キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 11:42:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

【前スレ】

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1363874991/

【あらすじ】

慧音達から受けた賭け試合に勝利した永遠亭ルナティックス。
永琳の機転のお陰でパスカルも加入し、全幻想郷選抜大会に向けて
発進!…したはいいものの、鈴仙にとって、非常に悔いの残る試合に
なってしまった。そんな時、一生サッカーが出来ないと宣告された
努力の男・中山政男が偶然幻想郷入りし、成り行きでルナティックスに
加入することに。そこで中山の情熱を知った鈴仙は、改めて自分も
全幻想郷入りして、永琳に肩を並べる選手になると決意した。
そんな折、新チームを引っ提げた妖精・チルノが宣戦布告。
今週末には新生ルナティックス初の練習試合が行われようとしていた。
妖精達の背後に居る怪しい影の正体は?(バレバレだけど)
そして、鈴仙は念願の初ゴールを決めることができるのか!?

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 16:02:51 ID:???
〜霧の湖・チルノの家〜

チルノ「…はっ!? あたいは!?」

大妖精「ずっと寝てたんだよ、チルノちゃんは」

チルノ「そうか…。よし、じゃあ練習だ!!」

大妖精「な、何言ってるの? 外はもう暗いし、大体今のチルノちゃんは、
病みあがりで――」

来生「ひゃーッ! 相変わらず冷たい家だぜ!」

そんな時、神出鬼没の来生が、妖怪など関係ござらぬとばかり、
チルノの家に訪れる。右手には菊の花があったから、一応はお見舞いに来たつもりだったのだろう。

来生「ハッハア! その意気だ! 俺達はまだ負けちゃいなーい!
あの試合はいわば、そう…」

チルノ「『なにかの間違い』!! でしょ、カントク!」

来生「その通り!! というわけで、今からドリブル練習だー!!」

チルノと来生は、夜の湖に飛び出す。
大妖精は呆れて、その二人を追って――。

大妖精「(…本当に。馬鹿な人たち。でも、たまには馬鹿になるのも、きっといいんだよ、ね)
わ、私だって! オーバーラップするためにドリブル練習しちゃうわ!!」ダッ!

夜の湖に駆けて行く。――大会でのリベンジ。それだけを夢見て。

*練習試合を勝利で終えました! 人気がボーナスで上昇します。17→20

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 16:04:55 ID:???
いったんここまで。

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:40:02 ID:???
更新を再開しますが、その前に>>762に補足で…

*チルノの鈴仙に対する評価、チルノ→(ダメFW)→鈴仙 が消滅しました。
*チルノ・大妖精の永遠亭ルナティックスに対する評価が、チルノ・大妖精→(次は負けない!)→ルナティックス になりました。

765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:41:06 ID:???
〜4月1週・定期イベント〜

【鈴仙のお小遣い・4月】

永琳「昨日はお疲れ様、ウドンゲ」

鈴仙「へっへ〜。師匠こそ、お疲れ様です〜。昨日の勝利も全て、師匠のお陰ですよぉ〜♪」

何やら気持ち悪い顔で手揉みし永琳にすりよる鈴仙。
――そう、今日はお小遣いをもらえる日だったのだ。

鈴仙「(ここよ! ここで媚びるのよ!! 私はもう小学生じゃない。
高校生(くらい?)なのよ!! その為には、靴だって舐めてやるんだから!)」

…ここまで必死にならなくてもいいのに、と思うかもしれないが、
鈴仙のお小遣いは基本的に低い上、永琳の機嫌次第で結構乱高下するのだ。
鈴仙は昔妖夢と喫茶店でお喋りしていた時に、お小遣いの事を話して、
普通にドン引きされたトラウマを忘れてはいない。

永琳「ああ。そういえば、今日はお小遣いの日だったわね。 はい、どうぞ」

鈴仙「ああ! なんという慈悲! ありがとうございます師匠!!!」

鈴仙は媚びた中に真剣さを帯びた表情で、手元を見やると、そこには――。

先着1名様で

★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)×! dice ×10=★

と書き込んでください。合計が鈴仙の今月のお小遣いになります。

*永琳印象値は、この判定では50でカンストになります。

766 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 17:42:05 ID:???
★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)× 5 ×10=★



767 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:50:39 ID:???
★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)× 5 ×10=1150★
→1150円も…?

鈴仙「(ア、アレ? なんか軽い!?)」

鈴仙が手のひらに感じた質感は、やけに軽かった。

鈴仙「(こ、小銭が少ない…! 二枚さんしか感じられない!
そ、そんなバカな!?)」クワッ!!!

信じたくない。その一心で鈴仙は現実に目を向ける。
そこには、鈴仙の期待を良い意味で裏切ってくれたモノがあった。

鈴仙「この…。紙は。師匠、もしかして?」

永琳「昨日は貴女、大活躍だったからね。賞はもらえなかったけど、
これは私からのせめてもの餞別よ」

鈴仙「え…? え…? (グスッ) そ、 じ、じじょお…」

永琳の気紛れ的な慈悲に、鈴仙は感極まって泣き出してしまう。

永琳「ちょっと、ウドンゲ、恥ずかしいでしょ。 離れなさい!」

鈴仙「あでぃがどうございばず…。 ばだじなんがに、
ぜんえんざんぐれであでぃがどうございばず…」

顔をぐしゃぐしゃにして泣く鈴仙。
…この後、輝夜が永琳から 0 9 5 1 8
を貰ったことを知ると、もっと泣いていたことだろう…。

*お金が増えました。1390→2540

768 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:53:18 ID:???
〜4月2週 ランダムイベントフェイズ〜

鈴仙「おこづかいも沢山もらったし、シュートも沢山決まったし、
今の私は絶好調ね! 鬼でも吸血鬼でも、なんでもこいよ!」

769 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:56:15 ID:fsCNfzRE
鈴仙がどうどうと永遠亭の廊下を歩く。するとそこには…

★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→! card★

と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。

カードの数値が……

ダイヤ・ハート・スペードで…

K→来客だ!(さらに分岐)
Q→姫様が何か話があるようだ!
J→師匠から話があるようだ!
10→てゐが相談だって!何だろう!?
9→中山さんと会話した!その内容は…
8→慧音さんが訪ねてきた!
7→来客だ!(さらに分岐)
6→パスカルと雑談した!
5→ウサギ達がやってきたぞ!!
4→妹紅に会って普通にオシャベリした。
3→来客だ!(さらに分岐)
2→ゆ〜っくり過ごせた!最大ガッツUP!
1→来客だ!(さらに分岐)
JOKER→綿月姉妹が遊びに来た…?

