キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
1 :
森末(仮)
:2013/09/16(月) 20:49:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
キャプテン森崎外伝スレ11
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1362066008/784-861
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされる。
快く承諾した板野は参加を決める際、ゲーム難易度『難しい』を選択してしまい、
自分が参加するスレには森崎、翼、日向という全日本の三大主柱と言うべき人物の参加を蹴ってしまう。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野、果たして彼は全国中学サッカー大会で優勝する事が出来るのだろうか?
789 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:33:02 ID:sQZ40YHs
A
790 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:37:36 ID:???
>A.基礎能力を上げる
================================================================
板野「……いや、この前東邦学園の練習を見てわかった!
俺も基礎はまだまだだ、もっと鍛えないと!」
森末「ふむ、なら次は何を鍛えるかだ。 どれを選ぶ?」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
791 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:39:16 ID:OKb/HAGo
C
792 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:RumN/YS2
A
793 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:43:21 ID:BpgQSsds
C
794 :
森末(仮)
:2013/10/05(土) 23:47:53 ID:???
>C.シュート
==============================================================
板野「……シュート力を鍛えるよ」
森末「ふむふむ……よし、なら頑張っておいで」
板野のこの選択に、森末は特に何も言わずただ頑張れと鼓舞をして練習に送り出した。
既に上がりにくいへと達し、急激な成長は見込めない板野のシュート力。
しかし、今のままでも若島津を抜けないのは確固たる事実。
必殺シュートを開発するより前に、まずは基礎的なシュート力を上昇させる。
松山と相談し合った末に出た結論を、板野は実行したのである。
板野「加藤、シュートを受けてくれ!」
加藤「おう!(えぇぇぇ……まだシュート力上げる気かよこいつ?)」
板野「(見てろよ、若島津! 俺は絶対に……お前からゴールを奪ってやる!)」
先着1名様で、
★板野のシュート特訓→(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
7以下→効果無し。
8以上→+1
795 :
森崎名無しさん
:2013/10/05(土) 23:49:11 ID:???
★板野のシュート特訓→(
3
+
2
)=★
796 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:14:22 ID:???
>★板野のシュート特訓→( 3 + 2 )=効果無し★
==================================================================
バゴォォォオオオオオオオオオオオオオンッ!!
加藤「ぐぶふぅっ!!」
若島津から必ずゴールを奪ってみせると闘志を燃やし、シュート練習に明け暮れる板野。
その小さな足から繰り出されているとは到底思えない爆音を立てながら、
板野の放つ弾丸シュートは何度も何度も加藤が守るゴールを攻め立て、
練習に付き合ってくれる加藤はそのたびに吹き飛んでゆく。
板野「(駄目だ……これじゃ、いつもとそう変わらない!)」
しかし、加藤が吹き飛ぶ様を見ても、板野はまだ満足をしていなかった。
確かに加藤は全国クラスのキーパーだが、若島津、そして中西という日本を代表するキーパーに比較をすれば格段に劣る。
その加藤から何度ゴールを奪っても、それで若島津からゴールを奪えるとは限らない。
否、この程度ではまだまだ若島津には通用をしないという確信がある。
板野「(やっぱり基礎的なシュート力を上げるのは難しいのか?
でも、なら、どうすれば……)」
松山「(焦ってるな、板野……)」
加藤「(ぐおおおお、いてぇぇぇ……しかもこれだけ付き合ってるのに板野の奴全然満足してないみたいだ。
くそっ、やっぱりキーパーなんて嫌いだ!)」
悩める板野に、心配する松山、
そして何度も何度も弾丸シュートを受けて跳ね飛ばされ、心身ともに疲弊困憊な加藤。
三者三様に苦しみながら、こうして3月の練習は終わりを告げた。
797 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:15:22 ID:???
『3年目 4月 定例パート』
※4月になった為、全能力が+1されます。
そして翌月、4月。
北海道にも春は訪れ、板野達は3年生へと進級をした。
松山「今年も同じクラスだな、これから1年よろしくな板野!」
板野「うん! あ、藤沢と小田も同じクラスなんだね」
小田「そうみたいだな」
藤沢「今年もよろしくね(特に松山くん……)」
矢車「いいよなぁ、お前たちは楽しそうで……どうせ俺なんか」
板野「(あ……矢車くんも同じクラスなんだ)」
進級をしたとはいえ、クラスの面子は変わる事がなく、あまり進級をしたという感じはしない。
なんだかなぁと思いながらも、始業式という事で早めに終わったHRの後、
板野はいつものようにサッカー部の部室まで移動をする。
小田「よーし、今日も練習頑張ろうぜ(はー、やだやだ。 折角早めに学校終わるんだし早く帰りたいぜ)」
板野「そういえば今年は新入部員ってくるのかな……? 去年は一応入ったんだよね?」
松山「入りはしたけど、すぐに練習に音を上げたからな……。
今年はもう少し骨のある奴に来て欲しいけど」
全国大会出場。
その実績は北海道全土のサッカー少年にとって輝かしいものであり、去年はそれなりの新入部員がいたらしいが……。
松山の課すハードな練習に耐えきれず、全員4月中に退部をしたという。
今年はそんな事は無いよう願いたいと思う板野であったが……。
798 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:16:35 ID:???
先着1名様で、
★新入部員さん→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→3人の新入部員が生き残った……だと……?
ダイヤ10以上→???「苫小牧から来ました。やっぱり朝は、朝カレー!」
ハート10以上→???「キーパーとフィールダーの二刀流を目指してます、夢は海外でプロ選手になる事です!」
スペード10以上→???「青山に土地買うのってヤバいッスか? 頑張ろう、ビッグになろう」
それ以外→4月中に全員逃げました……。
799 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:16:56 ID:???
★新入部員さん→
ハート4
★
800 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:16:57 ID:???
★新入部員さん→
クラブQ
★
801 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:30:56 ID:???
