キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 01:38:17 ID:CDkNFWHk
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry
48 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:43:28 ID:???
Episode2 OPテーマ
[ONE VOW]
http://www.youtube.com/watch?v=elGX9rQesrI
RIDER バチ当たりなLife has started.
STRIKER Beat Strike makes some cut cut.
Fire Now運命が訪れる瞬間だ想いだけ抱いていけばいいさ
FIGHTER 輝ける星の尖ったとこで刺せ
PRIMER ARH降り注ぐLight and junk gut gut.
A BRIGHTER BRIGHTER HEARTで悩んで再び越えて
Be a Big Boy Yo ,stand up!
Break恐れずにBreak
むせかえる無数の花 闇を暴けMy Days
誰も知らねぇ明日の意味づけなんざBust it Just say Hey!
I go wild deep inside of my heartONE VOW
今 俺達 やるせない叫びもそのままで
愛がREALかどうかOne more try,YEA! AH YEA!
吹き荒れる風
夢みてるさ また再びお前に逢うために
49 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:44:37 ID:???
[9月 自由行動パート AM〜PM
フィレンツェ ヴェッキオ橋周辺]
ミュラー「さて、ランチも楽しめたそろそろ宿舎に戻りましょうか。」
三杉「そうだね、気付けば昼食時も過ぎた時間だし。」
ミュラー「そうだ、もし良かったら午後はボクの部屋へ来ませんか?
アメフト時代の友人からビデオレターが届いてまして…
それを見ながらでしたら、もっと色々と話す事も出てくると思います。」
三杉「おや、そうなのかい? それじゃあ、どうしようか…」
今日の昼、三杉とミュラーの二人は軽食をテイクアウトし、ヴェッキオ橋の縁(へり)に座りながら食べた。
食べながら、三杉はミュラーの過去…即ちアメフト時代の事を尋ね、今現在の悩みに通ずる話まで聞いていた。
その上で三杉は彼を励まし、これから先に何が必要かを再認識させる事が出来たと言える。
> A 午後の自由行動を消費して、ミュラーの部屋を伺う。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(アドバイスは一応したつもりではある…それをミュラーも受け留めてくれたとも思う…。
キャプテンとしてメンバーをケアするという義務は、一先ず果たし終えたと考えて良い筈だ。)
しかしそう考える一方で、三杉はミュラーの話を更に聞いてみたいとも思っていた。
それはキャプテンとしてどうこうではなく、同じ釜の飯を食べる仲間として、友人としての興味であった。
50 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:50:12 ID:???
三杉「うん、では迷惑じゃなければ午後はお邪魔させて貰おうかな。
君の昔の話もまだまだ聞いてみたいと思うしね。」
ミュラー「はは、そっちの方は本当に大した事はもう何もないですがね。
しかし折角ですからアプフェル・ザフト・ショーレを用意しましょう、この暑さにはピッタリですから。」
三杉「アプフェル・ザフト・ショーレ…?」
ミュラー「アップルジュースと強いソーダ水を3:2で割った飲み物ですよ。
甘くなりすぎない爽快な口当たりで、ドイツでは夏に欠かせません。」
三杉「へぇ…それは魅力的だね、遠慮なくご馳走になりたいところだよ。」
ミュラー「一日二杯までですよ、ドイツ産アップルジュースは手に入り難いので。」
三杉「ふふ、了解だ。」
冗談っぽく交わし合いながら、三杉とミュラーは午後も時間を供する事を約束した。
三杉もミュラーに対しては以前と比べて少々無遠慮な物言いになったと言える。
言い換えれば、そこまで気安い間柄になっている証明でもあったが。
51 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:51:47 ID:???
こうしてミュラーの部屋を訪れる事になった三杉だが…
まずはミュラーの計画通りと言うべきか、出されたアップルソーダ(アプフェル・ザフト・ショーレ)に舌鼓を打たされた。
三杉「むむ…確かにこれは夏の暑さにはまるね。」
ミュラー「そうでしょう。 これにシチリアレモンを数滴落とすと、更に鮮烈さも加わって最高なんですけどね。」
『生憎シチリアレモンが手元にない』と言わずとも伝わる苦笑とジェスチャーに、三杉も残念そうに笑みを返す。
間もなくミュラーは机の方から一本の8mmビデオテープを取り出し、TVの方でゴソゴソとし始める。
ミュラーが接続に手をかけている間、三杉はグラスに満たされた美しい琥珀色の液体をマジマジと眺めた。
『この有り触れた様な素晴らしいドリンクがドイツで愛されるのは何故であろうか…』と些細な疑問を楽しむのだ。
三杉(ビールと似通った色をしている事も理由の一つだったりしてね。)
爽快さ、味は勿論だが、きっと色合いもドイツ人に愛されやすいのではないか…
そんな詰まらぬ仮説を立てている間に準備が整ったようだ。
ミュラー「お待たせしました。 見ても面白い物じゃないとは思いますが…」
三杉「おや、十分に興味あるよ。 君の旧友の言葉が入っているんだろう?」
52 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:52:51 ID:???
ミュラー「まあ恐らく。」
三杉(恐らく…という事は、ミュラー自身もまだ見ていなかったのか。)
どうやらミュラーは自身にとって初見にも関わらず、一緒に見る事を許してくれたようだった。
これには三杉も畏まり、姿勢を正してTVの画面へと向き合う。
そして数秒の砂嵐の後…画面には一人の男の姿が映し出された。
長髪を後ろで一本にまとめた、眼鏡の似合う知的な美男子である。
ミュラー「ヴィリーだ…久しいな。」
ヴィリー『久し振りだね、アルフレド。 キミがオーバーフラッグスを離れてもうすぐ3年かな?
先日コッパ・イタリア・プリマヴェーラでキミのチームが優勝した事を聞いてね。
嬉しくなって、皆でこうしてビデオレターを送る事にしたんだ。』
ミュラー「………ありがたい。」
三杉「そのようだね。」
ヴィリー『こちらはと言えば、ボクは相変わらず主務としてチームの裏方をやっているよ。
チームの方は好調だ、キミの穴は小さくないけれどボクと彼らで上手くやっている。』
ヴィリーと呼ばれた男が視線を横に流すと、それに準ずるようにカメラも水平に移動した。
今度は二人の男達が満面の笑みをこちらに向けていた。
53 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:55:30 ID:???
ミュラー「ダリル、ハワード…!」
ハワード『キャプテン、サッカー大会での優勝おめでとうございます!』
ダリル『オーバーフラッグスは大丈夫っす! キャプテンの作ったチームっすからね!
アメフト界はオレ達に任せてキャプテンはデカい世界を飛んで下さいね!』
感涙を今にも零しそうなミュラーに追い打ちをかけるかのように、
それからも暫く旧チームメイトからの激励の言葉がミュラーに投げかけられ続けた。
共に見ていた三杉は、このビデオがミュラーの人となりその物であると理解しつつ…
無粋にならぬよう、ただ沈黙して聞いていた。
当然思い浮かぶ大きな疑問が一つあったが、それについては口にしなかったのである。
やがて最後のメンバーまで回り終えたか、画面には最初の男が再び写された。
ヴィリー『さて、御覧の通りさアルフレド。 キミの性格からして、過去を全て払拭するのは難しかろう。
けれど今年のオーバーフラッグスは地区大会で優勝し、全国大会に向けての士気も上がってる。
大丈夫、キミが居なくともボク達はやれるよ。 キミの居場所はもうここにはない。』
痛烈にも思える言葉だった。 しかしそこに恨みの念がない事は確認するまでもない。
今、ミュラーが置かれている栄光の後の挫折を知った上で。彼等は前を向くようエールを送っているのだろう。
54 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:57:22 ID:???
