キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
最新50
【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 20:32:29 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1500215667/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
イギリスで闇を乗り越えたさとり達の活躍もあり、リオカップの準決勝・パルメイラスに見事勝利した。
またその頃、イタリアではパチュリーと慧音が、互いにハイレベルな選手を目指すべく研磨を重ねていたが、
些細な事で対立。その時、慧音は一時ではあるが、豊聡耳神子の計画『ハイパーカンピオーネ』の一端に触れ、そして気付く。
これまで第三局として表だった対立を避けていた彼女達の陰謀が、今や決して無視できない物になっていると。
――そうした不安を抱きながらも、鈴仙達はいよいよリオカップの決勝戦、サンパウロとの対決に挑む。
サンパウロを牛耳る選手は、壊れた精神をサッカーで埋め合わせて蘇った怪物・大空翼と、
力を求め続け、ついには鈴仙とは真逆の道を進む事となったかつての親友・魂魄妖夢。
彼らの熾烈な攻撃を掻い潜り、コリンチャンスは前半戦途中で1−0のリードを得ており、一旦優勢ではあるが……?
512 :
森崎名無しさん
:2017/12/10(日) 23:54:47 ID:Svm2ebhs
A
513 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:45:59 ID:DxIZmYP+
少しだけ更新します。
A:つかさと穣子を交代させる。で進行します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★ストラット→インゲンスゾーンシュート 67 ( ハート4 )( 3 + 6 )=76★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( スペードJ )( 3 + 1 )+(覚妖怪+5)=71★*吹き飛び!
≧2→ストラットの『インゲンスゾーンシュート』がコリンチャンスゴールを破壊する!
ストラット「(真正面だ! 真正面からキーパーごとボールをゴールにぶちこむ!)」
さとり「……読心能力も、こうも分かり易ければ全く意味がないですね。
――しかし、私をただのか弱い美少女だと勘違いして貰っては困ります!」
バァァァッ! グワシィイイイイイッ!!
実況「さとり選手、なんとストラット選手のシュートを全力で抱え込む!!
あまりの威力に強烈な重力波が発生し、まさに小型のブラックホールと化したボールを前に何たる度胸!」
アリスさん「信じられない……。あのシュートをあんな近距離で、しかも真正面から受け止めるなんて無茶よ!
ボールの摩擦と光の乱反射によって生じる疑似的なホーキング放射に焼かれて、灰になってしまうわ!?」
お燐「いや。それでもさとり様はイギリスでフィジカルを鍛えに鍛えた。
……見た目はあんま変わってないけど。ま、インナーマッスル的なヤツね。
ともかく、さとり様の磨かれた体力と筋力があれば、その程度の衝撃は充分殺し得るは、ず………!?」
514 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:47:03 ID:DxIZmYP+
ゴゴゴゴゴ……グンッ!
さとり「(さ、更に重くなった……!?)」
ストラット「――馬鹿め。俺のシュートは単なるパワーシュートじゃない!
回転数を増し、推進力に特化したテクニカルパワーシュートだ。力づくで抑え込もうとしても、そうはいかん!
幾らでも真っ直ぐに、破壊し尽すまで、このシュートは前進を止めないぞ!」
グッ、ドゴオオオオオオオオオッ!
さとり「……そ、そんな!」
バギイイイイイイイイイイイイイイッ! ズバァッ! ゴン!!
……ピッ。ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
コリンチャンス 2 − 2 サンパウロ
515 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:48:12 ID:DxIZmYP+
実況「ストラット選手、さとり選手ごとボールをゴールに押し込んだ!
そして、さとり選手とボールは、ネットを突き破って後ろのフェンスに激突し、漸く止まりました……。
ゴ、ゴールです! これは間違いなくゴール!!
しかも、PA内の守備に定評のあるさとり選手を真正面から打ち破ってのゴールです……!
これで試合は2−2の同点。優勢だったコリンチャンス、試合も後10分近くとなった所で、
いよいよ揺らぎが見え始めました!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「信じてたぜストラット!」「お前がナンバーワンストライカーだ!」「あのシュート、ヤバすぎだろ……」
さとり「…………今のシュートは、軽く、トラウマですね……」
慧音「だ、大丈夫か!? 鉄のフェンスに思いっきり頭をぶつけたんだ。
頭蓋骨が粉々に砕けていてもおかしくはないぞ……!?」
お燐「……大丈夫さ。ああ見えてもさとり様だって立派な妖怪だもんね。
人間だったら即死でも、せいぜいちょっとノビちゃう位で済んでる筈だよ」
静葉「(いつもなら主を勝手に死なせてからかっている彼女だけど、今はいつになく真剣ね。
それだけ、敵のシュートの破壊力が冗談ならなかったという事でしょうね……)」
516 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:49:26 ID:DxIZmYP+
穣子「はぁ、はぁ……だ、大丈夫、さとりさん……」
フラリ……
アリスさん「……!!(何やってるのよ私。穣子がここでフラついているんだから、助けてあげれば良いのに。
動きなさいよ。『どうせ動いてもまたピエロ扱いされるだけ』とか、勝手に結論付けないで、
トモダチの為にも、動きなさいよぉ……………!!)」
てゐ「(……こりゃあ、穣子はつかさと交代かな)――アリスさん、穣子の肩持ってあげて。早く!」
アリスさん「え、ええ……!(――あ。この感覚知ってる。『できるやつ』に指示されて、盲従しているんだけど、
内心ではほのかな反感を抱いちゃう感じ……私だって、その位分かってるのよ……?)」
パチュリー「(ストラットは今ので大分疲労したでしょうけど、傷はこっちの方が大きそうね)」
反町「(ストラット……たった一発のシュートで、流れを完全に逆転させてしまったぞ。
あいつこそが、まさしく真のストライカー。日向すらも超える、恐怖の象徴……!)」
佳歩「れ、鈴仙さまぁ……?」
鈴仙「―――――」
佳歩に泣きそうな目で見られなくても、鈴仙は実感していた。
今のシュートが、今の失点が如何に重大であるかを。
そして、この重大なシュートを前にしても尚、諦めずに立ち続ける事の難しさを鈴仙は痛感していた。
鈴仙「……」
517 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:50:55 ID:DxIZmYP+
だからこそ鈴仙は、この状況に対して声を上げた。
A:「皆! まだ勝ち目はある。1点取って勝ち越しよ!」皆を鼓舞する。
B:「サンパウロも苦しい筈よ。辛抱強く戦いましょう……!」皆を励ます。
C:「………………」黙って次のキックオフに備える。女は背中で語る!
D:「ちくしょう……ちくしょうーーー!!」悔しさを声にしてみる。
E:「いやあ、ストラット君はやっぱり凄い! まさしく公式シュート魔王ね!!」ストラットを褒める。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
518 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/11(月) 22:52:08 ID:???
…と、行ったところで短いですが今日の更新はここまでにします。
519 :
森崎名無しさん
:2017/12/11(月) 23:03:25 ID:i9nNrAdM
A
520 :
森崎名無しさん
:2017/12/11(月) 23:27:13 ID:qrKXSDeE
A
521 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/14(木) 00:22:21 ID:???
A:「皆! まだ勝ち目はある。1点取って勝ち越しよ!」皆を鼓舞する。
鈴仙「――まだ同点になっただけだし、ストラット君も今のシュートで大分消耗した。
まだ勝ち目はあるわ。今すぐ一点取って勝ち越しよ!」
鈴仙は努めて明るく振る舞った。そんな余裕などない事は、自分自身でも分かっているし、
仲間達だって、そんな鈴仙の横顔を見るのは辛かった。――しかし。
佳歩「……そうですよ。攻撃力なら、私達って負けてません!」
反町「(そうだ……同点くらいで何を怖がっているんだ。俺には、俺達には頼れる…か、どうかは分からないけど。
信頼して肩を預けたいと思える。そんなキャプテンが居るじゃないか。もう、何も怖くないんだ……!)」
静葉「そうね……。仮に負けたとしても自由選択で、『負ける前に時間よ戻れ!』って自殺しちゃえば、
きっと時間が戻ってくれるものね〜……?」チャキッ・・・
穣子「それ多分時間戻らないから死なないでぇー!? はぁ、はぁ……」
――だからこそ、鈴仙の仲間達もまた、前向きに試合を捉えようとしていた。
鈴仙の言う通り。試合はまだ同点。そして、得点の余地はまだある。恐れる事は何も無いのだ……と。
彼らはプロ集団と比べると弱い。しかし、弱いからこそ、どんな事態をも前向きに考える術を心得ていた。
522 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/14(木) 00:23:26 ID:???
