キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/05(日) 20:32:29 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1500215667/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
イギリスで闇を乗り越えたさとり達の活躍もあり、リオカップの準決勝・パルメイラスに見事勝利した。

またその頃、イタリアではパチュリーと慧音が、互いにハイレベルな選手を目指すべく研磨を重ねていたが、
些細な事で対立。その時、慧音は一時ではあるが、豊聡耳神子の計画『ハイパーカンピオーネ』の一端に触れ、そして気付く。
これまで第三局として表だった対立を避けていた彼女達の陰謀が、今や決して無視できない物になっていると。
――そうした不安を抱きながらも、鈴仙達はいよいよリオカップの決勝戦、サンパウロとの対決に挑む。
サンパウロを牛耳る選手は、壊れた精神をサッカーで埋め合わせて蘇った怪物・大空翼と、
力を求め続け、ついには鈴仙とは真逆の道を進む事となったかつての親友・魂魄妖夢。
彼らの熾烈な攻撃を掻い潜り、コリンチャンスは前半戦途中で1−0のリードを得ており、一旦優勢ではあるが……?

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 21:09:48 ID:Qzv0ooC6
★ストラットの判断→ ハートK ★
ダイヤ・ハート・スペード・クラブ絵柄→ストラット「(作戦通り、無理せずヨームに戻すか)」読み通り!

ストラット「(……奴らは俺のゴールを警戒している。ヨームよりもだ。
       ならば好都合、このまま抜くと見せかけて……)――それっ!」

グワァァァッ……スカッツ。 ――バシュッ!

実況「……! こ、これは! ストラット選手、シュートと見せかけてのフェイント!
    右脚でボールを空振りし、その返す左脚でヒールパス!
    高いキックコントロールの下、ボールは再び妖夢選手の下へと戻っていきます!」

お燐「え、ええーっ!? そっちに来るなんて!」

アリスさん「まずいわ! さっきタックルに行ったばかりだから、私も慧音も防げない……!」

穣子「大丈夫だよ、皆! ――お姉ちゃん!」

静葉「ええ、穣子。……どぉっせーーーい!!」

ガシイッ。――バァァァァァァァァンッ!

実況「このパスに追いつけるのは誰もいない、と、思いきや……!
    空を飛んでボールに肉薄する秋色の影がひとつ!
    これは、穣子選手と静葉選手の合体技! 『オータムスカイラブパスカット』です!!」

ストラット「なにィ!(ここで大技だと! 読まれていたのか……!?)」

穣子「この……あきーーーーーーッ!」

297 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 21:11:06 ID:Qzv0ooC6

先着2名様で、

★ストラット→パス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妖夢、パスキャッチ。そしてミドルシュートに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(翼がねじ込み)(マウリシオがフォロー)(お燐がフォローし前半終了)
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。
【補足・補正・備考】
特になし。

298 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:11:58 ID:???
★ストラット→パス 54 ( ダイヤA )( 5 + 4 )=★

299 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:18:40 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハート2 )( 5 + 4 )=★

300 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:18:47 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハートJ )( 2 + 2 )=★

301 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 21:19:16 ID:???
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ダイヤ10 )( 2 + 2 )=★

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 22:08:31 ID:???
★ストラット→パス 54 ( ダイヤA )( 5 + 4 )=63★
★穣子→オータムスカイラブパスカット 58 ( ハート2 )( 5 + 4 )=67★
≦−2→コリンチャンスボールに。前半終了。

バシュルルルル……パシッ!

穣子「取ったァ!」

実況「穣子選手、天を舞いボールを手中に収める! そして……!」

静葉「ふぅ。……穣子、早く前へ!」

穣子「分かってる。それーーーっ!」

バシュウウウッ!
  ……ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!


コリンチャンス 2 − 1 サンパウロ   前半終了!

303 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/19(日) 22:10:33 ID:???
すみません、短いのですが今日はここまでにします。
次回更新はハーフタイムで、後半戦の作戦を選択する形になると思います。
前半戦のサンパウロの布陣を見た上で、こうしたらいいのでは?という意見があればコメントを頂ければ嬉しいです。

(参考:今の布陣)
−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3
コリンチャンス 4−4−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
G−−−F Gてゐ F反町
−−E−− Eアリスさん
BA−DC Bお燐 A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

304 :森崎名無しさん:2017/11/19(日) 22:42:16 ID:???
相変わらずストラットの引きが自重してない・・・

305 :森崎名無しさん:2017/11/20(月) 16:08:47 ID:???
反町のパスをもうちょっと有効に使っていきたいかな

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/20(月) 23:20:03 ID:???
今日は更新をおやすみします。

307 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:36:48 ID:???
実況「ここで前半終了〜〜! コリンチャンスのリードで後半戦を迎えます!
    コリンチャンス側はパチュリー選手や慧音選手を中心に。
    サンパウロ側は翼選手やストラット選手を中心に、激しい攻防が繰り広げられました。
    結果こそ、サンパウロは劣勢を強いられる事となっておりますが、
    一歩間違えれば、真逆の結果になっていた事は想像に難くない!
    そして……両チームとも、未だ全力を出し尽くしていないという事実もまた、
    後半戦に起こるべき死闘の烈しさを想像させます!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
   「流石は決勝戦だな…」「どっちが勝つか、まだ分からんな」「レナート レナート」

ブローリン(観客席)「カグロットォーーーーー!!」

ザガロ(観客席)「落ち着けブローリン。サンパウロのGKはカグロットではない。レナアットだ」

ディウセウ(観客席)「つってもよー。どっちもポストみてぇだから、オラも勘違いしちゃうぞ」

ネイ(観客席)「ふう。トニーニョはどっちが勝つと思う。俺はレイセンが居る方を応援するけどな!」

トニーニョ(観客席)「――俺の見立てだと、コリンチャンスが6:4で有利だ。
             元々、サンパウロにはリマという明確な穴があったし。日本人選手のイシザキやニッタは一芸特化で扱い辛い。
             マウリシオやバビントンは決して弱くはないが、コリンチャンスの中堅選手と比べて強いとは言えない。
             ……そう考えると、幾らツバサやストラット等が活躍しても、じきに差は出て来る」

カルロス(観客席)「……いずれにせよ、勝負は後半戦からだな。どちらのチームも、まだ、全力を出し切っていない」

大妖精(観客席)「ほ、ホントですか……? 私には、どっちのチームも全力で戦ってるように見えましたけど……」

ジェトーリオ(観客席)「ま、普通の強豪チームに居ると、そう勘違いしてもおかしくないかな。
              ……ただ、残念な事に。決勝戦のチームはどっちも、普通じゃあないのさ」


308 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:38:15 ID:???

