上げに行かなければならないかな。」

三杉「そういう事になるね。」

…と、これにてサンパウロ戦での大まかな戦い方が定まった。
中盤で抑えられなかった時はその時で、その場合はDFとラムカーネに賭ける。
代わりに攻撃のバリエーションを広く取れる形を取ったのだから、点に結びつける。
この思い切りが吉と出るか凶と出るか…


三杉「ところで、この試合はどこで行われるのだろうか?」

オワイラン「えっ?」

ここで突然の話。 三杉は肝心な事を知らない自分に気付いた。
試合が行われるのは確定事項。 しかしイタリアとブラジル、いずれで行われるかを聞いていないのだ。
かなりの移動距離であり、フライト時間もかなりの物。
飛行機(ただしエコノミーに限る)が大嫌いな三杉にとっては、なるたけイタリアでやって欲しい所ではある。

638 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:25:59 ID:???

三杉(…しかしブラジルでは州リーグ(ジュニオールver)が始まっている筈だ。
    体調管理や疲労蓄積を考えれば、長期遠征など呑むとは思えない。)

オジオ(けれど、うちも財政難が重荷だよね… 。往復の移動費、宿泊費を考えると、
     やっぱりプロ4部チームが地球の裏側まで遠征だなんて無茶だよなあ…)

冷静に考えてみれば、いずれのチームも出向くのを出来る限り避けたい状況にあるのだ。
この辺りについては窓口での交渉が今も為されているのであろうと想像するが…
ここで衝撃発言が飛び出した。

オワイラン「それでしたら、ブラジル・サンパウロ市で行われる事に決まったようですよ。」

三杉「はえっ?」

オジオ「そうだったの!?」

オワイラン「ええ、昨日ようやく話がまとまったそうなんです。」

639 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:27:28 ID:???

オジオ「へえ……それにしても、うちによくそんなお金があったね。
    いや、無理なんじゃないかって心配してたよ。」

オワイラン「先月に海外から大口のスポンサーが入りましたからね。
       そちらの方面から、この件について援助されたらしいです。」

三杉「ちょっと待って………なんでオワイランがそんな事まで知っているんだい?」

オワイラン「?」

三杉としてはちょっとした衝撃だった。
通常ならばキャプテン(実質的に監督兼務)である自分が、マネージャーを通して真っ先に知らされる筈…
またはコーチ役のシーザーから合同連絡でチームメンバーに伝えられる筈なのだ。
それなのに、三杉に先んじてオワイランがこのような重大情報を知っている事実。
三杉としては首を傾げない筈がなかった。

640 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:28:34 ID:???

三杉(マネージャーから先に教えて貰ったとか……えっ、そんなに仲が発展してる? この短期間で?)

オワイラン「昨日クラブハウスに用事で出向いたのですが、その時にオーナーに掴まりまして…。 その時に、
       ご機嫌そうに話してくれたんですよ。 ミスギにはマネージャー経由で話がいくと聞いてましたから、
       てっきりもうご存知なのだと思っていましたよ。」

三杉「えっ、ああ、そう……。 まあそういう事もあるのかな。」

オジオ「とにかく、こちらからブラジルへ向かうわけなんだね……体調には気をつけないと。」

オワイラン「そうですね。 フライトは疲れますし、エコノミー症候群も嫌な物ですから。」

三杉(それはその通り…)

いまいち釈然としなかったが、それを三杉は取り敢えず忘れ…このオワイランの言に同意した。
選手達には早めに告知し、体調管理に特別気を遣わせる事にするよう決めるのだった。

部外者も含め、何人もの人間が関わり、実現を求めたサンパウロ戦…
それはもう間もなくまで迫っていた。

641 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:29:40 ID:???

<ブラジル・サンパウロ市>

陽子「…と、こんな所かな?」

翼「なるほど…。」

ブラジルの中でもトップクラスに都会であるサンパウロ市、その中心街。
大きくはないが、清潔にされた喫茶店に大空翼は居た。
同席しているのは片桐陽子。
日本サッカー協会にて若くして発言力を持つ片桐宗政を兄に持ち…
自身も日本サッカー協会の海外派遣エージェントを担っている、うら若き女性であった。

翼(これが三杉くんのチーム、フロレンティア・ヴィオラ…)

陽子(こうして説明してみると、やっぱり驚きだわ。 セリエC2…4部リーグのチームだなんてとても思えない。)

翼が陽子と合っているのは、別におデートしている訳ではない。
今度のテストマッチに際し、相手チーム情報の提供を受けていると、そういう理由だけである。
そしてこの情報を得た所で、そういう桃色な頭になる要素は翼にとって一片たりともなかった。

642 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:32:27 ID:???

