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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[952]森崎名無しさん:2010/03/25(木) 00:38:08 ID:???
大前の能力の成長が目覚しいですね。
これは順調に行けば三年時には翼に並んでるやも。

しかし、能力40から自動成長に規制ですか、大前とかは主人公なのでそれでもいいとは思うのですが
主力級(早瀬、雪村、輝林、比良山)レベルの選手は除外したとして、他の1年らの自動成長も大前基準で上げていると
かなりぬるゲー化してしまいそうなので、他の選手は35手前、ぐらいから制限つけないと最終的にとんでもない数値になりそう。 省16

[953]森崎名無しさん:2010/03/26(金) 17:44:40 ID:4capsAmo
確かに必要かもね。
今のままだとMFじゃ一番見劣りするらしい国岡でさえ、
二年時には長池や瀬川の初期数値を上回ってるし、
チームの中でも差別化を計らないと天井知らずになりそう。

ただ、翼や森崎などのラスボス?候補を強化するのはありだと思う

[954]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:40:23 ID:???
ねぎらいのお言葉、数々のご意見、ありがとうございます
帰宅から一日休んで旅の疲れも取れましたので、今日から投下を再開したいと思います
>>952-953
そうですね、既に大前が事前の想定を上回って成長していますし、NPCでは比良山辺りもすでに全国区に食い込んでますからね……
自動成長に関しては、次の機会(作中時間の1年目12月)までに調整を施すべきですね
貴重なご意見、ありがとうございます

[955]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:44:54 ID:ok/448qo
〜大会三日前・鳴紋中学校長室〜

やす子「失礼します」

普段とは違う、大人らしく行儀の良い声音で挨拶し、入室する。
室内は、重苦しい雰囲気で包まれていた。
部屋の主である校長。その片腕である教頭。PTA会長。市の教育委員長。居並ぶ重鎮が、入室した飯地を睨みつけている。

校長「飯地くん。今回呼び出された用件だが、分かっているだろうね?」

やす子「はぁ。……とんと分かりませんわ。急なお召でしたし」

PTA会長「若い女性らしいですね。厚顔ですこと」 省34

[956]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:46:17 ID:ok/448qo
口々に、飯地に対する非難を浴びせかけてくる。

やす子(……要するに、尻に火を着けに来たってわけかぁ。大会前にやる気を殺ぐようなことしてくれちゃって、まあ)

呆れ返って、思わず溜息を吐いてしまう。
それを見て飯地に堪えるものがあったと思ったか、居並ぶ面々は追及を強めた。

教育委員長「前任の方もそうだったが、やはり少年スポーツに女性指導者というのは、合わないものではないのかね?
アレも去年の全国では、酷い負け方をしたものだ」
省53

[957]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:47:37 ID:ok/448qo
教育委員長「まあまあ、落ち着いてください会長さん。……飯地くん、流石にそれくらいは分かっているみたいだね?」

校長「あえて付け加えるなら、ただ勝てばいいのではない。清栄に勝たなければいけないのだ。
伝統ある我が校が、あんな金満新設校を相手に、恥を晒すわけにはいかんのだよ」

教頭「まったくその通りです」

ムキになったように力説する校長と、教頭の追従。
飯地の忍耐力は、一秒ごとに砂時計の砂の様に消耗していく。
省42

[958]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:48:42 ID:ok/448qo
ねちっこい視線を送る教育委員長を無視し、飯地は退室する。
ドアを閉める直前、PTA会長の金切り声が聞こえた気がしたが、気のせいにすることにした。

やす子「やれやれだわ。ようやくチームの体制が整ってきたところだっていうのに、ここで結果が出なきゃ交代?
もう少し長い目で見てほしいものよね、まったく」

さも面倒臭そうに独り言を言う。

やす子「けど、勝てば問題無いか。勝てばさ。夏の合宿と合わせて、あれだけ鍛えてきたんだからね。 省14

[959]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:49:59 ID:ok/448qo
〜秋季地区大会・当日〜

実況「波乱の県大会から三ヶ月、早くも今日から秋季地区大会が開催されます。
来年度のシード権、そしてひと夏を超え成長した選手たちのプライドを賭けた戦いが、今始まります!」

観客「今回はどこが勝つと思う?」「金成がいるから清栄じゃね?」「鳴紋は小豆沢が抜けちまったしな……」
「へっへっへっ、氷潤は今回、相当調子が良いらしいぜ?」「お前、夏にも似たようなこと言ってなかった?」「なにィ!?」
省71

[960]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:51:17 ID:ok/448qo
清栄選手A「おいおいどうした、金成? こんなに応援されて、逆にブルっちまったか?」

金成「――なんでもねえですよ、先輩。俺が今更、地区大会なんかで震えるように見えます?」

清栄選手B「へっ、一端に吠えてくれるねえ。頼りにしてるぜ、エースさんよ」

金成「(クソが。勝ちが決まったようなもんだからって、腑抜けやがって)……ふんっ」

内心毒づきながら、チームメイトたちに背を向ける金成。
彼の関心はこの大会ではなく、来年夏の全国へ向け飛んでいた。
省26

[961]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/29(月) 07:52:31 ID:ok/448qo
早瀬(……この大会で、答えが出る。小豆沢さんのいない今のチームが、全国の大舞台で戦えるかどうかが。
俺たちに、途方も無い夢を追う資格があるか否かが)

本条(この大会のキャプテン登録は早瀬、か。……けっ、大会が終わるまでは預けておいてやろうか)

雪村(特訓は積んだ。腕も上げた。僕はもう、金成には負けない。今度こそ勝つ!)

瀬川「何だよ何だよー。いつもより俺に向けた歓声が少ないじゃないか。ベイビーたち、もっと俺を見ろよー!」
省41


0ch BBS 2007-01-24