キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:00:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1410674111/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来とは全く別の道。

このまま全幻想郷代表選手を目指すか、それとも『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員として、幻想郷を敵に回すか。
自身に待ち受ける二つの運命の大きさに驚き戸惑う鈴仙だったが、時間は待ってはくれない。
すぐ傍に待ち受けていた全幻想郷選抜大会大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼス!
鈴仙達は地霊殿のFW、勇儀や空の猛攻にも耐えながらカウンターに成功し、見事先制ゴールを決める!
しかし、敵チームのトップ下。 地獄の住人・矢車には大きな秘密が隠されていた。
未だ混迷を極める試合の中、果たして最後に光を掴んで見せるのは――。

469 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:23:44 ID:EEjxBN+w
C 攻め倒すぜ〜!

470 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:02 ID:qj/gpyz6
C

471 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:58 ID:???
G とりあえず「私の青春」を歌っておく

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:46:54 ID:AZ8P1AFU
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!

鈴仙「(――ハッ!? そうだわ、今は暢気に感極まってる場合じゃないっ!?
カッコ良く、カッコ良く……!)」

そんなとき、鈴仙はふと我に返る。 自分が今、こんなに感極まっていても良いのか。
考えてみれば、自分は前の試合からず〜っとシュートを撃つ度に感極まっているのではないか。
まぁ、いつものしがない一般兎であるならそれも良いのかもしれないが、
今の自分は点を取れば良い訳ではない。 キャプテンとして、チームを勝利に導かないといけないのだ。

鈴仙「――さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ! 皆を私に続きなさい!」

お、お〜〜っ! ププッ、クスクス……

鈴仙「(あ、あれ。 失敗したかな?)」

鈴仙は以上のセリフを「キリッ」というエフェクトが付かん限りの凛々しさで言い放った。
……つもりだったのに、仲間から返って来る反応は芳しくない。
訝しむ鈴仙に、てゐは教えてくれた。

てゐ「……鈴仙ちゃん。 良い事教えてあげよっか」

鈴仙「んっ? 何かしら、てゐ?」

てゐ「(うざっ)――たぶん、さっきのセリフを言うんだったらさ。
涙やら喜びやらで顔がぐしゃぐしゃになってるのを、直してからの方が良かったよ」

鈴仙「う、……うそっ。 私、そんな顔してた?」

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:48:26 ID:???

佳歩「してましたよ〜。 ……ふふっ、ごめんなさい鈴仙さま。
皆、必死に頑張ってる鈴仙さまの顔見て、きっと笑ってます」

パスカル「まぁ。 シュートを決めて嬉しくない奴なんてこの世にいないんだ。
俺は、そんな素直なレイセンの方が良いと思うが」

慧音「大丈夫さ。 みんな、鈴仙の心意気はしっかりと分かっている。
言われなくとも、きっと皆の士気は上がっていると思うぞ?」

鈴仙「う、うぐぅっ……!(み、皆酷いよぉ……! 師匠とかが同じ事言ってたら、
皆もカッコ良く『おう!!!』とか返す筈なのに。 差別よぉ……!)」

永琳「(だから言ってるのに、『あんたは不器用だから、どう頑張っても私にはなれない』……と。
――そう言えば、あの子に面と向かっては言ってなかったわね。 これは失敬)」

――折角キャプテンになり、シュートを決めても普段の行いからか相変わらずな鈴仙だったが。
何だかんだでチームメイトはそんな鈴仙を認めていたし。

観客「あれ、なんか皆に笑われてるぞうどんげ!」「どうせ調子に乗ってカッコ良い事言ったんだろ?」
「うどんげー、めげんなー!」「ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」

鈴仙「(か、観客達…! あんたらに私の哀しみの何が分かるってのよ……!)」

――エースストライカーらしからぬ(ある意味ではらしい?)
素直でちょっぴり情けないキャラクターを見せた事により。
一般人妖からの鈴仙の人気は、(本人の望まない形で)大きく上がっていたという。

*チームメイト全員の評価値がほんの僅かに上がりました。
*人気が大きくあがりました。57→62
*永琳印象値がほんの少し上がりました。37→38

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:58:11 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>465
その辺りを正確に突き詰められると少々苦しいのですが、
鈴仙が普通に活躍してれば得点王になれる位の水準に、皆のゴール数もなっていくと思います。
>>471
一回それで不思議な事が起きてますからね…。
ノリで「私の青春」とか言わせたのがそのまま決め台詞になってる感じです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

475 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 00:16:08 ID:???
乙でしたー。
実際こんな選手がいたら、そりゃ人気になるよ、間違いない。

476 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:17:46 ID:???
カッコつけるぐらい許して欲しかったな
なんだかな

477 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:41:10 ID:???
鈴仙らしくてよい描写だね。乙でした!

478 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 11:11:16 ID:???
なんとも、らしい描写だ。乙乙です!
何度もゴールを決めればいずれ板につく筈。

479 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 18:14:27 ID:???
乙です
かっこよくって書いてあるのにかっこわるいなぁ
まぁいいか鈴仙だし

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:26:14 ID:???
こんばんは、今日も少しですが更新します。
>>475
乙ありがとうございます。
成長はしていますが、鈴仙はやっぱりまだまだ未熟な感じですね。
ですがそこが、森崎とかには無い魅力になるといいなぁ…と思っています。
>>476
直前の描写から、「この局面で気取ったような行動は逆に失敗する」
…と、におわせていたつもりでしたので、そういう意味では罠選択だったかもです。
>>477
らしさが出ているのは、キャラを描写していて本当に嬉しいです。
乙ありがとうございます!
>>478
乙乙ありがとうございます。
今回は前後の描写からカッコつけられなかったですが、
また次の局面ではカッコ良く決められるかもしれません。
>>479
乙ありがとうございます。
今回は失敗しましたが、上手いタイミングで行けば鈴仙も花開くかもしれません。