翼「元とは言え、流石にセリエAユースクラスでNo.1になっただけありそうですね。」

陽子「ええ。 その実力はチーム、三杉くん個人を問わず、兄さんも大きく評価していたわ。」

翼「片桐さんも…。」

小学生の頃から自分に対して注目し、中学時代には『翼にライバルなし』と公に言った人物。
その人物が大きく評価すると言ったならば、翼にとってはやはり複雑に違いなかった。

翼(三杉くん…小学生時代、俺が勝てないと一度は諦めた相手。
  心臓病のハンデが無くなれば、やはり周囲は俺よりも君を上だと思うのか?)

既に克服したと思われていた翼の悪いメンタル…傲慢さがここで顔を出していた。

この傲慢さは決して天然な物ではなく、育んだのは周囲の弱さと、彼を持ちあげる大人達に違いなかった。
しかしブラジルの地においては、翼はライバルに困るという事がなかった。
また宿敵とも言える森崎とも何度も何度も試合をし、勝利と敗北のいずれも経験している。
一時はスランプや周囲との折り合いに苦しむ事もあったが、石崎やペペらの力でそれも解消されている。

即ち翼はブラジルにやってきた事で、技術だけでなく精神面も大きく成長する事が出来たと言える。
それなのに今、翼の胸の中ではかつて巣食われていたような感情の破片が、何かを主張しようと蠢いていた。

643 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/25(土) 20:33:36 ID:???

カラン…

ここで喫茶店の古めかしい主動ドアが開く音がした。
普通ならばそんな事は気にも留める事でもないが、陽子が手を上げたのを見て、翼は振り返った。

先着で
 ★誰か来たぞー→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 森崎
《スペード、クラブ》 石崎
《JOKER》 豚みたいな臭気を放つ男。 ポルコ(紅の豚)みたいなイケメンではない。

644 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:33:53 ID:???
 ★誰か来たぞー→ ハート3

645 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:34:01 ID:???
 ★誰か来たぞー→ クラブJ

646 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:35:51 ID:???
やっぱり森崎も観戦するのね。
超ニッタの力を見せてしんぜよう…

647 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:41:53 ID:???
「これは何かの悪い夢」と言いたくなるような覚醒っぷりだもんな…。

648 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:44:33 ID:???
しかし新田の変貌振りに驚きこそすれ、まだまだ森崎には勝てないんだろうな…
脅威を与えたいのならシュートフラグの回収が見たいところですなあ

649 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:04:33 ID:???
そういや新田もこの試合に賭ける物は三杉と同じくらいあるのだろうな

650 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:32:52 ID:???
森崎もそうだけど、翼のJYでの新田評も能無しだったからなあ。
この辺でしっかりと新田の名誉挽回させとこか

651 :森崎名無しさん:2012/08/25(土) 22:23:35 ID:???
陽子さんを思う気持ちは石崎より森崎の方が強かったというわけか・・・
いや本編ではこの時点で恋愛関係にないけど

652 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:33:58 ID:???

> 誰か来たぞー→ ハート3
> 《ハート》 森崎
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

陽子「やっほー、森崎くん。」

森崎「よっ、来たぜ陽子さ…ん?」

翼「………」
森崎「………」

先客が居た事に…と言うよりも、先客の人物が誰かと言う所で森崎は顔をしかめた。
翼も同様にバツの悪い顔で軽い溜息を漏らす。
試合では時々敵としてまみえるが、こうしてプライベートで出くわすのは相当ぶりだった。

森崎「(へっ、まあいいか…)こうして顔を合わせるのは久しぶりだな、元気にやってるみたいじゃねえか。」

翼「…そっちも。 近くで見ると背も伸びたみたいだ。」

森崎「おう、流石に成長期はもう終わってるだろうけどな。」

653 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:35:09 ID:???

