キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
1 :
森末(仮)
:2013/09/16(月) 20:49:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
キャプテン森崎外伝スレ11
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1362066008/784-861
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされる。
快く承諾した板野は参加を決める際、ゲーム難易度『難しい』を選択してしまい、
自分が参加するスレには森崎、翼、日向という全日本の三大主柱と言うべき人物の参加を蹴ってしまう。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野、果たして彼は全国中学サッカー大会で優勝する事が出来るのだろうか?
725 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:18:34 ID:???
ななななにいいい!?
726 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:19:08 ID:???
いやぁ波瀾万丈ですなぁ
727 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:19:39 ID:???
マジで!?
728 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:22:08 ID:???
松山が絡むとクラブAとJOKERが乱舞は森崎板の共通ルールやのう
729 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:27:43 ID:???
げ、原作の大会じゃベスト11にも選ばれた実力者だし(震え声)
730 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 00:38:18 ID:???
>★キャプテン○○→ JOKER ★
>北詰「おい小池! さっきから目立っていないぞ! キャプテンがそんな事でどうする!」 え、誰?
===============================================================================================
その北詰の言葉を聞いた瞬間、松山と板野は同時に口を開いた。
松山・板野「「……誰?」」
小池秀人、東邦学園の3年生であり、MFを務める男。
原作、本編、共に殆ど出番はなく、かなり地味な存在である彼は、何故かこの世界では東邦学園のキャプテンに選ばれていた。
はっきり言ってこれといった特徴は無く、精々他のMFよりは多少マシな能力という程度。
沢田が来てからは完全にその地位も追いやられてしまった男だが、そんな彼が何故キャプテンとなったのか。
それは東邦学園のキャプテンを決める方式が選手たちの投票によるものではなく、北詰監督が直々に指名する制度の為である。
北詰「(若島津は実力的には申し分ない、だが他の者達を些か蔑ろにする傾向がありすぎる。
選手としての実力ならばキャプテンの資格はあるだろうが、皆を引っ張っていく力はないだろう。
そうなるとキャプテンは反町にするのがベストに思えるが……奴は逆に自分に自信が無さすぎる。
キャプテンにする事で荒療治する事も可能だが、プレッシャーに潰されては元も子も無い。
ならば、その反町と同じような性格で、かつ実力的には潰れてもある程度問題ない小池をキャプテンとすべきだろう)」
北詰という男は、非常にドライな性格の持ち主でもあった。
全国大会制覇を成し遂げる為には、若島津、反町、沢田、この3人の力は必要不可欠。
だが若島津をキャプテンにしてはチームの心が一つにならず、空中分解をする可能性もあり、
反町をキャプテンにしてしまえば貴重な得点源がプレッシャーで潰れてしまう可能性もあった。
それらを回避する為に、北詰はあえて小池をキャプテンに任命したのである。
731 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 00:39:25 ID:???
北詰「(小池には……悪い事をしたかもしれんが、このプレッシャーをはねのければ奴もモノになる可能性はある。
元々実力的には低くはないのだしな)」
腕組みをしながら、フィールドでプレイをする小池に目を向ける北詰。
注意を受けた為か先ほどよりも動きはマシになっていたものの……やはりそれもあくまでそれなりレベルであった。
北詰「(……やはり選択を誤っただろうか?)」
頬をかきながら、自身の選択を間違っただろうかと少しだけ不安になる北詰。
一方、フィールドにいた小池はといえば……?
先着1名様で、
★キャプテン小池……?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→そのとき ふしぎなことがおこった 小池「ふ、これが俺の隠された才能だ!」
ダイヤ→小池「(監督は俺に期待しているんだ! 俺がキャプテンだ!)」 熱血な感じで燃えに燃えてた!
ハート→小池「(なんとなく監督が考えてる事はわかってる……でも、俺がキャプテンなんだ!)」 冷静に北詰の考えを把握してた!
スペード→小池「(若島津でもなく反町でもなく俺を指名……つまり、俺には眠れる才能がある?)」 前向きに勘違いしてた!
クラブ→小池「(うぅぅぅ……反町はともかく、若島津相手に指示を出すなんて……)」 びくびくしてた!
>>725-729 クラブAの次にJOKERとは……という感じです。いやほんと、凄いです。
732 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:39:55 ID:???
★キャプテン小池……?→
スペード9
★
733 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 00:51:11 ID:???
キャプテン潰して空中分解、ということは無くなるチームではあるかな
小池がいなくなっても代わりがいるしね、(勘違いでも)自信をつけてるし大丈夫かも
734 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 01:02:41 ID:???
>★キャプテン小池……?→ スペード9 ★
>小池「(若島津でもなく反町でもなく俺を指名……つまり、俺には眠れる才能がある?)」 前向きに勘違いしてた!
=============================================================================================================
小池秀人という男は、どちらかといえば小心者であり反町に近い性格の持ち主であった。
しかし、彼にとって幸か不幸か、彼はあまり頭がよくなかった。
小池「(そうだよな、俺だって東邦にはスカウトされてやってきたんだ。
若島津、それに反町……全国の名だたる名選手を抑えて、俺がキャプテンに任命されたんだ。
つまり、俺があいつらよりも上じゃないと説明がつかない)」
東邦学園というエリート集団の中でプレイしてきた彼にとって、
若島津、反町という2人は日本の中でも特に優れている2人という認識だった。
そして、その2人ではなく自分がキャプテンに任命された事で、
彼の中での力関係は『自分>若島津・反町>その他のザコ』というなんとも安直なものに成り下がっていたのだ。
……自分がその他のザコに他の学校からは見られているという事実を知らずに。
735 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 01:03:47 ID:???
小池「くらえ、若島津!」
バシュウッ! バシッ!
若島津「………………」
小池「フッ(まだ"チカラ"が目覚めないか……早く目覚めろ、"チカラ")」
反町「(小池の奴、キャプテンに指名されてからなんか自信に満ち溢れてるなぁ……。
実際最近は上手くなってきたし、俺もうかうかしてられないや)」
若島津「(下らん……なんでこんな奴がキャプテンなんだ……)」
とはいえ、彼に眠れる才能がある……かどうかは知らないが、キャプテンに任命されてから大きく伸びた事には間違いない。
スポーツをする上で適度な自信、自分が勝つ、勝ってみせるという意欲は大切だからである。
小池「よし、今度はヘディングだ! タケシ、上げろ!」
沢田「は、はい!(大丈夫かなぁ?)」
バシュッ! ダッ!
小池「よーし、次はヘディングで……」
若島津「キエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」
バキイイイイイイイイイイイッ!! ドガシャアアッ!!
小池「ごふぅっ!?」
沢田「(ああ、やっぱり駄目だった……)」
若島津「ふん……(少しは気が晴れた)」
無論、適度なら……の話だが。
736 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 01:04:53 ID:???