三杉「かなりアッパーな仲間達だね。」 チラ
ミュラー「頼れる友です。」
三杉「ふふ、仲間達のコメントも一通り回ったようだし…これでお終いかな。」
ミュラー「そうですね。 …あ、いや…どうやらまだのようです。」
ビデオを止めようとしたミュラーの手が止まった。
画面が突如として切り替わったのである。
それまでは部室か何処か…屋内の背景であったが、急に外の風景へと変わった。
そしてその屋外の風景は、どう見てもサッカースタジアムに違いなかった。
ミュラー「これは…」
三杉「サッカーの試合みたいだが、対戦カードは一体…?」
55 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 00:59:17 ID:???
先着で
★ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ブレーメン(シェスタ−、マーガス達)
《ダイヤ数字》 ボルシア(チャ、イ等)
《ハート》 バイヤーレバークーゼン(鋼の薬師)
《スペード、クラブ》 カマセムント
《JOKER》 ???
56 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:00:55 ID:???
★ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→
ダイヤQ
57 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:01:03 ID:???
ドルトムントがwww
58 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 01:01:09 ID:???
非常に短い更新で申し訳ありませんが本日はこれだけで終わります。
コメレス等含め、明日からまた頑張ります(なるべく)。
それではおやすみなさい
59 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 01:29:41 ID:???
乙です
やっぱチーム名や仲間達はフラッグ隊か
ますますミュラーがとんでもなくなりそうだ。中山さんから武士系の本貰ってたし、色々付箋があったんだな
60 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:37:53 ID:???
>>25
遅れ馳せとかそんなレベルじゃない乙感謝です。
熱いスレタイは次回でも全然間に合うぜ的判断ですw
あとヤベッチュがどうしてもって私にお願いしてきましたので。
>>26
ー27
乙感謝でした。
ヤベッチュの浸食はじまったな。
主役はミュラーじゃない、まして三杉でもない…ヤベッチュだったんだよー!
な、なんだってー!?
>>28
ジノさん乙感謝でありがとうグラッツェ。
ストラットとバンビの怨恨はスレ主ですらコントロール出来ない領域でしたよ。
控室における彼らのギスギス感ハンパないですこわい。
ナムリス「なに…? 前スレの何処にオレの痕跡があると言うのだ?」
フィッツウォルタ「さて、何処だろうねえ…」
>>30
夏休みだよヤベッチュ大増刊号!
そんなつもりで夏休み中にこのスレをラスまで持っていきたいと願うのです。
あと乙感謝です。
61 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:38:57 ID:???
>>32-34
カルツ「これは…ニシオ、お主か!?」
ニシオ「脳静岡市波はオレが遮断してやったぜ。」
カルツ「そうか…ならばワシも生きにゃならんのう。」
ニシオ「よく言った、見せつけてやろうぜカルツ。 あの女に真の静岡名誉市民って奴をよっ!」
カルツ「緑茶とビールの融合じゃ!」
マリー「貴様は静岡名誉市民などではないっ!」
カルツ「マリーちゃん!」
シュナ「妹から離れろ、カルーーーツ!!」
スレ主「収拾がつかないことになったのでここで打ち切りとします。」
>>35
岩見さん乙感謝です。
ヤベッチュの時代…そんな物が果たしてあるのか……?
いや、今はそんなことはいいんだ、重要なことじゃあない
うちのスレはこんなですが、も岩見さんのとこのキン肉マン編は熱くGoスパークでしたw
>>37
乙感謝であります、どもww
取り敢えずJoker前提で考える癖はなんとかした方が良いと思います、推奨しておりませんww
大人になったやけに冷静なリグルとか大人になったやけに淑女なチルノなら登場しても良いかなー。
62 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:40:09 ID:???
>>38
ウィッシュ! 霊夢さんごあいさつ感謝ですお!
ヴィオラさんの後半は確かにおかしいです、異変レベルです。
後半に強くなるような下地も多少はありますが、そんなのを軽く超越してます、おかしい。
頭の中で計算していた事がぶっ飛び過ぎて困るを超越しました。
色々な所に配慮が足りなかったり更新速度がダダ遅の私ですが、シナリオだけは頑張ってます!
なので霊夢さんに感心して貰えて光栄の極みです。
逆に私は兎さん達のような爆発的に愛されるキャラを書けないので、その辺うらやまに思ってます。
今後もお互い更新がんばりまっしょい!
>>39
こちらこそバーニング波動乙感謝!(負けフラグ)
全力の60%までって言ったじゃないですかー!!
さてさて、穴だらけだった新チームでしたが、FW達がヤバすぎて一気に強いチームになってしまいました。
スコアはともかくとして、内容はこんな筈じゃなかったミラン戦でしたわー。
中山さんの後釜に一級選手が入らなかった事で、なんとかバランスが保てているようなどーな。
捨てキャラを作らなかったのが、いつの日か致命的な失敗になりそうでgkbrです。
アトベ「フットボーノレも宜しく頼むぜ、なあカバヂ。」
カバヂ「うす。」
マルコ「やめて!」
>>40
オジオの必殺技は発動しないもの。
そんな風に考えていた時代が私にもありました。
それは今です。
63 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:41:21 ID:???
>>41-42
私も全然気付かなかったのぜ。
>>42
すごい!と褒め称えてみる!
>>43
こちらこそ遅れすぎて申し訳ございま乙感謝。
VSサンパウロは第二部最終戦だととっても盛り上がりそうな予感でいました、諸事情によりこの位置に来ました。
アナカンでは第二試合が一番キツイ伝統をこれからも繋げていこうと思います、なんて。
強盗さんの正体がボーノレ会の奴らだったとしたら、既に「半分やんけ」展開ですよ。
三杉の胴体が。
>>44
乙感謝です魔理沙神!
うちのスレはドMまたは隠れM推奨ですよ、その寒気イエスだね!
ヤベッチュ外伝はもうギャグメインで突き抜ける覚悟です、目指せブルノ越え的なノリでいきます。
あと岡山姉ラブです、愛してます。
>>57
んー? 間違えたかなぁーーー?
>>59
乙感謝でーす。
お察しの通りオーバーフラッグスです、でもジョシュアの事はスルーです。
伏線については色んなとこでばら撒いている気がします。
そのせいでガンジー絡めになるやも知れませんのでこわいですw
64 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:42:52 ID:???
