キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】

1 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/14(月) 19:36:23 ID:7J5Wn+DQ
当スレはキャプテン森崎のスピンアウト作品です。
マリオシリーズとクロスしており、他にちなんだキャラクター達も出てきます。

リベリオ君を主人公にして、キャプテン森崎のキャラクター達がマリオの世界を冒険したりサッカーしたりして楽しんでいきます。
基本的に本編と同様で、カードを引いてもらったり選択肢を選んでもらったりして進んでいきます。雑談、質問・意見はどうぞご自由に。
変な行動取っても割りと平気です。扱いが変な人になるだけでサッカーや冒険自体には影響ありません
しかし、キャプテンなどの公の立場としてはマイナスかも?
キャラブレイクは起きます。起きました。

<前回のあらすじ>
マリオの誘いに乗って対抗戦に挑む。
1アシストと敵の攻撃を潰し続ける活躍を見せ、2-1で前半戦を追えた。
失点は無闇に飛び出したマリオのせい。

573 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:06:23 ID:???
リベリオの提案に対して、いまいち要領の得ない返答であった。

長ヨッシー「チンクル君、何を勘違いしているか知らないけど、重要なのは情報の有無とその正しさ、そしてなにより分かりやすさだ。
精巧である。それは認めよう。だが実に些細なことだ。何より目的地につけるか否かが問題なんだ。
だから……君の地図の何が悪いかなんて今更言う必要はないだろう?
あまり何度もボクを失望させないでくれよ」

チンクル「は、はい……」

リベリオ「(なにこのキャラ)」

戸惑いを隠しながらも、軽く咳払いをして気持ちを切り変える。

リベリオ「……続けますね。サポーターとして、ヨッシーがいいんじゃないかなと思います。
皆、いろんな所にいるんで協力は要請しやすいと思います」

その瞬間、チンクルの顔は驚き、恐怖、絶望が入れ混じってたとなった。

リベリオ「あ、大丈夫です。怖いのは族長だけなので。皆優しいです」

長ヨッシー「そりゃどういうことさー。皆も怖いよー?」

長ヨッシー「じゃあチンクル君、お仕事の話に戻ろうかー」

長ヨッシー「君の才能はねー、確かに優れているし唯一無二だよー。
君のような才能を持つ人を次に待つとしたら10年20年じゃきかないんじゃないかなー。
でもねーこれじゃあ不完全だし、当然売り物にもならないよねー?
ゆっくりやってたら他の人に出し抜かれちゃうよねー。
君の才能を埋もれたままにさせるのははあまりにも惜しい。
だから……言いたいことは分かるよね?」

574 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:09:06 ID:???
長ヨッシー「まあ、一旦帰ってゆっくり考えるといいよー。
もし他に当てがあるならそっちに頼っていいし、必要な時にだけ頼ってもいいからさー」
長ヨッシー「だけどねー、もし僕らを頼るなら、リベリオ君に地図を安く売ってほしいんだー。
タダっていうのは道理に合わないし、リベリオ君の為にもならないと思うしねー」

長ヨッシー「じゃあ……とりあえず今日のところは帰りなよー。
悪いことしたのは分かってるみたいだしねー。後は行動で示してくれればそれでいいかなー。
親父さんによろしく言っておいてねー」

チンクル「は、はい……」

動きは固いが、速足で去っていく。姿が見えなくなると、駆け出すような音も聞こえた。

リベリオ「……はあ、びっくりしました。何なんですか、族長さっきの」

長ヨッシー「あははー、やる気出すための魔法だよー。
リベリオ君だって鼓舞するために、ちょっと荒っぽくなったり滅多しない声を張り上げたりするでしょ?
それといっしょいっしょー」

リベリオ「ええ……そういうものか―――いや、違うでしょう絶対!
むしろ脅してるようにも見えましたよ!」

長ヨッシー「あっははー。そうそう、これねー、試合のために作ったんだー。渡しておくね」

【アナウンス】
族長から2DSもらいました。これを使って試合を観戦すると選手一人の特性が分かります。
カメラ機能が拡張されているため、前半だけで基本的な情報が分かります。
同じ選手を後半も観察し続けることで、隠れている特性が分かります。
条件を満たすことでさらなる改良が可能です。
無線機のように連絡を取り合うことも可能です。その他色々機能がありますが、必要な時に説明します。
チンクルと協力を取り付けました。安いコインでマップを譲ってくれます。
チンクルがヨースター島のマップを書いてくれます。ヨースター島への訪問客が増え、イベントが増えます。

575 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:12:05 ID:???
リベリオ「おー、ありがとうございます。
……なんか、記憶にあった奴と形違いません? これ」

長ヨッシー「なんやかんやでドックキングしてなんやかんやで頑張ったんだよー」

リベリオ「なんやかんやって、とりあえずありがたくいただきます。
これの使い方って―――」

長ヨッシー「これはねー―――」


────────────────────────────────────────


リベリオ「思ったより操作が単純でよかったです。誰に持たせても使えそうですね」

長ヨッシー「もちろん、そのように使ったからねー。
サトルステギ君に触らせておいてよかったよー」

リベリオ「(あいつが基準になってる)
ちょっとどんなものか試してきます。実際に見ておきたいし、皆に見せておきたいし」

長ヨッシー「うんうん。自信作だから見せてみてー。
あ、そうだ。最後にねー、聞きたいことあったんだー」

リベリオ「はい、なんでしょ―――」

また一つ、奇妙な感覚につつまれる。
凍り付くような感覚もなければ、ひり付くようなものもない。もっと澄んでいるようなものだった。
ただ、雰囲気にのまれた。

長ヨッシー「あの試合の後、怪我しなかった?」

576 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:16:57 ID:???
反射的に、傷があった個所へ手をやる。あれからは既に数日経っていた上に、傷口は完璧に消されている。
他に痛めた個所が無いか確かめたりもしたが、それは既にその日の内に済ませていた。
完璧だった、はずだった。

リベリオ「いえ……えと」

長ヨッシー「そっかー、無いならいいよー。でも何かあったらすぐ言うんだよー」

そういうと族長は立ち上がり、早々と去っていく。
リベリオから何も言えることはなかった。

リベリオ「(マジかよ、あの人)」

ヨッシーから何か聞いたのか、それともただの確認なのか、
そう考えると最後の対応は何なのか、疑問はいつまでも付きまとう。

思考を切り替えて、皆が待つ場所へ急いだ。
到着してからそれとなくヨッシーに聞いてみたが、無論ヨッシーは言っていない。
そもそもヨッシーは気づいていなかった。

リベリオ「(分からないことばっかりだな、ここも、あの人も、この世界も)」

577 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/11/20(月) 23:46:24 ID:???
ヒゲおやじの女装など、ルイージが15年前に通っておるわ!!
(ドレス姿も花嫁姿も)

と、お詫びイベントが終わったところで今回はここまでです。
あ、ちゃっかりリベリオ君はモナと連絡を取り合ってるのでそこら辺の心配はしなくて大丈夫です。



(チャッピーって、歴代マリオ界で屈指の強力な能力持ちだこれ……)


578 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:12:13 ID:???
Q:今まで何してましたか?
A:シーカー族の最高傑作であるバイクを乗ってました。
 一番の更新が遅れた原因は夜光装備でショッカーごっこしていたことです。


ちなみに

チャッピーではなくてキャッピーでした。
マリオをオリマーと呼んじゃうみたいな間違いだあ……


(え? バッヂとれ〜るセンターで色んなバージョンのアシュリーバッヂがあるの!?
マジかよ! ちょっとコンビニ行ってくる!!)




こ ん か い の し あ い

・試合中の覚醒による能力値の成長は、全試合終了まで適用されません。
・4チーム総当たり戦です。
・勝敗結果、および得失点差によって順位が決まります。
・同点によるPKはありません。
・イエローカードは次の試合まで累積、レッドカードは次回の試合は欠場になります。
・ケガは不思議な力で1試合毎に治ります。試合中は、治療に出す、又はアイテムを使うことで治療済みとなります。
・アイテムの使用は、スローイン、フリーキック、ファウルなどで笛が鳴った時、ゴール時など、試合が止まった時に使用可能です。
・1試合順に行われます。観戦パートもあります。
・試合によってルールが変わりますが、その都度説明します。(今回は上記の通り)

579 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:13:48 ID:???
準備は滞りなく進み、道中ゲッソーの心配もないため海路を選ぶ。
族長からは念のためにどこかで余裕を持って宿を取っておこうかと提案があったが、断っていた。

広大も必要以上に話さず、励ましの言葉だけで見送る。
道中はヨッシー達の背中に乗り、苦も無く進んでいく。この提案には甘んじて受けていた。

試合には4チームが参加していた。
開会式はこじんまりとしており、3人しかいないチームもあった。
その中でひと際目立つのが8人揃えていたサラサランドのチームである。
ヘイホーから聞いていた情報より、ずっと多かった。


────────────────────────────────────────


リベリオ「前情報以上だったな」

バビントン「そうだね。どうやって集めたのかも分からないけど、それ以上にどんな選手なのかも。
少なくとも、情報がない人もFWがいるのは間違いないかな」

ヨッシー「うーん……あの子達はボクも知らない。後はやっぱりルイージがいなかったね」

リベリオ「そうだな。その点、返って助かったが……サラサランドが読めないな。
後は全く情報のない、ワリオFCだったか。あまり見かけ通り判断するなっつーが……」

ヨッシー「ワリオはよくズルするし、ズルが好きだよ。あまり手段を選ばないかな。
ポジションはFWだよ。シュートは多分一番強い。パスはうまいけど、肝心のドリブルいまいちだね。
あまりマリオとは仲良くないみたい。
ワルイージは意外と努力家なところあるから、自力もかなり高いよ。やっぱりズルは好きだけど。
ポジションはDFでね。足も速いから、ドリブルでもパスでも抜くのは難しいと思う。
ドリブルもうまいかな」

