キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】

1 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/14(月) 19:36:23 ID:7J5Wn+DQ
当スレはキャプテン森崎のスピンアウト作品です。
マリオシリーズとクロスしており、他にちなんだキャラクター達も出てきます。

リベリオ君を主人公にして、キャプテン森崎のキャラクター達がマリオの世界を冒険したりサッカーしたりして楽しんでいきます。
基本的に本編と同様で、カードを引いてもらったり選択肢を選んでもらったりして進んでいきます。雑談、質問・意見はどうぞご自由に。
変な行動取っても割りと平気です。扱いが変な人になるだけでサッカーや冒険自体には影響ありません
しかし、キャプテンなどの公の立場としてはマイナスかも?
キャラブレイクは起きます。起きました。

<前回のあらすじ>
マリオの誘いに乗って対抗戦に挑む。
1アシストと敵の攻撃を潰し続ける活躍を見せ、2-1で前半戦を追えた。
失点は無闇に飛び出したマリオのせい。

488 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/05(水) 02:17:35 ID:???
あ、これだと選択肢がよく意味わかんないですね。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (要記述)
B:このハリボテクッパを調べてみよう、何かあるかもしれない
C:その他

489 :森崎名無しさん:2017/07/05(水) 10:18:50 ID:yf14nr2Q
B

490 :森崎名無しさん:2017/07/05(水) 18:10:47 ID:???
マリオは某Mさんのベストイレブンみたいにさらし者になるのかと

491 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:36:46 ID:???
生存報告的な更新ですー。


>>490
仮に某ミサキーヌ君のようにさらし首になっても、このマリオは懲りないのでほとんど影響がないんですね。
詐欺師をも超える鋼の精神力とヒーローとしての経験、並々ならぬ身体能力が彼を支えているので、
折れることはないです。強化来生君だと思っても差し支えないです。ついでにおいしいところも持っていきます。


まあ、あえて褒め殺す手法もありかもしれませんが。

492 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:38:54 ID:???
>B:このハリボテはなんだろう? ちょっと調べてみよう

リベリオ「(ちょっと気になるな……)ヨッシー、背中貸してくれ」

ヨッシー「え? これ? 特に何もないと思うけど」

リベリオ「まあ、ほとんど興味本位だけど、もしかしたら練習に使えるかもしれないし」

ヨッシー「持って帰る気なの? ほどほどにしておいてね」

飛び上がると同時に、ヨッシーは背中を浮かせ、おかげで楽に乗り上がる。
ハッチは開きっぱなしになっており、そのままストンと入り込む。

リベリオ「(思ったより広いな。3〜4人ぐらいは入れるか?)」

何かないかと見渡すと、ひと際目立つポスター見つける。

リベリオ「(……ポスター?)」

493 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:55:13 ID:???
                /ヽ   ___
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         /:.:.:i  ヽ/    丶/
         ,':.:.:.:!   `_==‐==、 _
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         j:.ヽ/:.:.:.:.:/:.:.:./}:.:.:.:.,,.:.:ィ:.
        !ゝ__ノ:_/:.:/ />´//´「
        ヽ:.:._`ーヽ ̄´ ´ ___´__`
      ,-、.|:`{ !´|:.:!、!;;:]   ヽ_:;;;:__ア
      {  ヽ:.} }:.:.ヽー、. ′     ,<
      > イ:./ ̄`ヽ:.:.:.「>^--‐<___
      `ー.|:.:!   }、i.:.:.i-'r o oヽ`´__
    {⌒)_._j:.:.} =〈 !:.:/`7、___/´:.:.:.
    _ー_r  ヽ|`ヽー':.'´:./ /ノ  {:.:.:.:.:.
    ヽ ,==− ¨ ̄¨−-ミ:.:.ヽ {:.:.:.:.:
     /           `ヽ! .!:.:.:.:
    |             |:.:ヽj:.:.:.:.
    |             |:.:.,-、_,
     |                 |:/./o o ,
     |                 |i_ノ,+++/
.    |                   |:.:{ /:.:.!_
.     |                |7:{:.:.:.:.:.
    |                  |:.:ヽ:.:.:.:
    |                  |:.:.:.丶:.:
  ,.|_,_,火ノヽ_/、「ヒ、 i、 人.|:.:.:.:.:}:.:.


リベリオ「(あの二人の……どっちかのか?)」

※ ヘルナンデスの私物です。

494 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 01:58:51 ID:???
リベリオ「(そろそろ出るか)」

登ろうと梯子をつかみ、足をかけようとすると、かけそこない、手に体重がかかる。
足が浮いている。外から騒がしい音と叫び声に近いリベリオの呼ぶ声が響いていた。
何か緊急事態が起きた、それが自身に降りかかるのがすぐ分かった。

リベリオ「(早く出ないと……!)」

揺れる機体から力任せに這い出るも、辺りは観客席よりはるか上だった。

リベリオ「(飛び降りれる高さじゃない)」

改めて周囲を見渡す。落ちないように気を付けながら、どこかで助けを求められないか、
いざという時に帰る時の目印になるものを探していた。

リベリオ「(どおりでスピーカーを付けないわけだ。クソッ!)」

どれくらい飛んだのか確認しようと振り返ると、後続するように4つのプロベラで飛んでいるものがあった。
ハリボテクッパと自身を持ち上げているものよりは小型であり、そこにミスターLがぶら下がっている。

リベリオ「(ミスターL? 一人だけか? そんなに遠くに行くわけじゃないのか?)」

他に何かないかと探すが、特に気になるものは見つからない。

リベリオ「(ノコブロス達はいないな、正直言えばあいつらの方がいなしやすかったが……
このポンコツ使えば逃げるくらいはどうになるかもしれない)」

機体の中に入り、操作を試みる。スピードメーターらしきものがあり、その周辺の機器を触り、反応がないか確かめる。
いくつか誤操作を起こし機体が大きく揺れるも、それらしき反応を起こした操作があった。

リベリオ「(よし、後は隠れる場所もないか探してみよう)」

495 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/16(日) 02:14:25 ID:???
再度機体から顔を出し、周囲を探り始める。
帰るためのルートを探しながらのため後方にいたミスターLと何度も目が合ったが、
それに構っていられなかった。

ミスターL「(こっち見てるけど、もしかしてあれを使って僕をやっつけてやるとか思ってる?)」


────────────────────────────────────────


と、更新はここまでです。あとちょっとした報告です。
ルイージ編、別なスレを立てて再出発するかもしれません。
このルイージ編おそらくゲーム要素かなり減ると思います。
(道中の違いはあっても大筋に違いはないものです)

ぶっちゃけちゃうと>>1がやりたい放題する感じです。
ライディングデュエルもするし、麻雀もやります。
このスレの設定引っ張るったりもするし、まったく別の次元に飛ばされるかもしれません。
もしかしたら、何かゲームするかもしれません。(短い話を複数やる予定のため)

496 :森崎名無しさん:2017/07/16(日) 11:03:49 ID:???
??「麻雀って楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」カンカンカンリンシャンカイホー

497 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/18(火) 01:02:46 ID:???
>>496
咲さんとキノじいどっちが強いかなあ……
(±0の時点で既に人間辞めてるのと思っているのは秘密だ)
ちなみにキノじいはもの凄く強くする予定です。
大体咲VITA+の通信チャレンジ、冷たい透華や高運かおりんを足して1.3で割ったぐらいの予定です。

あ、解説役は末原さんで確定してます。


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ヨッシー「リベリオーーー!!!」

一方で会場も大きな騒ぎとなっていた。
今回の試合における主役の一人であるミスターL、
そしてMVPに選ばれたヨースター島のサッカーチームを率いるキャプテンが不可解に空へ消えてゆく。
この異常事態に、唯一空を飛べるメドリが救出に向かうも、風圧に押し返され地面に落とされてしまう。
そのせいか辺り一面には羽が散らばっており、痛々しい光景だった。

サトルステギ「だ、大丈夫か?」

メドリ「こんなはずでは……すいません…………」

特に目立った外傷は無いが、打ち身はしたであろう、すぐには立ち上がれなかった。

実況「なんということでしょう……ミスターLが空に消えていきます……
リベリオ君は連れ去られてしまったのでしょうか……」

空を飛んでいる以上、手出しできない。ジュゲム達も荒風に逆らって飛べるわけではない。

498 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/07/18(火) 01:04:18 ID:???
ヨッシー「マリオ! ボクは追うから皆のこと頼んだよ!!」

メドリ「ミスターマリオ! 私も追います! 後のことはお願いします!!」

移動力の優れた二人が後を追う。少なくとも見失う可能性は低いだろう。

ノコブロス(緑)「リーダー、これはいったい……」

ノコブロス(黄)「ブラックもいないぞ……」

ノコブロス(赤)「……謀られたな。ブラックも偽物だろう」

赤いノコブロスは冷静だった。そして理解した。

ノコブロス(赤)「……ここに残っても意味はない。混乱に乗じて引くぞ。
三つ目のアジトで落ち合おう。無事を祈る」

全員が捕まるのを避けるためバラバラに逃げ、誰かが捕まれば逃げ切った者が助けに向かう。
そう決めていた。もしもの時の想定していたが、今実行することになるとは考えもしていなかった。
合図はなく、別々の出口へ走り出す。しかし間もなく、赤いノコブロスの耳に仲間の悲鳴が聞こえた。二度。
思わず振り返ると仲間たちが倒れている。察するに一撃でやられてしまったのだろう。
何が起きたかは分からないが、現状救出する術もなく逃げるしかない。
が、そこに一人の男が既に立ちふさがっていた。

キノシチョフ「逃がしはしないぜ」


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499 :生存報告 ◆PkNFzBNfkA :2017/08/09(水) 23:09:32 ID:???
絶賛忙殺中です。落ち着くのが9月くらいかなーと。
どうもこうも頭が働かず、話自体は出来上がってるから余裕かなー
と慢心してたら8月入ってました。
その内復活するので気長にお待ちくださいー。

500 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:40:58 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「(こんな場所……あったのか?)」
完璧に記憶しているわけではないが、キノコ王国内には自身が見ているような光景のような場所はなかった。
それほど目立つ場所だった。上空から見ればこそだろうが、ここに降りる場所であることは推測できた。

リベリオ「(まんまヘリポートだな。流石にこんなのあったら覚えてると思うが……
もしここなら都合がいい。ヨースター島につながってる土管も近い。
中がどうなってるか分からんが、身を隠すのも逃げるのも打ってつけだ)」

予想通り、次第に速度を落とし高度も下がり始めたのだが、そこで機体と切り離された。

リベリオ「(結局落ちるのかよぉーーー!!)」

浮遊感が生まれるや否や、すぐに消える。

ミスターL「大丈夫?」

機体から引き上げられ、地面に叩きつけられずそのまま空中にとどまった。

リベリオ「……なぜ?」

ミスターL「とりあえず、降りてから話そうか。何かするつもりはないから安心して」

501 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:42:21 ID:???
リベリオ「(……まあ、どうこうするつもりなら助けはしないか)」

そのままゆっくりと降下し、程なくして地面へ着地する。
ミスターLの視線の先に目をやると、吊り下げられている甲羅を脱がされたノコノコと
黒い甲羅に座っている作業着を着た少女がいた。なぜか不釣り合いな緑の帽子をかぶっている。
ノコノコが「嵌められていたか……」とつぶやいており、黒いノコブロスであることはすぐ察しがついたが、
リベリオはそれよりも少女の左腕が気になった。

