キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/26(土) 12:24:01 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1455897713/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!

しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止める者は、
これまでの経験で混沌たる狂気を溜め込み成長した鈴仙以外に居ない。
だからこそ、鈴仙は次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、
その狂気をもって純狐を倒し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は最初は戸惑いつつも、中山により自身の成長と覚悟を悟り、最後には永琳の願いを受け入れる。
そして、幻想郷の秩序の変革を狙う『プロジェクト・カウンターハクレイ』にて
編成された新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
そして修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
ブラジルサッカーの登竜門・リオカップで華々しい初勝利を挙げた。

一方その頃、鈴仙と志を同じくして新チームに入った、
元妖怪の山FC所属の反町と秋姉妹は、フランスのサッカースクールにて個人技の開発に努めていた。
フランスユースのメンバー達やアリスさん、そして謎の転校生(予定)を交えた学園生活の行方は……!?

324 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:36:35 ID:CE7B1vVk
〜イベントフェイズ・その4〜
【出会い散りゆく秋】

――文化祭から数週間、反町は何の変哲も無い学生生活を送っていた。

穣子「一樹くん! 朝だよ起きてっ!」

反町「う、う〜ん……」

朝は穣子が窓から忍び込んで起こしに来てくれて。

キーン、コーン、カーン、コーン……

静葉「ねぇ反町君。さっきの授業で教官が言ってた理論についてだけど……」

反町「ああ、あれですね。俺としては、あの理論は……」

授業の合間には静葉と穏やかながらも白熱したサッカー議論を重ね。

早苗「皆さーん! 今日も屋上で集合ですよー!
    私、今日は トマト を手作りしたので皆さんにもお分けしますね! 勿論自信作ですよー!」

昼休みはすっかり恒例となった、女子4名との昼食会を楽しんで。

アリス「……ウフフ……今日も一緒に練習しましょうね、ボールくん……?」

練習を経て放課後は最近キャラが変わった気がするアリスさんを眺めて楽しむ。

反町「(……魅魔さんから示された留学カリキュラムも後僅かだけど。
    まだまだ終わって欲しくないとさえ思ってしまうな……)」

325 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:37:49 ID:CE7B1vVk
――そんな平穏な日々は、反町一樹にとってまさしく理想郷だった。
東邦学園での詰め込み教育でも無い、日向による恐怖政治でも無い、
森崎による極端な競争社会でも無い、自由で独立した学生生活。
フランスの自由で合理的な気風は、反町に非常にマッチしていた。

穣子「どうしたの〜、一樹君? そんなにニヤニヤしちゃって」

反町「……あ、ああ。うん。良かったなぁと思って、フランスに来れて」

ある日の放課後、誰も居なくなった教室で、反町は穣子と二人きりで話をしていた。

反町「自由だけど秩序を大事にしている気風も良かったし、
    サッカーの練習設備もしっかりしているし、それに……自分に自信を付ける事ができた、気がするし」

穣子「自信ってもしかして、文化祭でナポレオン君に勝っちゃった時の事がきっかけ?
   あのときの一樹君、とってもカッコ良かったよ〜。一樹君、まるで騎士様みたいだったもん」

反町「あはは……。まあ、そうだけど。穣子さんを守りたいという一心で、何時の間にか運よく勝ってたというか……」

穣子「……あれは運じゃない。一樹君の、強さだったよ。自分を信じる強さ。
   それが強かったからこそ、一樹君は持てる力の全てを発揮できた。
   ――人間は、信じる力があれば、変わる事ができるんだよ」

反町「穣子さん……」

反町はふと隣に座る穣子の顔を見る。
いつも通りの元気で明るくて、何もかもを受け入れてくれそうな、温かな笑み。
普段は当たり前のように見ているそんな笑顔は、とても尊いものだと反町は気付く。

326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:39:54 ID:???
反町「……穣子さん、俺……!」

穣子「……うん」

……反町は言いたい事を言いたかった。
いつも自分の隣にいてくれて、自分の為に喜び泣いてくれる彼女に対して、何か言葉を告げたかった。

反町「あの、その。……俺、やっぱり穣子さんが、一番、……」

穣子「……うん」

穣子は顔を赤らめながら、普段とは違って淑やかに頷いた。
ふと見せる彼女の儚さと可憐さにどぎまぎしながらも、
反町は言いかけた言葉を最後まで紡ごうとして―――。


――ピーン、ポーン、パーン、ポーン……。

穣子「……あれ、校内放送だ」

その言葉は、機械的なチャイム音に掻き消された。

校内放送「……只今より、全校集会を開催します。
      寮に戻った学生、自主練習中の学生を含め全員、1階の大講堂に集合してください。
      繰り返します……」

反町「こんな時間に珍しいな。何かあったんだろうか」

穣子「……とりあえず、行ってみようよ」

反町と穣子は脳裏に一抹の不安を抱きつつ講堂へと向かうと、
そこでは同様に困惑した様子の学生達が無秩序な群れを作っていた。

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:42:28 ID:???
ボッシ「一体何が始まるんだ?」

アモロ「ピエールなら何か知っているかな。……でも、人がごちゃごちゃし過ぎて、良く分からないよ」

ルスト「ちょくちょくクラスメートが見えねえな。どこで油を売ってるんだか」

静葉「そうね……。――あ、反町君、穣子も」

反町「静葉さん……。一体、どういう状況なんでしょうか」

穣子「なんか、物々しい感じがするよぉ……」

反町達は首尾よく、静葉を始めとするクラスメート集団に合流できたが、クラス全員がそこに居る訳では無かった。
お世辞にもあまり広いとは言えないこの講堂のどこかに居るのか、サボっているだけなのか、それとも……。

早苗「…………」

スッ……。

反町「(あれは……)」

そんな折、講堂へと入っていく多くの生徒達の流れに反し、
単身講堂を離れようとする早苗の姿が目に入った。

反町「――あの、早苗さん……!」

反町が慌てて声を掛けると、早苗は深刻そうな表情を覗かせたまま振り返る。
しかし、そこから彼女は俯いて、

早苗「反町君、ごめんなさい……」

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 01:48:47 ID:???
とだけ言い残すと、反町達に合流する事なくこの場を離れていく。
追いかけるかどうか迷う反町だったが、間髪を入れずして講堂の演台に学長が立ち、
演説が始まった事により、思考は中断された。

学長「えー、みなさん。突然お呼びして、大変申し訳ない」

学長は存在感の薄い老人だった。昔は欧州のサッカー協会でそこそこの地位に居た人物らしいが、
現在は名誉職的な学長というポジションに甘んじ、悠々自適の生活を送っていると聞く。
そんな老人は、普段通りのしゃがれた声で、淡々と語り始めた。

学長「――当学校は、本日この時をもって、フランス共和国から日本国の所管となりました。
    それに伴い、当学の経営陣及び教育方針が大きく変わる事となります。
    えーと、その概要については……生徒会長、頼めるかな」

反町「……!?」

その内容は、講堂の雑然さや学長の暢気な語り口とは裏腹に、非常に重大なものだった。
反町がそのメッセージを受け取り狼狽える中、講堂からは一人の生徒が出てきた。

反町「(あれは……ピエール!)」

長身で長髪、女性的な柔和な顔立ちにしっかりと鍛えられた全身。
まさしくサッカー選手として模範とも言うべき少年――エル・シド・ピエールは、
学級委員長にして生徒会長という高い立場から、厳かに反町達全校生徒の前に立って。

ピエール「……生徒諸君。我々の自立性は、本日限りを持って終わりとなる。
      明日からの我々は、機械となる。フランスサッカーを盛り立てる為の機械として、
      一切の質問や疑問の余地のない、緻密で充実した教育が行われる。――楽しみにするように」

反町「な、なんだよ、それ……!?」

――彼は、これまでの学生生活の全てをひっくり返すような発言を放ってみせた。

329 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/04(水) 02:00:30 ID:???
…と、言った所で今日はここまでにします。

330 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/05(木) 01:11:44 ID:???
すみません、今日は所用の為更新をおやすみします。

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/06(金) 00:49:54 ID:???
すみません、今日は更新したかったですが、
どうにも文章を書きあぐねているので更新をお休みします。
色々書きたい事はあるのですが、更新できるようにするため思い切ってかなり短くしたいとか考えています。

332 :森崎名無しさん:2016/05/06(金) 04:48:06 ID:???
連日更新ありがとうございます、いつも楽しませて貰っています
描き続ければ詰まることもありますでしょうし、気楽にやっていきましょ!

