キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】

1 :森末(仮):2013/09/16(月) 20:49:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

キャプテン森崎外伝スレ11
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1362066008/784-861

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされる。
快く承諾した板野は参加を決める際、ゲーム難易度『難しい』を選択してしまい、
自分が参加するスレには森崎、翼、日向という全日本の三大主柱と言うべき人物の参加を蹴ってしまう。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野、果たして彼は全国中学サッカー大会で優勝する事が出来るのだろうか?

953 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 19:53:20 ID:???
【ガンスリンガー】俺inキャプ森2【突き進む】
【小さな体】俺inキャプ森2【確かな力】

954 :森末(仮):2013/10/09(水) 20:53:14 ID:???
>★7月のイベント→ ダイヤ2 =学校のグラウンドで練習している松山を発見! 今日は休みの筈なのに……★
====================================================================================================
板野「(ん? あれは……)」

散歩中、不意に学校の前を通った際、グラウンドから聞こえてくる誰かがボールを蹴る音。
今日は練習が休み、にも関わらず一体誰が蹴っているのだろうと板野は考えるも、
すぐに1人の人物の名が思い浮かぶ。

板野「(休みの日にわざわざ練習するような奴なんて、決まってる……)」
松山「はぁっ、はぁっ……」
板野「(やっぱり……)松山!」
松山「! なんだ、板野か……」

努力の男と揶揄される事もある松山光。
全国大会がすぐ近くに迫り、そして思い人である藤沢美子がその大会が終わると共にアメリカへと行ってしまう。
そのような状況で彼が大人しく家で休養を取る事が出来る筈もなく、
こうしてボールを蹴り、汗を流していた。
板野が声をかけた事で松山はようやく体を止め、駆け寄ってくる板野を出迎える。

板野「こんな日まで練習? もうすぐ全国大会で気合が入るのはわかるけど、休める時は休めないと大変だよ」
松山「ああ、わかってる。 ただ、どうしても次の大会には勝ちたい……俺達にとって、最後の全国大会だからな。
   そう考えると、いてもたってもいられないんだ」
板野「でも……」
松山「それに、大会に向けて、もう一つ武器を作っておきたいんだ」

去年の全国大会直前、大会へ向けて大きな武器となるよう編み出した『北国シュート』
それは実際、去年の大会でも難波中学との試合で得点を挙げる切り札となり、1回戦突破に役立った。
しかし、北国シュートだけではまだ足りない……。
前回に板野が東邦学園の練習に乱入をして若島津を相手どるには決定力が足りないと悩んだように、
松山もまた今のままでは他のチームと中盤での競り合いで不安が残ると考えたのである。

955 :森末(仮):2013/10/09(水) 20:54:15 ID:???
松山「東邦、南葛、どちらも中盤にいい選手がいて強敵なのは間違いない。
   今のままだと板野にシュートを打たせる事も満足に出来ないかもしれないんだ。
   だから……中盤で優位に立てるような技を開発しようと思ってる」
板野「具体的には?」
松山「俺の自慢はキープ力だ。 これならそう簡単に負けない自信がある」

言いながら、松山は自信の足元にあったボールを踏みしめて巧みに捌き、
しかし、他にもまだ考えている事があると言う。

松山「ただ……突破力なら既に板野も十分なレベルだ。 だから、守備的な技を覚えた方がいいかもしれないとも思ってる」
板野「守備か……」
松山「タックル、パスカット、どちらも相手の攻撃の芽を摘み取るのに必須だ。
   あとはいざという時にゴール前で守備に参加出来るように、ブロックを鍛えるか……」
板野「うーん……」

松山としても、これは大きな悩みどころである。
大会まではもう少しの時間しかなく、今から先ほど上げたすべての技を覚えるというのは不可能。
ならばどれか一つに絞って覚えないといけないわけだが、どれもこれも必要に思えてくるのである。

松山「板野はどう思う?」
板野「そうだなぁ……」

A.「松山ならキープ力を上げた方がいいんじゃないかな。 そうすればよほどの事が無い限り取られないと思う」
B.「タックルが上手いんだし、タックル技を覚えたらどうだろう。 早めに攻撃の芽を摘むのは大事だ」
C.「パスカットを鍛えた方がいいと思う。 カットできれば素早く攻守を交代できそうだ」
D.「ブロックかな。 全国大会で戦う強豪校には、優秀なFWが多いし」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

956 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:55:57 ID:gxJCE7IY
B

パスという選択肢がないのは残念

957 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:56:06 ID:EvTsTk6U
A 攻撃攻撃ィ!!

