キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】

1 :森末(仮):2015/01/24(土) 22:25:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1397051465/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会は惜しくも準決勝で敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
全国大会で共に競い合った立花兄弟や合宿で集中的に練習に付き合った新田らの後押しもあってか、板野は見事キャプテンに選ばれる。
そして舞台は世界へ。まず全日本Jrユースは遠征試合第一戦目であるハンブルグと対決。
西ドイツに留学をしていた若林、更に西ドイツの皇帝の異名を持つシュナイダーと強敵揃いのクラブチームを相手に、
3−3の引き分けという結果に終わる。
引き分けながらも世界の壁を痛感した全日本Jrユースメンバーは猛特訓を開始。
一方で原作・本編とは違う現象が起こり始める影で、ある者達が暗躍をしていたのだが……?

401 :森崎名無しさん:2015/01/31(土) 18:19:32 ID:???
+6くらいの地上シュートはありそうだよね。
ランピオンもマーガスには及ばないらしいので
必殺ポストプレイは持ってなさそう。

402 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:52:02 ID:???
>>381-382 >>384
乙ありです。

>>388-389
スカイラブ系の技は任意発動ですね。
カットはパスカットの時に使えるだけで、ハイボールのクリアはスカイラブクリアになります。

>>391
前者のつもりです。
このスレは基本的に本編のルールを適用していますが……本編でポストプレイをカットで判定した場面が記憶にないので、
このスレでもポストプレイとの判定の際はパスカットでなくクリアーを使う予定です。

>>397-398 >>401
はい、地上シュートは持ってます。ただメガロゾーンよりは弱いです。

403 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:53:06 ID:???
>★対戦相手はディアスなので→ ハート9 =見上「GKは……若林源三!」★
==========================================================================
若林「はい!」
若島津「!!」

そして誰もが注目をする、ゴールキーパーの発表。
見上に名を呼ばれた若林は勢いよく返事をし、逆に若島津は目を見開き驚く。
若島津の中で、既に自分は若林とも遜色ない程の実力を身に着けていたという自負があったのだから、彼が収まる筈もない。
ギラギラとした視線を若島津から送られながらも、見上は淡々とした口調で詳細に渡る戦術の説明をしていく。

見上「まずは対戦相手の事を説明しておこう。
   今日戦うアルゼンチンJrユース……南米の強豪として名高いチームだが、何故かタレントが少ない。
   要注意人物と言えば、MFのファン=ディアスくらいだ。 ハッキリ言って、奴のワンマンチームと言っていいだろう。
   しかし、このディアスが曲者だ。 松山」
松山「はい」
見上「今日の試合、奴と勝負をしようなどと思うな」
松山「えっ……?」

ファン=ディアス。
本編においても原作においても、その実力と存在感は抜群。
圧倒的なドリブルをはじめとして一対一の勝負にはほぼ全ての面に秀でており、正に「天才」という名に相応しい選手である。
その天才を前にして、見上は誰一人として全日本の選手が敵わないとまで考えていた。
それ程までに、彼の実力の高さを研究すればするほど思い知らされたからである。

見上「松山だけではない。 いいか、守備の際……ディアスがボールを持った時には、必ず一人で立ち向かうな。
   複数人で奪いに行け。 最悪、PA内に引きこもる事も考慮しろ」
早田「待って下さいよ、PA内に引きこもるったって、そうしたらミドルシュートを打たれっぱなしじゃないですか?」
見上「その為の若林だ。 いけるな?」
若林「! はい、任せてください。 PA外からのシュートは、俺が必ず防いで見せます」

404 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:54:39 ID:???
一対一の戦いを絶対に挑むなと言い含め、更にはボールカットを無視してPA内に引きこもる事をも厭うなという見上の発言に、
早田をはじめとして選手たちからは異論が巻き起こる。
常識的に考えれば、例え相手が主力選手でどれだけドリブルが上手かろうともシュートを打たれる前に止めるのが定石だからである。
しかし、見上はその点についてもしっかりと考えていた。
例えPA内に引きこもり相手が易々とミドルシュートを打とうとした所で、GKはPA外からのシュートに滅法強い若林。
これならば十分に対抗策となるだろうと判断をしての事である。

見上「ディアスはミドルシュート――あの年齢にして、ドライブシュートを持っている程の選手だ。
   だが、それ以上に脅威となるのがドリブルからのキーパーとの一対一だ。 それだけは絶対に避けねばならん」
中山「(早田をマークにつける……程度じゃ駄目だという判断なのか?)」
見上「何度も言うが、必ず複数人で奪いに向かえ。 そうでなければ奴からボールを奪うのは不可能だ。
   若林、お前も気を付けておけ。 万が一にも一対一になる局面が出た場合、どうしてもドリブルに注意をしたくなるだろうが……。
   奴にはループシュートもある。 どちらにも備えられるようにしておけ」
若林「はい」
若島津「(一対一とミドルシュートに対する強さからの若林起用か……)」
見上「では改めてフォーメーションを発表する」

−J−H− J反町 H板野
−−−−−
G−I−F G沢田 I松山 F岬
−−−−−
−−E−− E井沢
D−B−C D早田 B中山 C中里
−−A−− A中西
−−@−− @若林

405 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:55:47 ID:???
見上「攻撃については今更言う事もない。
   アルゼンチンの守備力は、世界レベルで見れば明らかに低い。
   FWだけでなく、MF陣も積極的にゴールを狙って行け」
板野「(バーストマグナム温存もありかな? でも折角だし打っておきたい気もする)」
反町「(なんとか結果を出さなきゃな……世界レベルで見れば低いと言われる守備を相手にゴール出来なきゃ話にならないぞ)」
松山「(絶対に一対一で勝負するな、か……。 俺の実力では、敵わないと思われてるのか?
    くそっ! ファン=ディアス……天才、か)」
岬「(上手くアシストをつけられればいいんだけどね。 後は程ほどにゴールも狙って得点力のアピールもしておきたい)」
沢田「(いくらなんでも僕がゴールは無理だよね……)」

