キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/04/22(月) 22:55:27 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1365302534/
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との
出会いにより、師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙。
奮起してから初の試合は、チルノ&来生率いる妖精大連合。
永琳不在の中、鈴仙はなんとハットトリックを決める。
…が、何故かマンオブザマッチはパスカルに奪われる。
その後中山さんを博麗神社に連れていったら、今度は中山さんが
神がかり的な引きを見せて鈴仙は傍観者となる。永琳もコーチングでのJOKERで
久しぶりにバケモノじみたプレーを見せ…鈴仙はそのころフランとニアミスしていた。
こんな不憫な鈴仙だが、狂気の瞳も威力を増して、実力はついてきている。
さあ今こそ活躍の時! という所に早苗さんが怪しい謳い文句と共にやってきて…
686 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 21:38:33 ID:8KeF3xlo
鈴仙「…おっ。 出て来たわね。 さーて、妖怪の山FCの助っ人外来人は…あいつね」
鈴仙は、観客に包まれる妖怪の山FCで、見慣れぬ外来人を一人見つける。
もともと、今日の練習試合の目的の一つとして、『敵チームの外来人の実力を知る』
というものがあったため、鈴仙は特に集中していた。
??「……」
観客の中、無言を貫く「彼」。果たして、その「彼」の正体は…?
先着1名様で、
★妖怪の山FC助っ人→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER・ダイヤK→それ以外+日向の圧政を嫌い、無言で自らの道を示し続けた某DF…?
それ以外→言いたい事も言えないこんな世の中に絶望したあげく紆余曲折あって幻想入りした反町。
687 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 21:38:53 ID:???
★妖怪の山FC助っ人→
クラブ5
★
688 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:06:06 ID:???
★妖怪の山FC助っ人→ クラブ5 ★
それ以外→言いたい事も言えないこんな世の中に絶望したあげく紆余曲折あって幻想入りした反町。
反町「(折角アイツの居ない世界に移住できたと思ったのに…。
どおしてアイツがこんな所にまで来るんだああ…。世の中って理不尽だ…)」
椛「? 今日はヤケに顔が暗いですよ、反町さん?」
3トップの仲間である椛に心配されている反町。
いつもの何かに怯えたような暗い顔が、今日は明確な絶望に塗り固められていたからだろうか。
反町「…いえ、大丈夫ですよ(天狗社会…。力を持ちながらも言論の自由があり、
富がありながらも法が遵守される社会。それを窮屈だと言う人もいるけれど。
…この社会は俺の理想とする社会だった)」
それなのに…。奴は、日向は反町の前に無慈悲に立ちふさがるのだ。
反町「(そうだよ。 中学サッカー大会の時だってそうだったじゃないか。
あの時まではチームは良い雰囲気だったし、俺も得点王だったし。
…そんなところを、日向は何時も破壊してくる。訳の分からない理論を、暴力で通そうとする)」
反町一樹は、勉強もできる少年だった。もしも、将来プロサッカー選手になるという夢が果たせられない時には、
法律を学んで、警察官か弁護士になることを夢見ていた。
…理由は、力により正義を捻じ曲げようとする者(=日向)を法で粛清したいがため。
そして…。どんなに弱き者でも『言いたい事を言える』。そんな世の中を創るために。
689 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:09:00 ID:???
だが、彼はある日、命令で無理やり手伝わされたヒューガーの接待パーティにて見てしまったのだ。
日向小次郎から便宜を図るため、彼に這いつくばり靴を舐める弁護士の「センセイ」達を。
彼と共に酒を開け女を侍らせる警視総監の姿を。
――夢を叶えても、言いたい事は言えない。
そう絶望した反町は、自殺して、その行動により言いたい事を言おうと試みた。
反町(過去)「(はあ、はあ…。ん…? なんか、開けた場所に出たぞ…?)」
樹海の中に入っていた筈の反町だったが、何故か開けた場所に出てしまった。
…この時の反町が知る由も無いが、彼は偶然、幻想と現実が重なる場所に入ってしまい。
『再思の道』と呼ばれる場所に迷い込んでいたのだ。
その中で好きな歌、「言いたい事も言えないそんな世の中じゃ〜♪」と謳っていたところ、
その歌詞が受けた烏天狗にインタビューされた…。その事が彼の再起のキッカケになった…はずだったが。
反町「(もうだめだ…おしまいだ…。日向は俺が希望を持った瞬間、
それをレーダーで察知して潰しにいくんだ。だってそれがアイツの趣味だから。
俺は呪われているんだ…)」
それがこのざまである。…日向効果は、少なくともこの試合中は消えそうに無かった。
*妖怪の山FCの外来人の正体が反町一樹と判明しました!
*反町にはこの試合中、活躍するまで絶望ペナ(−2)が付与されています…。
690 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:13:24 ID:???
>>689の日本語で少しどうしても直したいところを訂正します。
×その中で好きな歌、「言いたい事も言えないそんな世の中じゃ〜♪」と謳っていたところ、
その歌詞が受けた烏天狗にインタビューされた…。その事が彼の再起のキッカケになった…はずだったが。
↓
○その歌詞を聞いた烏天狗にインタビューされ、そこから成り行きで妖怪の山FCに入団。
それを機に再起を図ろう!…と決心した矢先だったが。
に読み替えてください。失礼致しました。
691 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:20:12 ID:???
>>690にさらに若干訂正。申し訳ございません。
×その歌詞が受けた烏天狗にインタビューされた…。その事が彼の再起のキッカケになった…はずだったが。
↓
○その歌詞を聞いた烏天狗にインタビューされ、そこから成り行きで妖怪の山FCに入団。
それを機に再起を図ろう!…と決心した矢先だったが。
で、読み替えてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙「…なんかパッとしない子ねえ」
てゐ「そ〜だね〜。見るところ、それなりの実力はありそうだけど、
メンタル面やらが災いしてそれを活かしきれてない感じに見えるよ」
ウサギA「なんか今にも死にそうな顔しています…。本当に死にそうで怖いです…
秋の神様の死ぬ発言が、ああ、やっぱり冗談なんだな、っていうのが、あの人の顔を見ると良く分かりますよ?」
鈴仙「た、確かに…。大丈夫かしら? あの人?」
鈴仙の不安は最もであったが、試合は待ってくれない。
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
妖怪の山FC対妖精大連合。練習試合の火ぶたが切って落とされた――。
692 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:43:45 ID:???
ここから試合判定に入りますが、先に各チームのオーダーを表記します。
(もっと先にやっていれば良かったですね…。次以降は気をつけます…)
−−@−− @大妖精
A−H−B Hチルノ
−−−−−
−E−F− Eルナチャイルド Fスターサファイア
F−−−G Gサニーミルク
−−I−− IリリーW
−−−−−
−H−J− HリリーB
妖精大連合:3−5−2
妖怪の山FC:3−4−3
J−H−− J反町 H椛
−−−−F F射命丸
−−I−− Iはたて
E−−−G G雛
−−D−− D静葉
−−−−−
A−B−C B穣子
−−@−− @にとり
693 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:46:33 ID:???
…と、すみません、妖精大連合のミスが未修正だったため、もう一度表記します。
失礼致しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
−−@−− @大妖精
A−H−B Hチルノ
−−−−−
−E−D− Eルナチャイルド Dスターサファイア
F−−−G Gサニーミルク
−−I−− IリリーW
−−−−−
−K−J− KリリーB
妖精大連合:3−5−2
妖怪の山FC:3−4−3
J−H−− J反町 H椛
−−−−F F射命丸
−−I−− Iはたて
E−−−G G雛
−−D−− D静葉
−−−−−
A−B−C B穣子
−−@−− @にとり
694 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:48:47 ID:8KeF3xlo
前半開始直後、妖怪の山FCが早速ボールを獲得。
妖精大連合は、やはりまだまだ地力の差があるためか、ボールを中々奪い返せないでいる。
そんな中、試合局面が動いた瞬間は――?
