キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 11:42:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

【前スレ】

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1363874991/

【あらすじ】

慧音達から受けた賭け試合に勝利した永遠亭ルナティックス。
永琳の機転のお陰でパスカルも加入し、全幻想郷選抜大会に向けて
発進!…したはいいものの、鈴仙にとって、非常に悔いの残る試合に
なってしまった。そんな時、一生サッカーが出来ないと宣告された
努力の男・中山政男が偶然幻想郷入りし、成り行きでルナティックスに
加入することに。そこで中山の情熱を知った鈴仙は、改めて自分も
全幻想郷入りして、永琳に肩を並べる選手になると決意した。
そんな折、新チームを引っ提げた妖精・チルノが宣戦布告。
今週末には新生ルナティックス初の練習試合が行われようとしていた。
妖精達の背後に居る怪しい影の正体は?(バレバレだけど)
そして、鈴仙は念願の初ゴールを決めることができるのか!?

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 21:48:20 ID:???
>>824
最近、JOKERが無駄に多すぎる気がします…
>>825
ネタ的な雰囲気なんで全然大丈夫ですので、どうかお気になさらずー
>>826
なにィ!?
>>827
奇跡の男ですからね。まさに「奇跡を起こす程度の能力」です。
早苗「なにィ!?」
>>828
中山さんの本スレでの強さが少し分かったような気がしますw
>>829
とりあえず狂気度大上昇は確定として、
ボーナスは欲しいですね…。

831 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:48:45 ID:???
2連続JOKER出したんじゃあ、早苗さんのうたい文句が本当でも、
拝む必要がなさそうだwwwwwむしろ守矢の3柱目の神様にされるかもwww

832 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:53:17 ID:???
白蓮さんブランク取り戻させておくれ

833 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 21:59:36 ID:???
さてどうなることやら

834 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:06:58 ID:???
★賽銭の行方は→ JOKER ★
JOKER→コインは跳ね返り、風に流され、命蓮寺の賽銭箱に。 

中山「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

早苗「はああああああああああああああああああ!!!」

バリバリバリバリ!!!

ドンッ!!

実況「おお〜っと! コインはこぼれ球に!」

鈴仙「(…何時の間に実況が湧いて出たのかなあ…なんか怖い)」

ともかくも、中山の差し出した5円玉は大きく宙に舞い。
このまま地面の床の隙間にでも嵌ってしまうのではないかと思えた。

              ――しかし、偶然とは恐ろしいものである。


835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:08:09 ID:???
射命丸「こんにちはー! 新聞でーす!」

ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

射命丸文が、新聞を届けにやってきた。
幻想郷最速を自負する彼女の周囲には大きな風が吹き荒れる。
まず、その勢いで、コインが再び大きく空へと舞い上がる。

フワフワ…フワフワ…

余りの大風にコインは遥か上空に。
博麗神社を超えて、人里へ。

来生「ハッハア! 前転シュートだァ!」

グルン…バシッ!

そして人里で落っこちるかと思われたコインは来生の前転シュート
(今偶然成功した)により再び空へ。

*来生が前転シュートを習得しました!

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:09:33 ID:???
そして…コインは人里外れの命蓮寺に。

里人@「おはようございます」

響子「おっはよーございまーす!」

ブウウン! フワフワ…フワフワ…

門前の清掃をしている幽谷響子が、たまたま訪れて来た里人@に
向かって挨拶をすると、その声の振動で、コインの軌道は若干ずれる。

白蓮「あらあら? 今日も元気ですね、響子」

そしてたまたま運よく寺の外へと出てきた白蓮。彼女の頭にコインが直撃して。

コツン。

白蓮「あいたっ」

コツン、コツン…―――チャリーーーーーーーン!

                 ――――ホール・イン・ワン。
                          コインは、命蓮寺の賽銭箱に入っていった――――

白蓮は、その5円玉の存在に、暫くして気付いた。
そして、その5円玉から溢れる凄まじいオーラに身震いしていた。

一輪「あら、どうしたんですか、姐さん?」

托鉢を終えた一輪が、暢気にも白蓮に語りかける。

       白蓮「―――い、今すぐ、御賽銭箱から5円玉を取り出して下さいっ!!」

837 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:13:38 ID:???
〜博麗神社〜

早苗「すみませんっ! 御賽銭の話をしていたのを聞いていたら、つい熱くなっちゃって…」

中山「い、いやいや、いいんですよ」

コインの所在が不明になって、早苗と中山の争いは、ヒートダウンしていた。
基本的には常識的な性格の早苗は中山に平謝り。
中山も、早苗が信仰集めに躍起になっているという鈴仙や小町の説明を聞くと、
少しは納得して、早苗を諌めている。

鈴仙「なんかドタバタしてたけど、平和に終わりそうね…」

そう鈴仙が目を細めていると。

 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!

                白蓮「この5円玉を持っていた方は、どなたですか!?」

―――超人が、血相を変えて訪れてきた。

838 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:20:44 ID:???
中山「は…? は…?」

鈴仙「あ、貴女は命蓮寺の住職さん…でしたよね?一体どうしてここへ?」

白蓮「はあ、はあ…。申し訳ありません。実は、こんな凄いものが、
私達の寺に届いておりまして」

そういって、白蓮は黄金色に輝く一枚のコイン――5円玉を鈴仙達に見せる。

小町「ただの5円玉…。だよね」

白蓮「―――ただの、5円玉ですって!!!!!!!!!!!」

あの温厚な白蓮が、小町の無神経な台詞にいきり立つ。

白蓮「貴女方には、この5円玉が発する神徳が――…。
…と、すみません! こんな事ばかり先に言われても分かんないですよね」

鈴仙「そ、そうですね。 もしよければ、私達に事情を話していただけませんか?」

そして白蓮はこの5円玉について話しだした。
この5円玉は、とてつもない偶然の力によりこの神社にやってきたということ。
賽銭を入れるという、強い「意思」の力の持ち主だからこそそれが出来たのだということ。
そんな強い力を持った人物に、是非会いたくて、出どころであるこの博麗神社にやってきたこと。