前半戦が終了し、ハーフタイムに突入してから暫くたっても、観客席のどよめきは一向に収まらない。
彼らはそれ程までに、濃厚な前半戦の内容に興奮しており――そして無意識的に感知していた。
後半戦は、これ以上に激しい死闘が繰り広げられるに違いない、と。そして鈴仙達は――。

【ハーフタイム】

鈴仙「もう……あのスケベコーチったら。一体どこで油売ってるのよ。まさか、ハーフタイムになっても来ないなんて」

てゐ「道中のコンビニでエロ本見つけて、もう我慢ならなくなったとか〜?」

佳歩「……我慢ならない? どういう意味ですか、てゐ様? 
    なぜコーチさんは本を見ただけで我慢ができなくなるのでしょう?」

つかさ「コホン。……確かに、おじい様の消息は少し気になりますが。
     とりあえずは、後半戦に向けた戦略を練るべきでしょう?」

パチュリー「そうね。……私がコーチ代わりに、簡単に司会をさせて貰うわ。賢者だしね」

鈴仙は一時、前半戦が始まっても姿を見せないコーチについて不安を覚えるが、
てゐの無遠慮な発言や、パチュリーによる前半戦の総評が始まった事により、
思考はそちらの方へと向いてしまう。

パチュリー「……前半戦は危ない面もあったけど、守備面では、私達の作戦が功を奏したと言えるわ。
       特に慧音。彼女が積極的に前へ出て、ストラットと対峙してくれなければ。
       私達の点差は今頃逆――いや、もっとひどい事になっていたと思うわ」

慧音「ありがたい言葉だ。しかし、その言葉は後半戦が終わった後の結果を見て、掛けてくれると嬉しい」

お燐「お空が言ってた通りだ。寺子屋のお姉さんってば、本当に真面目なんだねぇ」


309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:39:41 ID:???

さとり「そういうあんたは不真面目過ぎなのよ、お燐。彼女の爪の垢を煎じて飲めばいいのに。
    ――と。この切り出し方では、まるで従者への当てつけのように聞こえるかもしれませんが。
    前半戦は、サイドバックのお燐があまり機能していないように感じました。
    後半戦は、あの子の機動力を活かしたポジション配置――具体的には、
    お燐をサイドハーフに置く事も、検討しては如何でしょうか」

てゐ「あいつのサイドプレーヤーとしての腕前は確かだしねぇ。……となると、私はボランチ行きかな?
    鈴仙とのコンビ技――『インビジブルデューパー』は撃ちづらくなるけど、中盤の支配力は高まると思うよ」

鈴仙「(なるほど。……えーっと、お燐がサイドハーフで、てゐがボランチとなると……具体の布陣はこうなるのか。
    確かにそしたら、お燐ももっと活躍出来るかもね。……ただ、サンパウロがマウリシオ君やらを使って来た時、
    中盤底の守備が軽くなる危険性は否めないけれど)」

パチュリーの発言を元に、チームメイトの意見や提案は広がっていく。
鈴仙も話を聞きながら、話題に上がった案を、脳内の布陣図で思い浮かべるようにした。
――具体的にはこうだった。

@案:てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり


310 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:41:42 ID:???
佳歩「攻撃面はどうだったでしょう。前半戦は、ゴールを決めたのは反町さんとてゐ様でした。
    私も、本当はもっともっと攻めたかったのですが……」

鈴仙「……確かに。前半はゴールを決めた二人が上手い個人技を見せてくれたから良かったけれど。
    あまり連携を取って攻め切る事が出来たとは、少し言い辛いかしら」

反町「……あの。キャプテン」

話題が攻撃面に移った時は、FWである鈴仙も議論に参加した。
そんな中、珍しく反町が口を開き提案をする。

反町「攻撃力を高める布陣とするんだったら、その……俺が、トップ下になるのはどうか、と思うんだ」

静葉「! 反町君が……トップ下?」

穣子「う、ううーん。確かに一樹君のパスは、てゐちゃんにも負けてないと思うけど。
   でも、それなら前半戦通り、パチュリーさんがトップ下で。
   一樹君はウイングハーフとかの方が良いんじゃないかなぁ……?」

パチュリー「……成程。彼は無口ながら、中々分かっているようね」

反町「(いや。別に無口って訳じゃないんだけど。言うべき事を言ってるだけであって……)」

さとり「それが一般的に、無口というものなんですがね」

その提案――反町がサイドハーフからトップ下に移り、ゲームメーカーとして
中盤を支配していくという内容には、あからさまに疑義を呈す仲間も多かった。
実際、彼の本職はFWであり。しかもトップ下には、彼以上に相応しい選手が既に居る為だ。
だが――、その相応しい選手であるパチュリー本人は、反町の提案に首肯した。

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:42:55 ID:???
パチュリー「実は、私も同じ事を提案しようと思っていたの。彼――反町少年をトップ下に置き、
        私をセカンドフォワードの位置に置くという提案をね。
        理由は二つある。一つ目は、私はドリブルに長けるが、パスは反町に劣っているため、
        純粋な能力面でも、この配置が適正だから。
        そして二つ目は――」

アリスさん「――中盤以下の指揮権を反町君に委譲する事で、前線での戦略作成に集中するため。
       ……そうでしょう。パチュリー・ノーレッジ?」

鈴仙「(アリスさん、発言だけ見ればクールだけど。内心はきっと、パチュリーさんに知的キャラを
     奪われないよう、必死なんだろうなぁ……)」

休憩時間の筈なのに、視えない何かと戦い汗をかくアリスさんを尻目に、
鈴仙は反町の発言から出て来た第2案の詳細を考えていた。

鈴仙「(反町君がトップ下で、パチュリーさんをFWとすると、MFの数が少なくなる。
    この中でMFも出来るのは、お燐か静葉さんだけど……『オータムスカイラブ』の
    連携しやすさを考えると、反町君の抜けたSHを埋めるのは、静葉さんしかいないか。
    となると、布陣はこうなるわね)」

A案:反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。
−−H−J H鈴仙 J佳歩
−I−−− Iパチュリー
−−F−− F反町 
G−−−C Gてゐ C静葉 
−−E−− Eアリスさん
B−A−D Bお燐 A慧音 D穣子
−−−−− 


312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:45:50 ID:???
鈴仙「(ただ、こうなると最初にさとりさんが言ってた、お燐をサイドハーフにするってのが、
     どうにも難しくなっちゃうのよね。前線の布陣を今言った通りにしつつ、
     お燐をサイドハーフ、てゐをボランチにしたらどうなるか、というと……)」

ただ単に仲間の案を反芻するだけでなく、鈴仙も鈴仙なりに色々と思案していた。
具体的には、以下のような折衷案を考えていた。

B案:鈴仙なりに考えてみた結果 ※@案とA案の折衷案
−−H−J H鈴仙 J佳歩
−I−−− Iパチュリー
−−F−− F反町
B−−−E Bお燐 Eアリスさん
−−E−− Eてゐ
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

鈴仙「(これなら、お燐のサイド際での能力の高さも活かせるし、反町君のパスや、
    パチュリーさんのドリブルに戦術組み立て能力も活かせそう。
    弱点としては、てゐ一人じゃあボランチの守りがちょっと弱いかな?
    ――って所だけど。そこは慧音さんが上手くカバーしてくれる事を祈るとして)」

パチュリー「……私として、思う所は大体話したわ」

――鈴仙の思考が一区切りするのと、パチュリーの総評兼仲間達の討論会が一段落するのは、殆ど同時だった。

鈴仙「(案は色々検討してみたけれど、前半戦の布陣だって大分上手く機能していた。
     だから、無理にいじらないという選択肢だって、充分あり得る。
     それと――私達が思いつかなかっただけで、他にももっと良い戦術だってあるかもしれない。
     その事を踏まえて。ここは慎重に考えないとね……)」


313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:47:35 ID:OHRqNw1g
そして。仲間達の視線が、少しずつキャプテンの鈴仙に注がれていく中。鈴仙が下した選択は――

A:前半戦の布陣のまま、後半戦に突入する。
B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。
C:(A案)反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。
D:(B案)@案とA案の両方を採用する。
E:その他 細かい調整やフォーメーション案などあればご自由にどうぞ

鈴仙のガッツ:910/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:51:09 ID:???
…と、行ったところで一旦ここまでです。
出来れば本日中にもう少し進めたいです。
>>304
一瞬、普通に妖夢までボールが通るかと思ってしまいましたw
>>305
参考にして、反町トップ下案を考えました。ありがとうございます!

