キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】

1 :森末(仮):2013/10/09(水) 23:45:22 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379332155/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
自分が参入をするチームをふらの中学と決めた板野は松山らと交流を深めつつ、2年生の際全国大会へ。
世代でもトップクラスの中西と戦うも、先制点を挙げる活躍を見せた。
しかし何者かの陰謀か、松山が負傷し他のメンバーも腹痛を訴え棄権、涙を呑んで大会を後にした。
若島津健との闘いで自身の力の低さを認識するも、新シュートの開発をし克服。
3年目、藤沢の転校を聞かされ揺れるふらのメンバー達と共に道大会を突破、全国大会への切符を手に入れた。

601 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:48:11 ID:???
なるほど、それなら5人が限界なのか

602 :森崎名無しさん:2013/10/23(水) 23:54:09 ID:???
この数値なら普通シュートだと流石に止まってたけど、弾丸でもゴールだったな。

603 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:26:29 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ9 )( 4 + 1 )+(フリー補正+2)=67★
>★玉井→ブロック 43 ( クラブ9 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=59 *吹っ飛び* *負傷発生*
> 相本→ブロック 43 ( ダイヤ8 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=55 *吹っ飛び*
> 青田→ブロック 45 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( ハート6 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=58 *吹っ飛び*
> 村沢→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=57 *吹っ飛び*
>★中村→ブロック 46 ( ダイヤ8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=55 *吹っ飛び*★
>★吉倉 パンチング 49 ( クラブ6 )( 1 + 4 )+(50m補正+4)=58 *吹っ飛び*★
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================================
板野のマグナムシュートは、その名の通り火を噴いた。

バグォオオオオオオオオオオオオオンッ!!

玉井「ぐぎゃあああっ!?」
相本「ぐべべっ!?」

間に入ったMF達は、なすすべもなく吹き飛ばされる。

青田「おあああっ!?」
武田「は、はやっ……ぎにゃああっ!?」
村沢「ごぼほぉっ!?」
中村「ぎぎゃぎゃぎゃぎゃああっ!?」

十分な距離があった筈だというのに、DF達は無惨に弾かれ地面に伏す。

604 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:27:51 ID:???
吉倉「うっ、うっ、うわあああああああああああああっ!?」

バギャゴンッ!! ズバァアアアッ!! ……ピ、ピピィーッ!!

それでも尚スピードを殺さぬボール、威力が衰えぬボール。
正にマグナムから放たれたかのようにそのボールはゴールキーパーである吉倉へと襲い掛かり、
哀れ吉倉は半狂乱となりながらも吹き飛ばされ宙を舞った。
次いで、ゴールネットを突き破る音と先ほどのスカイラブハリケーンを決めた時同様、審判の困惑が混じった笛の音。

板野「はぁっ、はぁっ……」

渾身のシュートを放った板野は、荒く息をしながら、心地よさげにその笛の音を聞いていたのだった。

ふらの 2−1 花輪

605 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:28:53 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「き、決まったァァァ!! ゴール、ゴールです!
   板野くん、東一中戦、錦が丘戦でも見せたマグナムシュート!
   それをなんとキックオフと同時に打ち込み、ゴールを奪ってしまった!
   花輪、無惨にも守備陣が完全崩壊! 手も足も出ませんでした!」

観客「こ、今度はキックオフから一瞬でゴールを奪っちまったぞ!」「俺、ボールが全然見えなかった……」
  「ボールを蹴る音がここまで聞こえたぞ!?」

片桐「流石だな板野……どうですか、見上さん?」
見上「ああ、確かにすばらしい。 流れをこちらにもう一度引き寄せる、という意味でも単純な威力でもな」

次藤「ふふふ、やはりあいつはふとか男タイ。
   今大会、あいつのマグナムシュートを初めて止めるのはこのワシタイ」
佐野「そうですね!」

剛田「ひ、ひえぇ〜、かーちゃーん!」
井沢「とんでもない威力だな……(あれは剛田じゃちょっと無理だ。 石崎、高杉、中里に期待するしかない)」
中里「(……あやつらがもし上がってくれば、拙者も本気を出さざるを得んのだろうか?
    しかし、重りを外す事は掟に……)」

若島津「(ふん、少しはマシになったみたいだな。 だが、花輪のキーパーならまだしもあの距離からでは俺には通用せんぞ)」
沢田「あわわわ……す、すっごい威力……」
反町「まるで魔王だな……恐ろしい……(俺にもあれだけのキック力があればな……)」
小池「ふん、うちには若島津がいるんだ。 あんな距離からのシュートでゴールを許す訳ないぜ!」

606 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:30:13 ID:???
スカイラブハリケーンを受けて失点、そしてその直後のキックオフから再び突き放すマグナムシュート。
次々と起こる奇想天外な試合展開に観客たちは騒然。
偵察へとやってきた者達も、興味の対象を立花兄弟から板野へと再び移りかえる。

政夫「く、くっそ〜〜!」
和夫「またビハインドかよ!(でもあれを防げってのは流石に無茶だ……結局、俺達が点を取らなきゃならねぇ)」

そしてこの事に大きく落胆をしたのは立花兄弟である。
なんとか体力を回復できるだけの時間を稼ごうとしていた所を、再び突き放されてしまったのだ。
体力が回復できている筈もなく、時計もまるで進んでいない。
おまけに観客たちがスカイラブハリケーンの派手さに魅了されていた次の瞬間、
このようなド派手な得点を決められ水を差された形になったのだから、彼らにとって面白い筈がない。

松山「よーし、やったぞ板野! これで一気に俺達に流れが傾いた!」
小田「う、うん、凄いぜ板野!(本当に味方でよかった……)」
山室「まさかこんな距離から決められるとは思わなかったけどな!(ふらのに来てくれてありがとう、板野……)」

逆にふらのメンバー達は、大いにこのゴールを喜ぶ。
その渦中にいた板野はというと……。

A.「さぁ、もう一度スカイラブハリケーンで来い、立花兄弟! どちらが多く点を取れるか勝負だ!」 立花兄弟を挑発する
B.「俺のマグナムシュートで奪えないゴールは無いぞ!」 花輪ゴールを指さして高々と宣言する
C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
D.「これで敵は俺を警戒する筈だ。 ここからは小田と山室がキーになるぞ」 小田と山室に発破をかける
E.「いや、単にマグレだよ……奇襲だったから上手くいっただけさ」 謙遜をする
F.「やったー! キックオフシュートが決まったー!!」 無邪気に大喜びする
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>600 情報ありがとうございます。次からは気を付けますね。