839 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:27:13 ID:???
中山「――それが…俺だと?」

白蓮「話を聞くに、その様ですね。確かに…あなたの姿には光が差し込んでいる…。
法界の火に負けないような…」

中山の地味な姿に、うっとりとする白蓮。

白蓮「貴方こそ、まさに私達の目指すべき姿。 悟りを開いた、『空』に迫る御方」

中山「(…よ、よくわからんが。要するに、俺は、また新たな新興宗教の勧誘を受けているのか?!)」

たじろぐ中山。しかし、彼の試練はこれだけではない。

            早苗「あなたが。―――貴方が神だったのですね!?」


中山「は、ハアアア!?」

早苗「諏訪子様や神奈子様も共に、素晴らしい神徳を秘めた神々。
しかし、貴方のこれまでの言行を聞き、貴方もまた、お二人に負けぬ、
素晴らしい神であると、私は確信しました!
――どうか、諏訪子様や神奈子様に次ぐ、『第3の神』として、守矢を救って頂けないでしょうか!?」

840 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:50:12 ID:???
早苗は再びヒートアップしていた。
こんなに神に近い人間が、こんなに信仰されている人間がいたのだから、仕方ない。

中山「(……れ、鈴仙さん)」

鈴仙「(ゴメン…ムリ!)」

アイコンタクトで鈴仙に助けを求める中山。
しかし、こんな状況、鈴仙だって助けるのはムリだった。
そして、事態はさらに面倒になる。

                    霊夢「話は聞いたわ」

博麗霊夢が、いざこざの騒音で昼寝から目を覚まし、会話の中に入りこもうとしていた。

霊夢「中山…だっけ。 わざわざ賽銭をしに来てくれたのよね。 礼を言うわ」

中山「あ、ありがとう(…だ、第3の宗教家なのか!?)」

霊夢「アンタ達。元はと言えば、この子は私の神社に賽銭をしに来てくれた訳。
だから、そこから出て来た副産物は全て私のモノ。――っていうのが正しいんじゃないの?」

早苗「れ、霊夢さん…!(後から出ておいて…!)」

白蓮「なるほど、確かにそうかもしれませんね」

霊夢の言葉に、怒りを秘める早苗。白蓮は一方でその言葉に耳を傾ける。
しかし、白蓮の言葉はこれで終わりではなかった。

白蓮「ですが。 この5円玉のように、溢れだす力を持っているのは、
貴女でも、私でもなく、早苗さんでもない。――ですから、
力の帰属先は、――彼に決めてもらうべきではないでしょうか?」

841 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:51:57 ID:???
そう言って、三者は一斉に中山をみやる。

霊夢「…そうね。 どうせ私が選ばれるんなら、何でもいいわ」

早苗「…私も同感です。守矢の力を前に、断らない理由がありません」

中山「な、何が、いったいどうなっているんだ!?」

白蓮「つまりはこういう事です。
中山さん…。貴方には、幸運と大いなる意思を背景にした、とてつもない力を
持っています。そしてそんな力を持った人間が拠り所にしている神社、寺院というのは、
それだけで強力な信仰に守られるのです。
――だから、私達は、中山さん? 貴方に、【貴方の拠り所となる信仰】を選んで欲しいのです。
博麗神社か、守矢神社か。それとも私の居る命蓮寺か」

早苗「そして当然、【信仰してくださるというならば、私達は貴方に、それに見合った力を差し上げます】」

霊夢「そういうこと。…私だったら、【ささやかな幸運】をあげるわ」

白蓮「では、私は地味ですが、【強靭な基礎能力】を差し上げます」

早苗「わ、私は中山さんに、【多彩な必殺技】をあげます! だから守矢に――」

中山「あ…あー。その、俺は…」

三者は三様に、中山に詰め寄ってくる。
いくら中山でも、こんな経験はしたことはなく、脂汗をだらだら流している。

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 22:54:41 ID:fsCNfzRE
鈴仙「(良くわかんなかったけれど、中山さんを超強化するチャンスみたいね。
…でも中山さんったら、混乱してるし。私が何か意見を言ってみようかしら?)」

A:「博麗神社を信仰すれば? 元々そのつもりで来たんだし」
B:「守矢神社を信仰すれば? 必殺技は貴方のプレーの幅を広げてくれるはず」
C:「命蓮寺を信仰すれば? 貴方、ブランクにずっと困っていたでしょう?」
D:「(私が口出しすることじゃあないわね。 ここは中山さんの意見を尊重しましょ)」
E:「中山さん! 貴方にそんな神や信仰なんていらないわ!」

先に【3】票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*とてつもない事が起きたので、狂気度が大上昇します。23→33
*補足ですが、それぞれの神社等を信仰することになっても、中山は決して離脱しません。
(中山の『○○を信仰する!』という意思が大事だということです)

843 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:55:19 ID:2y9+NVOw


844 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:56:12 ID:EemeZnxI
B

ブランクはいずれ無くなるだろうし

845 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:57:59 ID:???
個人的にはEを選びたいが… 皆さんはどうします?

846 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:58:12 ID:PncF30Ww
A

847 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:58:37 ID:TaP3hI1k
A

848 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:59:23 ID:DNJVrpF2


Dか迷うけど元々そのつもりで来たわけだし。

849 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 22:59:30 ID:gCd2M08k


850 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:00:10 ID:???
>>845
加護を受けるメリットは大、デメリットは今のとこ皆無だからどれか選んで良いと思うよ。
2連続JOKERのご褒美だし。

851 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:03:13 ID:???
メリットとかデメリットとかそういう意味じゃないと思うよ
むしろ中山さんらしいかどうか的な意味だと思う
自分の道を切り開いていく中山さんが信仰すべきかどうかとか
そういう意味じゃE選ぶのはあり

852 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:05:30 ID:???
そういやどっかで3回連続ジョーカーを見たことがあるなあ

853 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:17:03 ID:???
まあ義理を通すという意味合いならぽっと出よりは知り合いを指したいわな
しかし本当に中山さんは凄いなー。キャプ森を代表する人だわ

