キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】

1 :鈴仙奮闘記 ◆GSsqhvjzxs :2013/12/25(水) 23:38:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1384873883/l50
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合を今週末に控えた永遠亭ルナティックス。
妖怪の山FCとの練習試合に8−1の大差で勝利する程の超強豪チームを前にして、
鈴仙はイタリアとの脳内試合を敢行し、自分や仲間の更なる力の開発に努める。
試合は高い実力と誇りを持ったイタリアのキャプテン、ジノ・ヘルナンデスに苦戦…する事はしているのだが、
時折発生するSOGKブルノの影響か、有り得ない奇跡が乱発して、ルナティックスは後半14分で2−1とリードを保っている。
しかしそれにも飽き足らず、鈴仙はまたもブルノを利用しようとして……?

301 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/05(日) 23:36:22 ID:cknI5IhU
こんばんは、少しだけになりますが更新していきます。
>>292
乙ありがとうございます。
うーん、申し訳ないのですが、クリームとスプレーについては、
『吸血鬼姉妹のサッカー能力は、天候等に影響されない』
というゲーム的な都合を描写で後付けした形になりますので、
具体的に皮膚に塗っていたかどうかはあまり関係がありません。誠に勝手ですがご了承ください。
(別にクリームやスプレーで無くとも、天候で能力に影響が出ない事を説明出来ればなんでも良いということです)
もしもクリームとスプレーを塗っていたとしたら、日焼け止めクリーム→防水スプレーの順になるでしょうか。
>>296
結論から言いますと、現時点でのレミリアとフランは、脳内試合でのドイツ主力より弱いです。
脳内ドイツは、第2章(選抜大会編)ラスボスの博麗連合(予定)と互角以上くらいの強さを想定しております。
>>297‐299
脳内試合のラインナップは、現状これ以上増やす事は考えておりません。
(やりすぎると、ストーリーの進行やバランスにも影響を与えますので)
ただ、ストーリー最後の最期のラスボスは…そのくらいえぐいチームになるかもしれません。
>>299のメンバーは……裏サッカーの世界に行かないと戦えないですし、
戦えても、能力値平均50VS能力値平均100オーバーのムリゲーになると思いますw
>>300
評価値を上げれば、強化イベントかそれに準ずるイベントは発生…するかもしれません。
ショウの大冒険は、使いどころを考えて頂ければと思います。
(効果不明のため使いづらいとは思いますが、マイナスの結果にはなりませんので)

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/05(日) 23:37:24 ID:cknI5IhU
B 佳歩

鈴仙「ねぇ、佳歩」

佳歩「は、はいっ、鈴仙さま。 何かお呼びでしょうか?」

佳歩は鈴仙が声を掛けているのに気が付くと、しゃんと姿勢を伸ばして
ややおどおどしたような態度で鈴仙の方へと向き合った。

鈴仙「(やっぱり、緊張してるのかしらね…ただでさえ、純粋というか突っ走りやすいタイプの子だし。
――さて、とりあえず話しかけてみたものの。 どんな話題を振ろうかしらね…?)」

A:「最近調子はどう?」とりあえず雑談する。
B:「ほらほら、リラックスリラックス」緊張をほぐそうとしてみる。
C:「試合中のことなんだけど……」試合中の動きについて確認してみる。(更に分岐)
D:「今日の試合はMFだけど、頑張ってね。 期待してるわ」激励してみる。
E:「今度一緒に練習しましょう!」練習に誘ってみる。
F:「私達もコンビプレイ…練習してみない?」コンビプレイ練習の提案をする。
G:アイテム:ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)を渡してみる。
H:アイテム:ショウの大冒険(熱い性格の者や子どもに渡せば…?)を渡してみる。
I:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

303 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/05(日) 23:39:59 ID:???
…と、いったところで短いですが今日の更新はここまでにさせて頂きます。
日付をまたいで未決のようでしたら、また再投票をお願い致します。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

304 :森崎名無しさん:2014/01/05(日) 23:52:29 ID:POV07lXY
H
特に渡す相手もいないし渡してみようかな。

305 :森崎名無しさん:2014/01/06(月) 00:06:57 ID:zB0cpWBI
H
天地魔闘覚えてGKになったら笑えるww姫様大惨事にwww
ラスボスそれくらい鬼畜なのか多分最悪こんな感じだな
11ペレ
10神ペレ
9ペレ
8ペレ
7ペレ
6ペレ
5ペレ
4ペレ
3ペレ
2ペレ
1自立型ゴールポスト

306 :森崎名無しさん:2014/01/06(月) 00:11:14 ID:???
つまり章ごとのボスはこんな感じ?
1紅魔
2博麗連合
3マヨヒガ
4YO一神


307 :森崎名無しさん:2014/01/06(月) 00:18:27 ID:dX3/FKTI
H

308 :森崎名無しさん:2014/01/06(月) 00:23:26 ID:???
YO一っていうよりキャプ森じゃね

309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:25:10 ID:???
こんばんは。今日も更新をやっていきます。
>>305
手に入れた巻数的に、天地魔闘は覚えませんね。
ただ、互換キャラ(?)的には輝夜の方が覚える可能性は高そうですがw
>>306
第一章、第二章のボスはそんな感じで合っています。
そして第三章および第四章の展開およびラスボスは…ナイショですw
ところで、コメントで度々お話しておりますストーリーの大筋について、
wikiの専用ページに書きこんでみましたので、未読の方や最近このスレを知ったという方は、
見てみると流れが分かって良いかもしれません。
>>308
キャプ森選抜も見てみたいですが…森崎と中山さん以外は割と原作(またはテクモ版)通りになる…のかな?

310 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:26:26 ID:???
H:アイテム:ショウの大冒険(熱い性格の者や子どもに渡せば…?)を渡してみる。

鈴仙「…あっ、そうだ」

鈴仙はふと、少し前に外来人の少年、エル・シド・ピエールから貰った一冊の本の存在を思い出す。

鈴仙「(結構面白そうな漫画だったし、読ませてみたら佳歩もリラックスするかも)
―――ねえ、折角だから…この本、読んでみない?」

佳歩「ふえっ? ほ……本ですか? 一体何の?」

鈴仙「うーん、ちょっといつも佳歩が見てるようなヤツとは違うかもしれないけれど…子ども向けの漫画…かな?
外の世界では、結構流行ってるらしいわよ?」

鈴仙が差し出したのは、「ショウの大冒険」…というタイトルの漫画である。
長編の続きものの漫画らしく、ピエールから貰った一冊だけでは正直、
ストーリーの大まかな流れすら理解する事は出来ない。
しかし、独特ながらも高い画力で描かれたその数話を見ただけでも、
少年の熱い心をさぞくすぐるであろうというのは、明らかであるように思えた。

鈴仙「(……でも、少女チックな趣味が多めな佳歩には合うかしらね…?
――ただ、つまらない展開ではないと思うから、少なくとも試合前の気晴らしにはなると思うのだけれども)」

――しかし、鈴仙の知る限りでの佳歩は、こうした熱い戦いに塗れた少年漫画よりも、
甘酸っぱい恋愛ロマンスに溢れた少女漫画の方が好きそうなイメージである。
以前に鈴仙が佳歩の元を訪ねていた時も、彼女は普通のウサギ妖怪には珍しく、恋愛小説を読んでいた。

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:29:05 ID:pcyKUr1M
佳歩「(…うーん。 今まで見たことないような雰囲気の漫画だなぁ……)」

しかし、元々が礼儀正しい上に、何でもいいから緊張を解してくれるものを望んでいた佳歩にとって、
鈴仙がくれたこの本を読まない理由は無く。 暫くの間難しそうな表情をしながら、
小さい漫画本を1ページ、1ページと丁寧に読みふけるのだった。 そして……?

先着1名様で、

★星「呼ばれた気がしました」→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ絵札→ダイヤ・ハート+非常に発展性の高い必殺シュート・「エヴァンストラッシュ(仮)」を習得!!
ダイヤ・ハート→熱い展開に佳歩の「直情的なドリブル」に進化フラグが立つ!
スペード・クラブ→佳歩の緊張が解け、この試合のみカードでK・Qが出てもフラグを習得・回収できるようになる!
クラブA・ダイヤ9→何故かキルヴァーンに惹かれた佳歩、執拗かつ卑劣な必殺マーク・「ダイヤナイン」を習得!?
JOKER→その時、漫画本が激しく光る! 鈴仙と佳歩は漫画の世界に突入だ!?

312 :森崎名無しさん:2014/01/06(月) 23:29:22 ID:???
★星「呼ばれた気がしました」→ ハート7


313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:31:57 ID:???
書き忘れたため、後付けっぽい形となってしまい恐縮ですが…
ダイヤ・ハートの場合でも、スペード・クラブの結果は含まれる事とします。
(でないと、ダイヤ・ハートの方が損な風に感じられるかもしれませんし)

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:43:42 ID:???
★星「呼ばれた気がしました」→ ハート7 ★
ダイヤ・ハート→スペード・クラブ+熱い展開に佳歩の「直情的なドリブル」に進化フラグが立つ!