板野「…………あれが、キャプテン?」
松山「みたいだな……」
そして、この光景を見ていた板野達は、ようやく北詰の言葉を聞いた時の衝撃から立ち直っていた。
フィールドでは小池が若島津の浴びせ蹴りを食らい、もんどりうってるものの……。
その実力は、少なくとも油断は出来るものではなさそうである。
松山「しかし驚いたな……あんな選手が東邦にいたのか」
板野「(原作や本編に出てたっけ? ……なんか名前は聞いた覚えがある気はするんだけどなぁ)」
松山「あの沢田、それに小池っていう奴が台頭した事で東邦の中盤は一気に分厚くなった。
これは攻略するのも相当難しくなるだろうな……」
板野「(まあ……なんだか凄く間抜けっぽいけど、手強い相手なのは違いないしなぁ。
ところでどうしよう? このまま見てるだけってのもつまらないか?)」
A.「誰か一人に注目して動きを見てみようか」 選手の能力を計ってみる(※更に分岐します)
B.「おーい、若島津ー!」 練習中の若島津に声をかけてみる
C.「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」 フェンスをよじ登り練習に乱入する
D.その他 板野くんにやらせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>733 多分きっと大丈夫です。想定外の事で私としては混乱してますが、こういうのもキャプ森の醍醐味ですね。
737 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 01:18:36 ID:RinbfQqM
C 本編で警察や警備が役に立った試し無いから、多分大丈夫。きっと
738 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 01:23:36 ID:8CLK1eYg
C
739 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 01:30:27 ID:???
新たな来生の誕生かもしれないな
740 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 01:35:45 ID:???
色々経験して一皮剥ければムードメーカーになれるさ
参謀やムチの役は反町や若島津が向いてる
タケシはマスコット(サッカーカット的な意味で)
741 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 02:22:03 ID:???
>C.「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」 フェンスをよじ登り練習に乱入する
==============================================================================
松山「お、おい板野!?」
これまでのハイレベルな練習を見せられ、そして全国で戦う強豪たちの実力を改めて認識し、
板野はいてもたってもいられず、フェンスをよじ登り練習に乱入しようとする。
松山の静止を振り切り、フェンスを登り切った板野はそのままグラウンドへと着地、
急に現れた乱入者に一同はぎょっとし、反町は見知った顔を見て絶句、そして若島津は眉を顰めて板野を見つめる。
反町「お、お前は……!(な、なんでふらのの板野がここに!?)」
若島津「(後ろのフェンスの外にいるのは……松山か。 ふん、偵察のつもりか?
どうやって東京までやってきたのかは知らんが……)」
沢田「あわわ……」
板野「東邦学園の実力……見せてもらうぜ!」
一同がうろたえる中、板野は大きく吼えると地面に転がっていたボールを拾い、
単身グラウンド中央を走り始める。
当然ながら東邦のメンバーはこれを受けて困惑をするだけで、誰一人ボールを奪いに行こうとはしない。
板野としてはやる気満々だが、彼らがそれに付き合う義理は無いので当然だ。
北詰「な、何だアイツは! くそっ、警察だ! 警察を呼べ!」
若島津「(警察を呼んで……ここに来るまでに時間はかかる。 勝負くらいは出来そうだな。
あいつが突破出来れば、の話だが)」
ズダダダッ!
小池「おいお前! どこの誰だか知らないけど、天下の東邦学園の練習に乱入するなんて正気か!?」
板野「(む、ようやく来たか……!)天下の? 王者は南葛だろう、お前たちは天下なんて一度も取ってないじゃないか!」
小池「ハッ! ……そういえばそうだった」
板野「(大丈夫かこいつ……?)」
小池「でも天下の東邦は、天下の東邦なんだ! このキャプテンの小池秀人自らが止めてやるぜ!」
742 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 02:24:32 ID:???
先着2名様で、
★板野→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野、そのまま強引に小池を振り払った! ゴールまで一直線、若島津に向けてシュートだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野が体勢を悪くしながら突破、空中に跳ね上がり競り合い、誰もフォローしない)
≦−2→小池がボールを奪った! 流石は東邦のキャプテンだ!
>>739 来生1人でも大変なのに、2人に増えたら色々と大問題そうですね。
>>740 明るいキャラクターというのは東邦にはいませんからね。
743 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 02:39:56 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは、遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。
744 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 06:24:52 ID:???
★板野→ドリブル 48 (
ハート10
)(
3
+
3
)=★
745 :
Q513
◆RZdXGG2sGw
:2013/10/04(金) 06:55:55 ID:???
★小池→タックル 46 (
スペード10
)(
2
+
5
)=★
746 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 08:02:22 ID:???
綱渡りですなぁ
747 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 17:02:47 ID:???
必殺技があればもう少し安定するか
748 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 18:38:07 ID:???
>来生1人でも大変なのに、2人に増えたら色々と大問題そうですね。
南葛にもキャプテン判定はあるのかな?
JOKER分岐見てみたいぜ
749 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 22:55:45 ID:???
>★板野→ドリブル 48 ( ハート10 )( 3 + 3 )=54★
>★小池→タックル 46 ( スペード10 )( 2 + 5 )=53★
>=1→ボールはこぼれ球に。板野が体勢を悪くしながら突破
========================================================================
小池「うりゃあ!」
ズザザーッ!!
板野「うっ……!?(こいつ、ふざけた性格してるけどやっぱり上手い!?)」
少しばかり調子に乗りやすい性格をしているものの、小池もまた東邦学園のスタメンの一員。
キャプテンに任命されてからは一心不乱に練習にも打ち込み、
めきめきと実力を伸ばしていた選手の一人である。
ある程度練習風景を見て板野もその事はわかっていたつもりであるが、
やはりその所業などがどことなく間が抜けている為か、些か油断をしてしまい、
小池を振り切れず強烈なスライディングタックルでせき止められてしまう。
若島津「(ドリブルは下手か……? いや……!)」
小池「へへへ、どんなもんだい!」
板野「(でも、これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
バキャアッ!!
小池「ぐへぇぇえええっ!?」
東邦メンバー「こ、小池ーっ!?」「キャプテーン!!」「ふ、吹き飛んだだと!?」
若島津「(あいつの異常な脚力を相手に、正面からのスライディングタックルでは跳ね飛ばされてしまうか……!)」
しかし、この小池のディフェンスを板野は持ち前のパワーで文字通り跳ね飛ばした。
今はまだ開発中である『強引なドリブル』。
それでも、相手が馬鹿正直に正面からやってきてくれるのならば思う存分力を発揮できるだけの実力は板野も身に着けていたのである。
この光景を見て東邦学園の選手たちは驚き、若島津は目を細めながらもセービングの構えを取る。
750 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 22:57:17 ID:???
小池「い、いでぇ……って、くそ、そんな事言ってる場合じゃねぇ!
DF! シュートコースをブロックするんだ!」
東邦DF「え、そんな……」「しょ、勝負する事なんて無いだろこんな不審者相手に!」
小池「馬鹿野郎! 天下の東邦学園が舐められっぱなしでたまるか! いいからブロックだ!」
そして、板野に吹き飛ばされ地面に倒れ伏しながら、小池はDF達に板野を止めるように指示を飛ばす。
当然ながら彼らは困惑をするが、(一応)キャプテンである小池が出す指示ならば仕方ない。
それに彼らにも、自分たちが強豪・東邦学園のメンバーであるというプライドはある。
まるで見た事もない板野を相手に、好き勝手やらせるものかという思いも確かにあった。
川辺「そ、そうだな……! こんな訳のわからない奴にやらせてたまるか!」
高島「若島津の出番はない! 俺達がブロックしてやる!」
板野「(くそっ、流石にフリーで打たせてくれるなんてムシのいい話はないか……。
それよりも早くシュートを打たないと、このままだとボールを奪われちゃうな!)」
DF達が自身に殺到するのを見ながら、板野は先ほど小池を吹き飛ばした際に大きく離れてしまったボールを拾い、
やや強引な体勢のまま右足を大きく振りかぶる。
グワアアアアアアアアアアアアアアッ!!
