キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/07/09(月) 01:38:17 ID:CDkNFWHk



この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。


恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry




663 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:48:42 ID:???

<ブラジル・グアルーリョス国際空港>

レントゥルス「着いたーーー!」

ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」

三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…)

フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。
フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であるのだが、
ちなみに…

キンコーーーーーーーン

係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」

M沢「そんな事を言われてもな…」

約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。

シーザー「チッ、仕方ねえ……悪いがM沢、お前次の復路便で帰れ。」

M沢「そっ、そんなぁーーー!」

シーザー「次回からお前には船便のチケットを用意してやるから。」

664 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:49:51 ID:???

オワイラン(これはひどい。)
スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。)
オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。)

新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!)
ミュラー(解せぬ…)

押し問答した物の、今回M沢くんはイタリアへ送り返される事になった。
取り敢えず戦力には大きな影響なしという事で、選手達はこの件を見て見ぬ振りするしかなかった。

三杉「さてメリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」

メリー「ええ、飛行機の到着が時間通りだったので、もう来ていると思いますけれど…」

周囲を見回すが、どうやらそれらしい人物は見当たらない。
遅れているのだろうかと、二人は肩を竦めて顔を見合わせる。
そんな中、ミハエル・ドノヴァンが二人の側に寄った。

665 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:51:02 ID:???

ミハエル「ソーリー。 ミスギ、申し訳ないですが数分席を外しますヨ。」

三杉「えっ? ああ…数分でちゃんと戻って来てくれよ?」

ミハエル「了解。」

三杉(トイレ…かな? ハッキリ言えば良いのに。)

ブンナーク「ふう、出た出た。 気持ち良いくらいに出たぜ。」

三杉(ここまでハッキリ言う必要は全然無いけどね。)

ブンナーク「なあミスギ、M沢ってトイレで何が出るんだろうな?」

三杉「氏ね…」

メリー「D.O.S.I.M.S(ドブに落ちて死んで生き返ってまた落ちて氏ね)」

ブンナーク「な、なにぃっ!?」

そんな血も涙もない凄惨な光景が繰り広げられるのだった。

666 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:52:19 ID:???

それから数分後…ミハエルが歩いて行った方向がやけに騒がしくなった。
何かあったのかと、三杉は怪訝な顔でそちらを凝視していると…

三杉(おや、あれは…)

トイレに向かった筈のミハエル。
見覚えのない少女が、彼を強引に腕を引かれている姿が三杉の目に飛び込んだ。
何が起こったか想像もつかないが、とにかく三杉は反射的にミハエルの名を呼んでいた。

三杉「ミハエル! 一体どうしたんだ!?」

ミハエル「OH…」
少女「あっ!」

三杉の声に反応したのはミハエルだけではなかった。
彼の腕を引いている少女もこちらへ反応を示し、しかも近づいて来るのである。
少女は見た所どうやら日本人であり、ミハエルだけでなくもう一人腕に引いていた。
そのもう一人の方は三杉も知っていた。

667 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:53:27 ID:???

三杉「石崎か…?」

石崎「おっ、み、三杉じゃねえか!」
ミハエル「このヤマザルを知ってるんですか、ミスギ!?」

ミハエルと石崎が同時に声を上げ、三杉の耳をつんざく。
この両者の間でトラブルがあった事だけは三杉にも把握出来た。
取り敢えず二人の事はスルーして…

三杉「君は?」

陽子「初めまして、私は片桐陽子…日本サッカー協会の者です。」

三杉「宜しく。 …で、何があったんだい?」

石崎「この野郎が陽子さんに不埒な事をしやがったんだ!」
ミハエル「黙りなさいこのヤマザル! テキトーな事を言っていると許しませんよっ!!」

石崎「にゃにおう!?」

陽子「ああ、もう…二人とも!」

三杉(……これは参った。)

668 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:54:54 ID:???

どうやら状況はこんがらがって最悪なようである。
しかも石崎とミハエルの両者ともが興奮気味でまともに話が出来ない。
猿頭の石崎はともかく、ミハエルがこれ程感情を顕わに怒るのが三杉を不可解にさせていた。

三杉(普段のミハエルはこんな風に怒らない…相手に敵意を向けられても颯爽とかわす筈だ。
    以前僕に対して敵意を向けた時も、こんな様子は全く見せなかった。
    まさか演技…? …となると、石崎の言った言葉が正しいのか? いや、そんなまさか…)

不埒な行為を働いたと石崎は言ったが、それこそミハエルの印象には有り得なかった。
しかし普段の様子と違いすぎるミハエルの様子に三杉は困惑を隠せず…

☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!)

A これは石崎が悪かったに違いない!
B 残念だが様子的にミハエルの方が悪かった可能性の方が高い!
C いや、きっとこの片桐陽子とかいう女が悪いんだ!
D いや、実は犯人は僕なんだ!(かま夜的に)
E その他

3票選ばれた選択肢で続行します(メル欄空白じゃないと美樹本が殺人ミッキーになっちゃうYo。)

669 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:04:55 ID:vmYG5mV2
E
貴公子スマイル全開で陽子さんにご挨拶。
手を取ってキス、する寸前で

「……と、こんなところだろう?」と二人を見る。

670 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:08:52 ID:0k37RiV+
E>>669

それだ!

671 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:42:01 ID:hbzGTOWU
E>>669

672 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:45:06 ID:???
なにィ!?M沢がいないだとォ!?
これは代わりにタークを呼ぶしかあるまい

673 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:47:05 ID:???
そ、そんなぁ…M沢くんがぁ……代わりにタークが呼ばれるんですねわかります

674 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:51:21 ID:???
E いや、実は犯人はブンナークなんだ!

675 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:01:29 ID:???
E いや、犯人はそこに隠れている森崎だ!石崎もミハエルも彼のカラオケを聞いて狂ってしまったんだ!

676 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:09:40 ID:???
E >>675+ここだ、ここでタークの歌声で正気に戻すんだ!

677 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:14:20 ID:???
E >>676+ついでにタークに助っ人を依頼する

よし、ターク参戦に繋がった!

678 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:35:07 ID:???

