キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:00:35 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【Other】鈴仙奮闘記23【World】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1415891220/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。

全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第2回戦・地霊殿サブタレイニアンローゼスとの戦いに勝利した鈴仙。
そんな彼女の元にある日、かつてからの友人、魂魄妖夢が訪れる。
サッカーの特訓や過去の想い出話に花が咲く中、妖夢は鈴仙と道を違える決意。
――すなわち、謎の聖人・豊聡耳神子が主催する計画、『ハイパーカンピオーネ』の一員となる事を教えてくれた。
妖夢を信じて彼女の決意を後押しする鈴仙。 しかし、『ハイパーカンピオーネ』の前段階として神子が率いるチーム、
聖徳ホウリューズは勝利の為には手段を選ばぬ恐るべきチームだった。
ホウリューズの美しくも悪辣なプレーを前に倒れたライバル・紅魔スカーレットムーンズを見て、
鈴仙達は何を想い、どんな方向へと向かって行くのだろうか――。

2 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:02:32 ID:???
現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  50  49  50  49  48  44  49  339  2  3 
所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、シュート(17/20)、パスカット(18/20)
スルー(15/20)、オフサイドトラップ(17/20)、フェアプレイ精神(17/20)

最大ガッツ:880

ルナティックレッドアイズ(1/4でドリブル+2)
ラビットスターター(1/4でドリブル+2、吹飛2)
マインドシェイカー(シュート+5、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費 
マインドブローイング(シュート+7、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2)、吹飛5)200消費
マインドスターマイン(空シュート+4、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
マインドエクスプロージョン(シュート+9、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2)、吹飛2、常時使用不可)250消費
インビジブルデューパー(シュート+12、要てゐ、1/4で失敗)250×2消費
リフレクトバレット(低シュート+6、要パスカル、200×2消費)
月人師弟コンビ(パス+2の連続ワンツー、要永琳)60消費
タイガーバニーシンフォニア(パス+2の連続ワンツー、要星)80消費
アイドリングウェーブ(1/4でタックル+2)
スキル・狂気の瞳LV3(全判定につき、スート一致時で敵能力−2)
スキル・心象操作LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
スキル・足が速い(細かい判定で有利になるかも?)

現在のおこづかい:1770
永琳印象値:39
人気:67
狂気度:25

3 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:03:48 ID:???
所持アイテム:
焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)
ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)
ふわたり手形(無くなるまで、バイト類での給料が0に)
ボロボロのボール(各練習時、判定に-! diceされるが…?)
愛のハチマキ(持っているだけで、全員に対する評価値の上昇幅が少しアップ、輝夜に渡すと、輝夜の評価値が大幅アップ)
案外大したことない世界の理(戦闘時に使用すると敵のカード・ダイス値を1/2)

4 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:07:01 ID:???
☆サッカーのルールについて☆

@カードの強弱及びJOKERの扱い
カードの強弱は、基本的には、ダイヤ>ハート>スペード>クラブとします。
試合中の判定ではダイスの数値が能力値に加算され、
カードはマーク毎の必殺技発動判定などに使われます。
『JOKERが出た場合はダイスの数値を無視して、マークはダイヤ、数値は15として扱います』。

A試合中の覚醒について
鈴仙を含む味方選手、名無しの敵選手は、判定のダイスで11以上を出す度に、
その行動に応じたフラグを獲得します。

さらに、もう一回同じ行動で11以上を出すと、フラグを回収、
行動に応じたスキルや必殺技を習得して覚醒し、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙含めた一部キャラクターのみ、フラグ回収時の能力アップはありません)

カードでJOKERが出た場合は、ダイスの数値を『15』に変えられ、
更に一発でその行動に応じたスキルや必殺技を習得でき、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙含めた一部キャラクターのみ、JOKERでの能力アップはありません)

ただし、この成長が行われるのは攻撃側は≧2以上で勝った場合のみ、
守備側は最低でも こぼれ玉に出来た場合のみです。そうでない場合は成長しません。

また、名無しの味方・敵選手は覚醒を2回することで名有り選手に昇格し、更にボーナスを得る事ができます。

例外として、JOKERで負けた場合または名無し選手が負けた場合、該当能力のフラグ習得までは認めることとします。
ですが、フラグ回収にはJOKERでも通常と同じように、判定で勝つ必要があります。

Bガッツの自然回復とペナルティについて
試合中5分経過する毎に20回復し、ハーフタイム時に150回復します。
300以下になると全ての行動に(−1)のペナルティがかかります。
200以下で(−2)、100以下で(−3)、0以下で(−5)と、ペナルティは激しくなっていきます。

5 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:08:46 ID:???
Cフリーキック補正
フリーキック、もしくはフリーキック同様のノーマークでゆっくり狙いを定めて蹴れる状況では
キッカーのシュート力とパス力に+2されます。

D人数補正
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じてプラスの補正を受け有利になります。
具体的には2人か3人で+1、4人〜6人で+2、7人以上で+3です。
キーパーのセービングのみ例外でDFが何人居ても補正はつきません(飛び出しならつきます)。

Eマークについて
このスレでは、マークの効果を「タックル判定の増加」としてのみ扱います。
特定のスキルが無い限り、マークによって補正・ペナルティを受けることはありません。

Fスルーについて
シュートを撃つと見せかけてボールに触れない行動です。素のシュート力に+3した状態で
判定が行われ、成功するとキーパーにバランス崩しペナ(−2)をつけることができます。
バランス崩しペナがついている時にもう一度スルーをすると、転倒ペナ(−4)をつけることができます。
ただし、成功してもボールが敵選手に渡ったりフィールドの外に出てしまう事もあります。

Gポストプレイについて
このスレのポストプレイは、敵PA内で行われる、浮き玉のパス全般を指すこととします。
数値は、【(競り合いの数値+パスの数値)÷2+浮き玉補正】(端数切り上げ)とします。
ポストプレイが成功すると、パスの受け手である味方は有利な状況でシュートができます。

H反則について
基本的には、接触プレイ時に攻撃側と守備側両方が判定時にクラブを引いた時に反則が発生します。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
反則は、止めない方が反則を受けた側にとって有利な場合などは、流されることもあります。

6 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:10:10 ID:???
Iコンディション別の各状況に置けるケガ発生率

ケガの深度 非接触 接触 反則受 シュート 接触 反則受
                       吹飛  吹飛  吹飛
万全の状態  無   無   中    小    中   大
なおりかけ    無   小   中    中    中   大
軽傷治療済  小   中   中    中    大   大
軽傷未治療  中   中   大    大    大   危
重症治療済  中   大   大    大    危   必
重症未治療  大   危   必    必    必   必
プレイ不能   必   必   必    必    必   必

無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数     大=クラブ
危=クラブかスペード  必=必ずケガをする

(*本スレと同様になります)


7 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:11:17 ID:???
Jシュート時ポストに当たったり枠外に行く確率
シューターとキーパーのカードの数字の和が14の場合シュートはゴールポストに当たり、
更にカードのマークまで一致した場合は枠外になります。
ただし、ツインシュート等の場はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外となります。
キーパーとの和が14になってもシューター同士のマークが違えばポストに当たりません。
また、これは一対一においても適用されます。しかし、ゴールが空っぽの時はポスト・枠外はありません。

KPKについて
PKでは、シューターとキーパーのマークが一致時のみ、
キーパーにセービングのチャンスが与えられることとします。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。

Lブロック失敗時のシュート威力減少
ブロック時・クリア時にシュートをブロック(クリア)しきれなかった場合でも、
シュート力−ブロック(クリア)力=2〜4だった場合は
シュートの威力が−1されます。この効果は重複されます。

M判定の順番について
このスレでは、『地上における守備判定は上から優先、空中戦における判定は同時に判定をする』こととします。
(ワンツーやツインシュート等攻撃判定は最大値を採用します)
上から優先の場合、二番目以降の判定の結果の方が一番目の結果よりも良い結果であったとしても、
一番目の判定結果が優先されます。
その場合、二番目以降の判定は行われないため二番目以降のキャラのガッツ消費等はありません。
同時に判定をする場合、順番に関わらず最大値を出したキャラの判定を有効とします。

N未記載事項について
その他未記載事項は、原則として本スレに準拠することとします。
また、それだけでは対処しきれない場合が生じた場合には、他の外伝スレや慣例、参加者様のご意見などを
参考としながら、スレ主が決定することとします。

8 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:12:34 ID:???
【登場人物紹介】

鈴仙・優曇華院・イナバ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:FW、特にCFW、OMFもできる
特徴:狂気の瞳による錯乱能力、ストライカーとして高い能力、豊富で強力なコンビプレイ
性格:気弱で単純だが、ひたむきな性格? 参加者の皆さま次第。
概要:永遠亭ルナティックスのFWであり、天才八意永琳の弟子兼相方。
   しかしその実力は永琳と比べ大きく劣る。しかし、奮起による特訓の成果、
   必殺シュートを習得し、なかなかのストライカーとなった。
   てゐとの特訓の成果、幻想郷でも最強クラスのシュートを放てるように。
   キャプテンとして悩みつつも、選手としては大活躍で二試合連続ハットトリックを決めてみせた。

八意 永琳
所属:永遠亭ルナティックス
配置:CMFだが、正直どこでもできる(GKも)
特徴:桁外れの基礎能力、豊富な必殺技、常に冴えわたる思考力、強靭なスタミナ、天才
性格:基本的には温厚で面倒見がいいが、時折冷酷な一面も垣間見える。輝夜を溺愛している
概要:永遠亭ルナティックスの司令塔であり、鈴仙の師匠兼相方。
   しかしその実力は鈴仙とは比べ物にならず、幻想郷でも指折りの実力者。
   輝夜の気分に応えてサッカーをしているため、サッカーそのものへのやる気は薄い。でも強い。
   鈴仙に対しては、不器用ながらも愛情を向けている事が分かった。

因幡 佳歩
所属:永遠亭ルナティックス
配置:SMF、FW
特徴:頭脳的で直情的なドリブル、そこそこ強力なミドルシュートと一対一シュート、守備は軽い
性格:思い込みが激しく考え込みやすい。鈴仙の事を尊敬し心から慕っている。
概要:ルナティックスにて、鈴仙の片割れとなる2トップのFWの一人だったが、
   パスカルの入団によりFWを追いやられる。FWを志望しパスカルを若干ライバル視していたが、
   その感情をバネに新必殺シュートを開発。 本格的FWへと大きく近づいたが…特訓では今一つ。
   今後の成長に期待したい。

9 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:13:52 ID:???
因幡 てゐ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:SMF、MF
特徴:軽やかな身のこなし、奇想天外な軌道を描くパス、相手を出し抜くプレイは一流、本気を出すと強い
性格:計算高く悪だくみやイタズラが大好き。しかしなんだかんだで情にも流されやすい…?
概要:ルナティックスのMF。日常ではよく鈴仙をからかっているが、心のそこでは仲間として
   常に彼女のことを思いやっているウサ。今大会最強の、鈴仙とのコンビシュートのキーパーソン。
   ウサギ達はみなてゐのことを慕っている。永遠亭の外との交流も意外と深いらしい。

藤原 妹紅
所属:人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:CMF、ボランチ、SB、FW?
特徴:特殊なタックル技、堅牢な高いクリア、キープ力もそこそこ、爆発的で変幻自在な不滅のシュート
性格:どこかすれた所もあるが、基本お人よしでどちらかというと熱い性格。でも輝夜は大嫌い,、KY疑惑?
概要:慧音とともにチーム乗っ取りを目指しルナティックスに練習試合を仕掛けたが敗北しこちらの軍門に
   下った。当初は輝夜との諍いも多かったが、今となっては妹紅も輝夜と同レベルの戦いを繰り広げるようになり、
   ある意味仲良しこよしにも見える。試合中に新クリア技『フェニックス再誕』を身に着けた。

上白沢 慧音
所属:人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:CB
特徴:高いDF能力、豊富なディフェンス技、器用貧乏?
性格:常に落ち着いた理知的な性格だが、怒ると怖い。
概要:人里FCのキャプテンだったが、妹紅を振り切ることができずルナティックスと試合をし、
   共に永遠亭の軍門に下ることとなった。今は妹紅と輝夜のトラブルが人里に飛び火しないかが心配。
   でも妹紅とは親友。「なかったこと」について突っ込まれるとキレる。
   タックルやブロックにおける成長がようやく実を結びつつあるが、本人はまだまだこれからだと思っている。


10 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:15:23 ID:???
蓬莱山 輝夜
所属:永遠亭ルナティックス
配置:GK
特徴:一、五流ゴールキーパー、永琳がいて一流ゴールキーパー、とびだしは微妙に上手いが一対一は未だ三流
性格:我儘で好奇心旺盛な面もあるが、基本面倒くさがり屋。飄々として掴みどころがない面も?
概要:永遠亭ルナティックスのキャプテンにして正GK。でもキャプテンは実質永琳。
   最近の猛特訓(?)の成果で、永琳込みだと幻想郷でも名折りのレベルのGKにまで成長した。
   特にそのセーブ力は、一流にも充分通用しており、並み居る強敵の強力なシュートの殆どを
   (えーりん込みの)実力で防いできた。 普段は適当だが、シメる時はシメれる人…と思う。

アラン・パスカル
所属:アルゼンチンJr.ユース→国内クラブチーム→人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:FWだが、SHやSBに転向も?
特徴:幻想郷でも高水準の能力、守備やゲームメイクもこなせるFW、こぼれ球の高いフォロー力
性格:礼儀正しく、常識があり、頭の回転も速い。天才へのコンプレックス?
概要:アルゼンチンから偶然幻想郷に迷い込んだ、天才の相棒。
   天才から離れ、そして別の天才と対峙したことで、新たな何かを掴もうとしている。
   ディアスとプレースタイルの似ている来生に興味を持ち、新たな力「オールドタイプ」を得た。
   しかし依然、FWとしての確固たる出番は厳しい。勝負強さに定評がある。

中山 政男
所属:大友中学→永遠亭ルナティックス
配置:MF・DF全般
特徴:バランスの取れた能力、底知れぬポテンシャル、大技不足だが、道を切り開く
性格:強いメンタル、異常なまでのストイックさ、そしてサッカーへの情熱
概要:復活し、再び森崎と肩を並べ、強敵達と戦うことを夢見て、自力で幻想郷入りし、
   そして成り行きでルナティックスに入団した。スカーレットムーンズ戦ではその道を切り開く能力を発揮し、
   GK陸を苦しめるも…その後、負傷で退場。鈴仙のフォローもあり、精神的には回復しているが、
   彼は一人チームを離脱。 幻想郷の各地で道場破り的に実力を磨いているという。
   人気投票で久しぶりに現れた時、「永琳並みのオーラを感じる」とウサギ達に言われていたが……?

11 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:16:43 ID:???
因幡 つかさ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:CB
特徴:性格とは真逆の根性溢れるブロックにボールキープ、ウサギDへの親愛の情
性格:普段は冷静で理知的な淑女。しかし、守るべき物の前では情熱的で根性に溢れる
概要:ルナティックスの名無しCBとして永らくゴールを守り続けてきたが、
    雑魚妖怪チームとの戦いでとうとう覚醒、名前を得た。
    鈴仙との交流では無く、自身の覚悟により大きく成長を遂げた点が佳歩と大きく異なる。
    ブロックだけなら慧音以上の実力者だが、まだまだ総合力は低いためこれからである。

ウサギ達
永遠亭ルナティックスに所属する、名も無き妖怪兎達。
一応性格やポジションに特徴がある。
ウサギB:MF。大人しく真面目だが、意外と情報通で新聞好きなデータマン。能力が平均して高い。
ウサギC:DF。マイペースな性格。悪いことはあまり気にしないタイプ?
     お菓子が好きでドリブルがちょっと得意。
ウサギD:DF。試合に出るウサギ達の中では一番幼い。ウサギEの妹的存在。
     最近のウサギEの成長に感化され、能力を大きく伸ばした。
ウサギK:GK。古武術の腕前を鈴仙に認められてルナティックス入りした。
       しかし、実力の低さと輝夜の退場可能性の低さから出番が少なく、不遇。

チルノ
妖精大連合のキャプテンを自称する、熱い性格の氷の妖精。
バカであるが、そのド根性と顔面ブロックは本物。

来生 哲兵
妖精大連合の監督らしいが、ドリブル以外殆ど何もやってない。
……しかし、そんなフリーダムな環境が彼の才能を開花させた。

ジノ・ヘルナンデス
八雲紫の陰謀によって、妖精チームに急遽追加された助っ人。
高いセーブ力と冷静な思考力を持つが、妖怪の山FC戦ではPKで1失点を喫した。今は来生と同じく人里の住居に住む。

12 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:17:47 ID:???
聖 白蓮
命蓮寺ロータスのキャプテンにして、人里外れの妖怪寺・命蓮寺の住職。
一見物腰穏やかな女性だが、怒ると10円にされるほど怖いらしい。

寅丸 星
命蓮寺ロータスのエースストライカーで、輝夜からハットトリックを奪った。
鈴仙とはヒューガーズとの一件から親交を深めており、先日の試合を通して強い友情を
築きあげた(特訓は失敗したが…)。温厚な性格だが感情的で迂闊。

射命丸 文
妖怪の山FCのキャプテンにして名物選手。幻想郷最速を誇るドリブルは兎に角ド派手で
見る者全てを魅了するが……地獄に落ちかけたり案外大した事ないとか言われていた。
しかも妖精相手の試合を引き分けに喫してしまい、天狗社会からの風当たりが強くなっており……?

反町 一樹
妖怪の山FCのしがないFW。当初は自殺目的で入った森で偶々幻想入りするほどに不幸だったが、
たまたま偶然で秋の神様達とラブラブになり、能力も向上する。しかし、それでもやっぱり地味……。
魔王の力に憧れたりもするが、今の彼は力よりも大事な物を既に持っている。

レミリア・スカーレット
紅魔スカーレットムーンズのキャプテンにして、幻想郷最強のFWの一角。
その呼び名に違わず、先の試合でもハットトリックを見せたカリスマ溢れる紅帝。
大会に向けて更なる力を得、名実ともに幻想郷トップクラスのストライカーに君臨する。

パチュリー・ノーレッジ
紅魔スカーレットムーンズの参謀兼切り札にして、幻想郷最強のMFを自称する。
……試合では、案外大したことないプレーも見せるが、最後の最後にシュートを決めて帳尻を合わせた(?)
自分を頼ってくれる鈴仙を弟子として可愛がっており、鈴仙も彼女の事を尊敬している。

13 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:19:24 ID:???
博麗 霊夢
博麗連合のキャプテンであり、幻想郷きってのスーパー・シューティング・プレイヤーと評される。
本人も、最初は練習に乗り気でなかったが、今回のサッカー大会が「異変」に絡んでいると知り、サッカーに触れ始める。
幻想郷の秩序を乱す外敵である中山と鈴仙を、サッカーで討伐するよう紫から指示を受けているが、
彼女にも彼女なりの考えがあるようだ。

霧雨 魔理沙
博麗連合のエースストライカー。FWとしての実力はレミリアに勝るとも劣らないとも評されるが、
その実力は、彼女の不断の隠れた努力に由来している。
新必殺シュートを開発しているが、中々結果を出せておらず、現状での決定力はレミリアに劣る。
しかし、彼女が当然ここで諦める筈は無い。

魂魄 妖夢
西行寺亡霊連合のFWで、鈴仙の友人。
かつては鈴仙と同等の実力を持つ中堅FWだったが、現時点では鈴仙に実力を大きく離されており、スランプ中。
地霊殿チームとの試合でも、肝心どころでボールをポストに当ててしまい、試合の敗北を招いてしまった。
絶望の淵にある彼女だが、最近は何かあったのか少し明るくなったようで、鈴仙を特訓にも誘った。

風見 幽香
雑魚妖怪チームのトップ下にして、泣く子も黙る大妖怪。
その正体は謎の向日葵仮面という説もあるが、誰も信じていない。(信じてる、って言ったら大変な事になるから)
自然を好み、浮き世もまた自然たるべきという哲学がある。

レティ・ホワイトロック
雑魚妖怪チームのCBにして、温かみある雪女。
現在は太陽の畑にある幽香の私邸に居候して家事手伝いをしており、その性格から子どもの妖怪に慕われている。
自分と同じような努力型の選手である鈴仙の事を気に入っている。

14 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:21:24 ID:???
古明地 さとり
地霊殿の当主にして旧地獄の盟主、地霊殿サブタレイニアンローゼスのキャプテン。
かつては引きこもりがちで鬱屈とした性格だったが、仲間や従者達の温もりやサッカーの自由さに触れる事で、
物静かだが熱い心を持った少女へと生まれ変わった。 …以外と熱くなりやすく、ついついオーバーラップもしちゃったり。

松山 光(矢車 想)
地霊殿サブタイレイニアンローゼスに隠された秘密兵器。
矢車想とは、松山という不安定な主人格を守る為に生まれた第二の人格。
しかし二人とも地獄の住人。

河城 みとり
旧都にあるジャンク屋「セブンスヘブン」の店主。途轍もなく人見知りだが、人嫌いという訳では無い?
鈴仙をブリッツボールチーム「旧都オーラカ」に誘った。

八雲 紫
幻想郷の管理者にして妖の賢者。おぞましいまでの美貌と冴え渡る頭脳、溢れるまでの妖力を誇る彼女であるが、
とある事情によりその力を減退させているためか、幻想郷を維持するという一種の妄執に囚われている。
それ故に中山や鈴仙を敵対し、チルノ達妖精の結束にすら警戒を払っている。

豊聡耳 神子
最近復活して幻想郷入りした聖人であり、正体はかつて日本を統治した稀代の政治家・聖徳太子その人。
自身の手下を巧みに操り、『ハイパー・カンピオーネ』計画を成就させて幻想郷を乗っ取ろうと考えているらしい。
高レベルな集団プレーと高い個人技、そして反則も厭わないプレーで紅魔スカーレットムーンズに勝利した。

日向 小次郎
外界きっての大企業・ヒューガーの社長にして全日本Jr.ユースの絶対的ストライカー。
性格は傲慢不遜だが、それに見合うだけの実力・権力・知力を兼ね備える。
『プロジェクト・カウンターハクレイ』の計画に携わり、幻想郷の変革と利権の確保を狙う。


15 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:26:20 ID:???
※人物相関図をかなり整理してみました。 基本的に、鈴仙への評価値等を元に構成してあります。
 なお、(友好)と記述の無いキャラクターでも、概ね全体的に、鈴仙にはやや友好的に接してくれます。

☆鈴仙に係る人物相関図☆

鈴仙→(強い友好)←佳歩、てゐ、中山、パスカル、妖夢、星、パチュリー、慧音
鈴仙→(友好)←妹紅、反町、秋姉妹、来生、ヘルナンデス、白蓮他命蓮寺メンバー、
          アリス、お燐、にとり、つかさ、名無しウサギ達、パルスィ(?)
鈴仙→(友好?)←永琳、輝夜
鈴仙→(敵意等)←紫、霊夢(?)

☆その他人物相関図☆

永琳→(共闘)←夢美、日向
星→(敵意)←日向
反町→(恋人)←秋姉妹
さとり→(友好?)←松山(矢車)
岬→(利害関係)←神子
来生→(信頼関係)←妖精達

16 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:28:00 ID:???
☆各種数値について☆
@永琳印象値
0〜100で変化します。主に師匠である永琳に媚びへつらうこと、試合や日常生活で、
永琳の指示を聞き活躍することによって上昇します。
逆に意味もなく永琳に逆らった行動をとったり、試合や仕事で大失敗すると低下します。
高ければ高いほど試合での活躍の場が増えたり、キャプテン就任のチャンスが出来たりします。

また、印象値が一定値に達する度に、任意で鈴仙以外の1名を『特訓』させることができます。
(25、35、45、55、65…と10毎に1回。一度下げてまた上げなおした場合は無効)

逆に低いと試合だけでなく、日常生活までも雑な扱いをうけるようになります。
そして、試合前の印象値が10を切ると試合に出してもらえなくなり(輝夜キャプテン時)、
0を切ると鈴仙が永琳の手によって『良い子』となります。(ゲームオーバーです)

A狂気度
0〜100で変化します。試合中や日常生活において狂気的な行動
(試合開始キックオフシュートをする、意味不明な受け答えをする、混沌について想いを馳せるなど)
をしたり、狂気的な展開や結末を迎えると上昇します。
逆に常識的な行動をしたり、特定のアイテムを使用すると低下します。

鈴仙は狂気度を消費して人の波長を操る『狂気の瞳』の力を成長させることができます。
ただし、狂気度を上げすぎて100に達すると鈴仙は完全な狂人となり、
残りの一生を永遠亭の隔離病棟で過ごすこととなります
(ゲームオーバーとなり、かなりのペナルティ)。

また、狂気的な行動をすると、当然ながら周りの人物からは白い眼で見られますし、
100に達せずとも、狂気度が高まるにつれて狂気は鈴仙の日常を脅かしていきます。
(40を超えた状態ではスキル・不定の狂気を習得します。
これを直すためには狂気度を39以下にする必要があります。80以上で…?)
しかし、狂気度を高めることにより得られるメリットはとても強力ですので、
余裕のある時は狂気的な行動に出てみることもアリかもしれません。

17 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:29:16 ID:???
☆狂気度を消費して得られる商品リスト☆

・浮き玉補正+1(高低選択)   …… 25P(*下がりました!)

・スキル【狂気の瞳】のレベルアップ…… 65P     *最大レベル5まで
 現在:LV3(スート一致時、敵能力−2(LV2と選択可)+『マインド〜』系の必殺シュート威力+1)
    →LV4(『マインド〜』系の必殺シュートで、ダイヤ時の敵GKペナが強化+『ルナティック〜』系の必殺ドリブル威力+1)

・スキル【心象操作】       …… 20P     *最大レベル3まで
(常時発動。試合中の鈴仙に対する審判の判定が甘くなる)
 現在:LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
    →LV2(自分が反則時の判定2段階緩和)

・スキル【洗脳】         …… 20P
(このスキルを使用すると、特定のキャラクターの鈴仙に対する評価値を大きく上げることができます。
 *一度使うと消滅)

・スキル【狂気のファンタジスタ】 …… 95P        *使い切り
(2D6が2→12、3→11となる)

・スキル【うどんジスタ】     …… 120P         *使い切り
(全ての鈴仙の判定の数値の強弱は逆になる)

・脳内練習試合開催権       …… 10Pより
(脳内で練習試合を開催できます。脳内ですが味方の覚醒はなぜか現実に反映されます。
 さらに、勝利時には鈴仙に能力ボーナスとおこづかいが授与されます。選択時さらに分岐)
*練習試合を開催すると、自由行動フェイズが1回分消費されます。ご注意ください*
【試合ルールは前後半30分ハーフ、交代3名、引き分けはPKです(普通の練習試合と一緒です)】
【この試合は基本妄想なのでポジションによる紛争はなく、皆鈴仙の言うコトを聞きます】

18 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:30:19 ID:???
☆脳内練習試合相手リスト☆
×スウェーデンJr.ユース→撃破済み!
×ふらの中学サッカー部→撃破済み!
×イタリアJr.ユース→撃破済み!
×フランスJr.ユース→撃破済み!
DドイツJr.ユース
 必要狂気度:30P
 勝利ボーナス:チーム全員の全能力+1(永琳はシュート+1のみ)、おこづかい10000円
 解説:Jr.ユース大会時のドイツ代表です。
    強力な一流のタレントに恵まれています。しかも雑魚選手まで、
    幻想郷の強豪選手クラスの能力を持っています。勝利はなかなか困難でしょう。

19 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:31:44 ID:???
B評価値

他のキャラクターが鈴仙のことをどう思っているかを示す値です。一緒に練習をしたり、
日常で雑談をすることで上がります。また、頼まれごとを引き受けて達成すると大きく上がります。
この値が一定以上に達すると、特訓イベントが発生したり、特殊なスキルを獲得することができます。

C人気度

0〜100で変動します。チームとしてではなく、鈴仙自身の人気と定義します。
この値が低すぎると大会終了時点で全幻想郷代表入りしなくなり、強制ゲームオーバーになります。
70以上が一つの目安となります。大会終了時に90を上回っているとボーナスがあります。
また、この値が大きければ大きいほど、人里等での鈴仙の地位が向上し、ボーナスイベントがあるかも…?

人気度を上げるには、試合に勝つだけでは足りません。
永琳等強豪選手に任せきりにせず、鈴仙自身が積極的に試合の勝利に関わっていかなくてはなりません。
また、その性質上、永琳の指示を無視しても活躍すれば人気度は上がり、
逆に指示通りにした結果でも情けないプレーを見せてしまえば人気度は下がるため、
時には永琳の指示に逆らってみるのもプラスに働くかもしれません。

Dお金

鈴仙のおこづかいです。
主に置き薬の仕事を引き受けたりすることで増えます。
薬やアイテムを買うにはお金が必要なので、お金が多いに越したことはありませんが、
おこづかいですので、無くても生活は出来ます。

20 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:32:48 ID:???
☆練習について☆

@練習フェイズでの練習
練習フェイズでは、基礎練習、必殺技練習、フィジカル練習、コーチングの四種類を選ぶことができます。
さらに、誰かを誘って練習することもできます。
誰かを誘って練習した場合は、自分の成長効率が下がりますが、その選手の評価値も一緒に上昇します。
コーチングの場合、鈴仙は練習できませんが、二人分の能力と評価値を上げる事ができます。

<練習による各能力の上がりやすさ>

<幻想郷のサッカーレベル:4>(大会中に上昇する可能性があります)
(フィールダー用)
  数 値  練習での上がりやすさ  評価     
S53〜   上がらない        神域
A51〜52 かなり上がりにくい   超優秀
B48〜50 上がりにくい       優秀
C45〜47 普通            普通
D42〜44 上がりやすい      やや弱い
E39〜41 かなり上がりやすい   弱い
(GK用)
 数 値  練習での上がりやすさ 評価     
S53〜   上がらない        神域
A51〜52 凄く上がりにくい     超優秀
B47〜50 上がりにくい       優秀
C43〜46 普通            やや弱い〜普通
D39〜42 上がりやすい       弱い

A特訓イベントでの練習
特定のキャラの評価値が一定以上になった時、週の終わりに自動的に発生します。
二人の能力値の合計で上昇値が決定します。
また、自分のチームに所属していない選手の、特訓での伸びしろは低くなります。

21 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:33:57 ID:???
☆オマケ・難題について☆

輝夜は鈴仙向けの『5つの難題』を発表しました。
これらの難題を幻想郷の何処かで発見した暁には、輝夜の評価値が大きく上がるうえ、
ボーナスも貰えます。幻想郷の住民達と交流する片手間に、難題探しもしてみることをおすすめします。
思わぬ難題の手掛かりが、思わぬ場所で見つかるかも…?
もちろん、見つけられなかった場合のペナルティは一切ありません。

☆☆☆蓬莱山輝夜プレゼンツ 新・五つの難題(イージーモード)☆☆☆

@威光「毘沙門天の宝塔」:攻略済み!

A友達「しゃべるボール」
難易度:C
ボーナス:ドリブル+1、パス+1

B執恋「愛のハチマキ」
難易度:B
ボーナス:シュート+2、最大ガッツ+50

C禁忌「メイド長のP○D」
難易度:A
ボーナス:タックル+4、タックル必殺技(1/4でタックル+4、吹飛3)習得

D「風見幽香の日傘」
難易度:S
ボーナス:ドリブル・シュート・タックル・せりあい各+2、
     最大ガッツ+100、
     ドリブル必殺技(1/4でドリブル+3、吹飛0)習得、
     スキル(全ての接触プレイに吹飛係数1)習得

22 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 17:40:49 ID:???
(参考:大会6日目〜9日目までの大会スケジュール)
        午    前     午    後
6日目    紅魔×聖徳←今ココ雑魚×西行
        二軍×妖怪    毛玉×博麗

7日目    休   み      休   み  
        休   み      休   み   

8日目    休   み      羽目×聖徳    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

――――――――――――――――――――――――――
――と、いったところでこのスレのテンプレは以上です。
スレタイを考えてくださった前スレ>>951さん、>>952さん、>>955さん、>>962さん、>>966さん。
本当にありがとうございました!
今回は>>962さんのスレタイを採用させて頂きましたが、他の皆さまもまた、
面白いスレタイやカッコ良いスレタイを考えて頂ければ幸いです。

今から少し外出しますので、更新はまた夜10時〜11時頃になると思います。
それでは、一旦失礼いたします。


23 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 19:31:31 ID:???
新スレ乙です
ところで俺が狂気の瞳喰らわなかったら・・・紅魔勝ってました?

24 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 19:36:04 ID:???
スレ建て乙です&スレタイ採用ありがとうございました。
これってトーナメントで戦う相手も変わってくるのかな?

……投稿しておいてなんだけど、このスレ内でブリッツボールまでいかなかったらどうしよう?

25 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 20:00:37 ID:???
し、しんすれをおつするのはぶるのさましかいな〜〜〜いっ!

26 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 20:05:08 ID:???
大丈夫、前スレのスレタイもブリッツボール関係なのに結局試合まで行かなかったからw

27 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 20:08:23 ID:???
聖徳の相手が得失点差でB2位の妖精、勝ったほうが準決勝の相手
万一ヘルナンデスがファミコンジャンプモードに入ったら普通に妖精勝ちそうだけど

28 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 20:21:43 ID:???
決勝の組み合わせはこーなのかー

@A1位(聖徳) VS B2位(妖精)
AC1位(永遠) VS D2位(守矢)
BB1位(天狗) VS A2位(紅魔)
CD1位(博麗) VS C2位(地底の確立大)

29 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 20:58:00 ID:???
詔を承けては必ず慎めを黄金の右腕でカウンターですね、分かります。
動画でしか知らないけど、ペガサス彗星拳や北斗神拳最終奥義無想転生すら跳ね返すからなヘルナンデス君。

1回戦で守矢、準決勝で聖徳(多分)か、どっちもいろんな意味で厄介そうだ。
妖精チームと準決勝だと熱いけど。

30 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 22:11:26 ID:???
聖徳どうだろう?微妙に当たる気がしないんだけど
わざわざ来生いれてヘルナンデス持ってきたのに妖精来ない可能性は低いと俺は思う

あと聖徳戦でマリーシアを否定したやつは冠位十二階で妹子に格下げされるらしい

31 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 22:38:42 ID:???
こんばんは、少しだけになりますが更新再開します。
遅れましたが、前スレ>>998さん、>>999さん。乙ありがとうございました。
>>23
新スレ乙ありがとうございます。
カウンターシュートが決まっていたら、もう少し判定が増えて、紅魔が勝つ可能性も結構出ていたかもしれません。
ですが基本は、聖徳の勝ちか引き分けを考えていました。
>>24
新スレの乙ありがとうございます!
今回は多分大丈夫だと思っていますが、万一入らなかったらどうしようと考えて、
フィールドの芝生が青い→深淵なる蒼きフィールドなんだよ! …となるようスレタイを採用したのは内緒ですw
>>25
ウサギCさん乙ありがとうございます。 ですがブルノさんにはあんまり乙されたくないですね…w
>決勝トーナメントの組み合わせについて
ここまで来たら、大体は皆さんの予想通りになるかと思います。
中々全てのチームと対戦! …というのは難しいのですが、ご了承いただければ幸いです。
ただ、対戦の無かったチームのメンバーについても、第三章以降で色々と絡みを出していければと思っています。

それとすみません、また所持アイテムの修正を反映し忘れていましたので、
次レスに修正版を投下します。 更新はその次のレスからになります。

32 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 22:40:11 ID:???
所持アイテム・修正:
焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)
ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)
ふわたり手形(無くなるまで、バイト類での給料が0に)
ボロボロのボール(各練習時、判定に-! diceされるが…?)
愛のハチマキ(持っているだけで、全員に対する評価値の上昇幅が少しアップ、輝夜に渡すと、輝夜の評価値が大幅アップ)
案外大したことない世界の理(戦闘時に使用すると敵のカード・ダイス値を1/2)
兄弟ラーメン・兄貴塩(外の世界のカップラーメン。 彩り鮮やか、具材たっぷりでおいしい)
兄弟ラーメン・弟味噌(外の世界のカップラーメン。 彩り鮮やか、具材たっぷりでおいしい)
耐熱イヤリング(持っているだけで、灼熱地獄跡の熱気ペナ完全無効)

33 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 22:41:22 ID:???
A:パチュリーと暫く話し込む。

鈴仙「(いや――やっぱりさっきから微妙に熱い視線を感じるし。
ここは礼儀正しく(?)パチュリーさんと暫く話をしていようかしら)
……あの。 パチュリーさんは大丈夫ですか?」

パチュリー「……まぁ、ぼちぼちと言った所かしら。
小悪魔も手伝ってくれたお蔭で、即席にしては中々効果が高い治癒魔法を組む事が出来たし。
――っていうか、ここはまず真っ先に私の所に駆け寄るべきシーンでしょ? 弟子的に考えて……」

鈴仙「(あっ、ちょっぴりむくれてる。 ……めんどくさい人だなぁ)」

パチュリー「今、めんどくさいって思ったわね? ……まぁ、自覚はしてるから、良いけど……」

鈴仙「(師匠とかもそうだけど。 ナチュラルに人の心を読むのは止めて欲しいなぁ……)」

パチュリー「――貴女の表情が、あまりに素直だから分かり易いのよ。
一個人としての印象はともかく、兵士や官僚としては失格レベルね」

鈴仙「そ、そんなぁ……(――私一応、昔は兵士で偉い人の側近(?)だったのに。
素直になって頑張るよう中山さんに決意しちゃった副作用で、私ってばどんどん単純になって来てるんじゃ……)」

一応負傷を心配して来た体であるのに、何時の間にか一方的に弄られる格好となる鈴仙。
それもまた、ある意味では吸血鬼以上に捻くれ者で気難しいパチュリーらしいと言えばそうなのだが、
しかし何となく敗北感というか、日ごろの永琳とのやり取りを思い出してしまう。
そう言った意味では、パチュリーは正しく鈴仙の師(マスター)として相応しい存在なのかもしれない。

34 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 22:42:57 ID:bkdP/lT2
鈴仙「(まぁ、それはさておき。 このままじゃあ空気は一方的に悪くなっていく一方だから。
……折角だから、パチュリーさんに何か質問したり、お願いしたりしてみようかしら?
魔法使いは基本的に教えたがり。 私とパチュリーさんとの関係も考えると、そう悪い顔はされないと思うけど。
でも、ただ普通に話をしてみるのも良いかも。 対聖徳ホウリューズに向けたアイディアが出て来るかもしれないし。
具体的なテーマがあれば、パチュリーさんの食いつきも良いかもだけど……これはちょっと難しいかな。
的外れな話をしちゃったら、あんまり実のある話にはならなそうだし……自信が無いなら、無理しない方が良いかしら)」

A:聖徳ホウリューズのチーム特徴や弱点等にについて広く会話してみる。
B:今日の試合における、パチュリー自身の想いについて耳を傾けてみる。
C:「オフサイドトラップ」のレクチャーについて依頼してみる。
D:名無しウサギ達に、サッカーの基礎をコーチングできないか依頼してみる。
E:「パチュリーさんって、さとりさんに雰囲気似てますよね〜。 さっきも心読んでたし!」唐突にパチュリー=さとり説を押してみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

35 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 22:43:59 ID:???
F鈴仙「君は特別な花を咲かせるつぼみです」パチュリー「え?」
鈴仙「まだ自分の本当の美しさを知らない。鈴仙流奥義!」

鈴仙「 ア ル テ ィ メ ッ ト メ イ ク ア ッ プ 」花が…咲いた

36 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 22:44:11 ID:0h9PZc4I


37 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 22:45:07 ID:7h2+GyTI


38 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 22:45:09 ID:cyzH2wcA


39 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 23:12:03 ID:bkdP/lT2
A:聖徳ホウリューズのチーム特徴や弱点等にについて広く会話してみる。 

鈴仙「元気そうですし、単刀直入に聞きますけど。 ……どう思いました、あの聖徳ホウリューズのプレー?」

パチュリー「……私としても、そう聞いてくれる方がありがたいわね。
――ええ。 そうね。 結果としては私は早々に負傷退場しちゃったし、試合にも負けてしまったけれど。
……それでも、何となく掴めた所はあるわ。 ――あのチームが未だ隠している、何かをね」

鈴仙「隠している……ですか」

パチュリーは静かに首肯した。

パチュリー「……パッと見るだけでは分からない、あのチームの秘密が少しだけ分かった気がする。
――そうね。 仇を取って貰う訳では無いけれど……とりあえず、ちょっとだけ所見を教えてあげる」

パチュリーはパチンと本を閉じて、鈴仙にスッと近寄って耳元で囁く。

鈴仙「ひ、ひぁっ! ふ、普通に話せば良いじゃないですかぁ」

パチュリー「念のため……よ。 私達の敗因の一つに、彼女達を過小評価し過ぎたのもある。
特にあの豊聡耳よ。 あいつは、私達が受ける印象に反して――そこまで小物じゃない。
……あと、大きな声で話すのがめんどい。 疲れるし喘息にも良くない」

鈴仙「(最後の理由が一番大きい気がする……)」

40 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 23:13:26 ID:bkdP/lT2
何となく茶々を入れたい欲求を抑えながら、鈴仙はパチュリーの声を意識を傾ける。
果たして、パチュリーが語ってくれたヒントは……。

先着1名様で、

★パチュリーのヒント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→パチュリー「これが事前に仕入れた、ホウリューズ全選手のデータとスキル一覧ね。これ見たら弱点とか全部わかると思うから」
       レミリア「……それ、私達の試合の時に見せてくれれば良かったのに」 パチュリー「……あっ」
ダイヤ→ハート+布陣・「和を以て貴しと為す」の弱点について。
ハート→スペード+ホウリューズの影の主役・岬の特徴について。
スペード→クラブ+ホウリューズの一般選手に隠された秘密について。
クラブ→ホウリューズの守備の弱点について。

41 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:14:35 ID:???
★パチュリーのヒント→ ハートA

42 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:14:41 ID:???
★パチュリーのヒント→ クラブ6

43 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:15:59 ID:???
>布陣・「和を以て貴しと為す」の弱点について。
前にやったゴールした後にハットトリック宣言まではいかなくても
会場内の人気やクウキをこっち側に引き込めばいいとか?

44 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:17:22 ID:???
人というか支持がなきゃ打てないとかそういうんじゃね?

45 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:18:31 ID:???
会場の盛り上がりを永遠側に持ち込めばいいのかもね
そうでなくては別働隊なんか用意しないし

46 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:25:21 ID:???
実際に当たったらゴールパフォーマンスは少し派手でいいかも
それで観客の支持GET。できれば先制点も欲しい。

47 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:30:10 ID:???
あの神子様のシュートはフリー、というか一定の指示がないとできないものであり
他の得点はガコウジサイクロンによるもの・・・(+陸のガッツ切れ)
だから逆に言えばフィニッシャーが限られてる、ということかな?
まぁ我々人類の希望たる神子様が負けるはずなど到底ないのだがな!


48 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:31:57 ID:???
鈴仙の人気度がトリガーじゃない?

49 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/14(日) 23:40:58 ID:???
すみません、書こうとしたのですがちょっと分量がまた多くなりそうなのと、
少し眠い事がありまして、今日の更新は早いですがここまでにさせて頂こうと思います。
>和を以て貴しと為すの弱点について
人気は関係なく、比較的サッカー的な理屈での弱点を考えています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。


50 :森崎名無しさん:2014/12/14(日) 23:57:44 ID:???
乙でした

51 :森崎名無しさん:2014/12/15(月) 00:05:16 ID:???
聖徳の弱点、アイテムの案外大したことない世界の理を使うと弱くなるよ

52 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:32:16 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>50
乙ありがとうございます!
>>51
戦闘だったら確かに弱くなりますねw

53 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:33:52 ID:???
★パチュリーのヒント→ ハートA ★
ハート→スペード+ホウリューズの影の主役・岬の特徴について。

パチュリー「……まず。 一番大きいかつ分かり易い弱点から挙げてみようかしら。
ホウリューズの弱点の一つ。
それは『守備陣に、ドリブルやパス等の攻撃的能力を持つ者は皆無』である…と、いう事ね」

鈴仙「――そうでしょうか。 確かに一芸特化の高杉……とか、大丸……とかはそうかもしれないけど、
少なくともA番のちょっとボケてる仙人(布都)とかは、中々屈指の実力者のように見えましたよ?」

パチュリー「……いえ、それは違うわね。 ――彼女には非常に大きな穴がある」

鈴仙「……それって、性格的な意味で?」

鈴仙はかつて、妖夢が物部布都という少女について話をしていた事を思い出す。
確か、異変を解決しに行った時、勝手に尸解仙と勘違いして来たとか何か。
他にも色々と話を聞いたが、弾幕ごっこで態々的の大きい舟に乗っていたとか、
太子様の復活を祝福しに来たと勘違いされたとか、あんまり頭の良さそうな話を聞いた事が無い。
しかし――パチュリーはそれを即座に否定した。

パチュリー「違う。 確かに彼女の人格には色々と難があるとは聞いた事があるけれど……。
――豊聡耳神子の第一の弟子を名乗る彼女……物部布都の知力自体は存外に高い。
実際、彼女は惚けた様子を見せながらも、最終ラインをキッチリと守っていたわ。
……問題は、もっと単純なところ。
彼女は、守備は全般的に一流クラスだけど、攻撃力は総じてスカスカの可能性が極めて高いわ」

鈴仙「……えっ? そんな事、現実的に考えてあり得るんでしょうか?」

54 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:35:06 ID:???
パチュリー「……それを言い出したら、一芸特化も現実的にはあり得ないのだけどね。
――まぁ、結論としたら十分あり得るわ。
というか、今日の試合の細かい動きを見ると、そうとしか説明が付かないところが多々あるの。
あの銀髪の仙人、ボールをカットする確率は非常に高かったんだけど、
近くに仲間が居ても、絶対にショートパスはしない。 ほぼ必ず、前方にボールを蹴りだすのみ。
まるで、それしか教えられていないかのように、愚直にね」

鈴仙「……でも、確かに言われてみればそうですね。
それにイメージにも合ってるような。 人里とかでのストリートバトルでも火属性で赤いイメージだったし。
どうして赤いと守備が出来て攻撃ベタなのか分からないけど、うん。 分かる気がします」

パチュリー「……後半は私も良く分からないけど、たぶんそんな感じね。
――さて、お次に伝えたい事は……あの岬というMFね。
私にマリーシア――いや、『マランダラージ』と言っても良いようなえげつ無いプレーを浴びせて来た、人間の少年よ」

鈴仙「ま、まら……? どういう意味ですか?」

パチュリー「葡萄牙〈ポルトガル〉語で、悪とか極道とか言う意味ね。
具体的にはドリブルとかで敗北した時、腹いせ半分に肘打ちやら蹴りを放つプレーよ。
普通の『マリーシア』が、本来のずる賢さという意味に加えて、知性とか機転とかも意味するのに対して、
こっちは専ら悪意そのもの……って感じの用法かしらね」

鈴仙「はぁ。 流石お詳しいですね」

パチュリー「……まぁ、ただこれは本人もどこか嫌がっている風だったから、『上司の命令が無いとやっては来ない』と思うけれど。
――ただ、奴の『マリーシア』はかなり上手だったわね。 憎らしいくらいに。 鈴仙も気を付けなさい。
それと――」

パチュリーはここで一旦言葉を切った。

55 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:37:30 ID:???
パチュリー「ここからは完全に推測なんだけれど。 ……豪族の三人組(神子、布都、屠自古)に、先の岬以外の選手。
他のパッとしない一芸特化の選手達も、何かを隠していそうな気がするのよね。 あの政治家の性格的に」

鈴仙「何かを隠す……ですか? 実は二芸特化だったとか?」

パチュリー「――あり得るわね。 それか、一芸特化ではあるけれど、他にも気の利いた能力があるとか。
例えば……『ほぼどんな位置からスローインしても、必ずPA内のFWへ高い浮き球を渡せる』とか。
『強力なキック力で、フィードを高確率で敵陣深くまで飛ばせる』とか。
『正確なロングシュートを利用した、距離に影響されないパスを出せる』とか……。
ワンモアプラスの一、五芸位だったら、充分やって来るチームだと思うのよね」

鈴仙「単なる一芸特化と油断させた隙を、グサリ……って感じですか」

パチュリー「実は、個人的にそういう策は大好きなんだけどね。 ――私も、陸の存在を隠したりしてたし。
逆にレミィは大っ嫌いなタイプだわ、ああいう手合いの連中は」

レミリア「――当たり前じゃん。 勝負は常に全力でやらなくちゃ、楽しくないでしょ?」

何時の間にか、レミリアが馴れ馴れしく二人の会話に割り込んでいた。
咲夜が後ろで「安静にしていないとお身体に障ります…」など必死に叫んでいたが、
レミリアは敢えてそれを無視しているようであり、鈴仙は何だか咲夜に酷い親近感を覚えてしまう。

レミリア「……鈴仙とか言ったか。 あんたはとっても良い目をしているね。 色も赤で、私の好みだ」

パチュリーが横で何か言いたげにしていたのを遮って、レミリアは背伸びしてじっと鈴仙の瞳を眺めてそう言った。
背丈としては、永遠亭の名無しウサギや佳歩とそう変わらない(つかさよりはむしろ背が低い)にも関わらず、
鈴仙は何だか、背丈2メートルの巨人と対峙させられたかのような錯覚を覚えていた。

鈴仙「あ、ど、どうも……(パチュリーさんとは親しくなったけれど、
考えてみればこのレミリアさんとはあんまり親しいか、とか言われればそうじゃないのよねぇ……。
前の練習試合のラストだって、なんか殺して来そうな視線向けて来たし)」

56 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:38:34 ID:???
正直言って、鈴仙はレミリアがあまり得意では無い。 ……というか、そこまで親交は無い。
まったく無い訳ではないが、少なくともパチュリーと比べるとやや距離感があるのは事実だったが。

レミリア「――あんたには凄い力を感じるよ。 霊夢も、八雲紫も、この私ですらも。
……今ここに居る誰もが持っていない、トンデモ無い、もの凄い力をね。
あんたはその力をくれた奴に、本当に感謝しないといけないよ」

鈴仙「え?」

レミリア「ううん、何でもない。 カリスマトーク」

鈴仙「か、カリスマ……?(……本当に分からない人だなぁ。 尊大だと思ったら気さくだったり。
今見たく、突然分からない事を言って来たり。 パチュリーさんはある意味分かり易いけど……。
――やっぱり、吸血鬼。 夜の王者は気まぐれって奴かしら……?)」

レミリアはそんな鈴仙の気持ちなどお構いなしに意味深に笑い……そう告げるのだった。


***


パチュリー「……ちょっとレミィ、邪魔しないでよ。
さっきのは私が鈴仙に賢者の知恵を授けるという、全米が泣いて然るべきシーンだったのに……」

レミリア「いや、あのシーンで泣く奴の感性はちょっとおかしいわ……」

――そうして比較的和やかなムードの中、鈴仙が部屋を出た後。
やはり気の合う友人なのか、パチュリーとレミリアは特に何も無しに雑談をしていた。

レミリア「……しかし。 本当に悔しい。 ああ……悔しい。 悔しいったらありゃしない」

パチュリー「――私とかフランの仇を取れなかった事が? フフッ、レミィったら可愛い所あるじゃない……」

57 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:39:36 ID:???
レミリア「フランと、ついでにパチュリーの仇を取れなかった……なら分かるけどね。
――いや違うわ。 私が悔しがっているのはそれじゃない。 試合に負けた事でも無い。
……負けはしたが、優勝するのは私達で間違いないし」

パチュリー「なら、何が……?」

無念の内に退場したフランやパチュリーの仇を討つことでも無く、負けた事でも無いならば、何が悔しいのか。
パチュリーがそう口を開こうとした時。

咲夜「……横から失礼します。 消毒液を持って来ました。 今から塗りますね」

レミリア「えっ、ちょっ!? マジで消毒液持って来たの!? 沁みるじゃない!」

咲夜「……お嬢様。 そんな事を言っていては、折角ここまで積み上げて来た威厳がパアになってしまいますよ?」

レミリア「む、むう。 それは恐ろしいわね……。
なんせ信頼と同じで、カリスマとは積み上げるのは難しいが、崩れるのは簡単。
まさしく、賽の河原での石積みに近い苦行なのだからね……」

パチュリー「レミィも、色々大変なのね……」

――そんな普段通りの、間が抜けた紅魔館でのやりとりが再現されるにつれ、
パチュリーも先程の問いへの答えがどうでも良くなってきた。
なんせ、彼女もまた軽度の負傷と多大な疲労があって満身創痍なのだ。

パチュリー「(……賢者たる者、技術や戦術だけでなく、精神力、スタミナ、フィジカル……。
全てが求められる。 そして何か弱点があれば、徹底的にそこを突かれるのは自明。
――全く。 したり顔でこんな事を言っていた自分が恥ずかしいわ。 ……はぁ)」

58 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:43:22 ID:???
パチュリーはそう思いながら、暫くの眠りについた。
遠い世界で親友の吸血鬼が、消毒液の沁み具合に悶絶している声が聞こえる。
……というか、あれって消毒液じゃなくて、対吸血鬼用に作られた退魔の聖水なような。
そんな気もしたが――それは今の彼女にはどうでもよかった。

レミリア「(本当に悔しい。 ……私の運命によると、この次の決勝トーナメント。
聖徳ホウリューズは、私達に当たるよりも前に無様にも負けるだなんて!
――ああ、悔しい。 私たちじゃなくって、永遠亭ルナティックスが……この悪魔の館にのほほんと入り込む暢気な兎が、
あの神子や岬犬に吠え面をかかせるなんて! ――って……)……っイタ! イタタタ……。
咲夜ぁー、なんか沁みるって言うか痛いんだけど、その消毒液……」

咲夜「我慢ですわ、お嬢様(でも、おかしいわね……。 なんだか、塗りたくったところから余計に悪化して溶けてるような。
まるで人の肌に硫酸を塗りたくられたみたいに……)」

美鈴「(どうしよう。 これ、言った方が良いのかなぁ)」ヒソヒソ

陸「(今のメイド長にそれ言っても石に灸、牛に経文アル。 落ち着くのを見計らうのがヨロシ)」ヒソヒソ

レミリアの口惜しさの真意も、その身体の安否も、瀟洒に動揺した咲夜がいつ、自らの過ちに気が付くのかも。
泥のような睡魔の前では、すべてが、どうでもよかった。

*聖徳ホウリューズの情報がある程度掴めました。
*パチュリーの評価値が上がりました。
*レミリアの評価値がやや上がりました。
*その他スカーレットムーンズメンバーの評価値がほんの少しだけ上がりました。

59 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 22:45:28 ID:???
……と、いったところで一旦ここまでです。
すみません、もう少し文章パートが続きます。
出来れば書きたいですが、駄目なら今日の更新はここまでにしますのでご了承下さい。

60 :森崎名無しさん:2014/12/15(月) 23:09:20 ID:???
オフサイドトラップ覚えたいならパチュリーに教えてもらうでいいかもね

61 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 23:45:06 ID:???
***

試合が終わって暫く経ち、午後の部までには時間がある。
観客は帰り、選手もまた疲れた身体を休めていた頃。
――サッカーコートを出てすぐ、人の出入りが少ない路地裏には二人の少年が居た。

岬「……申し訳ないが、僕は少し忙しくって。 君との再開は本当に心待ちにしていたんだけど――」

一人は中性的な顔つき、魅力的な笑顔を絶やさぬ好青年にして稀代の詐欺師・岬太郎。
間一髪で首を繋いだ彼は、内心で酷く苛立ち―――そして疲れていた。

謎のサッカー少年「……落ちぶれたな、岬太郎。 ――残念だ」

そして、彼の疲労の原因を正確に突いてくる、地味なのっぽの少年の言葉は、
今の岬にとって最高に腹立たしく、そして屈辱的なものだった。

岬「あ、あはは……。 やっぱり、君もそう思うよね?
でも僕だって本当はあんな卑怯なプレー、やりたくなかったんだよ?
だけど、あの仙人達に脅迫されて仕方なく――」

岬は駄目元で通らない筈の方便を試してみる。
神の目線から見たら言い訳にもならない、詰まらぬ責任転嫁ではあったが、
それでもこの限定された場において、それなり以上の説得力と切迫感を与える彼の才能は本物だった。
もしもこの場にいたのが凡庸な若者であれば、この言い逃れですら7〜8割方の成功率を誇っていただろう。
しかし――。

謎のサッカー少年「……俺はお前の抜け目ない機転・知恵――まさしく『マリーシア』は昔から凄いと思っていた。
しかし、今日の試合のお前は単なる小悪党。 品の無い『マランダラージ』に過ぎなかった。
――長期的な利得に目を奪われ、周囲の好感を切り売りしている。
……昔のお前は、長期的な利得も、短期的な好感も。 両方を抜け目なく得ている印象だったんだが」

62 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 23:54:26 ID:???
岬「(……ま、効かないよね。 ――というか、この言いぶりだったら僕の本性なんてとっくに。
それこそ、小学生時代から熟知していて、敢えて黙っていた……って、感じかな?)
――はぁ。 良く分からないけれど……君には本当に敵わないよ」

岬は演技っぽく大袈裟に肩をすくめてみせる。
完全に正体を見抜かれていようとも、自分からはそれを明かしてはならない。
仮に自分の内心を読まれていようとも、それを言わない限りは証拠が無いのだから。
――自白は証拠の王様とは良く言ったものだ。

岬「……で。 どうしたの? 試合終了後突然現れて、僕をこんな事に呼び出して。
――まさか、卑怯な手を行う僕を消しに来たのかい?
……まぁ、そう思われるまでの事をしたのは、承知の上だけど」

謎のサッカー少年「――それはしない。 告発もする気は無い。
お前がどこまであの道士に入れ込んでいるかも知らない。 ……もっと、個人的な理由だよ」

……ここまで話して、岬には一つだけ解せない事があった。 何故、この少年は態々自分を呼び出したのか。
再開を懐かしむ訳でもなければ、岬の行為を糾弾する訳でもないらしい。
――もっとも、友情もサッカーも。 全ての行為についてを「利得」でのみしか考えられなかった岬には、
眼前の地味な少年が抱く、病的なまでの「熱」を理解する事は、永遠の時間があっても不可能だった。

……ポロン。 コロ、コロコロ……

ボロボロの服と鎧を纏った、ある意味では仙人よりも仙人らしい様子の少年は、
藁で編んだらしい籠から、一つの球形の物を落とした。 それは岬にとってもなじみ深い物だった。

謎のサッカー少年「……俺と勝負してくれ。 岬。 お前の選んだ道を理解するためにも。
――そして。 俺が選んだ道が間違いで無かった事を、再確認するためにも」

岬「……は?」

――そして、やはり眼前の少年が提示した条件は、岬にとって意味不明なものだった。

63 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 23:55:36 ID:???
謎のサッカー少年「……嫌、か? 自分の利益にならないサッカーは、嫌いか?
……昔のお前だったら、ここは受けていたと思うが。 ……俺の気持ちを、少しでも幸せにしてくれる為に」

岬「……昔の僕か。 何だか、色々懐かしいや。
でも、残念ながら、僕は今の自分にも後悔はしていないんだ。
選ぶ道が一つしか無かったら、その道を僕は工夫でとびきり最高の道にしてみせる。
全ての道を踏破してから、その中での最善をひとつ選んできたような。 そんな君とは違うんだ」

少年は浅く笑った。 岬には面白い話ではなかった。
……そして少年は、これ以上の会話を必要としていない様子だった。
何故彼は頭も回るのにも関わらず、かくもサッカーにこだわるのか?
岬がそう疑問に思ったが、その疑問が解けるのは一瞬だった。

謎のサッカー少年「俺はドリブルをする。 ……だから、反則でも肘撃ちでも、何でも良い。
お前が一番お前らしいタックルで来いッ!」

            ビ ュ ン ッ !

64 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/15(月) 23:57:47 ID:???
岬「…………!」

岬は、少年が磨いて来たというサッカーを――ドリブルを――見て気付いた。
……つまり。 彼がかくも言葉を嫌い、サッカーを好む理由を。

岬「(なんて事は無い。 彼は――サッカーを……やりすぎたんだ。
言葉を使うよりもサッカーをやっていたから。
要するに、彼にとってはもはや、サッカーが言語よりも近しいんだ。 その原因は、さて置くにしても)」

★??→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(油断-2)=★

【補足・補正・備考】
??のマークがダイヤの時、「フローディアンフェイント(+5)」が発動します。
??のマークがハートの時、「バニッシュドリブル(+4、吹飛3)」が発動します。
??のマークがスペードの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。
??はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。
??のドリブルは成長限界のため、ダイスで11以上を出しても覚醒しません。

65 :森崎名無しさん:2014/12/15(月) 23:58:20 ID:???
★??→ドリブル 52 ( クラブ5 )( 1 + 3 )=★
勝つ!

66 :森崎名無しさん:2014/12/15(月) 23:59:06 ID:???
★岬→タックル 48 ( ハート2 )( 1 + 4 )+(油断-2)=★

67 :森崎名無しさん:2014/12/15(月) 23:59:37 ID:???
★岬→タックル 48 ( スペードK )( 1 + 3 )+(油断-2)=★

68 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:00:45 ID:???
MISAKIZONEにはまったが勝った

69 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 00:02:50 ID:???
すみません、>>64は無視でお願いします!演出なので判定は必要ありません!
……と、書こうとしたのですが、書き込んで下さりありがとうございます、すみません。
申し訳ございませんが、当初の予定通り、
謎のサッカー少年の詳しい描写は省いて、唐突に鈴仙の行動パートに行かせて頂きます。
グダグダになってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

70 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:04:41 ID:???
ピエールや神子よりも普通に強そう。敵じゃなくてよかった…

71 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 00:05:46 ID:tDklXAvE
〜大会6日目・午後〜

鈴仙「――う〜ん。 何だか濃い試合だったわね……!
そして午後も、雑魚妖怪チームと西行寺亡霊連合との試合があるんだけど…。
――雑魚妖怪とは対戦したし、西行寺チームの試合は一回観戦したから、
見るメリット的にはあんまり無いのよねぇ。 皆もあまり着いて来てくれないかもしんないし。
妖夢の様子を見に行けるってのはあるけど……」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日午前の試合:雑魚VS西行、毛玉VS博麗)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:大会6日目〜西行寺戦までのスケジュール)
        午    前     午    後
6日目    紅魔×聖徳    雑魚×西行←今ココ!
        二軍×妖怪    毛玉×博麗

7日目    休   み      休   み  
        休   み      休   み   

8日目    休   み      羽目×聖徳    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

72 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:06:31 ID:IU93q2O2
C

73 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:06:31 ID:NTJUJAys


74 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:07:09 ID:+9Ic8i+Q


75 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:08:49 ID:tahl4ZWI


76 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 00:10:30 ID:tDklXAvE
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「うん…! やっぱり自由行動にしましょう、そうしましょう!
地底やら命蓮寺やら紅魔館やら妖怪の山やら太陽の畑やら、色々行ってみたい場所は
沢山あるんだけれど……どうしようかしら?」

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

77 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:11:59 ID:NTJUJAys


78 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:12:00 ID:HNGoPLac
B

79 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 00:15:33 ID:tDklXAvE
B:外出する(さらに分岐)

鈴仙「さーて。 今日も良い天気だけど……どこに行こうかしら?
そういえばアイテム欄に入れ忘れてたけど、「人里のコーヒー無料券」も持ってるのよね、私。
……誰と行くんだって話だけど」

A:人里(貸本屋や道具屋、慧音の住居等があります)
B:霧の湖(妖精大連合メンバーが居ます。プリズムリバー三姉妹の居る廃洋館もあります)
C:紅魔館(レミリアやパチュリーが居ます)
D:冥界(妖夢や幽々子が居ます)
E:迷いの竹林付近(妹紅やミスティアが居ます)
F:太陽の畑(幽香やメディスン、レティ等雑魚妖怪チームのメンバーが居ます)
G:妖怪の山(河童のバザーやスタジアム、守矢神社等があります)
H:地底(危険もありますが、旧都には様々な店があります、温泉もあります)
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)
J:香霖堂(霖之助がおり、アイテムが購入できます)
K:魔法の森(魔理沙やアリスが居ます)
L:博麗神社(霊夢や森崎が居ます)
M:無縁塚(危険もありますが、掘り出し物も発掘できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

80 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:16:20 ID:+9Ic8i+Q


81 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:16:40 ID:NTJUJAys


82 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:17:21 ID:uDaqrMSM
H

83 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:17:42 ID:IU93q2O2
C

84 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:17:51 ID:EIShvJ/g
H
7日はブリッツでつぶれるし、先に探索しとくか

85 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 00:19:16 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>60
前の妹紅とは逆に、パチュリーの評価値はかなり高いので、
実になる話がお得かもしれません。
ですが、もう更に評価値を上げて行くと、中山や佳歩のように追加イベントも起きたりします。
>>70
かなり強いですね。ドリブルは2回覚醒しているのでなおさらです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

86 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:20:54 ID:???
あんなにドリブル強いと置く場所にいい意味で困るね、乙でしたー

87 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 00:29:46 ID:???
乙でした。

そういえばマスターパチュリーとは特訓できないのかな。
ノートがその代わり?

