キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 最新50
【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/19(金) 12:38:05 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

マケドニアの国境を守るのは反乱軍副将であるルーメル将軍。
彼は前大戦であの草原の狼ことハーディンを討ち取り狼騎士団を壊滅させた出世頭だった。
ナイトキラーの異名を持つ彼の槍捌きは凄まじく、アリティア近衛騎士クリスの若い命を呆気無く散らせた。
悲しみにくれる間もなく、マルス達はニーナ王女からリンダの手によって『ファイアーエムブレム』を託される。
異界の英雄という立場を乗っ取り、皇帝として君臨しているラムカーネの暴挙は止めるためにも、
森崎たちは一刻も早くミネルバを救出し、マケドニアの反乱を収めることを決意する。

そしてオランダのアムステルダムの街でも、謎の影の暗躍が見え隠れしている。
人為的に『倍速移動』の力を与える実験のため、怪しい薬品を開発している謎の組織。
仮面の男の正体は?イスラスは暗黒の力から逃れられるのか?そして決起に震えるビクトリーノの意地と誇りの行方は?
『倍速』と言う名の運命に立ち向かう男たちの戦いは、アヤックススタジアムで火蓋を切る。


☆前スレ
【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1346265701/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

322 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 09:47:50 ID:???
★どうするジェイガン→ ハート10

323 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 09:55:32 ID:???
これクラブひかれなくてよかったな。

324 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:01:51 ID:???
むしろスペードが観たかった。

325 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:03:19 ID:???
見事にラング改心ルートかw?

326 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:07:36 ID:???
JOKERはアサシンにでもクラスチェンジしたのだろうかw

327 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:08:05 ID:???
ダイヤだったら凄いスキル身に着けていたかもしれんのかw

328 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:27:15 ID:???
JOKER覚醒(もしかしたら経験値も?)はリセットされないんだっけ?

329 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:49:10 ID:???
>>323-324
ジェイガンがみっともないキャラ付けをされるところでしたねw
>>325
達成条件は厳し目ですが、挑戦の価値はありますぜ!?
>>326-327
ジェイガンを一キャラとして使えてましたね。もちろんJOKERだと一線級の実力でした。
>>328
はい。なので復活ペナでダイヤを出し続ければ無限稼ぎも可能だったりしますw
===========
★どうするジェイガン→ ハート10 ★
>ハート→『秘策』が無いのが『秘策』。正々堂々とラングと戦い熱い友情が芽生える!?
===========
ジェイガン「(そう、この男とてアカネイアへと忠誠を誓う一人の騎士。
      今でこそ悪の道へと堕ちてはいるがかつては立派なジェネラルだったはず)」

元聖騎士として。いや、心は今でも現役の聖騎士そのもののジェイガンは
森崎やマルスのように、戦いを通じて心変わりをさせようと目論んでいた。

ジェイガン「マルス様、王宮の中庭を暫くお借りいたします。さぁラングよ、ついてまいれ!」

ラング「フン、気安く名前を呼ぶな!わしは五大貴族の一つアドリア家の侯爵なのだぞ!」

すっかり決闘に乗り気な二人を、森崎とマルスは唖然として見送るしかなかった。

マルス「……す、すまない森崎。やはりここは我慢をしておくべきだったのかもしれない」

森崎「そうかもな。いや、今更悔いてもしかたがねぇ。とにかくジェイガンさんが心配だ。
   あのジジイ、きっと卑怯な手でもなんでも使ってジェイガンさんを陥れるつもりだ。追うぞ!」

だが、森崎の予想は大きく外れていた。いや、何より決闘の当事者であるラングすら
自分自身が何故ここまで馬鹿正直に騎士らしく戦いを行なっているのかも分からなかった。

330 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:50:13 ID:???
ラング「(ジェイガン。貴様に口汚く罵られたあの瞬間、わしの中で眠っていた何かが目を覚ました。
    かつて王国の盾として君臨していたあの時代……ドルーアの支配に怯え、
    真っ先に寝返った瞬間に捨て去ったアカネイア将軍としての誇り……なのか?)」

権力に溺れ、悪政を敷き私腹を肥やすことだけに執着していたここ数年の自分の生活が何故か恥ずかしく思えてきた。
自分の裏切りの所為で非業の最期を遂げたとされる、メニディ侯爵のノアや、ディール侯爵のシャロンを思い出す。
昔は彼らとよくワインを酌み交わし、将来について語り合ったりもした。
そんな遠い記憶の青春が、何故今になってこうも鮮明に思いださせるのだろうか。

ジェイガン「(やはり心のどこかに迷いが見える。それも私へのではなく、自分自身に対しての迷いだ)」

ラムカーネやガーネフが人の誰もが持つ心の弱さに付け込み、
闇のオーブでの支配の触手をアカネイア大陸中に広げているのだとすれば、
このラングもまた、過去の裏切りに対する罪の深さを利用された被害者の一人なのかもしれない。

ラング「(何を馬鹿な。わしは自分さえ良ければそれでいいのだ。誰が泣こうと喚こうと傷つこうと……
    きっと誰もがそうなのだ。人のためだとか綺麗事を抜かしておきながら、
    心の中ではいかにして出しぬいてやろうかと考えているに決まっておるのだ!)」

ガキィン!!

ジェイガン「ぬぐおっ!!」

ラングの槍がジェイガンの槍を叩き折る。この決闘はラングに軍配があがった瞬間だ。

森崎「お、おいおい…おのジジイ見かけによらず強いぞ。
   いくらジェイガンさんが引退してるからってああもあっさり負けるなんて…」

ジェイガン「……くっ……不覚。ラングよ、見事だ。先ほどの無礼は詫びよう。
      だが一つだけ聞かせて欲しい。そなたほどの権力があれば、
      わざわざグルニアを支配せずとも十分な富を得られたはず。
      それなのに、なぜそうまでして……?」

331 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:51:34 ID:???
ラング「フン。小国の一介の騎士には一生かかっても分からぬことよ。
    世の中には二通りの人間しかいない。支配する側とされる側の二通りだ。
    わしは前者の側の人間だ。だから後者の者を虐げる。それだけよ!
    さて、ジェイガン。決闘に負けた騎士の末路はなんだか分かるな?」

ジェイガン「……引退したとはいえ分かっておる。……腹でもなんでも斬ろうではないか」

マルス「ま、待てジェイガン!早まっちゃ駄目だ!」

短刀を取り出し、自分の腹に刃先を向けようとするが、何故かラングはその短刀を叩き落とす。

ジェイガン「な、何を…!」

ラング「やめておけ。あんな虚仮威しのハッタリしか出来ぬ弱々しい老人のことだ。
    どうせその言葉もただの見せかけよ。悔しければオルベルン城にまで来ることだ」

ジェイガン「なっ…!?」

ラング「ユベロ王子とユミナ王女そして憎き傭兵オグマを
    全員揃えてわしの前に連れてくることができたならば、
    もう一度貴公と戦っても良いぞ。ぬわっはっはっはっは!」

満足そうな笑いを上げ、ラングは自分の城へと帰還していく。
ジェイガンは呆然とした表情で立ち尽くすしかなかった。
完全に見誤っていた。アドリア家という一つの国に等しい領を守る侯爵の姿がそこにはあった。

ジェイガン「……マルス様、このジェイガン、おめおめと生き恥を晒すことをお許し下さい。
      あのラングという男、どうやらただの圧政者というわけではなさそうです」

マルス「彼にも彼なりの事情があるということか。ただ反発し合い争うだけならば簡単だ。
    彼の立場となって、彼の言葉に耳を傾けよ。ジェイガンはそう言いたいんだね」

332 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:53:22 ID:???
ジェイガン「お恥ずかしながら。武器を交えて少しだけ彼の人となりが分かりました。
      森崎殿、ひとまず彼の命令に従いユベロ王子とユミナ王女を連れ去ったオグマ殿を探しましょう。
      彼の駐屯するオルベルン城。通称『悪の巣』から彼を救い出すのも我々の使命なのかもしれません」

森崎「(なんだかとんでもないことになったなぁ…。あのジジイに一泡吹かせるんじゃなかったのか?)」

だが、彼にもやむを得ぬ事情があるのかもしれない。ラムカーネに家族や部下を人質に取られているとか、なんとかかんとか。
ともかくマケドニアの内乱は一応の解决をし、森崎たちはグルニア王家の子供の捜索を命じられることとなったのである…。


第三章『連れ去られた王女』おわり


※生き残ったメンバーに40の経験値が入ります。


ジェイガン「今回レベルアップしたメンバーがこれだけいますぞ」

リンダ マルス ウォレン マジ ライアン ルーク

ジェイガン「皆、よく頑張ったな。……わしももっと頑張らねば……」

333 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:55:10 ID:???
先着『6名』様で判定をお願いします

★リンダ 魔道士 レベル9
     成長率
H 21 40+! numnum=
力 3 20+! numnum=
技 9 70+! numnum=
速 11 60+! numnum=
運 11 80+! numnum=
武 12 70+! numnum=
守 3 10+! numnum=
魔 4 3+! numnum=★

★マルス ロード レベル12
     成長率
H 31 90+! numnum=
力 9 50+! numnum=
技 16 85+! numnum=
速 15 60+! numnum=
運 13 70+! numnum=
武 13 40+! numnum=
守 11 30+! numnum=
魔 0 3+! numnum=★

