キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 01:17:50 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1418544020/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられている。

……そんな中、松山の精神世界を小旅行したり、ブリッツボールをしたり、妹紅と改めて親交を深めたり。
一時の休日を過ごした鈴仙の前に立ちはだかるのは、全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合。
チームメイトが士気を高揚させる一方、鈴仙の心は後悔に揺れていた。 
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心とする恐るべき計画――
『ハイパー・カンピオーネ』に妖夢が加入する事を、鈴仙は後押ししてしまったからだ。
「ただ、強くなりたい――」それ以上を語らず(ドリブルで)斬りかかる妖夢に対して、鈴仙は何を想い、何を見出すのか。
そして、鈴仙を陰で見守る謎のサッカー少年の正体とは一体……!?

563 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 01:26:51 ID:???
すみません、続きを書こうと思ったのですが、途中で疲れてしまったので、今日の更新はここまでにします。
明日は、コーナーキックの作戦選択から更新をはじめて行きたいと思います。また色々考えて頂ければ幸いです。
>>541
これでパスカルが毛玉に負けたらどうしようとか考えてました(笑)
>>548
部下の失敗に対し自ら責任を取ろうとする姫様は、やっぱりカリスマだったんですね…w
>>558
佳歩が9以上か、中西がダイヤでなければ決まっていましたね。惜しかったです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

564 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 01:27:26 ID:???
乙ロット!

565 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 08:59:15 ID:???
新入り「乙ロットーッ!」

藍「バカな……なんという応援力だ! 58、59、60……まだまだ上がるぞ!
蓬莱山輝夜のカリスマは私の想定をはるかに越えるというのか!」

新入り「乙ーーロットーッ!」

輝夜「またこの展開かーっ!? イナバなんでちゃんと決めーーきゃあーっ!?」

デデーン!

佳歩「姫様ーっ!?」

藍「……なんだこれは」

紫「このインフレ……やはり鈴仙を早くなんとかしなければ」

藍(いやいやいや、関係ないですよね……ないよな?)

566 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 18:38:49 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>564
いつも乙ロットありがとうございます!
>>565
乙ロットありがとうございます(?)。
まだ53万とか出てないんでインフレは大丈夫ですw

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 18:39:54 ID:f1M3cgzI
★佳歩→ラビットテイル 56 ( スペード5 )+( 6 + 1 )=63★
★毛玉D→ブロック 43 ( クラブ8 )+( 4 + 1 )+(人数補正+1)=49
 幽々子→ブロック 51 ( スペード6 )+( 2 + 1 )+(人数補正+1)=55★
★中西→パンチング 56 ( ダイヤ5 )+( 3 + 1 )+(突っ張りディフェンス+3)=63★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてルナティックスのコーナーキック

佳歩「でりゃぁぁぁ〜〜〜!!」

ギュウウウウウウウウウウウウッ……!!

幽々子「んー。 ちょっと早いわねぇ。 まるで一瞬だけ輝く閃光みたい」

佳歩の放った電光石火のスピードシュートは、
毛玉は勿論として、絶大な守備力を持ちながらも初速の遅い幽々子に対して効果は抜群。
西行寺のゴールへと一直線へと向かって行く。

中西「(早いな。 せやけど……軽すぎるわ!)」

そしてこのシュートは同じく、反射神経には優れるものの、その巨体からか動きが鈍い中西にも有効かと思われたが……。
それでも、自信家の中西は全く物怖じせずにゴールから一歩も身体を動かさずにボールに触れて。

中西「でらぁぁぁぁ! 『突っ張りディフェンス』じゃーいッ!」

ブウン! バチイイッ!

実況「で、出た〜〜!! 中西選手の『突っ張りディフェンス』がさく裂だ〜〜〜っ!!
中西選手、その巨体を全く動かさずに、佳歩選手のシュートを掌で大きく押し出します!
そしてボールはゴールラインを割って、ルナティックスのコーナーキックに!
やはり佳歩選手では、中西選手が荷が重すぎたか〜〜!?」

中西「(……いや、違う! アイツのシュート――ワイの手元で重くなった!
本来なら前へと押し返せていたのが、押し返し切れんかった……!!)」

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 18:40:56 ID:???
佳歩のシュートは、中西の予想を超えて強力ではあった。しかし、中西を完全に凌駕する程強力であったとまでは言えず――。
結果として、シュートの威力は中西の強烈な突っ張りにより相殺されてしまう。

佳歩「あうう……ご、ごめんなさい!」

鈴仙「――気にしなくても良いわ、佳歩。 コーナーキックだけど、ボールはまだこっちにある。
私達の攻撃は、まだ終わってはいないもの」

泣きそうな顔でシュート失敗を謝罪する佳歩の頭を優しく撫でながら、
前線の鈴仙とパスカルはコーナーキックに向けての作戦を簡単に話していた。

パスカル「……このコーナーキックをどう活用するか。 そこは悩みどころだな。
なんせ、PAを守る女性――ユユコさんの守備力は恐らく、今大会でも最強クラス。
それに、今のシュートへの反応を見るにやはり、GKのナカニシも中々のやり手だ。
速度こそはやや鈍重だが、咄嗟の判断力と瞬発力は大したものだった」

鈴仙「そうねぇ……特に空中戦は厳しいかもね。
それでも、師匠の『爆宙アポロ』だったら、幽々子さんの高空クリアが相手でも……。
――いや。師匠でもやっぱりきついかしら」

佳歩「だからといって、ドリブル突破もラクじゃない……ですよね」

パスカル「そうだな……。 敵さんにとって、ここでの失点は即敗北確定に繋がりかねん。
ここは兎に角人数を割いてでも、守備に全力を向けて来るだろうから、
仮にエイリンさんのドリブルでも、かなり厳しいんじゃないだろうか。
テイに預けて、そこから『インビジブルデューパー』も……恐らく、敵の警戒が強い。
多少はボールキープをしなければ、シュートにまでは持っていけないだろう」

鈴仙「……となると、残されたのはパスカル君が直接『バナナシュート』を狙うとか、
妹紅に上がって貰って、プレスが来ないかつ、守備にも戻り易い30メートル地点で、
『ネオフジヤマヴォルケイノ』を撃って貰うとか、私や師匠の低いスルーでかく乱をするとか。
……言ってしまってなんだけど、どれを選んでも確実! ――ってのは無さそうかしらね……」

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 18:42:38 ID:f1M3cgzI
永琳「――さて。 方針は決まった?」

そうして話をする鈴仙とパスカル(と佳歩)に、永琳が割り込んで来た。

永琳「敵は既に、コーナーキックの準備を進めているわ。
――WGの橙を中盤下がり目に、FWの妖夢をセンターサークル付近に置く以外は、
ほぼ全員で守備に向かう! ……っていう感じみたいね。
ここまで守備に寄せられているとなれば、ここは決まれば幸運……
くらいに考えた方が、精神衛生上楽かもしれないわよ?」

