キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/05(日) 20:32:29 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1500215667/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
イギリスで闇を乗り越えたさとり達の活躍もあり、リオカップの準決勝・パルメイラスに見事勝利した。

またその頃、イタリアではパチュリーと慧音が、互いにハイレベルな選手を目指すべく研磨を重ねていたが、
些細な事で対立。その時、慧音は一時ではあるが、豊聡耳神子の計画『ハイパーカンピオーネ』の一端に触れ、そして気付く。
これまで第三局として表だった対立を避けていた彼女達の陰謀が、今や決して無視できない物になっていると。
――そうした不安を抱きながらも、鈴仙達はいよいよリオカップの決勝戦、サンパウロとの対決に挑む。
サンパウロを牛耳る選手は、壊れた精神をサッカーで埋め合わせて蘇った怪物・大空翼と、
力を求め続け、ついには鈴仙とは真逆の道を進む事となったかつての親友・魂魄妖夢。
彼らの熾烈な攻撃を掻い潜り、コリンチャンスは前半戦途中で1−0のリードを得ており、一旦優勢ではあるが……?

222 :森崎名無しさん:2017/11/13(月) 23:03:54 ID:???
このスレで大事なところで活躍する慧音さんは初めて見た気がする

223 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/13(月) 23:16:22 ID:DJ2AZjkw
★翼→ドライブパス 58 ( ハート8 )( 4 + 2 )+(軽傷治療済-0)=64★
★慧音→パスカット 56 ( ダイヤ6 )( 5 + 6 )+(三種の神器 玉+2)=69★*フラグ習得!
≦−2→コリンチャンスボールに。

慧音「私は道化になるために、修行を積んだ訳ではない。
    私は、守るべきものを守れずに悔やむために、ここに来た訳ではない!
    ――私は、子ども達の『希望』となるため。そのためだけに、ここまでやって来たんだ!!」

翼「……!? それは、子ども達にもサッカーに興味を持って貰う為かい!?」

慧音「違う。サッカーじゃなくても良い。困難があっても、挫折しても。
    それでも、前に進む事の大切さ。その先に見える、希望の尊さを、子ども達に知って欲しいんだ……!」

翼「……意味がわからないよ! サッカーじゃなくても良いだなんて。サッカーじゃないと、意味がないじゃないか!
  サッカーを通してじゃない希望なんて、カスだよ。ゴミだよ!?!?!?!
  人間はサッカーじゃないと、希望を得る事の無い、可哀想な生き物なんだよ………!?!?!?」

慧音「――本気でそう思っているのなら、可哀想なのはお前の方だッ!」

バァァァァッ……パシッ!

翼「サッカー以外の……希望がある!?!?!? 理解不能、理解不能、理解不能……?!」

実況「慧音選手、完璧なパスカット! 翼選手の『ドライブパス』の威力を殺し、胸元でトラップしてみせた!
    そして……!!」

慧音「(ストラットにマウリシオ。妖夢に新田が近寄っている。今すぐ蹴りだすしかない!)――いくぞッ!」

グワァァッ、バゴオオオオオッ!

224 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/13(月) 23:17:45 ID:DJ2AZjkw
実況「――慧音選手、ボールを前方に大きくクリアした〜〜〜!!
    果たして、ボールを奪いとるのは誰なのでしょうか〜〜〜〜!?」

先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→慧音「これはクリアでは無い……シュートだ」レナート「なにィ」
ダイヤ→中盤バイタルエリア手前で鈴仙がフォロー!
ハート→中盤でパチュリーがフォロー!
スペード→中盤右サイド寄りで反町がフォロー。
クラブ→中盤左サイド寄りでマウリシオがフォロー。


225 :森崎名無しさん:2017/11/13(月) 23:18:27 ID:???
★ボールの行方→ ハートQ

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/13(月) 23:58:41 ID:DJ2AZjkw
★ボールの行方→ ハートQ ★
ハート→中盤でパチュリーがフォロー!

ポーンッ、パシッ。

パチュリー「……チャンスね」

実況「ボールは……中盤高めの位置を維持していたパチュリー選手の足元へ!
    コリンチャンス、ピンチから一転してチャンス到来!
    サンパウロは上がり過ぎで、マウリシオ選手や新田選手が戻ってこれず、
    残されているのはバビントン選手のみ! パチュリー選手がここで如何なる個人技を見せつけるのか〜!?」

バビントン「くっ……抜かせはしない!」

ダッ!

パチュリー「(正面突破? 確かにそれが一番無難だけど……)――こんな手は、どうかしら」

フラッ……バシュッ!

てゐ「あのジト目……ワンツー・リターンか! ……いや、勘だけど」

パチュリー「……因幡てゐ。あんたの力を貸して貰うわ」

実況「……と、思いきや! パチュリー選手。ここは一人で突破しない!
    上がり目の位置に居た左サイドハーフのてゐ選手にボールを渡し、
    ワンツーリターンで、二人同時に前線へと上がっていくようです!!」

227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/13(月) 23:59:59 ID:DJ2AZjkw

バビントン「(僕の守備はお世辞にも大したことが無い。なのにより確実な手段を取った……?
        ――いや。そうじゃない! これは、フィールドの賢者が。レジスタが考えた、次の攻撃への布石だ!)
       ……と、止めなくては。止めなくては、やられる!」

バァァァァッ!

実況「バビントン選手、単身ながらも全力で喰らい付きますが、
    世界屈指のパス力を持つ二人を相手に、果たしてどこまで戦えるのでしょうか〜!?」

先着2名様で、

★パチュリー→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)=
 てゐ→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バビントン→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーとてゐ、共に前線へと到達!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩とドトールで競り合い)(石崎がフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
なし。

228 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/14(火) 00:01:08 ID:8U2gVa1Y
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。

229 :森崎名無しさん:2017/11/14(火) 00:06:24 ID:???
★パチュリー→ワンツー 55 ( クラブ6 )( 5 + 2 )=
 てゐ→ワンツー 56 ( クラブJ )( 2 + 2 )=★
乙です

230 :森崎名無しさん:2017/11/14(火) 00:10:50 ID:???
★バビントン→パスカット 51 ( スペード8 )( 2 + 2 )=★

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/14(火) 21:26:02 ID:???
今日は更新をお休みします。
明日は更新したいです。

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:23:46 ID:0htTPzFk
今日は早い時間になりますが更新します。終了時刻はいつもより早めになります。
>>222
慧音はこれまで、能力値の割には技に恵まれない事や、
折角良い目を引いても敵が圧倒的or前の判定に潰される事が多かった印象ですね。
>>229
乙ありがとうございます!

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:25:00 ID:0htTPzFk
★パチュリー→ワンツー 55 ( クラブ6 )( 5 + 2 )=62
 てゐ→ワンツー 56 ( クラブJ )( 2 + 2 )=60★
★バビントン→パスカット 51 ( スペード8 )( 2 + 2 )=55★
≧2→パチュリーとてゐ、共に前線へと到達!

パチュリー「――そこっ!」

バシッ!

てゐ「(凄く取りやすいパスコースだ。まるで、天上からフィールドを見渡してるかのような……。
    でも、新入りにゃあ負けてられんよ!)――それっ!」

バシュルルルッ……!