854 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:31:09 ID:???
A:「博麗神社を信仰すれば? 元々そのつもりで来たんだし」

鈴仙の言葉に、中山は我に帰る。

中山「…ああ、ああ。そうだったな。――悪い、鈴仙さん。俺としたことが、つい自分を見失っていた。
――早苗さん、白蓮さん。悪いが、俺は元々博麗神社に御賽銭に来たんだ。
大いなる力とやらも、加護とやらも関係がない。ただ、それだけのこと。
メリットやデメリット。そんなものは、初めから関係なかったんだ。
…そう思うだけで、俺は俺の道を歩めてる。そんな気がするんだ。
そして、俺が俺の道を歩めること。…それは、俺にとっての、最高の幸福なんだ」

そう言い残して、中山は白蓮から5円玉を受け取る。

白蓮「…残念です。しかし、私は貴方の選択を尊重します」

厳かに白蓮が良い放つ。

早苗「(また…。また霊夢さんに負けた! どうして!? 私は一生懸命やっていた筈だったのに…)」

早苗は涙の中に理不尽さへの怒りを秘めて、中山を見つめる。

855 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 23:32:35 ID:fsCNfzRE
霊夢「…懸命な選択ね」

フッ、と鼻で笑いながら、中山を待つ霊夢。御賽銭箱の前に立つ中山。

中山「(これからも…。俺の道を、俺自身で切り開いていけますように)」

中山らしいその願いを心の中で呟き、5円玉を放り込む。
そして、二礼二拍手一礼。願いが叶うよう、中山自身に念じる。

霊夢「――貴方の信仰の力、確かに受け取ったわ」

中山にはもちろん、鈴仙にも小町にも見えなかった。
しかし、早苗と白蓮は、その目に見えぬ、信仰の動きを納得していた。

霊夢「私が貴方に授ける神徳――ホントは、御賽銭に見返りって求めちゃダメらしいけどね。
ま、アンタは見返り欲しさにウチに入れてくれたわけじゃないんだし、いいでしょ――受け取りなさい」

沈黙。 当然、目に見えるものは何もない。
だが、霊夢のその表情。中山のその様子。それが目に見える以上の全てを物語っていた。

霊夢「――ところで、その【ささやかな幸運】についてだけど…」

先着1名様で、

★ささやかな幸運の中身→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→イベント発生
クラブA→『ヒャッホーする程度の能力』。脱ぎたくなる。
それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。

856 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:03 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ ハート9

857 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:33:04 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ クラブ8

858 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:50:05 ID:???
二連JOKERは知ってる限りじゃ3回目かな
ヒャッホーする程度の能力じゃなくてよかったw

859 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 23:53:06 ID:???
さりげなく来生パワーアップww

860 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:24:20 ID:???
スーパーチャイナ&メイドとオリベイラさんと
バンビーノと中山の奇妙な出来事と今回で5回目だったか?

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:30:17 ID:???
★ささやかな幸運の中身→ ハート9 ★
それ以外→『道を切り開く程度の能力』。奇跡的な活路が見えやすくなる。

霊夢「――貴方は、道を切り開いた。そして、幻想郷にやってきて、
名医に出会うという『幸運』を得た。…本来、幸運ってのは、
空から雨のように落ちてくるものじゃなくて、自分で道を切り開いた人に、
やって来るらしいわね。
…きっと、これからの貴方は、そう言った活路とかの見つけ方が、
今まで以上に上手くなると思うわ」

ま、私には良くわかんないけどね、と気だるい言葉を吐いて、用は済んだと
言わんばかりに神社へと戻っていく霊夢。
早苗や白蓮も、すごすごとそれぞれの家へと戻っていく。
全くの無欲を貫き通す中山を目の前にして、言葉を発することができず。
むしろ、欲でこの人物を釣れると思っていた自分達の浅はかさに赤面しながら
自分達の未熟さをかみしめているのだった。

*中山がスキル・道を切り開く程度の能力(中山が判断する時、有利な判断やJOKER判断が出やすくなる)
を習得しました!

862 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:32:14 ID:???
小町「楽しかったよ、それじゃね〜♪」

小町もまた、神社の中に戻っていく。
どうやら、博麗連合のメンバーの一部は、博麗神社に大会まで居候しているようだった。
夕方の神社に残されたのは、鈴仙と中山だけだった。

鈴仙「…ただ、御賽銭しに行くだけだったのに。トンでもないことになっちゃったわね」

中山「ああ、そうだな。 …でも鈴仙さん。俺はあんたにとても感謝している」

鈴仙「え?」

中山「…実は、あの時の俺は――欲に自分を奪われていた」

鈴仙に自身を打ち明ける中山。それは鈴仙にとって、意外な告白だった。

中山「霊夢さんや白蓮さん、早苗さんは俺の事を評価してくれたが。
なに、実際は弱さの塊だったよ。 『信仰すれば、利益が貰える』。
そんな即物的な考えに絆されかけていた。ああ、白蓮さんの寺を信仰すれば、
俺のブランクはもっと早く解消されるのかな、とか。
ああ、早苗さん達を信仰すれば、翼や森崎に負けない多彩な必殺技を身につけられるのかな、
とか。
――もちろん、霊夢さんの幸運も魅力的だった。
俺は、自分の今の弱さを埋める為に貪欲になりすぎて、
神にだって、悪魔にだって魂を売ろう。そうまで思うようになっていた。
――それは、俺の目指すべき道に反する」

鈴仙「そ、そんな――別にいいじゃない! 中山さんは頑張ってるんだから!
ご褒美で必殺技とか高い能力とかもらえるんなら、受け取った方が得なんだし!」

中山「ああ、その時は良いだろうな。きっと、俺は強くなれる。
活躍できるだろうし、森崎と共にプレーをするという夢も叶うだろう」

863 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:33:07 ID:???
本来JOKERの選択肢がダイヤ絵札も含んだりする感じかな?

