キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

445 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 21:08:27 ID:???
板野くんは日向にはない強みが欲しいかな
総合力、浮き球、必殺技、スキルで日向の上にいける感じはしないし

446 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:43:42 ID:???
>E.今は使わない
===============================================================
そして翌日、ふらの中学は3回戦を控え宛がわれた部屋で恒例のミーティングをしていた。
当然ながら全員の手元には監督自慢のカーチャン特製ドリンクが入った紙コップがある。

監督「よし、みんなきけ。
   今日の試合は立花兄弟を主力とした花輪中学が相手だ。
   昨日の錦が丘戦のように、楽に勝てる相手だとは思わない方がいい」

小学生時代から活躍をしている立花兄弟の名は、
当然ながら小学生時代からチームを組み全国大会へと出場しているふらのメンバーも承知である。
昨日の花輪の試合も観戦しており、その実力の程は既に把握済み。
DF達は浮かない表情であり、そんな事を知ってか知らずか監督は更に言葉を続ける。

監督「今日のキーポイントとなるのは、やはり立花兄弟だ。
   彼らに対してどう対抗するかが勝敗の分かれ目となるだろう」
松山「監督、それについて考えがあります」
監督「ん? ……なんだ、松山?」

やはり試合のキーとなるのは、立花兄弟を如何にして封じ込めるかである。
監督がそのことについて説明をしている最中、キャプテンである松山は挙手をして自らの考えを話し始めた。

松山「今日の試合……」

447 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:45:33 ID:???
先着1名様で、

★松山くんの考え→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「板野をDFとして使いましょう」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
スペード→松山「俺がDFとして出場して、立花兄弟の攻撃を封殺します」
クラブ→松山「松田と本田を立花兄弟へマークにつけましょう」

>>438
乙感謝です。立花兄弟は日向・翼のいない全日本では貴重な得点源ですね。
>>441
お気軽に判定には参加していただければと思います。
>>443-445
本編では翼や森崎が技やスキルに恵まれているように思えますが、
日向もMLvやダイナモなど有用なスキルを2つ持っていますからね。

448 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:06 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

449 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:12 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

450 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:45:32 ID:???
>★松山くんの考え→ ハート5 ★
>松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
=============================================================================================================
監督「む……しかし、あの兄弟を封じなければ……」
松山「そうやって敗退したのが、昨日の花輪の対戦相手である崎元中です。
   立花兄弟に多重マークをつける事で、他の選手たちがフリーで動けました。
   結果、中盤の主導権を殆ど握っていたのは花輪です。
   変に警戒し過ぎず、いつも通りの俺達のサッカーをやればいいんです」

あまりサッカーに詳しくない監督は、やはりキーマンである立花兄弟を集中的にマークしなければという思考に陥る。
だが、松山はそれを否定し懇々といつものふらののサッカーをすればいいと説いた。

昨日は立花兄弟対策の話題を出していた時に、
それをぶち壊すような点の取り合いをしようと提案する板野を注意したものの、
それはあくまでも立花兄弟対策について考えている時に全く違う話題を出された為。

無闇に立花兄弟に固執しない戦法の有用性も松山は把握しており、
昨夜一晩考えた結果、やはりこれが1番勝率が高いだろうと踏んだのである。

松山「地力でなら、間違いなく俺達が勝っています。
   立花兄弟を恐れる事はなく、正攻法で行くのが最善だと思います」
監督「ふ……む……。 いいだろう、ならば俺から何も言うことはない。 いつも通りのふらののサッカーをやってこい!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」

そして、基本的に戦術論などは全面的に松山任せな監督はこの意見を承認。
立花兄弟を放置する訳ではないが、さりとて必要以上に警戒をせず、いつも通りのサッカーをする方向で話は纏まり、
松山は改めて一同に向けて声をかけ、フィールドへと向かうのだった。

松山「相手が誰だろうと、俺達のチームワークがNo.1だ!
   俺達のサッカーをみせてやろうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!(点の取り合いならキャプテンや板野に任せてオッケーだな)」」」
板野「(違う方向でふらのの皆の気持ちが一つになってる気がする……)」

451 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:46:36 ID:???
実況「大会4日目、本日はここ大宮サッカー場では第一試合、ふらの中学VS花輪中学の試合が組まれております。
   ふらの中学は1回戦を3−1、2回戦を3−0と点差をつけて勝利しており今大会の優勝候補。
   キャプテンの松山くん、ストライカーの板野くんを中心に纏まったチームワークのいいチームです。
   対して花輪中学は1回戦、2回戦共に4−0と大差をつけての圧勝でここまで勝ち進んできました。
   その原動力となったのは双子のストライカー、立花政夫くんと和夫くんです。
   双子ならではの息の合ったプレーは正に全国屈指、今日も大量得点が期待されます」

ワーワー ワーワー

観客「スコア上は花輪の方が優れてるように見えるけど、ふらのは1回戦の相手が手強かったからなぁ」
  「単純にスコアだけでは力が計れないな」「どっちも主力が2人いるんだよな。そういう意味じゃいい試合になるんじゃないか?」

朝早くからの試合だというのに、観客席はほぼ満員に近い。
南葛、東邦に次ぐ優勝候補と言われるふらのに、全国常連である花輪中学の試合。
当然ながら観客たちの注目度も高く……偵察に来ている学校も多い。

次藤「さぁ、ここば抜けてくれんとふらのとは戦えんタイ。 なんとしてでも上がってきてもらわんとのう」
佐野「そうですね」

比良戸中のキャプテン、次藤洋とその相棒の佐野満。

小池「なぁ反町、ちょっとコーラ買ってきてくれよ」
反町「……お前なぁ、キャプテンは王様じゃないんだぞ? 自分で買ってこいよ」
若島津「(松山……こんな所で負けるんじゃないぞ)」
北詰「むっ……あのふらのの9番は……確か以前に練習に乱入した……!?
   ええい、あんな奴のいるチームのどこが"爽やか旋風"なんだ!」
沢田「お、落ち着いてください監督……」

東邦中のキャプテン(になってしまった男)、小池秀人と愉快な仲間たち。

452 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:47:52 ID:???
井沢「松山と立花兄弟か……どちらが上がってきてもおかしくないな」
滝「ふらのはあの板野って奴が入ってかなり戦力は増強したみたいだけどな。
  昨日の錦が丘戦で見せた『マグナムシュート』、ありゃ大した威力だぜ」
来生「ハッハッハ、誰が相手だろうとこの俺がいる限り南葛に負けはない!」
石崎「ちぇっ、立花達には小学校時代の借りを返したかったんだけどな」

