キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【師よ】キャプテン霊夢30【あなたよりも疾く】

1 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/05/26(火) 22:54:45 ID:???
このスレは東方Projectの主人公・霊夢がお賽銭増加の為の
信仰獲得を目指して、奮闘するスレです。
現在は、幻想郷選抜大会に優勝して次回大会への出場権を
獲得する事を目的にしております。
東方Project(東方サッカー)とキャプテン森崎とのクロスオーバー作品です。

読者の皆様に引いて頂いたカードや、投票して頂いた選択肢に従い、物語が展開します。
文章を書くのは初めてなのでお見苦しい部分や誤字・脱字等あると思いますが、
皆様のお時間潰しと、森崎板の活性化のお役に立てれば幸いです。

前スレ
【キスメマジック】キャプテン霊夢29【再び】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1431162521/

【前スレの簡単なあらすじ】
メルラン「超ロングシュート決めたわよー!」
レミリア「ぎゃ王。タベチャウ象」
フラン「お姉様しっかりしてー!?」
パチュリー「ほとんど何もしてないんだけど……能力高いのに……」
心「ダイジェストでJOKER引いてから復調しましたよ!」
勇儀「まさか3本撃って一本も決まらないとは……」
文「先制点は取れましたけどその後が不調ですねえ」
希「3回目でようやく師匠にやられた事をやり返したぞー!」
空「天狗を2回止めたぞー!ついでに同点ゴールもゲット!」
ヤマメ「あれだけ引っ張った密着マークが一発で突破された件について」
パルスィ「キーパーまで届かないなんて……妬ましいわ」
静葉「守備ではそこそこ活躍出来たわよ。お陰で疲れちゃったけど」
三絃「ほっほ、麻呂にもようやく出番が回ってきたでおじゃるの」
妖夢「半霊実体化してJOKER引いたのにのに前半ほぼ出番無しなのですが……」
焔「2本撃たせてもらったのに決まらなかった……向かい風めー!」
キスメ「(これがキスメマジックの力です!……でも2失点しちゃったです)」
萃香「あれ、この流れだともしかして私の出番無し?」

315 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/03(水) 16:17:29 ID:???
霊夢「(うーん、ここら辺はゾーンプレスのジレンマね……。ナズーリンのブロック力を
    活かそうとするなら、必然的にDFはゴール前に固まる必要が出てくる。
    ただそうすると、MFとDFの間でスペースが空いてパスを通されやすくなる。
    ゾーンプレスの目的って元々相手の動きを制限してパスミスを誘発させる、
    だったと思うからこれだと上手く機能してるとは言い難いわね……)」

リリーW「こんな感じです〜。何か参考になりましたでしょうか〜?」

霊夢「(えーと……)」

A 「ええ、ありがとう。参考になったわ」 前の選択に戻ります
B その他(何か霊夢に言わせたい事があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

316 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 16:21:22 ID:51azwPBc


317 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 16:31:14 ID:es9YIZzM
A

318 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/03(水) 16:43:14 ID:???
A 「ええ、ありがとう。参考になったわ」 前の選択に戻ります

霊夢「ええ、ありがとう。参考になったわ」

リリーW「良かったです〜。じゃあ私は先に戻ってますね〜。
     霊夢さんも無理はなさらずに〜」

霊夢「そうね、しばらくは無理はしないつもりよ。
   幸い、決勝戦まではまだ日があるしね」

〜〜〜

霊夢「(そろそろ向こうのチームも戻りそうね。どうしようかしら?)」

A 相手チームの選手に話しかけてみる(対象も併記して下さい A 文 等) 
B 味方チームの選手に話しかけてみる(対象も併記して下さい B 心 等)
× 観客席に行ってみよう(行動回数2回消費) ※選択できません
D その他(何かあれば明記して下さい)
E 特にやることはない(試合終了後のイベントとなります)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※後1回行動出来ます
※Aを選んだ場合、ランダムで早苗・心・空の誰かに肩を貸してもらいます(描写上だけで特に意味はありません)
※白蓮のギプス効果と文のシューズ受け渡しイベントは行動終了後に行います
 (文に話し掛ける事は出来ますが、他の味方の手前そこで受け渡しはしません)

319 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 17:06:27 ID:es9YIZzM
A文

320 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 17:09:54 ID:D04pDF2s
A文

321 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/03(水) 18:57:08 ID:???
A 文

霊夢「(文と話してみようかしら。試合前に話した事も気になるし)」

そう思い立ち上がろうとした途端に右足に痛みを覚え、顔を顰める。
無視できない程ではないが、鬱陶しい事には変わりがない。
まあ最悪飛べばいいかと思い、我慢して立ち上がる。

その様子を見ていたのは……、

★霊夢さんに肩を貸してくれるのは誰かな?→! card★

先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。

ダイヤ→守り神から現れた者としてここは譲れない!心さんだ!
ハート→流石に霊夢のフォローは早い!ヨッシーこと早苗さんだ!
スぺード→最近好感度急上昇中!スタイルには自信有の空さんだ!
クラブ→A〜4(空)、5〜9(早苗)、10〜K(心)
ハートK、JOKER→ぜ、全員だと……?

※マークによって差はありません。……ハートK、JOKER以外は。

322 :森崎名無しさん:2015/06/03(水) 18:58:41 ID:???
★霊夢さんに肩を貸してくれるのは誰かな?→ クラブ4

323 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/04(木) 00:47:10 ID:???
★霊夢さんに肩を貸してくれるのは誰かな?→ クラブ4 ★
クラブA〜4→最近好感度急上昇中!スタイルには自信有の空さんだ!

空「わっ、霊夢、そんな怪我してるのに一人で歩いちゃ駄目だってば!」

タッタッタッ!

グイッ!

空「ほら、捕まって。肩貸すからさ。向こうのチームの方行くの?」

霊夢「え、ええ、そうよ。でも別に歩くくらいなら平気なんだけど……」

空「駄目!こーいうのは大丈夫だと思うのが一番危ないってさとり様が言ってた!」

霊夢「……そう、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわ。ありがとうね、空」

空「これくらい平気平気!いつも色々してもらってるしさ!」

霊夢の様子にいち早く反応したのは空だった。
慌てて霊夢の方に駆け寄り、右足の代わりになれるように肩を貸す。
実は背は空の方が高い為、霊夢を支える姿が割と様になっていた。

早苗「(く、この私とした事がみすみすこんなチャンスを……!)」

心「(さ、先を越されました……!)」

一方、先を越された形になった二人はその姿(主に空)を悔しそうに見つめているのだった。

霊夢「(……何か視線を感じるような……)」

324 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/04(木) 00:48:26 ID:???
文「あや、霊夢さんじゃないですか。怪我は大丈夫でしょうか?
  ……ってその姿を見たら聞くまでもないですね。すみませんでした」

会うなりいきなり謝ってくる文に若干戸惑いつつも霊夢は首を振る。
別に反則で怪我をさせられた訳ではないので、そもそも怒っていない。

霊夢「別に気にしなくていいわよ。こいつが大げさに心配してるだけだし」

空「むー、ひどいなぁ」

文「あはは、仲が良さそうで何よりですね。ああ、そうでした。
  この後ちょっと渡したいものがあるので、着替えが終わったら
  そのままロッカールームで待っていてもらっても良いでしょうか?」

霊夢「別に構わないけど、渡したい物?」

文「ええ。まぁ、怪我をさせてしまったお詫びと考えて下さい」

霊夢「んー、別にそこまで気にしなくて良いんだけど……」

空「くれるって言うんだから貰っておけばいいんじゃない?」

文「ええ、空さんの言う通り貰って頂けると助かります。
  割とレアなアイテムなので役に立つと思いますよ?」

霊夢「そう?……まあ分かったわ。ロッカーで待ってればいいのね?」

文「ええ、お願いします。ところで、私に何か用でしょうか?」

325 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/04(木) 00:50:22 ID:4kIPHL3E
霊夢「(さて、こいつと何を話そうかしら?)」

A 「今日はお疲れ様。前半はあんたに手こずらされたわ」 健闘を称える
B 「あんた、途中から全然駄目だったじゃない。そんなんで師匠名乗れるの?」 挑発する
C 「希のプレイはどう?あんたのご期待に添えたかしら?」 希の事を聞いてみる
D 「次の大会の事、もう少し詳しく調べてもらいたいんだけど……」 次の大会の事について調査を依頼する
E 「いい加減紫が何考えてるか気になるし、あんた調べられないかしら?」 紫の動きについて調査を依頼する
F その他(何か霊夢に言わせたい事があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

326 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 00:58:57 ID:JpBWLzr6
C

327 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/04(木) 01:18:55 ID:???
投票途中ですが今日の更新はここまでとさせて頂きます。
皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。