リベリオ「(……義手?)」

光沢のある腕が、次第に金属であることに気づく。

リベリオ「(グローブ、には流石に見えないな)」

手持無沙汰なのか、工具をくるくると回しており、どこか手慣れているようにも見えた。

ミーネ「旦那と、リベリオさんか。こりゃ予想外だな」

トンと軽快に甲羅から降りると、勢いよくリベリオ達に近づく。
近づくと、そういえば小柄だったんだな、と、思ったよりも小さいな、と、考えるが、
それよりも気になったのが義手だった。思わず見入ってしまい、少女が顔を僅かに歪めたことに気づく。
しまったと思いすぐに謝ろうとするが、髪の毛をかき上げられた。

ミーネ「ケガしてんな」

リベリオ「え? あ、ああ……」

急いで這い出た時にぶつけたのか、リベリオは頭から血を流していた。
少し切った程度の傷だが、それでも血は流れ出ている。
ようやく自覚した痛みの個所に手をやろうとするが、やんわりと止められる。

502 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:44:16 ID:???
ミーネ「しゃーねー」

ミスターL「ちょっと、治療なら僕が―――」

ミーネ「いーから黙ってろ」

痛みの個所に手を添えられると、熱さを感じだ。
熱湯をかけられたような強烈な熱さではないが、火傷をするのではないかと思うぐらいであった。
顔を退けようとするが、義手でしっかりと抑えられているためうまく動かせなかった。
また、時間とともに熱さが引いていったのもあり強く抵抗はしない。
熱さが無くなると痛みも消え、手ぬぐいで顔を拭かれる。拭われた血を見て、ようやく本当に傷があったことに気づかされた。
痛みがあった個所に手をやったが、傷がないことを確認すると安堵する。

リベリオ「(……何だったんだろう? 今の)」

ミスターL「大丈夫なの?」

ミーネ「問題ない。
それよりも、ヨースター島のキャプテンをキズモンにして返した方がマズイだろ」

リベリオ「(本当に治してくれたんだな。
言葉を信じるなら、無事に帰れそうではあるか)」

張りつめていた緊張が、一気に解けていく。
ふぅと息を吐くと、遠くからリベリオを呼ぶヨッシーの声が聞こえた。

ヨッシー「だ、大丈夫だった? ケガはない?」

リベリオ「大丈夫だ。ケガもしてないよ」

503 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:46:35 ID:???
正確には治してもらったが、あえて説明せずに無事だと伝えた。
その視界の片隅に、メドリが飛んでくるのが見えていた。
それよりも早くやってきたヨッシーに心配をかけなくなかった。

ヨッシー「やっぱりルイージが助けてくれたの?」

振り向くと、ミスターLがマスクを外している。どこかで見覚えのある顔だった。

リベリオ「そっか、先生の……」

マリオの弟にルイージという名の男がいたことを、前に教えてもらったことを思い出した。

リベリオ「(一体どういうことなんだ?)」

メドリ「無事のようですね」

リベリオ「主審……えと、メドリさん」

メドリ「いろいろ疑問に思う点が多いかもしれませんが、それはまた後程説明させていただきます。
とりあえず今は安心してください。必ず無事に帰しますので」

リベリオ「分かりま―――」

ミーネ「そこ危ねーから早くどけ」

腕を引っ張られると、自分が立っていた場所から土管が現れる。
そこからは黒いノコブロスの代わりに試合に出場していた“奴”が現れた。

ノコブロス(黒?)「あ、あれ? どうして君もここにいるの?」

リベリオ「お前さっきの……ノコブロスじゃない奴」

504 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:48:24 ID:???
ミーネ「あのハリボテが連れてきたんだよ、ドニー」

リベリオ「(ドニー、愛称だな。やっぱり協力者か。
カペロマンがいたから何かあるのは分かってたが、
カペロマンがどうってよりは試合自体にあったみたいだな)」

ミーネ「ドニー、さっさと片そう。工具はあっちに置いてある。
旦那、あんたはそっちのお姫様を送ってやんな。丸くとは言わんが尖がらずに済むだろ」

ルイージ「……ごめんね」

ルイ―ジを屈ませて、“「”文字の帽子を脱がせるとかぶっていたL文字の帽子をかぶせた。
拳で軽く胸を叩くと、微笑んで見送る。
幾度となくもルイージに見せている笑顔のため、そこにいつも覇気が陰っていることが分かっていた。

ルイージ「リベリオ君、ヨッシー、皆のところに戻ろう。
メドリさんもありがとうございます」

リベリオ「(俺かよ、お姫様)あ、はい」

メドリ「はい、無事に済めば何よりです」

皆ついて来て、とルイージは土管の中に入る。
全員が降りてきたことを確認すると、案内役となり走り出した。

ルイージ「巻き込んでごめんね。なのに、君の事後回しにしちゃって。
あの子、ちょっと体が弱いから心配だったんだ」

リベリオ「いえ、元はと言えば俺が勝手に乗り込んだのが原因ですし。
一緒にいてあげなくて大丈夫なんですか?
(……この人も医者だろうか?)」

505 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:50:34 ID:???
ルイージ「うん、君を送り届けたらすぐ戻るよ」

ヨッシー「それよりもルイージ、これってどういうことなの?」

ルイージ「そのことなんだけど……」


────────────────────────────────────────


キノシチョフ「(やっぱり手ごわい。流石にノコノコ達を束ねるだけはある)」

ノコブロス(赤)「(なんて奴だ……このままじゃやられる。どうにかして隙を作って逃げなければ。
今ここで俺が倒れたら、何もかもが終わってしまう)」

キノシチョフの攻撃を、致命傷を避け耐え続けているが、ダメージは蓄積していた。
決定打を与えられないことに焦ってはいたが、深追いすれば手痛い反撃を受けることは分かっていた。
じわじわ攻撃していても、他のノコブロス達が回復して立ち上がってくるかもしれない。
一方隙を伺っている赤いノコブロスも、このまま攻撃を受け続けていては限界がくる。
しかし安易な攻撃は相手にチャンスを与えるだけだった。
おまけに時間が経てば経つ程、逃げられる可能性は低くなる。

キノシチョフ「ん?」

ノコブロス(赤)「(!? 好機!!)」

リベリオ「どっせい!」

突如、リベリオが赤いノコブロスの背後からスライディングタックルを仕掛けた。
攻撃の為ではなく、転ばせるためのタックルだった。
目論見通り、赤いノコブロスは仰向けに倒れる。リベリオはすぐに立ち上がり、飛び上がって赤いノコブロスを踏みつけた。
特に誰から教わったわけでもないが、リベリオはその特性から弱点を見切っていた。

506 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:52:58 ID:???
リベリオ「卑怯な気がするが、まあ許せ」

すでにキノシチョフからダメージを負っていたため、この一撃で立ち上がることはなかった。

実況「戻ってきている!! リベリオ君、帰ってきました!!
無事に逃げ出せたのでしょうか!?
……おーっと、ルイージです! ルイージがいます!! 彼が助け出したのでしょう!!
影ながらいつもこの男はやってくれます!!」

リベリオ「(この人への信頼感も、多分凄いんだろうな。
もしかしたら、この人と一緒のチームになってたかもしれないのか)」

リベリオが無事に帰ってきたことは、難なく受け入れられていた。
その証拠であるように歓声が上がっている。

バビントン「大丈夫……みたいだね」

リベリオ「心配かけて悪かったな。こっちはどうだった?」

バビントン「特に何もないさ。キノピオの兵隊? が取り囲んでること以外は。
それにしてもよく入ってこれたね」

リベリオ「なんだか緑の人、ルイージさんがいたらほぼ顔パスでな。ほら、あの人だ。
とりあえずまあ……無事に帰れるから安心しとけ」

リベリオの視界の片隅では、マリオとルイージ会話しており、すぐに切り上げてルイージは去っていく。
すると、マリオがフィールドの選手全員に自分の元へ集まるよう声を上げた。
その傍らで、ノコブロス達はキノピオたち拘束される。薄れゆく意識の中、赤いノコブロスは浅い賭けを望んでいた。

ノコブロス(赤)「(ブラック……どうか無事でいてくれ)」

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507 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:54:41 ID:???
────────────────────────────────────────


ドナテロ「とてもじゃないけど二人じゃ終わんないよ。
この後ルイージが来てもこれじゃ間に合わない」

ミーネ「ドニーがいてもダメか……どうすっかなー。今回はバラすだけで済ませるか。
それとも……」

ドナテロ「亀の手でも増やす?」

ミーネ「いいな、それ」

含み笑みを浮かべながら、軽快に歩み寄る。
黒いノコブロスを見上げ、その笑みを大きくする。

ミーネ「簡単な質問だ。
今この場で私たちの役に立つことと、リーダーたちと仲良く人々の役に立つこと、どっちがいい?」

黒いノコブロスは目を閉じて、何度何度も赤いノコブロスの言葉を反芻させた。
一つの言葉を飲み込み、必要な言葉のみ吐き出す。

ノコブロス(黒)「………………分かった。何をすればいい」

ミーネ「感謝するぜブラック。一緒にこいつを生まれ変わらせてやろう」


────────────────────────────────────────

508 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 00:56:00 ID:???
―――控室―――

リベリオ達は敵味方問わず、一つの控室に集まっていた。
忍者軍団の選手たちはマスクを取っており、椅子に腰を掛けている。
マリオが「皆無事に帰すから安心してくれ。頭硬い連中と話をつけてくる」と、出ていったっきりである。
落ち着いてはいるが不安を隠しておらず、ヨッシーがフォローに回っていた。

リベリオ「……分かっちゃいたが、やっぱりお前か」

カペロマン「まあな。かのスーパーヒーローと戦うのにちょうどいい機会だったんでね」

リベリオ「よくやるよ、お前も本当に」

カペロマン「戦っておきたかった奴と一通りやれた分、結果的に良かったがね」

指でちょいちょいと合図をしていた。近くに腰をこけると小声で話す。

カペロマン(で、だ。もう聞いてるか?)