翼「お互い無事にジュニオールへ昇格できたね。」

森崎「当然ってトコだ、カッコ悪く日本に帰る訳にもいかないしな。」

翼「また今季も対戦があるかと思うと少し気が重い。」

森崎「おっ? ふふん、俺に恐れをなしての発言か?」

翼「まさか。 奇行ってのは傍で見てる方も疲れるってだけさ。」

公の場で喧嘩をするつもりはないか、当たり障りなく会話を繰り広げる二人。
しかし徐々に会話内容に棘が含まれ始め、互いの微笑は氷のようになっていた。

陽子(あーあ、一応笑顔は保ってるけど……毒々しくなってきたワァ。)

当然ながら陽子の頬はヒクついている。
これ以上二人の世界で会話を続けさせるのは、正直宜しくないだろう。
陽子は頭の中を整理し、言うべき事をそらで再確認すると…

陽子「コホン。 それでは、二人揃った所で本題に入ります。」

森崎「ん?」
翼「本題?」

654 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:36:25 ID:???

陽子「まずは(ry」

目を丸くする翼と森崎に対し、陽子は事務的な口調で全日本サッカー協会からの祝辞を述べた。
祝辞とは二人が共にプロ予備軍ジュニオール≠ノ昇格し、あまつさえキャプテン就任した事に対してである。
正直二人が昇格してから時間が経っているが、恐らく二人揃った席で伝える事が決まっていたのだろう。

森崎「…話ってのはそんだけかい?」

陽子「ううん…話はここからよ。 二人には来年、Wトーナメントの代表になって貰う予定がほぼ確定してるけれど…
    その前に、全日本ユースの強化試合の相手となって貰うのも予定されています。」

翼「強化試合?」

陽子「具体的には、年明けに開催される全国大会リオカップ≠ノて、より優秀な成績を収めたチームに
    来年2月に日本で開催されるジャパンカップ≠ノ参加し、全日本ユースと戦ってもらいます!」

森崎「な、なにィ! 全日本ユースとだぁ!?」

翼「ジャパンカップだって…!?」

655 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:37:52 ID:???

陽子「ええ。 規模は小さいですが、一応FIFAにも認定を貰ったユースクラスの国際大会です。
    そして目的の第一は国内組に世界と自分達の実力差を認識させる所にあります。」

森崎「ほほぅ…」 ニヤリ

弱者を甚振(いたぶ)るビジョンでも見えたのか、森崎は悪そうにほくそ笑んだ。
翼の方は特に何も口を挿まずに耳を傾けている。

陽子「パルメイラスかサンパウロ、どちらかのチームにブラジルのレベルをみせつけてもらう訳ですが…
    更に西ドイツからハンブルガーSV…若林源三くんが所属するチームの招待が決まっています。」

森崎「ハンブルガーSV…!」
翼「若林くんも…!」

ハンブルガーSVについては過去に対戦歴があり、因縁のあるチーム。
そして若林源三については今更言うまでもなく良く知る相手である。
流石にこれは小さくないニュースだったか、森崎だけでなく翼も思わず言葉を漏らした。
だが陽子の衝撃発言は更に加速する。

656 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:39:04 ID:???

陽子「翼くん、本当はこれに三杉くんのチームも招待される筈だったのよ?」

翼「!!」

森崎「はっ? 三杉?」

どういう事かと言わんばかりに森崎は二人の顔を交互に行き来させた。

陽子「森崎くんは知らなかったようね。 まあ私も翼くんから聞かされて初めて知った事だし、仕方ないか。」

森崎「どういう事だよ翼。」

翼「どういう事も何もないさ。 三杉くんは心臓病を治し、今はイタリアでプロ予備軍に所属している。」

森崎「なっ、なんだってーーー!?」

陽子(素直な反応ね。)

やはり三杉淳が心臓病を治した事、更にはイタリアでプロ予備軍である事は森崎にとっても大きかったようだ。
そんな森崎の反応を満足気に見詰め、陽子はコーヒーを一口すすった。

657 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:40:19 ID:???

陽子「プロジェクト・カウンターウィングの事は覚えている? 翼くんと森崎くんを競い合わせ、日本サッカーの
    レベルを劇的に上げる為のヒーローを作り出す計画…あれの一環で、森崎くんにも伝えておくわ。
    今度サンパウロが三杉くんのチーム、フロレンティア・ヴィオラと練習試合を行うの。」

翼「………」

森崎「な、なにぃーっ!?」

陽子「どういう経緯でそうなったか私は知らされていないし、日本サッカー協会もこれに関わってないわ。
    でも三杉くんとの試合で、翼くんだけが刺激を受けるのはプロジェクト的にも宜しくない…と言うのが上の判断。
    森崎くんにも試合をぜひ観戦して貰いたいみたいなのよ。」

森崎「(チッ、相変わらずお偉いさん達の勝手な言い草だな。 だが…)
    確かに蚊帳の外ってのは気分が悪い。 是非とも観戦させて貰いたいぜ? まさか…」

森崎は横目で翼を見た。
翼も気重そうに横目を向けていたらしく、二人の視線が交差した。

森崎「文句はないよなぁ、翼?」

658 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:41:52 ID:???