見上「守備については先ほど言った通りだ。
   ディアスはドリブルをすればするほど調子を上げてくる……下手に動けばあちらの思うつぼになるぞ」
井沢「(ドリブルすればするほどって来生みたいな奴って事か? ただ、話しぶりだと次元が違いそうだ……)」
中山「(さァ、いよいよ世界と戦う時が来た! ……やるぞ!)」
早田「(どんなドリブラーだろうと俺が止めて、全日本に早田誠ありって所を見せねぇとな)」
中里「(ドリブラーか……はて、如何ほどの使い手か)」
中西「(早田にタックルの秘訣教わってて正解やったなぁ。 なんとか結果出せたらええけど)」
若林「(今日こそパーフェクトに抑える! そうすれば見上さんの信頼も幾ばくかは回復する!!)」

こうして試合開始を前に、見上は最後の訓示を述べて口を閉じた。
ミーティングが終わると、ある者は気合を入れ、ある者は平静を装い、ある者は誰かと喋る事で気を紛らわす。
しかし、誰もかれもが緊張をしているのは明らかであった。
これからの日本サッカー界を変えてゆく彼らも、世界に飛び出して未だに成果を残せていない。
果たして自分たちの待ち受ける未来が明るいものか、暗いものか。
期待と不安が胸中に綯交ぜになったまま、彼らは試合開始時間までを過ごしていくのだった。

406 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:58:01 ID:???
そして試合時間がいよいよ迫り、両チームはスタジアムに姿を現した。

ワーワー! ワーワー!!

実況「さァ大歓声の中、両チーム選手の入場です!
   日本対アルゼンチンのオープニングゲーム、入場行進を終えた各国の選手たちがこの模様をスタンドから観戦します!」

実況の言う通り、スタンドには各国のメンバーがずらりと並び観戦をしていた。
西ドイツ、フランス、イタリアといった主要国は当然として、ウルグアイなどといったダークホース。
弱小国と見られている国もまた、その中にはいる。

カルツ「お、出てきた出てきた。 ありゃ、ゴールキーパーはワカバヤシかい」
シュナイダー「(ワカシマヅは出てこないのか……)」

ピエール「(ミサキはスタメンに入ったか。 君のプレイ……実戦で是非俺に見せてくれ)」

ヘルナンデス「みんな、注意して見ておけよ。
       全日本はハンブルグに引き分け……そしてアルゼンチンも強豪国だ。 どちらも油断できない相手だぞ」
ストラット「……なんだか全日本のメンバーは俺達が偵察した時に比べて入れ替わっていないか?」
ランピオン「確かに。 あの目立つ双子も外れてるな……」

ビクトリーノ「(ディアス……確かにお前は大した奴だけどよ、お前1人じゃどうしようもねえだろ。
        ……まぁ、ウチも似たようなもんだけどよ)」

407 :森末(仮):2015/02/01(日) 00:59:43 ID:???
特定の選手を応援する者、或いは国を応援する者、純粋に偵察の為に観察を続ける者。
いずれにせよ各国の選手たちが見守る一方で、まったく関係なく試合を見る者も存在する。

響「おー、出てきたぞ! 板野くん、みんなー! 頑張れー!!」
真「前評判だと、アルゼンチンはかなりの高い評価なんですよね? 大丈夫かな……」
プロデューサー「勝利の女神様は日本についてるんだ。 大丈夫でしょ。 2人もいるんだしね」

森末「(……やっぱりパスカルやガルバンがいないな。 でもディアスは強敵だよ、頑張れ板野)」

全日本を応援するアイドル2人とそれに付き添うやたらと筋肉モリモリで葉巻を咥えたプロデューサー。
陰に隠れるようにしてこそこそ試合を観戦する、板野の保護者的存在森末である。

408 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:01:14 ID:???
しかし、そんな彼らとは対極に――本来ならばここにいない筈の者達もいた。

翼「凄いな……本当に俺達が戦った時と順番が入れ替わってるのか。 それに、若林君が最初から出場してる……」
森崎「ケッ、若林なんざディアスにもういっぺんボロボロにやられるのがオチだろうがよ」

この大会――その初戦と2戦目の立場を入れ替え、運命を狂わせた元凶である者。
森崎有三と大空翼、そして彼らに力を貸す2人の男女である。
彼らは隠れる事なく、堂々とスタンドの席に座りこの試合を観戦していた。

高橋「ふぅ……どうせこの試合も、日本が勝つだろうね。翼がいなくても。
   君のせいだよ、ニネー」
ニネー「どうでしょうね、それは。 実際にパスカルくんやガルバンくんがいても、彼らはあくまで添え物。
    多勢には影響しないでしょうから……ふふ」

アルゼンチンを弱体化させた張本人であるニネーに対し、高橋は刺々しい物言いで突っ込みを入れるのだが、
ニネーはやんわりとかわすだけで微笑みを絶やさない。
正に絶世の美女である。

ニネー「それにこうした方が物語も盛り上がりますからね……後々」

言いながら、視線をフィールドから観客席へと移すニネー。
それに伴い、高橋も苛立った様子ながらニネーとは別の方向へと視線を向けた。

高橋「……先の長い話だ。 これが君の言っていた二手三手先の手かい?」
ニネー「先が長くとも時間をかければそこまで辿り着きますわ。 それはあなたもご存知でしょう」

409 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:02:23 ID:???
ニネーが視線を向けた先……そこには3人の男がスタンドにいた。

1人の少年は黒髪で、精悍な顔つきをしていた。
彼はギプスを足につけ、松葉杖を手には持っていた。
この少年は、入場を続けるアルゼンチンの中心にいるディアスに視線を投げかけ……表情を悲壮に歪ませていた。