リベリオ(分かってる、大丈夫だ)

カペロマン(ならいい)

そう言うと目線を外し、静かに待っていた。

リベリオ「(……先生が戻ってくるまでの間、どうしようかな)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (分岐します)
B:外を覗いてみよう、何かあるかもしれないC:その他
D:静かに待ってようか

509 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/25(金) 01:05:55 ID:???
大変お待たせいたしました。
落ち着きを見せ始めたために、更新を再開します。

最近また暑くなりましたので体調気を付けてください。
夏でも容赦なく喉をやられますので、なかなかのなかなかです。

そうそう、もしルイージ編(仮)をやるとするならばダイス板でやると思います。
その際はこっちの周知します。
ただ、いろいろとシステム考えてて詰めなければ部分が分かったので、先の予定です。


あ、早速ミスりました。正確には下記の通りです。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:誰かと話そうか (分岐します)
B:外を覗いてみよう、何かあるかもしれない
C:その他
D:静かに待ってようか

510 :森崎名無しさん:2017/08/25(金) 08:17:29 ID:aymWXxbI


511 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/26(土) 01:20:34 ID:???
>A:誰かと話そうか (分岐します)

リベリオ「(……何と言うか)」

自チーム
【サトルステギ、バビントン、ヨッシー、ビクトリーノ、ピエール、
ドトール、アマラウ、バド、松山、キノシチョフ、新田、アモロ】

敵チーム
【トーテム忍者(?????)、土竜忍者(マーガス)、ゲルマン忍者(シェスタ―)
中の里忍者(??)、蛇の目忍者(カペロマン)、ヘルナンデス、ノコノコ(葵)】

その他
【モナ、ビビアン】

リベリオ「(よく入ったな、ここに。というか、何でモナ達が残っててドンキーいなくなってんだ。
……先生と一緒にいるのか? どっちにしても話せる自信はないけど。
まあとりあえず、誰と何話すかだな。
皆思ったり自由に過ごしているし、話しかけても悪目立ちすることもなさそうだ)」


一票決です。IDが表示されるようにしてキャラクターの名前を書き込んでください。

【備考】
リベリオが名前の知らない人は、例えバレバレでも名前が「?」のままになります。

512 :森崎名無しさん:2017/08/26(土) 07:45:48 ID:3JA3o3XA
モナ

513 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/28(月) 03:19:31 ID:???
>モナ

ふと部外者であったモナのことが目についた。
至って落ち着いており、困惑しているような様子を見せていない。
ルイージからはモナが絡んでいると聞いておらず、気になったのだ。
じっと見据えたため、話しかける前に声をかけられた。

モナ「どうしたの?」

リベリオ「いや、意外と落ち着いてるなと思って。
と言うか、なんでここに残ってるんだ?」

モナ「このぐらいのことはフツーよフツー。
試合見てたら帰りそびれちゃって、そのままここに缶詰め。
それよりも大丈夫なの? なんだか連れて行かれたみたいだけど」

リベリオ「まあ、見ての通り無事だ。
(やっぱり知らないのか? でもこの落ち着きようを見ると……
例えそうだとしても、今問いただしたところで……どうしようか?)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:モナもこの試合の裏について知ってたのだろうか、それとなく聞いてみよう
B:そういえばあのお面はどうしてんだろう、あれ気に入ったんだろうか
C:世界お鼻畑計画ってなんだろう、ちょっと踏み込んでみよう
D:実は怪我したんだと打ち明けてみる、治ってるけど
E:その他

514 :森崎名無しさん:2017/08/28(月) 07:07:13 ID:lwUlKP0k
C

515 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/31(木) 00:22:37 ID:???
>C:世界お鼻畑計画ってなんだろう、ちょっと踏み込んでみよう

リベリオ「なあ、世界お鼻畑計画って―――」

モナ「あ、そうね。ちょうどいいからその話しようか」

その瞬間、モナの隣にいた非常に驚いたような表情を浮かべた。
それは間違いなくリベリオに向けられており、なんてことを言いだすんだと暗に言っているのが分かる。
あ、俺やっちまったな心の呟くも、とあるものを見せつけられる。

モナ「これを見てほしいの」

リベリオ「……世界お鼻畑計画書……!? もう作ってた!!」

モナ「見てもらえれば問題は分かると思うけど、まずは圧倒的に人数が少ないことかな。
全員で4人なの。だだ、実質、私、ビビアン、リベリオの3人になっちゃって」

リベリオ「え?」

モナ「そしてここにいない、ダブルオーツーが技術力が凄いんだけど、どこか方向性ズレてて……
今の時代誰しも携帯持ってるからネットでDLできるようにすればいいものを
わざわざゲーム機作ったりとか……あ、ゲーム&ウォッチよ」

リベリオ「(普通にスゲー)」

モナ「鼻を整えるってゲームなのに、鼻毛を抜く機能つけるとか……」

リベリオ「(……どこ突っ込もう)」

モナ「鼻ゲーのPV作ろうって話したのに、バラのドキュメンタリー作ってきたの!
しかもそっちのほうが人気あるし!! 青いバラ作ってもう何なの!!」

516 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/08/31(木) 00:27:28 ID:???
ビビアン「アタイ、そっちのほうが見てみた―――」

モナ「あげくに飽きたって……飽きたって…………本当にヒドイ!!」

リベリオ「(そっちのことに熱意が行ってる。間違いなく)」

モナ「ビビアンはやる気あるのかないのか分かんないし」

ビビアン「だって……」

モナ「だからリベリオは期待の星なの、分かってくれる?」

リベリオ「(これ冗談抜きでガチだ)」


魂の叫びをモナにぶつけよう! 先着1名でIDが表示されるようにして書き込んでくれ!!
A:勘弁してください……マジで勘弁してください…………
B:えーっと、技術力を持ってるダブルオーツーを復帰させる方針で……
C:じゃあとりあえずビビアンがやる気出す感じで
D:鼻Tシャツとかが現実的かな、シンボルマークみたいな作ってさ
E:その他

517 :森崎名無しさん:2017/09/01(金) 07:05:34 ID:VZ4jnBDM
A

518 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/01(金) 22:33:46 ID:???
>A:勘弁してください……マジで勘弁してください…………

リベリオの言葉は、懇願にも似た拒絶であった。少なくともモナにはそう感じられた。
鼻の趣味は既にリベリオが否定していたためそれ自体にはダメージはなかったが、
想像以上にリベリオを追い詰めていたことを自覚した。

冷静に考えれば分かるはず、相手は異界の地でもサッカーを続けている人物である。
彼の出身国での事情は知らなくても、それを選んだことがどうであるのかは察しがつくものであった。

お互いが、お互いのことを知らな過ぎた。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→! card★
JOKER:モナ「……ごめんね」なぜかハグされた
ハート:モナ「そっちから言ってきたのに」 そうだった
スペード・ダイヤ:モナ「ごめん……」 謝られました
クラブ:モナ「……」 黙っちゃった
クラブA:「何度でも蘇るさ!!」 懲りなかった

519 :森崎名無しさん:2017/09/01(金) 22:38:55 ID:???
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→ スペードJ

520 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/01(金) 23:37:29 ID:???
★お鼻関係で下がる好感度はもうない→ スペードJ ★
>スペード・ダイヤ:モナ「ごめん……」 謝られました

モナはすぐに謝罪の言葉を口にして、距離を置いた。
どうであれリベリオに恐怖を与えていると感じ取ったからだ。
これは当然リベリオも望んだ反応ではない。

リベリオ「(やっちまった……)」

ビビアン(冗談のように聞こえたかもしれないけど、本人は真剣なんだから。
とりあえずアタイがフォローしておくから)

リベリオ(悪いが頼む。あとでちゃんと謝っとく)

一先ずこの場はビビアンに任せることにした。リベリオも自分が落ち着く時間が欲しかった。

リベリオ「(先生、まだ戻ってこないのか。もうちょっと話せそうだな)」


自チーム
【サトルステギ、バビントン、ヨッシー、ビクトリーノ、ピエール、ドトール
アマラウ、バド、松山、キノシチョフ、新田、アモロ】

敵チーム
【トーテム忍者(?????)、土竜忍者(マーガス)、ゲルマン忍者(シェスタ―)
中の里忍者(??)、蛇の目忍者(カペロマン)、ヘルナンデス、ノコノコ(葵)】

その他
【モナ、ビビアン】


一票決です。IDが表示されるようにしてキャラクターの名前を書き込んでください。

521 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/02(土) 01:40:29 ID:???
もしさっさと公式戦に行きたければ、判定だけしてイベントスキップもするつもりです。その際は先着三名で。
ちなみにこのモナのイベント、マイナスイベントではないので安心してください。
人付き合いでちょっとぐらいやらかしちゃうことは多少はね? ってことで今回はここまでです。
お相手ありがとうございました。

522 :森崎名無しさん:2017/09/02(土) 03:31:16 ID:GhPiT8JQ
トーテム忍者

523 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 00:22:33 ID:???
>トーテム忍者


ふと、トーテム忍者がリベリオの方を見ていることに気づく。
先ほどのことで注目を集めてしまったが、すぐに目を逸らされている。
それにも関わらず、しっかりとリベリオのことを見ていた。それは合図にも見えた。

リベリオ「(俺に用があるのか?)」

何かしらの意図を感じたリベリオは、トーテム忍者に声をかける。

先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→! card★
JOKER:よく見ると仲間になりたそうな目だった
ダイヤ:トーテム忍者「実は……」
ハート:トーテム忍者「聞きたいことがある」
スペード:トーテム忍者「……連絡先だけ教えてほしい。あとで聞きたいことがある」
クラブ:トーテム忍者「すまない、なんでもない」

524 :森崎名無しさん:2017/09/03(日) 00:32:14 ID:???
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→ クラブ6

525 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 01:13:51 ID:???
★このキャラばれてるのかばれてないのかよくわかんない→ クラブ6 ★
クラブ:トーテム忍者「すまない、なんでもない」

何かをリベリオを話そうとしていた。しかしトーテム忍者は止めてしまった。

リベリオ「(……なんでもない訳ないだろ。まあいい。こっちから何か話すか)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:お前も元居た世界からこっちに来たクチか?
B:とりあえず名前を教えろ。話はそれからだ。
C:随分とタックルが下手だな、はっきり言って同年代とは思えないぞ。
D:スカした態度がムカついた、このばっちいパンツで麻酔してやる。
E:その他

526 :森崎名無しさん:2017/09/03(日) 01:19:17 ID:SOG/5Rmk
A

527 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/03(日) 01:39:01 ID:???
とりあえず相手の素性を探ってみよう。といったところで今回はここまでです。
お相手ありがとうございました。


パンツで麻酔の元ネタが分かった人はおるんかな?
いや、森崎板の懐の深さを信じよう。

528 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 02:26:14 ID:???
>A:お前も元居た世界からこっちに来たクチか?