クラブで…

クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
クラブ2〜6→バッドイベント発生!(さらに分岐)
クラブA→露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホー!!」

*クラブ4・9・Kの場合、イベント後さらに中里による覗きイベントが発生します。

770 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 17:59:17 ID:???
★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→ ダイヤ8


771 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:09:09 ID:fsCNfzRE
★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→ ダイヤ8 ★
8→慧音さんが訪ねてきた!

慧音「やあ、鈴仙。何か辛いことはないかい?」

鈴仙「えっ、わ、私は大丈夫だけど…。珍しいわね、貴女がここにやって来るなんて」

慧音「ああ…。寺子屋の生徒が具合を悪くしてな。
親が仕事で忙しくて連れていけないから、私が引率を引き受けたんだ」

鈴仙「なるほど…。寺子屋の先生も大変ね」

慧音「なに、こっちは好きでやっているんだ。
子供たちの笑顔。それが私の元気の素だからな」

鈴仙「(な、なんて人格者…。それより、何かこの機会に話せる事はないかしら?)」

A:普通に雑談をする。
B:一緒に練習しないか誘う。
C:寺子屋でバイトできないか聞いてみる。
D:人里のスタジアムで行われる練習試合について聞いてみる。
E:妹紅の事について話をする。
F:「私、実は1700万ゼノ以上のブルーツ波を放つパワーボールを精製できるんです!
  ハアアーーーッ!!」
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

772 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:15:05 ID:DNJVrpF2
E

773 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:15:58 ID:OPrizoHU
E

774 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:47:11 ID:fsCNfzRE
E:妹紅の事について話をする。

鈴仙「(そういえば、妹紅がこないだの試合の采配について、
愚痴をもらしていたわね…。 仲が良い慧音さんなら、
なんとかしてくれるかも)あの――」

鈴仙は、先日の試合のハーフタイム中での妹紅との会話を、
慧音に話してみることにした。
サイドバックが余り好きではない事。
そんなポジションを押し付ける永琳は輝夜の言いなりになっていると思った事。

慧音「そうか、そんな事があったのか。
ほんっとに妹紅ったら、輝夜が絡むと人に迷惑ばっかりかけて…」

呆れて腕を組み、ため息をつく慧音。
彼女もまた、こういった所で苦労しているのだろう。
鈴仙には少し、慧音の苦労が分かるような気がした。

慧音「よし、わかった。それなら――」

先着1名様で、

★たすけてけーね先生→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→「善は急げ、だ。今から説得しに行こう」
ハート→「今週、人里の私の家に来てくれ。一緒に説得しよう」
ヅペード→「私の方から、妹紅に話をつけてみるよ」
クラブ→「実戦で、サイドバックの重要さを分かってもらうしかないな」
クラブA→「…と思ったが、貴様こそ薬師の狗じゃないのか!? 許さん!」
JOKER→妹紅「大丈夫よ、もう気にしてないから」

775 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:48:11 ID:???
ヅペードになっていますが、当然、スペードです(汗)

776 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:50:29 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブQ

777 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:50:30 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブ2

778 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:01:58 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブQ ★
クラブ→「実戦で、サイドバックの重要さを分かってもらうしかないな」

慧音「…とは言っても、あいつもなかなかの頑固者だからな。
私達が説得してやっても、聞かないかもしれない。
…となると、やはり実戦に委ねるしかないんじゃないだろうか?
サイドバックに必要な能力――すなわち、高いタックル能力と、それなりの突破力。
そして、イザという時の為の決定力。もちろんそれらを行う為の高い体力。
これが存分に発揮されるプレーを何度も繰り返していったら、
薬師が決して命令や嫌がらせで采配を行っていないのだということを、理解してくれると思うがね」

親友という立ち位置から、サッカー理論を交えてアドバイスをくれる慧音。

鈴仙「なるほど…。ありがと、慧音さん」

慧音「ああ、少しでも役立てたなら嬉しいよ」

鈴仙はひとまず礼を言うと、慧音は患者の待合室に戻っていった。

*慧音の評価値がやや上がりました。
*先に言っておく形になりますが、この場合の『実戦』とは現実の試合の事を指し、
脳内練習試合は含まれません。その代わり、ここで妹紅をどんなポジションにしても、
問題は起こりません(GKとかにしたら、現実にも支障がでるかも知れませんが)

779 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:04:55 ID:fsCNfzRE
〜4月2週・自由行動フェイズ@〜

鈴仙「さあ! 今日は何をしようかしら?
お金が入ったし、人里に行ってみるのもいいわね。
ライバルチームの練習試合も、行われているかもしれないわ」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  43  301  2  2 

最大ガッツ:700
現在のおこづかい:2540
永琳印象値:23
人気:20
狂気度:20

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

780 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:06:05 ID:???
抜けていますが…
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

781 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:06:41 ID:gCd2M08k


782 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:09:43 ID:GLOyPnsc
A

783 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:10:17 ID:DNJVrpF2
A

784 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:12:52 ID:fsCNfzRE
A:永遠亭に居る(さらに分岐)

