キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【師よ】キャプテン霊夢30【あなたよりも疾く】

634 :キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/18(土) 20:22:33 ID:???
(一方、霧雨恋色マジックのミーティング)

魔理沙「……という訳で、これが今日の作戦なんだぜ」

「……」

霧雨恋色マジックのメンバーはアリスとにとりの二人を除き、一様に沈黙していた。
いや、基本的な作戦は前から決められており、メンバーにも説明がされている。
元々、この大会の全ての作戦はマリオとヨッシーFCを倒す為に練られてきたのだ。

メンバーが沈黙した理由、それは魔理沙が既存の作戦に付け加えた内容にあった。
納得がいかないという表情ではなく、完全に意表を突かれて呆然としている、
と言った方が正しい。

魔理沙が示した「とある策」は複雑な物ではなく単純なものだ。
そして、単純であるが故にそれが効果的である事も分かる。
だが、あまりにも「魔理沙らしくない」作戦だったのだ。

魅魔「……本気で言ってるのかい?」

魔理沙「ああ、本気だぜ、魅魔様。これだけで完全に封じる事は出来ないが、
    少なくともやらないよりはやった方が良いのは間違いない」

魅魔「いや、それは私でも分かるが……いいのかい?」

魔理沙「……弱気な発言をするのは好きじゃないが、今回の相手はこれまでとは違う。
    はっきり言って真正面からぶつかっていったらこちらが不利だ。
    だが、私は負けるつもりなんてこれっぽっちもないんだぜ。
    突けるところは全てつく。やれる事は全てやる。それだけだ」

いつもの飄飄とした口調ではなく、静かにメンバーに語り掛ける魔理沙。
真剣そのものの表情に、冗談で言っている訳ではない事を全員が理解する。

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0ch BBS 2007-01-24