キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

2 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:47:41 ID:???
☆板野くんの能力値☆

選手名     ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低  ガッツ
板野      51 48 53 48 45 47 49 341 1/3  820/820

   板野
強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)
弾丸シュート(シュート力+3、吹っ飛び係数4)120消費
マグナムシュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2)200消費

☆サッカーのルールについて☆

基本的に本編と同様ダイスで進行させてもらいます。
間違えやすい点は下記に列挙。

・試合中の覚醒など
板野君以外の味方はJOKERを引いた際、もしくはダイスで11・12を出した際に覚醒チャンスが出ます。
攻撃判定の場合は敵に勝利した場合、守備判定の場合はボールに触れた場合に覚醒する事が出来、フラグか技などを習得できます。
JOKERでの覚醒の場合は一発取得、11・12での覚醒の場合はフラグまでです。

・ガッツ関係について
試合中、1分毎にガッツは5回復します。
ガッツが300以下になると全能力−1、200以下で−2、100以下で−3、0以下で−5とペナルティが増えていきます。

・フリー補正など
フリー状態の場合はシュート、パスなどに+2の補正がつきます。
主にフリーキックの際に使用される補正ですが、相手の戦術や退場などによっては普通にプレイしている時でもかかる時があります。
また、コーナーキックの際のシュートは、特殊なシュートでなければ角度ペナが入りフリー補正と±0になる予定です。

3 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:48:47 ID:???
・人数補正について
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じて人数補正を受けます。
2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3の補正となります。
キーパーのセービングには影響をうけません。

・スルー、ポストプレイについて
スルーはシュート力+3した状態で判定が行われ、成功するとキーパーの状態を悪くする事が出来ます。
ただし上手くいくかどうかは合わせてくれる味方との連携にもよります。
ポストプレイはパス力での判定になります。

4 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:49:48 ID:???
・反則について
反則は攻撃側、守備側の接触プレイ時、お互いにクラブを引いている場合にのみ起こります。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
また、基本的に怪我は反則を犯された側のみが受ける事となります。
・怪我の判定について
ケガの判定は以下の表を使って算出します。
本編のものと同様です。

ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無   無   中    小       小      中
なおりかけ  無   小   中    小       中      大
軽傷治療済 小   中   中    小       中      大
軽傷未治療 中   中   大    中       大      危
重症治療済 中   大   大    大       危      必
重症未治療 大   危   必    必       必      必
プレイ不能  必   必   必     必       必      必

無=怪我は発生しない
小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数  
大=クラブ
危=クラブかスペード
必=必ずケガをする

5 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:51:50 ID:???
・シュートの枠外について
シューターとキーパーの数字の和が14の場合、シュートはゴールポストに当たります。
更にカードのマークが一致した場合は枠外になります。
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。
また、この判定は一対一の判定の際にも適用されます。

・PKについて
PKの際はマークが一致した時のみ、セービングチャンスが与えられます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴール、ですがシューターのカードがQ、Kの場合のみ枠外になります。

・ブロック失敗時のシュート威力現象
ブロック時、クリア時にシュートを弾き返せなかった場合でも、
シュート力−守備側の判定=2〜4の場合はシュートの威力が−1されます。
この効果は重複しますが、DF判定の段階では適用されません。キーパーのセービング判定にのみ影響があります。

6 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:53:32 ID:???
【登場人物紹介】
・板野住明
キャプテン森崎が大好きな、どこにでもいる学生でこのスレの主人公。
性格的にはかなり素直で、キャプテン森崎の世界にいる現状を楽しんでいる。
キャプテン森崎の知識は豊富なので、それがこの世界での彼の最大の武器。

・キャプテン森崎の精(通称:森末)
板野をキャプテン森崎の世界に招待した自称・キャプテン森崎の精。
時々怪しいそぶりを見せるが、頻繁に板野にアドバイスをくれる奴。外見は某QBそっくり。

・松山光
板野が選んだ中学、ふらのサッカー部のキャプテンで道産子。
彼が施す熱血過ぎる練習量のせいで部員に逃げられてしまいチームは試合するギリギリの人数になってしまっている。
板野が提案したクリスマスパーティなどの効果により、藤沢美子の事を異性として憎からず思っている事に気づく。
彼女が転校すると聞いて動揺をしたが、その前に告白をする事を決めた。

・その他のふらのメンバー
事なかれ主義な面々。それでも覚醒などによって徐々に強くなってきている。

・藤沢美子
本編では松山との間に悲劇的結末を生んでしまい、今もキャプ森板全界隈で惜しまれている少女。
マモノ様の効果によりヤンデレ気質を身に着けてしまったが、松山に対する思いは本物。
このたびアメリカへと転校する事が決まり、全国大会で負けた時点でお別れとなってしまう。

・町田町子(メガネ)
メガネをかけているマネージャー。
メガネ効果なのか、非常に出来る女であり、松山と藤沢の関係を暖かい目で見守っている。

・ふらのの監督
カーチャン自慢のスタミナドリンクを部員に飲ませたがる以外は特に特筆すべき点は無い監督。
戦術論などは割と松山の言いなりな所がある。

7 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:55:15 ID:???
・若島津健
日本を代表する空手キーパー。
その実力は本物であり、板野は2度挑戦をしても勝つ事は敵わなかった。
ぶっきらぼうではあるが、悪い人間ではない。

・小池秀人
何の間違いか東邦学園のキャプテンになってしまった男。
自分に若島津や反町を凌駕する才能があると思い込んでいるが、大した事はない。
でもそれなりには強い。

・反町一樹
東邦学園のストライカー。
日向がいない為にのびのびとサッカーを楽しんでいるが、やはりあまり言いたい事は言えないタチ。
中西からゴールを奪った板野の事を素直に評価している。

・沢田タケシ
東邦学園のゲームメイカー。
中盤の人材不足に苦しむ東邦スカウトが、若島津のツテを頼ってスカウトした選手。
小柄だがテクニシャンで実力は中々だが、反町同様やや弱気。

・立花政夫・和夫
花輪中学の双子兄弟で空中サッカーの申し子。
松山達と共に試合観戦中、松山が負傷した際に迅速に対応してみせた。

8 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:56:55 ID:???
・多田野数人
ふらの中学の野球部に所属しているエースピッチャー。
不良に絡まれている所を板野(矢車)に助けてもらった。

・ダルビッシュ
板野のフォームを矯正し、マグナムシュート開発の手助けをしてくれた2年先輩のサッカー選手。
一流選手にしかない独特のオーラを持っている。

・矢車
地獄の住人。

・片桐宗政
日本サッカー協会の役員で、少し怪しい人。
黄金世代のFW不足を懸念していたが、板野がその救世主になるかもしれないと期待をしている。

【人間関係】

松山→(ライバル)←若島津
北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野
片桐→(期待)→板野

9 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:58:03 ID:???
テンプレはここまでです。
このスレでもよろしくお願いします。

10 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 00:00:02 ID:???
そう言えば小池って代表選出もあるのか
明和、大友勢次第だが

11 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 00:00:17 ID:???
スレ立てandスレタイ採用乙です

12 :森末(仮):2013/10/10(木) 00:31:13 ID:???
〜静岡県 県大会・決勝戦〜

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「お聞きくださいこの声援、王者南葛の試合を見ようと正に超満員の観客たちがスタンドに溢れ返っています!
   全国大会V2を成し遂げ、今年前人未到のV3を果たそうと意気込む南葛中学!
   その勇姿を一目見ようと沢山のサッカーファンが詰めかけています!」

浦辺「チッ、どいつもこいつも南葛、南葛か……」
岸田「全く嫌になってくるぜ!」
新田「まあまあ先輩がた、今は好きなだけ騒がしてやりましょうや。
   60分後にはこの歓声も沈黙して、俺達大友の本当の力って奴に見せつけられてるでしょ」
中山「ああ、そうだ。 試合で結果を残せばいい……南葛のV3を見たい観客たちにとっては気の毒かもしれないけどな」

静岡県のサッカー場では、この日、南葛vs大友――県大会の決勝戦が行われようとしていた。
スタンドには中学生の大会、しかも決勝とはいえ県大会の試合に来るとは思えない程の数の観客たちが押し寄せている。
当然ながらこの大部分は、南葛中学の前人未到のV3を見届けたいと願う者達。
完全にアウェーの立場に立たされながらも、
この世代No.1DFの声が名高い大友キャプテン――中山政男を中心とした大友中学はひるまず、
むしろこの歓声を悲鳴に変えてやろうという程に強い敵意を南葛に向ける。

石崎「浦辺達の野郎、思いっきりガンたれてくれやがって!」
来生「はっはっは、好きなだけ睨ませておいてやれよ! どうせ勝つのはこの来生様がいる南葛なんだからな!」
滝「とはいっても中山のいる大友はやっぱ強敵だぜ……やりにくいったらありゃしねぇ」
井沢「それにFWの新田だったか……あいつの隼シュートは、剛田には荷が重すぎるな」
剛田「す、すまねぇ先輩……」

13 :森末(仮):2013/10/10(木) 00:32:13 ID:???
そして大友中学と同様、フィールドに出て軽く準備運動をしている王者南葛の面々。
彼らは大友中学が自分たちに向ける敵意を受け止めつつも、冷静に今日の試合運びについて考える。
ここまでの予選は楽々と突破してきた自分たちであったが、やはり中山――そしてFWの新田がいる大友は間違いなく苦戦は必死。
下手をすれば負けてしまいかねないと承知をしていたのだ。

岩見「とにかく作戦通りに行くしかないだろう……やるしかない」
中里「ウム。 (いざとなれば……拙者も本気を出さざるを得ぬだろうか)」

どちらにとっても譲れない戦いは今まさに始まろうとしており、
両者は熱い火花を試合開始前から散らしながら練習を行う。
そして、試合開始時間となった事で、両チームのキャプテンはセンターサークルへと集まる。
大友からは中山が、南葛からは……。

先着1名様で、

★南葛のキャプテン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小田「よ、よろしく……」 寿司屋!
ダイヤ・ハート・スペード→井沢「今日はよろしく」 順当に井沢だ!
クラブ→石崎「勝つのは俺達だぜ中山!」 なんと石崎だ!
クラブA→来生「ふっ、このキャプテン来生がいる限り南葛に負けはない!」 来生でした……

14 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 00:33:09 ID:???
★南葛のキャプテン→ ハート4
滝「あれ?」

15 :森末(仮):2013/10/10(木) 00:56:49 ID:???
>★南葛のキャプテン→ ハート4 =井沢「今日はよろしく」 順当に井沢だ!★
============================================================================
中山「ああ、よろしく」

南葛中学、粒ぞろいの選手たちが揃うこの中学でこの年キャプテンに就任をしていたのは、
CMFを務めるゲームメイカー・井沢守であった。
目の前にいる中山、そしてふらのの松山らからは一枚も二枚も劣る彼であるが、
それでも強豪・南葛のゲームメイカーを務める男である。

この南葛で彼より強い人物といえば、FWである来生くらいなものだが、
彼はその性格故にキャプテンにはあまりにも不向きと言えた。
東邦のような監督の一存で決まる方式ならまだしも、南葛のキャプテンは投票によって決まる。
滝、高杉といった修哲時代から付き合いのある仲間(来生は自分に投票した)、
そしてその他の面々も井沢の実力と人柄を大いに評価し、キャプテンに任命をされたのだった。

井沢「(中山……お前たちには負けないぞ!)」
中山「(井沢だけならなんとかなるかもしれないけど……滝、来生と攻撃パターンの多彩さが南葛の魅力だ。
    一筋縄じゃ行かないだろうな……)」

大空翼という嫉妬の対象がいなくなり、素直に成長をした井沢守率いる南葛中学。
森崎有三という無二の友がいなくとも、その才能を開花させた中山政男率いる大友中学。

熱い熱戦の火ぶたは、今、切って落とされた。

ピィーッ!!

16 :森末(仮):2013/10/10(木) 00:58:27 ID:???
井沢「(今日の試合、俺はあまり上がりすぎない方がいい……中山がいる以上はロースコアのゲームになる。
    1点も許されないんだ。 だからここは……)滝!」
滝「おう!」

南葛のボールで開始されたキックオフ。
まず井沢は南葛の黄金パターン、滝のサイドアタックから攻撃を開始した。
この滝の突破を用意に止める事は大友中の面々ではあまりにも難しく、
カルテットの一員である西尾、岸田といった者達も為す術もないままセンタリングを上げさせてしまう。

滝「それっ、頼んだ来生!」
来生「ハッハー! おっまかせ〜!!」
中山「やらせるかぁっ!!」

バコーンッ!!

だが、このセンタリングはCBとして出場する中山が完璧にクリアーをしてみせた。
全国クラスのストライカーである来生でも、中山が相手ではあまりにも分が悪い。
こぼれたボールは浦辺がフォローし、そのまま新田へとつなげようとするのだが……。

浦辺「新田! いくぞ……って、なにィ!?」
山森「…………」
新田「くっ、山森……!」
山森「今日の試合、お前の好きにはさせないぞ!」

しかし、この新田にマークがついている事を悟り浦辺はパスを出す事を躊躇した。
山森正吾――かつて新田瞬と同じチームで釜の飯を食った南葛SC時代の仲間である彼を、
南葛は今日の試合マーカーとして投入をしていたのである。

17 :森末(仮):2013/10/10(木) 01:00:04 ID:???
山森「(新田の癖は同じチームだった俺が一番知っているんだ! 好き勝手させない……!)」
新田「(一瞬なら引きはがせるかもしれないが……トラップしていたら追いつかれる)」
浦辺「(くそぉ、これじゃあ新田にパスを出せないぜ!)」
井沢「甘いぞ浦辺、そらっ!」
浦辺「しまった!?」

新田にパスを出せず、まごついていた浦辺の隙を伺い井沢はボールカット。
再び攻め込むも中山に跳ね返され、しかし大友も肝心の攻撃手段である新田を封じられ上手く動けない。
こうして試合開始から両陣営共にこう着状態が続くのだったが……。

先着1名様で、

★前半のターニングポイント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→中山「ぐっ、急に腹痛が……!」 小田「(よし、さっき差し入れした下剤入り寿司が効いてきたみたいだ!)」
ダイヤ→後半終了直前、中山がオーバーラップ! しかし井沢がこれを止めた!
ハート→滝と来生のシルバーコンビが大活躍! 大友守備陣をかき回したぞ!
スペード→来生がNT的閃きであっという間にごぼう抜き!?そのままシュートだ!
クラブ→中山が読み違え、長野がポストプレイを決める! 来生がこれをボレーだ!

18 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 01:04:07 ID:???
★前半のターニングポイント→ クラブK


19 :森末(仮):2013/10/10(木) 01:10:41 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

20 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 06:19:01 ID:???
長野ktkr
山森も育ってて何より
超森水はまだだよね

21 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 12:46:18 ID:???
長野って森崎のおかげで能力鍛わったことあったかな

22 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 16:07:13 ID:???
本編だとまだ来生がNTじゃないことにびっくりするよ

23 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 17:06:57 ID:???
中里は忍者カミングアウトしてるんだろうか
戦う時に本気出されたらやばいな

24 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 20:08:54 ID:???
>>21長野は引きの結果だったかと
>>22落石でバレてたからなぁ

25 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 20:10:01 ID:???
>>23だったスマソ

26 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 20:54:24 ID:???
−−−H−−− H板野
−G−−−J− G反町J新田
−−E−F−− E山森(井沢)F岬
−−−−−−−
−−−I−−− I松山
−−−−−−−
D−C−B−A D中里C中山B次藤A早田
−−−−−ー−
−−−@−−− @若林(若島津)
翼に頼れない全日本(涙)、中盤が随分と貧弱な印象に
オーバーラップするためにDFはフラット
反町新田はポジションを下げてボール要求(前にスペースを空ける)
松山は中央のシュートチャンスを潰していく
他に誰か代頭してくれないかな

27 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 21:03:20 ID:???
そういや今ロベルト本郷はどこにいるんだろ
日本に来て、翼に出会えずに……

28 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 21:10:27 ID:???
ジーコや納豆さんがいる、ジョアン監督がサンパウロの監督にあてがえば平気。
凡人補正が無くなることの方が厄介かも。

29 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 21:14:38 ID:???
>>26
いっそ中山さんを中盤にというのもありだと思う

30 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 22:07:45 ID:???
ってゆうかジュニアユースなら佐野とのコンビプレイもいけるか。

31 :森末(仮):2013/10/10(木) 22:58:29 ID:???
>★前半のターニングポイント→ クラブK ★
>中山が読み違え、長野がポストプレイを決める! 来生がこれをボレーだ!
=========================================================================
浦辺「(くそっ、マークがついていても新田に頼るしかねぇ!)新田、走れ!」
新田「はい!」

ダダダダダダダダッ!! バシィッ!!

大友中学の攻撃は単調である。新田にとにかく隼シュートを打たせる、それのみだ。
全国クラスの中山政男はDFでありながらも攻撃力も備えた優れたリベロであったが、
この試合、多彩な攻撃パターンを持ち攻撃力は間違いなく大友中を凌駕する南葛が対戦相手。
万が一中山が突破に失敗し攻め込まれた時、失点をするリスクは非常に高い。
故に大友は新田に頼らざるを得なかった。

山森「(新田の足の速さには俺も追いつけない! でも……トラップをした直後、
    隼シュートを打たれる前になら……!)はっ!!」
新田「く、くそぉっ!」
石崎「でかした山森! そらぁっ!!」

しかし、その新田一人で抜ける程南葛の守備陣も甘くはなかった。
マンマークについている山森は、南葛中学次世代でキャプテンになると目されている程の実力者。
まだ経験は浅いもののキラリと光るものを持っており、この試合新田に自由をさせない。
また、何度か新田が山森を振り払う事に成功をしても、
石崎、高杉という2人を相手に完全に抜き去るだけの実力は未だに新田は持っていなかった。

新田「(駄目だ、このままトラップをして受けているだけじゃ間に合わない……!
    トラップをせずにシュートを打つ……ノートラップでいくしかないのか……!?)」

32 :森末(仮):2013/10/10(木) 23:00:30 ID:???
新田が悩む中でも、時計の針は進み続ける。
新田に頼り続ける単調な攻撃は何度も防ぎ続けられ、試合の殆どは南葛が大友ゴールを襲う形で進んでいった。
だが、やはりどの攻撃パターンを試してみても、中山が不動の姿勢で守るゴールを破る事は出来ない。

滝「(やな感じだぜ……攻め続けても点が入らないってのは。
   山森も今は頑張ってくれてるが、いつ抜かれるかわからねぇ……そろそろハーフタイム、先取点を上げておきたい所だが)」
井沢「…………」
滝「(ん? 井沢が上がってきた? ……よし、わかった!)そらっ!!」

バコッ!

サイドを駆けながら、どうやって得点をしたものかと悩む滝。
ちらりと中央に視線を向けると、つい先ほどまでは下がり目の位置にいた井沢がゴール前へと駆け込んできており、
一見すれば焦れた井沢が自慢のヘディングでゴールを狙いたがっているようにも見える。
しかし、小学生時代からの長い付き合いである滝は瞬時に井沢の考えを把握し、センタリングを上げた。

実況「滝くん、再びセンタリングを上げたァ! そしてゴール前にはキャプテン、井沢くんが駆けあがってきている!
   これは井沢くん、自慢のジャンプ力を生かしたヘディングで先取点を狙うか!?」

中山「(井沢が上がってきたならありがたい! ここを防いで、俺も攻撃に参加だ!!)」
井沢「(よし、かかってくれた!)」

バッ! ババッ!!

そして、このボールに向けて井沢と中山は同時に飛び上がる。
中山が攻撃参加が出来なかった理由の最大の要因は、この井沢が下がり目の位置にいた事である。
自力では自分の方が優勢だと彼は思っていたが、それでも万が一……、
奪われてしまった時の事を考えるととても飛び出せはしなかった。
だが、井沢がいなくなった中盤ならば、中山にかかればフリーパス同然である。
ここを防ぎ、カウンターを決めて前半を折り返す、中山はそう思っていたのだが……。

33 :森末(仮):2013/10/10(木) 23:02:11 ID:???
中山「(!? 高い!? こんなボール、俺だけじゃなく井沢も合わせられないぞ!?)」
井沢「(いいぞ、滝。 中山を騙せた!)」

しかし、このセンタリングには中山も、そして井沢も届かなかった。
ギリギリ届きそうでいながら、全力のジャンプをしても届かない絶妙な高さ。
サイド際からのセンタリングを何よりも得意とする滝にとっては造作もない事であり、
井沢はほくそ笑みながら、中山は唖然としながらボールの行方を目で追う。

長野「ナイスセンタリングだ、滝! そらっ!!」
中山「な、長野!?」

滝がセンタリングを上げた相手――それは南葛第3のFW、長身でありポストプレイを得意とする長野であった。
まんまと吊りだされた中山が彼を追える筈もなく、
他の者達も完全に井沢に合わせてくると思っていた為か対処が出来ない。
長野はそのまま誰に邪魔される事もなく落とし……。

来生「ヒャッホー! もらったァ!!」
一条「く、くそぉっ!!」

バコンッ!! バシュウウウウッ!! ピピィーッ!!

これを南葛中学の点取り屋、CFWの来生哲平が危なげなく決める。
大友を守るGK一条も優秀なキーパーであるが、
紛いなりにも全国クラスのFWである来生のボレーシュートを……。
しかも完全に井沢のヘディングを警戒していた状態から打たれては止める事は出来ず、
ゴールネットに突き刺さったボールを見つめてガックリと項垂れるのだった。

南葛中学 1−0 大友中学

34 :森末(仮):2013/10/10(木) 23:03:25 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「決まったァァァ!! 南葛、ついに均衡を破る先取点を取りました!
   決めたのは南葛のエースストライカー、来生くん!
   しかしこれは見事なトリックプレイ、誰もが井沢くんに合わせたと思ったセンタリングは、
   伏兵! ポストプレイヤーの長野くんへのセンタリング!
   これには大友守備陣もすっかり騙されたか、綺麗な形で来生くんにボールが渡り決められました!」

井沢「よーし、ナイスシュートだ来生!」
来生「はっはっは! このくらいなら朝飯前だって! まあもっと褒めてもいいけどな!」
長野「おいおい、俺のポストプレイも褒めてくれよな」
滝「わかってるって、井沢の最高点の丁度ギリギリ届かない位置から緩やかに下降するあのセンタリング、
  合わせられるのなんざうちの選手じゃお前くらいだよ」
山森「(やっぱり凄いや先輩達……俺もこのまましっかり新田を抑えないと!)」

中山「(やられてしまった……完全に読み違えていた!
    冷静に考えれば井沢がヘディングを狙いに来るなんて賭けをする筈がないと気づけた筈なのに!)」
一条「す、すみません先輩……ゴールを許してしまって……」
浦辺「気にするな一条、つられた俺達の責任だ」
新田「(失点か……いや、俺が2ゴールを決めれば問題ない話なんだ。 その為には……)」

粘り強い攻撃を続けた末にようやく点を奪った南葛は勢いを更に増し、
逆に守り続けていたものが前半終了間際に失点をしてしまい落胆をする大友。
その内に前半は終了し、両陣営は後半戦に挑むのだった。

35 :森末(仮):2013/10/10(木) 23:04:42 ID:???
先着1名様で、

★後半大友の反撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→バリバリバリ きれいな西尾「どうやらワシの本気を見せるしかないようじゃのう」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→新田が何度もノートラップ隼ボレーを試み、ついに成功させる!
スペード→中山さんが攻撃に参加した! 中盤をごぼう抜きし、ボレーシュートで得点する!
クラブ→中山さんが攻撃に参加……するも、井沢と来生に止められる!

>>23 一応バレていますね。よほどの強敵が出てきた時は……本編東邦戦同様本気で挑むでしょう。
>>27-28 翼はいませんが、大空キャプテンには助けられ一時は大空家にいたと思われます。

36 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:04:58 ID:???
★後半大友の反撃→ ダイヤ6

37 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:09:26 ID:???
3Nシュートで南葛敗退の予感

38 :森崎名無しさん:2013/10/10(木) 23:54:09 ID:???
バビントンと化した井沢の能力に淡い期待

39 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:33:17 ID:???
>★後半大友の反撃→ ダイヤ6 =新田が何度もノートラップ隼ボレーを試み、ついに成功させる!★
==========================================================================================
後半戦になっても、南葛優勢の流れは変わる事はなかった。
1点を奪わねばならない場面、ここで大友は満を持して中山を攻撃に参加させるものの、
本来はCFWとして配置されている来生が中盤まで下がり、井沢と連携をして中山を封じ込める。
あまり守備意識の無い来生であったが、ハーフタイム中にキャプテンである井沢に出された指示に従った形である。
自由人である来生でも、一応は友人でありキャプテンである井沢の言う事は聞くらしい。

来生「へへへ、この天才ストライカー来生様を抜けると思うか!? へーいへーいへーい!」
井沢「ああもう、無駄口を叩くな!」
中山「(油断がありそうで、実際あるんだけどそこは井沢がフォローをしてる……これじゃ抜くのは難しいな!) 西尾!」
西尾「おう!(とはいっても俺じゃ駄目だ。 仕方ない、新田にパスだ!)」

井沢と来生、この2人が相手では中山も決して有利とはいえない。
ここは無理をせず西尾へとボールを回し、そして西尾も特に有効な手を思いつかなかったのか新田へのロングパスを出す。
結局の所、大友に取れる戦術は新田への攻撃の一任しかなかったのである。

ダダダダダダダダッ!!

山森「(トラップした所を零せさえすれば、後は先輩たちがクリアーしてくれる! とにかく打たせない事だ!)」
高杉「俺の巨体が前から迫れば新田も動揺して山森の助けになるだろう。 石崎、フォローを頼む!」
石崎「任せとけっての!」

そして、当然ながらこの新田へのパスを山森と高杉は防ぎに向かった。
新田がトラップをした瞬間、撃たれる前に止める為に。

新田「(トラップした瞬間、背後からは山森が……前からは高杉先輩がやってくる。
    やっぱりトラップしてからじゃ無理なんだ! ここは……)ノートラップでいくしかない!」

グワァァアアアッ!!

40 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:34:41 ID:???
山森「えっ!?」
高杉「ノートラップでボレーだと!?」
新田「いっ……けぇぇぇえええええええええ!!」

打たれる前に止めようとしていた山森と高杉が迫る前に……。
そう、止められる前に打つ方法を考えていた新田は、結論としてノートラップで隼シュートを放つ事を決めていた。
後方から飛んでくるロングパス、トラップする事も難しいこのボールを、走りながら、合わせる離れ業。

ぽこーんっ……てんてんてん

高杉「……なんだ? 全然タイミングがあってないじゃないか」
山森「(驚いた……まさか新田、ぶっつけ本番で決めるつもりだったのか?)」

それは当然のように、決まらなかった。
いや、決まる決まらないの問題ではない。
それ以前に新田はボールをインパクトする事すら出来ず、勢いなくボールは跳ねてゴールラインを割ったのである。

実況「これは新田くん、ノートラップでボレーシュートを放とうとしたのでしょうか?
   確かにマークを受けてこれまで1本もシュートを打てていない新田くん、
   しかしやはり無謀でしょう。 背後からのノートラップシュートに全然タイミングがあっていませんでした」

板野が弾丸シュートの開発にも苦労をしたように、
ただ強く蹴るだけに見えるシュートでもボールをコントロールする事は難しいのである。
新田は既に小学生時代からそのシュートを完成させていたが、それを更に昇華――。
即ちノートラップでボレーに持っていくというのはあまりにも高難易度のもの。
ぶっつけ本番の試合中に決められる筈がなく、実況のアナウンスすらも辛辣な声を上げる。

新田「(くそ……難しいのはわかってたさ。 でも、枠内にすらいかないなんて……!)」
岸田「おい、何やってんだ新田の奴。 あんな高等技術、出来るのか?」
浦辺「……練習じゃ一度もやってない筈だ。 ぶっつけ本番な筈だぜ」
西尾「大丈夫なのか? シュートを打てても、あんなのじゃ話にならないぜ」
中山「……いや、やらせてみよう(新田にはセンスがある筈だ。 もしかしたら……)」

41 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:35:43 ID:???
そして、この光景を見て不安を覚えたのは大友中学である。
頼みの綱である新田が彼らの目から見れば奇行、無謀としか取れない事をしだしたのだから当然と言えるが、
それでもキャプテンの中山の鶴の一声で新田へのパスを継続させる作戦に出る。

岸田「(本当に大丈夫かよ?)それっ、新田!」
新田「(もう一度、もう一度だ! このまま走り込んで……)ここだぁっ!!」

ぱすんっ! ぽーん……ガシッ!

剛田「ふぅ……(カス当たりだ。 流石にこれくらいなら取れるってぇの!)」
中山「(威力はない……が、一応枠内には入った……)」

2回目の隼ボレーは、やはり緩やかにポップし南葛GKの剛田がキャッチ。

浦辺「(それでも新田にやらせるしかねぇか!)新田、任せた!」
新田「(2回連続で打ち上げた……蹴る箇所が悪いのか? なら、これで!)どうだぁ!!」

バスッ!! バコッ……バシィィンッ!!

高杉「おっとと(地面に当たって威力が死んでるな)」
中山「(!! 殆ど完璧だ! 上っ面をこすりすぎたけど、さっきより格段によくなっている!)」

3回目の隼ボレーは、放った際の威力だけは先ほどまでの比ではなかった。
だが、ボールを打ち上げない事を強く意識しすぎたのか地面を跳ねてしまい、
威力を殺されたボールは巨漢DFの高杉が体を張って止めるのだった。

新田「(くっそぉ、あと少しなんだ……! あと少し……!)」
中山「諦めるな、新田!」
新田「キャプテン!」
中山「これで決めるんだ……走れっ!!」

バコォンッ!!

42 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:36:44 ID:???
そして4回目のロングパスが、キャプテンである中山から新田へと送られた。
ここまでに既に3回、攻撃の芽を自分の手で摘んでしまっているという自覚は当然新田にもあった。
まだ自分には難しいのではないか、それよりもやはりトラップをして山森達を抜いた方がいいのではないか、そんな迷いもあった。
だが、キャプテンである中山はその事には一切触れず、もう一度挑戦をしろと行動で示してくれた。

ダダダダダダダダダッ!!

新田「(これに応えなきゃ男じゃないぜ! 中山さんのパスは正確そのもの!
    素直に逆らわず、神経を研ぎ澄まして……)
    いくぜ南葛! これが俺の……ノートラップランニングボレー隼シュートだァッ!!」

シュパァァンッ! バシィィィイイイイイイイイインッ!!

中山「(完璧なフォームだ!!)」
高杉「うっ……」
山森「ま、間に合わない!」
石崎「早い!?」
剛田「ああ……」

これに新田は燃え、結果で応えた。
中山からのパスが他の者達からのものに比べて正確だったというのもあるだろう。
しかし、それを加味しても、ぶっつけ本番でこの高難易度の離れ業をやってのけたのである。

持ち前のスピードをボールに加え、更に全力で振り抜きゴールを射抜く隼ボレー。
そのあまりの鋭さ、あまりの速度を前に南葛守備陣は全く反応も出来ず。
ボールは無情にもゴールネットへと突き刺さったのだった。

ピピィーッ!!

南葛中学 1−1 大友中学

43 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:37:50 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「きっ、決まったァ! なんと新田くん、
   中山くんのロングパスをそのままノートラップでシュートするという凄まじい技に成功しました!
   このシュートに南葛ゴールキーパー剛田くんは一歩も反応できない!
   新田くん、値千金のゴールを決めたァ!!」

このゴールを受けて、当然ながら歓喜に沸いたのは大友中学である。
大友の誇る2年生ストライカーが、世代最高と謳われる名DFからのパスを決めた。
しかも、このノートラップランニングボレー隼シュートが完成した事により、新田へのマークはもはや意味をなさなくなったのである。

浦辺「やった、やったぜ新田!」
岸田「本当に決めるなんてな!」
西尾「ん? どうした涙目になって?」
新田「……ひたはみまみた(舌噛みました)」
中山「……言いやすいように隼ボレーにでもしておいたらどうだ?」
新田「はひ」

山森「す、すみません先輩! 新田のマークは俺の役目なのに……」
中里「今のは仕方なし。 新田の俊足に追いつけるのは拙者くらいなものでござろう……」
井沢「ああ、マークが引きはがされるのは承知の上。 トラップさせた所を奪うのが作戦だったんだからな、気にするな。
   ……問題はここからだぜ」
岩見「どうやって防ぐんだ? こうなったらもう新田へのマークは無意味だろう」
井沢「山森、マークは外れてお前も攻撃に参加するんだ。 岩見の言うようにマークは無意味だ」
高杉「打たせてから止める、しかないか……」
石崎「大丈夫だ、俺と高杉がいればなんとかする!」
井沢「(……中里)」
中里「(むぅ……四の五の言っておられる状況ではござらんか)御意」
井沢「来生、CFWに戻れ。 追加点を狙いにいくぞ」
来生「ヒャッホー! そうこなくっちゃな、やっぱ守備はつまんねーもん」

44 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:38:58 ID:???
得点を決められた南葛はといえば、深刻な顔をしながらも闘志は失わず、
作戦を講じながらキックオフを開始した。
全国制覇V3を目指す王者・南葛。県大会予選で躓く訳にはいかないというプライドは、彼らの中に確かにあった。

滝「(さーて、誰にセンタリングを出すか……っと)」
中山「ワンパターンだな、滝!」
滝「うげっ、中山!?」

しかし、今や流れは大友にあった。
キャプテンとエースの活躍によって意気を盛り立てていた大友は、素早く南葛の攻撃の芽を摘む。

新田「キャプテン、もう一度お願いします!」
中山「わかっている! これで……勝ち越しだッ!!」

そして当然のように新田へとロングパスを出した。
南葛に新田の隼ボレーを止められる程の守備力は殆どなく、
このパスが通りさえすれば大友が勝ち越し点を上げるのは誰の目からも明らかであった。

シュビビンッ!!

中里「(中の里が奥義・韋駄天の術ッ!!)」

だが、いつでもイレギュラーはあるもの。
今回の大友の場合、そのイレギュラーとは実は忍者の末裔である選手、中里正人。
得意の身体能力、特に俊敏さを生かした動きで中山のパスカットを狙うが……。

パシュッ!

中山「!? な、なんだ今の動きは!?」
井沢「(くそっ、中里でも止められないのかよ!?)」
中里「(やはり重りがあっては自由に動けぬか……!)」

45 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:40:04 ID:???
それでも中里には中山のパスに掠り、コースを若干変えるのが精々だった。
そして、それは十分新田が走り込みシュートを狙える事の出来る些細な変化である。

新田「貰ったぜ! 隼ボレーだァ!!」
高杉「くそぉ、早すぎる!」
石崎「止められねぇ!」

これにはやはり大方の予想通り、南葛DF陣では止められなかった。
GKも反応すら出来ずに棒立ち、新田は勝利を確信し八重歯を光らせながら笑みを浮かべる。

ガィンッ!!

新田「げぇっ!?」
小田「ラ、ラッキー……」

だが、その笑みは次の瞬間には消え失せた。
この決定機、肝心なチャンスでボールはポストに大きく跳ね返ってしまったのである。
これを小田がフォローし素早くクリアー、ボールは中盤まで戻され、コントロールタワー・井沢守の元に渡る。

実況「新田くん、再び隼ボレーを放ちましたがこれはポストに嫌われたァ!
   チャンスの大友、これをものにできませんでした!
   逆に南葛はボールを再び保持、さぁここから反撃となるか!?」

46 :森末(仮):2013/10/11(金) 00:41:07 ID:???
井沢「(よし、ラッキーでも防いだことは防いだ! 残り時間は……もう殆ど無いな)みんな、上がれ! 全員攻撃だ!」
中山「くっ、みんな戻れ! 何が何でも防ぐんだ!(ただでさえ攻撃パターンが多い南葛! これ以上増えたら俺一人では守りきれん!)」
新田「くそっ、くそぉっ……!! 俺の失態から失点なんてさせてたまるかぁ!!」

時計を見て残り時間が少ない事を確認すると、井沢はすぐさま全員攻撃を指示。
どれだけ能力が優れていても、体はただ一つの中山はゴール前での数的優位を作らせない為に全員守備を命じ、
両チームは大友ゴール前へと殺到をする。

南葛中「よし、中山がいない!」「チャンスだ、撃て!」「ここで勝ち越しだ!」
大友中「好き勝手やらせるな!」「ここを守って延長だ!」「死守だぞ!」

先着1名様で、

★幕引きは……→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山森「新田に負けてられない! ジャンピングボレーだ!」 なにィ!?
ダイヤ→来生のヘディングを中山がクリアー! しかしこれを井沢がオーバーヘッドキックでねじ込んだ!
ハート→井沢のバナナシュートを一条が弾いた! しかしこれを来生がダイビングボレーでねじ込んだ!
スペード→来生のボレーを一条が弾いた! しかしこれを滝がダイビングヘッドでねじ込んだ!
クラブ→井沢のバナナシュートを中山がクリアー! しかしこれを山森がオーバーヘッドキックでねじ込んだ!

>>37 3Nシュートは対森崎用として編み出された技、と考えてこの世界では会得していませんね。
>>38 井沢は中々に優秀になっておりますね。

47 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 00:41:20 ID:???
★幕引きは……→ スペード9

48 :森末(仮):2013/10/11(金) 01:47:46 ID:???
>★幕引きは……→ スペード9 ★
>来生のボレーを一条が弾いた! しかしこれを滝がダイビングヘッドでねじ込んだ!
==================================================================================
来生「おっしゃ、貰ったぜ!」
一条「く、くそぉっ! 負けるものかぁっ!!」

ボコンッ!

大友ゴール前の混戦、この混戦から抜け出し、中山が来れない位置からボレーを放ったのは来生である。
このシュートは猛烈な勢いで大友ゴールを襲うものの、
鳴り物入りで大友中学に入学し2年生ながらにしてゴールを任されていた一条が辛うじてセービング。
辛くもピンチを脱したかに見えたが、大友の健闘もここまでだった。

浦辺「ナイス、一条!」
中山「いや、まだ……」
滝「俺がいるんだよ!」
一条「う、うわああああああっ!!」

南葛にとって幸いなことに、そして大友にとって不幸な事に、このこぼれ球には滝が詰めていた。
元来シュート力がなく、サイド際からのセンタリングしか能がないと目されている滝。
しかしそれはあくまでも来生達と比較をした場合であり、決定力がまるでないという訳ではない。
飛び込むようにしてダイビングヘッドでボールをねじ込み、これに一条は倒れながら反応するも届かない。

パサァッ! ピピィーッ!!

得点を告げる笛が鳴り響く。
南葛、3年連続の県大会制覇……そして、大友の夏が終わってしまった事を意味する笛が。

南葛中学 2−1 大友中学

49 :森末(仮):2013/10/11(金) 01:48:46 ID:???
実況「試合終了! 南葛、試合終了間際ギリギリの時間帯で勝ち越し点を挙げ……そして試合終了の笛が鳴りました!
   これで南葛中学、3年連続県大会制覇! 全国大会への切符を手に入れた!
   大友中学も新田くん、中山くんの活躍があり健闘しましたが……残念ながら全国には一歩手が届きませんでした!」

滝「よーし! 全国大会出場だァ!」
来生「ちぇっ、おいしい所持っていきやがって!」
滝「まぁまぁ、お前が弾かせてあいつの体勢を崩してたからだって(とでも言っておけば機嫌治るだろ)」
来生「ふふふ、まあな! 流石俺の相棒、よくわかっている!」
岩見「(相変わらずの間抜けだが……こいつの力無しに全国優勝は難しいからなぁ)」
長野「後半はすっかり消えちゃってたなぁ……」
石崎「何言ってんだ、長野! 先取点のアシスト決めた癖に!」
高杉「(俺達いいところなんてまるでなかったからなぁ……)」
井沢「(なんとか勝てたか……最後の新田のシュートが決まってたら結果は逆だったんだろうな)」

新田「すみません先輩たち……俺が最後のシュートを決めていれば……」
浦辺「……気にするんじゃねぇよ。 どうしても隅を狙おうとすりゃ、ポストに当たっちまう事もあるさ」
中山「ああ、そうだ。 それにお前たちには来年がある。 来年こそ、お前たちが全国に出場……。
   そして優勝旗を大友中に持って帰ってきてくれ!」
一条「はい!」
中山「(結局、全国に足を踏み入れる事はなかったか……無念だ)」

試合が終わり、フィールドでは勝者が勝利の美酒に酔い、敗者が無惨にも地に伏せる。
非情なスポーツという世界の中ではしばしば見受けられるこの天国と地獄。
その中心にいながら、世代最強DFと言われながらも全国へと出場した事のなかった男――中山政男。
彼は涙を流さず、ただ強く拳を握りしめて無念さを堪えながら後輩たちにただ笑みを見せた。

中山「(俺の夏は……これで終わりだ)」

50 :森末(仮):2013/10/11(金) 01:50:06 ID:???
そして、この光景を見ていた男は……以前、北海道へと仕事へ向かった際、
ふとふらの中学へ立ち寄った折に見つけたダイヤの原石――板野住明の時と同様、
この試合もまた見に来ておいて正解だったと観客席で一人笑みを浮かべた。

片桐「(中山……他のDF陣が優秀とは言い難い中、あの南葛を2点に封じ込めたのは流石と言えるな。
    ただ、それは先からわかっていた事だ……問題は新田……あいつだ。
    確かに優れた才能を持っているという事はわかっていたが、
    まさか試合中にノートラップでランニングボレーを決めるとは……。
    どちらも全国で見たかったが……まだ、彼らの夏が終わった訳ではない)」

男――片桐の脳裏にあるのは、Jrユース選抜の件。
この選抜には基本的に全国大会に出場をしたチームからしか選手は選ばれないが、
特に優秀な選手がいれば、例外的に特別参加を許すケースもある。

片桐「(新田、か……荒削りではあるが将来は板野とのツートップもありえるかもしれん。
    ……南葛の来生や東邦の反町、花輪の立花兄弟も伸びてくる可能性は十二分にあるし、
    彼らがその前に潰れてしまう可能性もあるがな)」

未来の日本代表の姿を思い描きながら、空想に浸る片桐。
一方、フィールドでは勝った南葛と敗北した大友とがようやく整列をし、両チーム間で交流がされていた。

51 :森末(仮):2013/10/11(金) 01:51:44 ID:???
先着1名様で、

★試合が終わればノーサイド→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→中山「実は俺、今度南葛中の学区内に引っ越すことに決まったんだ」 なにィ!?
ダイヤ→井沢「よく仕事をこなしてくれたな、山森」 新田「お前何時の間にあんなに上手くなったんだ?」 山森を褒める井沢と新田だ!
ハート→中山「いい守備だったな、また腕を上げたんじゃないか?」 井沢「うちのDF頼りないからな」 キャプテン同士の交流だ!
スペード→中山「お前たち、攻撃パターン自体は多いけど一選手が取れる戦術は少ないぞ」
 滝「返す言葉もねぇ」 長野「ぐぬぬ」 来生「?」 中山さんに助言を貰う南葛FW陣だ!
クラブ→新田「攻撃は凄いですけど守備は駄目ですね! 俺の隼シュートに反応も出来てなかったじゃないですか」
 石崎・高杉「「ぐぬぬ……」」 怒れる南葛DF陣だ!

52 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 01:54:13 ID:???
★試合が終わればノーサイド→ ハートJ

53 :森末(仮):2013/10/11(金) 01:55:32 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
明日はふらの視点に戻りたいですが……しばらくは各チームの描写になるかもしれません。
それでは。

54 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 01:56:42 ID:???
乙でした
何だかんだで滝って、チャンス逃さないし渋い活躍するな
石崎と高杉はブロック一芸…でもないか、井沢と中里のほうが守備力ありそうだな

55 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 02:38:42 ID:???
そういえば超森水無しで山森はどうやってレベルアップを果たしたのだろうか


56 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 09:04:17 ID:???
一度キャプ森界で発生した出来事・因果は3人が消えても可能な限り再現される物だと解釈すべきか。
参考はドラえもん1巻。

57 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 12:32:15 ID:???
でも3Nシュートとか無いみたいだしな
いまいち曖昧だ

58 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 13:47:01 ID:???
大友は打倒南葛が至上目標だから剛田相手ならシュート力自体は隼で十分だし
中山さんが上がるのは凄まじくリスクが伴うから森崎がいなければ発想がまず生まれなかったんじゃないだろうか

59 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 16:33:08 ID:???
>>46で3Nシュートについては返答あるね

60 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 19:02:24 ID:???
幻の才能全開開花した新田がみれるかな、いつか決めるぜファルコンダイブ

61 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 19:21:10 ID:???
本編で最強に不遇だった新田の伸びしろ
ブランクなし中山さん
呪われてない松山

あれ、けっこうイケる気がしてきた

62 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 19:23:03 ID:???
まあフラグ全折りされたのは森崎がいたからだろうしなw
日向がいない分躍起になって反骨する事もないし、割と素直に成長できそうだよね

63 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 20:33:36 ID:???
一体いつから松山が呪われてないと錯覚していた?

64 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:01:55 ID:???
中山さんはブランクなければ守備力最終的にジェンティーレに並べるかも

65 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:11:29 ID:???
攻撃力を落として全体的に守備力を上げた全日本か…
結構いい感じなんじゃない? 問題は板野の相方だけど。

66 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:16:13 ID:???
翼がいないから中盤の支配力が足りないねん。まあ三杉が小さくまとまらなければいいだけの話ではあるけど。

67 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:16:40 ID:???
小田を覚醒させて道産子ツートップ

68 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:23:07 ID:???
きっと小池がなんとかしてくれるよ

69 :森崎名無しさん:2013/10/11(金) 22:57:58 ID:???
タイプ的に空中戦が得意そうな奴がいいな。
長野?いや明和FCのエースストライカーのフカヒレがいるじゃないか!

70 :森末(仮):2013/10/12(土) 00:02:07 ID:???
>★試合が終わればノーサイド→ ハートJ ★
>中山「いい守備だったな、また腕を上げたんじゃないか?」 井沢「うちのDF頼りないからな」 キャプテン同士の交流だ!
=================================================================================================================
フィールドの中央、試合後の爽やかな交流を行っていたのは両チームのキャプテンであった。
何度も言われているように中山はこの世代でも最高クラスのDF。
対して井沢は小学生時代までは攻撃的MFをやっていたものの、
中学に上がってからは守備力に磨きをかけ、DMFもこなせるだけの実力を備えたオールラウンダーな選手に成長していたのである。
お互いに自チームの守備を担うキャプテン同士とあってか、2人の会話は弾む。
自己顕示欲が強く他者に認められたい願望のある井沢と、
相手を腐さず素直に実力は認める至って真面目な好青年である中山の相性の良さもあったのかもしれない。

中山「おいおい、DFが頼りないなんて言うなよ。 確かに高杉、石崎もお前に比べたらボールカットは苦手だが……。
   石崎はブロックに関しては俺よりも上手いかもしれないぞ」
井沢「確かにシュートブロックだけはな……ただ顔面ブロックじゃなきゃ来生のシュートは止められんし、
   おまけにスタミナの消耗も早すぎる」
中山「厳しい意見だな。 まあそれくらいの気持ちでいた方が、慢心しすぎるよりもいいかもしれん」
井沢「東邦相手にはこれくらいの気持ちでいた方がいいさ。
   特に今年、あそこは沢田が入ってきたらしいからな。 今までみたいに中盤で自由に出来るとは思えないぜ」

南葛にはキーマンとなるプレイヤーはいない。
大友のように守備の要である中山、東邦のように守護神である若島津、
ふらののように世代No.1MFと目されてもいる松山、アクロバティックな超攻撃的サッカーが出来る花輪の立花兄弟。
彼らのように戦局を一変させる大技というものを持つ選手というのがいないのである。
しかし、それでも南葛は王者としてV2を達成し、V3を掴む為に強敵大友との闘いに勝った。

71 :森末(仮):2013/10/12(土) 00:04:13 ID:???
中山「(それは間違いなくチームワークのお陰だ……。
    今日の試合の先取点を見ればそれが特にわかる)」

井沢、長野、滝、来生という4人の力を合わせてもぎ取った南葛の先取点。
誰かひとりの力に頼らず、それぞれの個性を組み合わせた結果と言えるだろう。

中山「(今年は新田も育ち、あいつさえいれば勝てると思ったが甘かった……。
    サッカーをするのは11人……11人それぞれの力を出し切らなければ勝てないんだ。
    南葛はそれが出来ている、だからこそ王者・南葛なんだな)」

………
……


そして静岡での全国出場校が決まっていた頃、
時を同じくして各地で予選突破をする中学が決まり始めていた。

〜 秋田 〜

実況「決まったァ! 花輪中学、決勝まで出てきたチームを6−2と大差をつけて破りました!
   その原動力となったのはご存知アクロバティックサッカーを得意とする立花くん達!
   全国大会での彼らの活躍が期待されます!」

政夫「よーし、やったぜ! この調子で全国大会も勝ち抜くぞ!」
和夫「しっかし2点も取られちまったのかよ……大した攻撃のチームじゃないってのにさ」

72 :森末(仮):2013/10/12(土) 00:05:20 ID:???
〜 大阪 〜

中西「(くそっ、やっぱりうちの攻撃陣は頼りにならん! 唯一頼れたCFWの有田は"アイツ"に怪我させられてまうし!)」
難波フィールダー「うわぁっ!?」
早田「甘い甘い、俺をそう簡単に抜けると思ってるんじゃねぇぜ!」

実況「早田くん、またもボールを奪った! 前半、難波のCFW、有田くんを完璧に封じ込め、
   不慮の事故から退場してしまった後は確実に攻撃の芽を摘み取ってきた早田くん! 大車輪の活躍!
   そしてそのままオーバーラップ! 難波守備陣はここにきての早田くんの攻撃参加に上手く対処できない!」

中西「ア、アホゥ! 何やってるんや!」
早田「へへっ、いくぜぇ! カミソリシュートだ!」
中西「ロングシュートやと! 舐めるのもいい加減に……」

ギュイイイイイイイインッ!! バサァッ!!

中西「な、なにィ!?」
早田「よっしゃああ!」

実況「き、決まったァ! 早田くん、カーブをかけたシュートで中西くんからゴールを奪いました!
   そして試合終了! 全国常連の強豪校難波中学、今年は府大会で姿を消しました!」

73 :森末(仮):2013/10/12(土) 00:07:03 ID:???
〜 長崎 〜

実況「な、なんという事でしょうか!
   長崎の強豪、西海中がまさかの敗退! しかも6−0という惨敗です!
   勝ったのはこれまで無名校だった比良戸中! これは凄い大番狂わせです!」

次藤「長崎で1番のチームといっても、ワシらが本気をちょっと見せてやればこんなもんタイ」
佐野「そうですね」
次藤「少しは期待してたんじゃがのう、まあいい、本番は全国大会タイ」
佐野「そうですね」
次藤「何せ全国には……」

先着1名様で、

★次籐くんのお目当て→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→次藤「あの東邦の小池がおる。びっしゃぎがいがあるタイ!」 KO☆I☆KE
ダイヤ→次藤「去年の全国ですごかシュートを見せたふらののFWがおるタイ!」 板野です。
ハート→次藤「去年の全国ですごかシュートを見せたふらのの松山がおるタイ!」 松山です。
スペード→次藤「あの東邦の若島津、あいつと勝負してみタイ!」 若島津です。
クラブ→次藤「2連覇もしてる南葛がいるタイ! ワシの手で捻り潰してやるタイ!」 南葛全員です。

74 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 00:07:35 ID:???
★次籐くんのお目当て→ ダイヤ4

75 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:09:04 ID:???
>★次籐くんのお目当て→ ダイヤ4 ★
>次藤「去年の全国ですごかシュートを見せたふらののFWがおるタイ!」 板野です。
==================================================================================
元々次藤洋という男はサッカー部にいながら、真面目に練習にも参加をしない選手。
練習する暇があれば自分よりも強い男とストリートファイトに明け暮れる、そんな男であった。
そんな彼が急にサッカーに目覚め、真面目に取り組むようになったのは、ふらののFW――板野住明の存在があった。

それははっきり言って偶然であった。
その日も次藤は喧嘩をし、いつものように高校生たちを相手に憂さを晴らしていた。
しかし、このところ歯応えのある相手がいないと落ち込んでいた時、
なんの気もなしにサッカー部の部活に出た所、板野が丁度試合に出たふらのvs難波のビデオを視聴する事となったのである。

比良戸監督「今日はビデオを見て、全国クラスの戦いというのを研究するぞ。
      この試合は1回戦ながら好カード、全国常連の難波とふらのの試合だ」
次藤「(けっ、かったるいタイ……まだ外でボールば蹴ってる方が性に合ってるとね)」

最初はこのビデオすらも真面目にみようとしていなかった次藤。
だが、彼はTVの中の試合が始まってすぐにその態度を一変させた。

ドガァァァンッ! ピピィーッ!!

次藤「!!」
比良戸メンバー「うおっ、すげぇ!」「あんな小さな体してるのに強力なボレーだったな!」「同じ2年生とは思えないぜ」
佐野「(ん? 次藤さん、何か様子がおかしいな……)」
次藤「(なんちゅうすごか脚力タイ……! あんなこんまかナリであんなシュートば打てるのか!?)」

76 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:10:12 ID:???
次藤にとって幸運だったのは、自分が寝てしまう前に板野がシュートを決めた事である。
板野の爆発的キック力は2年生当時でももはや全国レベル。
しかもそのキック力を持つ板野の体格自体は、次藤のような巨漢と比べる事すら悲しくなる程の小ささ。
何故あのような男があんなシュートを打てるのか、あんな脚力を持っているのか。
次藤が興味を持ったのは、板野のその強靭な脚力に対してである。

次藤「(……2年生という事はワシとタメ。 来年になれば全国で会える!
    ふ、ふはは……楽しくなってきたタイ!)」

それから次藤は生まれ変わったように練習に打ち込んだ。
当時2年だった板野はまだ伸び代があり、3年生となる頃にはもっと成長をしているだろうと次藤は踏んだのである。
次藤のその予想は当たり、板野はこの1年で大きく成長を遂げた。
そして、その板野を完膚なきまでに叩きのめす……今までの喧嘩とは違う、
想像するだけでワクワクとする期待が次藤の胸に溢れる。

次藤「さぁ佐野、全国に殴り込みタイ!」
佐野「はい!」

77 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:11:13 ID:???
〜 東京 〜

そして東京、ここでも都大会の決勝戦が行われていた。
決勝戦のカードは東邦学園対武蔵中学。
都内きってのエリート校同士の対決であった。

とはいえ、前半戦は東邦学園が優勢である。
如何に武蔵がエリート校といえど、東邦の三本柱反町・沢田・若島津を相手に並の選手では立ち向かえない。
また、キャプテンである小池の活躍も随所で地味に散見され、
守っては若島津が活躍し1点も許さず、中盤は沢田と小池が制し、そして反町は与えられたチャンスを確実にものにした。

結果、前半が終わって3−0と東邦学園が3点のリード。
しかし、武蔵はここからが本番であった。

実況「都大会決勝、東邦対武蔵の試合はいよいよ後半戦に差しかかります。
   そして武蔵はここで予想されていたようにキャプテン、三杉くんを投入。
   ガラスのエースが決勝の舞台へと上がります」

観客「キャー、三杉様ー!」「こっち向いてー!!」「ハァハァ、もう駄目、倒れそう……」

弥生「(淳……神様、どうか淳を勝たせてあげてください)」

森崎がおらず、彼に脅されて三杉への妨害工作を小学生時代に行わなわず、
至極真っ当な関係をその後三杉と築けたガールフレンドが見守る中、
三杉は胸に手を当てて心臓の調子を確認しながらピッチに現れる。

78 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:12:43 ID:???
三杉「(3点差か……10分3点でも同点止まり……もっとハイペースでいかなくてはならないか)」
反町「(ガラスのエースか……気を使わずにプレイするつもりだけど、何かあればすぐに対処できる用意だけはしておこう)」
沢田「(三杉さん……松山さんと同じく、僕が目標にするMF……。
    この後半、しっかりとそのプレイを見させてもらう!)」
小池「(ふっ、ガラスのエースだか何だか知らないがこの小池秀人率いる東邦が負ける筈がない!)」
若島津「(3点もあれば十分だ。 俺が失点しなければ問題は何もないんだ……!)」

静かに闘志を燃やす三杉に、視線を注視させる東邦の主力4人。
彼らの熱き戦いは……しかし、殆ど三杉の圧勝と言える形で進んでいった。

反町「(よし、チャンスだ! ボールをくれ!)」
小池「(これでこの大会アシスト王に、俺はなる!)」
三杉「(ここだぞみんな!)」

ポーンッ…… ピィィーッ!!

反町「えっ……?」
小池「オ、オフサイドだとォ!?」

東邦学園のストライカー、反町は三杉が指揮する事で完成をする戦術――オフサイド・トラップに引っかかり、
後半はまるでシュートを打てず置物と化す。

79 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:13:52 ID:???
沢田「(三杉さんを抜くのは一人じゃ無理だ!)小池さん!」
小池「おう!」
三杉「(なるほど、いい連携だな。 皆では止められないのも無理ではない。
    だけどパスカットは僕のもっとも得意とする所だよ?)はっ!」
沢田「し、しまったァ!」

沢田、小池の2枚看板で鳴らす東邦の中盤も三杉の前に完全崩壊。
こうして東邦は武蔵に立て続けに攻められ、何度もピンチを招く。

三杉「本間!(わかっているな?)」
本間「(あのサインは……わかりました!)」
若島津「(三杉が相手でなければこんな三流にゴールを許しは……!)」
本間「それっ!」
若島津「なにィ!?」
三杉「ナイスリターン! それっ!」

そして、東邦の守護神である若島津でさえも、この三杉には敵わなかった。
本間へのパスと読み、飛び出した若島津であったが……このボールを本間は軽く浮かせるだけ。
虚を憑かれた若島津は完全にバランスを崩し、そこをいつの間にか詰めていた三杉にボレーシュートで決められてしまう。

北詰「(いかんな……うまく三杉にあしらわれ過ぎている。 あいつを封じ込める事が先決か。 反町!)」
反町「(守備……三杉のマーク、か。 俺じゃ相手にならないと思うんだけどなぁ……)」

80 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:15:44 ID:???
後半開始からの完全なる武蔵優勢の空気を感じ、分が悪いと判断した東邦監督北詰は作戦を変更。
オフサイドトラップに何度も引っかかり、ゴールを上げる事が出来なかった反町を下げ、
沢田、小池と共に三杉を封じる為にマークにつかせた。

三杉「(だけど反町が下がったという事は、それだけこちらが攻撃に割ける人数が増えたという事だ。
    これで一気に攻める事が出来る……!)」

そして、北詰の作戦は裏目に出た。
三杉の考えていたように攻撃に割ける人数が増えた武蔵は更に攻撃を激化させ、
逆に三杉に主力3人がマークにつき戦力が低下している東邦はこれの対処に苦慮。
結果、3人相手でも難なくボールを受け取った三杉がごぼう抜きにし、若島津との一対一からゴールを上げる。
ここまで時間にして僅か12分。
誰がどう見ても流れが武蔵にある中で、点差は僅か1点にまで縮まってしまっていたのだった。

若島津「くっ……くそぉっ!!(2失点……12分で2失点だと!?)」
反町「(嫌な流れだな……もう一度引き離したいけど、監督の指示は三杉マークだし……)」
沢田「(や、やっぱり僕なんかじゃ話にならない……)」
小池「(ふ、やるな三杉……!)」
三杉「(このペースなら逆転は十分可能だ。
    いけるぞ……中学に上がって2年間、リハビリに耐えてきたのは全て全国大会に出場……。
    そして、優勝する為だったんだ! 僕は勝てる……!)」

片桐「(三杉……心臓病が無ければ、間違いなくこの世代最高のプレイヤーになっていただろう。
    そして、そのハンデがあっても今なおお前は勝とうとしている……。
    それほどまでの逸材か……)」

まだ1点リードしている筈なのに、既に追い込まれたかのような気持ちになる東邦メンバー。
それほどまでの印象を植え付けた三杉は、逆転の為にと残り15分フルに動き回るのだが……。

三杉「(はぁっ、はぁっ……まだ30分戦ってないのに……少し動きすぎたか? でも、あと少し……!)」

81 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:16:53 ID:???
先着1名様で、

★三杉すご杉→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→反町が三杉の足を削り、沢田がヘッドバットし、小池がショルダーチャージし、若島津が浴びせ蹴りだ!
ダイヤ→なんと三杉と若島津が空中で激突! 三杉が倒れ込んだ!
ハート→なんと反町が三杉の足を削り転倒! 三杉そのまま起き上がれない!
スペード→なんと沢田が空中戦で誤って三杉の胸部をヘッドバット! 三杉が苦しみながら倒れる!
クラブ→なんと小池が三杉に荒いショルダーチャージ! 遠慮もない一撃に三杉がノックアウト!

82 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:17:12 ID:???
★三杉すご杉→ スペード4

83 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:17:21 ID:???
★三杉すご杉→ ダイヤQ

84 :森末(仮):2013/10/12(土) 01:19:32 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
遅い時間までお付き合い頂きありがとうございました。それでは。

85 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 01:22:43 ID:???

きれいな三杉かな?

86 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 02:02:41 ID:???