そう言って永琳は、改めて敵陣のPAを見渡しながら言う。
敵チームが既に動きを固めている様子の以上、ルナティックスも動かなくてはならないと示しているように見えた。

鈴仙「は、はい……(でも、師匠のおっしゃる通り、そろそろ指示をしっかり出しとかないといけないわね。
今は後半の9分――もうちょっとで10分、点差は1−0でこっちのリード。
遅攻でも良いような気もして来たけれど、そうするとチャンスを手放し、逆にボールを奪われるリスクもある。
さて。 この場合、最も良い選択肢は――)」

A:永琳にショートコーナーで預け、ドリブルで突破して一対一を狙って貰う。
B:永琳に高い球を出して貰い、『爆宙アポロ』でゴールを狙って貰う。
C:パスカルに直接、『バナナシュート』でゴールを狙って貰う。
D:妹紅に上がって貰い、『ネオフジヤマヴォルケイノ』でゴールを狙って貰う。
E:てゐにボールを預け、ボールキープからの『インビジブルデューパー』を狙う。
F:自分(鈴仙)への低い浮き球を要求し、スルーで敵陣をかく乱する。(鈴仙のスルー:57)
G:自分へのショートコーナーを要求しボールキープ。シュートを狙う!(鈴仙のドリブル:51)
H:後方にボールを戻し、遅攻に切り替える。
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:750/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

570 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 18:43:48 ID:0anO6POk
D ロングシュー

571 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 19:01:02 ID:???
I てゐに出して神の手ゴールを狙わせる

572 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 19:04:30 ID:GWzwV7E6
F

573 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 19:08:01 ID:vuIeaOmk


574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 21:35:28 ID:f1M3cgzI
F:自分(鈴仙)への低い浮き球を要求し、スルーで敵陣をかく乱する。(鈴仙のスルー:57)

鈴仙「――そうね。 こんな作戦はどうかしら……!?」

鈴仙は手短に、ルナティックスの前線の選手に向けて、自身の考えた作戦を披露した。
つまり、自分(鈴仙)が低い浮き球をスルーして、大量に集まる敵の注意を逸らしつつ、敵のGK――中西のバランスを崩させる。
そして、敵をかく乱したところで、スルーを受け取った選手がゴールを決める……と、いう内容だ。

永琳「成程。 ウドンゲへの警戒度を考えると、あながち無い話では無いわね。
問題としては、西行寺幽々子が大人数を連れて低いクリアに出た場合、こちらの勝率がかなり低くなる点。
そして、ウドンゲにスルーをさせて、一体誰がそのボールを受け取るかという点の二つかしら。
もっとも、前者については完全に時の運。 この場で議論する事は出来ない。
となると、問題は――。 『誰に、ウドンゲのスルーをフォローさせるか』、という点だけになるわね。
……何か考えでもあるの?」

永琳は鈴仙の言葉をしっかりと咀嚼しながら、問いを一つ投げかけた。即ち、鈴仙がスルーしたボールは、誰にフォローさせるのか。

鈴仙「えっと……!」

鈴仙は永琳の問いを受けて少し緊張しつつも、勇気を出してひるまずに胸を張る。
果たして、そんな鈴仙が出した答えは――。

A:「師匠です。 警戒は高いでしょうが、その分相手を多く炙り出せます」
B:「パスカル君です。 高いドリブル力で残存選手を一掃し、一対一で決めて貰います」
C:「佳歩です。 警戒の薄さを活かし、ドリブルと一対一で奇襲をかけます」
D:「てゐです。 敵は恐らく、てゐの『ロビングシュート』への注意が欠けていると思います」
E:「し、師匠はどうしたら良いと思いますでしょうか……?」
F:その他 自由選択枠 オーバーラップさせた妹紅に渡したい場合等はこちらで

鈴仙のガッツ:750/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

575 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 21:37:28 ID:0anO6POk


576 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 21:39:50 ID:On30QpdE
D

577 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:02:14 ID:f1M3cgzI
D:「てゐです。 敵は恐らく、てゐの『ロビングシュート』への注意が欠けていると思います」

鈴仙「……ここは敢えて、てゐを使ってみるのも良いかと思っています」

てゐ「う、うえっ!? 私!? キッカーやる気マンマンだったのに!」

鈴仙達の作戦会議にも我関せずと言った態度を取っていたてゐは、
突然名指しで呼ばれた事に対して、大いに驚いているようだった。

永琳「てゐ……? ――まぁ、確かにウドンゲのスルーの受取先という意味だったら、
あの子は佳歩と同じか……ひょっとしたら、それ以上に警戒が薄いから奇襲としては充分と思うけど。
――勝機はあるのかしら? GKの中西太一は、恐らく一対一の名手よ」

鈴仙「――そこについては、考えてあります。 ……てゐに『ロビングシュート』を使わせるんです」

てゐ「ああ……。 そういや、そんな技もあったねぇ。 ――んでも、それを使っても私ってシュートはよわよわだし。
それだったら、佳歩ちゃんの『プランスラビット』の方が、コスパも威力も良いと思うんだけど」

パスカル「(いや――でも、そうか。 俺には何となく読めて来たぞ、レイセンの狙いが……)」

佳歩「ど、どど、どういう狙いですかっ? まさか、私が勝負弱いからもう二度と使わないとか、そんなんじゃぁ……」

鈴仙「違うわ、佳歩。 ……要するに、敵チームは未だ、因幡てゐという選手にはシュートがある、
……という事を知らないか、そうで無くても忘れている可能性が高い。
これまでの試合で積極的にシュートに向かい、かつドリブル突破も見せている佳歩は、
相手からしてみればドリブルかシュート、どっちで来るか分からない。
その反面。 ドリブル突破とパスはしてみせたてゐは、この大会始まって以来、一度もシュートをした事が無い。
――これは、相手に『ドリブルで来る』と錯覚させる為の、良い材料になると思うの」

578 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:03:15 ID:???

てゐ「はぁ……成程ね。 鈴仙にしては、良く考えてるじゃん」

永琳「――確かに、論理としては筋が通っているわね。
無論、相手が裏の裏を掻いてシュートに備える可能性があるでしょうけど。
それでも、相手が保守的にドリブルに備えてくれる可能性は高いでしょうし。 そういう感じでやっておきましょうか」

鈴仙の作戦について当初懐疑的だったメンバーも、説明をしっかりと聞くにつれ納得の色を見せる。
そうして、メンバーは前線に鈴仙、パスカル、てゐ、永琳、佳歩の五名を残し、
キッカーにはウサギBを据えて、コーナーキックからの試合再開を待つのみとなった。
――そして。

―――ピィイイイッ!