334 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:56:22 ID:???
★リンダ 魔道士 レベル9
     成長率
H 21 40+ 38 =
力 3 20+ 09 =
技 9 70+ 04 =
速 11 60+ 45 =
運 11 80+ 78 =
武 12 70+ 88 =
守 3 10+ 97 =
魔 4 3+ 56 =★

335 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:57:07 ID:???
★ウォレン ハンター レベル9
     成長率
H 26 70+! numnum=
力 12 60+! numnum=
技  9 60+! numnum=
速  9 30+! numnum=
運  5 30+! numnum=
武  8 20+! numnum=
守  6 20+! numnum=
魔  0 3+! numnum=★

★マジ 戦士 レベル8
     成長率
H 26 30+! numnum=
力  9 40+! numnum=
技  7 20+! numnum=
速  9 50+! numnum=
運  5 40+! numnum=
武  4 40+! numnum=
守  6 40+! numnum=
魔  0 3+! numnum=★


336 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 10:59:19 ID:???
★マルス ロード レベル12
     成長率
H 31 90+ 31 =
力 9 50+ 66 =
技 16 85+ 73 =
速 15 60+ 82 =
運 13 70+ 10 =
武 13 40+ 81 =
守 11 30+ 49 =
魔 0 3+ 11 =★

337 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 10:59:30 ID:???
★ライアン アーチャー レベル13
     成長率
H 26 85+! numnum=
力  9 50+! numnum=
技 14 85+! numnum=
速 10 55+! numnum=
運  5 30+! numnum=
武 10 40+! numnum=
守  8 25+! numnum=
魔  0 3+! numnum=★

★ルーク ソシアルナイト レベル16
     成長率
H 31 90+! numnum=
力 16 60+! numnum=
技  8 35+! numnum=
速 10 40+! numnum=
運  7 20+! numnum=
武 13 40+! numnum=
守 14 40+! numnum=
魔  0 3+! numnum=★

338 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 11:03:54 ID:???
★ウォレン ハンター レベル9
     成長率
H 26 70+ 00 =
力 12 60+ 43 =
技  9 60+ 37 =
速  9 30+ 26 =
運  5 30+ 27 =
武  8 20+ 23 =
守  6 20+ 67 =
魔  0 3+ 38 =★



339 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 11:07:57 ID:???
★マジ 戦士 レベル8
     成長率
H 26 30+ 25 =
力  9 40+ 55 =
技  7 20+ 96 =
速  9 50+ 32 =
運  5 40+ 17 =
武  4 40+ 40 =
守  6 40+ 71 =
魔  0 3+ 10 =★

340 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 11:08:36 ID:???
★ライアン アーチャー レベル13
     成長率
H 26 85+ 99 =
力  9 50+ 78 =
技 14 85+ 26 =
速 10 55+ 74 =
運  5 30+ 90 =
武 10 40+ 33 =
守  8 25+ 70 =
魔  0 3+ 17 =★


341 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 11:11:22 ID:???
★ルーク ソシアルナイト レベル16
     成長率
H 31 90+ 50 =
力 16 60+ 72 =
技  8 35+ 00 =
速 10 40+ 15 =
運  7 20+ 99 =
武 13 40+ 68 =
守 14 40+ 56 =
魔  0 3+ 88 =★

342 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:31:53 ID:???
★リンダ 魔道士 レベル9
     成長率
H 21 40+ 38 =78
力 3 20+ 09 =29
技 9 70+ 04 =74
速 11 60+ 45 =105→+1
運 11 80+ 78 =158→+1
武 12 70+ 88 =158→+1
守 3 10+ 97 =107→+1
魔 4 3+ 56 =59★

リンダ   魔道士  レベル9 EXP60 2戦1勝0敗
        成長率
HP21/21     40
力  3       20
技  9      70
速 12       60
運 12      80
武 13      70
守  4      10
魔  4       3

以上のようになりました。

343 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:33:18 ID:???
★マルス ロード レベル12
     成長率
H 31 90+ 31 =121→+1
力 9 50+ 66 =116→+1
技 16 85+ 73 =158→+1
速 15 60+ 82 =142→+1
運 13 70+ 10 =80
武 13 40+ 81 =121→+1
守 11 30+ 49 =79
魔 0 3+ 11 =14★

マルス    ロード  レベル12 EXP30 16戦7勝1敗
        成長率
HP32/32     90
力 10       50
技 17      85
速 16       60
運 13      70
武 14      40
守 11      30
魔  0       3

以上のようになりました。

344 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:35:18 ID:???
★ウォレン ハンター レベル9
     成長率
H 26 70+ 00 =70
力 12 60+ 43 =103→+1
技  9 60+ 37 =97
速  9 30+ 26 =56
運  5 30+ 27 =57
武  8 20+ 23 =43
守  6 20+ 67 =87
魔  0 3+ 38 =41★

ウォレン   ハンター  レベル9 EXP30 7戦3勝0敗
        成長率
HP26/26     70
力 13       60
技  9      60
速  9       30
運  5      30
武  8      20
守  6      20
魔  0       3

以上のようになりました。

345 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:37:24 ID:???
★マジ 戦士 レベル8
     成長率
H 26 30+ 25 =55
力  9 40+ 55 =95
技  7 20+ 96 =116→+1
速  9 50+ 32 =82
運  5 40+ 17 =57
武  4 40+ 40 =80
守  6 40+ 71 =111→+1
魔  0 3+ 10 =13★

マジ  戦士  レベル8 EXP20 1戦1勝0敗
        成長率
HP26/26     30
力  9       40
技  8      20
速  9       50
運  5      50
武  4      40
守  7      40
魔  0       3

以上のようになりました。

346 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:38:31 ID:???
★ライアン アーチャー レベル13
     成長率
H 26 85+ 99 =184→+1
力  9 50+ 78 =128→+1
技 14 85+ 26 =111→+1
速 10 55+ 74 =129→+1
運  5 30+ 90 =120→+1
武 10 40+ 33 =73
守  8 25+ 70 =95
魔  0 3+ 17 =20★

ライアン   アーチャー  レベル13 EXP30 2戦2勝0敗
        成長率
HP27/27     85
力 10       50
技 15      85
速 11       55
運  6      30
武 10      40
守  8      25
魔  0       3

以上のようになりました。

347 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 11:49:07 ID:???
★ルーク ソシアルナイト レベル16
     成長率
H 31 90+ 50 =140→+1
力 16 60+ 72 =132→+1
技  8 35+ 00 =35
速 10 40+ 15 =55
運  7 20+ 99 =119→+1
武 13 40+ 68 =108→+1
守 14 40+ 56 =96
魔  0 3+ 88 =91★

ルーク   ソシアルナイト レベル16 EXP30 5戦5勝0敗
        成長率
HP32/32     90
力 17       60
技  8      35
速 10       40
運  8      20
武 14      40
守 14      40
魔  0       3

以上のようになりました。

348 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 13:25:31 ID:???
☆指揮官上昇判定


★森崎(2)→! card
アラン(2)→! card
マルス(2)→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

クラブ以外のK・JOKER→指揮レベルが2→3に
クラブK・Q〜A→変化なし

349 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 13:26:43 ID:???
★森崎(2)→ スペード3
アラン(2)→ ダイヤ4
マルス(2)→ クラブ10


350 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/26(金) 13:31:26 ID:???
★森崎(2)→ スペード3
アラン(2)→ ダイヤ4
マルス(2)→ クラブ10 ★

※今回は指揮レベルは上昇しませんでした。


☆次のシナリオを選択してください

A FEシナリオ 第3章外伝『暗躍する影たち』(章のラストに対闇の軍団のサッカーパートがあります)
B オランダシナリオV『雨のち晴れ』(章のラストに対アヤックス戦のサッカーパートがあります)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
===========
キリのいいところで本日の更新はこれまで。
秋の人気投票祭りも絶賛開催中!意外な人物?動物?が票をどこまでのばせるのか期待ですねw

☆第二回アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2t/bbs.cgi

☆第四回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2u/bbs.cgi

☆第三回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2v/bbs.cgi

☆第三回TSUBASA DUNKキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2x/bbs.cgi

☆第三回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2w/bbs.cgi

351 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 13:41:42 ID:99suLD0+


352 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 13:43:00 ID:uxyTzJKk
B

353 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 13:46:37 ID:T629/RBU
B

354 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 19:18:15 ID:???
皇帝陛下は森崎じゃなくてラムカーネを名乗っているのか

355 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 20:36:58 ID:???
いや、森崎を名乗ってるはずだよ。
…きっと真相をどこかで知ったラングが、ついポロッと本音を出してしまったんだw

356 :森崎名無しさん:2012/10/26(金) 20:56:19 ID:???
ラング……化けるなっ!w

357 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:33:42 ID:???
>>354-355
ア”…こちらの手違いです。ラングの『ラムカーネ』呼びは
『皇帝』や『森崎』などで各自変換をお願いします…
>>356
彼との再会は少し先のことになりますが、はたしてどんな決着が待っているのでしょうか…?
==========
>B オランダシナリオV『雨のち晴れ』(章のラストに対アヤックス戦のサッカーパートがあります)


ここはアヤックス寮のとある一室。
アヤックスのマネージャー兼アシスタントコーチを務めるシャルは、
今日の分の業務のチェックを済ませるためにパソコンのスイッチを入れる。