若島津「(む……!? あの振り足は……)」
反町「(強引な姿勢だからか? かなり無理のある体勢に見えるけど……)」
板野「(ちょっと打ちにくいけど……仕方ない!)食らえ、東邦! これが俺の……弾丸シュートだぁぁぁぁぁぁああ!!」
751 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 22:58:53 ID:???
先着3名様で、
★板野→弾丸シュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )-(体勢悪-1)=★
★川辺→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
高島→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★若島津 パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。誰もフォローしなかった……。
≦−2→板野のシュートは若島津にすら届かなかった……。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野の弾丸シュートが東邦ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。誰もフォローしなかった……。
≦−2→若島津が大きく弾き飛ばした!
【補足・補正・備考】
板野の「弾丸シュート」には吹っ飛び係数4がついています。
若島津:ダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」
>>746-747 キャプテンになった小池も地味にパワーアップしてますが……必殺技があれば抜けましたね。
>>748 設ける予定です<キャプテン判定
752 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 22:59:20 ID:???
★板野→弾丸シュート 54 (
ハート3
)(
2
+
1
)-(体勢悪-1)=★
753 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:02:31 ID:???
★川辺→ブロック 44 (
ハート9
)(
2
+
4
)+(人数補正+1)=
高島→ブロック 45 (
ダイヤQ
)(
6
+
1
)+(人数補正+1)=★
ブロック圏内とか
754 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:02:33 ID:???
★川辺→ブロック 44 (
ハート10
)(
1
+
4
)+(人数補正+1)=
高島→ブロック 45 (
スペードJ
)(
2
+
3
)+(人数補正+1)=★
755 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:02:34 ID:???
★川辺→ブロック 44 (
ハートA
)(
1
+
6
)+(人数補正+1)=
高島→ブロック 45 (
クラブ6
)(
5
+
5
)+(人数補正+1)=★
756 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:03:03 ID:???
★若島津 パンチング 56 (
ハート2
)(
6
+
3
)=★
757 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:03:23 ID:???
★若島津 パンチング 56 (
クラブ8
)(
2
+
1
)=★
758 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 23:40:30 ID:???
>★板野→弾丸シュート 54 ( ハート3 )( 2 + 1 )-(体勢悪-1)=56★
>★川辺→ブロック 44 ( ハート9 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=51 *吹っ飛び*
> 高島→ブロック 45 ( ダイヤQ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=53★*減衰*
>★若島津 パンチング 56 ( ハート2 )( 6 + 3 )+(減衰+1)=66★
>≦−2→若島津が大きく弾き飛ばした!
====================================================================================
板野「(や、やばい! ミスキックだ! でも……)うおおおおおおおおおっ!!」
バゴォォオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
やはり体勢が悪かった事が影響したか、本調子の時とは程遠いフォームでボールを強く蹴る板野。
ただただ力を込めてシュートを打つ事を意識した弾丸シュートは、それでも爆音をかきたてながら若島津が守るゴールへと一直線で突き進む。
川辺「な、なんだこのシュートは……ぐああああっ!?」
バキャッ!
高島「か、川辺!? く、くそぉっ!」
そして、不幸にもそのシュートコースの真正面に立ってしまっていた東邦学園DF。
川辺は無惨にも吹き飛ばされ、高島は辛うじて脇腹でシュートをかわす事に成功する。
しかし、高島がボールに掠った際、ボールの威力は目に見えて減衰をする。
若島津「(……とはいえ、この程度のシュート。 威力が落ちようが落ちまいが関係は無い!) せいっ!!」
バコォォォォオオンッ!!
板野「ああ……(ま、また防がれた……)」
だが若島津にとっては、例え高島が掠っていなくとも問題は何も無かった。
悪い体勢から、ミスキックで放たれた弾丸シュート。それは悪条件が重なっていなかろうと、若島津の動体視力と反射神経、
何よりも拳の強さを考えれば容易くとは言わずとも弾き返す事は十二分に可能なシュートだったからである。
759 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 23:41:31 ID:???
若島津「(……まぁ、この程度ならば問題はないか)」
小池「よ、よーし、よくやった若島津! それでこそ我が東邦学園の守護神だ!」
反町「(でぃ、DFを吹き飛ばすシュート……そんなのありかよ……。
いや、冷静に考えれば去年の全国でも松山は中西吹き飛ばしてたし……ふ、ふらのって思ってたより怖いチームなのか?)」
沢田「(あわわわわ……こ、怖いよう)」
若島津がボールを大きく弾き返し、地面を転々と転がる中、
丁度正拳突きをするような構えを見せてセーブをした若島津は口元を僅かに上げながら笑み、
小池は未だ地面に倒れたまま若島津のファインセーブを褒め称え、反町と沢田はゾッと背筋を凍りつかせる。
そして、板野はといえば……。
板野「(……やばい、かっこがつかない)」
頬をぽりぽりと掻きながら、事後処理に困っていた。
漫画的な展開を言えば、こういう乱入者というものは大抵あっさりとゴールを奪うものである。
実際板野としてもその場面を想定しながら練習に乱入をしたのだが、結果はあっさりと若島津に完敗。
これでは余りにも恰好がつかない。
若島津「……で?」
板野「へ?」
そして、しばらくどうしたものかとまごつく板野だったが、このピンと張りつめた緊張の中、
しっかりとセーブをした若島津は、いつの間にか腕組みをしながら余裕綽々とした表情で板野を睨みつけつつ、口を開く。
若島津「DF陣だけだが、ウチの実力は見せたぞ? ……感想はどうだ?」
板野「うぐっ……」
760 :
森末(仮)
:2013/10/04(金) 23:42:51 ID:???
A.「思ったよりは歯応えがありそうだね。 これは全国大会が楽しみだ」 強がって上から目線で言ってみる
B.「流石は天下に名高い東邦学園だね。 実力の目算が甘かったみたいだ」 冷静に自身の非を認める
C.「お、おれの実力がこの程度だと思うなよ! 全国までにはもっと強くなってやる!」 遠吠えをしてみる
D.「ごめん、今から東京タワーに観光に行くんでこれで……」 そそくさと帰る
E.「次は攻撃陣の実力を見せて欲しいんだけど……」 ちらりと反町と沢田に視線を送ってみる
F.「DF陣より俺はそこのキャプテンの方が気になる」 小池が気になる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
761 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:48:36 ID:h0HfUaWs
F
762 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:56:19 ID:qrI2bodc
B
763 :
森崎名無しさん
:2013/10/04(金) 23:58:19 ID:RinbfQqM
G 「どうやらロクに指示出せてないようだな」若島津を指揮能力を責めてみる
小池が指示出してたしね
764 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 00:00:50 ID:sQZ40YHs
B
765 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 00:40:30 ID:???
