キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】

1 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/14(月) 19:36:23 ID:7J5Wn+DQ
当スレはキャプテン森崎のスピンアウト作品です。
マリオシリーズとクロスしており、他にちなんだキャラクター達も出てきます。

リベリオ君を主人公にして、キャプテン森崎のキャラクター達がマリオの世界を冒険したりサッカーしたりして楽しんでいきます。
基本的に本編と同様で、カードを引いてもらったり選択肢を選んでもらったりして進んでいきます。雑談、質問・意見はどうぞご自由に。
変な行動取っても割りと平気です。扱いが変な人になるだけでサッカーや冒険自体には影響ありません
しかし、キャプテンなどの公の立場としてはマイナスかも?
キャラブレイクは起きます。起きました。

<前回のあらすじ>
マリオの誘いに乗って対抗戦に挑む。
1アシストと敵の攻撃を潰し続ける活躍を見せ、2-1で前半戦を追えた。
失点は無闇に飛び出したマリオのせい。

318 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/09/28(水) 01:35:35 ID:???
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..________ニニ{i  う 1ニニコ ト、 {  { `アァ=z-‐':::::::了ニア _∧,、____________
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ニニぃ{ |ニフ {ニ\    ー∧‐ュ:::::::>ニ¨ニ= 、  ̄V`´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.          ニニニヽ.__ノa  {ニニニヾー一'  ー一'
.          寸ニニニニ    `¨ヽニニ≧x             }
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忘れた頃に出てくるなぁJOKER……
と、言うことでノコブロスの狙いを見破って、スッカスカの相手陣地に向かってカウンターです。
ついでにマリオの判断力も上がりました。 ヤット カツヤク シテクレタ
お相手ありがとうございました。

319 :森崎名無しさん:2016/09/28(水) 06:23:06 ID:???
このヒゲ・・・おいしいところをかっさらっていくぞ!(結果はまだ出ていない)

320 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/02(日) 01:11:16 ID:???
改めて考えるとこれ>>311を当てるのエスパーか何かじゃないと当てられませんわ……
(よく見たらヒントがヒントになってない)
展開次第では不利になっていた可能性もあるので、本当に申し訳無いです。

と言うことで……
★詫びコイン→! card★
カードの数値分だけリベリオ君のコインが増えます。

Z:焼き土下座案件ですよこれは
Y:次はアイテムもつけないかんな^^
X:カード枚数が足りない、倍プッシュだ

321 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/02(日) 02:52:17 ID:???
★今回はスーパーヒーロー発動→ JOKER ★
>JOKER:マリオ「総員かかれー!!」「「「「ウォォオオオオーーーーーーーー!!!!」」」」

マリオの本能か、それとも積み重ねられた経験か、“危険な”シュートであることを察知した。
それと同時に、なぜそのシュートを今まで撃つ素振りすら見せなかったのかが気になった。

マリオ「(ノコノコを知ってる奴なら、どう考えてもこの行動はブラフ。
たが、多分、そうじゃない)」

マリオの視界には、明らかに焦っているリベリオの姿が見えた。
そして、確信を持った。何かしら方法でこの場を切り抜けないと、勝ちへの道が遠ざかると。

マリオ「(この短い時間で推理は無理だ。俺だけだと限界がある。それなら───)」

その場で出した指示は、「全員ノコブロスに当たれ、方法は任せる」であった。
言ってみれば他人任せな指示である。場当たり的な指示でうまくいく保証もなかった。
ただ、DFの達の能力と判断に賭けるという、暴挙にも近いものであった。

ノコブロス(赤)「な、なななな、なっ!!??」

リベリオ「?」

何とか体勢を立て直そうとしているリベリオの横を、後ろから通り過ぎる集団があった。
自チームのゴールを守っていた者達である。

実況「上がっています! DF達が全員上がっています!!
DF同士の直接対決と言わんばかりに走り上がっています!!!!」

322 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/02(日) 02:53:19 ID:???
松山「(無茶苦茶なのは分かってる。けれど、ただ待ってるだけがDFじゃないんだ!!)」

ドトール「(あのオッサン、やることなすこと無茶苦茶だが理屈がないわけじゃねえ。
やる意味はある。ヤバいときこそ大きく賭けねえとな)」

バド「(ありえねぇ判断。それくらいオレにも分かる。でも、うまくいきそうなんだよな)」

アマラウ「(何にせよ、撃たせずに済むならそれがいい。逃げ場なんてねえぜ)」

ピエール「(ここまでくれば返って清々しい。もう理屈はいらない。取らせてもらう)」

マリオの言葉が皆を動かした。
疑問はあれど、少なくともそこにネガティブな感情は持ち合わせていなかった。
ピンチなのかもしれない、しかしこのチャンスを手にするという感情が動いていた。

ノコブロス(赤)「くそ……クソォー!!」

急げや急げとノコブロスはトーテムポールのように重なり合うと、回転してタックルようにボールへ向かう。
危険を察してすぐに戻したボールのせいか、山なりでポンポンと跳ねており、スピードは出ていなかった。
恐らく、ボールに到着するのはほぼ同時である。

松山はオーバーヘッドで最上段にいるノコブロスを、
ドトールはスライディングタックルで最下段にいるノコブロスを、
バドは松山のサポートしつつもショルダータックルで中段のノコブロスに当たった。

最初に松山が弾き返された。同時に最上段のノコブロスも落ちる。
次にドトールがあらぬ方向へ滑り出された。下段ノコブロスが止まり、中段にいたノコブロスが滑空する。
その先にはちょうどボールがあった。
バドが首を固定して、頭突きのようにボールを叩きつける。
バドは後ろへ倒されたが、ノコブロスの軌道は大きく反れ、ボールは高く打ち上げられた。

323 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/02(日) 02:59:19 ID:???
っと、半端ですが今回はここまでです。

>>319
残念ながら(残念ではありませんけど)、今回マリオはやらかしません。
ピンチの時はちゃんとヒーローやってくれるみたいです。(危機感知が高いともいえますが)


ん? 判断力が上がったせいで準一流ぐらいにパワーアップしてる……
だいたいB+〜A-ぐらい。あれ? これだとドンキーの出番が……あ……れ…………?

324 :森崎名無しさん:2016/10/02(日) 04:32:54 ID:???
ああそうか!マリオストーリーのあれか!

325 :森崎名無しさん:2016/10/02(日) 07:09:27 ID:???
★詫びコイン→ スペード7

326 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/04(火) 03:30:33 ID:???
>>324
お察しの通り「スクリューアタック」です。
数値上ではかなりの威力を誇りますが、実際の性能はロマン技です。

★詫びコイン→ スペード7 ★
リベリオのコイン:18 → 25

Q:何で重なって回転タックルするだけで強力なシュートになるのですか?
A:スピード × 体重 × 回転 = シュート力

Q:松山やドトールが思いっ切り蹴ってるように思えるのですが……
A:甲羅はスパイク、悪くない!!

Q:その理屈だと、さっきのプレイは目の前に立ってるだけでノコブロス達の反則になりませんか?
A:……君のように勘のいい人は嫌いだよ。

夜中ですが起きてしまったので更新します。

327 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/04(火) 03:32:43 ID:???
そのボールを収めたのはアマラウだった。ピエールの近くに落とす。

実況「と、止めたァーーーーーッ!!!!
ノコブロス君たちの合体シュートを思わしきものを、止めました!!
さらにピエール君がフォローします! こ、これは……!」

空の陣地、そこはオフサイドが存在しない空間であった。
既にビクトリーノは走っている、ただ放ればそれで良かった。

ノコブロス(黒?)「俺がいる!!」

一気にピエールまで詰め寄った。出遅れたことが幸か不幸か、失敗を予見し、フォローができた。

ピエール「……いや、君の相手は彼だ」

斜め前に、リベリオのいるサイドの方向にパスを出した。
即座に反応し、反転して追いかけた。

リベリオ「(反転でこのスピードか! トップスピードまでが速い! 半端な揺さぶりじゃ意味ないな。
……まあいい。これでノコブロスじゃないって皆も分かるだろ)」

しかし、リベリオは勝負する気はなかった。
なんとかバランスを立て直して走り込み、まっすぐボールを蹴った。
横の回転をかけ、ビクトリーノへ届くようにパスを出した。
最大限の警戒を払い、ビクトリーノの脚力期待して遠めを狙う。

ノコブロス(黒?)「あんなところ誰も……ああ!」

ビクトリーノ「おーおー、こんなパス出しちまって……GKがアレじゃなけりゃ落第点だな」

328 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/04(火) 03:37:41 ID:???
予想通り、ハリボテクッパはゴール前に鎮座しており飛び出す気配は無かった。
進行方向とパス先はちょうどかち合い、ドリブルでゴール前まで進む。

実況「忍者軍団、絶体絶命のピーーーンチ!!
ビクトリーノ君を止める選手は誰一人としていなぁーいっ!!」

先着二名様で、!とcard、numnumの間の空白を消して書き込んでください。
★ビクトリーノ ドリブル:00〜19 / シュート:20〜99 判断→(! numnum)
ドリブル:54 / クイックショット:58 (! card+! card)★
★ハリボテクッパ 読み当て率:× 判断→(×)
そなえる:?? (! card+! card)(整備不良-2)★
【攻撃側最大】−【守備側最大】
≧2 GKを抜いてゴール!!
=1、0、-1 ボールはこぼれ球に。左から順へ
(ビクトリーノが自らフォロー、再度1体1へ)(ビクトリーノが自らフォロー、シュートだ)(ラインを割った、コーナーキックだ)
≦-2 ボールを収めた!! ……と思いきやこぼれ球になりラインを割った。

【備考】
ビクトリーノ(ドリブル時):
 親カードがダイヤで「高速ドリブル+4」が発動します。
 親カードがハートで「強引なドリブル+2、吹っ飛び係数2」が発動します。
ハリボテクッパは行動を繰り返すと、だんだん調子を悪くしていきます。
(20以上数値の差をつけて吹っ飛ばすと……?)

329 :森崎名無しさん:2016/10/04(火) 04:04:42 ID:???
★ビクトリーノ ドリブル:00〜19 / シュート:20〜99 判断→( 09 )
ドリブル:54 / クイックショット:58 ( クラブ6 + クラブ9 )★

330 :森崎名無しさん:2016/10/04(火) 07:19:09 ID:???
★ハリボテクッパ 読み当て率:× 判断→(×)
そなえる:?? ( スペード5 + ダイヤK )(整備不良-2)★

331 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/08(土) 00:20:25 ID:???
★ビクトリーノ ドリブル:00〜19 / シュート:20〜99 判断→( 09 )
ドリブル:54 / クイックショット:58 ( クラブ6 + クラブ9 )★
★ハリボテクッパ 読み当て率:× 判断→(×)
そなえる:?? ( スペード5 + ダイヤK )(整備不良-2)★
ビクトリーノ ドリブル 54( クラブ6 + クラブ9 )=69
ハリボテクッパ そなえる ??( スペード5 + ダイヤK )(整備不良-2)=×
【攻撃側最大】−【守備側最大】
≧2 GKを抜いてゴール!!

ビクトリーノ「(決まってる! シュートだ!!)」

確実性を取るために、消耗は多いと言えどシュートを選んだ。
後はタイミングを図って撃つだけである。
その時、鈍い金属音がビクトリーノの耳に響いた。
破裂音に似た音が聞こえる共に、大きな塊が視界の外から襲ってきた。
ハリボテクッパの拳である。

ビクトリーノ「うおぉ!?」

咄嗟の回避であった。恐らくボールを狙ったのだろうが、ビクトリーノの足に攻撃してきたようにも見えた。
シュートを撃たずジャンプして回避するが、ボールを引っ掛けて跳び上がる。
ボールは手放してしまい、体はその勢いのままゴールの中に飛び込んだ。

ボールとゴールポストが当たった音が聞こえ、ビクトリーノの身が強張る。
すぐに振り返ろうとするが、間髪を容れずに背中に軽い衝撃があった。
確認する間もなく、ホイッスルが鳴り響く。

332 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/08(土) 00:23:43 ID:???





──────ピィィイイイイーーーーーーーー!!!!





     【赤ヒゲ連合】 3 − 2 【忍者軍団】





経過時間:19分
ゴール:トーテム忍者(2)、ビクトリーノ(2)、サトルステギ(1)
アシスト:蛇の目忍者(2)、バビントン(1)、リベリオ(1)

333 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/08(土) 01:44:18 ID:???
……と、そんな訳でゴールが決まりました。ビクトリーノの親子カードはクラブ一致ですが
【GKと1対1の際、親子カードがクラブ一致でもドリブル選択であればポストになりません】
ですからちゃんとゴールになってますので、安心してくださいね。

鍔迫り合いは制したのは赤ヒゲ連合という所で今回はここまでです。
今月はちょっぴりしか更新できないかもしれないです。

334 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/14(金) 23:35:24 ID:???
実況「ゴール! ゴォーーーーール!!!
ビクトリーノ君見事な回避! 寸での所でゴールを収めました!!」

沸き上がる歓声の中でもどこか信じられられず、呆然としていた。
ころころとボールがゴールの中を転がっており、ようやく確信した確信を持った。

ビクトリーノ「……ったーく、変にビビっちまったぜ」

ハリボテクッパの拳を足蹴に乗り越えて、拳を突き上げてゆっくりに歩きながら戻ってくる。
リベリオ達は歓迎しようとする。観客からは歓声だけではなくどよめきが次第に締めていくようになった。

実況「ビクトリーノ君がゆっくりと戻り、チームメイト暖かく迎え入れます!
単なる得点というよりも、よりよいムードを掴み込んだことを方が──────え?
……会場の皆様、少々お待ちください」

歓迎ムードが消え失せ、様子うかがい始める。一体何が起きたんだと。

実況「……どうやら、先ほどのノコブロス君達と松山君、バド君、ドトール君との接触プレイが反則ではないか、
と抗議が上がった模様です。ただいま確認に向かっています」

マリオ「は、反則? 抗議?」

これは、ここでの試合経験の多いマリオにとっても予想外であった。
ノコノコとの接触プレイに例外は多くあるが、贔屓目に見てもファウルになる要素はほぼなかった。

335 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/14(金) 23:37:41 ID:???
ドトール「ダメならリベリオの時に笛鳴ってる。ムード壊すつもりでやったんだろ。
この程度で調子崩すほどヤワなつもりはねえけどな」

バド「イタチっペって奴か。無理もねぇ、あんだけのこと止めてんだからよ」

ビクトリーノ「やーれやれ。何考えてんだか、考えてねえんだか。
あのバルカンパンチのほうをどうかしてるって話だろ」

バビントン「……逆に何でもしてくる、何してくるか分からない、っていうのも心配だけど。
どう? 予想付く?」

リベリオ「俺の方見るのか。それだったら……多分、心配はいらないんじゃないか?」

視線の先は、忍者軍団は特に抗議を続けず、集まって話し合っているようだった。
恐らく作戦会議でり、ただの時間稼ぎが目的だと予想できた。

バド「……にゃろう、こっすい真似しやがって」

バビントン「多分反則にならないって分かっただけでもいいかな。
早くこっちも作戦会議に入ろう」

リベリオ「(一応、ノコブロスの一人が違うって事もあるが、
だからといっても特段攻め方が変わるわけでもないしな……
とりあえず、今は19分。残りは16分とロスタイム。今必要なことは……)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:「黒いノコブロスは特別強い。さっきの動きはマグレじゃないぞ」注意喚起する
B:「フォーメーションやポジションを変えよう。相手がこっちの動きに対応でき始めている」変えるぞー
C:「松山、ボサッとしてるみたいだがどうしたんだ?」悩んでるー?
D:「その前に確認だ。皆は体力残っているか?」確認だー
E:何も言わない。様子を見よう。
F:その他

336 :森崎名無しさん:2016/10/15(土) 00:01:30 ID:6aXDygHA
3

337 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/15(土) 00:11:35 ID:???
oh......投票はアルファベットでお願いしマース!
先に違う人が投票したらその方が優先デース!

338 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/15(土) 00:55:02 ID:???
ライディングデュエル……アクションデュエル……マリオカート……ふむふむ。
なんか魔改造的な何かが思いついた所で今回はここまでです。

おそらく>>336さんはCのことをいっているのかと思いますが、確定できないため無効票となります。
(文字化けか何かでこうなってしまったのか分かりませんが)

339 :森崎名無しさん:2016/10/15(土) 01:00:40 ID:vW12gDQU


340 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/19(水) 00:39:18 ID:???
>C:「松山、ボサッとしてるみたいだがどうしたんだ?」悩んでるー?

松山「あ、ああ、そのことなんだけど……」

ためらいつつも、集まる視線の中考えていたことを話す。

松山「蛇の目忍者の動きだけど、どこかで見たことあるんだ。
もしそれが分かれば何か対策できるかも、と思うんだけど……でも確証は何もない。
ちょっと作戦には───」

バド「入れるにはためらうってか。
あいつを一回でも止められればいいとオレは思うんだけどよお」

バドの言葉もあってか、これから蛇の目忍者対策に時間を割くか全体が揺れ始める。
本来であれば、その不確定な事項に話し合う時間を割くことは無かった。
しかし、蛇の目忍者はほぼ確実に突破してくる上に、得点に絡んでくる。
ほっておける存在では無かった。

マリオ「……賭けになるな。ものになるかどうかも」

ピエール「攻撃の中心は“奴”だ。賭けてみる価値がある」

ドトール「壁厚くすればどうにかなるってもんでもねえな」

バビントン「小手先が通用するとも思えないしね」

リベリオ「ラストパスはほぼあいつだな」

アマラウ「他に方法も思いつかん」

マリオ「……他の皆もそれでいいか?」

341 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/19(水) 00:40:47 ID:???
ビクトリーノ「構わねえぜ。守りについては元よりまかせるつもりだった」

ヨッシー「どっちにしたって、あのサイドアタック止めなきゃいけないもんね」

サトルステギ「もしもとなってもまた点取ってくりゃいいんだろ?
攻撃できてんだからへーきへーき」

反対意見は出なかったため、ポツリポツリと松山は話し出す。
思い出しながら、キーワードをつぶやきだした。
ドラムロール、スポットライト、見ててハラハラした、その言葉を聞き最初に推理したのは───

サトルステギ「サーカス?」

松山「それだ!!
綱渡り、綱渡りの動きなんだ!」

バド「ってーことは、どういうことだ?」

サトルステギ「サッカーボールで玉乗りでセグウェイ?」

見事な推理を見せたサトルステギにある程度の尊敬の意を現した一同だが、すぐに呆れてしまった。
なんでそうなるんだ、と。さっき見せた鋭さは一体なんだったんだ、と。

リベリオ「(こいつ鋭いのかボケてんのか……)あー……バランス感覚はいいってことは間違いないな。
最初から期待してなかったが、精神的な揺さぶりも効かないだろ。肝が座ってる」

ピエール「サーカス自体の講演は多種多様ある。曲芸に目が行きがちだがピエロも有名だ。
ピンチの演技することもあるかもしれない。
曲芸めいたプレイは実際にやっていない以上、その点に考える必要はないだろう」

バビントン「動物の扱いに心得があるかも。
どっちかって言うとリベリオに近いタイプかもしれないよ」

342 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/19(水) 00:42:36 ID:???
ビクトリーノ「……で、対策のほうはどーにかなりそうかい?」

先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★流石のマリオもサーカスは未経験だったはず→! numnum★
99:マリオ「セグウェイだ、セグウェイで来る!」サトルステギ「セグウェイ!」
51〜98:何も思いつかない
21〜50:もっと動きを見れば対策が思いつくかも?
01〜20:松山「ちょっと試してみたいことがある」
00:松山「そっちが玉乗りならこっちは雪だるまだ!」なんと松山君が技を覚えた!
ゾロ目:一旦ドトールと松山のポジションを交換

343 :森崎名無しさん:2016/10/19(水) 00:46:04 ID:???
★流石のマリオもサーカスは未経験だったはず→ 82

344 :森崎名無しさん:2016/10/19(水) 01:09:30 ID:???
マリオギャラリーか何かでありそうな予感

345 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/23(日) 01:42:49 ID:???
>>334 ありそうでない、みたいです(自信ない)。でもなんかやってそうですよね。

あれ? マリオって今はおもちゃの社長であってたっけ……?

346 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/27(木) 01:10:19 ID:???
★流石のマリオもサーカスは未経験だったはず→ 82 ★
51〜98:何も思いつかない

しばらく話し合ったり、蛇の目忍者のプレイをおさらいをしたりと、様々な観点から考え続けた。
いくつかの提案も出たが、有効打となりえるものではなく、時間が過ぎて行く。

松山「……いや、正直どうしていいのかすら。どうやって技術を転用してるのか全く……
そうだ、リベリオが最初に取ったけどあの時はどんな感じだった?」

リベリオ「俺もはっきり言うと取れたのが不思議なくらいだ。
実際アレ以来あいつにやられっぱなしだ。ドトールに投げようかと思ってたところだ」

ドトール「お、やるか? やるか?」

マリオ「一番に止めたいのはストライカーだからやめてくれ。
グラウンダーシュートがないなんて保証は無いんだ」

ドトール「撃つどころか、ゴール手前以外でボールが渡る節すら見せねえけど。
連携する様子すらもねえんだけど」

リベリオ「(確かに、トーテム忍者がボール運びに参加する様子がない以上、
ドトールと松山のポジションを交換するのもありだな。
ただ、向こうのサイドには中の里忍者もいる。松山が突破され1対1を仕掛けられる可能性も高くなる)」

事実、ドトールを遊ばせておくにはもったいない状況であり、
ドトールが離れれば俊足を誇る中の里忍者の自由を許すことになる。
そして、その補填を話し合う時間も考える時間もない。

347 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/10/27(木) 01:15:02 ID:???
リベリオ「(もうそろそろ時間だな。
大きな変更はできないだろうけど、少しの変更なら大丈夫だろう。
何か言っておくべき事はあるか?)」

一票決です。IDが表示されるように書き込んでください。
A:「先生、やっぱり松山とドトールを交換しましょう。あいつを止めることが先決です」 ポジション交換しよう
B:「あの黒いノコブロスのことなんだが……」 ちゃんと情報共有だ
C:その他(大きな変更はできません)
D:「(何も言う必要はない)」

348 :森崎名無しさん:2016/10/27(木) 09:51:00 ID:v6T6Kk5U
B

349 :森崎名無しさん:2016/10/27(木) 10:05:18 ID:AjeI4vnw
B

350 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:43:33 ID:???
>B:「あの黒いノコブロスのことなんだが……」 ちゃんと情報共有だ

リベリオ「ああ、そうだ。あの黒いノコブロスの事なんだが―――」

ビクトリーノ「ん? そういやさっきあいつの事叫んでたな」

リベリオ「細かい話は省くが、あの黒いノコブロスは他ののノコブロスより一回りも二回りも実力が上だ。
空中戦も安牌とは言えない。連携も……問題なくやってくるだろうな。
特にどうしろってことじゃないが、あいつを普通のノコノコと思わないよう注意してくれ。そのレベルにいない」

何にしても変更できることは少なく、あくまで注意喚起だけに務めた。
ノコブロスでないことも、ノコノコでないことも見抜いていたが、あくまでただ能力が高いということに留めた。

サトルステギ「え〜と……どうすりゃいいの?」

ノコブロスが空中戦ができる、ということに大きく影響するのはサトルステギであった。
空中戦に優れるミスターLを可能な限り避け続けていたが、これからは真正面から打ち破らなければならない。

リベリオ「油断しなければいい。ただ、お前にボールが行くにくくなったからこの際好き勝手動くのも手だ。
時々サイドに行ったり、低めところでパスをもらおうとしたり、今までとは違う動き方をしてくれ。
ただ、シュートから遠ざかるくらいだったら動きを変えなくていい
(こいつは真正面から打ち破る。裏をかくのは俺達の仕事。ただ、今のまま漫然としてもらっても困る)」

サトルステギ「おう?」

ビクトリーノ「好きに動いてもいいけど、
最後はお前にパス出すんだからその時はゴール前にいろってだけだ」

サトルステギ「あ、あーなるほど」

リベリオ「(妙に手馴れてる気がする)そういうことだ。相手を困らせてやれ」

351 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:45:45 ID:???
サトルステギ「オッケオッケ了解!」

リベリオ「(全体的な喚起のはずがほとんどサトルステギの指示になったな……)
一応、DFの皆も注意してくれ。おそらくシュートも来る。
トーテム忍者ほど強力じゃないと思うが……フリーで撃たれたら流石にマズイ」

必要以上の情報に「こいつ何言ってるんだ?」といった視線が向けられていた。
ヨッシーやバビントン、サトルステギ、そしてバビントンの言葉で察した者以外は、リベリオの確信が一体何なのかうろたえていた。

ヨッシー「……ああ、リベリオはノコノコとかヨッシーとかに詳しいんだ。
あんまりそんなにビックリしないであげてね」

松山「そ、そうか。確かに動きはいいなと思ったけど……」

ピエール「……シュートまで分かるのか?」

ヨッシー「何でこんなに分かるのか分かんないけど、正しいから大丈夫だよ」

バビントン「初めて聞くと訳分かんないけど、本当に合ってるんだ。これだけは無条件に信頼してほしいかな。
とりあえずあの黒いノコブロスだけは手強いって点だけでもいいよ」

リベリオ「(フォローがフォローになってない……)」

可能な限り情報共有を図ろうとしたが、プレイ内容の少なさにも関わらずリベリオの出した情報は多すぎた。
そのせいか、返って困惑も広がったがヨッシー達のフォローで事なきことを得る。

リベリオ「(……皆いない時は注意しておこう)

352 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:50:49 ID:???
メドリ「───以上のように、前例の含めファウル裁定となったことはありません。
理由も同じく装備のカチ合い、スパイク同士の当たり合いとなります。
そのためお互いファウルになるという事はありません。以上です。
両チーム、共にキックオフの準備をお願いします」

マリオ「……時間だな。特に変更は無し。このままがんばってくれ」



────────────────────────────────────────



───【忍者軍団サイド】───


蛇の目忍者「で? どういうことだ?」

ノコブロス(赤)「ただの時間の稼ぎだ。作戦会議をしたかった」

蛇の目忍者「ほーほー。で、秘策でもあるのかい?」

ノコブロス(赤)「無い。だから少しでも時間が欲しかった。
少しでも動揺してくれればそれでもいい」

蛇の目忍者「どーだかね。最初は面食らったみたいだが、今は普通に作戦会議してるぜ。
やっこさん達が話す事は限られてる。時間稼ぎだとしても悪手だったんじゃないか?」

ミスターL「そこまでだ。無駄話をいつまでも続けてんじゃねえ。次の手を考えるぞ。
(あーあー……機嫌悪くしちゃったよ……全くもう)」

353 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:52:47 ID:???
蛇の目忍者は“飢えて”いた。だからこそ、水を差されたようで気を害していた。

ノコブロス(赤)「(茶化しているようで、一番協力的な姿勢を見せていたため安心したが、
オレ達以上にこの試合に思い入れがあるような節を度々見せている。存外、扱い辛い)
まずはこの一点をどうするかだが……」

ゲルマン忍者「どうにもこうにも、攻撃が通じていると言えるのは、蛇の目忍者、トーテム忍者、ミスターLだけだ。
もう……サイドアタックは読めれている。対策もされるはずだ。違う方法で点を取る必要がある。最低二点だ」

ミスターL「……延長戦を視野に入れた上で戦え、と言ったはずだ。まずは一点だけ考えろ」

決して穏やかな作戦会議とは言えなかった。
終始冷ややかな態度を取っていた蛇の目忍者は熱くなっており、ゲルマン忍者は冷静さを欠き始めていた。

トーテム忍者「……どんな距離でもいい、さっさとパスを通せ」

中の里忍者「しかしトーテム殿、あの珍妙なトカゲのブロックも侮れないでござる。
まだ見ておらぬが、体格を見る限りバド殿のブロックもおそらく高い。
ピエールを含めて考えれば、これらの壁を避けない限りGKに届く可能性もそう高くない也」

忍者軍団にとって、ヨッシーの新しいブロック技とバドの存在は想定外であった。
当初に想定していた遠距離シュートで押し込む作戦の成功率は低くなっていた。
多少強い守備能力を持つ者がいる、その程度あれば充分押し切れるが、両者共に満遍なく守備力が高い。
他の作戦も成功の目途がつかない。

ミスターL「(とは言っても、点数自体は想定内なんだけど……)」

どの作戦も成功率は高くないのは事実だが、決して低いわけでもない。うまく相手の隙を突ければ充分な勝算があった。
しかし、この場においてはどれも特効薬とならず、現状蛇の目忍者のサイドアタックしか成功していない。

354 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:59:21 ID:???
ミスターL「(どうしようかな。とりあえず何か話さないと)
落ち着け。何もオレ達のサッカーが通じてねえわけじゃねえ。少しは頭を冷やせガキ共。
あと一歩のところまで進んでいるんだ、まずはそのことを考えろ」

蛇の目忍者「まあそうだな。もう少しってところまで進むがが、結局失敗したら意味ないがね」

ミスターL「要するに詰めの段階じゃねえか。そこだけ出す抜くことを考えろと言っているんだ」

ゲルマン忍者「確かに……」

土竜忍者「まあ……」

トーテム忍者「……勝手にしやがれ」

極端な暴論であった。それでも一定以上落ち着かせ、戦意を再燃させることに成功した。
全員がミスターLの顔を見、指示を待っている。

中の里忍者「(ふむ……)」

ミスターL「さて、相手の4バック……5バックにも見えるあのDF陣、あの隙を突く方法だ。
まずは―――」

中の里忍者「(数奇な男と思いきや、なかなかどうして曲者をまとめ上げられる)」

状況が状況であったためか、ミスターLの作戦は難なくと聞き入れられていく。
明らかに苛立ちを見せていたトーテム忍者や蛇の目忍者が、次第に落ち着いていく姿も見えた。

ミスターL「―――と、いう方法を取る。難しいがビビんじゃねえぞ」

蛇の目忍者「そうかい。それじゃもうひと踏ん張りといきますか」

ゲルマン忍者「……確かに、その作戦なら一点をもぎ取れそうだ」

355 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 04:21:01 ID:???
まだまだ途中ですが、さすがに間が空きすぎたのでちょっとだけ投稿です。
(そして設定だけ積んでいくルイージ編、まあこいつは別の機会でもええやろ)

あと、どうでもいいですが現在ヨースター島にGBが複数個あるため、
なんやかんやでドッキングさせてなんやかんやで2DSにします。
これお年玉アイテムにしました(現在11月)。


これリベリオ達の視点だと、月一でゲームやらお小遣いやらくれる族長になってますね。
うわあ、まるで甥姪にねだられてついつい甘やかしてる叔父叔母みたいだあ。
一人っ子が多い中、私と同じ立場にいる兄貴姉貴達がどうしているのか気になります。

356 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:35:27 ID:???
────────────────────────────────────────


実況「えー……今まで特に問題視しておりませんでしたが、確かにスレスレのプレイではありました。
ただ、過去においても特に問題視されたことなかったはずですが……」

クリオ「……そうだね。今までこういうファウル裁定揉めたことはなかったかな。
そもそもノコブロス達の方にキツイ裁定が下りやすいはずなのに何でだろう」

実況「そうなんですか?」

クリオ「うん。そもそも危険なプレイをしているのはノコブロス達の方なんだ。
細かい話は抜きにするけど、ノコノコ達がああいう甲羅を使うのはラフプレイ。
相手側が例えその甲羅を蹴っ飛ばしてもぶん殴っても技術なんだ」

実況「え、ええ!?」

クリオ「最初それ聞くとビックリするんだけど、逆に言えば殴ったり蹴ったりした後に起きる結果は自己責任なんだ。
さっきのプレイ見てて分かったと思うけど、誰一人としてあのタックルに打ち勝ってないんだ。
リベリオは上空に飛ばされてるし(利用したともいえるけど)、他の皆も軌道を逸らしたぐらいで、その反動で吹っ飛ばされてる」

実況「あの甲羅からのタックルはそれほど強力なのでしょうか?」

クリオ「スピードに乗った自転車くらいのタックルくらいはあるかも。
可能なら掴んでブン投げてもお咎め無しだよ」

実況「それは流石に……無理というか無茶というか」

クリオ「うん。そもそもそんなこと素手では無理だし、無茶苦茶な裁定になるからね。
実際目の当りにしたら皆どうしようか迷っちゃうんじゃないかな」

357 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:36:44 ID:???
実況「なんともまあ……でもビクトリーノ君は吹っ飛ばしてましたが、アレは?」

クリオ「アレは単純威力不足だね。小さなボールを狙って手中に収めようとしたんだから、
ボールを吹っ飛ばすことを目的としたシュートよりもパワーの面では劣る。
その分しっかり追尾してくるから対処の面でどっちが難しいかは分からないけど、その分パワーで押し返したんだね。
最初から対策を考えてたのかな? どちらにしても噂以上だね」

実況「突如現れたサラサのクロヒョウの噂ですね。
いきなりで突拍子も無かった噂でしたが、二得点ということを考えると間違いなさそうですね。
他にも、データの無い選手達もなかなかです。クリオ君でもないのに一体どうやって探し当てたのかと」

クリオ「意外とチマチマした作業はマリオ得意だから、地道に聞き込みしながら探したんじゃないかな。
(もしかしたらオイラみたいな能力持ってる人がいるのかもしれないけど)」

実況「それは意外でした。本当に勝てる人材を揃えてきたのですね」

クリオ「うん。はっきり言ってとても寄せ集めとは思えないぐらい強いメンバーだよ。
(半分はどこにも所属してないのが気になるけど)どこにいてもレギュラーになれるんじゃないかな」

実況「しかも厳選したと―――そろそろ再開するようです」


────────────────────────────────────────

358 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:38:04 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「おお……」

バビントン「また随分な……」

ヨッシー「極端だねえ」

忍者軍団が最初に見せてきたのは、フォーメーションチェンジである。それは異様に、攻撃的であった。

ビクトリーノ「4、いや6トップか? 随分と旧式なフォーメーションじゃねーか」

リベリオ「アメフトかって思うぐらいだが……ポジションも変わってるな」

ドトール「ラストパスは誰に来るかは大よそ予想つくんだから、ただ前のめりになっただけじゃねえか?
フォローしやすいっつーのはあるけど……どういう狙いだ?」


【忍者軍団:フォーメーション】
−−○−− ハリボテクッパ
−−−−− 
○−○−○ ノコブロス(黄) ノコブロス(赤) ノコブロス(緑)
−−○−− ノコブロス(黒)
−−−−−
−○−○− 中の里忍者 ミスターL
○−−−○ ゲルマン忍者 蛇の目忍者
−○−○− 土竜忍者 トーテム忍者


実況「おーっと!! 忍者軍団、ここで大きく攻勢と出ました。
何が何でもこの一点を取るという表れでしょうか!?」

359 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:39:46 ID:???
バド「むしろヤケクソじゃねえかアレ?」

マリオ「(……ヤケクソにも見えるが、そんなことはない。ルイージはそんな作戦は取らない)」

ピエール「どうだろうな。こっちは相手の戦力をつかみ切れていない。
防いでいるとはいえ、多彩な攻撃に振り回されている現状もある。
……奴のサイドアタックだけ注意することもできないんだ」

マリオ「(分かることは、すぐには攻めてこない。
もし、すぐに攻め込んできたなら“ルイージは絶対撃たない”はずだ。
……アレを撃つつもりなのそうするはずだ)」

松山「こっちもコンパクトにして対応した方がいいんじゃないか?」

マリオ「(撃たれる前に止めるのが一番いいんだが、ダイレクトでも撃ってくるものどうしたものか。
仮に最高状態でも失点する確率の方が高いな……)」

アマラウ「全員攻撃よりはマシだ。それでもこっちに分がある。
……今度こそハジき落としてやる!」

マリオ「(だが、撃って同点で終えるなら、お前の負けだ)」


────────────────────────────────────────

360 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:43:07 ID:???
―――次回予告―――
鍔迫り合いを制し、三点目をもぎ取った赤ヒゲ連合。
対して忍者軍団はついに三つ目のフォーメーションを敷き始めた。
その作戦の中心にいるのはミスターL、彼のたくらみとはいったい?
マリオが危険視するシュートとは!?
次回! 【  炸裂 ルイージサイクロン  】
マリオ「ちなみにもう一人サイクロンの使い手がいるぞ」


次回予告は盛大にネタバレをする場だってばっちゃが言ってた。(ちなみにマリオではない)
ちなみに、ネタを仕入れるために5D'sを見てました。最初普通に楽しんでしまってまた見直すことになりました。
自身のやり方に問題があるのか、メモってA4用紙ぐらいないとキツイです。(よく図解を書くから)
大体がデュエル内容なんすけどね……
あと、GXのユベルが凄いと聞いて見ました。凄かったです。コメントできねえ。

361 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/24(木) 03:47:05 ID:???
【いまさらアナウンス】
とうスレにおけるキャラクター再現度は

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|   なにを お探しかね?    
|                    
\                       
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
         ____
         |  /ノ`-,
 l        lノヾソノミ|
 l         lノ,-) ̄ミ
 l_       t__了「l l
 l─k_      |_/i ヽ)
 l___|      j -//ヽ
 l___|___/ヘ//   ヾ ___
 l         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 l ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l
 l  l  l.  l  l  l.  l  l  l.  l  l  l  l

おおよそご覧の通りでございます。

あ、書き忘れてましたが、>>316の判定でJOKERを出したためマリオの判断力が上がりました。
不利な状況になる確率が減り、有利な状況になる確率が増えます。

362 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/24(木) 03:49:12 ID:???
ミスターL「(本当のことを言えば、同点のまま終えたくない。だから、どうしても二点欲しい。
だけど二点は厳しい。一点目も二点目も、本当はめったに起きる展開じゃなかった。
一点くらいならこの子達でももぎ取れる。でももう一点は……
もし、このシュートを撃つことになるなら延長も満足に動けるかも怪しい。
でも……兄さんだけだ。これに警戒してるのは。
それなら兄さんだけでも騙せるだけでもいい)」

ホイッスルが鳴ると共に、ボールはやや後方にいる蛇の目忍者の預けられた。

ミスターL「(兄さんの、裏をかけるかな)」

すぐに攻め込まず、ゆっくりと歩いている。
誘っているか、何かを待っているのか、その予想はつかなかった。

実況「忍者軍団、最大の突破力を誇る蛇の目忍者君にボールを渡しますが、
ゆっくり攻めるようです。連携して確実につないでいくのでしょうか?」

リベリオ「(ただ突っ込んでも無駄だな……連携して詰め寄るか、それとも待ち構えるか。
焦る必要はないが、このまま見過ごしててもいいのか?)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:嫌な予感がするから詰め寄るぜ。何もさせるつもりはない。
B:焦る必要はないし待ちかまえよう。罠かもしれない。
C:その他

363 :森崎名無しさん:2016/11/24(木) 09:38:50 ID:Ie7/k5Cg
A

364 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/30(水) 05:03:32 ID:???
A:詰め寄るぜ。何もさせるつもりはない。

リベリオ「(今までも、ずっとあいつが起点だった。このまま見過ごすのは恐らくマズイ。
この状況で何もしないハズがないんだ。
何が必要だ? どうすればいい? 取り囲むだけじゃあいつから奪えないぞ)」

恐らく集団で取り囲んでも強引に突破される可能性が高いと算段を立てた。
隙間もないくらいに、とも考えたが時間的・人員的に足りないと思い直す。

リベリオ「(……サイドから追い出すのは?)」

ここでクリオの情報を思い出した。蛇の目忍者はサイドのドリブルに特化していたことだ。
もし、そのサイドから離れさせるのならば―――
達した結論は、一度目のタックルでサイドから離れさせ、次のタックル奪い取るというものであった。
これならば時間差でも問題はなく、仮にドリブル以外でも攻め込まれてもリカバリーはいくらか早い。

リベリオ「(囲むほど人は必要ないが、DFの誰かに上がってもらう必要がある。
それでも奪えるかどうか微妙だが……何やったってこの状態は賭けになるな)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:おちつけ、最低限しよう。誰か一人だけ上げてもらおう
B:二人いれば奪い取れるはずだ。可能な限りここで止めるぜ。
C:その他

365 :森崎名無しさん:2016/11/30(水) 12:59:09 ID:uijHE6ec
B

366 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/07(水) 23:39:43 ID:???
>B:二人いれば奪い取れるはずだ。可能な限りここで止めるぜ。

リベリオ「(上がれるとすればピエールと松山。ドトールは……だめだ、距離がある)」

リベリオ「(俺とバビントンでサイドから追い出す。次、そこで奪い取れるかどうか……
よしんば弾いたとしても、その後誰がフォローする? サトルステギか? 空中戦ならいいがキープはとてもじゃないが無理だ。
ピエール? あいつにはタックルに向かってもらいたい。松山にもだ。
必ず味方がフォローするとも限らない。
ならあらゆる場面に対応できる奴がいい……ヨッシーがいる。
そうと決めれば上げるのは二人! ここで止める!!)」

サインをを送る。合図と共に、二人中央に走り上がれという指示であった。

ピエール「(……オーバーラップ? 二人もか?)」

松山「(行くなら俺とピエールだけど……)」

二人はマリオに指示を仰ぐと、GOサインを出していた。
あとは走り上がる合図を待つだけである。それとなくコンパクトにするような素振りでDFラインを上げ、準備を整える。

マリオ「(これでもギリギリだがな。あいつは経験が浅いから気づかないだろうが、
それでもそうそう取れるもんじゃないぞ)」

リベリオを追い抜くようにバビントンが走る。同時に合図を送る。
サイドから追い出すための細工であったが、まだ気づく様子を見せない。

蛇の目忍者「(おーおーやっぱりおいでなすったか。そりゃ当然……見送るはずがない)」

バビントン「(狙いは分かった! だったら、君から一つの武器を奪い取る!)」

リベリオ「(逃げないな……よし、何としても成功させないと」

367 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/07(水) 23:42:23 ID:???
先着二名様で、!とcard・diceの間の空白を消して書き込んでください。
★蛇の目忍者 ドリブル 55(! card+! card)(サイド補正+! dice)★
★バビントン タックル 51(! card+! card)(人数補正+1)
リベリオ タックル 54(! card+! card)(人数補正+1)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧10 サイドから追い出せない! そのまま突き進む!
=2〜9 サイドから追い出した! 松山とピエールがタックルへ向かうぞ!!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(ミスターLのフォロー)(土竜忍者のフォロー)(ヨッシーのフォロー)
≦-2 ボールを奪った!