シャル「さーて、いつものようにマッハで片付けちゃいますか!」

ポツポツ……パララ……ザアアアアア……

夕方から降り始めた雨は時間を追うごとに強くなっていき、窓を激しく叩く。
シャルは外の雨音に張りあうように、キーボードを叩く指の速度を上げていく。
この悪天候も明日の夕方までには持ち直す見込みらしいが、
グラウンドのコンディションのことを考えると、少し気が重い。

シャル「……ウェルダー・ブレーメン。良いチームだよね。
    リーグ戦績こそ3位だけれど、チームの主軸がしっかりしているから大差での負けが少ないんだ。
    チーム力こそアヤックスのほうが勝っているだろうけれど、場合によっては……危ないかも」

今回アヤックスがブレーメンとの対戦を了承したのは、お互いにチーム力の向上を計ってのことだ。
特に数カ月後に開催される『ユニバーサル・カップ』に備えてどこのチームも少しでもレベルアップしておきたいのである。

シャル「それにしても羨ましいなぁ。武者修行の遠征試合という名目上で世界中を回れるんだもの。
    美味しい物だっていっぱい食べられるんだろうなぁ……。うん、ちょっと休憩しよっか。ちょっとだけ」

358 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:34:50 ID:???
やはり甘いモノがないと頭の回転が鈍ってしまう。お気に入りの『お菓子ボックス』を開け、適当に手に取る

シャル「バナナチップス、バナナチップス、バナナチップス、オーイエ〜♪」バリバリ

年頃の少女にしては少しはしたない食べ方で糖分を補給する。
だが、おかげで予定よりもだいぶ早くデータの入力を完了することができた。
仕事を片付けたシャルは、お気に入りのサイトの巡回を始める。
まずは小説形式の投稿型掲示板にアクセスする。

シャル「ん!『秋の人気投票祭り開催中』だって!これは大変だァ〜!今すぐ投票しないと!」

☆第二回アナザーカンピオーネキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2t/bbs.cgi

☆第四回キャプテン霧雨キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2u/bbs.cgi

☆第三回ラインライダー滝キャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2v/bbs.cgi

☆第三回TSUBASA DUNKキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2x/bbs.cgi

☆第三回ファイアーモリブレムキャラクター人気投票
http://capmori.net/vote/vote2w/bbs.cgi

シャル「さて、しっかり宣伝も済ませたことだしお次は……っと」

今度はメールボックスをチェックする。マネージャー業を務める者たちが集まる国際チャットで知り合い、
最近仲良くなった日本人の女性との情報のやり取りがここ最近の日課なのだ。

359 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:35:58 ID:???
シャル「anegoさんこの間の検定試験合格したんだ!すっご〜い!
    将来はA代表のマネージャーを任されるかもしれないね。わたしももっと頑張らないと!」

自分は仕事が速いと評価をもらえるのだが、時折とんでもないドジをやらかすのが自他共に改善したいところではある。
彼女のように学生の頃からマネージャー業を嗜んできていればもう少しまともな業務ができただろうか。
足が速いだけが取り柄の自分ではやはり厳しい業界なのだろうか。

シャル「誰かを応援したいっていう強い気持ちがあればこそ?うーん……そっか。そうだよね。
    わたしだってチームのみんなの役に立ちたいからこの仕事を続けてるんだ。ありがとanegoさん。元気でたよ」

落ち込む自分を励ましてくれたanegoにお礼のメールを出した直後のこと。
彼女にとってかけがえのない存在からのメールが届く。
足の治療のため祖国ポーランドに帰った兄、マッハーからのメールだった。

シャル「! えっ……そ、そんな……まさか!?」

そのメールの内容を見たシャルはすぐに部屋を飛び出した。
雨の強さはさらに増してきたが、躊躇することなく街へと駆け出す。
天性的な足の速さの才能を活かし『倍速』で少女は路地を走り抜けていった。

360 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:37:15 ID:???
ビクトリーノ「森崎のやつ、ちゃんと無事に寮に戻れたかな?」

ドールマン「さあな。水も滴るなんちゃらとか言ってたけど風邪ひかなきゃいいけどな」

警察にお菓子に偽装していたドーピング剤を届けたビクトリーノたちは、帰りに立ち寄ったカフェから出る。

ビクトリーノ「……それはそうと、もう少し離れてくれねぇかな。暑苦しい」

ドールマン「ケチケチすんなよ。傘持ってるのお前しかいないんだしさぁ」

ビクトリーノ「誰が好き好んで男と相合い傘をしなきゃならんのだ。シッシッ!」

ただでさえ体が大きいドールマンだ。傘の半分以上を占拠されてしまい、右肩に冷たい雨がバシャバシャ当たる。
身体的にも精神的にもげんなりと萎え始めたころ、前方から雨水を跳ね飛ばすような激しい足音が聞こえてくる。

バシャバシャバシャ……

いかつい体格の、いかにも怪しげな男たちが横を通り過ぎてゆく。

ビクトリーノ「へぇ、こんな雨の中ランニングかよ。気合はいってるねぇ」

ドールマン「またヤク絡みの抗争かなんかかな。相変わらず物騒な街だぜ」

雨脚は更に激しさを増してくる。男の数が何人か判別できないほどに視界を覆い始めた。

ビクトリーノ「うげぇっ、こんな強い雨じゃ傘もろくに役に立たねぇ。俺たちも走って帰るとしようぜ」

ドールマン「ちょ、待てよ!俺はあんまり走るの得意じゃないのは見て分かるだろ?」

361 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:38:42 ID:???
森崎「……ふぅ。何度使ってもこの道具は不思議だな。こっちの世界の時間が殆ど進んでねぇんだもん」

所変わり、ここは森崎の自室。
アカネイア大陸から帰還した森崎は、時空の扉をくるくると巻いて荷物入れにスポンと纏める。
そして、こちらに戻ってくる前にマルスから預かった『とあるモノ』を取り出した。

森崎「こいつが星の『タウルス』か。俺の持つ『星のかけら』より少し大きくてしっかりと形作られてるな」

森崎の持つ若林やシュナイダーのかけらは、この『タウルス』のかけらが更に細かく砕かれたような形をしている。
もしもこの『タウルス』が他のかけらのような力を持っているのならば、試したいことがあったのだ。

森崎「こっちの世界で手に入れたかけらを向こうで使えばこっちの人間を呼び出せるんだよな。
   じゃあ、あっちの世界で手に入れたかけらをこっちの世界で使ったとすれば…
   アカネイアの仲間たちをこっちの世界に呼び出せることも可能になるんじゃないか?」

星のかけらが時空の扉を繋ぐキーになっていると仮定するならば、この仮説も正しいはず。
森崎は『星のタウルス』に願いを込めるように両手を乗せてアカネイアの仲間のことを強く念じた。


☆星のかけらについて

キャプ翼シナリオで手に入れた『星のかけら』はFEシナリオにおいて
成長率補助やサッカーの助っ人として利用できることは明らかになっています。
そして、FEシナリオで手に入れた『星のかけら』はキャプ翼シナリオにおいて
アカネイア大陸の仲間を時空の扉で連れてくることが出来るようになります。

基本的にキャプ翼シナリオでは戦闘などはありませんので、FEシナリオのように彼らが戦うことはありません。
しかし一緒に街を回ったり、練習をこなしたり、時にはイベントに巻き込まれて事件を調査したりできます。
さらに、現在名無しキャラの多いブレーメンの選手の代わりとして試合に参加させることもできます。
『若林のかけら』や『シュナイダーのかけら』などのように、『キャラが指定されていないかけら』と覚えてください。

362 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 16:40:51 ID:???
森崎「要するに、星のかけらは異世界の仲間を選択で召喚できる『カギ』ってことだ。
   アカネイア産のかけらは大きいから力が強い分、好きな人を呼ぶことが出来るって認識でOKだぜ。
   ……とにかく物は試しだ。だが、一体誰を呼ぼうかな?
   試合で活躍できそうな奴か?単純にこっちの世界を一緒に回りたい奴を選んでも楽しそうだな」


☆誰を『タウルス』で呼び寄せますか?

【マルス・アラン・ドーガ・ルーク・ロディ・ライアン・セシル・トーマス
 マリーシア・カチュア・マジ・ウォレン・リンダ・バーツ・パオラ・ジュリアン
 ジェイガン・呼ばない】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

363 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 16:46:33 ID:???
質問です。
・召喚できるのは「1つの欠片に付き、1シナリオ1回」ですか?
・一度召喚に欠片を使用するともうその欠片は使えなくなりますか? 使用回数復活はありますか?