607 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:32:52 ID:SbVYI7V6
C

608 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 00:34:26 ID:kUuIfiQM
C
挑発は避けるか

609 :森末(仮):2013/10/24(木) 00:36:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

610 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 01:08:21 ID:???
乙です、反町変なフラグたてるんじゃないぞ絶対だぞ

611 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:27:29 ID:???
>C.「もっとドンドン俺にボールを回してくれ。 ガンガン点を取るぞ!」 味方にボールを回してくれるよう要求する
===================================================================================================
ここで板野は更に追加点を取る為に、と自分にボールを回してくれるよう要求をした。
既にマグナムシュートを1本打ったとはいえ、それまでの試合中あまり動いていなかった為にスタミナは十分。
威力についても文句の付け所の無い板野のマグナムシュートならば、更なる追加点も期待できると一同は納得する。

松山「よし、板野の言うように集中的に板野に撃たせる方向でいこう。
   ただ相手も相応に警戒はする筈だからな、そういう時は他の皆も使っていこうぜ」
若松「了解!」

こうして改めて作戦を決めたふらの中学。
そして一方の花輪中学はといえば、先ほどの板野のマグナムシュートで吹き飛ばされた際、
当たり所が悪く負傷をしてしまった玉井の元に選手たちが集まっていた。

相本「玉井、大丈夫か?」
玉井「いてて……くそっ、反則級だぜあんなシュート」
政夫「撃てるもんは仕方ない、それよりプレイは出来そうか?」
玉井「……出来ない事はないけど、パフォーマンスは落ちるぜ」
和夫「交代した方がいいか……」

玉井の負傷は幸いにも軽傷と言えるレベルだったが、それでもパフォーマンスは従来のそれより落ちてしまう。
また、あまり立花兄弟に頼りたくないこの局面の中で他の選手を治療の為とはいえ一旦外す事も花輪にとっては痛手であり、
政夫たちはベンチに向かって玉井を交代させる旨をサインで伝える。

監督「玉井は無理そうだな……大丸、出番だぞ」
大丸「もうかい? へへっ、まあこの点差だからな」

612 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:29:04 ID:???
実況「花輪、先ほどの板野くんのマグナムシュートの影響でどうやらけが人が発生した模様です。
   玉井くん、今仲間たちに肩を貸してもらいながらゆっくりとフィールドを出ていきます。
   変わって入るのは背番号12番、大丸くん。 今、玉井くんとタッチを交わしフィールドへと姿を見せました」

板野「(あいつは……確かロングフィードが得意な選手だっけ?)」

事前に情報としてその大丸の事を知る板野は、
彼にボールが渡った時はすぐにチェックをした方がよさそうだと思いつつ。
その当の大丸達はといえば、まさかこの試合までベンチを温めてきた大丸の唯一の特技が既にバレているとは露知らず。
これからの戦い方について話し始める。

大丸「早速もう1点返して同点にしとくか? 俺はいつでもいけるぜ」
政夫「いや、それは意味がない。 俺達のスタミナが持たないんだ。
   それに1点を返した所で、もう一度板野にマグナムシュートで決められるのがオチだぜ」
小野「なら、やっぱり時間稼ぎか……」
和夫「そうだな……。 10分でも稼げれば上出来だが、そこまでは言わない。
   危なくなったらいつでもあげられるようにしてくれ」
政夫「大丸、頼んだぞ」
大丸「任せとけって」

結局の所、花輪としては立花兄弟たちにこれ以上負担をかけない為にも時間稼ぎに徹するしかない。
果たして他の者達だけでどこまでやれるのか……。
それはあまりにも不安定な綱渡りだが、それでも成功させるより彼らに道はないのだった。

ピィーッ!

政夫「さぁ、頼んだぞみんな!」
花輪メンバー「「「おう!」」」

こうして再びキックオフの笛が鳴り、花輪のキックオフで試合再開。
立花兄弟がボールを持つ事でスタートするが、彼らは作戦通りこのボールを持ちすぎず、
早めに手放し他の者達がパスワークでボールを回し始める。

613 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:30:20 ID:???
実況「さぁ花輪、まずはゆっくりとボールを回しています。
   先ほどまでは立花兄弟の速攻をもってして攻撃を成功させていた花輪中学。
   ここは攻め方を変えてきました」

見上「ふむ、時間稼ぎだな。
   まぁ立花兄弟も自分たちのスタミナがこのままでは持たないという事を十二分にわかっているのだろう」
片桐「問題はこの時間稼ぎが上手くいくかどうか、ですね」
見上「花輪のフィールダーは攻撃力自体は悪くはないようだが……ふらのの実力も高い。 難しいな……」

相本「それっ、そっちに回せ!」
塩田「ボールを渡すなよ!」
板野「(うーん、殆ど攻める気が無さそうだ。 やっぱり時間稼ぎが狙いだな……)」

立花兄弟を使わぬとはいえ、花輪中学もこの3回戦まで勝ち上がってきたチーム。
他のメンバーの技術も決して侮れるものではなく、しばらくそのまま花輪がボールを回していく。
だが、こちらに攻め込む気が無いのは誰の目から見ても明らか。
板野は時計の針を見ながら、さてどうしたものかと思案をする。

板野「(2点差に出来れば楽なんだけど……ここで上手い事時間を稼がれたら厳しいな。 どうしようか)」

A.「時間稼ぎに付き合ってやる必要はない! ボールを奪いに行こう!」 ボールを奪いに向かう
B.「好きにやらせてやろう。 俺も体力回復だ!」 ボールを奪いに向かわない
C.「花輪! そんな消極的なサッカーで俺達に勝つつもりか?」 花輪メンバーを挑発する
D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
E.「こういう時は奇行に限る!」 へそで茶を沸かすポーズを取る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>610 乙ありです。 多分大丈夫です……。

614 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:31:49 ID:1K6mJ0A6
D

615 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:31:51 ID:3+xwDtqk
D

616 :森末(仮):2013/10/24(木) 20:50:55 ID:???
>D.「俺の守備力じゃ多分取れないな。 こぼれ球を拾える位置に移動しておこう」 周囲のフォローに回る
===================================================================================================
一対一でのボールの奪い合いならまだしも、パスワークを断ち切る事は板野にとって1番苦手とする事である。
無理にパスを断つのではなく、こぼれ球のフォローに徹しようと決断すると、
板野はパスの動きをよく見ながらフィールドを動き回る。

そうこうしている間にも花輪は悠々と時間を稼いでいくのだが、
ふらののメンバーもパスには一過言ある選手たちばかり。
しばらく見ている内にパターンの予測も可能となり、ようやくパスコースに割り込む事が可能となる。

相本「大丸、頼んだ!」
大丸「おう!」

バシッ!

