キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 20:32:29 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1500215667/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
イギリスで闇を乗り越えたさとり達の活躍もあり、リオカップの準決勝・パルメイラスに見事勝利した。
またその頃、イタリアではパチュリーと慧音が、互いにハイレベルな選手を目指すべく研磨を重ねていたが、
些細な事で対立。その時、慧音は一時ではあるが、豊聡耳神子の計画『ハイパーカンピオーネ』の一端に触れ、そして気付く。
これまで第三局として表だった対立を避けていた彼女達の陰謀が、今や決して無視できない物になっていると。
――そうした不安を抱きながらも、鈴仙達はいよいよリオカップの決勝戦、サンパウロとの対決に挑む。
サンパウロを牛耳る選手は、壊れた精神をサッカーで埋め合わせて蘇った怪物・大空翼と、
力を求め続け、ついには鈴仙とは真逆の道を進む事となったかつての親友・魂魄妖夢。
彼らの熾烈な攻撃を掻い潜り、コリンチャンスは前半戦途中で1−0のリードを得ており、一旦優勢ではあるが……?
27 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 22:25:06 ID:ClgLIxfU
実況「ここでアマラウ選手、ボールを左サイドのマウリシオ選手に渡します。
そしてそのまま、マウリシオ選手がドリブルに出た〜!! サンパウロの反撃開始です!」
てゐ「――ちいっ。よりによって私の居るサイドかい!」
マウリシオ「オチビちゃんには負けないっスよ!」
てゐ「なーにがオチビちゃんだ。こう見えても私は、あんたより三ケタばかりは年長者なんだよ!」
ダッ! ズザアアアアアアアッ!!
実況「マウリシオ選手をせき止め、再び攻撃に繋げたいコリンチャンス!
左サイドハーフのてゐ選手がタックルに向かった!」
先着2名様で、
★マウリシオ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★てゐ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(翼がフォロー)(バビントンがフォロー)(アリスさんがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
マウリシオのマークがダイヤ・ハートで「スキルステップ(+3)」が発動します。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。
28 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 22:25:53 ID:???
★マウリシオ→ドリブル 55 (
ダイヤ6
)(
5
+
3
)=★
29 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 22:26:15 ID:???
★マウリシオ→ドリブル 55 (
ハート8
)(
1
+
6
)=★
30 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 22:27:43 ID:???
★てゐ→タックル 51 (
ハート7
)(
4
+
1
)=★
31 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 22:28:19 ID:???
★てゐ→タックル 51 (
ダイヤ2
)(
4
+
4
)=★
32 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 22:50:49 ID:ClgLIxfU
★マウリシオ→ドリブル 55 ( ダイヤ6 )( 5 + 3 )+(スキルステップ+3)=66★
★てゐ→タックル 51 ( ハート7 )( 4 + 1 )+(シロウサギチャージ+2)=58★
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。
マウリシオ「チョロいッスよ!」
スタッ、タタタッ……!
てゐ「えーい、しゃらくせい! これだからゆとりは……!」
実況「マウリシオ選手、巧みなステップでてゐ選手を翻弄!
年齢的に下ながらも、プラトン選手やジウ選手を押しのけて、
レギュラー入りするに相応しい実力者である事を、たったワンプレーで証明してみせました!」
マウリシオ「(さーて。次はどうしようかな……)」
先着1名様で、
★マウリシオの選択→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER・クラブA→サンパウロメンバー「うおおー! 俺達のサッカーは全員サッカーだー!」11人が佳歩に喰いつく!?
ダイヤ→マウリシオ「(やっぱりここはツバサさんにパスだ!)」アリスさん「!!」ガタッ?
ハート・スペード→マウリシオ「(兎に角ここは、もう少し切り込んで……)」お燐「じゃじゃーん」
クラブ→新田「マウリシオー! サイドチェンジだー!」マウリシオ「!?」
33 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 22:53:38 ID:???
すみません、JOKERとクラブAについて前の判定と同じになってますね。
これらについては出たら考えることにします。
34 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 22:54:21 ID:???
★マウリシオの選択→
スペード10
★
35 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 23:34:31 ID:???
★マウリシオの選択→ スペード10 ★
ハート・スペード→マウリシオ「(兎に角ここは、もう少し切り込んで……)」お燐「じゃじゃーん」
マウリシオ「(ツバサさんにパス……は、駄目だ。敵のボランチ(アリスさん)にマークされてる。
前のヨームさんやストラットさん……は、もっと駄目。出しても敵のDF陣にカットされるか、
ボールが渡っても、人数を掛けて奪い返されるだけ。だとしたら、……もう少し切り込んで、
俺自身が敵の布陣を掻き乱さなくては!)」
ダッ!
実況「てゐ選手を抜いたマウリシオ選手、そのまま左サイドを駆け上がります!
スペースを活かした理想的なサンパウロのサイドアタックに、コリンチャンスは一転、
失点のピンチへと近づいていきます!」
慧音「敵のサイドハーフは、私達のFWへのマークを崩すつもりか。
確かに、これ以上切り込まれては、フリーでシュートを撃たせぬようにするためにも、
ストラットや妖夢への警戒を弱めざるを得ない。このまま、座して状況を見守る訳にはいかないが……」
お燐「そんなら、あたいが行くよっ!」
ダッ! シュババババッ!
慧音「むっ……!(――本能的に守り時を掴んだのか!? だとしたら、かなりの天才肌の選手のようだが……)」
実況「ですが、マウリシオ選手に対して猛然と向かう赤い影!
これは……左サイドバックのお燐選手です! マウリシオ選手のドリブルを食い止めるべく、
大きく飛び出して、タックルに向かいました!!」
36 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 23:37:00 ID:ClgLIxfU
マウリシオ「ウサギちゃんの次は仔猫ちゃんッスか! 遊んであげますよ!」
お燐「そりゃあ嬉しいね。でも残念ながらあたいはお子ちゃまだからね。
自分が勝てない遊びは、つまらないからやりたくないのさ!」
ビュンッ!
先着2名様で、
★マウリシオ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マウリシオ、更にドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ストラットがフォロー)(翼とアリスさんで競り合い)(慧音がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
マウリシオのマークがダイヤ・ハートで「スキルステップ(+3)」が発動します。
お燐のマークがダイヤ・ハートで「火焔の車輪(+3、吹飛2)」が発動します。
37 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 23:39:01 ID:???
★マウリシオ→ドリブル 55 (
クラブ8
)(
2
+
5
)=★
38 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 23:39:15 ID:???
★お燐→タックル 53 (
スペードQ
)(
4
+
2
)+(サイドプレイヤー+2)=★
39 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 00:00:08 ID:aoJNglRo
★マウリシオ→ドリブル 55 ( クラブ8 )( 2 + 5 )=62★
★お燐→タックル 53 ( スペードQ )( 4 + 2 )+(サイドプレイヤー+2)=61★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてストラットがフォロー
お燐「それそれそれーーっ!」
シュンッ、スタッ。ピョンッ!
マウリシオ「う、うおおっ!?」
実況「お燐選手、常軌を逸した動きでマウリシオ選手を翻弄しますが……!」
マウリシオ「――くそっ。常軌を逸した動きって何だ! そんなの、ジンガとかと同じじゃねーか!」
ズザアアアアアアアアッ、バチイッ!
実況「――最後にはマウリシオ選手が競り勝った!
ボールはお燐選手の足元を離れ、フィールド中央、バイタルエリアへと流れ……!」
ダッ、パシッ。
ストラット「――このまま決めてやる……!」
ダッ!
慧音「くっ……! タイミングは最善だったが、詰めを誤ったか。
だが、この場所ならば、まだ奪い返せば……!」
タタッ!
実況「ストラット選手と慧音選手が、正面から衝突する〜〜〜!
決めたい者と守りたい者。果たして勝つのはどちらか〜〜〜〜〜〜!?」
40 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 00:08:13 ID:aoJNglRo
先着2名様で、
★ストラット→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★慧音→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ストラット、ボールキープ成功。そしてシュート体勢に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(翼がフォロー)(穣子がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
慧音のマークがダイヤ・ハートで「草薙の剣(+3、吹飛4)」が発動します。
41 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 00:10:00 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。
42 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 00:11:39 ID:???