【備考】
蛇の目忍者のサイド補正はドリブル時のみです。

368 :森崎名無しさん:2016/12/07(水) 23:47:06 ID:???
★蛇の目忍者 ドリブル 55( ダイヤ3 + クラブ6 )(サイド補正+ 6 )★

369 :森崎名無しさん:2016/12/08(木) 19:18:51 ID:???
★バビントン タックル 51( スペード10 + クラブ7 )(人数補正+1)
リベリオ タックル 54( スペードA + ダイヤA )(人数補正+1)★

370 :森崎名無しさん:2016/12/08(木) 19:37:46 ID:???
主人公どうした

371 :森崎名無しさん:2016/12/08(木) 20:00:46 ID:???
むしろ蛇の目忍者がどうしたw
反則したせいで赤ヒゲ連合にボール献上しちゃったんだからw

372 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/11(日) 06:16:24 ID:???
あ、備考欄にリベリオのタックル技を忘れてました。
【リベリオの親カードがダイヤ時「ナナハンタックル+3(吹っ飛び係数3)が発動します】


>>370 リベリオ「さ、サイドから追い出そうとしたからだし……」
>>371 判定回数が回数なだけあって、そろそろ出る頃合いだと思った矢先でした。
     ただ、例に漏れず「ドリブラーに頼るチームはファウルでチャンスを失う」ってパターンでもありますね。


★蛇の目忍者 ドリブル 55( ダイヤ3 + クラブ6 )(サイド補正+ 6 )=70 ※ファウル★
★バビントン タックル 51( スペード10 + クラブ7 )(人数補正+1)=69 ※被ファウル
リベリオ タックル 54( スペードA + ダイヤA )(人数補正+1)=57★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
=1ミスターLのフォローのはずがファウル発生


蛇の目忍者が何より警戒していたのはリベリオだった。
現時点で彼からボールを奪うことに成功したのはリベリオのみ、スープの効果があったと言えど、何より警戒すべき相手であった。
しかし、その警戒すべき相手は、ここに来ておかしな挙動を見せている。
後方にいた選手が走り上がって先に仕掛けに来た時点で何か狙っていたのは分かっていたが、そのピースがつながり始めた。

蛇の目忍者「(こいつもぴったりくっついて来やがる)」

動く方向を制限すること自体、蛇の目忍者には有効打にならない。そのことを読めない二人ではないのは分かっていた。
そうした上で、何か違う狙いがあり、さらには自身からもボールを奪い取る方法があるということになる。

蛇の目忍者「(ほぉなるほど、ここから追い出すつもりか)」

本来、仕掛けてもいいタイミングでリベリオからタックルが未だに来ないことで、確信をもった。
慎重になり過ぎており、奪うという選択肢が抜けた行動となっている。それは脅威でないことを意味した。

373 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/11(日) 06:20:53 ID:???
バビントン「(まずい、詰め過ぎてる……)」

一方でバビントンもラフプレイ一歩手前であることに気づき、僅かであるが距離を調整する。
その隙間、ほんの僅かな隙間であるが、それは蛇の目忍者にとって一筋の光にも見えた。

ミスターL「! そっちはダメだ!」

だが、それ以上に蛇の目忍者は焦っていた。冷静になれば気づけた可能性を見逃した。



――――――ピィィイイイイーーーーーーーー!!!!



先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★バトれるようになったメドリさんです→! card★
JOKER:出たらどうしよう
7〜K:お咎め無し
3〜6:注意
2〜3:厳重注意
A:イエローカード
クラブA:レッドカード

374 :森崎名無しさん:2016/12/11(日) 08:06:26 ID:???
★バトれるようになったメドリさんです→ ダイヤ8

375 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/20(火) 23:45:37 ID:???
★バトれるようになったメドリさんです→ ダイヤ8 ★
7〜K:お咎め無し

無理やり通ろうとする、ファウルの可能性である。少しかけ違えばバビントンのファウルもあり得る微妙な判定であった。
幸い怪我もなく、下りてきたメドリは蛇の目忍者に何か言うわけでもなく、
ファウルの宣言とフリーキックの指示のみであった。

その傍ら、リベリオのが手を差し伸べると、力強く握りしめ返され軽やかに立ち上がる。
どこかを痛めた様子もなく、体を確かめるように動かし、怪我していないアピールをしていた。

リベリオ「……大丈夫そうだな」

バビントン「まあね。何がともあれチャンス、かな」

事故とはいえ、怪我する事態もあり得た。出場する以上承知の上とはいえ、作戦を立案したリベリオにとっては気が気でない。
気が知れた仲とはいえ、このことは軽視できない。
そして、同じ作戦は通用しにくいこと。具体的な手応えもなく、修正案や違う手を考えなければならない。
これから、また攻撃手段を考えなければならない。

リベリオ「(また何もつかめずか……)」

この状況を喜べずにいた。

リベリオ「(こっちのボールになったのはいいが、怪我がなかったのはただ幸運なだけだ。
ああいう強引なプレイに出ないと踏んでいたが……読み違えた)」

タックルの名手が多いこの試合では、リベリオにとってバビントンはアキレス腱という認識であった。
戦略に置いても痛い損失である。
今のところ、怪我を押してまで参加させるつもりはなかった。

376 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/20(火) 23:47:28 ID:???
ヨッシー「一度にいろいろ考えすぎだよ」

不意な言葉で我に返る。既に松山とピエールは集まっており、バビントンと話していることに気づく。
残るメンバーもこっちへ向かって来ている。

リベリオ「……ああ、そうだな」

大きく深呼吸して、少しずつ思考を切り替えていく。
辺りを見回して、状況を整理し攻撃の算段を付け始めた。

リベリオ「(まずは誰に蹴らせるかだな)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:バビントンに蹴らせよう、ここからならどこでも狙えるだろう。
B:いや、バビントンに中継させる。蹴るのは違うやつだ。
C:展開を見守ってみよう。何か提案が出るかもしれない。
D:その他

【備考】
フリーキック位置:ハーフライン近く右サイド
マリオからの指示:特になし

377 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/21(水) 00:09:25 ID:???
いろいろとお待たせいたしました。
気を付けていましたが、今年も風邪をやらかしました。

ちなみに甥姪の無茶ぶり「おい、三輪車でライディングテュエルしろよ(意訳)」に応えようとして、
頑張った結果やっぱり転んで眼鏡折って買いなおすのにかなり苦労したここと、
更新頻度は関係ありません。ありませんったらありません。

皆! 子守りに遊戯王5D'sのアニメは向かないから気をつけようね!
あと無茶ぶりはちゃんと断ろう!

378 :森崎名無しさん:2016/12/21(水) 18:42:53 ID:89HRSoaA


379 :森崎名無しさん:2016/12/22(木) 00:11:15 ID:???
乙でした
やっぱり冬はランニングデュエルに限りますよね

380 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/25(日) 00:11:28 ID:???
>>379
さびれた公園で三輪車に乗った僕と握手!
(想像すると自分がパステルしんさんのように思える不思議。
さらに言えばなんで出ィ銭ィという安パイを思いつかなかったのか自分に不思議)


あ、そいえばクリスマス……
イベント、やる?
※ 女の子は増えてません

Z:それでもやろうや
Y:無理やろ、更新が先や
X:逆に考えるんだ、このクリスマスイベントで女の子を増やせばいいって考えるんだ
(ageる必要はないです)

381 :森崎名無しさん:2016/12/25(日) 00:26:59 ID:xFZeqQeA
XYZドラゴンを特殊召喚!

X
十六夜アキさん出そうぜ!
もっと巨乳とかさ!

382 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/25(日) 00:49:27 ID:???
>>381
遊星さんからアキさんを寝取る話……だと………!?
……でもイケメンのヒロインはありかな。
あ、ちなみにモナは巨乳です。


とりあえず、今回の分を更新します。
クリスマスネタは……ちょっとだけ時間ください。


>A:バビントンに蹴らせよう、ここからならどこでも狙えるだろう。

ドトール「無事みてえだな」

バビントン「まあね」

元々チームメイトであり一番遠くいたドトールが無事を確認すると、作戦会議をする移り始める。
そこでリベリオが提案すると、反論は出ず受け入れられた。

リベリオ「(間違ってないのは分かる。うまくいくって保証がないのは承知の上。
……何も、ファウル一回にそこまで怯える必要はない。落ち着いて、無暗に判断を崩すんじゃない)」

もう一度、自分の考えを反芻する。

リベリオ「(どこで取られるとマズイか、前線だからそこでミスれない。
シュートを撃てている以上、ゴール前での警戒は今以上に必要はない。
ノコブロス達も現状は突破できてる。だったらこのフリーキックはバビントンだ。
……それに間違いはないはず。反対意見も出ていない)」

もう一度、大きく深呼吸をする。

383 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/25(日) 00:51:19 ID:???
リベリオ「(いかんな。これぐらいで弱気になってちゃ)」

バビントン「……それじゃあ、松山が空いたスペースに入って。あとはいつも通りの配置。
相手がどう守備陣を引くか分からないから、準備しておいて」

サトルステギ「おう! 強く当たってあとは流れでいくぜ!!」

ビクトリーノ「……いつも通りってことだな」

リベリオ「(ある意味であってるからツッコミ辛いな)」


────────────────────────────────────────


蛇の目忍者「悪い、しくった」

ミスターL「……いいから反撃に備えておけ。次は俺もフォローに入る」

覚悟していた、予想できた結果であったが、最後の砦が崩されたようなものであった。
さりとて蛇の目忍者を責める気もなく、何より気になるのが守備である。

ミスターL「(難しいなあ。下げ過ぎたらあっという間に攻め込まれるし、上げ過ぎると裏を取られる。
どの辺がベストなんだろう。たくさん壁は作れるけど……)」

攻撃手段が読めない以上、守備を固める選択肢はある。ただ、それはGKがまともに機能する場合に限る。
何よりも現状では守りきること自体が難しい。
相手にシュートを撃てる者は多く、波状攻撃や隙を突かれることはゴールを許す可能性は高い。

ミスターL「(どうしよう。あのメカにボールを触らせること自体、ピンチだけど……)」

短い時間の思考であるが、ミスターLの出した結論は―――

384 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/25(日) 00:54:59 ID:???
先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★GKに難の多い試合→! numnum★
99:僕にはネガティブゾーンがある! これで動きを止めるんだ!!
81〜98:カウンターを多く残している!?
61〜80:とにかく下げた。ゴール前に密集している。
11〜60:最低限攻撃を残して守備に下げた。
01〜10:守備陣営をきっちり敷いた。どんな攻撃でも対応できるぞ!
00:そうだ、僕がGKをやればいいじゃないか!

385 :森崎名無しさん:2016/12/25(日) 00:55:19 ID:???
★GKに難の多い試合→ 06

386 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/25(日) 01:42:46 ID:???
これはまさか本当に緑の風が来る? と、いうところで今回はここまでです。
冗談抜きでクリスマスの事を忘れていたので、まったく何も考えていませんでした。
もし、出してほしい女の子キャラがいたら思い思いに書いてください。
ついでにそのキャラへの想い熱く語ってくれても結構です。
>>1が知らなかったらごめんね)


別に男でも全然構わないやで^^

387 :森崎名無しさん:2016/12/25(日) 17:54:57 ID:???
かわいくって人懐っこくて純粋、駆逐艦の優しいお姉ちゃんの阿武隈さん!(艦隊これくしょん)

乙なのです

388 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/26(月) 02:30:55 ID:???
阿武ちゃんが来るのは予想外でしたが、なかなかいいキャラを持ってきたと正直思います。
ただ、>>1は史実についてかなり疎いのでそこら辺の知識は期待しないようお願いします。
(そういえばここでhttp://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1421560195/84
阿武ちゃんの判定が出てたわ……うまいこといけば本当に嫁艦?)

と、いうことで今回のヒロインは艦隊これくしょんから阿武隈です。
アキさんは遊星さんがいるので……でもおっぱいに対する情熱は受け取りました。


休みがもうちょっと先なので、今日明日は更新できないかもしれませんが、
クリスマスイベントは年末までに終わらせられるよう頑張りますー。

どうでもいいですがあぶちゃんで検索かけたら、虻川美穂子さんとデットラ3のロンダさんが出てきました。
いや、似てるけどさ。

389 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/29(木) 00:49:39 ID:???
前回のクリスマスイベントもクリスマス感なかったのに今更気づいたけどスレ更新はーじまるよー。
今回のレギュレーションは先駆者住民に従ってキャラブレ可、同主人公パラレルチャートです。
緑のおじさんは既にいろんなキャラとフラグを立てているため、今回は不向きの判断し採用を見送りました。
王女、寒がり、魔法使いと満遍なく手を付けている節操のなさにほんとお兄さんも驚いていますよ(予定)
それではヨースター島からスタートです。


ヨッシーの族長は悩んでいた。海に急増しているゲッソーの対処である。
撃退自体は問題ないが、それにかかる費用が問題であった。
護衛に人数を割くことができず、フルーツの運搬に問題を抱えている。

長ヨッシー「戦えて荷物たくさん運べて燃費も抑えられる船なんてないよねー」

リベリオ「あ、知ってます」

長ヨッシー「えー!?」

ブッキータワー事件と呼ばれている、図らずとものそれに手助けをし、知り合った艦娘であった。

長ヨッシー「もしかして、市長もグルになってあのブッキーが追い出されたやつー?」

リベリオ「そうです。ぶっちゃけ艦娘がいてくれた方がいいって理由で。
……今考えてもやっぱり無茶苦茶ですけど。あのおっさん特に悪いことしてないのに」

長ヨッシー「なんの貢献もしてなかったみたいだけどねー、あははー。
なんだかんだでそれなりの金と一軒家もらって静かに暮らしてるみたいだからいいじゃないー。
それよりも、誰の事推薦してるのかなー」

リベリオ「現場にいた身としては、ほんと気の毒でしたけど……。
えっと、この人です。ここの―――」

長ヨッシー「うん……うん…………」

390 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/12/29(木) 00:51:56 ID:???
基本的な性能、可能な装備を確認する。
リベリオは完全に理解していないことを自覚しているが、実戦を見ている。
一方族長は機械類に詳しい。門外漢であってもリベリオよりは理解している。
具体的な実戦は想像できないが、運搬に問題ないことは分かった。

長ヨッシー「それでいってみようかー。リベリオ君は連絡取れる―?」

リベリオ「はい。その件でいろいろと縁ができたので、多分足蹴にされないと思います」

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★大体はキャラブレイク→! card★
JOKER:「がんばれ〜!! 負けんな〜! 力の限り生きてやれ〜……」 何かが起きてる
ダイヤ:無事につながりました
ハート:本人につながりました
クラブ・スペード:吹雪「残念だったな。私だ」

391 :森崎名無しさん:2016/12/29(木) 01:06:07 ID:???
★大体はキャラブレイク→ ハート6

392 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:32:45 ID:???
今更ですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末までに終わらせると言いましたが、御覧のありさまです。

主に年末年始ぎっしり仕事が入っていたのが原因です。ゲームも買ったけど俺は悪くねえ!!
時間かかる系のシミュレーションだったのに、絵がかわいいのがいけないんだ!!
あと、東方サッカーも買おうと思ったのですが「windows10の環境じゃムリ」という情報もあり、今のところ手を付けてない状態です。
買うだけ買っといて、古いPCでやるって方法もなくなないで無駄にはなりませんが、ううむ。


それでは、半端なところまでしかできていませんが再開します。

393 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:34:25 ID:???
★大体はキャラブレイク→ ハート6 ★
ハート:本人につながりました

リベリオ「あれ?」

ヨッシー「どしたのー?」

リベリオ「いや、どうもつながらないみたいで。んー……どうしようかな?」

本拠地が移動された故に電話番号が変わってしまっていた。
離島のヨースター島には情報が大きく遅れてやってくる。
重要なものほど速く仕入れるが、一介の組織の移動でしかない上にヨースター島とはほぼ無関係であった。

リベリオ「仕方ないので、一旦本人にかけてみます」

長ヨッシー「(行く先々で女の子の連絡先手に入れてるちゃっかりさはなんだろう)」


────────────────────────────────────────

394 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:36:27 ID:???
────────────────────────────────────────

―――とある縮小移転した鎮守府の明け方―――

役割をほとんど終え、最低限の機能を残し縮小された鎮守府があった。
今では残った者の方が少なくなっており、これからもさらに減る予定であった。

潮「阿武隈さん? 今日非番じゃ?」

阿武隈「慣れないからかな? 目が覚めちゃって。潮ちゃんは今帰り?」

潮「はい。もうちょっと時間がかかる予定だったんですけど、思ったよりも何もなくて」

じゃあお茶を入れてあげると、雑談をしながら給湯室へ向かい歩き始める。
やっぱり暇になったね、お土産もらったので食べましょう、と、一時期と比べれば考えられない会話であった。

潮「金剛さんたちにも持っていきましょう。きっとですけど……」

阿武隈「……徹夜ね。あの二人、最近ちゃんと寝てるのかしら」

自分も似たようなものか、と思いながら新しく水を入れたヤカンを沸かし始める。
紅茶は確か温度が高い方がいいんだっけか、ティーポットどこにあるだろう、この際急須でもいいかな、
そもそも紅茶どこだっけ、と、移転したばかりで慣れない環境に辟易し始める。
横から潮の「ほかのお菓子は上の棚にありますよ」と全く期待していないアドバイスがあった。

阿武隈「……あった」

見つけると同時にお湯が沸き、一度お湯を通し食器を温める。
聞きかじりの知識がどこまで正しいか分からないが、おそらくマズくはならないだろうと早々持っていく。
潮もお菓子を足して着いて来ており、山盛りに持っていくがこれ以上突っ込まず、
とりあえず金剛と大淀のいる執務室へ向かった。

395 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:40:01 ID:???
金剛「……PARTYでもするの?」

入った瞬間、真っ先に飛んできた言葉だった。

潮「差し入れです!」

金剛「OH! BREAKFASTもまだネー。お菓子の食べ過ぎはNOだヨー」

疲れていたのか、それとも潮に気を取られていたのか、紅茶をスルーしていた。
机に置いてようやく気付き、THANKSというと作業を止めた。

阿武隈「こっちに来てからあまり寝てないような気がするんですけど」

金剛「HAHAHA! 夜戦バカがいて眠れなかったこと考えればどっこいどっこいデース。
ん……GOOD!!」

何となく覇気のないように見え、やはり疲れているのか、それとも環境が慣れないのか、ふと一言聞いてしまう。

阿武隈「吹雪さん、戻すわけにはいかないんですか?」

金剛「私ために骨を折ってくれたブッキーにこれ以上迷惑かけられないヨ……」

内心しまったと思いつつも、現状顧みるに連れ戻す選択肢が上がる。
しかし、一番気心の知れている金剛が渋っており、頻繁に連絡を取っている姿を見る限りでは二人に何かあった訳でないのは窺える。
金剛が口に出さない以上、大淀も出さない。
続く言葉を言おうとするが、タイミング悪く阿武隈の電話が鳴り響いた。

396 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:43:11 ID:???
阿武隈「え、えと、リベリオ君? なにもこんなときに連絡しなくたって……」

(リベリオ「こんなとき?」)

(リベリオ「ああ酒蔵だな。今の時期俺らもやってる」)

阿武隈「違うよぉ……」

金剛「(BOY FRIENDかしら?)」

(リベリオ「ダメだったら仕方ないんだけど、実は阿武隈さんに頼みたいことがあってさ」)

阿武隈「あたしなの?」

(リベリオ「実はヨースター島の近くにゲッソーが大量発生して、荷物の運搬に困ってるんだ。
ゲッソーって、水中だけじゃなく空を飛んだりするし、対空や対潜のできる人を考えたんだ。
もしかするとなんだけど、でかいゲッソーもいるかもしれないからドデカイ一撃必要になるかもしれなくて。
あと、荷物をたくさん運べる人ってなったら……」)

阿武隈「……あたしが必要なの?」

(リベリオ「そうなんだ。俺たちだけだと手に負えなくなってきてる。
手練れが欲しい。手数は足りてるんだけど……」)

阿武隈「(最近静かだったのに……)」

阿武隈「(非番と言っても、実質待機と同じだからいけなくもないけど)」

数こそは少ないが前例はある。
作業を続けながらも大淀が手を伸ばし、電話を受け取ろうとしている。
あとは大淀の判断に委ね、結論も待つことにした。

397 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:46:02 ID:???
金剛「誰からの電話ネー?」

阿武隈「ヨースター島にいる、リベリオって子です」

潮「ああ、あの人ですね。吹雪さんを止めるときに一緒にいた……」

金剛「WAW! 随分なハリキリBOYネー」

阿武隈「……あまり巻き込みたくなかったけど、成り行きで仕方なく。
私のそばにいさせたほうが安全だったから」

金剛「OH!」

何となく、金剛がせわしないよう見える阿武隈であった。
気が付くと大淀は話し終えてより、伝令は「行ってきなさい」である。
電話を受け取るとまだ繋がっており、そっちに向かうと伝えた。
想像以上に話が早く驚くが、指示に異論はなくそそくさと準備に取り掛かった。


────────────────────────────────────────

398 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:48:09 ID:???
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リベリオ「……なんだか、すごく早く終わりました」

長ヨッシー「早く済むのいいんだけど、元々向こうでも問題視されてて事前調査は済んでたのかなー?
本当ならこんなすぐに纏まるわけないはずだけどー、こっちが協力するならやっぱりそういうことなのかなー」

リベリオ「元々秘密裏に進めるつもりだったけど、俺達が頼めば公に動けるって訳ですか。
今のご時世わりと当たり強いから、こそこそとやってるのでしょうか」

ヨッシー「キノピオみたいのばっかでも仕方ないのにねー」

リベリオ「俺達みたいなのにはまだまだ必要ですね」


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399 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/13(金) 00:17:05 ID:???
と、一旦ここまでです。クリスマスと年末年始って何だっけなイベントですが、
お察しの通りサンタのサの字もなくプロットを書き終えてしまいました。
一昨年からしてこんな感じなので安定のガバっぷりに思うところはあるでしょうが、
クリスマスを忘れかけるほどのガバ脳の自分にはいろいろ無理でした。
(甥姪の催促でようやく思い出したほど)

次の更新は多分来週あたりですー。

400 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:29:32 ID:???
────────────────────────────────────────

阿武隈「対潜対空、雷撃に輸送……どう考えても手が足りない」

潮「どうしても取捨選択は仕方ありません。向こうの方には協力してもらえるんです。
対空か対潜のどちらか向こうの方々にお願いしてもらった方がいいのではないでしょうか」

阿武隈「一人ってそういうことよね。装備だけ持ってって、後で考えればいいか
……あとは航路をどうするのか考えものね」
潮「……実は当てがあるんです。
ゲッソーって、あまり大きく飛べません。空からなら安全にいけます。
空を飛ぶ人力機械を持ってる人がいます。阿武隈さんも面識ある人です。その人なら―――」

阿武隈「あの人か……分かった。頼ってみる。それと、二人には少しでも寝とくように言っておいてね」


────────────────────────────────────────


阿武隈「ハァー……ッ! ハァー……ッ!」

『これ以上の高度の低下はゲッソーの警戒網に引っかかる可能性があります。
上昇してください』

阿武隈「あーー! もうッ!!」

『進行方向がヨースター島とズレております。右に15度旋回してください」

阿武隈「そこまで……! 分かるなら……!! 自動で旋回してよぉっ!!!」

401 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:30:47 ID:???
吹雪を止めるための協力者の一人である人物に頼った結果、人力風起こしたる機械をもらった。
その名の通りプロペラを人力で回しているが、どういうわけか空を飛ぶまでに至っている。
作った本人曰く“魔法の仕組み”があるためらしい。
ある程度身体能力があれば飛行はでき、体力が続く限りそのまま飛び続けることができる。
ただ、安定して空を飛ぶためにいろいろと改造したため明らかに人間の力だけで飛べるものではなくなっていた。
現に艦娘の阿武隈もこうして苦労している。
他の装置で補助ができるのならば良かったのだが、ここで作るのを飽きたそうだ。

阿武隈「着いたー!!」

案内の通りに従い、着地自体は難なく行えた。

族長「最近のお客さんは空から落ちてくるのがトレンドかなー?」

既にその事態は当然のようにヨースター島に知れ渡り、なんだなんだとヨッシー達が集まっている。
リベリオが以前見たことあると発言したため、攻撃されることは防げたのだ。
異様な雰囲気に包まれつつも、はっきりと自分の身分を伝え、到着しましたと話すと歓迎されることになった。

族長「あれー? 一人だけ―?」

阿武隈「いや、あたしも一人で充分って聞いてて……」

リベリオ「(確かに、一人いるだけでも違うが……)」

この場にいる全員が「らしくない判断」と取っていた。
阿武隈には一人で出撃させた大淀の判断が、
リベリオには慎重な阿武隈が一人で来たことが、
族長には誰一人としてサポートがいないことが。

402 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:32:10 ID:???
リベリオ「まあ……別に壊滅させがら進めってわけじゃないから。
荷物を向こう岸に届ければそれでいいんだ。それに俺達も戦うし。
別に無茶するつもりもさせるつもりもないから安心してくれ」

単純な戦力で言えば、一人の駆逐艦よりもヨッシー軍団の方が強い。
リベリオも族長も、当の阿武隈も理解している。ただ、阿武隈には軍人でないことの一点だけが引っかかっている。

阿武隈「一応聞くけど戦闘経験は?」

リベリオ「ゲッソーに限って言えばほぼ毎日。
この前はデカいのが表れて積み荷を放棄して帰ることになったから、正直言えばそいつさえどうにかなればいい」

恐らく今日は仕切り直しになるかもしれないと思いつつも、現状の戦力でも打破できる可能性は高い。

阿武隈「……分かった。離脱指示には必ず従って」

長ヨッシー「ありがとー阿武隈ちゃん。おかげで助かるよー」

阿武隈「任せてください。ぜーんぶ、あたしの十八番ですから」


────────────────────────────────────────

403 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:34:07 ID:???
────────────────────────────────────────

長ヨッシー「それじゃーいつも通り準備してー」

族長の掛け声とともに、ヨッシー達は一斉に海へ飛び出していく。
あるヨッシーはヘリに、あるヨッシーは潜水艦に、あるヨッシーは船に変形し、輸送船を守るように陣形を取る。

阿武隈「あたしたちも相当だけど、あなたたちも大概よね」

リベリオ「そうかな。別に普段陸にいる生物が海に潜ったり空飛んだりするのは大して珍しくないだろ」

阿武隈「そうじゃなくてね」

404 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:38:37 ID:???
                     -rttォ-
                    _}‐‐‐}‐
           ┼           v勹二ケ。
           |         ─‐}‐rrrrrr.}
         _|_          弋辷辷7
.          /|゚。          T7¨¨77
       ∠l|__',   r‐‐、   ..厂:|‐‐‐‐}]
         rf | :l   .l ̄¨|    {--|‐‐‐└,                            .|
      _Y二二L .r| r┴ュ   マ‐{──┴─-、━━o                      ,:|
        \|──r'__|:|二|二|ttttt,| |┐__|___}┬‐‐‐━━o            _/_|__
    ━r‐十━≦_|_..|__}━≦___}_/ ̄_‘,‐‐_/---- ̄ ̄────==ニ   ̄(ゞ')  /
 廴━r‐┴┴─┴┴┴≦=ニて ̄=ニて ̄=ニて     。o<                ,'
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :




     阿武隈「なんなのこれ!!」

405 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:41:46 ID:???
長ヨッシー「ちゃんと船橋の再現までこだわったんだよー、すごいでしょー」

阿武隈「凄いけど!」

リベリオ「この前は族長がいなかった。今回は阿武隈さんもいる。これならうまくいくさ」

阿武隈「もう! そういうことじゃないの!」

長ヨッシー「君たちは阿武隈ちゃんの指示に従って動いてねー。
君たちは遊撃的に動いてー。でもデカいゲッソーが来たらそっち優先だよー」

リベリオ「よし、今回は荷物の守りを多めにしておいた。偵察を重視して動いてくれ。
何よりデカいのだ。そいつが来たら真っ先に合図をくれ」

阿武隈「(多分、生き残りってことはないだろうけど不安ね)」

一番警戒すべきは巨大ゲッソーであり、あとは既存の戦力でもどうにかなる、という認識であった。
この一回で撃退させるつもりはなく、何度か情報を仕入れてから本格的に部隊を形成するのだろうか、
と、頭の片隅に考えながら装備を整えた。

阿武隈「……なんで今になって、こんな急ぎでなに運ぶつもりなの?」

リベリオ「ん? 主に酒だよ。フルーツもあるけど。急に品切れになったんだと。
どうしたもんだが、泣きつくような勢いでさ、とにかく急ぎ追加って言うんだ。
おかげで前にダメになった分の補填どころかお釣りもぐらいさ」

阿武隈「今日クリスマスだっていうのに、なにしてるのかしら」

リベリオ「……あ、そうだった。だから急ぎで運ぼうとしてたんだった」

阿武隈「ワーカーホリックがここにもいたか……」

406 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:43:40 ID:???
リベリオ「そういえば前もプレゼント配ってたっけなあ」

阿武隈「なにそれ」

ストイックなのか、それとも行事に興味を示さないのか、いまいちリベリオの性格を掴めぬまま出発する。

リベリオ「そろそろだな」

阿武隈「反応でもあった?」

リベリオ「いや、このレーダーは動いてるのしか反応しない。
逆にほとんど反応してないんだ。多分だけど待ち伏せされてる。
前の時と同じなんだ」

阿武隈「情報が漏れてるってこと?」

リベリオ「そういうわけじゃない。通さないように満遍なく布陣を敷いてるんだ。
デカいゲッソーが来るまで他のゲッソーで時間を稼ぐつもりだろう。
実際、船に張り付かれて速度が落ちてたからな。運が良ければデカいのが来る前に逃げられるんだが」

その大きいゲッソーも一体だけとも限らないかもしれない、と言葉を続けた。
二体、もしかしたら三体を相手にしなければならない可能性がある。

阿武隈「(潮ちゃんも連れてくればよかった)」


────────────────────────────────────────

407 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:45:16 ID:???
────────────────────────────────────────


金剛「それにしてもアブも隅に置けないネー。
しっかりBOY FRIENDもいるなんて、正直予想外デース」

潮「え?」

大淀「ああいう子は男の子の方がほっておきませんよ。
阿武隈さんはしっかりしてる子なので、つまらないトラブルに巻き込まれることも無いと思います」

潮「え、え?」

金剛「潮は気をつけるネー。ちゃんとNO! って断ることも必要だヨー」

潮「あの」

大淀「何かあったらすぐ言いなさい。守るべき人々も決して善人とは限りませんから」

潮「そうでなくて」

金剛「HAHAHAHAHA! 大淀頼りになりマース」

潮「阿武隈さんは」

408 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:47:04 ID:???
潮「阿武隈さんは」

大淀「ふふ、ただやられっぱなしというが嫌いなだけですよ」

潮「武器もって出撃しました」

金剛「OH! 淀やっぱ……WHAT?」

潮「あと、寝てくださいって」

金剛「……潮、ONCE AGAIN」

潮「寝てください」

金剛「その前ネー」

潮「武器もって出撃しました」

大淀「……誰が」

潮「阿武隈さんです」

金剛「OH MY GOD......」


────────────────────────────────────────

409 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:48:44 ID:???
────────────────────────────────────────

長ヨッシー「出なかったねー」

リベリオ「出ないなら出ないでいいんですけど、この場でどうかしたかったのは本音ですね。
可能な限り最大の戦力を集められたのですけど、流石に喧嘩売っては来ませんでしたね」

阿武隈「やめたってことは本当にあるかも。もしやる気なら、今度は少数を装って戦いましょう」

リベリオ「そーすっか。帰りも油断しないよう気を付けましょう。
輸送船壊されたらシャレにならないし」

長ヨッシー「そーだねー。でも帰るのはちょっと休んでからにしよー。
皆が久しぶりの街で浮かれてるみたいだよー」

リベリオ「最近行き来するだけでも一苦労でしたし、やっぱり皆ここに来たかったのでしょうか」

長ヨッシー「別に土管通れば良かったのにねー。リベリオ君も好きにするといいよー」

リベリオ「そうします。族長はどうするんですか?」

長ヨッシー「こっちのことはいいんだってばーもー。
それじゃーねー」

そう言うと族長はそそくさと去っていく。族長としての仕事はあったのだが、リベリオにそれを言うと必ずついてくる。
事情が違えばそれでもいいのだが、今回は良しとしなかった理由があった。

410 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:52:08 ID:???
リベリオ「……やっぱ分からないなあの人」

阿武隈「ああいう人、うちにもいるよ。悪い人じゃないの分かってるんだけど」

リベリオ「ああやってすーってどっか行っちゃうんだよなあ。
こっちも手空いてんのに、全然何もこっちに話さないし」

阿武隈「(金剛さんたち、ちゃんと寝てくれるといいんだけど)」

少し間話し、とりあえずどこかで休もうと比較的地理に詳しいリベリオが店へ案内する。
リベリオ「んー、今残ってるの俺ぐらいだなー。帰った奴だけじゃなくて、向こうに行った奴もいるけど。
そういえば、そろそろまた行き来できるころだ」

阿武隈「……どうするの? 帰るの?」

リベリオ「……どうすっかな」

────────────────────────────────────────

半端ですがおまけなのでここまでです。
いろいろ(病気急用環境の変化)とありまして、長らく報告もなくほっといて申し訳ありませんでした。

ちなみに金剛さんたちのいる鎮守府の提督は小須田提督といいます。
ジャングルや紛争地帯、高山や深海などで偉業を成し遂げ、ピンク色のペンギンを見つけて、
今はゴロツキタウンで無事ギャングスタ―となりました。
黄色い耳あての中年男性を見つけたら彼です。同じおじさんを見つけても別人です。

【アナウンス】
ブッキータワー攻略時のパートナーは阿武隈で固定されました。
他のキャラを連れていくことも可能なので、安心してください。
次回から試合に戻ります。

411 :森崎名無しさん:2017/02/09(木) 01:06:18 ID:???
>単純な戦力で言えば、一人の駆逐艦よりもヨッシー軍団の方が強い。
阿武隈「んん、違います!」

乙なのです

412 :森崎名無しさん:2017/02/11(土) 10:54:54 ID:???
あぶぅ強いのにこの板では見かけないよね
森崎板で目立ってる艦娘って言うと蒼龍、加賀、大和あたり?