翼「…別に無いよ。 スタンドで大人しくしてくれるんならね。」

森崎「へっ、抜かせよ。」

陽子(ふう、どうやら任務完了みたいね。 どうなる物かと思ったけど、なんとかなったわ。)

正直この話をする事で森崎が激昂する懸念があったが、どうやらそんな事態にはならなかった。
翼についても少々ヘソを曲げたかも知れないが、それだけである。
陽子は結果に満足し、安堵の息をつく事が出来た。

森崎「…しかしアレだ、あの三杉が心臓病を治したってんなら、そいつは面白い話だぜ。
    あの憎たらしく思えるくらい完璧なドリブルが久々に見れるかも知れねえのか。」

翼「やっぱり…」

森崎「あん?」

翼「やっぱり三杉くんの存在は森崎にとっても大きいようだね。」

森崎「うん? ああ、まぁな。 …って、どうしたお前?」

659 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:43:36 ID:???

クール…というのを越えた、ドンヨリしたオーラが翼から発せられているのを森崎は気付いた。
恐らく過去に翼をよく観察し、その性質を知り抜いているが故の敏感さだったに違いない。

森崎(弱気…いや、嫉妬か? こいつが? …いや、まさか。)

カップに手を伸ばし、コーヒーをすする翼。
そんな翼の一挙手一投足に森崎は目が離せなかった。
『俺の知ってる翼と違う…』そんな心積もりであったのだろう。

森崎「お前…そんなんだったら、その試合に出るんじゃねーよ。」

翼「はぁっ? 一体何だ突然。」

森崎「気が乗んないまま試合に出て、無様なプレー見せられたら俺様が困る。
    そんな無様なお前と俺が競い合ってるって思われたら、俺の評価まで下がって迷惑なんだよ。」

陽子「ちょっ…!」

660 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:44:52 ID:???

翼「お前にそんな事を言われる筋合いはないし、気が乗らないとか勝手に決め付けるな!」

森崎「だったら試合で見せてみやがれよ! 三杉がどんだけ成長してるか知らねえが…
    俺だってブラジルで3年間、血反吐を吐く思いでプロ目指してきたんだ!
    その俺の顔を潰す事は許されねえ!」

翼「なっ…! 勝手な事を!! お前の為になんかやる筈がないだろう!
   俺は俺の為に全力を尽くす! この3年間の成果を見せつけてやるのさ!」

森崎「へっ、どうだかな。」

ガタっ

翼も更に激昂の構えを見せたが、森崎はその前にコーヒーをグイッと一気飲みして席から立ち上がった。

陽子(あら…これって。)

661 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:46:02 ID:???

森崎「…ご馳走さん。 陽子さん、さっきのジャパンカップのオファーの話だけどさ。
    もしパルメイラスとサンパウロが同じ順位で終わってしまったらどうなるんだ?」

陽子「え? うーん…そうね…その場合は互いのクラブチームとの交渉条件で決まるんじゃないかしら。
    実はサンパウロともパルメイラスともまだ交渉中で、完全に参加が決まったって言う訳じゃないのよ。
    と言っても日本サッカー協会はお金だけは有り余ってるから、断られる事は無いと思うけどね。」

森崎「分かった、そんじゃあ俺はこれで失礼させてもらうぜ。」

翼「待てよ森崎、好き勝手言うだけ言って逃げるのか?」

森崎「ケッ、いつだって相手になってやるよ。 取り敢えず3ヶ月後にはリオカップで叩き潰すけどな。」

翼「それはこっちのセリフだよ。 三杉くんに勝ってみせて、リアカップへは勢いをつけて望むさ。」

語気は多少和らいだが、互いの眼光は先程よりも鋭くなっている。
バチバチと音が聞こえそうな程に熱視線が向き合うが…

662 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:47:14 ID:???