下剤なんてなかったんだ

87 :森崎名無しさん:2013/10/12(土) 22:15:23 ID:???
下剤とヒューガーがないから道を外れることがなかった
しかし中学卒業から本格的に手術なのは変わらないか

88 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:25:11 ID:???
>★三杉すご杉→ スペード4 ★
>なんと沢田が空中戦で誤って三杉の胸部をヘッドバット! 三杉が苦しみながら倒れる!
========================================================================================
三杉「……一之瀬、そのままサイドから上げるんだ!」
一之瀬「(大丈夫かなキャプテン、苦しそうだけど……でも逆転するにはキャプテンに上げるしかない!)はい!」
三杉「(流石に若島津相手に正攻法での空中戦は難しい、この位置だ!)」
若島津「(くっ、迂闊に飛び出せない位置に綺麗に位置取りを……!)」

後半からここまで、試合の主役は完全に三杉淳であった。
東邦のキックオフを自らの指揮するDF陣で見事に防ぎ、そのまま綺麗なカウンターを決める。
フィニッシュは勿論三杉その人である。
医師から許された30分以内のプレーとはいえ、ここまでほぼ試合の中心にいた三杉。
その疲弊は尋常ではなく、彼の負担となっている心臓は音を上げてしまいそうになっていたが、
それでも彼は逆転の為にとサイドから上げられたセンタリングに向けて飛んだ。

実況「これは高い! 三杉くん、一之瀬くんからのセンタリングに大きく飛び上がってシュートに行く!
   しかもこれは三杉くんが得意とするオーバーヘッドキックだ!
   東邦守備陣は誰も追いつけない……いや!」

沢田「く、くそぉっ!」
三杉「(沢田!? いや、落ち着くんだ……沢田の身長、
    そしてジャンプ力ならば僕のオーバーヘッドをクリアーするのは不可能な筈だ!)」

これに同時に飛び上がり、クリアーに向かったのは東邦1年生ながらゲームメイカーを担当する沢田である。
しかし、まだ1年生という事もあってか彼の身長は決して高くなく、
また、ジャンプ力も平凡……三杉の読み通り、彼はボールに触れる事すら出来ない。

ボグォッ!! パコン……ピピィーッ!!

三杉「ぐはっ!?」
沢田「あっ……!?」

89 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:26:14 ID:???
しかし、三杉のあまりの活躍に己を見失い、なんとかクリアーをしなければと息巻いていた沢田はそのことに気づけなかった。
故にそのままヘディングでボールを弾き返そうとしてしまい……結果的に三杉の胸部を思い切り頭突きしてしまう。
これにより体勢を崩した三杉はボールをインパクトする事が出来ず、こぼれ球になるのだが……。
当然ながらこれは沢田の反則を取られ、審判の笛が鳴る。

ドサッ!!

三杉「ぐ……うぅ……」
沢田「あわわ……み、三杉さん!」

だが、反則を犯してしまったという問題以前に、沢田は顔面を蒼白させてしまっていた。
胸部――左胸を思い切りたたきつけた後の三杉は、そのまま地面に崩れ落ちそのままうめき声を上げて動かなくなったからである。

ざわ…… ざわ……

実況「こ、これは大変な事になりました! 東邦学園沢田くん、三杉くんにヘッドバットを決めてしまった!
   三杉くんは立ち上がれず、そのままフィールドに蹲ったままです!」

弥生「淳……!」

観客「いやああああ!私の三杉様がぁぁぁあ!」「私の三杉様にあんな事をしたのは誰!?」「野郎!ぶっ殺す!」

実況「ああぁ、観客席からはどよめきと黄色い悲鳴が上がっています!
   観客の皆さん、どうかゴミをフィールドに投げ込まないで下さい!」

沢田「あ、あわわわわ……わ、わざとじゃない! わざとじゃないんです!! 本当なんです!!」
反町「(沢田……観客席に向かって何度もペコペコして……)」
若島津「(PKか……痛いが、三杉が抜けるのならこの試合貰ったも同然だな)」

三杉「ぐぅぅ……」
救護班「苦しいだろうが、もう少しの辛抱だ……! 早く運ぶぞ!」
三杉「(僕の中学最後の試合……最後の大会が、こんな形でなんて……!)」

90 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:27:55 ID:???
その後、場内には異様な空気が漂った。
元々三杉が重い心臓病を患っているというのはサッカーファンの間では周知の事実。
特に女性ファンの多い三杉に、わざとではないとはいえ暴力を加えた事で観客たちはヒートアップ。
女性ファンは怒り心頭であり、沢田に向けて口汚い罵倒とゴミを投げつける事で怒りを晴らす。

これに気の小さい沢田が動揺しない筈もなく、彼は涙目になりながら観客席、
そして担架で運ばれていく三杉に何度も何度もお辞儀を繰り返し謝罪をした。
だが、担架で運ばれる三杉本人はそれどころではない。
彼は胸から襲ってくる苦しみに意識を朦朧とさせつつも、不本意な結果で中学最後の夏を終える理不尽さに悔しさを覚えていた。

しばらく時間が経過し、少しは観客たちの気が収まった所で試合は改めて再開される。
沢田の反則はイエローカード止まりであり一発レッドの声も観客席から飛んだが審判の判定は当然ながら覆らず、
PKとなり、一之瀬がこれを決めて武蔵は3−3の同点に追いついた。
しかし武蔵はここまで……実力的にも申し分のない主柱であり、精神的主柱でもある三杉を欠いた彼らはその後押される。

武蔵にとって幸いだったのは反則をしてしまった沢田が萎縮をしプレーの精彩を欠いていた事だが、
その分はキャプテンの小池が見事にフォロー。
後半27分に反町が小池からのセンタリングをヘディングで決め、4−3で勝ち越し東邦の都大会制覇が決まったのであった。

ワー ワー ワー

実況「試合終了! 三杉くんの負傷退場というアクシデントもありましたが、
   東邦学園が試合終了間際に1点をもぎ取り都大会を制覇! これで3年連続の全国大会出場となりました!
   もしもあの時沢田くんの反則がなかったら……とはいえ、サッカーに反則や怪我はつきもの。
   今回は三杉くんの運が些か悪かったと言えるでしょうか」

若島津「(ふん、勝ってもたらればの実況か……。 ……実力で勝たなければ、こんなものか)」
反町「沢田、あまり気にするなよ……わざとじゃなかったんだろ?」
沢田「うぅぅ……すみません、すみません……」
小池「(この小池秀人がついている東邦学園だ。 全国でも今年こそ優勝だ!)」

91 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:29:20 ID:???
もしも沢田が三杉に接触し、三杉が途中退場していなければ……。
それはこの試合を観戦していて誰もが思った事柄である。
だが、結果として東邦は勝ち、武蔵は負けた。
実況の言うようにサッカーに怪我はつきもの、と考えればこの結果も致し方なしなのだろう。

試合には勝ったが勝負では負けた、東邦のメンバーの殆どがそう考え、
都大会優勝とあっても浮かれた顔をするものは少なかったが、それでも勝ちは勝ちである。
控室に戻った彼らは気持ちをなんとか切り替え、全国大会へと気持ちを移そうとするのだが……。

ガチャッ

吉良「邪魔するぞ、若島津、タケシ」
若島津「えっ、あ、あなたは……!」
沢田「吉良監督!」

控室で全員が着替えを終え、帰路につこうとしていたその時、入ってきたのは吉良耕三……。
かつて若島津、そして沢田が所属をしていた明和FCの監督である。
東邦学園のメンバーらにとっては殆ど初対面であるが、若島津としては懐かしい顔。
そして沢田にとっては去年まで面倒を見てくれていた恩師であり、再会を喜ぶのだが……。
そんな彼らにも、どうしてここに吉良がいるのかという疑問が浮かぶ。

若島津「どうしたんですか吉良監督、こんな所に……」
吉良「なぁに、可愛い教え子達があの三杉がいる武蔵相手にどこまでやれるのか……見てみたかったまでの事よ。
   結果はワシの期待を裏切られる形であったがな」
沢田「うぅ……」
若島津「……面目ありません」

92 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:30:50 ID:???
教え子――沢田と若島津が、天才と称される三杉を相手にどこまで戦えるか、期待をして観戦をしていた吉良。
しかし、結果は沢田も若島津も決して満足の行くものではない……。
否、一対一での勝負ならば両者共に完全に負けていたと言って差し支えの無いものだろう。
恩師にいい所を見せられなかったとあって深く反省をする若島津と沢田であったが、
そんな両者を厳しい目で見つめていた吉良は、途端にフッと笑みを浮かべて沢田を指さす。

吉良「じゃがタケシ、お前の今日の試合……殆どのプレイは見るに堪えんものだったが、
   1点だけいい所があったぞ」
沢田「えっ? ど、どこですか?」
吉良「決まっておるじゃろう、あの三杉を潰したプレイじゃ!」
沢田「えっ……えええええええええええええっ!!?」
反町「(な、何言いだすんだこのオッサン!?)」

何らいい所が無かった若島津と沢田であったが、そんな中でも吉良が褒めたプレー……。
それは結果的に三杉を潰した、故意ではないヘッドバッドだった。
この言葉に沢田を含め、東邦メンバーは驚きを露にするのだが、
そんな事を知ってか知らずか吉良は更に話を続ける。

吉良「お前には昔からセンスがあった、上級生の中に入ってもそん色ない華麗なボール捌き、それがお前の最大の武器じゃ。
   じゃが、その癖度胸だけは身につかん!
   サッカーとは技術だけで出来るもんじゃない、『勝つ』という気迫がものをいうスポーツ!
   そして、ワシがお前たちに教えたのは『何をしてでも勝つサッカー』じゃ!
   そういう意味で、お前はワシにとっての落第生じゃった!」
沢田「そ、そんな……」
吉良「じゃが、今日の試合……あれはよかったぞ!
   敵の中心となる選手は反則をしてでも止めていい、最悪負傷させてでもいい!!
   取られない反則は高等技術とすらされているサッカー、ボール越しなら相手を殺してもいいルールのサッカー!
   そのサッカーにおいて、相手に情けは無用じゃ!!」
反町「(無茶苦茶だ……)」
若島津「(相変わらずだな……)」

93 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:32:01 ID:???
そう、吉良が信条とし、かつての明和FCの面々に徹底させたのは『何をしてでも勝つサッカー』である。
これに愛弟子である若島津は共感し一歩間違えれば反則どころか、
当たり所が悪ければ死なせてしまう事もあるかもしれない『浴びせ蹴り』をサッカーに転用した。
だが、二番弟子である沢田にはその『何をしてでも』という点だけは受け付けられなかった。
生来の性格故か、沢田には相手を負傷させてでもという気迫だけは身につかなかったのである。

しかし、今日の試合――沢田が三杉を負傷させたプレーは正に吉良の教えそのもの。
相手に弱点があるのならばそこに触れず正当な手段で勝つのではなく、
むしろ弱点を苛めに苛め抜き勝つことこそ吉良の言うサッカーである。

沢田「そ、そんな……あれはわざとじゃ……」
吉良「むぅ……まだそのような事を言うか。 ええい、まどろっこしい奴め。
   こうなればお前には徹底的にワシのサッカーを教え込むしかないようじゃな……」
沢田「えっ、えっ、えっ……?」
吉良「来い、お前を立派な『サッカー選手』へと育ててやろう。 ……ワシ流のな。
   安心せい、全国大会までには間に合うようにしてやるわい」

これには沢田も困惑をするだけだったが、それで止まる吉良ではなかった。
ボール捌きに抜群の素質を持つ沢田が、ついに手段を択ばない暴力的サッカーに目覚めた。
それは正に吉良の待ち望んでいた状況であり、今ならば己の持つ技術全てを沢田に詰め込めるだろうと考えたのである。
吉良に首根っこを?まえられ、沢田はそのままずるずると引きずられるようにして姿を消す。
あまりの突然の事態に東邦メンバーはしばらくポカンと口を開けて茫然とするのだが……。

反町「いやいやいや! これって拉致、いや誘拐じゃないのか!? どうするんだよ!?」
若島津「慌てるな、あの吉良監督といえど流石にそこまで無理にしごく……。
    というのはありえるかもしれんが、少なくとも殺したりはしない筈だ」
反町「そういう問題じゃないって! と、とにかく監督に連絡……」
小池「でも監督にそのまま言ったらさ、あの監督の事だから『勝手にいなくなるとはけしからん!』とか言って怒るぜ?
   最悪そのままタケシを学校から追放するかもしれねぇ」

94 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:33:36 ID:???
慌てる東邦学園の良心・反町はとにかく誰か大人に報告をした方がいいのではと進言をするも、
監督である北詰の性格を考えればそれは良策とは到底思えず、この道は断念する。

若島津「それに話が広まれば色々と問題になるだろう。 吉良監督は俺の師匠でもある。
    とばっちりで俺にまで被害がかかるかもしれん」
反町「うっ……で、でもどうすればいいんだ……?」
若島津「なんとか俺達で誤魔化すしかないだろう……そうだな、祖母が急に危篤になったから帰ったとか……」
小池「それなら流石に監督でも怒らないだろ。 連絡してなかったって事を怒るかもしれないけど……」
若島津「まあ俺達が言伝を頼まれていた、とでもすれば問題ないだろう。
    よし、それじゃあお前たち、口裏を合わせろよ」
反町「(いいのかなぁ……?)」

結論として、東邦メンバーは沢田は吉良に連れ去られて失踪をしたのではなく、
祖母が危篤となり急に実家に帰ったという話にして誤魔化そうとした。
キャプテンである小池が代表をして北詰にそう話すと、
北詰は一瞬監督である自分に直接言わなかった事を不満そうに表情を変化させるも、
まだ中学1年――しかも親族の一大事とあればそれも仕方ないかと態度を軟化させ、納得してみせた。

北詰「……まぁ、仕方ないだろう。 そうだな、そうすると後で沢田の実家にお悔やみの電話でもせねばならんか」
反町「い、いえ! それはその……」
若島津「タケシの家は親戚が多いんで、葬式の場では多分家の人が忙しいと思います。
    お悔やみの電話をするのは逆に迷惑になるかと思いますが……」
北詰「……しかし礼儀的にだな」
若島津「礼儀にかまけて相手の迷惑となるのは本末転倒だと思います。
    祖母が倒れて参っているタケシの家に、必要以上に負担をかける事もないでしょう」
北詰「………………。 まあ、こういう事はデリケートな問題だしな」
若島津「(ホッ……)」

こうして各地で様々な動きがありつつ、いよいよ全国大会が幕を開く。

95 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:35:11 ID:???
『3年目 8月 日常パート』

板野「やっと出てこれた……新スレになってから全然僕の出番来なかったよ」
森末「仕方ないよ、NPCの描写も必要さ。
   それじゃあ今月も日常パートにいこう。 これが正真正銘最後の日常パートだ」
板野「長いようで短かったなぁ……最後の日常パート、何をしよう」

A.ぶらついてみる(※何かイベントが発生するかもしれません)
B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
C.自宅で過ごす(※低確率で何かイベントが発生するかもしれません)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>85-86
乙ありです。今の所は綺麗ですが、生来の性格……毒舌家、皮肉屋な所は残っています。
>>87
手術はしておりませんね。

96 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:36:23 ID:MPITZHYY


97 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:36:39 ID:X8/cxBkA
C

98 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:37:36 ID:btIuXQpk
B
これは引き次第で、大友や武蔵が本選にでることもあったのかな?

99 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:38:30 ID:???
なかったと思う、判定どれも同じ流れっぽいし

100 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:41:09 ID:???
JOKERだった場合は没収試合になったかもってぐらいかwwwww

101 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:41:42 ID:???
>B.誰かに会いに行く(※改めて誰に会いに行くか選択できます)
============================================================================
板野「最後は誰かに会いに行くよ」
森末「なるほどね。 それじゃあ中学生編、最後に誰に会いに行くか、決めて貰おうか」

A.松山
B.藤沢
C.町田(メガネ)
D.矢車
E.多田野
F.監督
G.その他 選びたい人を下記から選択して下さい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選べる人 小田、山室、若松、中川、金田、本田、松田、近藤、佐瀬、加藤

>>98-99
出てくる所は変わりませんね。誰が活躍するか、などの判定でした。

102 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:42:07 ID:X8/cxBkA
G小田

103 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:43:10 ID:Fo/1dR8+
F

104 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:43:56 ID:MPITZHYY


105 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:44:12 ID:???
全日本の中盤強化フラグは立ってるなー
板野の相方が誰になるか楽しみになってきたな

106 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:45:58 ID:aDcEUsDg
D

107 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 00:46:45 ID:X8/cxBkA
Dに変更

108 :森末(仮):2013/10/13(日) 00:48:55 ID:???
>>107 変更了解です。

109 :森末(仮):2013/10/13(日) 01:06:05 ID:???
>D.矢車
=========================================================
板野「……矢車くんに会いに行ってみようかな」
森末「ほほう、意外な所にいったね」
板野「大会が始まったらしばらく会えなくなりそうだからね。 今のうちに会っておくよ」

最後の日常パートを矢車と過ごそうと決めた板野は、早速繁華街へと出かけた。
北海道といえど8月は暑い。
そんな中でも矢車は以前板野があった時と同じように露店を開き、
今日のシルバーアクセサリーを売る商売に精を出していた。

板野「やあ」
矢車「兄弟……久しぶりだな。 もう俺の事は忘れているのかと思ったぞ……」
板野「(矢車くん程のインパクトを持つキャラをそうそう簡単に忘れられないと思う……。
    それはそれとして、何を話そうかな?)」

A.「全国大会に応援に来てよ!」 矢車を応援に来てくれるように誘う
B.「どうしてシルバーアクセサリーなんか売ってるの?」 矢車の商売をしている理由を聞く
C.「ちょっと商品見せて貰っていいかな?」 品物を見せてもらう
D.「矢車くんって喧嘩強いんだよね? ちょっと教えてよ!」 喧嘩の仕方を教えてもらう
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

110 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:06:40 ID:X8/cxBkA
A

111 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:09:01 ID:aDcEUsDg
E A+マネージャーとしてついて来るよう提案(旅費浮かせ)

112 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:16:37 ID:x3/ak5XE
C

113 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:24:29 ID:Fo/1dR8+
B

114 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:27:03 ID:HNei+y72
C

115 :森末(仮):2013/10/13(日) 01:31:35 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

116 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 01:49:12 ID:???
乙でした
あくまで話題になるものに乗っただけだから何も無くていいけど
何か良いものが出たらいいなあ

117 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:22:17 ID:???
>C.「ちょっと商品見せて貰っていいかな?」 品物を見せてもらう
===================================================================
矢車「好きにしろ……見るだけならタダだ……」
板野「それじゃあお言葉に甘えて……」

折角このような場所に来たのだから、
矢車の売りに出しているアクセサリーを見せて貰おうとしゃがみこんで商品に目を移す。
このふらのに来てから既に1年と少し、その殆どをサッカーに打ち込んできた板野だが、
こういったアクセサリーでお洒落をするという事にも多少の興味はある。

板野「あ、これ恰好いい!」

そうして板野が物色している際、目についたのは銀で出来た弾丸をモチーフにしたネックレス。
己のシュートの名が弾丸、拳銃といったものをイメージしているものだからか、
一目見た瞬間で気に入り目を輝かせる。

矢車「そいつに目をつけたか……まぁ悪くないモノだな。
   後はコイツとかも女性人気が高い、ウチの一押し商品だ」
板野「これは指輪? ……でもこんなの今買っても、俺送る人なんていないし。
   そもそもこういうのって指のサイズ計らないと嵌るかどうかわからないんじゃないの?」
矢車「甘いぞ兄弟……こいつはここにチェーンを通してネックレスにするんだ。
   だから指のサイズを計る必要もない……サプライズで送るにはうってつけのモノだな」
板野「なるほど」

板野が商品に食いついた所を見て、矢車もここで攻勢に出る。
彼が紹介をしたのは、この店で女性から支持を受けている指輪型のネックレス。
サプライズで女性に贈るにはオススメだと矢車は言うが、
悲しい事に板野には今の所そのような予定は全くない。

118 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:23:22 ID:???
矢車「後はこの俺がつけているのとお揃いのも個人的にはオススメだ……」
板野「(……あれはちょっと、じゃらじゃらし過ぎじゃないかなぁ)」

ついでに矢車は自分がつけている、無駄にゴテゴテした腕に巻くブレスレットなどを勧めてくるも……。
その派手な装飾を自分がしたらどうなると板野はイメージし、
そしてやはりあまり似合いそうもないという結論に達し苦笑いをする。

板野「(でもまぁ一応候補には入れておこうかな……。
    さてどうしよう? 折角だから何か買っておこうか……お小遣いを考えるとどれか1個が限度だろうけど)」

A.銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う
B.女性向けの指輪のネックレスを買う
C.矢車くんオススメのゴテゴテシルバーブレスレッドを買う
D.いや無駄遣いは駄目だ。ここは何も買わないでおこう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>116
乙ありです。

119 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:24:33 ID:Fo/1dR8+
D

120 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:24:59 ID:aDcEUsDg
A

121 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:25:49 ID:X8/cxBkA
B

122 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:25:58 ID:Igt9993E
A

123 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:32:10 ID:???
そういや狼に関したイメージの選手っていたっけ?

124 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:51:27 ID:???
>A.銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う
=================================================================
板野「うーん……それじゃあこれを貰うよ」
矢車「それでいいのか? やはり俺と同じ奴をだな……」
板野「い、いいから! これでいいから!」

どうしても自分と同じものを板野に着けて欲しいのか執拗に進めてくる矢車であったが、
板野は両手を振って断り、銀の弾丸をモチーフにしたネックレスを買う事とする。
矢車は少しだけしょんぼりと下を向くものの、すぐにそのネックレスを袋に包み、
板野から代金を受け取るとそれを手渡す。

矢車「まいどあり……」
板野「うん、ありがとう。 学校とかでは使えないけど、お守り代わりに持ち歩かせてもらうよ」

中学生である板野にとって、このアクセサリーを使用する機会というのは少ない。
学校のある時は当然校則違反になるからつけてはいられないし、
プライベートの時にと言ってもこれからは全国大会が始まりそれが終われば(恐らく)全日本Jrユースの合宿である。
だが、ここまで1年と少しの間をふらので過ごした思い出、
そういったものを全国へも持っていきたいと板野は考えていた。

大会が始まれば矢車や多田野、ダルビッシュといったこの地で出会った者達と会う機会は殆どなくなるが、
それを忘れないよう、いつでもこのふらの時代を思い出せるモノを手に入れたかったのである。

矢車「兄弟……俺には日なたの道は眩しすぎる……。 お前が目指そうとしているものもな……」
板野「矢車くん……」
矢車「サッカーは詳しくないが……南葛とかいう奴らがV2を達成して日なたの道を歩いているそうだな。
   だったらそいつらを地獄に落としてやれ……這いつくばらせるんだ」
板野「……頑張ってくるよ! 絶対に優勝してみせるから、応援しててね!」

矢車なりの激励の言葉を受け、板野はその場を後にする。
その後ろ姿を寂しげに見やりながら、矢車は眩しそうに目を細めつつ、ひっそりと商売に戻っていくのだった。

125 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:52:53 ID:???
『3年目 8月 練習パート』

板野「矢車くんのお店でいい買い物させてもらったよ。
   どう、似合ってるかな?」
森末「素敵だと思うよ。 この1年、いい思い出をふらので作れたみたいで良かった。
   さぁ、今度は練習パートだ。 全国大会に向けて、最後の練習だよ」
板野「これが最後の練習のチャンスか……よく考えなきゃね」
森末「能力値は>>2に書いてあるから参考にするといい。 それじゃあ何をするか決めて貰おうか」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:ドリブル、せりあい
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>123 いなかったと思います。

126 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:53:28 ID:Fo/1dR8+
A

127 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:53:54 ID:???
失礼しました、正しくはガッツが「普通」になっているのでこうなります。

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル
普通:ドリブル、せりあい、ガッツ
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

128 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:54:18 ID:IUhl4rUo


129 :森末(仮):2013/10/13(日) 20:57:26 ID:???
>A.基礎能力を上げる
===================================================================
板野「基礎能力を上げるよ。 今から技を覚えても付け焼刃になりそうだしね」
森末「なるほどね。 なら次は何を伸ばすかだ」
板野「(これが中学生編最後の成長機会だ……どうしようかな?)」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル
普通:ドリブル、せりあい、ガッツ
上がりにくい:シュート
とても上がりにくい:なし

A.ドリブル
B.パス
C.シュート
D.タックル
E.パスカット
F.ブロック
G.せりあい
H.ガッツ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

130 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:57:47 ID:IUhl4rUo


131 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 20:58:22 ID:Fo/1dR8+
E

132 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:00:16 ID:X8/cxBkA
H

133 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:01:02 ID:DFLRR1R2
H

134 :森末(仮):2013/10/13(日) 21:05:55 ID:???
>H.ガッツ
=============================================================
板野「うん……最後もガッツを伸ばす方向で練習するよ!」
森末「ふむ……最後までパスカットとブロックは伸ばさなかったね。
   まあFWにはあまり必要とは言えない能力だから、そのほかを重点的にという感じかな」
板野「体力はあるに越した事が無いからね!」
森末「わかった、それじゃあ最後の練習だ! 頑張っておいで!」
板野「うん!」

こうして体力を更に増やす事に決めた板野は、
大会までの短い期間をランニングをする事で過ごした。
当然、先月やったように暑さにも負けないようにする為に着込んでの運動である。

先着1名様で、

★板野のガッツ特訓→(! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

出た数字×5のガッツが増えます。

135 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 21:06:22 ID:???
★板野のガッツ特訓→( 2 )=★

136 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:39:21 ID:???
>★板野のガッツ特訓→( 2 )=最大ガッツ+10★
==========================================================================
このふらのに来た時の板野はといえば、その体力自体は決して多くはなかった。
走り込みをしても松山程の持続性は持てず、小田達その他の面々の中に埋もれてしまう程度である。
だがこの1年、多くの時間を体力の増加に当てた事で板野のスタミナは飛躍的に増えていた。
今ならば松山ともある程度は併走できる程である。

板野「はぁっ、はぁっ……でもやっぱり、一気には増えないんだなぁ……」
森末「体力というのは地道に増やすものだからね。
   それでも、君は少しずつ体力がついてきてるさ」

全国大会へ向けてふらのを発つ前日、
怪我をしないよう流す程度の軽い練習を終えた板野はそのまま残って走り込み、
こうして自宅へと帰りつき荒い息を立てながら森末の差し出してくれるスポーツドリンクを美味しそうに飲む。

森末「さぁ、ご飯とお風呂を済ませたらもうお休み。 明日はいよいよ全国大会に向かうんだ。
   ゆっくりと休んで、万全の調子で迎えないと」
板野「そうだね……それじゃあ早速お風呂にいってくるよ」
森末「はいはい。 僕はご飯の準備をしているからね」

板野が脱衣所へと向かったのを確認して、森末はリビングへと戻りキッチンで料理を温め直す。
そして、火をつけてから再びリビングへ向かい……そこに置かれているスポーツバックに目をやる。

森末「………………」

明日からの全国大会に向けてのユニフォームなどのサッカー用具、そして身の回りのもの。
それらがしっかりと詰め込まれながらも、それでもある程度のスペースがある事を確認してから、
森末は板野が風呂から上がった事を察知し料理の支度に取り掛かるのだった。

※8月になっていたので板野の全能力が+1されます。

137 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:40:33 ID:???
〜 全国大会前日 ふらの中学・宿泊先の旅館 〜

小田「ふ〜、やっと一息つけるなぁ」
山室「やっぱり北海道から埼玉は遠すぎるぜ……」
松山「ちゃんと荷物は片付けておけよ」
ふらのメンバー「「「はい!」」」

そして翌日、全国大会の為にと上京をしたふらの中学のメンバーは去年も世話になった旅館に到着。
長旅の疲れから解放されゆっくりと羽を伸ばしつつ、
ある程度落ち着いた所で各々が自分の荷物を整理し始める。
板野もそんな彼らに習い、持ってきたスポーツバッグをごそごそとやり始めるのだが……。

森末「ぷはぁ……あー、苦しかった」
板野「うわぁっ!?」
松田「な、なんだ? どうした板野!?」
板野「うっ……な、なんでもない! あ、ちょ、ちょっとトイレいってくるよ!」
松田「お、おう……」

その途端、急にスポーツバッグの中から飛び出したのは森末である。
思いもよらぬ所から思いもよらぬ人物(?)が出てきた事に板野は飛び上がりそうになりながら驚くも、
まさか森末の存在を周囲に感づかれる訳にもいかず、何でもないと装いながら森末を服の下に隠してトイレへと急ぐ。
個室へと入った板野は大きくため息を吐きながら、服の下でもがく森末を出し、一体どういう事かと説明を求めた。

板野「どうして森末がスポーツバッグなんかに入ってるのさ!? びっくりしたよ!」
森末「いやほら……しばらく僕の出番が無くなりそうだし、それに会えないと板野も寂しがると思ってね。
   潜り込んできちゃった」
板野「み、皆に見つかったらどうするんだよ……」
森末「大丈夫だよ、そんなヘマはしないから」

138 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:42:25 ID:???
明らかに地球上のどの生物とも違う姿をする森末は、知らない人から見れば珍獣である。
しかも人語を話し、家事全般をそつなくこなすという一般の動物とはまるで違う。
森末が見つかりでもしたら途端にパニックになると板野は心配するも、
森末は笑顔でそんな心配はないと尻尾を振って否定しつつ、
自分がここにいた方が板野にもメリットがあるという点を話し始める。

森末「君の大きなアドバンテージは、この先の歴史などを知っている事だよ。
   だけどそれを誰かと共有する事は出来ない、これは大きなストレスになるよ。
   知っている事を誰かに話せない、隠しながらずっと話さなきゃいけないってのはね」
板野「うっ……まぁ確かに、森末がいてくれた方が心強いとは思うけど……」
森末「ただこの旅館にいない方がいいっていうのもわかるからね。
   僕はしばらく、大会が終わるまでこの辺りで野良精霊をやっておくよ。
   もしも僕に相談したい事が出来たら、以前のように頭の中で僕を呼んでおくれ」
板野「野良って……野宿するって事? 大丈夫なの?」
森末「心配いらないさ。 僕は精霊だからね」

言っている意味はよくわからないが、ともかく凄い自信なのは確かである。
森末が近くで見守ってくれているという方が板野としても不安が少なくなるのは事実であるため、
板野はなんとなく釈然としない気持ちになりながらも森末がしばらくこの地に残る事に納得をした。

森末「因みに、早速情報が1つ入ってる。 ほら、これサッカーの雑誌。 ここ読んでみな」
板野「なになに? 『東邦学園1年生ゲームメイカー・沢田、チームを離脱』
  『北詰監督はデリケートな事なので触れないでくれと取材拒否』……だって?」
森末「そう、一見すれば何か沢田に変な事があったのかなと思う記事だ。
   ただ、この時期、東邦関係者がいなくなる……となれば、君にもある程度は予想がつくだろう」
板野「……吉良監督の元に行った、って事?」

139 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:43:56 ID:???
本来の歴史では、本編でも原作でも、
この大会直前の時期に日向小次郎は吉良監督のいる沖縄へと旅立っている。
そして『タイガーショット』という殺人シュートを磨いて帰ってくるというのは当然ながら板野も知っていたが、
まさかその役目に沢田が宛がわれたのだろうかと半分信じられない気持ちで推理をした。

板野「そもそもどうしてタケシが吉良監督の元にいったんだよ……。
   あいつ1年生だから去年まで吉良監督に教えて貰ってたんじゃないの?
   牙が抜けて檻に入れられるとかそういう問題の前に腑抜ける程の時間がなかったじゃないか」
森末「どうしてこうなったかは本人たちしか知らない事さ。 ただ、現実としてこうなってる。
   まぁ常々注意しておくといいよ」
板野「うん……(こりゃ東邦もパワーアップしたと考えていいんだろうなあ)」

その後、森末はとりあえず今はこの程度の情報しかないと言ってからトイレの窓から外に出て、
また何かあれば会おうと約束し姿を消した。
板野はその姿を見送った後、部屋へと戻り改めて荷物を整理し、明日の大会当時に備えるのだった。

140 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:44:56 ID:???
〜 全国大会当日 大宮サッカー場 〜

ワーワー パチパチパチパチ

実況「第16回全国中学生サッカー大会、
   照りつける太陽の中全国を勝ち抜いてきた各地の強豪たちが、入場を完了しました。
   果たしてこの47チームの中から栄冠を掴み、
   今、前年優勝を果たした南葛キャプテン、井沢くんから戻された真紅の優勝旗を手にするのはどのチームなのでしょうか?」

板野「(南葛は井沢がキャプテンなのか……まぁ、妥当だなぁ。 それに東邦……やっぱりタケシの姿がないや)」

全国大会当日、開会セレモニーの中に板野の姿はあった。
前に立ち、本編や原作では間違いなくその位置にはいなかった筈の南葛第2のコントロールタワーが優勝旗を返還するのを見つつ、
東邦学園の入場してきたメンバーの中に沢田の姿が無い事を確認する板野。
やはり翼や森崎、日向がいない事で様々な部分に変化が出てきている事を認識しつつ、
無事にセレモニーは終わり、早速今日、第一試合があるふらのはそのまま大宮サッカー場に残り試合前の準備を始める。

板野「(そういえば組み合わせ見せて貰ったけど……俺達と当たるのというか……。
    ふらのの位置がそのまま原作や本編では南葛だった位置に、ふらのの位置には東邦が……。
    そして、東邦の位置に南葛がくるようになってたよなぁ)」

この試合会場に来る前に見せて貰った組み合わせ表を見て板野が驚いたのは、その内容である。
本来ならば南葛がいるべき位置に、ふらのが入ってしまっていたのだ。
準決勝までは割とあっさり進めると思っていた板野はこの表を見て少しだけ落胆をするのだが……。
逆にこの組み合わせならば、この先も長い付き合いになるキャプ森キャラと多く会えると解釈をし、
むしろこれをチャンスだと思おうと前向きになろうとしていた。

板野「(で、南葛と同じ位置に入ったって事は1回戦の相手は……)」
監督「よし、みんな聞け。 これから東一中との試合についてのミーティングを始める」
板野「(早田のいる、東一中だ……!)」

141 :森末(仮):2013/10/13(日) 22:46:34 ID:???
監督のいつもの声を聞きつつ、マネージャーからスタミナドリンクを受け取りホワイトボードに目を向ける板野。
ホワイトボードには府大会までの東一中の主なフォーメーションが記されており、
板野はそれを見ながら本編や原作での東一中の強さを思い出そうとする。

監督「まず皆知っていると思うが、これまでの大阪大会での代表は難波が常連だった。
   今年も難波が出てくるだろうと思っていたが、そこで大物くいをしたのがこの東一中だ。
   チームの特色としては守備を重視したチームで、府大会もロースコアで勝ってきている」
板野「(早田がいるチームだもんな……)」
監督「よってこちらは攻撃を第一に考え、まずは突き放す事を念頭に入れて戦おうと思うが……」
松山「(情報が少なすぎるな……守備を重視したチームといっても、中心となる選手がいるのかいないのか。
    どういうタイプの選手なのかがわからないと作戦も建てようがない……)」

一方で、やはり監督はあまりサッカーの知識が豊富とは言えないのか、
曖昧な作戦指示をして一同の反応を伺う。
松山はといえば、今までに名前も聞いた事がなく、
しかも実際に試合も見ていないチームが相手では作戦の建てようもないと思ったのか、
うーんと腕組みをしたまま相手のフォーメーションを睨みつけている。

板野「(ここは何か言っておくべきかな? 情報を持ってるのは、この中では俺だけだ)」

A.「松山にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
B.「松山にマークをつけてくると思います。今日は俺が攻撃の中心になります」
C.「俺にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
D.「俺にマークをつけてくると思います。松山を攻撃の中心にしましょう」
E.「ロースコアの勝負になるなら逆にこちらも引きましょう。今日の試合は1点の重みが違います」
F.「(いや、特に何も言う必要はないか)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

142 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 22:49:44 ID:rUMhiF6c
C

143 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 22:51:15 ID:huAuq9pI
A

144 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 22:51:46 ID:X8/cxBkA


145 :森末(仮):2013/10/13(日) 23:18:42 ID:???
>A.「松山にマークをつけてくると思います。他の皆で攻撃を成功させましょう」
==================================================================================
松山「俺にマーク……?」
板野「松山はふらのの起点です。 守りを重視したチームが放置するとは思えない。
   十中八九、松山を自由に動かさないようにしてくると思います」
監督「なるほどな……ならば他の皆で攻めよう、という事か」

板野の読みでは、早田は間違いなく松山を封じ込めてくると踏んでいた。
板野も十二分に力をつけ、シュート力であれば松山をも超える程になったが、
それ以外のあらゆる面においてはまだまだ松山には敵わない。
当然ながらエースは松山といえ、そこを早田が封じてくるのは疑いようもない事実だろう。
そして、松山が封じられるのならば、他の者達で攻撃をすればいい。

監督「よしわかった、ならば今日は松山にはボールを集めず、サイドのMFである若松と金田がゲームを作れ。
   勿論、ボールを貰える時があれば松山も使って行け」
金田・若松「「はい(げげっ、やだなぁ……でも断れないし……)」」
松山「(藤沢とお別れをするにはまだ早すぎるんだ……こんな所で躓けない。 頼むぞ、皆)」

こうして作戦が決まった後、一同は松山を先頭にしてフィールドへと向かう。
いよいよ3年目の全国大会。
板野、松山、そしてふらの中全員の最後の夏が幕開こうとしていた。

146 :森末(仮):2013/10/13(日) 23:19:46 ID:???
実況「さてこの大宮サッカー場ではふらの中学対東一中の試合がこれより行われます。
   両チーム、今、キャプテンを先頭にしてゆっくりと入場してきました。
   今日は他の会場でも2試合行われており、
   多くのチームは王者・南葛の偵察をしようと他会場へと移動をしています。
   ですがふらの中学もまた全国の常連校、この試合も見逃せないと観客も多く入っています」

板野達が入場をした途端、耳に入るのは実況の声。
確かに、決して超満員という程ではないが観客席は殆ど埋まっており。
その中には自分たちと同年代――恐らくは他校の生徒と思しき者の姿も見受けられる。

板野「(もしかして、誰か俺の知ってるチームの人たちも来てるのかなぁ?)」

先着1名様で、

★ふらのを偵察→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→来生「やべっ、会場間違えた」 小池「ん?(なんだこいつ?)」 出会っちゃ行けない2人が出会った……?
ダイヤ→弥生「淳、こっちよ!」 三杉「ああ、今行く」 三杉くんと弥生ちゃんだ!
ハート→小池「なんで南葛の試合見ないんだ?」 若島津「(松山……そして板野だったか、どれくらい成長した?)」
反町「(タケシ、大丈夫かなぁ……?)」 東邦の3人だ!
スペード→次藤「さて、それじゃふらのの試合ぶりを見せてもらうタイ」 佐野「そうですね」 比良都の2人だ!
クラブ→他のチームの皆は南葛の試合を見に行ってました……。

147 :森崎名無しさん:2013/10/13(日) 23:20:57 ID:???
★ふらのを偵察→ スペード2

148 :森末(仮):2013/10/14(月) 00:04:36 ID:???
>★ふらのを偵察→ スペード2 ★
>次藤「さて、それじゃふらのの試合ぶりを見せてもらうタイ」 佐野「そうですね」 比良都の2人だ!
================================================================================================
この会場に残り、ふらのの試合を観戦する事に決めた者達。
その中には比良戸中のキャプテン、次藤洋とその次藤に懐く佐野満もまた入っていた。

次藤「特にあの板野……あいつのシュートば見とかないかんとね」
佐野「そうですね!」

次藤がサッカーの情熱を燃やし始めたのは、あの板野の強烈なシュートを見たからである。
果たして板野がこの1年でどこまで力をつけたのか、自分の期待通りなのか、それともそれ以上なのか。
王者・南葛ではなく板野の偵察をしようと彼が考えるのはごく自然な現象であった。

藤沢「(あの凄い訛りの人……板野くんの話してた? 松山くんの方が素敵なのに……)」
町田「ほら美子、どこ向いてるの? 応援するわよ!」
藤沢「え、ええ」

ふらの中マネージャーの2人がそんな次藤らの近くで観戦をする一方、
観客席の丁度反対側の上段……あまり人が来ない目立たぬ位置では、
2人の大人が試合開始の時を待ちつつ密やかな声で話をしていた。

片桐「見上さんは南葛ではなく、この試合を見に来ましたか……やはり松山を見に?」
見上「それもある……が、君に勧められた板野という少年も見ておきたくてね」

その2人とは、この夏地方大会が始まると同時に各地を転々と飛び回りながら、
この世代のサッカー少年たちの情報を集めてきた片桐。
もう一方は先頃全日本Jrユースの監督に就任し、西ドイツへの研修から日本へと再び戻ってきた見上である。

149 :森末(仮):2013/10/14(月) 00:05:36 ID:???
見上「だが、彼らだけでもまだ足りんよ。 チームを作る上で中心となる選手というものが必要なのは当然。
   しかし、それだけで勝てる程甘くはない……。
   私としては、東一中を含め、様々な未知なる強豪が彼ら全国常連と言われているチームを脅かして欲しいものだね」
片桐「東一中の早田は、あの難波中の中西からゴールを奪っていますからね。
   その実力をこの試合でも見せてくれれば嬉しいですが……。
   ……そういえば、ゴールキーパーと言えば、若林の方はどうなんですか?
   西ドイツでの練習の成果というものは」
見上「源三か……」

試合の展望、そして見上のこの大会における各チームの期待について片桐は聞きつつ、
ふとしたきっかけで、見上がかつて小学生時代にコーチをしていた天才GK――。
今は西ドイツのハンブルグのJrユースチームに所属をしている若林源三の近況を聞いてみる。
この片桐の質問に、見上は……。

先着1名様で、

★○○バヤシ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→見上「ここには話は届いてないかね? 源三がハンブルグのキャプテンになった事を」 すご林!
ダイヤ→見上「よくやっている。恵まれた才能と与えられた環境に怠けずにな」 若林!
ハート・スペード・クラブ→見上「まぁ……ぼちぼちだな(あの練習嫌いは終ぞ治らんかった……)」 ダメ林!

150 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:06:05 ID:???
★○○バヤシ→ スペード9

151 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:07:39 ID:???
これは若島津にとっても全日本正ゴールキーパーを目指す物語になりそうだな

152 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:21:02 ID:???
まぁ、ダイス林は当然ハンブルグ戦では全部ダイスだから。
もう一度平均4の引きを見せてくれるはずw

153 :森末(仮):2013/10/14(月) 00:35:11 ID:???
>★○○バヤシ→ スペード9 ★
>見上「まぁ……ぼちぼちだな(あの練習嫌いは終ぞ治らんかった……)」 ダメ林!
=================================================================================
片桐「(歯切れが悪いな……)」
見上「(環境がいい、才能がある、それは認めよう……。
    だがアイツは完全にそれに甘え、怠けていた……あのような事が続くのは困るのだがな)」

見上と共に西ドイツへと渡り、サッカーの本場――日本よりも整った環境である西ドイツでの修行をしていた若林。
そんな彼を待っていたのは偏見を持つ地元のチームメイトからの暴行やリンチであったが、
若林はそれを1人1人潰し、己の居場所を作るコトには成功をしていた。
だが、あくまでも居場所を作るコトだけであり……彼がチームメイトと仲良くする事はなかった。

そして、若林にとって不幸な事に、彼は恵まれた才能だけで当時正GKとして所属していた少年よりも鋭いセーブが出来た。
結果的に彼が己の実力は西ドイツでもトップクラスなのだと認識をし、
その地位に胡坐をかいてしまうようになってしまったのである。
もしも友人がいれば若林を奮起させるよう説得をする者もいたのかもしれない。
当時傍にいた見上もまた、もう少しやる気を出すようにと何度も若林に告げた。

だが、悲しい事に見上の説得は若林に対して暖簾に腕押し、彼に助言する友人もいない。
そうして彼は才能を更なる磨きにかける事なく、
しかしそのままの状態でも西ドイツトップのキーパーとなるだけの実力を課せられる練習だけで得てしまったのであった。

見上「(確かに今のままならばあのままでも十二分に世界には通用するだろう……。
    だが、将来……未来を考えた時に、あいつをあのままにしておくというのはな……。
    面倒な奴だ、まったく……)」

154 :森末(仮):2013/10/14(月) 00:36:18 ID:???
こうして全日本Jrユース監督、見上が人知れず頭を抱える中、
フィールドでは両チームの選手たちが入場を終えて体をほぐそうとしていた。
板野もまた、松山らと共に準備運動をして体を温めるのだが……。

早田「よう、お前がふらのの松山か」
松山「ん?」
板野「(で、出た! 早田だ! 誠の救世主だ!)」

その時、声をかけてきたのはなんと敵チームの選手――。
背番号7、板野のよく知るキャプ森でも大活躍の男、早田誠である。
初めて会う早田の姿に、これがあのいつもいい所で攻撃の芽を摘む頼れる男かと感嘆するが、
一方で早田は不敵に笑みを浮かべたまま松山をジロジロと不躾に見回す。

早田「どんな男かと思ったが実際に見てみっとデカいって訳でもなさそうだな。
   あんたのマークは俺がするからヨロシクな」
松山「(早田か……試合開始前に、俺に向けて直接マークをすると言ってきた……。
    余程自分のマンマークの技術に自信があるって事か?)」
板野「(ど、どうしよう、なんか早田の中で俺が凄くアウトオブ眼中な感じかな?
    ここは何か言っておこうか?)」

A.「ちょっと待て、ふらのは松山だけのチームじゃないんだぜ」 ずいと前に出て早田に己をアピールする
B.「お前がエース殺しの早田か……噂は聞いてるぜ!」 早田の事を知っていると言ってみる
C.「どうでもいいけどあっち行けよ、審判に注意されるぞ」 早田を追い払う
D.「マークがついた所で松山がお前なんかに止められるもんか!」 松山の方が上だと宣言する
E.「わざわざ挨拶に来てくれたのか。 ならこっちも返さなきゃな。 ハウアーユー?」 漫才を振ってみる!
F.「(いや、首突っ込まなくていいか……)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>151 怠けていても若林は強いですが、ハンブルグ戦の結果や若島津の成長次第ではあり得ますね。
>>152 こちらの戦力もダウンしておりますが、本編のような大番狂わせに期待ですね。

155 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:36:47 ID:W86Mweiw


156 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:37:49 ID:gnDy/tPE
F

157 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:40:16 ID:lVZjEdHw
F

158 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:40:17 ID:2W/UQAwM
F

159 :森末(仮):2013/10/14(月) 00:41:18 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

160 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 00:42:02 ID:???
試合前にわざわざ警戒されるよりも、シュート撃ってから一目置かれるほうが
割いいもんなw

161 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 06:29:01 ID:???
キャプテン争いとかあるの?

162 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 07:05:07 ID:???
キャプテン争いはただ一人本編で候補に入ってる若林が筆頭になると思う
ただダメ林だから総じて本編より余裕のある各中学のキャプテン勢の立候補も妄想してる

163 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 14:01:54 ID:???
次から試合に入りそうなので、その前に一応提案だけさせて下さい。
成長回数が多いからなのは分かるのですが、GKではなく活躍回数の多いフィールダーなのに
主人公だけ試合では一切覚醒しないというのも個人的に寂しい気がします。

なので他選手とのバランス的に、ダイス覚醒は当然無しでもJOKERを引いた場合のみ
主人公でもフラグ取得まではできる仕様にしたらより面白くなると思うのですが。

 余りにアレな意見だと思われましたらスルーしてください。

164 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 14:05:06 ID:???
JOKER・6ゾロあたりは何かあって欲しいね。
Another-Cスレみたく、成長に有利に働くとかでも

165 :森末(仮):2013/10/14(月) 21:42:26 ID:???
>>161-162
JY編以降はあり、板野くんも参加出来る予定です。

>>163-164
どうも、ご意見ありがとうございます。
確かに覚醒があるとなしとでは試合の盛り上がりなども違いますでしょうし、
>>164さんの意見を取り入れて、少し成長に有利に働く形の覚醒システムを導入しようと思います。
ただ、あくまでこちらは試験的なので『JY編以降は使わない可能性がある』という点。
あくまでもボーナス的要素なので『成長のアテにはあまりならないかも』という点、ご理解願います。

また、試合中はどちらかのチームが引き分けも不可能かなとGMが判断した場合、
そこでダイジェストに移行するようになりますので、このボーナスを得る機会が減るかもしれないという点もご容赦下さい。
以下が考えてみた板野くんの覚醒システムです。

『板野くんの覚醒システム』

・JOKERを引いての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、5pt入手。
・ダイスで11、12を出しての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、2pt入手。
・とても上がりやすい能力を3ptで1上昇出来る。
 同じように上がりやすいは7pt、普通で10pt、上がりにくいで20pt、とても上がりにくいで30ptとなります。
・ガッツは最大ガッツ+5のたびに10ptを使ってあげる事が出来ます。
・練習で会得出来る可能性があった技も、20ptで会得する事が出来るようにします。
・試合後に累計ptを計算し、そこでptが余っている場合に能力等を上げるかどうかを決定します。

それでは更新は後で。

166 :森末(仮):2013/10/14(月) 22:51:51 ID:???
>F.「(いや、首突っ込まなくていいか……)」 何も言わない
===============================================================
板野「(下手に何か言って、悪目立ちしない方がいいもんな……)」

こうして板野は、特に何も言わずそのまま準備運動を再開。
その姿を早田はちらりと見ると鼻で笑い、再び松山へと好戦的な視線を向ける。

早田「(この9番(板野)も去年は中西からゴールを奪った奴らしいが……。
    何も口出してこねぇって辺り、どうも気合が足んねぇなぁ。 チビだし)
   ま、とにかく今年もお宅には1回戦で帰ってもらうから、そのつもりでいるんだな」
松山「なんだと!?」
審判「コラコラ、君たち! 試合開始前からヒートアップし過ぎだ!
   君、早く戻りなさい!」
早田「へいへい」

何も言わず引っ込んでいた板野をあまり根性の無い奴だと判断した早田は、
この試合やはり松山がキーマンだと踏み更に挑発するような物言いをする。
これには松山も声を荒げるも、審判の注意が入り早田は他のメンバーが待つ場所へと戻っていった。

松山「相当口が悪いな、アイツ……」
板野「ま、まあまあ……熱くなりすぎないようにね、松山」
松山「ああ、わかってる」

こうして試合開始前に一悶着があったものの、お互いに準備運動を終え、
両チームのキャプテンはコイントスの為にとセンターサークルに集まるのだった。

………
……


167 :森末(仮):2013/10/14(月) 22:52:54 ID:???
森末「やあ皆、久しぶりだね。 これからはいよいよ3年目の全国大会が始まって、
   どんどん試合をやっていくことになるからよろしくね。
   さて、緒戦は東一中、皆知ってのとおり早田が要の守りのチームだ。
   ここに勝って、まずは全国大会のスタートをいい形で切ろうね! 以下がフォーメーションになるよ」

東一中 4−3−3

−−@−− @辻
−−B−− B早田
C−A−D C吉田 A山田 D佐々木
−−−−−
G−I−E G中井 I倉持 E林
−−−−−
F−H−J F小野寺 H三橋 J井出
−−−−− 
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

森末「また、試合に関しては>>165で記述の通り、板野にも覚醒機会が回ってくるようになったよ。
   いいカードが引けるように僕も祈っておくよ!」

168 :森末(仮):2013/10/14(月) 22:54:16 ID:???
早田「とっとと始めちまおうぜ、審判、ウチは表だ」
松山「……では裏で」
審判「うむ……」

キィンッ

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→東一中ボール

169 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 22:57:30 ID:???
★コイントス→ 1


170 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 22:59:40 ID:???
覚醒システムはそんな感じかな。
今はまだ自主選択で練習がないからあげたい能力を上げるだけだからいい
と思うけど、森崎みたいに、ガンガン自主練習できるようになったらまた変えた方がいいかもしれんね。

171 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:05:30 ID:???
あんまり自己アピールえらばれない傾向あるよね

172 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:09:20 ID:???
人物評価<得点(1点でも) という考えが多いんじゃないかな。
あと、大口叩くとピンゾロの法則出たりするからじゃない。

173 :森末(仮):2013/10/14(月) 23:16:21 ID:???
>★コイントス→ 1 =東一中ボール★
==================================================================
早田「うっし、それじゃあこっちがボールで」
松山「陣地は……こちらでお願いします」

コイントスの結果、東一中が先行権を得、
松山は少し悩む素振りを見せてから自分たちがプレイをするフィールドを選択する。
一応松山が握手を求めると早田もそれに応じたが、すぐに自分たちの陣地へと引っ込んでしまい、
そのことに松山は再びムッと怒りを露にするも熱くなりすぎてはいけないと自分に言い聞かせながら戻っていく。

実況「どうやらボールは東一中が貰った模様、
   センターサークルには三橋くんと井出くんが入りキックオフの笛を待っています!
   全国常連のふらの中学に初出場の東一中、果たしてどこまで食らいつけるか?
   まずはこのキックオフでいい攻撃の流れを作りたい所です」

早田「(ケッ、食らいつくだのなんだの、格下に見てくれるじゃねぇか)」

松山「(俺にはマークがつく……今日の試合、皆にまかせっきりになるかな)」

板野「(早田はブロックは大したことが無い筈なんだ……ロングシュートでどんどんゴールを狙っていけば、
    マグナムシュートなら入る筈なんだ……!)」

次藤「こんな所で負けてもらっちゃあ面白くないタイ。 軽々とふらのには突破してもらいたいのう」
佐野「そうですね」

見上「あの東一中の早田という選手は、府大会では中西からゴールを奪っているんだったね?」
片桐「ええ、私も直接は見ていませんが……なんでもカーブ回転のかかったシュートだとか」
見上「(この世代はMFはともかく、DFは中山くらいしか才能のある者がいない。
    攻撃の出来るサイドバックというのは、相応の実力を持っていれば喉から手が出る程欲しいのだがな……)」

ピィーッ!!

174 :森末(仮):2013/10/14(月) 23:17:21 ID:???
こうして様々な思惑が重なる中、いよいよ試合開始を告げる審判の笛が鳴り響き、
大歓声が上がる中でキックオフとなる。

実況「さぁキックオフ! まずは東一中、三橋くんがボールをちょこんと出し……。
   これを井出くんが溜めを作って右サイドの小野寺くんへと出しました!
   そしてそのままゆっくりとサイドを駆け上がります!」

小野寺「よっしゃ、いくぜ!」
松山「小田、止めるんだ! すぐにボールを奪って、俺達の力を見せつけてやれ!」
小田「はい、キャプテン!(ちぇっ、こっちに来たか……)」

先着2名様で、

★小野寺→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小野寺が小田を抜く! そしてそのまま右サイドをゆっくりと駆け上がる
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、金田がフォロー、東一中スローイン)
≦−2→ふらのボールに。

175 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:18:06 ID:???
★小野寺→ドリブル 47 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )=★

176 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:18:10 ID:???
★小田→タックル 46 ( ハートJ )( 2 + 4 )=★

177 :森末(仮):2013/10/14(月) 23:33:24 ID:???
>★小野寺→ドリブル 47 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )=52★
>★小田→タックル 46 ( ハートJ )( 2 + 4 )=52★
>=0→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
================================================================-
小野寺「くっ、こいつ……!」
小田「(簡単に通したら何言われるかわかったもんじゃねぇ……!)」

元々守備は苦手である小田だったが、東一中もまた特別攻撃力が高いチームという訳でもない。
小野寺が己に出せる最大限のテクニックを用いてなんとか突破を試みようとするも小田は食らいついて離さず、
両者はしばしそのままこう着状態に陥り、隙を見て小田がボールに触れこぼれ球にする事に成功をする。

小田「やった!」
金田「ナイスファイト、小田!」
小野寺「(ちっ、突破出来なかったか! 流石に全国常連ってだけあって固いぜ……)」

実況「さぁ早くも攻守交代、こぼれたボールはふらののサイドハーフ、金田くんがフォローしました!
   ふらの、ここから反撃開始といきたいものですが果たしてどう攻めるのでしょうか!?」

金田「(確かキャプテンにはマークがつくからボールは回さないって話だったよな……。
    なら前にいる板野か、右サイドの山室だけど……)」

先着1名様で、

★金田の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「俺に持ってこい、金田! あの早田って奴とケリをつけてやる!」 松山くんカッカし杉
ダイヤ・ハート→金田「(中央に出すのは危険かな?)それっ、山室!」 右サイドの山室へとパスだ!
スペード・クラブ→金田「(キャプテンが駄目なら板野しかねぇな)それっ、板野!」 中央の板野へとパスだ!

178 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:34:04 ID:???
★金田の判断→ クラブA

179 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:34:11 ID:???
★金田の判断→ JOKER

180 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:35:07 ID:???
!?

181 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:35:12 ID:???
セーフだったのか惜しかったのか分からん

182 :森末(仮):2013/10/14(月) 23:45:48 ID:???
>★金田の判断→ クラブA ★
>金田「(キャプテンが駄目なら板野しかねぇな)それっ、板野!」 中央の板野へとパスだ!
========================================================================================
ここで金田は板野へとパスを送る選択を取った。
ふらのというチームが松山というエースを中心にしたチームであるというのは誰しもが認める所であるが、
そのふらのにおいてNo.2の実力を持つのは板野。
決定力は群を抜き、突破力もまた身に着けている彼にボールを渡すという金田の判断は本来ならば間違っていない所だが、
今回に限っては少しばかり安易だったと言わざるを得ないだろう。

ポンッ

板野「ナイスパス、金田! よし……!」
早田「なーにがよし、だ!」
板野「うえっ!?」

実況「金田くん、このボールを中央の板野くんへと出しましたが……。
   これにはなんとスイーパーの早田くんがチェックをかけるぞ!?
   いつの間にこの位置まで上がってきていたのでしょうか!?」

次藤「予め上がってたんじゃなか、アイツは松山のマークにつこうとしていただけタイ。
   そしてその進路上に板野がいて、そこにボールが飛び込んできた。
   マークにつこうとしていた奴からしてみりゃ振って沸いた幸運タイ」
佐野「そうですね」

早田「そのボール、とっとと返してもらうぜおチビさんよォ!」
板野「(パス、パスで……駄目だ、今更間に合わない! キープするしかないぞ!)」

183 :森末(仮):2013/10/14(月) 23:46:54 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★早田→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が早田を抜いた! そのまま中央を突破する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室と井出で競り合い、三橋がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」

>>178-181 色々と判定の時にクラブAやJOKERが出すぎだと感じるのは気のせいでしょうか……。

184 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:47:43 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( クラブJ )( 4 + 3 )=★

185 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:48:00 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( スペード2 )( 1 + 1 )=★

186 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:48:51 ID:???
★早田→タックル 55 ( スペード9 )( 1 + 3 )=★

187 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:51:11 ID:???
やっぱドリブル上げたかったな・・・
こうなるの目に見えたんだよな

188 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:54:14 ID:???
ドリブラーでもないし、こればっかりは仕方ないかもしれん。
というより、早田君強すぎぃ! この人より強いタックルの持ち主いるのか?

189 :森崎名無しさん:2013/10/14(月) 23:56:35 ID:???
まあ早田は素のタックル力が、日向のいない日本チームではトップだし、
ある程度は仕方ない。

190 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:04:09 ID:???
本スレで早田にマークされたストラットも、結局ドリブルでは1回しか勝てなかったもんな。

191 :森末(仮):2013/10/15(火) 00:06:47 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブJ )( 4 + 3 )=59★
>★早田→タックル 55 ( スペード9 )( 1 + 3 )=59★
>=0→ボールはこぼれ球に。山室と井出で競り合い
==============================================================================
早田「(へんっ、ビビっておたおたしやがって……!)おりゃああああっ!!」
板野「(! スライディングのタイミングが早い……! これなら!)はっ!」
早田「!?」

試合開始前の態度を見て、板野の事を完全に侮っていた早田。
彼はそのこともあって簡単にボールを奪えると思ったのか、安易なスライディングタックルで板野に襲い掛かる。
だが、板野もまたこの1年で攻撃能力を上げ続けてきた男。
早田の始動が早すぎた事もあってか反応をしてから体を動かす余裕があり、サイドステップで早田をかわそうとする。

早田「うおおおっ!!」

バチィッ!!

板野「ええっ!?(そんな、抜いたと思ったのに!?)」
早田「(くそっ、奪えなかったか!)」

しかし、早田もまた守備……特にタックルの鋭さには自信を持つ選手でもある。
このまま容易にキープされる訳にはいかないと咄嗟に手で地面を跳ねつけ、強引に方向転換。
驚く板野の足元からボールを救い上げ、そのまま高く跳ね上げさせる事に成功をした。

実況「これは凄い、早田くん! 一瞬抜かれたかと思いましたが強引にボールを零した!」

金田「げげっ、マジかよ!?(い、板野でも抜けないって……そんなのアリか!?)」
松山「(あいつ……口だけじゃないな。 板野を侮らず全力で来てたら奪われてた……)」
三橋「(早田がボールを奪えないだって!? マジかよ!?)」
倉持「(俺達の誰一人、早田を抜ける奴はいないってのに!)」

192 :森末(仮):2013/10/15(火) 00:08:00 ID:???
そして、この事態に驚きを見せたのは両チームの選手たちである。
ふらののメンバーは板野の突破力を知っているからこそ、キープ出来なかった事に驚き。
東一中のメンバーは早田のボールカット能力を知っているからこそ、ボールを奪えなかった事に驚く。
だが、そうして驚いている間にも跳ねたボールは高々と舞い上がり、
右サイドへと緩やかに効果していった。

井出「(ふらのは松山くらいしかキープ力が高い奴はいないと思ったんだけど、それは間違いだったか……。
    となると、あまりこいつらに攻撃権を渡したくはないな!)」
山室「(ここで奪えなきゃベンチに逆戻りになるかも……それはやだな)」

先着2名様で、

★山室→高いせりあい 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★井出→高いせりあい 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がトラップ成功! そのままサイドを上がり始めた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、若松がフォロー、林がフォロー)
≦−2→井出がトラップ成功! そのままサイドを上がり始めた!

>>187-190 早田のタックルは非常に強力ですね。中学生編での限界値は56ですので、限界一歩手前という凄さです。

193 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:08:27 ID:???
★山室→高いせりあい 48 ( クラブ2 )( 5 + 6 )=★

194 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:08:29 ID:???
★山室→高いせりあい 48 ( スペードQ )( 6 + 4 )=★

195 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:08:43 ID:???
★山室→高いせりあい 48 ( ハート10 )( 6 + 2 )=★

196 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:09:30 ID:???
★井出→高いせりあい 47 ( ダイヤ3 )( 2 + 2 )=★

197 :森末(仮):2013/10/15(火) 00:10:07 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

198 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:16:51 ID:???
すでに本スレのタックル+2取ってる状態と同等なのかな

199 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 00:48:27 ID:???
取りあえずクラブ出過ぎィ!