>★新入部員さん→ ハート4 =4月中に全員逃げました……。★
=====================================================================
しかし、やはり今年も上手くはいかなかった。
元々の数は多かった新入部員であったが、容赦のない松山の練習指示に一人辞め、二人辞めと退部者が続出。
一人退部者が出だすと、それだけで自分も……と連鎖的に辞めていく者達が増えてゆき、
新学期から半月も経たぬうちに、サッカー部の部員は元の12名+マネージャー2名になってしまうのだった。
松山「まったく、最近の奴は根性が無いな……。
この程度の練習に音を上げるようじゃ、全国制覇なんて到底無理だぞ!」
若松「本当だぜ!(……はぁ、やっぱり今年も同じパターンかぁ)」
板野「(松山って……多分指導者には向いてないんだろうなぁ)」
確かに松山の言うように、
ハードな練習にへこたれるような部員では全国制覇を目指すこのサッカー部に入るのは難しいだろう。
だが、今の松山達は3年生。そして入ってきたのは1年生。
2学年も離れていれば、技術も体力も違うのは当然である。
そんな1年生を相手に自分たちと同じメニューを課すというのは、
板野から見ても少しばかりスパルタ過ぎるように見えた。
松山「さぁ、それじゃあ練習開始だ! 今日も張り切っていくぞ!」
ふらの中「「「おー!!!」」」
※新入部員はいなくなりました。
802 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 00:31:56 ID:???
『3年目 4月 日常パート』
板野「うーん、悉く新入部員フラグをへし折ってしまってる気がするよ」
森末「今回は条件が厳しかったしね。 それに、今のふらのも十分強いし……。
新入部員も実力的には大した事が無い、選手が怪我した時の補充要員の予定だったからね。
あまり気にする事はないさ」
板野「はーい」
森末「よしよし、それじゃあ今月の日常パートにいこうか」
板野「4月か……俺がふらのに来て、もう1年になるんだなぁ。
今月はどうしよう……」
A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
803 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 00:44:05 ID:EaVt9KjY
A
804 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 01:08:31 ID:4hbnPTqM
A
805 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 01:56:06 ID:???
>A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
=======================================================================
板野「うーん……今月はぶらついてみる事にするよ」
森末「ふむふむ、そうか。 まあ散歩をして気分転換をするのもいいかもしれないね。
それじゃあ行ってらっしゃい」
修学旅行からこっち、常に板野の頭に有り続けたのは打倒・若島津の事だけである。
まだ1ヶ月しか経っていないとはいえ、その1ヶ月中、
勉強をしても練習をしても家にいても、どうやっても若島津を倒すイメージがつかめなかったのだ。
それはある意味では板野を縛り付けてしまっており、一種の呪縛となっていたのだが……。
このままではいけないと、板野は気分転換の為に散歩に出かける事にする。
板野「(とはいってもどこに行こう……?)」
先着1名様で、
★悩める板野の救世主?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→???「サッカー不毛の地、沖縄でのサッカースクールは儲からん。北海道に拠点を起こすぞ」 お、お前は!?
ダイヤ→???「……君がふらの中学の板野君だね?」 路上でタバコを吸ってるグラサンに声をかけられた。 お前は!?
ハート→ヒゲを生やした侍風な男に会った。
スペード→女難の相があるイケメンハーフに会った。
クラブ→多田野「ファッ!? 板野くんじゃないですか!」 多田野に会った。
806 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 01:58:57 ID:???
★悩める板野の救世主?→
スペード6
★
807 :
森末(仮)
:2013/10/06(日) 02:01:07 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。それでは。
808 :
森崎名無しさん
:2013/10/06(日) 07:33:38 ID:???
乙でした
809 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:15:25 ID:???
>★悩める板野の救世主?→ スペード6 =女難の相があるイケメンハーフに会った。★
================================================================================
迷いに迷い、どこに行くでもなく途方に暮れて歩いていた板野。
そんな彼は自宅からも近い河川敷を通っていた折、
不意に対向から歩いてきた男性を一目見て、目を見開く。
板野「(な、なんだこの人……?)」
???「………………」
板野「(オーラが違う……何か、何かが俺達とは根本的に違う……)」
その男は、両手にスーパーの袋を下げ、ただ河川敷を板野と同じように歩いているだけ。
至って普通の光景であるが、その男は板野が今まで会った事もないような、
とてつもない程の存在感を放つオーラを放っており。
すれ違いざまに、板野は思わず振り向きその男の背中を見てしまう。
ポロン
板野「(あれ? 袋から何か……ミルク?)あ、あの! 落としましたよ!」
???「ん? あ、ありがとう!」
そしてその時、偶然なのか男が手に提げていた袋から粉ミルクが零れ落ち、しかし男は気づかないのか行ってしまおうとする。
咄嗟に板野がその粉ミルクを拾い上げ声をかけると、
男は礼を言いながら板野に歩み寄り粉ミルクを受け取ると再び袋に詰めいれる。
板野「(うわ……凄い量の粉ミルク。 ……これ、2つの袋にパンパンになるまで詰め込まれてるじゃないか)」
???「あれ? ……もしかして君、ふらの中学のサッカー部の子?」
板野「えっ、あ、はい! ふらの中学の3年、板野住明です! ……って、どうしてわかったんですか?」
ダルビッシュ「去年、それに一昨年のふらの中学のサッカー部のビデオは見せて貰っててね。
俺はダルビッシュ、ふらの中学のサッカー部のOBだ」
板野「え……ええええええええええっ!?」
810 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:16:25 ID:???