580 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/12/25(月) 01:14:56 ID:???
リベリオ「あのトーテム忍者がパスできるって感じの奴と、体崩れないカロンって感じか。
おまけにズルも躊躇なし。サラサランドのお姫様は?」

ヨッシー「うーん……あまりワルイージと違いはないかな。ズルはしないけど。
ガンガンイケイケな感じだから、調子に乗らせると怖いかも。
言っちゃ悪いけど考え無しな所もある。でも、話というか交渉がうまいんだ」

リベリオ「あそこまで人を集められるなら確かだな。
とりあえず、急造チームの隙を突くって方法ができるかもしれん。
ちなみ、空中戦はどんなもんだ?」

ヨッシー「マリオ以外に気を付ける必要はないと思う。
もちろんどちらかと言えばある方だけど、誰かが空中戦に参加できなくなるほどのジャンプ力はないよ」

バビントン「派遣選手も空中戦が強いのはハンマーブロスくらいだからね。
状況がかみ合えば空中戦をメインにしていくのもありかもしれない。
そういう訳だから頼むよ」

サトルステギ「おう!」

リベリオ「(何にしても探り探りの戦いになりそうだな。
そろそろ試合の順番が発表されるころだがどうなってるだろう)」


先着一名様で、!とdiceの間の空白を消して書き込んでください。
★第一試合→! dice★
1:ヨースターFC(仮) - マリオスターズ
2:ヨースターFC(仮) - ワリオFC
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター
4:マリオスターズ - ワリオFC
5:マリオスターズ - サラサファイター
6:ワリオFC - サラサファイター

581 :森崎名無しさん:2017/12/25(月) 19:10:32 ID:???
★第一試合→ 3

582 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:35:31 ID:???
この板も変わらねえな……
どうした? ブレスオブワイルド攻略情報なし100%クリアを目指してるような奴を見るような目で見やがって。
忘れちまったかァ! 俺だよ俺……


スターリベリオだよ!!


ついこの間までルイージと遊星さんが>>1が色々ごった煮したアクションライディングデュエルの元、
延々と脳内デュエルしていた勝負がついに決着が着いたんだ。

アクションカードをスピードスペルのような制限を加える細々した調整を重ねてたところで
前回の更新から一か月ほど経ちそうということに気づいてね。
その事実から逃避するようにコログをお面なしで探し回ってた。
正気に戻るのに時間かかったよ。
匠気にまみれたこの作品。


スターリベリオ!!




はい、それでは途中経過まで投稿します。

583 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:36:46 ID:???
★第一試合→ 3 ★
3:ヨースターFC(仮) - サラサファイター

考える中で一番避けたかった組み合わせだった。
一番不特定な情報が多く、かつビクトリーノが存在しているチームである。
何者なのかも不明な三人、そして経緯はどうあれビクトリーノがFWから退いている。

バビントン「……でも一番ありかもしれない」

リベリオ「そうなのか?」

バビントン「うん。ビクトリーノ、というかサラサランドの事だけど、できる限り調べてたんだ。
何となく、実は情報よりずっと多く人数を揃えてるチームだってことは予想してたんだ」
バビントンは一番情報収集に力を入れていた。
全体的に実力をつけているリベリオとヨッシー、シュート技に専心していたサトルステギ、
それらと同じくらい情報収集にこだわっていた。

バビントン「情報を意図的に隠してない限り、
“ビクトリーノ以外の選手の実力は派遣選手ほど高くない、高くてもパフォーマンスが安定してない。
又はチームプレイに大きな問題を抱えてる”
と、思う」

リベリオ「……なんでそう思う?」

バビントン「調べた限りだと、ビクトリーノのことぐらいしか情報がなかった。
優秀な攻撃手段で得点源だってね。どう考えてもFWとして活躍してたとしか思えない。

でも、この前の試合ではMFをやってた。派遣選手がいる以上、わざわざMFをやる必要は普通はないよね?
それなら、ビクトリーノがコンバートを受け入れた理由は何なのか、何で受け入れざる得なかったのか。
それはその選手が“FW以外に置く場所がなかった”んだと思う」

584 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:38:13 ID:???
リベリオ「前の試合でMFで出場したこと自体ブラフなんじゃないか?」

ヨッシー「デイジー姫の性格考えるなら、あまりそういう風な作戦は立てないと思う。
マリオも……何かしらの作戦があったらそう言うから、ビクトリーノから要望なんじゃないかな」

リベリオ「そうなのか……だがサトルステギみたいな奴だったら、FW以外に選択肢はないぞ。
ジウみたいな奴でもな。
仮にビクトリーノが今俺達のチームに入ったとしても、普通MFをやらせないぞ。
3トップにしたっていい。低めに置くぐらいはするにしてもな」

バビントン「それなんだ。実は僕も気になってた。
その答えがシュートにこだわってた理由なんじゃないかな」

サトルステギ「???」

バビントン「その選手の出場条件が点数にある。
例えば後半過ぎてもリードできてない、シュートが一定数撃ててないとか。
そういう条件を取り付けざる得なかったんだと思う。
切り札というよりは、最終手段かな」

それはビクトリーノはもちろん、サラサファイターもその選手を出場することを望んでいないということであった。

リベリオ「ビクトリーノが撃てない、得点できない状況ならそいつに頼らざる得ないわけだな。
MFとして出場したのは最悪のパターンを想定したとして」

バビントン「そう。これでMFで出場していたことも、シュートにこだわっていたのも、一応の説明つくかな。
他の選手も強力なDFってことはない。それだったらビクトリーノに守備に気にさせる必要はないから」

ヨッシー「でもさ、単純にコンディションに問題を抱えてるって可能性はないの?」

585 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:39:36 ID:???
リベリオ「だとしても同じだ。長々そいつに頼れない。だからチームプレイに難が付きまとう。
何にしても、バビントンの言った通りビクトリーノに匹敵する程とは思えない。
なら連携がまだ不全な内に叩けるの今がチャンスになる。そういうことだろ?」

バビントン「うん。ビクトリーノが相も変わらず脅威ではあるんだけど、
むしろ早めに知れてよかった。足も把握できてる以上、早々やらせるつもりはないよ」

サトルステギ「えーと、俺どうすりゃいいの?」

リベリオ「ビクトリーノ ガチでヤバい 気合い入れて点取れ」

サトルステギ「オーケー!!」

リベリオ「そろそろ控室に行こう。派遣選手も集まるころだ。作戦会議は向こうでしよう
ヘイホーにも確認したいことがあるしな」


────────────────────────────────────────

586 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:41:05 ID:???
────────────────────────────────────────


―――ヨースターFC 控室―――


ヘイホー「そうだよ〜、知ってるのは前に言った4人だけだね〜。
試合したのも今から3週間ぐらい前だったかな〜」

リベリオ「となると、やっぱり隠し玉ってわけじゃなさそうだな。
スカウトされたのも1〜2週間前後くらい前か……
そもそも戦力になるのか怪しいところだが、そう楽観視できないな」

ヘイホーの情報、バビントンの情報、ヨッシーの情報、ヤラの情報、
それらを推察する時間を満足に取れないが、差異はあれどバビントンの推理がおおよそ正しいだろうと結論付けた。

バビントン「正直言えば不十分だし、楽観視過ぎると思ってるんだけどね」

リベリオ「分からないことをいつまでもビビってる訳にもいかないさ。お前を信じるよ」
サトルステギ「つってもさ、ハズレたらどうすんだ?」

リベリオ「サトルステギが点取れば解決、以上」

ヨッシー「え!?」

サトルステギ「オイ! 流石のオレでもやっつけなのは分かるぞ!!」

無論、役割として点を取ることは分かっているが、肝心の部分は作戦であった。
作戦はどうするという質問に対し、とても解決策とは言えないものを提示している。

587 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 00:45:29 ID:???
リベリオ「だから一緒だ。投げやりでもない。
どんな攻撃にも対応できるよう守りを重視するか、点取り合いに挑むかだ。
あるいは様子見兼ねて変えないかだな。
だが、お前だけは役割が変わらない」

多分、ビクトリーノの奴もな、と言葉を続けた。

リベリオ「つまりだ、お前の動きが得点に直結する。俺達にはお前しかいない。
派遣選手はどっこい、相手も同じだ。
だがあいつらにはビクトリーノがダメでも、控えている誰かがいる。
そんでもってビクトリーノがその誰かにすがるなんてありえない。あいつはきっとそれ以上の気迫でくる。
実力から考えてもあいつを無失点で抑えるのは難しい。だからお前には1点でもいいから入れてくれなんて頼めない。
ビクトリーノよりも、そして控えてる奴よりも、点を取ってほしい」

無理を言っている。リベリオ自身も理解していた。しかしビクトリーノに隙は少ない。
手段を多く有しているため特効策はなく、いずれ失点するのは目に見えていた。
ヨッシーも主要な得点手段となり得るが、守備に走り回ればスタミナは足りなくなる可能性が高い。
確実な得点手段はサトルステギだけであった。

リベリオ「お前はまだ見せてないシュートがある。
ただ何ともない、変哲もないシュートだが……そこからの選択肢は広い。
点を取れと言った手前こう言うのも変だが、バイタルエリアでボールをキープするだけでも充分なんだ。
それでも得点のための算段はつく。ただボールをゴールに蹴り込む以外にもやることはあるんだ」

さらに一つ、サトルステギは高く放たれたボールを拾える可能性が高い。
拾った後のボールキープも可能である。
シュートについても、攻撃の構築についても、戦術次第であるがその主柱になり得る。

