キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/10(土) 01:17:50 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【深遠なる】鈴仙奮闘記24【蒼きフィールド】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1418544020/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられている。

……そんな中、松山の精神世界を小旅行したり、ブリッツボールをしたり、妹紅と改めて親交を深めたり。
一時の休日を過ごした鈴仙の前に立ちはだかるのは、全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合。
チームメイトが士気を高揚させる一方、鈴仙の心は後悔に揺れていた。 
野心溢れる政治家・豊聡耳神子を中心とする恐るべき計画――
『ハイパー・カンピオーネ』に妖夢が加入する事を、鈴仙は後押ししてしまったからだ。
「ただ、強くなりたい――」それ以上を語らず(ドリブルで)斬りかかる妖夢に対して、鈴仙は何を想い、何を見出すのか。
そして、鈴仙を陰で見守る謎のサッカー少年の正体とは一体……!?

795 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:04:33 ID:???
★リリカ→タックル 50 ( スペード6 )( 1 + 4 )=★

796 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:15:46 ID:???
詐欺くせー突破だー

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:50:45 ID:???
★てゐ→ドリブル 49 ( クラブ4 )( 6 + 2 )=57★
★リリカ→タックル 50 ( スペード6 )( 1 + 4 )=55★
≧2→ てゐ、ボールキープ成功! そして…!

てゐ「……!」

リリカ「……!」

ボールを持つてゐと、それを奪わんとするリリカは一瞬だけゴール前で固まり動きを止める。
まさしく一瞬の油断が命取り。そう言わんばかりに二人は互いに互いを見つめ合っている。

ルナサ「(大丈夫。 確率的に考えて、リリカのタックルの方が因幡てゐを凌駕するか、
そうで無くともボールを弾いて、『インビジブルデューパー』を不発にさせる確率の方が高い!
だから、ここは妹を。 リリカを信じるんだ……!)」

しかし、合体タックルを使用せずとはいえ、この勝負ではリリカに分があるとルナサは信じていた。
いや、実際に純粋なタックルの技量において、リリカはてゐよりも一枚上手だった。
そして『インビジブルデューパー』を封じたい西行寺亡霊連合としては、
完全にボールを奪えずとも、ここで最低限弾きさえすれば良い。
理屈の上では、ルナサ達が有利な勝負である事に違いは無かった……筈だったが。

てゐ「何をしてでも――抜いてやるよっ!」

ダッ! ……バシュウウッ!

リリカ「ふ、……ふぇぇぇっ!? 股抜きドリブル突破〜〜!?」

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:51:45 ID:???

実況「あ……ああ〜! てゐ選手はリリカ選手の鋭いタックルに全く怯えず、
堂々とした立ち振る舞いで前進する事によって、ドリブル突破に成功しました!」

てゐ「分の悪い相手には逃げる一方じゃあない。
こうして喉元に食らいつく方が、却って安全ってコトもあるのさ!」

この局面においては、てゐが永年培って来た勝負勘が数値以上の結果を出した。
弾けば有利な勝負である事に間違いない以上、リリカが無意識化で油断していた事もあるかもしれない。
その経緯はともかくとして、てゐはリリカに勝利した。 そして、それはつまり――。

――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………!!

実況「み、見て下さい聞いて下さいこの大絶叫!!
てゐ選手が前線で、DF陣のタックルを振り切ってボールをキープしただけで、この大歓声が消えません!
これはやはり、先程鈴仙選手が見せたあの超強力コンビシュート……『インビジブルデューパー』への期待である他ありません!」

中西「ケッ、またかいな……!(――アカン。 負けるにしても、それなりの存在感を示しておきたいのに……!)」

幽々子「……やれやれだわ〜」

てゐ「――鈴仙!」

観客の絶叫に、実況の煽りに、敵チームのDF陣の焦りに対して、てゐは鈴仙にサッと手を挙げるのみで判断を仰ぐ。
無論、このまま『インビジブルデューパー』を撃っても良いかの確認だ。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:53:13 ID:iHeDvSy6

鈴仙「……!(――漸く来た! この試合の勝利を決定づける大チャンスが!
てゐの体力も回復したみたいだし、勿論ここは、『インビジブルデューパー』で決めたい所だけど……。
――でも、100人中100人が連携プレーで行くと思っている所に、てゐが一対一を仕掛けても面白い……かもしれない。
ここは……ホントのホントに、『インビジブルデューパー』で良いのかしら……!?)」

鈴仙はてゐの簡単なサインに対して――。

A:了承の意志を示した。(インビジブルデューパーを撃ちます。威力:63)250×2消費
B:反対の意志を示し、意表を突いたドリブルゴールを指示した。(てゐに一対一を狙って貰います)
C:その他 自由選択枠 何か面白いアイデアがある方はご自由にどうぞ

鈴仙のガッツ:730/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

800 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:53:22 ID:Pl3szAqE


801 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:54:35 ID:0LHJyYa2
Cゴールに向かってエンシェントデューパー

802 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:55:17 ID:V6we2/1g
A

803 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:56:10 ID:iHeDvSy6
A:了承の意志を示した。(インビジブルデューパーを撃ちます。威力:63)250×2消費


鈴仙「(こんなの、わざわざ選ぶまでも無い!)――てゐ、頼むわ!」

鈴仙はてゐのサインに対して、大きい首肯で返した。てゐはそんな鈴仙の様子を見てニッと笑い――。

てゐ「ようし来た! ポストるんじゃないよっ、鈴仙!」

バシュウッ! ギュンギュンギュンギュンギュン!

                                  鈴仙「わ、分かってるってばっ!?」

                                   バアッ! グワァァァァァァァァァァ……!!


実況「あ……ああ……あああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!? やっぱり出ました、『インビジブルデューパー』!
てゐ選手の複雑怪奇な必殺パスに対して、鈴仙選手がジャンピングボレーの恰好で突っ込んでいきます!」

反町(観客席)「(出る……! あの魔王染みた威力の凄いシュートが……また、出る!)」

レミリア(観客席)「(成程、やはり素晴らしい連携のシュートだ。 私達も、負けていられないな……)」

幽香(観客席)「フフフ……改めて見ると、中々凌辱的なシュートね。 今度、教えて貰いにお家へお邪魔しようかしら?」

レティ(観客席)「その顔だと強盗か何かと勘違いされそうだから、止めといた方が良いと思うわ……」

星(観客席)「(一人一人は決して強く無くとも、合わさる事で二以上の力を出せる。 それって、とても素晴らしい事ですよ。 鈴仙)」

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:57:44 ID:iHeDvSy6

てゐが少し手前でパスを出し、鈴仙はそのパスに対して飛び込み蹴り出して行く。
説明するには簡単ではあるが、実際にやって見せるのは非常に難しい連携シュートの構えを前に、
フィールド上の選手は勿論、観客席上の実力者までもが、鈴仙とてゐとの連携を食い入るように見つめていた。

謎のサッカー少年「(――鈴仙さん、強くなったな)」

試合を見守っていた謎のサッカー少年は、これで試合は決まりだという様子で観客席から歩き去る。
フィールドでは今まさに、鈴仙が浮き上がったボールに対して大きく右脚を振り上げ――そして、強烈に蹴り出さんとしていた。

  鈴仙「これが私達の―――!!」
                              てゐ「真実の友情(インビジブル・デュ‐パ‐)だよッ!!