小田「よし、ここだ!」
金田「ここで止めるぞ!(そして板野に渡してとっとと終わろう)」
大丸「へへへ、それっ!」

先着2名様で、

★大丸→パス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→大丸のパスが逆サイドの塩田に通った! 再び花輪が時間を稼ぐ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小野がフォロー、小野と板野で競り合い、板野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

617 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:52:38 ID:???
★大丸→パス 49 ( クラブQ )( 5 + 4 )=★

618 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 20:53:37 ID:???
★小田→パスカット 47 ( ハート2 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=
 金田→パスカット 47 ( スペード6 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=★

619 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:29:38 ID:???
金田いいな2回目かな

620 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:31:47 ID:???
そろそろ板野もJOKERを引きそうな気がする

621 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:35:16 ID:???
>★大丸→パス 49 ( クラブQ )( 5 + 4 )=58★
>★小田→パスカット 47 ( ハート2 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=55
> 金田→パスカット 47 ( スペード6 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=59★
>=−1→ボールはこぼれ球に。板野がフォロー
>※金田が覚醒しパスカットフラグを回収。「スキル・パスカット+2」習得。
=====================================================================================
バゴンッ!!

小田「うわっ!?(なんだこの威力、これでトラップ出来るのかよ!?)」

その爆発的キック力を売りとしてサッカー部へと入部した大丸。
巨体から繰り出されたパスは猛烈な勢いでフィールドを切り裂き、
小田は触れる事すら出来ないままにボールを通してしまいそうになる。

金田「(スピードは確かにあるけどコースが正確な分、予測しやすいぜ!)それっ!」
大丸「げげっ!?」

大丸のパスはスピードだけでなく、コントロールもまた正確なものだった。
ロングフィードが上手いという事は、それだけ正確性もあるという事。
だが今回ばかりはその正確なコントロールが裏目と出てしまい、金田は辛うじてボールに触れる。
大きく跳ね上がったボールは逆サイドの塩田へと届かず、こぼれ球となり……。

パシッ!

板野「ナイス、金田!」
政夫「い、板野!」
和夫「ま、まずいぞ!」

こぼれ球に備えて待機をしていた板野がしっかりと抑えるのだった。

622 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:36:34 ID:???
実況「花輪、パスワークで攻めるも失敗! ボールはこぼれ球となって……。
   あぁっと、これを板野くんが拾いました!
   この試合、既に1発のマグナムシュートで観客の度肝を抜くゴールを決めている板野くん!
   これは再び追加点が生まれるか!?」

井沢「まずいぞ、花輪は。 ここで追加点を取られたら流石に厳しすぎる」
長野「立花兄弟のスタミナか……」
滝「ああ、立花兄弟はこの後、どれだけ体を休めてハーフタイムを挟んでも、
  3回くらいがスカイラブハリケーンを打つ限度だろう。 幾らなんでもスカイラブハリケーンだけに集中するなんて事は出来ないからな」
井沢「逆にふらのは板野、松山と2人のシューターがいる。 打ち合いの勝負なら有利なのはふらのなんだ。
   だから時間を稼ぐ事は花輪にとってこれ以上相手に追加点を許さない事に繋がる筈だったんだが……」

板野「(よーし、狙い通りこぼれ球を拾えた! このまま……)」
政夫「こうなったら構ってられねぇ! 和夫、俺達で止めるんだ!」
和夫「おう!」
板野「!!」

南葛の井沢達が指摘をする通り、ここで2点差に突き放されるのは花輪にとって致命傷である。
お互いに主力となる選手が2人いる点から見れば、互いに条件は同じに見えるかもしれない。
だが、立花兄弟は2人で1人――2人いるからこそ、その実力を思う存分発揮できる選手なのだ。
結果的に疲弊は板野達よりも圧倒的に溜まりやすく、点の取り合いに持ち込まれれば不利となるのは何度も出てきた話。
立花兄弟もそれを承知しているからこそ、ここで点を許す訳にはいかないと板野からボールを奪いに向かう。

政夫「勝負だ、板野!」
和夫「追加点なんて許さないぞ!」
板野「いくぞ立花兄弟……勝負だ!」

623 :森末(仮):2013/10/24(木) 21:37:34 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★政夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、松山と塩田で競り合い、塩田がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>619 2回目の覚醒でパスカットが上手くなりました。
モブ選手たちの成長は、いずれくる東邦・南葛との闘いの時に役立ちそうですね。

>>620 覚醒pt5は大きいですね。

624 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:37:57 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( クラブ3 )( 1 + 4 )=★

625 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:38:06 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )=★

626 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:38:09 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤK )( 6 + 6 )=★


627 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:06 ID:???
★政夫→タックル 49 ( ハート4 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 ( スペード4 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=★

628 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:12 ID:???
やらかしそうだ・・・

629 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:39:24 ID:???
★政夫→タックル 49 ( スペードK )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 49 ( ハート2 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★
主人公のダイスが密かに試合始まってから期待値すら出ない

630 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:40:04 ID:???
アブねー

631 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:40:20 ID:???
ぴったり抜いたか。

632 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:41:42 ID:???
抜いたか。自分の判定が間に合っていれば覚醒だったのが残念!