先着1名様で、
★試合展開@(妖怪有利)→(! card)★
と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。
ダイヤ数字/絵柄→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。/リリーBが敵陣の良い場所でボールを持つ。
ハート数字/絵柄→はたてが中盤でボールを持つ。/サニーが中盤でボールを持つ。
スペード数字/絵柄→静葉が自陣側でボールを持つ。/ルナが自陣側でボールを持つ。
クラブ数字/絵柄→穣子が自陣奥深くでボールを持つ。/チルノが自陣奥深くでボールを持つ。
JOKER→再度判定で選手選択。該当選手にイベント発生
695 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 22:49:48 ID:???
★試合展開@(妖怪有利)→(
ダイヤ5
)★
696 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 22:58:04 ID:8KeF3xlo
★試合展開@(妖怪有利)→( ダイヤ5 )★
ダイヤ数字→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。
スター「ああっ!?」
射命丸「遅いです!」
前半5分。自陣深くからのロングフィードを図ったスターだったが、
逆に高速で右サイドから詰め寄った射命丸の高速パスカットに阻まれる。
実況「射命丸選手! 敵陣PA付近で見事なパスカット! ボールを持ちました〜!!」
射命丸「ふふっ。このくらい造作でもないわね。…さて、早速一点行っちゃおうかしら。それとも…」
実況「射命丸選手、そのボールを…!?」
先着1名様で、
★射命丸の判断→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→「はたて、私に低い浮き玉を!」
ハート→「椛! ハイボールです! 反町君に落としなさい!」
スペード・クラブ→「当然ドリブルゴールですね!!」
JOKER→「…さてと、そろそろ本気を出しますか」
697 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 22:58:43 ID:???
★射命丸の判断→
ダイヤQ
★
698 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 23:16:15 ID:???
★射命丸の判断→ ダイヤQ ★
ダイヤ→「はたて、私に低い浮き玉を!」
射命丸「(うーん。ここは確実に一点決めちゃいたいところだけど。
あの子たちをビビらせて楽しみたいし、イキナリ大技行っちゃいますか!)はたて!」バシッ!
実況「おっと! 射命丸選手、ここは突破と見せかけて、はたて選手へのバックパス!」
はたて「(…ほーんと、目立ちたがり屋なんだから)まあいいわ! 決めちゃいな、文!」
バシュウウウンン!
射命丸「分かってますよぉー!! …情念信念理念観念通念――。すべてを速さに変え、今!」
ダダダダダダダダダダ!!!
はたてはそのボールを、PA内に駆け込む射命丸に鋭くリターンする。
そのボール自体キラーパスに近い、低く素早いものだったが、
射命丸は持ち前の素早さを活かして楽々と動きを合わせる。
…そこで、十分な助走によって見についたパワーを跳躍に活かし、大きく一回転。
そして、その速度をもまたパワーに変えて、超低空ドロップキックのように、ボールを蹴りだす!
射命丸「 最速のぉ・・・しっぷぅーじんっらいっ!! 」
699 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 23:17:55 ID:8KeF3xlo
ギュウウウン!! バッ…シイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!
チルノ「ふん! 何が最速よ! あたいってば最強なのよ! つまりあたいの方が最速なのよ!? 理解できる!?」
大妖精「(は、ははははやいよお…でも…)――回って、何でも止めてみせる!!」
先着3名様で、
★射命丸→疾風迅雷 54 +( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★チルノ→ブロック 45 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
妖精A→ブロック 38 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★大妖精→ローリングセーブ 50 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がねじこみ)(はたてがフォロー)(妖精Bがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→射命丸の疾風迅雷が妖精ゴールを突き抜ける!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がねじこみ)(反町がねじこみ)(妖怪の山のコーナーキック)
≦−2→妖精ボールに。
【補足・補正・備考】
チルノのマークがダイヤの時、「顔面アイシクルフォール(+13、400消費)」が発動します。
700 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 23:19:41 ID:???
★射命丸→疾風迅雷 54 +(
クラブK
)+(
3
+
4
)=★
701 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 23:20:22 ID:???
★チルノ→ブロック 45 +(
クラブ5
)+(
2
+
4
)+(人数補正+1)=
妖精A→ブロック 38 +(
ダイヤA
)+(
1
+
6
)+(人数補正+1)=★
702 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 23:21:47 ID:???
すみません、表記忘れですが、
*射命丸の「疾風迅雷」には吹飛係数5があります。
703 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 23:22:51 ID:???
★大妖精→ローリングセーブ 50 +(
ハートQ
)+(
6
+
5
)=★
704 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 23:22:59 ID:???
★大妖精→ローリングセーブ 50 +(
ダイヤ10
)+(
1
+
6
)=★
705 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/05(日) 23:26:41 ID:???
射命丸の渾身のシュートを、大ちゃんがなんとはじいた!
…というところで、今日の更新はここまでにしたいと思います。
久しぶりだからか、いつも以上にgdgdな所もありましたが、
これから無理のない範囲で、少しずつまた更新していくことで慣れていこうと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
706 :
森崎名無しさん
:2013/05/05(日) 23:30:48 ID:???
乙です
707 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 16:06:48 ID:???
こんにちは。夜まで少し更新をしたいと思います。
>>706
おつありがとうございます!今日もゆっくり少量更新になるかと思いますが、
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★射命丸→疾風迅雷 54 +( クラブK )+( 3 + 4 )=61★
★チルノ→ブロック 45 +( クラブ5 )+( 2 + 4 )+(人数補正+1)=52*吹き飛び!
妖精A→ブロック 38 +( ダイヤA )+( 1 + 6 )+(人数補正+1)=46★*吹き飛び!
★大妖精→ローリングセーブ 50 +( ハートQ )+( 6 + 5 )=61★
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
【シューター】−【キーパー】
=0→ボールはこぼれ球に。そして反町がねじこみ。
チルノ「あたい、さいっきょームガフォ!?」バシン!!
妖精A「私だっているんだーグフゥ!?」ドゴン!!
さあ、ブロックに入ろうと考えた矢先。
射命丸の超高速シュートは既にチルノと妖精Aを貫き吹き飛ばしていた。
射命丸文、最大の必殺シュートである「疾風迅雷」。
トップスピード状態での速度エネルギーを全て、シュートの推進力に充てているそれは、
速さに加えて、そこらのパワーシュート並みの威力をも兼ね備えている。
708 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 16:07:59 ID:???
大妖精「(――! チルノちゃん達が吹き飛ばされたのは、あっちの方向。なら、きっとシュートコースは…!!)」
ギュン…。ギュンギュンギュンギュン!!
大妖精の視力では、その高速シュートの動きを捉えることは出来なかった。
だが…。チルノと妖精Aが吹き飛ばされた位置から、シュートコースを逆算し、
果敢に回転速度を高める。
大妖精「(この間の鈴仙さんのシュートと違って…。このシュートには「ブレ」がない!
だったら、ボールの向きさえ分かれば――!!)」
ギュンギュンギュン……―――バチイイイイイイイイイイ!!!!
大妖精「や、やった!!」
射命丸「――な、なにィ!?」
実況「…あ、あああっ!? これはなんと!? 奇跡が起きました!
大妖精選手、射命丸選手の十八番、「疾風迅雷」を弾きました! ゴールならず!!」
観客「ウ、ウオオオオオオオオオオオ!!」「こらー文ー! 相手が妖精だからって、舐めてたんじゃないのかー!?」
「妖精大連合も努力しているんだなぁ」「だーいーちゃん! だーいーちゃん!」
鈴仙「わわっ、今のはお見事ねえ…。(――でも、あのブン屋のシュート。
めちゃめちゃ疲れそうだった割には、私のマインドブローイング程度の威力しかなかったような…。
ひょっとして、ドリブラーとしてはともかく、ストライカーとしてはもう私の方が上なんじゃ?)」
てゐ「(…とか思ってそうだけど、鈴仙。確かに基礎能力ではそうでも、必殺技がまだあんまし豊富じゃないからねえ…)」
709 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 16:10:13 ID:OBI3YuYI
実況「と、ともかくですが! ボールはまだ生きています! 弾かれたボールはコロコロとPA内を転がり、
外来人FW、反町選手の足元に届きました! 妖精大連合のピンチはまだ終わっていな〜〜〜〜い!!」
大妖精「(よとと…。うう、体制を戻してる暇がないよお…)」
反町「(…俺だって。俺だって、この幻想郷で努力してきたんだ!
