キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:26:00 ID:gSfB7XkE




この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。


恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援してあげて下さい。




838 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/31(木) 20:38:14 ID:???

ヒノがこのように壁を作る理由、その大枠について三杉は検討がついている。
自らウルグアイ人と高らかに名乗り、日本人が嫌いと隠しもしない。
そしてその割には日本人である賀茂に連れ立つ事への抵抗が見られない…

つまりはそういう事、彼の内面のデリケートな部分に抵触する問題に違いなかろう。

しかし反射ではなく、一瞬でも間を置いて考えた結果という所には意味がある。
理由・理屈があって壁を作ってはいるが、それでもそこに葛藤があると示されているからだ。

三杉(仔細は判らないが想像はつく。 彼も自分の感情が解からなくなっているんじゃないだろうか?
    貴公子として、こういう時に踏み込みや強要はしたくない。)

このように考えて、三杉は空気を読み、今の時点において大人しく頷く事とした。

ヒノ「………フン、じゃあな。」

一瞥してヒノはホテルを後にしていった。
結局最後まで彼の態度は軟化しなかった事になる。
少々残念な結果であるが、三杉が気に病む事はなかった。

839 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/31(木) 20:39:52 ID:???

新田「ちぇっ、感じ悪いの。」

賀茂「すまんな、アイツはあの外見で中身は真剣にウルグアイ人なんだ。
    だが周囲の誰もがそうやって思ってくれる訳じゃない。」

三杉「そういう事もあるんでしょうね。」

新田「あーあ、この後どうします三杉さん? 時間、中途半端ですよ。」

三杉「判ってる。」

☆ドースル?

A 賀茂に森崎の事を聞く。
B 賀茂に日本の事を聞く。
C 賀茂に体臭の事を聞く。
D 賀茂にヒノのプレイスタイルをこっそり聞いてみる。
E 賀茂に(自由記述)について聞く。(要5票)
F 賀茂と別れ、ホテルの近隣をうろつく。
G 集合時間まで大人しく待っている。

3票選ばれた選択肢で続行します。

840 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 20:41:18 ID:Baa4NCMk


841 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 20:47:23 ID:fyCuv41o


842 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:07:55 ID:Dwy5D6NE
F

843 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:18:32 ID:PRoOwNMI
B
中山さんどうしてるかな

844 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:22:27 ID:1NmjVsrY
C

845 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:35:54 ID:wL4Cgarg

賀茂に、もし賀茂が全日本の監督だったら、どんなチームを目指すのか聞く

846 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:36:41 ID:amFAQiPc
F

847 :森崎名無しさん:2013/01/31(木) 21:37:04 ID:gL+kwz2A


848 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/01(金) 20:04:57 ID:???

> F 賀茂と別れ、ホテルの近隣をうろつく。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「それでは… 呼び止めて済みませんでした。」

賀茂「またな、用事がありゃ連絡してくれ。 特に情報が欲しいならリクエストは必至だぜ。
    こちらからも連絡するつもりだが、タイミング良くとは限らねえし。」

三杉「判っています。」
新田「色々と世話になります。」

他に時間を無理繰りして聞きたい事もなし。
これ以上引き止める必要はないと判断し、三杉は新田と共に賀茂を見送った。
聞いておきたかった事が聞けなかったのは残念だが、時にはこういう事もあろう。

三杉「さてと… それじゃ、ブラついてくるか。」

新田「折角ブラジルに来ているわけですからね。
    観光するほどの時間はなくても、少しくらい回ってみたいですよ。」

空港へ向かう時間までもう幾ばくほどもないが、二人はホテルの外へと出た。
行く当ても別になく、近くの街並みを歩き回るだけの散歩。
しかし決して退屈な気分にはならなかった。
昨日、今日とやるべき事を確かに終えた故の、本当の意味でのリラックス。
達成感に寄与した高揚が、二人を楽しい気持ちにしていた。

849 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/01(金) 20:07:22 ID:???

新田「ブラジルってコーヒー畑のイメージしかなかったんですけど、すげー都会なんすよね。」

三杉「ああ。 それだけじゃなく、活気と成長力にも溢れている。
    きっと将来はサッカーだけでなく経済でも大国になっていくだろうな。」

新田「ふーん、そうなんすか。 って、あれ?」

三杉「どうした?」

新田「あそこにいるのってマネージャーですよね?」

三杉「ええと… ああ、あれか。 間違いないな。」

そう言って指を差した先に三杉も視線を視線を延ばしてみた。
露店の前で立ち話をしている奇麗な少女は確かにマエリベリー・ハーンである。

新田「何だろ…? 立ち代わり入れ替わりで人に話しかけているみたいですけど。」

三杉「確かにな…。 何かあったんだろうか?」

☆メリーさんがとっかえひっかえしとるお

A 近寄って話しかけてみる
B こっそりと近付いてみる
C 大声で呼んでみる
D 気にせず通りすぎる
 
3票選ばれた選択肢で続行します。

850 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 20:11:12 ID:dsgFoKFE
A

851 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 20:29:41 ID:udNfCI1I
A


852 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 20:56:58 ID:Qsdk7GGc


853 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 20:57:36 ID:dxJAZjXY
B スルーされることに定評のある新田と一緒ならw

854 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/01(金) 21:37:05 ID:???