お嬢様は序盤は下手したらピチューンされそうな雰囲気だったけど、今なら平気そう。
フランもかな。

とりあえず松山イベント?
さて、どうなるか、不安な面とあるがワクワクもしてくる。
しばらく自由行動できるし、地底の行動がスムーズにいけば他の人とも交流できそう。

謎の少年……この能力値はいったい……なに山さんなのだろうか?

88 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 01:20:56 ID:???
乙です
お嬢様に対吸血鬼用の聖水が使われたのも鈴仙ってやつの仕業なんだ
狂気の瞳を使ったに違いない

89 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 01:29:25 ID:???
おのれ鈴仙

90 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:28:08 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>86
乙ありがとうございます。
決勝トーナメントあたりは、まさにクライマックスという感じで、敵も味方もド派手な感じにしていきたいですね。
>>87
乙ありがとうございます。
評価値が一定以上まで上がった場合、基本的には特訓イベントが発生しますが、
パチュリーや輝夜など、特別なイベント等が発生する場合があります。
>>88
乙ありがとうございます。多分咲夜さんのうっかりです。

91 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:29:29 ID:tDklXAvE
H:地底(危険もありますが、旧都には様々な店があります、温泉もあります)

鈴仙「……そういえば色々あって忘れてたけど、結局地底のお宝とかはどうなったのかしら。
あと、なんか良く分からないけど吹っ飛んでいた矢車――松山だったっけ――が、どうなったか気になるような……」

特に明確な理由こそない……いや、むしろ逆に色々な用件が思いついたため、
鈴仙はふと地底へと立ち寄ってみたくなった。
かつては怖々だった旧都への道も、何度か踏破する事で大分慣れてしまった事も大きい。

鈴仙「(――とはいえ。 私の経験則で言うとこうして慣れて調子に乗って来た時が一番危ない。
まるで何かのギャグ漫画みたいに、油断してたら足元を救われちゃうんだから……)」

しかし鈴仙は油断せずに、冷静に妖精達の弾幕を掻い潜って風穴を潜り、旧都の方へと着実に進んで行く。
そして――。

先着1名様で、

★地底探索イベント(簡略版)→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→??「俺の名は地獄ライダーキックホッパー……。 これより外敵を排除する……はぁ。 どうして俺がこんな事…」
       鈴仙「この中の人(?)って、ひょっとして……!」
それ以外→無事に旧都に辿りついた。
クラブ2〜3→中堅クラスの地底妖怪に襲われる!
クラブA→勇儀「ヒャッハー! 呑み比べだー!」旧都に着き次第、鬼に絡み酒された!

92 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:31:06 ID:???

★地底探索イベント(簡略版)→ スペードA

93 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:31:07 ID:???
★地底探索イベント(簡略版)→ クラブK
矢車と小田って何も絡まないのか

94 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:38:24 ID:tDklXAvE
★地底探索イベント(簡略版)→ スペードA ★
それ以外→無事に旧都に辿りついた。

鈴仙「……さーて。 着いた着いた。 やっぱり人妖がワラワラ湧いてるわねぇ……。
今日は祭りなのかっつーの……って。 たぶん、ここの住人的には毎日がお祭りなんだろうなぁ……」

空の暗さと行燈の灯り。
そして押し寄せる無数の人影で、さながら万年縁日の如き様相の旧都に足を踏み入れた鈴仙。
酒というかアルコールの臭いがそこらの居酒屋から漂い鼻を付き、路地なり通りなり店内なり、
どこでも賑やかな喧噪が絶えないこの街は、やはり鈴仙にとってあまり得意では無かった。

鈴仙「(科学技術は発展しているけれど静かで穢れの無い、月の都とはまさに正反対……って感じね。
この旧都は見るからに科学なんてクソ喰らえな奴らばっかりで、喧しくてそこらじゅう穢れだらけだし。
――っと……さて。 結局ここまで来たけれど……どうしようかな?)」

A:旧都で一番大きい建物――地霊殿へ向かってみる。
B:みとりという河童が経営している雑貨屋へと行ってみる。
C:噂に聞く『地霊温泉郷』へと行ってみる。
D:自由に旧都を探索してみる。(更に判定)
E:適当に呑み屋にでも行ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

95 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:38:58 ID:IU93q2O2
A

96 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:39:16 ID:NTJUJAys


97 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:57:33 ID:tDklXAvE
A:旧都で一番大きい建物――地霊殿へ向かってみる。

鈴仙「(試合ではなんか色々あったけれど……実際、私とあの地霊殿の主って。
まあ面識はあるけれど特別親しい――って訳じゃあ無いわよね……。
ま、まあでも。 お燐とかとは割と仲が良いと思うし――最悪、あの子に取り次いで貰えば良いよね?)」

そう信じて、騒がしい旧都の中で唯一沈黙を放つ洋館へと向かうと。

お燐「……あ、病院のお姉さんだ。 ひょっとして、病死した患者の死体を卸ろしに来てくれたとかっ?」

鈴仙「そんな悪趣味な仕事は、残念ながらやって無いわ……」

――鈴仙にとって非常に都合の良い事に、
地霊殿の正門すぐ近くを散歩しているお燐が、いつも通りの慣れ慣れしさで迎えてくれた。

鈴仙「――でも。 うん。 ちょっと用があってね……。 だから、態々遥々やって来たのよ」

お燐「ふうん。 穴掘りが好きだなんて、ヘンな兎さんだねぇ」

鈴仙「掘っては無いってば」

お燐「テキトーに言っただけさ。 一々真面目キャラだねぇ、地底じゃあ珍しいや」

鈴仙「(何か話すたびに弄られて、からかわれるような気がして来た……)」

鈴仙は今更ながら、こんなちゃらちゃらした妖怪を信じて足を踏み入れて良かったものかと不安になるが。
しかし、さっきお燐に言ったとおり、遠路遥々ここまで来たのだ。 ここで帰った方が余程馬鹿らしい。


98 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 21:58:39 ID:tDklXAvE

お燐「……んで。 用件は何かな? あたいはこう見えても地霊殿のペットじゃあ格が高くて、皆から尊敬されてるからね。
――大体の事だったら、何でもふんふんって取り次いであげるよ〜」

鈴仙「うん……期待しないで、期待してるわ」

一抹以上の不安が抜けきらないまま、鈴仙は今日地霊殿に来た用件をお燐に話す。
その内容は――。

A:さとりに会って話がしたい。
B:お燐とこのまま気ままにお喋りしていたい。
C:矢車に会って話をしてみたい。
D:灼熱地獄跡を探索してみたい。
E:空と一度、話をしてみたい。
F:さとりの妹らしい変な妖怪(こいし)について、話を聞きたい。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

99 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:11 ID:NTJUJAys


100 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:24 ID:JJ3PbR8Y


101 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 21:59:38 ID:IU93q2O2
C

102 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:00:27 ID:???
さらばカップ麺

103 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:24:05 ID:tDklXAvE
C:矢車に会って話をしてみたい。

お燐「ゲッ。 あんた、正気かい」

ヘラヘラ笑ったお燐の表情が、そう言う一瞬だけ凍り付いた気がした。

鈴仙「……いや、何となくよ。 
なんとなーく、あの彼……だか誰だか分からない男から発する波長が気になってね。 ちょっと調査に来た訳よ。
それにさ、試合でも見たけれど、彼は二重人格なのよね。
幻想郷では精神病の症例が極端に少ないから、医院をやってるウチとしても学術的に非常に気になるって言うか」

お燐「ふうん……精神分析って奴かな。 あの現実界と象徴界と想像界が輪っかになってボロボロっての」

鈴仙「それって、ラカンが言ってたボロメオの輪のこと? 見かけによらず、本とか読んでるのね」

お燐「――あたいは良く分からないよ〜。
ただ、こういうのはさとり様が結構詳しいんだ。 ……昔、ウチの妹様を巡って色々あったからね。
……ま、それはどうでも良いか。 ――いいよ、会いたいなら勝手にしたら良いと思うし」

お燐はそう言うと、矢車の住むらしい地霊殿の地下――未だ拷問と血肉の跡が残る牢獄へと案内してくれた。
正気の人間ならば、まずここに住みたいと思わないだろう。
それまでに、あまりに不快で狂気を煽り、おぞましい空間。 ――まさしく『地獄』に相応しい場所だった。

お燐「……知ってたかもしれんけど、あたいはアイツが嫌いなんだ。
あいつ、さとり様があんなに気を掛けてくれてるのに、頑なにそれを拒んでたしね。
――まぁ、それでも試合で大分丸くはなったけどさ。
でも、あっちからゴメンナサイしない限り、あたいは和解したくはないね。
――っと。 さ、後は案内は要らないかな〜。 ここを真っ直ぐいって、突き当たりを右ね」

矢車に対する愚痴を聞き終わった鈴仙は、ここでお燐と解散して、腐臭漂う地霊殿の最奥を更に進む。
今の地霊殿は全く使用していないらしい、昔の鬼達の牢獄。
鈴仙が踏みしめているのは、果たして土くれなのか死体なのか。

104 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:30:00 ID:tDklXAvE
じゅっ…と靴が埋まって液が滴る、瑞々しい地面を踏みしめながら鈴仙は牢獄の一番奥へと辿り着いた。

鈴仙「矢車。 矢車想……! そこに居るのよね……?」

急襲されても良いように、指先には妖力で編んだ銃弾を仕込む。
何故か消えない燭台の灯りを拝借して、松明代わりに牢獄の暗黒を照らし出す。
すると、そこには―――。

先着1名様で、

★地獄の兄→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→松山「小田 聖徳ホウリューズなんてやめて俺達と一緒に地獄に落ちよう……」小田「あにきぃ……一生ついていくよぉ…」
ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」
ハート・スペード・クラブ→矢車「闇の底には、誰の声も届かない……」鈴仙「でもそれって、私の声が聞こえてるから言ってるのよね?」
クラブA→誰もいなかった。 お燐「(あっ、道間違ってたや。 ま、いいか)」鈴仙「(唐突なダンジョン探索いべんとっ!?)」

105 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:30:41 ID:???
★地獄の兄→ ダイヤ5

106 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:30:45 ID:???
★地獄の兄→ ダイヤA
JOKERwww

107 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 22:36:25 ID:???
ヒャメロー

108 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 22:57:52 ID:tDklXAvE
★地獄の兄→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」鈴仙「あっ、この姿は試合の時の……!」

松山「はぁっ……はぁっ……! だ、誰だ、お前は……!?」

鈴仙「(……あれっ。 矢車じゃあ……無い! これはサッカーをしていた時僅かに出ていた、矢車の正体……!)」

――鈴仙の予想に反して、その牢獄で苦しんでいたのは矢車では無く。
その矢車よりは幾分幼くは見えるが、しかし実年齢以上の労苦を重ねた表情が印象的な白髪の少年。
烈しいタックルと地を這うシュートで、永遠亭ルナティックスと互角以上の勝負をした――松山光だった。

松山「誰だ……俺の許可無く兄貴の名を呼んだのは……? 恥知らずのサトリ妖怪の女か……?」

鈴仙「……違います。 通りすがりの――うん、心のメイクアップアーティスト……そう呼んでくれても良いわ」

松山「……何だそれは。 そんなんで俺と兄貴の地獄を邪魔する気か……?」

――会話が通じないのは予想通りだったため、鈴仙はそれで動揺する事は無かった。
しかし、矢車という殻に守られていない状態の無防備な松山は、まるで羽化したての成虫のように脆く見える。
死人のように止まった波長を描く矢車と異なって、今の松山が描く波長は生まれたての赤子のように混沌。

鈴仙「(……う〜ん。 矢車の方がまだ話は通じそうとは思ったんだけど、この松山君は……やっぱりまだ混乱している感じね。
まるで、彼の言う兄貴――矢車君以外の全てが、この世界の敵だと勘違いしているみたい。
ちょっと扱いがめんどくさそうだけど……ただ、行動に対する反応はこっちの姿の方が良いかもしれないわね)」

――しかし、純粋に彼の放つ波長が気になった鈴仙にとっては、こちらの姿の方が都合が良い。
単なる殻に過ぎない矢車と違い、松山が相手ならば、鈴仙の狂気の瞳も有効である。

109 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:02:13 ID:tDklXAvE

鈴仙「(――あっ。 そう言えばこれまでに拾ったアイテムも、何かの役に立つかも!)」

……書物でのみ齧った精神医学の基礎に加えて、今まで拾ったそれらしいアイテムを思い出しながら、
鈴仙は松山への対処法を考える。 果たして、鈴仙が松山に取った行動は――。

A:精神医学の基礎に忠実に。 とりあえず黙って松山の話に耳を傾ける。
B:狂気の瞳の能力で、松山の波長を一瞬でも正常に戻してみる。
C:永遠亭で精密な診断を受けてみないか提案してみる。
D:愛のハチマキを見せてみる。(あげるとは言ってない)

E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。
F:兄弟ラーメン・弟味噌をあげる。
G:兄弟ラーメン・兄貴塩と弟味噌を両方あげる。
H:その他 自由選択枠 A〜Dのうち1つ+E〜Gのうち1つ という選択も可。
  (例:H A+D、H B+E、など)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

110 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:04:37 ID:7PL6N4Gc
H 笑う

111 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:19 ID:+9Ic8i+Q
H A+E

112 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:05:52 ID:NTJUJAys
H B+D

113 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:06:59 ID:tDklXAvE
念のためですが補足させて頂きます。

・E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。 を選択した場合、鈴仙が兄貴塩を、松山が弟味噌を食べる恰好となります。
 もしも鈴仙と松山で一杯のかけラーメンをしたい方が居られた場合は、自由選択枠で対処願います。
・その他で示している例がおかしい(A+Dは選択不可)ですが、無視して頂ければ幸いです(汗)

114 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:07:10 ID:???
松山の状態ならBは効くけど矢車だと無理くさいのか

115 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:08:59 ID:NTJUJAys
H A+E 変更お願いします

116 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:44:14 ID:tDklXAvE
A:精神医学の基礎に忠実に。 とりあえず黙って松山の話に耳を傾ける。
E:兄弟ラーメンを一緒に食べる。


鈴仙「(今の状態なら、狂気の瞳も効きそうだけど。 ……でも、万一で暴発したら大変な事になるしなぁ。
――そうしたら、さとりさんが凄い剣幕でキレてくるかもしれないし、やめとこうっと……)」

無表情で激昂するさとりの顔を想像して震える鈴仙。
この幻想郷、笑顔で激昂する人物は結構居ると思うが、無表情でキレて来る人物はあまりいない気がする。

鈴仙「(しょうがないか。 ここは基礎に忠実に、黙って「傾聴」とやらをやってみましょうか……)
――まぁ。 こちとら遥々遠くから来たんだから。 折角だから、何でも話してみなさいよ」

松山「……はぁ? 俺、兄貴以外の奴と好んで会話する程、アブノーマルな性癖じゃないんだけど」

鈴仙「(アブノーマルの塊が良く言うわよ……)……そんならいいです。
私、ここでジッとしてるから。 何か話したい事があったら、是非話しかけてくださいね?」

――正直、松山の精神的な不安定を直してあげたいと思ったから、鈴仙はここまでするのではない。
鈴仙は英雄譚に出て来るような聖人君子では無い。 とはいえ、常に損得勘定で動く程の利己的な人物でも無い。

鈴仙「(せ、折角ここまで来たんだから……! このまま骨折り損だなんて、ごめんだからね……!
――あと、こっちから声を掛けたのに途中で投げ出すのも罪悪感あるし……)」

時間を無駄にしたくない。中途半端に手を掛けて放置するのは罪悪感を感じる。
鈴仙がこの時感じていたのは、精々がこの程度だった。
要するに、立派も無ければ利己にも走り切れておらぬ中途半端な……ごく一般的な感情しか抱いていなかった。
(それだけの理由で粘り強く松山を待つ鈴仙は、平均からはどこかズレていると言わざるを得ないが)

松山「(……変な奴だ。 こんな牢獄に入って来る奴なんて、身の程知らずのサトリ妖怪位しか居なかったのに……!)」


117 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:45:20 ID:tDklXAvE
して松山は鈴仙と違い、突き抜けて頑なな人物だったらしい。
鈴仙が待ちを決め込んでも、松山は変な奴だと思いこそすれ、動じる様子も表に見せずに何も話そうとしない。
……やがて、暗闇の沈黙の中、数時間が経過しようとしていた。

ぐうっ。

――沈黙の中に、腹の虫が響いた。

松山「…………闇の底には、誰の声も届かない……」

矢車が言っているようなセリフを、まるで神の言葉であるかのように呟き動かない松山だったが……。
――しかし、その腹の虫が松山の物である事は鈴仙にとって明らかだった。

鈴仙「(だって、私のじゃないしね。 ……と、そうだ)……松山君。 お腹でも空いたのかしら?
良かったら、一緒にラーメンでも食べません?」

――鈴仙は意識して明るいトーンで話してみる。

鈴仙「(……そうだ。 私が持ってるこのラーメン。 これを松山君と一緒に食べれば……心を少しでも開いてくれるかも!
――漫画とか読んでても、警察がカツ丼出したら容疑者が吐いたりするし)」

何時の間にか引用文献のレベルが精神医学の書物から刑事漫画になっているが……それは気にしない。
鈴仙は灯りで二種類のラーメンを照らして見せて、これ見よがしに松山に突きつける。

鈴仙「どうかしら? 兄貴塩と弟味噌があるわよ。 何も言わなかったら、私は塩の方を貰うけれど?」

松山「………!」

118 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:52:51 ID:tDklXAvE
鈴仙「(……松山の表情が変わった! 愛おしいものを見るかのように、ラーメンのラベルを覗き込んでいる!
これはひょっとして、効果アリかしら……!?)」

松山は食い入るようにラーメンを見つめ。 そして……

先着1名様で、

★ラーメンの味→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→サ・トーリ「松山君、そんなショ・ミーンのラ・メーンで満足しちゃ駄目です!
             ラ・メーンを作る事にかけても頂点に立つ女たる私が作った、「ブルーハワイアンラ・メーン」を食べなさい!」
       鈴仙「(どうして自分のトラウマを自分から増やしに行くんだろう、この人……)」
ダイヤ→松山「何なんだよ、アンタ……。 どうして、俺を見捨てない」
ハート・スペード→松山「……貰おうか、弟味噌」
クラブ→松山「――貴様ァ、兄貴塩は兄貴以外が食べちゃダメなんだ! 姉貴醤油を買って出直して来い!」
クラブA→その時、鈴仙は滑って松山にもたれ掛かるように倒れてしまった! そして……
      さとり「松山君、食事をお持ち……ハッ!?」ガシャーン鈴仙「ま、まさかのしゅらば〜っ!?」

119 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:53:34 ID:???
★ラーメンの味→ ダイヤ6

120 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:54:20 ID:???
サ・トーリw

121 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:54:31 ID:8J6dTgqg
★ラーメンの味→ ダイヤQ



122 :森崎名無しさん:2014/12/16(火) 23:54:58 ID:???
これはダイヤの女神さまの加護か!?

123 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/16(火) 23:59:26 ID:???
ダイヤが出た!……と、言ったところで今日の更新はここまでです。

>矢車(松山)と小田との絡みについて
実は現状そこまで深くは考えていません。ですが、今後の判定次第で色々あるかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

124 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 00:30:10 ID:???
乙でした。
ダイヤが続いてラッキー?
穏便にハチマキについて触れられるかな?

松山くんも小田くんについて考えられるのでほど余裕はないか。

ふと思ったこと。

松山「ずっと地下に居たせいで留年確定だ……ふふ、やはり地獄がお似合いだ」
中山「俺の道は間違っていない……けど留年してたよ……」
来生「出席日数がやばい? 大丈夫、俺は天才だからな!」
岬「現状でもそれなりに悪くはないよ……けど、留年はマズイ……」
森崎「パルメイラスから除籍されてた」
反町「東邦学園はまずいけど、穣子さんと静葉さんに囲まれて永住するのもいいかも知れない」



125 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 00:51:26 ID:???
地獄留年乙

126 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 00:52:26 ID:???
こいつらが全員留年したのも鈴仙って奴の仕業なんだ

127 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 01:46:49 ID:???
鈴仙「なぜばれた」

128 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 21:10:58 ID:???
来生「よーし!サッカースレ改め留年スレだ!」合格じゃあ
岬犬「………………活動内容は?」もちろん留年

129 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 21:18:33 ID:???
一方その頃、妖夢チームがリグルパパ率いる手羽先妖怪チームに虐殺されていたりして

130 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 22:50:21 ID:???
どうしてなんでも鈴仙さんのせいになるのでしょう?
私、気になります!

131 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 23:12:22 ID:???
気にするな! (シュート魔王)

132 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 23:23:26 ID:???
でたな、シュート星人め

133 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/17(水) 23:48:09 ID:???
こんばんは、今日はほんの少しだけ更新になります。
>>124
乙ありがとうございます。
今後話が進めば、小田との絡みも出て来るかもしれません。
>留年について
彼らはサッカーに人生賭けているので、日本の学制などきっと気にしない筈です!w 森崎は……(汗)
>>125
地獄留年乙ありがとうございます。
中山さんとか岬とか反町とかは最悪大検とか受ければ良いと思います。
来生はセンター試験だったら無敵だと思います。松山と森崎は高校行かなくても何とかする根性あると思います。
>>129
ライトニングリグルキックの威力は65くらいですかねw
>>130-132
確かに素のシュート力が67の人の前では、シュート力が40だろうが53だろうが気にならない誤差ですね……

134 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/17(水) 23:49:23 ID:???
★ラーメンの味→ ダイヤ6 ★
ダイヤ→松山「何なんだよ、アンタ……。 どうして、俺を見捨てない」

松山「何なんだよ、アンタ……。 どうして、俺を見捨てない」

――初めて、鈴仙に向けて純粋な困惑を見せてくれた。

鈴仙「――正直、あんまり理由は無いわ。 ここまで来たのも、半分勢いっていうかなんというか。
……でも。 色々気になるからちょっと、ちょっかいをかけようと思った。 ――うん、それだけよ」

松山「……何だそれは。 相当なお人好しか、それか単なる馬鹿か、それとも暇人か。
――そんな下らない奴なのか、お前は……?」

鈴仙「……そ、そうよ。 何か悪いの?」

松山「……いや。 ただ……珍しい。 そう思っただけだ」

松山は静まり返って、ポツリポツリと呟くように鈴仙に向かって話しだす。
それは予想以上に大きな進歩だった。

松山「……俺の、周囲の奴らには。 お前みたく、暢気な奴はいなかった」

鈴仙「(妖夢とかてゐにも暢気って言われるけど、コイツにまで言われた……)」

鈴仙の手にある「兄弟ラーメン 弟味噌」をひったくり、松山は牢獄の奥へ向かう。
どうやら牢獄は意外と生活感が溢れており、松明をかざして見ると奥にはやかんやゴザ、
それと井戸が引かれており、最低限の生活は可能そうになっていた。
(できれば、腐臭たっぷりの地下牢にある井戸水は飲みたくないが……)


135 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/17(水) 23:54:13 ID:???

鈴仙「ラーメン、好きなの?」

松山「……昔は好きじゃなかった。 監督の奥さんが作ってくれた、手作りのスタミナドリンクとか。
それと――■■が作って、くれたような……。 いや、なんでもない。 忘れてくれ」

あの辛気臭い松山が、心底愉しみな風にカップ麺を作ろうとするのだから、
鈴仙は少しおかしくなってしまい聞いてみるが――多少心を許したとはいえ、
松山の深層心理には未だ深い傷が残っているようだった。
とはいえ、これまでの様子と比べると充分に会話が成り立っていると言えた。

松山「……俺がかつて居た場所では、お前みたいな奴は真っ先に苛められていただろうなぁ。
集団の規律、普通さ、常識、皆がやっているから……。 皆、みんな、ミンナ。
皆の事を考えられず、マイペースな勘違い野郎は、組織の不協和音だからな」

鈴仙「……貴方も大概にマイペースだと思うけれどね。
……もしかして、あなたの今の状態は、過去に受けたいじめとかに関係が?」

松山「……違う。 これは俺が受けるべくして受けた罪………」

松山はにべも無く流してみせるが、彼が狂気に囚われるまでには
余程壮絶な出来事があったのではないかと容易に推察できる。

鈴仙「(この波長……! 深い恨みと嘆き。 底の知れぬ後悔と懺悔!
これまでは激しい混沌で分からなかったけど、これこそが今の彼の――松山光の本質!
けれど、だとしたら……ちょっと、悲しすぎるわよ……)」

そして、過去を語る松山からは、鈴仙がこれまでに感じた事の無いようなマイナスの波長。
行き場を無くし暴走を続ける呪詛が渦巻いていた。


136 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/17(水) 23:56:43 ID:???

鈴仙「(――否定されて、否定されて、否定されて。
――やがて自らをも否定されたせいで、自らが崩壊しかけた骸の男……!
一体誰なら、こんな彼の暗い深層心理を暴く事が出来るのかしら)
……まぁ。 難しい事を考えるのはやめ。 私も、ご一緒に食事させてもらうわ」

松山「……ふん。 勝手にしろよ。 言っとくけど、それは本来兄貴しか食べちゃいけないラーメンなんだ。
お前は……そうだな、姉貴醤油よりは妹豚骨と言った所だな」

鈴仙「(――コイツから見て、私って妹タイプなの?
それはそれで、なんとなく下に見られた気がしてムカつくわね……)」

……松山の事は少し理解できた鈴仙だったが、根本的な解決法までは分からない。
仕方なしに鈴仙は、松山に続いて井戸水をやかんに入れて炎で温めて、
「兄弟ラーメン 兄貴塩」を作る事にした。
先に味噌ラーメンを作っていた松山はこの間、律儀にも鈴仙を待ってくれていた。
案外、素は悪い奴では無いのかもしれないと鈴仙は思った。

鈴仙「(案外悪くない味ね、このラーメン……。 500円も出した甲斐があったわ。
――と、思ったけど。 これって灼熱地獄跡で拾ったんだっけ……?
賞味期限とかちょっとかなり気になるけど……美味しかったし、いいか)」

――最初の不安とは裏腹に、ラーメンは存外に美味しかった。

*松山の評価値が大きく上がりました。
*鈴仙と松山の関係が、鈴仙→(敵意は無い)←松山 になりました。

137 :森崎名無しさん:2014/12/17(水) 23:59:05 ID:???
>ライトニングリグルキックの威力は65くらい
強すぎるwいや翼が評価しまくることを考えれば妥当な数値なのか

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/18(木) 00:03:32 ID:???
――と、言った所で今日の更新はここまでですが、松山のイベントはもう少し続きます。
(前回の試合後にちらっとアナウンスしていたものです)
ラーメン効果で松山との親交も深まったので、より鈴仙がイベントに絡める形になると思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

139 :森崎名無しさん:2014/12/18(木) 20:47:47 ID:???
乙でした。

松山君は今の状況を受けるべくして受けたと思い込んでいるのか。
早く自分を許してやって欲しい。

140 :森崎名無しさん:2014/12/18(木) 23:49:25 ID:???
聖徳には小田もいたけど高杉もいた
妖精チームと当たるなら来生とも絡むのかー?

141 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/18(木) 23:55:06 ID:???
こんばんは、今日も描写だけになりますが更新します。
>>137
オー○ムドライブの威力が67〜68くらいなんで、それほどでもないですね。
>>139
乙ありがとうございます。
松山の心情描写は難しいですが、自分を許したい気持ちと許せない気持ちがせめぎ合っているようなイメージです。
試合時の松山は前者が優位で、今の松山は後者が優位な感じですが、この辺りを上手く書きたいですね。
>>140
高杉と来生については、少なくとも軽くは絡む予定ですね。この二人はある意味対照的な存在だと思います。


142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/18(木) 23:56:59 ID:QXAbfd76

***

さとり「……おや。 どこか賑やかとは思えば」

鈴仙「――んげっ」

ラーメンを汁まで啜り終わり、それでもどこか心地よい無言の中で、ノンビリと腰を落ち着けていた鈴仙(と松山)。
そんな二人の前に――乱入者が現れた。

さとり「……貴女の事はお燐から聞いています。
だから、『ふ、不法侵入で逮捕されたらどうしよう!?』……とか、思わなくても大丈夫よ」

鈴仙「あ、あはは……そりゃあ失敬」

地霊殿の当主にして、地霊殿サブタレイニアンローゼスの守護神でもある古明地さとりが、
松山の食事の入ったお盆を手に、牢獄に入り込んでいたのだ。
彼女は相変わらずのぶっきら棒な無表情で鈴仙につかつかと歩み寄り、頼みもしないのに心を読む。

さとり「どうしてあなたが、こんな所に……? ――えっ?『特に理由は無い』……ですって?
こいしじゃないんだから、そんな抜けた理由で態々こんな所、来ないで欲しいわね……」

鈴仙「う……うるさいわね。 暇なのよ」

さとり「……暇でも、普通はこんなところ来ませんよ。
……そう言って来ている私も私だけれど。 どうしても、こんな場所に来たがるペットなんか居なくって。
お燐だったら行ってくれそうだけど、あの子は矢車君を嫌っているから」

松山「……嫌なら、来なくても、良いんだ……」

さとり「……別に好きで来ている訳ではありません。 ただ流石に、野垂れ死にされると寝覚めが悪いのでね。
――ちなみにこれは本心からの言葉であって、一般的なツンデレ的要素は全く含まれていないので誤解無きよう」

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/19(金) 00:00:30 ID:/mjs3LOQ
さとりは慣れた様子で松山の言葉をあしらい、
簡単にではあるが牢獄に散らかったゴミの片づけや、室内用具の手入れを始める。
鈴仙が持ち込んだ二つのカップラーメンについても、何一つ感想を述べる事無く淡々とゴミ袋に入れて行く。

鈴仙「――さとりさんって、毎日この矢車……いや、今は松山なんだっけ……の面倒を見てるんですか?」

さとり「――少し彼に、思う所がありまして。 ……先に言っておくけれど、愛とか恋とかそういうありがちなネタは要らないので」

鈴仙「言ってもないし、思ってもいないってば……」

さとり「……なら良いです。 ――時に、松山君。 最近は、随分と自身の存在を保てるようになったようですね。
まさか部屋に入った時から、あなたがその形態を発現させているとは思わなかったわ」

松山「……何だよ、兄貴でもない癖に恩着せがましいぞ、お前」

さとり「兄貴だったら恩着せがましかった良いのね。 ……爽やかで恩着せがましい感じの矢車君。 私は見たく無いけれど」

無表情で淀みないくせに、何故かどこか必死なさとりの言動を聞き流しながら。
さとりと松山とで同居人らしい会話が始まった事を機に、鈴仙はいよいよ所在無げに牢獄をぶらぶらとし始める。
特に深い理由も無く来たので、より松山と関係の深い人物が現れた以上、
鈴仙がこうして気まずい空気になるのはある意味必然ではあったが。

ガッ……!

鈴仙「きゃ、きゃ〜っ! い、今なんか小石に蹴躓いたっ!」

……暗い地面にあった何かに足をぶつけた鈴仙は、そんな空気をぶち壊しにする程の間抜けな絶叫を上げた。

松山「おいおい。 ……お前、さっきから一体何なんだよ。 本気で何しに来たんだ?」

鈴仙「わ、私にも正直分からないわよ。 研究したかったような、カウンセリングしたかったような、ラーメン食べたかったような……。
思兼の神にそそのかされて、無理やりやらされたのよきっとぉ……」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/19(金) 00:02:56 ID:???
さとり「(……松山君の言う通り。 この子は本当に何をしにここに来たのかが良く分からない。
会った時からずっと、心を読んでいるつもりだけど、肝心な本質が掴めない。

さっきまでラーメンでも食べて親睦を図っていたようだけど、それだけの為に遥々地底まで来たとは考えづらい。
松山君を懐柔することによる、何かしらの利益を狙ったのかもしれないけれど、
それなら、もっと投資のし甲斐のある選手なんて山のように居るから、そっちにすれば良い。

……まるで、精神分裂病の患者のように、非合理的な思考と行動が多すぎる。
――となると。 ひょっとして彼女の来訪は……自分の意思。 いえ、正確には表層意識によるものでは、無い……?
この原因はあの子……? いえ、それとも……彼女が所持しているであろう、「何か」が原因……?)」

午前の試合観戦に続けてお尻をしこたま打ち付けた鈴仙は、泥の付いたスカートを摩りながら、
半分涙目で知性の低そうな台詞をブツブツと呟いている。
さとりはそんな鈴仙の危機感や目的意識が「無さ過ぎる」様子を見て、ある仮説を立てていた。
そして、その仮説の正しさは大した苦労も経ずに、当の鈴仙によって証明された。

鈴仙「はぁ〜。 ハンカチハンカチ……っと。 あれっ、これハンカチじゃない……」

鈴仙は何気なく、本当に何気なく無意識にポケットをまさぐって布きれを一枚取り出していた。
そして。

松山「そ、そのハチマキは……! いや、でも、しかし……それは俺が許されない象徴だった……!」

ガタッ! ガタガタガタッ……!!

――松山がその布きれ――「愛のハチマキ」を見た矢先。
それがトリガーであったがごとく、松山は今日一番の動揺を見せた。

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/19(金) 00:04:02 ID:???
さとり「(これは……成程。 前者と後者が混じった、「両方」という事ね……)――鈴仙さん。
貴女はまずハチマキをしまって。 そして、医学的見地から彼に処置をお願いします。
私は能力を応用して、少しでも彼の精神を安定させてみせます……!」

鈴仙「えっ、えっ……! は、はい。 分かりました!
(――ハチマキ……ハチマキ。 ……そう言えば! あのハチマキと松山君には何か関係があるかもしれないって。
そう思っていたんだわ、試合の時の私は……! ――どうして、今の今まで忘れていたんだろう……!?)」

松山が崩れ落ちる声。 さとりがトーンは低めのまま焦りを見せた声。
そして……かつてのハチマキが必死に発していた声。
様々な声を一遍に聞いた鈴仙は、無意識というもやが晴れていく錯覚に陥った。

さとり「(――無意識により行動を制約されながらも、ハチマキに残された強烈な残留思念が、
彼女を更なる無意識に掻き立てていた……、という事かしら)」

それと時を同じくして、古明地さとりもまた思案していた。
憑き物が取れたかのように決然と松山の呼吸と脈を測る鈴仙を見て、
脳内で、自身の立てた仮設の正しさを少しずつ立証していく。
さとりの中で、松山の狂気から鈴仙の登場。 そしてハチマキが持つ力についての意味付けが明確となっていき。

――そんな彼女の思考は、ここで一旦停止された。

さとり「(……流れ込んで来る! ――今まで封じられた彼のトラウマが、私の第三の目を焼き尽くさんと流れ込んで来る!)」

他者の心を読み取り、トラウマを想起させる覚妖怪の能力を逆用し、
他者のトラウマを封印する事で、一時的な精神の安定を図っていたさとりの瞳に、
封印しきれぬ松山の過去が、雪崩のように入り込んで来た。
それは完全に、自身の能力の制御にある程度以上自信を持っていたさとりにとって、予想外だった。

……ブウ……ン。

146 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/19(金) 00:07:25 ID:???
鈴仙「――こ、これは……!?」

さとり「……気を付けて下さい。 ――どうやら私達……彼のトラウマに、取り込まれつつあるみたい……!」

ブウウ……ン! ブウウ………ッ……ン、ンン……!!

つまり、松山の記憶の鼓動は、さとりの瞳から溢れる程に強烈だった。
また、他者の精神の波長を読み取るらしい鈴仙の狂気の瞳と、さとりの第三の目とに親和性があった事も災いした。
さとりによって読み取られた松山の記憶は、鈴仙によって波を描いて周囲に拡散し、
やがて牢獄の暗闇をスクリーンに、映像として投影されていく。

――冬の大地。降り積もる雪。夏のラベンダー畑。色彩豊かなパノラマ。学校。仲間。サッカー。試合。敵。敵。地獄。
断片的な単語がビジョンとしてその場に展開されては消え、しかし次第にそのビジョンは暗闇にこびりついていき――。

松山「う、あ……うあぁぁあァァァァアアアアアアアアアアァァァァァァァァアアァァァァァァアァアァァ!」

バァン! …………ザワザワ。 ワーワー……。 キーン、コーン、カーン、コーン……

鈴仙「さ、さとり、さん……? 一体、私達に何が……?」

松山の絶叫と何かが破裂する音を聞いて、意識を一瞬失った鈴仙が再び目を開けると、そこは既に地霊殿の地下牢獄では無かった。
少年少女達の話し声や笑い声が聞こえ、チャイムの音が響き渡るコンクリート製の建物の広い廊下がどこまでも続く。

さとり「…………」

鈴仙の傍に居たさとりは、茫然とした様子で周囲を見回していた。
どうやら、人の心を読む彼女ですら、こうした状況に陥った事が無いらしい。
普段の無表情が随分と崩れ、年相応の少女らしい焦りと怯えを抱いている様子だ。
さとりは諦めたように溜息を吐くと、鈴仙に向かってこう言った。

さとり「鈴仙さん。 どうやら私達は――松山君の心象世界に、閉じ込められてしまったようです」

147 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/19(金) 00:10:19 ID:???
――と、超展開になったところで今日の更新はここまでです。
明日は付き合いがあるので、更新できないかもしれません。
松山の脳内イベントは、1〜2日程度で終わらせる予定です。

それと、>>143で、
さとり「兄貴だったら恩着せがましかった良いのね。 …」
とありますが、これだと意味が分からないので、
さとり「兄貴だったら恩着せがましくても良いのね。」
……と、言った風に脳内変換して頂ければ助かります。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

148 :森崎名無しさん:2014/12/19(金) 22:02:25 ID:???
こんなことに巻き込まれたのも全部鈴仙ってやつの仕業なんだ

149 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:28:46 ID:???
思ったより早く帰ってこれたので、ほんのちょっと更新をします。
>>148
これは間違ってないですねw

150 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:30:01 ID:???
鈴仙「松山の心象世界って……! ――な、なんで私まで……? っていうか、そんな事本当にあるんですか………!?」

さとり「――普通は、こんな事起きる筈は無い。 私の能力はあくまで、人の心を読み取るだけに過ぎない。
精々でも読み取ったトラウマを弾幕で再現出来る程度です。 恐らくは……言っては悪いけど、貴女のせいですね」

鈴仙「わ、私は悪い事してないわよっ!? ……たぶん」

さとり「それは知っています。 だから、今回の一件は単なる事故。
私の目と貴女の瞳が共鳴して超振動を起こした結果、こうした心象風景が具現化されたのだと思います。
……ふふ。 こうして言ってみると如何にもジュブナイルでファンタジー的ですよね」

鈴仙「……あの。 ひょっとして楽しんでます? 今の状況」

さとり「色々形を取り繕おうとも、他者の心を読み取り支配する事こそが私の本質。
そうした意味では、他者の心の世界を旅行する事は、ある意味最大級の愉悦ですわね」

鈴仙「試合の様子とか、地上との親交を深めたいとか言ってるのを聞いて、良い妖怪なのかな? ――って思っていたけれど。
貴女も地底の妖怪のご他聞に漏れず、良い性格してますよね……」

さとり「隠さず言って下さり、非常に助かります。
……さて、鈴仙さん。 折角ご一緒した縁ですし、この世界を探検してみませんか?
ここで口論していても、状況は好転しませんし」

鈴仙「むう……そ、そうですね……」

終始マイペースを貫くさとりに翻弄される鈴仙だったが、彼女の言う通り、ここで討論していても話は進まない。
しかし幸いに、鈴仙達には話を進める為の手がかりはある。

鈴仙「とりあえず、いつの間にか消えてる松山……君でも探してみます?」

さとり「……それで良いと思うわ。 ここが彼の心の世界である以上、
今この場に居ない松山君こそが最重要人物である事は、まず間違い無いと思いますし」

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:32:36 ID:DykbGsZA

――心象風景に塗りつぶされるようして姿を消した、松山光の捜索。
恐らくこれこそが、鈴仙達の脱出やこの世界の正体を掴む為には必要となるだろう。

鈴仙「――しっかし。 どこをどう探してみれば良いのやら……?」

さとり「……まぁ、探すとしたらこの施設――恐らくは外界の「学校」――の中になりますかね。
一応普通の人間の松山君が、市町レベルに広大な精神世界なんて作れる訳ないでしょうから」

……さとりが言わずとも、鈴仙には何となくそんな予感がしていた。
間違い無く、松山は恐らくこの「学校」という名の施設に居る。
残るは、この施設の何処に居るかが問題だ。

鈴仙「……うーん。 教室か、グラウンドか、サッカー部室か、それとも実はこの廊下を通りかかる予定か。
ここが悲惨な過去だったら、トイレとか体育倉庫とか、そんな暗い場所も対象になるかしら……?」

さとり「――明確なアタリは無いと思いますね。
むしろ、「私達が訪れた」という事実をトリガーに、何らかのイベントが起きる可能性も高い。
……だから、貴方が好きなように決めちゃってください。 松山君が居そうな場所を」

鈴仙「え。 ええーっ。 そんな適当でいいんですか?」

さとり「……人の心とは、存外に適当なものですし。
むしろ、そんな非必然的で適当な行動こそが人間の心を決定するとも、どこかの本で読んだ記憶があります」

さとりはあまり自分で行先を決めるつもりが無い――。
いや、正確には行先をどこにしようとも、ある程度の結果は得られる…と。 そう考えているようだった。

152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:33:38 ID:DykbGsZA
鈴仙「(松山がどこに居るか、と言うよりは。 私達が松山のどんな側面を見てみたいか……
っていう観点で行先を選びなさい、って意味かしら。
要するに、適当でオッケーって事でしょうけど……どうしようかな。 どこに行こうかしら?)」

A:教室に行ってみる。
B:グラウンドに行ってみる。
C:サッカー部室に行ってみる。
D:男子トイレに行ってみる。
E:体育倉庫に行ってみる。
F:その他 鈴仙とさとりで行ってみたい場所をご自由にどうぞ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*今回の選択はアドベンチャー的な要素のため、どこを選んでもゲーム的な有利・不利は生じません。
 松山がどんな場所に居て、その場所で何を思っていたら面白そうか……と、言った観点で選んでくだされば幸いです。

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 00:36:28 ID:???
…と、言ったところで本当に短く恐縮ですが、今日の更新はここまでです。
明日は夜に予定があるので、昼ごろに集中的に更新したいな、と思っています。
皆さま、本日もお疲れ様でした。

154 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 00:39:59 ID:cnD26DrM
F男子更衣室

155 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 00:45:55 ID:kTTiID1Y
B

156 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 00:51:47 ID:JpOw9ZGc
F>>154

157 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 00:52:32 ID:???
つまりは部室か

158 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 01:00:36 ID:???
いいえ、プールとかの授業に使う部屋です
最も俺の中学にはプールなんてなかったけどね・・・
あー!なんでなかったんだよ!泳ぐの好きなのに!
これも鈴仙の仕業に違いない!おのれ鈴仙!

159 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 17:17:26 ID:???
こんにちは、色々やってたら時間が遅くなったのですほんの少しだけ更新したいです。
>更衣室について
私の通っていた中学では全ての運動部に部室が無く、
多くの運動部員は体育の授業用の更衣室で着替えるか、その辺りの陰で着替えるかしてたような気がします。
なので(?)ここは、>>154さんの意図をくみ取り、更衣室≠部室という事で進行しようと思います。


160 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 17:18:51 ID:???
F男子更衣室

鈴仙「……男子更衣室」

さとり「は?」

鈴仙「男子更衣室よ! きっと松山はそこに居るに違いないわ!」

さとり「――えっと。 ……変態ですか?」

高らかに断言する鈴仙に対し、さとりはおずおずとそう尋ね返した。

鈴仙「ち、ちちち、違うわよ! 確かに過去、無駄に男湯覗き見しようとした事もあるけどさ。
それはその場のノリであって、今回にしてもどこでも良い……って言うから面白そうな所に……!?」

さとり「まあ。 言いたい事は何となくだけど分かります。
だけど、ちょっと私の半径20メートル以内に近寄らないでくれませんかね?
私まで貴女の同族扱いされるのはちょっと……」

鈴仙「……その養豚所の豚を見るかのような冷たい無表情はやめてください。 冗談に見えないんで」

さとり「フフ、すみません。 貴女を見てると、何だかとっても弄り甲斐がありすぎて」

鈴仙「もうっ……。 反対しないんだったら、さっさと行きますよ」

さとり「ええ。 頼りにしています」

見回る場所に態々男子更衣室を選んだ鈴仙のセンスに対して容赦ないツッコミを入れてくるさとりだったが、
そんな彼女も別に鈴仙の決定に真剣に反する事もせず、別に距離を取る事も無く着いて来てくれる。
思うに、こんな捻くれたやりとりも、さとりなりの親愛の表し方なのかもしれない。
……だとすると、如何に考えている事が崇高であっても、中々嫌な性格の持ち主である事は否定できなさそうだが。

161 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 17:19:58 ID:???
さとり「廊下に案内板がありますね。 テレビゲームのRPGの立て看板みたいに、目立つように色んな行先が書いてあります。
……これは、自分を知ってほしい、自分を見て欲しいという彼の欲求の表れか何かですかね」

鈴仙「……子どもが書きなぐったような、稚拙な字ですね」

さとり「――これは、彼自身の精神の幼さ……と、言うよりは未熟さの象徴かしらね。
よく見るとこの学校。 他にも色々と現実的にはおかしい意匠が詰まっています」

看板を手がかりに更衣室へ向かう道中は、さとりの言う通りにところどころが奇妙だった。
基本的には現実的な質感のある教室が、空が、時に歪んだり宇宙のように煌めいたり。
真っ赤な肉の塊が所々に転がっていたり、食堂には血に飢えた虎がいたり。

鈴仙「――危ないっ、さとりさん!」

バシュウッ!  バァン!!

さとり「大丈夫。 自分の身は自分で守るから。 ……心花『カメラシャイローズ』ッ!」

バァァァァァァ……ン! ビュンッ! バババババッ……!

所々、ゾンビのように虚ろな目をした男の子の人形にも襲われたりした。
鈴仙とさとりは、まるで霊夢がやっている異変解決の道中を辿るように、
松山の心から生まれた魔物達を弾幕で退治していく。

鈴仙「……さて。 どうやら着いたみたいね、男子更衣室」

さとり「そうですね。 ……鈴仙さん、思いとどまるなら今の内ですよ?」

鈴仙「私を犯罪者予備軍っぽく言うのは止めてくださいよ……」

162 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/20(土) 17:25:06 ID:DykbGsZA

軽口を叩きあいながら、鈴仙は更衣室のドアをそっと開く。
するとそこには―――。

先着1名様で、

★更衣室のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「――俺、実は小田の事が……!」小田「きゃ、キャプテン……!」ポッ 鈴仙「こ、これは……」さとり「来ましたわね」
クラブA→男子生徒「う、うわー! 痴女だ! 兎耳付けた痴女が更衣室にー!」鈴仙「ご、誤解よー! それでも私はやってないー!?」
       さとり(こっそり脱出済)「えーと、110番、110番……」ピピピ
それ以外→松山「……」鈴仙「(あれは……松山君!)」

163 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 17:30:12 ID:???
★更衣室のイベント→ スペード7

164 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 18:12:21 ID:???
くっ、ここは下着姿で男子更衣室にすべきだったか!?

165 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 18:18:06 ID:???
この変態エロウサギめぇ

166 :森崎名無しさん:2014/12/20(土) 19:03:26 ID:???
おまわりさんこいつです

167 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 01:01:32 ID:???
急用でしょうか?
無理はなさらずに、乙です。

168 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 05:25:20 ID:???
主人公が覗きで逮捕されたから更新不可になったんだよ

169 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 11:43:22 ID:???
ウサギは所構わず発情する生き物だからね

170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:53:08 ID:WbgK50x2
こんにちは、昨日はあんまり更新できなかったので、今日は更新したいです。
>>167
乙ありがとうございます、連絡無く更新止まってすみません。
夜から予定が入っており、ギリギリまで書いていたのですが焦っていました(汗)
無理な時は割と休んでいるので大丈夫です。お気遣いありがとうございました。
>変態について
クラブAだったら逮捕ENDでしたね。別世界のうどんちゃんが呼んでいるような気もしますw

171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:54:21 ID:WbgK50x2
★更衣室のイベント→ スペード7 ★
それ以外→松山「……」鈴仙「(あれは……松山君!)」

松山「………」

鈴仙「(あれは――松山君……!?)」

更衣室に居たのは、静かに一人で着替えをしている松山の姿だった。
彼自体まだ思春期の少年ではあったが、その身体はしっかりとバランス良く鍛えられており、
鈴仙はほんの少しだけ見惚れてしまう(さとりはその横でニヤニヤ笑っていた)。

さとり「……今はどうやら、彼一人しか居ないようですね。 暫く様子を見ますか」ヒソヒソ

鈴仙「で、でも気付かれますってば!」ヒソヒソ

さとり「そこら辺は、狂気の瞳とやらで何とかしてください」

鈴仙「あっ、そっか。 ……でも、あんまり勝手に動かないで下さいね。
私の能力だって、こんなイレギュラーな局面でどう作用するのか分からないんですから」

暫くは見に徹する事にした鈴仙とさとりは、波長をずらして気付かれないように更衣室の松山の横を通り抜け、
そして更衣室の一番奥、ロッカーとロッカーとの間で陰になる場所を陣取り待つ。
そこに現れたのは――。

小田(ふ)「……あれぇっ? どうしたのかなキャプテン?
部活も終わったと言うのに。 更衣室で一人、追加練習の準備かい?」

松山「……ああ、そうだ。 そうだよ……小田。 ただ、体操服が見つからなくて」

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 17:59:15 ID:WbgK50x2
松山の前に現れたのは背丈の低い少年。
小田は心底愉しそうな声で、松山の肩をポンと叩きながらそう告げた。
そんな小田の態度に反して、松山の態度はどこまでも暗かった。

小田「それは大変だ! 今から探さなくっちゃ!」

松山「……小田。 一緒に探してくれるのか? すまない……ありがとう」

小田「へへっ。 キャプテンが困ってるんだから当然だろ? 俺、今からメンバーを呼んでくる!
(――もっとも、体操服は俺達ふらのメンバーがドブに捨てといたんだけどな。
はぁ。 皆が反キャプテン派だって最初から知っていれば、こうして数の暴力で『出る杭』を撃てたんだけどな)」

松山「(……俺は確かに馬鹿かもしれないけれど、わかる。
小田は――皆は、俺に対して明確な敵意を秘めている。
勿論、先生や警察沙汰になる事を防ぐために、それを表面的にはしないけれど……)」

――何故なら、松山は知っていた。
小田や彼のチームメンバー……果ては、彼の住む地域全体にも広がらんとする自身への悪意の理由を。
それを知ったのは忘れもしないJr.ユース大会、フランス戦の前夜。
皮肉にも他者の感情に無関心な森崎によって教えられた自身の罪。

松山「(藤沢、皆。 ――俺が悪かった……)」

藤沢の想いに気付いてあげられなかったこと。
自身のエゴのみを信じ、チームメイトの真意を全く汲み取れなかったこと。
そうした自責の念が、帰国してからの松山を苦しめていた。

さとり「……と、いう事らしいですよ」ヒソヒソ

鈴仙「傍目から見たらわかりづらいけれど。
括弧で括られている部分を私達が読み取れるってのは、地味に便利ですねぇ。
神の目線で、物語を読み取れるっていうか……」ヒソヒソ

173 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:00:31 ID:WbgK50x2
そんな松山達の感情を読み取っていたさとりは、ひそひそ声でその全てを鈴仙に伝えてくれる。
感情を筒抜けに読み取られる方は堪った物では無い気もしたが、
鈴仙は素直に、その能力の便利さの恩恵にあずかる事にした。

鈴仙「……しかし。 こうなると松山の地獄の原因は、こうした深い自責の念があるから……なんでしょうか?
それともやっぱり、かつての仲間達からの仕打ちに耐えられなかった……とか」

さとり「……そうね。 恐らくはそれも多分にあるでしょう。
十数年も生きていない人間の子どもに対しては、恐らくこの学校、この地域というのが彼にとっての全て。
その全てから罪を糾弾され、そして否定されては――如何に彼の精神が気丈であっても、さぞかし辛い事であったでしょう。
ですが……この程度の話、言ってしまえばどこにもある話。
これだけで、ああも捻くれた人格が出来てしまうとは、あまり考えづらいのだけれど……」ヒソヒソ

鈴仙「……あっ! 二人が出ていきますよ。 追いかけましょ!」ヒソヒソ

小田に連れられるように、松山はその後を追って更衣室を去って行く。
鈴仙とさとりも、気配を殺しながら慌ててこの二人を追いかけようとするが――。

ブウウ……ンッ!  ……ゴオオオオッ……!

鈴仙「――きゃっ!?」

――突如、世界が黒く歪んだ。
これまでも、世界の端々にちょっとした歪みや黒い魔物の出現はあったが、
今回のひずみは、あまりに規模が大きすぎた。
地面が割れ、壁は溶け、ロッカーや照明など、周囲の物は禍々しく変質する。

さとり「世界が今までに無く、ひどく歪んでいます……!
そして恐らくは、この歪みの先にある何かこそが、彼の心を歪める決定的な切欠。
――さぁ、自我をしっかりと持って、私の手を握って。 決して、彼の心に取り込まれないようにしてください。 さもなくば……!」

鈴仙「さ、さもなくば……!?」

174 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:01:36 ID:WbgK50x2
さとり「――自発的に体中に鎖を巻き付けたり、褒められてるペットの犬猫に嫉妬したり、好きな人に吹き飛ばされて消し飛んだり。
最終的には、ネックレスを強奪した挙句、そのネックレスの副作用でおぞましい虫の怪物になるとかなんとか……」

鈴仙「そ、それは恐ろしいですね……ネックレスがどうとかは意味不明ですけど」

さとりに促されるまま、鈴仙は彼女の小さな手を握り、溢れる暗闇の襲撃から自身の身を守る事に専念する。
ともすると自己すらも喪ってしまいそうな奔流を受けて……やがて、その襲撃は俄かに終わりを告げる。

ブウ……ッン。 ―――――――。

鈴仙「お、終わった……?」

さとり「……そのようですね。 世界はすっかり学校でも無く暗闇ですが……しかし、先程までの混沌とは違った、静かな暗闇です。
私達に危害を加える可能性は、さしあたり無いと断言して良いでしょうか。
そして――ここは松山君の精神のより深層。 恐らく、ここに松山君の本心が隠されていると思います」

辿り着いた先は、一面の暗闇だった。 地面も天井も壁も無い、全くの黒。
光が無いにも関わらず、鈴仙の数歩先に居るさとりの輪郭がしっかりと見えているのが不思議ではあったが、
その時の鈴仙にはそこまで考える余力など無かった。

鈴仙「……兎に角、歩いてみましょうか。 他に手がかりも無い訳だし」

さとり「ええ」

足音も無く、地面を踏んだという感触も薄く、二人は暗闇を進んで行く。
何分、いや何時間。 何メートル、いや何キロメートル歩いただろうか。
時間や距離の感覚までもが薄らいだ頃に――果たして、二人は松山と邂逅した。


175 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:02:49 ID:WbgK50x2
松山「……なんだ。 あんた達か」

松山は虚ろに呟いた。
松山は体育座りをして、鈴仙達に視線を向ける気力も無く、膝の間に顔をうずめていた。
……その右手には、ボロボロになった布切れが握られていた。

さとり「……私が貴方を発見した時に持っていたハキマキの切れ端。 それは、貴方がかつて犯した罪の証だったのですね」

松山「……森崎――俺がハチマキを間違って渡した相手――は、ビリビリに破いて投げ捨てたって言っていたけれど。
気付いたら、俺の手の中に戻って来ていた。 それはつまり、俺の罪は永遠に許されないという事の証明だろう……?」

鈴仙「(ここでも「森崎」……か。 中山君と森崎は、一体元の世界でどれだけの人に影響を与えていたんだろう?)」

さとり「……なるほど。 半分くらいは分かりました。 貴方がかつて自己を否定するまで苦しみ。
そして、今なおも自らを縛り、地獄を受け止めようとする理由が。
――だけど。 これだけでは無いですよね? 松山君」

さとりの淀みない問いかけに対して、松山は無言で肯定した。

松山「……前提として、話しておきたい。
……俺はサッカーにおいて。 いや、サッカーに限らず人間がより良い生活を営むにおいて――人と人との絆。友情。団結。
そんな物が何より大切であると、信じて疑っていなかった。 ……いや、過去形じゃあない。
今だって、俺は純粋な損得勘定ではなく、数値や結果に表れない、人と人との信頼こそが重要だと強く信じている。
甘いだとか、理想論だとか馬鹿にされようともな」

さとり「……奇遇ね。 私も貴方と同感です」

鈴仙「(これまでの人を食ったような言動から見ると、俄かには信じがたいけどね……)」

さとり「鈴仙さん、今何か思いましたか?」

鈴仙「(ななな、何も思ってませーん!?)」

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:04:11 ID:WbgK50x2
松山が考えていた、鈴仙の知る彼らしからぬ理想を聴き、さとりは共感を示す。
彼女もまた、試合において自身のチームメイトを信じ続け、
そして、地上との親交を深めるという理想論的な目標の達成の為尽力していた。
その理想の裏に隠れた、決して無視できない現実の暗さを知りながら。

さとり「……さて。 前提は分かりました。 即ち、貴方が人の絆を信じる清廉な少年であるという事は。
ですが、今の貴方はどちらかと言えばその反対。 つまり、スタンドプレーを好み、他者との関わりを拒絶している。
この理由は一体どうして? そこまでも、かつての過ちに対する罪の意識が深いから?」

松山「……それは半分正解だ。
俺は、かつての俺の罪を許す事は出来ない。 しかし、それ以上にもっと許せない物がある」

鈴仙「あっ。 それってやっぱり……さっきのチームメイト?」

松山「……違う。 俺にとってもっとおぞましく、そして巨大な存在だ」

――ピシッ。

……刹那、世界が再び歪んだ。
暗闇に亀裂が入り、いよいよ松山の本心が露わとなっていく。

松山「……俺は……俺は……!!」

ピシッ、ピシピシッ……!

鈴仙「(胸を締め付けられるような感覚……! これが、松山という少年が抱いていた真の怒りと悲しみ!
これまでは混沌に隠されていたけれど、この感情は鋭く。 そして、淋しい……!)」

先程の襲い掛かる暗闇と比べ、今の変化は外面上大人しいと言っても良い。
しかし、今回の変化はその分、鈴仙の心情に深く訴えかけるような錯覚を覚える。
亀裂からは、次第に今までの黒よりも更に黒い色と……そして、不気味さすら覚える美しい白とが見え隠れていた。

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:05:36 ID:WbgK50x2
松山「……俺が、世界で一番許せない存在。
それは過去の罪でも、それを出汁に俺を追い詰めるふらのの皆でも無い。 俺は―――!」

バリイ……ンンッ!

やがて、亀裂が完全に割れ、松山の世界は更に深部へと達する。
その世界とはつまり―――完全なる黒と、完全なる白との二色の世界だった。

松山「俺は……過去の罪を許そうとし、あまつさえ自身の罪の責任を無理解なチームメイトに擦り付けようとする。
そんな身勝手な……自分の心に潜む『影』が、一番許せないんだ!」

そして、松山の存在もまた亀裂が入り消えた。 残ったのは松山の『影』だけだった。

鈴仙「……哀れな。 自分を許さない事こそが唯一の正義と信じ切り、
それを許そうとする自分こそが最大の悪と決めつけるなんて。
そんな事をしていては、貴方は永遠に許される事はないというのに!」

松山の影(以降便宜的に『影山』と表記)「……俺は、自分が何よりも神聖と信じているものを、自らの手で穢し、壊してしまったんだ!
たとえ誰が俺を許そうとも、サトリ妖怪。 俺を許したい俺が消滅しない以上、お前の行為は全て無駄なんだからな……!」

――つまり、松山光という少年は人一倍清廉でありたいに関わらず、その為の能力が明らかに欠如していた。
そしてそれ故に、理想と現実との果てなきギャップに苦しみ……それが、彼を地獄へと突き動かした。
他者との関わりを絶ち、自己を含む全てを拒絶する事のみが、自分の唯一の救いであると信じて。

さとり「……だけど貴方は、自分を許さないだけ出なく、自分を許し切る能力すらなかった。
地獄へと堕ちていく自分を肯定する「誰か」が居て欲しかった。 だけど、そんな者は当然この現実には存在しない。
……まさしく幻想の世界か。 さもなくば――虚構の世界にしか、ね」

影山「そこまで、解っていたんだな……。 ――兄貴の、矢車想の正体までも」

さとり「――お空がお土産で、河童から貰って来まして。 ――これが、矢車君の「モデル」ですよね?」

178 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:07:02 ID:WbgK50x2
さとりはポイと、ポケットから何かを影山へ投げつけた。
鈴仙は影だけと化した松山に近づいて、それが何かを確かめると。

鈴仙「これは確か……姫様も持っていたDVDドラマのケース。 それで、タイトルは……!?」

――それは少年向けの特撮ドラマのようだった。
しかし、鈴仙が目を丸くした理由はそのタイトルやストーリーでは無い。
そこには間違いなく、あの時の試合に出ていた矢車の姿が映っていたからだ。

さとり「……矢車想とは即ち、外界の特撮ドラマの登場人物が一人。
完全調和という崇高な理想を掲げながらも、主人公への嫉妬心に負けてスタンドプレーを行い、仲間を見殺しに。
信頼していたかつての部下にも裏切られた彼は――地獄の戦士として、同じ境遇をなぞった相棒と共に、
物語上の正義や悪に与せず、自身の生きる意味、戦う意味を孤独に問い続ける。
……まさに、今の貴方の境遇にピッタリ。
自分を認めてくれる、見捨てないでくれる……理想のヒーロー像ですね」

影山「そうさ。 そうだよ……! 俺は結局、中途半端なんだ!
自分の罪を受け入れる事も出来ない! だからといって、そんな自分を許し切る事も出来ない!
だから、俺は――兄貴にだけは、受け入れて、認めて欲しかったんだ……!」

さとり「罪を受けるべきと思う自分と、そこから解放されたい自分とのせめぎ合い。
それを認めて貰うために、第二の人格を作り、そうする内に……本来の自分を見失ってしまったのですね……」

鈴仙「…………!(――松山光。 彼もまた、中山さんとは違う意味でストイック過ぎる人物。
だけど彼は、中山さん以上に崇高な理想を持つ一方で、中山さん程強くは無い。
だから彼は、こうして自己を否定する事しか出来なかった! なんて、悲しい話なの……!)」

松山の本心を聞いた鈴仙は、胸を潰されたような気持ちになった。
この地獄の少年が持つ迷いは、そして怯えは。 完全にとは言えずとも鈴仙にとって共感できる。

鈴仙「(私が……私が、今の松山君に対して、何かを言ってあげる事は出来ないのかしら。
――私はさとりさん程松山君と親しくないけれど、それでも、これまで色んな経験をして来た。 何か――何か、言える事は……?)」

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 18:09:41 ID:WbgK50x2

鈴仙はどうしても、松山に何かを言いたくて堪らなかった。
誰よりも自身に厳しく、にも関わらず弱い彼を救えずとも、何かを……。

鈴仙「…………」

あまりに強烈な松山の自我を受けて戸惑うさとりを尻目に、鈴仙はこう口を開いた。

A:「私だって、かつて罪を犯した事があるから言うけど。 ――罪やそれを許さない自分も含めて、今の貴方なんじゃない?」
B:「中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの?」
C:「……私は良く分かんないけど。 また、ラーメンでも食べにいきましょ」
D:「さとりさんとかは、貴方を認めてくれてると思う。 他のチームの人だってきっとそうよ……!」
E:無言でポケットの「愛のハチマキ」を影山に投げ付ける。(渡すとは言ってない)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*今回の選択にも特に明確なアタリハズレは定めていません。
 ですが、自由選択枠で色々考えて下さった場合、少しだけプラスを上乗せする可能性があります(プラスされない可能性もあります)。

180 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:11:59 ID:89HRSoaA


181 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:23:15 ID:gdMJhXp2


182 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 18:30:33 ID:???
Wのおやっさんの台詞が思い浮かんだ

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:44:23 ID:WbgK50x2
B:「中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの?」

鈴仙「……私は、正直ほとんど部外者だし。 だから、的外れな事を言うかもしれないけれど」

鈴仙はどうしても言いたくなった。

鈴仙「……中途半端って言うけれど……中途半端で、一体何が悪いって言うの!?」

影山「えっ……?」

鈴仙「――私も、凄く中途半端だから。
昔働いていた場所でも、色々良くしてもらっていたのに、途中で逃げ出したり。
いや……。 今だって、私は冷静にも徹しきれず、かと言って情に全てを投げ打つ自信は無い。
だけど、私は自分で……こんな自分も悪くないと思っている。
大事なのは、中途半端だとか許されるとかじゃなくって……自分で自分の事が好きで居られるか。
どうせ完全に正しい人間……とか妖怪とか……も居ないんだから、汚い自分も綺麗な自分も認めること。
それが大事なんじゃないの!?」

影山「それが出来るなら、苦労はしていないさ……。 良いよなぁ、お前は。
自分に自信があるみたいで。 お前だって、あのサトリと一緒という事か」

さとり「……私はあの方と違って、好き好んで男子更衣室にインする趣味は無いですけどねぇ」

鈴仙「さとりさん。 余計な事言う位なら黙っていて下さい」

さとり「失礼。 ……では、余計では無い事でも言いましょうか。
――例えば。 私だって、昔は自分に自信が無かったんだ……と、いう話とか」

鈴仙「あっ、そういう話だったら私にも―――!
……っていうか。 やっぱり、何でも切欠があるんだと思うわ!
だから、松山君。 貴方だって、このまま生きていればきっと……!」

184 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:45:58 ID:WbgK50x2
さとりと鈴仙は、互いに地獄を知り、それを乗り越えて来たという点で共通していた。
そうした意味では、この松山の葛藤にも何らかの共感を覚えていたのかもしれない。

影山「……」

影山は影のまま、黙って静かに鈴仙達の言葉に耳を傾けていた。
恐らくは、こうした慰め文句も彼の中では一度考えた内容ではあるだろう。
しかし、それでも、同じ事を自分で考えるのと他者から言われるのとでは意味合いは大きく異なる。
現に影山の影は次第に薄くなり、世界の破片とともに砕けた松山の身体は次第に再構成を始める。

松山「…………すまない」

松山の心象世界にある白と黒は……ほんの少しだけ彼の中心で混ざり、グレーの背景を作り出す。

松山「……俺は人一倍不器用だから、お前達が言いたい事を行動にすぐ移す事はできない。
だが……ああ。 そう言ってくれる人が居るというのは……幸せなのかもな」

さとり「……私の所――というか、地底では、貴方みたいな手合いの変人は沢山居ますから。
もしもそれで思いつめていたのならば……。
そうね。 一度オーバーラップでもしてみたら良いでしょうか。 ……前の試合の私みたいに」

松山「…………ふん。 アレのせいで、試合に負けたんじゃないのか?」

さとり「仰る通りで。 ……でも。 想いは口にするよりも、行動で示した方が伝わり易いのではなくて? ねぇ、鈴仙さん?」

鈴仙「ど、どうしてここで私に振るんですか……? ――まぁ、でも。 そうね。
悩む事も立派だけど――やっぱり、中途半端でも、前に進んで行った方が私は良いと思う、かな……?」

松山「…………」

―――パァァァァ……ッ!