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:28:03 ID:???
さとり「(なんたる不覚。 よもや、心を操り乱す妖怪たる私が、こうも心を乱されるなんて)」

起き上がったさとりは表情を殆ど変えず。
しかし悔しげに、フィールドにその小さな拳を柔らかく叩き付ける。

キスメ「……><」(←桶が壊れて困っている表情)

ヤマメ「あっちゃぁ〜。 キスメの桶がぶっ壊れちゃったかァ。 こりゃあ、前半終了まで修理確定だね」

お燐「(勇儀姐さんがガス欠、お空も一歩手前。 そんでもってキスメの桶が壊れたとなると。
こりゃあ、勝負は後半戦に持越しかねぇ)」

――そして同時に、勝負はここでひとつの折り返しを迎えようとしていた。前半の終了である。
明確な攻め手を実質的に欠いている地霊殿にとって、この局面で攻めるメリットは殆ど無い。
仮に、勇儀が疲労していなければ、前半終了間際までボールを持ち、
ギリギリの所でセンターサークル付近から『三歩必殺』を放つ事も出来たが、
今は勇儀はもちろん、もう一人のFWである空もそこそこ疲労している。

さとり「(前半は、ここで終了……かしら)」

――もしも地霊殿にもう一人、50メートルもの距離をも気にせずシュートに向かえる者が居れば。
さとりはそんなあり得ない想像をしながら苦笑し、再び次のキックオフに備えようとしていた。

松山「…………」

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:30:47 ID:gwfK5Yk2
その時、狂ったように想像上の兄貴に心酔する松山は何を想ったか。
さとりの能力を以てしても読み取るのが困難であろう、虚ろな心の松山は、
静かにフィールド上に佇み――。

先着1名様で、

★ここで決めるか?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「……変身!」なんと、地獄ライダーパンチホッパーに変身した!?
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。
クラブ→松山「――ここだ。 ここで……!」何かを思い出したかのようにボールへと向かう!

483 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:31:15 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6

484 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:35:29 ID:???
「ここだ。 ここでキメる(電波発信)んだ…」になっちゃいましたかw

485 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:23 ID:???
多分アイスクリームとかカエルを耳に当ててるな

486 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:31 ID:???
かっこつけるというよりも、たとえ虚勢でもキャプテンとしてみんなを勢いづかせるような行動かな
と選んだですが、見事に引っかかりました(汗)

松山君、交信ってあなた(笑)

487 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:56:59 ID:???
パンチホッパーだとGK交代、というよりGKクビかw

488 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:01:45 ID:???
そういえばさとりってボランチ適正が配置してみようってなことを空が言っていたような…

489 :488:2014/10/24(金) 00:03:33 ID:???
ボランチ適正が、ではなくボランチに、の間違いでした

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/24(金) 00:07:13 ID:???
――と、いったところで次も書こうと思いましたが、長くなりそうなので今日の更新はここまでです。
すみませんが、明日もまた私用があるので、更新はお休みになると思います。
>>484
しあわせになれるくすりを服用してるのかもしれません。
>>485
松山「兄貴……電話……待って…ます」
>>486
一応私の意図としては、ここまで鈴仙は永琳のように虚勢でも冷静さを装っておりましたが、
それを永琳は「私になろうとしても、きっと失敗する」(>>457)として、「泥臭くても、貴女らしく」(>>459
する事が良いと語っておりまして、それを根拠として、虚勢を張ってカッコつける行為をしても失敗する…
と、いう風に処理しました。
ですがこれは今回の描写に限った話なので、常にこうした選択をすれば失敗する訳ではありません。
>>487-488
さとり様も一応フィールダー可能です。
パンチホッパーが出た場合は……どうなったんでしょうね(無計画)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

491 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:21:54 ID:???
乙でした。

さとり「松山君、私がいるじゃない! そうそう、もっと私に頼っていいのよ?」


492 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:43:14 ID:???
乙ー藤沢妖精の出番まだかなー?(鬼)

493 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 01:47:21 ID:???
乙です
パンチホッパーをFWにして神の手使わせればさとりGKのままで済むんじゃね?

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:36:37 ID:???
こんにちは、今日は更新します。
>>491
乙ありがとうございます。
たぶんクラブだったらそんな感じの展開になっていた…かもしれません。
>>492
乙ありがとうございます。クラブAが出たら藤沢になるかもしれません。
>>493
乙ありがとうございます。その発想はありませんでしたねw

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:38:03 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6 ★
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。

――松山はこの時、僅かにではあるがさとりに対して心を開きつつあった。
鈴仙のシュートに対峙する時の、あの諦めを帯びつつも立ち向かおうとする暗く熱い瞳。
それは間違いなく、地獄を見た者にしか出来ない表情だったからだ。

松山「(――でも、それがどうしたって言うんだ……。 ■■……ではなく。 女は、信用できない。
いつも甘い言葉で俺たちを勘違いさせておいて、最後には頼まれても居ない理想像を押し付けてくる。
どうせあいつも……俺の事、最後には見捨てるに違いないんだ……!)」

しかし、それだけを以てしてでは、堅い殻に覆われた松山の心を剥がし、
その力の全てを引き出すには不十分だった。

松山「……やっぱり、俺が信用できるのは兄貴しかいない。 あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」ブツブツ

お燐「(大人しくなったと思ったら、なんかブツブツお喋りしてるや。 キモチワルっ)」

勇儀「(相変わらず掴めん男だ。 その気質自体は、決して脆弱な物ではなかろうに)」

それゆえに、地霊殿は前半で再びリードを狙いうる最大のチャンスを逃してしまう。
即ち、次のキックオフから前半終了までのおよそ5分強までの時間を、
彼女たちらしからぬ無難なボール回しに終始する事としたのである。
そして。

―――ピッ、ピィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 2 − 2 雑魚妖怪チーム 前半終了!

