キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/06(金) 23:57:19 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1420820255/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられていた。

全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合を2−0で勝利した永遠亭ルナティックス。
予選リーグを全勝で終え、決勝トーナメントの一位通過が確定した鈴仙達だったが、鈴仙の表情は苦い。
鈴仙の友人にして西行寺亡霊連合のFW・魂魄妖夢の迷いと決意を知ってしまったからだ。
「ただ、強くなりたい」。それだけを願って、野心溢れる政治家・豊聡耳神子の軍門に入ろうとする妖夢の道は、
果たして本当に正しかったのか。鈴仙にも、妖夢本人にも分からぬ問いへの答えは見つからない。
――しかし、鈴仙には立ち止まって友を顧みる猶予すら与えられない。
鈴仙の成長による幻想郷の崩壊を怯える境界の妖怪。その式が今、主の命令を超えて、鈴仙に接触しようとしていた。

546 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:06:53 ID:???
★ボールの行方→ ダイヤK

547 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:08:54 ID:???
ガットゥーゾ「あのDFなかなかできるな」

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:20:20 ID:???
★ボールの行方→ ダイヤK ★
ダイヤ→フィードは大成功! ボールは前方の佳歩に無事届く!

つかさ「大丈夫、……間に合いなさいっ!」

グワアッ、バゴオオオオオオオオオオッ!!

ミスティア「あ、あと少しで追いついたのに〜〜!?」

つかさはミスティアよりも早く、そしてこちらは偶然でもあるが、遠くにボールを放り出す事に成功した。
タックルを避ける為に普段のフィードよりも高めの軌道を意識したところ、ボールの中心を巧い具合に抑える事が出来たようだ。

ヒュルルルル……パシッ。

佳歩「つかさちゃん、ナイスディフェンス!!」

そしてボールは再び佳歩の元へと戻った。
敵チームの状況も前と殆ど同じ――すなわち、佳歩の前には響子を含めた4人のDFが、PA内をカッチリと固めている。

佳歩「(ここからどうしようかな。ドリブルゴールを狙ってみるか、ここから『ラビットテイル』を狙うか。それとも――)」

子どもJ「な、なんだよ! 次はお前がやろうっていうのか? 俺のシュートだって、全然届かなかったってのに……!!」

佳歩は自分のやや後ろに居る子どもJをチラリと見てみる。
先程はフリー状態でのシュートに失敗した彼だったが、未だ佳歩の正確なシュート力を知らないのか、
佳歩も自分と同じように失敗するのではないか。そんな猜疑的な目をしていた。

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:21:36 ID:???
佳歩「(――どうしようかな。どうしようかな。さっきは子どもJくんにお任せしちゃったけれど。
……次は、順番的に私がゴールに向かっても……いいかな?)」

しかし、佳歩もいっぱしのFW。
他人の目を気にせず、兎に角自分がゴールを挙げたいという欲求も人並みにはある。
だからこそ佳歩は、この場で一瞬だけ考えて――。

A:……ドリブルからの一対一で、ゴールを狙う事にした。
B:……『ラビットテイル』で、ゴールを狙う事にした。
C:子どもJに、もう一回任せてみる事にした。
D:ウサギBが上がって来るのを待ち、ウサギBにミドルシュートを撃って貰う事にした。
E:感じたままに動いてみる事にした。(*更に判定。今度は子どもJに撃って貰う事にはなりません)
F:その他 自由選択枠 普通のシュートでゴールを狙いたい場合などはこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*現在の時間:前半8分
*現在の状況:ボールは敵陣バイタルエリア、味方はFW(子どもJ)以外まだ上がり切れてない、敵もDF以外あまり戻っていない

550 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:22:01 ID:mS7hlm42


551 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:22:49 ID:I5jeejS+
A

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:37:14 ID:???
A:……ドリブルからの一対一で、ゴールを狙う事にした。

佳歩「……私はドリブル突破に行く。 だから子どもJ君はねじ込みに備えてっ!」

ダッ!

子どもJ「あっ、おい、待てよ! 勝手にきめんなー!?」

それだけ短く告げると、佳歩はPA内へと駆けこんで行く。
子どもJが慌てて佳歩を追いかける中、雑魚妖怪チームの守備陣も緊張感を増しながらタックルへと向かい……。

響子「え、ええ〜っ。 シュートじゃないの!?」

子ども妖怪A「そんな事言ってる場合じゃないよ!?」

子ども妖怪B「ここで止められないとヤバいよ〜!」

子ども妖怪C「……できるだけ、頑張る」

タッ! タタッ! ―――ズザアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

佳歩「(敵のタックルは4人! ちょっと怖いけど……でも、きっと勝てるはず!!)」

佳歩は一瞬だけ怯んだ様子を見せたものの、すぐに持ち直し、
敢然と真・雑魚妖怪チームのゴールをめざし、真っ直ぐに突き進んでいった。

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:38:27 ID:???

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 51 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★子ども妖怪A→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 子ども妖怪B→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 子ども妖怪C→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 響子→タックル 42 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破成功!そのままGKと一対一へ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ウサギBがフォロー)(子どもJがねじ込み)(メディスンがフォロー)
≦−2→子どもFCボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。

554 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:39:09 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( ダイヤ2 )+( 4 + 2 )=★

555 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:49:30 ID:???
★子ども妖怪A→タックル 39 ( ダイヤA )( 5 + 5 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪B→タックル 39 ( スペード5 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪C→タックル 39 ( スペード5 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=
 響子→タックル 42 ( クラブ3 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★
どうみてもシュートより1対1ね

556 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:49:34 ID:???
★子ども妖怪A→タックル 39 ( スペードJ )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪B→タックル 39 ( ダイヤJ )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪C→タックル 39 ( ダイヤ8 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=
 響子→タックル 42 ( JOKER )( 2 + 1 )+(人数補正+2)=★

557 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:51:19 ID:???
いいタックルだ、感動的だな、だが無意味だ

558 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:52:11 ID:???
★佳歩→ドリブル 51 ( ダイヤ2 )+( 4 + 2 )+(直情的なドリブル+3)=60★
★子ども妖怪A→タックル 39 ( ダイヤA )( 5 + 5 )+(人数補正+2)=51
 子ども妖怪B→タックル 39 ( スペード5 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=51
 子ども妖怪C→タックル 39 ( スペード5 )( 2 + 5 )+(人数補正+2)=48
 響子→タックル 42 ( クラブ3 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=52★

≧2→佳歩、ドリブル突破成功!そのままGKと一対一へ!

佳歩「でりゃ〜〜〜〜っ!」

ドドドドド……。

佳歩は文字通り、直情的に真っ直ぐ進んだ。
――たとえ、佳歩とゴールキーパーとの間に、障壁が4人ばかり立ちふさがっていようとも。

ドガドガドガッ!!