633 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 21:49:52 ID:???
ギリだろうが勝てばOK!覚醒は欲しいが

634 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:09:23 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( クラブ3 )( 1 + 4 )=57★
>★政夫→タックル 49 ( ハート4 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)=54
> 和夫→タックル 49 ( スペード4 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=55★
>≧2→板野が立花兄弟を抜いた! 追加点のチャンスだ!
========================================================================
板野「(強引に……いや、下手したら小柄な立花兄弟だ、怪我させてしまう危険性も……)」
政夫「うりゃあっ!!」
板野「うっ……(迷ってる場合じゃないや、っと!)」
和夫「く、くそっ!」

既に1名けが人を出してしまっており、これ以上負傷させては本編通り、
ふらのの爽やか旋風(笑)という事態に陥ってしまうかもしれないと危惧した板野。
一瞬躊躇を見せてしまい、その隙を見計らって政夫が鋭くスライディングタックルを放つ。
これを板野は辛うじて避け、続いてやってくる和夫も危うくボールに触れられそうになりながらも抜き去る。

ワアアアアアアアアアッ!

実況「ぬ、抜いた! 些か危なかったものの、板野くんここは自力でボールをキープ!
   拾ったボールを渡しません!」

来生「あぶなっかしーなぁ。 俺ならもっと上手く突破してるっての」
井沢「(……零すくらいなら出来そうだな。 少なくとも、松山よりはくみしやすい筈だ)」

花輪メンバー「やべぇ、早くボールを奪うんだ!」「打たせるんじゃないぞ!」

立花兄弟は確かに守備が苦手ではあるものの、それでも全国レベルの選手である事に違いない。
その立花兄弟が2人がかりとなってもボールを奪えなかったとあり、観客たちは歓声を上げて熱狂。
逆に花輪メンバーはいよいよ焦り、板野からボールを奪おうと大急ぎでチェックに向かう。

板野「(どうする、まだ距離はあるけど思い切って打つか?)」

635 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:10:24 ID:???
A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
B.「俺にマークがつくなら山室が動きやすくなる筈だ!」 山室にパス
C.「思い切ってただのシュートだ!」 普通のシュートを放つ
D.「弾丸シュートで十分だ!」 弾丸シュートを放つ
E.「何人でも来い! 俺のマグナムシュートは誰にも止められないぞ!」 マグナムシュートを放つ
F.「さっきポカしそうになったし、松山に安全に運んでもらおう」 松山にバックパス

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

636 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:03 ID:V/PoGIXM


637 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:25 ID:XJ0YHimI
A

638 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:11:49 ID:9Abe6wv2
D

639 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:14:14 ID:uSUavdEc
A

640 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:22:40 ID:???
>A.「もう少し自分で進もう、いい加減に強引なドリブルを発動させたい!」 このまま進む
=====================================================================================
板野「(1/2なのに発動させる機会が殆ど無い……!
    いい加減そろそろ出てきてもいいはずなんだ、もう少し進むぞ!)」

ダダダダッ!

決定率を更に上げる為、そしていい加減ドリブル技を発動させたいという思いもあってか、
板野はそのままボールを持ち中央突破を挑む。
当然ながら花輪はいきなりシュートを打たれなかった事に安堵はしつつも、
それでも更に前に進ませて打たれてしまえばいよいよポストに頼るしかないと考え、
なんとしてでもここで止めなければと一気に板野にプレスをかける。

相本「止めるんだ! ここで止めれば望みはあるぞ!」
小野「これ以上好き勝手させてたまるか!」
塩田「囲むぞ!」
板野「(ここを抜ければ……シュートチャンスだ!)」

641 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:23:54 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小野→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室がフォロー、小田と大丸で競り合い)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

642 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:24:11 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )=★

643 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:24:24 ID:???
★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ8 )( 3 + 2 )=★


644 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:25:38 ID:???
★小野→タックル 44 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

645 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:25:43 ID:???
★小野→タックル 44 ( スペードA )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=
 塩田→タックル 44 ( クラブ4 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=
 相本→タックル 43 ( ダイヤJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

646 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:33:08 ID:???
日向を見ているかのような全員吹っ飛ばし!

647 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:34:30 ID:???
やっぱりドリブル値をあと1は上げたいな。南葛相手には厳しい。

648 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:43:43 ID:???
>★板野→ドリブル 52 ( ダイヤ6 )( 1 + 3 )+(強引なドリブル+2)=58★
>★小野→タックル 44 ( ダイヤ9 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 塩田→タックル 44 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=50 *吹っ飛び*
> 相本→タックル 43 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=50★ *吹っ飛び*
>≧2→板野が5人抜き! シュートレンジに入り足を振りかぶる!
==================================================================================
小野「(これだけの人数で一気にかかれば……!)」

3人がかり、一斉にスライディングに向かう花輪守備陣。
これだけの数をかければ流石の板野も逃げ場所がなく、
最悪反則は取られるかもしれないが止まると判断しての行動だった。
だが、この行為は板野に対しては行ってはいけないもの。

板野「(これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおっ!!」
塩田「な、なに……うぎゃあっ!?」
相本「ひげぇっ!?」

バガァンッ!!

テクニックとスピードで相手を抜き去る事も、板野は当然ながら可能である。
だが、それ以上に板野が得意としていたのは持ち前の脚力の強さを生かしたパワー勝負。
3人で一斉にやってくるという事は、標的が一塊となって板野の前に現れた事と同意。
抜くのではなく、強引に突撃をすると逆に花輪守備陣は3人とも綺麗に宙を舞い、
板野は誰もいなくなった中盤を一気に走り抜ける。

実況「なんという事だ、板野くん敵を吹き飛ばし強引に突破ァ!!
   その小さな体に一体どうしてそれだけの力があるのか!? 不思議でなりません!」

次藤「フッ、それくらいでなくちゃ面白くなか。 パワー勝負ならワシも負けんタイ」
佐野「そうですね!」

649 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:44:46 ID:???
政夫「や、やべぇ! みんな、止めてくれぇ!」
板野「遅い!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