サトルステギ「―――うしっ!!」

大きく呼吸をすると、今まで自分に期待されていなかった役割を受け入れる心構えを決めた。

588 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/01/20(土) 01:01:36 ID:???
今回はここまでです。
次回は作戦会議……を始める前に変更点や派遣選手の情報提示します。
細々した変更や、選手の下方・上方修正などあるので、前と同じ感覚で選ぶと違う感じになるかもしれません。

大きくは
特定のフリーキックでは、一定確率でGK・DFが守備に向かえなくなる。
チョロプーに特定条件でクリア技が発動できる。
カロンのドリブル技を下方修正。及びデメリット特性を緩和。
派遣選手にブンブーンを追加、1対1及び飛び出し特化型。
といった感じです。

589 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:04:46 ID:???
リベリオ「……そういえば、派遣選手でいいんだよな?」

ブンブン「あ、どうも。自分、GKです」

腕をグルグルと回し、じっとリベリオを見つめている人物に気が付いた。

ブンブン「見ての通り、1対1と飛び出しが得意です」

リベリオ「(分かるか)」

何かのアピールなのか、腕を回し続けている。その腕が隣で座っているクリッターに当たってしまった。

ブンブン「すいません。誤チェストです」

意味の分からない謝罪だった。しかし、クリッターは何も言わずサムズアップで返す。
次の瞬間、パァンと甲高い音を立て握手をしていた。

リベリオ「(何なんだこれ)」

クリッター「(オヤブン、GKにはGKの世界がある。それだけだ)」

リベリオ「ああ、そう」

590 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:08:42 ID:???
バビントン「一応聞くけど、リベリオはクリッターの隙を突いて易々ゴールできるわけはないよね?」

リベリオ「いや、無理だ。何かしら特殊なものであれば別なんだが、
クリッターは幸か不幸か単純な基礎力だ。流石にそういう相手には実力で上回る以外ない。
そもそも亀系スキル……名前はまあいいか。強力だがデメリットも付きまとってる。
当然メリット面の方が大きいが、デメリットを対策なしで放置するなら、そいつはカモだ」

ノコノコ「カモれるのはオヤカタだけっす。
流石にオヤカタみたいのがもう一人いれば話は別っすけど、そもそもオヤカタみたいな人初っす」

リベリオ「予備動作ではっき―――」

ノコノコ「無理っす。何かしてるのは分かってもそれが何なのかは分からないっす。
オヤカタしかそんなの分からないっす」

リベリオ「……そうなのか?」

バビントン「うん。正直、予備動作があったのかも分からなかった」

ヨッシー「言われてみれば、アレが予備動作だったのかなあ」

サトルステギ「甲羅背負ってるのにオーバーヘッドができること?」

リベリオ「………………」

ノコノコ「つまりそういう事っす」

リベリオ「……また俺だけか。まあいい。
とりあえず、作戦の前にチームデータの確認だ」

591 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:11:15 ID:???
ド  パ  シ  タ  カ  ブ  せ  総 高/低 ガッツ 選手名
54  52  52  54  51  51  54  368 2  2  840  リベリオ
52  55  50  51  52  50  52  362 3  3  800  バビントン
50  50  54  50  47  49  54  354 4  2  810  サトルステギ
53  52  52  52  53  52  52  366 4  4  930  ヨッシー
53  53  45  50  47  45  53  346 2  1  700  キノピオ
49  49  51  52  49  52  50  352 2  2  700  ノコノコ
54  46  45  53  54  46  48  346 2  3  700  カロン
54  55  48  46  47  45  47  342 1  5  700  テレサ
45  45  55  53  51  55  53  357 3  3  700  キャサリン
45  54  54  47  46  45  55  346 3  4  700  ハンマーブロス
51  50  50  50  50  49  49  349 3  3  700  ヘイホー
47  46  53  55  53  54  50  358 0  0  700  チョロプー

クリッター ガッツ:700 判断力:B
パンチ:58 キャッチ:56 飛び出し:56 備える:54
ブンブン ガッツ:700 判断力:B
パンチ:56 キャッチ:54 飛び出し:58 備える:56

592 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:12:42 ID:???
【リベリオ】
ド:頭脳的なドリブル+3(1/4)
パ:バナナパス+2(1/4)
シ:バナナシュート+4(消費120、ゼロ度シュートのマイナス補正打消し)
タ:ナナハンタックル+3(1/4、吹っ飛び係数3)
カ:サイレントカット+2(1/4)
ブ:
せ:
特:対爬虫類(様々な場面で爬虫類に対して強くなる、ヨッシーの言葉がある程度分かる)
  騎乗(フラグ)

【バビントン】
ド:
パ:ピンポイントパス+3(1/2)
シ:
タ:
カ:
ブ:
せ:ハイジャンプクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
特:

【サトルステギ】
ド:
パ:
シ:反転シュート+6(消費160、後ろ向き補正無効)
  パワーヘッド+2(消費120、高)
  ダイビングヘッド+2(消費120、低)
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:

593 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:14:02 ID:???
【ヨッシー】
ド:ヨッシールーレット+3(1/2)
パ:ピンポイントパス+3(1/2)
  ふんばりポスト+1(消費60、高い浮き球+1、ボールを引き寄せる)
シ:ジュラシックグライダー+8(消費200)
  パワーヘッド+2(消費120、高)
  スライディングボレー+2(消費120、低)
タ:尻尾カット+2(+1/4)
カ:舌伸ばしカット+2(1/4)
ブ:顔面ブロック+6(消費150、吹っ飛び無効)
  ヒップブロック+4(消費100、怪我無効)
せ:バタ足クリア+1(消費60、高)
  ふんばりクリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)
  騎乗(他人を乗せてプレイしても、パフォーマンスが落ちない。土台になれる)

594 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:15:03 ID:???
―派遣選手―

【キノピオ】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:俊足、ロングスロー(スローイン距離2倍)

【ノコノコ】
ド:やや華麗なドリブル+2(1/4)
パ:
シ:シェルスマッシュ+6(消費160)
  オーバーヘッド+2(消費120、高い浮き球+1)
タ:甲羅タックル+6(1/4、+1/4、吹っ飛び係数-1、
  ファウル発生時必ずタックル側のファウルになる)
カ:
ブ:シェルブロック+6(1/4、消費150、怪我無効)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
特:甲羅の土台(ポスト、土台の代わりになる)
  甲羅脱ぎ(ドリブル・パス・シュート+3、タックル・カット・ブロック-3、及び甲羅技使用不可)

595 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:16:58 ID:???
【カロン】
ド:カラカラフェイント+3(1/4)
  ボーンターン+1(1/4)
  ドッキリステップ+2(+1/4)
パ:
シ:
タ:スケルトンタックル+3(1/4)
カ:ドクロカット+3(1/4)
ブ:
せ:
特:俊足、被ファウル・吹っ飛び時に限り体が崩れる

【テレサ】
ド:消えるフェイト+4(1/2)
パ:ブーメランパス+3(1/2)
シ:ブーメランシュート+8(消費200)
タ:
カ:
ブ:
せ:
特:俊足、ファウル無効、吹っ飛び無効

【キャサリン】
ド:
パ:
シ:エッグショット+6(消費160、吹っ飛び係数2)
タ:パワータックル+2(1/4、吹っ飛び係数2)
カ:
ブ:パワーブロック+4(1/4、消費100、吹っ飛び無効)
せ:パワークリア+1(消費60、吹っ飛び係数2、高低)
特:鈍足

596 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:18:35 ID:???
【ハンマーブロス】
ド:
パ:トップスピンパス+3(1/2)
  ハンマーポスト+2(消費80、高)
シ:ドライブシュート+7(消費200、吹っ飛び係数5)
  パワーヘッド+2(消費120、吹っ飛び係数2、高)
  トップスピンボレー+3(消費160、低)
タ:
カ:
ブ:
せ:パワークリア+1(消費60、吹っ飛び係数2、高低)
特:鈍足

【チョロプー】
ド:
パ:
シ:モールショット+8(消費200)
タ:ディグタックル+3(1/4)
カ:ブレードカット+3(1/4)
ブ:ダイビングブロック+4(1/2、消費100、ブロック距離アップ)
せ:
特:PA内に限り、浮き球補正高低+3

597 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:19:51 ID:???
【ヘイホー】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:スナイパーショット+8(消費200、ポスト率軽減)
  ムーンサルトオーバーヘッド+4(消費200、高い浮き球+1)
  前転シュート+4(消費200、低)
タ:クリップタックル+3(1/4)
カ:ムーンサルトパスカット(1/4)
ブ:ダイビングブロック(1/4、消費100、ブロック距離アップ)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
  前転クリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)


【アナウンス】
・シュートやパス、せりあいなどの技に(高、低)が付くものは、浮き球の属性を意味しています。
・高い浮き球+1とは、浮き球補正にプラスされます。合計の補正は変わりません。
例:キャラクターの浮き球補正が「2」、せりあい値「10」、クリア技「+3」(高い浮き球「+2」)を発動した場合
 キャラクターの浮き球補正はその時に限り「4」となり、合計値は「13」となります。
・(+1/4)は、親子カードのマークが一致した場合に発動するスキルです。
・質問があれば随時答えます。

598 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:21:12 ID:???
リベリオ「(やっぱ俊足タイプは総合力が低くてとスキルの数は少ないか。
役割分野では充分強いが、起用の仕方に気を付けないとな)」

バビントン「……一応聞くけど、ノコノコは甲羅脱いだら
使えるシュート技はオーバーヘッドだけになるんだよね?」

ノコノコ「その通りっす。オヤカタの仲間もなかなかなもんで」

バビントン「(名前で何となくだったんだけど)」

クリッター「(オヤブン、今の内言っておくが、あまり相手をフリーにさせないでくれ。セーブにいけるか怪しくなる。
仮にオヤブンがフリーシュートをしたら10%ぐらいの確率でゴールまで素通りする。
コーナーキックみたいに準備が整っているようなときは流石に易々素通りさせないが、それでも判断は狂う。
状況によって変わるが……守備が多ければいくらかはマシだ。一応覚えていてくれ)」

