キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/14(日) 14:55:26 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1407935278/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
とうとう始まった全幻想郷選抜大会、鈴仙を中心とした新生ルナティックスは
予選リーグ第一試合・雑魚妖怪チームとの試合を5−1で圧勝し、
第二試合・地霊殿サブタレイニアンローゼスとの試合へと備える。
何とか二回戦も勝利で飾りたい鈴仙は、情報収集の為第三試合にて対戦予定の西行寺亡霊連合対、
地霊殿サブタレイニアンローゼスとの試合を観戦に。
そこで鈴仙は妖夢のスランプや、「矢車」を名乗る謎の男の存在など、複数の気がかりな情報を得た。
しかし問題はそこから。外界から帰ってきた永琳により、鈴仙は驚くべき事実を告げられる。
「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
謎が謎を呼ぶ新展開に困惑しつつも、時間は試合に向かって刻一刻と迫っていた。
618 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 14:33:14 ID:???
こんにちは、ずいぶん体調も良くなりましたので更新を再開していきます。
>>612
さん、乙と未決定上げをありがとうございます。変更も了解しました。
ここはBで進行させて頂きたいと思います。
619 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 14:34:38 ID:5BRBg1No
B:「今日の試合後空いてない? 良かったら練習に付き合ってあげるけど」コーチングを提案してみる。
鈴仙は何気なく、ウサギDにそう声掛けをした。
ついさっき、つかさとコンビプレイの話をした以上、
もし可能ならば、試合後にでも面倒を見てあげれば……と、いう意図であったが。
ウサギD「ふ、ふええっ? し、試合後ですかぁ?!」
――試合後どころか、その前に控える試合への緊張で頭が一杯のウサギD。
普段から冷静なつかさや、パスカルや妹紅などもう少し大人の人妖であれば、
急な練習のお誘いにも落ち着いて考える事が出来たであろうが、
ウサギDはその点、まだまだ精神的に未熟な子どもだった。
ウサギD「え、えっと、え〜っと……」
鈴仙「(あっ、やばい。 Dちゃんったら緊張とかもろもろで混乱しちゃってるわね。
ここはリラックスさせるか、もう少し話しやすそうな、つかさに関する話題を振っといた方がよかったかしら…?)」
620 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 14:35:47 ID:5BRBg1No
少しやらかしてしまった罪悪感を覚えつつも、鈴仙はウサギDの回答を待つ。
やがてウサギDは、おどおどと上目づかいにこう答えた。
先着1名様で、
★不利目な判定ですが、ウサギDの評価値は下がりません→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER→ウサギD「いえ、やりましょう! ですがやるなら徹底的にですっ!」特訓してくれる。
ダイヤ→ウサギD「で、でも! せっかくお声かけしてくださったので頑張りますっ!」承諾してくれる。
ハート・スペード→ウサギD「つかさちゃんが練習するって言うなら……」承諾してくれるが、つかさに一声かける必要がある。
クラブ→ウサギD「ご、ごめんなさいっ! たぶん無理ですっ……」断られてしまう。
クラブA→つかさ「鈴仙さま……。 私のDちゃんに対して酷い仕打ちをしているのでは?」チャキッ?
鈴仙「(こ、これが噂に聞く『もんすたーぺあれんと』って奴かしら……!?)」
621 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 14:36:43 ID:???
★不利目な判定ですが、ウサギDの評価値は下がりません→
クラブ8
★
622 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 14:50:13 ID:5BRBg1No
★不利目な判定ですが、ウサギDの評価値は下がりません→ クラブ8 ★
クラブ→ウサギD「ご、ごめんなさいっ! たぶん無理ですっ……」断られてしまう。
ウサギD「ご、ごめんなさいっ! 明日とかならともかくも。 今日の試合後はちょっと難しいです……」
鈴仙「あぁ……。 良いのよ別に。 私だって、試合前で緊張しているのに急に声かけなんてしてゴメンね」
やはりというべきか、ウサギDの返事はあまり芳しくは無かった。
しきりに頭を下げてくれるウサギDに対して、鈴仙は腰を引きつつ手を振りつつ謝りながら、
一旦話題を切る事にするのだった。
鈴仙「(ちょっと失敗しちゃったかもね……。 でも、緊張が原因という事は、
もう少し時間を掛けてDちゃんと話してみれば、ひょっとしたら練習も承諾してくれるかも?)」
*特に何も起きませんでした。
623 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 14:53:00 ID:5BRBg1No
鈴仙「(――さて! 試合まであと僅かね。
ウサギDちゃんにもう一度話しかけて、コンビプレイの練習に協力を申し出るのも良いかもだけど、
今日は前の試合以上に観客が沢山来てるみたいだから、観客席をうろついてみるのも面白いかもね。
後は……必要だったら、マークについても相談しておく必要があるかしら? ここは……)」
A:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:A 輝夜)
B:観客席をうろついてみる。
C:特に何もない。試合開始!
D:その他 自由選択枠
E:マークについて相談する(※この行動は行動回数を消費しません)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと1回まで行動できます。
*配置調整の選択の時、マークについても聞くのを忘れておりましたので、臨時的に選択肢を設けました。
特別に行動回数を消費しませんが、リアル時間というリソースを消費しますので(笑)、事前にマークを付けたい方のみお選びください。
624 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 14:54:02 ID:yuiwT/yw
A 妹紅
625 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 14:56:40 ID:Hdvo1xDg
A 永琳
626 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 15:15:21 ID:1eKvGL9g
B
627 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 15:16:30 ID:UEVMcubM
B
628 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 15:49:04 ID:5BRBg1No
B:観客席をうろついてみる。
鈴仙「(時間も多少は余裕があるし。 観客席で知り合いを探してみようかな)」
鈴仙は控室を抜けて、多くの人妖で賑わう観客席をうろつくことにした。
地底のサッカー熱は地上と比べると低い、と噂には聞いていたが、
それでも一定以上の知名度はあるのだろうか、地上には見かけないような風体の妖怪も多く見かける気がする。
鈴仙「(……あっ、あの人は――)」
そんな中で、鈴仙が見かけた人物の影は――。
先着1名様で、
★知り合い判定→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER→??「俺も試合に出たいよぉ、あにきぃ……」鈴仙「(なんか矢車の仲間みたいなヤツが出たわね……)」
ダイヤ→霊夢「あら、鈴仙じゃない。 試合直前にこんなトコにいて大丈夫なの?」 鈴仙「どういう意味よ、霊夢……」
ハート→妖夢「あっ、鈴仙……。 この間はごめんね」 鈴仙「妖夢、見に来てくれたのね」
スペード→来生「ハッハァ! 俺たちの噛ませになるチームはどっちだ〜!?」 鈴仙「(来生君と……妖精チームの面々が揃ってるわね)」
クラブ→若島津「…………」 鈴仙「(す、凄い殺気……!)」
629 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 15:53:02 ID:???