子ども妖怪A「ぐふっ!」

子ども妖怪B「ぎゃあっ!?」

子ども妖怪C「……いたい」

響子「ひゃ、ひゃっほ〜〜〜!?」

技術は稚拙であるものの、きちんとした連携の下行われた響子や子ども妖怪達のタックルは、
佳歩の「直情的なドリブル」を前に全く通用しない。4人ともがフィールドの空高くへと吹き飛ばされる事になった。
それから佳歩は、そのままゴールキーパへと急接近して――。

佳歩「……決めます!」

子ども妖怪@「え、え〜いっ! 奇跡が起きれば何でも出来るーーーっ!?」

559 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 17:53:12 ID:???
先着2名様で、

★佳歩の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 子ども妖怪@の選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★佳歩 ドリブル/プランスラビット 51/55 (! card)(! dice + ! dice)=
 子ども妖怪@ そなえる 39 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩が貴重な先制点を決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(子どもJがねじ込み)(子どもFCのコーナーキック)(ウサギBがフォロー)
≦−2→子ども妖怪@、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードの時、「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。

560 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:53:43 ID:???
★佳歩の選択→ ダイヤ10  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 子ども妖怪@の選択→ ダイヤ5  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

561 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:54:15 ID:???
★佳歩 ドリブル/プランスラビット 51/55 ( スペード9 )( 4 + 4 )=
 子ども妖怪@ そなえる 39 ( クラブ2 )( 5 + 3 ) =★

562 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 17:54:47 ID:???
ラビットテイルより1対1シュートで55が怖いわー

563 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 18:11:09 ID:???
★佳歩の選択→ ダイヤ10  ダイヤかハートならドリブル
 子ども妖怪@の選択→ ダイヤ5  ダイヤかハートならドリブルに備える★
★佳歩 ドリブル 51 ( スペード9 )( 4 + 4 )+(やや華麗なドリブル+2)=61
 子ども妖怪@ そなえる 39 ( クラブ2 )( 5 + 3 ) +(読み当て+2)=49★
≧2→佳歩が貴重な先制点を決める!

子ども妖怪@「ここはドリブルに一点集中よ! それ〜〜〜〜っ!!」

子ども妖怪@が必死で定めた狙いや読みは、佳歩に対して全く通用しなかった。

佳歩「……でりゃあっ!」

タッ、スパァッ、クルンッ……!

子ども妖怪@「そ、そんなあああっ!?」

子どもJ「う、うめぇえっ……!? レベルが違いすぎる……!!」

鈴仙(ベンチ)「えっ、嘘……! 今のドリブル、ひょっとしたら私よりも上手くない……!?」

佳歩は永琳との特訓で自分のものにした、ルーレットやターンを自在に扱い、子ども妖怪@をヒラリと抜き去る。
『華麗なドリブル』――と名乗るにはまだ一歩足りないが、それでも佳歩の技は一定以上の水準に達していた。
それこそ、周囲の人物が思わず目を瞠ってしまうほどに。
そうして完全にGKを抜き去った佳歩は、悠々と広いゴールネットの中央に向かって、思いっきりボールを蹴り出した。

―――バシュッ、ズバアアアアアアアアアッ!!
                         ……ピピィイイイッ!

人里子どもFC 1 − 0 真・雑魚妖怪チーム

564 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 18:13:02 ID:???
鈴仙「(相手が弱いからか、やっぱり佳歩の動きが何時にも増して凄いキレッキレなような……?
というか、さっきの『やや華麗なドリブル』から言い、普通に上手くなってるような……?)」

鈴仙は思わず、ベンチ席でココアを吹きだしそうになる。
佳歩が得点を挙げる事自体は想定内だったとしても、それでもやはり、佳歩は普段以上に素早く正確な動きを見せていた。
これは間違いなく、マグレでは無い。本能的にそう確信する鈴仙だったが――。

鈴仙「(うん。きっと昨日の夜の内に、師匠からドリブルテクを習っていたのよね、きっと)」

鈴仙はドリブル力だけでなく、シュート力においても佳歩に追いつかれたという事実にはまだ気づいていなかった。

鈴仙「……それにしても、これで前半も大体半分以上終了か。
前半は、もう後1回くらい大きな攻防をして終わりっぽい雰囲気かしら。
勝ちを目指すんだったら、このまま中盤や最終ラインで引いて守ればいいと思うけど。
佳歩の調子が良いんだったら、早速もう1点を狙ってみても……いいのかな?)」

そしてそれよりも、鈴仙には仕事があった。
つまり、監督として残り少ない前半戦をどう消化しきるかである。

鈴仙「どうせ草サッカーは15分間ハーフ。佳歩やつかさの体力についても心配しなくても良いと思うけど……」

565 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 18:14:04 ID:???

ここは攻めるか、守るか、それとも中間か。
鈴仙はベンチ席であーでもない、こーでもないと考えて……。

A:前半の残りを、攻めて攻めて攻めまくるよう指示した。
B:前半の残りを、守って守って守りまくるよう指示した。
C:前半の残りを、中盤でボールを支配しつつ様子見するよう指示した。
D:その他 自由選択枠 あまり具体的すぎる指示はできません。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*現在の時間:前半10分
*Aを選んだ場合佳歩に判定が、Bを選んだ場合つかさに判定が、Cを選んだ場合ウサギBに判定が発生します。
 どれを選んでも得点/失点機会はほぼ平等になるようにします。

566 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 18:14:43 ID:mS7hlm42


567 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 18:17:43 ID:L441Y/zw
C

568 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 20:02:21 ID:???
D:「小傘! バックドロップで誰でもいいから1名潰しなさい!」確実に現実が漫画に追いつきつつある

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 20:33:55 ID:???
すみません、席をはずしておりました。更新再開します。
>>568
調べてみましたが、綺麗なバックドロップでしたね…w

570 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 20:34:58 ID:???
C:前半の残りを、中盤でボールを支配しつつ様子見するよう指示した。

鈴仙「(佳歩の攻撃力とつかさの守備力は活かせてるけど、
ここは折角だから、ウサギBちゃんにも活躍して欲しいから……)皆! 良く聞いて!」

鈴仙はベンチ席から、ゴールを挙げて喜んでいる佳歩と子ども達に対して、
これから前半が終わるまで、出来る限り中盤でのボールの支配を大事にするよう指示を出した。

子どもE「ふーむ。確かに下がり過ぎればボールが奪われた時が怖く、
だからと言って攻めすぎては後半戦の体力が不安になる。ならば、我々MFの出番と言う事ですな」

幸いにも子ども達は素直な上に物わかりが良く、鈴仙の指示に逆らう事も無い。
そうして次のホイッスル、雑魚妖怪チームのホイッスルから試合が再開してからも、彼らは上手く動いてくれた。

メディスン「(やっぱりせめて、リグルが居ないと攻撃力が足りない! しょうが無いから、ここは私が前に出て……!)」

子どもE「今ですぞ、子どもGくん!!」

子どもG「オッケー。そりゃ〜〜!!」

ズザアアアアッ、バチィイッ!