>B.「流石は天下に名高い東邦学園だね。 実力の目算が甘かったみたいだ」 冷静に自身の非を認める
================================================================================================
ここで板野は、しっかりと自身の非を詫びるような発言をした。
どれだけ強がった所で、自分が若島津に完敗をしたという客観的に見ても明らかな事実は曲げられない。
当然板野の弾丸シュートの威力だけは東邦学園メンバーに知れ渡ってはいたが、
それ以上に若島津が守るゴールは正に鉄壁であるという証明もしてしまっていたからである。
若島津「ふん、あっさりと引き下がるか。 面白みのない奴だな」
板野「うぅ……(返す言葉もない)」
これに対して若島津は鼻を鳴らしながら居丈高に板野を見下すのだが、
東邦学園の他のメンバーは一部は納得を、そして大部分はホッと胸を撫で下ろすのだった。
小池「(うんうん、俺がキャプテンを務める東邦学園だからな。
分相応って奴をわかってるらしい……中々殊勝な奴じゃないか)」
反町「(せ、性格はそこまで悪くないのか?)」
沢田「(でも練習にフェンスをよじ登ってまで乱入してきてるし……)」
松山「おい、板野! もう気が済んだだろ! 戻るぞ!」
板野「あっ……ご、ごめん!」
そして、この戦いを見守っていた松山は、決着がついた所で板野へと声をかけた。
当初は練習にいきなり乱入をし、勝負を仕掛けた板野に驚いていた松山だが、
そこは元来サッカーへの熱意がずば抜けている松山である。
ふらの中学でも松山に次ぐ能力を持つ板野の実力が果たしてどこまで東邦に通用をするのか、
板野の弾丸シュートが若島津が守るゴールをこじ開ける事が出来るのかを固唾をのんで見守っていた。
結果は見事に板野の敗北という残念なものとなってしまったが、そこで気を取り直した松山は、慌てて板野に帰るよう呼びかける。
板野がそれに対して返答をしながら戻り始めるころには、
警備員、及び警察を呼んでいた北詰もグラウンドへと姿を見せており。
板野は急いでフェンスを再びよじ登って、東邦学園から脱出をするのだった。
766 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 00:41:40 ID:???
北詰「ええい、逃げたか……! まったく、どこのどいつだあの常識外れな男は!」
反町「お、落ち着いてください監督……」
小池「この小池秀人率いる東邦の守備陣があいつをしっかり止めましたから!」
北詰「そういう問題じゃない!」
若島津「(やかましい……)」
………
……
…
松山「まったく……いきなりフェンスを登り始めた時はどうしようかと思ったぞ!」
板野「ご、ごめん……」
グラウンドで北詰が憤慨をしている頃、
急いで来た道を戻りながら板野と松山は先ほどの板野の行動について話し合っていた。
板野としても、今になってようやく自身の行動がどれだけ常識外れな事だったかを理解したらしく、
頭をかきながら松山に謝罪。
松山自身も一応注意はしているものの、先に言ったように板野と東邦の対決を見てみたかったのか、
そこまで本気で激怒をしている訳ではないらしく、すぐに笑みを浮かべる。
松山「まぁ……反省してくれてるならいいさ。
それよりも……やっぱり東邦は強敵だな。 特に、若島津」
板野「うん……」
あまり練習を見る事は出来ていないが、短時間といえど選手たちの一連のプレイは確認できた。
そして、板野が直接対決をした小池、若島津達の実力……。
どちらも侮れるものではない、というのは松山と板野の共通認識である。
767 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 00:42:46 ID:???
松山「さっきも言ったように、あの沢田、そして小池のいる中盤を支配するのは骨が折れるだろう。
うちの中盤も負けちゃいない筈だけどな」
板野「そうだね(ただ、こっちは殆ど松山に頼りきりな所があるからな……)」
松山「俺も、東邦と戦う時は積極的にゴールを狙いにはいけないかもしれない。
だから、ゴールを奪うのは板野……お前や小田、FW達の役目になるぞ」
板野「うん、わかってる!」
松山の実力は確かに高い、だが、東邦学園の攻撃陣――反町、沢田、小池の3人もまた侮れる相手ではないのも事実。
彼らに自由に攻撃をさせない為にも、松山は東邦と戦う時、些か下がり目の位置で行動をする事になるかもしれない。
そうなった場合、若島津からゴールを狙えるのは最前線の選手――板野を中心としたFW達の活躍にかかっている。
板野「(機を見て松山が上がれる事もあるだろうけど、そう何度も飛び出せるとも思えない。
なら、俺がゴールを奪うしかないんだ……でも……弾丸シュートじゃ通用しなかった。
もっと強いシュートが……もっと強力なシュートが必要なんだ……! でも、どうすればいいんだ……?)」
全国大会で若島津とした一度きりの勝負、その時の敗戦を糧にして編み出された弾丸シュートも若島津には通用しなかった。
ならば、もっと強いシュートを開発しなければならない。
原作で、本編で、全日本のストライカー、主力級の選手たちが成長を遂げたように……。
大空翼がドライブシュートをミラクルシュート、ドライブオーバーヘッド、フライングドライブへと進化させたように。
日向小次郎がタイガーショットをネオタイガーショット、ライトニングタイガーショットへと進化させたように。
しかし、どうすればその切欠を掴めるのか……板野には皆目見当がつかないまま、
こうして修学旅行のメインイベント……東邦学園への偵察は終わり。
その後、小田達と合流をした板野達は帰路へとついたのだった。
※北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野 になりました。
768 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 00:44:26 ID:???
『3年目 3月 日常パート』
森末「やぁおかえり、修学旅行は楽しかったかい?」
板野「うん、まぁね……あ、これお土産だよ。 はい、雷おこし」
森末「ありがとう。 ……東邦学園への偵察は上手くいったかな?」
板野「う、うん……ちょっと問題もあったけどね。 でもまあ、大丈夫!」
森末「そうか……まあ、今月も気を取り直して日常パートにいってみよう」
板野「3月かぁ……どんどん8月が近くなってくるね。 今月はどうしようかなぁ」
A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
769 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 00:53:34 ID:yT2+AC1k
B 松山と反省会でもしようかな
770 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 01:23:58 ID:???
本日はここで一区切りさせていただきます。
それでは。
771 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 05:49:44 ID:XGjRx+42
B
772 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 21:02:30 ID:???
乱入はキャプテン翼の定番乙でした
773 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 22:33:58 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
==================================================================
板野「今月は誰かに会いに行ってみようかな……」
森末「ふむふむ、それじゃあ恒例、誰と会えるかを決めようか。
誰に会いに行く?」
A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤
>>772 乙ありです。偵察→乱入はお決まりのパターンですね。
774 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 22:36:57 ID:yT2+AC1k
A
775 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 22:39:49 ID:sQZ40YHs
A
776 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 22:55:09 ID:???
>A.松山
==============================================================
板野「そうだなぁ……久しぶりに松山に会いに行ってみようかな」
森末「直接会いに行ったのは去年にまで遡る事になるしね。
うん、いいと思うよ。 それじゃあ行ってらっしゃい」
今は春休み期間という事で、学校も休み。
部活が休みの時ならば……と、板野はその日に以前来訪した松山家を訪問。
休みの内に春休みの宿題を片付けておかなくてはと、
珍しくボールを蹴らずに自宅にいた松山が出迎えてくれ、前回と同じように松山の部屋に通される。
松山「そういえば板野は宿題は終わったのか?」
板野「ぼちぼちはやってるよ。 練習がある日も、少しずつ進めてるし……」
松山「そうかぁ、俺は練習ある日は帰ってくるとすぐ飯食って風呂入って寝るからなぁ。
勉強しようにも眠くて全然進まないんだ」
板野「ははは……(まぁ、日ごろから人一倍松山は練習に励んでるもんなぁ。仕方ないや。
さて、それはそれとして何の話をしようかな?)」
A.「この前偵察をした東邦学園の事だけど……」 東邦対策について相談をする
B.「松山は先月のバレンタインデー、チョコレート貰った?」 色恋話だ!