413 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/11(土) 20:43:54 ID:???
>>411
戦いは数だよ、兄貴!
(決してガバ設定を隠すための言葉ではない)
でも、正直のところ艦娘たちの強さってどんなものなんでしょうね。
ゴジラに勝てるかどうかぐらいは知りたいです。

>>412
阿武ちゃん結構ちゃんとヒロインしそうなんですけど、なんとも機会に恵まれないのが。
ここで翔鶴や金剛が出てこないのはあの二人は殿堂入りだからでしょうか。
霧島押し提督は多そうな気はします。

あとはみんなが自分に正直になって好きな艦娘の名前を叫べばいい。


ちなみにバレンタインイベントはやれません。
せ、せめてペニーやファイブワットさんが出てきてからじゃないと……
どうでもいいですがファイブワットさん、9歳の子持ちなのに超若い。

414 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/11(土) 20:48:17 ID:???
★GKに難の多い試合→ 06 ★
01〜10:守備陣営をきっちり敷いた。どんな攻撃でも対応できるぞ!

ミスターL「(落ち着こう。まず相手の狙いを考えるんだ)」

目をつむり、大きく深呼吸する。どんな時でも、こうするだけで嫌でも落ち着くことを経験則として知ってた。

ミスターL「(僕だったら、絶対シュートを撃ちたい。そして、大きなリスクは取りたくない)」

手始めに考えの根底を決めた。

ミスターL「(攻め方は多種多様に見える、見えるけど、そうじゃないんだ。
それだけじゃないんだ)」

視線の先には、リベリオとバビントンがいる。

ミスターL「(基点はあの二人、それならば)お前ら、今から言う配置につけ」

蛇の目忍者「お、黙りこくってると思ったらなんか妙案でも思いついたかい?」

ミスターL「差し迫ってるんだ。お前もきびきび動け」

フォーメーションを一時的に変えて、守備を備える。
大きく変わったのはミスターLが最後尾になったことだ。全体を見渡し指示の出しやすいようにしている。

リベリオ「(……こうなるとノコノコを出し抜いて、って訳にはいかないな)」

バビントン「(少しは焦ってくれる、そう期待してたんだけど冷静に対応してくる。
どうやっても真正面から打ち破るしかない)」

415 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/11(土) 20:49:21 ID:???
先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★キッカーバビントン→! card★
ダイヤ:「(サットゥーの位置がおかしい……)」
スペード・ハート:「(リベリオに競り合ってもらおう)」
クラブ:「(守備については穴って言ってたっけ)」
JOKER:「(見える! ゴールまでの軌道が!!)」
クラブA:↑+マリオ「無論、俺だ!!」

416 :森崎名無しさん:2017/02/11(土) 20:51:09 ID:???
★キッカーバビントン→ ハート2

417 :森崎名無しさん:2017/02/11(土) 20:52:38 ID:???
ペニーって書かれるとちゃんとメイド イン ワリオシリーズのあの人とイメージできるけど
さん付けすると野球のあの人がイメージされてしまうよね

418 :森崎名無しさん:2017/02/12(日) 00:46:37 ID:???
>>413
あ、言葉足らずですみません。
強さのことではなく、阿武隈は「駆逐艦」ではなく「軽巡洋艦」だと言いたかっただけです。

419 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/12(日) 01:52:34 ID:???
>>417
ペニーとペニーさんのダブルコラボも……むりやな。
ペニーやヤング クリケットみたいな正統派は本当に珍しいので、大事にしていきたいです。
(正統派ゆえに味が弱いみたいなことならないようにします:2敗)

>>418
(たった今プロットとすっ飛ばした文章を確認して気づいたときの顔)
ご指摘ありがとうございます。
はい、最初書いた文章では阿武ちゃんが潮ちゃんのことを連れてこようとしていたこと予め吐露していました。、
そのための駆逐艦云々の文章です。
その後変えようと思いつき、ちゃんと書き直したつもりだったのですが直ってませんでした。
ガバは設定だけではなく、文章もガバでした。(理解力もガバとか言わないでください。泣きます)

エアプじゃないの! 信じて!!

420 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/12(日) 01:54:43 ID:???
★キッカーバビントン→ ハート2 ★
スペード・ハート:「(リベリオに競り合ってもらおう)」

バビントン「(ビクトリーノは当然空いてない。
分かっていたけど、いきなりシュートまで持ち込める距離じゃない。
2回ぐらい、プレイを挟むかな)」

誰に預けるのか、選択肢は複数ある。厳密にその成功率が高いのかは全て計算しきれない。
不確定要素が多い。それならば、と、もっとも信頼するものに預けることを選択した。

バビントン「(遠くならカットされる確率は上がる。近くにパスしたって、この場でかき回せるか怪しい。
だったら、ゴールまで近づける一手だ)」

出されたパスは高い放物線を描き、正確にリベリオの元へ落される。
高さゆえに途中のカットは入れず、正確さゆえにポジション取りもままならない。

ミスターL「(やっぱりあの子か)なんも考えず飛べ!!
小僧相手にちぢこまってんじゃあねえぞ!!」

ノコブロス(緑)「う……ウォォァアアーーーー!!!!」

リベリオ「(こいつも……実力隠してるってことはないよな?)」

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★リベリオ せりあい 56(! card+! card)
ノコブロス(緑) オーバーヘッドクリア 53(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ボールはリベリオが抑えた!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(松山のフォロー)(ラインを割った、赤ヒゲ連合のスローイン)(ラインを割った、忍者軍団のスローイン)
≦-2 ボールはクリアされた!

421 :森崎名無しさん:2017/02/12(日) 01:56:28 ID:???
★リベリオ せりあい 56( ハート2 + ダイヤJ )
ノコブロス(緑) オーバーヘッドクリア 53( ハート6 + クラブ4 )★

422 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/15(水) 19:33:32 ID:???
★リベリオ せりあい 56( ハート2 + ダイヤJ )=69
ノコブロス(緑) オーバーヘッドクリア 53( ハート6 + クラブ4 )=63★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ボールはリベリオが抑えた!

リベリオのプレイは、このプレイは平凡だった。ただ相手を抑えて高く跳ぶ、そこに何か工夫はなかった。
何の工夫もいらなかった。
緑色のノコブロスが気づいたときは、既にリベリオが跳んでいた。間に合わない。
それでも跳ぶ。高さなら勝負できると、足を振る。何もない空を切った。
まともに着地することもかなわず、ただただ地面が迫ってくる。

リベリオ「っと(後は……)」

リベリオは難なくと着地して、次に頭を切り替えていた。
センタリングをしたいが、空中戦に優れる相手が二人いる。
ドリブルで奥深く切り込もうにも、遠距離タックルの射程内になる。
横のパスはカット能力優れるゲルマン忍者が睨んでいる。

実況「空中戦を制したのはリベリオ君です! シュートチャンスとなるか赤ヒゲ連合!
ここからいったいどう攻めるんだァー!!」

リベリオ「(さーて、確実にシュートまで持っていきたいが、他に方法はないのか?)」

423 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/15(水) 19:34:56 ID:???
一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。

A:サトルステギに高いセンタリングだ。迷っても意味がない。
B:サトルステギに低いセンタリングだ。かわせればゴールできるはず。
C:一度ヨッシーに流す。一度も試してないパターンで行く。
D:奥へ切り込む。そこからの選択肢が一番多い。
E:松山に戻してみるか。あいつにはシュートもあったはず。
F:この際だ。一旦こっちに寄れサトルステギ!!
G:キープする。状況が変わるのを待つんだ。
H:シュートを撃つ。ブロッカーはともかく、GKはハリボテだ。
I:その他

【備考】
リベリオ:620/840、ドリブル:54 パス:52 キープ:54 バナナシュート:56(消費120)

424 :森崎名無しさん:2017/02/15(水) 19:52:22 ID:ppNR6hV+
D

425 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/16(木) 01:10:15 ID:???
>D:奥へ切り込む。そこからの選択肢が一番多い。

成功すれば空中戦を制しやすくなる、司令塔が不在なら有利に立ちやすい。
仮に失敗しても、ミスターLの行動は十中八九ロングパスであり、空中戦を挟むならばこちらが互角以上に戦える。
それがリベリオの計算だった。

リベリオ「(ったく、嫌になる。空中戦も地上も強い奴は)」

反転して、振り向いた瞬間にタックルを受けないよう転んでいる緑色のノコブロスを盾にドリブルを始める。
一方でミスターLも一瞬だけ悩んだ。自身の残り体力を計算し、覚悟を決めた。

ミスターL「(いや、大丈夫。まだ行ける)」

実況「リベリオ君、ドリブルだァー! さらにサイド奥へ突き進みます!」

サトルステギ「……あ!」

何か思い出したように外側へ走り出そうとするが、すぐに足を止め切り返す。
その傍らミスターLが勢いを上げたタックルで通り、リベリオの元へ滑ってゆく。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★リベリオ ドリブル 54(! card+! card)
ミスターL ロケットタックル 56(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ドリブル突破!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(松山のフォロー)(ラインを割った、どっちのボールだ)(ノコブロス(緑)のフォロー)
≦-2 ボールを奪われた!

【備考】
リベリオの親カードがダイヤ時「頭脳的なドリブル+3」が発動します。
ミスターLの親子カードがダイヤ一致時タックル値に+2、クラブ一致時は強制敗北となります

426 :森崎名無しさん:2017/02/16(木) 07:04:36 ID:???
★リベリオ ドリブル 54( ハート3 + ハート10 )
ミスターL ロケットタックル 56( ハート8 + ハート10 )★

427 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/22(水) 23:58:23 ID:???
Q.ヨッシーはフレンズに入りますか?
A.髪は赤色や橙色で、服はそのヨッシーのカラーリングを基調とした感じでお願いします。

ヨッシーの擬人化が緑一色なのに一石を投じつつ、更新を再開します。


★リベリオ ドリブル 54( ハート3 + ハート10 )=67
ミスターL ロケットタックル 56( ハート8 + ハート10 )=74★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≦-2 緑の勢い衰えず

リベリオ「(見える! 見える速度だ!)」
これなら幾分対処しやすくなる、と、ボールとの間に体を挟むのが間に合った。
いなすことが敵わぬなら、まず取らせないこと優先させ、そこから対処しようとした。

ミスターL「(やっぱり、厄介だ。対応が早い)」

タックルの軌道を変えた。リベリオの後方に向かっている。
倒れている緑色のノコブロスを使って自分を反射させて、ボールを刈り取ろうと背後から仕掛ける。
リベリオは取られないようと足を延ばしボールを引き寄せようとしたが、タックルの勢いに負けバランスを崩し倒れてしまっていた。
一度目はタックルに見せかけた移動、本命はリベリオがリアクションを見せた後の二度目のタックルであった。
当然、勢いも落ちたが死角に回り込めたことは何よりも大きく、その隙は取り返せるものではなかった。

実況「と、取ったぁーッ!! ミスターL、反射を利用して巧みにボールを取りました!!
ついでにその反動で緑色のノコブロス君も起き上がっています!! 反撃のろしを上げるのかァー!!??」

マリオ「(……もう少しだな。もう少しであのシュートが撃てなくなる。
が、ギリギリのラインだ。まあいい、確実に選択肢は狭まってきているのは間違いない)」

428 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/22(水) 23:59:27 ID:???
先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★通常プレイならまだまだ平気→! numnum★
99:マリオPAにいなかった。無人のゴールまで飛んでいくぞ
91〜98:逆サイドへのパスだ。中の里忍者が走り上がっている
71〜90:パスでくるぞ、土竜忍者がポストプレイだ
63〜70:クリアだ、アマラウのフォロー
56〜62:クリアだ、土竜忍者の元へ飛んでいく
48〜55:クリアだ、バビントンのフォロー
41〜47:クリアだ、蛇の目忍者の元へ飛んでいく
31〜40:クリアだ、ドトールがフォロー
21〜30:クリアだ、トーテム忍者もとへ飛んでいく
01〜20:クリアだ、しかしラインを割った。
00:おっと松山君、雪車タックルで一気に詰め寄る! 
ぞろ目:クリア時に、松山が詰め寄る

429 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 00:37:35 ID:???
★通常プレイならまだまだ平気→ 99

430 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 00:38:36 ID:???
このヒゲ・・・まともな判断したと思ったらすぐこれだ・・・(やってもうた)

431 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 03:41:41 ID:???
やっぱマリオくんじゃないか!!

>>430
シリアスに持っていこうとすると途端にギャグを持ってくる、熟練された技です。
うん。そうだ。そうに違いない(現実逃避)


★通常プレイならまだまだ平気→ 99 ★
99:マリオPAにいなかった。無人のゴールまで飛んでいくぞ

最初に気づいたのは後ろを一度見たリベリオだった。
赤いのが、いる。思ったよりも、近くに。
次に気づいたのはミスターLだった。あらぬ方向に手を伸ばしていたリベリオの視線の先には、マリオがいた。
考え込むようにどっしりと仁王立ちしており、思わず「え?」と、口に出す。

大きくクリアされたボールを、GKがPAを飛び出して対処するの往々にしてある。
しかし、ハーフラインの近くまで来ており明らかに前のめりを超えていた。

リベリオ「戻れぇぇええええーーーーーーーー!!!!」

この大声にミスターLがハッとする。皆が気づく、あっと気づいたようにマリオが反転して走り出す。
ボールは既に放たれていた。

432 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 03:42:41 ID:???
先着3名様で、!とcard、diceの間の空白を消して書き込んでください。
★ボールの速度→! card+! card★
★マリオ→! card+! dice(スーパーヒーロー)+1
バド→! card
アマラウ→! card
バビントン→! card
アマラウ→! card
ドトール→! card★
★トーテム忍者→! card
土竜忍者→! card
蛇の目忍者→! card
ゲルマン忍者→! card-1
中の里忍者→! card+! dice-2★

【ボールの速度】-【味方キャラの数値】
≧2 間に合わない、ゴール!
=1,0,-1 間に合った! 左から順に
(コーナーキック)(スローイン)(クリア)
≦-2 キープ成功!

【敵キャラの数値】-【味方キャラの数値】
≧2 間に合わない、ねじ込まれる!
=1,0,-1 間に合った! 左から順に
(ねじ込みにブロック)(ねじ込みにクリア)(クリアにせりあい)
≦-2 キープ成功!

【ボール速度が10以下】で
【敵キャラの数値】-【味方キャラの数値】
≧2 そのままシュート!
=1,0,-1 間に合った! せりあいになるぞ!
≦-2 キープ成功!

433 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 03:44:36 ID:???
【備考】
ボールの速度に誰も追いつけないとゴールです。ただし、長距離のためマーク一致ポスト、数値一致で枠外です。
最初にボールをキープできるのは最も数値が大きいキャラです。
ボールの速度が10以下の場合、ゴールまで届きません。
マリオが自らピンチを引き入れましたが、ピンチには変わりないため「スキル:スーパーヒーロー」が発動してます。
ダッシュ判定を、パスカットスキルを今回は代用します。
バドのマークがダイヤ時「バドダッシュ+2」が発動します。
アマラウのマークがダイヤ時「ダイビングカット+2」が発動します。
ゲルマン忍者のマークがダイヤ時「ホウセンカ+3」が発動します。
中の里忍者のマークがダイヤ時「韋駄天の術+3」が発動します。
中の里忍者のマークがハート・スペード時「縮地法+2」が発動します。


434 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 04:09:43 ID:???
多分、スーパーヒーローの一番最低な発動の仕方だと思います。
いやあ、こんなに長い判定文になるとは思いませんでした。
マリオを本気でどうしていいのか分からなくなったところで今回はここまでです。
お相手ありがとうございました。


―――次回予告―――
モナ「なんだか分からないけど、大ピーンチ!!」
ミーネ「分かんなくしてんのもピンチにしてんのも赤い旦那だけどな」
ビビアン「そうだけど……本当にどうしちゃったのかしら」
キノシチョフ「アモロ君、どうやら君のなけなしの勇気を使う時が来たようだぞ」
モナ「次回! 【僕がゴールキーパーになった理由】 アップは済ませた? 準備OK?」
新田「……俺のセリフは!?」 アモロ「(僕のセリフもないです、はい)」

435 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 07:09:15 ID:???
★ボールの速度→ ハート3 + ダイヤ6

436 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 07:15:44 ID:???
★マリオ→ クラブ3 + 4 (スーパーヒーロー)+1
バド→ ハート6
アマラウ→ スペード8
バビントン→ ダイヤ6
アマラウ→ クラブ9
ドトール→ ダイヤ2

437 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 11:20:36 ID:???
★トーテム忍者→ スペード5
土竜忍者→ ハート3
蛇の目忍者→ JOKER
ゲルマン忍者→ クラブ3 -1
中の里忍者→ ダイヤ3 + 2 -2★

438 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 19:19:07 ID:???
ブルノなんてもう古いwこれからのネタキーパー枠はマリオだw
って言われかねないw

439 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 22:20:11 ID:???
>>430
偉大な先人を軽視してはならぬ! >>1との約束だ!!
そもそもマリオはほとんどキーパーしてないぞ!


今回は先に判定シュート判定お願いします。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★蛇の目忍者 シュート 50(! card+! card)★

【備考】
ポスト・枠外以外で得点になります。

440 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 22:20:56 ID:???
★蛇の目忍者 シュート 50( クラブ8 + クラブ9 )★

441 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 22:39:10 ID:???
まさかのポスト。やっぱ劇団マリオにやってすかねえ。

……あ、冷静に見るとアマラウが二人いますね。片方はピエールです。
えーと、 - ←これが プラスだったら大きい方、マイナスだったら小さい方がピエールになります

更新は次回になります。マリオとサヨナラするのはもうちょっと先になりそうです。

442 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/23(木) 22:43:13 ID:???
あら、signは普通のマイナスと判別できないですね。
改めて *クラブA* がクラブAだったら小さいほう、JOKERだったら大きい方がピエールです。

443 :森崎名無しさん:2017/02/23(木) 23:48:03 ID:???
これはマリオの評判を落とすためのクッパJrの仕業に違いないな!

444 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/25(土) 01:15:22 ID:???
あ……これレス指定ミスってますね。
>>439>>430さんではなく、>>438さんにあてたものです。


マリオ「つまり>>443ということなんだ! 陰謀なんだ!」
カメック「ぼっちゃんうちにいますけど?」
残念ながら、嬉しいことにまっこと本人です。

445 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/13(月) 01:43:25 ID:???
★ボールの速度→ ハート3 + ダイヤ6 ★
★マリオ→ クラブ3 + 4 (スーパーヒーロー)+1
バド→ ハート6
ピエール→ スペード8
バビントン→ ダイヤ6
アマラウ→ クラブ9
ドトール→ ダイヤ2 ★
★トーテム忍者→ スペード5
土竜忍者→ ハート3
蛇の目忍者→ JOKER
ゲルマン忍者→ クラブ3 -1
中の里忍者→ ダイヤ3 + 2 -2★

★ボールの速度→ ハート3 + ダイヤ6 = 9★
>ゴールまで届かない!
★蛇の目忍者→ JOKER★
>蛇の目忍者が最初に追いついた。
★蛇の目忍者 シュート 50( クラブ8 + クラブ9 )★
>ポ・ス・ト

実況「し、信じがたいことですがまたもやマリオ君、再びゴール放棄です!
そしてボールはまっすぐゴールへ向かっていきます!!
流石にこれはピンチだぁああーーーー!!

ミスターL「(……しまったな、これじゃあ届かない)」

横のズレはないが距離が足りない。コントロールを失うことを警戒しすぎたせいだ。
多くのものが気づいた、気づけなくとも希望を持って走るものもいる。

446 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/13(月) 01:45:41 ID:???
中の里忍者「む」

ドトール「よ」

俊足を誇る中の里忍者はドトールによって出鼻をくじかれた。
すぐに迂回するものの大きく出遅れとても間に合わない。
各々も反則にならないよう気を付けながらペースを抑えめに走る。
あとは全力で戻っているマリオかアマラウのどちらかがフォローできるはずだ、そうなると考えていた。

実況「ああ〜〜〜〜〜〜!!! 蛇の目忍者君、蛇の目忍者君がトップに躍り出ています!!

リベリオ「(アマラウよりも速いのかあいつ!?)」

リベリオの知るアマラウは守備意識が高い。
DFであれば当然であると言えることをあえてそう認識するのには、一つ一つのプレイが物語っていた。
誰よりも速く戻り、カバーリングも適切、時にはディレイしてドトールを待ち、
チェックやフォローも速いなど、数々のプレイの質は高い。
少なくとも相手を自由にさせたことはなかった。
頭に血が上りやすく、その利点を潰してしまうことも往々にしてあるが、それでも信頼は置けた。

それを出し抜いたのが蛇の目忍者である。事前に、サイドアタックを主体としていた選手であることは分かっていた。
他の部分を警戒はしていなかった。事実他に警戒する部分はシュートぐらいである。
特別瞬発力に優れている訳ではない蛇の目忍者が最初に追いついたのは、単純なことで最初に走り出していた。

実況「間に合わない! 誰も追いつけない!このまま同点になるのかァー!!」

脇目も振らずボールに向かって走り続ける。その勢いのままボールを蹴り上げた。
まもなく、金属の鈍い音とボールが跳ねる甲高い音が響いた。
幾度となく聞いた、ボールがポストに当たる音だった。

蛇の目忍者「くっ……!」

447 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/13(月) 01:47:13 ID:???
マリオ「あ」

ミスターL「(そうだった)」

先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★ボールの行方(味方側が有利)→! numnum★
99:ポコッ マリオ、渾身のトラップミスでまさかの自殺点。ついでに交換
98:蛇の目忍者、自らフォローしてシュート!?
91〜97:中の里忍者のフォロー。ドトールはタックルにいけない。
84〜90:土竜忍者のフォロー。だが遠い。
71〜83:ラインを割った。とにかく助かった。
61〜70:トーテム忍者のフォロー。シュートが来るぞ!
51〜60:バドのフォロー。どうなる。
36〜50:マリオのフォロー。どうなっても俺は知らんぞー!
21〜35:ピエールのフォロー。仕切り直しだ。
01〜20:アマラウのフォロー。どうにか切り抜くぞ。
00:ボールは大きく跳ね返る。再びリベリオの元へ。

448 :森崎名無しさん:2017/03/13(月) 05:10:08 ID:???
★ボールの行方(味方側が有利)→ 81

449 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/20(月) 06:19:31 ID:???
★ボールの行方(味方側が有利)→ 81 ★
71〜83:ラインを割った。とにかく助かった。

実況「ま、まさかのポストです!! ボールは大きくそれてサイドを割りました!
赤ヒゲ連合のスローインです! あり得ることとは言え、予想外です!!」

ただ押し込むだけでいい、そのはずだった。
蛇の目忍者「(ただの苦手じゃ……言い訳にならないな)」

キックミス、言い表すならそうである。
ただそこには複雑な感情が渦巻いていた。

────────────────────────────────────────

450 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/20(月) 06:20:37 ID:???
────────────────────────────────────────

新田「あっちゃー……やっぱり苦手なのか……」

キノシチョフ「うん? どういうことだ?」

新田「いや、実は……俺も半信半疑だったんですけど、PAの中だと動きが悪くなるって。
本人が言うにはごちゃごちゃしてダメだとかで。そのせいなのか分からないですけど」

キノシチョフ「へえ。ただ蹴り込むだけでいいと思うんだけどな」

新田「(それやるとポストになるんだよ……)
でも確信持てました。本当に苦手みたいですね。あんなシュートフォームで撃つの初めて見ました。
あんな……あんな……まさかこうなるなんて思いませんでした」

キノシチョフ「そうなのか。ふむ……意外だな」

蛇の目忍者に対する二人の評価は高かった。もちろん弱点もある、失敗もする、それを加味した評価である。
守備に関して貢献はないが、攻撃についてはコンスタントに活躍し続けていた。
こういった決定的なミスは予想外だった。

新田「(どんな時でも失敗するときはする、分かってるんだけど、分かってるんだけどな)」


────────────────────────────────────────

451 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/03/20(月) 06:22:03 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「マジか……」

安堵の感情よりも驚愕の感情が大きかった。マリオのことも当然あるが、この場でのミスは予見していなかった。

リベリオ「(とりあえず、助かったことには変わりないか)」

首を起こして時間を確認する。後半が始まってから24分経っていた。
ロスタイムも入れて10分強残っており、攻撃権もこちらにある。

リベリオ「(さすがに話し合うような時間は取れないな。
少しぐらいなら変えたり、指示は出せるかもしれない)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:それはとにかくとして……GKは交代だな
B:遅行といこう。こうなったら時間が経つ方がこちらが有利になる。
C:あえて速攻だ。むしろ点を取らないとマズイ。
D:一応、先生に指示を仰いでみるか……不安だけど。
E:その他

452 :森崎名無しさん:2017/03/20(月) 09:26:13 ID:l+5Lr+ao
B

453 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/15(土) 00:20:49 ID:???
【近況報告】
ゼルダにはまってました。

そんなわけで咳は出ていますが私は元気です。
近日中、判定や投票までこぎつけるか分かりませんが、更新します。

454 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/20(木) 00:52:34 ID:???
(スーパースターズを見ながら)
ブンブンいるじゃないか。新たなGK枠としてありじゃないか。
と、言ってもどんな性能のGKにしようか悩んでいます。
1対1に強い:ブロックが任意発動も可能なので、相対的にシュートに強い現状からは選択の余地がある?
飛び出しに強い:現状、空中シュートは強くなりやすい。その対策になる?
セーブ特化:スイッチ戦法が固定化されそう。ガッツの少ない派遣選手にとっては枠が取られるのは致命的?

うーん。1対1に強いのがキャラ的にそれっぽいし、バランス的にもそっちの方がいいでしょうか。
今更クリッターをリストラするのもあれですし、多分シュートに対してはクリッターの方が強そうですし。

(スーパースターズのマリオ、思いっきりヒールリフト使ってるやないけ……こっそりスキル直しとこ。
あれ? チャージドどうだったっけ? 使ってたっけ?)

あ、咳止まりました。更新します。

455 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/20(木) 00:53:38 ID:???
>B:遅行といこう。こうなったら時間が経つ方がこちらが有利になる。

リベリオ「(遅行だ。焦れて前のめりになってくるならそこから攻めればいい。
ペースをつかめるならそれでいい。
今更だが、あいつらは守りに入ると本当に堅い。
先生のこともあるけど、真面目に守ったってキツイ。
ミスターLのパスの精度、遠距離のタックルのことを考えれば、無暗に攻め込むの下手だ)」

リベリオ「(あとは……)」

リベリオ「(どうにかみんな落ち着かせないと……)」

むやみなオーバーラップはある程度許容できたが、ゴール放棄は理解の外にあった。
幸いにも騒ぎにはなっていないが浮足立っている。
マリオと付き合いの長いヨッシーもこの行動は予想外で、困惑した様子を見せている。
何かしら大きな手を打つかもしれないと思っていたが、この行動だけは理解できなかった。

サトルステギ「だーいじょぶだって。俺達がビシーって点取ってくればいーんだから」

リベリオ「(分かってるのか分かってないのか……)」

リベリオ「それもいいが、今回は逃げ切り狙いの遅行だ。
もちろん隙ができたら攻め込むつもりだが、あの守備陣だと奥まで切り込めるか微妙でな。
(おまけに空中戦もキツいときてる)」

サトルステギ「まじで? 俺の新シュートの出番なし?」

リベリオ「(あったのか……)そうなるかもな。今回は本番まで取っておけ」


────────────────────────────────────────

456 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/20(木) 00:54:51 ID:???
────────────────────────────────────────

ノコブロス(赤)「なんということだ……」

なんとか同点までこぎつける、そこから攻撃を耐えきり、延長で勝利を掴む。そう考えていた。
しかし、現実はチャンスをものにできず失敗した。また、攻撃の中心にいた蛇の目忍者のミスである。
精神的にも、時間帯も、厳しい状況に陥るミスだった。

蛇の目忍者「(こりゃまいったね)」

一方で蛇の目忍者は切り替え始めていた。自身のミスを理解していないわけではない。
ただ冷静に、現状を見極めていた。
守備で自身は貢献できず、よしんばボールを奪えても、そのころには攻撃する時間が残っているか微妙であった。

ミスターL「オーケー、切り替えろ! 俺たちの目的を思い出せ!
こんな勝利では意味がないと分かるはずだ!!」

静寂した会場にミスターLの言葉が響き渡った。


────────────────────────────────────────

457 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/20(木) 00:56:11 ID:???
────────────────────────────────────────


モナ「……ハッ! え? え? さっきの何なの?」

ビビアン「アタイも何がなんだか……えっと、どういうことなの……?」

キノシチョフ「うん? ああそうか、あれ見るの初めてか。
ときどきだが、マリオは終始変なこと続けることある。今回もそれだろう」

新田「普段が普段なだけに、あれはびっくりしました。
……というか、俺たちのどっちかいれば止められましたね」

キノシチョフ「それは別にいいだろう。
キーパーいないようなもんなのに、失点2で済んでるようなDF陣にはちょうどいいくらいだ」

ビビアン「……詳しいのね」

キノシチョフ「毎度色んなスポーツに呼び出されて、毎度毎度やらかして、嫌でも分かるぜ」

ビビアン「……仲いいのね」

キノシチョフ「ま、よくバカはやったな」

ビビアン「……」

アモロ「(何やら不穏な気がします。はい)」


────────────────────────────────────────

458 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/04/20(木) 00:57:46 ID:???
────────────────────────────────────────


ミスターLの演説か、それともマリオの行動を半ば予期していたのか、戸惑いは少なく済んでいた。
特に説得の必要もなく、短く遅行しようと告げると難なく受け入れられる。

バド「こっちのキャプテンも、やっこさんみたいに真面目になってくれりゃあいんだけどよお」

ピエール「それはそうだが、今回に限って言えば悪い手ではない。
人数差の優位が保てるなら余裕をもって戦える」

ドトール「フツーはそこまでする必要ねぇけど、いざっと時の逃げ先にはなるか」

アマラウ「……オトリとしてはありか」

マリオ「(もう出てくるもんだと思われてる……。
それにしても遅行にするのか)」

あるシュートを恐れていたマリオは、回復される猶予を与えることに抵抗があった。
しかし、現状はいたずらに攻めても意味をなさない。ミスターL以外にも守備力に優れた選手は多い。

マリオ「(まだまだ全力で動ける以上はセオリー通りがいいだろう。
撃ってきたら撃ってきたでその時はその時だ。よしんば延長になっても、こっちの有利には変わりない)」


────────────────────────────────────────

459 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/05/24(水) 22:57:24 ID:???
Q:こんな長い期間何してましたか?
A:ゼルダをデバックしてました。おかげで空中水泳ができるようになりました。
 (ちなみに、役に立つ場面はなかった模様)

オデッセイが結構よさげで、割と期待できそうです。
(ルイージ「ぼくはどうしてるのかな? お留守番かな?)
多分、ニクい演出があると信じたい。


あ、長門さん改二になってる……思ったより早かった。


それでは更新再開します。

────────────────────────────────────────

リベリオ「(下がるか残るか、その判断だけは間違えないようにしないとな)」

最低限、攻撃の意思を見せないとその隙を突かれる可能性がある。
相手のDF陣も攻撃力を備えている以上、守りに専念してもらった方がいい。
そのノコブロス達には“何か”がある。少なくともそう直感していた。
その抑止力にならなければならない。

リベリオ「(いざって時は下がってパスワークに参加するか、もしもって時になったら守備参加だ。
中途半端な動きだけは避けるぞ。前線のラインを調整していかないと……)」

460 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/05/24(水) 22:59:14 ID:???
リベリオが思案する傍ら、ピエールがある選手を警戒していた。
ゲルマン忍者のことだ。シェスタ―であるとと確信を持っており、同時に一番に警戒していた。

ピエール「(問題は、彼をどういなすかだ。
中央でのプレイが少なかった以上、今の彼がどういったプレイをしているのか情報が少ない。
唯一あるのがパスカットに見せた不思議な動きだ。
何なのか全く不明だが、守備力が上がっている可能性が高い)」

事実、守備力を上げている。ピエールの予感は正しい。しかしその正確性は分からない。
タックルとカットは見ているが、どちらも味方が高いパフォーマンスを発揮しており、その真価が図れない。

ピエール「(それにあの俊足の選手も気をつけねばならない。
あの守備範囲は驚異の一言に尽きる。どこか心当たりがあるが……今はいい)」



スローインから、ボールが投げ渡された。


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★ゲルマン忍者、動く?→! card★
JOKER:ゲルマン忍者の目が怪しく光る
ダイヤ:ボールはクリアされた、行き先は……
ハート:ピエールのドリブル、いなせるか?
スペード:バビントンのパス、ボールはリベリオの元へ。
クラブ:ボールを見事キープ、時間が過ぎてゆく。
クラブA:マリオ「どうあがいたってゴールキーパーはボールを触る時間は少ない。
むしろ一回も触れず済むのが望ましいくらいだ。
でも俺は……一秒でも長くボールに触れていたい。だったら、オーバーラップで満足するしかねえ!
オーバーラップでゴールを目指して満足しようぜ!!」

461 :森崎名無しさん:2017/05/24(水) 23:45:07 ID:???
★ゲルマン忍者、動く?→ ダイヤK

462 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/04(日) 01:02:09 ID:???
★ゲルマン忍者、動く?→ ダイヤK ★
>ダイヤ:ボールはクリアされた、行き先は……

端的に言えば、追い詰められ寸でのところでクリアした。
気迫の差はなかった、技術の差もなかった。何よりも経験の差だった。
ピエールは今まで一人で戦い過ぎた。

バド「(力任せにブッ飛ばしたからどこ行くか分かんねぇな)」

ギリギリで方向も定まらず、ただ蹴っ飛ばされたボールの行き先は、ラインを過ぎるか誰が拾うかも分からない。

リベリオ「(拾われたらそれが最後の攻撃になる! 反撃する時間なんてない!)」

先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★圧倒的に不利→! numnum★
99:ミスターL、ハイジャンプでクリアボールをカット!!
70〜98:ミスターLがフォロー、ピンチ……!?
50〜69:ノコブロス?(黒)のフォロー、ついに実力発揮か?
36〜49:ノコブロス(赤)のフォロー、どうなる?
16〜35:ノコブロス(緑)のフォロー、この場で奪い取れるか?
11〜15:サトルステギとノコブロス?(黒)がせりあい、跳び蹴りだ!
07〜10:ヨッシーとミスターLのせりあい、空中戦の制すのは……?
04〜06:ビクトリーノと中の里忍者のせりあい、抑えるか
01〜03:リベリオとノコブロス(緑)がせりあい、チャンスだ!
00:ちょうど空いているスペースに転がり込んだ。リベリオのフォロー。
00、99以外のぞろ目:サイドを割った、スローイン

463 :森崎名無しさん:2017/06/04(日) 01:31:42 ID:???
★圧倒的に不利→ 41

464 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/06(火) 20:43:31 ID:???
★圧倒的に不利→ 41 ★
36〜49:ノコブロス(赤)のフォロー、どうなる?