328 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 02:45:59 ID:0G/S0E8o
C

329 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 19:50:06 ID:???
気が付けばこの大会も残り一試合だね。次の大会のチーム選択どうしよう

330 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 20:10:27 ID:???
私は幻想選抜の方が良いかな。このチームは帰る所って感じで。

331 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 20:17:32 ID:???
俺は助っ人参戦したいかな
スペインやイングランドとか

332 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 20:24:06 ID:???
マレーシアが一番のMプレイ国かな
クスタがいれば多少はましになるだろうけど

333 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 20:27:22 ID:???
マレーシアは選択できないぞ
選択出来る国は『フランス』『イタリア』『アルゼンチン』『ウルグアイ』『ベルギー』
『スペイン』『イングランド』『タイ』となります。
とwikiに書いてあるぞ

334 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:00:38 ID:???
この中だとベルギー、スペイン、タイあたりが難易度高そうかね
フランス? ……ハハッ、ご冗談を

335 :森崎名無しさん:2015/06/04(木) 23:12:58 ID:???
フランスはディシジョンを自主的に辞めさせるのが難しそうだな

336 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 00:21:52 ID:???
私はこのチームで挑戦したいな。

337 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 00:46:31 ID:???
遅くなってしまいましたが今日も少しだけ更新します。

次大会の話が出てますが、確かに気が付けば残すは決勝だけというところまで来ていますね。
難易度はこれまでの試合がほとんど楽勝だった事を踏まえて相当高く設定してありますが、
どのチームを選択しても勝てるようなバランスにしてあるので、楽しんで頂けるよう頑張ります。

せっかくなので、ちょっとだけ各チームがどんな感じかをご参考まで。
主力(いわゆる名有キャラ)の詳細な数は選択時に出す予定です。

全日本(選択不可)……説明不要。翼、松山、日向辺りは強化フラグが立ってます
西ドイツ(選択不可)……下手をすると全日本以上の極悪メンバー。主力の数は海外チームで最高数。
フランス……ゲーム版からの強化要素がほとんどないので相当厳しい。逆に言えば主導権は握りやすい。
イタリア……主力級が軒並み事故で離脱中なのが辛い。ただしゲーム版からの補強もある為弱くはない。
アルゼンチン……西ドイツ程ではないが主力の数が増えており相当強い。選択可能チームでは最強。
ウルグアイ……攻撃面では主力が増えてるので強い。守備はキーパー頼み。
ベルギー……ゲーム版で有名なとあるキーパーがいるので意外と侮れない。
スペイン……主力級は少ないが全選手非常にバランスが取れている。総合力なら上位。
イングランド……主力級が少ないのがネック。ある意味フランスに近い。
タイ……特別参戦枠。自チームとして選ばれなかった場合は出場せず。メンバーは原作とほぼ変わらず。

338 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 00:48:01 ID:Xw6JgUN2
C 「希のプレイはどう?あんたのご期待に添えたかしら?」 希の事を聞いてみる

霊夢「希のプレイはどう?あんたのご期待に添えたかしら?」

文「あや、これはまた痛いところを突きますね」

この試合、文の活躍は前半最初だけだったと言えるだろう。
しかも守備面ではほとんど貢献が出来ていない。
逆に希は得点については文と同じく1点のみとは言え、
1対1ではたてを二度に渡って止める等守備でも活躍を見せた。
何度かPA内で止められたとは言え、どちらが活躍したかと
言われれば希に分が上がる。

霊夢「別に嫌味って訳じゃないわよ?ただあんたにしては珍しく
   希の事は結構気にしてるみたいだし、ちょっと気になったから」

文「ふむ、なるほど……」

★ドリブルをほぼ止められていない+守備でも活躍→! card★

先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。

ダイヤ→「素晴らしい動きでした。これなら〜」 追加イベントA
ハート、スペード→「ええ、期待以上の動きでした。ですが〜」 追加イベント@
クラブ→「良い動きでしたよ。期待通りですね」 追加イベントは特になし
JOKER→???

339 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 00:50:10 ID:kuhzr4/I
★ドリブルをほぼ止められていない+守備でも活躍→ スペードK


340 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 00:58:13 ID:???
ヌルゲーになるよりかはましだけどバランス調整で相手を強くし過ぎるのはなんだかなーって思います
こういう奴でバランスが崩壊するなんて事は良くあるしこっちは偶々引きが良かっただけだし逆もあった訳だからね

341 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 01:25:31 ID:???
>>340さん
一応次大会は元々難易度は高くするつもりだったので、最初から考えていたバランスから
そこまで大きくは変動させてはいないです。なので、例えば霊夢さんとかは相互補正を
考えると「今の時点で」既に次の大会でも渡り合えるくらいの実力を持ってたりします。
次の大会まではまだまだ強化出来る期間があるのですが……(汗)。
おっしゃる通り引き次第でもあるので、実際始まってどうなるかは分からないですね。
南葛も自分ではかなり強くしたつもりなのに、結果的には完勝でしたし……。


★ドリブルをほぼ止められていない+守備でも活躍→ スペードK ★
ハート、スペード→「ええ、期待以上の動きでした。ですが〜」 追加イベント@

文「ええ、期待以上の動きでした。ドリブルに関してはもう私が教える事はないですね。
  希さんとの対決に備えてタックルも鍛えていたのですが、一度こぼすのが精々とは……。
  我が弟子ながら、末恐ろしいものですよ全く」

霊夢「そう言いながらも嬉しそうじゃない、あんた。
   希に伝えて上げたら喜ぶと思うわよ?」

文「あや、そうですか?これでも結構悔しがってるつもりなんですが」

空「でも、顔にやけてるよー?」

空にまで指摘されて思わず両手で自分の顔をぺたぺたと触る文。
その後、コホン、とわざとらしく咳をして言葉を続ける。

文「ですが、前の試合で見せて頂きましたがシュートについてはまだ完璧ではありませんね。
  とは言っても実はサッカーの練習なんてほとんどしてなかったので当たり前ではありますけど」

霊夢「……は?あれ、あんたが教えたんじゃないの?」

342 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 01:27:54 ID:???
文「まあ、一度見せて簡単に撃ち方を教えはしましたけどそれだけですね。
  まだ粗があるとは言え、独力であそこまで物にしたのは驚きましたけど」

霊夢「ふーん……」

文「こうして準決勝で直接当たったのも何かの縁です。
  後日、もう一度何処かで希さんを預けて頂けませんか?
  真の疾風迅雷とはどういうものか、希さんいお教えして見せますよ?」

霊夢「……あんた、今日の試合でそれやろうとして、一人のマークも
   振り切れないで早苗に完璧にクリアーされてなかった?」

文「……ノーコメントでお願いします」

※文が希に疾風迅雷を伝授するイベントが発生するフラグが立ちました!

文「あやっと。なんだかんだで話しこんでしまいましたね。
  私はそろそろ戻ろうと思いますが、他に何かありますか?」

A 「いえ、大丈夫よ。今日はお疲れ様」 試合終了後のイベントに移ります。
B その他(何か霊夢に言わせたい事があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

343 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 01:29:17 ID:???
霊夢「(そうね……)」

A 「いえ、大丈夫よ。今日はお疲れ様」 試合終了後のイベントに移ります。
B その他(何か霊夢に言わせたい事があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください


の間違いです。霊夢さんの部分が抜けてました

344 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:34:01 ID:kuhzr4/I
A

345 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 01:34:38 ID:eNp5VPm+
A

346 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 01:57:18 ID:???
A 「いえ、大丈夫よ。今日はお疲れ様」 試合終了後のイベントに移ります。

霊夢「いえ、大丈夫よ。今日はお疲れ様」

文「こちらこそ。私達に勝ったんですから、優勝してネタになって下さいよ?」

霊夢「まあネタになるかはともかく負けるつもりはないわね」

空「同じく!」

文「あやや、頼もしい事ですね。霊夢さん、怪我をさせた私が言うのもなんですが、
  きっちり治るまでは無理をしない方が良いですよ?」

霊夢「分かってるわよ。だからこんな状況になってるんじゃない」

文「なるほど。では私は一旦戻ります。着替えたらそちらのロッカーにお邪魔しますので」

霊夢「分かったわ。それじゃ、また後で」

347 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 01:59:58 ID:???
※地底・妖怪の山連合に勝利しました!霊夢を除く全員の最も低い能力が(+1)されました!
※白蓮が大リーグボール養成ギプスをつけたままフル出場した為、能力がランダムに上昇します。

★大リーグボール養成ギプスの成長判定→! card★

先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。

(白蓮)
ダイヤ→タックル+1、せりあい+1!
ハート→せりあい+1!
スペード→タックル+1!
クラブ→ブロック+1
JOKER→何と全能力+1!