C.「若島津を破れるだけの必殺シュートを編み出したいんだけど……」 新技について相談してみる
D.「来月、いよいよ俺達最高学年になるけどさ。新入部員とか増えるかな?」 新入部員について話してみる
E.「松山から見て、俺のサッカーの実力ってどうだろう?」 自分の力量を客観的に見てもらう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
777 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 22:55:27 ID:VELGVr/s
C
778 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 22:57:52 ID:yT2+AC1k
C
779 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:11:22 ID:???
>C.「若島津を破れるだけの必殺シュートを編み出したいんだけど……」 新技について相談してみる
================================================================================================
松山「必殺シュート……か」
板野が相談をすると松山はギィ、と椅子の音を立てながら背もたれに体を預けて天を仰ぎ、考え始める。
思い起こされるのはつい先日の修学旅行。
その際に東邦学園を偵察した時、板野が練習風景を見ていていても立ってもおられず、乱入をしたのは記憶に新しい。
キャプテンである小池を強引なドリブルで突破し、DFを跳ね飛ばす程の弾丸シュートを放った板野。
しかし、そのシュートも、中学生No.1キーパーである若島津にはいとも容易く弾かれるものだった。
板野「このままじゃ駄目なんだ。 弾丸シュートじゃない、もっと強烈なシュートが必要なんだ。
だけど、どうすればいいのか俺にはわからない……」
全国制覇を成し遂げる為に、最大の強敵となるのは東邦だろうと考えている板野。
その東邦に勝つ為には若島津というキーパーを打ち破る事は必須であり、
それは松山とて重々承知をしている事である。
松山「確かに、板野の弾丸シュートは……恐らく万全な状態でも若島津相手には分が悪かったかもしれない。
俺の北国シュートも、こぼれ球にするのが精々かもしれないな」
板野「………………」
松山「サッカーは点を取り合うスポーツ。 そして、東邦学園には反町というストライカーがいる。
うちの加藤も負けちゃいない筈だが、反町相手に何度もシュートを打たれちゃゴールは割られちまうだろうな。
そうなると俺と板野がどれだけ若島津から点を奪えるか……その勝負になってくる」
板野「うん……」
松山「そして、東邦の中盤もかなり分厚い。
キャプテンの小池も中々の実力者だったし、沢田のキープも1年生とは思えない程だった。
だから俺は積極的に攻撃参加は出来ないかもしれない……前に出て点を取る役目は、FWである板野達に任せちまうだろう。
その為にも、板野には得点力を確かに上げて欲しいが……」
780 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:12:25 ID:???
弾丸シュート……まだ実戦で一度も撃っていないのに(涙
781 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:13:03 ID:???
先着1名様で、
★松山くんの考え→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→松山「閃いた! 俺と板野で同時にシュートを打てばいいんじゃないか!?」
ダイヤ→松山「駄目だな、いい考えが浮かばない……少し散歩でもするか?」
ハート・スペード→松山「弾丸シュートを、更に改良するしかないだろう……」
クラブ→松山「……地道にシュート力を上げるしかないんじゃないか?」
782 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:13:13 ID:???
★松山くんの考え→
クラブ2
★
783 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:14:18 ID:???
魔物シュートは無かった
784 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:18:56 ID:???
うん、ごめんまたクラブ低数値なんだ
785 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:23:08 ID:???
>★松山くんの考え→ クラブ2 =松山「……地道にシュート力を上げるしかないんじゃないか?」★
============================================================================================
板野「えぇー……」
松山「そんな簡単に必殺シュートを覚えれたら苦労しないぜ。
そもそも弾丸シュート自体、全国レベルで見れば早々撃てる奴なんていないんだ」
結局、松山から出た結論は、基礎力を高めるしかないというものだった。
確かに基礎は大事であり、技があっても基礎が疎かであれば実際の威力は大した事がない。
だが、板野のシュート力に関して言えば、もはやそれはほぼ限界近くまで研ぎ澄まされている。
今更急激なパワーアップなど、望めない事は誰よりも板野自身が知っていた。
板野「(でも、まぁ……まだ凄く上がりにくい、なんだしあげるべきなのかなぁ?
……そうすると、他の能力を上げる時間が無くなるんだよなぁ)」
松山「……ところで板野、折角来たんだから宿題でわからない所教えてくれないか?」
板野「えっ、あ、うん、いいよ」
その後、板野は松山の求めに応じ、日が暮れるまで松山の宿題に付き合った。
板野の分を写そうとしない所は、実に真面目で実直な松山らしいが、
数学の公式を教えてもらい問題が解ける!と大喜びをする松山とは対照的に、
思ったようにアドバイスを貰えなかった板野は小さくため息を吐くのだった。
板野「(うーん、駄目だなぁ……違う観点からアプローチした方がいいのかな?)」
786 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:24:11 ID:???
『3年目 3月 練習パート』
森末「さて、今月も練習パートがやってきたよ。
残す練習パートも残り少なくなってきた、ラストスパートって奴だね」
板野「初期から全然パスカットとブロックは上がってないねぇ……」
森末「まぁ、どちらもFWとしては不要と言えるけどね……ただ、上げておいて損は無い事は違いない。
それにまだ普通や上がりやすいレベルの能力もあるし、技経験値も溜まってる。
今月はどれを選ぶんだい?」
板野「うーん……」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
ドリブル経験値:7
シュート経験値:5
A.基礎能力を上げる
B.技を覚える
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
787 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:26:03 ID:BpgQSsds
B
788 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:26:18 ID:OKb/HAGo
A
789 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:33:02 ID:sQZ40YHs
A
790 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:37:36 ID:???
>A.基礎能力を上げる
================================================================
板野「……いや、この前東邦学園の練習を見てわかった!
俺も基礎はまだまだだ、もっと鍛えないと!」
森末「ふむ、なら次は何を鍛えるかだ。 どれを選ぶ?」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
791 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:39:16 ID:OKb/HAGo
C
792 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:RumN/YS2
A
793 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:BpgQSsds
C
794 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:47:53 ID:???
>C.シュート
==============================================================
板野「……シュート力を鍛えるよ」
森末「ふむふむ……よし、なら頑張っておいで」
板野のこの選択に、森末は特に何も言わずただ頑張れと鼓舞をして練習に送り出した。
既に上がりにくいへと達し、急激な成長は見込めない板野のシュート力。
しかし、今のままでも若島津を抜けないのは確固たる事実。
必殺シュートを開発するより前に、まずは基礎的なシュート力を上昇させる。
松山と相談し合った末に出た結論を、板野は実行したのである。
板野「加藤、シュートを受けてくれ!」
加藤「おう!(えぇぇぇ……まだシュート力上げる気かよこいつ?)」
板野「(見てろよ、若島津! 俺は絶対に……お前からゴールを奪ってやる!)」
先着1名様で、
★板野のシュート特訓→(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
7以下→効果無し。
8以上→+1
795 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:49:11 ID:???
★板野のシュート特訓→(
3
+
2
)=★
796 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:14:22 ID:???
>★板野のシュート特訓→( 3 + 2 )=効果無し★
==================================================================
バゴォォォオオオオオオオオオオオオオンッ!!