★知り合い判定→
スペードK
★
630 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 16:39:40 ID:5BRBg1No
★知り合い判定→ スペードK ★
スペード→来生「ハッハァ! 俺たちの噛ませになるチームはどっちだ〜!?」 鈴仙「(来生君と……妖精チームの面々が揃ってるわね)」
「ハッハァ〜〜!」「さいっきょう! さいっきょう!」「今よ! 今こそ敵チームに下剤を仕込むのよ、ルナ!」
「なんで私が……」「春ですよ〜」「……いや、さすがに秋を春って言い張るのは無理がある……」
歓声や野次でただでさえ喧しい観客席内でも、一際喧しいはしゃぎ声や騒ぎ声が聞こえて来る。
気になったというよりは、半ば文句でも言いたいような気分で鈴仙が振り向くとそこには。
来生「おっ、ウサギ耳の姉ちゃん! 久しぶりだな! 三年ぶりくらい?」
鈴仙「アンタは……来生君。 私だったらついこないだの試合で、挨拶に来てたでしょうが。
というか三年前とか、確実に面識無いでしょうし」
来生「おっと、そうだったかな。 いやぁ、ここに来てから毎日が濃く感じたからな〜」
たはは、と言った表情で天パな頭をボリボリ掻く来生の姿があった。
ちなみにその周囲には妖精達がやいのやいのと騒いでいたり、
近くの人間にいたずらをしようとしているが、勿論来生は止める素振りすら見せない。
鈴仙「……あれ? ヘルナンデス君は?」
来生「あー、ナントカナンデス? アイツなら、今頃皆の分の飲み物にでも買いに行ってるぜ。
しっかしびっくりだな。 俺が見るにアイツほど、幻想郷の妖精たちに優しい人間の男は居ないね」
鈴仙「……確かに、妖精たちに飲み物を買って来てあげる人間なんてちょっと特別ね。
普通の人間だったら、妖精なんて歯牙にもかけないのが普通だと思うけど」
来生「まぁ、アイツはちょっと変わってるからな。 それよりどうしたァ?
ひょっとして、試合前であるにも関わらず、この俺さまのドリブルテクニックでも教授して貰いに来たのか!?」
631 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 16:40:55 ID:5BRBg1No
鈴仙「(……来生君に変わっている、とは死んでも言われたくは無いけどね。
――とはいえ。 ここで彼に出会ったのも何かの縁。 ここは少し、世間話でもしてみようかしら?
それとも……マジでドリブルに関する技術でも伝授してもらおうかしら?)」
A:適当に雑談する。
B:ドリブルテクニックを伝授してもらう。
C:ヘルナンデスが来るのを待ってみる。
D:忙しいとは思うが、妖精たちとちょっとした練習試合が組めないか打診してみる。
E:中山について話を聞いてみる。
F:他の妖精たちと話したい。(更に分岐)
G:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
632 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 16:44:27 ID:VL4Oew/A
E
633 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 16:54:59 ID:bKkNLGJk
E
634 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 17:14:29 ID:5BRBg1No
E:中山について話を聞いてみる。
鈴仙「(そういえば、今朝の新聞にも載っていたけど。
妖怪の山在住の鴉天狗の新聞記事にも寄稿する位なんだから、
本当に色んな所に神出鬼没っぽいのよねぇ、中山さんったら)」
来生の顔を見て、鈴仙はふと中山の事を思い出した。
小学生時代に中山とプレーをし。中学時代にはライバル校として中山と戦った来生ならば、
今や消息が掴めぬ中山について、何か情報が得られるかもしれない。
そうでなくとも、中山の過去や意外な一面を聞けるかもしれない。 そんな風に考えた鈴仙は、
鈴仙「ねぇ、そういえば来生君。 貴方、ひょっとしたら――中山さんが今、どうしているかについて知らない?
もし知らなかったら、中山さんが外の世界に居た頃のエピソードとかでも教えてくれれば嬉しいんだけど」
来生「んー? そうだなぁ……」
来生に対してそう問いかけると、来生はその小さな頭をフル回転させて必死に記憶を呼び起こしているようだった。
やがて来生は、「あっ、そうだ!」と勢いよく掌を叩き、鈴仙に対してこう答えた。
先着1名様で、
★今日の中山さん→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER→ダイヤ+来生「そういえば、俺やナンデス含め、妖精達全員に特訓を付けてくれたなぁ」凄い話だった。
ダイヤ→ハート+来生「あいつがどこに向かったのか、俺は知ってるぜ」未来?の話だった。
ハート→来生「そういえば、一度湖まで来ているのを見た事があったな」今の話だった。
スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。
クラブ→来生「あの試合。 俺は一人10ゴール10アシストという偉業を成し遂げて…」いつもの話だった。
635 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 17:15:51 ID:???
★今日の中山さん→
スペードJ
★
636 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 17:16:09 ID:???
★今日の中山さん→
ダイヤ3
★
637 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 19:52:04 ID:???
★今日の中山さん→ スペードJ ★
スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。
*今回の内容には、一部1さんの文章を抜き出し・改変を行ったものが含まれています。
駄目元で聞いてみた鈴仙だったが、やはり予想通り来生は現在の中山の事情については知らない様子だった。
しかし来生はその代わり、中山に纏わる面白いエピソードを鈴仙に教えてくれた。
来生「しかし、中山もまぁ俺には負けるがスゴイ奴だぜ」
そう切り出す来生の言葉を、始めはまた普段の戯言かなぁと疑わしげに聞いていた鈴仙。
だが来生の表情はいつもの得意げな物では無く、何時になく神妙な物だった。
来生「ここで再開した時にも思ったけど、あいつってば不死身なんだよな。
何度も再起不能のケガをしても、その度何度も復活をして、更なる成長を遂げる。
まるでドラゴンスフィアに出て来るヤサイ人みたいな奴なんだよ。
そう、あれは小学時代、俺が中山と同じチームの時だったかなぁ……」
〜回想シーン〜
――来生が思い出していたのは、全国少年サッカー大会。その決勝戦の事だった。
猛虎・日向小次郎を擁する明和FCに対する南葛FCは劣勢を強いられており、試合終了間際で1点差のビハインド。
森崎の決死のオーバーラップも防がれ、まさに絶体絶命の危機に瀕していた時。
中山「――」
――中西に肩と足首をぶん殴られ、その状態で三杉と何度も競り合い、
そしてこの試合でも人を殺せる日向のシュートをブロックして来た中山は
既に肉体的に大きく消耗しており、まさしく半死半生の様子だった。
それ故、転がって来たボールを足で抑えたものの、彼の頭は下を向いて項垂れたまま、ピクリとも動かない。
638 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 19:53:05 ID:???
沢木「へっ、へへ……見ろ! 奴の体は、もうボロボロなんだ! ……俺が簡単に奪い返してやるぜ!」
タッ……ズザアアアアアアアアアアッ!!