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:39:40 ID:???
実況「あ〜〜〜っと、ここで前半終了のホイッスルが鳴った!
試合は同点のまま後半戦を迎える事になりました!
前半戦は、地霊殿サブタレイニアンローゼスが猛攻を見せ、
あの輝夜選手すらも勇儀選手により2失点を喫してしまう結果となりましたが、
永遠亭ルナティックスも辛抱強くカウンターを成功させ、鈴仙選手により2得点を挙げた!

互いのチームも全力を出しあうノーガードの殴り合い!
ですが、地霊殿は前半終了間際に若干の失速がありました。
その一方で、永遠亭は比較的体力に余裕のある選手も多い!
後半戦は前半戦とは異なり、パワーだけでは無く、
中盤のぶつかり合いや攻撃チャンスの駆け引きが重要になるかもしれません!
これは後半戦も、ますます見逃せないぞ〜〜〜〜〜〜!!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「頑張れルナティックス! 地底の妖怪なんてやっつけろー!」「さとり様ー!」「えーりん! えーりん!」

来生(観客席)「ちぇっ。 俺が出てたら今頃ハットトリックしてたぜ」

ヘルナンデス(観客席)「(俺の『黄金の右腕』を以てしても、試合冒頭のシュートを防ぐのは困難だな。
……それ以外のシュートならば、何とか弾けそうではあったが)」

レミリア(観客席)「鈴仙は前半で2得点か。
……やはり、基礎的な能力では私や地底の鬼には未だ劣っているが。
それでも、数値に見えぬ勝負強さや精神の強さの成長がおぞましい。
――決勝で、私達と当たる頃にはどうなっているかしらね?」

咲夜(観客席)「(お嬢様は、どうしてかくも鈴仙を特別視しているのでしょう。
――確かにあの子の成長は目覚ましいけれど。 ……今度、お聞きしてみようかしら)」

霊夢(観客席)「(違う。 紫が鈴仙を恐れているのはその能力だけじゃない。
……ゴールを決めた後、あの子を中心にして広がった一体感。 きっと、紫はあれを恐れているんだわ)」

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:41:53 ID:???
前半終了と同時に実況の解説が入り、観客達は再び後半戦への期待を肴に盛り上がる。
中には当然、この試合で2得点の活躍を挙げ、前線の守備においても活躍する鈴仙に注目する者も少なくない。

鈴仙「(はぁ……! 良かった。 何とか、前半を同点で折り返す事ができた……!)」

しかし、当の鈴仙もまた、ギリギリの精神状態の中にある事を観客達は知らない。
今にしても、もしもあの時、鈴仙のシュートが決まらなければ――もっと重い空気の中、
後半戦を迎える事になっていただろうと想像すると、不安は収まらない。

てゐ「……鈴仙、やっぱりゲームキャプテンは荷が重すぎたんじゃない?」

そんな鈴仙を一番に気遣ってくれたのは、旧来からの親友(と鈴仙は思っている)のてゐだった。
その言葉は飾る事なく、ある意味辛辣ではあったが、
それでも鈴仙が胸中に抱いていた感情を正確に代弁してくれていた。

鈴仙「――うん。 私も結構そう思ってた。 でもね……」

だからこそ、鈴仙はてゐに対して素直に感情を表す事ができた。
永琳のように冷静で的確な判断力を持ったキャプテンを目指していたが、中々上手く行かなかったこと。
ひょっとしたら、自分の判断ミスのせいで、不要な失点を招いてしまったこと。
だけど、その中でも――精一杯諦めずに頑張ったらゴールを挙げる事ができたこと。
鈴仙はそんな想いを素直にてゐに打ち明けると、てゐはいつものように嫌味っぽく笑ったりはしなかった。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:58:58 ID:???
てゐ「そっか。 鈴仙も、色々考えているのね」

てゐはそう爽やかに言い放つと、それ以上は鈴仙に何も話さずに控室へと歩いていく。

てゐ「(――鈴仙ちゃんも、想像以上にタフになったね。
もしもしんどそうだったら、私からお師匠様に口利きしとこうか……とか思ったけど。
どうやら、その心配は無さそうだ。 むしろ――)」

この時、てゐは決意していた。

てゐ「(――むしろ。 私こそひさかたぶりに、『本気』を出してプレーにあたる必要があるかもね。
……でないと、試合から埋もれちゃいそうだし)」

――想像以上の頑張りを見せる友人に対して、
自分もまた、言い訳しない、本当の意味での『本気』のプレーを見せていこう……と。

*てゐのスキル・本気モードの発動条件が満たされました。
 後半以降、てゐの全能力が+2され、確率発動の必殺技の発動率が+1/4されます。

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:59:59 ID:iIMCl4V2
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

ウサギB「(まるでゲームのキャラクターみたいに正確な棒読みだなぁ……)」

そして、鈴仙達永遠亭ルナティックスは後半戦に向けてのミーティングを開始していた。
……とはいえ、今回の試合では、2失点目の時点である程度の軌道修正を既に行っているため、
大きな変更に関する議題は無く、どちらかと言えば微調整を行うか否かについての相談に終始した。

慧音「――現状の陣形は4−4−2。 マークについては、妹紅に空のマークを依頼していたが、
現在は一旦解除されている状況……だったか」

パスカル「となると検討すべきは、妹紅さんに空へのマークを再度お願いするか……位か。
陣形についても弄りようはあるかもしれないが。
具体的にどうすれば良いかの考えは、レイセンが考えてくれれば嬉しいな」

鈴仙「ええ、そうね……」

パスカルから提案を受け、鈴仙は軽く一考する。
そして……。

A:妹紅に空のマークを再度依頼する。
B:現状で変更は不要。
C:その他 マークを依頼しつつ陣形を替えたい場合は『C A+ウサギBとてゐの位置を入れ替え』など記入願います。

鈴仙のガッツ:590/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。

500 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:01:30 ID:Oko7srA+
A

501 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:00 ID:LopN2DVM
B
勇儀にボールが来ないようにしないと