鈴仙「やっぱり外ばかり向いているのも良くないからね。
今日はチームメイトとの交流に明け暮れましょう!」

A:永琳に会いに行く
B:輝夜に会いに行く
C:てゐに会いに行く
D:ウサギ達に会いに行く(会いたいウサギを指定してください。例:ウサギA)
E:中山に会いに行く。
F:パスカルに会いに行く。
G:自室でゆっくりする(ランダムイベントをもう一回起こせます)

先に2票入った選択肢で進行します。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

785 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:13:27 ID:GLOyPnsc
E

786 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:14:08 ID:gCd2M08k


787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:20:38 ID:fsCNfzRE
E:中山に会いに行く。

鈴仙「中山さーん、居る?」

鈴仙がコンコンとノックをすると、ドアはガチャリと勢いよく開いた。

中山「ああ、鈴仙さん。今日は調子が良いんだ。何か用かい?」

鈴仙「(ホントに元気そうね…。ブランクが少しでも解消されたからかしら?
それより、何について話そうかしら?)」

A:雑談をする(評価値があがります)
B:サッカーの話をする(上手くいけば技フラグを得られるかもしれません)
C:外に遊びに行かないか誘う
D:約束通り、博麗神社に連れて行く
E:鈴仙「あ、あの! 私と(サッカー的な意味で)付き合ってください!!」(運や評価値次第で…??)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*表記を忘れましたが、練習試合をこなしたので、中山のブランクペナが緩和されています(−3→−2)

788 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:21:03 ID:GLOyPnsc
D

789 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:21:25 ID:EemeZnxI
D

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:30:14 ID:???
D:約束通り、博麗神社に連れて行く

鈴仙「そうそう、こないだの約束の件でね。
今日あたり、天気も良いから一緒に行かないかと思ってね」

中山「ああ! 覚えていてくれたのか!
それならちょっと待ってくれ、準備をするから」

中山は、その言葉を聞き、とても嬉しそうだった。

―――――――――――――――――――――――

そして数刻後、中山と鈴仙は永遠亭のすぐ外に来ていた。

中山「それじゃ、鈴仙さん。道案内を頼む」

鈴仙「ええ、解ったわ」

鈴仙は中山を連れて迷いの竹林に入る。

鈴仙「まあ、迷わないとは思うけど、慎重にいきましょ。
凶暴な妖怪が居るかもしれないし」

中山「あ、ああ」

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:32:02 ID:fsCNfzRE
昼なのに暗い竹林の中を、二人は進んでいく。
そして…




先着1名様で、

★イベント判定→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ絵柄→誰かに会った(更に判定)
ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。
クラブ→弱い妖怪に襲われた!
クラブA→「あ、アレ!? 道に迷っちゃった!?」
JOKER→ロベルト(全裸)に会った。

792 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:32:44 ID:???
★イベント判定→ ハート9

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:41:48 ID:fsCNfzRE
★イベント判定→ ハート9 ★
ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。

鈴仙はごく当たり前のように、竹林の複雑なルートを進んでいく。
中山はそれに着いて行く事に必死だったが、なんとか
はぐれずに進んでいき、数時間で竹林を抜けることが出来た。

鈴仙「ふう、とりあえず人里まで着いたわね。
ここからもう少し獣道を伝って行くんだけど――休みたい?」

中山「ありがとう、だが大丈夫だよ。――あいにくと、鍛えているもんだから」

鈴仙「(そういえば、中山さんって毎朝永遠亭の回りをジョギングしてるって言ってたわね。
本当に練習熱心なんだから。
…中山さんはああ言ってるけれど、せっかくの人里だしね。
少しくらい、ぶらついてもいいと思うけれど)」

A:「それでも、せっかくなんだし、ちょっとぶらつかない?」
B:「そう。それなら、まっすぐに向かいましょ」
C:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

794 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:45:42 ID:TaP3hI1k
B

795 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:46:34 ID:GLOyPnsc
B

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:51:33 ID:fsCNfzRE
B:「そう。それなら、まっすぐに向かいましょ」

鈴仙「(…もう正午も過ぎているしね。帰りも竹林を突っ切ると思うと、
そんなにノンビリしていられないし)分かったわ。それならこっちへ」

中山「ああ、悪いな、鈴仙さん」

鈴仙「今さら、ってヤツよ。 気にしないで」

鈴仙は中山を連れて人里の入り口を通り過ぎて、
博麗神社へと繋がる薄暗い森の獣道を進む。
そんな時…。

先着1名様で、

★イベント判定2→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→散歩しているルーミアに会った。
ハート・スペード→無事に博麗神社へ着いた。
クラブ→弱い妖怪に襲われた!
クラブA→「あ、アレ!? 道に迷っちゃった!?」
JOKER→バルバス(パンツ)「クロオオオオオオオオス・アウツッ!!!!!!!!!!!」

797 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:52:19 ID:???
★イベント判定2→ クラブJ

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:00:42 ID:???
あまり関係ないですが、「数値で分岐」ではなく「マークで分岐」ですね…。
――――――――――――――――――――――――――――――――〜
★イベント判定2→ クラブJ ★
クラブ→弱い妖怪に襲われた!