実況「さあ! コーナーキックの笛が鳴りました! キッカーはパスに定評のあるウサギB選手です!
ウサギB選手、西行寺チームの殆どと、ルナティックスの前線メンバーでひしめき合うPA内を一瞥し〜!」

ウサギB「(鈴仙さまに、低いパス……だよね。 ええええ〜〜〜いっ!)」

グワァッ、バゴオオオッ!

藍「この軌道は……鈴仙へのセンタリングか!
(――空中シュートの『マインドスターマイン』で勝負を決めに来たか?
確かに、あのシュートならば幽々子様の低いクリアでも充分勝負になるが……?)」

幽々子「…………」

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:04:50 ID:f1M3cgzI
先着1名様で、

★敵の警戒網→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→藍「いや……これはセンタリングでは無い、シュートだ!」ウサギB「新技のお披露目です!」
ダイヤ→藍と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに!
ハート・スペード→幽々子と藍の2名が鈴仙のクリアに!
クラブ→幽々子と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに!
クラブA→鈴仙のスルーは読まれていた。 中西は動揺せず、てゐは囲まれてしまう!

580 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:05:06 ID:???
★敵の警戒網→ クラブJ

581 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:05:12 ID:???
★敵の警戒網→ スペードA

582 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:07:13 ID:???
こらあかん

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:16:53 ID:f1M3cgzI
★敵の警戒網→ クラブJ ★
クラブ→幽々子と毛玉3名、合計4名が鈴仙のクリアに!

藍「幽々子様! 私とクリアに向かいましょう! ここは――」

幽々子「ううん。 藍はここでフォローに備えてて頂戴な。 ここは、私が毛玉達を連れてクリアに行くわ……」

藍「そんな。 確かに私が居ても勝率的にはそう変わりはしないでしょうが。 ここは全力で――!」

幽々子「……もう。 藍ってば知識はあるけど、実戦感覚が本当イマイチねえ〜。 紫がいつも愚痴っていた通りだわ」

藍「ゆ、紫様は関係な、い……!」

自分が橙に対して同様な苦言を投げかけているのを棚に上げ、
藍は反論しようとするが――幽々子が取りだした扇子の方向を見て、それを取り下げた。
幽々子の示した方向には――てゐが、フォローというにはゴールに近すぎる位置に立っていた。

藍「やられた……! あれはシュートなんかじゃない。 スルーパスか!」

幽々子「――と、言う訳で。 私はここを全力で止める。 藍は私が失敗した時……よろしくね〜」

ゴオオオッ……!

鈴仙「や、やば……!(――き、気付かれた!?
幽々子さんが毛玉を引き連れて、低空クリアの構えを見せているわ……!)」

実況「鈴仙選手が動きを合わせた低い浮き球には、幽々子選手に毛玉E選手、毛玉B選手、毛玉D選手の4名が
クリアへと飛びついております! 鈴仙選手、果たしてここで決める事が出来るのか〜〜〜!?」

鈴仙「(厳しい勝負になったけど……!)――え、ええ〜い! シュートを撃つだけが、FWの仕事じゃないのよ〜っ!!」

バッ…!!

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:18:10 ID:f1M3cgzI
先着3名様で、

★鈴仙→低いスルー 57 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★毛玉E→低いクリア 44 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 毛玉D→低いクリア 46 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★毛玉B→低いクリア 46 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 幽々子→死出の誘蛾灯 58 (! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 鈴仙、スルー成功! 中西はバランスを崩し、てゐが一対一を狙う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(ルナサがフォロー)(藍がフォロー)
≦−2→西行寺ボールに。
【補足・補正・備考】
幽々子はスキル・亡霊により鈴仙のスキル・狂気の瞳が無効化されます。

585 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:18:34 ID:???
★鈴仙→低いスルー 57 ( ハートA )+( 2 + 3 )=★

586 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:19:09 ID:???
★毛玉E→低いクリア 44 ( スペードA )+( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 毛玉D→低いクリア 46 ( スペード9 )+( 6 + 6 )+(人数補正+2)=★

587 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:19:17 ID:???
★毛玉B→低いクリア 46 ( ダイヤ8 )+( 3 + 6 )+(人数補正+2)=
 幽々子→死出の誘蛾灯 58 ( スペードJ )+( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

588 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:19:34 ID:???
★毛玉E→低いクリア 44 ( クラブ5 )+( 6 + 2 )+(人数補正+2)=
 毛玉D→低いクリア 46 ( スペード2 )+( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

589 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:20:15 ID:???
さすがに57で幽々子と空中戦は無理があった

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:51:04 ID:f1M3cgzI
★鈴仙→低いスルー 57 ( ハートA )+( 2 + 3 )=62★
★毛玉E→低いクリア 44 ( スペードA )+( 6 + 6 )+(人数補正+2)=58
 毛玉D→低いクリア 46 ( スペード9 )+( 6 + 6 )+(人数補正+2)=60★
★毛玉B→低いクリア 46 ( ダイヤ8 )+( 3 + 6 )+(人数補正+2)=57
 幽々子→死出の誘蛾灯 58 ( スペードJ )+( 4 + 6 )+(人数補正+2)=70★
≦−2→西行寺ボールに。

鈴仙「でりゃーーーっ!」

幽々子「あらあら。 良い年頃の女の子が、そんなはした無く叫んじゃって。
妖夢もそうだけど、もっとおしとやかに出来ないもんかしらね」

ボールに対して跳びかかる鈴仙に対して、
幽々子はそんな世間話をしながら優雅にボールへの距離を詰め――。

ゴォォォォ……!  ――バギイイイッ!!

鈴仙「!?」

一瞬ながら澱みなく無駄が無い動きで、鈴仙の方向へと飛んでいたボールを、
フィールドの遥か前方へと叩き上げてしまった。
……鈴仙のスルーは、空中を支配する亡霊嬢に対して、全く通用しなかった。

実況「で、出た〜〜! 幽々子選手の妖気を纏った必殺クリアがさく裂!
ルナティックスの手元にあったボールは一転、遥かセンターサークル付近にまで飛んで行きます!
そして中盤が大きく上がったルナティックス、誰もフォローに行く事が出来ずに……!」

バシッ!

妖夢「――幽々子様、ありがとうございます!」

タッ!