そして、王者南葛の豪華(?)な面々である。

そんな彼らから離れるようにして、今日も観客席の最上段。
人目につかない場所でこそこそと試合の様子を見守っているのは、サングラスをかけた大人2人。

片桐「ふらのVS花輪……これは全日本のFWを決める意味でも、重要な試合になってくるかもしれませんね」
見上「ああ。 ふらのの板野、彼のシュートは明らかに中学生離れしている。
   だが、花輪の立花兄弟のコンビプレーもまた中学生離れしたものであるのは事実だ。
   今日の試合だけでは断定は出来んだろうが、どちらを軸にするか。
   それを決める為の指針にはなる試合だろう」

日本における深刻な決定力のあるFW不足。
その問題を解決するかのように、彗星のように現れた板野住明。
片桐達は彼に対して多大な期待は寄せていたが、しかしその実績はまだ少ない。
小学生時代からコンスタントに活躍をし、名前も聞く立花兄弟。
彼らの活躍、成長ぶりにあっては、全日本Jrユースにおいて主軸とするべき選手も変わってくると見上は言う。

片桐「問題は立花兄弟がどれだけ成長をしているか、ですか……」
見上「トライアングルシュートは確かに強力だが、あれ一本ではやはり世界には通用せんだろう。
   後一歩、決め手があればわからんがな……」

453 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:48:54 ID:???
政夫「へへ、久しぶりだな松山」
和夫「怪我はすっかり治ったみたいだな」
松山「ああ、お陰様でな」

そしてフィールド上。
入場をする花輪中とふらの中は、試合開始前から火花を散らしつつも、
互いに喧嘩腰にならない程度の会話をするだけのスポーツマン的行動は弁えていた。

特に立花兄弟は去年、松山が不慮の事故により棄権をした事を目の前で見てしまっており、
ライバルの1人の怪我が無事に治った事に心底安堵をしているようである。

板野「(一応立花兄弟とは俺も顔見知りな訳だし……何か話しておこうかな)」

A.「今日の試合、お前たちの空中サッカーは通用しないぜ!」 立花兄弟対策はバッチリだと宣言する
B.「今日の試合、お前たちのスカイラブハリケーンは通用しないぜ!」 スカイラブハリケーンを知ってるとばらしてしまう
C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
D.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、政夫」 政夫の指示に礼をする
E.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、和夫」 和夫の指示に礼をする
F.「今度はお前たちが怪我しないように気を付けるんだな」 意味深なさらばサッカーな台詞を吐く
G.「(別にいいか……)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

454 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:51:24 ID:P7jeu/aI
H 「お前たちのコンビプレイはお見通しだ!」 だが防ぐとは言わないぞ

455 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:52:08 ID:25ZoxmNY
C

456 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:03:06 ID:fNPTBnnA


457 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:21:34 ID:???
>C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
================================================================================
和夫「そういやそんな事も話してたっけな」
政夫「ああ、よろしく頼むぜ。 もっとも、勝たせてもらうのは俺達だけどな」

去年の全国大会、偵察に向かった際に立花兄弟と初対面をした時、
板野はもしもふらのと花輪が対戦をすればお互いに点の取り合いになりそうだと発言をしていた。
この時立花兄弟は会った事のない人物である板野が自分達の特色をよく知っており、
自分たちを強敵だと認識している事に気を良くしていたのである。

その時からも板野に対しては好印象を抱いていたが、
改めてその時の記憶を呼び起こし、更には爽やかに挨拶をしてきた板野には握手に応じる構えを見せる。

松山「(そうだ……今年は去年とは違う。 もうあんな事故で北海道に帰るなんて真似はしない……出来ないんだ。
    これが最後の夏、自分の為にも……藤沢の為にも!)」
板野「(今年の俺にはマグナムシュートがある。 これがある限り、俺は負ける訳にはいかないんだ)」
和夫「(今日の相手は一筋縄じゃいかない……場合によっては"アレ"を使う必要が出てきたな)」
政夫「(ああ、今年こそ俺達は負けない……。 日本で最強のコンビは俺達なんだ!)」

そしてその水面下では、お互いに譲れないものを抱きながら闘志を燃やす。
爽やかに、しかし、絶対に負けないという意地をぶつけ合う両陣営。

審判「(うむ、これでこそスポーツマンらしい……)」

その姿は審判も思わず感心してしまう程のスポーツマンシップに溢れるものであった。

森末「(……心配になって見に来ちゃったよ。 ……やっぱり試合の相手は花輪、か。 )」

………
……


458 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:23:44 ID:???
森末「さぁ皆、いよいよ3回戦、花輪中学との闘いになるよ。
   花輪は東一中とは打って変わって攻撃のチーム。中心選手は当然立花兄弟だ。
   彼らの空中サッカーには、流石のふらのも手を焼くかもしれないね。
   でもこれがまだ3回戦。こんな所で終われないよ! 以下がフォーメーションになるよ」

花輪 4−4−2

−−@−− @吉倉
−B−A− B村沢 A中村
D−−−C D青田 C武田
−−−−−
−G−I− G玉井 I相本
J−−−E J小野 E塩田
−F−H− F和夫 H政夫
−−−−− 
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

459 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:25:00 ID:???
お互いに準備運動が終わり、キャプテン同士がセンターサークルでコイントスを待つ。
小学生時代からの付き合いである松山と立花兄弟たちであるが、
こうして実際に試合をするのは初めての事である。

松山「同じ北国の相手とはいえ……いや、だからこそ負けられないぞ!」
和夫「(なんでやたら北国な事を推すんだろ?)へっ、さっきも言っただろ。 勝たせてもらうのは俺達さ。 あ、表でお願いします」
松山「じゃあ、こちらは裏で」
審判「うむ」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→花輪ボール

460 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:29:24 ID:???
★コイントス→ 5

461 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:43:11 ID:???
>★コイントス→ 5 =花輪ボール★
==================================================================
和夫「おっ、表じゃ。 それじゃボール貰います」
松山「(速攻で来るな……)陣地はこちらで」

コイントスの結果、花輪がキックオフのボールを得る。
花輪中学の特色、立花兄弟のコンビプレーを生かした速攻が早速来るかと松山は気を引き締めつつ、
前半プレイをする陣地を選択し仲間たちと共にポジションに散り始めた。

実況「どうやらボールは花輪中学が取った模様。
   早速立花兄弟のコンビプレーがさく裂するのか、はたまた違う攻撃を見せるのか?
   そしてこれをふらのは食い止め、東一中の時と同様先取点を上げる事が出来るのでしょうか?
   いよいよキックオフです!」

ピィーッ!! バムッ!