ガサッ。

そんな時、鈴仙は茂みの奥に潜む殺気に気付いた。

鈴仙「中山さん! 下がってて! 危ない妖怪が居るかも!」

中山「わ、わかった!」

中山をかばうように立ち、銃口の形に構えた人差し指を、
その茂みに向ける。
そして、その茂みから一匹の妖怪が姿を見せる。

妖怪「グルルル…」

その姿は野犬にも見えたが、尻尾が2又に分かれており、
弱い妖気を放っている。群れてはいないのが幸いだが、
弱い人間がやってきたら、噛み殺してしまう算段で、
ここに待ち構えていたのだろう。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:02:05 ID:fsCNfzRE
鈴仙「(どうしようかしら…。中山さんをかばって戦うとなると、
弱い妖怪とは言っても、不意を突かれるかもしれない。
だからと言って、狂気の瞳で混乱させて逃げるというのも、
失敗した時のリスクが大きい。ここは――)」

A:たたかう
B:にげる
C:「たすけて、えーりーーーーーん!!」
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

800 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:03:21 ID:TaP3hI1k
A

801 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:04:32 ID:aB0N3AhE
A

802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:12:05 ID:fsCNfzRE
A:たたかう

鈴仙「(大丈夫、私は負けない!――一発で仕留める!)」

妖怪「ガウッ!!」

先着2名様で、

★鈴仙→戦闘力 5 + ( ! card )+(中山をかばっている-2)=★
★弱小妖怪→戦闘力 0 + ( ! card )=★

と書き込んでください。カードの結果で分岐します。

【鈴仙】−【強豪妖怪】
≧5→完勝! 少しボーナスがつくかも
≧2→ 勝利! 
=1、0、−1→引き分け! 再度判定
≦−2→敗北。 最大ガッツ−10でなんとか逃げおおせる。
≦5→完敗…。 永遠亭のベッドで目を覚ます。

【補足・補正・備考】
鈴仙の数値がKかJOKERの場合、戦闘力が+1されます。(勝敗は問わない)
鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、【スキル・狂気の瞳LV1】により敵の数値が−2されます。

803 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:12:46 ID:???
★鈴仙→戦闘力 5 + ( スペードK )+(中山をかばっている-2)=★

804 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:12:51 ID:???
★鈴仙→戦闘力 5 + ( ダイヤ9 )+(中山をかばっている-2)=★

805 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:13:51 ID:???
★弱小妖怪→戦闘力 0 + ( スペード9 )=★

806 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:26:43 ID:???
★鈴仙→戦闘力 5 + ( スペードK )+(中山をかばっている-2)=16★*レベルアップ!
★弱小妖怪→戦闘力 0 + ( スペード9 )+(狂気の瞳-2)=7★
【鈴仙】−【弱小妖怪】
≧5→完勝! 少しボーナスがつくかも

鈴仙「消えなさい」ギン!

妖怪「グルルル…ル――ク、クウウウウウウン!!!」

鈴仙が凛とした紅の瞳を妖怪に向けると、それだけで卑小な妖怪は狂気に踊り、
現実にありもしない痛覚にのたうち回る。

鈴仙「―――」

ダン!

そして、弾幕ごっことは違う、無慈悲に相手の生命を狙った弾丸を、一発。
心臓を確実に狙った、正確な射撃だった。

妖怪「ギャ!? ―――ン」

そして、妖怪の生命は断たれた。

807 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:27:43 ID:fsCNfzRE
鈴仙「――せめて、安らかに眠りなさい。 …中山さん、もう大丈夫よ」

緊張を解き、中山の方を振り返る。

中山「す、すごいじゃないか、鈴仙さん!」

物陰から戦いを見ていた中山が、
そんな鈴仙を羨望のまなざしで見つめる。

鈴仙「あはは。ちょっとカッコつけてみただけよ」

中山「いや、あの動きは間違いなく洗練されていた。
俺はサッカー以外の事はよくわからないが、きっと鈴仙さんは、
ああいった戦いの場を、何度も経験してきたのではないのか?
あの動きには、プロのサッカー選手に通ずるものがあったよ」

鈴仙「もう、大げさね(…でも、確かにさっきのは上手く集中できたわね。
久しぶりの実戦で、ちょっとカンが戻ったかも?)」

先着1名様で、

★完勝ボーナス→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→最大ガッツ+30!
ハート→戦闘力さらに+1!
スペード・クラブ→特になし。
JOKER→ダイヤ+ハート+能力値がアップ!

*鈴仙の戦闘力が上がりました。5→6

808 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:29:10 ID:???
★完勝ボーナス→ ダイヤ9

809 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:30:36 ID:???
★完勝ボーナス→ ハートA

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:33:44 ID:???
★完勝ボーナス→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→最大ガッツ+30!

鈴仙「刺すか、刺されるか。それが戦場よ。
確かにサッカーも、一瞬の油断が命取りとなるけれども、
戦場では、本当に命を落としかけない。…だから、サッカーとは、
少し違うと思うわ」

中山「ああ、た、確かにそうだな。…暢気なたとえだったな、すまない
(しかしいつもはどちらかというと隙だらけなように見えるが。
…人は本当に、見かけによらないな。…って、妖怪だったか)」

僅かに鈴仙への評価を改める中山だった。

*中山の鈴仙に対する評価が、中山→(実はすごい人)→鈴仙 になりました。
*中山の評価値がややあがりました。

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:34:44 ID:???
すみません。以下の文章を補足します。

*鈴仙の最大ガッツが上がりました。700→730

812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:42:16 ID:fsCNfzRE
そうして歩いていると、二人はようやく博麗神社に辿りつくことができた。

鈴仙「ふう。…久しぶりな気もするわね、ここに来るのも」

中山「? 初詣とかで、ここに来たりはしないのか?」

鈴仙「ウチは初詣行かないのよね。正月からも急患が来るかもって理由はあるけど、
基本的には姫様が外に行きたがらないからかしら?
…どっちにしても、博麗神社なんて、宴会の時にしか来ないからねえ」

鈴仙が身の上話をしていると、声をかけて来た者が一人。
その者の名は…。

先着1名様で、

★神社でのファーストコンタクト→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→霊夢「博麗神社へようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」
ハート→天子「あら、あんたはいつぞやの」
スペード→小町「うーい」
クラブ→中里「…ややっ! 中山殿ではゴザらぬか!?」
JOKER→紫「…うふふ。いらっしゃい」