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:55:16 ID:f1M3cgzI
実況「ボールは中盤で、FWの魂魄妖夢選手がフォロー!
妖夢選手、橙選手とメルラン選手を連れ、ルナティックスの右サイド側を真っ直ぐに突き進んでいきます〜〜!」

鈴仙「あ、あわわ……! ミスっちゃったわ……!」

ウサギC「ど、どーしよ〜?!」

妹紅「……確かに私達の中盤は不在だけど、それは敵だっておんなじ。
だから、相手にしてもこのままフォローも無い状態で突っ走るかは……微妙だね」

ウサギC「じゃ、じゃあさ〜! わたしたちDFがラインを上げて、あのよ〜むってのからボールを取っちゃうのはどうかな〜〜!?」

妹紅「いや……その場合、敵が攻めて来ず、前目でのパスワークに走られた場合が怖い。
中盤の藍とかルナサとかが戻って来たのを良い事に、巧いパスを通されて、そのまま一対一……なんて悪夢みたいな事もあり得る。
とりあえずは、このままPA内を固めてさえいれば、そういう隙を突かれる――と、いう事は無いと思うけど。
――その代わり、敵に体勢を整えられる事だけは、覚悟しなくちゃいけないかしら」

慧音「……中間の案――例えば、妹紅とウサギCにのみボールカットに行かせて、
私とつかさ、そしてウサギBはPA内を固める――と、いうのも考え得るが。
折衷案というのは、往々にして中途半端になる危険もあるからな……」

そして、ルナティックスの最終ラインを任されたDF陣は迷っていた。
たった三名で進撃を続ける、西行寺亡霊連合のFW陣への対処に。

鈴仙「(敵がどういう意図で上がってきているのか。
前線でボールを維持したいだけなのか、それとも果敢に一対一を狙っていきたいのか。
これまでの敵の動きの傾向から、読めたりしないかしら。
――それによって、どんな方法を取れば良いかは変わって来そうだけど。
ここは、慧音さんに何か指示を出してみようかな……!?)」

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:56:38 ID:f1M3cgzI
鈴仙は敵チームの考えを想像しつつ、DF陣に取らせる動きを必死に考えて――こう指示を出した。

A:DF陣には上がって貰い、妖夢のボールを全力でカットして貰う。
B:DF陣にはPA内に籠って貰い、敵のどんな攻撃にも備えられるようにして貰う。
C:妹紅とウサギCには妖夢へとタックルに行って貰い、慧音とつかさ、ウサギBはPA内を固めて貰う。
D:DF陣の判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:770/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

593 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:57:25 ID:0anO6POk


594 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:58:23 ID:On30QpdE
C

595 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 22:58:58 ID:zH+Ll0Og
B

596 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 23:34:49 ID:f1M3cgzI
B:DF陣にはPA内に籠って貰い、敵のどんな攻撃にも備えられるようにして貰う。

鈴仙「(これまでの傾向を見ると、西行寺チームは一対一を狙ってきそうだけど……)
――慧音さん、皆! ここは慌てず、PA内をしっかりと固めてくださいーっ!」

慧音「………鈴仙。 ――分かった、そうさせて貰おう!」

ウサギC「りょ〜かいだよー!」

ウサギB「(確かに、ここでラインを上げて万一の事があったら怖いしね……!)」

実況「妖夢選手達が上がっていきますが……! ルナティックス、ここは冷静にPA内を固めて対処。
5バックの数的有利を活かして、そう簡単には閂を開けさせません!」

妖夢「だけど……それなら却って好都合!」

ダダダッ!

実況「そしてこの事態を想定していた妖夢選手は、慌てずに悠々と、
ルナティックスのサイド際ギリギリでボールをキープし時間を稼ぎます!
藍選手やルナサ選手と言った、頼りになるMFが上がって来るのを待つ事にしたようです!」

中西「(おっ。 ひょっとしたらこの局面……)――おい、お嬢ちゃん!」

リリカ「お嬢ちゃんだなんて舐めた呼び方ね、関取の坊ちゃん。 ――で、どうしたの?
……まさか――私達三姉妹の『アレ』を使っても良いとか?」

中西「……いや、まだや。 せやけど、お前さんのオーバーラップは良い目くらましになるさかい」

リリカ「なるほど〜。 何と無く言いたい事は分かったよ、関取の坊ちゃん」

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 23:35:50 ID:f1M3cgzI
中西「……坊ちゃんは良いが、関取はやめてくれ。
――ワイは、サッカー協会だけやなく、相撲協会にまでも泥をかけとうない」

リリカ「はいはい、考えとくね。 ――それじゃあ。 行ってきま〜〜す!」

タッ!

藍「妖夢、ナイスキープだ!」

実況「さあ! 永遠亭ルナティックスのMF陣と時を同じくして、西行寺亡霊連合のMF陣も、
ルナティックスのPA付近までへとやって来ました! 藍選手にルナサ選手がいつでもボールをフォロー可能な位置に……!
と。 いや! 上がってきているのはこれだけではありません!」

リリカ「皆〜! リリカは要らない子じゃないよ〜〜っ!」

タタタッ……!
―――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

慧音「なん……だと……!?」

妹紅「トリオでのシュートに定評のあるプリズムリバー三姉妹が、ここでPA付近に集合……!?」

後半も12分から13分と言った頃合いに突如行われた、プリズムリバー三姉妹の三女。
SBのリリカ・プリズムリバーのオーバーラップは、これまで膠着していた試合の中では新たな動きだった。
最終ラインの守備力を一部放棄する代わりに、彼女達三姉妹が撃てるトライアングルシュート、
『コンチェルト・グロッソ』については、その威力とド派手さから観客の人気や知名度も高い。
妖夢と橙が右サイドでボールキープとパスワークとで地味にゲームを進行しているのに対し、
左サイドにおける彼女達の集合は、ボールを持っていないにも関わらず、観客達に大きな注目と期待を与えていた。

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 23:36:52 ID:f1M3cgzI

鈴仙「(……まさか。 西行寺がここで賭けに出て来たと言うの!?
――でも確かに、PAを固めると決意した以上、ここで安定した攻撃態勢を作らせる事だって、覚悟しなくちゃいけなかった。
西行寺は三姉妹を上がらせて……その代わり、藍さんを少し後ろに下げる事で、
オーバーラップ失敗時の傷を少しでも塞ごうとしているみたいね。

だけど、警戒すべきは彼女達だけじゃない。
三姉妹の上がる隙を突いて、橙や妖夢がドリブルやワンツー突破を仕掛けて来るかもしれない。
……でも、このまま特に指示が無ければ、どうしても守りの手は分散せざるを得ないでしょうね。
だからこそ、ここは出来ればどっちか一つに対応するよう、決め撃っておきたい所だけど……何か、言ってみようかしら?
明確な正解を出せれば、戦略的には勿論、師匠からの評価的にも良いかなー……って気もするし)」

何となく感じるプレッシャーに対して、鈴仙は冷や汗を拭いながら、DF陣に向かって続けてこう指示を出した。

A:「皆! プリズムリバー三姉妹の合体シュートやトリオワンツーに要注意よ!」
B:「皆! ここは橙と妖夢のドリブルやワンツーに要警戒よ!」
C:「皆! ここは特に狙いを定めず、どっちにも対応できるよう手広く守るのよ!」
D:特に指示は出さず、事の成り行きに任せる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:770/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

599 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 23:39:11 ID:0anO6POk
B

600 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 23:40:16 ID:zH+Ll0Og
B

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 23:47:42 ID:???
Bに決まったところで、少し早いですが今日の更新はここまでにしたいと思います。
Bは正解選択肢ですので、永琳印象値が若干アップします。
ちょっと簡単すぎだったかもですが、明確な答えを>>596の中西のセリフに仕込んだ形でした。
>>571
幸運にも反則を流してくれそうですね…w
>>589
ダイヤだったら、藍のクリア値は52+補正2だったので良い感じでしたが、クラブは厳しかったですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

602 :森崎名無しさん:2015/01/24(土) 23:49:38 ID:???
三姉妹のワンツーなら1対1には持ち込めそうだけど一番肝心な後が続くか微妙だからね
乙ロットー!