> E >>699
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(……まっ、ミハエルが公衆で不埒を働く筈がないか。 大方…)

三杉は石崎とミハエルを視線から外し、陽子と名乗った少女の方を見た。
片桐と言う名字にもしやと思う所があったが、今はそれを考えずに彼女の方へ一歩前に踏み込んだ。

陽子「えっ?」

三杉「彼等の事もありますが、一先ずこちらの挨拶が遅れた事をお詫びします。」

陽子「一先ずって…!」

三杉「フロレンティア・ヴィオラのキャプテン、三杉淳。 以後どうぞお見知りおきを。」 ニコリ

柔和でキラキラとした笑顔を陽子に向け、三杉は改めて自己紹介した。
そしてそのまま陽子の手をサッと取り…

679 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:36:08 ID:???

陽子「ちょ、ちょっと!」

手の甲へとキスすべく、三杉は跪きながら陽子のか細い手に顔を近づける。

三杉「………」

陽子(なっ、なにするのこの子ー!?)
ミハエル「………?」
石崎「みみみみみ、三杉ーーー! テメェ何やってんだぁーーーー!!!」

ピタッ

絶叫に近い石崎の怒号が聞こえて三杉は動きを止め、石崎達の方へ顔を向ける。

三杉「…と、君の言っている不埒ってこんな所だろ?」

ニヤリと自信ありげな表情をたたえ、三杉は彼等にそう言ってのけた。

680 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:37:33 ID:???

石崎「はあぁー!?」

陽子(あっ、そういう事ね。 でも…。)

石崎「全然違うっつーーの!!! って言うかお前も陽子さんの手を離せ!!」

三杉「えっ?」

てっきり三杉はミハエルが陽子にこのような事をしたのだと思ったわけだが…どうやら話は違ったらしい。
石崎は冷静になるどころか、馴れ馴れしく陽子の手を取った三杉に対してもヒートアップの様相を見せる。

三杉「じゃ、じゃあ何があったって言うんだい?」

石崎「その野郎はなあ! 有ろう事か陽子さんを無理やりに抱き寄せて抱擁しやがったんだーーー!!」

三杉「ええっ!?」

絶叫の如く言い放った石崎の言葉に、三杉は仰天するしかなかった。

681 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:39:38 ID:???

陽子「ちがーーーーう!!! それがそもそも違うっ!!」

ミハエル「ふう…バカバカしい!」 クルリ

石崎「てっ、テメェ逃げるかっ!!!」

ミハエル「ヤマザル…貴様がボクに対して言った事、決して忘れませんよ。 それからミスギ!」

三杉「な、なんだい…」

ミハエル「お見通しなつもりで的外れな事を言うのはおよしなさい、間抜けですよ!」

三杉「グッ…!(た、確かに不用意だったか……)」

※ 三杉とミハエルの相互感情が減少。 補正LVが無くなりました。

682 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:42:18 ID:???

先程の心頭から一転して冷え切ってしまったか、ミハエルは悲しげな背中でこの場を離れて行く。
そして未だ頭に血が昇りっぱなしの石崎はミハエルを追いすがろうとするが…

石崎「クソっ、待ちやが…」

陽子「このっ…」

いきり立って走りだそうとする石崎の目の前に、陽子は素早く回り込み…
一瞬キョトンとした石崎に向け、彼女は腕を引き絞った。

バチィィィィィィン!!!!

石崎「ぶほっ!!!」

頬を思い切り張り倒した。

陽子「バカっ! なんで話を聞かないのよ!」

石崎「よ、陽子さん!? だだ、だってあのヤロウが…」

陽子「何が『だって』よ!? あれは……」

683 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:45:25 ID:???

〜 回想に限りなく近い数分前 〜

ミハエル(ええと…あっ、WCはあそこですネ?)

案内図からトイレの位置を確認し、悠々と歩き始めるミハエル。
空港入口に近いその方向に、周囲を見回しながら危なっかしそうに歩いている少女が一人。
ミハエルは然程も気にする事なくWCのある方向へと向かっていた。

陽子「あっれぇ…? 石崎くんったら何処かしら?」 ヨタヨタ

距離が縮まり、ようやくミハエルも危なっかしそうな少女の存在に気がついた。
ぶつからないようと方向を僅かに転換させて通り過ぎようとした時…

陽子「キャッ…」 グラリ

ミハエル「…っと!」 スッ

少女が転倒しそうになったのに気付き、ミハエルは思わずスッと距離を縮め…
みっともなく転倒するより前に、少女の事を抱き支えて見せた。
素早い動き出しに、瞬時の出来事でも女性の体重を抱えられる腕の力…バレエスクールの賜物であろう。

684 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:47:19 ID:???

ミハエル「大丈夫ですカ?」

陽子「あっ、ど、どうも済みません!」

ミハエル「ふふ、気をつけなさイ。」

陽子「ありがとうございます…って、あれ?」 グッ

それでミハエルは彼女の身体を離してWCへ向かうつもりだった。
しかし相手の少女の方はジッとこちらを凝視し、またミハエルの胸襟から手を放そうとしなかった。
当然ながらミハエルは戸惑う事となったが、力任せに引き剥がすという事も躊躇われた。

ミハエル(ワット?)

陽子「貴方、確か…」

怪訝な顔をするミハエルに向けて少女が何か言おうとした時、
奥にあるWCの方向から、如何にも下品そうな声が聞こえてきた。

685 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:49:04 ID:???

石崎「ふう、出た出た。 身も心も軽いぜ。 って、あっ、ああーーーー!?」

陽子「えっ、この声…」

ミハエル(オーッ…下品な声、そして下品な顔……。 ボクの最も好まない雰囲気です。)

WCから出てきたその男の顔を確認し、ミハエルはげんなりとした顔をした。
出来る事なら人生レベルで関わらずに居たいと思う感想であった。

石崎「てててて、テメェーーー! なに陽子さんを抱きしめてやがる!
    うらやま…いや、けしからん! こんの変態ヤロ――!!」


ミハエル「はっ…?」

陽子「えっ? あっ…… キャッ!」 ドン

石崎の叫びにキョトンとするミハエルと、傍目から見た自分の体勢に気がつき、慌てて離れる陽子。
その『キャッ』という言葉に石崎のブロークンハートは更にヒートアップである。

686 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:50:32 ID:???

石崎「こ、このヤロウ…嫌がる陽子さんを無理やり…!」

ミハエル「何を言っているのか分かりませン。 それよりもトイレから出たばかりの汚い手で服に触らないで下さイ。」

陽子「ちょ、ちょっと石崎くん! この人は私を助けて…」

石崎「んのやろ…。 陽子さん、もう安心ですよ。 このオカマ変態ヤロ―は俺がきっちり叩きのめしてやりま…」

ミハエル「お、オカマ!? しかも変態…!? い、言いマシタねこの類人猿!!!!」

冷静だったミハエルも突然激昂した。
どうやら興奮した石崎の言葉が彼の逆鱗に触れてしまったようである。

陽子「ふ、二人とも話を聞いて!」

…と必死に止める陽子の言葉は全く聞こえていないようだった。

687 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:51:51 ID:???