813 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:42:46 ID:???
★神社でのファーストコンタクト→ スペードA

814 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:00:10 ID:???
★神社でのファーストコンタクト→ スペードA ★
スペード→小町「うーい」

鈴仙「あら、貴女はあのサボッてばかりで有名の死神さん。
今日は神社で日向ぼっこですか?」

小町「ま、そんなところね。 ところで、今日はどうしたんだい?」

鈴仙は小野塚小町とは知り合いだった。
再思の道で一度、迷いの竹林で一度。
その時は喧嘩を吹っ掛けられたりもしたので、そんなに親しくも無かったが、
宴会で何度か顔を合わせたことで、普通に話す仲にはなっていた。

鈴仙「残念ながら、貴女に用はありません。
――ちょっと、御賽銭をしにやってきたのよ。…そこの彼が」

中山「あっ、こんにちは」

話を振られ、中山が礼義正しく頭を下げる。

小町「へえ、そうかい? なかなか生真面目な少年だねぇ。
…もう、手はつけちゃったのかい?」

下卑た笑みで鈴仙に問いかける小町。

鈴仙「冗談。 そんな事を聞くなんて、閻魔様が聞いたらどう思うかしら?」

小町「悪い悪い! ちょいと下衆な冗談だったね」

快活に笑う小町。こうしたさばさばとした姐御っぽい性格は、
鈴仙は決して嫌いではなかったが。その底の知れなさに戸惑うこともあった。

815 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:01:25 ID:fsCNfzRE
小町「…で、御賽銭だっけ? そんならさ――」

先着1名様で、

★御賽銭をする中山→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→「折角だし、巫女を呼んできてやろうか」
ハート・スペード→「勝手にしてけばいいんじゃない?」
クラブ→中里「おや、小町殿。客人でゴザるか?」
JOKER→早苗「守矢神社の分社にも、是非! 御賽銭を!」

816 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:01:48 ID:???
★御賽銭をする中山→ JOKER

817 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:05:15 ID:???
中山はやっぱり持っているなぁw

818 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:28:03 ID:???
>>817
俄かにビビリましたねw
―――――――――――――――――――――――――――――――
★御賽銭をする中山→ JOKER ★
JOKER→早苗「守矢神社の分社にも、是非! 御賽銭を!」

中山「だ、誰だこの人!?」

会話をする三人の間に、いつの間にか早苗が割りこんでいた。

鈴仙「び、びっくりした!」

エメラルドグリーンに輝く髪の毛を揺らしながら話す早苗の瞳は、
もっと激しく輝いていた。常識にとらわれていなかった。

早苗「ご存知でしたか? 実は! このオンボr…ゴホンゴホン、伝統ある博麗神社の中にただ一つ!
神徳を放ち続ける霊険あらたかな社があることを!!」

中山「(よ、よくわからんが…最近はやりの新興宗教、ってやつか!?)」

中山の反応を無視しているのか、気づいていないのか、早苗は言葉を続ける。

早苗「そう! それは守矢神社の分社です! 見て下さい!
オンボr…ゴホンゴホン、伝統ある博麗神社の隣で光を放っている、
この美しき分社を!!!」

早苗の言う通り、博麗神社とは違い、守矢神社の分社は確かに新しいし、
社の造りも精巧でいかにも何か御利益がありそうな雰囲気を醸し出していた。

819 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:29:09 ID:fsCNfzRE
早苗「もう一度、選ばせてあげましょう。
――オンボr…ゴホンゴホン、伝統ある博麗神社の御賽銭箱にお金を入れるか、
神徳溢れる守矢神社の御賽銭箱にお金を入れるか! さあ、どっち!?」

中山「(え、ええー…た、たのむ鈴仙さん、助けてくれー)」

サッカーの時には決して見せる事はない、なんとも頼りなげな視線を向ける中山。
しかし彼とてまだ15の少年。こんな怪しい宗教家に絡まれれば太刀打ちできなくても、
仕方のないことだろう。

小町「おっ。なんか面白そうだねえ〜。どうするんだい?相方が困っているよ〜♪」

鈴仙「わ、わかっているわよ(…面倒な事になっているわね…。 ここはどうすれば――)」

A:博麗神社に御賽銭すべきと助言する。
B:守矢神社に御賽銭すべきと助言する。
C:どっちにも御賽銭すればいいのではと助言する。
D:とりあえずこの狂った緑巫女を落ち着かせなければ…
E:今日は一旦逃げるべきと助言する。
F:様子を見る。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*常識にとらわれないタイミングで人が現れたため、狂気度が上昇します。21→23

820 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:29:32 ID:TaP3hI1k
A

821 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:32:41 ID:DNJVrpF2
A

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:42:06 ID:fsCNfzRE
A:博麗神社に御賽銭すべきと助言する。

鈴仙「中山さん! 落ち着いて! 貴方は今日は、博麗神社に御賽銭しに来たんでしょ!?
それなら、男なら初志貫徹すべきよ! 貴方ならできる! 貴方なら、この人にも勝てる!」

怖いから、守矢神社とやらに賽銭を入れようか――。
そう折れかけた中山の心に、鈴仙の言葉が重く響いた。

中山「(そ! そうだ! 俺は一体何をひよっていたんだ!
サッカーでも、畳みかけるようなプレイで、揺さぶってくる選手が出てくるかもしれない!
ここでこの人に負けることは、これから先も負けることにも繋がるんだ!)
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

そして決心したならば、中山は迷う男ではない。
早苗の執拗かつ執念溢れるマークをかいくぐり、そして――。

                             中山「5円! 君に決めたッ!」

                        早苗「あきらめません…私は絶対に、諦めません!!!」

                            グワアアアアアアアアアアアアアアア!!
 