幸か不幸か、最後尾にいる赤いノコブロスの元まで飛んでいった。
誰も詰め寄れず、すぐに攻撃にも移れない。残り時間も少なく、悠長にもしていられない。

ノコブロス(赤)「(クソッ! あんな密集地帯じゃロングフィードしても撃ち落とされるだけだ!!)」

左のサイドはノコノコに強いリベリオが、右のサイドには俊足のビクトリーノがいる。
中央突破できるほどの突破力はない。そう考えていた。

ノコブロス(赤)「(一か八か、前線まで省略するべきか……ん?)」

黒いノコブロスが勢いよく戻り、パスを要求している。
先ほど高いパフォーマンス発揮しており、現状他に方法もない。

ノコブロス「よし! まずは貴様をかわしてからだ!!」

サトルステギ「なんだか知らんが通さんぞぉー!!」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★ノコブロス(赤) パス 49(! card+! card)
サトルステギ パスカット 47(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ノコブロス(黒?)にボールが渡る!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(ノコブロス(黒?)のフォロー)(ビクトリーノのフォロー)(リベリオのフォロー)
≦-2 ボールを奪った! そして……!

465 :森崎名無しさん:2017/06/06(火) 21:23:50 ID:???
★ノコブロス(赤) パス 49( クラブ10 + ハート8 )
サトルステギ パスカット 47( ハート3 + スペード2 )★

466 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/07(水) 01:03:36 ID:???
★ノコブロス(赤) パス 49( クラブ10 + ハート8 )=67
サトルステギ パスカット 47( ハート3 + スペード2 )=52★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ノコブロス(黒?)にボールが渡る!


サトルステギ「オワァーー!?」

ノコブロス(赤)「(フン、簡単なフェイントにもひっかかる)」

赤いノコブロスは落ち着いて、サトルステギの対処した。
FWが詰め寄ってくる際はパスでかわす。それは数多くの経験から分かっていた。
また、集中力も高まっている。

リベリオ「(決してパスについて理解してない奴じゃないんだが……)
ともあれぼやいてる場合じゃないか……」

パスを受け取り、すぐに反転して走り出した。その動きに迷いはない。

リベリオ「(速い、な。連携する暇もない。
それに何となく分かる。抜かれると、ヤバい)」

ノコブロス(黒?)「(思い出すんだ。スプリンター先生の言っていたことを!)」

467 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/07(水) 01:04:37 ID:???
先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★ノコブロス(黒?) ドリブル 53(! card+! card)
リベリオ タックル 54(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 ドリブル突破!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(ミスターLのフォロー)(ヨッシーとミスターLのせりあい)(ビクトリーノと中の里忍者のせりあい)
≦-2 ボールを奪った! 試合終了!!

【備考】
ノコブロス(黒?)の親カードがダイヤ時「高速ドリブル+4」が発動します。
ノコブロス(黒?)の親カードがハート時「分身ドリブル+4」が発動します。
ノコブロス(黒?)の親カードがスペード時「頭脳的なドリブル+3」が発動します。
ノコブロス(黒?)の「スキル:ミュータントボディ」により、怪我率の軽減、消費ガッツの軽減されます。
リベリオの親カードがダイヤ時「ナナハンタックル+3(吹っ飛び係数3)」が発動します。
リベリオの「スキル:対爬虫類」により、亀系スキルを封じています。

468 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/07(水) 01:29:20 ID:???
ダイレクトシュートを「(シュート値+せりあい値)/2+浮き球補正」を基本にしようと考えたのですが、
新田君が死にキャラになりそうです。
クリア側も「(カット値+せりあい値)/2+浮き球補正」にならないといろいろと不平等なのですが。

……こうやって細かな判定こねるのもあれなので、
せりあいが高いとゴール前のnumnum判定で有利になる、
その他の場面で選択肢が増える(有利になる)ぐらいで調整していった方がよさそうですね。
まあ、シュート値だけ高くてせりあいスペランカーってキャラは滅多に見ませんけど。
(しいて言うなら三杉君が該当しそうでしょうか。FWに起用すること自体も稀ですけど)

シュートやせりあいの解釈の仕方でまた変わりそうですが、
フィジカルが強くて鈍足タイプが不遇になりそうだったので、何かしらの上方修正を図っていこうと思います。

(せりあい差だけシュート力に加減算は……うーん……ないか)

469 :森崎名無しさん:2017/06/07(水) 02:11:46 ID:???
★ノコブロス(黒?) ドリブル 53( スペード3 + クラブ7 )
リベリオ タックル 54( ダイヤ2 + ハート10 )★

470 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/08(木) 02:57:10 ID:???
無事リベリオが奪い取って勝利しました。
振り返ってみると……一部除けばなかなかの結果だと思います。

コンスタントに活躍し続けたリベリオ
2得点し、なおかつフィールドで存在感を出したビクトリーノ
1得点とビクトリーノに及ばずとも、新たにシュート技を得たサトルステギ
パスで翻弄し続け、攻撃の基点となったバビントン
中盤で常にプレッシャーを与え続けたヨッシー
守備陣営のコントローラーとなったピエール
ポストプレイを自由に捌かせなかったアマラウ
ほぼ出番はなくとも、ストライカーにボールを渡さなかったドトール
分の悪い相手に何度でも食い付いた松山
経験は少なくとも、恵まれた体格を活かしゴールを守ったバド
一つ一つのプレイの良し悪しや活躍の度合いはあれど、全員いいところは見せてくれました。

そしてどう考えてもマリオのせいで苦戦しました。
いいところもあったのにゴール放棄で全部台無しにしたこの男は一体何なのでしょうか。
(スーパーヒーローです)

あとはちょっとしたイベントと選択肢を挟んで、公式戦に入ります。
(ちなみに試合とは別にミスがあったので、お詫びアイテムもあります)

471 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/21(水) 22:50:32 ID:???
★ノコブロス(黒?) ドリブル 53( スペード3 + クラブ7 )(頭脳的なドリブル+3)=66 ※吹っ飛び
リベリオ タックル 54( ダイヤ2 + ハート10 )(ナナハンタックル+3)=69★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値
≦-2 ボールを奪った! 試合終了!!

最後のプレイは呆気なかった。お互い特別に何か起こしたわけではない。特に目覚ましいものはない。
お互い普通のプレイを普通に行い、結果リベリオが勝った。
覆すようなスーパープレイが起きることはなかった。

実況「う、奪ったァー!! リベリオ君奪い返しました!!」

奪い返して攻撃する時間は残されていない。例え、あってもなくてもリベリオは渡さない。
リベリオの顔には歓喜の表情を浮かべるサトルステギと、悲痛の表情を浮かべる赤いノコブロスが見えた。
ゴールに向かって走り出そうとするが、それを制した。

ヨッシー「やったぁ!」

赤いノコブロスの意識には絶望感が支配していたが、それでも体に全力で走れと命令をだしていた。
しかし、詰め寄る前にサイドへ方向転換していたサトルステギへパスを出されてしまう。
サトルステギ「よっと」

大きく山なりに出されていたパスは、ヘディングでリターンされる。
焦りと迷いにより判断が遅れ、カットに入れずそのまま見送り、リベリオは誰もいないスペースへ走り出した。
中の里忍者は間に合わない、緑色のノコブロスでは奪えない、黒いノコブロスは体制を直せていない。



間に合わない。





472 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/21(水) 22:52:30 ID:???



――――ピィィイイイイーーーーーーーー!!!!








          【赤ヒゲ連合】 3 - 2 【謎の忍者軍団】





ゴール:トーテム忍者(2)、ビクトリーノ(1)、サトルステギ(1)
アシスト:蛇の目忍者(2)、バビントン(1)、リベリオ(1)



謎の忍者軍団との試合に勝利しました。

473 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/21(水) 22:54:36 ID:???
実況「決まったァー!! 試合終了!!
赤ヒゲ連合の勝利です! リベリオ君が終始安定感のある守備で勝利を収めました!!
クリオ君どうでしょう? この結果は?」

クリオ「正直言うと延長までもつれ込むかなって思ってたんだけど、それまでに決着ついちゃったね。
結果自体は想定内だったよ。でも内容は本当に予想外で意外だった。
マリオたちの方はしっかり全員が機能してたかな?
忍者軍団の方は見せ場はあったと言っても、攻撃の組み立ては蛇の目忍者に頼ってた部分があったね。
オイラが情報言っちゃったせいもあるけど、蛇の目忍者のことを積極的に潰しに行ってたし渡さないように動いてた。
過剰に警戒して他を疎かにしないようにバランスを取っていたのもあったかな。
本当に突破力あったからとても有利に運べてたんだけど、いざ事故や失敗ってときのリカバリー策がなかったのが問題だったね」

実況「つまり、個人プレイに頼りすぎてたと?」

クリオ「そうだね。それに奪われたら奪い返すってことができなかった。
フォーメーションのせいもあったけど、サイドから攻めればほぼバイタルエリアまで切り込めてたね。
そんでもって、ノコブロス達はリベリオとの相性がすごく悪い。多分、今までもこれからも一番悪い相手だよ」

実況「ふーむ? むしろリベリオ君は、ドリブルとタックル優れているように思えますが。
当たりにも強いのでパワープレイに持ち込めば確かに有利でしょうが、そこまで言うほどではないのでは?」

クリオ「それが一番って言えるほどものがリベリオにはあるんだ。
どういうことか分からないけど、リベリオはノコノコたちに強い。
ほら、ノコブロスたちがやりづらそうだったの分かったかな?
いや、ビクトリーノとリベリオのノコブロスの対処の仕方が違ったの分かる?」

474 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/21(水) 22:56:41 ID:???
実況「……確かに、ビクトリーノ君と対処の仕方が違いました。ビクトリーノ君は純粋な突破力です。
リベリオ君は自身の突破力を含め、ステップに見せた細かな位置調整もありました。
他ではそういったプレイを見せてはいません。恐らくですが、それが対策だったと」

クリオ「うん。どうやらあのタックルについてほとんど解析してると思う。
今更気づいたけど、ああやって背中に飛び移るみたいな練習どこかでしたんじゃないのかな。
もしくはバンバン打ち上げられた経験とかも」

実況「そこまで分かるとは……ちなみにマリオの行動は?」

クリオ「オイラも分かんない」


────────────────────────────────────────


バビントン「……ほとんどバラされたね」

リベリオ「ヨッシーとの練習もバレてんな。カペロマンの事も事細かに解説してたから何となく予想してたが……ここまで喋るか」

ヨッシー「話に聞いてた以上だね。まあ、対策をいずれされるし、
今回は実戦でも使えるって分かっただけでもいいじゃない」

リベリオ「そうだな……とりあえずは勝ったこと喜ぶか。
つーか一番騒ぎそうなサトルステギが大人しいけどどうしたんだ?」

キョロキョロと見回すと、ハリボテクッパから人を引き上げているサトルステギの姿が見えた。
先に引き上げたであろう、甲羅を背負った少年と引き上げられている金髪の少年が見える。
怪我をしていたのか、引き上げるのにまごついていた。

475 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/21(水) 22:59:43 ID:???
リベリオ「(あれ? どこかで……)」

見たことがある。それともただの既視感があるだけなのかもしれない。

リベリオ「(今日もそんなことあったしな     ジノー シタカラ オシアゲル カラ イチド オリテ
……? ジノ?)                   オッシャ ツカマレ ヘルナンデス
!! ヘルナンデス!?」

思わず大声を上げ、そこにいた三人が振り返る。
あ、やっぱりヘルナンデスって有名人なんだ、といったどこか呑気な表情を浮かべた二人と、
どこか親しげのある表情を浮かべ、リベリオを見るヘルナンデスの姿があった。


先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★それはそうとクリオ君からのMVP判定→! numnum★
99:マリオ
98:ミスターL
96〜97:蛇の目忍者
46〜95:ビクトリーノ
01〜45:リベリオ
00:決めきれないのでリベリオとビクトリーノのダブル入賞

476 :森崎名無しさん:2017/06/21(水) 23:10:21 ID:???
★それはそうとクリオ君からのMVP判定→ 26

477 :森崎名無しさん:2017/06/22(木) 20:27:31 ID:???
マリオがMVPになっていたらどんな風に説明されたんだろう?
正直自分では解説したり説明できる自信が無い

478 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/06/27(火) 04:11:43 ID:???
>>477
端的に言えば「説明も何もなく、なぜかマリオが選ばれる」になります。
裏では(性格上やりそうにないのですが)行動を戒めるためにわざと選んだことになります。
今回は順当にビクトリーノやリベリオのように活躍したキャラ選ばれればそれで済みますが、
もしマリオ選ばれれば間違いなく“大事”なので、様々な疑惑の目がマリオに向けられます。
同時にクリオ君の立場も相当まずくなるのですけど、実況さんがうまくフォローしてクリオ君だけ助けます。

ただ、クリオ君の評価の仕方は一般的なものと異なるので、今後「なんでこのキャラ選ばれたの?」
と、いうことは往々にしてあります。今回リベリオの数値が多めで、トーテム忍者が入らないのはそのせいです。
ベストイレブン選ぶ時もキャラの相性を考えて、優秀でも特定キャラを入れないこともやったりします。



書きあぐねてるので、先に判定を
先着一名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★ヘルナンデスの親しげな表情→! numnum★
31〜99:ヘルナンデス「どうやら友人が世話になったみたいだね」 バンビーノことでした
01〜30:↑+ヘルナンデス「君はなかなか好ましい人格らしい」 新聞効果発動 好感度+1
ぞろ目:ヘルナンデス「君もロリコンかい?」 なにかが おきる
00:なんやかんやあってヘルナンデスとノコノコ(葵)が仲間になりました。

479 :森崎名無しさん:2017/06/27(火) 07:14:45 ID:???
★ヘルナンデスの親しげな表情→ 17

480 :森崎名無しさん:2017/06/27(火) 20:52:23 ID:???
スターリベリオさん回答ありがとうございます
てっきりネタで返されると思っていたら結構怖い事態になりかねなかった事を明かされたのは予想外でした

481 :森崎名無しさん:2017/06/28(水) 01:49:51 ID:???
いいよね綱渡り

482 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:38:08 ID:???
>>480
でもまあ、あんまり怖いことになりません。ついでにマリオは懲りません。

>>481
マリオ「できるぜ綱渡り」カペロマン「止める気ないぞこいつ」新田「しかも振ってないのに乗る気だ」


まあ、マリオの場合は今までの積み重ねと、挽回する機会はいくらでもあるのでそこまで致命的ではないです。
(冤罪でも何でも、マリオが社会的に追い込まれることはあります)
ただ、この99判定は確実にバッドイベントなので「マリオと頼んで(協力してもらって)何かする」
という時に、99イベントが確実に足を引っ張って要らぬ手間が加わることになります。

例えばなのですけど「試合のために審判を用意する」というイベントの際、
信頼されている人物かつサッカーのルールを理解している人材が必要なのですが、マリオが一番適役です。
例えこちらの身内がマリオの身内で固まっていようともほぼ確実に通るレベルです。マリオのことを知っていればですが。
(もちろん、いない方が望ましい。いても少ない方がいい。
また、マリオ自身も何があっても腐乱す判定をしないため、結構重用します)
そのため、このことで一時的にとはいえマリオの信頼が下がるのは、リベリオの取れる手が限られてしまいます。

まあ、代わりにルイージが頑張ればいいのですし、
リベリオがマリオに頼らず頑張ることはかなりのメリットあるので別に気にしなくて大丈夫ですけど。

483 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:41:08 ID:???
★それはそうとクリオ君からのMVP判定→ 26 ★
→01〜45:リベリオ

★ヘルナンデスの親しげな表情→ 17 ★
→01〜30:↑+ヘルナンデス「君はなかなか好ましい人格らしい」 新聞効果発動 好感度+1


クリオ「……正直言ってすごく悩む。二人の間で揺れ動いてる」

クリオの選手評価の仕方は一般的なものと異なることは有名だった。
それが受け入れられているのは、クリオ特有の視点が一人一人の特性を見抜くであるからだ。
本人は自慢するようにものしりと豪語しているが、多くの者が知りようのない事実を話す。
一体、どういう結論を出すのかと今か今かと待っている。

クリオ「先制点に決定点、フィールドでの存在感、
その脚力と突破力から常にゴールをプラッシャーを与え続けてた」

クリオ「方やコンスタントな活躍。ラストパスの回数、バイタルエリアまでの突破回数、
ボールの保持率、周囲との連携、圧倒的な守備での存在感、いろいろと多いね」

クリオ「何よりも考えなきゃいけないのは、勝利への貢献だね。
ビクトリーノの二得点、これは何よりも大きい。もちろんそれだけの活躍じゃない」

実況「それでは、決まりでしょうか?」

クリオ「……いや、そういう訳じゃないんだ。もちろん、他に何もなければビクトリーノを選んでたと思う」

クリオ「今回の試合はどうやって相手のDF陣を相手にするかなんだ。
見てて分かったと思うんだけど、GKは一回もゴール守ってないから何一つ脅威じゃない。
だから、フィールダーの守備が得点に一番左右するんだ。だから守備に一番貢献した人、
ピンチを脱した選手ではなくて、そもそもピンチな状況を作らせなかった選手が最も活躍した言えるんじゃないかな」

484 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:43:13 ID:???
クリオ「同時に、得点を取ろうとするのに一番重要なのが相手の守備陣にどう対応するかなんだ。
お互い、タックルやカットに秀でている選手揃えてる。
隙が無いとは言わないけど、愚直な攻撃の仕方だと易々と突破できない。
ドリブルの切り込み以外に、パスでの連携やせりあいのパワープレイ、
フリーになった時でも見せなかったけどゼロ角度からも撃てる副砲となるシュート、
攻撃の組み立てとゴール手前でのプレイが豊富であった―――」

実況「―――リベリオ君が相応しい、と」

クリオ「なんで先言っちゃうかなあ」


────────────────────────────────────────


リベリオ「もったいねえ!!」

目の前の光景に意識を取られていたリベリオは、実況達の話を聞いていなかった。
もちろん誰か入っていることは分かっていたが、それがヘルナンデスであることは予想してなかった。
何より、そもそもヘルナンデスがGKをやった方がどう考えても良い結果を生むからだ。
しかし、ようやく包帯で巻かれた右手に気づく。

リベリオ「(怪我か)」

連鎖的に、バンビーノのことが頭に過るも次の疑問が思い浮かぶ。

485 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:46:09 ID:???
リベリオ「(指示だけだったらスピーカーでも何でもつけられたろうに。
まあ、メカってことなのが問題なんだろうけど。二人いるし)」

ヘルナンデス「会うのは初めてだね。知っての通り、ジノ・ヘルナンデスだ。
よろしくリベリオ」

リベリオ「あ、ああ……よろしくヘルナンデス」

ヘルナンデス「どうやら友人が世話になったみたいだね」

リベリオ「もしかしてバンビーノのことか? 別に大したことは何もしてないが……。
と、言うかあんなのに乗って何してんだ……」

ヘルナンデス「これはアルバイトだよ。
シンゴの紹介で、怪我していても出れるしれない、というからやってみたんだ」

リベリオ「シンゴ?(あれ? 確かどこかで……)」

ヘルナンデス「ほら、あそこでノコノコの甲羅を着ているのがシンゴ、アオイシンゴだ」

リベリオ「ノコノコの、甲羅……?」

冗談でヨッシーに言った、自分でしたホラ話を思い出した。
もちろん、当時のリベリオは葵新伍たる人物を知らない。
もしかしたら同姓同名の人物はいるかもしれない、ぐらいの予想していたが、
その人物がノコノコの甲羅を着こんでいるのは流石に予想せず、フリーズしていた。

486 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:48:06 ID:???
ヘルナンデス「それにしても、君はなかなか好ましい人格のようだ。
他人に促されるわけでもなく、ストーリーに誘われるわけでもなく、
僅かと言っても惜しいだろうに、他人のためにコインを渡すのはそう簡単にできることじゃない」

―――クリオ「じゃあ改めて、MVPはリベリオだよ」

ヘルナンデス「っと、これ以上は野暮だね。おめでとう」

ノコノコ(葵)「おめでとう」

サトルステギ「おめでとう」

ヨッシー「おめでt……どうしたのリベリオ?
……ああ…………」


【アナウンス】
MVPに選ばれたため、有名度・ヒーロー度が増えました。
赤ヒゲ連合のメンバー及び忍者軍団とのメンバー、さらにヘルナンデス、ノコノコ(葵)と知り合いました。
リベリオのホラ話が本当になりました。

487 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 00:50:48 ID:???
リベリオ「(なんだか一気に現実感が湧かなくなった……)」

ヘルナンデスとの出会い、ノコノコになった少年との出会い、MVPに選ばれたこと、
試合が終わり気が抜けていたリベリオには衝撃が強かった。

リベリオ「(喜び損ねたな。とりあえず、どうしようか)」

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか
B:このハリボテはなんだろう? ちょっと調べてみよう
C:その他

【状態】
時間:イベント中 ガッツ:605/840 HP:11/11 所持コイン:25コイン
有名度:27、ヒーロー度:8
持ち物:キノコ×5、おかしのもと、鼻形チョコ、ばっちいパンツ
ケガナオール×5、カタクナール×2、ふっかつドリンク×2、カミナリどっかん
サラサランドの地図、新聞紙(古)、カメラパーツ、空き瓶
キノコ袋、大きな袋、木のハンマー、ラクガキパンプレット
キャラクター捜索機(お年玉アイテム、消耗品)

488 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 02:17:35 ID:???
あ、これだと選択肢がよく意味わかんないですね。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (要記述)
B:このハリボテクッパを調べてみよう、何かあるかもしれない
C:その他

489 :森崎名無しさん:2017/07/05(水) 10:18:50 ID:yf14nr2Q
B

490 :森崎名無しさん:2017/07/05(水) 18:10:47 ID:???
マリオは某Mさんのベストイレブンみたいにさらし者になるのかと

491 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:36:46 ID:???
生存報告的な更新ですー。


>>490
仮に某ミサキーヌ君のようにさらし首になっても、このマリオは懲りないのでほとんど影響がないんですね。
詐欺師をも超える鋼の精神力とヒーローとしての経験、並々ならぬ身体能力が彼を支えているので、
折れることはないです。強化来生君だと思っても差し支えないです。ついでにおいしいところも持っていきます。


まあ、あえて褒め殺す手法もありかもしれませんが。

492 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:38:54 ID:???
>B:このハリボテはなんだろう? ちょっと調べてみよう

リベリオ「(ちょっと気になるな……)ヨッシー、背中貸してくれ」

ヨッシー「え? これ? 特に何もないと思うけど」

リベリオ「まあ、ほとんど興味本位だけど、もしかしたら練習に使えるかもしれないし」

ヨッシー「持って帰る気なの? ほどほどにしておいてね」

飛び上がると同時に、ヨッシーは背中を浮かせ、おかげで楽に乗り上がる。
ハッチは開きっぱなしになっており、そのままストンと入り込む。

リベリオ「(思ったより広いな。3〜4人ぐらいは入れるか?)」

何かないかと見渡すと、ひと際目立つポスター見つける。

リベリオ「(……ポスター?)」

493 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:55:13 ID:???
                /ヽ   ___
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         /:.:.:i  ヽ/    丶/
         ,':.:.:.:!   `_==‐==、 _
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        !ゝ__ノ:_/:.:/ />´//´「
        ヽ:.:._`ーヽ ̄´ ´ ___´__`
      ,-、.|:`{ !´|:.:!、!;;:]   ヽ_:;;;:__ア
      {  ヽ:.} }:.:.ヽー、. ′     ,<
      > イ:./ ̄`ヽ:.:.:.「>^--‐<___
      `ー.|:.:!   }、i.:.:.i-'r o oヽ`´__
    {⌒)_._j:.:.} =〈 !:.:/`7、___/´:.:.:.
    _ー_r  ヽ|`ヽー':.'´:./ /ノ  {:.:.:.:.:.
    ヽ ,==− ¨ ̄¨−-ミ:.:.ヽ {:.:.:.:.:
     /           `ヽ! .!:.:.:.:
    |             |:.:ヽj:.:.:.:.
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     |                 |:/./o o ,
     |                 |i_ノ,+++/
.    |                   |:.:{ /:.:.!_
.     |                |7:{:.:.:.:.:.
    |                  |:.:ヽ:.:.:.:
    |                  |:.:.:.丶:.:
  ,.|_,_,火ノヽ_/、「ヒ、 i、 人.|:.:.:.:.:}:.:.


リベリオ「(あの二人の……どっちかのか?)」

※ ヘルナンデスの私物です。

494 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:58:51 ID:???
リベリオ「(そろそろ出るか)」

登ろうと梯子をつかみ、足をかけようとすると、かけそこない、手に体重がかかる。
足が浮いている。外から騒がしい音と叫び声に近いリベリオの呼ぶ声が響いていた。
何か緊急事態が起きた、それが自身に降りかかるのがすぐ分かった。

リベリオ「(早く出ないと……!)」

揺れる機体から力任せに這い出るも、辺りは観客席よりはるか上だった。

リベリオ「(飛び降りれる高さじゃない)」

改めて周囲を見渡す。落ちないように気を付けながら、どこかで助けを求められないか、
いざという時に帰る時の目印になるものを探していた。

リベリオ「(どおりでスピーカーを付けないわけだ。クソッ!)」

どれくらい飛んだのか確認しようと振り返ると、後続するように4つのプロベラで飛んでいるものがあった。
ハリボテクッパと自身を持ち上げているものよりは小型であり、そこにミスターLがぶら下がっている。

リベリオ「(ミスターL? 一人だけか? そんなに遠くに行くわけじゃないのか?)」

他に何かないかと探すが、特に気になるものは見つからない。

リベリオ「(ノコブロス達はいないな、正直言えばあいつらの方がいなしやすかったが……
このポンコツ使えば逃げるくらいはどうになるかもしれない)」

機体の中に入り、操作を試みる。スピードメーターらしきものがあり、その周辺の機器を触り、反応がないか確かめる。
いくつか誤操作を起こし機体が大きく揺れるも、それらしき反応を起こした操作があった。

リベリオ「(よし、後は隠れる場所もないか探してみよう)」

495 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 02:14:25 ID:???
再度機体から顔を出し、周囲を探り始める。
帰るためのルートを探しながらのため後方にいたミスターLと何度も目が合ったが、
それに構っていられなかった。

ミスターL「(こっち見てるけど、もしかしてあれを使って僕をやっつけてやるとか思ってる?)」


────────────────────────────────────────


と、更新はここまでです。あとちょっとした報告です。
ルイージ編、別なスレを立てて再出発するかもしれません。
このルイージ編おそらくゲーム要素かなり減ると思います。
(道中の違いはあっても大筋に違いはないものです)

ぶっちゃけちゃうと>>1がやりたい放題する感じです。
ライディングデュエルもするし、麻雀もやります。
このスレの設定引っ張るったりもするし、まったく別の次元に飛ばされるかもしれません。
もしかしたら、何かゲームするかもしれません。(短い話を複数やる予定のため)

496 :森崎名無しさん:2017/07/16(日) 11:03:49 ID:???
??「麻雀って楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」カンカンカンリンシャンカイホー

497 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/18(火) 01:02:46 ID:???
>>496
咲さんとキノじいどっちが強いかなあ……
(±0の時点で既に人間辞めてるのと思っているのは秘密だ)
ちなみにキノじいはもの凄く強くする予定です。
大体咲VITA+の通信チャレンジ、冷たい透華や高運かおりんを足して1.3で割ったぐらいの予定です。

あ、解説役は末原さんで確定してます。


────────────────────────────────────────


ヨッシー「リベリオーーー!!!」

一方で会場も大きな騒ぎとなっていた。
今回の試合における主役の一人であるミスターL、
そしてMVPに選ばれたヨースター島のサッカーチームを率いるキャプテンが不可解に空へ消えてゆく。
この異常事態に、唯一空を飛べるメドリが救出に向かうも、風圧に押し返され地面に落とされてしまう。
そのせいか辺り一面には羽が散らばっており、痛々しい光景だった。

サトルステギ「だ、大丈夫か?」

メドリ「こんなはずでは……すいません…………」

特に目立った外傷は無いが、打ち身はしたであろう、すぐには立ち上がれなかった。

実況「なんということでしょう……ミスターLが空に消えていきます……
リベリオ君は連れ去られてしまったのでしょうか……」

空を飛んでいる以上、手出しできない。ジュゲム達も荒風に逆らって飛べるわけではない。

498 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/18(火) 01:04:18 ID:???
ヨッシー「マリオ! ボクは追うから皆のこと頼んだよ!!」

メドリ「ミスターマリオ! 私も追います! 後のことはお願いします!!」

移動力の優れた二人が後を追う。少なくとも見失う可能性は低いだろう。

ノコブロス(緑)「リーダー、これはいったい……」

ノコブロス(黄)「ブラックもいないぞ……」

ノコブロス(赤)「……謀られたな。ブラックも偽物だろう」

赤いノコブロスは冷静だった。そして理解した。

ノコブロス(赤)「……ここに残っても意味はない。混乱に乗じて引くぞ。
三つ目のアジトで落ち合おう。無事を祈る」

全員が捕まるのを避けるためバラバラに逃げ、誰かが捕まれば逃げ切った者が助けに向かう。
そう決めていた。もしもの時の想定していたが、今実行することになるとは考えもしていなかった。
合図はなく、別々の出口へ走り出す。しかし間もなく、赤いノコブロスの耳に仲間の悲鳴が聞こえた。二度。
思わず振り返ると仲間たちが倒れている。察するに一撃でやられてしまったのだろう。
何が起きたかは分からないが、現状救出する術もなく逃げるしかない。
が、そこに一人の男が既に立ちふさがっていた。

キノシチョフ「逃がしはしないぜ」


────────────────────────────────────────

499 :生存報告 ◆PkNFzBNfkA :2017/08/09(水) 23:09:32 ID:???
絶賛忙殺中です。落ち着くのが9月くらいかなーと。
どうもこうも頭が働かず、話自体は出来上がってるから余裕かなー
と慢心してたら8月入ってました。
その内復活するので気長にお待ちくださいー。

500 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:40:58 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「(こんな場所……あったのか?)」
完璧に記憶しているわけではないが、キノコ王国内には自身が見ているような光景のような場所はなかった。
それほど目立つ場所だった。上空から見ればこそだろうが、ここに降りる場所であることは推測できた。

リベリオ「(まんまヘリポートだな。流石にこんなのあったら覚えてると思うが……
もしここなら都合がいい。ヨースター島につながってる土管も近い。
中がどうなってるか分からんが、身を隠すのも逃げるのも打ってつけだ)」

予想通り、次第に速度を落とし高度も下がり始めたのだが、そこで機体と切り離された。

リベリオ「(結局落ちるのかよぉーーー!!)」

浮遊感が生まれるや否や、すぐに消える。

ミスターL「大丈夫?」

機体から引き上げられ、地面に叩きつけられずそのまま空中にとどまった。

リベリオ「……なぜ?」

ミスターL「とりあえず、降りてから話そうか。何かするつもりはないから安心して」

501 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:42:21 ID:???
リベリオ「(……まあ、どうこうするつもりなら助けはしないか)」

そのままゆっくりと降下し、程なくして地面へ着地する。
ミスターLの視線の先に目をやると、吊り下げられている甲羅を脱がされたノコノコと
黒い甲羅に座っている作業着を着た少女がいた。なぜか不釣り合いな緑の帽子をかぶっている。
ノコノコが「嵌められていたか……」とつぶやいており、黒いノコブロスであることはすぐ察しがついたが、
リベリオはそれよりも少女の左腕が気になった。

リベリオ「(……義手?)」

光沢のある腕が、次第に金属であることに気づく。

リベリオ「(グローブ、には流石に見えないな)」

手持無沙汰なのか、工具をくるくると回しており、どこか手慣れているようにも見えた。

ミーネ「旦那と、リベリオさんか。こりゃ予想外だな」

トンと軽快に甲羅から降りると、勢いよくリベリオ達に近づく。
近づくと、そういえば小柄だったんだな、と、思ったよりも小さいな、と、考えるが、
それよりも気になったのが義手だった。思わず見入ってしまい、少女が顔を僅かに歪めたことに気づく。
しまったと思いすぐに謝ろうとするが、髪の毛をかき上げられた。

ミーネ「ケガしてんな」

リベリオ「え? あ、ああ……」

急いで這い出た時にぶつけたのか、リベリオは頭から血を流していた。
少し切った程度の傷だが、それでも血は流れ出ている。
ようやく自覚した痛みの個所に手をやろうとするが、やんわりと止められる。

502 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:44:16 ID:???
ミーネ「しゃーねー」

ミスターL「ちょっと、治療なら僕が―――」

ミーネ「いーから黙ってろ」

痛みの個所に手を添えられると、熱さを感じだ。
熱湯をかけられたような強烈な熱さではないが、火傷をするのではないかと思うぐらいであった。
顔を退けようとするが、義手でしっかりと抑えられているためうまく動かせなかった。
また、時間とともに熱さが引いていったのもあり強く抵抗はしない。
熱さが無くなると痛みも消え、手ぬぐいで顔を拭かれる。拭われた血を見て、ようやく本当に傷があったことに気づかされた。
痛みがあった個所に手をやったが、傷がないことを確認すると安堵する。

リベリオ「(……何だったんだろう? 今の)」

ミスターL「大丈夫なの?」

ミーネ「問題ない。
それよりも、ヨースター島のキャプテンをキズモンにして返した方がマズイだろ」

リベリオ「(本当に治してくれたんだな。
言葉を信じるなら、無事に帰れそうではあるか)」

張りつめていた緊張が、一気に解けていく。
ふぅと息を吐くと、遠くからリベリオを呼ぶヨッシーの声が聞こえた。

ヨッシー「だ、大丈夫だった? ケガはない?」

リベリオ「大丈夫だ。ケガもしてないよ」

503 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:46:35 ID:???
正確には治してもらったが、あえて説明せずに無事だと伝えた。
その視界の片隅に、メドリが飛んでくるのが見えていた。
それよりも早くやってきたヨッシーに心配をかけなくなかった。

ヨッシー「やっぱりルイージが助けてくれたの?」

振り向くと、ミスターLがマスクを外している。どこかで見覚えのある顔だった。

リベリオ「そっか、先生の……」

マリオの弟にルイージという名の男がいたことを、前に教えてもらったことを思い出した。

リベリオ「(一体どういうことなんだ?)」

メドリ「無事のようですね」

リベリオ「主審……えと、メドリさん」

メドリ「いろいろ疑問に思う点が多いかもしれませんが、それはまた後程説明させていただきます。
とりあえず今は安心してください。必ず無事に帰しますので」

リベリオ「分かりま―――」

ミーネ「そこ危ねーから早くどけ」

腕を引っ張られると、自分が立っていた場所から土管が現れる。
そこからは黒いノコブロスの代わりに試合に出場していた“奴”が現れた。

ノコブロス(黒?)「あ、あれ? どうして君もここにいるの?」

リベリオ「お前さっきの……ノコブロスじゃない奴」

504 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:48:24 ID:???
ミーネ「あのハリボテが連れてきたんだよ、ドニー」

リベリオ「(ドニー、愛称だな。やっぱり協力者か。
カペロマンがいたから何かあるのは分かってたが、
カペロマンがどうってよりは試合自体にあったみたいだな)」

ミーネ「ドニー、さっさと片そう。工具はあっちに置いてある。
旦那、あんたはそっちのお姫様を送ってやんな。丸くとは言わんが尖がらずに済むだろ」

ルイージ「……ごめんね」

ルイ―ジを屈ませて、“「”文字の帽子を脱がせるとかぶっていたL文字の帽子をかぶせた。
拳で軽く胸を叩くと、微笑んで見送る。
幾度となくもルイージに見せている笑顔のため、そこにいつも覇気が陰っていることが分かっていた。

ルイージ「リベリオ君、ヨッシー、皆のところに戻ろう。
メドリさんもありがとうございます」

リベリオ「(俺かよ、お姫様)あ、はい」

メドリ「はい、無事に済めば何よりです」

皆ついて来て、とルイージは土管の中に入る。
全員が降りてきたことを確認すると、案内役となり走り出した。

ルイージ「巻き込んでごめんね。なのに、君の事後回しにしちゃって。
あの子、ちょっと体が弱いから心配だったんだ」

リベリオ「いえ、元はと言えば俺が勝手に乗り込んだのが原因ですし。
一緒にいてあげなくて大丈夫なんですか?
(……この人も医者だろうか?)」

505 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:50:34 ID:???
ルイージ「うん、君を送り届けたらすぐ戻るよ」

ヨッシー「それよりもルイージ、これってどういうことなの?」

ルイージ「そのことなんだけど……」


────────────────────────────────────────


キノシチョフ「(やっぱり手ごわい。流石にノコノコ達を束ねるだけはある)」

ノコブロス(赤)「(なんて奴だ……このままじゃやられる。どうにかして隙を作って逃げなければ。
今ここで俺が倒れたら、何もかもが終わってしまう)」

キノシチョフの攻撃を、致命傷を避け耐え続けているが、ダメージは蓄積していた。
決定打を与えられないことに焦ってはいたが、深追いすれば手痛い反撃を受けることは分かっていた。
じわじわ攻撃していても、他のノコブロス達が回復して立ち上がってくるかもしれない。
一方隙を伺っている赤いノコブロスも、このまま攻撃を受け続けていては限界がくる。
しかし安易な攻撃は相手にチャンスを与えるだけだった。
おまけに時間が経てば経つ程、逃げられる可能性は低くなる。

キノシチョフ「ん?」

ノコブロス(赤)「(!? 好機!!)」

リベリオ「どっせい!」

突如、リベリオが赤いノコブロスの背後からスライディングタックルを仕掛けた。
攻撃の為ではなく、転ばせるためのタックルだった。
目論見通り、赤いノコブロスは仰向けに倒れる。リベリオはすぐに立ち上がり、飛び上がって赤いノコブロスを踏みつけた。
特に誰から教わったわけでもないが、リベリオはその特性から弱点を見切っていた。

506 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:52:58 ID:???
リベリオ「卑怯な気がするが、まあ許せ」

すでにキノシチョフからダメージを負っていたため、この一撃で立ち上がることはなかった。

実況「戻ってきている!! リベリオ君、帰ってきました!!
無事に逃げ出せたのでしょうか!?
……おーっと、ルイージです! ルイージがいます!! 彼が助け出したのでしょう!!
影ながらいつもこの男はやってくれます!!」

リベリオ「(この人への信頼感も、多分凄いんだろうな。
もしかしたら、この人と一緒のチームになってたかもしれないのか)」

リベリオが無事に帰ってきたことは、難なく受け入れられていた。
その証拠であるように歓声が上がっている。

バビントン「大丈夫……みたいだね」

リベリオ「心配かけて悪かったな。こっちはどうだった?」

バビントン「特に何もないさ。キノピオの兵隊? が取り囲んでること以外は。
それにしてもよく入ってこれたね」

リベリオ「なんだか緑の人、ルイージさんがいたらほぼ顔パスでな。ほら、あの人だ。
とりあえずまあ……無事に帰れるから安心しとけ」

リベリオの視界の片隅では、マリオとルイージ会話しており、すぐに切り上げてルイージは去っていく。
すると、マリオがフィールドの選手全員に自分の元へ集まるよう声を上げた。
その傍らで、ノコブロス達はキノピオたち拘束される。薄れゆく意識の中、赤いノコブロスは浅い賭けを望んでいた。

ノコブロス(赤)「(ブラック……どうか無事でいてくれ)」

────────────────────────────────────────

507 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:54:41 ID:???
────────────────────────────────────────


ドナテロ「とてもじゃないけど二人じゃ終わんないよ。
この後ルイージが来てもこれじゃ間に合わない」

ミーネ「ドニーがいてもダメか……どうすっかなー。今回はバラすだけで済ませるか。
それとも……」

ドナテロ「亀の手でも増やす?」

ミーネ「いいな、それ」

含み笑みを浮かべながら、軽快に歩み寄る。
黒いノコブロスを見上げ、その笑みを大きくする。

ミーネ「簡単な質問だ。
今この場で私たちの役に立つことと、リーダーたちと仲良く人々の役に立つこと、どっちがいい?」

黒いノコブロスは目を閉じて、何度何度も赤いノコブロスの言葉を反芻させた。
一つの言葉を飲み込み、必要な言葉のみ吐き出す。

ノコブロス(黒)「………………分かった。何をすればいい」

ミーネ「感謝するぜブラック。一緒にこいつを生まれ変わらせてやろう」


────────────────────────────────────────

508 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:56:00 ID:???
―――控室―――

リベリオ達は敵味方問わず、一つの控室に集まっていた。
忍者軍団の選手たちはマスクを取っており、椅子に腰を掛けている。
マリオが「皆無事に帰すから安心してくれ。頭硬い連中と話をつけてくる」と、出ていったっきりである。
落ち着いてはいるが不安を隠しておらず、ヨッシーがフォローに回っていた。

リベリオ「……分かっちゃいたが、やっぱりお前か」

カペロマン「まあな。かのスーパーヒーローと戦うのにちょうどいい機会だったんでね」

リベリオ「よくやるよ、お前も本当に」

カペロマン「戦っておきたかった奴と一通りやれた分、結果的に良かったがね」

指でちょいちょいと合図をしていた。近くに腰をこけると小声で話す。

カペロマン(で、だ。もう聞いてるか?)