185 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:47:18 ID:WbgK50x2
――鈴仙がそう言ったのと同時に、松山の影の上に本来の松山の輪郭が現れ、周囲は白夜のように光る。
その白色は、塗料のように気持ち悪い白では無く。
適度に黒と入り混じった、薄く幻想的で。 とても美しい白色だと鈴仙は思い――意識はそこで途切れた。



***



鈴仙「う、う〜ん……」

??「――目が、覚めたか」

――鈴仙が意識を取り戻した先は、再び地霊殿の暗い牢獄だった。

鈴仙「あれ。 私――戻って来たんだ……。 ――って! あ、あんたは!?」

矢車「折角介抱していたのに、目が覚めるなりあんた呼ばわりされる。 はぁ……どぉせ俺なんか……」

さとり「……そのネタはもう良いですから。
――鈴仙さん。 矢車君に代わって礼を言わせて頂きます。 本当にありがとう」

鈴仙「えっ。 その……さ、さとりさんが牢獄に居て。 ……え〜っと?」

さとり「――私達は、松山君の心の世界から脱出しました。 彼の心を僅かにでも慰めてね」

こうした精神的状態変化に慣れているのか、さとりは鈴仙よりも先に目覚めていたようだ。
相変わらずやさぐれた様子の矢車と並んで、倒っぱなしの鈴仙の様子を見ていたらしい。

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:48:35 ID:WbgK50x2
鈴仙「……松山君は、どうなったんですか? 矢車君が今もここに居るというのは、失敗したって事……?」

矢車「それは逆だ。 むしろ、相棒は酷く感謝している。
――自分を喪いかけ、俺という虚像のヒーローに救いを求める自分を、それで良いと言ってくれた……とな」

さとり「ただ、やっぱり私達の干渉が彼の未熟な精神にとって重荷だったようで。
なので今は、疲れて眠っている状態らしいです」

鈴仙「……そう。 だったら、それはそれで……良かったのかもね」

最初鈴仙は、松山の精神に間借りして存在する矢車は、消えるべき存在と無意識に考えていた。
二重人格は精神の病だ。 そのため、これを直す事こそが松山にとっての幸せなのだ……と。
医療に従事する者としては当然な、しかし傲慢な発想が残っていた事は否めない。
しかし、今の比較的穏やかな矢車の表情を見ると、その思いにも揺らぎが生じる。

さとり「……中途半端である事は、決して罪では無い。 人は清濁、その両方を合わせ持つ存在だから。
そうした考えを弱さや甘えと受け止める者は、きっと多いのでしょうね。
努力によってそうしたどっち付かずの状況を打破し、更なる成長を求めるべきだ……と。
――ですが、それを押し付けられる方は堪った物では無いと。 そういう話で良かったですかね」

鈴仙「そ、そうだったかしら……?」

矢車「地獄の底こそ至福だと言うのになァ……」

さとり「それはそれで、ちょっと極端過ぎますし。
……だけど、今の松山君にとっては、貴方の地獄が癒しになっていたのも事実。
ですから……私はそれを、否定はしません。 否定はね」

矢車とさとりとの関係も、より近しい物になっているような気がした。
今回の一件がその原因に関係しているかどうかまでは、今の鈴仙には分からないが……。
――しかし矢車の様子もまた、先日の試合に比べて随分と優しげになっているような。そんな気がした。

187 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:49:38 ID:WbgK50x2

矢車「……そこの兎」

鈴仙「は、はいっ!」

とはいえ、突然に精悍で鋭い目線の男に話しかけられても動揺しない程鈴仙の肝は据わっていない。
ピシっと背筋を伸ばして、ある意味当主のさとりに話しかけられた時以上に恐縮しながら矢車の方を向く。

矢車「……次に来た時でも、何時でも良い。 『お前の持っているハチマキを、俺達に譲ってはくれないか』。
――無論、その際は礼をする。 練習指導でも、戦術指導でも、お前の仲間の技術指導でも。
可能な事ならば、俺も協力を惜しまん。 ……無理にとは言わんが――な」

鈴仙「……は、はい。 それなら(――って言っても、渡しちゃったら姫様への難題プレゼントが出来なくなっちゃうのよね。
一回渡した後、姫様が返してくれるって言うなら別だし、『毘沙門天の宝塔』とかはそれで何とかなったけれど。
今回も上手くいくやら。 矢車……さんも、別に無理にくれ、って言ってる訳では無いし。
――どっちにしろ、姫様に要相談かしら)」

矢車の申し出が穏健であった事に安心しつつ、会話が一旦途切れたのを見計らって鈴仙は帰宅を申し出る。
精神世界での冒険で親交を深めたからか、さとりは夕飯でも食べて行けば…と誘ってくれたが、今は門限の方が大事だった。

さとり「……まぁ。 宜しければまた遊びに来て下さいな。
お燐もそれなりに貴女に懐いているし、『宝探しの続きまだ〜?』……とか、誘って欲しそうにもしていたし。
矢車君も、こう見えて――結構、貴女に感謝してると思いますよ?」

矢車「俺と一緒に地獄に落ちよう……」(←最大級の親愛表現らしい)

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 22:57:33 ID:WbgK50x2
さとりと矢車の二人に見送られながら、鈴仙は地霊殿を立つ。
矢車が太陽を眩しそうにしていたので(※地底では太陽が見えないが、気配をより近くに感じるらしい)、
二人は入口まで鈴仙を見送るなど殊勝な事もせず、暫く牢獄にて暇を持て余していたが。

さとり「(……しかし。 この一件については間違いなくあの子――こいしが絡んでいる筈なのに。
あの子は試合からして口数が少なかったし、最近は地霊殿にも帰って来ていないみたい。
――意識か無意識か。 ……何かを私に隠しているわね――あの子)」

……さとりの思考には依然、何かしらの引っ掛かりを残している様子であり。

矢車「(……当面は俺が相棒を守るが。 ――しかし、『来たるべき時』が来るのも、もうすぐかもしれんな……)」

矢車もまた、鈴仙とさとりの想いを前に、とある覚悟を抱いていた。

*さとりの評価値が上がりました。
*矢車/松山の評価値が大きく上がりました。
*鈴仙とさとりとの関係が、鈴仙→(友好)←さとり になりました。
*今後、「愛のハチマキ」を矢車(松山)に渡した場合、ボーナスが発生します。
 内容は、@鈴仙と松山との特訓イベントの発生
      A特殊戦術を確実に習得
      B能力値の低い仲間選手(名無しウサギ)対象の、強化イベントの発生
 ……の3つから選択できるようになる予定です。
*輝夜に渡した場合のボーナス(シュート力+2、ガッツ+50)とは基本的にトレードオフですが、
 輝夜との判定によっては両方ボーナスを得られる可能性もあります。

189 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/21(日) 23:00:47 ID:???
すみません、ちょっと一旦ここまでです。
残り(6日目ハイライト&新聞選択)は、30分〜1時間後に行います。

190 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:11:15 ID:???
いったん乙でした。
松山君も少しは前に進めたようでなりより。
うーむ、心情的には渡したいがシュート+2とガッツ+50は捨てがたい……
特殊戦術はなだれ作戦かな?
ウサギさん強化イベントもいいね、悩む

191 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:30:09 ID:???
乙です
もしDVDが555、龍騎だったら確実に殺しに来てたな・・・

192 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:35:31 ID:???
なだれ攻撃はこれから先取得は難しそうだしね。
戦術を手にいれる機会は希少かな。
ただ、シュートとガッツはかなり美味しいんだよなぁ…

193 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:45:31 ID:???
やはりシュート+2とガッツ+50が欲しいよな。
松山のボーナスは運がよければでいいんじゃないかな。

194 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:50:33 ID:???
ぶっちゃけ主人公は必ず自分が動かせるんだし姫様にあげるべき
返してもらえたら(返してもらうように説得する?)プレゼントしよう
ただし裏っかわに愛羅武勇的なことが書いてある

195 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:51:07 ID:???
姫様、鉢巻くれないと新入りサポーターが岩盤浴にしちゃうぞ♪

196 :森崎名無しさん:2014/12/21(日) 23:54:08 ID:???
カグロットのティーチャーF(フリーザ)も連れてきて丁寧にお願いしてみるか

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:09:10 ID:???
〜6日目午後・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・6日目】

――さて。 ここでは今日行われた紅魔スカーレットムーンズVS聖徳ホウリューズの試合以外の結果について、
手短に述べていく事にする。

***

ピッ、ピッ……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了だ〜〜〜! 妖怪の山FCVSスカーレットムーンズ二軍の試合は3−0で、
妖怪の山FCの勝利! この結果自体は当然と言えましょうが、しかし妖怪の山FCは予想外に攻めあぐねた印象も受けました!
反町選手が1アシスト1ゴール、はたて選手が1アシストでいぶし銀の活躍を挙げたのに反し、
射命丸選手はこの試合2ゴールこそしたものの、ハットトリックを逃しており、若干地味な結果となっております!」

射命丸「(…………)……あやや。 これは手厳しい」

はたて「(一回ダイレクトシュートをバーに当ててさえなけりゃ、ハットトリックだったんだけど。
……でも、文がこんなに調子悪げなのも珍しいわね……大丈夫かなぁ)」

静葉「流石は特攻タックル部隊で有名なスカーレットムーンズの妖精メイド達、と言ったところかしらね。
私も、上手くボールをキープ出来なかったし……」

反町「(『ポイズンヘッド』が決まって良かった。 ……できれば、静葉さんのアシストで決めたかったけれど)」

にとり「(シュートで人が吹っ飛ばないって、素敵だなぁ……)」(←この試合無傷)

妖怪の山FC 3 − 0 スカーレットムーンズ二軍 試合終了!

198 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:10:35 ID:???

***

幽香「……優雅に吹き飛びなさい、『フラワースパーク』!」

グワァァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオオオッ!!

中西「よ、横綱舐めるなァ! ワイ三段目やったけどォ!」

……バッチィイッ!

幽香「……へぇ、これを一旦止めるとはね。 でも……」

――ギュン!

中西「(――し、しまった!? このシュート……パワーシュートに見せかけ、
若干下に落ちとる、『スライダーシュート』や! くそっ、『つっぱりディフェンス』で行っとれば……)!!」

ポロッ……コロコロ……パスッ。

ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッィイッ!!

実況「決まった〜〜〜! 幽香選手華麗なゴール! 試合は後半残り6分を残して1−2!
雑魚妖怪チーム、格上相手に僅かな希望を残しました!」

リグル「やったね、幽香!(……でも、私は今日の試合もノーゴール。
……ぐすっ。 やっぱり私、才能無いのかなぁ……)」

幽香「――色々と考えるのは後にして。 さっさと次のキックオフに備えるのよ、リグル。
さもないと能力値……ゴホ、ゴホンッ! ――濃緑茶(のうりょくちゃ)、あげないわよ? フフフ……」

リグル「ご、ごめん(幽香って茶葉まで栽培してたんだ。 知らなかったなァ)」

199 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:11:42 ID:???

――雑魚妖怪チームと西行寺亡霊連合との試合は、純粋な実力差が出る結果となった。
トップ下幽香の支配力は確かに高かったが、重点的にマークを敷かれた事と、
幽香と実力的にほぼ伯仲している西行寺のトップ下・八雲藍の活躍もあり、
雑魚妖怪チームは中々チャンスに恵まれず――リグルのシュートも、
幽々子の恐るべきハイボールクリア・『リポジトリ・オブ・ヒロカワ』には敵わない。

一方で、妖夢やメルランのシュートについてはレティが何度もブロックに成功するも、
PA内のさとりをも圧倒しかけたプリズムリバー三姉妹の合体シュート――『コンチェルトグロッソ』に、
コーナーキックからの幽々子の奇襲、『西行寺無余回顧』など、強烈な威力のシュートは完封できずに2失点。
只今何とか幽香の『フラワースパーク』が決まったものの、時既に遅く。

――ピッ、ピッ、ピィイィィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了〜〜〜〜〜! 西行寺亡霊連合、2−1で雑魚妖怪チームを下しました!!
これで雑魚妖怪チームは0勝2敗、西行寺亡霊連合は1勝1敗!
雑魚妖怪チームの決勝トーナメント進出は絶望的になる一方、西行寺亡霊連合は厳しいながらも、
明々後日大会9日目の、永遠亭ルナティックスとの試合結果によりその進退が託される形となりました〜!」

妖夢「(今日の試合も私は駄目だったけれど……鈴仙。 私はやっぱり最後に、今の私で貴女と戦いたいです……!
――彼女達の流儀に染まり、私が、私で無くなる前に……!)」


雑魚妖怪チーム 1 − 2 西行寺亡霊連合 試合終了!


200 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:12:52 ID:???
***

霊夢「――よし。 それじゃあ今日の試合はガンガン行ってみましょっか」

森崎「たりめーだ。 なんたって俺様の得点王兼アシスト王の為にもな」

萃香「おっ。 流石に森崎は私との約束を覚えてるねぇ。 あ、嘘だったら攫いに行くからね」

森崎「フッ……(アシスト王と最優秀GK以外は、少しきついな……。 ――ま、何とかするか)」

針妙丸「ふふん、わたしだってアシスト王狙ってるもんね。 馬鹿にしないでよー?」

魔理沙「(……もう少しだ。 もう少しで、私は再び――この物語の『主人公』になれる筈なんだ……!)」

――緊張感が無い中でも、概して良い雰囲気を維持出来ているのは博麗連合では良くある事だった。
博麗連合VS毛玉たちの逆襲との試合は、結果としては火を見るよりも明らかであり、
サッカーコートに集った観客達も、霊夢が何アシストをするか、魔理沙が何ゴールをするか、
天子が、萃香が、アリスが、モロサキが……そうした有名タレントがどんな活躍をするかを見に来ている事は明白だった。
――そして。

ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了〜〜〜!! 8−0! 8−0の大差で試合が終了しました!!
霧雨魔理沙選手のハットトリック! 博麗霊夢選手の1ゴール3アシストを始めとして、
小野塚小町選手は2アシスト、森崎雄三……失礼、森崎有三選手は2ゴール1アシスト!
更に天人の比那名居天子選手は、オーバーラップからの1ゴール!
小人の少名針妙丸選手は、サイドを切り込みドリブルで1ゴール!
また、アリス・マーガトロイド選手も中盤を完璧に支配しつつ、自身も1アシストを決めています!
やはり強いぞ博麗連合! 優勝候補の貫録を見せつけました〜〜〜〜〜!」

201 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:19:04 ID:???
森崎「まずは現得点王のうどなんとかに下剤を……」
永琳「……へえ?」

森崎「……あっ(察し)」

博麗に対抗するには総合力も必要か、きついなあ

202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:21:39 ID:???
針妙丸「(うーん、アシストじゃなくてゴールしちゃった。 ま、いいか)」

アリス「(戦略面で、色々試せたのは良かったわね。 今日の試合)」

森崎「(ちっくしょー、小町の奴……。 面倒くさがってポストプレイばっかりしやがって。
お蔭で俺のアシストが霞んじまったじゃねぇか。
そして霊夢はちゃっかり3アシストしてやがるし。 美味しい所を持ってくのは、ホント翼そっくりだぜ)」

中里「(仕方ないとは言え、我ら守備陣は目立たんでゴザるなぁ)」

衣玖「(不要なアシストは極力控えておきましょう。
……昔、天界のサッカー大会で調子にのってアシストしてたら、
全試合ハットトリックの総領娘様差し置いてMVP取っちゃったような。
そんな(周囲の空気的な意味で)愚かな過ちは、もう二度と繰り返さない――!)」

……大方の予想と違わずして、博麗連合は王者に相応しい圧勝を遂げた。

博麗連合2014 8 − 0 毛玉達の逆襲 試合終了!

203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:23:46 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
6ゴール 鈴仙
5ゴール レミリア
4ゴール 勇儀、諏訪子、射命丸、魔理沙
3ゴール フランドール、来生、早苗、屠自古、森崎
2ゴール 神奈子、ピエール、星、神子、反町、メルラン、霊夢、天子
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、サニー、リリーB
      影狼、藍、空、幽々子、幽香、針妙丸

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗、ピエール、小町、霊夢
2アシスト 小悪魔、てゐ、神子、森崎
1アシスト 鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、アリス
       衣玖、針妙丸、空、リリーW、マミゾウ、岬、反町、はたて、ルナサ

204 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:24:12 ID:???
衣玖=HONDAwww

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 00:30:43 ID:???
…と、言った所でやっぱりきょうの更新はここまでです。
明日は新聞イベントからやりたいと思います。
>>190さん、191さん。 乙ありがとうございました。
>ハチマキとのトレードオフについて
やはりシュート力とガッツの上昇というのは垂涎だと思いますので、
それに対する松山達の報酬も高めに設定しています。
両取り出来ればベストですが、その辺りは中々難しいようになる(追加の手間がかかるなど)と思います。
>>201
えーりんだったら結果的には助けつつも、
鈴仙が下剤で苦しむ姿を見たいという個人的欲求とで葛藤する気もしますね…w
>>204
・アシストが上手い
・超一流クラスまででは無いが頼れるボランチ
・公務員属性(?)
的な共通点は意識していますね…w ダイスがどうなるかはまだ分かりませんがw

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

206 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 00:46:12 ID:???
西行寺は最高火力を出すにはDFのオーバーラップがあるから
相手が苦しくなってDFを上げたところを待ってましたとばかりにカウンターでガツン!

207 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 03:13:52 ID:???
森崎は鬼にどう言い逃れするんかね。
利根川流の「今回この大会だとは指定していない...!」でも使わないと無理じゃねぇかなぁ

208 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 07:05:26 ID:???
萃香「嘘ついたら攫うからね」アリス「うふふ…逃がさないわよ」森崎は人気者(なんとなくだけどまだ増えそう)

209 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 19:53:17 ID:???
矢車さん消えるっぽいけど幻想郷の能力で助けられるキャラっているかな
紫が実体と妄想の境界いじって実在させるぐらいしか思いつかないけどあいつ今うどんさんの敵なんだよなぁ

210 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 19:59:09 ID:???
鉢巻の報酬を両取りするには追加の手間もかかるらしいし早めにその条件だけでも聞いておいてもいいんじゃない

211 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 22:18:49 ID:???
エイキッキ「贈与の契約を片方の意志で打ち切れます
そして公序良俗に反する契約は、例え契約書があっても無効
よってこの契約、黒です。しかしあなたは(以下森崎に対する説教)」

鬼が嫌われた理由ときっとそこら辺に…いや、なんでもない

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:38:32 ID:???
こんばんは、休んでいたので更新します。
>>206
西行寺戦は最大火力の差的な意味で、ひょっとしたら地底チームよりも楽な試合になる…かもしれません。
>>207
まぁ萃香は原作からして割と自分から嘘ついてるので多分なんとかなります!w
私のイメージですが、萃香は鬼の約束とかについて割と柔軟な感じで、勇儀は逆に堅物な感じですね。
>>208
森崎も主人公ですから、やはり裏では鈴仙に負けない魅力を出していきたいですね(違)
>>209
矢車さんは当分は消えませんが、どうなるかは今後の展開や判定次第ですね。
>>210
何かの機会に輝夜と話しておいた方がいいかもですね。
>>211
幻想郷の法律ってどうなってるんですかね…




213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:39:58 ID:???
〜7日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その6】

鈴仙「ふああ。 おはよー……」

つかさ「あら、おはようございます鈴仙さま。 ご飯は 七草粥 を用意しましたので、ごゆっくり召し上がってくださいな」

鈴仙「あっ、つかさ。 ありがとうね」

少しだけ寝坊した朝の永遠亭。
永琳は朝から急患のようで既に食事を済ませており、こうして声を掛けてくれたつかさを始め、
他の妖怪ウサギ達(てゐ含む)も薬売りに雑用にイタズラに忙しいようだ。

鈴仙「パスカル君は……なんだ、もう食べ終わって腹ごなしの練習をしてるのか。
私も、仕事が無くてももうちょっと早起きしないと駄目ねぇ。 姫様を笑うに笑えないわ……ふああ」

ちなみに輝夜は勿論、連日連夜の激務(HNM狩り)で朝は中々目覚めてこない。
要するに、今の永遠亭の居間には鈴仙しか居ないという事だった。

鈴仙「(でも新聞は置いてある。 パスカル君かてゐあたりが、先に読んでたのかな?)」

たまには孤独な朝食も良いか……と、鈴仙は新聞をめくりながら朝食に手を付ける。

鈴仙「(そういや今日の午後は、ブリッツボールとやらの試合があるのよねぇ……。
未だにどんなスポーツかは知らないけれど、心の準備だけはしとかないとね)」

214 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/22(月) 23:43:53 ID:/uPWj73Q
そうやってパラパラと記事を読み流す中、とある見出しが鈴仙の目に止まった。
その記事とは――。

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)
B:秋限定スイーツ始めました。「秋姉妹の焼き芋屋」(*限定スイーツ100円引き券付き)
C:人里で「妖怪狩り」横行 ……若者に広がる反妖怪主義
D:求人:寺子屋の子どもたちへのサッカーコーチ求む! 半日給2,500円〜
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

215 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:44:23 ID:UMbpZt9+
A もっとデータをくりー特に博麗のをくりー

216 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:45:42 ID:QsgxPzE2
E

217 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:45:50 ID:hlj9PbCw
E

218 :森崎名無しさん:2014/12/22(月) 23:46:17 ID:T6VIcrlM


219 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:15:32 ID:P3ny2Cho
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜

鈴仙「(ブリッツブリッツ……って、見てたらそんな記事が。 え〜っと、なになに……)」

<悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜>

――幻想郷のごく一部において、ブリッツボールが熱い。
ブリッツボールとは、魔法か機械で球形に固めた水の中を縦横無尽に泳ぎ回り、
互いのチームのゴールを狙いあうと言う水中サッカー的なスポーツ。
登場当時はその余りの競技難易度の高さに、一部の物好きな妖怪しか集まらなかったが、
最近はじわりじわりと人気を集めているという。

その人気の切欠となったのが、「プリンセス・ワカサギ」の異名で一部の妖怪に知られる
わかさぎ姫さん。 ……そして、そんな彼女の父親の存在だろう。
彼女の父親は幻想郷にブリッツボールを広めた第一人者であり、同時に最高の選手だった。
素早いスピード、力強いパワー、そして技巧的なテクニックで多くの河童や人魚、水の妖怪をブリッツの虜にしたという。

しかし、父親は全盛期にしてブリッツボールの世界から離れる事となる。 理由は――謎の失踪だった。
彼のホームグラウンドである霧の湖での練習中、愛する娘を残し、彼は突如姿を消したのだ。
だいだらぼっちの仕業と言い張る妖精以外に証人は居らず、彼の失踪は謎のまま葬りさられた。

――そして、その父親の偉業を継いだのがその娘だった。
父親が抜けた名門・霧の湖エイブスに入団したわかさぎ姫さんは、
父親譲りの素晴らしいブリッツの才能でチームを23年連続優勝に導き、第二のブリッツ黄金期を作り出した。

そんな彼女は、本日から開始の『幻想郷ブリッツカップ』にエースとして出場する。
古参の幻想郷ブリッツファンの多くは、彼女の父親が得意とした伝説のシュート――『ジェクトシュート』が、
今大会こそ娘たるわかさぎ姫さんの脚――いや、鰭から繰り出される事を期待しているそうだ。

サッカーに飽きた幻想郷の住民は、たまにはブリッツボールの観戦に行くのはどうだろうか。
ちなみに私はあんまし行きたくない。 スタジアムとかボロいし。             (姫海棠 はたて)

220 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:16:53 ID:P3ny2Cho
鈴仙「(何というか、最後の一文がかなり蛇足ねぇ……)」

最後にポロッと本音を載せてしまうはたてのいい加減さに辟易しながらも、
記事の内容自体は、スポーツゴシップ的にはそこそこ面白いと鈴仙は思った。
しかしやはり、ブリッツボールというスポーツはここ幻想郷においてもマイナーなスポーツのようであり、
文章の節々に、普及に向けた苦労を感じさせる。

鈴仙「(しかし、『ジェクトシュート』とは一体、どんなシュートなのかしら……。
そしてわかさぎ姫の父親の正体とは……? っていうか、姫のお父さんって言ったら王様じゃないの……?)」

謎が解けたというよりは、新たな謎が無駄に増えただけな気がしつつも、
ブリッツボールというスポーツの奥深さや大変さが、何となく分かったような気もする鈴仙だった。

*ブリッツボールについて少し詳しくなりました。
*『ジェクトシュート』というシュートの存在を知り、鈴仙に対する初見ペナが緩和されました。

221 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:18:25 ID:P3ny2Cho
鈴仙「(――さて。 もう一記事読んで、そろそろまた活動の準備でもしましょうか。 どんな記事を読もうかな……?)」

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)
B:秋限定スイーツ始めました。「秋姉妹の焼き芋屋」(*限定スイーツ100円引き券付き)
C:人里で「妖怪狩り」横行 ……若者に広がる反妖怪主義
D:求人:寺子屋の子どもたちへのサッカーコーチ求む! 半日給2,500円〜
E:悲劇の天才・受け継がれる血! 〜ブリッツボールに命を賭けた父娘〜
F:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

222 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:09 ID:wNvEftIc
B

223 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:33 ID:h6yjMlB+


224 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:41 ID:T9otKOPU
A

225 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:19:51 ID:sGJHqJdg
C

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 00:31:22 ID:P3ny2Cho
A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第6回」(※内容は更に判定)

鈴仙「……ま。 ここは無難に手堅く、情報収集と行きましょうか」

鈴仙ははたての連載記事に目を通してみた。
前に記事を読んだ時と同じく、有力チームのタレントの能力分析やインタビューが詳細になされている。

鈴仙「(今日は、どのチームの情報が書いてあるかなぁ……)」

果たして、紹介されていたチームの名は……。

先着1名様で、

★役立つ役立つチーム紹介→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→(スレの歴史的に)由緒正しき古豪・露鈴兎ヒャッホーズの紹介だった。
ダイヤ→大会最強の優勝候補・博麗連合2014の紹介だった。
ハート→由緒正しき古豪・西行寺亡霊連合の紹介だった。
スペード→誇り高き強豪・紅魔スカーレットムーンズの紹介だった。
クラブ→ある意味自分達を知れるいい機会? 永遠亭ルナティックスの紹介だった。

227 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:32:02 ID:???
★役立つ役立つチーム紹介→ クラブJ

228 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:40:43 ID:???
元から知ってるデータもらってもなあ

229 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:45:07 ID:???
無駄な情報ほど本当に無意味なものはない

230 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:51:13 ID:???
ハート様以上だったら助かったんだけどな

231 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 00:52:56 ID:???
ぶひひひひひ
永琳の評価はアミバか偽りの天才か

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 01:03:56 ID:P3ny2Cho
★役立つ役立つチーム紹介→ クラブJ ★
クラブ→ある意味自分達を知れるいい機会? 永遠亭ルナティックスの紹介だった。

記事の見出しにはこう書いてあった。

<人気実力急上昇中! 今大会最有力優勝候補? 永遠亭ルナティックス>

鈴仙「――あれっ。 私達のチームの紹介じゃない!」

……運が良いのか悪いのか、今日の特集は永遠亭ルナティックスのようだった。
前にインタビューに来ていたはたての事を思い出しながら、鈴仙はペラリペラリと記事を読んで行くが……。

鈴仙「(う〜ん。 もう知っている事を読んでも、あんまし意味が無いのよね。
ピックアップされてる能力も、私とてゐのコンビシュートとか、師匠のドリブルとか、姫様のセービングとかで、
割と良く見かける数値だし……)」

無論、永琳と輝夜が答えたらしいインタビュー内容だとか、はたての目を通しての鈴仙の評価だとか、
個人的に気になる記事は多々ある。
しかし、その情報が鈴仙やチームの直接的な利益に結び付くとは考えづらい。

鈴仙「(どうしようかな。 読み飛ばしちゃっていいかな。 それとも、やっぱりしっかり読み込もうかな。
これまでの状況を整理する為には、読んだ方が良いかもしれないけれど、
自主的に状況を把握している! ……って言うなら、あんまり役に立たないかもしんないし……どうしようかな?)」

A:記事を読み飛ばす。(すぐに自由行動フェイズに移れます)
B:記事をしっかり読む。(鈴仙、永琳、輝夜を中心とした能力評価や紹介が見ます)
C:永琳達のインタビューだけ気になるので読む。(能力評価を省略し、インタビュー内容だけ見ます)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

233 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:05:08 ID:xWtjzkKA
B

234 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:05:08 ID:h6yjMlB+
C

235 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:06:38 ID:???
ウサギC「私の評価はっと……」

236 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:09:41 ID:sEyisFs6
せっかくだから


237 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:11:43 ID:wNvEftIc
C
インタビューの内容が気になるな

238 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 01:15:24 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>228-230
連載も長引いて、現状の能力を把握し切れていない方にとってはプラスになるかな…
と思ったのですが、能力自体はスレを頑張って読み返せばわかりますし、
そういった意見の方もいらっしゃるかと思って、選択制にしてみました。
>>235
ウサギCちゃんは切り札だから。 マスコミにもまだ未公開の最終兵器だから…(震え声)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

239 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:20:14 ID:???
既に知ってるデータしか見れなかったのも鈴仙って奴の仕業なんだ乙

240 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 01:28:54 ID:???
ヤハリソウイウコトカ

妖夢「私はあなたと神子様のおかげ(どんな道を選んでも友達)で私はまっとうな半人半妖になれた
   今度は私があなたを救ってあげましょう」


241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:23:12 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。

>>239
乙ありがとうございます。
チーム特集は判定でハズレもある代わりに、アタリの場合はメリット大き目…と言う風にしたいですね。
>>240
妖夢が半分生き返って妖怪になってますね…

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:25:06 ID:???
B:記事をしっかり読む。(鈴仙、永琳、輝夜を中心とした能力評価や紹介が見ます)

鈴仙「――ま。 折角だから、読んでみましょうか」

情報は関係なく、気楽に一つの読み物として記事を読んでみようか。
そんな軽い気持ちで、鈴仙は新聞記事を読み込む事にした。

<人気実力急上昇中! 今大会最有力優勝候補? 永遠亭ルナティックス>

今大会を語るにおいて外せないのは、永遠亭ルナティックスの存在だろう。
元来このチームは、月の天才・八意永琳を中心としたハイレベルな個人技により
幻想郷サッカーの歴史を古くから彩って来たが、近日更にその人気と実力を伸ばしている。

というのも、これまで『八意永琳によるワンマンチーム』という印象を払拭できないでいた
ルナティックスにおいて、それ以外の選手の成長が著しい為である。
今や総合力においては博麗連合に次ぐとも噂されるこのチームについて、今日は分析する。


鈴仙・優曇華院・イナバ 〜仲間と狂気で強くなる幻想のテクニカルFW〜
突破力:B 得点力:S ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:A

解説:
成長著しいこのチームでも、随一の伸びを見せているのが彼女だ。
とはいえ、彼女個人の能力は高いとは言え、トップクラスと比べると一段劣る。
しかし、彼女の強さを確固たるものにしているのは、鍛え抜かれた眼力と仲間との連携力だ。
八意永琳選手の連続ワンツー、因幡てゐ選手とのコンビシュートに加え、更にアラン・パスカル選手との連携をも模索しているらしく、
彼女と対峙した際は、周りの選手への警戒も必須となるだろう。

注意すべき大技:
『インビジブルデューパー』――てゐ選手が出した変則パスに飛び込み放つ大技。
                    彼女が操る狂気の瞳と相まって、嵌れば幻想郷最高のシュートとも噂される。
                    威力:62(※ただし、動きがまだ洗練されきっていないため、1/4程度で失敗する可能性も)

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:26:27 ID:???

八意 永琳 〜説明不要の月の天才。しかし以前までの圧倒性は影を潜める?〜
突破力:S 得点力:A ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:S

解説:
説明不要のルナティックスの看板選手。ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット。
MFとして必要とされる全ての能力において平均を大きく超える水準と技を持ち弱点が無い。
ただし、先日の地霊殿戦にて水橋パルスィ選手に敗北を喫したように、
周囲の成長に伴い彼女もまた絶対的なエースでは無くなりつつある。
とは言え、まだまだ多くの選手にとって圧倒的な存在であるため、油断は禁物だろう。

注意すべき大技:
『ライフゲーム』――大技では無いが、計算され尽くしたコースのシュートで、敵の動きを封じる八意永琳の隠し玉。
             ド派手なドリブルやダイレクトシュートに隠れているが、こちらにも要注意。
             威力:56


蓬莱山 輝夜 〜幻想郷のSGGK(スーパー・グータラ・ゴール・キーパー)。しかし実力は高い〜
セーブ力:A 一対一:C 飛び出し:B

解説:
(色んな意味で)永遠亭ルナティックスのマスコット的存在……に過ぎなかったのだが、
ここ最近はまっとうなサッカースキルも上昇している。
特にセーブ力は大会でも強豪クラスとされる、古明地さとり選手や中西太一選手にも匹敵し、
必殺技を使った場合の瞬間的な守備力は伊吹萃香選手をも上回る。
一対一に不安が残るが、素のフィジカルやメンタルの強さ(ふてぶてしさ?)のお蔭か、最低限の水準はある。

注意すべき大技:
『たすけてえーりん!』――永琳選手……のような何かのパワーを借りたような気がする全力セービング。
                 その守備力も脅威だが、キャッチ属性の必殺技である事も地味に厄介。
                 威力:60

244 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:28:24 ID:???
鈴仙「(えへへ……私――と、ついでに姫様が師匠と並ぶ有力タレントとして紹介されてる。
やっぱりこういうのを見ると、これまでの積み重ねの成果が出てる……って思えて嬉しいわね。
――と。 あれ? これは……)」

鈴仙が驚いた事に、選手の紹介には続きがあった。

***

因幡 つかさ 〜新進気鋭のファンキーガッツウサギ〜
突破力:D 得点力:E ボールカット:D ゴール前:B スタミナ:D

解説:
これまでは注目に足るべき選手では無かったが、つい先日の地霊殿サブタレイニアンローゼス戦で大活躍を遂げた選手。
動きを見る以上、ブロック特化の選手に過ぎない事は間違いが無いが、
星熊勇儀選手の超パワーシュートを幾度も防いだ実績から、今回特別に掲載した。

注意すべき大技:
『ソウルブロック』――勇儀選手の『三歩必殺』をも防いだ『顔面ブロック』……をも上回る根性ブロック。
              基礎的技術が荒削りではあるが、発動した場合は中堅〜上位クラスのシュートをほぼカット出来る。
              大技である故、連発出来ないのが救いか。
              威力:56

***

鈴仙「……つかさが載ってる! でも、確かにあの子はこないだは八面六臂の大活躍だったからねぇ。
しかも、今までは名無しのウサギEだったのに、それが急成長したもんだから、取り上げられてても納得だわ」

新聞の注目選手に掲載されていたつかさの名前を見て、鈴仙はまるで自分の事のように嬉しくなる。
そして……つかさの紹介の次に掲載してあるコーナーは、ある意味ではそれ以上に鈴仙にとって気になる部分だった。

245 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:30:51 ID:???
鈴仙「(……で。 姫様とか師匠は、私の事何か言ってるのかなぁ……?)」

期待半分、不安半分で鈴仙は『キャプテンからの一言』欄にも目を通そうとする。

鈴仙「(姫様は多分相変わらずだろうけど。 師匠が私の事について言及するか。
したとしたら、どんな事を言っているのかは非常に気になるわね……一番弟子的に考えて)」

――緊張しながら、鈴仙は再び新聞に目を落とす。記事にはこう書いてあった。



(キャプテンからの一言〜蓬莱山輝夜さんと八意永琳さん(補佐)より〜)

『今大会の永遠亭ルナティックスは、妹紅以外の皆が頑張っていて、とても素晴らしいチームです。
特に、鈴仙とかは男の影響で張り切っちゃって上手くなったので、とても頼りにしています』

鈴仙「(この部分書いたの姫様ね……息を吐くような妹紅批判と、私にあらぬ疑いを擦り付ける技術の高さに呆れも出ないわ)」

鈴仙も(恐らく)新聞の読者達も、こうしたややこしい表現技法については慣れっこのため、もはや輝夜を糾弾する気は無い。
気にせず鈴仙は、更に続きを読み進める事にする。
暫くは恐らく輝夜による社交辞令的な内容(と妹紅批判)がメインとなっていたので適当に読み飛ばすと、
最後の一段落に、『キャプテン代理の八意永琳さんは……』――と、記載があったため、鈴仙はここでスピードを緩める。

鈴仙「え〜っと。 キャプテン代理の八意永琳さんは……『今大会、ウドンゲ――鈴仙には期待している。
普段の彼女は、大変間抜けで暢気で頼り無いというのが正直ではあるが、今回の彼女には、
今までには無い「何か」がある。 大会をご覧の方は、是非彼女のプレーにも注目をして……』
――う、ウソッ!? これ言ったの本当に師匠!?」

本人が傍に居ないからか、インタビュー記事での永琳は鈴仙の事を基本的に褒めちぎっていた。
それこそ、普段こんな事を言われたら偽物では無いかと思わん位に。
(無論、言葉の節々に暢気だとか間抜けだとか単純だとか、いつもの駄目出しは書いてあったが)

246 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:31:55 ID:???
『私は、彼女の素直さと仲間や友人を惹きつける能力に特に期待している。
特に後者は、今までの幻想郷サッカーの常識を覆す『何か』を為す為に、非常に大切になると思っている。
……素直すぎて、ホイホイ何にでも騙されそうなのは不安でもあるが』

――記事はそう締めくくられていた。
鈴仙の頬には、何時の間にかあったかい何かが零れ落ちていた。

鈴仙「(師匠……! 普段はあんなにボロクソに言ってるのに。 陰では私の事、こんなに評価してくれてたんだ……!)
ううっ。 あったけぇっ! 今まで生きててよかった……!」

鈴仙は素直に感動していた。 普段は冷たすぎる師匠が見せた、一かけらの暖かさに。

ゴォオッ、パチ……パチパチ……………!!

鈴仙「あったけぇっ……! あったけぇっ……! ――って、今ちょっと熱すぎるような……アチチチッ!
あつーーーッ! あついっ! も、燃えてるよぉおおっ?!」

そして、そのあまりの暖かさに――新聞までもが、炎に包まれて燃え上がっているようだった。
……気付けば、永琳の発する暖かさに、鈴仙の全身は火だるまになっているではないか。

鈴仙「(……し、師匠ぉ……! これって恥ずかしい事言っちゃった証拠の隠滅のつもりですか……?
――でも。 このままじゃあ私の存在まで、いんめ、つ……)ぐふっ!」

――そして鈴仙の精神と肉体は、自身を焦がしつくす炎により、焼け焦げていった。

永琳「(証拠隠滅、成功……というには火力が強すぎたけれど。
この分だと全身70%に渡る大火傷によるショックで意識を失ってるでしょうから、
その間に記憶を改竄しとけば良いわね……。
――さて、最近幻想入りしたSTAP細胞で作った人工皮膚の準備っと……)」

八意永琳は、やはりどこまで言っても弟子に対する愛情について不器用な女性だった。
(ちなみに鈴仙はこの後永琳の献身的な看護により、数分で何事も無かったかのように快復した)

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:33:55 ID:P3ny2Cho
〜大会7日目・午前〜

鈴仙「――うん。 つかさの作ってくれた七草粥美味しかった……!
ところで、新聞を読んでいた気がするけれど、ルナティックスの特集記事のインタビュー内容だけ
どうしても思い出せないなぁ……。 ――ま、いいか。
そういえば、今日は午後からブリッツボールの試合だっけ。
午前中に誰か1人か2人位誘ってみるのも良いけど、結局欠員は何人になるんだろ。
……まぁ、人を探そうと思ったら、その時分かるかしら」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
×:チームで試合を見に行く(本日午前の試合:なし)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:大会6日目〜西行寺戦までのスケジュール)
        午    前     午    後
6日目    紅魔×聖徳    雑魚×西行
        二軍×妖怪    毛玉×博麗

7日目    休   み←今ココ  休   み  
        休   み      休   み   

8日目    休   み      羽目×聖徳    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

248 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:34:54 ID:h6yjMlB+
A

249 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:35:37 ID:T9otKOPU
A

250 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:35:57 ID:7h/twOhc
Fおや、なんだろうこの焼け焦げた跡は

251 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:37:30 ID:???
新聞に天照でも仕込んだんですかね

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:54:56 ID:P3ny2Cho
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「……ま、何にせよ今日は、自由行動するしか無いかしらね」

取りあえず、今日は自由に行動しよう……と決めた矢先、

佳歩「あっ。 鈴仙さま今日もお出かけですか? 何かお手紙が届いていますよ。
え〜っと。 カワシロ ミトリさん……って、カタカナでそう書いてあります」

――と、佳歩がトコトコと慌ただしげに、鈴仙に一通の電報を寄越してくれた。
差出人の名前を、鈴仙は一瞬だけ思い出せなかったが……。

鈴仙「ああ……ああ。 地底の雑貨屋の店主の。 ありがと、佳歩。 その電報、何て書いてあるかしら?」

佳歩「えっと……キョウノケツイン……『今日の欠員』って、書いてあるみたいです」

……そう言えば、そんな名前だったとあの赤髪の河童――みとりの怯えた顔を思い出す。
ブリッツボールの試合で欠員が出た場合は連絡をすると言われていたが、どうやら電報を送ってくれたらしい。

鈴仙「(欠員1名は確実だから私が出て。 それで、もう追加で1人欠員になったら私が誰かを誘ってって。
そんな話だったと思うけれど……結局、どうなったのかしら?)――ねぇ、続きは? 続きは何て書いてある?」

佳歩「はい。 続きですね! え〜っと」

――欠員が居れば、鈴仙は午前中に知り合いからリザーバーを1人連れていける。
(鈴仙が連れてこない場合でも何とかする……とみとりは言っていたが)
居なければ逆に、鈴仙は午前中自由に時間を過ごせる事になる。

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 21:56:31 ID:P3ny2Cho
今日の自由行動内容に割と影響を与えるこの連絡を鈴仙は黙って聞き、そして……

先着1名様で、

★欠員について→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→欠員は5名!? つまり……みとり以外は全員、鈴仙が勧誘可能らしいぞ!?
ダイヤ・ハート・スペード→欠員は2名、即ち鈴仙の出席に加え、誰かを誘う事が出来るようだ。
クラブ→欠員は1名、即ち鈴仙の出席だけで足るようだ。

*ブリッツの勧誘に行く時点で判定を入れるよりも、この段階で判定を入れた方が効率が良いと思い至ったため、
 少しイベント判定の順番が前後しておりますが、ご容赦下さい。

254 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:12 ID:???
★欠員について→ クラブ3

255 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:25 ID:???
★欠員について→ クラブJ

256 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:57:27 ID:???
★欠員について→ クラブ7

257 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 21:58:56 ID:???
オフサイドトラップを学びに行こうか

258 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:01:26 ID:???
先に鉢巻の追加条件聞いておくのもありじゃない
できればトーナメントまでにはシュート+2欲しいし

259 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:03:22 ID:P3ny2Cho
★欠員について→ クラブ3 ★
クラブ→欠員は1名、即ち鈴仙の出席だけで足るようだ。

佳歩「ケツイン イチメイ……『欠員は1名』らしいですね……残念、私も行きたかったのに……。
――あっ、もし鈴仙さまが誘って下さるんだったら、ですけど」

鈴仙「んー。 まあ、この方が午前中時間を割かなくて良いからラッキーだったかもね。
このブリッツボールの試合……運が良ければ、もう1試合はあるから、
もしその時に欠員があったら、ひょっとしたら声を掛けるわ」

佳歩「ええ。 またよろしくおねがいしますっ」

ブリッツボールはフィジカルやガッツ、浮き球の練習にもなる……かもしれないとみとりから聞いていただけに、
ひょっとしたら佳歩達名無しウサギにとっても、試合に出れれば良い刺激になるかと思っていた鈴仙は残念がるが、
しかしすぐに心を前向きに戻して、それならばと今日の午前の予定を考える事にした。

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ブリッツボールの追加の欠員はいませんでした。

260 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:03 ID:h6yjMlB+


261 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:40 ID:T9otKOPU
B

262 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:04:51 ID:sZ7kbdWs


263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:13:49 ID:P3ny2Cho
A:永遠亭に居る(さらに分岐)

鈴仙「最近出ずっぱりだったし、今日の午前くらいは家に居ましょうか。
――ところで、これまでとちょっと仕様を変更して、良く試合に出る名無しウサギ達については、
個別に選択できるようにしといたわ。 これで練習とかに誘いやすくなった!……かも?」

A:永琳に会いに行く。
B:輝夜に会いに行く。
C:てゐに会いに行く。
D:佳歩に会いに行く。
E:つかさに会いに行く。
F:ウサギBに会いに行く。
G:ウサギCに会いに行く。
H:ウサギDに会いに行く。
I:ウサギK等その他名無しウサギに会いに行く。
×:中山に会いに行く。
K:パスカルに会いに行く。
L:自室でゆっくりする(ランダムで永遠亭内外の誰かが来るなど、イベントが発生します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

264 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:14:27 ID:h6yjMlB+


265 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:15:21 ID:sZ7kbdWs


266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:50:58 ID:P3ny2Cho
B:輝夜に会いに行く。

*展開を円滑に進める都合上、先に無選択でハチマキの追加条件関係の判定を行います。

鈴仙「(そう言えば、「愛のハチマキ」をゲットしたは良いんだけど、矢車も欲しい……って話があったのよね。
――ちょっと、それについて姫様の元へ相談してみようかしら)――姫様ー? いらっしゃいますかー?」

輝夜「ああ……イナバ。 ちょっとそこにあるボト……ううん。 何でもない。
貴女はまだ、この域に達する事も触れる事もあってはならない………!」

鈴仙「(良く分からないけど、今ロクでも無い事を私に頼もうとしてた事だけは分かりました、姫様……!)」

鈴仙が輝夜の部屋の襖を開けると、余分な物が一つも無かった筈の部屋に鎮座する、
「ぱそこん」という外界の利器を前に、輝夜は何やら奮闘していた。 ブツブツと良く分からない単語を呟きながら。

輝夜「……で、今日は何の用で来たの? ――ハチマキでも渡しに来た?」

鈴仙「えっ、姫様。 どうしてそれを……」

輝夜「――その位、主人たる私がね、カリスマパワーで……こう、ね……ジーっとね」

鈴仙「(一般的な語彙が乏しすぎる……! これが師匠も言っていた「ねっと中毒」患者の恐ろしい症状……!)
――そ、それなら話は早いんですが、実はこのハチマキ、お見せするだけにして、
ハチマキ自体は持ち主の元に返したいと思っているのですが……!」

輝夜「ふうん。 そうねぇ……」

ゲームが一段落着いたのか、輝夜はここで鈴仙の方向を振り向いてくれる。
ずっとゲームをしていた素振りにも関わらず、不潔に見える箇所が一つも無いのは、
やはり輝夜が月の姫君たる所以なのかもしれない。

267 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 22:52:49 ID:P3ny2Cho
輝夜「普通に考えて、難題ってのは見せるモンじゃなくて収めるモンだからねぇ。
毘沙門天の宝塔みたく、ここに置いといたら色々とヤバイ代物ではないし、
本人も絶対返せ! ……って言ってる訳でも無いし。 そうねぇ……」

輝夜は可愛らしく首を捻って代替案を考えてくれているようだった。
――やがて、輝夜はピン、と人差し指を出して「じゃあ、それなら」と条件を話しだした。
その内容は……。

先着1名様で、

★輝夜の代替条件→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→輝夜「まぁー良いわよ! そんなら私には見せるだけで良いわ!」鈴仙「さっすが姫様!」
ダイヤ・ハート→輝夜「……ならば、地底に埋まるとされる「バイキングの財宝」。 これを代わりに納めなさいな」
スペード→輝夜「……ならば、今私がやってるネットゲーム。 これのレベル上げをしなさい!」鈴仙「ええー」
クラブ→輝夜「妹紅を暗殺しなさい!」鈴仙「む、無理です! 色んな意味で!」(※両取りには(基本)応じてくれないようです)
クラブA→輝夜「ブルノさんを暗殺しなさい!」鈴仙「どうやって!?」(※両取りには(基本…?)応じてくれないようです)

268 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:53:51 ID:???
★輝夜の代替条件→ ダイヤ10

269 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 22:56:55 ID:???
地底のお宝探しに行くときは真っ直ぐ行かずにお燐の所に寄り道して行ったほうがいいはずだよね

270 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:00:38 ID:???
>クラブA→輝夜「ブルノさんを暗殺しなさい!」
ブローリンって言わないあたりがまだ優しいと思う

271 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:01:59 ID:???
バイキング・・・スウェーデン・・・ブローリン・・・
つまりブローリンを連れてこいということか!
あと半人半妖はたぶんそのときついさっきまでサガフロやってたからです
それで鈴仙が突然狂気の瞳を使ってきて・・・

272 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:03:03 ID:???
つまり新入りサポーターを連れてこい、かしこまりましたー!

273 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:03:13 ID:???
ブルノさん死なないんだよ?
不可能なことやれって言っていることに変わりはない。

しかし、「バイキングの財宝」より難易度高いネットゲームのレベル上げ……どんな廃人仕様なんだ。

274 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:05:48 ID:???
バイキング→海賊→船
地底にある船の財宝……そうか!

275 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:07:43 ID:???
我々のコリブリを大量に狩る仕事かな

276 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:09:52 ID:???
こういう時はつかさの相棒のトレジャーハンターウサギDの出番だな

277 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:20:03 ID:???
バイキングの財宝、スウェーデン、ブローリン…財宝の正体は岩盤か一人用のPODか

278 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 23:24:39 ID:P3ny2Cho
★輝夜の代替条件→ ダイヤ10 ★
ダイヤ・ハート→輝夜「……ならば、地底に埋まるとされる「バイキングの財宝」。 これを代わりに納めなさいな」

輝夜「――それなら。 代わりに別のちょっとした「難題」を納めること。
それで、ハチマキについては見せるだけでもOK、という事にしてあげるわ」

鈴仙「他のちょっとした難題……ですか。 具体的にはどんな?」

輝夜「――そうね。 これはもしかして、貴女も知っているかもしれないけれど。
……地底にある灼熱地獄跡。 そこには何故か、「バイキングの財宝」が眠っているという。
――そんな良く分からないお伽噺が、最近幻想郷で流行っているそうなのよ。
で、貴女にはその内容が何であるかを確かめたうえで、それを持って来てほしいって訳。ね、簡単でしょ?」

鈴仙「簡単じゃあ無いと思いますが……でも、解りました」

輝夜が提示して来た条件は、都合良くも現在鈴仙が調査をしている内容と同じだった。

鈴仙「(……地霊殿の更に地下にある、灼熱地獄跡の財宝――か。
こないだ買った耐熱イヤリングがあれば、何とか見つけ出す事は出来そうね。
確かに、ちょっと手間はかかりそうだけど……)」

輝夜「――まぁ、これはボーナスを両取りしようとする時は……って話だから。
別に良かったら、今すぐハチマキを渡してくれても良いのよ?
確かにベストタイミングでボーナスを得たい気持ちもわかるけど、
折角のボーナスを享受できる試合数が減っちゃったら、本末転倒だもの」

鈴仙「はい。 それは分かっています……(――けど、確かにタイミングが難しいなぁ。
地底の財宝だって一発で見つかるか分からないって言うのに。
ボーナスを両取りするかしないか。 ボーナスを貰うとしたら何時貰いに行くか。
……この辺りは、ちょっと悩みどころかもしれないわねぇ)」

279 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 23:27:04 ID:P3ny2Cho
輝夜「――ちなみに、もし良ければ今も「愛のハチマキ」の領収には応じるわよ?
財宝だって売ったら金になるとか、イナバや仲間達の成長に役立つ効果もあるでしょうしね。
別にイナバは、地底の財宝を私に献上しても良いし、しなくても良い……そんな所ね」

鈴仙「はぁ……(――でも、今だって姫様はハチマキを貰ってくれるのね。
今あげたら、矢車達から貰える報酬は無くなっちゃうけれど……それでも、
シュート力と体力が(どういう理屈か知らないけど)今すぐアップするのは大きい。
それに、地底の財宝だって、必ず見つかる保証もないし、何より私の時間が取られちゃう。
そうなったら、チームメイトと交流したり練習する時間も無くなるから、
長い目で見たら自分や仲間の特訓機会を失って損になる……かもしれない。
ちょっとここは、色々考えた方が良いわね。 とりあえず、私は今、ハチマキを姫様に……)」

A:あげる。(シュート力が+2、最大ガッツが+50されます。 ハチマキは鈴仙の手持ちから無くなります)
B:あげない。

先に【3】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*二択でやや重要な選択なので、3票決とします。
*鈴仙の今のシュート力(>>2)や幻想郷のサッカーレベル(>>20)については、テンプレをご参照願います。

280 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:28:05 ID:h6yjMlB+


281 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:29:34 ID:xQFAn7u+
B

282 :森崎名無しさん:2014/12/23(火) 23:31:05 ID:wNvEftIc
B

283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/23(火) 23:41:52 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>269
お燐と同行したい場合、
お燐に会いに行く→「探検に行かないか?」→判定(確率高め)で成功したら同行
……と、いう流れを考えています。さとり様とも友好的になったので、着いて来てくれるかも…?
>>271
鈴仙も一回殺されて半兎半妖になるかもしれませんね…w
>ブローリンについて
最初ブルノさんだけでなくアモロやブローリンも入れようと思ったのですが、
そうしたら実質実現不可能になるのであきらめました。
ブルノさんはどうやったら対処出来るんでしょうかね…
>ネトゲのレベリングについて
難しい…というよりは、純粋に鈴仙にとって他の利が無い、という意味でのスペードでした。
財宝探しだったら、付随するメリット(アイテム入手など)もありますし。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

284 :森崎名無しさん:2014/12/24(水) 00:37:02 ID:???
乙でした。

ハチマキを松山君に渡したときに選べる効果のひとつ。
特訓できるのというのは。

1 ハチマキ渡した場合のみ特訓可能で、好感度上げても特訓はできないよ。
2 好感度上げても特訓できるし、ハチマキ渡した場合も特訓選べば二回できるよ。
3 信頼度上げても特訓できるけど、前借りという形で好感度関係なしに特訓できるということだよ。

どれでしょうか?

2ならともかく、1、3ならウサギさんの強化選んだほうが良いかな。
なだれ作戦は失敗のイメージしかない気がする……(たぶん気のせい)
財宝はなんだろう?

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/24(水) 22:22:43 ID:???
こんばんは、更新はもうちょっと後でほんの少しになりそうですが、
先に>>284さん(乙ありがとうございます!)のご質問に答えておきます。

ハチマキを渡した場合の報酬ですが、その選択肢で行くと2を想定しています。
つまり、ハチマキを渡して特訓しても、更に評価値を上げていけば、
もう一回特訓イベント(かそれに準ずるイベント)が発生します。

ただし、現実問題として限られた行動回数でそこまで松山を優先すべきか?
それよりも、他に評価値の高い仲間や伸びしろがある仲間との交流。
何より自分自身の練習に時間を割いた方が良いのではないか?
……という事もありますので、その辺りはまた悩んで頂ければと思います。



286 :森崎名無しさん:2014/12/24(水) 22:47:20 ID:???
回答ありがとうございます。
まあ自分やウサギさんの強化に回したほうがたしかに良さそうかな。

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/24(水) 23:57:26 ID:???
B:あげない。

鈴仙「(――でも。 思ったよりも条件が軽そうだったし、もうちょっと頑張ってみようかな)
――いえ。 お渡しするのはまた別の機会に」

輝夜「そう。 そんなら良いわ」

鈴仙の申し出に、輝夜は意外とあっさり了承する。
ひょっとしたら、鈴仙がそんな受け答えをする事を事前に察していたのかもしれない。
そして、輝夜も輝夜で機嫌が良かったのか、それとも単なる気まぐれか。

輝夜「……地底なら、妹紅を連れて行っても良いかもね。
アイツだったら、殺しても死にやしないし――何たって、こと火や炎の扱いに掛けては達人級だから。
何よりアイツ、割とドライだからそう見えないかもだけど、貴女の事大分気に入ってるし……」

鈴仙「……姫様?」

輝夜「――ん? ちょいと待ちイナバ! 今LSメンバーから救援要請入ったからカカッととんずらで行ってくるわ!」

グルンッ! ダッ、カタカタカタカタッ……!

鈴仙「姫様……! ゲームは一日一時間までですよ〜!?(――妹紅を誘う、か……。
そう言えば、その手もあったかも。 地底に行く前に、迷いの竹林近辺の妹紅の家にでも行ってみようかしら。
忙しくて断られるかもだけど、誘ってみるだけ損は無いでしょうし。 それに――仲間は多い方が心強いしね)」

――そんな、探検に際するヒントまで得た鈴仙は、
ゲームへの熱中故かまっかっかになった輝夜を邪魔しないよう、静かに部屋を出ていくのだった。

*輝夜の評価値がほんの少し上がりました。

288 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 00:00:48 ID:???
鈴仙とお燐と妹紅と松岡で4人パーティーだ

289 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 00:02:41 ID:???
ここで同行メンバーのヒントが出るあたりを見ると一人で地底探検はきつい難易度なのかもしれない

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/25(木) 00:07:23 ID:???
――と。ホントにホントに短くて恐縮ですが、今日の更新はここまでです。

明日から、いよいよブリッツボール編に入ると思います。
ルールや仲間の能力等については明日書きますが、コンセプトとしては、
・いつものキャプ森ルール準拠で
・素早く手軽に
・より視覚的で感覚的なゲーム(これはちょっと難しいかも)
と、いうのを考えています。 ……コンセプト倒れにならないよう頑張ります(汗)

>>286
ラーメン効果もあるので、実は松山君狙いも悪手では無いかもですが、そこはもはや好みだと思います。
>>288-289
フォーマルハウトを手にした今の鈴仙ならやれない事も無いですが、
やはり仲間が多いに越したことはないです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

291 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 00:18:19 ID:???
乙です。
毎日更新しているだけでも凄いと思います。

292 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 21:36:02 ID:???
姫様のLSメンバーリスト:ブルノ ブローリン アモロ やっぱり他多数のザルGK達

293 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 22:38:01 ID:???
正直いろんなキャプ森作品をみているからパロディネタなんかもこっそり仕込めるんだよなー。
んでカードの結果でカオスを書いたり新しい展開挟んでみたり・・・

YSS(やっぱり作者はすごい)!ホント尊敬しますわ・・・!

294 :森崎名無しさん:2014/12/25(木) 22:46:56 ID:???
たまたまテレビのCM見てたらティーダが出てきたから自分的にはタイムリーだった

295 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:08:16 ID:???
こんばんは、少しだけ更新します。
>>291
乙ありがとうございます。
毎日書きたいと思えるモチベーションを与えてくれる、皆さまの積極的なご参加があってこそだと思います。
一回一回の短い更新でも、どこか最低1箇所は楽しんで頂けるようなスレ運営をしたいと考えています。
>>292
ブルノ(忍者)がアワレにも盾の役目を果たせず死んでいそうですね…w
>>293
ありがとうございます。こっそりと言わず堂々とパロってたりもしてます(爆)
キャプ森(やその外伝)好きが高じてこうして書き始めた事もあるので、
私がキャプ森や外伝で面白い! …と感じたような事を自分のゲームで表現できているなら、それ以上の喜びはありません。
>>294
知らなかったです!
ティーダと言わず、FF10はキャラもストーリーも世界観も魅力的かつ綺麗に纏まっていて、私的には本当に好きなゲームです。

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:09:28 ID:???
〜7日目午後・特別イベント〜
【目指せエースオブブリッツ! その1】

〜妖怪の山・特設ブリッツスタジアム〜

みとり(ポジション:GK)「……と、いうのがブリッツボールのルールだよ。
基本的には、
@ルールや判定方法は普通のサッカーと変わらない。ただし6VS6で、オフサイドは無し。
A反則・負傷も無し。
B試合時間は前後半5分ずつ、ロスタイム無し。
――っていう3点を覚えてくれれば、まあ問題無いよ。
イメージとしては烈しい点取り合戦が続いて、かつアッと言う間に終わる試合になる! ……と思う」

妖怪の山の川沿いでみとり達「旧都オーラカ」のメンバー(……らしき烏合の衆)は集合し、
そのまま上流付近にひっそりと佇む……というか放置されているという古いスタジアムへと向かう。
客もまばらなスタジアムの横を、何の注目も無く通り過ぎたみとりと鈴仙ご一行は、
幻想郷においてもそうそう見かけないような、古めかしい作りのロッカールームでミーティング
(……と、言う名のみとりによる、ブリッツボールのルール講座)を行っていた。 ……が。

パルスィ(ポジション:MF)「……妬ましい。 私は何度も参加しているのに、こうして初見さんとか
画面の向こうの方々の為に敢えて1から説明をしていく、そのスタイルが妬ましい……」

勇儀(ポジション:FW)「――あん? すまん、良く分からなかったから3文字で纏めてくれ」

ヤマメ(ポジション:DF)「さっすが勇儀姐さん! 赤河童が3行に纏めてくれたというのに、
それでもなおルールを理解出来ない! そこに痺れる憧れるゥ!」

みとり「……………はぁ」

鈴仙「(――あ。 今の雰囲気だけで、ちょっとみとりと親しくなれたような気がする……!)」

297 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:10:45 ID:???
上述のようにみとりが必死にルールを説明しても、旧都オーラカのメンバー(と言う名の烏合の(ry)は、
見事なまでに協調性が皆無だった。
自己主張が激しい幻想郷の妖怪達の中でも、とりわけ個性的な曲者が萃まっている地底の妖怪らしいと言えばそうだったが。
勇儀やヤマメ辺りは、単なるお祭り感覚で来ているようにしか見えなかった。

鈴仙「(こいつら……自分が後数十分後にはデカい水の珠に放り込まれるっていう事実を知っているのかしら……?)」

唯一真面目に話を聞いていた自負のある鈴仙は、改めてこの幻想郷においても常識に囚われない、
まさに究極に幻想的なスポーツゲームについてのみとりの解説を反芻し、辟易としていた。


******


       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."    243   `ヽ.
  /              `、
  ,'      5  6       i.
  !     ●         l
  ',     D  E      ,'
  丶      C      / 1〜6=敵の選手(1=キーパー)
  ヽ    A B     ,.'  @〜E=自分の選手(@=キーパー)
    `'-、_  @   _,.-'´   ●=ボール
      `゙''ー-‐'''"´


ブリッツボールとは、大まかに言えば水中で行うサッカー……ハンドボールにも似ている。
前後半5分ずつに区切られた時間内で、各チーム6人ずつの選手が魔法で包まれた水の球――
スフィアプールの中を泳ぎ回りボールを奪いあい。
そして、両端に備えられたゴールにボールを入れた数を競い合う、単純だが奥深いスポーツ……らしい。

298 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:13:05 ID:???

