キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
1 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/14(土) 02:34:54 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。
【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。
〜これまでのお話〜
ガーネフとラムカーネの罠に落ち、森崎は圧倒的不利なサッカー勝負を持ちかけられる。
そんな彼の危機を救ったのはブレーメントリオや早田たちの絆の力だった。
闇の軍団を裏切ったイスラスの協力もあり、見事森崎たちは試合に勝利する。
しかし、ラムカーネは自ら命を断つことで『リセット』の力を発動させこの試合を無かったことにしてしまう。
さらに今まで森崎のことを慕ってくれていた見習い軍師のカタリナがマルスの命を狙う暗殺者だったことが発覚。
シーダの必死の説得もむなしく、彼女は本来の名前『アイネ』を名乗り、アリティア騎士団を去っていった。
舞台はドイツへ!ブレーメンとプロ契約した森崎は新たなチームメイトブローリンを加えて快進撃で勝ち進む。
しかしケルンとの首位を賭けた大事な一戦を落としてしまい、チームも仲間も、そして自分自身もボロボロの状態に。
そんなとき、同じく怪我に苦しむ若林、シュナイダーと出会う。
彼らとの本音の語り合いの末、森崎は優勝を諦めない強い気持ちを思い出した。
果たして森崎たちブレーメンは栄光のブンデスリーガマイスターシャーレを手に入れることはできるのか。
そしてシュナイダーを襲った怪我の原因とは何か?物語は新展開を迎え、いよいよ英雄を新たな戦いへと駆り立てる!
☆前スレ
【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1336007101/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
188 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 15:26:57 ID:???
森崎「はっ!言うじゃねぇか。面白ぇ。ほら、さっさと構えな。皇帝様と英雄王のありがたーいボールを蹴りこんでやるからよ。
無名の一兵士にしてはありがたすぎるご褒美だ。喜んで受け取りなァ!!」
兵士「…………」ガタガタガタガタ
兵士は怯えているのか全身を震わせている。その様子を愉快そうに笑う森崎と
自国の兵士を無為に傷つけることに何を思っているのか神妙な顔つきのマルス。
二人は同時にボールへと駆け込み、そしてシュートの体勢に入る。
森崎「いくぜマルス!」
グアアアアアッ!!
マルス「…決めるぞ森崎!」
ズアアアアアッ!!
森崎・マルス「「マーベラス…ツゥインシュートォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」」
ドッギュワアアアアアアアアアン!ブルルルシャアアアアアアッ!!!
189 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 15:28:21 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。
★森崎→! card+ マーベラスツイン38=
マルス→! card+ マーベラスツイン31=★
============
★兵士→! card+ ????????44=★
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】
≧2→森崎とマルスのシュートが兵士に突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→兵士がキャッチ
【補足・補正】
マーベラスツイン(吹っ飛び3)
その他は
>>8
を参照してください。
190 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 15:28:59 ID:???
★森崎→
クラブ10
+ マーベラスツイン38=
マルス→
ハートA
+ マーベラスツイン31=★
191 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 15:28:59 ID:???
★森崎→
クラブ8
+ マーベラスツイン38=
マルス→
ハート3
+ マーベラスツイン31=★
192 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 15:30:01 ID:???
★兵士→
ダイヤ10
+ ????????44=★
193 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 15:32:59 ID:???
必殺か
194 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 15:35:33 ID:???
ほんと運がないな
195 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 18:12:54 ID:???
アカネイア杯の賞品がぶっとんでるよなー、誰なんだよ言い出したの
アリティアやマケドニアが優勝してたらどうなってたのやら
196 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 18:41:34 ID:???
さすが森崎
壊れなきゃ喜んで下さるみたいだから、頑張り土下座で今一度のお慈悲を請いたいなー
197 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:18:27 ID:???
>>193-194
い、一応名目上では『森崎』が勝ちましたよー!
>>195
エンドールしかりルクレチアしかり優勝=お姫様との結婚はよくあるお話?
一刻も早いアカネイアの復興をと国のために躍起になっていたとある司祭がいたそうな…。
>>196
敗北ペナルティというほどではありませんが、ほんのちょっぴり目的の習得が遠回りになりそうです…
===========
★森崎→ クラブ10→30 + マーベラスツイン38=68
マルス→ ハートA + マーベラスツイン31=32★
★兵士→ ダイヤ10 + ????????44=54>吹っ飛び★
【攻撃側】−【守備側】
≧2→森崎とマルスのシュートが兵士に突き刺さる!
※兵士が『ラーニングセーブ』で『ツイン』を学習しました!
===========
二人の英雄を前にして身を震わせる名も無き兵士。だが、彼は決して恐れから震えていたわけではない。
兵士「(ふざけるな…!ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな、ふざけるなぁぁぁああああっ!!)」
自分がこれまで大切にしてきた夢、仲間、誇りを全て踏みにじられたようだった。
怒りの感情の爆発が熱を生み、視界を乱す。それだけこの兵士は…
いや、『森崎有三』は冷静とは真逆の感情に取り込まれていた。
マルス「(お願いだ。決めろ、決めてくれ森崎。ここで決めなくては…君は、森崎という存在は!)」
森崎「ぎゃははははっ!吹っ飛びなぁ!」
ズドッ!ドグシャアッ!!
198 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:19:42 ID:???
兵士「…………ッ!!!!」
ものすごいスピードでブレながら進む凶弾は兵士の顎にクリーンヒットする。
吹き飛んだ兵士は壁にぶち当たりガクリとうなだれるしかなかった。
森崎「なんだなんでぇ。どこが有望株だよ。あれじゃあ棒立ちの糞の役にも立たねぇカカシじゃねぇか。
おい、もっと強い相手はいねぇのか?これじゃああまりにも消化不良だぜ…」
マルス「……だったらもう一度彼と戦ってくれないか?」
森崎「なにィ?あの雑魚兵士だったら俺達のシュートで吹っ飛んで気絶して……ほぉ」
兵士「…………(冷静になれ森崎有三。相手は俺自身。何よりも自分が一番わかっているはずだ)」
全身を駆け巡る痛みに歯を食いしばり立ち上がる。ここで倒れる訳にはいかない。
どんなことをしてでも。『森崎有三』という存在を無かったことになどしたくはない。
森崎「(もうこの力に頼ることになるなんてな。俺は思った以上に誰かに頼らないと戦えない弱いイキモノだ。
だけど、それがどうした。弱いからどうした。俺は俺だ!ラムカーネじゃない!森崎有三なんだっ!!)」
懐に忍ばせておいた道具のことを思い出す。掌から伝わるその力は自分では絶対に届かない、
けれども手を伸ばさずにはいられない、届かせずにはいられない。そんな光が森崎を奮い立たせる。
森崎「(確かめさせてもらうぜ。俺の新しい可能性。そして……みんなの力を!!)」
199 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:20:43 ID:???
森崎「……嘘だろ、おい。そんなバカな。俺が、俺がドイツで戦っている間にそんな事が…!?」
アランとドーガから聞かされた話は、久々のアカネイア大陸に心躍らせる森崎を一気に地の底へと叩き落す。
アカネイアワールドカップ決勝にてマルス率いるアリティアを10点もの大差で打ち破った謎のチーム。
そのチームを率いていたのは『森崎』であり、多くの異国の戦士たちを従えた彼らのプレイは圧倒的過ぎたという。
ドーガ「それでも我々のサッカーは決して劣ってはいなかった。そう……前半戦までは」
アラン「腹を下す者を多数抱えていてはどんな強者も弱者と化す。負け戦は必至だった…」
ドーガ「ちくしょう!俺達はカタリナの件から何も学んでいやしなかった!