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:51:28 ID:???
***

……それから先の記憶は曖昧だった。
一瞬の沈黙の後、ピエールの発言に騒然とする講堂。

ボッシ「は……? フランスのサッカースクールが、日本に買収?」

ルスト「そんなのはどうでも良い! それよりも、どういう事だ!?
    俺達が、フランスサッカーの為の機械だって……!?」

マルセル「そんなの、認められるか! 今のままで良いじゃないか!」

それらは当然にして、彼の発言を否定する方向へと収束していく。
自由な校風を否定され、挙句の果てには人を機械扱いされたのだから、それは当然だった。
そして、今や壇上でかつての仲間達を否定するピエールにとっても、全く想定通りの反応だった。

ピエール「……突然にこうした事を言われても納得いかないのは分かる。
     だから、我々は君たちにこうした提案をしたい」

スッ……。 ――ザッ、ザッ……

ピエールがそう言って右手を挙げたのを合図に、壇上に数名の生徒が現れた。

ピエール「先に紹介しよう。諸君たちのクラスとは別に、日本の新体制は既に生徒を育成している。
     その結果が彼ら――『フランスユース・ヌーヴォー』だ」


カイエ「……」

ネール「……」

フェルベール「……」

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:52:48 ID:???

彼らは揃って機械のような冷たい視線で、講堂で慌てふためく生徒たちを見下している。

ピエール「彼らは新体制の正当性を示す為に造られた戦士達。
     これまでのフランスユース候補生よりも高い身体能力・判断能力を持つ精鋭たちだ。
     国は、特に問題が無ければ、彼らを新たなユースメンバーにしようと考えている。
     ……さて、そこで本題に入ろう」

ピエールはここで一旦切って間を置いた。
初めそれは自身の発言に注目させる為の手法かと思われたが、それは違った。

ザッ、ザッ……。

反町「(あれは……!?)」

彼が押し黙る間に、更に数名の生徒が壇上へと上がっていく。ピエールはそれを待っていたのだ。
やがて今度こそ全員が整列を終えると、満を持してピエールはこう投げかけた。

ピエール「先程紹介した『フランスユース・ヌーヴォー』に加えて、
      新しい教育方針に賛同した俺を含む有志生徒。それに買収元の日本から来た派遣選手を含めた、
      チーム・生徒会。君たちの中の有志11名がこのチームに挑戦し、そして勝利出来れば、
      従来の自由な教育方針についても一定の理解を示そう」

ざわっ……!

壇上を見上げる生徒たちは一斉に騒めいた。それは悪しき新体制を潰そうという気概からか、
それとも彼らが放つ威圧感に早くも気圧された為かは判別できない。

反町「(な、なんて事だ……)」

一方反町は、そのどちらの感想を抱く事も無く、新たに壇上に並んだ選手に対して純粋に驚いていた。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 02:56:36 ID:???
中西「ほーん。これがおフランスの学校かァ。なんや、日本と対して変わらへんな」

岬「言葉遣いに気を付けて、中西。……僕達は今まさに、最大のビジネスチャンスの渦中に居るんだ」

買収元の日本から来た派遣選手は、全日本ユースの主力選手――大柄な相撲GK・中西太一と、
かつてはフランスで個人技を磨き、幻想郷においても豊聡耳神子の忠臣として活動したMF・岬太郎。
日本サッカー協会の拡大事業担当者でもある彼らは、旧友たる反町を気に留める事なく、
虎視眈々と眼前にある商機について思いを馳せていた。

――しかし、反町が驚いた対象はこの二人では無かった。
反町の視線はピエールと中西達サッカー協会組、その後ろに立つ鮮やかな緑髪の少女へと向いていた。

早苗「……」

反町「(どうして……。どうして、早苗さんまで……。あの、自由闊達な早苗さんが、
     あのピエールと一緒に、壇上に並んでいるんだ……!?)」

――早苗は、毅然とした覚悟を秘めた表情で、凛と反町達を見下ろしていた。
かつては密かな憧れと淡い感情を抱いた事もあった彼女と相対している現状に、
反町は完全に絶句していた。

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 03:03:06 ID:???
…と、いったところで今日の更新はこれだけです。
>>332
応援して頂きありがとうございます。
最近仕事はそこまで忙しくはないのですが、どうにも色々考えてしまい、ストーリーや描写が進まなくなってました。
今こそ初心に返って、即座に何でも書いていければと思っています。

337 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:21:34 ID:???
***


穣子「……くん。一樹くぅん……!」

反町「…………。あ、あれ……いつの間に眠って……?」

穣子「! 良かった、気が付いたぁ! わたし、一樹君が死んじゃったかと……!」

静葉「穣子、そんな簡単に人間は死なないわ。……でも、本当に良かった」

気付くと、反町は保健室のベッドで寝かされていた。
視界には目を赤くした穣子と、涼し気な表情を絶やしてはいないが、心労の色が消えない静葉がいた。

静葉「反町君。あなた、講堂で起きた出来事に大きくショックを受けたみたいで、倒れていたのよ。
    あれからもう……3時間程は経ったかしら」

反町「3時間も……? ――そ、そういえば! あれから講堂はどうなったんですか!?
   ピエールが学校を改革するって言って、日本サッカー協会の手の者が出て来て、
   フランスユース・ヌーヴォーとかが出て来て。それに、早苗さんが……!?」

反町はがばりと起き上がり、平静を欠いた風にそう詰め寄る。
先程まで言葉に出来ず渦巻いていた疑問や驚きが、一気に吹き出していた。
そんな反町を静葉は優しく窘めつつも、これまでの経緯を簡単に説明してくれた。

静葉「……ピエール君や日本サッカー協会の者が提唱した新体制に反対する者は、当然ながら多かった。
   しかし一方で、お上に気に入られて重用されたいと思う者もある程度いた。
   だから、彼らは中々団結しなかった。けれど……それを無理やり、ナポレオン君が纏め上げた。
   勿論、ピエール君達新体制と戦う方向でね」

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:22:44 ID:???
反町「あいつが……(――あいつが学校に反抗していたのも、いずれこうなる事を見越していたから、なのか……?)」

ナポレオンの傲慢な笑い顔を思い出す。
文化祭の時は憎らしく思えたそれも、こうした局面においては頼もしく思えた。

静葉「……そして。ナポレオン君と、旧ジュニアユース代表メンバーを中心とした、
    私達のクラスメート率いる旧体制代表――レジスタンスは、つい2時間程前に早速、新体制との試合を申し出た。
    新体制代表――チーム生徒会は、これを喜んで受け入れた」

反町「なるほど……」

それで、大まかな状況は飲み込めた。
反町のクラスメートは、ピエールや早苗達が与する新体制に従わず、ナポレオンを中心に立ち上がった。
そして、彼らは試合を申し出て、これまでの自由な校風を守るべく戦いに、向かって……

反町「――あれ?」

ここまで考えて漸く、反町はごく当然とも言えるべき疑問を呈した。

反町「新体制との試合を申し出たのは分かったけれど。それで……試合は、いつなんですか?
    明日、明後日? 皆が戦うんだったら、俺も……!」

静葉「……………」

しかし、反町のごく当然な疑問に対して、静葉は押し黙っていた。
反町が訝んでいると、おずおずと穣子が声を上げた。

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:24:12 ID:???
穣子「……………あのね? 一樹君……。試合は、もう……始まっちゃってるの。
   2時間前に、レジスタンスは試合を申し込んだって言ってたでしょ?
   それでね。生徒会は、その申し出に応じたって言ってたでしょ。
   それってつまり……その。――今すぐ申し出に応じて、今すぐ試合を始めた、って事なんだ」

反町「――な、何だって?」

静葉「……私達は、倒れてしまった反町君がどうしても心配だった。
   試合に出て戦力になりたいという気持ち以上に、今にも消えてしまいそうなあなたの事が、心配だった。
   ……だから。私達は、我儘を言って――反町君の傍でずっと、看病を続けていたの」

穣子「一樹君は、自分の為にクラスの皆に迷惑をかけさせる訳にはいかないって。
    そう思うだろうから、私達だけでも試合に行った方が良いと思った。
    だから、これは本当に、私達の我儘なの」

反町「そ、そんな……! 二人とも、俺なんかの為に……!」

反町は起き上がった。長く倒れていた影響か眩暈がしたが、そうは言ってられなかった。

反町「今からでも、行こう、試合に……!」

タッ……!