200 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 19:54:39 ID:???
松山のチームだからな

201 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 21:10:51 ID:???
松山君ステキ

202 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 21:13:57 ID:???
中山さん代表入りに際したアイデンティティーの確保もあるんやないか→最初からガッツリタックル
本編では次藤中里らがタックルそこまで得意じゃないから引き立ってた部分があったわけで

203 :森末(仮):2013/10/15(火) 22:44:00 ID:???
>★山室→高いせりあい 48 ( クラブ2 )( 5 + 6 )=59★
>★井出→高いせりあい 47 ( ダイヤ3 )( 2 + 2 )=51★
>≧2→山室がトラップ成功! そのままサイドを上がり始めた!
=====================================================================
山室「うおおっ!!」
井出「く、くそっ!!」

3年目になるまでは完全にベンチウォーマーだった山室。
もう二度とベンチに落ちて周囲と一線を引く関係には陥りたくないと思ったか、
気迫溢れるプレイでボールに向けて競り合いボールをトラップ。
松山には渡せず、ならばここは人数の少なくなった右サイドを上がるしかないと即座に判断し、
そのまま一気にドリブルで走り始める。

実況「山室くん、ボール争いに競り勝ちそのまま右サイドを上がります!
   先ほどからやや膠着状態にあった試合ですが、ここでようやくチャンスを作る事が出来るか!?
   しかし、東一中もFWも戻り全員守備の備えを見せています!」

片桐「流石に守備のチームなだけはありますね……徹底してゴールを守ろうとしています」
見上「うむ。 だが、だからこそここで得点を上げられるとそのまま崩壊してしまう危険性がある」

早田「シュートを打たせるな! その前に止めるんだ!」
倉持「おう!」
林「このまま進ませるか!」
佐々木「センタリングを上げる前に止める!」
山室「(くそっ、3人かよ! パス……いや、俺の場合はドリブルで行った方がいい!)」

204 :森末(仮):2013/10/15(火) 22:45:17 ID:???
先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★倉持→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=
 林→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=
 佐々木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がそのまま突破! 中央の板野に向けてグラウンダーのパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、中盤の奪い合いに、山田がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

>>198 >>202
キャプ森キャラの能力は基本的に本スレの能力を参考にさせていただいていますが、
多少の微修正などはしています。

>>199-201
本編でのふらのは爽やかとは裏腹のダーティな反則チームでしたからね……

205 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:45:42 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ハートK )( 5 + 5 )=★

せりあい覚醒は?

206 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:46:19 ID:???
★倉持→タックル 46 ( スペード6 )( 1 + 1 )=
 林→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 4 )=
 佐々木→タックル 47 ( ダイヤ8 )( 3 + 5 )=★

207 :森末(仮):2013/10/15(火) 22:46:41 ID:???
間に合えば2枚目は以下の判定指揮を使って判定してください。

★倉持→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 林→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1=
 佐々木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1=★

>>205 おっと忘れておりました。山室はせりあいフラグを入手しています。

208 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:47:11 ID:???
★倉持→タックル 46 ( JOKER )( 6 + 5 )=
 林→タックル 46 ( クラブ2 )( 6 + 4 )=
 佐々木→タックル 47 ( ダイヤQ )( 6 + 5 )=★

209 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 22:56:28 ID:???
もう206の判定で良いってことだよね。これなら人数補正入れても2差で勝ってるけど。

210 :森末(仮):2013/10/15(火) 22:57:35 ID:???
>>209 間に合えば、ですので206さんの判定をつかわせてもらいます。

211 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:05:38 ID:???
っていうか208は456賽でも使ってんのかw

212 :森末(仮):2013/10/15(火) 23:07:17 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( ハートK )( 5 + 5 )=59★
>★倉持→タックル 46 ( スペード6 )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=49
> 林→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=57
> 佐々木→タックル 47 ( ダイヤ8 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→山室がそのまま突破! 中央の板野に向けてグラウンダーのパスだ!
>※忘れていましたが、山室が先ほどのせりあいで11を出したのでせりあいフラグを習得します。
=============================================================================
山室「(ここで抜いてチャンスを作れば、後々俺がヘマこいても多少は大目に見られる筈だ!
    抜いて板野に任せちまえば、俺の責任はなくなるしな!)よっ!」
倉持「うっ、こいつ……!」
林「上手いぞ!?」
早田「(くそっ、あんな奴も止められんのか!)」

守りの東一中と言っても、その主軸はやはり主将である早田である。
彼以外の選手たちは総じて全国レベルの守備力自体は持っていたが、
対するふらののメンバーも思惑はどうあれ松山の課す練習に従い、ここまで実力を伸ばしてきた選手たちである。
特に山室はスタメンに返り咲く為にとサイドを駆け上がれるドリブル能力に磨きをかけていた男。
これを東一中は止める事が出来ず、山室は一気にサイドバックが抜けたサイドを駆け上がる。

山室「(ここまで上がれば十分だろ!)それっ、板野!」
板野「よし!」

そして、山室は満を持して中央に走り込むCFW――板野へとグラウンダー性のパスを出した。
早田は松山のマークにつき、右のサイドバックは山室を止める為にと上がってしまっていた為、手薄。
前半10分にもならない内に、ふらのへと舞い込んできた先制機である。

実況「ここでボールはふらののCFW、板野くんへと渡りました!
   去年の全国大会では東一中が下した難波中学のGK、中西くんからもゴールを奪っている実力者!
   守りの東一中、ここでゴールを決められては厳しい!」

板野「(絶好のシュートチャンスだ! 守りが得意な相手にここでゴールを決められれば大きい! ここは……)」

213 :森末(仮):2013/10/15(火) 23:08:31 ID:???
A.「シュートだ!」 威力:54 消費ガッツ:80
B.「弾丸シュートだ!」 威力:57 消費ガッツ:120
C.「マグナムシュートだ!」 威力:60 消費ガッツ:200
D.「いや、小田に打たせるんだ! それっ!」 小田に打たせる
E.「キャプテンの松山に打たせた方が俺達の士気も上がる!」 松山に打たせる
F.「ドリブルゴールだ! それっ!」 PA内に突入する 威力:52(1/2で+2) 消費ガッツ:40

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 810/830

214 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:08:48 ID:23Mo/TyM


215 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:10:41 ID:eEh6H2uY


216 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:23:35 ID:???
隠す意味があるGKって若島津だけだけど、決勝まで弾丸シュートだけで行くのは無いしね
GKの能力次第で次からは弾丸シュートで良いかもだけど

217 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:27:53 ID:???
キーパーの能力を見てからだな。早田もブロックは大したことないだろう。

218 :森末(仮):2013/10/15(火) 23:28:00 ID:???
>C.「マグナムシュートだ!」 威力:60 消費ガッツ:200
===============================================================================
板野「(体力は十分なんだ! 構う事はない……マグナムシュートだ!)」

ヒュンッ! グワアアアアアアアッ!!

まだ前半の早い時間帯、板野の体力は余りに余っており、
ペース配分を考慮して態々威力の低いシュートを打つ必要性はあまりない。
無論、ただのシュートでも得点を取れる自信はあったが、油断をするにこした事はないと考え、
板野は自身に持てる最大威力――恐らくは今大会最高の威力を誇るシュートを放とうと右足を振りかぶる。

実況「トラップした板野くん、ゴール前、DFにチェックを受ける前にシュートを打ちに行った!
   DF、慌ててシュートコースを塞ぎにいきます!」

ビリビリッ……!

早田「(!? なんだこの悪寒は……!?)」
松山「よし、撃て板野! これで先取点は俺達のものだ!」
次藤「ぬぅ……!?」

そして板野が右足を振りかぶった瞬間、
この試合に触れていた実力者たちはこれがただのシュートではない事を即座に察知し。

片桐「! 出ますよ、見上さん! 見ていてください、あれが日本のエースストライカーになるだろう板野のシュートです!」
見上「(……なるほど)」

この大会を契機に、日本サッカー界を大きく改革しようと画策する大人たちは、
瞬き一つしないよう注意をしながら板野の動きに注視をする。

219 :森末(仮):2013/10/15(火) 23:29:08 ID:???
山田「くそっ、先取点を取られてたまるかぁ!!」
吉田「飛び込め、体を張ってブロックだ!」
辻「(中西からゴールを奪ったFWか……でも、止めてみせる!)」
板野「いくぞ、東一中! これが俺の……マグナムシュートだァァァァッ!!」

先着3名様で、

★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★山田→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 吉田→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★辻 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(松山と早田で競り合い)(中井がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが東一中ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(ふらのコーナーキック)
≦−2→東一中ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。

220 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:29:27 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ5 )( 1 + 1 )=★

221 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:30:15 ID:???
ひっでえな、おい
★山田→ブロック 49 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=
 吉田→ブロック 47 ( クラブQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=★

222 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:30:28 ID:???
★山田→ブロック 49 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=

最低数値やん!

223 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:31:31 ID:???
★辻 パンチング 51 ( クラブ7 )( 3 + 3 )=★

224 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:32:51 ID:???
弾丸シュートだったら止められてたっていうwww

225 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:34:03 ID:???
逆に考えるんだ。ここでやらかしとけば対強キーパー時に強い出目が出せると考えるんだ。
しかし最低値でも決まるとか、それはそれで凄いなw


226 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:35:21 ID:???
数値には目を瞑ろう。
決まったという結果だけが残る!

227 :森崎名無しさん:2013/10/15(火) 23:37:41 ID:???
これだったら弾丸でガッツ節約してくのも手かな(引きはアレだけど)
板野:松山=2:1、3:2ぐらいで散らしていけばいいか、点取り合い持ち込めば勝てる。

228 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:06:23 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ5 )( 1 + 1 )=62★
>★山田→ブロック 49 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=58 *吹っ飛び* *威力減衰*
> 吉田→ブロック 47 ( クラブQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=56★ *吹っ飛び*
>★辻 パンチング 51 ( クラブ7 )( 3 + 3 )+(威力減衰+1)=58★
>≧2→板野のマグナムシュートが東一中ゴールに突き刺さる!
===============================================================================================
ドッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!

全国大会、その緒戦での初のシュート。
この大舞台にあって板野は緊張をしてしまったのか、
ダルビッシュの教えてくれた華麗なフォームからは少々外れたぎこちない以前のフォームでボールを放ってしまう。
しかし、それでも力を込めて放ったシュートはなんとかゴールの枠を捉えていた。
そして、ボールが枠の中に入りさえすれば……板野のシュートを止められる者など、殆ど存在はしない。

山田「ぐへぇああああっ!?」
吉田「ごへぁっ!?」

強力なシュートが来ることはある程度予期していたが、
まさか殺人級のシュートが来るとは思ってもいなかったDF達は無惨にも吹き飛ばされ。

辻「う、うぎゃああああああっ!?」

バコォンッ! ドシュウウウウウウウウウッ!! ピピィーッ!!

そのDF達の決死の覚悟で威力が減衰してしまったボールは、
しかし守りの東一中・最後の砦とされている辻の懸命のパンチングすら嘲笑うかのように弾き飛ばし、ゴールへと突き刺さる。
ネットを突き破らんと言わんばかりに押し込み、威力を失わなかったボール。
しばらく空中で停止をするかのようなあまりにも物理法則に則っていない動きをした後にようやく地面へと転がり、
唖然とする審判がそれを見てようやくゴールを告げる笛を吹くのだった。

ふらの中 1−0 東一中

229 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:07:39 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

ざわ…… ざわ……

実況「決まった、ゴール! 前半9分、板野くんの豪快なシュート……。
   道大会では猛威を振るった『マグナムシュート』が東一中のゴールへと突き刺さりました!
   守りの東一中、DF陣はなすすべ無し! なんという凄まじい威力でしょうか!」

観客「おいおい、選手が吹き飛んだぞ……」「あれで本当に中学生なのか?」「あんなにちっこいのに……」

次藤「ふ、ふふふ……やはり、やはりあの男はごつか男ね。
   ばってん、ワシがあそこにおればああも簡単にはやられておらんタイ!」
佐野「そうですね」

片桐「(……ミスキックか? 私が以前見た時よりは、些か威力が落ちているように思えたが。 まあ、いい……)
   どうでしょう、見上さん?」
見上「確かに、凄まじい威力だな。 これだけでも十分招集する意味はある」
片桐「(ホッ……)」

この板野のゴールを見て、観客席は大いに湧き上がる。
やはり中学生男子にしては、平均身長からいくらか低い板野がこれほどのパワーシュートを放つというだけでも話題性はあり、
観客たちは一体どこにそんなパワーがあるのかと疑問視し、興味を抱く。

また、この試合を偵察しにきていた次藤はお目当ての板野が去年よりもはるかに威力の高いシュートを放つようになった事により、
恐怖を覚えるのではなく、早く試合で戦ってみたいと不敵な笑みを浮かべる。

そして、片桐は板野のマグナムシュートが思っていた程の威力でなかった事に少々焦るものの、
それでも十分な威力をはじき出した事によりなんとか見上に対する面目を保つ事が出来、内心ホッと安堵をするのだった。

230 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:09:07 ID:???
早田「マ、マグナムシュートだとォ?(なんだってんだあのシュートは? ……あんなチビが打ったってのか?)」
辻「うぐぐ……い、いてぇ……!」

小田「ナイッシュー、板野!(ふえぇ〜、やっぱおっかねぇなぁ……)」
松山「よーし、これで先取点だ! この1点は大きいぞ!」

フィールドでは、点を取った側と失った側でハッキリとムードが一変していた。
東一中は、当然ながら去年までのふらののデータはしっかりと把握しており、
板野も中西からゴールを奪った凄腕のストライカーであるという事は認識をしていた。
だが、それでも松山のミドルシュート――『北国シュート』とキープ力こそが最大の驚異であると考え、早田をマークにつけたのだが、
この板野の『マグナムシュート』は、間違いなく東一中にとっては打たれてしまえばそこでおしまいのシュート。
多少距離があろうとこの威力ならば問題ない事を考えれば、危機感を煽られて当然と言える。

逆にふらのはといえば、先取点を取れたことで松山を中心に喜んでいた。
守りが固いチームから先取点を奪えたという事は、普通のチームとの戦いのときのそれと比べ大きく有利。
1点を取った以上は相手も逆転を目指して攻め込む機会が増え、その分守備が薄くなり、追加点が狙えるようになるからである。

板野「(よし、決めた! ……ちょっとミスキックだったけど、結果オーライ……だよね?
    それはそうとして……何か言っておこうかな?)」

A.「見たか東一中! これが俺のマグナムシュートだ!」 もう一度シュートの名前を言ってアピールしておく
B.「みんな、守りの東一中といっても大したことはない! ガンガン攻めよう!」 チームをイケイケムードにする
C.「ふらのは松山だけのチームじゃない、これでわかったか!」 早田に向けてアピールしておく
D.「今日の試合、あと2回はゴールを揺らしてやる!」 ハットトリックを宣言する
E.「みんな、やったよ! 次は小田や山室の出番だ!」 他のFWに発破をかける
F.「いや、まだ喜ぶのは早い! 相手は同点にしようと攻めてくるぞ!」 皆の気を引き締めさせる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

231 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:10:24 ID:2tq7Y0HI


232 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:11:02 ID:GivFTlyo
A

233 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:13:10 ID:GK5CMlOg


234 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:13:19 ID:OVWJUQIY


235 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:13:51 ID:c88fKcDM
A

236 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:38:06 ID:???
せっかくのナイスプレイだというのに、選択肢に出てこない山室ェ…

237 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:46:15 ID:???
>C.「ふらのは松山だけのチームじゃない、これでわかったか!」 早田に向けてアピールしておく
===============================================================================================
早田「なにィ?」
板野「キックオフのドリブルを止めた小田、こぼれ球を拾ってボールを運んだ山室、
   そしてシュートを決めた俺! 松山だけじゃない、ふらのはチームワークのチームなんだ!
   松山一人だけ止めた所で勝てると思ったら大間違いだぞ!」
山室「(お、おれの名前出さないでくれよ〜……)」

ふらのは松山に頼り切ったチームではない、という板野の宣言。
特に自分を強調するような語調で、かつ自身を思い切り指さしながら言う板野に、
しかし早田はぐうの音も出ないらしく悔しそうに歯ぎしりをしながら板野を睨みつける。

実際問題、ふらのは松山一人を抑えてもそう簡単に勝てるチームではなさそうである。
或いは……もしも板野さえいなければ、辻も決して悪いキーパーではないのだからロースコアのゲームが出来ただろう。
だが、板野がいる以上、松山を抑えてもふらのは得点源があるのだ。

早田「けっ……たかが先取点を取っただけで偉そうにしてるんじゃねぇよ!
   まだ試合は始まったばかりだ! なぁ、みんな!」
東一中「あ、ああ!」「まだまだこれからだ!」

それでも早田は板野に悪態をつきつつ、チームの勢いを盛り立てようと鼓舞をした。
板野の存在、成長がイレギュラーであり、分が悪くなりつつあるといっても、
まだ諦める程の差がある訳でもなければ策が無いわけでもない。
前半10分、1点差で絶望をする程、彼らも自分たちの実力に自信を持っていない訳でもないのである。

早田「(しかしなんだあのチビ……いや、板野だったか。
    試合前は我関せずだったってのにいきなりこっちに向かってくるような事言いやがって……。
    ……もしかして作戦か? 初戦だから、自分に注目が集まらないようにって訳か?
    そこまで考えてるとなると策士だが……)」
倉持「ところで早田……どうする?」
早田「ん、そうだな……ちょっと考えがある。 耳貸せ」

238 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:47:22 ID:???
実況「先取点を上げたふらの、ですが東一中もこのまま終わるようなチームではないでしょう。
   果たしてここからどのような反撃を見せるのか、実に楽しみです!」

ピィーッ!!

三橋「よし、落ち着いて回していけ!」
小野寺「オーライ!」

バムッ ポーンッ

板野「(あれ? 速攻で来る……訳じゃないのか。 まぁ、攻撃の有効手がいまいちないのかな)」

再び東一中のキックオフで試合が再開されるも、東一中は急いで攻め立てるような事はせず、
まずは自陣で落ち着いてボールを回しふらのの隙を伺う。
だが、キックオフ直後――しかも連携の完成度では全国でもトップクラスのふらのである。
そうそう簡単に隙を見せる筈もなく、ただ刻々と時間が流れる。

タタタッ

松山「山室、上がってくるぞ!」
山室「はい!」
井出「…………」

バムッ ポンッ

山室「(ん? バックパス?)」
松山「(何が狙いなんだ?)」

239 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:48:35 ID:???
A.「ただの時間稼ぎだ! ボールを奪いに敵陣に突撃だ!」
B.「負けてるチームが時間を稼いでくれるならありがたい! このまま眺めていよう」
C.「(何か嫌な予感がするな……ゴール前まで下がってみようか?)」
D.「こういう時、主人公は挑発するんだ……寝釈迦のポーズだ!」
E.その他 板野くんに取らせたい行動を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

240 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:49:48 ID:2tq7Y0HI
E早田の動きに注視する

241 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:50:34 ID:???
板野が下がってもあんま意味無いんだよな

242 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:53:42 ID:GivFTlyo
E 松山に、早田に注意するように言って自分は上がる。

243 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:55:48 ID:J0mMvcug
E 「松山を避けるためのロングパスか!?」

244 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 00:57:58 ID:9eDm7wUI
E 松山に、早田に注意するように言って自分は上がる。

245 :森末(仮):2013/10/16(水) 00:59:45 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

246 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 01:10:41 ID:???
鉄砲水タックル本日お披露目

247 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 01:14:04 ID:???
ビッグマグナム本日お披露目

248 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 04:09:08 ID:???
カミソリシュート本日お披露目

249 :森末(仮):2013/10/16(水) 19:55:29 ID:???
>E.松山に、早田に注意するように言って自分は上がる。
=============================================================================
板野「(いや、東一中で警戒すべき奴は結局の所早田だけな筈なんだ。
    なら、早田の動きに注意を見ておけば……)松山、早田だ! 早田に注意するんだ!」

原作・本編共によく知る板野の中の知識では、
東一中はあくまでも守備にも攻撃にも早田に頼りっぱなしのチームである。
早田の守備力で相手を封じ込め、カミソリシュートでゴールをもぎ取る。
ならば早田の動きにさえ注目をしていれば、対処は容易な筈だと板野は判断し、松山に声をかける。

松山「早田? ……な、なにィ!? あいつ、オーバーラップを!?」

そして、板野の声を聞きフィールドから早田の姿を探し始めた松山。
彼が見つけたのは、東一中ゴール前で守りに備える早田ではなく、
ふらのから見て左サイド側を大胆にもオーバーラップしてきていた早田の姿である。

早田「(……まあ気づくよなぁ。 でも気づかれてもボールを受けさえすりゃ関係ねぇんだ!)来い、俺に持ってこい!」
倉持「おうっ、それっ!!」
松山「くそっ、みすみす見逃すか!!」

狙いがバレた事に早田は小さく舌打ちをするも、それでも尚走り、ボールを要求。
元々バレないようにゴール前まで行ってロングパスを貰おうというのも虫の良い話。
気づかれたとしても中央の松山が来る前にボールを受けられれば何も問題は無いのである。

早田「(とりあえず1点は返しておかねぇとな! こい!)」

250 :森末(仮):2013/10/16(水) 19:56:30 ID:???
先着1名様で、

★早田へのパス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山が追いつきそうになるが……。 早田「パスを受けてからじゃ間に合わねぇんだ……ノートラップで打つしかない!」
ダイヤ・ハート→松山が追いつく前にトラップ成功! そのまま右足を振りかぶった!
スペード→松山がギリギリ追いついた! 2人で空中戦になる!
クラブ→松山が追いついた! トラップした所を奪いに行く!

251 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 19:56:52 ID:???
★早田へのパス→ ハート9

252 :森末(仮):2013/10/16(水) 20:11:09 ID:???
>★早田へのパス→ ハート9 =松山が追いつく前にトラップ成功! そのまま右足を振りかぶった!★
=========================================================================================
パシッ!

早田「おっしゃあ、ナイスパス!」
松山「し、しまった!」

東一中、CMFの倉持が出したパスは寸分違わず早田の走る先へと向かい、早田はトラップに成功をした。
少しでもコースが違っていればそのロスの分松山がカットに迎えたかもしれないが、
左サイド深くを走る早田への的確なパスには追いつけず、そのまま早田は不敵に笑みを浮かべながら右足を振りかぶる。

実況「これは東一中、大胆な作戦です!
   なんと守備の要である早田くんがふらの陣内深くまでオーバーラップをしていました!
   この予想外の事態にふらの守備陣は後手後手の対応しか出来ない!
   ロングパスを受けた早田くん、そのまま右足を振りかぶってミドルシュートにいく!!」

松山「DF、ブロックだ! ここで防ぎさえすれば相手は守備の要がいない!
   一気にカウンターで点を奪えるかもしれないんだ!」
板野「(その為に上がっておいたんだ……頼む、みんな防いでくれ!)」

ゴール前での守備にも間に合いそうにない松山は、懸命に声を上げながらDFに指示。
これを受けたDF達は逃げる事も許されず、言われるがままにシュートコースを防ぎ、
GKの加藤も失点は出来ないと気合を入れてセービングの構えを取る。

次藤「東一中としちゃここで1点は返しておきたい所タイ。
   あん早田っちゅうエースは守備にしろ攻撃にしろ要なのはわかりきっとる。
   この程度の小細工が何度も通用するとも思えん以上、同点にでもせんと勝機はなか」
佐野「そうですね!」

早田「いくぜ、本日お披露目! こいつが俺のカミソリシュートだ!!」

253 :森末(仮):2013/10/16(水) 20:12:12 ID:???
先着3名様で、

★早田→カミソリシュート 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 本田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(コーナーキック)(若松がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→早田のカミソリシュートがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(コーナーキック)(若松がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

254 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:12:36 ID:???
★早田→カミソリシュート 53 ( スペードK )( 3 + 2 )=★

255 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:13:35 ID:???
★松田→ブロック 48 ( スペード4 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 ( ハートK )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=
 本田→ブロック 48 ( ハート5 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 ( スペード5 )( 2 + 3 )+(人数差補正+2)=★

256 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:13:39 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( クラブ2 )( 2 + 4 )=★


257 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:16:59 ID:???
☆HO☆N☆DA☆

258 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:46:54 ID:???
世界の本田、これがその出発点。

259 :森末(仮):2013/10/16(水) 20:54:36 ID:???
>★早田→カミソリシュート 53 ( スペードK )( 3 + 2 )=58★
>★松田→ブロック 48 ( スペード4 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=55 *威力減衰*
> 佐瀬→ブロック 48 ( ハートK )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=54 *威力減衰*
> 本田→ブロック 48 ( ハート5 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)=58
> 近藤→ブロック 47 ( スペード5 )( 2 + 3 )+(人数差補正+2)=54★
>=0→ボールはこぼれ球に。若松がフォロー
======================================================================================
ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!

早田「どうだ、こいつが俺のカミソリシュートだ! 止めれるもんなら止めてみやがれ!!」
松田「(ボールのスピードは遅い……けど……)」
佐瀬「なんていう凄いカーブだ! く、くそっ!(失点したら責められる!)」
本田「みんな、こうなったら別々の箇所に飛ぶんだ! 威力自体が大したことないなら……」
近藤「板野やキャプテンのシュートを毎日受けてる俺達なら十分止められるって事だな? よし、いくぞっ!!」

早田のカミソリシュートは、中学生にしては鋭い回転のかかった凄まじいシュートである。
並のDF、GKには止められなかったとしても仕方ないだろう。
だが、ふらのの守備陣も毎日嫌になる程板野や松山のシュートを受けてきた選手たちである。
頑丈さにはある程度の自信があり、コースさえ読めれば止められると考えていた。
しかし、そのコース自体は読めない……ならば、予測できるコースのすべてに自分たちが別々に飛び込めばいいのではないか、
咄嗟の彼らの判断は実を結んだ。

本田「こ、こっちか!? うおっ!」

バコンッ!!

早田「な、なにィ!?」

ふらの右サイドバック、本田が飛び込んだコースにまんまとボールは向かってくる。
そして、そのボールに鋭い回転がかかっているとはいえ、スピードも威力も板野や松山のそれに比べれば大きく落ちる。
勇気をもって体全体で止めようと本田はボールに飛びかかり、ボールはそのまま本田の腹部に当たって跳ね返るのだった。

260 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:55:20 ID:???
ホンダゾーンは世界を超えてしまうのか?

261 :森末(仮):2013/10/16(水) 20:55:45 ID:???
実況「いや、駄目だ! 早田くんのカミソリシュート、決まらない!
   ふらの、冷静にシュートコースにDFを配置してブロックしました!
   こぼれたボールは右サイドハーフの若松くんがフォローします!」

片桐「中学生であれだけの回転をかけたシュートを打てるのは素晴らしいですが……。
   元々のキック力自体は大したことがなさそうですね」
見上「ああ、それゆえにスピードも威力もないただコースを予測しにくいシュートとなってしまっている。
   ふらのの守備体系が殆ど崩れていなかった、というのも早田にとっては不幸だったな」
片桐「あのくらいの年なら我先にとシュートを防ぐことに意気込んで飛び込んでしまいがちですからね。
   冷静にすべてのコースに対処したのは、流石にチームワークのふらのといった所でしょうか」

松山「ナイスディフェンス、みんな! よし、若松、攻撃だ!
   相手は早田がいない、ここが突き放すチャンスだぞ!」
若松「(ここですぐに止まったら最悪だしな……なら、折角上がってる板野にボールを……)板野!」
早田「くそったれ!」

バコォン!!

そして、早田が上がった事により一気にふらのは追加点のチャンスとなる。
ふらの陣地奥深くまで走り込んだ早田が戻るには時間がかかり、
逆にふらののエースストライカー板野はカウンターがしやすいように前目の位置。
カウンターの機を逃すべきではないと判断した松山の一声により、フォローをした若松は一気に板野へとロングパスを出し、
板野もこれをトラップしようとするが……。
当然ながら東一中もそう簡単にいかせはしないと慌てて板野へとマークにつく。

三橋「早田がゴールを奪えないなんて……」
倉持「泣きごと言うな! それよりもこいつにボールを渡すなよ!」
板野「(2人か……ここでトラップできれば、ビッグチャンスだ!)」

262 :森末(仮):2013/10/16(水) 20:57:14 ID:???
先着2名様で、

★板野→高いトラップ 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★倉持→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 三橋→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がトラップに成功! そのままドリブルし中盤を突破するぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、山室がフォロー、小田と中井で競り合い)
≦−2→東一中ボールに。

>>257-258 本田△ですね。

263 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:57:35 ID:???
★板野→高いトラップ 51 ( スペード7 )( 4 + 4 )=★

264 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:57:36 ID:???
★板野→高いトラップ 51 ( クラブK )( 2 + 3 )=★

265 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:58:37 ID:???
★倉持→高いクリアー 48 ( スペードQ )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=
 三橋→高いクリアー 48 ( スペードK )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=★

266 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 20:58:50 ID:???
★倉持→高いクリアー 48 ( クラブK )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 三橋→高いクリアー 48 ( スペード9 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

267 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:04:52 ID:???
ヒャメロー

268 :森末(仮):2013/10/16(水) 21:15:37 ID:???
>★板野→高いトラップ 51 ( スペード7 )( 4 + 4 )=59★
>★倉持→高いクリアー 48 ( スペードQ )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=58
> 三橋→高いクリアー 48 ( スペードK )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。小田がフォロー
==============================================================================
ガツッ! バキィッ!!

三橋「こ、こいつ……チビの癖に……!」
倉持「だがパワーだけじゃ!」
板野「(駄目だ、届かない!)」

持ち前のパワー、そして鍛え抜いた上半身の力で倉持達を弾き飛ばそうとする板野だが、
やはり身長差の為か思うようにボールに触れられず、空中で交錯。
上手くトラップ出来ずにこぼれたボールは、板野のやや後方を上がり始めていた小田が拾い、
小田は慌ててボールを持ったまま上がり始める。

実況「ふらの、板野くんは惜しくもトラップに失敗!
   しかしボールは未だふらのが持ちます、ふらのの攻撃は終わりません!」

見上「確かにパワーはあるが、小柄な所はネックか。 あれで競り勝てないとな……」
片桐「(新田も小さい……来生、反町も決して高身長とは言い難いな。
    南葛には長野という長身FWがいた筈だが……あいつは単に実力がいまいち足りん)」

小田「(流石に板野といえど、ありゃちょっと厳しかったか。 でも……)」
松山「小田、俺に回せ! 早田はまだ来れない、俺がフリーだ!」
小田「はい、キャプテン!」
中井「くそっ、渡すか!」

269 :森末(仮):2013/10/16(水) 21:16:45 ID:???
先着2名様で、

★小田→パス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中井→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山にボールが渡った! そのまま松山が中央を駆け上がり始める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、松山と早田で競り合い、ふらのスローイン)
≦−2→東一中ボールに。

270 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:17:05 ID:???
★小田→パス 49 ( ハート6 )( 1 + 6 )=★

271 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:18:23 ID:???
★中井→パスカット 46 ( スペード2 )( 5 + 2 )=★

272 :森末(仮):2013/10/16(水) 21:36:36 ID:???
>★小田→パス 49 ( ハート6 )( 1 + 6 )=56★
>★中井→パスカット 46 ( スペード2 )( 5 + 2 )=53★
>≧2→松山にボールが渡った! そのまま松山が中央を駆け上がり始める!
================================================================================
小田「それっ!」
中井「く、くそ……!」

しかし、中井がコースに入るよりも素早く小田は松山へとパス。
小学生時代から(彼らの内心はともかく)プレイをし続けてきたメンバーの多いふらの。
どこにパスを送れば取ってくれるかは熟知しており、普通のチームのパス出しよりも更に早いパスで東一中を翻弄する。

実況「きた! きました! ふらの、キャプテンの松山くんにボールが渡った!
   早田くんはまだ戻れない! ふらの、再びビッグチャンス到来だ!」

藤沢「松山くん……!」ガタタッ
町田「お、落ち着いて美子……!」

そして、場内は一気に湧き上がる。
全国大会3年連続出場、公立の……しかも練習環境の過酷な北海道のチームでそれを成し遂げ、
全国屈指の強豪校とした主力選手が誰なのかを、中学サッカーファンの観客たちはよく知っている。
無論、その彼の得意とする所が、粘り強いキープであるという事も。

早田「ええい……! せめて時間を稼いでくれ、DF!」
井出「ここで2点目を取られるのはまずい! 俺達も……!」
小野寺「おう!」
松山「(来るなら来い……! ここをキープして、早田が来る前にシュートだ!)」

273 :森末(仮):2013/10/16(水) 21:37:43 ID:???
先着2名様で、

★松山→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小野寺→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 井出→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 林→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 山田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山が4人相手にキープ成功! そのまま中盤を抜け、右足を振りかぶる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野と早田で競り合い、早田がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

274 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:38:55 ID:???
★松山→ドリブル 54 ( ダイヤA )( 1 + 1 )=★

275 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:39:30 ID:???
★小野寺→タックル 46 ( スペードJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=
 井出→タックル 45 ( スペード3 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=
 林→タックル 46 ( スペード6 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=
 山田→タックル 47 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=★

276 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:39:52 ID:???
★小野寺→タックル 46 ( ダイヤ7 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=
 井出→タックル 45 ( スペードQ )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=
 林→タックル 46 ( ダイヤ8 )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=
 山田→タックル 47 ( クラブ6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=★

277 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 21:43:02 ID:???
松山…なんだこのデジャビュ

278 :森末(仮):2013/10/16(水) 22:04:00 ID:???
>★松山→ドリブル 54 ( ダイヤA )( 1 + 1 )=56★
>★小野寺→タックル 46 ( スペードJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=52
> 井出→タックル 45 ( スペード3 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=52
> 林→タックル 46 ( スペード6 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=53
> 山田→タックル 47 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=54★
>≧2→松山が4人相手にキープ成功! そのまま中盤を抜け、右足を振りかぶる!
=============================================================================
松山「(ボールは渡さない……!)」
小野寺「く、くそっ……あと少しなのに……!」
山田「なんで奪えないんだ!」

この時、松山は後ろから迫る早田のプレッシャーがあったか、精彩を欠くプレイしか出来なかった。
だが、それでも持前の気力と粘りでボールをキープ。
取れそうなのに、後一歩で取れない……4人がかりで松山を囲む東一中は焦り、
その一瞬を突いた松山は強引に姿勢を低くして突破をする。

松山「よしっ!」
林「し、しまった!」
早田「く、くそーっ!!
  (追いついたがここからじゃバックチャージだ! この位置でフリーキックを与えるのは最悪だ! こうなったら!)」

グワアアアアアアアアアアアアアッ!!

東一中の望み、早田はこの時辛うじて松山を射程圏内に捉えていた。
だが、既にゴールまでの距離は近く松山はシュート体勢。
背後からのスライディングはバックチャージを取られるのは明白であり、
そうなればフリーキックを与えより完璧な状態からシュートを打たれてしまう。
打たれる前に止める事を諦めた早田は、撃たれてから止めるべきだと即座に判断し、
急いで松山の前に回り込みスライディングでブロックに向かう。

279 :森末(仮):2013/10/16(水) 22:05:27 ID:???
実況「さぁ松山くん、ゴール前で右足を振りかぶった!
   これは去年の全国大会で中西くんからゴールを奪ったあのミドルシュート、北国シュートでしょうか!?
   東一中、ここで点を取られると苦しい展開だ!」

松山「ここだ、ここで決めるんだ……!」
早田「そうはさせるかってんだよぉ!! 飛び込め、死守だーっ!!」
吉田「ああ!」
辻「やらせるかーっ!!」

先着3名様で、

★松山→北国シュート 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★早田→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 吉田→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★辻 パンチング 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(山室と佐々木で競り合い)(佐々木がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の北国シュートが東一中ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(山室がねじ込み)(ふらのコーナーキック)
≦−2→東一中ボールに。

【補足・補正・備考】
松山の「北国シュート」には吹っ飛び係数5がついています。

280 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:05:52 ID:???
★松山→北国シュート 58 ( クラブ6 )( 3 + 3 )=★

281 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:06:00 ID:???
★松山→北国シュート 58 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )=★

いけぇ!

282 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:06:15 ID:???
★早田→ブロック 51 ( ハート10 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 吉田→ブロック 47 ( ハート3 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=★

283 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:06:35 ID:???
★早田→ブロック 51 ( ハートJ )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=
 吉田→ブロック 47 ( ダイヤJ )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=★

284 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:08:22 ID:???
★辻 パンチング 51 ( スペード5 )( 6 + 3 )=★

285 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:11:54 ID:???
あとは早田のタックルで怪我しないよう注意しながら得点王スコア稼ぎたいところだね

286 :森末(仮):2013/10/16(水) 22:56:43 ID:???
>★松山→北国シュート 58 ( クラブ6 )( 3 + 3 )=64★
>★早田→ブロック 51 ( ハート10 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=58 *吹っ飛び*
> 吉田→ブロック 47 ( ハート3 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=58★ *吹っ飛び*
>★辻 パンチング 51 ( スペード5 )( 6 + 3 )=60★
>≧2→松山の北国シュートが東一中ゴールに突き刺さる!
==================================================================================
早田「打たせてたまるかってんだ!」
松山「う……おおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
早田「な、なんだと!? ぐあああああああっ!?」

バキャアアッ!!

スライディングしながらブロックをする早田に、その早田ごとシュートを打ちに行く松山。
両者の争いは、あっけなく松山の勝利で終わった。
鍛えに鍛え抜いた松山の足腰は、スピードに乗った早田をものの見事に吹き飛ばしてしまったのである。

吉田「ぐっへえええええええっ!?」

そして、早田にとって無念な事にシュートの威力は全く殺されていなかった。
地を這う松山の北国シュートは唸りを上げてゴールへと襲い掛かり、
コースに飛び込んだ吉田を吹き飛ばしてゴール隅へと吸い込まれていく。

辻「くっ、くそおおおおっ!!」

バシュウッ! ピピィーッ!!

その速度、威力、軌道、全てにおいて全国でもトップレベルのシュート。
守りの東一中の守護神を務める辻も、これには触れる事すら出来ず。
横っ飛びになった拳は空を切り、ボールはゴールネットへと突き刺さるのだった。

ふらの 2−0 東一中

287 :森末(仮):2013/10/16(水) 22:57:47 ID:???
実況「決まった〜! 前半24分、ふらの中学追加点を取りました!
   決めたのはキャプテン、松山くん! 地を這う得意の北国シュートは早田くんを吹き飛ばし、
   見事にゴールネットへと突き刺さりました!!
   前半も終盤に差し掛かっていたこの時間帯、東一中はあまりにも手痛い失点です!」

観客「さっきの板野って奴のマグナムシュートも凄かったけど、これもすげぇな」「どっちが上なんだろ?」

藤沢「やったわ、町子! 松山くんが決めてくれたわ!」
町田「はいはい、ちゃんと見てますよ〜。
   しかし流石に強いわねぇ、ウチも。 このまま前半を折り返せればいいんだけど……」

次藤「板野のマグナムシュートに比べりゃ、威力自体は落ちるタイ。
   ばってん、あの地を這う軌道は中々止められるもんじゃなか」
佐野「そうですね」

このゴールに、ふらのの応援団は大きく声を上げて松山を褒め称え、
逆に東一中応援団は元気をなくしつつ、それでも必死に声を張り上げて奮起させようとする。
だが、客観的に見てもやはりこの2点目は東一中にとってあまりにも痛い失点であった。
守備を重視としたチームが、前半だけで2失点。
しかも早田のカミソリシュートは全く通用をせず、打開策も未だに見いだせないのである。

片桐「終わりですかね……」
見上「次のキックオフで1点を返せるかどうか、だな。 そうでなければ東一中がここから覆すのは厳しいだろう。
   しかし、東一中も危険な賭けを犯したものだ……」
片桐「早田のオーバーラップですか?」
見上「早くに同点に追いつきたい、その考え自体は間違っていないが、早田は東一中の守備の要だ。
   ゴールを奪えず、カウンターを決められればどうなるか……というのはわかりきっていた事。
   1点目の段階では早い時間帯だったのだから、焦らずゆっくりと時間をかけて攻めてよかった。
   ハイリスクハイリターンな選択をし、リスクだけが残った……と言えるだろう。
   (実力は確かなようだが……少しばかり頭に血が上りやすそうだな、あの早田は)」

288 :森末(仮):2013/10/16(水) 22:58:58 ID:???
松山「よーし、やったぞ皆! 前半が終わる前に2点差だ!!」
小田「ナイスシュート、キャプテン!」
金田「板野にキャプテン、2人もミドルシューターがいるんだもんなぁ。
   並のチームじゃ、防げないって」

早田「ぐ……くく……(2点差だとォ……? くそっ!)」
辻「(駄目だ……板野のマグナムシュートも、松山の北国シュートも……俺には止められない)」

そして、フィールドでは松山を中心としてふらのメンバーが歓喜の声を上げ、
東一中メンバーは大きく肩を落として電光掲示板に記されるスコアを見つめる。
彼らにも彼我の戦力差は既に十分わかっている。
未だに勝利はめざし、絶望はしていないが……それでも落ち込むなという方が無理な程の、残酷な点差であった。

板野「(さっきの早田のオーバーラップにはもう対処が出来るだろうし……。
    こっちはまだまだ追加点だって狙って行ける。
    この試合、貰ったも同然かな……? っと、皆に何か言っておこうか?)」

A.「ナイスシュート、松山! やっぱり北国シュートは凄いね!」 松山を褒める
B.「DF、ナイスブロックだったぞ! あれがあったからカウンター出来たんだ!」 DF陣を褒める
C.「みんな、油断するな! 相手はここから死にもの狂いで反撃してくるぞ!」 一同の気を引き締めさせる
D.「早田、大丈夫か?」 吹っ飛ばされ倒れている早田に手を貸す
E.「焦ったな、早田! 同点を急いでまんまと上がった結果がこれだ!」 早田の作戦を非難する
F.「(いや、別に何も言わなくていいや)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

289 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:59:38 ID:QkcmdvaE


290 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 22:59:47 ID:OVWJUQIY


291 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:26:33 ID:???
>B.「DF、ナイスブロックだったぞ! あれがあったからカウンター出来たんだ!」 DF陣を褒める
==================================================================================================
松山「ああ、そうだな! よくやってくれた、みんな!」
松田「お、おう!(ひえ〜、こっちに飛んできた……)」
本田「あれくらい、お安い御用さ!(あんまり目立ちたくないのに……)」

板野の言葉を聞き、続いて松山も声を張り上げてDF達の健闘を褒め称える。
あまり目立つ事を好まず、その他大勢をやっておきたい性格を持つ彼らも、
とりあえず表面上は板野達の声に応えるように手を上げるのだが……。

早田「………………」
佐瀬「(うう、恨みがましい目でこっち睨んでる……)」
近藤「(大阪の人ってなんでこんな怖そうなんだ……)」

当のシュートを打った本人、早田が鋭い眼光でこちらを睨んでいる事に気づくとその笑みも乾いたものになり、
冷や汗をかきながら早くハーフタイムにならないかとちらちらと時計を見るのだった。

早田「…………」
山田「ど、どうするんだ、早田? どうすれば……」
早田「ぎゃーぎゃー騒ぐんじゃねぇ、とにかく……とにかく前半で1点返すんだ。
   残り時間は少ない、思い切って攻め込む事自体は出来る」
佐々木「ああ、わかっているがどうやって……」
早田「いいか? まずだな……」

292 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:27:39 ID:???
実況「さあ東一中、前半でこれが3度目のキックオフとなります。
   なんとかして1点は返したい所ですが、何か打開策はあるのでしょうか?」

次藤「そんなもんがありゃ1点取られた段階で出しとるじゃろう。
   結局、東一中は早田がどうにかせんと駄目なチームタイ」
佐野「そうですね」
次藤「ばってん、比良戸はそんな事はなか。 ワシと佐野、攻撃と守備できちんと分担されとる。
   やっぱりサッカーは攻守のバランスタイ」
佐野「そうですね」

ピィーッ!!

小野寺「よし、みんないくぞ!」
三橋「おう!」

ダダダダダダダダッ!!

板野「今度はFWも上がってきたか……!」

そして再び審判の笛が鳴り、東一中のキックオフで試合が再開される。
起死回生の為に、このキックオフでなんとかしてゴールを奪いたい東一中。
ここで東一中は元々下がり目で守備参加がしやすいような配置となっていたFW3人が一気に攻め上がり、攻勢に出る。
先ほどとは違い、自陣に大量の敵が入り乱れる事態に板野は少しだけ圧されそうになるも、
気を落ち着けてどうしたものかと短い時間で考える。

板野「(残り時間を考えればボールを奪ってからの攻撃のチャンスは少なそうだけど……。
    ここでカウンターが決まれば、まず勝利は堅い。 どうしよう?)」

293 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:28:41 ID:???
A.「みんな、ボールを奪ってくれ! 俺は上がり目の位置で待つ!」 カウンターに備えて上がっておく
B.「ここは全員守備だ、守るぞ!」 守備に積極的に参加する
C.「最後に決めてくるのは早田なんだ! 俺がマークについてやる!」 早田のマークにつく
D.「最後に決めてくるのは早田なんだ! 松山、早田を防ぐんだ!」 松山を早田のマークにつかせる
E.「今こそ俺の寝釈迦のポーズを見せる時だ!」 寝釈迦のポーズをする

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

294 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:29:03 ID:c88fKcDM
A

295 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:29:27 ID:v6X66COw
A

296 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:30:06 ID:GivFTlyo
B

297 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:50:43 ID:???
>A.「みんな、ボールを奪ってくれ! 俺は上がり目の位置で待つ!」 カウンターに備えて上がっておく
=================================================================================================
松山「おう! さぁみんな、ここで止めて駄目押し点と行こうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

逡巡の末、板野はカウンターに備えて前線で待つことを決断した。
元々守備力自体は決して高いとは言えない板野。
それならばここは無理に守備に参加をせず、さらなる追加点を狙えるようにすべきだと判断をしたのである。
これをふらのキャプテンの松山は了承し、ここを防ぎ板野へとカウンターを繋げられるようにと全員に指示を送る。

実況「さぁ東一中、ここは速攻で1点を返しに行きます!
   ですがふらのも粘りには定評のあるチーム、数少ない時間でゴールを上げられるのでしょうか?」

ふらのメンバー「そっちいったぞ、チェックだ!」「これ以上進ませるな!」
東一中メンバー「くそっ、隙がない……!」「やっぱりこうなったら……」

早田「貸せ!」
井出「早田……頼むっ!!」

そして、やはり攻め手の無い東一中は攻めあぐね、結局早田へと頼るコトとなってしまう。
だが、早田自身もこれ自体は予め読んでいた事。
自分がいなくても攻められるのならそれでよし、そうでないのならば、やはり自分が起点になるしかないと覚悟は決めていたのである。

松山「よし、早田が来たぞ! ここで奪うんだ!」
早田「そうはいくかってんだ! カミソリパスだ!」

298 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:51:45 ID:???
先着2名様で、

★早田→カミソリパス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→早田のパスは小野寺に届いた! そのまま小野寺がセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、小田と中井で競り合い、中井がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

299 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:54:31 ID:???
★早田→カミソリパス 52 ( ハートQ )( 6 + 1 )=★

300 :森崎名無しさん:2013/10/16(水) 23:54:40 ID:???
★松山→パスカット 52 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( ダイヤ4 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★


301 :森末(仮):2013/10/16(水) 23:57:01 ID:???
判定表が逆になっていました……。
早田が+1で東一中有利なので正しくは以下、
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(中井がフォロー、小田と中井で競り合い、小田がフォロー)
中井がフォローで進めさせていただきます。

302 :森末(仮):2013/10/17(木) 00:20:50 ID:???
>★早田→カミソリパス 52 ( ハートQ )( 6 + 1 )=59★
>★松山→パスカット 52 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=58
> 金田→パスカット 47 ( ダイヤ4 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=58★
>=1→ボールはこぼれ球に。中井がフォロー
==================================================================================
ギュウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!

松山「くっ……カーブをかけたパスか!?」
金田「キャ、キャプテン……」
松山「金田、左へ飛べっ! うおおおっ!」

バチッ!

早田「なにィ!?」

カミソリシュートをパスへと応用した、カミソリパス。
急激なカーブ回転がかかったそれは流石の松山と言えど容易く奪えるものではなく、
一瞬松山はどうしたものかと迷いを見せる。
だが、ここで閃いたのは先ほど彼らが信頼する仲間たちがカミソリシュートを弾いた時の事である。
あの時、DF達はヤマ勘に任せ、それぞれシュートコースを予期してブロックの分担をした。
ボールの軌道が不明ならば、数をかけてコースを塞げるようにすればいい。
そう判断した松山は金田を左方向へ、己は右方向へと飛び上がり、ボールは金田の足に当たってこぼれ球となる。

実況「早田くん、カーブ回転をかけたパスでの突破を試みましたが、惜しくもこれは通らない!
   チームワークのふらの、それぞれが足りない部分を補いあい、中々東一中を攻め込ませません!」

見上「早田はカーブ回転をかける事、そのこと自体には優れているようだが、
   肝心のキック力や精度がまだまだ甘いな」
片桐「確かに、先ほどのは甘いコースでしたね……」
見上「(タックル自体には光るものがあった……あの一芸だけでも招集する意味はあるのだが……。
    更なる進化を求めたいものだな)」

303 :森末(仮):2013/10/17(木) 00:22:00 ID:???
中井「くっそぉ、早田のパスが止められるなんて……」
松山「よし、チャンスだ! 一気にプレスをかけろ!」
小田「松田!(2人がかりなら抜かれても俺だけの責任じゃなくなる……)」
松田「挟み撃ちだ!(せめてこぼれ球にしないとなぁ……)」

先着2名様で、

★中井→ドリブル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 松田→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中井がなんとか突破に成功! そのまま中央に向けてセンタリングを上げた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(東一中スローイン、近藤と小野寺で競り合い、佐瀬がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

304 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:27:33 ID:???
★中井→ドリブル 45 ( クラブ8 )( 5 + 5 )=★

305 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:27:38 ID:???
★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=
 松田→タックル 49 ( クラブK )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=★

306 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:27:43 ID:???
★中井→ドリブル 45 ( ハート10 )( 3 + 2 )=★

307 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:28:00 ID:Urw8VRWk
★中井→ドリブル 45 ( クラブ4 )( 6 + 1 )=★

308 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:28:14 ID:???
ついにやった

309 :森末(仮):2013/10/17(木) 00:30:00 ID:???
>>308 反則は低いカードの数字の方なので、中井くんのファウルになりますね。
カウンターチャンスなので、多分流されると思います。

本日はここで区切らせていただきます。
駄目押し点を決める、もしくは2−0のままハーフタイムに入ればダイジェストとなる予定です。
それでは。

310 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 00:41:41 ID:???
乙でした

311 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 01:38:56 ID:???
クラブの精「逃がさん・・・お前(とその周辺)だけは・・・」

312 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 11:06:09 ID:???
乙です。やっぱりトランプじゃなくてダイスだと本来の実力差がモロに出るなあ。
しかしエース2人、もうちょっと頑張れ。それでも決めてるからアレだが。

313 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 17:03:02 ID:???
若島津と戦う時に出なかっただけよしとしよう

314 :森末(仮):2013/10/17(木) 22:59:28 ID:???
>★中井→ドリブル 45 ( クラブ8 )( 5 + 5 )=55★ *反則発生*
>★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=53
> 松田→タックル 49 ( クラブK )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=57★
>≦−2→ふらのボールに。
===========================================================================
小田「(ん? こいつ、ドリブル俺より下手だな……これなら……)」
中井「(くそっ、このままじゃ後ろから追いつかれちまう!)」
松田「(小田のプレッシャーで足元からボールが離れてる。 これなら……)それっ!」
中井「うあっ!?」
松田「いてっ!」

なんとしてでも前半の内に1点を返しておかなければという思考は、
東一中のMF――中井に必要以上のプレッシャーをかけてしまっていた。
後方からやってくる小田の圧力により注意が散漫になっていた中井のボールを、松田はいとも簡単にカット。
勢い余って中井はそのまま松田に接触してしまうが、審判は一瞬眉を顰め笛に手をかけながらも吹く気配は見せない。

松山「(反則自体は取っている……アドバンテージを取ってくれたか。
    確かに、ここでカウンター出来れば……!)松田、板野に渡すんだ! 一気にカウンターだ!」
松田「はい! それっ、板野!」
早田「く、くそォォォッ!!」

この様子を見て松山は瞬時にボールを奪った松田に指示を飛ばし、松田は素直に板野へとボールを渡す。
前線で待っていた板野へのボールはロングパスとなってしまったが、
全員前かがみとなっていた東一中はこのパスをカットする事が出来ず、そのまま板野が綺麗に胸でボールをトラップする。

実況「東一中、反撃の狼煙を上げる事は出来ない!
   ボールはふらのDF、松田くんにカットされCFWの板野くんへと渡りました!
   東一中、全員攻撃していた為かすぐにチェックにいけないぞ!」

315 :森末(仮):2013/10/17(木) 23:00:32 ID:???
板野「ナイスプレイ、松田!(よし、このまま一気にゴールだ!)」

ギリギリオフサイドを取られない位置取りをしていた板野は、
ボールを持った途端に迷う事なく東一中ゴールを狙いに単身で攻め込んだ。
当然ながら東一中はここで失点したらいよいよ勝機が無くなってしまうと急いで戻り始めるも、
板野に追いつけたのはDFの山田とMFの倉持のみ。
しかも東一中のバイタルエリアへと入り込む寸前、アタッキングエリアギリギリでの事である。

山田「これ以上失点なんてしてたまるか! 俺達は守りの東一中なんだ!」
倉持「ここで止めて……後半に望みを!」
板野「(抜く……抜いて2点目、駄目押しだ!)」

先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★倉持→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が東一中守備陣を抜いた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、山室と佐々木で競り合い、佐々木がフォロー)
≦−2→東一中ボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>310 乙ありです。
>>312-313 地力ではやはりふらのもかなり高いです。

316 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:01:19 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( クラブ5 )( 4 + 5 )=★

317 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:01:35 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ハート9 )( 2 + 1 )=★

318 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:03:37 ID:???
★倉持→タックル 46 ( クラブ7 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 山田→タックル 47 ( ダイヤJ )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=★

319 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:09:48 ID:???
焦ったか

320 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:21:17 ID:???
怪我させてないのはまだ救いか

321 :森末(仮):2013/10/17(木) 23:43:51 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブ5 )( 4 + 5 )=61★ *反則発生*
>★倉持→タックル 46 ( クラブ7 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=58
> 山田→タックル 47 ( ダイヤJ )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→板野が東一中守備陣を抜いた!……筈が板野の反則。
=======================================================================
何度も言うように、板野の実力はふらの中学でも屈指のものである。
キャプテンである松山には及ばないまでも、この1年と少しで磨き上げた能力は高く、
間違いなく全国でも有数の名選手と言える程の実力者であった。

板野「うおおおおおおおおっ!!」
倉持「え、ちょっ!?(つ、突っ込んできた!?)」

ガァン!! ピピィーッ

板野「いたっ!?」
倉持「ぐっへ……」

しかし、実力はあっても試合勘というものは数をこなさなければ身につかないものである。
そして、それは1年ぽっきりしかサッカーをしていない板野には、まだまだ足りないもの。
相手の動きを読めず、無闇に強引な突破をした板野は倉持と正面衝突をしてしまい、
そのまま尻もちをついて倒れながら審判の反則を取る笛の音を聞くのだった。

実況「これは板野くん、焦ってしまったのでしょうか?
   誤って敵の守備に体当たりをしてしまい、反則を取られました!
   駄目押しの追加点かと思う場面でしたが、惜しくも突破はなりません」

見上「荒いプレイだな……パワーを生かした突破がしたかったのはわかるが……」
片桐「追加点を自分が取りたい、という焦りがあったんでしょう。
   前半終了間際、ここで点を取れば後半はもう1点取るだけでハットトリック達成です。
   ハットトリックはFWにとって最高の勲章ですからね」
見上「GKにとっては悪夢のような事だがな……」

322 :森末(仮):2013/10/17(木) 23:44:54 ID:???
審判「君、今のは不注意が過ぎるぞ。 強引に突破を試みるのはわかるが、
   明らかに君から当たりに行っていたからな」
板野「す、すみません……」

不幸中の幸いとも言うべきか、板野の反則は注意こそされカードは出なかった。
先ほど東一中の中井が反則を流されており、
また、板野の反則が故意によるものでは無いと判断された為によるものだが、
当然ながら突破に失敗をした板野は手放しで喜べる筈もない。

板野「ごめん皆、折角の駄目押し点のチャンスだったのに……」
松山「気にするな、反則はどうしてもつきものだからな」
山室「そうそう、焦るコトないって(他が失態犯してくれれば後々俺がしても見逃してくれそうだし)」
小田「まだこっちが2点差で勝ってるんだからさ(勝ちゲーっぽいしな)」

仲間たちに謝る板野であるが、周囲はそれを優しい声で励まし前半最後の守備に戻る。
一方でなんとか3点目を阻止出来た東一中はほっと安堵の溜息を吐くも、
決して状況が好転した訳ではない事はわかりきっており、一様に難しい顔をしながら敵ゴールを睨みつける。

早田「よくやった、倉持。 いい反則だ」
倉持「ありゃ向こうから当たりに来た感じだけどな……。
   でもどうする? かなり深くまで攻め込まれちまった、ここから攻撃成功するのは骨だぜ」
早田「……これ以上は怪我も怖い、前半は流して後半に賭けるぞ。
   最悪、ボールを奪って遠目から板野や松山が打ってくる可能性だってあるんだからな」

そして、東一中の主将である早田誠はこのフリーキックからの前半最後の攻撃を断念した。
カミソリシュートもカミソリパスも通じず、既にこちらの手は殆ど種切れ。
無理に攻め込み板野や松山がロングシュートを打ってくる可能性も否定できず、
ある意味では逃げの一手を打つ事になるのだった。

早田「(このまま終わってたまるか……! なんの為に大阪からわざわざこんなトコまで来たと思ってやがる!)」

それでも早田は試合を諦めていなかったが、既についた点差と手の内の差は埋める事は容易いものではなかった。

323 :森末(仮):2013/10/17(木) 23:47:05 ID:???
森末「はい、それじゃあここからダイジェストに移るよ。
   前半終了時点で2点差、地力や得点差からここからの東一中の同点、逆転は難しいと判断したよ。 それじゃあカードを引いておくれ」

先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★
★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card★
★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★
★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★
★早田の意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤ・ハートの時、2得点でハットトリック。スペード・クラブの時は1得点です。
 JOKERが出た場合は5点を取りダブルハットトリック。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤ・ハート・スペードの時、1得点します。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

【早田の意地】
JOKER→早田「こうなったら開発中のカミソリヘディングだ!」 なにィ!?
ダイヤ10以上→後半は松山と板野を高い確率で封じ込めた!松山・板野の得点−1。更に二枚刃カミソリで1点を返す!
ダイヤ9以下・ハート→後半は松山を封じ込めた! 松山の得点−1。更に二枚刃カミソリで1点返す!
スペード→二枚刃カミソリで1点返す!
クラブ→カミソリパスでチャンスを作るもFWがシュートを止められる!

324 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:47:25 ID:???
★板野の得点→ ハート9 + 4

325 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:47:48 ID:???
★板野の得点→ ダイヤ8 + 1

326 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:48:26 ID:???
★松山の活躍→ スペード3

327 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:48:29 ID:???
★松山の活躍→ ハート7

328 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:49:13 ID:???
★小田の活躍→ スペード7
 山室の活躍→ ダイヤQ

329 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:49:33 ID:???
★若松の活躍→ JOKER
 金田の活躍→ ハート8
 加藤の活躍→ ハート5

330 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:50:27 ID:???
★本田の活躍→ ハート9
 松田の活躍→ ハートA
 近藤の活躍→ クラブJ
 佐瀬の活躍→ クラブ2

331 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:50:38 ID:???
★早田の意地→ ダイヤJ

332 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:51:52 ID:???
味方が技を覚えるのは頼もしい。
早田は意地を見せたな

333 :森崎名無しさん:2013/10/17(木) 23:52:01 ID:???
ハットトリック取り消しか

334 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 00:19:58 ID:???
これなら早田の代表入りは固そうだな

335 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 00:23:58 ID:???
うん、ここで早田が活躍してくれてむしろホッとしてる。
これなら健闘を称えてもそこまで嫌味にはならないな。

336 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:23:26 ID:???
>★板野の得点→ ハート9 + 4 ★
>★松山の活躍→ スペード3 ★
>★小田の活躍→ スペード7
> 山室の活躍→ ダイヤQ ★
>★若松の活躍→ JOKER
> 金田の活躍→ ハート8
> 加藤の活躍→ ハート5 ★
>★本田の活躍→ ハート9
> 松田の活躍→ ハートA
> 近藤の活躍→ クラブJ
> 佐瀬の活躍→ クラブ2 ★
>★早田の意地→ ダイヤJ ★
>板野は1得点、4覚醒ptを入手。若松が覚醒しスキル・タックル+2を習得。
>早田→後半は松山と板野を高い確率で封じ込めた!松山・板野の得点−1。更に二枚刃カミソリで1点を返す!
=======================================================================================================
後半に望みを託し、前半はそのまま流した東一中。
しかし、ハーフタイムを挟んだ彼らに、この状況から逆転をする起死回生の秘策は思い浮かばなかった。
東一中とは守備にも攻撃にも大きく早田に依存をしているチーム。
その早田が前半でいいように封じられてしまった以上、それも致し方の無い事ではあった。

だが、かといって東一中が完全に諦めたかと言えばそういう訳でもなかった。
2点差の壁は大きいが、それでもまだ望みはある。
同点にしてPK戦に持ち込めば、まだ勝ち目はあると全員が信じていた。

松山「よし、貰った!」
早田「何が貰っただ……! もう勝った気でいるんじゃねぇええええええ!!」

ズザアアアアアアアアアッ!! バシィッ!!