まさかこのような場所で、サッカー部のOB……。
しかも、自分の勘が正しければ類稀なる実力を秘めていそうな人物。
そんな人物――ダルビッシュに会えるとは思わなかった板野は驚きのあまり大声を上げるのだが、
ダルビッシュはニコリと笑いながら再び口を開く。
ダルビッシュ「俺が抜けてふらのも弱くなるかと思ってたけど、松山が入って再び全国に出れるだけの力はつけた。
ただ、問題はその後――本番の全国大会で優勝出来るかどうかだ。
松山1人じゃ負担が多すぎる。 だが……ビデオを見せて貰った限りじゃ、お前の実力は確かなようだ。
お前と松山、2人を主軸としたチームなら、全国を制覇するのも夢じゃなさそうだって……。
期待してるんだぜ?」
板野「あ、ありがとうございます! ……抜けてって事は、ダルビッシュさんって」
ダルビッシュ「俺とお前は2学年離れてる。 つまり、松山が1年の時、俺は3年だったんだ。
……まぁ、松山の課す練習が酷すぎて俺以外の3年は全員抜けたし。
松山中心のチームになりそうだったから、早々にキャプテンの座は松山に渡したけどな」
どこか近寄りがたい雰囲気があったように思えた男――ダルビッシュであったが、
話してみればなんともとっつきやすい印象であり、気さくな性格。
板野はその事にホッと安堵しつつも、矢次早に質問を浴びせる。
板野「勿論俺達も今年こそは全国制覇を狙ってるんですけど……。
でも、ちょっと悩みがあって……」
ダルビッシュ「悩みねぇ……言ってみろ、直接面識は無かったけどお前は俺の後輩だ。
俺で解決できる問題なら聞いてやるよ」
板野「……俺、若島津と2回対決した事があるんです。 でも、どっちも負けちゃって……」
811 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:18:01 ID:???
松山と同じ時を1年だけ過ごし、そして板野の事を全国大会のビデオで見て知っているダルビッシュ。
そんな彼ならば、板野と同世代でNo.1キーパーであるとされている若島津健。
彼の実力もまた知っているだろうと、最近の悩みについて相談をし、ダルビッシュはその件について詳しく問いただす。
全国大会で棄権をする事が決まった後、勝負を挑んだ1回目。
そして、先月の修学旅行で偵察をした際に渾身の弾丸シュートを打っても通用しなかった2回目。
どちらの事も板野はダルビッシュに説明し、ダルビッシュは顎を擦りながらふむふむと板野の言葉を聞く。
ダルビッシュ「確かにアイツの実力はアイツが1年生の時にも見たが……そこまで強くなってるのか。
お前、中西の守るゴールから点を上げてるってのに」
板野「はい……俺の今の実力じゃ、若島津からゴールを奪うのは難しい。
絡め手をつかったり、何本も打ち続けていれば取れるかもしれませんけど……」
ダルビッシュ「お前の話を聞く限りじゃ、東邦は中盤も強くなったってか。
なるほどな、そりゃ確かにやりづらいだろう」
板野「だから俺、新しいシュートを編み出してみたいんです」
弾丸シュートも、板野が時間をかけて編み出した必殺のシュート。
その威力は松山の北国シュートにも劣らないものだが、それでも若島津には通用をしない。
ならばそれ以上のシュートを開発しなければと思う板野だが、今月の練習では特に成果も出せず、
ただただ焦りが蓄積をするだけである。
ダルビッシュ「……お前、練習する時ちゃんと考えてるか?」
板野「え?」
ダルビッシュ「練習は嘘を吐かないって言うけど、考えて練習しないと平気で嘘吐くぞ」
板野「…………」
ダルビッシュ「……ちょっと見てやるからさ、お前シュート打ってみろよ。
どこを改善した方がいいか、俺にわかる事ならアドバイスしてやる」
そう言うと、ダルビッシュはどこから取り出したのかボールをひょいと板野へと投げ、我先にと河原へと降り立つ。
板野もそれに習い、ダルビッシュの後を追って河原へと向かい、
些か地面はシュートを打ちにくいコンディションなものの、ダルビッシュに促されるまま何度かシュートを打ってみせる。
812 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:19:01 ID:???
ダルビッシュ「ふーん」
板野「ど、どうですか?」
ダルビッシュ「強いよ、確かに強い。 はっきり言って、俺が3年の時より遥かに強い……。
っていうか、今の俺でもお前より強いシュートは打てないと思うよ」
板野「え……えぇー……」
黄金世代と言える板野の年代のサッカー少年。
その中でも突出していると言える板野のシュート力は既にダルビッシュをも凌駕するらしく、
その事実に板野は果たしてまともなアドバイスを貰えるのだろうかと落胆をするのだが、
ダルビッシュはそのような事はお構いなしに話を続ける。
ダルビッシュ「ただ俺はお前程のキック力は無いけど、言える事はある」
板野「な、なんですか?」
ダルビッシュ「勿体ないんだよ、お前」
板野「へ?」
ダルビッシュの言う言葉の意味がいまいちわからなかった板野は思わず目を点にして情けない声を出すが、
ダルビッシュは板野の肩を掴むと、それを強く押し付けつつ足も掴み強引に持ち上げる。
板野「わ、わわっ」
ダルビッシュ「一つにフォームがギクシャクしてる、今の方が打ちやすいんなら別に止めはしないけど、
もっと綺麗なフォームにすればコントロールは増す。
そうすればもっと力んでシュートに行けるようになるぜ」
板野「フォームが……おかしいですか?」
ダルビッシュ「うん、おかしい。 ただ、別に矯正しなくても今、これが打ちやすいなら問題ない」
言いながら、ダルビッシュは板野がシュートしたボールを拾いつつ、もう一つ言える事があると板野に伝える。
813 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:20:05 ID:???