864 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:33:26 ID:???
鈴仙「じゃあ、どうして――!」

鈴仙の問いかけに、中山が、ゆっくりと言葉を紡ぐ。


中山「その成功は、俺が自分で道を切り開いた結果では無くなってしまうからだ」


鈴仙「…どういう、意味?」

中山「…俺にとって、強くなることは、自分の道を切り開けるようになる「手段」だった。
そう、自分の力で全日本のDFリーダーとなり、森崎と肩を並べプレーするための。
…だがいつの間にか、強くなること。それ自体が「目的」と変わり果てていた。
だから、早苗さんや白蓮さん達の、「見返り」がノドから手が出るほど欲しかった」

鈴仙「……」

鈴仙には、中山の言う事が理解できなかった。
森崎という親友と共にプレイすることが夢。
それなのに、それの実現を助けてくれるパワーアップは望まない。矛盾していると思った。
しかし、その言葉を聞き、少しだけ納得する。

つまり、中山は、自分の力で自分の道を切り開きたいのだ。
「自分の力で」強くなり、森崎とプレーするという「自分の道」を切り開くのが夢なのだ。
ここに、もし最初から御膳立てされた力が入ってきたら、それは自分の力ではなくなる。
外見的には夢が叶ったように見えるが、
中山にとっては、自分の力で道を切り開いていないため、それは偽りになるのだ。
中山は、その事を忘れて、力を欲していたことを悔いているのだ。

865 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:34:33 ID:yP98ll4+
鈴仙「(わたしは…。中山さんの言うコトが理屈では分かっても、
理解はできない。 だって、私は力が欲しいよ。 私みたいな一介の妖怪が、
神や吸血鬼に負けない力を得るためには、手段なんて選んでられないのに)」

鈴仙は、そんな複雑な思いを考えながら、中山に対して口を開いた。

A:「中山さんは…。ずるいよ」
B:「そんな自分に厳しい生き方ばっかりで。辛くないの?」
C:「今の私にはまだ分かんないけど。中山さんのその精神は凄いと思うな」
D:「中山さんはそうなのね。…でも、今の私はただ、強くなりたい」
E:「ごめん、話が長すぎて寝てたわ」
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

866 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:35:08 ID:JFjqruOM
C

867 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 00:35:56 ID:8VyJvuVQ


868 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:52:37 ID:???
>>845,>>850
作者的には、Eが(長期的には)一番良い結果で、
Aがその次に良い結果。
後はBとC。(Dはランダムですので)
そう考えていました。ですが、BとCを選んでいても、メリットは大きく
デメリットはないですので、どれも正解…という感じでした。
>>850さんの仰る通り、ボーナスイベントですので。
>>851
作者的にも、中山さんならEもアリだと思ってました(意地悪だったかもですが)
その場合、すぐにプラスの効果は得られない代わりに、
後半イベントでの能力成長が更に高く上乗せされる…という予定でした。
>>852
作者も見覚えがあります。どこでしたっけ?
>>853
そういった意味で、Aもより良い結果だと思っています。
このスレの文章を書くにあたり、中山さんのシーンを良く見返していますが、
本当に引きもセリフもかっこ良すぎると思います。
>>858
2連JOKERは、まだ見たことのあるような気もします。
ヒャッホーは…。きょ、狂気度が上がりますよ!w
>>859
ローリングヘッドと悩みましたが、流石に何の脈絡もなく低シュート+6が
身についたら理不尽と思い、前転シュート(このスレでは前転シュートは補正+4なので…)にしました。
来生にはダイビングヘッド(低シュート+3)があるので、あまり意味がないかもしれませんw
(そもそも、来生が試合に出るのかも分かりませんw)
>>860
5回もあるとなると、森崎板の歴史を感じさせますね…。
>>863
そんな感じです。他の判定も有利になります(本来ならクラブ分岐→クラブA〜6に変更 など)

869 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 01:01:52 ID:???
C:「今の私にはまだ分かんないけど。中山さんのその精神は凄いと思うな」

鈴仙は、自分の心の暗い部分を隠して、素直さを演じる。
そして、中山を褒めたたえる。鈴仙と中山にはまだ距離がある。
ストレートな本音を中山に言う勇気はなかった。

中山「…ありがとう。 なに、俺だって分からないことだらけさ。
だが、そのままでいる事が嫌なだけ。俺は、常に成長していたいんだ」

鈴仙「(…それは、分かる気がする。私だって、どんどん変わっていきたい。
臆病で傲慢な自分から、少しずつ変わりたいもの)」

―――――――――――――――――――――――――――――

その後、帰りながら中山と鈴仙は色んな事を話した。
サッカーの事。師匠の事。てゐやウサギ達の事。
輝夜と妹紅の喧嘩の事。慧音とパスカル、妹紅の居たチームの事。
行きよりも、会話が盛り上がったような気がする。
…中山は、より強く自分の運命を自覚できるようになり。
鈴仙は、中山との絆を深めることができた。

鈴仙「わからない事だらけ。…でも、今の私は強くなりたい。
それだけは、わかる」

鈴仙は永遠亭の中庭で一人呟きながら、リフティングをする。
一か月以上前の、自分への誓いを忘れないように。しかし。

ポーン、ポーン!…ガチャン!

鈴仙「あっ!? 姫様の盆栽割っちゃった!?」

―――相変わらず、間の抜けた鈴仙だった。

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 01:05:29 ID:???
*中山の評価値が大きく上がりました。
*鈴仙と中山の互いの評価が、鈴仙→(友情)←中山 になりました。
*鈴仙の中山に対する評価が、鈴仙→(わからない)→中山 になりました。

…と、いったところで、今日の更新はここまでにしたいと思います。
今日はひと波乱ありましたが、作者なりの中山像を書くことができ、
良かったとも思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

871 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:06:39 ID:???
「乙でした」

872 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:08:21 ID:???
乙です。

873 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:34:27 ID:???
狂気度が33まであがったし、狂気の瞳をレベルアップさせたりして少し使ったほうがいいかな。

874 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:40:35 ID:???
脳内練習試合も(すぐではないけど)したいな。それか浮き玉補正か。
狂気の瞳は現状でもそこそこ強力だし

875 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:42:26 ID:???
練習試合でもよさそうだが、10ポイントでできる試合の報酬がブロック+1とせりあい+1は
もう少し能力上げてからのほうがよさそうだし、難しいな。

876 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 01:54:53 ID:???
次の自由行動どうしようか
狂気度で何らかに使って、ライブのチケットも買いたいから人里に誰か連れてってみる?