> A 近寄って話しかけてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「取り敢えず話しかけてみよう、何か困った事があったのかも知れない。」

新田「そうですね、見ない振りをするにはちょっとって感じです。」

意見が合ったところで二人はメリーの方へと駆け出した。

走り寄るさなか、メリーもこちらの方を向いた時に目が合った。
どうやら彼女もこちらに気付いたようである。

三杉「やあマネージャー」

メリー「キャプテン? それにニッタくんも…」

『どうしたかしたのか』と言わんばかりにメリーは不思議そうな顔をする。
しかし『どうかしたのか』は三杉達の方のセリフであろう。

新田「なんだか道行く人に片っ端から話しかけているみたいだったから気になって。」

三杉「ああ、何かトラブルがあったらいけないと思ったんだ。」

メリー「あっ、そうだったんですか。」

855 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/01(金) 21:38:14 ID:???

メリーは口許に手を当て、何やら考え顔をする。
何もないと言う事はなさそうだが…

三杉「困った事があるなら手を貸すよ、集合までそんなに時間もないし。」

新田「そうそう、遠慮しないでよ。 …というか、俺達が居ない方が良かったらサッサと行っちゃうけど?」

メリー「ああ、いえ。 そうね… あの、人を探しているの。」

三杉「えっ、人捜しかい?」

新田「誰を?」

メリー「いや… それが誰を捜しているのやら…… アハハ…」

新田「へ?」

三杉(ふむ…… なるほど、わからん)

メリー「いえ、いいの。 何でもないし、困っている訳でもないから気にしないで。
     集合時間は必ず守るから。 それじゃ…」

そう言って、手を振りながらメリーは行ってしまおうとする。
行動があまりに突飛で、三杉も新田も訳が分からず、お互い顔を見合わせてしまうが…

856 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/01(金) 21:39:42 ID:???

☆行っちゃうよー

A 訳もわからないし去る者は追わずだな
B 呼び止めて詳しい事情を聞こう
C 訳が分からないが、取り敢えず協力を申し出る
D いや、僕には全てが分かった メリーは人生という道に迷っているんだ
E いや、僕には全てが分かった メリーは新田の事が好きで照れてパニクったんだ
F ↑それはとんでもない、メリーは僕の事が好きに違いない
G ↑↑ブンナーク「いや、オレだろ」

3票選ばれた選択肢で続行します

857 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:43:44 ID:Qsdk7GGc


858 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:44:47 ID:???
H ↑↑↑ヒドラ(笑)「いや、僕だろ」三杉「君は何を言ってるんだ」

859 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:46:12 ID:Y26SqJW+
E

860 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:46:56 ID:dxJAZjXY


861 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:47:42 ID:LtIV6PDk
G

862 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:48:37 ID:7YmicDb2
B
そういやハーフタイムに何かあったんだっけ

863 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:49:06 ID:BUmW+28I
G

864 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:51:12 ID:pFONNfcY
C

865 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:52:03 ID:fbA5hd5c
C

866 :森崎名無しさん:2013/02/01(金) 21:54:54 ID:???
Fには票が入らないのにHやG(しかも2票)には票が入るんだなー

867 :森崎名無しさん:2013/02/02(土) 01:18:39 ID:???
貴公子恋人いるじゃなーい

868 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/04(月) 23:43:15 ID:???

> C 訳が分からないが、取り敢えず協力を申し出る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

訳が分からない、相手に気にするなと言われた。
協力しない理由はこれだけで十分揃っていたと言えるだろう。
しかしそれでも三杉は見過ごす事が出来なかった。

貴公子の精神がそうさせたか、それとも彼女の美しさ故か?
どちらも違う、正しくない。
しかし『では何故か』と問われても、三杉はこの時の判断の理由は答えられない。
そういう種の判断であったとしか言えない… それだけの事だった。

三杉「待ってくれメリー。」

新田(えっ、三杉さん。) ギョッ

拒否と受け取れる反応をされながら、三杉はメリーを呼び止める声を上げる。
相手にとって余計なお世話なら、サッサと去ろうと考えていた新田などはギョッとした。

メリー「………」

メリーは三杉の声に振り返らずに行ってしまおうとする。
しかし三杉は構わずにもう一度声を上げた。

869 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/04(月) 23:44:44 ID:???

三杉「人捜しをしていて、見つかる当てがまだないんだろ?
    それだけでいい、細かい説明はどうでもいいから手助けするよ。
    だから止まってどんな人を捜しているのか≠セけを教えてくれ。」

新田(うへぇ、グイグイ行くなあ… なんか意外。)

場所が大学キャンパスであれば、まるで強引すぎるナンパの光景である。
勿論三杉にそのつもりはないが、思春期ボーイ新田には似た形に見えた。

それはともかくとして、三杉の二度の呼び止めはどうやら功を奏したようだ。
メリーは立ち止まり、三杉達の方へ振り返ったのである。

喜怒哀楽… 振り返ったメリーの表情はそのどれとも言えぬ物だった。
三杉の好意に単純な喜びや安堵を抱いている訳ではなさそうだ。
然りとて迷惑心から来るウンザリや怒りという事でも決してない。

三杉(強いて言うなれば諦めか? 無力を実感した時、僕もこんな表情をしていた気がする。
    それでも全く同じと言う訳ではないけれど…)

ついつい三杉はこのように分析してしまう。
だがメリーが口を開くと瞬時に野次馬から行動者へ頭が切り替わった。

870 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/04(月) 23:47:30 ID:???