リベリオ(分かってる、大丈夫だ)

カペロマン(ならいい)

そう言うと目線を外し、静かに待っていた。

リベリオ「(……先生が戻ってくるまでの間、どうしようかな)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (分岐します)
B:外を覗いてみよう、何かあるかもしれないC:その他
D:静かに待ってようか

509 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 01:05:55 ID:???
大変お待たせいたしました。
落ち着きを見せ始めたために、更新を再開します。

最近また暑くなりましたので体調気を付けてください。
夏でも容赦なく喉をやられますので、なかなかのなかなかです。

そうそう、もしルイージ編(仮)をやるとするならばダイス板でやると思います。
その際はこっちの周知します。
ただ、いろいろとシステム考えてて詰めなければ部分が分かったので、先の予定です。


あ、早速ミスりました。正確には下記の通りです。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (分岐します)
B:外を覗いてみよう、何かあるかもしれない
C:その他
D:静かに待ってようか

510 :森崎名無しさん:2017/08/25(金) 08:17:29 ID:aymWXxbI


511 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/26(土) 01:20:34 ID:???
>A:誰かと話そうか (分岐します)

リベリオ「(……何と言うか)」

自チーム
【サトルステギ、バビントン、ヨッシー、ビクトリーノ、ピエール、
ドトール、アマラウ、バド、松山、キノシチョフ、新田、アモロ】

敵チーム
【トーテム忍者(?????)、土竜忍者(マーガス)、ゲルマン忍者(シェスタ―)
中の里忍者(??)、蛇の目忍者(カペロマン)、ヘルナンデス、ノコノコ(葵)】

その他
【モナ、ビビアン】

リベリオ「(よく入ったな、ここに。というか、何でモナ達が残っててドンキーいなくなってんだ。
……先生と一緒にいるのか? どっちにしても話せる自信はないけど。
まあとりあえず、誰と何話すかだな。
皆思ったり自由に過ごしているし、話しかけても悪目立ちすることもなさそうだ)」


一票決です。IDが表示されるようにしてキャラクターの名前を書き込んでください。

【備考】
リベリオが名前の知らない人は、例えバレバレでも名前が「?」のままになります。

512 :森崎名無しさん:2017/08/26(土) 07:45:48 ID:3JA3o3XA
モナ

513 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/28(月) 03:19:31 ID:???
>モナ

ふと部外者であったモナのことが目についた。
至って落ち着いており、困惑しているような様子を見せていない。
ルイージからはモナが絡んでいると聞いておらず、気になったのだ。
じっと見据えたため、話しかける前に声をかけられた。

モナ「どうしたの?」

リベリオ「いや、意外と落ち着いてるなと思って。
と言うか、なんでここに残ってるんだ?」

モナ「このぐらいのことはフツーよフツー。
試合見てたら帰りそびれちゃって、そのままここに缶詰め。
それよりも大丈夫なの? なんだか連れて行かれたみたいだけど」

リベリオ「まあ、見ての通り無事だ。
(やっぱり知らないのか? でもこの落ち着きようを見ると……
例えそうだとしても、今問いただしたところで……どうしようか?)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:モナもこの試合の裏について知ってたのだろうか、それとなく聞いてみよう
B:そういえばあのお面はどうしてんだろう、あれ気に入ったんだろうか
C:世界お鼻畑計画ってなんだろう、ちょっと踏み込んでみよう
D:実は怪我したんだと打ち明けてみる、治ってるけど
E:その他

514 :森崎名無しさん:2017/08/28(月) 07:07:13 ID:lwUlKP0k
C

515 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/31(木) 00:22:37 ID:???
>C:世界お鼻畑計画ってなんだろう、ちょっと踏み込んでみよう

リベリオ「なあ、世界お鼻畑計画って―――」

モナ「あ、そうね。ちょうどいいからその話しようか」

その瞬間、モナの隣にいた非常に驚いたような表情を浮かべた。
それは間違いなくリベリオに向けられており、なんてことを言いだすんだと暗に言っているのが分かる。
あ、俺やっちまったな心の呟くも、とあるものを見せつけられる。

モナ「これを見てほしいの」

リベリオ「……世界お鼻畑計画書……!? もう作ってた!!」

モナ「見てもらえれば問題は分かると思うけど、まずは圧倒的に人数が少ないことかな。
全員で4人なの。だだ、実質、私、ビビアン、リベリオの3人になっちゃって」

リベリオ「え?」

モナ「そしてここにいない、ダブルオーツーが技術力が凄いんだけど、どこか方向性ズレてて……
今の時代誰しも携帯持ってるからネットでDLできるようにすればいいものを
わざわざゲーム機作ったりとか……あ、ゲーム&ウォッチよ」

リベリオ「(普通にスゲー)」

モナ「鼻を整えるってゲームなのに、鼻毛を抜く機能つけるとか……」

リベリオ「(……どこ突っ込もう)」

モナ「鼻ゲーのPV作ろうって話したのに、バラのドキュメンタリー作ってきたの!
しかもそっちのほうが人気あるし!! 青いバラ作ってもう何なの!!」

516 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/31(木) 00:27:28 ID:???
ビビアン「アタイ、そっちのほうが見てみた―――」

モナ「あげくに飽きたって……飽きたって…………本当にヒドイ!!」

リベリオ「(そっちのことに熱意が行ってる。間違いなく)」

モナ「ビビアンはやる気あるのかないのか分かんないし」

ビビアン「だって……」

モナ「だからリベリオは期待の星なの、分かってくれる?」

リベリオ「(これ冗談抜きでガチだ)」


魂の叫びをモナにぶつけよう! 先着1名でIDが表示されるようにして書き込んでくれ!!
A:勘弁してください……マジで勘弁してください…………
B:えーっと、技術力を持ってるダブルオーツーを復帰させる方針で……
C:じゃあとりあえずビビアンがやる気出す感じで
D:鼻Tシャツとかが現実的かな、シンボルマークみたいな作ってさ
E:その他

517 :森崎名無しさん:2017/09/01(金) 07:05:34 ID:VZ4jnBDM
A

518 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/01(金) 22:33:46 ID:???
>A:勘弁してください……マジで勘弁してください…………

リベリオの言葉は、懇願にも似た拒絶であった。少なくともモナにはそう感じられた。
鼻の趣味は既にリベリオが否定していたためそれ自体にはダメージはなかったが、
想像以上にリベリオを追い詰めていたことを自覚した。

冷静に考えれば分かるはず、相手は異界の地でもサッカーを続けている人物である。
彼の出身国での事情は知らなくても、それを選んだことがどうであるのかは察しがつくものであった。

お互いが、お互いのことを知らな過ぎた。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→! card★
JOKER:モナ「……ごめんね」なぜかハグされた
ハート:モナ「そっちから言ってきたのに」 そうだった
スペード・ダイヤ:モナ「ごめん……」 謝られました
クラブ:モナ「……」 黙っちゃった
クラブA:「何度でも蘇るさ!!」 懲りなかった

519 :森崎名無しさん:2017/09/01(金) 22:38:55 ID:???
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→ スペードJ

520 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/01(金) 23:37:29 ID:???
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→ スペードJ ★
>スペード・ダイヤ:モナ「ごめん……」 謝られました

モナはすぐに謝罪の言葉を口にして、距離を置いた。
どうであれリベリオに恐怖を与えていると感じ取ったからだ。
これは当然リベリオも望んだ反応ではない。

リベリオ「(やっちまった……)」

ビビアン(冗談のように聞こえたかもしれないけど、本人は真剣なんだから。
とりあえずアタイがフォローしておくから)

リベリオ(悪いが頼む。あとでちゃんと謝っとく)

一先ずこの場はビビアンに任せることにした。リベリオも自分が落ち着く時間が欲しかった。

リベリオ「(先生、まだ戻ってこないのか。もうちょっと話せそうだな)」


自チーム
【サトルステギ、バビントン、ヨッシー、ビクトリーノ、ピエール、ドトール
アマラウ、バド、松山、キノシチョフ、新田、アモロ】

敵チーム
【トーテム忍者(?????)、土竜忍者(マーガス)、ゲルマン忍者(シェスタ―)
中の里忍者(??)、蛇の目忍者(カペロマン)、ヘルナンデス、ノコノコ(葵)】

その他
【モナ、ビビアン】


一票決です。IDが表示されるようにしてキャラクターの名前を書き込んでください。

521 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/02(土) 01:40:29 ID:???
もしさっさと公式戦に行きたければ、判定だけしてイベントスキップもするつもりです。その際は先着三名で。
ちなみにこのモナのイベント、マイナスイベントではないので安心してください。
人付き合いでちょっとぐらいやらかしちゃうことは多少はね? ってことで今回はここまでです。
お相手ありがとうございました。

522 :森崎名無しさん:2017/09/02(土) 03:31:16 ID:GhPiT8JQ
トーテム忍者

523 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 00:22:33 ID:???
>トーテム忍者


ふと、トーテム忍者がリベリオの方を見ていることに気づく。
先ほどのことで注目を集めてしまったが、すぐに目を逸らされている。
それにも関わらず、しっかりとリベリオのことを見ていた。それは合図にも見えた。

リベリオ「(俺に用があるのか?)」

何かしらの意図を感じたリベリオは、トーテム忍者に声をかける。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→! card★
JOKER:よく見ると仲間になりたそうな目だった
ダイヤ:トーテム忍者「実は……」
ハート:トーテム忍者「聞きたいことがある」
スペード:トーテム忍者「……連絡先だけ教えてほしい。あとで聞きたいことがある」
クラブ:トーテム忍者「すまない、なんでもない」

524 :森崎名無しさん:2017/09/03(日) 00:32:14 ID:???
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→ クラブ6

525 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 01:13:51 ID:???
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→ クラブ6 ★
クラブ:トーテム忍者「すまない、なんでもない」

何かをリベリオを話そうとしていた。しかしトーテム忍者は止めてしまった。

リベリオ「(……なんでもない訳ないだろ。まあいい。こっちから何か話すか)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:お前も元居た世界からこっちに来たクチか?
B:とりあえず名前を教えろ。話はそれからだ。
C:随分とタックルが下手だな、はっきり言って同年代とは思えないぞ。
D:スカした態度がムカついた、このばっちいパンツで麻酔してやる。
E:その他

526 :森崎名無しさん:2017/09/03(日) 01:19:17 ID:SOG/5Rmk
A

527 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 01:39:01 ID:???
とりあえず相手の素性を探ってみよう。といったところで今回はここまでです。
お相手ありがとうございました。


パンツで麻酔の元ネタが分かった人はおるんかな?
いや、森崎板の懐の深さを信じよう。

528 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 02:26:14 ID:???
>A:お前も元居た世界からこっちに来たクチか?

トーテム忍者「……そんなところだ」

リベリオ「(意外と素直に答えたな)察しが付くと思うが俺達もそうだ。
ちなみにブラジル出身だ。チームメイトはアルゼンチン人だがな」

トーテム忍者「ブラジル……そうかブラジルか………」

リベリオ「(妙な反応だな……噂にあった外国人引き入れの話、その内の一人がこいつなのか?
キック力は確かに相応のものはあるが……)」

しかし、長くトップ下を務めていたピエールからの評価は“不適切な選手”だった。
FWをよく相手取るドトールからの評価もあまり芳しくない。(内心でどう思っていたかは分からないが)

リベリオ「(2得点してるんだけどな。
それで充分な理由にもなるけど、何があの2人にひっかかったんだか)」

リベリオ「(それにしても試合の時と比べて暗いというか……
上の空って言った方が正しいか。大丈夫なのか?)」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
A:もしかしてブラジルに来る予定でもあったのか?
B:お前の出身国はどこなんだ?
C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……
D:麻酔決行、今なら隙だらけだ
E:その他

529 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 02:27:27 ID:???
あ、間違えました。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:もしかしてブラジルに来る予定でもあったのか?
B:お前の出身国はどこなんだ?
C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……
D:麻酔決行、今なら隙だらけだ
E:その他

530 :森崎名無しさん:2017/09/04(月) 07:10:33 ID:3iXnnU9Y
C

531 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 23:18:47 ID:???
>C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……

トーテム忍者「……いや、大丈夫だ」

どうにも歯切れが悪い。何かあるのは傍目から見ても分かる。

リベリオ「(まさか急に体調崩したのか?)」

そう考えれば辻褄は合う。トーテム忍者に試合内容を深く反省するようなものない。
個人的に納得できないものはあるかもしれないが、上の空になるほどのものでもなかった。
さらに言ってしまえば、プレイには数回しか絡んでおらず体力は余っている。
リベリオが導き出した結論は一つだった。

リベリオ「ドクター呼ぼうか?」

トーテム忍者「……は?」

間違いだった。


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★それはそうと自動イベント→! card★
JOKER:マリオ「It's Me,Dr.MARIO!!」 なにしてんの?
ダイヤ:↓+サトルステギ、暇すぎて筋トレ中
ハート:↓+ヨッシーがビビアンと一緒にフォローしてくれてる
スペード:↓+バビントンが勧誘してた、やるじゃん
クラブ:松山達から話があるみたい、あとで聞いてみよう

532 :森崎名無しさん:2017/09/04(月) 23:25:37 ID:???
★それはそうと自動イベント→ クラブ9

533 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/06(水) 02:16:00 ID:???
★それはそうと自動イベント→ クラブ9 ★
クラブ:松山達から話があるみたい、あとで聞いてみよう


バド「……サッカー以外のことにはシャンとしねえなあ」

松山「……そうだな」

二人はリベリオの観察しながら、話す機会をうかがっていた。

バド「まぁ、女運に関してはオメェよりはありそうだな」

松山「うっ!」

松山「それはとにかく! バドさんは多分大丈夫だろうけど、俺はどうだろうな……」

バド「どーだかな。あのヘビヤロウがパンパねぇって考えても、あいつは奪ってるからな」

松山「タックルに自信あったんだけど、世界のことは少しぐらい分かってたつもりだったんだけど、
俺の知らないこと、まだまだあくさんあったよ」

バド「どっちになったっていいだろ。
サッカーに関してはマジなんだ、これからのいい判断材料にあるだろうぜ」

松山「一回でも弾いてれば……」

次の公式戦に一緒のチームとして参加させてくれと大きく言えただろう。
しかし、松山にこれといった活躍はなかった。カペロマンに翻弄され続け、立て続けに突破を許していた。
カペロマンの癖を思わしきものを見抜いたが、その打開策は生み出せなかった。

松山「(ある程度は認められてるとは思うが、流石に楽観視はできないか……)」

534 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/06(水) 02:19:09 ID:???
ちょうど話終えたリベリオに短い言葉で約束を取り付けた。
あとはヨースター島に赴き、判断をゆだねることになる。
間もなくしてマリオが戻ってきた。無事話を付けたため、このまま解散ということだった。

マリオ「っと、その前に報酬を渡そう」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★→! card★
基本:10 + アシスト(1):5 + コンスタントな活躍:5 + MVP:5 + カードの数値 = 報酬コイン

【備考】
30コインを超えると、強制的に30コインとなります。
JOKERを出すと15扱いとなり、超えた分のコインももらえます。

535 :森崎名無しさん:2017/09/06(水) 05:10:35 ID:???
★→ ダイヤJ

536 :森崎名無しさん:2017/09/06(水) 19:32:08 ID:???
マリオは罰金受けてそうだけど出場料だけで稼いでそう

537 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:08:25 ID:???
>>536
そもそもこの試合が茶番ですし(選手たちはガチでやってますけど)
この辺のことは首を突っ込むかどうかで明らかになってきます。
(リベリオは一部しか聞いておらず、間延びしそうなのでその部分はカットしてます)

配管工から社長にジョブチェンジしてますので、お金についてはあまり心配ないんですよね。
それを資金に遊園地作って園長やってますし。
長い下積み時代からここまで登り詰めたのは流石というべきか、背後に何かあると疑うべきか。


【アナウンス】
30コインを手に入れました。(所持コイン:25コイン → 55コイン)
バビントンとヨッシーがトーテム忍者以外との連絡先を交換しました。
(トーテム忍者は聞き出そうにも拒みました)知り合いが多く増えたため、有名度が2増えました。(有名度:27 → 29)
葵新伍はノコノコ(葵)になっていますが、亀ではありません。
対抗戦のイベントが終了しました。



月末イベントに行く前に、中里君へお詫びイベントを。
思いっきり間違えまして、最近気づいて、やり直すのも難しい状態なのでこのような措置にしました。

538 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:09:51 ID:???
────────────────────────────────────────


中里「ふむ……」

帰路を歩きながら、試合内容を思い出していた。
勝敗そのものよりも自分をプレイについてである。

中里「(やはり拙者の驕りなのだろうか)」

何度か自身でも改心と言えるプレイをしていた。それでも失敗した。
個人の結果としては成功とはいいがたかった。

中里「(不覚!)」

何よりも、抜けると確信しながらもボールを弾かれた。
あの結果を油断と言わず何と言う。自身を叱咤しながらも苛立ちまぎれに歩いてゆく。

中里「おお……! なんとも面妖な」

帰路である森の中、大きな花を見つけた。花というには明らかに巨大で、10mほどはある。
どこかの腕を持て余した職人が、ここで投棄したオブジェにも見えた。
中心部には水が溜まっており、もしかしたら本当にプールなのかもしれない。

中里「(危険な目にあったことはござらんが、奇怪なものに近づくことも理由もない也)」

興味は惹かれたが、不用意に近づくほど警戒心は薄くなかった。
何にしてもこの帰路はもう使えないと新たな道を探す算段を立てようとしたところ―――

539 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:11:12 ID:???
???「あっハァ〜ン!!」

花の中心部から、巨大な女性が水しぶきを立てながらが現れた。

中里「ぬぉおおお!!!!????」

何か良からぬものがあるとは予想していたが、この出来事は予想外であった。
しかしその場で固まることはなく、すぐ行動に移る。

中里「(三十六計逃げるに如かず!!)」

半ばパニックになりながらも逃げだした。
ただ、パニックにならなければすぐに背を向けて逃げ出しはしなかっただろう。
這い出てきた巨大な女性に捕まり、そのまま摘み上げられた。

中里「拙者おいしくないでござる! おいしくないでござるよ!!」

???「あら? 別に取って食べようなんて思ってないのに……」

中里「……なに?」

目の前に降ろすと、楽な姿勢を取り始めた。

中里「なにゆえ拙者に……いや、お主は何者なりや?」

???「大妖精って言えば分かる?」

中里「大、妖精……? (西洋のモノノケの類であったか)」

大妖精「ふぅ〜ん……あなた、この世界の子じゃないのね」

中里「む」

540 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:14:04 ID:???
なぜ分かったのか、質問もする間もなく、返事を待つ間もなく、大妖精は話を続けた。

大妖精「さっきやってた試合で、おかしな感覚なかった?」

中里「……なぜそれを?」

大妖精「ふふ、どういう訳かあなたには“ズレ”が起きている。
どうしてあなたなのか、なぜかしらね。いろいろ興味深いわ」

中里「……」

大妖精「お話をこれくらいにしておきましょう。そのズレを治してあげる」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→! card★
JOKER:泉に引き込まれてしまった
ダイヤ:大妖精のヴェーゼ
ハート:大妖精の指つき
クラブ・スペード:大妖精の息吹

541 :森崎名無しさん:2017/09/07(木) 00:18:38 ID:???
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→ ダイヤ7

542 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:41:12 ID:???
ちなみにミスってたのはこの部分です
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1421560195/862
リベリオ君、ハートでナナハンタックル発動しません。
どういう訳が間違えました。
前半ラストのカウンターが決まってたかもしれませんので、展開大きく影響の出るものでした。
申し訳ございませんでした。

ちなみにかなり決まりやすい状況でして、
・ドトールがいないためトーテム忍者がグラウンダーシュートを撃ちやすい。
・不意打ちで中里が1対1を狙いに行きやすい
・奥まで切り込みやすいため、トーテム忍者が容易にシュートが撃てる
・スキル【俊足】が猛威を振るいやすい
・シェスターがいるため、スルーパスがしやすく容易に裏が取れフリーになりやすい。
・よしんばファウルで止まったとしたら、高確率でカード
と、諸々込みでヤバい状況でした。


というわけで、あっついヴェーゼが罪のない中里君を襲ったところで今回はここまでです。
(フラグが回収され、さらに全体的に強化されます。あと出番的な優遇)
お相手ありがとうございました。

543 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:42:16 ID:???
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→ ダイヤ7 ★
ダイヤ:大妖精のヴェーゼ


微笑みながら顔を近づけてくる。
より深く観察しているのだろうかと待ち構えていると、目をつむり―――









中里「ぬわーーっっ!!」









【アナウンス】
中里がステータスアップをしました。
ガッツ+50 ドリブル+1 パス+3 シュート+2 タックル+2 カット+2 ブロック+2 せりあい+2
ドリブルフラグが回収され、魘入(えんにゅう)の術を覚えました。(親子カードのマークが一致時、ドリブル+2)

忘れてたリベリオのスキル:対爬虫類の進化フラグを得ました。
間違って付けたタックルフラグが消えました。

544 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:44:02 ID:???
長ヨッシー「ん?」

リベリオ「どうしたんですか?」

長ヨッシー「んー……なんでもないよー。とりあえずねー、登録は問題ないよー」

リベリオ「はい、分かりました。(後は俺達の問題か)」

ヨースター島に戻り、まず最初に族長から今からでも選手登録が間に合うか確認を取った。
帰る途中での船内で、松山から「月末の公式戦を一緒のチームとして参加したい」と話しがあったからだ。
また、可能な限りDFとして出場させてほしいという要望もあった。
話し合った結果、各々の考えとして出されたのは以下のようだった。


サトルステギ:どちらかと言えば賛成
バビントン:考えている途中
ヨッシー:リベリオに任せる


リベリオ「(特に性格に難がある訳でもないし、実力も充分なんだが……)」

リベリオ「(バビントンも言ってたように、試合直前なんだよなあ。
連携に不安が残る。特にバドは経験が浅い。指示役が必要だ)」

リベリオ「(……一旦、松山達の要望は確認してみるか)」


松山:DFを希望している。場合によってはポジションチェンジもオーバーラップも受け入れる。
バド:特に希望はない。ただ経験は浅いためフォローが必要。

545 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:48:55 ID:???
リベリオ「(特に難しい要望じゃない。
もしもの時は説得は必要だろうが、必要性を理解すれば松山を動かせるだろう)」

リベリオ「(バドは……試合すら出なくても気にしなさそうな感じだな。
おまけにポジションのこだわりすらない。逆によく分からない
不満があればすぐ言ってきそうだからそこまで気にしなくてもいいか)」

長ヨッシー「考えがまとまったら皆と話してきたらー?
あまり考え込んでても結論出ないよー?」

リベリオ「そうですね。そうしてきます」

ヨッシー達を別のテントに待機させ、また松山達も別のテントに待機させている。
話し合いに集中するためであるが、あまり長い時間をかけることはできないだろう。
恐らく、この日の内に結論を出さなければならないと考えながら、ヨッシー達の待つテントへ向かった。

────────────────────────────────────────

546 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:50:33 ID:???
────────────────────────────────────────


ヨッシー「おかえり、どうだった?」

リベリオ「問題なく登録はできる。後は俺達次第だ。どうだバビントン、結論出たか?」

バビントン「公式戦まで時間がないこと加味しても、
正直言って僕らにほとんどデメリットは無いと思うだけど……」

リベリオ「だけど?」

バビントン「もし、何か致命的なことがあっても試合に出さなければそれでいい。
でも、そんなことしたらお互いの為にもならないから……
僕達が失敗することと、松山達が失敗することは違うし……」

リベリオ「(その先のことと、俺達とのギャップのことか)」

今回の試合で失敗したとき、その先との松山達との関係
そして失敗をどう共有するかだった。

リベリオ「実力者である松山達との関係を悪くしたくない。
そして俺達は運命共同体だけど、松山達はそうじゃない。そういうことか」

バビントン「考えすぎかもしれないけど、あまり不用意なことしたくなくて」

サトルステギ「あーえー……どゆこと?」

547 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:51:47 ID:???
リベリオ「……例えばだが、松山がファウルしてレッドカード、おまけにPKが決められて負けたとする」

サトルステギ「うんうん」

リベリオ「でも次の試合で松山がいないのに勝ったとする。
そうすると松山のせいで負けたんだなってなるだろ?」

サトルステギ「そりゃそうだけど、そんなこともあるじゃん。
レッドカードで退場って俺もリベリオもやったことあるじゃん。それが原因負けたことなんて」

リベリオ「ああ、俺達ならそれで良かった。それでいいと思ってる」

サトルステギ「??」

バビントン「問題は、正式に加入してるって訳じゃないんだ。
あくまで次の公式戦を一緒に参加したいだけってこと」

サトルステギ「おう?」

バビントン「僕達は失敗したら、自分で反省して、お互いに考えて、怒ったり許したりして進んでいくつもりだけど、
松山達がどういうつもりかも分からない。どこまで覚悟しているのかも。
失敗したら全部忘れて、ここ去ってはい次、なんてこともするかもしれない」

それに反対する言葉をサトルステギは持っていない。

548 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:54:21 ID:???
サトルステギ「え、えーと……単純に強い奴いたら試合前にスカウトしておいたって考え方はダメ?」

リベリオ「いや、全然ありだと思うぞ。多分松山達はそんな風に考えてると思う。
俺も最初はそんな風に考えてたしな」

サトルステギ「へ? それじゃあ―――」

リベリオ「続きあるから待て。確かにバビントンの言う通りでもあるが、
逆に言えばそういう覚悟で入れちまえばいいわけだ」

リベリオ「バビントンも別に拒否してるわけじゃない。ちゃんと覚悟持ってやるならいいってことだ」

リベリオ「(あるいは俺がそうすることをな)」

バビントン「……そろそろ松山達に答えを出してあげよう。
どうするかはリベリオに任せようと思う。皆もそれでいいかな?」

ヨッシー「うん。いいよ」

サトルステギ「え、あー……俺どうしていいか分からないし、そうする」

バビントン「じゃあ決まりだ。任せたよキャプテン」


────────────────────────────────────────

549 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 23:07:40 ID:???
判定や選択までいきませんが今回はここまでです。

ここまで強化してもまだピエールの方が総合力上なんだなあ。
ただ、俊足タイプがここまで満遍なく能力高いのはいないので、かなーり厄介ではあります。(敵に回すと)



……あれ? 新田君また出番遠くなってる………?

550 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/26(火) 05:56:56 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「(キャプテン、か……)」

不意に呼ばれた一言だった。今回の件を全て任せる、という言葉も付いていた。

リベリオ「(あいつなりのやり方か)」

あるいはけじめだったのか、決意に近いものであったのかもしれない。

リベリオ「(認めてくれてはいるのかもしれないな)」

松山達の待つテントが近づくと、思考を切り替えて入る。
登録が間に合うことを告げるとほっとしたような顔を浮かべるが、
すぐに表情を改めた。まだ決まったわけではない。

リベリオ「(……やっぱりそう楽観的な奴じゃないか。とりあえず……)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:その前に聞きたいことがある。何で俺達のチームだったんだ? ドトール達やピエールでもなく。
B:DFにこだわっている理由は何なんだ? 特に松山はMFの方が向いているだろう?
C:歓迎しよう。次の公式戦、一緒に勝ち進もう。
D:(いくらなんでも急すぎる。今回は断ろう)
E:その他

551 :森崎名無しさん:2017/09/26(火) 13:24:04 ID:FBvoYMzA
A

552 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:27:58 ID:???
>A:その前に聞きたいことがある。何で俺達のチームだったんだ? ドトール達やピエールでもなく


リベリオ「聞きたいことがある。どうして俺達のチームに入ろうと思ったんだ?
いや、別に試してるわけじゃない。純粋に疑問なんだ」

リベリオ「ドトールは守備の理解も深いし面倒見もいい。何より度量もある。
アマラウだってキレやすい嫌いはあるが、満遍なく充分守備力を備えている。空中戦が主体だがな。
二人とも指揮能力もあるから、学べるところが多いと思う。
どっちもクセあるけど、試合前のやり取り見てる感じうまくやってけそうにも見えた」

リベリオ「ピエールも短い時間でDF達をまとめ上げた。指揮能力だけで言えば、ドトール達よりずっと上だろう。
オフサイドトラップもできるくらいだからな。
選手としての完成度を考えるなら、俺らと同年代じゃあいつが一番だ。
詳しい事情は知らないが、きっとお前らのことを歓迎してくれると思うぞ」

リベリオ「俺達も満遍なく攻撃手段を備えている自負もあるし、ここの環境も恵まれていから
そういった意味では練習相手にはもってこいだ、だが……
もし期待していたなら予め言っておく、俺達と一緒にいても基礎的な能力の向上できても、
守備戦術について得るものは恐らく無い。
それでもいいのか?」

客観的な事実を述べ続けた。リベリオ達は基礎的な能力を上げているが、戦術について得たものは未だにない。
現時点でそれらを得られる目星もついていない。
松山達がただ自身を売り出しに来たわけでないことを察していた。

リベリオはドトール達を知っている、松山はピエールがどういう選手か知っている。
DFとして得るものは、確実にどちらも有していた。

バド「(普通にいいんじゃねえのか? ここ)」

553 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:29:07 ID:???
松山「……それだからいいんだ。まず俺は圧倒的に基礎能力が足りてない。
鍛えるのには打ってつけなのが一つ」

松山「今回の試合を見て、一番興味が湧いたのがリベリオだったんだ。
まず、出鼻をくじいた相手……えと……」

リベリオ「カペロマンな」

松山「そんな名前だったんだ……カペロマンからボールを奪ったこと、というより、守備で一番活躍してたから。
あんな風に前線でボールを刈ってた上でFWの役割を果たしていたのはリベリオくらいだった」

リベリオ「(“前線”でか……)」

松山「次に、あんなことがあったとは言ってもゲームメイクを任されていたことなんだ。
最初不思議だったんだ。基点であったバビントンでもなく、経験者のピエールでもなかった。
活躍してたビクトリーノでも良かった。相手を冷静に見極めてたしね。
そんなビクトリーノがリベリオを指定したことだったんだ。
言ってた通りのことがあったんだろうけど、リベリオが一番情報持ってて、有効策を練られたからだと思う。
実際、限られた情報でも有効策を編み出してた。個人技でも、チームプレイでも。
だから一番リベリオに興味が湧いたんだ」

リベリオ「(……あれか。亀に強いってのは自覚無かったけどな。
ここに来なければ芽が出なかったかもしれない。それが役立つことも)」

松山「何より、実際にDFの指揮を任されるような環境に身を置きたかった。
ドトール達の方がずっと経験もあるし、指示能力も上だ。
ピエールはMFとして出場するだろうけど、全体を見れるし指示する能力もある。
守備統率を全部任せてくれるとは思えない。だからここだったんだ」

554 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:31:13 ID:???
リベリオ「打算か」

松山「……うん。リベリオならできるんじゃないかな、と思ってる部分も正直ある。
だけど、現状を顧みればリベリオは前線に近い位置になると思う。
だから、考えが合えばだけど任せてほしい。俺も少しなら覚えがある」

リベリオ「(……随分と率直というか真っすぐというか、むしろ不器用なぐらいだな。
少なくとも嘘もなければ軽くとも考えてなさそうではあるな)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:それはそうとして、まず必殺技の名前を変えよう。
B:で、DFにこだわる理由は何なんだ?
C:いいなその冷静さと野心、気に入った。受け入れよう
D:考えは分かったがお前の態度が気に入らぬ。断る。
E:その他

555 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 01:01:14 ID:???
実に松山君、総合力はサトルステギから1だけ高いというびっくりな状態である。(スキルはヨッシーに次いで多いけど)
それでも総合能力は上位入ってますが、リベリオ達はそれ以上に成長してました。
あ、ちなみに指揮能力を数値で表すなら
松山、アマラウ、シェスター、ルイージ、マリオ:1
ドトール:2
ピエール:4
現時点では厳密なデータというわけでないのであくまでイメージということで。
一応、あるだけでも破格です。にも関わらず4もあるピエールとはこれはいかに。
無いからって、選手として質が悪いというわけでないので安心して下さい。
(あるとかなり融通きく、ぐらいの認識で思っていただければ)

今のステータス、こんな感じです↓
ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 高/低 ガッツ 選手名
54 52  52  54  51  51  54  368 2  2  840  リベリオ
52 55  50  51  52  50  52  362 3  3  800  バビントン
50 50  54  50  47  49  54  354 4  2  810  サトルステギ
53 52  52  52  53  52  52  366 4  4  930  ヨッシー
52 51  50  52  49  51  50  355 3  3  800  松山
50 46  52  53  52  53  54  360 3  3  900  バド

いや、初期能力とスキル考えると充分強いんですよ松山君。
ちょっと回りが成長しすぎちゃってるせいです。

556 :森崎名無しさん:2017/10/11(水) 01:18:57 ID:zdx8kEYI
D

557 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 02:57:00 ID:???
┌──────────────────────―─―┐
│                                      |
│                                      |
│                  ハ,,ハ                      |
│                 ( ゚ω゚ )                    |
│              /    \                |
│            ((⊂  )   ノ\つ))              |
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│          ε≡Ξ ノノ `J                    |
|                                      |
│               お断りします…               |
│               Now refusing.....               |
│                                      |
│                                      |
|                                      |
|                                      |
└───────────────────────――┘