348 :森崎名無しさん:2015/06/05(金) 02:02:06 ID:???
★大リーグボール養成ギプスの成長判定→ ダイヤ10

349 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 02:05:39 ID:???
上手い具合にダイヤを引き当てた白蓮さんがそこそこ成長!
となったところで今日の更新はここまでとさせて頂きます。
ギプス効果で白蓮さん、気が付けば中々の能力に。

明日は文のシューズ譲渡イベントと小イベントを挟んで、
午後フェイズの選択に移ろうと思います。

皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。

350 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/05(金) 18:32:56 ID:???
すみません、今日は仕事から帰れそうにないので更新が出来なさそうです。
明日は更新出来ると思います。

351 :地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2015/06/05(金) 21:33:59 ID:???
元、『黄金のジノ』GMです。
今回、私のスレッドで東方サッカーのキャラクターを出す事になりまして、
霊夢さんのキャラクターである、因幡 心ちゃんを登場させたいのですが、その御許可を伺いに来ました。
お忙しい中ですが、後日御返答願えると幸いです。

352 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 12:44:48 ID:???
まだ更新は出来ないのですが、嬉しいご提案を頂いたので
それのお返事だけさせて頂きます。

>>地獄のミサトさん
以前は人気投票を共に開催して頂きありがとうございました。
心を登場させて頂けるとの事ですが、全く問題ありません。
性格や設定等不明瞭な点がありましたら、ご自由にアレンジ
頂いて構いませんので、宜しくお願いします。
(それらについて質問があればお答えします)


353 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 22:21:42 ID:???
★大リーグボール養成ギプスの成長判定→ ダイヤ10 ★
ダイヤ→タックル+1、せりあい+1!

白蓮「ふむ、やはりこのギプスを外した後は体が楽になりますね。
   今日はタックルとせりあいが多かったですし、そこが鍛えられたようです」

※白蓮のタックル、せりあいが+1されました!

(文のシューズ譲渡イベント)

バタァン!!!

文「あややややっとぉ!お待たせしました、霊夢さん!」

着替え終わった霊夢達が待っているロッカールームの扉をぶち破るように文が入ってくる。
その姿はフリル付きの黒スカートに白の半袖シャツ、といういつもの出で立ちに戻っていた。

霊夢「あんたね……一応ノックくらいしなさいよ。まだ着替え中だったらどうする気?」

文「え、何を言ってるんです?その時はシャッターチャンスなだけじゃないですか?」

霊夢「……」 スッ

妖夢「……」 チャキッ

白蓮「……」 ビキビキ

文「じょ、冗談です冗談!女同士なんだから別に良いじゃないですか!」

急に自分に向かって浴びせられた3つの殺気に本気でびびりつつ誤魔化す文。
一応多少時間を置いていたので、実際にはそのような事にはならなかったが。

354 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 22:24:34 ID:???
文「で、これが約束していた例のブツです」

文は早速とばかりに持ってきた『キック力増強シューズ』を霊夢に手渡す。

霊夢「……シューズ?」

文「ええ、ですがただのシューズではありません。これを履いたままシュートを撃つと、
  その方のシュート力が飛躍的に上がりますよ。具体的に言うと3くらい」

希「急にメタになった!?」

文「いえ、だって『シュートの威力が強くなる』だけだと、霊夢さん達の持ってる筈の
  スパイクシューズとの区別がつきにくいですし……」

ウサギB「それいじょうはいけないー」

霊夢「あ、思い出した。これって確か紅魔館のクリスマスパーティの景品じゃなかったっけ?
   まだ持ってたの?っていうかなんでさっきの試合で使わなかったの?」

文「いやぁ、勇儀さんはこういうアイテムを使うのは嫌う性質ですし、
  私はドリブル中心だからあんまり使う機会がないんですよね。
  椛に渡してもゴールを割れるかは微妙なところですし……」

実際には自分が履くという選択肢もあったのだが文はそれを選ばなかった。
理由は何となくというか、神というか悪魔のご意志だから仕方がない。

355 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 22:25:44 ID:???
文「一応回数制限のあるマジックアイテムみたいなので注意して下さい。
  既に1回使っているので、残り回数は2回になると思います」

霊夢「ふ〜ん。まあとりあえず貰っておくわ。ありがとね。
   でも、私もあんまり使う機会はなさそうだけど」

焔「へぇー、なんか面白そうだね。メルランが履いてるみたいなのかな?」

空「私が使ってみてもいい?」

鼎「やめて!空ちゃんがこんなの履いたら流石に相手のキーパーが可哀想だから!」

早苗「こういう回数制限のあるアイテムって勿体ないって思ってずっと残しておいた挙句、
   存在を忘れられて結局使われないまま終わる事が多いんですよねー。懐かしいなぁ」

文「何ですかその不吉な予言!?せっかくプレゼントしたんですから使って下さいね!?」

早苗はラストエリクサーを切り札として残しておいたまま、結局使わずにクリアするタイプだった。

※『キック力増強シューズ』を入手しました!装備した選手のシュート力が+3されます!(後2回使用可能)
 装備している選手がシュートを撃つと自動的に使用されます。タイミングが重要となるアイテムなので、
 この装備については「ハーフタイムに装備させる事も可能」とします。
 (元々何か他のアイテムを装備をしている場合、その装備は外れます)

356 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 22:27:06 ID:???
(幕間:翼と松山の特訓イベント)

片桐から聞いた国際Jrユースへの幻想郷チームもしくは選手の参戦の可能性。
目の前で幻想郷サッカーを見てきた彼らにとって、驚き以上に衝撃の方が強かった。

翼「(この2試合で分かった。今の俺はやはり霊夢には及ばない……。
   だが、俺もこのままで甘んじているつもりはない!)」

松山「(今の俺にあのクラスのドリブルを止める事は出来るか?……自信がない。
    前の大会みたいにチームの足を引っ張らない為には練習しかない!)」

何よりも目の前で試合を見ているだけで満足する程、彼らのサッカーに対する情熱は低くはない。
今の2人はとにかく体を動かしたくて仕方がない状態になっていた。ボール一つあればサッカーは
何処でも出来る。そして幻想郷には広い場所だけなら人里にもたくさんある。

翼「ここら辺でいいかな。人も少ないし」

松山「いいんじゃないか?スペースもかなりあるしな」

翼「じゃあ俺がドリブルをするから、松山君はそれを止めようとする、って感じで良いかな?」

松山「ああ、タックルなら少しは自信がある。北海道で培った足腰はそう簡単に音は上げないぞ」

翼「(松山君は霊夢は勿論俺にも到底及ばないが決して下手ではない。
   俺が強くなる為の練習のパートナーとしてはありだろう)」

松山「(やっぱり翼は良い奴だな。これから一緒のチームとは言え、
    同じMFでポジション的にはライバルなのに、練習に
    付き合ってくれるかって聞いたら簡単にOKしてくれたし)」

357 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 22:28:06 ID:7bm28qBQ
★RE・I・MU!!→! card★
★タックルは割と得意な松山→! card★
★友情補正→! dice/5★ ※端数切り上げ

先着三名様で引いて下さい。カード・ダイスの数値によって分岐します。

合計の結果が……

35→翼と松山、超進化!ドリブル+4!タックル+4!更に全能力+2!更に…?
31〜34→翼と松山、大進化!ドリブル+4!タックル+4!更に全能力+1!
26〜30→翼と松山、進化!ドリブル+3!タックル+3!更に全能力+1!
21〜25→翼と松山、覚醒!ドリブル+3!タックル+3!
16〜20→大分良い感じになった。ドリブル+2、タックル+2
10〜15→そこそこの効果はあった。ドリブル+1、タックル+1
3〜9 →効果が無かった……。

※マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。重複はしません。
※合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収)
※合計値が26以上の時、対応した必殺技習得!

358 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:30:02 ID:???
★RE・I・MU!!→ クラブ10

359 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:30:11 ID:???
★RE・I・MU!!→ クラブ7

360 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:32:33 ID:???
★友情補正→ 2 /5★
ラストエリクサーは値段次第で売る

361 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:34:14 ID:???
★タックルは割と得意な松山→ クラブ9

362 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:36:38 ID:???
★友情補正→ 5 /5★ ※端数切り上げ

363 :森崎名無しさん:2015/06/06(土) 22:44:30 ID:???
これは・・・1足りないかな?