てゐ「……でも、穣子ちゃんは交代かねぇ。大分疲労がたまってるみたいだ」
穣子「う、うう〜ん。お姉ちゃんの体力を心配してたら、私のがダメになっちゃったみたい……。
妹として不甲斐ない事この上ないよぉ……」
鈴仙「そうね。――つかさ、交代よ。場所は……穣子の代わり。スイーパーの位置よ」
つかさ「――承知しました。残り十数分の試合ですが、全力を尽くします」
――そして、妖夢のシュートを防いで消耗した穣子をつかさと交代させると、
彼らは早速短い時間で、次のキックオフを如何に攻めるかについて考え始めた。
パチュリー「攻め筋は幾らでもある。問題は、如何に攻めるかが効率的か、よ」
そう切り出したパチュリーが曰く、コリンチャンスの現在の攻撃手段としては、
523 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/14(木) 00:25:48 ID:dVbW0uZ6
@CFW・佳歩のドリブル中央突破
メリット:速攻で1点を決められる
デメリット:翼や妖夢等、強力な選手と相対しなくてはならない
Aトップ下・パチュリーのゲームメイク
メリット:パチュリーのスキル・レジスタ、ファストブレイク等を活かせる
デメリット:手数が増え、中盤でボールをカットされる機会が増える
B左SH・お燐のサイドアタック
メリット:お燐のサイド際のドリブル力はかなり高い
デメリット:現在の布陣ではサイドを突破された際のリスクが大きい
C右SH・反町のパスによるゲームメイク
メリット:反町のパス力は高く、人数補正を諸共しないスキルがある
デメリット:現在の布陣ではサイドを突破された際のリスクが大きい
Dボランチ・てゐによるロングパス
メリット:敵にオフサイドトラップの技能者が居ない限り、てゐのパスは素通り。
デメリット:敵が布陣を引いて来た場合、競り負ける可能性がある
Eボランチ・てゐのオーバーラップ(『インビジブルデューパー』『真実の友情』狙い)
メリット:成功すれば絶大な威力のシュートを叩きつけられる
デメリット:てゐ自身のボールキープ力も試される可能性が高い
Fボランチ・アリスさんのドリブル突破
メリット:アリスさんのドリブル力は世界屈指であり、成功率も低くない
デメリット:アリスさんはイエローカードを貰っており、退場のリスクがある
以上の七つがあり、そのいずれも相応のメリット・デメリットがあるようだった。
(メリット・デメリットの記載は鈴仙が取り急ぎ思いついた範囲のみ)
524 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/14(木) 00:28:38 ID:dVbW0uZ6
鈴仙「(今は後半20分で、試合は2−2の同点。次のキックオフは、絶対に点を取りたい。どうすべきか……)」
A:@佳歩のドリブル中央突破に期待する。
B:Aパチュリーのゲームメイクに期待する。
C:Bお燐の左サイドアタックに期待する。
D:C反町のボールキープとパスに期待する。
E:Dてゐのロングパスに期待する。
F:Eてゐのオーバーラップからの『インビジブルデューパー』に期待する。
G:Fアリスさんのドリブル劇場に期待する。
H:その他 鈴仙のキックオフシュートに期待したい方はこちらで
鈴仙のガッツ:740/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
〜参考・今のフォーメーション〜
−−@−− @レナート
B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−G−− Gバビントン
E−−−F Eマウリシオ F新田
−−I−− I翼
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 4−3−3
コリンチャンス 3ー5−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 Dつかさ C静葉
−−−−−
−−@−− @さとり
525 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/14(木) 00:29:48 ID:dVbW0uZ6
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
526 :
森崎名無しさん
:2017/12/14(木) 00:43:44 ID:tSdRTdGE
F
乙です
本気モード込みならいける……かな?
527 :
森崎名無しさん
:2017/12/14(木) 01:07:54 ID:NZP9wv6+
F
乙です
528 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:09:30 ID:dvNYyXwk
>>526
乙ありがとうございます。
後半以降同点でない状況のため、てゐは本気モードに突入しますね。
>>527
乙ありがとうございます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
F:Eてゐのオーバーラップからの『インビジブルデューパー』に期待する。
鈴仙「(絶対に点を取りたい。そのためには、どうすべきか。……そんなの、分かり切ってる。
私達が持てる、最大の火力で攻める。それしかない!)次のキックオフだけど。
てゐ、――思いっきり、オーバーラップして頂戴。
失敗したら点を取られて負けるだとか、そんな余計な事は考えなくても良いからね」
てゐ「鈴仙。……それはつまり、『インビジブルデューパー』を狙え。ってコトで良いのかな」
鈴仙「無論よ」
てゐ「……やれやれ。全く、主人公の相棒役ってのは、忙しいったらありゃしないね」
鈴仙は迷いなく、てゐにオーバーラップをするよう求め、てゐはそれに応じた。
口先では辟易しつつも、最初からこうなる事が分かっていたかのように落ち着いている。
中盤を支えるてゐが前線に上がる事のリスクは当然伴うが、その見返りは大きい。
他の仲間達も鈴仙の決断に異論を示す事はなかったが、
529 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:12:24 ID:dvNYyXwk
佳歩「鈴仙さま。私だって居る事、忘れちゃあダメなんですからね!」
鈴仙「……佳歩。そうね、狙うべきは『インビジブルデューパー』だけじゃない。
『インビジブルデューパー』で跳ね返ったボールを、更にブーストさせる大技・『真実の友情』。
これは佳歩にしかできないんだもの。勿論、佳歩も心構えていてね」
佳歩「……もちろんです。鈴仙さま、勝ちましょう」
佳歩はてゐが上がった場合の選択肢として、『真実の友情』がある事を鈴仙に告げ。
パチュリー「さて。そうなって来ると、てゐのオーバーラップによる奇襲効果を狙うのが得策となるのかしらね。
例えば、CFWの佳歩か鈴仙にはボールキープして貰って、そこからトップ下の私にバックパス。
そこで、敵の視線がFWとトップ下に向いている時に――」
アリスさん「――てゐにボールを渡し、一気に相手の虚を突き突破させる訳ね。……上手くいくかしら」
反町「(奇襲が成功するのは半々くらいか……? でも、仮に上手く行かなかったとしても、
てゐさんが無理やりに突破してしまえば問題は無くなる。そう考えると、シュートにまでこぎつけられる可能性は高そうだ)」
パチュリーやアリスさんは、その前提で次のキックオフ時の戦術を簡単に纏めてくれた。
新チームの仲間達はまだ、それぞれが寄せ集めの域を完全には脱しえないにしても、
少しずつ、だが着実にその絆を深め、確かな団結が育まれつつあった。
てゐ「(能力の高い仲間だったら、パチュリーや反町、アリスさんとかがいる。
お燐も失敗が目立つけど、サイド際での攻撃力はピカ一だ。
……それでも、鈴仙は私を頼ってくれる。だったら、その期待にゃあ答えないと、女が廃るよね)」
――その中で、2点目の際に引き続き得点のキーマンとして選ばれたてゐは、
人知れず、静かなる熱意を燃やしていた。
*てゐのスキル・本気モードが発動。以降、全能力が+1され、必殺技の発動率が+1/4されます。
530 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:13:36 ID:dvNYyXwk
翼「ナイスゴール、ストラット。まさかPA内の古明地さんと真正面から対峙して、
一点をもぎ取るだなんて思いもしなかったよ」
ストラット「……お前から素直に称賛されると怖くなる。
まるで、自分までおかしい連中の一員になっちまったみたいだ」
リマ「まあ、ストラットのシュートの破壊力はある意味、ツバサ以上に頭おかしいレベルリマけどね、リマママ!」
ドトール「レナートも、ストラットのシュートを受け過ぎた事による脳障害で、
『なにィ』と『とるっ!』以外、まともに話せなくなってしまった程だからな……恐ろしい男だ」
レナート「なにィ(←突然重い後付け設定が生えて来た事への驚愕)」
ストラット「皆も、喜んでいる中悪いが、俺はさっきのインゲンスで打ち止めだ。
棒立ちになる事を許してくれれば、辛うじて一発、『メガロゾーンシュート』を撃てる位か」
対するサンパウロは、ストラットの消耗と引き換えではあったが漸く同点に並んだ事に対し、
幾分かの安堵と、逆転への希望に包まれていて概ね和やかであった。
翼「みんな。言っておくけど、今でやっと同点なんだ。もう1点最低でも入れないと勝てないよ?
後半戦も残りわずかだけど、皆で連携し合って隙なくボールを奪わないといけない。
勿論、必要ならば俺だってなりふり構わず攻めていこうと思うけど。
――くれぐれも、具体的な見通しすらないまま、感情的になって特攻しちゃあダメだよ?
誰とは言わないけれど、そのせいでちょっと危ないシーンもあったんだからさ????」ニコッ
妖夢「(『誰とは言わないけれど』? そんな陰湿な風に言わなくても……!