1人の少年は茶髪で、3人の中では1番の大柄な男であった。
大柄さでは全日本の次藤らにも負けず劣らずであり、その巨漢は正に圧巻の一言。
しかし、彼もまた負傷をしているらしく左腕には包帯が巻かれていた。
この少年は、悔しそうに歯噛みをしながら苛立ちを隠しきれない様子で足を揺すっていた。

1人の少年は同じく茶髪で、その髪の長さは肩程まで伸ばした美形と言える男だった。
彼もまた大柄であり、特にその足は見るからに逞しく、それから繰り出されるキック力は世界でも屈指のものだろうと思われた。
彼もやはり、負傷をしたらしく頬に絆創膏が貼られていた。
ただし、目に見えての異常はそれだけであり……3人の中では1番の軽傷と言えたであろう。
この少年は2人の少年に挟まれるようにして座っており、ただ俯いていた。

見る者が見ればわかったであろう。
彼らがアルゼンチンJrユースの主力選手となる筈であった事に。
そして、ここにもう1人足りない選手を入れて4人――。
今、フィールドで立つディアスを含めた5人こそが、アルゼンチンの未来を担うプレイヤーとして期待をされていた事を。

パスカル「……ディアス」
ガルバン「くそっ……! どうして俺達があそこに立ててない……これじゃあ……」

アラン=パスカル。ガブリエル=ガルバン。

バティン「…………」

マリオ=バティン。
今この時、スタンドにはいない筈の者。そもそもこの世界には存在をしない筈の者。
彼らは一同に会し、試合が始まる時間を――死刑宣告が始まる時を待つようにして、待っていた。

410 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:03:36 ID:???
バティン「すま、ない……俺の、せいで……」

やがて沈黙に耐えきれなくなったのか、それとも他のものに耐えきれなくなったのか。
バティンは絞り出したかのような声で2人に謝罪をした。

パスカル「……よせ、バティン。 あれは不幸な事故だったんだ」
バティン「だが! だが……俺のせいで、お前たちをこんな目に……! それに、"アイツ"は……!!」
ガルバン「いい加減にしろ! 言った所で、俺達の怪我が治る訳じゃないんだ!」

しかし、このバティンの謝罪を2人は聞き入れなかった。
否、聞き入れなかったというよりは、いい加減にバティンに立ち直ってほしいという思いもあり、謝罪を止めるよう言い聞かせていた。

2人はバティンが原因となった事件の為に負傷をし、この大会に臨めなくなったものの、
その原因となったバティンの事を決して恨んではいなかったのである。
だが、それでバティンの心の重荷が軽くなる訳でもない。
いっその事罵倒をし、思い切り詰られた方が余程楽だとすらバティンは感じていた。

バティン「俺のせいなんだ……俺のせいで……俺が……」
パスカル「……そこまでにしろ、バティン。 そろそろ試合が始まるぞ」
ガルバン「……俺達がいなくても、勝てる筈だ。 相手は高々アジアの弱小国……の筈なんだ」
パスカル「ああ、だが……(イタリアは無理だ……ディアス1人でどうにかなるチームじゃ、ない……)」
ガルバン「ディアス……」

頭を抱えるバティンを尻目に、パスカルたちはフィールドに視線を向けた。
如何にディアスといえど、サッカーとはたった1人で勝てる競技ではない事を彼らは知っていた。
パスカル、ガルバン、バティンと抜けたアルゼンチンが守備力も攻撃力も大幅に落ちる事を彼らは知っていた。
優勝は現実的に考えて不可能……予選突破すら難しい事を、彼らは知ってしまっていた。

故に、彼らは祈っていた……せめて、1勝はしてくれと。
イタリアに敗色濃厚な今、勝てるチームにくらいは勝って、国に帰らせてほしいと。

411 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:05:06 ID:???
そしてそんな彼らとは反対側のスタンドで、同じく3人の男が試合を観戦していた。

ジョアン「よく見ておけよ、アルシオン。
     あのアルゼンチンのディアスは、この世代では最高のMFとして評価を受けておる」
アルシオン「はい、ジョアンさん」

遠くない未来、イタリアを栄光へと導く者達。
優秀な指導者として名高い名将、ジョアン=デ=ラセルダ=アパレシーダ。
世代最高峰の司令塔として文字通りのスター選手となる男、マルク=アルシオンである。

アルシオン「しかし……アルゼンチンには、ディアス以外にタレントがいないのですか?
      事前に聞いた話では、FWにもDFにも実力者がいると聞きましたが」
ジョアン「……昔サンパウロにいた頃の教え子から聞いた所によると、アルゼンチンではどうやら問題が起こったらしくてな。
     それによって何人かの選手が出場出来ぬ程の負傷を負ったらしい。
     FWのバティン、それにディアスの攻撃力は……実現をしていれば、恐らく今大会でもNo.1のものとなっていたじゃろうがな」

彼らにはやはり全日本など眼中になく、話題になるのはアルゼンチンの事ばかりであった。
その折、不意にアルシオンが出した質問に対し、
ジョアンはとあるツテを頼ったアルゼンチンについての情報を答える。
これを聞いてアルシオンは納得をしたような顔を浮かべるものの……ジョアンを挟み、反対側に座っていた男。

金髪をバンドでまとめた、筋骨隆々のその男は、静かに口を開いた。

サビチェビッチ「攻撃力はNo.1……ですか」
ジョアン「む? そうじゃ。 ディアスの突破力とバティンの決定力。 恐らくこれらはどのチームにも無いからな」
サビチェビッチ「………………」

