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1- レス

【ガッツは】ファイアーモリブレム14【寝て増やせ】


[622]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:05:13 ID:???
あくまで淡々と、感情の篭っていない言葉を返され、ますますジオルの顔は怒りに染まっていく。

ジオル「そんなことは分かっておるわ!だが今一番危険なのは奴らに祖国を奪還されること!
    このグラ国を突破されてしまえば……アリティアは完全に蘇ってしまう!
    メディウス閣下が最も恐れることは何かお忘れか!」

カミュ「…英雄アンリの再来、か」

約100年程前。辺境の開拓都市アリティアのたった一人の青年の力により、ドルーア帝国、メディウスは一度滅ぼされた。 省65

[623]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:06:18 ID:???
カミュに紹介されたグルニア戦車隊の隊長と副官はおずおずと前に出ると自己紹介を始める。

ギガッシュ「グルニア戦車隊隊長ギガッシュでしゅ!」

ベック「副官のベックなんだな〜よろしくなんだな!」

部屋に立ち込めていた沈痛な空気を吹き飛ばそうと、彼らなりに勤めて明るく振舞ったつもりだったのだが…

ジオル「ええい!ふざけた奴らめ!私を馬鹿にしているのか!カミュ将軍!お主の部下の黒騎士団は用意できぬのか!!」
省53

[624]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/04(日) 00:07:49 ID:???
ジオル「………くっ、まぁいい。こうなればワシも腹をくくるわ!最前線に傭兵隊を配置しろ!
    その後ろには戦車隊を一列に並べてアカネイア軍を待ち受けるのだ!
    ご自慢の大砲の一斉掃射で奴らを粉みじんにしてしまえ!!」

ギガッシュ「了解でしゅ!」

ベック「なんだな〜」

ジオル「(ほ、本当にこいつらで大丈夫なのかのう……?)」

ジオルの心配をよそに、ミシェイルとカミュは足早にグラ王宮を後にした。 省5

[625]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 08:09:12 ID:???
乙ですー

敵キャラ濃いっすね!活躍に期待です(味方が死なない程度に)

[626]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 13:03:37 ID:???
俺としては早くロリ成分を・・・


[627]森崎名無しさん:2010/04/05(月) 16:04:39 ID:???
ツンデレ属性のロリ妹姫ではご不満かい!?

[628]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:22:49 ID:???
>>625
乙ありがとうございます!ギガッシュという名前はプレイ当時は特に何も感じていなかったのですが……w
魅力的な敵キャラを描けるように、頑張っていきたいです!

>>626-627
マリア姫はどうしてあんなことになってしまったのでしょうか…w
一応ツンデレシスター枠は別に用意しておく予定だったんですけどねw
===================================
グラ国北西の小さな村。ここに一人の司祭と一人の将軍がいた。 省60

[629]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:24:35 ID:???
ジューコフ「はっ。了解いたしました。……カダインの青二才の魔導士どもだけでは流石に辛いでしょうしなぁ」

ミシェイル「……ふっ、そうかもな。話は変わるが、ディール要塞の件は、面倒ごとを押し付けてすまなかったな」

ジューコフ「いえ。これも全てはミシェイルどののお考えあってこそ。あのアカネイア同盟軍の力を利用して
      ドルーアとの不利な条約をうまく掻い潜り、マリア王女を開放できたのですから」

満足げに頷くジューコフと、それを見て不敵に笑うミシェイル。
省64

[630]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:26:27 ID:???
カミュ「………これは、『トロンの書』?ヒムラー司祭、あなたの最も得意とする呪文の書では?」

ヒムラー「カミュ殿。先ほどあなたはグルニアの後継者を育てると言っておったな。ならば…この意味が分かるはずじゃて」

カミュ「(ヒムラー殿……あなたは、まさか)」

ヒムラー「(カミュ殿。残念じゃが、今のグルニアの国は腐りきっておる。あの国の中ではたとえ将来有望な若者が生まれようとも
     その力の芽を伸ばすことも出来ずに彼果てさせてしまうじゃろう。 省51

[631]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/04/06(火) 20:29:02 ID:???
一方その頃。グルニアの戦車隊を戦場へと配置し、陣頭指揮をとっている一人の若い男がいた。
その煌びやかな金髪は日光の輝きの反射を受け、小麦のように輝きを放っている。
その端正な顔立ちは、どこか貴族を思わせるほどのものであったが、
彼の肩当てに無数につけられた多くの傷が、彼が歴戦の傭兵であることを物語っていた。

ギガッシュ「アストリアどの〜。この『ストーンヘッジ』部隊はどこに配置すればいいんでしゅか?」
省55


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