陽子「あの〜、二人とも…熱血は時と場所を選ばないと変な噂が立つわよ?」

森崎・翼「…あ」

周囲を見回すと、喫茶店のマスターがニヤニヤと聞き耳を立てているし、
他の客についても全員がこちらに大注目していた。

森崎は入ってきた時よりもバツが悪そうに、そそくさと店を出て行った。
翼もその後ぶつくさと森崎への文句を零したが、間もなく帰路へとついた。

陽子は翼を見送ると、疲れた顔で伸びをした。

陽子「う、うーーーん。 …やっぱりあの二人が揃うと大変なのね。
    南葛や全日本ジュニアユースでチームメイトだった子達の苦労が偲ばれるワァ…」

しかし仕事が終わった解放感からか、すぐに彼女の顔には眩しい笑顔が戻った。

陽子(…でも、なかなか好いトコあるじゃない、森崎くん。)

彼女も足早にその場を去って行った。
恐らくこれから一杯やるのだろうが、それについては直ちに描写する予定がございません。

そしてそれから数日後…

663 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:48:42 ID:???

<ブラジル・グアルーリョス国際空港>

レントゥルス「着いたーーー!」

ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」

三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…)

フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。
フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であるのだが、
ちなみに…

キンコーーーーーーーン

係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」

M沢「そんな事を言われてもな…」

約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。

シーザー「チッ、仕方ねえ……悪いがM沢、お前次の復路便で帰れ。」

M沢「そっ、そんなぁーーー!」

シーザー「次回からお前には船便のチケットを用意してやるから。」

664 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:49:51 ID:???

オワイラン(これはひどい。)
スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。)
オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。)

新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!)
ミュラー(解せぬ…)

押し問答した物の、今回M沢くんはイタリアへ送り返される事になった。
取り敢えず戦力には大きな影響なしという事で、選手達はこの件を見て見ぬ振りするしかなかった。

三杉「さてメリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」

メリー「ええ、飛行機の到着が時間通りだったので、もう来ていると思いますけれど…」

周囲を見回すが、どうやらそれらしい人物は見当たらない。
遅れているのだろうかと、二人は肩を竦めて顔を見合わせる。
そんな中、ミハエル・ドノヴァンが二人の側に寄った。

665 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:51:02 ID:???

ミハエル「ソーリー。 ミスギ、申し訳ないですが数分席を外しますヨ。」

三杉「えっ? ああ…数分でちゃんと戻って来てくれよ?」

ミハエル「了解。」

三杉(トイレ…かな? ハッキリ言えば良いのに。)

ブンナーク「ふう、出た出た。 気持ち良いくらいに出たぜ。」

三杉(ここまでハッキリ言う必要は全然無いけどね。)

ブンナーク「なあミスギ、M沢ってトイレで何が出るんだろうな?」

三杉「氏ね…」

メリー「D.O.S.I.M.S(ドブに落ちて死んで生き返ってまた落ちて氏ね)」

ブンナーク「な、なにぃっ!?」

そんな血も涙もない凄惨な光景が繰り広げられるのだった。

666 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:52:19 ID:???

それから数分後…ミハエルが歩いて行った方向がやけに騒がしくなった。
何かあったのかと、三杉は怪訝な顔でそちらを凝視していると…

三杉(おや、あれは…)

トイレに向かった筈のミハエル。
見覚えのない少女が、彼を強引に腕を引かれている姿が三杉の目に飛び込んだ。
何が起こったか想像もつかないが、とにかく三杉は反射的にミハエルの名を呼んでいた。

三杉「ミハエル! 一体どうしたんだ!?」

ミハエル「OH…」
少女「あっ!」

三杉の声に反応したのはミハエルだけではなかった。
彼の腕を引いている少女もこちらへ反応を示し、しかも近づいて来るのである。
少女は見た所どうやら日本人であり、ミハエルだけでなくもう一人腕に引いていた。
そのもう一人の方は三杉も知っていた。

667 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:53:27 ID:???

三杉「石崎か…?」

石崎「おっ、み、三杉じゃねえか!」
ミハエル「このヤマザルを知ってるんですか、ミスギ!?」

ミハエルと石崎が同時に声を上げ、三杉の耳をつんざく。
この両者の間でトラブルがあった事だけは三杉にも把握出来た。
取り敢えず二人の事はスルーして…

三杉「君は?」

陽子「初めまして、私は片桐陽子…日本サッカー協会の者です。」

三杉「宜しく。 …で、何があったんだい?」

石崎「この野郎が陽子さんに不埒な事をしやがったんだ!」
ミハエル「黙りなさいこのヤマザル! テキトーな事を言っていると許しませんよっ!!」

石崎「にゃにおう!?」

陽子「ああ、もう…二人とも!」

三杉(……これは参った。)

668 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:54:54 ID:???