最初の方こそ、単なる気晴らし半分に読み始めた佳歩であったが、
元々が熱い性格(?)であるためか、少しずつその展開にのめり込んでいき…。

佳歩「う、うおぁあああああ〜! な、なんて良い展開なんでしょうか鈴仙さま〜!!」

バッ! ガクガクガク……

鈴仙「きゃっ、お…落ち着いて、佳歩!」

仕舞いには、読了した後も次の展開が気になるのか、鈴仙の首根っこをガッシと捕まえて中々話そうとしなくなる。
普段はおとなしいが、一度のめり込んだり信じ込むと、中々帰って来れないのが佳歩の特徴だった。

佳歩「鈴仙さま、ありがとうございます! 私…今日は頑張りますね!
う〜ん、続きってどうなるんでしょう? あっ、あとその前も気になりますし……」

鈴仙「え、ええ……(――何だか、予想よりも遥かに食いつきが良かったわね。でも、続き…かぁ。
私やてゐはそんなもん持ってないし、姫様もああ見えて部屋は綺麗だから漫画まで持ってるかは微妙だし。
気になるなら、今度佳歩を連れて、【人里にある貸本屋】にでも行ってみようかしら?
漫画とかは無くても、【サッカーとか生活で役立つ本とかが売っている】かもしれないし)」

*佳歩の「直情的なドリブル」に、進化フラグが立ちました。
 (※注意:ドリブルフラグが立った訳ではありません。 今後の技の習得ルートが、より良い物になったと解釈願います)
*佳歩はこの試合のみ、カードでK・Qが出てもフラグを習得・回収できるようになりました。
 (細かいルールや仕様等は、中山のスキル・底知れぬポテンシャルと同様になります)
*佳歩が「ショウの大冒険」に興味を持ちました。
*佳歩の評価値が上がりました。

315 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/06(月) 23:47:52 ID:pcyKUr1M
鈴仙「(さてと、佳歩はこれで大分落ち着きを取り戻したみたいだし…。
試合までのこの微妙な時間、どうやって過ごしましょうかねぇ。 仲間との交流もしたいけれど、
折角の大試合だから、恐らく見に来てくれている知り合いにも挨拶…ってのもいいかもだしね)」

A:マーク等細かい戦術について永琳に相談する。
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:B 輝夜)
C:観客席をうろついてみる。
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

――――――
と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
またお手数になりますが、日付を跨いだ場合は再投票でお願い致します。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

316 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 00:17:55 ID:JVZLFSo2
B妹紅


317 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 00:31:41 ID:0i4W2+yY
B 妹紅

318 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 02:19:18 ID:???
JOKER分岐が突如額に謎の紋章が浮かび上がる!だとおもってた
もしそんなんだったら超モリサキみたいな感じな効果かな?
で、クラブAがくるぶしつやつや病にかかったりひざがしらむずむず病にかかったり


319 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 21:46:05 ID:???
そういやピエールって多分2章に出てくると思うけどやっぱり何か新技とかあるのか?
ネオスライダー、芸術的オーバーヘッド、フラミンゴクリップ(ボールキープジャンプ)
ジャンピングボレー、スライダーパスとか
スライダーキャノンは見れそうにないな・・・

320 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 22:35:41 ID:???
後半オフサイドトラップこわいなぁ・・・
オフサイドくらわないためには咲夜やパチュリーとの接触はほぼ必須といっても過言ではないし
3点くらい余裕が前半にほしい・・・

321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/07(火) 23:44:44 ID:qNcvW86o
こんばんは。今日も更新をしていきます。
>>318
失念していましたね…>JOKER
一応覚える可能性のある技は、入手時の判定である程度は決まっていました。
なので、判定によってはダイヤ絵札の結果がフィンガーフレアボムズ(仮)とか、
カイザーフェニックス(仮)とかだったりしましたね。
>>319
ピエールは元々強いので、そこまで強化はされない…と思います。
ただ、脳内試合の時とはまた違った能力値調整にはなる予定です。
>>320
負けイベントとまでは行きませんが、これまでの相手よりは苦戦するかと思いますので、
中々理想的な試合展開にはなりにくいのではないかと思います。
(そう思っている時に限って、引きが厄かったりしそうですが…w)

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/07(火) 23:47:26 ID:qNcvW86o
B 妹紅

鈴仙「(佳歩は漫画に夢中みたいだし…妹紅にでも話しかけてみようかしら)」

佳歩が良い意味で緊張を紛らわせている様子を見た鈴仙は、安心してその場を離れる。
そして、何となくその場近くに佇んでいた妹紅と目が合ったので、

鈴仙「妹紅、今日は頑張ろうね」

妹紅「うん。 今日も鈴仙のオフェンスには期待してるわよ!」

…と、ごく平凡な感じの挨拶を交わす。
輝夜が絡むと妙に意固地で子どもっぽくなる妹紅であったが、
普段の場においては大人っぽく、きさくな雰囲気を醸し出していた。

鈴仙「(…さて。 話しかけたはいいものの、これから何の話題を振って行こうかしら…)」

そして、鈴仙は考える。自分はいったい、妹紅と何を話せばいいのだろうかと。
暫く考えた後に、鈴仙は話題を決めて…妹紅に対して話しかけた。

A:「最近調子はどう?」とりあえず雑談する。
B:「今日の試合、勝てると思う?」今日の試合について話してみる。
C:「試合中のことなんだけど……」試合中の動きについて確認してみる。(更に分岐)
D:「今度一緒に練習しましょう!」練習に誘ってみる。
E:「今度、遊びに行きましょう!」遊びに誘ってみる。
F:「姫様と喧嘩、しないで下さいよね…」念押ししてみる。
G:アイテム:ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)を渡してみる。
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/07(火) 23:49:21 ID:qNcvW86o
…と、いったところで今日も短くて恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
またお手数になりますが、日付を跨いだ場合は再投票でお願い致します。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

324 :森崎名無しさん:2014/01/07(火) 23:49:38 ID:x0Ddc2Ac
C

325 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 00:03:39 ID:hVxk2NaQ
A

326 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 00:14:34 ID:N3ULK7AE
A

327 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 00:54:02 ID:???
ファストブレイクってどんな効果だっけ?
本編でも一回しか使ったことないからその強さがよくわからん

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 22:37:37 ID:CFeWUHKI
こんばんは、きょうも更新をしていきます。
>>327
本編では、「発動時全選手パス力+1、全行動消費ガッツ1.1倍」の技ですが、
このスレではこれをベースに、若干の微修正等を行う予定でいます。
―――――――――――――――――――――――

A:「最近調子はどう?」とりあえず雑談する。

鈴仙「そういえば、焼き鳥屋さんを始めたってだいぶ前に聞いたけど。 それって、今も続いてるの?」

妹紅「――ああ、「藤原焼鳥店」…の事かい? あれはまぁ、冗談半分趣味半分みたいなものだからね。
基本は野山…じゃなくて竹林か。 竹林にまぎれて竹を取りつつ、よろずの事に使って生計を立ててるもの。
でも、まぁ……『もしも、鈴仙が迷いの竹林付近にある、私の家をふらりと訪れてくれれば、御馳走する』よ」

鈴仙「あら、本当に? じゃあお邪魔しようかしら…(――って、アレ? ウサギが鳥を食べたら、
ひょっとして共食い? どっちも1羽って数えるし……)」

妹紅の生計や、趣味の焼き鳥店について話題を膨らませる鈴仙。
兎肉の食用にはてゐとともに断固反対している鈴仙としては、若干腑に落ち切らない点もあったが…。
それでも、たまには『迷いの竹林付近』に足を踏み入れるのも悪くないかなぁ…と、考えるのだった。

*妹紅の評価値がやや上がりました。
*『迷いの竹林付近』にある『妹紅の家』に行く事で、美味しい焼き鳥がご馳走されることになりました。

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 22:39:22 ID:CFeWUHKI
鈴仙「さて、試合が迫って来たわ……! 泣いても笑っても同じな試合…の、前の自由時間。
どう有意義に過ごすべきかなぁ……? う〜ん」

A:マーク等細かい戦術について永琳に相談する。
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:B 輝夜)
C:観客席をうろついてみる。
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

330 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 22:44:22 ID:m3vohRsY
Bパスカル

331 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 22:44:51 ID:1mYsZUmY
A

332 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 22:47:13 ID:hVxk2NaQ
C

333 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 22:48:07 ID:Fm2V4swg
B パスカル

334 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 22:50:28 ID:???
たしかファストブレイクは移動速度上昇技だったな、ゲームでは
雪崩攻撃やWのみんなあがれが強すぎて1,2回使ってやめたが
実際強いの?アレ
焼き鳥・・・串がのどにぶっ刺さって死ぬとかそんなオチじゃないよな・・・?