トーテム忍者「……そんなところだ」

リベリオ「(意外と素直に答えたな)察しが付くと思うが俺達もそうだ。
ちなみにブラジル出身だ。チームメイトはアルゼンチン人だがな」

トーテム忍者「ブラジル……そうかブラジルか………」

リベリオ「(妙な反応だな……噂にあった外国人引き入れの話、その内の一人がこいつなのか?
キック力は確かに相応のものはあるが……)」

しかし、長くトップ下を務めていたピエールからの評価は“不適切な選手”だった。
FWをよく相手取るドトールからの評価もあまり芳しくない。(内心でどう思っていたかは分からないが)

リベリオ「(2得点してるんだけどな。
それで充分な理由にもなるけど、何があの2人にひっかかったんだか)」

リベリオ「(それにしても試合の時と比べて暗いというか……
上の空って言った方が正しいか。大丈夫なのか?)」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
A:もしかしてブラジルに来る予定でもあったのか?
B:お前の出身国はどこなんだ?
C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……
D:麻酔決行、今なら隙だらけだ
E:その他

529 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 02:27:27 ID:???
あ、間違えました。

一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:もしかしてブラジルに来る予定でもあったのか?
B:お前の出身国はどこなんだ?
C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……
D:麻酔決行、今なら隙だらけだ
E:その他

530 :森崎名無しさん:2017/09/04(月) 07:10:33 ID:3iXnnU9Y
C

531 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/04(月) 23:18:47 ID:???
>C:大丈夫か? さっきから様子が変だが……

トーテム忍者「……いや、大丈夫だ」

どうにも歯切れが悪い。何かあるのは傍目から見ても分かる。

リベリオ「(まさか急に体調崩したのか?)」

そう考えれば辻褄は合う。トーテム忍者に試合内容を深く反省するようなものない。
個人的に納得できないものはあるかもしれないが、上の空になるほどのものでもなかった。
さらに言ってしまえば、プレイには数回しか絡んでおらず体力は余っている。
リベリオが導き出した結論は一つだった。

リベリオ「ドクター呼ぼうか?」

トーテム忍者「……は?」

間違いだった。


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★それはそうと自動イベント→! card★
JOKER:マリオ「It's Me,Dr.MARIO!!」 なにしてんの?
ダイヤ:↓+サトルステギ、暇すぎて筋トレ中
ハート:↓+ヨッシーがビビアンと一緒にフォローしてくれてる
スペード:↓+バビントンが勧誘してた、やるじゃん
クラブ:松山達から話があるみたい、あとで聞いてみよう

532 :森崎名無しさん:2017/09/04(月) 23:25:37 ID:???
★それはそうと自動イベント→ クラブ9

533 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/06(水) 02:16:00 ID:???
★それはそうと自動イベント→ クラブ9 ★
クラブ:松山達から話があるみたい、あとで聞いてみよう


バド「……サッカー以外のことにはシャンとしねえなあ」

松山「……そうだな」

二人はリベリオの観察しながら、話す機会をうかがっていた。

バド「まぁ、女運に関してはオメェよりはありそうだな」

松山「うっ!」

松山「それはとにかく! バドさんは多分大丈夫だろうけど、俺はどうだろうな……」

バド「どーだかな。あのヘビヤロウがパンパねぇって考えても、あいつは奪ってるからな」

松山「タックルに自信あったんだけど、世界のことは少しぐらい分かってたつもりだったんだけど、
俺の知らないこと、まだまだあくさんあったよ」

バド「どっちになったっていいだろ。
サッカーに関してはマジなんだ、これからのいい判断材料にあるだろうぜ」

松山「一回でも弾いてれば……」

次の公式戦に一緒のチームとして参加させてくれと大きく言えただろう。
しかし、松山にこれといった活躍はなかった。カペロマンに翻弄され続け、立て続けに突破を許していた。
カペロマンの癖を思わしきものを見抜いたが、その打開策は生み出せなかった。

松山「(ある程度は認められてるとは思うが、流石に楽観視はできないか……)」

534 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/06(水) 02:19:09 ID:???
ちょうど話終えたリベリオに短い言葉で約束を取り付けた。
あとはヨースター島に赴き、判断をゆだねることになる。
間もなくしてマリオが戻ってきた。無事話を付けたため、このまま解散ということだった。

マリオ「っと、その前に報酬を渡そう」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★→! card★
基本:10 + アシスト(1):5 + コンスタントな活躍:5 + MVP:5 + カードの数値 = 報酬コイン

【備考】
30コインを超えると、強制的に30コインとなります。
JOKERを出すと15扱いとなり、超えた分のコインももらえます。

535 :森崎名無しさん:2017/09/06(水) 05:10:35 ID:???
★→ ダイヤJ

536 :森崎名無しさん:2017/09/06(水) 19:32:08 ID:???
マリオは罰金受けてそうだけど出場料だけで稼いでそう

537 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:08:25 ID:???
>>536
そもそもこの試合が茶番ですし(選手たちはガチでやってますけど)
この辺のことは首を突っ込むかどうかで明らかになってきます。
(リベリオは一部しか聞いておらず、間延びしそうなのでその部分はカットしてます)

配管工から社長にジョブチェンジしてますので、お金についてはあまり心配ないんですよね。
それを資金に遊園地作って園長やってますし。
長い下積み時代からここまで登り詰めたのは流石というべきか、背後に何かあると疑うべきか。


【アナウンス】
30コインを手に入れました。(所持コイン:25コイン → 55コイン)
バビントンとヨッシーがトーテム忍者以外との連絡先を交換しました。
(トーテム忍者は聞き出そうにも拒みました)知り合いが多く増えたため、有名度が2増えました。(有名度:27 → 29)
葵新伍はノコノコ(葵)になっていますが、亀ではありません。
対抗戦のイベントが終了しました。



月末イベントに行く前に、中里君へお詫びイベントを。
思いっきり間違えまして、最近気づいて、やり直すのも難しい状態なのでこのような措置にしました。

538 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:09:51 ID:???
────────────────────────────────────────


中里「ふむ……」

帰路を歩きながら、試合内容を思い出していた。
勝敗そのものよりも自分をプレイについてである。

中里「(やはり拙者の驕りなのだろうか)」

何度か自身でも改心と言えるプレイをしていた。それでも失敗した。
個人の結果としては成功とはいいがたかった。

中里「(不覚!)」

何よりも、抜けると確信しながらもボールを弾かれた。
あの結果を油断と言わず何と言う。自身を叱咤しながらも苛立ちまぎれに歩いてゆく。

中里「おお……! なんとも面妖な」

帰路である森の中、大きな花を見つけた。花というには明らかに巨大で、10mほどはある。
どこかの腕を持て余した職人が、ここで投棄したオブジェにも見えた。
中心部には水が溜まっており、もしかしたら本当にプールなのかもしれない。

中里「(危険な目にあったことはござらんが、奇怪なものに近づくことも理由もない也)」

興味は惹かれたが、不用意に近づくほど警戒心は薄くなかった。
何にしてもこの帰路はもう使えないと新たな道を探す算段を立てようとしたところ―――

539 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:11:12 ID:???
???「あっハァ〜ン!!」

花の中心部から、巨大な女性が水しぶきを立てながらが現れた。

中里「ぬぉおおお!!!!????」

何か良からぬものがあるとは予想していたが、この出来事は予想外であった。
しかしその場で固まることはなく、すぐ行動に移る。

中里「(三十六計逃げるに如かず!!)」

半ばパニックになりながらも逃げだした。
ただ、パニックにならなければすぐに背を向けて逃げ出しはしなかっただろう。
這い出てきた巨大な女性に捕まり、そのまま摘み上げられた。

中里「拙者おいしくないでござる! おいしくないでござるよ!!」

???「あら? 別に取って食べようなんて思ってないのに……」

中里「……なに?」

目の前に降ろすと、楽な姿勢を取り始めた。

中里「なにゆえ拙者に……いや、お主は何者なりや?」

???「大妖精って言えば分かる?」

中里「大、妖精……? (西洋のモノノケの類であったか)」

大妖精「ふぅ〜ん……あなた、この世界の子じゃないのね」

中里「む」

540 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:14:04 ID:???
なぜ分かったのか、質問もする間もなく、返事を待つ間もなく、大妖精は話を続けた。

大妖精「さっきやってた試合で、おかしな感覚なかった?」

中里「……なぜそれを?」

大妖精「ふふ、どういう訳かあなたには“ズレ”が起きている。
どうしてあなたなのか、なぜかしらね。いろいろ興味深いわ」

中里「……」

大妖精「お話をこれくらいにしておきましょう。そのズレを治してあげる」


先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→! card★
JOKER:泉に引き込まれてしまった
ダイヤ:大妖精のヴェーゼ
ハート:大妖精の指つき
クラブ・スペード:大妖精の息吹

541 :森崎名無しさん:2017/09/07(木) 00:18:38 ID:???
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→ ダイヤ7

542 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/07(木) 00:41:12 ID:???
ちなみにミスってたのはこの部分です
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1421560195/862
リベリオ君、ハートでナナハンタックル発動しません。
どういう訳が間違えました。
前半ラストのカウンターが決まってたかもしれませんので、展開大きく影響の出るものでした。
申し訳ございませんでした。

ちなみにかなり決まりやすい状況でして、
・ドトールがいないためトーテム忍者がグラウンダーシュートを撃ちやすい。
・不意打ちで中里が1対1を狙いに行きやすい
・奥まで切り込みやすいため、トーテム忍者が容易にシュートが撃てる
・スキル【俊足】が猛威を振るいやすい
・シェスターがいるため、スルーパスがしやすく容易に裏が取れフリーになりやすい。
・よしんばファウルで止まったとしたら、高確率でカード
と、諸々込みでヤバい状況でした。


というわけで、あっついヴェーゼが罪のない中里君を襲ったところで今回はここまでです。
(フラグが回収され、さらに全体的に強化されます。あと出番的な優遇)
お相手ありがとうございました。

543 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:42:16 ID:???
★本当は勝っていたのに負けた判定になってたお詫び→ ダイヤ7 ★
ダイヤ:大妖精のヴェーゼ


微笑みながら顔を近づけてくる。
より深く観察しているのだろうかと待ち構えていると、目をつむり―――









中里「ぬわーーっっ!!」









【アナウンス】
中里がステータスアップをしました。
ガッツ+50 ドリブル+1 パス+3 シュート+2 タックル+2 カット+2 ブロック+2 せりあい+2
ドリブルフラグが回収され、魘入(えんにゅう)の術を覚えました。(親子カードのマークが一致時、ドリブル+2)

忘れてたリベリオのスキル:対爬虫類の進化フラグを得ました。
間違って付けたタックルフラグが消えました。

544 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:44:02 ID:???
長ヨッシー「ん?」

リベリオ「どうしたんですか?」

長ヨッシー「んー……なんでもないよー。とりあえずねー、登録は問題ないよー」

リベリオ「はい、分かりました。(後は俺達の問題か)」

ヨースター島に戻り、まず最初に族長から今からでも選手登録が間に合うか確認を取った。
帰る途中での船内で、松山から「月末の公式戦を一緒のチームとして参加したい」と話しがあったからだ。
また、可能な限りDFとして出場させてほしいという要望もあった。
話し合った結果、各々の考えとして出されたのは以下のようだった。


サトルステギ:どちらかと言えば賛成
バビントン:考えている途中
ヨッシー:リベリオに任せる


リベリオ「(特に性格に難がある訳でもないし、実力も充分なんだが……)」

リベリオ「(バビントンも言ってたように、試合直前なんだよなあ。
連携に不安が残る。特にバドは経験が浅い。指示役が必要だ)」

リベリオ「(……一旦、松山達の要望は確認してみるか)」


松山:DFを希望している。場合によってはポジションチェンジもオーバーラップも受け入れる。
バド:特に希望はない。ただ経験は浅いためフォローが必要。

545 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:48:55 ID:???
リベリオ「(特に難しい要望じゃない。
もしもの時は説得は必要だろうが、必要性を理解すれば松山を動かせるだろう)」

リベリオ「(バドは……試合すら出なくても気にしなさそうな感じだな。
おまけにポジションのこだわりすらない。逆によく分からない
不満があればすぐ言ってきそうだからそこまで気にしなくてもいいか)」

長ヨッシー「考えがまとまったら皆と話してきたらー?
あまり考え込んでても結論出ないよー?」

リベリオ「そうですね。そうしてきます」

ヨッシー達を別のテントに待機させ、また松山達も別のテントに待機させている。
話し合いに集中するためであるが、あまり長い時間をかけることはできないだろう。
恐らく、この日の内に結論を出さなければならないと考えながら、ヨッシー達の待つテントへ向かった。