加藤「ぐぶふぅっ!!」
若島津から必ずゴールを奪ってみせると闘志を燃やし、シュート練習に明け暮れる板野。
その小さな足から繰り出されているとは到底思えない爆音を立てながら、
板野の放つ弾丸シュートは何度も何度も加藤が守るゴールを攻め立て、
練習に付き合ってくれる加藤はそのたびに吹き飛んでゆく。
板野「(駄目だ……これじゃ、いつもとそう変わらない!)」
しかし、加藤が吹き飛ぶ様を見ても、板野はまだ満足をしていなかった。
確かに加藤は全国クラスのキーパーだが、若島津、そして中西という日本を代表するキーパーに比較をすれば格段に劣る。
その加藤から何度ゴールを奪っても、それで若島津からゴールを奪えるとは限らない。
否、この程度ではまだまだ若島津には通用をしないという確信がある。
板野「(やっぱり基礎的なシュート力を上げるのは難しいのか?
でも、なら、どうすれば……)」
松山「(焦ってるな、板野……)」
加藤「(ぐおおおお、いてぇぇぇ……しかもこれだけ付き合ってるのに板野の奴全然満足してないみたいだ。
くそっ、やっぱりキーパーなんて嫌いだ!)」
悩める板野に、心配する松山、
そして何度も何度も弾丸シュートを受けて跳ね飛ばされ、心身ともに疲弊困憊な加藤。
三者三様に苦しみながら、こうして3月の練習は終わりを告げた。
797 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:15:22 ID:???
『3年目 4月 定例パート』
※4月になった為、全能力が+1されます。
そして翌月、4月。
北海道にも春は訪れ、板野達は3年生へと進級をした。
松山「今年も同じクラスだな、これから1年よろしくな板野!」
板野「うん! あ、藤沢と小田も同じクラスなんだね」
小田「そうみたいだな」
藤沢「今年もよろしくね(特に松山くん……)」
矢車「いいよなぁ、お前たちは楽しそうで……どうせ俺なんか」
板野「(あ……矢車くんも同じクラスなんだ)」
進級をしたとはいえ、クラスの面子は変わる事がなく、あまり進級をしたという感じはしない。
なんだかなぁと思いながらも、始業式という事で早めに終わったHRの後、
板野はいつものようにサッカー部の部室まで移動をする。
小田「よーし、今日も練習頑張ろうぜ(はー、やだやだ。 折角早めに学校終わるんだし早く帰りたいぜ)」
板野「そういえば今年は新入部員ってくるのかな……? 去年は一応入ったんだよね?」
松山「入りはしたけど、すぐに練習に音を上げたからな……。
今年はもう少し骨のある奴に来て欲しいけど」
全国大会出場。
その実績は北海道全土のサッカー少年にとって輝かしいものであり、去年はそれなりの新入部員がいたらしいが……。
松山の課すハードな練習に耐えきれず、全員4月中に退部をしたという。
今年はそんな事は無いよう願いたいと思う板野であったが……。
798 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:16:35 ID:???
先着1名様で、
★新入部員さん→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→3人の新入部員が生き残った……だと……?
ダイヤ10以上→???「苫小牧から来ました。やっぱり朝は、朝カレー!」
ハート10以上→???「キーパーとフィールダーの二刀流を目指してます、夢は海外でプロ選手になる事です!」
スペード10以上→???「青山に土地買うのってヤバいッスか? 頑張ろう、ビッグになろう」
それ以外→4月中に全員逃げました……。
799 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:16:56 ID:???
★新入部員さん→
ハート4
★
800 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:16:57 ID:???
★新入部員さん→
クラブQ
★
801 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:30:56 ID:???
>★新入部員さん→ ハート4 =4月中に全員逃げました……。★
=====================================================================
しかし、やはり今年も上手くはいかなかった。
元々の数は多かった新入部員であったが、容赦のない松山の練習指示に一人辞め、二人辞めと退部者が続出。
一人退部者が出だすと、それだけで自分も……と連鎖的に辞めていく者達が増えてゆき、
新学期から半月も経たぬうちに、サッカー部の部員は元の12名+マネージャー2名になってしまうのだった。
松山「まったく、最近の奴は根性が無いな……。
この程度の練習に音を上げるようじゃ、全国制覇なんて到底無理だぞ!」
若松「本当だぜ!(……はぁ、やっぱり今年も同じパターンかぁ)」
板野「(松山って……多分指導者には向いてないんだろうなぁ)」
確かに松山の言うように、
ハードな練習にへこたれるような部員では全国制覇を目指すこのサッカー部に入るのは難しいだろう。
だが、今の松山達は3年生。そして入ってきたのは1年生。
2学年も離れていれば、技術も体力も違うのは当然である。
そんな1年生を相手に自分たちと同じメニューを課すというのは、
板野から見ても少しばかりスパルタ過ぎるように見えた。
松山「さぁ、それじゃあ練習開始だ! 今日も張り切っていくぞ!」
ふらの中「「「おー!!!」」」
※新入部員はいなくなりました。
802 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:31:56 ID:???
『3年目 4月 日常パート』
板野「うーん、悉く新入部員フラグをへし折ってしまってる気がするよ」
森末「今回は条件が厳しかったしね。 それに、今のふらのも十分強いし……。
新入部員も実力的には大した事が無い、選手が怪我した時の補充要員の予定だったからね。
あまり気にする事はないさ」
板野「はーい」
森末「よしよし、それじゃあ今月の日常パートにいこうか」
板野「4月か……俺がふらのに来て、もう1年になるんだなぁ。
今月はどうしよう……」
A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
803 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:44:05 ID:EaVt9KjY
A
804 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 01:08:31 ID:4hbnPTqM
A
805 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 01:56:06 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=======================================================================
板野「うーん……今月はぶらついてみる事にするよ」
森末「ふむふむ、そうか。 まあ散歩をして気分転換をするのもいいかもしれないね。
それじゃあ行ってらっしゃい」
修学旅行からこっち、常に板野の頭に有り続けたのは打倒・若島津の事だけである。
まだ1ヶ月しか経っていないとはいえ、その1ヶ月中、
勉強をしても練習をしても家にいても、どうやっても若島津を倒すイメージがつかめなかったのだ。
それはある意味では板野を縛り付けてしまっており、一種の呪縛となっていたのだが……。
このままではいけないと、板野は気分転換の為に散歩に出かける事にする。
板野「(とはいってもどこに行こう……?)」
先着1名様で、
★悩める板野の救世主?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→???「サッカー不毛の地、沖縄でのサッカースクールは儲からん。北海道に拠点を起こすぞ」 お、お前は!?
ダイヤ→???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!?
ハート→ヒゲを生やした侍風な男に会った。
スペード→女難の相があるイケメンハーフに会った。
クラブ→多田野「ファッ!? 板野くんじゃないですか!」 多田野に会った。
806 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 01:58:57 ID:???
★悩める板野の救世主?→
スペード6
★
807 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 02:01:07 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。それでは。
808 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 07:33:38 ID:???
乙でした
809 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:15:25 ID:???