政夫「よし、いくぞ和夫!」
和夫「ああ!」
板野「(早速来たな……!)」

やはりともいうべきか、花輪中学は立花兄弟がキックオフと同時にボールを持ち、
まずは政夫がドリブルで正面突破を挑んでくる。
余りに予想通り過ぎて少し拍子抜けしてしまいそうになるが、
これだけ予想されていてもその通りの行動を実行するという事は裏を返せばそれだけそのプレイに自信があるとも言える。

板野「(ボール運びは上手い筈だもんな、立花兄弟。 どうするか……)」

A.「勝負だ、政夫!」 政夫からボールを奪いに行く
B.「(いや、カウンターに備えて上がっておこう)」 ボールを奪いに行かずカウンターに備える
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

462 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:45:26 ID:2nkvQRcc


463 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:47:42 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

464 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:00:43 ID:???
乙でしたー

465 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:01:41 ID:TYdB9TNQ
A クラブ引きは避けたいが。

466 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:43:44 ID:lPE9R5Jk
C
今までメタ視点選択肢あんまり選んでこなかったねそういえば

467 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:52:51 ID:???
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る
========================================================================================================================
板野住明の最大の武器。
それは中学生離れしたキック力を誇るパワーを生かした『マグナムシュート』でもなく、
『キャプテン森崎』そして『キャプテン翼』を知り尽くした知識である。
その為にこのキックオフの時、彼はこの立花兄弟の攻撃の防ぎ方を思いついた。

板野「(原作、それに本編でも立花兄弟の最初の攻めはトラアングルシュートの筈だ。
    そして、それを防ぐ為にはポストを蹴って相手に飛ばせないようにすればいい……!)」

それは自分で思いついた策ではないが、
原作・本編を知る者ならば誰でも知っている『トライアングルシュート』の防ぎ方である。
これを思い出した板野は、迫りくる政夫から逆走をするようにゴール前へと駆けだす。

実況「おっと、これはどうした事か? ふらの、CFWの板野くん、チェックに向かわない!
   カウンターに備えるでもなく、逆走を始めました!」

松山「板野!?」
板野「考えがあるんだ! 俺に任せてくれ!」
松山「(何を考えてるかわからないけど……信じるしかない! ただ、その前に……)」
政夫「へへっ、ラッキー! 誰も来ないまま一気にチャンスだ!」

この板野の逆走は一見すれば奇行であり、観客や実況は当然として、
チームメイト達すれも一体板野が何をするつもりなのかと目を見開いて驚く。
だが、板野が一声かけると彼を信頼する松山は頷いて板野の行動を認めつつ、
迫ってくる立花兄弟を止めようとチェックに向かう。

松山「さぁ、ここで止めてやろうぜ!」
金田・山室「「お、おう!」」
政夫「行くぞ、和夫!」
和夫「オッケー!!」

468 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:53:57 ID:???
先着2名様で、

★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)==★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野と小田で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>464 乙ありです。

469 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:54:28 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=★

470 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:56:58 ID:???
★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)==★

471 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:15:52 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=60
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=62★
>★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=58
> 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=51
> 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=============================================================================================================
パシッ! ダダダッ! ポーンッ!!

松山「山室、出すぎだ! 人数の利を生かしてコースを塞ぐんだ!」
山室「で、でも……」
政夫「遅い遅い!」
和夫「パスは上手くても、カットは下手みたいだな! それっ!」
松山「く、くそっ!」

息の合ったコンビプレーを何よりも得意とする立花兄弟。
かつて小学生時代は駅のホーム間をワンツーリターンで駆け抜けたという実績(?)もあり、
そのパスワークはふらののそれよりも一枚も二枚も上手である。
スピードに乗った彼らのパスワークに対してふらのはまるで対抗出来ず、
立花兄弟は一気に松山達を躱し中盤を突破してしまう。

実況「花輪、キックオフ直後から即効を仕掛けてきました!
   立花政夫くん、和夫くん、目にも留まらぬ連携プレーで松山くん達を翻弄!
   これはいきなり先取点が決まってしまうか!?」

472 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:16:56 ID:???
和夫「よし、小野、上げてくれ!」
小野「オッケー!」

バムッ!

そして頃合いを見計らい、ボールを持っていた和夫はサイドから上がってきていた小野へとボールを預け、
そのまま全速力でフィールドを駆け抜け、ゴール前を目指す。
正確には、ゴールポストを。

見上「出すつもりだな、あのトライアングルシュートを」
片桐「片方の選手が空中でポストプレイをし、そのボールをもう片方の選手がダイレクトに撃つ。
   原理を説明すれば単純ですが、実際にやってみるのは難しい」
見上「(ふらのの板野はこの流れを読んでいたのか? 奴の守備力を計らせてもらうか……)」

全国的にも有名である立花兄弟、その持ち技であるトライアングルシュートもまた知名度は高い。
あのトンデモサッカーが再び今年も見れるのかとその筋のマニアは歓声を上げ、
陽気でお調子者な立花兄弟はそれにいい気になりつつ、ゴール前へと駆け込む。

和夫「よーし、いくぜ兄ちゃん!」
政夫「俺達の空中サッカーは無敵だ! 板野、お前がゴール前にいたって防げやしないぜ!」
板野「(やっぱりトライアングルシュートで来たな……! なら……!)」

A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
B.「正攻法で防いでやる!」 ボールを受ける役の政夫のシュートコースを防ぐ
C.「お手上げだ!」 両手を上げて降参のポーズ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

473 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:31 ID:lK1XZBPI


474 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:56 ID:TYdB9TNQ
A

475 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:19:47 ID:???
見上には守備力というより頭脳プレーをアピールした形になるのか。

476 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:20:23 ID:???
ファールさえ取られなければ…

477 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:27:33 ID:???
かなり危ないよね。

478 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:29:45 ID:???
ファール取るかな?現実だったらポスト蹴る自体がファールだからどうなるか分からん。

479 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:30:11 ID:???
ポストの上に事前にのぼった例もあるから大丈夫……

480 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:31:26 ID:???
それいったらポストで飛んでること自体がアウトだし。

481 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:35:14 ID:???
>A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
==============================================================================
和夫「え!?」
板野「うりゃあああっ!!」

ガァンンンンッ!!!

立花兄弟のトライアングルシュート。
それは片方がポストを蹴って高く飛び上がり、もう片方へとボールを落としてダイレクトにシュートをする。
言葉にしてみれば簡単であるが、息が合っていなければ不可能な文字通り必殺のシュートであった。
だが、そのシュートにも弱点はある。
それはボールを落とす役がポストを蹴って高く飛び上がる事が出来なければ、そもそもシュートにすらならないという事。
その為に板野は、和夫が向かう反対側のポストを強く蹴り、ゴールに振動を与えた。
原作では南葛の石崎が猿知恵を使ってみせた、『トライアングルシュート破り』。
その知識を持っていた板野がこれを転用出来たのは、当然の事である。

石崎「ああっ! あいつ、俺が考えていた事を……!!」
岩見「石崎、お前あんな方法で立花兄弟を封じるつもりだったのか?」
高杉「(どうせ嘘だろ、こいつがそんなに頭がいいはずがない)」