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 22:59:25 ID:CFeWUHKI
Bパスカル

鈴仙「(観客席をうろついて迷子になって遅刻したら死にたくなるし……もう少しこの場で雑談を続けてましょ)」

鈴仙はひとまずこの場に残り、やや退屈そうにストレッチをしているパスカルに話しかける。

鈴仙「お疲れ様、パスカル君。 もうすぐ試合ね」

パスカル「ああ、そうだが……ところで、何がお疲れ様なんだ? 別に俺は疲れていないが」

鈴仙「あ、ごめんごめん。 でもこれは、なんだろう…こう――日本人的な挨拶の一種みたいなものよ!」

パスカル「ふーん。 でも何だか、レイセンらしくて良いんじゃないか?
(上司に頭が上がらない、日本のサラリーマンみたいな感じで……)」

鈴仙「(――パスカル君に、何となく憐れみの帯びた目線を向けられた気がするけれど
…そこは気にしないで。 何の話題を振ってみようかしら?)」

A:「もうすぐ大会ねぇ…」とりあえず雑談する。
B:「そういえば、来生君との練習の成果は出そう?」来生との練習の成果について聞いてみる。
C:「試合中のことなんだけど……」試合中の動きについて確認してみる。(更に分岐)
D:「今度一緒に練習しましょう!」練習に誘ってみる。
E:「今度、遊びに行きましょう!」遊びに誘ってみる。
F:「ところで、中山さんとはいつもどんな感じなの?」中山との仲について聞いてみる。
G:「ところで、好きな子とかいないの?」恋バナしてみる。
H:「今度…コンビプレイの練習をしてみない?」コンビプレイの練習を持ちかける。
I:アイテム:ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)を渡してみる。
J:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

336 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:00:34 ID:1mYsZUmY
C

337 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:01:18 ID:rbbmUPtM
C

338 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:05:38 ID:???
Xでアルゼンチン使ってた思ったけどオーバヘッド覚えてゴールデンコンビ復活はうれしいけど
どうみてもFW向きじゃないんよね、パスカル
ガルバンよりヘディング弱いし


339 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:11:06 ID:???
Xのアルゼンチンはモブがラン、ボールコントロール、アタックが高くて厄介だからな
攻撃はバティンとディアスのサイクロン以外マジで大したことない
じつはガルバンのディフェンスもモブに比べると高い球以外でやや劣る
中盤のモブがコントロール、ランが7に対しガルバンは6、アタックは同値とぶっちゃけ
アルゼンチン2,3番のバルダーノとロサスより守備がややマシなだけ
ディフェンス能力は控えのマリアテギが実は中盤のモブと同じ能力


340 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 23:16:08 ID:CFeWUHKI
C:「試合中のことなんだけど……」試合中の動きについて確認してみる。(更に分岐)

鈴仙「あ、そうだ。 試合中の動きについてなんだけど…」

パスカル「おいおい、何かと思ったら試合の動きの打ち合わせかい? 全く、真面目と言うか心配症というか……」

鈴仙の提案を受けて、パスカルは少しおどけたように笑う。
そこから少し真面目な顔になり、鈴仙に負けず劣らず生真面目なパスカルはそのメリットとデメリットを説明し出す。

パスカル「サッカーなんて、試合の流れ次第で最適解は幾らでも変動するぜ?
ここでの選択が全て良しに働くかは分からないし、必要であれば打ち合わせ通りに動けない場合もあるかもしれない。
――だけど、大まかな動きの確認はレイセンの言う通り確かに必要だ。
だから…あまりに細かい指示は無理だが、確認したい事があるなら、とりあえず俺は聞くよ」

鈴仙「あ、ありがとう…(パスカル君って、すかした雰囲気を漂わせていながらも、真面目な感じよねぇ。
――パスカル君の言う通り、【あまりに詳細な指示は出せ無さそう】だけど。 どんな事を打ち合わせようかしら?)」

A:バイタルエリアでボールを持ったら、積極的に自分(鈴仙)に回してほしい。
B:バイタルエリアでボールを持ったら、積極的にドリブルゴールを狙ってほしい。
C:中盤の突破は、出来るだけパスを使ってほしい。
D:極力サイドに寄り、中央突破を避けてほしい。
E:敵の攻撃については、積極的に守備に回ってほしい。
F:その他 自由選択枠 A+Cとかは可能ですが、あまりに指示が多いと聞いてくれないかもしれません。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

341 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:17:51 ID:rbbmUPtM
F:C+咲夜がいない時にB

342 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:18:26 ID:1mYsZUmY
B

343 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:19:54 ID:hVxk2NaQ
B

344 :森崎名無しさん:2014/01/08(水) 23:26:12 ID:???
今ルーのデータ見てたけど飛び出しが3だと23もあった
これ、ゲルティス、ヘルナンデス、若島津より強いんだが…
あ、でも三浦と若林は超えてない

345 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 23:39:12 ID:???
B:バイタルエリアでボールを持ったら、積極的にドリブルゴールを狙ってほしい。

鈴仙「……今日の試合だけど。 恐らく、点の取り合いになると思うの。
そうなったら、得点源は私だけであってはならない」

パスカル「成程。 そろそろFWらしい働きをしたらどうだ? …って事だな?」

鈴仙「あ、いや、そんなつもりじゃあ――」

パスカル「分かってるさ、レイセンはそんな皮肉を言える程器用じゃない。
どちらかといえばエイリンさんとかだろう、そんな風な言い回しで非難をするとしたら」

鈴仙「あ、あはは……(これって、褒められてるのかな、馬鹿にされてるのかな…?)」

パスカルの冗談に、驚くほど簡単に振り回される鈴仙。
彼女は良く言えば素直で従順だったが、逆に言うと騙されやすいタイプであるとも言える。

パスカル「――まあ、そう言う事なら了解だ。 出来るだけ、ドリブルゴールを狙ってみる事にするよ。
…当然、先程のミーティングに出て来たボランチ。 イザヨイ・サクヤ選手を注意するのは当然の事だが」

346 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 23:42:33 ID:???
鈴仙「そうね。 咲夜のタックルはもう、本当に危ないと思うし…。
彼女が来た場合は、ドリブル以外の選択肢も考えてみるべきと思うわ」

パスカル「ああ、了解だ」

鈴仙とパスカルは、そう軽く打ち合わせをして会話を終了させる。
内容としてはそう細か過ぎず、適切な程度の物ではあったが、それ以上に。

鈴仙「(…うん。 なんだか少しは試合の空気に入れてきたかも)」

この会話は、鈴仙に適切な緊張感を与えてくれた。
そうしてパスカルと他愛も無い話をもう暫く行ってた鈴仙の耳に、
永琳の鐘のように重く静かな声が響き渡る。

永琳「XX時XX分……そろそろ試合開始ね。 皆、フィールドに上がりましょう」

即ちそれこそが、運命の試合が目前に迫っている事への合図だった。

*パスカルの評価値がほんの少し上がりました。
*パスカルが、普段よりもドリブルゴールを積極的に狙うようになりました。

347 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/08(水) 23:48:09 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
明日は、敵チームのミーティングから開始となります。

>>339
そういう相棒のディアスはMF向きかと言われると微妙ですし、
ポジションを変えて見た方が互いにとって良いのではないかとすら思いますねw
>>340
ガルバンは割と鉄壁なイメージがあったのですが意外ですね…。
パスカル君は原作でもゲームでも微妙に報われませんね。
>>344
キャプテン森崎だと、陸の飛び出し性能は割と控えめですね…
それでも、浮き玉処理能力の高さで中々の高水準ですが。
このスレではどうなるのかは…まだ言えませんねw

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

348 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 00:54:34 ID:???
芋長の芋羊羹  ヲ喰ライシ者「乙です」
咲夜さんの基礎ディフェンス能力イタリアより弱いんだな・・・
攻撃はこのスレ過去トップクラスだが守りがイタリア以下か
前半の終盤あたりが一番DFザルだしそこ狙いたいね
さててゐちゃんのデータ+αをおいとこうか


349 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 00:58:22 ID:???
選手     ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ   総  高/低  才
レミリア  50  48  51  49  47  48  51  344 3 3  3
全体的にバランスがとれている、必殺もほとんどストライカー向けであり要注意No1
怒り状態がマジで怖いが守備意識が低そうなので守備に回ってタックルしてそのまま
突撃って事はないだろう、プライドは高いだろうし挑発は効果ありだと思う
シュートをすべて防ぐなりしてカリスマを崩壊させてあげたい
フラン   47  40  52  47  42  45  48  321 1 2  3
思ったよりドリブルとタックルが低いおかげで危険度が下がった、コイツの上は
パスをとってくる危険性はほぼないが万が一があるので気を付けよう
シュートは高いので要注意
パチュリー52  52 .49  50  52  48  48  351 4 4  3
すべての能力が高い相手、喘息ハンデ抱えてるものの後半からだし攻撃力的に
気にならないことにいなっている、中盤で守備に回れば間違いなく最悪の相手
病人三杉互換なのにタックルと競り合い強いんだね
後半の対策としては正々堂々と戦いたいとか言いつつ薬(下剤)を渡すか
後半の時強引なドリブルや吹っ飛ばし系シュートで空中遊泳させてあげよう
咲夜..   48  47  47  50  47  47  47  333 2 2  3
タックルが厄介だが基礎ディフェンスが最初に書いた通りイタリア以下なので
案外大丈夫な気がする 距離減衰なしシュートがあるのでそれでガッツ削りに来るかも
引きも松山だったらいいなぁ
小悪魔(ショート)
劣化版メッツァ、多分パス以外大したことない、パスもマンチーニくらいだと思う
ちなみにVのメッツァのヘッドはマーガスの基礎ヘッドと同じ
小悪魔(ロング)
前半GKの可能性あり、確か必殺技持ってたけどそこまで警戒するほどでもなさそうだ
美鈴
くにおくんのあの人がJOKER分岐で中から出てきたりしませんように
シュートも強いと思うしタックルもあるはずなので吸血鬼姉妹よりやや弱いくらいかと思う
つーか必殺シュート多いな