どうやら状況はこんがらがって最悪なようである。
しかも石崎とミハエルの両者ともが興奮気味でまともに話が出来ない。
猿頭の石崎はともかく、ミハエルがこれ程感情を顕わに怒るのが三杉を不可解にさせていた。

三杉(普段のミハエルはこんな風に怒らない…相手に敵意を向けられても颯爽とかわす筈だ。
    以前僕に対して敵意を向けた時も、こんな様子は全く見せなかった。
    まさか演技…? …となると、石崎の言った言葉が正しいのか? いや、そんなまさか…)

不埒な行為を働いたと石崎は言ったが、それこそミハエルの印象には有り得なかった。
しかし普段の様子と違いすぎるミハエルの様子に三杉は困惑を隠せず…

☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!)

A これは石崎が悪かったに違いない!
B 残念だが様子的にミハエルの方が悪かった可能性の方が高い!
C いや、きっとこの片桐陽子とかいう女が悪いんだ!
D いや、実は犯人は僕なんだ!(かま夜的に)
E その他

3票選ばれた選択肢で続行します(メル欄空白じゃないと美樹本が殺人ミッキーになっちゃうYo。)

669 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:04:55 ID:vmYG5mV2
E
貴公子スマイル全開で陽子さんにご挨拶。
手を取ってキス、する寸前で

「……と、こんなところだろう?」と二人を見る。

670 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:08:52 ID:0k37RiV+
E>>669

それだ!

671 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:42:01 ID:hbzGTOWU
E>>669

672 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:45:06 ID:???
なにィ!?M沢がいないだとォ!?
これは代わりにタークを呼ぶしかあるまい

673 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:47:05 ID:???
そ、そんなぁ…M沢くんがぁ……代わりにタークが呼ばれるんですねわかります

674 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:51:21 ID:???
E いや、実は犯人はブンナークなんだ!

675 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:01:29 ID:???
E いや、犯人はそこに隠れている森崎だ!石崎もミハエルも彼のカラオケを聞いて狂ってしまったんだ!

676 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:09:40 ID:???
E >>675+ここだ、ここでタークの歌声で正気に戻すんだ!

677 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:14:20 ID:???
E >>676+ついでにタークに助っ人を依頼する

よし、ターク参戦に繋がった!

678 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:35:07 ID:???

> E >>699
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(……まっ、ミハエルが公衆で不埒を働く筈がないか。 大方…)

三杉は石崎とミハエルを視線から外し、陽子と名乗った少女の方を見た。
片桐と言う名字にもしやと思う所があったが、今はそれを考えずに彼女の方へ一歩前に踏み込んだ。

陽子「えっ?」

三杉「彼等の事もありますが、一先ずこちらの挨拶が遅れた事をお詫びします。」

陽子「一先ずって…!」

三杉「フロレンティア・ヴィオラのキャプテン、三杉淳。 以後どうぞお見知りおきを。」 ニコリ

柔和でキラキラとした笑顔を陽子に向け、三杉は改めて自己紹介した。
そしてそのまま陽子の手をサッと取り…

679 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:36:08 ID:???

陽子「ちょ、ちょっと!」

手の甲へとキスすべく、三杉は跪きながら陽子のか細い手に顔を近づける。

三杉「………」

陽子(なっ、なにするのこの子ー!?)
ミハエル「………?」
石崎「みみみみみ、三杉ーーー! テメェ何やってんだぁーーーー!!!」

ピタッ

絶叫に近い石崎の怒号が聞こえて三杉は動きを止め、石崎達の方へ顔を向ける。

三杉「…と、君の言っている不埒ってこんな所だろ?」

ニヤリと自信ありげな表情をたたえ、三杉は彼等にそう言ってのけた。

680 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:37:33 ID:???

石崎「はあぁー!?」

陽子(あっ、そういう事ね。 でも…。)

石崎「全然違うっつーーの!!! って言うかお前も陽子さんの手を離せ!!」

三杉「えっ?」

てっきり三杉はミハエルが陽子にこのような事をしたのだと思ったわけだが…どうやら話は違ったらしい。
石崎は冷静になるどころか、馴れ馴れしく陽子の手を取った三杉に対してもヒートアップの様相を見せる。

三杉「じゃ、じゃあ何があったって言うんだい?」

石崎「その野郎はなあ! 有ろう事か陽子さんを無理やりに抱き寄せて抱擁しやがったんだーーー!!」

三杉「ええっ!?」

絶叫の如く言い放った石崎の言葉に、三杉は仰天するしかなかった。

681 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:39:38 ID:???