ただし、ブリッツボールとサッカーでは、やはり違う点も存在する。
特に、【シュートに限らず、ドリブル、パス、全ての攻撃判定に減衰判定が存在する】というのは一番大きな相違点だろう。
例えば、下の判定結果を見て欲しい。

先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください(※今回はサンプルの為判定不要です)
★ティーダ→ ハート9 フィジカル 52 +(カードの数値)=61★
★ダット→ クラブK アタック 46 +(カードの数値)=59★
★ジャッシュ→ ダイヤ9アタック 50 +(カードの数値)=59★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→ティーダ、問題無く突破成功!
=4〜2→突破するが、フィジカルを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ワッカがフォロー)(ボッツとレッティで競り合い)(キッパがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。

【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。
フィジカル=ドリブルと考えて下さい。アタック=タックルと考えて下さい。

この場合、サッカーの判定を採用するならば、ティーダという選手は突破に成功することになる。
しかし、ブリッツボールはサッカーよりも激しく身体を接触させるプレーが多い。
そうなると、水中という条件下も相まって、サッカーよりも簡単に体勢を崩れるという状況が発生するため、サッカーと同じにはいかない。

今回の場合、ティーダという選手のフィジカル(ドリブル)は、ダットという選手のアタック(タックル)により、
その威力を1減じられる。(61と59で2差のため)
そのため、ティーダはジャッシュという選手に対して、60のフィジカル値で勝負しないといけない。
結果として、ブリッツボールにおいては、ティーダはジャッシュに対してボールを零される事となる。(60と59で1差のため)

【シュートに限らず、ドリブル、パス、全ての攻撃判定に減衰判定が存在する】という点には、良く留意が必要だ。

299 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:14:52 ID:???
また、【ブリッツボールには、反則や負傷判定は発生しない】。
ブリッツボールの反則規定自体が非常に緩く、凶器の使用が無い限りは反則を取られないという理由からだ。
ただし、選手達には紳士的なプレーの遂行が求められている。
負傷については、ブリッツボールで使用される水には、不思議な魔力を秘めた物質――『幻光虫』と書物にはある――
が溶け込んでいるため、プレーに支障が出る程の負傷は起きづらいとされているためである。
(そのため、前述(>>298)の判定にて、ティーダのカードがクラブ9であっても、判定は同様に進行することになる)

水中である故の物理的な制約、サッカーとの相違点は他にもある。
それは、【ロングパス、ロングシュートには多大な(−5)減衰ペナルティが発生し、
ミドルパス、ミドルシュートにも多少の(−2)減衰ペナルティが発生する】という点だ。
この事が、【オフサイドは無し】であるにも関わらず、ブリッツが安易な縦ポンスポーツとならない理由ともなっている。

パスの受け手やゴールがロング、ミドルの距離であるか否かについては、
選手がそれぞれ判断可能ではある(=地の文などでアナウンスをする)ため、しっかりと自身の位置と距離感を把握する必要がある。

なお、【ブリッツボールにおけるHP(=ガッツ)の消費量は、地上でのサッカーの2倍】である。
更に、【時間経過によるHP回復は存在しない】。 ハーフタイムでは、【全選手についてHPが200回復する】。
水中において激しい動きをする為当然ではあるが、その分競技時間が短いため、体力切れは概してあまり起こらない。
ただし、【HPが300を下回っても動きに影響はないが、HPが0を下回った場合、全能力に−5のペナルティが掛かる】ため、
オーバーワークには一応の注意は必要だ。

鈴仙「(――って、感じで良かったかしらね……? ブリッツボールのルールって。
後は【判定が、6面ダイス2個じゃなくって13面ダイス1個】って所は微妙に相違点かな。
それと【試合中の覚醒はありだけど、普通の覚醒と違って能力値等は増えず、ブリッツボールの技だけ覚える】ってのは覚えとかないとね)」

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:16:07 ID:???

ヤマメ「あれっ?」

――そうやって、鈴仙が脳内で復習を終えていた中、ヤマメが素っ頓狂な声を出した。

ヤマメ「ねえさ、みとり。 今ウチのチームって5人しか居なくない?
私、あんた(みとり)、兎さん(鈴仙)、パルスィ、勇儀姐さん。 ……ほら、5人だ。
欠員はあんたが呼ぶから大丈夫って、言って無かったっけ?」

パルスィ「それもそうね……。 最初は交友関係の広さをひけらかしてて妬ましいと思っていたけれど。
こうなったら、恥も知らずに堂々と見栄を張っていて妬ましいっていう状況に陥っちゃうじゃないの……!」

鈴仙「(パルスィさん、意味が分かりません。 ……って、凄く言いたいけど私部外者だし黙ってよっと。
……でも、確かにヤマメさんの言う通り。 今だとメンバーは5人。 誰か、遅刻しているのかしら)」

ふとみとりの方を見ると、素の人見知りな性格が解説を終えた今になって出て来たのか、
それとも残りの1人が来ない事に焦りを感じているのか、控室の黒板を背にもじもじと項垂れているだけ。

勇儀「ったく、女だったら恥じらいを見せるなって! ほら、ここは酒の力を借りればいいさ。
さぁ、この私の盃(直径3尺)に並々と酒を注いでやったから、一気にグビっと……」

ヤマメ「良いね良いね! あそれ、みとちゃんのー! ちょっといいトコ見てみたい〜!」

みとり「や、む、無理……! や、やめろよーぉ」

パルスィ「大きなお兄さん達に媚を売ってるような、そのセリフが妬ましいわね……」

鈴仙「あ、あはは……(みとりは可哀想だけど……こうして見ると、こんなフリーダムでやんちゃな連中を率いていた
さとりさんって、案外どころかかなり凄いカリスマとリーダーシップに溢れる妖怪……なのかしら?)」

301 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:22:00 ID:wzadhw+Q
そうこうしている内に、勇儀達に翻弄されているみとりを見て深い同情を覚えつつも、
部外者である故に(あと怖い鬼もいるし…)、何とも手出しがやりづらい鈴仙。
罪悪感と正義感に揺れ動き、取りあえず座っていた椅子をゆらゆらさせて存在感を醸し出して見るが――効果は無い。
そんな中。

??「ちょーっと、待ったぁーーー!」

みとり「……あ! やっと来てくれた……! よ、よかったぁ」

――試合前にも関わらず、グダグダになりかけていた空気を壊すチームの第6の選手が、
隙間風そよぐ控室へと飛び込んで来たのだった。

鈴仙「(あ、あいつは……!)」

それは鈴仙も良く顔を知る選手だった。 その者の名は――。

先着1名様で、

★第6の選手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ティーダ「やるなら優勝ッス!」エースっぽい人だった!?
ダイヤ→こいし「私、参上っ!」テクニカルな動きに定評アリのこいしだった。
ハート→お燐「あははっ。 あたいと病院のお姉さんってつくづく縁深いねぇ」スピード感溢れる動きに定評、お燐だった。
スペード→矢車「――本当は、俺よりももっと適職の知り合いが居るんだがな……」フィジカルは強そう、矢車さんだった。
クラブ→キスメ「…………!」(←無理っぽい感じ)水中戦は苦手そうなキスメだった。
クラブA→その時、スタジアムに無数の魔物が襲い掛かる!?

302 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 00:22:53 ID:???
★第6の選手→ ハート5

303 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 00:23:09 ID:???
★第6の選手→ スペード3

304 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 00:23:25 ID:???
★第6の選手→ ハート2

305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/26(金) 00:30:21 ID:wzadhw+Q
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
<ブリッツボールルール まとめ>
【大原則】
@ルールや判定方法は普通のサッカーと基本変わらない。ただし6VS6で、オフサイドは無し。
A反則・負傷も無し。
B試合時間は前後半5分ずつ、ロスタイム無し。

【詳細】
@シュートに限らず、ドリブル、パス、全ての攻撃判定に減衰判定が存在する
Aロングレンジ、ミドルレンジでのパス、シュートは大き目の減衰ペナが発生する
BHP(=ガッツ)について
 ・消費量は、地上でのサッカーの2倍(40→80。 吹っ飛びは現状無し)
 ・時間経過によるHP回復は存在しない
 ・ハーフタイムでは、全選手についてHPが200回復
 ・HPが300を下回っても動きに影響はないが、HPが0を下回った場合、全能力に−5のペナルティが掛かる
C試合中の覚醒はありだけど、普通の覚醒と違って能力値等は増えず、ブリッツボールの技だけ覚える
D判定は1D13(! card)で判定。

【その他書ききれなかった事】
・サッカーでの必殺技は基本使用不可。 ブリッツ専用の必殺技を使用。(詳細は明日書きます)
・能力値はサッカーの能力を基に算出(明日書きます)
・浮き球補正は無し。その代わり、シュート値に浮き球補正分(自分の得意な高さの補正)が加算
・ドリブル=フィジカル など、ブリッツボール的な用語の書き換えあり(明日書きます)

※もしもご不明点、質問したい点がありましたら可能な限り盛り込みますのでコメントお願いします。
 鈴仙及び各仲間選手の能力値については、明日記載します。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

306 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 00:37:35 ID:???
ブリッツボールおしえて乙!

307 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 00:52:52 ID:???
乙でした
必殺技は使えないけど、スキルは応用できるかな

308 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 01:28:16 ID:???
乙です
いまスキルで思い出したけど足が速いっていう万能スキル、今まで一度も役に立った場面が見えなかったきがする
この足が速いってのはバタ足みたいなのに使えるかな?

309 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 09:19:26 ID:???
足が早いは今までも微妙に役にたってなかったかな?
判定が有利になったり選択肢が増えてたりした気もする。

310 :森崎名無しさん:2014/12/26(金) 09:33:17 ID:???
自分も足速くて助かったと思ったことが試合で何度かあった
ついでに試合以外でもパシリで役に立ちそう

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:36:22 ID:q7H5igTY
こんばんは、今日も更新していきます。
>>306
あせんなって乙ありがとうございました!
>>307
乙ありがとうございます。
スキルについてはまた説明していきますが、応用できるようにしたいと思います。
>>308
乙ありがとうございます!
>スキル・足が速いについて
基本的なサッカーの場面では、フレーバー程度の効果としており、
たまに役立つかな?…程度で、そこまで大きな恩恵は無いようにしています。
ですが、今回のようなイベントでは、最大限に活かしていった方が面白いかなと思います。

それと、質問は無かったですがルールに追加として、
【人数補正については無しとする】……を、加えようと思います。
ただでさえ僅差や距離による減衰があるので、これに人数補正まであったら攻撃側が不利すぎると思ったためです。

それとルールに変更として、
【ハーフタイムのHP回復量は、200→300】にしようと思います。
ガッツ消費が二倍な上、時間回復が無しだったら、ハーフタイムの回復量も二倍の方が妥当かと思い直しました。

以上の追加変更はまた>>305のような形のまとめに反映させようと思います。
それでは、更新を再開します。









312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:37:39 ID:???
★第6の選手→ ハート5 ★
ハート→お燐「あははっ。 あたいと病院のお姉さんってつくづく縁深いねぇ」スピード感溢れる動きに定評、お燐だった。

お燐「あははごめんごめーん。 おくうの奴が自分の勤務先忘れたって言ってたから、
ちょっと通りすがりの間欠泉地下センターまで送って来てやったのさ」

みとり「もう、遅いってば……。 もうすぐ私達の試合、始まるところだったのに」

――みとりが呼んでいたという第6の選手は……仕事をサボって来たのか、
はたまた死体やらの「出稼ぎ」かは分からないが。
トレードマークの押し車と共に地上にやって来たお燐だった。
遅刻を全く悪びれる様子も無く、朗らかにメンバーの一人一人に挨拶をしていくと。

お燐「あたいは何よりギリギリである事に命を賭けるのさ。 ……と、およ?」

鈴仙「……やっぱりあんただったのね。 何となくそんな気はしてたけど」

お燐「……ぷっ。 あはははっ! 何で病院のお姉さんがこんなトコ居るの?」

――こちらの神経をわざと逆撫でするように、お燐は鈴仙の顔を見るなり噴き出した。

鈴仙「……べ、別になんだって良いじゃないの。
あの河童の子(みとり)に誘われたから、ホイホイ着いて来ただけよ」

みとり「……地霊殿の妹様は、最近何時にも増して消息不明だし。
キスメには断られるし。 ……変なコートの人(矢車)は怖いし変だから話したくないし。
――そんな時に、来てくれたんだよ。 鈴仙は」

お燐「ふううん。 しっかし、あたいと病院のお姉さんってつくづく縁深いねぇ。
――実はあたいが、このゲームの真のヒロインだったりしないかな?」

313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:38:56 ID:???
ヤマメ「あんたはどっちかと言うと、攻略できそうで攻略できない系ヒロインじゃないかな。
――それで、満を持した追加ディスクで攻略対象化! ……と思いきやルートは未実装。
そんな感じじゃないの?」

勇儀「攻略ゥ? そんなの、レベルを上げて物理で殴れば良いだけだろうが」

パルスィ「いとも簡単に脱線する、あんた達の浅はかさが妬ましい……。
あと、私が会話に入れないのが特に一番妬ましい……!」

お喋り好きで冗談好きなお燐が集団に加わる事で、チームの秩序はより一層混沌を極める。
もはやお燐自身、最初に話しかけた鈴仙への興味を失っているように見えた。
恐らく、誰とでも良いから喋ってさえいれば充分に幸せなのだろう。

鈴仙「……ねぇ、大丈夫なの? 勝てる――っていうか。 試合になるの、このメンバー……?」

――正直、勝てるビジョン……というか、この面子が一瞬でも一列に並んだり、
同じスポーツをやったり、ましてその中で勝つという同じ目標を掲げている様子が浮かんでこない。
最初は自分が着いて来れるか心配だったが、何時の間にか心配は別方向へと移っていく。
しかし。

みとり「――いや。 それは大丈夫。 あの面子は、あー見えて……ブリッツ業界の中では結構強いよ」

みとりは首を振ってそれを否定して。

みとり「ねぇ、これを見て。 ウチのチームの能力値リスト。 鈴仙の分も作ったんだ」

それを裏付けるように、みとりは鈴仙に対して一枚のメモ用紙を見せてくれた。
そこには何と――この「旧都オーラカ」の主要選手らしい6人の能力値と特性が掲載されていた。

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:40:30 ID:???
選手名    PH PS ST .AT .CU  総  HP スキル
E鈴仙    50 .49 .53  49  46  247 890 SPD○、狂気の瞳
D勇儀     51 48  55  51  49  254 950 SPD×
Cお燐    .46 .48  47  43  44  228 700 SPD○、ドレインタックル
Bパルスィ .47 .47  48  47  47  .236 700 ウィザーショット,ウィザーパス
Aヤマメ   .46  45 43  47  48  229 700 ベノムタックル、アンチベノム
@みとり                  --- 800 CA50、禁止する程度の能力

(用語説明)
PH=フィジカル。サッカーで言うとドリブル。 サッカーでのドリブル値と競り合い値の平均。
PS=パス。 サッカーのパスと同義だが、パス値にその選手が得意な高さの浮き球補正を加算。
ST=シュート。 サッカーのシュートと同義だが、シュート値にその選手が得意な高さの浮き球補正を加算。
AT=アタック。 サッカーで言うとタックル。 サッカーでのタックル値と競り合い値の平均。
CU=カット。 サッカーで言うとパスカットとブロック(共用)。 サッカーでのパスカット値とブロック値の平均。
CA=キャッチ。 サッカーのセーブ値と同様。パンチングは無し。サッカーでのキャッチ補正+2も入らない。

315 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:42:07 ID:???
(スキル説明)
    E鈴仙
SPD○(一判定ごとの移動描写に大きなボーナス。 ボールのフォロー率アップ)
狂気の瞳(スートが一致した相手の能力値に−2のペナ(普段のサッカーと同じ))

    D勇儀
SPD×(一判定ごとの移動描写にペナルティ。 ボールのフォロー率がややダウン)

    Cお燐
SPD○(一判定ごとの移動描写に大きなボーナス。 ボールのフォロー率アップ)
ドレインタックル(タックル+2。 タックルでボールを奪った時、敵からHP120吸収)120消費

    Bパルスィ
ウィザーショット(シュート+3。 ボールカットに向かった選手は1/2で3分間全能力−2)240消費
ウィザーパス(パス+2。 ボールカットに向かった選手は1/2で3分間全能力−2)120消費
※能力ダウンは重複不可

    Aヤマメ
ベノムタックル(タックル+2。 突破を試みた選手は1/2で3分間毒状態に)120消費
※毒状態=全行動のガッツ消費が1.5倍
アンチベノム(毒状態にならない)

    @みとり
あらゆるものを禁止する程度の能力(敵が必殺シュートを撃ってきた時、禁止して普通のシュートにすることが出来る)
※前後半各1回ずつのみ

★必殺技については全て任意で発動可。

316 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:43:49 ID:???

鈴仙「……おお。 なんか凄そう。 良く分からないけれど」

みとり「――皆能天気そうだけど、あれでも一応何度かブリッツは経験してるから。
それに地底の妖怪は普段はちゃらいけれど、勝負事には基本、非常に真面目だ。
……だからきっと、大丈夫だとは思う。 ……たぶん」

鈴仙「……たぶん、なんだ」

何だかしまりの無いみとりの口ぶりだったが、地底の妖怪が全員、それなりの実力者である事は、
みとりが見せてくれた能力データを見たらわかるような気がした……が、やっぱり釈然としない。
何故なら――。

鈴仙「……でも。 一回戦で当たるチームがどんなのか分からないと、やっぱり何とも言えないんじゃ?
えっと、ほら。 毎年優勝の『霧の湖エイブス』とかだったら、流石に幾ら何でも厳しいんじゃないの?」

鈴仙達は、まだ一回戦に対戦するチームの名前すら知らされていなかった。
知っているのは、今の大会が5チーム――霧の湖エイブス、妖怪の山ダグルス、三途の河グローリー、
沖縄サイクス、そして鈴仙が加入した旧都オーラカ――によるトーナメント戦で、これから開会式があって。
その後すぐに、鈴仙達の第一回戦が始まる――と、いう事だけだ。

みとり「――うん。 それがね。 大会のトーナメントの抽選自体は、事前に行われていたんだけど。
それで私たち、一回勝ったら決勝戦のアタリくじを引いたんだけど……」

鈴仙「……けど。 結局どうなったの? まさか、霧の湖エイブスと当たったとか……?」

317 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:51:01 ID:???

みとり「ううん。 それは無かった。 霧の湖エイブスは、妖怪の山ダグルスと当たる。
三途の河グローリーは、勝った方と対戦。 ――たぶん、霧の湖エイブスになると思う。
んで。 そうなると私達、残った沖縄サイクスってチームと対戦になるんだけど――」

鈴仙「……沖縄サイクス。 そのチームって……強いの?」

他のチームは概ね、幻想郷の地名を元にしたチームである事を考えると、
確かにこの沖縄サイクスというのはある意味異質だ。

鈴仙「(……沖縄って、どこ?)」

鈴仙は外界の地名である沖縄を知らない。 もちろん、幻想郷に沖縄という地名は無い。
そんな名前からして風変りなチームなのだから、確かにみとりが身も知れぬ怯えを感じるのも妥当そうだが――。
みとりの話した「沖縄サイクス」というチームの特徴は、鈴仙の想像以上に個性的だった。

みとり「あのね。 沖縄サイクスというチームはね……『オキナワ語』という、私達には理解不能な言語を喋るんだ。
だから、チームの情報が分からない――ある意味、謎に包まれたチームなんだ……!」




*****

〜ブリッツスタジアム・第6控室〜

チナ(吉良)「コジロウレ、ヨオカキムヨンハアンキョルシトミタニトッセ。 ミヤシイセトエ……!
(小次郎め、このワシをこんな閑職に追いやりおって。 今に見ておれ……!)」

ラカガ(沢田)「ヒューガー、ザンバーミ! ザンバーミ!(ヒューガー、バンザーイ! バンザーイ!)」

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/27(土) 01:53:39 ID:???
沖縄県ビーカネル島説を提唱したところで、今日の更新はここまでです。
ブリッツボールのルール関係で、また抜け漏れや質問がありましたら、気軽に書き込み願います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

319 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 01:55:39 ID:???
乙です。
お前らかよ!? これは予想外だ。
なんで言語も名前も変わっているんですかねえ……

320 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 01:56:27 ID:???
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm12790030
とりあえず試合用BGMを勝手に流してみる。乙です。

321 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 02:05:17 ID:???
乙です。
サイクスって事はルムニク互換の選手が来るか?

322 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 02:10:34 ID:???
乙です
沖縄・・・なんかバナナワニシュートとかありそうな(ゲーム違う)

323 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 09:54:34 ID:???
そういえば最初の射出されるジャンプボール的なものはどうするんですか?
ランダムですか?

324 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 22:27:46 ID:???
沖縄でサッカーというとソニーや与那嶺(『かっとび一斗』のキャラクター)も出るかな?
大穴は日向嫁かもw

325 :森崎名無しさん:2014/12/27(土) 22:31:25 ID:???
与那城ジョージかな?

326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 00:55:28 ID:???
こんばんは、色々遊んでいたらこんな時間になっていました(汗)
少しでも更新しようと思ったのですが、少し疲れたので今日は更新をお休みして、
また明日昼ごろから集中的に更新できれば……と考えています。
>>319
乙ありがとうございます。
なんか色々事情があるんだと思います。
>>320
乙ありがとうございます。作業用BGMありがとうございます。
最近になってようやく浜渦さんの曲に嵌りつつありますw
>>321
乙ありがとうございます。ルムニク互換のキャラは一応考えていますね。
>>322
乙ありがとうございます。バナナワニの元ネタはあまり分からないのですが、
親和性は高いと思います。
>>323
ジャンプボール的なアレは、キックオフ前のコイントスに準じてランダムにしようと思います。
その代わり、前半後半ごとに判定を挟んでみようと思います。
>>324-325
かっとび一斗は私があまり分かっていないので、出す予定は無いですね。
日向嫁の方が出る可能性高いです。

それでは、皆さま、また明日宜しくお願いいたします。

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 15:24:29 ID:???
こんにちは、今日こそ更新していきます。

〜ブリッツスタジアム・アリーナ〜

沖縄サイクスの謎を残したまま、開会式の時間となった。
旧都オーラカの面々は、案内役の妖怪に連れられる……ことも無く。
普通に時計を見て控室を抜けて、かなり老朽化したスタジアムの中央へと歩いて行く。
(便宜的に中央=アリーナと表現したが、そんな大仰なものではない)

ザッ……ザッ……

人もまばらなスタジアムの中央へとぞろぞろ歩いて来るのは、その殆どが河童や人魚のような水棲の妖怪が主。
しかし、その中に確かに異質な人間たちはいた。

オキナワ族A「……ミミア ゲッサミヲフキョフガボ」

オキナワ族B「……コヒノンガ ヒューガーオサレシコ」

みとり「ほら。 あの何言ってるか分かんない奴ら。
あれが沖縄サイクスの連中だよ。 皆変なガスマスクみたいな帽子被ってたり、
グラサンやらゴーグルで顔隠してて。 とても同じ幻想郷の住民とは思えないよ……!」

鈴仙「(思えないっていうか。 あそこまで露骨だと普通に外来人の集団なんじゃ。
最近、外来人の幻想入りが激しいって言うし。 ……っていうか、巫女やらスキマ妖怪はちゃんと仕事してるのかしら)」

鈴仙達が一回戦で当たるらしい、恐らく外来人により結成されたブリッツボールチーム・沖縄サイクス。
彼らの奇特なファッションと言語に若干ドン引きしていた鈴仙だったが――。
大会実行委員長らしい、気弱な初老の鼻高天狗による開会宣言によって思考は一時中断された。

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 15:25:41 ID:???
初老の天狗「えー、本日という日は晴天に恵まれてですね。えー、まさにブリッツボール日和というべきでしょうか。
えーとですね。 まぁ、選手の皆さんにつきましてはくれぐれも健全なスポーツマンシップを発揮して、
えー、くれぐれも怪我などございませんように……」

勇儀「なんだいアイツは、頼りないね。 あれじゃあきっと、臆病者の天狗達でも爪弾き者だろうに」

ヤマメ「ぶっちゃけ、役に立たないから飛ばされたんだろね。
天狗達、ああやって弱そうな奴や気に入らない奴をバンバン閑職に追いやるから。
――ま。 外界に追放とかよりゃずっとマシだろうけど」

延々と退屈なスピーチを垂れ流す初老の天狗を尻目に、隠す様子も無く雑談に興ずる勇儀とヤマメ。
しかし周囲を見ると、どうも真面目にスピーチを聞いている方が少数派のようだった。
居心地の悪さを感じたのか、初老の天狗も最後は駆け足でスピーチを終えていた。
運営席からの申し訳程度の拍手と共にスピーチが終了すると、場は再び混沌めいてくる。

鈴仙「なんだか、随分と緩やかな運営なのねぇ……」

そう思う鈴仙の感想は、ひどく妥当なものだった。
ここ幻想郷においても、スペルカードルールによる弾幕ごっこに並ぶ程に普及したサッカー。
そんなスポーツに長く親しんできた鈴仙にとって、ブリッツボールの運営は正直、
寺子屋の子どもたちの運動会にも並ぶかどうか……と、言う程度だった。
(そんな緩さこそが、幻想郷らしくて良いとも言えばその通りなのだが)
――ただし。

司会席「……今大会の開催につきまして、スポンサー団体から祝電が届いております。
株式会社ヒューガー取締役社長・日向小次郎様。
公益社団法人・幻想郷ブリッツボール推進普及協会会長・豊聡耳神子様。
――以上の二団体からは……」

鈴仙「(――いや。 今、何か不穏な単語と人名が、二種類くらい出て来たような……?)」

――その裏にはやはりというべきか、怪しげな組織による陰謀が蠢いているようだったが……。

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 15:26:55 ID:???
【ミーティング】
〜ブリッツスタジアム・第1控室〜

みとり「……と、言う訳で。 今日のフォーメーションはこれて行くよ!」

旧都オーラカVS沖縄サイクスのカードは、早いことに大会第1回戦だった。
開会式終了後から試合まで残り15分と言う短い時間の中、
みとりは急いで黒板に○を書いて、そこにホイホイと選手の名前を書き込んでいく。

       _,,,,..,,_
     ,. -''"´    `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /              `、
  ,'                i.
  !               l
  ',     D  E      ,' D勇儀 E鈴仙
  丶  B      C  / Bパルスィ Cお燐
  ヽ     A      ,.'  Aヤマメ
    `'-、_  @   _,.-'´   @みとり
      `゙''ー-‐'''"´

みとり「どうせ聞いてないと思うけど作戦を言うね。
沖縄サイクスの実力は未知数だけど、たぶんウチらのが攻撃力は上。
だから、みんなでドンドンパスを回しつつ、シュートを撃って行こう!」

お燐「うんうん。 良いね良いね分かり易くって。
――ちなみにあたいが怨霊から仕入れた情報によると、沖縄サイクスのタレントはどうやら3人。
『年のせいか体力は微妙だが、シュート力の高いFW』と、
『パスが上手く動きが早いMF』と、『めちゃくちゃ強いGK』らしくって、
他の3人は、正直寄せ集めというか人数合わせって感じが否めないらしいよ〜」

みとり「……って、それを先に言ってよぉっ!? それだけ知ってれば、少なくとも未知数じゃないじゃん!?」

330 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 15:28:17 ID:qoygeNXA
鈴仙「(何だか、自分以外に弄られ役が居る、ってのは新鮮な雰囲気ね……。
――と。 何はともあれ、今の陣形でいいかどうか、私なりにも考えてみましょうか。

詳しいデータは分からないけれど、お燐情報が正しかったら、
沖縄サイクスは、FW・MF・そしてGKにそれぞれ1人ずつ強力なタレントが居るチーム。
そして、スフィアプールの広さを鑑みるに、試合のフィールドはサッカーよりもずっと狭い。

だから、今みたいな1−2−2の安定した布陣じゃなくって、0−0−5みたいな極端な布陣でも
サッカーよりは負うリスクは少ないかもしれない。
そう考えると、人数が少なくとも随分戦略には自由度がありそうだけど。
――でも。 私ってばまだまだブリッツは素人だし、とりあえずこの試合はお任せの方がいいかなぁ…?)」

みとりが地底の他の妖怪達に弄られている様子を見ながら、
鈴仙は一人孤独に、みとりの陣形で本当に問題が無いかを考えてみた。
ブリッツボールについては素人の鈴仙だが、それでもサッカーの知識を利用して、
何か面白い陣形や攻め方を考えられるかもしれない。
そうして考えたのち、鈴仙は――。

A:……やっぱり、みとりの考えた布陣と作戦で良いと思った。(すぐに試合へと移ります)
B:何かいい案を考え付いた。(自由に考察の上、書き込み願います)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

331 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 15:38:11 ID:hdZht/mQ


332 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 15:48:40 ID:cIOHXuEs


333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 17:17:47 ID:???
A:……やっぱり、みとりの考えた布陣と作戦で良いと思った。(すぐに試合へと移ります)

鈴仙「(――ううん。 私は素人だから、無暗にヘンな事を言うのも良く無いわね。
ここは黙っていよっと……)」

色々考えはしたが、実践が伴わない思考は実を伴わない。
鈴仙は特に何も言わず、試合開始の時を待つ事にした。
そして――。

*****

……ザッ。 ザザァァァーーーーーッ!――ワァァァァアアアッ!

鈴仙「す、凄いっ。 ホントに球の中に水が入ってる……! でも、どうやってあの球に入れば良いの?」

みとり「あの球――スフィアプールは、河童の作った機械の力で重力を操作されて、あんな形になってるんだ。
だから、ガラス張りとかでも無いし。 好きなようにあの球の中に入れるよ」

鈴仙「へえ……(――重力の操作ねぇ。 地上の科学も中々進んでるって事かしら……?)」

あらかじめ作られた球体の磁場に、大量の水を注がれていき、それはやがて巨大な水の球を作る。
これがブリッツボールにおける戦場――『スフィアプール』。
鈴仙達は今から数分後にもこの水の中に潜り込み、合計10分間の死闘を繰り広げるのだ。

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 17:19:04 ID:???
勇儀「むう……。 こんな水の中に入るのか。 だったら、私の盃は持っていけないねぇ……残念だ」

パルスィ「……そんなにどこでも酒が飲みたければ、
アルコールを詰めた注射器でも持ち歩いてなさいよ……妬ましい……」

勇儀「おっ、その手があったか。 ちょいとばかし風情に欠けるが、検討してみようか」

お燐「(アル中って怖いなぁ〜)」

ヤマメ「――おっ。 そしてアレは……敵さん達もご登場かな?」

ザッ、ザッ、ザッ……

チナ(吉良)「ミルボ トヤネナ!(行くぞ、お前ら!)」

オキナワ族達「トフ!(おう!)」

巨大な球が設置されたスタジアムの中央。
その一歩手前で水が注がれる様子を眺めていた鈴仙達の前に、先程の怪しげな人間集団が現れた。
キャプテンらしいゴーグルを掛けた中年男性が、謎の言語でチームメイトを鼓舞している。
――間違いなく、沖縄サイクスのメンバーだった。

鈴仙「(良く分からないけど、嫌な感じの連中ね。 あのゴーグルを掛けたひげのおじさんがキャプテン。
そして――キョロキョロ動いているガスマスク装着のちびっこい奴が、
お燐の言ってた足の速いパサー……かな。 なんとなく。 雰囲気的に)」

軽く敵チームの選手を物色する鈴仙。良く見るとキャプテンの中年も、脇差のように日本酒の瓶を腰に仕込んでいる。
この中年も人間に見せかけて、勇儀や萃香のような鬼だったりするのだろうか。
(勇儀あたりも、「瓶ごと酒を仕込んでおく。 その手があったか!」――と関心顔だったし)
キャプテンの中年男性のすぐ傍で仕切りに「ヒューガー、ザンバーミ!」とか
意味不明な叫び声を上げている少年も、雰囲気こそ尋常では無いが実力はありそうだ。
……というか、顔がガスマスク的な何かで隠れていているにも関わらず、どこか見覚えがある気がする。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 17:20:15 ID:???
しかし、鈴仙がある意味一番気になったのは、この二人では無く――ただ一人寡黙に佇む、
やはり重厚なゴーグルで目を覆った、恐らくGKの少年だった。

――やがて水が満ち、両チームの選手は一人、また一人とスフィアプールの中へと潜って行く。
怖い物知らずの地底妖怪達が子どものようにプールに入って行き、
オキナワ族がまるで兵隊のように規則正しくプールに入って行くのを確認した後。
鈴仙も恐る恐る水の中に入ろうとする中……鈴仙は、同じく最後に水の中に入ろうとする少年の呟きを聞いた。

カアザタキ(若林)「ソレウ……!(とめる……!)」

それは小声でありながら、はっきりと耳の奥にまで浸みこんで行く、強い意志の籠った声だった。


*****


実況「さぁ〜〜〜! 始まりました第X回・幻想郷ブリッツボール大会!
トーナメント第一回戦は、23年間連続負け越しの弱小チーム・旧都オーラカ対!
近年ブリッツボール界に彗星のごとく現れた新チーム・沖縄サイクスです!」

観客「ワァァァァアアッ!」「頑張れー!」「オーラカー! ケガすんなよー!」「ワハハハッ!」

鈴仙「(観客数少ない……。 サッカーで言うと、名無しチーム同士の練習試合みたいね……)」

水中に居ると、観客の声はくもぐってしか聞こえないが、それでも、恐らく外に居てもそんなに変わらないような。
何とも微妙な数の観客による歓声をバックに、鈴仙はみとりに言われた通りの布陣に付いた。

実況「さあ! 早速引っ込み思案な旧都オーラカのキャプテン、河城みとり選手に代わりまして。
CFの星熊勇儀選手が沖縄サイクスのキャプテン、チナ選手に握手を求めに行きますが…!」

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 17:21:16 ID:???

チナ「(けっ、何が鬼じゃ。 ――それっ!)」

ブウンッ!

実況「あ〜っと、早速試合開始前の小競り合い!
チナ選手、勇儀選手の一本角に向かって腰に備えた一升瓶を振りかざします。しかし……!」

パシッ、キュッ……。 ゴクゴクゴクッ!

勇儀「(ぷはー。 良い安酒だ。 嵩増しには工業用アルコールを使ったのかな?)」

実況「やはりここは喧嘩の達人たる鬼が有利!
勇儀選手、逆にその一升瓶を奪い取り、水中でフタを開けて飲み干してしまいます!」

チナ「(あっ、ワシの酒が……!? おのれ……許さんッ!)」

鈴仙「(何だか試合前の小競り合いまで、スケールが小さいような……)」

……チナと勇儀の良く分からない争いを経て、試合は漸く開始となる。
巨大なスフィアプールの中央に、恐らく掴みやすいよう凸凹の付いた青と白の球
――まさしく『ブリッツボール』がセットされる。
ブリッツボールの試合には、サッカーのようなコイントスは無い。
バスケットボールのジャンプボールのように、水中高く弾かれたボールを選手がキャッチする事で開始する。

実況「両チーム、陣形につきました! 間もなくブリッツオフが始まります!」

水中に浮かぶリング状の機械により、ボールに回転が加えられる。
先程まで低レベルな争いをしていた両チームのCF――勇儀に鈴仙。
そして吉良……いやチナも、固唾を呑んでボールを見守っていた。

337 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 17:22:47 ID:qoygeNXA
実況「3、2、1―――!」

バァァァァンッ!

実況「始まった〜〜〜! ブリッツオフ! 高々と弾かれたボールをまずキャッチしたのは〜!?」

先着1名様で、

★前半ブリッツオフ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→佳歩「はぁはぁ…! た、大変です鈴仙さま! 姫様がオキナワ族に攫われました!?」
ダイヤ・ハート→オーラカボールで試合開始
スペード・クラブ→サイクスボールで試合開始


******

……と、いったところで一旦ここまでです。
両チームのフォーメーションについても、また更新再開時にでも書き込みます。

338 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 17:23:24 ID:???
★前半ブリッツオフ→ スペード10
若林www

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:11:51 ID:qoygeNXA
更新を再開します。
>>338
ルムニク互換ですw

340 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:13:06 ID:qoygeNXA
<試合開始時のフォーメーション>
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."   2  3    `ヽ.
  /              `、
  ,'      5 4        i.
  !       6       l
  ',     D  E      ,'
  丶  B      C  / 
  ヽ     A      ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 650/650
D勇儀 950/950                 5ラカガ(沢田) 800/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 700/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:15:07 ID:qoygeNXA

<ブリッツボールルール まとめ>※>>305から変更あり
【大原則】
@ルールや判定方法は普通のサッカーと基本変わらない。ただし6VS6で、オフサイドは無し。
A反則・負傷も無し。
B試合時間は前後半5分ずつ、ロスタイム無し。

【詳細】
@シュートに限らず、ドリブル、パス、全ての攻撃判定に減衰判定が存在する
Aロングレンジ、ミドルレンジでのパス、シュートは大き目の減衰ペナが発生する
BHP(=ガッツ)について
 ・消費量は、地上でのサッカーの2倍(40→80。 吹っ飛びは現状無し)
 ・時間経過によるHP回復は存在しない
 ・ハーフタイムでは、全選手についてHPが300回復 ※>>305から変更
 ・HPが300を下回っても動きに影響はないが、HPが0を下回った場合、全能力に−5のペナルティが掛かる
C人数補正は無し。 ※>>305から追加
D試合中の覚醒はありだけど、普通の覚醒と違って能力値等は増えず、ブリッツボールの技だけ覚える
E判定は1D13(! card)で判定。

※もしもご意見、ご不明点、質問したい点がありましたら可能な限り盛り込みますのでコメントお願いします。

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:16:40 ID:qoygeNXA
★前半ブリッツオフ→ スペード10 ★
スペード・クラブ→サイクスボールで試合開始

バァァァァァァッ……!!

実況「さぁ〜〜〜! いよいよブリッツオフ! 水中高く飛ばされたボールをフォローしたのは〜!?」

勇儀「(私だね! あのチナはガタイは良いが小男。 私の方が少なくともタッパでは有利だ!)」

チナ「(――と、あの大女は思っておろうが。 ……甘いぞっ!)――ハッ!」

ブウウン! ガシッ!

勇儀「なっ! 足りない身長差を、腰に装備していた一升瓶(※勇儀は中身を呑み終わった後、瓶を吉良に返していました)
を振りまわす事でカバーし、ボールを自軍へと持って来た!?」

実況「ボールをフォローしたのはFWのチナ選手です!」

チナ「(ククク……小娘共め。 オキナワ流のブリッツ、しっかりと堪能するが良い!)
――サテキッ! ミッサンワブテウ ソップキノ!(訳:タケシっ! 一旦預ける、突破しろ!)」

実況「チナ選手、5番のMF・ラカガ選手へとバックパス!」

ラカガ「ヒュウガラン ザンバーミ!(日向さん、バンザーイ!)」

スウウゥウ……!!

実況「サイクスのMF・ラカガ選手、左サイド際をドリブルで突破していく〜〜〜!!」

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:18:44 ID:???
鈴仙「(左サイド……! となると、タックルでアタックに行けそうなのはD番の勇儀さんと、
B番のパルスィ。 ただ、私も自慢の足腰を利用した高速泳法で行けば充分追いつける範囲!
ここはアタックしに向かうべきかしら?)」

A:速さを活かして、アタックに向かう!(鈴仙のアタック:49)80消費
B:勇儀とパルスィに任せて、自分は前に上がる。
C:勇儀とパルスィに任せるが、自分もフォローできるよう二人に近づく。
D:この場から動かない。
E:その他 自由選択枠

ラカガのフィジカル力:47
鈴仙のHP:890/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

344 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:19:46 ID:qoygeNXA
<現在の位置取り>
※視覚的なゲームをめざし、今後選択等の前には位置取りを図示したいと思っています。
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."   2      `ヽ.
  /       3      `、
  ,'                 i.
  !        4   C  l
  ',    5D  E      ,'
  丶  B● 6      / 
  ヽ     A      ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 650/650
D勇儀 950/950                 5ラカガ(沢田) 800/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 700/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

345 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:22:17 ID:mLJMphuY
C

346 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:27:18 ID:CKPhFU2c


347 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:32:39 ID:qoygeNXA
C:勇儀とパルスィに任せるが、自分もフォローできるよう二人に近づく。

鈴仙「(いや、ここはフォローに回りましょうか…)」

スイッ…!

ヨミテ「(ヒッ ヨエベマ クォノーシヤカエン!)(訳:ちっ。 これではフォローにまわれん!)」

実況「オーラカ、お燐選手がやや上がって、鈴仙選手も引きつつフォローに。 これはカウンターの寸法でしょうか!
ラカガ選手、お構いなしに勇儀選手とパルスィ選手を突破に掛かります!」

勇儀「良いね小僧、来てみな!」

パルスィ「会社への崇拝から嫉妬すべき自我をも喪った白痴め。 その思考停止っぷりが妬ましいわ……!」

ラカガ「ワニダソフーーー!!(ありがとうーーー!!)」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card フィジカル 47 +(カードの数値)=★
★勇儀→ ! card アタック 51 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! card アタック 47 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→ラカガ、問題無く突破成功!
=4〜2→突破するが、フィジカルを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(チナがフォロー)(ヤマメがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

348 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:34:07 ID:???
★ラカガ→  ハート3  フィジカル 47 +(カードの数値)=★

349 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:34:09 ID:???
★ラカガ→  スペード7  フィジカル 47 +(カードの数値)=★

350 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:35:40 ID:???
ここではリントの言葉で話せ

351 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:36:22 ID:???
★勇儀→  ハートJ  アタック 51 +(カードの数値)=★
ポイズンスレを思い出させるような判定の形ですね

352 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:38:43 ID:???
★パルスィ→  ハート4  アタック 47 +(カードの数値)=★

353 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:44:02 ID:???
そんなパクったみたいな言い方・・・

354 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 21:46:30 ID:???
いや、似ていて懐かしいなって思っただけで他に思うところはありません
誤解を招くような言い方をしてすみませんでした

355 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:57:24 ID:qoygeNXA
★ラカガ→  ハート3  フィジカル 47 +(カードの数値)=50★
★勇儀→  ハートJ  アタック 51 +(カードの数値)=62★
≦−2→オーラカボールに。

勇儀「素晴らしい根性だが――根性だけじゃ、サッカーもブリッツも戦えないよっ!」

グワァァアッ、ドオン!

ラカガ「ヒュウガラン ザンバーミーーーィ!!(訳:日向さん、ばんざーーーいィ!!)」

実況「勇儀選手、ボールを取った! ですが…!」

勇儀「ちいっ。 私はどうもうまく泳げないねぇ」

クーサ「ラセ!(訳:待て!)」

サアキヤ「ヨヨマ ソトラン!(訳:ここはとおさん!)」

実況「ここで足の遅さが仇となったか! 早々に2番のクーサ選手、3番のサアキヤ選手に囲まれます!
ここからゴールまではロングレンジ! シュートにも厳しい場面です!」

カアザタキ「(ペナルティエリア……マハミダ。 ノンヅエンギオキューソハナ アハナブソレウ……!)
(訳:ペナルティエリア……は無いが。 ロングレンジのシュートなら、必ずとめる……!)」

356 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 21:58:44 ID:qoygeNXA

鈴仙「(勇儀さん…! どうしよ。 私へのパスを要求しても良いけど、そうしたら4番のヨミテがカットに来ちゃう。
ただ、勇儀さんのロンz……鬼の特性を生かした強靭なフィジカルで突破して貰うのも充分良い手段だとは思うけど。
――何か、勇儀さんに言ってみようかな?)」

A:そのままドリブル突破して貰う。(勇儀のフィジカル:51)
B:自分(鈴仙)へとパスして貰う。(勇儀のパス:48)
C:ここからシュートを撃って貰う。(勇儀のシュート:55)※ロングレンジ減衰あり(−4)
D:勇儀の判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

クーサのアタック:44、クーサのカット:45
サアキヤのアタック:44、サアキヤのカット:45
カアザタキのキャッチ:58

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

357 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:00:30 ID:qoygeNXA
<現在の位置取り> 現在時間:前半0分56秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /    2       C`、
  ,'  5  ●3E4      i.
  !  B  D        l
  ',               ,'
  丶      6A    / 
  ヽ            ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 650/650
D勇儀 870/950                 5ラカガ(沢田) 720/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 700/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

358 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:01:41 ID:4SoLz44Y
A

359 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:01:50 ID:hdZht/mQ
D

360 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:05:08 ID:CKPhFU2c
A

361 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:09:34 ID:qoygeNXA
A:そのままドリブル突破して貰う。(勇儀のフィジカル:51)

鈴仙「(いや。 ここはそのままドリブルで突破して貰うべきね!)
――勇儀さんっ! 私は気にせず、やっちゃってくださーーい!」

勇儀「ああ。 言われなくても――分かってるさっ!」

ゴオオオッ…!!

クーサ「ハ ハンセパエッキャーガ…!(訳:な、なんてプレッシャーだ…!)」

サアキヤ「ガダ トエサヒヒューガーソルジャーシ ソフホフマヲウラエン! ミルッ!
(訳:だが俺達ヒューガーソルジャーに逃走は許されんぞ! いくっ!)」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★勇儀→ ! card フィジカル 51 +(カードの数値)=★
★クーサ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★
★サアキヤ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→勇儀、問題無く突破成功する!
=4〜2→突破するが、フィジカルを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ラカガがフォロー)(ヨミテがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

362 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:10:44 ID:qoygeNXA
すみません、こぼれ玉判定がまた逆になっています!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(ヨミテがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。

…が、ただしい判定です。 失礼いたしました。

363 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:12:06 ID:???
★勇儀→  ダイヤJ  フィジカル 51 +(カードの数値)=★

364 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:13:06 ID:???
★クーサ→  ハート7  アタック 44 +(カードの数値)=★

365 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:14:35 ID:???
★サアキヤ→  スペードK  アタック 44 +(カードの数値)=★

366 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:25:41 ID:qoygeNXA
★勇儀→  ダイヤJ  フィジカル 51 +(カードの数値)=62★
★クーサ→  ハート7  アタック 44 +(カードの数値)=51★
★サアキヤ→  スペードK  アタック 44 +(カードの数値)=57★
≧5→勇儀、問題無く突破成功する!

勇儀「――付け焼刃の力では、鬼には勝てんぞッ!」

ゴゴオオオッ……ザバァァァァァッ!

バシッ! バシバシッ!

クーサ「ザアハ…!(訳:バカな…!)」

サアキヤ「ゲ、ゲンゲンチミセミハミ……!(訳:ぜ、全然効いていない……!)」

実況「勇儀選手、自慢の強靭なフィジカルで、タックルに向かうクーサ選手とサアキヤ選手の猛攻を寄せ付けない!
そしてそのまま悠々とドリブルで突破し、ゴールからミドルレンジにまで思いっきり接近しますが……!」

スィーーーッ…!

ラカガ「ザ、ザンバーミ……!(訳:ば、ばんざーい……!)」

勇儀「ちいいっ。 なんて足の速い奴だい!」

実況「なんとそこには、自慢の『足の速さ』を活かしてラカガ選手が詰め寄る!
勇儀選手をどうしても消耗させたいという意図でしょうか!」

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:27:28 ID:qoygeNXA
鈴仙「(ラカガも、私やお燐みたく『足が速い』選手なのね……! こりゃあ厄介だわ。
そしてこのままだったら、勇儀さんはラカガ君を抜いてシュートするか、
ラカガ君の妨害に屈して、ミドルレンジからシュートをしないといけない。
私だったら、ヨミテ君を振り切って至近距離にまで行ってシュートが出来る、と思うけど……。
――ヨミテ君が必ずカットに来ないとも限らない。 ここはどうすべきかな?)」

A:「そのままシュートです、勇儀さんっ!」(勇儀のシュート:55)※ミドルレンジ減衰(−2)あり
B:「ラカガ君を抜いてシュートです!」(勇儀のフィジカル:51)
C:「私にください! 私が至近距離で決めます!」(鈴仙のシュート:53)※1/2でヨミテが勇儀のパスをカットに向かいます。
D:その他 自由選択枠 バックパスで試合を落ち着ける等はこちらで

ラカガのアタック:44
ラカガのカット:47
ヨミテのカット:43
カアザタキのキャッチ:58

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:28:36 ID:qoygeNXA
<現在の位置取り> 現在時間:前半1分12秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."  5●E C  `ヽ.
  /    D        `、
  ,'        4      i.
  !  B 23        l
  ',               ,'
  丶      6A    / 
  ヽ            ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 650/650
D勇儀 790/950                 5ラカガ(沢田) 720/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 620/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

369 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:29:39 ID:cIOHXuEs


370 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:29:55 ID:0PsA5rhc
B

371 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:30:17 ID:CKPhFU2c
C

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:33:28 ID:qoygeNXA
B:「ラカガ君を抜いてシュートです!」(勇儀のフィジカル:51)

鈴仙「(勇儀さんには負担を強いちゃうけれど……敵のGKはかなり強そう!
だったら――一発一発を、確実に決める事を考えて……!)
勇儀さん! ラカガ君を抜いてシュートに! 私はフォローに回りますから!」

勇儀「それもまた、言わずもがな! 一気に突っ込むよ!」

ゴオオオオッ……!!

ラカガ「ヒ、ヒュウガラン ……ザンバーミ!!(訳:ひ、日向さん……ばんざーい!)」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★勇儀→ ! card フィジカル 51 +(カードの数値)=★
★ラカガ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→勇儀、問題無く突破成功しシュートに!
=4〜2→突破するが、フィジカルを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(お燐がフォロー)(ヨミテがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

373 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:34:24 ID:???
★勇儀→  スペード2  フィジカル 51 +(カードの数値)=★

374 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:35:37 ID:???
★ラカガ→  ダイヤ6  アタック 44 +(カードの数値)=★

375 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:35:48 ID:???
★ラカガ→  ハートJ  アタック 44 +(カードの数値)=★

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:41:03 ID:qoygeNXA
★勇儀→  スペード2  フィジカル 51 +(カードの数値)=53★
★ラカガ→  ダイヤ6  アタック 44 +(カードの数値)=50★
≧5→勇儀、問題無く突破成功しシュートに!

勇儀「破ッ!」

ドゴオオオオッ……! バシャアアアアアアアアアアアアンッ!!

ラカガ「ぐふっ!」

実況「勇儀選手、凄い鬼圧だ! なんと人睨みで水をうねらせラカガ選手を場外へと吹き飛ばす!
そしてそのままゴール手前へとゆっくりと向かっていき〜〜〜!!」

カアザタキ「ソレウ……ゴンハチョルレンベコ ゴンハヌピーユベコ……!
(訳:止める……どんな局面でも、どんなスポーツでも……!)」

勇儀「はぁっ、決まれぇぇぇえっ!!」

ギュン、バゴオオオオオオオオオオオオオッ!! バシュウウウウウウッ!

実況「勇儀選手 シューーーーーーート!!」

377 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:42:14 ID:qoygeNXA
先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★勇儀→ ! card シュート 55 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(お燐がフォロー)(ヨミテがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

378 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:43:03 ID:???
★勇儀→  ダイヤA  シュート 55 +(カードの数値)=★

379 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:45:09 ID:???
え〜・・・
★カアザタキ→  ダイヤA  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

380 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:47:15 ID:???
お前ら何してんのwww

381 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:55:01 ID:qoygeNXA
★勇儀→  ダイヤA  シュート 55 +(カードの数値)=56★
★カアザタキ→  ダイヤA  キャッチ 58 +(カードの数値)+(ソレウ!+3)=62★
【攻撃側】−【守備側】
≦−2→サイクスボールに。

実況「ああっと、勇儀選手……このシュートはどうやらミスキックのようです!
やはり地上戦と水中戦では勝手が違うのか、ボールは水圧により大きくコースを乱し〜!」

カアザタキ「……ソレウッ!(訳:……とめるっ!)」

ガシイッ!

カアザタキ「フン(見たか観客共。 これが俺の新・SGGK伝説の幕開けだ……!)」

実況「カアザタキ選手によって、呆気なくカットされる!」

チナ「ヨオルナミマソフゲンギャ。 ホフベハミソ サミヤミマサミセアッサミイダハミカミ。
(訳:この位は当然じゃ。 そうで無いと大枚はたいて買った意味がないわい)」

お燐「ヤベっ。 さっさと戻らないと〜!」

鈴仙「(敵のカウンターね……! 私がここまで上がっていてもあんまり意味が無いから、
取りあえず少し下がっておこうっと)」

実況「さあ、そうしてカアザタキ選手、ボールをスローイング! 果たしてボールをフォローしたのは……!?」

382 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 22:56:02 ID:qoygeNXA
先着1名様で、

★フォロワー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ・ハート→ヨミテがフォロー。
スペード・クラブ→チナがフォロー。

<現在の位置取り> 現在時間:前半1分34秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."  5      `ヽ.
  /   2  3    C`、
  ,'     DE4      i.
  !              l
  ',       6       ,'
  丶     BA    / 
  ヽ            ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 650/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 640/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 620/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 820/900

383 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 22:57:22 ID:???
★フォロワー→ スペード7

384 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:00:35 ID:???
バヤシさんハンブルガーに売られたか?

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:10:01 ID:qoygeNXA
※すみません、アr…オキナワ語の訳を書くのが疲れたので、
これから試合中の長文についてはバイリンガル的な扱いとさせて頂きます。※

★フォロワー→ スペード7 ★
スペード・クラブ→チナがフォロー。

鈴仙「(ぐっ…! こいつ、スローイングも上手い! ……届かないっ!)」

ギュルルウウウウッ……パスッ!

チナ「(ククク……まぁ、腐っても見上に見込まれただけはあるな。 ブリッツは始めてだろうに、凄いセンスだ)」

実況「カアザタキ選手! 球形のスフィアプールの天井を沿うような芸術的スローイングで、
まるで空に掛かる虹の如くボールを6番のチナ選手に渡します!
そしてチナ選手〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

チナ「見ておれっ! これがブリッツボールにおける必殺シュート……!!」
 
バシュッ!  バンッ! グルグルグルグル……!

実況「チナ選手、ボールを上空へと高く上げ、そして自分を勢いよく上空へと浮き上がっていきます!
部隊が水中であるが故に、チナ選手、重力に囚われず高く上がっていき、
まるでオーバーヘッドキックのような体勢を取ります! そう、これは――!」

チナ「――『スフィアシュート』ギャ!(訳:『スフィアシュート』じゃ!)」

386 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:14:51 ID:qoygeNXA
ヤマメ「――す、『スフィアシュート』だってぇ!? 幻想郷ブリッツボール界じゃあ、
この大技の習得人数なんて、数える程しかいないのに、この人間のオッサンがァ!?」

パルスィ「……これも才能、か。 妬ましいわね。
――さて。 どうするの、キャプテンさん? 貴女の能力、使いどころかもしれないわよ?」

みとり「『あらゆる物を禁止する程度の能力』だよね……。 うん、確かにこのシュートは危険そうだけど。
この能力は前後半で1回ずつしか使えない。 ホントに使うべきかなぁ……?」

ヤマメ「ホラ! あの中年オッサン、生き生きとしたヒゲ面でシュートの構えに入ってるよ!
ミドルレンジと言えど結構強力そうだし、あのシュート。 決めるなら今! 今しかないってば!?」

みとり「わ、分かってるさ……! えっと……!」

みとりは自身の『あらゆる物を禁止する程度の能力』を――。

A:使う!(チナのスフィアシュートが、普通のシュート(威力:53)になります)
B:使わない!

チナの「スフィアシュート」の威力:55+! dice

パルスィのカット:47
ヤマメのカット:48
みとりのキャッチ:50+(ミドルレンジ補正+2)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

387 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:16:14 ID:yMcka/DA
おいおいおい、最初の敵だから雑魚化と思ったら普通にGKとストライカーがやばいぞ


388 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:16:20 ID:CKPhFU2c


389 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:25:27 ID:qoygeNXA
A:使う!(チナのスフィアシュートが、普通のシュート(威力:53)になります)

みとり「……いや、ここは使うよっ! ――【必殺シュート、禁止ーーーーっ!!】」

――【forbid!】【forbid!】【forbid!】【forbid!】――

チナ「(……む。 なんじゃ……この、強力な暗示は……!?)ぐうっ!」

ズッ、……パシッ。 ―――バゴオオン!

実況「あっと! ここでチナ選手は……浮かせたボールを一旦足元に戻してしまいます!
そしてそのままシュート! これは一体どうしたんでしょうか!」

みとり「(ここまでやったんだ……とめるよ!)」

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:26:38 ID:qoygeNXA

先着4名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★チナ→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! card カット 47 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card カット 48 +(カードの数値)=★
★みとり→ ! card キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→シュートは減衰されずに通った!
=4〜2→シュートは通るが、、威力を−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(中盤の奪い合いに)(みとりがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→シュートは通るが、、威力を−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(中盤の奪い合いに)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

391 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:30:44 ID:???
★チナ→  ダイヤ3  シュート 53 +(カードの数値)=★

392 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:31:15 ID:???
★パルスィ→  スペード6  カット 47 +(カードの数値)=★

393 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:32:18 ID:???
★ヤマメ→  クラブJ  カット 48 +(カードの数値)=★

394 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:33:43 ID:???
★みとり→  クラブ6  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

395 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:48:11 ID:qoygeNXA
★チナ→  ダイヤ3  シュート 53 +(カードの数値)=56★
★パルスィ→  スペード6  カット 47 +(カードの数値)=53★
★ヤマメ→  クラブJ  カット 48 +(カードの数値)=59★
≦−2→オーラカボールに。

チナ「ちいっ! 普通のシュートじゃ威力が乗らんか!」

パルスィ「……さっきまでのアルベd……オキナワ語とやらはどうしたのよ、アンタ」

チナ「い、今もホントは喋っとるんじゃ! これはバイリンガル音声なんじゃ!」

ヤマメ「――とか、喋っている内に。 シュートは悪いが、私らの手中さっ!」

バアッ、バシッ!

実況「ヤマメ選手、ボールをここでカット!
サッカーにおいても華麗な身のこなしを活かしたパスカットに長けたヤマメ選手らしい、荒々しくも美しいプレーです!」

ヤマメ「まったく。 ホントの事を言われると照れるねぇ……っと、お燐! 戻って来てるんだったら仕事しなっ!」

グワァッ、バシュウウウウウッ…!

実況「そしてヤマメ選手、フリー状態のお燐選手へスローイング!
お燐選手は悠々とパスをキャッチして右サイドを上がっていきます!
普段は灼熱地獄跡で働いているとは思えぬその泳ぎの上手さに、
ヨミテ選手も近寄れず、サッカーで言えばセンタリングを出せる位置にまで上がってきました!」

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:52:14 ID:qoygeNXA
鈴仙「(やっぱり6対6だと、こういう所が良い意味でも悪い意味でも大味かしらね。
その分、展開がスピーディとも言えるけれど。
――さて。 ここは私もボールを要求してみようかしら? それとも、もう一度勇儀さんに任せようかしら?
どっちに渡すにしても、MFのヨミテ。そしてDFのサアキヤのカットからは逃れられなさそうだけど……?
……いや。 パルスィさんにロングパスなら裏を掻けるかも? その代わり、威力の減衰は覚悟しなくちゃだけど)」

A:自分へのパスを要求する。(お燐のパス:48)
B:勇儀へとパスを渡すよう言ってみる。(お燐のパス:48)
C:パルスィへロングレンジのパスを出せないか言ってみる。(お燐のパス:48+(減衰-4))
D:お燐にゴール前ギリギリまで行って貰い、少しでも敵を惹きつけて貰う。(お燐のフィジカル:46)
E:その他 自由選択枠

ヨミテのカット:43
サアキヤのカット:45
ヨミテのアタック:43
サアキヤのアタック:44

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/28(日) 23:53:29 ID:qoygeNXA

<現在の位置取り> 現在時間:前半2分46秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."   D      `ヽ.
  /   2  3E   ● `、
  ,'   5   4    C  i.
  !     B        l
  ',               ,'
  丶     A6     / 
  ヽ            ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 890/890                 6チナ(吉良) 490/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 640/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 620/700               3サアキヤ(高島) 620/700
Aヤマメ 620/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 820/900

398 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:55:57 ID:CKPhFU2c


399 :森崎名無しさん:2014/12/28(日) 23:55:57 ID:GjJdoP3g
C

400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 00:03:31 ID:3E8KH9aA
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
日を跨いでも投票が決まりませんでしたら、お手数ですが再投票をお願いいたします。

>>350
グロンギ語だったらもっと大変でしたね…翻訳的な意味で。
>>351
実はこの判定の形、ポイズンスレから借用しております。
他の外伝スレも好きですが、ポイズンスレは特に大好きなスレ故に、未だにしばしば読み返しております。
>>378-380
バヤシさんはきっとヘタれると信じてましたが、まさか勇儀姐さんまでヘタれるなんて…(泣)
>>384
正直ルムニク互換を出したいという思いが先行してたのですが、
吉良と若林を含むストーリー展開についてはまた少し考えています。
>>387
ブリッツボールは現時点で2試合しか想定していないため、
1試合目から少し強めのチームを当てています。
本来はチュートリアル的な対戦相手を持ってきた方が良いかもですが、
あくまで本筋から外れたミニゲームでもありますので、展開の速さ&スリリングさを優先しました。

ブリッツボールに関する感想や意見、ご質問についても頂ければ幸いです。
個人的には、たまにはこうしたスピーディな展開&短期間でさっくり終わる(予定)のゲームも良いのでは
……と思っていますが、如何でしょうか。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

401 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 00:15:57 ID:pzyyViqU
C
乙でした

402 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 00:21:11 ID:Ef91PlB2
A
乙です。

403 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 00:26:25 ID:IJBYpq7I


404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 21:21:24 ID:3E8KH9aA
こんばんは、今日も更新していきます。
>>401さん、>>402さん。乙をありがとうございます!

405 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 21:22:41 ID:3E8KH9aA
A:自分へのパスを要求する。(お燐のパス:48)

鈴仙「(さっきは勇儀さんにも撃って貰ったし。
それに、私のシュートだって、狂気の瞳の力を上手く乗せられれば勇儀さんにも負けない!)
――お燐! 私に頂戴!」

お燐「あいよっ、病院のお姉さんッ!」

ブウン、バシュウウウウッ!

実況「お燐選手パス! 前線の鈴仙選手へとボールを投げ出しますが〜!?」

ヨミテ「ラヘウア!(訳:させるか!)」

サアキヤ「トエサヒベ ソレウ!(訳:俺たちでとめる!)」

実況「そのパスには、ヨミテ選手とサアキヤ選手がカットに向かった〜!」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★お燐→ ! card パス 48 +(カードの数値)=★
★ヨミテ→ ! card カット 43 +(カードの数値)=★
★サアキヤ→ ! card カット 45 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→鈴仙、問題無くパスキャッチ。
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(パルスィがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

406 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:23:59 ID:???
★お燐→  クラブK  パス 48 +(カードの数値)=★

407 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:24:18 ID:???
★お燐→  ダイヤ9  パス 48 +(カードの数値)=★

408 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:24:53 ID:???
★ヨミテ→  ハート9  カット 43 +(カードの数値)=★

409 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:27:30 ID:???
★サアキヤ→  クラブ10  カット 45 +(カードの数値)=★

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 21:31:19 ID:3E8KH9aA
★お燐→  クラブK  パス 48 +(カードの数値)=61★*パスフラグ入手!
★ヨミテ→  ハート9  カット 43 +(カードの数値)=52★

ギュルルルルルルッ……バシュッ!

鈴仙「な、ナイスパスお燐……。 貴女って、本当に器用ねぇ」

お燐「な〜に。 お空とかと違ってあたいは凡才さ。 ただ単に、やってこなした経験量が違うだけさ」

鈴仙「(何の経験なのかは聞かないでおこう。
どうせ、人間の頭蓋骨を溶岩に放り投げた数とか、そんなロクでも無い経験だろうし……)」

実況「お燐選手、鈴仙選手へとナイスパス! そして鈴仙選手はそのままゴール前至近距離へと泳いでいき〜!」

鈴仙「……ええいっ! 今までの経験を信じて! シュートよ〜〜〜〜〜っ!」

グワァァァアッ、バゴオオオオオオオオオオオッ!

実況「そして鈴仙選手、シューーーート! カアザタキ選手、キャッチングに移ります!」

411 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 21:32:23 ID:3E8KH9aA

カアザタキ「……誰が来ようと同じだ! ソレウ!(とめる!)」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(クーサがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

*お燐がブリッツ用パスフラグを習得しました。次に13で勝利にする事でフラグを回収します。

412 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:32:42 ID:???
★鈴仙→  スペードQ  シュート 53 +(カードの数値)=★

413 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:32:42 ID:???
★鈴仙→  ハート4  シュート 53 +(カードの数値)=★

414 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:33:18 ID:???
★カアザタキ→  スペード5  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

415 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:33:42 ID:???
よっしゃあ!!

416 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:33:58 ID:???
やはりダイス林か

417 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:35:15 ID:???
ありがとうQさん

418 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 21:52:59 ID:???
>カアザタキ「フン(見たか観客共。 これが俺の新・SGGK伝説の幕開けだ……!)」
ダイス伝説の始まりでもあった

419 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:00:05 ID:3E8KH9aA
★鈴仙→  スペードQ  シュート 53 +(カードの数値)=65★
★カアザタキ→  スペード5  キャッチ 58 +(カードの数値)+(狂気の瞳-2)=61★
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!

ギュウウウウンッ、ギュルギュルギュルギュルギュル……!

実況「鈴仙選手凄いシュートだ! まるでツインシュートのように、蹴りだしたボールがブレています!」

カアザタキ「(――いや、違う。 軸足の蹴りだし、インパクト、タイミング。
あれはどう見ても普通の、何の変哲もないシュートだ!)――ハ、ハァァァアアアッ!」

バッ!