ブンブン「オヤブンさん、通訳お願いです。自分、分かんないです」

リベリオ「お前は分かれよ。
自由にボールを捌かせられる状況だと、守備側は極端に不利になるって言ってるんだ」

バビントン「……ああうん。いきなり何言い始めたのか分からなかったけど、
クリッターが喋ってたこと通訳したんだね」

リベリオ「いいかげん慣れろ。
今回は何をしてくるか分からない相手なんだから、この程度でまごつくな。
さっさと準備するぞ」

そう言うとボードの前に立ち、注目を集めさせた。

リベリオ「(……何から決めるか。最後に調整入れるとして)」

599 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:25:53 ID:???
【訂正】
【ヘイホー】
ド:華麗なドリブル+3(1/4)
パ:ピンポイントパス+3(1/4)
シ:スナイパーショット+8(消費200、ポスト率軽減)
  ムーンサルトオーバーヘッド+4(消費200、高い浮き球+1)
  前転シュート+4(消費200、低)
タ:クリップタックル+3(1/4)
カ:ムーンサルトパスカット+3(1/4)
ブ:ダイビングブロック+4(1/4、消費100、ブロック距離アップ)
せ:オーバーヘッドクリア+1(消費60、高い浮き球+1)
  前転クリア+1(消費60、低)
特:安定(カードの合計値が10未満時に10、21以上時に20になる。JOKER除く)



二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:まず、フォーメーションから決めるか
B:まず、メンバーから決めるか
C:まず、何を重視するか考えるか
D:実はこのリベリオ、すでに決めている(要記述)
E:その他(質問などあれば)

【アナウンス】
公式戦に入ったので二票決になります。

600 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/11(日) 00:36:01 ID:???
と、色々情報を出しましたが、作戦会議自体はメンバーに意見を募れますし、
後で訂正や調整も可能なので今の段階でそこまで深く考える必要はないですー。
(全部任せても全然大丈夫です)


【次回予告】
策謀が入り交じり、暗躍する影が飛び交う。雄叫びと剛球の一閃―――
運命を一人の男に叩きつける!
次回! 「 出禁!? 35cm!! 」
エライ人の前ではよく考えてから発言しよう! おフランスなお兄さんとの約束だ!!

601 :森崎名無しさん:2018/02/12(月) 09:43:25 ID:6WC/Madc
C

602 :森崎名無しさん:2018/02/12(月) 11:31:48 ID:olgsZooM
C

603 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/14(水) 23:32:10 ID:???
>C:まず、何を重視するか考えるか


リベリオ「(そうだな……)」

再度、情報の整理を始めた。
フォーメーションを決めるにしても、メンバーを決めるにしても、まず必要なのは敵の情報である。


・ビクトリーノはミドルシュート、ダイレクトシュート、1対1と豊富に得点手段を備えている。
・デイジー姫はドリブル、タックル、パスカットが非常に秀でている。
・来生はドリブルが優れており、よく分からない行動でGKの判断を狂わせる。
 ドリブルで抜く度調子を上げ、よく1対1挑んでくる。
・滝はドリブルとパスが優れており、サイドアタックを多用してくる。
・井沢はバランスよい能力で、空中戦もできるがせりあい値はそこまでではない。
 一番高い能力はドリブルである。
 強い相手に強い、らしい。
・以上の三人は連係プレイを持っている。
・試合終了間際、三人の動きが良くなっていた。
・控えている選手は恐らくFWであり、追い込むと出場してくる。
・現時点で判明している限り、空中戦に強い選手はいない派遣選手を除けばいない


リベリオ「(予想も含むがこれぐらいだな……ドリブルばっかりだなこのチーム)」

リベリオ「(何にしても、特に注意するのはビクトリーノとデイジー姫くらい。
パサーがいないのが幸いか。だがテレサもキノピオもいる)」

当然、ハンマーブロスもいれば捌かれやすくなるだろうと予測も立てる。

604 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/14(水) 23:33:45 ID:7JiHQy7A
リベリオ「(さて、どうしたものか……)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:何よりもビクトリーノを抑えることが先決だな。ある程度守備に割かないと。
B:ビクトリーノだけじゃだめだ、守備にもっと人員を割く必要がある。
C:点を取ることだ。臆したところで状況は良くならない。攻撃的にいく。
D:相手の手が読めない以上、バランスよくするのが無難か……
E:……よく分からなくなってきた。皆に意見を聞いてみよう。
F:その他

605 :森崎名無しさん:2018/02/15(木) 18:47:29 ID:DW4WNfqQ
C

606 :森崎名無しさん:2018/02/15(木) 19:50:40 ID:QM73qXoI
C

607 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/22(木) 21:11:45 ID:???
ルイージのバルーンファインドがようやくアップデートで、2月22日ですって。
2月22日です。2月22日……2.22

どうしてルイージはこう弄ばれてしまうん?

608 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/26(月) 01:12:41 ID:???
>C:点を取ることだ。臆したところで状況は良くならない。攻撃的にいく。


リベリオ「(当然、攻撃的に行く。ビクトリーノもそうだが、もっと危険な相手は恐らくデイジー姫だ。
少ない攻撃の枚数ではこの人に刈り取られる。半端な攻撃じゃ意味がない)」

リベリオ「(そうと決まれば、おおよそ戦い方は決まる。
サトルステギがFWなのは確定としても……ん?)」

ふと、疑問に思ったことを口に開く。

リベリオ「チョロプーのPA内のジャンプ力があがるのは、自陣PA内のみでいいのか?」

チョロプー「そやで。だからクリアだけや」

リベリオ「分かった。(と、なるとやっぱりFWとして置くには厳しいか。
カット能力も高いからPA内に引っ込ませるのも考え物だが……
それはそうとしても、バビントンが基点として使いにくくなったのが痛いな。
そう考えると、キノピオやテレサが必須になるか? 特にテレサは突破力がスバ抜けてる。
状況がかみ合えば空中戦もいけるな)」

思考の傍ら、パチパチとパネルを操作する。FWの位置にサトルステギ、ハンマーブロス、
テレサの名前が連なっており、その傍らにキノピオの名前があった。

リベリオ「(バビントンもMFは確定でいいだろう。他のポジションに置く理由もない。
ヘイホーもここだな。
ヨッシーは……前目に)」

バビントンとヘイホーをMFの位置に、その上にヨッシーを置く。

609 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/02/26(月) 01:15:32 ID:???
リベリオ「(キャサリンは現状、ゴール前に置いておくのが無難か。
チョロプー、ノコノコ、カロンもDFとして考えてもいいが、高めの位置においてもいいだろうか)」

DFはキャサリンのみ、MFとの合間にチョロプー達の名前を連ねる。

リベリオ「(GKは……まあ後で考えよう)」

位置と並べ方から、おおよそのポジションと優先順位をつけていることは予想がついた。
ただ一人、リベリオの名前がない。

リベリオ「(俺の位置、どうしようかな)」

CFWやCBは論外としても、サイド側であればどのポジションでも恐らく活躍できる。
現状、攻撃手段は足りている。しかし前線の守備力はさがり、押し込みにくい。
守備が薄いかと言えばそうでもなく、今回は何よりも攻撃を重視している。
しかし、カウンターを考えると手が薄い。パスの手段がほぼないに等しい。

リベリオ「(自身でこう思うのものナンだが、決め手がない。
単純にヨッシーとの連携だけ考えて、近くにいるべきか?
……いや、戦術次第ではDFいても攻撃力を上げることはできる。
頻繁なオーバーラップが必要だが、点を取ることに繋げることはできる)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:一先ず、FWにしておくか
B:やはり無難にMFにしておこう
C:いや、DFにする
D:一旦保留にして次に進もう
E:その他

【アナウンス】
後からでもまた変更はできます。

610 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 11:24:52 ID:SKyhL0Js
B

611 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 12:33:47 ID:3dr6EXn2
B

612 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:44:14 ID:???
>B:やはり無難にMFにしておこう

リベリオ「(……やっぱりここだな)」

FWやDFの選択肢もあったが、網羅した中では既に供給過剰にも見えた。
何より、そこに明確なビジョンがなかった。
リベリオ「(素直に他に任せた方がいいな。
ヨッシーとも近いし、こっちのほうがいいだろう)」

何より、攻撃においても守備においてもMFの方がその力を発揮させやすい。

リベリオ「(……と、すると、おおざっぱに考えられるのは……)」

613 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:45:16 ID:???
【案:1】
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−−−○ テレサ or キノピオ
−−○−− ヨッシー
○−−−○ リベリオ or バビントン or ヘイホー
−−○−− ヘイホー or チョロプー or カロン
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−−−− 
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ(3-4-3に近いフォーメーションだな。
ウィングは片方のサイドにしかいないが、これでも充分攻撃力が発揮できる。
何より攻撃パターンが豊富にある。攻撃の手段には困らないだろう。
当然、守備は中盤過ぎたら素通しも覚悟だな)」

614 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:46:16 ID:???
【案:2】
−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−〇−− ヨッシー
○−−−○ テレサ or キノピオ
−○−○− リベリオ or バビントン
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ「(3-4-3にも見えるが、2-5-3のようにも動けるか。
テレサやキノピオの俊足に頼って上がってもらえれば、両サイドからの攻撃が両立できる。
これだと攻撃5・守備5になる。一応、最低限の守備は確保できるか)」

615 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:47:18 ID:???
案:3】
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−−−− 
−〇−〇− ヨッシー or リベリオ or テレサ
○−−−○ テレサ or キノピオ or カロン or バビントン or ヘイホー or リベリオ
−−○−− リベリオ or バビントン or カロン or ヘイホー
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン

リベリオ「(完全な2-5-3だな。中盤での選択肢が最も多いか。
もしかしたら一番柔軟かもしれないな。攻撃はどう配置しても機能しそうだ。
スタメン同士で配置を交換するだけでも性格をガラっと変えられそうだな)」

616 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/08(木) 22:48:19 ID:???
リベリオ「(さて、どれを中心に考えていくか)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:案1を中心に考える
B:案2を中心に考える
C:案3を中心に考える
D:いや、他に思いついた(フォーメーションだけ、メンバーだけでも可)
E:その他(質問などがあれば)

617 :森崎名無しさん:2018/03/08(木) 23:01:26 ID:l+9pYD6I
B

618 :森崎名無しさん:2018/03/08(木) 23:36:26 ID:JfLJcOa6
B

619 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:19:48 ID:???
マリオが配管工復帰してるって?
ハハハまっさかー……(公式サイト見ー)ホントやんけ!
ルイージどういうことだ! 説明しろルイージ!!