364 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/06(土) 23:58:23 ID:???
>>360さん
使わないまま後生大事に取っておくよりは有効な活用法ですねw

>>361さん
1足りないですねー。惜しかったですが多少仲良くなったとは言え
翼の方がそこまで友情を感じていないのが響きました。

365 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:00:55 ID:???
★RE・I・MU!!→ クラブ10 ★
★タックルは割と得意な松山→ クラブ9 ★ ※マーク一致!※
★友情補正→ 5 /5★ ※端数切り上げ
21〜25→翼と松山、覚醒!ドリブル+3!タックル+3!

※合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収)

松山「もらった!」

ズサァアアアアアアア!!!

翼「抜く!」

カッ!カッ!ババッ!

松山「流石だな翼……だが今のはフェイク……これが本物だ!」

翼「えっ!?いや、まだだ!」

シュバァアア!!ササッ!バチィイイ!!!

フェイントを織り交ぜたドリブルで松山を抜きに掛かる翼に対し、
松山もまた中学3年になってから身につけたタックルで対抗する。
だが、翼も素早く反応し完全に奪われる事だけは避けてみせる。

松山「(くっ、何とか弾くのが精いっぱいか。これを初見でかわしかけるのか……)」

翼「(思ったよりやるな、松山君……。霊夢が似たようなタックルを使っていたから
   ぎりぎりで反応出来たけど。少し甘く見ていたかな)」

366 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:02:40 ID:???
翼「ふぅ……今日はこのくらいにしておこうか」

松山「ああ、かなり充実した練習だったよ。ありがとう、翼」

翼「こっちこそ思った以上に上達出来た。助かったよ、松山君」

2人の練習は日が暮れるまで続く。本当は二人とももっと練習がしたいのだが、人里で世話に
なっている帽子を被った女性から、夜はあまり遠くへ行かないようにと厳命されている。
だが、それでも二人とも練習の成果は実感していた。
幻想郷のトンデモサッカーを見続けたのが良い刺激になったのかもしれない。

また、練習を通して翼は松山をそれなりに見直しており、練習開始前のような侮った感情は薄れつつあった。

翼「(大分上達したが、それでも霊夢に通じるかは分からないな……。
   基礎技術だけでなく、霊夢の使っているような技が、いや、あれは流石の俺でも無理だ。
   ……いや、待てよ?ある!霊夢の使っていたドリブルで俺にも使える物が一つ!)」

霊夢のドリブルの中でただ一つ、特別な力等なくても使える技。勿論簡単な技ではないが、
翼は霊夢がそのドリブルをしていた姿を頭に思い浮かべ、自分ならば出来ると判断する

一方、松山も翼との練習を経て欠点を見つめ直す事により、新たな技を閃きかけていた。。

松山「(フェイントタックルは翼のように反応が早い相手だと対処されてしまう……。
    なら、どうする?フェイントの際の動きをより早くする……難しいな、
    急に反転する際に掛かる足の負担が更に酷くなりそうだ。それなら……)」

※翼のドリブルと松山のタックルが+3されました!全日本との試合の際のパラメータに+されます!
※翼がドリブルフラグを取得しました!
※松山がタックルフラグを取得しました!
※特訓で好結果を出した為、次回から友情補正がdice/4になります(次回があるかは未定)。

367 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:04:13 ID:???
焔「うう、今日はゴール決まらないし怪我しちゃうしで散々だったよ……。
  何で絵札出した時に限って反転しちゃうのさ……」

希「(そ、それが焔ちゃんのキャラだからとか言わない方が良いよね?)
  げ、元気出して!次は決勝戦だし、焔ちゃんならきっと決められるよ!」

焔「そ、そうかな?」

一方、文からシューズを受け取った霊夢達はスタジアムの外に集合する。
今日からは1日1試合となっている為、午後の試合はない。

鼎「ねえねえ、明日は鈴仙様達の試合だよ!絶対見に行こうね!」

ウサギC「そうだね!姫様達を応援しないと!」

霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックスの準決勝は明日の午前中に行われる。
この試合は永遠亭ルナティックスの決勝進出が掛かっている以上、
偵察するかどうかに関わらずウサギ達は見に行こうとするだろう。

心「あ、でもキャプテンは大丈夫でしょうか?」

霊夢「さっきも言ったけどそこまで心配はしなくていいわよ。
   思いっきり動く事は出来なさそうだけど、スタジアムまでは飛べばいいし、
   着いたら後は座ってればいいからね」

早苗「でも、あまり無理はしないで下さいよ?」

霊夢「分かってるってもう。心配性ね、早苗は」

空「それで怪我悪化させた霊夢が言っても説得力がないと思う」

霊夢「ぐっ、いや、あれはほら試合中のプレイだったし……」

368 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:05:47 ID:???
白蓮「それで今日はこの後どうしましょうか?」

霊夢「(今日はこの後試合がないのよね。だから偵察する必要はなさそうね。
    明日の試合は永遠亭の試合だし、ウサギ達は行きたがるだろうけど。
    あ、そういえば明日の午後ってウサギ達と特訓の約束してたのよね。
    でも、この怪我じゃ出来そうにないしどうしようかしら……)」

A 今日はこの後自由行動にしよう(1回だけ何処かに出かける事が可能です)
B 今日は神社に戻ってゆっくり休もう(1回誰かと会話可能)
C 皆疲れてるし、今日は帰ってぐっすり休もう(次の日に移行します)
D その他(何かしたい事があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください

※決勝トーナメントでは敵チームも試合をこなす事に少しずつですが成長します。
 ですので、偵察した数値などが対戦時にそのままとは限りません。

※霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックスは完全イベント試合になります。
 また、ウサギ達がいる関係上、自動的に明日の午前中は偵察となります。

369 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:15:03 ID:???
A

370 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:18:09 ID:hak+W7pA
B
焔ちゃんあたりに代役頼めるかな

371 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:18:40 ID:J8j1RXIM
B

372 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:47:17 ID:???
B 今日は神社に戻ってゆっくり休もう(1回誰かと会話可能)

霊夢「今日も神社に戻って休みましょう。午後は他のチームの試合はないし、
   私達もなんだかんだで結構疲れてるしね」

心「はい、私もそれで良いと思います」

ナズーリン「了解した」

空「霊夢の怪我の事もあるしね。それが良いと思うよ」

霊夢の言葉に特に反対する者はいない。霊夢が怪我をしている事もあり、
あまり離れない方が良いと思っているメンバーもいたりする。

ルナサ「今日のお昼の当番は私だったな。試合では後半からしか出てないし、
    精々こちらで腕を振るわせてもらうとするか」

焔「やった!もうお腹ペコペコ!」

希「焔ちゃんも一応怪我してるんだから、あんまりはしゃがないようにね?」

焔「大丈夫だよ、希ちゃん。もうほとんど痛みはないし」

心「あ、わ、私も手伝います!(少しでも料理を覚えないと……)」

ルナサ「そうか?ならお願いするよ」

早苗「私もお手伝いしますよ。今日は比較的余裕がありましたから」

373 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 00:50:04 ID:???
博麗神社に戻った霊夢達は、ルナサの作った洋風な昼食に舌鼓を打ちつつ、
(余談だが、いくつかの料理は切り口が歪だったり大きさがばらばらだったりしていたらしい)
今日の試合の感想や反省等を話したり、明日の試合の予想などを話したりする。

その後はいつものように各メンバーそれぞれの部屋に戻り休みを取る。
霊夢は鼎からあまり歩かない方が良いと言われているのでじっとしていたが、
どうも手持無沙汰に感じてしまい、誰かと話そうかと考える。

霊夢「ふう、痛みは大分引いてきたけどテーピングなんて始めてだから鬱陶しいわね。
   これじゃ練習なんて出来そうにないし。今は……午後の3時くらいか。
   特に誰も出掛けてはいなさそうね。さて、どうしようかしら?」

A 早苗
B ルナサ
C メルラン
D リリカ
E 因幡 焔
F 因幡 希
G ウサギC
H ウサギB
T ウサギA
J 因幡 心
K 因幡 鼎
L 魂魄妖夢
M 霊烏路空
N ナズーリン 
O 聖白蓮
P リリーW

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

374 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 00:59:07 ID:hak+W7pA
C
あ、焔ちゃんも怪我してたじゃん!(汗)

375 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 01:17:04 ID:???
>>374さん
はい、なので焔に頼むのはやめておいた方が良いと思います。

投票途中ですが今日の更新はここまでとさせて頂きます。
皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。

376 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:23:28 ID:Th1hsI66


377 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 01:29:20 ID:???
乙です
そこのラストエリクサー売る人!
だいたいそれって終盤で伝説の武器とかそういうのそろってるからお金使わないだろ!
結局ラスエリは持ち腐れじゃないか!