ジョアンの回答を聞くと、その男――ジャン=サビチェビッチはそれきり口を開かず。
再び黙したまま、フィールドに目を向けた。

彼もまた、ここには存在すらしない筈の男であった。
彼も、そしてバティンもまた――運命の悪戯と大きな神の意志によりそこに存在する事を義務付けられた事は明白であった。

412 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:06:10 ID:???
こうして、また世界が変化を遂げた――。
否、既に変化しきってしまっている世界の中で、それに未だ気づかないまま、板野は行進を続けていた。
彼の頭の中には、ただこの一戦の事しかない。
目の前には本編でも散々な実力を見せつけられてきた天才、ファン=ディアスがいたのだから、
この一戦以外の事が考える事が出来ないとも言えた。

板野「(ドキドキするなぁ……いよいよ大会が始まるんだ。
    それに、今日戦うのはアルゼンチン……あのディアスが相手なんだ。 気合入れて行かないと!!
    と、どうしよう。 試合開始前にディアスに何か言っておこうか?)」

A.「今日はよろしく、正々堂々戦おう」 無難に挨拶をする
B.「今日はよろしく、胸を借りるつもりで戦うよ」 下手に出つつ挨拶をする
C.「天才っていうからどんなのかと思ったら、実物は結構ちっちゃいんだね」 挑発してみる
D.「き、来生!? どうしてアルゼンチンのユニフォームなんか着てるんだ!?」 来生と間違える
E.いや、挨拶しなくていいや。 さっさとコイントスしちゃおう
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

413 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:09:57 ID:Pl3szAqE
A

414 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:10:54 ID:Cw0IDYgo
A

415 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:11:18 ID:???
右45度からの強烈なバティゴールがこの世界では見れるのか

416 :森末(仮):2015/02/01(日) 01:14:03 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。

この外伝を始める際、本編をベースとしてそれをなぞるとしていましたが……。
既にお気づきの方もいるかと思いますが、イタリアとアルゼンチンの逆転など、色々と変更点があったりします。
理由としては、本編をそのままトレースをしても、2さん程上手く描写が出来る自信が無い事などです。
この先も色々と変更があるかもしれませんが、何卒ご了承下さい。

それでは。

417 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:16:36 ID:???
ジャパンカップが全チーム総当りに変更だったり
ヒール役のオランダとスウェーデンとかも交換があったりして
おつ〜

418 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:35:32 ID:???
これカージャレもいるなあ。
サビチェも帰化しそうな勢いだし。
サトルステギは出番なしかDFにコンバートかもね。

419 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:36:04 ID:???
バティンか……
多分もう一人はカージャレかな……
ただ、バティンは4で明らかな先輩格で出てたから少し複雑かな
そしてゴーゴン、君の出番はないらしい

420 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 01:39:26 ID:???
これ本編と完全真逆でディアス→(恨み)→イタリア
になりそうだな...

421 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 03:02:39 ID:???
>>419
ゴーゴンのPK阻止率100%という特殊能力を活かすわけにはいかないからなぁ…

422 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 07:31:10 ID:???
バティンは他の外伝でも同年代になってたねー

423 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 11:22:34 ID:???
WYでのイタリアとアルゼンチンの扱いが気になるな。
どちらも日本と対戦するのか?親善試合で当たるのか?
はたまた日本戦の代わりにイタリア×ブラジルが決勝Tで実現してしまうのか。

424 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 15:34:32 ID:???
ビッチさーん!

425 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:02:45 ID:???
WY編アルゼンチンメンバー予想

FW:バティン、カージャレ、サトルステギ
MF:ディアス、パスカル、アルシオン、バビントン
DF:ガルバン、モブ2人
GK:サビチェビッチ

わあお……(白目)

426 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:14:41 ID:???
>>425
もう(勝ち目)ないじゃん・・・

427 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 17:17:24 ID:???
守備は弱点がいくつか見えるから得点を重ねる自信はあるけど
ストラット以上の攻撃力を持つバティンとディアスの攻撃陣をどうするかがポイントだね

428 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 19:41:43 ID:???
正直オランダのほうが怖いけどな
下手すると若返ったWのオランダ化け物トリオがトータルフットボールで襲い掛かってくる

429 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 20:02:25 ID:???
ん?アルシオン達は観戦に来た未来のカンピオーネメンバーで、アルゼンチンとは関係ないよね?

430 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 21:51:42 ID:???
ミランカルテットはさすがにプロと思いたい。
ブラジルもやばくね?
YO1神の介入で、納豆&カンピオーネ組増加からシニョーリとかさ

431 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 22:30:54 ID:???
まあアルシオンはイタリア加入でしょう。
>>411でイタリアを栄光にって明言されてるし。
バティンはどんな個性のあるFWになるのかな?

432 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:13:52 ID:???
>A.「今日はよろしく、正々堂々戦おう」 無難に挨拶をする
================================================================
ディアス「ん? ああ、ニホンのキャプテンか」

板野が声をかけると、ディアスは振り向きじろじろと板野のつま先から頭の先までを見やり……。
その後、ようやく板野が差し出した手を握った。

ディアス「こちらこそよろしく頼むぜ」
板野「う、うん!(思ったより好意的だ! なんか茶化してくると思ったんだけどなぁ)」

本編などを見てディアスの性格をある程度知っていた板野は、
ここで無難に挨拶をしても何か言い返されるのではないかという不安を持っていた。
しかし、実際に挨拶をしてみたところ、ディアスの対応は至って普通。
むしろ優等生的であるとすら言え、板野は嬉しい驚きに浸っていた。

板野「(うわー、どうしよう。 生ディアスと握手しちゃったよ。 生だよ生!)」
ディアス「ああ、ただ悪い」
板野「え? 何?」
ディアス「正々堂々とは戦えないかもな」
板野「へっ?」