動かぬ中山に襲い掛かったのは、明和FCきっての実力者である沢木。
この場に居る誰もが、このままボールを奪われる物と確信していたが――。
中山「……邪魔だ」
グッ……ドゴオオオッ!! ――ゴシャァッ!
沢木「あぷぱ!!」
中山「……」
ズシィン……
中山の恐るべき脚力で押さえつけられたボールは、
沢木のタックルをものともせず、沢木は逆にふっ飛ばされてしまった。
日向「な、なにィ!?」
森崎「い……いったい、あいつのどこに、あんな力が残されていたっていうんだ・・・!?
今も足首から出血しているっていうのに……」
ビシッ……ビシッ……ビシシ……
日向や森崎すらが中山の復活に狼狽する中、
中山は自らの筋組織を復活させながら、ゆらり、ゆらりと一歩を踏み出していく。
その様相はまさに不死身の怪物。
当時の彼を別の言い方で呼称するならば――『妖怪』と表現する方が幾分適切であった。
639 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 19:54:45 ID:???
石崎「あああ……見ろ、傷口が閉じて――血が止まっていく!」
中山「うおおお〜〜!!!」
ダダダダッ!
中山は急速に速度を上げてゴールへと向かって行く。無論、彼を止める者は居た。
日向の指令で、一斉に旋風の如く中山へと襲いかかる、
『明和特攻スライディング部隊』である。
――しかし、その集中攻撃すらも今の中山には通用しなかった。
中山「言った筈だ……邪魔だッ!!」
カッ!
明和DF1「ぽわっ」
明和DF2「ぴっ」
明和DF3「ぶっ」
明和DF4「ぺい」
ズダァァァン………
日向「……なにィ?」
――中山がその眼光を強めると、その威圧だけで取り囲む敵のDF達は磔になったように立ち竦み。
しかし脳は相変わらず突撃を命令しているが為にバランスを崩し、転倒してしまう。
日向「役に立たんザコ共が!」
ダッ! ……グォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
640 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 19:57:12 ID:???
中山「来たか日向! だが力だけでは俺は斃せんぞ! ――ここだ!」
ギュンッ! バシュウッ! スタッ!
日向「――馬鹿な。 あの速度を保ったまま、真横へ回転しながら交わした……だと?」
そして中山は、日向小次郎が相手であっても間違いなく圧倒していた。
大地を深く抉りながら突き進む日向のドリブルを容易く回避してみせた中山は、
そのまま若島津が守るゴールへと走りだし――。
中山「……この試合、ここで終わらせる訳にはいかないんだァーー!!」
グワアアアアアアアッ! バゴオオオオオオオオオオッ!
若島津「な……なにィ!?(は、早すぎる……!?)」
――ズバァアアアアアアッ!! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!
〜回想シーン終了〜
来生「……って、こんな事もあったってワケよ。
まぁー、それのせいで中山のヤツは暫く再起不能になってたんだが。
大友中戦の時はまた元気になって大活躍してたし、その時もなんか死んでたけど今は生きてるし。
本当にアイツは良く分かんねぇよな」
鈴仙「えっと……その。 来生君。 それって、いつものような大袈裟な作り話じゃない…よね?
なんか眼光で敵のタックル部隊を転倒させたとか書いて、いや言ってたんだけど……」
来生「? そんなの姉ちゃんだってしてるしフツーじゃねぇか。
まぁ、そんな話置いといてそろそろ俺の一試合
21
ゴールの伝説をだな…」
鈴仙「――い、いやそれはまた今度で! ほら、私もうすぐ試合だからさ!」
641 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 19:58:45 ID:???
話が脱線しそうなのを慌てて遮り、鈴仙は来生に別れを告げて再び控室へと戻るのだが。
鈴仙「(中山さん……本当に人間なの?)」
……一体、過去の中山はどれだけ凄まじい人物だったのか。
そして――もしも彼が、この幻想郷で本来の…いや、更なる新しい力を手に入れたらどうなるのか。
鈴仙「(なんだか、私はとてつもない存在に縁があるのかなぁ……)」
まるで永琳が二人に増えたような錯覚を覚えた鈴仙の顔は、
頼りある仲間が増えた安堵の表情というよりは、
神話的存在に触れた探究者特有の、狂気の表情に近かったという。
*中山が取得するかもしれないスキルのフラグのフラグが立ちました。
*中山の凄いエピソードを聞いて、鈴仙の狂気度が少し上がりました。18→19
642 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 20:27:02 ID:5BRBg1No
――そうして来生と別れた鈴仙は、急いで控室に戻ってチームメイトを先導し。
そのまま試合が行われるフィールドへと行進していく。
大歓声の渦の中心地にあるそこは、まるで眩暈がしそうな程の重圧と緊張感に満たされていて――。
鈴仙の心は、否応が無しに高ぶっていく。
??「――今日は、良い試合にしましょう」
そんな鈴仙に対して、声を掛ける人物が居た。
顔は見えないが、その声色やチラリと見えたゼッケンの色からして、
地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーである事は明白。
ふと鈴仙が振り向くと、そこには――。
先着1名様で、
★交流イベント→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→??「全ての妖怪は我が倒す! この名刀・布都御霊剣でな!」謎の仙人仮面だった。
ダイヤ→さとり「……ウチのペットが、ご迷惑を掛けなければ良いのですが」さとりだった。
ハート→お燐「やっほ、お姉さん。 今日もよろしくね〜」お燐だった。
スペード→矢車「はぁ……良いよなぁお前は。 幸薄そうな癖に前向きで」
クラブ→勇儀「よぉ、萃香から話は聞いてるぞ。 今日は楽しませてくれよな?」
クラブA→??「あにきぃ…。 こんな所に居たんだね。 はるばるふらのから追ってきて良かったよぉ…」謎の乱入者だった。
643 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 20:28:23 ID:???