和夫「うわぁっ!?」
政夫「か、和夫!?」

試合を観戦していた石崎が叫ぶ中、板野の策によってバランスを崩した和夫はそのまま転倒。
パワーが自慢の板野が蹴ったポストの振動はやはり強烈であり、
そのままボールは山なりになって落ちてくるのだが……。

482 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:36:14 ID:???
先着1名様で、

★トライアングルシュート封じ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→政夫「くっそ、和夫が止められた……小野の出番だ!」 小野「俺達は全員ポストを蹴って飛べるし土台出来る!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
スペード・クラブ→ボールはゴールバーを超えてゴールキックに。 カウンターチャンスは逃した。
クラブA→笛が鳴った……だと? 審判「ポストを蹴っちゃ、駄目、絶対!」

483 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:36:29 ID:???
★トライアングルシュート封じ!→ ハート5

484 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:53:32 ID:???
これ以外なら先取点取られていたな

485 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:02:38 ID:???
>★トライアングルシュート封じ!→ ハート5 ★
>落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
==============================================================================
加藤「おっ、とと(ここで落としちゃ洒落になんねぇ!)」

そして、この落ちてきたボールはGKの加藤が楽々とキャッチ。
板野の行動と、その結果を見て茫然としていた加藤であったが、
ここでボールを落として失点をしてしまっては責められるのは自分だとしてガッシリと掴み取る。

ワアアアアアアアアッ!?

実況「これは凄い! ふらの、板野くんの頭脳プレーでトライアングルシュートを封じました!
   ポストを蹴ってその振動を反対側まで伝わらせ、空へと飛ばせない!
   答えを聞いてみれば簡単な事ですが、これは正に目から鱗と言えるでしょう!
   空中サッカーの申し子、立花兄弟! 早くもそのトライアングルシュートを破られたァ!!」

次藤「おもろいコトをするやつらだが、いとも簡単な盲点があったもんタイ」
佐野「そうですね」
次藤「フッ、ワシら2人のコンビプレイにはそれがないがな」

反町「すごいな……あんな方法で防げるなんて……」
北詰「非常識だ! 防ぐ方も、防がれる方もな。 ポストを蹴ってシュートだと? それはサッカーではない、曲芸だ」
若島津「………………」
小池「どうした若島津、怖い顔して。 コーラ飲むか? 飲みかけだけど」
沢田「(すごい勢いで若島津さんが否定されてる……)」

片桐「板野はこれを読んでゴール前へと戻っていたんでしょうか?」
見上「十中八九そうだろうな。 でなければ、ゴール前へと戻る意味がない。
   咄嗟の事ではなく、事前にこの事を考えていたのだろう」
片桐「頭は悪くないようですね」

486 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:03:46 ID:???
この一連のプレイを見て、観客たちは度肝を抜かれていた。
小学生時代から全国区のプレイヤーとして名の知れていた立花兄弟。

それが、同じく全国区の学校であるふらのの一員であるとはいえ、
去年から加入をしたという新参である板野住明――『マグナムシュート』という必殺のシュートを持つという情報だけは出ていたが、
それでもまだまだ知名度は低い選手が立花兄弟を抑え込んだとあって、どよめく。

和夫「い、いてて……お、俺達のトライアングルシュートが……」
政夫「和夫、大丈夫なら立て! 戻るんだ!」
和夫「えっ?」

松山「(板野はこれを考えていたのか!)ナイスプレイ、板野! 加藤、ボールを出せ! カウンターだッ!!」
加藤「は、はい!」

バコーンッ!!

だが、そんな中でも試合は当然ながら止まっていない。
ゴールキックになっていたのならばともかく、未だプレイは続いたままである。
立花兄弟が上がり切った事により花輪の守備は殆ど残っておらず、絶好のカウンターチャンス。
政夫が和夫の怪我の有無を心配する中、それでも戻り始め……。
それを見ながら松山はボールを確保していた加藤にボールを要求。
ふらののカウンターアタックが始まる。

実況「これはふらの、チャンス! 少し攻勢に出ていた花輪、守備隊形が整っていません!
   ボールは松山くんへと綺麗に渡りました! このチャンスをなんとかものにしたいぞ、ふらの!」

松山「(カウンターを成功させるなら、とにかく前へとボールを流していくんだ!
    板野はゴール前にいてあいつを待ってちゃカウンターの意味がない! ならここは……)小田!」
小田「は、はいぃ!」
玉井「立花兄弟のトライアングルシュートが……え、ええい、落ち込んでられるか!」

487 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:05:05 ID:???
先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★玉井→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、小田と青田で競り合い、ふらのスローイン)
≦−2→花輪ボールに。

488 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:08:37 ID:???
★松山→パス 52 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=★

489 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:08:39 ID:???
★松山→パス 52 ( クラブ6 )( 2 + 6 )=★

490 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:07 ID:???
おお!

491 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:39 ID:???
★玉井→パスカット 44 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=★

492 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:43 ID:???
これは松山の女子ファンも増えるな!

493 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:12:43 ID:???
チャキッ>>492

494 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:14:59 ID:???
松山のパスの名前はどうなるんだ……

495 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:17:04 ID:???
パスカットが「北海道パスカット」だから…

496 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:12 ID:???
本スレでパスフラグとった時に雑談スレだと青函トンネルパスとかじゃね?とかあったなw

497 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:36 ID:???
雪だるま、鉄砲水、北海道、ヒグマ…
パスは流氷パスとかw

498 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
流氷パス、マリモパス、風花パス、連絡船パス、ラベンダーパス、大雪山パス
思い付きを並べてみた

499 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
「青函パス」で

500 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:42:32 ID:???
>★松山→パス 52 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=64★
>★玉井→パスカット 44 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=53★
>≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
>※松山が12を出して勝利した為、パスフラグ習得。
============================================================================
松山「(小田……板野が入った事で、1番悔しい思いをしたのはお前なんだろうな……)」

この時、松山は久しぶりに小田へとパスを通す事で小学生時代からの思い出を振り返っていた。
小学生時代から部員たった11人のサッカー部で共に練習し、全国へ向けて切磋琢磨していたふらのメンバー。
中心人物は当然ながら松山だが、
当の本人はあくまでもふらのは自分1人のチームではなく仲間たちとのチームワークが最大の武器だと考えていた。
彼らの事を労り、時には厳しく指導しながら全国を目指してきた大切な仲間たち。
その中でも板野が加入し、台頭した事によってエースストライカーの座を失ってしまった小田の心中を松山は以前から案じていた。

松山「(エースストライカー……FWなら、誰だって手に入れたくて仕方ない称号だろう。
    チームの為にポストプレイをする事も当然大切だが、時にはFWには誰にも負けないという強い意志が必要だ。
    お前にもストライカーとしての誇りがあるのなら、きっと落ち込んだんだろうな)」

当然ながら、今では松山は板野の事も大切なチームメイトの一員だと思っている。
小学生時代からの付き合いである小田達にも、その愛情は負けない。
だが、それでも小田の気持ちを察するに、松山はいつも強く胸を掴まれる思いをしていた。

501 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:43:38 ID:???
松山「(でもお前だって実力はあるんだ……! それを、この契機、チャンスで見せてみせるんだ!!)いけっ、小田!!」
小田「はいっ!(うおわぁあああっ!? なんだこのパスは!?)」
玉井「うぎょおっ!?」

バシュウウウウンッ! バシィンッ!!