364 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 16:48:06 ID:???
アランを呼んでこっちで病を治す・・・・・・無理か

365 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 16:56:39 ID:???
BJとのツテがあればそれも面白いかもね。

366 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/27(土) 17:00:41 ID:???
>>363
>・召喚できるのは「1つの欠片に付き、1シナリオ1回」ですか?
はい。試合のあるシナリオの場合、ここで選んだ仲間を試合の助っ人として呼ぶことができます。

>・一度召喚に欠片を使用するともうその欠片は使えなくなりますか? 使用回数復活はありますか?
形が大きい分魔力が強いのか、特に回数制限はありません。
シナリオをクリアするごとに別の人を呼ぶこともできますし、
FEシナリオで新たな『星のかけら』を手に入れることが出来れば、複数の仲間を呼び寄せることも可能です。

>>364
アランの病を治せる腕を持つ医者がキャプ翼シナリオの舞台に出現すれば可能かもしれません。
>>365
オランダシナリオに限って言えば、三杉やレンセンブリンクなどが狙い目ですね。
ただ、オランダシナリオも残り僅かですのでそこまでイベントが発展するかどうかは微妙です。

367 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 17:02:12 ID:1m9oy7bg
セシル

368 :363:2012/10/27(土) 17:08:31 ID:5B/jy6eA
回答感謝ですー。…そして何度も呼べるとは意外。
こうなるといよいよ「戦力として」の選定が大事だなあ。
というわけで、困ったときの主人公頼みということで、

マルス

に一票です。シーダ支援はないけど森崎支援はあるはずだし、指揮2はそれだけで美味しい。

369 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 17:11:54 ID:yruSHBvk
ウォレン

金の付き合いから友へ

370 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 17:15:20 ID:J7kAzINs
ルーク

371 :森崎名無しさん:2012/10/27(土) 17:37:24 ID:rTjqOlTw
マルス
汚名返上…になるのかな?

372 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 01:15:49 ID:???
>マルス

森崎「…よし、ここはとりあえずマルスを呼ぶか。でも呼ぶにしても一体どうやって呼べばいいんだ?」」

何やらそれっぽい呪文を唱えたり、ポーズを取ったりしてみる。
数分間ひとり上手した後、時空の扉が開いてないとこちらに来れないのではと
先ほど丸めたモノを慌てて床において広げていく。


マルス「……凄いな。本当に異界に来ることが出来るなんて思わなかったよ」

森崎「2年ぶりくらいかな?つま恋での特別試合以来だよな、こっちに来るのは」

星のかけらの光に導かれるように召喚されたマルスは、アカネイアとは異なる世界の様子に驚きを見せていた。
アリティア軍総大将という肩書きは暫く忘れ、森崎の友人としてこの世界を堪能する。

マルス「それじゃあ明日の夕方に、君が所属しているクラブの親善試合があるんだね」

森崎「ああ。この星のかけらを使えば、お前もうちの選手の代わりに出場することも出来るぜ」

マルス「まずはこの『星のタウルス』に僕の情報を登録して、君のチームメイトに渡すんだよね」

森崎「後は俺の持っている星のかけらと同じ要領だな。そいつの体を借りて、というか乗っ取ってもらう」

マルス「……その人には少し申し訳ないけれど、君と同じチームで
    サッカーをするのを楽しみにしていたからね。喜んで受けさせてもらうよ」

森崎「ククク……お主もなかなかの悪よのう」

マルス「フフフ……君にはかなわないよ」

※試合前に、誰と入れ替わるかを選択できます。もちろん純粋にブレーメンメンバーだけで戦うことも可能です。

373 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 01:17:32 ID:???
森崎「と、いうわけでこっちにいる間は俺の付き添いっていう立場でいてもらうから宜しくな。
   それじゃあとりあえず夕飯でも食いに行くか。食堂まで案内してやるよ」

マルス「うん。君の世界の食事も密かに楽しみにしていたんだ。…ドリアンとかはちょっと遠慮したいけれど」

森崎「前から思ってたけど、お前って食運に恵まれてねぇよなァ…」

食堂にたどり着いた森崎とマルスは、顔見知りのビクトリーノに挨拶をし、口裏合わせをお願いする。

ビクトリーノ「なぁるほど。王子様って立場じゃこんな観光なんてなかなかできねぇだろうからな
       いいぜ。シェスターたちにも特に気にする必要はないって伝えておくぜ」

森崎「頼んだぜ。なぁに、ブレーメンのマネージャーだのスタッフだの適当な言い訳してれば多分平気さ」

マルス「要するに細かいところは気にしちゃいけないって奴だね」

ビクトリーノ「そういうこと!というわけで改めてこっちの世界にようこそ!マルス王子!」

森崎「おいおい、王子はやめとけよ。周りのやつに余計な詮索されそうだろうが」

ビクトリーノ「あ、そっか。そんじゃ呼び捨てでも構わねぇよな?」

マルス「うん。僕もそうしてもらえたほうが助かるし、なにより嬉しいよ」

ビクトリーノ「へへ、なんかちょっと照れくさいぜ。明日の試合について相談とかあるなら、後で俺の部屋にでも来いよ。そんじゃまたな!」

ビクトリーノはパチンとウインクをし、口笛を吹きながら陽気に去っていく。

マルス「僕達の世界への理解が深い彼が身近にいてくれて、本当に助かったよ」

森崎「ああ。多分俺の次にアカネイア大陸に多く関わってるんじゃないのかアイツ。
   さて、まずは腹ごしらえだ。折角だし誰かと一緒に食べようかな?」

374 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 01:19:36 ID:???
☆下記の中から最大で『3人』同行させたい選手を選択してください

・ブレーメン
【シェスター・マーガス・ビクトリーノ・ブローリン・中里】

・アヤックス
【三杉・イスラス・リブタ・クライフォート・クリスマン
 カイザー・レンセンブリンク・ディック・ドールマン】

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

375 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 02:04:33 ID:EN6LvkJ6
シェスター、中里、三杉

376 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 07:56:51 ID:+8KigmoA
シェスター、中里、三杉


377 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 09:56:02 ID:???
>シェスター、中里、三杉


三杉「君のことは覚えているよ。アカネイアと呼ばれる異世界の王子だったね。
   2年前のあの試合は君に随分悔しい思いをさせられたな。
   モロドフ氏からだいたいの事は聞いている。窮屈な思いはさせないようにするよ」

共に試合をした経験のある三杉は、森崎の紹介もあってすぐにマルスと打ち解ける。

中里「ほほう……その『星のかけら』と呼ばれる宝石の力でこちらの世界と行き来できるでござるか……」

シェスター「(超忍のルーツを辿る巻物に書かれていたキーワードの一つである『宝石』。
      魔法が身近に存在する彼らの世界の宝石に何か重大なヒントがあるのでは?)」

だが、中里とシェスターはマルスが異界を渡る時に使用した星のかけらに興味が尽きないようだ。
物珍しそうに覗いては光にかざしたり、息を吹きかけて擦ってみたりと好き放題に触りだす。

森崎「おいおい、大事なものなんだからあんまり粗末に扱うなよ。
   そいつが無くなったらもしかしたら元の世界に帰れなくなるかもしれないんだから」

マルス「! そ、それは困る。僕からもお願いだ。くれぐれも床に落としたりはしないでくれ」

中里「む、これは失礼いたした。拙者、こう見えても宝石には目がないのでござるよ」

シェスター「ほら、俺みたいな綺麗な男には綺麗な宝石が相応しいだろ?アハハハハ」

森崎「うわっ、いやみったらしい。ちょっと顔がいいからって普通自分でそんなことを言うか?」

三杉「フフ、そんな君も沢山の宝石を集めているそうじゃないか。『星のかけら』と言うんだって?
   モロドフ氏から初めてそれを託された時に聞いている。君の身体はソレがないと大変なことになるんだってね」

378 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 09:57:29 ID:???
『星のタウルス』を更に細かく砕いたようなサイズの宝石を指し、三杉は呟く。
このアヤックス寮に来た時に、三杉から渡された8つの小さな星のかけらだ。

森崎「……ああ。俺の身体は今、『破滅のツボ』の影響で急速に運動能力の寿命が削られている。
   この体質を改善するには、沢山の『星のかけら』を集めなくちゃいけないんだ」

三杉「それはかなり深刻な問題だね。ボクも長い間心臓の病気と戦ってきたけれど……
   さすがに君の『破滅のツボ』のような未知の病に比べれば対策は色々とあるからね」

先ほど食事後に服用していた錠剤のビンに軽く触れる。
森崎にとってこの『星のかけら』こそ、選手生命を先延ばしにする薬のようなものなのだ。

三杉「良ければ後でボクの部屋に来てくれないかマルスくん。君の世界の人間の身体能力にとても興味があるんだ。
   男女の差が殆ど感じられない能力の構造。人によってある程度定められた法則に基づく成長性。
   人種による体力の格差を少しでも埋めるための知識を、ボクに分けてもらえると助かるんだ」

マルス「僕に力になれることがあるなら喜んで」

森崎「あんまり安請け合いするんじゃないぞ。変な実験とかやらされるかもしれないんだし」

中里「それならぜひとも拙者たちの部屋に来て欲しいでござる。
   シェスター殿がどうしてもマルス殿の世界の『魔法』の話を聞きたいとごわぁ!?」

シェスター「そう!俺の目指す超忍が放つニンポー!それはまさしくマジカル!魔法!
      君たちの使う不思議な力の秘密を、是非!ぜひとも聞かせてくれ!」

勢いよく身を乗り出し、鼻息荒くマルスに押し迫るシェスター。
こんな図々しい態度でも彼らの場合では実に絵になる光景だけに森崎は頭を抱える。

森崎「もっとゆっくり観光でもさせてやりたかったんだけどな。悪いけどこの馬鹿野郎どもに付き合ってやってくれよ。
   もちろんお前が嫌ならどこか別のところにでも案内してやるけどさ」

379 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 09:59:22 ID:???
一旦自室に引き返し、施設の設備の簡単な説明を終えたところで森崎はマルスにどこに行くか尋ねた。

マルス「僕はどこでも構わない。ここは言わば君のホームグラウンド。君のエスコートに期待したいところだね」

森崎「はあ、さいですか。そんじゃまぁ……何だかどこに行っても落ち着けないような気もするが……よし、ここに決めた!」


☆どうしますか?