★ストラット→ドリブル 55 (
ハートJ
)(
5
+
1
)=★
乙です
43 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 00:14:29 ID:???
★慧音→タックル 56 (
スペード9
)(
1
+
2
)=★
乙です
44 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 00:17:42 ID:???
な、流れが……離れていく……
45 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 17:56:22 ID:???
一気に流れを持っていくなんてやっぱり翼はすg・・・
あれあいつこの試合まだ何もしてなくね?それでこれは怖すぎる
46 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:00:29 ID:aoJNglRo
更新再開します。
>>42
乙ありがとうございます!
>>43
乙ありがとうございます!
>>44
ストラットはやはりトラウマ…
>>45
翼も凄い化け物級な描写をしていますが、実際はそこまででも無いかもしれません。
総合力はパチュリー以上ですが、万能型なので個々の能力は鈴仙や仲間達に劣りますし。
ただし、だからと言って無警戒でいると、充分痛い目を見れると思います。
47 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:07:55 ID:aoJNglRo
描写に先立って投票します。
ストラットはこの後、バイタルエリア手前(さとりの能力対象外地点)から、
必殺ミドルシュート『インゲンスゾーンシュート』(威力:67)を放ってきます。
さとりは必然的にパンチング(威力:61+(1/2で更に+3))で向かう事となりますが、
穣子と静葉に、『オータムスカイラブブロック』を使わせるか否か、投票します。
A:静葉は穣子の『オータムスカイラブブロック』の土台になって貰う!(ブロック力:62)150×2消費
B:静葉は穣子と一緒にブロックに行って貰う!(人数補正+1が付きます)
C:その他 さとり「壁はいらん、どけろ」したい場合はこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
<解説>
Aの場合:穣子は静葉を土台にして、『オータムスカイラブブロック』を使います。
『オータムスカイラブブロック』は確定で穣子のブロック力を62まで持っていけますが、
穣子は静葉ともどもガッツを150確定で消費します。
Bの場合:『オータムスカイラブブロック』を使わない場合、穣子は静葉とバラバラにブロックに向かいます。
この時、静葉分の人数補正が付くほか、1/4で『ロイヤルスイートポテトルーム(+8)』が出た場合、
穣子のブロック力は64+(人数補正+1)=65まで跳ね上がります。
(静葉のブロック力は50なのでアテになりません)
48 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:09:47 ID:5W4BySY6
A
49 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:12:21 ID:nvDt77B2
A
50 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:39:25 ID:aoJNglRo
★ストラット→ドリブル 55 ( ハートJ )( 5 + 1 )=61★
★慧音→タックル 56 ( スペード9 )( 1 + 2 )=59★
≧2→ストラット、ボールキープ成功。そしてシュート体勢に!
A:静葉は穣子の『オータムスカイラブブロック』の土台になって貰う!(ブロック力:62)150×2消費
ガシイイイッ!!
ストラット「――そう何度も、止められて堪るか……!」
グッ。グググググ……ッ! バシッ!
慧音「ぐっ……! し、しまった!!」
実況「ストラット選手、二度目の正直! 一度は完全に止められた慧音選手を、
今度は完全に力で圧倒し、そのまま前方へと進みます!!」
妖夢「ストラット君。あのゴールキーパーの弱点は、PA外のミドルシュートだ。
だからPAには深入りせず、そこで撃て!」
ストラット「分かってるよ。PA内のシュートは必ず止めるだなんて冗談な話、信じたくはないが。
……でも、パルメイラス戦の映像を見る限り、ヨームの発言に嘘は無いしな」
51 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:41:06 ID:aoJNglRo
さとり「(白玉楼の庭師――魂魄妖夢が居る時点で、私の弱点は半ば看破されたようなものだった。
やはり、楽観視はできませんね。……心を読めずとも判る。――彼は、PAの外から、撃って来る!)」
穣子「あ、あわわ……やべえよやべえよお姉ちゃん。慧音さんとお燐ちゃんが飛び出しちゃったから、
ゴールを守れるDFが、私達しかいないよぉ……!」
静葉「落ち着くのよ、穣子。……ここは、私を土台にしていきなさい。
『オータムスカイラブブロック』の威力があれば、研究ビデオに写っていた、
『メガロゾーンシュート』くらいなら、運が良ければ止められ……」
ストラット「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
――グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!
ゾ ク ッ !
――さとりがパンチングに備え、静葉と穣子が合体ブロックの相談をしているその時。
ストラットの雄叫びを引き金として、熱気を纏うフィールドに、一陣の冷たい風が吹いた。
静葉「こ、これは……!」
穣子「来るよ。サントスの『ビッグバンイール』よりも。フラメンゴの『ミラージュシュート』よりも。
パルメイラスの『ブースターシュート』よりも……!
それよりも強いシュートが。恐ろしい威力を秘めたシュートが……来ちゃうよぉ……!」
さとり「(チェザーレ・ストラット! 貴方という少年は、覚妖怪であるこの私に。
二度と立ち上がれぬまでの、トラウマを植え付けてやろうと言うのですね……!!)」
52 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:42:52 ID:aoJNglRo
ストラット「(初めて編み出した『マグノスゾーンシュート』は、俺をイタリア少年サッカー界のトップストライカーに導いた。
その後の挫折と失意の中で会得した、『メガロゾーンシュート』は、俺に再び立ち上がる為のきっかけを与えてくれた。
そして、このシュートは………!!)」
ゴオオオオオオオオオオオオオオッ……!
実況「こ、これは……! ストラット選手が右脚をあまりに早く振り上げた為、
フィールド上に一時的な真空空間が生まれてしまったようです!
引き裂かれた空気の隙間から、轟轟とした風が吹きすさびます!」
翼「(はあ〜あ。これじゃ、俺もアシストがつかないな)」
妖夢「(大空翼がサッカーの怪物だとしたら、ストラット君はシュートの怪物!
ことシュート。特にミドルシュート一芸においては、彼は翼君や、私をも大きく凌駕する!
今度こそだ。今度こそ、コリンチャンスにこれが止められる訳が……!!)」
真空空間の中、無重力であるにも拘わらず、ストラットは右脚を思いっきり振り下ろす。
ストラットの元々の脚力に加え、真空空間で与えられた強烈な負荷に、周囲との気圧差から生じる
激しい烈風を一身に受けたボールは……!
ストラット「このシュートは……俺がブラジルで出会った強烈なライバル達を、更に超える為のシュートだ。
――唸れ、『インゲンスゾーンシュート』。このフィールドを……敵を。跡形もなく喰らい付くせぇッ!!」
ドン! ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッツ!!
実況「ストラット選手の新必殺技・『インゲンスゾーンシュート』だ〜〜〜〜〜〜〜!!」
文字通り、人間離れした威力と圧力で、コリンチャンスのゴールを呑み込み始めた。
53 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:44:05 ID:aoJNglRo
先着3名様で、
★ストラット→インゲンスゾーンシュート 67 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 (! card)(! dice + ! dice)=★
★さとり→パンチング 61 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(翼がねじ込み)(アリスさんがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ストラットの『インゲンスゾーンシュート』がコリンチャンスゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(翼がねじ込み)(サンパウロのコーナーキック)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。
54 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:50:11 ID:???
★ストラット→インゲンスゾーンシュート 67 (
クラブ8
)(
6
+
5
)=★
55 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:50:21 ID:???
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 (
ダイヤK
)(
4
+
2
)=★
56 :
54
:2017/11/06(月) 23:51:14 ID:???
すまんみんな
やっぱりストラットの引きは止められなかった
57 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:51:35 ID:???
★さとり→パンチング 61 (
ハート9
)(
1
+
5
)=★
58 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/06(月) 23:55:27 ID:???
すみません、抜けていましたが、
ストラットの『インゲンスゾーンシュート』には、吹飛係数1が存在します。
59 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:55:43 ID:???