きっと何か毒を盛られたに違いない!そうでもなければ俺達が…マルス様が負けるわけない!」
アラン「よせ、ドーガ。確固たる証拠も見つからなかったのだ。それに……
あの試合で『森崎』を守る選手たちの実力は間違い無く本物だったはず。
たとえ万全の体制で戦ったとしても勝てるかどうかは五分であった」
森崎「(…違う。俺は、俺はそのときドイツにいたんだ。アカネイアの大会になんて出てないし、
対戦相手の妨害だなんてするはずがない!いや……『昔』の俺だったらどうだった?)」
自分の成長のためにと切り取った、無かった事にしようとした自らの『影』は。
魔王ガーネフと結託し、この身体を取り戻そうと暗躍していたはず。
夢だと思っていたあの試合が現実味を帯びてきた今、彼らは間違いなく存在する。
不気味な仮面の男たちを従えさせ、容赦のないサッカーをする彼らがあの大会に出場していたとしたら。
森崎「ラムカーネ……くそっ、こんなことになるのならドイツに帰るんじゃなかったぜ……」
しかし自分の夢を追いかけたいという欲望に勝るものなどあるはずがない。
いや、おそらく森崎が元の世界に戻ることを見計らい迅速に策略を張り巡らせたのだ。
ドーガ「…それがお前の名を騙っている『偽物』の名前か?」
200 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:21:50 ID:???
アラン「しかし今更すぎる。既に奴は大陸柔のあらゆる栄誉と権力をモノにしているのだ。
アカネイアを神聖アカネイア帝国と名を改めさせ、ニーナ姫を娶った異国の勇者
『森崎有三』のその名を知らぬものはいないほどにな…」
森崎「そ、それじゃあ…俺が今から表に出て今の皇帝は偽物だと叫びまわっても……」
ドーガ「お前のほうが偽物扱いされてオシマイだ。それだけこの大陸では
『アカネイア』という名前の力は大きいのだ。残念なことにな……」
アラン「アカネイアの貴族でなければ人にあらずという時代もあったそうだ。
それほどまでにあの国の他国に対する態度は不愉快極まりない。
ニーナ様の努力でそういった問題も解決へと向かうと思っていたのだがな」
森崎「そんな…そんなことって!俺が、俺が本物の森崎だ!お前たちなら分かってくれるよな!」
ドーガ「当たり前だ!3年も一緒に戦ってきたんだ!だけど……真実は一つじゃない。
人によってそれぞれの真実を持つように、今この大陸での『森崎有三』は……」
アラン「お前の言う『ラムカーネ』という男のことになる。…これがお前のいない間に起こった約半年に渡る変化だ」
森崎「…………なにか方法はないのか?いきなり全てを覆せなくても良い。
少しずつでも……俺が森崎で、アイツは違うって証明する方法は……」
???「ある」
森崎「えっ…この頭の中に響いてくるような声は…もしかしてガトー司祭ですか!?」
成長の限界に苦しむ森崎を救った、もといラムカーネを生む原因でもあるこの大陸一の魔導使い。光の賢者ガトー。
以前にもカダイン砂漠などでこうしてテレパシーで語りかけてきたことがあった。
森崎は精神を集中させ、この絶望的な状況を打開できる可能性を聞き取る。
201 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:23:12 ID:???
ガトー「今マルスのいる玉座を、お前の影ことラムカーネが訪れている。
グルニア遠征の激励のつもりだろうが、本人にとっては体の良い暇つぶしじゃろう」
森崎「なんだって!?それじゃあ今すぐやつを取り囲んで捕まえちまえば…!」
ガトー「それが可能ならば既にそうしておる。ドーガたちも言っておったじゃろう。
アカネイアの持つ偉大な権力。この大陸に伝わる宝玉の力を奴は身に着けておるのじゃ。
そう……人の精神力を大幅に増幅させ、無限の勇気を授ける力。
じゃが一人の人間が扱うにはあまりにも大きすぎる力…『闇のオーブの力』をな。
ガーネフの持つマフーの呪文を覚えておるじゃろう。あらゆる物の動きを封じる暗黒の力を」
森崎「じゃあ闇のオーブを持っている限り、奴を倒すことは無理なのか?もうお手上げだってのかよ?
……いや、待てよ。確か前にガーネフと戦ったときは…。
そう、星と光のオーブで作られたスターライトの魔法で勝ったじゃないか」
ガトー「その通り。お主の持つ『星』の力があれば奴の呪縛を振り払えるやもしれぬ。
じゃが、今のお主の持つ輝きではとても奴の闇を払えるものではない。
逆に闇に飲み込まれ、お主の輝きは全て奴に奪われてしまうじゃろう」
森崎「……わかっているさ。今は耐えるしかない。だけどいつか、いつか逆転の緒を掴んでみせる。
だけどガトー司祭!今この瞬間、少しだけでもいい!俺という存在を奴から取り戻すにはどうすればいい!?」
ガトー「(良い目をしている。どんな苦境でも膝を折らぬ強靭な精神。モロドフ殿。お主の目利き通りこの男ならばあるいは……)
よかろう。落ち着いて聞くが良い。モロドフ殿がお主に託した『星のかけら』は持っておるな?」
森崎「え?あ、ああ。これのことか」
森崎は予め取り分けておいた袋を開けて中身を確認する。袋の中には全部で8つのかけらが入っていた。
ガトー「一つ一つ握ってみるが良い。かけらの以前の持ち主の顔が浮かび上がってくるはずじゃ」
202 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:24:21 ID:???
森崎「ああ……わかるぞ。こ、これは…!」
ガトー「今はバラバラで小さいその輝きも、いつかは大きな星となり光を放つ。
森崎よ。その『かけら』の力を借り、お前の存在を証明してみせるのだ」
森崎「自国の兵士が顎を押さえて苦しんでいるってのにまた的になれとはヒデェ王子様だ。けけっ」
マルス「僕は『親友』の誇りのためならどんな協力も惜しまない。……そうだろ、森崎」
マルスは森崎の方は見ずに、ふらふらと立ち上がる兵士の方を見てそう呟いた。
森崎「へへ…やっぱり持つべきものはトモダチかぁ。そんじゃあテメェには悪いが
またまたぶつけさせてもらうぜ!いくぜマルス!」
グアアアアアッ!!
マルス「…今度こそ決めるぞ森崎!」
ズアアアアアッ!!
森崎・マルス「「マーベラス…ツゥインシュートォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」」
ドッギュワアアアアアアアアアン!ブルルルシャアアアアアアッ!!!
兵士「ああ。今度こそ決めてみせるさ。必ずな。…『力』を借りるぜっ!若林ィ!!」
203 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/23(月) 19:25:38 ID:???
先着『2名』様でブロックごとに判定をお願いします。
★森崎→! card+ マーベラスツイン38=
マルス→! card+ マーベラスツイン31=★
============
★兵士→! card+ ????????44+(ツイン+1)=★
!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
【攻撃側】−【守備側】
≧2→森崎とマルスのシュートが兵士に突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→兵士がキャッチ
【補足・補正】
マーベラスツイン(吹っ飛び3)
兵士のカードがダイヤ・ハートで『そう何度も抜かれてたまるか』で+3
※『若林のかけら』使用中
兵士のカードがダイヤ・ハートで『とめる!』で+3
互いの必殺が無効
その他は
>>8
を参照してください。
204 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 19:25:49 ID:???
★森崎→
クラブQ
+ マーベラスツイン38=
マルス→
ハート6
+ マーベラスツイン31=★
205 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 19:26:54 ID:???
★兵士→
スペード9
+ ????????44+(ツイン+1)=★
206 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 19:34:50 ID:???
やっぱり持ってた若林。交錯した時かな
207 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 19:35:32 ID:???