メディスン「あ、ちょ……! ゆ、油断した……!!」

ボランチの子どもEと左サイドハーフの子どもGとの連携で、
トップ下として積極的に攻撃に出ようとしていたメディスンのドリブルを止めてみせる。
残念ながら、やはり子ども達とメディスンとの間の実力差は大きく、彼らは完全に奪いきるまでには行かなかったが。

……ポムッ。

ウサギB「ありがとう、二人とも!」

571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 20:36:12 ID:???
結果的に、ウサギBへとボールを運ぶこととなる。
この前半戦をボールキープ中心に凌ぎきるよう、鈴仙から指示を受けていたウサギBは、
言う通りに焦って攻めず、まずは右サイドハーフ、ウサギBのやや前方に居る子どもFへと渡す事にした。

子ども妖怪F「あ、あ〜っ! ボールちょうだい!!」

中盤の要であるメディスンが動けない以上、カットに向かえるのは子ども妖怪Fただ一人。
佳歩にパスを渡す時と違い、相手チームへの警戒度は少なかった。

ウサギB「(たぶんこれは通る。後は暫く上手く乗り切って、前半終了直前に1点が理想だけど……!?)」

先着2名様で、

★ウサギB→パス 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★子ども妖怪F→パスカット 39 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→子どもF、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(中盤の奪い合いに)(子ども妖怪Eがフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

572 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 20:36:38 ID:???
★ウサギB→パス 46 ( ハートK )( 4 + 3 )=★

573 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 20:37:55 ID:???
★子ども妖怪F→パスカット 39 ( クラブ3 )( 5 + 4 )=★

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 21:33:26 ID:???
★ウサギB→パス 46 ( ハートK )( 4 + 3 )=53★
★子ども妖怪F→パスカット 39 ( クラブ3 )( 5 + 4 )=48★
≧2→子どもF、パスキャッチ。

バシュウウウッ……!

子ども妖怪F「あっ……! と、とどかない!」

子どもF「す、スゲー。今のパス、八意永琳みたいだった!」

ウサギB「そ、それはちょっと言いすぎだよっ!?」

ウサギBのパスは特別な技巧こそ無かったが、それ故に洗練されていた。
子ども妖怪Fのパスカット技術ではウサギBの出したパスの軌道に到底合わせられず、
ボールは何の問題も無く子どもFへと渡り――そしてそこから、ボールは子どもFCにより支配され、
雑魚妖怪チームは大型のFWが2名も居るにも関わらず、簡単には攻撃できない状況に陥る。
そうして前半の残り時間は3分、2分、あと1分と消費されていき――。

先着1名様で、

★前半の最後→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→
ダイヤ・ハート→佳歩が低いボールに動きを合わせ、『野兎ボレー』の構えに!
スペード→響子が佳歩を警戒している隙に、ウサギBがフリーでミドルシュートを放つ!
クラブ→メディスンが佳歩へのパスをカットし、前半終了。

575 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 21:34:27 ID:???
★前半の最後→ JOKER

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 21:34:28 ID:???
あっ、すみません。
JOKERが抜けてしまいましたが、JOKERが出た場合はウサギBの小ボーナスイベント発生!……とします。

577 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 21:34:58 ID:???
いってるそばからJOKERでた!

578 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 21:36:39 ID:???
と、思ったら本当にJOKERが!
展開的には、ウサギBが活躍してフラグ回収or習得にしようと思いますので、少々お待ちください。

579 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 21:39:44 ID:???
キラーパスくる?

580 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 21:40:22 ID:???
ドイツJr.ユースと脳内練習試合しても勝てそうな気がしてきた

581 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 21:40:28 ID:???
わーい、フラグ、フラグ!

582 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:01:28 ID:???
ベルベットパース

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:11:41 ID:???
★前半の最後→ JOKER ★
JOKER→ウサギBが大活躍して1得点!更にフラグ回収or習得!

ウサギB「(……よし! これまでの15分で敵チームのデータは大体取れた。後はそれを実践に移すだけよ!)」

――前半終了間際。
ルナティックスの隠れたデータマン・ウサギBはその本領を漸く発揮した。

ウサギB「……そこっ!」

シュンッ!

子ども妖怪G「そ、そんな〜!?」

ウサギBは一旦後方に下げていたボールを子どもEから貰うと、精密なドリブルで前方の子ども妖怪を抜き、

メディスン「い、行かせないわ!」

ウサギB「貴女のタックルは厄介だから――パスで抜かせて貰います!」

バシュッ!

同じくトップ下のメディスンを得意のパスで堅実に抜き去り、

ウサギB「(――今、敵のDFは佳歩ちゃんに集中している! だったら、今なら……)え〜いっ!」

グワァァアッ、バシュウウウウッ!

響子「は、はへ!? そっち!? ブロックに行けないよ〜!?」

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:12:51 ID:???
厄介なブロッカーである響子がブロックに行けないコースから、フリーでのシュートを放つ。
そして、全能力を万遍なく育てているウサギBのシュートは、子ども妖怪相手にはかなりの脅威であり――。

バシュウッ、ズバアアアアアアアアアアアアアッ!!
   ――ピピィイイイイイイイイッ!

――と、いともたやすくゴールを決めてしまう。2−0。
人里子どもFCはウサギBの幅広いプレースキルと的確な情報判断力により、
あっという間に点差を2に広げる事に成功したのだった。

ルーミア「前半はあと10秒なのかー。じゃあいいや、折角だしキックオフにシュートでも……」

ウサギB「――恐らくゴール率は10%以下でしょうが。 それでも撃たせませんっ!」

ルーミア「えー」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアッ、バチイイイッ!!
           ――ピィッ、ピィィィイイイイイイイイイッ!!

最後にルーミアがやけくそでキックオフシュートを撃とうとしていたが、ウサギBは最後のあがきすら許さない。
ウサギBはルーミアに向かって全速力でタックルに向かい、ボールを後方に弾き。
――それと同時に前半終了のホイッスルが、弱弱しく鳴らされるのだった。


人里子どもFC 2 − 0 真・雑魚妖怪チーム  前半終了!

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:16:30 ID:uoq23olo
***

鈴仙「す、凄いじゃないBちゃん! さっきのプレー、どうしたの!?」

ウサギB「(ホントは佳歩ちゃんの成長のが凄いんだけどなぁ……)――え、ええ。
雑魚妖怪チームとは前も当たった事があるので、その時から今まで、ずっとデータを解析していたんです。
だから、前半の最後、ちょっと大胆にプレーをする事が出来ました」

そして前半終了後のハーフタイム。鈴仙はベンチ席に集った選手の中で真っ先にウサギBへと駆け寄る。
佳歩の凄まじいドリブルテクや、つかさの根性溢れるブロックも勿論見所はあったが、
それ以上に普段は目立たない印象のウサギBが活躍している事に鈴仙は驚いていた。
ウサギBはそんな鈴仙の称賛にあくまで、「データの解析」のお蔭です……と、謙遜をしていたが。

ウサギB「――でも、今の一連のプレーで私。何かを掴めたような、そんな気がします」

――と、情報以外にも、選手として何か得る物を感じたらしく、その手ごたえを語ってくれた。
具体的には……。

先着1名様で、
★ウサギBの成長→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+スキル・データサッカー(後半戦全能力+1+敵全能力値判明)を習得!
ダイヤ→パスに関することだった。パスフラグを回収!
ハート→タックルに関することだった。タックルフラグを回収!
スペード→パスカットに関することだった。パスカットフラグを習得!
クラブ→ドリブルに関することだった。ドリブルフラグを習得!
クラブA→シュートに関することだった。シュートフラグ習得!