先着1名様で、

★賽銭の行方は→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ・ハート→無事に博麗神社の賽銭箱に!
スペード・クラブ→早苗の執念に負け、賽銭は床の隙間に…
クラブA〜6→超東風谷人「うおおおおおおおお!!」
JOKER→コインは跳ね返り、風に流され、命蓮寺の賽銭箱に。         

823 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:42:59 ID:???
★賽銭の行方は→ JOKER


824 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:43:27 ID:???
なんだこれー…

825 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:43:59 ID:???
やっちゃったぜ。

826 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:44:30 ID:???
なん…だと…?

827 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:44:56 ID:???
中山さんは格が違ったwww

828 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:45:25 ID:???
さすが中山さん

829 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:45:44 ID:???
これはもうご褒美物ではないかとw

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:48:20 ID:???
>>824
最近、JOKERが無駄に多すぎる気がします…
>>825
ネタ的な雰囲気なんで全然大丈夫ですので、どうかお気になさらずー
>>826
なにィ!?
>>827
奇跡の男ですからね。まさに「奇跡を起こす程度の能力」です。
早苗「なにィ!?」
>>828
中山さんの本スレでの強さが少し分かったような気がしますw
>>829
とりあえず狂気度大上昇は確定として、
ボーナスは欲しいですね…。

831 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:48:45 ID:???
2連続JOKER出したんじゃあ、早苗さんのうたい文句が本当でも、
拝む必要がなさそうだwwwwwむしろ守矢の3柱目の神様にされるかもwww

832 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:53:17 ID:???
白蓮さんブランク取り戻させておくれ

833 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:59:36 ID:???
さてどうなることやら

834 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:06:58 ID:???
★賽銭の行方は→ JOKER ★
JOKER→コインは跳ね返り、風に流され、命蓮寺の賽銭箱に。 

中山「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

早苗「はああああああああああああああああああ!!!」

バリバリバリバリ!!!

ドンッ!!

実況「おお〜っと! コインはこぼれ球に!」

鈴仙「(…何時の間に実況が湧いて出たのかなあ…なんか怖い)」

ともかくも、中山の差し出した5円玉は大きく宙に舞い。
このまま地面の床の隙間にでも嵌ってしまうのではないかと思えた。

              ――しかし、偶然とは恐ろしいものである。


835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:08:09 ID:???
射命丸「こんにちはー! 新聞でーす!」

ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

射命丸文が、新聞を届けにやってきた。
幻想郷最速を自負する彼女の周囲には大きな風が吹き荒れる。
まず、その勢いで、コインが再び大きく空へと舞い上がる。

フワフワ…フワフワ…

余りの大風にコインは遥か上空に。
博麗神社を超えて、人里へ。

来生「ハッハア! 前転シュートだァ!」

グルン…バシッ!

そして人里で落っこちるかと思われたコインは来生の前転シュート
(今偶然成功した)により再び空へ。

*来生が前転シュートを習得しました!

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:09:33 ID:???
そして…コインは人里外れの命蓮寺に。

里人@「おはようございます」

響子「おっはよーございまーす!」

ブウウン! フワフワ…フワフワ…

門前の清掃をしている幽谷響子が、たまたま訪れて来た里人@に
向かって挨拶をすると、その声の振動で、コインの軌道は若干ずれる。

白蓮「あらあら? 今日も元気ですね、響子」

そしてたまたま運よく寺の外へと出てきた白蓮。彼女の頭にコインが直撃して。

コツン。

白蓮「あいたっ」

コツン、コツン…―――チャリーーーーーーーン!

                 ――――ホール・イン・ワン。
                          コインは、命蓮寺の賽銭箱に入っていった――――

白蓮は、その5円玉の存在に、暫くして気付いた。
そして、その5円玉から溢れる凄まじいオーラに身震いしていた。

一輪「あら、どうしたんですか、姐さん?」

托鉢を終えた一輪が、暢気にも白蓮に語りかける。

       白蓮「―――い、今すぐ、御賽銭箱から5円玉を取り出して下さいっ!!」

837 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:13:38 ID:???
〜博麗神社〜

早苗「すみませんっ! 御賽銭の話をしていたのを聞いていたら、つい熱くなっちゃって…」

中山「い、いやいや、いいんですよ」

コインの所在が不明になって、早苗と中山の争いは、ヒートダウンしていた。
基本的には常識的な性格の早苗は中山に平謝り。
中山も、早苗が信仰集めに躍起になっているという鈴仙や小町の説明を聞くと、
少しは納得して、早苗を諌めている。

鈴仙「なんかドタバタしてたけど、平和に終わりそうね…」

そう鈴仙が目を細めていると。

 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!

                白蓮「この5円玉を持っていた方は、どなたですか!?」

―――超人が、血相を変えて訪れてきた。

838 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:20:44 ID:???
中山「は…? は…?」

鈴仙「あ、貴女は命蓮寺の住職さん…でしたよね?一体どうしてここへ?」

白蓮「はあ、はあ…。申し訳ありません。実は、こんな凄いものが、
私達の寺に届いておりまして」

そういって、白蓮は黄金色に輝く一枚のコイン――5円玉を鈴仙達に見せる。

小町「ただの5円玉…。だよね」

白蓮「―――ただの、5円玉ですって!!!!!!!!!!!」

あの温厚な白蓮が、小町の無神経な台詞にいきり立つ。

白蓮「貴女方には、この5円玉が発する神徳が――…。
…と、すみません! こんな事ばかり先に言われても分かんないですよね」

鈴仙「そ、そうですね。 もしよければ、私達に事情を話していただけませんか?」

そして白蓮はこの5円玉について話しだした。
この5円玉は、とてつもない偶然の力によりこの神社にやってきたということ。
賽銭を入れるという、強い「意思」の力の持ち主だからこそそれが出来たのだということ。
そんな強い力を持った人物に、是非会いたくて、出どころであるこの博麗神社にやってきたこと。

839 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:27:13 ID:???
中山「――それが…俺だと?」