石崎「る、類人猿だぁーー!?」

ミハエル「いや、類人猿は上等過ぎマス! キミにはヤマザルがお似合いデース!!」

石崎「こ、こいつぅ…もう許さねえぞ!?」

陽子「やめて――――!!!!!」

大声を上げながら、二人の間に割って入る陽子。
元はと言えば彼女の不用意さが原因であったが…それにしてもこんなトラブルはない。
そして騒ぎを聞きつけたか、どんどん人が集まって来ており、これでは晒し物である。

陽子「とにかくこっち!」

見世物になって空港の係員に取り押さえられるような問題は流石に拙い。
ともかく陽子は強引に二人の腕を取ってその場を離れるしかなかった。

〜 回想に限りなく近い数分前終わり 〜

688 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:53:56 ID:???

三杉「なるほど…」

石崎「うえっ……そ、そうだったの? それならそうと…」

陽子「言ったじゃない、何度も何度も…! なのに全然聞いてくれなくて、最低最悪よ!!」

石崎「そ、そんなぁーーー」

三杉(失敗した。 と言うか…)

どうやら事実はミハエルが完全な被害者であったらしい。
彼は些少もやらかした事実なく、一方的に言いがかりをつけられただけだったのだ。
それなのに、三杉はミハエルが陽子に少しでも何かやらかしたのだと思った事になる。
…今回の件で真っ白だったミハエルとしては当然不愉快に思った事であろう。

三杉(浅はかな思い込みでミハエルを傷つけてしまった?
    …しかも試合前に! 僕はなんと言う迂闊!)

陽子「はぁ………三杉くん。」

三杉「なんでしょうか…」

689 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:56:48 ID:???

陽子「ごめん、私も色々迂闊だったわ。 こんな事になるなんて…」

三杉「いえ…いや、そうかも知れませんが…」

陽子「でも貴方もそうよ? キャプテンとして流石にアレは…」

三杉「………分かっています。」

陽子「今日の所は、石崎くんと私は引き上げるわ。 ちょっと、交流どころじゃないみたいだし…。」

☆三杉「ええと…」

A 仕方ありません、お引き取り下さい。
B ダメです、二人ともこのまま帰すわけにはいきません。
C ダメです、石崎だけ帰して下さい。
D ダメです、石崎は残して貴女だけ帰って下さい。
E その判断はそちらの好きにして下さい。
F その他

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します)

690 :669:2012/08/26(日) 20:02:27 ID:???
戦犯の私にはとても選べぬ〜
他の方にお任せっ

691 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:03:46 ID:???
すまねえ…

692 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:06:10 ID:???
いやむしろこんな所で投げっぱなしジャーマンで任されても困る

693 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:17:38 ID:???
どこのスレでもアホなことすると碌な事にならないな
貴公子ではなく奇行子だなこりゃ

694 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:19:59 ID:uJEVXCiM


695 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:34:13 ID:tLP1UCuk
D

696 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 20:49:32 ID:aSh/mz4o
A
うーん、予想を外したのは事実だけど、そこまで変だったとも思わないなあ。
ホームランを狙えば空振りも増える、それだけのことだろう。

697 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:29:31 ID:9l2D0aKM


698 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:31:26 ID:1FutrZe+
E 自らがどうするかであって、他人の判断は他人の判断じゃないかな。

699 :森崎名無しさん:2012/08/26(日) 21:33:14 ID:RGm2QyNM
E

700 :森崎名無しさん:2012/08/27(月) 01:37:38 ID:???
>696
要するにチームメイトに何らかの疑いやトラブルがあった時に
キャプテンとしてチームメイトを最後まで信じられるか、護ろうとするかという試金石だったんじゃないかな

ミハエルが無実を主張するならたとえ状況証拠が揃っていたとしても
「彼がやっていないというなら信じる」と言うぐらいの姿勢がキャプテンには必要だったんじゃないかな
実際今回のイベントでもミハエルは最後悲しそうな背中で去っていってる
これは三杉が三杉個人としてもキャプテン三杉としても、自分の無実を信じてくれなかったことへの悲しみと失望の現れなんじゃないだろうか

701 :森崎名無しさん:2012/08/27(月) 02:59:35 ID:???
直前のM沢とブンブンでお笑いの空気ができてたからな
キャラ視点で物を考えるのは難しい

702 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/27(月) 10:50:37 ID:???

こんにちは、少々今回の件についてコメントさせて頂きます。
今回のトラブルに際しては特別難しい問題でした。
と言うのは、犯人当てのような問題の出し方をしておいて、その実は全く異なる意図の問題だったからです。

今回、犯人を当てる為の手掛かりや証拠がほぼ皆無と言って良いほど提示しておりませんでした。
かろうじて判るのは、ミハエルが普段のミハエルの様子と違い、逆上気味に口汚くなっているということ。
このような状態になりつつあるミハエルが描写されているのは、過去にも一度だけ。
その時も(冗談ぽくではありましたが)、とある単語が引き金となっていました。
つまりミハエルは後ろめたさを隠す演技ではなく、彼にとってタブーとなる言葉で罵られた事にプッツンしていたのです。

そこに気付かずとも、ここがほぼノーヒントである事から三杉が取れる行動は限られてきます。
@>>700さんの仰る通り、>>668の選択でB以外を選び、どういう経緯であろうとキャプテンとしてミハエルを守るか。
A>>668の選択でD(犯人は僕)を選び、どういう経緯であろうと悪いのは自分…トラブルの責任はキャプテンである
  自分にあるのだと宣言し、ミハエルの頭を良い意味で覚まさせるか。(ネタ選択肢と見せて実はこれがベストでした。)
B>>668の選択でどうにか陽子から事情を聞き出せるようなその他選択肢を考えだすか。

このような問題であった事に加え、それまでの流れに非現実的なギャグを盛り込んでしまった事から、
どういう選択であったのかを参加者の皆さまにすっかりズレて認識させてしまう事になったのが非常に良くなかったです。
私にとって非常に大きなミスでしたし、シリアスとギャグの共存の難しさを気付かされました。
またこれは私が参加者の皆さんと同じ高さの視野を持つ意識を忘れてしまった証明でもあります。