いや、仕方ないか。私は成果を挙げられなかった。ストラットは成果を挙げた。
たった、それだけのことなんだから……)」
531 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:15:56 ID:dvNYyXwk
――その例外は、やはり妖夢だった。翼が上機嫌にニコリと笑いながらチームメイトを諭す中、
妖夢だけは針の筵に座らされているような感覚だった。
妖夢「(なぜ、サッカーはこんなにも不公平なの? 私はこんなにも実力が高いのに。
なぜ、サッカーはこんなにも理不尽なの? 私だって、頑張っているのに
なぜ、サッカーはこんなにも不自由なの? 何かをやろうとしても、私には、何もできない……!)」
妖夢の思考は渦巻き続けていた。また失敗した。また責められた。――また、見捨てられた。
力が無い故に自らの弱さに絶望し、それを克服したつもりだったのに、未だ自らの弱さは消えない。
むしろ、肥大化したプライドに比例して、絶望という名の妖夢の中の悪魔もまた、
より一層熾烈に彼女自身を苛み続けるようになった。
妖夢「(弱ければ軽んじられ、蹂躙される。
しかし、強くともまた、勝ち続けない限りは、永久にその恐怖から逃げ出す事ができない。
力を得てもまだ、こんなに辛いなら、私は一体、何の為に……!)」
……そして、そんな弱い彼女を心配し時には檄を入れるとしても、
家族のように傍に寄り添って、いかなる時も無条件で励まし支えてくれる存在は、
このサンパウロには――サンパウロに限らず、この無慈悲なプロの世界には――いない。
そうした弱さへの対処法は、普通、独力で折り合いをつけて解決するか、
あるいは解決できないままプロの世界から逃げ出すか、そのどちらかしかあり得ないのだから。
しかし今の妖夢には自分の弱さに向き合う事も、この場所から逃げ出す事も、どちらも出来ない程、臆病だった。
翼「(ストラットは満身創痍。魂魄さんはまーたメンタルが不調。……こうなったら、俺がやるしかないかな。
折角逆転するんだったら、やっぱり『アレ』を使って逆転する方が余程鮮やかだろうし)」
当然、翼は――『サッカー』は、そうした妖夢の心境などに一切の興味はない。
彼が――『それ』が求めるのは、高い技術と連携。そしてそれが織りなす熱狂のみ。
悩める少女の問いに答える事なく、サッカーは無慈悲に運命を紡ぎ続ける。そして――。
532 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:19:41 ID:dvNYyXwk
――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
バシッ!
実況「さあ、コリンチャンスのキックオフから試合再開です!
1点のリードから同点に追いつかれてしまった身としては、一刻も早く再び逆転したいところですが、
対するサンパウロもまた、この流れのままに3点目を挙げようと動きを緩めません!」
妖夢「(……奪わないと。私がここに居る事が全くの無意味ではない事を、示さないと……!)」
タッ……!
佳歩「(来た……!)――一対一の勝負でしたら、負けませんよ!」
実況「早速、第一の戦いが始まる! キックオフで鈴仙選手からボールを受けた佳歩選手が、
妖夢選手の熾烈なタックルに対しドリブル突破を図ります!」
533 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:21:13 ID:dvNYyXwk
先着2名様で、
★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★妖夢→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パチュリーがフォロー)(翼がフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
妖夢のマークがダイヤ・ハートで「二百由旬の一閃(+2、吹飛2)」が発動します。
534 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 16:23:03 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 (
クラブK
)(
4
+
2
)=★
535 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 16:27:35 ID:???
★妖夢→タックル 55 (
ハート10
)(
2
+
3
)=★
536 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 16:28:15 ID:???
★妖夢→タックル 55 (
ハートJ
)(
2
+
5
)=★
537 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 17:32:05 ID:dvNYyXwk
★佳歩→ドリブル 56 ( クラブK )( 4 + 2 )=62★
★妖夢→タックル 55 ( ハート10 )( 2 + 3 )+(二百由旬の一閃+2)=62★
妖夢「私は……強いんだ。お前なんかよりも……!」
ダッ、シャキーンッ! ズバアァァッ!
実況「妖夢選手、刀の一閃の如く鋭いタックル〜〜!! ボールを叩き割らん勢いで佳歩選手に猛追します!」
佳歩「(これ以上の突破は難しい……でも、大丈夫!)――すみません。お願いします、パチュリーさんっ!」
バシッ……
実況「それに対して突破を諦めた佳歩選手、バックパスで後ろに居るパチュリー選手に繋げました!」
妖夢「――くっ、逃げるのか! この臆病者め!」
佳歩「逃げてなんかいませんよ。私は、貴女のタックルを凄いと思った。だから、採り得る最善の手を取っただけです。
――自分自身の勝負にこだわって、試合を捨てる方が、余程の逃げです!!」
妖夢「……ッ!!(こんなに幼い兎妖怪ですら、チームの勝利に対して強い想いを持っている。
なのに、今の私はなんてことを……!)」
コロコロコロ……パシッ。
パチュリー「(――まだ合流して間もない程度の仲間が、無理筋なパスを受け止めてくれると期待する事もまた、
相応に未熟であると、私なら判断するけど。鈴仙は、きっとそうは思わないんでしょうね。
『マスターなら。パチュリーさんなら出来る筈です!』……って。本当に、愛らしい愛弟子と、その相棒だわ)」
実況「バックパスの軌道は若干ズレましたが、パチュリー選手の正確なコース取りが功を奏してパスキャッチ。ですが……!?」
538 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 17:33:18 ID:dvNYyXwk
ストラット「はぁ、はぁ……! 待ちやがれ……!」
翼「(少し危なげだけど、前に出ようかな。ストラットも疲れてるだろうし)――ヒャッホーー!!!」
タッ。タタッ!
パチュリー「……敵は二人、か。まあ、この程度の仕事は想定の範囲内」
実況「間髪入れずに、サンパウロはプレスを掛け続けます。
次はストラット選手と翼選手の二名が、パチュリー選手についた〜〜〜!!」
先着2名様で、
★パチュリー→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★翼→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ストラット→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(反町と新田で競り合い)(マウリシオがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
パチュリーのマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
パチュリーはスキル・フォトシンセシスにより、接触プレイ時3差以上で敗北した場合吹き飛びます。
翼のマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
翼はスキル・ファンタグラジスタにより、
@ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とする
A接触行動時、必殺技補正以外の自分に対する不利な補正(自分のマイナス補正、敵のプラス補正)を無効化する
B全ての接触行動に吹飛係数2
Cプレイ不能になるまで負傷ペナが発生しない を持ちます。
539 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 17:34:42 ID:???
★パチュリー→ドリブル 56 (
クラブ3
)(
1
+
3
)=★
540 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 17:34:51 ID:???
メガロゾーン一発あれば普通にこっちが壊滅しそうな気しかしないんだよなぁ・・・
★パチュリー→ドリブル 56 (
クラブ10
)(
3
+
5
)=★
541 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 17:38:26 ID:???
★翼→タックル 54 (
クラブ6
)(
6
+
3
)+(人数補正+1)=
ストラット→タックル 54 (
ダイヤJ
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
542 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 17:46:37 ID:???
翼君ちょっとダメージ受けすぎじゃない・・・?
543 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 17:48:36 ID:???
反則で多分翼ケガ悪化したと思うけど試合止まるかな?
「ヒャッホー!」とか言ってそのままゴールに向かって行きそうだけど
544 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 17:59:43 ID:dvNYyXwk
★パチュリー→ドリブル 56 ( クラブ3 )( 1 + 3 )=60★*反則!&吹き飛び!
★翼→タックル 54 ( クラブ6 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)+(軽傷治療済-0)=64*重傷化!
≦−2→サンパウロボールに。……パチュリーの反則で翼が負傷!?
パチュリー「(下手に技術を使うと、相手に隙を与えてしまう。ここはシンプルな突破で――)」
翼「ヒャッホーーーー!」
ゴオオオッ……ギュンッ!
パチュリー「――は、早い。避けられない……ッ!?」
パチュリーが咄嗟に身を翻した時、翼はパチュリーの眼前まで迫っていた。
そしてその際、パチュリーが遅れて引いた右脚が、翼の左脚に引っ掛かってしまい――。
ガシッ。ボギイイイッ!
翼「……!」
元々前半戦で負傷していた翼の負傷部位が完全に開き切った上、骨ごと折れたような嫌な音が鳴り響いた。
ドンッ! グワッシャァァァッ!!
パチュリー「……!?(今。私は彼の負傷した軸足を削ってしまった。しかしそれでも、
今のタックルの威力には衰えが全く見られない! 一体何故。物理法則を超越しているとしか思えない……!)」
加えてパチュリーもまた、ボール越しに伝わる翼の右脚によるタックルの衝撃により、大きく吹き飛ばされてしまう。
545 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:01:25 ID:dvNYyXwk
実況「うわ〜〜っと! これはひどい大惨事だ! パチュリー選手、運悪く翼選手が負傷していた脚を削ってしまいますが、
それでもプレーの勢いを止めなかった翼選手のタックルを受けて吹っ飛ばされた〜〜〜!!
翼選手の方はボール越しの接触の為反則ではありませんが、パチュリー選手、これは大きな反則です!
審判、これには当然笛を吹き……!?」
審判「(………………!)」
先着1名様で、
★審判の判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→審判「(トップ下が吹っ飛んでるぞ。これはツバサの反則だな)」審判、誤審!
ダイヤ→審判「(凄い負傷だ。ここはプレーを止めるべきだ)」ピピイイイイイイイッ!
ハート・スペード・クラブ→審判「(凄いふしょ、う……)え?」翼「ヒャッホーーー!!」
※アドバンテージとして取り扱い、パチュリーはプレーが止まった際反則を取られます。
546 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 18:07:02 ID:???