最後に快活な笑みを見せながら、ただそれだけを残してコイントスの為にさっさとセンターサークルへと向かうディアス。
その背中を見ながら、板野はディアスの言葉の意図を計りかね……審判が声をかけるまで、ただ呆気にとられていた。
板野は知る由もない――危機的状況に陥ったディアスが、生来の陽気さを顰めさせていた事に。
そして、そんな彼に唯一残ったものが――勝てば官軍という、彼の勝利への哲学だった事を。

433 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:15:00 ID:???
森末「さぁ、長い合宿期間が終わり、いよいよ国際Jrユース大会が開幕したね!
   初戦の相手は、ディアスを擁するアルゼンチンJrユース。
   誰かが改変しちゃったせいで、パスカルとガルバンがいなくなり、文字通りのディアスのワンマンチームになった国だ。
   本編に比べればかなりの弱体化をしているけれど……相手はディアス、油断は当然出来ない。
   気を引き締めて、まずはこの1戦をものにしよう! それじゃあ互いのフォーメーションの確認だ!」

アルゼンチンJrユース 4−4−2

−−@−− @ガルトーニ
−A−B− Aマリアテギ Bバサロ
C−−−D Cセンベロ Dガレヤ
−−−−−
F−G−E Fジェイテス Gルジェリ Eパルス
−−I−− Iディアス
−H−J− Hライーネス Jブラウン
−−−−−
−−−−−
−J−H− J反町 750/750 H板野 930/930
−−−−−
G−I−F G沢田 750/750 I松山 850/850 F岬 850/850
−−−−−
−−E−− E井沢 700/700
D−B−C D早田 800/800 B中山 850/850 C中里 750/750
−−A−− A中西 750/750
−−@−− @若林 900/900

全日本Jrユース 4−4−2

森末「本編と比較をし、森崎、翼、日向という3人の主力が欠けたこの全日本。
   彼らがいなくとも勝てるという事を、この試合でも証明してくれ! グッドラック!」

434 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:16:06 ID:???
ワーワー ワーワー

実況「さァ、両チームキャプテン。
   ディアスくん、板野くんがセンターサークルに集まりコイントスを行うようです」

ディアス「先に選べよ、それくらい譲ってやるぜ」
板野「え? そ、それじゃあ表で……(良い奴……なのかなぁ? さっき言ってた事が気になるんだけど……)」
ディアス「じゃあこっちは裏でお願いします」
審判「わかった。 では……」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→全日本ボール
半→アルゼンチンボール

>>417 乙ありです。

435 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:17:04 ID:???
★コイントス→ 1
キックオフ!

436 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:17:49 ID:???
やべぇ

437 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:30:24 ID:???
キックオフでドリブルゴール狙ってくるかなぁ

438 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:37:23 ID:???
マリーシアやダーティディフェンス解禁かな

439 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:41:32 ID:???
ガッツ切れを狙っていきますか

440 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:43:40 ID:???
>★コイントス→ 1 =アルゼンチンボール★
============================================================
キィンッ! パシッ!

審判「裏だね」
ディアス「やりぃ! それじゃ、ボール貰います」

選択権を得たディアスは、迷う事なくボールを貰い、板野は陣地を選択。
それぞれの選手たちが位置につくと審判は口に笛を咥え……。

ピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

笛の音が鳴り響くと同時に、観客たちの大歓声がフィールドを包み込む。
今ここに、サッカー黄金世代と呼ばれる者達が初めて会合をする大会。
フランス国際Jrユース大会の火蓋が、切って落とされたのである。

441 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:44:44 ID:???
実況「さぁ、はじまりました日本対アルゼンチンの開幕試合!
   熱狂的サッカーファンの多いフランス国民の歓声を受けながら、今、アルゼンチンのボールで試合が開始されました!
   ボールは……おっと?」

試合が開始すると同時に、ディアスは即座に動いた。

ディアス「俺に来い!」
ライーネス「頼む、ディアス!」

バシッ!

実況「いきなりディアスくんが持ちました! アルゼンチンJrユースのエース、ディアスくん!
   ボールを持ち、これはそのまま一気に中央を進むつもりか!?」

キックオフをしたFW達からボールを受け取ると、ディアスは迷う素振りも見せず、ドリブルを開始。
事前にディアスの情報を聞かされていた観客たちは、すわいきなりのスーパープレイが見られるのかと色めき立つが、
逆に全日本としてはいきなりエースが来たかと困惑してしまう場面である。
特に今日の試合、左のFWとして先発出場をしている真面目な性格だけが売りとも言える反町は、
どうしたものかと蹈鞴を踏んでしまう。

反町「(ここで奪って……と、監督の話だと単独でのアタックは厳禁なんだったな。
    前線での守備力が俺の取り柄だと思うんだが、監督の命令には従わないと……。
    板野が同時に仕掛けてくれるならいつでも行ける準備はしておくけど……どうするんだろう?)」
板野「(反町が凄く何か言いたげな視線をこっちにくれてるぞ。 口に出せばいいのに……さて、どうしよう?)」

A.「下がって、反町! 松山達と連携して守ろう!」 ここは下がって松山達と連携する
B.「反町、ついてきて! 俺達で止めるんだ!」 ここは反町と一緒にディアスを止めよう
C.「構うな、反町! カウンターに備えて前に行こう!」 ここはディアスを無視だ!
D.「行け、反町! お前の守備力なら止めれる筈だぞ!」 反町に単騎突撃させる
E.「(指示しなかったらどうなるかちょっと見てみたいな)」 反町に指示は出さないぞ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

442 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:46:16 ID:Pl3szAqE


443 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:46:19 ID:rSJbS5PA
C 
Dでもいいけど節約

444 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:46:19 ID:z13JdkiI


445 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:47:12 ID:SrvLZMww


446 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:47:41 ID:Pl3szAqE
Cに変更お願いします

447 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:48:10 ID:???
これはCになったのかな

448 :森崎名無しさん:2015/02/01(日) 23:49:20 ID:???
最初にA2票になったしAで続行がルールじゃないかな

449 :森末(仮):2015/02/01(日) 23:51:56 ID:???
決まった後の変更は、このスレでは基本的に無しで行きたいと思います。
なので今回もAで続行とさせていただきます。ご了承ください。

450 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:11:04 ID:???
Aか
マリーシアが少し怖いけど止められるかな?