深く反省致します。…と同時に、この先をどうするか少々考えさせて下さい。

703 :森崎名無しさん:2012/08/27(月) 20:42:51 ID:???
>>668の
>☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!)
の後に「ここの判断は重要だぞ…!」とか「判断を誤ったら大変なことになるかも…!」
とあれば無難にいけたでしょうね。

試合前or試合中にでも挽回イベントがあると嬉しい。

704 :696:2012/08/27(月) 20:57:05 ID:???
個人的には「ホームランを狙えば空振りが増える」の意見で変わりません。
ギャグの空気に乗ってカッコよくキメようとしたらズレてた、ということでしょうから。
ただまあ、ご自身が反省されておられるなら、挽回の機会をいただけたら嬉しいですねw
そこはゲームの公平性とかそういうのは置いといて、みんなが楽しく参加するために。

705 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/27(月) 21:37:27 ID:???
すみません、書けなくなりましたので暫し休みます。
多分すぐに戻ると思いますがお約束は致しません。
登場人物が動かないとはこういう事かと実感しています、いやはや。

706 :森崎名無しさん:2012/08/28(火) 22:52:05 ID:???
いやこれは寄行でミハエルから評価ダウンしたが陽子さんとフラグたったのではなかろうか
前向き前向き

707 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/29(水) 18:42:39 ID:???

> E その判断はそちらの好きにして下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「その判断はそちらの好きなようにして下さい、石崎も含めて。」

正直な事を言えば、三杉は目の前の女性の言葉を無責任に感じた。
本来の仕事が何だったかは知らないが、問題を引き起こしておいて。
しかしながら、それを口に出して指摘するような時間も精神面での余裕も、今の三杉には存在しなかった。
…無いように思えていた。

三杉(つい数日前、オジオやオワイランの前で『僕はキャプテンとしては翼くんより僕の方が上』と言った…
    けれど…クッ! それはとんでもない思い上がりでしかなかった…!)

いま三杉は自身に激しく失望していた。
それは目の前の失言動に留まらず、自らのキャプテンへの資質に対して失望していた。
そしてキャプテンの自信という物は、チームが機能するか否かに直結する重要なファクターであった。


この後、三杉はミハエルを追いかけて謝った。 自らの失態について謝った。
しかしヴィオラにミハエルが来て以来、三杉が彼にキャプテン足らぬ行動を見せたのは少なくとも2度目…
ミハエルは『気にしていない』と微笑を見せたが、その目が笑っていないと察する事は今の三杉でも容易であった。
それゆえに三杉はこの件から頭を切り替える事が出来ずに終わった。

708 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/29(水) 18:44:33 ID:???

.…晩のミーティングにおいて、ミハエルは突然『今の三杉はキャプテンに相応しくない』と発言した。
周囲はこのミハエルの発言に反発して騒いだが、三杉はこれに対して何も言えなかった。
正直に言えば、この発言を聞いて三杉は頭の中が真っ白になってしまい、以後の事をちゃんと把握していない。
だが『その通りかもしれない』と妙に納得してしまったのは確かな事実であった。

そしてミハエルが反発する仲間達に何某か説明し、皆納得を得て終わった事も理解出来た。


サンパウロとの試合当日。
三杉はキャプテンとして全く機能せず、その結果ヴィオラは敗れる事となった。
敗北の責を感じ、三杉はコーチやオーナーにキャプテンを辞す旨を伝えたが、それは何故か受け入れられなかった。


翌月からチームに正式な監督が就任し、三杉達はセリエA、Bのユースクラス相手に試合をこなすと共に…
トップチームのレギュラーに混ざってセリエC2のリーグ戦にも出場するようになった。
これによって個々の実力は充実し、またチームとしても完成へ近づく実感を得られるようになっていたが…。
しかし欧州ビッグネームからの対戦要請はなく、こちらの要請に相手が応える事もなかった。

709 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/29(水) 18:45:48 ID:???

翌年、三杉達はセリエC2のリーグ戦で見事に優勝を果たし、特例にてセリエBまで飛び石昇格を成し遂げた。
…と同時にクラブはフィオレンティーナ≠フ商標権を買い戻し、三杉達は再びフィオレンティーナの名で闘う事が許された。
さらに翌年はセリエBという急激なレベル変化の前に戸惑い苦戦するも、昇格プレーオフ件に到達…
セリエA下位クラブを相手にも勝利し、フィオレンティーナは3季ぶりにセリエA復帰を果たしたのだった。

また三杉はその頃にはセリエAでなんとか闘えるレベルに達しており、その端正で儚げな容姿、理論的でありながら独創にも
富んだプレイスタイルから、Giovane nobile in Firenze(フィレンツェの貴公子)の名で市民に呼ばれるようになっていたのである。


…結局三杉はWトーナメントに参加する事なく、旧来の日本サッカーの在り方を変えるという目標も叶えられなかった。
さらにW杯についても縁遠くなり、内紛を恐れた日本サッカー協会は2002年まで三杉を召集するのを避け続けた。
しかし2002大会で日本はW杯ベスト8まで勝ち残り、三杉は確かに天才であった事を日本人に思い出させたのである。

2004年、三杉は引退し、その後はコーチとしてイタリアに留まった。
そのサッカー人生は当時の日本人としては考えられない成功だった。
しかしそれは世界的に見れば一流に届かぬ物と言わざるを得ない。
果たした功績は決して小さくなかったが、その範囲は『フィレンツェ市民にとって』と限定せざるを得ないからである。

三杉淳はフィレンツェの天才ではあったが、歴史を変える英雄ではなかったという事であろう。


 アナザーカンピオーネ 完

  [ NORMAL END フィレンツェの貴公子=@]   → Return to >>663

710 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/29(水) 18:47:54 ID:???