────────────────────────────────────────

546 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:50:33 ID:???
────────────────────────────────────────


ヨッシー「おかえり、どうだった?」

リベリオ「問題なく登録はできる。後は俺達次第だ。どうだバビントン、結論出たか?」

バビントン「公式戦まで時間がないこと加味しても、
正直言って僕らにほとんどデメリットは無いと思うだけど……」

リベリオ「だけど?」

バビントン「もし、何か致命的なことがあっても試合に出さなければそれでいい。
でも、そんなことしたらお互いの為にもならないから……
僕達が失敗することと、松山達が失敗することは違うし……」

リベリオ「(その先のことと、俺達とのギャップのことか)」

今回の試合で失敗したとき、その先との松山達との関係
そして失敗をどう共有するかだった。

リベリオ「実力者である松山達との関係を悪くしたくない。
そして俺達は運命共同体だけど、松山達はそうじゃない。そういうことか」

バビントン「考えすぎかもしれないけど、あまり不用意なことしたくなくて」

サトルステギ「あーえー……どゆこと?」

547 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:51:47 ID:???
リベリオ「……例えばだが、松山がファウルしてレッドカード、おまけにPKが決められて負けたとする」

サトルステギ「うんうん」

リベリオ「でも次の試合で松山がいないのに勝ったとする。
そうすると松山のせいで負けたんだなってなるだろ?」

サトルステギ「そりゃそうだけど、そんなこともあるじゃん。
レッドカードで退場って俺もリベリオもやったことあるじゃん。それが原因負けたことなんて」

リベリオ「ああ、俺達ならそれで良かった。それでいいと思ってる」

サトルステギ「??」

バビントン「問題は、正式に加入してるって訳じゃないんだ。
あくまで次の公式戦を一緒に参加したいだけってこと」

サトルステギ「おう?」

バビントン「僕達は失敗したら、自分で反省して、お互いに考えて、怒ったり許したりして進んでいくつもりだけど、
松山達がどういうつもりかも分からない。どこまで覚悟しているのかも。
失敗したら全部忘れて、ここ去ってはい次、なんてこともするかもしれない」

それに反対する言葉をサトルステギは持っていない。

548 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 22:54:21 ID:???
サトルステギ「え、えーと……単純に強い奴いたら試合前にスカウトしておいたって考え方はダメ?」

リベリオ「いや、全然ありだと思うぞ。多分松山達はそんな風に考えてると思う。
俺も最初はそんな風に考えてたしな」

サトルステギ「へ? それじゃあ―――」

リベリオ「続きあるから待て。確かにバビントンの言う通りでもあるが、
逆に言えばそういう覚悟で入れちまえばいいわけだ」

リベリオ「バビントンも別に拒否してるわけじゃない。ちゃんと覚悟持ってやるならいいってことだ」

リベリオ「(あるいは俺がそうすることをな)」

バビントン「……そろそろ松山達に答えを出してあげよう。
どうするかはリベリオに任せようと思う。皆もそれでいいかな?」

ヨッシー「うん。いいよ」

サトルステギ「え、あー……俺どうしていいか分からないし、そうする」

バビントン「じゃあ決まりだ。任せたよキャプテン」


────────────────────────────────────────

549 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/17(日) 23:07:40 ID:???
判定や選択までいきませんが今回はここまでです。

ここまで強化してもまだピエールの方が総合力上なんだなあ。
ただ、俊足タイプがここまで満遍なく能力高いのはいないので、かなーり厄介ではあります。(敵に回すと)



……あれ? 新田君また出番遠くなってる………?

550 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/09/26(火) 05:56:56 ID:???
────────────────────────────────────────


リベリオ「(キャプテン、か……)」

不意に呼ばれた一言だった。今回の件を全て任せる、という言葉も付いていた。

リベリオ「(あいつなりのやり方か)」

あるいはけじめだったのか、決意に近いものであったのかもしれない。

リベリオ「(認めてくれてはいるのかもしれないな)」

松山達の待つテントが近づくと、思考を切り替えて入る。
登録が間に合うことを告げるとほっとしたような顔を浮かべるが、
すぐに表情を改めた。まだ決まったわけではない。

リベリオ「(……やっぱりそう楽観的な奴じゃないか。とりあえず……)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:その前に聞きたいことがある。何で俺達のチームだったんだ? ドトール達やピエールでもなく。
B:DFにこだわっている理由は何なんだ? 特に松山はMFの方が向いているだろう?
C:歓迎しよう。次の公式戦、一緒に勝ち進もう。
D:(いくらなんでも急すぎる。今回は断ろう)
E:その他

551 :森崎名無しさん:2017/09/26(火) 13:24:04 ID:FBvoYMzA
A

552 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:27:58 ID:???
>A:その前に聞きたいことがある。何で俺達のチームだったんだ? ドトール達やピエールでもなく


リベリオ「聞きたいことがある。どうして俺達のチームに入ろうと思ったんだ?
いや、別に試してるわけじゃない。純粋に疑問なんだ」

リベリオ「ドトールは守備の理解も深いし面倒見もいい。何より度量もある。
アマラウだってキレやすい嫌いはあるが、満遍なく充分守備力を備えている。空中戦が主体だがな。
二人とも指揮能力もあるから、学べるところが多いと思う。
どっちもクセあるけど、試合前のやり取り見てる感じうまくやってけそうにも見えた」

リベリオ「ピエールも短い時間でDF達をまとめ上げた。指揮能力だけで言えば、ドトール達よりずっと上だろう。
オフサイドトラップもできるくらいだからな。
選手としての完成度を考えるなら、俺らと同年代じゃあいつが一番だ。
詳しい事情は知らないが、きっとお前らのことを歓迎してくれると思うぞ」

リベリオ「俺達も満遍なく攻撃手段を備えている自負もあるし、ここの環境も恵まれていから
そういった意味では練習相手にはもってこいだ、だが……
もし期待していたなら予め言っておく、俺達と一緒にいても基礎的な能力の向上できても、
守備戦術について得るものは恐らく無い。
それでもいいのか?」

客観的な事実を述べ続けた。リベリオ達は基礎的な能力を上げているが、戦術について得たものは未だにない。
現時点でそれらを得られる目星もついていない。
松山達がただ自身を売り出しに来たわけでないことを察していた。

リベリオはドトール達を知っている、松山はピエールがどういう選手か知っている。
DFとして得るものは、確実にどちらも有していた。

バド「(普通にいいんじゃねえのか? ここ)」

553 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:29:07 ID:???
松山「……それだからいいんだ。まず俺は圧倒的に基礎能力が足りてない。
鍛えるのには打ってつけなのが一つ」

松山「今回の試合を見て、一番興味が湧いたのがリベリオだったんだ。
まず、出鼻をくじいた相手……えと……」

リベリオ「カペロマンな」

松山「そんな名前だったんだ……カペロマンからボールを奪ったこと、というより、守備で一番活躍してたから。
あんな風に前線でボールを刈ってた上でFWの役割を果たしていたのはリベリオくらいだった」

リベリオ「(“前線”でか……)」

松山「次に、あんなことがあったとは言ってもゲームメイクを任されていたことなんだ。
最初不思議だったんだ。基点であったバビントンでもなく、経験者のピエールでもなかった。
活躍してたビクトリーノでも良かった。相手を冷静に見極めてたしね。
そんなビクトリーノがリベリオを指定したことだったんだ。
言ってた通りのことがあったんだろうけど、リベリオが一番情報持ってて、有効策を練られたからだと思う。
実際、限られた情報でも有効策を編み出してた。個人技でも、チームプレイでも。
だから一番リベリオに興味が湧いたんだ」

リベリオ「(……あれか。亀に強いってのは自覚無かったけどな。
ここに来なければ芽が出なかったかもしれない。それが役立つことも)」

松山「何より、実際にDFの指揮を任されるような環境に身を置きたかった。
ドトール達の方がずっと経験もあるし、指示能力も上だ。
ピエールはMFとして出場するだろうけど、全体を見れるし指示する能力もある。
守備統率を全部任せてくれるとは思えない。だからここだったんだ」

554 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 00:31:13 ID:???
リベリオ「打算か」

松山「……うん。リベリオならできるんじゃないかな、と思ってる部分も正直ある。
だけど、現状を顧みればリベリオは前線に近い位置になると思う。
だから、考えが合えばだけど任せてほしい。俺も少しなら覚えがある」

リベリオ「(……随分と率直というか真っすぐというか、むしろ不器用なぐらいだな。
少なくとも嘘もなければ軽くとも考えてなさそうではあるな)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:それはそうとして、まず必殺技の名前を変えよう。
B:で、DFにこだわる理由は何なんだ?
C:いいなその冷静さと野心、気に入った。受け入れよう
D:考えは分かったがお前の態度が気に入らぬ。断る。
E:その他

555 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 01:01:14 ID:???
実に松山君、総合力はサトルステギから1だけ高いというびっくりな状態である。(スキルはヨッシーに次いで多いけど)
それでも総合能力は上位入ってますが、リベリオ達はそれ以上に成長してました。
あ、ちなみに指揮能力を数値で表すなら
松山、アマラウ、シェスター、ルイージ、マリオ:1
ドトール:2
ピエール:4
現時点では厳密なデータというわけでないのであくまでイメージということで。
一応、あるだけでも破格です。にも関わらず4もあるピエールとはこれはいかに。
無いからって、選手として質が悪いというわけでないので安心して下さい。
(あるとかなり融通きく、ぐらいの認識で思っていただければ)

今のステータス、こんな感じです↓
ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 高/低 ガッツ 選手名
54 52  52  54  51  51  54  368 2  2  840  リベリオ
52 55  50  51  52  50  52  362 3  3  800  バビントン
50 50  54  50  47  49  54  354 4  2  810  サトルステギ
53 52  52  52  53  52  52  366 4  4  930  ヨッシー
52 51  50  52  49  51  50  355 3  3  800  松山
50 46  52  53  52  53  54  360 3  3  900  バド

いや、初期能力とスキル考えると充分強いんですよ松山君。
ちょっと回りが成長しすぎちゃってるせいです。

556 :森崎名無しさん:2017/10/11(水) 01:18:57 ID:zdx8kEYI
D

557 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/11(水) 02:57:00 ID:???
┌──────────────────────―─―┐
│                                      |
│                                      |
│                  ハ,,ハ                      |
│                 ( ゚ω゚ )                    |
│              /    \                |
│            ((⊂  )   ノ\つ))              |
│              (_⌒ヽ                      |
│               ヽ ヘ }.                    |
│          ε≡Ξ ノノ `J                    |
|                                      |
│               お断りします…               |
│               Now refusing.....               |
│                                      |
│                                      |
|                                      |
|                                      |
└───────────────────────――┘

といったところで、松山君達をお断りするところで今回はここまでです。
現時点で劣化ヨッシーですからまあ……(加入時期が悪過ぎた)
実際、派遣選手との戦力考えてもどっこいどっこいなところです。
そこら辺は多くの選手が派遣選手の壁とぶち当たってますので、
松山君に限った話ではないんですよね。

558 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:48:47 ID:???
>D:考えは分かったがお前の態度が気に入らぬ。断る。