白蓮「話を聞くに、その様ですね。確かに…あなたの姿には光が差し込んでいる…。
法界の火に負けないような…」

中山の地味な姿に、うっとりとする白蓮。

白蓮「貴方こそ、まさに私達の目指すべき姿。 悟りを開いた、『空』に迫る御方」

中山「(…よ、よくわからんが。要するに、俺は、また新たな新興宗教の勧誘を受けているのか?!)」

たじろぐ中山。しかし、彼の試練はこれだけではない。

            早苗「あなたが。―――貴方が神だったのですね!?」


中山「は、ハアアア!?」

早苗「諏訪子様や神奈子様も共に、素晴らしい神徳を秘めた神々。
しかし、貴方のこれまでの言行を聞き、貴方もまた、お二人に負けぬ、
素晴らしい神であると、私は確信しました!
――どうか、諏訪子様や神奈子様に次ぐ、『第3の神』として、守矢を救って頂けないでしょうか!?」

840 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:50:12 ID:???
早苗は再びヒートアップしていた。
こんなに神に近い人間が、こんなに信仰されている人間がいたのだから、仕方ない。

中山「(……れ、鈴仙さん)」

鈴仙「(ゴメン…ムリ!)」

アイコンタクトで鈴仙に助けを求める中山。
しかし、こんな状況、鈴仙だって助けるのはムリだった。
そして、事態はさらに面倒になる。

                    霊夢「話は聞いたわ」

博麗霊夢が、いざこざの騒音で昼寝から目を覚まし、会話の中に入りこもうとしていた。

霊夢「中山…だっけ。 わざわざ賽銭をしに来てくれたのよね。 礼を言うわ」

中山「あ、ありがとう(…だ、第3の宗教家なのか!?)」

霊夢「アンタ達。元はと言えば、この子は私の神社に賽銭をしに来てくれた訳。
だから、そこから出て来た副産物は全て私のモノ。――っていうのが正しいんじゃないの?」

早苗「れ、霊夢さん…!(後から出ておいて…!)」

白蓮「なるほど、確かにそうかもしれませんね」

霊夢の言葉に、怒りを秘める早苗。白蓮は一方でその言葉に耳を傾ける。
しかし、白蓮の言葉はこれで終わりではなかった。

白蓮「ですが。 この5円玉のように、溢れだす力を持っているのは、
貴女でも、私でもなく、早苗さんでもない。――ですから、
力の帰属先は、――彼に決めてもらうべきではないでしょうか?」

841 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:51:57 ID:???
そう言って、三者は一斉に中山をみやる。

霊夢「…そうね。 どうせ私が選ばれるんなら、何でもいいわ」

早苗「…私も同感です。守矢の力を前に、断らない理由がありません」

中山「な、何が、いったいどうなっているんだ!?」

白蓮「つまりはこういう事です。
中山さん…。貴方には、幸運と大いなる意思を背景にした、とてつもない力を
持っています。そしてそんな力を持った人間が拠り所にしている神社、寺院というのは、
それだけで強力な信仰に守られるのです。
――だから、私達は、中山さん? 貴方に、【貴方の拠り所となる信仰】を選んで欲しいのです。
博麗神社か、守矢神社か。それとも私の居る命蓮寺か」

早苗「そして当然、【信仰してくださるというならば、私達は貴方に、それに見合った力を差し上げます】」

霊夢「そういうこと。…私だったら、【ささやかな幸運】をあげるわ」

白蓮「では、私は地味ですが、【強靭な基礎能力】を差し上げます」

早苗「わ、私は中山さんに、【多彩な必殺技】をあげます! だから守矢に――」

中山「あ…あー。その、俺は…」

三者は三様に、中山に詰め寄ってくる。
いくら中山でも、こんな経験はしたことはなく、脂汗をだらだら流している。

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:54:41 ID:fsCNfzRE
鈴仙「(良くわかんなかったけれど、中山さんを超強化するチャンスみたいね。
…でも中山さんったら、混乱してるし。私が何か意見を言ってみようかしら?)」

A:「博麗神社を信仰すれば? 元々そのつもりで来たんだし」
B:「守矢神社を信仰すれば? 必殺技は貴方のプレーの幅を広げてくれるはず」
C:「命蓮寺を信仰すれば? 貴方、ブランクにずっと困っていたでしょう?」
D:「(私が口出しすることじゃあないわね。 ここは中山さんの意見を尊重しましょ)」
E:「中山さん! 貴方にそんな神や信仰なんていらないわ!」

先に【3】票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*とてつもない事が起きたので、狂気度が大上昇します。23→33
*補足ですが、それぞれの神社等を信仰することになっても、中山は決して離脱しません。
(中山の『○○を信仰する!』という意思が大事だということです)

843 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:55:19 ID:2y9+NVOw


844 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:56:12 ID:EemeZnxI
B

ブランクはいずれ無くなるだろうし

845 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:57:59 ID:???
個人的にはEを選びたいが… 皆さんはどうします?