バビントン「――ぐっ……! レベルが、違いすぎる……!」

パチュリー「(因幡てゐ。やはり彼女のパスセンスは超一流ね。昔は奇抜な技術一芸の選手だったけど、
        今は基礎技術に、老獪さを活かしたコース読みも磨かれて、隙が無くなった)ありがとう」

ポムッ……。

実況「パチュリー選手とてゐ選手、圧倒的なワンツーリターンで中盤底を突破!
    ボールはバイタルエリア手前で、パチュリー選手がフォローします!
    前半戦もクライマックスという局面で、コリンチャンス、点差を取り戻す好機を得ました!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


234 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:26:02 ID:0htTPzFk

リマ「だ、大ピンチリマァ!?」

石崎「畜生! どっちからシュートが来るんだ!?」

アマラウ「焦るな! H番(鈴仙)とJ番(佳歩)へのパスやセンタリングは俺が封じる。
      そしてI番にはドトールが向かっている! だから問題ねェ!」

ドトール「その通りだ。貴様等に俺は抜かせはせんぞ!」

ダッ!

実況「アマラウ選手、ドトール選手と連携を取り守りを固める!
    そしてドトール選手は今まさにパチュリー選手からボールを奪わんとタックルに向かいます!」

パチュリー「……そうね。確かに、あんたは厄介そうだわ。だから――」

バシッ……ポムッ、コロコロコロ……

ドトール「!?」

パチュリー「――あんたを相手にするのは、止めておくわ」

実況「しかし……パチュリー選手はボールをそのまま、左サイド奥へとはたく!
    そして、先ほどワンツーリターンを成功させた結果、左サイドには……」

――パシッ。

てゐ「成程。それがワンツーの狙いだったかァ(しかし、敵のマークや警戒状況を完璧に把握してないと、
    こんな大胆なパス、できないだろうに。……賢者を名乗るってのも、伊達じゃあないか)」


235 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:27:08 ID:0htTPzFk

実況「――左サイドには、てゐ選手が待ち構えておりパスキャッチ!
    コリンチャンスはなんと、MFのてゐ選手を軸に、ドリブル突破を試みるようです!」

パチュリー「……悪いわね。独断専行させて貰って」

鈴仙「は、はい……(ち――違う。独断専行云々以前に、私はまず、状況判断すら出来ていなかった!
    これがマスター・パチュリーの磨いた戦術眼。『レジスタ』としての能力だというの……!?)」

アマラウ「……クソッ。左サイドはパサーだと思っていたのに、突っ込んでくるとはな!」

石崎「こうなったら、俺達が守り切るしかない!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアッ!

実況「アマラウ選手と石崎選手、当然これを防ぐべく強烈なプレスを掛けます!
    てゐ選手は二対一。しかしこれを抜ければ二点目は目前!
    前半戦クライマックスの攻防は、いよいよ天王山を迎えてまいりました〜〜!!」

てゐ「(あいつ。ただパスが上手いだけじゃない。……凄く、こっちがドリブルをしやすい場所を狙って、
    ボールを置いてくれている! これなら……)――行ける!」



236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:29:24 ID:0htTPzFk
先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=★
★アマラウ→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 石崎→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、更にドリブル突破! レナートと一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(鈴仙とドトールで競り合い)(リマがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのスキル・レジスタにより、ボールを受けたてゐのドリブル・パス値が+1されています。
(効果は、パチュリーを起点としたプレイが途切れるまで継続)
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
アマラウのマークがダイヤで「グラインドタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
石崎のマークがダイヤ・ハートで「ヤマザルタックル(+2)」が発動します。

237 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 20:30:04 ID:???
★てゐ→ドリブル 55 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )+(レジスタ+1)=★

238 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 20:32:15 ID:???
★アマラウ→タックル 54 ( ハートA )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 石崎→タックル 52 ( ダイヤA )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=★

239 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 20:36:24 ID:???
地味に石崎を吹っ飛ばして削れたのがでかいな

240 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 20:39:38 ID:???
6,6って久々に見た気がする

241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:57:45 ID:0htTPzFk
※すみません、前スレ>>312でてゐはドリブルフラグを回収していたため、
  シロウサギドリブルの発動率は常時3/4でした。
★てゐ→ドリブル 55 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )+(レジスタ+1)+(シロウサギドリブル+3)=71★
★アマラウ→タックル 54 ( ハートA )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=60*吹き飛び!
 石崎→タックル 52 ( ダイヤA )( 2 + 6 )+(人数補正+1)+(ヤマザルタックル+2)=63★*吹き飛び!
≧2→てゐ、更にドリブル突破! レナートと一対一に!

てゐ「今回のキックオフ当初、私、速攻でボールを奪われちゃったんだよね」

アマラウ「それがどうした!」

てゐ「別に。ただ、思ったわけよ。カッコ悪いぞー、自分……ってね。
    折角の仲間の期待に応えられなかったっていうか」

石崎「まあ。そんな事はよくある事だろ。プレーミスなんて気にし過ぎてると、サッカーできなくなるぜ?」

てゐ「――ああ。そんな風に気に病んだりはしてないよ。ただ、思ったのさ」

――ダッ! グンッ!!

実況「てゐ選手、タックルで向かう石崎選手達を前に急加速!」

てゐ「――憂さ晴らしだ。あんたら、今の私に付き合え!
    これが、――これがちょっと本気になった私の、『シロウサギドリブル』だッ!」

ダッ! ギュンッ! ゴオッ! バギドガグシャッ!!

石崎「な、なんだコイツ……!?」

アマラウ「テクニック、スピード、そしてパワー。全部が高次元だ……!
      おチビちゃんに見えて、とんだ化け物だぜ……!」

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 20:58:58 ID:0htTPzFk
実況「なんという事でしょう! 小柄なてゐ選手が、自身の二倍もの背丈があるアマラウ選手を、
    平然とボール越しに吹き飛ばしてしまいます! 石崎選手も同じく、紙くずのように吹っ飛ぶ!
    サンパウロのゴールはたちまちに丸裸にされてしまいました〜〜!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「レナート レナート レナート レナート」

レナート「と……とるっ!」

てゐ「ヘヘッ。一対一は実はあんまり嫌いじゃあないんだ。さあ若造。楽しもうじゃないか、
    ドリブルに張るか、シュートに張るか。二者択一のシンプルなポーカーゲームをさ!」

先着3名様で、

★てゐの選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 レナートの選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★てゐ ドリブル/ロビングシュート 55/61 (! card)(! dice + ! dice)=★
★レナート そなえる 56 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ゴールを決める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(佳歩がねじ込み)(ドトールがフォロー)
≦−2→レナート、ゴールを守る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
パチュリーのスキル・レジスタにより、ボールを受けたてゐのドリブル・パス値が+1されています。
(効果は、パチュリーを起点としたプレイが途切れるまで継続)
ドリブルの時、てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。

243 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 21:02:10 ID:???
★てゐの選択→ ハートA  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 レナートの選択→ スペード2  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

244 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 21:07:02 ID:???
★てゐ ドリブル/ロビングシュート 55/61 ( スペード10 )( 6 + 2 )=★

245 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 21:11:31 ID:???
★レナート そなえる 56 ( ハートA )( 6 + 1 ) =★

246 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 21:17:55 ID:???
よしよし、ガッツ節約できたのは嬉しい

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/15(水) 21:22:48 ID:0htTPzFk
パチュリーの機転でてゐが活躍し、ゴールを決めた!
……と、言ったところで早い時間ですが、今日の更新はここまでにします。
>>239
もう少し削れば、元祖顔面ブロック自体を封殺できるかもです。
>>240
確率1/36ですからね。ピンゾロの方はもう少し見てるような印象が…
>>246
ロビングシュートは強力な分消費が大きいです。
てゐはインビジブルデューパーやエンシェントデューパー等で
消耗が激しい割に最大ガッツが低めなのが欠点ですね。

248 :森崎名無しさん:2017/11/15(水) 22:31:28 ID:???
乙でしたー

観客「レナート レナート レナート レナート」(期待通り)