一応本編でライタイ止めてた危険人物、そこから中国JOKER連発して森崎点取られたんだよな・・・
対策としては靴紐を解けてるから結んであげるね♪といいつつ緩めることだろうか


350 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 20:07:15 ID:???
三杉みたいなのを倒すにはやはり下剤が一番か

351 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 20:48:04 ID:???
しょうがないな。
三杉のように飲み物に下剤を混入させるか

352 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 20:56:40 ID:???
その下剤をぶち込む飲み物はコレだ!→ コーヒー

353 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 21:09:27 ID:???
普通にヤれそうだwww

354 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 22:05:44 ID:???
サッー!

355 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 23:01:36 ID:???
見た感じ相手のパスは後半までそこまで大したことなさそうだね
中盤に至ってはガラガラだし
やっぱ下剤もって中盤制するのが一番いいかも


356 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 23:07:00 ID:???
ルーの基礎能力値はWだと必殺持ちの中で最弱なのか
飛び出しだけは超一流なのにそれ以外がカス、らいざんきゃく入れてもレベル的に
カスになりやすい
こりゃひどい

357 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:16:46 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>348‐349
乙&能力考察ありがとうございます。
詳しくはネタバレになってしまうので言えませんが、
試合の描写等を良く読んで、(自分なりので良いので)最善解を出して頂ければと思います。
…もちろん、ノリに身を任せる事も歓迎ですがw
>下剤について
下剤については、香霖堂に売っていましたので、購入してれば有効でしたね。
今現在下剤を持っていないので、自分で材料を探し調合をする必要があります。
…小悪魔に霊夢の名を騙った手紙を出し、代わりに妨害して貰うという手もあるかもですがw
萃香「おまたせ! アイスコーヒーしかなかったんだけどいいかな?」

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:17:54 ID:???
【敵チームミーティング】

紅魔スカーレットムーンズの控室もまた、永遠亭ルナティックスという強敵との対戦を前にして、
適度な緊張に包まれていた。
ホワイトボードの前にはレミリアが、そのすぐ横には参謀役のパチュリーが立ち、
他のメンバーはその回りにズラリと立ち並んでいた。

レミリア「順当に考えると、前半の陣形はこんな感じ…かしら?」

そんな中、レミリアは背伸びしながら一生懸命にペンを走らせる。
その子どもらしい様子とは裏腹に、その字体は流れるように美しく、年齢を感じさせた。

紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
−H−−− Hフラン
−−−J− Jレミリア
−−−−− 
GI−FE I小悪魔
−−−−−
−−D−− D咲夜
−ACB− C陸
−−@−− @美鈴

陸「アイヤー、それ朕が入った意外はこの前の試合と同じアルね。
前の時ですら、前半は割とてんやわんやだったアルのに。
そのナントカ亭ナントカっていうチームは強敵なんアルよね? 大丈夫なのカ?」

美鈴「(あ…アワワ……陸君、はっきりと物を言い過ぎですよ……!
でも私が止めにいったら、頭をグングニルで貫かれて廃人になっちゃいそうだし……)」

レミリアの書きだしたポジションに、陸が遠慮なく即座にツッコミを入れる。
絶対的な当主である筈のレミリアに対して、こうした態度を取る者は非常に珍しい。
そのため、美鈴や妖精メイド達を始めとする、紅魔スカーレットムーンズのメンバーは大きく慌てるものの…

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:18:58 ID:???
咲夜「(彼…やるわね。 ふざけた口調と態度とは裏腹に、試合を良く観察している。
――それも、サッカーは前まで素人だったというのに)」

パチュリー「(格闘技で鍛えられた、戦いへのセンス…という所かしら。 お陰で、飲み込みが早くて助かっているけど)」

咲夜やパチュリーといった、一部の冷静な者はその煽りにも理があるとして、
この中国人の少年の抜け目の無さやしたたかさを評価する。

レミリア「…………」

そして、レミリア・スカーレットという少女もまた、そのあまりに幼い外見に反して、
紅帝に相応しい高潔さと器の大きさを兼ね備えていた。
そのため、陸の発言に対しても彼女はうっすらといつもの微笑みを浮かべ…

レミリア「――その通り。 だから、対応策を考えるのよ。 私とて、前例踏襲を良しとはしない」

…と、言葉だけを抜き出せば極めて平凡かつ温厚に。
しかし、その中には力では無い、強烈なカリスマを湛えながらも簡潔に応える。

陸「…これは、失礼つかまつったアル、紅魔大人(ターレン)」

レミリアのカリスマを受けてか、横柄で図太い性格である筈の陸すらもが鎮まる。
それだけ、彼女の言葉には力や理屈を抜きにした何かがあったのだろうか。
陸は、時に軽口を叩きながらも、彼女を「大人」として尊敬していた。

360 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:20:02 ID:???
小悪魔「でも、対応策…と言っても色々思いついたりしますけど…。 一体、どんな方法で?」

レミリア「それについては―――」

パチュリー「コホン。 ……コホン」チラッ(←咳払いしながらレミリアの様子を伺っている)

レミリア「(めんどくさいわね、コイツ……)――それについては、パチェがきっと話してくれるわ」

パチュリー「あら……良いのかしら? 賢者の知恵を、ここですぐに使っても。
有り余る叡智は、時には人の文明をも滅ぼす……貴女にその覚悟はある? レミィ?」

レミリア「じゃ、別に良いけど」

パチュリー「……言わせて貰うわ。 いえ、言わせて下さい」

小悪魔「(パチュリー様って、前からこんな方だったかなぁ……?)」

フラン「これがコントってヤツなのかなぁ?」

咲夜「似ているようでちょっと違うと思いますわ……妹様」

緊張しているようで、どこか間が抜けている。
そんな何とも歯がゆい雰囲気の中でも、レミリアやパチュリー達の中には確かな策はある。 
咲夜はフランドールを窘めながらもそう確信していた。

咲夜「(そして、私には分かる。 お嬢様がこの試合に、どれだけの感心を示しているかが)」

彼女達は、そんな中で遊び、策を巡らせ、そして力を誇示し…勝つ。
そして、その為ならば、自分を含めたチーム全員が結束できると信じていた。

パチュリー「――で、私の考えたフォーメーション案なんだけど…」

361 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:22:33 ID:2EEKrluE
そうして、咲夜の予想に違わず、パチュリーはコントを早々に切り上げ、
再び魔女としての風格と知性を漂わせながら、自らの描いたプランを語っていく。
その内容は――――。

先着1名様で、

★賢者の布陣@→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→「変えない。 敢えてこのままの布陣で行くわ」
ハート→「レミィをトップ下、フランをワントップに置いて、中盤を固めておきましょうか」
スペード→「中盤はいっそ放棄しましょう。 守備と攻撃に人数を固めるのよ」
クラブ→スペード+レミリア「…守備を固めつつ、攻撃力を高める方法を一つ、思いついたのだけれども」
JOKER→パチュリー「攻撃特化の0−0−11で行きましょう! GKも含めてとつげkグボォ!?」
       レミリア「――さてと。 作戦は……」

362 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 23:24:27 ID:???
★賢者の布陣@→ クラブK

363 :森崎名無しさん:2014/01/09(木) 23:24:28 ID:???
★賢者の布陣@→ ハートJ
JOKERが森崎本編の雪崩だww

364 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/09(木) 23:28:43 ID:???
スカーレットムーンズは序盤から結構シビアにフォーメーションを考えてくる!?
そして、陸はいきなりGK出場か!?

