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【アップダウン】小田Jr.の野望16【ストーリー】
[994]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 02:57:54 ID:xBYkw3gw
すみません。ちょっとレス足りなくなったので本来選択肢が出るところを省略して行動させてます。
本当ならここで選択肢やカード分岐があったんだろうな…とか思いながら生暖かい眼でごらんください。
A.ドラミちゃんと一緒に牛さんを見たいの。
紫乃(ドラミちゃんがいるなら多分大丈夫なの。牛さんかあ〜いいの)
まるで一輪の小さな花が綻ぶような儚い笑顔でドラミの手にくっついて牛さんの方へ向かう紫乃。
省50
[995]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 02:59:11 ID:xBYkw3gw
ドラミ「その牛さんちっちゃい!まるで紫乃ちゃんみたい!」
ドラミ本人としては褒めているつもりなのだが、微妙な顔をする紫乃。彼女としてはドラミちゃん
だっておんなじくらいの背丈なのに、ちっちゃいといわれたのが心外だったのかもしれない。
そんなこんなで楽しく過ごす二人。しかし、その子牛のお母さん牛はそう思わなかったらしく、
遠くにいたはずの牛さんが猛突進で紫乃とドラミの方へと駆けてくる!
ドラミ「危ない!」
省49
[996]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 03:00:11 ID:xBYkw3gw
ドラミ「紫乃ちゃん、いこ?牛さんをお家に帰さなくっちゃ」
紫乃「うん。怖いけど…わかったの」
森の中は薄暗く、正直今すぐにでも帰りたいと思う。それでも自分達が牛さんの大暴走の原因を
作ったという責任感と、元来二人が持つ優しさが小さな紫乃とドラミを突き動かす。
〜〜〜
何分間歩いたのだろう?うっそうと茂る草を掻き分け空を飛べることを隠す必要の無くなった
ドラミが時折樹齢数十年の樹木の枝まで飛んで辺りを見回し警戒することでようやく牛さんを
省34
[997]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 03:01:40 ID:xBYkw3gw
ドラミ「誰?」
殺気のない声とはいえ、敵の中にはそれを見せずに息をするように人を殺すものたちがいると
ドラコに教わっているドラミは翼を大きく広げ威嚇モードに入る。
???「ははは、怖い怖い。心配しなくてもいいよ。降参だ」
ストン!
高いところから身軽に飛び降りる何か。ジュニアより身長は一回り大きい。恐らく中学生くらいであろう。
白銀に輝く髪と赤い瞳。典型的なアルビノの様式を持つ彼は白いワイシャツにジーパン姿と
省46
[998]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 03:02:52 ID:xBYkw3gw
紫乃「凪…さん?」
一方、ドラミほど緊迫感を持たない少女はちょっと怖いとは思いながらも凪の柔和な表情に絆され
凪の言葉に返事をしてしまう。
ドラミ「紫乃ちゃん!逃げるよ!これはやばいって言ってる!」
そういいながら一定以上の間隔が縮まらないように全力で牽制する。
凪「大丈夫だよ今回は味方だ。…いや正確に言うと単なる傍観者といった方が正確かな。半竜のドラミちゃん」
そういいながら人を騙す事にかけては最高レベルの心の仮面でドラミを懐柔し始める。
省39
[999]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 03:04:28 ID:xBYkw3gw
ドラミ「それで凪は…なんなの?敵じゃないってどういうこと?」
一応警戒を解くドラミだったが完全に心を許したわけではない。頭脳で考えるタイプではなく感情や
直感が優先される彼女だからこそ最低限の警戒心は残すことが出来たのかもしれない。
凪「さて…どうしようかな…本来の脚本ではボクは出るはずのないイレギュラーだったんだけど…」
そう思いながらも既に心は決まっていたようで凪と自称する男は紫乃に優しく言葉をかける。
省39
[1000]小田ジュニアの野望:2010/07/04(日) 03:07:25 ID:xBYkw3gw
紫乃「うん。」
即答する紫乃。彼女にとっておにいちゃんは世界の中心であり、そのためならどんなものでも
犠牲にするだけの心の強さを持っているのだ。
…たとえそれが大好きなお兄ちゃんが望まない事だとしても…
凪「そうかい。それでは紫乃ちゃんには一番大切なものを差し出してもらうよ。その代わり、
紫乃ちゃんにとってもいいものを上げよう。本来この力を得るということは他の役割を得ることでも
あるんだけど今回は特別の特別だ。」
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0ch BBS 2007-01-24