ダルビッシュ「後はボールを蹴る時、インパクトする時にどこを蹴るかだ」
板野「……?」
ダルビッシュ「お前、少し下の方を蹴りすぎてるんだ。 だからボールは上に跳ね上がる」
説明をしながらダルビッシュはボールを地面に置くと、
実演をするようにボールの下部をインステップキックで蹴るような真似をする。
ダルビッシュ「見ていた感じ、お前のシュートは横幅に関しちゃゴールには入る。
ただ上を向いて、ゴールバーを越える事が多い筈だ」
板野「……弾丸シュートを練習していた時も、そんな感じでした」
ダルビッシュ「なら、蹴る場所を色々替えてみる事で少しはマシになるかもしれん。
ただこっちも今の威力を維持したまま蹴る場所を変えるってだけでもかなり練習は必要になるだろうぜ」
板野「…………」
ダルビッシュが提案をしたのは、上記の2つ。
つまり、フォームを綺麗にしてシュートを打てるよう矯正をするか、
そもそもボールが跳ね気味な板野の癖を無くす為に色々と試してみるかの2つである。
ダルビッシュ「どっちも一辺に、ってのは時間的に無理そうだからな。
今が……4月だろ、8月の全国大会に間に合わせるにはどっちか一本に絞った方がいい」
板野「なるほど……」
ダルビッシュ「フォームを改造するか、上向きにボールが上昇する癖をどうにかするかだ。
更にシュート力を上げるならどっちかを選ぶしかねぇ。 どうする?」
板野「………………」
A.フォームを改造する
B.上向きにボールが上昇する癖を無くす
C.両方やる!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>808
乙ありです
814 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:23:07 ID:LCfXYFc2
A
815 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:28:27 ID:fe6ytPzU
A
816 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 00:38:32 ID:???
>A.フォームを改造する
===================================================================
板野「今のままでも……問題が無いって話ですけど、それでもこの先問題出てくるかもしれないんですよね?」
ダルビッシュ「まあな」
板野「なら、今の内に直したおきたいです」
ダルビッシュ「(ボールが上向きになる癖も同じくらい直しておいた方がいいとは思うんだが……。)
そういうなら、まあいいや。 ならちょっと教えてやるよ」
純粋なキック力ならば、ダルビッシュをも遥かに凌駕する板野。
それでも、2学年上のダルビッシュからすれば、フォーム自体はまだまだ甘い。
今の板野は力任せにボールを蹴っているだけであり、そのままでも威力は十分。
だが、それをより直接ボールに伝わらせる事の出来るフォームを身に着けられれば、
コントロール、威力、スピード、全てにおいて大きくレベルアップを果たす事は間違いないだろう。
ダルビッシュ「お前の場合、上体の起こし方がまず駄目だ。
もっとこう強く沿って、右足はここまで振りかぶる」
板野「は、はい(打ちにくいなぁ……)」
ダルビッシュ「腕は開きすぎると角度がブレるからもっと引き締めてだな……」
先着1名様で、
★日本球界No.1指導→! dice=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
5以上→板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!
それ以外→シュート経験値になります。
※板野にフォーム改造フラグが立ちました。
817 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:41:49 ID:???
★日本球界No.1指導→
6
=★
818 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:44:12 ID:???
オッシャー! やったぜ。
名前はどうしようかな…ダルビッシュ関連でつけた方がいいかな。
819 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 00:59:32 ID:???
パワー系シュートなんだね、それにちなんだ名前か
820 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:04:46 ID:???
レーザーシュートとかw
821 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:09:43 ID:???
悪い嫁さん貰いそう
822 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:30:00 ID:???
板野の新シュートについては、また新しく名前をつけて貰おうと思います。
それまではしばらく仮のままで。
しばらくは新しい名前のご提案などを頂ければ幸いです。
>>566-578
までの名前も候補としてある程度考えさせて頂きます。
823 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:33:15 ID:???
あとはねじ込み用のヘディングを覚えられれば文句なしか。
個人的にはあとシュート基礎値を1伸ばしたいが…厳しいかな?
824 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:36:53 ID:???
>★日本球界No.1指導→ 6 =板野が「超必殺シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)」取得!!★
==================================================================================================================
ダルビッシュ「よーし、それで打ってみな」
板野「はい」
ダルビッシュ「(ぎこちねぇなぁ……まぁ、少しずつ慣らしていくしかねぇんだろうがな)」
元々板野はサッカーをしていた少年ではない。
森末に連れられキャプ森の世界に入ったものの、サッカーなど学校の授業くらいでしかやった事はなく、
基礎どころかロクにボールにも触れていなかった少年だった。
故に、森末に能力を与えられてサッカーをしても、
それはただ我武者羅に、言ってみれば1年の勘とキャプテン森崎を読んで得た知識を使った場当たり的なものだった。
板野「(あれ? 打ちにくいと思ったけど……)うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」
シュバッ!!
ダルビッシュ「ん?」
バゴッ……ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!
ダルビッシュ「……は?」
板野「……え?」
そして、そこに2年前までふらの中学に在籍をしていたOB。
板野が畏怖をするほどのオーラを纏う超高校級のサッカー選手、ダルビッシュの培った経験を合わせた際、
板野の放ったシュートは弾丸シュートの大よそ2倍の爆音をかきたてて飛び立ち、
そのまま河川敷にかかる橋の壁面へとめり込む。
板野「………………」
ダルビッシュ「……おい、コンクリートにめり込んでるぞ、おい!」
825 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:37:54 ID:???
その光景は、指導をしたダルビッシュにとっても、そして板野にとっても正に予想外のものだった。
ダルビッシュにとってみれば、少しばかりシュート力が上がれば上等という軽い気持ちでの指導。
それがまさかコンクリートにめり込む程の威力を出すとは思っておらず完全に茫然とし、
一方で板野としてみれば、このようなコンクリートにめり込むシュートなど、
正に原作、本編での日向のタイガーショットのような超威力のシュート……つまり、夢のまた夢の存在。
それを自分が打ったというのだから、その衝撃たるや心中察するに値するものである。
板野「お、おれが……(タイガーショットを打てた……?)」
ダルビッシュ「おい、大丈夫か? 足怪我とかしてないだろうな?」
板野「あ! だ、大丈夫です! 怪我はなんとも……」
しばらく放心をする板野を見て、ダルビッシュは心配をするものの、
板野はなんともないとすぐさま怪我が無い事をアピールしてみせ、ダルビッシュを安心させる。
板野「ありがとうございました、ダルビッシュさん!