ここでダイヤ・ハートが出れば格好良いのにぃ
208 :
森崎名無しさん
:2012/07/23(月) 23:20:43 ID:???
全日本四主将最弱の男にそれはムリな注文
209 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:14:04 ID:???
>>206
待望の必殺無効化アイテム!ただし今回使用してしまったため…。
>>207
ダブルSGGKパーンチ!のような二人の心がシンクロするのはまだまだみたいですね…。
>>208
弱くてもいいんだい!それが森崎のいいところかもしれないから!
===========
★森崎→ クラブQ + マーベラスツイン38=50
マルス→ ハート6 + マーベラスツイン31=37★
★兵士→ スペード9 + ????????44+(ツイン+1)=54★
【攻撃側】−【守備側】
≦−2→兵士がキャッチ
※兵士に20の経験値が入ります
※兵士が『ラーニングセーブ』で『ツイン』を学習しました!
===========
森崎がイスラスから受け取った星のかけらとは別の、モロドフが集めていたという7つのかけら。
そのうちの1つの持ち主のことを森崎は思い出していた。
〜ハンブルク市・病院〜
若林「よぉ、森崎じゃないか」
森崎「……」
若林「いや〜あの試合はお互い苦労したよな。中々点を取ってもらえなくてお前も胃が痛かっただろ?」
210 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:15:07 ID:???
森崎「…別に」
若林「なんだよつれねぇなぁ。俺が『ヨーロッパ最優秀GK』に選ばれたのがそんなに悔しいか?」
森崎「それもあるけど……」
若林「俺自身納得してねぇんだよなこの受賞には。噂じゃ本来貰うはずだったヘルナンデスが
辞退したのが俺に繰り下がってきただけらしいけどな。
だから来季はもっと結果を残して今度は『バロンドール』を取る勢いにしたいとこだな」
森崎「…そんなの無理さ」
若林「フッ、俺がいる限りそんな事はさせねぇってか?お前も一端のプロらしくなってきたじゃないか」
森崎「そうじゃねぇだろ……」
若林「おいおい、怪我人の俺より渋い顔をしてんじゃねぇよ。お前らしくもない」
森崎「……だってよ。お前……目が……!」
ハンブルガー対ブレーメン戦での若林が決めた値千金のダイビングヘッドによる決勝点。
その際に競り合った若林の右目と、森崎の拳が激しく衝突したのである。
若林「試合中のことだ。怪我を避けられなかった俺にも責任がある。プロの世界ってのはそういうものなんだよ」
森崎「…………」
言葉が出なかった。どんな事を考えればいいのかさえ分からなかった。
親友の中山を『破滅のツボ』で傷つけた時のショックとはまた違う衝撃だった。
幼い頃の憧れ、目指すべき目標、目の上のたんこぶ、憎たらしいアンチクショウ。
そして鎬を削りあうライバルである若林を『潰して』しまったということ。
211 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:16:11 ID:???
森崎「許せねぇんだよ」
若林「何が」
森崎「お前に借りを作っちまったこと。何よりお前が潰れたことでどこかで喜んでいるであろう俺自身を!
……なんでお前なんだ!なんでこんなに苦しいんだ!なんで…なんでこんなに……後悔してんだ……」
絶対に見せたくない相手の一人に、森崎は涙を流してしまっていた。
また一つ自分は重い業を背負うことになってしまうのか。
その苦しみが森崎の小さな体を押しつぶしてくるのを耐えるように静かに涙をこぼす。
若林「バーカ。お前の涙なんか見せられたところで嬉しくもなんともねぇよ。
そんな事を言いに来る暇があるんなら練習して少しでも俺との差を縮めようとするのが昔のお前だっただろ」
森崎「……違うんだ」
若林「何が」
森崎「俺はお前のせいで中山が才能を失ったとずっと思っていて、お前のことを酷く恨んでいた。
だけどアイツが破滅に陥った原因は俺にもあったことに気付かされて……
この憤りをどこにぶつけていいか分からなかった。ブンデスでお前に勝つことで晴らそうとしていたかもしれん」
シュナイダーの誘いを受けて乗り込むことを決意したドイツ・ブンデスリーガ。
その決断に至った理由の一つに、若林との決着を付けたいという気持ちがどこかにあったのかもしれない。
若林「……お前はさ。この1年間プロ選手として戦ってきてどうだった?」
森崎「え?」
212 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:17:28 ID:???
若林「俺はさ、楽しかったぜ。シュナイダーがシーズン途中で負傷離脱してリーグ戦がつまらなくなると思っていたのにさ。
別のチームからのオファーの誘いの手紙にホイホイ乗せられそうになっていたりもした。
……お前たちブレーメンがいつも背中に張り付いて離れなかったからだと思う」
森崎「ま、まぁ俺がいなければブレーメンなんて中堅チーム上位クラスには残れなかっただろうがな」
若林「こんなGKとして致命的な怪我をして来季はどうすんだ?戦力外として放出されるんじゃないか?
そんな不安もあったけどさ。やっぱり俺は『サッカー』が好きなんだよ。
お前や他のライバルたちの戦いがあったから、あの喜びを来季も味わいたいから。
……俺はこんな怪我になんか負けやしねぇ。だからお前も俺の心配してる暇があるならもう少し自分のことも心配しろ」
森崎「……」
若林「わかるんだよ、なんとなくだがな。昔から怪我に悩まされてきたからなのか……
お前も決して万全な状態じゃない。いろいろ騙し騙し戦ってきたんだろうよ」
森崎「若林……」
若林「お前が何か危ない世界に片足突っ込んでるってのは聞いている。
カシムと言ったか。お前のことをよく楽しそうに話してくれる気のいいやつだ」
森崎「カシムが…?カシムが来ているのか?」
ワールドユース大会で自分を応援しに来てくれた青髪の少し貧相な顔の青年。
だけど家族思いで決めたからにはやり通す芯の強さを持った自慢の親友の一人だ。
若林「少し前に自分の世界に戻っていったがな。お前によろしくと伝えていた。
……約束だ。来シーズンまでに俺は必ずこの怪我を治してみせる。
だからお前も問題を解決して俺のことを追いかけてこい。
『ヨーロッパ最優秀GK』の座はそう簡単には渡さないぜ?」
213 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:18:38 ID:???
森崎「ヘンッ…俺が目指しているのは『世界一のGK』だ。欧州どまりで満足するお前とは違うんだ」
若林「ああ。俺とお前は違う。だからお前も自分を見失うなよ。
いつまでも『森崎有三』という存在を大事にするんだな」
森崎「(そうだ。俺は……無くしたくない。『森崎有三』。周りから褒められたり憧れられたりすることは少なかったけど)」
それでも楽しかった。沢山の仲間、ライバルとのサッカーがあれば自分を証明することは出来ていた。
皆が自分を呼ぶ声は落胆や叱咤も多かったが、それでもこんなにも沢山の人たちに呼ばれることは嬉しかった。
森崎。森崎有三。キャプテン森崎。この心地よい響きが今失われようとしている。
親友を傷つけ、傍若無人に振るまい、好き勝手に暴れまわるこの『影』によって。
森崎「そんなの嫌だ。俺は消えたくない。俺は皆ともっと一緒にいたい。俺だって……俺だってえぇぇぇぇぇっ!!!」
214 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:20:21 ID:???
若林の持っていた『星のかけら』が光を放つ。先程は目で追うことも出来なかったシュートの軌道が読める。
兵士「そ う 何 度 も 抜 か れ て た ま る か 〜 〜 ! !」
ガッシィッ!ズッシャアアアーーーーーッ!!バギィッ!!