502 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:57 ID:zVU3/Xtk
A

503 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:04:32 ID:ZpJWkeis
B

504 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 22:47:59 ID:iIMCl4V2
A:妹紅に空のマークを再度依頼する。

鈴仙「……そもそも、一旦マークの解除をお願いしていたのは、
強烈なフィニッシャーである勇儀さんにボールが渡る可能性が、勇儀さんの消耗により潰えたため。
だから、ハーフタイムで勇儀さんの体力が回復した以上、ここはマークを再開すべきよ!」

妹紅「成程、了解だよ鈴仙。 後半こそ、ボールが渡らないよう頑張るからね!」

鈴仙の意見は妥当であったためか、チームメイトからの特段の反対意見が飛んで来る様子は無い。
そして、時計を見るに……後半開始までに時間は残りわずか。

鈴仙「(試合再開まで、またちょっと時間が余った感じね。 どうやって過ごしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回まで行動できます。
*妹紅に、空へのマークを再依頼しました。
(参考:現在のフォーメーション等)
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙590/880 J佳歩690/720 
−−−−−
CF−IG CウサギB540/540 Fてゐ630/630 I永琳900/900 Gパスカル840/840
−−−−− 
−−D−− D妹紅730/900
−ABE− A慧音750/750 Bつかさ340/630 EウサギD510/510
−−@−− @輝夜630/730

505 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:49:16 ID:Oko7srA+
C

506 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:50:56 ID:lLM85WAY
Aパスカル

507 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:39 ID:ZpJWkeis
c

508 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:53 ID:zVU3/Xtk


509 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 23:27:49 ID:???
とりあえずCが選ばれたところで、眠気がハンパないため、
申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしたいとおもいます。
次の更新は、明日の夕方〜夜になるかと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

510 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:40:44 ID:???
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「……まぁ、折角だから一休みしましょうか。
後半戦も、積極的に守備に絡んだりシュートに行かないといけないしね……」

鈴仙はそう思って、暫くの時間をとにかくその疲労を回復する事だけに費やした。

*鈴仙のガッツが100回復しました。590→690

511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:42:38 ID:CZ56hjnU
鈴仙「(――さて。 ゆっくり休んだところで……。
試合再開まであと少し。 誰かと話したりしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
×:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

512 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:43:26 ID:???
B

513 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:44:01 ID:Z2OBBeAI
B

514 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:44:29 ID:l14oXuRo
ミスった、改めてB!

515 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:58:43 ID:CZ56hjnU
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)

鈴仙「(少しだけ先にフィールドに出たら、
フィールドに近いトコに座ってる観客の人達と軽くおしゃべりできるかも。
前半終了間際にも妖夢が座っているのが見えたし、期待してみようかな……)」

そう思って、鈴仙は一足先に控室を抜けて、ウォームアップがてら観客席の回りを軽く駆け出す。
果たして、そんな鈴仙が見た人妖は――。

先着1名様で、

★観客席から見た光景→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→??「松山…! 貴様、なだれ攻撃はどうした!?」
       松山(矢車)「……もう、なだれも攻撃も無いんだよ…!!」松山が知り合いと喋っていた!?
ダイヤ→妖夢「鈴仙……お疲れ様っ」鈴仙「妖夢……会いたかったわ」妖夢だった。
ハート→レミリア「中々頑張っているじゃない」鈴仙「あはは……ありがとうございます」レミリアだった。
スペード→霊夢「折角活躍してるのに、いつも通りの冴えない顔ね」鈴仙「うっさいわね。 生まれつきよ」霊夢だった。
クラブ→観客「あっ、うどんちゃんだ!」名もなき鈴仙ファンだった。 優しく応対して鈴仙の人気がアップ!
クラブA→??「ひひひ……こんなツマラン大会目茶目茶にしてやる。 喰らえい、『リバースヒエラルキー』!」
       鈴仙「あひぃいいっ!?」鈴仙、辻天邪鬼に襲われ暫く性格が反転する!?

516 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:59:45 ID:???
★観客席から見た光景→ ダイヤJ

517 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:02:35 ID:???
おお、ここで妖夢と会えたのは大きい。
そして相変わらずJOKERが面白い。

たしか、中山さんのアドバイスは、妖夢がどんな道を選ぶとしても、自分は友人だということは変わらないと伝えてあげる
……だったよね?

518 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:04:37 ID:???
その中山さんのアドバイス、もう1回読み直した方がいいかもね

519 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:08:48 ID:???
>>518さん

抜き出してきました。

私も少し前までは、友人とは【常に自分の傍に居てくれる、同じ道を行く存在】と考えていました。
ですが、最近は友人とは【互いに違う道を行こうとも、自分を理解してくれる存在】では無いか…とも
考えるようになったのです。
互いが違う道を歩いているのだと理解出来てこそ、友情は輝く。
単なる同情だとか慣れ合いだとか損得勘定だとか、そんな物を超えて、その人を対等に尊敬できるとしたら。
それこそが、私は――『真実の友情』では無いのかと信じています。

――回答とは少し脱線してしまいましたが。
相談者さん。貴女がお友達を心の底から心配と考えておいでならば。
もしかしたら、【そのお友達に対して凝った励ましをするのは、あまり効果が無い】かもしれない。
代わりに貴女はただ一つ。【お友達に対してほんの一言。 自分は何があっても貴女の対等な友達である】――と。
そう一言だけを告げておくことが一番かもしれません。
そして、【もしもお友達が、貴女の傍を離れようとした場合も――。
貴女は、それがお友達の考え抜いた末の結論である限りは、それを尊重しておくべき】と思います。
何故ならば、貴女とお友達とがこれまで似たような道を歩いていたとしても。
貴女には貴女だけが歩むべき道があり、お友達にはお友達だけが歩むべき道があるのですから。