*クラブA分岐としてシュートがありますが、あまりウサギBはシュートを使わないかな?
 ……という私的な独断によるものですので、シュートフラグの内容自体は有用です。マイナスイベントではありません。

586 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:17:19 ID:???
★ウサギBの成長→ クラブ6

587 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:17:25 ID:???
★ウサギBの成長→ スペード3

588 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:21:32 ID:???
敵全能力値判明はつええw

589 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:27:47 ID:???
今欲しいのはパスとタックルだったんだがな・・・クラブ引いちまった

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:46:24 ID:uoq23olo
★ウサギBの成長→ クラブ6 ★
クラブ→ドリブルに関することだった。ドリブルフラグを習得!

ウサギBは鈴仙に話す前に、「あんまり実用的じゃないかもですが」と付け加えつつ、こう語った。

ウサギB「実際の試合だと、役に立たないかもですが。私、ドリブルについてちょっと手ごたえがあって」

そう言いながらウサギBは、自身がデータに基づく精密なドリブルで子ども妖怪を抜き去った時の感覚を語ってくれた。
佳歩の「頭脳的なドリブル」とも違う、ウサギBの確かな統計に基づく論拠によるドリブルは、極めれば効果的ではありそうだったが。

鈴仙「成程……(うーん。確かに現状でパサーに近いBちゃんは、ドリブルの機会はあんまり無いかもねぇ。
むろん、オールラウンダーへの指向も強いBちゃんだから、長期的には役に立つかもしんないけれど。
少なくとも、今の大会じゃあ、ドリブルの才能が芽吹く可能性は少ない……かも)」

――と、実際の活用方法に困る事もあり、鈴仙とウサギBは、互いに難しい顔をして首を傾げ合うのだった。

*ウサギBにドリブルフラグが立ちました。

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:48:09 ID:uoq23olo
里人@「……いやはや、素晴らしい活躍でしたな」

それから数分後、里人@が鈴仙達子どもFCのベンチへと現れた。
どうやらさっきまで、この人間の男性は律儀にも、雑魚妖怪チームの保護者であるレティへと頭を下げに行っていたらしい。

里人@「さて。ところで鈴仙さんに一つ相談させて頂きたい点がひとつ」

鈴仙「はい、なんでしょう?」

そんな折、里人@は神妙な顔で鈴仙にお願い事を申し出て来た。
一体どんな相談か、例えばもう少し子ども達にも活躍の機会を与えて下さいとかそんな陳情だろうか。
鈴仙は訝しむが、その内容は鈴仙の想像をある意味では大きく超えていた。

里人@「どうです? この試合の後半戦。ダイジェストにしませんか?」

――つまり、大変メタメタしい、ゲーム的な相談だったのである。

鈴仙「だ、ダイジェストですか。 でもそしたらこっちの勝ちは約束された、って事で良いんですか?」

里人@「ええ。確かに敵チームには強いシューターが2人も居ますし、運が悪ければ負けてしまうかもしれませんが。
それ以上に、やはりその、お宅の佳歩さんが想像以上に凄く強くって……」

鈴仙「このまま続けても、前半の焼き直しになっちゃう……って、事ですか?」

里人@「まあ……。ただ、折角なのでストレスフリーな試合を楽しみたい方も居られるでしょうし、
折角のウサギ達の活躍の場なので、『ダイジェストに入る場合も、佳歩、ウサギB、つかさのうち誰か1名に対しては、
ダイジェスト判定とは別に、1回分判定の機会(=覚醒チャンス)を設ける』と、しようかと思っていますが。
勝手にそうして良いものか不安で。ちょっとここで、鈴仙さん。貴女の意見を頂戴したくて……」

里人@は畏まったような、恐縮したような感じに背中を丸めて鈴仙にそう相談を持ちかけて来た。
鈴仙はううんと唸りながら腕を組み、大袈裟に悩んでいる仕草を見せる。

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 22:49:20 ID:uoq23olo
鈴仙「(う〜ん、どうしようかな。勝利が確定した状態でダイジェストに入れるのは楽だし、
佳歩かBちゃんかつかさか、誰か1人でも追加の判定が出て来るのは嬉しいわね。
ただ、ダイジェストにしたら、どうしたって判定のチャンスが減っちゃうし、何より、ウサギ達が活躍出来る機会が
ちょっと台無しになっちゃうかもしんない。 ここは、ちょっと悩むべきでしょうけど……)」

里人@の提案を呑み、後半をダイジェストにするか。
それとも提案を蹴り、後半も前半と同じようにしっかりと進行していくか。
どちらの案にも存在する、メリットとデメリットの大小を斟酌して、鈴仙が出した答えは――。

A:「そうですね。仰る通り、ダイジェストにしてしまいましょう」(更に追加判定を出すキャラを選択)
B:「いえ。ここはきっちり後半戦もしっかり最後までやりましょう」
C:「……中間案として。後半の半分の7分30秒までに3点差になったらダイジェスト、ってどうですか?」
  (ダイジェストになった場合、追加判定を出すキャラを別途選択)
D:その他 何か案・ご意見等ありましたらどうぞ

先に【3】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


*3票決ですので、ご注意願います。
*Aにした場合のダイジェストでの覚醒判定は、各マークのK&JOKERでフラグ回収(習得)、
 Cにした場合のダイジェストでの覚醒判定は、赤スートのK&JOKERでフラグ回収(習得)と、差を出そうと思います。

593 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:49:55 ID:BoeQYFj+


594 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:50:10 ID:mS7hlm42


595 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 22:57:13 ID:L441Y/zw
A

596 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:02:14 ID:???
結局リグルはこないのね…

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 23:04:31 ID:uoq23olo
A:「そうですね。仰る通り、ダイジェストにしてしまいましょう」(更に追加判定を出すキャラを選択)

鈴仙「……いえ。そうですね。仰る通り、ダイジェストにしてしまえばいいと思います」

里人@「申し訳ない」

里人@は恭しく頭を下げた。

鈴仙「――で。その場合って、追加で判定を出してくれるのよね、1キャラ分」

里人@「ああ、それは言った通りに。 ……誰か、ご希望があるのでして?」

里人@はほっとしたように頷き、鈴仙にもう一つの質問を訊いた。
即ち、佳歩か、ウサギBか、つかさか。誰について追加の1判定を交えるかどうか、である。

鈴仙「これって、実際に何の判定になるかは分からないんですか?」

里人@「残念ながら。
ただし、判定になる場合は、『そのキャラが今持っているフラグに関する分野、
もしくはそのキャラのポジション的に関わりが深い分野』が選ばれると思いますよ」

鈴仙「例えば佳歩だったら、シュートかドリブルか、もしかしたらパスか。
Bちゃんだったら、パスかタックルか、もしかしたらドリブルやパスカットか。
つかさだったら、タックルかブロックか、もしかしたらドリブルか。 ……みたいな感じなんですね?」

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 23:05:45 ID:uoq23olo
里人@は頷いたので、鈴仙はこの後半ダイジェスト、誰に一番を焦点を当ててみるかを考える事にした。
そして、その結果選んだのは――。

A:佳歩だった。
B:ウサギBだった。
C:つかさだった。
D:どちらにしようかな、で決めた。(更に判定)
E:その他 何かご意見・ご質問あればどうぞ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*2票決に戻りましたので、ご注意願います。

>>596
基本的に、リグルはもっと先の登場を考えています。

599 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:06:06 ID:BoeQYFj+


600 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:06:31 ID:mS7hlm42


601 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:06:41 ID:46Lty1/+
Eモチのロン!全裸のロベルト本郷だった

602 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:06:44 ID:???
B
乾汁ならぬウサB汁を作ろう

603 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:07:44 ID:???
ヒャッホー!?

