キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/30(金) 15:00:18 ID:???


ベアトリーチェ「……んげ!? お、お師匠様ァ!? どうしてこんな辺鄙な場所に!?」

森崎「……あんだよ。また魔女の助っ人か……?」

項垂れる森崎の傍に、新たな魔女が現れた。
年の位は少女らしさが残るベアトリーチェよりは上だが、老婆では無く妙齢の女性と言える。
白髪で山高帽をかぶり、物語に出て来るような古風な出で立ちのまさしく魔女は、
穏やかながらも決然とした表情で、傲慢なるベアトリーチェに対峙した。

白髪の魔女「……ワルギリア。そう呼んでください。
      詳しい事を語る暇はありませんが、少なくとも今は、私は貴方の味方です」

森崎「誰が信じるかよ、こんな状況下で」

森崎の拒絶にも、ワルギリアと名乗った魔女は、目を細めたまま小さく笑みを作るのみ。
彼女は彼女で、強い意志と芯の通った女性である事が伺われる。
そう言われる事を見越してか、ワルギリアは二言目にこう言った。

ワルギリア「……では。この状況下で、あの魔女――ベアトリーチェを倒し。
      なおかつ、翼君を元通りにする方法がある。そう言ったら、貴方は私を信じてくれますか?」

森崎「先に方法を示せ。でないと信じない」

ワルギリア「ほっほっほ。中々に冷静な子だこと。でも、その方が理解が早そうで助かるかしら」

ワルギリアは警戒を解かぬ森崎に慈母の笑みを見せながらそう独り言ちる。
しかし、すぐに表情を真剣な物に戻すと、

ワルギリア「では。本当は一から理論を説明したいのだけれど。貴方はそういうのは嫌いでしょうし。
      まずは実戦を見せてあげましょう」

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0ch BBS 2007-01-24