315 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:10:23 ID:j9fsglVA
B
一旦乙です

316 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:27:21 ID:uFJHwWiQ
C

317 :森崎名無しさん:2017/11/23(木) 20:06:55 ID:y/iHXkNI
B

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 22:54:09 ID:???
すみません、やっぱり今日はここまでにします。
>>315
乙ありがとうございます。一旦でなくなってしまいすみません。

319 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:36:13 ID:???
更新再開します。
B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。

鈴仙「……次の後半戦、私達に必要なのは前線の攻撃力ではなく、中盤の支配力よ」

アリスさん「中盤の支配力……となると、いよいよこの私の出番ね!」

鈴仙「(確かに能力だけで言えば、アリスさんは中盤の要なんだけど……)え、えーっと。
    具体的には、さとりさんやらてゐが言ってたような策なんだけど」

さとり「お燐をサイドハーフ、てゐさんをボランチに置いた布陣……以下のような感じですかね」

−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

鈴仙「ええ。サンパウロの怖さは攻撃力だけど、その大本である中盤を支配できれば、それも封じられる」

パチュリー「サンパウロの中盤は、殆ど大空翼一人に頼り切りになっている。
        だからこそ、多くの選手を中盤に結集させて、数で封じるという訳ね。
        懸念は、サイドの守りが手薄になる事だけど……」

320 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:37:20 ID:???

慧音「最悪、サイドにはある程度自由に動かせても構わない。中盤の軸となる選手さえ封じれば……と、
    割り切ってしまう布陣という訳だな。実際、サンパウロの新田やマウリシオは、
    翼やストラット、妖夢と比べるとそう脅威となる選手でない事は、事実ではある」

お燐「まあ、そこはあたい達サイドハーフ陣がなんとかするしかないねっ。ね、無口なお兄さん?」

反町「(だから俺は無口じゃなくて、言うべき事を選んでいるだけなのに……)」

鈴仙「サイド際の進攻をある程度許してしまうリスクはある。だけど、それ以上に、
    中央の選手を自由にさせないというメリットはある筈。
    ――どんな戦術にも、リスクは避けられない以上、より大きなリターンを重視すべきよ」

佳歩「そうですね。鈴仙さまの言う通りです。……後半戦は絶対に、もっと厳しい戦いになる。
    そんな中、勝つためには、それ相応の対策が必要になると思います」

鈴仙の提案は受け入れられ、ミーティングは問題なく終わり。
鈴仙を含めた仲間達は、残り数分となったハーフタイムを各々の方法で過ごしていたが……。

穣子「……あのね、鈴仙」

そんな中、穣子が少しだけ不安気な表情で鈴仙に近づき、こっそりと話しかけてきた。


321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:38:33 ID:???
鈴仙「穣子。どうしたの? まさか、前半戦のどこかで負傷したとか?」

穣子「ううん、ケガはないよ。ただ、お姉ちゃんの体力が、ちょっと心配かもだから、
    一応今の内に話しておこうと思って」

鈴仙「静葉さん……確かに、この試合は『オータムスカイラブ』を多用しているからね。
    そうでなくても、静葉さんはパスやボールキープで、コンスタントに活躍しているし」

穣子「うん。勿論、今すぐどうこうって程度じゃないし、立て続けに『オータムスカイラブ』を
    使うのでもなければ、全然問題ないレベルの消耗だと思うけど。……一応、覚えておいて」

鈴仙「うん、分かったわ。――ちなみに、穣子は大丈夫なの?」

穣子「私はお姉ちゃんよりも丈夫だからね! ……でもやっぱり、何度も強いシュートを撃たれたら、
    どうなるか分からないし。その時は遠慮せず、つかさちゃんに交代して頂戴ね。……んじゃ」

穣子はそれだけ告げると、再びいつもの明るい表情で姉達の下へと戻っていった。

鈴仙「(穣子も、ああ見えて色々と考えてるのね。……とりあえず、『オータムスカイラブ』の消耗については、
     頭の隅っこに留めておこうっと)」

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:40:40 ID:???

そうして鈴仙は、残り少ないハーフタイムを前に、色々な事へと思いを馳せる。
これまでのブラジルでの生活。出会ったライバル達。サッカーを滅ぼすと宣言したアヤソフィア。
サンパウロとの、妖夢との決着。そして――ここに至るまで、セクハラも程々に、多くの事を教えてくれたコーチの事を。

鈴仙「(コーチ……本当にどうしちゃったんだろう。なんで、未だに来ないんだろう)」

周囲の仲間と違い、鈴仙は知っている。あの堕落した老人が、その裏で如何なる壮絶な人生を歩んで来たか。
どれだけ高邁な夢を抱き、追い続けて来たか。だからこそ、彼がおふざけで試合を放棄するとは考えていなかった。

鈴仙「(最初は敵を油断させる為の、いつものフリかと思ってたんだけど。ここまで来ないのは妙よね……)」

考えても結論が出ない事を考えても仕方ない。合理的な永琳やパチュリーならばそう言うだろうが、
鈴仙はどうしても悶々と何でも考えてしまう方だった。

鈴仙「(こんなんじゃあダメ、ダメ。もっとシャキっとしないと!)」

スクッ! ――ブチッ……。

とはいえ、重要な試合の途中にそんな様子ではいけない。鈴仙は邪念を振り払って、勢いよく立ち上がり。
思考を無理やりにでも、数分後に迫った後半戦のキックオフへと向ける事にした。
そして、その過程で――鈴仙は捨象してしまっていた。
鈴仙が愛用していたスパイクのヒモの一部が、音を立てて切れてしまった事を。

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:41:48 ID:???
【敵チームハーフタイム】

ロベルト「前半戦は1−2で、点数的にはこちらの劣勢。ゴールを決めたのはストラットのみで、
      新田、魂魄、そして翼のシュートは敵の守備に阻まれている。
      敵側はそれぞれSHの攻撃参加が功を奏しているが、肝心のFWはまだ点を挙げていないか。
      ……翼。この状況、お前はどう見る(点数やシュート数など、誰が見ても明らかな数字を語り、
      如何にもデータ分析に長けた監督っぽく見せる作戦だ!)」

混然としたコリンチャンスとは対照的に、サンパウロのミーティングは統制が取れていた。
いつも通りの、監督であるロベルトが箸にも棒にも掛からぬ一般論を前置きし、
それから先の展開を翼に全権委任するという方法は、一見、選手間のディスカッションが捗りそうな方式であるが、
サンパウロの場合は違う。

翼「布陣はこのまま。ただ、同点に追いつくまでは、俺はもうちょっと攻撃的に前目に出ようと思う。
  その分、バビントンは前半戦より積極的にゲームメイクして欲しいな。
  そうなると、中盤底に穴が出来そうだけど。そこはドトール、君の出番だ。
  君はタックルだけじゃなく、ある程度リベロ的に立ち回る事で、そこをカバーしてくれ」

バビントン「……うん。了解したよ」

ドトール「俺からは一つだけ。俺がバビントンの穴を埋めるよう動くとなれば、
      必然と前線の選手へのマークが疎かにならざるを得ない。
      また、俺はお世辞にもパスやボールキープに長けるとは言えない。
      完全にリベロ的に立ち回る事は、良策とは言えない気もするが」

翼「うん、そうだね。君の役割はやはり、あくまでもマンマーカーだ。
  ただ、マークに徹するあまり、下がり過ぎるのは勿体ないっていうだけだよ。
  だから、リベロ的に動くのは余裕のある時だけ。それ以外は、気持ち程度で構わない。
  ……これだけ言えば、後は君の判断力があれば、何とかなると思うんだけど」

ドトール「……承知した」

324 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:43:26 ID:???