604 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:07:54 ID:???
Eせっかくだから子どもJに焦点あてよう

605 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:09:26 ID:???
E ええい、もうお前たち若造には任せておけん! 私が出る! ご乱心!

606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 23:17:59 ID:uoq23olo
B:ウサギBだった。

鈴仙「……でしたら、今日はBちゃんに注目を当てたいと思います。
折角、前半の時も目覚ましい活躍をしてましたし」

鈴仙は里人@に告げるよりは、自分に言い聞かせるようにそれと無く呟く。
里人@は既に、もうすぐ開始する後半戦に向けての準備に入っていた。
後半戦の開始前、鈴仙は監督役として子ども達に、中盤の支配を大事にするようそれと無く告げて。

――ピピィイイッ!!

……後半戦の行く末を、注意して見守る事にしたのだった。

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 23:19:09 ID:uoq23olo
***これより、ダイジェスト判定に移ります***

先着3名様で、

★佳歩の活躍→ ! card
 ウサギBの活躍→ ! card
 つかさの活躍→ ! card★
★ウサギBの動き→ ! card★
★子ども達の活躍→ ! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

【活躍の基準】
ダイヤ・ハートのJ以上を引けば活躍します。
佳歩はダイヤの場合2得点、ハート・スペードの場合1得点します。
ウサギBはダイヤの場合1得点します。
【覚醒】
K・JOKERを引いた選手は覚醒(又はフラグ習得)します。覚醒する能力の分野は、別途判定します。
【ウサギBの動き】
ダイヤ・ハートの場合はパス、スペードの場合はタックル、
クラブ7以上の場合はドリブル、クラブ6以下の場合はパスカットについて、判定が発生します。
【子ども達の活躍】
JOKERが出た場合、イベントが発生します。

608 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:19:32 ID:???
★佳歩の活躍→  ダイヤ3
 ウサギBの活躍→  クラブ10
 つかさの活躍→  ハート3

609 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:19:36 ID:???
★ウサギBの動き→  クラブJ

610 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:20:36 ID:???
ウサギBはドリブラーでも目指すつもりかw

611 :森崎名無しさん:2015/02/22(日) 23:20:49 ID:???
★子ども達の活躍→ ハート2

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/22(日) 23:57:54 ID:???
――佳歩が2得点し、ウサギBのドリブルが火を吹く!?
……と、いったところで中途半端ですが今日の更新はここまでにしたいと思います。
>>588
ウサギBの知識として持っているだけなので、鈴仙はその都度ヒントを貰える…と言う風なスキルを考えてました。
>>601
狂気度が稼げますね…w
>>605
その発想を忘れていましたw
>>610
ドリブル大王の座が危うくなりますね…


すみません、今日は少し今後のゲーム進行についてご相談したい事があるので、次レスに記載させていただきます。

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 00:02:44 ID:???
この場を借りて少しご相談させて頂きたい事があります。
大まかにいうと、今後のイベント期日やイベントの在り方に関する変更に関するご相談です。
(【ブリッツボールの決勝戦の日程を、今日の午後から大会終了後に延期】できないかについて等)

今こうして草サッカーを書いてて思っていたのですが、
拙作の展開について、物語の本筋に関係ない部分の大きさに、若干の負担感を覚えています。
第1章や第2章序盤の時点など、物語的な世界観の広がりが必要な時でしたら、
こうしたイベントも今後の伏線として有効活用出来る為、便利な側面は多大にあります。

しかし、最近は、RG7計画、プロジェクト・カウンターハクレイ、そしてハイパーカンピオーネと、
物語の中核を為す部分がどんどん表面化し始めたため、
新たな広がりを出すよりも、今提示された物語の重要要素の伏線張り・回収を優先したいと思っています。
(時間とモチベがもっとあれば、どっちも書けるのでしょうが…)

一方で、ゲーム的な要素はまだ大事にしていきたいと思っています。
たとえば、イベントを延期したり簡略化する事はあっても、イベントそのものを削る事はやりたくありません。
キャラとの交流や弱キャラの成長という、私がやりたい要素を排除してしまう事にも繋がるからです。

そのため、今後、イベントやシステム数点について、内容修正を行わせて頂きたく思います。
具体的には、次レスの通りです。

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 00:10:46 ID:bSmZg9Sg
(修正案)
・ブリッツボールの決勝戦を、前幻想郷大会選抜大会終了後に実施。(19日目午後など)
 →試合から試合へのスパンを短期化。選手勧誘やチーム内交流など、イベントの消化率向上にもつながる

・毎朝の花果子念報のイベントを、従来の選択制から、作者が提示した情報を手短に提供する方式へと変更
 (折角買って頂いた新聞なので、買わなかった時よりはメリットが出るようにはします)
 →伏線張り&必要な情報提示の簡略・正確化。ネタ切れというのもあります(汗)

・毎日の行動中の「練習」の内容を強化。第1章の練習フェイズと同じく、個人だけでなくコーチングや合同練習も可能とする
 →自由行動を減らし、育成&試合要素を高める。練習が死にコマンドになっている現状の改善にもなる。

・決勝トーナメントへの観戦を固定イベント・無判定化。
 それに伴い減る行動回数は、幻想郷大会終了後にも自由行動を出来るようにして、一部補填。
 →自由行動・練習イベントを減らす事による物語の簡略化。ゲーム性確保のため、補填は行う。

以上について、参加者の皆さまはどう思われるか、考えを確認させて頂きたく、今回相談をさせて頂きました。
(基本的に自分のやりたいようにやろうと思っていますが、あまり強く否定されてまではやりたくはないので…)

A:以上の内容について、修正しても問題無い。
B:以上の内容について、異議・意見・質問などがある。具体的には…(具体的な記入をお願いします)

アンケート風に二択を提示しましたが、特に票数やagesage、投票人数等については問いませんし、
仮にBの意見が多くても、作者の独断と偏見で、Aの方向で進める可能性も多分にあります。
ですが、スレをより良くしたいとは思っていますので、忌憚なきご意見を頂ければと思っています。

(※また、これは今回の相談とは直接関係なく、当初から考えていたことではありますが、
  第三章以降は自由行動をなくし、本スレのように練習→イベント→試合→イベント→練習…のような感じにしようと思っています。
  それに伴い、狂気度システムや人気度、永琳印象値や仲間評価値など、各種数値システムの多くを廃止しようと思っています。
  (狂気度は形を変えて残すかもしれません))