> ビデオレターに入っていた試合のカードは勿論、ハンブルガーvs…→ ダイヤQ
> 《ダイヤ絵柄》 ブレーメン(シェスタ−、マーガス達)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
突如映し出されたサッカーの試合、その対戦カードを気にした三杉であったが…
一方のチームについてはユニフォームに覚えがあり、速やかにチーム名まで記憶検索が為された。
三杉「一方はハンブルガーSVのようだね。」
ミュラー「ハンブルガー…というと、やはりドイツのチームですね。」
それは中学生時代、三杉が全日本Jrユースとして対戦した(西)ドイツのハンブルガーであった。
カール・ハインツ・シュナイダー、ヘルマン・カルツ、若林源三を擁した西ドイツJrクラス最強チーム。
だが皇帝シュナイダーがミュンヘンへ移籍した事により、今は別チームとなっている筈であった。
また更に三杉にはハンブルガーの中に気になっている選手がもう一人存在している。
その選手の姿を目で探そうとするが…その人物とは異なる、記憶に刻まれた別の選手を先に発見してしまった。
三杉「あれはフランツ・シェスタ―か…? …と言う事は、ハンブルガーの相手はブレーメンなのか。」
65 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:44:38 ID:???
――――
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
チャーリー「さあここでブレーメンが素早くボールをインターセプト!
ハンブルガーに反撃の目を与えない、フランツ・シェスタ―くんの好反応です!」
「シェスタ――!!!」「キャーーーー!」「愛してるわーーーー!!」「結婚してーーー!!」
「フン、あの連中分かってないわね。」「真のシェスタ―ファンの掛け声を見せるわよ!」「「「おう!!」」」
「キャー!! オヤカタサマー!!」「オシタイモウシテオリマスーーーーー!」「ぜひコンギをばーーーー!!」
非常に多いシェスタ―の女性ファンと、一部のコアな女性ファンの対立図……は、どうでもよく…
たった今、そのフランツ・シェスタ―がハンブルガーのカウンターアタックを未然に防ぐカットを見せていた。
シェスター(決まった… これぞニンポー[螺旋眼(スパイラルパスカット)]なり。)
フランシス(チィッ……あのヤロウ、相変わらず厄介な目をお持ちのようだなぁ。
人の事は言えないかも知れないが…オレは堂々と言うぜ!)
華麗な着地と共に広いスペースへとボールを流したシェスタ―を、フランスのエマニュエル・フランシスが睨む。
ボルドーからのレンタル移籍でハンブルガーに所属しているフランシス…
彼だけは、シェスタ―の高精度なパスカットの秘密を正しく理解していた。
66 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:47:56 ID:???
フランシス(あの異常に広い視野、そこから生まれる鋭い予測はオレの悪魔の瞳(ユウ・ド・ディアブル)に通ずる…
性質が異なるゆえに利用できるシーンも異なる……ヤツはパスカット、オレはタックル。
棲み分けが出来ているっつっても気に入らないねえっ!)
ダダダッ!
チャーリー「おおーーーっと、シェスタ―くんのパスにより再び訪れるかと思われたブレーメンのチャンス!
しかしフランシスくんの守備範囲も相変わらずのデタラメさ、これに追い付こうとしている、しかし…!」
(三杉「むっ、彼は…!」)
ビクトリーノ「ヒャッホー! オレを止めたきゃ、せめて万全の体勢でかかってきやがれよ!!」
フランシス「クッ、もどかしいぜ…!(動きは見えているってのによっ!)」
シェスタ―のパスを疾走しながら受け取ったのはウルグアイJrユースのラモン・ビクトリーノであった。
フランス国際Jrユース大会においてウルグアイは西ドイツに大敗したが、キャプテンのビクトリーノの実力はこの通りである。
今の三杉の目にも、ビクトリーノの走る姿はしなやかな黒豹のように映っていた。
67 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:49:43 ID:???
チャーリー「さあビクトリーノくん、フランシスくんの守備網にかかる前に潜り抜け、再びハンブルガーゴールに迫る!
しかしそれでもゴールシーンを臨めるかどうかは分かりません、何故ならば…!」
若林「落ち着いてゴール前を埋めろ、マーガスへのマークは一人でいい!」
ビクトリーノ「チッ、そう何度もオレからゴールを守れると思うなよ!?」 ブワァァァァァ
強烈なスピードのドリブルからのランニングシュートが飛び出そうとしていた。
ウルグアイJrユースでエースストライカーを務めたビクトリーノのミドルシュート…
並みのキーパーならば恐れ戸惑うシチュエーションに違いなかったであろう。
しかしハンブルガーのゴールキーパーは並みではなかった。
ビクトリーノ「喰らえ、パンサーファング!!」
バシュゥッ!!!!
若林「 止 め る !」 ダッ
ガシィッ!!!
高速でありながらも強烈なカーブを描くビクトリーノのミドルシュートパンサーファング=B
しかしこの若林源三はそれを事も無げにキャッチしてみせていた。
68 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:50:52 ID:???
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「SGZW!SGZW!」「Super Gros Ziel Warter(ズーパーグロースツィールヴォーター)!!」
チャーリー「止めたあーーーーー! 若林くん、ビクトリーノくんの鋭いシュートを危なげなくキャッチングー!!」
ビクトリーノ「クソッ、あのGKめ…!」
シェスタ―(恐るべしはゲンゾー・ワカバヤシか。)
マーガス(シーズンの半分を終えても未だ失点ゼロは伊達じゃないぜ。)
――――
ミュラー「凄いキーパーですね、ハンブルガーの1番は…」
三杉「ああ、僕も驚いているよ。 若林源三…これ程のキーパーだったとはね。」
三杉の記憶する若林は、体躯や読みの鋭さなど確かに才能に恵まれた選手であった。
しかし本番でその実力を発揮しきれないメンタルの弱点もあったのだ。
傲慢な性格から顕在化していた連携の悪さ、そして判断ミス……
その結果、Jrユース時代においては大量失点する姿を三杉は何度か目にした。
69 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 20:52:51 ID:???
三杉(しかし今のセービングを見る限りにおいては、そのような翳(かげ)りすら見えなかった。
ジノ・ヘルナンデスと同様、彼もフランス国際をバネに大きく実力伸ばしたという訳か…。)
トレイゼ・ゴーリが交渉していた欧州ビッグネームとのテストマッチ遠征。
予定されていた対戦相手の中にハンブルガーの名があった事も三杉は思い出していた。
その会話が再実現化するとしたら、三杉達はこの若林を擁するハンブルガーと遣り合わなければならない事になる。
勝てないとは言わぬまでも相当に苦戦するだろう事は、この時点での感想でも疑いようがなかった。
先着で
★ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ダイヤ数字》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《ハート》 カルツがロビングシュートを見せる。
《スペード、クラブ》 ヤラ「おいお前、オレにセンタリング上げろ。」
《JOKER》 ???
※※※※※※※※※
ご飯とお風呂のため一旦ここまでです。
70 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 20:54:46 ID:???
一旦乙です
>ヤベッチュ
さすがタグの男は格が違った
>逆に私は兎さん達のような爆発的に愛されるキャラを書けないので、
いやあ主人公より20票以上ももらった同時開催を含めても票数一位の人気物がいるじゃないですかw
>うちのスレはドMまたは隠れM推奨ですよ、その寒気イエスだね!
だがなぜか逆の属性のブンナークファンが集まってしまったという
>
>>41-42
>私も全然気付かなかったのぜ。
惜しいwスレタイ案の人がやらかしていたらうっかりスレタイになったのにw
71 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 20:55:06 ID:???
★ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→
スペード6
72 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 21:58:48 ID:???
よしみんなきけ 乙ヤラないか?
73 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:12:31 ID:???
そりゃあ乙ヤラないわけないでしょう
74 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:14:44 ID:???
ウホッ!いい乙!
75 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 22:17:29 ID:???