松山「なっ、なにィ!?」
小田「キャ、キャプテンが……止められた!?」

337 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:24:33 ID:???
今大会、キープ力はNo.1であるとの前評判を受けている松山にボールが渡った途端、
鋭い切れ味のスライディングタックル――通称『カミソリタックル』を浴びせる。
2点差により慢心をし、また早田が松山のマークを外れたとあってボールは松山に集まっていたのだが、
それを突く巧妙な守備であった。

見上「ほう、あの松山からボールを奪うか」
片桐「油断さえしていなければ、あのタックルの技術は随一でしょうね。
   タックルだけに関して言えば、大友の中山も超えているでしょう」

藤沢「…………松山くん」
町田「ああん、惜しい! もうちょっとで抜けたのに!」
藤沢「…………」チャキ

次藤「ごつかスライディングタイ。 佐野、お前なら抜けたと思うか?」
佐野「そうですね……。 ……ちょっと厳しいかな」
次藤「ふ、まあごつか相手がいればそこを避けるのもサッカータイ。
   ほれ、ふらのも丁度そういう風にしちょるタイ」

早田がボールをカットしても尚、試合はふらのペースで動いていた。
この試合、地味ではあるが右サイドハーフの若松が堅実に守備に精を出し、相手の攻撃の芽を上手く摘み取っていたのである。
東一中の早田と、ふらのの板野と松山。
彼らのエース対決は後半戦やや前者に傾きつつあったが、その脇を固める選手たちはふらのの方に軍配が上がりかけていた。

実況「これは上手い、若松くん綺麗なスライディングタックルでボールを奪い返しました!
   チームワークのふらの、全員でキャプテンである松山くんをフォローします!」

若松「(こんだけ活躍すれば後になってポカしても大目に見て貰えるよな? っと、そろそろシュートチャンスだ!)
   それっ、板野!」
板野「ナイスセンタリング!」

338 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:25:51 ID:???
そして、後半12分……ふらののエースストライカーである板野に絶好のシュートチャンスがやってくる。
得意とする低い弾道のパスが、板野の右足目がけて綺麗に飛んできたのだ。
当然ながら板野はこれを決めて一気に東一中を突き離そうとするのだが……。

早田「やらせるかァァアアアッ!!」
板野「そ、早田!? うおっ!?」

バキィィィンッ! バァンッ!!

実況「あーっと!? これは板野くん、シュート失敗!
   後方から追いついてきた早田くんが強引にクリアーに行き、ボールは空中へと跳ね上がりました!
   これを東一中GK、辻くんがガッチリキャッチ! 東一中、首の皮一枚でなんとか失点の危機を回避しました!」

早田「いつでも点を取れるなんて甘い事思ってんじゃねぇぞ! 俺達は守りの東一中!
   そして、俺はエース殺しの早田誠様だ!!」
板野「うっ……(そういえば早田、クリアーも上手いんだった……)」

守りの東一中、そして大阪ではエース殺しとして怖れられていた早田。
そのプライドは実力相応に高く、これ以上の失点だけは許せないとあからさまに敵対心を板野達へと向ける。
この凄まじい気迫に板野は思わず圧されそうになり……。
ふらの中もここまで攻め込んで、急に点を取れなくなったことでテンポを崩し始め連携が悪くなる。

松山「みんな、落ち着いて行くんだ! 勝っているのは俺達なんだぞ!
   焦らず、ゆっくりボールを回していけ!」
山室「オ、オッケー……」
早田「いつまでもチンタラやってるな!!」

ズザァァァアアアアアアアアアアッ!! バシィッ!!

山室「うっ……し、しまった!?」
松山「くっ……早田!?」
早田「勝つのは俺達……東一中なんだよォ!!」

339 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:27:03 ID:???
この好機を見逃さず、浮足立つふらのからボールを奪い上がり始めたのは早田である。
本来ならばスイーパーの位置にあった彼はサイドでボールを持っていた山室から素早くボールをカット。
そのままFWとワンツーを交わしてスピーディに速攻で攻め上がり、松山が来る寸前に右足を振りかぶる。

松山「加藤、また例のカーブをかけたシュートが来るぞ! 気をつけろ!」
板野「(カミソリシュート……いや、これで打つのは2回目……って事は……)ま、待て松山! これは……」
早田「俺のカミソリは二枚刃よ! うりゃあああああっ!!」
加藤「(コースさえ読めれば、威力自体は……って)」

ギュグウウウウウウウウウウウウウンッ!!

加藤「ぎゃ、逆だとォ!? く、くっそォ!!」

バシュウッ!! ピピィーッ!!

そして放たれたのは早田の切り札、『二枚刃カミソリ』
普段のカミソリシュートとは逆方向に曲がり、
更にカーブ回転の鋭いこのシュートは既に『カミソリシュート』を見ていた加藤の完全に裏をかき、
サイドネットへと突き刺さり、ようやく東一中が反撃の狼煙を上げる。

早田「どうだァ! まだまだ、まだまだ俺達はやれるぞ!
   このまま一気に同点、そして逆転してやろうぜ皆!!」
東一中メンバー「「「おう!」」」

松山「二枚刃カミソリ……逆回転のカーブ……(完全に気づけなかった……)」
板野「(1点差……)」

見上「隠し持っていた切り札を、土壇場で出してきたか」
片桐「どうでしょう、見上さん。 東一中が同点に追いつく可能性は?」
見上「……いや、難しいな。 先ほどの板野と松山を止めたのも、そしてゴールを決めたのも早田一人での活躍だ。
   彼の実力は確かに高い、それは疑うべくもないだろうが……すぐに対策は取られてしまう。 あのようにな」

340 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:28:18 ID:???
松山「板野!」
板野「ああ、わかってる!」
早田「(畜生、サイドに散りやがって!)」

1点差に詰め寄られたふらのは、守りに入る事も無く攻勢に出た。
この勢いのまま守りに入っては、このリードを覆されてしまう可能性もある。
それよりも更に追加点を決め、リードを広げておこうとしたのだ。
そして、ふらのが取った戦術は単純明快――2人のエース、板野と松山を別々のサイドでプレイさせたのである。

見上「早田のボールカット能力は秀でている、それは間違いない。
   だがそれならばカットさせないようにすればいいだけだ。
   板野にも、松山にも、ミドルシュートがある。 ボールが渡れば即座に撃てるシュートがな」
片桐「サイドに配置をすれば、早田は対応出来ない……という事ですね」
見上「どれだけ凄かろうと早田の身体は1つのみだからな」

早田「(ボールを運んでる奴から奪いにいく……ロングパスで逃げられるに決まってる!
    ゴール前でブロック……駄目だ、俺じゃ止められるかどうかわかりゃしねぇ!
    ヤマ勘でパスを出す瞬間に走るしかねぇ! くそ!! こっちでどうだ!)」
金田「(よし、頃合いだな!)板野!」
早田「く、くっそぉおおお!!」

これに対して早田はヤマ勘で守備に当たり、松山にボールが渡ると踏んで彼の元に向かった。
板野と松山とでは、松山の方がキープ力は優れている。
己のタックルを恐れるふらのが頼るなら、松山にパスを出すと読んだのである。

だが現実にパスが出されたのは板野だった。
ふらのがここで頼ったのは松山のキープ力ではなく、板野の決定力だったのである。

341 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:29:32 ID:???
実況「さぁ後半24分! ここでボールはサイドに移動をしたふらのストライカー、板野くんへと渡ります!
   早田くん、判断を誤ったかカットに間に合わない!
   板野くん、迷う事なく右足を振りかぶってシュートに行く! これは出るか、マグナムシュート!?」

板野「これで終わりだ! くらえっ、マグナムシュートォォオオオオッ!!」

ブオンッ! ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

東一中DF「「「ぐ、ぐべええええええええええっ!?」」」
辻「うぎゃああっ!?」

バゴォンッ!! バシュウウウウッ!! ピピィーッ!!

早田「ああ……」
松山「よし……ナイスシュートだ、板野!」

そして放たれた板野のマグナムシュートは、
間に入った者すべてを弾き飛ばしゴールネットを突き破りゴールをした。
早田はその光景を見て小さくうめき声を上げてからゆっくりと俯き、ため息を吐き。
松山は握りこぶしを作って笑みを浮かべ、勝利を確信した面持ちで板野に声をかけるのだった。

後半終了間際まで、その後も東一中は懸命にプレイをした。
それでもやはり先ほどの失点で緊張の糸が切れていたのか満足の行く攻撃は出来ず、
そのまま試合終了を告げる審判の笛が鳴り響くのだった。

ピッピッピィーッ!!

ふらの 3−1 東一中

342 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:30:33 ID:???
実況「試合終了! 東一中、後半はふらのに一時は追いつくかという程の粘りを見せましたが、
   やはり粘りではふらのも負けてはいなかった!
   1点を奪われたすぐ後、エースストライカーの板野くんのマグナムシュートが決まり再度突き放す追加点!
   試合は3−1でふらの中学が勝利し、2回戦へと駒を進めました!」

観客「やっぱりふらのが勝ったか」「でも東一中も惜しかったな、追いつくかと思ったぜ」

町田「ふぅ……一時はどうなる事かと思ったけど、勝てたわね」
藤沢「松山くんが素敵だったわ」

次藤「東一中の早田ちゅう奴もやはりごつか男タイ。
   あともう1人、頼りになるような奴がいれば……結果は変わっていたかもしれんなぁ」
佐野「そうですね」

片桐「どうです、見上さん? あの早田は」
見上「全日本にはDFが少ないからな、当然ながら選考には入るだろう。
   それに君の言っていた板野……やはりあの威力のシュートが打てるという1点だけでも有望そうだな」

結果的に、試合は3−1でふらのの勝利となった。
この結果だけを見ればふらのが順当に勝ち上がったと見てよいかもしれないが、
実際の所は早田一人を相手に2点差でしか勝てなかったと言える。
これを早田の奮闘がふらのに一矢報いたと見るか、ふらののエース2人が調子が悪かったと見るかは人によるだろうが、
少なくとも見ていた観客たちの大多数は前者であると判断をしたようである。

343 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:31:37 ID:???
松山「よーし、初戦突破だ! みんな、この勢いのまま優勝だぞ!」
近藤「おう!(早く北海道に帰りたいんだけどなぁ……あち〜)」

早田「…………(3−1か。 くそっ、守りの東一中が3失点かよ)」

そして、試合終了後のフィールドでは両チームの者達が対照的な態度で試合結果を受け止めていた。
松山達は当然ながら初戦の突破を(一部は表面上だけだが)喜び、
逆に早田は歯噛みをしながらスコアボードを睨みつけ面白く無さそうに地面を蹴って鼻を鳴らす。

板野「(機嫌悪そうだなぁ、早田……まぁ、負けたんだもんな。
    後半活躍をしてたからって、それでも試合に負けたら意味がないんだ……。
    どうしようかな)」

A.松山達の話に入る
B.早田に話しかける
C.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

344 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 01:32:35 ID:NUfNiSH2
B

345 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 01:34:12 ID:rl05ZYcs
B

346 :森末(仮):2013/10/18(金) 01:58:31 ID:???
>B.早田に話しかける
===============================================================
板野「(いや、怖そうだと思って引っ込んでちゃ駄目だ。 勇気をもって人付き合いしよう!
    これから長い付き合いになりそうだし……)早田!」
早田「ん? ……おう、板野か」

機嫌が悪そうにしている早田に話しかけるのは勇気のいる行為であったが、
それでも板野は今後の付き合いを考え早田に話しかける事にした。
すると早田は決して試合後に遺恨を残すようなタイプではないのか、
笑顔という訳にはいかないもののなんとか不機嫌な表情を抑えて板野の声に反応を見せる。

早田「ちっ、試合前は引っ込むだけ引っ込んどいて、始まりゃあんなシュートを出すんだもんな。
   やってくれるぜ」
板野「あはは……」
早田「まあ去年中西からゴールを奪ったってのは知ってたから警戒はしてたけどよ、ありゃ予想外だぜ」
板野「(思った以上にはいい反応……なのかな。 素直に俺の事褒めてくれてる。 さて、何を話そう?)」

A.「試合開始前から布石は打てるだけ打てないとね」 試合前の姿は作戦のうちだと説明する
B.「早田こそ凄かったよ。殆ど1人だけで戦ってたもんだもんね」 早田の事を褒める
C.「そういえば府大会での中西の調子はどうだったんだ?」 中西の事を尋ねる
D.「もう少しパスの精度やキック力を鍛えないと折角のカミソリ技も宝の持ち腐れじゃないか?」 早田の欠点を指摘する
E.「早田なら代表でも頼りになるSBになりそうだね。 Jrユースの合宿で会おう」 早田と合宿での再開を約束する
F.「エース殺しって割に、後半はともかく前半は俺と松山にいいようにされてたね」 エース殺しとはなんだったのか
G.その他 板野くんに言わせたい言葉を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

347 :森末(仮):2013/10/18(金) 02:01:48 ID:???
ここで一旦区切らせていただきます。
それでは。

348 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 02:02:57 ID:HFR2ifWU
A

349 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 02:03:36 ID:VjxSD/GA
B

350 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 02:04:14 ID:919Fa5bc


351 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 16:41:35 ID:???
中西代表に呼ばれる呼ばれない以前にうどん屋になってしまうのかな
本編若島津みたいにDF中西とか見てみたい、このスレの若島津はダメ林と張りあってもらいたいし

352 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 16:48:31 ID:???
順当に行けば代表GK3枠の残り一人は森崎だろうから、中西は余程のことがないと無いだろうね

353 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 16:49:41 ID:???
おっと、森崎はいないんだった。
南葛のGKがモブなら呼ばれる可能性あるか

354 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 21:13:59 ID:???
第三のキーパーって普通用意するのかな、と思ったけど三上さんだから正直どうなるか分からんわ。
若林がやる気満々のはずだから、3人目のキーパーは必要ないはず。
というかこのバヤシさんだと、いても難易度的にはあまりやさしくならないから大丈夫。

355 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 21:15:53 ID:???
スペ体質とメカじゃない島津なら3人目は普通に必要じゃね?
そして中西がうどん屋行きなら加藤にワンチャンあるな。

356 :森末(仮):2013/10/18(金) 23:10:21 ID:???
>A.「試合開始前から布石は打てるだけ打てないとね」 試合前の姿は作戦のうちだと説明する
========================================================================================
大会の初戦、警戒をさせない事に越した事はない。
実際に板野はそう判断をして試合開始前の松山と早田の間に割って入らず、
試合の中でマグナムシュートを放ち東一中の守備を粉砕した。
そのことを素直に打ち明けると早田は納得をしたように頷く。

早田「まあ、してやられちまった……って言う所なんだろうな。
   あれがあるとわかってりゃ、松山マークに重点を置かなかったのによ」
板野「それが戦略ってものだよ」
早田「ちげぇねぇ」

その後、二、三言葉を交わして板野は早田と握手を交わすとベンチに戻る。
そして、そのタイミングを見計らった訳ではないのだろうが、
松山は仲間たちとの喜びから離れると今日の試合で強敵であった早田と会話を交わすのであった。

357 :森末(仮):2013/10/18(金) 23:11:45 ID:???
松山「よう、早田」
早田「今度はキャプテンの登場か。 負けたチームのキャプテンに何の用だ?」
松山「そう言うなよ……確かに俺達が勝ったけど、それはやっぱりチームワークの差だ。
   お前個人の力は、俺も認めてるんだぜ?
   うちも全国大会の常連って言われてるからわかるけど、俺のキープからボールを奪える奴なんて全国ではそうはいないよ。
   それをお前は完璧に奪ってみせたんだ。 ハッキリ言って、俺からしてみれば試合に勝てはしたけどお前に勝った気はしないよ」
早田「そ、そうか? まあ自分で言うのもなんだが、エース殺しの早田って異名で関西じゃ名の知れたもんだからな」

この時松山は素直に早田のボールカット能力を褒めた。
陽気な性格で知られている早田はこの言葉を受け止めて気を良くし、
負けたばかりだというのに表情をにんまりとさせて照れくさそうに頭をかく。

早田「絶対に優勝しろよ、そうすりゃ俺達との試合が事実上の決勝戦なんて言われるかもしれねぇんだからな」
松山「ああ!」
早田「じゃあな。 よーし、皆、メソメソすんな! 俺達は精一杯戦ったんだ、胸張って帰ろうぜ!」

すっかり機嫌を良くした早田は、その持前の明るさを持って項垂れる仲間たちに喝を入れ、去っていった。
こうして今大会の新進気鋭、エース殺しの早田誠は1回戦で姿を消してしまうのだった。

358 :森末(仮):2013/10/18(金) 23:12:49 ID:???
中西「(ようやった、早田……あの板野のマグナムシュート、それに松山の北国シュート。
    打たれたら終いなミドルシューター達を相手に2点差やったら上出来やろ。
    お前は大阪の誇りやで)」

そしてこの光景を感慨深げに見ていたのは大阪府大会、
東一中に敗れ全国出場を果たせなかった難波中の主将――日本におけるNo.2キーパーと言われる中西である。
彼は全国大会には出場を出来なかったものの、自分を破った東一中と去年辛酸を舐めさせられたふらの中学。
自分にとって因縁のある両チームの試合を一目見ようと、この埼玉・大宮サッカー場に足を運んでいたのだ。

片桐「中西くんだね?」
中西「へっ? ……誰でっか、あんさん?」

そんな中西に突然声をかけたのは、近くで観戦をしていたサッカー協会役員――片桐である。
この暑い中サングラスに背広というなんとも怪しい恰好をした人物に声をかけられ中西は少し警戒をするも、
すぐに片桐が名刺を差し出すとその警戒も解く。

中西「サッカー協会の偉いさんでっか。 それで、ワイに何の用で?」
片桐「君も聞いているだろう、この大会が終わった後、
   全国大会の選手たちを選考し日本代表Jrユースを作り上げ、世界へ進出するという話を」
中西「はぁ……せやけどワイには関係ない話でっしゃろ。 ワイは府大会で負けてますし……」
見上「必ずしも、全国大会で出ていない選手は招集しないという訳ではない」
中西「……えーと、あんさんは?」
片桐「こちらはその全日本Jrユースの監督を務める事となる見上辰夫さんだ。
   このたび、ヨーロッパへのコーチ業の研修から戻り今大会の選手たちを視察する為に足を運んでもらっている
中西「か、監督さんでっか!?」

いきなり日本サッカー協会のお偉いさん2人と出くわしてしまった事に中西は驚愕をし、
その巨体を揺すりながら落ち着かない様子を見せる。

359 :森末(仮):2013/10/18(金) 23:14:08 ID:???
見上「大友の中山も全国には結局一度も姿を見せなかった……だが、その実力は誰しもが認める所だ。
   君は去年までは全国にも出ており、そういう意味では中山よりも大いにチャンスはある」
中西「ほ、ほんまでっか!?」
見上「無論、まだ選考中だから明かせないがな……。 ただ、用意だけはしておいてくれ。
   君の夏は、もしかしたらあの府大会で全てが終わったわけではないかもしれないからね」
中西「は、はい!」
見上「(もっとも……今のままだと第三キーパーとしてしか使い道は無いだろうがな)」

こうして板野達が与り知らぬ所で、中西が悪い大人たちと話をしている頃。
一方で別の競技場では南葛、東邦のそれぞれの試合が行われていた。
その結果はといえば……。

先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート・スペード→2得点!
クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。
【井沢・滝・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→2アシスト1ゴール!
ハート→1アシスト1ゴール!
スペード・クラブ→奇数で1アシスト、偶数で1ゴール

360 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 23:14:50 ID:???
★来生の活躍→ スペード6
 反町の活躍→ ダイヤJ

361 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 23:15:03 ID:???
★来生の活躍→ ハートJ
 反町の活躍→ ハート5

362 :森崎名無しさん:2013/10/18(金) 23:15:09 ID:???
★井沢の活躍→ スペードJ
 滝の活躍→ スペード9
 小池の活躍→ クラブ2

363 :351:2013/10/18(金) 23:20:08 ID:???
やったぜ。

364 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 00:07:29 ID:???
まさかの反町が得点王
本編同様に同率得点王になるか

365 :森末(仮):2013/10/19(土) 00:46:59 ID:???
>★来生の活躍→ スペード6 =2得点
> 反町の活躍→ ダイヤJ =ハットトリック★
>★井沢の活躍→ スペードJ =1アシスト
> 滝の活躍→ スペード9 =1アシスト
> 小池の活躍→ クラブ2 =1ゴール★
===============================================================================
今日の試合、南葛・東邦の両ストライカーは好調。
来生は2得点、反町はハットトリックを決める活躍をし大差を上げて勝利した。
当然ながらそのストライカーたちを補佐する井沢、滝、小池の活躍も見逃せない。
また、今大会攻撃力では随一と言われる花輪は立花兄弟がそれぞれ2ゴール2アシストを決めるのだった。

〜大会得点王ランキング〜

3得点 反町
2得点 板野、来生、政夫、和夫
1得点 松山

〜大会アシスト王ランキング〜

2アシスト 政夫、和夫
1アシスト 井沢、滝、小池、山室

366 :森末(仮):2013/10/19(土) 00:48:37 ID:???
こうして試合を終えたふらの中学は、疲れた体を休める為にと早々に宿に戻った。
2回戦で当たるであろう錦が丘は明日に試合が組まれており、偵察する中学は殆ど無い。
板野も仲間たちと共に疲弊した体を癒す。

板野「ところで明日は試合が無いけど、俺達はどうするの?」
松山「近くの学校を借りて練習だ。 俺は一応2回戦で当たるだろうチームの偵察に行ってくるけどな」
板野「ふーん(短期間での練習だと成果は出そうにないなぁ……)」

次の日からの予定を聞きつつゆっくりと過ごし、時刻は夜。
夕食を終えた板野はそういえば、と思い返す。

板野「(森末に一応今日の結果を報告しておこうかな?)」

自分の荷物に紛れてこの埼玉までやってきてしまった、キャプテン森崎の精霊――森末。
しばらくはこの付近に身を隠していると言っていたが、
やはりその無事をこの目で確認をしなければ不安はあり、今日の試合の事を報告しておきたいという気持ちもあった。
早速板野は人目を避けて外に出ると、頭の中で森末を呼び出す。
すると近くにいたのか森末は茂みからひょっこりと顔を出し、2人は宿舎の裏手へと回る。

森末「やぁ久しぶりだね、板野。 今日試合だったみたいだけど、どうだった?」
板野「うん、勿論勝ったよ! 俺もマグナムシュートを初めて全国大会でお披露目出来たしね!」
森末「それはよかった、ハットトリックくらいはしたのかな?」
板野「いや……それは出来なかったよ。 やっぱり早田は強いね……。
   シュートに対して無力かなと思ったけど、ボレーシュートを弾かれちゃった」
森末「……早田? ちょっと待って、板野。 君、東一中と対戦したのかい?」
板野「? そうだよ?」
森末「………………」

367 :森末(仮):2013/10/19(土) 00:49:53 ID:???
板野が今日の試合について語ると、始めのうちは森末も笑顔で聞いていたのだが……。
早田――東一中と対戦をした、という事実が語られた途端、その表情は一変。
驚きに目が見開かれ、次いで困惑をしたかのようなものへと変貌をする。

板野「ど、どうかしたの?」
森末「……トーナメント表ってもうわかってるよね?
   板野、君なら誰と対戦をするかわかってるんじゃないか? 君の予想だとどうなると思うんだい?」
板野「えっ、と……丁度原作や本編での南葛と殆ど同じだよ。
   2回戦は多分錦が丘、3回戦が花輪で4回戦が比良戸。 準決勝の位置に東邦がきて、決勝は南葛だと思う」
森末「……完全に今大会の要注意チームばかりだね」
板野「うん……」
森末「そうか……」

そして、確認をするように今大会でふらのが当たるであろうチームの事を聞くとしばらく考え込んでいたが……。
すぐにいつもの笑顔に移り変わると、板野に向けエールを送る。

森末「まあ、強敵ばかりがトーナメントで争う相手になるのは主人公の常さ。
   大丈夫、ふらの中は強いからね。 きっと勝てるよ」
板野「うん! ありがとう、森末!」
森末「それじゃあ僕はもう行くよ。 明日からも頑張ってね!」

その後、板野に別れを告げた森末は姿を消し、
板野もまた宿舎へと戻り明日に備えて就寝をする。
大会一日目の夜、板野はまずは初戦突破の喜びに包まれながら床につき……。
しかし、森末の様子に漠然とした不安を覚えつつ眠りにつくのだった。

368 :森末(仮):2013/10/19(土) 00:50:56 ID:???
そして次の日、板野は近くの学校のフィールドで汗を流していた。
今日は試合が無いとはいえ、やはり少しは体を動かしていなければ万全の状態で次の試合にも臨めない。
連携の確認など軽い練習を中心として行い、板野達は調子を整えるのだが、
昼前……丁度練習の休憩時間となった所で、松山はユニフォームから学生服に着替えて偵察に向かう準備を始める。

松山「それじゃあ監督、偵察に行ってきます」
監督「ああ、すまんな松山」
松山「いえ、大丈夫です。 これもキャプテンの務めですからね。
   それに、一人じゃないですし……」

言いながら松山が視線を移すと、そこには松山と同じく出かける準備を整えた藤沢の姿がある。
しっかりしたタイプの松山とはいえ、やはり不慣れな都会で中学生を1人で行動させるというのは監督としても不安がある。
どうしたものかと考えていた所を町田に勧められ、
昨年共に試合を偵察に行った事もあってか藤沢も松山についていく事となっていたのだ。

監督「会場は近くだから迷わんとは思うが、気をつけろよ」
松山「はい。 東京は車がやたらと多いですけど、安全には十分注意します」
板野「(あ、松山もう偵察に行くのか。 確か藤沢と一緒に行くみたいだったけど……)」

A.「監督、俺も偵察について行かせてください」 自分も偵察に行くと進言する
B.「(いや、残って皆がサボらないか目を光らせておこう)」 残って練習をする
C.「待って下さい、藤沢よりも町田の方が偵察に向いていると思います」 メガネパワーを信じる
D.「偵察の必要は無いんじゃ? あまり名前を聞いた事のないチーム同士の試合ですし」 偵察の必要性が無いと言う
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

369 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 00:51:44 ID:1m6zE3SI

二人きりにしておこう

370 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 00:53:10 ID:i9bzklx2
B

371 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 00:53:25 ID:jAbXBEdE

長野は活躍しないのかorz

372 :森末(仮):2013/10/19(土) 00:56:43 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
>>371代表の選考から落ちそうなラインの選手は、少し切らせていただいています。ご了承下さい。
代表についてはJOKERで出た小池の扱いについても、割と悩みの種だったりしますね。嬉しい悩みですが。

それでは。

373 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 01:20:44 ID:???
乙でした
本編から3人抜いても板野、中山、中西が入るともう空きが無いからねえ

374 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 01:20:48 ID:???
乙でしたー

375 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 01:22:58 ID:???
所属してるふらのからも誰かつれていきたいなぁ
しかし彼ら上昇意欲まったくないからなぁ

376 :351:2013/10/19(土) 02:32:19 ID:???
3回〜4回覚醒してやっと当落線上かな・・・

377 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 08:53:21 ID:???
中西は体格からして次籐クラスのブロッカーにもなれそうだけどな。

378 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 09:13:07 ID:???
次藤クラスがもう一枚とか鉄壁じゃないですか

379 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 09:29:47 ID:???
ブロッカーの枚数が増えたら中山さんが前に出やすくなるな

380 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 10:43:01 ID:???
んで中山が中盤に入ったら玉突きの如く松山が前に出やすくなる
松山トップ下待ったなしや

381 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 11:10:57 ID:???
シューター役含め翼の埋め合わせは3Mに頑張ってもらうしかないな

382 :森末(仮):2013/10/19(土) 19:04:36 ID:???
本日の更新の前に、昨日は忘れていた試合で得た覚醒ptの精算をします。
>>323のdiceで4を出していますので、現在の覚醒ptは『4』となります。

この4ptを使いますか?

A.パスカットを上げる(46→47) 使用pt3
B.ブロックを上げる(48→49) 使用pt3
C.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

383 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 19:05:53 ID:l9gDUHKM
C

384 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 19:09:02 ID:iNfQfpi2
C

385 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 19:33:17 ID:???
その2つは上げても正直焼け石に水だものね。
どう考えてもドリブルかせりあいもしくはシュートを上げるのに使った方がいい。

386 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 19:48:58 ID:???
俺はドリブルの予定なんだが・・・
このドリブル値だと井沢とかタケシにマークされるときつそう

387 :森末(仮):2013/10/19(土) 20:46:02 ID:???
>B.「(いや、残って皆がサボらないか目を光らせておこう)」 残って練習をする
>C.今は使わない
===============================================================================
板野「(それに、松山と藤沢を二人っきりにしてあげたいしね)」

大会が終わるとアメリカへと引っ越してしまう藤沢。
例え優勝まで勝ち残っても、その時間はほんの僅かである。
一分一秒でも長く2人を一緒にしてあげようと考えた板野は、偵察にはついていかず残って練習をする事を決断する。
こうして松山は藤沢と共に練習の為に借りていた中学校を後にし、大宮サッカー場へと向かった。

松山「…………」
藤沢「…………」
松山「やっぱり、東京は暑いな。 まだこっちに出てきて時間が経ってないけど、北海道が恋しいぜ」
藤沢「そうね……私もまた、北海道に帰りたいわ」

大宮サッカー場をへと向かう近道である公園を通り抜けながら、
制服姿の松山と藤沢は公園内を流れる川沿いの道を歩いていた。

松山「(うっ……)」
仲の良さそうなカップル「……」イチャイチャ
松山「(そ、そういえば今日は日曜日だったな。 人……っていうか、カップルが多いや)」

松山達は知らぬ事ではあるが、この公園は景色などもよくカップルのデートスポットとしてよく使われる場所である。
日曜日である今日は特にカップルたちも多く、
藤沢と共に歩いている松山はどうしても藤沢の事を意識してしまう。

松山「(俺達も傍から見ればそういう風に……いや、でも……)」
藤沢「………………」

388 :森末(仮):2013/10/19(土) 20:47:24 ID:???
先着1名様で、

★北の国から〜初恋〜→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「松山くん、私疲れちゃって……ちょっとあそこで休憩を……」 ゴテゴテしたホテルを指さす藤沢さんだ!
ハート10以上→藤沢「人が多くて、はぐれると困るから……」ピト なんと藤沢が松山と腕を組みに行った!
クラブA・2→藤沢「妬ましい……」チャキ 幸せそうなカップルを妬む藤沢さんだ!
それ以外→特に何もありませんでした。

389 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 20:50:19 ID:???
★北の国から〜初恋〜→ スペードQ


390 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:22:27 ID:???
>★北の国から〜初恋〜→ スペードQ =特に何もありませんでした。★
====================================================================
麗らかな陽気の中、思い人と共に景観のいい公園を散歩。
おまけに周囲はカップルだらけでそういった雰囲気に流されやすいという最高のシチュエーションながら、
松山も藤沢もいまいち一歩を踏み出せないままだった。
藤沢は基本的に引っ込み思案、松山もサッカーに関しては情熱的であるものの、
こと恋愛ごととなると完全に奥手である。

松山「(でも何も言わないっていうのも、なんか居心地悪いし……)なあ藤沢……」
藤沢「? なぁに、松山くん?」
松山「俺達、今年は絶対に優勝をしてみせるから……それまでは、絶対に俺達を見ててくれよな。
   お前にあの優勝旗を俺達が持っている姿を見せる。
   それがお前に対する最高のはなむけになると思うんだ」
藤沢「うん……明日の試合も、その次も……精一杯、応援するから」

それでもこのまま無言というのも味気ないと松山は口を開くが、
その口から飛び出してきたのはやはりサッカーの事であった。
もう少し色気のある話をしてもいいのではないかとも思われるが、松山もそこは不慣れ。
だが、藤沢もそのことは重々承知をしているのか、笑顔を見せて松山達を応援すると返答を返すのだった。

松山「その為にも、偵察はちゃんとしておかなきゃな。 少し急ごうか、藤沢」
藤沢「あ、待って松山くん!」

391 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:23:37 ID:???
こうして松山達が甘酸っぱい青春の寸劇をしていた頃、
東邦学園サッカー部もまたふらの中学のその他の面々と同じように練習を行っていた。
とはいえ、こちらは近くの中学を使うという訳ではなく、地元東京の東邦グラウンドへと帰っての練習である。
去年までは埼玉に宿舎を借りていた東邦学園であるが、今年は宿は借りず試合がある毎にバスで埼玉へと出向いている。

これには毎年優勝候補と言われながら南葛に2度も優勝を渡してしまった為に予算を削減され宿を取る事が出来なくなっただとか、
或いは今年こそは優勝をと設備の整っている東邦学園で大会中も練習を繰り返し基礎力を高めようとしているとか噂されているが、
監督である北詰は特にその点については言及をしていなかった。

ただ、いずれにせよ東邦が今年こそは優勝をもぎ取ると意欲を出してきているというのは紛れもない事実である。

北詰「よし、午前の練習はそこまで! これより休憩に入るぞ」
東邦メンバー「「「はい!」」」

あまりオーバーワークになってしまっては元も子もないと比較的軽い練習を終えた後、
選手達は短い休憩時間で出来る限り体力を回復させようと休み始める。
その光景を見ながら北詰は若島津の元へと歩み寄ると、少しばかり不安そうな声色で話しかけた。

北詰「若島津、沢田からは連絡などはお前の元に届いていないのか?」
若島津「ええ……そろそろ、連絡が来る頃とは思いますけど。
    (タケシめ……いい加減遅すぎる。 もう大会は始まっているんだぞ)」

北詰にとって不安要素だったのは、中盤の要である沢田タケシの離脱である。
吉良監督によって半ば誘拐同然の形で連れ去られた彼を北詰は未だに身内の不幸があって出て来れないのだと勘違いをしていたが、
それでも姿を消してから既に1週間以上は経過をしてしまっている。
幾らなんでも連絡の一つも寄越さないのはおかしいと北詰は訝しがり、
若島津ら誤魔化した側もこれ以上は騙すのも限界があると焦り始めるのだが……。

392 :森末(仮):2013/10/19(土) 21:25:46 ID:???
沢田「か、監督……ただいま、戻りました……」
北詰「その声は……沢田、帰ったのか!?」

丁度このタイミングで、沢田は東邦学園の練習グラウンドへと姿を現した。
本当に身内に不幸がありやむにやまれず離脱をしたのかと疑惑を抱きかけていた北詰だったが、
ギリギリまだ不幸があった事に納得がいく範囲内で彼が姿を見せた事で疑念を解消させ、
声のした方向へと振り向き彼の姿を見ようとする。

そこにいたのは……。

先着1名様で、

★帰ってきたタケシ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→沢田「一回戦は突破出来たようだな。 俺がいないのによくやったと言っておこう」 なんか性格変わってる!?
ダイヤ・ハート→沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
スペード→沢田「うぅっ……早く伸びないかなぁ」 ダイヤ・ハート+小学生時代のような坊主頭の沢田だ!
クラブ→沢田「うっ、うっ……うわぁぁん!」 ダイヤ・ハート+サッカーボールカットの沢田だ!

393 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→ ハート4

394 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:26:38 ID:???
★帰ってきたタケシ→ クラブ6

395 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:27:47 ID:???
どんな方向に進化したか・・・

396 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 21:30:44 ID:???
恐らくダーティディフェンスやマリーシア持ちと見た。
そうなると地味に厄介だな。

397 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:07:04 ID:???
>★帰ってきたタケシ→ ハート4 ★
>沢田「明日から……普通のサッカーが出来ますよね?」 浅黒く焼けてボロボロのユニフォームのタケシだ!
=====================================================================================================
北詰「沢田……その姿は……」

姿を現した沢田は、北詰の知っていた頃の沢田とは一変をしていた。
まずその肌の色は少し色白であったものが浅黒い褐色のそれへと変化をし、
着ているユニフォームもズタボロの、正に野生児と言えるような姿となっていたのである。
思わず絶句をする北詰であるが、一体何があったのかと沢田に問いかけようとするも……。
若島津はその北詰の様子を察知し、素早く口から出まかせを並べ立てる。

若島津「タケシ……その姿はおばあさんの事を忘れる為に、一心不乱にサッカーに取り組もうという心の現れだな」
沢田「へっ?(僕のお婆ちゃん、ピンピンしてるんだけどな……)」
北詰「なるほど、ユニフォーム姿で現れたというのはそういう気持ちの表れか。
   だが、どうしてそんなにボロボロに……それに、その肌の色は……」
若島津「タケシの実家は埼玉ですが、おばあさんの家は九州だそうです。
    それにタケシは小学生時代から日焼けをしやすい体質でしたから……なぁタケシ!」
沢田「え、え? えっと……はい(お婆ちゃん、僕の家で一緒に住んでるんだけど……)」
若島津「ユニフォームがボロボロなのはあれでしょう、洗濯の時になったんでしょう! なぁタケシ!」
沢田「え、ええ(うちの洗濯機最新式だけど……)」
北詰「ふむ……」

398 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:08:11 ID:???
非常に苦しい言い訳であったが、奇跡的にも北詰は納得をしたようであり、
それ以上沢田に詰問をする事はなく以後は沢田の大会への参加を認めた。
これに安堵をした若島津は、北詰がその場から離れた頃を見計らい沢田にいなくなっていた間の事情を説明。
勝手に祖母を亡くなった事にされた沢田はあまりいい顔をしなかったものの、
北詰の性格を考えれば妥当な事だと判断をしつつ今度は自分が吉良監督の元で得た成果について説明を始める。

若島津「それで、どうだったんだ? 吉良監督の練習の方は」
沢田「地獄でした……沖縄まで連れて行かれて、台風の中海に向かってシュートを連発させられて……」
反町「……それ下手すりゃ死んでたんじゃないか?」
小池「でも、ガタイは良くなったよな? 筋肉もかなりついたんじゃないか?」

スパルタという言葉すら生暖かい、吉良のコーチング。
地獄の日々は沢田にとって思い出したくもないトラウマとなってしまっていたが、
その代償として沢田は強靭なフィジカルとボディバランスを手に入れていたようである。

沢田「大きな高校生を相手に、テクニックじゃなくてパワーで抜くなんて練習もさせられましたから……。
   パワーがあってこそテクニックが光る、とか言われましたけど……」
小池「力こそパワーだからな」
反町「まぁ、無事ならよかったよ……明日からの試合、出れるんだよな?」
沢田「はい、それは大丈夫です! 怪我とかもしてませんから」
若島津「頼りにしているぞ、タケシ」

弱点であるフィジカルの弱さ、当たりの弱さを克服した沢田。
一回り大きくなった彼の姿を見て少しの不安とそれを超える期待を抱きながら、
新たに戦力を増強した東邦学園の面々は午後の練習に精を出し始めた。

399 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:09:12 ID:???
そしてこの日、松山達が観戦にいった会場とは別の会場では比良戸が1回戦突破を決めていた。
スコアは1−0、対戦校は何度かチャンスを作っていたもののシュートを決める事は終ぞできず、
全国大会初出場の比良戸はFW・佐野の先取点を守りきりスミ一で2回戦へと駒を進める。

次藤「フッ、ワシらが本気を出すのはふらのとの闘いからタイ。
   それまではわざわざ力ば見せんでよか」
佐野「そうですね」

こうして大会2日目の日程も全て終わり、明くる日。
ふらの中学の面々は錦が丘との2回戦の前に、
3回戦で当たるだろう全国屈指の攻撃力を持つ双子のFW、立花兄弟のいる花輪中学の観戦へとやってきていた。

実況「さぁ花輪中学、またも攻め入った!
   ここまで3−0、超攻撃的なサッカーで2回戦でも大量得点を決めている花輪!
   立花政夫くんがボールをキープし……これをゴール前に挙げた!」

政夫「それっ、和夫! こいつで決めろ!」
和夫「オッケー、兄ちゃん! そらっ!」

実況「決まった、ゴール! これで花輪中学の最強コンビ、立花兄弟は2試合続けて2ゴール2アシストを記録!
   やはりこのコンビこそが日本でのゴールデンコンビと言えるでしょう」

板野「(翼がいないから、岬とのゴールデンコンビ自体も認知されていないんだよな……。
    そうなると確かに、日本で最強のコンビプレイヤーはこいつらになるのか)」
松山「やっぱり強いな、花輪は。 特にあの立花兄弟の攻撃力はどうしようもない」
佐瀬「ドリブルも上手いし、パスワークも非凡ですからね(やだなぁ……DFの俺の出番が増えちゃいそうだ……)」
加藤「(流石に失点しないって訳にはいかないんだろうなぁ……あー、やだやだ)」

400 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:10:42 ID:???
試合の展開は大方の予想通り、花輪中学の大量リード。
立花兄弟は温存をする事もなく得点を稼ぎまくり、後半20分の時点で4−0と大きく対戦校を突き放している。
殆ど無名校とはいえ、相手も地元を代表し、1回戦を突破してきたチーム。
それを相手に4点差をつけるとなると、やはり強敵であると考えて間違いがないだろう。

板野「(しかもスカイラブハリケーンやデルタツインも使ってないもんな……。
    浮き球に強いからボレーとかヘディングでも十分って事なんだろうか?
    それはともかく、何か言っておこうかな?)」

A.「いいぞ、立花兄弟! もう1点くらい取っちゃえ!」 立花兄弟を応援する
B.「何やってるんだ崎元中! そんな双子の猿にいいようにされて!」 対戦校の方を応援する
C.「立花兄弟! もったいぶってないでスカイラブハリケーン見せろ!」 スカイラブハリケーンの存在を暴露する
D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
E.「明日は点の取り合いかな。 見ている限り無失点だけど花輪の守備力は大したことがなさそうだ」 明日の試合の展開について相談する
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

401 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:11:48 ID:Q6yBOqbE
D

402 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:12:55 ID:dSxxeXAg
D

403 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:19:31 ID:???
片方を徹底マークして機能不全に追い込むか

404 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:26:32 ID:???
>D.「明日はどうやって立花兄弟を封じるかが問題になるのかな?」 立花兄弟対策を仲間と相談する
==============================================================================================
松山「ああ……あいつらに好き勝手やらせていたらまずい。
   だから立花兄弟を封じなければならないんだが……」
本田「そう簡単に対策出来たら問題は無いんですよね……」

実際、今日の試合でも立花兄弟封じの為に対戦校はマークをつけている。
しかし、立花兄弟もボール捌きには強い自信を持つFWである。
並大抵の選手ではあっさりとかわされ、この試合でも次々にゴールを量産しているのが実情だ。

松山「それに片方をマークした所で、もう一人はフリーになってしまう。
   コンビプレイをある程度制限する事は出来るかもしれないが……」
板野「うーん……」

A.「コンビプレイをさせないだけでも十分だ。松山が政夫のマークにつけばいいんじゃないか?」 松山をマークにつけさせる
B.「タックルの上手い本田、パスカットの上手い松田を2人につけたらいいんじゃないか?」 本田と松田をマークにつけさせる
C.「いや、俺が勝負をしてみたい。 俺に政夫のマークにつかせてくれ」 板野がマークに志願する
D.「俺と松山で立花兄弟を抑え込もう」 松山と板野でマークにつく
E.「松山をDFで起用するのはどうかな?」 松山をスイーパーにする
F.「いい案が思いつかないなぁ……」 何も思いつかない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

405 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:03 ID:jAbXBEdE


406 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:11 ID:tiee7i3Q
G 最後は絶対浮き玉だから、大胆にフォーメーションチェンジしよう。

407 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:20 ID:Q6yBOqbE
B

408 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:28:40 ID:???
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!

409 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:29:41 ID:R4t3/eLU
G あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!

すいませんチェック取り忘れました

410 :407:2013/10/19(土) 22:30:38 ID:tiee7i3Q
>>409に変更お願いします

411 :森末(仮):2013/10/19(土) 22:32:44 ID:???
>>410 変更了解です。

412 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:38:07 ID:???
殴り合いって封じてねえw

413 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 22:46:35 ID:???
いわれてから気付いたですタイ、でも一番勝率が高いと思ったんですタイ。

414 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:17:30 ID:???
>G.あの超アクロバティックなプレイはガッツを多大に消耗するはず
>  ここは俺と松山の二人共攻撃に専念して殴り合いだ!
===============================================================================
ここで板野は立花兄弟のプレーを止めるのは困難だと判断をし、むしろ点の取り合いを挑むべきだと考えた。
守備を放棄しエースの板野と松山に頼る戦法はふらのの多くのメンバーに受け入れられ、
点の取り合いでなら負けないだろうと一同も賛同するのだが、
キャプテンである松山だけは眉を顰め難しい顔をしながら板野に注意をする。

松山「板野、それは根本的な問題解決になってないぞ。
   そもそも問題はどうやって立花兄弟の対策を練るかって話だったのに……」
板野「うっ……うん、確かにそうだけど……」
松山「それにアクロバティックなプレーって言ったって、
   今日立花兄弟が見せたのはただのヘディングやボレー……。
   まぁ、確かに、あのワンツーリターンはアクロバティックって言ってもいいのかもしれないけど、
   それだってそこまで体力を消耗するようなものじゃないと思うぜ」
板野「(しまった、今日の試合では>>400の通りスカイラブハリケーンとかは使ってないんだ……)」

キャプテンとして、あまり戦術面で頼りにならない監督の代わりに指揮を取る事も多い松山。
その戦術眼は確かなものであり、板野の発言の矛盾を的確につく。
このツッコミに板野はぐうの音も出ずばつが悪そうに頬をかくのだが、
松山も少し板野が落ち込んだのを察してかそれ以上は詰るような事は言わずフォローするように続ける。

松山「まあ……色々意見言ってくれるのはありがたいけどな」
板野「う、うん……」
松山「(でもやっぱり消耗は狙えそうにないんだよな……俺が守備的に動くしかないだろうか)」

こうして花輪中学の偵察は終わった。
結果的にスコアは4−0、立花兄弟の大活躍で花輪中学は3回戦へと駒を進める。

415 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:18:37 ID:???
そして次の試合、板野達ふらの中学は錦が丘と対戦をした。
事前に偵察をした松山曰く、守備にしろ攻撃にしろ東一中の方が激しかったというチーム。
それでも一応は気を引き締め、一同は試合に臨んだ。

先着5名様で、

★板野の得点→! card+! dice★

★松山の活躍→! card★

★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card
 中川の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤの時、4得点。ハート・スペードの時は3得点。クラブの時は2得点。
 数値が10以上の場合は1アシストがつきます。
 JOKERが出た場合は6点を取りダブルハットトリック+2アシスト。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時、2得点・1アシスト。ハートの時、1得点・1アシスト。スペード・クラブの時、1アシスト。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
 中川は途中出場になる為にダイヤ・ハートのK・JOKERのみ効果があります。

416 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:07 ID:???
★板野の得点→ クラブ8 + 5

417 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:24 ID:???
★松山の活躍→ ハート7

418 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:35 ID:???
★松山の活躍→ クラブ5

419 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:19:47 ID:???
★小田の活躍→ クラブ6
 山室の活躍→ スペード9
 中川の活躍→ スペードK

420 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→ スペード7
 金田の活躍→ ハートK
 加藤の活躍→ ダイヤ10

421 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:20:41 ID:???
★若松の活躍→ スペードK
 金田の活躍→ スペードA
 加藤の活躍→ ハート7

422 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:23:04 ID:???
★本田の活躍→ ハートA
 松田の活躍→ スペード5
 近藤の活躍→ ダイヤA
 佐瀬の活躍→ ハートJ


423 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:47:33 ID:???
>★板野の得点→ クラブ8 + 5 ★
>★松山の活躍→ ハート7 ★
>★小田の活躍→ クラブ6
> 山室の活躍→ スペード9
> 中川の活躍→ スペードK ★
>★若松の活躍→ スペード7
> 金田の活躍→ ハートK
> 加藤の活躍→ ダイヤ10 ★
>★本田の活躍→ ハートA
> 松田の活躍→ スペード5
> 近藤の活躍→ ダイヤA
> 佐瀬の活躍→ ハートJ ★
>板野は2得点、松山は1得点・1アシスト。金田が覚醒しフラグ・パスカットを習得。
=======================================================================================
錦が丘中学は、松山が偵察をした通り決して強いチームとは言えなかった。
だが、彼らも1回戦のふらのの試合を偵察でもして警戒をしていたのか、
板野と松山というふらのの2人のエースを封じ込めようと人数をかけてマークをする。
強引に抜けない事もない松山であったが、わざわざ敵がこちらに人数を割いてくるのなら、
ここは仲間たちの力を借りて攻め込むのが正道だろうと判断。
板野、松山を除く攻撃陣を中心にゲームを組み立てさせた。

これにはふらの中メンバーも内心いい顔はしなかったが、それでも戦術上間違ってはいない為文句は出ない。
前半16分、MFの若松から板野へと低いセンタリングが上がりこれを決め先取点。
前半27分、前がかりになっていた錦が丘のパスを金田がカット、マークが薄くなっていた松山にボールが渡り、
慌ててプレスをかけてきた錦が丘を嘲笑うかのように松山が板野へとパスを出しマグナムシュートで2点目。
そして後半23分、最後まで粘りを見せた錦が丘だが緊張の糸が切れたのか松山の近くでボールを持ってしまい当然のようにカット。
地を這う北国シュートで駄目押しの3点目を挙げ、危なげなく勝利をするのだった。

和夫「やっぱり3回戦で当たるのはふらのだな」
政夫「そうこなくっちゃな! 明日は俺達の秘密兵器の出番がありそうだ」

424 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:48:40 ID:???
そして他方の会場で行われていた南葛、東邦の2回戦。
南葛は2年生ながら次期主将候補と言われている山森を先発出場させ、
東邦もようやく帰ってきた1年生ゲームメイカーの沢田を投入する。

井沢「落ち着いて行けよ、山森」
山森「はい、キャプテン!」

若島津「どれほど力をつけたのか、試してこいタケシ」
沢田「はい!」

425 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:49:43 ID:???
先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・小池小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

426 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:50:31 ID:???
★来生の活躍→ ダイヤ6
 反町の活躍→ ハートJ

427 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:50:41 ID:???
★井沢の活躍→ ダイヤA
 滝の活躍→ スペード8
 山森の活躍→ ダイヤ4
 沢田の活躍→ ハート6
 小池の活躍→ クラブQ


428 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:51:41 ID:???
小池が地味に忍者に!?

429 :森末(仮):2013/10/19(土) 23:56:30 ID:???
>>428 oh...沢田の間違いでしたね。とりあえず引いてみてください。

先着1名様で、

★小池忍者説→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→小池「実は俺の親父が担任してるクラスに忍者と知り合いの子がいて……」 ラーメン好きそう
それ以外→小池「忍者なんている訳ないじゃないか、メルヘンじゃあるまいし」

430 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:57:39 ID:5x8roNiY
★小池忍者説→ ダイヤJ

431 :森崎名無しさん:2013/10/19(土) 23:59:26 ID:???
そう簡単にキャラ立ちはしないかw

それはおいといて来生はハットトリックをやり返したか。
板野もやっておきたいが…

432 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:03:45 ID:???
得点稼ぎの一番の狙い目は間違いなく次の3回戦だね。キーパーが多分一番弱い。
キックオフシュートでも入りそう。


433 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:14:48 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ6 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハートJ =2得点!★
>★井沢の活躍→ ダイヤA =1ゴール1アシスト!
> 滝の活躍→ スペード8 =1アシスト!
> 山森の活躍→ ダイヤ4 =1ゴール1アシスト!
> 沢田の活躍→ ハート6 =1ゴール!
> 小池の活躍→ クラブQ =何も無し!★
=================================================================================
今日の試合は両チームともに乱打戦となったが、
攻撃力に優れる南葛は特に大量得点を奪い5点差をつけての勝利となった。
エースストライカーである来生は無闇にボールを持ちすぎず、シュートに専念する事でハットトリックを達成。
普段は守備的な位置にいる事の多い井沢、全国初出場である山森も積極的にゴールを狙い、1ゴール1アシストを決める。
いぶし銀な活躍をする滝も得意のサイドアタックからゲームを組み立て、王者南葛の力を見せつけた。

来生「はっはっは! これが南葛の点取り屋、来生哲平様の実力よ!」
滝「わかったわかった。 それにしても山森、いい動きだったぞ」
山森「ありがとうございます!」
井沢「よし、この調子で3回戦も貰ったぜ!」

対して東邦はといえば、こちらも主力の反町、沢田が活躍をしていた。
反町は惜しくもハットトリックを逃すものの、受けたボールはきっちりと決め2得点。
そして沢田は以前とは別人のようなプレイスタイルを見せて、東邦学園の選手たちの度肝を抜きつつ、
しかしまだそのスタイルが不慣れなのか1ゴールに終わった。

沢田「う、うおりゃあっ!!」

バキィンッ!!

敵DF「うわーっ!?」
反町「(本当にパワーで敵を吹っ飛ばしてるよ……タケシ、どうしてこんな事に……)」
若島津「(とはいえ、まだまだ不安定だな……フィジカルが鍛えられたといっても元々小柄、当然か)」
小池「(ラーメンよりスパゲティの方が好きだな)」

434 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:15:50 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

5得点 来生、反町
4得点 板野、政夫、和夫
3得点 
2得点 松山
1得点 井沢、山森、沢田、小池、佐野

〜大会アシスト王ランキング〜

4アシスト 政夫、和夫
3アシスト 
2アシスト 井沢、滝
1アシスト 松山、山森、山室、若松

森末「これで2回戦までが終わったよ。それじゃあ>>415で得た覚醒ptの精算と行こう」

【現在の覚醒pt:9】

A.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
B.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
C.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
D.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
E.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

435 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:17:33 ID:k5kuTT0M
E

436 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 00:17:46 ID:ERZuf9lI
E

437 :森末(仮):2013/10/20(日) 00:22:33 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は花輪戦前のミーティングからになると思います。それでは。

438 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 01:52:51 ID:???

そういえば立花兄弟けっこう重要かもしれんね
本編だと能力的にも使い勝手的にもイロモノ気味で終わったけど

439 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 04:31:53 ID:???
新田や反町が育たないなら猿兄弟に頼らざるを得ないね
攻撃専任なら十分役目は果たすだろうし

440 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 08:00:28 ID:???
乙でした。ポイントでドリブルを上げたいなあ。
低いって言われてるけど実はあと1上げればドリブル力の期待値が
松山と並ぶことに皆さん気付いてるだろうか?

441 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 11:33:46 ID:???
試合判定に参加してみたいけど、ダイス引きをやらかしそうな気がする。
これで勝てたら参加してみるか。

★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 4 + 3 )=★
★若林 パンチング 63 ( クラブK )( 5 + 5 )=★

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
若林のマークがダイヤの場合、「とめる!」が発動しセーブ力に+3されます。

442 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 17:05:55 ID:???
ドリブル上げて、余ればタックルも鍛えておきたいな
守備が完全に松山任せは不安だ

443 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 20:19:31 ID:???
日向はシュートにタックルもできてスタミナ、Mレベルもあるのか。
虎の相当優遇されてたって再認識させられますわ。
こっちはドリブルとタックルをまずあげた方がいいかな。

444 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 20:26:59 ID:???
Mレベルは皇帝の怒りみたいな強スキルなのに取りたいと思わない。不思議だよね!

445 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 21:08:27 ID:???
板野くんは日向にはない強みが欲しいかな
総合力、浮き球、必殺技、スキルで日向の上にいける感じはしないし

446 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:43:42 ID:???
>E.今は使わない
===============================================================
そして翌日、ふらの中学は3回戦を控え宛がわれた部屋で恒例のミーティングをしていた。
当然ながら全員の手元には監督自慢のカーチャン特製ドリンクが入った紙コップがある。

監督「よし、みんなきけ。
   今日の試合は立花兄弟を主力とした花輪中学が相手だ。
   昨日の錦が丘戦のように、楽に勝てる相手だとは思わない方がいい」

小学生時代から活躍をしている立花兄弟の名は、
当然ながら小学生時代からチームを組み全国大会へと出場しているふらのメンバーも承知である。
昨日の花輪の試合も観戦しており、その実力の程は既に把握済み。
DF達は浮かない表情であり、そんな事を知ってか知らずか監督は更に言葉を続ける。

監督「今日のキーポイントとなるのは、やはり立花兄弟だ。
   彼らに対してどう対抗するかが勝敗の分かれ目となるだろう」
松山「監督、それについて考えがあります」
監督「ん? ……なんだ、松山?」

やはり試合のキーとなるのは、立花兄弟を如何にして封じ込めるかである。
監督がそのことについて説明をしている最中、キャプテンである松山は挙手をして自らの考えを話し始めた。

松山「今日の試合……」

447 :森末(仮):2013/10/20(日) 22:45:33 ID:???
先着1名様で、

★松山くんの考え→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「板野をDFとして使いましょう」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
スペード→松山「俺がDFとして出場して、立花兄弟の攻撃を封殺します」
クラブ→松山「松田と本田を立花兄弟へマークにつけましょう」

>>438
乙感謝です。立花兄弟は日向・翼のいない全日本では貴重な得点源ですね。
>>441
お気軽に判定には参加していただければと思います。
>>443-445
本編では翼や森崎が技やスキルに恵まれているように思えますが、
日向もMLvやダイナモなど有用なスキルを2つ持っていますからね。

448 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:06 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

449 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 22:46:12 ID:???
★松山くんの考え→ ハート5

450 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:45:32 ID:???
>★松山くんの考え→ ハート5 ★
>松山「無闇にマークをつけても他の選手を使われる筈です。ここは点の取り合いを挑みましょう」 板野と同じ考えだ!
=============================================================================================================
監督「む……しかし、あの兄弟を封じなければ……」
松山「そうやって敗退したのが、昨日の花輪の対戦相手である崎元中です。
   立花兄弟に多重マークをつける事で、他の選手たちがフリーで動けました。
   結果、中盤の主導権を殆ど握っていたのは花輪です。
   変に警戒し過ぎず、いつも通りの俺達のサッカーをやればいいんです」

あまりサッカーに詳しくない監督は、やはりキーマンである立花兄弟を集中的にマークしなければという思考に陥る。
だが、松山はそれを否定し懇々といつものふらののサッカーをすればいいと説いた。

昨日は立花兄弟対策の話題を出していた時に、
それをぶち壊すような点の取り合いをしようと提案する板野を注意したものの、
それはあくまでも立花兄弟対策について考えている時に全く違う話題を出された為。

無闇に立花兄弟に固執しない戦法の有用性も松山は把握しており、
昨夜一晩考えた結果、やはりこれが1番勝率が高いだろうと踏んだのである。

松山「地力でなら、間違いなく俺達が勝っています。
   立花兄弟を恐れる事はなく、正攻法で行くのが最善だと思います」
監督「ふ……む……。 いいだろう、ならば俺から何も言うことはない。 いつも通りのふらののサッカーをやってこい!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」

そして、基本的に戦術論などは全面的に松山任せな監督はこの意見を承認。
立花兄弟を放置する訳ではないが、さりとて必要以上に警戒をせず、いつも通りのサッカーをする方向で話は纏まり、
松山は改めて一同に向けて声をかけ、フィールドへと向かうのだった。

松山「相手が誰だろうと、俺達のチームワークがNo.1だ!
   俺達のサッカーをみせてやろうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!(点の取り合いならキャプテンや板野に任せてオッケーだな)」」」
板野「(違う方向でふらのの皆の気持ちが一つになってる気がする……)」

451 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:46:36 ID:???
実況「大会4日目、本日はここ大宮サッカー場では第一試合、ふらの中学VS花輪中学の試合が組まれております。
   ふらの中学は1回戦を3−1、2回戦を3−0と点差をつけて勝利しており今大会の優勝候補。
   キャプテンの松山くん、ストライカーの板野くんを中心に纏まったチームワークのいいチームです。
   対して花輪中学は1回戦、2回戦共に4−0と大差をつけての圧勝でここまで勝ち進んできました。
   その原動力となったのは双子のストライカー、立花政夫くんと和夫くんです。
   双子ならではの息の合ったプレーは正に全国屈指、今日も大量得点が期待されます」

ワーワー ワーワー

観客「スコア上は花輪の方が優れてるように見えるけど、ふらのは1回戦の相手が手強かったからなぁ」
  「単純にスコアだけでは力が計れないな」「どっちも主力が2人いるんだよな。そういう意味じゃいい試合になるんじゃないか?」

朝早くからの試合だというのに、観客席はほぼ満員に近い。
南葛、東邦に次ぐ優勝候補と言われるふらのに、全国常連である花輪中学の試合。
当然ながら観客たちの注目度も高く……偵察に来ている学校も多い。

次藤「さぁ、ここば抜けてくれんとふらのとは戦えんタイ。 なんとしてでも上がってきてもらわんとのう」
佐野「そうですね」

比良戸中のキャプテン、次藤洋とその相棒の佐野満。

小池「なぁ反町、ちょっとコーラ買ってきてくれよ」
反町「……お前なぁ、キャプテンは王様じゃないんだぞ? 自分で買ってこいよ」
若島津「(松山……こんな所で負けるんじゃないぞ)」
北詰「むっ……あのふらのの9番は……確か以前に練習に乱入した……!?
   ええい、あんな奴のいるチームのどこが"爽やか旋風"なんだ!」
沢田「お、落ち着いてください監督……」

東邦中のキャプテン(になってしまった男)、小池秀人と愉快な仲間たち。

452 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:47:52 ID:???
井沢「松山と立花兄弟か……どちらが上がってきてもおかしくないな」
滝「ふらのはあの板野って奴が入ってかなり戦力は増強したみたいだけどな。
  昨日の錦が丘戦で見せた『マグナムシュート』、ありゃ大した威力だぜ」
来生「ハッハッハ、誰が相手だろうとこの俺がいる限り南葛に負けはない!」
石崎「ちぇっ、立花達には小学校時代の借りを返したかったんだけどな」

そして、王者南葛の豪華(?)な面々である。

そんな彼らから離れるようにして、今日も観客席の最上段。
人目につかない場所でこそこそと試合の様子を見守っているのは、サングラスをかけた大人2人。

片桐「ふらのVS花輪……これは全日本のFWを決める意味でも、重要な試合になってくるかもしれませんね」
見上「ああ。 ふらのの板野、彼のシュートは明らかに中学生離れしている。
   だが、花輪の立花兄弟のコンビプレーもまた中学生離れしたものであるのは事実だ。
   今日の試合だけでは断定は出来んだろうが、どちらを軸にするか。
   それを決める為の指針にはなる試合だろう」

日本における深刻な決定力のあるFW不足。
その問題を解決するかのように、彗星のように現れた板野住明。
片桐達は彼に対して多大な期待は寄せていたが、しかしその実績はまだ少ない。
小学生時代からコンスタントに活躍をし、名前も聞く立花兄弟。
彼らの活躍、成長ぶりにあっては、全日本Jrユースにおいて主軸とするべき選手も変わってくると見上は言う。

片桐「問題は立花兄弟がどれだけ成長をしているか、ですか……」
見上「トライアングルシュートは確かに強力だが、あれ一本ではやはり世界には通用せんだろう。
   後一歩、決め手があればわからんがな……」

453 :森末(仮):2013/10/20(日) 23:48:54 ID:???
政夫「へへ、久しぶりだな松山」
和夫「怪我はすっかり治ったみたいだな」
松山「ああ、お陰様でな」

そしてフィールド上。
入場をする花輪中とふらの中は、試合開始前から火花を散らしつつも、
互いに喧嘩腰にならない程度の会話をするだけのスポーツマン的行動は弁えていた。

特に立花兄弟は去年、松山が不慮の事故により棄権をした事を目の前で見てしまっており、
ライバルの1人の怪我が無事に治った事に心底安堵をしているようである。

板野「(一応立花兄弟とは俺も顔見知りな訳だし……何か話しておこうかな)」

A.「今日の試合、お前たちの空中サッカーは通用しないぜ!」 立花兄弟対策はバッチリだと宣言する
B.「今日の試合、お前たちのスカイラブハリケーンは通用しないぜ!」 スカイラブハリケーンを知ってるとばらしてしまう
C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
D.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、政夫」 政夫の指示に礼をする
E.「怪我の時は迅速に対応してくれてありがとうな。 お前の指示のお陰だよ、和夫」 和夫の指示に礼をする
F.「今度はお前たちが怪我しないように気を付けるんだな」 意味深なさらばサッカーな台詞を吐く
G.「(別にいいか……)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

454 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:51:24 ID:P7jeu/aI
H 「お前たちのコンビプレイはお見通しだ!」 だが防ぐとは言わないぞ

455 :森崎名無しさん:2013/10/20(日) 23:52:08 ID:25ZoxmNY
C

456 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:03:06 ID:fNPTBnnA


457 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:21:34 ID:???
>C.「去年言ってた試合が実現したね。 今日はよろしく」 爽やかに握手を求める
================================================================================
和夫「そういやそんな事も話してたっけな」
政夫「ああ、よろしく頼むぜ。 もっとも、勝たせてもらうのは俺達だけどな」

去年の全国大会、偵察に向かった際に立花兄弟と初対面をした時、
板野はもしもふらのと花輪が対戦をすればお互いに点の取り合いになりそうだと発言をしていた。
この時立花兄弟は会った事のない人物である板野が自分達の特色をよく知っており、
自分たちを強敵だと認識している事に気を良くしていたのである。

その時からも板野に対しては好印象を抱いていたが、
改めてその時の記憶を呼び起こし、更には爽やかに挨拶をしてきた板野には握手に応じる構えを見せる。

松山「(そうだ……今年は去年とは違う。 もうあんな事故で北海道に帰るなんて真似はしない……出来ないんだ。
    これが最後の夏、自分の為にも……藤沢の為にも!)」
板野「(今年の俺にはマグナムシュートがある。 これがある限り、俺は負ける訳にはいかないんだ)」
和夫「(今日の相手は一筋縄じゃいかない……場合によっては"アレ"を使う必要が出てきたな)」
政夫「(ああ、今年こそ俺達は負けない……。 日本で最強のコンビは俺達なんだ!)」

そしてその水面下では、お互いに譲れないものを抱きながら闘志を燃やす。
爽やかに、しかし、絶対に負けないという意地をぶつけ合う両陣営。

審判「(うむ、これでこそスポーツマンらしい……)」

その姿は審判も思わず感心してしまう程のスポーツマンシップに溢れるものであった。

森末「(……心配になって見に来ちゃったよ。 ……やっぱり試合の相手は花輪、か。 )」

………
……


458 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:23:44 ID:???
森末「さぁ皆、いよいよ3回戦、花輪中学との闘いになるよ。
   花輪は東一中とは打って変わって攻撃のチーム。中心選手は当然立花兄弟だ。
   彼らの空中サッカーには、流石のふらのも手を焼くかもしれないね。
   でもこれがまだ3回戦。こんな所で終われないよ! 以下がフォーメーションになるよ」

花輪 4−4−2

−−@−− @吉倉
−B−A− B村沢 A中村
D−−−C D青田 C武田
−−−−−
−G−I− G玉井 I相本
J−−−E J小野 E塩田
−F−H− F和夫 H政夫
−−−−− 
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

459 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:25:00 ID:???
お互いに準備運動が終わり、キャプテン同士がセンターサークルでコイントスを待つ。
小学生時代からの付き合いである松山と立花兄弟たちであるが、
こうして実際に試合をするのは初めての事である。

松山「同じ北国の相手とはいえ……いや、だからこそ負けられないぞ!」
和夫「(なんでやたら北国な事を推すんだろ?)へっ、さっきも言っただろ。 勝たせてもらうのは俺達さ。 あ、表でお願いします」
松山「じゃあ、こちらは裏で」
審判「うむ」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→花輪ボール

460 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:29:24 ID:???
★コイントス→ 5

461 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:43:11 ID:???
>★コイントス→ 5 =花輪ボール★
==================================================================
和夫「おっ、表じゃ。 それじゃボール貰います」
松山「(速攻で来るな……)陣地はこちらで」

コイントスの結果、花輪がキックオフのボールを得る。
花輪中学の特色、立花兄弟のコンビプレーを生かした速攻が早速来るかと松山は気を引き締めつつ、
前半プレイをする陣地を選択し仲間たちと共にポジションに散り始めた。

実況「どうやらボールは花輪中学が取った模様。
   早速立花兄弟のコンビプレーがさく裂するのか、はたまた違う攻撃を見せるのか?
   そしてこれをふらのは食い止め、東一中の時と同様先取点を上げる事が出来るのでしょうか?
   いよいよキックオフです!」

ピィーッ!! バムッ!