リベリオ「……確かに、最終ラインを一任すれば俺達は攻撃力を上げて前線での守備力の向上もできる。
連携も開き直れば守備と攻撃に分かれて考えるようにしてもいい。
単純に人が増えるというのも戦力の点で考えてもいい」

好意的に思えるような妥協ともとれるような発言しているが、リベリオは厳しい表情を浮かべたままだった。
真剣な口調で、そのまま語り掛ける。

リベリオ「松山。お前に覚悟はあるか? 失点というのは必ずお前に重くのしかかる。
俺はこのチームを勝利に導かなければならない。
そして俺、サトルステギ、バビントン、ヨッシーは運命共同体だ。
例え得点できなくても、サトルステギだけのせいではなくチャンスを多く作れなかった俺達の責任でもある。
失点が多くなって負ければ、守れなかった俺達だけじゃなくそれ以上に得点できないサトルステギのせいでもある」

リベリオ「だが」

リベリオ「お前はそうじゃない。あくまで一時的な加入だ。自分の力を試したいだけだ。
だが、お前たちを入れること自体は俺達にデメリットはない。結果が出なければ、お前の要求無視して、
ただ必要な時に、必要な場所に配置すればそれでいい。それが受け入れられないなら、出さないだけだ」

一呼吸、置く。

リベリオ「覚悟はいいか? 例えどんなことがあっても最後までやり通す覚悟は。
それでもいいのか?」

最後の問いかけだ。

松山「任せてほしい。俺も一緒に……勝ちたい」

その返答に、リベリオは優しく微笑みかけた

559 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:49:54 ID:???
      _ ...-‐=ニ三::::/
.       :::::/|:::::::::::::::::::/ |米斤 ┼ ``
.       ///|:::/ 、:::::::{   ̄ .l  ノ こ
     ////|///\::::j   Z   ┼ 、ヽ``
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      ∨ {//////!//,}/7;ィ7///
    _:\ キ//,/  !////  }!///
   ,ィx、ヾ:、/   レ'' __ ..ム!/
   ,、 `tiチ  〈r=≠彡====ミ:::ヽ
    `¨彡'   ''"´ィ`≠t=zx`''"/
  i '';;;;/.:::.   ''':;;;;,.`ー`彡イ'' 〉
  l   ,:′'';:::..       '';;:  ,;' ヾ
  | ヾー'ニ、';:        .;' ,;'
  |,rt:._ゞ'’       / ,;'   ,:;
  f 辷ーミ:、      /,:;'′  ムァ
  廴`⌒ヾ:_,   r'' .:′   ,イri_´
    ` ー- `   /′    / ._リ `

560 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:51:40 ID:???
リベリオ「このスカタンがァァァアアアーーーーーーーーーーー!!!!
このリベリオがぽっと出の人間に守備の要を任せる甘ちょろい奴だとの思っているのかァーーーーーーーーー!!」

松山「なにィ!!???!?」

さっきの話は一体何だったのかと問いたくなるも、その暇もなくリベリオは“何か”を喋っていた。
すぐにヨッシー達が駆け込み、松山を担ぎ上げる。

リベリオ「まずは『ヨッシー達に勝て』 それがLESSON.1だ」

松山「れ、レッスン!? いや、それに勝てって―――」

リベリオ「当然『試合』!! それが流儀ィ!」

ヨッシー達は慌てている松山を尻目に、そのままコートまで担いでいく。
連れて行かれたのは松山のみで、この場にはリベリオとバドのみ残っていた。
遠くから松山がバドを呼ぶ声が聞こえるが、特に慌てる様子を見せずそのまま座っている。

バド「……一体どこから出てきたんだよ」

リベリオ「どこにでもいるぞ。ここはヨースター島なんだから。
それよりも、聞くまでもないと思うがバドはどうするんだ?」

バド「ん? オレか? あー……いいやオレは」

561 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:53:10 ID:???
リベリオ「そうか、分かった。
(やっぱりそもそも情熱を持って無さそうだな。
松山とつるんでる理由は分からんが……ただのサッカー繋がりじゃないみたいだな)」

バド「にしてもよぉ、なんでったって断ったんだ。あんま詳しくねえけど、あいつうまいんだろ?」

リベリオ「……知識の部分じゃ申し分ない。
ただ、実力が足りない。ヨッシーですらギリギリだ。それに劣る松山に任せるわけにはいかない。
少なくとも、ヨッシー達を相手にして、DFとして遅れを取るようなら試合に参加させる意味はない。
(シュート以外ならヘイホーより上だから、守備的MFとしてなら起用しやすいが……)」

バド「……ってーことはここで足踏みか?」
リベリオ「いや、ヨッシー達にはいずれ勝てる。実力差から言ってもすぐに追いつく。
松山自身も同程度のスキル持ってるから、遜色ない実力をもつさ」

リベリオ「だがそう易々と勝てるわけじゃない。ヨッシー達は常に安定したプレイをしてくる。
ミスなんかしない。だから勝つには実力でもぎ取るしかない。
だけど……自分への幸運を祈ることはできる。あいつが諦めなければ間違いなく勝てるさ」

バド「ふーん……そんなもんか。じゃあ、オレは様子見てくるぜ」

リベリオ「ああ。
……もし、ここにしばらくいるつもりならここのテントを使うといい」

バド「おう、ありがたく使わせてもらうぜ。……そうだ。聞こうと思ってたんだけどよぉ、
時間がねぇっていうなら別にいいんだが、FWが前のめりになりすぎなって聞いたんだがどうしてなんだ?
さっき試合のように、お前みたいにバンバン刈ったほうがいいのと違うのか?
松山に聞きゃあいいんだが、しばらく手外せそうにねえからよぉ」

不意な質問だった。サッカーに関して質問が来るとは予想してなかったからだ。

562 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 01:57:53 ID:???
リベリオ「あ、ああ……FWが容易に守備に突っ走ると、最終ラインが手薄になるんだ。
また、一人二人で突っ込んでも簡単にかわされる。その後は人数差ができるから攻め込まれやすくなる。
ケースバイケースで一概に言えないが……」

バド「へー……じゃあ、手広く陣営広げんのと、ギュッと狭めんのって、何のためにやるんだ?
縮めた方がずっと有利と違うのか?」

リベリオ「確かにコンパクトなフォーメーションは人数的に有利だし、
フォローも効きやすいんだが……正味な話疲れるんだ。
全員が常に攻撃・守備に参加しているようなもんだからな。
スタミナの問題が一つ。もう一つが裏が取られやすいことなんだ。
素早い奴とパスが正確な奴……イメージしやすいのはバビントンのビクトリーノだな。
易々通せる訳じゃないが、通っちまえば後はゴールまで一直線って訳だ。
まあ理屈上での話だから、実際どうなるか、どうするかはまた変わってくるんだが……」

バド「ん〜〜〜〜〜?? それは分かんだけど……他のこと考えっとこんがらがってくんな」

リベリオ「完璧はないって思えばいいさ。フォーメーションはフォーメーションでしかない。
水ものなんだ。選手が変わればフォーメーションも変わる。相手が変わればフォーメーションも変わる。
フォーメーションをどうするかじゃなくて、何がしたいかでフォーメーションを決めるんだ。
もちろんそこに細かな調整はいれるが、何を目的か忘れなければいい」

バド「ふーん……早速、それを見に行くか。じゃあな、ありがとよ」

リベリオ「(……興味はあるみたいだな)」

見送ると、皆が待つ場所に戻る。そして短く、断ったと告げた。
サトルステギが多少驚いた様子を見せたものの、すぐに受け入れて今後の準備に取り掛かる。
後は、試合当日まで待つだけだった。

563 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/20(金) 02:20:23 ID:???
今回はここまでです。

〜ちなみに派遣選手のステータス一覧〜

ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 低/高 ガッツ 選手名
53  53  45  50  47  45  53  346 2  1  700  キノピオ
49  49  51  52  49  52  50  352 2  2  700  ノコノコ
54  46  45  53  54  46  48  346 2  3  700  カロン
54  55  48  46  47  45  47  342 1  5  700  テレサ
45  45  55  53  51  55  53  357 3  3  700  キャサリン
45  54  54  47  46  45  55  346 3  4  700  ハンマーブロス
51  50  50  50  50  49  49  349 3  3  700  ヘイホー
47  46  53  55  53  54  50  358 0  0  700  チョロプー

ちなみにチョロプーには変更入れます。(主に浮き球補正関係)
多分、PA内限定で何かスキルを追加するかも
他の選手もちょいちょい手を加えるかも。


〜すぐに使う予定ないけどモブヨッシー〜

ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 低/高 ガッツ 選手名
52  52  52  52  52  52  52  364 4  4  900  モブヨッシー
(ステータス、スキルともにヨッシーに依存。ただし少し弱い)

564 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:19:34 ID:???
────────────────────────────────────────

長ヨッシー「ねーねー、リベリオ君。月末の公式戦の事なんだけどねー。
申請書出しといたよー。何も聞かなかったんだけど参加でよかったー?」

リベリオ「ええもちろん。皆、元よりそのつもりでしたし、不参加なのも今回はメリットあまりないですし」

長ヨッシー「よかったよー、あとねー、このマップ見てみてー」

キノコ王国へ訪問した際に、ヨッシーが手に入れたマップだった。
何かあるのかとじっと眺めていると、あることを思い出した。


リベリオ「あれ? そういえば、図書館とか無いですね。
この前は行くつもりなかったので気にしてませんでしたが、というか見たことある施設いくつかないですね」

長ヨッシー「そうなんだよー。これだとマップ未完成じゃーん。重要な施設ないもん。
だからね」

その瞬間、耳にびりびりした感覚が、背筋には氷が刺されたような感覚がリベリオを襲った。

長ヨッシー「詫び、入れさせに来させた」

リベリオ「(ブチギレてる!?)」

どうにか諫める方法はないかと探るも、族長の発言に違和感を覚える。
影になって気づかなかったが、正座して縮こまっている男性がいた。
全身緑色のタイツを着ており、赤いパンツをはいている。
どこからどう見ようにも、奇妙であった。

565 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:22:54 ID:???
長ヨッシー「ほら、自己紹介ぐらいならできるでしょ」

チンクル「あ、あの……チンクルと申します。地図の……製作者……です。
こ、この度は大変申し訳ございませんでした……。
え、えと、一人で作っているのでどうしても手が回らず……」

長ヨッシー「聞きたいことはそれじゃないよー」

チンクル「ヒィ! ごめんなさい。ごめんなさい!」

その節々から、何となく助けを求めているようにも感じられた。

リベリオ「(充分ヤキ入れられてるような気がするが……つーかなんだよこの格好。
何だか埒が明かなさそうにも見えるし、何か話しかけてみるか)」


一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:とりあえず会話料よこせや。話はそれからだ。
B:え、一人で作ったんですか。むしろすごいと思います。
C:おっさんの妖精とか珍しいな。マスコットにしてみるか。
D:……もしかして、のけものフレンズの関係者ですか?
E:その他

【備考】
チンクルは全身緑色のタイツをきた35歳の独身男性です。
リベリオ君との会話相場は有名度+ヒーロー度です。つまり35コインです。
謝罪費はまた別途でむしり取れます、が……

566 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/10/25(水) 03:38:12 ID:???
Q:このイベントなんですか?
A:>>1が思いっきり選択肢から抜かしていたためのお詫びイベントです。