静葉「駄目よ反町君。急に起き上がっては……!」

反町「……俺は今日まで、本当に楽しい学校生活を送らせて貰った。
   それを、俺のせいで……潰す訳にはいかないんだ……!」

穣子「一樹くん……ごめんね……」

穣子達が思う以上に、反町はこの学校に対して強い恩義を感じていた。
日向にも森崎にも縛られない、秩序と安定、そして自由のある学校を守りたかった。

340 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:27:08 ID:???
静葉「……非常に冷たい言い方をするけれど。私達はあくまで、プロジェクト・カウンターハクレイの一環として、
   この学校には一時期の間、短期留学をしているに過ぎない。そしてそのカリキュラムももうすぐ終わる。
   言ってしまえば、彼らが勝っても負けても、私達への処遇は殆ど変わらない。
   そのまま、ブラジルに鈴仙達と合流してしまえば良い。――あなたが、無理をしてまで戦う必要は無いのよ……?」

穣子「一樹君が何もできなくて辛いのは分かるよ? でも……無理はしちゃ嫌だよぉ……!」

静葉の発言はフランスの多くの生徒たちにとって残酷だったが、同時に本音でもあった。
彼女は反町を愛している。フランス人の生徒の教育の行く末よりも、反町を守りたかった。
だからこそ、彼女は試合よりも反町の看病を選んだ。
――実際は、「試合は俺達が頑張る。だからお前らはソリマチを頼む!」
……と言ってくれたクラスメイト達の後押しが一番大きかったのだが。

反町「……」

そんな彼女達に対し、反町には言いたい事が山ほどあった。
しかし残念ながら、彼は不器用で優しすぎた。だから、言葉にするよりも先に行動に移した。

反町「――う、うおおおおおおっ!」

ダッ! ガシッ!

静葉「きゃっ……!」

穣子「う、うひゃっ!?」

反町は制止する穣子と静葉を押し倒した。
そしてそのまま持ち上げて、静葉を背中に、穣子を腕の中に抱えて走り出した。

反町「(……二人の気持ちは分かった。だけど、俺は……いつまでも守られたくない。
    俺は守りたい。穣子さんを……静葉さんを……そして、俺を受け入れてくれたこの学校を!)」

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:28:15 ID:???
自分一人が戦っても、この局面が良くなるとは到底思えない。
そうした意味では、反町は依然現実主義者だった。
しかし一方で、大切な物を守る為ならばここまで身体が動くのだと、反町は驚いていた。

反町「(何が自分一人ではどうしようも無い、自分には関係ない……だ!
    こんなのは、単なる逃げだ。どうしようも無かろうが、関係なかろうが、嫌だったら……戦わなくちゃいけないんだ!)」

穣子「……一樹君、強くなったね……」

反町のしっかりとした腕に包まれながら、穣子は瞳を潤ませてそう呟いた。

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:29:36 ID:???
*****


〜学校・サッカーコート〜

反町が目を覚ましたのと同じ頃、レジスタンスと生徒会との戦いは前半戦も終盤に差し掛かっていた。
反町、静葉、穣子の不在により、レジスタンスは劣勢を強いられていた事は間違いないが、
一方で彼らについても、その想いにおいて反町には負けていなかった。

アリス「うおおおおおおおおおお来いよおおおおっ! 私とボール君との友情舐めるなぁぁぁぁぁっ!」

ダダダダダダダダダダッ! 

岬「な、なんだ彼女は!? さっき僕が少し、彼女が持つボールが汚いと言っただけで、こうも豹変するとは……!?」

アリス「アンタみたいな八方美人でトモダチ沢山そうな奴には分からないでしょうけどねぇ!
    この学校で私は大切なトモダチを得たのよ! そして分かったの、トモダチってのが何かってね!
    それは……! 互いに辛い時、無条件で互いを守り合えるような関係の事を指すのよ!
    そしてそれは、対象がニンゲンだろうとボールだろうと、全く一緒なのよおおおおおおおっ!!!」

岬「い、いや! でも対象はニンゲンじゃないと……せめて生物じゃないと、ちょっとおかしいだろう!?」

アリス「あああん!? 何か言ったかしらぁあぁぁあああああぁぁぁぁ!?」

ダダダダッ! バシュン! シュピッ!

岬「ひ、ひいいいっ!?」

実況「あ、アリス選手! 凄いドリブルで岬選手を子どものようにいなしてみせた〜!?」

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:30:58 ID:???
アリス「さあナポレオン! 私のボールくんでゴールを決めてやりなさい!」

バシイッ!

ナポレオン「へっ! わざわざ指図されなくても分かってるっての!」

グワアアアアアアアアアッ!

中西「ルイ・ナポレオン! 協会調べでは精々奴はB級……反町のヤツとどっこいどっこいなレベルのFWや!
    お前さん位、ワイでも楽勝やで!」

ナポレオン「ほお……じゃあ試してみるか? この俺が本当にB級かどうかを!」

グワアアアアアアアッ! バリバリバリッ!

実況「ナポレオン選手、自慢の『キャノンシュート』……では無い!
    それ以上に足を大きく上げて、溜めを長時間取っております! これは……!?」

ナポレオン「――食らいやがれ。これが俺の新技……『メガキャノンシュート』だ!!」

バッ、ギイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオッ!!

中西「な、なぁぁっ!? メガ……キャノンシュートやてぇ!? ぐおおおおっ!?」

バギイイイイッ!
  ――――――――――ズバァァァッ! ピピイイイイイイイイイイイッ!

344 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:34:16 ID:???

ピエール「ナポレオンが決めたか。だが、こっちも今一度決めてみせる! いくぞ『スライダーシュート』!」

グワァァァッ! バシュウウウウウウウウウウウウッ!

アモロ「ひ、ひいい!?」

ルスト「慌てるなアモロ! ピエールが居なければ、俺が『アレ』をやってやる! ……それっ!」

アモロ「る、ルスト……! うん、ありがとう。――それっ!」

スッ……バッ!
――バチイイイッ!

実況「アモロ選手止めた〜〜〜! ルスト選手のサインに合わせて飛んだ、ファインチームプレー!
   レジスタンスもここに来て調子を伸ばしています!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「アモロ! アモロ! アモロ! アモロ! アモロ! アモロ! ドミニク・アモロ!」


――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「そしてここで前半戦終了! 試合は1−1で折り返しを迎えます!
    最初からピエール選手を中心に、圧倒的な手数で攻める生徒会に対し、
    レジスタンスはチームプレ―で立ち向かい、互角の勝負を見せました!
    しかし一方で、レジスタンス側には早くも疲れが見えており、
    後半戦も同じように戦えるかどうかは疑問です! 大丈夫でしょうか〜〜!?」

ボッシ「皆! 負けるんじゃないぞ! 俺達は最後まであきらめない。自由の為に、戦うんだ!」

レジスタンス「「「「おう!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」

345 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/07(土) 17:41:10 ID:???
――と、いったところで外出するので一旦ここまでです。
最近の更新速度と、話の本筋はあくまで鈴仙ルートである事等を踏まえて、
反町達を始め仲間キャラルートでの試合は前後半のいずれかのみ、という形を取ろうと思います。
長く試合をしたいと言う方も居るとは思いますが、ご理解頂ければ幸いです。

レジスタンスチームは反町+秋姉妹、アリスさん、ナポレオン、ボッシ、ルスト、アモロ、その他フランスJr.ユースメンバー、
敵の生徒会チームはピエール、早苗、岬、中西、美鈴、その他フランスユースメンバー(Jr.ユースメンバーより強)で構成しています。
 ※美鈴については、34スレのレミリアによる海外派遣ネタが伏線で、この次の更新で加入描写をします。
次の更新では、具体的なオーダー等に入っていきたいと思っています。


346 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 00:57:20 ID:???
乙でした、どいつもこいつもカッコいいぜ……
反町達にはぜひ鈴仙の章でも存分に活躍してもらいたいな

347 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 01:47:12 ID:???
熱い展開だ!燃えてくるね!

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 02:07:08 ID:???
すみません、帰りが遅くなったので今夜は更新をお休みします。
明日もまた外出しなくてはいけないので、明日の午前中に今日本来の分をやりたいですが、予定は未定です(汗)
>>346
乙ありがとうございます。
仲間キャラにも充分な愛着と思い入れを持ってほしくて作った仲間の章なので、そう言って頂ければ大変ありがたいです。


349 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 04:04:22 ID:???
大体味方ガッツ30%くらいで敵ほぼ満タンの状態で敵追加されて試合再開って感じかな?

350 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:03:52 ID:???
こんにちは、外出まで少しだけですが更新します。
>>347
ありがとうございます。
良い意味で分かり易い展開にしたかったので良かったです。
>>349
ガッツについては計算が面倒なので、全員ガッツ満タンで始めようと思っています。

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:05:01 ID:???
〜レジスタンス・控室〜

タタタタタッ…バタン!