中盤を駆け抜け、一気にシュートレンジへと入った板野はそのまま迷う事なく右足を振りかぶった。
先ほどはセンターサークルからというとてつもない離れた距離から、ゴールネットを突き破る程の威力を放った剛脚。
その猛威が、今度はゴール前という短い距離から放たれてしまう。
当然ながら立花兄弟は板野を止めるように言うが、今からボールを奪うには間に合わず。
花輪DF達は奇跡が起こる事を祈りシュートコースを狭める事しか出来ない。

青田「頼む、止まってくれぇ!!」
武田「ここで点を取られる訳にはいかないんだ!」
中村「せめて、威力を少しでも和らげられれば……」
吉倉「ポストのどこかに当たってくれ!!」

板野「いくぞ花輪! これが俺の……マグナムシュートだッ!!」

ドッグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

650 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:45:48 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★青田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★吉倉 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(山室と村沢で競り合い)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(山室がねじ込み)(村沢がフォロー)
≦−2→花輪ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。

>>646 綺麗に全員吹き飛ばしましたね
>>647 南葛はタレント豊富、東邦はモブ選手の能力も高いですからね。

651 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:46:34 ID:???
ここのシュート自動でマグナムなのか
★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 6 + 4 )=★

652 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:47:49 ID:???
★青田→ブロック 45 ( スペード7 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( スペードK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( JOKER )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=★

653 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:02 ID:???
★青田→ブロック 45 ( クラブ6 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( ハート4 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( ダイヤ9 )( dice + 6 )+(人数差補正+1)=★
必要ないけど一応

654 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:18 ID:???
★吉倉 パンチング 49 ( ハート10 )( 4 + 5 )=★

655 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 22:48:26 ID:???
★青田→ブロック 45 ( ダイヤ10 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=
 武田→ブロック 45 ( スペードQ )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=
 中村→ブロック 46 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数差補正+1)=★

656 :森末(仮):2013/10/24(木) 22:50:25 ID:???
>>651
テンポを速める為、及び決まればダイジェストなので全力でいかせました。

657 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:14:32 ID:???
今後の試合の得点しにくさを考えると、得点王を狙うためにこの試合であと2点は取りたいな。
いい加減ダイジェストでクラブは避けたい。

658 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:18:18 ID:???
森崎と翼両方から解き放たれた石崎が気になる

659 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:19:51 ID:???
ダイジェストのせいでハットトリック逃しまくってるからなw

660 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:22:43 ID:???
ポテンシャル的にはハットとか余裕っぽいのにねえ

661 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:23:58 ID:???
翼がいないから立花兄弟はツインシュートって観たことないんだね。

662 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:25:19 ID:???
最後のシュート、これも1ゾロでも決まってたしな。

663 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:30:26 ID:???
>>659-660
ダイジェストはテンポ良く進行させる為ですのでご容赦を。
また、ダイジェストになると覚醒ptも習得できるチャンスになるのでそういうメリットもあります。

664 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:37:02 ID:???
>>661
板野・松山の道産子ツイン待ったなし!

665 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:40:10 ID:???
もともとふらのは準決勝の対戦チームだったものな。
もともと強いのに、さらに板野が加わったらそりゃ簡単にダイジェストになるか。
ここでは覚えてるのかしらないけど雪崩攻撃を出すまでもないし。

666 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:40:49 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( ハート6 )( 6 + 4 )=70★
>★青田→ブロック 45 ( スペード7 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 武田→ブロック 45 ( スペードK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 中村→ブロック 46 ( JOKER =自動6ゾロ)( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=59★ *吹っ飛び*
>★吉倉 パンチング 49 ( ハート10 )( 4 + 5 )=58★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムシュートが花輪ゴールに突き刺さる!
==========================================================================================
板野の放った2発目のマグナムシュート。
センターサークルではなくゴール前から、全力で振り抜かれたその足は的確にボールを射抜き、
ボールは一直線に花輪ゴールへと突き進んだ。

青田「ぐぎゃあっ!?」
武田「ぶへぇっ!?」
中村「むっ、無理だぁああっ!?」

それは決死の覚悟で飛び込んだDF達を粉々に粉砕し。

吉倉「うげえええええええっ!?」

バギャアアアアアアアンッ!!

GKである吉倉をも再び吹き飛ばして先ほどとは違う部分のゴールネットを貫き、
ゴールネットに2つも穴を開けるというとんでもない威力を目に見える形で残す。

花輪にとって不幸中の幸いは、板野のシュートが本当に全力のものだったという事だろう。
放たれたボールは、正に瞬きする暇もなく花輪ゴールを襲ったのだ。
それはさながらマグナムの弾丸のように、一撃で花輪の心臓を打ち貫く。
真綿で首を絞めるかのように敗北に叩き込まれるのではなく、一瞬で息の音を止められたのだ。

ピピィーッ!!

ふらの 3−1 花輪

667 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:42:02 ID:???
実況「決まったー! ふらの、更に追加点を加え点差は2点!
   決めたのはふらののエースストライカー、板野くん! こぼれたボールを拾ってからの強引な突破、そして豪快なシュート!
   正に今大会でも注目度No.1のストライカーと言えるでしょう!
   逆に花輪は苦しい! 前半24分、2点差に突き放されてしまいました!」

観客「すっげぇ、サッカーってこんなに人が吹っ飛ぶスポーツだったんだな」「ボール越しなら反則じゃないからな」
  「にしても本当にあんな小さい体なのにどうしてあんなにパワーあるんだ?」

前半24分、もうすぐ前半も終わろうかというこの時間帯にふらのが花輪を2点差に突き放すゴールを決める。
観客たちは再び火を噴いた板野のマグナムシュートの威力に熱狂し、持て囃す。
1回戦の東一中戦、2回戦の錦が丘戦でも見せたが、3回戦にもなれば観客たちの数も増えていく。
また、得点王ランキングでも来生や反町と並ぼうかという程の勢いを見せる数字も残しており、
全国で殆ど知名度を持っていなかった板野もここにきてようやく認識され始める。

政夫「あぁ……」
和夫「そんな……」

そしてフィールドでは、立花兄弟が無惨に吹き飛ばされた守備陣とスコアボードに視線をやって落胆をしていた。
前半終了間際に得点というのは、正に彼らがやりたかった事。
それを逆に彼らにやり返され、意気消沈をしてしまうのは無理からぬ事である。