そして、その松山の想いを乗せた渾身のパス。
それは松山が編み出した北国シュートと全く同じ地を這う軌道で、
かつ強烈な速度で小田が走り込む場所へと向かい、小田はその衝撃を抑え込むのに必死になりながらもなんとかトラップ。
カットに向かった筈の玉井はあまりのパスの速度に目を点としながら、しばしその場に立ちすくむのだった。

小田「(いてて……もうちょっとトラップしやすいパス出してくんねぇかな。 俺は板野じゃないんだぜ?)」

……なお、松山の思いは残念な事に小田には届いていなかったという。

実況「松山くん、鋭いパスがフィールドを切り裂き小田くんへと綺麗にわたった!
   ふらの、攻めます! 攻め入ります! これはいきなり得点のチャンスがやってくるか!?」

藤沢「松山くん素敵……」
町田「美子、それしか言ってない……」

滝「上手いパスだな。 俺も見習いたいくらいだ」
井沢「ああ、綺麗なパスだった。 でも問題はこれからだぜ」

502 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:44:39 ID:???
前半8分、立花兄弟の速攻を止め、逆にカウンターを仕掛けた事で生まれたふらののファーストチャンス。
この攻撃を成功させる事が出来れば、花輪の出鼻を挫く形での先取点に繋げられる。
彼らの必殺技を防ぎ、そこから得点に繋げられれば、あちらの士気も落ちるだろう。
そういう意味でも大事な攻撃というのは少しでもサッカーを知る者ならば誰もがわかっており、
ボールを持ちサイドを駆け上がる小田もその点は承知済みである。

小田「(くっそー、ここでボール奪われて負けたら後々俺のせいにされかねねー!!
    でもすぐにボール戻す訳にはいかないんだよな、チャンス作らないと!)」
青田「すぐにボールを奪って、もう一度攻撃だ!」
村沢「松山達が相手じゃないんなら……!」
小田「そうはいかないんだよ!」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★青田→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が突破に成功! ゴール前の松山にセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、ふらのスローイン、小野がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

>松山のパスの名前について。
色々と考えておりますが、皆様も沢山考えてくださっているようで感謝です。
覚えた時には、投票で決めるように致します。

503 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:03 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=★

504 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:25 ID:???
★青田→タックル 45 ( クラブ6 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 ( クラブ9 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=★

505 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:58 ID:???
★青田→タックル 45 ( ダイヤA )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 ( ハートA )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=★

506 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:17:49 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=55★
>★青田→タックル 45 ( クラブ6 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=53
> 村沢→タックル 46 ( クラブ9 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
==================================================================================
小田「うおおっ!」
青田「く、なんて気迫なんだ……!(これが粘りのふらのの力か……?)」
村沢「慌てるな! こっちの方が人数では勝ってるんだ!
   とにかく抜かせないようにしろ、政夫たちが戻ってきてくれれば……!」
小田「(! そうか、あの兄弟が戻ってくる前に抜けないと判断してボールを手放したとすれば……。
    それは俺のチームプレーになる! 俺の実力は皆だってわかってくれてる筈だ!)金田、後は頼む!」
青田・村沢「「なにィ!?」」
金田「(小田め、逃げたな……? まあいいや、気持ちはわかるし)」
板野「(……結果的には最良な選択だしね)」

ここでボールを失っては戦犯扱いは免れない、と死にもの狂いで突破を試みる小田。
だが気迫で押し切るにはある程度の力量が必要である。
小田もふらの中では実力者である方だが、花輪も全国の常連。
そう簡単に突破が出来ず時間を稼がれてしまうが、小田は咄嗟にボールをバックパス。
これには先ほどまでの小田の態度を見ていた花輪DFもあっけに取られて身動きできず、
ボールは後ろから上がってきていた金田がフォローをする。

傍目から見れば突破に躍起にならず、情勢を判断して最良の行動を選んだ『チームプレー』に見えるが、
小田の考えは松山を除くふらのメンバーには見破られていたそうな。

実況「小田くん、ここは無理をしない! ボールを奪われる前に素早く手放しました!
   そしてこれを金田くんが素早くフォロー! こういったチームプレーこそふらのの長所の一つです!」

507 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:18:52 ID:???
松山「(うん、いい判断だ! ……自分で決める事よりも、まずチームの勝利を優先する。
    やっぱりお前は最高の選手だ!)よし……センタリングをくれ!」
金田「はい!」

バシュッ!!

そしてこの光景を見ながら松山は感心したようにうなずきつつ、ゴール前へと駆け込みセンタリングを要求。
待ってましたと言わんばかりに金田は迷う事なくボールを上げ、
これに松山は高く飛び上がりながら体を上下反転させつつシュートを打ちに行く。

中学校に入ってから真っ先に練習を繰り返し、数か月かけて覚えた必殺のシュート。
その派手さと威力からサッカーの花形とされる、『オーバーヘッドキック』である。

藤沢「き、きた……! 写真、写真を取っておかなきゃ……!
   町子、私と松山くんのツーショットを……」
町田「いやいやいや、ここからじゃ松山くん豆粒くらいの大きさしか写らないわよ!?」

政夫「く、くっそー! 頼む、みんな止めてくれ!」
吉倉「北国シュートじゃなけりゃ……!」
松山「これが俺の……『雪下ろしオーバー』だっ!!」

508 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:20:18 ID:???
先着3名様で、

★松山→雪下ろしオーバー 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(政夫がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(相本がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

509 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:20:59 ID:???
★松山→雪下ろしオーバー 56 ( クラブ9 )( 1 + 5 )=★

510 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:21:22 ID:???
武田・中村の判定は正しくはこちらになります。
間に合えばこちらでお願いします。

★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

511 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:22:10 ID:???
★武田→高いクリアー 45 ( ハート3 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 48 ( ハートA )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★


512 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:30:35 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

513 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:31:48 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

514 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:35:25 ID:???
乙でした。
今回は何点差でダイジェストになるのかな。
立花兄弟は攻撃力高そうだからスカイラブで2、3点は取り返すチャンスがあるけど。

515 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 06:34:37 ID:???
ハナナチオ再現ならず

516 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 06:41:19 ID:???
ジェミニアタックも松山が1度くらいは止めそうで向こうはこちらを止められなさそうやね