958 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 20:56:35 ID:8rYoNLDg
B

959 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:18:16 ID:???
松山はアンカーの役割を担ってもらうことになりそうだし、タックルはありあり
そーいえば、中里はスポーツニンジャ路線に行けるのかな

960 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:22:47 ID:???
>B.「タックルが上手いんだし、タックル技を覚えたらどうだろう。 早めに攻撃の芽を摘むのは大事だ」
=================================================================================================
松山「タックルか……(南葛の井沢は殆どオールラウンドプレイヤーだが……。
   以前の練習を見た限り、東邦の沢田や小池は大した守備力は持っていなかったな。
   あいつらの守備力を警戒するよりは、攻撃力に対策を持っていた方がいいか)
   よし、わかった。 それじゃあタックルを鍛えてみるか。 丁度考えていた事があったんだ」
板野「(考えていた事って……やっぱりアレかなぁ)」

悩みに悩んでいた松山であったが、板野にアドバイスを受けるとあっさりタックルを鍛える事を決意した。
そして明くる日から、松山は練習で板野を相手に何度も一対一を挑み続ける。
元々タックルが上手い松山の事、練習中板野も何度かボールを奪われるが、
強引なドリブルを使える局面では板野の方がやや優勢。
何度も吹き飛ばされる松山だが、それでもあきらめずにボールに食らいつこうとする。

板野「(よし、松山相手でも十分キープが出来るようになってきてる! この調子なら全国でも通用する筈だ!)」
松山「(さっきのは惜しかったんだ……もう一度!)」

ズザザザザァッ!!

板野「(また真横からのスライディング……! でもこれくらいなら……)」

サッ ギュゥウウウウウンッ!!

板野「えっ!?」
松山「(確かに板野のパワーは凄い! でも、そのパワーを万全に発揮させられないのなら効果は無いのは実証済みだ!
    囮のタックルで体勢を崩させ、反対側に回り込むようにしてからもう一度タックルだ!)」

ドガァァァアアアアアアアアンッ!!

板野「うわぁぁぁ!?」
松山「どうだ板野! これが俺の『鉄 砲 水 タ ッ ク ル』だ!!」
ふらのメンバー「い、板野が吹き飛んだ!?」「流石キャプテンだ!(また酷いネーミングセンス……)」

961 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:24:37 ID:???
板野の持っている怪力の凄まじさは、ふらのメンバーの中での共通認識である。
その板野が吹き飛ばされたとあってふらのメンバー達は大いに驚き、
続いて松山が高らかに宣言をした『鉄砲水タックル』という名前を聞いて内心げんなりとする。
一方で吹き飛ばされた板野といえば、まさか自分がパワー負けをしてしまうとは思っていなかったのか、
地面に倒れ込みながら茫然とするのだが……。

板野「(松山のタックルの凄さ……鉄砲水タックルの頼りになりっぷりはわかりきってる事だもんなぁ。
    俺が吹き飛ばされても仕方ない……のかなぁ)」

本編、そして原作、テクモ版での松山のボランチとしての働き・タックルの威力の凄さはわかっている板野。
強引なドリブルでも抜けなかった事に悔しさは覚えつつも、それにはある種の納得を示すのだった。

板野「うーん、吹き飛ばされちゃったかぁ……パワーには自信があったのに」
松山「俺だって、足腰の強さに関しちゃ自信があるからな! そう何度も抜かせないさ!」

倒れ込んだ板野に手を貸し、起こしながら胸を張って言う松山。
こうして松山光は全国大会直前、大会に向けての大きな武器を手に入れ、
万全の状態でこれから始まる熱き戦いに思いをはせるのだった。

松山「(板野が決め、俺が攻撃の芽を摘み、そして皆の力で試合を制する。
    全国大会で優勝するのは南葛でも、東邦でもない……俺達ふらのだ!)」

町田「……さっきのは5Mは吹き飛んでたかしら。 本当、とんでもないわね松山くんも板野くんも」
藤沢「松山くん……素敵……」
町田「おーい、帰ってこーい」

※松山が『鉄砲水タックル』を習得しました。

962 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:25:38 ID:???
『3年目 7月 練習パート』