和夫「くそっ、板野の奴め……! なんであんな選手が小学生時代無名だったんだよ!」
政夫「(俺達も抜かれ、完全に守備陣を崩壊させられた……この1点はアイツ1人に取られたようなものだな)」

怒りのやり場が見つからない和夫は、悪態をつきながら地団太を踏んで悔しがるが、
政夫はそれを窘めながらも板野の事を評価しつつ、それでもまだ諦めてなるものかと倒れている選手たちを起こし始めた。

668 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:43:04 ID:???
松山「ナイスシュート、板野! まさか1人で決めるなんて思わなかったぞ」
板野「いや、金田が上手く零してくれたからだよ! ナイスディフェンスだったよ、金田」
金田「な、なぁに! あれくらいどうってことないさ(ひぇっ、こっちに振るなよ)」

一方、得点を決めた板野の周囲にはふらのメンバーが集まり、得点を喜び合う。
この時間帯で追加点は大きく、また、点の取り合いとなる事を考えれば1点でも多く前半で取っておければ、
それだけ立花兄弟たちにプレッシャーを与える事が出来る。
この得点を喜ばない者がいる筈がなく、板野は照れくさそうにしながらも頬をかき……。
しかし、まだ安心は出来ないと一同に言い含めた。

板野「前半もう残り時間は少ない。 だからこそ、花輪は1点差にしておこうと攻めてくると思うんだ」
松山「確かにな。 もうすぐハーフタイム、少し無理をしてでも点を取ろうとするだろう。
   恐らく、立花兄弟のスカイラブハリケーンでな」
小田「そ、それってまずくないか? またすぐ1点差に戻されちまうよ」
板野「問題は花輪がどうやってスカイラブハリケーンを打たせるかだよ。 あれは誰かにセンタリングをしてもらわないと打てない。
   逆を言えば、センタリングを上げる前に止められれば問題はないんだ」
松山「普通に考えれば、サイドアタックからだろうな。 ……何か考えでもあるのか、板野?」
板野「うん……あの途中出場した選手、あいつを使ってくると思う」

ここで板野は花輪が大丸のロングフィードを使って立花兄弟に打たせてくるだろうと予想をつけ、推理の内容を伝えた。
実際問題、原作などでも大丸はパスカットが困難な程に高くにボールを上げて立花兄弟にスカイラブハリケーンを打たせている。
十中八九、確実にシュートを打ちたい花輪はここで大丸のロングフィードを使ってくるだろうと判断。
松山は一瞬首を傾げるも、すぐに納得をしたように頷く。

松山「なるほど……確かさっきのアイツのパスは威力が強すぎたな。
   それであれだけコントロール出来ていたって事は、
   逆に言えばフィード出来るだけの高さに上げてもコントロールを失わない可能性があるって事か」
山室「な、なるほど……じゃああいつに早めにチェックをかけるって事でいいのかな?」
板野「うん、それでいこう!」

669 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:44:15 ID:???
片桐「これは……決まりましたかね」
見上「うむ。 ……ここから花輪が勝つのは、奇跡でも起きん限りは不可能に近いだろう。
   確かに立花兄弟を使って、ゴールを奪うという能力にかけてはずば抜けているかもしれん。
   だが、その得点を守り切れるだけの守備陣がいない。 攻撃のすべてを立花兄弟に依存しなければならん。
   これを考えれば、もはや花輪に勝ち目はない」
片桐「ふらのは板野、松山と中心選手がはっきりしている一方で他の選手たちも実力自体は低くありませんからね。
   いざとなれば、彼らを使って攻撃する事が出来る」
見上「やはりチーム力が全てを決めたな……」

………
……


森末「前半終了間際に2点差、立花兄弟のスタミナ、板野・松山のスタミナを考慮し、
   この試合花輪が勝つのは不可能と判断してダイジェストに移行するよ。
   それじゃあ張り切ってカードを引いておくれ」

670 :森末(仮):2013/10/24(木) 23:45:25 ID:???
先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★
★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card★
★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★
★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★
★立花兄弟の意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤ・ハートの時、3得点。スペード・クラブの時は2得点です。
 JOKERが出た場合は5点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時立花兄弟の得点−1、更に自身が1得点。ハート・スペード・クラブの時は1得点。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

【立花兄弟の意地】
JOKER→政夫「こうなりゃ出すしかねぇ、立花兄弟秘蔵の末っ子を!」 俊夫「やろうぜ兄ちゃん!」 3つ子だった……だと?
ダイヤ・ハート→立花兄弟、スカイラブハリケーンで2点返す! 更にツインシュートを見せ計3点返した!
スペード→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せ計2点返した!
クラブ→立花兄弟、スカイラブハリケーンで1点返す! 更にツインシュートを見せるも止められ計1点返した!

>>665 雪崩攻撃は覚えていますね。ふらのは第三の優勝候補と言われていただけあり、総合力も高いです。

671 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:45:44 ID:???
★板野の得点→ ダイヤK + 5


672 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:45:56 ID:???
★松山の活躍→ JOKER

673 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:46:39 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤJ
 山室の活躍→ クラブ8

674 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:46:42 ID:???
★小田の活躍→ スペード6
 山室の活躍→ クラブ4

675 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:47:01 ID:???
★若松の活躍→ ダイヤK
 金田の活躍→ ダイヤA
 加藤の活躍→ ダイヤ9

松山が持ち過ぎているw

676 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:47:46 ID:???
★本田の活躍→ クラブ9
 松田の活躍→ スペード8
 近藤の活躍→ クラブK
 佐瀬の活躍→ ハート7

677 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:48:27 ID:???
★立花兄弟の意地→ ハート8

678 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:48:37 ID:???
★立花兄弟の意地→ ダイヤA

679 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:49:44 ID:???
松山JOKERは書いてないけど何が起きるんだw

680 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:51:24 ID:???
大漁大漁♪

松山も何か技ゲットかな?
板野もダイヤKだしコンビプレイなんてあると嬉しいけど

681 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:52:02 ID:???
本当にツインシュートのフラグ得ちゃったかも…と期待してしまった。

682 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:53:44 ID:???
せっかくだからツインシュートフラグキボンヌ!