正直この試合、勝てない予感がするんだよな。数値的には互角かこちらがやや有利かもしれないけど
そうならないように最善は尽くすし、外れれば万々歳だけど
60 :
森崎名無しさん
:2017/11/06(月) 23:57:51 ID:???
わかる
翼とストラットってだけでもうあぁ・・・ってトラウマが再発する感じ
妖夢は勝てそうだけどこの二人には勝てる気がしない・・・
61 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 00:23:47 ID:???
相変わらずストラットの引きはおかしい
62 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 00:33:34 ID:???
★ストラット→インゲンスゾーンシュート 67 ( クラブ8 )( 6 + 5 )=78★
★穣子→オータムスカイラブブロック 62 ( ダイヤK )( 4 + 2 )=68★*吹き飛び!
★さとり→パンチング 61 ( ハート9 )( 1 + 5 )+(光を掴みます!+3)=70★*吹き飛び!
≧2→ストラットの『インゲンスゾーンシュート』がコリンチャンスゴールに突き刺さる!
――ストラットの右脚から放たれたのはシュートでは無く、無秩序な『破壊』そのものだった。
ゴ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ッ!
静葉「み、みのみの穣子! とに、とにとにかくオータムスカイラブラブブロブロ……ああっ!?」
穣子「焦り過ぎでラッパーみたいになってるよ、お姉ちゃ……ぎゃふんっ!」
灼熱と極寒の宇宙空間の一部が切り取られたシュートに、秋姉妹の連携技は通用しない。
彼女達はボールに触れる事はおろか、その周囲に渦巻く宇宙的な環境に適応できず粉々に砕かれた。
さとり「(宇宙の暗闇……あの人だったら、喜んで飛び込みそうなまでの地獄的な空間ですが。
お生憎と私は、光を掴む事に決めたのよ……!)――……ッ!!」
グンッ! バギイイイイッ!
さとりは懸命に腕を伸ばしてボールを掴もうとするが、その努力すらも報われず。
ボールを中心に発生した重力波の影響で空中へと墜落していく。
やがて、その宣言通りコリンチャンスのゴール前は完全に喰らい尽くされ――。
ゾボッ! シュゴゴゴゴゴゴッ! バヒュンッ!
……およそゴールネットを突き破ってゴールがフェンスに転がったとは思えないような、
宇宙的な怪異を思わせる擬音とともに、そのカタストロフは収束し。
63 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 00:34:45 ID:???
――ピッ……ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
コリンチャンス 1 − 1 サンパウロ
――前半12分にして、サンパウロの同点を知らせるホイッスルがけたけましく響いた。
実況「え、えーっと……ゴール。ゴールです! ストラット選手が右脚を振り上げたと思うと、
コリンチャンスのゴールの手前に小型のブラックホールが発生し、秋姉妹とさとり選手の三人を
彼方へと吹き飛ばし、ゴールすらも粉々に破壊して……破壊したそうです。
観客の皆さん。これはSF小説ではありません。現実の出来事です!
ストラット選手のあまりのキック力の強さに、地上の物理法則が乱れたのです!!
なんたるおぞましいシュートなのでしょうか、『インゲンスゾーンシュート』は……!?」
観客「ぎゃあああああああああああああああああああああああああッ!?」
「す、すげえシュートだ……!」「メガロゾーンですら宇宙的な威力だったのに……!?」
「い、幾らなんでもこれが打ち止めだよな? 『オムニゾーン』とか、あったりしないよな…?」
「ある訳ねーだろ、バカ」「と、兎に角これでサンパウロは同点だ!」「がんばれうどんちゃん!」
ザガロ(観客席)「もうだめだぁ……アイツは伝説の超イタリア人なんだぁ……勝てるわけがないょ」
ディウセウ(観客席)「うーん。確かにやべえシュートだけど、オラの『ブラジル王拳4倍・キャノンヘッド』だって負けてねえぞぉ?」
カルロス(観客席)「(もしもアルツールがここに居れば。アイツなら撃てた。あれよりもずっと強力な、『マッハシュート』を……)」
メオン(観客席)「あ、あり得ない……あんなの、トリックだ。パフォーマンスだ! あんなシュート、あってはならない……!」
ダ・シルバ(観客席)「(メオンの奴はダメだな。完全に戦意が削がれてやがる)」
64 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 00:37:07 ID:???
鈴仙「こ、これが……これが、ストラット君の。サンパウロの実力……?」
観客席がストラットが提示した怪異を前に騒然とする中で。
鈴仙は、ストラットのシュートを前に震えを隠せないでいた。彼のシュート力は、間違いなく自分や佳歩よりも、高い。
勿論鈴仙とて、決定率だけで言えばストラットに負けない自信はあったし、
純粋な威力にしても、佳歩の渾身のシュート――『ラビットダイブ』は、あれに肉薄していると思った。
それでも、鈴仙はストラットが恐ろしかった。
彼の発する恐ろしいまでの気迫、そして『失点する』との覚悟を強いる、呪いめいた威圧感。
それが、彼女を――コリンチャンスを縛り付けていた。
鈴仙「(弱気になっちゃいけないのは分かってる。だけど、どうしても震えてしまう……。
サンパウロには、あのストラット君と同格かもっとヤバい選手が沢山居ると思うと、勝てないとさえ思ってしまう!)」
近くを見ると、佳歩もまた鈴仙と同じく顔を青ざめさせ震えている。
恐らく、他の選手達も大なり小なりこうした恐怖を抱えているのだろう。
そんな様子に鈴仙が安堵する事は無い――何故なら、そんな消沈し切った士気を取り戻す事こそが、
鈴仙に課せられた難題であり、その難題に対する答えが全く見えないのだから。
65 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 00:39:51 ID:0q19D/7Y
鈴仙「(たぶん。この選択肢に正解なんて無い。だったら、私らしく、私が出来る事をするしかない。
感情の赴くままに、皆を奮い立たせる。立ち上がらせる方法を考えるのよ……!?)」
出口の無い暗闇の中で、光を掴もうともがくように鈴仙は右手を振り上げ。
――そして、こう言った。
A:「(女は黙って、背中で語るのよ……………!!)」黙って走ってボールを掴み、次のキックオフに備える。
B:「皆。幾ら凄いシュートでもたった1点よ。こんなのすぐに取り返せるわ!」闘志を震わせ仲間を鼓舞する。
C:「皆。手をつないで深呼吸よ。焦ってるのは皆同じ。だから大丈夫、マイペースで行くのよ……」焦りを隠さず仲間を鼓舞する。
D:「こ、こんちくしょー! ストラット君なんて反則よ。インチキよ。メアリー・スーよぉおおっ!?」泣き叫んでスッキリする。
E:「ingensって、節制の無いって意味もあるのよね。節制の無いゾーン……分かったわ。ストラット君はロリコン兼熟女フェチよ!」
でっち上げてストラットを混乱させる。
F:「選手交代よっ! やっぱりブロッカーのつかさをメンバーに入れるべきかも……」選手交代を申し出る。(更に選択)
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
66 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 00:42:24 ID:wtrkmOQA
B
67 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 00:43:40 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
本日も遅くまでお疲れ様でした。
>>56
まさかとは思いましたが、何故ピンポイントでこうも良い引きが出るのでしょうね…
>>59
数値的には互角で、必殺技の分こっちが有利なのはその通りなんですが、
ストラットの引きで絶望を感じてしまいますね…。
充分勝てる試合にはなっている筈なので、また色々と考えて頂ければ幸いです。
>>60
能力的には妖夢も負けず劣らず大分厄介な筈なのですが…w
>>61
ヘタれてくれるかな? となんとなく思ってましたが、見事に予想が外れました(泣)
68 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 01:44:57 ID:lkL9mpnA
B
69 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 22:48:12 ID:0q19D/7Y
B:「皆。幾ら凄いシュートでもたった1点よ。こんなのすぐに取り返せるわ!」闘志を震わせ仲間を鼓舞する。
鈴仙「皆。幾ら凄いシュートでもたった1点よ。こんなのすぐに取り返せるわ!」
鈴仙は消えかけた闘志を再度振るわせて、震えた声で辛うじてそう言い切った。
しかし、仲間達に生じた戦慄はそう簡単に癒えはしない。
佳歩「鈴仙さま……。分かっています。でも、足が震えてしまうんです……!」
てゐ「見てるだけで寿命が縮んだよ、今のシュート……」
反町「(――世界には日向以上のストライカーはゴロゴロいる。その位は知っていたけれど。
くそっ。あまりの実力に言いたい事も言えない……!)」
静葉「世界の終わりみたいなシュートだったわね。お姉ちゃんも一遍、終わってみようかな〜」チャキッ
穣子「そんな雑に終わらないでぇー!?」
慧音「(何という事だ。たった一回のシュートでかくも戦況を一転させてしまうとは。
くそっ。何がイタリアで腕を磨いた、だ。この絶望を予防する事も、打破する術も、
私は持ち合わせていないじゃないか……!)」
お燐「さとり様……何寝てるんですか。早く起きて下さいよ。……ねぇ、さとり様。ウソですよね……!?