板野「いやぁ、松山の生鉄砲水タックルを食らっちゃったよ」
森末「嬉しそうだねぇ、板野」
板野「北国シュートと同じで、鉄砲水タックルも松山の代名詞だもんね。
   ……名前を大きな声で叫ばれるとこっちが恥ずかしくなっちゃうけど」
森末「まあ全国大会に向けて力をつけてくれたのはいい事さ。
   それで、今月の練習はどうする?」
板野「うーん……」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

963 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:05 ID:gxJCE7IY
A

964 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:22 ID:8rYoNLDg
A

965 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:26:25 ID:0XCvsCeQ


966 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:30:50 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===============================================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ。
   全国大会に挑むにはまだまだ基礎が足りないと思うんだ」
森末「よしよし、それじゃあ何を鍛える?」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

967 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:31:50 ID:gxJCE7IY
H

968 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:33:38 ID:8rYoNLDg
A

969 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:34:48 ID:EAMx5/Vo
H

970 :森末(仮):2013/10/09(水) 21:40:18 ID:???
>H.ガッツ
====================================================================
板野「今月もガッツを鍛えるよ!
   先月も上々の成果を出せたけど、まだまだフルタイム全力で走るには足りないと思うんだ!」
森末「ふむふむ……なら頑張るといい。 ガッツも上がりやすい能力だからね」

こうして板野は先月に続き、ランニングの量を増やして地道に体力づくりを行った。
先月、今月と2ヶ月にわたって体力づくりに励む板野。
必殺シュートを持つFWの宿命か、どうしてもFWという選手はスタミナがきれがちである。
シュートを何本打っても屈しない肉体を作ろうと板野は闘志を燃やすのだが……。

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×5のガッツが増えます。

971 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:18 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 3 )=★

972 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:20 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 4 )=★


973 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 21:41:40 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 6 + 4 )=★

974 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:06:14 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 6 + 3 )=ガッツ+45★
=================================================================
板野「(折角のマグナムシュートも、撃てなければ何の意味もないんだ!
    大会までもう少し……俺もこの北海道の気候に慣れて、関東の暑さに音を上げちゃうかもしれない。
    そうならないようにも、とにかく鍛えないと!)」

暑さ対策に、と板野はランニングをする際、
ジャージの下にトレーナーを着こんでまで体力をつける為の運動をした。
北海道といえどもう7月、トレーナーを着こんでいるという人の姿はほぼ見かけない気候である。
そんな最中にそのような厚着で運動をすれば、当然ながら体力の消耗はもとより、
極端な暑さのせいで体中は汗塗れとなる。

だが、その練習の成果はしっかりと結果として出た。
板野は連続でもマグナムシュートを4発は打てるだけのスタミナを無事身に着け、
この短期間で飛躍的に体力の増強に成功をしたのである。

板野「ふぅ、ふぅ……でもやっぱり暑いや……」
町田「無茶するわねぇ……熱中症にならないように気を付けてね? はい、ドリンク」
板野「あ、ありがとう(あぁ、スポーツドリンクが美味しいや……)」

こうして7月の練習を完璧に終えた板野。
いよいよ来週からは全国大会の前哨戦、道大会が始まる。

975 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:07:36 ID:???
『3年目 7月 特別パート』

監督「よし、みんな聞け。 これから今日の試合についてのミーティングを始める……。
   が、その前に……」
町田「はいはい、監督の奥さん自慢のスタミナドリンクですね」
監督「うむ! これを飲んで体力をつけて試合に臨んでくれ!」

そして道大会2日目、今回もシード権を得ているふらのは2回戦からの試合である。
ふらの中学の控室では監督の指示でマネージャーたちがスタミナドリンクを配っており、
メンバー達は「また今年もか」と内心悲鳴を上げながらそれを喉に流し込む。

監督「去年、一昨年と道大会を制覇したが、油断はせずに行けよ。
   対戦相手達も打倒ふらのを目指して挑んでくるだろうからな」
ふらのメンバー「「「はいっ!」」」
監督「ではこれより、今日のスターティングメンバーを発表する」
山室「(来た……! 今年は大丈夫……な筈だ!)」