反町「ナポレオン、皆! ……遅くなってすまない!」

ナポレオン「――ケッ。漸く主人公様のお出ましか。両手に女を抱えながらお昼寝とは、良いご身分だぜ」

反町達は首尾よく、ハーフタイムを迎えていたレジスタンスの控室へと潜り込む事が出来た。
ナポレオンの粗暴ながらも冗談の混じった挨拶を受けながら、反町はチームメイトの中心に立った。

反町「さっきは倒れてしまっていて悪かった。でも、今はもう大丈夫だ。
   だから、俺もこのレジスタンスに入れてくれないか! 役に立てるかは分からない。
   でも、俺は皆に、この素晴らしい学園生活を送らせてくれた、恩返しをしたいんだ!」

ナポレオン「恩返し……ねぇ。いかにもマジメ君が思いつきそうな、陳腐で下らねぇ動機だ」

ボッシ「お、おい。ナポレオン。こんな時にまで対立している場合じゃ……!」

反町の真摯な願いに対し、ナポレオンは強い侮蔑と猜疑の視線を向けている。
それはこれまでの不良生徒との対立を想起したボッシは、思わず仲裁に入ろうとするも――。

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:06:36 ID:???
ポンッ。

ナポレオン「……だが。かつての文化祭で、お前は俺に勝ってみせた。
       だったら、強い者の言う事を聞いてやるのが不良の筋だ。例え、そいつが相容れない奴だったとしてもな」

反町「ナポレオン……」

結果として、ボッシ達周囲のメンバーの不安は杞憂に終わった。


ナポレオン「……勘違いするな。お前は俺よりも強いと思った。だから言う事を聞いてやるだけだ。
       もしも試合中でふざけた態度を取りやがったら、その時は別だからな」

ナポレオンは反町の肩を力強く叩き、ぶっきらぼうにそれだけ告げると、それ以上何も言わなかった。
彼もまた、文化祭の一幕で自分を打ち負かした反町に対して、ある程度の敬意を抱いていた。

反町「それは分かってる。俺だって、足手纏いになりにここまで来た訳じゃない」

そんなナポレオンの期待に恥じず、反町も力強く頷く。場はこれで一旦収まった。

ルスト「……さて。落ち着いた所で、ソリマチ達も来てくれた事だ。
    もう一度敵情の確認と、後半戦の作戦について検討しようじゃないか。
    ――アリスさん、アレもう一回見せてくれよ」

アリス「え、ええ! 分かったわ!」

ルストは不意にアリスさんを呼ぶと、彼女は持っていたカバンから一冊の大学ノートを取り出した。

反町「これは……?」

アモロ「あ、えっとね。アリスさんって実は、人形を使って敵の戦力や僕達の能力を、いち早く分析していたんだってさ。
     前半戦はこれを使って、僕達と相手との戦力差を分析した上で試合してたんだ」

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:08:09 ID:???
ボッシ「正直、このノートが無ければ俺達は詰んでた。
    俺達が1−1で持ちこたえられたのは、半分はナポレオンのリーダーシップと言っても良いが。
    もう半分は間違い無く、このアリスさんのノートのお蔭だぜ」

アリス「ふ、ふん。当然よ! 人間ごときの単純な戦術を見抜く事くらい、
    この七色の脳細胞を持つ私にとっては児戯に等しいもの!」

穣子「うわぁ〜。アリスさん凄いにやけちゃってるね」

アリス「べ、別に人間のトモダチが出来るチャンスだとか、思ってないんだからねっ!」

嬉しそうなアリスさんを尻目に、反町はそのノートを開いてみた。
ノートは大まかに2つのパートに分かれていた。
一つは、自分達レジスタンスのチームメンバー及びメンバーの能力値・必殺技の一覧。
もう一つは、敵となる生徒会のチームメンバーに関する概略だった。

354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:09:36 ID:???
○レジスタンスチームメンバー 能力値・スキル等一覧

選手名   ド  .パ シ タ  カ .ブ  せ  総  高/低 ガッツ フラグ
反町    52  53 54 52 50 48 52  361 3 / 3  820  ドリブル
静葉    53  52 50 54 52 49 49  359 2 / 2  830  パスカット、(特殊スキル)
穣子    49  48 47 54 52 55 50  353 2 / 2  830  タックル、競り合い
アリス   56  53 .51 53 55 51 49 .368 3 / 3  800  タックル、ブロック

(FW)
ナポレオン.52  53 .54 53 51 53 51 .367 2 / 2  850
ボッシ   52  52 .52 50 51 49 50. 368 1 / 1  700

(MF)
ジョルジュ51  50 .48 49 48 48 48. 342 1 / 1  700
マルセル 50  51 .48 48 48 48 47. 341 1 / 1  700
フェレーリ.50  51 .48 48 48 48 47. 341 1 / 1  700

(DF)
ルスト   50  49 .49 51 49 51 51. 368 1 / 1  700
ブラボー  49  50 .48 50 48 48 48. 341 1 / 1  700
ドゴール  49  50 .48 50 48 48 48. 341 1 / 1  700
ベルジェル49  48 .48 50 48 49 49. 341 1 / 1  700

アモロ                   52. --- 1 / 1  700 パンチ57、キャッチ55
ジュスト                  49. --- 1 / 1  700 パンチ54、キャッチ52

355 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:10:48 ID:???
     反町
毒々しいドリブル(1/4でドリブル+2)
トリカブトパス(パス+2)60消費
オオゼリパス(パス+3)80消費
毒の空と乙女の心(パス+2の連続ワンツー、要静葉、穣子)100×3消費
強烈なシュート/ヘディング/ボレー(1/2でシュート+2)
アキュラシーシュート(シュート+4、ポスト無効)120消費
スコーピオンドライブ(シュート+8、ポスト無効)250消費
ポイズンヘッド(高シュート+4)
トクシックインパクト(低シュート+4)200消費
ポイゾナスオーバー(低シュート+6、吹飛5)250消費
ネオポイゾナスタックル(1/4でタックル力+3)
ポイゾナスタックル(1/4でタックル力+2)
スキル・秋ジスタ(9月〜11月限定でスキル・ファンタジスタを得る)
スキル・スカイラブ(スカイラブの土台になれる)

     静葉
落葉ターン(1/4でドリブル+4)
ダスクフォーリンパス(パス+3)80消費
フォーリンパス(パス+2)60消費
毒の空と乙女の心(パス+2の連続ワンツー、要静葉、穣子)100×3消費
落葉シュート(シュート+5)160消費
無回転落葉シュート(シュート+7)200消費
オータムスカイラブハリケーン(空シュート+5、要土台)200×2消費
秋の大三角(空シュート+8、要穣子or静葉&ゴールバー)300×2消費
オータムスカイラブタックル(任意でタックル+5、要土台)150×2消費
ロストウインドロウ(1/2でタックル+2)
フォールカット(1/4でパスカット+2)
オータムスカイラブパスカット(任意でパスカット+5、要土台)150×2消費
オータムスカイラブブロック(任意でブロック+6、要土台)150×2消費
オータムスカイラブクリアー(任意で空クリア+3、要土台)150×2消費
スキル・オータムスカイラブ(オータムスカイラブの土台になれる)

356 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:11:56 ID:???
     穣子
山神キープ(1/4でドリブル+3)
毒の空と乙女の心(パス+2の連続ワンツー、要静葉、穣子)100×3消費
オータムスカイラブハリケーン(空シュート+5、要土台)200×2消費
秋の大三角(空シュート+8、要穣子or静葉&ゴールバー)300×2消費
ウォームカラーハーベスト(1/2でタックル+2)
オヲトシハーベスター(1/4でパスカット+2)
オータムスカイラブタックル(任意でタックル+5、要土台)150×2消費
オータムスカイラブパスカット(任意でパスカット+5、要土台)150×2消費
オータムスカイラブブロック(任意でブロック+6、要土台)150×2消費
ロイヤルスイートポテトルーム(1/4でブロック+8)250消費
スイートポテトルーム(1/4でブロック+6)150消費
ポテトルーム(1/4でブロック+4)100消費
オータムスカイラブクリアー(任意で空クリア+3、要土台)150×2消費
スキル・オータムスカイラブ(オータムスカイラブの土台になれる)

     アリス
プリズムターン(1/4でドリブル+4)
都会派なドリブル(1/4でドリブル+3)
頭脳的なドリブル(1/4でドリブル+3)
アーティクルサクリファイス(パス+2)60消費
ドールミラセティ(パス+2の連続ワンツー、要上海or蓬莱)80×2消費
ひとりドールミラセティ(パス+2の連続ひとりワンツー)160消費
アーティフルドライブ(シュート+8)250消費
ドールズ・ウォー(低シュート+5)250消費
トリップワイヤー(1/4でタックル+2)
ムーンサルト上海(1/4でパスカット+4)
上海人形カット(1/4でパスカット+3)

357 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:13:02 ID:???
     ナポレオン
強引なドリブル(1/2でドリブル+2、吹飛2)
華麗なドリブル(1/4でドリブル+3)
エッフェル攻撃(パス+2の連続ワンツー、要ピエール)80×2消費
キャノンシュート(シュート+6、吹飛係数3)200消費
メガキャノンシュート(シュート+10、吹飛係数2)300消費※未完成の為1/4で失敗
スライダーキャノン(シュート+11、吹飛係数3)250×2消費、要ピエール
ノートラップキャノン(低シュート+5、吹飛係数3)250消費
パワーチャージ(1/2でタックル+2、吹飛係数4)