>B:案2を中心に考える

【案:2】
−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−〇−− ヨッシー
○−−−○ テレサ or キノピオ
−○−○− リベリオ or バビントン
−−−−− 
○−○−○ キャサリン or チョロプー or ノコノコ or カロン
−−○−− クリッター or ブンブン


攻撃的なメリットと、守備的なメリットが一番多くあった。
主要な得点手段は、サトルステギ、ハンマーブロス、ヨッシーの三者である。
それらをもっとも活かせるのが左右からのサイドアタックと、ドリブル・パス共に優れるテレサとキノピオであった。
ヨッシー自身も突破力備えており、左右に振ることも、空中戦に挑むことも可能である。
守備力が期待できないテレサ・キノピオも、その俊足を活かしサポートに入ることもできる。
仮に二人がスタミナが切れたとしても、メンバーチェンジ後に違う策に移ればいいだけだ。

攻撃陣の決めることもシンプルで、誰がどっちのサイドにつくかである。
守備は撃たせる前に取るか、それとも待ち構えるかである。

リベリオ「(どういった選択しても、正解ともハズレとも言い難い)」

620 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:21:03 ID:???
パネルを操作し、三つのフォーメーションと候補メンバーを作り、程なく二つを省き一つだけ残した。
それまでは淀みなく動いていたが、ここでリベリオの動きが止まった。

バビントン「……今ならいいかな?」

リベリオ「……言ってくれ」

バビントン「リベリオとテレサはお互い逆サイドにしてほしい。両サイドからシュートもけん制できる」

リベリオ「他には?」

バビントン「DFの両サイドを一列上げて、そこにカロンとチョロプーで配置して、
中盤での守備安定させたい」

リベリオ「(つまり……)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ or ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ カロン or チョロプー
−−○−− ノコノコ or キャサリン
−−○−− クリッター or ブンブン


リベリオ「(こういうことか)」

守備は撃たせる前に止める、攻撃は両サイドからシュートも加味する、といったものであった。
当然、リベリオがオーバーラップをする必要が、その隙間は大きい。
ロングフィードに対抗できる手段が少ない。

621 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:22:24 ID:???
リベリオ「……ちなみに、デイジー姫のパスの精度はどんなもんだ?」

ヨッシー「はっきり言ってうまくない。多分、サトルステギやハンマーブロスでも弾けるぐらい。
ボクやリベリオだったらまず取れるんじゃないかな。
むしろ、ドリブルで突貫してきた方が怖いぐらい」

リベリオ「(……よく分からん姫様だな)
速攻のカウンターの危険はそこまでじゃなさそうだな。
それでも縦ポンには弱いが……そこは覚悟するしかない」

正確に放り込まれるなら危険だが、ただ打ち上げられ落ちてくるボールであれば、まだやりようがある。
当然、拾える足があるためその危険は残るが、それでも充分だった。

リベリオ「(こっちも向こうの空中戦に対抗できないな。
こればっかりはヨッシーを下げるか、数で補うしかないから仕方ないか)」

リベリオ「(とにかく、バビントンの提案をどうするかだな。
ロングフィードがそこまで脅威でないなら空中戦の選択肢を捨てるのもありか?
不確定要素も多いが、そこまで手は回らないな……
俺のオーバーラップを前提とするならば受け入れてもいいが……)」

そこまでする必要があるのか、またそこまでチャンスがあるのかが疑問であった。
現時点では、フリーにでもならない限りシュートを防がれる可能性が高い。

リベリオ「(フリーになるために動けってことだろうけどな。
そんなこと1回でもあればいい方だが、そこは俺の判断次第か。
俺がブロックに参加したところで大した意味は持たないから、低い位置にいる必要はないのは確かだが)」

622 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/03/18(日) 03:23:33 ID:???
リベリオ「(あれこれ考えるのもいいが、一旦形を作ってみるか。
そこからまた考えればいい)」

二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:バビントンの案で行こう、残りのメンバーを決めるぞ。
B:……その前に、中央のDFも一列上げておこう。それからメンバーを決めるぞ。
C:一旦保留だな。メンバーを先に決めよう。
D:バランスを考えると「サトルステギ・テレサ・俺」と
  「ハンマーブロス・キノピオ・バビントン」の組み合わせが良さそうだな
E:他に何かないか?(意見を募ってみる)
F:その他

623 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 19:22:36 ID:dpcFBllQ
A

624 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 21:38:25 ID:gtyK7qoU
A

625 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:21:56 ID:???
3月中旬、季節外れのインフルエンザが流行り全滅しかける(自分は無事)

4月にようやく立て直す、でもこれGW過ぎるまで落ち着かん状況やな

とりあえず休止宣言しとこ、この時期は毎年しゃーないなー

何を思ったのか何故か一発ネタやってから休止宣言しようと考える

今ココ

というわけで放置していました。申し訳ありませんでした。
ひと眠りしたら割と体力も回復しまして、明日からは通常通り再開できると思います。

626 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:22:57 ID:???
>A:バビントンの案で行こう、残りのメンバーを決めるぞ。

リベリオ「よし、バビントンの案で行く」

短い言葉で告げると、次々にパネルを動かしていく。
ほとんど決まっていたのか、その動きに迷いはなかった。
一部残して、手を止めて説明に入る。

リベリオ「ハンマーブロスはテレサがいるサイド側の方のポジションだ。
シュートも狙えるならその方がいいだろう。サトルステギは逆、こっちの方だ」

リベリオ「カロンは俺の方、チョロプーはバビントンの方だ」

ヨッシー「そんなにサッと決めてもいいの?」

リベリオ「ビクトリーノ対策を気にしているのか? 現状だとどうしようもないな。
カロンじゃ追いつけてもシュートを防げない。
チョロプーじゃ捕まえらえるか分からない。
どっちも空中戦には対抗できない。
どうにかしたいならそれこそDFの数増やすしかない。
それに、もう察しはついているだろうが今回は攻撃を重視してる。とにかく点を取る腹積もりだ。
俺のオーバーラップを前提に、幅広く守ってくれるカロンを俺側にした」

リベリオ「(順当に考えれば……やっぱりキャサリンか。
ゴール前に張り付かせる嫌いはあるが、どんな攻撃でも対応できる)」

リベリオ「(GKは……どうするか。
ビクトリーノは遠近どっちでも狙えるから完全に対策は無理だが、よく1対1を狙ってくる奴がいる。
だが派遣選手は遠距離シュートを持っている奴が多い。
そのためだけにブンブンを採用させる意味はあまり無いように思えるが……)」

627 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/06(日) 23:24:45 ID:???
リベリオ「(キャサリン自身タックルが強い。カロンもチョロプーもそう易々と通させないだろう。
むしろ、シュート連打でキャサリンが潰される方がまずいか?
ドリブル突貫については他に対策できることを考えれば……)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ カロン チョロプー
−−○−− キャサリン
−−○−− クリッター

控え:ノコノコ、ヘイホー、ブンブン


リベリオ「(大体こんなところか。手直しするところは……)」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:カロンとチョロプー、一列中央に寄せるか
B:カロンとノコノコを変えてシュートにも対応できるようにするか
C:GKをブンブンにしておこう。1対1の場面が多くなるかもしれない
D:情報を募ってみよう、何かあるかもしれない
E:その他
F:よし、これで行こう

628 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:13:50 ID:xwRkweT+
B

629 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:17:18 ID:XuXQgGhs
B

630 :森崎名無しさん:2018/05/07(月) 00:35:31 ID:???
おかえりなさい
色々と大変だったみたいですね……

631 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:10:59 ID:???
>>630
恥ずかしながら戻ってきました。
いやあ、実は超余裕でして、42.195kmの助走からの走り幅跳びぐらい超余裕でした。


Q:明日っていつの明日よ?(2018/05/07)
A:明日って今さ!(2018/05/10)

632 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:12:03 ID:???
>B:カロンとノコノコを変えてシュートにも対応できるようにするか

−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
○−−−○ ノコノコ チョロプー
−−○−− キャサリン
−−○−− クリッター

控え:カロン、ヘイホー、ブンブン


リベリオ「(対シュートとある程度の空中戦にも対応できるようになる。
不意打ちでシュートもできるおまけも付く。
いざとなったらPA内に固めさせることもできるから、地上戦の守備力低下はそこまで痛手じゃないかもしれない。
ノコノコは満遍なく能力備えているから、配置の自由が利くしな)」

リベリオ「(キープ役……まあ、深くまで下がるつもりでいたが、俺やバビントンがフォローに回るようだな。
こればっかりは仕方ない)」

ヨッシー「あれ? 変えちゃうの?」

リベリオ「ああ、今回の相手はドリブルが主体だからな。タックルだったら二人とも差はない。
カロンの方が足は速いが、対シュートとせりあい勝負については無力だからな。
隙ができやすくなる」

633 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/10(木) 00:22:27 ID:???
バビントン「ビクトリーノ、パス結構うまいけどね」