378 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/07(日) 23:45:28 ID:cgjzDw3U
>>377さん
乙ありです!
ラスエリさんは犠牲になったのだ……。

C メルラン

霊夢「あ、いたいた。って神社の外で何してるの?」

メルラン「んー?楽器の調整をしてたのよー?最近はサッカーばっかりだけど、
     優勝出来たら盛り上げるためのライブとかもしたいしねー。
     っていうか霊夢、一人で歩いて平気なのー?」

霊夢「だから心配し過ぎだって。一応こうして杖も持たされてるんだし」

霊夢の手にはナズーリンから持たされた杖があり、姿だけ見ると骨折しているようにも見える。
実際はそこまでの重症という訳ではないのだが、どうもこの方面では霊夢は信頼されていないらしい。

メルラン「まあ私は霊夢が良いならそれでいいんだけどー。
     それで、私に何か用かしらー?」

霊夢「(さて、メルランと何を話そうかしら?)」

A 軽く雑談する(カード判定次第で感情度上昇)
B 名無しウサギ達との特訓の件を話して、代役をお願いする
C 今度一緒にお茶でも飲もうと誘ってみる
D 何処かに出掛けないか誘ってみる(お金が掛かる場合があります)
E その他(何か霊夢に言わせたいことがあれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※メルランのネオ・ファンタズムの威力はスパイクシューズ込みでも55なので、
 条件の1つが『全て防ぐ』から『全て完璧に防ぐ』に変更されます。

379 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:54:08 ID:T03GW396


380 :森崎名無しさん:2015/06/07(日) 23:55:23 ID:hak+W7pA
B

381 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/08(月) 00:21:45 ID:???
B 名無しウサギ達との特訓の件を話して、代役をお願いする

霊夢「実はメルランにお願いがあるんだけど……」

メルラン「お願い?珍しいわねー。何かしらー?」

※名無しウサギ達との特訓の事を話しました

霊夢「という訳なんだけど、この通り怪我しちゃって無理は出来そうにないから……。
   悪いんだけど、明日の午後頼まれてくれないかしら?勿論言いだしっぺだし、
   私も見てるだけとは言え行く事は行くけど」

メルラン「そうなんだー。確かにその足じゃシュート撃つのは危ないわよねー」

★特に断る内容でもないので失敗はありません→! card★

先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。

ダイヤ→???「何の話をしてるんですか?」
ハート→???「何の話してるのー?」
スペード、クラブ→メルラン「別に構わないわよー」
JOKER→???

382 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 00:23:09 ID:???
★特に断る内容でもないので失敗はありません→ ダイヤ8

383 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/08(月) 00:54:10 ID:???
★特に断る内容でもないので失敗はありません→ ダイヤ8 ★
ダイヤ→???「何の話をしてるんですか?」

メルラン「別に構わないわよー。何だか面白そうだしー。
     じゃあ明日の午後に練習場に行けば良いのねー?」

霊夢「ええ、悪いけどお願いね」

霊夢の提案に対し特に渋るような事もなく快諾するメルラン。
シュートと楽しい事が好きな彼女にとって、どちらも満たす
霊夢の提案は断る理由が無かった。

これで話は終わりかと思った時に、後ろから新たな声が割り込む。

心「あれ、キャプテンとメルランさん?何の話をしてるんですか?」

霊夢「あら、心じゃない。どうしたの?」

心「いえ、何か外から声が聞こえたので……」

メルラン「えっとねー。今霊夢と話してたんだけどー」

384 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/08(月) 00:56:36 ID:???
※霊夢とメルランは心に事情を話しました

心「そうなんですか……。ウサギCちゃん達も頑張ってますし、上手くいってくれると良いですね」

一番最初にウサギ達の中で名前を貰った心としても、ウサギC達の頑張りは知っている。
キーパーという数の少ないポジションと違ってマリオとヨッシーFCのDFは激戦区だ。
その中で、レギュラーを確保しようと必死に頑張っている姿に密かに勇気づけられた事もある。
だからこそ、次の言葉に繋がった。

心「あ、良ければ私にもお手伝いさせてくれませんか?キーパーがいても
  あまり変わりはないかもしれませんけど……」

霊夢「(確かにウサギC達がメルランのシュートを防げるかって特訓だから、
    キーパーがいても微妙と言えば微妙だけど……どうしようかしら?)」

A せっかくだし心にもキーパーとして参加してもらおう
B いや、特には良いか
C その他(何か霊夢に言わせたい事や他の案等があれば明記して下さい)

先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

385 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 01:01:59 ID:mzq2vX+A
A

386 :森崎名無しさん:2015/06/08(月) 01:03:42 ID:UkvJ56mc


387 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/08(月) 01:14:33 ID:???
Aに決まったところで今日の更新はここまでとさせて頂きます。
メルランのシュートが通った時にキャッチやパンチングでセーブするか、
必殺セービングを使わせるかは直前に心に指示が可能です。

次回更新からはもう一方の準決勝、霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックスを
投下する予定ですが、>>368にも書いた通り、久しぶりの完全なイベント試合と
なるので判定や投票無しのシーンが少しの間続く事になると思います。
申し訳ありませんが、ご了承頂けると助かります。

その代わり、本編に習って3位決定戦の方はさっくりと済ませる予定です。

皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。

388 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/09(火) 00:59:22 ID:???
すみません、ちょっと今日は更新が出来そうにありません。
明日は何とか更新したいと思います。

389 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:46:21 ID:???
A せっかくだし心にもキーパーとして参加してもらおう

霊夢「そうね、じゃあせっかくだし心もキーパーとして参加してもらおうかしら。
   キーパーがいた方がメルランも撃ちやすいかもしれないし」

メルラン「そうねー。キーパーがいた方が練習にもなるしー」

心「はい、ありがとうございます」

小さくペコリとお辞儀をする心に、相変わらず礼儀正しいわねと思う霊夢。
最初の大会の時はもう少し子供っぽさが見られた気もするのだが、最近は
あまりそういう様子が見られない。

霊夢「(成長したと考えるべきなのか、それともまだ完調じゃないのか……。
    まぁ今は調子が良いみたいだし、これが続いてくれれば良いんだけど)」

メルラン「それじゃ、私は楽器の整備に戻っていいかしらー?」

霊夢「え、ええ。勿論平気よ。明日はお願いね」

メルラン「任せておいてー」

霊夢「心もね。もしかしたら出番がないかもしれないけど」

心「いえ、もしそうなればそれが一番だと思いますから」

メルラン「ちょっとー。それは私に失礼じゃないかしらー?」

あ、ごめんなさいと謝る心に冗談よーと笑って済ませるメルラン。
何となく、今の心にはメルランのような能天気な相手の方が良いのかなと思う霊夢だった。

※13日午後の特訓に心も参加する事となりました。

390 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:47:39 ID:???
(12日目試合結果)
■準決勝第一試合
○マリオとヨッシーFC 6−1 ×地底・妖怪の山連合

・得点者一覧 ※()内はアシスト。ない場合はアシスト無し
(前半)
 3分:射命丸 文
18分:霊烏路 空(早苗)
27分:因幡 希
(後半)
30分:霊烏路 空
33分:博麗 霊夢(早苗)
48分:魂魄 妖夢(ルナサ)
56分:メルラン・プリズムリバー

391 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:48:54 ID:???
【得点王ランキング】 ※3点以下の選手は省略
(13点)
霊烏路 空(マリオとヨッシーFC)

(12点)
星熊 勇儀(地底・妖怪の山連合)

(10点)
霧雨 魔理沙(霧雨恋色マジック)

(8点)
フランドール・スカーレット(紅魔スカーレットムーンズ)
シュガーサテラ(YO・SEI!)