A ビクトリーノの部屋に行き、明日の試合の作戦を練ろう
B 三杉の部屋に行き、身体能力検査を受けに行こう
C シェスターと中里の部屋に行き、アカネイアの魔法の話をしてあげよう
D 室内練習場でトレーニングをしに行こう
E 風呂に行って行軍の疲れを癒してもらおう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

380 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 10:54:12 ID:e/v4DDa2
C

381 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 11:08:20 ID:ubOCsxWE
B

382 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 11:52:21 ID:+8KigmoA
C

383 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 12:36:28 ID:???
しかし、こうなると十二星座のかけら入手タイミングが重要だなー。
地球での試合前には一個でも増やしておきたいが、一方で「あんまり多すぎても試合の役には立たない」という話も。
というわけで、原作での入手タイミングを拾ってきた。今後の攻略の参考になるかも。

星のタウラス 3章/敵リュッケ
星のジェミニ 5章/敵トラース
星のアクエリア 6章/敵サムトー
星のキャンサー 6章/敵ラング
星のリブラ 6章/宝箱
星のスコーピオ 7章/敵とうぞく
星のレオ 8章/敵とうぞく
星のサジタリス 8章/敵ジョルジュ
星のバルゴ 9章/ミネルバ
星のカプコーン 9章/宝箱
星のアリエス 10章/敵エルレーン
星のピスケス 12章/宝箱

384 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 16:01:01 ID:???
>>383
将来的に10人以上を召喚してブレーメンそのものを乗っ取ることも可能ですが
基本、サッカースキルに関してはキャプ翼キャラ>FEキャラですからね。
後々ブレーメンに新しい選手が入団してくることもありますし、
FEシナリオのラムカーネ戦との折り合いも含めれば、何事も程々が良いでしょうw
===========
>C シェスターと中里の部屋に行き、アカネイアの魔法の話をしてあげよう


森崎とマルスは悩んだ結果、シノビとシノビフリークが集う相部屋へと向かうことにする。

シェスター「おおー!ようこそいらっしゃいましたお二人さーん!」

中里「歓迎するでござるよマルス殿。ささ、どうぞこちらの座布団に座るでござる」

唐草模様の座布団をポンポン叩き、実に楽しそうな表情で二人を部屋へと促す。

マルス「珍しいデザインのクッションだね。なんというか、趣があるね」

森崎「やけにテンション高いな。そんなにアカネイア大陸の話に興味があるのか?」

シェスター「そりゃあもう!木、火、土、金、水、五遁の術!
      その他にも雷遁、風遁、沢山の自然の力を味方につけ悪を討つ!
      俺の子供の頃の夢の世界が、今目の前にあるんだから。そりゃあ興奮もするよ」

中里「(もともと『遁』とは敵の追跡を振り切る『逃げ』の忍術なのでござるがな。
   まぁ、視覚的に派手なものも多く、シェスター殿が心酔する『超忍』ともなれば『攻め』の術なのでござろうが)」

中里が用意したお茶請けに手を伸ばしつつ、いよいよピークを迎えつつある雨の音をバックに、マルスはアカネイアの『魔法』を語りだす。

マルス「僕自身は魔法を使うことは出来ないけど、知識だけはそれなりにあるつもりだから。
    姉上やマリクから、読み物として魔導関係の本をよく借りて読んでいたんだ」

385 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 16:03:53 ID:???
自然の摂理を司る『精霊』との契約から始まり、触媒となる魔導書から術式を読み取り詠唱する。
上級の魔道士ともなれば、魔導書がなくとも呪文を発動させることが容易になり、
さらには自分だけの専用魔法も身につけることができるという。

シェスター「自分だけの魔法……か。俺も俺だけにしか出来ないとっておきの技を身に着けたいぜ!」

中里「(拙者たちの今のサッカーのスキルは、先人たちの開発した様々な技術の応用や発展に過ぎぬ。
   ……もし、もしも拙者にも翼殿や岬殿のような優れた才能があれば、
   その技術を自分の感性で発展させ、自分だけの技として身に付けることもできるのでござろうが……)」

やはり今の『中里正人』ではシノビの技に頼らなければどうあがいても平平凡凡な選手止まり。
この不遇な自分を変えるための秘術のためにも『宝石』の秘密を解き明かさなければいけない。

マルス「森崎、君からも何か話してくれよ。これまで見てきた中で特に気に入った魔法とかさ」

森崎「俺のお気に入りの魔法?そうだなぁ…」


☆どの魔法のことを話そう

A マリクが得意としていた風の聖剣『エクスカリバー』を始めとする風魔法
B リンダの十八番、光の魔法『オーラ』を始めとする光魔法
C 全くイメージが合わないがレナが使っていた超破壊魔法『ボルガノン』を始めとする炎魔法
D ボア司祭が大事に持っていた電撃魔法『トロン』を始めとする雷魔法
E 多くの命の灯火を救ってきたマリアの振るう『リザーブ』を始めとする治癒魔法
F 相手の動きを封じる魔王ガーネフが扱う暗黒魔法『マフー』
G ガトー司祭が生成した闇を払う呪文『スターライト・エクスプロージョン』
H その他(お好きな魔法をお書きください)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

386 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 16:16:29 ID:EN6LvkJ6
A

387 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 16:18:48 ID:B2/t1pFA
G
イメージが森崎と一番つながるのはこれだなあ。

388 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 16:19:57 ID:4eOubN+w
G

389 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:03:43 ID:???
>G ガトー司祭が生成した闇を払う呪文『スターライト・エクスプロージョン』


森崎「俺が一番好きな魔法といえば、やっぱりあれだ。スターライト」

自分の才能を伸ばし、支え続けてくれた『星のオーブ』の力。
邪な気を吹き飛ばし、人の本質を映し出す『光のオーブ』の力。
この2つの力が合わさり生まれた、光と星の爆発魔法。スターライト・エクスプロージョン。
ガーネフの持つ『マフー』の効果すらかき消す凄まじい魔力の波動は見た目、威力共に素晴らしい。

森崎「ガーネフとの戦いの時に見たあの星の煌めきは多分一生忘れないだろうなぁ。
   (もっとも、あの星の爆発を受けてもガーネフの野郎は生き延びていやがったんだが)」

マルス「そういえばあの呪文の使い手を選ぶために、君に相談を持ちかけたこともあったね。
    あの時は辛い選択を任せることになってしまってすまないと思っている」

親友の姉であり、想い人でもあるエリスを救うために魔導の腕を鍛え続けたマリク。
最愛の父親を奪った仇敵を打ち倒すために魔術の技を磨いてきたリンダ。
両者とも素晴らしい魔導使いだったが、結局森崎の判断でリンダに託すこととなったのだ。

中里「ぬう……どちらにも譲れぬ信念があったということか。
   恋人と父親。どちらとも大切な者のため、その魔法の習得に励んだわけでござるな」

シェスター「ま、俺も森崎の立場だったら間違いなくリンダちゃんに渡したかなぁー。
      父親のために健気に頑張ってきたんだろその子?泣けるじゃないの」

森崎「お前の場合は単純に相手が女の子だからってだけだろうが」

シェスター「……テヘ、バレた?」

マルス「ガトー様の話では、その呪文の生成のためにオーブの力が膨れ上がり破裂してしまったんだ。
    この『星のタウルス』のように小さな欠片となって大陸中に散らばっているらしいんだ」

390 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:04:51 ID:???
シェスター「なるほど、つまりそのかけらを全部集めればどんな願い事でも一つだけ叶うってことか!?」

森崎「それなんてドラゴンスフィア?」

中里「つまりその『かけら』には強力な呪文を生成するだけの力が備わっているということでござるか。
   (『光のオーブ』と『星のオーブ』か。そういえばあの秘術書にも似たようなことが書かれていたような…?)」

途中でジャパニーズアニメの話に脱線しつつも、森崎たちは異界の話題で終始盛り上がった。

※シェスター、中里のかけらが回復しました




中里「それじゃあ明日の試合、頑張るでござろうな!」

シェスター「あのクライフォートって奴のパスは俺が全部カットしてやる。
      だから森崎。お前も相手のシュートを全部止めるつもりでいろよな!」

森崎「ああ。遠征試合の大事な初戦だ。絶対に勝とうぜ!」

明日の試合の健闘をシェスターたちと誓う森崎を見て、マルスはどこか安心したような顔をする。

マルス「よかった。君はドイツでもうまくやってるみたいだね。
    こうして君が仲間たちから信頼されている姿を間近で見ることができてホッとしてるよ」

森崎「なんだよ、俺ってそんなに信用なかったのか?暗黒戦争で同盟軍を指揮してきた手腕を見くびってもらっちゃ困るぜ」

マルス「ハハッ、確かにそうだったね。同盟軍内でも、君は皆に好かれている素晴らしい指揮官だった」

森崎「そうだろそうだろ。ま、俺ほどの実力があれば周囲から信用されるのは当たり前だけどな!」

391 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:06:20 ID:???
マルス「(君は自分では気付いてないみたいだね。君への信頼は『強さ』に裏付けられたものだけじゃない。
    そう。星のオーブなんかに支えられなくても眩しいくらいに輝いている君の本当の『才能』が……)」