ダイビングキャッチでボールを抑えこみながら、地面に倒れこむ兵士。
そのがむしゃらで泥臭い姿を見た森崎は気分悪く舌打ちをする。
森崎「けっ!雑魚のくせに無駄に張り切りやがって。胸糞わりぃ。
おいマルス、お前ちょっと下手くそになっちゃいねぇか?
国の復興だかなんだか知らねぇかかつての栄光が虚しいぜ?
今回のグルニア遠征でその鈍った身体を鍛え直してくるんだな!」
マルス「精進するよ。フフッ」
何故か嬉しそうに微笑むマルスの顔を見て、森崎の機嫌は完全に斜めに傾く。
赤い絨毯を乱暴に蹴り飛ばして気を紛らわせると、玉座の間の扉を開ける。
森崎「ちっ。言っとくがお前のせいで止められたんだからな!大体一発目のシュートもお前真面目にやってなかったろ。
あんまり舐めた真似してやがると後悔するぜ?アリティアなんて小国……俺様のアカネイアに比べれば
像とアリ、竜とミジンコみたいなものなんだからよ。よーく覚えておくんだな。うっけっけっけ……」
マルス「……君はその『ミジンコ』とやらに負けたんだよ。残念なことにね」
アカネイア皇帝が部屋を出たのを確認した後、マルスはようやく腹に抱え込んでいたストレスを言葉に乗せて吐き出した。
そして倒れたまま起き上がれない甲冑の兵士に手を伸ばすと、防具を外すのを手伝う。
マルス「ダメじゃないか森崎。あそこは1発でしっかりと止めるところだと誰もが思う場面だよ。
いったいドイツで何をしてたんだか。せっかく威力が乗らないようにインパクトをずらす努力をしてたのに」
215 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:21:49 ID:???
森崎「う…うるせいやい!だいたいあんな『偽物』にいいようにされてるお前たちが悪いんだ!
いくらドルーア帝国に勝ったからって平和ぼけしてたんじゃないだろうな?」
マルス「色々と言いたいこともあるけれど……とりあえず。ようこそアリティアへ、森崎」
森崎「ああ。また色々と世話になりそうだぜ。マルス」
騎士叙勲の日から約1年ぶりの再会だった。英雄たちの新たな戦いの幕が静かに上がろうとしている……。
アンナ「は〜い!ここで一旦ストップ!いきなりの急展開に
置いていかれている人がいないかちょっと心配だけど大丈夫かしら?
いよいよこの『ファイアーモリブレム』も第2部『英雄戦争編』に本格突入よ。
第1部とシナリオの進め方がかなり変わる予定だから説明させてもらうわね」
216 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:23:35 ID:???
☆シナリオ選択
A FEシナリオ 第1章『グルニア遠征』
B オランダシナリオT『ブレーキ』
アンナ「第2部では私達アカネイア大陸でのシナリオと
森崎くんたちキャプ翼世界でのシナリオが同時に進行されることになるわ。
どちらを先に進めるかで展開が少しだけ変わったりもするけれど基本的にはお好みね。
一つ言うならばFEシナリオの方が経験値を稼ぎやすいからそこで森崎くんを成長させて
キャプ翼シナリオでの試合を乗り切っていくという形がオーソドックスかしら?」
☆森崎の運命を分ける大事な試合
アンナ「ただ一つだけ注意!FEシナリオでもサッカーの試合は度々行われるの。
敵はもちろん森崎くんの影こと『ラムカーネ』よ。森崎くんの存在意義に関わってくる
この大事な試合に勝利するにはサッカーに不慣れなFEキャラだけじゃ
ちょっと厳しいところがあるわね。それを打破するのがキャプ翼キャラたちの『星のかけら』よ」
☆星のかけらの利用法
アンナ「上でも言ってる通り、キャプ翼キャラたちの『星のかけら』が第2部のキーになってくるわ。
原作の星のかけらのように成長率の補正を高めたりすることが出来たり、
なんと試合中ではかけらを装備させることでそのキャラの特性を身につけることが出来るの。
さらにさらに!かけらの持ち主本人を呼び出して一緒に戦うことだって出来ちゃうの!」
217 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 16:25:16 ID:???
☆星のかけらのご利用は計画的に
アンナ「つまりキャプ翼シナリオの進行次第でラムカーネ戦の難易度が大きく変わってくることになるわ。
できるだけ強力な星のかけらを集めて、ラムカーネたち仮面軍団をぎゃふんと言わせてあげましょう!
でも、星のかけらも無限に使えるというわけじゃないの。
>>13
にある『星のかけら』辞典でも分かる通り…」
『イスラス』1/1
アンナ「このように回数制になっているの。一定期間で使用回数は回復するけれど、
できるだけたくさんの選手を集めてローテーションで回せるようにしたいところね。
ある一定の条件をみたすことで使用回数の最大値を増やせるみたいだけれど……?」
アンナ「と、いうわけでブレイクタイムは一旦終了。今後も新しいルールなどが加わったら随時説明していくわね。
これまで長い長いプロローグにお付き合いいただき本当にありがとうございました。
それでは早速行ってみましょう。進みたいシナリオを選択してね」
☆シナリオを選択してください
A FEシナリオ 第1章『グルニア遠征』
B オランダシナリオT『ブレーキ』
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
218 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 16:27:17 ID:FtNVyb9Y
とりあえずお勧め通りAで
219 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 16:39:09 ID:WSI8q3b2
A
うーん、ゲーム性上がったなあ。うまくいくといいんだけど。
220 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 17:12:24 ID:???
>>219
あまり難しく考えずに『好きなキャラと一緒に戦う』というスタンスで進行していきたいところです。
===========
かつて『暗黒戦争』と呼ばれた戦いがあった。
マルス王子率いる英雄たちとドルーア帝国との壮絶な戦い、
それは地竜王メディウスの消滅と共に終わりをつげた。
炎の紋章の元に集いし戦士たちもそれぞれの国に戻り、
荒れ果てた祖国の再建に力を尽くした。
アカネイア七王国と呼ばれた国々のうちグラとグルニアはすでに滅亡。
アリティア、オレルアン、マケドニア、タリスは深い傷跡を残し、
大国アカネイアもまた再建途上にあった。
そんな、まだ戦乱冷めやらぬ王都パレスで一つの重大な出来事が起こった。
アカネイア大陸に『サッカー』という新たな文化を持ち込み、
暗黒戦争において多大な活躍を収めた『異界の勇者』こと森崎有三がニーナ王女と結ばれ、
アカネイアの第24代国王となったのである。
王位についた森崎はその強引とも思えるやり方で
またたく間に国力を回復し、多くの兵を集めて強大な軍隊を作り上げた。
そしてアカネイア神聖帝国の再興を宣言、自ら皇帝となったのである。
ドルーアとの戦いが終わって一年余り。世界は、穏やかに時を刻んでいるかのように見えた。
だが、どこかで運命の歯車が狂いだしていた。
暗黒戦争が終わって1年の後。戦乱に荒れたアリティア王国も、
マルス王子らの努力によって、ようやく落ち着きをとり戻し始めていた。
マルス王子とシーダ王女の婚礼も発表され、
アリティアの人々は、二人の幸せそうな姿に喜びを分かち合った。
だが、しかし…婚礼を間近に迎えたある日、
突然、帝都パレスから一通の命令書がもたらされた。
221 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 17:13:39 ID:???