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

                            ギュンッ!
                           バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

805 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 17:59:08 ID:iHeDvSy6
先着3名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 63 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★幽々子→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 毛玉B→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★中西→パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじ込み)(佳歩がフォロー)(毛玉Dがフォロー)
≦−2→西行寺ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙とてゐのインビジブルデューパーが西行寺ゴールに描かれる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(毛玉Dがフォロー)
≦−2→西行寺ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
幽々子はスキル・亡霊により鈴仙のスキル・狂気の瞳が無効化されます。
幽々子のマークがダイヤで「桜吹雪地獄」(+8、250消費)が発動します。
幽々子のマークがハートで「西行桜吹雪」(+4、100消費)が発動します。
中西のマークがダイヤで「つっぱりディフェンス」(+3)が発動します。

806 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:59:59 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 63 ( クラブQ )( 3 + 6 )=★

807 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:00:07 ID:???
★幽々子→ブロック 50 ( ダイヤ8 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=
 毛玉B→ブロック 51 ( ダイヤA )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=★

808 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:03:23 ID:???
★中西→パンチング 56 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )=★


809 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:04:25 ID:???
試合は決まったから後はハットできるかどうかですね
敵が形振り構わずにDF上げてくるのは見えますから
まだカウンターで狙えそうですし

810 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:12:10 ID:???
DFのブロックこれであってるんですか?

811 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:16:15 ID:???
今気づいたけど西行寺の毛玉Bって技こそないけどブロック51もあったのか
これは隠れた名選手である可能性が微レ存…?

812 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:19:11 ID:???
三姉妹のコンビシュートとゆゆ様のシュートと大砲が二本残ってる
DF上がってのなりふり構わない攻撃が二回成功した上で二発とも決まれば同点は有りうるから、
勝ち確定じゃないか

>>810
前の判定と同じはずですよ?

813 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:23:36 ID:???
>>198でも毛玉のブロックは51だったから多分あってる

814 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 18:24:49 ID:???
あ、すみません!
毛玉のブロック値をまたも修正し忘れていました。正しい数値は43です。
大変失礼いたしました。描写についてはもう暫しお待ちください。

815 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 18:26:49 ID:???
そして更にすみません。幽々子のブロック値は50では無く51です!
今回は幸い結果には影響しませんでしたが、重大な数値ミスを連発してしまい、誠に申し訳ございませんでした。

816 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 18:34:08 ID:???
あら、ブロック値間違ってたんですね
>>810さん、すみませんでした

毛玉3ブロック強いとか素で思ってた(汗)

817 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 19:02:39 ID:???
旧ポストか

818 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 20:05:14 ID:???
んー・・・前スレの埋め見たけどこんなかんじ?

霊夢→勇者ポジ、主人公といったほうがこの場合分かりやすいかも
紫→プログラムという名の支配者。この世界の基盤であり調整するための存在。はバグを発見したためあの手この手でバグを消そうとする
  霊夢を勇者とするために機能する。
その他大勢→勇者が魔王しばきに行くときの村人ポジ。おそらくルクレチア城で旅立ちの時にいる奴ら
鈴仙、中山→バグ、イレギュラー的存在。 彼女らの活躍によって誰でも勇者になれる、魔王になれるということが証明されてしまう
神子様御一行→バグの混乱に乗じて自分たちがプログラムという名の支配者になろうとする漁夫の利狙い

819 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 21:52:20 ID:???
遅くなりましたが更新再開します。
>>818
『紫とか霊夢とか鈴仙みたいな個人じゃなくて、その他大勢の意志が世界の在り方を決めてるんじゃないの?』
……っていうのがテーマなのかと私は思いました。
勇者や魔王が出てきたり支配者が出てきたり、バグやバグを利用する者が出て来て揉めたりするのは、
その他大勢が意識・無意識問わず、そうした者の出現を望んだから…みたいな感じなんでしょうか。

○○なのは鈴仙のせいだ! ……という書き込みや紫の発言がよくありますが、それは正確では無く。
○○なのは鈴仙のせいだ! 鈴仙なんて奴が居るのは、幻想郷という集団の意志のせいだ! つまり○○なのは幻想郷のせいだ!
……というのが正しいのではないか、というお話ではないかと思いますw(違ってたらすみません(汗))

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 21:53:36 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 63 ( クラブQ )( 3 + 6 )=72★
★幽々子→ブロック 51 ( ダイヤ8 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(桜吹雪地獄+8)=65
 毛玉B→ブロック 43 ( ダイヤA )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=49★
★中西→パンチング 56 ( ダイヤQ )( 4 + 3 )+(突っ張りディフェンス+3)=66★
≧2→鈴仙とてゐのインビジブルデューパーが西行寺ゴールに描かれる!

ギュウウウウ……ウン!ギュンギュンギュンッ!!

幽々子「……なんて凄いシュート。 それなら――少し本気を出してあげる!」

ゴォォォオオオッ……バァァァァァァァァァァァァァ……!!
   ――――ガッシィィィィィィィィイイイ………ンン!! バリバリバリバリ!!

鈴仙の放った美しきシュートに対して、西行寺幽々子は彼女の持てる最高の礼儀を以て返そうとした。
つまり、幽々子は宵の紫に染まる自らの扇子を大きく開き、亡霊としての彼女が持つ最大級の妖力を解放し、
文字通り全身全霊のブロック――ソウルブロックに向かう。
幽々子の気質を表しているのか、その溢れる妖力は深い桜色をとっており、
妖力がシュートを防ぐ度に、まるで桜の花びらのようにひらひらと激しく舞うが――その量は息継ぎが出来ないまでに膨大。
幽々子はこの自分流のソウルブロックを、『桜吹雪地獄』。そう名付けていた。

……ギュルルルルルッ……バシュッ! バシュッバシュッ!

幽々子「……でも。 防ぎきれないのね。 ――フフ、美しいわ。 本当に美しい……」


――が、その最大のブロックをもってしても尚、鈴仙の放ったシュートの熱量は阻めなかった。
シュートは減衰すらする様子も無く、幽々子の覆う桜色のベールを突き破り、やがて中西の喉元へとやって来る。

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 21:54:38 ID:???
中西「……ど、どりゃぁぁぁぁぁっ!」

中西は野太く絶叫し、渾身の力で突っ張りをかますが、
幽々子の全力ですら止まらなかった鈴仙のシュートを防ぐ事は当然出来ない。
ボールは哀れにも残像を描いて中西の手元から消え往き、そして補足不可能な位置から実体を伴い現れて――。

ズバシュウッ!

快音が一発。

ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ……ッ!!

そして、この鮮やかなゴールを祝福するラッパの如く、審判は高らかにホイッスルを鳴らすのだった。

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 21:55:59 ID:???