日向に負けない、俺らしいテクニックを磨いて、…身につけたんだ! 日向の奴、見てろよ!)」
グワアアアアアアアアア!!!
実況「反町選手、無言で足を大きく振り上げる! 彼の右脚からは、一体どんなシュートが飛び出すのか〜!?」
先着1名様で、
★反町の新必殺シュート→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→強烈なシュートから発展させた、燃費の良い低威力シュート。
ハート・スペード→命中力を高めた、決してポスト・枠外とならない低威力シュート。
クラブ→相手のブロックを掻い潜る、超技巧派低威力シュート。
JOKER→類稀なるシュートコントロールで正確に射抜くドライブシュート。…って、アレ?どこかで聞いたような…
710 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 16:17:23 ID:???
★反町の新必殺シュート→
スペード4
★
711 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 16:38:06 ID:???
★反町の新必殺シュート→ スペード4 ★
ハート・スペード→命中力を高めた、決してポスト・枠外とならない低威力シュート。
反町「(俺の長所はその正確性と安定性…。来生や新田に、
そして日向にも(きっと)無いだろうそれを活かして、俺は逆襲するんだ! …いつか)
だあああああああああああああ〜っ!!」
バッシイン!!
射命丸「(ふう、相変わらず地味なシュートねえ。こんなんじゃあ絵になんないじゃない)」
射命丸が何度もあきれ返ったそのシュートは、確かに外見自体は非常に地味なシュートだった。
…これが、必殺シュートなのだろうか? そう疑問を持って然るべきなような――。
しかし、実際にこのシュートを防ぐ者の立場として、これはなかなか厄介なシュートであった。
大妖精「(――と、とりづらい…。けれど、ここでまた回って止める訳には行かないし…)」バッ!
妖精B「わ、私もいるよ〜!」
712 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 16:41:53 ID:OBI3YuYI
実況「ここは体力温存か、大妖精選手、パンチングで反町選手のシュートに備えます!
このシュートが決まれば妖怪の山FCは有利ですが、果たしてどうなるでしょうか!?」
先着3名様で、
★反町→アキュラシーシュート 49 +( ! card )+( ! dice + ! dice )+(絶望ペナ-2)=★
★妖精B→ブロック 38 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
★大妖精→パンチング 44 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がねじこみ)(はたてがねじこみ)(ルナがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のアキュラシーシュートが妖精ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がねじこみ)(妖怪の山のコーナーキック)(チルノがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。
【補足・補正・備考】
反町の「アキュラシーシュート」は決してポスト・枠外になりません。
713 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 16:42:29 ID:???
★反町→アキュラシーシュート 49 +(
ダイヤ8
)+(
6
+
3
)+(絶望ペナ-2)=★
714 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 16:46:15 ID:???
★妖精B→ブロック 38 +(
ハート2
)+(
6
+
3
)=★
715 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 16:47:00 ID:???
★大妖精→パンチング 44 +(
スペード9
)+(
5
+
5
)=★
716 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 17:27:54 ID:???
大妖精のバランス崩しペナ(−2)が抜けておりました。申し訳ございません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★反町→アキュラシーシュート 49 +( ダイヤ8 )+( 6 + 3 )+(絶望ペナ-2)=56★
★妖精B→ブロック 38 +( ハート2 )+( 6 + 3 )=47★
★大妖精→パンチング 44 +( スペード9 )+( 5 + 5 )+(バランス崩しペナ-2)=52★
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のアキュラシーシュートが妖精ゴールに突き刺さる!
ギュウウウウウウウン!!!
妖精B「あ、あれっ!?」
反町の放ったシュートは、妖精Bをかわして、正確にゴールの右隅を捉えていた。
あわやポストやゴールバーを叩きそうなまでの危うさがあったが、
しかし反町本人には全くその不安が無かった。
反町「(大丈夫だ…。このシュートは必ず決まる。集中力を全て、シュートコースの絞り込みと
コントロールの向上に注ぎ込んだこのシュート。破壊力こそは無いが、安定性には自信がある!)」
大妖精「…だ、だめ。とれないっ!」
そのシュートは派手さこそ皆無だが、大妖精の最も取りづらいだろうポイントにゆっくり飛んでいき、
そして――。
パサッ。
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
妖怪の山FC 1 − 0 妖精大連合
717 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 17:29:00 ID:???
実況「ゴオオオオオオオオル!!! 反町選手、見事に射命丸選手のボールをフォローし、
貴重な先制点を挙げました! さすが助っ人外来人! 幻想郷にはない堅実さがあります!」
観客「ワアアアアアアアアアア!!」「でもごっつあんゴールだよね。地味じゃない?」「た、確かに…」
鈴仙(観客席)「(…あの選手、なかなか珍しいシュートを撃つようだけど…。素のパワーが弱いみたいね。
あれなら、姫様でも頑張れば楽々自力で止められるようになりそう)」
反町「(よ、よし! 決めたぞ! 確かにこぼれ球をねじこんで決めただけだが、少し自信が湧いてきた。
…日向め、俺は負けないぞ! …た、多分…)」
*反町の絶望ペナが消滅しました。
718 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 17:29:16 ID:???
いったんここまで。
719 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 17:32:23 ID:???
ペナ消えたか
720 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 18:37:40 ID:OBI3YuYI
更新を再開します。
>>719
もともとのペナ自体、そこまで大したことはありませんでしたし、
判定回数も少ないため、少々強引ですが、得点に絡んだということですぐに消滅させました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
…そして、練習試合は続く。
前半も半分を折り返して、暫くは両チームともに小競り合いを繰り広げていたが、
そんな中、ある選手にボールが渡ったのをきっかけに試合局面が動きだし――?
先着1名様で、
★試合展開A(妖怪やや有利)→(! card)★
と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。
ダイヤA〜8/9〜K→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。/リリーBが敵陣の良い場所でボールを持つ。
ハートA〜8/9〜K→はたてが中盤でボールを持つ。/サニーが中盤でボールを持つ。
スペードA〜8/9〜K→静葉が自陣側でボールを持つ。/ルナが自陣側でボールを持つ。
クラブA〜8/9〜K→穣子が自陣奥深くでボールを持つ。/チルノが自陣奥深くでボールを持つ。
JOKER→再度判定で選手選択。該当選手にイベント発生
721 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 18:39:44 ID:???
★試合展開A(妖怪やや有利)→(
ハート6
)★
722 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 19:01:26 ID:???
★試合展開A(妖怪やや有利)→( ハート6 )★
ハートA〜8→はたてが中盤でボールを持つ。
静葉「ああ…どうせ私がボールを持っていても、すぐに接触プレイで反則して退場になるに
違いないわ…。ここは天狗さんに預けるのが一番ね」
バシュッ! フワフワ…ポトッ。
はたて「あ、ありがと静葉さん(こ、この人苦手なのよねぇ…)」
実況「さあ、ここで静葉選手! 得意の無回転パス、通称「フォーリンパス」で、
鮮やかにはたて選手にボールを送ります!
これまで後方でのパス回しを中心に、攻めの機会を伺っていた妖怪の山FCでしたが、
攻めの司令塔、姫海棠はたて選手にボールが回りました!
ここは追加点獲得に踏み切るのか〜!?
はたて「…とか言われたら、行かないと申し訳なくなっちゃうじゃないの。
ま、そろそろって思ってたし…。――行きますか!」タタッ!