★交流イベント→
ハートK
★
644 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 20:55:24 ID:5BRBg1No
★交流イベント→ ハートK ★
ハート→お燐「やっほ、お姉さん。 今日もよろしくね〜」お燐だった。
鈴仙「――お燐。 この間は本当にお世話になったわね」
お燐「あははっ。 まぁ良いって事さね。
それに、もしもあそこで焼け死んでたら、死体を貰おうかと思ってたし」
鈴仙「本当、さらっと薄気味悪い事を言うわね……」
お燐「まぁ、気にしない気にしない。
それに、それがあたいの生き方でありアイデンティティなんだ。 仕方ないじゃん」
鈴仙「まぁ。 別に私だって、アンタの性癖を認めない…ってまで狭量じゃあ無いわよ。
ただ、それを押し付けられても困る……っていうだけ」
鈴仙自身も、お燐と色々付き合ううちに、
お燐の無駄に馴れ馴れしい部分や恐ろしく狡猾な部分についても慣れ。
友情……とは違うが、何となく憎めない奴という感情を抱くようになっていた。
お燐「でもさ。 今日の試合――あたい達は負けないよ。
なんたって、この大会にはさとり様の悲願――地底と地上との親交回復が掛かっているんだ。
ウチのチームにもヘンなのが居たりはするけど……でも、負けないからね!」
645 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 20:57:03 ID:5BRBg1No
普段のやりとりからすると随分直球かつ爽やかに勝利を宣言するお燐。 それに対して鈴仙は――こう答えた。
A:「宜しく。 こっちだって絶対に負けないんだからね!」爽やかに返す。
B:「私も親交回復に応援するわ。 ルナティックスの優勝スピーチの場でね!」やや好戦的?に返す。
C:「ヘンなの……? ひょっとして、あの縛られてる男の事かしら?」矢車について触れてみる。
D:「地底の地上の親交回復……? 胡散臭いけれど、どうしてまたそんな…?」さとりの悲願について聞いてみる。
E:「あんたは良いわよねぇ……どぉせ私なんか……」意味無くやさぐれてみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
646 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 20:59:17 ID:bKkNLGJk
A
変にひねる必要は無いかな。
647 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:00:17 ID:Xw7jAIqM
C
648 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:00:33 ID:Hdvo1xDg
A
649 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:01:01 ID:qlKHnTjQ
A
650 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 21:21:58 ID:5BRBg1No
A:「宜しく。 こっちだって絶対に負けないんだからね!」爽やかに返す。
鈴仙「ええ、よろしく。 こっちだって絶対に負けないんだからね!」
お燐「あははっ。 やっぱり根がマジメなんだねぇ、病院のお姉さんは。
そんなに育ちの良い妖怪、地底じゃあ全然居ないからビックリしちゃった!」
カラカラとお燐は笑う。鈴仙は意外にもそんなに悪い気分がしなかった。
お燐「そんなら、あっちでさとり様がアンタんとこの姫様とおしゃべりしてるし。
そろそろキックオフ……ってトコっぽいからね。
だから、あたいはそろそろ退散するかな。 ――そんじゃ、またね〜」
お下げを楽しげに揺らしながら、全く緊張感を見せずにお燐は敵陣へと帰っていった。
………キックオフまで、もう時間は残されてはいなかった。
*お燐の評価値が上がりました。
651 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 21:23:52 ID:5BRBg1No
審判「さぁ、コイントスを」
さとり「『んじゃ、私は表で』ですか。 ――それならば私は裏としましょう」
輝夜「実際にこの身で体験したのは初めてだけど。 本当に便利な能力ねぇ、それって。
その能力を活かしてさ、人里あたりでメンタルヘルスクリニックでも開いたら儲かるじゃない?」
さとり「……ふふ。 ありがとうございます。 考えておきます。
そう言って下さる方がもっと増えれば、私達もより良く暮らす事が出来るのでしょうが」
審判「(これが地底の妖怪でも最たる覚妖怪か。
――このやりとりを見るに善良に見えるが、一体内心では、何を考えている事やら)」
さとり「(……やはり、そう思われる人間や妖怪の方が、ずっと多いのでしょうね。
――ですが、それもこの大会まで……!)」
表面上は恙なく行われるコイントスだったが、
それを行うさとりの内心には、確かな使命感と決意に満ち溢れていた。
コインは勢いよく天へと向かい、そして示した面は――。
先着1名様で、
★コイントス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→地霊殿ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の
がんばりダイビング
が輝夜の顔面に直撃!!
(*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)
652 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:24:32 ID:???
★コイントス→
クラブ4
★
653 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:24:54 ID:???
★コイントス→
クラブA
★
654 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:28:57 ID:???
ロベルトのナニがガンバってダイブするんですかねぇ…
655 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:41:15 ID:???
正直、輝夜のライフスプリングインフィニティにまかせたいな。
試合開始早々にけが人出したくないし。
656 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:43:48 ID:???
いや、たすけて永琳で勝負してもいいんじゃない?
657 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:44:45 ID:???
輝夜「壁はいらん、かえってシュートが見えにくくなる」
658 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:47:24 ID:???
輝夜は怪我しないから大丈夫。
もちろん吹っ飛ぶガッツは別だけど。
659 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:52:39 ID:???
ロベルトのがんばりダイビング・・・いや、初めから全裸だしルパンダイブはないな・・・
止められる可能性があるならおれは止めに行くべきだと思う
逃げるのと追うのじゃあ全然違う
660 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:53:39 ID:???
輝夜はガッツが低いからな吹っ飛ぶのは避けたいのだが。
661 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 21:59:44 ID:???
でも三歩必殺全部決めさせてたら厳しくない?
さとりさんからそう点は沢山取れないような。
逆に割りきって三歩必殺以外全て防ぐのもありだとは思うけど。
662 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 22:05:59 ID:???
ほぼ確実に飛んでくるのが三歩だしそこを防いだ方が確実
それに永琳もいるしそう何度も連続してシュートバンバン撃たれる展開になる可能性は低いち思う
というより三歩もだけど大江山嵐だったかなんかもあるのも忘れてはならない
663 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 22:12:50 ID:???
大江山嵐は61で三歩必殺は64フリー補正+2距離補正-4で62だから大江山嵐のほうがとめやすい。
664 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 22:16:03 ID:???
後分かるのは空の八咫烏ヘッドは59ということだな。
665 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 22:50:11 ID:???
敵のフォーメーションは不明なの?
666 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:03:08 ID:5BRBg1No
★コイントス→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→地霊殿ボール
さとり「…ふむ。 裏でしたね。 ならば私は先攻を頂きましょう」
輝夜「そんなら、私は陣地をいただくしかないわね」
実況「さあ〜〜!! 間もなくキックオフの永遠亭ルナティックス対地霊殿サブタレイニアンローゼス戦!
互いに一勝同士のこの大一番! 勝った方は、予選リーグ突破の確率がグンと上がります!
どちらも負けたくはないこの試合……どうやら、先攻は地霊殿サブタレイニアンローゼスのようです!
となると、地底らしい超攻撃的サッカーが早速お披露目となる事でしょう!
西行寺亡霊連合をも破ったその攻撃力に、ルナティックスがどう立ち向かうのか! 今から楽しみで仕方ありません!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
霊夢「やれやれ……漸く始まるのね(鈴仙が異変拡大の原因、か……。
紫はそう言っていたけれど、一体何が正しいのか。――それは、私自身が見抜く必要があるかもね。 ……めんどくさいけど)」
ヘルナンデス「みんなー! 飲み物買ってきたよ。
熱血飲料
か
ウーロン茶
か
コーヒー牛乳
。どれでも好きな物を飲んで良いよ!