603 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 01:31:11 ID:???
乙です
1点が重要・・・カウンター・・・PK・・・うっ、頭が・・・

604 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 02:07:48 ID:???
1点が重要・・・ポスト・・・PK・・・うっ頭が

605 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 14:34:57 ID:???
乙です
攻撃も手詰まり感があるなあ
スルーやポストプレイも技ないと厳しいレベルか……
鈴仙さん一人じゃ厳しいから、パスカル君や佳歩さんを引き立てるパターンも欲しいけど

とりあえず今は佳歩さんやパスカル君で粘り強く攻めて、隙ができたら鈴仙さんに
というパターンがいいかな
妹紅さんに頼るのは同点にされてからか

606 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 14:37:21 ID:???
鈴仙がエクスプロージョンを打ちにいきづらいのはリリカの警戒が強かったから
ここを守って全力で速攻カウンターにいければ追加点のチャンス

607 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 14:38:56 ID:???
インビジブルさえ打てれば有利なんだけどね

608 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 16:55:34 ID:???
永琳印象値が上がったということはそろそろ45
普通にカホロットかディケイドあたりを鍛えるのかしら
妹紅の足元の守備鍛えてもよさげだけど選んでも何故かまた攻撃だけが上がってしまうかもw

609 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 17:44:58 ID:???
妹紅さんはタックル一点除けば充分強い上にガッツも高いし、もったいないかも
個人的には佳歩さんかなと。前線の守備力、鈴仙さん以外の得点手段と伸びれば大きい

610 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 17:50:10 ID:???
妹紅やつかさも捨てがたいけどチームの面子見ると攻撃型チームとしてガンガンいくべきと見て佳歩でいいのかもね
DFの少々力不足感は今回みたいに戦術でごまかす!
幸い新聞のおかげで次の試合のごまかし方も大体わかるし

611 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 18:23:24 ID:???
別に現状は攻撃特化とは思わないけどね
DFの力不足感は姫様に練習費やした結果だし
(悪いとは思ってない、その代わり姫様のセービングは本当に頼りになった)

そんでもって妹紅さんもかなり強い、あとタックルが伸びれば言うことなしの水準まで達している
パスカットは現状ちょっと穴かもしれない
けど妹紅さん一人でなんでも出来ても、同時に複数はマークできないから、
タックルがそれなりにできるメンバーがもう一人欲しいかな?
そのへんは人里のウサギさん試合もこなして様子をみたいところ

慧音先生も基礎値は高いから、ブロックフラグを回収さえしてくれれば化けるはず
タックル、パスカットも決して低くない

攻撃面において、「師匠と鈴仙さえマークすればそれでいい」状態だから、
佳歩さんがもう少し伸びてくぐればそれは改善できるかなって
ラビットテイルで58、ドリブル50出せれば、もう相手に取って無視できないレベルになる
ドリブル1、シュート2くらい上がればOKなレベル

仮に失敗しても、守備力は上がるし前線の守備力増強と言う意味では間違ってない

あと、つかさは特訓を残していると言うのもあるかな

……完全に個人的な意見ですけど


612 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 19:39:39 ID:???
人里草サッカーのメンバー、勝ったらボーナス入るからカホロットは確定ですよね。
ゴールしなきゃ勝てるわけがないからFWは最低一人は絶対ですし。

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:02:16 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>602
確かに、戦略的にも利がありませんですしね。乙ロットありがとうございます。
>>603
乙ありがとうございます。
1点勝負とか言う話だった某イタリア戦は色々とアレでしたね…w
>>604
ブルノさん要素はありません。
>>605
乙ありがとうございます。
鈴仙は一応スルーフラグがあるので、回収できれば攻撃にも多様性が増すかもですね。
>>612
そうなると折角の選択の幅が狭まるので、
必ずしも佳歩を選ばなくても良いようなイベント設計を考えようと思います。

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:04:21 ID:6vuCCI6Q
B:「皆! ここは橙と妖夢のドリブルやワンツーに要警戒よ!」

鈴仙「(――いや。 今のリリカのオーバーラップ……何か不自然な気がする。
確かに西行寺はここで1点を取っておきたいのは分かるけど、それ以上に不要な失点はしたくない筈。
なのに、試合終了直前でも無いのに、ここまで無理してDFを上げて来るものかしら……?)」

鈴仙はこの時咄嗟に、リリカの動きの不自然さに気が付く事が出来た。
焦っている様子でも無く、輝夜の全力セーブ相手に絶対の勝機がある訳でも無く、
それにも関わらず、危険の大きいオーバーラップという博打に出るだろうか。
そう発想していくと……自ずと敵の狙いは見えてくる。 鈴仙はDF陣に向かってこう叫んだ。

鈴仙「皆! ここは橙と妖夢のドリブルやワンツーに要警戒よ!」

つかさ「……!? で、でも。 左サイドにはプリズムリバー三姉妹が……!」

鈴仙「……大丈夫。 プリズムリバー三姉妹はこの局面、どうせ攻められやしないもの。
ここは、橙達の突破に人数を割かれないためのフェイクよ! だからここは、思い切って右サイドの二人に警戒を!」

慧音「なん、だと……! ――しかし、確かにこの局面でのオーバーラップは、
これまでの冷静な西行寺のやり口からすると異質だ。 ……皆、ここは鈴仙の読みを信じよう!」

永琳「(……ふむ。 今までのウドンゲじゃあとても出来ない、良い意味での自信っぷりね。
だけどそれは決して的外れな自信では無い。 ――成程、これはあの子を少しでも評価してあげるべきかしらね)」

確証はないが、鈴仙は敢えてここで断言した。
慧音は一瞬たじろぎながらも、鈴仙の言葉に利があると信じて他のDF陣にも協力を促してくれた。
そして結果として、鈴仙の読みは見事に当たっており――。

リリカ「(あちゃ。 バレちゃってたか)……後は任せたよ、橙ちゃん!」

橙「(う、うえぇ……。全然敵さん、あっちを警戒してくれなかったよ……)」

615 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:05:34 ID:6vuCCI6Q
タッ! タタタ……!