死んだみたいな、ヘンな冗談止めて下さいよ。あたいにはさとり様しか居ないんですから……!?」
さとり「あたかも私が感動的な演出の下殉死した風に捏造するのはやめなさい、お燐。
あんたは一体、何度主人を死んだ事にすれば気が済むのよ……。
――もっとも。ストラット君のシュートのあまりの破壊力に、命の危険を覚えた事は事実ですが」
パチュリー「(……………)」
70 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 22:51:12 ID:0q19D/7Y
鈴仙「(駄目ね。皆も中々、さっきのシュートのインパクトが頭から離れないみたい。
……でも、いつまでもこうしている訳にはいかない!)」
しかし、こうして前向きな言葉を口にする事で、
鈴仙は自身の乱れた心を、少しだけ落ち着かせる事が出来た。
鈴仙「(――飛びぬけたカリスマ性も無い私が、魔法のように集団を奮い立たせる事なんて無理。
私にできることは、ただひたすら前に進むこと。そして、皆も私と一緒に前に進んでくれると信じることくらい。
だから考えるのよ。次の攻撃を。次の私達のキックオフで、私達がどう攻めるべきかを……!)」
いかなる逆境にあっても、諦めず、愚直に前へと進み続ける。
それこそが鈴仙にとっての成功の秘訣だったし、不器用な彼女はこれ以外の方法を知る由が無い。
だからこそ、未だ士気が回復せぬ仲間達を尻目に、鈴仙は更なる思考を巡らせる。
そうして得た、次のキックオフ時の攻撃方法に関する考えは――。
A:佳歩のドリブル中央突破に期待する。
B:レジスタ・パチュリーによる攻撃の組み立てに期待する。
C:てゐの左サイドアタックに期待する。
D:反町の右サイドアタックに期待する。
E:アリスさんのドリブル特攻に期待してみる。
F:今こそ、起死回生のキックオフシュートを志願してみる。
G:ここは焦らず、パスワークで相手の出方を伺う。
H:その他 キックオフシュート、さとりのオーバーラップに期待する人はこちらで
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
71 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:01:58 ID:iCl4Jllo
C
72 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:07:41 ID:lkL9mpnA
C
73 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 23:37:03 ID:0q19D/7Y
C:てゐの左サイドアタックに期待する。
鈴仙「(……サンパウロの布陣を思い出すのよ)」
鈴仙は脳内に、試合開始時に発表された両チームのフォーメーション図を思い出す。
−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3
コリンチャンス 4−4−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
G−−−F Gてゐ F反町
−−E−− Eアリスさん
BA−DC Bお燐 A慧音 D穣子 C静葉
−−−−−
−−@−− @さとり
鈴仙「(……サンパウロは、ストラット君を前に上げて妖夢をシャドウストライカーの位置に置いている。
そしてその結果、ストラット君から翼君。その後ろのSHのマウリシオ君との間。
左サイド側にスペースが空いている。これを利用して、私達が滑りこむ事が出来れば……!)」
74 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 23:38:19 ID:0q19D/7Y
鈴仙は豊富なスペースを利用した、左サイドアタックを考える。
ストラットという壁はあるものの、それを越えてしまえば、
鈴仙やパチュリーは広く攻勢に出る事ができ、結果として攻撃の幅が広がるだろう。
幸いにも鈴仙達には、その起点となるべき頼れる選手を知っている。
彼女の力があれば――更に言えば、彼女と鈴仙との連携技さえあれば、
コリンチャンスは充分に二度目のリードを狙う事は容易だ。
鈴仙は内心で彼女の――因幡てゐの名前を呼ぶ。
鈴仙「(次の攻撃の起点は……てゐよ。あいつのドリブルなら、ストラットは避けられる。
あいつのパスがあれば、大空翼も怖くない。……よし)」
……そこまで考え、鈴仙は彼女に声を掛けようとして――
てゐ「……次は私かな、鈴仙」
鈴仙「――てゐ……!」
――言わずもがな、と言った様子でてゐが振り返って応じた。
鈴仙「良く分かったわね。私の考えてる事がわかるなんて、さとりさんに弟子入りでもしたのかしら?」
てゐ「それも面白そうだけど、別に。そんな事しなくても、鈴仙ったらずっと難しい顔で私を見てたからなァ。
――ま。期待されてんなら、やるっきゃないよね。それがワザ師の仕事ってヤツだしさ」
二人のやりとりは一見すると素っ気ない。
しかし知る者が見ると、二人の間には強固な絆があり、気の利いた言葉など不要である事が伺える。
長年の戦友にして悪友にして、親友。そんな呼び方が、二人には相応しかった。
75 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 23:39:53 ID:0q19D/7Y
てゐ「最初は正直怖いしイヤだったけど。でも、お蔭で踏ん切りがついた。
……ここであいつらにビビったまま負けるなんて最悪だ。勝とうよ、鈴仙」
鈴仙「――ええ。……勿論よ」
てゐはクールに持ち場に戻り、鈴仙は親友への確かな信頼感を心の支えに、気持ちを整える。
ストラットの脅威は少しずつ消え去り、次への道筋が視えつつあった。そして――。
―――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ! 前半13分、コリンチャンスのキックオフで試合再開となります!
先程はもう少しで2点差という場面から追いつかれ、同点ゴールを許してしまいました彼らですが、
少しずつその闘志の炎は戻りつつあります。鈴仙選手、まずはボールをパチュリー選手に戻し……。
パチュリー選手は、左サイドに軽いスルーパス。すると……」
てゐ「――さあ行くよ。シロウサギドリブル、出発だい!」
スタッ。タッ……ダダダダダダダッ!
実況「これに対して、てゐ選手が猛スピードでボールをキャッチし、左サイドアタックだ〜〜〜!
これまで紳士的で穏やかなプレーを見せるてゐ選手でしたが、
ここに来て野性味あふれるプレーへと切り替えていきます!!」
ストラット「フン、気合いだけでボールが運べるか! もう一度奪って、逆転ゴールを決めてやるぜ!」
ダッ、ズザアアアアアアアアアッ!
実況「それに対して前線で打って出るのはストラット選手です!
単身飛び出し、てゐ選手から強引にボールを奪い取ろうとスライディングタックルだ!」
76 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 23:41:08 ID:0q19D/7Y
てゐ「……負けんよ、お前なんかにゃ!(そう。私は負けない。例えどんな手を使ってでも、ね……!)」
ビュンッ! ダッ!
実況「てゐ選手、突っ込んだ〜〜!!」
先着2名様で、
★てゐ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ストラット→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パチュリーと翼で競り合い)(妖夢がフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐがクラブで敗北した場合、スキル・マリーシアが発動し相手の反則になります。
(ただし、5以上の差で負けた場合はマリーシアが発覚します)
ストラットのマークがダイヤで「メガロタックル(+3、吹飛2)」が発動します。
77 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/07(火) 23:42:23 ID:0q19D/7Y
すみません、ストラットの人数補正はミスです。無視して判定してください。
(人数補正を消してあっても消してなくても、先着のレスにある判定を有効とします。)
78 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:42:34 ID:???