877 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:12:32 ID:???
こんにちは。昼ですが、少しだけ更新したいと思います。

>>871
乙ありがとうございます!
滝「来生大丈夫かなあ」
井沢「あいつのことだし、またひょっこり戻ってくるだろう」
>>872
ありがとうございます!
>>873
40を超えると易々上げづらくなるかもしれないので、
今の内に使っておいた方が良いかもしれませんね。
>>874
1/4で−2ですから、確かにレベル1でも強力ですね。
もちろん、レベル5まで上げないと後半勝負にならない!
という訳ではありません。(むしろそこまで上げることは困難です)
>>875
能力が高くなってからの方が、上げづらい分報酬はオトクかもしれませんね。
ですが、10ポイントの試合の選手は、はっきり言って弱いです。
後半の高難易度試合のストレス発散用に使って頂くのも良いかもしれませんw
(20ポイントはなかなか強敵、30ポイントはラスボス以上の難易度ですが…)
>>876
色んなキャラと、色んなところに行って下されば幸いです。
(人間の中山さんとパスカルは、空を飛べないので、少々不便かもしれませんが…)

878 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:15:23 ID:yP98ll4+
〜4月2週・自由行動フェイズA〜

鈴仙「中山さんとの約束も果たせたし、なんか良く分かんないけど、
色々あって昨日は濃い一日だったわね。今日は何して過ごそうかしら?」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  43  301  2  2 

最大ガッツ:730
現在のおこづかい:2540
永琳印象値:23
人気:20
狂気度:33

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

879 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:16:28 ID:???
すみません、また忘れていましたが…。
先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

880 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:19:01 ID:R69GkCfg
D

881 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:20:09 ID:R69GkCfg
D

882 :881:2013/04/21(日) 12:21:32 ID:R69GkCfg
すみません、操作を間違えて連投してしまいました。
無視してください。

883 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:24:33 ID:yP98ll4+
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
鈴仙「最近変な出来事続きで気が狂いそうだったからね…」

☆狂気度を消費して得られる商品リスト☆(現在の狂気度:33P)
A:浮き玉補正+1(高低選択 例:A高) …… 30P

B:スキル【狂気の瞳】のレベルアップ   …… 15P     *最大レベル5まで
 現在:LV1(マーク一致時、敵能力−2)
    →LV2(マーク一致時、敵能力−3)

C:スキル【心象操作】             …… 20P     *最大レベル3まで
(常時発動。試合中の鈴仙に対する審判の判定が甘くなる)
 現在:LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
    →LV2(自分が反則時の判定2段階緩和)

D:スキル【洗脳】                …… 20P
(このスキルを使用すると、特定のキャラクターの鈴仙に対する評価値を大きく上げることができます。
 *一度使うと消滅)

E:スキル【狂気のファンタジスタ】     …… 95P      *使い切り
(2D6が2→12、3→11となる)

F:スキル【うどんジスタ】           …… 120P         *使い切り
(全ての鈴仙の判定の数値の強弱は逆になる)

G:脳内練習試合開催権          …… 10Pより
(脳内で練習試合を開催できます。脳内ですが味方の覚醒はなぜか現実に反映されます。
 さらに、勝利時には鈴仙に能力ボーナスとおこづかいが授与されます。選択時さらに分岐)

*練習試合を開催すると、自由行動フェイズが1回分消費されます。ご注意ください*

H:やっぱりやめる(自由行動選択場面に戻ります)

884 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:26:53 ID:yP98ll4+
>>882
すみません。IDを見ずに選択肢を出してしまいました。
どうぞお気になさらずに!

*もうDの選択肢が表示されていますが、引き続き投票お願いします!*

885 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:28:09 ID:???
すみません。念の為補足します。
投票というのは、

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

からとなっております。ご迷惑おかけしました。

886 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:37:42 ID:kkY0oWZw
ではせっかくですので
D

887 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:39:39 ID:zbyxw1VU
D

888 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:43:12 ID:yP98ll4+
>>886
ご協力ありがとうございます(汗) ゲーム的?な都合で選択肢をもう一度登場させます。
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
☆狂気度を消費して得られる商品リスト☆(現在の狂気度:33P)
A:浮き玉補正+1(高低選択 例:A高) …… 30P

B:スキル【狂気の瞳】のレベルアップ   …… 15P     *最大レベル5まで
 現在:LV1(マーク一致時、敵能力−2)
    →LV2(マーク一致時、敵能力−3)

C:スキル【心象操作】             …… 20P     *最大レベル3まで
(常時発動。試合中の鈴仙に対する審判の判定が甘くなる)
 現在:LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
    →LV2(自分が反則時の判定2段階緩和)

D:スキル【洗脳】                …… 20P
(このスキルを使用すると、特定のキャラクターの鈴仙に対する評価値を大きく上げることができます。
 *一度使うと消滅)

E:スキル【狂気のファンタジスタ】     …… 95P      *使い切り
(2D6が2→12、3→11となる)

F:スキル【うどんジスタ】           …… 120P         *使い切り
(全ての鈴仙の判定の数値の強弱は逆になる)

G:脳内練習試合開催権          …… 10Pより
(脳内で練習試合を開催できます。脳内ですが味方の覚醒はなぜか現実に反映されます。
 さらに、勝利時には鈴仙に能力ボーナスとおこづかいが授与されます。選択時さらに分岐)

*練習試合を開催すると、自由行動フェイズが1回分消費されます。ご注意ください*

H:やっぱりやめる(自由行動選択場面に戻ります)

889 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 12:44:12 ID:???
先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