249 :森崎名無しさん:2017/11/16(木) 20:12:28 ID:???
>>小柄なてゐ選手が、自身の二倍もの背丈があるアマラウ選手を……


てゐってそんな低かったっけ?
アマラウがサガット並みの身長(237cm)だったとしても
120cmにも満たないことになるけど

250 :森崎名無しさん:2017/11/16(木) 21:09:00 ID:???
原作の頭身を見てると大柄な選手なら身長が3mくらいあっても普通に思える不思議

251 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/16(木) 23:29:40 ID:???
今日は更新をお休みします。明日は更新できると思います。
>>248
乙ありがとうございます。失点して安堵するファンの鑑ですね…(違)
>>249-250
背丈の辺りはマンガ(特に原作)的な表現ですねw
実際の身長はあまり深く考えていません。

252 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/17(金) 23:38:44 ID:???
★てゐの選択→ ハートA  ハートならドリブル
 レナートの選択→ スペード2  スペードならシュートに備える★
★てゐ ドリブル 55 ( スペード10 )( 6 + 2 )+(シロウサギドリブル+3)+(レジスタ+1)=67★
★レナート そなえる 56 ( ハートA )( 6 + 1 ) +(読み外しペナ-2)=61★*吹き飛び!
≧2→てゐ、ゴールを決める!

レナート「奴はさっきからドリブル、ドリブルと来た。ならばシュートにかけるっ!」

バァァッ!

てゐ「――馬鹿め。ドリブル、ドリブルと来たからもうドリブルは無い?
    その考え方がもう駄目ッ……! まさに泥沼、嵌っている………! すでに泥中……!!

シュンッ! ――グンッ!  ……ド   ン  ッ !

レナート「な……にィ……?」

てゐ「あんた、どうやらギャンブルにゃあ向いてないね」

バシッ……ポスッ。
    ……ピピィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


コリンチャンス 2 − 1 サンパウロ

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/17(金) 23:40:26 ID:???

実況「……決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ル!!
   前半23分、てゐ選手のドリブル突破がサンパウロの守備陣を破り、ゴールを決めました!!
   試合はこれで2−1! 再びコリンチャンスが優勢を取り戻しました!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「てゐって、パサーじゃなかったのか!」「ソリマチといい、こいつら本当にMFか?」
   「サンパウロ、しっかりしろー!」「ですよねー」「ですよねー」「ですよねー」(安堵)

鈴仙「……てゐ。やるじゃん! 凄いゴールだったわよ!」

てゐ「嫌になるねぇ、目立つのは好きじゃないんだけど……それに、今のゴールは私だけの功績じゃあないしさ」

佳歩「確かに、慧音さんの守備やパチュリーさんの戦術眼は凄かったです。
    ……ですけど、やっぱりゴールを決められたてゐ様は凄いですよ!」

パチュリー「そうね。……正直私も、ここまでストレートに決まるとは……まあ。
       予測してたけど。賢者だし予言くらい楽勝でこなすけど」

反町「(本当かなあ……?)」

鈴仙「(――何はともあれ、てゐの奴、ゴールを決めて満更でもない、って感じね。
     実際、今の一点は凄く大きいのは事実だし、パチュリーさんのコース取りが上手かったとは言え、
     誰でも決められるようなゴールじゃあ、決してなかったもの。
     ……どうしよう。私も何か一声上げとこうかな。キャプテン的に考えて)」

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/17(金) 23:43:00 ID:mmhBhx3s
敵の猛攻を耐え忍んだ末のゴールに仲間達は一斉に湧き上がる中、
鈴仙もまた、親友の活躍にはしゃぎたい気持ちを堪えながら――こう叫んだ。

A:「私もてゐに負けてらんない! 次は決めるわよ!」イケイケだ!
B:「前半はこの点差を保って終えたい。皆、気を抜かないでね!」マジメだ!
C:「見たかァサンパウロ! これが私達の全員サッカーよ!!!!」全員サッカーだ!
D:「…………」無言で叫び、てゐにガッツポーズ!
E:「皆。サンパウロのGKはザルよ。撃てば入るわ!」笊だ!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:760/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

255 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/17(金) 23:45:26 ID:mmhBhx3s
すみません、今日の更新は非常に短いのですがこれだけです(汗)
明日は多めに更新したいです。
また、今回の投票については24時を跨いだとしても再投票は無しとします。

256 :森崎名無しさん:2017/11/17(金) 23:45:59 ID:pKpkbtYo
B

257 :森崎名無しさん:2017/11/17(金) 23:57:00 ID:uz4ZYMnM
B

258 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 00:05:28 ID:???
翼は奪われてからのカウンターでの失点だけど、これぐらいじゃ動揺はないだろうから逆襲が怖いな

259 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 09:05:03 ID:???
翼頼りのゲームメイクだから、翼が少し抑えられると相手の打つ手が極端に少なくなるね。

260 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 22:21:37 ID:5ApOXVYk
B:「前半はこの点差を保って終えたい。皆、気を抜かないでね!」マジメだ!

鈴仙「(――本当はもっとイケイケでいきたいけど、サンパウロはまだまだ怖いし……)
    ――前半はこの点差を保って終えたい。皆、気を抜かないでね!」

慧音「(苦しい状況を抜けた上での一点を前にしても、浮かれず仲間を律するか。
     鈴仙もブラジルの地で、大局的な観点でのキャプテンシーを身に着けたようだな)」

パチュリー「(……私がキャプテンだとしても、同じような事を言っていたかしらね)」

実況「鈴仙選手、勝ち越しゴールに浮き足立つ仲間達を律しつつ、颯爽と次のキックオフに備えます。
    前半戦も残り10分を切った中でも油断禁物! 次のサンパウロの攻撃には、まだまだ目が離せません!」


***


翼「……ふう。やられちゃったね、皆」ニコッ

ストラット「――不要なやり取りと思うが、一応言ってやるか。
      今回の失点の起点はお前だったぞ、ツバサ。お前のパスが止められなければ、
      敵は勢いづく事なく、逆にヨームがゴールを決めていたかもしれない。このミスは大きいぞ」

翼「うん。そうだね。動機は理解できないけれど、相手も中々サッカーが上手かったから、やられたよ」ニコッ・・・

バビントン「……責任を感じている、という訳ではなさそうだね」



261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 22:23:38 ID:5ApOXVYk
翼「当たり前だよ。確かに今の失点は大きかった。だけど、どうして俺が責任を感じなくちゃいけないんだい?
  だって、この失点のせいで、サッカーというスポーツの優位性を否定された訳じゃあないだろう。
  実際、今のゴールで観客達は大いに沸いてくれている。だったら、それで良い。
  ――俺達が負けても、サッカーが負ける訳じゃない。むしろ勝利だ。
  俺達の全力サッカーが、サッカーをより高い次元に昇華出来るんだったら、それで良いじゃないか!?」

ドトール「――皆目、理解できないな。自分の勝ち負けよりも、サッカーというスポーツの趨勢の方が大事という事か?
      だとしたら、ますます理解できん。そんな事、一選手が心配すべき事でもないし、心配したところで、
      一選手がどうにかできるような事ではない」

翼「君たちのような凡人の場合は、そうだね。だけど、俺は違う。
  俺はサッカーに何度も救われてきた。そして、サッカーに魂を捧げる事を誓った。
  分かるかな。俺とサッカーは一心同体。……相思相愛なんだよ。
  だから俺は、自分が負けたとしても、技術的な反省こそすれ、悔しいとは思わないんだ。
  サッカーさえ無事なら、それで良い。サッカーが盛り上がる為なら、俺は、何だってする」