実況「ですがカアザタキ選手、それにも惑わされず、決然とキャッチに向かいます!」

チナ「(――あのシュートのカラクリを一瞬で見破りおったか。 この辺りはやはり、流石の才能とは言えるが……)」

鈴仙「(わ、わ、わ……敵のGK、凄い動き!? 萃香さんにも匹敵、いや、ひょっとしたらそれ以上に……!?
――で、でも。 私は……負けないッ!)」

カ   ッ  !
       ……ギュウウウウッ!

カアザタキ「シュ、シュートダ オヂサ!?(訳:シュ、シュートが伸びた!?)」

ブウンッ!
   ――――バシュッ! ピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「だが……カアザタキ、とれない ゴーーーーーーーーーーーーーーール!」

420 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:01:05 ID:3E8KH9aA

チナ「(……やはり、精神面において奴は森崎有三はおろか大空翼にも劣る。
――ふん。 奴もまた、来たるべくしてワシの部署にやって来たという事か)」


旧都オーラカ 1 − 0 沖縄サイクス

*****

鈴仙「や、やったぁ〜〜!!」

お燐「あははっ、ナイスシュートだねお姉さんっ! でも……」

みとり「鈴仙ー! みんなー! 早く戻ってー!
ブリッツはサッカーと比べて、得点後の試合再開もうんと早いんだからさっ!」

鈴仙「……そんなにノンビリと、余韻に浸ってるヒマは無い、か」

パルスィ「そういう事よ。 ……全く。 本当に妬ましいんだから……!」

実況「ゴールを決めた鈴仙選手、仲間達と喜びを分かち合う間も無く再び元のポジションに戻ります!
ですがそれも仕方が無い!
沖縄サイクスはもう既に失点よりも、次の得点を目指して整然とブリッツオフに備えているからです!」

勇儀「前後半の開始時を除き、得点後のボールの所有権は失点した方のチームに移る。
……と、何時しか河童が言っていた気がするね。 だから鈴仙、お前さんも敵の攻撃には注意するんだよ」

鈴仙「え、ええ……!」

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:02:25 ID:3E8KH9aA
――ピピィイイイッツ!

実況「さあ、そしてブリッツオフだ! ボールは沖縄サイクスのチナ選手に渡ります!」

チナ「(『スフィアシュート』を撃てば、決まる公算は高いが……ワシの体力の問題もある。
とりあえずは、ラカガに渡しておくしかあるまい!)……サテキ! ヨンゴマ パスギャ!(訳:タケシ!今度はパスじゃ!)」

グワァッ、バシュウウッ! パシッ!

ラカガ「マミ!(訳:はい!)」

実況「ラカガ選手、素早い動きでスフィアプールを縦横無尽に動き回り、攻撃チャンスをうかがいます!
そしてチナ選手がゴール前、ミドルレンジに付けたところで〜〜!」

ラカガ「ワニダソフーーー!(訳:ありがとうーーー!)」

グワァァッ! バシュウウウウウウウウウウッ!

実況「ラカガ選手、鋭いパスを出した〜〜〜!!」

ヤマメ「ぬっ。 来たね…! でも、その射程なら私がキャプチャーしてあげるよ!」

422 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:05:21 ID:3E8KH9aA

鈴仙「(――と、あの土蜘蛛妖怪……ヤマメさんは言ってるけれど。 私も一緒にパスカットに向かうべきかな?
……いや。 むしろヤマメさんはチナのシュートのカットをお願いして、私が単身でカットに向かうべき?
どうしよう、今なら何か言ったり出来そうではあるけれど……!)」

A:ヤマメには単身パスカットに行ってもらう。(ヤマメのカット:48)
B:自分も加勢し、ヤマメと二人でカットに向かう。(鈴仙のカット:46)
C:ヤマメはチナをマークしてもらい、ラカガのパスは自分(鈴仙)一人で対処する。(鈴仙のカット:46)
D:パスは敢えて素通しさせる。 鈴仙は高速でゴール前に行き、チナのシュートに備える。
E:その他 自由選択枠

ラカガのパス:50
鈴仙のHP:730/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。


423 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:05:57 ID:U5lNo7L6
C

424 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:05:59 ID:rtx8Kpm2


425 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:06:23 ID:3E8KH9aA
<現在の位置取り> 現在時間:前半3分36秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."   2      `ヽ.
  /       3      `、
  ,'                 i.
  !        4 5    l
  ',     D  E●    ,'
  丶  B   A6   C/ 
  ヽ             ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)
【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 730/890                 6チナ(吉良) 490/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 640/800
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 620/700
Bパルスィ 620/700               3サアキヤ(高島) 540/700
Aヤマメ 620/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 740/900

426 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:07:26 ID:RBb3ogXI
B

427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:11:46 ID:3E8KH9aA
B:自分も加勢し、ヤマメと二人でカットに向かう。(鈴仙のカット:46)

鈴仙「ヤマメさんっ! 私も手伝うわ!」

ヤマメ「おっ、そりゃあ助かるね!」

実況「ラカガ選手へのパスには……鈴仙選手とヤマメ選手の二名が向かいました〜!」

ラカガ「(ソトラハミソ チッソヤサデンチュフガ……!)(訳:通さないと、きっとまた減給だ……!)」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card パス 50 +(カードの数値)=★
★鈴仙→ ! card カット 46 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card カット 48 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→チナ、ゴールからミドルレンジでパスキャッチ。
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(勇儀がフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。


428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:13:45 ID:???
書きもらしておりますが、鈴仙のスキル・狂気の瞳はいつも通り発動します!

429 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:14:06 ID:???
★ラカガ→  ダイヤ6  パス 50 +(カードの数値)=★

430 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:14:20 ID:???
★鈴仙→  クラブ8  カット 46 +(カードの数値)=★

431 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:15:07 ID:???
★ヤマメ→  クラブ2  カット 48 +(カードの数値)=★

432 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:26:09 ID:3E8KH9aA
★ラカガ→  ダイヤ6  パス 50 +(カードの数値)=56★
★鈴仙→  クラブ8  カット 46 +(カードの数値)=54★*減衰!
★ヤマメ→  クラブ2  カット 48 +(カードの数値)=50★
≧5→チナ、ゴールからミドルレンジでパスキャッチ。

ラカガ「あ、アアアアアアァァァアッ!」

鈴仙「(す、凄い狂気を感じるわ……! それまでも、このボールを通す事に強い信念を抱いているっ!?)」

ヤマメ「くっ、折角手伝って貰ったのに! あのラカガの血走った目にビビっちゃって動きが遅れちゃった!」

実況「鈴仙選手、僅かにラカガ選手のボールに触れる事に成功しましたが……ですが!
やはりボールはチナ選手の方へと渡ってしまいました〜!」

チナ「――ここじゃ!」

バシュッ!  バンッ! グルグルグルグル……!

パルスィ「あのシュートは……! ちっ、妬ましいけれど、私は…フォローに回るのが精いっぱいね……!」

お燐「(――またミドルレンジのシュートか。 近づいたらあたいのタックルが飛んで来るから……かな?)
……ま、どうでもいいか。 ちょっとは踏ん張りなよ、みとりちゃ〜んっ!」

スッ…!

実況「ああ〜〜! チナ選手、今度こそは言わんばかりに再びボールを高く上げて、
水中バイシクルシュート――『スフィアシュート』の構えに入ります!
パルスィ選手とお燐選手も、どうやらカットには間に合わない!」

みとり「(私の能力はもう使えないけど……でも、止めるっ!)」

433 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:27:14 ID:3E8KH9aA
チナ「吠えておれ妖怪共! これがワシの――『スフィアシュート』じゃぁぁぁーーーーっ!」

ギュンッ、バァァァアンッ!!

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★チナ→ ! card スフィアシュート 55 +(カードの数値)+(スフィアシュート+ 1 )=★
★みとり→ ! card キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→みとり とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(パルスィがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。


434 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:27:36 ID:???
★チナ→  スペード2  スフィアシュート 55 +(カードの数値)+(スフィアシュート+ 1 )=★

435 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:28:47 ID:???
★みとり→  ハート10  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

436 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:29:13 ID:???
すごいのをとっちゃった

437 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:38:33 ID:3E8KH9aA
★チナ→  スペード2  スフィアシュート 55 +(カードの数値)+(スフィアシュート+ 1 )=58★
★みとり→  ハート10  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=62★
≦−2→オーラカボールに。

バァァァァアッ! ギュウウウウウウウウウウウン!

みとり「(――こ、怖い! けれど、こんなところでヘコたれていたら。
私はあの子。 にとりに――どんな顔して会えば良いって言うの!?)えええーーーいっ!」

バァァッ! ガシイッ!

チナ「ハ ハシィ!?(訳:な、なにィ!?)」

実況「これは……超ファインプレー〜〜〜〜!
みとり選手、チナ選手の大技・『スフィアシュート』を真正面からガッチリキャッチだ〜〜!」

ラカガ「(そ、そんな…! 監督のスフィアシュートが、ああもアッサリと……!?)」

チナ「(……ぐ、ぐうっ。 しまった、年甲斐も無く動きすぎて、体力が……!)」

実況「そしてチナ選手、まだ動きに支障を来すレベルでは無いでしょうが、やはりかなり消耗した様子!
年のせいもあり、『スフィアシュート』は連発出来ないのでしょうか〜!?」

みとり「(――ど、どうしよう。 このボール……!?)」

438 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:42:14 ID:3E8KH9aA

鈴仙「(みとりは……。 凄いシュートをキャッチしたのが未だに信じられないみたいね。
どうしよう、ここは私が何か一声かけてみようかしら?)」

A:「みとり、お燐よ! 足の速いお燐に渡して!」
B:「勇儀さんよ! フィジカルの強い勇儀さんに渡して!」
C:「私だ、私に持ってこい!」
D:「パルスィさんに一旦渡しましょ! そこから必殺パスを使って貰って、FWにボールを運ぶのよ!」
E:「ここはパス回しで、今の点差をキープするのよ!」(更に判定)
F:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:650/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

439 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:42:31 ID:U5lNo7L6
D

440 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:42:43 ID:pzyyViqU
D

441 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:42:52 ID:IJBYpq7I


442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:43:36 ID:3E8KH9aA
<現在の位置取り> 現在時間:前半4分00秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /   2   3      `、
  ,'           5    i.
  !               l
  ',     4  E  C  ,'
  丶  BD A 6    / 
  ヽ     ●      ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)
【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 650/890                 6チナ(吉良) 90/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 640/800
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 620/700
Bパルスィ 620/700               3サアキヤ(高島) 540/700
Aヤマメ 540/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 720/800                1カアザタキ(若林) 740/900


443 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:44:18 ID:???
90w

444 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:53:51 ID:3E8KH9aA
D:「パルスィさんに一旦渡しましょ! そこから必殺パスを使って貰って、FWにボールを運ぶのよ!」

鈴仙「――みとり、パルスィさんが良い感じで空いてるわ!」

みとり「ふえ? ――あ。 あっ、ホントだ! ――頼むよ、橋姫!」

グワァアッ、バシュウウッ! パシッ!

パルスィ「……勝手に友達面して、頼みごとをしてくるのが妬ましい。 けど……やってやるわ」

実況「ボールは一旦パルスィ選手を経由しました! パルスィ選手、少しだけ溜めを作り…!」

ヨミテ「ホエッ ボールムモヨヘ!(訳:それっ、ボールを寄越せ!)」

バッ!

パルスィ「――ここね。 勇儀、受け取って……!」

ゴォオオッ! ―――バシュウtッ!

445 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 22:54:54 ID:3E8KH9aA
実況「……嫉妬の妖気をボールに籠めて――撃ち放った〜〜!
これはパルスィ選手の、『ウィザーパス』だ! カットに向かったヨミテ選手! そして……!」

クーサ「トエコミウボ!(訳:俺もいるぞ!)」

バアッ!

実況「ミドルレンジの位置から、クーサ選手も飛び出した〜〜!!」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★パルスィ→ ! card ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★
★ヨミテ→ ! card カット 43 +(カードの数値)=★
★クーサ→ ! card カット 45 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→勇儀、問題無くパスキャッチ。
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(サアキヤがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
パルスィの「ウィザーパス」により、スペード・クラブを引いた相手は、3分間全能力が−2されます。
※ハーフタイムを跨いだ場合、能力値減少はリセットされます。

446 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:55:27 ID:???
★パルスィ→  ダイヤ7  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★

447 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:55:29 ID:???
★パルスィ→  クラブ9  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★

448 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:55:33 ID:???
★パルスィ→  ハート10  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★

449 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:58:09 ID:???
★ヨミテ→  ダイヤ10  カット 43 +(カードの数値)=★

450 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 22:59:16 ID:???
★クーサ→  スペード9  カット 45 +(カードの数値)=★

451 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:08:43 ID:3E8KH9aA
★パルスィ→  ダイヤ7  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=56★
★ヨミテ→  ダイヤ10  カット 43 +(カードの数値)=53★*減衰!
★パルスィ→  ダイヤ7  ウィザーパス 49 +(カードの数値)+(減衰-1)=55★
★クーサ→  スペード9  カット 45 +(カードの数値)=54★*能力値ダウン!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして鈴仙がフォロー

バァアッ! バチイッ!

ヨミテ「ル ルホッ!(訳:く、くそっ!)」

実況「ヨミテ選手、パルスィ選手のパスに辛うじて触れるにすぎず弾けない! ですが…!」

クーサ「ハナザトエダ!(訳:ならば俺が!)」

バァァアッ! バチィイッ! ……ゴオオオッ。

クーサ「ぐふっ!?」

実況「――クーサ選手、パルスィ選手の妖気を真正面から浴びつつもボールを弾く事に成功!」

鈴仙「だけど……この位置なら私の泳ぎで……!」

スウウッ……パシッ!

実況「ボールは一旦鈴仙選手がフォロー。 ですが……!」

452 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:09:53 ID:3E8KH9aA

ラカガ「(監督がダメなら、僕がやるしかない……! ヒューガー、ザンバーミ!(バンザーイ!))」

――スウウッ!

実況「鈴仙選手に向かって、ラカガ選手がタックルに向かった〜!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card フィジカル 50 +(カードの数値)=★
★ラカガ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→鈴仙、問題無く突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(お燐がフォロー)(チナがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

*クーサが能力値減少状態になりました。以降前半が終了するまで全能力にペナルティ(−2)が発生します。

453 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:10:52 ID:???
★鈴仙→  JOKER  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

454 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:10:56 ID:???
★鈴仙→  スペード8  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

455 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:11:37 ID:???
JOKER出やすいな最近www
★ラカガ→  スペードK  アタック 44 +(カードの数値)=★

456 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:11:51 ID:???
★ラカガ→  ハート8  アタック 44 +(カードの数値)=★

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:25:04 ID:3E8KH9aA
★鈴仙→  JOKER  フィジカル 50 +(カードの数値)(*JOKERよりダイヤ15)=65★*フラグ習得&回収!
★ラカガ→  スペードK  アタック 44 +(カードの数値)=57★
≧2→鈴仙、問題無く突破成功。

ラカガ「う、うあぁぁぁぁああああ〜っ!」

鈴仙「(――単純な動きね。 まるで特攻隊員かのような、命知らずで愚かなタックル。
……だったら。 フィジカルだけに頼らず――)えいっ!」

スウウッ! スカッ!

実況「あ〜っと! 鈴仙選手、これは……『タックルかいひ』です!
泳ぎの速さを活かして、ラカガ選手の直線的タックルをヒラリと闘牛士のように回避!」

鈴仙「(……そうね。 何も常にフィジカルに頼る必要はない。 こうやって回避する事も、時には重要かもね)」

*鈴仙がフィジカルフラグを習得&回収! 「タックルかいひ(フィジカル判定時、1/4で敵アタックに強制勝利)」を習得しました。

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:26:05 ID:3E8KH9aA

鈴仙「(――さて。 今の局面は……前方に3番のサアキヤが来ているから、
私はこのままじゃあミドルレンジからのシュートを強いられる事になる。
勇儀さんは……やっぱり、泳ぎが遅いからかしら。 私よりも大分後方に居る上、クーサとヨミテのマークから抜けられないみたい。
となると、私が切り込むか、お燐に渡してパスを出して貰うかの二択だけど――。
……いっそのこと、私やお燐の泳ぎの速さを活かせば、このまま前半残りの30秒、ほぼ確実に切り抜けられそうなのよね。
――さて、どうすべきかしら……?)」

A:切り込んでシュートに行く!(鈴仙のフィジカル:50、シュート:53)
B:お燐に渡して、パスを出してもらう。(お燐のパス:48)
C:このままボールをキープして前半を終える。(確実に前半を終えられます)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:570/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:28:00 ID:3E8KH9aA

<現在の位置取り> 現在時間:前半4分32秒
沖縄サイクス 2−2−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."           `ヽ.
  /       3● C  `、
  ,'         E      i.
  !    2D  5      l
  ',     4         ,'
  丶  B  A 6    / 
  ヽ            ,.'  
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−2−2
(●=ボール)
【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 570/890                 6チナ(吉良) 90/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 560/800
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 540/700
Bパルスィ 500/700               3サアキヤ(高島) 540/700
Aヤマメ 540/700                2クーサ(古田) 540/700※能力値ダウン
@みとり 720/800                1カアザタキ(若林) 740/900

※選択肢に入れ忘れたため補足ですが、ここから切り込まずシュートを撃つことも勿論可能です。
 その場合、Dの自由選択枠でお選び願います。

460 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:30:00 ID:pzyyViqU
C

461 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:31:25 ID:U5lNo7L6
B

462 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:33:40 ID:dxe0jjso
B

463 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:40:04 ID:3E8KH9aA
B:お燐に渡して、パスを出してもらう。(お燐のパス:48)

鈴仙「お燐……お願い、私にセンタリングを!」

グワァッ、バシュウウッ!

お燐「はいはい。 センタリングを出すのはあたいのお家芸〜……ってね!」

バシュウウウウウウウウウッ!

実況「鈴仙選手、お燐選手に一旦ボールを預けると……そのままゴール前へと飛び込んで行きました!
そしてお燐選手、そんな鈴仙選手目がけてパスを出した〜〜〜!!」

サアキヤ「ラヘウア!(訳:させるか!)」

実況「そしてお燐選手のパスには、サアキヤ選手がカットに入ります!
時間は現在……4分40秒を回ったところ! 恐らくはこれが前半最後の攻防となりそうなところですが、
ブリッツの女神がほほ笑むのはどっちでしょうか〜〜!?」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★お燐→ ! card パス 48 +(カードの数値)=★
★サアキヤ→ ! card カット 45 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチして再びシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォローで前半終了)(クーサがフォローも前半終了)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

464 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:41:43 ID:???
★お燐→  クラブ9  パス 48 +(カードの数値)=★

465 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:42:01 ID:???
★サアキヤ→  スペード8  カット 45 +(カードの数値)=★

466 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:46:03 ID:3E8KH9aA
★お燐→  クラブ9  パス 48 +(カードの数値)=57★
★サアキヤ→  スペード8  カット 45 +(カードの数値)=53★
≧2→鈴仙、パスキャッチして再びシュートに!

お燐「その程度のカットで、地獄の火炎が止めらるか〜っ♪」

ブウウン、スカッ!

サアキヤ「マタミ!(訳:はやい!)」

実況「サアキヤ選手、お燐選手のパスには……届かない!
これで再び鈴仙選手が、至近距離でカアザタキ選手と一対一となりました!!」

鈴仙「(もう一度……決める!)」

グワァァァアッ、バゴオオオッ!

実況「鈴仙選手、シューーーート!」

カアザタキ「(先のプレイは、二度とあってはならない。 ……次こそ、間違いなく――)……ソレウッ!」

グッ。 バァァァァッ!

実況「間髪入れず、カアザタキ選手もキャッチングに向かった〜〜!!」

467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:47:07 ID:3E8KH9aA

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール! そして前半終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして前半終了。
≦−2→サイクスボールに。前半終了。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

468 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:48:02 ID:???
★鈴仙→  ダイヤ8  シュート 53 +(カードの数値)=★

469 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:48:14 ID:???
★鈴仙→  スペードA  シュート 53 +(カードの数値)=★

470 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:48:26 ID:???
★カアザタキ→  ハート8  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

471 :森崎名無しさん:2014/12/29(月) 23:48:34 ID:???
★カアザタキ→  ダイヤ5  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/29(月) 23:56:21 ID:???
鈴仙のシュートはカアザタキに決まらなかった! そして前半終了!
……と、いったところで今日の更新はここまでとします。
>>415-418
今回はダイスじゃなかったですが、数値低めなイメージが拭えませんね…w
大口叩くとダイスの法則にも当てはまってますし。
>>443
強力な必殺シュートを持っていますが、吉良は案外何とかなります。
中盤もこっち有利ですので、スフィアシュートも無事防げた以上、
数をこなして若林を陥落させるのが大事になると思います。
>>455
1/53ですので、結構な回数判定している以上、このスレ内で1回は出てもおかしくない計算ではありますが、
最近はどこもインパクトある判定でJOKERが出ていますね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 16:14:16 ID:???
こんばんは、不規則な時間ですが更新していきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★鈴仙→  ダイヤ8  シュート 53 +(カードの数値)=61★
★カアザタキ→  ハート8  キャッチ 58 +(カードの数値)+(狂気の瞳-2)=64★
≦−2→サイクスボールに。前半終了。

バシュウウウウウウウウウウウッ……!

カアザタキ「(先程は遅れを取ったが。 二度目は――ないッ!)」

バァァッ! ガシイッ!

鈴仙「あっ、そんなァ!?」

実況「鈴仙選手、再び能力を活かした変幻自在のシュートを放ちました!
……が、今度はカアザタキ選手が粘り切った! しっかりとシュートをキャッチングします!
そしてカアザタキ選手、ボールを大きく投げ出したところで〜〜〜!?」

……ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!


旧都オーラカ 1 − 0 沖縄サイクス 前半終了!


<前半終了時のHP>
【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 330/890                 6チナ(吉良) 90/650
D勇儀 550/950                 5ラカガ(沢田) 560/800
Cお燐 540/700                 4ヨミテ(小池) 540/700
Bパルスィ 500/700               3サアキヤ(高島) 460/700
Aヤマメ 540/700                2クーサ(古田) 540/700
@みとり 720/800                1カアザタキ(若林) 660/900

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 16:16:13 ID:LxpwXoU2
〜ハーフタイム〜

みとり「うん。 うん……! すごいよ、みんな! この調子なら、私達勝てるよ…!」

ヤマメ「あのチナってオッサンのシュートだけがちょいと怖いけど、
あの息切れ具合じゃあスフィアシュートは撃てても一発だけ。 でも……」

パルスィ「みとりの妬ましい『禁止する程度の能力』があれば、そのシュートすら封じられる…と、いうことね。
だから、必死にボールを支配さえしていれば、私たちの優位は間違いないということかしら……」

勇儀「――だが。 こっちも1点差で安心出来るかと言われれば微妙だ。
私も鬼の端くれとして、水中だろうが、敵のGKが堅かろうが、構わず1点は取りたい所だけどねぇ」

鈴仙「(……と。 言った感じが現状かしら。
――なんだかんだ言って、フリーダムに見えた地底の連中も、
試合というか勝負事になると、揃って真剣になるのが凄いところよね……。
それはさておき、陣形とかは前半のままでも良いのかしら?

細かい作戦は試合中に何とかなるにしても、サッカーと違って試合中に陣形を変えてるヒマは無さそうだから、
前半の感触を踏まえて、私なりにも考えておきたいところだけど……?)」

A:現状の陣形で問題ない。(1−2−2。DF:ヤマメ、MF:パルスィ、お燐、FW:勇儀、鈴仙)
B:勇儀を1トップにし、鈴仙をMFに置いて支配力を高める。(1−3−1)
C:必殺シュート持ちのパルスィをFWにし、攻撃力を高める。(1−1−3)
D:自分(鈴仙)はDFの位置に行き、リベロ的な役割を行うようにする。(2−2−1)
E:選手を全員DFの位置に置き、堅く守る。(5−0−0)
F:その他 自由選択枠 0−0−5のような極端な陣形でも採用可能ですし、作戦としてもアリです。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*現在の陣形については、>>340を参考にしてください。
*選手の能力値については、>>314-315を参考にしてください。

475 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 16:19:45 ID:???
鈴仙の前半終了時のHPに間違いがありました。
正しくは、誤330→正410です。
なお、ハーフタイム終了後のHPは、410→710となります。
失礼いたしました。

476 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 16:20:17 ID:JxYvBnrA
B

477 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 16:35:55 ID:aYGd7+eE
B

478 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 16:42:51 ID:???
とりのかご〜

479 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 16:58:57 ID:???
B:勇儀を1トップにし、鈴仙をMFに置いて支配力を高める。(1−3−1)

鈴仙「そうなると、後半は私がMFの位置に行った方が良いかしら……?
そうしたら、シュートの怖いチナにボールが来る事を少しでも防ぐ事が出来そうだし」

お燐「おっ、それは助かるね。 ただそうなると、足の遅い勇儀姐さん一人だと攻めあぐねちゃうかもだけど。
――ま、そこはあたいがサイドを切り込んでボールをキープして、センタリングを上げれば問題ないかな?」

勇儀「ああ、宜しく頼むよ。 その代わり、後半こそあの野暮ったい坊ちゃんGKからゴールを奪ってみせるさ!」

ヤマメ「ほんなら、私はあのオッサンやらガスマスク(ラカガ)のボールをカットしまくろうかな」

パルスィ「私は中盤でフォローしつつ、ボールを繋げていく。
ブリッツボールでも裏方染みた仕事しか出来ない自分が妬ましいけど……まぁ、仕方ないわね」

みとり「(そうそう。 皆が自分の役割をしっかりとこなせば、私達だって絶対に勝てるんだよ……!)」

鈴仙「………(地霊殿サブタレイニアンローゼスと対戦した時も思ったけれど。
地底の妖怪達は皆が皆個性的で職人的なんだけど、でも、それぞれが自分の仕事をキッチリこなしてて。
――何というか。 こんなチームワークもあるんだなぁ……って、ついつい関心しちゃうわね)」

みとり「さあ! あと5分。 この点差を皆で守っていこうね……!」

旧都オーラカメンバー「「「「「「おう!!」」」」」」

*ハーフタイムにより、敵、味方選手のHPが300回復しました。

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:00:53 ID:???
*****

実況「さぁ〜! そして選手が再びスフィアプールの中へと入っていきました! 後半戦のはじまりです!
旧都オーラカは陣形を僅かに変え、鈴仙選手をMFにした1−3−1!
これは中盤の支配力を高め、現在の点差を盤石に守りたいという意図でしょうか!

ですが後半こそは点を取りたい沖縄サイクスも陣形を大胆にチェンジしています!
前半時はDFだったらクーサ選手、サアキヤ選手をMFの位置に置き、
不動のFW・チナ選手を除いたフラットライン状のフォーメーションでオーラカを迎え撃ちます!」

チナ「(メンタル面での心配はあるが、カアザタキの実力は少なくとも折り紙付きじゃ。
そしてワシの体力に限界がある以上は――兎に角、シュート数を増やし、ワシ以外の選手による得点を目指す!)」

ラカガ「ヒューガー、ザンバーミ!」

カアザタキ「(……今の俺は地の底。 ――いや、水の底だ。 だが絶対に、俺は這い上がってみせる……!)」

<後半開始時のフォーメーション>
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."           `ヽ.
  /              `、
  ,'   2  5 4   3   i.
  !       6       l
  ',      D        ,'
  丶  B  E   C  / 
  ヽ     A      ,.' 
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:02:01 ID:???

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 710/890                 6チナ(吉良) 390/650
D勇儀 850/950                 5ラカガ(沢田) 800/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 700/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:03:08 ID:LxpwXoU2
実況「さあ! 両チームの選手が互いに緊張感を滲ませながら、ブリッツオフの時を待ち〜〜〜!」

バァァァァンッ!

実況「始まった〜〜〜! 後半戦のブリッツオフ! 高々と弾かれたボールをまずキャッチしたのは〜!?」

先着1名様で、

★後半ブリッツオフ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→スタジアムが謎の巨大な怪物により襲撃される!
       輝夜「私たちは『シン』と呼んでいたわ」鈴仙「姫様、何時の間に!?」※BADENDです
ダイヤ・ハート→オーラカボールで試合開始
スペード・クラブ→サイクスボールで試合開始

483 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 17:03:23 ID:???
★後半ブリッツオフ→ ダイヤ2

484 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:24:02 ID:LxpwXoU2
★後半ブリッツオフ→ ダイヤ2 ★
ダイヤ・ハート→オーラカボールで試合開始

チナ「そらっ! ――また先の一升瓶を使って……」

勇儀「……させるかっ! 喰らえっ、私のヒートホーンッ!」

ブン! ガシャァァン!

実況「あっと、前半に引き続き一升瓶を使ってボールを引き寄せようとしたチナ選手でしたが!
鬼に同じ手は通用しな〜い! 勇儀選手、自身の額に生えた長い角を利用し瓶を粉々にします!」

勇儀「……おっと、酒が勿体ないな。 ここらの水を飲んでおいて、それで代わりとしよう」ゴクゴク

チナ「(――こやつ。 悔しいがワシより上じゃ! 戦いのセンスも、そして酒呑みとしたのレベルも……!)」プルプル

実況「勇儀選手、水にしみ込んだアルコールを摂取すると、ボールを一旦自身のすぐ後ろの鈴仙選手に戻します!
さあ1点リードしている旧都オーラカ、ここはどうやって後半戦を組立てていくのでしょうか〜!」

485 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:25:03 ID:LxpwXoU2
鈴仙「(――考えられる作戦は大きく三つ。
ひとつはお燐にサイドを抉りつつボールキープして貰って、それで勇儀さんにボールを渡してシュートに向かう作戦。
ふたつ目は、パルスィさんと私とでラインを上げていき、最後に勇儀さんに渡しつつも、私とパルスィさんもねじ込みに備える作戦。
そしてみっつ目が、ひたすら中盤三人のパスワークで時間を稼ぐ作戦。
どれを取るにしても、それぞれリスクとリターンはどっこいどっこいだとは思うけれど……どう動くのがよりベターかしら?
他にも勇儀さんの高いフィジカルや、私のタックル回避能力をを活かして中央突破! …ってのも、案外アリかもしれないけれど)」

A:お燐に突破して貰い、勇儀が上がってくるまでボールをキープして貰う。(お燐のフィジカル:47)
B:自分(鈴仙)とパルスィで上がり、勇儀のフィニッシュをアシストする。(鈴仙のフィジカル:50、パルスィの必殺パス:49)
C:中盤のパスワークでひたすら時間を稼ぐ。(更に判定)(鈴仙のパス:49、パルスィのパス:47、お燐のパス:48)
D:勇儀に中央突破してもらう。(勇儀のフィジカル:51)
E:自分(鈴仙)が中央突破する!(鈴仙のフィジカル:50)
F:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:710/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。
※敵選手の能力値については、関係する選手・能力が多いためすみませんが今回は省略します。

486 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:26:15 ID:LxpwXoU2
<現在の位置取り> 現在時間:後半0分11秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."           `ヽ.
  /              `、
  ,'   2  5 4   3   i.
  !       6       l
  ',      D        ,'
  丶  B  E●  C / 
  ヽ     A      ,.' 
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 710/890                 6チナ(吉良) 390/650
D勇儀 850/950                 5ラカガ(沢田) 800/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 700/700
Bパルスィ 700/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 700/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 900/900

487 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 17:27:20 ID:ITgoKc5k
B

488 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 17:30:30 ID:STZFrzow
B

489 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:41:41 ID:LxpwXoU2
B:自分(鈴仙)とパルスィで上がり、勇儀のフィニッシュをアシストする。(鈴仙のフィジカル:50、パルスィの必殺パス:49)

鈴仙「(失敗したら中盤がガラ空きになるけれど、今は少しでも確実に1点が欲しい場面!
ここは……)パルスィさんっ! 一旦渡しますので上がってください!」

ブウン! バシュウウッ!

パルスィ「……ふん。 都合のいい時に限ってこうやって私を頼る。 妬ましいわね」

実況「鈴仙選手、ボールを一旦パルスィ選手の元へ預けて、勇儀選手と共に上がっていきます!
パルスィ選手、左サイドを進んでいきボールを前へ前へと運んでいきます! そして〜!」

パルスィ「(ここね……!)――さあ、妬ましい人間共。 もう一度、嫉妬の炎に焼かれなさい……!」

ゴォオッ、バシュウウウウウウウウウウッ!

実況「パルスィ選手、『ウィザーパス』!
上手く触れないと能力値がダウンする恐怖のパスで、鈴仙選手へとリターンを図ります!」

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 17:42:43 ID:LxpwXoU2
クーサ「ヨオルナミ キャヒョフアナオ プカマナソルナゼサナ!(訳:このくらい、社長からのパワハラと比べたら!)」

バッ!

実況「そのパスにはクーサ選手が単身カットに向かう! 果たしてどうなるか!?」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★パルスィ→ ! card ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★
★クーサ→ ! card カット 45 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(ヨミテがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
パルスィの「ウィザーパス」により、自身の判定でスペード・クラブを引いた相手は、3分間全能力が−2されます。
※ハーフタイムを跨いだ場合、能力値減少はリセットされます。

491 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 17:44:49 ID:???
★パルスィ→  スペードK  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★

492 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 17:47:08 ID:???
★クーサ→  ハート4  カット 45 +(カードの数値)=★

493 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 18:08:17 ID:LxpwXoU2
★パルスィ→  スペードK  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=62★*フラグ取得!
★クーサ→  ハート4  カット 45 +(カードの数値)=49★
≧2→鈴仙、パスキャッチ。

クーサ「ルホッ!(訳:くそっ!)」

パルスィ「そんな簡単に、私の嫉妬は掻き消されやしない……!」

実況「パルスィ選手の見事なパスに、クーサ選手は近づけない! そしてボールは鈴仙選手に渡りますが〜!」

ヨミテ「訳:いかせるか!」

ラカガ「ワニダソフーー!」

鈴仙「……まぁ。 ここを抜いたら勇儀さんにゴール至近距離でボールが渡る。 必死になって止めにも来るわよね」

実況「そこにはヨミテ選手とラカガ選手が控えていた!
ブレイクスルーを決め込む鈴仙選手に、ヨミテ選手とラカガ選手によるタックルが入る〜〜!」

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 18:09:23 ID:LxpwXoU2

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card フィジカル 50 +(カードの数値)=★
★ヨミテ→ ! card アタック 43 +(カードの数値)=★
★ラカガ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→鈴仙、無事に突破し勇儀にボールを渡す!
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(中盤の奪い合いに)(サアキヤがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、鈴仙の「タックルかいひ」により敵は判定に失敗します。(HPも消費します)

*パルスィがパスフラグを習得しました。次に13で勝利することでフラグを回収します。

495 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 18:09:34 ID:???
★鈴仙→  スペードK  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

496 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 18:09:40 ID:???
★鈴仙→  クラブ7  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

497 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 18:10:43 ID:???
★ヨミテ→  ダイヤ10  アタック 43 +(カードの数値)=★

498 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 18:11:09 ID:???
★ラカガ→  クラブ7  アタック 44 +(カードの数値)=★

499 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 20:31:21 ID:???
鈴仙にはあるんだ…ブリッツボールの才能が!

500 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 20:49:06 ID:LxpwXoU2
★鈴仙→  スペードK  フィジカル 50 +(カードの数値)=63★*フラグ取得!
★ヨミテ→  ダイヤ10  アタック 43 +(カードの数値)=53★
★ラカガ→  クラブ7  アタック 44 +(カードの数値)+(狂気の瞳-2)=49★
≧5→鈴仙、無事に突破し勇儀にボールを渡す!

ヨミテ「ハァァァーーーッ!」

ブウンッ、ガシッ!

鈴仙「そんな腰の浅いタックル、効くもんですか!」

ラカガ「ザンバーミ!!」

ブウウンッ……ダッ!

鈴仙「こっちも……楽勝ッ!」

実況「鈴仙選手、月の軍隊で鍛えた身のこなしで、
付け焼刃感が否めないヨミテ選手とラカガ選手を軽くあしらう!
彼女こそが、真のブリッツの王女様なのか〜〜〜!?」

鈴仙「そして……勇儀さんっ! お願いしますっ!」

ブウン、バアァァァァァッ!! ……ガシッ!

勇儀「ああ、任された!」

実況「そしてDF不在の沖縄サイクスの陣地奥深くまで、
勇儀選手がゆっくりとしたバタ足でじりじりと近づいていきます!
このプレッシャーは、流石鬼と言うべきでしょうか!」

501 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 20:50:13 ID:LxpwXoU2
勇儀「だからよせやい、褒めるのは――!」

グワァァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオッ!

勇儀「私が、この一発を決めてからにしておくれーっ!」

実況「そして勇儀選手にボールが渡り、シューーーーート!!」

カアザタキ「(何が鬼だ。 鬼だろうが龍だろうが、この俺は……これ以上負ける訳にはいかないっ!)」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★勇儀→ ! card シュート 55 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パルスィがフォロー)(サアキヤがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

502 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 20:51:36 ID:???
すみません、記載を忘れていましたが…
*鈴仙がフィジカルフラグを習得しました。次にKで勝利する事でフラグを回収します。

503 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 20:52:15 ID:???
★勇儀→  クラブQ  シュート 55 +(カードの数値)=★

504 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 20:52:26 ID:???
★カアザタキ→  スペードQ  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

505 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:08:29 ID:LxpwXoU2
★勇儀→  クラブQ  シュート 55 +(カードの数値)=67★
★カアザタキ→  スペードQ  キャッチ 58 +(カードの数値)=70★
≦−2→サイクスボールに。

ドゴオオオオッ!

実況「勇儀選手凄いシュートだ! ただ蹴りだしただけにも関わらずボールが水流に包まれて見えない〜っ!」

カアザタキ「ホエダ ゴフキサ!(訳:それが、どうした!)」

バァァッ! ガシイッ!

実況「ですがカアザタキ選手、大きく飛び出して勇儀選手のシュートの威力を受け止めきった〜!
カアザタキ選手は、さしずめブリッツ界におけるスーパー・グレート・ゴール・キーパー……。
いえ。彼の故郷であるオキナワの言葉でいうと、ヌープー・ヅエーソ・ゾーウ・チープー!
先程1失点したとはいえ尚も盤石なカアザタキ選手の、NDZT伝説の幕開けとなるでしょうか!」

鈴仙「(ヌープー・ヅエーソ・ゾーウ・チープー……NDZT伝説……めちゃくちゃ読みづらいわね。
――って、言ってる場合じゃないわ! 私とパルスィさんが上がった事で、今こっちの中盤は隙がある!
お燐が全速力で戻って来てはいるけれど……大丈夫かしら?)」

カアザタキ「ミテ〜〜〜〜〜!(訳:いけ〜〜〜〜〜!)」

ブウン、バシュウウウウウウウウウウウッ!

実況「カアザタキ選手、その強肩でボールを大きく前方へとスローイング!
果たしてボールの行先は〜〜〜!?」

506 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:09:31 ID:LxpwXoU2
先着1名様で、

★フォロワー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ→ヨミテがフォロー。
ハート→ラカガがフォロー。
スペード・クラブ→チナがフォロー。

(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半1分08秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."    D●    `ヽ.
  /   B          `、
  ,'       E        i.
  ! 2       4  C3 l
  ',                ,'
  丶    5 6      / 
  ヽ     A      ,.' 
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1

【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 630/890                 6チナ(吉良) 390/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 720/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 620/700
Bパルスィ 580/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 700/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 800/800                1カアザタキ(若林) 820/900

507 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:14:32 ID:???
★フォロワー→ スペード10

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:26:45 ID:LxpwXoU2
★フォロワー→ スペード10 ★
スペード・クラブ→チナがフォロー。

実況「そしてボールは……再びエースストライカーのチナ選手の元に!
ヤマメ選手が張り付いているため、再びミドルレンジとなりますが、それでもシュートには充分の距離だ!」

チナ「(ちっ。 あの蜘蛛女を抜いてシュートに行きたいが……そうするとワシの体力が持たん。
ならばここから――)はぁぁっ、もう一発! 『スフィアシュート』じゃぁああっ!」

バシュッ!  バンッ! グルグルグルグル……!

実況「そしてチナ選手、この試合二度目の『スフィアシュート』!
体力的にも限界が近いでしょうが、それでもかまわず、果敢に攻めていきます!」

みとり「……ま、また来た! さっきは止められたけど、今度も止められるかな。
(私の能力、使った方が良いのかなぁ……!?)」

みとりは自身の『あらゆる物を禁止する程度の能力』を――。

A:使う!(チナのスフィアシュートが、普通のシュート(威力:53)になります)
B:使わない!

チナの「スフィアシュート」の威力:55+! dice

ヤマメのカット:48
みとりのキャッチ:50+(ミドルレンジ補正+2)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

509 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:27:54 ID:ITgoKc5k
A

510 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:28:12 ID:fRC05NPU
A 若林と勇儀なかいいな、また数値一致だよ

511 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:28:14 ID:QrJ2R0eg


512 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:29:40 ID:LxpwXoU2
A:使う!(チナのスフィアシュートが、普通のシュート(威力:53)になります)

みとり「(このチームは、見た感じだとこのチナ以外にシューターはいない!
だったら、出し惜しみなんてせずに……!)えいっ! 【必殺シュート禁止】!」

――【forbid!】【forbid!】【forbid!】【forbid!】――

チナ「ま、また……か!」

実況「チナ選手、先程はスフィアシュートの構えでしたが……!
ですがやはり、思い立ったように再び体勢を通常のシュートに戻します! そして…!」

チナ「(……だが、この体勢からでも充分決まる!)ぬおおおおっ!」

グワァァアッ、バゴオオオッ!

実況「チナ選手、ミドルレンジからシューーーーート!」

ヤマメ「そうこなくちゃ。 さて、止めてみせるよ!」

513 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:31:05 ID:LxpwXoU2
先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★チナ→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card カット 48 +(カードの数値)=★
★みとり→ ! card キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→シュートは減衰されずに通った!
=4〜2→シュートは通るが、、威力を−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ラカガがフォロー)(中盤の奪い合いに)(みとりがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→みとり とれない ゴーーーーール!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ラカガがフォロー)(中盤の奪い合いに)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

514 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:31:56 ID:???
★チナ→  スペード5  シュート 53 +(カードの数値)=★

515 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:33:34 ID:???
★ヤマメ→  ハート4  カット 48 +(カードの数値)=★

516 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:33:38 ID:???
★ヤマメ→  ダイヤK  カット 48 +(カードの数値)=★

517 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:33:49 ID:???
★みとり→  ハート4  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

518 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:38:38 ID:???
これはひどい
どっちかが1上ならいけたのに

にしても鈴仙引きがいいね、サッカーよりブリッツボールをやったら?
きっと紫も見逃してくれるよw

519 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:52:56 ID:LxpwXoU2
★チナ→  スペード5  シュート 53 +(カードの数値)=58★
★ヤマメ→  ハート4  カット 48 +(カードの数値)=52★
≧5→シュートは減衰されずに通った!
★チナ→  スペード5  シュート 53 +(カードの数値)=58★
★みとり→  ハート4  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=56★
≧2→みとり とれない ゴーーーーール!!

ギュウウウウウッ!

ヤマメ「あー。 まずいね、このシュート! 必殺技抜きでも充分……強いっ!?」

スカッ!

実況「ヤマメ選手はシュートに届かない! そして〜!?」

みとり「と……とめ、ないと……!!」

バアァァッ! ―――スカッ!

実況「懸命にダイビングキャッチに飛んだみとり選手も――シュートにはあと僅かで届かない! そして〜〜!?」

……バシュッ。ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!


旧都オーラカ 1 − 1 沖縄サイクス

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 21:56:26 ID:LxpwXoU2
みとり「そ――そんな。 みんな、ごめんっ……!」

ヤマメ「気にしちゃダメだよ。 それよりも次だよ、次!」

勇儀「そうだそうだ。 お前さん一人が気に病む必要は無い。それに、折角のシュートを決めれんかった私も悪いしね。
……もっとも、このまま戦犯呼ばわりされながら終わる気も、私には毛頭ないが」

パルスィ「たかがゲームにまじになっちゃってどうすんの……妬ましい……!」

お燐「とかいいつつマジでムキになってるよね、パルスィ」

パルスィ「う、うるさいわね……!?」

鈴仙「(――とはいえ。 残り時間4分弱であのカアザタキからゴールを決めるのも、中々難しいわね。
次はこっちのボールからスタートするけれど。 どうやって攻撃を組み立てようかしら?

さっきの私とパルスィさんで上がるってのも、攻め方としては間違って無かったとは思うけれど、守備が少し緩くなったし。
守備を緩くしないんだったら、突破はお燐一人に任せるってのもアリだけど、お燐のフィジカルも万全って訳じゃないのよね。

……お燐の代わりに、私が単身切り込んで、勇儀さんにボールを供給する、もしくは私が撃つってのもアリかしら。
ただそれだと、肝心なところで私の体力が切れちゃうかもしれないしなぁ。 う〜ん……次の攻撃ねぇ……)」

A:もう一度、自分(鈴仙)とパルスィで上がっていく。(鈴仙のフィジカル:50、パルスィの必殺パス:49)
B:お燐に右サイドを突破してもらう。(お燐のフィジカル:47)
C:自分(鈴仙)が単身中央を突破する。(鈴仙のフィジカル:50)
D:勇儀に単身中央を突破して貰う。(勇儀のフィジカル:51)
E:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:630/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※敵選手の能力値については、関係する選手・能力が多いためすみませんが今回は省略します。

521 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:57:31 ID:VR5z5oTk
C

522 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 21:59:16 ID:aYGd7+eE
B

523 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:01:44 ID:fRC05NPU
今のとこ怖いのはバヤシと吉良だけなんだよね
C

524 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 22:15:26 ID:LxpwXoU2
C:自分(鈴仙)が単身中央を突破する。(鈴仙のフィジカル:50)

鈴仙「いや。 ここは私が無理にでも中央を突破するしかない!
どうせ敵は中盤を突破したらガラガラなんだもの。
勇儀さんに渡すにしろ、自分で攻めるにしろ、兎に角ボールを敵陣ギリギリに抑えておかないと!」

お燐「……って、病院のお姉さんは考えてるらしいけど。 みんな、次の攻撃はそれでいいかな?」

勇儀「まぁ、良いんじゃないかい?」

ヤマメ「私も賛成だよ〜」

パルスィ「こんな空気で、私一人が反対出来る訳が無いじゃない。 妬ましい……!」

みとり「……ごめん、皆。 鈴仙……何とか、もう1点だけ、取って来て!」

鈴仙「……ええ。 やるんだったら、優勝よ!」

***

ピピィイイイイッ! バシュウウッ!

実況「さあ、後半戦二回目のブリッツオフ!
ボールをフォローするのは点を奪われた旧都オーラカからです!
勇儀選手がキャッチしたボールは、一旦鈴仙選手に渡り〜〜〜〜!?」

鈴仙「う、うりゃぁぁぁぁぁあっ! 月仕込みの古武術を食らいなさ〜〜い!」

スウウウウッ……!

実況「鈴仙選手、大胆にも中央突破〜〜〜!
その泳ぎの速さに、サイドハーフのクーサ選手とサアキヤ選手はついてこれない!」

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 22:16:51 ID:LxpwXoU2
ヨミテ「ヒッ! リナチハトッセ ヘレワダッセチサア!(訳:ちっ! 開き直って攻め上がって来たか!)」

ラカガ「ザンバーミ! ザンバーミ! ザンバーーーミ! ワニダソフーーーーーッ!」

実況「鈴仙選手にマッチアップするのは、中央のヨミテ選手とラカガ選手!
素早い動きで突破に掛かる鈴仙選手に、果敢にアタックをしかける〜〜〜〜!!」

鈴仙「――ま、負けてたまるもんですか!?」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card フィジカル 50 +(カードの数値)=★
★ヨミテ→ ! card アタック 43 +(カードの数値)=★
★ラカガ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→鈴仙、無事に突破!
=4〜2→突破するが、フィジカルを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(お燐がフォロー)(チナがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、鈴仙の「タックルかいひ」により敵は判定に失敗します。

526 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:17:26 ID:???
★鈴仙→  ハートQ  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

527 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:18:02 ID:???
★ヨミテ→  クラブ9  アタック 43 +(カードの数値)=★
鈴仙、サッカー辞めるってよ

528 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:18:03 ID:???
★ヨミテ→  スペード8  アタック 43 +(カードの数値)=★

529 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:18:52 ID:???
★ラカガ→  ダイヤK  アタック 44 +(カードの数値)=★

530 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 22:37:39 ID:LxpwXoU2
★鈴仙→  ハートQ  フィジカル 50 +(カードの数値)=62★
★ヨミテ→  クラブ9  アタック 43 +(カードの数値)=52★
★ラカガ→  ダイヤK  アタック 44 +(カードの数値)+(狂気の瞳-2)=55★
≧5→鈴仙、無事に突破!

鈴仙「ほらほらーっ!」

ブウンッ! スィイイッ! シュンッ、ガシッ!

実況「鈴仙選手凄い動きだーーっ! 水中をまるで人魚のようにひらひらと舞い、
ヨミテ選手とラカガ選手をきりきり舞いにしてしまった〜〜〜!」

鈴仙「(……う、うふふっ! 私って実はブリッツボールの才能あるかも……?
――っと、うぬぼれている場合じゃないわ。
今、とりあえず中央を突破したけれど、さっきアタックに行けなかったサアキヤとクーサも戻ってきている!
どうしよう、このまま中央を更に突破して至近距離でシュートを撃ちに行くか。
それとも、勇儀さんのフォローを期待するために、敵の戻りを許しつつ前線でボールをキープするか。
どうしようかしら……?)」

A:今は時間が惜しい。 このままシュートに向かう!(鈴仙のシュート:53)
B:ここは焦らない。 勇儀がねじ込みに行ける距離に来るまで待ってからシュートだ!
C:勇儀がフォローに行ける距離に来るまで待ち、勇儀にパスを出す!(鈴仙のパス:49)
D:むしろゴール際で暫く時間を稼ぐ!(鈴仙のフィジカル:50)
E:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:550/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

531 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 22:38:45 ID:LxpwXoU2
(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半1分46秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."    E●    `ヽ.
  /   2        3  `、
  ,'       D        i.
  !      5 4  C   l
  ',    B          ,'
  丶      6      / 
  ヽ     A      ,.' 
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1


【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 550/890                 6チナ(吉良) 230/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 640/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 540/700
Bパルスィ 580/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 620/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 720/800                1カアザタキ(若林) 820/900

532 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:39:58 ID:VR5z5oTk
C

533 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:40:28 ID:ITgoKc5k
B

534 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:44:59 ID:VR5z5oTk
Bに変更をお願いします

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 22:55:33 ID:LxpwXoU2
B:ここは焦らない。 勇儀がねじ込みに行ける距離に来るまで待ってからシュートだ!

鈴仙「(いや、何事も焦ってはダメね。 ……ここはしっかりと勇儀さんを待ってから……!)」

実況「鈴仙選手、沖縄サイクスのDF不在を利用して、ゴール手前でボールキープを続けます!
そして、勇儀選手が至近距離に近づき、合わせてクーサ選手とサアキヤ選手が戻って来たのと同じくして…!」

鈴仙「……シュートよ、食らいなさ〜〜いっ!」

グワァァッ、バゴオオン!

実況「鈴仙選手、シューーーート!!」

バシュウウウウウウウウウウウウウッ!

カアザタキ「(何度来ても同じだ! 俺に二度目は無い! ……止める!)」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(サアキヤがフォロー)(クーサがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

536 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:55:59 ID:???
★鈴仙→  クラブ8  シュート 53 +(カードの数値)=★

537 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 22:56:57 ID:???
★カアザタキ→  ハート9  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

538 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:05:23 ID:LxpwXoU2
★鈴仙→  クラブ8  シュート 53 +(カードの数値)=61★
★カアザタキ→  ハート9  キャッチ 58 +(カードの数値)=67★
≦−2→サイクスボールに。

カアザタキ「――マッ!(訳:ハッ!)」

ガシイィイッ!

実況「カアザタキ選手またもやキャッチ〜〜! まさに鉄壁の守りです!
さあそしてカアザタキ選手、再びチナ選手にボールを送るのか〜〜!?」

カアザタキ「(……いや。 さすがに三度目となると敵も露骨に警戒してくる。 それならば一旦経由して――)ラカガッ!」

ブウン! バシュウウウウウウウウウッ! パシッ!

ラカガ「ワニダソフ!」

実況「……と、思いきや! カアザタキ選手ここは一旦ラカガ選手を経由します!
泳ぎの速いお燐選手、そしてカットに長けたヤマメ選手によるインターセプトを警戒したのでしょうか!

ラカガ「……ザンバーミッ!」

ブンッ! バシュウウウウウウウッ!!

実況「さあラカガ選手、そのまま大きく振りかぶってチナ選手へのラストパスを出した〜〜〜!」

パルスィ「お燐やヤマメだけじゃなくて、私も居ると言うのに無視した審判め。 妬ましいっ……!」

バッ!

539 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:06:23 ID:LxpwXoU2
実況「ですがそのチナ選手へのパスには、パルスィ選手がカットに向かう!
パルスィ選手、止められるか〜〜〜!?」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card パス 50 +(カードの数値)=★
★パルスィ→ ! card カット 47 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→チナ、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(ヤマメがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
※ハーフタイムを跨いだ場合、能力値減少はリセットされます。

540 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:07:01 ID:???
★ラカガ→  ダイヤK  パス 50 +(カードの数値)=★

541 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:07:26 ID:???
★パルスィ→  クラブ10  カット 47 +(カードの数値)=★

542 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:11:27 ID:???
これはまずい

543 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:14:39 ID:LxpwXoU2
★ラカガ→  ダイヤK  パス 50 +(カードの数値)=63★
★パルスィ→  クラブ10  カット 47 +(カードの数値)=57★
≧2→チナ、パスキャッチ。

ラカガ「う、ウワアアアアアアアアアアアアッ!」

パルスィ「(これは、妬みという概念をも超越した怯え、焦り、恐怖……!?
何という事。 彼には他者を妬むという余裕すら無いと言うの……!!)」

実況「ラカガ選手の執念染みたパスに、パルスィ選手は触れる事が出来ない!
そして先程の失点と同じくチナ選手がボールをフォロー! そして〜〜!?」

チナ「(スフィアシュートはもう撃てんが……)シュートじゃぁ!」

グワァアッ、バゴオオオ! バシュウウウウウウウウウウウウッ!

実況「チナ選手、再びミドルレンジからのシューーーーート!」

みとり「とめる……止める……! とめる止める止めるっ!」

ヤマメ「……次は私も止めるよ。 でないと、天下の土蜘蛛が聞いて呆れるからね――!」

バッ!

実況「ボールカットにはヤマメ選手が、そしてみとり選手も意を決してキャッチに出た〜!」

544 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:16:08 ID:LxpwXoU2
先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★チナ→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card カット 48 +(カードの数値)=★
★みとり→ ! card キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→シュートは減衰されずに通った!
=4〜2→シュートは通るが、、威力を−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(中盤の奪い合いに)(みとりがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→みとり とれない ゴーーーーール!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ヨミテがフォロー)(中盤の奪い合いに)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

545 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:17:25 ID:???
★チナ→  クラブ7  シュート 53 +(カードの数値)=★

546 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:17:34 ID:???
★ヤマメ→  クラブ5  カット 48 +(カードの数値)=★

547 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:17:38 ID:???
★ヤマメ→  クラブQ  カット 48 +(カードの数値)=★

548 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:17:44 ID:???
★みとり→  ダイヤ10  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=★

549 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:19:48 ID:???
止めた!

550 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:22:30 ID:???
この勝つか負けるか分からん勝負は心臓に悪いな

551 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:26:39 ID:???
つニトロ

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:32:29 ID:LxpwXoU2
★チナ→  クラブ7  シュート 53 +(カードの数値)=60★
★ヤマメ→  クラブ5  カット 48 +(カードの数値)=53★
★みとり→  ダイヤ10  キャッチ 50 +(カードの数値)+(ミドルレンジ+2)=62★
≦−2→オーラカボールに。

みとり「止める、止める……止めるっ!」

バァァアッ、バチイッ!

実況「あ〜〜っと、ここでみとり選手ファインセーブ! チナ選手のシュートを完全にキャッチング!
旧都オーラカ、最大のピンチを何とか乗り越えました!!」

チナ「(むう……。 これでワシのシュートは撃ち止めか。 ――後は頼むぞ、タケシ……)」

みとり「(ようし、ここは……!)」

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:33:32 ID:LxpwXoU2
鈴仙「(みとりが悩んでいるわね。 何か声を掛けてあげようかしら?
一番手っ取り早いのは、兎に角前の私や勇儀さんの方向にブン投げて貰う事だけど、
運やコンディションによっては、あんまり前に飛ばなかったりする可能性があるから怖いのよね。
足の速いお燐とか、必殺パスを持ってるパルスィさんに一旦渡すのが正確な気もするけれど。
お燐の場合はヨミテとサアキヤのタックル、パルスィさんの場合はラカガのカットが飛んで来る覚悟はしないといけない。
……どうしようかな?)」

A:「みとり、兎に角前に! 私や勇儀さんの方へと投げて!」(更に判定)
B:「足の速いお燐に渡して!」(お燐のフィジカル:47)
C:「必殺パスを持つパルスィさんに渡して!」(パルスィの必殺パス:49)
D:みとりの判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

ヨミテのアタック:43
サアキヤのアタック:44
ラカガのカット:47

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:34:32 ID:LxpwXoU2
(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半2分34秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /       D      `、
  ,'      E         i.
  ! 2        3     l
  ',     5  4C     ,'
  丶  B   6      / 
  ヽ     A      ,.' 
    `'-、_  @●  _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1


【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 420/890                 6チナ(吉良) 70/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 560/800
Cお燐 700/700                 4ヨミテ(小池) 540/700
Bパルスィ 500/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 540/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 640/800                1カアザタキ(若林) 820/900

555 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:35:43 ID:ITgoKc5k
B

556 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:35:51 ID:VR5z5oTk


557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:40:42 ID:LxpwXoU2
B:「足の速いお燐に渡して!」(お燐のフィジカル:47)

鈴仙「みとり、お燐に渡してみて!」

みとり「鈴仙……! う、うんっ! やってみる!」

ブウン、バシュウウッ!

お燐「はいはい、確かに受け取ったよ〜」

実況「みとり選手、ここはやや短距離のパス! ボールはお燐選手の元に!」

ヨミテ「ハァァッ!」

サアキヤ「ハレウハ!(訳:舐めるな!)」

実況「そしてヨミテ選手とサアキヤ選手の二名がタックルに向かいます!」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★お燐→ ! card フィジカル 47 +(カードの数値)=★
★ヨミテ→ ! card アタック 43 +(カードの数値)=★
★サアキヤ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→お燐、無事に突破し前線へ!
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(チナがフォロー)(ラカガがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

558 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:41:29 ID:???
★お燐→  スペード3  フィジカル 47 +(カードの数値)=★

559 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:42:14 ID:???
★ヨミテ→  ハート10  アタック 43 +(カードの数値)=★

560 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:48:26 ID:???
★サアキヤ→  ダイヤ7  アタック 44 +(カードの数値)=★

561 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:52:52 ID:LxpwXoU2
★お燐→  スペード3  フィジカル 47 +(カードの数値)=50★
★ヨミテ→  ハート10  アタック 43 +(カードの数値)=53★
≦−2→サイクスボールに。

ヨミテ「ハァッ!」

ブウンッ、バシィイイイイイッ!

お燐「きゃ、きゃ〜〜〜っ?!」

実況「お燐選手、華麗な身のこなしを見せましたが……その動き、水中の格闘技と言われるブリッツボールでは通用しなかった!
ヨミテ選手のショルダーチャージに、お燐選手の華奢な身体は吹き飛ばされます!」

ヨミテ「(監督はガス欠。 俺のシュート力では心もとない。 だったら……)――サテキ(タケシ)! 頼む!」

ブウウンッ! バシュウッ! パシッ!

ラカガ「ワニダソフ、ワニダソフ!(訳:ありがとう、ありがとう!!)」

実況「ボールを奪ったヨミテ選手、すぐ近くのラカガ選手にパスを渡してラカガ選手はこれをキャッチ!
シュート力はチナ選手に大きく劣るラカガ選手、ヤマメ選手を振り切って至近距離でのシュートに向かいます、が…!?」

ゴオォォオオォォォオッ……!

ヤマメ「……カットではあまり目立て無かったからね。
やい小僧、腹いせだ。 ――ちょいとばかし、私の疫病を受け取って貰うよ!」

バァァアッ! ドゴオオオオオオオオッ!!

実況「ヤマメ選手、ここで必殺のタックル・『ベノムタックル』を発動〜〜〜! みとり選手の懐に迫るラカガ選手を迎撃します!!」

562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/30(火) 23:53:52 ID:LxpwXoU2

ラカガ「……ざ、ザンバーーーミーーーーーィィィイイッ!!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card フィジカル 47 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ラカガ、突破成功! そしてシュート!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(チナがフォロー)(中盤の奪い合いに)(パルスィがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
ヤマメの「ベノムタックル」により、自身の判定でスペード・クラブを出した相手は3分間毒状態になります。
※毒状態=全行動の消費HPが2倍

563 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:55:38 ID:???
★ラカガ→  クラブ4  フィジカル 47 +(カードの数値)=★

564 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:56:06 ID:???
★ヤマメ→  スペード6  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★

565 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:56:07 ID:???
★ヤマメ→  スペード10  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★

566 :森崎名無しさん:2014/12/30(火) 23:56:10 ID:???
★ヤマメ→  スペード6  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 00:34:17 ID:gVirAlyc
★ラカガ→  クラブ4  フィジカル 47 +(カードの数値)=51★※毒!
★ヤマメ→  スペード6  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=55★
≦−2→オーラカボールに。

ヤマメ「くらぇぇっ、これが土蜘蛛謹製のミアズマフルコースだッ!」

バゴオオンッ! ゴオオオォォォォッ………!

ラカガ「ざ、ザンバー、ミ………ガホッ! ゴハァッ!」

実況「あ〜っとラカガ選手、ヤマメ選手の毒を纏ったタックルの効果により、水中で吐血しながら失神して倒れます!
瞳孔が完全に開ききっており、不規則な痙攣を繰り返していますが、ブリッツのルール上これは反則ではありません」

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 00:35:25 ID:gVirAlyc
鈴仙「(ボール越しなら何しても良いってのがサッカーだけど。ブリッツボールはボール関係なくホントに何をしても良いのね。
やっぱり、永遠亭やめてブリッツのプロ選手になるのは諦めた方が良さそうかしら……。

――と、いう冗談はさて置いて。
ヤマメがここでボールを得たけれど、ボールを要求したりした方が良いかしら?

ただ、私が急いで泳いでも、ミドルレンジでないとパスは受け取れない感じね。
もう一回お燐に渡してみるか、それともパルスィさんにお願いするか……の二択がメインになるかしら?
どっちにしても、前半DFだったサアキヤとクーサ――そのどっちかの対応は必要になるけど。
――意外に、ヤマメさんにも上がって貰って総攻撃! ……ってのもアツいかもしれないけどね)」

A:自分へのボールを要求してみる。(ヤマメのパス:45)※敵にミドルレンジ補正あり
B:お燐へもう一度渡し、FWまで運んで貰うよう言ってみる。(お燐のフィジカル:47)
C:お燐へ一旦渡し、パスでFWまで運んで貰う。(お燐のパス:48)
D:パルスィへ一旦渡し、必殺パスでFWまで運んで貰う。(パルスィの必殺パス:49)
E:ヤマメ自身に、もう少し前まで上がって貰う。(ヤマメのフィジカル:46)
F:ヤマメの判断に任せる。
G:その他 自由選択枠

サアキヤ&クーサのアタック:44
サアキヤ&クーサのカット:45

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 00:36:26 ID:gVirAlyc

(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半2分57秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /       D      `、
  ,'      E         i.
  !    2      3    l
  ',      ●  C     ,'
  丶  B A  4     / 
  ヽ   5     6   ,.' 
    `'-、_  @   _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1


【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 420/890                 6チナ(吉良) 70/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 480/800※毒
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 460/700
Bパルスィ 500/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 420/700                2クーサ(古田) 620/700
@みとり 640/800                1カアザタキ(若林) 820/900

570 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 00:38:02 ID:GIs1F176
E

571 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 00:38:19 ID:5aJeHswI
D

572 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 00:39:22 ID:mhJvdjG+
C

573 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 00:44:17 ID:gVirAlyc
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
>ブリッツでハッスルする鈴仙について
雑魚妖怪チーム戦でもあった、上司とかが居ないとノビノビできるパターンですかね……w
>ブリッツボールの勝負バランスについて
普段のサッカーは作戦と数値を特に重視している(つもり)ですが、
ブリッツボールにおいては作戦と数値の大切さをある程度以上尊重した上で、
トランプ判定のダイナミックさを特に重視したいと考えています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

574 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 00:59:36 ID:???
乙でした。
普段の試合と違って新鮮ですね。
このフラグがサッカーにも適用されていたら鈴仙のドリブルもかなり強化されてただろうに……
ガード制じゃないと若林は抜ける気がしないですね。

575 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 00:59:39 ID:???
乙でした

576 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 01:56:52 ID:8LogciXA
D

577 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 17:31:00 ID:gVirAlyc
こんばんは、ゆっくりになるかもですが、更新再開します。
>>574
乙ありがとうございます。
書いてる方としても新鮮な感じで、たまにはこんなのもいいかな…と思っています。
ダイス制だと普通のセーブで3差はかなり絶望的ですが、
カードだったら中盤を支配してシュート数を増やせば、何とかなるのでは無いかと思います。
>>575
乙ありがとうございます!