メリー「女の子… 日本人の女の子を捜してます、多分。」

三杉「(多分≠ニいう部分については考えないとして)女の子で…『日本人』か。」

新田「ブラジルにはそうそう居なさそうですね。」

三杉「ああ。 メリー、他に何か特徴はあるか? 小さな事で構わない。」

メリー「特徴ですか…」

先着で
 ★捜し人→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 凡(おおよ)その年齢と、他にも知っている事があるA。
《ハート》 凡その年齢と、他にも知っている事があるB。
《スペード、クラブ》 凡その年齢を知っている。
《クラブ》 年齢について推測できる程度。
《JOKER》 ???を知っている

871 :森崎名無しさん:2013/02/04(月) 23:48:14 ID:???
 ★捜し人→ スペード8

872 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/04(月) 23:49:21 ID:???
ミスめんごです
スペードとクラブは別結果です

873 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/05(火) 12:56:52 ID:???

> 捜し人→ スペード8
> 《スペード》 凡その年齢を知っている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

メリー「そうですね… 年齢が私と近いです。
     同じか、ひょっとすると多少下かも知れません。
     ですので、外見的には丁度これくらいの筈です。」

と、自らの顔を指差してメリーは言った。
特徴と言うには些かザックリとした情報であるが…。

三杉(…つまりメリーくらいの年齢の日本人女性と言う訳か。
    日本やアジア諸国で捜せば気の遠くなる話… だがここはブラジルだ。
    何百人、何十人と日本人が居るわけじゃない。)

その大まかすぎる情報も、他の情報と組み合わせれば、対象はかなり絞れる。
三杉としては全く成算のない話ではなかった。

メリー「それと、きっと連れが居ると思います。」

三杉(む…)

新田「誰かと一緒って事?」

メリー「ええ。 二人か一人… 誰かと一緒の筈です。」

874 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/05(火) 12:58:18 ID:???

三杉「その誰かについての情報は何か?」

メリー「ごめんなさい、何も…」

済まなそうに眼を伏せるメリーだが、三杉としては問題なかった。
クヌギの森の中で、どこかに印をつけた一本のクヌギを探すのは気が遠くなる。
それに比べれば、クヌギの森の中で桜の木を探すのはナンボかマシだ。

三杉「オッケー、分かった。 新田もいいな?」

新田「はい、マネージャーと同年代くらいの日本人女性。
    その人は2〜3人で行動している、ですね?」

メリー「そうです。」

やると決めたら新田もその気だ。
既に頭を切り替えて、今にも走り出そうせんばかりである。
集合時間までのタイムリミットを考えれば、留まらせておく理由は砂ほどもない。

三杉「それじゃ… それらしい人を見つけても見つけなくとも、15分後にこの場所へ集合。
    各自の見つけた人を確認する時間、戻る時間を考えればそれがギリギリだ。」

メリー「はい、あの、どうもありがとう…!」

新田「それじゃ後ほど!」 ダッ

早速駈け出した新田… きっと彼は足で日本人女性らしき人を探し回るのだろう。
続き三杉とメリーも動き出す。 この両者は共に聞き込みがメインとなる筈だ。

875 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/05(火) 13:00:16 ID:???

先着で
 ★るっくふぉーわーどとぅ?→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ絵柄》 女性ジャーナリストに声をかけられる
《ダイヤ数字、ハート》 何もなく15分経過。 集合場所にはまだメリーしかいない。
《スペード、クラブ》 特に何もなく15分経過。 集合。 
《クラブA》 ???
《JOKER》 ???

876 :森崎名無しさん:2013/02/05(火) 13:03:28 ID:???
★るっくふぉーわーどとぅ?→ ハート2

877 :森崎名無しさん:2013/02/08(金) 18:40:09 ID:???
早速駈け出した新田… きっと彼は足で日本人女性らしき人を探し回るのだろう。
………と思っていたら、すぐに引き返してきた。

新田「ふ、ふたりとも!さっきこんな顔をした奴が来ませんでしたか!」
メリー「え、ええ……あなたよね?」
新田「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」

878 :森崎名無しさん:2013/02/08(金) 21:31:55 ID:???
ポブルパン「あばよ、とっつぁ〜ん」

879 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:37:09 ID:???

> 《ハート》 何もなく15分経過。 集合場所にはまだメリーしかいない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

メリーが向かって行ったのとは反対の方向で聞き込みをした三杉。
少ない時間を無駄にせぬよう、リズミカルに多くの人へ尋ね回る。
近場だけで終わらぬように気をかけ、徐々に距離を広げる事を意識するよう三杉は走った。


<サンパウロ市 ロベルト本郷宅>

ピッ

リモコンでビデオの電源を切り、ロベルトは溜め息と共に呟いた。

ロベルト「やはり妙だ… これでは余りにおかしい。」

昨日から多くの衝撃に身を曝してきた彼だが、それは今日に至っても続いているようだ。

三杉淳が見せたイタリア・欧州の戦術、スーパーストライカーのプレイには勿論驚愕した。
しかし今の彼を混乱させているのは、彼の身に何が起こったのかという事である。

ロベルト(幾ら理解したいと思っても、頭が抑えつけているみたいに考えられなかった『戦術論』。
      現役時代に俺がそうしてきたように、個人技で打開する事しか考えられなかったのに…
      何故今はこうも簡単に理解できる? 状況から次の手が瞬時に思い付く?)