890 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:52:59 ID:zbyxw1VU
B

891 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 12:53:55 ID:p2b44V8Q
B

892 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 13:07:56 ID:???
B:スキル【狂気の瞳】のレベルアップ

鈴仙「やっぱり私と言えば、この瞳の持つ妖力!
これをさらに鍛えれば、強豪選手にも勝てるわ!!」

鈴仙は自らの狂気を波長操作能力の向上に昇華させた。

*鈴仙のスキル・狂気の瞳がLV2に上がりました!
(鈴仙のマークと敵マークが一致時、敵の数値が−3)
*狂気度が下がりました。33→18

893 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 13:09:40 ID:yP98ll4+
〜4月2週・自由行動フェイズA〜

鈴仙「一応、またこっちに戻ってみたけれど…。
もしまだ狂気度を使いたい! と思ったら、もう一度Dを選択してね
あ、ちなみに狂気の瞳をLV3にするのに必要な狂気度は30Pよ」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  43  301  2  2 

最大ガッツ:730
現在のおこづかい:2540
永琳印象値:23
人気:20
狂気度:18

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 13:10:40 ID:???
って、またまたまたまた付け忘れ…。念の為ですが。
先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
レスを無駄遣いしていて申し訳ございません。

895 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 13:11:54 ID:zbyxw1VU
A

ついでにlv3の効果も教えてもらえませんか?

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 13:15:59 ID:???
>>895
そういえばその方が良いですね。
LV3は、
B:スキル【狂気の瞳】のレベルアップ   …… 30P     *最大レベル5まで
 現在:LV2(マーク一致時、敵能力−3)
    →LV3(スート一致時、敵能力−2(LV2と選択可)+「マインド…」系必殺シュートの威力+1)
となっています。

897 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 13:16:27 ID:JFjqruOM
B

898 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 13:42:29 ID:JiF8pJwg
B

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 13:46:01 ID:yP98ll4+
B:外出する(さらに分岐)

鈴仙「今日は外出してみようかしら。
敵チームの情報も得られないと、いざ試合の日に混乱するかもしれないしね」

A:人里
B:霧の湖
C:紅魔館
D:冥界
E:迷いの竹林付近
F:太陽の畑
G:妖怪の山
H:地底
I:命蓮寺
J:香霖堂
K:魔法の森
L:博麗神社
M:無縁塚

先に2票入った選択肢で進行します。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

900 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 13:49:06 ID:JFjqruOM
C

901 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:03:29 ID:zbyxw1VU
A

902 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:08:07 ID:8VyJvuVQ


903 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 14:13:47 ID:yP98ll4+
C:紅魔館

鈴仙「前にパチュリー…さんが来たらおもてなしするって言ってたし。
きっと、死んだりしない筈よ…」

鈴仙は霧の湖を飛びながら横切って、紅魔館の入り口でふわりと着地する。

鈴仙「まずは門番さんが起きてれば、スムーズに取り次げるかもしれないけど…」

鈴仙は紅魔館の門番の様子を、遠目から覗きこむ。
そこには…

先着1名様で、

★門番は起きてるか?→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・ハート→良かった! 起きてる。
スペード・クラブ→寝てるし…。
クラブA〜6→美鈴「ムッ!? 曲者!」鈴仙に門番が襲いかかる!
JOKER→鈴仙「アレ? 門番がいつもと違うわね…」

904 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:16:12 ID:???
★門番は起きてるか?→ クラブQ

905 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 14:28:26 ID:yP98ll4+
★門番は起きてるか?→ クラブQ ★
スペード・クラブ→寝てるし…。

紅魔館は危険な場所である。
当主の吸血鬼はプライドの高い性格であり、下手に機嫌を損ねるとどうなるか分からない。
その従者のメイドは人間ではあるが、外敵の排除には積極的である上に、特異な能力も持つ。
図書館に住む魔法使いも、心を許した人物以外に対してはとてつもなく気難しい。
そして、館内を徘徊している悪魔の妹。彼女に会ったら、殆どの人妖は死亡を免れない。

誰に会っても、下手をすると死ぬ可能性があるのだ。
――だからこそ、鈴仙はその中の唯一の救いと言っていいほどの人格者である
門番、紅美鈴を頼りにしていた。しかし…

美鈴「へっへっへ…私のシュートでお嬢様がおしっこちびっちゃってますぅ♪
ぐー、ぐー、ぐー…」

鈴仙「寝てるし…(しかも、こんな寝言言っちゃって。
私がこんな事寝言でも言っちゃったら、きっと一生ホルマリン漬けなのに…。
紅魔館って、そう考えると、良い所なのかも。
――ともかく、どうしようかしら?)」

A:無理やり起こしてみる。
B:黙って紅魔館に入る。
C:誰かが起こしに来てくれるのを待つ。
D:今日のところは帰る。
E:「あっ! レミリアさんこんにちわ!」
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

906 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:29:23 ID:JFjqruOM
A

907 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:30:55 ID:zbyxw1VU
A

908 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:30:57 ID:???
E
インガオホー!


909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 14:39:37 ID:yP98ll4+
>>908
実はEが起こせる確率が一番高かったりしましたw
―――――――――――――――――――――――――
A:無理やり起こしてみる。

鈴仙「このまま入るわけにも(死亡フラグ的に)良くないし…。
ここは無理やりになるけど――」

鈴仙は美鈴が纏っている、とてつもなく暢気な波長を
ぐちゃぐちゃに弄る。狂気の瞳の力は上がっていたのでその効果は大きく。

美鈴「う、う〜ん。咲夜さん…そんなジャンピング土下座なんてしなくても…。
わ、私は…う〜ん…」

美鈴も眉をピクリと動かし…。苦しそうに身をよじり…。

先着1名様で、

★狂気の睡眠力→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・ハート・スペード7以上→良かった! 起きたよ!
スペードA〜6・クラブ→しかし、寝てやがる…。だめだこの門番早くなんとかしないと…
クラブA〜6→咲夜「あら、ウチの門番に何の御用かしら?」
JOKER→鈴仙「し、死んでる…」

910 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:41:28 ID:???
★狂気の睡眠力→ ハート7

911 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 14:58:46 ID:yP98ll4+
★狂気の睡眠力→ ハート7 ★
ダイヤ・ハート・スペード7以上→良かった! 起きたよ!