451 :森末(仮):2015/02/02(月) 00:12:07 ID:???
>A.「下がって、反町! 松山達と連携して守ろう!」 ここは下がって松山達と連携する
======================================================================================
反町「えっ、下がるのか!?(俺達2人じゃなくて?)」
板野「アイツのドリブルが脅威って監督は言ってただろ? 松山達と人数を合わせて止めに行くぞ!」

反町の常識としては、ここでは2人でまずはあたりディアスの実力を試すものだと判断をしていた。
しかし、板野はディアスに対して常識というものが通用しない事を知っている。
敵を抜けば抜く程に実力を向上させる「ニュータイプ」である彼に対し、安易な突撃は厳禁。
ここは一旦下がり、松山達と協力をして止めるのが上策であると考えたのである。

実況「おっと? これは日本、FWの反町くんと板野くんが……下がる! 下がります!
   どうやら中盤まで戻り、そこでディアスくんを止めるようです!」

響「あれ? 反町くんはともかく板野くんまで下がっちゃうのか? 大丈夫なのかな?」
真「反町くんの守備力の高さはよく知られてるけど、板野くんってそれ程だったよね……?」

板野「岬!」
岬「うん!(さて……ボクのディフェンスが通用する相手ならいいんだけど……)」
松山「(板野、岬も中央に寄せて……そこまでこのディアスは警戒すべき奴なのか? だが……!)」
反町「(後ろに松山がいるなら安心だな。 思い切って飛び込むぞ!)」

そして板野は下がった上で、更に岬にもディアスにつくよう指示を飛ばした。
総勢4名――1人の選手につくには多すぎる程の人数を、板野はディアスを止める為に用意したのである。

板野「(よし、これで……)」

タタタタタタタッ!!

ディアス「行くぜ、全日本!」
板野「! みんな、止めるぞ!」

452 :森末(仮):2015/02/02(月) 00:13:11 ID:???
先着5名様で、

★ディアス→ドリブル 60 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★板野→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★松山→タックル 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★岬→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ディアスがあっさりと4人抜き! そしてそのまま突き進む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ブラウンがフォロー、ジェイテスと沢田で競り合い、井沢がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス:ダイヤで「クリップジャンプ(+5)」、ハートで「ヒールリフト(+4)」
     スペードで「華麗なドリブル(+3)」、
     「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持
     「スキル・マリーシア(クラブで敗北時相手の反則扱い、ただし5以上の敗北で発覚)」使用中
反町:ダイヤかハートで「ポイゾナスタックル(+2)」
松山:ダイヤかハートで「鉄砲水タックル(+3&吹っ飛び係数4)」

453 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:13:43 ID:???
★ディアス→ドリブル 60 ( ダイヤ10 )( 6 + 2 )=★

454 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:14:20 ID:???
★反町→タックル 56 ( スペード8 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=★

455 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:14:29 ID:???
★板野→タックル 57 ( スペード4 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=★

456 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:14:35 ID:???
★板野→タックル 57 ( JOKER )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)=★

457 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:15:34 ID:???
★松山→タックル 58 ( ハートQ )( 2 + 4 )+(人数差補正+2)=★

458 :456:2015/02/02(月) 00:15:50 ID:???
やっちまった・・・・すまねぇ・・・
★岬→タックル 56 ( ハートK )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=★

459 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:17:27 ID:???
こいつの前では守備布陣も無意味だったね

460 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:18:02 ID:???
そういえばNT持ちだったな

461 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:18:41 ID:???
Xみたいにガッツを削るほうがよかったかな

462 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:21:24 ID:???
頼む!うちの来生とトレードされてくれ!(土下座)

463 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:25:35 ID:???
超完全フリーにしてシュートを誘え!……1対1だけはご勘弁をー

464 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:26:15 ID:???
ディアスがクラブの最低値でもこっちは最低69以上出さないと反則になるのか

465 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:29:25 ID:???
ニュータイプはシュートまで強化されるのでご用心

466 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:29:37 ID:???
板野もいいディフェンスはしてるんだけどなぁ

467 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:30:58 ID:???
それでもPAの外のシュートならSGGK伝説で止まるはず

468 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:31:56 ID:???
若林を信用してはいけない

469 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 00:33:18 ID:???
PA外でもバヤシさんならやらかしてしまいそう

470 :森末(仮):2015/02/02(月) 00:57:02 ID:???
>★ディアス→ドリブル 60 ( ダイヤ10 )( 6 + 2 )+(クリップジャンプ+5)=73★
>★反町→タックル 56 ( スペード8 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=63★
>★板野→タックル 57 ( スペード4 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=68★
>★松山→タックル 58 ( ハートQ )( 2 + 4 )+(人数差補正+2)+(鉄砲水タックル+3)=69★
>★岬→タックル 56 ( ハートK )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=68★
>≧2→ディアスがあっさりと4人抜き! そしてそのまま突き進む!
=========================================================================================
この時、板野は考えていた。
これだけの人数を配置すれば、最低でもこぼれ球には出来る筈だと。

前線での守備力に定評のある反町に、練習試合が無くなった影響での追加合宿にてタックルを鍛え上げた板野。
接触プレイは苦手なものの、それでも一定の水準は保っている岬。
そして、何よりも――原作、本編、そしてこの世界においても無類の強さを誇るタックルでボールを狩り続けた松山。
この4人ならば、ディアスにも対抗が出来る筈だと考えていたのである。

ディアス「あらよっとぉ!」

スポーンッ!