永遠亭ルナティックス 2 − 0 西行寺亡霊連合


大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
8ゴール 鈴仙
5ゴール レミリア
4ゴール 勇儀、諏訪子、射命丸、魔理沙
3ゴール フランドール、来生、早苗、屠自古、森崎
2ゴール 神奈子、ピエール、星、神子、反町、メルラン、霊夢、天子
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、サニー、リリーB
      影狼、藍、空、幽々子、幽香、針妙丸

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
4アシスト てゐ
3アシスト 早苗、ピエール、小町、霊夢
2アシスト 小悪魔、神子、森崎
1アシスト 鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、アリス
       衣玖、針妙丸、空、リリーW、マミゾウ、岬、反町、はたて、ルナサ

823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 22:06:24 ID:???
実況「ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッル! またしても鈴仙選手がやってくれた〜〜!!
てゐ選手との見事な連携からのブースターシュートが火を吹き2点目!
後半20分、鈴仙選手の『インビジブルデューパー』が西行寺亡霊連合のゴールに突き刺さった〜〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

鈴仙「はあ、はぁ……! 決まった……! 確かな手ごたえがあった……!!」

観客達の耳をつんざくような大歓声により、鈴仙の視界は音で埋め尽くされたかのような錯覚に陥る。
ゴールを決めたしっかりとした現実感はあるものの、それがなんだか少し遠い場所にあるような。

佳歩「………!!」

パスカル「………!! ……!!」

佳歩とパスカルが喜んだ表情で何かを叫んでいるが、あまりに周囲がうるさくって、鈴仙の耳には聞こえない。
二人とも、近い位置に居る筈なのに随分と遠くから呼びかけられているような感じだった。

鈴仙「(観客……選手……! 皆、私に注目している。 私のゴールにびっくりしている……!)」

こうして安定して、あの『インビジブルデューパー』を決められたという事実に一番びっくりしているのは、
当の自分自身だというのに、と鈴仙は思った。それだけ思える余裕が出て来た事に鈴仙は気付いた。

鈴仙「(どうしよう……ここは思いっきり叫んでも、良いかな?
それともキャプテンらしく、チームメイトを叱咤激励してみるのも良いかもしれない。
それか、挑発的なセリフも案外効果的かもしれない。 相手だって、ここの失点は一番つらかった筈だし)」

824 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 22:07:25 ID:iHeDvSy6
鈴仙は音が支配する世界の中で、何とか頭脳を回転させて、ゴールパフォーマンスを考えられる程の余裕を取りもどしていた。
そうして、鈴仙は観客やチームメイト、敵のチームメンバーに向かってこう叫ぶ事にした。

A:「ど、どんなもんじゃーーーーーい!!」観客席に向かって大きく叫ぶ!
B:「てゐ、ナイスボールキープだったわ! 今のゴールはあんたのお蔭よ!」てゐを抱きしめる!
C:「パスカル君、佳歩。 次はアンタ達なんだからね!」パスカル達を叱咤激励する!
D:「この試合、ハットトリックを目指すわよ!」ハットトリック宣言をしておく!
E:「案外大したこと無いわね、西行寺亡霊連合!」軽く強気に挑発しておく!
F:「妖夢、あんたってば最近陰が薄いんじゃない?」妖夢を挑発してみる!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:500/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

825 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:07:57 ID:z13JdkiI


826 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:08:03 ID:iyAnAo9I
B

827 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:08:34 ID:Cw0IDYgo


828 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:08:40 ID:k8QdmL56


829 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:08:59 ID:IIl9Q8o2
A

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:12:08 ID:???
B:「てゐ、ナイスボールキープだったわ! 今のゴールはあんたのお蔭よ!」てゐを抱きしめる!

てゐ「(ふい〜。 これで私も今日2アシストかぁ……。 私のアシスト王が冗談じゃなくなって来たかもね)」

鈴仙は大歓声と仲間達の祝福の中、一人外れて汗を拭き拭きしている妖怪ウサギを見つけた。
見た目は少女というか幼女、佳歩やつかさ等他の妖怪ウサギと大して変わらないにも関わらず、
その仕草の一つひとつがどうにも老成されたような――悪く言うとオヤジ臭いような彼女。
鈴仙はふと、自分のゴールの喜びをこの相棒――因幡てゐと共有したい気持ちに駆られてしまった。
ゴール後特有のハイテンションで、鈴仙は左サイドに佇むてゐへと走って行き。

鈴仙「てゐーっ!」

ガバアアッ!

てゐ「う、うきゃっ?! 何すんのさ、鈴仙!!」

鈴仙は、てゐの小さな身体を思いっきり抱きしめることにした。
普段はハードボイルドっぽく、こうした馴れ合いスキンシップをしないてゐは鈴仙の不意打ちにかなり驚いており、
顔を赤らめてじたばたと鈴仙の抱きつきに抵抗する。

鈴仙「いやね。 このゴールはつくづく考えて、アンタのお蔭だったなぁ……って。 そう思ったからよ」

831 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:14:49 ID:???
てゐ「そりゃあ、私だって伊達に体力は消耗してないからね。 ……でも、それなら何時もの事じゃん」

鈴仙「今回は厳しかったじゃないの。 タックルが上手いリリカのマークを潜り抜けてボールをキープしてくれた!
アレが上手く行ってなかったら、きっと今のゴールは無かったどころか、逆に点を奪い返されていたわね」

てゐ「何ソレ。 結局それってさ、自画自賛じゃないの? 私にボールを預けるよう指示したのって鈴仙だったし。
私にボールを預けるっていう博打が成功して、『いやー、さっすが私デキる女だわー』って、言ってるだけじゃん」

佳歩やつかさだったら手放しに喜んでくれただろうが、やはりてゐの口は減らない。かわいくない奴だと鈴仙は思った。
――しかし、てゐはそんな捻くれた言葉に反して、あからさまに上機嫌になっており。

てゐ「……へへ。 ま、鈴仙も漸く世渡りが分かって来たってトコかなー? 大体ね、私の若い頃はさー……」

鈴仙「はいはい……(見た目十にも満たないヤツに若い頃の話をされるのは、傍から見ると中々シュールな絵よねぇ……)」

抱き着きから解除されたてゐは、そう得意げに人生の先輩らしき事を鈴仙に講釈してみせる。
その頬は、恐らく疲れ以外の理由でほのかに紅潮していた。

てゐ「(う〜ん。 鈴仙からも期待されてハードル上がってるし……。
今度から、私の『本気モード』についても、ちょっとやり方を考えた方が良いのかもねぇ……)」

結局のところはてゐも、鈴仙に息巻きながらも、そのあまりに純粋で篤い信頼を受けて、満更では無かったのだ。

*てゐの評価値が上がりました。
*てゐの評価値が一定以上になった為、試合終了後に特別イベントが発生します!
*ゴールを決めたため、人気が上がります。74→76
*的確な判断(ルナサの体力の減少傾向)により作戦を立てゴールを決めたため、永琳印象値が上がります。43→44