846 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:58:12 ID:PncF30Ww
A

847 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:58:37 ID:TaP3hI1k
A

848 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:59:23 ID:DNJVrpF2


Dか迷うけど元々そのつもりで来たわけだし。

849 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:59:30 ID:gCd2M08k


850 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:00:10 ID:???
>>845
加護を受けるメリットは大、デメリットは今のとこ皆無だからどれか選んで良いと思うよ。
2連続JOKERのご褒美だし。

851 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:03:13 ID:???
メリットとかデメリットとかそういう意味じゃないと思うよ
むしろ中山さんらしいかどうか的な意味だと思う
自分の道を切り開いていく中山さんが信仰すべきかどうかとか
そういう意味じゃE選ぶのはあり

852 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:05:30 ID:???
そういやどっかで3回連続ジョーカーを見たことがあるなあ

853 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:17:03 ID:???
まあ義理を通すという意味合いならぽっと出よりは知り合いを指したいわな
しかし本当に中山さんは凄いなー。キャプ森を代表する人だわ

854 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:31:09 ID:???
A:「博麗神社を信仰すれば? 元々そのつもりで来たんだし」

鈴仙の言葉に、中山は我に帰る。

中山「…ああ、ああ。そうだったな。――悪い、鈴仙さん。俺としたことが、つい自分を見失っていた。
――早苗さん、白蓮さん。悪いが、俺は元々博麗神社に御賽銭に来たんだ。
大いなる力とやらも、加護とやらも関係がない。ただ、それだけのこと。
メリットやデメリット。そんなものは、初めから関係なかったんだ。
…そう思うだけで、俺は俺の道を歩めてる。そんな気がするんだ。
そして、俺が俺の道を歩めること。…それは、俺にとっての、最高の幸福なんだ」

そう言い残して、中山は白蓮から5円玉を受け取る。

白蓮「…残念です。しかし、私は貴方の選択を尊重します」

厳かに白蓮が良い放つ。

早苗「(また…。また霊夢さんに負けた! どうして!? 私は一生懸命やっていた筈だったのに…)」

早苗は涙の中に理不尽さへの怒りを秘めて、中山を見つめる。

855 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:32:35 ID:fsCNfzRE
霊夢「…懸命な選択ね」

フッ、と鼻で笑いながら、中山を待つ霊夢。御賽銭箱の前に立つ中山。

中山「(これからも…。俺の道を、俺自身で切り開いていけますように)」

中山らしいその願いを心の中で呟き、5円玉を放り込む。
そして、二礼二拍手一礼。願いが叶うよう、中山自身に念じる。

霊夢「――貴方の信仰の力、確かに受け取ったわ」

中山にはもちろん、鈴仙にも小町にも見えなかった。
しかし、早苗と白蓮は、その目に見えぬ、信仰の動きを納得していた。

霊夢「私が貴方に授ける神徳――ホントは、御賽銭に見返りって求めちゃダメらしいけどね。
ま、アンタは見返り欲しさにウチに入れてくれたわけじゃないんだし、いいでしょ――受け取りなさい」

沈黙。 当然、目に見えるものは何もない。
だが、霊夢のその表情。中山のその様子。それが目に見える以上の全てを物語っていた。

霊夢「――ところで、その【ささやかな幸運】についてだけど…」

先着1名様で、

★ささやかな幸運の中身→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→イベント発生
クラブA→『ヒャッホーする程度の能力』。脱ぎたくなる。
それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。

856 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:03 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ ハート9

857 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:04 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ クラブ8

858 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:50:05 ID:???
二連JOKERは知ってる限りじゃ3回目かな
ヒャッホーする程度の能力じゃなくてよかったw

859 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:53:06 ID:???
さりげなく来生パワーアップww

860 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:24:20 ID:???
スーパーチャイナ&メイドとオリベイラさんと
バンビーノと中山の奇妙な出来事と今回で5回目だったか?

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:30:17 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ ハート9 ★
それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。

霊夢「――貴方は、道を切り開いた。そして、幻想郷にやってきて、
名医に出会うという『幸運』を得た。…本来、幸運ってのは、
空から雨のように落ちてくるものじゃなくて、自分で道を切り開いた人に、
やって来るらしいわね。
…きっと、これからの貴方は、そう言った活路とかの見つけ方が、
今まで以上に上手くなると思うわ」

ま、私には良くわかんないけどね、と気だるい言葉を吐いて、用は済んだと
言わんばかりに神社へと戻っていく霊夢。
早苗や白蓮も、すごすごとそれぞれの家へと戻っていく。
全くの無欲を貫き通す中山を目の前にして、言葉を発することができず。
むしろ、欲でこの人物を釣れると思っていた自分達の浅はかさに赤面しながら
自分達の未熟さをかみしめているのだった。

*中山がスキル・道を切り開く程度の能力(中山が判断する時、有利な判断やJOKER判断が出やすくなる)
を習得しました!

862 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:32:14 ID:???
小町「楽しかったよ、それじゃね〜♪」

小町もまた、神社の中に戻っていく。
どうやら、博麗連合のメンバーの一部は、博麗神社に大会まで居候しているようだった。
夕方の神社に残されたのは、鈴仙と中山だけだった。

鈴仙「…ただ、御賽銭しに行くだけだったのに。トンでもないことになっちゃったわね」

中山「ああ、そうだな。 …でも鈴仙さん。俺はあんたにとても感謝している」

鈴仙「え?」

中山「…実は、あの時の俺は――欲に自分を奪われていた」

鈴仙に自身を打ち明ける中山。それは鈴仙にとって、意外な告白だった。

中山「霊夢さんや白蓮さん、早苗さんは俺の事を評価してくれたが。
なに、実際は弱さの塊だったよ。 『信仰すれば、利益が貰える』。
そんな即物的な考えに絆されかけていた。ああ、白蓮さんの寺を信仰すれば、
俺のブランクはもっと早く解消されるのかな、とか。
ああ、早苗さん達を信仰すれば、翼や森崎に負けない多彩な必殺技を身につけられるのかな、
とか。
――もちろん、霊夢さんの幸運も魅力的だった。
俺は、自分の今の弱さを埋める為に貪欲になりすぎて、
神にだって、悪魔にだって魂を売ろう。そうまで思うようになっていた。
――それは、俺の目指すべき道に反する」

鈴仙「そ、そんな――別にいいじゃない! 中山さんは頑張ってるんだから!
ご褒美で必殺技とか高い能力とかもらえるんなら、受け取った方が得なんだし!」

中山「ああ、その時は良いだろうな。きっと、俺は強くなれる。
活躍できるだろうし、森崎と共にプレーをするという夢も叶うだろう」

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