なんとなく関連スレ3の
>>367-370
を思い出したw
76 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:45:13 ID:???
>>70
どもども、なんて言いますか私は色々迂闊なのでコメント突っ込まれちゃうとgkbrなのぜ。
しかしまあ本当にブンナークのせいで非推奨なドSが集まってしまったものです。
奴の人気ははるか昔に私の手を離れて行ってしまいました。
>>72
ウホ、乙感謝です。
>>73
お前、オレの過去スレしゃぶり尽くせよ。
>>74
それよりこの乙感謝を見てくれ、こいつをどう思う?
>>75
そんな昔のスレの事を話題に出すなんて、嬉しい事してくれるじゃないの。
77 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:46:37 ID:???
> ダイジェスト:今度こそハンブルガーの攻撃→ スペード6
> 《スペード》 ヤラ「おいお前、オレにセンタリング上げろ。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チャーリー「さあ今日もバイエルンのゴールネットは揺れる気配がありません…
これ程までに豪華なブレーメン攻撃陣を前にその印象が変わらない、このハンブルガーの風格!
当然ながらユースリーグでもハンブルガーはトップをひた走っています!」
実況の煽りが観客の熱を目に見えて加速していく。
若林がキャッチでプレイを切った為、ハンブルガーが仕切り直しの攻めを見せる番だった。
カルツ「(さてとゆっくりとパスで回してもええんじゃが……)ここは勢いをつけさせて貰うとするかのうっ!」
ダダッ!!
低い位置でパスを回していたハンブルガー。
しかしここでヘルマン・カルツがリズムを変えて中央を抉りにかかった。
当然ながら慌てて阻止に入るブレーメン勢であるが…
78 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:47:48 ID:???
カルツ「どけ! 今のわしに近寄るんじゃねえっ!!」
ドガガァッ!!
マーガス「ガハッ!!」
ザコMF「ウギョッっぷ!!」
まるで日本の合気道をモチーフとしているかのようなカルツの妙技ハリネズミドリブル≠ヘ簡単には止められない。
パワーに勝る筈のマーガス、それから、えーと……劣っているザコMFが次々にコースから弾きだされ、ぽっかり穴が開く。
シェスター「クッ、やるなカルツ!」 ザッ
カルツ「おんしの相手は御免じゃ。」 ポン
シェスター「チィッ、不覚なり!(じゃなくて当然そう来る場面だろうけど不覚って言いたいから不覚って言うぞボクは)」
中盤の守備を要として背負うシェスターが開いたコースを素早く塞ぎにかかる…が。
それを待っていたかのようにカルツはボールを手放した。
ワザ師、クセ者…カルツを形容するあだ名その物といったプレイである。
そしてこのパスがサイドのあの選手に渡ろうとしていた。
79 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:49:04 ID:???
――――
ミュラー「うん? あの選手………」
三杉(確かハンス=ヨセフ・カペロマン…異常な軌道のシュートを放つ選手だった筈だ。
この試合、あのシュートが放たれるシーンはあるのだろうか?
もしあるとしたら、記録された映像が手元に存在するという事になる………。)
――――
チャーリー「さあボールはサイドアタックの申し子の足元に渡りました!
ここからの早くてシンプルな攻撃こそがハンブルガーの強みです。
カルツくんのドリブルで中央へ固まりかけていたブレーメン守備陣にとっては怖い展開だが…!?」
ザッ!
カペロマン「…!?」
ビクトリーノ「ヘッ、驚いてんじゃねーよ。 オレの俊足を相手に好き勝手やれるなんて思うのが間違いだぜ?」
今の今まで目の前に手薄な荒野が広がっていた筈の右サイド。
しかし黒豹<宴c刀Eビクトリーノの手にかかれば2秒前は既に過去の状況である。
ボールを受けたカペロマンの目の前にはビクトリーノのフェイスチェックが入っていた。
80 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:51:27 ID:???
カペロマン「速いな…」
ビクトリーノ「言われるまでもねーさ。」
カペロマン「だが見切られなければスピードも無意味だ。 エクスシアイ…守備網を掻い潜る。」 ダダッ!
ビクトリーノ「させねえよっ!」 ダッ!
――――
ミュラー「まさかっ… いやっ、そんな事が………!」
三杉「レッグオフフェイク、チェンジ・オブ・ペース、そしてクロスオーバーステップ!?
(サイドギリギリの狭い場所でよくも器用にやってのける! この選手、予想以上に出来る!)」
81 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:52:39 ID:???
――――
ビクトリーノ「オレが振り切られただとっ!?」
カペロマン「掻い潜ると言った!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
チャーリー「抜いたーーー! カペロマンくんが煙の如くビクトリーノくんの守備をすり抜けて行ったーーー!!!
続けざまに高い位置のカマセサイドバックも難なく抜き去り…出るか、必殺の!」
ヤラ「おいカペロマン、お前オレの中にセンタリングを入れろ。」
カペロマン「…………」 スパァァンッ
チャーリー「出ないーーー! カペロマンくん、ここは定石通りにクロスを上げた!!」
サイドアタックに成功したカペロマンはマイナスの角度で中にボールを入れた。
そこに走り込むのはFWのネイキッド・ナイキック・ヤラ。
不敵で不気味な笑みを浮かべつつ、身体を捻りながらの跳躍―――!
82 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:54:01 ID:???
ヤラ「ハッハッハ、このシュートを見てくれ…こいつをどう思う?」
ヘフナー「知った事か…」
ヤラ「なら…手取り足取り教えてやるぜ? こいつがクソミソテクニカルシュートだっ!」
ペシイィィィィィッ!!!
自信に満ち溢れたヤラの気合い一閃!
形の良いヤラの尻≠ヘクロスボールを見事にジャストで捉えた。
所謂(いわゆる)ヒップアタックのようなフォームでシュートが放たれた訳である。
ボールは高速で揺らぎながらブレーメンゴールを襲うが…
ヘフナー「そんな恥ずかしいシュートに決めさせるかよっ!!」
バババッ!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
チャーリー「止めたぁぁぁぁっ!!! タイミングピッタリの強烈なシュート(?)を見事にダイビングキャッチィィッ!
ハンブルガーに若林くんがいるように、ブレーメンにも彼が居ます! カズィーギー・ラオ・ヘフナー!!」
83 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:55:14 ID:???
――――
三杉「ほう、ブレーメンのGKもなかなかの実力者のようだね。
これは実に興味深い試合になりそうだよ。 なあミュラー?」
ミュラー「……………」
三杉「(うん…?)ミュラー?」
ミュラー「ふふ…ふふ、目を疑った、目を疑いました。」
三杉(…!?)
ミュラー「まさかですよ…よもや全く違う舞台、サッカーというステージでキミに巡り合えようとは…。
乙女座のボクにはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられませんね………。」
どうやら三杉の声がミュラーには全く聞こえていないようだった。
三杉の声など耳に入らぬ程、ミュラーは目の前に映し出された映像に食い入っていたのだ。
その理由を三杉は察する筈もなく、ただただミュラーの突然の豹変に戸惑うしかなかった。
84 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/17(火) 23:56:19 ID:???
先着で
★ダイジェスト:プラン曖昧→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ダイヤ数字》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《ハート》 カルツがロビングシュートを見せる。
《スペード》 シェスターがドリブル突破からのスルーパス。
《クラブ》 マーガスへのシンプルなロングボール。
《クラブA》 ………ここで映像が途切れた。
《JOKER》 ???