832 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:15:50 ID:???
藍「(確率論で言えば、先のプレイでのルナサ達の判断は正しかった。 しかし、彼女達は敗北した。
……成程、これが紫様の言う、鈴仙や中山の恐ろしさと言うのか)」

その一方で、ゴールを決められたにも関わらず、西行寺亡霊連合の中盤の要――八雲藍は、冷静に現状を分析していた。
コンピューターにも例えられる、式神としての彼女の能力は如何な逆境下においても堅実に働いていた。

藍「(中山政男に近しい存在だった鈴仙・優曇華院・イナバは、高い技術と周囲を惹きつける力を得た)」

藍はまず、この試合での二失点の原因を分析していた。しかしそれは分析するまでも無い――鈴仙のせいだ。
鈴仙の超強力な必殺シュート――『インビジブルデューパー』には主人の友人も、自称亡霊の少年も歯が立たなかった。
しかし藍は、この失点には鈴仙以外の存在が深く絡んでいることも当然分析していた。

藍「(そして今、鈴仙・優曇華院・イナバに近しい存在であった因幡てゐもまた、それに続こうとしている……か。
まるでウイルスの如く、中山政男の気質が永遠亭中に。 ひいては幻想郷中に広がっている、と。
紫様のたとえは悪趣味だが、しかしやはりあの方らしく、的を得ている)」

1点目、颯爽と必殺のパスカットを放ち、ボールを前線へと置き続けた存在。
2点目、分の悪いタックル勝負に勝利し、鈴仙の信頼に答えた存在。
もはや脅威すべきは鈴仙一人では無いと、藍は主人よりもいち早く気付く事が出来た。

藍「(――が。 今考えるのはそこでは無い。 私が今考えるべき事、それは……この状態から、如何にして勝機を掴むべきか。
選択肢は不幸な事にもはや少ないが、それでも、これはスポーツである以上、全力を尽くすべきだ……)」

しかし、式神としての藍では無く、妖怪としての藍にとっては、
鈴仙の存在の危険性や幻想郷の将来よりも、今この試合をどう乗り切るかだった。

―――ピイイイイッ!

キックオフの笛が鳴る。近くでボールをフォローした藍だったが、何故か随分遠くに聞こえた。
それ程までに、今の藍という妖怪は、勝負に対して冷静に熱くなっていた。

833 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:16:55 ID:???
****

――ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ〜〜! 西行寺亡霊連合のキックオフで試合が再開されました!!
ボールを持ったのはトップ下の藍選手です! ここまでは今までとおんなじ陣形ですが、しかし………!」

藍「(――私達が取れる選択肢は少ない! 後に出来るのは幽々子様かプリズムリバー三姉妹のオーバーラップだが……。
幽々子様のオーバーラップは危険過ぎる故、プリズムリバー三姉妹に上がって貰うしかない!)
――ルナサ、手筈通りに頼むっ!」

バシィィィッ!

ルナサ「ええ、了解した、藍さん! ――リリカ、上がって! メルラン、戻って来なさい!!」

リリカ「ようし! リリカが要らない子じゃないって事、今この場で見せつけてやるんだから!」

タッ!

メルラン「ヒャッホ〜〜! 良く分からないけど、きっとシュートが撃てるのね〜〜♪」

タタタッ!

実況「藍選手、ボールはルナサ選手に渡しつつ、自身も橙選手と共に大きく上がっていきます!!
そしてルナサ選手は妹の二人を中盤上がり目の位置に呼び寄せ、そしてそして〜〜〜!?」

タタタッ……バシッ。

834 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:18:06 ID:???
ルナサ「さあ皆! 今こそ……!」

バシイイイッ……!

リリカ「3人の力を……!!」

バシイイッ!

メルラン「合わせるのね〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♪」

バシュウウウッ!!

バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!!

パスカル「出たな……! これがかのプリズムリバー三姉妹の十八番!」

てゐ「『ライブポルターガイスト』。三人掛かりの連続ワンツー……なんだけど。
躁鬱がバランス良く入り混じったこのコンビネーションは、まさしく文字通り、騒霊達の演奏会!
不規則な規則に従った不自然な自然現象! このパスは……結構骨だよっ!!」

バッ! ババッ!

永琳「(……とは言え、私とてゐがパスカットに出るだけでも、充分対処可能なレベルのパスワークでもある。
ここで手厚く守らず、カウンターとフォローに備えるというのも選択肢としては充分ありかしらね)」

835 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:20:59 ID:iHeDvSy6

鈴仙「………!!(どうせ負けると思ってか分かんないけど、ド真ん中を特攻して来たわね、アイツら……!
どうしよう。今取りあえずてゐと師匠がパスカットに向かったみたいだけど、
ここは私とパスカル君もパスカットに向かった方が良いかしら?
少なくとも、パスが得意なルナサさんの周辺はかなり取るのが厳しそうでもあるけど……?)」

A:一人でパスカットに行く!(鈴仙のパスカット:48)
B:パスカルとパスカットに行く!
C:パスカルにパスカットへ行かせ、自分はフォローに備える!
D:ここはてゐと永琳に任せ、自分はフォローに備える!
E:「自分は動かず取り巻きの騒霊任せとは、随分と余裕ですね藍さん!」藍を挑発してみる!
F:「魂魄妖夢ー! 魂魄妖夢見てるかー!?」妖夢に声を掛けてあげる。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:500/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

836 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:10 ID:Ss6IOD9E
G:分かったぞ、このパスワークの弱点が! よし寝よう

837 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:56 ID:fGBQtiAY
A

838 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:22:57 ID:Pl3szAqE
D

839 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:25:45 ID:???
すみません、ちょっとややこしいかもですので補足します。
AやBやCを選んでも、鈴仙やパスカルは、永琳とてゐと一緒にパスカットに向かう事になります。
A=鈴仙、てゐ、永琳でカット、
B=鈴仙、パスカル、てゐ、永琳でカット
C=パスカル、てゐ、永琳でカット
D=てゐ、永琳でカット
…と、いう事になります。

840 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:26:51 ID:Cw0IDYgo


841 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:35:14 ID:Cw0IDYgo
Aに変更をお願いします

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:42:06 ID:iHeDvSy6
A:一人でパスカットに行く!(鈴仙のパスカット:48)

鈴仙「(……師匠やてゐだけでも、充分対処は可能かもしれないけれど。
それでも、私の『狂気の瞳』があれば、少しは役立てる筈……!)師匠、てゐ、手伝います!」

バァァッ!