ついでに、チーム名の募集もかけます。
何かありましたら書き込んでください。こっちは一人で案をいくつ出しても構いません。

567 :森崎名無しさん:2017/10/25(水) 11:08:17 ID:xFnGpPBk
B

568 :森崎名無しさん:2017/10/25(水) 19:39:44 ID:???
Eちょっとジャンプしてみようか(ルッピーランド的な意味で)

569 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/09(木) 00:36:48 ID:???
【近況報告】
オデッセイ買いました。
最初ポリーンさんみたいな人が歌ってると思ったら本当にポリーンさん歌っとるやんけ!!
ニュードンクシティの小ネタ多すぎて突っ込めない。

ちなみに1回ぐらいマリオがナイスハットな展開になるのも見てみたいです。


と、いう訳で、今後の更新はいろいろとお察しください。

570 :森崎名無しさん:2017/11/09(木) 21:12:26 ID:???
私もオデッセイ買いましたよ〜面白いですよね!
ボーカル曲聞いて「ああ、マリオってスーパースターなんだな」…って感動しました。
このスレでもマリオの更なる活躍に期待しt…あっ(察し

571 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:03:16 ID:???
(もうチーム名ヨースターFCでいいのかなこれ)

あ、オデッセイクリアしました。ホント仲いいなこいつら。


>>568
「チンクルのおなかが 上下に揺れる。
少し かなしいきもちになった」

>>570
ただ、ポリーンさんとの関係を考えると若干どうしたもんか考えものだと思ったりするんですよね。
(下種の勘繰りですが)
……ま、まあ今は平和な時だから、ね? 本当にピンチの時はどうにかやってくれるかと思いなす。




ちなみにポリーンさんの遍歴は

マリオの恋人
(マリオがポリーンさんばっかり構うから、クランキーコングが嫉妬したのがさらった原因)

原因・時期共に不明で、破局。

マリオの会社(マリオ・トイ・カンパニー)の従業員(秘書?)
ちなみにこの時点での関係は、あくまで“仲のいい友達”として。

ニュードンクシティの市長(現在)

と、よくわかんないことになってます。
これ以上のことは確実に脱線するので違うところで話しますけん。

572 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:04:53 ID:???
B:え、一人で作ったんですか。むしろすごいと思います。

チンクル「そうなの? よく言われるけど」

リベリオ「(リアクション薄!)」

まるで言われ慣れているかのような反応だった。

リベリオ「(……ん?)」

地図自体は精巧である、目印となるものは充分に描かれているいるが、タウンガイドとしては不十分であった。
そして一人で作っていた期間を、恐らく長いということであった。
もしかしたらと、一つ質問をしてみた。

リベリオ「一人の方が作りやすかったりします?」

チンクル「どうなんだろう? 今まで試したことなかったなあ……ずっと一人だったし。まあ、そのうち妖精さんが来てくれるから」

リベリオ「(悲しい告白の後にとてつもない電波ぶつけられた……)
とにかくとして、協力者は必要ってことですよね?
現状手が足りないわけですし、何かサポートできる手があれば―――」

チンクル「妖精さんが来るの?」

長ヨッシー「聞けよ」

その一言に、はいという返事とともに再びチンクルは小さく震え始めた。

リベリオ「(……族長、こんな風にドスきかせられるのか)
……で、サポートとして適役がいるんです。多分ですが、指示慣れしてなくても大丈夫だと思います」

チンクル「でも地図作りで困ったことなんてないしなあ……」

573 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:06:23 ID:???
リベリオの提案に対して、いまいち要領の得ない返答であった。

長ヨッシー「チンクル君、何を勘違いしているか知らないけど、重要なのは情報の有無とその正しさ、そしてなにより分かりやすさだ。
精巧である。それは認めよう。だが実に些細なことだ。何より目的地につけるか否かが問題なんだ。
だから……君の地図の何が悪いかなんて今更言う必要はないだろう?
あまり何度もボクを失望させないでくれよ」

チンクル「は、はい……」

リベリオ「(なにこのキャラ)」

戸惑いを隠しながらも、軽く咳払いをして気持ちを切り変える。

リベリオ「……続けますね。サポーターとして、ヨッシーがいいんじゃないかなと思います。
皆、いろんな所にいるんで協力は要請しやすいと思います」

その瞬間、チンクルの顔は驚き、恐怖、絶望が入れ混じってたとなった。

リベリオ「あ、大丈夫です。怖いのは族長だけなので。皆優しいです」

長ヨッシー「そりゃどういうことさー。皆も怖いよー?」

長ヨッシー「じゃあチンクル君、お仕事の話に戻ろうかー」

長ヨッシー「君の才能はねー、確かに優れているし唯一無二だよー。
君のような才能を持つ人を次に待つとしたら10年20年じゃきかないんじゃないかなー。
でもねーこれじゃあ不完全だし、当然売り物にもならないよねー?
ゆっくりやってたら他の人に出し抜かれちゃうよねー。
君の才能を埋もれたままにさせるのははあまりにも惜しい。
だから……言いたいことは分かるよね?」

574 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:09:06 ID:???
長ヨッシー「まあ、一旦帰ってゆっくり考えるといいよー。
もし他に当てがあるならそっちに頼っていいし、必要な時にだけ頼ってもいいからさー」
長ヨッシー「だけどねー、もし僕らを頼るなら、リベリオ君に地図を安く売ってほしいんだー。
タダっていうのは道理に合わないし、リベリオ君の為にもならないと思うしねー」

長ヨッシー「じゃあ……とりあえず今日のところは帰りなよー。
悪いことしたのは分かってるみたいだしねー。後は行動で示してくれればそれでいいかなー。
親父さんによろしく言っておいてねー」

チンクル「は、はい……」

動きは固いが、速足で去っていく。姿が見えなくなると、駆け出すような音も聞こえた。

リベリオ「……はあ、びっくりしました。何なんですか、族長さっきの」

長ヨッシー「あははー、やる気出すための魔法だよー。
リベリオ君だって鼓舞するために、ちょっと荒っぽくなったり滅多しない声を張り上げたりするでしょ?
それといっしょいっしょー」

リベリオ「ええ……そういうものか―――いや、違うでしょう絶対!
むしろ脅してるようにも見えましたよ!」

長ヨッシー「あっははー。そうそう、これねー、試合のために作ったんだー。渡しておくね」

【アナウンス】
族長から2DSもらいました。これを使って試合を観戦すると選手一人の特性が分かります。
カメラ機能が拡張されているため、前半だけで基本的な情報が分かります。
同じ選手を後半も観察し続けることで、隠れている特性が分かります。
条件を満たすことでさらなる改良が可能です。
無線機のように連絡を取り合うことも可能です。その他色々機能がありますが、必要な時に説明します。
チンクルと協力を取り付けました。安いコインでマップを譲ってくれます。
チンクルがヨースター島のマップを書いてくれます。ヨースター島への訪問客が増え、イベントが増えます。

575 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:12:05 ID:???
リベリオ「おー、ありがとうございます。
……なんか、記憶にあった奴と形違いません? これ」

長ヨッシー「なんやかんやでドックキングしてなんやかんやで頑張ったんだよー」

リベリオ「なんやかんやって、とりあえずありがたくいただきます。
これの使い方って―――」

長ヨッシー「これはねー―――」


────────────────────────────────────────


リベリオ「思ったより操作が単純でよかったです。誰に持たせても使えそうですね」

長ヨッシー「もちろん、そのように使ったからねー。
サトルステギ君に触らせておいてよかったよー」

リベリオ「(あいつが基準になってる)
ちょっとどんなものか試してきます。実際に見ておきたいし、皆に見せておきたいし」

長ヨッシー「うんうん。自信作だから見せてみてー。
あ、そうだ。最後にねー、聞きたいことあったんだー」

リベリオ「はい、なんでしょ―――」

また一つ、奇妙な感覚につつまれる。
凍り付くような感覚もなければ、ひり付くようなものもない。もっと澄んでいるようなものだった。
ただ、雰囲気にのまれた。

長ヨッシー「あの試合の後、怪我しなかった?」

576 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:16:57 ID:???
反射的に、傷があった個所へ手をやる。あれからは既に数日経っていた上に、傷口は完璧に消されている。
他に痛めた個所が無いか確かめたりもしたが、それは既にその日の内に済ませていた。
完璧だった、はずだった。

リベリオ「いえ……えと」

長ヨッシー「そっかー、無いならいいよー。でも何かあったらすぐ言うんだよー」

そういうと族長は立ち上がり、早々と去っていく。
リベリオから何も言えることはなかった。

リベリオ「(マジかよ、あの人)」

ヨッシーから何か聞いたのか、それともただの確認なのか、
そう考えると最後の対応は何なのか、疑問はいつまでも付きまとう。

思考を切り替えて、皆が待つ場所へ急いだ。
到着してからそれとなくヨッシーに聞いてみたが、無論ヨッシーは言っていない。
そもそもヨッシーは気づいていなかった。

リベリオ「(分からないことばっかりだな、ここも、あの人も、この世界も)」

577 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:46:24 ID:???
ヒゲおやじの女装など、ルイージが15年前に通っておるわ!!
(ドレス姿も花嫁姿も)

と、お詫びイベントが終わったところで今回はここまでです。
あ、ちゃっかりリベリオ君はモナと連絡を取り合ってるのでそこら辺の心配はしなくて大丈夫です。



(チャッピーって、歴代マリオ界で屈指の強力な能力持ちだこれ……)


578 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:12:13 ID:???
Q:今まで何してましたか?
A:シーカー族の最高傑作であるバイクを乗ってました。
 一番の更新が遅れた原因は夜光装備でショッカーごっこしていたことです。


ちなみに

チャッピーではなくてキャッピーでした。
マリオをオリマーと呼んじゃうみたいな間違いだあ……


(え? バッヂとれ〜るセンターで色んなバージョンのアシュリーバッヂがあるの!?
マジかよ! ちょっとコンビニ行ってくる!!)