石崎「(翼……もう、昔みたいに俺達を。チームメイトを見てくれないのかよ……?)」

新田「(……あの恍惚とした表情。正直言って、気持ち悪い)」

妖夢「(そうだ。彼は人間じゃない。彼の精神は既に、『サッカー』という概念と一体化しつつある。
     今の彼はまさしく、サッカーの神に仕える巫女。
     彼は、自分の神が命ずるならば。命さえ失っても何も感じないんだ。
     彼は狂ってる。けれど、その固い意志は……少しだけ、羨ましい)」

ストラット「……試合中に皆の気分を害してしまった事を、深く詫びたい。これは、俺のせいだ」

マウリシオ「そんな。俺達すら関わりたくない『アレ』と、必死に意思疎通をしてみようとするストラットさんを、
       尊敬こそすれども、詫びさせようとは努々思いませんよ」

リマ「と、とにかく! 次の策を練るのが肝要リマ! みんな、どうするリマか?
   リマ達が1点を返し、再び同点に。そして逆転するためには、どうしたら良いと思うリマ!?」

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 22:25:08 ID:5ApOXVYk

アマラウ「……キャプテン様のお言葉を聞いてると、リマが常識人にすら思えてくるな。
      俺もリマに賛成だ。大事なのは今の振り返りじゃない、次だ」

ストラット「そうだな。……おい、ツバサ。次の手は何か考えているのか?
       悔しいが、お前の信念はともかく、試合に対する戦術眼や判断力は信頼に値する事は、皆も承知だ。
       だからこそ、考えを聞かせてくれ」

翼「うん。そうだね……」

先着1名様で、

★前半戦も終わりが近い→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→リマ「しょうが無い。リマも本気を出すリマ!」リマの体内から 琴音 が登場!
ダイヤ→翼「まだ慌てるような時間じゃない。前半は流そうか」
ハート・スペード→翼「前半最後に攻めよう。ただし、無理はしないこと」
クラブ→妖夢「……私が行く。速攻だ!」


263 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 22:28:29 ID:???
★前半戦も終わりが近い→ ハート9

264 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 22:28:29 ID:???
★前半戦も終わりが近い→ ハートK

265 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 22:42:49 ID:???
リマさんは口調が変なだけで言っている事は至極まともかつ正論なんだよな

266 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 22:51:56 ID:???
ポブルセンはサンパウロ入団しなくてラッキーだったんじゃあ……

267 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 22:59:38 ID:???
この翼ならポブルセン扱えると思うよ。

268 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 23:05:28 ID:???
JOKERがマジモンのJOKERじゃねぇか・・・

269 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 23:17:29 ID:???
新田、選択を間違えたな

270 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 23:21:36 ID:???
この翼をみて日向どう思ってるんだろう。

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 23:28:32 ID:5ApOXVYk
★前半戦も終わりが近い→ ハート9 ★
ハート・スペード→翼「前半最後に攻めよう。ただし、無理はしないこと」

翼「たぶん、コリンチャンスは今の点差を維持する事を優先して、
  深くは攻め入って来ないと思う。だから、こっちも前半ロスタイム近くまでは軽く流せばいい。
  ――攻め時は、前半最後だ」

新田「となると、やはり翼さんとFW陣を軸とした特攻を……?」

翼「……いや。特攻と言うまでは尖らせない。試合はまだ、後半戦もあるからね。
  1点を狙うにしても、体力切れになっては大変だ。
  あくまで、無理はしない。深追いせず、体力のある選手を中心に、出来る範囲内で攻めていこう」

ストラット「随分と弱腰だな」

翼「……君の体力を心配しているんだよ?」ニコッ

ストラット「……人間の心は読む気すらない癖に、試合に勝つ為の情報分析だけは流石だな。
      確かに、今ここで『インゲンスゾーンシュート』を撃てば、俺は後半は役立たずになる。
      ――フィニッシャーは、ヨームという事だな」

翼「うん。ストラットは精々、コリンチャンスの面々を警戒させる為のデコイになって貰うよ」

ストラット「まあ、自分の役割くらいは理解してるよ。――次は決めろよ、ヨーム」

妖夢「……ああ、分かっている(そうだ。私はコリンチャンスから1点を挙げたストラット君よりも、
    更に高みの位置に居る選手なんだ。だから、強者は強者らしく。この期待に応えなければ……)」


272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 23:30:22 ID:5ApOXVYk

翼「……さて。作戦は大体こんなものかな。バビントン。攻めに入るまでのパスワークの指揮は君に任せる。
  そして、合図を出したら、得意のパスで俺までボールを運んでくれるかな?」

バビントン「了解したよ。僕だって、負けっぱなしは好きじゃないからね。全力で、パスをつないでみせるよ」

審判「…………」

マウリシオ「皆さん、審判が見てるっスよ。もうすぐキックオフみたいだ」

翼「よし分かった。それじゃあ皆、前半最後のキックオフも、全力で行こうね!」ニコッ?



***


――ピピイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ! サンパウロのキックオフで試合再開です!
   ボールは翼選手からボランチのバビントン選手に渡り……バビントン選手は、
   焦らず周辺とのパス回しで慎重に攻め時を伺っているようです!」

鈴仙「(……! やっぱり相手は、前半戦中の同点を狙っているようね。
    皆も大分冷静になって、敵の攻撃に備えてくれているから安心だとは思うけど。
    それでも、警戒を絶やすべきではないわね)」


273 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 23:31:33 ID:5ApOXVYk

バシッ……バシッ。バシッ……。

大歓声のフィールドに、バビントンの性格を表したような、正確で落ちついたパスの音が聞こえる。
コリンチャンスのメンバーは、鈴仙やパチュリー、てゐや反町を中心に敵の攻勢を伺いつつ、
あわよくばボールを奪い返す事を目標としていたが、彼らの布陣は堅牢であり、ボールの所有権は長続きしない。
そして、てゐのゴールから5分程が経ったその時――。

翼「(そろそろかな)……皆、行くよ」

ニコッ……

バビントン「(ツバサがニコッ……と笑った! ――ということは、)今だ……!」

グワァァァッ、バシュウウウウウウウウウウウンッ!

実況「――あ、あああ〜〜〜っと! 前半戦終了間際、やはりサンパウロが動いた!!
    中盤底でのパスワークの軸として働いていたバビントン選手が、
    ここにきて大胆なロングパス! 前線近くの翼選手を狙う、『ピンポイントパス』だ!」

パチュリー「(来たか)……止める」

バァァァッ……!

274 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 23:32:34 ID:5ApOXVYk

鈴仙「マスター!(……中盤底からセンターサークル付近の大空翼への、短い縦パス。
    これにカットに向かえるのは、今飛び上がったパチュリーさんと……、私と、佳歩くらいか。
    バビントン君のパスの威力はてゐや大空翼程じゃないにせよ、かなりの精度を誇っている。
    ……どうしよう。ここは私も加勢すべきかしら?)」

A:パスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:54)
B:ここはフォローに徹する。
C:佳歩にパスカットに行って貰う!

鈴仙のガッツ:800/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


275 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 23:38:07 ID:Qy92eLTM
A

276 :森崎名無しさん:2017/11/18(土) 23:40:50 ID:9YJw952s
A

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/18(土) 23:53:54 ID:5ApOXVYk
A:パスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:54)

鈴仙「(ここは、私も行くしかない!)」

バァァァッ!