85 :
森崎名無しさん
:2012/07/17(火) 23:56:34 ID:???
★ダイジェスト:プラン曖昧→
スペードA
>こいつがクソミソテクニカルシュートだっ!
ネーミングがひどすぎるwww
86 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 00:00:48 ID:???
>>85
え、何の事? 私にはわかりませ〜ん。
…と、本日はここで終わりにします、
早ければ明日の昼に一更新出来ればなあと夢だけ見ています。
それじゃあお休みなさい。
87 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:01:59 ID:???
クソミソテクニカル乙だっ!
88 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:16:30 ID:???
乙でした
ネーミングのひどさがわからないということはアナカンさんにとって普通ということ
……まさかアナカンさんソッチ系の趣味が!?
89 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:20:33 ID:???
なるほど、だから元男の岡山姉に惹かれたのか…!
90 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:23:04 ID:???
しかも娘さんも男の子に間違えられるリグルだしね
91 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 00:47:57 ID:???
カペロマンはゴール決めたらユニフォーム脱いで上半身裸になりそうだw
92 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 12:15:52 ID:???
ミュラーは中山さんの大和魂のゲルマンverを近い内に覚えられそうだな
戦うことになったらタックルで勝負させたいが流石にキツいか
ところでポブポブ何処いった。やっぱカードもらって謹慎中なのかな
93 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 12:29:45 ID:???
そういやフランシスの話には出てなかったな
元から居なかったのか
94 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:00:20 ID:???
> ダイジェスト:プラン曖昧→ スペードA
> 《スペード》 シェスターがドリブル突破からのスルーパス。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チャーリー「さあ一進一退の攻防が続いております。 中盤の粒が揃っているのはハンブルガー…ですがブレーメンは
シェスタ―くんが要所要所を押さえており、困窮した時も縦に入れてマーガスくんに任せる手があります。
流石にシーズン前半の1位と2位、一方が優勢になる展開にはなかなかなりません。」
マーガス(1位と2位ね…)
ビクトリーノ(勝利の名を冠するオレがいながらこの体たらく…!)
シェスタ―(その原因の大半は……ワカバヤシ、彼奴(きゃつ)に由来する。)
---------
ビクトリーノ「…で、どーするよ? また0得点で競り負けじゃあ、いい加減格好がつかないぜ。」
マーガス「特にFWのオレ達2人は…な?」
ビクトリーノ「チッ、言いたかねーけどその通りだ…。」
シェスタ―「…………」
95 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:01:21 ID:???
マーガス、ビクトリーノ、そしてシェスタ―…
試合の前日、ブレーメン・ユースの主要メンバーである3人はカフェに連れ立ち、ハンブルガー対策を練っていた。
…と言っても相手の戦力や戦術はとうに見知っており、互角以上に戦うための基本対策は立っている。
それは相手にとっても同条件であり、故にこそ高いレベルでの互角の争いになるのであるが…
問題はFWの2人がぼやく通りにゴールを奪えないこと…即ち若林の牙城を崩せない所にあった。
シェスタ―「ワカバヤシに明確な弱点は皆無だ、しかし圧倒的に強い場面とそうでない場面があるのも事実…」
マーガス「……」
ビクトリーノ「つまり…?」
シェスタ―「狙いはPA内オンリー…それですら分の良い勝負ではないかも知れないが、最もマシな事に違いはない。
マーガスの頭、ビクトリーノの足元。 ボクがピンポイントで合わせてみせる…何度でも。」
ビクトリーノ「後は数の勝負って訳か…。」
マーガス「悔しいが仕方ない…今のワカバヤシは確かにそれ程のヤツだ。」
沈痛な面持ちの中、3人は大きくない希望に賭ける目で宙を睨んだ。
妙案は無し。 何度でも挑んで、挑んで、ひたすらに挑んでこじ開ける…それだけであった。
96 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:02:26 ID:???
---------
カルツ「ここは通さんぜよ!」
チャーリー「さあサイド寄りの位置でボールを持ったシェスタ―くん! …ですが、カルツくんがすぐさまチェックをかける!
シェスタ―くんを自由にさせない事でブレーメンへ大きなプレッシャーをかけるのか!?」
若林の鉄壁にバリエーションの多い中盤の支配力、そして隠し持った奥の手。
笛が鳴るまで焦る事なく淡々と闘うハンブルガーには、間違いなく王者たる貫禄があった。
ここでも仕事師たるカルツがブレーメンのCPUとも言うべきシェスタ―を抑えにかかった。
シェスタ―「妨碍(ぼうげ)だな、カルツ!」
カルツ「わしもキャプテンじゃからのう…ドリブルでのチャンスメークだけっちゅうわけにもいかんのじゃ!」
かつてはドリブルにのみ利用してきた、ハリネズミの象形を模した体捌き。
だが今のカルツはタックル(チャージ)にも応用できるよう修練を積んできていた。
ヘルマン・カルツはまさしくハンブルガーの小さな巨人と呼ばれるに相応しい存在になっていた。
しかし…
ベニヅルトビ
シェスタ―「ニンポー[紅鶴跳び(フラミンゴクリップ)]!!」
カルツ「な、なにぃっ!?(そんな常識はずれな跳躍ありかよ!?)」
シェスタ―はカルツと一切接触する事なく、頭の上を跳び越えてしまった。
これではカルツの体捌きも意味をなさず、突破を許してしまう事となったのだ。
97 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 13:03:36 ID:???
シュスター(さあ約束の通り…いくぞマーガス!)
マーガス(オーライ!)
スパァァァァァァァァン!!
チャーリー「おっと、ここでアーリークロス! シェスタ―くん、僅かに外へ膨らんだと思えば速度を落とさず上げた―!!
しかもそんな蹴り方にも関わらず、マーガスくんの打点へピタリだぁぁぁぁぁ!!」
先着で
★マーガスの選択→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ絵柄》 ???
《ダイヤ数字、ハート》 ポストプレイ
《スペード、クラブ》 ヘディング
《JOKER》 ???
※※※※※※※※※
今はこれだけです。 失礼ながらコメレスは夜にさせて下さい。
98 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 13:16:23 ID:???
★マーガスの選択→
スペード2
99 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:02:00 ID:???
ヘディングってことはブラストヘッド未修得?
それとも、ダイヤ絵札が新技なのか?
マーガス「アトミックヘッドだあっ!」
ブンブン「オレノワザダ」
100 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:03:08 ID:???
ダイヤ絵札はスルーかも。普通にいったら勝率低いし
101 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 19:44:41 ID:???
JOKERは新技・108式波頭球かも。普通にいったら殺せる確率低いし
102 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:48:39 ID:???
>シュスター(さあ約束の通り…いくぞマーガス!)
誰だお前w
103 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:50:56 ID:???
忍法入れ替わりの術だってばよ
104 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:53:55 ID:???
>>88
そういえば某スレでも性愛に反応していたな
105 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:56:30 ID:???
アッー!
106 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 20:58:43 ID:???
>>99
まんま普通のヘディングではなくて、必殺ヘディング撃つでしょ
ポストプレイの場合も同様で
107 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:24:15 ID:???
>>88
乙感謝です。
ふふ。 いいのかい、そんなこと言って?