こんにちは。
どうしても、どうしてか、スレ主の中でリセット出来ず、また止まっていてもどうにも変りそうもない為、
大変恥ずかしく、また申し訳ありませんが、このような形で一旦仕切り直させて頂きます。
後にwikiの方にも発言や行動の指針等をもう少し細かく追記致しますのでご確認下さい。

それから三杉のごく近い距離に現実離れしたギャグを置き過ぎました。
個人的な趣味や皆さまに笑って頂きたいというつもりで今日までギャグを交えてきましたが、
気がつけば元々書きたかった物を破綻させてしまう勢いでやり過ぎてしまっていると気付きました。
今後私の力量で処理できない事がドンドン起こる可能性が考えられる為、この辺に手を加えさせて頂きます。
取り敢えずM沢くんをただのモブにし、最低限の役割として予定されていた、退場時の人数合わせに徹底します。
他にも多々出てくるかも知れませんが、まあ完了した世界をなるべく壊さないようには考えます。

それではまた。

711 :森崎名無しさん:2012/08/29(水) 18:50:42 ID:???
サンパウロ戦だからサプライズでファンタジスタからディディー登場かなー
クラッキ持ちなんだろうなーとかおもいつつ開いたら
マジですかっΣ(°д°
うう・・・面白かっただけに残念だけど気長に待ってます。今はゆっくりお休みください

712 :森崎名無しさん:2012/08/29(水) 18:52:32 ID:???
やっぱり自分の納得いくもの書きたいものを書くのがいいと思います。
乙です。

713 :森崎名無しさん:2012/08/29(水) 22:51:42 ID:???
うーん……ギャグで進めたい場面と、シリアスで進めたい場面で食い違うこともままありますね。
乙です。 しばしゆっくりされてリフレッシュしてきてくださいー

714 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/31(金) 13:11:57 ID:???

711
温かい言葉と楽しみにして下さった旨、大変勿体無く思います。
もう既に何日もこれで休みましたから、いい加減切り替えて再開致します。

>>712
乙感謝です。
お言葉通り、私には納得のいかないまま書き続けるのは無理でした。
結果、皆さまには大変ご迷惑とご心配をおかけしました。

>>713
こんなにスレ主と参加者の間で意識の差があるとは思わなかった!
…と言うのはギャグですが、正直こういう意識の差はないと思い込んでいました。
そこは私の驕りだったんですねえー。


715 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/31(金) 13:13:37 ID:???

>>663から再開
============================================

<ブラジル・グアルーリョス国際空港>

レントゥルス「着いたーーー!」

ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」

三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…)

フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。
フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であり、
ちなみに…

キンコーーーーーーーン

係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」

M沢「そんな事を言われてもな…」

約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。

716 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/31(金) 13:14:45 ID:???

ミハエル(これはひどい。)
スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。)
オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。)

新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!)
ミュラー(解せぬ…)

押し問答するM沢くんの醜態に見て見ぬ振りをする選手達。。
取り敢えず戦力には大きな影響は出ない為、それも当然と思われた。
しかし話は意外な展開を見せる。

シーザー「チッ、仕方ねえ……M沢、お前の真の姿を見せてやれ。」

M沢「そ、そんなぁー…」

新田(真!)
ミュラー(の!)
オジオ(姿!?)

もう訳がわからないよ。
そんな選手達の心の声が聞こえてきそうだった。
中の人などいない!…なんて事は、どうやらなかったのである。

717 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/31(金) 13:15:45 ID:???

M沢「仕方ない、パージ…」 プシュー

なんという事でしょう。
M沢くんの身体かと思われていたドラム缶のような金属。
それらが音を立てて分解し、中から何の特徴もない少年が出てきたではありませんか。

新田(中身は普通だ…)
ミュラー(わけがわからないよ…)

シーザー「さあこれで入国できるぞM沢アルファ、いや…モブα!」

モブα「……完全なる無個性になっちゃったじゃないですかー!
     せめて次回人気投票までは待ってくれても良かったのに…」

シーザー「諦めろ… 登場キャラってのはネットに弾かれたボールなんだ。」

選手達((( わけがわからないよ… )))

こうして一個の存在が抹消され、もう一つの新たな命が生まれた。
それは確かに無個性な魂なのかも知れない。
しかしそれでも彼は生きているのだ、ギャグではないのである。

718 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/31(金) 13:17:13 ID:???

―――――――――

シーザー「にょほほ。 それじゃあモブαに微かな個性を作り出すとしようか。
      …と言っても設定はもう付けない、能力値でしか反映させないのは決定済みだ。」

モブα「実に残念です…。 取り敢えず、今のボクの能力評価値はこんな感じです。
     比較としてキャプテンのも提示しておきます。」


[モブα]
突破力:C 得点力:C フィジカル:C 空中戦:C ボールカット:C キックコントロール:C

[三杉]
突破力:A 得点力:B フィジカル:D 空中戦:B ボールカット:A キックコントロール:A


シーザー「さて、このモブαの評価において、1項目だけBに上げてやれる物がある。
      総合的にはとても戦力に数えられないが…その分野であれば敵ザコの普通〜苦手分野相手に戦える。」

モブα「どうぞ…全然出番ないと思いますが何卒…」

☆モブαに愛の手を(強化する分野を一つ選んで下さい。)

A 突破力
B 得点力
C フィジカル
D 空中戦
E ボールカット
F キックコントロール

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)

719 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 13:25:19 ID:7TinmcKU
E
まあ、タックルの人数合わせくらいには。

720 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 13:42:49 ID:Q3/DsHxM
E

721 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 13:44:44 ID:B+eC7ASE
E

722 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 18:15:58 ID:???
中に人がいたってのもちゃんと原作ネタだよね
クロマティじゃなくて課長バカ一代の方だけど

723 :森崎名無しさん:2012/08/31(金) 20:20:06 ID:???
G M沢くんまさかのヤベッチュ外伝出演

724 :森崎名無しさん:2012/09/01(土) 20:07:22 ID:???
>>711
本編一年くらい前ならどっちかというとサンパウロならレオナウドじゃね?
とファンタジスタ好きから指摘してみる

なにはともあれ作者様今後も期待してます

725 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:32:32 ID:???

こんばんは、週末更新できず申し訳なかとでした。
ついでに今週末も更新できませんので平日更新頑張ります。
今回の話の展開ですが、仕切り直しにあたってややマイルドにする事にしました。
今日は悪い結果にはなりにくい仕様で進めますのでご了承ください。
(かと言って良い結果になりやすいという訳ではないので大きな期待は勘弁です)


>>722
奇跡の超覚醒が起きたら中の人が出てくるようにするつもりでした。
課長バカ一代は確か2巻までしか見たが事なく、そこまでにそのネタは無かったと思います。
偶然そうなったって事でひとつ。

>>723
外伝はフリーダムな場ですから、それが良かったかもしれません。

>>724
サンパウロ→インテルな選手がレオナウドでしたね。
正直サパァーっと彼の事は忘れていました。
何気に今季からレオナウドはインテル所属かも知れません、良かったねルーベンさん。
あとディディーはシニョーリと被りますねww 所属チームは何処でしょうかね? やっぱフラメンゴ?