リベリオ「そこはどっちかを選ぶしかないな。
あいつがどう出てくるか分からないが、空中戦にもシュートにも対抗手段が無いのも不安でな。
ノコノコも決してパスカットが無い訳じゃないから、幅広く対応できるようにそうした。
(……分かっちゃいたが、本当に厄介だなビクトリーノの奴……)」

バビントン「分かったよ。でも、DFラインはどうする?
パスの供給源絶つのも期待して両サイドだけ上げてたけど、フラットに直す?」

リベリオ「そうだな……ちょっと待ってくれ」


二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:他に思いつかないな。フラットにするか。(分岐します)
B:GKも変えておくか、1対1になる場面が多くなるかもしれないからブンブンにしよう。
C:情報を募ってみよう、何かあるかもしれない
D:その他
E:いや、これで決定だ(試合に行きます)

634 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 10:41:31 ID:lFVMUchQ
A

635 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 10:45:02 ID:jBILHSGU
A

636 :森崎名無しさん:2018/05/10(木) 20:41:59 ID:???
本編ではシュナイダーに微妙扱いされていたビクトリーノがここまで高評価されているとは…

637 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:03:37 ID:???
>>636
実際、能力値高めにしてスキルも割と足してます。
まあでも、リベリオ君も結構な確率でドリブル防げるんですけど。
とりあえず、リベリオ君達の感覚としては
「カルロス程ではないけど、ザガロと同等以上(恐らく上)」といった具合です。

638 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:04:38 ID:???
A:他に思いつかないな。フラットにするか。(分岐します)

リベリオ「(考えるのは単純、一列目か二列目か、幅広く守るか中央に寄せるか……
それぞれのメリットとデメリットを考えて……いや違う)」

何度目になるのか、改めて情報を頭の中で反芻させ、整理する。
改めてポイントとなる部分が以下の三つだ。
1つ、ドリブルが優れている選手が多い。
2つ、遠距離シュートを持っている選手が多い。
3つ、派遣選手がいる以上パスの脅威は消えていない。

1つ目を確実に潰したいのであれば数で囲むといいが、一人でも対抗できる力量はある。
2つ目はブロッカーを増やす、又は撃つ前にボールを奪うのどちらかだ。
3つ目はカット能力を備えているリベリオ・バビントンでも弾ける可能性はそれなりにある。
援護、又はチョロプーが絡めればより確実になる。

リベリオ「(この考えが合っていればこうだな)」


−−−−− 
−○−○− サトルステギ ハンマーブロス
−−○−− ヨッシー
○−−−○ キノピオ テレサ
−○−○− リベリオ バビントン
−○○○− ノコノコ キャサリン チョロプー
−−−−−
−−○−− クリッター

控え:カロン、ヘイホー、ブンブン

639 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:06:02 ID:???
リベリオ「(……これで大丈夫だろうか?)」

二票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。
A:これでいい、後は試合を待つだけだ。
B:いや、DFラインを一列下げよう。最終ラインが手薄になる。
C:もっと幅広く守ろう、サイドが空きすぎている。
D:C+さらに一列下げて置こう。最終ラインもこれで充分だ。
E:その他

640 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/05/16(水) 00:45:38 ID:???
三つになったのはたまたまで、多分遊作君は関係ない(多分)

641 :森崎名無しさん:2018/05/16(水) 19:31:31 ID:/N/PTo9s
A

642 :森崎名無しさん:2018/05/17(木) 13:04:20 ID:USmRFILo
A

643 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:14:52 ID:???
お久しぶりです。長らく放置して申し訳ありませんでした。

特に病気や怪我をしていたわけではないのですが、事情がありました。
端的に言えばシノハユのリチャードソンみたいになりかけました。
元の鞘に収まったので本当に良かった……

判定や選択までは行きませんが、更新します。

644 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:16:05 ID:???
>A:これでいい、後は試合を待つだけだ

リベリオ「(……こんなところだろう。後は試合中に修正していくしかない)」

手を止め、思考にも一区切りをつけた。

リベリオ「DFラインはフラットにして、ハイラインにする」

バビントン「中盤での守備補強と……シュート対策だね?」

リベリオ「ああ、可能な限りの対策だ。
それに今のメンバーならラインを下げても機能する。
(キャサリンが鈍足だから、ライン調整は事前にやっておくかもしれないが)
まあ、どうしても空中戦だけは対策できないがな。
どっちにしたってリスクは承知の上だ」

リベリオ「今回の要は攻撃だ。とことん点を取って逃げ切りを狙う。
空中戦やサイドアタック、パスワークと攻撃手段が豊富にある。
思い切り相手を振り回してほしい」

リベリオ「特にテレサ、突破力やシュート、場合によっては空中戦も任せることになるかもしれない。
負担が大きいと思う。ペース配分についてはこっちから指示を送る。その時は迷わず従ってくれ」

体を膨らませ、両手をパタパタとさせながら雄叫び様にケケケと返事する。

リベリオ「サトルステギとハンマーブロスの役割はそんなに変わらない。
ただ今まで以上にロングフィードが多くなるはずだ。その時はヨッシー達を連携して攻め込むこんでくれ。
キープしてテレサ達を待ってもいい。
フリーになったら即シュートだ」

645 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:18:33 ID:???
サトルステギ「任せてくれ!」

ハンマーブロス「ぐふふ、なかなかいい作戦だ兄弟」

性格に合っていた作戦のせいかやる気を見せている。

リベリオ「ヨッシー、やることが多い上に舵取り役にもなる。位置取りに注意してくれ。
攻撃には必ずヨッシーが絡むようになる。キツい役割だがやり遂げてくれ」

ヨッシー「うん。がんばるよ」

リベリオ「それと、デイジー姫に捕まったら十中八九取られるか弾かれるかするだろうから、
逃げきれない場合いっそのこと距離があっても撃ってくれ」

指で頬をかく。計画を立てる時によく見る仕草だった。
ゲーム中のプレイの算段なのか、体力の分配なのか、いずれにしても計算をしているのは分かった。

リベリオ「バビントン、今回お前が基点として使いにくくなった。
デイジー姫はお前のパスでも厳しいだろう。
だが、逃げっぱなしってのも性に合わん。うまいこと裏かくぞ」

バビントン「分かった」

どちらかと言えば饒舌な方のバビントンが短い言葉で返事をする。
今回の試合は自分にとって苦しいものになると予想しているためか、少しの苦々しく覚悟が混ざっていた表情していたが、
リベリオの言葉によって少し安心を取り戻していた。

リベリオ「ノコノコ、キャシー、チョロプー、守備についてはコマゴマとした調整があると思う。
作戦的な意味でも、敵を相手をする意味でも、振り回されることになるだろう」

問題ない、といった反応で、頼もしく思えた。

646 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:19:53 ID:???
リベリオ「カロン、ヘイホー、いつ出番が来るか分からない。
要らん心配だが、準備だけは怠らないでほしい」

カラカラと頭を鳴らして返事をするカロンと同様に、お面をカラカラ揺らすヘイホーの姿がある。

リベリオ「クリッター、今回はGKにとって我慢が強いられる戦いになるはずだ。
重々承知だろうが、あえて言うならいつも通り頼む」

無言で親指を立てて返す。表情は一切変えていない。

リベリオ「ブンブン、相手が相手だ。いざって時はお前が最終防衛ラインになる。
今回は試合がどうなるかそれだけ“読めない”。その時はお前に頼る」

ブンブン「オヤブンさん……」

腕回しはやめない。

リベリオ「(監督がいない、というのが正直不安だったが、今のところは大丈夫だな)」

仮にいたとしても、人外の多い相手の作戦をまともに考えられるかは不明である。

647 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:21:02 ID:???
―――サラサファイター控室―――


大会から派遣されるスタッフの他に、侍女が多数おり、通常の控室とは思えない程であった。
派遣選手を含めた出場メンバーよりも多く、ただただ異様であった。

デイジー「いやー参ったねー。一番戦いたくなかったんだけどねー」

ケタケタと軽口を叩いているが、それは決して悲観的なものではなかった。

デイジー「いっちばん情報無いのに、こないだの試合めっちゃ活躍してたことしか
だーれも知らないとか。本当にどうしようもない」

デイジー「ということだ。思いっきり攻めちゃおう」

図らずとも両チームは同じ戦法を選んでいた。
手慣れた様子でパネルを操作すると、特に騒動は起きず進んでいく。

ビクトリーノ「まー要するに、いつも通りだな」

デイジー「そ、後は戦ってみてからじゃん?」

作戦会議もそこそこに、こっちの方が本題だと言わんばかりに向き直る。

デイジー「で、どうだい? やる気のほどは?」

?????「ああ……いや、俺はダメだ。今回……ダメだやっぱり」

声をかけられた少年は、力なく言葉を紡ぐ。

648 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:22:52 ID:???
オワイラン「でも君の熱意も実力も本物じゃないか。
だから許せないと思うのは当然のことだ。早々整理つけるのは難しいと思う。
でも、今は歩みを止めるべきじゃない」

?????「……それでもだ。できる限りこの感情をサッカーに持ち込みたくない。
今回はサポートに徹させてもらうよ。雑用もやるから。
君達は俺のことを気にせず試合に集中してほしい。その方が俺も余計なことを考えずに済む」

そう言うと、指にぶら下げていたスパイクを床に置く。いつもの光景だった。

滝「(実力考えると、一番に出させたいけど)」

滝は来生のように揺るがない精神性や、井沢のような嫉妬深い性質を持ち合わせていなかった。
何より、オワイランと同じ気持ちであった。
普段はそのまま傍観を続けるが、この時ばかりは強い衝動に駆られていた。
今更もう遅いだろうと、だがこれからだと、同じ思考を何度も繰り返し、混ざり合ったままでも声をかけようとする。
しかし、察したデイジーに抑えられた。