オレは参加者だって構わず食っちまうような人間なんだぜ?
>>89
私は岡山姉の為ならば自身をどんな属性にだって変化させちまうような人間なんだぜ?
岡山姉が男なら女に、岡山姉が女ならば男に、岡山姉が巫女なら神主にだってなってみせますとも。
>>90
この頃はやりの男の娘
天然無礼な男の娘
こっちを向いてよリグ―(ル)
だってなんだか、だってだってなんだもーん
>>91
カペロさんもちょっと変な人ですよ。
変じゃない人自体このスレにあんまし居ませんが。
108 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:27:27 ID:???
>>87
ノンケだろうが構わず乙感謝だぜ?
>>92
ミュラーにもスポットが当たりそうな流れです。
乗るしかない、このビッグウェーブに。
>>93
ポブについては何処で何をしていることやら
ロクでもない事は確かです(グッ
>>99
ブッブー
ブンナーク「オレの技をパクろうなんて許さねえ…ハリケーンアッパー!!」
>>100
ピンポーン
鋭い人がおるー
>>101
ふひひ、当たらずとも遠からずですのう
109 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:28:58 ID:???
>>102
ベルント・シュスター「私の事を知らないのか?」
フランツ・シェスター「これぞニンポー[変わり身の術(フェイスブック)]!!」
>>103
シェスター「キミとは宿命の好敵手(トモ)になれそうでゴザルな、ニンニン!」
>>104-105
よし、それじゃあとことん楽しませてやるからな。
ああ、いや、ストーリーをですよ。
>>106
フォローあじゃじゃしたー。
110 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:29:58 ID:???
> マーガスの選択→ スペード2
> 《スペード》 ヘディング
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
若林(ブラストヘッドか、それともビクトリーノに落としてくるか…
ふん、いずれにせよ俺のゴールを脅かすには役者不足だぜ!) チラッ
マイヤー(ヘイヘイ、今日も変わらず飛ばされ要員ってね。) シュバッ
ハンブルガーのゴール前ではマーガスのマークであるマイヤーが負けじと競合いを挑み…(ややこしい)
GKである若林はと言えばドッシリと身構えていた。
そこには小細工を弄するならばやって見せろと言わんばかりの重厚さが醸し出されており…
核弾頭<}ンフレート・マーガスは、真正面から挑む以外の選択肢を持たなかった。
マーガス「(行くしかない!)喰らえ、ブラストヘッドだあっ!!!」
ガコオォォォォッ!!!!
マイヤー「あーれー」
競り合いの相手が弾け飛び、マーガス渾身の弾頭が降下した。
速度も然ることながら、重みと回転力で腕を弾き飛ばす威力のブラストヘッドである。
しかし…
111 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 22:31:10 ID:???
若林「通すかあっ!!!」
ガシィッッッッ!!!!
ダイビングキャッチでボールをがっちりと抑える若林。
そう、SGGK℃癡ムの鋭い読み、鍛え抜かれた腕力を出し抜くにはそれでも力不足であった。
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
チャーリー「抑えたあーーーー! SGGK…いや、ドイツではこちら、SGZW若林源三!!
序盤のビクトリーノくんのパンサーファングに引き続き、ブラストヘッドもキャッチングーーー!
取られても決しておかしくなかった2本の好シュートをファインセーブ、これはハンブルガーの流れが来る!」
先着で
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 カペロマンがサイドワインダーを見せる。
《ハート》 カペロマンがサイドアタッカーを見せる。
《スペード、クラブ絵柄》 カルツがロビングシュートを見せる。
《クラブ数字》 なんとこんなイイ所で映像が途切れた
《JOKER》 ???
112 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 22:32:04 ID:???
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→
スペード3
113 :
森崎名無しさん
:2012/07/18(水) 22:32:11 ID:???
★ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→
ハート9
114 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 23:57:46 ID:???
> ダイジェスト:乗るしかない、このビッグウェーブに→ スペード3
> 《スペード》 カルツがロビングシュートを見せる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実況の言葉通り、若林の連続ファインセーブは試合の天秤をハンブルガーへと傾けた。
頼りとなる筈のビクトリーノ、マーガスのウイニングショットがキャッチで完璧に抑えられた事で、ブレーメン側の戦意が
萎えたのである。 シェスターら中心選手は懸命にゲームを保たせようとしていたが、実力の劣るメンバーは引き分け
で凌ごうという意識を振り払う事が出来ず、ブレーメンの守備ラインが徐々に下がっていく事態は避けられなかった。
ビクトリーノ「くっそ、こんな調子じゃ…!」
マーガス「だがオレ達も下がらざるを得ない!」
シェスター(クッ…! こちらのラインが下がれば、カルツがもっと前に出てくる!)
なんという事でしょう。
そこにはシェスターの懸念通り、のびのびと前線でプレイするカルツの姿があったのです。
カルツは高いラインでプレッシャーをかけ、効果的な上がり下がりでブレーメンのフォーメーションを翻弄…
そして試合を決定づけるハイライトも彼の物となった。
115 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/18(水) 23:59:08 ID:???
カルツ「さぁて、そろそろ試合を決めにかかるかのう…・」 プッ
メッツァ(おっと、カルツが楊枝を捨てたか…それじゃこっちもボチボチ仕事しますかねえ。)
ダダダッ…!
フランシス「甘いぜっ!!!」 ザシュゥゥゥッ!
チャーリー「ブレーメンのサイドアタックは成らずー!! フランシスくん、相手を吹き飛ばす豪快なタックル!
ボールは再びハンブルガーへ……すぐさま中央へと戻されます!
さあ、カルツくんが高い位置に上がっている為、この位置にはニールス・アンドレアス・メッツァくん!」
…トッ
グラウンダーのパスをトラップしつつ、同時にルックアップで主要な選手の位置を瞬時に把握するメッツァ。
イーグルアイを持つ彼には立っているフィールドが俯瞰で見えている。
メッツァ(テオドール位置は…あそこか、シェスターとビクトリーノの相対位置も把握。
これならば狙いは決まっているも同然だな。)
切れ長の目を不敵に細め、メッツァは目標を見定めた。
DFの裏へと走り込む素振りを見せるキャプテンのカルツ…
クセ者、仕事師のイメージから、デコイでしかないと思われがちであるが…故にこそである。
116 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:00:14 ID:???
メッツァ「狙い撃つぜ… オフサイドラインを掠め抜けてなぁっ!」 ブワアアア…
ギャラアァァァァァン!!!
高速、しかもブレーメン守備陣の隙間をピンポイントに避けて通るパスが蹴り出された。
シェスター「この球速…!? これは…! 不覚、届かない!」
パスカットの名手であるシェスターの横をすり抜け、ボールは最終ラインに届こうとしていた。
そしてボールはここでようやくワンバウンド…
ガシュリュウッ!!!
芝を引き千切るようなトップスピン回転。
ボールはほとんどバウンドせず、速度を増して前方へと跳ね転げた。
ブレーメンの守備が追いつけず、ボールは最終ラインの裏へと抜けてGKがフォローする場面となる…
…筈が、絶妙なタイミングでDFの裏へと抜けだす小さな影があった。
117 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:03:11 ID:???