陽子「ちがーーーーう!!! それがそもそも違うっ!!」

ミハエル「ふう…バカバカしい!」 クルリ

石崎「てっ、テメェ逃げるかっ!!!」

ミハエル「ヤマザル…貴様がボクに対して言った事、決して忘れませんよ。 それからミスギ!」

三杉「な、なんだい…」

ミハエル「お見通しなつもりで的外れな事を言うのはおよしなさい、間抜けですよ!」

三杉「グッ…!(た、確かに不用意だったか……)」

※ 三杉とミハエルの相互感情が減少。 補正LVが無くなりました。

682 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:42:18 ID:???

先程の心頭から一転して冷え切ってしまったか、ミハエルは悲しげな背中でこの場を離れて行く。
そして未だ頭に血が昇りっぱなしの石崎はミハエルを追いすがろうとするが…

石崎「クソっ、待ちやが…」

陽子「このっ…」

いきり立って走りだそうとする石崎の目の前に、陽子は素早く回り込み…
一瞬キョトンとした石崎に向け、彼女は腕を引き絞った。

バチィィィィィィン!!!!

石崎「ぶほっ!!!」

頬を思い切り張り倒した。

陽子「バカっ! なんで話を聞かないのよ!」

石崎「よ、陽子さん!? だだ、だってあのヤロウが…」

陽子「何が『だって』よ!? あれは……」

683 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:45:25 ID:???

〜 回想に限りなく近い数分前 〜

ミハエル(ええと…あっ、WCはあそこですネ?)

案内図からトイレの位置を確認し、悠々と歩き始めるミハエル。
空港入口に近いその方向に、周囲を見回しながら危なっかしそうに歩いている少女が一人。
ミハエルは然程も気にする事なくWCのある方向へと向かっていた。

陽子「あっれぇ…? 石崎くんったら何処かしら?」 ヨタヨタ

距離が縮まり、ようやくミハエルも危なっかしそうな少女の存在に気がついた。
ぶつからないようと方向を僅かに転換させて通り過ぎようとした時…

陽子「キャッ…」 グラリ

ミハエル「…っと!」 スッ

少女が転倒しそうになったのに気付き、ミハエルは思わずスッと距離を縮め…
みっともなく転倒するより前に、少女の事を抱き支えて見せた。
素早い動き出しに、瞬時の出来事でも女性の体重を抱えられる腕の力…バレエスクールの賜物であろう。

684 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:47:19 ID:???

ミハエル「大丈夫ですカ?」

陽子「あっ、ど、どうも済みません!」

ミハエル「ふふ、気をつけなさイ。」

陽子「ありがとうございます…って、あれ?」 グッ

それでミハエルは彼女の身体を離してWCへ向かうつもりだった。
しかし相手の少女の方はジッとこちらを凝視し、またミハエルの胸襟から手を放そうとしなかった。
当然ながらミハエルは戸惑う事となったが、力任せに引き剥がすという事も躊躇われた。

ミハエル(ワット?)

陽子「貴方、確か…」

怪訝な顔をするミハエルに向けて少女が何か言おうとした時、
奥にあるWCの方向から、如何にも下品そうな声が聞こえてきた。

685 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:49:04 ID:???

石崎「ふう、出た出た。 身も心も軽いぜ。 って、あっ、ああーーーー!?」

陽子「えっ、この声…」

ミハエル(オーッ…下品な声、そして下品な顔……。 ボクの最も好まない雰囲気です。)

WCから出てきたその男の顔を確認し、ミハエルはげんなりとした顔をした。
出来る事なら人生レベルで関わらずに居たいと思う感想であった。

石崎「てててて、テメェーーー! なに陽子さんを抱きしめてやがる!
    うらやま…いや、けしからん! こんの変態ヤロ――!!」


ミハエル「はっ…?」

陽子「えっ? あっ…… キャッ!」 ドン

石崎の叫びにキョトンとするミハエルと、傍目から見た自分の体勢に気がつき、慌てて離れる陽子。
その『キャッ』という言葉に石崎のブロークンハートは更にヒートアップである。

686 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:50:32 ID:???

石崎「こ、このヤロウ…嫌がる陽子さんを無理やり…!」

ミハエル「何を言っているのか分かりませン。 それよりもトイレから出たばかりの汚い手で服に触らないで下さイ。」

陽子「ちょ、ちょっと石崎くん! この人は私を助けて…」

石崎「んのやろ…。 陽子さん、もう安心ですよ。 このオカマ変態ヤロ―は俺がきっちり叩きのめしてやりま…」

ミハエル「お、オカマ!? しかも変態…!? い、言いマシタねこの類人猿!!!!」

冷静だったミハエルも突然激昂した。
どうやら興奮した石崎の言葉が彼の逆鱗に触れてしまったようである。

陽子「ふ、二人とも話を聞いて!」

…と必死に止める陽子の言葉は全く聞こえていないようだった。

687 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:51:51 ID:???