723 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 19:02:26 ID:OBI3YuYI
実況「さあ! はたて選手走ります! ドリブルで中央突破だ!」
リリーB「…くっ。ここは少しでも時間を稼ぐ!」
リリーW「同じI番として、負けません〜!」
先着2名様で、
★はたて→ドリブル 43 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
★リリーB→タックル 38 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
リリーW→タックル 38 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ はたて、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(射命丸がフォロー)(雛がフォロー)(妖精Jがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。
【補足・補正・備考】
はたてのマークがダイヤかハートで「やや高速ドリブル(+3)」が発動します。
リリーBのマークがダイヤで「春の嵐(+2、吹飛3)」が発動します。
724 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 19:04:27 ID:???
★はたて→ドリブル 43 +(
ダイヤ4
)+(
6
+
3
)=★
725 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 19:04:28 ID:???
★はたて→ドリブル 43 +(
クラブ2
)+(
3
+
3
)=★
726 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 19:05:19 ID:???
★リリーB→タックル 38 +(
ダイヤ8
)+(
1
+
2
)+(人数補正+1)=
リリーW→タックル 38 +(
クラブ7
)+(
4
+
5
)+(人数補正+1)=★
727 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:23:27 ID:???
★はたて→ドリブル 43 +( ダイヤ4 )+( 6 + 3 )+(やや高速ドリブル+3)=55★
★リリーB→タックル 38 +( ダイヤ8 )+( 1 + 2 )+(人数補正+1)=42
リリーW→タックル 38 +( クラブ7 )+( 4 + 5 )+(人数補正+1)=48★
≧2→ はたて、突破成功!
はたて「そりゃあ、アイツよか遅いけれど。…私だって、烏天狗の端くれ!
貴女達のような弱き妖精共に負ける脚と力は持っていないわ!」
ビュビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!
リリーW・B「!?」
一陣の風が、リリーコンビの前を駆け抜けた。
二人は思わずその風の風圧に目を閉じてしまい…。
はたて「ふふっ。 おつかれさん♪」
二人が目を開いた頃にははたては既に遥か後方。
自陣深くまでに切り込んでいたのだった。
そして、はたてはバイタルエリア手前で大きく右にカーブを描き…
はたて「(さーて、ここは…)――椛!」
椛にセンタリングを渡す。
椛「任務了解しましたっ!」
バッ!
728 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:24:47 ID:???
椛は大きく跳躍して、ボールを胸でトラップする。
妖精大連合にはクリアが得意な者は居ない為、競り合い相手は不在。
椛は空中で悠々とボールを受け止めて――。
椛「行きます! ――狗符、レイビーズバイト!!」
グワアアアアアアアアアアア!
椛「でりゃああああああああああ〜〜〜っ!!!」
バッ…シイイイイイイイイン!!!
実況「出ました! 椛選手の必殺弾丸シュート!
このシュートの威力では、あの大妖精選手も厳しいのではないのでしょうか!?」
椛の放ったシュートは、変化やシュートコースへの才は無いが、
確かなパワーとスピードがあった。
大妖精「(回って…)」ギュ…
しかし、大妖精にまでボールが届くことはなかった。
なぜなら、妖精大連合のDFとて、椛のシュートを指をくわえて見ていた訳ではない。
むしろ、この好機を伺っていたともいえる。そう、彼女…
チルノ「あたいがとm…ぎゃおー!!!」バチコーン!!
椛「!? が…顔面で!?」
妖精大連合のガッツ妖精・チルノが飛び出して来たのだ。
弾丸シュートを顔面で思いっきり受け止めたチルノは、
若干失神しそうになりながらも、椛のシュートを弾く事に成功する。
729 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:25:47 ID:???
実況「おお〜〜〜〜〜〜っと!! チルノ選手、ここでファインプレー!
椛選手の必殺シュートを見事にブロック! しかもボールは運よくボランチのスター選手が拾って…」
スター「とりあえずクリア〜ね!」バシッ!!
実況「見事クリア〜〜!!!! 妖精大連合、ピンチを凌ぎました!!
前半20分! 状況は未だ1−0のままです! これは思った以上の健闘だ!」
観客「オオオオオオオオオオオオオ!」「チルノ! チルノ!」
「もみもみー! 惜しかったよー!!」
鈴仙(観客席)「(ふうん…。椛って子のシュートは、さっきの反町君って子よりも
威力はあるようだけど、それでもまだ私のマインドシェイカーよりも若干弱いくらいかしら?
今の姫様だと少し不安だけど、一流には程遠い…ってトコかなあ)」
鈴仙が分析をしている間にも、試合は続く。だが、先ほどのような
決定的な得点チャンスは双方なかなか訪れず…。
730 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:27:03 ID:OBI3YuYI
ピッ、ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!
実況「おお〜〜っと! ここで前半戦ホイッスル!
妖精大連合、1点のリードを許しながらも、ファインプレーを随所で見せてくれました!
一方で妖怪の山FCも、いつも通りの安定した連携プレーを見せており、調子は悪くない!
これからの30分が楽しみです!」
てゐ「ふいー。まあまあの試合だね、鈴仙ちゃん?
で、これからハーフタイムはどうすんの? ロッカールームにお邪魔する?」
鈴仙「いやいや! そこまで仲のいい人いないし!」
てゐ「いや〜。でも、知り合いの人に会いに行って、そこからコネが広がるかもしんないじゃん。
…追い出されたらゴメンだけど」
鈴仙「…なるほどねぇ。でも、ハーフタイムはどうして過ごそうかしら?」
A:てゐと雑談する。
B:ウサギAと雑談する。
C:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
D:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
E:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
F:観客席を回ってみる。
G:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと1回まで行動できます。
731 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 20:27:44 ID:wQebM00+
F
732 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 20:27:57 ID:iOoEFVC2
C
733 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 20:29:59 ID:NPpdERTA
C
734 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:34:26 ID:OBI3YuYI
C:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
鈴仙「(…さっきは、変なドタバタ騒ぎで上手く見れなかったものね。
今度こそ、良い情報が手に入るかも!)」
鈴仙は、相変わらず様々な広告を映しては消していく電光掲示板に注視することにした。
先着1名様で、
★おはようむ→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ奇数/偶数→香霖堂の新商品の情報で…/人里の貸本屋の新刊についての情報で…
ハート奇数/偶数→妖怪の山FCの選手の情報だ!/妖精大連合の選手の情報だ!
スペード奇数/偶数→鳥獣伎楽の次回ライブの情報だ!/騒霊楽団の次回コンサート情報だ!
クラブ→早苗の声「いつ守矢を信仰するの? 今でしょ!」ただのCMだ…。
JOKER・クラブA→何者かによるジャミングにより、石崎と翼の薔薇色写真が映った…。
735 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 20:36:39 ID:???
★おはようむ→
スペード2
★
736 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 20:39:05 ID:???
JOKERとクラブA誰得だよw
737 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 20:58:39 ID:???
★おはようむ→ スペード2 ★
スペード偶数→騒霊楽団の次回コンサート情報だ!
電光掲示板から、上品なクラシック音楽が流れる。
そして、映像には三人組の少女が思い思いに、それぞれの得意とする楽器を
楽しげに演奏する姿が映っている。
鈴仙「(これは…。ああ、きっとプリズムリバー三姉妹のヤツね)」
これまであまり外と積極的な関わりを持たなかった鈴仙すら知っているほど有名な、
騒霊楽団のライブ映像が流れていた。
ナレーター「幻想の音を奏でて○○年。騒霊楽団は、近日定期演奏会を開催致します。
例年通りのアンサンブルに加え、今回は特別ゲストの招致も予定しており、
かつてない音楽の広まりを――」
鈴仙「(…これ、面白そうな気もするけれど。たっかいのよねえ。チケット料金。
昔姫様の気まぐれで一緒に見に言った時は、別の意味で眠れなかったわ)」
過去を思い出しながら、しみじみと映像を眺める鈴仙。
738 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:00:40 ID:OBI3YuYI
鈴仙「(確かこのコンサート、『幻想郷の有力な人妖も沢山集まる』凄い会らしいのよね。
『有力な人に気に入られれば、色々と融通をきかせてくれる』し。そういった意味でも
有意義なコンサートなんだろうけれど)」
ナレーター「なお、当コンサートの開催場所、チケット料金、開催日時につきまして説明致します。
開催場所は【霧の湖】周辺特設ホール。料金は全席自由で【3000円】。
そして開催日時ですが――」
先着1名様で、
★開催日時は…→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→「6月3週。一か月後に取り行われます」割と余裕がある!