880 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:38:14 ID:???

長年凡庸であった戦術への造詣、状況理解、対策に向けた考察力が、今は熟練の様相。
無論これまで芽が出なかった間も、ロベルトの頭は知識や経験を蓄積し続けており、
それが昨日の試合を機に、一度に芽吹いたという可能性も頭に無い訳ではない。

そう、何事でも人はコツを掴んだ時、それ以前と以後ではまるで別人になると言われている。
ロベルトもサッカー現役時代に似た経験を何度もしている。
しかし今回のそれは過去の経験とは一線を画しているようにしか思えなかった。
そしてロベルトはこの事を74年W杯のビデオを観て確信した。

オランダのトータルフットボール… 現代サッカーの核とも言うべき奇跡のサッカー戦術。
このトータルフットボールについて、今日までロベルトは一切触れる事をしてこなかった。
凡庸な自分に理解出来る代物とは到底思えなかった
し、何よりかつてのカナリヤ軍団を潰した
戦術に対して、フラットな目で見れる自信がなかったからである。

だが今日初めて目にしたトータルフットボールの事がロベルトには手に取るように解かった。
以前から知っていたかのように、選手達の個々のポジショニングの意味が理解出来たのだ。

881 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:39:17 ID:???

ポジションを持たないポジショニング… それはブラジルのバグンサ・オルガニザータに似ていた。
規則が無く混沌である筈のブラジル戦術が持つ奇異的な秩序性。
攻撃における流動性のあるポジショニングは間違いなくトータルフットボールに通じる。
決定的な違いはボール狩りとオフサイドトラップ、カバーリングからなる守備であろう。

ロベルト(最高峰の自由=混沌が生む奇跡的な秩序、それがブラジルサッカーのアタッキング。
      一方トータルフットボールは、最高峰の秩序がピッチに混沌を生むサッカー。
      なるほど、直観的な印象は似てくるのか。)

更にロベルトの頭には、トータルフットボールの要素を取り出した2種類のサッカーが描かれていた。
その切り分けは当然ながら攻撃と守備に置かれている。
サンパウロでそれをやろうとしても、俄かに出来るような物ではない。
攻撃はともかく守備の方を実現する道は果てしなく遠かろう。

だがロベルト本人は(全盛期の肉体ならば)今すぐにトータルフットボールに参加出来る自信があった。
さっきまでほとんどトータルフットボールの事を知らず、現役時代も戦術に疎かった自分がである。
普通に考えれば、こんな事はありえない。
しかし現実に解かってしまっている。
その事がロベルトには納得出来なかった。

882 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:46:48 ID:???

ロベルト(昨日の試合… 前半の2点目を奪われた時、あの時からだ。
      今まで何もかも見えなかった戦術が突然としてクリアに見えた。
      あの時俺の身体に何か起きたのか…?)

あの時ロベルトは自分への果てしない失望と怒りで頭の中が占められていた。
あその前後における記憶が定かと言えば、自信はない。
ただあの瞬間、何かが自分の中に入ってきたような妙な感覚の記憶が微かにある。

ロベルト(だから何だという訳でもないが、とにかく気分が悪い。
      自らの意志や努力と関係なく、突然神に力を与えられたような気分だ。)

変わらなければならないと願い、その願望は叶った。
これで翼に対し、今まで教えられなかった事を教えられる。
プロのサッカー選手として導いてやれるのだ。
…であるにも関わらず、ロベルトは本能的に全く喜べなかった。

883 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:47:54 ID:???

<サンパウロ市 ホテル・エスコーラ近隣>

薄く溜め息を吐きながら、三杉は元の場所へ戻ってきた。
間もなく約束の15分だが、ついぞ日本人女性を見た人に当たる事はなかったのだ。

三杉(ハァ… 新田とメリーはまだ戻ってないか。)

周囲を見渡してそう思った直後、背中をチョイと突つかれた。

メリー「キャプテン。」

三杉「メリー。 戻ってたんだね。」

メリー「つい今し方です。 それで、どうでした?」

三杉「成果は無かったよ、力になれず申し訳ない。」

メリー「そうですか… いいえ、どうもありがとう。
     お二人が力を貸して下さって、とても嬉しかったです。」

微かに失意を浮かべ、しかしメリーはすぐに感謝の笑顔を三杉に向ける。

884 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:50:38 ID:???

三杉「あとは新田次第か…。」

メリー「ええ…。 もしこれで見つけられなかったとしたら、それが運命なのかも知れません。」

三杉「運命か…」

正直好きではない単語を三杉は反芻するよう口にした。
自ら道を切り拓こうとしている彼にとって、運命という単語のイメージは悪い。

三杉(運命という言葉は諦めに似ているからね。
    そんな言葉一つで物事が決まってたまるものか…)

運命の同種の言葉として天才と言うのもある。
勝負に際し、三杉はしばしばその単語を口にし、相手より精神的優位に立てるよう利用しているが…
やはり三杉は天才と言う単語自体を好んでおらず、そう呼ばれる事を疎んでいた。
正直にそんな言葉一つで全てを片付けて欲しくないからである。

メリー「キャプテン?」

三杉「え? …っと。 済まない、ボーっとした。」

メリー「いいえ、気に障る事を言ってなければ良いのですが…」

885 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:52:02 ID:???