(さて――もうすぐ試合開始か。 せっかくの土産だ。 幻想郷とやらのサッカー、その真髄を勉強させて貰うか)」
妖夢「――鈴仙。 私は、一体どうすれば……?」
はたて「(文は守矢と命蓮寺の試合に行ったみたいだけど。 私はそのスキマを縫って、しっかりこの試合を報道しなくちゃね)」
咲夜「お嬢様、鈴仙の調子は如何でしょうか」
レミリア「……そうね。 この試合で彼女の運命がどう進んで行くかは当然気になるけれど。
私としては、あの鎖に繋がれた飛蝗(バッタ)の運命も気になるかしら」
咲夜「飛蝗……あの黒い服を着た恐らく外来の青年の事でしょうか。 何故?」
667 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:04:11 ID:5BRBg1No
レミリア「さぁ? なんでかしら。 何となく、誰かさんに似ているから……かしらね?
――何はともあれ、我々観衆はただ運命の行く末に翻弄されるしか無い。
だから咲夜。 私達は見届けましょう。 推進器《ブースター》対飛蝗虫《ホッパー》との、光を求める者達の争いを」
多くの観客が、幻想郷の有力者が、鈴仙の友人知人が見守る中。
さとり「勇儀さん。 キックオフから蹴りだすか、それとも様子を見るか。 その判断は貴女にお任せしますが…」
勇儀「あんだぁ古明地? とりあえず戦いの開始は、大きな花火からと相場が決まっているだろう?
決まる、決まらないは問題じゃあない。 まずは心の蔵を握り潰してみてからが、戦いの始まり。
戦略を考えるのは、相手の出方を見てからでも遅くはないぞ?」
さとり「ええ、心を読む必要も無く、知ってました。 だから……信じていますよ」
さとりは勇儀にそう呟きながらゴールへと駆けて行き――。
矢車「はぁ……(頭の奥がズキズキとする。 ――まさか。 『相棒』が目を覚まそうとしているのか……?)」
――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「地霊殿サブタレイニアンローゼスのキックオフで、試合開始です!!」
668 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:05:18 ID:5BRBg1No
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「三か月ぶりにこんばんは。ヒントの神・ヨッチャンです!
今回の試合は、第二章の第二試合、地霊殿サブタレイニアンローゼスとの試合となります。
八意様は戻ってきましたが、中山君はまだ戻っていないという不完全な状況下で戦うこのチームは、
前回の雑魚妖怪チームと比べると遥かに強敵ではありますが……その実、総合力が低く、弱点の多いチームでもあります。
ですが、型に嵌った際の爆発力はかなりの物がありまして。
運が悪ければ、決勝トーナメントで相対するチームに匹敵する程の苦戦が待ち構えているかもしれません」
−−@−− @さとり
C−B−A Cこいし Bキスメ Aヤマメ
−−D−−
−E−G− Gパルスィ
−−−−−
−I−−F I矢車 Fお燐
−−−−−
−H−J− H勇儀 J空
地霊殿サブタレイニアンローゼス:4−4−2
永遠亭ルナティックス:5−3−2
−−−−−
−H−J− H鈴仙880/880 J佳歩720/720
−−−−−
F−I−G Fてゐ630/630 I永琳900/900 Gパスカル840/840
−−−−−
C−D−E CウサギB540/540 D妹紅900/900 EウサギD510/510
−A−B− A慧音750/750 Bつかさ630/630
−−@−− @輝夜730/730
控え選手:ウサギC、ウサギK
669 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:06:56 ID:5BRBg1No
小粒揃いのチームですが、この中でも特に注意すべきは……CFの星熊勇儀選手と、
中盤を支配する位置にいる矢車想(仮名)選手。 そして守備を固める古明地姉妹と私は判断します。
星熊勇儀選手は、やはりド派手なキックオフシュート・『四天王奥義「三歩必殺」』の途轍もない威力が光りますが。
キックオフからでしたら、今の輝夜だったら勝負にならない事もありません。
ですが彼女の恐ろしい所はシュート一芸では無く、ドリブル突破やタックルにクリアなど、シュート以外でも並以上の水準を誇る事。
そして、恐らく近距離から放たれる『大江山嵐』も、決して馬鹿に出来る威力ではありません。
中盤の矢車選手は、大技こそ無いものの、高い基礎能力を活かしたプレーで、
地霊殿の弱点とされていた中盤をしっかりと埋めていきます。
しかも、彼にはまだまだ秘められた能力があるようで、試合中の行動や判定結果によっては、
更なる強化が行われる可能性すらあります。 勇儀選手と比べると地味になりそうですが、こちらも要注意でしょう。
古明地姉妹は、二人ともその独特な特性を使って、互いに互いの弱点を補いあっています。
SBであり妹の古明地こいし選手は、勇儀選手や矢車選手程では無いですがバランス良く高めの総合力を誇り。
無意識を活かしたタックルや、軽いフットワークを活かしたパスカットで、こちらのシュートチャンスを確実に潰してきます。
GKの古明地さとり選手の弱点であるミドルシュートの連発を防ぐため、いやらしく活躍してくるでしょう。
GKであり姉の古明地さとり選手は、素の状態でも八意様の力を借りない輝夜と互角のセーブ力を持ちますが、
ことPA内に限っては、今大会最高クラス……いえ、最高の基礎セーブ力を誇るようになります。
一対一もその特性により大きく強化されているため、PA内での戦いはほぼ無謀となるでしょう。
SBの古明地こいし選手の弱点である、ゴール前の守備力の低さを全く問題にならないようにしています。
670 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:08:39 ID:5BRBg1No
また、雑魚妖怪チームと違って他の選手も油断できません。
CFの霊烏路空選手は、ゴール前の攻防及びアシストに非常に優れていますし、
SHのお燐選手は、サイドを駆け上がりセンタリングを上げる事のみにかけては一流です。
MFの水橋パルスィ選手は激しいマークが得意ですが、隙を見せると第二のゲームメイカーとしても動いてきます。
SBの黒谷ヤマメ選手は、パスカットが得意でこいし選手と共にミドルシュートの芽を摘んでくるでしょう。
CBのキスメ選手は完全なるブロック一芸ですが、万一ミドルを撃たれた場合の貴重な壁です。
さて、最後となりますが。
【この試合では、ルナティックスが負けた場合、ゲームオーバー】となります。【引き分けはゲーム続行】とします。
これまでの試合と違って、負けた場合ではストーリーが続かない事となりますので、
リセットが必要となりますが……その場合、多少のペナルティを取らせて頂こうと思います。
そのため、緊張感を持ったまま、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
勇儀「さて。 まずは小手調べだっ!」
審判が試合開始のホイッスルを鳴らした時、勇儀はここぞとばかりにセンターサークルへと歩み寄った。
――いや、歩み寄ると表現するには……勇儀が踏み出した一歩は、あまりにも荘厳で強大だった。
671 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:09:42 ID:5BRBg1No
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
勇儀「一歩ォ……!!」
鈴仙「(や――やっぱりいきなり来たっ!?)」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオッ………バゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
勇儀が一歩を踏み鳴らした時、大地は大きく悲鳴を上げた。
これからこの人外が為す大災害を余地して、その大地は激しく揺れる事で哀しみを表現した。
勇儀「二歩ォ……!」
永琳「(凄い鬼圧ね。 ――純粋なパワーだけなら、私や姫様の全力と互角……いや、それ以上かしら)」
バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッツ!!