ハート・スペード→「5月4週。来週に取り行われます」お金と暇があれば行ける!
クラブ→「5月3週。すなわち明日、取り行われます!」助っ人勧誘サボらないと行けない!?てかお金ない!
JOKER→ダイヤ+「定期演奏会フリーパスチケットの当選者を発表します…。当選者、因幡てゐさん!」なにィ!?
739 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 21:01:23 ID:???
★開催日時は…→
ハート6
★
740 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:24:40 ID:???
>>736
翼の人気沸騰を妨害する何者かの作戦なのでしょう。(たぶん…)
――――――――――――――――――――――――――――――――
★開催日時は…→ ハート6 ★
ハート・スペード→「5月4週。来週に取り行われます」お金と暇があれば行ける!
ナレーター「なお、チケットに関しましては、前売り券が【人里の貸本屋】プレイガイドにて
常時販売中ですので、そちらもご利用ください。
【当日券もございますが、そちらは霧の湖会場にて、3500円と少々割高となっております。
お買い求めの際はご注意くださいませ】」
鈴仙「(…ふむ、来週ねえ。――もし試合に勝って、姫様からお小遣い一万円貰えたら行けるけど…。
あんまり庶民的じゃないのね。ミスティア達のライブは1000円からなのに…)」
…と、なんとなく上流階級へのルサンチマンを覚える鈴仙だった。
*騒霊楽団のコンサートが【5月4週】に【霧の湖】にて行われることが判明しました!
741 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:25:41 ID:???
鈴仙「…あ、そろそろ試合再開ね」
鈴仙はフィールドに意識を戻す。選手たちもロッカールームから戻ってきており、
再び意欲満々という表情でそれぞれのポジションに就いていた。
雛「…後半も、厄い事無く終わるといいけれど」
スター「めんどくさいわ… 早くおうち帰りたいわ…(妖精の誇りに賭けて、私達は負けない!!)」
ルナ「スター…本音と建前が逆だよ…」
スター「ギクゥ!? ――って、わ、わざとよ!? 冗談よ!?」
穣子「さ、後半は私たちの空中技で、キリキリ芋にしたげようね、お姉ちゃん!」
静葉「ああ…見える、見えるわ…。試合開始早々クラブAを引きまくって反則し負傷し退場し死亡する
私の姿が…。――そうだわ! どうせ人(*神です)はいつか死ぬ。なら今死んだって…!」チャキッ
穣子「お姉ちゃん、死なないでぇー!?」
リリーB「…後半は、一点決めたいな」
にとり「ふふふ。河童の新兵器の出番はまだかなぁ〜♪」
実況「選手たちのやる気は十分! さあ、間もなく後半戦のキックオフです!」
742 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:27:21 ID:OBI3YuYI
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
そうして、後半戦が始まった。
試合はやはり妖怪の山FCが有利。前線でのボール支配を強めて、
追加点の獲得を虎視眈々と狙っている状態だ。
そんな中、試合局面が大きく動いたのは―――。
先着1名様で、
★試合展開B(妖怪やや有利)→(! card)★
と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。
ダイヤA〜8/9〜K→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。/リリーBが敵陣の良い場所でボールを持つ。
ハートA〜8/9〜K→はたてが中盤でボールを持つ。/サニーが中盤でボールを持つ。
スペードA〜8/9〜K→静葉が自陣側でボールを持つ。/ルナが自陣側でボールを持つ。
クラブA〜8/9〜K→穣子が自陣奥深くでボールを持つ。/チルノが自陣奥深くでボールを持つ。
JOKER→再度判定で選手選択。該当選手にイベント発生
743 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 21:27:33 ID:???
★試合展開B(妖怪やや有利)→(
クラブ10
)★
744 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:55:24 ID:???
★試合展開B(妖怪やや有利)→( クラブ10 )★
クラブ9〜K→チルノが自陣奥深くでボールを持つ。
チルノ「いっくぞー! 霜符、フロストコラムス!!」
ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! バリバリッ! バシッ!
椛「うわあっ!?」
実況「うわ〜〜〜っ!! これは惜しい! 椛選手、射命丸選手からのセンタリングをトラップしたまでは
良かったのですが、今度はブロックを捨てて飛び出してきたチルノ選手の鋭いタックルにより、
ボールを奪われてしまいました〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
チルノ「ふん! まあ、あたいだから当然ね! そしてここはもちろんアレね! 皆! 上がってなさい!」
サニー「ふふん! あんたの弾かれたボールを、この私が見事にねじ込んであげるわ!」タッ!
リリーB「チルノったら、この作戦ホントに大好きなんだから…」タッ!
チルノの指示に従い、次々ゴールへ駆け上がる妖精大連合の攻撃陣。そして――!
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
実況「ああ! やはり出ました! チルノ選手! 彼女に100m近い距離など関係ありません!
ここで狙うはやはりゴールのみ! チルノ選手の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
チルノ「あんた等なんて、――亜米利加牛と一緒に、冷凍保存してやるわ!!
でやあああああああああああああああ〜!!!!」
バッ…コオオオオオオオン!!!
実況「パーフェクトフリーズだあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
745 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 21:57:21 ID:???
反町「(な、なんて無茶苦茶な選手だ! こんな距離からのシュートなんて、日向でもしないぞ! たぶん…。
とりあえず、ブロックだ!)」バッ!
はたて「と、とりあえず数合わせくらいには!」バッ!
天狗A「わ、私も!」バッ!
穣子「お姉ちゃん!」
静葉「ええ、穣子、貴方が飛ぶのよ! この秋空に!(*春です)」
ガシッ!……バアアアアアアアアン!!!
穣子「全て秋! 今は秋! でええええええええええええい!!!!」
実況「穣子選手、オータムスカイラブで飛ぶ!!」
にとり「はん! 妖精め、河童の科学が生んだ至宝! 「のびーるアーム」の餌食第一号になってもらうよ!
…ここまで辿りついたら、だけどね」ウイイ――…イイン!
746 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 22:00:57 ID:OBI3YuYI
先着4名様で、
★チルノ→パーフェクトフリーズ 45 +( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★反町→ブロック 42 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
はたて→ブロック 40 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★天狗A→ブロック 39 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
穣子→オータムスカイラブブロック 49 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★にとり のびーるアーム 51 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リリーWがフォロー)(スターがフォロー)(天狗Eがフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→チルノのパーフェクトフリーズが妖怪の山ゴールを凍て付かせる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リリーBがねじ込み)(サニーがねじ込み)(天狗Cがフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。
【補足・補正・備考】
チルノの「パーフェクトフリーズ」には吹飛係数5があります。
チルノの「パーフェクトフリーズ」には距離減衰がありません。
にとりの「のびーるアーム」発動時ににとりが吹き飛ばされると…?
747 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:01:22 ID:???
★チルノ→パーフェクトフリーズ 45 +(
ハート3
)+(
3
+
5
)=★
748 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:01:23 ID:???
★チルノ→パーフェクトフリーズ 45 +(
ハート6
)+(
3
+
5
)=★
749 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:03:54 ID:???
★反町→ブロック 42 +(
クラブ8
)+(
6
+
2
)+(人数補正+2)=
はたて→ブロック 40 +(
クラブ3
)+(
1
+
1
)+(人数補正+2)=★
750 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:04:09 ID:???