しかし、その考えはあまりにも甘かった。
否――板野はあえて、忘れようとしていたのかもしれない。
ファン=ディアスという男の、思わず目を背けたくなる程の脅威を。

反町「うっ……えっ!?」
板野「! クリップジャンプ!? しまった!」

反町と板野、両者がスライディングタックルに来るのを察知したディアスは、
一瞬の動きでボールを足に挟み込み彼らを飛び越えた。
反町は当然として、この技の存在を知る板野ですら反応出来ない程の流れるような動作から繰り出されたそれに、
既に滑走をしていた彼らが反応出来ず、ただディアスを下から見上げる事しか出来ない。

471 :森末(仮):2015/02/02(月) 00:58:29 ID:???
松山「まだだ! ここで奪う!」
岬「(ボールを奪うのは松山に任せて、僕はサポートに……この辺りかな?)」

しかし、板野達の背後にはなお、松山と岬が残っていた。
彼らは板野達のようにスライディングタックルには向かっておらず、
ディアスがクリップジャンプで飛び上がった事によりあえてその場にとどまり彼が着地をした瞬間にボールを奪おうと待ち構えていた。
これもまた、常識的に考えれば模範解答と言える行動である。
人間誰しも、ジャンプをして着地をした瞬間には無防備になる。
その一瞬の隙さえつけばどれほどのドリブラーでも無力化出来ると考えるのは、決して間違いではない。
ディアスもそれを承知していた――よって、着地をする寸前、彼は1つの行動に出た。

ディアス「だからこうだっ!」

ポーンッ! バッ!

松山「なっ!?」
岬「なにィ!?(どんなセンスをしているんだ!?)」

ディアスがした事、それは単に空中で持っていたボールを浮かせ、松山達の頭上を飛び越させた事である。
言葉にしてみれば簡単であるが、空中で足に挟んでいたボールを一瞬の内に解き、
更にはそれを狙った箇所に蹴り込むというのは難しいどころの話ではない。
松山達の背後には井沢が位置し、少しでもコントロールを誤れば彼がフォローをするのは誰でもわかる事である。
にも関わらず、ディアスは井沢がギリギリ走っても間に合わない、絶妙な位置にボールを落とし……。
驚きのあまり硬直をする松山達の横を簡単にすり抜け、ボールを拾い直し、再びドリブルを開始するのだった。

松山「ば、馬鹿な……!? あんな動きを……俺達と同じ世代が……い、いや! 人間が出来るのか!?」
岬「(これは流石に予想外だよ……)」

472 :森末(仮):2015/02/02(月) 00:59:41 ID:???
ワアアアアアアアアアアアッ!?

実況「ディアスくん、抜いたー! 華麗なジャンプ、そしてボール捌きであっさりと4人抜きーっ!!
   それにしてもなんと高いジャンプ、なんと素晴らしいボールコントロールでしょうか!?
   更にそのままディアスくんは一気に攻め込む! これはいきなり先取点のチャンスが来るのでしょうか!?」

井沢「な、な、何やってんだみんな! くっそおおおおおおお!!」
中山「(これは……まずい! 今のワンプレイを見ただけでもわかってしまう!)早田、中西、来てくれ!」
中西「お、おう!」
早田「そうそう簡単に通してたまるかってんだよ!」

ディアス「(飛び出してくるのかよ。 ま、どこで待ち受けてても俺に抜かれるだけだからどうでもいいけどな!)」

473 :森末(仮):2015/02/02(月) 01:00:41 ID:???
先着3名様で、

★ディアス→ドリブル 60 (! card)(! dice + ! dice)+(NTLv1+1)=★
★井沢→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 中山→タックル 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★中西→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 早田→タックル 59 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ディアスが驚きの8人抜き!? そしてそのまま若林と一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ライーネスがフォロー、ブラウンと中里で競り合い、中里がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス:ダイヤで「クリップジャンプ(+5)」、ハートで「ヒールリフト(+4)」
     スペードで「華麗なドリブル(+3)」、
     「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持
     「スキル・マリーシア(クラブで敗北時相手の反則扱い、ただし5以上の敗北で発覚)」使用中
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」

474 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:01:02 ID:???
★ディアス→ドリブル 60 ( ダイヤ8 )( 4 + 5 )+(NTLv1+1)=★

475 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:01:11 ID:???
★ディアス→ドリブル 60 ( スペード5 )( 2 + 5 )+(NTLv1+1)=★

476 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:03:40 ID:???
流石天才、もう無理だと分かった
★井沢→タックル 57 ( クラブQ )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=
 中山→タックル 58 ( クラブ4 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=★

477 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:03:47 ID:???
★中西→タックル 56 ( ダイヤ2 )( 1 + 5 )+(人数差補正+2)=
 早田→タックル 59 ( クラブ2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)=★

478 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:04:59 ID:???
早田の6ゾロでこれか…もうだめだ…おしまいだぁ…!

479 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:06:42 ID:???
さて、ワンツーで行くべきかな?
ディアスはパスカットが低いみたいだし(正直技を持ってる可能性も考えてる)

480 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:11:59 ID:???
バヤシ バヤシ バヤシ バヤシ

481 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:17:16 ID:???
まだ若林がワンチャン有るかもしれんし…
まあ十中八九決められて地面ドンドンしちゃうんだろうけど

482 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:21:02 ID:???
ぶっちゃけパスカルいなくても攻撃はそこまで変わらないね
他のメンバーもパス回しは上手いほうだしディアスに繋ぐ力は結構高い