三杉「本当に何でもないんだよ。 …あ、そうだ。
    新田が戻るまでに少しでも事情が聴けないだろうか?
    ホームに戻ってからも何か打てる手があるかも知れないし。」

メリー「事情ですか…。」

三杉「話せる範囲で構わない。 首を突っ込むべきでなければ忘れるつもりだよ。」

メリー「そう…ですね。 キャプテンには少し事情を話しても大丈夫かも知れません。
     おかしな話をするかも知れませんが、キャプテンも大概変人ですし。」

三杉「はは、変人とは随分だな。」

メリー「褒めているんですよ、常識に囚われないという意味で。」

三杉「うん…。 まあともかく聞かせて貰おう。」

☆何についてを聞きますか?(一回だけ話せます。)

A 何故名も知らぬ人物(達)を捜しているのか
B 何故その人物(達)が近辺に居ると思ったのか。
C その人物(達)とメリーとの関係は何なのか。
D 何故その人物(達)の特徴(性別、国籍、年齢)を知っていたのか。
E 全然関係ない事を聞きたい(自由記述:対応できない可能性も)

3票選ばれた選択で続行します

886 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 12:55:53 ID:U2LxwnSo
A

887 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 12:55:55 ID:ySkINE4w
C

888 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 13:31:31 ID:???
次の更新は多分月曜夜なので投票はゆるゆるして下さい。

889 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 14:06:39 ID:8OTsYyr6


890 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 14:34:11 ID:SWtEC1ko


891 :森崎名無しさん:2013/02/09(土) 22:58:27 ID:P+4I78lE


892 :森崎名無しさん:2013/02/10(日) 20:16:07 ID:DTmaPxNU


893 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 16:11:35 ID:???

> A 何故名も知らぬ人物を捜していたのか
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

メリーの行動は何一つとして知れない謎である。
何に疑問を抱くべきかも分からぬ所だが、こんな状況で三杉が知りたいと思ったのはこれであった。

三杉(何故、彼女は名も知らぬ人物を捜す必要に迫られているのか?)

本当は名を知っているが理由あって明かせない。
危害が加えられようとしており、加害者に心当たりがある。
実はメリーも誰かに(詳細明かされぬまま)依頼されている。

先ほどから可能性を幾つか挙げてみたが、いずれにしても訳ありでしか有り得ない。
プライベートな範囲であれば干渉するつもりもないが、トラブルであればそうはいかなかった。
三杉としてはこの短いチャンスにその是非をどうしても判断したかった。

三杉「メリー、何故名前も知らない人を捜しているんだい?」

メリー「ええと…………」

三杉「…………」

894 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 16:13:25 ID:???

メリー「実はその… 記憶喪失なんです私。」

三杉「え?」

メリー「全く何も覚えていない訳ではなくて、色々な事が曖昧だったり欠けていたり…
     それで、今捜している人達の事も名前がどうしても…。」

三杉(記憶喪失……だと…?)

☆なんじゃそりゃ

A (なるほど、そういう事なら仕方ないのか。)
B (ちょっと素直に信じられないな。)

3票選ばれた選択肢で続行します。

895 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:17:40 ID:mKKO7ahw
B

896 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:18:02 ID:WUZSr4gw


897 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:20:31 ID:f+t/AzK2
A

898 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:49:54 ID:xTykfy3o
B

899 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 17:02:07 ID:euzuh9w+
B

900 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:25:36 ID:???

> B (ちょっと素直に信じられないな。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「なるほど、そういう事だったか。」

合点がいったような顔で三杉は応えた。
メリーは三杉を見つめている。

三杉「差し詰め昨日の試合中にでも、捜している人らしき姿を見かけたのだろ?
    それで昨日の今日ならば近くに居るかも知れないと、捜し回っていた訳だ。」

メリー「ええ、そうなんです。 流石はキャプテン、こういう事に関しても明敏なんですね。」

三杉「いやいや。」

ホッと安堵を浮かべ、メリーは柔らかな微笑を三杉に向けた。
三杉も照れ臭そうに微笑を返した。

901 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:27:00 ID:???

三杉「それで、記憶喪失と言っているけれど、その人の事は覚えているのかい?」

メリー「いえ… でも何処かで見た事がある人なんです。 もしかしたら私の事を知って
     いる人なのかもと思ったら、どうしても会って話さなければならないと思って。」

三杉「なるほどね………」

口許に指を当て、三杉は一呼吸をおいてから頷いた。
もう一度口を開こうと鼻から息を吸い込んだ、その時…

新田「ごめんなさい、遅れました!」

メリー「ニッタくん。」

三杉「(…っと)新田か。 遅れた事は気にしなくていい、それよりも首尾だ。」

新田「それがそっちの方も… 遠くまで聞き回って成果ゼロでした。」

三杉「そうか… 3人で捜しても手掛かりなしって事か。」

新田「って事は三杉さん達も?」

メリー「そう言うこと。 …でもイイの、二人共どうも有り難うね。」

済まなそうな新田に笑いかけたメリー。
彼女の態度は清々しかった… 少なくとも瞳にはそう映った。

902 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:28:04 ID:???