★審判の判断→
スペードJ
★
547 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:33:05 ID:dvNYyXwk
★審判の判断→ スペードJ ★
ハート・スペード・クラブ→審判「(凄いふしょ、う……)え?」翼「ヒャッホーーー!!」
※アドバンテージとして取り扱い、パチュリーはプレーが止まった際反則を取られます。
審判「(凄い負傷だ。このままでは選手生命どころか、最悪、ツバサは左脚を義足で過ごす必要が出てくる)」
そう思った審判は即座にホイッスルに口を当てた。しかし次の瞬間、そのホイッスルはポロリと口元から落ちて行った。
翼「はぁ〜あ。これじゃあ、ドリブル突破が出来ないじゃないか。
生死すら問わない豪快な接触プレーこそが、ファンタグラジスタの醍醐味なのに。ま、いいか」
ガシッ。
翼は完全に折れた左脚を気にする素振りすらなく、吹っ飛んでいったパチュリーが遺したボールを右脚でトラップすると。
翼「(うーん。ゴール前40メートル位までは走れそうかな?)……ヒャッホーーー!!」
シュタタタタッ……!!
そのまま、まるでタコのようにあり得ない動きをする左脚をブラつかせながら、何喰わぬ顔でドリブルを開始した。
――辺りに大量の血と、砕けて粉々になった骨をばら撒いてもなお、彼は痛がる素振りも見せなければ、
これまでと全く変わらぬ速度で走り続けている。
548 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:36:58 ID:dvNYyXwk
審判「ば、バケモノ……!?」
翼「はぁ〜あ。あのさ審判さん。古代ローマのグラディエーターは、その命が尽きるまで、コロッセオに立ち続けてたんだよ?
剣が砕け、右腕が千切れればそれを武器とするし、
具足が砕け、左脚が潰されれば、股関節を脚代わりにして走り続けた。
それだけ、彼らは戦いに対して命がけだったんだ。
それと同じなんだよ。脚の一本や二本折れたって、命がけでプレーするのが、
サッカーという世界一素晴らしいスポーツに対する礼儀じゃないのかい?
本当は俺だけじゃなく、みんなもそれくらい頑張って欲しいんだよ??????」ニコッ?
パチュリー「な、何を言っているのか、全く理解、できない……。そんなやり方は、選手生命を徒に縮めるだけ……」
翼「大袈裟だよ。俺はファンタグラジスタに覚醒する為に、身体という身体全てを粉々にして、復活させてみせた。
だから、この程度のケガは誤差の範囲内。でも、心配してくれてありがとう!
俺が居ないと、サッカーという競技の発展速度が落ちてしまうからね。これからは身体を大事にするよ!」ニコッ?
パチュリー「(大空翼。森崎有三の失踪により選手としては没落するかと思いきや、かくも狂った存在になり果てたとは。
彼はもしかしたら、八雲紫や豊聡耳神子にも並ぶ、幻想郷の……いや、世界の脅威となるかもしれない……)」
翼は屈託の無い、サッカーを愛する少年そのものの笑みを、唖然とするパチュリーや審判に対して向けて。
――そして、走り去っていった。
*翼の負傷が重傷未治療に悪化しましたが、スキル・ファンタグラジスタによりペナルティは受けません。
(プレー不能になった際、初めてペナルティが発生します)
549 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:38:37 ID:dvNYyXwk
実況「え、えーーっと。試合は続行のようです。翼選手、左脚を神経ごと完全に失ってしまいましたが、
魔法としか言いようの無い力で、平然と走り続けています。そして本人曰く、この程度の負傷は、
良くある事であり、休憩と治療さえあれば、復活は容易との事です……。
なので繰り返しますが、試合は続行です。翼選手は単独で中盤をドリブルで駆けていきます!」
翼「(うーん。走り出したは良いけれど、ノーレッジさんが心配してくれたように、一応応急処置位はしておこうかな?
とすると、ここは無理せず接触プレーじゃなく、『あのシュート』で決めておきたい所だけど
……ちょっと距離が遠いんだよね)」
てゐ「(速度を緩めた……? 願わくば、負傷のダメージが効いて来たんだったら嬉しいんだけど、違うっぽいね。
オーバーラップに備えて、アリスさんより前目に出たのが功を奏した。今なら、走れば間に合うかも……!)」
先着1名様で、
★次の展開→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→アリスさん「そ、そそその位私だって出来るわよ!?」アリスさんが対抗意識を燃やし、ファンタグラジスタに覚醒!?
ダイヤ・ハート→オーバーラップしていたてゐが追いつきタックルに!
スペード・クラブ→てゐが追いつくよりも先に、翼が大技に出る!?
クラブA→翼「よいしょっと」ボキボキッ! 翼、スタジアムで自分の骨を結び合わせた!(重症未治療→軽症治療済に逆戻り)
550 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 18:39:03 ID:???
★次の展開→
ハートA
★
551 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:45:23 ID:dvNYyXwk
★次の展開→ ハートA ★
ダイヤ・ハート→オーバーラップしていたてゐが追いつきタックルに!
――タッ!
てゐ「(……ま、間に合った!)」
翼「うーん。これはマズいなァ。安全にプレーしないとね」ニコッ…
実況「てゐ選手、ここでなんと翼選手に追いついた!
普段は深めの位置で、ロングパスを放つ役割が多い彼女ですが、
今回は運よく少しだけ前目に出ていたため、追いつきました!」
てゐ「(アイツは化け物だが、永琳様や妹紅みたいな不死身の蓬莱人じゃあない。
だから、反則なんてしなくても、少しでもその負傷を悪化させるように仕向けさえすれば……!)」
552 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 18:46:48 ID:dvNYyXwk
先着2名様で、
★翼→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(重傷未治療-0)=★
★てゐ→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(シロウサギチャージ+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→翼、ドリブル突破。そして……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ストラットがフォロー)(慧音がフォロー)(静葉がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
翼はスキル・ファンタグラジスタにより、
@ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とする
A接触行動時、必殺技以外の自分に対する不利な補正(自分のマイナス補正、敵のプラス補正)を無効化する
B全ての接触行動に吹飛係数2
Cプレイ不能になるまで負傷ペナが発生しない を持ちます。
翼のマークがダイヤで「クリップジャンプ(+5)」が発動します。
翼のマークがハートで「ヒールリフト(+4)」が発動します。
翼のマークがスペードで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
てゐのマークがクラブ以外で「シロウサギチャージ(+2)」が発動します。
553 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 18:47:41 ID:???
★翼→ドリブル 56 (
ハート4
)(
4
+
5
)+(重傷未治療-0)=★
554 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 18:48:57 ID:???
★てゐ→タックル 51 (
クラブJ
)(
2
+
4
)+(シロウサギチャージ+2)=★
555 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:24:04 ID:dvNYyXwk
*てゐの判定ですが、シロウサギチャージ+2ではなく、本気モード+1が正しかったです。結果にて訂正します。
★翼→ドリブル 56 ( ハート4 )( 4 + 5 )+(重傷未治療-0)+(ヒールリフト+4)=69★
★てゐ→タックル 51 ( クラブJ )( 2 + 4 )+(本気モード+1)=58★*吹き飛び!
≧2→翼、ドリブル突破。そして……!
てゐ「(アイツの弱点は、負傷中の左脚だ! そっちを使わせるように仕向ける!
そうしたらいずれ、蓄積したダメージが限界を超えて使い物にならなくなる筈だ!)」
タッ! ズザアアアアアアッ!
実況「てゐ選手、翼選手の右手方向に鋭いタックル!」
翼「成程、右手方向にタックルを放ち、俺が咄嗟に左にターンをさせる事で、負荷を掛けようと思ったんだね?
咄嗟の発想としては悪くないけれど――」
ガシイッ。ポーンンッ!
翼「サッカー選手たるもの、自分の体は大事にしないとね!
ここは右脚でボールを抱えて、それを上に飛ばして突破させて貰うよ!」
実況「翼選手、得意の『ヒールリフト』でボールを上空へ持ち上げる。そして――」
てゐ「や、やべっ……! し、死ぬ……殺される……!!」
556 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:26:13 ID:dvNYyXwk
翼「 ヒ ャ ッ ホ ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
グワァァァァンッ、グシャアアアアアアアアッ。ドガゴオオオオンッ!
実況「そのまま自身も空中に展開し、ムーンサルトで回転しつつてゐ選手に体当たりした〜〜!!
ヒールリフトにより持ち上げたボール越しでの接触の為、これも反則ならず!!
てゐ選手、ボロ雑巾のように弾き飛ばされていきました! そして〜〜〜!?」
翼「(さて。これでゴール前まで30メートル……ま、許容範囲内かな。
決まるかどうかは五分だけど、折角だから負傷退場よりも先に、一発は撃っておこうかな。
体力には余裕があるし、魂魄さんも決められるか分からないからね)」
翼の負傷悪化による自滅を狙ったてゐの目論見は外れ、翼は更に一歩ゴールへとにじり寄り。
そしてそこから、彼の憎らしくおぞましいプレーは一つのクライマックスを迎えることとなる。
557 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:29:17 ID:dvNYyXwk
翼「――これで決める!」
ガガッ!