★てゐ→ドリブル 55 (
ハートJ
)(
3
+
5
)=★
79 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:43:25 ID:???
★ストラット→タックル 54 (
ダイヤ2
)(
4
+
6
)+(人数補正+1)=★
80 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:43:39 ID:???
★ストラット→タックル 54 (
ダイヤ2
)(
4
+
4
)+(人数補正+1)=★
そのままにしておきます
81 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:44:34 ID:???
先生、ストラット君はどうやら456賽を隠し持ってるみたいです
82 :
森崎名無しさん
:2017/11/07(火) 23:47:51 ID:???
★ストラット→タックル 54 (
クラブ10
)(
4
+
6
)=★
83 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/08(水) 00:08:53 ID:wgNHFzFs
★てゐ→ドリブル 55 ( ハートJ )( 3 + 5 )+(シロウサギドリブル+3)=66★
★ストラット→タックル 54 ( ダイヤ2 )( 4 + 6 )+(メガロタックル+3)=67★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして妖夢がフォロー
てゐ「どきなっ! 今の私に近寄るんじゃないよ! 『シロウサギドリブル』だッ!」
ストラット「奪い尽くせ、俺の右脚――『メガロタックル』だ!」
ドドドドドッ! ゴゴゴゴゴッ! ―――ガギイイイイイイイイインッ!
実況「てゐ選手のパワーとストラット選手のパワーが、左サイド付近で正面衝突〜〜!!
ボールは火花を上げながら二人の脚の間で絡み合い、そして……!!」
ストラット「押し込む。押し込んで呑み込む!(接触プレーに怯えていた昔の俺はもう居ない。
見てるか、バンビーノ。俺は、約束通り、強く、なったぞ……………!)」
てゐ「う、うぐううっ……!(――か、カッコ悪い。私カッコ悪いぞ……! 何やってんだよ、動けよぉ……!)」
――ガシイッ、ポロンッ……!
実況「ボールは……零れ球になった〜〜! ぶつかり合いはストラット選手が優勢でしたが、
てゐ選手も最後の最後で意地を見せた格好です! ボールはコリンチャンス側やや右サイドに転がりますが……!」
シュンッ、バシッ!
妖夢「――繋ぐッ!」
シュンッ!
84 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/08(水) 00:10:07 ID:wgNHFzFs
実況「風のように颯爽と、妖夢選手がボールを奪い突撃していく〜〜!
サンパウロ、妖夢選手による中央突破だ!」
妖夢「……!(パチュリー・ノーレッジ。かつての幻想郷三大フィールダーの一人とまで呼ばれたもやしの貴公女。
だけど、今は私の方が強い。強くなくては、ならないんだ……!)」
パチュリー「…………(実戦で彼女と当たるのは初めて、か。
先のパルメイラスとの練習試合で見せた危うさは、今も残っているのか。
それとも、弱さを克服し、完全無欠のストライカーとして生まれ変われたのか。
私が、この眼で確かめてあげるわ……)」
反町「(パチュリーさんは確か、イタリアでの修行に移る前に、妖夢さんの試合を見ていたんだったな。
それがどんな試合だったかは分からないけど。さしものパチュリーさんも、彼女の圧倒的な実力に
驚いていたに違いない。……だけど、そんなの俺には関係無い。俺は黙って静かに、自分の仕事をこなすまでだ!)」
タッ、ズザアアアアアアアアアアッ!
実況「妖夢選手には、トップ下のパチュリー選手。そして右のサイドハーフの反町選手が付きました!
妖夢選手はこれまでも圧倒的なドリブル力で猛威を振るってきましたが、果たして今回はどうなるのか〜〜!?」
妖夢「抜くッ!」
ビュンッ!
85 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/08(水) 00:12:43 ID:wgNHFzFs
先着2名様で、
★妖夢→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
反町→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(翼がフォロー)(新田がフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
妖夢のマークがダイヤで「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
妖夢のマークがハートで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
妖夢のマークがスペードで「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
パチュリーのマークがダイヤ・ハートの時、「アグニシャイン(+2)」が発動します。
パチュリーはスキル・フォトシンセシスにより−3の差で敗北した場合必ず吹き飛びます。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。
※反町のテンプレの能力値が古い状態になってました。今回の判定値が正しいです。
(反町のタックル値は54で、ネオポイゾナスは1/2発動です)
86 :
森崎名無しさん
:2017/11/08(水) 00:13:32 ID:???
★妖夢→ドリブル 57 (
ダイヤ2
)(
3
+
4
)=★
87 :
森崎名無しさん
:2017/11/08(水) 00:14:08 ID:???
★パチュリー→タックル 54 (
ダイヤ10
)(
3
+
1
)+(人数補正+1)=
反町→タックル 54 (
ハートA
)(
5
+
6
)+(人数補正+1)=★
88 :
森崎名無しさん
:2017/11/08(水) 00:17:32 ID:???
ストラットだけ引きが別次元なのな。
89 :
森崎名無しさん
:2017/11/08(水) 00:18:22 ID:???
Nice poison
90 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/08(水) 00:20:35 ID:???
妖夢が芸術的ドリブルでパチュリーを圧倒するも、
反町の大活躍で零れ球に! ボールは新田と佳歩で奪い合いだ!
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
>>81
有効じゃない判定まで全部4以上ですね…(白目)
>>88
反町の引きも何気に良い感じですね。
>>89
これは女性(園児)に大人気な毒の魔術師ソリマチ卿ですね。
それでは、本日もお疲れ様でした。
91 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/08(水) 23:57:09 ID:???
今日の更新はお休みします。明日は更新できると思います。
92 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 22:21:13 ID:???
★妖夢→ドリブル 57 ( ダイヤ2 )( 3 + 4 )+(芸術的なドリブル+5)=69★
★パチュリー→タックル 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)+(アグニシャイン+2)=61
反町→タックル 54 ( ハートA )( 5 + 6 )+(人数補正+1)+(ネオポイゾナスタックル+3)=69★*フラグ習得!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして新田がフォロー
妖夢「行きます……!」
ギュンッ、シュパパパッ、クイッ……!
パチュリー「…………!(かくも上手に『芸術的なドリブル』を使いこなすなんて……!
これでは、ドリブルスピードの分、私よりも彼女が格上と認めざるを得ないわね……)」
妖夢が繰り出した超絶的な技巧に。そしてそれが付け焼刃でなく、
彼女の才能と努力によって裏打ちされた確かなものであるという事実を前に、
パチュリーは無意識で、『このドリブルは抜けない』と諦めてしまっていた。
反町「(な、なんだこれは……! 雲の上の存在過ぎる……!)」
世界トップクラスのプレイヤーであるパチュリーでさえもそうなる以上、
パチュリーよりも一段格が落ちる反町が途方に暮れるのも仕方なかった。
オールラウンドなFWである彼はタックルの腕も決して悪くは無い――むしろチームでも上位には入るが、
その程度の腕前で、今の妖夢のプレーを止める事は不可能と思いさえした。
――しかし、それは最初の一瞬だけだった。
反町「(いや……そんなんじゃダメだ! 決めたじゃないか。穣子さんや静葉さんを守れるような、
そんな力を持つ強い男になってやるって、フランスでの戦いを通して決意した筈じゃないか!
だいいち、俺が怖いのは日向だけだ。日向以上の天才が現れたとしても、そいつは少なくとも、
俺にとっては―――怖くない!)――うおおおおおっ!」
93 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 22:23:13 ID:???
カッ! ゴオオオオオオオッ! ――シュバァァァァァァンッ!
幻想を通して守るべきものを得た反町は、もう、かつての弱気な少年では無かった。
(未だに若干後ろ向きな部分もあるが)、前向きに眼前の敵と戦うに際して、彼はもう恐れてはいなかった。
だから彼は、全力のタックルに向かう事ができ。
妖夢「(パチュリーさんを抜いた。後はパッとしない雑魚を抜きさえすれば……)――って、え?」
――シュバァァァッ……バチイッ!!