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:24:58 ID:CZ56hjnU
★観客席から見た光景→ ダイヤJ ★
ダイヤ→妖夢「鈴仙……お疲れ様っ」鈴仙「妖夢……会いたかったわ」妖夢だった。

妖夢「鈴仙……! お疲れさまっ」

幸運なことに、妖夢を見つける事は容易かった。
妖夢はフィールド中央間際の特等席、まるで誰かが手配してくれたかのように
見晴らしの良い席で、二人分の飲み物を手に鈴仙を呼んでくれた。

鈴仙「妖夢……さっき応援してくれるのがチラっと見えたから来ちゃったわ」

妖夢「ううん。 この間は態々応援まで来てくれて本当ありがとう。
あの時はいっぱいいっぱいだったから、上手く言えなかったけど……嬉しかった」

鈴仙を前に語る妖夢の姿は、この間の試合前の時と比べると本当に穏やかだった。
相変わらず進むべき道に悩んでいるためか、その表情からは憂いが抜け切れてはいないが、
しかし、それでも何かの手がかりを得たかのような淡い希望を感じられる。

鈴仙「(良かった。 これなら変な話題を振って妖夢を混乱させる……っていう事はないかも。
――で、後はどんな話題を振るか、なんだけど……。
どんな感じで話題を振った方が、妖夢とより突っ込んだ話が出来そうかしら?)」

A:「――最近調子はどう? 今日は元気そうだけど」最近の妖夢について聞いてみる。
B:「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」今日の自分について話してみる。
C:「今度、どこかに遊びに行かない? そしたらまた、ゆっくり話とかできるし」遊びの約束を取り付ける。
D:「今度、一緒に練習しない? それで結果が出たら、きっと何かが変わるかも!」練習の約束を取り付ける。
E:「良い飲み物持ってるじゃない。 私にもいっこ頂戴よ」妖夢に飲み物をねだってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

521 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:28:01 ID:nUexR/aY
F:「よし!結婚しましょう妖夢」

522 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:30:27 ID:q93cAdw2


523 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:35:02 ID:PbhrXkac
C

524 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:36:40 ID:C3Ihk4fk
B

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:56:05 ID:CZ56hjnU
B:「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」今日の自分について話してみる。

最初はどんな風に話題を振ろうかとあれこれ考えていた鈴仙。
しかし、友人相手に気の利いた話題を一々考える必要があるのかとも思い直し。

鈴仙「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」

妖夢「えっ、そうだったの? 私には全然分からなかったけど」

鈴仙「ふふん。 まあ、私も冷静さを装ってはいたんだけどね……」

――特に色々と考えず、単純に今日の試合における鈴仙の感想。
永琳から突然ゲームキャプテンを任されたとか、
それなのに前半最初は苦戦して酷く緊張したとか、
それでもがむしゃらに突っ込んで行ったら、最後には何とか同点で折り返す事ができた…とか。
気負わず、逆に気を遣いすぎず、素直に妖夢に対して語り掛ける事にした。

鈴仙「師匠は師匠でからかってくるし、てゐも私がカッコ良く決めた時に笑ってくるし。
贅沢な悩みかもしんないけど、それでもたまには私もカッコ良く決めてみたいなぁ……」

妖夢「あはは……。 鈴仙は最近、凄く大人っぽくなったなぁ…って思っていたけど。
そうやって皆から弄られるのは、相変わらずね」

鈴仙「もう、妖夢だって私と大して変わらない筈なのに。 酷いなぁ」

その結果。 鈴仙と妖夢は互いにとって気楽に会話をする事が出来た。
それはとても久しぶりなような気がした。

妖夢「あっ、そうだ。 鈴仙」

鈴仙「? なあに、妖夢?」

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:57:42 ID:CZ56hjnU
――そして、チームメイトや敵チームメンバーもあらかたフィールドに戻り終え。
再び試合が再開されようとしていた時、妖夢は鈴仙に対して最後にこう告げた。

先着1名様で、

★妖夢との特訓イベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→――そして○年後、二人は結婚した。 めでたしめでたし!(※終わりません)
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」
ハート・スペード・クラブ→妖夢「今度、そっちに来る。 だからその時は……一緒に練習しよう!」

527 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:58:41 ID:???
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤ2

528 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:58:50 ID:???
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤQ

529 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:00:01 ID:???
えんだあああああああああああ
え?違う?

530 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:00:27 ID:???
きた!

531 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:03:08 ID:???
カードの神様も味方してくれてるね。
そしてB選んだ人ナイスなのです。

532 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:21:51 ID:???
いい流れだ!やった!

533 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:23:31 ID:???
そして二人とも仲良くへたれる未来が見えるwww

534 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:26:07 ID:CZ56hjnU
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」

妖夢「今度、そっちに来る。 だからその時は……一緒に練習しよう!
それも沢山、ヘトヘトになるまで。 昔、私と鈴仙が組んでた時みたいに!」

妖夢の呼びかけは、練習への誘いだった。 それもいつしか前に鈴仙が呼びかけたような簡単な練習では無い。
一度、どこかで集まってたっぷり汗をかいてみようと妖夢は言っていた。

鈴仙「ええ、それはもちろん! 私も楽しみにしてるわ!」

勿論、鈴仙がそれを断る理由などない。
チームメイトや審判からフィールドへ入る事を促された鈴仙は、妖夢に手を振りながら走り、それに応える。
しかし、妖夢が鈴仙に求めている事はそれだけでは無かった。
観客の声援が再び大きくなる中、妖夢は去りゆく鈴仙に対して、必死に叫んでいた。

妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」

鈴仙「えっ……? 妖夢、今なんて」

……ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
 ――さあ〜! 間もなく後半戦が始まります! キックオフはルナティックスから! 果たしてこれから…!