周りの輝きがあまりにも強すぎるから、自分の放つ輝きには気づけなくて。
だから周りを暗くしないと心細くて不安になってしまう君の気持ちは分からなくはないけれど。
いつか、そんな必要がないってことを君自身が気づいてくれる日がきっと来ると思うから……。

森崎「ん?なんか言ったかマルス」

マルス「いや、なんでも。……それより、向こうのロビーが何だか騒がしいね」

森崎「確かに。アヤックスの連中が何人か集まってやがるな。何かあったのか?」

つい先日、泥棒が入り込む騒ぎがあったばかりであり、何かと物騒なこともある。
騒ぎの原因は何なのか、森崎は近くにいる人に事情を聞くことにした。

392 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/28(日) 22:07:58 ID:???
★誰がいる?ブレーメン組→! card
誰がいる?アヤックス組→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

【ブレーメン組】
ダイヤ→シェスター
ハート→マーガス
スペード→ブローリン
クラブ→中里
JOKER→全員

【アヤックス組】
ダイヤ・ハート→クライフォート&三杉
スペード→リブタ&ディック&ドールマン
クラブ→クリスマン&カイザー&レンセンブリンク
JOKER→全員

393 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:13:09 ID:???
★誰がいる?ブレーメン組→ ハート4
誰がいる?アヤックス組→ クラブA

394 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:15:32 ID:???
そうか騒ぎの原因はマモノさんだったのか

395 :森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:17:38 ID:???
マモノ分岐といえば現在2位の人物の乱入ですね分かります

396 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 09:28:32 ID:???
>>395
そして今は単独一位…

397 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/29(月) 14:35:26 ID:???
>>394-395
不安な予感がビンビンするような引きですね…。
>>396
彼(彼女かも?)だけでなく、フェザーやエルカイトの動物トリオが大健闘してますねw
===========
★誰がいる?ブレーメン組→ ハート4→マーガス
誰がいる?アヤックス組→ クラブA→クリスマン&カイザー&レンセンブリンク ★


マーガス「よぉ、森崎じゃないか。こんな夜更けに男連れでどこに行くんだ?」

シャワーの帰りなのか、ほのかに湯気が立ち上るラフな格好のマーガスに騒ぎの事情を尋ねる。

マーガス「それが、ビクトリーノの姿が見当たらないんだよ。明日の試合について相談しようと思ってたんだが」

森崎「なにィ?ビクトリーノがいないだって?」

クリスマン「アイツなら夕食後、血相を変えて大慌てで出かけて行ったぞ。
      丁度このロビーでミーティングをしていたから、外に出ていくのを見たんだ」

マーガス「はぁ?出かけるならせめてどこに行くかくらい伝えておけっての!」

マルス「雨は相変わらず強くなってきているし、特に連絡も無いのだろう?少し心配だね……」

レンセンブリンク「いないといえば、うちのイスラスも姿も見えないんですよ」

カイザー「困ったなぁ。イスラスとのコンビ技のチェック、今夜中にしておきたかったんだけど」

どうやらこの時間帯にもかかわらず、イスラスとビクトリーノがどこにもいないという。

マーガス「なぁ森崎、この間の泥棒騒ぎのこともあるし何だか嫌な予感もする。
     よかったらあの二人を探すのを手伝ってくれないか?」

398 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/29(月) 14:37:02 ID:???
☆どうしますか?

A 寮の中や施設を探してみよう
B 外に探しに出てみよう
C 面倒なので断る

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

399 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 14:49:19 ID:XUxCbfZk


400 :森崎名無しさん:2012/10/29(月) 14:49:53 ID:6k7IwezA
B

401 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 15:52:01 ID:???
>B 外に探しに出てみよう


森崎「クリスマン、ビクトリーノは外に出たって話だよな」

クリスマン「ああ。夕食後のミーティング後だから…夜の9時過ぎ辺りだったかな?」

マルス「丁度シェスターたちの部屋にいた頃だね。彼はこの大雨の中、いったいどうして外に…?」

森崎「そんなに遠くには行ってないはずだ。あいつが行きそうな場所を片っ端から探してみよう」

レンセンブリンク「待ってください。もしかすればもう帰ってきているかもしれません。
         ここは二手に分かれましょう。森崎くん、君は僕達の中から2人連れて外を探してきてください」

森崎「2人か。それじゃあ…」


☆誰を連れていきますか?

A マーガス
B クリスマン
C レンセンブリンク
D カイザー
E マルス

※上記の中から2名選んでください。
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

402 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 16:03:47 ID:gPuorcR2
AE

403 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 16:14:42 ID:HfwWt1cg
AE

404 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 17:16:18 ID:???
A マーガス
E マルス
===========
マーガス「げぇっ!せっかくシャワー浴びたばかりだってのにまたずぶ濡れになれと?」

マルス「しっかり雨対策をしてからいこう。風邪を引いて明日の試合に影響が出ると本末転倒だ」

クリスマン「それじゃあ俺たちは寮内を調べるよ。もし見つかったら連絡するぜ」

森崎「ああ、頼んだぜ」

森崎はマーガスとマルスを連れて、外へと出る。
バケツをひっくり返した豪雨は、思わず建物へと引き返したくなる衝動に駆られるが、
それだけビクトリーノへの心配も募ってくる。3人は傘の悲鳴の音を聞きながらビクトリーノを探しまわる。

マーガス「しっかし、このアムステルダムに来てからトラブルに巻き込まれっぱなしだよな俺ら」

マルス「そうなのかい?」

森崎「泥棒を追いかけたり、麻薬偽装のお菓子を見つけたり、イスラスが車に撥ねられそうになったり…
   結局まともに練習できたのって今日の午前中くらいだったなぁ」

マーガス「その練習だってペアを組んでの格闘大会とかだろ?
     ホントならじっくり試合に合わせて調整したいところなんだけど…
     でもまぁ、こういう体験ってのも何だか冒険してるみたいで楽しいかな?」

森崎「へへっ、違いねぇ。この先もきっとハプニングだらけの世界遠征になりそうだぜ」

マルス「(この世界では僕達が生活しているアカネイアでは体験できない色々なことがある。
    僕も彼らのように、この世界の様々な事柄を精一杯楽しもう)」

405 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 17:17:28 ID:???
靴が徐々に濡れ、足元が気持ち悪くなってくるこの一瞬すらも気の合う仲間たちとなら平気だ。
鞄で雨をしのぎつつ家路を急ぐ者や、盛大に水たまりを道路脇へ跳ね飛ばす乗用車。
細長の箱のような見慣れない建物に囲まれるこの街の中心で、
マルスはこの時だけ、アリティアの王子という肩書きを降ろし一人の青年として駆けていく。

森崎「(さて、探すにしても闇雲に探しまわるよりどこか具体的な場所を決めたほうがよさそうだな。)」


☆どこを探しますか?

A おしゃれなカフェ
B 素敵なビーチ
C 広いショッピングモール
D 綺麗な美術館
E のどかな公園
F 騒がしい警察署
G 怪しい廃ビル

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

406 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 17:18:40 ID:J1TAN65E
G

407 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 17:27:58 ID:pRgD7Hys
G
マルスがいればなんとか…。

408 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 18:22:00 ID:???
>G 怪しい廃ビル


森崎には一つの不安があった。今日の午後、警察から逃げ出した
例の泥棒が入り込んだ廃ビルの中で聞いた怪しい科学者たちの会話の内容だ。

森崎「(確か奴らは『倍速』で走る人間を探していたはずだ。
   ビクトリーノは誰もが認める俊足選手。倍速ドリブルもお手のものだった)」

もしもビクトリーノが彼らの手に落ちたのならば大変だ。
明日の試合どころか今後のブレーメンのチームにとって大きな損失になるだろう。

森崎「ビクトリーノのいる場所に俺に心当たりがある。
   だが、そこはかなり危険な場所かもしれない。……ついてきてくれるか?」

マーガス「何言ってんだ。ここまで来て引き返せるかっての」

ビクトリーノ「彼はチームメイトというだけでなく大事な友人だ。見過ごす訳にはいかない」

森崎「オーケー。それじゃあ行くぜ」

森崎は、一度は身の危険を感じて引き返した廃ビルに足を踏み入れる。



ここで少し時間は遡る。ビクトリーノは自室で一人、明日の試合の戦術を考えていた。
本格的にOMFとして活躍しだした最近では、シェスターが守備的な動きをするときは彼がボールを支配し指揮をとる。
ウルグアイA代表にFWとしての自分の居場所を確保できない現状、
こうして選手としての引き出しを増やしていくことはプロとして必要なことだった。

ビクトリーノ「……森崎のやつこねぇなぁ。ちっ、アイツにどうしても聞いておきたいことがあったんだが……」

409 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 18:23:42 ID:???
なかなか考えがまとまらないメモ用紙をグシャグシャと丸め、ゴミ箱へと放り投げる。
が、紙くずはゴミ箱の縁にあたりカコンと乾いた音がなる。

ビクトリーノ「へっ、さすがの南米の黒豹様もバスケの才能は無いってか?」

恥ずかしさを言い訳でごまかしつつ、紙くずを拾いに立ち上がる。その途中でふと、窓の外に視線が移る。

ビクトリーノ「あれは……?」

世界最速というプライドを粉々に砕かされた、例の仮面の男がどしゃぶりの雨の中で傘もささずに佇んでいた。
仮面の男はこちらを見つめたまま何をするでもなくただ、立ち尽くしている。
仮面を伝う雨粒がまるで悲しみの涙のように見えたのは、風のように走るあの男の足が動いていないからだろうか。

ビクトリーノ「あの野郎……どういうつもりだ?」



★雨と黒豹と仮面→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→放っとけず部屋に入れてあげる
ハート→そこで一体何をしているのか問いただす
スペード→見なかったことにしてカーテンを閉める
クラブ→あの時のリベンジをするべく追いかける
JOKER→仮面の男はおもむろに仮面を取り外す…!