517 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 07:19:26 ID:???
−○−○− 立花兄弟
−−○−− 板野
○−−−○ センタリング浅い位置からクロス
ジェミニと板野にポストプレイ、ドリブル磨くよりワンツーと空中戦だな
起用するなら交代は割る切る、板野はある程度の守備力がいる
曲芸兄弟で終わるか世界のスカイラブとなって羽ばたくか

518 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 12:23:04 ID:???
テクモ的にシュートの伸びしろありまくりだから期待

519 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 13:44:30 ID:???
今のままだとトラップがきついから、浮き球補正高低共にあと+1は欲しいな。
チビでも立花兄弟とは4/4だから、上げられないことはないはず。
いずれのイベントか特訓を期待しよう。

520 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 16:37:30 ID:???
三杉完治と葵加入するまでは中盤も弱点だから、
なるべく中盤に数割きたいんだよね
立花兄弟を使うと3トップになるからそういう意味ではかなりきつい

521 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:49:16 ID:???
>★松山→雪下ろしオーバー 56 ( クラブ9 )( 1 + 5 )=62★
>★武田→高いクリアー 45 ( ハート3 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 中村→高いクリアー 48 ( ハートA )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=55★
>★吉倉 パンチング 49 ( ハートA )( 6 + 1 )=56★
>≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=========================================================================
『雪下ろしオーバー』それは一般的なオーバーヘッドキックとは何ら変わらない、
至って普通のオーバーヘッドキックである。
だが、特別な効果がないとはいえ……それを放つのが松山光であれば話は違う。
ジャンプ力はないが強靭な足腰を持ち、
鍛錬を重ねて空中でもしっかりとミートできるよう心掛けた松山の雪下ろしオーバー。
綺麗な音を立てて放たれたそれは、彼の心のように真っ直ぐに花輪ゴールを襲い掛かる。

武田「た、高い!」
中村「届かない!?」

ボールをクリアーに行ったDF達は一歩も二歩も及ばず。

吉倉「うわあああっ!!」

ザシュッ! ピピィーッ!!

気迫を込めてパンチングに向かった吉倉も、そのボールには指一本と触れる事は出来なかった。
そしてボールは音を立ててネットへと突き刺さり、次いで審判の笛が鳴り響く。

松山「よーし!!」

着地をしっかりと決めた松山はその笛の音を聞きながらゴールへ突き刺さったボールを確認すると、
高々と拳を上げてガッツポーズを決めるのだった。

ふらの 1−0 花輪

522 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:50:18 ID:???
ワアアアアアアアッ!!

実況「決まりました、ゴール! ふらの中学、前半9分という早い時間帯にまたもや先取点!
   決めたのは松山くん、自慢の『雪下ろしオーバー』が完璧にゴールを射抜き、
   花輪守備陣は掠る事すら出来ずにゴールを奪われました!」

観客「先取点はふらのか」「花輪はゴール前で失敗してカウンター決められちまったのが痛かったなぁ」
  「そのカウンターも綺麗に決まったな」

反町「これでふらのはぐっと有利になったな。
   花輪は立花兄弟のトライアングルシュートが封じられたし、攻め手がなくなった」
沢田「元々の地力ではふらの有利とされてましたもんね」

井沢「オーバーヘッドキックか……(あれだけの大技を簡単に使えるってのはやっぱり羨ましいな)」
長野「打点は高くはないからやりようによってはクリアーできそうだが……」
小田「で、でも松山には『北国シュート』もあるんだろ?」
剛田「(と、止められる気がしねぇぜ……先輩たちに任せるしかねぇや)」

藤沢「松山くん……素敵過ぎ……」
町田「(美子のキャラがどんどん変わっていってる気がするのは気のせいかしら?)」

このふらのの先取点に観客たちは大いに沸く。
特に流れが立花兄弟の得意とする戦法をエースストライカーが破り、
逆に速攻のカウンターを見せてキャプテンが大技を持って得点をするという目立ちやすいものだった事もあり、
観客たちには改めてふらのの強さが強く印象付けられる。

523 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:51:19 ID:???
小田「ナイスシュート、キャプテン!(ふ〜、よかった。 一応俺も先取点には役だった筈だよな?)」
松山「小田こそ、ナイス判断だった。 自分で決めたかっただろうに、悪かったな」
小田「い、いいんだよ! サッカーはチームスポーツ、得点する為に最良の判断しないとな!
   (いくら相手の守備が軽そうだからって俺じゃ得点は無理だって……)」

そしてフィールドでは松山を中心として、ふらのメンバーが喜びの声を上げる。
その渦中にいた松山はといえば、
相も変わらず周囲にとっては内心遠慮したい事を言って彼らを困らせるのだが、
それも一区切りがつくと板野へと向き直り口を開く。

松山「板野、お前もナイスディフェンスだったぞ。
   まさかあんな方法で立花兄弟のトライアングルシュートを止められるとは思わなかった」
山室「確かにな」

カウンターから先取点を決めた功績は、ボールを運んだ小田と得点を決めた松山である事は間違いない。
だがその前にカウンターを決める事が出来たのは、板野が立花兄弟のトライアングルシュートを防いでいたからである。
もしも板野が防いでいなければ、今頃は花輪と立場が逆転していたかもしれない。
そういう意味で松山は板野の事を労い、板野は少しだけ照れたようにしながら頬をかく。

板野「(本当は俺が考えた事じゃなくて知識で知っていた事、なんだけどな……。
    なんて言っておこう?)」

A.「サッカーは頭を使うスポーツだからね。 ずっと対策は考えていたんだ」 自らの頭脳をアピールする
B.「立花兄弟封じは完璧だ、次も俺に守備は任せてくれ」 次も立花兄弟封じを任せてほしいと伝える
C.「たまたまだよ、ふと思い浮かんだだけさ」 マグレの思いつきだと謙遜する
D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
E.「小田の判断こそがこの得点に繋がったんだ」 自分はさておき、小田を褒める
F.「所詮あんなシュートは猿知恵さ、人間の頭脳には勝てない!」 立花兄弟を貶す
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

524 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 22:52:35 ID:MULrk9n+
D

525 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 22:52:53 ID:be0BAx0o
D

526 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:24:12 ID:???
>D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
==================================================================================
自分で考えた事ではないのにそれを褒められる事にこそばゆくなったのか、
板野は自分のトライアングルシュート封じには然程触れず、松山のシュートを褒めた。
実際、松山のオーバーヘッド……『雪下ろしオーバー』は板野の目から見ても羨ましいもの。
チビであり、然程ジャンプ力も無い板野では高い浮き球にあれだけ綺麗に合わせられないのだ。