ギュルルルルルン!!
慧音「誰もいないのにヒールリフト…? また奇行か……?」
アリスさん「……! ぼ、ボールくんが言っているわ……次、ヤバいのが来るって……!?」
つかさ「感じます。全幻想郷選抜大会のクライマックスで博麗の巫女が見せた、『夢想転生』。あれに近い気配を……!」
静葉「(穣子……。何にもできないお姉ちゃんだけど、どうか見ていて……!!)」
翼「……唸れ!」
グワァアアアアアアアアッ!!
さとり「(遠いが故に、詳細な思考は読み取れない。ですが、強い思念は感じます。この思念は……純粋な愛。
サッカーを愛し、サッカーに全てを捧げる事を決意した殉教者……いえ、狂信者の想い!
そう、このシュートの名は……!!)」
翼「『サイクロン』……………!」
558 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:30:32 ID:dvNYyXwk
☆どのセービングをしてもらいますか?
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
A:テレパシーキャッチ(セーブ力に固定で+6されます)120消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。
1/2で「光を掴みます!(+3)」が発動します。
B:パンチング(セーブ力に固定で+5されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/2で「光を掴みます!(+3)」が発動します。
C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
1/2で「光を掴みます!(+3)」が発動します。
×:想起セービング(判定でセーブ力が変動します(+6〜+8))???消費
敵のトラウマを想起します。発動する技については判定となりますが、ガッツ消費が通常の1.5倍です。
※スキル・覚妖怪の有効範囲(PA内)に居る選手のシュートについて発動可。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
さとりセーブ力:56+(30m補正+2)
翼の『サイクロン』の威力:67
さとりのガッツ:655/825
559 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:32:01 ID:fMlJd2YI
A
560 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:32:58 ID:0IR21JaU
A
561 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:37:40 ID:dvNYyXwk
A:テレパシーキャッチ(セーブ力に固定で+6されます)120消費
先着4名様で、
★翼→サイクロン 67 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリスさん→ブロック 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
静葉→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★慧音→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
つかさ→ブロック 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (! card)(! dice + ! dice)+(30m補正+2)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(ストラットがねじ込み)(反町がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→翼の『サイクロン』がコリンチャンスゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がねじ込み)(ストラットがねじ込み)(サンパウロのコーナーキック)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
つかさのマークがスペードで「反転ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
さとりのマークがダイヤ・ハートで「光を掴みます!(+3)」が発動します。
562 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 19:39:00 ID:???
…と、いったところで一旦ここまでにします。
続きは余裕があれば、深夜にやりたいです。
563 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:39:32 ID:???
★翼→サイクロン 67 (
クラブ8
)(
6
+
1
)=★
564 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:40:55 ID:???
★アリスさん→ブロック 52 (
スペード5
)(
1
+
6
)+(人数補正+2)=
静葉→ブロック 50 (
ダイヤ8
)(
2
+
6
)+(人数補正+2)=★
565 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:41:39 ID:???
★慧音→ブロック 56 (
ハートK
)(
4
+
3
)+(人数補正+2)=
つかさ→ブロック 56 (
スペードA
)(
3
+
4
)+(人数補正+2)=★
566 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:41:48 ID:???
★慧音→ブロック 56 (
スペードQ
)(
3
+
5
)+(人数補正+2)=
つかさ→ブロック 56 (
スペード8
)(
5
+
3
)+(人数補正+2)=★
567 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:43:16 ID:???
★さとり→テレパシーキャッチ 62 (
クラブA
)(
3
+
3
)+(30m補正+2)=★
568 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:45:47 ID:???
こりゃ負けたかなぁ
最初余裕かと思ったけどしっかりとスト様が仕事して翼がとどめおいしく持ってったわ・・・
これで翼のけががどうなるか次第でもあるけど
569 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 19:57:10 ID:???
急募 ボール運びできる人材
570 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 20:08:56 ID:???
何がきついってまだメガロゾーンが来る可能性があるってことだよ・・・
571 :
森崎名無しさん
:2017/12/16(土) 22:46:29 ID:???
佳歩のドリブルからの失点が多すぎるイメージだけど、能力的にFWの中で一番ドリブル強いから別の奴でもこうなるんだよな
572 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 01:12:52 ID:???
すみません、今夜はやっぱり更新をお休みします(汗)
>>568
試合はまだ10分近くあり、翼がこれで退場となるため、まだ諦める時間ではないです。
>>569
佳歩やパチュリーでも、ほぼ本スレ翼並のドリブラーなのですが……
>>570
ストラットがメガロゾーンを出せるかはギリギリなので、
1回行動した今だとその可能性は低くなりますね。延長戦は分かりませんが…
>>571
佳歩のドリブル力は世界トップクラスなので、これでダメならディアスとか連れてくるしかないです…
実際今回も、妖夢や翼のような世界屈指の選手相手でも有利な勝負でしたし。
私的には今回は、佳歩よりもパチュリーの引きがヘタれたのが大きかったと思います。
後半も残り10分を切った段階での逆転は中々キツいですが、今回で翼の負傷がプレー不能となりました。
鈴仙や佳歩も余力を残しているほか、パチュリーのスキルやてゐのパス、アリスさんのドリブル、
お燐のサイドアタックに反町のパス等逆転に向けた布石は沢山あります。
そのため、最期まで諦めずに選択等して頂ければ大変幸いです。
573 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 05:31:44 ID:???
石崎はもうガッツ切れなんだっけ?
キックオフシュートからのみんな突っ込めが最適解な気もしてきた
574 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 17:48:27 ID:???
クラブ活動が続いてるしパス主体で攻めるのありかも
575 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 18:06:38 ID:???
後半戦見て思ったのは、反町が消えていた
反町をもっと活かしたらいいんじゃないかな
パス主体にするなら、サイドの引きがパッとしないお燐下げてパスの上手いライア投入とか、全体的にラインを下げるとかかな
576 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 22:57:58 ID:???
>>573
石崎のガッツはペナ圏内ですね。元祖顔面は使えません。
キックオフシュートは決まれば良いですが、失敗した時のリスクが大きいです。
>>574
パスにしたらダイヤが出まくる法則が…(白目)
>>575
反町のパスは有用ですし、サブストライカーとしても充分な火力があります。
第一部のパスカル君を攻撃よりにした感じの性能ですね。
サイド際のお燐は翼をも超える総合力の持ち主なんですが、本当あの引きは何なんですかね…
577 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 22:59:02 ID:???
※翼のサイクロンには吹き飛び係数3が発生しますので、結果にて反映します。
★翼→サイクロン 67 ( クラブ8 )( 6 + 1 )=74★
★アリスさん→ブロック 52 ( スペード5 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=60*吹き飛び!
静葉→ブロック 50 ( ダイヤ8 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=60★*吹き飛び!
★慧音→ブロック 56 ( ハートK )( 4 + 3 )+(人数補正+2)+(三種の神器 鏡+4)=69*吹き飛び!
つかさ→ブロック 56 ( スペードA )( 3 + 4 )+(人数補正+2)+(反転ブロック+6)=71★*減衰!&吹き飛び!
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★翼→サイクロン 67 ( クラブ8 )( 6 + 1 )+(減衰-1)=73★*負傷悪化!
★さとり→テレパシーキャッチ 62 ( クラブA )( 3 + 3 )+(30m補正+2)=70★*吹き飛び!
≧2→翼の『サイクロン』がコリンチャンスゴールを突き破る!
ゴ オ オ オ オ オ ッ !
アリスさん「これがサッカー王の。キングオブサッカーの、奥義……!」
静葉「終わりよ。……世界の終わりよぉ……!?」
慧音「諦めるんじゃない。諦めるんじゃあ……!?」
ブウンッ! バギドゴグシャッ!
つかさ「――うりゃぁぁぁぁぁっ!」
ブウウンッ、ガキンッ!
つかさ「……ぁあっ!(後少し。後少しで捉えたのに……!)」
578 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:00:16 ID:???
翼「(無理だよ。サッカーという熱狂の嵐を、誰にも止められないのと同じように。
誰もが、俺が巻き起こす旋風を――『サイクロン』を、止める事ができない!)」
さとり「(軌道が読めない……いや、読む意味すら感じられない!
一体誰が、台風や火山の心を読んで止めようとするのでしょうか……!?)」
バァァッ! ――ドゴオオオッ。
―――ゴオオオオオオオオオオオオッ!!
ズバァァァッ! シュンッ!
……ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
コリンチャンス 2 − 3 サンパウロ
579 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:02:27 ID:???
シーン……。
激しい轟音の後、スタジアムは水を打ったように静まり返った。
――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?!!!
そしてその後、観客達の絶叫が鳴り響いた。
実況「ゴ……ゴ〜〜〜ル!? つ、翼選手に……まさかこんな隠し玉があったとは……!?
ストラット選手の『インゲンスゾーンシュート』にも比肩する威力の超シュート!