実況「ああ〜っと! リリカ選手、ボールを貰うギリギリの位置でオーバーラップを解除して、一目散に自陣へと戻って行く!
そしてそれと同時に、橙選手は妖夢選手からバックパスを受け取り、そのままドリブルでルナティックスのPAへと向かいます!
これはどうやら、西行寺亡霊連合の仕掛けたトラップだったようです! ですが……!」

ウサギC「はっはぁ〜! タックル酋長の力、ここで見せてやる〜っ!」

妹紅「――その程度の策、御見通しだよ!」

慧音「(……鈴仙の言うとおりになったな。 彼女を信じてよかった)……止める!」

ウサギB「(役に立てないかもだけど、つかさちゃんは最後のブロック役がある。 だから、ここは私が……!)」

タッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「橙選手の前には、ルナティックス5バックのうち4名がタックルで襲い掛かる!
そして残りの1名――因幡つかさ選手もねじ込みとフォローに備えており、守備体勢はまさに万全!」

橙「(藍さまからの情報。 ここで私が勝てる確率は……33.4%前後! ちょっと厳しい勝率だけど……)
――え、ええ〜い! この程度で、負けちゃいられないんだから!」

ビュウウウッ!

実況「そんな中、橙選手が単身ドリブルで、ルナティックスのPA内へと侵入して行った〜〜!!」

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:07:31 ID:6vuCCI6Q
先着3名様で、

★橙→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(式の式+1)=★
★ウサギC→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 妹紅→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ウサギB→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 慧音→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 橙、突破成功! 輝夜と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がフォロー)(メルランがねじ込み)(つかさがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
橙のマークがダイヤ・ハートの時、「韋駄天ドリブル(+4)」が発動します。
妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
妹紅のマークがダイヤで「正直者の死(+2、発動時自分の判定については敵必殺ドリブル無効)」が発動します。
慧音のマークがダイヤ・ハートで「三種の神器 剣(+2)」が発動します。

617 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:08:26 ID:???
★橙→ドリブル 49 ( ダイヤ4 )( 6 + 6 )+(式の式+1)=★

618 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:08:31 ID:???
★ウサギC→タックル 43 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )+(人数補正+2)=
 妹紅→タックル 48 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=★

619 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:09:29 ID:???
★ウサギB→タックル 44 ( ハート4 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=
 慧音→タックル 49 ( スペードJ )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=★

620 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:09:37 ID:???
もうだめだ…おしまいだぁ…!

621 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:10:53 ID:???
カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ カグロットォー!

622 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:16:09 ID:???
新入り「おまえがとめなければ、おれはこの星を破壊しつくすだけだぁ」

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:37:20 ID:6vuCCI6Q
★橙→ドリブル 49 ( ダイヤ4 )( 6 + 6 )+(式の式+1)+(韋駄天ドリブル+4)=66★
★ウサギC→タックル 43 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )+(人数補正+2)=51
 妹紅→タックル 48 ( ハートQ )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=57★
★ウサギB→タックル 44 ( ハート4 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=54
 慧音→タックル 49 ( スペードJ )( 3 + 6 )+(人数補正+2)=60★
≧2→ 橙、突破成功! 輝夜と一対一に!

橙「確率やデータなんかに囚われない。 私は、今この勝負で勝ってみせるんだ……!」

心配そうに後方で自分を見守る藍の表情を見て、橙の士気はいよいよ高まっていた。

橙「(可哀想な藍さま。 あんなに頑張っているのに、紫様にいつもいじめられてばっかり。
この間だって、紫様は夜通しで働いて疲れている藍さまを二度もぶった。 全然大した事ないミスだったのに。
だけど、ここで私が活躍したら。 藍さまだってきちんと褒められるだろうし、
紫様もきっと、元の優しい紫様に戻ってくれる筈なんだ……!)――私は、絶対に負けない……!」

ビュウウンンッ!

ウサギC「き、きえた!?」

妹紅「違う! あまりの速さに、私達の目が追いついていないだけだ!」

自分がここで活躍すれば、きっと何もかもが上手く行くに違いない。
藍の顔に残る薄い痣を見た橙は、幼いながらにそう決意して、全ての慢心を消し去り、全力でのドリブルに向かった。
果たしてそれは、まさしく伝説上の仏神・韋駄天に相応しい速度と変幻自在さで、ルナティックスのPAをかき乱して行く。

ウサギB「……しょ、勝負にすらならないなんて!」

慧音「(……なんて事だ! 単なる化け猫の妖怪に過ぎぬ彼女に、ここまでの底力が隠されていたとは!
――末端であっても、彼女もまた八雲の者に相応しい大器を兼ね備えていたと。 そう断ぜざるを得ないな……)」

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:38:36 ID:6vuCCI6Q

ビュウウウウウウ……ッ!

橙「ぬ、抜けた……! 私でも、ここまで抜いて見せた……!」

実況「す……素晴らしいドリブルです、橙選手〜〜!!
妹紅選手や慧音選手など、並み居る強豪すら相手にせず、あっという間に4人抜き!
永遠亭ルナティックスのゴール一歩手前まで、瞬時に詰め寄って見せました!
これで橙選手の前方には、GKの輝夜選手たった一人しかおりません!
輝夜選手はセービングに比べ一対一での駆け引きが苦手ではありますが、ここで根性を魅せる事が出来るのか〜〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「カグロットーーー!!」「カグーヤ王女バンザーイ!」

輝夜「――う、ううう、うるさいんじゃい! 私だって、やるときゃやるのよ!」

バッ!

橙「(――残すは後一人だけ! 藍さま、そして……紫様。 ――どうか、見ていてください……!!)」

タタタッ……シュパァァァ!

625 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:39:39 ID:6vuCCI6Q
先着3名様で、

★橙の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 輝夜の選択→! card ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★
★橙 ドリブル/シュート 49/47 (! card)(! dice + ! dice)+(式の式+1)=★
★輝夜 そなえる 47 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→橙が貴重な同点弾を決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(西行寺のコーナーキック)(つかさがフォロー)
≦−2→輝夜、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
橙がドリブルで、マークがダイヤ・ハートの時、「韋駄天ドリブル(+4)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

626 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:40:11 ID:???
★橙の選択→ クラブ9  ダイヤかハートかスペードならドリブル、クラブならシュート
 輝夜の選択→ ダイヤQ  ダイヤかハートかスペードならドリブルに備える、クラブならシュートに備える★

627 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:40:51 ID:???
★橙 ドリブル/シュート 49/47 ( ダイヤA )( 6 + 3 )+(式の式+1)=★

628 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:41:22 ID:???
★輝夜 そなえる 47 ( JOKER )( 2 + 1 ) =★

629 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:41:43 ID:???
うおおおおおおおお!!カグーヤ王女バンザーイ!!

