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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[696]森崎名無しさん:2010/03/14(日) 20:35:28 ID:S9DMQ8VI
C
ドリブル上げたいな

[697]森崎名無しさん:2010/03/14(日) 20:36:02 ID:NDcDlWCc
F

[698]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:08:11 ID:???
>F.チルノ
==================================================================
反町(そうだな……チルノを誘ってみるか)

体力に自信の無い者を誘っては明日の練習に支障が出るかもしれない。
そう判断した反町は、スタミナが人一倍あるチルノを誘おうと思いチルノの部屋へと向かう。
ドアをノックしてからチルノを呼び出すと、チルノは一体何の用だと何故かふんぞり返りながら姿を見せ……。
簡潔に、明日の早朝に一緒に練習がしたいと言うと一瞬きょとんと目を丸くするも。 省41

[699]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:09:12 ID:???
こうして反町が布団の中に入っていた頃、余所のチームの者達もまた激しい練習をしていた。
まずは地底に住まう妖怪達を中心としたチーム――地霊アンダーグラウンドの面々。
再三に渡ってオータムスカイズに敗北を喫し、もはや強豪とは認知されなくなってしまったチーム。
しかしながら、彼女達は決して諦めず。
過去の栄光を取り戻す為に、とオータムスカイズと同等――或いはそれ以上に練習に励んでいた。

コオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
省50

[700]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:10:12 ID:???
お空の蹴ったシュートに向け、両腕を突き出しながらセービングを試みるさとり。まだまだ完全に防げるとは言えないものの……。
3回に1回程度は、お空の全力のシュートもはじけるようにはなってきた。
零れたボールをさとりは倒れこみ見ながら、小さく息を吐く。

さとり(しかし……これでもまだまだ、反町さんのシュートには遠く及ばない……。
    ……アーマータイガー君がいたとしても、簡単に入れられてしまいそうですね。
    一体どうすれば……) 省75

[701]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:11:17 ID:???
一方、その勇儀がかつていたという妖怪の山――。
にとり達が住んでいる中腹より更に昇った場所にある守矢神社近くのコートでは。
守矢フルーツズの面々が練習を繰り返していた。
竹林カップでは3−0という大差で破られ、地霊アンダーグラウンドと同じく強豪から落ちてしまったチーム。
しかし、彼女達もまたそれでも自分達を応援してくれる信者達。
何よりも自分達の為にもと、次こそは大会に優勝する為に決して腐る事なく練習をする。

神奈子「いくよ、早苗っ!」 省40

[702]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:12:18 ID:???
シュビィィィ〜ンッ!! ババッ!

早苗「ゴールは絶対……許しませんッッ!!」
諏訪子「おお!?」

振り向きざま、地面を強く蹴って背面飛びをするような体勢を取りつつ。
高々と手を大きく伸ばして諏訪子の放ったシュートをワンハンドキャッチ。
そのまま地面に降り立つと、周囲からは一斉に拍手と歓声が巻き起こる。

河童A「おおっ、すげぇ! なんつー反射神経だ!」
河童B「流石は俺達の早苗さんだぜ!」 省44

[703]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:13:18 ID:???
腰から紫色の瓢箪を取り出し、がぶがぶと飲み干しながらふらふらと前後に揺れ……。
へらへらと笑いつつ、早苗に馴れ馴れしく触れながら言う萃香。
早苗は戸惑いつつも……神奈子と諏訪子に視線を向け。
神奈子達は顔を見合わせた後、話だけなら聞いてみてもいいんじゃないかとアイコンタクトを送り。
早苗はそれを見るや、どうぞお話下さいと萃香に笑みを浮かべながら話すよう促す。

萃香「おおー、助かるよ〜。 省49

[704]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:14:19 ID:???
何故かやたらと尊大な様子の天子は放っておいて、やはりどうしたものかと神奈子達に目を向ける早苗。
それを受けて神奈子達は……早苗の好きなようにすればいい、とあくまで早苗に一任する考えを示す。
萃香はにやにやと笑みを浮かべながら、よろしく頼むよと朗らかに言い。
天子は無い胸を精一杯張りながら、天人のいないチームに未来はにいと高らかに笑う。
衣玖はただただ頭を下げて懸命に哀願をし……。
恐らくは山道の途中で萃香に出会ってしまった文は苦笑いを浮かべながら後ずさりをしていた。 省34

[705]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:15:20 ID:???
飛び立とうとした寸前、萃香に腕を捕まれ大きく悲鳴を上げながら力なく項垂れる。
山道の途中で会った時から嫌な予感はしていたんだとばかりに顔を悲痛に染める文に……。
萃香はたった一言、お前もチームに入りなと笑顔で告げる。
縦社会の妖怪の山において、鬼の言葉は何よりも絶対な命令である。
当然ながら一介の烏天狗である文が断れる筈もなく……眉を八の字にしながらも文はえへらえへらと笑い。
萃香の機嫌を損ねないようにしながら、頷くより他に無いのだった。
省73

[706]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/14(日) 22:16:20 ID:???
他チームを描写していたら予想以上に時間がかかってしまいました…。
という事で本日は一旦ここまで。続きは明日以降書かせていただきます。
それでは、お疲れ様でした。


0ch BBS 2007-01-24