【親愛なるアリティアのマルス王子に告ぐ。アカネイア占領下にあるグルニア王国で
大規模な反乱が起こった模様。ついては貴国にグルニア討伐の手助けを要請したい。
王子はアリティアの全軍を率いてただちに出撃し、グルニアの反乱を制圧されよ】
アカネイア王国は、アリティアにとって父なる国。その命令は絶対である。
やむなくマルスは、騎士カインらに祖国の守りを命じ、
ジェイガンや聖騎士アラン、そして新たに任じられた若い騎士たちと共に、
グルニア遠征へと旅立ったのであった。
森崎「グルニアかぁ。ずいぶん懐かしいな」
かつて大陸一の聖騎士と呼ばれていた『黒騎士カミュ』との激戦。
重将軍ジューコフ、魔導将軍ヒムラーを退けた森崎たちアカネイア同盟軍は辛くも勝利を収めている。
森崎はグルニア遠征を命じられたアリティア騎士団とともに、この地を再び訪れていた。
アカネイア神聖帝国の皇帝となった森崎有三。いや、ラムカーネの狼藉を暴くために今は力を蓄えることを決めたのである。
森崎「この世界での今の俺の肩書きは異界の勇者でも何でもない。ただの『皇帝の偽物』だ。
だけど今に見ていろ。星のかけらをたくさん集め、光のオーブを手に入れた時がチャンスだ。
ガーネフを倒し、そしてラムカーネの野望を阻止して俺は俺自身を取り戻してみせるんだ」
拳をぐっと握り新たな決意を固める森崎。そんな彼の目に止まった光景。それは…
222 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 17:15:05 ID:???
★誰やねーん→! card★
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→マルスとジェイガンだ。何やら帝国からの使者ともめているようだが…?
ハート→クリスたち近衛騎士隊のメンバーだ。森崎との再会に喜んでいる
スペード→トーマス、アラン、ドーガの年上組だ。久々の実戦に備え入念に準備をしている
クラブ→ラングと名乗るアカネイア帝国の使者だ。まずい!こんなところで見つかったら…!
JOKER→どこかで見たことのある鎧を着込んだ男が洞窟の奥へと入っていく…?
223 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 17:16:02 ID:???
★誰やねーん→
ハートK
★
224 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 19:00:40 ID:???
K引き多いけどマーク分岐なのよね
225 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 20:11:39 ID:???
>時空の扉による移動はこれまでと違いこちら側の世界の時間の流れが驚くほど遅くなります。
そんなことはないだろうけど
キャプ翼シナリオを進めるとFE世界が驚くほど時間が進みそうな気がするw
226 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 20:35:45 ID:???
>>224
サッカーパートだと覚醒のバーゲンセールだっただけに惜しいですね。
>>225
そこはもう『フリーマップ』に入る感覚でお気軽に考えてもらいたいですねw
===========
★誰やねーん→ ハートK ★
>ハート→クリスたち近衛騎士隊のメンバーだ。森崎との再会に喜んでいる
ライアン「も、森崎さーん!!会いたかったです!ずっと本物の森崎さんに会いたくてたまらなかったんですー!」
森崎「ライアンじゃないか。元気にしてたか?暫く見ない間に少し背が伸びたんじゃないか?」
ライアン「あれからもうすぐ1年ですからね。僕も少しは一人前の騎士らしくなりましたか?」
久々にあった親戚の子の成長にホクホクするような気持ちを覚えつつ、
森崎は従騎士訓練で指導をつけた元第七小隊のメンバーたちと再会する。
ロディ「お久しぶりです。また森崎殿と一緒に戦う日が来るだなんて夢のようです」
セシル「やっぱりあのアカネイア皇帝になった森崎さんは偽物だったのね。
ま、まぁアタシは初めから見破っていたけどさ!」
ルーク「へぇ〜。皇帝とニーナ様との婚姻が御触れに出た時めちゃくちゃ機嫌悪くしてたのは誰だったっけ〜?」
セシル「うっさい!アンタはいちいち余計な一言が多いのよ!」
クリス「マルス様やオグマ殿から森崎さんの偽物がいるかもしれないという情報を信じてずっと待っていたんです。
……よろしければ、また色々と教えて下さいね」
森崎「(相変わらず騒がしい連中だ。だが、これがこいつらのいいところでもあるんだろうな)」
227 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 20:38:09 ID:???
立場が立場だけにあまり表立った行動ができずに気落ちしていた森崎は、
彼らの突き抜けるような明るさに心を救われたような気がしたのだった。
森崎「(久々にこいつらにあったことだし、出陣前にまだ時間があるし何か話してみようかな?)」
☆どうしますか?
A 今回の反乱鎮圧の任務について詳しく聞いてみる
B 初陣で浮かれているクリスたちの気を引き締める
C カタリナについて何か分かったことがあるか聞いてみる
D 個人とより深く話し込む(下記の中から1人選択してください)
【クリス・ルーク・ロディ・ライアン・セシル】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
228 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 20:45:16 ID:nD96Hbsg
A
229 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 20:47:01 ID:Tfsgzn9g
A
230 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 21:10:23 ID:???
>A 今回の反乱鎮圧の任務について詳しく聞いてみる
アカネイア帝国からの直々の勅命。グルニア王国での大規模な反乱。
かつて同盟軍として共に戦った国の不可解な行動に首を傾げるものは多かった。
森崎「そこのところ何か詳しい話は聞いてないかお前たち」
クリス「……すみません。私達みんな国外に出たのは今回が初めてで……」
ルーク「グルニアのことなんてサッパリだぜ。アラン隊長からある程度のことは聞いてるけどよ」
森崎「(うーむ。こういう真面目なことはもっと目上の奴らに聞いたほうが良かったか?)」
だがそんな中でも第七小隊の屋台骨。裏の番長とでも呼ぶべき冷静な男が手を挙げる。
ロディ「個人的な知識で良ければ、私が知るかぎりの情報を提示できますが…」
森崎「おお、さすがはロディ。細かい気配りができるマメな男だぜ」
ロディ「グルニアは前大戦の後、後継者であるユミナ王女、ユベロ王子がまだ年若いこともあり
ニーナ様の配慮によりアカネイアの統治下となっておりました。
神聖帝国に改めてからもそれは変わっておらず、アカネイアの貴族に協力を仰ぐ形で
グルニアの将軍ロレンス殿が国を取り仕切っていた……はずです」
森崎「はず?なにか気になることでもあるのか?」
231 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 21:11:56 ID:???
ロディ「はい。どうにも腑に落ちないのです。アカネイアワールドカップにおいて
グルニアはチームを結成するだけの余裕が無く、
スポンサー枠として運営に協力してくれていました。
ニーナ様もグルニアの復興には特に力を注いでいたと聞いてますし、
とてもグルニアがアカネイアに反乱を起こす原因が見当たらないのです」
クリス「つまり森崎さん……の偽物が皇帝になって、アカネイア神聖帝国になってからのことが原因ってこと?」
ロディ「おそらくは。ここ数ヶ月においてアカネイアとグルニアの仲が急激に悪くなった原因があるはず。
とにかく今の我々には情報が少なすぎます。
近隣の住民から事の原因を聞き出すことも大切になってくるかもしれません」
森崎「なるほどな。部隊分けの時の参考にさせてもらうぜ。確か今回の任務は主に
暴れまわっている山賊の掃討と襲われている村の開放だろう?」
ルーク「うーむ。山賊をバッタバッタとなぎ倒すのもカッコいいがピンチの村を救うのもヒーローらしくてアリだな。
激・ルーク伝説の序章のページに相応しいシナリオは果たしてどっちの部隊だろうか…?」
クリス「ルークの戯言はほっとくとして、私達に出来ることを精一杯努めましょう。
グルニアの人たちにもきっと何か訳があるはず。しっかりと事実を見極めて行動しないと」
森崎「(あまり有益な情報は得られなかったが、グルニアの反乱がおかしい事だらけだってのは分かったな)」
そうこうしている間に出撃準備の時間となる。森崎は作戦会議が行われるの天幕に入る。
232 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/25(水) 21:13:51 ID:???