実況「バビントン選手のパスに対して、鈴仙選手も飛んだ!
    バビントン選手、このパスを通しきる事が出来るのか〜〜!?」

先着2名様で、

★バビントン→ピンポイントパス 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 パチュリー→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→翼、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がフォロー)(マウリシオがフォロー)(アリスさんがフォローし前半終了)
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「ディスオーダーアイ(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。

278 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:01:06 ID:???
★バビントン→ピンポイントパス 57 ( ダイヤ6 )( 6 + 5 )=★

279 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:03:30 ID:???
★鈴仙→パスカット 54 ( ダイヤJ )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
 パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ6 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★


280 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:04:33 ID:???
★鈴仙→パスカット 54 ( クラブ10 )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=
 パチュリー→パスカット 56 ( クラブ4 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

281 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 00:35:28 ID:Qzv0ooC6
★バビントン→ピンポイントパス 57 ( ダイヤ6 )( 6 + 5 )+(狂気の瞳-2)=66★
★鈴仙→パスカット 54 ( ダイヤJ )( 1 + 5 )+(人数補正+1)+(ディスオーダーアイ+3)=64
 パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ6 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)+(プリンセスウンディネ+3)=62★
≧2→翼、パスキャッチ。

バビントン「世界には天才が居る。そして、その天才に肩を並べようと努力する奴が居る。
       だけど、皆は知らない。いや、知っているけれど敢えて目をそらしている。
       世界には、もう一種類の奴が存在するって事を……!」

――ギュルルルルルルッ!

鈴仙「……こいつ。私の波長操作が効いていない……!?」

バビントン「――僕はこれまで、天才に肩を並べようとする者に、肩を並べる事すら出来なかった。
       僕にとって、天才に並べない事を嘆いてる奴は、天才以上に傲慢な奴だと思っていた。
       天才に並べずとも、共に高い水準で競い合っている時点で、僕のような真の凡才にとっては、
       嫉妬の対象でしかなかった……!」

パチュリー「(……エセキエル・バビントン。温厚な性格で教科書通りのプレーに徹する黒子と聞いていたけれど。
        このパスは違う。……強い、信念を感じる!)」

バビントン「――だからこそ僕は、そうした感情から逃れるため、祖国を飛び出してブラジルでゼロから鍛え直した。
       勿論そこにも天才やその取り巻きは居たけれど、アルゼンチン人としてのブラジルへの対抗心が上回り、
       負の感情に苛まれず、純粋に得意な分野を磨く事が出来た。そして、その結果が――これだっ!」

――バギュウウウウウウウウウウンッ!

実況「バビントン選手、恐ろしく鋭いパス! 正確過ぎでまるで機械のように研ぎ澄まされた弾道は、
    鈴仙選手とパチュリー選手を綺麗に跨ぎ越し、翼選手の足元へと落ちていく!
    そうしてボールを得た翼選手は……!」

282 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 00:41:58 ID:Qzv0ooC6
グスッ……グスグスッ……!

翼「……素晴らしい。素晴らしいよぉおぉおおおぉぉぉっ!! バビントン、俺は君を誤解していたよ!
  君は真面目だけど、サッカーへの情熱が無いように見えた。でも、それは違うんだね!
  相変わらず理由は奇々怪々だけど、君もまた、サッカーに対し強い情念を持っていたんだねぇぇっ!?
  良かった。やっぱりサッカーは、多くの人の心を動かす、素晴らしいスポーツなんだぁ……!!」

実況「翼選手、なんと号泣〜〜〜! ど、どうやらバビントン選手の健闘に対し涙を流しているようです!?」

アリスさん「こ、こいつ……この私よりもイカれてるわ……!」

さとり「(彼の心だけは読みたくないですね。あの狂気が伝播してしまいそうで)」

翼「――あ、後は魂魄さんよろしくね」グスッニコッ・・

バシッ……!

妖夢「分かってる(……彼の感情の起伏は訳が分からないが。考えるだけ不毛だ)」

――タッ!

実況「翼選手はハンカチで目を拭いながら、妖夢選手にショートパス。
    ボールを受け取った妖夢選手、パチュリー選手を抜いた中盤を高速で駆け抜けます!」

アリスさん「正直、接触プレイはもう御免なんだけど……!」

慧音「……次も守る。そして私は希望を繋ぐ!」

ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!

283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 00:43:53 ID:Qzv0ooC6

実況「それに対するは、コリンチャンスのボランチ・アリスさんと、
    ミドルシュート対策の為、前目に飛び出した慧音選手の二人です!
    ここで抜かれれば、妖夢選手はバイタルエリアに到達してしまうため、
    コリンチャンス。ここは何としても防ぎたい所ですが〜〜〜!?」

妖夢「――抜く!」

先着2名様で、

★妖夢→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ストラットがフォロー)(翼がフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。
【補足・補正・備考】
妖夢のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
妖夢のマークがハートで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
妖夢のマークがスペードで「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
慧音のマークがダイヤ・ハートで「草薙の剣(+3、吹飛4)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。

284 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:44:24 ID:???
★妖夢→ドリブル 57 ( スペードK )( 5 + 2 )=★

285 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:44:29 ID:???
★アリスさん→タックル 54 ( クラブ3 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=
 慧音→タックル 56 ( スペードA )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★


286 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:46:45 ID:???
ま た お ま え か

287 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 00:56:14 ID:???
ストラットどうするんだろう。

288 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 01:17:42 ID:Qzv0ooC6
★妖夢→ドリブル 57 ( スペードK )( 5 + 2 )+(強引なドリブル+2)=66★
★アリスさん→タックル 54 ( クラブ3 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=65
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてストラットがフォロー

妖夢「うおおおおっ!」

実況「妖夢選手、獣のように唸りながら強行突破!
    アリスさん選手をボールごとぶちぬかんと、直線的なドリブルで特攻!!」

アリスさん「反則は怖いけど……ここで私も狂気を見せとかないと、
       狂気キャラを翼君に取られてますます私の存在意義が失せてしまうのよ!
       うおおおおおーーーー! さらばサッカーーーーーーーー!!」

ドドドドドドドドッ! ――ドゴンッ!

妖夢「……!(押し負けた……? 私が、アリスさんに……!?)」

実況「ですがアリスさんも、反則退場を厭わない捨身のプレーで対抗!
    無駄に命を賭けた全身全霊のプレーは、妖夢選手からボールを零す事に成功します! しかし……!」

スッ……ポムッ。

ストラット「……来た、か」

実況「――しかし、ボールはミドルシュート圏内でストラット選手に渡ってしまいました……!
    おぞましいまでの威力を誇る『インゲンスゾーンシュート』が、慧音選手不在の
    コリンチャンス守備陣に叩き込まれたとしたら、前半終了間際での失点は必至!
    コリンチャンス、ここは全力で止めに行きたい所ですが〜〜!?」

289 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 01:19:05 ID:Qzv0ooC6
鈴仙「(あ、あばばばば……ストラット君にボール行き過ぎでしょ!?
     ここから彼にミドルシュートを撃たれたら、ゴールを奪われる可能性は極めて高い。
     妖夢や翼君だけじゃなく、新田君や左サイドのMF――マウリシオ君だっけ――が近づいてるのも不安だけど。
     ……敵は、結局どう来る!? 安心と信頼のストラット君? 妖夢にタックルが集中した影響で、
     比較的マークの薄い翼君? それともやっぱり妖夢? いやいや、あるいは新田君やマウリシオ君!?
     ――わ、分からない。敵がどう来るのか、分からないよぉ……!?)」

ストラットがボールをフォローした場所は、幸いにもバイタルエリアより少し手前。
また、彼自身も即座にシュートに出る訳ではなく、敵軍と自軍の状況を交互に確認しているため、
数秒程度ではあるが、チームメイトに簡単なサインを飛ばす隙ならばある。