観客と実況に阻まれて、鈴仙の耳にはそんな妖夢の言葉は断片的にしか聞こえない。
そして、妖夢の場所へと戻りその意図を聞く時間すら、もはや残されてはいない。

松山「さぁ……! 始めるぞ。 地獄の後半戦をなぁ……! フフ、アハハハッ!」

松山の狂ったような笑い声をホイッスル代わりに、後半戦は漸く開始した。

*妖夢の評価値が大きく上がりました。
*妖夢の評価値が一定以上に達したため、今日の終わりに妖夢との特訓イベントが発生します。

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:27:22 ID:CZ56hjnU
……そして、キックオフと同時にボールは鈴仙の手元へと渡る。
眼前にはハーフタイムによる休憩を挟んで回復した――しかしやはり疲労が見え隠れする勇儀。
そしてある程度の余裕を持ち直した空が迫ってはいるが。
しかし、すぐさま鈴仙へとタックルに向かう様子は見られない。

鈴仙「(シュートに備えて体力温存、っていう体かしらね。
まぁ、それは予想通りだから良いとして。 さしあたりは、松山が守る中盤をどう突破するかが問題ね。
私がドリブル突破するか、佳歩に突破してもらうか、それとも師匠に全て任せるか。
それとも……てゐの表情が久しぶりにマジな感じだし、もう一度ドリブル突破を任せるのも悪くない…かも。
ただ、今のてゐはサイドハーフじゃないから、中盤で取り囲まれる可能性は高くなっちゃうし。
サイド攻撃で言えば、パスカル君にお任せするっていうのも一つの手だけど……?)」

A:自分がドリブル突破する!(鈴仙のドリブル:50)
B:佳歩にドリブル突破して貰う。
C:後方の永琳にドリブル突破して貰う。
D:後方の永琳に一旦預け、前線の自分まで必殺パスを出して貰う。
E:後方のてゐにドリブル突破して貰う。
F:後方のてゐに一旦預け、前線の自分まで燃費は良いが威力は普通の『バックスピン兎玉』を出して貰う。
G:後方のてゐに一旦預け、前線の自分まで燃費は悪いが威力は最強の『エンシェントデューパー』を出して貰う。
H:後方右サイドのパスカルにサイドをドリブル突破して貰う。
I:その他 佳歩とのワンツーやキックオフシュートはこちらで

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

536 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:28:38 ID:C3Ihk4fk
E

537 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:29:45 ID:q93cAdw2


538 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:30:43 ID:NQzY7n0A
H

539 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:31:12 ID:nUexR/aY
I:永琳に逆走してもらい、ロングパスを出してもらう

540 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:33:52 ID:???
松山をどう封じるかが鍵か…これでどうだ?
I:藤沢妖精に鉢巻を装備させて松山に突撃させる

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:48:17 ID:CZ56hjnU
H:後方右サイドのパスカルにサイドをドリブル突破して貰う。

鈴仙「(いや。 ……ここでヘタに中央を突破するのは自殺行為!
さっきだって、てゐと師匠のワンツーですら松山にパスカットされていたし。
ここは優位な勝負をするのではなく、出来るだけ勝負に持ち込ませないのが吉っ!)
――パスカル君! ちょっと遠いけど……お願い!」

バゴオオッ!

パスカル「了解、任された!」

タッ!

実況「鈴仙選手からボールを受け取った、今回の試合右サイドハーフのパスカル選手!
少し後ろ目の位置から、地霊殿の右サイドを駆け抜けて行きます!」

来生(観客席)「あれー? 自分で突破しないのか? 俺ならドリブルで颯爽と切り込んでいたし、
第一あんなに遠いトコにいるSHにボールを渡しても、徒党を組んだFWにタックルされるだろ」

ヘルナンデス(観客席)「いや、今回に限ってはそれは無いぞキスギ。 何故なら……」

咲夜(観客席)「(……前線での守備に優れた選手が居ない。 もしくは、疲労で動けない場合は、
FWでもWGでも無いSHにボールを渡しても、FWはタックルに向かわない。
――つまり、攻撃ペースの遅れを気にせず、サイド攻撃が出来る。 ……鈴仙もあれで、きちんと考えているのね)」

お燐「くううっ! 空も勇儀姐さんも今ロクに動けない事を利用しちゃって! このひきょ〜ものっ!」

パスカル「限られたルールの中で、最大限の選択をしたまでさ……!」

バッ! スタタタタタッ……!


542 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:49:53 ID:CZ56hjnU

実況「上がって来るパスカル選手に対抗できる選手は、今やお燐選手しかいない!
ですがお燐選手、サイドアタックについては確かに名手であり一流クラスですが、
その一方でタックルやパスカットなど守備面については正直お粗末さを禁じ得ない!
そんなお燐選手に、万能選手であるパスカル選手を抜ききれるか〜〜!?」

パスカル「ぬくっ!」

先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→パスカル、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(空がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。

543 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:50:38 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( ハートK )( 4 + 2 )=★

544 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:51:19 ID:???
★お燐→タックル 43 ( ハート9 )( 5 + 1 )=★

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 23:39:56 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
次の更新はお燐の回想という形をとった、地霊殿チームのハーフタイムイベントになると思います。
>>517-519
アドバイスについて覚えていて下さりありがとうございます。
今回は試合前の短時間という事で不要でしたが、
特訓イベント後のイベントで有用になると思います。
>>529-533
妖夢の評価値は元々高かったので、ここでダイヤ=ほぼ特訓イベント発生という感じでした。
特訓が上手くいくかは……運次第ですがw


それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

546 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 23:59:17 ID:???
乙でした。

妖夢の不安も解消されそう(?)でなにより。

妖夢「特訓と言ったが――」
鈴仙「JOKERを出してしまってもかまわないわよね?」

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:07:37 ID:???
こんばんは、忙しい訳ではなかったのですが、ゲームをやってたら遅くなってしまいました(爆)
ほんの少しだけ更新します。
>>546
乙ありがとうございます。妖夢の不安は解消されそうではありますね。
そのセリフはJOKERが出ないフラグなんですが、それは…w

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:08:44 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( ハートK )( 4 + 2 )+(華麗なドリブル+3)=60★
★お燐→タックル 43 ( ハート9 )( 5 + 1 )=49★
≧2→パスカル、突破成功。

お燐「で、でりゃぁああ〜〜〜……」

タタッ、ズザアアッ……!