     ボッシ
サーブルノワール(シュート+5)150消費
ネオサーブルノワール(シュート+7)200消費

     ルスト
ダイビングブロック(1/4でブロック+4)100消費

     アモロ
パンチング57、キャッチ55
たすけてルスト!(パンチ力+6、要ルスト)200消費
スキル・一対一+2

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:27:15 ID:???
○生徒会チーム 主要メンバー概略
 ・ピエール
  全能力がケタ違いに高く、ナポレオンよりも更に一回り強い。
  真正面から当たる事を避けるか、オータムスカイラブを活用するのが吉。

 ・岬
  ピエール程では無いが全能力が高く、アリスさんと互角くらい。
  聖徳ホウリューズ時代に鍛え上げられたパスカットと戦術眼は健在。

 ・早苗
  全体的に総合力が底上げされ、ピエール、岬に次ぐ基礎力を持つ。
  技の数も増えており、新必殺シュートの威力はかなり強力。
  
 ・美鈴※後半から出場予定か
  サッカースクールに編入学の予定だったが、学力テストで落とされ途方に暮れていたのを、
  新体制陣に拾われた形で加入。高い競り合いと必殺シュートに要注意。

 ・中西
  相撲を活かした高いセーブ力を誇るも、実力としては中の上クラス。
  威力の高い必殺シュートを撃ち続ければ点は入る。一対一に強いので要注意。

 ・フランスユース・ヌーヴォーの選手達
  ジュニアユースメンバーの一般選手と比べ総合力が高く、ボッシやルストをも上回る。
  とはいえ他に特徴や大技も無いので、タレント選手であれば充分対処可能。

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:31:24 ID:???
反町「(流石に敵の詳細に関する情報は少ないけれど。確かにこれだけあれば充分対策は練れそうだな)」

アリスさんの努力に関心しながら、反町は次にホワイトボードにあるフォーメーションに視線を向ける。
そこには前半戦のフォーメーションが纏められていた。

−−@−− @中西
−−A−− Aフェルベール
B−D−C Bボルン Dマルシャン Cアンギーユ
−−−−−
−G−E− Gネール Dモーリス
F−I−J F早苗 Iピエール J岬
−−−−−
−−H−− Hカイエ
生徒会(前半):4−5−1(※)
レジスタンス:4−3−3
H−J−F Hナポレオン J反町 Fボッシ
−−−−−
−−I−− Iアリス
G−−−F G静葉 Fジョルジュ
−−−−−
C−D−B Cドゴール D穣子 Bブラボー
−−A−− Aルスト
−−@−− @アモロ

(※)後半戦に新体制側が獲得した中国人選手が参加の見込み。
   ポジションについてはアンギーユに代わって、DFかFWのいずれかに入る見込み。

反町「(敵チームにはまだ追加の助っ人が入る、って事か。
   それは良いとして、レジスタンス側のメンバー表には、もう俺の名前が入っているな……。
   皆も、俺が協力してくれると思ってくれてたのかな)」

360 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 14:36:28 ID:Ax3L33KI
反町「(……恐らく、このまま何も言わないでいたら、後半戦はこの布陣でスタートになるんだろうな。
    だけど、本当にこれで良いか。それとも他に検討の余地があるか、一度考えてみようかな)」

クラスメイトからの無言の信頼を受けたような気がする反町は、
折角だからと、このフォーメーションについて検討してみることにした。
その結果――。

A:反町はこの布陣で良いと思った。(このまま後半戦が始まります)
B:布陣について、良い変更案が思いついた。
  (部分的な入れ替えや全体のフォーメーション案など、自由に書いてください。)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。




―――――
…と、いった所で外出するのでここまでです。
夜帰れたら更新したいですが、どうなるかは分かりません。

お詫び:>>354の能力値公開に数点ミスがありました。すみません。(他にもあったらすみません…)
      ・アリスさんの競り合いは49ではなく50でした。
      ・ボッシとルストの総合力が368となっていますが、正しくはボッシ351、ルスト350でした。

361 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 14:43:25 ID:aMjn3fc6
A

362 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 15:35:32 ID:u5rLyMZQ
A

363 :森崎名無しさん:2016/05/08(日) 16:40:20 ID:???
ハーフしかないし出し惜しみせずにどんどんスカイラブ使ってくのが吉かな

364 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/08(日) 23:54:56 ID:???
すみません、帰りが遅くなったので今日の夜の更新はお休みします。

ところで、PS4版東方深秘録で鈴仙が自機化するみたいです(超びっくり)
鈴仙以外にも新規キャラが増えるらしいので、サグメ様とかも自機化したら良いなと思います。
今日の例大祭では新作CDも出た事ですし、合わせて入手していきたいですね。



365 :森崎名無しさん:2016/05/09(月) 01:03:06 ID:???
B そうだ、岬をマリーシアとかダーテイディフェンス誘発させて退場させよう

366 :森崎名無しさん:2016/05/09(月) 21:48:13 ID:???

ナポレオン「イイこと思いついた。ソリマチ、オレと一緒にピエールの顔面にシュートしようぜ」
確か(顔面含め)ブロック技持ちだから、ガッツ削りには有効な気もする

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:24:54 ID:???
更新再開します。
>>363
敵もガッツを気にせずガンガン攻めてくるので、こちらも出し惜しみしない方が良いかもですね。

368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:26:37 ID:???
A:反町はこの布陣で良いと思った。(このまま後半戦が始まります)

反町「(……いや、これで良いかな。それに、敵の陣形を見てから微調整する時間位はあると思うし)」

反町は何も言い出さずに試合開始を待つ事にした。
そして――。

*****

実況「間もなく後半戦が始まります!
   フランスサッカースクールの新たなる秩序を担うべく立ち上がった生徒会チーム対、
   これまでの体制の維持を図るチーム・レジスタンス!
   勝った方の教育方針が採用される事となった今、この対決は単なるサッカー勝負を越えた、
   フランスサッカー界の命運が懸かった勝負と言っても良いでしょう!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
   「ピエール! ピエール!」「アモロ アモロ アモロ アモロ(原点回帰)」

反町「(なんで学内の試合なのに、実況や観客がいるんだろう……)」

穣子「それだけ多くの人が、フランスサッカーの将来を考えてるって事だよ!」

静葉「……そして、敗者に対する見せしめも兼ねているのでしょうね。
   新体制での教育が、旧体制でのそれよりも優れていると、より多くの人達に思わせる為に」

アリス「相手が何を考えていようと問題無いわ。私とボールくんとの友情があれば無敵よ!」

ボッシ「(アリスさんってこんなキャラだっけ……)」

実況「レジスタンスチームは後半戦から反町選手及び秋姉妹の静葉選手、穣子選手の3名が追加!
    反町選手はその堅実さが、秋姉妹の二人は大胆なプレーが売りの名選手であり、
    これらのメンバーが生徒会チームにどう風穴を空けるかが見物です!」

369 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:28:43 ID:l4+uUy/6
早苗「……まさか、裏通りで賭けサッカーやってる滅法強い中国人が美鈴さんだったなんて。驚きです」

美鈴「私だって驚きですよ。いやー、スクールの編入試験で居眠りして不合格だった時はどうしようかと思ったけど、
    こんな所で同郷の士に会えるなんて! 人生、まだまだ捨てたもんじゃないですねぇ。
    ――ところで、これって私がスクールに編入する為のテスト試合……で、良かったんですよね?」

ピエール「――そうだ。貴女は余計な事を考えず、独力で身に着けたシノワズリサッカーを見せてくれれば良い」

美鈴「おお! 上手い事言ってくれますね! そう言われちゃったら、本気出しちゃうしかないか〜」

岬「(善良というか、お人好しというか、間抜けというか……。こんな人を騙すのは、僕の役割だったのにね。
   でも、しょうがないか。僕達以上にピエールも、この試合には負けられない筈なんだから)」

中西「フフフ……見とれいフランス人どもめ。何故大相撲300年の歴史の中で横綱が68人しか居ないのか。
    その理由を教えたるわ!」

実況「一方、レジスタンスチームを迎え撃つチーム生徒会の士気も万全!
   後半戦より新たに助っ人外国人・紅美鈴選手を加え、1−1で終わってしまった前半戦からの巻き返しを図ります!
   DFアンギーユ選手に代わって美鈴選手を加えたチーム生徒会、後半の布陣は……」

先着1名様で、

★生徒会チームの布陣→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アンギーユ「代えは要らん。俺一人で充分だ」アンギーユさんの本気が光る!※モブ能力です
ダイヤ・ハート→美鈴はFWで出場。4−4−2の布陣だ!
スペード・クラブ→美鈴はDFで出場。4−3−3の布陣だ!