410 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 18:24:55 ID:???
★雨と黒豹と仮面→ ダイヤ9


411 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:14:01 ID:???
★雨と黒豹と仮面→ ダイヤ9 ★
>ダイヤ→放っとけず部屋に入れてあげる
===========
ビクトリーノ「(アイツ、この大雨なのにあんな所で何やってるんだ?)」

まったく動く気配もなく、ただこちらの方を見つめる不気味な仮面の男。
このまま放っとくのも気味が悪いし、風邪でも引かれたら忍びない。
自分より足の速い男に興味があったのかもしれない。

ビクトリーノ「入れよ。そのまま濡鼠にでもなりてぇのか」

????「…へへっ……悪いねぇ」

ビクトリーノ「靴の泥はちゃんと落とせよ。あとで掃除が面倒だ」

仮面の男はのそのそと這いずるように窓から部屋に入ってくる。
風のように走っていた姿からは想像できない鈍くさい動きだ。

????「……とりあえず助かった。敷地内に入るまでは簡単だったんだが、
     流石に正面から入るのは厳しかったかったんだよ。
     ロビーは開けてて管理室から丸見えだし、
     スタジアムの地下から入ろうにも警備員がウロウロしてたし」

ひょうひょうと語る男の口ぶりは、まるでこの寮のことを熟知しているようだった。
金髪の坊主頭をタオルでガシガシと擦り、仮面を外さないように器用に水滴を拭きとっていく。

仮面の男「なにより……この足じゃ、まともに走れそうに無いからな……」

ビクトリーノ「……お前、この足……!?」

仮面の男の右足はひどく腫れており、黒いシミのような不気味な模様が浮かび上がっていた。
医療の知識に疎いビクトリーノでも、見るからに酷い怪我をしていることが伺えた。

412 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:15:25 ID:???
ビクトリーノ「……それで、そんなズタズタの足でいったいここに何をしに来た?
       言っておくがここは病院じゃないし、俺は医者でもなんでもねぇぞ」

仮面の男「なぁに、変に勘ぐるんじゃねぇよ。忘れ物を取りに来ただけだ。
     お前の鞄に入れておいたお菓子みたいな箱があっただろ?
    『イリュージョンストライク』って名前の奴だ」

ビクトリーノ「……ああ。そいつなら何だか気味が悪いんで警察に持っていったぞ。
       案の定、危険な薬物だったらしく今頃厳重に保管されてると思うぜ」

仮面の男「なにィ!?お、お前……な、な、なんてことを……ぐっ……があああぁぁっ!」

先程よりもどす黒く腫れだした右足を抑え、仮面の男は苦しそうなうめき声をあげる。

ビクトリーノ「お、おい!いきなりどうしたんだよ!」

仮面の男「……は、はは……参ったな。こいつは完全な詰みときたもんだ。
     こいつにはもう頼らねぇ……そう決めてたってのに……」

男は鞄から足のシミと同じ色の黒い塊を取り出すと、足に向かって押し付ける。
塊から湧き上がる黒い煙が足を覆っていき、腫れは徐々に引いていく。

仮面の男「(…………背に腹は変えられねぇ。俺の足はまだ……死なすわけにはいかねぇんだ!)」

しばらくして、痛みが薄れて落ち着いてきた男に、ビクトリーノは恐る恐る訪ねてみる。

ビクトリーノ「……なぁ、聞かせてくれよ。その『イリュージョンストライク』ってのはなんなんだ?
       俺が聞いた話じゃ『併用剤』の『栄養剤』ってことくらいしかわからないんだが」

仮面の男「……お前にも話しておくべきかもしれねぇな。今回の話は、少なくともお前も無関係じゃ無さそうだし」

413 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:16:25 ID:???
仮面の男はそう静かに呟くと、仮面に手をかけてゆっくりと外していく。
不気味なデザインの仮面とは全くの真逆の、サルのような愛嬌のある顔が光にさらされる。

マッハー「俺の名はマッハー。以前にこのチームに世話になっていたこともある」

ビクトリーノ「マッハー……そういえば昔どこかで聞いたことがある。
       5年前の世界jrユース大会のポーランド代表にそんな名前の足の速い選手がいたような……」

マッハー「お前のウルグアイとは別リーグだったから知らないのもしかたねぇか。
     ベスト4のお前らとは違って俺たちポーランドjr代表は予選落ちだったし…。
     でも、同じ俊足の選手としてお前のことを密かに応援してたんだぜ。ウシャシャ」

ビクトリーノ「そ、そうかよ。そう言われるとあんまり悪い気はしないな…」

ニカリと白い歯を見せて笑う顔につられて、思わずビクトリーノもはにかんでしまう。
あの鬼のような仮面の下にこんな眩しい表情を隠していたのかと若干拍子抜けだ。

マッハー「俺の足はさっきの通り、酷い障害を患っていてな。小さい頃の事故が原因なんだが……
     まぁその話は置いておくとして、まずは薬のことを話そう」

マッハーは友人への皮膚移植の手術の後遺症で、足の運動機能の多くが失われてしまっていた。
その原因を解明すべく、ポーランドにいるとある名医の元を尋ねた。

マッハー「その医者が言うには、俺が天性的に持っていた常人の『倍』の速度を生み出す
     特別頑丈な筋繊維が皮膚と一緒に抜き取られていたんだと。
     凄まじい弾力のバネを支えるカバーがパッカリと外れたようなものだ。
     そりゃあ俺の足も治るどころかぶっ壊れちまうよな。ナハハ」

ビクトリーノ「それじゃあその薬の効果で、お前の足は以前の力を保てていたってのか?」

414 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:17:37 ID:???
マッハー「ああ。だがそもそもその薬はごく最近にとある企業が秘密裏に開発したものだ。
     その薬を手に入れるまでは、俺は別の方法でこの痛みを抑えてきた。それがこの『闇のかけら』だ。
     こいつがあれば大抵の痛みは抑えられるし、内に秘めた多くの力を無理やり引き出すことも出来る」

ビクトリーノ「(森崎の持っている『星のかけら』に似ている。このかけらにも何か不思議な力があるのか?)」

マッハー「こいつを手に入れ、使わせてもらえる代わりに俺はある組織の元に就くことになった。
     ……俺のように足が動かなくなった奴、腰が回らなくなった奴、心に病を患った奴……
     色んな奴がこの『闇のかけら』に縛られて、やりたくもない仕事をやらされるハメになった。
     ……だがな、そんな中で一人、その組織を裏切った奴がいるんだよ。
     その『裏切り者』に俺は興味が湧いて個人的に調べることにした。
     一体どんな男気のある奴なんだ。それともただの大馬鹿野郎かってね」

徐々にテンポを上げて饒舌に語るマッハーを、ビクトリーノは静かに見守る。

マッハー「ソイツは俺のよく知っている奴だった。兄弟同然に育てられ、
     このアヤックスでソイツと俺は無敵のスピードスターコンビだった。
     そしてソイツこそ……俺の『倍』の足の速さを保てる力を……
     このなけなしの皮膚と一緒に移植された『特別な人間』だった」

ビクトリーノ「アヤックスのスピードスター……足の皮膚の移植……まさか、ソイツって!」

マッハー「ソイツのは名前はイスラス。俺の魂の兄弟にして……俺の持ちうる才能の全てを奪っていった男だ」

怒りとも憎しみとも、悲しみとも取れない複雑な顔で、マッハーはイスラスの名を語った。

ビクトリーノ「…にわかには信じられないが、俺の知るとある世界じゃそういう事態も十分考えられる。
       特にアイツは不思議な宝石の力でなけなしの才能をようやく人並みに増幅させてるってらしいし」

マッハー「大層な作り話だと笑われる覚悟はあったんだがな。君って結構理解が早くて助かるぜ」

415 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:18:45 ID:???
ビクトリーノ「アンタとイスラスの関係や薬のことも大体分かった。
       ……それで、アンタはイスラスから自分の才能を取り返そうとでもしてるのか?」

マッハー「初めて事実を知った時、そんな考えも頭をよぎった。取り返せるものならば取り返したい。
     ……だが、その例の組織の一員として働いている内に一つの疑問が浮かび上がった。
     俺の『倍速』で走れる筋繊維の移植は皮膚移植の手術と同時に行われた。
     おかしいとは思わないか?あの日偶然、事故で担ぎ込まれた二人の子供がだ。
     これは全て何者かによって仕組まれた事故だったんじゃないかって話だ」