石崎「る、類人猿だぁーー!?」

ミハエル「いや、類人猿は上等過ぎマス! キミにはヤマザルがお似合いデース!!」

石崎「こ、こいつぅ…もう許さねえぞ!?」

陽子「やめて――――!!!!!」

大声を上げながら、二人の間に割って入る陽子。
元はと言えば彼女の不用意さが原因であったが…それにしてもこんなトラブルはない。
そして騒ぎを聞きつけたか、どんどん人が集まって来ており、これでは晒し物である。

陽子「とにかくこっち!」

見世物になって空港の係員に取り押さえられるような問題は流石に拙い。
ともかく陽子は強引に二人の腕を取ってその場を離れるしかなかった。

〜 回想に限りなく近い数分前終わり 〜

688 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:53:56 ID:???

三杉「なるほど…」

石崎「うえっ……そ、そうだったの? それならそうと…」

陽子「言ったじゃない、何度も何度も…! なのに全然聞いてくれなくて、最低最悪よ!!」

石崎「そ、そんなぁーーー」

三杉(失敗した。 と言うか…)

どうやら事実はミハエルが完全な被害者であったらしい。
彼は些少もやらかした事実なく、一方的に言いがかりをつけられただけだったのだ。
それなのに、三杉はミハエルが陽子に少しでも何かやらかしたのだと思った事になる。
…今回の件で真っ白だったミハエルとしては当然不愉快に思った事であろう。

三杉(浅はかな思い込みでミハエルを傷つけてしまった?
    …しかも試合前に! 僕はなんと言う迂闊!)

陽子「はぁ………三杉くん。」

三杉「なんでしょうか…」

689 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:56:48 ID:???

陽子「ごめん、私も色々迂闊だったわ。 こんな事になるなんて…」

三杉「いえ…いや、そうかも知れませんが…」

陽子「でも貴方もそうよ? キャプテンとして流石にアレは…」

三杉「………分かっています。」

陽子「今日の所は、石崎くんと私は引き上げるわ。 ちょっと、交流どころじゃないみたいだし…。」

☆三杉「ええと…」

A 仕方ありません、お引き取り下さい。
B ダメです、二人ともこのまま帰すわけにはいきません。
C ダメです、石崎だけ帰して下さい。
D ダメです、石崎は残して貴女だけ帰って下さい。
E その判断はそちらの好きにして下さい。
F その他

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します)

690 :669:2012/08/26(日) 20:02:27 ID:???
戦犯の私にはとても選べぬ〜
他の方にお任せっ

691 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:03:46 ID:???
すまねえ…

692 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:06:10 ID:???
いやむしろこんな所で投げっぱなしジャーマンで任されても困る

693 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:17:38 ID:???
どこのスレでもアホなことすると碌な事にならないな
貴公子ではなく奇行子だなこりゃ

694 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:19:59 ID:uJEVXCiM


695 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:34:13 ID:tLP1UCuk
D

696 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:49:32 ID:aSh/mz4o
A
うーん、予想を外したのは事実だけど、そこまで変だったとも思わないなあ。
ホームランを狙えば空振りも増える、それだけのことだろう。

697 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:29:31 ID:9l2D0aKM


698 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:31:26 ID:1FutrZe+
E 自らがどうするかであって、他人の判断は他人の判断じゃないかな。

699 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:33:14 ID:RGm2QyNM
E

700 :森崎名無しさん:2012/08/27(月) 01:37:38 ID:???
>696
要するにチームメイトに何らかの疑いやトラブルがあった時に
キャプテンとしてチームメイトを最後まで信じられるか、護ろうとするかという試金石だったんじゃないかな

ミハエルが無実を主張するならたとえ状況証拠が揃っていたとしても
「彼がやっていないというなら信じる」と言うぐらいの姿勢がキャプテンには必要だったんじゃないかな
実際今回のイベントでもミハエルは最後悲しそうな背中で去っていってる
これは三杉が三杉個人としてもキャプテン三杉としても、自分の無実を信じてくれなかったことへの悲しみと失望の現れなんじゃないだろうか

490KB (08:00PM - 02:00AM の間一気に全部は読めません)
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24