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【夏はまだ】TSUBASA DUNK11【終わらない】
[289]森崎名無しさん:2009/09/15(火) 23:54:31 ID:???
田辺のリバウンド→
スペード6
+(DF・リバウンド)54+(ポジショニング)2
[290]森崎名無しさん:2009/09/16(水) 00:27:08 ID:???
乙でしたー
シンクロナイズドリバウンドktkr
[291]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:23:51 ID:???
今日はこれから飲み会で続きを書けません。
試合の途中で割り込ませて読みにくくなるかもしれませんが、書きためておいた
「キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜」を披露させていただきます。
よろしくお付き合いください。
***
(前スレ最後から)
点を取られた直後に「楽しんでいこう」と叫ぶ翼を見て、南葛高校の選手たちは面食らった。
井沢「翼ってそういうタイプじゃないよな?」
高杉「どっちかって言うと、勝負に拘る奴だろ」
省26
[292]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:24:27 ID:???
(回想〜高校入学当時〜)
中学時代、森崎にキャプテンの座を取られ、また試合での活躍の機会も奪われることが多かった
翼は次第に「勝ち」に貪欲になっていった。相手選手からボールを奪うこと、点を取ること、
試合に勝つこと。時には味方からすらもボールや活躍の機会を奪った。
「自分が活躍して、試合に勝つことがサッカーの楽しさ」
そういう考えに辿り着くのも仕方がないことだった。怪我でまともにサッカーが出来なくなった
省25
[293]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:25:52 ID:???
翼が入部した時、サッカー部員は2・3年生の9人しかいなかった。
主将「うちの学校は温泉旅館の関係者が多くてな。みんな家の手伝いだ、修行だで部活なんて
やってる暇もないって奴が多い。だから、必然的に部活動が寂れる」
翼「でも、9人じゃ試合も出来なかったんじゃ……」
主将「試合なら3月まではたまにやってたよ……まあ、野球のだが」
翼「や、やきゅう!?」
翼は久しぶりに大きな声を出した。こんなに大きな声を出したのは、怪我して以来初めてでは
省30
[294]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:26:33 ID:???
いざ部活が始まってみるとさらに翼はさらに呆気に取られることになる。
翼(練習だって言ってたけど、これがサッカー!?)
そこで繰り広げられていたのは翼の知っている「サッカーの練習」とは全く別のものだった。
翼(技術もさることながら、内容が……)
彼らのサッカーの技術は小学生の時の翼と比べても互角以下だったかもしれない。だが、そんな
ことは問題ではなかった。彼らはそれぞれが思い思いのことをしていた。リフティングばかり
省22
[295]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:27:46 ID:???
ある日、ひとりの先輩が翼に声をかける。
先輩「なあ、お前って中学時代すごい選手だったんだろ?俺にカッコいいシュート決め方を
教えてくれないか?」
翼「カッコいい……ですか?」
先輩「そうだ。女にモテそうなのを頼むぜ」
さわやかに言い放つと、お世辞にも整っているとは言えない個性的な顔にかかったサラサラの
前髪を左手でかき上げる。
翼「じゃあ、とりあえず亀田先輩のシュートを見せてもらえますか?」
省28
[296]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:28:51 ID:???
翼の指導が良かったのか、ガメラは数日でメキメキ上達した。(それでも上手い中学生程度だが)
翼「ガメラ先輩は左利きだし、シュートだけならかなりの武器になりますよ、きっと」
ガメラ「へへっ……そうか?じゃあ、このシュートを決めればモテるかな?」
ガメラが左足のインサイドで蹴ったボールは右に曲がりながらゴールに吸い込まれていく。
翼(ニコッ)
その様子を見ていた先輩たちが翼のところに殺到する。「自分も上手くなり(モテ)たい」と。
省36
[297]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:31:55 ID:???
その経験が、こうして県大会決勝に進んできた熱海温泉高校サッカー部の原点だった。
翼(大学生になったガメラ先輩も彼女を連れて応援に来るって言ってたっけ)
大学のサッカー部で数合わせに出してもらった練習試合。得意のシュートで点と彼女を同時に
ゲットしたんだぜと翼に電話してきたのは高校を卒業して間もないゴールデンウィークの少し前
のことだった。それから1年以上になるが、何かある度にガメラは翼に電話をしてきた。
省44
[298]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:32:49 ID:???
そして試合が再開する。
南葛の選手がチェックに来る前に少しずつバックパスでボールを戻していく。その間に新田が
前線に走る。
翼「さすがに新田の足は速いな。よし、一之瀬」
一之瀬「了解!」
そう言い終わる前にGKの一之瀬は前に走っていく。そして、ペナルティエリアの外でパスを
受けるとなんとそのままドリブルで進んでいく。
長野「なにィ!?」
来生「森崎かよ!?」
省19
[299]TSUBASA DUNK:2009/09/16(水) 17:33:57 ID:???
一之瀬のオーバーラップに気を取られ、南葛はディフェンス陣までやや前がかりになっていた。
その裏のスペースに新田が抜け出す。一之瀬のドリブルにはそういう狙いもあった。
翼(マークマンが決まっていないGKのドリブルには相手の守備を前に引っ張り出す効果がある。
しゃくだけど、森崎から学ばせてもらったよ)
してやったりという顔の翼とは対照的に南葛の守備陣は慌てる。
高杉「しまった!新田に抜けられた!!」
井沢「なんとしてもパスをカットするんだ!!」
省3
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0ch BBS 2007-01-24