ビュウウウウウウウウウウウッ! ドゴォオオオオオッ!!
ドドドドドドドドドドドド………! バギィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
勇儀が二歩を振り抜いた時、天は激しく怒り号泣した。
この世に存在するあらゆる力よりも優れた力を前に、天は嫉妬の雷を鳴らし、絶望の嵐を吹かせた。
妹紅「なんだか……凄い嫌な予感がする。 これまでの私の人生では考えられない程に……!」
慧音「(スケールが、違いすぎる……!!)」
輝夜「ぎゃーーーー!? たすけてえーーーりーーーん!」(フライング)
672 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:14:36 ID:5BRBg1No
勇儀は二歩を踏み出し、もう間もなく三歩目――即ち、ボールへのインパクトを行おうとしていた。
―――恐らく、これから数秒後……いや、コンマ数秒後にはもう。
これまでの鈴仙達の経験からは考えられぬ程の威力のシュートが飛んで来るだろう。
鈴仙「あ――ああ……!!」
そんな中。 鈴仙は思わずチームメイトの皆に向かって叫んだ言葉がある。 それは――。
A:「みんな。 逃げてーーーーーっ!」(ブロッカー0人で輝夜が勝負します)
B:「みんな。 全力で守ってーーーーーっ!」(ブロッカー7人+輝夜が勝負します)
C:「DFのみんな。 姫様をサポートしてーーーっ!!」(ブロッカー4人(全員DF)+輝夜が勝負します)
D:「そうよ……これはきっと悪い夢よ! そうと決まれば、私は二度寝するわーーっ! …ばたん」(寝ます)
E:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:880/880
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
673 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:16:29 ID:YgoMWpmQ
A
674 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:16:34 ID:VL4Oew/A
C
675 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:17:01 ID:UEVMcubM
C
676 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:17:20 ID:1eKvGL9g
C
677 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:20:30 ID:???
こんなときでもDの選択肢を入れて来る作者さんのセンスが羨ましい
678 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:27:17 ID:5BRBg1No
C:「DFのみんな。 姫様をサポートしてーーーっ!!」(ブロッカー4人(全員DF)+輝夜が勝負します)
鈴仙は息も絶え絶え、辛うじてこう叫ぶ事ができ。
慧音「――そ、そうだ! 確かにスケールの違うシュートではあるようだが……。
センターサークルから私達の居る場所までは、凡そ40メートル程の距離がある!
それならば、せめて威力を減衰させる位は――!!」
つかさ「……やる前から決めつけてはダメ。 勝負は――やってみなくちゃ、分からないんだから……!」
ウサギD「わ、私も……頑張るよ!」
ウサギB「妹紅さん、ここは私が――」
妹紅「いや、ここは私が行く! 私は体力的にも余裕があるし、何より死なないからね!」
実況「あ〜〜っと! 勇儀選手が三歩目を繰り出す前に、辛うじてルナティックスのDF陣が飛んだ〜!」
――そして、鈴仙に呼応して慧音、つかさ、ウサギD、そして妹紅の四名が飛んだ時と同じくして。
……勇儀もまた、破壊を暗示する三歩目の豪脚を、無慈悲にも天地へと向かって叩き落とそうとしていた。
勇儀「弱き人の子ら、括目せよ。 ……『四天王奥義「三歩必殺」!!』」
カ ッ!!
679 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:29:06 ID:5BRBg1No
ドゴオオオオオン! バギュウウウウッ!!ドッゴォ!
バリバリ!! バリバ リ!!ドッゴォオオオ オオオオオオオオオオンッ!!
ドゴォリバグギャ グ ギャグギャワワアアアアアアアアン!!!
グォォ ォォォォ ォォオオオオ!!!!!!!
リバリバリッ!ゴゴゴッ! グシャアアアアアアア!!!!!
バシュウウ ウウウウウゴゴゴゴゴゴゴゴウウウウウウウウウウウッ!!バリバリ!!!
ュウウウウア!!! ャグギャグギャグギャワワアアアアアアアアン!!!
ボオオオオオオオオオオン!! チュドォオオオオオオオオオオオオオオオン!!
ギャアアアアアアアアアアアアアッ! ギュウウウウウウウッ! ドゴオオオオオオオウウウウウ
グギャグギャドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
ドドドドドドドドドドドドドド
グギャグギャグギャグギャグギャワワアアアアアアアアン!!!
ボオオオオオオオオオオン!! チュドォオオオオオオオオオオオオオオオン!!
ギャアアアアアアアアアアアアアッ! ギュウウウウウウウッ! ドゴオオオオオオオ!!
バシュウウ ウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!バリバリ!!!
ュウウウウウウウウウ ウウウウウウウウウッ!!
グギャグギャグギャグギギャァァァアッ!!
680 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:32:10 ID:5BRBg1No
☆どのセービングをしてもらいますか?
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+2)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0
B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1
C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3
D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)
E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4
*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:52+(50m補正+4)
勇儀の四天王奥義「三歩必殺」の威力:64+(フリー補正+2)
輝夜のガッツ:730/730
輝夜のカリスマポイント:0/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)
681 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:32:52 ID:Hdvo1xDg
A
682 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:32:52 ID:RXaHxm8M
A
683 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:32:52 ID:YgoMWpmQ
A
684 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:33:12 ID:1eKvGL9g
A
685 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:33:29 ID:Xw7jAIqM
E
686 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:33:37 ID:UEVMcubM
A
687 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:34:36 ID:???
まあ無難な選択だよね。
輝夜も強くなったもんだ。
688 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:43:05 ID:5BRBg1No
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
勇儀「(ふうっ……。 さぁ、どう来るルナティックス? 私は――最初から、クライマックスだよ!?)」
およそこの世の物では無い、まさに地獄絵図を描きながら
永遠亭ルナティックスへと向かう勇儀の全力シュートに対して。
輝夜「おぎゃ〜〜〜っ! な、何よこんなモン! この位えーりんに任せれば楽勝なんだからね〜っ!」
鈴仙があれこれ言う暇も無しに。
輝夜は永琳に身を委ねながら、果敢にも飛び込んで行った。
689 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:44:25 ID:5BRBg1No
先着4名様で、
★勇儀→四天王奥義「三歩必殺」 64 ( ! card )+( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★ウサギD→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
妹紅→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
★つかさ→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
慧音→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 60 (! card)(! dice + ! dice)+(50m補正+4)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妹紅がフォロー)(パスカルがフォロー)(永琳がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→勇儀の四天王奥義「三歩必殺」がルナティックスゴールを粉々に打ち砕く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(地霊殿のコーナーキック)(妹紅がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
勇儀の「四天王奥義「三歩必殺」」には吹飛係数0があります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+2)」が発動します。
妹紅と輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
690 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:44:56 ID:???