政夫「よし、いくぞ和夫!」
和夫「ああ!」
板野「(早速来たな……!)」

やはりともいうべきか、花輪中学は立花兄弟がキックオフと同時にボールを持ち、
まずは政夫がドリブルで正面突破を挑んでくる。
余りに予想通り過ぎて少し拍子抜けしてしまいそうになるが、
これだけ予想されていてもその通りの行動を実行するという事は裏を返せばそれだけそのプレイに自信があるとも言える。

板野「(ボール運びは上手い筈だもんな、立花兄弟。 どうするか……)」

A.「勝負だ、政夫!」 政夫からボールを奪いに行く
B.「(いや、カウンターに備えて上がっておこう)」 ボールを奪いに行かずカウンターに備える
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

462 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 00:45:26 ID:2nkvQRcc


463 :森末(仮):2013/10/21(月) 00:47:42 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

464 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:00:43 ID:???
乙でしたー

465 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:01:41 ID:TYdB9TNQ
A クラブ引きは避けたいが。

466 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 01:43:44 ID:lPE9R5Jk
C
今までメタ視点選択肢あんまり選んでこなかったねそういえば

467 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:52:51 ID:???
C.「(花輪のファーストプレイって事はトライアングルシュートを使ってくるんじゃ?)」 トライアングルシュート封じにゴール前に戻る
========================================================================================================================
板野住明の最大の武器。
それは中学生離れしたキック力を誇るパワーを生かした『マグナムシュート』でもなく、
『キャプテン森崎』そして『キャプテン翼』を知り尽くした知識である。
その為にこのキックオフの時、彼はこの立花兄弟の攻撃の防ぎ方を思いついた。

板野「(原作、それに本編でも立花兄弟の最初の攻めはトラアングルシュートの筈だ。
    そして、それを防ぐ為にはポストを蹴って相手に飛ばせないようにすればいい……!)」

それは自分で思いついた策ではないが、
原作・本編を知る者ならば誰でも知っている『トライアングルシュート』の防ぎ方である。
これを思い出した板野は、迫りくる政夫から逆走をするようにゴール前へと駆けだす。

実況「おっと、これはどうした事か? ふらの、CFWの板野くん、チェックに向かわない!
   カウンターに備えるでもなく、逆走を始めました!」

松山「板野!?」
板野「考えがあるんだ! 俺に任せてくれ!」
松山「(何を考えてるかわからないけど……信じるしかない! ただ、その前に……)」
政夫「へへっ、ラッキー! 誰も来ないまま一気にチャンスだ!」

この板野の逆走は一見すれば奇行であり、観客や実況は当然として、
チームメイト達すれも一体板野が何をするつもりなのかと目を見開いて驚く。
だが、板野が一声かけると彼を信頼する松山は頷いて板野の行動を認めつつ、
迫ってくる立花兄弟を止めようとチェックに向かう。

松山「さぁ、ここで止めてやろうぜ!」
金田・山室「「お、おう!」」
政夫「行くぞ、和夫!」
和夫「オッケー!!」

468 :森末(仮):2013/10/21(月) 22:53:57 ID:???
先着2名様で、

★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)==★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野と小田で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>464 乙ありです。

469 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:54:28 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=★

470 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 22:56:58 ID:???
★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)==★

471 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:15:52 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブJ )( 4 + 2 )=60
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード10 )( 5 + 3 )=62★
>★松山→パスカット 52 ( ダイヤJ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=58
> 山室→パスカット 46 ( クラブ6 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=51
> 金田→パスカット 47 ( ダイヤ2 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→立花兄弟が華麗なコンビプレーで中盤を突破! 小野にボールを預けてトライアングルシュートを狙いにいく!
=============================================================================================================
パシッ! ダダダッ! ポーンッ!!

松山「山室、出すぎだ! 人数の利を生かしてコースを塞ぐんだ!」
山室「で、でも……」
政夫「遅い遅い!」
和夫「パスは上手くても、カットは下手みたいだな! それっ!」
松山「く、くそっ!」

息の合ったコンビプレーを何よりも得意とする立花兄弟。
かつて小学生時代は駅のホーム間をワンツーリターンで駆け抜けたという実績(?)もあり、
そのパスワークはふらののそれよりも一枚も二枚も上手である。
スピードに乗った彼らのパスワークに対してふらのはまるで対抗出来ず、
立花兄弟は一気に松山達を躱し中盤を突破してしまう。

実況「花輪、キックオフ直後から即効を仕掛けてきました!
   立花政夫くん、和夫くん、目にも留まらぬ連携プレーで松山くん達を翻弄!
   これはいきなり先取点が決まってしまうか!?」

472 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:16:56 ID:???
和夫「よし、小野、上げてくれ!」
小野「オッケー!」

バムッ!

そして頃合いを見計らい、ボールを持っていた和夫はサイドから上がってきていた小野へとボールを預け、
そのまま全速力でフィールドを駆け抜け、ゴール前を目指す。
正確には、ゴールポストを。

見上「出すつもりだな、あのトライアングルシュートを」
片桐「片方の選手が空中でポストプレイをし、そのボールをもう片方の選手がダイレクトに撃つ。
   原理を説明すれば単純ですが、実際にやってみるのは難しい」
見上「(ふらのの板野はこの流れを読んでいたのか? 奴の守備力を計らせてもらうか……)」

全国的にも有名である立花兄弟、その持ち技であるトライアングルシュートもまた知名度は高い。
あのトンデモサッカーが再び今年も見れるのかとその筋のマニアは歓声を上げ、
陽気でお調子者な立花兄弟はそれにいい気になりつつ、ゴール前へと駆け込む。

和夫「よーし、いくぜ兄ちゃん!」
政夫「俺達の空中サッカーは無敵だ! 板野、お前がゴール前にいたって防げやしないぜ!」
板野「(やっぱりトライアングルシュートで来たな……! なら……!)」

A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
B.「正攻法で防いでやる!」 ボールを受ける役の政夫のシュートコースを防ぐ
C.「お手上げだ!」 両手を上げて降参のポーズ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

473 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:31 ID:lK1XZBPI


474 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:17:56 ID:TYdB9TNQ
A

475 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:19:47 ID:???
見上には守備力というより頭脳プレーをアピールした形になるのか。

476 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:20:23 ID:???
ファールさえ取られなければ…

477 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:27:33 ID:???
かなり危ないよね。

478 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:29:45 ID:???
ファール取るかな?現実だったらポスト蹴る自体がファールだからどうなるか分からん。

479 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:30:11 ID:???
ポストの上に事前にのぼった例もあるから大丈夫……

480 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:31:26 ID:???
それいったらポストで飛んでること自体がアウトだし。

481 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:35:14 ID:???
>A.「こうすれば飛べないだろ!」 和夫が向かう反対側のポストを強く蹴る
==============================================================================
和夫「え!?」
板野「うりゃあああっ!!」

ガァンンンンッ!!!

立花兄弟のトライアングルシュート。
それは片方がポストを蹴って高く飛び上がり、もう片方へとボールを落としてダイレクトにシュートをする。
言葉にしてみれば簡単であるが、息が合っていなければ不可能な文字通り必殺のシュートであった。
だが、そのシュートにも弱点はある。
それはボールを落とす役がポストを蹴って高く飛び上がる事が出来なければ、そもそもシュートにすらならないという事。
その為に板野は、和夫が向かう反対側のポストを強く蹴り、ゴールに振動を与えた。
原作では南葛の石崎が猿知恵を使ってみせた、『トライアングルシュート破り』。
その知識を持っていた板野がこれを転用出来たのは、当然の事である。

石崎「ああっ! あいつ、俺が考えていた事を……!!」
岩見「石崎、お前あんな方法で立花兄弟を封じるつもりだったのか?」
高杉「(どうせ嘘だろ、こいつがそんなに頭がいいはずがない)」

和夫「うわぁっ!?」
政夫「か、和夫!?」

試合を観戦していた石崎が叫ぶ中、板野の策によってバランスを崩した和夫はそのまま転倒。
パワーが自慢の板野が蹴ったポストの振動はやはり強烈であり、
そのままボールは山なりになって落ちてくるのだが……。

482 :森末(仮):2013/10/21(月) 23:36:14 ID:???
先着1名様で、

★トライアングルシュート封じ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→政夫「くっそ、和夫が止められた……小野の出番だ!」 小野「俺達は全員ポストを蹴って飛べるし土台出来る!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート→落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
スペード・クラブ→ボールはゴールバーを超えてゴールキックに。 カウンターチャンスは逃した。
クラブA→笛が鳴った……だと? 審判「ポストを蹴っちゃ、駄目、絶対!」

483 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:36:29 ID:???
★トライアングルシュート封じ!→ ハート5

484 :森崎名無しさん:2013/10/21(月) 23:53:32 ID:???
これ以外なら先取点取られていたな

485 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:02:38 ID:???
>★トライアングルシュート封じ!→ ハート5 ★
>落ちてきたボールを加藤がキャッチ! カウンターチャンスだ!
==============================================================================
加藤「おっ、とと(ここで落としちゃ洒落になんねぇ!)」

そして、この落ちてきたボールはGKの加藤が楽々とキャッチ。
板野の行動と、その結果を見て茫然としていた加藤であったが、
ここでボールを落として失点をしてしまっては責められるのは自分だとしてガッシリと掴み取る。

ワアアアアアアアアッ!?

実況「これは凄い! ふらの、板野くんの頭脳プレーでトライアングルシュートを封じました!
   ポストを蹴ってその振動を反対側まで伝わらせ、空へと飛ばせない!
   答えを聞いてみれば簡単な事ですが、これは正に目から鱗と言えるでしょう!
   空中サッカーの申し子、立花兄弟! 早くもそのトライアングルシュートを破られたァ!!」

次藤「おもろいコトをするやつらだが、いとも簡単な盲点があったもんタイ」
佐野「そうですね」
次藤「フッ、ワシら2人のコンビプレイにはそれがないがな」

反町「すごいな……あんな方法で防げるなんて……」
北詰「非常識だ! 防ぐ方も、防がれる方もな。 ポストを蹴ってシュートだと? それはサッカーではない、曲芸だ」
若島津「………………」
小池「どうした若島津、怖い顔して。 コーラ飲むか? 飲みかけだけど」
沢田「(すごい勢いで若島津さんが否定されてる……)」

片桐「板野はこれを読んでゴール前へと戻っていたんでしょうか?」
見上「十中八九そうだろうな。 でなければ、ゴール前へと戻る意味がない。
   咄嗟の事ではなく、事前にこの事を考えていたのだろう」
片桐「頭は悪くないようですね」

486 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:03:46 ID:???
この一連のプレイを見て、観客たちは度肝を抜かれていた。
小学生時代から全国区のプレイヤーとして名の知れていた立花兄弟。

それが、同じく全国区の学校であるふらのの一員であるとはいえ、
去年から加入をしたという新参である板野住明――『マグナムシュート』という必殺のシュートを持つという情報だけは出ていたが、
それでもまだまだ知名度は低い選手が立花兄弟を抑え込んだとあって、どよめく。

和夫「い、いてて……お、俺達のトライアングルシュートが……」
政夫「和夫、大丈夫なら立て! 戻るんだ!」
和夫「えっ?」

松山「(板野はこれを考えていたのか!)ナイスプレイ、板野! 加藤、ボールを出せ! カウンターだッ!!」
加藤「は、はい!」

バコーンッ!!

だが、そんな中でも試合は当然ながら止まっていない。
ゴールキックになっていたのならばともかく、未だプレイは続いたままである。
立花兄弟が上がり切った事により花輪の守備は殆ど残っておらず、絶好のカウンターチャンス。
政夫が和夫の怪我の有無を心配する中、それでも戻り始め……。
それを見ながら松山はボールを確保していた加藤にボールを要求。
ふらののカウンターアタックが始まる。

実況「これはふらの、チャンス! 少し攻勢に出ていた花輪、守備隊形が整っていません!
   ボールは松山くんへと綺麗に渡りました! このチャンスをなんとかものにしたいぞ、ふらの!」

松山「(カウンターを成功させるなら、とにかく前へとボールを流していくんだ!
    板野はゴール前にいてあいつを待ってちゃカウンターの意味がない! ならここは……)小田!」
小田「は、はいぃ!」
玉井「立花兄弟のトライアングルシュートが……え、ええい、落ち込んでられるか!」

487 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:05:05 ID:???
先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★玉井→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、小田と青田で競り合い、ふらのスローイン)
≦−2→花輪ボールに。

488 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:08:37 ID:???
★松山→パス 52 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=★

489 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:08:39 ID:???
★松山→パス 52 ( クラブ6 )( 2 + 6 )=★

490 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:07 ID:???
おお!

491 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:39 ID:???
★玉井→パスカット 44 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=★

492 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:10:43 ID:???
これは松山の女子ファンも増えるな!

493 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:12:43 ID:???
チャキッ>>492

494 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:14:59 ID:???
松山のパスの名前はどうなるんだ……

495 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:17:04 ID:???
パスカットが「北海道パスカット」だから…

496 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:12 ID:???
本スレでパスフラグとった時に雑談スレだと青函トンネルパスとかじゃね?とかあったなw

497 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:36 ID:???
雪だるま、鉄砲水、北海道、ヒグマ…
パスは流氷パスとかw

498 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
流氷パス、マリモパス、風花パス、連絡船パス、ラベンダーパス、大雪山パス
思い付きを並べてみた

499 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:19:39 ID:???
「青函パス」で

500 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:42:32 ID:???
>★松山→パス 52 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=64★
>★玉井→パスカット 44 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=53★
>≧2→松山のパスが小田に通った! 小田がそのまま左サイドを駆け上がる!
>※松山が12を出して勝利した為、パスフラグ習得。
============================================================================
松山「(小田……板野が入った事で、1番悔しい思いをしたのはお前なんだろうな……)」

この時、松山は久しぶりに小田へとパスを通す事で小学生時代からの思い出を振り返っていた。
小学生時代から部員たった11人のサッカー部で共に練習し、全国へ向けて切磋琢磨していたふらのメンバー。
中心人物は当然ながら松山だが、
当の本人はあくまでもふらのは自分1人のチームではなく仲間たちとのチームワークが最大の武器だと考えていた。
彼らの事を労り、時には厳しく指導しながら全国を目指してきた大切な仲間たち。
その中でも板野が加入し、台頭した事によってエースストライカーの座を失ってしまった小田の心中を松山は以前から案じていた。

松山「(エースストライカー……FWなら、誰だって手に入れたくて仕方ない称号だろう。
    チームの為にポストプレイをする事も当然大切だが、時にはFWには誰にも負けないという強い意志が必要だ。
    お前にもストライカーとしての誇りがあるのなら、きっと落ち込んだんだろうな)」

当然ながら、今では松山は板野の事も大切なチームメイトの一員だと思っている。
小学生時代からの付き合いである小田達にも、その愛情は負けない。
だが、それでも小田の気持ちを察するに、松山はいつも強く胸を掴まれる思いをしていた。

501 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:43:38 ID:???
松山「(でもお前だって実力はあるんだ……! それを、この契機、チャンスで見せてみせるんだ!!)いけっ、小田!!」
小田「はいっ!(うおわぁあああっ!? なんだこのパスは!?)」
玉井「うぎょおっ!?」

バシュウウウウンッ! バシィンッ!!

そして、その松山の想いを乗せた渾身のパス。
それは松山が編み出した北国シュートと全く同じ地を這う軌道で、
かつ強烈な速度で小田が走り込む場所へと向かい、小田はその衝撃を抑え込むのに必死になりながらもなんとかトラップ。
カットに向かった筈の玉井はあまりのパスの速度に目を点としながら、しばしその場に立ちすくむのだった。

小田「(いてて……もうちょっとトラップしやすいパス出してくんねぇかな。 俺は板野じゃないんだぜ?)」

……なお、松山の思いは残念な事に小田には届いていなかったという。

実況「松山くん、鋭いパスがフィールドを切り裂き小田くんへと綺麗にわたった!
   ふらの、攻めます! 攻め入ります! これはいきなり得点のチャンスがやってくるか!?」

藤沢「松山くん素敵……」
町田「美子、それしか言ってない……」

滝「上手いパスだな。 俺も見習いたいくらいだ」
井沢「ああ、綺麗なパスだった。 でも問題はこれからだぜ」

502 :森末(仮):2013/10/22(火) 00:44:39 ID:???
前半8分、立花兄弟の速攻を止め、逆にカウンターを仕掛けた事で生まれたふらののファーストチャンス。
この攻撃を成功させる事が出来れば、花輪の出鼻を挫く形での先取点に繋げられる。
彼らの必殺技を防ぎ、そこから得点に繋げられれば、あちらの士気も落ちるだろう。
そういう意味でも大事な攻撃というのは少しでもサッカーを知る者ならば誰もがわかっており、
ボールを持ちサイドを駆け上がる小田もその点は承知済みである。

小田「(くっそー、ここでボール奪われて負けたら後々俺のせいにされかねねー!!
    でもすぐにボール戻す訳にはいかないんだよな、チャンス作らないと!)」
青田「すぐにボールを奪って、もう一度攻撃だ!」
村沢「松山達が相手じゃないんなら……!」
小田「そうはいかないんだよ!」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★青田→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が突破に成功! ゴール前の松山にセンタリングを上げる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、ふらのスローイン、小野がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

>松山のパスの名前について。
色々と考えておりますが、皆様も沢山考えてくださっているようで感謝です。
覚えた時には、投票で決めるように致します。

503 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:03 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=★

504 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:25 ID:???
★青田→タックル 45 ( クラブ6 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 ( クラブ9 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=★

505 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 00:45:58 ID:???
★青田→タックル 45 ( ダイヤA )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=
 村沢→タックル 46 ( ハートA )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=★

506 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:17:49 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=55★
>★青田→タックル 45 ( クラブ6 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=53
> 村沢→タックル 46 ( クラブ9 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
==================================================================================
小田「うおおっ!」
青田「く、なんて気迫なんだ……!(これが粘りのふらのの力か……?)」
村沢「慌てるな! こっちの方が人数では勝ってるんだ!
   とにかく抜かせないようにしろ、政夫たちが戻ってきてくれれば……!」
小田「(! そうか、あの兄弟が戻ってくる前に抜けないと判断してボールを手放したとすれば……。
    それは俺のチームプレーになる! 俺の実力は皆だってわかってくれてる筈だ!)金田、後は頼む!」
青田・村沢「「なにィ!?」」
金田「(小田め、逃げたな……? まあいいや、気持ちはわかるし)」
板野「(……結果的には最良な選択だしね)」

ここでボールを失っては戦犯扱いは免れない、と死にもの狂いで突破を試みる小田。
だが気迫で押し切るにはある程度の力量が必要である。
小田もふらの中では実力者である方だが、花輪も全国の常連。
そう簡単に突破が出来ず時間を稼がれてしまうが、小田は咄嗟にボールをバックパス。
これには先ほどまでの小田の態度を見ていた花輪DFもあっけに取られて身動きできず、
ボールは後ろから上がってきていた金田がフォローをする。

傍目から見れば突破に躍起にならず、情勢を判断して最良の行動を選んだ『チームプレー』に見えるが、
小田の考えは松山を除くふらのメンバーには見破られていたそうな。

実況「小田くん、ここは無理をしない! ボールを奪われる前に素早く手放しました!
   そしてこれを金田くんが素早くフォロー! こういったチームプレーこそふらのの長所の一つです!」

507 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:18:52 ID:???
松山「(うん、いい判断だ! ……自分で決める事よりも、まずチームの勝利を優先する。
    やっぱりお前は最高の選手だ!)よし……センタリングをくれ!」
金田「はい!」

バシュッ!!

そしてこの光景を見ながら松山は感心したようにうなずきつつ、ゴール前へと駆け込みセンタリングを要求。
待ってましたと言わんばかりに金田は迷う事なくボールを上げ、
これに松山は高く飛び上がりながら体を上下反転させつつシュートを打ちに行く。

中学校に入ってから真っ先に練習を繰り返し、数か月かけて覚えた必殺のシュート。
その派手さと威力からサッカーの花形とされる、『オーバーヘッドキック』である。

藤沢「き、きた……! 写真、写真を取っておかなきゃ……!
   町子、私と松山くんのツーショットを……」
町田「いやいやいや、ここからじゃ松山くん豆粒くらいの大きさしか写らないわよ!?」

政夫「く、くっそー! 頼む、みんな止めてくれ!」
吉倉「北国シュートじゃなけりゃ……!」
松山「これが俺の……『雪下ろしオーバー』だっ!!」

508 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:20:18 ID:???
先着3名様で、

★松山→雪下ろしオーバー 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(政夫がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(板野と政夫で競り合い)(相本がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

509 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:20:59 ID:???
★松山→雪下ろしオーバー 56 ( クラブ9 )( 1 + 5 )=★

510 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:21:22 ID:???
武田・中村の判定は正しくはこちらになります。
間に合えばこちらでお願いします。

★武田→高いクリアー 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

511 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:22:10 ID:???
★武田→高いクリアー 45 ( ハート3 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→高いクリアー 48 ( ハートA )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★


512 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:30:35 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

513 :森末(仮):2013/10/22(火) 01:31:48 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

514 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 01:35:25 ID:???
乙でした。
今回は何点差でダイジェストになるのかな。
立花兄弟は攻撃力高そうだからスカイラブで2、3点は取り返すチャンスがあるけど。

515 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 06:34:37 ID:???
ハナナチオ再現ならず

516 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 06:41:19 ID:???
ジェミニアタックも松山が1度くらいは止めそうで向こうはこちらを止められなさそうやね

517 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 07:19:26 ID:???
−○−○− 立花兄弟
−−○−− 板野
○−−−○ センタリング浅い位置からクロス
ジェミニと板野にポストプレイ、ドリブル磨くよりワンツーと空中戦だな
起用するなら交代は割る切る、板野はある程度の守備力がいる
曲芸兄弟で終わるか世界のスカイラブとなって羽ばたくか

518 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 12:23:04 ID:???
テクモ的にシュートの伸びしろありまくりだから期待

519 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 13:44:30 ID:???
今のままだとトラップがきついから、浮き球補正高低共にあと+1は欲しいな。
チビでも立花兄弟とは4/4だから、上げられないことはないはず。
いずれのイベントか特訓を期待しよう。

520 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 16:37:30 ID:???
三杉完治と葵加入するまでは中盤も弱点だから、
なるべく中盤に数割きたいんだよね
立花兄弟を使うと3トップになるからそういう意味ではかなりきつい

521 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:49:16 ID:???
>★松山→雪下ろしオーバー 56 ( クラブ9 )( 1 + 5 )=62★
>★武田→高いクリアー 45 ( ハート3 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 中村→高いクリアー 48 ( ハートA )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=55★
>★吉倉 パンチング 49 ( ハートA )( 6 + 1 )=56★
>≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=========================================================================
『雪下ろしオーバー』それは一般的なオーバーヘッドキックとは何ら変わらない、
至って普通のオーバーヘッドキックである。
だが、特別な効果がないとはいえ……それを放つのが松山光であれば話は違う。
ジャンプ力はないが強靭な足腰を持ち、
鍛錬を重ねて空中でもしっかりとミートできるよう心掛けた松山の雪下ろしオーバー。
綺麗な音を立てて放たれたそれは、彼の心のように真っ直ぐに花輪ゴールを襲い掛かる。

武田「た、高い!」
中村「届かない!?」

ボールをクリアーに行ったDF達は一歩も二歩も及ばず。

吉倉「うわあああっ!!」

ザシュッ! ピピィーッ!!

気迫を込めてパンチングに向かった吉倉も、そのボールには指一本と触れる事は出来なかった。
そしてボールは音を立ててネットへと突き刺さり、次いで審判の笛が鳴り響く。

松山「よーし!!」

着地をしっかりと決めた松山はその笛の音を聞きながらゴールへ突き刺さったボールを確認すると、
高々と拳を上げてガッツポーズを決めるのだった。

ふらの 1−0 花輪

522 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:50:18 ID:???
ワアアアアアアアッ!!

実況「決まりました、ゴール! ふらの中学、前半9分という早い時間帯にまたもや先取点!
   決めたのは松山くん、自慢の『雪下ろしオーバー』が完璧にゴールを射抜き、
   花輪守備陣は掠る事すら出来ずにゴールを奪われました!」

観客「先取点はふらのか」「花輪はゴール前で失敗してカウンター決められちまったのが痛かったなぁ」
  「そのカウンターも綺麗に決まったな」

反町「これでふらのはぐっと有利になったな。
   花輪は立花兄弟のトライアングルシュートが封じられたし、攻め手がなくなった」
沢田「元々の地力ではふらの有利とされてましたもんね」

井沢「オーバーヘッドキックか……(あれだけの大技を簡単に使えるってのはやっぱり羨ましいな)」
長野「打点は高くはないからやりようによってはクリアーできそうだが……」
小田「で、でも松山には『北国シュート』もあるんだろ?」
剛田「(と、止められる気がしねぇぜ……先輩たちに任せるしかねぇや)」

藤沢「松山くん……素敵過ぎ……」
町田「(美子のキャラがどんどん変わっていってる気がするのは気のせいかしら?)」

このふらのの先取点に観客たちは大いに沸く。
特に流れが立花兄弟の得意とする戦法をエースストライカーが破り、
逆に速攻のカウンターを見せてキャプテンが大技を持って得点をするという目立ちやすいものだった事もあり、
観客たちには改めてふらのの強さが強く印象付けられる。

523 :森末(仮):2013/10/22(火) 22:51:19 ID:???
小田「ナイスシュート、キャプテン!(ふ〜、よかった。 一応俺も先取点には役だった筈だよな?)」
松山「小田こそ、ナイス判断だった。 自分で決めたかっただろうに、悪かったな」
小田「い、いいんだよ! サッカーはチームスポーツ、得点する為に最良の判断しないとな!
   (いくら相手の守備が軽そうだからって俺じゃ得点は無理だって……)」

そしてフィールドでは松山を中心として、ふらのメンバーが喜びの声を上げる。
その渦中にいた松山はといえば、
相も変わらず周囲にとっては内心遠慮したい事を言って彼らを困らせるのだが、
それも一区切りがつくと板野へと向き直り口を開く。

松山「板野、お前もナイスディフェンスだったぞ。
   まさかあんな方法で立花兄弟のトライアングルシュートを止められるとは思わなかった」
山室「確かにな」

カウンターから先取点を決めた功績は、ボールを運んだ小田と得点を決めた松山である事は間違いない。
だがその前にカウンターを決める事が出来たのは、板野が立花兄弟のトライアングルシュートを防いでいたからである。
もしも板野が防いでいなければ、今頃は花輪と立場が逆転していたかもしれない。
そういう意味で松山は板野の事を労い、板野は少しだけ照れたようにしながら頬をかく。

板野「(本当は俺が考えた事じゃなくて知識で知っていた事、なんだけどな……。
    なんて言っておこう?)」

A.「サッカーは頭を使うスポーツだからね。 ずっと対策は考えていたんだ」 自らの頭脳をアピールする
B.「立花兄弟封じは完璧だ、次も俺に守備は任せてくれ」 次も立花兄弟封じを任せてほしいと伝える
C.「たまたまだよ、ふと思い浮かんだだけさ」 マグレの思いつきだと謙遜する
D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
E.「小田の判断こそがこの得点に繋がったんだ」 自分はさておき、小田を褒める
F.「所詮あんなシュートは猿知恵さ、人間の頭脳には勝てない!」 立花兄弟を貶す
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

524 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 22:52:35 ID:MULrk9n+
D

525 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 22:52:53 ID:be0BAx0o
D

526 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:24:12 ID:???
>D.「松山こそナイスシュートだったよ!」 自分はさておき、松山を褒める
==================================================================================
自分で考えた事ではないのにそれを褒められる事にこそばゆくなったのか、
板野は自分のトライアングルシュート封じには然程触れず、松山のシュートを褒めた。
実際、松山のオーバーヘッド……『雪下ろしオーバー』は板野の目から見ても羨ましいもの。
チビであり、然程ジャンプ力も無い板野では高い浮き球にあれだけ綺麗に合わせられないのだ。

松山「ああ、ありがとう。 あの雪下ろしオーバーは中学1年生の時に開発したんだ。
   小学生時代、前にも話した岬って奴や、武蔵の三杉が全国大会で使ってたのを見てな。
   北国シュートと同じく、俺の自慢のシュートなんだ」
板野「(オーバーヘッドといえば翼の代名詞な気もするけど、使い手は他にもいるもんなぁ)」
松山「次は皆が決める番だぞ。 さぁ、もう一度花輪の攻撃を断ち切って追加点を狙おう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうしてふらのメンバー達が気合を入れ直し、守備に戻る一方。
花輪中学の面々は少しだけ気落ちしたような表情でスコアボードを見つつ、
中心人物である立花兄弟の顔色を伺った。

吉倉「すまない、政夫、和夫。 止められなかった……」
政夫「仕方ない、松山は攻めも守りも出来る全国屈指のMFだからな。
   むしろカウンターを許した俺達の責任だ」
和夫「くそっ、どうして俺達のトライアングルシュートが……! 板野の奴、小学生時代は会った事なかった筈なのに!」
政夫「忘れたのか、和夫! あいつが去年俺達と会った時に言ってた事を」
和夫「……もしかして、俺達の事を事前に調査しておいたって言うのか?」
政夫「しかもご丁寧に対策までしてくれたみたいだぜ。
   (それだけ俺達を警戒してくれるってのは実力を認められてるみたいで嬉しいが、勝負の最中にそんな事は言えねぇ……)」

527 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:25:59 ID:???
立花兄弟としては、小学生時代から愛用していたトライアングルシュートを、
初めて試合をする相手に破られたというのは信じがたい事である。
だが、実際……事実としてトライアングルシュートは板野の手によって防がれたのだ。

本当の所は板野はこの防ぎ方を思いついた訳ではなく、"知って"いただけなのだが、
当然ながら立花兄弟がそのような事を知る筈もなく。
事前に自分たちの得意技を調べ、対策を練ってきていたのだろうと考える。
去年に試合会場で偶然出会った時にも立花兄弟を知っているような事を言っていたのだから、
立花兄弟がその考えに至っても致し方ないだろう。

自分たちを"強敵"と認めて対策を練ってきたという事実は、それはそれでありがたい話。
それだけ自分たちに注目をしてくれるというのは、FWとしては最大の誉である。
しかし、それを手放しで喜べる訳では当然なく、政夫は小さく舌打ちをしつつ和夫に向き直り口を開く。

政夫「しょうがない、"アレ"を使うぞ」
和夫「ええっ、"アレ"は若島津対策の技じゃないか! もう使っちまうのか?」
政夫「ここで負けたら意味がないんだ、出し惜しみしてる場合じゃない。
   みんな、そういう訳だ。 ゴール前に高いボールを放り込んでくれ」
玉井「わかった、頼むぞ立花兄弟」
和夫「任せとけって、これで同点だ!」

528 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:27:00 ID:???
実況「さぁ両チーム再び配置につき、キックオフの笛を待ちます。
   しかし花輪は立花くんたちの得意のトライアングルシュートを封じられ、今一つ攻め手に欠ける気がします。
   一体ここからどのように攻めるつもりでしょうか? そこにも期待をしたい所です」

片桐「花輪は苦しい形になりましたね。 1点ビハインドで得意技が封じられる。
   正攻法でゴールを狙うのもありですが、ふらののキーパーである加藤も実力は低くない」
見上「もしも小学生時代から何も成長をしていないというのなら、敗北は免れんだろう」

ピィーッ!!

政夫「よし、行くぞ和夫!」
和夫「おう!」
板野「(またこの2人か……!)」

再び花輪ボールでのキックオフ。
先ほどのリプレイを見るかのように、立花兄弟は再びボールを持って正面突破を挑みかかる。
花輪というチームが彼らの攻撃力頼りである事を考えれば当然の選択であるが、
板野は彼らが迫りくる間も記憶を呼び起こしどうしたものかと考える。

板野「(トライアングルシュートを防がれたんだから、十中八九次はスカイラブハリケーンをしてくる筈だ。
    でもあれは簡単には防げないんだよなぁ……どうしよう?)」

A.「ここで止めれば問題ないんだ!」 政夫からボールを奪いにいく
B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
C.「俺の守備力じゃ話にならない。 攻撃に備えておこう」 カウンターに備え待機する
D.「(ゴールバーに登れば防げないかな?)」 再びゴール前まで戻る
E.「松山、立花兄弟は何か仕掛けてくるぞ! ゴール前に戻るんだ!」 松山をゴール前に戻らせる
F.「さてはスカイラブハリケーンを使ってくるつもりだな!?」 大声で叫び、立花兄弟の動揺を誘う

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

529 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:27:49 ID:MULrk9n+
B

530 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:28:00 ID:be0BAx0o
B

531 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:28:50 ID:rGgp2SFk
c

532 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:32:27 ID:???
東邦、南葛戦だと板野にべったりマーク付けられるだろうな

533 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:42:59 ID:???
>B.「1人じゃ拙い、松山達と連携しよう」 少し下がり松山達と連携して奪いにいく
=================================================================================
板野「(攻撃能力は鍛えたつもりだけど、守備は殆ど手付かずだもんな……。
    ボールキープが上手い立花兄弟からボールを奪える気はしないや)」
松山「(ん? 板野が下がってきたか……よし、連携して奪いにいくぞ!)」
小田「(中央に寄れ、か……しょうがねぇな)」
山室「(数合わせ数合わせ、っと)」

自分の攻撃力にこそ自信はあるものの、逆に守備力はからきしな板野。
単独でボールを奪いに向かっても政夫からボールを零すのも難しいかもしれないと判断し、
後退をしながら松山に視線で合図を送る。
これを受け取った松山は両サイドのFWも中央へと寄せ、
4人がかりでの立花兄弟のパスワーク封じを狙いに行く。

政夫「へっ、数をかければいいってもんじゃないぜ!」
和夫「俺達のコンビプレーをそう簡単に止められるもんか!」

先着3名様で、

★政夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 和夫→ジェミニアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★松山→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 山室→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(塩田がフォロー、小野がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

534 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:06 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブQ )( 6 + 6 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード4 )( 4 + 6 )=★

535 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:19 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 54 ( ハート5 )( 3 + 6 )=
 和夫→ジェミニアタック 54 ( ダイヤ2 )( 5 + 6 )=★

536 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:44:38 ID:???
★板野→パスカット 46 ( スペード5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=★

537 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:45:36 ID:???
★松山→パスカット 52 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=
 山室→パスカット 46 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=
 金田→パスカット 47 ( スペード10 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=★


538 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:46:32 ID:???
立花兄弟も松山も凄いプレーだ

539 :森崎名無しさん:2013/10/22(火) 23:46:44 ID:???
すげぇな各キャラのダイスに全部6がある

540 :森末(仮):2013/10/22(火) 23:47:17 ID:???
おっと、名前が金田になっているのは小田の判定です。
結果は変わりませんので、結果の文章で修正します。

541 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:38:59 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 54 ( クラブQ )( 6 + 6 )=66
> 和夫→ジェミニアタック 54 ( スペード4 )( 4 + 6 )=★64
>★板野→パスカット 46 ( スペード5 )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>★松山→パスカット 52 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=64
> 山室→パスカット 46 ( ダイヤJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=59
> 小田→パスカット 47 ( スペード10 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=57★
>≧2→立花兄弟が目にも留まらぬ早業で中盤を突破! 再び小野にボールを渡し……?
============================================================================
松山「(小田、もう少し右だ! 山室は前に出るんだ!)」
小田・山室「「(おう!!)」」

この時、松山は咄嗟に小田と山室にアイコンタクトを送り、守備指示を出した。
小学生時代から共にサッカーをし、相手の癖や特徴は把握しきっているふらのメンバー。
彼らは松山の視線を見ただけで、お互いの意思疎通が出来るだけの能力を持っていたのだ。

政夫「(へぇ、いい連携だな)」
和夫「(でも俺達には関係ないぜ!)」

バシッ!!

小田「よし、こっちに……」
政夫「あらよっ!」

バコンッ!! パシーンッ!!

小田「あ、あれっ?」
山室「なんで政夫がそこにいるんだ!?」
松山「(あいつら……お互いの位置を、目で見なくても完全に把握してる? そ、そんな事が可能なのか!?)」

542 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:39:59 ID:???
しかし、付き合いの古さにおいて立花兄弟に匹敵する者はいなかった。
何せ彼らは双子の兄弟、この世に生を受けたその時から共に育ってきたのである。
既に互いの考えている事、動きは完璧に把握しており、
更にその先――相手を生かす為のプレーをもこなす事が可能となっている。

ショートパスからの華麗なドリブル突破、サイドへ流れてのロングパス。
そしてお互いのポジションチェンジにボールのスイッチ。
目にも留まらぬ早業で次々にボールを操る様は正に変幻自在であり、ふらのの守備陣はあっさりと崩壊。

松山「く、くそ! 抜かせてたまるか!」
政夫「松山、お前たちのチームプレーは確かに凄いかもしれねぇ!」
和夫「でも、コンビプレーなら俺達がこの日本でNo.1なんだよ! そいつを今から証明してやる!」

パシィンッ!

小野「ナイスパス、政夫!」
松山「し、しまった!」

唯一、彼らのコンビプレーについていけていた松山も、
その強烈なスライディングタックルでボールを奪う前に政夫はサイドから上がってきていた小野へと再びパスを送った。

政夫の言うようにチームプレーならばふらのの方が一枚も二枚も上手だろう。
だが、コンビプレーならば……間違いなく彼らこそが日本で最強。
その事を証明するかのような鋭い速攻であった。

板野「(……やばい、一歩も動けなかった)」

なお、主人公である筈の板野はあまりのパスワークの鋭さに一歩も動けなかったという。

543 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:41:03 ID:???
ワアアアアアアアアッ!!

実況「これは凄い、立花兄弟、くるくると目まぐるしくボールを回しふらの中盤をかき回す!
   たった2人なのにどうしてこのように翻弄する事が出来るのか!
   花輪、再びシュートチャンスだ!」

来生「ふっ、まぁ俺達のトリオプレイには負けるだろうがな」
井沢「おいおい、無茶言うな。 あんな素早いパス回し出来ねーだろ」
滝「(コンビプレーかぁ……井沢は中学に上がってから守備よりになったし、
   俺がするとなると来生が相手になるけど……こいつと合わせるの疲れるんだよなぁ)」

北詰「沢田、反町、お前たちもよくあのパスワークを見ておけよ。
   お前たち、東邦の攻めの中心があれだけの力を発揮出来れば今年は優勝は貰ったも同然なんだ」
反町「は、はい(タケシは合わせやすいけど、あれだけのプレーが出来るかな……)」
沢田「わかりました(反町さんはこっちの事を考えてパス出してくれるから楽でいいんですよね……)」
小池「(攻めの中心でなんで俺の名前が挙がらなかったんだ?)」

次藤「流石にコンビプレーを売りとするだけの事はあるタイ。
   だが、問題はここからタイ」
佐野「そうですね」

立花兄弟たちのある種芸術的とも言えるパスワークに歓声を上げる観客たちだが、
一部の者達はまだ花輪が喜ぶには早すぎるとフィールドに注視をする。
突破は上手くいった、だがフィニッシュはどうなるのか? 問題はそこである。

見上「先ほども突破自体は上手くいった、立花兄弟のパスワークを止められる者などそうはいないからな。
   問題は最後の詰めだ、これを決められなければ先ほどの二の舞になる」
片桐「ふらのもトライアングルシュート対策はバッチリなようですからね……」

544 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:42:23 ID:???
松山「松田、ポスト前に陣取るんだ! 立花兄弟が飛び上がろうとしたらさっきの板野と同じように蹴れ!」
松田「は、はい!(タイミングを間違えないようにしなきゃな……)」

ふらの中学の者達は当然のようにトライアングルシュートを警戒し、
先ほど板野が防いだものと同じ方法でトライアングルシュートを封じようとする。
キック力が板野よりも低いとはいえ、それでもポストに振動を伝えるくらいは誰でも出来る。
トライアングルシュートを狙いに行っても先ほどと同じ結果になるのは目に見えていたが……。
しかし、立花兄弟は不敵に笑いながらゴール前へと駆け上がる。

政夫「よし、上げろ小野!」
小野「それっ、頼むぞ!!」

バコーンッ!!

実況「さぁ、ボールが再び空高く上がった!
   立花くんたち、ここは先ほどと同じようにトライアングルシュートに行くのか!?
   だがポストの前にはふらの中学、松田くんが備えている! これではさっきと同じ結果になるのは目に見えています!」

政夫「よし……ここだ、和夫!」
和夫「いくぜ!」

ズッザアアアアアアアアアアア!!

松山「えっ!?」
板野「(で、出た! そもそもなんであんだけ滑れるのか不思議だけど、ここから更にトンデモな事になるんだ!!)」

石崎「何するつもりだ?」
高杉「(背中が急にかゆくなって地面でかくつもりなのか?)」

次藤「また面白か事し始めたタイ!」
佐野「そうですね」

545 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:43:41 ID:???
そして再び小野がボールを天高く上げた後、和夫は体を仰向けにしながら地面を滑走し始める。
傍から見ればただの奇行、いきなり寝ころびそのまま滑り始める様は異様としか言えず、
観客たちはどよめきふらのメンバーもただ困惑するしかなかった。
だが、真に彼らが驚くのはここからである。

政夫「……今だっ!!」

ピョインッ! ガシィイイイイイイイイインッ!!

松山「なっ……なにィ!?」

空へと上がったボールの弾道を見極めながら、あおむけになった和夫へとジャンプをする政夫。
一歩間違えればスパイクで傷つけ、大惨事を招きかねない行為である。
だが、政夫は綺麗にピタリと和夫が折り曲げていた足のその裏へと着地。
そのままドッキングを果たした立花兄弟は、驚く周囲を後目に高々と叫ぶ。

実況「こ、これはなんだ!? 立花和夫くんが地面にあおむけになり、滑走していた所を政夫くんがそれにドッキングー!!
   一体何をしようというのか!?」

政夫「見せてやるぜ!」
和夫「これが俺達の新空中技!」

政夫・和夫「「スカイラブ・ハリケーンだ!!」」

546 :森末(仮):2013/10/23(水) 00:44:42 ID:???
先着3名様で、

★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★本田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(塩田がねじ込み)(塩田と松田で競り合い)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→政夫のスカイラブハリケーンがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(塩田がねじ込み)(花輪コーナーキック)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

547 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:44:57 ID:???
★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( スペードQ )( 5 + 3 )=★

548 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:44:58 ID:???
★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( ハートK )( 3 + 6 )=★

549 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:46:01 ID:???
★本田→ブロック 48 ( ハートK )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 近藤→ブロック 47 ( クラブ3 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=
 佐瀬→ブロック 48 ( クラブ5 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★

スカライブは生で見れたら感動モノだろうなw

550 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:46:47 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( ハートJ )( 6 + 6 )=★

551 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:47:51 ID:???
頑張った
物凄く頑張ったけど1足りない!

552 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 00:54:46 ID:???
松山をゴールポストに登らすか、このまま落ち着いて点取り合いに挑むか…
弾丸でガッツ節約していった方がいいかな、マグナムで確実にいくか、さてどうしよう。

553 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:05:34 ID:???
スカーラブの方は確実に防げない。ブロッカーがいないんだから。
でもあの技は出せてあと2発だから、やはり覚醒目当ての殴り合いの方がいいんじゃないか。

554 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:23:46 ID:???
クリアだったら勝負できる奴いるかな、一応松山にポスト登り案だけ出しておいて判断は投げる手もある。
コーナーキックぐらいじゃないと出番無いだろうけど、少しぐらいなら動き封じられるかも。
でも立花兄弟これでガッツは300消費してるんだよな…(ジュミニで100、スカイラブで200)
あと、クリア技あるから雪下ろしオーバーも決まる確率低くなるかもしれん。

555 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:26:00 ID:???
>★政夫→スカイラブハリケーン 58 ( スペードQ )( 5 + 3 )=66★
>★本田→ブロック 48 ( ハートK )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=57
> 近藤→ブロック 47 ( クラブ3 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 佐瀬→ブロック 48 ( クラブ5 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=56★
>★加藤 パンチング 52 ( ハートJ )( 6 + 6 )=64★
>≧2→政夫のスカイラブハリケーンがふらのゴールに突き刺さる!
===================================================================================
板野「(凄い……これが、これがスカイラブハリケーンか!)」

ドッキングを成功させ、空高く飛び上がった政夫の姿を見て、板野は感動に近いものを覚えていた。
敵対している者としてはあるまじき感情なのかもしれないが、板野もいちキャプテン森崎、キャプテン翼ファンである。
とんでもサッカーと言われるその世界の中でも、群を抜いて凄まじい技『スカイラブハリケーン』。
両足をドッキングさせ、そのバネを利用して空高くまで飛び上がりヘディングをするという技は、
板野も子供の頃に真似をして母親に怒られた経験もある技である。
それを目の前で、同じフィールドで見て、感動をするなという方が無理な話だろう。

政夫「いけぇっ!!」

だが、そんな板野の心境を知ってか知らずか、
空中に飛び上がった政夫は容赦なくゴールを狙いヘディングを放つ。

空中戦に強いという若島津、その若島津から点を奪うにはトライアングルシュートでは心もとない。
そう考えて編み出されたスカイラブハリケーンは、標的としていた相手とは違うGKが待つゴールへと襲い掛かる。

556 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:27:36 ID:???
バビュウウウウウウウウウウウウウッ!!

本田「な、なんだよこれぇっ!?」
近藤「うわああああっ!?」

超高度から放たれたヘディングは、
重力で更に速度を加速させつつDF達がブロックに向かう事の出来ない角度で降下してゆく。

加藤「く、決められてたまるか!(失点したらなんて言い訳をすれば……)」

それでもGKである加藤は懸命に食らいつき、ボールをなんとか弾こうとダイブをした。

バシュウッ! ……クルクルクルクル スタッ

しかし現実は無情。あと1cmという所で加藤の拳はボールをとらえる事が出来ず、
ボールはゴールネットへと突き刺さる。
誰もが呆気に取られる中、空高く飛び上がっていた政夫は空中で前転を決めながら綺麗に着地。

政夫「へへっ、100点満点!」
和夫「どうだ見たか! これが俺達の新技、スカイラブハリケーンだ!!」

ピ、ピピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

起き上がってきた和夫とハイタッチをしながら再び高らかに宣言をすると、
フィールドの時間は再び流れ、審判は思い出したように得点を告げる笛を吹き観客たちが歓声を上げるのだった。

ふらの 1−1 花輪

557 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:28:50 ID:???
実況「き、決まった……! なんという事でしょう、花輪! 1点を返して同点に追いついた!
   ただいま入ってきた情報によると、先ほど立花くんたちが見せたのはスカイラブハリケーンという大技!
   互いの足をドッキングさせる事で大きくジャンプをし、高くからゴールを奪おうとする超必殺技です!
   これは凄い、花輪! とんでもない秘密兵器を隠し持っていたようだ!」

観客「すっげー! サッカーってこんな事も出来るのか!」「いいぞー、立花兄弟! やれやれー!!」
  「さっきの突破も凄かったし、こんな事も出来るなんてな」「いやいや、ふらのもまだ負けちゃいねぇぜ!」

北詰「な、なんというバカげたシュートだ! 
   そもそも一歩間違えれば怪我をしてもおかしくないぞ、一体どんな指導者が花輪の監督なんだ!」
反町「(確かに馬鹿げてるっちゃ馬鹿げてるけど……あの角度からのシュートはそう簡単に防げないぞ?)」
小池「若島津、あれ止められるか?」
若島津「あの程度の曲芸、俺が弾き返せない訳がないだろう」

次藤「やるタイ……さっきのトライアングルシュートには単純な防ぎ方があった。
   だがこのスカイラブハリケーンを防ぐにゃ根本的にシュートコースを防ぐしかないタイ」
佐野「そうですね……」

片桐「……これが立花兄弟の切り札ですか」
見上「面白い事をする奴らだ。 あの角度からのシュート、並のキーパーでは防ぐことは難しいだろう。
   加藤もいい動きをしたが、一歩及ばなかったようにな」
片桐「これで同点、しかも早い時間帯でいきなり点を返しましたからね。
   花輪はここから勢いに乗ってくるんじゃないでしょうか?」
見上「うむ……(問題は乗りすぎて、スタミナが切れる事くらいだな)」

ド派手な突破から、更にド派手な必殺技で一気に追いついた花輪中学。
一般的な観客たちは拍手喝采で立花兄弟を褒め称え、偵察に来ていた者達も思わず息をのむ。

558 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:29:50 ID:???
和夫「へへへ、歓声が気持ちいいぜ!」
政夫「やっぱサッカーは派手じゃないとな!」

これに気を良くするのは立花兄弟である。
元来陽気で調子に乗りやすく、目立ちたがり屋な彼ら。
そんな彼らがこれだけの拍手を受けて喜ばない筈はなく、ガッツポーズを取って歓声にこたえてみせる。

加藤「ぐ、ぐぅ……(あんなシュートふせげねぇって……)」
松山「スカイラブハリケーン……凄い技だ……」

逆に一気にムードをよくする花輪中学とは対照的に、
ふらのは先取点を取ってから僅か5分も経たぬ内に同点に追いつかれた事で気落ちをする。
板野のマグナムシュート、松山の北国シュートと必殺シュートには見慣れている彼らであるが、
立花兄弟のスカイラブハリケーンはそれらとは別ベクトルで突き抜けたシュート。
その派手さは相手に強烈なインパクトを与え、ふらの守備陣はどうやって防げばいいんだと頭を抱える。

板野「(……まぁ、あれだけの技だもん。 インパクトあるよなぁ……)」
本田「な、なぁ板野……」
板野「え?」
本田「あれを防ぐ方法は無いのか? さっきみたいにポストを蹴るみたいな感じでさ」
松山「………………」

そんなふらのメンバーの心中を察しながら、板野は未だに生スカイラブの感激に浸っていたのだが、
ここで途方に暮れていたDFの1人、本田は板野にスカイラブハリケーンの防ぎ方を知らないかと問われる。
つい先ほど、トライアングルシュート破りを見せた板野。
もしかしたら、このスカイラブハリケーンを防ぐ術も見つけているかもしれないという淡い期待が彼らにはあり、
松山はその様子をじっと見つめながら板野が口を開くのを待っている。

板野「(スカイラブハリケーンを防ぐ方法、防ぐ方法……)」

559 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:31:01 ID:???
A.「あるよ。 ゴールバーの上に上るんだ」 ゴールバーの上に上るよう提案する
B.「あるよ。 ゴールポストを蹴ってこちらも高く飛ぶんだ」 三角飛び出しを提案する
C.「あるよ。 あいつらを怪我させてしまえばいいんだ」 ニタリとほほ笑んでみる
D.「ないね。 正攻法で守るしかない」 明確な弱点はないとはっきり言う
E.「ないね。 でも、松山が守備に参加すれば防ぐのも不可能じゃない筈だ」 松山スイーパー案を進言する
F.「ないね。 でも……防ぐ方法はなくても、弱点はある」 立花兄弟のスタミナについて指摘する

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

560 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:32:33 ID:xaqbzKIo
A 三角飛びは難しいだろうし

561 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:32:45 ID:xibgubt+


562 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:33:09 ID:rpKaGlM2
F

563 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:33:36 ID:p/Tle+Ew
F

564 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 01:34:42 ID:???
Bが本当に出来るなら松山にもワンチャンあったが、さすがにぶっつけ本番で三角飛び出しは無理だろう。

565 :森末(仮):2013/10/23(水) 01:35:52 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

566 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 07:55:07 ID:???
ゴールバーの上に登らせたりしたら、ミスして怪我の可能性もあるしね

567 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 08:55:01 ID:???
赤札ぁっ

568 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 13:57:58 ID:???
ついさっき2で立花兄弟に11点入れられて負けました
ゲームの兄弟は鬼畜ですね

569 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 18:39:18 ID:???
ゲームには敵のガッツ消費がないのか?
それならきつかったな

570 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 18:44:49 ID:???
確か4までは敵のガッツ無限じゃなかったかな
5で設定されたので、シニョーリにを多数で囲み
一人だけタックル、残りはマークで芸術的なドリブルを乱発させてガッツ切れに追い込むという攻略法があった。

571 :森末(仮):2013/10/23(水) 22:58:14 ID:???
>F.「ないね。 でも……防ぐ方法はなくても、弱点はある」 立花兄弟のスタミナについて指摘する
===============================================================================================
佐瀬「え? ……どういう事だ?」
松山「……立花兄弟たちのスタミナの事か?」
板野「うん、その通りだよ」

板野の一見すると思わせぶりな言葉に多くの者達は首を捻るが、
素早く意図を察知した松山が呟くと板野はそれを肯定。
訳が分からないという表情をする一同に対し、板野は改めて説明をする。

板野「確かにスカイラブハリケーンは凄いけど、あれだけの技なんだからスタミナは大量に消費する。
   強力過ぎるが故の弱点って言っていいだろうね」
松山「ああ、それにあれは足に負担が大きくかかりそうだしな。
   それを考えても安易に何度も連発出来るものじゃない筈だ」
近藤「なるほど……そういう弱点があったのか」

言われてみれば確かに、あれだけの大技をして体に負担がかからない筈がない。
無闇に乱発される恐れはなくなったと聞き一同はほっと安堵をし、
次に具体的にここからどうやって攻めていくかを相談し始める。

加藤「でもそう連発出来ないからって何度も打たれちゃやばいぞ……(止められる自信無いし……)」
板野「打たれたら確かにまずいけど、そうなる前に止める方向でいくしかないね」
松山「立花兄弟もそう何度も打てないという事くらいは重々承知な筈だからな。
   そう考えるとここからはある程度他の選手を使って攻め込んでくるだろうさ。
   それにトライアングルシュートと違ってスカイラブハリケーンはセンタリングを上げて貰わなくちゃ使えない。
   センタリングを出される前に素早くプレスをかける方向でいこう」
本田「なら俺達SBは上がり目の方がいいかな?」
板野「うん、そうだね」
松山「後は俺達も立花兄弟に負けないよう攻め込んで再び突き放していくんだ。
   持久戦に持ち込めば立花兄弟はスタミナに不安がある分、俺達が勝つんだ。 よし、いくぞ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

572 :森末(仮):2013/10/23(水) 22:59:15 ID:???
こうしてふらのメンバーはスカイラブハリケーンを打たれる前に止める事で防ぎ、
また、徹底的に持久戦を挑む事で立花兄弟に対抗しようとする。
一方でその立花兄弟たちはといえば、板野達の予想が当たり、
既に披露と足の負担は軽視できないものとなってしまっていた。

玉井「大丈夫か、政夫、和夫?」
政夫「さっきから俺と和夫だけで攻めはしてたからな……正直、このペースじゃもたないぜ」
和夫「俺達の体力が切れたらその段階で点を入れるのは難しくなるからな。
   しばらくはお前たちでなんとか時間を稼いでくれ」
塩田「ああ、わかった」
政夫「(といっても、みんなの守備力じゃ正直次の攻撃を止められるかどうか不安なんだよな……)」
和夫「(最低限の守備参加だけはしておくか……)」

このペースでいけば、前半だけで息切れをしてしまうと感じた立花兄弟は、
しばらくの間は他のメンバーだけで切り抜けてくれと指示。
彼らもここまで立花兄弟が縦横無尽に暴れ、多大に体力を使ってしまっていた事は理解しておりこの指示を飲むのだった。

井沢「ふらのも綺麗にカウンターを返して先取点を取ったけど、花輪は逆に立花兄弟の速攻でこれまた綺麗に得点をした。
   新技を見せた分、勢いは花輪の方にありそうだな」
山森「でもキャプテン、これまで立花さん達は攻撃面でずっと活躍してますよ。
   あれは明らかにオーバーペースです」
滝「確かにな、あのままじゃ持たないってのは立花兄弟もわかってるだろ。
  花輪はここからが正念場だぜ。 主力2人以外の奴らが、どこまで持ちこたえるかがな」
岩見「(主力以外の戦力、か……)」
小田「(暗に俺の事言われてるみたいでやだなぁ……)」

573 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:00:18 ID:???
ピィーッ!!