これで……このシュートなら、若島津からもゴールを奪える!」
ダルビッシュ「いや……俺は殆ど何もしてねーぞ? でもまぁ、喜んでくれるならいいや!
礼がしたいってんなら、この北海道に今年こそあの優勝旗を持って帰ってきてくれ!」
板野「はい!」
板野の爆発的キック力に、更にダルビッシュの施したシュートフォームの改造。
これにより板野は正に超中学生級の……高校生すら凌駕するほどのシュートを編み出した。
フリーの状態からのシュートでは、到底敵わなかった。
弾丸シュートでも、軽々と弾き飛ばされてしまった。
それでも、このシュートならば……この強力、過ぎる程のシュートならば、若島津からもゴールは奪える。
確信に近い自信を抱きながら、板野はすっかり悩みを吹き飛ばし、若島津との再戦に燃えるのだった。
板野「(見てろよ若島津……お前からゴールを奪って、優勝をするのは俺達! 俺達、ふらのだ!)」
ダルビッシュ「(げっ、もうこんな時間だ! 早くかえらねぇと怒られる! 粉ミルクのおつかいしてたのすっかり忘れてた!)」
826 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:38:55 ID:???
『3年目 4月 練習パート』
板野「森末……俺、新シュートを覚えたよ」
森末「おめでとう、板野。 これも君のたゆまぬ努力、才能、そして素晴らしい出会いがあったからこそだ。
これは全国大会に向けての大きな武器になるのは間違いないだろう。
さぁ、それじゃあ今月も練習に行こう!」
板野「うん!(4月、5月、6月、7月、8月……あと練習出来るのは今月を含めて5回か。
さて、今月は何を練習しようか?)」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
ドリブル経験値:7
シュート経験値:1
A.基礎能力を上げる
B.技を覚える
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
827 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:42:49 ID:v8BNAHuI
A
828 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:48:09 ID:Po218M5+
A
829 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 01:52:09 ID:???
>A.基礎能力を上げる
=================================================================
板野「今月も基礎能力を上げるよ!」
森末「ふむふむ……なら次はどれを上げるかだね。 どうする?」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし
A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
830 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:52:54 ID:Po218M5+
E
831 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 01:57:31 ID:v8BNAHuI
A
832 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 02:02:23 ID:lLkyXmm6
A
833 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 02:12:52 ID:???
>A.ドリブル
================================================================
板野「グラウンダーの強力なシュートを身に着けた以上、それを打てる状況を作らないとね。
その為にはキープ力は必要かな」
森末「なるほどね。 なら頑張っておいで」
思えば東邦学園の練習に乱入した際も、板野は小池を完全に抜けてはいなかった。
仮に万全の体勢でも若島津を守るゴールを破れなかったかもしれないとはいえ、
再び同じ状況が来た時、ちゃんとした状況で打てるかどうかは重要になってくる。
そう考えた板野は、まず万全の状態でゴールを狙えるだけのキープ力をつけようと、
早速明くる日の練習でドリブルでの突破、パスを貰ってからのキープ力の向上に重点を当てて練習をする。
板野「(どれだけ強力なシュートが打てても、撃つ前に止められたら意味がない!
マークをつけられて対策されたらそれまでなんだ!
引きはがせるだけの力を蓄えないと!)」
先着1名様で、
★板野のドリブル特訓→(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
9以下→+1
10以上→+2
834 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 02:19:57 ID:rVsxq6Xg
★板野のドリブル特訓→(
2
+
5
)=★
835 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 02:25:36 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
板野くんの新シュートですが、こちらは先ほども申したように以前募集させて貰った名前の中から数点を独断でピックアップ。
また、再度募集をかけたいと思います。
因みにピックアップさせて頂いているものは以下になります。
ドルフィンシュート、ハイランドシュート、バンストライク、ブリザードシュート、オルカショット
シュートの特性としては、軌道などは特別なことはないですが、
ダルビッシュのお陰でシュートフォームがサッカー選手のそれらしくなった事で、
板野くんのキック力をダイレクトに伝えれるようになった結果、真価が発揮されたという感じになっています。
威力はタイガーショット並です。それでは、新たに候補が頂ければ幸いです。
836 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 06:57:38 ID:???
新技名案
シェルブリッド
マグナムブリッド
弾丸繋がりで考えてみました
ところで、以降の練習で、ボールが上向きに浮く癖を修正するには
選択肢で何を選べばいいんでしょうか?
837 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 11:50:46 ID:???
ぺネトレイトブリッド
838 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 13:06:18 ID:???
あえて、技名は「タイガーショット」でいいような気がする
839 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 13:19:42 ID:???
やー原作キャラのシュート名はやめた方が良いと思うな
弾丸シュートの上ということで「マグナムシュート」……ではなく、
中二的に
「.44マグナム」(読み方はふぉーてぃーふぉーまぐなむ)
で
840 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 17:05:02 ID:???
あまり捻らず「マグナムシュート」くらいの方がいい気がする
今後発展してく事を考えたら基本になりそうな名前のがよさそう
841 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 17:21:49 ID:???
アイスショット→ドライアイスショット→リキッドニトロゲンショット→アブソリュートゼロショット
なーんてね、フフ
842 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 21:20:23 ID:???
何かのシリーズでは統一させたいね。
銃火器シリーズだとショットガンドリブルできるな、守備技は思いつかないけど。
動物シリーズだったら守備技にも反映しやすいかな。
843 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 21:30:48 ID:???
守備技……パトリオット(迎撃ミサイル)タックルとかなら
844 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:06:06 ID:???
弾丸シュート→マグナムシュートで流れはいいと思うけど
パトリオットタックルはミサイルタックルの上位技って感じかな?
845 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:39:37 ID:???