★勇儀→四天王奥義「三歩必殺」 64 (
スペードK
)+(
1
+
1
)+(フリー補正+2)=★
691 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:45:05 ID:???
★勇儀→四天王奥義「三歩必殺」 64 (
ハートQ
)+(
2
+
4
)+(フリー補正+2)=★
692 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:45:18 ID:???
★勇儀→四天王奥義「三歩必殺」 64 (
スペード3
)+(
4
+
2
)+(フリー補正+2)=★
693 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:45:49 ID:???
★ウサギD→ブロック 44 (
クラブQ
)(
5
+
5
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
妹紅→ブロック 46 (
ダイヤ7
)(
5
+
4
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
694 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:46:34 ID:???
★つかさ→ブロック 48 (
ハート5
)(
4
+
6
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
慧音→ブロック 50 (
ダイヤA
)(
4
+
4
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
695 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:46:46 ID:???
★ウサギD→ブロック 44 (
ダイヤA
)(
3
+
5
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
妹紅→ブロック 46 (
クラブJ
)(
4
+
4
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
奇跡が起こった。
696 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:46:58 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 60 (
ハート4
)(
3
+
1
)+(50m補正+4)=★
697 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:47:05 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 60 (
スペードA
)(
5
+
6
)+(50m補正+4)=★
698 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:47:06 ID:???
★つかさ→ブロック 48 (
クラブ4
)(
3
+
2
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=
慧音→ブロック 50 (
ハート2
)(
2
+
3
)+(人数補正+2)+(40m補正+3)=★
止まる!
699 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/28(日) 23:48:16 ID:???
なんとここで勇儀姐さんがヘタれて、つかさが止めた!?
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
コメントについては、また明日にでも纏めつつ返信させて頂きたく思います。
それとすみません、一点修正です。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
…とありますが、顔面ブロックについては、
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
の間違いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
700 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:48:49 ID:???
ブロッカーで止まった
上出来じゃないの
701 :
森崎名無しさん
:2014/09/28(日) 23:51:23 ID:???
乙です
三歩必殺(笑)
KENJAと同じ匂いを感じるwww
702 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 00:01:03 ID:???
それだと後半、馬鹿にしてたのが恥ずかしいくらいに活躍されるぞ。
703 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 00:08:50 ID:???
油断は禁物だけど、ここでつかさが止めたのは大きい。
欲を言えばDちゃんにあと1多く出してフラグを取得してもらいたかったが、それは欲張りかな。
明日はわが身だな、シュートでピンゾロ(汗)
鈴仙さん頑張っていい目を出そう
乙でした。
704 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 00:21:31 ID:???
ダニィ!?
705 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 01:17:24 ID:???
鳴滝「おのれつかさ! 勇儀の世界もお前によって破壊された!!」
706 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 10:10:26 ID:???
>勇儀「弱き人の子ら、括目せよ。 ……『四天王奥義「三歩必殺」!!』」
はい、しっかり見せていただきました
707 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 21:10:08 ID:???
日頃エラソーにしてるやつが赤っ恥丸出しのミスするとこ見ると元気が湧いてくる
708 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 22:20:07 ID:???
本来なら兎妖怪が鬼に勝つなんてありえない事態
異変の証明ですね
709 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 22:28:40 ID:???
つまりこれも鈴仙ってやつの仕業なのか
710 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 22:30:15 ID:???
おのれ鈴仙
711 :
森崎名無しさん
:2014/09/29(月) 23:00:30 ID:???
いや鈴仙さんは5面ボスだから
ラスボスは覚醒した中山さん
712 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:25:41 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>ロベルトのがんばりダイビングについて
だいぶ意味深ですが、大体何やっても意味深なので大丈夫です。
>>657
輝夜「ただしえーりんはいる」
>>677
まあ、恒例の選択肢であるともいえますw
>>687
ここで全力セーブが選択肢に入るのは大きな進歩ですね。
>>700
輝夜のガッツが減らなかったのはかなり大きいかもです。
>>701
乙ありがとうございます。
凝った演出や洒落たセリフを出すとヘタれるのはもはや何かの呪いでしょうか…。
むろん、まだ1回目の判定なのでこれからなのですが。
>>702
パチュリーさんは後半普通に活躍してましたからね。
>>703
乙ありがとうございます。
鈴仙は明日どころか昨日や一昨日もシュートでピンゾロだったので多分大丈夫……かな?
>>704
ウゾダドンドコドーン!?
>>705
つかさの正体がいよいよ怪しくなってきますね…
713 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:26:50 ID:???
>>706
大口叩くとヘタれるの好例になってしまいましたね…。
試合観戦の時は鬼引きだったので期待してたのですが
>>707
そのお気持ちは私も分かりますが、さすがに少し言葉が悪いのではないかと思います。
…日頃凌辱とか案外大したこと無いネタとか使ってるスレ主が言うのも説得力無いですがw
>>708
たしかに、そういった意味ではこのブロックはちょっとした異変かもですね。
>>709
間違って無いかといえば、間違ってないかもしれません。
>>710-711
鈴仙は元凶では無く、あくまで異変の「ブースター(推進装置)」ですね。
714 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:28:16 ID:???
★勇儀→四天王奥義「三歩必殺」 64 ( スペードK )+( 1 + 1 )+(フリー補正+2)=68★
★ウサギD→ブロック 44 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+2)+(40m補正+3)=59*吹っ飛び!
妹紅→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)+(40m補正+3)=60★*吹っ飛び!
★つかさ→ブロック 48 ( ハート5 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)+(40m補正+3)+(顔面ブロック+6)=69
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして永琳がフォロー
ドゴォオオオオオオオ………ッ!!
……天地が裂けんばかりの轟音を立てて唸る勇儀のシュートは、
まさしくこの世に存在する如何な災厄よりも凄惨に、ルナティックスのゴールを破壊し尽そうと迫っている。
空が地に落ちたかのような大竜巻に、地が天へとはじき出されたかのような大地震。
それが一ドットたりとも抜け道の無い大玉弾幕のように、このフィールドに展開されている様子は、
ハルマゲドンの到来を見事に再現していたと言って良い。
それほどまでに、勇儀の放ったパワーシュートの威力は、桁違いだったのである。
勇儀「……」
その有様を見て、勇儀は一人センターサークルに仁王立ちして、クイ、と手に持つ酒杯を呑む。
表情は不適かつ傲慢。 しかしそれは確信というよりは品定めをしている時の顔だった。
ゴォォオオオオオッ……! ドゴゴゴゴ……!!