狂おしいまでに自分に都合のいい夢を見ていた美鈴だったが、
鈴仙の狂気の波長にそれは歪められる。

美鈴「え…さ、咲夜さんが八本足に腕が四つのバケモノに…!
お嬢様がカゲロウのような翅に万華鏡のような四肢に首が二十六個の冒涜的存在に…!
こ、こわいよう!!」ガバッ!

鈴仙「おはようございます、美鈴さん(ニコッ)」

美鈴「あ、アレ!? 今の夢!? よ、良かったあ〜!」

鈴仙のせいで悪夢を見せられたというのに、
悪夢から呼び起こしてくれた鈴仙にひどく感謝する美鈴。
泣きながら鈴仙に抱きついている。

鈴仙「そ、そんな怖い夢だったんですか!?大丈夫、大丈夫ですから!
(なんか新鮮ね…。いつもは私が逆の立場だったからかしら?
それより、用件を伝えなくちゃね)」

A:「パチュリーさんにお呼ばれされたの。だから図書館まで案内してくれませんか?」
B:「美鈴さんとお喋りしたかっただけですよ」
C:「紅魔館って、最近練習試合の予定とかあるんですか?」
D:「メイドのアルバイトって、今ないですかね?」
E:「レミリア・スカーレットを討ち取り! 私こそが紅魔館(ルナティックレッドハウス)の王となるのよ!」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*美鈴の評価が(なぜか)やや上がりました。

912 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 14:59:43 ID:x0kMsc4Y
A

913 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:02:31 ID:JFjqruOM
A

914 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:12:35 ID:yP98ll4+
A:「パチュリーさんにお呼ばれされたの。だから図書館まで案内してくれませんか?」

美鈴「あら、そうなんですか」

鈴仙「ええ。いつもウチの薬を買って頂いていて…。
それで、たまたま会った時に会話が弾んで、良かったら図書館に来るといいって…」

美鈴「へえ〜(あのパチュリー様が。珍しいなあ)」

美鈴はのんびりと相槌を打つ。そして…。

先着1名様で、

★美鈴の接客力→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・ハート→美鈴「それなら私が案内しますね」鈴仙「(よかった…。美鈴さんなら気楽だ)」
スペード→美鈴「それなら、咲夜さんをお呼びしますね」鈴仙「(な、何を話せばいいのかしら…)」
クラブ→美鈴「それならどうぞ、入ってください♪」鈴仙「えっ!? 私一人!?」
JOKER→鈴仙「し、死んでる…」

915 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:13:39 ID:???
★美鈴の接客力→ クラブ2

916 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:29:46 ID:???
★美鈴の接客力→ クラブ2 ★
クラブ→美鈴「それならどうぞ、入ってください♪」鈴仙「えっ!? 私一人!?」

鈴仙「(ちょ、ちょっと! 結局一人で行くなら、私が起こした意味がないじゃない!?)」

鈴仙は内心抗議する。

鈴仙「あ、あのー。私あんまりこの館に詳しくなくって。ですから、案内が居たらいいなあ、なんて…」

それでも美鈴に対してこんなヘコヘコした態度を取れるのは、鈴仙の持つ、
一種の日本人的な美徳であろう。特にこの美徳は幻想郷では希少である。

美鈴「いやー、だって、私は門番しないといけませんし。
咲夜さんは常に忙しそうだし。妖精メイド達はあまり当てになりませんから」

もっともらしい理由をつける美鈴に、鈴仙は対抗できない。

美鈴「まあ、皆さんだって、そんな怒らせなければ大丈夫ですよ。
あと、私が起きてた上で通したって説明すれば、解ってくれますって。
少なくとも、何の断りもなく入って来たよりは、きっとマシだと思いますよ」

鈴仙「(ホントかしら…。寝てるうちにコッソリ入って来たって言った方が、
逆に信じられそうだけど…)」

鈴仙は言いたい事も言えず、一人紅魔館に突入するのだった…。

917 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:30:51 ID:yP98ll4+
紅魔館は大きな洋館だが、それにしては窓が少なく、その少ない窓の多くにはやはり紅いブラインドが掛っている。

鈴仙「(薄暗くて怖いわね…。 しかも無駄に広いし。――図書館って、どこにあったっけなあ…?)」

鈴仙は紅魔館を練り歩く。そこには…。

先着1名様で、

★紅魔館探索イベント→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER →鈴仙「あら? これは…」
K→鈴仙「…見慣れない顔ね」
Q→無事に図書館に着いた。
J→探索継続。(図書館発見率アップ)
10→無事に図書館に着いた。
9→妖精メイドに迎撃される!
8→小悪魔「あら? 何処かお探しですか?」
7→アイテム発見!
6→無事に図書館に着いた。
5→探索継続。(図書館発見率アップ)
4→妖精メイドに迎撃される!
3→無事に図書館に着いた。
2→咲夜「――こんにちは、招かれざる客人さん?」
1→レミリア「何の用かしら、薄汚い仔兎さん?」
クラブA〜3→フラン「ねえ、あそびましょ?」

鈴仙のガッツ:730/730

*鈴仙のガッツは、戦闘やイベントで減っていきます。0になったら能力がダウンし永遠亭に強制送還されます。
また、このフェイズが終了すれば、鈴仙のガッツは全回復します。

918 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:31:59 ID:???
★紅魔館探索イベント→ クラブ5

919 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:35:32 ID:yP98ll4+
★紅魔館探索イベント→ クラブ5 ★
5→探索継続。(図書館発見率アップ)
鈴仙「う〜ん。確かここら辺だったような…」