★反町→ブロック 42 +(
スペードQ
)+(
4
+
4
)+(人数補正+2)=
はたて→ブロック 40 +(
ハート10
)+(
2
+
1
)+(人数補正+2)=★
751 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:05:40 ID:???
★天狗A→ブロック 39 +(
ダイヤA
)+(
6
+
4
)+(人数補正+2)=
穣子→オータムスカイラブブロック 49 +(
ハート3
)+(
6
+
6
)+(人数補正+2)=★
752 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:06:44 ID:???
★にとり のびーるアーム 51 +(
ハート8
)+(
4
+
6
)=★
753 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 22:50:08 ID:???
★チルノ→パーフェクトフリーズ 45 +( ハート3 )+( 3 + 5 )=53★
★反町→ブロック 42 +( クラブ8 )+( 6 + 2 )+(人数補正+2)=52
はたて→ブロック 40 +( クラブ3 )+( 1 + 1 )+(人数補正+2)=×★
★天狗A→ブロック 39 +( ダイヤA )+( 6 + 4 )+(人数補正+2)=×
穣子→オータムスカイラブブロック 49 +( ハート3 )+( 6 + 6 )+(人数補正+2)=×★
★にとり のびーるアーム 51 +( ハート8 )+( 4 + 6 )=×★
【シューター】−MAX【ブロッカー】
=1→ボールはこぼれ球に。そしてリリーWがフォロー
チルノの放ったパーフェクトフリーズの威力は中々のものではあったが…。
やはり、妖精という種族の宿命か、パワーは天狗等のような強豪妖怪と比べると見劣りしてしまう。
そして、そのシュートはFWの反町でもブロック可能な水準だった。
反町「(なんだ…!? ここから撃ってくるなんて、どんな殺人シュートかと思ったが…。
これなら、俺の普通のシュートと大差ない威力だぞ…?)」
だが、それでも咄嗟の対応が遅れたのが原因となり、反町は完璧にボールを
トラップできず、中盤の方角へ転がしてしまう。
リリーW「とりましたよ〜!(でも…これ以上攻めるのはしんどそうです…)」
何とかリリーWがボールをフォローするも、はたてをはじめとした、妖怪の山FCの中盤陣が広がってきている。
チルノの当初の目論見通り、敵陣深くでボールをフォローできていたなら、
更なる攻撃もできただろうが。センターサークル手前の状況からでは、さすがに難しい。
リリーB「(…もう少しでも前に送れていたら、続けて攻撃できたのに。このようじゃまた、仕切り直しみたいね)」
実況「残念です! チルノ選手の作戦は失敗! ボールを前線に送ることもできず、
ようやく中盤のリリーW選手に渡ったのみ! 両者は再び、時間を消耗しながらも
チャンスを伺いあうこととなるでしょうか〜!」
754 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 22:51:08 ID:OBI3YuYI
鈴仙(観客席)「(…せ、成長していないわね(戦術的な意味で)。
――でも、相手チームのシュートブロックに対する意識や動きを確認できたのは良かったわね。
…ところで、あの河童の子のセービングって反則なんじゃあ…いやそもそもオータムスカイラブって
あれも普通にやってるけど落ち着いて考えたら……ブツブツ)」
試合は地味ながらも確実に進行している。
恐らく、何事もなければこれがこの試合最後の攻防となろうかという時間帯となった。
ここで動いた選手は――?
先着1名様で、
★試合展開C(妖怪やや有利)→(! card)★
と書き込んで下さい。カードの結果で分岐します。
ダイヤA〜8/9〜K→射命丸が敵陣の良い場所でボールを持つ。/リリーBが敵陣の良い場所でボールを持つ。
ハートA〜8/9〜K→はたてが中盤でボールを持つ。/サニーが中盤でボールを持つ。
スペードA〜8/9〜K→静葉が自陣側でボールを持つ。/ルナが自陣側でボールを持つ。
クラブA〜8/9〜K→穣子が自陣奥深くでボールを持つ。/チルノが自陣奥深くでボールを持つ。
JOKER→再度判定で選手選択。該当選手にイベント発生
755 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 22:52:03 ID:???
★試合展開C(妖怪やや有利)→(
スペード2
)★
756 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/06(月) 22:57:05 ID:???
静葉さんがボールを持った!
…というところで、何時もより早いですが、今日の更新はここまでとさせて頂きます。
体調はもう殆ど良くなってはいるのですが、暫くは念の為もあって、
こうした早い時間に終了となるかもしれません。
もっと体調に余裕が出てき次第、また以前のような更新ペースに戻していこうと思います。
…当然、無理は致しません。ご迷惑おかけしますが、これからも宜しくお願い致します。
それでは、皆さま、本日も遅くまでお疲れ様でした。
757 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 23:07:42 ID:???
乙です。
758 :
森崎名無しさん
:2013/05/06(月) 23:07:46 ID:???
乙
お大事にー
759 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 20:50:20 ID:???
こんばんは。今日も少しずつですが、更新していきたいと思います。
>>757
乙ありです!
>>758
乙&ご心配ありがとうございます!
無理をしないよう楽しく更新したいと思います。
760 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 20:51:33 ID:???
★試合展開C(妖怪やや有利)→( スペード2 )★
スペードA〜8→静葉が自陣側でボールを持つ。
サニー「行くわよ〜!」バシッ!!
スター「転ぶなよ!? 絶対転ぶなよ!?」バシッ!
ルナ「そ、そんなフリしたって無駄だもん!」バシッ!!
雛「(取れない、か…。もっと厄が無いと、やっぱり勝負にならないわね)」
実況「さあ〜! ここで妖精大連合、勝負に出る!
三妖精のフェアリーダンスが、妖怪の山FCの中盤をキリキリ舞いにしていきます!」
静葉「…穣子」
穣子「ええ! お願い、お姉ちゃん!!」
中盤右サイドの雛を抜き、このまま秋姉妹を抜けばバイタルエリア…。
と、いったところで、彼女達は再び、あの空中技を仕掛ける。
実況「ああ! ここで穣子選手、静葉選手の足に乗っかって…!」
761 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 20:55:41 ID:???
ガシッ! バアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
実況「穣子選手、オータムスカイラブで飛ぶ!」
穣子「芋食うの!? 芋でしょ!!」
バッシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
三妖精「「「な、なにィ〜〜〜〜〜〜!?」」」
実況「穣子選手、パスカットに成功〜〜〜〜!!!!」
観客「ウオオオオオオオオオオオ!!!」「芋様ー! 結婚してくれー!!」
「ああ…どうせ静葉様は日陰者さ。やっぱり死のう…」「この人怖いんだけど…」
鈴仙(観客席)「…す、すごいパスカットねえ…。
これなら、運が良ければてゐや師匠のパスでもカットできるんじゃあ…」
穣子「お姉ちゃん! お願いっ!」バシッ!
静葉「ウフフ…。ありがとう、穣子」
スター「ま、まだよ! ここで諦めたら試合終了よ!」バッ!
静葉「諦めたら試合終了…。つまり、試合終了したら諦めてもいいのね…
ふふっ。穣子。今まで楽しかったけど…。お姉ちゃん、疲れちゃったな?
もう、試合終了して…いいかな」バシュッ!
スター「(な、なにこの人…! 怖いわ…!)」
実況「な、なにやら意味不明な事を呟いた後に、静葉選手の十八番、フォーリンパスが炸裂!
ボールが中盤のはたて選手に届けば、妖怪の山、ダメ押し点のチャンスだ〜〜〜っ!!」
762 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 20:57:39 ID:QzKfP3HY
静葉「ああ…どうせ私はここでクラブAを引いて怪我して死ぬんだわ…」
穣子「パスで自分はケガしないよ、お姉ちゃん!?」
スター「ええい! こうなったら飛んで火に居る夏の虫よ!?」
ルナ「(その使い方おかしいよ、スター…って言ったら後でイジられるしやめよ…)」
先着2名様で、
★静葉→フォーリンパス 44 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
★スター→パスカット 40 +(! card)+(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ はたて、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(雛がフォロー)(穣子がフォロー)(サニーがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。
【補足・補正・備考】
スターのマークがダイヤで「スターライトレイン(+2)」が発動します。
静葉のカードがクラブAでも静葉は別に死にませんしケガもしません(たぶん…)
763 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 20:59:03 ID:???