370 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 00:33:31 ID:???
★生徒会チームの布陣→ ハート6

371 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:44:43 ID:l4+uUy/6
すみません。元の生徒会チームの布陣を見比べると、ダイヤ・ハートでの4−4−2はおかしいので、
勝手ですが、元の布陣(4−5−1)から、DFを1名減らしFWを1名増やした3−5−2の布陣、という事にします。
(今見てみると、スペード・クラブの4−3−3もおかしいですね…。4−5−1と書きたかったんだと思います)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★生徒会チームの布陣→ ハート6 ★
ダイヤ・ハート→美鈴はFWで出場。3−5−2の布陣だ!

ピエール「今日の試合、君はFWとして出て貰う。良いね?」

美鈴「あ、はい。大丈夫です! 私、新必殺シュートとかも身に付けちゃいましたし!」

実況「チーム生徒会は、美鈴選手をFWに置いた、4−4−2の布陣で後半戦に臨むようです。
    4−3−3の布陣で臨むレジスタンスチーム共々、試合再開前に、それぞれの配置へと着いていきます!」

ピエール「……もうすぐ、試合が始まるな」

反町「…………」

試合開始直前、ピエールはすれ違いざまに反町に対してそう呟いた。
ごく当たり前で何の感情も無いその呟きは、淡々と反乱分子を粛清する無慈悲さからではなく、
何らかの迷いと苦悩を抱えているように、反町は思った。

反町「(ピエール……。お前にもお前なりの、事情があるって言うのか……?)」

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:47:42 ID:l4+uUy/6
――そしてそう思うと、反町の中で彼に対して何かを投げかけたい衝動に囚われた。
試合開始までの数秒の猶予で、反町はピエールに対し……。

A:「……………」言いたい事を言わないでおく。
B:「一体何故、こんな事に……」ピエールを問いただそうとする。
C:「俺は早苗さんを信じてます」早苗の方に向かって話す。
D:「俺達の愛の力、受けてみろ!」かっこよく決める。
E:「私のシュート力は67です」ハッタリで相手を威圧する。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

373 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 00:50:45 ID:Hh8peDv2
B

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/10(火) 00:51:05 ID:l4+uUy/6
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
投票と一緒に、後半戦のボールを決める以下の判定についてもご協力をお願いします。


先着1名様で、

★後半のボール→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→謎の姫様系アモロファン「その試合ちょっと待った! アモロ君なんかにGKは任せられん。私が出る!」
ダイヤ・ハート→レジスタンスボール
スペード・クラブ→生徒会ボール
クラブA→伝説の超アモロファン「アモロットォ……まずはお前から血祭りにあげてやるぅ……」

375 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 00:52:54 ID:uZSmCBgI
C

376 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 07:11:37 ID:???
★後半のボール→ ダイヤ7

377 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 07:41:22 ID:gGt8DWUU

「言いたいことが言えない事情があるのか…?」
なんとなくシンパシーを感じてみる

378 :森崎名無しさん:2016/05/10(火) 11:07:27 ID:+JefMdPw


379 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/11(水) 00:30:07 ID:6C+B0Fig
B:「一体何故、こんな事に……」ピエールを問いただそうとする。

反町「……いったい何故、こんな事になったんだ……?」

ピエール「――」

反町は口を開いた。ピエールは無表情でちらりと反町の方を見て、
そのまま立ち去ろうとしたが――ふと何かを思い立ったのか、こう訊き返した。

ピエール「……その理由を語れば、お前はこの試合に負けてくれるか?」

反町「……それとこれとは話が別だ。俺達は、全力でお前を倒す」

ピエール「全力で倒す、か。……フフ、なんとも自由と活力に溢れた、素晴らしい言葉だ」

ピエールは反町の言葉を反芻し、薄く憫笑すると、
今度こそ反町を背にして自身のポジションへと戻って行く。

反町「あっ、おい。結局、お前が強権的な学校運営に加担する理由ってのは一体……!?」

結局求める答えを聞けなかった反町は、ピエールを呼び止めようとしたが、
試合開始までの時間がもう無かった事と、去り際に彼が呟いた言葉に気を取られ、
それ以上問い詰める事ができなかった。……ピエールは確か、こんな事を言っていた。


ピエール「俺の家は金持ちだ。――ソリマチ。金持ちは……必ずしも、いいことばかりじゃあないぞ」

380 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/11(水) 00:31:43 ID:6C+B0Fig
★後半のボール→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート→レジスタンスボール


ワアアアアアアアアアアア……!

実況「さあ、間もなく試合開始です! 後半戦はレジスタンスボールから試合再開となっており、
    トップ下のアリスさんがセンターサークルへと駆け込みました。
    そして、審判がホイッスルを口に咥えて……!」

――ピィィーーーーーーッ!

反町「(この試合、絶対に負けないぞ……!)」

実況「レジスタンスのキックオフで、試合再開だ〜〜!!」

381 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/11(水) 00:34:19 ID:6C+B0Fig
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「2か月振りになってしまいました。ヒント神・ヨッチャンです!
       今回は仲間の章その1・反町の章のクライマックス。対生徒会チーム戦です!
       僅か30分だけの試合とはなりますが、レイセンとは勝手が違う部分もあると思うので、
       新鮮な気持ちで、決して油断せずに戦って下さればと思います!」

−−@−− @中西
−−−−−
B−A−C Bボルン Dマルシャン Cフェルベール
−−−−−
−G−D− Gネール Dモーリス
E−I−J E早苗 Iピエール J岬
−−−−−
−F−H− F美鈴 Hカイエ
生徒会:3−5−2
レジスタンス:4−3−3
H−J−F Hナポレオン J反町 Fボッシ
−−−−−
−−I−− Iアリス
G−−−F G静葉 Fジョルジュ
−−−−−
C−D−B Cドゴール D穣子 Bブラボー
−−A−− Aルスト
−−@−− @アモロ

382 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/11(水) 00:42:50 ID:6C+B0Fig
ヨッチャン「敵戦力の紹介は、>>358にも記載があるのでごくごく簡単にしますが。
       敵は総合力において、私達レジスタンスを上回っています!
       ですので、真正面からぶつかるだけでは、恐らく地力の差でジリ貧になる事でしょう。
       私達は能力値はともかく、オータムスカイラブなど一部の技では相手よりも優れていますので、
       こうした大技を活かして、是非とも勝利をもぎとって頂ければと思います。

       最後に一点。【この試合は、負けた場合はゲームオーバーでリセット】となります。
       総合力的には不利とは書きましたが、諸理由から、難易度が高い試合では無いと思いますので、
       ある程度は緊張しつつ、しかし熱くなりすぎない程度にゲームを楽しんで下されば幸いです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

***

反町「(……さて。試合開始だな! 現状は後半戦開始直後で、得点は1−1の同点。
    敵味方とも全員、ガッツには支障が無い状態みたいだ。
    ――俺は3トップの真ん中に居て、ボールはその後ろのアリスさんが持っている状況だけど。
    どうしようか。詳細な指示は出来ないにしても、ボールを貰えるよう要求してみようかな?)」

A:アリスさんからボールを貰い、中央をドリブル突破する。
B:ここは動かず、アリスさんのゲームメイクに任せる。
C:B+大きく下がって、静葉や穣子と連携を取れるようにする。
D:その他 キックオフシュートをしたい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

383 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/11(水) 00:44:08 ID:???
……と、言った所で今日の更新はここまでにします。

384 :森崎名無しさん:2016/05/11(水) 00:48:44 ID:r3rtoenc
A

385 :森崎名無しさん:2016/05/11(水) 01:45:13 ID:8KAkAODc
B

386 :森崎名無しさん:2016/05/11(水) 08:15:24 ID:DbIPpHcQ


387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/12(木) 00:02:49 ID:???
B:ここは動かず、アリスさんのゲームメイクに任せる。

反町「(いや、ここは俺がでしゃばる必要もない。ここはアリスさんの判断に任せよう)」

反町はポジションをキープしながら、中央下でボールをキープしているアリスさんの動向を伺うことにした。

アリス「(――敵のFWは美鈴と無名選手1名か。恐らく、ここを突破する事自体は容易いでしょうけど、
     後に控えるピエール君にどう対処するかがポイントとなりそうね。
     そういった点を踏まえると、ここは……!)」

先着1名様で、

★アリスさんの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アリスさん「見える……未来が見えるわ!!!」アリスさん、ニュータイプに目覚めそうになる。
ダイヤ→アリス「ナポレオン君に渡して、左サイドを大きく使って貰おうかしら」
ハート・スペード→アリス「今こそ私とボールくんとの友情を見せる時……! ドリブル突破よ!」
クラブ→アリス「反町君、私との必殺友情ワンツーで突破よ!」反町「(そんなワンツー、いつ覚えたっけ……?)」

388 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:03:23 ID:???
★アリスさんの判断→ スペード7


389 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/12(木) 00:11:52 ID:???
★アリスさんの判断→ スペード7 ★
ハート・スペード→アリス「今こそ私とボールくんとの友情を見せる時……! ドリブル突破よ!」

アリス「(そうね。ここは……!)――うおおおおっ! 今こそ私とボールくんとの友情を見せる時よ〜!?」

タッ、ダダダダダッ!