(7点)
寅丸 星(新生命蓮寺シーカーズ)
射命丸 文(地底・妖怪の山連合)

(6点)
ルーミア(永遠亭ルナティックス)
魅魔(霧雨恋色マジック)

(4点)
因幡 焔(マリオとヨッシーFC)
メルラン・プリズムリバー(マリオとヨッシーFC)
ミハエル(科学と魔法の融合)

392 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:50:17 ID:???
【アシスト王ランキング】
(10アシスト)
博麗 霊夢(マリオとヨッシーFC)

(7アシスト)
水橋 パルスィ(地底・妖怪の山連合)
八意 永琳(永遠亭ルナティックス)

(6アシスト)
アリス・マーガトロイド(霧雨恋色マジック)

(5アシスト)
八雲 藍(お狐様と化け猫様)

(4アシスト)
因幡 希(マリオとヨッシーFC)
風見 幽香(霧雨恋色マジック)
射命丸 文(地底・妖怪の山連合)

(3アシスト)
村紗 水蜜(新生命蓮寺シーカーズ)
ルナサ・プリズムリバー(マリオとヨッシーFC)
東風谷 早苗(マリオとヨッシーFC)
レミリア・スカーレット(紅魔スカーレットムーンズ)

(2アシスト)
小悪魔(紅魔スカーレットムーンズ)
サニーミルク(YO・SEI!)
封獣ぬえ(新生命蓮寺シーカーズ)

393 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:52:00 ID:???
天狗A「皆さん、こんばんは。天狗Aです。いつも私の拙い実況を聞いて頂きありがとうございます」

天狗B「天狗Bでーす!このコーナーも結構やってるけど、今って何回目だろう?」

天狗A「間隔曖昧だから分かんないけど……5、6回目くらいなんじゃないかな?
    えーと、それでは今日の準決勝第一試合、マリオとヨッシーFC対地底・妖怪の山連合
    の試合ですが……終わってみれば6−1とマリオとヨッシーFCの圧勝でしたね」

天狗B「いやぁ、でもこの試合こそ接戦になると思ってたし実際前半の半分が過ぎるまでは
    完全に地底・妖怪の山連合の流れだったんだけど、分からないもんだね」

天狗A「原因は何と言っても勇儀さんがまさかの無得点だった事につきますね……。
    キックオフシュートで絵札出したのに、まさかの霊夢さんが奇跡のダイヤK!」

天狗B「スレ主も最初決まったと思っててコメント見て慌てて計算し直して気付いたらしいよ。
    というか心ちゃん以外で止まる可能性があるとは考えてなかったみたい」

天狗A「正に奇跡でしたね……。JOKERとか出たらもっと悲惨な事になってましたけど」

天狗B「でもその後何だかんだで文さんがズバッ!っとドリブルゴール決めたから、
    この失敗自体は実はそんなに痛くはなかったんだよね」

天狗A「そうですね。とにかく地底・妖怪の山連合としては先制点が欲しかったところですし」

天狗B「その後の守備も基本的に作戦ががっちりはまってたんだよね。中盤はほとんど捨てて
    PA内の守備に賭ける。ただし空ちゃんにはヤマメさんの密着マークで対応。
    空いた焔ちゃんが2発シュートを撃つも向かい風のせいもあって防がれる、
    ならばとばかりに希ちゃんが二度に渡って突っ込むもこれも駄目、と」

394 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:53:23 ID:???
天狗A「流れが変わったのは勇儀さんの2本目のシュートが止まった辺りでしょうか。
    あそこで2点差になってれば本当に負ける可能性もあったと思います。
    その後の勇儀さんのシュートも、絵札以上出さないと止まらないところで
    心さんがしっかりK引き!ここも非常に大きいセーブでしたね」

天狗B「結局勇儀さんこの試合4発も撃ったのに無得点だもんねぇ。しかも2発目以外は
    別にへたれた訳でもないし、ノーコン系統のスキルを発動させた訳でもないのに。
    正直スレ主にとって、勇儀さんの無得点は本気で予想外だったらしいよ」

天狗A「カード制ならではの怖さですね。引きが噛み合うとこういう事もあるという。
    で、そこまで止められちゃうと流石に守備も持たないという感じで、
    前半終了間際から後半3分に掛けてあっという間の3失点」

天狗B「雛さんの噛み合わなさっぷりとキスメちゃんがへたれちゃったのが痛かったね」

天狗A「自分が絡んだせいで2連続失敗→じゃあ相手はダイス魔だし外れよう→空さんのK引き、
    というコンボはマーフィーの法則を如実に感じさせるものでした。でも、地底・妖怪の山連合の
    DFはC様が不調だった事以外はある程度予想通りに活躍してくれて良かったそうです」

天狗B「C様はせめて1回でも4を出してればねえ。あっ、ちなみにヤマメさんのあの特殊技は
    某スレの神様と同じような感じです。今回は活かせなかったけど、非常に強力な技だねー」

天狗A「ちなみに、マリオとヨッシーFCの中にもあの技を覚えられる選手がいるそうですよ」

天狗B「誰だろう?やっぱりDFの誰か辺りかな?」

天狗A「さぁ、それは私にも……。これまでのスレにヒントが出てるらしいけど。っと、もう2レス分使っちゃう!
    ええと、今日の解説は実況の解説をやらせて頂いてます天狗Aと……」

天狗B「アシスタント券天狗Aちゃんのいじり役、天狗Bでお送りしました!次回も宜しく!」

天狗A「何か変なのがくっついた!?え、ええと、次回も宜しくお願いします!」

395 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:54:49 ID:???
(試合前夜:永遠亭)

永琳は試合前夜ではあるが特にいつもと変わらずに診療室で仕事をしていた。
サッカーはあくまで自分の主に従って行っているに過ぎず、本業はやはり医者である。

コン、コン

一通り片付いたしそろそろ自分も明日に備えて休もうか、と思った頃に
ドアをノックする音が響く。誰かしら、と思う事はない。
こんな時間に自分の診療室を訪ね、更にノックをするとなれば一人しかいない。

鈴仙「師匠、入って良いでしょうか」

永琳「優曇華かしら?構わないわよ、入りなさい」

鈴仙「ありがとうございます。失礼します」

自分の許可を得て、弟子である鈴仙が診療室に入ってくる。
明日の試合の事で何か聞きたい事でもあるのだろうか、と考える。

永琳「(私の見込みでは3.5:6.5でこちらが不利。厳しい試合になりそうね)」

今のこちらのチームはGKでありキャプテンでもある輝夜が不調に陥っている。
正直なところ、分はあまり良くないだろうと永琳は思っていた。

396 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:56:12 ID:???
永琳「それで何か用かしら?明日は試合だし、早めに寝た方が良いわよ?」

鈴仙「いえ、大丈夫です。それよりもお話したい事があります」

鈴仙にしては珍しい、持って回った言い方。少し緊張している表情から察するに、
単なる試合の相談等ではないだろうと永琳は当たりをつける。

永琳「言ってみなさい」

永琳も少しだけ真剣さを増して鈴仙に対して向き合う。
日頃厳しい事も言ってはいるが、何だかんだで鈴仙は永琳にとって大事な弟子なのだ。

鈴仙「……」

鈴仙は少しの間どう口にしたものかと悩んでいる様子だったが、
やがて顔を上げて永琳の目をしっかりと見据える。

鈴仙「師匠」

永琳「何かしら?」

鈴仙「明日の試合の指揮を……私に預けて頂けませんか?」

永琳「……え?」

珍しく、本当に珍しく永琳は鈴仙の言葉に完全に不意を討たれる事となった。

397 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/10(水) 01:57:37 ID:???
といったところで今日の更新はここまでとさせて頂きます。
当面はこんな感じで判定無しのシーンが続くと思います。
皆様、本日も遅くまでお疲れ様でした。

398 :森崎名無しさん:2015/06/10(水) 17:09:34 ID:???
乙です
鈴仙から溢れるオーラ…これが自機パワーというやつなのか…

399 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/11(木) 01:04:21 ID:???
>>398さん
乙ありです!鈴仙さんから溢れる自機の貫録……。
鼎との特訓が大成功したので、このイベントに繋がってる感じです。

と申し訳ないのですが今日も更新が出来そうにありません。
明日は少しですが更新出来ると思います。

400 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/12(金) 01:52:46 ID:???
申し訳ありません、思った以上に忙しく今日も時間が取れませんでした……。
少しずつ書いてはいるので、何とか明日からは進めていけるよう頑張ります。

401 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:07:20 ID:???
結局昨日も更新出来ず申し訳ありませんでした。
書いている最中にガチでPCに突っ伏して落ちてしまっておりました。

ようやく筆が進み始めたので、更新再開します。

402 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:08:43 ID:???
(13日目:午前中)

大会も残すところあと4日。
今日は準決勝第二試合、霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックスの試合が行われる。
この両チームは第二回大会でも戦っており、その際は激戦の末2−1で霧雨恋色マジック
が勝利を収めている。霊夢達にとっても決勝の相手が決まる重要な試合でもあるし、
ウサギ達が応援に行きたがっている為、偵察兼観戦を行う予定である。

霊夢「それじゃ、皆。準備は良い?」

早苗「はい、平気です。でも霊夢さんこそ大丈夫ですか?」

霊夢「一日休んだら少しは歩きやすくなったわ。決勝までには何とかなりそうね」

空「無理しないでよー?」

霊夢の足はとても1日で治るようなものではないが、鼎の処置が良かったか、
それとも早めに交代したのが良かったのか、悪化はしておらず昨日に比べれば
痛みも少し引いてきている。出かけるくらいなら問題はなさそうだった。

ウサギC「頑張って姫様達を応援しようね!」

ウサギA「勿論!」

鼎「鈴仙様を一生懸命応援しないと!」

ウサギB「わたしはてゐさまー」

焔「わ、私は……もこかなぁ?」

ウサギ達はウサギ達で誰を応援しようかと楽しそうに話している。
既に決勝進出を決めている為、メンバーの心境は割と気楽なものであった。

403 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:09:48 ID:???
(霧雨恋色マジックのミーティング)