…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

365 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 00:03:10 ID:???
乙です
中盤放棄からの守備固めつつ攻撃高める・・・
中盤を放棄して防御か攻撃に集中・・・
まさかトータルフットボール!?
〜脳内再生されるこれから起こるであろう悲劇〜
フラン、パチュリー、いくわよ!
レミリア選手、パス!
キーパーバランスを崩している!
じゅうおうむじんのパスワーク!
これがスカーレットムーンズのトータルフットボールだァ!
キーパー、パンチング!
ここだ!!
だがとどかない!
ゴーーーーーーール!
クリスマンAIがアホだけどこのシュート自体若林、ダークイリュージョン
三浦、サビチェ以外なら基本的に中央から売っても決まるから怖い
しかもこのアホAI、なぜかクライフターン使わずに突っ込んでくるからガッツ
あまりまくりで困る、地味にほとんど能力7以上だし
3人といえば虹川も使ってきそうだ


366 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 00:23:46 ID:???
乙でした。まあ、せりあい強い二人がいるんだからそう来ますよね。
困ったときの姫様頼り、本当に頼りになるから困る。
うーん…美鈴の起用の仕方次第かな。DFだったら変わりないから、恐らくFW。
現状だと吸血鬼姉妹に手一杯だから、前線でロングフィードをどう対処するかの方が重要か。
バランスを取るなら4-4-2だけど、今のメンバーから変えるのはちょっとキツイ。
ならば、3-4-3にして前線で充分勝負できるように変えるのも手。現メンバーでも対応しやすい。
…実は真面目な試合になりそうで安心してる。

367 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 01:39:12 ID:???
くぅ・・・下剤を買い損ねたのがかなり痛い・・・

368 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 01:41:56 ID:???
縦ポン対策ってどうするんだろう

369 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 01:55:46 ID:???
縦ポンは普通なら浮き球で強いDF(ディウセウとかアマラウ、ドトール)
がいればなんとかできるけど妹のシュートは全く持って防げる気がしない
だからPA内部に妹のほうが入り込まないようにしたい
妹はシュート完全特化だし打たれたら終わりだけど打つ前ならいける
姉はまぁドリブル突破からシュートまで可能だから一番怖い
美鈴は姉妹にマークが行きがちになったりするときに決めてくるね
3人いると攻撃の手札が相手に多すぎて相手のガッツ切れすら狙えないから困る

もし俺がこのスカーレットムーンズ使うなら咲夜にすぐに渡して
雪崩殺人(マーダー)ドール撃ってはじかせれば
レミリアに取らせてドリブルして叩き込む戦法をとる
止められたらGKの場合は雪崩による炸裂しやすいオフサイド、フィールダーの場合はFW一斉にタックルで奪って
波状攻撃を仕掛ける
レミリアもフランも場合によってはキックオフシュートの可能性も考えなくては


370 :森崎名無しさん:2014/01/10(金) 23:09:58 ID:???
まぁ、点の取り合いでしょ。
フランに早田、もといタックラーマークで大丈夫でしょ。
下剤は・・・しょうがない。
ばれたときのデメリットを考えてもう諦めるか

371 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:01:02 ID:???
こんばんは。今日も少しだけ更新をしていきます。
ですが、無判定パートのみになります…
>>365
乙ありがとうございます。
流石にトータルフットボールはしてこないですねw
プリズムリバー3姉妹にも、また別な必殺技がありますし。
>>366
乙ありがとうございます。姫様は実は割と凄いGKです。
萃香とか程ではないですが、かなり固いです。
作者としても、そろそろ真面目な試合を描写して行ければ…と思っていますが、
判定や選択肢次第で、一体どうなるのか見当もつかない状態ですw
>>367
ただ、下剤を盛っていた事がばれればパチュリーを始めとして、
紅魔館のメンバーの評価値や関係がかなり悪化していたので、
この試合以降の見通しも考えれば、下剤を盛らないのも手でしたね。
>>368‐369
小悪魔などパス力が高い選手もいますので、縦ポンにはやや要注意ですね。
ただ、前半は逆にこちらも縦ポンがしやすい状況になりがちかもしれません。
>>370
基本的に、そんな展開を作者は予想しておりますね。
(ただし、姫様も陸もそこそこ固いので極端なハイスコアゲームにはならないかな?と思っています)

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:02:31 ID:???
★賢者の布陣@→ クラブK ★
クラブ→スペード+レミリア「…守備を固めつつ、攻撃力を高める方法を一つ、思いついたのだけれども」

パチュリー「前半は、中盤は放棄した方が良いかもしれないわね……。
小悪魔とて、それなりのゲームメーカーではあるとは思うけれども、
中盤の支配力と、充実したタレントによる総合力の高さをウリとする、
永遠亭ルナティックスを相手取るには些か役不足。
咲夜にしても、ボランチを任せるよりは、そのタックル力と最低限のブロック力を活かせるCBが、
シューターの多い今日の試合においては適任。
そうなると、ここは思い切って――――」

そう言いながら、パチュリーはレミリアの書きだしたフォーメーションに対して、
大きく訂正を加えて行く。 そうして出来あがった布陣が――。

紅魔スカーレットムーンズ:5−3−2
−H−−− Hフラン
−−−J− Jレミリア
−−−−− 
F−I−G I小悪魔 
−−−−−
A−E−D E咲夜
−B−C− B陸 
−−@−− @美鈴

パチュリー「中盤、小悪魔をトップ下の位置に置いたけれど。
実際にはあの子には下がり目の位置をキープして、専らロングパスの供給役として動いて貰うわ。
八意永琳とかが来ても相手にするだけ無駄だから、最小限の守備だけしてくれれば良いから。
ただ、それ以外の選手が来た場合は…メイド達と協力して、適宜守備に向かっても良いかも」

373 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:03:35 ID:???
小悪魔「は、はいっ!」

咲夜「そして私はメイド妖精の指揮を取りつつ、積極的にタックルに向かえば良いのですか、パチュリー様」

パチュリー「そうね。 貴女か美鈴が指示を出さないと、メイド達の特攻タックル部隊は使えない。
中国以外については、ブロックについては殆ど期待してないから、打たせる前に取る方向で動いて貰うわ」

美鈴「えっ、パチュリー様は期待して下さってるんですか、私の守備を!?」

パチュリー「…あんた、そんなに中国って呼ばれたいの?」

美鈴「す、すみません間違えましたっ!?」

陸「う〜む、しかし朕の足技を使うにも、1人くらいは補助が欲しいアルよ」

パチュリー「ええ。 だからその為に…DFを5人に編成した。 フォロワーやタックルに掛ける人数を増やすのは
勿論だけど、中国の守備力を活かすには、マンツーマンにしてはいけない。
――実際は、臨機応変にやって貰うしかないのだけれど」

陸「まぁ、朕も足技には自信アルね。 タックル位なら、ちびっ子メイド達にも負けん自信があるアル」

レミリア「…そして、攻撃は私とフランが専ら担当する、と」

パチュリー「ええ。 それと、前線でのボールカットもね。 永遠亭のGKは一見ふざけているようにも見えるけど、
あれでそこそこの実力者。 ただ、スタミナにはやや難ありと思われるから、PAに入らずとも、
レミィや……特にフランには、シュートを沢山打って貰う事になるかしら。
決まらなくとも、それは相手にとって充分すぎる程の牽制となると思うわ」

フラン「つまり、私は適当な位置でボールを持ったら……ドカーンってやっちゃえば良いのね?
ウフフ……私、そういう分かりやすい事、大好き!」

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:04:36 ID:???
パチュリー「ええ。 もしもボールが貰えなくて退屈だったら…兎耳のお姉さんにでも、構って貰えば良いわ」

フラン「それって、前にお姉様やパチェが言ってたれーせんってヤツの事? 分かったわ!」

レミリア「そうよ…沢山遊んで貰いなさい(――そして、私の推測が正しければ…フランドールの狂気は、
彼女の厄介な瞳に対する強力な武器となる。 フランの体力が尽きない程度に、一番厄介な選手を抑える事が出来れば、
前半の失点も最小限に防げるかもしれない)」

紅魔スカーレットムーンズのミーティングは…総じて高レベルな物になりやすい。
参謀役のパチュリーがまず、サッカー戦術において一日の長があるという事が主な原因であるが、
他の選手にも、頭が回る選手が多いという事も理由として挙げられる。
更に、紅魔館の確固とした絆は他の勢力と比較しても強く。
生半可な事ではチームワークに亀裂が生じづらいという事は、彼女達にとって一番の強みだった。

パチュリー「(決まったわね……賢者の作戦が久々に炸裂しちゃったわ……)
――さて、皆はもう意見や質問は無いわね?」

そうして、概ね自分の思惑通りに進んだ事を喜びつつも、
パチュリーはミーティングを切り上げようと、チームメイトに対して念押しをする。

咲夜「了解ですわ」

美鈴「頑張ります! …がんばります!」

小悪魔「(今日の前半。 中盤が薄い分、いつも以上に私の役目が大事になります!
しっかり、お嬢様や妹様にボールを供給しなくては!)」

フラン「(はやくあの面白いお姫様をドッカーンしたいなぁ…)」

妖精メイド達「「がんばりまーす!」」

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:05:56 ID:???
陸「あー。 まあ、パトロン様のご機嫌を損ねない程度に、そこそこ頑張るアルね〜」プラプラ

レミリア「…………」

その中で、レミリアは独り、比較的緊張感の薄そうな様子で足をほぐしている陸の姿を見ながら、思考を深める。
しかしそれは、決してふざけた態度の陸を叱責するものではなかった。