>★悩める板野の救世主?→ スペード6 =女難の相があるイケメンハーフに会った。★
================================================================================
迷いに迷い、どこに行くでもなく途方に暮れて歩いていた板野。
そんな彼は自宅からも近い河川敷を通っていた折、
不意に対向から歩いてきた男性を一目見て、目を見開く。
板野「(な、なんだこの人……?)」
???「………………」
板野「(オーラが違う……何か、何かが俺達とは根本的に違う……)」
その男は、両手にスーパーの袋を下げ、ただ河川敷を板野と同じように歩いているだけ。
至って普通の光景であるが、その男は板野が今まで会った事もないような、
とてつもない程の存在感を放つオーラを放っており。
すれ違いざまに、板野は思わず振り向きその男の背中を見てしまう。
ポロン
板野「(あれ? 袋から何か……ミルク?)あ、あの! 落としましたよ!」
???「ん? あ、ありがとう!」
そしてその時、偶然なのか男が手に提げていた袋から粉ミルクが零れ落ち、しかし男は気づかないのか行ってしまおうとする。
咄嗟に板野がその粉ミルクを拾い上げ声をかけると、
男は礼を言いながら板野に歩み寄り粉ミルクを受け取ると再び袋に詰めいれる。
板野「(うわ……凄い量の粉ミルク。 ……これ、2つの袋にパンパンになるまで詰め込まれてるじゃないか)」
???「あれ? ……もしかして君、ふらの中学のサッカー部の子?」
板野「えっ、あ、はい! ふらの中学の3年、板野住明です! ……って、どうしてわかったんですか?」
ダルビッシュ「去年、それに一昨年のふらの中学のサッカー部のビデオは見せて貰っててね。
俺はダルビッシュ、ふらの中学のサッカー部のOBだ」
板野「え……ええええええええええっ!?」
810 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:16:25 ID:???
まさかこのような場所で、サッカー部のOB……。
しかも、自分の勘が正しければ類稀なる実力を秘めていそうな人物。
そんな人物――ダルビッシュに会えるとは思わなかった板野は驚きのあまり大声を上げるのだが、
ダルビッシュはニコリと笑いながら再び口を開く。
ダルビッシュ「俺が抜けてふらのも弱くなるかと思ってたけど、松山が入って再び全国に出れるだけの力はつけた。
ただ、問題はその後――本番の全国大会で優勝出来るかどうかだ。
松山1人じゃ負担が多すぎる。 だが……ビデオを見せて貰った限りじゃ、お前の実力は確かなようだ。
お前と松山、2人を主軸としたチームなら、全国を制覇するのも夢じゃなさそうだって……。
期待してるんだぜ?」
板野「あ、ありがとうございます! ……抜けてって事は、ダルビッシュさんって」
ダルビッシュ「俺とお前は2学年離れてる。 つまり、松山が1年の時、俺は3年だったんだ。
……まぁ、松山の課す練習が酷すぎて俺以外の3年は全員抜けたし。
松山中心のチームになりそうだったから、早々にキャプテンの座は松山に渡したけどな」
どこか近寄りがたい雰囲気があったように思えた男――ダルビッシュであったが、
話してみればなんともとっつきやすい印象であり、気さくな性格。
板野はその事にホッと安堵しつつも、矢次早に質問を浴びせる。
板野「勿論俺達も今年こそは全国制覇を狙ってるんですけど……。
でも、ちょっと悩みがあって……」
ダルビッシュ「悩みねぇ……言ってみろ、直接面識は無かったけどお前は俺の後輩だ。
俺で解決できる問題なら聞いてやるよ」
板野「……俺、若島津と2回対決した事があるんです。 でも、どっちも負けちゃって……」
811 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:18:01 ID:???
松山と同じ時を1年だけ過ごし、そして板野の事を全国大会のビデオで見て知っているダルビッシュ。
そんな彼ならば、板野と同世代でNo.1キーパーであるとされている若島津健。
彼の実力もまた知っているだろうと、最近の悩みについて相談をし、ダルビッシュはその件について詳しく問いただす。
全国大会で棄権をする事が決まった後、勝負を挑んだ1回目。
そして、先月の修学旅行で偵察をした際に渾身の弾丸シュートを打っても通用しなかった2回目。
どちらの事も板野はダルビッシュに説明し、ダルビッシュは顎を擦りながらふむふむと板野の言葉を聞く。
ダルビッシュ「確かにアイツの実力はアイツが1年生の時にも見たが……そこまで強くなってるのか。
お前、中西の守るゴールから点を上げてるってのに」
板野「はい……俺の今の実力じゃ、若島津からゴールを奪うのは難しい。
絡め手をつかったり、何本も打ち続けていれば取れるかもしれませんけど……」
ダルビッシュ「お前の話を聞く限りじゃ、東邦は中盤も強くなったってか。
なるほどな、そりゃ確かにやりづらいだろう」
板野「だから俺、新しいシュートを編み出してみたいんです」
弾丸シュートも、板野が時間をかけて編み出した必殺のシュート。
その威力は松山の北国シュートにも劣らないものだが、それでも若島津には通用をしない。
ならばそれ以上のシュートを開発しなければと思う板野だが、今月の練習では特に成果も出せず、
ただただ焦りが蓄積をするだけである。
ダルビッシュ「……お前、練習する時ちゃんと考えてるか?」
板野「え?」
ダルビッシュ「練習は嘘を吐かないって言うけど、考えて練習しないと平気で嘘吐くぞ」
板野「…………」
ダルビッシュ「……ちょっと見てやるからさ、お前シュート打ってみろよ。
どこを改善した方がいいか、俺にわかる事ならアドバイスしてやる」
そう言うと、ダルビッシュはどこから取り出したのかボールをひょいと板野へと投げ、我先にと河原へと降り立つ。
板野もそれに習い、ダルビッシュの後を追って河原へと向かい、
些か地面はシュートを打ちにくいコンディションなものの、ダルビッシュに促されるまま何度かシュートを打ってみせる。
812 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:19:01 ID:???
ダルビッシュ「ふーん」
板野「ど、どうですか?」
ダルビッシュ「強いよ、確かに強い。 はっきり言って、俺が3年の時より遥かに強い……。
っていうか、今の俺でもお前より強いシュートは打てないと思うよ」
板野「え……えぇー……」
黄金世代と言える板野の年代のサッカー少年。
その中でも突出していると言える板野のシュート力は既にダルビッシュをも凌駕するらしく、
その事実に板野は果たしてまともなアドバイスを貰えるのだろうかと落胆をするのだが、
ダルビッシュはそのような事はお構いなしに話を続ける。
ダルビッシュ「ただ俺はお前程のキック力は無いけど、言える事はある」
板野「な、なんですか?」
ダルビッシュ「勿体ないんだよ、お前」
板野「へ?」
ダルビッシュの言う言葉の意味がいまいちわからなかった板野は思わず目を点にして情けない声を出すが、
ダルビッシュは板野の肩を掴むと、それを強く押し付けつつ足も掴み強引に持ち上げる。
板野「わ、わわっ」
ダルビッシュ「一つにフォームがギクシャクしてる、今の方が打ちやすいんなら別に止めはしないけど、
もっと綺麗なフォームにすればコントロールは増す。
そうすればもっと力んでシュートに行けるようになるぜ」
板野「フォームが……おかしいですか?」
ダルビッシュ「うん、おかしい。 ただ、別に矯正しなくても今、これが打ちやすいなら問題ない」
言いながら、ダルビッシュは板野がシュートしたボールを拾いつつ、もう一つ言える事があると板野に伝える。
813 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:20:05 ID:???