翼「……それと、後半戦はもっとサイドも使っていきたいかな。
  本当は俺が運びたいんだけど、マークが厳しくなりそうだし。
  マウリシオ、新田。君たちはシュートはともかく、ドリブルはそこそこ上手いからね。
  フリーでも無い限り、シュートは無理に撃たなくても良いから、頑張ってボールを運んでね?」

マウリシオ「……ちっ。言われなくても、身の程は弁えてますって」

新田「(……鼻もちならねえ言い方だが、尤もだ。反論できねぇ)」

翼「ストラット。君の仕事は1点でも多く点を取る事だよ。倒れても良いから、全力でシュートを撃ってくれ」

ストラット「言われなくとも、だ。俺は俺の仕事をこなしてみせるさ」

翼「石崎君とアマラウとリマは、特に言う事はないかな。精々頑張って、自分の仕事をこなしてね?」

石崎「あ、ああ……(翼が俺を見る目……最近は、まるでチェスや将棋の駒を見るような目だ。
    いや、俺だけじゃない。皆に対しても同じだ。……あいつはもう、人をサッカーをする為の道具にしか見えてないのかな)」

アマラウ「ケッ。そんな言葉、三流の指揮官でも言えるぜ!」

リマ「リ、リマもがんばるリマー!」

サンパウロのミーティングはいつも、殆ど翼の指示をそのまま確認するのみだ。
そこに質疑はあっても議論はなく、チームメイトもほぼ彼の判断を追認する事が殆どである。
しかしそれは決して、チームメイト達が愚鈍であるが故ではない。
翼の判断の全てが、結果としてそれぞれのメンバーが最善と考える内容に一致しているのである。
まるで、彼らのサッカーに関する集合的無意識の中身が、翼の口を通して語られるかのように。


325 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:45:02 ID:???

翼「後は……魂魄さん。正直言って、前半戦の君は微妙だよ。
  君程サッカーが上手かったら、もうちょっと色々出来る筈だよね?」ニコッ

妖夢「……分かっている」

翼「ま。俺ですら失敗するんだから、これ以上はとやかく言うつもりはないけどさ。
  でも、この試合の勝敗は君に掛かっているんだ。だから、宜しく頼むよ?」

妖夢「……ああ(そうだ。翼に言われるまでもない。私は、強いんだ。
    強い奴が、実力通りの活躍が出来なければ、戦犯としても叩かれても仕方ない。
    ……勝たなくては。何としても、どんな手を使ってでも、勝たなくては。
    ……勝たなくては、私の存在価値が、これまでの意味が、全て、失われる……!)」

しかし、幾ら戦術や布陣が理に敵っていたとして、それだけでは説明できないのが、
人間の感情であり、人間の造作であり、即ちサッカーというスポーツである。
知ってか知らずか、翼の言葉は妖夢を更に追い詰めていた。
もうこれ以上追い詰められても、彼女には安心できる場所などありはしないのに。

妖夢「(鈴仙。私はあなたを倒す。如何なる手を使ってでも。そして……私は、強い存在として、在り続ける!)」

張り詰めた糸は力なく切れるか。それとも、張り詰めたままに敵の喉を切り裂くか。
――全ては、数分後の後半戦に掛かっており。


326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:46:20 ID:???

〜リオカップ決勝が行われているスタジアムから500m程離れた建設途中のビル〜

  .|  〉,,・^'' - .,,      ~  i ~    __,,.- ^`・、.〈  |
./ ̄|  /,/~ヽ、  `'' ‐--‐ ,.| 、‐-‐'' "~   _ノ~\,ヽ | ̄ヽ
| (` | / ヽ,,_____`‐-、_、..,,___ノ八ヽ___,,.._-‐_'"´___,, ノ ヽ .|'´) |
| }.| ./'   \二二・二../ ヽ  / ヽ、二・二二/  'ヽ | { | <・・・・・・・・・。


謎の男「(……………子供を。しかも女を消すのは性ではないが、しかし仕事だ)」


――また、そんな彼女を嘲笑うかのように、どす黒い計画を立てる者もまた、
遠くでその趨勢を見守っていた。

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:48:46 ID:???
…と、行ったところで一旦ここまでです。
力尽きたせいで、投票や判定までいけませんでした(泣)
続きは出来れば本日中に更新したいです。

328 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 20:07:00 ID:???
一旦乙でした
意外な奴が出てきたな。悲劇は繰り返されるのか……

329 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 20:41:43 ID:???
なんだろう
こいつって成功したことないような気しかしないんだけど・・・

330 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 21:21:44 ID:???
滝スレでも出番はあったが失敗していた

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 22:05:26 ID:???
更新再開します。
>>328
一旦乙ありがとうございます。
妖夢享年X5歳とかになったら流石にシャレにならないですし、
その辺りはあまり重くない展開にはしたいと思ってます。
>>329-330
シリアスっぽく出しといてあれですが、確かにそうですね…w

332 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 22:08:31 ID:???
*****

そして。


――ピィィィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ〜〜! 始まりました後半戦!! 2−1で優勢となっているコリンチャンスのキックオフで試合再開です。
    後半戦に向けて、コリンチャンスは陣形を3−5−2の中盤、特に中央に選手を多く配置しており、
    これはやはり、翼選手や妖夢選手などの中央突破への高い意識が見られます。
    対するサンパウロは、この布陣を如何に乗り越えるか。あるいは、サイド突破をどこまで活用できるか。
    その成否が、勝敗に結びつく事になると考えられます!」

−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3
コリンチャンス 3ー5−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 D穣子 C静葉
−−−−− 
−−@−− @さとり

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 22:10:45 ID:BGtiyiI+
パチュリー「(……サンパウロは、流石にがっついてボールを奪いに来たりはしないか。統制が取れているわね)」

実況「コリンチャンスは鈴仙選手からトップ下のパチュリー選手にボールを渡しており、
    パチュリー選手は突破口を見定めている様子です!」

鈴仙「(マスター――パチュリーさんはイタリアでレジスタとしての戦術眼を究めた。
     だからきっと、このままでも何かしら良い方法は取ってくれそうではあるけれど。
     でも……あまりに時間が経ってしまえば、敵に詰め寄られるリスクもある。
     ここは私が速攻で、何か号令を掛けてみようかしら? 勿論、拙速な攻めになってはダメだけど……)」