・今回の戦場パートの任務一覧
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い)
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い)
☆どうしますか?
A 森崎がメンバーを振り分ける(2つの部隊を自由に振り分けることができます)
B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます)
※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。
【マルス・アラン・ドーガ・トーマス・クリス・ルーク・ロディ・ライアン・セシル】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
233 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 21:14:36 ID:Tfsgzn9g
A
234 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 21:15:09 ID:wpGljOp6
B ルーク
235 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2012/07/25(水) 22:09:55 ID:DDdmu19E
B ルーク
236 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 22:17:37 ID:???
これで新人は全員指揮ついたか。
今後、大人組や新規参加者につけるかどうかは悩みどころだなあ。
237 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 22:43:59 ID:???
とりあえず、セーフティーネット(戦闘で死なない)はもう終わったから、
正直ここからはなるべく部隊分けは任せたくないなあ。死んだら取り返しがつかん。
238 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:17:38 ID:???
森崎って顔出ししてるのまずくないの?
仮面着けてキャプテン・フォレストとか言ってみたい
239 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:20:11 ID:???
ここはシリウスって名乗ってやろうぜ
240 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:29:26 ID:???
ケツセービングするしな。でも、ウスだと薄そうで弱そう。シリアツにしようぜ。
241 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:36:42 ID:???
せっかくだからメンボにしようぜ
「ドーモ、マルス=サン。キャプテン・フォレストです」
242 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:38:25 ID:???
忍殺やめれw
243 :
森崎名無しさん
:2012/07/25(水) 23:53:25 ID:???
皇帝陛下を挑発しよう
キャプテン翼
244 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/26(木) 09:48:25 ID:???
>>236
新規参戦者はバランス取りのために原作よりやや強化されて加入予定です。
誰を使い誰を鍛えるのかは参加者さんたちの采配次第になりますね。
>>237
そうです。ここからは戦績がしっかりとカウントされていきますし、
HPが0になってしまうとロストとなってしまいます。ご注意を!
>>238-243
先ほどの判定でダイヤかクラブの場合そういった展開もありえましたねw
今後も皇帝の偽物だと言われないように振る舞うイベントは用意されてますので
『ルー・ファリス』のような素敵な偽名を考えておいてくださいね!
===========
ジェイガン「さて、それでは今回の作戦会議を始めようと思う」
アリティア軍の作戦立案を任されているのは現役を退き、軍師として付き添うことになったジェイガンである。
日本に派遣されているモロドフの分まで自分がうまく取り仕切ってみると張り切っているようだ。
ジェイガン「まずはこの地図を見て欲しい。反乱の首謀者が立てこもるグルニア城にむけて北上していく。
その道中で暴れまわる賊どもを討伐、及び近隣の街を解放していくのが我々の任務となる」
マルス「……部隊は大きく分けて2つ。山賊討伐が主になる前線部隊。そして街の解放を目的とする部隊だ」
森崎「(マルスもジェイガンさんもどこか納得していない顔をしているな。
やっぱり今回の反乱騒ぎ、おかしなことが多すぎるぜ)」
ジェイガン「ところで部隊配置についてだが、今回は森崎殿の提案でルークに一任したいと思う」
ルーク「うぇ!?お、俺っすか!?」
森崎「将来立派な聖騎士になるにはこういったことも学んでいかなきゃな。頑張れよルーク」
ルーク「お、おう!そこまで期待されてるからにはバッチリ決めてみせるぜ!えーっと……」
245 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/26(木) 09:49:35 ID:???
★@山賊討伐部隊→! card★
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します
ダイヤ→ルーク・クリス・ロディ・ライアン・セシル
ハート→クリス・ルーク・森崎・トーマス・ドーガ
スペード→マルス・森崎・ドーガ・アラン・トーマス
クラブ→アラン・ライアン・トーマス・ロディ・セシル
JOKER→その時ルークに電流走る!とっておきの作戦をひらめいたぜ!
246 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 09:49:53 ID:sgRdauYg
★@山賊討伐部隊→
ハート6
★
247 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 13:24:04 ID:???
大会に優勝して暗黒皇帝ラムラム誕生までは予想内だったが、
完全に森崎に入れ替わってくるとは思わなかったなあ
248 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 13:45:11 ID:???
>>241
どうせならフォレスト・サキタリにしようぜ。サイゴン!
249 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 13:46:24 ID:???
ハーディンはどうなったんだっけ?
フォおおおーーッッ11!!!ビッチビッチビッチ(ryなんて言ってるとは思えないが
250 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 13:49:02 ID:???
ラムラム軍団の一員になってるよ。
仮面もあるし、あんまり政治情勢とか把握できてそうな気はしないなあ
(もし把握できてたらボーッとしてるほど無能じゃないでしょ。
どっかで接触できたら刺激してもいいかもね)
251 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 17:47:05 ID:???
闇のオーブの力(寝るとガーネフとのえっちな夢が見られる)で寝不足になり
お目々が真っ赤に充血してしまう呪いからは解放されてるからね、狼さん。
もしどこかで味方になってくれるなら心強い。
252 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 21:39:50 ID:???
第2部の本編に入ったしWikiも修正しないとなァ
人任せで悪いけど誰か手が空いている人がいたらお願いします
253 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 21:55:09 ID:???
うーん、ちょっと今回変更しないといけない情報量が多いしなあ……
254 :
森崎名無しさん
:2012/07/26(木) 23:46:34 ID:???
まあ徐々にやっていくべ
255 :
森崎名無しさん
:2012/07/27(金) 01:18:59 ID:???
ナバールさんを女装させたい
256 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/29(日) 15:01:08 ID:???
>>247
森崎がアカネイア大陸で築きあげてきた信頼を根こそぎ『盗られた』形になってしまいましたね…。
>>248
シェスター・中里シナリオでは忍者関係の話が展開される予定です。
>>249-251
ハーディンたち脱落組は揃ってラムカーネの駒にされてしまいましたね。
彼らはラムカーネ同様にガーネフの暗黒魔法で仮初の肉体を与えられ、
星のオーブの力でなんとか自我を保っていられるという非常に不安定な存在です。
彼らを取り戻すためには、森崎にとっては辛い選択を強いられるかもしれません。
>>252-254
こちらで用意できそうな情報(現在の森崎の状況・今後の目標など)を後で明記しておきます。
更新の際にはついでにコピペしてもらえると助かります。
>>255
実はもう既にやらされていたりするんですよねwちなみにトーマスの女装は並の女子が霞むほどの素晴らしいレベルだとか。
257 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/29(日) 15:02:52 ID:???
はじめに皆さんに尋ねておきたいことが一つだけ。
・今回の戦場パートの任務一覧
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い)
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い)
この任務一覧なのですが、これまでにあった拠点パート、ボス戦の有無を
明記しておくのを忘れてしまいました。正しくは…
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い ボス戦あり)
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い 拠点パートあり)
となっています。拠点パートがある部隊はそれだけ装備の入手や成長の機会が充実していますし、
ボス戦は周囲の評価は稼げますがやはり危険は否めません。
(原作を知っている方ならご存知だと思いますが、この章のボスは色々と特殊な人ですし…)
以上のことを踏まえて、やっぱり部隊編成をやり直したいという人がいましたら投票をお願いします。
☆部隊編成をやり直す?
A やり直す(もう一度森崎が決めるか仲間に決めさせるかの選択から
>>232
)
B このまま
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
258 :
森崎名無しさん
:2012/07/29(日) 15:08:35 ID:joOYu/hY
A
259 :
森崎名無しさん
:2012/07/29(日) 15:22:54 ID:VcRrOxj+
A
260 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/30(月) 05:17:47 ID:???