監督のありきたりな油断はせずに行けという台詞は無難に流され、
しかしその直後、今日のスターティングメンバーの発表という言葉が出ると同時、メンバー達に緊張が走る。
去年も経験をした、誰がベンチ入りとなってしまうか……。
一体誰がこのチームにとっていらないと言われるか、という緊張が張り詰める瞬間。
特に去年ベンチ入りをした山室はごくりと唾を飲み、今年は大丈夫だと言い聞かせながら耳を澄ませる。

山室「(去年にまで遡るが、板野に付き合ってもらってドリブルが上手くなったんだ……。
    今年は外される、なんて事は無い筈だ……!)」
小田「(俺は大丈夫……だよな? 板野が来るまでは一応エースストライカーだったんだしさ)」
中川「(やっばいなぁ……練習見てる限りだと山室の奴、俺より上手くなってんだよなぁ。
    でも監督ってあまりサッカー自体は詳しくない筈だし、去年と同じスタメンって事も……)」
監督「では発表するぞ……」

976 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:08:38 ID:???
先着1名様で、

★最後の夏のスタメン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→監督「最後の大会、思い出づくりの為に藤沢をスタメンで使う!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、山室
スペード→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田、山室 FW・板野、小田
クラブ→GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、中川

977 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:09:01 ID:???
★最後の夏のスタメン→ ハート2

978 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:09:10 ID:???
★最後の夏のスタメン→ ハート3


979 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:36:55 ID:???
>★最後の夏のスタメン→ ハート2 ★
>GK・加藤 DF・佐瀬、近藤、松田、本田 MF・松山、若松、金田 FW・板野、小田、山室
===========================================================================================
監督「GK、加藤!」
加藤「はい!(まあGKは1人しかいねぇからな、へへっ)」
監督「DF、佐瀬、近藤、松田、本田!」
ふらのDF「「「はい!(DFも弄られないだろうしな〜)」」」

まず監督はGK、DFの面々から発表をした。
新たに加入をした板野はFWであり、その守備力は殆ど鍛えていない。
外された山室も決して守備が得意とは言えず、
GKとDFを弄る事はまずないだろうと考えていたのか、彼らの表情には余裕の笑みが浮かんでいる。

監督「MF、松山、若松、金田!」
松山「はい!(よし、いくぞ……道大会ごときで躓いてられるか!)」
若松・金田「「はい!(ほっ……俺達は外れない、と)」」

続いて呼ばれたのはMF。
ドリブルも上手く、ミドルシュートの得意な板野をここに入れる可能性も考えられたが、
やはり監督の意向はなるべく板野を攻撃に専念させたいという事なのだろう。
松山は強く返事をしながら試合に思いをはせ、若松、金田の2人はホッと安堵をする。
そして、問題のFWである。

監督「FWは……板野、小田、山室だ!」
板野「はい!(よーし、今年こそ得点王を狙ってやる!)」
小田「はい!(ほっ……あー、よかった。 今年外れたのは中川か)」
山室「はい!(よっしゃ! ……中川には悪いが、俺だってベンチはごめんだからな)」
中川「(やっぱりか……)」

980 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:38:17 ID:???
FWは順当と言える配置であった。
その決定力は全国でもトップクラスである板野、ふらのでも板野に大きく離されてはいるが3番目の実力者の小田、
板野のお陰でドリブルでの突破力を高めた山室、彼ら3人が選ばれたのである。
結果、スタメンの座を追われたのは中川……彼は昨年の山室と同じようにガックリと項垂れるのだが……。

中川「(ま、しゃあないか。 今更ジタバタしてもなぁ……)」

しかし、彼は自分が板野どころか小田や山室にも一歩遅れているという自覚はあった。
故にある程度この結果を予測していたのか、そこまでショックを受けるという事はなく、甘んじて自身の運命を受け入れるのだった。

監督「以上、今年の大会はこのメンバーでいくぞ!」

−−H−− H板野
J−−−F J小田 F山室
−−−−−
E−I−G E金田 I松山 G若松
−−−−−
C−A−D C松田 A佐瀬 D本田
−−B−− B近藤
−−@−− @加藤

松山「中川、いつでも出れる準備はしておけよ。 誰かが怪我をしたらお前しか投入できる奴はいないんだ」
中川「あ、ああキャプテン!」
板野「(今年は中川が外れたのか……確かに、1番ふらのでへたっぴだからなぁ。 あまりやる気もなさそうだし)」

その後、松山は中川を励まし、中川もそれを表面上だけは受け取りながら力強く頷く。
板野は今日の試合の相手のデータを見つつ、その会話を聞いていたが、
去年の山室とは違い、返答がどことなく気合が入ってない事に感づいてため息を吐きつつ、再びデータに目を通していく。