メリー「それじゃ、ホテルまで戻りましょう。 遅れたら大変。」

新田「あっ、そうっすね。 行きましょう三杉さん。」

三杉「ああ。」

先に歩きだした二人の後で三杉も歩き始める。
そして歩むメリーの後ろ姿をジッと見つめる。

三杉(記憶喪失か…)

音が漏れ出さないように注意しながら三杉はその言葉を口にした。

三杉(彼女は何かを隠している。)

昨日の試合のハーフタイムを思い返す。
メリーの挙動がおかしかった事が記憶されている。
捜している人物(達)を見かけた故の事と考えるのが普通だろう。

三杉(しかしメリーの様子がおかしくなったのはハーフタイム中の事だ。
    ハーフタイム中、メリーは確かに『ハッ』と何かに気付いたような挙動を見せた。)

思い返してみても、控室の中に居たのは三杉やシーザー達ヴィオラ関係者だけである。
捜している人物とやらを、控え室に居たメリーが見かけるという事は有り得ない。
千里眼でも持っているならば話は別だが、おとぎ話でもあるまい。

903 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:29:06 ID:???

三杉(…となれば、メリーは試合中かいつだかにその人物を見かけ、
    ハーフタイム中のあの瞬間に思い出した≠ニ考えられる。
    しかし彼女はその事を隠した。 話せないなら話さなくて良いと僕は言ったのに、だ。)

三杉は終始笑顔を絶やさぬよう振舞ったが、内心では笑顔を凍りつかせていた。
どういう意図かは判らないが、少なくともマエリベリー・ハーンには嘘がある。
そう判断する事に躊躇のない状況が突き付けられたのである。

別にたいした事でない、心情的に入り込んで欲しくないプライベートの事かも知れない。
しかし彼女は少なくとも一度三杉達を頼った。
そうする必要があるほど彼女は切羽詰まっていた筈なのである。

メリーの言動に矛盾がある事を三杉は噛み締め、しかし今はそれを気づかぬ振りで通したのだった。



三杉達は仲間たちと合流し、空港へと向かった。
その後は他に何事もなく、飛行機はブラジルの地を飛び立った。

道を拓く為の戦いがあり、三杉はそれに勝った。
また試合の前後に多くの事件があった。
三杉が全く関与しない物もあり、残った謎もある。
しかしブラジルを舞台とした物語はここで一旦幕を閉じる事になる。

欧州での戦いを予感させて………

904 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:47:07 ID:???

     『 次 回 予 告 』

サンパウロ(南米の雄)を相手に勝利を挙げたフロレンティア・ヴィオラ。
その実力を量らんと、ついに欧州の雄も鋭き牙を剥き始める。

ついに天王山までの路が開けたと、更に気を吐く三杉淳。
しかしミハエルのスランプは重く、オワイランも長期休暇と称して姿を消していた。
破竹の勢いと思われたヴィオラに不安の鎌が首をもたげる中、スペルマンを訪ねる客人の姿が。



次回 アナザーカンピオーネ エピソード2 〜第七幕〜


       【】Another-CU_7【】


この次も サービスサービスゥ ……サービス?

905 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:48:51 ID:???
ども、すっかり遅くなりましたがこのスレの本編はこれでおちまいです。
残りで人気投票のあれやそれやサンパウロのデータや外伝をやりたいです。
では

906 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 19:50:04 ID:???
乙でした。

【森崎「あれ?」】Another-CU_7【「俺のイベント無し?」】

907 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 20:07:01 ID:???
乙でーす

【おまたせ!】Another-CU_7【スペルマンの章】
【Drスランプ】Another-CU_7【ミハエルちゃん】

908 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 23:21:53 ID:???

《時の流れや常識に囚われる事の無いアナーキーな空間》

ピカッ

エンポリオが世界一巡をお伝えしようとしている。
宇宙が反転し、生物という生物が(ry

その様を荒木調の太い線、肉体、ドドドな感じをした人物が眺めている。

アナカン「それは私だ。(>>906-907 乙&スレタイ案に感謝)」

茶番にもなってない茶番の書き損ねサーセン。

アナカン「こら、勝手に謝るな。 アナ木☆ロカンは謝らない。
      さて諸君、今から10月22日〜11月4日の期間に行われた第2回アナカン人気投票の
      結果発表をさせて頂こうと思う。 勿論メインコメンテーターは私だ。
      そしてサポートとして実況を一人付けたいと思う。 誰にすれば良いと思うね?」

☆人気発表の助手をしてくれるキャラ

A 男性(選手)ランダム
B 男性(選手以外)ランダム
C 女性ランダム
D 特定キャラ指定、このキャラしかありえない!(自由記述)

2票選ばれた選択肢でGo

909 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:23:56 ID:JMSwYSa+
D アトベしかおるまい

910 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:27:02 ID:NQW04STI
A

911 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:27:21 ID:VCZr90Z+
c

912 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:27:44 ID:f+t/AzK2
D

アンザーニ監督

913 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:28:23 ID:???
ヤベッチュやブルなんとかさんも捨てがたい

914 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:29:03 ID:5G+HUXmk
D ヤベッチュと相方?のYキートン

915 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:29:12 ID:???
岡山(姉)と書かないだけの分別がスレ民にもあった

916 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:32:14 ID:???
>>915
その手があったか

917 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:32:50 ID:WUZSr4gw


918 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:33:20 ID:???
D アホベしかおるまい

919 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:37:06 ID:???
D U_2スレ373のメンバー

920 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:38:46 ID:???
>>915-916
女性ランダムだから可能性はあるかもw

921 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:41:20 ID:???
新田瞬(女)
三杉淳(女)
ロベルト(女)

922 :森崎名無しさん:2013/02/11(月) 23:59:03 ID:???
ヒャッホー!

