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【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】
[42]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:43:52 ID:???
森崎「真理さ〜ん!!真理さんの食事…お袋のよりも全然上手かったです〜!!」
真理「ありがとう!森崎君も無茶ばっかりしないで少しは落ち着きなさいよね〜!それじゃあ皆元気で〜!
あ、後コッパも元気でね」
コッパ「チェ…オイラはついでかよ…せっかく助けてやったのによぉ…まぁいいや。んじゃ達者でな〜」
そして二人と一匹は姿を消した。
ピエール「行ってしまったか…二人の結婚式が見られないのが残念だな…」
省33
[43]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:44:54 ID:???
レナス「さて…次は光太郎…それに…ジャンクマン…本当に良いのか?」
ジャンクマン「ああ…問題ねぇよ。やってくれ」
次に指し示すのは光太郎と…ジャンクマンだが、レナスは今一度念を押して確かめるのだが、
ジャンクマンはその問いに何を今更といった風にかぶりをふる。
レナス「ならば…」
その力強い言葉にレナスは微笑を浮かべると光太郎とジャンクマンが光に包まれる。
省45
[44]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:46:12 ID:???
レナス「さて…次はお前だなデスマスク」
デスマスク「ま、待て!俺はお前の…」
何か言いかけるデスマスクを遮るように彼の体が光に包まれ、徐々に昇ってゆく。
デスマスク「レナス〜ッ!!!」
それでもデスマスクはその流れに逆らうように懸命にもがきながら叫び声を上げる。その勢いたるやそのまま
またこちらに舞い戻ってくるのではと思わせる程であった。それを見てレナスは呆れた様に小さくため息をつく。
省50
[45]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:47:31 ID:???
レナス「さて次は…」
ヤン「ちょっと失礼…少し待ってくれないか?すぐに済む」
レナスが次はヤンの方へ視線を向けると、ヤンはそれを制するように手を上げ、そして森崎達の方へと
視線を移し、ゆっくりと語りだす。
ヤン「ジョアン氏のお陰で我々はこちらの世界の記憶を持ったまま元の世界に戻る事になる。私などはもう二度と
サッカーをプレイするという事は無いだろうから、それは思い出でしかないが、サッカー選手である君達には
省72
[46]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:48:46 ID:???
ピエール「そんな…無用だなんてとんでもないですよ…これは…」
シュナイダー(これは…凄いな…ここまで細かく分析されているとは…プロのスコアラーでもここまでは出来ないはずだ…)
森崎(オイオイ…この分析によると俺なんて弱点だらけじゃねぇか…)
ざっと目を通しただけだが、自分というのを分析するのにこんなにも枚数を費やす必要があるのかというほどの情報量で、
しかも自分では絶対に気が付きようのないような癖、プレースタイル、更には注意点などまで網羅されていた。
省36
[47]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:50:28 ID:???
レナス「悪いがそろそろいいだろうか?余り時間が無いのでな…」
ヤン「ああ…済まない…やってくれ」
そしてヤンが光に包まれゆっくりと上昇してゆく。
シュナイダー「提督!本当に色々とお世話になりました!!」
森崎「提督には世話になりっぱなしで何も出来なかったけど…色々とありがとうございました!!」
ピエール「どうか末永くお元気で!!」
だからせめて最後に自分の思いの丈をぶつけるようにそれぞれが大声を張り上げる。
省45
[48]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:51:29 ID:???
森崎「…くそッ…!!」
シュナイダー「モリサキ…?」
森崎「来いッ!!」
そんな何も言おうとしない彼らに気が付けば森崎は叫び、自らの手をジョアン達に差し出していた。
勿論そんな事をしたところでもう無駄な事は分かっていた。しかしそれでも森崎は手を差し伸べたかったのだ。
もしかすると同じ運命を辿っていたかもしれないある意味自分と同じ境遇の彼らに。
省50
[49]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:52:31 ID:???
「……なさい…起きなさい…有三」
(ん?何だ?誰だ?)
誰かが自分を呼ぶ声がする。それはかつてはいつも日常的に聞いていてそれでいてどこか懐かしい声。
その声に導かれるように森崎有三はゆっくりと覚醒した。
「いい加減起きなさい!有三!!」
「うわッ!!」
だが導かれるというよりは一般的にそれは叩き起こされるという方が正しいだろう。一気に布団を剥がれ
省44
[50]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:53:32 ID:???
「はぁ…お袋の料理ってあんなに味気なかったけなぁ…」
久方ぶりに食べた母親が作る朝食に何となく物足りないものを感じながら森崎はとぼとぼと通学路を歩いていた。
そこでふと気が付く。
「ん?でも向こうの世界で食ってたのって結局何だったんだ?…そういやヤン提督が言ってたな電脳世界って……」
何となくそれ以上は精神衛生上宜しくないと判断して考えるのを止め、それを振り切るように
今度はヤンから貰ったメモ帳にじっくりと目を落とす事にした。
省73
[51]キャプ森ロワ:2010/07/09(金) 11:55:09 ID:???
(あいつ…あんなに無表情でボールを蹴ってたか?)
異世界の大空翼はサッカーが好きで好きでたまらないというのが全身からオーラとなって出ていると錯覚させられるほど
サッカー馬鹿で、とにかくサッカーボールを蹴るのが楽しくてしょうがないといった感じだった。では今自分から逃げるように
ドリブルを行う大空翼はというと…無表情でただボールを蹴っているという感じで、下手をすれば義務でそうしているのかと
思われるほど無機質な感じがした。
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0ch BBS 2007-01-24