実況「おっと! このパスワークには鈴仙選手も飛び入りで参加です!!
騒霊姉妹の奏でる幻想的な音色の中に飛び込む鈴仙選手!
果たして彼女の自慢の狂気の瞳は、騒霊相手にも通じるのでしょうか〜〜〜!?」

先着3名様で、

★ルナサ→ライブポルターガイスト 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 メルラン→ライブポルターガイスト 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 リリカ→ライブポルターガイスト 49 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★鈴仙→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★永琳→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−【防御側】
≧2→プリズムリバー三姉妹、ルナティックスの中盤を一気に突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(藍がフォロー)(佳歩がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵マークが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳のマークがダイヤで「天網蜘網捕蝶の法(+2)」が発動します。
てゐのマークがダイヤで「フラスターエスケープ(+3)」が発動します。

843 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:43:23 ID:???
★ルナサ→ライブポルターガイスト 53 ( クラブK )( 3 + 1 )=
 メルラン→ライブポルターガイスト 47 ( クラブ10 )( 5 + 3 )=
 リリカ→ライブポルターガイスト 49 ( スペード9 )( 1 + 4 )=★

844 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:43:49 ID:???
★鈴仙→パスカット 48 ( ハート9 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=★

845 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:45:27 ID:???
★永琳→パスカット 51 ( クラブ2 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 てゐ→パスカット 47 ( JOKER )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=★


846 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:47:02 ID:???
てゐ「ジョーカー返せ」

これがうどんゾーン!?
鈴仙さん最近マジ主人公

847 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:51:07 ID:???
三姉妹がいないうちに速攻カウンターでハットトリックか?

848 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 23:59:23 ID:???
鈴仙がパスカットフラグを回収し、待望のパスカット技を覚えたところで、今日の更新はここまでにしようと思います。
試合はクライマックスにして勝ちが濃厚ですが、どうやって勝つかについて色々考えて下されば幸いです。
……と、言うまでも無く早速チャンスがやって来そうですが(汗)
>>789-790
そう言えば反町君と穣子さんは試合見に来てますけど、静葉さんは一体どうしてるのでしょうね…
>>846
てゐの覚醒はお預けになっちゃいましたね…。最近の鈴仙の引きはかなり良いですね。うどん王なだけあります。
>>847
一応まだ藍とかが居るので、完全に有利という訳ではありませんが、かなり有利である事には違いないですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

849 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:00:45 ID:???
乙ロットォー!

850 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:06:12 ID:???
乙です

>○○なのは鈴仙のせいだ! ……という書き込みや紫の発言がよくありますが、それは正確では無く。
○○なのは鈴仙のせいだ! 鈴仙なんて奴が居るのは、幻想郷という集団の意志のせいだ! つまり○○なのは幻想郷のせいだ!

これはネタですwなんでもかんでも○○のせいにする主人公がいるように
なんでもかんでも鈴仙のせいにするのはネタですw

851 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:06:46 ID:???
乙でした!

さて、藍しゃまさえ抜ければマインドエクスプロージョンぶちかますだけだが、佳歩さんに期待するのもありか

ウサギK「そろそろ私の出番……? ほら、キーパーは必須ですよね!?」

852 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:07:09 ID:???
なんでもかんでも鈴仙のせいにされるのは鈴仙って奴の仕業なんだw

853 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:08:41 ID:???
もう1点とれれば思い出出場的な意味でウサギK出してもいいかも
トーナメントでそんな余裕ないでしょうし

854 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:09:19 ID:???
なんだって、それは本当かい!?

855 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:12:17 ID:???
>>851に、人里での試合でということをつけ忘れていた

キーパーは絶対必要だろうし
下手するとウサギK最初で最後の出番?

856 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 02:12:57 ID:???
ウサギKでリグル達の攻撃が止まるか正直微妙だし止まる見込みが少ないなら
割り切ってGKは捨てて打たせないための戦力を用意するのも手、もしくは攻めまくる

857 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:16:23 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>849
乙ロットありがとうございます!
>>850
乙ありがとうございます。ああいえ、ネタなのは分かっていますよw あくまでたとえ話です。
前スレの埋めネタの主旨を誤解を恐れずに言うと、
なんでもかんでも鈴仙のせいにする英雄史観的な考え方は既に時代遅れで、
なんでもかんでも幻想郷の意志のせいにするのがナウい…みたいな感じの話でしたので、それに絡めた感じです。
>>851
乙ありがとうございます。
折角なので、佳歩やパスカルの覚醒機会を狙うのも良いかもですね。
>>852
……となるのも全て、そんな鈴仙って奴を生み出した幻想郷の意志の仕業ですね。
>ウサギKについて
ウサギKちゃんも何かがあって活躍するかもしれないから…
と、いうのはさて置き、折角登場したキャラですので、試合イベントとは別に救済機会を設けたいと思っています。
(それで大当たりしても、今の姫様には及ばなさそうではありますが…)

858 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:17:35 ID:???
★ルナサ→ライブポルターガイスト 53 ( クラブK )( 3 + 1 )=57
 メルラン→ライブポルターガイスト 47 ( クラブ10 )( 5 + 3 )=55
 リリカ→ライブポルターガイスト 49 ( スペード9 )( 1 + 4 )=54★
★鈴仙→パスカット 48 ( ハート9 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=60★*フラグ回収!
≦−2→ルナティックスボールに。

バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!! バシッ……バシッ、バシッ!!

てゐや永琳に先んじて、小気味よく繰り返される騒霊たちのパスワークへと鈴仙は飛び込んで行く。
この時の鈴仙は、あくまで自分は永琳達のバックアップ程度としか考えていなかったが――。

鈴仙「(――ん!? 待てよ、この局面……。 いつかのロボット騒ぎで使ったあの技が使えるんじゃ……!)」

バッ!

この時、鈴仙の脳裏にとあるアイデアが閃く。
そしてそれは、この状況を一気にひっくり返すに相応しいアイデアであるように思えた。
円は直線を包む。 パチェノートの一節を思い出しつつ、
鈴仙はプリズムリバー三姉妹の奏でるライブの中心へと飛び出した。
しかしそれだけでは、ルナサを中心とするパスワークは全く崩れる様子は無い。

ルナサ「来たみたいだが……君の狂気の瞳への対策はバッチリだ!」

メルラン「瞳を見ると狂気に当てられる。 だから、瞳を見ずに平然と突破してれば良いのよね〜?」

リリカ「どうよ! 恐れ入ったんじゃないかしら!?」

彼女達もまた、この局面での鈴仙のパスカットをある程度読んでいたようだった。
意識的に鈴仙から瞳をそらし、鈴仙の当初の目的であった、永琳達のサポートはままならない。
しかし、今の鈴仙には別の策があったため、こうした動きをしてくれた方が好都合だった。
鈴仙は瞳を赤く光らせ、自身の波長を歪める。
――ルナサ達では無く、自身の周囲の空間を覆う『光』を対象として。

859 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:32:14 ID:???
鈴仙「可視光の波長よ。 ……歪み、分かれ、消え果て、朽ちて、収束なさい!
幻虹彩画、『アキュラー……スペクトル』ッ!」

ブウウッ……ン! シュン! シュンシュンシュンッシュンッシュンッ!