ビクトリーノ「仕組まれた…だって?」

マッハー「考えても見てくれよ。俺の筋繊維は皮膚と一緒にアイツに移植された。
     だが、本当に皮膚移植が必要なほどの事故だったのか?
     俺は骨の数本は折れたとはいえ意識ははっきりしていたし、
     事故に巻き込まれた俺の妹にいたっては頭を軽く打ったくらいだ。
     ……俺は組織の立場を利用して当時の手術を行った医者の居所を探した。
     そしてたどり着いたのさ。この街にある大手の医療企業『ヨハン』にな」

ビクトリーノ「ヨハン……医者とサッカーの二足の草鞋を履いていたオランダの伝説の選手だったよな。
       確かその人の家族が起こした企業で、多くの医療器具の提供もしているっていう……」

マッハー「驚いたのはそれだけじゃねぇ。あそこは医療の皮を被った人体実験場だ。
     人の体に機械をを埋め込み、常人には計り知れないパワーを生み出す……
     俗に言う『サイボーグ』の開発にも積極的に手を出してやがる。
     確か『ヒューガー』とかいう日本の大手企業と提携し、かなりの儲けを出してるって話だ」

ビクトリーノ「それじゃあその『ヨハン』って企業がお前の『倍速』の筋繊維を狙っていたと?」

マッハー「定かじゃねぇがな。少なくとも……ここ数年までは俺のように
    『倍速』で走り、止まれる脚力を持っていたのは俺以外にはいなかった。
     コーチの指導や練習器具のレベルが例年進化した今となっては、
     並外れた努力と、一握りの才能を持つ選手が修得するケースもあるみたいだがな」

416 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:19:52 ID:???
そう言ってマッハーはビクトリーノの日焼けした足を羨むように眺める。

ビクトリーノ「……確かに5年前のjrユース時代には、今のようなドリブルはできなかった。
       サルバトーレさんやルーベンさん。何よりダ・シルバの協力があってこそ……
       そうだ。俺からも聞かせてくれ。お前の言う組織って、
       お前みたいな仮面をつけた連中が大勢いるのか?」

マッハー「ああ。そりゃあもう。おもちゃ屋に並べられた人形みたいに同じ顔がズラリとな」

ビクトリーノ「……その中に『ダ・シルバ』って名前のやつはいなかったか?」

一縷の望みをかけて、ビクトリーノはマッハーに、ある日闇の中に消えていった相棒のことを尋ねる。

マッハー「……悪いな。なにしろ四六時中仮面をつけてるんだ。
     任務中は余程のことがない限り互いのことを『ローロー何番』としか呼び合えないし
     まぁ、中には仮面を外して普通に生活できることを許される『幹部』みたいな奴もいたけどな。
     その幹部の連中なら、仮面のメンバーのことも網羅しているかもしれないな」

ビクトリーノ「……そうか。いや、ありがとう。僅かでもアイツへの手がかりが掴めただけでもありがたい。
       (俺がモンテビデオを離れ、ブレーメンに来たのも行方不明になったアイツの足取りを探すため。
       もちろんサルバトーレさんの言いつけ通り、OMFとしての腕を磨くことも忘れてねぇけど)」

マッハー「とにかく、俺は俺とアイツの運命を弄んだ『ヨハン』を野放しにはしておけねぇ。
     ヨハンは俺のような『倍速』で走ることの出来る人間を捕まえて、
     技術化して高額で他国に売りつけるつもりでいやがる。
     きっと奴らはお前にも目をつけているはずだ。そして……イスラス。アイツにも」

ビクトリーノ「イスラスに?だって、アイツの『倍速』はお前の筋繊維のおかげだったんじゃ…」

マッハー「力の出処なんて二の次だ。奴らはとにかく『倍速』で動ける被験体を集めている。
     オランダだけじゃない。ブラジルやイタリア、果ては日本にまで『倍速』の才能を持つ人間を探しているんだ」

417 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:21:16 ID:???
ビクトリーノ「どうして奴らはそこまでして『倍速』の才能を求めているんだ?
       いや、その企業の規模からして『倍速』以外の才能にもきっと興味を持っているはず……!」

マッハー「これは俺が掴んだ情報なんだが『ヨハン』を牛耳るとある人物がある計画を立てているらしい。
     パワー、スピード、テクニック。全てが究極の才能で磨かれた『最高の芸術品』のような……
     そんな選手を生み出し量産することを目的とするために、あらゆる手段を行使している」

ビクトリーノ「そんなことがまかり通ったらサッカー界がとんでもないことになるぞ!
       いや、サッカーだけじゃない。あらゆるスポーツという分野が
      『ヨハン』の思うがままになってしまう…!」

マッハー「俺はこれからアムステルダムの『ヨハン』の支部に乗り込みに行く。
    『イリュージョンストライク』が無いのが少し不安だが、まぁなんとかなるだろう。
     ……話を聞いてくれてありがとうな。心の重さだけでも身軽になれたぜ」

ビクトリーノ「待てよ。……勝手なことばかり言いやがって。そこまで聞いて他人事にしちゃおけねぇだろ」

再び窓から外へと出ようとするマッハーを、ビクトリーノが引き止める。

ビクトリーノ「奴らが俺を狙ってるってんならここにいても危険なのは変わりない。
       関係のない奴らにまで迷惑を駆けるくらいなら、こっちから直接乗り込んだほうが手っ取り早い」

マッハー「……いいのか?結構厳しい戦いになるかもしれねぇぜ?下手すりゃ奴らに捕まって体の良いモルモットにされちまう」

ビクトリーノ「ヨハンと仮面の集団がつながっているというのなら、俺は奴らを追いかける。
       それがどんなに危険な道だとしても、俺は相棒を取り戻すためにその道を走り続ける」

マッハー「(飼われることを知らない、野獣の黒豹のような鋭い目。こいつならきっと……)」

ビクトリーノは素早く身支度を整え、外へと飛び出す。
寮の門の外でマッハーと合流すると、降りしきる雨の中廃ビルが立ち並ぶ郊外へと向かった。

418 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:22:22 ID:???
場面は再び森崎たちの所へと戻る。侵入に成功した森崎たちは、見張りの目をかいくぐり建物の奥へと忍び込んでいく。

マーガス「本当にこんな危なそうな所にビクトリーノがいるのか?」

森崎「奴らは『倍速』で走れる被験体を探していると確かにこの耳で聞いたんだ。
   もしかしなくても、あいつがこの連中に捕まった可能性は高いはずだ」

マルス「(いざとなればたとえ剣を振るうことになろうとも彼らを守る。それが僕の使命だ)」

3人でうまく合図を取りながら、柱の陰から陰へと移り渡っていく。
何やら怪しい物が詰まった荷物の箱に身を潜めながら、見張りたちの話に耳をそばだてる。

??「先ほど捉えたターゲットは地下3階の部屋に閉じ込めておきました」

??「うむ、ご苦労。逃げられないようにしっかりと見張りをつけておくように」

森崎「地下3階に誰かが捕まっているらしいな。……ビクトリーノのことだろうか?」

マーガス「今俺達がいるのは地下1階。なんとか3階までの階段にまで辿り着かないとな」

マルス「この箱に身を隠しながら進んでいこう。音を立てないように、慎重にね」


★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
マルスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます

419 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 22:27:11 ID:???
うーん、菓子の件は失敗だったか。
★森崎ダッシュ→ ダイヤ7
マーガスダッシュ→ JOKER
マルスダッシュ→ スペード5

420 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:49:01 ID:???
★森崎ダッシュ→ ダイヤ7
マーガスダッシュ→ JOKER
マルスダッシュ→ スペード5 ★
※マーガスがJOKERボーナスで『柱に擬態』を習得しました!(一度だけクラブを無効)
===========
どちらかと言えば小柄な森崎とマルスは、箱をバリケードにして見張りの目をかいくぐる。
だが、身長190越えのマーガスが体全体を隠せるサイズの箱がどこにも見当たらない。

マーガス「あ〜どうすっぺ〜!このままじゃ見つかっちまう〜!こ、こうなったら!」

案の定曲がり角の向こうから見張りたちが集まってくる。
もはや万事休すと覚悟を決めたマーガスは、角の隅にぴったりと身体をくっつけ硬直する。

見張り「あれ?確かにいま侵入者がいたような気がしたんだが……ただの柱かァ」

マーガス「(そうです。私がただの柱です)」

チーム随一のポストプレイヤーとして活躍する彼だからこそ、柱に擬態することができたのかもしれない。

森崎「いやいやいや、見張りの目が節穴なだけだろ」

マルス「いずれにせよラッキーだったね。もし危なくなったらもう一度柱に擬態するのもいいかもね」

マーガス「勘弁してくれよ〜。今ので絶対俺の寿命5年くらい縮まったから〜!」

地下1階の階段を駆け下りた森崎たちは、先ほどと同様に地下2階の階段を目指して進んでいく。

421 :森崎名無しさん:2012/10/30(火) 22:49:10 ID:???
おーっと、マーガスくんのダイナマイトヘッドが地下三階につながる大穴を開けたー!

422 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/30(火) 22:50:23 ID:???
★森崎ダッシュ→! card
マーガスダッシュ→! card
マルスダッシュ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

※クラブを出したキャラは捕まってしまいます
※マーガスはスキル『柱に擬態』で一度だけクラブを無効化できます

514KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24