現在の布陣>>332を頭の中に思い浮かべながら、鈴仙はここで指示を出すべきか、
それともパチュリーの判断を待つべきか考えた。そして――。

A:このまま静観し、パチュリーのゲームメイクに従う。
B:自分(鈴仙)とパチュリーのワンツーで中央を突破する!
C:佳歩にドリブル中央突破を任せる!
D:お燐に左サイド突破を任せる!
E:反町に前線へのロングパスを出して貰う!
F:ここはパスワークで様子を見る。
G:その他 キックオフシュートしたい方はこちらで

鈴仙のガッツ:910/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

334 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 22:12:05 ID:G1puEOaM
A

335 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 22:27:44 ID:9vC4qt/6
A

336 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 22:27:45 ID:IqC3s9BQ
A

337 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 23:07:19 ID:BGtiyiI+
A:このまま静観し、パチュリーのゲームメイクに従う。

鈴仙「(いや。まだ敵の手の内も見えない中で指示を出しても意味がない。ここはパチュリーさんに任せましょう)」

鈴仙は前線でいつでもボールのフォローが出来る体制を維持しつつ、
パチュリーの判断を見守った。

パチュリー「ふむ。ここは……」

先着1名様で、

★パチュリーの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アリスさん「パチュリー! ここは同じ魔法使いキャラとして仲良しワンツーよ!」アリスさんが来た!
ダイヤ→「(因幡てゐのパスを起点に、戦線を前に上げるべきね)」ボランチのてゐに渡す。
ハート→「(反町のパスを起点に、戦線を前に上げるべきね)」反町に渡す。
スペード→「(火焔猫燐……彼女のサイドアタックを試してみようかしら)」お燐に渡す。
クラブ→「(佳歩に切り込んで貰うのが、存外に有効ね)」佳歩に渡す。しかし、敵も迫る!
クラブA→「むきゅ! ここは鈴仙のキックオフシュートが最善手! 賢者ウソつかない!!」鈴仙に渡すが…!?

338 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 23:10:01 ID:???
★パチュリーの判断→ ダイヤJ

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 23:31:55 ID:BGtiyiI+
★パチュリーの判断→ ダイヤJ ★
ダイヤ→「(因幡てゐのパスを起点に、戦線を前に上げるべきね)」ボランチのてゐに渡す。

パチュリー「(……ここは、ボランチに溜めを作らせる。そしてそこから、FWに対してロングパスを上げさせる。
       通常ならばオフサイドに引っ掛かる可能性があるけれど、前半を見る限り、サンパウロには
       オフサイドトラップを指揮できるような選手も居なかった。だから、私がタイミングを過たなければ、問題ない)」

バシッ……。

パチュリーは暫くの無言の後、てゐに向かってバックパスを放った。そして短く。

パチュリー「……私が右手を上げたら、『エンシェントデューパー』を放って。パスの受け手は鈴仙で」

そう指示を出した。彼女の自信に満ち足りた、まるで天上から布陣を俯瞰したかのような超然とした言い方に、
てゐは若干の反感以上に従うべき説得力を感じたため、無言でうなずき応じた。

ストラット「(ボランチにボールを渡したか。となると、中盤省略を狙う気か?)」

新田「(俺も少しだけ、中央に寄っておくべきか……)」

翼「(遅攻のつもりか、それとも縦パスのつもりか。いずれにせよ、俺はパスをカットするしかないね)」

妖夢「(このままでは負ける。勝つ為には、奪い返さないと……!)」

サンパウロの選手達はパチュリーの動きに敏感に反応して警戒を強める。
そして、その警戒が臨界値に達するか否か、その瀬戸際で――。

340 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 23:33:20 ID:BGtiyiI+
パチュリー「(……今なら、大丈夫)」

スッ……

てゐ「(あれは……合図のつもりか。ようし、そんなら……望み通りにしてやんよ!)とりあえず、蹴っとくか〜〜!!」

グワァッ! バシュンッ! ギュンギュンギュンギュンッ!

実況「てゐ選手、サンパウロの選手がプレスに向かわんとした、その直前にロングパス!
    しかもこれは、ギザギザの軌道を描く猛烈なトリックパス・『エンシェントデューパー』だ〜〜!」

翼「俺達が待ちきれなくなる瞬間を読んでたみたいだね。でも……!」

ダッ! バァァァァァンッ!

翼「――でも、俺は取るよ! 俺のサッカーは、自由なサッカーだ!!」

ストラット「ツバサが飛んだか。ならば俺も、手伝い位は……!」

新田「俺が出来るのは援護だけだけど。やってやる!」

妖夢「……取る!」

バァァッ!

実況「これに対してパスカットに向かうのは翼選手と、その周辺のFW・MF3名!
    サンパウロは総勢4名で、てゐ選手のパスに立ちふさがった〜〜!!」

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 23:37:32 ID:BGtiyiI+
先着3名様で、

★てゐ→エンシェントデューパー 62 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=★
★ストラット→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 妖夢→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★翼→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(軽傷治療済-0)=
 新田→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(パチュリーとバビントンで競り合い)(マウリシオがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
翼はスキル・ファンタグラジスタにより、
 @ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とする
 A接触行動時、必殺技以外の自分に対する不利な補正(自分のマイナス補正、敵のプラス補正)を無効化する
 B全ての接触行動に吹飛係数2
 Cプレイ不能になるまで負傷ペナが発生しない     を持ちます。(今回A、Bは発動なし)
翼のマークがダイヤ・ハートで「スポットカット(+2)」が発動します。
妖夢のマークがダイヤで「無為無策の冥罰(+2)」が発動します。

342 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 23:42:22 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 62 ( ダイヤJ )( 2 + 4 )+(レジスタ+1)=★

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 23:44:39 ID:???
…と、行ったところで今日の更新はここまでにします。

344 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 23:46:38 ID:???
★ストラット→パスカット 53 ( クラブ3 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 妖夢→パスカット 54 ( ハート5 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=★

乙です!

345 :森崎名無しさん:2017/11/25(土) 23:57:25 ID:???
★翼→パスカット 54 ( クラブ3 )( 5 + 1 )+(人数補正+2)+(軽傷治療済-0)=
 新田→パスカット 51 ( クラブ4 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=★

346 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 01:58:15 ID:???
翼君、またもクラブ活動
にしてもこれは大きいな
強い翼と引きが怖いストラットを抜けたのは大きい

347 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 05:41:57 ID:???
今回、味方の残りガッツの公開は無しですか?

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:01:25 ID:???
>>344
乙ありがとうございます!
>>346
てゐのパスはガッツ消費が高い分、出したら成功確定に近い超性能なんですが、
それを破って来るのがファンタジスタの恐ろしいところですね。
>>347
あまり重要でないと思い、仲間のガッツを表記する手間を省かせていただいていました…(汗)
なお、現在仲間でガッツが最大値でないキャラのガッツは以下のとおりです。
やはり大事な試合ですので、次回からは、仲間のガッツも極力表示させるようにしたいと思います。
てゐ:660/810(今のパス発動により)
静葉:470/830
穣子:620/880

349 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:02:44 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 62 ( ダイヤJ )( 2 + 4 )+(レジスタ+1)=69★
★ストラット→パスカット 53 ( クラブ3 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=63
 妖夢→パスカット 54 ( ハート5 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=62★
★翼→パスカット 54 ( クラブ3 )( 5 + 1 )+(人数補正+2)+(軽傷治療済-0)=62
 新田→パスカット 51 ( クラブ4 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=63★
≧2→鈴仙、パスキャッチ。

ギュン! ギュンギュンッ!