こ ん か い の し あ い

・試合中の覚醒による能力値の成長は、全試合終了まで適用されません。
・4チーム総当たり戦です。
・勝敗結果、および得失点差によって順位が決まります。
・同点によるPKはありません。
・イエローカードは次の試合まで累積、レッドカードは次回の試合は欠場になります。
・ケガは不思議な力で1試合毎に治ります。試合中は、治療に出す、又はアイテムを使うことで治療済みとなります。
・アイテムの使用は、スローイン、フリーキック、ファウルなどで笛が鳴った時、ゴール時など、試合が止まった時に使用可能です。
・1試合順に行われます。観戦パートもあります。
・試合によってルールが変わりますが、その都度説明します。(今回は上記の通り)

579 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:13:48 ID:???
準備は滞りなく進み、道中ゲッソーの心配もないため海路を選ぶ。
族長からは念のためにどこかで余裕を持って宿を取っておこうかと提案があったが、断っていた。

広大も必要以上に話さず、励ましの言葉だけで見送る。
道中はヨッシー達の背中に乗り、苦も無く進んでいく。この提案には甘んじて受けていた。

試合には4チームが参加していた。
開会式はこじんまりとしており、3人しかいないチームもあった。
その中でひと際目立つのが8人揃えていたサラサランドのチームである。
ヘイホーから聞いていた情報より、ずっと多かった。


────────────────────────────────────────


リベリオ「前情報以上だったな」

バビントン「そうだね。どうやって集めたのかも分からないけど、それ以上にどんな選手なのかも。
少なくとも、情報がない人もFWがいるのは間違いないかな」

ヨッシー「うーん……あの子達はボクも知らない。後はやっぱりルイージがいなかったね」

リベリオ「そうだな。その点、返って助かったが……サラサランドが読めないな。
後は全く情報のない、ワリオFCだったか。あまり見かけ通り判断するなっつーが……」

ヨッシー「ワリオはよくズルするし、ズルが好きだよ。あまり手段を選ばないかな。
ポジションはFWだよ。シュートは多分一番強い。パスはうまいけど、肝心のドリブルいまいちだね。
あまりマリオとは仲良くないみたい。
ワルイージは意外と努力家なところあるから、自力もかなり高いよ。やっぱりズルは好きだけど。
ポジションはDFでね。足も速いから、ドリブルでもパスでも抜くのは難しいと思う。
ドリブルもうまいかな」

580 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:14:56 ID:???
リベリオ「あのトーテム忍者がパスできるって感じの奴と、体崩れないカロンって感じか。
おまけにズルも躊躇なし。サラサランドのお姫様は?」

ヨッシー「うーん……あまりワルイージと違いはないかな。ズルはしないけど。
ガンガンイケイケな感じだから、調子に乗らせると怖いかも。
言っちゃ悪いけど考え無しな所もある。でも、話というか交渉がうまいんだ」

リベリオ「あそこまで人を集められるなら確かだな。
とりあえず、急造チームの隙を突くって方法ができるかもしれん。
ちなみ、空中戦はどんなもんだ?」

ヨッシー「マリオ以外に気を付ける必要はないと思う。
もちろんどちらかと言えばある方だけど、誰かが空中戦に参加できなくなるほどのジャンプ力はないよ」

バビントン「派遣選手も空中戦が強いのはハンマーブロスくらいだからね。
状況がかみ合えば空中戦をメインにしていくのもありかもしれない。
そういう訳だから頼むよ」

サトルステギ「おう!」

リベリオ「(何にしても探り探りの戦いになりそうだな。
そろそろ試合の順番が発表されるころだがどうなってるだろう)」


先着一名様で、!とdiceの間の空白を消して書き込んでください。
★第一試合→! dice★
1:ヨースターFC(仮) - マリオスターズ
2:ヨースターFC(仮) - ワリオFC
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター
4:マリオスターズ - ワリオFC
5:マリオスターズ - サラサファイター
6:ワリオFC - サラサファイター

581 :森崎名無しさん:2017/12/25(月) 19:10:32 ID:???
★第一試合→ 3

582 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:35:31 ID:???
この板も変わらねえな……
どうした? ブレスオブワイルド攻略情報なし100%クリアを目指してるような奴を見るような目で見やがって。
忘れちまったかァ! 俺だよ俺……


スターリベリオだよ!!


ついこの間までルイージと遊星さんが>>1が色々ごった煮したアクションライディングデュエルの元、
延々と脳内デュエルしていた勝負がついに決着が着いたんだ。

アクションカードをスピードスペルのような制限を加える細々した調整を重ねてたところで
前回の更新から一か月ほど経ちそうということに気づいてね。
その事実から逃避するようにコログをお面なしで探し回ってた。
正気に戻るのに時間かかったよ。
匠気にまみれたこの作品。


スターリベリオ!!




はい、それでは途中経過まで投稿します。

583 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:36:46 ID:???
★第一試合→ 3 ★
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター

考える中で一番避けたかった組み合わせだった。
一番不特定な情報が多く、かつビクトリーノが存在しているチームである。
何者なのかも不明な三人、そして経緯はどうあれビクトリーノがFWから退いている。

バビントン「……でも一番ありかもしれない」

リベリオ「そうなのか?」

バビントン「うん。ビクトリーノ、というかサラサランドの事だけど、できる限り調べてたんだ。
何となく、実は情報よりずっと多く人数を揃えてるチームだってことは予想してたんだ」
バビントンは一番情報収集に力を入れていた。
全体的に実力をつけているリベリオとヨッシー、シュート技に専心していたサトルステギ、
それらと同じくらい情報収集にこだわっていた。

バビントン「情報を意図的に隠してない限り、
“ビクトリーノ以外の選手の実力は派遣選手ほど高くない、高くてもパフォーマンスが安定してない。
又はチームプレイに大きな問題を抱えてる”
と、思う」

リベリオ「……なんでそう思う?」

バビントン「調べた限りだと、ビクトリーノのことぐらいしか情報がなかった。
優秀な攻撃手段で得点源だってね。どう考えてもFWとして活躍してたとしか思えない。

でも、この前の試合ではMFをやってた。派遣選手がいる以上、わざわざMFをやる必要は普通はないよね?
それなら、ビクトリーノがコンバートを受け入れた理由は何なのか、何で受け入れざる得なかったのか。
それはその選手が“FW以外に置く場所がなかった”んだと思う」

584 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:38:13 ID:???
リベリオ「前の試合でMFで出場したこと自体ブラフなんじゃないか?」

ヨッシー「デイジー姫の性格考えるなら、あまりそういう風な作戦は立てないと思う。
マリオも……何かしらの作戦があったらそう言うから、ビクトリーノから要望なんじゃないかな」

リベリオ「そうなのか……だがサトルステギみたいな奴だったら、FW以外に選択肢はないぞ。
ジウみたいな奴でもな。
仮にビクトリーノが今俺達のチームに入ったとしても、普通MFをやらせないぞ。
3トップにしたっていい。低めに置くぐらいはするにしてもな」

バビントン「それなんだ。実は僕も気になってた。
その答えがシュートにこだわってた理由なんじゃないかな」

サトルステギ「???」

バビントン「その選手の出場条件が点数にある。
例えば後半過ぎてもリードできてない、シュートが一定数撃ててないとか。
そういう条件を取り付けざる得なかったんだと思う。
切り札というよりは、最終手段かな」

それはビクトリーノはもちろん、サラサファイターもその選手を出場することを望んでいないということであった。

リベリオ「ビクトリーノが撃てない、得点できない状況ならそいつに頼らざる得ないわけだな。
MFとして出場したのは最悪のパターンを想定したとして」

バビントン「そう。これでMFで出場していたことも、シュートにこだわっていたのも、一応の説明つくかな。
他の選手も強力なDFってことはない。それだったらビクトリーノに守備に気にさせる必要はないから」

ヨッシー「でもさ、単純にコンディションに問題を抱えてるって可能性はないの?」

585 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:39:36 ID:???
リベリオ「だとしても同じだ。長々そいつに頼れない。だからチームプレイに難が付きまとう。
何にしても、バビントンの言った通りビクトリーノに匹敵する程とは思えない。
なら連携がまだ不全な内に叩けるの今がチャンスになる。そういうことだろ?」

バビントン「うん。ビクトリーノが相も変わらず脅威ではあるんだけど、
むしろ早めに知れてよかった。足も把握できてる以上、早々やらせるつもりはないよ」

サトルステギ「えーと、俺どうすりゃいいの?」

リベリオ「ビクトリーノ ガチでヤバい 気合い入れて点取れ」

サトルステギ「オーケー!!」

リベリオ「そろそろ控室に行こう。派遣選手も集まるころだ。作戦会議は向こうでしよう
ヘイホーにも確認したいことがあるしな」


────────────────────────────────────────

586 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:41:05 ID:???
────────────────────────────────────────


―――ヨースターFC 控室―――


ヘイホー「そうだよ〜、知ってるのは前に言った4人だけだね〜。
試合したのも今から3週間ぐらい前だったかな〜」

リベリオ「となると、やっぱり隠し玉ってわけじゃなさそうだな。
スカウトされたのも1〜2週間前後くらい前か……
そもそも戦力になるのか怪しいところだが、そう楽観視できないな」

ヘイホーの情報、バビントンの情報、ヨッシーの情報、ヤラの情報、
それらを推察する時間を満足に取れないが、差異はあれどバビントンの推理がおおよそ正しいだろうと結論付けた。

バビントン「正直言えば不十分だし、楽観視過ぎると思ってるんだけどね」

リベリオ「分からないことをいつまでもビビってる訳にもいかないさ。お前を信じるよ」
サトルステギ「つってもさ、ハズレたらどうすんだ?」

リベリオ「サトルステギが点取れば解決、以上」

ヨッシー「え!?」

サトルステギ「オイ! 流石のオレでもやっつけなのは分かるぞ!!」

無論、役割として点を取ることは分かっているが、肝心の部分は作戦であった。
作戦はどうするという質問に対し、とても解決策とは言えないものを提示している。

587 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:45:29 ID:???
リベリオ「だから一緒だ。投げやりでもない。
どんな攻撃にも対応できるよう守りを重視するか、点取り合いに挑むかだ。
あるいは様子見兼ねて変えないかだな。
だが、お前だけは役割が変わらない」

多分、ビクトリーノの奴もな、と言葉を続けた。

リベリオ「つまりだ、お前の動きが得点に直結する。俺達にはお前しかいない。
派遣選手はどっこい、相手も同じだ。
だがあいつらにはビクトリーノがダメでも、控えている誰かがいる。
そんでもってビクトリーノがその誰かにすがるなんてありえない。あいつはきっとそれ以上の気迫でくる。
実力から考えてもあいつを無失点で抑えるのは難しい。だからお前には1点でもいいから入れてくれなんて頼めない。
ビクトリーノよりも、そして控えてる奴よりも、点を取ってほしい」

無理を言っている。リベリオ自身も理解していた。しかしビクトリーノに隙は少ない。
手段を多く有しているため特効策はなく、いずれ失点するのは目に見えていた。
ヨッシーも主要な得点手段となり得るが、守備に走り回ればスタミナは足りなくなる可能性が高い。
確実な得点手段はサトルステギだけであった。

リベリオ「お前はまだ見せてないシュートがある。
ただ何ともない、変哲もないシュートだが……そこからの選択肢は広い。
点を取れと言った手前こう言うのも変だが、バイタルエリアでボールをキープするだけでも充分なんだ。
それでも得点のための算段はつく。ただボールをゴールに蹴り込む以外にもやることはあるんだ」

さらに一つ、サトルステギは高く放たれたボールを拾える可能性が高い。
拾った後のボールキープも可能である。
シュートについても、攻撃の構築についても、戦術次第であるがその主柱になり得る。

サトルステギ「―――うしっ!!」

大きく呼吸をすると、今まで自分に期待されていなかった役割を受け入れる心構えを決めた。

588 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 01:01:36 ID:???
今回はここまでです。
次回は作戦会議……を始める前に変更点や派遣選手の情報提示します。
細々した変更や、選手の下方・上方修正などあるので、前と同じ感覚で選ぶと違う感じになるかもしれません。

大きくは
特定のフリーキックでは、一定確率でGK・DFが守備に向かえなくなる。
チョロプーに特定条件でクリア技が発動できる。
カロンのドリブル技を下方修正。及びデメリット特性を緩和。
派遣選手にブンブーンを追加、1対1及び飛び出し特化型。
といった感じです。

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