カルツ「流石…やるのう、メッツァ。」 ダダッ
ヘフナー「カルツっ!!!」 ダッ
このボールに追いついて見せたのはやはりヘルマン・カルツ、彼はデコイでは終わらなかった。
それに対し、ブレーメンGKヘフナーは慌てて飛び出し、1対1の勝負に臨もうとする。
しかしこのヘフナー、弱点はまさに1対1であった。
カルツ「(わしはシュナちゃんみたいに強いシュートは撃てんがの…)こういう駆け引きならお手のもんじゃ!」 スイッ
ヘフナー(低い体勢…ハリネズミドリブルか!) クッ
ドリブルに備えるため、適性距離で急ブレーキをかけたヘフナー。
サイドのどちらへ振れても…或いは股下を通そうとしても反応出来る自信が彼にはあった。
しかしボールはそのどのコースも通らなかった。
トーーーーーーーン!
ヘフナー「なっ…!?」
カルツ「確かにおんしは平面にゃ強い、けど相変わらずこういう騙し合いは苦手なようじゃな!」
118 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:04:22 ID:???
ドリブルからいつ切り替わったのか…?
フォームからはおよそ判別出来ない自然なチップキックによって、ボールはヘフナーの頭上を越えていく。
ヘフナー「クソっ、まだっ…!」
慌てて振り返るも時は遅し。
放物線は既に刹那の後にはゴールラインを越える位置にある。
ボールがバウンドした…と同時に審判は迷いなくゴールインの判定を下すのであった。
ピイィィィィィィィィィィ!!!
先着で
★ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 カペロマンに見せ場。
《JOKER》 ???
《それ以外》 お終いです、ミュラーの心配をしてあげて。
119 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 00:04:33 ID:???
★ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→
ハートJ
120 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 00:07:18 ID:???
本日はここまでと致します。
次回は再び三杉とミュラーに焦点が戻ります。
おやすみなさーい
121 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 12:22:53 ID:???
> ダイジェスト:ラスト、試合の大勢も決まってます→ ハートJ
> 《それ以外》 お終いです、ミュラーの心配をしてあげて。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(結局…カルツのループシュートが決勝点になるか。)
ハンブルガーの先制はそのまま試合の大勢を決する物となっていた。
動揺により歯車に狂いが生じ始めたブレーメンに対し、落ち着き払ったハンブルガーは更にボールが繋がるようになった。
また時間経過に伴い、ハンブルガー守備陣はビクトリーノのスピードに(あくまでそれなりにだが)慣れ始め…
攻撃を僅かに遅らせる事で、エマニュエル・フランシスを中心とした包囲網が形成され易くなったのだ。
こうなるとブレーメンはシェスタ―の突破とマーガスへのロングボールに頼るしかなくなり、
それだけではカルツや若林を焦らせる事にもならなかったのである。
三杉「強い…」
ミュラー「………」
三杉にとっても勝つ事に慣れているチームの揺るぎないメンタルを見せられ、舌を巻く思いであった。
またミュラーに至っては一言も発する事なく、画面へと注視がされていたのだった。
122 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 12:23:54 ID:???
ピッ ピッ ピイィィィィィィィッ!!
審判の最後の笛が鳴り、試合終了が宣言されると、そこで画面が切り替わった。
初めに出てきたヴィリーという男の姿が再び映し出されたのだ。
ミュラー「ヴィリー・カタギリ…・・…」
ヴィリー『驚いているかい、アルフレド? 正直ボク達も目を疑ったし、今でも動揺を否めない。
けれどハンブルガーの中にブーフホルツ・ソレスタルビーイングだった連中が居る…それは確かな事実だ。』
三杉「ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…?(と言うと…)」
A 三杉(celestial being……。 英語で天空…いや天上の存在という意味か?)
B 三杉(ブーフホルツ…。 確かドイツにそんな名前の都市が幾つもあったかな?)
C 三杉(ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…。 アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名か。)
D 三杉(そんな事はどうでもいい、ハンブルガーとブレーメンの戦力について考えなければ。
E その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
123 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:29:46 ID:DfsHTngI
C
124 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:39:49 ID:jxBX8wEQ
C
125 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 12:56:18 ID:J7+bCY5A
C
ヴィリー・カタギリ……三杉の知る片桐さんと何か関係が?
126 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 16:58:44 ID:???
苗字は元ネタと同じか
年齢や元ネタ的に甥っぽいけど片桐さん妹しかいないんだよね
127 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 20:02:04 ID:???
E 元キャプテン三杉(そんな事はどうでもいい、岡山姉について考えなければ。)
128 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 20:05:32 ID:???
三杉
「ブーツホルツというサイボーグレーサーは聞いたことがあるが
サイボーク化の理由など、何かと謎の多い人物らしい
それらに関係する組織なのだろうか?(違)」
129 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/19(木) 21:03:46 ID:???
昨日作った豚汁。
今朝、冷蔵庫に入れ忘れて仕事に行ったせいで大惨事です。
大惨事です。(大事なry
今夜の更新は出来ません
捜さないで下さい。
アナカン
130 :
森崎名無しさん
:2012/07/19(木) 21:42:06 ID:???
豚汁放置でスッパーもツラいけど、
昨日炊いたご飯二合を保温切って放置するのもダメージがあるで(ニッコリ
131 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 12:51:03 ID:???
ドンマイドンマイw
ほんのさっき、かびだらけになっていた焼き鳥を気付かずに食べてしまい、慌てて喉に指突っ込みましたw
なんか変な味だなー、とは思いましたが……フフフ………(Тωヽ)
132 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 12:56:20 ID:???
炊飯器で米炊いて、炊いたものは冷蔵庫に放り込んだあとジャーは放置したら、
ジャーにわずかに残ったカピカピご飯がうっすらと黄色くなっていた俺が通りますよ。
133 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 21:11:39 ID:???
今日はこれから大移動なのでゆるゆる更新になると思います。
コメレスは後ほどさせて頂きますのでお待ちください。
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> C 三杉(ブーフホルツ・ソレスタルビーイング…。 アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名か。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブーフホルツ・ソレスタルビーイングという言葉は三杉淳にも聞き覚えがあった。
何故ならば、それは先ほどヴェッキオ橋でミュラーから聞かされた物だったからである。
三杉(アメフト時代にミュラーが勝つ事を諦めたチームの名…それがブーフホルツ・ソレスタルビーイングだった。)
疑問、懸念、憂慮…三杉はこの件について直ぐにでもミュラーへ言葉をかけたいと感じた。
しかし今のミュラーが画面の中の人物と、更には自身の過去と語り合っている事は確認せずとも明らかである。
ゆえに三杉は目の前の欲求を一先ず慎み、画面に映ったヴィリーなる人物の言葉を頭に刻み入れる事とした。
ヴィリー『彼らが何を考えているか…そんな事は判らないし、正直どうでも良いとボクは思う。
…ただ、ハンブルガーに彼等が居る。 その事実だけは有価であり、キミにとって重大である筈だ。』
ミュラー「…………」 コクリ
134 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 21:12:48 ID:???