翼「……成程! こんなパスもあるのか!」

妖夢「取らないと。……ああ、……どうして、取れないのッ!?」

てゐ「無駄さね。年季の入った騙し屋のパスだ、ウブながきんちょには取らせないよ!」

鈴仙「流石ね、てゐ!(――は、勿論そうだったけど。パチュリーさんのタイミング取りも凄かった。流石ね……)」

実況「てゐ選手の奇怪なスーパーパスを前に、サンパウロの中盤は一網打尽!
    後半戦も開始直後から、コリンチャンスは決着を狙っていきます!
    ボールは鈴仙選手がキャッチしました!」

バビントン「さ、させない……!」

ドトール「待てバビントン。……俺も行く」

ダッ! ズザアアアアアアッ!

実況「しかしそこから間髪入れずに、サンパウロのボランチ・バビントン選手と
    リベロ的に飛び出したドトール選手の二名が、タックルへと向かいます!!」

350 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:03:55 ID:s6T4nTjc
鈴仙「……で。やっぱり来たわね! 負けるもんですか!」

佳歩「鈴仙さま。無理しないで下さい。イザという時は私が行きます!」

パチュリー「(前線と中盤の主力は片付けた。中盤は私達が支配していると言って良い。
        だからここは耐えきれればこちらの勝ち……の筈)」

先着2名様で、

★鈴仙→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バビントン→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ドトール→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、ボールキープ成功。得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(パチュリーがフォロー)(アマラウがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで「ルナティックブラスト(+4)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「ラビットスターター(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
ドトールのマークがクラブ以外で「コブラタックル(+2)」が発動します。

351 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:04:27 ID:???
★鈴仙→ドリブル 56 ( ハート7 )( 2 + 4 )=★

352 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:05:11 ID:???
★バビントン→タックル 51 ( ダイヤ2 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 ドトール→タックル 56 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=★

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:06:44 ID:???
すみません、鈴仙のドリブルはパチュリーのスキル・レジスタにより更に+1されます。
(チーム全体のプレーが途切れるまで、ドリブル・パス値が+1される扱いです。)

354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:29:19 ID:s6T4nTjc
※記載忘れですが、ラビットスターターには吹き飛び係数2があります。
★鈴仙→ドリブル 56 ( ハート7 )( 2 + 4 )+(ラビットスターター+2)+(レジスタ+1)=65★
★バビントン→タックル 51 ( ダイヤ2 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=57*吹き飛び!
 ドトール→タックル 56 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(コブラタックル+2)+(狂気の瞳-2)=61★*吹き飛び!
≧2→鈴仙、ボールキープ成功。得点チャンスだ!

鈴仙「でりゃ〜〜〜〜っ!!」

ドッ! ガシイイイッ!

バビントン「こ、これは……!」

ドトール「ザガロ張りの直線的ドリブルか! どうやら、単なる優等生では無いようだな……!!」

鈴仙「中山さんから教えて貰った、外の世界流サッカーの真髄を見なさい!」

実況「鈴仙選手、なんとここは避けずに真正面から戦う! ボール越しにバビントン選手とドトール選手を
    蹴飛ばし吹っ飛ばし強引に突破〜〜〜! テクニックだけでない、荒々しいプレーを見せてくれます!
    そして……コリンチャンスは後半早々に3点目のチャンス到来です!
    バイタルエリアへと到達した鈴仙選手を遮る選手は、GKのレナート選手を除けば、
    アマラウ選手と石崎選手、リマ選手の3名のみ! 一方で、コリンチャンス側は、
    鈴仙選手のすぐ傍に居る佳歩選手のほか、やや後方で走るパチュリー選手の3名が来ており、
    MFはまだ追いついていないものの、それでも充分な体勢が出来上がっています!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「レーイーセン! レーイーセン!」「佳歩ちゃん頑張れー」「レナート レナート(早すぎる諦観)」

鈴仙「(ここまではすんなり行った。後は……どう決めるかだけよ!)」

355 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:30:46 ID:s6T4nTjc
鈴仙はじっとゴール前を見据え、この大チャンスを如何に活かすかを考える。そして――。

A:このまま決める。ミドルで『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4で敵GKに転倒ペナ−4)250消費
B:このまま決める。ダイレクトで、『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66+1/4で敵GKに転倒ペナ)300消費
C:このまま決める。ドリブル突破からの一対一だ!(鈴仙のドリブル:56+(レジスタ+1))
D:PA内を掻き乱す! 佳歩からボールを貰いポストプレイやスルーだ!(更に選択)
E:佳歩が決める。ミドルで『ラビットテイル』だ!(威力:63)
F:佳歩が決める。ダイレクトで、『ラビットダイブ』だ!(威力:67)
G:佳歩が決める。ドリブル突破からの一対一だ!(佳歩のドリブル:56+(レジスタ+1))
H:パチュリーが決める。ミドルで『ロイヤルフレア』だ!(威力:59+(フリー補正+2))
I:パチュリーにポストプレイをさせる。『エメラルドメガリス』だ!(ポストプレイ威力:62)
J:その他 自由選択枠 反町やお燐に渡したい方はこちらで

鈴仙のガッツ:930/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

356 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:31:57 ID:LWoXXkxE
A

357 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:32:04 ID:cgsL3/wY
A

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:39:06 ID:s6T4nTjc
A:このまま決める。ミドルで『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4で敵GKに転倒ペナ−4)250消費

鈴仙「(前半は決まらなかったけれど、もう一度!)……これで決める!」

グワァァァァァァァァァァッ……!

実況「鈴仙選手、思いっきり右脚を振り上げて、最強のミドルシュートの構えに出る!!」

石崎「ちいっ。またかよ! でも良いさ、また防いでやるぜっ!」

アマラウ「リマ、いつも通りフォローは頼むぞ!(ここで決められては、流石にマズいな……)」

リマ「は、はいリマ!」

レナート「とるっ!(取れるとは(ry)」

妖夢「(……来る! 鈴仙の全力のシュートが、もう一度……!)」

鈴仙「……ブラジルで得た様々な感情。それを一気に集めて、ここに爆発させてやる!
    これが私の感情の爆発……『マインドエクスプロージョン』だ〜〜〜〜ッ!」

バッ、ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
ギュン、ギュンギュンギュンギュン………!!

実況「――鈴仙選手の『マインドエクスプロージョン』!!」

鈴仙「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

359 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 21:40:37 ID:s6T4nTjc
先着3名様で、

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( ! card )(! dice + ! dice )=★
★石崎→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アマラウ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★レナート→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(リマがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『マインドエクスプロージョン』がサンパウロゴールで爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)
≦−2→サンパウロボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙の「マインドエクスプロージョン」には吹飛係数2が存在します。
鈴仙のマークがダイヤで敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
石崎のマークがダイヤ・ハートで、「元祖顔面ブロック(+13、400消費、成功しても零れ球)」が発動します。
石崎のマークがスペードで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
アマラウのマークがダイヤ・ハートで、「コンドルブロック(+6、150消費)」が発動します。
レナートのマークがダイヤで「とるっ!(+3)」が発動します。

360 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:41:04 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( ダイヤK )( 6 + 2 )=★

361 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:41:14 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( ダイヤ2 )( 4 + 4 )=★

362 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:41:53 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( スペード8 )( 3 + 2 )=★

363 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:42:28 ID:???
★石崎→ブロック 55 ( JOKER )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=
 アマラウ→ブロック 55 ( クラブ4 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

364 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:42:33 ID:???
★レナート→パンチング 60 ( ダイヤJ )( 5 + 4 )=★

365 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:43:04 ID:???
これは完璧なブロック

366 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:44:18 ID:???
これは仕方ない。随分と削れてるだけ良いかな。

367 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:44:29 ID:???
さすがは敵でJOKERを引くことに定評のある俺だ・・・(虚ろ目)

368 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:46:23 ID:???
地味にアマラウの怪我も防いでいる

369 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 21:58:56 ID:???
石崎あとガッツどれぐらいなんだろ?