483 :森末(仮):2015/02/02(月) 01:26:26 ID:???
>★ディアス→ドリブル 60 ( ダイヤ8 )( 4 + 5 )+(補正合計+6)=75★
>★井沢→タックル 57 ( クラブQ )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)=63
> 中山→タックル 58 ( クラブ4 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=65★
>★中西→タックル 56 ( ダイヤ2 )( 1 + 5 )+(人数差補正+2)=64
> 早田→タックル 59 ( クラブ2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)=73★
>≧2→ディアスが驚きの8人抜き!? そしてそのまま若林と一対一に!
============================================================================
井沢「(何が天才だ! 見た目は来生が黒くなっただけじゃないか!!
    相手も同じ人間なら勝機はある筈!)うおおおおおおおっ!!」
ディアス「それ」
井沢「! し、しまった!!」

恐怖によるものか、それとも反骨心によるものか。
頭に血が上り1人先行をしてディアスにあたった井沢は、
つい先ほど見たばかりのディアスのクリップジャンプにあっさりと騙され、そのまま彼を通してしまう。
先のケースとは違い、井沢とそれに続く中山達との間にあるスペースに華麗に着地を決めたディアス。
それでもすぐさま中山達が駆け付け、未だ体勢の整わないディアスを取り囲もうとするのだが……。

ぐるん

中山「えっ!?」

バーンッ!!

中西「なんやとォ!?」

しかし、それでも尚、ディアスは止まらなかった。
なんと彼はその場でボールを足に挟んだままでんぐり返しをし、その反動と手のバネを使って倒立の状態から飛び上がったのである。
この予想外の動きに、中山達が対応を出来る筈もない。

484 :森末(仮):2015/02/02(月) 01:27:33 ID:???
早田「バッキャロー! ホイホイ通してたまるかっ!!」

唯一、エース殺しの意地を見せた早田が自身も飛び上がりディアスを追いかけたが……。

ディアス「とどかねぇよ!」
早田「ちきしょうっ!!」

彼の全力のジャンプは、流石に高度では手だけで飛び上がるディアスに勝っても、スピードで微かに劣った。
故に、ディアスは早田が追いつく前に再び着地を決め、
早田はもんどりうって倒れながら彼が突破をする後ろ姿を見る事しか出来なかった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「こ、これもまたスーパープレイ!
   なんとディアスくん、ふたたび宙を舞う! しかもハンドスプリングで日本のDF陣を飛び越えるという離れ技!
   これには全日本、為す術もありません! そして……あっと! これは全日本、ゴール前に残るのは若林くんのみ!!
   もはやゴールを守るのはGKの若林くんただ一人になってしまった!!
   これはディアスくんと若林くんの一対一だァ!」

見上「くぅ……!(まさかこれほどとは……! 早田も最高のパフォーマンスを見せたというのに!)」

若林「(な、なんでこんな事になってやがる! まだ試合が始まって5分だぞ!?)」
ディアス「それじゃあ先取点いただくとするぜ!」
若林「くっ……もう取った気か! 舐めるな!!」

485 :森末(仮):2015/02/02(月) 01:28:42 ID:???
先着4名様で、

★ディアスの判断→(! dice + ! dice)偶数でドリブル、奇数でシュート★
★若林の判断→(! dice + ! dice)偶数でドリブル、奇数でシュート★
★ディアス→ドリブル/バナナループ 60/62 (! card)(! dice + ! dice)+(NTLv2+2)=★
★若林→そなえる 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ディアス、ゴールイン!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ライーネスがねじ込み、ブラウンがねじ込み、ブラウンと中里で競り合い)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
ディアス(ドリブル時):ダイヤで「クリップジャンプ(+5)」、ハートで「ヒールリフト(+4)」
            スペードで「華麗なドリブル(+3)」、
ディアス(どちらでも):「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持
            「スキル・マリーシア(クラブで敗北時相手の反則扱い、ただし5以上の敗北で発覚)」使用中

486 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:29:04 ID:???
★ディアスの判断→( 6 + 6 )偶数でドリブル、奇数でシュート★

487 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:29:07 ID:???
サポート要員が多いからディアスのガッツ切れは本編より早くなりそう。
取れて原作と同じ3点。
パスカルとガルバンがいないアルゼンチンから4点くらいはとれそうかなあ。
(若林失点は既にあきらめたw)

488 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:29:17 ID:???
★若林の判断→( 2 + 4 )偶数でドリブル、奇数でシュート★

489 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:29:18 ID:???
★若林の判断→( 2 + 3 )偶数でドリブル、奇数でシュート★

490 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:29:24 ID:???
フィナーレだ
★ディアス→ドリブル/バナナループ 60/62 ( ハートA )( 2 + 3 )+(NTLv2+2)=★

491 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:30:09 ID:???
★若林→そなえる 61 ( ダイヤ6 )( 2 + 2 )=★

492 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:30:24 ID:???
バヤーシ王バイバーイ!!

493 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:30:28 ID:???
★若林→そなえる 61 ( スペード8 )( 6 + 6 )=★
キサマの魂も持っていく!

494 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:30:40 ID:???
★若林→そなえる 61 ( ハート2 )( 2 + 1 )=★

495 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:31:06 ID:???
>>493 ついでに貴重な味方の6ゾロも持ってくなwww

496 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:31:12 ID:???
すまんバヤシ...。
俺がまともな値を引けたら止められたのに...(笑)

497 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:31:29 ID:???
守備布陣とっても点の取り合いなら最初から攻撃布陣でよかったんじゃなか

498 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:32:13 ID:???
天才がへたれても天才であるのは
こっちがへたれても相手もヘタレるからである
つまり天才とはまさに天に恵まれたものであり勝つべくして且つ存在なのである

・・・まぁ結論から言わせてもらうとするとこうだ

ですよねー

499 :森末(仮):2015/02/02(月) 01:33:12 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

500 :森崎名無しさん:2015/02/02(月) 01:33:56 ID:???
乙です
490では俺頑張ったんだけどやっぱそうだよなぁ・・・

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0ch BBS 2007-01-24