ダルビッシュ「後はボールを蹴る時、インパクトする時にどこを蹴るかだ」
板野「……?」
ダルビッシュ「お前、少し下の方を蹴りすぎてるんだ。 だからボールは上に跳ね上がる」
説明をしながらダルビッシュはボールを地面に置くと、
実演をするようにボールの下部をインステップキックで蹴るような真似をする。
ダルビッシュ「見ていた感じ、お前のシュートは横幅に関しちゃゴールには入る。
ただ上を向いて、ゴールバーを越える事が多い筈だ」
板野「……弾丸シュートを練習していた時も、そんな感じでした」
ダルビッシュ「なら、蹴る場所を色々替えてみる事で少しはマシになるかもしれん。
ただこっちも今の威力を維持したまま蹴る場所を変えるってだけでもかなり練習は必要になるだろうぜ」
板野「…………」
ダルビッシュが提案をしたのは、上記の2つ。
つまり、フォームを綺麗にしてシュートを打てるよう矯正をするか、
そもそもボールが跳ね気味な板野の癖を無くす為に色々と試してみるかの2つである。
ダルビッシュ「どっちも一辺に、ってのは時間的に無理そうだからな。
今が……4月だろ、8月の全国大会に間に合わせるにはどっちか一本に絞った方がいい」
板野「なるほど……」
ダルビッシュ「フォームを改造するか、上向きにボールが上昇する癖をどうにかするかだ。
更にシュート力を上げるならどっちかを選ぶしかねぇ。 どうする?」
板野「………………」
A.フォームを改造する
B.上向きにボールが上昇する癖を無くす
C.両方やる!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>808 乙ありです
814 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:23:07 ID:LCfXYFc2
A
815 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:28:27 ID:fe6ytPzU
A
816 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:38:32 ID:???
>A.フォームを改造する
===================================================================
板野「今のままでも……問題が無いって話ですけど、それでもこの先問題出てくるかもしれないんですよね?」
ダルビッシュ「まあな」
板野「なら、今の内に直したおきたいです」
ダルビッシュ「(ボールが上向きになる癖も同じくらい直しておいた方がいいとは思うんだが……。)
そういうなら、まあいいや。 ならちょっと教えてやるよ」
純粋なキック力ならば、ダルビッシュをも遥かに凌駕する板野。
それでも、2学年上のダルビッシュからすれば、フォーム自体はまだまだ甘い。
今の板野は力任せにボールを蹴っているだけであり、そのままでも威力は十分。
だが、それをより直接ボールに伝わらせる事の出来るフォームを身に着けられれば、
コントロール、威力、スピード、全てにおいて大きくレベルアップを果たす事は間違いないだろう。
ダルビッシュ「お前の場合、上体の起こし方がまず駄目だ。
もっとこう強く沿って、右足はここまで振りかぶる」
板野「は、はい(打ちにくいなぁ……)」
ダルビッシュ「腕は開きすぎると角度がブレるからもっと引き締めてだな……」
先着1名様で、
★日本球界No.1指導→! dice=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
5以上→板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!
それ以外→シュート経験値になります。
※板野にフォーム改造フラグが立ちました。
817 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:41:49 ID:???
★日本球界No.1指導→
6
=★
818 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:44:12 ID:???
オッシャー! やったぜ。
名前はどうしようかな…ダルビッシュ関連でつけた方がいいかな。
819 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:59:32 ID:???
パワー系シュートなんだね、それにちなんだ名前か
820 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:04:46 ID:???
レーザーシュートとかw
821 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:09:43 ID:???
悪い嫁さん貰いそう
822 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:30:00 ID:???
板野の新シュートについては、また新しく名前をつけて貰おうと思います。
それまではしばらく仮のままで。
しばらくは新しい名前のご提案などを頂ければ幸いです。>>566-578までの名前も候補としてある程度考えさせて頂きます。
823 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:33:15 ID:???
あとはねじ込み用のヘディングを覚えられれば文句なしか。
個人的にはあとシュート基礎値を1伸ばしたいが…厳しいかな?
824 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:36:53 ID:???
>★日本球界No.1指導→ 6 =板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!★
==================================================================================================================
ダルビッシュ「よーし、それで打ってみな」
板野「はい」
ダルビッシュ「(ぎこちねぇなぁ……まぁ、少しずつ慣らしていくしかねぇんだろうがな)」
元々板野はサッカーをしていた少年ではない。
森末に連れられキャプ森の世界に入ったものの、サッカーなど学校の授業くらいでしかやった事はなく、
基礎どころかロクにボールにも触れていなかった少年だった。
故に、森末に能力を与えられてサッカーをしても、
それはただ我武者羅に、言ってみれば1年の勘とキャプテン森崎を読んで得た知識を使った場当たり的なものだった。
板野「(あれ? 打ちにくいと思ったけど……)うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」
シュバッ!!
ダルビッシュ「ん?」
バゴッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!
ダルビッシュ「……は?」
板野「……え?」
そして、そこに2年前までふらの中学に在籍をしていたOB。
板野が畏怖をするほどのオーラを纏う超高校級のサッカー選手、ダルビッシュの培った経験を合わせた際、
板野の放ったシュートは弾丸シュートの大よそ2倍の爆音をかきたてて飛び立ち、
そのまま河川敷にかかる橋の壁面へとめり込む。
板野「………………」
ダルビッシュ「……おい、コンクリートにめり込んでるぞ、おい!」
825 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:37:54 ID:???
その光景は、指導をしたダルビッシュにとっても、そして板野にとっても正に予想外のものだった。
ダルビッシュにとってみれば、少しばかりシュート力が上がれば上等という軽い気持ちでの指導。
それがまさかコンクリートにめり込む程の威力を出すとは思っておらず完全に茫然とし、
一方で板野としてみれば、このようなコンクリートにめり込むシュートなど、
正に原作、本編での日向のタイガーショットのような超威力のシュート……つまり、夢のまた夢の存在。
それを自分が打ったというのだから、その衝撃たるや心中察するに値するものである。
板野「お、おれが……(タイガーショットを打てた……?)」
ダルビッシュ「おい、大丈夫か? 足怪我とかしてないだろうな?」
板野「あ! だ、大丈夫です! 怪我はなんとも……」
しばらく放心をする板野を見て、ダルビッシュは心配をするものの、
板野はなんともないとすぐさま怪我が無い事をアピールしてみせ、ダルビッシュを安心させる。
板野「ありがとうございました、ダルビッシュさん!
これで……このシュートなら、若島津からもゴールを奪える!」
ダルビッシュ「いや……俺は殆ど何もしてねーぞ? でもまぁ、喜んでくれるならいいや!
礼がしたいってんなら、この北海道に今年こそあの優勝旗を持って帰ってきてくれ!」
板野「はい!」
板野の爆発的キック力に、更にダルビッシュの施したシュートフォームの改造。
これにより板野は正に超中学生級の……高校生すら凌駕するほどのシュートを編み出した。
フリーの状態からのシュートでは、到底敵わなかった。
弾丸シュートでも、軽々と弾き飛ばされてしまった。
それでも、このシュートならば……この強力、過ぎる程のシュートならば、若島津からもゴールは奪える。
確信に近い自信を抱きながら、板野はすっかり悩みを吹き飛ばし、若島津との再戦に燃えるのだった。
板野「(見てろよ若島津……お前からゴールを奪って、優勝をするのは俺達! 俺達、ふらのだ!)」
ダルビッシュ「(げっ、もうこんな時間だ! 早くかえらねぇと怒られる! 粉ミルクのおつかいしてたのすっかり忘れてた!)」
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