683 :森崎名無しさん:2013/10/24(木) 23:55:23 ID:???
立花兄弟が撃ったのを真似してって流れはアリかな

684 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:02:06 ID:???
これはカード運が向いてきたか。

685 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:11:13 ID:???
クリアーやブロック技もありえるかな松山

686 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:19:30 ID:???
イーグルショットフラグ?

687 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:20:48 ID:???
JOKER効果、松山のネーミングセンスが良くなる。

688 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 00:22:38 ID:???
Kで覚醒じゃなかったのが惜しいなw
しかし直接覚醒のダイス運はなぜか毎回良いな。

689 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:07:26 ID:???
>★板野の得点→ ダイヤK + 5 ★
>★松山の活躍→ JOKER ★
>★小田の活躍→ ダイヤJ
> 山室の活躍→ クラブ8 ★
>★若松の活躍→ ダイヤK
> 金田の活躍→ ダイヤA
> 加藤の活躍→ ダイヤ9 ★
>★本田の活躍→ クラブ9
> 松田の活躍→ スペード8
> 近藤の活躍→ クラブK
> 佐瀬の活躍→ ハート7 ★
>★立花兄弟の意地→ ハート8 ★
>板野が3得点、松山が1得点。松山がJOKERを引き覚醒し、「北海道パスカット」を習得。
>若松が覚醒し「ドリブルフラグ」習得。近藤が覚醒し「タックルフラグ」習得。
>立花兄弟は松山に防がれ−1得点も2点返す! スコアは7−3
========================================================================================
前半終了間際、花輪は板野達が予想をしていたように大丸を使って立花兄弟に打たせる作戦に出た。
花輪の心境としてはなんとしても前半のうちに1点差にし、
後半に望みをかけるしかなかったのである。

小田「(お、こいつ足元の技術は下手だ)それっ!」
大丸「うげぇっ!?」
政夫「な、なにやってんだ大丸!」

しかし、この作戦は脆くも破られてしまった。
大丸にボールを回してくると察知していたふらのは、左のFWである小田が大丸につく。
守備力がお世辞にも高いとは言えない小田であるが、大丸はそのキック力を買われてサッカー部に入った男。
故にあまり足元の技術が上手いとは言えず、あっさりボールは奪われてしまう。
そこから小田はサイドを駆け上がり、センタリングを受けた板野が鮮やかにボレーシュートを決めて4−1。
前半で早くも板野はハットトリックを達成し、花輪は失意のままにハーフタイムへと突入をした。

690 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:08:26 ID:???
板野「ふぅ……(ちょっとオーバーペースかな?)」
松山「板野、あまり無理するなよ。 1人で突破したり、マグナムシュートを2発も打ったんだ。
   ここからはなるべくペースを落としていこう」
板野「うん、そうだね……」

しかしふらののエースストライカー、板野もここまで2発も大技を放ち、プレイを繰り返してきたせいで疲弊を溜めこんでいた。
結果、後半ふらののキックオフでスタートするもののふらのは遅攻を選択。
3点差もあり余裕もあったが故の選択だったが、逆に花輪としてはただ時間を稼がれるだけでは困る。
守備陣がいつも以上に奮闘をして後半6分、ボールカットに成功。
そこから大丸へとつなげられ、ロングフィードから今度は和夫が空を飛びスカイラブハリケーンで1点を返す。

これで息を吹き返したのか、花輪はその後少しずつ動きをよくし中盤は拮抗。
立花兄弟も懸命に走り回り、再びボールカットに成功しそのままコンビプレーで中盤を突破し一気に1点差に追いつこうとする。

ダダダダダッ!!

松山「そうはさせるか! 同じ北国とはいえ、俺は広大な大地で育った道産子!
   秋田県民とはいえ、負ける訳にはいかない! これが俺の『北海道パスカット』だっ!!」

バッ!! パシィッ!!

政夫「なっ、なにィ!?」
和夫「くそっ……北海道パスカット……名前の意味はわからないけど、とにかく凄い技だ!」

藤沢「松山くん……んはっ!」
町田「美子、鼻血、鼻血!」

691 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:09:33 ID:???
しかし、この立花兄弟の突破を許さなかったのはふらの中学キャプテン・松山光である。
この試合猛威を振るった立花兄弟の『ジェミニアタック』に真正面から挑みかかり、
その広大な北海道の大地を連想させるような雄々しいパスカットでボールをカット。
誰もが驚き、観客の1人が鼻血を出す中、そのまま一気にフィールドを駆け抜け北国シュートで追加点を決める。

ここで窮地に至ったのは立花兄弟である。
既に前半でも消耗をしており、
更に後半もこれ以上点差を開かせる訳にはいかないと攻撃に守備にと奔走していたツケがようやく回ってきたのか、
彼らの動きは精彩を欠き、足は軽く痙攣をし走る事すらままならない状態となってしまった。

逆にふらのとしては、これは正に好機である。
立花兄弟がまともに動けない現状は、即ち守備が非常に弱い花輪を一方的に攻め立てるチャンスでもあるのだ。
後半13分、板野が弾丸シュートで4点目。 
更に19分、小田が弾かれたシュートをボレーシュートでねじ込み5得点目を挙げる。

実況「これは厳しい! なんとも一方的な試合展開になってしまいました!
   後半残り10分という時間帯で、7−2! ふらの、強い!
   全国常連校である花輪をものともなしない試合展開です!」

次藤「ふん、守備がもろかチームはこれだからいかんタイ。
   きっちり守って、きっちり攻める。 これが出来るのが1番つよかチームタイ」
佐野「そうですね」

井沢「ここにきて、地力の差が如実に出てきたな……」
山森「凄い攻撃力ですね、ふらのは……どうやって対策すればいいんでしょう?」
井沢「この試合、これだけ大量得点出来ているのは花輪の守備が脆弱過ぎるのもあるが……。
   やっぱり板野、松山、この2人がキーマンなのは間違いないな。 だが、付け入るすきはある筈だ」
滝「こうやって点差が開いてるのは、松山が攻撃にも参加をしているからってのがある。
  だけどウチとやる時、松山はそうはいかねぇだろうな」
井沢「ああ、むしろ攻勢に出てくれた方が楽なくらいだ。 松山のいない守備陣ならこっちのやりようはいくらでもあるからな」