実況「アリス選手ここは思い切ったドリブル突破! 生徒会チームの前線を真正面から奪いにいきます!」

カイエ「……そんな勢いだけのドリブル、通して堪るか!」

美鈴「そ、そうです! ホアチョ〜〜!(……ところでアリスさんって、昔からあんなキャラだったっけ?)」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

先着2名様で、

★アリス→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★カイエ→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 美鈴→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→アリスさん、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ナポレオンがフォロー)(反町とピエールで競り合い)(早苗がフォロー)
≦−2→生徒会ボールに。
【補足・補正・備考】
アリスのマークがダイヤで「プリズムターン(+4)」が発動します。
アリスのマークがハートで「都会派なドリブル(+3)」が発動します。
アリスのマークがスペードで「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
美鈴のマークがダイヤ・ハートで「奇蹟脚蹴(+2、吹飛3)」が発動します。

390 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:16:15 ID:???
★アリス→ドリブル 56 ( クラブK )( 2 + 4 )=★

391 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:18:00 ID:???
★カイエ→タックル 50 ( クラブQ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=
 美鈴→タックル 52 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

392 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:40:48 ID:???
アリスさんがいきなり削られた!

393 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/12(木) 00:48:29 ID:D+ANbp8k
★アリス→ドリブル 56 ( クラブK )( 2 + 4 )=62★
★カイエ→タックル 50 ( クラブQ )( 3 + 4 )+(人数補正+1)=58
 美鈴→タックル 52 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)+(奇跡脚蹴+2)=58★

アリス「うおおおおおおおおおおっ!」

ドドドドドドッ!

カイエ「こ、こんなの止められ……うおっ!」

ガチイッ!

実況「おっと、ここでカイエ選手。アリス選手の勢いに気を奪われて脚をひっかけてしまいますが……!
   ――審判、ここは笛を吹かない。アドバンテージを取りました!
   そしてアリス選手は前線を突破し、中盤へと向かっていきます!」

美鈴「ここは通しません! アチョ〜、『ミラクルキーック』!! ……って、アレ? もう通されてた?」

早苗「アリスさん! ここから先は通しませんよ!」

ピエール「君の個人技は本物だ。だが、残念ながら世界一では無い」

タッ、ズザアアアアアアッ!

実況「さあ、さっそく中盤の要、早苗選手とピエール選手の2名がこれ以上の突破を阻むべく、
    果敢にタックルで攻めに向かいました。アリス選手、ここでも華麗なドリブルを見せるの、か……!?」

アリス「(――ここまで惹きつければ、充分ね)……ナポレオン君、後は任せたわ!」

グワァッ、バシュルルルルルルルルルッ!

394 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/12(木) 00:50:02 ID:D+ANbp8k
早苗「ふえっ? あ、あの勢いで来てパスなんですか!?」

ピエール「……直前まで止まる様子は全く無かった。
      つまり、ギリギリまで俺達を惹きつける自信と覚悟があった訳か。――中々の策士じゃないか」

アリス「ふふん! サッカーはブレイン。常識よ!」

実況「アリス選手、ここは華麗なフェイント! ドリブル突破と見せかけた前線へのロングパスで、
    あのピエール選手をも欺いてしまいます! 早苗選手も釣られてしまった以上、
    このままナポレオン選手まで、あっさりとパスが通ってしまうのか!?」

岬「(予測通りだ)――とるっ!」

タタタタタッ、バアアアアアアッ!

実況「いや……違う! このパスに反応できた選手が一人だけ居た!
    パスの方向とは正反対を守るSH、岬選手だけはこのパスを読み切って、
    アリス選手が放ったパスコースに追いつき、そのまま大きく跳躍しました!!」

アリス「……!(岬太郎。……前半に引き続き、また私の動きを読み切った動きをしてきたわね。
    これはつまり……彼は、私とトモダチになりたいって事かしら)」※違います

395 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/12(木) 00:51:43 ID:D+ANbp8k
先着2名様で、

★アリス→アーティクルサクリファイス 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ナポレオン、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がフォロー)(早苗がフォロー)(ピエールがフォロー)
≦−2→生徒会ボールに。
【補足・補正・備考】
岬のマークがダイヤ・ハートで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動します。



―――――――――
と、言った所で今日の更新はここまでにします。
カイエの反則については、アリスさんが勝利しており、
試合開始直後かつ負傷もない事から、アドバンテージとして処理を省略しました。
それでは、本日もお疲れ様でした。

396 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:52:34 ID:???
★アリス→アーティクルサクリファイス 55 ( ダイヤ9 )( 2 + 6 )=★

397 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 00:56:16 ID:???
★岬→パスカット 56 ( ダイヤ8 )( 2 + 3 )=★

乙なのです

398 :森崎名無しさん:2016/05/12(木) 15:26:49 ID:???
なぜアリスさんのパスが通らなかったかと言うと
アリスさんとボールくんの友情がまだまだ足りないからだ

399 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/13(金) 01:03:41 ID:Yo34WQWU
★アリス→アーティクルサクリファイス 55 ( ダイヤ9 )( 2 + 6 )=63★
★岬→パスカット 56 ( ダイヤ8 )( 2 + 3 )+(ムーンサルトパスカット+3)=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてピエールがフォロー

真正面から打ち克つのではなく、相手を欺き出し抜く事を主眼としている点において、アリスさんと岬のプレーの根底は似通っている。
そして、これまで様々な騙し合いの場数をこなして来た岬の技術は、アリスさんのそれよりも優れていた。

バシュルルル……

岬「それっ!」

クルンッ! シュン、バチイッ……!

アリス「くうっ! 後ちょっとだったのに……!」

しかし一方で、アリスさんもまたフランスで正々堂々とした個人技を学んでいた。
そのため勝負は決して一方的な勝利では無く、岬も後僅かでボールをトラップし切る事に失敗した。

実況「あ〜っと! 相手の虚を突いたアリスさんのパスでしたが、
    岬選手による機転の利いたプレーによって、惜しくも零れ球になりました!
    そして、その零れたボールは……!?」

反町「……うっ!(まずい、その方向は……!)」

ポーン、パシッ。

ピエール「――ミサキ、良くやってくれた。……この恩は返す!」

ダダダダッ!

実況「ああ〜〜! ボールはなんと生徒会チームの大エース、ピエール選手の下に!
    ピエール選手は敵に体勢を整えられる前に、まずは前線の敵FWを突破にかかります!」

400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/13(金) 01:04:41 ID:Yo34WQWU
反町「くそっ。やるしか、ないのか……!」

ナポレオン「ビビるんじゃねぇ、ソリマチ。男ならツッパれや!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

先着2名様で、

★ピエール→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ナポレオン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 反町→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ピエール、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(早苗がフォロー)(美鈴と静葉で競り合い)(ボッシがフォロー)
≦−2→レジスタンスボールに。
【補足・補正・備考】
ピエールのマークがダイヤで、「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
ピエールのマークがハートで、「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
ピエールのマークがスペードで、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
反町のマークがダイヤで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。
反町のマークがハートで「ポイゾナスタックル(+2)」が発動します。
反町はスキル・秋ジスタにより数字が2のとき12に、3のとき11になります。
ナポレオンのマークがダイヤ・ハートで「パワーチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。

401 :森崎名無しさん:2016/05/13(金) 01:05:58 ID:???
★ピエール→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 3 + 6 )=★

402 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/13(金) 01:07:05 ID:???
…と、言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。
>>397
乙ありがとうございます。
>>398
アリスさんはまだファンタジスタじゃないですからね。今後に期待です(意味深)

403 :森崎名無しさん:2016/05/13(金) 01:24:11 ID:???
★ナポレオン→タックル 53 ( クラブ3 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=
 反町→タックル 52 ( クラブA )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=★

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/13(金) 23:56:23 ID:Yo34WQWU
★ピエール→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 3 + 6 )+(芸術的なドリブル+5)=70★
★ナポレオン→タックル 53 ( クラブ3 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=62
 反町→タックル 52 ( クラブA )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=63★
≧2→ピエール、ドリブル突破。

ピエール「邪魔だ!」

タッ! ビュバッ! ……シュパァァッ!