魔理沙「よし、皆聞け」

アリス「何よいきなり」

魔理沙「いや、何となくこう言っておかなきゃいけない気がしたんだぜ」

アリス「意味が分からないわ」

魔理沙とアリスのいつものやり取りが終わったところでミーティングが始まる。

魔理沙「前の大会で既にやってるから分かってるとは思うが、向こうのチームは永琳を
    中心とした中盤を支配する事を重視したチームだぜ。てゐのパスとパスカットも、
    パスで攻める事が多いうちには割と厄介だな。後は攻撃陣だが……」

魔理沙はまず永遠亭ルナティックスについて簡単に説明を行う。
ここはある程度事前に説明してある為、メンバーも特に口を挟む事はしない。

魔理沙「で、フォーメーションはいつもと変わらないが……今日は私、魅魔様、幽香の3人で少し
    ミドルシュートを増やしていこうと考えてる。勿論チャンスがあれば普通に攻めるけどな」

アリス「その理由は?」

魔理沙「簡単だ。向こうは中盤は強いが守備力……というよりブロックは強いのが少ない。
    精々慧音くらいだろうな。輝夜は最近の試合を見る限り調子が良くなさそうだし、
    下手に中盤でもがくよりはがんがんシュートを撃っていった方が良い」

大妖精「な、なるほど」

にとり「へぇー、結構考えてるんだねぇ、魔理沙」

404 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:10:51 ID:???
基本的に霧雨恋色マジックの作戦は魔理沙とアリスの二人が考え、
ミーティングの際に魔理沙が説明するという形が多い。
「弾幕もサッカーもパワーだぜ」と普段から公言している魔理沙だが、
彼女の本質は努力と研究にある。極度の負けず嫌いである彼女は、
勝つ為ならあらゆる手間を惜しまない。

チルノ「あたいも撃っていいよね!」

魔理沙「……まあ1,2発くらいは構わないか」

チルノ「やった!」

幽香「なるほど、ふふ、これは中々楽しそうね」

魅魔「って事は今日のボール運び役はアリスかい?」

アリス「まあ、パスは結構磨いてきたけど……あの薬師を通せるかはちょっと微妙よ?」

レティ「やっぱりうちはドリブラーがいないのが辛いわねー」

霧雨恋色マジック唯一とも言える弱点。それは霊夢や希、文、永琳、ミハエルのような
強力なドリブラーがいない事だった。いや、正確に言えばいる事はいる。

大妖精「?」

魔理沙「(キーパーがチームの中で一番ドリブル上手いってどうなんだろうな。
     こいつカットも結構出来るし、控えキーパーがもうちょい良ければ
     フィールダーとして使う手もあるんだが……)」

おかしな話だが、キーパーの大妖精は突破力だけならば間違いなくチーム一だ。
だが、キーパーとしても安定したセービングを見せる彼女は欠かせない存在であり、
それゆえにオーバーラップという奇策でしかそれを活かせないでいた。

405 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:11:54 ID:???
魔理沙「(だが、いつまでもその弱点を放っておく魔理沙さんじゃないぜ!)」

霧雨恋色マジックの強みの一つ。メンバーのほとんどが結成当初から変わっておらず、
また控えも少ない為かレギュラーは固定されており、チームの結束が固い事。
幽香やチルノと言った不安要素はあるものの、今のところそれは表面化はしていない。
特に幽香はアリスが不気味に思うほど、大人しくチームプレイに徹している。

魔理沙「いや、今日は出し惜しみは無しだ。いざとなれば温存していたアレを使う」

アリス「……ああ、あれ?自分で言うのもなんだけど、まだ未完成も良いとこじゃない?」

それを活かし、アリスが提案した戦術。幻想郷ではあまり見られない戦術故、
メンバーの戸惑いも大きかったが猛練習の結果、徐々に形にはなってきている。

魔理沙「だからこそだ。霊夢達との試合でいきなり試すより、
    実戦で使って慣れておいた方が良いしな」

幽香「ま、私はなんでも良いわ」

チルノ「うー、あたいあれ苦手なんだけど……」

リリーB「……了解」

妖精A「が、頑張ります!」

妖精F「私達でもあれなら参加出来るし!」

魔理沙の言葉にメンバーがそれぞれの反応を見せるが、
その中でも特に妖精Aと妖精Fが大きな反応を見せる。

魔理沙「よし、それじゃあミーティングを続けるぞ。次に守備だが……」

406 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:13:03 ID:???
(一方、永遠亭ルナティックスのミーティング)

輝夜「皆、聞いて頂戴。今日のミーティングはへにょい方のイナバがするわ。
   ついでにこの試合の指揮もね。ま、言ってみれば一日キャプテンね」

てゐ「ふぁっ!?」  ミスティア「はい!?」  ルーミア「(お腹空いたのかー)」

妹紅「へ!?」 ウサギV「ふ!?」 ウサギU「ほ!?」

メディスン「で、でも普段って永琳がキャプテンみたいなものじゃ……」

永琳「……」

輝夜のいきなりの爆弾発言に、数名を除きメンバー一同が騒然とする。
誰もが思わず永琳を見るが、永琳は特にじっと佇んだまま沈黙を守っている。

鈴仙「という訳だから。不満はあると思うけど、今日は私がキャプテンを務めさせてもらうわ」

輝夜「これは鈴仙本人の希望で私も永琳もそれを認めてるわ。文句はないわね?」

妹紅「いや、別に構わないけどさ……」

てゐ「ま、いいんじゃない?鈴仙ちゃん、やる気みたいだし」

ウサギV「(れ、鈴仙様って指揮も出来たんだ。凄いな〜)」

ミスティア「(何だか微妙に不安が……)」

積極的、というよりは消極的な賛成だったが特に目立った反対意見も出ない。
輝夜と永琳というこのチームの大きなウェイトを占める二人が認めている以上、
無理に反対しても意味がないという思いもあったかもしれないが、
何だかんだで鈴仙もそれなりにメンバーの信頼を得ている証拠だろう。

407 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:14:39 ID:???
輝夜「構わないわよ、永琳。たまには面白そうじゃない」

あの後輝夜にも話したところ、迷う素振りすら見せずにそう言い放った。
そうなれば、立場上は従者である自分が反対出来る筈もない。というより、
永琳自身も戸惑いの気持ちが強いだけで、強い反対意思があった訳ではない。

永琳「(サッカーに関しては私の知識なんて大したものじゃない。
    だから優曇華が指揮を執る事、それ自体は別に構わない。
    気になるのは何であの子が突然こんな事を言いだしたかだけど……)」

鈴仙は自己主張の強い方ではない。では何故このような行動に出たのか。
色々考えを巡らす永琳だったが、その答えは非常に単純なものだった。
あまりにも単純すぎて、天才である永琳では考えつかない程に。

鈴仙「(自分でもらしくないなぁと思うけど、あの子に……鼎に影響されたのかな?)」

臆病な癖に無駄にプライドばかり高くて、永琳に挑んでは返り討ちにされていたあの頃の自分。
その時に比べれば自分は落ち着いたと鈴仙は思っている。だが、逆にその時には持っていた
ひたむきさやがむしゃらさ、というものは無くなったと思っていた。

だが、鼎と接するうちに。ひたむきに自分にぶつかってくる鼎を見ている内に。
少しずつ、自分の中で燻っていた昔の気持ちが蘇ってきていた。

師匠に認められたい。師匠に勝ちたい。

その思いが鈴仙を突き動かし、前夜のような行動に出ていた。
そして、輝夜の強引なアシストあっての事とは言えそれは受け入れられた。
鈴仙は心の中でホッと一つ溜め息をついて、すぐさま気持ちを切り替える。
自分で望んだ以上は全力を尽くす。勝つ為の作戦も考えた。

鈴仙「じゃあ、今日のフォーメーションと選手の配置からまず説明するわ」

408 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:16:28 ID:???
『永遠亭ルナティックス』フォーメーション 3−5−2
−−@−− @ 蓬莱山 輝夜
−−D−− D 上白沢 慧音
−B−A− B ウサギV A ウサギU
−CGF− C 藤原 妹紅 G 鈴仙・優曇華院・イナバ F メディスン・メランコリー
−−−−− 
−I−E− I 八意 永琳 E 因幡 てゐ
−−−−−
−H−J− H ミスティア・ローレライ J ルーミア