鈴仙「(――ボールを得たストラット君が次に取るべき狙い。それは……!?)」

A:「敵の狙いは勿論ミドルシュートよ。DFの皆はストラット君にプレスを!」ストラットに注意。
B:「敵の狙いは翼君に撃たせる事よ。DFの皆は彼をフリーにさせない範囲で、ブロックの準備を!」翼に注意。
C:「敵の狙いは妖夢に戻す事よ。穣子は『オータムスカイラブ』で、ストラット君のパスを潰して!」妖夢に注意。
D:「敵の狙いはSHに繋ぐ事よ。お燐と静葉さんは、今のポジションを維持したまま警戒して!」サイドに注意。
E:「(分からない。ここは皆の判断に任せるしかないわね……)」何も言わない。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:760/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

290 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 01:20:18 ID:3IEiVlho
C

291 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 01:21:36 ID:t+1bE6JI
C

292 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 01:32:50 ID:Qzv0ooC6
C:「敵の狙いは妖夢に戻す事よ。穣子は『オータムスカイラブ』で、ストラット君のパスを潰して!」妖夢に注意。

鈴仙「(……いや。多分ストラット君がここで来ることはない。彼はこの試合、動きすぎている!
    だったら、彼の今の役割はシューターではなく……囮だ!)……穣子!」

ササッ!

穣子「(あ、あれは鈴仙のサイン! え〜っと……『ストラットのパスに警戒』ぃ?
    ほ、ホントにそれでいいのかぁ……で、でも。信じるしかないよっ! お姉ちゃんにも伝えて、と……)」

穣子は鈴仙の指示を信じ、静葉に対し『オータムスカイラブ』の準備をする旨を伝えた。

ストラット「……………」

――そして、ストラットは……。

先着1名様で、

★ストラットの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ストラット「(今こそマウリシオが身に着けた新技・ ショートドライブ の出番だな)」マウリシオに!?
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ絵柄→ストラット「(作戦通り、無理せずヨームに戻すか)」読み通り!
クラブ数字→ストラット「(ヨームのお蔭でツバサがフリーに近い。一発撃って貰うか)」翼に来る。
クラブA→ストラット「(ツバサが何か言ってたが、ま、いっか。一瞬でも閃光のように!)」まさかのシュート!?


293 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 01:34:30 ID:???
★ストラットの判断→ ハートK

294 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 01:34:31 ID:???
★ストラットの判断→ クラブ2

295 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 01:40:11 ID:Qzv0ooC6
ストラットは無理せずパスに。しかしそこには空を飛ぶ穣子が……!?
――と、行ったところで今日の更新はここまでにします。
明日も更新したいと思っています。

>>258
仮に自分が世界中から戦犯扱いされても、サッカーさえ無事なら翼は幸せです。
>>259
バビントンも中々の実力者ですが、今まであまり出る幕が無かったですね。
>>265
リマが癒し系キャラと化してる感はあると思いますw
周囲が既に変だと、口調程度では変人にはなれないのですね…
>>266-267
ポブルセンがドン引きして翼のツッコミ役化する位が理想ですね。
>>268
流石にこれは出てたらBADEND行きでしたねw
>>269
鈴仙や妖夢と出会った事は彼の成長に影響を与えていますし、多分大丈夫です(汗)
>>270
日向も翼とは別ベクトルでやべーやつ感を出したいので、意外と普通になるかもしれません。
>>286
フォロー率高いですね…
>>287
>>271のやりとりがヒントとなっていたつもりでした。今回は正解のため、
読み当たり率がかなり高くなっています。

それでは、本日もお疲れ様でした。

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 21:09:48 ID:Qzv0ooC6
★ストラットの判断→ ハートK ★
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ絵柄→ストラット「(作戦通り、無理せずヨームに戻すか)」読み通り!

ストラット「(……奴らは俺のゴールを警戒している。ヨームよりもだ。
       ならば好都合、このまま抜くと見せかけて……)――それっ!」

グワァァァッ……スカッツ。 ――バシュッ!

実況「……! こ、これは! ストラット選手、シュートと見せかけてのフェイント!
    右脚でボールを空振りし、その返す左脚でヒールパス!
    高いキックコントロールの下、ボールは再び妖夢選手の下へと戻っていきます!」

お燐「え、ええーっ!? そっちに来るなんて!」

アリスさん「まずいわ! さっきタックルに行ったばかりだから、私も慧音も防げない……!」

穣子「大丈夫だよ、皆! ――お姉ちゃん!」

静葉「ええ、穣子。……どぉっせーーーい!!」

ガシイッ。――バァァァァァァァァンッ!

実況「このパスに追いつけるのは誰もいない、と、思いきや……!
    空を飛んでボールに肉薄する秋色の影がひとつ!
    これは、穣子選手と静葉選手の合体技! 『オータムスカイラブパスカット』です!!」

ストラット「なにィ!(ここで大技だと! 読まれていたのか……!?)」

穣子「この……あきーーーーーーッ!」

297 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 21:11:06 ID:Qzv0ooC6

先着2名様で、

★ストラット→パス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、パスキャッチ。そしてミドルシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(翼がねじ込み)(マウリシオがフォロー)(お燐がフォローし前半終了)
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。
【補足・補正・備考】
特になし。

298 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:11:58 ID:???
★ストラット→パス 54 ( ダイヤA )( 5 + 4 )=★

299 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:18:40 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハート2 )( 5 + 4 )=★

300 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:18:47 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハートJ )( 2 + 2 )=★

301 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:19:16 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ダイヤ10 )( 2 + 2 )=★

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 22:08:31 ID:???
★ストラット→パス 54 ( ダイヤA )( 5 + 4 )=63★
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハート2 )( 5 + 4 )=67★
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。

バシュルルルル……パシッ!

穣子「取ったァ!」

実況「穣子選手、天を舞いボールを手中に収める! そして……!」

静葉「ふぅ。……穣子、早く前へ!」

穣子「分かってる。それーーーっ!」

バシュウウウッ!
  ……ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!


コリンチャンス 2 − 1 サンパウロ   前半終了!

303 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 22:10:33 ID:???
すみません、短いのですが今日はここまでにします。
次回更新はハーフタイムで、後半戦の作戦を選択する形になると思います。
前半戦のサンパウロの布陣を見た上で、こうしたらいいのでは?という意見があればコメントを頂ければ嬉しいです。

(参考:今の布陣)
−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3
コリンチャンス 4−4−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
G−−−F Gてゐ F反町
−−E−− Eアリスさん
BA−DC Bお燐 A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

304 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 22:42:16 ID:???
相変わらずストラットの引きが自重してない・・・

305 :森崎名無しさん:2017/11/20(月) 16:08:47 ID:???
反町のパスをもうちょっと有効に使っていきたいかな

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/20(月) 23:20:03 ID:???
今日は更新をおやすみします。

307 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:36:48 ID:???
実況「ここで前半終了〜〜! コリンチャンスのリードで後半戦を迎えます!
    コリンチャンス側はパチュリー選手や慧音選手を中心に。
    サンパウロ側は翼選手やストラット選手を中心に、激しい攻防が繰り広げられました。
    結果こそ、サンパウロは劣勢を強いられる事となっておりますが、
    一歩間違えれば、真逆の結果になっていた事は想像に難くない!
    そして……両チームとも、未だ全力を出し尽くしていないという事実もまた、
    後半戦に起こるべき死闘の烈しさを想像させます!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
   「流石は決勝戦だな…」「どっちが勝つか、まだ分からんな」「レナート レナート」