逆に、パチュリー・ノーレッジという壁への恐怖を振り払うようなドリブルに出た妖夢は、
その反動で、反町への警戒心を落としてしまっていた。その結果――ボールは、妖夢の足元から零れる。
実況「――こ、これは……反町選手、ファインプレーだ〜〜〜〜!!
妖夢選手の芸術的ドリブルを前にひるまず、真っ直ぐボールを見切って、後方へと掻き出しました!
これは繊細なテクニカルプレーヤーではできない、大胆さの入り混じった動き!
かつては目立たない控えFWだった反町選手はどうやら、幻想郷やフランスでの修行で、一皮も二皮も剥けたようです!」
穣子「いよっしゃぁぁっ! さっすが私達の一樹くんだよ!」
静葉「……見事ね、反町君」
反町「(……今ので、もっと大胆なプレーの間隔が掴めた気がする。もしかしたら、できるかもしれない。
『ネオポイゾナスタックル』を更に超える、俺流の最強タックルが……)」
*反町がタックルフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。
94 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 22:24:30 ID:raUQx49s
ポーンッ、ポムッ。
新田「(姉御がやられた! でも、まだ大丈夫だ。俺がこのままフォローしてボールを運べば……!)」
佳歩「(ここです。ここでボールを奪えば、2点目に繋げられる……!!)」
タッ、タタタタタッ……!
実況「ボールをフォローしたのは、妖夢選手の後方を走る、サンパウロ右SHの新田選手!
ですがそこには、近い位置のコリンチャンス右FWの佳歩選手が詰め寄ります!
新田選手、ここで粘れるか! 佳歩選手、ここで奪えるか!?」
新田「(これまでの試合を見る限り、この子のタックルは軽い。だからきちんと、いつも通りのプレーさえできれば……!)」
佳歩「(これまでの試合を見る限り、あの人のドリブル力は高い。だから今こそ、全力以上のプレーをしなくては……!)」
先着2名様で、
★新田→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→新田、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(翼がフォロー)(バビントンがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
新田のマークがダイヤで「高速ドリブル(+4)」が発動します。
新田のマークがハートで「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがダイヤで「野兎タックル(+2)」が発動します。
95 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 22:25:50 ID:???
★新田→ドリブル 55 (
クラブ4
)(
1
+
5
)=★
96 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 22:26:32 ID:???
★佳歩→タックル 50 (
スペード8
)(
4
+
1
)=★
97 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:10:19 ID:raUQx49s
★新田→ドリブル 55 ( クラブ4 )( 1 + 5 )=61★
★佳歩→タックル 50 ( スペード8 )( 4 + 1 )=55★
≧2→新田、ドリブル突破。
タタタッ……!
――ズザアアアアッ!
ここで奪われては(通しては)いけない。
そう力んだ二人は、共に従来の実力を出し切る事が出来なかった。
――グッ。……スパァッ!
佳歩「……くっ!」
新田「よし。抜いたぞ……!」
よって、勝負は地力の高い方が――すなわち新田が順当に勝利した。
実況「新田選手、緊張が見える力んだ動きでしたが、それでも佳歩選手のタックルを躱しきる!
反町選手とパチュリー選手が妖夢選手への対応に向かった結果、
右サイドにスペースが空いている今、サンパウロは攻撃のチャンス!
新田選手は当然、そのまま右サイドを突き進みます!」
穣子「お、お姉ちゃん。私が土台になるから、『オータムスカイラブタックル』の準備を……!」
静葉「――いえ、待ちなさい穣子。……どうやら、『彼』が動くわ」
静葉は穣子を制しながら、フィールドの中央を指し示す。
彼女の言う通り、『彼』は、大きく羽ばたくようにダッシュを始めると――。
98 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:11:42 ID:raUQx49s
翼「―――こい! おれに もってこい!!」
バリッ、バリバリバリッ………!!
周囲を点滅させんばかりの勢いで、そう力強く宣言した。
新田「――は、はいっ!」
バシイッ……!
新田は、彼の号令には無条件で従わざるを得なかった。
そしてその光景は極めて自然的だった。弱者は、強者の命令に従わなくてはならない。
そんな自然界の掟に則るがごとく、ボールは新田から翼へと渡される。
翼「――さて。ストラットをあまり消耗させてはいけないし、魂魄さんは失敗しちゃったし。
ここは俺が決めに行こうかな?」
タッ! ゴオオオオオオオオオオッ!!
ボールを得た瞬間、翼の闘志と殺気は爆発する。
先の鈴仙との対決では、彼は未だ全力を出していなかったのだ。
自由に。鳥が自らの翼で空を飛ぶように、彼は全エネルギーを放出しながら、
コリンチャンスのバイタルエリアへと向かっていく。
99 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:12:59 ID:raUQx49s
アリスさん「な、何よ……そんな余裕ぶっこいちゃって。
そんな態度してると、トモダチ無くすわよ! この私のように!!」
それに対抗できるのは、ボランチの位置に立つアリスさん。そして――。
慧音「(ここで彼に、ミドルシュートを撃たせてはならない! 次こそは守り抜く!)」
試合前の打ち合わせ通り、ラインを上げてディフェンスに向かっていた慧音の二人。
(穣子は静葉との連携に備え、また、新田のドリブルを警戒していた為、やや出遅れていた)
翼「うん。相手に不足はないね。――全力で行くよ!」
ド ン ッ !
彼女達二人は、改めてサッカーの怪物と対峙する。
100 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:15:34 ID:raUQx49s
先着2名様で、
★翼→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=
慧音→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→翼、ドリブル突破。そして……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ストラットがフォロー)(慧音がフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
翼はスキル・ファンタグラジスタにより、
@ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とする
A接触行動時、必殺技以外の自分に対する不利な補正(自分のマイナス補正、敵のプラス補正)を無効化する
※効果により、アリスさん達の人数補正が無効化されています。
B全ての接触行動に吹飛係数2
Cプレイ不能になるまで負傷ペナが発生しない を持ちます。
翼のマークがダイヤで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
翼のマークがハートで「ヒールリフト(+4)」が発動します。
翼のマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
慧音のマークがダイヤ・ハートで「草薙の剣(+3、吹飛4)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。
101 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:16:33 ID:???
★翼→ドリブル 56 (
クラブ10
)(
5
+
1
)=★
102 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:16:46 ID:???
★翼→ドリブル 56 (
ダイヤ10
)(
1
+
6
)=★
103 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:18:20 ID:???
★アリスさん→タックル 54 (
クラブ5
)(
5
+
1
)=
慧音→タックル 56 (
ハートK
)(
6
+
5
)=★
104 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:20:03 ID:???
アリスさん……
105 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:42:56 ID:raUQx49s
すみません、フォロワーが少しおかしい事になってますね(汗)
慧音がフォローは、穣子がフォローに読み替えてください。
そしてアリスさん…残念ながら当スレでは地上プレーは上から判定制度を取っているため、
アリスさんが翼を負傷させ(ペナ無効ですが)、慧音の覚醒は判定されません(泣)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★翼→ドリブル 56 ( クラブ10 )( 5 + 1 )=62★*反則受&負傷!
★アリスさん→タックル 54 ( クラブ5 )( 5 + 1 )=60*反則!
≦−2→コリンチャンスボールに。…と思いきやアリスさんの反則で翼が負傷!?
翼「トモダチ……? そんなの、サッカーがあれば要らないじゃないか!
人類は、サッカーを通して統一思考を獲得でき、個人と集団の区別は無くなる。
地球幼年期の終わりは、サッカーによって齎されるのさ!」
ダッ!
アリスさん「サッカーで思考を統一する事が出来れば、私が集団からの孤独に苛まれる事も無くなる。
全てがサッカーになれば、被害妄想と猜疑心による苦痛を産み続ける、私の自我という呪縛から解放される……?」
同じファンタジスタの素養を持つ者同士の習性か、アリスさんは翼の思想に若干の理解を見せていた。
フラッ……!