てゐ「私が攻撃的MFで鈴仙ちゃんがボランチと、こりゃまた奇抜だね」

妹紅「え、私ボランチかい?パスもカットも苦手なんだけど」

慧音「私は今日はセンターバックか」

永琳「(なるほど、ちゃんと考えているようね)」

鈴仙「まずこのフォーメーションの意図をポジション別に説明していくわ。
   まあルーミアとミスティアはいつも通りね。相手の守備は堅いけど、
   今日も得点期待してるわ」

ルーミア「分かったのかー」

ミスティア「ま、任せておきなさい!焼き鳥撲滅の宣伝の為なら何でもするわ!」

鈴仙「師匠は基本的にいつも通りゲームメイク中心で構いません。
   ただ、あっちはタックルが上手い選手が多いので、
   いつもより気持ちパスを多めにして下さい」

永琳「ええ、分かったわ」

409 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:17:52 ID:???
鈴仙「次は守備ね。ウサギUとウサギVはミドルシュートが来た時に、
   それぞれ慧音さんのサポート、こぼれ球のフォローに一人ずつ入る事。
   後、この間の試合で見せた魔理沙の超高空からのシュート。
   あれを確実に防ぐ事が貴女達二人の役目よ」

ウサギU「た、大役だ……!」

ウサギV「は、はい!頑張ります!」

マリオとヨッシーFC戦では披露する事が出来なかったウサギUとウサギVのの切り札。
逆に言えば、この試合ではまず警戒されていない為、少なくとも最初の1回は成功が見込める。

鈴仙「慧音さんはミドルシュートが来た時のブロッカーになって欲しいの。
   うちのチームはブロックが得意な人が慧音さんくらいしかいないし……」

慧音「了解した。全力を尽くすよ」

鈴仙「姫様は……頑張って下さい!」

輝夜「何か私だけ指示が適当じゃない!?」

鈴仙「いえ、GKですしあまり指示する事がないなぁって……」

その後も鈴仙は考えられるだけ考えてきた作戦を伝えていく。
前回一度破れている相手という事もあり、メンバーの表情も真剣そのものである。

永琳「(……優曇華も成長してるのね。これが永遠の命を持つ者と持たない者の差かしら。
    どちらにせよ、この試合で私が出来る事は一選手として動く事のみね。
    私にあれだけ担架を切ったのだから、期待させてもらうわよ、優曇華?)」

真意はまだ掴めていないが、永琳はこの状況に流される事を決めた。
それが良かったのか悪かったのか、数時間後には全てが分かる。

410 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:18:55 ID:???
『永遠亭ルナティックス』フォーメーション 3−5−2
−−@−− @ 蓬莱山 輝夜
−−D−− D 上白沢 慧音
−B−A− B ウサギV A ウサギU
−CGF− C 藤原 妹紅 G 鈴仙・優曇華院・イナバ F メディスン・メランコリー
−−−−− 
−I−E− I 八意 永琳 E 因幡 てゐ
−−−−−
−H−J− H ミスティア・ローレライ J ルーミア

『霧雨恋色マジック』フォーメーション 4−4−2
−H−J− H霧雨魔理沙 J魅魔
−−−−− 
−−I−− I風見幽香 
−−−−− 
−AGE− A妖精A Gアリス・マーガトロイド EリリーB
C−F−B Cレティ・ホワイトロック F妖精F B河城にとり
−−D−− Dチルノ 
−−@−− @大妖精

411 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/13(土) 15:21:10 ID:???
一旦ここまでです。続きは夜にまた更新します。

412 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/14(日) 00:28:31 ID:???
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

ウオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

天狗A「さぁ、両チームの選手が入場して来ました!スタンドが物凄い歓声に包まれています!
    準決勝第二試合、霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックス、間もなく試合開始です!
    泣いても笑っても残すところは後2試合!昨日勝利して既に決勝進出を決めている
    マリオとヨッシーFCに対し、挑戦権を得るのはどちらのチームか!」

天狗B「(天狗Aちゃん、3位決定戦も残ってるから後3試合だよ?)」

天狗A「(あ、やばっ!?)え、えーと、失礼しました!明後日に3位決定戦がありますので、
    残り3試合の間違いでした、申し訳ありませんー!」

「気にしなくて良いぞー!」「そんなところも可愛い!」「もっと噛んでくれー!」

天狗A「(うう、何か喜んで良いのか悪いのか分からない……)」

天狗B「(シャッターチャンス!)」

天狗A「そ、それでは今日の解説はもう皆さんお馴染み、翼さんと松山さんです!
    残り試合も少なくなってきましたが、今日も解説お願いします!」

松山「あ、ああ、宜しく頼む」

翼「宜しく」

いつものように答える二人だが、その声色は何処か重さを感じさせる。

天狗A「(あ、あれ?なんか二人ともちょっとお疲れ気味?
     それなら私が余計に頑張らないと!全てはボーナスの為!)」

413 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/14(日) 00:30:00 ID:???
霊夢「それにしても凄い観客ねぇ」

白蓮「今や幻想郷で一大ブームになってますからね、サッカーは。
   人里の子供達の間でも人気みたいですし」

ルナサ「解説をしている人間が人里でたまに教えているという話も聞くな」

現在の幻想郷ではサッカーが非常に流行っている。弾幕とは違い弱い妖怪や人間でも
数を揃えればチームを組めるし、練習して技術を磨けば勝つ事も出来る。
霊夢自身も、そういえば最近あまり弾幕をしてないなと思い出す。

霊夢「(別に厄介事が起きてる訳じゃないけど……この状況って大丈夫なのかしら)」

何となく霊夢は得体の知れない不安に駆られる。
だが、それはすぐ傍にいるメンバーの歓声によって霧散する。

ウサギC「姫様ー!永琳様ー!頑張ってー!」

鼎「鈴仙様ー!頑張ってくださーい!」

焔「妹紅ー!もこもこー!」

希「姫様ー!」

ウサギB「てゐさまー!」

リリーW「お姉ちゃん、ファイトですー!」

霊夢「……この子達は元気ねぇ」

早苗「霊夢さん、何かその言い方おばさんっぽいですよ?」

414 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/14(日) 00:31:42 ID:???
ナズーリン「で、霊夢はどっちが勝つと思う、この試合?」

霊夢「んー、微妙なところだけど、魔理沙達の方が少し有利じゃないかしら?
   FWの攻撃力もDFの守備力も向こうの方が上っぽい気がするし。
   ただ、永琳がいる分中盤はあいつらの方が有利っぽいから、
   攻撃回数次第ではどうなるか分からないわねぇ」

ナズーリン「なるほど。私も大体同感だよ」

白蓮「輝夜さんの調子が戻っていれば良いのですが……」

メルラン「そういえば、私達とやった時は不調だったわねー」

マリオとヨッシーFCとの試合で一度もシュートを止める事なく5失点を喫した輝夜。
試合後に声を掛けたがかなりショックだったようで、その後不調から抜け出せていないらしい。

心「で、でも、姫様ならきっと大丈夫ですよ!」

空「私達と最初にやった時は凄かったもんね」

ナズーリン「そういえば、君はどっちを応援するんだい?」

空「私?んー、どっちでもいいかなぁ」

さとりや燐と言った家族がいる訳でも、ヤマメやキスメと言った地底の仲間がいる訳でもない空は、
試合の勝敗にはそこまで興味はないらしく、単純に他の皆が来るからついてきたという様子である。

415 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/06/14(日) 00:32:48 ID:???
輝夜「あらあら、あの子達ったらあんなに声を張り上げちゃって……。
   一応、今は敵チームだって事忘れてるのかしら?」

永琳「ですが、これで無様な姿を見せる訳にはいかなくなったのではないですか、姫?」

輝夜「……言うわね、永琳」

永琳「いつまでも腑抜けてるような貴女じゃないでしょ、輝夜」

鈴仙「(鼎は来てるか……これは余計に負けられないわね)」

輝夜「(イナバのやる気と言い……スランプなんて言ってる場合じゃないかしらね。
    この子達の主として、少しは意地を見せられるようにしないと)」

永琳と輝夜が軽口をかわす中、鈴仙や他のメンバーはウォームアップで体を解す。
試合開始の時刻となり、魔理沙と鈴仙がセンターサークルへと向かう。

魔理沙「お、今日のキャプテンは輝夜じゃなくてお前なのか?」

鈴仙「ええ、不満かしら?」

魔理沙「いや、別に誰が相手だろうが構わないぜ。勝つのは私達だからな」

鈴仙「言ってくれるじゃない。前の試合の借りは返させてもらうわよ」

魔理沙「へぇ、いつもとは気迫が違うな。そうでなきゃ面白くないぜ」

審判「……両チーム、私語はそこまでにしなさい。コイントスを行うよ」

コイントスの結果、先攻権は永遠亭ルナティックスとなった。
そしていよいよ試合が開始される。

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