松山「ああ、ありがとう。 あの雪下ろしオーバーは中学1年生の時に開発したんだ。
   小学生時代、前にも話した岬って奴や、武蔵の三杉が全国大会で使ってたのを見てな。
   北国シュートと同じく、俺の自慢のシュートなんだ」
板野「(オーバーヘッドといえば翼の代名詞な気もするけど、使い手は他にもいるもんなぁ)」
松山「次は皆が決める番だぞ。 さぁ、もう一度花輪の攻撃を断ち切って追加点を狙おう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうしてふらのメンバー達が気合を入れ直し、守備に戻る一方。
花輪中学の面々は少しだけ気落ちしたような表情でスコアボードを見つつ、
中心人物である立花兄弟の顔色を伺った。

吉倉「すまない、政夫、和夫。 止められなかった……」
政夫「仕方ない、松山は攻めも守りも出来る全国屈指のMFだからな。
   むしろカウンターを許した俺達の責任だ」
和夫「くそっ、どうして俺達のトライアングルシュートが……! 板野の奴、小学生時代は会った事なかった筈なのに!」
政夫「忘れたのか、和夫! あいつが去年俺達と会った時に言ってた事を」
和夫「……もしかして、俺達の事を事前に調査しておいたって言うのか?」
政夫「しかもご丁寧に対策までしてくれたみたいだぜ。
   (それだけ俺達を警戒してくれるってのは実力を認められてるみたいで嬉しいが、勝負の最中にそんな事は言えねぇ……)」

527 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:25:59 ID:???
立花兄弟としては、小学生時代から愛用していたトライアングルシュートを、
初めて試合をする相手に破られたというのは信じがたい事である。
だが、実際……事実としてトライアングルシュートは板野の手によって防がれたのだ。

本当の所は板野はこの防ぎ方を思いついた訳ではなく、"知って"いただけなのだが、
当然ながら立花兄弟がそのような事を知る筈もなく。
事前に自分たちの得意技を調べ、対策を練ってきていたのだろうと考える。
去年に試合会場で偶然出会った時にも立花兄弟を知っているような事を言っていたのだから、
立花兄弟がその考えに至っても致し方ないだろう。

自分たちを"強敵"と認めて対策を練ってきたという事実は、それはそれでありがたい話。
それだけ自分たちに注目をしてくれるというのは、FWとしては最大の誉である。
しかし、それを手放しで喜べる訳では当然なく、政夫は小さく舌打ちをしつつ和夫に向き直り口を開く。

政夫「しょうがない、"アレ"を使うぞ」
和夫「ええっ、"アレ"は若島津対策の技じゃないか! もう使っちまうのか?」
政夫「ここで負けたら意味がないんだ、出し惜しみしてる場合じゃない。
   みんな、そういう訳だ。 ゴール前に高いボールを放り込んでくれ」
玉井「わかった、頼むぞ立花兄弟」
和夫「任せとけって、これで同点だ!」

528 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:27:00 ID:???
実況「さぁ両チーム再び配置につき、キックオフの笛を待ちます。
   しかし花輪は立花くんたちの得意のトライアングルシュートを封じられ、今一つ攻め手に欠ける気がします。
   一体ここからどのように攻めるつもりでしょうか? そこにも期待をしたい所です」

片桐「花輪は苦しい形になりましたね。 1点ビハインドで得意技が封じられる。
   正攻法でゴールを狙うのもありですが、ふらののキーパーである加藤も実力は低くない」
見上「もしも小学生時代から何も成長をしていないというのなら、敗北は免れんだろう」

ピィーッ!!

政夫「よし、行くぞ和夫!」
和夫「おう!」
板野「(またこの2人か……!)」

再び花輪ボールでのキックオフ。
先ほどのリプレイを見るかのように、立花兄弟は再びボールを持って正面突破を挑みかかる。
花輪というチームが彼らの攻撃力頼りである事を考えれば当然の選択であるが、
板野は彼らが迫りくる間も記憶を呼び起こしどうしたものかと考える。

板野「(トライアングルシュートを防がれたんだから、十中八九次はスカイラブハリケーンをしてくる筈だ。
    でもあれは簡単には防げないんだよなぁ……どうしよう?)」

A.「ここで止めれば問題ないんだ!」 政夫からボールを奪いにいく
B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
C.「俺の守備力じゃ話にならない。 攻撃に備えておこう」 カウンターに備え待機する
D.「(ゴールバーに登れば防げないかな?)」 再びゴール前まで戻る
E.「松山、立花兄弟は何か仕掛けてくるぞ! ゴール前に戻るんだ!」 松山をゴール前に戻らせる
F.「さてはスカイラブハリケーンを使ってくるつもりだな!?」 大声で叫び、立花兄弟の動揺を誘う

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

529 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:27:49 ID:MULrk9n+
B

530 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:28:00 ID:be0BAx0o
B

531 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:28:50 ID:rGgp2SFk
c

532 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:32:27 ID:???
東邦、南葛戦だと板野にべったりマーク付けられるだろうな

533 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:42:59 ID:???
>B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
=================================================================================
板野「(攻撃能力は鍛えたつもりだけど、守備は殆ど手付かずだもんな……。
    ボールキープが上手い立花兄弟からボールを奪える気はしないや)」
松山「(ん? 板野が下がってきたか……よし、連携して奪いにいくぞ!)」
小田「(中央に寄れ、か……しょうがねぇな)」
山室「(数合わせ数合わせ、っと)」

自分の攻撃力にこそ自信はあるものの、逆に守備力はからきしな板野。
単独でボールを奪いに向かっても政夫からボールを零すのも難しいかもしれないと判断し、
後退をしながら松山に視線で合図を送る。
これを受け取った松山は両サイドのFWも中央へと寄せ、
4人がかりでの立花兄弟のパスワーク封じを狙いに行く。

政夫「へっ、数をかければいいってもんじゃないぜ!」
和夫「俺達のコンビプレーをそう簡単に止められるもんか!」

先着3名様で、

★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

534 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:06 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブQ )( 6 + 6 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード4 )( 4 + 6 )=★

535 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:19 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( ハート5 )( 3 + 6 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( ダイヤ2 )( 5 + 6 )=★

536 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:38 ID:???
★板野→パスカット 46 ( スペード5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=★

537 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:45:36 ID:???
★松山→パスカット 52 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=
 山室→パスカット 46 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=
 金田→パスカット 47 ( スペード10 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=★


538 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:46:32 ID:???
立花兄弟も松山も凄いプレーだ

539 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:46:44 ID:???
すげぇな各キャラのダイスに全部6がある

540 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:47:17 ID:???
おっと、名前が金田になっているのは小田の判定です。
結果は変わりませんので、結果の文章で修正します。

541 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:38:59 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブQ )( 6 + 6 )=66
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード4 )( 4 + 6 )=★64
>★板野→パスカット 46 ( スペード5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>★松山→パスカット 52 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=64
> 山室→パスカット 46 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=59
> 小田→パスカット 47 ( スペード10 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
============================================================================
松山「(小田、もう少し右だ! 山室は前に出るんだ!)」
小田・山室「「(おう!!)」」

この時、松山は咄嗟に小田と山室にアイコンタクトを送り、守備指示を出した。
小学生時代から共にサッカーをし、相手の癖や特徴は把握しきっているふらのメンバー。
彼らは松山の視線を見ただけで、お互いの意思疎通が出来るだけの能力を持っていたのだ。

政夫「(へぇ、いい連携だな)」
和夫「(でも俺達には関係ないぜ!)」

バシッ!!