――先程まで、目も冴えるようなドリブルテクニックで、
ルナティックスを翻弄し続けて来た選手と同一人物とは到底思えないような、
へっぴり腰のタックルでパスカルに立ち向かうお燐は、外見のみならず内面でも非常に焦っていた。

お燐「(まずいねぇ。 ハーフタイムでさとり様が言ってたような展開になって来たよ……)」

パスカルが驚いたような顔――恐らく、ドリブル能力に対して、
あまりに低すぎるタックル能力に面喰らっているのだろう――をしている中、
お燐は先程のハーフタイムでのミーティングを思い出していた。


〜回想シーン〜
【敵チームハーフタイム】

さとり「……先の二得点は非常に上手く行ったけれど。
後半戦も同じように攻められるとは、思わない方が良いでしょうね」

――比較的安堵が漂っていた永遠亭ルナティックスとは違い、
地霊殿サブタレイニアンローゼスのミーティングは重苦しい雰囲気から始まった。
(キャプテンのさとりからして、元々暗い雰囲気なのも影響しているのかもしれない)

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:13:02 ID:yXzjwe8+
勇儀「ああん? 何故だ古明地? お前もしかして、鬼をバカにしてるんじゃないのか!?」

こいし「とりあえず反射的に叫んでるのーきんは黙ってて!
……まぁ、流石にもうド真ん中からゴリ押しはしてこないよねぇ」

キスメ「……」(←必死にコクコク頷いている)

これまで運よく優位な勝負と猛攻を繰り返せたが為に、
シュートの失敗こそあれど2得点にまで持っていけた地霊殿チーム。
しかし、勇儀が疲労し、空の体力にも限りがある現状。
彼女たちとて現状のままではこれ以上の点を取る事は厳しい。

お燐「う〜ん。 戦術変更ってヤツだね……」

ルナティックスとは違ってあまり知能派が少な目のサブタレイニアンローゼス。
それ故に、提案された意見についてはとりあえず採用される事が多く、
そう言った意味ではカラっとしたチームカラーが特徴の彼女たちは、
暫くの間ああでもない、こうでもないと雑談まがいの論議を交わし――。

先着1名様で、

★地底チームの戦術変更→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「うっ! さっきのシュートを受けたショックが今になって…!」空「あーん、さとり様が死んだ!」
ダイヤ・ハート→勇儀「このままでも良いんじゃないかい?
             強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」
スペード→松山「……俺がボールを取ったら、FWは走れ。 ――穢してやる、太陽なんて……!」
クラブ→さとり「パルスィさん、マークの変更をお願いします。 変更先は無論……鈴仙・優曇華院・イナバよ」
クラブA→勇儀「それじゃ、本気を出させてもらうよ」ゴトン
       ヤマメ「うわっ、勇儀姐さんが今まで持ってた盃500トンもある!」

550 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 00:13:46 ID:???
★地底チームの戦術変更→ ダイヤQ

551 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:14:35 ID:???
――と、いったところで短いですが今日の更新はここまでです。
ゲームはキリの良いところまで行ったので、明日は更新できると思います(汗)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:47:35 ID:???
★地底チームの戦術変更→ ダイヤQ ★
ダイヤ・ハート→勇儀「このままでも良いんじゃないかい?
             強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」

勇儀「このままでも良いんじゃないかい? 強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」」

高度な会話についていけない為か、勇儀はつまらなそうにそう放言したが、
しかしそんな大雑把な彼女の言葉は、それでいて的を得ていた。

お燐「ウチらは、奴さんのチームみたく柔軟にポジションを替えられる選手が居ないからね。
強いて言えば、こいし様はトップ下の適性があるけれど……」

松山「返せ――返せよ俺の■■■■……!」

さとり「……こいしにはああ見えて意識が無い。 ――それならば、不安定でも意識があり。
かつ実力でも優れた松山君を中央に据える方が良いでしょうね」

ヤマメ「ってなると、結局は勇儀姐さんが言うみたく、このまんまの体勢で様子を見つつ。
それでも前半よりはちょいと攻めッ気を見せる……って位が丁度良いのかもね」

パルスィ「(鬼の四天王……。 先の得点の時と言い、今と言い。
本人は理も無くただ豪快に選択をすれども、それが結果的には最良の解となる、闘いの天才!
――ふん、妬ましいわ……!)」

――チームの総意は結局として、勇儀が喋った通りに纏まって行く。
このチームのキャプテンはさとりであったが、彼女はどちらかと言うと人に話さず閉じこもるタイプ。
無論、一組織の主として最低限のリーダーシップと協調性は兼ね備えてはいるが、
積極的にはそれを発揮しないし、本人も、それをあまり好まない。

勇儀「さーて! お前達。 ここでもうひと踏ん張りだ。 勝って、旨い安酒にありつこうじゃないか!」

地霊殿メンバー『『『おーーーう!』』』

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:48:57 ID:???
勇儀とて、度重なるシュートによって痛く疲労している筈にも関わらず、
彼女はさとりや松山のような日陰の者とは違い、尚も明るく皆を鼓舞する。
そんな勇儀に対して、しかし本質的には似た物同士の二人は相反する感想を抱いていた。

さとり「(……星熊勇儀。 あの方には私のような根暗な女が決して持ちえない、
人を惹きつけ夢中にさせる何かがある。 そしてそれは、私達の心を励ましてくれる)」

松山「(ああ、嫌いだ嫌いだ! あんなに傲慢で他者に無配慮で、だけど完璧で最強な奴!
くそっ! くそくそくそっ………! 兄貴さえいれば、あんな奴なんて一発なのに……!!)」