こうして前半14分、この試合初めてのふらのボールでのキックオフ。
ボールは小田から板野へと手渡され、ボールを持った板野はゆっくりと前を向き状況を確認する。

実況「さぁ再びキックオフ! ボールは小田くんからセンターフォワード板野くんへと渡りました!
   ふらの、まずはこのボールをどうやって運ぶのか?」

板野「(立花兄弟は……横パス、中央突破にも対応出来るように位置取りしてるな。
    守備力は低い筈だけど、それでも他のメンバーに比べたら高そうだ。
    どうやって攻めるかな……)」

A.「山室、頼んだ!」 ドリブルを鍛えた山室を走らせる
B.「小田、頼んだ!」 元エースストライカーの小田を走らせる
C.「俺が自分で持ち込むぞ! 勝負だ、立花兄弟!」 自ら中央突破する
D.「守備力が低いチームならこれで入る!」 キックオフ普通のシュートだ!
E.「守備力が低いチームなら弾丸シュートで!」 キックオフ弾丸シュートだ!
F.「俺のマグナムシュートは、ゴールが少しでも見えれば決められるんだ!」 キックオフマグナムシュートだ!
G.「松山、頼んだ!」 まずは松山に任せよう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

574 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:01:32 ID:rpKaGlM2


575 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:02:34 ID:v9+lLGXk
A

576 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:02:51 ID:J8G81k/6
F

577 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:03:37 ID:TK9+k7a+
A

578 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:04:56 ID:???
スカイラブハリケーンで傾いた勢いを一気にこっちに戻せるか、だね
失敗したらこっちがオーバーペースだけど

579 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:08:13 ID:???
マグナムならさっきの松山の雪下ろしと期待値的には同じになるな。
50m補正はたしか+4だったはず。

580 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:12:58 ID:???
ストラット的にいえばフリー補正つくんちゃう?

581 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:18:25 ID:???
あ、フリー補正を忘れてた。それなら吉倉が最高値をだしても、板野が5以上だせば
問答無用で決まるな。

582 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:32:26 ID:???
>F.「俺のマグナムシュートは、ゴールが少しでも見えれば決められるんだ!」 キックオフマグナムシュートだ!
=========================================================================================================
ピキーン!

その時、板野の頭脳に名案が浮かんだ。
現実の世界で考えれば、あまりにも馬鹿げたもの。
しかし、ことこの世界――キャプテン森崎の世界でなら、時に有用であるとされるもの。

板野「(ここからなら……俺のマグナムシュート、決まるんじゃないか?)」

それは原作、本編においても時折披露されるもの――キックオフ開始直後のシュート。
主に超絶的なパワーを持つシュートが放てる選手が、
その実力を見せつける為に撃つイベント的な側面を持つシュートである。
そして、今の板野はその"超絶的なパワーを持つシュート"が打てるだけのストライカーであった。

板野「……うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

政夫「げっ……!?」
和夫「なっ……なにィ!?」
松山「板野!?(いきなり狙うつもりか! いや、でも板野のマグナムシュートなら……!?)」

閃いた瞬間、板野はその右足を大きく振りかぶる。
キックオフ直後、完全に花輪のメンバーも、観客たちも、そして仲間たちですら予想だにしていなかった行動。
実況ですら声を失う中で、板野はその右足を強く振り下ろす。

583 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:33:39 ID:???
和夫「や、やばい! 俺達もブロックを……」
政夫「よせ、和夫! みんなを信じるんだ!」
和夫「く、くそう!」

体力に不安のある立花兄弟は、悔しそうに歯噛みをしながら目の前にいる板野を見やりつつ仲間を信じ。

松山「決めろ、板野! ここで決めれば流れは一気に戻ってくるぞ!」

その板野の後ろ姿を見つつ、松山は激励の言葉を口にする。

来生「あいつ馬鹿だ! あんな所から打って決まる訳ねぇ!」

反町「(あんな位置からシュート……? いや、でも、アイツのマグナムシュートってのは相当な威力らしいし……)」

観客席にいた世代を代表するFW達は驚きに目を疑い。

玉井「あんな距離から決めさせてたまるか!」
相本「中央に寄れぇぇぇぇええ!!」
青田「間にあえ!」
武田「くっそー! こんなのアリかよ!?」
村沢「ふざけるな! 俺達を舐めるなよ!」
中村「そう簡単に抜かれてたまるかー!」
吉倉「(あんな距離だ、絶対に見極めてみせる!)」

花輪の守備陣は大急ぎでシュートコースに入りながら、決めさせてなるものかと吼える。

板野「俺のマグナムシュートは……ゴールが少しでも見えれば決められるんだ! いっけえええええええ!!!」


584 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:34:42 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★玉井→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 相本→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 青田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 武田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 村沢→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(50m補正+4)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小田がフォロー)(ふらのスローイン)(塩田がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の雪下ろしオーバーが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がフォロー)(ふらのコーナーキック)(小野がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。

585 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:35:02 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ9 )( 4 + 1 )+(フリー補正+2)=★

586 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:35:17 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( スペードK )( 2 + 1 )+(フリー補正+2)=★

587 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:35:52 ID:???
★玉井→ブロック 43 ( クラブ9 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 相本→ブロック 43 ( ダイヤ8 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 青田→ブロック 45 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 武田→ブロック 45 ( ハート6 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 村沢→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 中村→ブロック 46 ( ハートK )(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★

588 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:36:48 ID:???
判定できんからわけておくれ

589 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:36:59 ID:???
★玉井→ブロック 43 ( ダイヤ7 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 相本→ブロック 43 ( ダイヤ4 )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 青田→ブロック 45 ( ハートJ )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 武田→ブロック 45 ( ダイヤ9 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 村沢→ブロック 46 ( ダイヤA )( 4 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 中村→ブロック 46 ( ハート8 )(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★

590 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:37:31 ID:???
★玉井→ブロック 43 ( スペード3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 相本→ブロック 43 ( ハートJ )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 青田→ブロック 45 ( ハートK )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 武田→ブロック 45 ( ハート10 )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 村沢→ブロック 46 ( クラブ7 )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=
 中村→ブロック 46 ( スペードJ )(!dice + !dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★

591 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:38:50 ID:???
一応6ゾロなら減衰効果が出せるので、中村の判定は個別にもう一度お願いします。
★中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★


592 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:39:22 ID:???
★中村→ブロック 46 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★


593 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:40:05 ID:???
★中村→ブロック 46 ( クラブ2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=★

594 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:40:07 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( クラブ6 )( 1 + 4 )+(50m補正+4)=★

595 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:40:12 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( スペード5 )( 6 + 4 )+(50m補正+4)=★


596 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:40:48 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( ハート7 )( 2 + 5 )+(50m補正+4)=★

597 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:42:07 ID:???
みんな判定協力しすぎw
まあ今回は無理ないか。

598 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:42:13 ID:???
危うくポストだった

599 :森末(仮):2013/10/23(水) 23:43:06 ID:???
同時に多くやりすぎると、引けなくなるようですね。
次回から多くなる判定ではなるべく分けるようにします。

600 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:45:48 ID:???
1レス16判定が上限なのですよ

601 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:48:11 ID:???
なるほど、それなら5人が限界なのか

602 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:54:09 ID:???
この数値なら普通シュートだと流石に止まってたけど、弾丸でもゴールだったな。

603 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:26:29 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ9 )( 4 + 1 )+(フリー補正+2)=67★
>★玉井→ブロック 43 ( クラブ9 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=59 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 相本→ブロック 43 ( ダイヤ8 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び*
> 青田→ブロック 45 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( ハート6 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=58 *吹っ飛び*
> 村沢→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
>★中村→ブロック 46 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=55 *吹っ飛び*★
>★吉倉 パンチング 49 ( クラブ6 )( 1 + 4 )+(50m補正+4)=58 *吹っ飛び*★
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================================
板野のマグナムシュートは、その名の通り火を噴いた。

バグォオオオオオオオオオオオオオンッ!!

玉井「ぐぎゃあああっ!?」
相本「ぐべべっ!?」

間に入ったMF達は、なすすべもなく吹き飛ばされる。

青田「おあああっ!?」
武田「は、はやっ……ぎにゃああっ!?」
村沢「ごぼほぉっ!?」
中村「ぎぎゃぎゃぎゃぎゃああっ!?」

十分な距離があった筈だというのに、DF達は無惨に弾かれ地面に伏す。

604 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:27:51 ID:???
吉倉「うっ、うっ、うわあああああああああああああっ!?」

バギャゴンッ!! ズバァアアアッ!! ……ピ、ピピィーッ!!

それでも尚スピードを殺さぬボール、威力が衰えぬボール。
正にマグナムから放たれたかのようにそのボールはゴールキーパーである吉倉へと襲い掛かり、
哀れ吉倉は半狂乱となりながらも吹き飛ばされ宙を舞った。
次いで、ゴールネットを突き破る音と先ほどのスカイラブハリケーンを決めた時同様、審判の困惑が混じった笛の音。

板野「はぁっ、はぁっ……」

渾身のシュートを放った板野は、荒く息をしながら、心地よさげにその笛の音を聞いていたのだった。

ふらの 2−1 花輪

605 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:28:53 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「き、決まったァァァ!! ゴール、ゴールです!
   板野くん、東一中戦、錦が丘戦でも見せたマグナムシュート!
   それをなんとキックオフと同時に打ち込み、ゴールを奪ってしまった!
   花輪、無惨にも守備陣が完全崩壊! 手も足も出ませんでした!」

観客「こ、今度はキックオフから一瞬でゴールを奪っちまったぞ!」「俺、ボールが全然見えなかった……」
  「ボールを蹴る音がここまで聞こえたぞ!?」

片桐「流石だな板野……どうですか、見上さん?」
見上「ああ、確かにすばらしい。 流れをこちらにもう一度引き寄せる、という意味でも単純な威力でもな」

次藤「ふふふ、やはりあいつはふとか男タイ。
   今大会、あいつのマグナムシュートを初めて止めるのはこのワシタイ」
佐野「そうですね!」

剛田「ひ、ひえぇ〜、かーちゃーん!」
井沢「とんでもない威力だな……(あれは剛田じゃちょっと無理だ。 石崎、高杉、中里に期待するしかない)」
中里「(……あやつらがもし上がってくれば、拙者も本気を出さざるを得んのだろうか?
    しかし、重りを外す事は掟に……)」

若島津「(ふん、少しはマシになったみたいだな。 だが、花輪のキーパーならまだしもあの距離からでは俺には通用せんぞ)」
沢田「あわわわ……す、すっごい威力……」
反町「まるで魔王だな……恐ろしい……(俺にもあれだけのキック力があればな……)」
小池「ふん、うちには若島津がいるんだ。 あんな距離からのシュートでゴールを許す訳ないぜ!」

606 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:30:13 ID:???
スカイラブハリケーンを受けて失点、そしてその直後のキックオフから再び突き放すマグナムシュート。
次々と起こる奇想天外な試合展開に観客たちは騒然。
偵察へとやってきた者達も、興味の対象を立花兄弟から板野へと再び移りかえる。

政夫「く、くっそ〜〜!」
和夫「またビハインドかよ!(でもあれを防げってのは流石に無茶だ……結局、俺達が点を取らなきゃならねぇ)」

そしてこの事に大きく落胆をしたのは立花兄弟である。
なんとか体力を回復できるだけの時間を稼ごうとしていた所を、再び突き放されてしまったのだ。
体力が回復できている筈もなく、時計もまるで進んでいない。
おまけに観客たちがスカイラブハリケーンの派手さに魅了されていた次の瞬間、
このようなド派手な得点を決められ水を差された形になったのだから、彼らにとって面白い筈がない。

松山「よーし、やったぞ板野! これで一気に俺達に流れが傾いた!」
小田「う、うん、凄いぜ板野!(本当に味方でよかった……)」
山室「まさかこんな距離から決められるとは思わなかったけどな!(ふらのに来てくれてありがとう、板野……)」

逆にふらのメンバー達は、大いにこのゴールを喜ぶ。
その渦中にいた板野はというと……。

A.「さぁ、もう一度スカイラブハリケーンで来い、立花兄弟! どちらが多く点を取れるか勝負だ!」 立花兄弟を挑発する
B.「俺のマグナムシュートで奪えないゴールは無いぞ!」 花輪ゴールを指さして高々と宣言する
C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
D.「これで敵は俺を警戒する筈だ。 ここからは小田と山室がキーになるぞ」 小田と山室に発破をかける
E.「いや、単にマグレだよ……奇襲だったから上手くいっただけさ」 謙遜をする
F.「やったー! キックオフシュートが決まったー!!」 無邪気に大喜びする
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>600 情報ありがとうございます。次からは気を付けますね。

607 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:32:52 ID:SbVYI7V6
C

608 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:34:26 ID:kUuIfiQM
C
挑発は避けるか

609 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:36:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

610 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 01:08:21 ID:???
乙です、反町変なフラグたてるんじゃないぞ絶対だぞ

611 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:27:29 ID:???
>C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
===================================================================================================
ここで板野は更に追加点を取る為に、と自分にボールを回してくれるよう要求をした。
既にマグナムシュートを1本打ったとはいえ、それまでの試合中あまり動いていなかった為にスタミナは十分。
威力についても文句の付け所の無い板野のマグナムシュートならば、更なる追加点も期待できると一同は納得する。

松山「よし、板野の言うように集中的に板野に撃たせる方向でいこう。
   ただ相手も相応に警戒はする筈だからな、そういう時は他の皆も使っていこうぜ」
若松「了解!」

こうして改めて作戦を決めたふらの中学。
そして一方の花輪中学はといえば、先ほどの板野のマグナムシュートで吹き飛ばされた際、
当たり所が悪く負傷をしてしまった玉井の元に選手たちが集まっていた。

相本「玉井、大丈夫か?」
玉井「いてて……くそっ、反則級だぜあんなシュート」
政夫「撃てるもんは仕方ない、それよりプレイは出来そうか?」
玉井「……出来ない事はないけど、パフォーマンスは落ちるぜ」
和夫「交代した方がいいか……」

玉井の負傷は幸いにも軽傷と言えるレベルだったが、それでもパフォーマンスは従来のそれより落ちてしまう。
また、あまり立花兄弟に頼りたくないこの局面の中で他の選手を治療の為とはいえ一旦外す事も花輪にとっては痛手であり、
政夫たちはベンチに向かって玉井を交代させる旨をサインで伝える。

監督「玉井は無理そうだな……大丸、出番だぞ」
大丸「もうかい? へへっ、まあこの点差だからな」

612 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:29:04 ID:???
実況「花輪、先ほどの板野くんのマグナムシュートの影響でどうやらけが人が発生した模様です。
   玉井くん、今仲間たちに肩を貸してもらいながらゆっくりとフィールドを出ていきます。
   変わって入るのは背番号12番、大丸くん。 今、玉井くんとタッチを交わしフィールドへと姿を見せました」

板野「(あいつは……確かロングフィードが得意な選手だっけ?)」

事前に情報としてその大丸の事を知る板野は、
彼にボールが渡った時はすぐにチェックをした方がよさそうだと思いつつ。
その当の大丸達はといえば、まさかこの試合までベンチを温めてきた大丸の唯一の特技が既にバレているとは露知らず。
これからの戦い方について話し始める。

大丸「早速もう1点返して同点にしとくか? 俺はいつでもいけるぜ」
政夫「いや、それは意味がない。 俺達のスタミナが持たないんだ。
   それに1点を返した所で、もう一度板野にマグナムシュートで決められるのがオチだぜ」
小野「なら、やっぱり時間稼ぎか……」
和夫「そうだな……。 10分でも稼げれば上出来だが、そこまでは言わない。
   危なくなったらいつでもあげられるようにしてくれ」
政夫「大丸、頼んだぞ」
大丸「任せとけって」

結局の所、花輪としては立花兄弟たちにこれ以上負担をかけない為にも時間稼ぎに徹するしかない。
果たして他の者達だけでどこまでやれるのか……。
それはあまりにも不安定な綱渡りだが、それでも成功させるより彼らに道はないのだった。

ピィーッ!

政夫「さぁ、頼んだぞみんな!」
花輪メンバー「「「おう!」」」

こうして再びキックオフの笛が鳴り、花輪のキックオフで試合再開。
立花兄弟がボールを持つ事でスタートするが、彼らは作戦通りこのボールを持ちすぎず、
早めに手放し他の者達がパスワークでボールを回し始める。

613 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:30:20 ID:???
実況「さぁ花輪、まずはゆっくりとボールを回しています。
   先ほどまでは立花兄弟の速攻をもってして攻撃を成功させていた花輪中学。
   ここは攻め方を変えてきました」

見上「ふむ、時間稼ぎだな。
   まぁ立花兄弟も自分たちのスタミナがこのままでは持たないという事を十二分にわかっているのだろう」
片桐「問題はこの時間稼ぎが上手くいくかどうか、ですね」
見上「花輪のフィールダーは攻撃力自体は悪くはないようだが……ふらのの実力も高い。 難しいな……」

相本「それっ、そっちに回せ!」
塩田「ボールを渡すなよ!」
板野「(うーん、殆ど攻める気が無さそうだ。 やっぱり時間稼ぎが狙いだな……)」

立花兄弟を使わぬとはいえ、花輪中学もこの3回戦まで勝ち上がってきたチーム。
他のメンバーの技術も決して侮れるものではなく、しばらくそのまま花輪がボールを回していく。
だが、こちらに攻め込む気が無いのは誰の目から見ても明らか。
板野は時計の針を見ながら、さてどうしたものかと思案をする。

板野「(2点差に出来れば楽なんだけど……ここで上手い事時間を稼がれたら厳しいな。 どうしようか)」

A.「時間稼ぎに付き合ってやる必要はない! ボールを奪いに行こう!」 ボールを奪いに向かう
B.「好きにやらせてやろう。 俺も体力回復だ!」 ボールを奪いに向かわない
C.「花輪! そんな消極的なサッカーで俺達に勝つつもりか?」 花輪メンバーを挑発する
D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
E.「こういう時は奇行に限る!」 へそで茶を沸かすポーズを取る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>610 乙ありです。 多分大丈夫です……。

614 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:31:49 ID:1K6mJ0A6
D

615 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:31:51 ID:3+xwDtqk
D

616 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:50:55 ID:???
>D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
===================================================================================================
一対一でのボールの奪い合いならまだしも、パスワークを断ち切る事は板野にとって1番苦手とする事である。
無理にパスを断つのではなく、こぼれ球のフォローに徹しようと決断すると、
板野はパスの動きをよく見ながらフィールドを動き回る。

そうこうしている間にも花輪は悠々と時間を稼いでいくのだが、
ふらののメンバーもパスには一過言ある選手たちばかり。
しばらく見ている内にパターンの予測も可能となり、ようやくパスコースに割り込む事が可能となる。

相本「大丸、頼んだ!」
大丸「おう!」

バシッ!

小田「よし、ここだ!」
金田「ここで止めるぞ!(そして板野に渡してとっとと終わろう)」
大丸「へへへ、それっ!」

先着2名様で、

★大丸→パス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→大丸のパスが逆サイドの塩田に通った! 再び花輪が時間を稼ぐ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小野がフォロー、小野と板野で競り合い、板野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

617 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:52:38 ID:???
★大丸→パス 49 ( クラブQ )( 5 + 4 )=★

618 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:53:37 ID:???
★小田→パスカット 47 ( ハート2 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( スペード6 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=★

619 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:29:38 ID:???
金田いいな2回目かな

620 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:31:47 ID:???
そろそろ板野もJOKERを引きそうな気がする

621 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:35:16 ID:???
>★大丸→パス 49 ( クラブQ )( 5 + 4 )=58★
>★小田→パスカット 47 ( ハート2 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=55
> 金田→パスカット 47 ( スペード6 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=59★
>=−1→ボールはこぼれ球に。板野がフォロー
>※金田が覚醒しパスカットフラグを回収。「スキル・パスカット+2」習得。
=====================================================================================
バゴンッ!!

小田「うわっ!?(なんだこの威力、これでトラップ出来るのかよ!?)」

その爆発的キック力を売りとしてサッカー部へと入部した大丸。
巨体から繰り出されたパスは猛烈な勢いでフィールドを切り裂き、
小田は触れる事すら出来ないままにボールを通してしまいそうになる。

金田「(スピードは確かにあるけどコースが正確な分、予測しやすいぜ!)それっ!」
大丸「げげっ!?」

大丸のパスはスピードだけでなく、コントロールもまた正確なものだった。
ロングフィードが上手いという事は、それだけ正確性もあるという事。
だが今回ばかりはその正確なコントロールが裏目と出てしまい、金田は辛うじてボールに触れる。
大きく跳ね上がったボールは逆サイドの塩田へと届かず、こぼれ球となり……。

パシッ!

板野「ナイス、金田!」
政夫「い、板野!」
和夫「ま、まずいぞ!」

こぼれ球に備えて待機をしていた板野がしっかりと抑えるのだった。

622 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:36:34 ID:???
実況「花輪、パスワークで攻めるも失敗! ボールはこぼれ球となって……。
   あぁっと、これを板野くんが拾いました!
   この試合、既に1発のマグナムシュートで観客の度肝を抜くゴールを決めている板野くん!
   これは再び追加点が生まれるか!?」

井沢「まずいぞ、花輪は。 ここで追加点を取られたら流石に厳しすぎる」
長野「立花兄弟のスタミナか……」
滝「ああ、立花兄弟はこの後、どれだけ体を休めてハーフタイムを挟んでも、
  3回くらいがスカイラブハリケーンを打つ限度だろう。 幾らなんでもスカイラブハリケーンだけに集中するなんて事は出来ないからな」
井沢「逆にふらのは板野、松山と2人のシューターがいる。 打ち合いの勝負なら有利なのはふらのなんだ。
   だから時間を稼ぐ事は花輪にとってこれ以上相手に追加点を許さない事に繋がる筈だったんだが……」

板野「(よーし、狙い通りこぼれ球を拾えた! このまま……)」
政夫「こうなったら構ってられねぇ! 和夫、俺達で止めるんだ!」
和夫「おう!」
板野「!!」

南葛の井沢達が指摘をする通り、ここで2点差に突き放されるのは花輪にとって致命傷である。
お互いに主力となる選手が2人いる点から見れば、互いに条件は同じに見えるかもしれない。
だが、立花兄弟は2人で1人――2人いるからこそ、その実力を思う存分発揮できる選手なのだ。
結果的に疲弊は板野達よりも圧倒的に溜まりやすく、点の取り合いに持ち込まれれば不利となるのは何度も出てきた話。
立花兄弟もそれを承知しているからこそ、ここで点を許す訳にはいかないと板野からボールを奪いに向かう。

政夫「勝負だ、板野!」
和夫「追加点なんて許さないぞ!」
板野「いくぞ立花兄弟……勝負だ!」

623 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:37:34 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★政夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、松山と塩田で競り合い、塩田がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>619 2回目の覚醒でパスカットが上手くなりました。
モブ選手たちの成長は、いずれくる東邦・南葛との闘いの時に役立ちそうですね。

>>620 覚醒pt5は大きいですね。

624 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:37:57 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( クラブ3 )( 1 + 4 )=★

625 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:38:06 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )=★

626 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:38:09 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤK )( 6 + 6 )=★


627 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:06 ID:???
★政夫→タックル 49 ( ハート4 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 ( スペード4 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=★

628 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:12 ID:???
やらかしそうだ・・・

629 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:24 ID:???
★政夫→タックル 49 ( スペードK )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 ( ハート2 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★
主人公のダイスが密かに試合始まってから期待値すら出ない

630 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:40:04 ID:???
アブねー

631 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:40:20 ID:???
ぴったり抜いたか。

632 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:41:42 ID:???
抜いたか。自分の判定が間に合っていれば覚醒だったのが残念!

633 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:49:52 ID:???
ギリだろうが勝てばOK!覚醒は欲しいが

634 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:09:23 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブ3 )( 1 + 4 )=57★
>★政夫→タックル 49 ( ハート4 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=54
> 和夫→タックル 49 ( スペード4 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=55★
>≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
========================================================================
板野「(強引に……いや、下手したら小柄な立花兄弟だ、怪我させてしまう危険性も……)」
政夫「うりゃあっ!!」
板野「うっ……(迷ってる場合じゃないや、っと!)」
和夫「く、くそっ!」

既に1名けが人を出してしまっており、これ以上負傷させては本編通り、
ふらのの爽やか旋風(笑)という事態に陥ってしまうかもしれないと危惧した板野。
一瞬躊躇を見せてしまい、その隙を見計らって政夫が鋭くスライディングタックルを放つ。
これを板野は辛うじて避け、続いてやってくる和夫も危うくボールに触れられそうになりながらも抜き去る。

ワアアアアアアアアアッ!

実況「ぬ、抜いた! 些か危なかったものの、板野くんここは自力でボールをキープ!
   拾ったボールを渡しません!」

来生「あぶなっかしーなぁ。 俺ならもっと上手く突破してるっての」
井沢「(……零すくらいなら出来そうだな。 少なくとも、松山よりはくみしやすい筈だ)」

花輪メンバー「やべぇ、早くボールを奪うんだ!」「打たせるんじゃないぞ!」

立花兄弟は確かに守備が苦手ではあるものの、それでも全国レベルの選手である事に違いない。
その立花兄弟が2人がかりとなってもボールを奪えなかったとあり、観客たちは歓声を上げて熱狂。
逆に花輪メンバーはいよいよ焦り、板野からボールを奪おうと大急ぎでチェックに向かう。

板野「(どうする、まだ距離はあるけど思い切って打つか?)」

635 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:10:24 ID:???
A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
B.「俺にマークがつくなら山室が動きやすくなる筈だ!」 山室にパス
C.「思い切ってただのシュートだ!」 普通のシュートを放つ
D.「弾丸シュートで十分だ!」 弾丸シュートを放つ
E.「何人でも来い! 俺のマグナムシュートは誰にも止められないぞ!」 マグナムシュートを放つ
F.「さっきポカしそうになったし、松山に安全に運んでもらおう」 松山にバックパス

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

636 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:03 ID:V/PoGIXM


637 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:25 ID:XJ0YHimI
A

638 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:49 ID:9Abe6wv2
D

639 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:14:14 ID:uSUavdEc
A

640 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:22:40 ID:???
>A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
=====================================================================================
板野「(1/2なのに発動させる機会が殆ど無い……!
    いい加減そろそろ出てきてもいいはずなんだ、もう少し進むぞ!)」

ダダダダッ!

決定率を更に上げる為、そしていい加減ドリブル技を発動させたいという思いもあってか、
板野はそのままボールを持ち中央突破を挑む。
当然ながら花輪はいきなりシュートを打たれなかった事に安堵はしつつも、
それでも更に前に進ませて打たれてしまえばいよいよポストに頼るしかないと考え、
なんとしてでもここで止めなければと一気に板野にプレスをかける。

相本「止めるんだ! ここで止めれば望みはあるぞ!」
小野「これ以上好き勝手させてたまるか!」
塩田「囲むぞ!」
板野「(ここを抜ければ……シュートチャンスだ!)」

641 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:23:54 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小野→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室がフォロー、小田と大丸で競り合い)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

642 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:24:11 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )=★

643 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:24:24 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ8 )( 3 + 2 )=★


644 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:25:38 ID:???
★小野→タックル 44 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

645 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:25:43 ID:???
★小野→タックル 44 ( スペードA )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 ( クラブ4 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 ( ダイヤJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

646 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:33:08 ID:???
日向を見ているかのような全員吹っ飛ばし!

647 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:34:30 ID:???
やっぱりドリブル値をあと1は上げたいな。南葛相手には厳しい。

648 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:43:43 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )+(強引なドリブル+2)=58★
>★小野→タックル 44 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 塩田→タックル 44 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=50 *吹っ飛び*
> 相本→タックル 43 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=50★ *吹っ飛び*
>≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
==================================================================================
小野「(これだけの人数で一気にかかれば……!)」

3人がかり、一斉にスライディングに向かう花輪守備陣。
これだけの数をかければ流石の板野も逃げ場所がなく、
最悪反則は取られるかもしれないが止まると判断しての行動だった。
だが、この行為は板野に対しては行ってはいけないもの。

板野「(これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
塩田「な、なに……うぎゃあっ!?」
相本「ひげぇっ!?」

バガァンッ!!

テクニックとスピードで相手を抜き去る事も、板野は当然ながら可能である。
だが、それ以上に板野が得意としていたのは持ち前の脚力の強さを生かしたパワー勝負。
3人で一斉にやってくるという事は、標的が一塊となって板野の前に現れた事と同意。
抜くのではなく、強引に突撃をすると逆に花輪守備陣は3人とも綺麗に宙を舞い、
板野は誰もいなくなった中盤を一気に走り抜ける。

実況「なんという事だ、板野くん敵を吹き飛ばし強引に突破ァ!!
   その小さな体に一体どうしてそれだけの力があるのか!? 不思議でなりません!」

次藤「フッ、それくらいでなくちゃ面白くなか。 パワー勝負ならワシも負けんタイ」
佐野「そうですね!」

649 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:44:46 ID:???
政夫「や、やべぇ! みんな、止めてくれぇ!」
板野「遅い!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

中盤を駆け抜け、一気にシュートレンジへと入った板野はそのまま迷う事なく右足を振りかぶった。
先ほどはセンターサークルからというとてつもない離れた距離から、ゴールネットを突き破る程の威力を放った剛脚。
その猛威が、今度はゴール前という短い距離から放たれてしまう。
当然ながら立花兄弟は板野を止めるように言うが、今からボールを奪うには間に合わず。
花輪DF達は奇跡が起こる事を祈りシュートコースを狭める事しか出来ない。

青田「頼む、止まってくれぇ!!」
武田「ここで点を取られる訳にはいかないんだ!」
中村「せめて、威力を少しでも和らげられれば……」
吉倉「ポストのどこかに当たってくれ!!」

板野「いくぞ花輪! これが俺の……マグナムシュートだッ!!」

ドッグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

650 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:45:48 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★青田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(山室と村沢で競り合い)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室がねじ込み)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。

>>646 綺麗に全員吹き飛ばしましたね
>>647 南葛はタレント豊富、東邦はモブ選手の能力も高いですからね。

651 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:46:34 ID:???
ここのシュート自動でマグナムなのか
★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 6 + 4 )=★

652 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:47:49 ID:???
★青田→ブロック 45 ( スペード7 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( スペードK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( JOKER )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=★

653 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:02 ID:???
★青田→ブロック 45 ( クラブ6 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( ハート4 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( ダイヤ9 )( dice + 6 )+(人数差補正+1)=★
必要ないけど一応

654 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:18 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( ハート10 )( 4 + 5 )=★

655 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:26 ID:???
★青田→ブロック 45 ( ダイヤ10 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( スペードQ )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=★

656 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:50:25 ID:???
>>651
テンポを速める為、及び決まればダイジェストなので全力でいかせました。

657 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:14:32 ID:???
今後の試合の得点しにくさを考えると、得点王を狙うためにこの試合であと2点は取りたいな。
いい加減ダイジェストでクラブは避けたい。

658 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:18:18 ID:???
森崎と翼両方から解き放たれた石崎が気になる

659 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:19:51 ID:???
ダイジェストのせいでハットトリック逃しまくってるからなw

660 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:22:43 ID:???
ポテンシャル的にはハットとか余裕っぽいのにねえ

661 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:23:58 ID:???
翼がいないから立花兄弟はツインシュートって観たことないんだね。

662 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:25:19 ID:???
最後のシュート、これも1ゾロでも決まってたしな。

663 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:30:26 ID:???
>>659-660
ダイジェストはテンポ良く進行させる為ですのでご容赦を。
また、ダイジェストになると覚醒ptも習得できるチャンスになるのでそういうメリットもあります。

664 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:37:02 ID:???
>>661
板野・松山の道産子ツイン待ったなし!

665 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:40:10 ID:???
もともとふらのは準決勝の対戦チームだったものな。
もともと強いのに、さらに板野が加わったらそりゃ簡単にダイジェストになるか。
ここでは覚えてるのかしらないけど雪崩攻撃を出すまでもないし。

666 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:40:49 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 6 + 4 )=70★
>★青田→ブロック 45 ( スペード7 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( スペードK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 中村→ブロック 46 ( JOKER =自動6ゾロ)( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=59★ *吹っ飛び*
>★吉倉 パンチング 49 ( ハート10 )( 4 + 5 )=58★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================
板野の放った2発目のマグナムシュート。
センターサークルではなくゴール前から、全力で振り抜かれたその足は的確にボールを射抜き、
ボールは一直線に花輪ゴールへと突き進んだ。

青田「ぐぎゃあっ!?」
武田「ぶへぇっ!?」
中村「むっ、無理だぁああっ!?」

それは決死の覚悟で飛び込んだDF達を粉々に粉砕し。

吉倉「うげえええええええっ!?」

バギャアアアアアアアンッ!!

GKである吉倉をも再び吹き飛ばして先ほどとは違う部分のゴールネットを貫き、
ゴールネットに2つも穴を開けるというとんでもない威力を目に見える形で残す。

花輪にとって不幸中の幸いは、板野のシュートが本当に全力のものだったという事だろう。
放たれたボールは、正に瞬きする暇もなく花輪ゴールを襲ったのだ。
それはさながらマグナムの弾丸のように、一撃で花輪の心臓を打ち貫く。
真綿で首を絞めるかのように敗北に叩き込まれるのではなく、一瞬で息の音を止められたのだ。

ピピィーッ!!

ふらの 3−1 花輪

667 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:42:02 ID:???
実況「決まったー! ふらの、更に追加点を加え点差は2点!
   決めたのはふらののエースストライカー、板野くん! こぼれたボールを拾ってからの強引な突破、そして豪快なシュート!
   正に今大会でも注目度No.1のストライカーと言えるでしょう!
   逆に花輪は苦しい! 前半24分、2点差に突き放されてしまいました!」

観客「すっげぇ、サッカーってこんなに人が吹っ飛ぶスポーツだったんだな」「ボール越しなら反則じゃないからな」
  「にしても本当にあんな小さい体なのにどうしてあんなにパワーあるんだ?」

前半24分、もうすぐ前半も終わろうかというこの時間帯にふらのが花輪を2点差に突き放すゴールを決める。
観客たちは再び火を噴いた板野のマグナムシュートの威力に熱狂し、持て囃す。
1回戦の東一中戦、2回戦の錦が丘戦でも見せたが、3回戦にもなれば観客たちの数も増えていく。
また、得点王ランキングでも来生や反町と並ぼうかという程の勢いを見せる数字も残しており、
全国で殆ど知名度を持っていなかった板野もここにきてようやく認識され始める。

政夫「あぁ……」
和夫「そんな……」

そしてフィールドでは、立花兄弟が無惨に吹き飛ばされた守備陣とスコアボードに視線をやって落胆をしていた。
前半終了間際に得点というのは、正に彼らがやりたかった事。
それを逆に彼らにやり返され、意気消沈をしてしまうのは無理からぬ事である。

和夫「くそっ、板野の奴め……! なんであんな選手が小学生時代無名だったんだよ!」
政夫「(俺達も抜かれ、完全に守備陣を崩壊させられた……この1点はアイツ1人に取られたようなものだな)」

怒りのやり場が見つからない和夫は、悪態をつきながら地団太を踏んで悔しがるが、
政夫はそれを窘めながらも板野の事を評価しつつ、それでもまだ諦めてなるものかと倒れている選手たちを起こし始めた。

668 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:43:04 ID:???
松山「ナイスシュート、板野! まさか1人で決めるなんて思わなかったぞ」
板野「いや、金田が上手く零してくれたからだよ! ナイスディフェンスだったよ、金田」
金田「な、なぁに! あれくらいどうってことないさ(ひぇっ、こっちに振るなよ)」

一方、得点を決めた板野の周囲にはふらのメンバーが集まり、得点を喜び合う。
この時間帯で追加点は大きく、また、点の取り合いとなる事を考えれば1点でも多く前半で取っておければ、
それだけ立花兄弟たちにプレッシャーを与える事が出来る。
この得点を喜ばない者がいる筈がなく、板野は照れくさそうにしながらも頬をかき……。
しかし、まだ安心は出来ないと一同に言い含めた。

板野「前半もう残り時間は少ない。 だからこそ、花輪は1点差にしておこうと攻めてくると思うんだ」
松山「確かにな。 もうすぐハーフタイム、少し無理をしてでも点を取ろうとするだろう。
   恐らく、立花兄弟のスカイラブハリケーンでな」
小田「そ、それってまずくないか? またすぐ1点差に戻されちまうよ」
板野「問題は花輪がどうやってスカイラブハリケーンを打たせるかだよ。 あれは誰かにセンタリングをしてもらわないと打てない。
   逆を言えば、センタリングを上げる前に止められれば問題はないんだ」
松山「普通に考えれば、サイドアタックからだろうな。 ……何か考えでもあるのか、板野?」
板野「うん……あの途中出場した選手、あいつを使ってくると思う」

ここで板野は花輪が大丸のロングフィードを使って立花兄弟に打たせてくるだろうと予想をつけ、推理の内容を伝えた。
実際問題、原作などでも大丸はパスカットが困難な程に高くにボールを上げて立花兄弟にスカイラブハリケーンを打たせている。
十中八九、確実にシュートを打ちたい花輪はここで大丸のロングフィードを使ってくるだろうと判断。
松山は一瞬首を傾げるも、すぐに納得をしたように頷く。

松山「なるほど……確かさっきのアイツのパスは威力が強すぎたな。
   それであれだけコントロール出来ていたって事は、
   逆に言えばフィード出来るだけの高さに上げてもコントロールを失わない可能性があるって事か」
山室「な、なるほど……じゃああいつに早めにチェックをかけるって事でいいのかな?」
板野「うん、それでいこう!」

669 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:44:15 ID:???
片桐「これは……決まりましたかね」
見上「うむ。 ……ここから花輪が勝つのは、奇跡でも起きん限りは不可能に近いだろう。
   確かに立花兄弟を使って、ゴールを奪うという能力にかけてはずば抜けているかもしれん。
   だが、その得点を守り切れるだけの守備陣がいない。 攻撃のすべてを立花兄弟に依存しなければならん。
   これを考えれば、もはや花輪に勝ち目はない」
片桐「ふらのは板野、松山と中心選手がはっきりしている一方で他の選手たちも実力自体は低くありませんからね。
   いざとなれば、彼らを使って攻撃する事が出来る」
見上「やはりチーム力が全てを決めたな……」

………
……


森末「前半終了間際に2点差、立花兄弟のスタミナ、板野・松山のスタミナを考慮し、
   この試合花輪が勝つのは不可能と判断してダイジェストに移行するよ。
   それじゃあ張り切ってカードを引いておくれ」

670 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:45:25 ID:???
先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★
★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card★
★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★
★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★
★立花兄弟の意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤ・ハートの時、3得点。スペード・クラブの時は2得点です。
 JOKERが出た場合は5点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時立花兄弟の得点−1、更に自身が1得点。ハート・スペード・クラブの時は1得点。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

【立花兄弟の意地】
JOKER→政夫「こうなりゃ出すしかねぇ、立花兄弟秘蔵の末っ子を!」 俊夫「やろうぜ兄ちゃん!」 3つ子だった……だと?
ダイヤ・ハート→立花兄弟、スカイラブハリケーンで2点返す! 更にツインシュートを見せ計3点返した!
スペード→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せ計2点返した!
クラブ→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せるも止められ計1点返した!

>>665 雪崩攻撃は覚えていますね。ふらのは第三の優勝候補と言われていただけあり、総合力も高いです。

671 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:45:44 ID:???
★板野の得点→ ダイヤK + 5


672 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:45:56 ID:???
★松山の活躍→ JOKER

673 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:46:39 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤJ
 山室の活躍→ クラブ8

674 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:46:42 ID:???
★小田の活躍→ スペード6
 山室の活躍→ クラブ4

675 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:47:01 ID:???
★若松の活躍→ ダイヤK
 金田の活躍→ ダイヤA
 加藤の活躍→ ダイヤ9

松山が持ち過ぎているw

676 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:47:46 ID:???
★本田の活躍→ クラブ9
 松田の活躍→ スペード8
 近藤の活躍→ クラブK
 佐瀬の活躍→ ハート7

677 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:48:27 ID:???
★立花兄弟の意地→ ハート8

678 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:48:37 ID:???
★立花兄弟の意地→ ダイヤA

679 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:49:44 ID:???
松山JOKERは書いてないけど何が起きるんだw

680 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:51:24 ID:???
大漁大漁♪

松山も何か技ゲットかな?
板野もダイヤKだしコンビプレイなんてあると嬉しいけど

681 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:52:02 ID:???
本当にツインシュートのフラグ得ちゃったかも…と期待してしまった。

682 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:53:44 ID:???
せっかくだからツインシュートフラグキボンヌ!

683 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:55:23 ID:???
立花兄弟が撃ったのを真似してって流れはアリかな

684 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:02:06 ID:???
これはカード運が向いてきたか。

685 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:11:13 ID:???
クリアーやブロック技もありえるかな松山

686 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:19:30 ID:???
イーグルショットフラグ?

687 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:20:48 ID:???
JOKER効果、松山のネーミングセンスが良くなる。

688 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:22:38 ID:???
Kで覚醒じゃなかったのが惜しいなw
しかし直接覚醒のダイス運はなぜか毎回良いな。

689 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:07:26 ID:???
>★板野の得点→ ダイヤK + 5 ★
>★松山の活躍→ JOKER ★
>★小田の活躍→ ダイヤJ
> 山室の活躍→ クラブ8 ★
>★若松の活躍→ ダイヤK
> 金田の活躍→ ダイヤA
> 加藤の活躍→ ダイヤ9 ★
>★本田の活躍→ クラブ9
> 松田の活躍→ スペード8
> 近藤の活躍→ クラブK
> 佐瀬の活躍→ ハート7 ★
>★立花兄弟の意地→ ハート8 ★
>板野が3得点、松山が1得点。松山がJOKERを引き覚醒し、「北海道パスカット」を習得。
>若松が覚醒し「ドリブルフラグ」習得。近藤が覚醒し「タックルフラグ」習得。
>立花兄弟は松山に防がれ−1得点も2点返す! スコアは7−3
========================================================================================
前半終了間際、花輪は板野達が予想をしていたように大丸を使って立花兄弟に打たせる作戦に出た。
花輪の心境としてはなんとしても前半のうちに1点差にし、
後半に望みをかけるしかなかったのである。

小田「(お、こいつ足元の技術は下手だ)それっ!」
大丸「うげぇっ!?」
政夫「な、なにやってんだ大丸!」

しかし、この作戦は脆くも破られてしまった。
大丸にボールを回してくると察知していたふらのは、左のFWである小田が大丸につく。
守備力がお世辞にも高いとは言えない小田であるが、大丸はそのキック力を買われてサッカー部に入った男。
故にあまり足元の技術が上手いとは言えず、あっさりボールは奪われてしまう。
そこから小田はサイドを駆け上がり、センタリングを受けた板野が鮮やかにボレーシュートを決めて4−1。
前半で早くも板野はハットトリックを達成し、花輪は失意のままにハーフタイムへと突入をした。

690 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:08:26 ID:???
板野「ふぅ……(ちょっとオーバーペースかな?)」
松山「板野、あまり無理するなよ。 1人で突破したり、マグナムシュートを2発も打ったんだ。
   ここからはなるべくペースを落としていこう」
板野「うん、そうだね……」

しかしふらののエースストライカー、板野もここまで2発も大技を放ち、プレイを繰り返してきたせいで疲弊を溜めこんでいた。
結果、後半ふらののキックオフでスタートするもののふらのは遅攻を選択。
3点差もあり余裕もあったが故の選択だったが、逆に花輪としてはただ時間を稼がれるだけでは困る。
守備陣がいつも以上に奮闘をして後半6分、ボールカットに成功。
そこから大丸へとつなげられ、ロングフィードから今度は和夫が空を飛びスカイラブハリケーンで1点を返す。

これで息を吹き返したのか、花輪はその後少しずつ動きをよくし中盤は拮抗。
立花兄弟も懸命に走り回り、再びボールカットに成功しそのままコンビプレーで中盤を突破し一気に1点差に追いつこうとする。

ダダダダダッ!!

松山「そうはさせるか! 同じ北国とはいえ、俺は広大な大地で育った道産子!
   秋田県民とはいえ、負ける訳にはいかない! これが俺の『北海道パスカット』だっ!!」

バッ!! パシィッ!!

政夫「なっ、なにィ!?」
和夫「くそっ……北海道パスカット……名前の意味はわからないけど、とにかく凄い技だ!」

藤沢「松山くん……んはっ!」
町田「美子、鼻血、鼻血!」

691 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:09:33 ID:???
しかし、この立花兄弟の突破を許さなかったのはふらの中学キャプテン・松山光である。
この試合猛威を振るった立花兄弟の『ジェミニアタック』に真正面から挑みかかり、
その広大な北海道の大地を連想させるような雄々しいパスカットでボールをカット。
誰もが驚き、観客の1人が鼻血を出す中、そのまま一気にフィールドを駆け抜け北国シュートで追加点を決める。

ここで窮地に至ったのは立花兄弟である。
既に前半でも消耗をしており、
更に後半もこれ以上点差を開かせる訳にはいかないと攻撃に守備にと奔走していたツケがようやく回ってきたのか、
彼らの動きは精彩を欠き、足は軽く痙攣をし走る事すらままならない状態となってしまった。

逆にふらのとしては、これは正に好機である。
立花兄弟がまともに動けない現状は、即ち守備が非常に弱い花輪を一方的に攻め立てるチャンスでもあるのだ。
後半13分、板野が弾丸シュートで4点目。 
更に19分、小田が弾かれたシュートをボレーシュートでねじ込み5得点目を挙げる。

実況「これは厳しい! なんとも一方的な試合展開になってしまいました!
   後半残り10分という時間帯で、7−2! ふらの、強い!
   全国常連校である花輪をものともなしない試合展開です!」

次藤「ふん、守備がもろかチームはこれだからいかんタイ。
   きっちり守って、きっちり攻める。 これが出来るのが1番つよかチームタイ」
佐野「そうですね」

井沢「ここにきて、地力の差が如実に出てきたな……」
山森「凄い攻撃力ですね、ふらのは……どうやって対策すればいいんでしょう?」
井沢「この試合、これだけ大量得点出来ているのは花輪の守備が脆弱過ぎるのもあるが……。
   やっぱり板野、松山、この2人がキーマンなのは間違いないな。 だが、付け入るすきはある筈だ」
滝「こうやって点差が開いてるのは、松山が攻撃にも参加をしているからってのがある。
  だけどウチとやる時、松山はそうはいかねぇだろうな」
井沢「ああ、むしろ攻勢に出てくれた方が楽なくらいだ。 松山のいない守備陣ならこっちのやりようはいくらでもあるからな」

692 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:10:58 ID:???
和夫「く、くっそー! 7点……7点も入れられちまったのかよ!!」
吉倉「す、すまん……でも、止まらない……止められないんだ……」
政夫「……気にするな、なんて言わないけど、あいつらが強いのは事実だ。
   俺達も突破に失敗してるし、体力も切れてるし、文句は言えない。 でも、このまま終われない……そうだろ、和夫!」
和夫「そ、そうだけど……でも、もうスカイラブは無理だぜ? 足がガクガクで……」
政夫「隠していた"アレ"があるだろ。 せめて1点でも多く取ってやろう!」

こうして後半20分、再び花輪のキックオフで試合が開始された。
もはやここから逆転する事は不可能だろうと誰もがわかってはいたが、
それでも全国常連の花輪がこのまま何も出来ずに終わってはいけないという意地も確かにあった。
故に、彼らは最後に残った力を振り絞るように、全力でプレイをする。

実況「さぁ花輪、まだ諦めない! 最後の最後まで攻撃に出ます!
   ふらの、これは勢いに押されたか? 徐々にディフェンスラインが下がっていく!
   再び出るか、スカイラブハリケーン!」

若島津「ここまで走り回り、既に2回もあのスカイラブハリケーンは使っているんだ。 もうアレは使えないと思うが……」
反町「でもあの立花兄弟の動きは、何かを考えてる動きだ。 2人一緒にゴール前に走ってるしな」
小池「何するつもりなんだ?」

小野「頼む、政夫、和夫! これで決めてくれ!」
松田「しまった!」

そして後半ロスタイム、ついに花輪がゴール前に走り込む立花兄弟にクロスを上げる。
またもやスカイラブハリケーンか、と観客たちが思う中、しかしボールは低い弾道。
一体何をするつもりかと大多数が首を捻る中で、
彼らが何を狙っているのかを把握したのは花輪メンバー以外では板野ただ1人だった。

板野「も、もしかして……!」
政夫「(スカイラブハリケーンはその性質上、何度も連発は出来ない……)」
和夫「(だからもしもスカイラブハリケーンで点が取れなかった時、
    更に追加点が必要になりそうな時の為に、もう一つ俺達は技を編み出していたんだ!)」

693 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:12:23 ID:???
右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。
共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。

松山「なっ……!?」

実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く!
   なんという発想! なんという着想!
   スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」

政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」
和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ!
    そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」

政夫「ツゥイン!」                  和夫「シュートだァッ!!」

バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!!

加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

それは全くの偶然。
ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。
その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。
板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。
『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。
あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。
得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。

ふらの 7−3 花輪

694 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:14:04 ID:???
実況「試合終了! ふらの、3回戦で花輪を相手に7−3という大量得点で勝利しました!
   攻めては板野くんが5得点と大暴れ、松山くんも要所で活躍を見せ2得点を挙げました!
   対して花輪は大量失点を喫してしまいましたが、今大会屈指の総合力を持つというふらのを相手に3得点と大健闘!
   特に立花くん達はスカイラブハリケーン、そしてツインシュートという我々の度肝を抜く技を次々と見せました!」

観客「すっげぇ、サッカーってあんな事もできるのか!」「本当色々ぶっ飛んだ試合だったなー」
  「選手もよくぶっとんでたもんな、板野のシュートとか立花兄弟自体がとか」

次藤「ほう、あんなシュートがあったとはなぁ。
   イタチの最後っ屁とはいえ、あんだけぶれればキーパーはやりにくいだろう。 あいつらもやはりすごか男タイ」
佐野「そうですね」

片桐「ツインシュート……ですか。 あのような技を隠し持っていたとは……」
見上「あの独創的な発想は、ある意味では貴重だな。
   大きく突き放されて負けたとはいえ、それは守備陣が頼りないという面もある。
   体力の不安について目を瞑れば、やはり彼らも相当の実力者だ」

試合結果こそ4点差という花輪にとって屈辱的なものであるものの、
あのふらのから3点を取ったという事実は少しでも中学サッカーを知る者ならば評価をする点である。
観客たちも、負けたとはいえ立花兄弟の派手なサッカーに魅了はされているらしく、
がっくりと肩を落とす立花兄弟に向けて暖かい拍手を送る。

森末「(ツインシュートか……本来なら、存在しない筈なんだけどな……)」

695 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:15:05 ID:???
松山「よーし、3回戦突破だ! 残るは3試合! あと3試合で優勝だぞ、みんな!」
小田「あ、ああ!(早く負けて北海道帰りたいんだけどなぁ……)」

政夫「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」
和夫「疲れた……こんだけ走り回っても、4点差かよ……」

そしてフィールドでは、ふらのは松山を中心として勝利を喜んでいた。
これでふらのはベスト8、いよいよ優勝が見えてくる。
はしゃぎ、仲間たちを鼓舞する松山に周囲は内心辟易としながらも付き合う一方。
敗北をした花輪はがっくりと肩を落とし、中には泣く者もいる始末であった。

その花輪の中心人物である立花兄弟はといえば、後半はスタミナの限界ギリギリまで走り抜き。
最後は隠し持っていたツインシュートを放った事で、もはや限界となったのか、
地面に寝転がるようにして体を休め、口をぱくぱくと開いて酸素を多く取り込もうとする。

板野「(よし、5点! 得点王ランキングでトップに入れたかな?
    後は来生や反町の動向に注意するだけだ……っと、個人成績は置いておいて、と。
    どうしよう、立花兄弟に話しかけに行こうか? でも疲れてるみたいだし……うーん)」

A.松山達の話に入る
B.立花兄弟に話しかける
C.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

696 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:15:46 ID:wEpCSWO2
B

697 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:16:38 ID:wdgZRPlQ


698 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:23:44 ID:???
ツインシュートツインシュートとはしゃいだけどむしろストーリー的に重要やったんやな

699 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:25:44 ID:???
一度自由行動で森末と会話してみるのもいいかもね。

700 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:28:16 ID:???
やっぱりパスカット技かー、ふらのは守備に関して穴が無くなってきたな。

701 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:29:27 ID:???
>B.立花兄弟に話しかける
==============================================================
板野「(うん、折角の機会だし話しかけておこう)立花!」
政夫「ん……なんだ、板野か」
和夫「ちぇっ、なんだよ。 負けた奴の顔を見ようってのか?」
板野「そ、そんなんじゃないよ」
政夫「やめろ、和夫。 ちょっと待ってくれ、今立つからよ」

板野が声をかけると、負けた事で不機嫌になっていた和夫は不貞腐れるような言葉を吐くも、
政夫はそれを窘めつつ和夫を促し板野に礼を欠かないように立ち上がる。
板野としては別に寝ころんだままでも良かったのだが、政夫曰く、
上から見下ろされてるみたいであのままの体勢で話すのは嫌だったという点もあるらしい。

政夫「まったく、今日はやられたぜ……まぁ、点を取られる事は予想してたけどよ。
   まさかここまで大差がつくとはな」
和夫「ほんとほんと、しかもお前はハットトリックまで決めちゃうしさ〜。 あと1点でダブルハットだろ?
   流石に傷つくぜ」
板野「得点力には自信あるからね! そういう2人だってスカイラブハリケーンにツインシュート、凄い技を見せたじゃないか!」
政夫「それでも勝てなきゃ意味ないさ。 マグナムシュート、凄い威力だったな」

相変わらず和夫としては腹の虫がおさまらないらしいが、それでも強く板野を憎んでいると言う訳ではなく、
単にこれだけの大差で敗北してしまったという事実にプライドが傷つけられているだけ。
板野の実力は認めているらしく、板野のハットトリックを話題に出す。
政夫もそれは同様であるようで、ため息を吐きながらも板野のマグナムシュートを褒める。

板野「(よかった、怒鳴られるかと思ったけどそんな事はないみたいだ……。
    さて、何を話そうかな?)」

702 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:30:28 ID:???
A.「もっと守備力のあるメンバーがいれば、結果は違ったかもしれないのにね」 負けたのは他のメンバーのせいだと言及する
B.「2人一緒じゃないとボールが運べないのが問題点だったかもね」 コンビプレイしか出来ない弱点を指摘する
C.「あのスカイラブハリケーンには驚いたよ。 本当、派手なサッカーだったね!」 立花兄弟の派手さを褒める
D.「所詮猿の曲芸じゃサッカーには勝てないのさ! 猿山に帰ってるんだな!」 お帰りを促す
E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
F.「そういえばあのツインシュート……俺も打てないかなぁ?」 自分もツインシュートが打てないだろうかと相談してみる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

703 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:33:47 ID:wEpCSWO2
G とことんスタミナをつけてみてはどうか
後々使い込むことになるだろうし

704 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:35:44 ID:AVbDJcTI


705 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:38:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

706 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:40:14 ID:wdgZRPlQ


707 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:42:19 ID:???

強化パートで悩みそうだなぁ

708 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:53:28 ID:GmSeQbjg
G合体シュートの発想力や威力はすごかったと思う。
けど逆にそればかりに集中しすぎて一人でも運べる手段や決定力に欠けていた
スカイラブも退場とか怪我とか万が一があり得るプレイだし
俺たちみたいに点を取れる奴が何人もいるチームにはどうしても手数が足りなくなるしね


709 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 05:43:28 ID:???
ジュニアユース編に入って育成したいのはFW陣だよなぁ
守備は中山さんがいる分むしろ強化されてそうだし

710 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 07:36:35 ID:???
立花兄弟に一人でもどうにか出来るようにしろってのは持ち味潰すだけだよねー

711 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 08:47:49 ID:???
しかし2人を使うと潰れるのも同時だから交代枠を圧迫するんだよな。
本スレで立花兄弟を余裕のある試合でしか出せなくなったのは、それが原因だった。

712 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 17:35:16 ID:???
沢田との練習に失敗したポストプレイヤー転進はどうなるのだろうか若島津
高さがあるからロングボールやセットプレイで光るが果たして

713 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:16:05 ID:???
>E.「そういえばあのツインシュート……ポストを蹴って空中で打てない?」 デルタツインについて話してみる
===========================================================================================
政夫「へっ?」
和夫「ポストを蹴って……だって?」
板野「(確か……デルタツインは、どれだけやっても森崎から点を取れなかった立花兄弟が、
    試合中に思いついてぶっつけ本番で放った技の筈だよな……)」

板野の記憶が正しければ、立花兄弟はこの時点でデルタツインシュートについて考えすら至っていない筈である。
何故なら、あのシュートはスカイラブハリケーンではあまりにも点が取れず、
とうとう足にも限界が来た2人が苦肉の策として思いついたシュートをその場で試して誕生したもの。
今日の試合、立花兄弟は敗北はしたものの得点自体は3得点と十分取っており、
デルタツインを打とうなどと思うシーンなど一切無かったのだ。

そう考えて板野が聞いてみると、立花兄弟は顔を突き合わせて呆気に取られていたが、
すぐにポンと手を打つと興奮をしたように甲高い声を立て始める。

政夫「ウキャッ! ウッキャキャー!!(なるほど、その手があったか!)」
和夫「ウッキ! ッキー!!(2人別々のポストから飛べば相手にポストを蹴られて落ちる事もないし、
   高い位置からツインシュートを打てれば相手はより取りにくくなるぜ!)」
板野「(うっ……で、出た猿語! 何話してるかまるでわからないぞ……)」

興奮したせいで思わず人間の言語を使う事を忘れてしまった立花兄弟だったが、
とにかく板野の言う『デルタツイン』の有用性には気づき、地元に帰ったら早速練習をしようという話になる。
よもやこんな所で新技のヒントを貰えるとは思っていなかった立花兄弟は敗北したばかりだというのに笑顔を見せるが、
しかし……とやや疑うような眼差しで板野に視線を向けた。

714 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:17:12 ID:???
和夫「でもどうしてそんな事思いついたんだ? それに、思いついても俺達に言う事なんて……。
   もう中学サッカーは終わりだけど、高校に入ってからだって俺達は当たるかもしれないんだぜ?」
板野「えっ、と……思いついたのは、トライアングルシュートを研究してたからだよ。
   あの高さ、スカイラブハリケーン程じゃないけどそれでも驚異的だろ。
   あの位置からシュートを打たれたらたまったもんじゃないと思って……。
   それにツインシュートを合わせたら守備側はどうしようもないじゃないか」

よもや事前に本編を見て"知って"いましたと言う訳にもいかず、
板野は頭をフル回転させながらデルタツインを"思いついた"理由をでっち上げる。
板野がトライアングルシュートを研究していたと思い込んでいる立花兄弟は、この理由に納得。
続いて板野は敵である立花兄弟にどうしてその事を話したのかという質問に答える。

板野「確かに高校に入ったら敵になるだろうけど、この大会が終わった後、
   選抜メンバーが組まれてヨーロッパに遠征する話は知ってるだろ?
   その時は俺も立花兄弟も味方同士じゃないか、味方に思いついた事を言うのはおかしくないだろ」
政夫「でも、俺もお前もFWだ。 ポジション争いをする間柄だぜ」
板野「3トップならトリオを組む事もあるかもしれないし、立花兄弟がMFで配置される事もあり得るじゃないか。
   それに、思いついた事を言わずにポジションを勝ち取るなんて……。
   味方の足を引っ張ってポジションを奪えても面白くないだろ」

今度の板野の言葉は殆ど事実である。
これから先、ヨーロッパ遠征で対戦をするチームは悉く強敵ばかり。
翼、日向という2人の得点源がいない全日本で、板野は彼らの代わりを果たせるかもしれないが、
それにしたってたった1人で彼ら2人分の働きをするというのは無理難題。
他のFW陣の成長というのは間違いなくこの先戦っていく上で必要不可欠な事なのである。

715 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:18:34 ID:???
和夫「板野……お前……」
政夫「へへっ、そこまで言われちゃお前に言われた技も完成させねぇといけないな。
   板野、俺達にここまで大差をつけて勝ったんだ。 絶対優勝してみせろよ」
板野「うん、ありがとう!」

どこか感動しているらしい和夫、そして嬉しそうに鼻の下を擦る政夫と握手を交わし、板野はベンチへと引っ込む。
その後やってきた松山とも挨拶を交わして立花兄弟は仲間たちと引き上げるのだが、
その胸中には敗戦によるショックも多分にあったものの、来るヨーロッパ遠征への想いも沸々と沸いてきているのだった。

和夫「ああして話してみるのは初めてだったけど……結構いい奴だったな、板野」
政夫「同じポジションを争う相手に塩を送るなんて、チームの為だと思っても中々出来るもんじゃないぜ。
   結構大局観のある、大物なのかもしれないな」

※立花兄弟の板野に対する感情が 立花兄弟→(大物)→板野 になりました。

716 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:19:49 ID:???
………
……


森末「さぁ、それじゃあ試合終了後の覚醒ptの精算と行こうか。
   結構覚醒ptも溜まってきたね。 今回はどうする?」

【現在の覚醒pt:14】

A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
B.パスを上げる(49→50) 消費:7pt
C.タックルを上げる(49→50) 消費:7pt
D.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
E.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
F.せりあいを上げる(50→51) 消費:10pt
G.ガッツを上げる(830→835) 消費:10pt
H.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>707 乙ありです。

717 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:20:19 ID:UCueqVtM
A

718 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:21:02 ID:yJP/24Fs
A

719 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:26:53 ID:???
>A.ドリブルを上げる(52→53) 消費:10pt
===================================================================
森末「よしよし、それじゃあ上げるよ。 それっ」

ピロリロリン

森末「これで板野のドリブルは53になったよ。
   そして、『上がりにくい』になったから、次に上げる時は20pt必要になるね。
   それじゃあ残った4ptをどうするか決めて貰おう」

【現在の覚醒pt:4】

A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
C.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

720 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:28:22 ID:yJP/24Fs
C

721 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:28:58 ID:8KD7XfR+
C

722 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:48:17 ID:???
次上げるのはタックルか競り合いか・・・
もしくは20たまるまで我慢するという手も

723 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:48:42 ID:???
>C.今は使わない
================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの4ptは貯金という事で溜めておこう」

………
……


こうして激闘が終わり、選手たちが疲弊した体を休める中。
今度はこの試合を観戦にやってきていた者達がフィールドに立つ時間がやってくる。

井沢「さぁ、次は俺達の番だ。 決勝戦で当たるのが東邦かふらのか、
   どこかのダークホースが出てくるかは置いておいて、まずは今日の試合に勝ってベスト8に入ろうぜ」
南葛メンバー「「「おう!」」」

小池「ふ、どこが相手だろうとこの小池秀人様が皆を率いている限り俺達に負けはない!
   今日も勝ってベスト8どころかベスト16くらいになってやろうぜ!」
東邦メンバー「「「お、おー(ベスト16って……下がってんじゃんよ……)」」」
北詰「(……小池ってこんな性格だったか?)」

次藤「ふ、それじゃあワシらもぼちぼち行くタイ」
佐野「そうですね」

724 :森末(仮):2013/10/25(金) 19:50:03 ID:???
先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

725 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:29 ID:???
★来生の活躍→ スペード3
 反町の活躍→ クラブK

726 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:50:58 ID:???
★井沢の活躍→ クラブ6
 滝の活躍→ スペード3
 山森の活躍→ ダイヤA
 沢田の活躍→ クラブ3
 小池の活躍→ JOKER

727 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 19:51:47 ID:???
小池www
代表入りあるか?