手さぐりで紅魔館内を一人歩く鈴仙。正直、心細い。

鈴仙「(妖精メイド達にも奇異のまなざしで見られてるし。さっさと図書館を見つけなくちゃ…)」

鈴仙は紅魔館を再度練り歩く。そこには…。

先着1名様で、

★紅魔館探索イベント→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER →鈴仙「あら? これは…」
K→鈴仙「…見慣れない顔ね」
Q→無事に図書館に着いた。
J→無事に図書館に着いた。
10→無事に図書館に着いた。
9→妖精メイドに迎撃される!
8→小悪魔「あら? 何処かお探しですか?」
7→アイテム発見!
6→無事に図書館に着いた。
5→無事に図書館に着いた。
4→妖精メイドに迎撃される!
3→無事に図書館に着いた。
2→咲夜「――こんにちは、招かれざる客人さん?」
1→レミリア「何の用かしら、薄汚い仔兎さん?」
クラブA〜3→フラン「ねえ、あそびましょ?」
鈴仙のガッツ:730/730

920 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:36:59 ID:???
★紅魔館探索イベント→ ハートQ

921 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:37:12 ID:???
★紅魔館探索イベント→ クラブA

922 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 15:41:22 ID:???
うへぇあぶないあぶない

923 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:51:59 ID:???
Q→無事に図書館に着いた。

鈴仙「(そうだわ。確か図書館は地下に――)」

館内は東と西に大きく広がる廊下があり、
地下への階段は東廊下と西廊下、それぞれの中間にあった。

鈴仙「(あ、あれっ? どっちだったかなあ…。
確かどっちかが図書館側で、もう一方が危ないんだったんだけど…)」

鈴仙は頭を抱える。二者択一。どっちかが図書館にすぐ通じていて、
もう一方は少し地下室を歩かないといけない。
そこまでは覚えていたのだが、肝心の正解を覚えていない。

鈴仙「うーん、こっち!」

鈴仙は意を決して東側階段へと向かう。
そして階段のある曲がり角に差し掛かったところで…。

924 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:53:27 ID:???
フラン「あーあ。つまんなーい。なんか遊べる人間とかいないかなぁ」

鈴仙「!!??」サッ!

悪魔の妹、フランドール・スカーレットの声が聞こえた。
咄嗟に近くの柱に身をひそめ、波長を操って自分の気配を消す。

フラン「やっぱり、サッカーかなぁ。あの変な外来人と遊ぶのも飽きて来たけど、
美鈴なんかよりは何百倍も面白いし。 よし! シュートの練習しよっと!」

幸い、フランは鈴仙に気がつかなかった。
フランが日傘を持って外に走り去るのを見て、鈴仙はふう、とため息をつく。

鈴仙「(あ、危なかった…。しっかし、私のカンって本当に当てになんないなぁ…)」

フランが出て来た方の反対が正解。そう判断した鈴仙は無事に図書館に
辿りつくことができたのだった。

925 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:54:28 ID:???
いったんここまで。

926 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 17:24:41 ID:???
危なかったー。
この判定って帰りもかな?
パチュさん、安全に帰してくださいよ…

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 20:04:56 ID:???
>>922
危なさを文章で表現してみましたw
>>926
帰りはパチュリーや小悪魔がほぼ確実に送ってくれます。
行きも、クラブ以外だったら安全に図書館に着いていましたし、
今度からは鈴仙も場所を覚えたので、クラブAを引かない限りは安全に着くと思います。

928 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 20:06:15 ID:yP98ll4+
鈴仙「ホントにすごい図書館ね…。迷子になっちゃうかも」

紅魔館地下の大図書館。
そこは地下に拵えられた空間とは思えないほど広かった。
荘厳な紅の大理石で作られた書架は数フロアに渡り、
一フロアにしても壮大で、永遠亭の敷地を超えているのではないか、と思わせるくらいだった。

??「あら、こんにちは」

そんな広い図書館をうろついていると、誰かが鈴仙に声をかける。
それは――。

先着1名様で、

★ヴワル魔法図書館→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→大妖精「お久しぶりです。奇遇ですね」
ハート→パチュリー「いらっしゃい。まさか本当に来てくれるとは思っていなかったわ」
スペード・クラブ→小悪魔「パチュリー様に御用ですか?」
クラブA→フラン「あれで隠れてたと思ってたの? ウフフ、バッカみたい」
JOKER→鈴仙「パチュリーさんと誰かが話をしてるわね…」

929 :森崎名無しさん:2013/04/21(日) 20:07:05 ID:???
★ヴワル魔法図書館→ クラブ9

930 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 20:28:16 ID:???
★ヴワル魔法図書館→ クラブ9 ★
スペード・クラブ→小悪魔「パチュリー様に御用ですか?」

鈴仙「ああ、貴女は――」

鈴仙は小悪魔とは認識があった。何時もならば、パチュリーの薬を永遠亭まで
買いにいくのは小悪魔だったし、それも結構な頻度で訪れるので、互いに顔見知り程度の関係ではあった。

小悪魔「貴女がこちらまでお目見えになるのは珍しいですね。
薬の売り込みですか?」

小悪魔、と呼ばれてはいるが、むしろ彼女は礼儀正しい。
むろん、そうでなければ様々な庶務を行うのに支障が出るという事もあるだろうが、
個人的に好感の持てるタイプだった。

鈴仙「いえ…。今日は、パチュリーさんに会いに来たんですよ」

小悪魔「あら、貴女がパチュリー様に個人的な御用なんて。珍しいですね」

小悪魔はくりくりとした眸を、より大きく丸くする。小悪魔はパチュリーの交友関係の狭さを知っていたから、
こうして新しい知り合いが図書館まで訪れることは、本当にイレギュラーな事態だったのだろう。

鈴仙「まあ、こないだ永遠亭に来てくれたときに、色々雑談してね。ちょっとお茶でも御馳走になろうと思っていたのよ」

小悪魔は納得したように首を傾ける。

小悪魔「(パチュリー様は引っ込み思案だからなあ…。こうしてお友達がもっと増えるといいのに)
それでは、パチュリー様の所に案内しますね」

鈴仙は小悪魔を見失わないように、図書館の奥へと進んでいった。

*小悪魔の評価値がやや上がりました。

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