板野「(って言っても、あまり強そうじゃないな……やっぱ道大会でふらのを倒せる奴は出てこないのか)」
松山「よし、いこう! いこうぜ、みんな!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

981 :森末(仮):2013/10/09(水) 22:39:33 ID:???
全国大会で優勝が狙えるチーム、ふらの中学に道内にもはや敵はいない。
キャプテン・松山光のかけ声と共に、ふらの中学の面々はフィールドに向かう。
道大会を楽々と勝ち上がり、全国大会への弾みへとする為に。

先着5名様で、

★板野の活躍→! card★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 中川の活躍→! card
 山室の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野はハート・スペード、クラブ6以上の時は得点王を獲得します。
 JOKER・ダイヤの時は道大会MVPを受賞します。
※その他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
※中川は出場機会が少ない為、ダイヤ・ハートのKの時のみフラグ取得になります。JOKERはそのままです。

982 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:40:06 ID:???
★板野の活躍→ クラブ4

983 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:40:51 ID:???
★松山の活躍→ クラブ5

984 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:41:20 ID:???
★小田の活躍→ ハート2
 中川の活躍→ ダイヤ5
 山室の活躍→ スペードQ

985 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:41:54 ID:???
★若松の活躍→ クラブ4
 金田の活躍→ ハートJ
 加藤の活躍→ クラブK


986 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:42:05 ID:???
★本田の活躍→ JOKER
 松田の活躍→ ダイヤ6
 近藤の活躍→ ダイヤA
 佐瀬の活躍→ ダイヤ9

987 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:42:20 ID:???
★本田の活躍→ ダイヤJ
 松田の活躍→ クラブA
 近藤の活躍→ ハート2
 佐瀬の活躍→ クラブK

988 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:43:54 ID:???
得点王とは遠くにあって思うもの

しかしさすがすぎるわ
板野の活躍→ クラブ4 ★
★松山の活躍→ クラブ5 ★

989 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:44:04 ID:???
クラブ5でもMVPは松山になるのか…?

990 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:48:39 ID:???
この場合全国大会で警戒されないように、比良戸中のようなロースコアゲーム
を監督が指示した、とかいう展開になるのかしら。

991 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 22:50:14 ID:???
そういう作戦は徹底させないと意味なくなるから
全国でもピンチなるまでマグナム温存になるかもね

992 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:03:30 ID:???
予想はしていたがやっぱり、またクラブか。
温存策はまぁ予想していたから大丈夫だが、あったら得点源が北国に頼るしかなくなるから
ガッツ関係ですぐに解禁になりそう

993 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:07:09 ID:???
北の大地は地獄の穴が開いてるからな(キャプ森限定

994 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:07:33 ID:???
ゲーム的な感覚で新技はすぐ発動するけど
本当なら手のうちはなるべく隠していた方が有利だよな

995 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:13:13 ID:???
この世界では、地獄の住民はきっといないから・・・(震え声)

996 :森崎名無しさん:2013/10/09(水) 23:24:07 ID:???
出すんだったらドリブル技までにしておいた方がいいかな。特に珍しくないし予想の範囲内だろうし。
ガッツ温存策で弾丸連発だって悪い作戦でもない。
特別強いキーパーって、今のところ若島津と中西ぐらいだもんな…バヤシさんはドイツにいるはず、だったっけ?
と言っても、次藤相手になったらそううまくいかないか。

997 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:24:15 ID:???
>★板野の活躍→ クラブ4 ★
>★松山の活躍→ クラブ5 ★
>★小田の活躍→ ハート2
> 中川の活躍→ ダイヤ5
> 山室の活躍→ スペードQ ★
>★若松の活躍→ クラブ4
> 金田の活躍→ ハートJ
> 加藤の活躍→ クラブK ★
>★本田の活躍→ JOKER
> 松田の活躍→ ダイヤ6
> 近藤の活躍→ ダイヤA
> 佐瀬の活躍→ ダイヤ9 ★
>板野、得点王にまたもなれず……。本田が覚醒しスキル・パスカット+2取得。加藤が覚醒しフラグ・パンチングを取得。
================================================================================================================
ふらの中学は正に道内では敵無し、快進撃を続けた。
2回戦を8−0、3回戦を9−0、4回戦を7−0、準決勝を6−0。
マグナムシュートという超中学生級のシュートを打てる板野、
そして同じく北国シュートという必殺シュートを打てる松山を有するふらのは毎試合大量得点。
また、この程度の実力の中学が相手であれば小田達でも悠々と得点をする事は可能であり、
彼らもまた着々と得点を稼いでいった。