578 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 17:32:09 ID:gVirAlyc
D:パルスィへ一旦渡し、必殺パスでFWまで運んで貰う。(パルスィの必殺パス:49)

鈴仙「(――そうね。 ここは一旦パルスィさんに渡してもらって……!)」

パルスィ「……と、あんた一人で考えているのが妬ましい!
その程度の動き、指図されずともやっているわよ……! ――さ、ボールを寄越しなさいな!」

みとり「う……うんっ!」

グワァッ! バシュウウウウッ!

実況「旧都オーラカ、確実に繋いでいきます!
ボールを一旦パルスィ選手に渡し、パルスィ選手は近距離でパスを出せるように前進。
そして鈴仙選手に向かって〜〜〜〜!?」

パルスィ「……妬ましくも残酷に受け取りなさい! 『ウィザーパス』よ……!」

ゴォォォッ、バシュウウウウウウウウッ!

クーサ「ルホッ ヤサア……!(訳:くそっ、またか……!)」

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 17:33:36 ID:gVirAlyc
先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★パルスィ→ ! card ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★
★クーサ→ ! card カット 45 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(サアキヤがフォロー)(ヨミテがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
パルスィの「ウィザーパス」により、スペード・クラブを引いた相手は、3分間全能力が−2されます。
※ハーフタイムを跨いだ場合、能力値減少はリセットされます。

580 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 17:33:56 ID:???
★パルスィ→  スペード2  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=★
GO!ウィザー!

581 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 17:35:22 ID:???
年越しそばは今年中に食えよ!
★クーサ→  クラブQ  カット 45 +(カードの数値)=★

582 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 17:35:37 ID:???
★クーサ→  ダイヤ5  カット 45 +(カードの数値)=★

583 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 17:36:10 ID:???
Qさん…オンドゥルルラギッタンディスカー!!

584 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 17:39:08 ID:???
Q様を引いてしまったのは私の責任だ
だが私は謝らない
このマズい状況を克服して、かならず勝利すると信じているからな

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 19:49:27 ID:gVirAlyc
★パルスィ→  スペード2  ウィザーパス 49 +(カードの数値)=51★
★クーサ→  クラブQ  カット 45 +(カードの数値)=57★※能力ダウン!
≦−2→サイクスボールに。

クーサ「ダーーーッ!!」

バァァッ! ガシッ!  ……ゴォォォォッ!

実況「クーサ選手素晴らしいカット!
パルスィ選手が纏わせた嫉妬の妖気を恐れず、果敢にボールを手中にキャッチ!」

クーサ「(嫉妬ォ……!? そんな事よりも、俺達は明日の自分の命のが大事なんだよ!)
――サテキィ! ヨオヤヤ チレヒヤネ!(訳:タケシィ! このまま決めちまえ!)」

グワァッ、バシュウウウウウッ! パシッ!

ラカガ「………ヒュー……ガー……バ、ンザー、イ……!」

実況「そしてラカガ選手、死の淵から起き上がって執念でクーサ選手からのボールをキャッチ!
毒と疲労を感じさせない素早い泳ぎを見せて、GKの至近距離へと近づいて行きます!」

ヤマメ「……ムダだよ。 このままじゃあアンタはまた私のタックルにやられるか。
それを超えても、みとりにキャッチングされるのがオチさ。 そしてそれで電池切れ。 ゲームオーバーだと思うよ?」

ラカガ「ワニダソフ……ワニダソフ……」

ブウン! ゴオオオッ……!

実況「ラカガ選手、ヤマメ選手の説得にも耳を貸さずに突っ込んでいきます! そして〜!」

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 19:52:16 ID:gVirAlyc
ヤマメ「――まったく。 やれやれだね。 だったら……!」

ゴォォォッ!

ヤマメ「次は……いんや。 次も容赦しないよ! 命を蝕む猛毒の病気で、死ぬまで苦しみなッ!」

――バァァァァァァッ!

実況「ヤマメ選手もタックルで防ぎに出た〜! この試合二度目の『ベノムタックル』です!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card フィジカル 47 +(カードの数値)=★
★ヤマメ→ ! card ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→ラカガ、突破成功! そしてシュート!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(チナがフォロー)(お燐がフォロー)(みとりがフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
ヤマメの「ベノムタックル」により、自身の判定でスペード・クラブを出した相手は3分間毒状態になります。
※毒状態=全行動の消費HPが2倍
※状態異常の重ねがけはありません。そのため、ラカガが今回スペード・クラブを引いても毒が悪化したりはしません。

587 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 19:53:03 ID:???
★ラカガ→  JOKER  フィジカル 47 +(カードの数値)=★

588 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 19:57:14 ID:???
またJOKERかよ!しかもマズイに流れ!このJOKERは俺じゃないぞ!
★ヤマメ→  ハート10  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=★

589 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 20:05:15 ID:???
すまん、まさかJOKER出るとは。
このJOKERでラカガの洗脳解けたりしないかな

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 20:39:07 ID:gVirAlyc
★ラカガ→  JOKER  フィジカル 47 +(カードの数値)=62★
★ヤマメ→  ハート10  ベノムタックル 49 +(カードの数値)=59★
≧2→ラカガ、突破成功! そしてシュート!

ラカガ「(もっと感謝の気持ちを……! 感謝の気持ちさえあれば、何だってできるんだ…!)
――うおおおおおおっ! ヒミチギュフインオ イハラン! ワニダソフーー!!(訳:地域住民の皆さん! ありがとうーー!)」

ヤマメ「(な、なんだこいつ……! この執念は。 まるで中世の殉教者じゃあないか!)」

バァァァッ! ガチィィイッッ!

ラカガ「――――!!」

実況「ラカガ選手、ヤマメ選手の烈しいタックルを真正面から受けてなお無傷!
凄い……! 凄すぎる愛社精神ですラカガ選手! そしてそのまま一気にゴール前に詰め寄り〜!」

ラカガ「ヒューガー……ザンバーーーミッ!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオッ!

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 20:40:10 ID:gVirAlyc
実況「ラカガ選手、ボロボロの状態からシュートだ〜〜〜〜!!」

みとり「ちょっと怖いけど……と、止めるっ!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ラカガ→ ! card シュート 47 +(カードの数値)=★
★みとり→ ! card キャッチ 50 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→みとり とれない ゴーーーーール!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(チナがフォロー)(パルスィがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

592 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 20:40:22 ID:???
★ラカガ→  クラブ2  シュート 47 +(カードの数値)=★

593 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 20:41:54 ID:???
★みとり→  ハートJ  キャッチ 50 +(カードの数値)=★

594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:10:53 ID:gVirAlyc
★ラカガ→  クラブ2  シュート 47 +(カードの数値)=49★
★みとり→  ハートJ  キャッチ 50 +(カードの数値)=61★
≦−2→オーラカボールに。

凄まじい信念によりヤマメのタックルを退けた沢田ことラカガだったが――。
彼の電池は、もう、すでにここで切れていた。

ラカガ「…………」

みとり「こいつ……シュートモーションのまま、死んでる(※死んでません)……!」

実況「あ〜っとラカガ選手、ここで体力切れ! 疲労とオーバーワークとヤマメ選手の毒の影響か、シュートに行けず。
真っ白な灰になって……そのままぷかぷかと水に浮いています!
そして……蹴り切れなかったボールは。 ……みとり選手がキャッチします!」

みとり「(どうしよう。 試合はもう残り1分とちょっと。 あと1回か2回、シュートに行けるかどうか。
【引き分けになった場合は、延長戦とかも無くPK戦】……みたいなサドンデスマッチになるし……!
どうしよう。 どうやってボールを前に……!?)」

595 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:12:08 ID:gVirAlyc
鈴仙「(――またみとりが迷ってる感じかしら。
具体的には、足の速いお燐に渡すか、必殺パスを持っているパルスィさんに渡すか。
それとも……このまま前方の私に渡して、中央を突破して貰うかで。

試合時間は残り少ないし、敵は主なシューターが軒並みダウンしてるから、
どの選択肢を選ぶとしても、シュートの撃てる私と勇儀さんとパルスィさん。
そして足が速くてフォロワーとして有用なお燐が上がって行くのは当然でしょうけど。

そこまでに、どうやってボールを運んで行くかが問題ね……!)」

A:足の速いお燐に渡し、パスでFWまでボールを運んで貰う。(お燐のパス:48)
B:必殺パスを持っているパルスィに渡し、パスでFWまでボールを運んで貰う。(パルスィの必殺パス:49)
  ※Aよりもパルスィの上がりが遅くなります。
C:中央に居る自分(鈴仙)がボールを要求し、そのままドリブルで上がって行く。(鈴仙のフィジカル:50)
D:みとりの判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

サアキヤ&クーサのアタック:44
サアキヤ&クーサのカット:45

鈴仙のHP:420/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

596 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:13:45 ID:gVirAlyc
(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半3分40秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."          `ヽ.
  /       D      `、
  ,'                i.
  !     2   3      l
  ',               ,'
  丶  B  E       / 
  ヽ    A   C6  .' 
    `'-、_5 @●  _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1


【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 420/890                 6チナ(吉良) 70/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 0/800※毒
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 460/700
Bパルスィ 380/700               3サアキヤ(高島) 700/700
Aヤマメ 300/700                2クーサ(古田) 540/700※能力ダウン
@みとり 560/800                1カアザタキ(若林) 820/900

597 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:17:22 ID:GIs1F176
C

598 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:20:30 ID:IbWSXIog
C

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:29:56 ID:gVirAlyc
C:中央に居る自分(鈴仙)がボールを要求し、そのままドリブルで上がって行く。(鈴仙のフィジカル:50)

鈴仙「みとり。 ――私よ! 私に持ってこい!(ええい! もうパスなんてまどろっこしい事は言ってられないわね!
行くときはとことん行く! これ、ブリッツの鉄則! たぶん! うん、私が今決めたしそう!)」

みとり「(鈴仙。 なんか凄いイキイキしてる……!)ようし、お願いねっ!」

グワッ、バシュウウウウウウウウウウウッ!

実況「みとり選手、中央の鈴仙選手へとパス! そして鈴仙選手も気合十分に突っ込んで行く〜〜!!」

サアキヤ「チワミガテベ ブリッツダベチウア!(訳:気合だけでブリッツができるか!)」

クーサ「ソッヒレセタウ!(訳:とっちめてやる!)」

先着3名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card フィジカル 50 +(カードの数値)=★
★サアキヤ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)=★
★クーサ→ ! card アタック 44 +(カードの数値)+(能力減少-2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧5→鈴仙、無事に突破し……!?
=4〜2→突破するが、パスを−1した状態で次の判定に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(パルスィがフォロー)(ヨミテがフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、鈴仙の「タックルかいひ」により敵は判定に失敗します。(HPも消費します)

600 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:32:01 ID:???
★鈴仙→  ダイヤ6  フィジカル 50 +(カードの数値)=★

601 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:32:52 ID:???
★サアキヤ→  ハート10  アタック 44 +(カードの数値)=★

602 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:33:11 ID:???
★クーサ→  JOKER  アタック 44 +(カードの数値)+(能力減少-2)=★

603 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:37:34 ID:???
アッハハハハハハハ!JOKER!またJOKER!

604 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:37:47 ID:???
ダイヤ15だからセーフ! 覚えててよかったタックルかいひ!

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:48:00 ID:gVirAlyc
★鈴仙→  ダイヤ6  フィジカル 50 +(カードの数値)=56★
★サアキヤ→  ハート10  アタック 44 +(カードの数値)+(狂気の瞳-2)=52★*減衰!
★クーサ→  JOKER  アタック 44 +(カードの数値)(*JOKERよりダイヤ15)+
 (能力減少-2)+(狂気の瞳-2)=55★※タックルかいひ!
≧5→鈴仙、無事に突破し……!?

クーサ「うぉおおおおおおっ、社畜舐めんなぁぁぁぁ!」

鈴仙「しゃ、社畜ですって!?」

クーサ「ワッ タゼッ!(訳:あっ、やべっ!)……くっそー、こうなりゃ相打ちでも構わん、特攻だ〜!!」

ドゴオオオッ…!

実況「あ〜っと、動揺したクーサ選手、アルベド語……失礼、オキナワ語の使用を止めて、
ロケット弾の如く激しいタックルに出ました! 鈴仙選手、これは年貢の収め時か〜!?」

鈴仙「――あんた達の事情は良く分からないけど。
社畜だったら私も負けてらんないわよ! ……いつかのヒューガー入社BADEND的な意味で。
――食らいなさい、私の狂気!」

カッ! スィイイイッ……!

クーサ「き、消えたッ!?」

サアキヤ「何言ってるんだふる……クーサ! 敵は一歩も動いちゃいないっ!?」

鈴仙「――ってのはどっちもウソ! ホントの私は……あんたらの、頭上よっ!」

ブウウウッ……ザアァァァッ!

606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:49:00 ID:gVirAlyc
実況「鈴仙選手、一瞬たじろぎながらもナイスプレーでリカバリー!
『タックルかいひ』を利用しつつ、サアキヤ選手とクーサ選手を同時に躱し切りますっ!
そして鈴仙選手、勇儀選手、パルスィ選手の三名がゴール圏内についた〜〜〜!」

カアザタキ「(な、何をやっているんだあの役立たず共は!? ……いや。
こうした無自覚な傲慢こそが俺の欠点。 森崎に突かれたアキレス腱だ……!
第一、如何にDFが役立たずだろうが、失点の全責任を追及されるのは何時だって、
どんなスポーツだってゴールキーパーなんだ。 ……ここは言い訳せず、止めねばなるまい……!)」

グッ…!

鈴仙「(そして、カアザタキも止める気マンマン…って所ね。 ここで決めれば試合は決まったようなモンだけど。
誰がフィニッシャーを務めるべきか。 私が決めるか、勇儀さんが決めるか。
それとも――シュート力は低いけど、敵の能力を減少させるシュートを持ったパルスィさんか。
もしもここで決まらなかったら、最後のシュートチャンスは……ちょっと、あるかどうかは分からないし。
誰にまず撃って貰うかは、結構重要だと思うけど……!?)」

A:自分(鈴仙)が決める!(鈴仙のシュート:53)
B:勇儀に決めて貰う!(勇儀のシュート:55)
C:パルスィに決めて貰う!(パルスィの必殺シュート:51)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:340/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※次レスに現在の位置取りを図示します。このレスと次レスとの間の投票も有効としますが、
 参考として位置図を確認することを推奨します。

607 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:49:27 ID:qt9EZSns
B

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:50:22 ID:gVirAlyc
(参考)<現在の位置取り> 現在時間:後半3分40秒
沖縄サイクス 0−4−1
       _,,,,..,,_
     ,. -''"´ 1  `゙''-、
    ,."     D    `ヽ.
  /    B  E      `、
  ,'             C  i.
  !                l
  ',     2 4 3      ,'
  丶              / 
  ヽ    A    6  .' 
    `'-、_5 @●  _,.-'´ 
      `゙''ー-‐'''"´
旧都オーラカ 1−3−1


【味方選手】※能力値は>>314-315参照  【敵選手】※能力は不明
E鈴仙 340/890                 6チナ(吉良) 70/650
D勇儀 690/950                 5ラカガ(沢田) 0/800※毒
Cお燐 620/700                 4ヨミテ(小池) 460/700
Bパルスィ 380/700               3サアキヤ(高島) 6200/700
Aヤマメ 300/700                2クーサ(古田) 460/700※能力ダウン
@みとり 560/800                1カアザタキ(若林) 820/900

609 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:50:39 ID:IbWSXIog
B

610 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:52:08 ID:???
D:B+幻覚で勇儀の顔をディアス顔にしてトラウマ勝負

611 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:53:07 ID:zlVmTBJY
面白い、のった、パスカルから聞いててもおかしくないしな
>>610

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:54:27 ID:gVirAlyc
B:勇儀に決めて貰う!(勇儀のシュート:55)

鈴仙「(いや……ここはやはり、素の蹴りだしが一番強い勇儀さんにっ!)
勇儀さんっ、お願いします、決めてください!」

グワァッ、バシュウッ!

勇儀「頼まれずとも、決めて見せるさ!」

グワァァァッ、バゴオオオッ!

実況「鈴仙選手からボールは勇儀選手へ。 そして勇儀選手……シュートだーーーーー!」

カアザタキ「……止める!!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★勇儀→ ! card シュート 55 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パルスィがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→サイクスボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

613 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:55:39 ID:bYPRn3bo

会ったことない人をイメージするのって難しくないか?

614 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:56:29 ID:???
★勇儀→  ハート6  シュート 55 +(カードの数値)=★

615 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:56:33 ID:???
★カアザタキ→  ダイヤQ  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 22:57:08 ID:???
>>610-611
あっ、すみません。もう既にBに二票入ってしまったのでBで進行させて頂きました。
やっていた場合ですが、判定で1/4で成功(カアザタキにペナ−2)、1/2で効果無し、1/4で失敗(勇儀まで混乱し勇儀にペナ−2)
……とかいう塩梅になっていたと思います。


617 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:58:41 ID:???
若林強いな

618 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 22:58:45 ID:???
必殺シュートなしでこいつと戦うのはやっぱりきつかった

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:05:54 ID:gVirAlyc
★勇儀→  ハート6  シュート 55 +(カードの数値)=61★
★カアザタキ→  ダイヤQ  キャッチ 58 +(カードの数値)+(ソレウ!+3)=73★
≦−2→サイクスボールに。

カアザタキ「(俺は慢心しない、俺は油断しない、俺は……)負けんッ! 止めるっ!」

バァァァーーーーッ! ガシイイッ! 

実況「カアザタキ選手凄いガッツだ〜〜! 勇儀選手の凄まじいシュートにも負けず、
全身を使ってボールを両腕に包み込んだ〜〜〜!
試合は残り40秒! サイクスは既に満身創痍ですが、このまま逃げ切れるのか!
それともオーラカが奪い取り、正真正銘の最後のチャンスを決めるのか〜〜〜!?
カアザタキ選手、ボールを大きく投げて……元気の残っているヨミテ選手に渡しました!」

ヨミテ「(ここからシュートは厳しいが……でも、時間を稼ぐくらいならっ!)――サアキヤ!」

ブウン! バシュウウウウッ!

実況「ヨミテ選手、カットに長けるヤマメ選手を避けるようにサアキヤ選手へとパス!
残りはパスワークで逃げ切り、サドンデスで決着を付けに来たという事でしょうか〜!」

620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:07:00 ID:gVirAlyc
お燐「ちょ、ちょいと待ちなっ! そんな事は、このあたいの目が黒いうちはさせないよっ!」

スウウッ……!

実況「ですがオーラカもまだ諦めない! 足の速いお燐選手が、必死にカットに向かいました〜!!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★ヨミテ→ ! card パス 45 +(カードの数値)=★
★お燐→ ! card カット 44 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【攻撃側】−【守備側】
≧2→サアキヤ、パスキャッチ。 そして後半終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(クーサがフォローし後半終了)(パルスィがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→オーラカボールに。
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。

621 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:07:18 ID:???
★ヨミテ→  ダイヤ5  パス 45 +(カードの数値)=★

622 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:07:55 ID:???
★お燐→  クラブ6  カット 44 +(カードの数値)=★

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:08:10 ID:???
すみません、判定を出した後で恐縮ですが、オーラカにはまだヤマメもおりますので、
=1の結果は(クーサがフォローし後半終了)でなく、普通に(クーサがフォロー)
……とさせて頂きたく思います。 失礼しました。

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:16:16 ID:gVirAlyc
★ヨミテ→  ダイヤ5  パス 45 +(カードの数値)=50★
★お燐→  クラブ6  カット 44 +(カードの数値)=50★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてパルスィがフォロー

お燐「にゃぁぁぁぁぁっ!」

ブウウン! バチッ!

実況「キャッチを諦めて渾身の体当たりでカットに向かったお燐選手!
ですがその機転が上手く行きました! ボールは見事に前方へと弾かれていきます!
試合時間も残り31秒! ……30秒、29秒となったところで……!」

パルスィ「……ふん。 どうせ皆私じゃなくて勇儀か鈴仙とやらにボールが来れば……だなんて思っているんでしょう。
――悪かったわよね、私で。 ああ、本当に妬ましい奴らだわ……」

鈴仙「(――最後の最後でボールが来たのは……パルスィさん!
……だけど、これなら僥倖。 さっきの攻撃をもう一度する事が出来る!
でも、今度こそホントにホントの最後の攻撃。 ねじ込みが出来ても恐らくは1回きり。
シュートの安定した勇儀さんに渡すか、能力を減退させつつ零れ球になる事を見越してパルスィさんに撃って貰うか。
それとも、私が調子に乗って決めちゃったりするか。 ……どうしようかな)」

A:自分(鈴仙)が決める!(鈴仙のシュート:53)
B:勇儀に決めて貰う!(勇儀のシュート:55)
C:パルスィに決めて貰う!(パルスィの必殺シュート:51)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のHP:340/890

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※現在の位置取りについては、先程とあまり変わりませんので省略します。

625 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:17:06 ID:qt9EZSns
B

626 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:17:19 ID:5aJeHswI
A

627 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:18:29 ID:GIs1F176
C

628 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:24:59 ID:???
>>610

629 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:26:14 ID:8LogciXA
A

630 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:26:40 ID:X23jacuw


631 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:27:18 ID:???
ふと思ったんだけど、来生の顔の方がトラウマ引き出せそうな気がした

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:43:06 ID:gVirAlyc
A:自分(鈴仙)が決める!(鈴仙のシュート:53)

鈴仙「(……いや! さっきも言ったじゃない! 行くときはとことん行くって!)
―――パルスィさん! ボールを下さい! 決めて見せます!」

スッ……!

パルスィ「……分かったわよ。 妬ましい!」

ブウンッ、バシュウウッ!

鈴仙「勇儀さん、ねじ込みをお願いします!」

勇儀「分かった。 それなら、宜しく頼むよ!
(……しかし。 こうガンガン向かって行くとは。 先の試合で見た時とは少し印象が違うねぇ。
弱気なようで勇気があるのか。 それとも、この奔放さがこそが素なのか)」

実況「鈴仙選手、パルスィ選手からボールを貰い、そして上がっていきます!
この試合最後のシュートは鈴仙選手なのか〜〜〜〜!?」

カアザタキ「(またこいつか。 ……真面目そうに見えたが、近くで見ると嫌な顔をしている!
――かつての森崎に似たような。 分不相応にも関わらず、必死にあがこうとする弱者の顔だ!
ならば俺は――こいつのシュートを止め、過去の俺と森崎に打ち克って見せる!)――ソ レ ウ ッ!」

バァァァァッ!

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:44:12 ID:gVirAlyc
鈴仙「――細かい事は考えない。 決める……!」

ブウウンッ、バゴオオオオオオオオオオッ!

実況「鈴仙選手、シューーーーート!!」

先着2名様で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください。
★鈴仙→ ! card シュート 53 +(カードの数値)=★
★カアザタキ→ ! card キャッチ 58 +(カードの数値)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール! そして試合終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(誰もフォローできず後半終了)(誰もフォローできず後半終了)
≦−2→サイクスボールに。後半終了!
【補正・備考】
ブリッツボールでは、反則・負傷はありません。また、人数補正も発生しません。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
カアザタキのマークがダイヤの時、「ソレウ!(+3)」が発動します。

634 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:46:47 ID:???
★鈴仙→  ハートJ  シュート 53 +(カードの数値)=★

635 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:47:18 ID:???
★カアザタキ→  ダイヤ3  キャッチ 58 +(カードの数値)=★

636 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:50:47 ID:???
もしかしたらなんだけど、若林って天パの居たり話題に出たりすると引きが悪くなるんじゃないかな

637 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:51:20 ID:???
本編ならポストですねたまげたなぁ

638 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:52:34 ID:???
やっぱりブリッツのほうが適してるんじゃないかな

639 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:52:43 ID:???
ブリッツにポストはないから(震え声

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/31(水) 23:55:44 ID:???
★鈴仙→  ハートJ  シュート 53 +(カードの数値)=64★
★カアザタキ→  ダイヤ3  キャッチ 58 +(カードの数値)+(ソレウ!+3)+(狂気の瞳-2)=62★
…で、鈴仙がゴールを決めていますね。
ポスト判定ですが、本家のブリッツでは確か無かったような気がしますし、このままゴールという事にしようと思います。

641 :森崎名無しさん:2014/12/31(水) 23:59:42 ID:???

ネタでブリッツ選手EDの鈴仙を少し見てみたい気も

642 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 00:14:08 ID:???
★鈴仙→  ハートJ  シュート 53 +(カードの数値)=64★
★カアザタキ→  ダイヤ3  キャッチ 58 +(カードの数値)+(ソレウ!+3)+(狂気の瞳-2)=62★
≧2→カアザタキ とれない ゴーーーーール! そして試合終了!

鈴仙「でりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

カアザタキ「(グッ…! 身動きが、取れんが……止める!)……ウォオオオオオオオォォォォッ!!」

バシュウウウウウウウウウウッ! バチィイイイイイイィィイイッ!

実況「あ〜っと! 鈴仙選手の狂気の瞳の力か、カアザタキ選手一瞬動きを硬直させますが!
そのハンデをもってもなお、鈴仙選手のシュートに互角に食らいつきます!」

チナ「(ふむ。 ここは簡単にやられるかと思ったが。
結果論として、ブリッツボールが奴のメンタルを多少なりとも鍛えた、という事か。
……じゃが――ああ。 若林源三。 お前さんでは奴に勝てんよ。
感づいておると思うが。 あの少女は、お前さんの――『天敵』だ)」

ゴオオオオオッ……!ガシイイイイイッ……!!

実況「あ、ああ……!! ですがカアザタキ選手、じわりじわりと押されています! そして〜〜〜〜!?」

カアザタキ「―――ぐ、グァァァァァアアッ!?(……ま、負けた。 俺はまた――森崎に負けたというのか……!?)」

鈴仙「……も、森崎? 私は森崎じゃあ無いけど……?」 

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 00:15:09 ID:???
鈴仙の瞳の効果か、カアザタキは鈴仙を別の誰かと勘違いしたように狼狽し。
勇儀のシュートよりは地味で軽いにも関わらず、しぶとくも粘り強いシュートを受け止めきれず。

バンッ! バシュゥウウウッ! ピピィイイイイイイイイイイイイイィィイイッ!
―――ピッ、ピピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「試合終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 旧都オーラカとうとう勝利!
月からの助っ人兎・鈴仙選手の活躍により、強豪沖縄サイクスを破り、決勝に進出だ〜〜〜!!」

みとり「す……すごいっ! すごい、すごい……! ホントに、本当に……私たち、勝ったんだ……!」

――ボールはゴールにいともあっけなく突き刺さり。
そして、鈴仙の鮮やかなゴールと同時に、短いようで長かった試合もようやく幕を閉じた。


旧都オーラカ 2 − 1 沖縄サイクス 試合終了!

644 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 00:16:03 ID:???
ナチュラルに心を読んでるだと!?

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 00:35:15 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
明日は沖縄関係のイベント等を少し書いた後、また日常(8日目午前〜)に戻っていければと思います。
西行チームとの試合にはこのスレ中で行きたいところですが、相変わらず予定は未定です(汗)

>>603-604
本家でもタックルかいひは、回避後にバランスを崩すデメリットがあるので、
その辺り反映できるよう、次の試合ちょっと変えるかもです(汗)
>>631
そういえばハンブルグ戦で点取られてますね…w
>>641
ネタで少しやるかもですw
私としては、わかさぎ姫と一緒にスピラに行ってみたいですね。
>>644
すみませんミスです(汗) 該当の箇所は、
カアザタキ「ま、負けた。 俺はまた――森崎に負けたというのか……!? ―――ぐ、グァァァァァアアッ!?」
……などという風に、脳内で改変をして下されば幸いです。失礼いたしました。


皆さま、明けましておめでとうございます。 今年も拙作をよろしくお願いします。
これからも、バランス面・文章描写面・シナリオ面などにおいて、より面白く引き込まれるような。何より私自身が楽しめるような。
そんなゲームを提供していくため、無理なく楽しく努力していきたいと思いますので、また積極的なご参加を頂ければ幸いです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

646 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 01:29:38 ID:???
明けましておめでとうございます。
今年も楽しみにしています。

終わってみれば鈴仙大活躍でしたね。
みとりも頑張ってたし、決勝はどうなるか期待です。

647 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 05:46:04 ID:???
あのGKから2点もとったのか!
どうせならチームメイトの顔全部を来生(ディアス)顔と日向(ザガロ)顔に変更でよかったかもw

648 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 06:15:49 ID:???
それにしても今回の主人公かっこよすぎ。MVPがあるなら確実にもらった

649 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 06:20:50 ID:???
ブルノ「おれならとれたな」

650 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 10:01:59 ID:???
スレ主さんにお年玉乙だ、受け取れ。I!!

651 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 10:49:15 ID:???
てゆーか結局ダイスじゃねぇか!
若林ェ...

652 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 11:45:20 ID:???
アミバなんていらなかったんや

653 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 13:27:10 ID:???
来生、高杉に続いてカアザタキまで来てるとは

654 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 17:34:29 ID:???
こんにちは、更新していきます。
お年玉イベントをしようと思っていますが、考え中のため、もう少しお待ちください。
(基本的には昨年のようなイベントを考えています)
>>646
明けましておめでとうございます。今年も楽しく更新したいです。
今回はカード判定メインでしたが、決勝はもう少し味方も敵も技を覚えて、
より戦略的な感じになればと思います。
>>647
本編でもザガロに失点してましたが、その前にも日向相手からも割と失点してますね…。
>>648
今回は本当に引きに恵まれましたね…。次の試合で反動が来ないといいですがw
>>649
鈴仙の方の引きが悪くなったら、マジで取れそうですね…w
>>650
お年玉乙ありがとうございます。10円でももらえて嬉しいです。
>>651
7回判定があってダイスが2回と、普通かむしろ善戦だったのですが、
この辺りはやはり! card判定と仲間DFの弱さが大きかったですね。
>>652
次の試合はどうなるか分からないから…
>>653
ブリッツが無かったら、出番はもっと後になっていましたね。

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 17:36:04 ID:g700L5gk

*****

〜再び・ブリッツスタジアム選手控室〜

鈴仙「はぁ、はぁ……! か、勝ったわね……!」

勇儀「全く。 まさか最後の最後に決めてしまうなんて。
あははっ、お前さんも中々見かけによらずやるじゃないか! 気に入ったよ!」

ヤマメ「ま、何だかんだで面白かったねぇ。 で、打ち上げ会場どこにする?」

パルスィ「打ち上げなんて高度なコミュニケーション能力を問われる場所、行きたくなんて無いのに。
こうしてチャらい奴はしれっと『打ち上げ行って当然だよね?』……的な空気を作って来る。 本当に妬ましい……!
――断って誘われなくなったら、それはそれでもっと妬ましいから行くんだけど……」

お燐「ヘンなパルスィ。 行きたいなら行く、行きたくないなら行かない……でいいのにさ」

パルスィ「だって行かなかったら、感じ悪いじゃないの……!」

鈴仙「(パルスィさん。 未だに感じ悪いとか、そんな事気にしてたんだ……)」

試合が終わり、旧都オーラカのメンバーは元の控室で濡れた衣服を着替えた後、
打ち上げの場所を考えたり、雑談に興じたり、それぞれ自由に楽しんでいた。
そんな中、キャプテンであるGKのみとりはパンパンと手を叩いて皆を注目させる。

みとり「地底の皆。 そして……鈴仙。 本当にありがとう! 今日は、鈴仙のお蔭で勝てたようなモンだよ」

鈴仙「そ、そんな……。 運が良かっただけよ……」

みとりが礼を言ってくれた事に対して、表向きは謙遜してみせるものの正直まんざらでは無い鈴仙。
髪を弄りながらペコペコしていたが、その表情は達成感と優越感で緩みきっていた。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 17:37:25 ID:g700L5gk
みとり「――でも、どうかな。 ブリッツボールって、結構楽しかったでしょ?
サッカーと似たようで、ちょっと違うというか。 よりスピーディで、よりスリリングというか。
たまには、こうやって身体を動かしてみるのも、良い練習になったと思うけど」

鈴仙「そうね……」

――確かに、水中での激しい運動により、鈴仙は自身のフィジカルや持久力がややアップしているような気がした。
具体的には――。

先着1名様で、

★試合勝利ボーナス(1回戦編)→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+みとり「というか鈴仙、あんたブリッツの才能あるよ! サッカーやめてブリッツのプロになったら!?」
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+せりあい+1!
ハート・スペード・クラブ→最大ガッツ+10!

657 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 17:39:18 ID:???
★試合勝利ボーナス(1回戦編)→ スペード5

658 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 18:02:45 ID:???
★試合勝利ボーナス(1回戦編)→ スペード5 ★
ハート・スペード・クラブ→最大ガッツ+10!

鈴仙「――確かに、あれだけ動いたおかげで少しはタフになった……ような気がする」

みとり「うんうん。 次の試合……【11日目の午後】にある決勝戦もまた呼ぶからね。
相手は多分、プリンセス・ワカサギ率いる霧の湖エイブスになる。
――となると、相手は今日の沖縄サイクスとは比べ物にならないかもだけど。 それでもまた、一緒に頑張ろうね」

最初に会った時のぶっきら棒な態度はいずこへか、
みとりは不器用ながらも可愛らしい笑顔で、鈴仙の手を取りそう言ってくれた。

鈴仙「(うん……うん。 何だか、今日のブリッツボール。 私にとって、凄い自信になった気がする)」

そんな帰り道(結局鈴仙は旧都オーラカの面々と遅くまで飲んでいた)
鈴仙はほろ酔いながら、そう前向きに考えながら帰路へ着いていた。

鈴仙「(雑魚妖怪チーム戦や地霊殿戦でキャプテン代理をやった事も自信になったけれど。
今日の出来事は、また別の自信になった! それは、いつかのヒューガーとの戦いの時に感じたような自信。
――私は、依姫さま達や師匠の力を借りずとも。 自分の力で立って、歩いて行けるんだ……って!)」

鈴仙は自分の成長――サッカーの技術的な面では無い、精神的な成長――を感じていた。
たとえ、今後永遠亭ルナティックスを離れる事があろうとも、自分は自分の力で、居場所を見つけられる。
……もちろん、現実は鈴仙が思っているよりも優しく無いかもしれない。
しかし今は確証が無くとも、彼女自身がそう思えることこそが大事だった。

*鈴仙の最大ガッツが+10されました。890→900
*鈴仙の最大ガッツが900を超えたので、特訓や練習、イベント等でのガッツの伸びが下がりました。
*……で、一旦ここまでです。

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/01(木) 18:09:18 ID:???
後付けですみませんが、これまでのやり取りを鑑みて、
みとりを始め他の旧都オーラカのメンバー(ヤマメ、勇儀、お燐、パルスィ)とも交友を深めたと思いますので……

*みとりの評価値が大きく上がりました。
*その他旧都オーラカメンバー(ヤマメ、勇儀、お燐、パルスィ)の評価値もやや上がりました。

――と、いうのを加えたいと思います。失礼しました。

660 :森崎名無しさん:2015/01/01(木) 18:24:47 ID:???
乙です。
評価値の上昇はいいですね。

紫と日向からの警戒度が上がるよ、やったねうどんちゃん!

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/02(金) 00:12:38 ID:???
こんばんは、判定など無いですが更新だけしておきます。
>>660
乙ありがとうございます。お燐あたりはこれで結構評価値高くなりましたね。
これまでちょっと一旦置いていた鈴仙の成長についても、再度描写できてよかったかな、と思っています。


*****

こうして、鈴仙が新たな仲間と共に勝利の余韻に酔っていた頃――。

〜ヒューガー・幻想郷支社会議室〜

日向「――して。 先の大会の結果はどうだった? 吉良耕三”新世代スポーツ開発室長”殿?」

吉良「……はっ、社長様。 ――申し訳無い事に、我々沖縄サイクスは一回戦で敗北しました……!
(グッ……! このワシがどうしてかつての教え子に跪かないといけんのじゃ……!)」

――沖縄サイクスのキャプテン・チナ……改め吉良耕三は、
人里の廃屋を改造して建てられた支社において、
今日の試合内容を彼が今勤務している会社の社長――日向小次郎へと報告していた。
(無論、日向がここに来ている筈も無く、ホログラム映像である)

日向(ホログラム映像)「ホウ……それは残念だ。 吉良監督、俺は折角貴方の才能を信じて、
貴方を当社内でも新進気鋭分野の長に置いたというのに」

吉良「(なーにが新進気鋭じゃ。 実質役立たず社員と、役立たず選手用の左遷ポストだろうが)
……期待に応えられず、申し訳ございません」

吉良は内心で日向に対して悪態を付きながらも、悲痛な謝罪を述べる。
沖縄で経営していたサッカースクールの経営難の援助を日向に泣きついたのが、彼の不遇の始まりだった。

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/02(金) 00:13:55 ID:???
――単純な資金援助のみで、比較的に自由に経営できていた時は良かった。
しかし日向は、いや、ヒューガーは援助を口実にサッカースクールの株式を買い上げていた。
それにより、サッカースクールにおける吉良の発言力はどんどん失われて行き――。
……気付けば彼はこうして、ヒューガーの一社員として、完全なる日向の下僕と成り果てていた。

吉良「(皮肉な事に、ワシの指導によってきゃつは間違いなく虎……いや。
それよりももっと恐ろしい獣となってしまった。 スポーツ界だけでなく、経済界においても……!)」

未だ少年の身にして、多くの大人が恐れ跪く存在となった日向。
そんな日向を育てた張本人である吉良は、今や彼を正す事すらできずに震えるのみだった。

日向「―――しかし。 折角金を出してやった若林がアッサリ2失点とは、貴方も災難だったなァ?
ハンブルガーの連中が異様な安値で買い叩いてくれた理由も、さもありなんというべきか」

日向の興味は吉良の失敗よりも、若林の不調の方に移っていた。
活躍と出番にこそ恵まれなかったが、若林を一定以上の実力者として認めていた日向にとって、
今日の試合結果は想定外だったらしい。

吉良「……正直、ワシも引きわけか、最悪負けたとしても0−1かと思っていた。
確かにカアザタキ――若林は、コンディション的にムラが大きい。 ……来生相手に失点する位には。
――だが、今回の奴はワシの想像以上に安定しておったよ。
それ以上に、こっちが予想外に多く攻め入られ。 そして――敵のストライカーに一人、強力な奴がおっただけだ」

吉良は先程よりも砕けた口調――かつての監督と教え子の時の口調に戻っていた。
確かに上辺では圧倒的な上下関係があろうとも、
この二人の間にはどこか許し合った雰囲気があるのは事実だった。

日向「……ホウ。 それは星熊勇儀か? 鬼の力なら俺も味わった経験があるが。
確かにアレと互角以上のパワーを持つとされる彼女ならば、若林が敗北するのも――」

吉良「――いんや、違います」

663 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/02(金) 00:15:00 ID:???
日向「……俺の記憶では、今日の沖縄サイクスの相手は、地底妖怪の集まりだろう?
かつて俺が目を通した資料を見ても、若林の守備を貫き得る選手は星熊勇儀程度と踏んでいたが」

しかし、それでも日向にとって、自身の発言を遮られるのは予想外だった。

吉良「いや。 地底の連中、思ったより外にも目端が利いていたようで。
――鈴仙。 鈴仙、うどん……あー。 ……まぁ、鈴仙とかいうヒョロい兎耳の女の子じゃ。
パワーは星熊以下じゃったが、技術とスピード。
そして狂気を操るといかいうヘンなシュートが、中々の曲者であってのォ……」

吉良はそんな日向の気も知れず、何気なく返すと。

日向「――鈴仙、だと……?」

ホログラムと化した日向の不適な表情が、俄かに歪む。

吉良「……どうした、小次郎……いや、社長様。 そんなに鈴仙という選手にご執心で?」

日向「……いや。 何でも無い。 単に、知った顔なだけだ
(成程。 ――幻想郷の賢者が妄執的にもなる筈、か。 まさか、これほどとは……)」

吉良「ふうむ………」

日向の表情には間違いなく何らかの含みがあったが、しかし吉良が気にし過ぎる理由も無い。
ヒューガーにおいて、質問は許されない。 兵士達は唯々諾々と、上の命令に従うのみだ。
吉良もそんなヒューガーの社風に則ってか、敢えて何も言わないでいた。

日向「それよりも。 ……貴様にはブリッツボール大会1回戦敗北の責任を追及せんといかんなァ?」

吉良「ぐっ……!」

664 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/02(金) 00:16:06 ID:???
日向「この俺を失望させた罪は重いぞ?
しかも貴方の要望を聞いて、海外からお値打ちの物件を持ってきたにも関わらず、だ」

吉良「………!!」

――そして、鈴仙の下りが終わった以上、日向に残された用件は吉良の断罪だった。
吉良が戦慄する中、日向は瀕死の兎を食らう虎の如き残酷な笑顔を見せて。

日向「――吉良耕三新世代スポーツ開発室長。
社長・日向小次郎はこれより貴様に対し、最も重い罰を与える」

吉良「――アッ…! ァァァアッ! そ、それだけは!? それだけは止めてくれ小次郎いや、社長様!
わ、ワシは、ワシは……!!」

日向「――吉良耕三。 貴様にはこれより―――『三か月間の断酒を命ずる』!!」

吉良「ヒ……、そ――そんなァ……!? わ、ワシに死ねというのか、貴様ァァァ……!?」

……吉良に対して、死刑宣告に等しい一句を突きつけた。

若林「(むしろ、これって温情なんじゃないか……?)」

沢田「ザンバーミ。 ザンバーミ……」(←全身ボロボロ)

――この一連の会議を見守っていた若林は辟易した風に肩を竦めつつ。

若林「(……不思議な気分だった。 先の試合の高揚感。
これは、今までのドイツ暮らしで味わえていただろうか……?
――もう一度、ブリッツをしたい。 水の中で、シュートを防ぎたい。
……フフ。 なんだ。 それだけで、充分じゃあないか)」

試合から時間を置いて、自身の精神的な成長を実感していた。

665 :森崎名無しさん:2015/01/02(金) 00:19:27 ID:???
ブルノより先に若林が解雇されるとはw

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/02(金) 00:26:13 ID:???
――と、いったところで今日の更新はたぶんここまでです。
余力があればお年玉イベントも書いていきたいですが、明日の日中〜夜になるかと思っています。
>>665
たぶんヒューガー側が譲ってくれるよう交渉した、というのもあるかもです。
また詳しい話は今後少しでも描写していきたいと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

667 :森崎名無しさん:2015/01/02(金) 00:30:16 ID:???
乙でした。

鈴仙さんも、若林くんもせいちょうしているのですね。
けど若林くん、君はブリッツボールに転向する気かい?

最大の罰とか良いながら、師の体を気遣うツンデレ日向君(笑)

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 01:05:31 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>667
乙ありがとうございました。
若林の今後については、どうなるかはまだ分かりませんね。
最初吉良はヒューガーが開発中の「妖怪クロック」開発SEに格下げにしようと思ってましたが、
可哀想だったのでやめましたw

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 01:06:34 ID:???
〜8日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その7】

鈴仙「……あ、アイタタ……。 なんか、全身が意図せず程良く筋肉痛で痛いんだけど……。
――水泳って、やってる時はそこまでだけど、泳ぎ終わってからのがしんどいわねぇ。
あとついでに頭も痛い。 なによあの「こーる」って言う地底妖怪特有の飲み儀式……!
何が「れいちゃんのー、ちょっといいトコ見てみたいー♪」よぉ……!?」

翌日の朝、ブリッツボールによる筋肉痛と打ち上げ飲み会による酔いが抜けきれぬ鈴仙。
朝食の 中華丼 を自室の布団にこもりながら食べつつ(佳歩が用意して持ってきてくれた)、
もはや日課となっている新聞の購読(新聞も佳歩が持ってきてくれた)にかかる。

鈴仙「(ねっころがって、ご飯むしゃむしゃしながら、それで新聞を読むなんて。
……こんな事してたら、まるで私ってばダメなヒモ大人みたいねぇ……)」

すっかりとだらけ切った自分の様子を思い浮かべて鈴仙は苦笑しつつも、
まあ、たまにはこんなのもいいかな……と割り切ってページをめくっていく。
この辺りは、真面目な妖夢あたりと違う、鈴仙らしいいい加減さだった。


鈴仙「(さーて。 面白い記事とか無いかしらねぇ……。 私のブリッツでの活躍とかは……載ってない、かな?)」

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 01:10:39 ID:cC4SojOg

新聞の中で、鈴仙が気になった記事は……。

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第7回」(※内容は更に判定)
B:広告:冥界の極上うどん! 〜冥土の土産にぜひ〜(*うどん100円引き券)
C:人里草サッカーチームの助っ人募集!※小さい子ども限定
D:今年も優勝は当確 〜霧の湖エイブス・その強さに迫る〜
E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
F:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
G:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
H:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

671 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 01:12:31 ID:hl+lNu7E


672 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 01:12:51 ID:uHwdC2PI
C

673 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 01:17:35 ID:5QkMYpMk
B

674 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 01:19:51 ID:eg6vLM+I
C

675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 02:59:00 ID:cC4SojOg
C:人里草サッカーチームの助っ人募集!※小さい子ども限定

鈴仙「どれどれ……ん。 この記事は」

鈴仙が興味を持ったのは、地域欄にあるちょっとした記事だった。

<人里子ども草サッカーチームの助っ人募集!>

我々人里FCはこのたび、親睦を兼ねて、
雑魚妖怪チームの一部選手と、草サッカーで対戦をする事になりました。
ですが、人里草サッカーチームはまだまだ非力なチームです。

ですので、お手伝いをしてくれる有力な子どもサッカー選手を募集します。
人間・妖怪・妖精なんでも問いませんが、チームの子ども達が驚かないよう、
【少なくとも見た目は子どもの選手】を募集します。(※要保護者同伴)

日時は【大会11日目の午前】。募集する子どもの数は【3人】までとします。
【試合は15分ハーフ、延長・PK無し】のため、体力の無いお子様でも気軽に参加できます。
詳細なルールは、受けて頂ければその場でご説明します。

募集締め切り日は、【大会10日目の午後まで】。連絡先は、人里●丁目×番×号……。

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 03:00:21 ID:cC4SojOg
*****

鈴仙「――ふうん。 子ども向け草サッカーの募集……ねぇ。
『少なくとも見た目は子ども』ってのは、永遠亭の妖怪ウサギ――ひょっとしたら、てゐも含む――
……についても当てはまるのかな。

でも、このイベントは、名無しウサギの成長にとって中々有益そうかも。
【能力が比較的同等クラスの選手と対戦することで、更なる覚醒のチャンス】がありそうだし。
それに、勝利する事で自信がついて、【ボーナスで能力値が少しだけ上がる】……みたいな事もあるかも。

だから、イベント自体は非常に有益なんだけど……。
【申し込むには、大会10日目の午後までに1度人里に出向かなきゃいけない】点と、
【保護者同伴だから、大会11日目の午前は、私の予定も空けとかなきゃいけない】点が、
ちょっと引っかかるわね。

【大会11日目の午後は、ブリッツボール大会の決勝戦】もあるし。
出来ればその前準備として、午前は空けときたいところなんだけどなぁ……。
ただこれは、私が子どもウサギの草サッカーを取るか。
それとも、自分のブリッツボールを取るかの二択になるってトコかしら」

そんな事を考えながら、この記事の内容について良く記憶しておく鈴仙だった。

*大会11日目の午前に、子供向けの草サッカー試合がある事が分かりました。
*出場させたい子ども選手がいる場合は、大会10日目(予選リーグ最終日)までに、
 人里で手続きを済ませるようにしてください。(※自由行動で人里を選択した場合、選択肢を追加で出します)

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 03:01:23 ID:cC4SojOg
鈴仙「(さて。 もう少しは記事を読み込む時間もありそうね。
ご飯の中華丼をしっかりかっこんで……っと。 どんな記事をしっかり読もうかな?)」

新聞の中で、鈴仙が気になった記事は……。

A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第7回」(※内容は更に判定)
B:広告:冥界の極上うどん! 〜冥土の土産にぜひ〜(*うどん100円引き券)
C:人里草サッカーチームの助っ人募集!※小さい子ども限定
D:今年も優勝は当確 〜霧の湖エイブス・その強さに迫る〜
E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻 連載小説
F:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
G:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
H:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 03:04:43 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
お正月イベントをやるつもりでしたが、通常更新を優先しました。
明日余裕があれば折角ですので何かイベント+小ボーナスを……と考えていますが、
ひょっとしたらこのまま通常更新を優先するかもです(汗)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

679 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 03:13:31 ID:DZKLWcCg
D

乙でした。
ウサギ達の試合は中々良さそう。

680 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 03:15:14 ID:hl+lNu7E
乙、助っ人募集・・・かこっちのうさぎが活躍してそれで妖怪がもっと恐れられて迫害される・・・
なんてことはさすがにないよな、HAHAHA



681 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 04:12:01 ID:aHzYSzyc


682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 13:35:06 ID:???
こんにちは、今日は更新していきます。
>>679
乙ありがとうございます。
第1章のランダムイベントでも運が良ければ、同様のイベント発生を考えていました。
>>680
乙ありがとうございます。
確かにストーリーの流れ的にはそっちの方が面白そうな気もしますね…
ですがこの辺りはゲームですので、心配しなくて大丈夫です。

この草サッカーイベントについて補足ですが、
【今回については人里で選手の登録をすれば、登録した選手がそのままついて来てくれる】
……と、いう風に処理をしたいと思います。
登録した後、鈴仙が個別に永遠亭のウサギに声を掛ける…などという作業は不要とします。

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 13:37:53 ID:???
D:今年も優勝は当確 〜霧の湖エイブス・その強さに迫る〜

鈴仙「スポーツ欄、スポーツ欄……っと。 昨日は大会も休息日だったから、
私たちの活躍について、何か載っていないかなー、っと……」

地域欄に目を通した鈴仙は次に、スポーツ欄に目を通した。
何か自分のブリッツボールでの活躍に関する記事が載っている事を期待、していたのだが……。

鈴仙「……なんじゃこりゃ」

記事で大きく取り上げられているのは、間違いなくブリッツボールに関する記事だった。
しかし、取り上げられているチームは鈴仙達のチーム――旧都オーラカに関する内容ではなかった。

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 13:41:46 ID:???
<今年も優勝は当確 〜霧の湖エイブス・その強さに迫る〜>

幻想郷でじわりじわりと人気を集めつつあるらしいスポーツ、
ブリッツボールの大会第1回戦が昨日開かれた。 総勢5チームが優勝の座を賭けて争う中、
やはり飛びぬけているチームは名門中の名門・霧の湖エイブスだった。
エイブスはライバルチーム・妖怪の山ダグルスを4−1の大差で下し、決勝戦へと駒を進める。

その主力はやはり、プリンセス・ワカサギことわかさぎ姫選手(人魚)だった。
彼女は新シュート・『ジェクトシュート』を引っ提げてこの試合ハットトリックの大活躍。
オビレの速さを活かした高速ドリブル、正確なパス、強烈なシュートはまさにエースと呼ぶに相応しく、
毒や眠りの付与等、その他特殊な技能が無いにも関わらず、チームを常にけん引している。

また、霧の湖エイブスは決してプリンセス・ワカサギのワンマンチームでは無い。
スポンサーである紅魔館の豊富な資金力による、充実した選手層も特徴である。
エイブスは昨シーズンから三途の河グローリーの有力FW・小野塚小町選手を加えていたが、
昨日の試合後には妖怪の山ダグルスのGK・河城にとり選手も引き抜いたと報じられている。

また、他にも霧の湖エイブスは有力な人妖の引き入れ打診を行っていると聞く。
更に補強強化される人材を鑑みるに、今年もエイブスが優勝をもぎ取る事は間違いないだろう。
ところで、サッカー以上に実力者が一極集中しすぎてつまらないのも、
幻想郷でブリッツが流行らない理由だと私は思う。

なお同日、旧都ラオーカは沖縄サイクスと対戦し2−0で勝利し、決勝戦へと駒を進めた。
                                                 (姫海棠 はたて)

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 13:43:22 ID:???
*****

鈴仙「私らのチーム……扱い小さすぎるでしょ!? というか何よラオーカって!?
人里で流行りのインスタントラーメンかっ!?」

記事を読み切った鈴仙はとりあえず、自分達のチームの扱いの小ささに思わずノリ突っ込みを入れ。

鈴仙「(……と、いうか。 それほどまでに、決勝であたる霧の湖エイブスが凄いチームって事……?
――そりゃあ私達だって、昨日の試合よりかはレベルアップした状態で試合に臨めるでしょうけど。
敵がそれ以上に強すぎたら、お話にならないよぉ……!?)」

しかしその数刻後には、霧の湖エイブスがそこまでのチームであるという事実を認識した鈴仙は、
動揺して大きな溜息をつくのだった。

鈴仙「(今でも、運が良ければ勝てる気もするけれど。
どうしても勝ちたかったら、フィジカルや浮き球プレーの強そうな選手をこっちで勝手に勧誘しておくとか、
旧都に行って、みとり達と一緒に練習を重ねた方が良いかもしれないわね……)」

*霧の湖エイブスがかなり強く、小町とにとりが引き抜かれている事が掴めました。
*ブリッツボールでは、フリー及び他チームの選手も、自由行動での交渉や判定で引き抜く事が可能です。

686 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 13:50:54 ID:???
ラオーカ「わが生涯にいっぺんの悔いなし!」

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 13:51:24 ID:cC4SojOg
〜大会8日目・午前〜

鈴仙「――さて、ご飯も食べたし新聞も読んだし、今日は何をしようかな?
……というか、さっきの新聞、私達の試合結果誤報してるじゃない!?
2−0で勝利って言ってたけど、実際は2−1だったし……。
捏造じゃないにしても、新聞はしっかり正確に書くようにして欲しいわよねぇ」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
×:チームで試合を見に行く(本日午前の試合:なし)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:大会8日目〜大会11日目までのスケジュール)
        午    前     午    後
8日目    休   み←今ココ 羽目×聖徳    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

10日目   雑魚×地霊    休   み(※午後・子ども草サッカー募集締め切り)    
        毛玉×命蓮    休   み

11日目   休   み      休   み(※午前・子ども草サッカー試合
                            午後・ブリッツボール決勝戦・霧の湖エイブス)

*試みとして、現在判明している特別イベント・期限付きイベントを明示化してみました。

688 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 13:52:33 ID:???
A

689 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 13:53:55 ID:hl+lNu7E


690 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 13:58:05 ID:DZKLWcCg
A

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 14:04:45 ID:cC4SojOg
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「――ま。 今日も練習よりは自由行動の方がいいかしらね。
今日は何をしようかな? 姫様の難題を解きに地底に行くか、
草サッカーの登録のため人里に行ってみるか、友好的な人の多い紅魔館や命蓮寺に行くか、
それとも竹林やら太陽の畑やら霧の湖やら、幻想郷をぷらぷらしてみるのも良いかもしれないけど……?」

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

692 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 14:05:37 ID:TX8mNJjc


693 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 14:07:43 ID:cC4SojOg
所持アイテムに変更があったので、ここに再掲いたします。
(兄弟ラーメンシリーズが消費されています。 コーヒー無料券の追加が漏れていたので修正しました)

所持アイテム:
焼き芋無料券(妖怪の山『秋姉妹の焼き芋屋』で使用可)
ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)
ふわたり手形(無くなるまで、バイト類での給料が0に)
ボロボロのボール(各練習時、判定に-! diceされるが…?)
愛のハチマキ(持っているだけで、全員に対する評価値の上昇幅が少しアップ、輝夜に渡すと、輝夜の評価値が大幅アップ)
案外大したことない世界の理(戦闘時に使用すると敵のカード・ダイス値を1/2)
耐熱イヤリング(持っているだけで、灼熱地獄跡の熱気ペナ完全無効)
コーヒー無料券(人里の喫茶店『ミラクルフルーツ』のコーヒー無料券)

694 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 14:11:09 ID:k6QsJBIQ


695 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 14:13:34 ID:???
地底探検に行くなら先に妹紅とお燐の所に行って3人パーティ狙えばいいんでしたっけ?

696 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 14:19:17 ID:cC4SojOg
>>695
もしも姫様のアドバイス通り、妹紅を連れて地底探検に行きたい場合は、E:迷いの竹林を選択して下さい。
この時、妹紅と一緒にお燐も連れていくかについても、再度選択肢を提示します。
ちなみに、姫様はヒントを出してくれてますが、1人や2人で行った方がお宝を沢山貰える可能性がある、
身軽に行動できるなどのメリットはあります。



697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 14:52:37 ID:cC4SojOg
B:外出する(さらに分岐)

鈴仙「よし! 今日も外出に行きましょう! ……で、どこに行こうかな?」

A:人里(貸本屋や道具屋、慧音の住居等があります)
B:霧の湖(妖精大連合メンバーが居ます。プリズムリバー三姉妹の居る廃洋館もあります)
C:紅魔館(レミリアやパチュリーが居ます)
D:冥界(妖夢や幽々子が居ます)
E:迷いの竹林付近(妹紅やミスティアが居ます)
F:太陽の畑(幽香やメディスン、レティ等雑魚妖怪チームのメンバーが居ます)
G:妖怪の山(河童のバザーやスタジアム、守矢神社等があります)
H:地底(危険もありますが、旧都には様々な店があります、温泉もあります)
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)
J:香霖堂(霖之助がおり、アイテムが購入できます)
K:魔法の森(魔理沙やアリスが居ます)
L:博麗神社(霊夢や森崎が居ます)
M:無縁塚(危険もありますが、掘り出し物も発掘できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

698 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 14:59:21 ID:DZKLWcCg
E

699 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:07:36 ID:uHwdC2PI
E

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:07:58 ID:cC4SojOg
E:迷いの竹林付近(妹紅やミスティアが居ます)

鈴仙「……そうね。 ウチの近辺になるけれど、竹林の方でもブラブラしてようかしら?
この辺りでも、結構探検し甲斐はありそうだし。
妹紅の住んでる庵とか、竹林を少し出れば、ミスティアの屋台とかもあるのよね。
あの夜雀の屋台は結構人気で、巫女やら鬼やら外来人やら、色んな人とも会えそうなんだけど…
どこに行こうかな?」

A:妹紅の住処にお邪魔してみる。
B:ミスティアの屋台に行ってみる。
C:竹林を探検してみる。
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


701 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:09:06 ID:???
A

702 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:09:06 ID:???
A

703 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:10:41 ID:uHwdC2PI
A
すいませんまちがえてsageでだしてしまいました。

704 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:13:16 ID:DZKLWcCg
A

705 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:28:34 ID:cC4SojOg
A:妹紅の住処にお邪魔してみる。

鈴仙「(そうね。 色々話してはいるけれど、妹紅の家に遊びに行った事ってあんまり無かったのよね。
今日はちょっと、妹紅の家にでもお邪魔してみようかしら……)」

そう思い立った鈴仙は、慣れた風に迷いの竹林を飛び回り、
行く手を遮る妖精達の弾幕をグレイズしつつ……竹林でも外れの方角にある妹紅の庵へと辿り着く。

鈴仙「――いつか来た時も思ったけれど。 まるで仙人の庵みたいな家よねぇ……」

外界に比べて文明の発達していない幻想郷だが、
妹紅の住処はそんな幻想郷でも更に時代遅れでみすぼらしい。
藁ぶき屋根の狭いあばら家は、風が吹けば飛んでしまいそうだ。
実際に良く壁を見たら、そこら中に竹板での補強が為されている。

鈴仙「(姫様が、竹林ホームレス呼ばわりする気持ちも、ちょっと分かるような気がするわ……)」

永遠亭も外観こそは質素であるが、妹紅の建物は質素というか貧相である。
鈴仙がそんなちょっと失礼な感想を抱いていると――。

妹紅「……おや。 足音が聞こえたと思えば鈴仙。 遊びに来てくれたの?」

妹紅がそのあばら家の中からひょいと顔を出した。

鈴仙「(足音が聞こえるとか。 分かってたけど防音性能もゼロね、この家……)
――あっ、妹紅! うん、ちょっと用事があってね」

妹紅「ん……? どんな用事かな?」

妹紅はいつも通りのフレンドリーな笑顔で、鈴仙にそう聞いた。

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:30:21 ID:cC4SojOg
鈴仙「(――そういえば、大分前だけど、妹紅が『家に来た時、焼き鳥をご馳走してあげる』
……みたいな事も言ってたのよね。 ここは交流も兼ねて、焼き鳥を奢って貰っても良いのかな?
それとも、姫様のアドバイス通り、妹紅を地底探検に誘ってみようかな?
それか……折角コーヒー無料券とか持ってるし、人里に遊びにでも行こうかな? うーん……)」

A:普通に遊びに来た。
B:焼き鳥を奢ってもらいに来た。
C:一緒にサッカーの練習をしたくて来た。
D:一緒に人里で遊びたくて来た。
E:地底探検に誘おうと思って来た。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

707 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:37:20 ID:DZKLWcCg
B

708 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:38:32 ID:TX8mNJjc
E

709 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:40:12 ID:aHzYSzyc


710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:48:31 ID:cC4SojOg
E:地底探検に誘おうと思って来た。

鈴仙「うーん。 ちょっと、詳しくはおいおい話すんだけど……」

鈴仙は妹紅に、地底の財宝の一件について話した。
地底には『バイキングの宝』が眠っていること、財宝の場所が灼熱地獄のど真ん中でとにかく熱いこと。
とにかく熱いから、炎の妖術を操る妹紅も用心棒として着いて来てくれないか、ということを。
(輝夜との一件については、敢えて隠すようにした)

妹紅「成程。 そんな話があったのね。 そうねぇ、今日の今からか……う〜ん」

妹紅は腕を組み少し考え、そして――。

先着1名様で、

★妹紅の予定→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→妹紅「『バイキングの宝』ってこれの事? もう持ってるけど」鈴仙「な、なんで!?」
ダイヤ・ハート・スペード→妹紅「それは面白そうな話だね。 是非ご一緒させて貰おうかな」
クラブ→妹紅「う〜ん。 実はこれから、人里の方に用があってね……」
クラブA→妹紅「ごめん。 実はこれから輝夜に用があってね……」鈴仙「これ殺しあいだー!?」

711 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:49:27 ID:???
B2票じゃないんですか

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 15:50:11 ID:???
うわっ、すみません!EとBを見間違えて準備してました!
Bの選択肢で進みますので、少々お待ちください。

713 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 15:53:00 ID:???
Eで進めても『イー』じゃないってくだらないネタに走ってみる

714 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:06:19 ID:???
審議拒否

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:27:46 ID:???
B:焼き鳥を奢ってもらいに来た。

鈴仙「うん。 ちょっと焼き鳥でもご馳走になろうかと思って」

妹紅「ええっ? 午前から焼き鳥で一杯ひっかけるの? 良い生活してるねぇ。
――と、思ったけれど。 そういえば、大分前にそんな約束してたっけ」

鈴仙「え、ええ。 結構前の約束だった気もするけれど、良く覚えていたわね……」

妹紅「――あんまり、仕事以外で人と接する機会も無いからね。
……と、ごめんごめん。 それならさ、とっておきの雉肉でもご馳走するからさ、上がってよ!」

鈴仙「う、うんっ!(何だか、ちょっと寂しげだったわね……今の)」

鈴仙は妹紅に案内されて、妹紅のあばら家に入って行く。
家の中は更に簡素で何も無く、竹板張りの床の中央に、煤焦げた囲炉裏が一つあるだけだった。

妹紅「一応隠れ家的焼き鳥屋、っていう体で店を経営してはいるんだけど。
鈴仙は多分、半年……いや、1年? ぶりくらいのお客さんだよ」

鈴仙「そ、そうだったんだ……ここ、お店だったんだ……」

妹紅「人里の貸本屋の子が、『外の世界の雑誌によると、今、隠れ家的居酒屋がブームらしい』
……っていつか教えてくれてね。 それで、色々やってたんだけど」

鈴仙「む、難しいわねぇ……(たぶん、隠れ家”的”じゃなくて。 隠れ家そのものなのがダメなんだと思うけど……)」

そんな雑談をしながら、妹紅は手際よく床下から新鮮そうな肉を取り出した。
巨大な肉切り包丁を器用に使って、小さくその肉を刻んでいく。
家庭的というか野性的な仕草に、鈴仙はなんとも感心した気分になった。

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:30:56 ID:???