レミリア「(…いや、これではまだ足りない。 理屈はないけど、試合の流れを掴む為に、
もうひとつ、発想の転換が必要と私は考える)」

レミリアは感じ取っていた。パチュリー程サッカーには詳しく無いために、知識や理論は無いが、
それでもストライカーとしての試合勘には自信があったし、
論理的な意見を導き出せるだけの頭の良さはあるという自負もあった。

パチュリー「居ないわね? それじゃあ、後は自由時間に――」

レミリア「ちょっと待って、パチェ。 私に良い考えがある」

パチュリー「は?」

レミリアは、少しの間の思索で導きだしていた。
紅魔スカーレットムーンズの守備力を出来るだけ高めつつ、自慢の攻撃力を更に高める方法の一つを。
彼女は、大真面目な表情で、チームメイトにこう言い放った。

レミリア「中国。 ……あんた、GKをしてみるつもりはない?」

陸「……ハ?」

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 01:07:21 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
明日は、沢山更新できたらいいなぁ…と思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

377 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 08:27:40 ID:???
乙でした。
流石にフランを前線で孤立させるような真似はしないか。
普通にワン・ツーで攻めればいいけど、中盤は過剰気味? 3-4-3に変更した方がいいかな。
人によってキャラ付けは変わるから一概に言えないけど、
フランもクレバーだから孤立したりあからさま挑発に乗るような真似しないと思う。
女の子にもてるようしてもらえば良かったんだ!(キリッ

378 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 17:32:17 ID:???
ところでうどんちゃんに足が速いっていうのがこの前の奇跡のイタリア戦で身に付いたよね
アレって応用が効きまくる相当チートじゃね?下手するとうどんちゃんゾフになるぞww
何気にディフェンス時倍速ってビクトリーノとゾフだけだよね


379 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 17:37:12 ID:???
ところでこのスレの各章ごとのラスボスってやっぱなんかこうテクモからイメージ?
紅魔=ニシド
博麗=ブラジル(いろいろ集まってる気がするし)
てことは
???=ドイツ
???=オランダ、イタリア、ドイツ、日本選抜orカンピオーネ
って感じかな?

380 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:10:00 ID:???
こんばんは。今日も更新していきます。
>>377
おつありがとうございます。
キャラ付けについては、大まかな方向性こそは作者によって影響されますが、
引きや判定で大きく変わったりすることもあるので何とも言えませんね。
例えば、パチュリーとか射命丸とかは結構引きや判定でキャラが変わったのではないかと思いますw
>>378
残念ながら、そこまでチートなバランス裁定にはしない予定ですね。
特別な判定で+2〜3程度の補正がついたり、自由選択等で説明する際の説得力がやや増したりする程度で、
倍速ディフェンスみたいな事にはなりません。 それを目指すには、JOKERを引きまくるしかないですね。
>>379
第1章と第2章については、そんな感じのイメージを受けていますね。
第3章以降は、今後の選択で展開やラスボスが大きく分かれるのでまだまだ分かりませんが、
どちらにしても、オリジナル寄りな設定になるかと思います。

381 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:11:16 ID:???
*********************************
−サッカーフィールド−

実況「さあ〜!! 選手が入場し間もなく始まる、永遠亭ルナティックス対、紅魔スカーレットムーンズの大一番!
観客達の歓声はより一層激しくなり、まるで今日が大会の決勝戦ではないかと勘違いしてしまいそう!
この試合、コンマ一秒たりとも目が離せない試合になりそうです!!」

鈴仙「はぁ……緊張してきたわね……」

永琳「あら、ウドンゲ。 どうやら、相手はそう暢気に緊張している暇すら与えてくれなさそうよ?」

鈴仙「へっ? そ、それってどういう――?」

中山「――なるほど、確かに、永琳さんの言う通りだな」

鈴仙「な、中山さんまでっ!?」

フィールドに出て、軽くウォームアップをしようとしていた鈴仙に対して、永琳と中山が話しかける。
始めは、その会話の意図が上手く掴めない鈴仙だったが、
中山が指し示した、紅魔スカーレットムーンズの陣形を見て、その意図に納得する。

中山「…紅魔スカーレットムーンズに、今まで話題にも上らなかった男が居る。
そして、この状況で登場した男だ。 そいつは――おそらく、俺たちにとって思わぬ障壁となるに違いない」
紅魔スカーレットムーンズ:5−3−2
−−@−− @陸
−C−B−
D−E−A E咲夜 A美鈴 
−−−−−
G−I−F I小悪魔
−−−−−
−J−−− Jレミリア
−−−H− Hフラン

382 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:12:30 ID:???
鈴仙「――@番。 つまりGKの陸という少年ね…。 彼が何者かは分からないけれど、
確かに、彼は紅魔スカーレットムーンズは勿論、幻想郷でも名を聞いた事も無い人物。
つまり、恐らく――中山さんやパスカル君と同じ、外来の強力な選手の筈」

そんな鈴仙の気づきに呼応して、陣形を示された観客達の間にも、少しずつ驚きとざわめきの声が上がって来る。

観客「な…なんだアイツ?」「また新手の外来人か?」「美鈴さんは今日はSBか…てことは、アイツは凄腕のGKだな」
「ポストよりもマシなのか…」「この試合、また分からなくなってきたな…」

陸「だ、大丈夫アルか。 朕、足技はともかく。 手技は正直言って、ニガテだったアルよ」

パチュリー「あんたは脚がすり切れるまで、ひたすら敵のボールを弾き返していれば良い。
…3点くらいは失点しても良いから、ゴール前でDFをやっている感覚で、何時も通りにやってみなさい」

陸「? GKは手を使わなくちゃいけないんじゃないアルか?」

パチュリー「大丈夫よ。 脚の方が良いなら、そっちを使えば良いんだから」

陸「むう……そんなら、後悔しないようにするアルよ?」

パチュリー「(始めにレミィの提案を聞いた時は正直ビックリしたけれど……。
煎じつめて考えれば、確かにこの戦法は効率的。 美鈴のGK能力の低さを補いつつ、
タックルやフィジカルの強さ、そしてキック力と体力を活かす事が出来る。
その上で、元々拳法家であった中国(陸)の守備力を活かすには、広いフィールドを動く必要のあるDFよりも、
比較的狭い場所で、一瞬の集中力が必要とされるGKの方が向いている。 …この発想は、私には出来ないわね)」

そんなどよめきにも我関せずと、スカーレットムーンズのメンバーはキックオフに備え、
選手達は少しずつ配置についていく。
(パチュリーは前半は出場しないため、陸に対して粗方の説明を終えた後はベンチへと戻って行った)

383 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:13:56 ID:???
鈴仙「(流石は名門チーム。 大観衆が居て、そしてそこからどんな反応があろうとも、
全く緊張を緩める事はない。 ――って、師匠の様子とか見ると、ウチも同じ風に思われてそうだけど)」

そんな彼女達の雰囲気にやや飲まれながらも、負けじとCFとしてセンターサークル付近へと詰める鈴仙。

レミリア「…………」

その時、同じくCFとして、前方へとゆっくりと歩いて行くレミリアと目が合った。
彼女から客人としての認定を受けたものの、それ以来ほぼ彼女に合う機会はなかった鈴仙は、
何となく気まずい雰囲気を感じ、そっと目を逸らそうとするも――――。

レミリア「――」

それよりも先に、レミリアの口が開いた。 彼女は幽かな声だが、鈴仙にはっきりと聞こえるように。

レミリア「――可哀そうな子。 借り物の夢を、自分の物だと思い込んでいて、貴女はそれに気づいていない」

鈴仙「……!」

その言葉はあまりに曖昧で抽象的。 そのままコイントスへと向かったレミリアが通り過ぎた後は、
本当にそんな言葉が発せられたかどうかすらも疑わしい程に、それは幽かな物だったが―――。

鈴仙「(借り物の、夢……?)」

その言葉は、何故か鈴仙の頭の中に場所を作り、中々消えてはくれなかった。

384 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 21:15:11 ID:zHPVkXbA

輝夜「…アンタ、さっきウチのイナバに変な事吹き込んでなかった?」

レミリア「さあ。 貴女達の所よりはマシじゃない?」

輝夜「――確かに、それはあるかも。 ただ、アレでも私らにとっては可愛いイナバだからねぇ…」

実況「さあ〜! そしていよいよコイントスとなりました! ルナティックスキャプテンの輝夜選手と、
スカーレットムーンズキャプテンのレミリア選手とが互いに火花を散らせながら衝突しております!」

レミリア「…と、話が逸れたわね。 なんだか、私達が喧嘩をしているように取られたみたいだし」

輝夜「あら? 喧嘩だったら何時でも買うわよ? …えーりんが」

レミリア「月の賢者か。 ……あれはどちらかと言うと、私の友人向きかな」

レミリアと輝夜は、互いに雑談レベルの会話を行いつつ、比較的和やかな雰囲気でコイントスを行った。

実況「さあ、コイントスの行方は〜〜〜〜!?」


先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→スカーレットムーンズボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の パッションスタンピード が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

385 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:15:37 ID:???
★コイントス→ ハートQ

386 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:17:25 ID:???
パッションがスタンピードするのはヒャッホー系に入るのだろうかw

387 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:21:44 ID:???
ロベルトがパッション状態になったら確かにスタンピードはする(?)