370 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 22:14:21 ID:s6T4nTjc
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 65 ( ダイヤK )( 6 + 2 )=73★
★石崎→ブロック 55 ( JOKER )(*JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)+(元祖顔面ブロック+13)=82

――ゴオオオオオオオオオオオオオッ!

鈴仙の激情が詰まったシュートの威力は、間違いなく本物だった。

石崎「うおおおおおおおおっ!」

一方で、本来ならば到底この場に立つ筈ではなかった石崎もまた、
自分に課せられた役割をこなすべく必死だった。
それ故、シュートを受け止めるべき彼の顔面の固さが、人間の範疇を越えるのも必然。

――カッ。ドガアアアアアアアアアアアアンッ!

数万の観客全員の目を眩ませる閃光と、天地をひっくり返したような轟音が同時に起きた。
観客はどよめきながらも目を擦り、やがて爆風の収まったフィールドを見ると、そこには。

石崎「け、ケケケ……こんなの、楽勝、だぜ……」

フラッ……バタリ。

鈴仙「そ、そんな……ウソでしょ。あいつ、人間じゃないわ……!!」

真っ黒こげになりながらも、しかしシュートの威力を削ぎぎった為に満足気な表情をした石崎が、
フィールドに倒れ伏せており。鈴仙は、一度ならず二度も全力のシュートを止めた相手に対し、
翼とはまた別のベクトルでの脅威を抱きつつあった。


371 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 22:16:13 ID:s6T4nTjc
――そして。

実況「ボールは……ボールは! サンパウロのペナルティエリアに高く浮いています!
   は、果たしてこの浮き球は一体どうなるのでしょうか……!?」

パチュリー「(あの威力のシュートを二度も弾くとは。一芸特化にしても、あそこまで吹っ切れていれば納得ね)」

佳歩「い、今ならねじ込みに……!」

アマラウ「クッ。リマ……間に合ってくれ!」

リマ「バチスタ、タハマタ、マリーニ、プラトン、ジウ。リマに力を貸してリマーーーー!!」

先着1名様で、

★零れ球の行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ボールはサンパウロのゴールへと転がる。石崎、無念……
ダイヤ→佳歩がねじ込みの『ラビットダイブ』に出る!
ハート→パチュリーがねじ込みの『サイレントセレナ』に出る!
スペード・クラブ→リマがクリア。(更に判定)
クラブA→翼が謎のワープ能力でフォロー!?

*石崎のガッツが300を下回りました。以降回復するまで、全行動に−1のペナルティが付きます。
 (また、元祖顔面ブロックもガッツが回復するまで使用不可となります。)

372 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:16:25 ID:???
★零れ球の行方→ ハート2

373 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 22:27:17 ID:s6T4nTjc
★零れ球の行方→ ハート2 ★
ハート→パチュリーがねじ込みの『サイレントセレナ』に出る!

ポーンッ、グワァァァッ……!

パチュリー「(この軌道……いける!)」

実況「なんと……この零れ球に真っ先に喰いついたのは、コリンチャンストップ下のパチュリー選手です!
   ペナルティエリア手前でバウンドし、低い軌道を描く零れ球に、捻りをきかせたジャンピングボレーの体勢で向かいます!」

アマラウ「チッ! だがもう一人のFWよりはマシだ……リマ! 援護を頼むぞ!」

リマ「リマはどーせ、その位しかできないリマ……! でも頑張るリマよ!」

バァァッ!

実況「それに対して、ボールの滞空時間中に体勢を整えたアマラウ選手とリマ選手が、
    二人でブロックへと向かいます! そして〜〜!!」

パチュリー「……決める」

ギュンッ、バシィィィィィィッ!

実況「パチュリー選手の静謐かつ優雅なハイパージャンピングボレー。
    通称『サイレントセレナ』がサンパウロのゴールを襲う〜〜〜〜〜!!」

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 22:28:27 ID:s6T4nTjc
先着3名様で、

★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( ! card )(! dice + ! dice )=★
★リマ→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アマラウ→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★レナート→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)(バビントンがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→パチュリーの『サイレントセレナ』がサンパウロゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(コリンチャンスのコーナーキック)(バビントンがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。

【補足・補正・備考】
アマラウのマークがダイヤ・ハートで、「コンドルブロック(+6、150消費)」が発動します。
レナートのマークがダイヤで「とるっ!(+3)」が発動します。

375 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:28:49 ID:???
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( スペード10 )( 1 + 4 )=★

376 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:28:51 ID:???
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( スペードK )( 2 + 1 )=★

377 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:30:35 ID:???
★リマ→ブロック 50 ( スペードA )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 アマラウ→ブロック 55 ( クラブJ )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=★

378 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:31:02 ID:???
★リマ→ブロック 50 ( ハート4 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 アマラウ→ブロック 55 ( ダイヤ9 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=★

379 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:32:07 ID:???
★レナート→パンチング 60 ( クラブ2 )( 5 + 5 )=★

380 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:32:14 ID:???
★レナート→パンチング 60 ( スペード9 )( 6 + 2 )=★

381 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/26(日) 22:36:20 ID:s6T4nTjc
パチュリー渾身のシュートは決まらず、ボールは敵の手へ。試合は一旦仕切り直しだ!
……と、いったところで今日の更新はここまでにします。
>>365
石崎君の引きがヤバいですね…JOKERも2回目ですし。
>>366
これで元祖顔面はタマ切れ…かもしれません。
>>367
鈴仙がヘタレなかった為決まるかな? 思ってましたが、見事な引きでしたね…(白目)
>>368
この試合石崎君が地味にMVPになるかもですね…
>>369
敵チームのガッツは詳細までオープンにはしませんが、300は切ってます。

それでは、本日もお疲れ様でした。

382 :森崎名無しさん:2017/11/26(日) 22:37:16 ID:???
乙でした

383 :森崎名無しさん:2017/11/27(月) 18:00:02 ID:???
「レナート レナート レナート レナート」(隠しきれない驚愕と少しの失望)

384 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/27(月) 22:59:56 ID:YsfZdlTs
>>382
乙ありがとうございます!
>>383
佳歩相手ならともかく、パチュリーのダイレクトならレナートでも止めれなくはないのですが、
私も正直「ですよねー…ってなにィ!?」な感じになりました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( スペード10 )( 1 + 4 )=67★
★リマ→ブロック 50 ( スペードA )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=55
 アマラウ→ブロック 55 ( クラブJ )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=62★
★レナート→パンチング 60 ( クラブ2 )( 5 + 5 )=70★
≦−2→サンパウロボールに。

ギュゥウウウウウウウウウウウウウンッ……!