***

妹紅「……と。 さて、出来たよ」

――やがて10分程度で、鈴仙の元にいい匂いのする串焼きを渡された。

妹紅「300年前くらいから使ってる藤原流・秘伝の醤油タレを漬けて食べてね。
あ、二度漬けは厳禁だからなー?」

鈴仙「(二度漬けダメなのは串カツじゃないの……?)――う、うん。 頂きまーす」

妹紅「お酒は……あったあった。 ま、お酒は人里で買って来た普通のカップ酒だけどね。
――あ、飲み過ぎたら駄目だよ? あんたをベロベロにしちゃったら、輝夜は良いけど永琳に怒られちゃうからね」

妹紅は、そんな鈴仙と対面するようにどっかり座って、かなり親しげに話しかけてくる。
……確かに、普段から妹紅は親しげではあるが、今日は少ししつこい位にフレンドリーだった。

鈴仙「(妹紅。 やっぱり……寂しいのかな)……ん。 おいしい。 このモモ肉」

妹紅「えっ? 本当かい? いやー、やっぱり嬉しいねぇ。 ――あ、他に欲しい所はある?
どうせ私は食わなくても死なないんだ。 遠慮せずにドンドン食べちゃっていいからね!」

串をほおばる自分の姿を楽しげに見ている妹紅に、鈴仙は少しだけ彼女の寂しさを感じた気がした。

鈴仙「(……今だったら。 妹紅について、もうちょっと踏み込んだ話とかも出来そうな気がする)」

鈴仙はむしょうに、この寂しげな、自分よりも遥かに年上の少女と話をしたい気持ちになった。

717 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 16:32:10 ID:cC4SojOg
鈴仙「(妹紅の過去のこと。 慧音さんとのこと。 姫様とのこと。
……私は、妹紅についてまだ何も良く分かっていない。
どうしよう、どんな話題について話をしてみようかな?
――妹紅の意外な一面とかが、今なら何となく覗けるかもしれない)」

妹紅「ん? どうしたの鈴仙? そんな畏まった顔しちゃって」

鈴仙「ねぇ、妹紅……」

鈴仙は妹紅に対して口を開いた。 その話題は――。

A:妹紅のこれまでの暮らしについて。
B:慧音との関係について。
C:輝夜との関係について。
D:自分(鈴仙)の事をどう思っているかについて。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

718 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:35:56 ID:uHwdC2PI
B

719 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:35:58 ID:5QkMYpMk
B

720 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 16:36:26 ID:???
E アモロ、ブルノ、ブローリンに続く姫様キラーな人物について心当たりがないか聞いてみる

721 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:00:10 ID:???
それだけいてまだ足りないと言うのか!

722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:31:05 ID:cC4SojOg
B:慧音との関係について。

鈴仙「――そう言えばさ。 妹紅と慧音さんって、凄く仲が良いよね。
……何か仲良くなるきっかけ、みたいな事でもあったの?」

妹紅「あー、うん。 まぁ、それは大した話じゃないんだけどさ……」

妹紅は鈴仙に対して、彼女の一番の親友についての話を語ってくれた。
妹紅の親友――上白沢慧音との過去。現在、そして未来について。
それは鈴仙が今までに聞いた事のない話だった。

名も無い時代の集落の、名も無い幼い少女の話。
人と妖の子として生まれた少女が、忌み子鬼の子としてその身に余る罰を受けた話。
そんな幼い少女を助けた、同じく禁忌として扱われたもう一人の白髪の少女の話。
幼い少女が成長し、人を守り導く聖女として時の王に祀り上げられた話。
聖女が王に裏切られ断罪された話。 その復讐として王国を焼き払った炎の魔女の話。
聖女と魔女が逃避行の中、妖の賢者に拾われた話。

そして……死が二人を分かつまで、決して綻ばぬ友情を確かめあった話。

鈴仙「そ、そんな事が……あったんですね」

その長大な話を聞いて、鈴仙は何も言えなかった。
自分ごときの言葉で、二人の関係を軽々しく断じてはいけないと思った。

妹紅「――まぁ。 私と慧音の事も、今となっては昔のお話さ。
どっかの伝承に、それっぽい話として残ってるかもしれないけどね。
今の私はしがない野伏。 今の慧音は立派な先生で人里の賢人。
身分違いもいいとこだけど、それでも私達は親友だ。 ……それだけわかってくれれば、充分」

鈴仙「う、うん……(妹紅は凄いなぁ。 あの時の私も、これだけ……妖夢の事を、想えていたら。
何か、もっと良い風になっていたのかな)」

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:32:45 ID:cC4SojOg
鈴仙はやっぱり、妹紅の事を、慧音の事を分かっていないと思った。
そして同時に、自分は妹紅のように、親友と思っているひと達を、強く思える自信が無かった。

妹紅「鈴仙」

そんな鈴仙の気持ちを察してか、妹紅は不器用ながらも優しく言った。

妹紅「年寄りの繰言と思って聞き流してくれても構わないけれど。
……鈴仙。 友達は大事にした方が良いよ。
友達は何時でも、あなたの傍に居てくれる訳じゃない。 心無い他者に引き裂かれるかもしれない。
時に身を分かち、互いに憎しみ合う関係にすらなるかもしれないし――二度と会えなくなるかもしれない。
だから……えっと。 うん。 だから――そう。 何というか。 死なない私が言う事じゃないけれど。
この世に永遠とか無限ってものは、無いんだと思う。 だから……鈴仙も。 今居る友達を大事にしてね」

鈴仙「……妹紅」

『今居る友達を大事にして』――妹紅が口下手な風に紡いだ言葉は、本当に単純で簡単で、解り切った事だった。
しかし、そう言った妹紅の心情は多分、ずっと重く苦しいものに包まれているのだと鈴仙は思った。

鈴仙「――ありがとね」

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:34:41 ID:cC4SojOg
そして、妹紅が言ってくれた言葉は、今の鈴仙にとって非常に理解できる言葉だった。
自分が何も知らない内に、傍を離れていった友人が、鈴仙にもいた。
その道を認めてあげたいと思いながら、鈴仙の心には後悔が残っていた。
しかし。 ――それでも、過去に戻る事はできない。

鈴仙「(うん。 私は――。 やっぱり、後悔しちゃいけない。
後悔する時間があるんだったら……私は、今を、大事にする!)……そうだ、妹紅。
今日の夜空いてない? 良ければ、サッカーの特訓を一緒にしようと思うんだけど……!」

――今を大事にする。 そんな当たり前の事を思い出した鈴仙は、早速行動に出る事にした。
妹紅はそんな鈴仙の姿を見て、一瞬だけ老婆のような穏やかな笑みを見せて。

妹紅「……うん。 良いよ鈴仙! 付き合ってあげる。 なんたって私達――『友達』だからね!」

鈴仙「妹紅……! うん! よろしくね!」

何時ものように、少女らしい外見相応の爽やかな笑顔で、鈴仙の申し出を快諾するのだった。

妹紅「(……『友達』か。 今の私は本当に、あんたの良い友達で居れているのかな。
今の私は本当に、あんたの事を分かろうとしているのかな。 ねぇ――慧音)」

そして、そんな妹紅がまさか、今の親友に対して忸怩たる想いを抱いているという事に。
鈴仙は全く、気付く事が出来なかった。

*妹紅の評価値が大きく上がりました。
*妹紅の評価値が一定以上に達したため、8日目の終わりに特訓イベントが発生します。
*妹紅と慧音に、コンビプレイフラグのフラグが立ちました。

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:38:36 ID:cC4SojOg
〜大会8日目・午後〜

鈴仙「――今日は、妹紅の所に行って良かったわね。 何だか、色んな事が分かったような気がする。
さて。 午後は一応試合があるのよね。 聖徳ホウリューズの試合と、妖怪の山FCの試合か。
……相手がどちらも名無しチームだから、そこまでの情報は望めないかしら。 それとも……?」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日午後の試合:羽目×聖徳、人里×妖怪)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:大会8日目〜大会11日目までのスケジュール)
        午    前     午    後
8日目    休   み      羽目×聖徳←今ココ    
        休   み      人里×妖怪    

9日目    永遠×西行    紅魔×バケ
        守矢×博麗    二軍×妖精

10日目   雑魚×地霊    休   み(※午後・子ども草サッカー募集締め切り)    
        毛玉×命蓮    休   み

11日目   休   み      休   み(※午前・子ども草サッカー試合
                            午後・ブリッツボール決勝戦・霧の湖エイブス)

726 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:44:21 ID:TX8mNJjc
A

727 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:44:35 ID:hjvRmNJs
A

728 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:44:37 ID:DZKLWcCg
A

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:48:23 ID:cC4SojOg
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)

鈴仙「――よし! 今日も今日とて自由行動よ!
自主練習よりも、外でうろつく方が最終的に強くなるのはスポーツゲームのお約束だしね!
……と、いう事で、今日は何をしようかしら?」

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

730 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:50:19 ID:DZKLWcCg
B

731 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 17:50:37 ID:hjvRmNJs
B

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 17:55:12 ID:cC4SojOg
すみません、中途半端ですが一旦ここまでにします。

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 19:23:24 ID:cC4SojOg
ゆっくりになりそうですが、更新再開します。

***

B:外出する(さらに分岐)

鈴仙「明日の午前は私たちの試合。 今日の内にやれることはやっときたいけれど。 ……どこに行こうかな?」

A:人里(貸本屋や道具屋、慧音の住居等があります)
B:霧の湖(妖精大連合メンバーが居ます。プリズムリバー三姉妹の居る廃洋館もあります)
C:紅魔館(レミリアやパチュリーが居ます)
D:冥界(妖夢や幽々子が居ます)
E:迷いの竹林付近(妹紅やミスティアが居ます)
F:太陽の畑(幽香やメディスン、レティ等雑魚妖怪チームのメンバーが居ます)
G:妖怪の山(河童のバザーやスタジアム、守矢神社等があります)
H:地底(危険もありますが、旧都には様々な店があります、温泉もあります)
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)
J:香霖堂(霖之助がおり、アイテムが購入できます)
K:魔法の森(魔理沙やアリスが居ます)
L:博麗神社(霊夢や森崎が居ます)
M:無縁塚(危険もありますが、掘り出し物も発掘できます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

734 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 19:24:50 ID:TX8mNJjc
C

735 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 19:38:21 ID:hjvRmNJs
C

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 20:18:23 ID:cC4SojOg
C:紅魔館(レミリアやパチュリーが居ます)

鈴仙「今日は紅魔館にでも行ってみようかしら。
――で。 行くとしたら誰に会いに行くかが問題だけど……」

紅魔館に行ってみようと思った鈴仙だったが、何の為に行くかを全く考えていなかった。

鈴仙「先の紅魔対聖徳の試合でも挨拶に行って、レミリアさんとも親睦を深めたから。
前までみたく、必ずしもパチュリーさんのトコに行かなくても良いような気もするけれど……。
――う〜ん。 どうしようかな。 誰に会いに行こうかしら」

A:当主であるレミリアに会いに行く。
B:師〈マスター〉であるパチュリー(…と、居たら小悪魔)に会いに行く。
C:メイド長の咲夜に会いに行く。
D:門番をしてそうな陸と美鈴に会いに行く。
E:狂気が収まった風のフランドールに会いに行く。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

737 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 20:21:36 ID:TX8mNJjc


738 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 20:21:40 ID:hjvRmNJs
B

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 20:47:33 ID:cC4SojOg
B:師〈マスター〉であるパチュリー(…と、居たら小悪魔)に会いに行く。

鈴仙「……まぁ。 なんといっても一番とっかかりがあるのはパチュリーさんだし。
やっぱり、パチュリーさんの住んでる地下の大図書館にでも行ってみようかしら」

鈴仙は空を軽く飛んで霧の湖を縦断し(畔を見ると、相も変わらず妖精達と来生が遊んでいた。
ヘルナンデスはその様子を見学していた)、居眠り中の門番二人を起こさず館に入り、
妖精メイド達の歓迎やメイド長の会釈を受けながら、地下図書館を一直線に目指す。
そして――。

パチュリー「……あら。 またきたの」

鈴仙「また、って言う程来てなくないですか、私?」

パチュリー「……これは一瞬の様式美的なサムシングよ。 気にしないで」

鈴仙「は、はあ……(――今の、パチュリーさんなりのジョークだったのかな。
だとしたら、声を掛けて見向きもしてくれなかった昔と比べると、大分心を開いてくれたみたいだけど……)」

鈴仙は嬉しそうな小悪魔のもてなしを受けながら、複数人用の長机に案内される。
専用の読書椅子から降りて来たパチュリーは、鈴仙の隣に腰掛けた。
そのタイミングを見計らっていたように、小悪魔は二人分のお茶とケーキを持ってきてくれた。

パチュリー「……ん。 気が利くわね、小悪魔」

小悪魔「いえいえ! 折角のパチュリー様の大切なお友達のご来訪ですから。 是非ごゆっくりしてくださいね!」

鈴仙「は、はい(小悪魔さんの態度が、根暗な愛娘が珍しく友達を連れて来た時の、母親の様子に似ている……!)」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 20:50:22 ID:cC4SojOg

小悪魔の心労を察しつつ、鈴仙は美味しいチョコレートケーキをほおばる。
パチュリーはいつも通り不機嫌そうに、本をペラペラとめくりながら。

パチュリー「……で、今日は何しに来たの?」

――と、いつも通りの気だるさを隠さずに呟いた。
見た様子では、先日の試合による負傷は完治したようだ。

鈴仙「ああ……はい。 用事がありまして。 具体的には――」

A:無難に雑談する。
B:サッカーの戦術について教えを乞う。(現在所持の戦術フラグ1つの経験点に+! dice)
C:西行寺亡霊連合について何か知っていないか聞く。
D:鈴仙でも使えそうな魔法について話を聞く。
E:地底の財宝について話をしてみる。
F:フォトシンセシスの改善について話を聞く。
G:実はパチュリーに用は無い。 小悪魔と話しに来た。
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

741 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 20:51:57 ID:hjvRmNJs
B

742 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 20:51:58 ID:TX8mNJjc


743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 21:02:25 ID:cC4SojOg
B:サッカーの戦術について教えを乞う。(現在所持の戦術フラグ1つの経験点に+! dice)

鈴仙「……ええ。 実は先日、頂いたノートを拝見したんですけど。
ちょっと戦術面の学習について、詰めを教えて頂きたくって」

パチュリー「……ああ。 ノート見てたのね。 戦術という事は――オフサイドトラップかな」

いつしか前に、パチュリーと正式な師弟の契約を(成り行きで)結ぶ事となった際に、
パチュリーから受け取った一冊のノート――パチェノート。
そのノートには、サッカーにおける戦術理論や実践が分かり易く体系化されて書いてある。
鈴仙は以前、このノートを読んで必殺タックルや、パスカルとのツインシュートを習得したのだが、
後僅かで実らない技術・技能もあった。 その一つが、オフサイドトラップの技能である。

鈴仙「ええ、そうなんです。 どうも、あとちょっとで覚えられそうなんですけど――」

パチュリー「……そうね。 貴女の理解力がどこまでかは試してみなきゃだけど。
さる高名な賢者によって認められた、あのノートを読んだのならば、追加講習は実施する価値があるかもね……」

鈴仙「(さる高名な賢者って、パチュリーさん本人じゃないですか……)」

パチュリーの機嫌を取るため、鈴仙は余計な事を思っても言わずに講習を聞く事にする。
果たして、その結果は――。

先着1名様で、

★鈴仙のオフサイドトラップ練習→! dice★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在17/20ポイント)

744 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:03:16 ID:???
★鈴仙のオフサイドトラップ練習→ 1

745 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:06:03 ID:???
この師弟詰めが甘い、ちぃ覚えた

746 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:07:36 ID:???
特訓前の厄払いということで

747 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:07:52 ID:???
もうだめ(略

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 21:28:22 ID:cC4SojOg
★鈴仙のオフサイドトラップ練習→ 1 ★
→1ポイント上昇!(現在17→18/20ポイント)

パチュリー「えー。 そもそも何故オフサイドが反則か、という事については諸説あるけれど。
中世イングランドにおける『フットボール』が起源となっており……」

鈴仙「(うっ……! パチュリーさんの話……長くて、要点が掴めなくて、声が小さくて、板書が汚くて。
……眠い!? 眠すぎる……! 眠さのコンビネーションパンチよ、これ……!
しかも昨日のブリッツ疲れの反動が、今まさにここに来ている……!?
どうしてあんなに分かり易いノートを書ける人が、こんなに眠い話を出来るの……!?)」

小悪魔「(パチュリー様、書いたりするのは凄いんだけど、話すのはあんまし上手く無いからなぁ……。
――分かってくれてるお嬢様とか紅魔館の人達なら良いですけど、
基本気弱で素直な鈴仙さんには、ちょっと厳しいだろうな、この講釈……)」

小悪魔が遠くて同情の視線を送る中、鈴仙は哀れにもパチュリーの講義をウトウトした状態で聞き流してしまい。

パチュリー「……と、いう事がオフサイドトラップの真髄なのよ。 分かった?」

鈴仙「分かったような気がして……良く、分かんなかったです……」

パチュリー「……はあ。(――レミィや咲夜達とおんなじ反応。やっぱり、私って教えるの……下手、なのかしら……。
賢者なのに。 愚鈍な凡才を導くのが、賢者に課された貴き『ノブレス・オブリージュ』なのに……!)」

鈴仙は実りある効果を得る事ができず、
パチュリーもパチュリーで、高すぎるプライドを傷つけられて、ちょっと悔しそうな雰囲気だったと言う。

*鈴仙のオフサイドトラップ経験点が上がりました。20に達したらスキルを習得します。17→18/20

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 21:31:19 ID:cC4SojOg
〜8日目午後・特別イベント〜
【鈴仙と妹紅。 燃えて燃えて狂気を呼ぶ特訓!?】

〜夜・永遠亭特設サッカーコート〜

鈴仙が準備をしてサッカーコートに向かうと、妹紅はもう既に一人でアップを始めていた。

鈴仙「ごめんね。 待ったかしら?」

妹紅「……ううん。 大丈夫だよ。 今来たところだから」

鈴仙「今日の朝は、色々と話を聞かせてくれて、ありがとう」

妹紅「あはは。 嫌だなぁ、もう。 あれからちょっと、色々話し過ぎて恥ずかしくなっていたのに」

鈴仙と妹紅は初期の頃から親しくはあったが、今こうして話してみると、
お互いの事はあまり深く知らなかったような気もする。
妹紅と輝夜との確執や、妹紅自身の多忙もその背景にはあったかもしれないが、
こうしてみると、今までなんと無為に時間を過ごしてきたな……と、鈴仙は思ったが。

鈴仙「……過ぎ去った過去は、過ちは、もう戻らない。 だから――今の特訓。 大切にしましょ、妹紅」

妹紅「言わずもがな。 後悔だらけの過去も、怠惰まみれの現在も、今は見る必要は無い。
――希望に満ちた未来の為。 特訓、頑張ろう!」

妹紅の言葉は、鈴仙を的確に励まし、そして鼓舞してくれた。
鈴仙と妹紅は、この今出会った『友人』同士――未来の為に特訓を始めた。

750 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 21:33:12 ID:cC4SojOg
先着2名様で、

★鈴仙の過去→! card★
★妹紅の未来→! card★

と書き込んでください。数値の合計で分岐します。

35→彼女に一体何が…? ガッツ+50、全能力+3、更に更に…?
31〜34→超進化!!     ガッツ+30、全能力+2、更に…?
26〜30→進化!        ガッツ+10、全能力+1、攻撃系or防御系各+1
16〜25→特訓は成功だ!    ガッツ+10、全能力+1
10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+10、攻撃系各+1
2〜9  →残念な感じだった…。 ガッツ+0、防御系各+1

*攻撃系=ドリブル・パス・シュート・せりあい で、防御系=タックル・パスカット・ブロック・せりあい です。
*マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。これらの効果は重複しません。
*合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は、鈴仙は選択可で、相手は判定)
*合計値が26以上の時、必殺技習得!(分野は鈴仙は選択可で、相手は判定)
*攻撃系の合計と防御系の合計を比較して、低い方=2〜9 高い方=10〜15 で表示しております。
*JOKERが出た場合は『ダイヤの15』として扱います。オールマイティにはなりません。

751 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:33:40 ID:???
★鈴仙の過去→ ハート5

752 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:34:01 ID:???
★妹紅の未来→ スペード5

753 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:34:15 ID:???
★妹紅の未来→ スペード5

754 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:36:14 ID:???
鈴仙の攻撃が増えたのは嬉しいけど妹紅の守備力増えねェ…

755 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 21:44:10 ID:???
妹紅は足元の守備が少しイマイチだけどハイボールは幽々子に匹敵なのは凄い
もう守備面ではクリア特化選手の認識でいいかも

756 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:03:58 ID:???
ブリッツの助っ人候補、フィジカルや浮き球プレーの強そうな選手って普通に妹紅でいいのかね

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 22:11:15 ID:cC4SojOg
★鈴仙の過去→ ハート5 ★
★妹紅の未来→ スペード5 ★
5+5+(数字一致+5)=15
→10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+10、攻撃系各+1

鈴仙「はッ!」

妹紅「でりゃああっ!」

ガシイイッ! ガシイイッ!

鈴仙達はまず、空中での競り合いを繰り返した。
妹紅は高空でのバランス感覚とパワー、鈴仙は低空でのポジショニングとスピードと、
同じ競り合いでも、互いに長けている部分が異なっていたため、高い成果を上げる事に成功した。

鈴仙「――でりゃぁぁっ! これが私の……『マインドブローイング』よ〜〜〜っ!」

妹紅「なんの! こっちは……『ネオフジヤマヴォルケイノ』だ! V O L C A N O!」

ドゴオオオオッ! バゴオオオッ!

そして次に行ったのは、シュートの練習だった。
とはいえ、妹紅も鈴仙も互いにブロックは得意で無かったため、
ひたすら二人でシュートを蹴り込み、互いに感想を述べ合うと言う内容になった。
……この練習を、競り合いの次に行った事は、少し失敗だった。

鈴仙「ぜ、ぜぇ、ぜぇ……! なんか……効果はあったけど……」

妹紅「思ったより、ハイペースで……疲れちゃったねぇ……」

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 22:12:25 ID:???
強力な必殺シュートを持つ鈴仙と妹紅だったが、それ故にシュートによる消耗が尋常では無い。
その事を失念していた二人は、互いに体力的には高い方であるにも関わらず、
アッと言う間にその全力を消耗してしまい―――。

鈴仙「……明日の試合を考えると。 ――こりゃあ、守備練習までには手が回らないわねぇ……」

妹紅「そうだねぇ。 ――ま。 早まってガンガン行って、それで失敗するのも若さの華よお嬢ちゃん……。
……と、ところで。 スポーツドリンク、分けてくれないかな……?」

青春的な充実感を楽しみながらも、特訓としては少し非効率な結果となってしまったのだった。

*鈴仙の攻撃系能力(ドリブル、パス、シュート、せりあい)が+1、最大ガッツが+10されました。
*妹紅の攻撃系能力(ドリブル、パス、シュート、せりあい)が+1、最大ガッツが+10されました。

759 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:13:27 ID:???
スタンディンバーイ、コンプリート、な引きだな

760 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:14:44 ID:???
5が3回続けて出たのも鈴仙って奴の仕業なんだ

761 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:18:03 ID:???
>>760 ナイスタイミングwww

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/03(土) 22:26:52 ID:???
……と、いったところで今日の本編の更新はここまでにします。
今日の残りの時間は、お正月という事で初詣イベント的な何かを簡単に書ければと思います。

明日は固定イベント(西行寺チームと紫等について)のイベントを挟みつつ、
試合のミーティングくらいまで行ければと思っています。

西行寺チームの情報について、現在上がっているものでは、
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1407935278/360-575(西行VS地底戦)
あたりの描写や判定が参考になると思います。

>>745-747
2/3で技習得でしたが、ピンポイントで1は厳しいですね……。
つ、次は5/6で習得だから(震え声)
>>754-755
能力値だけ見ると、クリアが強い以外はパスカルや佳歩よりもずっとFWですねw
ドリブル基礎値50+1/4で+2というのも、割と強いのではないかと思います。
>>756
鈴仙と仲の良い選手だったら、妹紅以外にも星とかレティとかも強いですね。
>>759-761
555でしたね…w

それでは、皆さま、一旦失礼いたします。

763 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:29:45 ID:???
ドリブルとシュートが50で競り合いが51、タックルが48
どうみてもFWですほんとうにありがとうございます

764 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:41:22 ID:???
いったん乙です。
本当に優秀だわ、FWとして(汗)

けど妹紅さんいないとゴール前が危ない


765 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 22:44:07 ID:???
中山がいない現状だとDFがタレント不足だから妹紅をFWに上げにくいよな
もちろん高いクリアも頼りになるし

766 :森崎名無しさん:2015/01/03(土) 23:16:04 ID:???
そういえば妹紅のフリーキックの成功率100%だっけ?

767 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:27:07 ID:???
〜お正月特別イベント〜
【お正月だ! 初詣に行こう!】

コンコン……コンコン……

??「起きてください。 ねぇ、起きてくださーいっ! 初詣、初詣いきましょうよ〜」

布団で眠っていた鈴仙に、そんな元気な声が聞こえた。

鈴仙「むにゃむにゃ……後5年……」

そんな悠長な事を言いながら、鈴仙はゴロリと寝返り。
どうせ今日は一月一日。 元日なのだ。 元日は仕事も無い。
そうなのだから、好きに寝かせて欲しい。
鈴仙はそう思って、敢えてその声を無視していると――。

??「もう。 入っちゃいますよー?」

ガラリ。 トッ、トッ、トッ……。

その声の主は襖を開けて部屋に入り、一歩、一歩と鈴仙の枕元に近づく。
それでも、何となく意固地になって起きないで居ると。

??「鈴仙。 早く起きてくださいな。 そんなに眠いんだったら……」

鈴仙「眠いですよ。 一体なんなのよ、あんたは……」

声は何時の間に鈴仙の耳元にまで近づいていた。
眠かった鈴仙はその声に対してぶっきら棒に応えつつ、声の主の方へと寝転がる。

鈴仙「(――そう言えば、この声……何か聞き覚えがあるような。 誰だったかなぁ……)」


768 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:28:11 ID:???
そう鈴仙が気付いた時は、手遅れだった。

永琳「……だったら……永遠に、眠らせてあげましょうか?」(←若作りしたドスのある声)

鈴仙「ひ、ヒィィィイイイイィーーーーッ!? し、しっしょぉー!?」

半分自業自得とはいえ。
鈴仙は新春というのに、ちょっとした肝試しを強いられる事となった。


*****



輝夜「イナバー、明けましておめでとー。 あ、お年玉は無いからね。 私少女だし!」

鈴仙「……知ってます。 何となく分かってました」

パスカル「ハーイ。 ハッピーニューイヤー、レイセン!」

てゐ「ほーい子どもウサギちゃんよ並んだ並んだ。 今から私がお年玉あげるよー」

佳歩「うわーい! お年玉だー!」

ウサギC「やったー! お年玉Iだ!」

ウサギB「私は100円だったけど……それで良いの、Cちゃん?」

ウサギD「私は 950 円だったなぁ」

つかさ「(何だか、外見だけは私の方が年上っぽいのに。
なのにてゐ様からお年玉を貰えるなんて、ちょっとだけ申し訳ないわね……)」

769 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:29:33 ID:???
お正月の永遠亭には、基本的にはいつも通りのノンビリとした空気が流れていた。
ただ、食事は御雑煮とウサギ達謹製のおせち料理だったり、
こうしててゐの周りに妖怪ウサギ達がお年玉を貰いに行ったり、
何時もウキウキとしている輝夜が、より一層ウキウキしている辺りは、
やはり普段とは違う、お祭り感を醸し出しているような気がする。

永琳「……で。 姫様提案により、今年は初詣に行こうと思っているんだけど」

そんなとき、永琳が鈴仙の隣に座り込んだ。
良く見ると、その手には門松やしめ縄など、お正月ならではの装飾の入った袋がある。
どうやら、鈴仙を起こしつつ、永琳自ら正月の準備をしてくれていたのだろか。
永琳は何気ない感じで鈴仙に話し掛けて来た。

永琳「……ほら。 今幻想郷って、神社が二つあるじゃない?
東の博麗神社と、山の守矢神社。 それと……寺も含めたら人里外れの命蓮寺もあるし。
だから、どこへ初詣に行けばいいか、迷っているのよ」

鈴仙「……そ、そうなんですか」

永琳「そうなのよ。 一応、各宗派ともに初詣っていうのは、信仰獲得の大チャンスとかで、
色々とサービスやら差異を付けているらしいんだけど。 どこもどっこいどっこいと言った感じでね。
だから、民主的に、色々と意見を聞く事にしたのよ」

そう言って、永琳は鈴仙にいつもの如く1枚のフリップを見せてくれた。
フリップには、こう書いてあった。

770 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:31:46 ID:???

***2015新春 永遠亭初詣アンケート 〜君なら、どの神社のおみくじを引きたい?〜 ***

A:博麗神社
  概要:古き良き?伝統の溢れる神社です。 今更神社の信仰欲しさに奔走する博麗の巫女パワーによって、
      お願いごとやおみくじの成就について、他の神社と比べても、より強力なご利益があるようになっています。
      ただし、凶や大凶の数は守矢神社と同等。 凶や大凶を引いた場合は相応のマイナスも発生します。
B:守矢神社
  概要:新しき良き?信頼と安心の立派な神社です。
      ロープウェーも開通した事で、山の妖怪・人里の人間にも広くお客を呼びたいという事で、サービスは上々。
      名物は、おみくじの結果が悪かった場合等に、1度だけ引き直しが出来る「二段おみくじ」らしいです。
      ただし、ご利益を渋っているのか、大吉の数が他より若干少ないと言う悪評も…。
C:命蓮寺
  概要:人間にも妖怪にもそこそこ親しまれるお寺です。
      アットホームな雰囲気の在家信者たちが、質素ながらも誠実なサービスをしてくれます。
      ここのおみくじは凶が一切入っておらず、代わりに吉が多くなっています。堅実な方に人気だとか。

*****************************************

771 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:34:19 ID:ot9Q9PvY
鈴仙「あの……師匠」

永琳「何かしら、ウドンゲ?」

鈴仙「どうしてこのフリップ、おみくじを引くことに力点を置いてるんですか?」

永琳「お正月イベントのボーナスの大小が、選んだ神社のサービス量と、おみくじの結果によって左右されるからよ」

鈴仙「――めっちゃメタって来ましたね、師匠……」

永琳「だってしょうがないじゃないの。 ……で、どうするの、ウドンゲ?
ぶっちゃけると、アンケートとは銘打っているけれど、この行先は100%貴女の意思のみで決まるわ」

鈴仙「……はぁ(師匠は良いよなぁ、常に神の視点から発言する事が出来て……。
――と、愚痴はともかくも、色々選んでみましょうか。 ざっくり言うと……

・博麗神社が『基本普通の神社だが、ボーナスの絶対量が概してやや大きめ』、
・守矢神社が『博麗神社より大吉が少ない代わりに、引き直しが出来る』、
・命蓮寺が『凶が無い代わりに、ボーナスがやや質素。 吉が他神社よりもやや多い』。

……って、感じかしら。 ――まぁ、ぶっちゃけ新年のイベントで大きく変わる事は無いでしょうから。
【どの選択肢を選んでも圧倒的な差は無く、また、ボーナスの量についてもゲームを大きく左右するレベルでは無い】
……と、いう前置きが必要になるでしょうけれど。 ――さて。 どこが良いかしらね?)」

A:博麗神社でおみくじを引きたい。
B:守矢神社でおみくじを引きたい。
C:命蓮寺でおみくじを引きたい。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ここでおみくじの引き先を選んだ後に、具体的にどんなお願いをするのかを投票で決めます。
 その後に、おみくじの判定を行います。

772 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 00:34:58 ID:ct2FJ3l6
A

773 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 00:36:46 ID:+/ff8yMU
A

774 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:52:03 ID:ot9Q9PvY
A:博麗神社でおみくじを引きたい。

鈴仙「そ、それじゃあ……博麗神社で」

永琳「ファイナルアンサー?」

鈴仙「ふぁ、ふぁいなるあんさー……って、師匠。 そのネタ、若干古いですよ……」

永琳「あら、これは失敬。 まあ、それじゃあ――初詣は博麗神社、って事で。 他の皆にも伝えておくわね」

そして……


*****


〜博麗神社・境内〜

妹紅「ヤッホー、鈴仙。 明けましておめでとう!」

慧音「明けましておめでとう。 今年もよろしく頼む」

中山「祭りという事で、顔を出してしまった。 場違いだったら済まない」

鈴仙「妹紅と慧音さん。 そして……中山さん! 良く来てくれたわね!」

慧音や妹紅、そして所在不明な筈の中山も合流したルナティックスメンバーは、
元日の昼さがり、揃って博麗神社へと訪れていた。 予想と違い、客は自分達だけでは無かった。

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:55:33 ID:ot9Q9PvY
鈴仙「――あれ。 思ったよりも人が来てる……?」

霊夢「……来て鳥居くぐって。 開口一番それとは……全く、相変わらず失礼ねぇ、鈴仙?」

鈴仙「う、うひゃっ!? ……って、霊夢じゃないの。 あ、明けましておめでとう」

霊夢「うん、おめでとう。 今年もよろしくね、鈴仙」

永琳と並んで先頭を歩いていた鈴仙は、霊夢の冷やかなのか暖かなのか良く分からない挨拶を受ける。
ただ、少なくとも、こうして声を掛けられる程度には鈴仙と霊夢は仲が悪く無い……とも言える。

霊夢「……んで。 鈴仙は何をお願いするのかしら?」

鈴仙「……え? 霊夢がそれを聞いて、どうするのよ?」

霊夢「質問に質問で返すなァー!? ……じゃなくって。 ――ちょっとね。
今年は参拝客確保の為に色々やってるのよ。
こうして巫女がね、とってもありがたーいお祓いを参拝客全員に直に施すとか。
物価の上昇に便乗して、原価分以上にお守りの値段を上乗せするとか。
税金対策で、稼いだ資産を別口の法人を設けて移動させるとか」

パスカル「後半部分が、随分と現実的というか生々しいな……」

中山「森崎あたりの入れ知恵な気がするな……。 というかアイツは結局、何処で暮らしているんだろうか」

霊夢「コホン。 ――と、言う訳で。 今年は新しい試みとしてね。
貴方が「今年一年でお願いしたい事」についてご利益が出るように、私が一緒に祈ってあげる…
――っていうサービスを実施しているのよ。 だから、お願いしたい事を聞く必要があったって事」

鈴仙「そ、そうなんだ……。 うーん、私の今年の願い事かあ」

霊夢「何でもいいのよ。 無かったら、『博麗神社の金銭的・信仰的繁栄』とかになるけど」

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 00:58:32 ID:ot9Q9PvY
鈴仙「……それは困る! だから、ちゃんと考えるわよ。 えーっと……」

鈴仙が今年一年を送るに辺り、神様に一番お願いしたいこと。 それは――。

A:「カネ、カネ、カネ……」お金だ!
B:「なんかください……」アイテムだ!
C:「無病息災……」健康だ!
D:「プロサッカー選手に、私はなる……」サッカー能力だ!(*効果低め)
E:「チームの皆と仲良くなれますように……」皆との友情だ!
F:「もっと色んな人と知り合えますように……」新たな出会いだ!
G:「嫌な事が起きませんように……」厄除けだ!
H:「人気者になりたいよぉ……」人気だ!
I:「師匠から愛されたいよぉ…ううっ」永琳からの愛(?)だ!
J:「姫様の怠け癖とかアレとかコレとかをなんとか……」輝夜の自重だ!
K:「姫様の難題のありかを教えてください……」難題のありかだ!
L:「負債を解消できますように……」ふわたり手形の解消だ!
M:その他 自由選択枠 採用可能な願いならば判定で一部叶えます。
                「願いの数を100個に!」…とかあからさまにダメそうな願いはダメです。

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*サッカー能力の向上は、人気が集中しやすいために効果は低めです。

777 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:01:29 ID:ct2FJ3l6
L

778 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:01:35 ID:e1BDNx4s
G

779 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:05:28 ID:jMuWTfag
M 妖夢が聖徳加入する前に時間を戻して阻止したい

780 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:05:54 ID:pMvA+u96
E

781 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:09:12 ID:+/ff8yMU
G

782 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:11:28 ID:???
>>779
良いかなと一瞬思ったけど、たぶんJOKERでもない限り無理かなと思った。

783 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 01:45:13 ID:???
>>772
これは無理ですね。時間を戻せても妖夢の決意を揺るがすのはかなり難しいと思います。
また明日にでも描写したいですが、
妖夢は、『聖徳チームが勝つためには手段を選ばない』という事実を知った上で、加入を決意しています。

784 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 01:46:55 ID:???
G:「嫌な事が起きませんように……」厄除けだ!

霊夢「……鈴仙」

鈴仙「あ、あによ。 博麗神社の永遠の繁栄とかのが良かった?」

霊夢「それはそうだけど。 あんた――やっぱり、可哀想な目に遭って来たんだなあ……って」

鈴仙「そ、そんな事無いもん……! 私はただ……呪われたハチマキを拾ったりしたり、
ふわたり手形を押し付けられたりしたくらいよ!」

霊夢「良いのよ、無理はしなくて……」

霊夢の目は、鈴仙が今まで見た事の無い位に優しかった気がする。
――今の鈴仙にとって、その優しさが一番辛かった。

霊夢「――はい。 じゃあほら。 厄除けまたしといてあげるから。
……おみくじでは、凶とか大凶を引かないように頑張るのよ?」

そう言って、霊夢は真面目にお祓いをしてくれた。その上で、鈴仙はキッと勇気を出しておみくじの入った箱を貰い。

鈴仙「う、うぉおおおおおっ!? 今年こそは、クラブAなんかに負けるもんですかーーー!」

シャカシャカシャカッ!

佳歩「す、凄いです鈴仙さま! 目にも見えない超速でシャカシャカしてますっ!」

スポッ!

鈴仙「で、出た! 私のディスティニードローッ! これは……!!」

バーテンさんもびっくりなシェイキングで、おみくじの棒を取り出す鈴仙。

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 01:48:41 ID:ot9Q9PvY
霊夢「そんな張り切って振っても、引く奴が同じだったら結果は同じだってば。
……はい。 十三番ね――どうぞ」

番号の入った棒は霊夢が受け取り――そして、運命のおみくじ結果を鈴仙に手渡してくれる。
果たして、その結果は……。

先着1名様で、

★おみくじ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ絵札・JOKER→大吉! ダイヤの結果+幸運アイテムをゲット!
ダイヤ→吉! アイテム・お守り「交通安全」とアイテム・お守り「厄除け」を1個ずつもらえる。
ハート→中吉 アイテム・お守り「交通安全(鈴仙の、試合中での負傷を1度だけ自動無効化。使い捨て)」がもらえる。
スペード→小吉。 アイテム・お守り「厄除け(鈴仙の、判定でのクラブAを1度だけ自動無効化できる。使い捨て)」がもらえる。
クラブ4〜K→末吉。 特に何も起こらない。
クラブ2〜3→凶! 鈴仙に不幸が訪れる!(バッドイベント1個発生)
クラブA→大凶! 鈴仙に不幸の嵐が襲い掛かる!(バッドイベント1個発生+ふわたり手形ゲット)

786 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 01:55:24 ID:???
★おみくじ→ ハート9

787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 01:57:08 ID:???
負傷防止のお守りゲット! ――と、言ったところで、今日の更新はここまでです。
>>763
ちなみにパスカットとブロックは46です…
>>764
一旦乙ありがとうございます。
>>765
中山さんの再加入で、またメンバー選択にも幅が出たらと思っています。
>>766
フリーキックのシュートだったら、ずっと成功してるイメージがありますね…。
スキル・プレースキッカー辺りを覚えてもおかしくないかもです。
>>782
JOKERだったらアリかもでしたね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

788 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 04:24:47 ID:???
乙です
ウサギの育成チャンスと妹紅の練習を作ってくださりありがとうございました
結構意見割れて荒れる原因になりかけてましたからね・・・

俺ならヒューガーの株の51%をくれ!って願ってたかなぁwww

789 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 10:09:33 ID:???
. ド  パ  シ   タ  カ   ブ   競  合計 高/低
50  47  50  48  46  46  51  338 4/2

ディ、ディフェンダー?跳ね返し能力は最高級だから(震え声)

790 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 10:22:45 ID:???
次の試合は単独のメルラン以外の殆どの選手の最強シュートが空中シュートだからDFに跳ね返し屋置くの必須
偵察試合だとさとりが相手だから少しだけわかりにくかったかもしれないけど

791 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 10:57:02 ID:???
>>789
まるでナガトモみたいだぁ・・・(直喩)

792 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 12:30:21 ID:???
最近こういう選手がサイドバックに多いよね。

793 :森崎名無しさん:2015/01/04(日) 12:51:49 ID:???
サイドバックよりアマラウみたいに中央に置いて跳ね返しまくる方が普通にいいような、特に次の試合は

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 23:56:25 ID:???
こんばんは、文章だけですが更新をします。
>>788
乙ありがとうございます。
草サッカーイベントについては、第1章初頭から構想はしていましたが、
カード判定やらイベントの流れ的に出せない状況でしたね。
妹紅の特訓イベントは、単純にこれまでの評価値の積み重ねがようやく実った感じです。
大企業の時価総額を調べてたんですが、どこも数千億〜1兆越えばかりですので、
その半分となってもかなり厳しいのではないかと思いますw
>妹紅の能力値について
どっからどう見てもFWですね…w
体力も高いですので、FWやオーバーラップを多用するSBとしても使いたいですが、
そうなると単体で威力59を出せる高いクリアが活かせないのが辛いところです。

795 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/04(日) 23:59:43 ID:???
★おみくじ→ ハート9 ★
ハート→中吉 アイテム・お守り「交通安全(鈴仙の、試合中での負傷を1度だけ自動無効化。使い捨て)」がもらえる。

鈴仙「(十三番って。 何となく不吉な番号な気がするけど、大丈夫かな……?)」

鈴仙はギュッと目を瞑ってからおみくじを眼前に構えて、カッ、と見開き内容を確認する。
光に慣れておみくじの文字が目に入って来る。

鈴仙「(凶と大凶以外。 ……だったら贅沢だし、大凶以外だったら何でもいい!)」

神的な何かに祈りを捧げながら、鈴仙が文字を良く読むと。
おみくじには―――「中吉」と、恐らく霊夢の手書き(意外と達筆だ)で書いてあった。

鈴仙「やっ、やったぁぁぁぁっ……! 中吉だよ! 紅の巫女さんありがとう!」

霊夢「あー。 うん、良かったわね(中吉でここまで喜んでくれる参拝客も、そう珍しいわよね……)」

喜びの余り、近くに居た霊夢の手を取って上下にぶんぶんと振ってしまう鈴仙。
そんな鈴仙のやり切った表情に、流石の霊夢もこれには苦笑い。

霊夢「――ああ。 そうだ。 ……折角だから、これあげるね。 ちょっと作り過ぎちゃって」

そんな鈴仙の幸薄い様子に同情した様子の霊夢は、
思いついたようにガサゴソとスカートの中のポケットをまさぐると。

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:01:16 ID:???
霊夢「あったあった。 はいこれ。 『交通安全』のお守り。
「外の世界では、有名なサッカー選手とその周りの人には良く交通事故が起きる」
――っていう話を聞いて、折角大量作成したのに。
落ち着いて考えてみたら、幻想郷って車が全然普及してないから、在庫が余りまくりでね……」

鈴仙「そりゃそうでしょ……」

――と、半ば押し付けるように、鈴仙にお守りを一個渡してくれたのだった。

輝夜「イナバー、あんたおみくじどうだった? 私は勿論大吉だけどね!」

てゐ「(大吉出るまで引きまくってたから、当たり前なんだよなぁ……)」

霊夢との会話を終えた鈴仙は、再びルナティックスのメンバーの元に戻っていた。
他の皆もそれぞれ賽銭やおみくじを終えており、それぞれが楽しく談笑をしている様子だった。

永琳「――そういえばウドンゲ。 おみくじの結果は上々だったようだけど。
……おみくじの本文はきちんと読んだ?
たとえ大吉であっても、おみくじに書いてある通りに行動しないと、運気も逃げていくものよ」

鈴仙「あっ、いえ。 読んでないんですけど……確かにそうですね」

そんな中、永琳は鈴仙に呼び止められて、おみくじの本文をきちんと読むように勧められた。
確かに、中吉だった事と霊夢からお守りを譲って貰った事で浮かれていて、
中身をしっかりと良く確認していなかった。
そう思って、鈴仙は何気なくおみくじの中身を読んで行くと――月並みな訓示の中に、こんな一節があった。


797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:02:48 ID:???
―――どんな道を選んでも、貴女は一度後悔することになるでしょう。
      ですが、人生とは後悔の連続。 今ある道を、努々軽んじないことです――

鈴仙「……どんな道を選んでも、一度は後悔する。 ――か」

過去の選択を思い出しながら。
そして、恐らく自分がこれからすることになる選択に思いを馳せながら。
鈴仙の意識はフワリと初春の神社から浮き上がっていき――。

****************************************:


鈴仙「……夢、か。 今は10月なのに、なんで初詣の夢なんて見たんだろ」

――西行寺亡霊連合との対戦を明日に控えた深夜、鈴仙は夢から目覚めるのだった。
鈴仙はぼんやりと起き上がって、少しだけ夢の内容を思い出しながら――。

鈴仙「――ま。 今の私には、兎に角明日がんばるしか……無い……のよね……」

細かい事は後回しと、明日に備えて再び深い眠りに就いた。

*鈴仙がアイテム・「お守り「交通安全」」を入手しました。
 鈴仙の、試合中での負傷が1度だけ自動無効化されます。使い捨てです。

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:04:41 ID:???
〜8日目午後・固定イベント〜
【胡蝶の夢の砂上の楼閣】

鈴仙が初春の夢にまどろむような、そんな夜。
夜を舞台に暗躍する、夜のような妖怪は顕界の空に座り、愛おしげに微笑む。

紫「……幻想郷。 残酷に優しい夢達が住まう、地上で最後の楽園。」

それは、八雲紫が命を賭してまで守りたいこの世界――幻想郷の平穏に対する、慈愛の笑みだった。
この世界は、あまりにも美しい。
無為な争いと不当な競争は存在しない。
人は古き良き教えを守り、妖は血を流さずとも穏やかに暮らす。
奇跡的かつ致命的にまで危ういバランスの上とはいえ、この世界は、あまりにも美しいと紫は信じていた。

紫「私は、この世界を守りたい。 決して誰もが私を受け入れず、憎んだとしても。
それでも――私は、幻想郷を崩壊させる存在を、許してはいけない……」

幽々子「――だけど。 幻想郷は全てを受け入れるのよ。 それはそれは、残酷な話ですわ」

そんな紫の信念に茶々を入れるのは、何時でも彼女の親友だけだった。
夜の帳から浮き上がるのは、死を招く亡霊が一番相応しい。
黄昏の終焉を想起させる、褪せた紅色の死装束を纏う少女――西行寺幽々子は、
いつの間にか紫の隣に座り、かつての紫が言った言葉を、そっくり彼女自身に返してみせた。
紫は、今更幽々子の乱入に驚く様子も無く、淡々と答える。

紫「……確かにそうよ。 ――だけど、その例外を設けても良い程に、中山政男は危険な存在なのよ。
何故なら彼は……凡人にして唯一、神の支配を抜け出して、神の寵愛者を打ち破った英雄と最も近しい存在。
努力と下剋上を良しとするその思想も相まって。 彼は……この幻想郷にとっては、不都合な人物なのよ」

799 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 00:04:54 ID:???
>KMA 殺活からの有情破顔拳をサッカーでどう使うのか見ものだな

800 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:07:21 ID:???
幽々子「ふ〜ん。 その辺りの事情は良く分かんないけど。
……普通に考えたら、現に今、人里で信者を増やしている政治家の方が、よっぽど危ないと思うんだけど。
それに、百歩譲ってその……中山君だっけ?
彼が危ないとしたら、どうして最初っから彼を潰すなり追放するなり、無力化しなかったのかしら〜?」

幽々子は忌憚なく、紫の行動の不自然さを指摘する。 紫は少しだけ苛立たしげに、こう答えた。

紫「……前者については、理由は簡単。 ――仙界の宗教屋達は、私が出る幕も無いから。
それこそ、「幻想郷は全てを受け入れる」……よ。

彼女達には、現状を攪乱すれども、ひっくり返すまでの力は無い。
何故なら、彼女達はあくまで、幻想郷の秩序の内なる存在。
何をやろうが、単なるいつもの「異変」レベルに過ぎない。

彼女達の行為が、幻想郷を脅かす可能性があるとしたら。
――それは、中山政男が、今の幻想郷の秩序を崩壊させた時のみよ。
……故に、私が、中山政男を抑えてさえいれば、神子の一派は恐れる必要は無い」

紫はここで一旦言葉を切った。
幽々子は普段通りの何を考えているか分からない笑顔で、紫の話を大人しく聞いていた。

紫「そして、もう一つの疑問。 私が何故、かくも危険視している中山政男。
そして……そんな彼と最も近しい鈴仙・優曇華院・イナバをずっと野放しにしているか。
それは――」

幽々子「それは――。 貴女のバックアップさえあれば。
貴女の大好きな大好きな霊夢が、中山政男達に負ける筈が無いから……でしょ?
そして、彼らが散々幻想郷を引っ掻き回した上で、大会の決勝戦。 霊夢が勝利を遂げる事で。
中山政男による浸食は却って、幻想郷の秩序を再確認する上で、最高のワクチンとなるものね。
あれだけ凄い中山政男とその相棒でも、博麗の巫女には勝てない。
こうなった瞬間、中山政男の一派は、件の政治家と同じ、幻想郷の秩序に組み込まれたも同然なんだから。
――災い転じて福となすとは言うけれど。 貴女らしい、ものぐさな発想ねぇ〜」

801 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:08:54 ID:???
紫「――分かっているじゃないの。 ……眠いんだから、分かっているなら説明させないで」

紫はここで、幽々子の方に向き直る。
彼女もまた、亡霊の親友に対して話したい事があった。

紫「……私、知っているのよ、幽々子? ――貴女が、私を裏切ろうとしている事を」

幽々子「……妖夢を、中山政男を『送り込んだ』連中への派遣を勧めた事かしら?」

紫「そうよ……。 一体、何を考えているのかしら?」

紫は笑っていた。それは彼女が静かな怒りを潜めている時の表情だと、幽々子は知っていた。

幽々子「……べっつに。 ただ私は、いつもの紫の代理をしてるだけよ。
面白そうな事には適当に顔突っ込んで、引っ掻き回して、後は知らな〜い……って感じのね。
――私としては、紫こそどうしたの……? って、思うのだけどね」

幽々子は、そんな紫の感情を知りつつ、敢えてその感情を逆なでするように茶化す。
これは、普段の幽々子と紫との会話に近かったのだが、今の紫には気に入らなかったらしい。

紫「――やっぱりそうだったのね。 ……ならば、もう、裏切り者の貴女に話す事なんて無いわ」

幽々子「……そんな事言うなんて、何時もの貴女らしくないわね。
安易なレッテル張りは、賢者のする事では無いと思うけれど?」

幽々子には紫のどんな返答をするか、想像がついていた。
しかし、彼女は今の紫がどこまで追い詰められているか、完全には分かっていなかった。
紫の表情は怒りを超えて、独善的な哀しみに包まれていた。
紫は、最後に寂しげに、こう呟いた。


紫「……貴女も、私を理解してくれなかったと思うと。 ――残念だわ」

802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:10:27 ID:???

スウッ。

幽々子「って、ちょっと……! 話が短絡的過ぎるわよ〜?
だいたい理解も何も、貴女が何にも話してくれなきゃ理解しようが……って、行っちゃった」

これ以上聞きたくないと、紫は椅子代わりにしていた空中に浮かぶ世界の裂け目――スキマに入る。
そこから幽々子が冥界に戻るまで、姿を現す事は無かった。

幽々子「……はぁ。 なんか、最近の私ったらダメね〜。 妖夢にも、紫にも嫌われちゃって。
……私はただ、皆がいつも通りにしているのが一番と思うけれど。
――これは、ただ私が、変化を恐れているだけなのかしらね」

紫が拗ねて戻ってこない様子を見ると、幽々子もそう寂しげに呟いて、再び冥界へと戻る事にした。
残されたのは、ただ綺麗なままの幻想郷の宵の闇。 そして――。

803 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:11:45 ID:???
藍「………」

宵に光る金色の星。 八雲紫の忠実なる式・八雲藍ただ一人だった。
彼女は偶然にも、彼女の主とその親友との会話を一部始終を聞いてしまっていた。

藍「(最近の紫様は、何時もあんな感じだ。
幽々子様に限らず、自分の理想に反する者を恐れ、怯え……そして、憎悪している。
あのままでは、紫様はいずれ――完全に孤立するだろう。
この幻想郷を守ろうとすればするほど。 あの方は、幻想郷に忌み嫌われ、そして孤立を強いられるだろう……)」

主の忠実な式――機械の如く冷徹に職務をこなすべき藍は、これまで紫の指示の元、色々な事をしてきた。
たとえ疑問に思える事があっても、藍はひたすら紫の命のみを信じて来た。
しかし、今こうして主が偏執し孤立しつつある現在の姿を見た藍は――。
式では無く、独りの妖怪として、紫の境遇を哀れに思っていた。

藍「(式は必ず、紫様の力にならなくてはならない。
しかし”私”は、紫様がこれ以上道を外し孤立する姿を見たくない……!)」

藍は悩む。 式としての使命と、個人としての想いの狭間に。
外界のどのスーパーコンピューターにも負けない思考力を巡らせ、
彼女は自身が取り得る最善の行動を模索する。
そして――彼女は決意した。

藍「(紫様が孤立し、疑心に駆られ動けぬならば――まずは、私が動いてみるか)」

藍は遥か遠く、竹林の生い茂る西の地平を望む。 夜明けにはまだ遠い空に、月が輝いている。

藍「(『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補にして。
大会後に紫様が想定している計画・『リアル・幻想・セブン』のメンバー候補――鈴仙・優曇華院・イナバ!
――明日の試合後にでも、私から彼女に接触してみようか……)」

八雲藍はこの時初めて、自らの意思で主の命を超えた行動を行おうとしていた。

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/05(月) 00:14:05 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。明日は試合ミーテイングから始めようと思います。

皆さま、本日もお疲れ様でした。

805 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 00:23:36 ID:???
乙でした

806 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 00:52:28 ID:???
乙ー
成程!
中山は人間の希望という起爆剤、それが勝つことによって神子様達は人の希望を証明し
努力により薄汚い妖怪共やそれに味方する狂人共を世界から見事に消し去り
我々人間が平和に過ごせる安全で安心な世界を取り戻して下さるということか!
さすがは神子様達だ!なんという素晴らしい作戦だ!私は感動の涙のあまり前を見れません!
あなた様は救世主だ!おお大使様!どうか我々を救ってください!!

ってジョークはさておき勝っても負けても敵に利益があるのか
うわーこれは本当に厄介なことになってるな・・・
第3勢力と思われる日向の考えもわかりやすいほんの一部しか読めない、マジでどう動くべきか悩む

807 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 00:56:40 ID:???
『リアル・幻想・セブン』
輝夜、ブルノ、レナート、アモロ、ブローリン、ガレリ、ティーチャー(フリーザ様)

808 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 15:23:06 ID:???
姫様にもサポーター達からお年玉だ受け取れ(カグロットォー!)

ボナンザ「………」シャンシャンシャン
姫様「またキーパー…」ウサギC「ナイスガッツボナンザ!」

809 :森崎名無しさん:2015/01/05(月) 22:42:12 ID:???
紫「私のことを好きにならない存在は邪魔なんだよ!」
だんだん言動が草加っぽくなってきたぞこの妖怪

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:34:10 ID:???
こんばんは、仕事は早かったのですが本を読んでいたらこんな時間になりました(汗)
ほんの少しですが更新します。
>>805
乙ありがとうございます。
>>806
乙ありがとうございます。
リアル幻想セブンについては多分お察しの通りですね。
どのルートが正解…とは考えておりませんので、悩んで少しでも悔いの無いよう決めて下されば幸いです。
>>807
圧倒的なGK過多ですね…wフリーザ様はトップ下可能でしょうか。
>>808
ボナンザの元ネタを実は知らなかったりしますが、
これをカグヤファンの一員に入れちゃって良いのでしょうか…w
>>809
今の言動等を見るとそうかもですが、きっと悲しい過去とかがあるのです…きっと。

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:35:30 ID:???
〜9日目午前・固定イベント〜
【予選リーグ最終戦! VS西行寺亡霊連合!】

【ミーティング】

魂魄 妖夢
突破力:B 得点力:B ボールカット:C ゴール前:D スタミナ:B
全体的に悪くは無いが地味。 特に得点力は今大会においては少し物足りない。 一昔前の鈴仙のような能力。

メルラン・プリズムリバー
突破力:D 得点力:A ボールカット:D ゴール前:D スタミナ:B
シュートに特化した騒霊姉妹の次女。 ただし各種合体技には要注意。


突破力:A 得点力:C ボールカット:D ゴール前:D スタミナ:B
お燐よりも使いどころが広く、安定したウインガー。 藍が味方にいると、少し強くなる。

八雲 藍
突破力:A 得点力:B ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:A
攻守全てに長ける万能型だが、器用貧乏なきらいもある。 頭が良く、オフサイドトラップ等戦術スキルも活用してくる。

ルナサ・プリズムリバー
突破力:B 得点力:D ボールカット:D ゴール前:D スタミナ:B
パスに特化した騒霊姉妹の長女。 合体技を使われると、タックルやパスカットもやや脅威になる。

リリカ・プリズムリバー
突破力:D 得点力:D ボールカット:B ゴール前:D スタミナ:B
タックルに特化した騒霊姉妹の三女。 単独では一番御しやすいが、徒党を組まれると厄介。

812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:37:18 ID:???

西行寺 幽々子
突破力:B 得点力:A ボールカット:A ゴール前:S スタミナ:S
チームを守る巨大な壁。 彼女相手に空中戦は無謀である。 ダイレクトシュートも強力。

中西 太一
セーブ力:B 一対一:A 飛び出し:B
正体不明の謎の亡霊。 安定した実力者であり切れ者だが、全体的に少し物足りない。

*****

……以上のように、控室のホワイトボードへ記された西行寺亡霊連合の選手データ。
それを眺めてふむと首を捻る永琳。 データの大半を提供し、得意げな表情のてゐ。
話も聞かず、ひたすら携帯ゲームに熱中している輝夜……のゲーム画面を手で隠して妨害している妹紅。
それを呆れた様子で見守る慧音。 緊張と期待が半々のウサギ達。 いつも通りクールなパスカル。
全てがいつも通りの、試合前の光景だったにも関わらず。

鈴仙「(妖夢……一体どうして、あんな神子達の言う事なんて聞くの。 それが――あんたの選んだ道だっていうの……?)」

鈴仙は――やはり、試合を前にして、どうしてもやりきれない気持ちで一杯だった。
過去の事を後悔しない、友の選んだ道は尊重する……。
鈴仙の友人達が教えてくれた様々な教条も、現実の試合の前では幾分心細かった。

鈴仙「(……私は。 やっぱり後悔している)」

つい先日のスカーレットムーンズの試合を思い出す。
『ハイパー・カンピオーネ』の前身団体である聖徳ホウリューズは、
最後まで紳士的に戦った、レミリア達紅魔館の一門を侮辱するような行いを見せた。
――ルールスレスレの危険プレー。 集団ヒステリーの扇動。
そして……勝負の楽しさを捨て、ひたすらに勝利のみを追求する彼女達の美学は、
当事者たるレミリアやパチュリーだけでなく、鈴仙にとっても到底受け入れがたいものだった。

813 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:40:04 ID:???

――そんな集団の中に、あの純粋で生真面目すぎる親友が入り込もうとしている。
そして何も知らない自分は、過去にそれを後押ししてしまった。
他に方法は無かった。 何より、彼女を……妖夢を一番尊重する手段はそれしか無かった。
更には、それを後悔するのは完全に無意味だと、鈴仙は理解しつつも納得出来ていなかった。

てゐ「……鈴仙。 鈴仙!」

鈴仙「――……あれ。 妖夢!?」

てゐ「全然違うよ。 サルとクジラくらい違うってば。 ……ただやっぱり。
鈴仙ってば今日の試合、どうしても思う所があるんだな〜ってね」

鈴仙「……うん。 昨日も寝る前とか、夢で起きた時とかも。 後悔しないぞ! 頑張るしかない!
――って。 色々鼓舞していたんだけど。 ――やっぱり、ダメだったみたい。 私って、ほんとメンタル弱いなぁ……」

鈴仙はやはり弱かった。
幾ら自分の考えている事が不毛で非生産的と分かっていても、どうしても割り切る事が出来ない。
頭の中では、自分の選択は間違っていないと知っていても、いざという場面になると怖くなる。
彼女は依然、常に最適解を模索し、恐れず行動し続ける中山のように強くなかった。

てゐ「……でも。 私はそこが鈴仙の強さだと思うけどね」

鈴仙「――? てゐ、今なんて……」

周囲の雑音でてゐの声が聞こえず、鈴仙は思わず訊き返そうとするが――。

永琳「はい。 それでは皆注目。 今日も、この試合のゲームキャプテンについて、決めていくから」

それは、永琳がパンパンと手を叩く音で中断される。
気付けば、先日の試合に引き続き、ゲームキャプテンの指名に入ろうとしていた。

814 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:42:18 ID:4yoAoU/c
永琳「さしあたって。 この試合は――」

鈴仙「(……今日も、キャプテンに指名されるのかしら。
それとも、二日連続を避けて、パスカル君あたりに任せるのかしら……?)」

鈴仙はどこか上の空。 他人事のようにそう思いつつ、永琳の託宣を待った。
そして、実際にキャプテンとなった人物は――。

先着1名様で、

★ほぼ鈴仙ですが…→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

JOKER→永琳「……さぁ、出てきなさい。 中山君!」中山「やぁ皆。 久しぶりだが宜しく頼む!」
       なんと、中山さんが帰って来ていた!?
それ以外→永琳「……ウドンゲ。 二試合連続だけど、頼むわよ?」鈴仙だった。
クラブ2〜6→永琳「パスカル君。 ……貴方、キャプテンやってみない?」パスカルだった。
クラブA→永琳「――あんたの出番よ、ウサギC」ウサギC「はっはぁ〜! げんそ〜きょ〜サッカ〜をりょ〜じょくしてやるぜ〜!」
      なんと、ウサギCだった!?