ブローリン(観客席)「カグロットォーーーーー!!」

ザガロ(観客席)「落ち着けブローリン。サンパウロのGKはカグロットではない。レナアットだ」

ディウセウ(観客席)「つってもよー。どっちもポストみてぇだから、オラも勘違いしちゃうぞ」

ネイ(観客席)「ふう。トニーニョはどっちが勝つと思う。俺はレイセンが居る方を応援するけどな!」

トニーニョ(観客席)「――俺の見立てだと、コリンチャンスが6:4で有利だ。
             元々、サンパウロにはリマという明確な穴があったし。日本人選手のイシザキやニッタは一芸特化で扱い辛い。
             マウリシオやバビントンは決して弱くはないが、コリンチャンスの中堅選手と比べて強いとは言えない。
             ……そう考えると、幾らツバサやストラット等が活躍しても、じきに差は出て来る」

カルロス(観客席)「……いずれにせよ、勝負は後半戦からだな。どちらのチームも、まだ、全力を出し切っていない」

大妖精(観客席)「ほ、ホントですか……? 私には、どっちのチームも全力で戦ってるように見えましたけど……」

ジェトーリオ(観客席)「ま、普通の強豪チームに居ると、そう勘違いしてもおかしくないかな。
              ……ただ、残念な事に。決勝戦のチームはどっちも、普通じゃあないのさ」


308 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:38:15 ID:???

前半戦が終了し、ハーフタイムに突入してから暫くたっても、観客席のどよめきは一向に収まらない。
彼らはそれ程までに、濃厚な前半戦の内容に興奮しており――そして無意識的に感知していた。
後半戦は、これ以上に激しい死闘が繰り広げられるに違いない、と。そして鈴仙達は――。

【ハーフタイム】

鈴仙「もう……あのスケベコーチったら。一体どこで油売ってるのよ。まさか、ハーフタイムになっても来ないなんて」

てゐ「道中のコンビニでエロ本見つけて、もう我慢ならなくなったとか〜?」

佳歩「……我慢ならない? どういう意味ですか、てゐ様? 
    なぜコーチさんは本を見ただけで我慢ができなくなるのでしょう?」

つかさ「コホン。……確かに、おじい様の消息は少し気になりますが。
     とりあえずは、後半戦に向けた戦略を練るべきでしょう?」

パチュリー「そうね。……私がコーチ代わりに、簡単に司会をさせて貰うわ。賢者だしね」

鈴仙は一時、前半戦が始まっても姿を見せないコーチについて不安を覚えるが、
てゐの無遠慮な発言や、パチュリーによる前半戦の総評が始まった事により、
思考はそちらの方へと向いてしまう。

パチュリー「……前半戦は危ない面もあったけど、守備面では、私達の作戦が功を奏したと言えるわ。
       特に慧音。彼女が積極的に前へ出て、ストラットと対峙してくれなければ。
       私達の点差は今頃逆――いや、もっとひどい事になっていたと思うわ」

慧音「ありがたい言葉だ。しかし、その言葉は後半戦が終わった後の結果を見て、掛けてくれると嬉しい」

お燐「お空が言ってた通りだ。寺子屋のお姉さんってば、本当に真面目なんだねぇ」


309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:39:41 ID:???

さとり「そういうあんたは不真面目過ぎなのよ、お燐。彼女の爪の垢を煎じて飲めばいいのに。
    ――と。この切り出し方では、まるで従者への当てつけのように聞こえるかもしれませんが。
    前半戦は、サイドバックのお燐があまり機能していないように感じました。
    後半戦は、あの子の機動力を活かしたポジション配置――具体的には、
    お燐をサイドハーフに置く事も、検討しては如何でしょうか」

てゐ「あいつのサイドプレーヤーとしての腕前は確かだしねぇ。……となると、私はボランチ行きかな?
    鈴仙とのコンビ技――『インビジブルデューパー』は撃ちづらくなるけど、中盤の支配力は高まると思うよ」

鈴仙「(なるほど。……えーっと、お燐がサイドハーフで、てゐがボランチとなると……具体の布陣はこうなるのか。
    確かにそしたら、お燐ももっと活躍出来るかもね。……ただ、サンパウロがマウリシオ君やらを使って来た時、
    中盤底の守備が軽くなる危険性は否めないけれど)」

パチュリーの発言を元に、チームメイトの意見や提案は広がっていく。
鈴仙も話を聞きながら、話題に上がった案を、脳内の布陣図で思い浮かべるようにした。
――具体的にはこうだった。

@案:てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり


310 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:41:42 ID:???
佳歩「攻撃面はどうだったでしょう。前半戦は、ゴールを決めたのは反町さんとてゐ様でした。
    私も、本当はもっともっと攻めたかったのですが……」

鈴仙「……確かに。前半はゴールを決めた二人が上手い個人技を見せてくれたから良かったけれど。
    あまり連携を取って攻め切る事が出来たとは、少し言い辛いかしら」

反町「……あの。キャプテン」

話題が攻撃面に移った時は、FWである鈴仙も議論に参加した。
そんな中、珍しく反町が口を開き提案をする。

反町「攻撃力を高める布陣とするんだったら、その……俺が、トップ下になるのはどうか、と思うんだ」

静葉「! 反町君が……トップ下?」

穣子「う、ううーん。確かに一樹君のパスは、てゐちゃんにも負けてないと思うけど。
   でも、それなら前半戦通り、パチュリーさんがトップ下で。
   一樹君はウイングハーフとかの方が良いんじゃないかなぁ……?」

パチュリー「……成程。彼は無口ながら、中々分かっているようね」

反町「(いや。別に無口って訳じゃないんだけど。言うべき事を言ってるだけであって……)」

さとり「それが一般的に、無口というものなんですがね」

その提案――反町がサイドハーフからトップ下に移り、ゲームメーカーとして
中盤を支配していくという内容には、あからさまに疑義を呈す仲間も多かった。
実際、彼の本職はFWであり。しかもトップ下には、彼以上に相応しい選手が既に居る為だ。
だが――、その相応しい選手であるパチュリー本人は、反町の提案に首肯した。

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:42:55 ID:???
パチュリー「実は、私も同じ事を提案しようと思っていたの。彼――反町少年をトップ下に置き、
        私をセカンドフォワードの位置に置くという提案をね。
        理由は二つある。一つ目は、私はドリブルに長けるが、パスは反町に劣っているため、
        純粋な能力面でも、この配置が適正だから。
        そして二つ目は――」

アリスさん「――中盤以下の指揮権を反町君に委譲する事で、前線での戦略作成に集中するため。
       ……そうでしょう。パチュリー・ノーレッジ?」

鈴仙「(アリスさん、発言だけ見ればクールだけど。内心はきっと、パチュリーさんに知的キャラを
     奪われないよう、必死なんだろうなぁ……)」

休憩時間の筈なのに、視えない何かと戦い汗をかくアリスさんを尻目に、
鈴仙は反町の発言から出て来た第2案の詳細を考えていた。

鈴仙「(反町君がトップ下で、パチュリーさんをFWとすると、MFの数が少なくなる。
    この中でMFも出来るのは、お燐か静葉さんだけど……『オータムスカイラブ』の
    連携しやすさを考えると、反町君の抜けたSHを埋めるのは、静葉さんしかいないか。
    となると、布陣はこうなるわね)」

A案:反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。
−−H−J H鈴仙 J佳歩
−I−−− Iパチュリー
−−F−− F反町 
G−−−C Gてゐ C静葉 
−−E−− Eアリスさん
B−A−D Bお燐 A慧音 D穣子
−−−−− 


312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:45:50 ID:???
鈴仙「(ただ、こうなると最初にさとりさんが言ってた、お燐をサイドハーフにするってのが、
     どうにも難しくなっちゃうのよね。前線の布陣を今言った通りにしつつ、
     お燐をサイドハーフ、てゐをボランチにしたらどうなるか、というと……)」