お手数をお掛けしてしまいすみません。投票、判定して下さった方にお詫び申し上げます。
>A やり直す(もう一度森崎が決めるか仲間に決めさせるかの選択から
>>232
)
・今回の戦場パートの任務一覧
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い ボス戦あり)
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い 拠点パートあり)
☆どうしますか?
A 森崎がメンバーを振り分ける(2つの部隊を自由に振り分けることができます)
B 誰かに任せる(部隊分けはカード判定になりますが任命したキャラが指揮レベルを持たない場合+1されます)
※Bの場合は誰に任せるかを下記の中から一人選択してください。
【マルス・アラン・ドーガ・トーマス・クリス・ルーク・ロディ・ライアン・セシル】
2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
261 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 06:15:46 ID:mB2Trbkw
A
262 :
森崎名無しさん
:2012/07/30(月) 07:16:04 ID:DhgiWfv+
A
263 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 17:10:37 ID:???
こんばんは。更新の前に私の方で状況の更新の文章を用意いたしました。
wikiの更新の際には、是非こちらをご利用くださいませ。
【現在の状況】
・FEシナリオ
ラムカーネに奪われた成長の可能性を支える才能の証『星のかけら』を集めるために再びアカネイア大陸へ!
ラムカーネは森崎に成り代わりアカネイア皇帝となって大陸中の権力を我が物としている。
闇のオーブに守られている彼を倒すためにも、ガトーの助言通り今は星のかけら集めに集中することに。
・キャプ翼シナリオ
リーグ戦3位という好成績を収めた森崎たちブレーメンはチームの強化のために各国へと遠征することに。
初めに訪れることになった国はオランダ。三杉、イスラス、クライフォートなどの
エースを擁するアヤックスとの3日間の合同練習が行われることになった。
【現在の目標】
・『破滅のツボ』に侵されている身体の治療のため、そして打倒ラムカーネのために『星のかけら』を集める。
・グルニア王国の反乱騒ぎを解決する。
・アヤックスとの練習試合を制し、チーム、自身の強化を図る。
【今後の目標】
・『星のかけら』を集め、『破滅のツボ』に悩まされている身体の改善を図る。
・皇帝の偽物という汚名を晴らし、ラムカーネとの決着を付ける。
【その他の状況】
若林やシュナイダーの各国の優秀な選手が怪我などのアクシデントに見舞われている。
中にはその怪我が元で失踪したり、引退に追い込まれそうになっている選手もいるなど、非常に由々しき事態だ。
また、ブレーメンの遠征先であるアヤックスにラムカーネの配下らしき仮面の男が現れたらしい。
264 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 17:12:37 ID:???
>A 森崎がメンバーを振り分ける(2つの部隊を自由に振り分けることができます)
(
>>244
の描写はなかったことになります。ご了承ください
ジェイガン「さて、それでは今回の作戦会議を始めようと思う」
アリティア軍の作戦立案を任されているのは現役を退き、軍師として付き添うことになったジェイガンである。
日本に派遣されているモロドフの分まで自分がうまく取り仕切ってみると張り切っているようだ。
ジェイガン「まずはこの地図を見て欲しい。反乱の首謀者が立てこもるグルニア城にむけて北上していく。
その道中で暴れまわる賊どもを討伐、及び近隣の街を解放していくのが我々の任務となる」
マルス「……部隊は大きく分けて2つ。山賊討伐が主になる前線部隊。そして街の解放を目的とする部隊だ」
森崎「(マルスもジェイガンさんもどこか納得していない顔をしているな。
やっぱり今回の反乱騒ぎ、おかしなことが多すぎるぜ)」
ジェイガン「ところで部隊配置についてだが、今回は森崎殿に行なってもらう」
森崎「前大戦同様戦術指南役ってわけか。任せてくれよ」
森崎はジェイガンから部隊表と敵軍の配置図を受け取ると頭の中で整理し、うまく振り分けていく。
まず目をつけたのは北へと続く細長い山道だ。砦を経由したその先に、
今回のグルニア遠征の大本である反乱軍を指揮する将軍がいるらしい。
森崎「(まずは北上する部隊。徘徊する山賊どもを蹴散らし、反乱軍の拠点になっている城を攻め落とす部隊だ。
山賊だけでなく弓を使うハンターもいるようだな。弓兵は『先制』が取れれば圧倒的に有利な兵種だ。
確実に先制権を得るために機動力重視で行くか?それとも…?)」
265 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 17:14:23 ID:???
次に意識を向けたのは東の海岸沿いに位置する大きな街並みだ。
グルニア山脈を根城にする山賊たちの多くが、この街からの略奪を狙っている。
早急に兵を送り込み、住民に安全を呼びかけることも軍としての大事な役割だ。
森崎「街では武器や道具を買ったりもできるし、部隊内の交流も図れる。
北上部隊に比べると戦闘も少なそうだし、戦力に不安があるメンバーはこっち向きかな?」
それにしてもこの遠征には色々と理不尽な点が多い。
まずはじめに反乱軍の首謀者が未だに明かされていないということだ。
アカネイア皇帝となった超モリサキことラムカーネ。彼の狙いは森崎の身体のはずである。
この大陸での権力を自由に振るうために、これまで積み上げてきた自分の功績を
丸ごと乗っ取ろうとする彼の狙いは一見正しいようにも思えるのだが、森崎は何処か引っかかっていた。
マルスとジェイガンの浮かない顔も、おそらくこの妙な違和感が主な原因に違いない。
森崎「アカネイア王国の力があればわざわざアリティア軍を派遣せずとも抑えきれると思うんだが…」
前大戦でも共に戦ったアカネイア騎士団。その中心人物である女聖騎士ミディア。
彼女を筆頭に重騎士トムス、ミシェラン。そして現在このアリティア軍へ
研修に訪れているトーマスと戦力に関しては事欠かないはずである。
ジェイガン「いずれにせよアカネイア皇帝…失礼。森崎殿の偽物に今の我々では何も対抗出来ないのが現状。
下手に行動を起こしたところで、偽の皇帝を掲げて国家の転覆を企む反逆国家と貶められるだけです。
今はおとなしく相手側の動向を探るのです。そして機会さえ訪れればその時は…」
マルス「彼の狙いは森崎の身体なのだろう?ならばいずれ向こうの方から接触してくるはずだ。
カタリナのことも含めて、受け身で構えて冷静に行動できるように心がけておこう」
266 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 17:15:42 ID:???
森崎「ああ。悔しいが今の俺は奴の思惑通り『偽物』扱いだ。だがこのままにはしておかねェ。
とにかくこの遠征を終わらせることが先決だな」
マルス「そうだね。ガトー様の助言通り各国に星のかけらの捜索隊を派遣し、闇のオーブへの対抗策を用意する」
ジェイガン「さて、先のことはこれくらいでよろしいでしょう。森崎殿、部隊編成の方はもう済みましたかな?」
森崎「ああ、もうすぐだ。後は……」
☆部隊編成を行います。
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い 反乱軍を率いる敵将を倒す)
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い 山賊に襲われている街を助ける 拠点パートあり)
※@:A の順に部隊に割く人数を合計『10以内』になるようにお書きください。
(例)
6:4
(@の部隊は6人、Aの部隊は4人)
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
267 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 17:18:56 ID:XSgcW1/o
6:4
(@の部隊は6人、Aの部隊は4人)
早速ですがWiki更新しますた。
268 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 18:00:32 ID:TeegR0Z+
6:4
269 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 18:12:13 ID:???