388 :森崎名無しさん:2014/01/11(土) 21:34:23 ID:???
技自体は普通だけどロベルトが使うと卑猥に見えるな

389 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:17:10 ID:???
★コイントス→ ハートQ ★
ダイヤ・ハート→ルナティックスボール

レミリア「あら…運命は貴女達に味方をしたようね」

輝夜「運命を操る程度の能力(笑)」

レミリア「それは……ひょっとしたら、運命が貴女達を味方するよう、私が運命を操ったのかもしれないじゃない」

輝夜「フッ…中々苦しい言い訳ね。 永遠とか運命とかは、そう簡単に支配できる物ではないという事を、
今日はタップリと教えてあげなくちゃね。 永遠に幼い紅き月さん?」

レミリア「…それはつまり、永遠と須臾を支配している自分は偉い…って言いたいのかしら? だとしたら、全くの傲慢ね」

コイントスを終えて、ようやく少しだけ、試合を前にした言葉の応酬に近くなった両キャプテンの様子を見つつ、

実況「さあ! どうやらボールを得たのは…永遠亭ルナティックスのようです!
輝夜選手が誇らしげにボールを抱えて、まるで宝物を親に見せる子どものように、永琳選手へと渡していきます!
試合開始は、いよいよもうすぐだ〜〜〜〜!!」

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:18:21 ID:???

次第に高まっていく緊張感に、サッカーコートの決して広いとは言えない観客席が大きく揺れる。
そして、その観客の中には……今度の大会にて、永遠亭ルナティックスのライバルとなり得る存在が多く出席していた。 

白蓮「あらあら…すごい観客ですね」

村紗「聖はあまり人ごみに慣れておりませんから。 大会では、観客達の放つプレッシャーにも慣れなくては」

マミゾウ「なんじゃ、寅丸は今日は休みか」

ぬえ「なんか…自分は本尊だから、そう何度も休みを貰う訳にはいかない、だって。
ホント無駄にマジメちゃんだよねぇ〜(私は聖の宿題の写経、サボって来てるし……)」

超人・聖白蓮を筆頭に、ルナティックスに勝るとも劣らぬ中盤の支配力を持つ新たな強豪・命蓮寺ロータス。

早苗「私の勘がこう叫んでいます。 『今日の試合は、常識にとらわれない選手を見る事が出来る』と…」

諏訪子「あーはいはい。 常識にとらわれないのも大事だけど、それにはまず常識を学習しようね、早苗?」

神奈子「調子はどう、ピエール君? 試合をフルで見れるように、元の能力をかなり押さえているのだけど」

ピエール「悪くない。 むしろ、サッカーが無ければ常にこの状態でも良いくらいだ」

神奈子「そりゃあ良かった。 ――それじゃあ、今日は幻想郷には存在しない『プロ』の観点から、
非常に参考になる試合解説を頼むよ」

八坂神奈子を中心に、怪しげな術を使い勝利を掴みとらんとするダークホース・守矢みらくるず。

391 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:19:23 ID:???
さとり「……はぁ」

勇儀「何だい、何だい! 折角鬼が誘ってやったのにその態度は。そんなんだから、無駄に嫌われるんだよ、アンタは」

こいし「だまれぇ、のーみそ筋肉ダルマァ!?」

勇儀「…ん、何か聴こえたような。 まぁ、気のせいか」

お燐「(こいし様ァ〜。 悔しいのは分かるけど、無意識を利用してアブナイ発言を繰り返さないで下さいよぉ。
…あたい達にも危害が加わるのはゴメンだしね)」

空「(間欠泉地下センターは大丈夫かなぁ……)」

ヤマメ「おっ、そこの兄さん。 どっちが勝つか私と賭けしないかい? そっちのがより試合を楽しめると思うよ〜?」

地霊殿の当主姉妹とそのペットに加え、地底の猛者達が揃って結成されたトリックスター・地霊殿サブタレイニアンローゼス。

射命丸「ふんふん、攻撃力には劣るものの、守備力と支配力の差で永遠亭ルナティックスがやや有利…っと。
大方の大衆の意見は、そんなところでしょうか」

はたて「…アンタには、もっとふつ〜に試合を見ようっていう気概は無いの?
例えば――あの吸血鬼姉妹をみて、あんなプレーを目標としたい! …みたいな」

射命丸「――私は私です。 紅魔の当主様や星熊様のような、パワータイプのFWにはどうあってもなれない。
だったら、早々に見切りを付け、適当に情報収集をする…ってのも、理に適った見方とは思いますがねぇ」

反町「(私は私、か――。 俺も、俺なりの方向性を見つけなくてはいけないんだけど。結局、あれから行き詰っているもんなぁ……)」

静葉「(……反町君や皆のお陰で幾ばくかは安定したとはいえ、私も未だ狂い往く落葉…。
今日の試合が、私にとっても良い気づきを得られるものになればと思うのだけれど)」

様々な種族の妖怪や人間が一同に会し、組織的なプレーを得意とする中堅・妖怪の山FC。

392 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:20:27 ID:???
妖夢「(鈴仙はすごいな。 言い訳せず、まっすぐに成長していて。 それに比べて私は――)」

幽々子「妖夢〜、おはぎ買って来て〜♪ 5分以内に」

妖夢「はい、只今!(――私は、この日常を過ごすだけで精一杯。 こんな私を、変えてくれる何か。
何か――「きっかけ」が欲しい。 そうしたら、私もまた鈴仙と……)」

藍「(パチュリー・ノーレッジ殿は今日も出場するのだろうか…。 彼女こそ、私が目標とするタイプの選手。
一個人としては、是非とも観戦していきたいのだが…)」

橙「藍様、紫様より伝言です。 『今から外界へと渡航し、全日本サッカー連盟へと向かえ』…と」

藍「(…紫様の式である手前、それは我儘なのかもしれないな……)――分かったよ、橙。
私の代わりに、今日の試合を良く見ておいてくれ。 そして、成長の糧として欲しい」

橙「……わかり、ました(藍様、私の記憶が正しければ今日で休日出勤4回目だよなぁ…。
――藍様、毎週一回しかお休み無いのに)」

冥界の住民と、冥界を牛耳る白玉楼の亡霊嬢の友人一家で構成された古豪・西行寺亡霊連合。
そして、今日の試合の観客はそれだけではなかった。

393 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:21:41 ID:???
神子「…ふふ。 様々な欲望がこの地を巡っている。 もしもこの全てを私達の物に出来たとすれば、
それはさぞ、甘美な宝物になるとは思いませんか、布都?」

布都「我は外の世界で食した『くっきぃ』なる物が好きですぞ、太子様!!」

屠自古「…それ、今誰も聞いてないから」

岬「(――彼女、豊聡耳氏が言っていた『幻想郷のサッカー乗っ取り計画』…。
それがもしも成功すれば、それは僕の計画にとってもメリットとなる。
だから、彼女の下で働き続けた事は結果としてマイナスでは無い筈だが…)」

芳香「あっれ〜? 娘々は居ないのか〜?」

岬「……青娥さんは、今頃国外を飛びまわっているよ。 我々の計画の第二段階、その成就の為にね。
(って、芳香さんに話したのはもう 8 回目なんだけどな…)」

神子「(そして…第1段階。即ち『デモンストレーション』に必要な材料は揃った。
後は、今日の試合で幻想郷のサッカーレベルを再確認すれば良いわね)」

これまでの時間の多くを外遊と仙界での訓練に費やし、外部からの情報をシャットアウトし続けてきた
謎のチーム・聖徳ホウリューズが、今日の試合にて始めて観戦へと向かう。
未だ底知れぬ謎を秘めた彼女達だったが、今日はその計画の調整の為、足を向ける必要があった。

394 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:22:44 ID:???
霊夢「……」

魔理沙「嫌に不機嫌だな、霊夢?」

霊夢「…だって、今は昼寝の時間だったし」

そして、それだけではない。
博麗連合のエースにして、稀代の才能を持つ博麗の巫女・博麗霊夢その本人もまた、
(レミリアの誘いもあって)今日の試合を観戦しようとしていた。
しかし、基本的に無気力な彼女は嫌に眠そうな表情をしており、
キックオフを前にして湧きあがる会場からも彼女は「浮いて」いた。

魔理沙「(私だったら、試合の内容は逐一メモして、その後のイメージトレーニングや、
実践練習での動きの確認に使う。 今まで、それをしているのは私だけという自負があったが…
今は森崎も同じか。 でもまぁ、今日は霊夢が来てくれて良かった。 何故なら……)」