ヴィリー『借りを二度と返せなくなったと思ったあの日の無念…。
ボクらオーバーフラッグスは、結局あの日感じたままになってしまったようだよ、アルフレド。』
ミュラー「…………」
ヴィリー『彼らが今サッカーをやっていて、かつて我々の代表だったキミが…誰よりも自分を恥じてたキミがサッカーに
足を染めている…。 ボクは乙女座ではないけれど、キミと彼らの間に因縁めいた物を感じている。
いや…もしかしたらキミの執念こそが彼らをサッカーへと呼び寄せたのかも知れないね。』
ミュラー「…………」 ゴゴゴゴゴゴ
ヴィリー『だから当然キミが果たすであろう<潟xンジに、ボク達オーバーフラッグスは乗っからせて貰うとするよ。
及ばずながらバックアップを申し入れたい。 …畑違いゆえに力になれるかは判らないけれどね。
ボクの…いや、ボクたちの話は以上で全てだ。 キミと次に会える日を楽しみにしているよ、アルフレド。』
ヴィリーという男がそれで言葉を切ると、やがて画面はブラックアウトし、更に数秒後には砂嵐へと変わった。
もうこれ以上は映像も何も入っていないと判断して良いのだろう…
そう考えると、三杉はチラリと隣のミュラーの様子を窺った。
ミュラー「ヴィリー・カタギリ……。」
頭を俯かせ、垂れた髪によって表情は見えない。
だが小声で呟かれた先の男の名前…そこには言い知れぬ感情が乗っていると感じさせられた。
A ミュラーに声をかけるなう
B まだ暫し沈黙して待つなう
C ミュラーがアメフトを止めた理由について考えてみるなう
D ハンブルガーの戦力について考えてみるなう
E ミュラーに今から練習しないかと提案するなう(要5票)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。
135 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:15:55 ID:46B80dVU
A
136 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:16:55 ID:Kl5Pnrrk
A
三杉淳!目標と対話する!
137 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 21:19:57 ID:f/kdRfig
A
138 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:40:31 ID:???
> A ミュラーに声をかけるなう
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ミュラー。」
ミュラー「…………なんでしょう…」
三杉「橋で聞いた話だと、君はブーツホルツ・ソレスタルビーイングから逃げた筈だったね。」
ミュラー「そうです…。」
三杉「うん。 …けれど今のビデオメールの話の限り、君が彼等から逃げてサッカーを始めたように聞こえなかった。
そして僕の知る君という人間も、やはり仲間達を切り捨てて逃げ出すような男ではないように思う。」
ミュラー「…何が言いたいんです?」
三杉「君は過去の事を、自身がさも卑怯者だったかのように話したんだろう?」
ミュラー「そんな……。 そんな事をしてボクに何の得があると言うんです?」
三杉「さてね…そこまでは判らない。 けれど、一つだけ判っている事があるよ。」
ミュラー「なんでしょう…………」
三杉「君は逃げたんじゃない。 それどころか、ずっと彼等と戦う事を望んでいたんだ。」
ミュラー「………………」
139 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:41:59 ID:???
黙りこむミュラーは三杉の言葉を暗に肯定しているように思われた。
三杉「…戦えるかも知れないと言ったら?」
ミュラー「!?」
それまで伏し目がちであったミュラーが突如として顔を上げ、目をカッと開いた。
今ほど呟いた三杉の言葉が彼にとって重要であった事は雄弁に示されていた。
ミュラー「ハンブルガーと試合できる機会がある…と? プロ4部チームに過ぎない我々が?」
三杉「ああ。 …まだ、綱渡りのような細い道かも知れないけれどね。」
ミュラー「…詳しく聞かせて貰いたいものです。」
三杉「近々、ブラジルの名門クラブであるサンパウロと試合を出来る可能性があるんだ。
僕らの為に、裏でそういう取り計らいをしてくれている人たちが居て…ね。」
ジョアン、フィッツウォルタ、バンビーノらの顔が三杉の脳裏に浮かぶ。
更には失踪したヴィットーリオ・トレイゼ・ゴーリやエムスカ・ジェニオ・ジャーニ・ラピュタ評議員…
自分達が周囲の人間の尽力によって夢を永らえている事実が三杉の胸を締め付けた。
三杉「…もし南米の雄であるサンパウロ相手に互角以上の勝負が出来たら、
欧州のビッグネームであるハンブルガーがこちらの試合要請を受ける可能性は高い。
ついでに言えば、うち(ヴィオラ)の上の方もその気が満々であるみたいだ。」
ミュラー「………なるほど。 確実ではない、しかし道はある…。
そしてその為には、前提として先ずサンパウロに勝つ事が求められる…と。」
三杉「そういう事だ。」
140 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:43:08 ID:???
…スクッ
三杉の言葉を理解してか、ミュラーは腰掛けていた椅子から立ち上がった。
何をしようというのか、三杉には薄々想像がついていた。
三杉「休息日の練習は禁じられているよ、ミュラー。」
ミュラー「知っています。」
三杉「ならばまず座るべきだ。 無軌道に動いても今は仕方ない、いやむしろ逆効果だ。
怪我の懸念も考えたら、キャプテンとしては看過出来ない。」
ミュラー「ミスギ…本当のボクという人間は、我慢弱く、落ち着きのない男なのですよ。」
三杉「思いもよらなかった事実だね。」
ミュラー「……ウォーキングだけです。 ナンセンスかも知れませんが、今はジッとしていられません。」
三杉「そうか……うん、分かった。 散歩ならミケランジェロの丘がお勧めだよ。
それじゃあ、そう言う事なら僕もそろそろ退散させて貰うとしよう。」
ミュラー「…ありがとうございます。」
三杉は一足先にミュラーの部屋を後にした。
そしてミュラーが抱えている過去に残したしこりについて思うのだった。
自分が大空翼との再戦に向ける気持ちと照らし合わせながら…
※来月の練習時、ミュラーにイベントが発生する事になりました。
141 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:44:53 ID:???
☆三杉の練習(9月度2回目/全2回)を実施します。
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
普通 : 競り合い
やや上がり難い : ドリブル、パス(判定+2)、シュート、タックル、パスカット、トラップ、クリア
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 65 605 3/2
☆7/21 0:00から投票開始☆
今回練習したい項目を、上記ドリブル〜競り合い≠ゥら[3]項目選ぶ為に投票してください。
お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票に達した項目から順に確定となります(投票はメル欄空白で。)
142 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:52:00 ID:???
本日はここまでとなるでしょう。
亀更新ですみません。
>>126
それについては現状ノーコメントで…
意味のある展開を今のところ見いだせておりませんのでね。
>>127
岡山姉の事はスレ主たる私が考えているから三杉は別にいいのです。
>>128
その世界観ではイスラスがゼロの領域に到達してアカン事になります。
>>131-132
皆さんも結構地獄を見ていらっしゃるようですね…
夏はマジ怖いです、お腹こわい
143 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 23:55:28 ID:???
>>142
いやいや元キャプテン三杉さんはアナザーカンピオーネさんのことですよ乙でした
144 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/20(金) 23:58:42 ID:???
>>143
そういえばそうでした。
三杉さんとか呼ばれてた時代が私にもありました。
あと果汁グミのスイカ味はすっごく不味いです。
皆さん気をつけて。
145 :
森崎名無しさん
:2012/07/20(金) 23:59:41 ID:Kl5Pnrrk
パス、タックル
146 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:00:45 ID:i8zf+9HQ
パス、タックル
147 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:00:56 ID:OZBCoylA
パス 競り合い
148 :
森崎名無しさん
:2012/07/21(土) 00:01:02 ID:ZN6ak93Y
競り合い タックル
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