>>267
迅速な更新、本当にありがとうございます。
===========
>6:4
☆アリティア軍
指揮レベル2
森崎 マルス アラン
指揮レベル1
クリス ロディ ライアン
セシル ドーガ トーマス
その他
ルーク
@グルニア山賊討伐隊(斧、弓使いが多い 反乱軍を率いる敵将を倒す)
@の部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)
☆
・
・
・
・
・
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
270 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 18:23:02 ID:mzxFNb7Q
☆森崎
・セシル
・ドーガ
・アラン
・ライアン
・ルーク
271 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 18:28:36 ID:XSgcW1/o
マルスはボス説得に連れていきたい&残りは相互補正重視。
☆森崎
・マルス
・セシル
・クリス
・ライアン
・ロディ
272 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 18:39:43 ID:pXPZUDE+
☆森崎
・マルス
・セシル
・クリス
・トーマス
・ロディ
273 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 19:15:14 ID:mzxFNb7Q
☆森崎
・マルス
・セシル
・クリス
・トーマス
・ロディ
に変更します
274 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 19:44:52 ID:???
そういやマリーシアどうなるんだろ?
いや反則技の方じゃなくてこの章仲間になるはずのプリーストの方の
275 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 19:49:21 ID:???
ゲームに忠実に考えれば、マルスが村に行く必要がある・・のか?<反則シスター
しかしここまでノーヒントだし、マルス以外でも味方になるとは思うけど。
276 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 19:50:44 ID:???
ロレンスを森崎だけで説得もキツイでしょうしね。
277 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 19:58:43 ID:???
ありそうなのは「アラン隊にくっついてきてマルスと面会、そこの選択次第で加入」かな?
278 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 20:25:01 ID:???
>>274-276
街解放の部隊の誰があのお方のお眼鏡に叶うかどうかがカギ?ですねw
>>277
原作では不幸な結末のあの人の加入は今のところ正直難しいですね。
第1部で森崎と特に仲が良かった訳でもありませんし、
カードの神様が味方してくれるならばあるいは…?
===========
☆森崎
・マルス
・セシル
・クリス
・トーマス
・ロディ
森崎「北上部隊は俺が率いよう。マルス、一緒に来てくれ」
マルス「騎馬隊はセシルだけか。先制を取る確率を高めるために偵察が必要になってくるかもね」
ジェイガン「ハンターの集団に先手を奪われてしまったら合戦前に弓で狙い撃ちされてしまいますからな。
王子、森崎殿、くれぐれも抜かり用の無いよう気を引き締めなされよ」
森崎「わかってるって。それじゃあ、次に解放部隊の隊長だけど…」
279 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/07/31(火) 20:28:08 ID:???
※ロディもソシアルナイトでしたね。上の会話は各自脳内変換してあげてください…
☆アリティア軍
指揮レベル2
アラン
指揮レベル1
ライアン ドーガ
その他
ルーク
Aグルニア解放部隊(斧、剣使いが多い 山賊に襲われている街を助ける 拠点パートあり)
Aの部隊を上記の中から選出して、明記してください。(☆は指揮官枠です)
☆
・
・
・
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
280 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:29:13 ID:???
アランは成長率低いよね あんまり経験値入れないほうがいいね
マリーシアちゃんはここで出ないと回復役がいなくなっちゃうな
281 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:29:28 ID:JxZ4CnZA
アラン
282 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:30:51 ID:TeegR0Z+
☆アラン
・ライアン
・ドーガ
・ルーク
283 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:30:57 ID:mzxFNb7Q
アラン
男ばかりだからチャンスは多いのかな。
284 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:31:32 ID:XSgcW1/o
☆アラン
・ライアン
・ドーガ
・ルーク
不幸な結末って誰だろう・・と思ったらロレンスのことか。
まあ難しいでしょうねえ。
あと、アランの経験値はしょうがないと思う。
ゲームじゃないから経験点調整をするのは無理だよ。
新規参入キャラが出たら一線から外す、で十分でしょ。
285 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 20:31:58 ID:mzxFNb7Q
☆アラン
・ライアン
・ドーガ
・ルーク
286 :
森崎名無しさん
:2012/07/31(火) 21:08:44 ID:???
アランはJ-GUN互換の序盤お助けパラディンだからね…
個人的には好きなキャラだしそう邪険にせんでもいいんじゃねーかと思うが
287 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/08/01(水) 00:12:58 ID:???
>>280-286
誰を育て誰と一緒に戦っていくかは皆さんの自由です。
よっぽど貧弱なメンバーだらけでない限り、越せるバランスを心がけていきたいですね。
===========
☆アラン
・ライアン
・ドーガ
・ルーク
ジェイガン「なるほど。では解放部隊の方はアランに任せることにいたしましょう。
賊どもならば聖騎士であるそなたの敵ではないな」
細面の鋭い眼光の金髪の男が前に出る。彼こそアリティア騎士団現隊長を務める聖騎士アランである。
前大戦では持病の悪化によりやむなく戦場から遠ざかっていたが、戦争終盤では状態もある程度回復し
グルニア軍やワーレンの傭兵隊を率い、アカネイア同盟軍の心強い援軍として戦ってくれた猛者である。
アラン「無論です。ですがジェイガン殿。出来れば新人騎士に活躍の場をお与えください。
私は今更これ以上強くはなれませぬ。だが、若い彼らはそうではない。
彼らは実践を経ていずれは私を超えるほどに成長してくれるはずです」
森崎「(アランさん。この人は既に割り切っているというのか。自身の成長ではなく、
より才能のある後進の育成に自分の身を捧げる覚悟を……)」
それは今の自分に起こりうるであろう未来の一つ。このまま破滅のツボに屈し、成長の機会を失ってしまう。
だが彼のような老練な思考にたどり着くには森崎はいささか歳若すぎた。
森崎「(俺の成長。才能を支え続けてくれた星のかけら。早く集めなければ。
俺はまだ……自分の夢を誰かに託すほど人生に満足なんかしちゃいない!)」
アラン「それではこちらも出撃の準備に取り掛かります。森崎。マルス王子のこと、くれぐれも頼んだぞ」
288 :
モリブレム
◆RK7RVcZMX2
:2012/08/01(水) 00:14:31 ID:???
森崎「はい。そちらも街の解放を宜しくお願いします」
アラン「フッ……お互い、自分の体に正直になるには少し遅すぎたのかもしれんな」
森崎「え?」
アラン「此方の話だ。気にするな。では、御免」
天幕を後にするアランの背中を見て、森崎は彼の残した言葉の意味を考えていた。
その答えを示すように、ジェイガンが厳格な表情のまま口を開く。
ジェイガン「あ奴も不運な男よ。病さえ無ければ稀代の天才騎士として大陸中に名を轟かせていたものを…」
森崎「(俺の周りの人間で例えるのならば三杉のような存在か。
もしも三杉の病気が完治したら、あいつはどんなサッカーをするようになるんだろうか)」
少なくともスタミナを気にしながら時間との戦いを繰り広げる必要はなくなってくるはずである。
フィールドの貴公子と呼ばれる『天才』のもしもの世界の想像は限りなく幅が広い。
マルス「それでも戦闘経験の少ない新兵たちを先導してくれるには彼以上の者はいない。
前大戦も、ジェイガンが僕達を引っ張っていってくれなければガルダの海賊にも勝てなかっただろう」
ジェイガン「これはこれは。この老骨もそこまで褒められれば満足することでしょう。
では、我らも出撃の準備にとりかかりましょう。目指すは北の砦。そして反乱の首謀者の待つ居城です」
森崎「(そういえばモロドフさんが集めてくれたこの『星のかけら』は成長の手助けになってくれるんだよな。
誰かに持たせておけばレベルアップした時にいつもより大きく成長させることが出来るかもしれないぞ?)」
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