630 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:42:42 ID:???
久しぶりによい引きが出来たぜ。

631 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:43:18 ID:???
助けて永琳マイルド習得か?

632 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:47:24 ID:???
カグロットー!

橙の引きはすごいけど、まさかの姫様
1対1の弱さまで克服してしまうのか?

633 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:48:17 ID:???
1対1に拘るのも駄目って敵からしてみれば絶望しかないな
橙「もうだめにゃあ…おしまいにゃあ…」

634 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:51:05 ID:???
せりあいが1上がってスキルもしくは技なら1対1の弱さもだいぶ改善されるな。

635 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:55:23 ID:???
姫様が奇跡の一対一を見せて、橙のゴールを阻止したところで今日の更新はここまでです。
ここは同点かと思ったのですが、やはり何か持っていますね、姫様は……w
ですが、まだもう少し敵の攻勢は続きますので、油断は禁物かもです。
フラグ回収内容については、せりあい+1と、スキルか技の習得を考えています。

>>622
破壊されずに済みましたね…
>>629
カグーヤ王女バンザーイは負けフラグだと思っていたのですが…w

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

636 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:56:11 ID:???
乙ロットー!

637 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 23:57:33 ID:???
乙ロットーっ!
正直姫様が半端ないGKになっている件

相手が1対1強いGKが続いてたしこれはうれしい

638 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:06:20 ID:???
乙です
33.4%が阪神のアレとか思っている人がいるけどあれ3分の1を%に直してたって意味ね
あと>>604>>605UAEのことかと

639 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:45:42 ID:???
そしてまた進行する紫のノイローゼ

640 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:52:02 ID:???
紫のノイローゼが進むのも鈴仙って奴の仕業なんだ

641 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:22:46 ID:???
秩序を破壊しておきながら、それを言いがかりだといったお前を許さねぇ!
俺はあんたを絶対に許さねぇ!
ぜってぇ許さねぇ!
鈴仙!もう絶対許さねぇ!
あんたのやり方(ナチュラルに紫を追い込み秩序を破壊すること)は絶対に許さねぇ!


642 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:24:14 ID:???
紫「私は誤っていた……! 真に警戒すべきは、蓬莱山輝夜! 彼女だった!」

643 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:26:14 ID:???
姫様の1対1が弱いなどと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ!

644 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:32:58 ID:???
姫様の1対1が弱いなどと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ!

645 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 07:46:33 ID:???
>「カグーヤ王女バンザーイ!」
ガレリ「幻想郷の至る所から集めたならず者たちが、あなたの応援団としてお待ちしておりました」

646 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 19:22:42 ID:???
いいドリブルだ
感動的だな
だが無意味だ

647 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 19:37:54 ID:???
輝夜「ふふふ、真の実力を見せるときがきたわね。オンドゥル星の王女カグーヤ8世とは私のことよ!」

648 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 19:52:57 ID:???
不死身だからね

649 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 22:19:36 ID:???
ウサギC「姫様私のフラグ取ったんですか?」
輝夜「え?」
ウサギC「取りましたね?」
ウサギC「返して〜返してください〜」

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 22:47:56 ID:???
こんばんは、更新していきます。

>>636
乙ロットありがとうございます!
>>637
乙ロットありがとうございます!これでかなり強くなりましたね姫様……。
>>638
乙ありがとうございます。
それもありますが、ネタで無理やり33.4%使わせてる所もありますw
UAEの試合殆ど見てませんでした…(汗)
>>639-642
試合後にでも、紫側の事情も少しずつ明かしていければと思います。
>>645
フランスのアモロファンはならず者だった……?
>>649
本当に慧音先生や名無しウサギ達にも分けて欲しいです、フラグ(切実)

651 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 22:49:10 ID:???
★橙の選択→ クラブ9  クラブならシュート
 輝夜の選択→ ダイヤQ  ダイヤならドリブルに備える★
★橙 シュート 47 ( ダイヤA )( 6 + 3 )+(式の式+1)=57★
★輝夜 そなえる 47 ( JOKER )( 2 + 1 )(JOKERよりダイヤ15) +(読み外しペナ-2)=60★
≦−2→輝夜、ゴールを守る!

橙「(ここはドリブルで行くと見せかけて……)――こうですっ!」

タッ――バシュッ!

輝夜「んっなぁーーーー!? ここでシュートとか私のシマじゃノーカンなんだけどぉー!?」

実況「輝夜選手、何時もの如し頼りなさです!
橙選手の一対一に対して全力でドリブルに備えていましたが、それを読んでいたのか橙選手はシュートを選択!
ボールは今や、輝夜選手とは真逆の方向へと飛んで行ってしまった!」

鈴仙「(あああ……やっぱりダメだぁ……)」

パスカル「(これで同点か……。 一気に、試合が厳しくなるな)」

妹紅「(ざまあないね! ……とか言いたいけど。 橙のタックルを通した私の責任でもあるんだよね……)」

――橙の分かり易いフェイントにアッサリ引っかかった輝夜を見て、
永遠亭ルナティックスのメンバーのほぼ全てが失点を覚悟していた。
なんせ、輝夜はその(永琳を利用した)高いセービング技術に反して、一対一の技術やノウハウは皆無に等しい。
一応、死に続けた影響かフィジカルは無駄にしぶとく、最低限のドリブルやシュートには耐えられるが……。
しかし、橙のドリブルはもちろん、シュートも最低限では無かった。

652 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 22:50:12 ID:???
橙「(藍さまが示してくれた、あのお姫様の一番苦手なコース! これなら、絶対に同点だよ!)」

流石にいっぱしのFWと比べて見劣りするが、それでも基礎をしっかりと押さえている橙のキックは、
藍の式を通じて行われるコントロール調整もあって、充分に優秀と言っても良い水準。
ここでの同点は確定したと断じても良さそうだったが――輝夜が、この土壇場で漸く吠えた。

輝夜「(えーりんは居ない。 だったら……私が、マジの本気で行くしかないじゃないの……!?)
………う、う……うらぁああああああああああああああっ!!」

ドンッ! バゴオオオオオオッ!