615 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 00:12:35 ID:???
すみません、長くなりましたがご相談したいことは以上です。
第三章以降のゲームの進め方について、意見がある場合も何かコメントを下されば幸いです。
(こっちはネタバレになるので、答えられない箇所も沢山ありそうですが…w)

皆さま、本日もお疲れ様でした。

616 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 00:15:20 ID:W+EsrJ9E
A スレ主さんのやりやすい方向で

617 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 00:18:25 ID:GTJfpYtg
乙デース


ブリッツボールの延期や新聞の方式変更、決勝トーナメントの他試合無判定はテンポや展開を考えると妥当かと
JOKER出て番狂わせも面白いかもしれないけど(汗)

618 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 00:25:48 ID:LAqksdes
A
やりやすいほうでいいと思う。

619 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 15:49:47 ID:TzbID9YI

新聞で使おうと思ったけど選ばれなくて使えなかったネタとかそういうの見てみたい
近いイベントか試合の情報以外見れなかったのでヒジリーとかカパネットとか

620 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 17:06:50 ID:xmwCBWMA
A
既に言われてるけどGMのやりやすいやり方でいいと思います

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 21:59:40 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>617さん、乙ありがとうございました。

>今後の進行に関するアンケートについて
たくさんの回答頂きありがとうございました。
私としては、特段大きい反対が無ければ、自分のやりたいようにさせていただくつもりでしたが、
今回の修正案含め、その方向性を改めて支持してくださったのだと思っています。

というわけで、今後は>>614で示した修正案のとおり進めていきますが、
もしもスレを読んでいて、「もっとこうしたら面白くなるのに」「この点が不親切で分かりづらい」
などありましたら、遠慮せずに書き込み等して頂ければ非常に助かります。

基本的には私のやりたいようにさせて頂きたいので、反映されない場合もありますが、
このスレのゲームや物語を、自分以外の人にとってもより良いものにしたいとも強く思っていますので、
今後ともよろしくお願いします。
>>617
ご意見ありがとうございます。
JOKERはやはりダイナミックに物語を動かすきっかけになるので、大事にしたいですね。
普段の展開でも、JOKERやクラブAに囚われず、常に続きが気になるような展開を書いていければと思っています。
>>619
ご意見ありがとうございます。
新聞は当初ヒジリーとかネタで選んで貰えばいいや…位なつもりでしたが、
ちょっと重要なイベントを詰め過ぎたかもしれません。
選択制にしないからこその面白さを提供できるようになれば良いなと思います。

622 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:00:53 ID:???
それと、wikiを少し編集して、大会決勝トーナメント以降の試合組み合わせを記載しました。
またどこかで示していきたいですが、差し当たり以下のような日程となります。

        午   前     午   後
11日目   休   み    休   み
12日目   聖徳×妖精   永遠×守矢
13日目   紅魔×妖怪   地霊×博麗
14日目   休   み    休   み
15日目    永遠×聖徳   紅魔×博麗(準決勝)
16日目   休   み    休   み
17日目   休   み    聖徳×紅魔(三位決定戦)
18日目   休   み     永遠×博麗 ※予定
19日目   休   み    ブリッツ決勝※予定
20日目   休   み    休   み→第三章へ

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:01:54 ID:???
★佳歩の活躍→  ダイヤ3*2得点!
 ウサギBの活躍→  クラブ10
 つかさの活躍→  ハート3 ★
→特別の活躍はなし。
★ウサギBの動き→  クラブJ ★
→ダイジェスト中、ドリブルで判定あり!
★子ども達の活躍→ ハート2 ★
→特にイベントなし。


――後半戦は、前半戦と比べても幾分退屈な試合になってしまった。
実力的に高いウサギB率いる子どもFCが中盤でのパスワークに終始し、攻勢に出るのを躊躇ったからだ。
無論、ウサギBの実力では、雑魚妖怪チームのトップ下・メディスンに敵わない場合も多々あったが、
ウサギBの足りない所は前線では佳歩が、最終ラインではつかさが好プレーを見せる事で補う。
データを熟知したウサギBによる周到なプレーに、子ども妖怪たちのイライラは次第に募っていき――。

ダッ!

子ども妖怪B「え〜い! もうMFには任せとれ〜ん!」

子ども妖怪C「わたしらも、ボール奪いに行こう!!」

ダダッ!

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:04:00 ID:???
メディスン「あっ、ちょっと馬鹿! ウサギBがボールを持っているいま、今無暗にそんな事しても……!!」

子ども妖怪F「で、でも!」

子ども妖怪G「俺達が4人いれば、メディと同じくらいの活躍は出来るかも!!」

ダダダダダッ! ……ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!!

雑魚妖怪チームの子ども妖怪のDF達は、とうとう癇癪を起こして、中盤のMFと協働してタックルに向かう事にした。
子ども妖怪達に深い戦略は特に無い。単純に、退屈だったからボールが欲しかっただけである。

ウサギB「(――やっぱり来た。 そして……これこそが、私の望んでいたチャンスですっ!)」

そして、この局面こそがウサギBが後半開始からずっと望んでいた、理想的な展開だった。
子ども妖怪達は、自分達がウサギBの掌の上で踊らされている事にも知らず、無謀にもタックルへと向かうが……。

メディスン「ああ、もう……! あんたらがアイツに敵うワケが無いでしょう!」

この子ども達の中では高い総合力を誇り、捻くれながらも真面目にサッカーをしているメディスンだけは知っていた。
子ども達が幾ら徒党を組まずとも、ウサギBと彼らとの間では大きな壁がある事は明白だ、という事実に。

625 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:05:05 ID:???

先着2名様で、

★ウサギB→ドリブル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★子ども妖怪F→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 子ども妖怪G→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★子ども妖怪C→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 子ども妖怪B→タックル 39 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウサギB、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(中盤の奪い合いに)(メディスンがフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

626 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:09:40 ID:???
★ウサギB→ドリブル 46 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )=★

627 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:11:49 ID:???
★子ども妖怪F→タックル 39 ( クラブ5 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪G→タックル 39 ( スペードQ )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=★

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:14:26 ID:???
すみません、ウサギBのドリブル値を間違えていました。
ただしいウサギBのドリブル値は44です。結果にて修正いたします。

629 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:14:33 ID:???
★子ども妖怪C→タックル 39 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=
 子ども妖怪B→タックル 39 ( ハート2 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★
やはりフラグ回収は簡単にはいかないか

630 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:23:00 ID:???
★ウサギB→ドリブル 44 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )=51★
★子ども妖怪F→タックル 39 ( クラブ5 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=45
 子ども妖怪G→タックル 39 ( スペードQ )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=48★
★子ども妖怪C→タックル 39 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=46
 子ども妖怪B→タックル 39 ( ハート2 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=49★
≧2→ウサギB、突破成功。

ウサギB「はっ! やああっ!」

タッ、シュッ、クイッ!