692 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:10:58 ID:???
和夫「く、くっそー! 7点……7点も入れられちまったのかよ!!」
吉倉「す、すまん……でも、止まらない……止められないんだ……」
政夫「……気にするな、なんて言わないけど、あいつらが強いのは事実だ。
   俺達も突破に失敗してるし、体力も切れてるし、文句は言えない。 でも、このまま終われない……そうだろ、和夫!」
和夫「そ、そうだけど……でも、もうスカイラブは無理だぜ? 足がガクガクで……」
政夫「隠していた"アレ"があるだろ。 せめて1点でも多く取ってやろう!」

こうして後半20分、再び花輪のキックオフで試合が開始された。
もはやここから逆転する事は不可能だろうと誰もがわかってはいたが、
それでも全国常連の花輪がこのまま何も出来ずに終わってはいけないという意地も確かにあった。
故に、彼らは最後に残った力を振り絞るように、全力でプレイをする。

実況「さぁ花輪、まだ諦めない! 最後の最後まで攻撃に出ます!
   ふらの、これは勢いに押されたか? 徐々にディフェンスラインが下がっていく!
   再び出るか、スカイラブハリケーン!」

若島津「ここまで走り回り、既に2回もあのスカイラブハリケーンは使っているんだ。 もうアレは使えないと思うが……」
反町「でもあの立花兄弟の動きは、何かを考えてる動きだ。 2人一緒にゴール前に走ってるしな」
小池「何するつもりなんだ?」

小野「頼む、政夫、和夫! これで決めてくれ!」
松田「しまった!」

そして後半ロスタイム、ついに花輪がゴール前に走り込む立花兄弟にクロスを上げる。
またもやスカイラブハリケーンか、と観客たちが思う中、しかしボールは低い弾道。
一体何をするつもりかと大多数が首を捻る中で、
彼らが何を狙っているのかを把握したのは花輪メンバー以外では板野ただ1人だった。

板野「も、もしかして……!」
政夫「(スカイラブハリケーンはその性質上、何度も連発は出来ない……)」
和夫「(だからもしもスカイラブハリケーンで点が取れなかった時、
    更に追加点が必要になりそうな時の為に、もう一つ俺達は技を編み出していたんだ!)」

693 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:12:23 ID:???
右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。
共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。

松山「なっ……!?」

実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く!
   なんという発想! なんという着想!
   スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」

政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」
和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ!
    そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」

政夫「ツゥイン!」                  和夫「シュートだァッ!!」

バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!!

加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

それは全くの偶然。
ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。
その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。
板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。
『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。
あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。
得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。

ふらの 7−3 花輪

694 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:14:04 ID:???
実況「試合終了! ふらの、3回戦で花輪を相手に7−3という大量得点で勝利しました!
   攻めては板野くんが5得点と大暴れ、松山くんも要所で活躍を見せ2得点を挙げました!
   対して花輪は大量失点を喫してしまいましたが、今大会屈指の総合力を持つというふらのを相手に3得点と大健闘!
   特に立花くん達はスカイラブハリケーン、そしてツインシュートという我々の度肝を抜く技を次々と見せました!」

観客「すっげぇ、サッカーってあんな事もできるのか!」「本当色々ぶっ飛んだ試合だったなー」
  「選手もよくぶっとんでたもんな、板野のシュートとか立花兄弟自体がとか」

次藤「ほう、あんなシュートがあったとはなぁ。
   イタチの最後っ屁とはいえ、あんだけぶれればキーパーはやりにくいだろう。 あいつらもやはりすごか男タイ」
佐野「そうですね」

片桐「ツインシュート……ですか。 あのような技を隠し持っていたとは……」
見上「あの独創的な発想は、ある意味では貴重だな。
   大きく突き放されて負けたとはいえ、それは守備陣が頼りないという面もある。
   体力の不安について目を瞑れば、やはり彼らも相当の実力者だ」

試合結果こそ4点差という花輪にとって屈辱的なものであるものの、
あのふらのから3点を取ったという事実は少しでも中学サッカーを知る者ならば評価をする点である。
観客たちも、負けたとはいえ立花兄弟の派手なサッカーに魅了はされているらしく、
がっくりと肩を落とす立花兄弟に向けて暖かい拍手を送る。

森末「(ツインシュートか……本来なら、存在しない筈なんだけどな……)」

695 :森末(仮):2013/10/25(金) 01:15:05 ID:???
松山「よーし、3回戦突破だ! 残るは3試合! あと3試合で優勝だぞ、みんな!」
小田「あ、ああ!(早く負けて北海道帰りたいんだけどなぁ……)」

政夫「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」
和夫「疲れた……こんだけ走り回っても、4点差かよ……」

そしてフィールドでは、ふらのは松山を中心として勝利を喜んでいた。
これでふらのはベスト8、いよいよ優勝が見えてくる。
はしゃぎ、仲間たちを鼓舞する松山に周囲は内心辟易としながらも付き合う一方。
敗北をした花輪はがっくりと肩を落とし、中には泣く者もいる始末であった。

その花輪の中心人物である立花兄弟はといえば、後半はスタミナの限界ギリギリまで走り抜き。
最後は隠し持っていたツインシュートを放った事で、もはや限界となったのか、
地面に寝転がるようにして体を休め、口をぱくぱくと開いて酸素を多く取り込もうとする。

板野「(よし、5点! 得点王ランキングでトップに入れたかな?
    後は来生や反町の動向に注意するだけだ……っと、個人成績は置いておいて、と。
    どうしよう、立花兄弟に話しかけに行こうか? でも疲れてるみたいだし……うーん)」

A.松山達の話に入る
B.立花兄弟に話しかける
C.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

696 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:15:46 ID:wEpCSWO2
B

697 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:16:38 ID:wdgZRPlQ


698 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:23:44 ID:???
ツインシュートツインシュートとはしゃいだけどむしろストーリー的に重要やったんやな

699 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:25:44 ID:???
一度自由行動で森末と会話してみるのもいいかもね。

700 :森崎名無しさん:2013/10/25(金) 01:28:16 ID:???
やっぱりパスカット技かー、ふらのは守備に関して穴が無くなってきたな。

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