★静葉→フォーリンパス 44 +(
スペード2
)+(
6
+
4
)=★
764 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 21:03:51 ID:???
★スター→パスカット 40 +(
ダイヤ2
)+(
2
+
4
)=★
765 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 21:04:48 ID:???
★スター→パスカット 40 +(
ダイヤA
)+(
1
+
5
)=★
766 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:16:20 ID:???
★静葉→フォーリンパス 44 +( スペード2 )+( 6 + 4 )=54★
★スター→パスカット 40 +( ダイヤ2 )+( 2 + 4 )=46★
≧2→ はたて、パスキャッチ。
スター「くうっ、星の力、舐めてもらっては困るわね。
――星符、スターライトレイン!」
スターサファイアは静葉のパスコースを予測して、
そこに向かってフワリと大きくジャンプすることでパスカットに向かうも。
フワ…ヒュー…ストン。
スター「…えっ? ボ、ボールが私の目の前で…落ちた?」
スターの目の前でボールは落っこちていき。
はたて「ほい、ナイスパス、っと!」
先に落下点を予測していたはたてが軽く足でトラップする。
実況「さすが静葉選手です! 回転を掛けない緩やかなパスは、
まるで秋の紅葉のようにフワリと名残惜しげに落ちて行く!」
観客「ワアアアアアアアアアア!!」「静葉さんスゲー!」
「…とか、言ってるのは今だけだろ? 良いよ良いよ、裏切られるのは慣れてる」
静葉「そしてこの観客の歓声もまた、秋の紅葉のように一時的なもの。
…ああ、見えるわ。私に失望したサポーターがフーリガン化し、私の胸をナイフでブスリと刺す光景が…」
はたて「(…む、無視無視!! …で、ここは…)」
はたてがチラリ、と周囲を見ると…
767 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:17:22 ID:???
射命丸「はたて、貴女には荷が重すぎる。ここは私に預けなさい。
ささっと今からハットトリックしたげるから」
射命丸文が、PA内からわざわざ中盤にまで戻って、ボールを要求していた。
はたて「…はいはい。寝言は寝て言えっての。さっきシュート弾かれたクセに」
射命丸「むむっ。あれが私の真の実力だと勘違いしてるなら、
はたて、貴女は非常に愚かね。……椛くらい」
椛(PA内)「(今文様が私の悪口言ってたような…いつものコトだけど)」
はたて「(…ま、反町君や椛だって、悪いFWじゃないし、私だって最低限の決定力はあるつもりだけれど。
爆発力で言ったら、アンタが一番なのは確かだしね…。上からも魅せる試合をしろって言われてるし)
じゃ、そんだけ言うなら、決めなさいよ!」
バシッ! テンテンテン…
射命丸「恩に来ます、はたて! …んでは…行きますよッ!!!」
ギュン!
射命丸文の姿が、右サイドから消滅した。
――否、彼女は消滅などしていない。ただ、圧倒的に『早すぎた』。
768 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:18:29 ID:???
ギュン!
ルナ「??」
射命丸「棒立ち感謝ですッ!!」
タックルが得意という自負のあったルナチャイルドは反応すらできず。
チルノ「くっそー! 天狗め! ひきょーな手を使いやがって!
あたいのアイシクルセンスによると…敵はここだーッ!」
ギュギュン!!
ズザアアアアアアアアア!!!
射命丸「その道は3秒前にもう通りました!」
チルノは山勘でタックルを仕掛けるも射命丸に触れることすら叶わず。
大妖精「(…? い、一体何か起こっているの?)」
ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!! パサッ!
射命丸「はいゴール!」
大妖精「と、とにかく備えなきゃ! えと――」
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!
妖怪の山FC 2 − 0 妖精大連合
769 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:19:32 ID:???
――大妖精が考えている内に、ボールはもうゴールネットに吸い込まれていた。
実況「…え、えー。……ゴ、ゴールです! 皆さん! 余りにも早すぎて見えなかったかもしれませんが、
どうやらゴールのようです! 射命丸選手が妖精大連合の名だたる選手をごぼう抜き!
あっという間に点差を広げました〜〜〜〜!!!」
射命丸「はいはーい!! 清く正しく美しくそして早い射命丸文でーす!!
新聞の購読をご希望の方は試合後承りますのでロッカールームに来て下さいねー!
あ、でも着替えてる時に入ってきたらブチ殺すのでその辺ご容赦を!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「文ちゃーーーーーーーーん!!!」「俺、あの天狗の新聞購読しようかなあ…」「静葉人気…短い夢だった」
鈴仙(観客席)「…相変わらずの口の達者さねぇ。でも、今のプレーは本当にすごい。
一試合で連発は出来ないでしょうけれど、ああも加速されたら、タックルに行こうにも不利ね…。
仲良くなって、今度の試合に出てもらえば心強いけれど。
むしろあの現金さで、ヒューガーの受付嬢にでもなってそうな雰囲気だし…」
770 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:20:43 ID:???
その後、残った時間で今度は射命丸が反町の打ち損じたシュートを
トラップしてねじ込み、3−0と、さらに点差を広げる。
そこからは射命丸も流石にスタミナ切れで攻撃参加はせず、ハットトリックはならず。
ロスタイム。最後の賭けに出たチルノが反則からのフリーキックでアイシクルフォールを放つ。
シュート自体は秋姉妹の空中ブロックに弾かれるも、今度はそれをフォローしたリリーコンビが敵陣深くまで
持っていき、リーサルツインを放つ。しかし――。
にとり「かーぱっぱっぱ!! ふふん。こんなもの私の「のびーるアーム」にかかれば――!」
ウイイイイイン! ガシッ!
リリーB「…そんな!」
リリーW「し、審判さ〜ん! これは流石にファールですよ〜!」
実況「にとり選手、見事キャッチング! これを前線まで大きくフィードして…!」
ピッ、ピッ、ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
妖怪の山FC 3 − 0 妖精大連合
771 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:21:44 ID:???
実況「ここで試合終了! 妖精大連合、良く頑張ったが相手が悪かった〜!
前線は天狗達、後方は秋神達にことごとく阻まれて、この試合無得点!
大妖精選手、チルノ選手も堅守も何度か見せたが、妖怪の山FCの攻撃力の高さには
叶わなかったか〜! むしろ、ここは良く3失点で済んだと褒めてあげるべきでしょう!」
観客「ウオオオオオオオオオオオオ!!」「そうだー!チルノ達、良くやったぞー!!」
「チルノ! チルノ! チルノ! チルノ!」「あーや! あーや! あーや! あーや!」
妖精達の健闘をねぎらう実況と観客。…だが、チルノはそれに応えず、たた拳を握りしめて震える。
チルノ「(くっそう…。また負けた…。あたいは…あたい「達」は、最強なのに…)」
努力がまた、報われなかった。彼女は見せかけの暖かい言葉よりも、
悔しさ、現実の理不尽さをしっかりと噛みしめていた。
反町「(…ふう。今日はまあまあだったかな…。――いや、でもまだこんなんじゃあ、
日向にやられてしまう。…そうだ。日向は呪いなんだ。この世界に来て呪いから解き放たれたと
安心して、練習をサボっていたのかもしれない。――次からはもっと頑張ろう。
そして、俺の力で日本を、世界を。『言いたい事が言える』そんな世の中にしてみせるんだ!!)」
反町は日向という忌々しき存在との宿命を悟り、更なる奮起を誓っていた。…心の中で。
来生「あいつのドリブルよりも俺の方がテクニカルだよなっ!」
大妖精「(…あ、あのカントクが、さりげにスピードでは勝てると発言するのを避けた!