小田「よし、こっちに……」
政夫「あらよっ!」

バコンッ!! パシーンッ!!

小田「あ、あれっ?」
山室「なんで政夫がそこにいるんだ!?」
松山「(あいつら……お互いの位置を、目で見なくても完全に把握してる? そ、そんな事が可能なのか!?)」

542 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:39:59 ID:???
しかし、付き合いの古さにおいて立花兄弟に匹敵する者はいなかった。
何せ彼らは双子の兄弟、この世に生を受けたその時から共に育ってきたのである。
既に互いの考えている事、動きは完璧に把握しており、
更にその先――相手を生かす為のプレーをもこなす事が可能となっている。

ショートパスからの華麗なドリブル突破、サイドへ流れてのロングパス。
そしてお互いのポジションチェンジにボールのスイッチ。
目にも留まらぬ早業で次々にボールを操る様は正に変幻自在であり、ふらのの守備陣はあっさりと崩壊。

松山「く、くそ! 抜かせてたまるか!」
政夫「松山、お前たちのチームプレーは確かに凄いかもしれねぇ!」
和夫「でも、コンビプレーなら俺達がこの日本でNo.1なんだよ! そいつを今から証明してやる!」

パシィンッ!

小野「ナイスパス、政夫!」
松山「し、しまった!」

唯一、彼らのコンビプレーについていけていた松山も、
その強烈なスライディングタックルでボールを奪う前に政夫はサイドから上がってきていた小野へと再びパスを送った。

政夫の言うようにチームプレーならばふらのの方が一枚も二枚も上手だろう。
だが、コンビプレーならば……間違いなく彼らこそが日本で最強。
その事を証明するかのような鋭い速攻であった。

板野「(……やばい、一歩も動けなかった)」

なお、主人公である筈の板野はあまりのパスワークの鋭さに一歩も動けなかったという。

543 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:41:03 ID:???
ワアアアアアアアアッ!!

実況「これは凄い、立花兄弟、くるくると目まぐるしくボールを回しふらの中盤をかき回す!
   たった2人なのにどうしてこのように翻弄する事が出来るのか!
   花輪、再びシュートチャンスだ!」

来生「ふっ、まぁ俺達のトリオプレイには負けるだろうがな」
井沢「おいおい、無茶言うな。 あんな素早いパス回し出来ねーだろ」
滝「(コンビプレーかぁ……井沢は中学に上がってから守備よりになったし、
   俺がするとなると来生が相手になるけど……こいつと合わせるの疲れるんだよなぁ)」

北詰「沢田、反町、お前たちもよくあのパスワークを見ておけよ。
   お前たち、東邦の攻めの中心があれだけの力を発揮出来れば今年は優勝は貰ったも同然なんだ」
反町「は、はい(タケシは合わせやすいけど、あれだけのプレーが出来るかな……)」
沢田「わかりました(反町さんはこっちの事を考えてパス出してくれるから楽でいいんですよね……)」
小池「(攻めの中心でなんで俺の名前が挙がらなかったんだ?)」

次藤「流石にコンビプレーを売りとするだけの事はあるタイ。
   だが、問題はここからタイ」
佐野「そうですね」

立花兄弟たちのある種芸術的とも言えるパスワークに歓声を上げる観客たちだが、
一部の者達はまだ花輪が喜ぶには早すぎるとフィールドに注視をする。
突破は上手くいった、だがフィニッシュはどうなるのか? 問題はそこである。

見上「先ほども突破自体は上手くいった、立花兄弟のパスワークを止められる者などそうはいないからな。
   問題は最後の詰めだ、これを決められなければ先ほどの二の舞になる」
片桐「ふらのもトライアングルシュート対策はバッチリなようですからね……」

544 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:42:23 ID:???
松山「松田、ポスト前に陣取るんだ! 立花兄弟が飛び上がろうとしたらさっきの板野と同じように蹴れ!」
松田「は、はい!(タイミングを間違えないようにしなきゃな……)」

ふらの中学の者達は当然のようにトライアングルシュートを警戒し、
先ほど板野が防いだものと同じ方法でトライアングルシュートを封じようとする。
キック力が板野よりも低いとはいえ、それでもポストに振動を伝えるくらいは誰でも出来る。
トライアングルシュートを狙いに行っても先ほどと同じ結果になるのは目に見えていたが……。
しかし、立花兄弟は不敵に笑いながらゴール前へと駆け上がる。

政夫「よし、上げろ小野!」
小野「それっ、頼むぞ!!」

バコーンッ!!

実況「さぁ、ボールが再び空高く上がった!
   立花くんたち、ここは先ほどと同じようにトライアングルシュートに行くのか!?
   だがポストの前にはふらの中学、松田くんが備えている! これではさっきと同じ結果になるのは目に見えています!」

政夫「よし……ここだ、和夫!」
和夫「いくぜ!」

ズッザアアアアアアアアアアア!!

松山「えっ!?」
板野「(で、出た! そもそもなんであんだけ滑れるのか不思議だけど、ここから更にトンデモな事になるんだ!!)」

石崎「何するつもりだ?」
高杉「(背中が急にかゆくなって地面でかくつもりなのか?)」

次藤「また面白か事し始めたタイ!」
佐野「そうですね」

545 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:43:41 ID:???
そして再び小野がボールを天高く上げた後、和夫は体を仰向けにしながら地面を滑走し始める。
傍から見ればただの奇行、いきなり寝ころびそのまま滑り始める様は異様としか言えず、
観客たちはどよめきふらのメンバーもただ困惑するしかなかった。
だが、真に彼らが驚くのはここからである。

政夫「……今だっ!!」

ピョインッ! ガシィイイイイイイイイインッ!!

松山「なっ……なにィ!?」

空へと上がったボールの弾道を見極めながら、あおむけになった和夫へとジャンプをする政夫。
一歩間違えればスパイクで傷つけ、大惨事を招きかねない行為である。
だが、政夫は綺麗にピタリと和夫が折り曲げていた足のその裏へと着地。
そのままドッキングを果たした立花兄弟は、驚く周囲を後目に高々と叫ぶ。

実況「こ、これはなんだ!? 立花和夫くんが地面にあおむけになり、滑走していた所を政夫くんがそれにドッキングー!!
   一体何をしようというのか!?」

政夫「見せてやるぜ!」
和夫「これが俺達の新空中技!」

政夫・和夫「「スカイラブ・ハリケーンだ!!」」

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