実況「パチュリー選手のシュートは地面スレスレで半月の軌道を描きながら、
    リマ選手とアマラウ選手のブロックをかわして、ゴールの隅をピンポイントで突く! ですが……!」

レナート「舐めるなァ!」

バッ、ブオンッ! バチイイイッ!

パチュリー「(……流石に、威力が足りなかったか)」

実況「レナート選手、ここで素晴らしい反応! パチュリー選手のシュートコースを読み切り、
    余裕をもって大きくパンチング! ボールはペナルティエリアを越えて中盤奥まで飛んで行きます!」

観客「オオオオオオオオオオオオッ!」「ですよねー……って、なにィ!?」「レナアットォーーって、へあっ!?!?!?」

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/27(月) 23:01:24 ID:YsfZdlTs
ポーンッ、パシッ。

バビントン「(レナートも、ヨームやストラットのシュートを見て、大分頼もしくなったな)……さあ、反撃開始だね!」

実況「そしてボールは、中盤底でバビントン選手がフォロー! パス功者の彼に掛かれば、
    じっくりとサンパウロの布陣を立て直す事も、即座にカウンターを仕掛ける事も思いのまま!
    コリンチャンスは仕切り直しを余儀なくされます!」

鈴仙「くっ……! ここで二点差にしておけば楽だったのに!」

佳歩「まだ次があります。慌てず攻めましょう!」

タッ……。

コリンチャンスは慌てて布陣を後退させ、逆にサンパウロは前のめりとなった今の状況下で、
ボールを受けたバビントンは――。

先着1名様で、

★バビントンの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、バビントンに前々前世(バビ○ゲFC)の記憶が蘇る! バビントン「君の…名は?」鈴仙「えっ」
ダイヤ→バビントン「(ここは溜めを作って、状況を立て直そう)」バビントンはボールキープ。
ハート→バビントン「(やはりツバサだ)」翼にピンポイントパス!
スペード→バビントン「(サイドを突くのが常套手段だ)――マウリシオ、頼むよ!」マウリシオが出る!
クラブ→バビントン「(ここはニッタのポテンシャルに賭けよう)……ニッタ、頼むよ!」新田が出る!

386 :森崎名無しさん:2017/11/27(月) 23:02:56 ID:???
★バビントンの判断→ スペード3

387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/28(火) 00:49:27 ID:JphNjlNg
★バビントンの判断→ スペード3 ★
スペード→バビントン「(サイドを突くのが常套手段だ)――マウリシオ、頼むよ!」マウリシオが出る!

バビントン「(コリンチャンスはI番(パチュリー)が上がった影響で、中盤両サイドに大きく穴が空いている。
        ここはそのスペースを活かそう!)……マウリシオ、頼むよ!」

バシュッ……パシッ!

マウリシオ「了解っス!」

タッ!

実況「バビントン選手は手薄な左サイド際に居る、マウリシオ選手にボールを渡す!
    マウリシオ選手は軽快なドリブルでラインを押し上げていきますが……!」

クルッ。シュタッ!

お燐「おーっと。それはさせられないねェ」

実況「そこには、猫の如し身軽さで行く手を阻む、左SHのお燐選手が待っています!
    マウリシオ選手、彼女の野性的な動きを止められるでしょうか〜!?」


388 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/28(火) 00:50:34 ID:JphNjlNg
先着2名様で、

★マウリシオ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(サンパウロのスローイン)(コリンチャンスのスローイン)(アリスさんがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
マウリシオのマークがダイヤ・ハートで「スキルステップ(+3)」が発動します。
お燐のマークがダイヤ・ハートで「火焔の車輪(+3、吹飛2)」が発動します。

389 :森崎名無しさん:2017/11/28(火) 00:51:29 ID:???
★マウリシオ→ドリブル 55 ( クラブK )( 3 + 2 )=★

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/28(火) 00:51:37 ID:JphNjlNg
…と、いったところで今日の更新はここまでです。

391 :森崎名無しさん:2017/11/28(火) 00:53:09 ID:???
★お燐→タックル 53 ( スペード10 )( 1 + 1 )+(サイドプレイヤー+2)=★


392 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/29(水) 18:54:46 ID:S+qQjgEc
★マウリシオ→ドリブル 55 ( クラブK )( 3 + 2 )=60★
★お燐→タックル 53 ( スペード10 )( 1 + 1 )+(サイドプレイヤー+2)=57★
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。

クルクルクルッ!

お燐「じゃじゃーんっ! キャット空中大回転だ! どうだい、凄いだろ……って、アレ?」

スタスタスタ……

マウリシオ「……サッカーは猫のお遊戯じゃあないっすよ。一昨日きやがれ!」

お燐「う、うにゃーん!? そんなァー!?」

さとり「(あの子だけじゃなく、お空もそうだけど。ウチのペットは優秀なのに、どうにもどこかが抜けてるのよねえ……)」


実況「お燐選手、猫の如し身軽さをアピールするのは良いが、肝心のタックルに出るのが遅すぎた!
   マウリシオ選手は悠々とドリブルで左サイドを駆け抜けていきます!」

てゐ「やっぱり時代は猫よりも兎だね。これからのプレーでそれを証明してあげるよ!
    (っても、タックルはあんまし上手くないんだけどねぇ……)」

ダッ!

実況「ですがコリンチャンスも諦めない! お燐選手の次は左側ボランチのてゐ選手が、
    マウリシオ選手に寄って来て、タックルに向かいます!」

マウリシオ「よし、次も抜いてやるぞ!」

――タッ!

393 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/29(水) 18:56:11 ID:S+qQjgEc
先着2名様で、

★マウリシオ→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★てゐ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ストラットがフォロー)(翼と慧音で競り合い)(アリスさんがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
マウリシオのマークがダイヤ・ハートで「スキルステップ(+3)」が発動します。
てゐのマークがダイヤ・ハートで「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。


394 :森崎名無しさん:2017/11/29(水) 19:01:26 ID:???
★マウリシオ→ドリブル 55 ( ハート4 )( 3 + 6 )=★

395 :森崎名無しさん:2017/11/29(水) 19:03:15 ID:???
★てゐ→タックル 51 ( スペード3 )( 6 + 3 )=★

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/29(水) 19:18:52 ID:S+qQjgEc
★マウリシオ→ドリブル 55 ( ハート4 )( 3 + 6 )+(スキルステップ+3)=67★
★てゐ→タックル 51 ( スペード3 )( 6 + 3 )=60★
≧2→マウリシオ、ドリブル突破。

マウリシオ「それそれ、それーーっ!」

シュンッ、スタッ! タタタッ!

てゐ「ち、ちいいっ……! わかっちゃいたけど、中々上手いね、あんた……!」

実況「マウリシオ選手、華麗なステップでてゐ選手を翻弄〜〜!!
    コリンチャンスのサイドは彼一人の個人技を前に、完全に突破されてしまいます! そして〜〜!?」

マウリシオ「先輩!」

ストラット「――俺は気にするな、マウリシオ! お前も狙っていけ!」

マウリシオ「……ええ。じゃあ、手柄は頂きましたよ!」

グワァァァァッ……!

慧音「(直接蹴ってくるか! まずいな。ストラット君を前目の位置で止めるべく、
    中央に寄り過ぎたせいで、彼はかなり自由にシュートコースを絞れる筈だ……!)」

穣子「お、お姉ちゃん!?」

静葉「……私はフォローに回るわ。貴女は慧音さんを助けてあげて!」

穣子「う、うん……!」

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