>>841
松山「おれの技(名前候補)だ!」
846 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:48:17 ID:???
動物シリーズだったら、ツバメ返しとかドルフィン(オルカ)クリア・パス・シュートもありかな。
重火器シリーズの方が受けが良さそうなのは、パワー系と相性がいいからかな。
スナイパーショットとかでもいいわけだしね。
もう二つ名も考えたらぁ(フラグ)
847 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 22:50:45 ID:???
どうも皆さん、名前の提案ありがとうございます。
改めてここで名前を決定したいと思います。
板野くんの新シュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ200)の名前を決めてください。
A.ドルフィンシュート
B.ハイランドシュート
C.バンストライク
D.ブリザードシュート
E.オルカショット
F.シェルブリッド
G.マグナムブリッド
H.ペネトレイトブリッド
I.マグナムシュート
J..44マグナム
K.アイスシュート
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
848 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:51:17 ID:TAITGvpo
J
849 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:51:44 ID:UaECn9Z+
I
850 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:51:49 ID:yMevExPk
I
851 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 22:54:42 ID:???
それでは、マグナムシュートで決定として進行させていただきます。
沢山の提案ありがとうございました。
852 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 22:59:28 ID:???
鍛えまくってサーモバリックシュートをめざそう
853 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:08:37 ID:???
ドライブ回転のシュートを習得して「バンカーバスター」とか
854 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:09:12 ID:???
ブレ玉辺りを習得したらショットガンだな(キャプ森で言う所のジョルトシュート)
855 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:20:41 ID:???
46cm三連装砲を目指そう
856 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:31:45 ID:???
ボールの下側打つような悪癖なら
一対一でキーパーの顎をカチ割るようなシュート開発しよう(ニコ
857 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:31:52 ID:???
25cmキャノンも目指そう
858 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:33:51 ID:???
ボール越しに相手を蹴り飛ばすその名も「パイルバンカー」
なお松山からとても怒られます。
859 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:37:03 ID:???
ニールキッ……ごほごほ
860 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:47:17 ID:???
>★板野のドリブル特訓→( 2 + 5 )=ドリブル+1★
==============================================================================
板野「(松山を相手にしても、ボールを奪われないくらいのキープ力を……!)」
松山「(板野、凄い気迫だな……でも!)はぁっ!」
ズザザザッ!! パシッ!!
板野「ああ……」
松山「甘いぞ板野、少し体からボールが離れすぎだ」
どれだけ強力なシュートを打てても、キープが出来ずそのシュートを打てなければ意味がない。
そう考えて板野はただ単純に直線的にゴールを目指す、突破を目指したドリブルではなく、
ゴール前でボールを持った際にボールキープが出来るよう敵を振り回しかわす事を目指したドリブルの練習をした。
目標を持って練習をする者は強くなる。
実際に板野のキープ力は目に見えて上昇し、大半のふらのメンバーではボールを奪えないレベルへと到達をする。
しかし、それでも一対一のキープ争いに絶対の自信を持ち、
ボールカット能力も標準以上のキレを持つ松山相手にはキープし続ける事も出来なかった。
861 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:48:18 ID:???
板野「くそっ、もうちょっとだと思ったんだけどなぁ……」
松山「いや、実際板野のキープ力は上がってるよ。 俺だって完全に奪い取る事が出来るとは言えないレベルだ」
板野「そ、そうかな?」
松山「ああ。 だが、完全に自分でキープをしてシュートまで持っていく……となると難しいかもしれないな」
松山のアドバイスを受けて、少しは実力が向上をしたという事実に板野は笑みを浮かべる。
一方で松山はといえば、この1年でめきめきと能力を向上させ、
もはやふらのには必要不可欠と言っても過言ではない存在となった板野の姿を見て顎を撫でながら唸った。
松山「(1年前は小田達でも十分張り合えるだけの実力だった……。
ふらのに足りない得点力を補えるストライカーにはなれるかもしれないと思ったけど、
まさかこの1年でここまで成長するなんて……俺もなんとかカットは出来たけど、もうドリブルだって全国レベルだぞ)」
板野「あ、そういえば松山に見てもらいたいものがあるんだ」
松山「見てもらいたいもの?」
板野「うん。 ……でも今日はもうへとへとだから、明日でもいいかな?」
松山「ああ、わかった」
『3年目 5月 定例パート』
そして翌月……前回板野が松山にドリブル練習を手伝ってもらった翌日。
板野は早速、自身が習得をした新シュートのお披露目を松山含め、ふらのメンバーが見守る中で行おうとした。
松山「見せたいものって言ってたのはシュートか? なら……おい加藤、ゴールに……」
板野「あ、いや……ゴールには立ってもらわない方がいいかも」
松山「え? どうしてだよ、威力を確かめる為にもキーパーにはいてもらった方が……」
板野「その……怪我するかもしれないからね。 あ、みんなどいててね。 危ないから」
ふらのメンバー「お、おう(え、何するつもりだ?)」「(怪我ってなんだよ?)」「(なんか嫌な予感がする……)」
ボールを持ってゴール前に立った板野を見て、松山は加藤をゴール前に板野と相対するようにして立たせようとする。
しかし、板野はそれを止めさせ、他の者達にも出来るだけ下がって見守ってくれるように言った。
メンバーの少ないふらの中学、あまり選手たちに怪我をさせたくはないのである。
862 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:49:19 ID:???