その証拠に、噴煙と炎で見えぬルナティックスの陣地を見据える勇儀の目線は、
既にゴールでは無く、別の物へと移っていたからだ。
即ち彼女の狙いは、その実シュートでは無く―――。
つかさ「うおぉりゃあああああああああああああああっ!!」
バァアアアアアアアアッ! ―――ド ム ッ!
……バチッ、コロコロコロ……。
715 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:29:59 ID:???
勇儀「へぇ。 少し脅かしてみるつもりだったが――こいつぁ中々勇気ある少女じゃないか。
山で人間共と殺りあった時は何度もあったが……」
つかさ「はぁー、はぁー、はぁー……!」
地獄から聞こえた雄叫び。 この世ならざる絶叫を上げながら、
勇儀のシュートをその小さな顔で封殺してみせた一人の少女――その名は因幡つかさ。
幼いながらにスラリと細身の少女は、虫の息ながらも意志の籠った瞳で鬼へと反抗する。
つかさ「……やる前から、勝負を決めつけては……ダメ。 私は負けません。
そして……貴女。 「遊んで」いましたね! ――折角、私達が決死の勝負に出たと言うのに、
星熊勇儀! 貴女は今! 敢えて全力を出さなかった!!」
勇儀「……全力で防ぎながらも、私の「撃ち損じ」すら見破るか。
――やれやれ、確かに利よりも自身の遊びを取ったのは認めざるを得んが、
まさか、この大女の恥ずかしい失態すら看破されるとは。
……気に入ったぞ、その鬼をも恐れず本質を見破ろうとするその強い瞳」
つかさ「鬼をも恐れず? 馬鹿言いなさい。 ……鬼が恐ろしく無い訳が、無いじゃない……!」
恐怖の象徴たる鬼による最大限の賛辞を前にしても、つかさは尚を頭を振り否定する。
それは卑屈な謙虚でも、単純な反発でも無かった。
勇儀「……ならば、何が貴様を突き動かした? まさか、何の確証も無く飛び出した訳もあるまいに」
つかさ「ええ。 教えてあげるわ鬼。 私が貴女に勝った理由。
それは……私達が、貴女よりも……弱いと知っており。 そして、だからこそ……仲間と、一緒に守っていけたからよ!」
716 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:31:33 ID:???
そう言って、つかさは不意に背後を振り向いた。
ウサギD「私が……! 私達が……つかさちゃんの体を、支えたからだよ!」
慧音「……私はまた、やる前から『威力を減衰出来れば』と、半ば諦めの念を抱いていたというのに。
全く、つかさからは学ばせて貰ってばかりだ」
妹紅「もっとも、私は真っ先に吹っ飛ばされてしまったけれどね……アイタタ、死なないのに痛いや」
勇儀「――なにィ? 弱さの中にこそ、力が秘められているとでも言うのか………!?」
力の世界で生まれ育った勇儀には、つかさの言葉が理解できなかった。
しかしそんな勇儀にも、自分にはしなくてはならない事が一つあるという事だけは知っていた。
勇儀「……鬼は戦いの中でしか、互いに分かり合う事が出来ん。
だから因幡つかさよ、お前さんの言葉の意味は後々勉強させて貰うとして――」
永琳「(――来る、かしらね)」
ボールをフォローした永琳は、つかさと勇儀とのやり取りに隠れてボールを運ぼうとしていたが――。
勇儀「我が盟友にして主君、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーよ!」
ド ン !!
センターサークルの勇儀は、永琳の方向へ向かって正確に弾け飛んだ。
勇儀「この度は私の勝手な判断及び手を抜いたプレーで好機を棒に振り、誠に済まなかった!」
勇儀の口からは自分を信頼してくれたチームメイトへの謝罪があった。
即ち、勝負を捨て「遊び」に走ってしまった自身への戒め。 戦神たる鬼らしからぬ大失態。
それを素直に謝らなくてはならぬと彼女は思っていた。
717 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:33:38 ID:???
永琳「――実況はあまりのシュートの威力に卒倒。 観客席は阿鼻叫喚。
そしてこのフィールドも……ついさっき、火山の噴火がこの下であったかのような大参事。
こんな状態で、良く試合を続行しようとするものね……」
勇儀「当たり前だ! 何故なら私はな、八意永琳よ。
貴様の忠臣たる因幡つかさに間違いを指摘された! ならば私は、お前たちに対しても謝ると共に。
――そして、今度こそ鬼の名に相応しいプレーを以てして、報いなければならん!」
要するに、星熊勇儀は直情的であると共に、非常に公正な鬼だった。
自身の強さを公正に評価するからこそ、常に他者に対して傲慢であり続け。
逆に、自身の強さが否定される事象が起きれば、彼女はすぐにこれまでの非礼を詫び、
その上で、非礼に気付かせてくれた恩人への尊敬は忘れない。
そして、彼女は再び公正かつ客観的な真の強さを求めて行くのだ。
勇儀「さあ来い八意永琳! 私は貴様を倒して、因幡つかさに詫び。
そして――彼女から更なる強さの秘密を学ばねばならんのだ!!」
永琳「これ以上貴女が強くなられたら、こっちが困ってしまうわ。 悪いけど、ここは軽く突破させて貰うわね」
実況「ゲホッ、ゴホッ……! す、すみません! どうやらあまりのシュートに昏睡してしまっていたようです!
え〜と、試合は……勇儀選手のシュートが決まらず未だ0−0!
つかさ選手に弾かれたボールを永琳選手が拾い、そのまま中央突破……では無く!
キックオフシュートから間の空いた勇儀選手が、今度はタックルに向かう恰好です!」
ドリブルで突破を図る天才・八意永琳に対して、勇儀は技も何も無い、ただひたすらに強烈なタックルで迎える。
――しかし、勝負はこの二人だけの物では無かった。
ガリッ! ガリガリガリッ……! ガリッ!
矢車「はぁ〜。 良いよなぁ、お前らは。 どぉせ俺なんか……」
タッ…… グワァアッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
718 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/09/29(月) 23:38:16 ID:0wVdrCSA
実況「いや……違います! 地霊殿チーム!
トップ下の矢車選手が踵のスパイクをガリガリっとして存在感を引き立たせつつ、
勇儀選手のタックルを援護する構えです! どうやらこれは――永琳選手と勇儀選手、矢車選手との1対2になる見込み!
さあ、果たして勝つのはどっちだ〜〜〜!?」
永琳「(一対二だろうが私の優勢でしょうけど。 確かに、少し読めないわね……矢車想という男は)」
先着2名様で、
★永琳→ドリブル 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★勇儀→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
矢車→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【攻撃側】−【防御側】
≧2→永琳、ドリブル突破! しかし……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。
【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハート・スペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
矢車が11以上の目あるいはクラブの絵札で勝利した場合、スキル・影の覚醒が発動し、イベントが発生します。
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