慧音「(! アリスさんの動きにブレが生じた! そしてそこは……)危ない、アリスさーーん!」
そして、アリスさんが動揺を見せた時。その事故は起こった。
フラリ……グワッシャアアアアアアアアンッ!!
――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
106 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:44:42 ID:raUQx49s
アリスさんは朦朧とした中で、誤って翼の左脚を思いっきり削ってしまっていた。
審判は慌てて笛を吹くも、スパイクの突起が足の骨にまで到達せんレベルまで貫通しており、
どう考えてもプレイ続行は不能――下手をすれば今後の選手生命にすら関わる可能性すら予想される。
実況「あ、ああ……! これは、反則です! アリスさん選手、バイタルエリア手前。
ゴールからおよそ30メートルの距離にて、翼選手に大けがを負わせてしまいました!
今、救急隊がベンチから出てきました! 担架を運んできています!!」
アリスさん「し、しまったわ……!?」
やがて、慌てた表情の審判がアリスさんに駆け寄って来た。
翼の負傷の手当ての前に、簡単に裁定を告げておこうと考えたのか。
彼はポケットにあるカードを確認し。そして――。
先着1名様で、
★アリスさんの運命→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER→審判のパルスィ「あんたの正体は、私のスペカで出てくる分身だったのよ」アリスさん「貴女は私、私は貴女……!?」
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
1→レッドカード!? さよならアリスさん…
107 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:46:12 ID:???
★アリスさんの運命→
ハート2
★
108 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/09(木) 23:48:02 ID:???
アリスさんは辛うじて生き延びるも、得意のドリブル突破に制約が……!?
――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
次回更新は、(たぶん)妖夢のミドルシュートが飛んで来るところからになります。
>>104
プレースタイルの関係もありますが、アリスさんって良く反則取られてる気がします。
それでは、本日もお疲れ様でした。
109 :
森崎名無しさん
:2017/11/09(木) 23:50:47 ID:???
乙でした
サルサノ神、どうか僕らに力を……
110 :
森崎名無しさん
:2017/11/10(金) 09:16:45 ID:???
乙でした
翼はここで交代かな?
111 :
森崎名無しさん
:2017/11/10(金) 09:32:23 ID:???
ペナ無いし続投だと思うよ
112 :
森崎名無しさん
:2017/11/10(金) 16:46:55 ID:???
翼ってそういえばこの試合クラブな気がする
このままクラブ活動してほしいな
ストラットは自重してね
113 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/10(金) 23:59:02 ID:???
更新再開します。
>>109
乙ありがとうございます。サトリ神も必殺技が出ればそこそこだから…(震え声)
>>110
乙ありがとうございます。翼は交代しないですね。
>>111
中核選手が負傷して退場だったら面白くないかな、
と思った上でのスキルでもあります>ファンタグラジスタ
>>112
折角なので翼にはもっと活躍して欲しいですね…
ストラット「ようし! 俺も自重してクラブ活動するぞ!(シュート判定で)」
114 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:00:07 ID:???
★アリスさんの運命→ ハート2 ★
2〜6→イエローカードが出た!
審判「……注意散漫な危険プレーは控えるべきだ!」
ピッ。 ――ざわっ……!
アリスさんに渡されたのは黄色の札。警告を意味するイエローカードだった。
実況「ああ〜っと! アリスさん選手、ここでイエローカードを貰ってしまいました!
派手なドリブルでの突破力に定評のアリスさんにとって、これは痛い!」
アリスさん「くっ……! 世界はいつも私を拒絶する……!!」
慧音「(寺子屋にもこんな生徒が居るな……主語が常に無駄に大きいというか、被害者意識が強すぎるというか)」
アリスさんはいかにも悲劇のヒロインぶった風体で地面に倒れ伏す。
しかし残念ながら、今この場の注目を集めているのは彼女ではなかった。
翼「……………」
ボタ、ボタボタ……。
実況「救急隊が翼選手の負傷部位を確認しましたが……どうやら傷は深いようです!」
実況や観客が注目しているのは、あくまで先のプレイで大怪我を負った翼だった。
彼は仰向けになりながら、空に向かって虚ろな視線を投げかける他、何の反応も見せずに倒れている。
115 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:01:33 ID:???
観客「キャアアアアアアアアアアッ!」「マジかよ、ツバサ……」「これからだってのに……!」
「この怪我はもうダメだ。アイツは引退だな」「むしろ命の危機だろ!?」「うわっ、血、出すぎ……」
実況「救急隊から情報が入りました! 大空翼選手は、下肢の神経に大きなダメージを負っているほか、
大動脈からの出血も止まらないとの事であり、ただちの手術と緊急輸血が必要不可欠との事です!」
そして、そんな彼の様子を見て周囲の人間はますます騒ぎを大きくする。
フィールド上の誰もが、この負傷で大空翼の退場は確定。
下手をすれば将来にも影を落とすかもしれない。そう信じて疑っていなかった。
ストラット「やれやれ……運が悪かったなァ、翼」
バビントン「この分なら、交代は必要なさそうだね」
新田「何を皆慌てふためいているんだ。この程度の怪我で、あの魔物が死ぬわけないだろ」
妖夢「今の内に息を立て直すぞ、新田君(次のフリーキックは多分私。……決めないと)」
だからこそ、一部の冷静な観客達は気付き、思う。
――なぜ、サンパウロのメンバーはこの大怪我を前に、こうも楽観的なのだろうか?
116 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:02:40 ID:???
パチュリー「……鈴仙、分かってると思うけど」
鈴仙「え? ……あ、はい! 救命措置ですよね。私も医師の卵ですし。手伝える事もあると――」
パチュリー「はぁ……違うってば。――まぁ、百聞は一見に若かずとも言うし。見ておけば良いわ」
サンパウロメンバーを除いては、賢者として深い知識を持つパチュリーだけは完全に看破していた。
鈴仙「見る? 何をですか? スポーツ時に発生した大動脈解離の応急処置事例とか、そんな系な?」
パチュリー「違うわ。――今からあんたが見る事になるのは、そんな科学的なものじゃあない。
今から見るのは、そうね。強いて言うなら……幻想的なモンスターの生態学、かしら」
実況「緑のフィールドが真っ赤に染まっていく地獄絵図の中、翼選手が今、担架に運ばれて退場です!
サンパウロが代理選手として出すのは、バチスタ選手でしょうか、それともプラトン選、手……?!」
ガシッ。
アマラウ「(ちっ、お昼寝でもしてたか? 良いご身分だぜ)」
救急隊が地面に差し出した担架を、彼は確かに握り締めると。
グッ……。ズッ。ズズッ。
ドトール「(奴の生命力は、現代医学の見地では計り知れぬよ。全く)」
負傷した脚を庇う事なく、ごく自然に立ち上がり。
117 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:06:50 ID:???
グイッ。ズルッ……ギュッ。
負傷した箇所に出来た穴を、別の健康な部位から肉をほじり出して埋めてしまうと。
リマ「リ、リママ……! 今のでおしっこちびっちゃったリマ!!!!!」
スッ……キラキラキラッ!
翼「ふう。……今のは、ちょっと痛かったよ?」ニコッ
スクッ……シュンッ! クルクルクルッ、スパッ!
実況「な、何という事でしょう……! 翼選手、先程の負傷が何事も無かったかのように、
全く錆びる事の無い動きで立ち上がり、再び走り出しました……!
まるで痛覚が無い、ロボットやサイボーグを見ているようです……!!」
ざわっ……!!
観客席「う、うわあああああああああああ!?」「え? でも、さっき大けがだって……!?」「誤報じゃないのか?」
ジェトーリオ「うっひゃ〜無理しちゃって。でも、本気で痛くないのかな? 俺、人の演技を見破るのは上手いと思うんだけど」
サンタマリア「……恐らく、痛くないんだろうよ。どんな修行をしたのか知らないが、奴には通常の人間が持つべき恐怖心や恐れが無い。
それこそまるで、戦いのみを至上とし、死ぬまで剣を振るい続けるグラディエーターのように……」
118 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:09:03 ID:???