デイジー「まーまー、本人が出たくないなら仕方ないじゃん?
出たくなったら言ってくれれば出してやるさー。いつでも合図を出しな」

ポンと肩を叩き、ただ待ち続けた。

ナポレオン「フン、そんな野郎に構ってないで俺を出しやがれ」

デイジー「いや、公の大会で下ネタ連呼されたら困るし」

ナポレオン「しねえよ!? そもそもしてねえ!!」

649 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:25:02 ID:???
対して、ノーを突き付けられたナポレオンは抗議をしている。
遂には返事やサイン以外に口を開かないとと言い出すも「無理、ダメ」と断られてしまった。

ビクトリーノ「にしても……」

ナポレオン「んだよ」

ビクトリーノ「いや、割と自由人多いのに、
素行不良出れないって、お前って本当に相当だよな」

ナポレオン「あ゛あ゛ん゛!!」

来生「ハーハッハッハァーッ! このオレが無事トロフィーを持ってくるから安心しているんだ!」

ナポレオン「テメェが一番足引っ張るだろうが!! 相も変わらずドリブル突貫しやがって!!
クソッ!! この際やる気だけで買ってやる。いいか? 中央突破だけ狙ってないで滝と―――」

デイジー「よし行こう、行こうぜ皆!」

ナポレオン「聞けよ!」

滝「ほんと、どうなっちゃうんだろこれ」

ビクトリーノ「さあな」


────────────────────────────────────────

650 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:29:54 ID:???
??「はいはーい。えーと……出番いつぶりかしら?
……それはとにかくとして、今回の相手はサラサファイターです!
ビミョーに出番に恵まれないデイジー姫の出番です。
いや、これ自分でやって気づきましたが、何かイベントねじ込まないと本当に出番ってないんですねデイジー姫。
……びっくりするぐらい、スポーツ以外で出番がない。ピーチ姫自体が割と万能なせいもありますが。

……って、違う違う。今回はメンバーは恐らく驚いたかと思います。
成長したビクトリーノと守備能力とキープ力がトップクラスのデイジー姫に修哲トリオが事前情報でした。
確かに強いとは思うけど、同等どところかそれ以上にリベリオ君達は強いと言えます。
そうだと思ってたら、オワイランもナポレオンもいる上に知らん誰かもいるじゃないか、
事前の情報と大きく違うじゃないか、という状態になっています。

しかし、明確に“連携が欠点”と見抜かれています。
一応、フリーになるよう動こうとか、空いていればパスしようとか、
一人より二人でタックルしようとか、フォローに動こうとか、そういった動きはします。する、だけですが。

おまけにナポレオン君は基本的に出禁、謎の少年は出場意思はありません。
オワイラン君も総合能力は高く基礎能力も備えているのですが、諸々の事情で松山君の方が上な状態です。

とどのつまり、デイジー姫とビクトリーノのワンマン……ツーマン? のチームです。
しかし、エースを活かすためのチームでもなければ、エースに頼らないチームでもありません。
各々が噛み合わずに動くこともままあります。
が、個人の能力高いためその点だけ注意!
修哲トリオも派遣選手ほどの実力は備えていませんが、決して低くはありません。
特にトリオプレイは健在で、それこそが厄介です。

しかし、全体的な底上げとしっかりと武器を身に着けたヨースターFC(仮)だって負けていません。
落ち着いてゲームを作って戦いましょう!」

651 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/20(金) 00:32:51 ID:???
今回はここまでです。あとはちょっとしたイベントを挟んで試合に入ります。
(なんか物足りないと思ったら、リベリオがキノピオに声かけてなかった……)

戻ってきて早々あれですが、夏の間の更新はあまり期待しないでくださいー。

652 :森崎名無しさん:2018/07/20(金) 22:02:45 ID:???
親戚の高級嬢がオカルトで洗脳拉致されて
取り残されたその娘を養ってるのか……

653 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:08:05 ID:???
>>652
どっちかというと、もうちょっと昔の昼ドラな感じでして……
ただまあ、奇天烈具合としては大体同程度です、はい。



どうでもいいですが見た目まんま篠ちゃんだけど、中身はきりたんです。
こんなところで血縁を感じる。

654 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:10:28 ID:???
(慕ちゃんだった、にわかなのかバレてしまう……)

実況「ィヤッハァーーー!! 月一度のキノコカップの第一試合だァー!
今回一番の注目の的だぞ! なんてったって“外”からの選手が多い試合!
気にするなってのが無理ってもんだ!

まずはサラサファイター! 自分が姫ってこと忘れてるんじゃないかってなデイジー姫が率いているぞ!
デイジー姫から逃げられた奴はいない! 捕まえられた奴もいない!
この人を攻略しないかぎり得点はない!

次にビクトリーノ! 噂のクロヒョウがこいつだ!
見ていたなら知っての通り、先の試合で二得点上げて勝利に導いた!
ドリブル、グラウンダーシュート、ダイレクトシュート、なんでもござれの攻撃のエキスパート!
おまけに速い! その脅威は説明不要! 以上だッ!」


実況「対してヨースターFC! それを率いるはキャプテンのリベリオ、こいつの紹介は外せない!
クリオ君からMVPに選ばれ、そのチームの中心であったのはまだ強く覚えている!
その高い守備力と攻撃の展開性、そしてノコブロスを出し抜いたその機転、隙らしい隙はない!!

続いてこいつだ! オールラウンドで安定性の高いヨッシー! コンスタントな活躍をしてくるぞ!
チームが困ったらこいつ、相手を困らせるもこいつ、ピンチもチャンスもこいつ次第だ!

続いてバビントン! そのトップクラスのパスで基点にあり続けたが今回の試合をどう見せてくるか!
人によってはこいつが一番の見どころだ!

最後にサトルステギ! 1点と侮るなかれ! こいつのヘディングはあの偽クッパをぶっ飛ばしてるぞ!
空中戦はこいつがヤバい!」

655 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:19:01 ID:???
ヨースターFC(仮)を全員紹介されているのに対して、サラサファイターは二人だけだった。

リベリオ「(紹介するまでもない……というのは楽観すぎるか。
単純に情報が無いという方が正しいだろう。
俺達のことも、既に知られてることしか言われてない)」

少々期待外れであったが、同時にまだ明かしていない札も知られていないことに安堵する。
サトルステギの反転シュートのことだ。
特別なものではないが、言い換えればいつでも撃てるシュートでもある。
一回でも警戒されなければ得点の確率がく、二回目以降も相手を惑わすのにも使える。

リベリオ「(ビクトリーノは勘付いてるだろうが、あいつは前線。かち合わない。
何にしたって初見で見切るのは無理だ。仮に分かってたって、サトルステギはきっちり仕上げてる。
対策したいなら、アマラウやディウセウ連れてこいって話だ)」

実況「そして解説はクリオ君、なかなかいぶし銀な推しをしてくることで有名だ!
しかし、それはものしりであることの証左だ!
クリオ君でしか見えぬものがある! クリオ君でしか分からぬことがある!
ネームバリューに惑わされぬその着眼点が玄人好みだ!
そぉ〜しぃ〜てぇ〜……恒例行事! クリオ君のご指名タイムだァ!!」

クリオ「え、あ、うん」

実況の上がり調子の戸惑いながらも、何とか落ち着いてフィールドを見通し、指名した。

656 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 01:22:12 ID:???
先着一名様で、!とcardの間の空白を消して書き込んでください。
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→! card★
A・JOKER:ヘルナンデス「なにがローソン鹿島だ! こっちはローソンアシュリーだ!!」 急遽解説枠に参戦
K:デイジー
Q:ビクトリーノ
J:オワイラン
10:来生
9:滝
8:井沢
7:リベリオ
6:ヨッシー
5:バビントン
4:サトルステギ
3:ナポレオン
2:ベンチの少年

657 :森崎名無しさん:2018/07/31(火) 01:23:43 ID:???
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→ ハート5

658 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/07/31(火) 02:04:33 ID:???
やっぱクリオ君の選択渋いわ、というところで今回はここまでです。
(将来「組織のカギは副将が握る」を地で行きそう。)
お相手ありがとうございました。

659 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:04:05 ID:???
お久しぶりです。遅くても8月中に戻ってくるつもりだったのですが、申し訳ない。
個人的で情けない話になりますが腰を粉砕されました。
(夏が想像以上で今の今までガッツが回復しなかったのもありますが)
状況は今のところ落ち着いているので、更新を再開していきます。



あと……クッパでものすごいこと起きてる。なんで?
テレサやワンワンも?