鈴仙(ベンチ)「(うーん。悪くないドリブルだけど……悪くない、以上では無いわね……)」

前半終了間際に見せたキレのあるプレーと比べて、
この時ウサギBが見せたドリブルは幾分凡庸であった。
彼女の特技は自慢の情報収集能力によるデータサッカーであるが、
こうした密集状況になると不確定要素が増し、あまり役に立たないのかもしれない。

とはいえ、これまでのルナティックスでの訓練にて鍛えられたウサギBの腕は確か。
大会に出て来る名無し選手から毛が抜けた程度の実力の子ども妖怪をアッサリと躱し切り、
そのまま敵DFが空いた隙を狙い、佳歩に低い浮き球を放り込む。
響子がブロックに出ていたが、佳歩は全く気にすることも無く―――。

佳歩「『野兎ボレーシュート』ですっ!」

バッ、グワアアアアアッ、バシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!
               ―――ズッバァァァァァッ、ピピィイイイイッ!!

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:24:01 ID:???

子どもJ「(――い、今の……何だ? 全然軌道が見えなかった。
まさか、今まで隠していたけれど。 ――アレが、アイツの全力シュートなのか……?)」

鈴仙(ベンチ)「(――気のせいかしら。
今の佳歩の「野兎ボレー」、パスカル君の「ジャンピングボレー」以上の威力があったような……?)」

敵チームの選手だけでなく、仲間の子ども達や鈴仙までもを恐怖させる程のあっけなさで、
後半7分、佳歩は人里子どもFCに3点目を献上するのだった。

人里子どもFC 3 − 0 真・雑魚妖怪チーム


***


――そこから先は、雑魚妖怪チームの精鋭も僅かばかり活躍を見せた。
メディスンがボールキープでウサギBに勝利し、ルーミアやミスティアに数度放り込み。
つかさが不在か、もしくは全力のブロックに出れない位置取りを狙い、シュートを放ってみせた。
しかし、この試合のつかさは好調。
後半終了間際まで、一度もルーミア達の後塵を拝す事は無かった。のだが――。

小傘「でりゃ〜〜! 私のメテオチャージを食らえ〜〜〜!!」

ズザアアアアアアアアアアアアッ、バギイッ!グシャッ!

ミスティア「いった〜い♪ 何さらすんじゃこのメスガキィッ♪」

小傘「こ、怖い!? 笑顔で歌ってるのにセリフが怖い!?」

子どもA「……アホくさ」

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:25:18 ID:???
――後半12分に、つかさに先行して一人タックルに出た小傘がPA内で反則。
人里子どもFCはPKを取られ――そしてその結果失点してしまう。
幸い、小傘は目に涙を一杯溜めて「わざとじゃないんですううう!!」
と誰が見ても分かる事を声高に主張していたのが認められたのか、軽い注意で済んだが、
人里の子ども達からの小傘への評価値は大きく下がってしまったと言う。

次のキックオフ。
いい加減自分と佳歩との間にある、途方もない実力差を知った子どもJは謙虚にも佳歩にボールを渡す。
佳歩は自分ばかりが動いてて良いのかと躊躇しつつも、しかし預けられたボールを責任強く前線へと運んだ。
そして、佳歩はバイタルエリアへと辿り着いた時、そのしなやかな右脚を大きく振りあげて――。

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

佳歩「――天まで届いて、『ラビット……テイル』!!」

バッ、シュウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ギュウウウウウウウ…………ンンンッ!!

子どもJ「……ぼ、ボールが消えた……!?」

鈴仙(ベンチ)「す、凄い速度……!! やっぱり佳歩、ドリブルだけじゃなくて、シュートも……!
基礎的なシュート力も、この私にマジで追いついちゃったの!?」

――恐らくは敵側からしたら、魔王の一撃にも等しい死のシュートが放たれた。
響子も子ども妖怪のDFも、そして勿論GKも、そのシュートがどんな軌道を描いて、
どんなコースに向かっているかを認識すら出来ない。
軍の狙撃手としての経験から、動体視力に僅かの自信のある鈴仙が、
辛うじて佳歩が何をしたのかが目に追えた程度だった。


――ズバァッ! ………ピッ、ピピィイイイイッ!!

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:38:49 ID:???
審判役の里人@が慌てて笛を吹き、人里子どもFCはこれで4点目を得たらしい。
試合はまだ後半14分。残りはあと僅かであるが、しかしまだ動けるにも関わらず、
雑魚妖怪チームのメンバーは、そして人里子どもFCのメンバーは、
フランドール・スカーレットでも霊烏路空でも無く、この頼りない因幡佳歩という無名だった選手が、
これほどまでの威力を持つシュートを撃った事に驚愕し、硬直していた。

そこから、思い出したかのように子ども達は動き出したが時既に遅し。
試合再開から一分足らず、互いのプレーは盛り上がる暇も無く――。

――ピッ、ピッ。……ピィィィィッ……!!

試合終了を告げるホイッスルにより、強制的に中断させられるのだった。

人里子どもFC 4 − 1 真・雑魚妖怪チーム


******


里人@「……し、試合終了。 人里子どもFCの勝ち!」

鈴仙「……勝ったけど、うん。 ――まさか、ここまで圧倒的だなんてねぇ……」

鈴仙はベンチでココアの残りを飲み干しながら、まず暢気な感想を、
未だフィールドにて喜びを分かち合っている子ども達に向かって吐いた。

鈴仙「佳歩は言うまでも無いけれど。ウサギBちゃんは主体的に動いてリーダーシップを発揮してくれたし、
つかさも今日は調子よく、ルーミアやミスティアのシュートを止めてくれた。
……それに、実力だけじゃなく、皆が子ども達をしっかりと精神的に引っ張っていたような。そんな気がするわね」

634 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:40:24 ID:???
鈴仙は折角なので、佳歩やウサギBやつかさの、この試合での成長を改めておさらいすることにした。
子ども達がこっちに来るまで、恐らくは残りわずか。
元気な彼らが来たら、鈴仙はきっと、何かを考えているどころでは無い。

鈴仙「今日の試合、佳歩達が一番成長したと思える事。 それは――」

先着3名様で、

★佳歩の練習結果→! card★
★ウサギBの練習結果→! card★
★つかさの練習結果→! card★

と書き込んでください。

○○の練習結果のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+30
JOKER→全能力+1+フラグ習得!(習得フラグについては判定)

*今回の練習結果について、現在の能力値が【48】以上の物は上がりません。
 該当する能力の上昇となった場合、【最大ガッツ+30】とみなします。

*今回の練習で上がらない能力値は、【佳歩のドリブル、佳歩のシュート、佳歩のパスカット、つかさのブロック】です。
 佳歩及びつかさの判定で前述の能力が上昇する事になった場合、
 能力値は上昇せず、代わりに最大ガッツが+30されます。
 (JOKERの場合も能力上昇限界はあり、最大ガッツの上昇は重複しません)

635 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:40:59 ID:???
★佳歩の練習結果→ ハート9

636 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:42:09 ID:???
★ウサギBの練習結果→ ハート7

637 :森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:42:54 ID:???
★つかさの練習結果→ クラブ6

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:24:45 ID:???
★佳歩の練習結果→ ハート9 ★
→最大ガッツ+30!
★ウサギBの練習結果→ ハート7 ★
→シュート+1!
★つかさの練習結果→ クラブ6 ★
→最大ガッツ+30!