地獄を知り、自身の本性を覚った上で、自分には無い光を認め尊敬するか。
地獄を知り、自身の本性を殻で隠した上で、自分が欲しているのに終ぞ持てぬ光を妬み嫌悪するか。

空「あの松山って人、似てる。 ……昔の、さとり様に」

お燐「(……!)――そ、そうかなぁ? あたいはそうは思わないけど」

お燐はその時、空の純粋な感想を聞いて幾分心を乱された。 その通りだと思ったからだ。
そしてその後、自分が心底嫌悪する男と自分が心底敬愛する少女とを重ねた事に後悔していた。


〜回想シーン終了〜

お燐「(……ちぇっ。 今、余計な事思い出してた。 だから勝てなかったんだよ、さっきのも)」

――作戦について思い起こすつもりが、思い出したくない事まで思い出していたお燐は、
咄嗟に自身のタックル失敗の責任を擦り付けていた。
本当は、お燐のタックル技術が、そこらのゾンビ妖精と互角レベルにまで低かったからなのだが。
ともかくとお燐は、今しがた自分をドリブルで抜き去ったパスカルの姿を目で追いかけると。

タタタタタタッ……!          
              ――ワァアアアアアアアアアアアアアア!!

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:50:16 ID:???
実況「パスカル選手、永琳選手のマークでタックルに向かえないパルスィ選手を超えて、
バイタルエリア付近にまでやって来た〜〜〜!!
周囲にはゾンビ妖精D選手が居る為、フリーの状態ではありませんが。
フィールド中央には佳歩選手が、フィールド中央左には鈴仙が走ってパスを受けられる体勢にいます!
地霊殿サブタレイニアンローゼス、後半3分にしていきなり失点のピンチか〜〜!?」

こいし「ま、耳長のウサギさんにはボールを渡さないけどね…」

スッ…

さとり「……ここは正念場。 PA内のシュートは確実に――止めます!」

ヤマメ「ほんで、PA外のシュートも確実に止めるよ! ……キスメが」

キスメ「……!」ブンブン(←気合入れて頷いている)

パスカル「よし! さて、後は……」

鈴仙「(パスカル君が一瞬動きを止めてるわね。 何か考えてるのかな?)」

パルスィがやや後方の永琳を付け狙い、松山がフォローに向けてやや下がる中、
永遠亭ルナティックスは後半初の得点チャンスを早くも迎えていた。
鈴仙もまた、ペナルティエリアの『外』に陣取り、いつでも強烈なグラウンダーを撃てるよう準備はしているが、
しかし敵の守備陣も未だ堅牢、途中で思わぬカットに遭うかもしれない。

555 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:52:19 ID:yXzjwe8+
鈴仙「(どうしよう。 折角だから、何か言っておいたほうが良いのかな……?)」

そんな中、鈴仙はパスカルに指示を出すか暫く考えて……。

A:バナナシュートを撃ってもらう。
B:ドリブルでサイド際を抉り、そのまま適度に時間を稼いでもらう。
C:自分(鈴仙)の元へパスを出してもらう。
D:佳歩の元へパスを出してもらい、ラビットテイルを狙わせる。
E:後方の永琳へパスを出してもらう。
F:後方のてゐへパスを出してもらう。
G:大きく左サイド後方のウサギBにサイドチェンジする。
H:パスカルの判断に任せる。
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

556 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:53:19 ID:Dv0UTJ1g
A

557 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:21 ID:XDtKpTeg
F

558 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:36 ID:RLcLtIV6
G

559 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:43 ID:8HvjDdB2


560 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:55:48 ID:0Ev9edpc
F

561 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:56:01 ID:???
その威力で大丈夫なのかしら

562 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:57:39 ID:???
よく覚えてないけど、バナナシュートってさとり相手に通用する威力だっけ?

563 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:58:08 ID:???
大丈夫だ!問題ない

564 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:58:53 ID:???
多分53位?無理でしょ

565 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:00:56 ID:???
ナンデスから点取ったこともあるしたぶん大丈夫
無理でもDFのガッツ消費を誘発させるのでいいんじゃないかな

566 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:01:14 ID:???
色々と揺さぶるってのも面白いとは思う。

567 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:02:01 ID:???
現状、DFのガッツ消費させる必要あんまりないがな
そんな作戦を最初から立ててるわけでもないし

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 00:07:41 ID:rcsy9bsg
A:バナナシュートを撃ってもらう。

鈴仙「パスカル君! ここはバナナシュートを撃って!」

パスカル「(……む。 何だって、レイセン? 少し焦り過ぎなんじゃないのか?)」

鈴仙の大袈裟なジェスチャーを見ながら、パスカルは内心その指示を訝しんでいた。

パスカル「(俺のバナナシュートの威力はそう高くない。 言ってしまえば、カホの野兎シュートとそう変わらないんだ。
確かに、フリーの状態であれば、そう悪くない勝負だとは思うが――)」

ゾンビ妖精D「……!」

パスカル「(――敵のD番が、軽く圧力をかけて来ている。 フリーでは撃てまい。
敵のDFを削る効果もあるにはあるが……)」

鈴仙「(あ――あれっ? パスカル君ってば余計に難しい顔して考えこんじゃってる?)」

余計な事したかな?…と、冷や汗を垂らす鈴仙とは裏腹に、パスカルの表情は渋い。
やがてパスカルは右脚を振り抜き……。

先着1名様で、

★パスカルの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→パスカル「(ひょっとして。 レイセンは俺の新必殺シュートの存在を知ってるのか…)」新必殺シュートだ!
ダイヤ・ハート・スペード→パスカル「(――いや。 勝負には数値では表せない! ここは決める!)」シュートに行った!
クラブ→パスカル「すまんレイセン、その判断は無理だ!」パスカルは後方のてゐにパスを出した。

569 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:08:31 ID:???
★パスカルの判断→ クラブJ

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0ch BBS 2007-01-24