今得点王争いってどうなってたかな

728 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:26:40 ID:???
>★来生の活躍→ スペード3 =1得点。
> 反町の活躍→ クラブK =1得点。★
>★井沢の活躍→ クラブ6 =特に無し。
> 滝の活躍→ スペード3 =1アシスト。
> 山森の活躍→ ダイヤA =1アシスト1ゴール。
> 沢田の活躍→ クラブ3 =特に無し。
> 小池の活躍→ JOKER =新技習得……KO☆I☆KE。ダイヤの結果でもあるので1アシスト1ゴール★
===========================================================================
まずふらのが次に対戦をする予定である比良戸中学は、佐野が綺麗にゴールを運んで1得点。
それを試合終了まで引いて守る事で守り通し、1−0というなんとも地味な結果に終わった。
観客たちの多くはまたも比良戸が僅差で勝った事により初出場でのベスト8という快挙に称賛を送るが、
当然ながら彼らがまだ真の実力を見せていないというのは試合を観戦していた板野にはわかりきっていた事である。

板野「(次は比良戸か……佐野もいずれ代表落ちする選手とはいえ、ボール運びは上手い。
    何より次藤だな……俺のマグナムシュートが初めて止められるかもしれない相手だ……)」

次藤「フッ、ワシらの真の力は明日の試合のお楽しみタイ」
佐野「そうですね!」

続く南葛の試合では、2年生MFの山森が活躍。
前半17分に来生へのスルーパスを決めて得点に結びつく活躍を見せると、
後半は滝からのセンタリングをヘディングで決めて1得点1アシストの結果を出す。
一方、キャプテンの井沢は守備に奔走して特に記録がつく事はなかったが、
無失点で切り抜けられたのは彼が攻撃を早めに摘み取っていたからだというのは誰の目にも明らかであった。

滝「おいおい、凄い活躍だな山森」
山森「ありがとうございます! 滝先輩もセンタリングありがとうございました!」
井沢「(後輩の山森があれだけ活躍して俺は特に無し……いや、落ち着け。 これもチームの為なんだ)」

729 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:27:56 ID:???
そして最後、東邦学園の試合。
ここではキャプテンである小池が、大車輪の活躍を見せていた。

小池「フハーハハハ! この東邦学園を率いる小池秀人が貴様らなんぞに止められるかー!!」

ピューンッ クルクルクルッ

反町「小池……いつの間にあんな技を……」
沢田「(うぅ……僕も強引な突破じゃなくて、ああいう華麗な技を身につけたかった……)」

この試合で小池はかねてより開発を続けていた技、『ヒールリフト』を披露。
極稀に失敗をして見当違いの方向にボールを跳ねさせてしまう事もあったが、
そこは『自ら取る』の精神で事なきを得、中盤の支配に一役買う。
小池のこの技を見て少し落ち込んだ沢田が精彩を欠き、スコア上は2−0という至って普通なものに終わるものの、
その沢田の代わりに中盤を支配した小池の技術は観戦に来ていた誰もが唸るものであった。

片桐「小池ですか……去年はそこまで大した選手ではなかったようですが……」
見上「切欠があれば伸びてくる選手というのもいるだろう。 なんにせよ、優れた選手が見つかるのはいい事だ」

※小池が「ヒールリフト」を習得しました。

730 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:29:05 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

9得点 板野
6得点 政夫、来生、反町
5得点 和夫
4得点 松山
2得点 山森、小池、佐野
1得点 井沢、沢田

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 滝
2アシスト 井沢、山森
1アシスト 松山、小池、小田、山室、若松、金田

731 :森末(仮):2013/10/25(金) 20:30:13 ID:???
こうしてベスト8を決める試合は終わり、いよいよ大会も大詰めとなる。
各チーム、残る試合は3試合。
ここからはいずれも気を抜けない試合ばかりである。

板野「はぁ……次は比良戸か。 本編でもPK戦までもつれ込んだんだよなぁ。
   今日は点の取り合いで有利に試合を運べたけど、明日からはいよいよ油断できそうにないや」

その日の夜、板野は夕食を終えて風呂を浴びると、1人部屋の窓から外を見て考え事をしていた。
1回戦東一中戦、2回戦錦が丘戦、3回戦花輪戦。
いずれも快勝で勝ててきたものの、これからの戦いは恐らくそう簡単にはいかない。
特に準決勝の東邦、決勝の南葛は間違いなく強敵となるだろう。
チームもここまでは上手く機能しているが、キャプテン森崎の事を知り尽くしている板野としては、
松山を除く選手たちのやる気の無さというのも不安材料である。

板野「(まぁ考え事してても仕方ないか……何か気晴らしでもしようかな)」

A.松山に会いに行ってみる
B.他のふらのメンバーの様子を見に行く
C.マネージャーたちの様子を見に行く
D.気ままに外を散歩してみる
E.森末を呼んでみる
F.監督に会いに行く
G.このままスヤーと寝てみる
H.その他 板野くんにさせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>727 代表入りあるかもしれませんね、ここでJOKER引きだと。誰を落とすかで本当に悩みますw

732 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:31:15 ID:3j9ZuSJI
D

733 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:34:04 ID:NSm42E9+
A

734 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:36:14 ID:wdgZRPlQ
E

735 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 20:46:49 ID:8oIdfrds
E

736 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:06:19 ID:???
>E.森末を呼んでみる
========================================================================================
板野「(そうだ、森末に今日も試合の報告しよっと)」

1人で今夜も過ごしているだろう森末に、東一中戦後の時と同じく試合の報告をしようと考えた板野。
以前と同様、外に出ると頭の中で森末へと呼びかけ、すると森末は茂みからひょっこり顔を覗かせ、
2人はそのまま宿舎の裏側で隠れるようにしながら再会をした。

板野「森末、今日の試合も勝ったよ! 花輪を相手に7−3!
   大差をつけて勝ったんだ!」
森末「大喜びだね、板野。 それだけ喜んでくれると僕も嬉しいよ。
   でもちょっと声が大きいよ、見つかっちゃまずいんだから気を付けよう」

チームメイト達とはまた違う、家族に対するそれに似た感情で勝利を報告する板野。
それを森末は心底嬉しがるようにして笑みを浮かべて聞きつつ、
その手を上げて板野にあまり大声を出さないようにと注意する。

板野「ごめんごめん、ついつい嬉しくて……」
森末「気持ちはわかるけどね。 で、明日は比良戸との対戦だろ?」
板野「うん」
森末「何かアドバイスか何かはいるかい? その試合についての事でもいいし、他についてでもいい」
板野「うーん……」

A.比良戸戦についてアドバイスを貰う
B.松山とツインシュートが打てないか相談する
C.ふらの他メンバーのやる気の無さを解決できないか相談する
D.小池が気になる旨を話してみる
E.森末の方こそ何かあったかと逆に聞いてみる
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

737 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:40 ID:3j9ZuSJI
C

738 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:07:57 ID:wdgZRPlQ
E

739 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:10:47 ID:MW0ggZ4+
うわあ悩む
B

740 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:11:59 ID:8oIdfrds
B

741 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:12:04 ID:lLM85WAY


742 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:26:25 ID:???
松山の負が無くて優勝すれば、ふらの面も後ろから押されて嫌がおうにも尻に火がつくだろう
個人的には原作と本編のフラグ全取りスーパー松山を見てみたいところだ

743 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:30:24 ID:???
結構聞きたい選択肢が揃ってた。あと一回くらい自由行動でコレを狙ってみようかな。

744 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:46:35 ID:???
>B.松山とツインシュートが打てないか相談する
================================================================
森末「ツインシュート?」
板野「うん……出来ないかなぁ?」

板野が森末に相談をしたのは、松山とツインシュートが打てないだろうかというものだった。
今日の試合、目の前で立花兄弟のツインシュートを見たというのもある。
だが、それ以上に板野はツインシュートに対して以前より憧れに近いものはあった。
大空翼と岬太郎の華麗なコンビプレーからのツインシュート。
そして、Jrユース編で見せた翼と日向とのドライブタイガー。
他のチームにも数多くツインシュート使いはおり、
もはやツインシュートというものはキャプテン森崎世界において一流選手なら持っているものと言える大技である。
それを会得したいと思ってしまうのは、当然の事だろう。

森末「そうだねぇ、ツインシュートというのは長い年月共に過ごした者同士。
   或いは余程お互いをわかっていなければ難しいと言われるシュートだ。
   実際撃てるのだってそういうタイプの選手同士ばかりだからね」
板野「……じゃあ、無理なのかなぁ?」

なんだかんだ言って、板野と松山の付き合いはまだ1年ちょっと。
お互いの事を知り尽くしているとは到底言い難いものだ。
板野は思わず落ち込んでしまうが、森末はまだ落ち込むのは早すぎると板野を制す。

森末「まぁ待って待って、確かに実際の付き合いは1年ちょっとしかないかもしれない。
   でも、少なくとも君は……板野住明という人間は、松山の事をずっと知ってたんじゃないのかい?」
板野「……えっ」
森末「読み物として、かもしれないけどね」

745 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:47:48 ID:???
そう、板野は松山――否、松山だけではない、この世界にいる殆どのサッカープレイヤーについての知識は身に着けていた。
幼少の頃にキャプテン翼という書物に触れ、成長をしてからはその二次創作であるキャプテン森崎に嵌った男。
どちらのキャラクターも愛し、どんな特徴を持っていたかも把握している板野は、
言ってしまえばこの世界にいるプレイヤーたちを知り尽くしていると言っても過言でもない。

板野「じゃあ……打てるのかな?」
森末「わからないね。 こればかりは、恐らく運が絡むと思うよ。
   幾ら君が松山を知っていても、松山がそれに合わせられるかどうかはわからない。
   ただ、安心するといい……その機会はやがて来る筈だ」
板野「? どういう事?」
森末「本編を思い出すといいよ、東邦戦の前に主人公ともう1人のチームの主力が行った事を。
   あの時と主人公の性格や立場も違えば、もう1人のチームの主力との関係もまた違う。
   だけど……強敵と戦う前なら、必ずそういう事が起こる筈だ」
板野「……もしかして」

板野の脳裏に浮かんだのは、本編での決勝戦前夜の事である。
いつもならばいがみ合い、お互いを敵視していたキャプテン候補同士。
その2人が初めて手を組み合う切欠となった、あの夜を。

森末「もっとも、運が絡むと思う。 さっきも言ったけどね。 こればかりは、祈るしかない。
   でも大丈夫、きっとうまくいくさ」
板野「森末……」
森末「明日の試合も頑張っておいで、板野。 あと3回で優勝だ!
   ふらのを優勝させる為にふらのに入ったんだろう? ここが踏ん張りどころだよ!」
板野「うん!」

こうして、板野は森末と明日も必ず勝つ事を約束してから宿舎へと戻っていった。
その後ろ姿を森末は見送りつつ……やがて姿が消えると、空を見上げて考え込む。

森末「(そう、主人公は板野なんだ……きっと出来る筈。 運は絡むけど、その運を手繰り寄せるのも主人公の力だ)」

746 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:49:02 ID:???
そして次の日である。
この日、板野達ふらのは第四試合に比良戸中との試合を組んでおり、試合が行われるのは1番最後。
それでもその前に起きる3試合はこれから勝ち進むならば1戦たりとも見逃せるものではないとして、
板野達は朝早くから第一試合の明和東と金村との試合の観戦へとやってきていたのだった。

板野「(明和東かー……原作だとそこそこ東邦苦しめてた気がするけど、本編だと本当酷かったなぁ)」
松山「地元埼玉の学校だ、ホームグラウンドって事で地元からの応援に後押しされて勢いに乗ってるな。
   もしかしたら明日の試合、南葛に勝って出てくるかもしれないぞ」
金田「そ、そうだな(くわぁ、眠い……どうでもいいから宿に帰って寝たいぜ)」

一方その頃、東邦学園の選手たちはようやくこの大宮サッカー場へとたどり着き会場入りをしようとしていた。
埼玉に宿を取らず、東京から毎回バスで移動している東邦。
第一試合の偵察は諦め、予め学校である程度体をほぐしてから第二試合の南宇和戦に臨もうとしていたのである。

北詰「よし、全員いるな」
東邦メンバー「「「はい!」」」
北詰「よろしい、では控室に向かうぞ。
   今日の試合の対戦相手、南宇和は初出場とはいえ長身FWの武井とテクニシャンと名高いMFの石田を中心に、
   よくまとまったチームだ。 油断はせず、しっかりとミーティングをするぞ」
若島津「(どこが相手だろうが負けはせん)」

こうして、監督である北詰を先頭に選手控室へと向かう東邦学園一同だったが……。

次藤「フッ……」

バグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

若島津「むっ……!」

747 :森末(仮):2013/10/25(金) 21:50:03 ID:???
先着1名様で、

★次藤くんのシュート→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→北詰「ごほぉっ!」 あーっと北詰くん吹っ飛んだー!! 白目を剥いて泡を吹いてるぞー!?
ダイヤ→若島津「ふん!」 若島津くんがワンハンドキャッチだ!
ハート→反町「うわっ!?」 反町くんが間一髪避けた!
スペード→沢田「ひぃっ!」 沢田くんが間一髪避けた!
クラブ→小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
クラブA→クラブ+小池「なるほど、これが顔面ブロックか!」 キャプテン小池はじまったな!

748 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:31 ID:???
★次藤くんのシュート→ クラブ10

749 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:50:34 ID:???
★次藤くんのシュート→ ハート2

750 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 21:51:34 ID:???
小池はキャラ固まってきたなぁw

751 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:09:49 ID:5XL8/gYE
C

752 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:16:39 ID:???
>★次藤くんのシュート→ クラブ10 ★
>小池「ぐぼぉっ!」 あーっと小池くんの顔面にぶち当たったー!
=======================================================================
反町「こっ、小池ーっ!?」
小池「お、俺の東邦学園全校分くらいのファンはいるとされるイケメンフェイスがぁぁぁ……。
   大丈夫、鼻折れてない? 大丈夫?」
沢田「だ、大丈夫です小池さん! 小池さんは元から鼻ぺちゃんこですから!」

突如飛んできた豪快なシュートに小池は反応出来ず、顔面でボールを受け止めてしまう。
その威力に思わず小池は倒れ込み、選手たちは(一応)キャプテンである小池の身を案ずるのだが、
一方で若島津は小池などには一切目もくれず、ボールを撃った張本人へと視線を向ける。

次藤「すまんのう、ちょっと手が滑ったじゃなく足が滑ったタイ。
   しかし天下の東邦学園様も大した事がないなぁ、キャプテン様はワシのシュートにも反応出来んかったようタイ」
佐野「ケケケ……」
若島津「お前たちは……確か、長崎の比良戸か」

中学生離れした巨漢に不敵な笑みを浮かべ、にやにやとこちらを試す視線を向ける男――次藤洋。
その傍らにはケケケと不気味な声で笑うFW――佐野満が控えており、
若島津はその2人の異様な余裕と先ほどのシュートの鋭さに眉を顰める。

小池「くっ、くそーっ! よくも東邦学園主将たるこの俺にこんな真似を……。
   おい、やれ! 若島津! 空手殺法でギッタンギッタンにしてやれ!」
次藤「なんじゃい、自分でこんのか。 つまらんタイ」
小池「部下の力は俺の力だからいいんだよ!」
若島津「誰が部下だ。 ……大体、こんな目立つ場所で喧嘩なぞ出来るか。 お前たちも早く逃げた方がいいぞ」
北詰「なっ、なんという非常識な奴らなんだ……ええい、係員を呼べ!」
次藤「おっと、こりゃいかんタイ。 佐野、いくぞ!」
佐野「そうですね!」

753 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:17:39 ID:???
顔を真っ赤にしながら怒る小池は次藤に若島津をけしかけようとするも、当然ながら若島津は拒否。
それよりも北詰が大人の力で次藤たちに厳罰を与える前に逃げた方がいいと告げると、
次藤はそれを聞いて素直に退散。
彼らとしても少しちょっかいをかけただけであり、ここで出場取り消しになる事態になるというのは避けたい事であった。

小池「まだ鼻がひりひりするぜ……大丈夫? タケシ、大丈夫かな?」
沢田「大丈夫です、元々小池さんそんなに顔良くないですから大丈夫です!」
反町「なんだったんだ一体……どうかしたか、若島津?」
若島津「いや……(比良戸の次藤か。 あの異様な余裕は、一体なんだ……?)」

………
……


※北詰の次藤に対する感情が 北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤 になりました。

754 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:18:53 ID:???
実況「試合終了! 第一試合、明和東対金村の試合は明和東が2−0と勝利!
   これで明和東は一足先にベスト4進出を決定しました!」

板野「(まあ、順当というか……至って普通な結果だな)」
松山「次は東邦と南宇和か。 今日の試合に俺達が勝てば、次はこのどちらかと戦う事になるな」
佐瀬「前評判通りなら、東邦が勝ちそうですけどね」

一方その頃、観客席にいたふらの中のメンバーは第一試合の観戦を終えて一旦息を吐いていた。
明和東の試合はそこまで悪くは無かったものの、さりとて良かった面というのも取り立ててなく。
精々沢木という選手がそこそこ活躍をして2点取っていた、という程度。
ただ、1回戦で東一中。3回戦で花輪と戦ってきた板野達としてはあまり注目度の高いとは言えない試合だった。

板野「(さてどうしよう、次の試合の観戦までに時間はあるけど……。
    このままここで待ってようか、それともちょっと喉乾いたし飲み物でも買って来ようかな?)」

A.観客席で待機する
B.ジュースを買いに会場から一旦出る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

755 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:20:56 ID:3j9ZuSJI
B

756 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:24:00 ID:jSTrqP3A
B

757 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:36:33 ID:???
>B.ジュースを買いに会場から一旦出る
==============================================================
板野「ちょっと喉が渇いたからジュース買ってくるよ」
松山「ああ、わかった。 試合開始までまだ時間はあるからな」

板野は一言断りを入れると、そのまま観客席を後にし会場から一旦出て外の自販機までジュースを買いに行く。
お目当てのオレンジジュースを手に入れると、そのまま踵を返し、
早く仲間たちの元へと戻ろうとするのだが……。

若島津「ん?」
反町「あっ、お前は……」
板野「若島津、それに反町……(後ろには沢田と……あとなんか鼻にばんそうこう貼ってる小池? なんで絆創膏貼ってるんだ?)」

その際、廊下を歩いている時に東邦学園のメンバーに遭遇をした。
板野にとっての幸運は、この時北詰が同伴をしていなかった事だろう。
思わぬ所で再会をした板野は驚きつつも挨拶をし、東邦メンバーの元へと近づいていく。

若島津「どうにかお前たちもここまで勝ち抜いたようだな」
板野「うん、そっちは危なげなくここまで勝ってきてるみたいだね」
小池「ふ、この小池秀人様が率いる東邦学園だからな。 負ける事などありえないって寸法だ」
沢田「(小池さん、どうしてこんなに自分に自信があるんだろう?)」

板野「(折角ここで会ったんだ。 何か話してみようかな?)」

A.若島津と話す(更に分岐)
B.反町と話す(更に分岐)
C.沢田と話す(更に分岐)
D.小池と話す(更に分岐)
E.別に話す事なんて無い

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

758 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:37:41 ID:ZXlMqoH+


759 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:38:23 ID:wdgZRPlQ


760 :森末(仮):2013/10/25(金) 22:43:52 ID:???
>A.若島津と話す(更に分岐)
=======================================================================
板野「(そうだな、若島津と話してみよう。 問題は何を話すかだ)」

A.「ここまで無失点で来てるみたいだね。凄いや」 若島津を素直に褒める
B.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、その記録も明日終わるよ」 強気に言ってみる
C.「ここまで無失点で来てるみたいだけど、都大会では3失点したみたいだね?」 痛い所を突く
D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
E.「ちょっと体を調べさせてくれ」 メカボディじゃ本当に無いのか若島津の身体を触って確かめる
F.「ここだ、ここで怪我させておくんだ!」 若島津に喧嘩を挑む
G.「お前は何か新技とか編み出してないのか?」 若島津を揺さぶる
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

761 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:44:20 ID:wdgZRPlQ


762 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:45:46 ID:MW0ggZ4+
G

763 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:07 ID:GmSeQbjg


764 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:46:30 ID:3j9ZuSJI
B

765 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 22:58:50 ID:???
牙龍三角飛びで森崎と化すのとFW転向、両方魅力やな空手は

766 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:17:55 ID:???
>D.「俺はお前を倒す為にマグナムシュートを編み出したんだ! 明日の試合は必ず勝つぞ!」 敵対心をむき出しにする
========================================================================================================
若島津「ほう?」
沢田「あわわ…………」

ここで板野は、若島津に対して指を突き付け、堂々と明日の試合での勝利宣言をした。
これを受けて東邦メンバーは一様に驚くのだが、当の若島津は面白そうに眉を吊り上げ笑うだけ。
今までの試合、都大会の決勝という一部の試合を除けばすべて無失点で来ているその事実は彼の自信ともなっており、
実際に板野が放ったマグナムシュートを見ても、高い確率とは言い難いが弾く事くらいならば出来そうだと考えていた。

若島津「面白い、やってみるんだな。 この大会、猛威を振るっているそのマグナムシュート。
    それを止めてこそ、俺達が優勝を勝ち取る価値があるというものだ」
板野「(くそっ、余裕綽々だなぁ……。 まぁ、ここまで2回勝負をしてどちらも惨敗だったんだ。
    でも、その余裕面も明日までだ!)」

逆に板野としては、その若島津の余裕ぶりを見て闘志を燃やす。
去年の全国大会、そして今年修学旅行で偵察に向かった際、共に板野のシュートは若島津に止められてしまった。
それは板野の中で若島津への対抗心を煽るのに十分な糧となり、マグナムシュートを生み出す切欠となった。
ここまで全ての試合でゴールを奪ってきたマグナムシュート。
しかし、それを駆使して今、一番ゴールを奪いたいのは若島津が守る東邦学園のゴールなのである。

767 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:18:57 ID:???
反町「(若島津相手にゴール宣言か……大した胆力だな。 まぁ、あれだけのシュートが打てるなら当然なのか)」
沢田「(わ、若島津さんが負ける訳ないと思うけど……のシュートの威力は別格だったしなぁ)」
小池「(ふ、若島津が負ける訳ない。 何せ俺のヘディングを毎回殺しに来てるかと思う程の浴びせ蹴りで弾く男だ)」

そして、この光景を見て東邦学園の他の主力3人は別々の想いを抱く。
ただ、その3人に共通していた考えは、若島津はそれでも負ける筈がない――。
東邦学園の守護神、日本を代表するキーパーである若島津健が、そう簡単にゴールを奪われる筈がないという願いにも近い考えだった。

板野「それじゃあ、試合頑張ってね。 明日は正々堂々と戦おう」
若島津「……お前たちこそ、あの比良戸中には気をつけろよ。 何か不敵な自信があったようだぞ。
    変な所で負けられては、俺達がつまらん」
板野「うん!」
若島津「(松山……そして、板野。 どちらのミドルシュートにも俺はゴールを割られん!)」


こうして板野は東邦学園のメンバーと別れ、観客席の自分のいた席へ戻ろうとする。
カンカンカン、と階段を上っていく内、ふと耳を澄ますとその席の方から何やら大きな声が聞こえた。
一体何事だろうと耳を澄ますと……。

小田「なにを!? お前たちの所だってここまで接戦続きでギリギリ勝ち上がってきただけじゃないか!
   (一応こういう事でも言っておいて、真面目にやってますアピールでもしとこう)」
佐野「フフ……俺達はお前らふらのと戦う為にここに来たんだ。 他の試合はどうでもいいのよ」
山室「な、なにィ!?」
次藤「わざわざ北海道から長旅してきたチームを負かすのは悪いと思うが、お前たちはここまでタイ。
   今日の試合は俺達比良戸が勝たせてもらうタイ」
松山「なんだとォ!?」

板野「(タイタイ言うって事は……次藤たちか!)」

768 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:19:58 ID:???
どうやら板野が席を外している間に、観客席に次藤と佐野がやってきたらしく。
今日の試合、対戦をするふらのメンバーを挑発する行為に出たらしい。
話の流れは途中からだった為いまいち把握できないものの、ふらのは(松山以外は演技だが)怒り心頭といった様子。
板野はどうしたものかと物陰に隠れながら思案をする。

板野「(うーん、かっこよく颯爽と登場しようか? でもあんまりヒートアップし過ぎてもいけないかもしれない)」

A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
B.「わざわざ俺達を狙うのか……V2達成した南葛じゃなくて?」 比良戸の標的が自分たちである事に疑問視をする
C.「口ばかり達者だね! フィールドで相手してやるから帰るんだ!」 サッカー戦士はフィールドで争おうと次藤たちを威嚇する
D.「(よーし、ここは気づかれない角度から次藤の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 次藤を暗殺する
E.「(よーし、ここは気づかれない角度から佐野の後頭部狙ってマグナムシュートだ!)」 佐野を暗殺する
F.「(やめとこう。 ここは隠れてやり過ごすんだ)」 隠れてやり過ごす
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

769 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:20:27 ID:yJP/24Fs
B

770 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:23:48 ID:8KD7XfR+
G
「次藤!」と注意を引いてから「弾丸シュート」
マグナムシュートは本番にとっておく。

771 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:24:19 ID:jSTrqP3A
A

772 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:16 ID:SX3uHwe6
A

773 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:26:26 ID:A7FRxY/c
B

774 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:42:34 ID:???
>A.「さて、それはどうかな?」 かっこよく颯爽と次藤の言葉を否定しつつ登場する
===================================================================================
次藤「ん?」
松山「い、板野……」
板野「(ちゃんと言えたかな? 声上ずってないかな?)」

小さく咳払いをしてから、かっこよく颯爽と登場をした板野。
些か緊張で声が掠れてしまっただろうかと不安になるも、特に誰も気にしてはいないらしく、
板野はホッと安堵をしながらも顔だけはキリッと引き締め次藤に視線を向ける。
その巨体はチビである板野からしてみればより一層大きく見え、萎縮しそうになるも気力を奮い立たせ睨み。
一方で次藤はニヤリと笑うと板野に近づき握手を求める。

次藤「ホウ これはこれはふらのエースストライカーの板野住明くん。
   まァ今日はお互い勝利を目指して頑張ろうタイ。 わしは比良戸中キャプテン次藤洋タイ。 よろしく」
板野「こちらこそ」

これに板野は応え、2人はそのまま一見すれば和やかに握手を交わすが……。

ギュッ!

次藤「…………」ニヤッ
板野「……!(いてて! い、痛い痛い!)」
次藤「それじゃ、本当によろしくタイ」

ドンッ!

板野「うぐぅ……」

次藤は握手の瞬間、強く板野の手を握り思わず板野は苦痛に顔を歪め、
それを見て次藤はやはり不敵な笑みを浮かべつつ手を離し、今度は板野の肩を強くたたいてその場を立ち去る。
肩を叩くと言っても、巨漢である次藤が小柄な板野を叩けばどうなるかは目に見えている。
思わずよろめきながらも板野はなんとか倒れる事だけは防ぎ、そのまま去っていく次藤の後ろ姿を見ているのだった。

775 :森末(仮):2013/10/25(金) 23:43:36 ID:???
松山「なんなんだあいつらは……大丈夫か、板野?」
板野「う、うん、問題ないよ(半端じゃなく痛かったよ〜。 もうちょっと手加減してくれてもいいのに……)」

サッカーに必要であろう筋肉自体はそれなりにつけてきた板野だが、握力ばかりは大して強くはない。
ひりひりと痺れる右手を振りつつ、板野は松山達に無事を知らせ、
そのまま席について観戦に回ろうとするのだった。

先着2名様で、

★来生の活躍→! card
 反町の活躍→! card★

★井沢の活躍→! card
 滝の活躍→! card
 山森の活躍→! card
 沢田の活躍→! card
 小池の活躍→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

【来生・反町の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→ハットトリック達成!
ハート→2得点!
スペード・クラブ→1得点。エースストライカーと呼ぶには少し物足りない。

【井沢・滝・山森・沢田・小池の活躍】
JOKER→なにィ!?新技を繰り出しただと!?
ダイヤ→1アシスト1ゴール!
ハート→1ゴール!
スペード→1アシスト!
クラブ→数字上は何も残さないが地味に活躍はしていた。

776 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:43:51 ID:???
★来生の活躍→ ダイヤ4
 反町の活躍→ ハート5

777 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:44:52 ID:???
★井沢の活躍→ スペード7
 滝の活躍→ ハート5
 山森の活躍→ ダイヤK
 沢田の活躍→ ハート3
 小池の活躍→ スペード9

778 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 23:47:07 ID:???
山森が乗ってきているな

779 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:16:36 ID:???
>★来生の活躍→ ダイヤ4 =ハットトリック!
> 反町の活躍→ ハート5 =2得点!★
>★井沢の活躍→ スペード7 =1アシスト!
> 滝の活躍→ ハート5 =1ゴール!
> 山森の活躍→ ダイヤK =1アシスト1ゴール!
> 沢田の活躍→ ハート3 =1ゴール!
> 小池の活躍→ スペード9 =1アシスト!★
====================================================================
第2試合、東邦対南宇和の試合は東邦の完勝であった。
地味ではあるが堅実にゴールを奪う事で定評のある反町は、小池のアシストを受けて1点。
更には自分でも運んでそのまま打ち、2得点を挙げる。
沢田・小池もテクニシャンと名高い南宇和MFの石田を完全に封じ込めて中盤を支配し、
沢田は隙を突いてゴールを奪うという活躍も見せる。
守ってはやはり若島津が守護神ぶりを発揮し、南宇和のFW――武井の攻撃を全てシャットアウトした。
最終的にスコアは3−0。ベスト8の試合ながら、その試合運びはやはり貫録のものである。

続く第3試合、南葛対中部の試合はこの第2試合よりも更に点差が広がる試合であった。
エースストライカーの来生はハットトリックを達成し、板野と同じく得点王ランキングで9点に並ぶ。
キャプテンである井沢も終盤、完全に相手が戦意を無くした所を前に出てアシストを稼ぎ、
山森、滝といった伏兵もゴールを決め5−0の大勝をするのだった。

780 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:18:18 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

9得点 板野、来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫
4得点 松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池
1アシスト 松山、小田、山室、若松、金田

781 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:19:46 ID:???
板野「(来生に並ばれたか……いや、俺も今日試合はあるんだし、ここでもう一度突き放せば得点王は十分狙える筈だ。
    ……今日の試合は次藤、明日の試合は若島津がいるのが少し不安だけどな)」
松山「やっぱり東邦も南葛も強いな……だが、俺達だって負けちゃいないんだ。
   さぁ、今度は俺達の番だぞ! 比良戸に勝って、準決勝で東邦に会おうぜ!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうして観戦を終えたふらのメンバーは、早速控室へと向かいミーティングを開始した。
当然ながらいつものように彼らの手には監督のカーチャンお手製のスタミナドリンクがある。

監督「よし、みんなきけ! 今日は準々決勝、比良戸との試合だ」
松山「(南国の奴に負けてたまるもんか……俺達北国生まれのど根性を見せてやる!)」
板野「(なんか松山がまた色々と見当違いな事考えてる気がする……)」

試合前の次藤たちの態度で思う所があったのか、それとも単純に郷土愛が強すぎるのか。
松山はこの試合燃えに燃えているらしく、あからさまに闘志を滾らせ。
板野はそれを横目で見つつ、監督の言葉に耳を傾ける。

監督「とはいえ、対策をしようにも……相手は初出場。
   おまけにここまでの試合、特に目立った選手もいない。
   強いて言えば、キャプテンの次藤が何度もゴール前で攻撃を防いでいたから、守りは堅いだろうという事くらいだ」
加藤「今日は楽に勝てそうですね(いつもいつも強敵揃いじゃいやんなっちゃうからなぁ……)」
板野「(まぁ、何も知らなければそう思っても仕方ないんだけど……)」

監督、そして他の選手たちの楽観的な意見を聞いて板野は内心苦笑をしながらも言葉を否定する。
確かにスコアだけを見れば、ここまで比良戸は1−0の接戦を繰り返してきたチーム。
特筆してこれまでに目立つ所も無い為、楽に勝てそうだという考えを抱いてもおかしくはない。
だが、実際にはこれまでは実力を隠し続けてきたダークホース。
ふらのを標的にしていると次藤自身が明言をしていた以上、まず間違いなく今日の試合は本気を出してくるだろう。

板野「(どうしよう、何か言っておいた方がいいのかな……)」

782 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:20:49 ID:???
A.「弛んでるぞ、みんな! サッカーはどんな事があるかわからないんだ!」 楽観視する皆に喝を入れる
B.「あの次藤っていう選手は確かに凄い巨漢だった。 俺のマグナムシュートでもゴールを奪えるか不安だ」 不安要素を口にする
C.「あの次藤ってのについてたFW、多分下級生だ。 下級生が試合に出るとするなら、それは実力者に違いない」 佐野を警戒させる
D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
E.「好戦的な奴らでしたからね。 今日の試合は松山の怪我を避ける為に中川を使った方がいいんじゃ?」 主力温存を口にする
F.「(いや、何も言わなくていいや)」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

783 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:03 ID:oB+qdO0Y
D

784 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:39 ID:N91o4S3o
C

785 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:22:51 ID:zEdU0+Ns


786 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:26:14 ID:ahwSVvxM


787 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:29:26 ID:???
>D.「監督、比良戸の地方大会のデータは無いんですか?」 地方大会のデータを参照する
====================================================================================
監督「ん? 地方大会のデータか?」

ここで板野は、比良戸の地方大会の成績が情報として残っていないかと監督に尋ねた。
板野の記憶では、比良戸は地方大会もまた1−0という接戦ばかりで勝ち進んでいたが、
決勝戦での長崎屈指の強豪校との対戦では大差をつけて破っていた筈である。
それを全員に開示すれば、少しはこの気の抜けた雰囲気も引き締まるかもしれないと考えての発言。
これに対して監督は困ったように顎を撫でるのだが……。

先着1名様で、

★無名校のデータがあるかどうか→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ・ハート+町田「ついでに各選手の特徴や癖を纏めておいたわ」 なん……だと……?
ダイヤ・ハート→町田「調べておいたわ。 こういうのもマネージャーの仕事だものね」 出来る女!
スペード・クラブ→監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
クラブA→藤沢「よくわからないけど……対戦相手を消せばいいのね?」チャキッ いかんでしょ

788 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:02 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

789 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:30:11 ID:???
★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8

790 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:18 ID:???
ダークホースだものね

791 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:33:43 ID:???
なんで無駄に一致するw

792 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:55:34 ID:???
>★無名校のデータがあるかどうか→ クラブ8 ★
>監督「いや、そこまでは手つかずだ。 比良戸が上がってくる事もわかっていなかったからな」 ないよ!
==================================================================================================
板野「……そうですか」

事前に比良戸の実力について知っている板野とは違い、
監督を含めふらのメンバーにしてみれば比良戸など全くの無名校であり、調査の対象ではない。
これが南葛や東邦といった優勝候補、花輪のような全国常連校ならば話は違ったのだろうが、
比良戸の地方大会でのデータはふらのの手元には無かったのだった。

松山「……とにかく、油断はするんじゃないぞ、皆!
   相手も接戦続きとはいえ、それは言い換えれば粘りのあるチームという事だ!
   それにここまで勝ち続けているというのは、決してフロックじゃないぜ!」
松田「そ、そうだな(まあ、キャプテンと板野がいればなんとかしてくれるだろ)」
松山「よし、それじゃあ行こうぜ!」

それでも松山は全員に気を引き締めてかかるように告げた。
当然、これにはふらのメンバーはいつも通り松山や板野に任せておけばいいと思うのだが、
表向きだけは松山の意見に同調をする。

こうしてミーティングを終えた一同は、そのまま控室を出てフィールドへと向かおうとした。
松山は一番最後に控室を後にし、皆と同じく走り始めるのだが……。

町田「松山くん、ちょっと」
松山「町田? ……と、藤沢。 なんだ、一体?」

その折、不意にマネージャーである町田に呼び止められ足を止める。
町田の隣には藤沢の姿、伏し目がちにして松山を見ようとしない藤沢に少し松山はどきりとしつつも、
平常心である事を装いながら一体何の用かと問いかける。

793 :森末(仮):2013/10/26(土) 00:56:44 ID:???
松山「なんだよ? 俺に何か用なんだろ?」
町田「美子ってば……」
藤沢「うん……」
松山「ん? ……」

既に藤沢美子に好意がある事を自覚し、この大会期間中に告白をしようと心に決めている松山光。
しかし、そんな彼はどこまでも鈍感である。
いじらしくもどこか言い難そうにちらちらと松山に視線を向ける藤沢に、そんな藤沢の横でやいのやいのと小うるさい町田。
このシチュエーションを見れば、藤沢が一体何を言いたいかは予想がつきやすいというものであるが、
松山は首を捻り一体何の用かと思うばかり。

松山「(……ちらちらこっちを見てるって、そんなに俺の顔って怖いかな?)」
若松「キャプテン、なにしてんです! 早く!」
松山「ああ……おい、なんだよ?」
藤沢「………………」

先着1名様で、

★大事な大事なアタックチャンス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→藤沢「ま、松山くんの子供が欲しいの!」 ファッ!?
ハート10以上→松山「(!! いや待て、もしかしてこれはチャンスなんじゃないのか!?)」 荒鷲覚醒!
ダイヤ・ハート→松山「もう行くぜ。 藤沢、お前の為にも絶対優勝をするからな!」 そのまま走って行っちゃいました!
スペード・クラブ→藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
クラブA→藤沢「松山くんを殺して……私も死ぬ!」チャキッ

>>790 そう簡単に情報は手に入りませんでしたね。
>>791 試合中の判定じゃなくてよかったですね。

794 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 00:57:03 ID:???
★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7

795 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:30:57 ID:???
>★大事な大事なアタックチャンス→ クラブ7 ★
>藤沢「きょ……今日も頑張ってね!」 応援するお!
===================================================================
松山「あ……ああ(うん、別に嫌われてる訳じゃないよな?)」
藤沢「…………」
松山「それだけか?」
藤沢「うん」
松山「(藤沢に直接応援してもらったんだ、今日はいつも以上に頑張らないとな)よし、いくぞみんな!」

結局、藤沢の口から出たのは思いを伝えるそれではなく、松山を応援するという無難な言葉だった。
お互い、相思相愛であるにも関わらず、鈍感なのか気づく事は無い。
それでも藤沢は笑顔で駆けだす松山の背中を見てどこか安堵をしており、
一方で松山も好意を持つ藤沢から直接応援してもらった事でいつも以上に張り切り一同に激を飛ばしながらフィールドへと向かう。
彼らが思いを交わすのは、あともう少し先の話になりそうだ。

町田「もう、美子ったら……」
藤沢「いいのよ、このままで……だって今の松山くんには、今日の試合に勝つ事しか考えられないんだもの」
町田「(そうかしら? 松山くんも結構脈ありだとは思うのになぁ……)」

とにもかくにも、こうしてマネージャーたちは観客席へとふらのの応援に向かった。
大会も大詰めとあってこの試合にも観客たちは大勢おり、座席を探す事も困難。
しかし、なんとか2人分空いている場所を見つけると大急ぎでそちらへと向かう。

町田「すみません、ちょっと横失礼しますよっと(あらやだ、隣の男の人すっごい美形)」
弥生「ええ、どうぞ」
三杉「………………」
藤沢「(私達と同じくらいに見えるけど……カップルなのかしら? ……羨ましいなぁ)」

その座席に隣り合って座っているのは、都大会で惜しくも全国行きの切符を逃したガラスのエース三杉淳。
そして、そのガールフレンドである青葉弥生であったのだが、面識のない彼女たちは特に目立った会話を交わすという事もないのだった。

796 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:32:23 ID:???
実況「さぁ、本日第四試合、ふらの中学対比良戸中学の試合の開始時間が迫ってきました!
   ふらのは1回戦、2回戦、3回戦とすべて危なげなく勝ち進んできた今大会の優勝候補!
   エースストライカーの板野くんは得点王ランキングのトップの座に輝き、
   キャプテンの松山くんも粘りのあるキープと守備力でチームをまとめ上げています!
   対する比良戸は1回戦からすべて1−0という接戦をものにしてきた、実にしぶといチーム!
   この試合、どこまで比良戸が粘れるかがポイントとなるでしょう!」

北詰「この試合、勝った方が明日我々と戦う事になる。 よく見ておけよ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
若島津「(こんな所で潰れるんじゃないぞ、松山、板野……!)」

石崎「まぁ十中八九勝つのはふらのだろうなぁ」
高杉「ああ、スコアを見る限り比良戸は守りに主眼を置いたチームのようだが、板野と松山の攻撃力は中学生離れしてるからな。
   俺達でも無失点で切り抜けるのは難しいと思えるレベルだ。 まず失点は免れない」
井沢「そして、1点しか取れないような攻撃力じゃふらのから点を奪うのは難しいって話だな」

次藤「(観客の大多数はとうぜんふらのの勝利と確信してるだろうが……。
    フッ、残念ながらこの試合勝つのはワシらタイ)」
松山「(こいつの余裕の笑みはなんだ? ……まあいい、どんな隠し玉があろうと、俺達は全力のプレーをするだけだ!)」

こうして両チームが入場をし、お互いに視線で火花を散らし合う。
しかし、やはり比良戸キャプテンの次藤の表情には余裕の笑みが浮かんでおり、
他の者達も多かれ少なかれふらのという全国屈指の強豪校を相手にし萎縮する様子は見て取れない。

板野「(原作でも本編でも、南葛を追いつめたからなぁ……この入場の時に何か言っておこうか?)」

797 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:33:42 ID:???
A.「次藤、お前のそのどてっぱらを抉ってやるからな!」 次藤に対し敵対心を燃やす
B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
C.「にやにやして気持ち悪いなぁ……さてはホモだな!?」 次藤ホモ説を唱えてみる
D.「改めて、今日はよろしくね」 礼儀正しく次藤に握手を求める
E.「同じチビ同士、今日はよろしくな」 礼儀正しく佐野に握手を求める
F.「なんだこの長髪は、スポーツマンらしくないな!」 佐野の長髪を引っ張る
G.「(別に何も言わなくていいや)」 何も言わない
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

798 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:36:33 ID:99suLD0+


799 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:37:12 ID:nUexR/aY
B

800 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:52:27 ID:???
>B.「お前たちの考えは全てまるっと御見通しだ!」 比良戸の作戦は完全に予想しているぞと言ってみる
================================================================================================
比良戸メンバー「「「な、なにィ!?」」」
次藤「ほう? フッ、面白か奴タイ」

板野の最大の武器は、これから何が起こるかを予想出来るキャプテン森崎・翼に関する知識である。
その武器が最大限発揮されるだろうと思うのは、この比良戸戦。
原作でも本編でも、南葛側の意表を突く奇襲、奇策で得点を奪ったその功績は印象深いが、
だからこそ対処が出来れば失点も最小限に食い止める事が出来る。
そして、地力勝負でならば板野はふらのが比良戸に劣っているとは決して思わないのだった。

この板野の発言に比良戸の面々は驚きの声を上げるのだが、
一方で次藤は更に笑みを深めて板野に試すような視線を向ける。

次藤「そうでなくちゃ面白うないタイ。 ま、口だけにならんよう気をつけてくれタイ、板野くん」
板野「(思い出せ、えーとえーと、確か……)」

その体格の良さと豪快さばかりが印象に残りやすいが、計略家としての能力も高い次藤。
去年の全国大会で見せた板野の強烈なボレーシュートを見て真面目にサッカーに取り組み始めた彼は、
今日の試合、彼と頭脳、実力共に勝負が出来るかもしれないと期待に胸膨らませ。
板野はその視線を一身に受けながら、自らの記憶を呼び起こし次藤に対抗しようとするのだった。

森末「(今日の試合、何も無ければいいんだけどな……)」

………
……


801 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:53:34 ID:???
森末「やぁみんな、今回は比良戸戦。 原作、本編共に主人公チームを苦しめた強敵だ。
   佐野、次藤と攻守にタレントがいてその実力も本物。
   でもこちらも板野、松山といるから……決して負けてはいないね!
   それじゃあフォーメーションを確認してみよう」

比良戸 4−4−2

−−@−− @畠山
−−A−− A秋沢
D−B−C D長岡 B次藤 C野田
−−−−−
−E−I− E曽田 I森本
G−−−F G中城 F竹野
−H−−− H姫路
−−−J− J佐野
−−−−−
−−H−− H板野 830/830
J−−−F J小田 650/650 F山室 600/600
−−−−−
E−I−G E金田 600/600 I松山 850/850 G若松 600/600
−−−−−
C−A−D C松田 600/600 A佐瀬 600/600 D本田 600/600
−−B−− B近藤 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 4−3−3

森末「残るは3試合、気合を入れていこう! それじゃあグッドラックだよ!」

802 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:54:34 ID:???
互いに軽い練習をして体をほぐし、
いよいよ両チームキャプテンがセンターサークルに集いコイントスの時を待つ。

次藤「フッ、まあよろしくお願いするタイ
  (板野ばかりじゃなく、こいつもふとか男タイ。 なんとも楽しい試合になりそうタイ)」
松山「ああ……(南国育ちに北国育ちが負けてたまるもんか!)」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→比良戸ボール

803 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 01:55:26 ID:???
★コイントス→ 6

804 :森末(仮):2013/10/26(土) 01:56:58 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

805 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 20:26:41 ID:???
コンビプレイを如何に警戒、阻止していくかになってくるかな
ふらの面は気緩んでるけどw

806 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 21:34:41 ID:???
早田の時もそうだったが、基本的にDFのオーバーラップはハイリスクなんだよね。
主力選手が少ないチームの場合は特に。

807 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:26:18 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
====================================================================
松山「じゃあ、ボール貰います」
次藤「(チッ、速攻で1点取るのは無しタイ。
    まあいい、これでしょっぱなから板野のマグナムシュートと対決出来そうタイ。 それも面白か)」

コイントスの結果、ボールはふらのが貰う事となり次藤は陣地を選んでからセンターサークルを去る。
のっしのっしと巨体を揺らしながら歩くその様にはこれからの激闘に萎縮をするどころか、
むしろ楽しみにしているという様子がありありと表れており、
松山はそのことを訝しがりながらもポジションへと戻っていくのだった。

実況「先行権を得たのは、今大会優勝候補とも言われているふらの。
   比良戸、まずはなんとかしてふらのの攻撃を止めて逆に攻勢に出たい所です」

片桐「見上さん、今日の試合展開はどのように予想しますか?」
見上「普通に考えれば、ふらのの優勢は間違いない。 スコアだけを見て考えるのならな。
   だが、私も比良戸の試合はここまでちらちらと見させてもらったが……。
   練度が低いという訳でもなく、むしろ意図的にここまで接戦で勝ち上がってきたように見える」
片桐「お察しの通り、比良戸がこの全国大会で1−0という接戦続きで勝ち上がってきたのは、恐らく意図しての事だと思われますよ」
見上「ふむ……何か情報があるのかね?」
片桐「ええ、長崎地方大会の決勝――比良戸はそれまでの予選でも接戦を繰り広げていたのですが、
   決勝だけは6−0という大差で打ち破っているのです。 しかも、対戦校は去年までの全国常連校でした」

808 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:27:39 ID:???
ピィーッ!! バムッ!!

小田「そらっ、板野!」
板野「よし!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

観客「いけいけ、板野!」「昨日みたいにマグナムシュートでぶっ飛ばせ!」「今年こそ北海道に優勝旗を持ち帰るんだ!」

板野「わわわ……」

どうやら昨日の花輪戦、キックオフ直後のマグナムシュートという豪快なプレイで得点を決めた事で、
板野にもファンというものが生まれたらしく、
また、準々決勝という事で地元北海道からも多くの応援団が上京しており、板野には多大な声援が送られる。
今まであまりこういった状況に陥った事のない板野は少し照れくさく感じつつも、
気を引き締めてまずはこのボールをどうしようかと考える。

板野「(大事なキックオフからのマイボールだ。 どうやって攻めようかな?)」

A.「よーし、ドリブル値も1上がったし中央突破だ!」 中央突破!
B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
C.「松山、任せた!」 一旦松山にボールを託す
D.「期待に応えて普通のシュートだ!」 このまま普通のシュートを打つ
E.「期待に応えて弾丸シュートだ!」 このまま弾丸シュートを打つ
F.「皆、お待たせ! 今こそマグナムシュートを打つ時だ!」 このままマグナムシュートを打つ
G.「えへへ、どーもどーも」 とりあえず観客の声援に応えておく

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

809 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:29:05 ID:zEdU0+Ns
A

810 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:30:36 ID:oB+qdO0Y
B

811 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:10 ID:99suLD0+


812 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:31:40 ID:onih/KSY
C

813 :森末(仮):2013/10/26(土) 23:43:40 ID:???
>B.「山室、頼んだ!」 右サイドの山室を走らせる
======================================================================
山室「おう!(まあ、明確な格下相手ならなんとかなんだろ……)」

ここでまず板野は右サイドへとボールを叩き、ドリブルを得意とする山室を走らせる事にした。
今日の試合、比良戸は次藤という鉄壁の守りと佐野のテクニカルな攻めを中心とした強豪チーム。
早田のいた東一中、立花兄弟のいた花輪とは違い、攻めにも守りにも軸となる選手がいるチームなのである。
苦戦をするかもしれない以上は無闇に体力を浪費したくなく、板野が山室にボール運びを任せたのは妥当と言えるだろう。

実況「板野くん、まずはここで右サイドの山室くんへとパスを出しました!
   山室くんは第一回戦の東一中戦で守備を得意とするDF陣を相手に突破に成功、
   見事に得点を演出したふらののサイドアタッカーです! さぁ、今日も上手くチャンスメイクが出来るか!?」

山室「(うあ〜、こういう風に言われるの嫌なんだけどな……まあいいや、とっとと上がろう)」
佐野「ケケケ、フォローお願いしますよ先輩!」
竹野「おう!」

先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、森本がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

814 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:44:30 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=★

815 :森崎名無しさん:2013/10/26(土) 23:45:16 ID:???
★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

816 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:00:11 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )=55★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ7 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52
> 竹野→タックル 45 ( ダイヤ2 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! チャンスメイクなるか!?
=======================================================================
山室「よっ、と」
佐野「あれ、結構上手いじゃん」

ケケケ、と何とも意味深な声を上げながら迫ってきた比良戸の2年生FW――佐野満。
しかし、彼の何の考えも無いプレスを山室はいとも簡単にかわし、
次いでやってくる竹野も軽くフェイントをかけるだけで抜き去ってしまう。

次藤「(佐野め……どうもあいつは守備が下手過ぎタイ。 まあよか、最後に止めればそれでいいタイ)」

あまりにもあっさりと抜かれてしまう佐野を見て次藤は頭をかいて困った顔をしつつ、
しかし最終ラインで止めてしまえば問題は無いとゴール前に迫ってくる板野を見てほくそ笑む。
そして、右サイドを更にぐんぐんと駆け上がる山室は中央をちらちらと見やりつつも、
まだ板野が上がり切っていない事を確認すると内心ため息を吐く。

山室「(うーん、板野がゴール前にいてくれてんなら渡して良かったんだけど……。
    これだともう少し俺が切り込んだ方がいいのか?)」

先着1名様で、

★山室の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→山室「(いや、違う! この俺が決めるんだ!)」 なにィ!? 山室覚醒だと!?
ダイヤ・ハート→山室「(まあいいや、このレベルなら俺でもチャンスメイクできる筈だ)」 そのまま上がった!
スペード→山室「(いや、板野のマグナムシュートなら多少遠目で大丈夫だろ)」 中央の板野に折り返した!
クラブ→山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!

817 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:13 ID:2CA5KrjI
★山室の判断→ クラブJ

818 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:01:32 ID:???
★山室の判断→ ダイヤ3

819 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:04:10 ID:???
うーん消極的

820 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:18:19 ID:???
>★山室の判断→ クラブJ ★
>山室「(閃いた! 逆サイドの小田にサイドチェンジだ!)」 サイドチェンジだ!
====================================================================================
悩んでいる間にも前から比良戸DFは迫り、あまり考え込む時間はない。
やはり自分が持って上がった方がいいのだろうかと苦渋の決断をしかける山室であったが、
その時、板野を見る為に中央を見ていた視線の先に、逆サイドを走っている小田の姿を見つけた。

山室「(そうだ、小田を使おう! 前からDF来てるから逃げたって事にすれば言い訳も通る!)それっ、小田!」

チームプレーと言えば聞こえはいいが、
要は自分が失態を犯したくない者達ばかりで構成されたふらのメンバー。
山室の脳裏にも、比良戸のDF達を抜けるだけの自信はある程度はあったものの、
さりとて奪われたり突破に失敗する可能性も決して低くないと無駄な自信もあり。
ここで山室は安易に逆サイドの小田へとサイドチェンジをしてしまう。

実況「山室くん、ここは一旦サイドチェンジ! 前から来るDFを見て、無理は出来ないと判断したか!?
   パスワークに定評のあるふらのの一員だけあり、パス精度は見事!
   山なりとなったボールを小田くんは基本に忠実に胸でトラップ! 安定しています、ふらの!」

小田「ナイスパス、山室!(ひっで〜、あいつ押しつけやがった。 今度宿題見せてくれるくらいしないと割に合わないぜ。
   っと、それは置いておいて、とっとと上がって板野にパスを……)」

この山室のパスを受けて小田は内心辟易としながらも表情にそれは出さず、トラップをしてから前を向く。
結局の所、誰もが責任を感じてしまう事はしたくないのがふらのメンバーの共通意識。
自分もそういった考えである以上は山室の行為を否定する事など出来る訳がなく、
諦めてサイドを駆け上がり板野へとパスを出せるようにしようとするのだが……。

821 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:19:20 ID:???
ドカドカドカドカッ!

次藤「フッ、まずはボール貰ったタイ!」
小田「ひ、ひえっ!?」

前を向いた小田が目にしたものは、比較的ゆったりとしたサイドチェンジのお陰でパスコースが読め、
そして到達点にいる小田へと全力で走れば間に合う位置にいた次藤が足音を立てて迫ってくる姿であった。

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★次藤→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田、頑張った! そのまま次藤たちをかわして板野へとパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
次藤がダイヤ・ハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

822 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:20:25 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=★

823 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:23:21 ID:???
★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=
 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

824 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:24:07 ID:???
マリーシアの使い手小田

825 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:28:19 ID:???
今ゴールまでどの位の距離かな?フリー補正つくから距離しだいでここから狙うのも悪くない。
最低でも守備陣半壊するだろうし。

826 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:35:53 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( クラブK )( 2 + 6 )=56★
>★次藤→タックル 52 ( クラブ3 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=60 *反則発生*
> 長岡→タックル 47 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=56★
>≦−2→比良戸ボールに……の筈が次藤の反則。
===============================================================================
小田「ひ、ひゃ〜っ!?」
次藤「ふふふ……」

地鳴りを上げて迫りくる次藤は、小田にとって恐怖以外の何物でもなかった。
何せ次藤のその体躯は、中学生離れした明らかに小田がぶつかれば吹き飛ばされてしまうだろう巨漢。
そんな彼が猛スピードで小田からボールを奪おうと突進をしてくるのだ、平常心でいろという方が難しい。
結果、混乱をした小田はそのまま体勢を崩してしまい。

ドガガッ!!

小田「うぴゃっ!?」
次藤「ぬう?」

ピィーッ!!

迫ってきていた次藤に思い切りぶつかり、そのまま吹き飛ばされ尻もちをついてしまう。
小田にとっての不幸中の幸いは、これが次藤からぶつかったように審判から見えており、
次藤が反則を取られたという点であろう。

827 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:37:07 ID:???
先着1名様で、

★次藤の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「君、今のはわざとだな? 私の目はごまかせんぞ」 なにィ!? 小田が反則を取られただと!?
8〜K→特にお咎めはなかった。
5〜7→軽い注意!
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!

828 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:38:31 ID:???
★次藤の反則→ ハート10

829 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:55:28 ID:???
>★次藤の反則→ ハート10 =特にお咎めはなかった。★
==============================================================================
次藤から当たりに行ったように審判からは見えたものの、しかしこれを故意によるものと判断はせず、お咎めはなし。
フリーキックの準備をする審判を後目に、次藤は面白く無さそうに鼻を鳴らしてから自陣ゴール前へと戻ってゆく。

次藤「ふん、あの程度で笛ばならすとは軟弱な審判タイ。
   大体があれはあのFWから当たってきたタイ、なんでワシが反則を取られにゃならん」
佐野「そうですね!」
長岡「まあ落ち着けよ次藤。 しかしまずいな、距離はあるけどあいつらからしてみれば十分シュートレンジだぞ。
   昨日センターサークルから打ってきた事を考えれば、直接もあるぜ」
次藤「打ってくるならくるで、こっちにも用意は出来るタイ。 佐野、それに姫路を除いて全員で壁を作るぞ」
曽田「ぜ、全員でか!?」
次藤「遠いとはいえ、フリーで打ってくる状態タイ。 最低限のこぼれ球を拾う奴だけ置いて、後は全員で死守タイ。
   打ってこんのならそれはそれで確固撃破すればよか。 板野、松山以外の奴らは自分ではうてん腰抜けばかりタイ」

特に注意を受けなかったとはいえ、相手のミスにも関わらず自分の反則を取られた事で次藤は憤慨。
しかし、それを審判に直接言うような危険な事はせず、ひとまず落ち着きを取り戻してから、守備陣へと指示を出す。
あまりにも極端な指示に一同は驚くも、次藤はフリーの状態であればこれくらいはして当然だと豪語。
一同も次藤がそこまで言うのなら、と納得をして壁を作り始める。

松山「小田、大丈夫か?」
小田「だ、大丈夫だ。 それよりフリーキックはどうするんだ?」
金田「……相手は壁を作ってきてるな」

そしてフリーキックを得たふらのはといえば、吹き飛ばされた小田の元へと駆け寄りつつ、
小田の無事を確認してからこのフリーキックをどうするかと相談し始める。
多少の距離はあるが、板野のマグナムシュート、松山の北国シュートなら十分射程圏内。
フリーの状況から打てる事を考えれば、条件としては多少の距離があってもそう悪くはないだろうと考える。

830 :森末(仮):2013/10/27(日) 00:56:39 ID:???
山室「壁を作ってるっても、板野のマグナムシュートやキャプテンの北国シュートなら関係ないさ。
   打った方がいいと思うぜ」
松山「この距離からなら条件もそう悪くない、一発打っておいてもいいか……。
   ……板野、どう思う?」
板野「そうだね……」

A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
B.俺が打つ! 松山は万一に備えて下がり目にいてくれ!
C.松山が打ってくれ! 俺はねじ込みに備えて前にいる!
D.松山が打ってくれ! 俺は万一に備えて下がり目にいる!
E.俺が打つ! ……と見せかけて松山にショートパスして打ってもらおう!
F.松山が打つ! ……と見せかけて俺にショートパスして打とう!
G.いや、距離が遠すぎる。 焦る事はないんだし、繋げていこう
H.悩ましい。 松山の判断に任せる!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

831 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:57:48 ID:SQ245L9o


832 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:58:58 ID:lfbOhl2g
A

833 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:07 ID:Sn+YYBSg
F

834 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:15 ID:JNrzridI


835 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 00:59:29 ID:vEWy5l4w
C

836 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:16:57 ID:???
>A.俺が打つ! 松山はねじ込みに備えて前にいてくれ!
=============================================================
松山「そうだな、俺より板野のマグナムシュートの方が威力は上だ。
   うん……わかった、俺は前にいてねじ込めるようにしておく。 小田、山室、お前たちもこぼれたら飛び込むんだぞ!」
山室「あ、ああ!」
小田「はい!(弾かれませんように……)」

純粋に威力を考えるならば、板野のマグナムシュートは北国シュートよりも上である。
この決定機をものにするならやはり自分が打つしかないと板野は考え、
これには松山らも反対する事なく承諾、板野は審判に促されるままフリーキックの位置に立ち、
次藤を中心として仁王立ちするように壁を作る比良戸守備陣が守るゴールを睨みつける。

実況「さぁ、前半早くもふらのにチャンスがやってきました!
   ゴールまで距離はありますが、キッカーは昨日の花輪戦でセンターサークルからのゴールを決めた板野くん!
   十分ゴールは期待できます!」

ふらの応援団「いけー! 今日も火を吹けマグナムシュート!」「このまま先取点だー!!」

三杉「ふむ……彼が噂のふらののエースストライカーか」
弥生「淳……あんなにゴールから離れてるのにシュートが決まるものなの?
   普通ならパスで攻めたりするんじゃないのかしら?」
三杉「普通ならね。 実際、あの位置からシュートを決めるのは僕だって不可能だ。
   だからこそ、このフリーキックは見過ごせないね」
町田「(僕だって不可能? ……この人、サッカーやってるのかしら? しかもかなりの実力者?)」
藤沢「(松山くん……こぼれ球に備える姿も素敵……)」

837 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:18:01 ID:???
ピィーッ! ダッ!!