923 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 00:32:10 ID:???

> C 女性ランダム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アナカン「そんな訳で女性キャラの中から私が独断と偏見でカードにしたためます。」

アナカン「正直あと数カ月後ならリア娘を連れてくる所です。」

アナカン「聞いてないって? OK、それじゃ早速引いておくんなまし。」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★誰になるかな、誰になるかな♪→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 宇佐美蓮子
《ダイヤA》 マエリベリー・ハーン
《ハート》 青葉弥生
《ハートA》 モニカ・センペルテ・ディマーレ
《スペード》 片桐陽子
《スペードA》 イリアーヌ・トーレス
《クラブ》 杉本久美
《クラブA》 ロベル子
《JOKER》 某スレの某姉

924 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 00:33:01 ID:???
 ★誰になるかな、誰になるかな♪→ ハートJ

925 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 00:33:39 ID:???
>正直あと数カ月後ならリア娘を連れてくる所です。
某姉じゃないリア嫁連れて来いと言わざるをえない

926 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:18:39 ID:???
>>925 らめええええ



> 誰になるかな、誰になるかな♪→ ハートJ
> 《ハート》 青葉弥生
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アナカン「パンパカパーン」

弥生「皆さま、お久し振りです。 今回も人気投票の発表を任されました、青葉弥生です。」

アナカン「………」

弥生「………?」

アナカン「………」

弥生「あの…… なんですか?」

アナカン「いや、無難なところ来たなぁと思って… 正直つまらない。」

弥生「あら、ひどい事を仰いますのね。 面白いかつまらないかは作者次第だと思うのですが。」

アナカン「正論過ぎて何も言えねえのぜ。 オイどんの知っとるドM青葉さんは何処へ?」

弥生「ごめんなさい。 私、淳以外の人に虐められるつもりはないんです。」

アナカン「あーそ−ですか。」

927 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:19:45 ID:???

弥生「まあ気を取り直しまして…」

アナカン「それじゃあ第二回のアナザーカンピオーネ人気投票ぉぉぉぉぉ」

弥生「かうんとー」

ブル○「ダウン!!」


☆ 70位(4票)

チャーリー、 クラウディア、 ナディア、 ニスケンス、 トレイゼ、 ナジーブ・ユブンタイ、
 陽子、 片桐さん、 賀茂、 ヴァレンティノ、 トルシア、 岩見、 ナポレオン、 バティン、
ランピオン、 アグィレイラ、 ルーベン、 カルロス、 オルヘス、 サトルステギ、 ネイ、
 トニーニョ、 ティアーゴ、 マーガス、 シェスター、 メッツァ、 カペロマン、 若林、
フランシス、 ヘルマー、 マウリシオ、 ドトール、 アマラウ、 ぺぺ、 マッシモ、 ピエトロ、
 ロデオ、 アントニオ、 ディノ、 デヤン、 フェラーリ、 ダリオ、 トリノ、 タルデリ、
コンティ、 ファビオ


弥生「…以上、46名の方々です。
    活躍前、または活躍後だいぶ時間が経ってしまったキャラが多かったですね。」

アナカン「これが人気投票というコンテンツのライブ性というものなのかー。」

弥生「前回もでしたが、結果は多少なり開催時期に影響するようです。
    ではスレ主様、この順位のキャラ達についてコメントをお願い致します。」

928 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:22:37 ID:???

アナカン「えっと… ミランとサンパウロについてはチームデータ紹介で弄られる(た)だろうから略。
      それから出番が遠そうなブラジル、ドイツ、ウルグアイ、出番完了のパルマもヌルー。」

弥生(身も蓋もない言い方…)

アナカン「言う事があるとすれば、片桐さんや賀茂さんと言った大人達についてですか。」

弥生「だと思いました。 淳とあの方々との対話に、スレ主様は相当労力を割いているようですし。」

アナカン「そりゃね。 ストーリーの流れ上、大人達の役割が重くなるのは避けられないから。
      三杉は選手一人の力ではどうにもならない理想を叶えようとしている。
      それは自身の努力は当然、大人の力も最大限借りねばゴールに辿り着けない代物だ。」

弥生「なるほど。」

アナカン「…で、片桐さんについて。 彼は現在協会寄りの中立といった立ち位置。
      交渉、計画立案、運営など、ビジネスマンとしての事務能力は高め。
      しかしサッカー眼は大昔レベル、世界最新の戦術潮流についても不勉強。
      カウンターウイングさえ成功すれば、黄金世代は安泰と考えている…
      と言うのがカードの結果として決定されちゃいました。」

弥生「片桐さんについては画竜点睛に欠いた人物像になりましたねえ。」

アナカン「当初は片桐さんと三杉を通じさせるという構想がメインだったので参ったお(笑)
      しかしお陰でキャラの人物像にリアリティが出たかなとも思います。
      時代遅れな日本サッカー協会の中だけで通用する参謀としては丁度良いという意味で。」

929 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:25:57 ID:???