815 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 00:42:45 ID:???
★ほぼ鈴仙ですが…→ クラブ10

816 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 00:42:51 ID:???
★ほぼ鈴仙ですが…→ スペード9

817 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 00:44:10 ID:???
クラブAやべえwww

818 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 00:44:19 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。

皆さま、本日もお疲れ様でした。

819 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 00:57:05 ID:???
敵の面子を見ると本当にダイレクトシューターが多い

820 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 01:15:46 ID:???
乙でした。

グラブA……

ウサギC「キャプテンだー! でも、キャプテンってなにすればいいの?」
永琳「基本的にはウドンゲの指示に従えばいいわ」
ウサギC「そっかー」
てゐ(意味が分からないウサ……)

821 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:05:39 ID:???
>あのままでは、紫様はいずれ――完全に孤立するだろう。
矢車「お前、俺の妹になれ」

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:16:44 ID:???
>>817
出てたら……どうなってたんでしょうね(無責任)
>>819
姫様のゴールを脅かし得るシュートは、ほぼ全てダイレクトシュートですね。
>>820
乙ありがとうございます!
キャプテンって何だよ(哲学)状態ですねこれは……
>>821
地獄兄弟からも孤立する……と書きかけて、それってかなり難しいなと思い至りましたw 兄貴の懐の広さに感動です。
紫は悪役らしくはありますが、少し可哀想な役どころかもしれません。

823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:18:31 ID:???
★ほぼ鈴仙ですが…→ クラブ10 ★
それ以外→永琳「……ウドンゲ。 二試合連続だけど、頼むわよ?」鈴仙だった。

永琳「……ウドンゲ。 二試合連続だけど、頼むわよ?」

鈴仙「えっ? ――は、はいっ!」

鈴仙は辛うじて、永琳の指名に返答する事が出来た。 しかし、永琳はそれでは満足しなかった。

永琳「――ウドンゲ。 指名した私が言うのもアレだけど。 キャプテンがそんなに落ち込んでいたら、皆の士気まで下がるわよ?」

今日の試合で対戦する、今や道を違えた親友――妖夢に対して、
鈴仙が複雑な想いを抱いているのを知ってか知らずか、永琳は敢えて辛辣にそう指摘した。

鈴仙「……ご、ごめんなさい。 お師匠様。 少し、昨日から寝付けなくて」

永琳「――それも、あまり良くないわね。 キャプテンたる者こそ、健康管理は十二分にして然るべきよ」

ここまで言われて初めて、自分は永琳に試されている事に鈴仙は気付いた。
恐らく、永琳は鈴仙の心中の葛藤を見抜いており、その上で、敢えて鈴仙をキャプテンに指名して来たのだ。
理由は恐らく――。

鈴仙「(『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテンになるとすれば、こうした逆境や苦境は日常茶飯事。
そんな中でも、気丈にリーダーシップを発揮していけるのか? ……師匠は、こんな事を私に問いかけているのね)」

そう悟った鈴仙は、苦しいと思いつつも、腹立たしいとは思わなかった。
今の鈴仙は心底、強くなりたいと思っていたからだ。
割り切れるようになったと思ったのに、土壇場に来ると割り切れなくなる、弱い自分が嫌だった。 だから鈴仙は、

鈴仙「……ええ。 すみません」

と、永琳に軽く頭を下げて謝って。

824 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:22:52 ID:4yoAoU/c
鈴仙「――皆! 今日は予選リーグの最終戦! 今まで私達は二勝しているけれど。
この試合で負けた場合は、地霊殿と西行寺とで、得失点差を争わなくちゃいけなくなる。
だけど……ここで勝てば、文句なしに間違いなく、私達は決勝トーナメントに進出よ!
この試合も、ルナティックスが勝ち切るのよ……!!」

ルナティックスメンバー「「「「おう!!」」」」

勇気と熱気を無理やりに奮い起こして、鈴仙は声を震わせ膝を笑わせながら、力強く皆を鼓舞するのだった。
それは彼女を良く知るチームメイトから見て、あまりに痛々しい姿ではあったが……心配は不要だった。 なぜなら。

佳歩「(――鈴仙さま……! だいじょうぶです。 私がツートップの片割れとして、鈴仙さまを支えてみせますから!
……で、でも。 今日の試合FWで出れるかなぁ……?)」

パスカル「(――レイセンらしいな。 弱い自分を隠したがる癖に、その実全然隠せていない。
俺も陰ながら、サポートしてやるとするか)」

てゐ「(ホント、ほっとけない子だよねぇ……めんどくさいとも言うけど)」

妹紅「(困ったら、友達に頼るんだよ――鈴仙)」

慧音「(周囲が完全に、鈴仙を味方しているようだな。 ……君は否定するかもしれないが。 これもまた、立派な才能だよ)」

――鈴仙には知らずとも、その周囲には彼女を良く知り、そして支えてくれる友人達が数多く居たからだ。

永琳「(……そう。 これこそが私には無く、ウドンゲだけが持つ……いえ。
中山政男やアラン・パスカルとの接触により、新たに持ちえた、今までには無い『何か』。
この力がきっと、幻想郷を大きく変える筈よ。 ――もっとも。 今はまだ、つぼみの状態でしょうけれど)」

そして、この状況を予測した上で鈴仙をキャプテンに指名した永琳は。
自らの仮説が、少なくとも現時点では正しかった事に満足し、薄く微笑むのだった。

*鈴仙がチームキャプテンに任命されました。

825 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:26:25 ID:4yoAoU/c
鈴仙「――さて、本題に入りましょう」

気持ちが落ち着きかけて来たところで、鈴仙はチームメイトを控室のホワイトボードの前に呼びつけた。

鈴仙「まず。 これが前の試合での西行寺亡霊連合の布陣よ。 ……たぶん、今日の試合もこれで来ると思う」

鈴仙はそう言って、ホワイトボードに西行寺亡霊連合が先日、
地霊殿サブタレイニアンローゼスと戦った際の陣形を図示する。

西行寺亡霊連合:4−3−3
−−@−− @中西
−B−A− A幽々子
C−−−D Cリリカ
−−−−− 
G−−−E Gルナサ
−−I−− I藍
−−−−F F橙
−J−H− H妖夢 Jメルラン

ウサギD「中盤が少な目で、FWとDFが多いかんじ……?」

ウサギB「――だけど、中盤がカラッポって訳じゃあ無いと思う。
WGの橙とMFの藍さんは、昔の大会で連続ワンツーを使って来た記憶があるし、
G番のルナサさんとC番のリリカさんとの距離が近い。
多分……積極的に秋姉妹さんみたいな、合体パスカットとかでボールカットに来ると思う」

つかさ「FWとDFが、必要に応じて流動的に移動し得る――と、いう事ね……それは厄介だわ」

妹紅「――敵のシューターは、メルランと妖夢と八雲藍に……地上シュートを持つ橙と、
CBだが強力なダイレクトを持つ幽々子を入れて5人……かな」

826 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:29:16 ID:4yoAoU/c
慧音「概ねそれで良いと思う。 ただ、シューターの数自体は多いが。
先の試合を見る限りだと、一発一発の威力は地霊殿サブタレイニアンローゼスに劣ると思うな。
私も、積極的にブロックを狙って行かねば」

輝夜「ま。 よーするに楽勝ってコトね! よっし! 私のカリスマセーブが火を……」

パスカル「――吹いて貰っては困りますよ、カグヤさん。
何故なら西行寺亡霊連合には一つ、恐るべきシュートがある筈だろう?」

輝夜「恐るべきシュートォ? あの亡霊の高空ダイレクトだったら、
どーせ妹紅が手柄欲しさに飛び出して刈ってくれるわよ」

妹紅「信頼してるんだか馬鹿にしてるんだか、良く分からない言い方だなぁ……。
――パスカル君の言いたいのはアレでしょう?
プリズムリバー三姉妹の……『コンチェルトグロッソ』。
確かにアレは、私のクリアにも匹敵するでしょうけど……威力だけなら、西行寺幽々子のダイレクトと互角じゃない?」

永琳「――とは、単純には言い難いわね。 プリズムリバー三姉妹の最大シュートは三人でのトライアングルシュート。
軌道は大きくぶれを伴い、弱いと思っていた選手の蹴り出しが、思わぬ結果を生むかもしれない。
……まあ、要するに。 油断は禁物という事よ、輝夜?」

輝夜「はーい」

ウサギC「GKのなかにしってさぁ。 あれジャイッチじゃね?」

佳歩「じゃ……邪一血!? 何その怖い名前!?」

てゐ「あんたら、何話してんのさ……」

するとチームメンバーは、揃いも揃って各々の持つ情報を示しながら、
敵チームの布陣や警戒すべき戦法について意見を述べてくれた(一部、関係の無い話をする者もいた)。

827 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 21:31:36 ID:4yoAoU/c
鈴仙「(うーん。 色々情報が出たけれど。 とりあえずはいつも通り、
フォーメーションを固めていくところから始めましょうか……)」

キャプテンである鈴仙は、頭の中のモヤモヤを一旦消し飛ばして、
今日の試合における、最初のフォーメーションを考えようとしていた。
そして、その結果鈴仙は仲間達にこう案を告げた。

A:「4−4−2で、バランス良く人を配置して、手広く備えましょう!」
B:「4−3−3で、攻め手を増やして、敵の守備陣を圧倒するのよ!」
C:「5−3−2で、DFに人数を掛けて、敵のシュートを封殺するのよ!」
D:「5−4−1で、守備と中盤を固めて、確実に決定機を狙っていくのよ!」
E:「3−5−2で、中盤の数に差をつけて、ボールを支配するのよ!」
F:「4−6−0のゼロトップよ! 敵の出方を見つつ遅攻しながら、隙を突いて攻めるのよ!」
G:その他 自由選択枠 人数構成だけでなく、具体的なフォーメーション案がありましたらどうぞ。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

828 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:32:08 ID:u/fpLDwo
G5−3−2
−H−−− H鈴仙
−−−J− Jパスカル
−−−−−
G−I−F Gてゐ I永琳 F佳歩
−−−−−
D−A−E DウサギB A妹紅 EウサギC
−B−C− Bつかさ C慧音
−−@−− @輝夜

西行寺の最強シュートはDF上げる必要があるためカウンターが効きやすいから5バックも視野に入る。
妹紅を中央に置いておくと敵の大抵のシュートがクリアにかかってくれる。
メルランの地上シュートは別なのでボール持たれたら撃たせる前にすぐ潰す。
敵の前線メンバーはタレント豊富だけど後ろの方は数が限られてるのもカウンター戦術が相性いいところ。

パスカルにはセカンドトップの位置で何をやってもいいと許可だしてもいい。忙しいけどやりがいはあるはず。
ツインシュート、チャンスメイク、中盤争い、鈴仙とワンツーで前に出てきたリリカを除外。
MFが3人だから色んなところに顔出してくれたらありがたい。

というわけでこうなったけどウサギBのところはDでもいいかも

829 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:36:28 ID:SkvamyE+
E

830 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:38:08 ID:0fz66PXc
>>828

831 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 21:38:34 ID:???
A
空中戦多いなら最終ラインは5か4は欲しいな

832 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:06:44 ID:4yoAoU/c
>>828
永遠亭ルナティックス:5−3−2
−H−−− H鈴仙
−−−J− Jパスカル
−−−−−
G−I−F Gてゐ I永琳 F佳歩
−−−−−
D−A−E DウサギB A妹紅 EウサギC
−B−C− Bつかさ C慧音
−−@−− @輝夜

トン、トン、トン……

鈴仙はおもむろにホワイトボードに上記のような陣形を書き出していった。 ふと思う所があったからだ。

鈴仙「西行寺亡霊連合の最強のシュートは、幽々子さんの『西行寺無余回顧』。
そして、ルナサ・メルラン・リリカの三人が集まって放つ、『コンチェルトグロッソ』。
……この二つに共通する点は、何だと思う?」

佳歩「え、えっと……どっちも高いシュート……ですか?」

鈴仙「ああ……それもあるわね。 だけど、肝心なところは他にあるわ」

鈴仙はチームメイトを名指ししながら、一つずつ自分の意見を整理していく。

鈴仙「――この二つのシュートは、どっちも師匠の『爆宙アポロ』に負けないか……やや劣る程度には優秀。
だけど、この二つのシュートには大きな欠点が存在するわ。
すなわち――『どちらのシュートも、DFをオーバーラップさせないと撃てない』という欠点が!」

833 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:08:09 ID:4yoAoU/c
パスカル「なるほど。 それで5−3−2か」

ウサギD「えっ、えっ……? ど、どういうことですか……?」

察しの良いパスカルは気付いていたが、チームメイトの中にはまだ呑みこめていない者も多かった。
鈴仙は説明を続ける。

鈴仙「……つまり。 西行寺亡霊連合の弱点は――カウンターなんだと思うの。
特に、追い詰められて、決めないといけない局面になるほど、
敵は幽々子さんや騒霊姉妹の三女――リリカさんを上げていかないといけない。
そんな時、5人編成のDFは大きく役立つ。 敵のシュートを人数を掛けて止めて、そして――」

てゐ「手薄になった敵チームの懐に、一気に放り込んで――トドメをブスリ。 ……だね〜」

永琳「ふむ……成程ね。 悪くない作戦だと思うわ」

相変わらず素直に鈴仙を褒めない永琳だったが、表情を見るに心からそう思っているようだった。
それで安心した鈴仙は、更に話を続ける。

鈴仙「それで、5−3−2は確定として。 5バックのDFには、ウサギBちゃん、ウサギCちゃんをSB。
そして妹紅、つかさ、慧音をCBとして置くわ。
妹紅はリベロでなく、専ら敵の高空シュートを撃ち落として貰う役目になると思う」

妹紅「うん、了解。 でも、オーバーラップの指示があったら、いつでも上がるからね!」ワキワキ

慧音「(お前はシュートを撃ちたいだけだろう、妹紅よ……)」

鈴仙「師匠は中盤の支配を。 てゐと佳歩はそれぞれパスとドリブルによる突破を主に任せると思うわ。
そして、2トップのFWは――私と、パスカル君よ」

パスカル「おっ。 ご指名かい。 嬉しいな」

834 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:10:09 ID:4yoAoU/c
鈴仙「……今日の試合は、MFが少ないから。 だからセカンドトップの位置で、幅広く動いて貰いたいなってね。
それに――敵に隙が生じた場合は。 『アレ』のお披露目にもなるからね」

パスカル「ああ……『リフレクトバレット』か。 確かにあれは試してみたい。
俺だって、腐ってもFW。 ゴールが大好きな人種の一人だからな」

鈴仙の考えた案は筋が通っていた。
敵チームの傾向を踏まえた上で、充分に対策がなされていると皆も思った。
それ故に、鈴仙の考えたフォーメーション案に根本から反対する者は一人も居なかったが……。


輝夜「あー、でも。 イナバ、一点だけ良い?」

鈴仙「――はい。 何でしょうか、姫様(『今からHNM狩りに行くから帰る』とか言い出したらどうしよう……)」

珍しい事に挙手をしたのは輝夜だった。
そして更に珍しい事に、鈴仙の予想に反して、輝夜は1点だけ真面目な指摘をした。

輝夜「試合に出すモブイナバC(*ウサギCです)だけどさぁ。 一回イエロー貰ってなかったっけ。
確かに、あの子はタックルについて少しだけ才能が開花しそうだったけど。 入れても良いかしら?
ただ、まぁ……ここでイエローが累積しても、決勝トーナメントではリセットされるから、どうでも良いっちゃいいかもだけど」

鈴仙「……いえ。 確かに、それも一理ありますね……。
(――どうしよう。 ウサギCちゃんの代わりにDちゃんを入れた方が安定するのかな。
 でも、折角の試合機会なんだし、Cちゃんのタックルの才能を磨いておきたい気もするのよね。
 ここだけ、少し考え直してみようかしら)」

835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:14:13 ID:4yoAoU/c
鈴仙は輝夜の意見を聞いて、SBとして出す名無しウサギの人選について考え直した。

鈴仙「(ウサギCちゃんとDちゃんとでは、Cちゃんの方がドリブルが得意で、Dちゃんの方がパスカットが得意。
それで後の能力については……概ね、どっこいどっこいって感じかしら。
ウサギBちゃんはその点、パスが得意で他の能力もCちゃんやDちゃんよりも概して高め……感じだけど。
うーん。 どうしたもんかしら)」

鈴仙が少しだけ悩み、そして出した結論は――。

A:いや。 ウサギCを出して問題無い。
B:……やっぱり、ウサギCとウサギDを交代させよう。
C:むしろウサギBとウサギDとを交代させよう。
D:その他 自由選択枠 つかさや慧音、妹紅などと交代したい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

836 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:16:10 ID:u/fpLDwo


837 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:18:27 ID:20D+rGRQ
A

838 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:18:40 ID:HJkTHmcs
A

839 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:24:41 ID:4yoAoU/c
鈴仙「……いえ。 これで行きましょう! 今日の試合、Cちゃんのタックルが大事になる……気がしますから!」

輝夜「――了解。 そんなら良いわ」

――と、鈴仙が力強く意志を再確認すると、輝夜も納得して頷いてくれた。
結果、ルナティックスは以下の陣形にて、西行寺亡霊連合と対戦することになる。

永遠亭ルナティックス:5−3−2
−H−−− H鈴仙 910/910
−−−J− Jパスカル 840/840
−−−−−
G−I−F Gてゐ 680/680 I永琳 900/900 F佳歩 720/720
−−−−−
D−A−E DウサギB 540/540 A妹紅 910/910 EウサギC 530/530
−B−C− Bつかさ 630/630 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

そして、これを機にフォーメーションが確定した事もあり、ミーティングも終了感が漂う。
鈴仙も無理に引き締める事も無く、このまま流れで試合開始までの自由時間という事にした。

鈴仙「(――ふう。 ……やっぱり、何か考えていた方が却って気持ちが落ち着くわね。
さて。 試合開始まで時間があるようだけど、何をしてようかしら?)」

A:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:A 輝夜)
B:観客席をうろついてみる。
C:特に何もない。試合開始!
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと3回まで行動できます。
*自発的に考えて、筋の通ったフォーメーションを発案した事で、永琳印象値が上がります。39→41

840 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:25:43 ID:SkvamyE+
A つかさ

841 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:26:12 ID:u/fpLDwo
A つかさ

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 22:34:51 ID:4yoAoU/c
A つかさ

鈴仙「ねぇ、つかさ……」

つかさ「あら……鈴仙さま。 先程はお疲れ様でした」

両手を前に持っていき、丁寧にペコリとお辞儀をするつかさ。
利発そうな笑顔が、鈴仙の澱んだ心を少しだけ癒してくれたような気がした。

鈴仙「(どうしよう。 折角だから、つかさと暫くお喋りでもしてようかしら……)」

鈴仙はつかさと話す事で、少しでも気分を紛らせたいと思った。
話題を考えて、鈴仙はつかさにこんな切り口で話しかけた。

A:特にテーマを決めずに雑談する。
B:試合後、練習に誘ってみる。
C:試合後、人里に遊びに誘ってみる。
D:ウサギDとのコンビプレイはどうなったか聞いてみる。
E:もしもウサギDがつかさと違う道を歩みたい…と言ったらどうするか聞いてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

843 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:36:02 ID:???
こういうフォーメーション考えれる人は素直に感心する。
他のところはともかく、フォーメーションだけは考え込んで投票止まっちゃうわ

844 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:37:29 ID:ZMsJS0gY
C

845 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:38:42 ID:ZpaWUYRI
F人里草サッカー助っ人募集の件について話す

846 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:39:50 ID:SkvamyE+
F 新聞で人里草サッカーチームが助っ人を募集しているけど興味がないか聞いてみる

847 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 22:41:31 ID:SkvamyE+
F人里草サッカー助っ人募集の件について話す

すみません、こちらに変更します

848 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 23:18:20 ID:4yoAoU/c
F人里草サッカー助っ人募集の件について話す

鈴仙「そう言えば、つかさ」

つかさ「? 何ですか、鈴仙さま?」

鈴仙はここで、ふと人里の草サッカー助っ人募集の広告を思い出した。
恐らくは、事前に登録しておけば、ウサギ達もついて来てくれるとは思ったが、
先に話を通しておくのが筋と考え、鈴仙はつかさに募集の件について話してみると。

つかさ「成程。 それは……面白そうですわね」

つかさは上品に微笑んで、鈴仙の話を興味津々に受け止めてくれた。

鈴仙「本当? それじゃあ、もしも実際に私が人里に行って選手登録した場合。
――大会の11日目――明後日の午前に予定を開けて貰う必要があるけれど、大丈夫かしら?」

つかさ「ええ、大丈夫ですよ。 ――宜しければ、他のウサギ達にも話をしておきましょうか?
11日目の午前に、鈴仙さまから声が掛かったら、試合に出るようにって。
皆、人里には興味一杯ですから。 きっと嫌がる事なく、試合に出てくれると思います」

鈴仙「あ、あら……そう? なんか悪いわね」

つかさ「はい。 ですから……。
【鈴仙さまは、今みたいにウサギ達に声を掛けずとも、人里で試合に出したいウサギを登録さえすれば良い】ですよ。
こういう話があるって事は、私が皆にもお伝えしておきますから」

つかさはそう言って、助っ人募集の件について快諾するだけでなく、
――今のような事前の打診は不要となるよう、お膳立てをしてくれたのだった。

*つかさの評価値が上がりました。
*以降、ウサギ達を助っ人登録する場合、今回のような事前の打診は必要ありません。

849 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 23:20:58 ID:4yoAoU/c
鈴仙「(つかさは本当に気が利くわね……ウチに居るのが勿体無いくらい。
稗田かどっかの金持ちの家で、女中として働いていても全然おかしく無いわよねぇ……。
――さて、試合まであと少し。 何をしていようかな?)」

A:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:A 輝夜)
B:観客席をうろついてみる。
C:特に何もない。試合開始!
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

850 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:22:09 ID:u/fpLDwo
Aパスカル
ブリッツの助っ人にパスカルみたいなテクニシャンが欲しいと思ってたけどどうかな?

851 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:23:11 ID:SkvamyE+
B

852 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:29:09 ID:ZpaWUYRI


853 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 23:51:39 ID:4yoAoU/c
B:観客席をうろついてみる。

鈴仙「(ううん。 やっぱり、外の空気でも吸って来ようかな)」

ぎゅっと背伸びして凝りをほぐし、ポンポンと肩を叩きながら鈴仙は控室を後にした。
暗い思案に囚われていると、無意識の内にこんなに身体が固くのだと一人関心する。
そして、外に出て振り返って観客席を見ると。

――ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアッ!!

耳をつんざく様な大歓声が、自分達に向けられていたという事実に、鈴仙は今やっと気づく。
思えば永遠亭を出て、ここ人里サッカーコートに来るまでの記憶が、綺麗さっぱり飛んでいた。
それだけに、今日の朝の自分が精神的に追い詰められていて、今になって漸く少し回復したという実感が湧く。

鈴仙「(人混みは昔からニガテだけど。 今なら、そんなに悪くないかな)」

そう考えながら、鈴仙は観客席を回って行く。
これだけ多く観客が集っているならば、必ず誰か知り合いには出会えそうだった。

854 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/06(火) 23:56:02 ID:4yoAoU/c
果たして、鈴仙が真っ先に顔を合わせた人物は――。

先着1名様で、

★顔を合わせた人物→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→紫「………」鈴仙「(や、八雲紫が観客席に! ……でも、様子がおかしいような)」
ダイヤ→星「鈴仙。 お久しぶりです!」村紗「試合、頑張ってくださいね」
ハート→さとり「あら……また遭いましたね」矢車「……はぁ」
スペード→レミリア「フッ……奇遇だな鈴仙よ」咲夜「お嬢様が、是非貴女を応援したいと」
クラブ→レティ「鈴仙、元気してた?」幽香「りょうじょ……失礼、活躍を祈っているわ」

855 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:56:36 ID:???

★顔を合わせた人物→ スペード4

856 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:57:00 ID:???
★顔を合わせた人物→ ハート4

857 :森崎名無しさん:2015/01/06(火) 23:58:11 ID:???
ちょうど事情聴取したかった一行がやっぱりダイヤ

858 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 00:00:31 ID:???
咲夜さん、翻訳しちゃった(笑)

859 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 00:03:19 ID:???
レミリアと咲夜さんの二人組に出会ったところで、今日の更新はここまでです。
>>843
試合に際して色々と対策を考えて下さるのは本当にありがたいですし、嬉しいです。
ですが、私も実はフォーメーションは良く分からず、票を入れにくいタイプです(汗)
>>850
パスカルはフィジカルがやや弱めですが、全体的にバランスの取れた好手ですね。
ブリッツについては、基本的に自由選択枠で勧誘して頂く…という形にしようかと思っています。
>>857
ダイヤでしたら、自由行動が浮いて大きめなプラスだったかもですね。
>>858
咲夜さんにより、少しずつお嬢様のカリスマが脅かされていく……?

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

860 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 21:35:30 ID:???
★顔を合わせた人物→ スペード4 ★
スペード→レミリア「フッ……奇遇だな鈴仙よ」咲夜「お嬢様が、是非貴女を応援したいと」

レミリア「フッ……。 暁を告げし逢魔が時に貴様に出会うとは。
まぁ、運命の女神より寵愛されし存在たる私にとって、この程度の巡り合わせは既知だったのだがな」

咲夜「お嬢様が、是非貴女を応援したいと言って聞かないもので」

レミリア「ちょ、ちょっと咲夜! 折角のカッコ良い雰囲気を邪魔しないでよ」

鈴仙を見かけて声を掛けてくれたのは、
先日も快い挨拶をしてくれた紅魔の当主・永遠に幼き紅帝、レミリア・スカーレットと……。
その従者であり、悪魔の荒鷲としてその名を馳せるメイド長・十六夜咲夜の二名だった。

鈴仙「あっ……こんにちは、レミリアさん。 お会いできてうれしいです。
(カッコ良かったかなぁ……。 ――熟語に纏めて『永月邂紅』〈ルナ・スカーレットメント〉とかの方がカッコ良いと思うけど)」

鈴仙は冷静な本音(と本人は思っている)を隠し、あくまで大人な笑顔で身を屈め、レミリアに向かって恭しく礼をする。
佳歩辺りとそんなに変わらない背丈の少女相手にはかなり大袈裟に見える礼だが、レミリアもこれで気を良くした風だった。

レミリア「うむうむ。 あんたは目上の者への態度が良く行き届いているようね。
月の賢者は本当に教育熱心なようだ。 ――そろそろ、ウチへの引き抜き時かしら?」

鈴仙「えっ?」

レミリア「冗談よ。 じょーだん」

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 21:40:42 ID:dR3Gah1+
鈴仙には、とても冗談には見えなかった。
話をしていて気付いたのだが、レミリアは会話の途中、不意を突くようにこちらを見透かすような目を向ける時がある。
これこそが彼女が誇る『運命を操る能力』なのかもしれないが、
鈴仙はふとした瞬間にも、彼女の底知れなさを実感して内心震えていた。

鈴仙「(……でも。 咲夜さんは全然普通な感じなのよね。
これが悪魔の館で働く人間の覚悟なのか。 はたまた天然で気付いて無いだけなのかは分かんないけど。
やっぱり、この人も大概にヘンな人間だわ……)」

そんな中、お誂え向きの笑顔を全く崩さず、咲夜はレミリアに日光が当たらないよう丁寧に日傘を翳している。
そう言えば、レミリアが先の聖徳ホウリューズで神子から受けた負傷は完治しているようだった。

鈴仙「(――さて。 折角だからレミリアさんや咲夜さんと、何か話をしてみようかな?)」

ふと、場に沈黙が流れたので、鈴仙はこれを良い事にレミリアか咲夜へ何か話題を振ろうとする。
鈴仙が口にした話題は――。

(両方宛ての話題)
A:特にテーマを決めず、適当に二人と雑談する。
(レミリア宛ての話題)
B:『スカーレットムーンズ二軍』という謎の(?)名無しチームについて。
C:最近のレミリアの楽しみについて。
D:一流のFWとしての在り方について。
(咲夜宛ての話題)
E:兎に角話題を振って、仲良くなろうとしてみる。
F:紅魔館での求人について。
G:咲夜に悩み事があるのかについて。

H:その他 自由選択枠 

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

862 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 21:42:43 ID:v7ix+Dqo
D

863 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 21:43:01 ID:2Udn7OCo
D

864 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 21:59:20 ID:dR3Gah1+
D:一流のFWとしての在り方について。

鈴仙「……レミリアさんは、私と同じFWですから。
折角なので、レミリアさんのような一流のFWが、どんな事を思って、どんな在り方を心がけているのか。
それについては、ちょっと聞いてみたいです」

レミリア「ふむ。 中々殊勝な心掛けと言えるわね……」

レミリアは得意げに、体格に釣り合わず大きな蝙蝠の翼をはためかせながら言う。
世辞でも何でも無く、鈴仙はいちFWとして、
幻想郷屈指のストライカーとも評価されるレミリアのFW論を聞きたかった。
ルナティックスのメンバーからは聞けないような、何か新鮮な発想があるのではないかと鈴仙は思っていた。

レミリア「……そうね。 まぁ、在り方と言えば大袈裟だけど。
私の考え位なら、何か言えるかしらね。 例えば……」

果たして、レミリアが鈴仙に語ってみせた内容は――。

先着1名様で、

★レミリア的FW論→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→レミリア「やはりシュート魔王こそ一流ね。 私もシュート力67目指して頑張ってるんだけど、まだまだで」
       鈴仙「(頑張るベクトルがぶっちぎり過ぎでしょ!?)」
ダイヤ→「一歩下がってゲームメイクも出来るような。 そんなFWが私の理想ね」
ハート→「やはり爆発的なシュート力かしら。 FWは点を決めてこそだし」
スペード→「凡人はシュート力に目が行きがちだけど――敢えて私は、前線でのカット力こそ重要と思うわね」
クラブ→「それは自分で考える。 自分で考えてこそ一流よ」
クラブA→レミリア「『急にボールが来たので…』とか素直に言える誠実さね。 点を取るだけがFWじゃないわ」
      鈴仙「(それはちょっと違うような……)」

865 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:00:53 ID:???
★レミリア的FW論→ ハートA

866 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:04:08 ID:???
ちょうどこの動画見てたときにクラブA見てワロタw
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm15371547

867 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:08:40 ID:???
クラブAが出てたらレミリアのカリスマが酷いことにw

868 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:35:27 ID:???
レミリア「かっこいい必殺シュートが必要ね。全世界ナイトメアとか」
パスカル(これ以上レイセンの技名がカオスになるのか!?)

869 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 22:40:57 ID:dR3Gah1+
★レミリア的FW論→ ハートA ★
ハート→「やはり爆発的なシュート力かしら。 FWは点を決めてこそだし」

レミリア「FWに必要なスキルは、高い突破力に前線での守備力。
それに強靭なフィジカルが挙げられると思うけれど。 ……やはり、何よりも大事なのがシュート、かしらね」

彼女にして珍しく、レミリアは言葉を選びながらそう言った。

鈴仙「やっぱり、シュート力……ですか」

レミリア「FWとは何より第一に、敵の守備陣を恐れさせる存在であるべきだ。
そう考えた上で、如何に高いゲームメイクセンスとボールカット能力。
オフ・ザ・ボールやスペースの作り方が巧くとも、シュートが撃てなくては、
FWはその機能を1割も果たしていない……。 パチェに言わせればともかく、私はこう思うわね」

鈴仙「FWはあくまで点取り屋……シュートこそが大事って事ですね」

レミリア「――まぁ、一言で言えばね」

レミリアは尊大さを隠さずにそう答えたが、鈴仙には全く嫌味に感じなかった。
彼女の語り口と実際の実力とに、何の相違も無かったからだろう。

鈴仙「でも、シュート力も中々身に付かなくって。 日頃の積み重ねと言われればそうなんですけど」

レミリア「才能という壁も、何だかんだで厳然とあると思うけどね。
――まぁ。 あんたがそこまで一流のFWに興味があると言うなら……超特別に、見てあげても良いわよ」

鈴仙「……えっ?」

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 22:42:57 ID:dR3Gah1+
レミリア「だーかーらー。 もしよかったら、この私があんたのシュートを見てやろうか……って言ってるのよ」

鈴仙「い、良いんですか!?」

レミリア「ノブレス・オブリージュ。 富や才にも長けた者は、それを貧者に分け与える義務があるのよ」

レミリアは上機嫌にそう言ってのける。 彼女が幼くとも大人物であり、『紅帝』とも評価される所以は、この懐の大きさにあった。
自分の技術が優れていると確信した上で、その技術を弱者に分け与える事に惜しみが無い。
何故なら彼女は、誰かが自分を追い越す、自分が破れ、他者の支配に屈する……という発想が端から存在しないのだ。
そして、どこまでも唯我独尊であるが故に、レミリア・スカーレットは幼いながら、どこまでも大きな妖怪だった。

咲夜「(やはり、旧態依然による体制のひずみを無視し、あくまで自分の理想に籠る八雲紫でも無く。
大衆の人気取りとばら撒きに徹する豊聡耳神子でも無く。 ……私にとってお嬢様こそが、最高の統治者です)」

――そして咲夜に限らず。
そんなレミリアを内心で崇拝し、彼女こそが真の統治者と信ずる者もまた、少なからず存在していた。

*レミリアの評価値がやや上がりました。
*レミリアが紅魔館で、シュート練習を1回見てくれる事になりました。 自由行動の際レミリアに会いにいけばイベントが発生します。

871 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 22:44:45 ID:dR3Gah1+
鈴仙「(レミリアさん、上機嫌そうだったなぁ……。
でも、私のシュート力も伸び悩んでいた時に、今の申し出は嬉しかったかも。
――さ! 試合まであとちょっと。 悔いの残らないように過ごしたい所だけど……?)」

A:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:A 輝夜)
B:観客席をうろついてみる。
C:特に何もない。試合開始!
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

872 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:51:03 ID:2Udn7OCo
A てゐ

873 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:52:08 ID:v7ix+Dqo
A アラン・パスカル

874 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 22:54:47 ID:EyaMpLXs
Aパスカル

875 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 23:02:57 ID:dR3Gah1+
A パスカル

鈴仙「パスカル君、パスカル君……!」

パスカル「ん? どうしたレイセン、そんな怖い顔して」

鈴仙「えっ、私そんな顔してた?」

パスカル「してたさ。 しかめっ面して、眉間にシワ寄せてた」

鈴仙「むむむ……。 それは失礼したわね」

鈴仙の緊張を察してか知らずか、パスカルは普段通りの冷静さ軽薄さが入り混じった感じで、鈴仙に話しかけてくれた。

パスカル「どうした。 作戦の話かい、それとも練習のお誘いかい? どちらもOKだけど」

鈴仙「ああ。 えっとね……(どうしよう。 どんな話題を振ってみようかな……)」

鈴仙はパスカルに対する話題を即席で考え、そして――。

A:「特に話題も無いけど、ちょっと喋りたくって」特にテーマも決めず喋る。
B:「今日の試合後、一緒に練習しない?」練習に誘ってみる。
C:「今日の試合後、一緒にお茶しない?」お茶に誘ってみる。
D:「今日の試合の動きについてなんだけど……」パスカルの細かい動きについて打ち合わせる。
E:「悪いんだけど、名無しウサギを一人コーチングしてくれない?」名無しウサギのコーチングを依頼する。
F:その他 自由選択枠 ブリッツボールに勧誘したい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

876 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:05:06 ID:2Udn7OCo
D

877 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:09:59 ID:v7ix+Dqo


878 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:15:10 ID:???
F パスカルとサンプドリアの0-0-10について話してみる。どういうことなの…

879 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:21:40 ID:???
結局負けているじゃねーか!
やっぱフォーメーションって大事だわ。

880 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:23:16 ID:???
しかもマイボールのキックオフでしたらしい。

881 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:24:50 ID:???
サンプドリアの赤井「攻撃が下手なのに10人FWの1人にされてた。わけがわからないよ」

882 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 23:31:11 ID:dR3Gah1+
D:「今日の試合の動きについてなんだけど……」パスカルの細かい動きについて打ち合わせる。

パスカル「なんだ、試合についてか。 お茶にでも誘ってくれるかと期待してたんだが」

鈴仙「……ひょっとして、誘って欲しかったの?」

パスカル「――それは勿論。 ……ま、良いんだ。 俺達にはこっちのがサマになってる」

パスカルはそう言うとホワイトボードの方へと向かう。 鈴仙もそれに続いた。

パスカル「さて。 これがこの試合におけるルナティックスのフォーメーションだが……」

パスカルは再度、ホワイトボードに書かれた陣形図を確認する。
陣形を書いた鈴仙は、もうちょっと丁寧な字で書いとくべきだったなぁ……と、
走り書きの図を見ながら後悔しつつ、パスカルに倣う。

永遠亭ルナティックス:5−3−2
−H−−− H鈴仙 910/910
−−−J− Jパスカル 840/840
−−−−−
G−I−F Gてゐ 680/680 I永琳 900/900 F佳歩 720/720
−−−−−
D−A−E DウサギB 540/540 A妹紅 910/910 EウサギC 530/530
−B−C− Bつかさ 630/630 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

パスカル「……さて。 今回はJ番の俺の動きだが――うん。
確かにレイセンが俺と話をしたくなる気持ちは良く分かる。
何故なら、俺の位置がこの陣形を機能させるにあたって、最も重要となるからな……」

パスカルは鈴仙の意図を見抜いていた……と、いうより。
この陣形の強みであり弱点が自分である事をよく理解していた。

883 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 23:32:42 ID:dR3Gah1+
鈴仙「パスカル君が上がり過ぎたら、中盤が数的に不利になる。
パスカル君が下がり過ぎたら、前線で私が敵のマークの餌食になる。
勿論、理想はパスカル君が適度に上がったり下がったりしてくれる事なんだけど……」

パスカル「――まぁ。 常に最適解を出し続けられる自信は――正直言ってないな。
必ず、どこかで妥協しないといけない場面は出て来るだろう」

鈴仙「……とはいえ。 パスカル君にはその自慢の広い視野――『オールドタイプ』としての才能があるから。
私が何も言わなくても、この位置に置くことで広く顔を出してくれるとは思っているわ。 だから、問題は――」

パスカル「その前提の上で。 俺が上がり目を意識するか、下がり目を意識するか。
それについて確認をしておきたい。 そういう事だろう、レイセン?」

鈴仙「うん。 そういう事。 まぁ、基本は勿論真ん中でしょうけど……全体的な思考パターン的にね。
攻撃的に行くか守備的に行くかっていうのは、やっぱり決めておいて損は無いと思うわ」

クレバーで理解の速いパスカルに感謝しつつ、鈴仙は結論を下す。
つまり、セカンドトップの位置にあるパスカルは、攻撃的に動くべきか、守備的に動くべきか――。
鈴仙はこう答えた。

A:気持ち上がり目で、どちらかと言うと攻撃的に動いて欲しい。
B:気持ち下がり目で、どちらかと言うと守備的に動いて欲しい。
C:やっぱり特に指定はしない。 パスカルの自由に動いて欲しい。
D:その他 自由選択枠  パスカルに考えて欲しい事、マークして欲しい選手が居ればこちらで
                 ※あまりに具体的過ぎる動きは状況次第のため、指示できません。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Cにした場合は特に変化無しです。
*AかBにした場合、Cにするよりはメリット総量が大きいようにします。 ただ、守備(攻撃)面で稀に出遅れる事があるかもしれません。

884 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:34:09 ID:EyaMpLXs


885 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:35:23 ID:2Udn7OCo
A

886 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:36:46 ID:v7ix+Dqo
A カウンターだからとりあえずはこっちで

887 :森崎名無しさん:2015/01/07(水) 23:39:09 ID:???
この試合で一番自由度高いのはここ
セカンドトップとかディアスのようなファンタジスタのポジションをパスカルがやる

888 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/07(水) 23:59:25 ID:???
A:気持ち上がり目で、どちらかと言うと攻撃的に動いて欲しい。

鈴仙「――パスカル君はあくまでFW。 だから……そう。 どちらかと言うと攻撃的に動いて欲しいわね。
私とワンツーで上がったり、もし私にマークが集中してそうだったら、切り込んでみたり、
果敢に『バナナシュート』を撃ってみても良いと思う。 だから、気持ちはやっぱり上がり目の位置で。
そして、可能な限りで、中盤の師匠――は大丈夫そうだけど。 てゐとか佳歩とかの手伝いをして欲しいかな」

パスカル「成程、了解した」

パスカルは手短に鈴仙の意思に了解した。
……今考えてみれば、彼も攻守の要となるポジションに置かれた事に、不安を覚えていたのかもしれない。
だから、結論はともかく、こうして鈴仙が声を掛けてくれた事自体が、パスカルにとってはありがたいようだった。

パスカル「(……まさかこの俺が、こんな重大なポジションを任せられる日が来るとはな。
――俺自身もまだまだだろうが。 ……しかし、不安が和らぐと、何だか嬉しい気もする。
アイツに、少しだけ追いつけたようで……)」

そう思いかけたパスカルは、「そりゃないか」と否定しつつも。
彼もまた、一連の会話は自身の成長を改めて実感するきっかけとなっていた。

*パスカルの評価値がやや上がりました。
*パスカルがやや上がり目な思考で行動するようになりました。

889 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 00:08:18 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。 明日から漸く、試合が始まりそうです。
>>866
シュートシーン以外では活躍してるらしいので大丈夫です…w
>>867
クラブAの方もある意味ではカリスマでは無いでしょうかw
>>868
全世界ナイトメアとか不夜城レッドとかはともかく、
最近のでも『フィットフルナイトメア』とかは結構カッコいいと思います(弁護)
>サンプドリアのフォーメーションについて
現代的な布陣か何かかと思ったんですが、やっぱり違ったんですねw
赤井君は……人数補正&フォロー要員かな?
>>887
>セカンドトップとかディアスのようなファンタジスタのポジションをパスカルがやる
この発想は無かったです! パスカルの成長についても、また書いていきたいですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

890 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 00:12:19 ID:???
――と、すみません!
良く見たらスレ容量が490kbまで達しておりましたので、
ちょっとだけ早いかもですが、次スレのスレタイも募集してしまおうと思います。

【】鈴仙奮闘記25【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、西行寺亡霊連合との試合で1スレ埋まるかな…と思います。
試合の中で、鈴仙と妖夢についても、何か書いていきたいです。

それでは、今後こそお疲れ様でした。

891 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 00:17:29 ID:???
【パスカルの】鈴仙奮闘記25【テリトリー】
【炎の】鈴仙奮闘記25【カウンターアタック】
【天候の】鈴仙奮闘記25【支配者】
おつー

892 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 00:19:19 ID:???
【天空の】鈴仙奮闘記25【支配者】
間違えた、天候なんか支配できんがなw

893 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 15:51:55 ID:???
乙です。

【妖夢の悩み事は】鈴仙奮闘記25【内緒なの】
【決めろ電撃の】鈴仙奮闘記25【カウンター】
【レミリア様が】鈴仙奮闘記25【見てる】
【揺れる鈴仙】鈴仙奮闘記25【妖夢の決意】


894 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 20:11:38 ID:???
【友よ君はなぜ】鈴仙奮闘記25【悪魔に魂を売ったのか】

895 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 20:54:45 ID:???
一旦は妖夢の背中押してよかったか不安になったけど、妖夢もちゃんと考えてるだろうしね。
神子達を完全に信頼してるじゃないとも言ってたし、見極めていざというときは神子達を止めるためにあえてカンピオーネ入りしたとか。

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:37:56 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。

>>891-892
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
緋想の剣を持ってこないと天候は支配できませんねw
>>893
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>894
スレタイ提案ありがとうございます!
>>895
妖夢はちゃんと考えてるし、神子達の事を完全に信頼してる訳では無いですね。

宣伝っぽいですが、拙作のwikiのページを少しリニューアルしてみました。
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
内容は殆ど追加してないですが、順番を変えたり項目立てする事で見やすくなった…ら、いいなぁと思っています。
wikiに乗せて欲しい情報や、より分かり易くする為のアイデア等ありましたら、教えて頂ければ嬉しいです。

897 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:39:27 ID:???
実況「……さあ! いよいよ試合開始です! 予選リーグもいよいよ佳境、Cブロック第5試合!
永遠亭ルナティックス対西行寺亡霊連合との大一番!
これまで二勝のルナティックスに対するは、一勝一敗の西行寺亡霊連合。
ルナティックスが勝利し、いち早く決勝リーグへの進出を決定するか。
それとも! 西行寺チームが勝利し、予選リーグを再び混沌の渦に叩き込むか。
その結果は今、この人里サッカーコートに訪れた数千人の人妖達にしか分かりません!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「永琳!」「永琳!」「幽々子様!」「うどんちゃん! ゴール決めろー!」「ルナサさーん! 頑張れー!」
「あっ、あれが新聞に出てたつかさちゃんだよ!」「かわいいー!」「藍さまー! 橙ちゃーん!!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「カグロットォーーーーー!」

慧音「……予想以上に凄い観客だ。 今日の同じ時間には、守矢みらくるず対博麗連合の試合があるというのに」

ウサギB「あっち(妖怪の山スタジアム)も混んでるらしいですけど、上手くばらけた感じですね……」

輝夜「それだけ私への注目が凄いって事よ!」

てゐ「(確かにファン(?)の熱心さで言えば、姫様は大したもんウサ……)」

永琳「(この人入り。 この人気も――かつてのように、私だけのものじゃない。
今のルナティックスには、誰かさんのお蔭で魅力的なタレントが揃っているものね)」

鈴仙「(――今日の試合。 私は頑張れるかな……じゃない。 頑張らないと……!)」

試合前のフィールドはいつも、選手の、観客の、スタッフ達の――様々な感情が吹き溜まり混沌としている。
そんな坩堝のど真ん中に放り込まれた鈴仙は、嫌でも意識が研ぎ澄まされていくのを感じた。
不安や緊張を置きっぱなしにしつつも、戦意や敵意が高揚していくのは少しだけ不快だ。

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:43:38 ID:???
鈴仙「……キックオフまで、あと1分! よーーーっし!」

不意に、言葉を声に出してみる。 その方が少しでも何か嫌な気持ちが外に出ていく気がした。

鈴仙「よーーっし、頑張れ、私! がんばれーっ……!」

どうせ観客達の喧噪で、自分の声なんて聞こえやしない。
そう思って鈴仙は目をしっかり閉じて、何度も自己暗示を繰り返す。
声を出している間だけは、気分が本当に楽だった。

妖夢「もうすぐ試合が始まるよ、鈴仙?」

鈴仙「――は、はえ?」

――その行為を、通りかかった誰かに咎められるまでは。

妖夢「もう、一人で叫びっぱなしだなんて。 鈴仙ったら本当に暢気なんだから……」

その誰かは、短く切り揃えた銀髪を軽く揺らしながら、
やや釣り目で大きい瞳を訝しげにこちらに向けて、呆れたように溜息を吐く。
……周囲に白い霊魂を漂わせている誰かは改めて言うまでも無く、
鈴仙の大切な友人である半人半霊の白玉楼の庭師。 魂魄妖夢その人だった。

鈴仙「……よ、妖夢。 ……悪かったわね」

叫びたくなるような気持ちにさせたのはどっちよ……と、鈴仙は何とか言うのを押しとどめて、
居心地の悪そうに兎耳を弄りながら頭を掻く。
鈴仙から見た妖夢の表情は――もう、かつてのように迷っていないようだった。

妖夢「――鈴仙が気付かないうちに、もうコイントスも終わってる。 ……ルナティックスの陣地は、あっちの方よ」

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 22:45:26 ID:u7UH1Ky+
妖夢が指で鈴仙とは逆方向を指し示めしてくれる。
見ると、ルナティックスメンバーの何人かが鈴仙の戻りを気にしているようだった。
鈴仙は慌てて、自分の陣地側に戻ろうとするが。

鈴仙「(……待って、待ってよ。 私は――妖夢に何か言いたい事がある筈。
それが何かは、上手く言葉には出来ないけれど。
……少なくとも、朝から今までずっと気になりっぱなしな位には、私は妖夢に何かを伝えたい筈!
どうしよう。 今のうちに。 私は、妖夢と話してみたい……!)」

鈴仙は妖夢と話をしたくて堪らなかった。 話で無くとも、せめて何か言葉を掛けたいと思った。
一昨日の試合風景――神子がレミリアを打ち倒した時の光景がフラッシュバックする。
当然の権利のように繰り返される反則。 妖怪への一方的かつ理不尽な糾弾。
勝利のみを優先し、それ以外の全てを切り捨てる無慈悲さ。

妖夢はかつて、そんな連中と共に戦いたいと言った。 鈴仙はそれを何も知らずに後押しした。
そんな後悔が、妖夢と相対する事で鈴仙の中で噴火しつつあった。

鈴仙「――よ、妖夢ッ!」

妖夢「……れ、鈴仙? ……どう――したの?」

そうして鈴仙は戻りながらも振り向きざまに、妖夢の透き通った瞳を直視して――。

A:「……今日の試合、宜しくね」
B:「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」
C:「神子は正しくなんかない! 間違っているわ!」
D:「妖夢は。 勝つためならどんな汚い事をしても良いなんて、思っていないよね……?」
E:「私、あんたの事――み、見損なったわ!」(←泣きながら)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*難しそうですが、A〜Eについて、ゲーム的に大きなアタリハズレはありませんので、2票決とします。

900 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:46:12 ID:jzDX/8YU
B

901 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:34 ID:Fm2V4swg
A
信じるものは救われる的スタンス

902 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:47 ID:rckhEBIQ
D

903 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:47:49 ID:F+zIWrFk


904 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:48:21 ID:1PoaXphM
F もう一度言う。私は、妖夢を応援するから。今日の試合、全力で楽しもう!

905 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 22:48:56 ID:???
F ケコーンして!

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:24:32 ID:u7UH1Ky+
B:「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」

鈴仙の胸の内にあるのは妖夢への失望でも、神子への怒りでもなかった。
後悔は依然鈴仙の胸の中に燻り続けていたが、しかしそれよりも妖夢に投げかけたい言葉が鈴仙にはあった。
それは――。

鈴仙「――妖夢。 貴女は、どうしてそんな道を選んだの……?」

それは、何でも無い――純粋な疑問だった。
鈴仙の知る魂魄妖夢は、痛々しい程に真っ直ぐで、真面目で、正義感が強く。
そして――鈴仙以上に、とても不器用な少女だった。

鈴仙「豊聡耳神子は、勝利の為なら何をしても厭わないと言った。
それがどんなに非道で汚い手段であったとしても!
でも、妖夢は本当にそんな道が、本当に正しいと思ったの……!?」

だからこそ、鈴仙は不思議でならなかった。 妖夢が主人をも捨て、神子の軍門に下ろうとしている事に。
……最初は妖夢が神子達に騙されているのではないかと期待していた。
しかし、鈴仙は確かに見ていた。 妖夢が、聖徳ホウリューズと紅魔スカーレットムーンズとの試合を観戦していた姿を。
そして、その上で、今日の妖夢の瞳には何の迷いも無い。

その事実はつまり、妖夢が神子達の全てを知った上で、
なお神子が今大会後に企てているらしい計画――『ハイパー・カンピオーネ』に手を貸そうとしているという事を示していた。

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:30:23 ID:u7UH1Ky+

鈴仙「妖夢、どうして……? ひょっとして、何か弱みでも握られているとか……?」

鈴仙には分からなかった。 何故、妖夢がかくも神子達の計画に執着するのか。
観客やチームメイトの注目も忘れ、ただひたすら妖夢だけを見つめる鈴仙。
そんな彼女に対して、妖夢は――。

妖夢「前にも言ったでしょう? 豊聡耳神子を信じている訳でも、彼女の理想に興味がある訳でも無い。
私は、ただ――強くなりたい。 それだけ……だよ」

一言一言を噛みつぶすように、妖夢は俯き瞳を隠しながら。 鈴仙にはっきりと、そう告げるだけだった。

鈴仙「(本当にそれだけなの……? 妖夢。 あんたは、どうしてそこまで力を求めるの……?)」

そしてこの時の鈴仙は、妖夢の真意について、これ以上を追及できなかった。
それは、妖夢の想いを知りつつも、それを口に出しても妖夢を救えやしないと。
妖夢を却って苦しめる事になるだけだと、薄々感づいていたからかもしれない。

908 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:31:27 ID:u7UH1Ky+
*****


幽々子「……あっちは盛り上がっているわね〜。 気にならない?」

輝夜「そっちは随分と子離れ……いや、従者離れ? 出来てないわねぇ。
ウチの子も、アンタんとこの子も、もうしっかりと自分で立って考えられる年頃でしょ?
だったら、保護者がいちいち口を突っ込むべき事じゃあないわね」

幽々子「なるほど〜。 恥ずかしながら、私も最近、どうやってあの子に接したら良いのか分からなくて……」

輝夜「まぁまぁ。 ウチもウチで、永琳が意外に過保護だったりするからね……」

実況「ああ〜っと! コイントスが終わり、陣地が決定してもなお、
両チームのキャプテン――輝夜選手と幽々子選手はセンターサークルを離れない!
一体あそこでは、どんな激しい舌戦が巻き起こっているのでしょうか〜〜〜!?」

パスカル「(どっからどう見ても、思春期の娘を持つ母親同士の会話にしか聞こえないんだが……)」

幽々子「……っと、いけないいけない。 ついうっかりお喋りが長引きそうだったわね。
え〜っと、コイントスはもう終わったんだっけ? どっちボールで試合開始だったか、覚えてないかしら〜?」

輝夜「全く、惚けた亡霊さんねぇ。 まだ生きてる私としては、もう少しは生き急ぎたくなるモンだけど。
――で。 コイントスだっけ。 それは確か、えっと……」

909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:32:27 ID:u7UH1Ky+

先着1名様で、

★コイントスの結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→西行寺ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の コブラタックル が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホー系が出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

910 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 23:32:46 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ5

911 :森崎名無しさん:2015/01/08(木) 23:34:05 ID:???
コブラタックル(笑)
純粋に痛そう、つーか蹴りじゃないか

912 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/08(木) 23:41:42 ID:u7UH1Ky+
西行寺ボールで試合開始!
…と、言ったところでちょっと続きを書くのに時間が掛かりそうなので、今日の更新はここまでです。
明日こそは、試合に入れると思います(汗)

>>905
結婚してたらハッピーエンドという名のBADENDになってたと思いますw
>>911
コブラタックルも意味深ではありますが、普通に進行しますw
蹴りが当たった後の輝夜「前が見えねェ」


また、同時にスレタイについても続けて募集いたします。

【】鈴仙奮闘記25【】

の形で考えて下さると幸いです。
次スレは、西行寺亡霊連合との試合で1スレ埋まるかな…と思います。
このスレは残り容量も少ないので、埋めずに使い切ろうかなと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

913 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 01:32:27 ID:???
乙です
幽々子はアリスとかがオススメ(別ゲー)
とりあえず精神的なペナがかかると思っていたがかからなくてよかったよ、鈴仙
狂気の瞳無効化くらいはもってそうだね。ブロックや浮き球も高そうだし瞳無効化とか持ってる可能性高そう
でもタックルが正直よくわからん。一度アミバぶつけて実験してみたいな
奪われても相手がカウンター狙いやすくしてくれるかもしれないしね
ところでサイドが不安なんだよね。タックル使える奴もう一人欲しいわ
前の試合みたいにサイドがダイヤ連発してピンチになったこともあるんだし
中山さんいれば両サイド対策できるんだろうけどそれでもやっぱ欲しいわ、うん
中西がすこしわからないこと多いのが怖い
【Yは彼方に】鈴仙奮闘記25【悩みを振り切れ】
【八雲紫なら】鈴仙奮闘記25【大丈夫】
【狙うは】鈴仙奮闘記25【一転攻勢】
【SUMOU】鈴仙奮闘記25【再び】
【GKにうどんを】鈴仙奮闘記25【打つ者あり】
【序曲】鈴仙奮闘記25【運命の交差点】

914 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 01:43:44 ID:???
乙です。

妹紅がほぼ完全にクリアラーとなった以上、やはりタックルと最低限のパスをもったウサギさんが一人欲しいね。
(奪っても味方に渡せなきゃ意味ない)
あまり高望みはしなくても、いると相手がやりづらい程度でいいから。
ゆゆ様のタックルは滅茶苦茶高くはないと思うけど、低いはずはなさそう。
あとリリカもいるしね。

【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
【なにが始まるんです?】鈴仙奮闘記25【永遠幽界大戦だ】

915 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 11:20:01 ID:???
ゴール前の5バックで数揃えて跳ね返すだから極端な話今回はサイドは素通りさせても許されるから大丈夫

916 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 14:36:31 ID:???
いや、だめだろ
妹紅だって何度も使えるわけじゃないんだし
それに地上必殺だってある

917 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 15:17:34 ID:???
そういうのは鳳翼天翔とフェニックス再誕を使い分ければ妹紅は最後まで持つんじゃないか。
肝心の敵のDFが上がってきたときはフェニックス再誕、それ以外は鳳翼天翔の連発とかを指示とか。
守備陣は妹紅以外もいるし多少抜いたところで簡単にはやられない。

918 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 15:43:49 ID:???
そうか、たしかにGKも強いしまぁ大丈夫か・・・
ちなみに一番心配なのはクリア時のクラブ

919 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:06:22 ID:???
反則ばかりは気にしても仕方ない。

しかし毎回サイド抜かれるのも心臓に悪いし、
中盤で止めた方がいいのはたしかだから、ウサギのタックル鍛えてもいいね。

あと、突っ込ませて相手の守備力みるなら師匠よりパスカル君の方がポジション的にいいんじゃないかな?



920 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:40:12 ID:???
しかしモブウサギのタックルを鍛えて間に合うの?
現状43とか44じゃあ使い物になるまでが遠すぎる
せめて最初から46位はないとかなり厳しい
モブウサギの元からの得意分野鍛えて戦力にしようという話なら普通にわかるけど

921 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:47:37 ID:???
まあそれ言われると、辛いんだけどさ……けど現状得意分野なんてないようなものだし、ウサギC、Dちゃん
このままもうウサギさんは放置の方針?

割りきるのも一つの手ではあると思うけど

922 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:49:58 ID:???
ウサギCがドリブル、ウサギDがパスカット、ウサギBがパスだったはず
得意分野だけならぎりで間に合いそうな気はしてる

923 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:53:00 ID:???
ウサギDの合体パスカットだけでも完成させれば
使いどころはかなり限られるけど戦力にはなるんじゃ?

924 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 22:59:29 ID:???
【追伸】鈴仙奮闘記25【妖夢を嫁にします】
【地獄鈴仙】鈴仙奮闘記25【地獄妖夢】
【スカート捲りで】鈴仙奮闘記25【レッドカード】
【サッカーの為なら】鈴仙奮闘記25【妖夢を泣かす】

そろそろ森崎板的にはシリアスブレイカーが来ると思うんだ

925 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 23:04:22 ID:???
草サッカー助っ人募集とかもあるし、関わっていくうちに伸びた能力を補強する感じが無難か

シリアスブレイカーとな?
来生、姫様、新入りサポーター、向日葵仮面etc……
既に十分じゃないですかね

926 :森崎名無しさん:2015/01/09(金) 23:14:16 ID:???
草サッカーは保護者同伴…リグルの保護者はパパが出てきたりしてw

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:32:07 ID:ul84+Zyg
こんばんは、容量がなくなるまで更新していきます。
>>913
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
ペナについては、不安や心配があってもプレーに影響させない程、鈴仙の心も強くなったという表現ですね。
>>914
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
地霊殿と違って、西行寺チームは守備よりのチームですね。
>>924
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
そろそろ露鈴兎・本後宇院・イナバの出番でしょうか……w

>戦略について
色々考えて下さってありがとうございます。
完璧な布陣、完璧な作戦は難しいですが色々考えて下されば幸いです。
クリア時のクラブが一番怖いのは、本スレも教えてくれましたがw

>名無しウサギの成長について
システム的に、能力値は48までは伸びやすくはなっています。
また、これはつかさか他の名無しウサギとの特訓イベントが発生した際に正式にお示ししようと思っていますが、
鈴仙の能力値アップを犠牲にして、名無しウサギの能力値を多めにアップさせる…と、いう選択肢を設けようと思っています。
ただそれでも、やっぱりある程度手間である事には間違いないと思います。 イベントを活用するのが近道かもですね。

928 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:33:47 ID:???
★コイントスの結果→ クラブ5 ★
スペード・クラブ→西行寺ボール

輝夜「そうそう! 確かウチらのボールから試合開始――」

幽々子「……じゃなくて。 私達西行寺亡霊連合のボールで試合開始、だったでしょ?
ウソ付きは舌を引っこ抜かれるわよ〜」

輝夜「――チッ。 やっぱりアンタも惚けてるようで、中々にしたたかじゃないの」

幽々子「あら。 だったら私達、案外気が合うわねぇ」

輝夜「そうかもね。 アンタだったら私のLSメンバーに加えてやっても良いかも……と。
――どうやら、そろそろ始まっちゃうみたいね」

幽々子「そうねぇ。 んじゃ、会話はまた試合後で〜」

輝夜と幽々子はともすればこのまま何時間でも駄弁ってしまいそうな雰囲気だったが。
審判がこちらを不審な風に凝視している事に気づき、(一応)責任ある大人として、
二人はそれぞれの持ち場――GKとCBの位置へと下がって行く。

実況「さあ〜! 間もなくキックオフです!! ボールは西行寺亡霊連合から!
今や激しく舌戦繰り返す輝夜選手と幽々子選手もそれぞれのポジションに付いていきます!」

929 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:35:15 ID:???
―――ワァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

村紗「――ほら、寅丸。 もうすぐ試合が始まるわよ」

星「ええ! ……がんばれー! れいせーん!! ルナティックスー!!
――ああ! でもここで私が鈴仙だけを応援していれば『利他行』の教えに反する!?
ひ、ひじりーっ!? ナズーリーーンッ!? 私はどうすればーー!?」

村紗「昔から思っていたけど。 応援一つとっても、難儀な性格ねえ……」

穣子「わわわ。 もうすぐ試合だよ、一樹君!」

反町「分かっているよ、穣子さん(――あれから俺も、少しは力を手に入れたと思う。
だけど……それがまだまだなのは俺も分かってる。 鈴仙さん。 君はどうなんだ……?)」

レミリア「さて咲夜。 あんたはどっちが何対何で勝つと思う?」

咲夜「そうですね……やはりルナティックスが、2−0か3−0辺りで勝利、でしょうか。 ――お嬢様は、どうお考えで?」

レミリア「……フフフ。 それは内緒よ(先に言って大ハズレだったら、私のカリスマが地に堕ちてしまうからね。
ここは勿体ぶっといて、試合後に、『私も最初からこうなると思っていた』と断言する! ククク。 これぞ完璧な作戦ね……)」

幽香「永遠亭ルナティックス、西行寺亡霊連合。 どちらも私達が破れたチーム、ね……」

レティ「そうね。 ――最初は、どっちのチームにも善戦出来ると思っていたけれど。
幻想郷サッカーも時代が進んでいる。 私達みたいなのは、とっくに時代遅れのプレーヤーなのかしらね……?」

幽香「……そんな事言うのは辞めて。 咲いた花、吹く風の良し悪しを決めるのは、他者や時代であってはならない。
自分自身でその在り方と価値を決める事。 それこそが、それぞれ花と冬。 自然を冠する妖怪の在るべき姿でしょうに」

レティ「……フフ。 そうだった。 御免なさいね(――年老いた私達の在り方は、そう簡単に変わらない。
未来を担う妖怪達は今、何を想って生き。 そして、何の為にサッカーをしているのかしらね……)」

930 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:40:30 ID:???

謎のサッカー少年「………はじまる、か。 もうすこしで」

――アアアアアアアアァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアァァァァァッ………!!

観客席の熱狂と緊張もまさに最高潮。
悲鳴とも絶叫とも表現できる大歓声の渦の中心にはサッカーボール。
そして笛の音と共に蹴り出さん、奪い取らんと待ち構える選手達。

藍「(式としての私の役目において『勝利』は絶対では無い。
しかし――八意永琳。 同じバランス型のトップ下として、『私』は、貴女に勝ってみせる)」

パスカル「(今日はあくまで優勝への通過点だが、ある意味では俺の晴れ舞台だ。 見てろよ――ディアス)」

メルラン「うふふ〜! 今日こそハットトリックよ〜〜!!」

妹紅「そうはさせるもんか! 騒霊なんて、この私の炎で焼き尽くしてやるわ!」


妖夢「(鈴仙。 私には饒舌で気の利いた言葉なんて言えない。
そもそも、今の私はそんな言葉で片が付くほど綺麗じゃない。 だから、私は……!)」

実況「さあ! キックオフまであと3秒! ……2秒! ……1秒! そして……………!!」

―――ピィィィィイイイイッ!!  

妖夢「――私は、ただひたすら斬る! 斬って、『今』の私を伝えてみせる……!」

……タッ! バシィッ……!

実況「妖夢選手のキックオフで、試合開始だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

931 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:41:45 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「三か月弱くらい? ……ぶりにこんばんは。ヒントの神・ヨッチャンです!
今回の試合は、第二章の第三試合、西行寺亡霊連合との試合となります。
この試合で予選リーグも最終試合、第二章も漸く折り返しの位置まで達したという事です。

中山君が戻っていない等、大まかな条件は前回の地底チームとの試合と同じですが、
今回の対戦相手はまた、全く別のタイプのチームです。
攻撃力は低めですが、中盤の支配力と守備力に長け、DFによるオーバーラップからの奇襲を得意とする、
どちらかと言えば守備寄りなチーム……と評せるでしょうか。

とはいえ、敵の火力が地霊殿サブタレイニアンローゼスに比べ大きく劣る点。
そして、DFのオーバーラップにより隙を見せる機会が多い点を鑑みると、
試合難易度自体は、前回の試合に比べてやや落ちるかもしれません。

−−@−− @中西
−B−A− A幽々子
C−−−D Cリリカ
−−−−− 
G−−−E Gルナサ
−−I−− I藍
−−−−F F橙
−J−H− H妖夢 Jメルラン
西行寺亡霊連合:4−3−3
永遠亭ルナティックス:5−3−2
−H−−− H鈴仙 910/910
−−−J− Jパスカル 840/840
−−−−−
G−I−F Gてゐ 680/680 I永琳 900/900 F佳歩 720/720
−−−−−
D−A−E DウサギB 540/540 A妹紅 910/910 EウサギC 530/530
−B−C− Bつかさ 630/630 C慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

932 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 00:45:50 ID:???
特に注意すべきは、超大型CB・西行寺幽々子選手で間違い無いでしょう。
無論、彼女の強さが目立つのは空中戦ですが、地上では弱いとは言えません。
タックル・パスカット・ブロック全てにおいて一定以上の水準を保っています。 突破力もあります。
八意様など強力な選手で強行突破するか、隙を縫って、確実に攻撃していくかの二択となるでしょう。

GKの中西太一選手の能力も馬鹿には出来ません。
輝夜や古明地さとりのような特筆すべき能力は持っていないものの、安定して高めの能力を持っています。
また、相撲で鍛えた一対一は飛びぬけてはいませんが、中々のものです。

中盤を支配する八雲藍選手は、大変バランスの良いトップ下です。
どちらかと言うとドリブルやパス、シュートなど攻撃面において優れます。
八意様や風見幽香、パチュリー・ノーレッジなどには一歩以上劣りますが、それでも優秀で賢い選手です。

橙選手はドリブル突破に長けたウインガーですが、八雲藍との連携テクニックも中々です。
サイドアタック、アシスト、一対一など、様々な攻撃の場に顔を覗かせて来るでしょう。

プリズムリバー三姉妹は、単体ではそれぞれパス、シュート、タックルに長けたのみの、
平凡な一芸選手に過ぎません。 しかし、彼女達が近づき連携プレーを行う際には注意が必要です。
また、彼女達三人によるトリオシュートの威力はピカ一。 運が悪ければ、失点もあり得ます。

最後に、レイセンのお友達である魂魄妖夢さんですが……彼女はひょっとしたら、
このチームの名有選手の中では、一番脅威では無いかもしれません。
彼女なりに努力を重ねたのでしょうが、光る一芸も無く、FWとしての万能性も中途半端と言わざるを得ません。

さて、最後となりますが。【この試合では、ルナティックスが負けた場合ゲームオーバー】となります。
【引き分けは続行】とします。 負けた場合ではストーリーが続かない事となりますので、リセットが必要となりますが。
……その場合、多少のペナルティを取らせて頂こうと思います。
そのため、緊張感を持ったまま、時には慎重に、時には大胆に選択をして頂ければ幸いです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

514KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24