こんなの初めて。やっぱり、射命丸さんは凄腕のドリブラーだったんだわ!)」
そして、来生は来生で…何時も通りだった。
772 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:23:07 ID:QzKfP3HY
実況「さあ、ここでマンオブザマッチの発表です!」
鈴仙(観客)「…あ、そうか。この試合にも当然あるわよね、マンオブザマッチ。
やっぱり目立ってたし、いつものブン屋(射命丸)がなるのかしら…?」
実況「本日の妖怪の山FC対妖精大連合のマンオブザマッチは〜!!」
先着1名様で、
★鈴仙が出てないので簡略判定→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→「姫海棠 はたて選手です!!」
ハート・スペード・クラブ→「射命丸 文選手です!!」
クラブA→「反町 一樹選手です!」日向「ほう…(グシャリ)」反町「ヒッ」
JOKER→「秋 穣子選手です!!」穣子「やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
静葉「うふふ…今日は我が人生最高の日だわ…これで心おきなく…」穣子「お、お姉ちゃんし(ry」
773 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 22:23:20 ID:???
★鈴仙が出てないので簡略判定→
ダイヤ7
★
774 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:41:21 ID:???
★鈴仙が出てないので簡略判定→ ダイヤ7 ★
ダイヤ→「姫海棠 はたて選手です!!」
実況「…今回の試合、マンオブザマッチは――姫海棠 はたて選手です!!」
はたて「え? マジで!? やったあああああああ!!」
実況「今回の試合は、彼女という優秀な司令塔が居なければ、
勝利はもう少し辛いものだったかもしれません!
サッカーは、優秀なFWだけでは勤まらない! どういった場面で、
どのようなFWを使うか! 妖怪の山FCの個性的なFW陣を
上手く活用し試合を優勢に進めた貢献者であると言う点が評価されたのでしょう!!」
射命丸「え、嘘っ、そんなあ! せっかくこの試合で活躍して人気活躍して
新聞購読者数がウハウハの予定だったのに…ケチが着いちゃったじゃないの!
ああ、満員になるロッカールームを見越して、整理券を作っておいたのに…」
はたて「へっへ〜んだ! 日ごろの行いが悪かったんじゃない?」
射命丸「なにお〜っ! こうなったら、引きこもりの貴女に身の程ってのを教えてあげるわ!!」
バシュバシュバシュン!!
椛「…あ、ああ〜っ! ちょっと、二人ともムダな喧嘩は止めてくださいよ〜!
天狗のイメージが落ちてしまいます!」
反町「(…正直、マンオブザマッチじゃなくて良かった。
もしここで目立って、日向に目をつけられていたと思うと…ビクビク)」
775 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:42:22 ID:QzKfP3HY
鈴仙「…ふう。終わったわね」
ウサギA「終わりましたね! 鈴仙様! ああ〜っ! 射命丸さんのドリブル、カッコ良かったなあ〜!」
てゐ「あの脚は私達じゃあ、滅多なことじゃあマネできないしね。
…ま、だからこそのテクニック、でしょ? 鈴仙先生?」
鈴仙「ちょっと、恥ずかしいから止めてよぉ! …まあ、私はそう信じて、練習してるけど?」
ウサギA「おお〜!(羨望のまなざしで見ている)」
鈴仙「(…うっ! 何時もの皆の態度が態度だからか、チヤホヤされると逆に罠の存在を勘ぐってしまう!
…それはそうと、少しは時間があるけれど、何かしようかしら?)」
A:てゐと雑談する。
B:ウサギAと雑談する。
C:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
D:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
E:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
F:観客席を回ってみる。
G:今日はもう帰る。(自由行動を終了します)
H:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと2回まで行動できます。
776 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 22:42:37 ID:???
E
777 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 22:42:48 ID:admrVdyE
B
778 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 22:43:37 ID:VjeZvtRw
E
779 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 22:43:43 ID:hJgCzuiM
E
780 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 22:55:46 ID:???
E:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
鈴仙「(…やっぱり、ここは妖怪の山FCの選手との交流を深めるべきね!)
てゐ! ウサギA! 行くわよ!」
てゐ「へ?」
ウサギA「どこへですか、鈴仙様?」
鈴仙「当然、妖怪の山FCのロッカールームよ!」
てゐ「なるほど。…明日の引き抜き狙いだね?」
鈴仙「人聞き悪い感じだけど…そうね。そんな感じかも。
まあ、穣子とか、お…お姉さんとか…。普通に声かけたい子も居たんだけどね」
てゐ「何かお姉さんの所が不自然な感じだったけど…。ま、そんなら行くさね」
ウサギA「行っても、私達は何の役にも立たないかもしれませんが、折角なんで
ご一緒させてくださいね!」
鈴仙「ええ、勿論! むしろ心強いわ!」
781 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 23:01:15 ID:???
頼りがいのある(?)仲間達を引き連れて、
鈴仙は妖怪の山FCのロッカールームに向かう。するとそこには…?
先着1名様で、
★鈴仙が出てないので簡略判定→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→射命丸「あやや。ひょっとして購読ご希望者様ですか!?」
ハート→反町「(女性陣が着替えてるから、俺は廊下で着替えないといけないんだよなあ…)」
スペード→穣子「あ! 貴女は何時かのウサギさん!」静葉「穣子。それは貴方の空想上の存在かもしれないわ」
クラブ7〜K→雛「こんにちは。貴女、中々厄いわね」
クラブA〜6→観客「うおー! 文ちゃーーん!! 新聞読ませてくれーー!!!」鈴仙「と、とてもじゃないけど近寄れないわね!」
JOKER→??「…………」鈴仙「(無口な人ね。ひょっとしてこのチームの控え選手かしら?)」
782 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 23:02:23 ID:???
★鈴仙が出てないので簡略判定→
スペード7
★
783 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 23:19:25 ID:???
★鈴仙が出てないので簡略判定→ スペード7 ★
スペード→穣子「あ! 貴女は何時かのウサギさん!」静葉「穣子。それは貴方の空想上の存在かもしれないわ」
鈴仙「あら」
ロッカールームの入り口には、いち早く着替えを済ませた穣子と静葉が、
二人で仲良くお喋りをしていた。鈴仙を先に見つけたのは穣子で、
鈴仙を見ると、ニッコリ笑って手を振ってくれた。
穣子「久しぶり! えっと…」
鈴仙「ああ…そういや名乗ってなかったわね。鈴仙、って呼んで頂戴」
穣子「うん、鈴仙! 鈴仙は、ひょっとして私達に会いに来てくれたの!?」
目を余計に輝かせる穣子。そんな穣子を尻目に、静葉は何時も通りの
暗さを鈴仙達に見せつける。
静葉「…ふふ。穣子。そんな道で拾った宝クジが一等賞だったようなレベルの奇跡が、
そうそうある訳ないでしょう? きっと、人気者の天狗に会いに来たに決まってるわ…」
穣子「そ、そんなあ! 鈴仙はそんな子じゃないもん! ね、鈴仙!」
784 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/07(火) 23:20:29 ID:QzKfP3HY
穣子の純粋な視線を受けて、鈴仙は思わず目を逸らしてしまう。
鈴仙「(ぐぐぐ…。なんて面倒くさい子達なの…これじゃあ正直に要件を
言いづらいじゃない! なんて言おうかしら…?)」
A:「ええ、勿論そうに決まってるじゃない!」あくまで穣子達に会いに来たと言う。
B:「えっと…実は別な人に用があって…」直球に違うと言う。
C:「じ、実はこの子(ウサギA)がここのある選手に惚れこんじゃったらしくて…」ウサギAの付き添いで来たと言う。
D:「てゐが、ここの人妖に用があるって言うから…」てゐの付き添いで来たと言う。
E:「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ♪」とりあえず歌ってみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
785 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 23:21:38 ID:8kdzRp06
A
786 :
森崎名無しさん
:2013/05/07(火) 23:22:54 ID:admrVdyE
A
490KB
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