弥生「あはは…(毒舌) で、ではでは片桐さんとは対照的に事務能力皆無そうな賀茂さんの事を。」

アナカン「はい。 直観的な右脳人間、粗野で参謀に一番向かないタイプの賀茂さん。
      しかし海外を回った時間の長さだけは片桐さんらと一回りも二回りも違う。
      そのお陰か、戦術脳が古代相当であっても、それを古代と気付ける判断力はあります。
      この点は他の協会キャラと大きく棲み別けのされた点となりました。」

弥生「最初はネタキャラとして登場しましたよね。 JZPの生みの親ですし。」

アナカン「そりゃ豚小屋みたいな臭いのする男なんて設定にするくらいだしねえ。
      しかし片桐さんが足を踏み外した事で、彼にお鉢が回ってきました。」

弥生「その辺はサンパウロ編(スレU-C〜E)で書かれた通りですね。」

アナカン「そう。 賀茂さんとは今後も関わって行く事になるので時折気にしてあげて欲しいです。」

弥生「大人キャラは他にもトレイゼさん、ユブンタイ父、ニスケンスさんなどが居ります。」

アナカン「特にコメントはありません。 トレイゼさんは趣味です、エレガンツ目指してます。」

弥生「はい。 次行きましょう。」

930 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:28:40 ID:???

☆ 66位(5票)

ヴォルフガング・G・フライハイト、 ピーター・シューマッハ、
 サルバトーレ・ジェンティーレ、 エル・シド・ピエール


弥生「…以上の4名です。 比較的豪華で正統派な選手キャラ達ですね。」

アナカン「いずれも出番が遠かったり完了したりなキャラなので、この順位です。」

弥生「最近キャプ森本編ではジェンティーレくんが暴風雨を巻き起こしておりますが、
    こちらのスレではユヴェントス戦でやらかしたりしてましたよね。」

アナカン「はい、総合力ではかなりのDFなんですけどね。 彼にはメンタルの不安が…
      更に言えばユーべ戦はブンナーク−新田ラインがほぼ完成した試合だったのも大きいです。」

弥生「逆襲のジェンティーレはありますか?」

アナカン「ありますねー。 イタリア組はかなり強化されて再び立ちはだかる予定です。
      ただこの作品にはクスタが存在する為、どうしたって最強DFにはなれません。
      ついでにプリマクラスのMVPも最優秀DFの肩書きも中山さんの物です。」

弥生(なんて悲しい運命の人なの…)

931 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:29:40 ID:???

アナカン「えーと… あと一人くらい何となくコメント言っといた方がいいですか?」

弥生「私じゃなくて参加者の皆さんに聞いて下さいな。」

アナカン「ごもっとも。」

☆誰かのコメント聞きますか?

A フライハイトについて(特に知りたい事とかあれば記述カモン)
B シューマッハについて(特に知りたい事とかあれば記述カモン)
C ピエールについて(特に知りたい事とかあれば記述カモン)
D 次いってみよー

2票選ばれた選択肢で次行ってみよー

932 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/12(火) 23:33:08 ID:???
アナカン「あとスレタイ募集中であります」

弥生「みなさん、どうか宜しくしてあげて下さい。 このスレ主メンタル弱いみたいなので。」


【】Another-CU_7【】

次スレの内容は多分>>904の通り

933 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 23:37:52 ID:4XYzHI0U
A 元ネタが弾切れしてからが本番の人だったので
  このスレでもスタミナ関連のスキルあるんですか?

934 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 23:37:53 ID:SO6MdOz+
A

935 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 23:39:33 ID:???
【ヴィオラの】Another-CU_7【衝撃】
【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
【光指す出口は】Another-CU_7【未だ遠く】

936 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 23:43:28 ID:???
【新サッカーの】Another-CU_7【王子様】

937 :森崎名無しさん:2013/02/12(火) 23:47:52 ID:???
【俺が、俺達が】Another-CU_7【ヴィオラだ】

938 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/13(水) 00:55:28 ID:???

> A フライハイトについて(元ネタ的にスタミナ関連のスキルの有無)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アナカン「ふう… 今夜は赤ワイン(\450激安品)がうまうま。
      あ、>>935-937 スレタイありがとござんすでやんす。」

弥生「ほらスレ主様、サッサとコメントしなさい。」

アナカイ「あいあい。 バレ過ぎなくらいに名無しの雨の使者≠ナす。
      今のところは顔見せだけで、本登場はもっと後になります。」

弥生「その辺りは既知の情報ですね。 …で、スキルについては?」

アナカン「まだ決まってません。」

弥生「は、はあ……」

アナカン「パラメータと雨の使者的な変化、技は定めているんですけどね。
      弾切れでの何かを表現するとしたら森崎の気力限界突破か、
      それとも通常のプレイスタイルとは違う何かでしょうが……」

482KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24