726 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:35:31 ID:???

> E ボールカット
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シーザー「はい決定。」

モブα「ボールカットですか…無難ですね、安心しました。」

シーザー「以上でお前の大きな出番は終了だから。 サパッと舞台裏に回って貰うぜ。」

モブα「分かってますよ、自分の立ち位置くらい…」

こうしてαはボールカットに微妙に秀でたモブとして確定した、さらばメカ沢くん。
そんななかで三杉はと言えば、徐々に奇妙な出来事が起こっていた事も知らぬかのように、
キャプテンとして今後のスケジュール諸々を確認していた。
今日はこのままホテルに宿泊、休息を取り、試合は明日実施される。
コンディション的にはヴィオラにとって悪条件と言えるだろう。
その代わりとして、サンパウロはそれなりの便宜を図ってくれる話になっていた。

三杉「メリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」

メリー「ええ、今日はバスでホテルまで送迎してくれるとかで。 もう来ている筈ですが…」

周囲を見回すが、どうやらそれらしいプレートを掲げた人物は見当たらない。
どうした物かと二人は揃って肩を竦め、顔を見合わせる。

727 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:37:00 ID:???

三杉「まあ焦る事ないか、下手に動くよりは黙って待っていた方が良いだろう。」

メリー「ですね。」

三杉「それじゃ…トイレに行く者は今のうちに行っておけ! ただし10分以内には必ず戻ってくる事!」

選手達「「 了ー解 」」

こうして何人かがこの場から散って行った。
案内ディスプレイもマップもそこら中にあり、そうそう迷子になる事はあるまいと三杉は想像する。

シーザー「いいねいいね、そんな感じでうまく引率頼むぜ。」

三杉「コーチ。 あの……唯一の大人なんですから、出来れば引率はお任せしたいのですけど?」

シーザー「実質的な監督はお前の筈だぜ? ゆえにこれもお前の仕事だ。」

三杉「ああ…そうですね…。」 フゥ・・・

コーチとしての優秀さとはかけ離れた放任主義…三杉はやれやれと溜息をついた。
本当に問題が起こりそうになった時、このコーチが責任もって動いてくれるのは分かっている。
そういう放任が有り難い時もあるが、面倒な時だって当然ある。
ロングフライトに疲れ果てている今はまさに後者であった。

728 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:38:20 ID:???

それから5分が経ったが、サンパウロの人間はまだ姿を見せなかった。
トイレ等で散ったヴィオラ選手達もパラパラと戻ってくる中…

ミハエル「チッ…ガッデムです。」

妙にむくれた顔で悪態をついているミハエルの様子が三杉には気になった。

三杉「どうしたんだミハエル? やけに顔つきが厳しいようだが。」

ミハエル「先ほど妙な類人猿に因縁をつけられましてね。」

三杉「類人猿?」

忌々しげ呟いたミハエルに対して三杉は問い直すが…
しかしこの単語が飛び出すや否や、過敏に反応してくる男がここに居た。

ブンナーク「あんっ!? いま類人猿つったか!?」

強張った形相で、頭を瞬間沸騰させたシンプラサート・ブンナークである。
今日までにミハエルから幾度となく類人猿呼ばわりされた彼は、今も自分の事を言われたのではないかと思ったのである。
ブンナークが先に興奮し、ミハエルがさらに燃料を注ぐいつものパターンになりそうかと思われ、
三杉は『やれやれ』と二人を止める方法を頭に巡らせる…。 しかし今回それは懸念で済んだ。

729 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:39:29 ID:???

ミハエル「違いますよブンナーク。 むしろユーには失礼だったと謝りたいくらいです。
      本当の類人猿とは、もっと酷い…そう、頭のおかしな狂人です。」

ブンナーク「お、おう? そうか、分かりゃいいんだ。」

三杉「…………!」

なんとミハエルはブンナークを上げる発言をしたのである。
逆に言えば、それ程ミハエルの気分を害する何かがあったのだと予想出来るが…
この状況、取り敢えず三杉は黙っておくメリットを取る事にした。

ミハエル「これまでの事は深く反省し、これからはユーの事をドンキーコングと呼ぶ事にします。」

ブンナーク「へへっ、まあ気にすんなって。」

三杉(ドンキーはマヌケ、コングは巨大なゴリラ…いや、悪化しているぞブンナーク。
    …それともアメリカ的に愛されていそうな、あの商標の意味で言っているのか?)

いずれにしてもゴリラと言っているので、類人猿より退化している事には違いない。
だがブンナークの気分は悪くなさそうなのも事実…
迷った三杉の辿り着いた結論は、たった二言三言で過去の事を水に流せてしまうブンナークは大物だという事だった。

※ 脈絡もなくブンナークとミハエルの相性が(多少)改善されました。

730 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:40:49 ID:???

石崎「あそこに沢山いるのそうじゃないですか、陽子さん!」

陽子「あっ、そうね! きっとそう!」

新田「あれっ…もしかして日本語?」
三杉「うん、どうやら余計なのが来たようだ。」

遠くから聞こえてくる日本語に新田は意外そうに聞き返すが、三杉はこれだけで大方を察した。
大空翼が所属するチームとの試合に日本サッカー協会が顔を出して来ない筈がないと。
それはほぼほぼ正しかったが、少しだけ予想の斜め上な話もあった。

石崎「うぉっ、やっぱりだぜ! 間違いなく三杉のチームですよ、陽子さん!」

陽子「大きな声出さなくても判るわよ、石崎くん。」

日本人は二人居り、一人は見覚えのない、しかしまあまあ綺麗な女性であった。
問題はもう一方…勢いよく顔を前に突き出して大声を出した男については実によく知った顔だったのだ。

731 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:42:15 ID:???

新田「…って、石崎さん!?」

石崎「よう、久し振りだな新田! 三杉も!」

新田「な、なんでこんな所にいるんですか!? 学校は!?」

石崎「へっへっへ、聞いて驚けよ。 なーんと俺もサンパウロに研修で仮入団してんだよ、翼のチームメイトとしてな!」

新田「マジか…………」

全く予想していなかった再会に、新田はなんとも信じられずに軽く放心する。

三杉「(オワイランの持っていた雑誌に書かれていた名前…まさかと思ったが、本当に彼だったとはね。)
    石崎。 …と言う事は、君がこちらの聞いているサンパウロの使者という事になるのか?」

石崎「おうっ、そういう事だぜ。 そしてこちらのカワイコちゃんが…」

陽子「日本サッカー協会の片桐陽子です、どうぞ宜しく。」

三杉「こちらこそ。」

取り敢えずこれで、キャプテンと相手チームの使者の間で通り一遍の挨拶は済ませされた事になる。

732 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/03(月) 22:43:16 ID:???