それを翼選手は『サイクロン』と呼びましたが……これはつまり、
ブラジルの伝説のスーパーストライカー・ジャイロが3000ゴールを挙げた、
あの大技を、翼選手は蘇らせたというのでしょうか……!?」
石崎「(……俺は見てしまったんだ。アイツが、翼が、貼り付けたような狂気の笑みを湛えながら、
一人で夜のフィールドで、あの化け物シュートを放っている姿を!!
何故アイツがあのシュートの発想に至り、どれだけの練習を重ねてあのシュートを実現したかは、
多分誰も知らない。でも、アイツは出来ていた!!
まるで、サッカーの神が、『僕の愛する翼にも、この位のシュートが無いと不公平だよね?』って、
そんな理不尽な依怙贔屓をしたかのように!!)」
マウリシオ「そ、それよりも……逆転だ! 逆転だァ!! これで勝てる!!」
アマラウ「慌てるんじゃねーよ。まだ後半は10分近くはあるんだ。もう一遍逆転される危険だって大アリだぜ」
妖夢「(ダイレクトであれば、私も『サイクロン』に匹敵するシュートは撃てる。
けれど……何故だろうか。自分が大空翼や、あるいはストラットのように、
鮮やかにシュートを決める姿が、見出す事ができない……。シュートを撃つのが、怖い……)」
ストラット「(シュートの最高火力だけで言えば、俺もツバサに負けない自信はある。
しかし、俺はツバサのような突破力も、ゲームメイク力も、守備力もない。
やはり、アイツはバケモノだ。……色んな意味でもな)――おい、そろそろ退場か?」
580 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:04:09 ID:???
ユラリ……スクッ。
翼「うん……そうだね。足はまだ動くけど、出血が3リットルを超えたからね。
これ以上急激に運動すると、心臓が活動を停止しちゃいそうだよ。
流石の俺でも、一旦死滅した心臓や脳を復活させる事は出来ないし。……アハハ、俺もまだまだ未熟だね」ニコッ・・・
リマ「人間の血液って大体5リットルって聞いた事があるリマ。そいで、その4割が無くなると普通死ぬって……?」
ドトール「お前は何を的外れな話をしている? ヒトの人体の話と、今回のツバサの負傷は関係ないだろう」
新田「(ドトールさんの言う通り。あの人はニンゲンじゃない。サッカーの妖怪だ……!!)」
試合終了を目前として、とうとう逆転を達成した――しかも、翼がこれまで温存していた大技で――
サンパウロの士気は、最高潮に達していた。無論、そこには翼の負傷という不安要素も確かにあるのだが、
そこは、本来なら死んでいてもおかしくない翼自身が、笑顔で仲間を恐怖させていた為、問題となりそうもない。
翼「……ごめん。俺は今日の試合、退場させて貰うよ。控えで出て貰うのは……マリーニだ」
アマラウ「(マリーニって、リマと同等の数合わせじゃねぇか……。
まあ、守りを固めるって意味じゃ、ジウやバチスタ、プラトンやタハマタと比べてはマシか)」
翼はサイクロンを撃った衝撃で半壊した左脚をさすりながら、冷静に試合終了までの指示を仲間に飛ばしている。
翼「俺の代わりにトップ下に入るのはバビントン。MFの数は3人で、その代わりにDFの数を増やす。
皆は、これ以上は攻めなくて良いから、ボールを奪え次第パスワークで時間を稼いでおいて。
同点になったら困りものだけど……そこは、ストラットを信じるよ」ニコッ?
ストラット「(ヨームは信じない、ってか。全く、切り捨ての早いヤツだぜ)……ああ」
妖夢「(……私は期待されていない。でも、それも必然の評価……これでは、ダメなのに……)」
いつものように例外こそあれども。守り切れば勝ち。優勝。そんな高いモチベーションに、彼らは包まれていた。
581 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:05:39 ID:???
佳歩「………………(私のせいだ。私が、ボールキープに失敗して……!)」
パチュリー「(月の賢者――八意永琳ならば、こうした失態を犯さなかったのかしら。
だとしたら、私は賢者としてまだ未熟……認めたくないけれど)」
反町「(何も出来なかった……俺には、何も……)」
てゐ「(畜生! 最後に大空翼を止めるチャンスがあったのは、この私だったんだ……!)」
静葉「ウフフ……ここで私が死んだら、この辛い展開から解放されるわぁ〜?」チャキッ・・・
慧音「駄目だ、死ぬんじゃない! 妹君も遠くでそう言っているぞ!
後腕を切る位じゃ人間死なないぞ。頸動脈を、こう、グサリと……」
お燐「なんか生々しいねぇ……。ま、死んだら死んだでウェルカムだけどさ〜?
(さとり様。あたいは悔しいです。一体どうしたら……)」
アリスさん「(大空翼……彼は孤独なのに、私のように寂しさや嫉妬を覚えていない。
その代わり、彼は愛されている。ボールくんに、私の何倍も………!)」
つかさ「(後少しで足が届いたのに……! 後少しで……!!)」
さとり「(仲間達の思念が伝わってきます。……皆、とても辛そう……)」
鈴仙「………………………」
同点の際は辛うじて声を絞り出せた鈴仙だったが、今回は、何も思いつかなかった。
かつてない苦境に対し、鈴仙の思考は真っ白になっていた。もう、勝てない。
冷静に考えれば、それを否定するだけの材料は沢山ある筈なのに、何も思いつかない。
論理をも上回る強烈な『敗北』への恐怖に、鈴仙は――仲間達は――支配されていた。
582 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:06:42 ID:???
鈴仙「(……私達は決して、作戦を誤った訳ではない。仲間達も、決して手を抜いていた訳ではない。
それは私だって同じ。でも……試合は大きく劣勢となっている……!)」
鈴仙「(私は諦めたくない。でも、諦めずに食いしばっても、辛い目に遭い続けるだけ。
そして、私は妖夢程強くはない。……だから、耐えられない。今の状況に……!)」
鈴仙は強くなったが、しかし根本である弱さが変わった訳ではない。
その弱さを受け入れながら、仲間と共に成長したが、それでも限界はある。
彼女は森崎のように底知れぬ精神力も無ければ、中山のように逆境すら楽しめる向上心も無い。
ただの、臆病な少女に過ぎないのだ。
実況「いよいよ果たした逆転劇に、サンパウロの士気は高まっていますが、
対するコリンチャンスはチームメンバーが全員苦しんでいます。
しかしそれも仕方ありません、あともう一歩で優勝という天国から、
逆転敗北という地獄へと叩き落されたのです。そう、あと一歩だったのに……!」
カルロス(観客席)「コリンチャンス……ここまでだと言うのか……」
サンタマリア(観客席)「サンパウロは徹底的に守りに行くだろう。次にボールを奪われれば、コリンチャンスの敗北は必至だ」
ネイ(観客席)「フレーフレー! レイセン! 俺は最後の一秒まで応援してるぜー!」ブンブン
ブローリン(観客席)「終わったな……所詮クズはクズなのだ……」
仲間達も、観客達も、誰もが、……コリンチャンスの敗北を認めざるを得なかった。
そして、サンパウロの鮮やかな逆転劇を認めざるを得なかった。
583 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:08:07 ID:???
コーチ「……グヒョヒョ。安心してエロビデオ店巡りをしておったのに。
一体ぬぁ〜にをメソメソしとるんじゃぁ〜? 鈴仙よ」
ヒョイッ、ドカッ!
髭をぼうぼうに生やした浮浪者同然の親父が、ピンガ片手に観客席からフィールドに飛び降りるまでは。
鈴仙「こ、コーチ……! あなたこそ、一体今まで何してたんですか!?
後で来るって言っておいて、今の今までどこをほっつき歩いて……」
コーチ「ん〜? じゃから、エロビデオ店でじゃな。あの幻のビデオ、
『爆乳リオカップ!〜インゲンスZカップゾーン美女に僕の股間もマラカナン〜』を探しておってのう……。
後探してたのは、え〜っと……」
鈴仙「あ、やっぱ良いです」
コーチ「グヒョ……。そりゃ残念」
不摂生な老人はチビリと酒を飲んで、どっかりと穣子の座るベンチに腰掛ける。
(どこからか殺気を感じたためか、セクハラはしなかった)そして、大遅刻にも何ら気にする事もなく。
584 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:10:49 ID:???
コーチ「若者どもよ、よく聞けィ」
――老人は、荒々しく掠れた声を張り上げて、告げた。
コーチ「サッカーは人生と同じく塞翁が馬。この程度の逆境など幾らでもあり。
そして、その逆境を覆すまでの幸運等、掃いて捨てる程ある。
……世捨て人と果てたこのワシが、今、この場に立てている事が良き例じゃ」
妖夢「(あの老人、今更何を……。説得だけで、今の状況を覆せるとでも?)」
コーチ「鈴仙よ……思い出せ。ワシが……私が、記した言葉を。サッカーに行き詰った時、苦境に立たされた時、思い出すべき言葉を」
鈴仙「は、はい……(なんかいい話っぽいけど、そんなんあったっけ……?)」
コーチ「鈴仙よ……『揉んで揉んで揉みまくれ!! バスト38万キロのボインヤージュ!』の、
52ページじゃ……! そこに答えはある……!」
鈴仙「……! それって確か……『おっぱいは自由だ。揉んでも良いし撫でても良い。何にもしないでねっとり視姦しても良い』
――って、んなワケあるかーーーーっ!? 少女に何言わせとんねんっ!? 良い話を期待した私がバカだったけど!!