翼「――次のフリーキックは、魂魄さんに任せるよ。俺はこれから5分位治療を受けて来たいし、
ストラットは一回撃っちゃったし、新田じゃあアテにならないからね」
妖夢「……ああ、分かった」
石崎「(そうだよ。俺のヒーローは死なないんだ……! この位の負傷では死なない。
殺すためには、心臓じゃあダメだ。脳味噌を、一瞬で握り潰さない限り、殺せないんだよぉ……!!)」
観客が明らかな恐怖を示すのを尻目に、翼は颯爽とベンチへと戻る。無論、一人で歩いてだ。
まるで少し足を捻ったかのように、彼は笑顔を見せながら、フィールドから一時消えた。
恐怖が消えた後、フィールドに残されたのは、悠然とした態度のサンパウロの選手達と、茫然と立ち尽くすコリンチャンスの選手達。
そして、アリスさんへのイエローカードと、サンパウロのゴール前30メートルでの、フリーキック権のみだった。
*翼が負傷したため、一時退場しました。5分後に復帰します。
(スキル・ファンタグラジスタのため、負傷ペナ−2は発生しませんが、
軽傷未治療の場合、負傷率が上がってしまう事を見越してのGM判断です)
119 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:22:07 ID:???
鈴仙「ば、化け物よ……! あんなケガをしたのに、平然としてるなんて……!」
てゐ「化け兎の私らが言うのも滑稽だけど。まあ、そうだよねぇ」
パチュリー「いえ。決して彼とて平気では無い筈よ。今治療に行ったのがその証拠。
恐らく、精神が不死身でも、肉体がそれに追いついていないのでしょうね。
だから、まあ。……何度かあのレベルのケガを負わせれば、勝てるわ」
反町「(もはやサッカーをしているのか、怪物退治をしているのか。良く分からなくなって来たぞ……?)」
慧音「それよりも……今は、次のフリーキックだ。――恐らく、サンパウロは狙いに来るだろう」
てゐ「だろうねぇ。嫌な話だけどさ」
現実離れした超人が去ると、彼女達も次第に現実的な考えを取り始める。
――即ち、次のフリーキックをどう対処するか、である。
静葉「私達は、『オータムスカイラブブロック』に出るべきかしら」
お燐「う〜ん。でもさ、それしちゃったらさ。DFが3人にならない?
それはあたい的にも、是非とも避けたいと言いますか、吹っ飛びたくないと言いますか……」
さとり「自分の前に一人でも多くの壁を置いといて欲しいという、お燐の不純な動機は見え見えだけど。
――確かに、壁を何枚置くかは大事ですね」
鈴仙「そうねぇ……基本的には、壁は4人は居た方が良いと思うけど。
そうなると、今の静葉さんをSBに置いた4バックでは、『オータムスカイラブブロック』が使い辛いのよね。
方法としては、MFかFWの誰かにも壁になって貰うか、あるいはブロックが上手いつかさを交代させるか、
そのどっちかかしら……」
120 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:24:45 ID:???
佳歩「では、鈴仙さまがDFになると言うのはどうでしょうか。鈴仙さまの瞳の力があれば、
シュートの威力も幾分か弱まるかもしれないですし」
パチュリー「……いえ。それには反対ね。理由は一つだけある。……即ち、次のキッカーとなる可能性が高い魂魄妖夢は。
恐らく、鈴仙の『狂気の瞳』が通用しない可能性があるから」
反町「(キャプテンの能力が……通用しない?)」
穣子「なるほど。たしかに、ストラット君が次も来る! ……って可能性は低そうだよねぇ」
鈴仙「(う〜む。色々と細かい意見はあるみたいだけど。結局、どうすべきかしら……)」
――鈴仙も発言しながら、この局面をどう打破すべきか考える。
恐らくはミドルシュートが飛んで来る可能性が高い、次のフリーキック。
前半も間もなく半分という局面で点を取られたくないのは当然にしても、
妙案という妙案は思いつかない。
鈴仙「(……順当に行ったとしても、決してミスでは無いと思うけど。
一応、色々な可能性を検討しておこうっと)」
121 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 00:26:03 ID:9R2+JxZ2
いつもの事ながら、地道にあらゆる可能性を検討する鈴仙。そんな彼女が選んだ守り方は……。
A:順当にお燐、慧音、穣子、静葉の4人にブロックして貰う。
B:穣子と静葉は『オータムスカイラブブロック』に出て貰う。(DFは3人)
C:B+4人目のDFとして誰かに下がって貰う。(壁となる選手を更に選択)
D:B+選手交代し、4人目のDFとしてつかさに下がって貰う。(交代選手を更に選択)
E:その他 さとり「壁は(ry」の方はこちらで
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
122 :
森崎名無しさん
:2017/11/11(土) 00:37:53 ID:nHZvxnHI
A
123 :
森崎名無しさん
:2017/11/11(土) 01:00:53 ID:FGYJ7hBY
A
124 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 01:11:22 ID:9R2+JxZ2
A:順当にお燐、慧音、穣子、静葉の4人にブロックして貰う。
鈴仙「――やっぱり、フリーキックを止める為には大技よりも、
如何に多くの人数を作って止めるかが大事よ。
そして、試合はシュートを止めて終わりじゃない。
止めて、次を狙わなくちゃいけない。……だから、」
慧音「――了解したよ、鈴仙。……私達DF4人が、守らせて貰おう」
穣子「妖夢ちゃんのシュートなんて、私の『ロイヤルスイートポテトルーム』にご宿泊させちゃうよ!」
静葉「私は、単なる人数稼ぎ程度にしかなれないでしょうけど。全力を尽くさせて貰うわ」
お燐「うにゃ〜、吹っ飛びたくない〜。……でも、行くしかないね。みんな、さとり様の弔い合戦だ!」
さとり「だから私は死んでないって……」
――妙案がない時は、順当な策こそが最善。
そう考えた鈴仙は、慧音を筆頭とするDF4人に対しブロックを依頼した。
そして――間もなく、ホイッスルが鳴る。
125 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 01:17:26 ID:9R2+JxZ2
ピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「さあ、試合開始はサンパウロのフリーキックからです! サンパウロのキッカーは……!」
先着1名様で、
★サンパウロのキッカー→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→リマ「リマが決めるリマーッ!」リマ、暴走!
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→妖夢「翼君の言う通り。私が決める……!」
クラブ2〜6→ストラット「ここで撃つと俺の体力も厳しいが。全力で決めてやる……!」
クラブA→妖夢「翼君の言う通り。私が決める……」ストラット「(と、見せかけて……!)」
126 :
森崎名無しさん
:2017/11/11(土) 01:18:09 ID:???
★サンパウロのキッカー→
ハート2
★
127 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/11(土) 01:38:46 ID:9R2+JxZ2
★サンパウロのキッカー→ ハート2 ★
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ7以上→妖夢「翼君の言う通り。私が決める……!」
妖夢「(決める。決めて――私は、自らの強さを証明する!)」
タッ……!
実況「キッカーは……やはり順当に、サンパウロのストライカー・魂魄妖夢選手です!
彗星のように現れた彼女でしたが、ストラット選手にも勝るとも劣らない活躍で、
この大会においても、得点王の第一候補として挙げられています!!」
鈴仙「(出たわね、妖夢……!)」
――サンパウロのキッカーは翼が指名した通り、妖夢が出る。
反町「(妖夢さんか……。幻想郷では、西行寺亡霊連合のFWとして出場していた位の印象しか無いけれど。
確かに、俺よりも更に格上の――日向にも比肩する程のストライカーって風格はあるな)」
パチュリー「(妖夢のミドルシュートの威力は、先のストラットの『インゲンスゾーンシュート』に比べては劣る。
とはいえ、『メガロゾーンシュート』クラスの威力はあるでしょうね……)」
さとり「(ゴールから30メートル以上の距離はあるとは言え、私のパンチング力では心許ないでしょうね。
……だけど、私だってそう何度も吹っ飛ぶ気は無い。光を掴み取ります!)」
彼女が静かにボールの位置を確かめる姿を見て、コリンチャンスの仲間達は様々に思いを馳せる。
そして――。
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