☆これからどーしますか?

A 石崎と話す
B 陽子と話す
C こいつらと個人的に話す用は無い、サッサとホテルに送らせてポイよポイ
D その他

3票選ばれた選択で続行します(メル欄空白がいいです。)

733 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 22:43:50 ID:9BsMKzgE
A

734 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 22:54:36 ID:j2tSnDxo
A

735 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 22:56:51 ID:/99qy9Mc


736 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 22:57:10 ID:nOLnEWSQ
A

737 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 23:16:52 ID:???
D エースのリグルと話す

738 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 23:19:28 ID:???
D そんなことよりタークに助っ人依頼だ

739 :森崎名無しさん:2012/09/03(月) 23:25:20 ID:???
リグルVSタークだと勝つのはどっちなんでしょうね?

740 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 00:09:53 ID:???

> A 石崎と話す
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「(折角だ、石崎と少し話してみるのも良いだろう。)
    まあ何はともあれ久し振りといった所かな、石崎?」

石崎「おう、お前の事は陽子さんから聞いたけど、正直驚いたぜ!
    心臓病が完治したってのもだけど、イタリアに渡ってサクッとユースNo.1だって言うじゃねえの!」

三杉「まあ…しかしそれはもう過去の事だよ。」

石崎「またまたぁ〜。 しっかしこれがイタリアで最強メンバーかぁ…流石にt」

三杉(うん・・?)

それまで勢いよく言葉をひり出していた石崎だったが、ここで突然口ごもる。
何事かあったのかと三杉は首を捻り…

三杉「どうしたんだ?」

石崎「あっ、いやー………」

問い質してみても意味ならざる言葉を呟いて、気まずそうな苦笑を浮かべるだけ。
不審に思い、彼の視線の先を追ってみると、一人の選手が冷やかにこちらを見ているのが判った。

741 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 00:12:27 ID:???

三杉(ミハエル?)

ミハエル(フン…)

振り向き見ている三杉の視線に気づいたようで、ミハエルは小さく鼻を鳴らして顔を背けた。
この態度に三杉はますます首を傾げる思いだが…

先着で
 ★何ごとか三杉は分からない→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 いや、聡明な三杉さんはピンときた
《ハート》 石崎「いや、そのぉー……さっきは悪かったって。」 石崎が突然ミハエルに謝りだした。
《スペード、クラブ》 特に何もないし三杉は首を捻るばかり。
《ダイヤ、JOKER》 聡明な三杉さんにはピンと来た上にイイ感じでこの場を収められる三杉さんマジ天使。

742 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 00:12:48 ID:???
 ★何ごとか三杉は分からない→ スペードJ

743 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 00:27:30 ID:???

> 何ごとか三杉は分からない→ スペードJ
> 《スペード》 特に何もないし三杉は首を捻るばかり。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

一体ミハエルのあの態度は何事か…
判らずに三杉は内心で首を捻るばかりであった。

☆ この状況において三杉は…

A 三杉「何かあったのかい、石崎?」
B 三杉「何かあったのかい、ミハエル?」
C 三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)
D その他

3票選ばれた選択で続行します(メル欄空白がいいです。)

※下手打つとペナありガメオベラやもっと酷い事になるかも知れません。

744 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 00:29:10 ID:W7jSwsOc
B

745 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 00:30:51 ID:???
本日はここまでと致します。
久々にニコニコ開いちゃって、ついつい一番好きな歌い手さんサーフィンしちゃいました。
ironyさん好き。
それではまた。

746 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 00:32:45 ID:dZMljXB2

この2人の事は感情絡みっぽいし関わりたくないでござる

747 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 00:33:17 ID:???
AはないとしてBも「なんで分からないんだ!?」とか思われそうで危険な感じがするんだよな
深読みしすぎかもしれんけど
ここは余計な波風は起こさせない方が良いのかね

748 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 00:33:23 ID:wNGiYkKo


749 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 02:40:36 ID:wOHsbm3s


750 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 02:42:22 ID:???
三杉と石崎って親しくもなんともないよな
ここは適当に切り上げて、後でミハにそれとなく聞くのがベターなんかな
むしろミハがこの場で何か言いたいかどうかかな

751 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 02:43:11 ID:KXF7dXCQ
C

752 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 12:42:55 ID:???

>>750
ほぼ最上の考え方だと思います。
特に最後の一文がキャプテンというかまとめ役として理想的に思えました(私には)
============================================

> C 三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(…………)

ミハエルの様子は確かにおかしいが、考えてみれば彼は別段口を開いてはいない。
ただ冷やかな視線を向けていたのと小さく鼻を鳴らしただけと言えばそれだけである。

三杉(何かあったのかも知れないが、この様子なら触れずにおく方がベターかな。)

空港という人多き場を騒がしたくないのか、別に何かアクションする程の事でもないのか…
ミハエルが何を思っているかは不明だが、少なくとも彼は何もしようとしていない。
それならば、今この場において余計な干渉で騒ぎ立てるべきではない…と三杉は結論に至る。

三杉(うん、ミハエルの事はしばらく気にかけておくとしよう。
    もしもずっと様子がおかしいようなら、その時に改めて聞いてみれば良い。)

そうと決めると三杉は石崎に向けて全く違う話題…大空翼の近況などを尋ねつつ、バスへの誘導を急かした。

753 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/04(火) 12:46:42 ID:???

☆石崎に聞きたい事、聞き出してみたい事、話したい話題等ありますか?

A サンパウロでの成果
B サンパウロメンバーについて
C 陽子について
D サンパウロに所属するに至る経緯
E むしろこちらの事を積極的に話す
F その他
G 特になし

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
本日18時で投票締め切り、未決の場合はGで進行します。

754 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 12:53:12 ID:SnxbQXSk
A

これから対戦する相手だし、チームの戦力についてはそうそう話してはくれないかもだけど
自分のことなら気持ち良くうたってくれそうな気がするw

755 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 13:00:15 ID:wOHsbm3s


756 :森崎名無しさん:2012/09/04(火) 13:10:05 ID:lmg0ZHB2
A

757 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/05(水) 12:55:55 ID:???