ルナサ「……!?」

鈴仙が今まさに完璧なパスを出そうとするルナサに肉薄した時、当のルナサは自身の眼を疑わざるを得なかった。
何故なら鈴仙が何かを宣言した次の瞬間。

ルナサ「(なんだ、これは……!?)」

鈴仙『『『『『『『『…………!!』』』』』』』』
                       
――ルナサの周囲には、薄い藤色の髪を伸ばし、長い兎耳を身に付けた、腺病質な少女が八人も並んでいたからだ。
彼女達の外見、動き、仕草には全くの差異が無く、まるで分光器にて分けられた精巧な映像のよう。
しかしこれらの映像は、気持ち悪いくらいまでのリアリティがあった。


鈴仙「さあ……どれが本当の私か、アンタには分かるかな?」


八つもある映像の鈴仙のうち、どれか一つがそう好戦的に喋った。ルナサにはどれが喋ったのか分からなかった。

鈴仙は自身の周囲の光の波長を歪める事で、自身と差異無き虚像を七つ作り、
自分と三姉妹という1対3の状況から……八人の自分と三姉妹という8対3の状況へと、場を作り変えていた。

860 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:33:36 ID:???
リリカ「そ、そんな事したって……! どうせ、残りの七つは偽物なんでしょ!? ルナサ姉さん、構わず私に送ってよ〜!?」

ルナサ「し、しかし……!(――何という事! 幾ら八分の七で偽物と分かっていても、
これでは咄嗟に最良のコースを見切る事が出来ない!)」

ルナサはそれでも、何とか鈴仙と鈴仙との間を縫って、リリカへとつながるパスを出す事には成功してみせるが。
――それは、普段の彼女からすると明らかに精彩を欠いたパスだった。

鈴仙「残念……こっちは、ハズレよ!」

タタタッ……パシッ!

パスは最終的に、本物の鈴仙が充分カットに行ける位置に出されてしまっていた。
鈴仙は足の速さを利用としてパスを難なくカットして、最後に大きく三人の中心で両脚で踏み切る。そして――。

バ ッ  !!

メルラン「きゃ、きゃっ! まぶし〜い!?」

リリカ「嘘でしょ……。 あの鈴仙だって、ついこの前じゃあ、ウチの妖夢と対して変わんなかった筈なのにぃ……!」

妖夢「……(――鈴仙。 やっぱり……変わったね)」

……スタッ。

鈴仙「―――任務完了。 ……なんちゃって」

メルランとリリカの周囲にも生まれた虚像を光と共に消し去りながら、
たった一人となった鈴仙は、大きくプリズムリバー三姉妹を超えて空に輝き、そしてフィールドへと降り立つのだった。

*鈴仙がパスカットフラグを回収! 新パスカット技『アキュラースペクトル』(1/4でパスカット+2)を習得しました。
*プリズムリバー三姉妹のパスワーク相手に、冴えわたる守備を見せたので、人気が上昇します。76→77

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:34:45 ID:gkqcZEQw
藍「くっ……! まさかプリズムリバー三姉妹の連続ワンツーがこうも容易く破られるとは。
だがこれは却って好機! すぐにボールを返させて貰うぞッ!!」

ダッ!

実況「鈴仙選手の名プレーを前に、早速出鼻を挫かれてしまった格好の西行寺亡霊連合!
リリカ選手は少しでも後ろに下がりつつ、同時に藍選手も大急ぎで戻り、鈴仙選手へとプレスを掛ける!
いや……鈴仙選手に向かうのは、藍選手一人だけでは無い! あれは……!」

妖夢「――待ってください藍さん! ここは私にも……私にも、どうか手伝わせて下さい!
(鈴仙は変わっても……! 私だって、悩みながら、迷いながらも努力して、道を選んできたんだ!
だったら今の私だって……鈴仙みたいに、ボールを止められたって……!?)」

ダダダダダッ!

実況「あれは……藍選手に混じって、FWの位置に居た妖夢選手までもが、
鈴仙選手の好プレーに感化されてか、積極的に守備へと向かっていきます!
鈴仙選手、このままではパスにしろドリブルにしろ、この二人との対決は避けられないようだ〜!?」

鈴仙「……!(――私の勘が言っている。 試合の勝ち負けは置いておくにせよ、
この局面は、少なくともこの場における、私と妖夢との戦いの決着になると……!
だけど。 正直な話、ここで藍さんと妖夢相手にドリブルやパスで勝ち切るのは、確実とは言い難いのよね。
一応私も、師匠との必殺ワンツーがあるにはあるけど、そうなるとこの二人に加えて、
毛玉妖怪や橙の二人が追加でカットに来てもおかしくはない。 だから、多少は腹を括るしかないとは思うけど……!?)」

862 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 22:36:11 ID:gkqcZEQw
そして、鈴仙がボールを奪ったや否や、今度はこの試合への闘志を燃やしていた藍と、そして。
……かつての親友・鈴仙との関係において一旦の清算を付けるべく、特攻を行った妖夢とが駆けだした。
鈴仙は妖夢の赤く染まりゆく瞳を見つめながら、彼女の胸に秘める複雑な想いを察しつつ――。

A:鈴仙は、決着をつけるべくドリブルに向かった。(鈴仙のドリブル:51)
B:鈴仙は、左サイドのてゐへとパスを出した。(鈴仙のパス:50)
C:鈴仙は、永琳との必殺ワンツーで突破を行う事にした。(鈴仙側のパス:52)60消費
D:佳歩にドリブル突破を任せる事にした。
E:パスカルにドリブル突破を任せる事にした。
F:ここからロングシュートをする事にした。(更に撃つシュートを選択)
G:鈴仙「(……あれ? ここで妖夢を挑発したら、本編アルゼンチン戦の翼くんみたいな事が出来るんじゃ…?)」
  よからぬ事を考えていた。(内容については24スレ目の>>696-735あたりを参照)
H:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:460/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

863 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 22:37:21 ID:VrkJya12
G 個人の勝利を優先した報いを受けるがいい

864 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 22:38:07 ID:x5AaLrcs
A

おい、おいG

865 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 22:38:13 ID:GQ9RmiQ6
A

866 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 22:43:45 ID:???
Gを選んだら結果はともかく人気が酷い事になりそう

867 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:10:46 ID:???
リリカ「嘘でしょ……。 あの鈴仙だって、ついこの前じゃあ、ウチの妖夢と対して変わんなかった筈なのにぃ……!」

妖夢「チームメイトから信頼されてない。鬱だ」(チャキ)
ルナサ「気が合うな」(チャキ)

868 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 23:17:59 ID:gkqcZEQw
A:鈴仙は、決着をつけるべくドリブルに向かった。(鈴仙のドリブル:51)

鈴仙「(……効率のみを考えれば、ここはパスカル君や佳歩に任せた方が良い。
私は点取り屋だもの、ボール運びはセカンドストライカーやMFにやって貰ってもおかしくは無い。
だけど――)妖夢ッ! 私は……私だってね。 アンタと同じように、アンタとは違う道を選ぼうとしてるのよ!
だったら――こっちだって、一発位はぶつからせて貰うんだから!」

ダッ!