鈴仙「(佳歩は……シュートやドリブルに目を取られがちだけど、かなりタフになったわね。
あれなら、安心して上がって貰って、そして『ラビットテイル』を撃って貰えそう。
つかさも、今日の試合あれだけ『顔面ブロック』や『ソウルブロック』を見せたのに、
最後までそこまでバテなかった。あの子も体力を鍛えてたのね……。
――そして、ウサギBちゃんは。 前半間際で見せたシュートが、結構良いセン行ってたわね。
まあ、未だ実戦レベルじゃないけれど……それでも、オールラウンドプレーヤーを目指してるBちゃんらしいかもね)」

子ども達がやって来る前に、鈴仙は今日の試合の脳内総括を終える事が出来た。
後はそれをカッコ良くそれと無く、ウサギ達に伝えてあげるだけである。

鈴仙「(たまには私も、大人っぽい所見せなくちゃね……)」

この時鈴仙はまだ知らない。
子ども達の注目が、実際に試合で大活躍した佳歩やつかさ、ウサギB達に集まった結果。
鈴仙が必死に考えた校長先生のような話は、ロクに聞いてくれないという残酷な現実に――。

*佳歩の最大ガッツが+30されました。
*つかさの最大ガッツが+30されました。
*ウサギBのシュート力が+1されました。

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:25:46 ID:???
***

――鈴仙が子ども達に対して大人気なく怒鳴りつつ、レティが大人っぽく子ども妖怪を慰めていたその時。

幽香「――どう思う? 貴女とあの因幡佳歩との間に、どんな差があると思った?」

リグル「……才能の差」

幽香「本気でそう思ってるんなら、私は貴女と絶交するわ」

リグル「……でも、私。分かんないよ……」

人里サッカーコートが良く見える丘の高台にて、リグルと幽香は体育座りをしていた。
金の足りない妖怪や妖精が、人里サッカーコートで行われる試合をこっそり見る際によく使われる高台だが、
今そこに居るのは二人だけだった。柔らかい芝生が日光を受けて風に揺れていた。

リグル「……私だって。私だって、あの大会に向けて頑張っていたんだもん!
だから必死に、『ネオリグルキック』を編み出したし、それなのに、一回も、決まらないなんて……!」

幽香「それは当然。貴女が弱いからよ」

幽香に誘われ一連の試合を見ていたリグルは、この時、激しい劣等感に苛まれていた。
なぜ、自分は出来ないのか。
なぜ、あのサッカーコートに居る佳歩という自分と同じくらいの少女は出来るのか。
あっちも努力をしたのだろうが、こっちだって負けていない筈だ。
なのに、どうしてこんなにも差が出るのか――。

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:28:29 ID:???
リグル「ううっ。わ、分かってるもん。分かってるのに、幽香、ヒドイよ……!!」

幽香はそんなリグルの問いに対して、決して優しくは答えない。
リグルがひどくしゃくりあげるのを無視して、幽香は静かに遥か青空を眺めていたが。

幽香「――謎の向日葵仮面という美少女は、こう言っていたわ」

思い立ったように、幽香はピンと指を立てて、リグルに向き直った。

リグル「……え。ひ、向日葵仮面さんが? なんて?」

幽香「『世の中には二種類のタイプの人妖しかいない。
凌辱するタイプの人妖と、凌辱されるタイプの人妖だけだ』――ってね」

リグル「(凌辱って……確か『超強い』って意味だよね。前ルーミアから聞いたし。
超強いタイプの人妖と、超強くないタイプの人妖……って意味かな)――うん」

幽香「今の貴女は、間違いなく後者のタイプよね。
ぽっと出の自分と同じような選手に、居場所も、活躍も、栄光も奪われて、
まさにボランチに必要な能力値を根こそぎ吸い取られたような絶望感。
リグルは今、滅茶苦茶に凌辱されたせいで、そんな絶望を抱いているのよね」

リグル「う、うん(滅茶苦茶に超強いされたせい……? どういう日本語なんだろ)」

幽香「――その絶望を拭い去るには、自分が凌辱するしかない。
もしも能力値を吸い取られたら、別の奴から吸い取り返せばいいのよ。
そんで強くなって、最初に能力値を吸い取った奴の能力値を吸い取れば完璧じゃない」

リグル「う、うーんと……? つ、つまり……絶望がイヤなら、超強くなれば良い、って事?」

幽香「……まあ、大体あってるわ」

641 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:29:38 ID:???
リグルはここで、幽香が言わんとしてくれている言葉の意味を考える。
世の中には、凌辱する側と凌辱される側しかいない。凌辱されるのが嫌ならば、自分が凌辱するしかない。
だから、……自分が、凌辱する側になれば良い。つまり、自分が超強くなれば良い。
そういう意味だろうか。
だったら確かに、幽香の言いたい事は単純だ。ヘタに慰められるよりも分かりやすいが――

リグル「……でも、それだったら結局、私が超強くなるしかない――って事じゃん。
当たり前の事だよ。それよりさ、どうやったら私、凌辱する側になれるの?」

しかし、蟲たちを操る女王と言えどまだ幼いリグルには、それ以上の事は分からない。
もっと分かりやすい答えが、リグルには必要だった。

幽香「……さて。それは私には分からない。精々、貴女の中の自然に問いかけてなさい。
――と、言いたい所だけど」

幽香はここで一旦話を切る。二人きりの穏やかな草原に、一名の乱入者が現れたからだ。
幽香はその乱入者の姿を見て、一瞬だけ目を丸くしたが――しかし、その次の瞬間には、
普段の穏やかで嗜虐的な笑顔を、リグルに対して向けていた。

幽香「――喜びなさい、リグル。 ……アンタ、思ったよりも早く――凌辱する側になれるかもね」

リグルはそんな幽香の言葉を聞き、第三の女の冷たい表情を見て頷きながら。

リグル「私……! 凌辱したい! もう凌辱されるのは嫌なんです!!
努力して、練習して……凌辱できるようになって! 世界一の凌辱FWを目指したいんですっ!!」

――そう、力強く宣言した。
そして第三の女は、リグルの悲痛だがどこまでも純真で真っ直ぐな言葉を聞いて……軽く引いていた。

642 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:32:41 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
第三の女の正体ですが、ここではぼかして、何事も無かったかのように鈴仙の午後の行動へと移ります。
今はとりあえず、リグルに強化フラグが立った?……位の認識でお願いします。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

643 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:54:30 ID:???
本当に謎の○○仮面になりそう
能力値はヒャメロー

644 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:57:19 ID:???
凌辱という言葉がなんで会話中にポンポン飛び出しているんだ……?
リグルさん、言葉の意味を知らずにやたらと使ったらメ!
知らないうちに

「あなた、覚悟してきてる人ですよね? 凌辱してきたってことは、
自分も凌辱されるかもしれないという覚悟を常にしてきているってことですよね?」

とか言われちゃうぞ

乙でした

645 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:57:45 ID:???
天道w

646 :森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:00:04 ID:???
いいえ、コロネです

ディケイド・・・奴がこの試合に参戦したせいで子供とようかいのバランスが破壊された
奴はやはり危険な存在・・・
おのれディケイドオォォォ!

士のガッツはうれしいけどウサギBが本格的にどこを目指してるかわからなくなってきたw


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