といったところで、松山君達をお断りするところで今回はここまでです。
現時点で劣化ヨッシーですからまあ……(加入時期が悪過ぎた)
実際、派遣選手との戦力考えてもどっこいどっこいなところです。
そこら辺は多くの選手が派遣選手の壁とぶち当たってますので、
松山君に限った話ではないんですよね。

558 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:48:47 ID:???
>D:考えは分かったがお前の態度が気に入らぬ。断る。

リベリオ「……確かに、最終ラインを一任すれば俺達は攻撃力を上げて前線での守備力の向上もできる。
連携も開き直れば守備と攻撃に分かれて考えるようにしてもいい。
単純に人が増えるというのも戦力の点で考えてもいい」

好意的に思えるような妥協ともとれるような発言しているが、リベリオは厳しい表情を浮かべたままだった。
真剣な口調で、そのまま語り掛ける。

リベリオ「松山。お前に覚悟はあるか? 失点というのは必ずお前に重くのしかかる。
俺はこのチームを勝利に導かなければならない。
そして俺、サトルステギ、バビントン、ヨッシーは運命共同体だ。
例え得点できなくても、サトルステギだけのせいではなくチャンスを多く作れなかった俺達の責任でもある。
失点が多くなって負ければ、守れなかった俺達だけじゃなくそれ以上に得点できないサトルステギのせいでもある」

リベリオ「だが」

リベリオ「お前はそうじゃない。あくまで一時的な加入だ。自分の力を試したいだけだ。
だが、お前たちを入れること自体は俺達にデメリットはない。結果が出なければ、お前の要求無視して、
ただ必要な時に、必要な場所に配置すればそれでいい。それが受け入れられないなら、出さないだけだ」

一呼吸、置く。

リベリオ「覚悟はいいか? 例えどんなことがあっても最後までやり通す覚悟は。
それでもいいのか?」

最後の問いかけだ。

松山「任せてほしい。俺も一緒に……勝ちたい」

その返答に、リベリオは優しく微笑みかけた

559 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:49:54 ID:???
      _ ...-‐=ニ三::::/
.       :::::/|:::::::::::::::::::/ |米斤 ┼ ``
.       ///|:::/ 、:::::::{   ̄ .l  ノ こ
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      ∨ {//////!//,}/7;ィ7///
    _:\ キ//,/  !////  }!///
   ,ィx、ヾ:、/   レ'' __ ..ム!/
   ,、 `tiチ  〈r=≠彡====ミ:::ヽ
    `¨彡'   ''"´ィ`≠t=zx`''"/
  i '';;;;/.:::.   ''':;;;;,.`ー`彡イ'' 〉
  l   ,:′'';:::..       '';;:  ,;' ヾ
  | ヾー'ニ、';:        .;' ,;'
  |,rt:._ゞ'’       / ,;'   ,:;
  f 辷ーミ:、      /,:;'′  ムァ
  廴`⌒ヾ:_,   r'' .:′   ,イri_´
    ` ー- `   /′    / ._リ `

560 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:51:40 ID:???
リベリオ「このスカタンがァァァアアアーーーーーーーーーーー!!!!
このリベリオがぽっと出の人間に守備の要を任せる甘ちょろい奴だとの思っているのかァーーーーーーーーー!!」

松山「なにィ!!???!?」

さっきの話は一体何だったのかと問いたくなるも、その暇もなくリベリオは“何か”を喋っていた。
すぐにヨッシー達が駆け込み、松山を担ぎ上げる。

リベリオ「まずは『ヨッシー達に勝て』 それがLESSON.1だ」

松山「れ、レッスン!? いや、それに勝てって―――」

リベリオ「当然『試合』!! それが流儀ィ!」

ヨッシー達は慌てている松山を尻目に、そのままコートまで担いでいく。
連れて行かれたのは松山のみで、この場にはリベリオとバドのみ残っていた。
遠くから松山がバドを呼ぶ声が聞こえるが、特に慌てる様子を見せずそのまま座っている。

バド「……一体どこから出てきたんだよ」

リベリオ「どこにでもいるぞ。ここはヨースター島なんだから。
それよりも、聞くまでもないと思うがバドはどうするんだ?」

バド「ん? オレか? あー……いいやオレは」

561 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:53:10 ID:???
リベリオ「そうか、分かった。
(やっぱりそもそも情熱を持って無さそうだな。
松山とつるんでる理由は分からんが……ただのサッカー繋がりじゃないみたいだな)」

バド「にしてもよぉ、なんでったって断ったんだ。あんま詳しくねえけど、あいつうまいんだろ?」

リベリオ「……知識の部分じゃ申し分ない。
ただ、実力が足りない。ヨッシーですらギリギリだ。それに劣る松山に任せるわけにはいかない。
少なくとも、ヨッシー達を相手にして、DFとして遅れを取るようなら試合に参加させる意味はない。
(シュート以外ならヘイホーより上だから、守備的MFとしてなら起用しやすいが……)」

バド「……ってーことはここで足踏みか?」
リベリオ「いや、ヨッシー達にはいずれ勝てる。実力差から言ってもすぐに追いつく。
松山自身も同程度のスキル持ってるから、遜色ない実力をもつさ」

リベリオ「だがそう易々と勝てるわけじゃない。ヨッシー達は常に安定したプレイをしてくる。
ミスなんかしない。だから勝つには実力でもぎ取るしかない。
だけど……自分への幸運を祈ることはできる。あいつが諦めなければ間違いなく勝てるさ」

バド「ふーん……そんなもんか。じゃあ、オレは様子見てくるぜ」

リベリオ「ああ。
……もし、ここにしばらくいるつもりならここのテントを使うといい」

バド「おう、ありがたく使わせてもらうぜ。……そうだ。聞こうと思ってたんだけどよぉ、
時間がねぇっていうなら別にいいんだが、FWが前のめりになりすぎなって聞いたんだがどうしてなんだ?
さっき試合のように、お前みたいにバンバン刈ったほうがいいのと違うのか?
松山に聞きゃあいいんだが、しばらく手外せそうにねえからよぉ」

不意な質問だった。サッカーに関して質問が来るとは予想してなかったからだ。

562 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:57:53 ID:???
リベリオ「あ、ああ……FWが容易に守備に突っ走ると、最終ラインが手薄になるんだ。
また、一人二人で突っ込んでも簡単にかわされる。その後は人数差ができるから攻め込まれやすくなる。
ケースバイケースで一概に言えないが……」

バド「へー……じゃあ、手広く陣営広げんのと、ギュッと狭めんのって、何のためにやるんだ?
縮めた方がずっと有利と違うのか?」

リベリオ「確かにコンパクトなフォーメーションは人数的に有利だし、
フォローも効きやすいんだが……正味な話疲れるんだ。
全員が常に攻撃・守備に参加しているようなもんだからな。
スタミナの問題が一つ。もう一つが裏が取られやすいことなんだ。
素早い奴とパスが正確な奴……イメージしやすいのはバビントンのビクトリーノだな。
易々通せる訳じゃないが、通っちまえば後はゴールまで一直線って訳だ。
まあ理屈上での話だから、実際どうなるか、どうするかはまた変わってくるんだが……」

バド「ん〜〜〜〜〜?? それは分かんだけど……他のこと考えっとこんがらがってくんな」

リベリオ「完璧はないって思えばいいさ。フォーメーションはフォーメーションでしかない。
水ものなんだ。選手が変わればフォーメーションも変わる。相手が変わればフォーメーションも変わる。
フォーメーションをどうするかじゃなくて、何がしたいかでフォーメーションを決めるんだ。
もちろんそこに細かな調整はいれるが、何を目的か忘れなければいい」

バド「ふーん……早速、それを見に行くか。じゃあな、ありがとよ」

リベリオ「(……興味はあるみたいだな)」

見送ると、皆が待つ場所に戻る。そして短く、断ったと告げた。
サトルステギが多少驚いた様子を見せたものの、すぐに受け入れて今後の準備に取り掛かる。
後は、試合当日まで待つだけだった。

563 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 02:20:23 ID:???
今回はここまでです。

〜ちなみに派遣選手のステータス一覧〜

ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 低/高 ガッツ 選手名
53  53  45  50  47  45  53  346 2  1  700  キノピオ
49  49  51  52  49  52  50  352 2  2  700  ノコノコ
54  46  45  53  54  46  48  346 2  3  700  カロン
54  55  48  46  47  45  47  342 1  5  700  テレサ
45  45  55  53  51  55  53  357 3  3  700  キャサリン
45  54  54  47  46  45  55  346 3  4  700  ハンマーブロス
51  50  50  50  50  49  49  349 3  3  700  ヘイホー
47  46  53  55  53  54  50  358 0  0  700  チョロプー

ちなみにチョロプーには変更入れます。(主に浮き球補正関係)
多分、PA内限定で何かスキルを追加するかも
他の選手もちょいちょい手を加えるかも。


〜すぐに使う予定ないけどモブヨッシー〜

ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 低/高 ガッツ 選手名
52  52  52  52  52  52  52  364 4  4  900  モブヨッシー
(ステータス、スキルともにヨッシーに依存。ただし少し弱い)

564 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:19:34 ID:???
────────────────────────────────────────

長ヨッシー「ねーねー、リベリオ君。月末の公式戦の事なんだけどねー。
申請書出しといたよー。何も聞かなかったんだけど参加でよかったー?」

リベリオ「ええもちろん。皆、元よりそのつもりでしたし、不参加なのも今回はメリットあまりないですし」

長ヨッシー「よかったよー、あとねー、このマップ見てみてー」

キノコ王国へ訪問した際に、ヨッシーが手に入れたマップだった。
何かあるのかとじっと眺めていると、あることを思い出した。


リベリオ「あれ? そういえば、図書館とか無いですね。
この前は行くつもりなかったので気にしてませんでしたが、というか見たことある施設いくつかないですね」

長ヨッシー「そうなんだよー。これだとマップ未完成じゃーん。重要な施設ないもん。
だからね」

その瞬間、耳にびりびりした感覚が、背筋には氷が刺されたような感覚がリベリオを襲った。

長ヨッシー「詫び、入れさせに来させた」

リベリオ「(ブチギレてる!?)」

どうにか諫める方法はないかと探るも、族長の発言に違和感を覚える。
影になって気づかなかったが、正座して縮こまっている男性がいた。
全身緑色のタイツを着ており、赤いパンツをはいている。
どこからどう見ようにも、奇妙であった。

565 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:22:54 ID:???
長ヨッシー「ほら、自己紹介ぐらいならできるでしょ」

チンクル「あ、あの……チンクルと申します。地図の……製作者……です。
こ、この度は大変申し訳ございませんでした……。
え、えと、一人で作っているのでどうしても手が回らず……」

長ヨッシー「聞きたいことはそれじゃないよー」

チンクル「ヒィ! ごめんなさい。ごめんなさい!」

その節々から、何となく助けを求めているようにも感じられた。

リベリオ「(充分ヤキ入れられてるような気がするが……つーかなんだよこの格好。
何だか埒が明かなさそうにも見えるし、何か話しかけてみるか)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:とりあえず会話料よこせや。話はそれからだ。
B:え、一人で作ったんですか。むしろすごいと思います。
C:おっさんの妖精とか珍しいな。マスコットにしてみるか。
D:……もしかして、のけものフレンズの関係者ですか?
E:その他

【備考】
チンクルは全身緑色のタイツをきた35歳の独身男性です。
リベリオ君との会話相場は有名度+ヒーロー度です。つまり35コインです。
謝罪費はまた別途でむしり取れます、が……

566 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:38:12 ID:???
Q:このイベントなんですか?
A:>>1が思いっきり選択肢から抜かしていたためのお詫びイベントです。


ついでに、チーム名の募集もかけます。
何かありましたら書き込んでください。こっちは一人で案をいくつ出しても構いません。

567 :森崎名無しさん:2017/10/25(水) 11:08:17 ID:xFnGpPBk
B

568 :森崎名無しさん:2017/10/25(水) 19:39:44 ID:???
Eちょっとジャンプしてみようか(ルッピーランド的な意味で)

569 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/09(木) 00:36:48 ID:???
【近況報告】
オデッセイ買いました。
最初ポリーンさんみたいな人が歌ってると思ったら本当にポリーンさん歌っとるやんけ!!
ニュードンクシティの小ネタ多すぎて突っ込めない。

ちなみに1回ぐらいマリオがナイスハットな展開になるのも見てみたいです。


と、いう訳で、今後の更新はいろいろとお察しください。

570 :森崎名無しさん:2017/11/09(木) 21:12:26 ID:???
私もオデッセイ買いましたよ〜面白いですよね!
ボーカル曲聞いて「ああ、マリオってスーパースターなんだな」…って感動しました。
このスレでもマリオの更なる活躍に期待しt…あっ(察し

571 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:03:16 ID:???
(もうチーム名ヨースターFCでいいのかなこれ)

あ、オデッセイクリアしました。ホント仲いいなこいつら。


>>568
「チンクルのおなかが 上下に揺れる。
少し かなしいきもちになった」

>>570
ただ、ポリーンさんとの関係を考えると若干どうしたもんか考えものだと思ったりするんですよね。
(下種の勘繰りですが)
……ま、まあ今は平和な時だから、ね? 本当にピンチの時はどうにかやってくれるかと思いなす。




ちなみにポリーンさんの遍歴は

マリオの恋人
(マリオがポリーンさんばっかり構うから、クランキーコングが嫉妬したのがさらった原因)

原因・時期共に不明で、破局。

マリオの会社(マリオ・トイ・カンパニー)の従業員(秘書?)
ちなみにこの時点での関係は、あくまで“仲のいい友達”として。

ニュードンクシティの市長(現在)

と、よくわかんないことになってます。
これ以上のことは確実に脱線するので違うところで話しますけん。

572 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:04:53 ID:???
B:え、一人で作ったんですか。むしろすごいと思います。

チンクル「そうなの? よく言われるけど」

リベリオ「(リアクション薄!)」

まるで言われ慣れているかのような反応だった。

リベリオ「(……ん?)」

地図自体は精巧である、目印となるものは充分に描かれているいるが、タウンガイドとしては不十分であった。
そして一人で作っていた期間を、恐らく長いということであった。
もしかしたらと、一つ質問をしてみた。

リベリオ「一人の方が作りやすかったりします?」

チンクル「どうなんだろう? 今まで試したことなかったなあ……ずっと一人だったし。まあ、そのうち妖精さんが来てくれるから」

リベリオ「(悲しい告白の後にとてつもない電波ぶつけられた……)
とにかくとして、協力者は必要ってことですよね?
現状手が足りないわけですし、何かサポートできる手があれば―――」

チンクル「妖精さんが来るの?」

長ヨッシー「聞けよ」

その一言に、はいという返事とともに再びチンクルは小さく震え始めた。

リベリオ「(……族長、こんな風にドスきかせられるのか)
……で、サポートとして適役がいるんです。多分ですが、指示慣れしてなくても大丈夫だと思います」

チンクル「でも地図作りで困ったことなんてないしなあ……」

573 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:06:23 ID:???
リベリオの提案に対して、いまいち要領の得ない返答であった。

長ヨッシー「チンクル君、何を勘違いしているか知らないけど、重要なのは情報の有無とその正しさ、そしてなにより分かりやすさだ。
精巧である。それは認めよう。だが実に些細なことだ。何より目的地につけるか否かが問題なんだ。
だから……君の地図の何が悪いかなんて今更言う必要はないだろう?
あまり何度もボクを失望させないでくれよ」

チンクル「は、はい……」

リベリオ「(なにこのキャラ)」

戸惑いを隠しながらも、軽く咳払いをして気持ちを切り変える。

リベリオ「……続けますね。サポーターとして、ヨッシーがいいんじゃないかなと思います。
皆、いろんな所にいるんで協力は要請しやすいと思います」

その瞬間、チンクルの顔は驚き、恐怖、絶望が入れ混じってたとなった。

リベリオ「あ、大丈夫です。怖いのは族長だけなので。皆優しいです」

長ヨッシー「そりゃどういうことさー。皆も怖いよー?」

長ヨッシー「じゃあチンクル君、お仕事の話に戻ろうかー」

長ヨッシー「君の才能はねー、確かに優れているし唯一無二だよー。
君のような才能を持つ人を次に待つとしたら10年20年じゃきかないんじゃないかなー。
でもねーこれじゃあ不完全だし、当然売り物にもならないよねー?
ゆっくりやってたら他の人に出し抜かれちゃうよねー。
君の才能を埋もれたままにさせるのははあまりにも惜しい。
だから……言いたいことは分かるよね?」

574 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:09:06 ID:???
長ヨッシー「まあ、一旦帰ってゆっくり考えるといいよー。
もし他に当てがあるならそっちに頼っていいし、必要な時にだけ頼ってもいいからさー」
長ヨッシー「だけどねー、もし僕らを頼るなら、リベリオ君に地図を安く売ってほしいんだー。
タダっていうのは道理に合わないし、リベリオ君の為にもならないと思うしねー」

長ヨッシー「じゃあ……とりあえず今日のところは帰りなよー。
悪いことしたのは分かってるみたいだしねー。後は行動で示してくれればそれでいいかなー。
親父さんによろしく言っておいてねー」

チンクル「は、はい……」

動きは固いが、速足で去っていく。姿が見えなくなると、駆け出すような音も聞こえた。

リベリオ「……はあ、びっくりしました。何なんですか、族長さっきの」

長ヨッシー「あははー、やる気出すための魔法だよー。
リベリオ君だって鼓舞するために、ちょっと荒っぽくなったり滅多しない声を張り上げたりするでしょ?
それといっしょいっしょー」

リベリオ「ええ……そういうものか―――いや、違うでしょう絶対!
むしろ脅してるようにも見えましたよ!」

長ヨッシー「あっははー。そうそう、これねー、試合のために作ったんだー。渡しておくね」

【アナウンス】
族長から2DSもらいました。これを使って試合を観戦すると選手一人の特性が分かります。
カメラ機能が拡張されているため、前半だけで基本的な情報が分かります。
同じ選手を後半も観察し続けることで、隠れている特性が分かります。
条件を満たすことでさらなる改良が可能です。
無線機のように連絡を取り合うことも可能です。その他色々機能がありますが、必要な時に説明します。
チンクルと協力を取り付けました。安いコインでマップを譲ってくれます。
チンクルがヨースター島のマップを書いてくれます。ヨースター島への訪問客が増え、イベントが増えます。

575 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:12:05 ID:???
リベリオ「おー、ありがとうございます。
……なんか、記憶にあった奴と形違いません? これ」

長ヨッシー「なんやかんやでドックキングしてなんやかんやで頑張ったんだよー」

リベリオ「なんやかんやって、とりあえずありがたくいただきます。
これの使い方って―――」

長ヨッシー「これはねー―――」


────────────────────────────────────────


リベリオ「思ったより操作が単純でよかったです。誰に持たせても使えそうですね」

長ヨッシー「もちろん、そのように使ったからねー。
サトルステギ君に触らせておいてよかったよー」

リベリオ「(あいつが基準になってる)
ちょっとどんなものか試してきます。実際に見ておきたいし、皆に見せておきたいし」

長ヨッシー「うんうん。自信作だから見せてみてー。
あ、そうだ。最後にねー、聞きたいことあったんだー」

リベリオ「はい、なんでしょ―――」

また一つ、奇妙な感覚につつまれる。
凍り付くような感覚もなければ、ひり付くようなものもない。もっと澄んでいるようなものだった。
ただ、雰囲気にのまれた。

長ヨッシー「あの試合の後、怪我しなかった?」

576 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:16:57 ID:???
反射的に、傷があった個所へ手をやる。あれからは既に数日経っていた上に、傷口は完璧に消されている。
他に痛めた個所が無いか確かめたりもしたが、それは既にその日の内に済ませていた。
完璧だった、はずだった。

リベリオ「いえ……えと」

長ヨッシー「そっかー、無いならいいよー。でも何かあったらすぐ言うんだよー」

そういうと族長は立ち上がり、早々と去っていく。
リベリオから何も言えることはなかった。

リベリオ「(マジかよ、あの人)」

ヨッシーから何か聞いたのか、それともただの確認なのか、
そう考えると最後の対応は何なのか、疑問はいつまでも付きまとう。

思考を切り替えて、皆が待つ場所へ急いだ。
到着してからそれとなくヨッシーに聞いてみたが、無論ヨッシーは言っていない。
そもそもヨッシーは気づいていなかった。

リベリオ「(分からないことばっかりだな、ここも、あの人も、この世界も)」

577 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:46:24 ID:???
ヒゲおやじの女装など、ルイージが15年前に通っておるわ!!
(ドレス姿も花嫁姿も)

と、お詫びイベントが終わったところで今回はここまでです。
あ、ちゃっかりリベリオ君はモナと連絡を取り合ってるのでそこら辺の心配はしなくて大丈夫です。



(チャッピーって、歴代マリオ界で屈指の強力な能力持ちだこれ……)


578 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:12:13 ID:???
Q:今まで何してましたか?
A:シーカー族の最高傑作であるバイクを乗ってました。
 一番の更新が遅れた原因は夜光装備でショッカーごっこしていたことです。


ちなみに

チャッピーではなくてキャッピーでした。
マリオをオリマーと呼んじゃうみたいな間違いだあ……


(え? バッヂとれ〜るセンターで色んなバージョンのアシュリーバッヂがあるの!?
マジかよ! ちょっとコンビニ行ってくる!!)




こ ん か い の し あ い

・試合中の覚醒による能力値の成長は、全試合終了まで適用されません。
・4チーム総当たり戦です。
・勝敗結果、および得失点差によって順位が決まります。
・同点によるPKはありません。
・イエローカードは次の試合まで累積、レッドカードは次回の試合は欠場になります。
・ケガは不思議な力で1試合毎に治ります。試合中は、治療に出す、又はアイテムを使うことで治療済みとなります。
・アイテムの使用は、スローイン、フリーキック、ファウルなどで笛が鳴った時、ゴール時など、試合が止まった時に使用可能です。
・1試合順に行われます。観戦パートもあります。
・試合によってルールが変わりますが、その都度説明します。(今回は上記の通り)

579 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:13:48 ID:???
準備は滞りなく進み、道中ゲッソーの心配もないため海路を選ぶ。
族長からは念のためにどこかで余裕を持って宿を取っておこうかと提案があったが、断っていた。

広大も必要以上に話さず、励ましの言葉だけで見送る。
道中はヨッシー達の背中に乗り、苦も無く進んでいく。この提案には甘んじて受けていた。

試合には4チームが参加していた。
開会式はこじんまりとしており、3人しかいないチームもあった。
その中でひと際目立つのが8人揃えていたサラサランドのチームである。
ヘイホーから聞いていた情報より、ずっと多かった。


────────────────────────────────────────


リベリオ「前情報以上だったな」

バビントン「そうだね。どうやって集めたのかも分からないけど、それ以上にどんな選手なのかも。
少なくとも、情報がない人もFWがいるのは間違いないかな」

ヨッシー「うーん……あの子達はボクも知らない。後はやっぱりルイージがいなかったね」

リベリオ「そうだな。その点、返って助かったが……サラサランドが読めないな。
後は全く情報のない、ワリオFCだったか。あまり見かけ通り判断するなっつーが……」

ヨッシー「ワリオはよくズルするし、ズルが好きだよ。あまり手段を選ばないかな。
ポジションはFWだよ。シュートは多分一番強い。パスはうまいけど、肝心のドリブルいまいちだね。
あまりマリオとは仲良くないみたい。
ワルイージは意外と努力家なところあるから、自力もかなり高いよ。やっぱりズルは好きだけど。
ポジションはDFでね。足も速いから、ドリブルでもパスでも抜くのは難しいと思う。
ドリブルもうまいかな」

580 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:14:56 ID:???
リベリオ「あのトーテム忍者がパスできるって感じの奴と、体崩れないカロンって感じか。
おまけにズルも躊躇なし。サラサランドのお姫様は?」

ヨッシー「うーん……あまりワルイージと違いはないかな。ズルはしないけど。
ガンガンイケイケな感じだから、調子に乗らせると怖いかも。
言っちゃ悪いけど考え無しな所もある。でも、話というか交渉がうまいんだ」

リベリオ「あそこまで人を集められるなら確かだな。
とりあえず、急造チームの隙を突くって方法ができるかもしれん。
ちなみ、空中戦はどんなもんだ?」

ヨッシー「マリオ以外に気を付ける必要はないと思う。
もちろんどちらかと言えばある方だけど、誰かが空中戦に参加できなくなるほどのジャンプ力はないよ」

バビントン「派遣選手も空中戦が強いのはハンマーブロスくらいだからね。
状況がかみ合えば空中戦をメインにしていくのもありかもしれない。
そういう訳だから頼むよ」

サトルステギ「おう!」

リベリオ「(何にしても探り探りの戦いになりそうだな。
そろそろ試合の順番が発表されるころだがどうなってるだろう)」


先着一名様で、!とdiceの間の空白を消して書き込んでください。
★第一試合→! dice★
1:ヨースターFC(仮) - マリオスターズ
2:ヨースターFC(仮) - ワリオFC
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター
4:マリオスターズ - ワリオFC
5:マリオスターズ - サラサファイター
6:ワリオFC - サラサファイター

581 :森崎名無しさん:2017/12/25(月) 19:10:32 ID:???
★第一試合→ 3

582 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:35:31 ID:???
この板も変わらねえな……
どうした? ブレスオブワイルド攻略情報なし100%クリアを目指してるような奴を見るような目で見やがって。
忘れちまったかァ! 俺だよ俺……


スターリベリオだよ!!


ついこの間までルイージと遊星さんが>>1が色々ごった煮したアクションライディングデュエルの元、
延々と脳内デュエルしていた勝負がついに決着が着いたんだ。

アクションカードをスピードスペルのような制限を加える細々した調整を重ねてたところで
前回の更新から一か月ほど経ちそうということに気づいてね。
その事実から逃避するようにコログをお面なしで探し回ってた。
正気に戻るのに時間かかったよ。
匠気にまみれたこの作品。


スターリベリオ!!




はい、それでは途中経過まで投稿します。

583 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:36:46 ID:???
★第一試合→ 3 ★
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター

考える中で一番避けたかった組み合わせだった。
一番不特定な情報が多く、かつビクトリーノが存在しているチームである。
何者なのかも不明な三人、そして経緯はどうあれビクトリーノがFWから退いている。

バビントン「……でも一番ありかもしれない」

リベリオ「そうなのか?」

バビントン「うん。ビクトリーノ、というかサラサランドの事だけど、できる限り調べてたんだ。
何となく、実は情報よりずっと多く人数を揃えてるチームだってことは予想してたんだ」
バビントンは一番情報収集に力を入れていた。
全体的に実力をつけているリベリオとヨッシー、シュート技に専心していたサトルステギ、
それらと同じくらい情報収集にこだわっていた。

バビントン「情報を意図的に隠してない限り、
“ビクトリーノ以外の選手の実力は派遣選手ほど高くない、高くてもパフォーマンスが安定してない。
又はチームプレイに大きな問題を抱えてる”
と、思う」

リベリオ「……なんでそう思う?」

バビントン「調べた限りだと、ビクトリーノのことぐらいしか情報がなかった。
優秀な攻撃手段で得点源だってね。どう考えてもFWとして活躍してたとしか思えない。

でも、この前の試合ではMFをやってた。派遣選手がいる以上、わざわざMFをやる必要は普通はないよね?
それなら、ビクトリーノがコンバートを受け入れた理由は何なのか、何で受け入れざる得なかったのか。
それはその選手が“FW以外に置く場所がなかった”んだと思う」

584 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:38:13 ID:???
リベリオ「前の試合でMFで出場したこと自体ブラフなんじゃないか?」

ヨッシー「デイジー姫の性格考えるなら、あまりそういう風な作戦は立てないと思う。
マリオも……何かしらの作戦があったらそう言うから、ビクトリーノから要望なんじゃないかな」

リベリオ「そうなのか……だがサトルステギみたいな奴だったら、FW以外に選択肢はないぞ。
ジウみたいな奴でもな。
仮にビクトリーノが今俺達のチームに入ったとしても、普通MFをやらせないぞ。
3トップにしたっていい。低めに置くぐらいはするにしてもな」

バビントン「それなんだ。実は僕も気になってた。
その答えがシュートにこだわってた理由なんじゃないかな」

サトルステギ「???」

バビントン「その選手の出場条件が点数にある。
例えば後半過ぎてもリードできてない、シュートが一定数撃ててないとか。
そういう条件を取り付けざる得なかったんだと思う。
切り札というよりは、最終手段かな」

それはビクトリーノはもちろん、サラサファイターもその選手を出場することを望んでいないということであった。

リベリオ「ビクトリーノが撃てない、得点できない状況ならそいつに頼らざる得ないわけだな。
MFとして出場したのは最悪のパターンを想定したとして」

バビントン「そう。これでMFで出場していたことも、シュートにこだわっていたのも、一応の説明つくかな。
他の選手も強力なDFってことはない。それだったらビクトリーノに守備に気にさせる必要はないから」

ヨッシー「でもさ、単純にコンディションに問題を抱えてるって可能性はないの?」

585 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:39:36 ID:???
リベリオ「だとしても同じだ。長々そいつに頼れない。だからチームプレイに難が付きまとう。
何にしても、バビントンの言った通りビクトリーノに匹敵する程とは思えない。
なら連携がまだ不全な内に叩けるの今がチャンスになる。そういうことだろ?」

バビントン「うん。ビクトリーノが相も変わらず脅威ではあるんだけど、
むしろ早めに知れてよかった。足も把握できてる以上、早々やらせるつもりはないよ」

サトルステギ「えーと、俺どうすりゃいいの?」

リベリオ「ビクトリーノ ガチでヤバい 気合い入れて点取れ」

サトルステギ「オーケー!!」

リベリオ「そろそろ控室に行こう。派遣選手も集まるころだ。作戦会議は向こうでしよう
ヘイホーにも確認したいことがあるしな」


────────────────────────────────────────

586 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:41:05 ID:???
────────────────────────────────────────


―――ヨースターFC 控室―――


ヘイホー「そうだよ〜、知ってるのは前に言った4人だけだね〜。
試合したのも今から3週間ぐらい前だったかな〜」

リベリオ「となると、やっぱり隠し玉ってわけじゃなさそうだな。
スカウトされたのも1〜2週間前後くらい前か……
そもそも戦力になるのか怪しいところだが、そう楽観視できないな」

ヘイホーの情報、バビントンの情報、ヨッシーの情報、ヤラの情報、
それらを推察する時間を満足に取れないが、差異はあれどバビントンの推理がおおよそ正しいだろうと結論付けた。

バビントン「正直言えば不十分だし、楽観視過ぎると思ってるんだけどね」

リベリオ「分からないことをいつまでもビビってる訳にもいかないさ。お前を信じるよ」
サトルステギ「つってもさ、ハズレたらどうすんだ?」

リベリオ「サトルステギが点取れば解決、以上」

ヨッシー「え!?」

サトルステギ「オイ! 流石のオレでもやっつけなのは分かるぞ!!」

無論、役割として点を取ることは分かっているが、肝心の部分は作戦であった。
作戦はどうするという質問に対し、とても解決策とは言えないものを提示している。

587 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:45:29 ID:???
リベリオ「だから一緒だ。投げやりでもない。
どんな攻撃にも対応できるよう守りを重視するか、点取り合いに挑むかだ。
あるいは様子見兼ねて変えないかだな。
だが、お前だけは役割が変わらない」

多分、ビクトリーノの奴もな、と言葉を続けた。

リベリオ「つまりだ、お前の動きが得点に直結する。俺達にはお前しかいない。
派遣選手はどっこい、相手も同じだ。
だがあいつらにはビクトリーノがダメでも、控えている誰かがいる。
そんでもってビクトリーノがその誰かにすがるなんてありえない。あいつはきっとそれ以上の気迫でくる。
実力から考えてもあいつを無失点で抑えるのは難しい。だからお前には1点でもいいから入れてくれなんて頼めない。
ビクトリーノよりも、そして控えてる奴よりも、点を取ってほしい」

無理を言っている。リベリオ自身も理解していた。しかしビクトリーノに隙は少ない。
手段を多く有しているため特効策はなく、いずれ失点するのは目に見えていた。
ヨッシーも主要な得点手段となり得るが、守備に走り回ればスタミナは足りなくなる可能性が高い。
確実な得点手段はサトルステギだけであった。

リベリオ「お前はまだ見せてないシュートがある。
ただ何ともない、変哲もないシュートだが……そこからの選択肢は広い。
点を取れと言った手前こう言うのも変だが、バイタルエリアでボールをキープするだけでも充分なんだ。
それでも得点のための算段はつく。ただボールをゴールに蹴り込む以外にもやることはあるんだ」

さらに一つ、サトルステギは高く放たれたボールを拾える可能性が高い。
拾った後のボールキープも可能である。
シュートについても、攻撃の構築についても、戦術次第であるがその主柱になり得る。

サトルステギ「―――うしっ!!」

大きく呼吸をすると、今まで自分に期待されていなかった役割を受け入れる心構えを決めた。

588 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 01:01:36 ID:???
今回はここまでです。
次回は作戦会議……を始める前に変更点や派遣選手の情報提示します。
細々した変更や、選手の下方・上方修正などあるので、前と同じ感覚で選ぶと違う感じになるかもしれません。

大きくは
特定のフリーキックでは、一定確率でGK・DFが守備に向かえなくなる。
チョロプーに特定条件でクリア技が発動できる。
カロンのドリブル技を下方修正。及びデメリット特性を緩和。
派遣選手にブンブーンを追加、1対1及び飛び出し特化型。
といった感じです。

589 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:04:46 ID:???
リベリオ「……そういえば、派遣選手でいいんだよな?」

ブンブン「あ、どうも。自分、GKです」

腕をグルグルと回し、じっとリベリオを見つめている人物に気が付いた。

ブンブン「見ての通り、1対1と飛び出しが得意です」

リベリオ「(分かるか)」

何かのアピールなのか、腕を回し続けている。その腕が隣で座っているクリッターに当たってしまった。

ブンブン「すいません。誤チェストです」

意味の分からない謝罪だった。しかし、クリッターは何も言わずサムズアップで返す。
次の瞬間、パァンと甲高い音を立て握手をしていた。

リベリオ「(何なんだこれ)」

クリッター「(オヤブン、GKにはGKの世界がある。それだけだ)」

リベリオ「ああ、そう」

590 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:08:42 ID:???
バビントン「一応聞くけど、リベリオはクリッターの隙を突いて易々ゴールできるわけはないよね?」

リベリオ「いや、無理だ。何かしら特殊なものであれば別なんだが、
クリッターは幸か不幸か単純な基礎力だ。流石にそういう相手には実力で上回る以外ない。
そもそも亀系スキル……名前はまあいいか。強力だがデメリットも付きまとってる。
当然メリット面の方が大きいが、デメリットを対策なしで放置するなら、そいつはカモだ」

ノコノコ「カモれるのはオヤカタだけっす。
流石にオヤカタみたいのがもう一人いれば話は別っすけど、そもそもオヤカタみたいな人初っす」

リベリオ「予備動作ではっき―――」

ノコノコ「無理っす。何かしてるのは分かってもそれが何なのかは分からないっす。
オヤカタしかそんなの分からないっす」

リベリオ「……そうなのか?」

バビントン「うん。正直、予備動作があったのかも分からなかった」

ヨッシー「言われてみれば、アレが予備動作だったのかなあ」

サトルステギ「甲羅背負ってるのにオーバーヘッドができること?」

リベリオ「………………」

ノコノコ「つまりそういう事っす」

リベリオ「……また俺だけか。まあいい。
とりあえず、作戦の前にチームデータの確認だ」

591 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:11:15 ID:???
ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 高/低 ガッツ 選手名
54  52  52  54  51  51  54  368 2  2  840  リベリオ
52  55  50  51  52  50  52  362 3  3  800  バビントン
50  50  54  50  47  49  54  354 4  2  810  サトルステギ
53  52  52  52  53  52  52  366 4  4  930  ヨッシー
53  53  45  50  47  45  53  346 2  1  700  キノピオ
49  49  51  52  49  52  50  352 2  2  700  ノコノコ
54  46  45  53  54  46  48  346 2  3  700  カロン
54  55  48  46  47  45  47  342 1  5  700  テレサ
45  45  55  53  51  55  53  357 3  3  700  キャサリン
45  54  54  47  46  45  55  346 3  4  700  ハンマーブロス
51  50  50  50  50  49  49  349 3  3  700  ヘイホー
47  46  53  55  53  54  50  358 0  0  700  チョロプー

クリッター ガッツ:700 判断力:B
パンチ:58 キャッチ:56 飛び出し:56 備える:54
ブンブン ガッツ:700 判断力:B
パンチ:56 キャッチ:54 飛び出し:58 備える:56

592 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:12:42 ID:???
【リベリオ】
ド:頭脳的なドリブル+3(1/4)
パ:バナナパス+2(1/4)
シ:バナナシュート+4(消費120、ゼロ度シュートのマイナス補正打消し)
タ:ナナハンタックル+3(1/4、吹っ飛び係数3)
カ:サイレントカット+2(1/4)
ブ:
せ:
特:対爬虫類(様々な場面で爬虫類に対して強くなる、ヨッシーの言葉がある程度分かる)
  騎乗(フラグ)

【バビントン】
ド:
パ:ピンポイントパス+3(1/2)
シ:
タ:
カ:
ブ:
せ:ハイジャンプクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
特:

【サトルステギ】
ド:
パ:
シ:反転シュート+6(消費160、後ろ向き補正無効)
  パワーヘッド+2(消費120、高)
  ダイビングヘッド+2(消費120、低)
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:

593 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:14:02 ID:???
【ヨッシー】
ド:ヨッシールーレット+3(1/2)
パ:ピンポイントパス+3(1/2)
  ふんばりポスト+1(消費60、高い浮き球+1、ボールを引き寄せる)
シ:ジュラシックグライダー+8(消費200)
  パワーヘッド+2(消費120、高)
  スライディングボレー+2(消費120、低)
タ:尻尾カット+2(+1/4)
カ:舌伸ばしカット+2(1/4)
ブ:顔面ブロック+6(消費150、吹っ飛び無効)
  ヒップブロック+4(消費100、怪我無効)
せ:バタ足クリア+1(消費60、高)
  ふんばりクリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)
  騎乗(他人を乗せてプレイしても、パフォーマンスが落ちない。土台になれる)

594 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:15:03 ID:???
―派遣選手―

【キノピオ】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:俊足、ロングスロー(スローイン距離2倍)

【ノコノコ】
ド:やや華麗なドリブル+2(1/4)
パ:
シ:シェルスマッシュ+6(消費160)
  オーバーヘッド+2(消費120、高い浮き球+1)
タ:甲羅タックル+6(1/4、+1/4、吹っ飛び係数-1、
  ファウル発生時必ずタックル側のファウルになる)
カ:
ブ:シェルブロック+6(1/4、消費150、怪我無効)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
特:甲羅の土台(ポスト、土台の代わりになる)
  甲羅脱ぎ(ドリブル・パス・シュート+3、タックル・カット・ブロック-3、及び甲羅技使用不可)

595 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:16:58 ID:???
【カロン】
ド:カラカラフェイント+3(1/4)
  ボーンターン+1(1/4)
  ドッキリステップ+2(+1/4)
パ:
シ:
タ:スケルトンタックル+3(1/4)
カ:ドクロカット+3(1/4)
ブ:
せ:
特:俊足、被ファウル・吹っ飛び時に限り体が崩れる

【テレサ】
ド:消えるフェイト+4(1/2)
パ:ブーメランパス+3(1/2)
シ:ブーメランシュート+8(消費200)
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:俊足、ファウル無効、吹っ飛び無効

【キャサリン】
ド:
パ:
シ:エッグショット+6(消費160、吹っ飛び係数2)
タ:パワータックル+2(1/4、吹っ飛び係数2)
カ:
ブ:パワーブロック+4(1/4、消費100、吹っ飛び無効)
せ:パワークリア+1(消費60、吹っ飛び係数2、高低)
特:鈍足

596 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:18:35 ID:???
【ハンマーブロス】
ド:
パ:トップスピンパス+3(1/2)
  ハンマーポスト+2(消費80、高)
シ:ドライブシュート+7(消費200、吹っ飛び係数5)
  パワーヘッド+2(消費120、吹っ飛び係数2、高)
  トップスピンボレー+3(消費160、低)
タ:
カ:
ブ:
せ:パワークリア+1(消費60、吹っ飛び係数2、高低)
特:鈍足

【チョロプー】
ド:
パ:
シ:モールショット+8(消費200)
タ:ディグタックル+3(1/4)
カ:ブレードカット+3(1/4)
ブ:ダイビングブロック+4(1/2、消費100、ブロック距離アップ)
せ:
特:PA内に限り、浮き球補正高低+3

597 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:19:51 ID:???
【ヘイホー】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:スナイパーショット+8(消費200、ポスト率軽減)
  ムーンサルトオーバーヘッド+4(消費200、高い浮き球+1)
  前転シュート+4(消費200、低)
タ:クリップタックル+3(1/4)
カ:ムーンサルトパスカット(1/4)
ブ:ダイビングブロック(1/4、消費100、ブロック距離アップ)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
  前転クリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)


【アナウンス】
・シュートやパス、せりあいなどの技に(高、低)が付くものは、浮き球の属性を意味しています。
・高い浮き球+1とは、浮き球補正にプラスされます。合計の補正は変わりません。
例:キャラクターの浮き球補正が「2」、せりあい値「10」、クリア技「+3」(高い浮き球「+2」)を発動した場合
 キャラクターの浮き球補正はその時に限り「4」となり、合計値は「13」となります。
・(+1/4)は、親子カードのマークが一致した場合に発動するスキルです。
・質問があれば随時答えます。

598 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:21:12 ID:???
リベリオ「(やっぱ俊足タイプは総合力が低くてとスキルの数は少ないか。
役割分野では充分強いが、起用の仕方に気を付けないとな)」

バビントン「……一応聞くけど、ノコノコは甲羅脱いだら
使えるシュート技はオーバーヘッドだけになるんだよね?」

ノコノコ「その通りっす。オヤカタの仲間もなかなかなもんで」

バビントン「(名前で何となくだったんだけど)」

クリッター「(オヤブン、今の内言っておくが、あまり相手をフリーにさせないでくれ。セーブにいけるか怪しくなる。
仮にオヤブンがフリーシュートをしたら10%ぐらいの確率でゴールまで素通りする。
コーナーキックみたいに準備が整っているようなときは流石に易々素通りさせないが、それでも判断は狂う。
状況によって変わるが……守備が多ければいくらかはマシだ。一応覚えていてくれ)」

ブンブン「オヤブンさん、通訳お願いです。自分、分かんないです」

リベリオ「お前は分かれよ。
自由にボールを捌かせられる状況だと、守備側は極端に不利になるって言ってるんだ」

バビントン「……ああうん。いきなり何言い始めたのか分からなかったけど、
クリッターが喋ってたこと通訳したんだね」

リベリオ「いいかげん慣れろ。
今回は何をしてくるか分からない相手なんだから、この程度でまごつくな。
さっさと準備するぞ」

そう言うとボードの前に立ち、注目を集めさせた。

リベリオ「(……何から決めるか。最後に調整入れるとして)」

599 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:25:53 ID:???
【訂正】
【ヘイホー】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:スナイパーショット+8(消費200、ポスト率軽減)
  ムーンサルトオーバーヘッド+4(消費200、高い浮き球+1)
  前転シュート+4(消費200、低)
タ:クリップタックル+3(1/4)
カ:ムーンサルトパスカット+3(1/4)
ブ:ダイビングブロック+4(1/4、消費100、ブロック距離アップ)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
  前転クリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)



二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:まず、フォーメーションから決めるか
B:まず、メンバーから決めるか
C:まず、何を重視するか考えるか
D:実はこのリベリオ、すでに決めている(要記述)
E:その他(質問などあれば)

【アナウンス】
公式戦に入ったので二票決になります。

600 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:36:01 ID:???
と、色々情報を出しましたが、作戦会議自体はメンバーに意見を募れますし、
後で訂正や調整も可能なので今の段階でそこまで深く考える必要はないですー。
(全部任せても全然大丈夫です)


【次回予告】
策謀が入り交じり、暗躍する影が飛び交う。雄叫びと剛球の一閃―――
運命を一人の男に叩きつける!
次回! 「 出禁!? 35cm!! 」
エライ人の前ではよく考えてから発言しよう! おフランスなお兄さんとの約束だ!!

601 :森崎名無しさん:2018/02/12(月) 09:43:25 ID:6WC/Madc
C

602 :森崎名無しさん:2018/02/12(月) 11:31:48 ID:olgsZooM
C

603 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/14(水) 23:32:10 ID:???
>C:まず、何を重視するか考えるか


リベリオ「(そうだな……)」

再度、情報の整理を始めた。
フォーメーションを決めるにしても、メンバーを決めるにしても、まず必要なのは敵の情報である。


・ビクトリーノはミドルシュート、ダイレクトシュート、1対1と豊富に得点手段を備えている。
・デイジー姫はドリブル、タックル、パスカットが非常に秀でている。
・来生はドリブルが優れており、よく分からない行動でGKの判断を狂わせる。
 ドリブルで抜く度調子を上げ、よく1対1挑んでくる。
・滝はドリブルとパスが優れており、サイドアタックを多用してくる。
・井沢はバランスよい能力で、空中戦もできるがせりあい値はそこまでではない。
 一番高い能力はドリブルである。
 強い相手に強い、らしい。
・以上の三人は連係プレイを持っている。
・試合終了間際、三人の動きが良くなっていた。
・控えている選手は恐らくFWであり、追い込むと出場してくる。
・現時点で判明している限り、空中戦に強い選手はいない派遣選手を除けばいない


リベリオ「(予想も含むがこれぐらいだな……ドリブルばっかりだなこのチーム)」

リベリオ「(何にしても、特に注意するのはビクトリーノとデイジー姫くらい。
パサーがいないのが幸いか。だがテレサもキノピオもいる)」

当然、ハンマーブロスもいれば捌かれやすくなるだろうと予測も立てる。

604 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/14(水) 23:33:45 ID:7JiHQy7A
リベリオ「(さて、どうしたものか……)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:何よりもビクトリーノを抑えることが先決だな。ある程度守備に割かないと。
B:ビクトリーノだけじゃだめだ、守備にもっと人員を割く必要がある。
C:点を取ることだ。臆したところで状況は良くならない。攻撃的にいく。
D:相手の手が読めない以上、バランスよくするのが無難か……
E:……よく分からなくなってきた。皆に意見を聞いてみよう。
F:その他

605 :森崎名無しさん:2018/02/15(木) 18:47:29 ID:DW4WNfqQ
C

606 :森崎名無しさん:2018/02/15(木) 19:50:40 ID:QM73qXoI
C

607 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/22(木) 21:11:45 ID:???
ルイージのバルーンファインドがようやくアップデートで、2月22日ですって。
2月22日です。2月22日……2.22

どうしてルイージはこう弄ばれてしまうん?

608 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/26(月) 01:12:41 ID:???
>C:点を取ることだ。臆したところで状況は良くならない。攻撃的にいく。


リベリオ「(当然、攻撃的に行く。ビクトリーノもそうだが、もっと危険な相手は恐らくデイジー姫だ。
少ない攻撃の枚数ではこの人に刈り取られる。半端な攻撃じゃ意味がない)」

リベリオ「(そうと決まれば、おおよそ戦い方は決まる。
サトルステギがFWなのは確定としても……ん?)」

ふと、疑問に思ったことを口に開く。

リベリオ「チョロプーのPA内のジャンプ力があがるのは、自陣PA内のみでいいのか?」

チョロプー「そやで。だからクリアだけや」

リベリオ「分かった。(と、なるとやっぱりFWとして置くには厳しいか。
カット能力も高いからPA内に引っ込ませるのも考え物だが……
それはそうとしても、バビントンが基点として使いにくくなったのが痛いな。
そう考えると、キノピオやテレサが必須になるか? 特にテレサは突破力がスバ抜けてる。
状況がかみ合えば空中戦もいけるな)」

思考の傍ら、パチパチとパネルを操作する。FWの位置にサトルステギ、ハンマーブロス、
テレサの名前が連なっており、その傍らにキノピオの名前があった。

リベリオ「(バビントンもMFは確定でいいだろう。他のポジションに置く理由もない。
ヘイホーもここだな。
ヨッシーは……前目に)」

バビントンとヘイホーをMFの位置に、その上にヨッシーを置く。

609 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/26(月) 01:15:32 ID:???
リベリオ「(キャサリンは現状、ゴール前に置いておくのが無難か。
チョロプー、ノコノコ、カロンもDFとして考えてもいいが、高めの位置においてもいいだろうか)」

DFはキャサリンのみ、MFとの合間にチョロプー達の名前を連ねる。

リベリオ「(GKは……まあ後で考えよう)」

位置と並べ方から、おおよそのポジションと優先順位をつけていることは予想がついた。
ただ一人、リベリオの名前がない。

リベリオ「(俺の位置、どうしようかな)」

CFWやCBは論外としても、サイド側であればどのポジションでも恐らく活躍できる。
現状、攻撃手段は足りている。しかし前線の守備力はさがり、押し込みにくい。
守備が薄いかと言えばそうでもなく、今回は何よりも攻撃を重視している。
しかし、カウンターを考えると手が薄い。パスの手段がほぼないに等しい。

リベリオ「(自身でこう思うのものナンだが、決め手がない。
単純にヨッシーとの連携だけ考えて、近くにいるべきか?
……いや、戦術次第ではDFいても攻撃力を上げることはできる。
頻繁なオーバーラップが必要だが、点を取ることに繋げることはできる)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:一先ず、FWにしておくか
B:やはり無難にMFにしておこう
C:いや、DFにする
D:一旦保留にして次に進もう
E:その他

【アナウンス】
後からでもまた変更はできます。

610 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 11:24:52 ID:SKyhL0Js
B

611 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 12:33:47 ID:3dr6EXn2
B

612 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:44:14 ID:???
>B:やはり無難にMFにしておこう

リベリオ「(……やっぱりここだな)」

FWやDFの選択肢もあったが、網羅した中では既に供給過剰にも見えた。
何より、そこに明確なビジョンがなかった。
リベリオ「(素直に他に任せた方がいいな。
ヨッシーとも近いし、こっちのほうがいいだろう)」

何より、攻撃においても守備においてもMFの方がその力を発揮させやすい。

リベリオ「(……と、すると、おおざっぱに考えられるのは……)」

613 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:45:16 ID:???
【案:1】
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−−−○ テレサ or キノピオ
−−○−− ヨッシー
○−−−○ リベリオ or バビントン or ヘイホー
−−○−− ヘイホー or チョロプー or カロン
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−−−− 
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ(3-4-3に近いフォーメーションだな。
ウィングは片方のサイドにしかいないが、これでも充分攻撃力が発揮できる。
何より攻撃パターンが豊富にある。攻撃の手段には困らないだろう。
当然、守備は中盤過ぎたら素通しも覚悟だな)」

614 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:46:16 ID:???
【案:2】
−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−〇−− ヨッシー
○−−−○ テレサ or キノピオ
−○−○− リベリオ or バビントン
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ「(3-4-3にも見えるが、2-5-3のようにも動けるか。
テレサやキノピオの俊足に頼って上がってもらえれば、両サイドからの攻撃が両立できる。
これだと攻撃5・守備5になる。一応、最低限の守備は確保できるか)」

615 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:47:18 ID:???
案:3】
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−−−− 
−〇−〇− ヨッシー or リベリオ or テレサ
○−−−○ テレサ or キノピオ or カロン or バビントン or ヘイホー or リベリオ
−−○−− リベリオ or バビントン or カロン or ヘイホー
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ「(完全な2-5-3だな。中盤での選択肢が最も多いか。
もしかしたら一番柔軟かもしれないな。攻撃はどう配置しても機能しそうだ。
スタメン同士で配置を交換するだけでも性格をガラっと変えられそうだな)」

616 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:48:19 ID:???
リベリオ「(さて、どれを中心に考えていくか)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:案1を中心に考える
B:案2を中心に考える
C:案3を中心に考える
D:いや、他に思いついた(フォーメーションだけ、メンバーだけでも可)
E:その他(質問などがあれば)

617 :森崎名無しさん:2018/03/08(木) 23:01:26 ID:l+9pYD6I
B

618 :森崎名無しさん:2018/03/08(木) 23:36:26 ID:JfLJcOa6
B

619 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:19:48 ID:???
マリオが配管工復帰してるって?
ハハハまっさかー……(公式サイト見ー)ホントやんけ!
ルイージどういうことだ! 説明しろルイージ!!



>B:案2を中心に考える

【案:2】
−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−〇−− ヨッシー
○−−−○ テレサ or キノピオ
−○−○− リベリオ or バビントン
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン


攻撃的なメリットと、守備的なメリットが一番多くあった。
主要な得点手段は、サトルステギ、ハンマーブロス、ヨッシーの三者である。
それらをもっとも活かせるのが左右からのサイドアタックと、ドリブル・パス共に優れるテレサとキノピオであった。
ヨッシー自身も突破力備えており、左右に振ることも、空中戦に挑むことも可能である。
守備力が期待できないテレサ・キノピオも、その俊足を活かしサポートに入ることもできる。
仮に二人がスタミナが切れたとしても、メンバーチェンジ後に違う策に移ればいいだけだ。

攻撃陣の決めることもシンプルで、誰がどっちのサイドにつくかである。
守備は撃たせる前に取るか、それとも待ち構えるかである。

リベリオ「(どういった選択しても、正解ともハズレとも言い難い)」

620 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:21:03 ID:???
パネルを操作し、三つのフォーメーションと候補メンバーを作り、程なく二つを省き一つだけ残した。
それまでは淀みなく動いていたが、ここでリベリオの動きが止まった。

バビントン「……今ならいいかな?」

リベリオ「……言ってくれ」

バビントン「リベリオとテレサはお互い逆サイドにしてほしい。両サイドからシュートもけん制できる」

リベリオ「他には?」

バビントン「DFの両サイドを一列上げて、そこにカロンとチョロプーで配置して、
中盤での守備安定させたい」

リベリオ「(つまり……)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ カロン or チョロプー
−−○−− ノコノコ or キャサリン
−−○−− クリッター or ブンブン


リベリオ「(こういうことか)」

守備は撃たせる前に止める、攻撃は両サイドからシュートも加味する、といったものであった。
当然、リベリオがオーバーラップをする必要が、その隙間は大きい。
ロングフィードに対抗できる手段が少ない。

621 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:22:24 ID:???
リベリオ「……ちなみに、デイジー姫のパスの精度はどんなもんだ?」

ヨッシー「はっきり言ってうまくない。多分、サトルステギやハンマーブロスでも弾けるぐらい。
ボクやリベリオだったらまず取れるんじゃないかな。
むしろ、ドリブルで突貫してきた方が怖いぐらい」

リベリオ「(……よく分からん姫様だな)
速攻のカウンターの危険はそこまでじゃなさそうだな。
それでも縦ポンには弱いが……そこは覚悟するしかない」

正確に放り込まれるなら危険だが、ただ打ち上げられ落ちてくるボールであれば、まだやりようがある。
当然、拾える足があるためその危険は残るが、それでも充分だった。

リベリオ「(こっちも向こうの空中戦に対抗できないな。
こればっかりはヨッシーを下げるか、数で補うしかないから仕方ないか)」

リベリオ「(とにかく、バビントンの提案をどうするかだな。
ロングフィードがそこまで脅威でないなら空中戦の選択肢を捨てるのもありか?
不確定要素も多いが、そこまで手は回らないな……
俺のオーバーラップを前提とするならば受け入れてもいいが……)」

そこまでする必要があるのか、またそこまでチャンスがあるのかが疑問であった。
現時点では、フリーにでもならない限りシュートを防がれる可能性が高い。

リベリオ「(フリーになるために動けってことだろうけどな。
そんなこと1回でもあればいい方だが、そこは俺の判断次第か。
俺がブロックに参加したところで大した意味は持たないから、低い位置にいる必要はないのは確かだが)」

622 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:23:33 ID:???
リベリオ「(あれこれ考えるのもいいが、一旦形を作ってみるか。
そこからまた考えればいい)」

二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:バビントンの案で行こう、残りのメンバーを決めるぞ。
B:……その前に、中央のDFも一列上げておこう。それからメンバーを決めるぞ。
C:一旦保留だな。メンバーを先に決めよう。
D:バランスを考えると「サトルステギ・テレサ・俺」と
  「ハンマーブロス・キノピオ・バビントン」の組み合わせが良さそうだな
E:他に何かないか?(意見を募ってみる)
F:その他

623 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 19:22:36 ID:dpcFBllQ
A

624 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 21:38:25 ID:gtyK7qoU
A

625 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:21:56 ID:???
3月中旬、季節外れのインフルエンザが流行り全滅しかける(自分は無事)

4月にようやく立て直す、でもこれGW過ぎるまで落ち着かん状況やな

とりあえず休止宣言しとこ、この時期は毎年しゃーないなー

何を思ったのか何故か一発ネタやってから休止宣言しようと考える

今ココ

というわけで放置していました。申し訳ありませんでした。
ひと眠りしたら割と体力も回復しまして、明日からは通常通り再開できると思います。

626 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:22:57 ID:???
>A:バビントンの案で行こう、残りのメンバーを決めるぞ。

リベリオ「よし、バビントンの案で行く」

短い言葉で告げると、次々にパネルを動かしていく。
ほとんど決まっていたのか、その動きに迷いはなかった。
一部残して、手を止めて説明に入る。

リベリオ「ハンマーブロスはテレサがいるサイド側の方のポジションだ。
シュートも狙えるならその方がいいだろう。サトルステギは逆、こっちの方だ」

リベリオ「カロンは俺の方、チョロプーはバビントンの方だ」

ヨッシー「そんなにサッと決めてもいいの?」

リベリオ「ビクトリーノ対策を気にしているのか? 現状だとどうしようもないな。
カロンじゃ追いつけてもシュートを防げない。
チョロプーじゃ捕まえらえるか分からない。
どっちも空中戦には対抗できない。
どうにかしたいならそれこそDFの数増やすしかない。
それに、もう察しはついているだろうが今回は攻撃を重視してる。とにかく点を取る腹積もりだ。
俺のオーバーラップを前提に、幅広く守ってくれるカロンを俺側にした」

リベリオ「(順当に考えれば……やっぱりキャサリンか。
ゴール前に張り付かせる嫌いはあるが、どんな攻撃でも対応できる)」

リベリオ「(GKは……どうするか。
ビクトリーノは遠近どっちでも狙えるから完全に対策は無理だが、よく1対1を狙ってくる奴がいる。
だが派遣選手は遠距離シュートを持っている奴が多い。
そのためだけにブンブンを採用させる意味はあまり無いように思えるが……)」

627 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:24:45 ID:???
リベリオ「(キャサリン自身タックルが強い。カロンもチョロプーもそう易々と通させないだろう。
むしろ、シュート連打でキャサリンが潰される方がまずいか?
ドリブル突貫については他に対策できることを考えれば……)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ カロン チョロプー
−−○−− キャサリン
−−○−− クリッター

控え:ノコノコ、ヘイホー、ブンブン


リベリオ「(大体こんなところか。手直しするところは……)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:カロンとチョロプー、一列中央に寄せるか
B:カロンとノコノコを変えてシュートにも対応できるようにするか
C:GKをブンブンにしておこう。1対1の場面が多くなるかもしれない
D:情報を募ってみよう、何かあるかもしれない
E:その他
F:よし、これで行こう

628 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:13:50 ID:xwRkweT+
B

629 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:17:18 ID:XuXQgGhs
B

630 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:35:31 ID:???
おかえりなさい
色々と大変だったみたいですね……

631 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:10:59 ID:???
>>630
恥ずかしながら戻ってきました。
いやあ、実は超余裕でして、42.195kmの助走からの走り幅跳びぐらい超余裕でした。


Q:明日っていつの明日よ?(2018/05/07)
A:明日って今さ!(2018/05/10)

632 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:12:03 ID:???
>B:カロンとノコノコを変えてシュートにも対応できるようにするか

−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ ノコノコ チョロプー
−−○−− キャサリン
−−○−− クリッター

控え:カロン、ヘイホー、ブンブン


リベリオ「(対シュートとある程度の空中戦にも対応できるようになる。
不意打ちでシュートもできるおまけも付く。
いざとなったらPA内に固めさせることもできるから、地上戦の守備力低下はそこまで痛手じゃないかもしれない。
ノコノコは満遍なく能力備えているから、配置の自由が利くしな)」

リベリオ「(キープ役……まあ、深くまで下がるつもりでいたが、俺やバビントンがフォローに回るようだな。
こればっかりは仕方ない)」

ヨッシー「あれ? 変えちゃうの?」

リベリオ「ああ、今回の相手はドリブルが主体だからな。タックルだったら二人とも差はない。
カロンの方が足は速いが、対シュートとせりあい勝負については無力だからな。
隙ができやすくなる」

633 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:22:27 ID:???
バビントン「ビクトリーノ、パス結構うまいけどね」

リベリオ「そこはどっちかを選ぶしかないな。
あいつがどう出てくるか分からないが、空中戦にもシュートにも対抗手段が無いのも不安でな。
ノコノコも決してパスカットが無い訳じゃないから、幅広く対応できるようにそうした。
(……分かっちゃいたが、本当に厄介だなビクトリーノの奴……)」

バビントン「分かったよ。でも、DFラインはどうする?
パスの供給源絶つのも期待して両サイドだけ上げてたけど、フラットに直す?」

リベリオ「そうだな……ちょっと待ってくれ」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:他に思いつかないな。フラットにするか。(分岐します)
B:GKも変えておくか、1対1になる場面が多くなるかもしれないからブンブンにしよう。
C:情報を募ってみよう、何かあるかもしれない
D:その他
E:いや、これで決定だ(試合に行きます)

634 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 10:41:31 ID:lFVMUchQ
A

635 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 10:45:02 ID:jBILHSGU
A

636 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 20:41:59 ID:???
本編ではシュナイダーに微妙扱いされていたビクトリーノがここまで高評価されているとは…

637 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:03:37 ID:???
>>636
実際、能力値高めにしてスキルも割と足してます。
まあでも、リベリオ君も結構な確率でドリブル防げるんですけど。
とりあえず、リベリオ君達の感覚としては
「カルロス程ではないけど、ザガロと同等以上(恐らく上)」といった具合です。

638 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:04:38 ID:???
A:他に思いつかないな。フラットにするか。(分岐します)

リベリオ「(考えるのは単純、一列目か二列目か、幅広く守るか中央に寄せるか……
それぞれのメリットとデメリットを考えて……いや違う)」

何度目になるのか、改めて情報を頭の中で反芻させ、整理する。
改めてポイントとなる部分が以下の三つだ。
1つ、ドリブルが優れている選手が多い。
2つ、遠距離シュートを持っている選手が多い。
3つ、派遣選手がいる以上パスの脅威は消えていない。

1つ目を確実に潰したいのであれば数で囲むといいが、一人でも対抗できる力量はある。
2つ目はブロッカーを増やす、又は撃つ前にボールを奪うのどちらかだ。
3つ目はカット能力を備えているリベリオ・バビントンでも弾ける可能性はそれなりにある。
援護、又はチョロプーが絡めればより確実になる。

リベリオ「(この考えが合っていればこうだな)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
−○○○− ノコノコ キャサリン チョロプー
−−−−−
−−○−− クリッター

控え:カロン、ヘイホー、ブンブン

639 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:06:02 ID:???
リベリオ「(……これで大丈夫だろうか?)」

二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:これでいい、後は試合を待つだけだ。
B:いや、DFラインを一列下げよう。最終ラインが手薄になる。
C:もっと幅広く守ろう、サイドが空きすぎている。
D:C+さらに一列下げて置こう。最終ラインもこれで充分だ。
E:その他

640 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:45:38 ID:???
三つになったのはたまたまで、多分遊作君は関係ない(多分)

641 :森崎名無しさん:2018/05/16(水) 19:31:31 ID:/N/PTo9s
A

642 :森崎名無しさん:2018/05/17(木) 13:04:20 ID:USmRFILo
A

643 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:14:52 ID:???
お久しぶりです。長らく放置して申し訳ありませんでした。

特に病気や怪我をしていたわけではないのですが、事情がありました。
端的に言えばシノハユのリチャードソンみたいになりかけました。
元の鞘に収まったので本当に良かった……

判定や選択までは行きませんが、更新します。

644 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:16:05 ID:???
>A:これでいい、後は試合を待つだけだ

リベリオ「(……こんなところだろう。後は試合中に修正していくしかない)」

手を止め、思考にも一区切りをつけた。

リベリオ「DFラインはフラットにして、ハイラインにする」

バビントン「中盤での守備補強と……シュート対策だね?」

リベリオ「ああ、可能な限りの対策だ。
それに今のメンバーならラインを下げても機能する。
(キャサリンが鈍足だから、ライン調整は事前にやっておくかもしれないが)
まあ、どうしても空中戦だけは対策できないがな。
どっちにしたってリスクは承知の上だ」

リベリオ「今回の要は攻撃だ。とことん点を取って逃げ切りを狙う。
空中戦やサイドアタック、パスワークと攻撃手段が豊富にある。
思い切り相手を振り回してほしい」

リベリオ「特にテレサ、突破力やシュート、場合によっては空中戦も任せることになるかもしれない。
負担が大きいと思う。ペース配分についてはこっちから指示を送る。その時は迷わず従ってくれ」

体を膨らませ、両手をパタパタとさせながら雄叫び様にケケケと返事する。

リベリオ「サトルステギとハンマーブロスの役割はそんなに変わらない。
ただ今まで以上にロングフィードが多くなるはずだ。その時はヨッシー達を連携して攻め込むこんでくれ。
キープしてテレサ達を待ってもいい。
フリーになったら即シュートだ」

645 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:18:33 ID:???
サトルステギ「任せてくれ!」

ハンマーブロス「ぐふふ、なかなかいい作戦だ兄弟」

性格に合っていた作戦のせいかやる気を見せている。

リベリオ「ヨッシー、やることが多い上に舵取り役にもなる。位置取りに注意してくれ。
攻撃には必ずヨッシーが絡むようになる。キツい役割だがやり遂げてくれ」

ヨッシー「うん。がんばるよ」

リベリオ「それと、デイジー姫に捕まったら十中八九取られるか弾かれるかするだろうから、
逃げきれない場合いっそのこと距離があっても撃ってくれ」

指で頬をかく。計画を立てる時によく見る仕草だった。
ゲーム中のプレイの算段なのか、体力の分配なのか、いずれにしても計算をしているのは分かった。

リベリオ「バビントン、今回お前が基点として使いにくくなった。
デイジー姫はお前のパスでも厳しいだろう。
だが、逃げっぱなしってのも性に合わん。うまいこと裏かくぞ」

バビントン「分かった」

どちらかと言えば饒舌な方のバビントンが短い言葉で返事をする。
今回の試合は自分にとって苦しいものになると予想しているためか、少しの苦々しく覚悟が混ざっていた表情していたが、
リベリオの言葉によって少し安心を取り戻していた。

リベリオ「ノコノコ、キャシー、チョロプー、守備についてはコマゴマとした調整があると思う。
作戦的な意味でも、敵を相手をする意味でも、振り回されることになるだろう」

問題ない、といった反応で、頼もしく思えた。

646 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:19:53 ID:???
リベリオ「カロン、ヘイホー、いつ出番が来るか分からない。
要らん心配だが、準備だけは怠らないでほしい」

カラカラと頭を鳴らして返事をするカロンと同様に、お面をカラカラ揺らすヘイホーの姿がある。

リベリオ「クリッター、今回はGKにとって我慢が強いられる戦いになるはずだ。
重々承知だろうが、あえて言うならいつも通り頼む」

無言で親指を立てて返す。表情は一切変えていない。

リベリオ「ブンブン、相手が相手だ。いざって時はお前が最終防衛ラインになる。
今回は試合がどうなるかそれだけ“読めない”。その時はお前に頼る」

ブンブン「オヤブンさん……」

腕回しはやめない。

リベリオ「(監督がいない、というのが正直不安だったが、今のところは大丈夫だな)」

仮にいたとしても、人外の多い相手の作戦をまともに考えられるかは不明である。

647 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:21:02 ID:???
―――サラサファイター控室―――


大会から派遣されるスタッフの他に、侍女が多数おり、通常の控室とは思えない程であった。
派遣選手を含めた出場メンバーよりも多く、ただただ異様であった。

デイジー「いやー参ったねー。一番戦いたくなかったんだけどねー」

ケタケタと軽口を叩いているが、それは決して悲観的なものではなかった。

デイジー「いっちばん情報無いのに、こないだの試合めっちゃ活躍してたことしか
だーれも知らないとか。本当にどうしようもない」

デイジー「ということだ。思いっきり攻めちゃおう」

図らずとも両チームは同じ戦法を選んでいた。
手慣れた様子でパネルを操作すると、特に騒動は起きず進んでいく。

ビクトリーノ「まー要するに、いつも通りだな」

デイジー「そ、後は戦ってみてからじゃん?」

作戦会議もそこそこに、こっちの方が本題だと言わんばかりに向き直る。

デイジー「で、どうだい? やる気のほどは?」

?????「ああ……いや、俺はダメだ。今回……ダメだやっぱり」

声をかけられた少年は、力なく言葉を紡ぐ。

648 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:22:52 ID:???
オワイラン「でも君の熱意も実力も本物じゃないか。
だから許せないと思うのは当然のことだ。早々整理つけるのは難しいと思う。
でも、今は歩みを止めるべきじゃない」

?????「……それでもだ。できる限りこの感情をサッカーに持ち込みたくない。
今回はサポートに徹させてもらうよ。雑用もやるから。
君達は俺のことを気にせず試合に集中してほしい。その方が俺も余計なことを考えずに済む」

そう言うと、指にぶら下げていたスパイクを床に置く。いつもの光景だった。

滝「(実力考えると、一番に出させたいけど)」

滝は来生のように揺るがない精神性や、井沢のような嫉妬深い性質を持ち合わせていなかった。
何より、オワイランと同じ気持ちであった。
普段はそのまま傍観を続けるが、この時ばかりは強い衝動に駆られていた。
今更もう遅いだろうと、だがこれからだと、同じ思考を何度も繰り返し、混ざり合ったままでも声をかけようとする。
しかし、察したデイジーに抑えられた。

デイジー「まーまー、本人が出たくないなら仕方ないじゃん?
出たくなったら言ってくれれば出してやるさー。いつでも合図を出しな」

ポンと肩を叩き、ただ待ち続けた。

ナポレオン「フン、そんな野郎に構ってないで俺を出しやがれ」

デイジー「いや、公の大会で下ネタ連呼されたら困るし」

ナポレオン「しねえよ!? そもそもしてねえ!!」

649 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:25:02 ID:???
対して、ノーを突き付けられたナポレオンは抗議をしている。
遂には返事やサイン以外に口を開かないとと言い出すも「無理、ダメ」と断られてしまった。

ビクトリーノ「にしても……」

ナポレオン「んだよ」

ビクトリーノ「いや、割と自由人多いのに、
素行不良出れないって、お前って本当に相当だよな」

ナポレオン「あ゛あ゛ん゛!!」

来生「ハーハッハッハァーッ! このオレが無事トロフィーを持ってくるから安心しているんだ!」

ナポレオン「テメェが一番足引っ張るだろうが!! 相も変わらずドリブル突貫しやがって!!
クソッ!! この際やる気だけで買ってやる。いいか? 中央突破だけ狙ってないで滝と―――」

デイジー「よし行こう、行こうぜ皆!」

ナポレオン「聞けよ!」

滝「ほんと、どうなっちゃうんだろこれ」

ビクトリーノ「さあな」


────────────────────────────────────────

650 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:29:54 ID:???
??「はいはーい。えーと……出番いつぶりかしら?
……それはとにかくとして、今回の相手はサラサファイターです!
ビミョーに出番に恵まれないデイジー姫の出番です。
いや、これ自分でやって気づきましたが、何かイベントねじ込まないと本当に出番ってないんですねデイジー姫。
……びっくりするぐらい、スポーツ以外で出番がない。ピーチ姫自体が割と万能なせいもありますが。

……って、違う違う。今回はメンバーは恐らく驚いたかと思います。
成長したビクトリーノと守備能力とキープ力がトップクラスのデイジー姫に修哲トリオが事前情報でした。
確かに強いとは思うけど、同等どところかそれ以上にリベリオ君達は強いと言えます。
そうだと思ってたら、オワイランもナポレオンもいる上に知らん誰かもいるじゃないか、
事前の情報と大きく違うじゃないか、という状態になっています。

しかし、明確に“連携が欠点”と見抜かれています。
一応、フリーになるよう動こうとか、空いていればパスしようとか、
一人より二人でタックルしようとか、フォローに動こうとか、そういった動きはします。する、だけですが。

おまけにナポレオン君は基本的に出禁、謎の少年は出場意思はありません。
オワイラン君も総合能力は高く基礎能力も備えているのですが、諸々の事情で松山君の方が上な状態です。

とどのつまり、デイジー姫とビクトリーノのワンマン……ツーマン? のチームです。
しかし、エースを活かすためのチームでもなければ、エースに頼らないチームでもありません。
各々が噛み合わずに動くこともままあります。
が、個人の能力高いためその点だけ注意!
修哲トリオも派遣選手ほどの実力は備えていませんが、決して低くはありません。
特にトリオプレイは健在で、それこそが厄介です。

しかし、全体的な底上げとしっかりと武器を身に着けたヨースターFC(仮)だって負けていません。
落ち着いてゲームを作って戦いましょう!」

651 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:32:51 ID:???
今回はここまでです。あとはちょっとしたイベントを挟んで試合に入ります。
(なんか物足りないと思ったら、リベリオがキノピオに声かけてなかった……)

戻ってきて早々あれですが、夏の間の更新はあまり期待しないでくださいー。

652 :森崎名無しさん:2018/07/20(金) 22:02:45 ID:???
親戚の高級嬢がオカルトで洗脳拉致されて
取り残されたその娘を養ってるのか……

653 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:08:05 ID:???
>>652
どっちかというと、もうちょっと昔の昼ドラな感じでして……
ただまあ、奇天烈具合としては大体同程度です、はい。



どうでもいいですが見た目まんま篠ちゃんだけど、中身はきりたんです。
こんなところで血縁を感じる。

654 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:10:28 ID:???
(慕ちゃんだった、にわかなのかバレてしまう……)

実況「ィヤッハァーーー!! 月一度のキノコカップの第一試合だァー!
今回一番の注目の的だぞ! なんてったって“外”からの選手が多い試合!
気にするなってのが無理ってもんだ!