妖夢「鈴仙……! ううん、私は口下手だから、言葉にはしないし……悩まない!
ただ強くなりたいだけの私の気持ちを、分かって貰おうだなんても思わない!
悩まず、ただあなたを斬って……分かってみせる!!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「鈴仙選手の気迫に対して、妖夢選手は抜刀の構えで応じる!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!!

鈴仙「(二人で来た! でも……抜いて見せる!!)

――鈴仙はこの局面、敢えて妖夢との対峙を選択した。
ドリブルで真正面から妖夢と藍の二名を相手取る鈴仙の表情は、
未だ未熟さを残しているものの、確固たる自信の欠片があった。

妖夢「(――斬る、悩まず斬る。 ……私は――全てを斬ってみせる!)」

タックルで鈴仙を相手取る妖夢は、その未熟さを何とか取り繕わんと、
敢えて鉄面皮で傲慢な形相を以て鈴仙に臨む。
しかし、肝心なその表情はあまりに不安定。確固たる土台が無かった。

869 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/02(月) 23:19:04 ID:gkqcZEQw
藍「おっと。 妖夢だけじゃない、私も混ぜて欲しいな!」

――そんな二人の間に割って入るのは八雲紫の忠実な式・八雲藍。
式としての冷静さに加え、妖怪としても老成した彼女の表情は落ち着いている。
しかし、冷静だからこそ彼女は比較的客観的にこの勝負の行く末を分析する事が出来た。

藍「(データ分析で言えば、鈴仙が勝つ可能性が33.4%を20%以上超えているが、勝ち目はある。
だが――私が今日の試合で感じた見立てでは。 私達は、この勝負に勝てない気がしてならない……!)」

藍の式が断ずる分析が正しいか、それとも藍自身の感じる直観が正しいか。
その結果は、次の瞬間にて判明する事となる。

先着2名様で、

★鈴仙→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★藍→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 妖夢→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 鈴仙、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(佳歩がフォロー)(橙がフォロー)
≦−2→西行寺ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。
鈴仙のマークがハートの時、「ラビットスターター(+2、吹飛2)」が発動します。
藍のマークがダイヤ・ハートの時、「ユーニラタルコンタクト(+2)」が発動します。

870 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:19:20 ID:???
★鈴仙→ドリブル 51 ( ハート2 )( 6 + 4 )=★

871 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:19:45 ID:???
★藍→タックル 49 ( クラブA )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=
 妖夢→タックル 47 ( ダイヤ6 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)=★

872 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:21:21 ID:???
妖夢「クソマァー!」ひき逃げ!

873 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:21:33 ID:???
最近まるで主人公みたいな引きをするなぁ
あとわかりやすいものを見つけました
ttp://seiga.nicovideo.jp/seiga/im4635548?track=seiga_illust_keyword

874 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:27:40 ID:???
しかし、藍の引きが相変わらず酷いんだが

875 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:29:56 ID:???
藍の引きが悪いのも鈴仙人ってやつの仕業だ!
ゆ"る"さ"ん"!
リボルケイン!

876 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:32:34 ID:???
紫は自分の式を何とかした方がいいんじゃね?
全力で西行寺の足を引っ張っているぞ

877 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:41:25 ID:???
もしかしなくても、藍しゃまの不調は紫のせいなんじゃ……

878 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:42:51 ID:???
その紫を悩ます種となったのが鈴仙、つまり鈴仙ってやつの仕業なんだ

879 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:43:06 ID:???
橙は絶好調だからねぇ
むしろ、藍が紫の足を引っ張っているんじゃない?

880 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:49:17 ID:???
主の命令でないのに鈴仙に気に掛けるのも、
このままではいけないと思う藍に意志の芽生えてきたもかもな。

881 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 23:51:05 ID:???
藍「紫様、新しい力を得ることができました!敗符『バイツァ・ダスト(負けて死ね)』です」
紫「(……ダメだこいつ。何とかしなければ)」

882 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 00:27:45 ID:???
★鈴仙→ドリブル 51 ( ハート2 )( 6 + 4 )+(ラビットスターター+2)=63★
★藍→タックル 49 ( クラブA )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=56*吹き飛び!
 妖夢→タックル 47 ( ダイヤ6 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=55★*吹き飛び!
≧2→ 鈴仙、突破成功!

鈴仙「(藍さんは読めないけれど、妖夢は絶対に真っ直ぐにぶつかってくる!
だったら、こっちも真っ直ぐに――!!)……はぁぁぁぁぁああっ!!」

ドガガガガガガガッ!

藍と妖夢による厳しいマークを、鈴仙は自己流の強引なドリブル――『ラビットスターター』で突破する事にした。
先程の妖夢による突破の意趣返しにも見えるこの突破は、
しかし先程の妖夢の時以上の気迫と技術を持って、藍達の方へと向かっていく。

鈴仙「でりゃ〜〜〜〜っ! 私のドリブル力は補正込みで53よ〜〜〜っ!」

藍「ぐ……っ!(――やはり予想通り! 彼女はこの試合、自分の実力を十二分に発揮し続けている!
この強靭な精神力……まるで、彼女は鈴仙では無く――『彼』のようだ!)」

バギイイイッ……! ドン、ドンドン……!!

藍が分析結果を出すよりも早く、決着は着いた。
彼女の身体はボール越しに空高く押し出され宙を舞い、そしてフィールドに叩き付けられる。

ドガァァァァァァァァァァァァァァッ!!

妖夢「ど……どうして……!!(――私も、鈴仙も一緒の筈なんじゃ。鈴仙のように悩んで。
それでも、ハイパーカンピオーネという道を選び取って……! そして、力を得て。 そして……!!)」

883 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 00:28:50 ID:PBdb0GXA
――妖夢もそれと同じ……いや、なまじ上手く鈴仙の足元へと向かえたからこそ、
藍以上の威力で吹き飛ばされて、碌に受け身すら取れずにゴロゴロとフィールドに転がってしまう。
これで身体に一切の外傷が無いのは奇跡だった。

鈴仙「(妖夢……。 私は、貴女の選んだ事には何も言わないし言う権利も無い。
だけど――やっぱりこうしてぶつかって分かった。
妖夢――あなたはやっぱりまだ迷ってる。
道を決めてもなお、それで良かったのか悩み続けて……!)」

幽々子「(……それで良かったのか悩み続けて。
でも――、あの子は、一度決めた道を変えるなんて器用な事、絶対に出来ない。
後悔しようが、失敗しようが、何があろうが――あの子は、行けるトコまで行く……んでしょうね)」

妖夢「(……駄目だ。 私は……決めたんだ……! どうしても……力を、手に入れるって。
今日の試合が駄目でも、それだけで道を変えるなんて事……もう、出来ないよ……!)」

妖夢は痛みに耐えて立ち上がり、もう決して届く事は無いボールを追いかける。
鈴仙は妖夢の苦しみを理解しつつも、
それでも道を歩き続けようとする妖夢の悲痛な決意を、決して止める事は出来なかった。
そんな悲しく中途半端な幕切れ。それが、今日の試合における鈴仙と妖夢との確かな決着だった。

タタタタタタッ……!