ただ単に仲間の案を反芻するだけでなく、鈴仙も鈴仙なりに色々と思案していた。
具体的には、以下のような折衷案を考えていた。

B案:鈴仙なりに考えてみた結果 ※@案とA案の折衷案
−−H−J H鈴仙 J佳歩
−I−−− Iパチュリー
−−F−− F反町
B−−−E Bお燐 Eアリスさん
−−E−− Eてゐ
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

鈴仙「(これなら、お燐のサイド際での能力の高さも活かせるし、反町君のパスや、
    パチュリーさんのドリブルに戦術組み立て能力も活かせそう。
    弱点としては、てゐ一人じゃあボランチの守りがちょっと弱いかな?
    ――って所だけど。そこは慧音さんが上手くカバーしてくれる事を祈るとして)」

パチュリー「……私として、思う所は大体話したわ」

――鈴仙の思考が一区切りするのと、パチュリーの総評兼仲間達の討論会が一段落するのは、殆ど同時だった。

鈴仙「(案は色々検討してみたけれど、前半戦の布陣だって大分上手く機能していた。
     だから、無理にいじらないという選択肢だって、充分あり得る。
     それと――私達が思いつかなかっただけで、他にももっと良い戦術だってあるかもしれない。
     その事を踏まえて。ここは慎重に考えないとね……)」


313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:47:35 ID:OHRqNw1g
そして。仲間達の視線が、少しずつキャプテンの鈴仙に注がれていく中。鈴仙が下した選択は――

A:前半戦の布陣のまま、後半戦に突入する。
B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。
C:(A案)反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。
D:(B案)@案とA案の両方を採用する。
E:その他 細かい調整やフォーメーション案などあればご自由にどうぞ

鈴仙のガッツ:910/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:51:09 ID:???
…と、行ったところで一旦ここまでです。
出来れば本日中にもう少し進めたいです。
>>304
一瞬、普通に妖夢までボールが通るかと思ってしまいましたw
>>305
参考にして、反町トップ下案を考えました。ありがとうございます!

315 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:10:23 ID:j9fsglVA
B
一旦乙です

316 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:27:21 ID:uFJHwWiQ
C

317 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 20:06:55 ID:y/iHXkNI
B

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 22:54:09 ID:???
すみません、やっぱり今日はここまでにします。
>>315
乙ありがとうございます。一旦でなくなってしまいすみません。

319 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:36:13 ID:???
更新再開します。
B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。

鈴仙「……次の後半戦、私達に必要なのは前線の攻撃力ではなく、中盤の支配力よ」

アリスさん「中盤の支配力……となると、いよいよこの私の出番ね!」

鈴仙「(確かに能力だけで言えば、アリスさんは中盤の要なんだけど……)え、えーっと。
    具体的には、さとりさんやらてゐが言ってたような策なんだけど」

さとり「お燐をサイドハーフ、てゐさんをボランチに置いた布陣……以下のような感じですかね」

−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

鈴仙「ええ。サンパウロの怖さは攻撃力だけど、その大本である中盤を支配できれば、それも封じられる」

パチュリー「サンパウロの中盤は、殆ど大空翼一人に頼り切りになっている。
        だからこそ、多くの選手を中盤に結集させて、数で封じるという訳ね。
        懸念は、サイドの守りが手薄になる事だけど……」

320 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:37:20 ID:???

慧音「最悪、サイドにはある程度自由に動かせても構わない。中盤の軸となる選手さえ封じれば……と、
    割り切ってしまう布陣という訳だな。実際、サンパウロの新田やマウリシオは、
    翼やストラット、妖夢と比べるとそう脅威となる選手でない事は、事実ではある」

お燐「まあ、そこはあたい達サイドハーフ陣がなんとかするしかないねっ。ね、無口なお兄さん?」

反町「(だから俺は無口じゃなくて、言うべき事を選んでいるだけなのに……)」

鈴仙「サイド際の進攻をある程度許してしまうリスクはある。だけど、それ以上に、
    中央の選手を自由にさせないというメリットはある筈。
    ――どんな戦術にも、リスクは避けられない以上、より大きなリターンを重視すべきよ」

佳歩「そうですね。鈴仙さまの言う通りです。……後半戦は絶対に、もっと厳しい戦いになる。
    そんな中、勝つためには、それ相応の対策が必要になると思います」

鈴仙の提案は受け入れられ、ミーティングは問題なく終わり。
鈴仙を含めた仲間達は、残り数分となったハーフタイムを各々の方法で過ごしていたが……。

穣子「……あのね、鈴仙」

そんな中、穣子が少しだけ不安気な表情で鈴仙に近づき、こっそりと話しかけてきた。


321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:38:33 ID:???
鈴仙「穣子。どうしたの? まさか、前半戦のどこかで負傷したとか?」

穣子「ううん、ケガはないよ。ただ、お姉ちゃんの体力が、ちょっと心配かもだから、
    一応今の内に話しておこうと思って」

鈴仙「静葉さん……確かに、この試合は『オータムスカイラブ』を多用しているからね。
    そうでなくても、静葉さんはパスやボールキープで、コンスタントに活躍しているし」

穣子「うん。勿論、今すぐどうこうって程度じゃないし、立て続けに『オータムスカイラブ』を
    使うのでもなければ、全然問題ないレベルの消耗だと思うけど。……一応、覚えておいて」

鈴仙「うん、分かったわ。――ちなみに、穣子は大丈夫なの?」

穣子「私はお姉ちゃんよりも丈夫だからね! ……でもやっぱり、何度も強いシュートを撃たれたら、
    どうなるか分からないし。その時は遠慮せず、つかさちゃんに交代して頂戴ね。……んじゃ」

穣子はそれだけ告げると、再びいつもの明るい表情で姉達の下へと戻っていった。

鈴仙「(穣子も、ああ見えて色々と考えてるのね。……とりあえず、『オータムスカイラブ』の消耗については、
     頭の隅っこに留めておこうっと)」

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:40:40 ID:???

そうして鈴仙は、残り少ないハーフタイムを前に、色々な事へと思いを馳せる。
これまでのブラジルでの生活。出会ったライバル達。サッカーを滅ぼすと宣言したアヤソフィア。
サンパウロとの、妖夢との決着。そして――ここに至るまで、セクハラも程々に、多くの事を教えてくれたコーチの事を。

鈴仙「(コーチ……本当にどうしちゃったんだろう。なんで、未だに来ないんだろう)」

周囲の仲間と違い、鈴仙は知っている。あの堕落した老人が、その裏で如何なる壮絶な人生を歩んで来たか。
どれだけ高邁な夢を抱き、追い続けて来たか。だからこそ、彼がおふざけで試合を放棄するとは考えていなかった。

鈴仙「(最初は敵を油断させる為の、いつものフリかと思ってたんだけど。ここまで来ないのは妙よね……)」

考えても結論が出ない事を考えても仕方ない。合理的な永琳やパチュリーならばそう言うだろうが、
鈴仙はどうしても悶々と何でも考えてしまう方だった。

鈴仙「(こんなんじゃあダメ、ダメ。もっとシャキっとしないと!)」

スクッ! ――ブチッ……。

とはいえ、重要な試合の途中にそんな様子ではいけない。鈴仙は邪念を振り払って、勢いよく立ち上がり。
思考を無理やりにでも、数分後に迫った後半戦のキックオフへと向ける事にした。
そして、その過程で――鈴仙は捨象してしまっていた。
鈴仙が愛用していたスパイクのヒモの一部が、音を立てて切れてしまった事を。

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