というかバストサイズ38万キロメートルって、一体どんだけの巨乳なんですか!? 巨乳過ぎて地球がヤバい!!」
コーチは何やら必死に、この苦境に対する熱意あるアドバイスを送ろうとしているようだが、
イマイチ鈴仙には伝わってこない。本当に一体、何しに来たのだろうか、このコーチは。
鈴仙「コーチ。私達は一生懸命に戦っているんですよ。ふざけてないで、何かアドバイスを……!」
コーチ「フォフォ、冗談じゃよ。……ワシからお主に出来る事は、緊張をほぐしてやる事以外、何も無い。
じゃからせめて――”この場に居ない者”が、お主に出来る事がないかを探して見たぞ。……ほれィ」
ポーンッ、コロコロ……。
コーチはタッチライン間際に――ボールを転がす。それは新品のサッカーボールだったが、鈴仙には見覚えがあった。
585 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:12:38 ID:???
鈴仙 ありがとう! 永遠亭ルナティックス一同
合格ね 八意 永琳
お土産はPS4と3DSとWiiUと最新PCとスマホで4649 ←死ね! 鈴仙頑張ってね、応援してるよ! 妹紅
ぐや
本当に有難う。君のお蔭で成長出来た。
君達が紡ぐ歴史に幸あらん事を! 上白沢 慧音
私と鈴仙は永遠亭のゴールデンコンビ ……ウサ
因幡 てゐ
また古武術を教えて下さい! 頑張ります!! ウサギK
一期一会。君との出会いは決して忘れない A.Pascal
ねたばれ れいせんさまのしゅ〜とりょくは67
鈴仙さま、永遠亭を離れられると聞いて寂しいです。
私は鈴仙さまの相棒として役立ちたいと思って頑張ってきましたけど、
いつも迷惑ばっかりおかけして、本当にごめんなさい。
でも、私にとっては鈴仙さまは永琳様にも霊夢さんにも負けない最高のヒーローです。
鈴仙さまなら世界でも一番になれると思います。また一緒にサッカーしたいです!
あと他にも書きたい事があるんだけど、ボールが真っ黒になっちゃうのでやめます。 因幡 佳歩
鈴仙さまが活躍出来る確率は100%とデータが出ましたよ! 霞
れいせんさまだいすきです。つかさちゃんといっしょになかないでつよくなります!! ウサギD
Dちゃんをいつも有難うございました。ご健闘をお祈り申し上げます。 つかさ
書くべき言葉は無い。また会おう、鈴仙! 中山拝
586 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:13:52 ID:???
――それは……寄せ書きの集まった一つのサッカーボールだった。
鈴仙が永遠亭ルナティックスから離れ、新チームの一員として広い外界へ漕ぎ出す際に、
仲間達から餞別として貰った思い出の一品だった。……貰った直後、自動車事故で行方不明になっていたが。
(参考:
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1449152880/605
)
コーチ「逆境を乗り越え、今の舞台に立ったのはワシだけではない筈じゃ、鈴仙。
誰もが――お主もが、仲間に支えられ、厳しい現実に立ち向かい、
そうしてこの場所に至っている。……それを思い出すのだ!」
その寄書には色んな事が書いてある。誠意を籠めて書かれた物、手短に言葉を伝えてある物、
適当な事を書きなぐっている物。……言葉の表面だけ見ると分からない事もあるが、
彼らを、彼女らを良く知る鈴仙なら分かる。この言葉には、多くの思い出が込められている事を。
コーチ「民衆の心はいとも容易く移ろう。信頼すべき仲間達の心すらも、厳しい出来事を前にしては揺らぐ。
しかし、それに絶望し悲観しているだけでは、いつまで経っても大人になれない。ではどうすべきか。
――まずは、そなた自身の中にある、仲間達の。家族たちの想いを信じる事から始めよ。
自分自身の中にある、仲間への想いは決して揺るがぬぞ!!」
鈴仙「……!(そうだ。私は、ただなんとなく、ここに来たんじゃない。
ここに至るまでに、様々な試練や逆境があって。それを乗り越えてやって来たんだ!
皆が私を信じてくれたから、ここまで来た。だったら、私も、皆を……何より自分を信じないと!)」
ここで幾百の同じような言葉を投げかけられても、鈴仙の心は動かなかっただろう。
それを察していたからこそ、コーチは恐らくボールを抱えてここまで来てくれたのだ。
コーチ「さあ。ワシは詳しい作戦とか戦術とかは知らんゾイ。後は、お主らで考えるんじゃ。
大丈夫、キャプテンである鈴仙。そなたが希望を捨てぬ限り、仲間達もまた、きっと立ち上がる。
リオカップの戦いも後一歩じゃぞ、キャプテン鈴仙よ! ……グヒョヒョ……」
587 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:18:17 ID:???
鈴仙「ありがとうございます。コーチ……!(何だか、本当に助けられたわね!
――でも、吹っ切れた後は試合の事を考えるだけよ!
試合は後半23分。大空翼が退場して、DFに交代指示を出していたから、多分陣形はこうなるわね)」
−−@−− @レナート
GB−CA Gマリーニ B石崎 Cアマラウ Aリマ
−−D−− Dドトール
−−−−−
E−I−F Eマウリシオ Iバビントン F新田
−−−−−
−−−J− J妖夢
−H−−− Hストラット
サンパウロ 5−3−2
コリンチャンス 3ー5−2
−H−J− H鈴仙 J佳歩
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
B−−−F Bお燐 F反町
−G−E− Gてゐ Eアリスさん
−ADC− A慧音 Dつかさ C静葉
−−−−−
−−@−− @さとり
鈴仙「(一度でもボールを取られたら、時間を稼がれて勝率は厳しくなる。だから決めるなら、速攻かつ確実に、よ。
――それこそ、キックオフシュートだって、選択肢には充分入り得る。
普段ならリスキー過ぎる作戦だって、現実的に考えないといけない位にはヤバい局面なんだもの!
さあ、ここは一体、どうやって攻めるべきか……!)」
588 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:19:23 ID:bZONacQ+
――希望を紡ぐべく、鈴仙が出した判断は……。
A:パチュリーのゲームメイクとスキル・ファストブレイクに期待する。
B:佳歩のドリブル中央突破に期待する。
C:アリスさんのドリブル中央突破に期待する。
D:お燐の左サイドアタックに期待する。
E:反町を軸にしたゲームメイクに期待する。
F:てゐのロングパスに期待する。
G:鈴仙のキックオフ『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4で敵GKに転倒ペナ−4)250消費
H:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:740/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
589 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 23:22:01 ID:???
A
590 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:22:12 ID:bZONacQ+
……と、行ったところで短いですが今日の更新はここまでにします。
ただ、プレーが止まったので、パチュリーの反則判定を先にやりたいと思います。
(投票よりも、こちらを先にして頂いた方が助かります(無効にはしませんが))
先着1名様で、
★パチュリーの運命→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER→出たら考えます
J〜K→お咎め無し
7〜10→厳重注意
2〜6→イエローカードが出た!
クラブA→レッドカード!? もう駄目だぁ、おしまいだぁ……
591 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 23:23:49 ID:???
★パチュリーの運命→
クラブ5
★
592 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 23:24:07 ID:???
★パチュリーの運命→
ハート3
★
593 :
森崎名無しさん
:2017/12/17(日) 23:25:57 ID:zudt57Ec
A
もはやリスク無しには勝てないか……
乙でした
594 :
森崎名無しさん
:2017/12/18(月) 01:56:40 ID:5HfJLByc
A
595 :
森崎名無しさん
:2017/12/20(水) 06:51:22 ID:???
乙でした。
switchじゃなくて前世代機3DSを頼むなんて、
わた輝夜さんは優しいなあ。
596 :
森崎名無しさん
:2017/12/20(水) 22:03:05 ID:???
せっかくブラジルにいるのだし姫様にはメガドライブでも買ってあげなさい
去年出たメガドライブ5は22本ソフト内蔵+カセット交換式らしいし
597 :
森崎名無しさん
:2017/12/20(水) 22:07:36 ID:???
いや、恐らく品切れなのを知ってるんだ。
598 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:19:04 ID:2CqzRAQw
平日ですが少しだけ時間があるので、1判定だけ更新します。
>>593
乙ありがとうございます。
キックオフシュートも現実的な選択肢に入る程度には差し迫っていますが、
実際の所はボールが取られたら即終了、という程厳しい訳ではありません。
>>594
乙ありがとうございます。
何故姫様が3DSを頼んだかというと、この寄せ書きが出て来た当時(2015年12月)には、
スイッチは存在しなかったからです(汗)鈴仙がブラジルに飛んで早2年が経とうとしています…
>>596-597
メガドライブってまだ現役なんですね…(びっくり)
599 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:20:19 ID:2CqzRAQw
A:パチュリーのゲームメイクとスキル・ファストブレイクに期待する。
★パチュリーの運命→ クラブ5 ★
2〜6→イエローカードが出た!