―――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

しかし、無神経な観客達には妖夢や鈴仙の苦痛など理解する気も無かった。
彼らの興味は、妖夢を抜き去った鈴仙が、如何にして今日の試合3ゴール目を。
――ハットトリックを決めるかどうかに集約されていた。

鈴仙「ついに来た……! 西行寺亡霊連合の、バイタルエリアに……!」

884 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 00:30:55 ID:PBdb0GXA
軽く汗を流しながら、鈴仙はボールを一旦足でトラップしてPAを見る。
PA内ではリリカがセカンドストライカーのパスカルをマークし、
幽々子は中西や他の毛玉妖怪と共にシュートに備えている。

鈴仙「(師匠とてゐと佳歩は……MFだからもうちょっと後ろ、ゴールから30メートル程度の位置に居る。
だからゴールを狙う方法があるとしたら、私かパスカル君のシュート、もしくはドリブル突破。
それか……二人揃っての正確なツインシュート――『リフレクトバレット』のみ!
うん! シンプルで分かり易い……! さあ、ここで決めて――この試合を終わりにするのよ……!!)」

A:これで決める!『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:60+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費
B:これで決める!自分(鈴仙)のドリブル突破だ!(鈴仙のドリブル:51)
C:ここで決めるのは自分じゃない! パスカルだ!(ボールキープ判定後、更に選択)
D:ここで決めるのは自分だけじゃない! パスカルと二人で決める! 『リフレクトバレット』だ!
  (威力:60&57)200×2消費
E:ここは確実に勝つ! ……ようし! とりかごだ!(確実に勝てます)
F:サイド際でボールキープ。 永琳や鈴仙が来るのを待つ!
G:その他 自由選択枠 佳歩に決めて貰う場合はこちらで

鈴仙のガッツ:420/910

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

885 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:31:14 ID:pc6f/mQA


886 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:31:21 ID:4QgW6RAA
A

887 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 00:32:24 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにしたいと思います。
コメントへの返信については、また明日にでもやらせて頂ければと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

888 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:32:45 ID:???
乙ロットォー!

889 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:38:33 ID:???
乙です
妖夢には遊び心が必要
真面目で一直線すぎるキャラクターには遊び心を植え付けるべき

さぁ!1986年に飛ぼう!きっと遊び心を教えてくれる人が待っている

890 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:38:42 ID:???
>>F:サイド際でボールキープ。 永琳や鈴仙が来るのを待つ!

鈴仙「鈴仙! こっちにボールを!」
鈴仙「分かったわ鈴仙! ってええええ!?」

乙ロットー!

891 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 00:41:50 ID:???
まさかあのパスカットの時本当に分身していたのか・・・!

892 :森崎名無しさん:2015/02/03(火) 18:22:41 ID:???
中学テニスでも一人でダブルスする選手がいるし、多少はね?



893 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 22:32:22 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>867
妖夢がダメって言うよりは、それだけ鈴仙がスゴいって事ですから大丈夫です!w
>>873
許早苗はどこに当てはまりますかね……。
>藍の不調について
ピンゾロとかは無くとも、堅実に引きが悪い感じですね。
能力的にはもうちょっと活躍出来た筈なのですが…。
>>888
乙ロットありがとうございます!
>>889
乙ありがとうございます。
1986年の事はまだ見てないんですが、鈴仙のお父さんにでも遭うんですかね…
>>890
乙ありがとうございます!
>分裂する鈴仙について
ミスですね…wホントは佳歩とかてゐとか書きたかったです。
アキュラースペクトルというか、フィールドウルトラバイオレットになっちゃいましたねw

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 22:33:23 ID:???
A:これで決める!『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:60+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費

鈴仙「これで決める……!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!

鈴仙の心に迷いは無かった。どんな形であれ、妖夢との決着をつけた以上、もう悔いは無い。
後はほぼ傾きかけている天秤を、感情の爆発で振り切らせてやるのみ。鈴仙は、大きく右脚を振った。
たったそれだけで、鈴仙のスーパープレイを何度も見てきた観客は息を呑んだ。

実況「で、出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! いよいよ試合を締めくくらんと、鈴仙選手が動いた!
大きく足を振りかぶって、瞳を真っ赤に光らせて鈴仙選手! 全力を解き放ちます!」

レミリア(観客席)「(素晴らしい。 単体でも私の『マスターオブレッドサン』以上のシュートが撃てるとは。
無論、体力の消耗度等差はあろうが――こと決定力では、私も追いつかれたかもしれないわね。
……守備力と突破力では、まだ負けてないけどね)」

反町(観客席)「(鈴仙さん……俺が『ポイズンヘッド』なんてちゃっちいシュートを編み出してる間に、
こんな凄い――あの忌々しい日向にも引けを取らないシューターになっちゃうなんて……)」

星(観客席)「(――鈴仙。 今の貴女なら、伊吹萃香さんみたいな一流のGKが相手でも、充分に抜けます!
だから、もっともっと、自信を持って……決めちゃってください!)」

観客席に居る同職のFW達は既に、鈴仙がこれから繰り出すシュートの威力の凄まじさを充分感じ取っていた。
一流のストライカーは技術やパワー以上に、その本人が見せる気迫こそが重要とは良く言われる事だが、
今必殺のシュートを放とうとする鈴仙からは、確かに一流のストライカーに相応しい風格があった。
この時の鈴仙は、普段の臆病で弱虫な少女では無い。戦場にて銃を振るう、熟練の戦士そのものだった。

895 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 22:34:35 ID:PBdb0GXA

鈴仙「――私は、これからも悩む。 悩まないなんて、そんな事出来る訳がないもの。
薬売りは相変わらずサッパリで、口下手はいつまでも治んないけど……それでも、言葉に出して、悩み続けたい!
だって、私には、そんな私を分かってくれる人が。 ……そんな人達が居るから!!」

幽々子「……来る、みたいね。 望むとも、望まざろうとも」

中西「小娘が。 ……世の中、そんなに甘くないわい!」

リリカ「(え〜い、もうどうにでもなれ〜っ!
……って言う私は、フォローに回るんだけどね〜。だってあのシュート、見るからに怖いし)」

鈴仙の宣言に対して、西行寺亡霊連合の守備陣もそれぞれの想いから全力でブロックやフォローに回る。
しかしその程度で、鈴仙の爆発しつつある感情は鎮火したりはしない。
むしろこの極限状況で、鈴仙が纏う波長は鼓動と共に大きく、そして激しく触れて――。

鈴仙「――食らいなさい……! これが私の感情の爆発!
――『マインドエクスプロージョン』よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

バッ……ゴォオオオォオオオオオオオオオオオオオオンン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!

鈴仙「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ〜〜〜〜!!」

実況「で……出た〜〜〜!! 鈴仙選手最強のミドルシュート・『マインドエクスプロージョン』が……ついに出ました〜!」


――その波長はインパクトの瞬間ボールへと無駄なく移行し、そして……ゆっくりと推進しながら弾けていった。

492KB (08:00PM - 02:00AM の間一気に全部は読めません)
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24