板野「(よし、これなら思う存分、遠慮なく打てる……!)いくぞっ!!」
フォッ! グワアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
松山「(!? このフォームは……ダルビッシュさんの!?)」
気合を込め、シュートを打つ体勢に入る板野。
これを見てまず目を見開いたのは、以前とは格段に違う板野のシュートフォームに驚いた松山であった。
そのフォームは松山が1年の時、度重なる衝突などで先輩たちが全員退部をした際、
唯一残ってくれた良識人、そして類稀なる才覚を持った選手――ダルビッシュのものに瓜二つ。
今までぎこちなくシュートを打っていた板野が、
どうしてそんなシュートフォームをこの短期間で身に着けたのかと松山が考える中、板野はその大きく振りかぶった右足を振りおろす。
板野「いっ……けぇぇえええええええええええええええええええええっ!!!」
バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
ふらのメンバー「うおおおおあああああっ!?」「う、うるせぇぇええっ!?」「なんだこの音!?」
そして、板野がボールを強く蹴りぬいた瞬間、ようやく他の者達も驚嘆をする。
まず、その爆音。
板野がただボールを蹴りぬいただけで、彼らの耳には今まで聞いた事もないような衝撃音が響き、
続いて板野の足元から正に閃光のようにしてボールが放たれる。
ズバアアアッ!! ガシャアアッ…………テンテンテン
863 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:50:19 ID:???
板野「ふぅ、ふぅ……」
松山「…………」
ふらのメンバー「…………」「…………」「…………」
彼らの視界からボールが消えて、そして再び現れるのはまた刹那の出来事。
いつの間にかボールはゴールネットを破り、突き抜け……その後方にあったフェンスに激突をして、
軽くフェンスの形を変えてからようやく転がり落ち、地面を転々と転がるのだった。
板野「どうだ、松山? これが俺の新しく開発したシュート……『マグナムシュート』だ!」
弾丸シュートよりも更に威力、速度、コントロール。全てが向上したシュート、マグナムシュート。
弾丸の更に上を行くのならば、この名前しかないだろうと先日考案をした板野が力強くそう宣言すると、
松山含め、ふらのメンバーには大きくどよめく。
ふらのメンバー「す、すげぇぜ板野!(ば、ばけもんだ……味方で良かった〜)」「まさかネットを突き破るなんてな!(恐ろしい……)」
松山「マグナムシュート、か……(まだ名前が決まってないのなら力強いその威力から取って、
ヒグマシュートって名づけようと思ったんだけど……決めてるのなら仕方ないな)」
板野「これなら若島津からも点をきっと奪える……! 今年こそ、俺達が優勝するんだ!」
864 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:51:27 ID:???
松山「(板野……どうやってこのシュートを身に着けたのかは知らない。
でも、お前の言う通りこのシュートなら若島津からゴールを奪う事だって出来る筈だ!
そうだ……板野だってこれだけ努力をして、新しい力をつけているんだ! 俺だって……いや!
キャプテンの俺こそ、板野よりももっと頑張らないと、努力しないといけないんだ!)
ああ! このシュート、そして他の皆の力があれば、全国制覇だって出来る筈なんだ!
みんな、板野に負けないように練習だ! さぁ、行くぞ!」
ふらのメンバー「「「お、おう!(こりゃ今日はキツくなりそうだなぁ……)」」」
ただ全国大会優勝を目指し、打倒東邦、打倒若島津に燃え、必殺シュート『マグナムシュート』を開発した板野。
そんな板野に感化されたか、松山は今まで以上に闘志を燃やし、
他のふらのメンバーを鼓舞しながら、いつも以上に熱の籠った練習を行う。
松山「(俺も、俺も新しい技が必要だ……! でも、板野と同じように……北国シュートを更に発展させるのは難しい。
なら、中盤を制圧出来るような技……? それとも、攻撃を板野達に任せて守備力を更に増強させられるような技だろうか?
……悩ましいな)」
※板野が「マグナムシュート」を取得しました。
865 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:51:57 ID:???
見える……肝心なとこでダイス連発の光景が!
866 :
森末(仮)
:2013/10/07(月) 23:52:29 ID:???
『3年目 5月 日常パート』
板野「本州で5月だともう暑いくらいだけど、北海道は流石に涼しいなぁ」
森末「その分、冬は地獄と言って構わないレベルだけどね。
さて、それじゃあ今月も日常パートの時間だよ。 どうする?」
板野「うーん……」
A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>852-859
どうも皆さん、色々と派生なども考えてくれてありがとうございます。
私としてもあまりネタのストックは無いので、色々考えてくださるのは本当に助かります。
867 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:53:47 ID:fY9AJrNA
B
868 :
森崎名無しさん
:2013/10/07(月) 23:54:41 ID:HrutisOA
B
869 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 00:29:11 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
================================================================
板野「今月は……誰かに会いに行ってみようかな」
森末「ふむふむ。 それじゃあ、誰に会いに行ってみる?」
A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤
870 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 00:35:15 ID:JHcY2I0c
C
871 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 00:37:18 ID:cSbOE8L2
C
872 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 00:52:42 ID:???
>C.町田(メガネ)
========================================================
板野「そうだなぁ……うん、また今月も町田に会ってみる事にするよ」
森末「おや、またかい? ふむふむ、まあいいさ。
それなら前回と同じ用に、練習中に声をかけた方がいいかもね」
板野「うん」
今月は町田と会話をしてみようと考えた板野。
先日は松山が修学旅行で他校へ偵察に行こうとしているという情報を板野に与えてくれた辺り、
やはりクリスマスの時の事を考えても『出来る女』なイメージのある町田。
もしかしたらまた何かお役立ち情報があるかもと期待しつつ、
また、それを抜きにしてもなんとなく話しやすい雰囲気を持っている彼女ともう少し仲良くなるのもいいかもしれないと思い、
明くる日の練習の休憩時間、前回と同じように雑務中の町田に声をかける。
板野「町田、お疲れ様」
町田「あら……板野くんこそお疲れ様。 この前見せてくれた『マグナムシュート』だったかしら?