***
実況「さて、突然の監督の乱入と激励に少しは士気を取り戻したコリンチャンスですが……いや、これは……!
……お〜〜っと、キックオフを前に、審判がパチュリー選手にイエローカードを提示した〜!
これは恐らく、翼選手退場のきっかけを作った反則プレーに対する処罰でしょう。
パチュリー選手は屈辱を堪えながらも、静かに審判の裁定を受け止めています」
観客「あーあ」「10番がこれじゃあ、コリンチャンスも終わりだな」「結局このまま、サンパウロの勝ちだろ」
「いや、ツバサも退場したしまだ分からんぞ!」「後半も後10分も無いしなァ」「ご、5分に1点取れれば……!」
トニーニョ(観客席)「――流れは、サンパウロの方に向いてきたか。コリンチャンスも致命的な戦略ミスは無かったが、
ここぞという場面での敵のファインプレーや味方の失策が積み重なり、逆転された。
こうした局面からの逆転は非常に困難であると、データも語ってはいるんだが……」
ネイ(観客席)「――当たり前だろ、トニーニョ。分かってるクセに」
トニーニョ(観客席)「フッ……何故だろうな。俺もきっと、お前と同じ事を考えているよ。
『レイセンは。その仲間達は必ず、この逆境を乗り越えるに違いない』……だろ?」
ネイ(観客席)「フフン。流石はこの俺の相棒。――でも、データ派のトニーニョが同意してくれるのは意外だな」
トニーニョ(観客席)「俺が持つあらゆるデータは、コリンチャンスの敗北を冷静かつ的確に分析しているさ。
たが、俺達は知っている。レイセンの強さは、データじゃあ計り知れない。
彼女は土壇場でこそ輝き、そして勝利をもぎ取って見せる。そう、――まるで……」
ネイ(観客席)「――モリサキのように、だろ?」
トニーニョ(観客席)「……流石は、この俺の相棒だな」
600 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:21:25 ID:2CqzRAQw
***
穣子(ベンチ)「もぉ〜。おじいちゃん! 鈴仙を励ましてくれるのは良いけど、ちょっと遅刻しすぎだよ!」
コーチ(ベンチ)「フォッフォ、すまんのォ……ちょっとスタジアムに向かう街中で、
ZZZZZZZZカップ巨乳美女
681
人に逆ナンされちゃってのォ〜〜〜〜」
穣子(ベンチ)「ZZZZZZZZカップって事は……トップとアンダーの差が90センチもあるじゃない!?
そんな軍団に逆ナンされたら逆に怖いよぉ!?」
ベシッ!
コーチ(ベンチ)「グヒョヒョヒョ……ナイスツッコミじゃぁ〜〜〜グヒョヒョヒョ……」
穣子(ベンチ)「……?」
コーチ(ベンチ)「……む。何をポカンとしておる、間もなく試合が再開じゃぞ? せめて、全力で彼女らを応援せねばの」
穣子(ベンチ)「――そ。そんなの、言われなくても分かってるってば……!
(さっきコーチのおじいちゃんに触った時。びっくりするくらい、冷たかった……)」
コーチ(ベンチ)「頑張れィ、鈴仙! この試合に勝ったら、ご褒美としてワシの秘蔵のエロ本コレクションを永久貸与してやるゾイ!
……え? 『んなもんいるかーーーっ!?』じゃて? グヒョヒョ……そりゃ残念」
穣子「(……でも、たぶん。気のせい、だよね)」
601 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:23:37 ID:2CqzRAQw
***
パチュリー「(パススピードと運動量を徹底的に上げる。賢者的には単純だけど、その方が急造チーム向きね)
――皆上がりなさい。ファストブレイクよ!」
コリンチャンスメンバー「「「「「「おうっ!!」」」」」」
バシッ、バシッ、バシッ、バシッ……!
実況「コリンチャンス、試合再開から飛ばす! パチュリー選手を司令塔に、ショートパスを増やしながら、
大胆かつ半ば無理やりに、ラインを中央から自陣へと押し上げていきます!!」
バビントン「(これは、ファストブレイク……! 普通なら練度が必要な戦術なのに、10番(パチュリー)の的確な指示のお蔭で、
戦術として破綻する事なく完成させている。彼女、只者じゃないぞ……!)」
妖夢「……決める。ここで決めて、鈴仙にトドメを刺す!」
新田「お、俺も行く!」
ダッ!
実況「それを抑えようと、妖夢選手と新田選手がまず飛び出し……!」
パチュリー「(ここまでは読み通り! 次は……)反町。あんたの魔法に期待するわ」
バシッ……ポムッ。
反町「(……魔法、というべきか分からないけど。確かに今こそ、俺の力を活かす時だ!)」
実況「パチュリー選手は落ち着いて右サイドの反町選手へ。そして反町選手は……!」
602 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:26:03 ID:2CqzRAQw
反町「……『オオゼリパス』だ!」
グワァッ、バシュウウウウウウウウウウウウウウウッ!
実況「これまでのショートパスから離れて、中央にいる鈴仙選手への、ロングパスだ〜〜!」
鈴仙「(大丈夫。パチュリーさんの戦術に、反町君のパスが重なれば……間違いなく、パスは通る!
私は、仲間を信じる。……仲間を信じて、自分も信じる。そして――勝つ!!)」
先着2名様で、
★反町→オオゼリパス 58 (! card)(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)+(ファストブレイク+1)=★
★妖夢→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
新田→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(バビントンがフォロー)(ストラットがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
妖夢のマークがダイヤで「無為無策の冥罰(+2)」が発動します。
603 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:26:52 ID:???
★反町→オオゼリパス 58 (
ハートK
)(
2
+
1
)+(レジスタ+1)+(ファストブレイク+1)=★
604 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:28:26 ID:???
★妖夢→パスカット 54 (
クラブ2
)(
4
+
5
)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=
新田→パスカット 51 (
スペードQ
)(
4
+
4
)+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=★
終わったか?これは…
605 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:34:01 ID:???
だれかカ○ジくん呼んできてー
この人たち不正してるよー
606 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:38:48 ID:2CqzRAQw
★反町→オオゼリパス 58 ( ハートK )( 2 + 1 )+(レジスタ+1)+(ファストブレイク+1)=63★
★妖夢→パスカット 54 ( クラブ2 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(ポイゾナスセンス-1)=63
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてバビントンがフォロー
バシュルルルルル……!
妖夢「(鋭いコース。速攻による攪乱。上手い選手間の位置取り……だが)――力が足りないッ!」
バァァッ! バチイイイッ……!
反町「(し、しまった……!)」
実況「反町選手のパスは意気込んで飛び込む妖夢選手に阻まれる! ボールは中央に落ちて……!」
パシッ。――タッ!
バビントン「ツバサが居ない今こそ、僕が躱しきるんだ!」
実況「負傷退場した翼選手に代わってゲームメイカーを務める、バビントン選手がフォロー!」
鈴仙「そんなぁ……ッ! でも、負けるもんですか!」
ダッ、ズザアアアアアアアアッ!
実況「それに対して、鈴仙選手が猛然とタックルを仕掛けます!! 更に……!」
佳歩「……戦っているのは鈴仙さまだけじゃない。私もです!」
タッ、ズザアアアアアッ!
実況「――更に、鈴仙選手と並び立つFW・佳歩選手もまた、バビントン選手に向かっていきました!!
バビントン選手、二対一の劣勢ですが、果たして〜〜!」
607 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:40:08 ID:2CqzRAQw
バビントン「僕にだって、矜持位はある! ……勝たせて貰うよ!」
先着2名様で、
★バビントン→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
佳歩→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→バビントン、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(マウリシオがフォロー)(お燐がフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
バビントンのマークがダイヤ・ハートで「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙はスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりに鈴仙が反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
佳歩のマークがダイヤで「野兎タックル(+2)」が発動します。
608 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:40:20 ID:???
★バビントン→ドリブル 55 (
ダイヤ10
)(
5
+
6
)=★
609 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:40:53 ID:???
★バビントン→ドリブル 55 (
クラブ2
)(
5
+
1
)=★
610 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:41:43 ID:???
★鈴仙→タックル 53 (
スペード7
)(
4
+
2
)+(人数補正+1)=
佳歩→タックル 50 (
スペード3
)(
5
+
5
)+(人数補正+1)=★
611 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/12/22(金) 00:43:54 ID:???
……と、行ったところで今日の更新はここまでです。
まさか反町が負けると思わなかったので、二判定分進みました(汗)
ボールは奪われてしまってますが、鈴仙の仲間達も必死なので、もう少しだけ判定は続きます。
>>604
スキルが無ければ即死でしたね…
>>605
まさか妖夢や新田やバビントンまで456賽を使い始めるとは……
612 :
森崎名無しさん
:2017/12/22(金) 00:53:41 ID:???
乙でした
ここは流れを変える為にコリンチャンスに強力な助っ人を呼ぼう
松山
「ここは俺に任せろ」
513KB
続きを読む
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
名前:
E-mail
(省略可)
:
0ch BBS 2007-01-24