次藤「さぁ、来いタイ!」
板野「………………」

A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

838 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:23 ID:JNrzridI
C

839 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:18:46 ID:lfbOhl2g
C

840 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:27:08 ID:???
>C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
============================================================================
グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

ここで板野は迷う事なく、自身が持てる最大のシュートを放つ為に右足を振り上げた。
距離はある、ゴール前には近い将来全日本の頼れる壁となる存在もいる。
しかし、それが一体どうしたと言わんばかりに力強く。

板野「いっけえええええええええええええええええええええっ!!!」

バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

841 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:28:14 ID:???
先着5名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★

★次藤→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★森本→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★長岡→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室と佐野で競り合い)(姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)
≦−2→比良戸ボールに。
【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」

842 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:28:38 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=★


843 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:29:15 ID:???
★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

844 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:25 ID:???
★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

よし勝ったな

845 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:30:59 ID:???
★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

846 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:29 ID:???
★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=★

847 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:41 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)=★

848 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:49 ID:???
すげえ勝負だ。しかし何だこの6の多さはw

849 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:31:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( スペードA )( 3 + 2 )+(40m補正+3)=★

850 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:25 ID:???
次藤吹っ飛びで怪我か、こう言っちゃなんだけどこれから先少しはやりやすくなったな

851 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:32:33 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( ハートA )( 4 + 1 )+(40m補正+3)=★

852 :森末(仮):2013/10/27(日) 01:32:46 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。惜しくも2差で次藤は敗北して、しかも負傷となってしまいましたね。
それでは。

853 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:36:38 ID:???
乙でした。
いや、いい対決だった。次藤がダイヤかハートなら負けてたあたりが特に。

854 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 01:38:11 ID:???
2人怪我か。

855 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:38:48 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ダイヤQ )( 4 + 6 )+(フリー補正+2)=72★
>★次藤→ブロック 55 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=70 *吹っ飛び* *負傷発生*
>★森本→ブロック 46 ( クラブA )( 6 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=58 *吹っ飛び*
> 中城→ブロック 44 ( ハート6 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56★ *吹っ飛び*
>★竹野→ブロック 44 ( ダイヤ5 )( 1 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 曽田→ブロック 46 ( クラブ8 )( 4 + 6 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=61★ *吹っ飛び*
>★長岡→ブロック 46 ( ハートQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=62 *吹っ飛び*
> 野田→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ10 )( 5 + 2 )+(人数差補正+3)+(30m補正+2)=59★ *吹っ飛び*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブA )( 5 + 3 )+(40m補正+3)+(減衰+1)=61★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
==================================================================================================
弾丸のように放たれた板野のマグナムシュートは、一直線に比良戸ゴール目がけ突き進む。
特別な軌道は描かない、一見すれば何の変哲もないシュート。
しかし、それはかつて北の大地でふらの中学のOBである先輩からフォームを矯正してもらい、
自身の思うがままに全力でゴールを狙えるだけの力をつけたからこそ生み出されたシュートであった。

板野「(これなら決まる! ベストインパクトだ!!)」

シュートを放った瞬間、板野は勝利を確信した。
今、彼が放ったマグナムシュートは、今大会でもベストショットと言えるだけの手ごたえを感じられるものだった。
故に、得点が決まる事を確信した。

856 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:39:50 ID:???
次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ボグォッ!!

板野「うっ……!?」

だからこそ、己の目を疑った。
マグナムシュートの軌道上、不敵な笑みを浮かべてブロックに臨んだ未来の全日本の壁。
次藤洋がその巨躯を生かしたブロックを見せ、マグナムシュートをどてっぱらで受けながら止めたからである。

松山「な、なにィ!?」
山室「い、板野のマグナムシュートが止められた!?」

佐野「やった! 流石次藤さん!」
長岡「ナイス、次藤!」

実況「これは……比良戸、キャプテンの次藤くん! なんと今大会猛威を振るう板野くんのマグナムシュートを止めたァ!
   距離があるとはいえ、これは凄まじい事です! ふらの、得点ならず……あ、あーっと!?」

次藤「ぐ、ぐぐぐ……」

ズザザザ……

佐野「次藤さん!?」

今大会、未だ破られた事のないマグナムシュート。
それをどてっぱらで受けて倒れず、吹き飛ばされず、止めた事で板野だけでなく周囲の選手たち。
そして、実況をはじめこの試合を見守っていた者達も驚きの声を上げそうになる。
だが、そうしている間にも、次藤の腹部からボールがこぼれる事はなかった。

板野の放ったマグナムシュートの威力はまだ落ちておらず、
次藤は苦悶の表情を浮かべながらゴールへとじりじり後退していたのである。

857 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:41:13 ID:???
三杉「まさか! まだ、威力が落ちていないというのか?」
弥生「(えっ、えっ、なんであの大きい人がすり足で後ろに下がっていくの?)」
町田「(……日頃練習を見てる時にも思ってたけど、本当とんでもないパワー)」
藤沢「(驚いてる松山くんも素敵……)」

片桐「一度は止まったかに見えましたが……」
見上「うむ、まだ勢いは死んでいない……完璧にブロックし切れていないようだな。
   このままでは……」

野田「じ、次藤!」
次藤「は、離れるタイ! ぐ、ぐわあああああああああああああっ!?」
比良戸メンバー「「「う、うわあああああああっ!?」」」

どの程度の時間が経過しただろう。
ほんの一瞬だったかもしれないし、或いは10秒以上の間があいていたかもしれない。
だが、いずれにせよ、次藤はブロックをした筈のボールの勢いに押し殺され、そのまま音を立てて地面に倒れた。
次藤の近くにいたDF陣は、次藤を心配するが故に近くにいた代償か、
そのまま次藤の巨体に押し倒されてしまう。

テン、テン、テン…… ピィーッ!!

そして、零れ落ちたボールは誰もいなくなった無人の比良戸ゴールへと転がり落ち、審判の笛が鳴った。

ふらの 1−0 比良戸

858 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:42:27 ID:???
実況「き……決まった……。 決まりました! ふらの、先取点!!
   なんというゴールでしょう、板野くん、
   一度は防がれたかと思われたマグナムシュートでしたが、勢いは完全に死んではいなかった!
   巨漢、次藤くんすらもなぎ倒し、無人となった比良戸ゴールへとボールは吸いこまれてしまいました!!

   しかし、次藤くんも今大会、一度も外れた事はないというマグナムシュートを受けて一度は止めるという大健闘!
   惜しくも一歩及びませんでしたが、少し不運に見舞われたという形でしょうか!」

ざわ…… ざわ……

観客「す、すげぇ! あんなデカい体の奴も倒しちまった!」「いや、逆だ! マグナムシュートを止めたアイツが凄いんだ!」
  「どっちにしたって、常識外れだぜ!」

反町「う、うわ……8人も吹き飛ばしちまったぞ……(一体どんな身体能力なんだ……)」
沢田「ひえぇ……(こ、怖いよう……)」
若島津「(あれでこそ止めがいがあるというものだ)」

石崎「は、はは……俺、ブロック行ったら顔潰れねーかな?」
来生「お前元から潰れてんじゃん」
石崎「にゃにい!?」
高杉「(……俺と石崎であれを止めるのか。 ……あれを止めるのか)」

このふらのの得点劇……板野のシュート、次藤のブロックを受けて観客たちが受けた衝撃は様々である。
今大会、ここまで止められた事のないマグナムシュートが危うく次藤に止められてしまいそうになった、という事実。
その次藤の巨体をもってしても尚、威力を完全に殺されはしなかったという板野のシュートに対する事実。
いずれにせよ、これが本当に中学生のサッカーの試合なのか。
そういった感想を抱いてしまう観客たちが、大多数を占めていた。

859 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:43:29 ID:???
板野「はぁ……(入った、か。 危ない……後一歩で止められる所だった)」
小田「ナ、ナイスシュート、板野!(やっぱこいつ化け物だ)」
松山「一瞬ヒヤっとしたが……パワーで押し切るあたり、流石だな。 ナイスシュートだ!」

そして、フィールドではシュートフォームをようやく解き、
膝に手を置きながら大きくため息を吐いていた板野の周囲にチームメイト達が集まっていた。
松山は純粋に板野の実力の高さを改めて再確認しながら、よくやってくれたと労いの言葉を浴びせ。
他の者達はやはり板野が他のチームにいなくてよかったと思いつつ遠巻きに祝福をする。
それを板野は内心次藤に一瞬止められたと思い冷や汗をかいた事を隠しつつ、受け入れるのだが……。

次藤「ガッハッハ!」
板野「!?」

その時、突如としてフィールドに響き渡ったのは先ほど板野が破った相手。
板野のマグナムシュートの前に倒れた次藤の、豪快な笑い声である。
一体何事かと板野をはじめふらのの面々、はては倒れた次藤の周囲に集まっていた佐野達すらも驚く中、
次藤は先ほどの衝撃で痛めてしまったらしい肩を揉みながら板野へと鋭い視線を向ける。

次藤「今まで食らってきた高校生たちの蹴りよりも、ずっと効いたタイ。
   こうでなくちゃ面白くない……こうでなくちゃ九州からわざわざ出てきた甲斐ってもんがないタイ!」
松山「なんだと!?」

次藤がこの大会、この3年生になってからのサッカー部の部活動で本気を出そうとした切欠は、そもそもが板野であった。
彼の去年のシュートを見て、こいつこそは大物になると踏んでいた次藤。
板野を倒すために、強い者を倒そうと思うが故にこの大会へと出てきた次藤。
強い者を倒す事にこそ生きがいを見出す彼は、生まれて初めて出来た好敵手を前にして恐怖をするでなく、ただ喜んだ。

板野「(やっぱりこの程度じゃ諦めないよな……! 何か言い返しておこうか?)」

860 :森末(仮):2013/10/27(日) 23:44:38 ID:???
A.「なら俺のマグナムシュートをとくと味わって九州に帰るんだな!」 次藤を指さし挑発をする
B.「大口叩くと……って法則があるぞ!」 まだシュートを止められてないのに大口をたたくなと注意する
C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
D.「いいから治療してこいよ、60分満足いくまで戦う為にもね」 次藤を治療に向かわせる
E.「(いや、別に何も言わなくていいや……)」 何も言わずふらの陣内に戻る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>853 乙ありです。

861 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:41 ID:lfbOhl2g
C

862 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:46:52 ID:TMyLDR92


863 :森崎名無しさん:2013/10/27(日) 23:47:02 ID:yruSHBvk
D

864 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:14:28 ID:???
>C.「俺のシュートを止めかけたのは今大会ではお前が初めてだ」 次藤を褒めてみる
================================================================================
板野は素直に、次藤の事を褒めるような言葉を投げかけた。
事実として板野がこれまでにマグナムシュートを止められた事はなかったし、
それを差し引いても中学生離れした威力のシュートを次藤が止めかけたというのは称賛に価する事である。

次藤「ぬん……? ふん、人を褒めるには早くないかのう。
   そういう台詞は、ワシが止めてからにして欲しいもんタイ!」

しかし、これを次藤は受け入れなかった。
元々、次藤は他と比べてどうこうではなく、板野と勝負をする為にこの大会に臨んだ男である。
そして、惜しい、惜しくないではなく、勝ちか負けか。
サッカー歴は浅いものの、勝負の世界に存在する鉄則については承知をしていた選手でもあった。

自分が板野のマグナムシュートを止めて一目を置かれるのならまだしも、
負けた上でただ"惜しかっただけ"で褒められるというのは、彼の性分にあっていない。

次藤「(ばってん、ワシらは所詮無名チームタイ。
    高見から常連チーム様が雑魚を褒めるってのもわかる話っちゃ話タイ。 それでこそ、喰い潰しがいがある)」
佐野「次藤さん、大丈夫ですか? さっきから肩を押さえてますけど……」
次藤「おう、大丈夫じゃが……まあまだ前半の早い時間タイ、念には念を入れて治療に行くとするかな。
   野田、お前もワシの下敷きになって足捻ったんじゃなかか?」
野田「あ、ああ……ちょっとこれはプレイは厳しいかな……」
次藤「なら監督に交代ば頼むタイ。 2人いっぺんにフィールドからいなくなるのはキツか」

更に闘争心を燃やしながらも、次藤は佐野の勧めにより一旦フィールドの外へ治療へ。
同じく負傷をした野田は、ベンチにいる控えの安倍と交代をする事となる。

次藤「佐野、ワシが帰ってくるまでじゃが……ごにょごにょ」
佐野「ケケケ、わかりました! 万事俺に任せておいてください!」

865 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:15:48 ID:???
実況「さぁふらののストライカー板野くんのミラクルゴールに心を奪われるばかりですが、
   まだ試合は始まったばかり! ここから比良戸の意地を是非とも見せて頂きたいものです!
   しかし比良戸は先ほどのシュートを受けて故障したのか、次藤くんは一旦ピッチを離れ治療を受けます。
   そして、DFの野田くんには代わって安倍くんが投入をされています!」

三杉「(あのシュートを放った板野もそうだが、次藤という男……。
    彼も一瞬ではあるがあのシュートを止めていた。 ……ただものではないな)」
弥生「(サッカーってやっぱり怖いのかしら……。 都大会でも、敵のキーパーさん蹴りにきてたものね……)」

ピィーッ!

姫路「それ、頼んだぞ佐野!」
佐野「任せてくださいっと、ケケケ」

観客たちの興奮冷めやらぬまま、試合は再開される。
比良戸のキックオフで再開されたボールは、姫路の元から佐野へ。
そしてボールを受け取った佐野が突撃してくるかと板野が身構えた瞬間。

佐野「ほいほいほい……」
板野「んん?」

しかし、佐野はまるで攻撃する素振りを見せず、その場でなんとリフティングをし始める。
思ってもいなかった行動に板野をはじめ、一同は唖然とするのだが、
佐野はそんな様子を見ながら嫌らしく笑みを浮かべつつ口を開く。

佐野「ケケケ、取れるもんなら取ってみな〜」
板野「(なんのつもりだろう? 次藤が戻ってくるまで時間を稼ぐつもりか? だったら攻め込んでもいいはずなのにな……うーん)」

866 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:17:34 ID:???
A.「舐めるなよ、ここで奪ってやる!」 佐野からボールを奪いにいく
B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
C.「俺も疲れたしちょっと休憩しよ」 時間を稼いでくれるならありがたい。ゆっくりしよう
D.「松山、一緒に奪いにいこう!」 松山とボールを奪いにいく
E.「こういう時は挑発に限る!」 今こそへそで茶を沸かすポーズだ
F.「(何かあるのかもしれない。 ゴール前に戻っておこう)」 ゴール前に戻る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

867 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:18:16 ID:ubOCsxWE
B

868 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:22:21 ID:???
B
マリーシア狙いか?

869 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:23:05 ID:PuBeaF1k
C

870 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:29:27 ID:UIurhLNk


871 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:39:07 ID:???
>B.「小田、山室、ジェットストリームアタックをかけるぞ!」 小田と山室を連れてボールを奪いにいく
===========================================================================================
板野「(わからないけど、ボールを奪っちゃえば問題ないんだ!)小田、山室!」
山室「おう!」
小田「わかった!」

佐野――比良戸の真意は読めなかった板野だったが、
いずれにせよここでボールを奪ってしまえば問題は何もないのだと結論づける。
単独でボールキープを得意とする佐野を相手にボールを奪えるかと言われれば自信は無かったものの、
3人がかりならばいくらなんでもボールを零すくらいは出来るだろうと考え、
板野は小田達に声をかけてボールを持つ佐野へと迫っていく。

実況「佐野くん、これは一体どういった狙いでしょうか?
   まるで攻める気は見せず、そうこうしている内にFW3人に捕まってしまったぞ!? これは危ない!」

次藤「…………」ニヤッ

小田「舐めるなよ、チビ!(流石に3人がかりなら!)」
山室「そうだ、チビ!(板野もいるし大丈夫だろ!)」
板野「(……他人事とはいえ、チビチビ言われると傷つくなぁ)」
佐野「ケケケ」



872 :森末(仮):2013/10/28(月) 00:40:07 ID:???
先着3名様で、

★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

★板野→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

873 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:41:23 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=★

874 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:42:54 ID:???
★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★


875 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:46:01 ID:???
★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=
 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

876 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:48:42 ID:???
抜群のチームワーク( 6 + 2 )

877 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:49:51 ID:???
ドリブル値高いなぁ

878 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 00:57:41 ID:???
必殺ドリブルがあればいいんだけどねえ

879 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:08:31 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブ4 )( 4 + 6 )=64★
>★板野→タックル 49 ( ハート6 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=58★
>★小田→タックル 46 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 山室→タックル 45 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→佐野、ボールキープに成功! そのまま少し左サイドへと流れる!
==============================================================================
板野「いくぞ、ジェットストリームアタックだ!」
小田・山室「「おう!」」

抜群のチームワークをもってして、佐野からボールを奪おうとする板野達。
まずは先陣を切るべく、板野が力を込めたスライディングタックルを佐野にお見舞いするのだが……。

ひょいっ

佐野「ケケケ、軽い軽い」
板野「なにィ!?」

しかし、これをあっさりと佐野はかわしボールキープ。
どれだけのパワーがあろうとも、それが相手に触れられなければ意味はない。
あまりにも鮮やかにボールを操る佐野に思わず板野が舌を巻く中で、続けて小田と山室が挟み込むようにして佐野を追いつめる。

880 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:09:36 ID:???
小田「これなら……!」
佐野「甘い甘い!」
山室「な、嘘だろ!?」

スタタタッ

だが、これもまた佐野は軽やかな身のこなしでかわした。
挟み込むようにして左右からやってくる山室、そして小田を背を屈める事で彼らの視界から一瞬消え。
そしてそのままの姿勢で一気に彼らを振り払い、左サイドへと流れてしまう。

板野「こ、これは……」
小田「まるでキャプテンを相手してるみたいだ……!」

実況「巧い! 佐野くん、ふらのFW陣の守備をなんなくかわします!
   その軽やかな動きで見事に翻弄し、振り切りました!」

見上「ほう、中々優れたキープ力だな」
片桐「ええ、恐らく松山ともほぼ遜色がないでしょう。
   代表に招集すれば、板野とはまた違うアクセントのあるFWになるかもしれません」

松山「佐野……」
佐野「(大会No.1のキープ力らしいけど、俺だって自分のキープ力には自信があるんだぜ松山さん)」

この佐野のキープを見て、衝撃を受けたのは松山である。
今大会No.1のキープ力の保持者と噂され、また、自身もその自負はあった。
それがここにきて無名校である比良戸から、自身と遜色のない実力を持つ下級生が出てきたのである。

881 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:10:37 ID:???
次藤「(フッ、佐野もようやっとるタイ。 さて……)そろそろよかね?」
比良戸監督「うむ……幸い軽傷だったからな。 だが無理はするなよ、明日の試合の為にも……」
次藤「明日の前に今タイ、じゃあちょっくら同点に追いついてくるか」

そして、この佐野の活躍を見て次藤はこっそりほくそ笑みつつ、
やや強引に治療を切り上げてタッチラインからフィールドへと戻ってゆくのだが……。

先着1名様で、

★イーグルアイ!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「(ん!? 観客席に藤沢がいる……隣にいるのは三杉!? なんであいつが!?)」 雑念に気を取られてた!
ダイヤ→松山「(ん!? 次藤がふらののゴール前に近いタッチラインから出てくる!?)」 次藤の狙いに気づいた!
それ以外→松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!

882 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:13:00 ID:???
★イーグルアイ!→ ハートA

883 :森末(仮):2013/10/28(月) 01:14:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

884 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:15:42 ID:???
オッツオッツ

885 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:16:21 ID:???
必殺技も加味すれば、期待値的には板野も前回ので松山・佐野と並んでるんだな。


886 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 01:19:05 ID:???
だが本気の中里は遥か上を行く。覚醒した中山も。

887 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 22:09:27 ID:???
次藤にロングボール、せりあいからの一対一シュート狙いかな
国内名無しじゃ確かにどーにもならない

888 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:40:58 ID:???
>★イーグルアイ!→ ハートA ★
>松山「今度は俺が相手だ、佐野!」 佐野に挑みかかった!
=============================================================================
板野らFW陣を飄々とした風に躱し、いとも簡単にボールキープに成功した佐野。
彼のその動きを見て、松山は自分もまたキープに自信があるからか、
自分以外の者達ではボールを奪う事は難しいと判断をした。
仲間の事は信頼しているが、しかし能力の差というものも松山自身はよくわかっている。
それを補い合う事こそがチームプレーに繋がるという持論もあり、
そしてこれだけのキープを見せる佐野と一対一で勝負をしたいという思いもあってか、
松山は佐野からボールを奪うべく突撃をした。

実況「これは松山くん、焦れたか!? いつまでもボールをキープしながらも、
   攻める気配を見せない佐野くんに単身挑みかかった!
   果たして佐野くん、今度は上手くキープに成功するのでしょうか!?」

井沢「松山はタックルの上手さも折り紙つきだぞ。
   いくらふらののFW相手にあれだけ上手くキープ出来たからって、これは無謀過ぎる」
長野「そもそもなんで比良戸は攻め込まないんだ?
   センターサークル付近でキープするだけだと、万一失敗した時にすぐに攻撃に移られる。
   少しでも距離を稼いでおいた方が有利だっていうのに……」
山森「あっ! あれを見てください!!」

この佐野と松山の対決を、観戦をする有識者たちは松山有利と見ていた。
ボールをキープする側は常にボールを持ち続けていなければ、それは成功したとは言えない。
対してタックルに向かう側は、最低限でもこぼれ球にしてキープする者からボールを離す事が出来れば成功と言える。
佐野のキープ力は目を見張るものがあるが、さりとて松山のタックルの巧さもまた高レベル。
ほぼ同等の実力ならば、松山がボールを零せる可能性の方が高いと見たのだ。

しかし、それはキープする側である佐野とて重々承知の事である。

889 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:42:22 ID:???
佐野「ケケケケ、あんたと勝負をするつもりはないんだよ!」
松山「なにィ!?」
佐野「そーらっ!!」

バコーンッ!!

松山が躍起になって迫ってくる中、佐野は怪しい笑みを浮かべたままその右足を振りかぶり、
一気にボールをふらのゴール前へとフィードをした。
当然、予想外の行動に出られた松山は思わず立ちすくみ、
ふらのメンバーも目を点にしながら山なりとなって上がるボールを見送る。

実況「おっと、これはどうしたのでしょう? 佐野くん、突然ボールをふらのゴール前へと蹴り込みました!
   しかしFWの姫路くんをはじめ、比良戸メンバーは誰も前線に集まっていません! 合せる人がいないぞ!?」

弥生「……松山くんが怖くて思わずボールを蹴っちゃったのかしら?」
藤沢「松山くんが怖いなんてとんでもないわ! あんなに格好いいのに……」
三杉「(何だこの子は……?)」
町田「ごめんなさい、気にしないで下さいね……ちょっと恋する乙女が行きすぎてる所があるの」

松山「(なんにせよ助かったか……)みんな、慌てず落下点に入れ!
   そのままキープしてもう一度俺達の攻撃といこう!」
佐瀬「オッケー……えっ!?」

ダカダカダカダカッ!!

次藤「フッ、ようやったタイ、佐野!」
松田「なっ……なんで次藤がここに!?」

そして、トラップする事が難しくも無さそうなボールに向けてふらのDF陣が下がってボールを受けようとする最中、
彼らは聞き、そして見た。
先ほどまで治療を受けていた比良戸キャプテン、次藤洋が豪快な足音を立ててゴール前まで急接近してくる姿と、その音を。

890 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:43:25 ID:???
実況「比良戸! なんとキャプテンの次藤くんがこのボールに向かっている!!
   虚を突かれたか、ふらのは完全に守備陣がバラバラになっています! これはふらの危ない!!」

弥生「えっ、えっ、なんであの大きい人があそこに?」
三杉「負傷をした選手はインプレー中に戻る時、タッチラインからならばどこでも戻る事が出来るんだ。
   普通ならば自分が抜けた分穴となっている場所があるのだから、そこにつけるように戻るのがセオリー。
   だが、奇襲という意味ではこういった戻り方もあるという訳だ」
町田「(3行も解説してる……説明したがりっぽいわね、この人)」

片桐「これは……モノに出来れば大きいですが、かなりの博打ですね。
   もしも失敗をすれば、もう一度ゴールを抜かれかねない」
見上「それだけ自信があるのだろう。 実際、先ほどのブロック能力を見る限りあの巨体は飾りではないからな。
   競り合いなどのパワー勝負ではそう安易に負けないだろう。
   加えて言えば、佐野のあのフィードも上手い。 トラップをするのが簡単に見えるからこそ、ふらのは落下点に数をかけていない。
   すぐに攻撃に移れるようにしていた分、守備はスカスカだ。 リスクも当然あるが、リターンが大きい」

松山「し、しまった……! 佐瀬、近藤! 弾いてくれ!
   相手は単独なんだ、こぼれ球になれば自然と俺達のボールになる!」
佐瀬「は、はい!(んな事言ったって……)」
近藤「(こ、これを相手しろってのかよ!?)」
次藤「さぁ、いくタイ!」

891 :森末(仮):2013/10/28(月) 23:44:26 ID:???
先着2名様で、

★次藤→高いトラップ 57 (! card)(! dice + ! dice)-(軽傷治療済Lv1-1)=★

★佐瀬→高いクリアー 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(加藤がフォロー、松田がフォロー、本田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>884 乙ありです。
>>887 早田や中里とは違ったタイプですが、次藤も攻撃力はありますからね。

892 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:45:15 ID:???
★次藤→高いトラップ 57 ( クラブA )( 3 + 5 )-(軽傷治療済Lv1-1)=★

893 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:46:03 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 ( スペード10 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 ( クラブ7 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=★
クラブ活動が激しいな


894 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:46:16 ID:???
★佐瀬→高いクリアー 49 ( ダイヤ2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 近藤→高いクリアー 48 ( ダイヤQ )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=★

895 :森崎名無しさん:2013/10/28(月) 23:52:04 ID:???
次藤、能力高いのに勝負運が悪いね。

896 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:01:18 ID:???
>★次藤→高いトラップ 57 ( クラブA )( 3 + 5 )-(軽傷治療済Lv1-1)=65★ *反則発生!*
>★佐瀬→高いクリアー 49 ( スペード10 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=60
> 近藤→高いクリアー 48 ( クラブ7 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=59★
>≧2→次藤、トラップに成功! そのまま加藤と一対一に! ……の筈が次藤の反則!
====================================================================================
バゴォンッ!!

佐瀬「ひええーっ!?」
近藤「む、無理だーっ!?」
次藤「ふんっ、小さい奴がどんだけやってきても無駄タイ!!」

大人と子供という言葉すら生暖かい程に、次藤とふらのDFとの勝負は圧倒的大差で次藤が勝利を収めた。
体格面では話にならず、ジャンプ力も次藤は鈍重そうな割には高く、
完全に次藤の巨体を前に戦意を失っていた佐瀬達に止められる筈がなかったのだ。

ドタンッ!

近藤「むぎゅう……」
次藤「よし、これで……」

そして次藤はボールを持ったまま、加藤と一対一を挑もうとするが……。

ピィーッ!!

次藤「ぬ……な、なに!?」

トラップをした際、跳ね飛ばされた近藤が音を立てて地面に倒れ込んだ直後。
審判は次藤の反則を取り、笛を鳴らしたのだった。

897 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:02:19 ID:???
先着1名様で、

★次藤の反則2→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 近藤が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!

>>895 まだプレーした数は少ないのですが、これで2回目ですからね。

898 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:03:53 ID:???
★次藤の反則2→ ダイヤJ


899 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:05:28 ID:???
だが審判受けは良いな

900 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:22:07 ID:???
>★次藤の反則2→ ダイヤJ =特にお咎めはなかった。★
===========================================================================
次藤の反則を、審判は重いものとは見なかったのか特に注意はなかった。
しかし、これを不幸中の幸いであると次藤が喜べた筈はない。
折角の契機が反則で台無しになっただけでなく、これにより今後次藤が上がる事は警戒される。
次藤が佐野を囮にしてオーバーラップをし、得点を決めるという比良戸影の黄金パターンも容易に出来なくなってしまったのである。

実況「比良戸、惜しくもこの攻撃は反則を取られてしまい得点ならず!
   しかし反則さえなければキーパーと一対一! 失点をしていた可能性は非常に高くなっていたでしょう!
   ふらの、ここは審判の笛に助けられる形となりました!」

反町「どうも比良戸は運が悪いな。 さっきから要所で反則を取られてる。
   ふらのの小田へのチャージが取られなければ失点もなかったろうし、この反則がなければ得点も決まってたろうに」
北詰「比良戸の次藤か……確かに体格はいい、その1点は認めよう。
   だがあの動きそのものはサッカーの素人に近いものだ。 反則を取られるのは、恐らくそういった点が一因になってる筈だ」
沢田「試合勘が無いから、どの程度の当たりまでなら取られないかがわからないって事ですか」

次藤「けっ、面白う無いタイ。 あの審判、試合が終わったら袋叩きにしてやるタイ」
佐野「お、落ち着いてくださいよ次藤さん。 たまたま運が悪かっただけですって」
次藤「わかっとるタイ。 ……なんにせよ、もう一度守りに入るタイ」
佐野「はい!」

のっしのっしと、怒りを露にしながら自陣へと引き下がってゆく次藤。
その後ろ姿を見ながらふらのメンバーはほっと安堵の溜息を吐きつつ、
倒されてしまった近藤の元へと集まり負傷の有無を心配していた。

金田「大丈夫か近藤? 吹き飛ばされたみたいだが」
近藤「ああ、怪我はないよ。 ……にしても凄い馬鹿力。 2人がかりでも手も足も出なかったぜ」
松山「すまん皆、さっきのは次藤が戻ってくるのを見ていなかった俺の判断ミスだ」
小田「気にするなってキャプテン。 結果的には無失点で終わったんだしさ」

901 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:23:07 ID:???
幸い近藤に怪我はなく、それを確認した松山は一同に次藤らの狙いを読み取れなかった事を謝罪。
しかし当然ながらふらのメンバーがこれを糾弾する事はなく、
それよりもここからはどうやって攻めていったものか、どうやって試合を運んだものかと作戦会議を始める。

若松「ここまでは笛に助けられたりしてるけど、あの次藤って奴と佐野って奴は相当やるぞ」
山室「ああ、褌締めてかからないとな(格下と思っててやられちゃ話にならないもんなぁ)」

比良戸にとっては運悪く、ふらのにとっては運良く。
ここまでツキは完全にふらのに味方をしているが、実力的に比良戸は決して侮れる訳ではない。
特に次藤のパワーと、佐野のテクニック。
2人の力は別格と言え、ふらののメンバーは危機感を募らせる。

板野「(結果的にはこれで皆が侮る事はなくなってよかった、って感じかなぁ。
    さて、問題はここからどうするかだけど……)」

A.「次藤を破るにはとにかくシュートを打つ事だよ」 もっと苛烈に攻撃を仕掛けようとする
B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
C.「佐野のキープ力は無視できないな。 誰かマークにあたった方がいいんじゃないか?」 敵の攻撃手段を封じようとする
D.「(いや、ここは松山の判断を見よう)」 何も言わない
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>899 札などが出ると比良戸はやりにくくなるので、不幸中の幸いですね。

902 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:25:19 ID:LM9xf04k
B

903 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:25:55 ID:ZBvEw/9E
B

904 :森末(仮):2013/10/29(火) 00:28:28 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。

1000も近づいて参りましたので、よろしければ次スレタイ案を考えて頂ければ幸いです。
それでは。

【】俺inキャプ森3【】

905 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:43:05 ID:???

【立ちはだかる】俺inキャプ森3【若島津】

906 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 00:48:13 ID:???
【リベンジと】俺inキャプ森3【更なる強敵】


907 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 01:18:29 ID:???
【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】

908 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 07:47:45 ID:???
【優勝するのは】俺inキャプ森3【俺たちだ】
【若島津を】俺inキャプ森3【撃破する】
【目指せ】俺inキャプ森3【V1】

909 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:03:30 ID:???
>B.「1点リードしているんだ。 落ち着いてゲームを進めよう」 余裕を持ってプレイにあたろうとする
============================================================================================
小田「で、でも大丈夫なのか?」

板野は浮足立つ周囲に、リードをしているのはあくまでも自分たちだと言い含め落ち着くよう提言した。
確かにここまでの流れでふらのメンバーに慢心の気持ちが無くなったのはいい事であるが、
かといって下手に萎縮をするような事になるのは本末転倒である。
それでもなお、選手たちは困惑したように顔を突き合わせて悩むのだが、
キャプテンである松山は板野の言葉にうなずきながら同調をする。

松山「相手は確かに強敵だが、板野の言うようにこちらが1点リードしているんだ。 恐れる必要はない。
   それに、こう言っちゃなんだが次藤は負傷をしているんだ。 パフォーマンスの精度は明らかに落ちる筈だぞ」
若松「(さっきの競り合いを見る限り、それでも俺達なんかじゃ話にならなさそうだけど……)」
金田「(まあ、キャプテンたちがこう言うなら同意しておかないと……)わかった、いつも通りの俺達のサッカーをやろうぜ!」
松山「ああ! さぁ、もう1点追加点だ!」

板野だけでなく松山にも言われてしまえば、ふらのメンバーたちも無理やり納得をするしかない。
松山達がこれだけ言うならば、この2人に任せておけばなんとかなるのだろうという、
やはり他人任せな考えも働き、一同はフリーキックをする為に各々のポジションへと散らばっていく。

ピィッ! バムッ!

実況「さぁ前半12分、ふらのが再びフリーキックを得て試合再開!
   ふらのゴール前からのフリーキックは……佐瀬くんが蹴り、これを松山くんがパスキャッチ。
   自陣深くからの攻撃ですが、果たしてここからどうやって攻めていくか?」

松山「(まずはボールを運ばないとな……その為には……)」

910 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:04:31 ID:???
先着1名様で、

★松山の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小田「俺だ! 俺に持って来い!」 なにィ!? 小田がやる気満々だと!?
ダイヤ・ハート→松山「(今度は俺のキープ力を見せてやる! いくぞ、佐野!)」 自らボールを持って切り込んだ!
スペード→松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
クラブ→松山「(板野に任せるか。 少し体力は不安だが……)」 板野へとパスを出した!

>>905 乙ありです。

911 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:05:11 ID:???
★松山の判断→ スペード7

912 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:20:37 ID:???
>★松山の判断→ スペード7 ★
>松山「(右サイドの山室を使おう。 さっきも上手くいっていたからな)」 右サイドの山室に振った!
==============================================================================================
自分でこのまま持って上がってもよかったが、やはり松山の脳裏には先ほどの佐野のキープ力が焼きついていた。
仮に自分の突破を止められてカウンターを決められては、ふらの守備陣が佐野を止める事は難しい。
ならば自分は下がり目に位置し、カウンターを食らっても平気なようにしておこうという算段があったのである。
そう判断した松山が次に考えるのは、誰を使うか。
FWは小田、板野、山室と揃っているが板野は既にマグナムシュートを1発打ち、
このまま突破まで任せては体力に不安がある。
それならば、最初の攻撃を途中まで成功させた山室を使った方がいいだろうと松山は判断をしたのである。

松山「それっ、山室!」
山室「オーライ!」

バコンッ!!

松山が声を出した途端、山室は内心嫌がりながらも走りながらパスを受け取ろうとする。
しかし、比良戸もここでふらのの出鼻を挫ければ最良であるとばかりに、
そのパスコースに飛び込む選手がいたのだった。

佐野「ケケケ」

913 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:21:38 ID:???
先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、若松と竹野で競り合い、竹野がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

914 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:22:00 ID:???
★松山→パス 52 ( ハート3 )( 5 + 3 )=★

915 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:25:10 ID:???
★佐野→パスカット 51 ( ハート5 )( 3 + 3 )=★

916 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:41:13 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハート3 )( 5 + 3 )=60★
>★佐野→パスカット 51 ( ハート5 )( 3 + 3 )=57★
>≧2→山室がパスキャッチ! そのまま右サイドを上がり始めた!
========================================================================
ビュウンッ!

佐野「うわっと!」
松山「俺達のパスワークを、そう簡単に止められてたまるものか!」

その身軽さはタックルなどのある程度パワーを必要とするプレイに弱かった佐野であるが、
逆にパスカットなどという俊敏さが必要とされるディフェンスには強かった。
故にこのパスも最低限、こぼれ球にする事くらいは出来るだろうと佐野は判断していたのだが、
松山のパスは予想以上に鋭く、早い。
キープ力ばかりに目がいきがちであるが、松山のパス精度もパスワークを売りとするふらののキャプテンを務めるだけあり秀逸。
ボールは綺麗に山室へと渡り、そのまま山室は一気にサイドを駆け上がり始める。

実況「佐野くん、あと一歩が届かず! パスは山室くんへと渡った!
   さぁふらの、追加点のチャンスを作る事が出来るか!? 山室くん、走る! 走る!
   しかし、比良戸も黙って通す訳にはいかないと慌ててMF陣がチェックに向かうぞ!」

竹野「くそっ、このまま進ませてたまるか!」
山室「(くっそー、キャプテンもみんなも俺を使いすぎだぜ! もう少し小田使えよ、小田!)」

917 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:42:15 ID:???
先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 森本→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室、そのまま右サイドを走り抜ける! 中央の板野に折り返せるか!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、ふらのスローイン、安倍がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

918 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:43 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( クラブ9 )( 6 + 1 )=★

919 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:52 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ハートJ )( 3 + 6 )=★

920 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:42:58 ID:???
★竹野→タックル 45 ( ハート3 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 森本→タックル 45 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=★

921 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 19:45:11 ID:???
佐野はパスカット+2を取ってるのか、結構使い勝手がよくなったな。

922 :森末(仮):2013/10/29(火) 19:58:55 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( クラブ9 )( 6 + 1 )=56★
>★竹野→タックル 45 ( ハート3 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=57
> 森本→タックル 45 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=50★
>=−1→ボールはこぼれ球に。安倍がフォロー
==========================================================================
竹野「うりゃあ!」
山室「し、しまった!」

事ある毎に自分が使われてしまう事への不満が蓄積していたのか、
山室はこの時集中力を欠いたプレーをしていた。
注意が散漫になれば、当然ながらそこを付け込まれてしまう。
比良戸MF陣の一員、竹野は決してプレーの質が高いとは言えない選手ではあったが、
それでも辛うじて山室からボールを零す事に成功し、ボールは後ろに控えていた代わったばかりのDFの安倍がフォローをする。

安倍「よし、ナイスディフェンス!(といっても佐野はまだ使えないな……ここは)中城!」

そして、安倍はこのボールを即座に逆サイドのサイドハーフ、中城へと叩いた。
比良戸で1番のキープ力を誇るのは、言うまでもなく佐野である。
だが、その佐野はまだ先ほどのパスカットで体勢を崩しておりボールを通す事は難しい。
かといってもう片方のFWである姫路の近くには松山がいる。
考えうるパスの出し先が、逆サイドのMFしかいなかったのである。

実況「比良戸、上手くボールを取り返した! ボールはそのまま逆サイドへと渡り……。
   これを中城くんがトラップ! さぁ、このまま反撃といけるか比良戸!?」

松山「(佐野へのパスコースは遮断しておくか……)」
佐野「(ちぇっ、上手くコースを防がれてる……。 マーク外せないかな……)」
中城「(……こうなったら俺が運ぶしかなさそうだな。 とにかく攻めるか!)」
金田「よし、止めてやるぞ!(と言ってやる気があるっぽく見せておくか)」

923 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:00:00 ID:???
先着2名様で、

★中城→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松田で競り合い、松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>921
基本的に本編の能力を参考にさせていただいていますが、
選手によってはちょこちょこ上方修正などはさせてもらってます(翼・日向・森崎がいないので……)

924 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:00:34 ID:???
★中城→ドリブル 47 ( ハート8 )( 1 + 6 )=★

925 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:00:37 ID:???
★中城→ドリブル 47 ( ダイヤA )( 4 + 6 )=★

926 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:01:17 ID:???
★金田→タックル 46 (! card)( 6 + 4 )=★


927 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:01:40 ID:???
★金田→タックル 46 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=★

928 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:44:50 ID:???
>★中城→ドリブル 47 ( ハート8 )( 1 + 6 )=54★
>★金田→タックル 46 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=52★
>≧2→中城がそのままサイドを駆け上がった! しかしパスの出し先に悩むぞ!
==============================================================================
中城「(落ち着け、佐野が使えなくたって突破は出来る筈だ!)」

サササッ!

金田「うっ……!」

今までが無名チームとして上がってきた反動か、
この試合、ふらのを相手に善戦をする事で次藤や佐野を除く比良戸メンバーは少々あがり気味であった。
その為にプレーもややぎこちなく、固くなっていたのだが、
ある程度時間が過ぎてその緊張もほぐれてきたのか、中城はフェイントを駆使し金田を抜き去る事に成功する。

実況「中城くん、抜いた! さぁふらの陣内へと一気に攻め込んだぞ!
   先ほどは惜しくも反則を取られてしまいました為、これが比良戸最初のチャンスと言えるでしょう!
   中城くん、フィニッシュは誰に託すか!?」

中城「(……つっても、出す相手がいないんだよなぁ。 トホホ……)」

突破には成功をしたものの、中城はパスの出し先に困る。
佐野へのパスコースは松山に遮断され、渡る前にカットされるのがオチ。
姫路に打たせてもいいが、ふらのゴールを守る加藤も全国クラスのGKである。
決まる確率が高いとは、到底思えない。
そうこうしている内にふらのも守備陣形を整え、松田がボールを奪おうと迫るのだが……。

次藤「フッ、しょうがないタイ。 またワシが気張るしかないとね!」
板野「うっ……!?」

929 :森末(仮):2013/10/29(火) 20:45:55 ID:???
この光景を見て、業を煮やしたかのように上がり始めたのは次藤である。
彼は板野をこれ見よがしに見ながら、悠々と自陣ゴール前からゆっくりと上がり始めた。
当然ながらそれを目の前で見ていた板野は、また次藤が何かやるつもりかと勘繰り始める。

板野「(まさか佐野とのコンビプレイをするつもりなのか?
    まだ次藤はセンターサークル付近にすら到達出来てない……というか凄いゆっくり上がってるけど、
    もしかしたらあそこからでも打てるのかも……? ど、どうする?)」

A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
B.「(俺が次藤をマークだ!)」 自ら下がって次藤へのパスを警戒する
C.「(いや、流石にあの位置からは打てない筈だ!)」 何も言わず推移を見守る
D.「松山、佐野ばかり警戒しない方がいい! いっそゴール前に引きこもるんだ!」 松山を佐野のマークから外す

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

930 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:47:44 ID:qc8UY+vY
A

931 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:48:19 ID:LM9xf04k
A

932 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:48:29 ID:???
D

933 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:49:31 ID:cS9LUxYY
D ミスった

934 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 20:49:43 ID:ZBvEw/9E
C

935 :森末(仮):2013/10/29(火) 21:01:09 ID:???
>A.「みんな気をつけろ! 次藤が上がってるぞ!」 次藤へ注意を向けさせる
============================================================================
ふらのメンバー「えっ、次藤が!?」「まずい! あいつが上がり切ったらまたあのパワーで……」
松山「なにィ!?」

板野は次藤が上がっている旨を叫び、注意喚起をした。
これにはふらのメンバーも驚き、一同は一瞬足を止めて次藤へと視線を集める。
先ほどの比良戸のチャンス、反則を取られこそすれ次藤のパワーの凄さは十二分にわかっていた。
次藤がいなくなればその分比良戸の守りは薄くなるが、
さりとて次藤の攻撃を止められるかと言われると彼らに自信はなかったのである。

そして、この板野の叫び声には松山ですらも反応をした。
大声を張り上げて強敵の接近を伝えられれば、いかな松山でも反応をしない訳にはいかない。

次藤「…………」ニヤッ
佐野「(次藤さん、流石だぜ!)中城さん!」
中城「おうっ!」

バシュッ!

松山「し……しまった!?」
板野「そ、そういう事か!?」

しかし、ボールが次藤へと渡る事はなかった。
次藤の狙いは、あくまでも佐野を"フリー"にさせる事。
板野の声で一瞬注意が次藤へと集まってしまったふらのメンバーを掻い潜り、
佐野は持ち前の身軽さを生かして松山から離れフリーとなった。
そんな佐野に対し、中城がパスを通すのは当然ながら難しい事ではなかったのである。

936 :森末(仮):2013/10/29(火) 21:02:16 ID:???
実況「ふらの、次藤くんがオーバーラップをしかけた所で一瞬動きを止めてしまった!
   そしてこの隙をついて佐野くんへとボールが渡ったぞ!? これはふらの、危険だ!!」

片桐「目に見えませんが、次藤の好アシストですね。
   自分がどれだけ相手に驚異を与えているかを自覚し、自分が上がりはじめればどういう反応をするかわかっている」
見上「ああ、オーバーラップをするつもりならばもっと足早に走ってもよかった。
   つまり、最初から奴は上がりきるつもりは無かったと言える。(板野の観察眼が足りなかったようだな……)」

松山「み、みんな止めてくれ!」
佐瀬「お、おう! いくらなんでも、3人がかりなら!」
本田「舐めるなよ、2年坊主が!」
近藤「(反則だけは取られないようにしないと……PKを取られたら最悪だ!)」
加藤「(一対一とかやめてくれー!!)」
佐野「ケケケ……! 貰ったぜ!」

先着2名様で、

★佐野→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐瀬→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、姫路と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

937 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:04 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( クラブA )( 6 + 6 )=★

938 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:08 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( ダイヤJ )( 3 + 1 )=★

939 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:19 ID:???
★佐野→ドリブル 54 ( ハート6 )( 2 + 1 )=★

940 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:03:42 ID:???
★佐瀬→タックル 47 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 ( スペード8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 ( クラブK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★
クラブ祭りだ!

941 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:01 ID:???
★佐瀬→タックル 47 ( ハート3 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=
 近藤→タックル 47 ( スペードA )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 ( ダイヤQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=★
クラブ活動・・。

942 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:07 ID:???
反則する気しかない佐野…

943 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:04:26 ID:???
世界のHO☆N☆DA

944 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:09:44 ID:???
カード運だけでなんとか持ちこたえている状況だから、一つ間違えば危険なことになるな

945 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:10:12 ID:cS9LUxYY
我々審判はいつも公平だ

946 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 21:14:39 ID:???
松山のクラブ厄が平良戸に移ったんじゃw

947 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:30:02 ID:???
>★佐野→ドリブル 54 ( クラブA )( 6 + 6 )=66★
>★佐瀬→タックル 47 ( ハート5 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=53
> 近藤→タックル 47 ( スペード8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=56
> 本田→タックル 47 ( クラブK )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=58★
>≧2→佐野がふらのDF陣を抜き去った! そのまま加藤と一対一だ!……の筈が佐野の反則。
=========================================================================================
くるくるくるっ

佐野「ケケケ」
佐瀬「く、くそーっ!」
近藤「や、やっぱり奪えない……!」

ゴール前の密集地、慌ててプレスをかけるDF達をきりきり舞いにしながら、佐野はキープに成功をする。
ちょこまかと縦横無尽に動き回り翻弄する様は正にすばしっこい鼠のようであり、
佐瀬、近藤の2人は佐野に触れる事すら出来ずにただただ振り回される。
だが、佐野もいつまでもキープをしてその場にとどまる訳にはいかなかった。
マークを振り切ったとはいえ、後ろから松山が迫っている。
彼が追いついては自分でもキープし続ける事が出来る自信はとてもなかった。

佐野「それっ!」

ビュンッ!

本田「うおわっ!?」
佐野「ちょっ、なんでそこにいるんだよ!?」

ドンッ! ピピィーッ!!

その為、頃合いを見計らってゴール前に突撃し加藤と一対一になろうとするのだが、
ここで急に飛び出した本田と佐野は正面衝突をしてしまった。
当然、これは佐野から当たりに向かったとして審判の笛が鳴る。

948 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:31:04 ID:???
先着1名様で、

★佐野の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「どう見ても当たりにいったのはふらの側だ」 本田が反則を取られた!? PKだ!
J〜K→特にお咎めはなかった。
7〜10→軽い注意!
3〜6→厳重注意!
A〜2→イエローカード!

949 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:28 ID:???
★佐野の反則→ ハートQ

950 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:31 ID:???
★佐野の反則→ スペード6

951 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:31:38 ID:???
★佐野の反則→ ハート3


952 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:32:54 ID:???
審判に愛されてるw

953 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:34:00 ID:???
そろそろ審判軽くくらい注意しないのかw

954 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:38:12 ID:???
悪質ではないということは分かっているのかw

955 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:42:10 ID:???
4分の1のクラブ引きの反則は、起きるときはとことん起きまくるからなあ。
本スレイタリア戦のように。

956 :森末(仮):2013/10/29(火) 22:42:55 ID:???
>★佐野の反則→ ハートQ =特にお咎めはなかった。★
===================================================================
三度の反則、しかもまだ前半である。
度重なる反則によりいよいよ審判も注意をするかと思われたが、しかし意外な事に佐野は特に何も言われなかった。
先ほどの接触も、わざとではないと判断をしての事であるが、佐野としてはそれで安堵が出来る筈もない。

佐野「なんだよ、そんなら笛最初から吹くなよな……」
姫路「落ち着け佐野、聞こえるぞ!」
佐野「……わかってますよ(でも、こんだけ反則取られるなんてひどすぎる。
   今頃、本当なら2−0で俺達が勝ってたかもしれないんだぞ)」
次藤「(……どうにも流れがこんタイ)」

最初の次藤の反則でフリーキックを与えてしまい失点。
次の次藤の反則が取られたせいで、一対一にはなれず。
そして今回の佐野の反則でもまた抜けてればビッグチャンスという所で笛が鳴ったのだ。
3度も審判の笛によって流れを断たれている比良戸からすればそろそろストレスが溜まり、爆発しそうなくらいである。

板野「(ホッ……危ない。 俺の判断ミスで、失点をしてしまう所だった。
    今日は本当に運に助けられてるな……このままじゃいけないけど。
    さてどうしよう? またゴール前からのフリーキックだけど……)」

A.「松山、佐野を警戒し過ぎだ! もっと上がって攻撃に絡んでくれ!」 松山の攻撃参加を依頼する
B.「松山、もう佐野から目を離さないでくれ!」 松山に佐野のマークにつくよう依頼する
C.「松山、ゴール前に引きこもるんだ! どうせそいつにミドルシュートはない!」 松山の守備参加を依頼する
D.「来い、俺に持って来い! こんなちんたらした試合展開はもう終わりだ!」 ボールを要求する
E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
F.「(いや、何も言わなくていいや……)」 何も言わない
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

957 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:26 ID:XUxCbfZk


958 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:29 ID:ZoD1zVOM


959 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 22:44:37 ID:cS9LUxYY
E

960 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:02:10 ID:???
>E.「みんなごめん! 今のは俺の判断ミスだ!」 先ほどの注意喚起を謝罪する
==============================================================================
金田「ドンマイ! 気にするなって」
若松「そうそう、あいつがオーバーラップをしたら驚くのも無理ないさ」

ここで板野は先ほどの判断ミスを謝罪した。
板野の最大の武器は「キャプテン森崎・翼」についての知識があるという点。
だが、それは時として諸刃の剣でもある。
次藤と佐野のコンビプレイを知っているからこそ、次藤がオーバーラップをした際に必要以上に警戒してしまった。
もう少ししっかりと観察をしていれば、次藤の狙いがオーバーラップではなかった事に気づけただろうに、という後悔もある。

板野「(次藤も頭がいいからなぁ……あいつがどこでコンビプレーを使ってくるのか、ちゃんと見極めないと)」

井沢「比良戸はついていないな。 今頃、同点になっててもおかしくないんだが……」
滝「このままずるずるいくと嫌なムードになるぜ」
岩見「多少は運に左右されるのがサッカーというスポーツだからな。
   比良戸がどこまで平静さを保てるかがこの試合の鍵になりそうだな……」

ピィーッ! バムッ!

実況「比良戸、度重なる反則を取られてしまう不運に見舞われましたが、審判の判定は絶対です。
   気を取り直してふらののフリーキック! ボールは再び松山くんに預けられましたが、果たして今度はどう攻めるか!?」

松山「(山室……を使うパターンは使いすぎたな。 小田のいるサイドには、いい動きをしてた8番(中城)がいる。
    ……俺が持って上がってみるか!)」

タタタッ!

961 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:03:16 ID:???
先ほどのフリーキックをリプレイするかのような試合再開。
ボールを持った松山は逡巡をした後、今度は自分がボールを持って上がる選択を取る。
前半はそろそろ20分になろうかという時間帯。
まだこれといって目立った動きをしていない自分も、試合に貢献がしたいという思いもあった。

実況「さぁ松山くん、ボールを持ってそのままドリブルを開始した!
   今大会キープ力No.1との前評判を持つ者としても、
   佐野くんの前で自身のキープ力を見せつけたいという思いもあるのでしょうか!? その佐野くんが早くもチェックにいくぞ!」

佐野「ケケケ(……なんて笑ってみるけど、ちょっと取れる気はしないんだよな〜)」
竹野「(まったくもって、佐野に同感だが……やるしかないか)」
松山「いくぞ、佐野! 俺のキープ力を見せてやる!」

先着2名様で、

★松山→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と姫路で競り合い、姫路がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

962 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:03:36 ID:???
★松山→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=★

963 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:07:22 ID:???
★佐野→タックル 47 (! card)( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 (! card)( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=★

964 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:08:23 ID:???
★佐野→タックル 47 ( ダイヤ4 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 竹野→タックル 45 ( ハートA )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

965 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:10:00 ID:???
クラブ活動と次藤以外には止められないだろうな

966 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:11:40 ID:???
ほんとにスペック的に反則3回なければ今頃2-0でもおかしくなかった。

967 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:30:30 ID:???
>★松山→ドリブル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 6 )=63★
>★佐野→タックル 47 ( ダイヤ4 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=58
> 竹野→タックル 45 ( ハートA )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=54★
>≧2→松山が抜群のキープを見せて突破! 中盤に差し掛かった!
========================================================================
さささっ!

佐野「(パワー勝負じゃ当たり負けする! スピードで撹乱して進行方向を防げば……)」
松山「甘い!」

ダダダッ!

佐野「うっ……(迷う事なく振り切られた……! くそっ、読まれてたのか!?)」
竹野「(駄目だ、全然お話にならない……)」

ちょこまかと動き松山を翻弄しようとする佐野だったが、その程度の動きで怯む松山ではない。
全国常連校として試合経験も多く、松山対策をするチームと何度も対戦をしてきた彼である。
今更そのような小手先の技術が通用する筈もなくあっけなく佐野と竹野は抜き去られ、
松山はボールを持ったまま一気に比良戸陣内中盤へと差しかかる。

実況「松山くん、素早く振り切った! 佐野くん、竹野くんまるで手も足も出ない!
   ふらの、これは再びチャンスとなったぞ! しかもボールを持つのは松山くんだ!
   ここは出るか、北国シュート! それとももう一度板野くんに渡してマグナムシュートか!?」

次藤「DF、中央に寄るタイ!」
長岡「えっ!? で、でもそんな事をしたら……」
次藤「両サイドのFWにシュートは無いタイ! 仮にあってもワシが防ぐ!」
安倍「わかった!」

小田「(ふぅ……これなら俺達にボールはわたって来ないかな……)」
板野「(次藤、人数をかけて俺達の攻撃を防ぐつもりか……ここは……)」

968 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:31:35 ID:???
A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
B.「松山、お前の北国シュートを見せてやるんだ!」 松山に打たせる
C.「松山、そのままゴールを狙え! 次藤はブロックに比較すればタックルは上手くない筈だ!」 松山にドリブルゴールを狙わせる
D.「ふらののFWを舐められてたまるもんか! 小田にやらせるんだ!」 小田にパスさせる
E.「(いや、何も言わなくていいか。 松山に任せよう)」 松山に任せる

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

969 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:33:49 ID:LM9xf04k
A

役割分担で

970 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:34:23 ID:cS9LUxYY
C

971 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:35:23 ID:IJUrExF2
A

972 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:39:48 ID:???
>A.「松山、俺にくれ! 俺が決めてやる!」 ボールを要求する
==============================================================
松山「よし……任せたぞ、板野!」

バシュウッ!

板野がボールを要求すると、松山は迷う事なくパスを出した。
ノーマークにされていた小田達が気に病まないかという不安もあったが、
板野の決定力の高さ自体は松山を含めふらのメンバー誰もが認めるもの。
ここは板野に渡した方がゴールが決まる可能性が高いというのはわかりきっている故に、パスを出したのである。

森本「く、くそっ! 通してたまるかー!」

先着2名様で、

★松山→パス 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★森本→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田と曽田で競り合い、曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

973 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:42 ID:???
★松山→パス 52 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

974 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:53 ID:???
★松山→パス 52 ( スペード4 )( 5 + 1 )=★

975 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:40:59 ID:???
★松山→パス 52 ( ダイヤJ )( 3 + 1 )=★

976 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:42:19 ID:???
★森本→パスカット 46 ( スペードA )( 4 + 2 )=★

977 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:51:24 ID:???
>★松山→パス 52 ( ハートA )( 6 + 1 )=59★
>★森本→パスカット 46 ( スペードA )( 4 + 2 )=52★
>≧2→松山のパスがゴール前の板野に渡った!
====================================================================
森本「あぁ……」

松山のパスコースを防ぐようにカットに入った森本であったが一歩遅く。
ボールは綺麗にゴール前の板野へと渡った。
胸でパスをトラップした板野は一旦地面に落としてからくるりと反転し、比良戸ゴールを見やる。

次藤「(さぁ、来るタイ! 今度こそ防いでやるタイ!)」
板野「…………」

そこには先ほどマグナムシュートを受けて負傷をしたにも関わらず、
恐れるどころかむしろ楽しくなってきたと言わんばかりの表情で板野を睨みつける次藤の姿があった。

実況「さぁ、ここでふらののCFW! エースストライカー、板野くんにボールが渡ったァ!
   またも出るか、マグナムシュート!!
   しかし、比良戸もゴール前を固めて万全に状態で守備に挑んでいる!」

若島津「(俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ……でなければつまらん)」
小池「ここで決まったら比良戸はかなりキツいな〜」
沢田「3度も反則を取られてへこんでる所でしょうからね……そこに失点をしたら、心が折れちゃいそうです」

板野「(ここは大事だぞ。 ここは……)」

978 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:52:25 ID:???
A.「くらえ! これがただのシュートだ!」 普通のシュートを打つ
B.「くらえ! これが弾丸シュートだ!」 弾丸シュートを打つ
C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
D.「自分で切りこんでやる!」 ドリブルゴールを狙う

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 675/830

979 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:52:34 ID:???
>小田達が気に病まないかという不安もあったが
こういう時ふらのメンバーの人任せなところは助かるなw

980 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:53:21 ID:7GJgoyhA
C
前半はこれで撃ち止めになるかな?

981 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:53:48 ID:LM9xf04k
C

>俺が止めるまで誰にも防がれるんじゃないぞ
フラグっぽいなぁ

982 :森末(仮):2013/10/29(火) 23:54:38 ID:???
レス数が980を超えましたので、次スレを立ててきます。

983 :森崎名無しさん:2013/10/29(火) 23:58:13 ID:???
前回に今回よりも厳しい状況(人数補正+3)で一本決めてるから、気楽にいけばいい。

984 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:45:29 ID:???
ttp://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1383060597/l50

新スレを立ててきました。
スレタイを考えてくださった皆さん、ありがとうございました。
以後は新スレで更新をしていきたいと思います。

985 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:38:48 ID:???
>B.ここから弾丸シュートだ!
=================================================================
板野「(次藤のいない今が得点を重ねるチャンスなのは間違いない!
    だけど俺も体力は不安なんだ……ここは、マグナムシュートじゃなく……)弾丸シュートだ!!」

ゴォオオッ!!

次藤がゴール前にいない比良戸は、ふらのにとって今こそが得点の契機であると言えた。
前半も終了間際、ここで2点差にする事が出来ればふらのの勝利はぐっと近づく。
だが、前半戦で既に2発のマグナムシュートを放っている板野。
すぐにハーフタイムに突入をするとはいえここでマグナムシュートを打ってしまえば蓄積された疲弊は表面化し、
今後のプレイに悪影響が出てしまうのは板野自身がよくわかっていた。
故に、板野はここでマグナムシュートではなく――自身が初めて開発をしたシュート、弾丸シュートを放つ事を決断した。

実況「あぁ!? 板野くん、ゴールから距離が離れていますが足を振りかぶったー!!
   一見をすれば無謀にも思えます!
   しかし、板野くんは先日の花輪戦でセンターサークルからシュートを放ちゴールを奪っている実力者!
   或いはこれも入ってしまうのか!?」

反町「あれっ? あのシュート、マグナムシュートと少しフォームが違うな」
若島津「……俺達の練習に乱入をした時に打っていたシュートだろう。
    まあ、あのシュートの威力も中々だった。
    比良戸のディフェンスは先ほどまでを見る限りでは次藤以外大した事がない、入る可能性は高く見えるが……」

片桐「ここで決まれば大きいですね!」
見上「ああ、比良戸は先ほどのコンビプレイが切り札だった筈だ。
   同点にするどころか、2点差にされてしまってはかなり苦しい……」

次藤「(ワシがあそこにいれば……!)」
畠山「みんな、中央に寄るんだ! 俺達だけで止めるんだ!!」
板野「いっけええええええええええええええええええ!!」

986 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:39:56 ID:???
間違えて書き込みしてしまいました……>>985の文章は無視して下さい。

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