橙「……な、何!? 今の音!」

下半身に力を籠めて、それでも足りない分は片腕を折れるまで叩き付けて。
そうして得た推進力をバネに、輝夜は先程までと真逆の方向に飛ぶ。
永年もの妹紅との死闘で身に付けた、不死身の肉体を最大限以上に活用して、
ボールを受け止めるというよりは、弾き返すような恰好だ。

輝夜「う、……うりゃぁぁぁぁぁぁ! 月人なめんなーーー!!」

その全力以上の跳躍でも無理ならば、
輝夜は自身の下半身を文字通り引き千切ってでも、ボールへとすっ飛んで行く。
気まぐれではあるが、一度何かの拍子で決意した事については筋を曲げずに突き進んでいく、
いかにも輝夜らしい豪胆さと大胆さであった。

橙「そ――そんにゃ……!(――でも大丈夫。 藍さまの狙いは完璧!
それでも、あの位置からだったらお姫様の手はボール一個分だけシュートに届かない。
――これで、これで絶対に決まりなんだから…………!!)」

しかし一方で、橙もまだ希望を捨ててはいなかった。
如何に輝夜が滅茶苦茶な動きを魅せようが、物理的にボールにはあと僅かに届かない筈なのだ。
実際に輝夜もまた、後僅かに届かないボールを前に空中で表情を苦悶に歪める。

653 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 22:51:15 ID:bUKk9tbo
だが。結論として、ボールは無事輝夜の手中に収まる事となる。 その理由は――。

先着1名様で、

★輝夜の一対一フラグ回収内容→ ! card ★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→超カグーヤ「私は輝夜では無い。 超《スーパー》カグーヤだ!!!」(スキル・超カグーヤモード解放)
ダイヤ・ハート→輝夜の更なる機転による、スーパープレイだった。(スキル・一対一+2)
スペード・クラブ→輝夜の想いに答え現れた、永琳の謎パワーだった。(『たすけてえーりん!』が一対一対応可に)

654 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 22:51:37 ID:???
★輝夜の一対一フラグ回収内容→ ダイヤQ

655 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 22:56:46 ID:???
ブルノ「あのキーパーできるな」

656 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 22:58:15 ID:???
くそー、超カグーヤモードを解放したかったぜ!

657 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 23:02:08 ID:???
これはマジで姫様に弱点が無くなってきたな

658 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 23:05:57 ID:???
一対一が一気にプラス3で50か
もう幻想郷トップクラスGK名乗ってもいいな

シュートは止めないのに弾幕は無駄に強いとか言ってた時代が懐かしい

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 23:31:21 ID:???
★輝夜の一対一フラグ回収内容→ ダイヤQ ★
ダイヤ・ハート→輝夜の更なる機転による、スーパープレイだった。(スキル・一対一+2)

輝夜「(マズいわ……あとちょっとで届かない……)」

観客「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」(←期待している)

聡い輝夜も同時に、自身の跳躍ではギリギリボールへと届かない事を理解していた。
観客のボルテージも上がり、いよいよルナティックスの失点は必至。

輝夜「いや。 届かないなら……こうすれば、良いのよっ!」

グルンッ! バシッ!

実況「おっと〜〜〜!? 輝夜選手、ここで空中で一回転!
踵を伸ばしてボールへと迫りますが、それでももちろん届かない!
輝夜選手、丁度ハンドスプリングのような体制で地面に倒立した格好になります!」

輝夜は上半身を乗り出す事をやめ、丁度再生して来た下半身を軸に前転し、地面を掴む事に成功する。
それが、輝夜の狙いだった。

660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 23:32:32 ID:bUKk9tbo

輝夜「……で、りゃぁぁぁぁぁ……!!」

輝夜は両腕に力を籠めてしっかり伸ばし、それで地面そのものを持ち上げようとした。
金閣寺の一枚天井を易々持ち上げる彼女にとって、地面を持ち上げる事はそう難しくは無い。
すぐにメキメキと大地が割れる音がして、ゴールの周りには亀裂が出来る。

輝夜「ゴールポストを動かすのが反則だったら……ゴール周辺の地面を持ち上げて、
それをブン投げちまえば良いのよ……っ!!」

メキ……メキメキ……。 ――ドオオオオオオオオオン!!

輝夜「ずりゃあああ!! これが月に伝わる四十八の殺人技が一、宇宙旅行よ〜〜〜!」

ポイッ! ドッヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……キラン。

実況「で、出た〜〜〜!! 輝夜選手、ゴール近辺の地面を垂直に投げて冥王星へ!
そうなると必然、橙選手のシュートは枠を外さざるを得ない! なにせゴールは今や空高くだからだ!
ゴールを防ぐ為、ゴールそのものを動かすのは反則ですが、ゴール近くの地面を動かす事は反則では無い!
輝夜選手、超頭脳と超パワーを両立した、超超ファインプレーです!!」

橙「そ、そんなの……反則過ぎるでしょ〜〜〜〜!?」

永琳「(――姫様が、少し本気を出したみたいね。 ……率直に、頼もしいわ)」

*輝夜が一対一フラグを習得&回収! せりあいが+1され、スキル・一対一+2を習得しました。
*輝夜のカリスマポイントが+1されました。 (現在0→1/10ポイント)

661 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 23:33:50 ID:???
なにィ!?

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/26(月) 23:34:15 ID:bUKk9tbo
輝夜「さーて。 私がカリスマっぷりを見せちゃった所で。 ここはどうしようかなぁ……。
このままオーバーラップで、ゴールトゥゴールでも目指しちゃおうっかなー?」チラッ

鈴仙「たぶんこれからの出目が全部JOKERで、敵の出目が全部ピンゾロだったらそれも出来そうですけど、
お願いだからやめて下さい、姫様……」

好セーブを見せたところで一気に調子づき、今にもボールを持ってオーバーラップを始めそうな様子の輝夜。
何時もなら冗談と笑えるシーンでも、あの爛々と輝いた瞳をしている状態の輝夜はかなり危ない。
ものぐさな反面、好奇心とチャレンジ精神の塊でもある輝夜は、一度調子づくと本人が満足するまで収まるところを知らない。

鈴仙「(――ここはどうしなくても、姫様に声を掛けるべきね! ボールを持ったけど、ここからの攻めをどうするか。
とは言っても、現実味がある選択肢は概ね二択。

第一の選択肢は、兎に角遠くまで蹴って貰うこと。
運が良ければ、一発で前線上がり目の位置に居る私やパスカル君にボールが来るからね。
……もっとも、運が悪いと敵にボールが渡るけれど、それでも確実に時間稼ぎは出来る!

第二の選択肢は、近くの妹紅に渡して、そこからパスワークで遅攻をする作戦。
こっちの方が、こと時間を稼ぐという意味では効果的だけど、敵の攻勢はまだ続いている。
ボールを奪われたら、そのまま失点のピンチになる確率が高いわね。
ただ、守備に成功し続ければ、このまま敵を完封出来るかもしれないし、万一の場合でも姫様が居る。

姫様のオーバーラップは……うん。 JOKERが出ない限り期待しない方が良いわね! ――さあ、選ぶのよ、鈴仙!!)」

A:このまま遠くにボールを蹴って貰い、攻勢に出る。
B:近くのDFに渡し、パスワークで時間を稼ぐようにする。
C:輝夜のオーバーラップに全てを託してみる。
D:輝夜の判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:770/910
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

663 :森崎名無しさん:2015/01/26(月) 23:35:03 ID:kzMY7hWc
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