あれは練習中には使わないのね」
板野「う、うん……怪我したら困るしね」
町田「まあ……そうよねぇ」
板野「(アレを受ければ守備陣のシュートに対する強さも上がるかもしれないけれど、
それ以上に怪我する危険性が高まりそうだもんなぁ……あの松山でもストップをかけるくらいだし。
さて、それはそれとして何を話そう?)」
A.「何か校内で気になる情報とかないかな?」 学校生活において気になる事件とかが無いか聞いてみる
B.「松山と藤沢の事だけど……」 松山と藤沢の事で相談してみる
C.「今度の休みに一緒に遊びに行かない?」 遊びに誘ってみる
D.「いつも大変だね、また手伝うよ」 再び町田の仕事を手伝う
E.「今度の全国大会の為に、対戦校について調べて欲しいんだ」 対戦校のリサーチを頼んでみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
873 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:00:44 ID:CH0ZQhX2
E
前回の犯人は誰だったのか…
874 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:02:45 ID:JHcY2I0c
A
875 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:10:11 ID:mH4M993o
B 松山にリア充補正がかかるかも分からん(地獄行きもおいしい)
876 :
874
:2013/10/08(火) 01:12:00 ID:JHcY2I0c
すみません、Bに変更します
877 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 01:13:03 ID:???
>>876
変更了解です。
878 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:27:41 ID:???
この件は早く何とかしないと、流血沙汰になりかねないんだ
どうしてそんなことになったかはわからないが
879 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 01:30:08 ID:???
>B.「松山と藤沢の事だけど……」 松山と藤沢の事で相談してみる
=====================================================================
町田「美子たちの事?」
板野「うん……」
板野がここで話題にしたのは、松山と藤沢、2人の関係についてだった。
原作でこそキャプテン翼でも1番恋愛シーンがまともな関係、と言われている松山達。
しかしキャプテン森崎では松山の鈍感さと不運とが折り重なり、キッパリと縁が切れてしまっている。
板野もこれまでに何度か注意深く2人の事を見守ってきていたが、
件のクリスマスの時以降、これといって目立った進展は無さそうである。
板野「(このままだと本編みたいな結果になりそうだし……流石にそれを見るのは心苦しいしなぁ)
何か2人の仲を進展させる方法とか無いかなぁ?」
町田「進展って言ってもねぇ……あくまで私達は傍観者だし。 うーん……」
先着1名様で、
★出来る女?町田→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→町田「そもそもあの2人、もう付き合ってるし」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート10以上→町田「でも最近の松山くんの様子を見る限りだと、そう心配はないかなって思うけど……」
スペード・クラブ10以上→町田「ここは古典的手法の出番ね。 不良に美子をけしかけて松山くんに助けさせる作戦よ!」
それ以外→町田「そもそも美子自体が、以前にも増して積極性を無くしちゃったからねぇ……」
880 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:30:45 ID:???
★出来る女?町田→
ハートJ
★
881 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 01:32:53 ID:???
やはり町田は出来る女でした。という所で、区切らせていただきます。
それでは。
>>878
微ヤンデレ属性が付与されてしまってますからね……多分、きっと大丈夫です……。
882 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 01:37:27 ID:???
乙でした
いい雪だるまですね、という展開にならずに済みそう
しかしマモノさんは必ず松山の傍にいる…かも
883 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 02:03:35 ID:???
しかしシュート名を仮に銃系で統一させるとすると、次のシュートは何になるんだろう?
884 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 08:08:48 ID:???
ギャラクティカマグナムとか?
この名前を付けられる位に強化したいところ
885 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 08:19:26 ID:???
銃系というより銃/重火器/兵器系でいいんじゃないかな
886 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 08:30:51 ID:???
ミサイルシュートか
887 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 10:12:11 ID:???
次はネオ・マグナムシュートでもいいし
SF入ってレーザーだのプラズマでも別にいいんじゃない?
888 :
森崎名無しさん
:2013/10/08(火) 10:18:16 ID:???
タックルしてきた相手を弾き飛ばした衝撃で痺れさせる(フレーバー)、これが「スタンガンドリブル」だ!
889 :
森末(仮)
:2013/10/08(火) 19:55:55 ID:???
>★出来る女?町田→ ハートJ ★
>町田「でも最近の松山くんの様子を見る限りだと、そう心配はないかなって思うけど……」
=======================================================================================
板野「? どういう事?」
町田「ほら、見てみて」
町田の言っている言葉の意味が最初はよくわからず、首を捻る板野。
その様子を町田は小さくため息を吐いて見やりつつ、松山のいる方向へと視線を向けるよう促した。
言われるままに板野がそちらを向くと、
丁度板野達と同じように休憩に入っていた松山はポタポタと流れる汗をユニフォームの袖口で拭いつつ水分補給をしていた。
藤沢「松山くん……はい、タオル」
松山「あっ、マネージャー……」
藤沢「あまり汚れてるユニフォームで拭くのはよくないわ。 スポーツドリンクは、おかわりは?」
松山「あ、ああサンキュー。 折角だから貰うよ」
そして、そんな松山を見てマネージャーである藤沢は手早くタオルとスポーツドリンクの補充をする。
マネージャーとしての職務にも真面目に取り組み、いつも松山の事を一番気遣いよく見ている藤沢。
それを知っている板野達にとってはもはや見慣れてしまった光景である。
板野「いつもの松山と藤沢じゃないか。 何か違う?」
町田「んもう、鈍いわねぇ板野くん。 いつも通りに見えるけど、松山くんの反応が明らかに美子を意識してるわよ」
板野「えぇっ?」
よく見ないと感づかないかもしれないが、確かに先ほどの松山の声がどこか上ずっていたように聞こえたのは板野も感じた。
藤沢の言葉にもどこか緊張をしたような、不自然な受け答えをしており、
なるほど……言われてみればいつもと同じように見えた光景も、違和感があったかもしれないと板野は考え直す。
板野「でもどうして今更? あの鈍感さに定評のある松山がどうして……」
町田「あれは美子の好意に気づいたという感じじゃなくて、自分が美子に恋愛感情を持っている事を自覚した感じね。
理由は……やっぱりクリスマスの一件が強いのかしら?」
490KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24