魔理沙は、無気力そうな友人を横目で見ながら、僅かの嫉妬こそ感じはすれども、
決してそれを罵倒する事はなかった。 何故なら、彼女は知っていたからである。

魔理沙「(霊夢は。 こいつは…私や森崎がする努力を、一瞬の閃きと勘の鋭さで抜き去ってしまうからだ!
だから、あいつは恐らくまた成長する。 こうして、無気力に試合をぼうっと眺めているだけで……)」

霊夢「(あのスカーレットムーンズのGK。 きっと鈴仙のシュートとほぼ互角くらいのセーブ力は持ってそうね。
そんでてゐと、パチュリーんところの小悪魔とは…純粋なパス力は多分互角で、技の有無でてゐが強そう。
パスカルって奴と中山って奴は……まぁ、永琳程の強さでは無いわね。 後は――)」

そして、魔理沙の霊夢評は正確だった。 いや、むしろ抜けが存在していた。
何故なら、霊夢は試合をぼうっと眺めずとも、ただフィールドに立つ選手の能力を、
無意識のうちに全て分析し終わっていたからだ。

395 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:23:58 ID:???
森崎や魔理沙が、ノートを作成して分析して…一晩以上を掛けて終了する選手の能力分析を、
試合開始前の僅か数分で霊夢は終えていた。
まるで機械のような――いや、機械を超えた何か『特別な』能力が、霊夢には知らずの内に備わっていた。

そして、そんな霊夢の才能は。

森崎「(ふざけんな……! 俺達がコツコツやって来た努力を一瞬で踏みにじりやがって。
アイツを見ていると、翼の方がまだ何億倍もマシだって気がしてくるぜ。
翼は才能を鼻に掛ける嫌なヤツだったが……それでも、翼はそこそこ努力していたし、その才能を大事にしていた!
だけど――霊夢は。 アイツは駄目だ! アイツは――努力をしないだけじゃない。
折角の完全無欠の才能を、無駄な物扱いしている! 俺には――耐えられん!!)」

幻想郷の理に慣れぬ森崎にとっては、非常に不快な物でしかなかった。
そして森崎は――この世に、翼以上に憎らしい存在が居るのだとは思わなかったと、
霊夢の才能とその扱い方に対して大きく憤慨し…憎んですらいた。

中里「おっほっ! メイド妖精ちゃん達と夜のマリーシアがしたいでゴザルよ^^」

天子「……アンタ、それで良いのかしら?」

ちなみに中里は――(悪い意味で)相変わらずだった。

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:25:02 ID:???
実況「試合開始は、午後13:00分からとなっております。 人里サッカーコートの時計は今や
12:59分を指しており、コイントスが終わった以上、キックオフまでの残り数十秒を待つのみとなりました!」

そして…試合開始まであと十秒。

永琳「(……相手チームの火力は高い半面、総合力はこれまでの対戦相手と比べてもそう高くない。
この試合――判断一つが勝敗を大きく分けそうね)」

九秒。

パチュリー「(今日の試合、技同士のぶつかり合いもあるけれど、同時に互いの戦術の読み合い勝負ともなる。
勝負よ――月の賢者!)」

八秒。

パスカル「ふう……。 今日はせめて、1ゴールくらいは挙げたい所だが」

七秒。

咲夜「(正直、お嬢様が何故今日の試合に――そして鈴仙に拘るのか。 その理由が私には分からない。
けれど、瀟洒な従者は……理由なぞなくとも、主を守れるよう全力を尽くさなくてはいけないっ!!)」

六秒。

慧音「(私は……一体何の為にサッカーをして来た? 子どもたちに希望を与える為だったじゃないか!
だったら、私はいくら無様でも――)絶対に、立ち続けるんだ……!」

五秒。

フラン「あっちのボールでキックオフかぁ。 だったら、あの兎さんからボールを貰えばいいのかな?」

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:26:03 ID:???
四秒。

てゐ「(鈴仙……。 この試合が勝っても負けても。 なんだか鈴仙にとって嫌〜な事が待ちうけてるような気がする。
だけど、あんたには…私や佳歩や中山さんやパスカル君や、皆が居るから。 変に、一人で思い悩んだりしないでくれよ?)」

三秒。

陸「(朕はそもそも、金と女の名声の為にサッカー始めたアル。 ご立派な精神なぞ持っちゃおらんアルが…
だからって、負けるのはやっぱり悔しいアルよ)」

二秒。

中山「(…俺の悩みは、まだ解決していない。 どうすれば、過去の栄光を捨て、新たな力を得る事が出来るのか。
――その答えを導くには、やはり戦い続けるしかないッ!!)」

一秒。

レミリア「(幻想郷の運命を変えるのは、やはり幻想郷に住む者。
しかし、その理に溺れる者は、何もすることは出来ない。 だから…この私が直々に試してあげる、鈴仙)」

鈴仙「(レ…レミリアさんの目線が何だか怖いよぉ……。 私、何か気に障る事言っちゃったかなぁ……?)」

そして………。

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「ルナティックスのキックオフで、試合開始だ〜〜〜〜!!」

398 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:27:13 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「こんばんは。ヒントの神・ヨッチャンです。この試合も解説をさせて頂きます!
今回の試合は練習試合第四試合・VS紅魔スカーレットムーンズ戦です。
フィールダー5名が必殺シュート持ちで、八意様並みの能力を持った大エースが2名も居るなど、
これまでのチームとは比べ物にならないまでのスケールの大きさを持った、
まさしく大会優勝候補を飾るに相応しい強豪チームです!」

−−@−− @陸
−C−B−
D−E−A E咲夜 A美鈴 
−−−−−
G−I−F I小悪魔
−−−−−
−J−−− Jレミリア
−−−H− Hフラン
紅魔スカーレットムーンズ:5−3−2
永遠亭ルナティックス:3−5−2
−−−−−
−J−H− Jパスカル 840/840 H鈴仙 850/850
−−−−−
F−I−G F佳歩 690/690 I永琳 900/900 GウサギB 510/510
−D−E− D中山 720/720 Eてゐ 630/630
−−−−− 
B−A−C B妹紅 900/900A慧音 750/750 CウサギD 510/510
−−@−− @輝夜 700/700

399 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:28:30 ID:???
ヨッチャン「相手の要注意選手について解説をします。
まず第一に挙げられるのは、スカーレットムーンズのキャプテンでもある、
レミリア・スカーレット選手です! 彼女のストライカーとしての能力は去る事ながら、
守備力も並みのMFやDFを遥かに凌駕しているため、攻撃に守備に厄介な選手となるでしょう。

そして次に挙げるべきは、もやしの貴公女ことパチュリー・ノーレッジ選手。
後半にしか出場できない彼女ではありますが、その能力はまさかの八意様をも僅かに超えており、
全ての能力において高水準であるため、後半戦は更なる苦境となるでしょう。
前半で1点、2点程度のリードを持っていても、彼女の能力とその戦略次第では全く安心できません。

第三に、フランドール・スカーレット選手。 彼女はシュート以外についてはやや優秀か並以下ですが、
そのシュートに関しては非常に痛い! 比較的低い体力の消費で、強力なシュートが打てるのが彼女の強み。
元々の攻撃意識の高さから、輝夜のガッツ配分が、非常に大事になると思います。

守備を任された十六夜咲夜選手にも要注意です。
彼女のタックルはまさに幻想郷最高クラス…じゃなくて最強かもしれない程高いですし、
その他の能力も高くはないですが…逆に、低くはありません。
守備が全くのザルではないという点は、認識する必要があるでしょう。

また、今回はSBを任された紅美鈴選手も、フィールダー能力はそこそこ高い。
彼女の積極的オーバーラップにも、時には注意を向ける必要はあるでしょうね。
中盤の小悪魔選手と合わせて、決して油断をしてはいけない相手です。

そして最後に……まさかまさかのカンフーキーパー・陸選手も、
ふざけた言動とは大違いの高いセービング能力が特徴です。
脳内試合と違って、本編能力値スレより大きく改変してたりしてなかったりするので、
しっかりとその実力の程、見て頂ければと思います!

最後に。この試合は勝っても負けても話が進みます。当然勝った方が古いレイセンにとって有利な展開になるので、
これまでの総決算と思って、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/11(土) 23:34:48 ID:zHPVkXbA
実況「さあ、鈴仙選手がまずボールを持ちました〜!」

フラン「ウフフ…さあて、ボールは頂きよ!」

鈴仙「(早速来たわね、フランドール・スカーレット…! だけども、ここはまだパスを出せる余裕はある。
ここは一体、どうやって突破をしようかしら…?)」

A:いや、ここはドリブルで勝負だ!(鈴仙のドリブル:48)
B:パスカルに渡して突破して貰う!
C:パスカルとのワンツーで突破する!(鈴仙のワンツー:49)
D:一旦後方の永琳に下げる!
E:永琳との必殺ワンツーで突破する!(鈴仙側の威力:51)60消費
F:勿論、キックオフシュートだ!(威力:57+1/4で敵にバランス崩しペナ(−2))200消費
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

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0ch BBS 2007-01-24