キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】

49 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/28(土) 00:22:46 ID:???
実況「さあ〜! そしてやや強引な形の縦ポンパスとなりましたが、
パスカル選手は果敢にPA内へと一人駆けて行き、健気にオーバーヘッドへと向かいます!」

ヘルナンデス「フフ……君も悉く運が無いね。 君を補ってくれる筈のパートナーは、
どうやらフィールド上の君よりも―――ベンチに居るお仲間に興味津々のご様子だ」

パスカル「くそっ、舐めるなよ!(……とはいえ、当たり前だがブルノが割り込んで来る様子も全く見えない。
正直言って、この局面での奇行は完全に悪手だったな)」

そうして、変化しながら自身の元へと飛んで来たボールに動きを合わせるパスカル。
先程の奇襲を経験した以上、ヘルナンデスは勿論、イタリアのDF陣もまた全く動揺を見せる素振りも無い。
彼らは、池に餌が飛びこんできた時の鯉の如く貪欲に、しかし確実にパスカルのボールをクリアしようと狙っていた。

豊姫(ベンチ)「…消えて無くならないのならば、無限に消し飛ばし続けていれば良い。 簡単な事だったわね。
そろそろ貴方も野放しにしておく訳には行かなかったし、丁度良かったわ」

ブルノ(ベンチ)「イ――イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ」

依姫(ベンチ)「(な、何とおぞましい…。 これには流石に、同情せざるを得ないでしょうか)」

ちなみにその頃ブルノは、物理的かつ哲学的な意味での生と死の境界を彷徨い続けていたという。

493KB (08:00PM - 02:00AM の間一気に全部は読めません)
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0ch BBS 2007-01-24