660 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:06:45 ID:???
★クリオ君のスキャン……じゃなくてものしり→ ハート5 ★
5:バビントン


実況「おおー!? シルバーチョイスッ!! パスの名手バビントンを使命したぞ!それは一体なぜなんだー!?」

クリオ「(シルバーチョイス?)
うん、まず両チームのエースに注目してほしいんだ。
サラサファイターはデイジー姫とビクトリーノ、ヨースターFCはリベリオとヨッシーかな、
性格が違うタイプだから一概に比べ辛いんだけど、おおよそ同格だね。
だからエースだけでは決まり手にならない。準エースで決まってくるんだ。
そう呼べる選手は……サラサファイターははっきり言っていない。でもヨースターFCはバビントンがいるんだ」

クリオ「それで、バビントンがどういう選手か簡単に説明すると、
パス一点が非常に優れていて、他の基礎能力もしっかり備えているんだ」

クリオ「度々基点になってたり、ゲームメイクを任されたりすることもあったから、
もしかしたら一番信頼されているのかもしれない。
得意のパスに頼らないプレイも結構あったから、一辺倒のやり方もない。
連携に難はないどころか、何か見えないサインみたいなのがあるみたい。どうも前触れなく裏かいてる。
もちろん、それに合わせることのできるチームメイトもいる。
堅実なようで、実際どんなプレイをしてくるかはちょっと分からないところがある」

実況「おおーー!? パスの名手かと思いきや、よく分かんない奴だったー!!
しかもただ分かんない奴じゃなくて、厄介なタイプみたいだー!!」

661 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:10:35 ID:???
クリオ「いや、プレイそのものに何も不思議なものはないんだけど。
単純に言えば、思ったよりも攻撃的な性格をしている選手ってことなんだ。
リスクを避けるのが得意なんだけれども、さらなる一歩のためにリスクを取るのは躊躇しない。
ただパスを警戒するだけで対策できる選手じゃないってことだよ。
そのくらい当然だとも言えることなんだけど、逆に言えば必須なものは全部持ってる」

実況「うぅぉぉおおおーーーー!!
なんかすんごい奴みたいだァーー!! これは実際の試合が気になるぞ!!
勝敗のカギを握るバビントン君のはプレイはいかに!? 必見だー!!」

クリオ「(なんかって、なんかって)」



【アナウンス】
バビントンへの注目が高まりました。

662 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:12:22 ID:???
リベリオ「(バビントンか……)」

リベリオ「(正直に言えば相手の情報の方が知りたかったが、
予想通り、ビクトリーノとデイジー姫以外に目立ったのはいないか。
ベンチの二人……二人もか。よく見えないが、一人はナポレオンか?
噂の素行が本当なら、それが原因か。流石に不良を出すわけにはいかないか。
お行儀良さそうな日本人と、
そもそもの立ち振る舞いが完全に違う奴……ピエールみたいな雰囲気で分かりやすい。
だいたいの想像はついた。追い詰められたらあの不良に頼らざる得ないってところだろう)」

リベリオ「(あと一人、全く分からない。
サポーター……にも見えなくもないが、あんなにお手伝いさんが多いのに
わざわざ俺らと同い年ぐらいの奴を連れてくる理由は普通に考えたら無い。
あいつもきっと何かある。
もしかしたら単純に怪我で出られないからああしてるだけかもしれないが、楽観視はできない)」

ここでふと、ビクトリーノの言葉を思い出す。

―――あーやだやだ、やんごとなきことに巻き込まれんのはやだねえ

リベリオ「(今考えたら、モロにこういうことだったのかもしれないな)」

考え事が済むと、バビントンの様子が気になるが、特に変わらず落ち着いていた。
むしろこの状況をどう利用するか考えているようにも見えた。
リベリオの視線に気づいたバビントンは、軽く頷いて返事をする。

リベリオ「(本当に適格だ、クリオの分析力)」

663 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:15:27 ID:???
軽く笑うと、審判に呼ばれていることに気づく。
ようやく整列かと元の世界での違いに若干戸惑いつつも、紹介されていたバビントンに注目が集まっていたのは見て取れた。

対して、リベリオが気になっているのはデイジー姫である。
現時点でその実力は把握できていない。そもそも勝負すらするなと暗に言われていたのは分かっていた。
観察する限り弱々しい印象はない。

リベリオ「(ドトールやディウセウのようなタイプに見えるな。
好戦的でもなんだかんだで理知的な部分があって、全力で戦いを楽しめる奴。そう見える)」

デイジー「見つめられちゃ照れちゃうぜボーイ」

リベリオ「(……美人だけど3枚目だなこの人)」

一応の謝罪はし、コイントスを促そうと審判に声をかけようとした瞬間―――

664 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:17:22 ID:???










                   「ちょーっと待ったーい!!」













665 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:20:24 ID:???
突如、大声で呼び止められる。誰が叫んだがすぐに分かった。

来生「このキックオフの優先権! この来生との“ジャンケス”で決めたい!」

突拍子のない提案であるが、こうする理由はある。
特別理由がいない限り、試合開始のキックオフはボール・コートの優先権はコイントスで決めている。
ただし、今回の試合は両者の同意の元で、他の方法で決めることも可能であった。
時間を取らなければ話し合いで決めることも可能だった。
ある程度は意図的に、ボール・コートを選べるということである。
当然、相手からの申し込みを蹴り、コイントスにする権利が最優先させる。
申し出ること自体が稀で、受け入れられたこともほぼ無い。
過去の申し出のほとんど狙いはボール・コートの優先よりも―――

バビントン「(……心理戦?)」

普通はそう考える。しかし、ここであることに気づいた。

バビントン「(確か、腕相撲のような力比べや計算勝負とか実際にあったんだっけ。
多分、その類の勝負方法だとは思うんだけど。うまくいけば相手の力量掴めるかな。
肝心のジャンケスがなんなのか分からないけど)」

後はこの提案を受け入れるか、リベリオに委ねられる。

666 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/09/25(火) 01:23:39 ID:???
さして重要でないため一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。

A:じゃあ、コイントスお願いします(無視する)
B:ジャンケスか。なるほど受けてたとう。(来生と勝負)
C:お前はまさかディアス! ディアスじゃないか!!(前歯の長いパスカルもいる)
D:そういえば、確か日本人に知り合いがいたっけな……(判定タイム)
E:今回の件、デイジー姫って話題にもされてませんね(命知らずの煽り)
F:その他


【アナウンス】
来生君がやることです。お察しください。


667 :森崎名無しさん:2018/09/25(火) 02:07:13 ID:azyFApoo
A

668 :森崎名無しさん:2018/09/26(水) 10:52:59 ID:???
ジャンケスなら負けても余所見やくしゃみで勝つまでやりなおしできた可能性が…?

669 :森崎名無しさん:2018/09/26(水) 18:42:19 ID:???
まて、見た目がシャンクスに似てるからひょっとしたら負けた瞬間片腕が食われる闇のゲームかもしれんぞ

670 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:42:15 ID:???
>>668-669
実際に来生君がやろうとしたことはもっとくだらない感じです。
むしろ、懐かしいって感情の方が勝るかも?

ちなみに、ニュータイプもちの相手にAを選んだのは実にYESな感じではあったりします。
ただ、相手が来生君なので他の選択肢も特にどうってわけではないんですが。


それでは更新再開します。

671 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:43:54 ID:???
A:じゃあ、コイントスお願いします(無視する)


リベリオ「くく、ふふ」

リベリオ「クフハハ……ハーッハッハッハッハ!!」

突如リベリオは高笑いを始めた。笑い声が大きくなるのと対照的に会場は静まり返る。
これには両チームともに困惑しており、静かに動向を見守るしかなかった。
ただ一人だけ、来生だけが余裕を持った表情を保っている。

リベリオ「失礼。まさかこの地で“ジャンケス”を聞くことになるとは思わなかったもんでな」

リベリオ「お姫様が率いるチームだからいい子ちゃんか、腰巾着程度の人間だと思っていたが……
ビクトリーノ以外にも面白い奴がいるみたいだな」

バビントン「(やっぱり何か勝負だったんだ! でも一体どんな……)」

恐らく勝負を受けるつもりであろうリベリオに、一つの懸念があった。
この勝負で怪我になるような事態が起こっても、それが一定条件の下では許されている事である。

バビントン「(案外無茶するところあるから心配……)」

クッパや裏山の件など、大きな行動が目立っている。
どちらも必要な事であり、結果的に無事で済んでいることを理解しているが、それでも心配はある。

リベリオ「審判」

その一言に場が引き締まる。

672 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:49:30 ID:???
リベリオ「コイントス、お願いします」

ヨッシー「え?」

デイジー「え?」

バビントン「え?」

来生「なにィ」

リベリオの選択は、コイントスであった。


────────────────────────────────────────


実況「……コイントース!? コイントース!!
なんだった!? 一体何だったんだー!!?? クリオ君、お願いだ! 説明してくれぇい!!」

クリオ「だからオイラも分からないこともあるんだって!
……いや、でも、相手の思惑に乗らないって意味では作戦成功なのかな?
逆にリベリオの雰囲気に呑まれていたからね。それ以上に皆置いてきぼりだけど」

実況「クリオ君なぜか理解できているぅ! 全然理解できない俺がいるぅ!
そもそもジャンケスってなんなんだい!?」

クリオ「え? ああ、要はジャンケンの事なんだ。細かいことは抜かすけど、ただ言い方を変えただけ。
ただし、一部の人間にはその意味が分かるようなね。
運で勝負したいならわざわざジャンケンなんかしない。コイントスすればいい。
だけど、そこであえてジャンケン勝負をするなんて絶対に訳があるんだ。
心理学に精通していたり、動体視力や判断力があれば勝率を上げることができる。
つまり、えっと―――」

673 :スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2018/10/08(月) 19:51:33 ID:???
実況「ハンター×ハンターのあれだ!」

クリオ「そうそうそれそれ。要するに心理戦・特定の身体能力での勝負だったんだ。しかも相手の土俵でね。
もちろん、申し出を断った方が賢明なんだけど、心理戦で優位に立ちたいならただ断る訳にはいかない。
だからリベリオはああしたんだと思う。
オイラだったらとぼけて運の勝負なんだからコイントスでいいって答えるか、
ジャンケスこのこと知らないからコイントスって無難に答えるだろうけど、
リベリオはそうできなかったんだと思う。知ってるが故のプライドかな。
半分は事実上の敗北宣言とも取れるけど、逆に言えば負け方も心得てると言えるかな。
残り半分は、ホコリを付けたからにはただじゃ済まなさいって報復宣言だね」

実況「ウオアァー!! 冷静に回避したようで宣戦布告だァー!!
こいつぁかつてないほどデンジャーになるぞぉ!!」

クリオ「ならないよ?」


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デイジー「ほら、コイントスなんだから大人しく引き下がりな」

リベリオ「貴様とはいずれ決着をつけてやる、いずれな……」

来生「くっ」


★それはそうとてコイントス→! card★
JOKER:リベリオに危機察知の特性が付いた+先行
赤札:後攻
黒札:先行

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