ナポレオン「チイッ! 相変わらず気持ち悪い位洗練された動きだぜ!」

反町「(これがエル・シド・ピエールの『芸術的なドリブル』……! 間近で見ると、改めて凄い!)」

実況「ピエール選手、レジスタンスの前線を一瞬で突破!
    そしてそのまま、ドリブル突破で前に出たアリスさんが戻らない内に、中盤を突破しにかかります!」

穣子「お姉ちゃん! 私、土台になる。だからここは……『オータムスカイラブタックル』だよ!!」

静葉「穣子……!(――私単身のタックルでは、ピエール君に対抗するのは厳しい。
   そう言った意味では、後半戦開始早々と言えど、飛ぶしかないのかしら……)」

反町「(……静葉さんと穣子さんが逡巡している。
    恐らく、『オータムスカイラブタックル』を出すか否かを検討しているんだろう。
    でも、二人が悩むのも無理はない。
    なぜって単純な威力で言えば、今すぐオータムスカイラブを放つのが得策だけど。
    あの技は体力の消耗が大きい上に、土台になった穣子さんの動きが封じられるデメリットがある。
    だから万一合体タックルに失敗した場合、DFの要である穣子さんが不在なるのは厳しい。
    それなら、まずは静葉さん単身で当たらせて時間を稼ぎ、その後DF陣総出で守備に向かうのだって、
    決して悪くない方法の筈だからな……」

405 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/13(金) 23:58:11 ID:Yo34WQWU
反町「(――さて。色々考えてみたけれど、どうしようか。ここは思い切って、二人に声を掛けてみようか?)」

A:静葉には、穣子を土台に「オータムスカイラブタックル」で迎撃して貰う!
B:静葉には、普通にタックルに行ってもらう。
C:その他 静葉を土台にしたい場合、うごかない場合等はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

406 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 00:04:34 ID:mqA5xs1I
B

407 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 00:10:07 ID:lNzTNtac
B

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 00:30:24 ID:Z3R+9e9w
B:静葉には、普通にタックルに行ってもらう。

反町「(そうだな。ここは……)静葉さん! ここは温存で行きましょう!」

静葉「反町君……そうね。穣子、貴女はDF陣の指揮を頼むわ! 私はやっぱり、単独で行く!」

穣子「う、うん! 気を付けてね、お姉ちゃん!」

実況「静葉選手と穣子選手はつかず離れずの距離でしたが、
    やがて静葉選手は左サイドから中央に寄ってピエール選手にプレスをかけていきます!」

ピエール「来たか。だが、君の儚げなプレーで果たして俺を止められるか!」

静葉「――貴方は勘違いをしているわ。終焉とは必ずしも、儚く虚しいものとは限らないのよ」

タッ、ズザアアアアアアアアアアアアッ!

409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 00:32:54 ID:Z3R+9e9w
先着2名様で、

★ピエール→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★静葉→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ピエール、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(美鈴がフォロー)(カイエと穣子で競り合い)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→レジスタンスボールに。
【補足・補正・備考】
ピエールのマークがダイヤで、「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
ピエールのマークがハートで、「マルセイユルーレット(+3)」が発動します。
ピエールのマークがスペードで、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
静葉のマークがダイヤ・ハートで「ロストウインドロウ(+2)」が発動します。

410 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 00:34:13 ID:???
★ピエール→ドリブル 56 ( ダイヤK )( 5 + 1 )=★

411 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 00:36:34 ID:???
★静葉→タックル 54 ( スペード2 )( 2 + 4 )=★


412 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 00:54:51 ID:Z3R+9e9w
★ピエール→ドリブル 56 ( ダイヤK )( 5 + 1 )+(芸術的なドリブル+5)=67★
★静葉→タックル 54 ( スペード2 )( 2 + 4 )=60★

ピエール「ハッ!」

バシュンッ! パシイィッ、――ポーンッ! ……ポムッ。

静葉「(コンマ数秒での切り替えしからのヒールリフト! 一体、どれだけの練習をすればこんなプレーが出来るっていうの。
    ――悔しいけれど、勝てる気がしないわ……!)」

実況「本日のピエール選手は絶好調! レジスタンスチームで最高峰のタックル力を誇る、
    静葉選手の追撃をも諸共せず、そのままバイタルエリアへと突撃していきます!
    生徒会チーム、後半開始早々に得点チャンスに突入だ〜〜〜!!」

美鈴「えっ!? これってもしかして、私の出番来ちゃいますか!? うわぁ、頑張ろう。ビッグになろう……!」

早苗「……!!」

ピエール「(ミサキはまだ前線に上がれていない。だから、必殺シュートで決められるのは、
       俺とメイリンさん、そしてサナエを含めて3人か。さて、ここはどう攻めるべきか……」


先着1名様で、

★生徒会チームのシュート→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→カイエ「こい! おれに もってこい!」バリバリハリッ?ピエール「カイエ…!よし、そのやる気買ったぞ!」
ダイヤ→ピエール「俺がこのまま決める。『スライダーシュート』だ!」
ハート・スペード→ピエール「メイリン! 君のシノワズリサッカーを見せて貰うぞ!」
クラブ→早苗「ピエールさん、私に下さい。私の必殺シュートで、一点を挙げてみせます……!」

413 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 01:02:17 ID:???
★生徒会チームのシュート→ スペードJ

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 01:18:04 ID:Z3R+9e9w
★生徒会チームのシュート→ スペードJ ★
ハート・スペード→ピエール「メイリン! 君のシノワズリサッカーを見せて貰うぞ!」

ピエール「(ここは不要に体力を消耗したくない。ならば……)メイリン! 君の実力、見せて貰う!」

タタタタッ……バシイッ!

実況「ピエール選手、タックルに向かわれる前にセンタリング!
    これは……どうやら美鈴選手に対する高い浮き球のようです!」

美鈴「はい! 頑張ります! ホワチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

バッ! バババババババッ!

アモロ「ひ、ひいいっ! あの人、なんか跳びながら空中で蹴りを繰り返してるよ〜!?」

穣子「アモロ君、ビビっちゃダメ! 大丈夫。皆で協力すれば、きっと止まるんだから〜!」

ルスト「そうだ。特にアモロ。お前は先のジュニアユース大会から大きく実力を伸ばしている。
     それでも一人じゃあ、そこらのアジアのキーパーにも負ける程度には厳しいが……。
     お前には俺達が居る! ピエールはいないが安心して俺達に任せてくれ!」

美鈴「御託はそこまでです! さあさ、行きますよ新技ァ!
    お嬢様の『バイシクルレッドサン』よろしく、空中で打ち下ろす『緋龍拳』。
    ――名づけて、『過頂緋龍拳』! 喰らってください!!」

ババババッ! グルンッ。―――バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

実況「美鈴選手、ピエール選手からの高い浮き球をシューーーート!!
    『過頂緋龍拳』が、フランスDF陣4名とゴールキーパーのアモロ選手にぶつかっていく〜〜〜!!」

415 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 01:19:09 ID:Z3R+9e9w
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A:たすけてルスト!(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺パンチングです。ガッツを多く消費する分威力は高いです。

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アモロセーブ力:53
美鈴の『過頂緋龍拳』の威力:62
アモロのガッツ:700/700

416 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 01:25:55 ID:AYsExO0Q
A

417 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 01:31:47 ID:lNzTNtac
A

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 02:03:17 ID:Z3R+9e9w
A:たすけてルスト!(セーブ力に固定で+10されます)200消費

先着4名様で、

★美鈴→過頂緋龍拳 62 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ブラボー→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ドゴール→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★穣子→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ルスト→ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★アモロ→たすけてルスト! 63 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カイエがねじ込み)(早苗がフォロー)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→レジスタンスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→美鈴の『過頂緋龍拳』がレジスタンスゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(カイエがねじ込み)(生徒会のコーナーキック)(ジョルジュがフォロー)
≦−2→レジスタンスボールに。

【補足・補正・備考】
美鈴の「過頂緋龍拳」には吹飛係数3があります。
穣子のマークがダイヤで、「ロイヤルスイートポテトルーム(+8、250消費)」が発動します。
穣子のマークがハートで、「スイートポテトルーム(+6、150消費)」が発動します。
穣子のマークがダイヤで「ポテトルーム(+4、100消費)」が発動します。
ルストのマークがダイヤで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。

419 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 02:05:01 ID:???
★美鈴→過頂緋龍拳 62 ( スペード6 )( 5 + 4 )=★

420 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 02:10:04 ID:???
★ブラボー→ブロック 48 ( クラブA )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 ドゴール→ブロック 48 ( クラブ7 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/05/14(土) 02:12:21 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
明日は遠出して帰りが遅くなるので、多分更新できないと思います。
皆さん、本日も遅くまでお疲れ様でした。

422 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 05:42:16 ID:???
★穣子→ブロック 55 ( スペード4 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=
 ルスト→ブロック 51 ( クラブ2 )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=★

423 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 05:58:26 ID:???
★アモロ→たすけてルスト! 63 ( ダイヤJ )( 2 + 3 )=★

424 :森崎名無しさん:2016/05/14(土) 08:10:33 ID:???
なす術もなく失点って感じ
こっからの反撃策はドリブルの方がいいかな?パス中心がいいかな?

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