得点だけではなく、守備陣もまた光る活躍を見せた。
右サイドバックとしてスタメンフル出場をしていた本田はパスカットで大活躍。
中央にいる松山を抜けないと判断した敵チームがパス攻勢に出る機会が増えた事で、パスに対しての反応速度が向上。
GKである加藤も無失点試合を続けて行く内にこのまま点を取られず道大会を突破するというプレッシャーがかかりながらも、
見事にそれを成し遂げるだけの鋭いセービングを見せた。

998 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:25:15 ID:???
そして、決勝戦。

板野「(この大会……俺は10得点、松山も同じ10得点だ。 今日の試合で松山以上に点を取れれば得点王になれる!)」
松山「(とうとう決勝戦か……だけど、俺達の敵じゃない!)」

去年は成し遂げられなかった得点王の座を得る為にもと、板野は燃えに燃え、
松山もこのまま快勝をして全国大会へ行くと闘志をむき出しにして試合に挑んだ。
前半だけで板野がマグナムシュート、ボレーシュートと2点決め、松山も北国シュートと雪下ろしオーバーで2得点。
これだけで既に戦意を失っていた敵チームを相手に、しかし後半も攻撃の手を緩めない。
それぞれがハットトリックを達成し、更にはフリーになっていた小田がゴールを決めて7−0。
そして、試合終了間際である。

金田「板野!」
板野「よし、マグナムシュートだァァァアアアアアアッ!!」
敵キーパー「か、勘弁してくれえええええっ!?」

絶妙なスルーパスが板野へと渡り、これを板野が再びマグナムシュートでゴールを狙う。
敵キーパーが悲鳴を上げる中、板野は何のためらいもなくシュートを放つのだが……。

ガインッ!!

板野「うえっ!?」

ここで板野の悪い癖"ボールが上を向いてしまう"というものが出てしまった。
結果的に、マグナムシュートは敵キーパーを吹き飛ばしたものの、ゴールバーに当たって跳ね返される。

松山「よし、貰った!!」
板野「あああああああああああっ!?」

999 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:26:16 ID:???
このこぼれだまに合わせたのは、松山だった。
試合終了間際、何かの間違いでゴールを奪えなかった時の為にとゴール前に上がってきていた松山は、
綺麗にこのボールを雪下ろしオーバーでねじ込み、それと同時に審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が鳴り響く。

松山「よぉぉぉぉおおおおし! やったぞ、皆! 道大会優勝だ!!」
小田「ああ、やったぜ!(……ねじ込まずに得点王分け合えばよかったんじゃ)」
山室「ナイスシュート、キャプテン!(空気読めないからなぁ、キャプテン……)」

道大会優勝、そして全国大会への出場決定。
これに松山は高らかに拳を上げて喜びを露にするも、一同は曖昧な笑顔でそれに同調しつつ、
得点王をあと一歩の所で逃してしまった板野に同情のまなざしを向けるのだった。

板野「うぅ……(な、なんてついてないんだろう……幸先不安だよ)」

こうして道大会は終わりを告げた。
せめてもと大会中、もっとも活躍をした選手に贈られるMVPを期待する板野だったが、
そちらもアシストなどで活躍をしていた松山に奪われ、意気消沈。
去年といい今年といい、実力はある筈なのにどうして得点王にもなれないのかと悔しがる板野。
道大会に優勝をしても、彼の心中にはもやもやとした漠然とした不安がくすぶるのだった。

………

……



そして、北海道で予選大会が行われている頃、各地でも熾烈な戦いが繰り広げられる。

中山「よし、みんな行こう! 南葛だって無敵じゃない……確かにあいつらは強いが、俺達だって強い!!
   今年静岡県大会を制して、全国をも制覇するのは俺達大友中だ!」
新田「はい!(見てろよ南葛……俺の隼シュートと中山さんたちの守備があれば、お前たちに負ける筈がないんだ!)」

1000 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:27:19 ID:???
これにてこのスレは終わりです。次スレを立ててきます。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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