> A サンパウロでの成果について聞いてみる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「ところで石崎、サンパウロの練習に参加しての手応えはどう?」

石崎「手応えっつーと?」

三杉「成果は挙がっているかって事さ。 その辺、自分でどう感じているんだい?」

石崎「うーん…そうだなぁ、やっぱ南葛でやってた頃とレベルがダンチなもんでさぁ…
    とにかく来たばっかりの頃は本当にさっぱり通用しなかったんだよ。
    俺なんかが頑張っても、到底ついていけるレベルじゃないって思ったね…。」

三杉「………」

石崎「けどよ、練習に付き合ってくれるイイ奴もいてさ。
    そのお陰でなんとか今日までやって来れたし…我ながら上手くなっているような気はしてるぜ。」

三杉「へえ…持ち前のガッツが実を結びつつあるって所かな?
    とにかく良かったじゃないか、僕達としてもどうやら油断出来ないようだ。」

石崎「へへ、よせやい。 三杉みたいな天才に警戒されるようなレベルじゃないって。」

そう言って否定しつつも石崎は表情を綻(ほころ)ばせる。
多少お調子者な様子である物の、その態度に不安や傲慢の色はあまり感じられない。
相対的な部分は分からないが、少なくなくとも石崎個人の実力として絶対値が上がっている事は間違いなさそうだ。

758 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/05(水) 12:57:07 ID:???

三杉(どうやら中学時代とは別と考えた方が良さそうかな。 スタメンで出て来た場合、単純に穴と考えてはいけないな。)

…と疑問もなく素直にそう思ってしまったが、直後に三杉は自分の考えに少々驚いた。
中学時代の全国大会、フランス国際と、三杉は石崎のプレイを目にする機会は少なくなかったが…
その頃の彼のプレイは到底三杉が(心臓病というハンデを持っていても)気にする物でなく、また現に記憶の端にも残っていない。
記憶に残っている物を敢えて挙げるとすれば、お調子者な言動と、翼を賛美し森崎に反発する言葉の数々…
それからシュートコースに顔面を割り込ませる事だけがやたらと上手かった事くらいである。

三杉(それなのに、彼の口調の感じだけで僕は石崎の確かな成長を確信した。 これはどういう事だろう…?)

内心で首を傾げる三杉だが、よく考えてみれば石崎が順調に実力を上げられる事には確かな理由があると分かった。
石崎にサッカーの才能があったか否か…恐らく、残酷に言ってしまえば無かった≠ノ相違ない。
しかし彼は小学生時代からずっと、翼の実力…才能を目の当たりにし続けてきた身なのである。
そしてその才能の差に腐るでもなく、嫉妬するでもなく…ただひたすらに、がむしゃらに追い縋った結果が今なのだ。

三杉(磨かない銀よりも、磨き続けた銅の方が輝くのは至極当然の現象…
    努力を続けられるというのは間違いなくある種の才能だし、逆境や壁を前にそれを出来るとなれば尚更。
    着実な成長を遂げて当然だったんだ、石崎は。 むしろ逆境に放り込む事でそれが際立って然るべきなんだ。)

そうして三杉は石崎の事を改めて視た。
自分達と実力が拮抗しているか、それとも上なのか、下なのか…それについて今知る術はない。
しかし彼を雑魚と侮る事は決して許されないと、その心の内に留めたのである。

※ 三杉の石崎に対する印象が(底なしの努力家)になりました。

759 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/05(水) 12:58:26 ID:???

そうこう石崎と話し込んでいる間にバスは市内ホテルへと到着した。
これで石崎らは一旦別れ、また明日の適時に迎えにくるという話になる。

石崎「ほんじゃあゆっくり休んでくれよな、明日はお手柔らかに頼むぜ。」

三杉「そうはいかない、全力で向かわせて貰うよ。 何しろこちらはプロ4部のチャレンジャーだからね。」

石崎「へへ、翼がそれを聞いたら喜びそうだ。 ちゃんと伝えておくからよ。」


ブロロロロロロロロロ…

エンジン音を響かせてサンパウロのバスは行ってしまった。
これからチェックインし、一休みしてからミーティング…その後に本格的な休息時間が与えられる。
今日の明日で試合という強行軍だが、それはいた仕方ない話。
疲れを残さぬ為にも今回は管理外の外出を禁止するという事にしている。

三杉(さて、いよいよ正念場が近付いてきた。)

フロレンティア・ヴィオラがこれから浮上出来るかどうかが、明日の試合でほぼ確定してしまう。
他の道に芽がある可能性もゼロとは言わないが、少なくとも今の三杉には見えていない。
無様にやられるだけの試合にしてはいけない、そう三杉はプレッシャーと向き合ったのだった。

760 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/09/05(水) 12:59:55 ID:???

ミーティングについては以前にオジオ、オワイランと決めた物を周知する事が主となった。
オワイランから提供を受けた雑誌のコピーを各自に配布し、自分達と相手のフォーメーション確認と共に、
敵主要選手の特徴を各自が把握するという作業が間に入り…
ミーティング終盤には、少なくとも前半中はバリエーション多彩に攻撃を繰り広げる展望を共通の物とした。
攻撃>守備として試合のペースを早めに握る…その展望通りにいかせたい物と誰もが願った。
(※詳細は>>554-637)


[休息時間]

ミーティングが終了して解散と相成った。
夕食はホテル内のレストランで取るルールで、外出についてはマネージャー管理の時間厳守。
それ以外の事は、疲労を抜くために寝るもバスタイムを長く楽しむも自由であった。

☆ 三杉「さて、どうしようかな」

A 本場のコーヒーを味わう為にカフェへ行こう。(単身)
B 本場のコーヒーを味わう為にカフェへ行こう。(誰かを誘って)
C 街の雰囲気や気候に慣れるため、ぶらりと散歩してこよう。(単身)
D 街の雰囲気や気候に慣れるため、ぶらりと散歩してこよう。(誰かを誘って)
E いや、全力でバスタイムだ。
F 自室でTVでも視ていよう。
G 誰かの部屋を訪ねよう。
H 僕は寝るぞ、全力で寝るぞ。

3票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄は空白がルール…それが世界の選択か、ラ・ヨダソウ・スティアーナ)

761 :森崎名無しさん:2012/09/05(水) 13:15:14 ID:CBS6Unyo
A

762 :森崎名無しさん:2012/09/05(水) 13:39:37 ID:PPRwEjOE


763 :森崎名無しさん:2012/09/05(水) 13:40:57 ID:rEzPRQeY


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