まずはサラサファイター! 自分が姫ってこと忘れてるんじゃないかってなデイジー姫が率いているぞ!
デイジー姫から逃げられた奴はいない! 捕まえられた奴もいない!
この人を攻略しないかぎり得点はない!

次にビクトリーノ! 噂のクロヒョウがこいつだ!
見ていたなら知っての通り、先の試合で二得点上げて勝利に導いた!
ドリブル、グラウンダーシュート、ダイレクトシュート、なんでもござれの攻撃のエキスパート!
おまけに速い! その脅威は説明不要! 以上だッ!」


実況「対してヨースターFC! それを率いるはキャプテンのリベリオ、こいつの紹介は外せない!
クリオ君からMVPに選ばれ、そのチームの中心であったのはまだ強く覚えている!
その高い守備力と攻撃の展開性、そしてノコブロスを出し抜いたその機転、隙らしい隙はない!!

続いてこいつだ! オールラウンドで安定性の高いヨッシー! コンスタントな活躍をしてくるぞ!
チームが困ったらこいつ、相手を困らせるもこいつ、ピンチもチャンスもこいつ次第だ!

続いてバビントン! そのトップクラスのパスで基点にあり続けたが今回の試合をどう見せてくるか!
人によってはこいつが一番の見どころだ!

最後にサトルステギ! 1点と侮るなかれ! こいつのヘディングはあの偽クッパをぶっ飛ばしてるぞ!
空中戦はこいつがヤバい!」

655 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:19:01 ID:???
ヨースターFC(仮)を全員紹介されているのに対して、サラサファイターは二人だけだった。

リベリオ「(紹介するまでもない……というのは楽観すぎるか。
単純に情報が無いという方が正しいだろう。
俺達のことも、既に知られてることしか言われてない)」

少々期待外れであったが、同時にまだ明かしていない札も知られていないことに安堵する。
サトルステギの反転シュートのことだ。
特別なものではないが、言い換えればいつでも撃てるシュートでもある。
一回でも警戒されなければ得点の確率がく、二回目以降も相手を惑わすのにも使える。

リベリオ「(ビクトリーノは勘付いてるだろうが、あいつは前線。かち合わない。
何にしたって初見で見切るのは無理だ。仮に分かってたって、サトルステギはきっちり仕上げてる。
対策したいなら、アマラウやディウセウ連れてこいって話だ)」

実況「そして解説はクリオ君、なかなかいぶし銀な推しをしてくることで有名だ!
しかし、それはものしりであることの証左だ!
クリオ君でしか見えぬものがある! クリオ君でしか分からぬことがある!
ネームバリューに惑わされぬその着眼点が玄人好みだ!
そぉ〜しぃ〜てぇ〜……恒例行事! クリオ君のご指名タイムだァ!!」

クリオ「え、あ、うん」

実況の上がり調子の戸惑いながらも、何とか落ち着いてフィールドを見通し、指名した。

656 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:22:12 ID:???
先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→! card★
A・JOKER:ヘルナンデス「なにがローソン鹿島だ! こっちはローソンアシュリーだ!!」 急遽解説枠に参戦
K:デイジー
Q:ビクトリーノ
J:オワイラン
10:来生
9:滝
8:井沢
7:リベリオ
6:ヨッシー
5:バビントン
4:サトルステギ
3:ナポレオン
2:ベンチの少年

657 :森崎名無しさん:2018/07/31(火) 01:23:43 ID:???
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→ ハート5

658 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 02:04:33 ID:???
やっぱクリオ君の選択渋いわ、というところで今回はここまでです。
(将来「組織のカギは副将が握る」を地で行きそう。)
お相手ありがとうございました。

659 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:04:05 ID:???
お久しぶりです。遅くても8月中に戻ってくるつもりだったのですが、申し訳ない。
個人的で情けない話になりますが腰を粉砕されました。
(夏が想像以上で今の今までガッツが回復しなかったのもありますが)
状況は今のところ落ち着いているので、更新を再開していきます。



あと……クッパでものすごいこと起きてる。なんで?
テレサやワンワンも?

660 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:06:45 ID:???
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→ ハート5 ★
5:バビントン


実況「おおー!? シルバーチョイスッ!! パスの名手バビントンを使命したぞ!それは一体なぜなんだー!?」

クリオ「(シルバーチョイス?)
うん、まず両チームのエースに注目してほしいんだ。
サラサファイターはデイジー姫とビクトリーノ、ヨースターFCはリベリオとヨッシーかな、
性格が違うタイプだから一概に比べ辛いんだけど、おおよそ同格だね。
だからエースだけでは決まり手にならない。準エースで決まってくるんだ。
そう呼べる選手は……サラサファイターははっきり言っていない。でもヨースターFCはバビントンがいるんだ」

クリオ「それで、バビントンがどういう選手か簡単に説明すると、
パス一点が非常に優れていて、他の基礎能力もしっかり備えているんだ」

クリオ「度々基点になってたり、ゲームメイクを任されたりすることもあったから、
もしかしたら一番信頼されているのかもしれない。
得意のパスに頼らないプレイも結構あったから、一辺倒のやり方もない。
連携に難はないどころか、何か見えないサインみたいなのがあるみたい。どうも前触れなく裏かいてる。
もちろん、それに合わせることのできるチームメイトもいる。
堅実なようで、実際どんなプレイをしてくるかはちょっと分からないところがある」

実況「おおーー!? パスの名手かと思いきや、よく分かんない奴だったー!!
しかもただ分かんない奴じゃなくて、厄介なタイプみたいだー!!」

661 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:10:35 ID:???
クリオ「いや、プレイそのものに何も不思議なものはないんだけど。
単純に言えば、思ったよりも攻撃的な性格をしている選手ってことなんだ。
リスクを避けるのが得意なんだけれども、さらなる一歩のためにリスクを取るのは躊躇しない。
ただパスを警戒するだけで対策できる選手じゃないってことだよ。
そのくらい当然だとも言えることなんだけど、逆に言えば必須なものは全部持ってる」

実況「うぅぉぉおおおーーーー!!
なんかすんごい奴みたいだァーー!! これは実際の試合が気になるぞ!!
勝敗のカギを握るバビントン君のはプレイはいかに!? 必見だー!!」

クリオ「(なんかって、なんかって)」



【アナウンス】
バビントンへの注目が高まりました。

662 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:12:22 ID:???
リベリオ「(バビントンか……)」

リベリオ「(正直に言えば相手の情報の方が知りたかったが、
予想通り、ビクトリーノとデイジー姫以外に目立ったのはいないか。
ベンチの二人……二人もか。よく見えないが、一人はナポレオンか?
噂の素行が本当なら、それが原因か。流石に不良を出すわけにはいかないか。
お行儀良さそうな日本人と、
そもそもの立ち振る舞いが完全に違う奴……ピエールみたいな雰囲気で分かりやすい。
だいたいの想像はついた。追い詰められたらあの不良に頼らざる得ないってところだろう)」

リベリオ「(あと一人、全く分からない。
サポーター……にも見えなくもないが、あんなにお手伝いさんが多いのに
わざわざ俺らと同い年ぐらいの奴を連れてくる理由は普通に考えたら無い。
あいつもきっと何かある。
もしかしたら単純に怪我で出られないからああしてるだけかもしれないが、楽観視はできない)」

ここでふと、ビクトリーノの言葉を思い出す。

―――あーやだやだ、やんごとなきことに巻き込まれんのはやだねえ

リベリオ「(今考えたら、モロにこういうことだったのかもしれないな)」

考え事が済むと、バビントンの様子が気になるが、特に変わらず落ち着いていた。
むしろこの状況をどう利用するか考えているようにも見えた。
リベリオの視線に気づいたバビントンは、軽く頷いて返事をする。

リベリオ「(本当に適格だ、クリオの分析力)」

663 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:15:27 ID:???
軽く笑うと、審判に呼ばれていることに気づく。
ようやく整列かと元の世界での違いに若干戸惑いつつも、紹介されていたバビントンに注目が集まっていたのは見て取れた。

対して、リベリオが気になっているのはデイジー姫である。
現時点でその実力は把握できていない。そもそも勝負すらするなと暗に言われていたのは分かっていた。
観察する限り弱々しい印象はない。

リベリオ「(ドトールやディウセウのようなタイプに見えるな。
好戦的でもなんだかんだで理知的な部分があって、全力で戦いを楽しめる奴。そう見える)」

デイジー「見つめられちゃ照れちゃうぜボーイ」

リベリオ「(……美人だけど3枚目だなこの人)」

一応の謝罪はし、コイントスを促そうと審判に声をかけようとした瞬間―――

664 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:17:22 ID:???










                   「ちょーっと待ったーい!!」













665 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:20:24 ID:???
突如、大声で呼び止められる。誰が叫んだがすぐに分かった。

来生「このキックオフの優先権! この来生との“ジャンケス”で決めたい!」

突拍子のない提案であるが、こうする理由はある。
特別理由がいない限り、試合開始のキックオフはボール・コートの優先権はコイントスで決めている。
ただし、今回の試合は両者の同意の元で、他の方法で決めることも可能であった。
時間を取らなければ話し合いで決めることも可能だった。
ある程度は意図的に、ボール・コートを選べるということである。
当然、相手からの申し込みを蹴り、コイントスにする権利が最優先させる。
申し出ること自体が稀で、受け入れられたこともほぼ無い。
過去の申し出のほとんど狙いはボール・コートの優先よりも―――

バビントン「(……心理戦?)」

普通はそう考える。しかし、ここであることに気づいた。

バビントン「(確か、腕相撲のような力比べや計算勝負とか実際にあったんだっけ。
多分、その類の勝負方法だとは思うんだけど。うまくいけば相手の力量掴めるかな。
肝心のジャンケスがなんなのか分からないけど)」

後はこの提案を受け入れるか、リベリオに委ねられる。

666 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:23:39 ID:???
さして重要でないため一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。

A:じゃあ、コイントスお願いします(無視する)
B:ジャンケスか。なるほど受けてたとう。(来生と勝負)
C:お前はまさかディアス! ディアスじゃないか!!(前歯の長いパスカルもいる)
D:そういえば、確か日本人に知り合いがいたっけな……(判定タイム)
E:今回の件、デイジー姫って話題にもされてませんね(命知らずの煽り)
F:その他


【アナウンス】
来生君がやることです。お察しください。


667 :森崎名無しさん:2018/09/25(火) 02:07:13 ID:azyFApoo
A

668 :森崎名無しさん:2018/09/26(水) 10:52:59 ID:???
ジャンケスなら負けても余所見やくしゃみで勝つまでやりなおしできた可能性が…?

669 :森崎名無しさん:2018/09/26(水) 18:42:19 ID:???
まて、見た目がシャンクスに似てるからひょっとしたら負けた瞬間片腕が食われる闇のゲームかもしれんぞ

670 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:42:15 ID:???
>>668-669
実際に来生君がやろうとしたことはもっとくだらない感じです。
むしろ、懐かしいって感情の方が勝るかも?

ちなみに、ニュータイプもちの相手にAを選んだのは実にYESな感じではあったりします。
ただ、相手が来生君なので他の選択肢も特にどうってわけではないんですが。


それでは更新再開します。

671 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:43:54 ID:???
A:じゃあ、コイントスお願いします(無視する)


リベリオ「くく、ふふ」

リベリオ「クフハハ……ハーッハッハッハッハ!!」

突如リベリオは高笑いを始めた。笑い声が大きくなるのと対照的に会場は静まり返る。
これには両チームともに困惑しており、静かに動向を見守るしかなかった。
ただ一人だけ、来生だけが余裕を持った表情を保っている。

リベリオ「失礼。まさかこの地で“ジャンケス”を聞くことになるとは思わなかったもんでな」

リベリオ「お姫様が率いるチームだからいい子ちゃんか、腰巾着程度の人間だと思っていたが……
ビクトリーノ以外にも面白い奴がいるみたいだな」

バビントン「(やっぱり何か勝負だったんだ! でも一体どんな……)」

恐らく勝負を受けるつもりであろうリベリオに、一つの懸念があった。
この勝負で怪我になるような事態が起こっても、それが一定条件の下では許されている事である。

バビントン「(案外無茶するところあるから心配……)」

クッパや裏山の件など、大きな行動が目立っている。
どちらも必要な事であり、結果的に無事で済んでいることを理解しているが、それでも心配はある。

リベリオ「審判」

その一言に場が引き締まる。

672 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:49:30 ID:???
リベリオ「コイントス、お願いします」

ヨッシー「え?」

デイジー「え?」

バビントン「え?」

来生「なにィ」

リベリオの選択は、コイントスであった。


────────────────────────────────────────


実況「……コイントース!? コイントース!!
なんだった!? 一体何だったんだー!!?? クリオ君、お願いだ! 説明してくれぇい!!」

クリオ「だからオイラも分からないこともあるんだって!
……いや、でも、相手の思惑に乗らないって意味では作戦成功なのかな?
逆にリベリオの雰囲気に呑まれていたからね。それ以上に皆置いてきぼりだけど」

実況「クリオ君なぜか理解できているぅ! 全然理解できない俺がいるぅ!
そもそもジャンケスってなんなんだい!?」

クリオ「え? ああ、要はジャンケンの事なんだ。細かいことは抜かすけど、ただ言い方を変えただけ。
ただし、一部の人間にはその意味が分かるようなね。
運で勝負したいならわざわざジャンケンなんかしない。コイントスすればいい。
だけど、そこであえてジャンケン勝負をするなんて絶対に訳があるんだ。
心理学に精通していたり、動体視力や判断力があれば勝率を上げることができる。
つまり、えっと―――」

673 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:51:33 ID:???
実況「ハンター×ハンターのあれだ!」

クリオ「そうそうそれそれ。要するに心理戦・特定の身体能力での勝負だったんだ。しかも相手の土俵でね。
もちろん、申し出を断った方が賢明なんだけど、心理戦で優位に立ちたいならただ断る訳にはいかない。
だからリベリオはああしたんだと思う。
オイラだったらとぼけて運の勝負なんだからコイントスでいいって答えるか、
ジャンケスこのこと知らないからコイントスって無難に答えるだろうけど、
リベリオはそうできなかったんだと思う。知ってるが故のプライドかな。
半分は事実上の敗北宣言とも取れるけど、逆に言えば負け方も心得てると言えるかな。
残り半分は、ホコリを付けたからにはただじゃ済まなさいって報復宣言だね」

実況「ウオアァー!! 冷静に回避したようで宣戦布告だァー!!
こいつぁかつてないほどデンジャーになるぞぉ!!」

クリオ「ならないよ?」


────────────────────────────────────────


デイジー「ほら、コイントスなんだから大人しく引き下がりな」

リベリオ「貴様とはいずれ決着をつけてやる、いずれな……」

来生「くっ」


★それはそうとてコイントス→! card★
JOKER:リベリオに危機察知の特性が付いた+先行
赤札:後攻
黒札:先行

674 :森崎名無しさん:2018/10/08(月) 19:57:54 ID:???
★それはそうとてコイントス→ スペード8

675 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:03:55 ID:???
真面目な話になりますが、状況故に今後のゲーム方針も悩んでおあります。
続けて書きたいので、畳むのはあまり本意ではないです。
状況次第でどうなるか分かりませんが、選択肢や判定が少なくなると思います。
その上で最初にある程度の選択、判定をしてまとめて更新する、といった形になる可能性が高くなると思います。

それと合わせて、ルイージ編は恐らく完全に判定も選択肢も無くなります。
こちらはどこまで手を付けるか怪しくなってきました。
どうにか形にして出したいのですが、状況次第で追々、です。
森崎板が続く限りいずれ出す腹積もりですので、しばしお待ちください。

676 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:05:51 ID:???
さっそくコピペミスってますね。申し訳ない。
>>675は見なかったことでお願いします。


お久しぶりでございます。
この長期間何をしていたかというと

10月 腰が粉砕
12月 腰が玉砕
1月 高熱大喝采

ということがありました。
スマブラの発売とは関係ないです。ないったらないんです。


真面目な話になりますが、状況故に今後のゲーム方針も悩んでおります。
続けて書きたいので、畳むのはあまり本意ではないです。
状況次第でどうなるか分かりませんが、選択肢や判定が少なくなると思います。
最初にある程度の選択、判定をしてまとめて更新する、といった形になる可能性が高くなると思います。

それと合わせて、ルイージ編は恐らく完全に判定も選択肢も無くなります。
こちらはどこまで手を付けるか怪しくなってきました。
どうにか形にして出したいのですが、状況次第で追々、です。
森崎板が続く限りいずれ出す腹積もりですので、しばしお待ちください。

677 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:09:09 ID:???
★それはそうとてコイントス→ スペード8 ★
>黒札:先行


優先権を得ることができたリベリオは、今一度デイジー姫を見据えて答える。

リベリオ「……ボール、もらいます。皆、配置に」

短く告げるとヨースターFCは配置に付こうとばらけていく。
リベリオもそれ以上何も告げず、サトルステギの胸を軽く叩き、早々と下がった。

実況「先行はヨースターFC! 冷静に回避しなおかつ運でもぎ取ったボールをいかに使うか。
だがしかーし! 守備と言ったらデイジー姫の得意中の得意! 相手の得意武器ですら悠々と潰す!
この一手、一切を見逃すなァー!」

678 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:13:18 ID:???
────────────────────────────────────────


マリオ「……ジャンケス以外にも、微妙なかけひきがあったな」

カペロマン「ほー、何らかの意図があって先行を選んだってことか?」

マリオ「ああ。リベリオの行動があからさま過ぎて妙だ。
あれは誰かの入れ知恵もあって、って感じもする。ああいうのに心当たりがある」

カペロマン「あの程度は性格次第じゃ普通……かは置いとくが、するとは思うんだがね。
んで、その心当たりは?」

マリオ「ヨースター島の族長だよ。苦手なんだ。正確には苦手というか、あの人に弱い」

そういうと帽子で顔を伏せる。

カペロマン「へーへーそうですか。おもちゃにされないよう気をつけてくださいな」

マリオ「ああ(……まだ別の意図も感じるが、なんだろうな?)」


────────────────────────────────────────

679 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:15:55 ID:???
────────────────────────────────────────


デイジー「あーらあら、妙なところでツレない子だね」

来生「それよりもさ、なんで俺がエースで紹介されなかったの?」

デイジー姫「ほら、あんたはリーサル・ウェポン。だからベツモンだよベツモン」

来生「そっかー!」

手慣れた様子で来生を宥める。言葉に気をよくした来生が意気揚々としている。
それすらも見慣れた光景だった。
本来は咎めるべきであろう行為だが、そのまま見過ごされている。

滝「(こっちと比べると、向こうは落ち着いてる。統率が取れてるなー。
井沢は何もしゃべらないし……来生はああだし)」

もう一方では別の会話が行われている。

ビクトリーノ「ま、気楽に構えてろ。こういうのは気負わない方がいい。
最後まで走り回って相手を邪魔する、まずはそれだけ考えろ」

オワイラン「……分かった。そこからまた何かを掴んでみせる」

ビクトリーノ「ま、ウチのお姫様に振り回される方が多いかもしれねーけどな」


────────────────────────────────────────

680 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:18:39 ID:???
────────────────────────────────────────


ナポレオン「あ゙ーったく、あの姫さん分かってんのか分かってねーのか。
バカがどうしようもねえのは分かるが、新入り放置してどうすんだ……」

大きくため息をつき、頭を垂れている。来生やデイジーの言動を、度々改めさせようと注意を続けているのも彼だけだった。
その傍ら、ペンを走らせており、顔は背けたまま少年が言葉を返す。

?????「冷たい風は強靭な肉体を作る、そういう諺があるそうだ。
それにあいつなら問題ない。俺達とは違う」

ナポレオン「てめえと一緒にするんじゃねえ。ここでウンチク垂れるぐらいならさっさと出やがれ。
嫌でもあのバカに頼らなきゃならねえって状況がどういうことなのか分かってんだろ。
ビクトリーノの野郎はマシだが、どうやったって限界がある。前の試合見てても明らかだ。
それに……」

ペンが落ちる音と共に五本の指がピン添え眼前にかざされる。

?????「だったら“信じろ”
お前にも分かるはずだ」

ナポレオン「ハッ! ここでちんたらしてるのことが信じるって言葉なのは初めて聞いたぜ。
それを言うなら俺からは“出ろ”だ。そして俺には“信じて待て”って言うところなんじゃねーか?
どうなんだ?」

その意図を汲み取りつつも、その身の振り方は受け入れてはいない。
返事を待つことなく、ホイッスルは鳴らされる。


────────────────────────────────────────

681 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:26:36 ID:???
っと、今回はここまでです。
お互いのフォーメーションは以下のようになります。


−−○−− クリッター
−○○○− オワイラン デイジー キャサリン
−−−−− 
−−○−− 井沢
−○−○− ノコノコ カロン
−−○−− ヘイホー
○−−−− 滝
−○−○− 来生 ビクトリーノ

−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
−○○○− ノコノコ キャサリン チョロプー
−−−−−
−−○−− クリッター

682 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2019/03/06(水) 00:28:49 ID:???
ちょとだけキャラ紹介
【デイジー姫】 初登場:スーパーマリオランド 初主役:スーパーマリオラン(プレイアブル)
お転婆なお姫様で主な出番がパーティゲームなデイジー姫、これでもサラサランドの連合国のお姫様です。
ときどき自分がお姫様ってことを忘れているんじゃあいかってぐらいの言動をしているそうです。
地味ながらもデザイン変更がされており、色違いピーチ姫から今の形となりました。
ただ役割としては、ピーチ姫以外の人間女性キャラって役割が主ですが。
ワルイージと違ってちゃんと任天堂の版権キャラなのに……とほほ。
しかしマリオランでパーティゲーム以外で初のプレイアブル、2段ジャンプ持ちというあまり無かった性能です。
でもオデッセイでもメイドインワリオでも出番無く……とほほほ。
でもスマブラに出れたよ! やったね!

ちなみにピーチより重量はある模様。どこが、とは言いませんが。

サッカーでの性能ですが、俊足な上に総合能力も高いDFです。ややピーキーですが、いるだけでも充分脅威です。
特にドリブル、タックル、パスカットが非常に優れていますが、反面パスやシュートが苦手です。
とはいえ得点手段を備えていないわけではないので、隙を見せると容赦なく失点します。
一言で表すなら強化中里君のような性能です。
本人の長所であり欠点であるのが攻めっ気が強い部分です。
その性能故に欠点となりづらい性格ではありますが、逆に言えば堅実に守ることが苦手です。
足の速さ故に守備陣との足並みが揃わず、連携が揃いません。
単騎で守ってきた証左とも言えますが、彼女と戦う必要は必ずしもありません。
ブロック能力の高くない彼女は必ず動きます。その隙を突いて戦いましょう。

683 :森崎名無しさん:2019/03/06(水) 20:47:43 ID:???
おかえりなさい
またリベリオの活躍とマリオの活躍(奇行)が見れるのはうれしいです

684 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/06(水) 03:47:03 ID:???
お久しぶりでございます。恥ずかしながら戻ってまいりました。

長らく放置していたことをご説明します。
端的に言いますと、リチャードソン(と同じ立場)になりました。
今は多少なりとも落ち着きまして、再開しよう、と考えたのですが、
いくつかのデータの消失、及び構想の忘却とかなりやらかした次第です。
特に、GKの判断力周りをどうしていたか忘れてしまい、
もしかしなくてもかなり理不尽な判定になるかも、といった具合です。
また、以前に書いたことと矛盾が出てくることが多々あるかもしれません。
予めご了承ください。無論、可能な限り少なくしていきます。

(読み直すと誤字が多すぎて恥ずかしい……)


それにしても結婚のがしちゃうところもリチャードソンと同じかあ……。


>>683
リベリオ君は多分ちゃんと活躍してくれると思うのですが、マリオはどう転ぶかもう分かりません。
一番最初に自分の手から離れたキャラになりました。
一応は、今はただのオーバーラップ狂なだけなので、寝釈迦まではいかないと思います。

685 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/06(水) 03:49:11 ID:???
リベリオ「(なるほど、随分と間延びしたフォーメーションだな。足には自信ありと来たか。
テレサやキノピオに突っ込ませても良さそうだが……)」

小さく笑い、そして落胆した。

リベリオ「(甘い、な。ただただ人を置いただけだ。これじゃあ―――)」

大きく息を吸って、思考を切り替えるように吐き出す。

リベリオ「(まあいい。それならその隙を突かせてもらう)」

バビントンにアイコンタクトを送る。頷く代わりに、袖を軽く引っ張った。
最初の攻撃は既に決まった。

リベリオ「(結局、ビクトリーノの位置はFWか……)」

キックオフの合図とともに、テレサにボールが渡る。
サイドアタックが目的ではく、前線を崩すことを目的にしたパス回しだ。
リベリオ達の予想通り、パスワークに対抗はできなかった。
しつこく追い回せば、いずれチャンスが生まれたかもしれない。だが、その時間を与えられることはない。

実況「フッツーに前線を引っ掻き回しているぞー! パスワークをお得意様と言わんばかり!
そしてどうする!? 何が来るんだ!? 一向に進む様子がないぞぉー!!」

来生「なんなんだよぉー! ずっと逃げてばかりいやがって!」

リベリオ「(やっぱり、他のFWの守備力は低いな。おおよそハンマーブロスやテレサ程度か。
タックルそこそこの考えなしアフロと……サイドの奴は足はあるがビクトリーノほどじゃない。
守備意識はきっちりしてるが、連携はそこまでじゃない)」

様子見に一区切りをつけ、ボールを受け取り攻撃に移る。

686 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/06(水) 03:51:04 ID:???
リベリオ「(あとはロン毛の長身のと、あのターバンか。
特にターバンの奴はこの機に実力も把握しておきたいな……となれば)」

ピエールと同等レベルと考えるべきか、と、不意に頭をもたげるも、振り払って歯車を回す。
合図とともにボールをバビントンに送り、ビクトリーノを引きつけさせる。
ノコノコを経由させて再び受け取った。

来生「ヒャアッ! ようやく捕まえたぜ!」

滝「(弾くだけでもできれば!)」


先着2名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★リベリオ パス 52(! card+! card)★
★来生 カット 45(! card+! card)(人数補正+1)
滝 カット 45(! card+! card)(人数補正+1)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 サトルステギヘロングフィード、せりあいだ!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(ノコノコのフォロー)(ヨースターFCのスローイン)(ビクトリーノのフォロー)
≦-2 ボールを奪われた!

【備考】
リベリオの親カードがダイヤ時「バナナパス+2」が発動します。

687 :森崎名無しさん:2020/05/06(水) 05:04:09 ID:???
★リベリオ パス 52( ハートA + クラブ9 )★

688 :森崎名無しさん:2020/05/06(水) 05:45:51 ID:???
★来生 カット 45( ダイヤ2 + ハート4 )(人数補正+1)
滝 カット 45( ハート7 + ハートA )(人数補正+1)★

689 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/08(金) 01:10:41 ID:WFHS9GdE
★リベリオ パス 52( ハートA + クラブ9 )=62★
★来生 カット 45( ダイヤ2 + ハート4 )(人数補正+1)=52
滝 カット 45( ハート7 + ハートA )(人数補正+1)=54★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 サトルステギヘロングフィード、せりあいだ!


リベリオ「ちょうどいい、ここで勝負してやるぜ!」

来生「うおおおお!!!」

滝「お、おい! ちょっと待て!」

リベリオに乗せられ、先んじてタックルに向かおうとする。
カットが苦手とする彼にとっては正解と言える行動であったが、
詰め寄ろうにも既にリベリオの足元にはボールがなかった。

来生「はら?」

あっけを取られた来生の横を走りすぎ、空いているスペースへ走り込む。
ボールはノコノコに渡されており、誰にも邪魔されずリベリオの目の前に転がるのであった。

滝「くっ!」

距離があったため狙いが見抜けた滝であるが、追いつき飛び込こうにも余裕をもってパスを出された。
あと誰か一人いればパスコースに割り込めた可能性はあったが、今回はそれができなかった。
嫌でも目立ってしまっていた選手がいたからだ。

バビントン「(面白いように釣れる。プレイしにくくなるだろうけど、それなら最後まで引っ掻き回してやる)」

クリオのものしりにより、刷り込まれてしまった“ボールを持つと厄介”という意識を利用したのだ。
バビントンに意識が集まったために、リベリオへのチェックが甘くなり充分にパスを狙える時間を与えてしまったのだ。

690 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/08(金) 01:15:34 ID:WFHS9GdE
リベリオ「(厄介なのは、ボールもってる時だけじゃないがな)」

実況「リベリオ君、来生君をかわしてロングフィード! 滝君詰め寄れなかった!
パスの先はサトルステギ君だ! そこに井沢君が向かっていく!」」

サトルステギ「よーし、おーらいおーらい」

井沢「空中戦でやられてたまるか!」


先着1名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★サトルステギ 高いせりあい 58(! card+! card)
井沢 ハイジャンプクリア 54(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 せりかった!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(キノピオのフォロー)(ヨッシーのフォロー)(敵ノコノコのフォロー)
≦-2 クリアされた!


【備考】
特になし。

691 :森崎名無しさん:2020/05/08(金) 04:05:49 ID:???
★サトルステギ 高いせりあい 58( クラブ8 + クラブQ )
井沢 ハイジャンプクリア 54( クラブJ + ダイヤK )★

692 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/14(木) 02:22:30 ID:H5oSJcUM
★サトルステギ 高いせりあい 58(クラブ8+クラブQ)=78
井沢 ハイジャンプクリア 54(クラブJ+ダイヤK)=78 ※両絵札★
※井沢が覚醒しました。せりあい値が+1されます。キノコカップが終了次第適用されます。
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
=0 ボールをこぼした! ヨッシーのフォロー


サトルステギ「(こいつ! 高ぇ!!)」

井沢「(くそ! なんで跳ね返せないんだよ!)」

ほぼ最高のパフォーマンスを発揮したにも関わらず、結果は引き分けであった。
高さでは井沢が勝っていたが、ポジション取りはサトルステギに分があった。

リベリオ「(あそこまで拮抗するか!)」

横目で滝と来生に視線を向け、攻撃を防ぐのは簡単じゃないかもしれないなとつぶやく。

実況「おーっとボールがこぼれたー!! もつれて倒れてしまったがこれは流した!
ヨッシー君しっかりフォロー!! まだ攻撃は途切れていないぞー!!」


先着1名様で、!とnumnumの間の空白を消して書き込んでください。
★デイジー姫どうしてる?→! numnum★
51〜99:詰め寄ってきている! だがここをいなせばチャンスだ!
21〜50:出遅れた! 位置取りが悪いぞ!
01〜20:様子見している。どっちにしたってチャンスだ!
00:サトルステギと井沢が邪魔になって詰め寄れない! チャンス!!

693 :森崎名無しさん:2020/05/14(木) 03:36:41 ID:???
★デイジー姫どうしてる?→ 62

694 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2020/05/20(水) 03:51:28 ID:GEPWqGDg
★デイジー姫どうしてる?→ 62 ★
51〜99:詰め寄ってきている! だがここをいなせばチャンスだ!

もつれて倒れてしまった二人の影から、勢いよく飛び出してきたデイジー姫は、
そのままヨッシーの元へ詰め寄る。

実況「おーっと! 予期してたのかデイジー姫勢いよく突っ込む!
ヨッシー君どう迎え撃つのか!?」

あくまで強気で、勝利を疑わずまっすぐ突っ走る。

デイジー「へろーヨッシーちゃん。早速だけどいただくよ!」

ヨッシー「(ドリブルのほうがいくらかマシのはず)行くよ!」


先着1名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★ヨッシー ドリブル 53(! card+! card)
デイジー姫 タックル 54(! card+! card)★
【攻撃側の最大値】−【守備側の最大値】
≧2 突破! 大チャンス!!
=1,0,-1 ボールをこぼした! 左から順に
(テレサのフォロー)(キノピオと敵ノコノコせりあい)(敵カロンのフォロー)
≦-2 ボールを奪われた!


【備考】
ヨッシーの親カードが赤時「ヨッシールーレット+3」が発動します。
ヨッシーの「スキル:安定」により、カードの合計値が10未満の時に10、
20を越える時に20となります。(JOKER、技は別計算)
デイジー姫の親カードが赤時「アップテンポタックル+3」が発動します。

695 :森崎名無しさん:2020/05/20(水) 05:46:56 ID:???
★ヨッシー ドリブル 53( スペード6 + スペード6 )
デイジー姫 タックル 54( ハートQ + スペードA )★

696 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2024/07/13(土) 01:55:04 ID:???
お久しぶりでございます。
ふと思い、立ち寄らせていただきました。
こうして来たのはいいけれど、何を話したらいいのかなあ、と、悩みながら書き込んでいます。

・少し私と周りについて
リチャードソンと同じ立場になったよ、と言った記憶がありますが、
今では慕ちゃん(仮)は無事新しい家族に迎えられどうにかなってます。
新しいお父さんは優しい人なので、大丈夫だとは思います。
それなりに近場に住んでおり、親子喧嘩したときには私の家へやってきたりします。
ちなみに独身なのは相変わらずだよ、はっはっはっはっは。

・マリオのことについて
記憶に新しいのはマリオの映画でしょうか。といっても結構前ですけれど。
森崎板を思い出したきっかけで「そういえば……」と思いながらもなかなか足を運ばずでした。
映画があって、新作もあって、もしかしたらマリオのキャラクターで遊びたいけれど
遠慮している人もいるかもしれない、と考えてたりもしてました。
もしいたら気にせず始めてくださいな。

思い出話になりますが、初めてやったゲームがマリオカートで、もっぱらヨッシー使ってました。
リベリオ君がヨッシーと出会ったのは今更ながら縁を感じるなあと思います。

・スターリベリオについて
再開の予定ですが……0ではないけれど、するとも言えない感じです。
現状違うことをやっており、余裕がない状態です。
それが済めばあるいはかなー? という、自分でもあやふやです。

なぜマリオの組み合わせたのかといえば、私がマリオのキャラクターの世界観が好きだからという理由です。
とてもシンプル。

いま改めて読み直してみるとー……うん、大雑把すぎるところ結構あるなーと反省点がちらほら。
でも楽しい時間でした。参加していただいた方、本当にありがとうございました。

697 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2024/07/13(土) 02:47:02 ID:???
まだちょっと続けます。

ちなみに、最初二部構成で考えていて、第一部はキャプ森キャラがマリオワールドに、第二部はマリオキャラがキャプ森ワールドに、
と、年齢設定どないすんねんと今なら突っ込めることですが、当時は本当に若かったなーって。
まあ、時系列とかお構いなしのお祭り状態にしちゃっても良かったかな。

設定とか、覚えてる範囲で話すと、えーとまずサラサファイターズでの謎の少年について。
彼はポブルセンです。ほぼ直前の思い付きで、ここに入れたら面白くなる気がするなあ、という本当の思い付きでした。
ナポレオン君だけじゃ物足りない気がしたのですが、続けてたらどうなってたんだろうなあ。

そしてオリキャラのヴィルヘルミーネさん、ヤミ一族の血を引く生き残りという設定を持たせてました。
ノワール伯爵(ルミエール)との関係者、ということです。あ、一応、娘とかではないです。
左腕は義手、ということは明かしてましたが、左足も義足だったりします。
そんな身体でもがっつりサッカーをやらせる予定で、ボス補正ももっています。
ビビアンと組ませて、コンビプレイやブースターシュートやシャドウストライクを実装するつもりでした。(名前や補正は変えますが)
ついでに、とある人から真似た「サイクロン」(の廉価版)持ちという、今思うとやりすぎだったかもなーと。
とある人とはルイージの事です。終盤になると彼女の倍の威力のサイクロンをぶちかますルイージが見れてたかも……
あ、マリオはマリオでちゃんと別のスーパーシュートを用意してました。

あとは何かあったかなー……あ、そうだそうだ。トーテム忍者君。
彼だけ招待明かしてなかったですね。勘づいている人もいるでしょうか、ストラットです。
……イタリア関係者多いなぁ、この部分。

っと、そうそう、リベリオ君もちょっとだけ秘密を残してまして、実は世界の人と文通しておりました。
はいそうです。2さんがネタで書いていたやつです。高杉君達とは知り合いです。
それ以外にも文通していた友がいるかも……な、設定を付け足しました。(判定次第です)

698 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2024/07/13(土) 03:00:10 ID:???
こんなところでしょうか。
やっぱり私、森崎板が大好きだったんだなーと。書きながらいろいろ思い出がよみがえってきました。
改めて皆様にお礼を言わせてください。ありがとうございました。



もしですが、続きを書きたいとか、設定を借りたいとか、システムを借りたいとかありましたら、ご自由にどうぞ。

699 :森崎名無しさん:2024/07/13(土) 17:04:23 ID:???
謎の少年の正体について全く予想できませんでした
マリオの暴走が今までのスレで一番面白かったです

700 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2024/07/15(月) 01:37:16 ID:???
ほんとに直前の思い付きでして、遅くともキノコカップ終了時には明らかにするつもりだったので、
ヒントになるようなヒントを入れなくてもいいかなーと。
性格も違うのでたぶん当てられた人いないと思います。

マリオの暴走は本当に想定外で、翼パパ含めヒゲのオヤジたちはなにかしらやってくれました。
しっかりおいしいところも持っていきました。

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